教育課程早期からの職業指導推進プログラム 最 終 報 告 書

平成 18 年度 文部科学省
「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」採択事業
教育課程早期からの職業指導推進プログラム
最
終
報
告
書
平成 21 年 3 月
阿南工業高等専門学校
平成 18 年度 文部科学省「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」採択事業
「教育課程早期からの職業指導推進プログラム」最終報告書の発行にあたって
阿南工業高等専門学校長
小 松 満 男
本校が,我国の産業界を支える創造力を備えた実践的な技術者を養成することを目的
として,昭和 38 年に創設されて 46 年が経ちました.この間に 6,000 人を超える卒業生
をさまざまな分野に送り出してきました.15 才という中学校を終えたばかりの柔軟な頭
脳をもつ若者に,豊富な実験,実習を含む5年間一貫教育を行い,平成 8 年には,本科
5年間の教育を基盤とし,より高度な専門性と広い視野をもち,優れた課題解決能力を
備えた創造性の高い技術者を養成する2年制の専攻科を設置し,さらに優れた能力を有
する技術者の育成に努めてきました.また,平成 17 年には,専攻科と本科四年次並び
に五年次で行う「創造技術システム工学」教育プログラムについて,日本技術者教育認
定機構によって,世界的水準に適合しているという認定を受けています.
このような技術者教育と同時に,職業に対する理解や職業人としての心構え,企業倫
理などについての教育にも精力的に取り組んできました.しかし,学科独自に,あるい
は個々の教員が熱意と創意をもって進めていたものの,カリキュラム的な扱いでないこ
とが多く,一貫性や統一性をもたせることが課題となっていました.幸い,平成 18 年
度に文部科学省が公募した「現代的教育ニーズ取組み支援プログラム(現代 GP)」の実
践的キャリア教育の推進というテーマに,機械工学科奥本良博准教授が中心となって本
校が提案した「教育課程早期からの職業指導推進プログラム」が採択され,3 年間にわ
たり学校をあげて取り組んできました.キャリア就職支援室(後にキャリア支援室に改
称)を創設し,支援教員や新たに企業から招聘した特命教員が中心になってプログラム
を推進した結果,学生の職業教育が大きく進展するとともに,これまで無縁に近かった
キャリア教育という言葉が,本校生にも浸透しました.
本プログラムで実施した企業合同説明会を含むさまざまな内容が,高専生が高い求人
倍率を誇っている時期に実施されたために,その必要性をいぶかる学生も少しいたよう
ですが,突然ともいえる大不況が到来し,就職環境の激変が予想される今日,キャリア
教育の重要性や本プログラムの有効性が再認識されるのは間違いないことでしょう.
本プログラムの内容は今後もキャリア支援室で実施されますが,このたび現代 GP と
しての事業期間が終了しますので,実質 2 年半にわたり取り組んできた内容や成果につ
いて報告書として取り纏めました.本校の今後の技術者教育に活かしてまいりたいと思
いますので,是非多くの皆様にご高覧いただき,ご意見,ご評価などをいただければ幸
甚に存じます.
最後になりましたが,本プログラムの企画,実施にご協力,ご支援をいただいた多く
の関係者の方々に心から感謝申し上げますとともに,引き続き本校の職業教育の改善,
充実にご理解とご支援をいただきますようお願い申し上げます.
平成 18 年度 文部科学省「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」採択事業
「教育課程早期からの職業指導推進プログラム」
最終報告書
目次
最終報告書の発行にあたって
阿南工業高等専門学校
1.現代GP採択に至る経緯
校長
小松
満男
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
2.平成 18 年度の取組
2−1.キャリア就職支援室の設置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
2−2.低学年への職業指導
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
2−3.ACEフォーラムの開催
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26
2−4.ACEセミナーの開催
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36
2−5.その他
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38
3.平成 19 年度の取組
3−1.低学年への職業指導
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52
3−2.インターンシップの運営
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53
3−3.ACEフォーラムの開催
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・62
3−4.ACEセミナーの開催
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66
3−5.企業合同説明会の開催
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・69
3−6.就職活動の支援
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・76
3−7.その他
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・96
4.平成 20 年度の取組
4−1.低学年への職業指導
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・121
4−2.インターンシップの運営 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・122
4−3.ACEフォーラムの開催 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・132
4−4.ACEセミナーの開催
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・135
4−5.企業合同説明会の開催
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・138
4−6.就職活動の支援
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・143
4−7.その他
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・149
5.3年間の取組を終えて
6.取組の記録
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・161
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・168
1.現代GP採択に至る経緯
阿南工業高等専門学校(以下,阿南高専と略す)は昭和 38 年に開校し,平成 20 年度
までにおよそ 6000 名の卒業生を輩出した.その間,高度成長期を終え,バブル崩壊に
よる不景気下においても求人倍率が 1 をきることもなく,平成 15 年度辺りから続く,
大量定年退職者の補充を目指した採用数増加により,好調な求人数の伸びを示してきた
(図 1-1).
