Microsoft Service Pack および セキュリティー情報のサポート情報 (2010/7/16 更新) アップデート履歴 1. 2010 年 6,7 月発表のセキュリティアップデートについて(2010/7/16) 2. 2010 年 5 月発表のセキュリティアップデートについて(2010/5/20) 3. 2010 年 4 月発表のセキュリティアップデートについて(2010/4/27) 4. 2010 年 3 月発表のセキュリティアップデートについて(2010/3/19) 5. 2010 年 2 月発表のセキュリティアップデートについて(2010/2/18) 6. Windows Explorer 用定例外アップデートについて(2010/2/1) 7. 2010 年 1 月発表のセキュリティアップデートについて(2010/1/25) Windows Explorer 用定例外アップデートについての情報 8. 2009 年 12 月発表のセキュリティアップデートについて(2009/12/17) 9. 2009 年 11 月発表のセキュリティアップデートについて(2009/11/18) 10. 2009 年 10 月発表のセキュリティアップデートについて(2009/10/21) 11. 2009 年 9 月発表のセキュリティアップデートについて(2009/9/19) ISIS 64-bit システムにおいて Windows Update を有効にする方法 12. 2009 年 8 月発表のセキュリティアップデートについて(2009/8/19) 13. 2009 年 7 月発表のセキュリティアップデートについて(2009/7/22) 14. 2009 年 6 月発表のセキュリティアップデートについて(2009/6/16) 1 ■Microsoft セキュリティー情報(hot fix)について Windows Security Patch と Service Pack をインストールしてください。 パッチをダウンロードするには、Windows Update を稼動させてください。 Avid は、すべての Windows Service Pack とセキュリティーパッチ(「ホットフィックス」と呼ばれることもあります)をテストして います。テスト機は Windows Update を利用してアップデートされ、Microsoft から供給されるセキュリティーパッチをインスト ールしています。その後、アップデートされたテスト機をつかってアプリケーションの稼動チェックをします。テスト期間(2~4 日)終了後、新しいセキュリティーパッチのサポートが発表されます。我々のテストは、ウイルスの攻撃による組織規模のリ ソースの流出から、お客様のインフラを守ることを目的にしています。 注意:テストは、Microsoft が Service Pack またはセキュリティーパッチを発表するタイミングで行われます。Avid は、 Service Pack やパッチがリリースされるたびにシステムの稼動をチェックしていますが、場合によってはアプリケーションの プログラムコードを変更しなければならないことがあります。 セキュリティーパッチ・ステータス 2010 年 6-7 月に発表されたセキュリティーパッチ(MS10-032 – MS10-045)は、Avid および Avid ブロードキャスト製品 で認証されました。 例外に関する注意 現在、例外に関する注意はありません。 ISIS 64-bit システムの System Director で Windows Update を有効にする方法について 2009 年 9 月現在、Windows Storage Server 2003 で稼動している ISIS 64-bit System Director の Windows Update は無効になっています。Avid Unity ISIS v2.0.4 には、Windows Update を有効にするコマンドファイルがあり、System Director を最新の状態に保つことができるようになっています。詳細は、ISIS 2.0.4 ReadMe をご参照ください。 ■Microsoft Service Pack サポートされているサービスパック Avid Unity MediaManager on Windows 2000 Server SP4 Avid Interplay Engine および MediaIndexer on Windows 2003 Server (as of v1.2.3, 2008/4) SP2 Microsoft SQL 2000 SQL SP3 Avid Unity TransferManager on Windows 2000 SP4 Avid Unity LANshare EX on Windows 2000 SP4 Avid Unity Postserver Pro on Windows 2000 SP4 Avid Unity File Manager on Windows NT 4.0* SP5 Avid Unity File Manager on Windows 2000(MN3.3.x以前) SP3 Avid Unity File Manager on Windows 2000(MN3.4 以降) SP4 Windows 2000 Meridien Editors (v11.8 以前) SP2 2 Windows 2000 Meridien Editors (v11.8 以降) SP4 Windows XP Editors (DX ファミリー x.0.5 以降) SP3 Windows XP Editors (Adrenaline v1.0~x.5) SP1 Windows XP Editors (Adrenaline v.x.6 以降) SP2 Windows XP 上の Avid Deko、Deko Cast、Thunder SP3 * Windows NT File Manager は、その構造上 Windows NT SP5 から切り離すことができません。しかし、 SR2200 File Manager をご使用の場合は、Windows 2000 にアップグレードすることができます。詳細は「付 録」の「Windows NT File Manager の DCOM を無効にする」をご参照ください。 Windows XP SP2 について MediaComposer Adrenaline v.1.6 および NewsCutter v.5.6 は Windows XP Service Pack2 をサポートしました。今後、 「Avid がサポートしている Security Patch 一覧」(上記)には、対象となる Service Pack のレベルを明記します(10/4 現 在、XP SP2 用のセキュリティーパッチはほとんど発表されていません)。 