その反面,校内では一般的なキャリア教育は行われておらず,学生もその求人の多さ
に何度か学校推薦で受験すれば「いつかは合格するだろう」と甘えている雰囲気があっ
た.日頃勉強している内容と企業での業務との関係など知ることもなく,就職する時期
がきたら,なんとなく準備すれば間に合うのだろうという感覚が一般的であった.
一説に高専生の卒業後3年後における離職率は 25%程度といわれている.この割合は
7・5・3(中卒 7 割,高卒 5 割,大卒 3 割)といった世間的な標準からすると低いの
かもしれないが,高専生特有といわれる「まじめさ」が,転職に踏み出すのをとどめて
いることも考えられる.
申請者は低学年学級を担任した際にクラス単位で実践した「キャリア教育」の経験か
ら,学生は低学年から卒業後のことについて漠然とした不安を抱いて,卒業後のビジョ
ンを開かせるための判断材料を欲していると感じた.そこから低学年からの職業指導を
中心とした校内統一のキャリア教育体制の構築を盛り込んで「教育課程早期からの職業
指導推進プログラム」と題して,平成 18 年度の文部科学省現代GPの「実践的キャリ
ア教育の推進」部門への申請書を作成した.
当時,「実践的キャリア教育の推進」部門は最初の募集であったこと,全校的な取組
であることや小規模でありながらも実践済みであることから,校内の選考に当選し,本
申請にいたった(図 1-2).
2000
1800
1600
1400
1200
1000
800
600
400
H11
H12
H13
H14
H15
H16
H17
H18
図 1-1 阿南高専に対する求人数(延べ数)の推移
1
H19
図 1-2
(1)
現代GP申請書
2
様式1
図 1-2
(2)
現代GP申請書
3
様式2
図 1-2
(3)
現代GP申請書
4
様式3
図 1-2
(4)
現代GP申請書
5
様式3(続き)
図 1-2
(5)
現代GP申請書
6
様式3(続き)
図 1-2
(6)
現代GP申請書
7
様式4
図 1-2
(7)
現代GP申請書
8
様式4(続き)
図 1-2
(8)
現代GP申請書
9
様式5
図 1-2
(9)
現代GP申請書
10
様式5(続き)
図 1-2
(10)
現代GP申請書
11
様式5(続き)
図 1-2
(11)
現代GP申請書
12
様式5(続き)
図 1-2
(12)
現代GP申請書
13
様式5(続き)
図 1-2
(13)
現代GP申請書
14
様式6
図 1-2
(14)
現代GP申請書
15
様式6(続き)
図 1-2
(15)
現代GP申請書
16
様式7
図 1-2
(16)
現代GP申請書
17
様式8
現代GPへの申請書の提出から3ヵ月後の6月末日に審査結果の連絡があり,「平成
18 年度大学改革推進等補助金調書」の提出と,7月7日の面接審査(申請書をもとにし
た)の案内にしたがって,小松満男校長,取組担当者 機械工学科奥本良博准教授を含
めた5名により,学術総合センター(東京都千代田区一ツ橋)での面接審査に挑んだ.
面接内容は①取組担当者からの説明8分,②質疑応答 17 分であり,申請書のみ持込
可で,OHP・パワーポイント等は使わずに説明をするように指示されていた.本校 5 名
に対し,審査員5名で,面接は和やかな雰囲気で行われた.
平成 18 年8月3日に取組の採択が通知され,図 1-3 に示す審査結果がホームページ
上に公開された.
大学等名 阿南工業高等専門学校
整理番号 5169
テーマ番号 5
テーマ名 実践的総合キャリア教育の推進
取組名称 教育課程早期からの職業指導推進プログラム
取組担当者名 奥本 良博
(取組の概要)
現代は産業構造が複雑化し,高専で学ぶ学生においても日々の学修の中で職
業観・理想とする技術者像を確立することが困難になりつつある.また,学生は今学んでいる学
問が将来においてどのように役立つものなのかということについて大変興味を抱いており,高学
年(4 年生・5 年生)になってからの職業指導では学生の要求には対応できていない現状がある.
学生の保護者に対しては年 2 回開催される保護者懇談会等で,5 年生の進路状況などについて報
告と今後の予想について伝える機会があるが,学生に対しての系統だった対応はされていない.
今回の取組では低学年(1・2・3 年生)での特別学級活動と 4 年生における校外実習(インタ
ーンシップ)を有機的に結合させることによって,高専本科教育の早期段階から総合的にキャリ
ア教育を推進し,確固たる職業観・倫理観を持たせることで,5 年次の就職活動等につなげるこ
とを目的とする.
(選定理由)
本取組は低学年における特別学級活動時間(LHR)を有効に利用して早期から
のキャリア教育を段階的に行い,高学年におけるインターンシップと有機的に結合させるオーソ
ドックスな総合キャリア教育プログラムとして評価されます.特に,各学科においてキャリア教
育担当教員を任命し早期キャリア教育を担当させる点,キャリア教育担当教員と実習担当教員と
の協力により校外実習を実行する点,校外実習発表会により教育の成果を総括する点など,現在
のカリキュラムを変更することなく堅実にキャリア教育を行う工夫がなされています.
この教育プログラムの成否は,任命されるキャリア教育担当教員のスキルによるところが大き
いと思われますので,教員のスキルアップをキャリア教育支援室の非常勤キャリア教員(企業人
事担当経験者)による研修で行うのみでなく,外部機関のカリキュラム利用やノウハウ導入など
も積極的に行い,
「正課授業に組み込まない LHR 活用型キャリア教育」のモデルとなるシステム
が構築されることを期待します.
また,キャリア教育担当教員を全学的にバックアップする体制整備と教職員全員の意識付けに
組織を挙げて取り組まれることを,併せて希望します.
図 1-3
現代GP審査結果の概要
18
取組のGP採択により,緊急に会議を開き,キャリア就職支援室の組織づくり(図 1-4)
と役職分担についての取り決めを行った(校内規則の改定等も含む). 現代GPに採
択された取組名よりも,さらに校内に取組を浸透させる目的で,校内の通称を阿南高専
キャリア教育推進プログラム,英文字の頭文字から「ACE」と命名することにした.
平成 18 年 10 月 6 日にキャリア就職支援室のメンバー(キャリア教育担当,
就職担当,
学生課事務職員)が集まり,業務分担を確認した.その上で実施可能な予算計画の見直
し等を行い,「平成 18 年度大学改革推進等補助金(大学改革推進事業)調書」(図 1-5)
を作成し,文部科学省に提出した.
就職担当教員
連携
実習担当教員
キャリア教育担当教員
実習担当者
採用担当者
相談・指導
相談・指導
学生
相談・指導
連携
4年生
3年生
2年生
1年生
連絡・調整
実習・指導・就職・採用
実務担当者
連絡・調整
相談・情報提供
企業
5年生
連絡・調整
キャリア就職支援教員
(非常勤)
連携
学生支援係職員
阿南工業高等専門学校
キャリア就職支援室
・ キャリア就職支援室 室長(校長推薦)
・ キャリア就職支援室 副室長(室長推薦)
・ キャリア就職支援室 室員 キャリア教育担当教員(室長推薦)
専攻科生
5年生
4年生
校外実習
2年生
1年生
キャリア教育
情報提供
図 1-4
企業
キャリア就職支援室の組織
19
情報提供
求人
3年生
連携・協力・情報交換・情報共有
情報提供
面接指導
実習前指導
情報提供
情報提供
キャリア教育
就職担当教員(5 年生担任)
インターンシップ担当教員(4 年生担任)
・ キャリア就職支援教員(非常勤)
・ キャリア就職支援事務員(非常勤)
・ 学生課 学生支援職員
・ 採用担当
・ 実習担当
申請時(上)と実施計画時(下)
図 1-5
(1)
平成 18 年度大学改革推進等補助金(大学改革推進事業)調書
20
図 1-5
(2)
平成 18 年度大学改革推進等補助金(大学改革推進事業)調書
21
図 1-5
(3)
平成 18 年度大学改革推進等補助金(大学改革推進事業)調書
22
図 1-5
(4)
平成 18 年度大学改革推進等補助金(大学改革推進事業)調書
23
2.平成 18 年度の取組
2−1.キャリア就職支援室の設置
キャリア就職支援室の設置場所は図書館棟2階の大ゼミナール室を改装し,室長およ
びキャリア就職支援室のスタッフの執務スペース,情報検索用コンピュータ6台と面接
相談スペースなどを設けた(図 2-1).平成 18 年 10 月 2 日にキャリア就職支援事務員の
面接を行い,同 10 月 23 日にキャリア就職支援教員の面接を行った.これにより,事務
員(佐野真樹子さん)
,教員(國分信彦氏,田中徳一氏)の採用の辞令交付が,同 11 月
2 日に行われ,本格的にキャリア就職支援室の運営がスタートした.