iNEWS および Avid Broadcast family がサポートする Microsoft Service Pack 一覧 Avid ブロードキャスト製品 OS SP 製品名 Control Air クライアント (1.7.3 以上)、LeaderPlus (5.5 以 Windows Vista Business 上) Windows Server 2003 SP2 iNews クライアント、 Command クライアント/サーバー、Capture Manager 4.x ク ライアント/サーバー、 Control Air、MOS Gateway、Leader Plus、Data Receiver、 Fast Text Search、Web Client Server Windows XP Pro SP2 iNews ク ラ イ ア ン ト 2.1.9 お よ び 2.6.x 以 上 、 iNews Command 1.1.1 以 上 、 Capture Manager 4.0.6 以 上 、 iNews Control Air 1.7.x 以上、MOS Gateway 2.6.x 以上、 Data Receiver 1.6 以上、Leader Plus 5.6 以上 Windows 2000 Pro/Server SP4 iNews クライアント、CaptureManager 2.8.x サーバー/クラ イ ア ン ト 、 Media Browse 2.8.x サ ー バ ー / ク ラ イ ア ン ト 、 Router Control 1.0.x、LeaderPlus、Fast Text Search Red Hat Enterprise Linux ES 3.0 Red Hat Enterprise Linux ES 5.0 Update 9 iNews サーバー(2.x 以上)、Web Client Server iNews サーバー (2.6.5 以上) 3 ■付録 <付録 1>過去に指定されたセキュリティー情報の例外について 以下の内容は、2006 年以前に指定されていたセキュリティー情報の例外であり、その後発表されたセキュリティー情報 および Service Pack により置き換えられています。 (2006 年 4 月)MS06-013(KB912812):このパッチは Windows XP 環境下の MediaManager Select Browser Player に悪影響を与えます(Prolog Player には影響ありません)。MediaManager Select Browser Player を稼動させているマ シンには、このパッチをインストールしないでください。 (2006 年 4 月)MS06-015(KB908531):このパッチは Avid DS システムに悪影響を与えます。 詳細については Avid DS サポートサイト(http://www3.softimage.com)をご参照ください。 (2004 年 4 月)MS04-011(KB835732)と MS04-012(KB828741)は、Windows 2000 環境下の MediaNetwork v3.3.x 以前の Unity File Manager に悪影響を与えます。この問題は、MediaNet 3.4 の File Manager で解決されています。こ のセキュリティーパッチを MediaNetwork v3.3.x の FileManager にインストールすると、起動時に Unity Library の読み 込みに失敗し、共有ストレージへのレンダリングができなくなります。Windows 2000 環境下の MediaNetwork v3.3.x 以 前の Unity File Manager には、これらのパッチをインストールしないでください。 (2003 年 10 月)MS03-045(KB824141)は、以下の Avid 製品に悪影響を与えます。MS03-045 の機能を損なわずに、 以下のような問題を避けるには、Microsoft セキュリティー情報 833509 をインストールしてください。 Windows XP 環境下の Avid DNA 編集システム: Windows XP で稼動している Avid DNA 編集システムに MS03-045 をインストールすると、アプリケーションを 起動した途端に、アプリケーションが持つすべてのウインドウが開かれます。この問題を避けるには、Microsoft セキュリティー情報 833509 をインストールしてください。この問題は、Windows XP SP2 で解消されています。 Windows XP 環境下の MediaManager Select Avid Player: Windows XP で稼動している MediaManager Select Avid Player に MS03-045 をインストールすると、Avid Player の画面がグレーになります(MediaManager Select Browser Player には影響ありません)。この問題を 避けるには、Microsoft セキュリティー情報 833509 をインストールしてください。この問題は、Windows XP SP2 で解消されています。 Windows XP 環境下の MediaLog v20.03、20.1、20.1.1: Windows XP(SP1 または SP1a)環境下の DNA 編集システムに MS03-045 がインストールされており、付属の MediaLog を起動すると、プロジェクト選択画面が点滅してコントロール不能となり、Bin を開くことができなくなり ます。この問題を避けるには、Microsoft セキュリティー情報 833509 をインストールしてください。この問題は、 Windows XP SP2 で解消されています。 Windows 2000 環境下の MediaNetwork(v3.3.x 以前)File Manager: 4 Windows 2000(SP3 以前)環境下の MediaNetwork(v3.3.4 以前)File Manager に MS03-045 をインストール すると、起動時に MediaNetwork Library の読み込みに失敗し、File Manager のレンダリングができなくなり、 結果的に Unity システムのコントロールが不能になります。この問題が起きたら、「プログラムの追加と削除」か らセキュリティーパッチ 824141 を削除してください。この問題は Windows 2000 環境下の MediaNetwork v3.4 File Manager では解消されています。この問題は Windows セキュリティー情報 833509 を使用することはでき ず(このパッチが Windows XP 用であるため)、解消もできません。 <付録 2>Windows NT File Manager の DCOM を無効にする DCOM を無効にすることができます。以前は Network OLE と呼ばれていた DCOM(Distributed Component Object Model) は ネッ ト ワ ー ク を 通 じ て ソ フ ト ウ ェ ア コ ン ポ ー ネ ン ト が コ ミ ュ ニ ケ ー ト す る た め の プ ロ ト コ ル で す 。 詳 細 は http://www.microsoft.com/com/tech/dcom.asp をご参照ください。 以下の手順で OS のセキュリティホールが修正されるわけではありません。しかしこのセキュリティホールを使ってハッカ ーが侵入するのを防ぐことができます。 1. HKEY_LOCAL_MACHINE¥Software¥Microsoft¥OLE を開き、EnableDCOM の値を N にします。 2. システムを再起動します。 注意:RPC Service を無効にしてはいけません。Unity やその他の Windows プラットフォームを操作することができなく なってしまいます。 5
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