(1) スタッフの執務スペース
(2) 情報検索用コンピュータ
(3) 面接相談スペース
図 2-1
キャリア就職支援室
24
2−2.低学年への職業指導
現代GP申請時の年間スケジュール(表 2-2-1)を元に,平成 18 年度の低学年に対す
るキャリア教育のプログラム(表 2-2-2)を立案し,実行した.平成 18 年度は準備不足
もあり,立案と実行をキャリア就職支援教員に依頼し,年間を通してのプログラムは平
成 19 年度以降に実行することにした.
表2-2-1
4月
1年生
2年生
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
エンジニアとは
G
どのように勉強すべきか?
(エンジニアの仕事について)
P
(資格取得について)
エンジニアに対する社会の要求
フ
5年生の就職試験体験談
(公害・環境)
ォ
4年生の校外実習体験談
本校卒業生の体験談
|
エンジニアに対する
ラ
社会の要求(企業倫理)
3年生
4年生
本取組申請時における学生支援の年間スケジュール
校外実習
実習期間
ム
目標設定
調査(企業研究)
ガイダンス
発表準備
・
自己分析
面接訓練
発表
就職活動期間
5年生
学生時代の総まとめ(卒業研究)
就職準備(スキルアップ)
表 2-2-2
1年生
2年生
平成 18 年度の低学年に対するキャリア教育のプログラム
第1回
第2回
第3回
現代GPとACEの紹介(合
高専生活を有意義に過ごす
同)
には
現代GPとACEの紹介(合
先輩の体験談
先輩の体験談
社会の要求
企業倫理
何を勉強すべきか
同)
3年生
3月
現代GPとACEの紹介(合
同)
25
2−3.ACEフォーラムの開催
現代GPに採択された阿南高専のキャリア教育の取組を学生,教職員および市民のみ
なさんに周知する「ACEフォーラム 2006」を平成 18 年 12 月 15 日に阿南市市民会館
にて開催した(図 2-3-1).
図 2-3-1
ACEフォーラム2006の案内
26
フォーラム当日,学生はバスで市民会館まで移動した.最初に校長の挨拶があり,キャリア教
育プログラムの趣旨と計画について説明があった(図 2-3-2).その後,インターンシップ報告
会での優秀者の表彰(図 2-3-3)と模範報告がなされた.
図 2-3-2 校長の挨拶
図 2-3-3 インターンシップ報告会での優秀者の表彰
午後は講演とパネルディスカッションが続き,学生にとってはキャリア教育漬けの一日となっ
た.ACEフォーラム2006の午後の記録を以下に示す.
27
「企業で必要な日本語力」
岡山大学工学部教授 塚本真也氏
(1) 講演要旨
塚本先生は工学系大学で長年にわたり卒業論文の添削指導をされてきた.しかし従来のやり方では学生の文
章作成能力があまり向上せず,添削指導による効果はあまり期待できないことから,これに変わる指導方法を研
究,実践されている.当初,工学部では技術教育は重要視されていたものの,国語力・文章力についてはその
教育の重要性が十分理解されていなかった.現在では,学生のみならず教員の間でもその評価は高く,文部科
学省はじめ各方面から認知されるに至っている.
本フォーラムではこれらの実績を基に,企業が新しい製品を開発するに当たり,その技術を正確に伝えことの
重要性と,どう表現するかを中心に講演をしていただいた.
(2) なぜ企業において日本語力が必要か
技術を習得するために工学部で勉強し,技術開発を通じて社会に貢献したいという志を持っている学生は,技
術に対する必要性・重要性はよく理解している.しかしその技術を利用するものに対して正確に,それも不特定
多数に文章で伝える必要性はあまり重要視されていないのが実情である.
一方,実際の現場ではマニュアルなどの文章は的確な表現ができないと,せっかくの技術も世に出せないし,
また表現による解釈の違いは極端な場合人を殺してしまう可能性さえある.今後技術者として生きてゆくために
は,技術の研鑽もさることながら文章力も大事な要素となる.
(3) 学校教育での指導法
学校における技術文章の教育は従来から学生が独学で行ってきたのが実情である.文章教育の必要性につ
いては十分理解されておらず,添削指導のみの訓練では文章能力が身につかないままになっていた. そこ
で,特許訴訟,電位製品におけるPL法の具体的な事例などをもちいて,文章力が技術者にとって不可欠な能
力であるかを理解させ,学生自らが文章力をつけたいという,意識の改革が大切である.
また具体的な指導方法としては,従来の添削指導のような教員の手による書き換えから,間違いの箇所にアン
ダーラインを引き,学生自らが考えて修正をさせることが大事である.最初はうまくいかなくても,正しく修正がで
きていれば加点をする方式を取ることによって意識改革が進んでいき,よい結果が得られている.
28
「モノ造りと人材育成について」 三菱化学㈱坂出事業所長 吉村修七氏
(1) 会社概要の説明
三菱ケミカルホールディングスが持ち株会社であり,その中に三菱化学と三菱ウェルファーマがある.
資本金は500億で,従業員数は32,955名である.
事業内容として,石油化学,機能商品,ヘルスケアがある.
生産拠点は坂出をはじめ全国9箇所にある.海外には60の拠点をもっている.
(2) モノ造り
坂出事業所では,石炭を分留してコークス,タール,COGに分け炭素繊維などの製品を造っている.また,
safety first,365s,smile,study,support の'坂出5つ星'07'をモットーに事業と人材の育成を展開している.
三菱化学では人は財であるとの考えから'人財'と書いている.
(3) 人財の育成
教育・研修体系は階層別,分野別に整備されている.階層別研修としてモチベーション関係がある.
新入社員研修から役員を対象とした経営セミナーまで各階層ごとに教育・研修プログラムが組まれている.分
野別では,技術・生産部門を対象としたテクニカルプログラムや事務職を対象としたビジネススキルプログラム,
保安・安全業務を対象としたスタッフ育成プログラムなどがある.
(4) 高専卒業生のアンケート結果
坂出事業所で高専教育についてのアンケートを実施した結果,5年間の授業でいらない勉強はなかったという
結果が出ている.したがって,今やっている内容に自信を持ってほしい.
29
「ものづくりへ参画する中核技術者」 ダイキン工業㈱
末永洋章氏
ダイキン工業は空調機器を中心として環境社会をリードする企業であり,多くの海外拠点を有している.末永氏
は昭和59年本校機械化の卒業生であり,生産管理の技術者として人材育成に携わっている.これまでの経験を
とうして,ものづくりを支える技術者のあり方について述べられた.
(1) 人材育成
これまでは成長の機会として,QC,TPM,SQC などの自主活動を通じてスキルアップを図ってきた.しかしこれか
らは,少子高齢化の中で人材育成機能の更なる強化を図る必要がある.そのためには,各自の自己啓発活動
は勿論のこと,企業も全面的なバックアップも欠かせない.これらの「目的」「目標」はものづくりを支える人材の育
成である.
具体的には次のような区分で各タイプごとに人材育成の目標を設定している.
タイプ1:技能(マイスター) タイプ2:開発,生産ラインの管理 タイプ3:製造現場のマネージメント
また,企業に入ってからの学ぶ姿勢は非常に大事で,技術的な基礎知識だけではなく一般常識も身に付けて
欲しい.
(2) 高専教育に望むこと
現在のインターンシップについては
・制度としては良いものと思われるが期間が短すぎるような気もする.・インターンシップを通じて他校の学生との
コミュニケーションを十分とって情報収集をはかってほしい.
・レポートの書き方がなっていない.文章力を付けて欲しい.
30
「志」 藤崎電機㈱代表取締役社長 藤崎稔氏
(1) 自己紹介
高校時代は登山部に所属していた.昭和35年に神崎製紙に入社した.
昔,毛利は関が原の戦いの後,外様大名となり山口県の萩へ移された.萩といえば,吉田松陰が松下村塾を
建て,わずか1年で80人の志士を育てた.明治維新のきっかけをつくった尊王攘夷派の高杉晋作もその一人で
ある.イギリスが貿易を要求してきたときに,高杉晋作は講和を任かされた.イギリスが「活動基地として彦島がほ
しい.」といってきたときに,高杉は「彦島はやれない.」と言い切った.高杉は地域の人々から尊敬された.この
ような土地柄で,山口県は多くの総理大臣を輩出している.
今日は自分の経験を通した話をしたい.
人との出会いは人生を左右することもあり,大切なことである.
そして出会った人からの情報を素直に受け止めるようにしていただきたい.
(2) 独立する 神崎製紙時代に機械の据付の監督の任務を担当していたが,独立心が強く自分でやりたいと
の一心から独立した.このときに私の「志」が芽生えた. 独立してから,日亜化学の先代会長の小川信夫氏か
ら,アメリカの視察旅行に誘われ,ご一緒したことがあった.小川会長はそのときに,「藤崎さん,ものづくりは世
界に通じるもの,売るものも世界に通じるものでなければいけない.」と言われた.
そのとき,私ははっと思って,藤崎電気を見つめなおした.
藤崎電気はその後,MD(マイクロミストドライヤー)の開発に成功し,牛乳を噴霧して粉ミルクを作る機械の作製
に成功した.そして海外への輸出も実現した.
(3) 大切にしてほしいこと
皆さんも人との出会いを大切にしてほしい.そこから自分の「志」が見つかるかもしれない. しかし,たえず自
分を磨かいてなければせっかくの情報も消化しきれない.社会は皆さんを待っている.
自分を磨いてください.そして大きな「志」をたてて,それに向かって日々,努力をしてください.
「志」というものは,心の思うままにという意味も含まれている.これが目標とは異なる点である.私は「志」を立て
た結果,今の自分があると思っている.
31
パネルディスカッション テーマ「企業が求める学生とは?」
パネリストに三菱化学の吉村修七氏,ダイキン工業の末永洋章氏,藤崎電機の藤崎稔氏,
本校からは電機電子工学科松本高志教員,機械工学科4年岡澤俊範君,電機電子工学科4
年小西良明君,専攻科構造設計工学専攻1年佐々木由美さん,電気・制御システム工学専
攻1年大津貴志君を迎え,キャリア就職支援室長の湯城豊勝教員の司会で「企業が求める高
専生とは?」というタイトルでパネルディスカッションを実施した.その様子を以下に示す.
【司会・湯城豊勝教員】最初に,本校卒業生のダイキン・末永さんに質問いたします.久しぶり
の阿南高専の印象はどうでしたか.
【ダイキン工業・末永洋章さん】卒業して20年になりますが,20年で阿南の街並みも高専の建
物もずいぶん変わりました.今の学生はインターンシップとか就職セミナーとかがあってとても
うらやましいです.
【湯城教員】やはりこの20年で阿南は様変わりしましたか.それではこのパネルディスカッショ
ンは本校の学生からの質問に講師の方に答えていただく形で進めていこうと思います.
【機械工学科4年・岡澤俊範君】私は学寮の指導寮生をしていますが,低学年の学生も私も
勉強する目的が不確定です.大学の編入学や就職先を決める判断基準としてはどんなことを
考えましたか?
【ダイキン・末永さん】自分がやりたいことは何か,これがいつ見つかるのか個人差があると思
うのですが,自分だけで決められない場合は誰かに助言をもらうことが肝心ですね.
【電機電子工学科4年小西良明君】進学するまたは就職をする際の心構えを教えてください.
【三菱化学の吉村修七さん】会社って何をしている所なのか会社名だけではわからない時代
になりました.できるだけ事前に調べて「知る」ということが大事です.経験からすると80から
32
90%つ好奇心と粘りにかかってくるでしょう.どちらにしても無駄なことはひとつもないという構
えでいてください.あまり先のことを考えすぎないことですね.
【藤崎電機の藤崎稔さん】中小企業ならやりたいことができやすい.そして若くても頼りにされ
る.自分は研究者タイプですか?もし,人が好きならば早くリーダーになるようにしてください.
一番大事なことは自分自身と企業のことをよく調査することです.
【ダイキン・末永さん】会社に入るといろいろなことがありますが,挫折を受けても強く跳ね返す
力がほしいですね.
【専攻科構造設計工学専攻1年佐々木由美さん】企業における男女格差は実際のところどれ
くらいあるのですか?
【藤崎電機・藤崎さん】たてまえでは「男女格差はない」と言いたいが,本音を言うとあります.
長期の出張などには女性は行けない場合があります.それに出産育児の問題もある.どうし
ても女性は設計業務に就くというよりも特許担当などの事務方になることが多いです.
【ダイキン・末永さん】我が社では基本的には男女格差はありません.昇進に関係あるアクショ
ンプランも男性と同じように出して同じように評価を受けています.
【三菱化学・吉村さん】女性の希望は研究職が多く,バイオ・薬の部署ではむしろ女性が男性
よりも多くなっています.
【専攻科電気・制御システム工学専攻1年大津貴志君】自分の仕事によろこびが感じられるの
はいつどんなときですか?
【三菱化学・吉村さん】入って2∼3年は憶えることが多くて辛いことが多いですが,本当にし
んどい時ほど笑って仕事をしてみることをお勧めします.人とは話をしないと成長はできない
し,笑顔がないと人と話もできません.最初はつらいけどそのうち笑顔になれるからがんばっ
てください.
【電機電子工学科松本高志教員】企業の海外展開は盛んですね.高専卒は英語が弱いとよ
く言われますが,どの程度必要なのですか?やはり出世にも影響がありますよね?
【三菱化学・吉村さん】TOEIC500で管理職になれます.海外留学制度を受けるためには700
∼800は必要になります.技術者同士は通訳を通さないことが多いので英語は必要ですね.
33
ある者を選抜し,勉強してもらうようにしています.ただ,技術者は英語の文献を読むことが多
いのでしっかり勉強してください.
【藤崎電機・藤崎さん】でもやはり英語は必要です.我が社では高専卒の希望者を短期間留
学させて,その後の外国とのやり取りはその人に積極的にやってもらうようにしています.
【湯城教員】それでは,フォーラムの前に行いました低学年学生へのアンケート結果を報告い
たします.フォーラム講師への質問の上位10位です(プロジェクターにて投影).
34
【湯城教員】このアンケート結果を見て,企業に好ましい人材,好ましくない人材を挙げるとし
たらどんなものがあるのでしょうか?
【藤崎電機・藤崎さん】採用面接では「あなたは変わっていると言われますか」と必ず聞くこと
に人は困ります.
【ダイキン・末永さん】自己主張がはっきりできる人が良いです.精神的に弱い人は好ましくあ
りません.
【三菱化学・吉村さん】明るい,元気な人がほしいです.
【湯城教員】折角の機会ですから,学生諸君で壇上の講演者の方に質問のある人はいませ
んか?
【機械工学科4年清井一樹君】高専を卒業したら大学に進学したいと思っています.大きい企
業に入るのと会社をおこすのとで悩んでいます.藤崎社長は独立してよかったですか?
【藤崎電機・藤崎さん】独立して大志は夢半ばだが達成でき良かったですが,お金には苦労
しました.感謝する気持ちとやる気があれば「大事な出会い」ができる.思いやり,人を大切に
するとよい人にめぐり合えることができます.
【湯城教員】これでフォーラムのディスカッションを終了いたします.今回は時間が足りないくら
いに活発な意見交換ができました.会場の皆さんも有意義な時間を過ごすことができたと思
います.最後に壇上のパネラーの皆様に拍手で感謝の気持ちを伝えてください.
35
2−4.ACEセミナー
本校では,企業・大学の担当者が説明会を開催する際は,従来は,学科ごとに開催していた.
平成 18 年度後期からは,就職担当教員とキャリア就職支援室を窓口に,先方が指定する学
科・専攻の学生を対象に開催することにし,その講座・説明会等を「ACEセミナー」と名付ける
ことした.
平成 18 年度は後期だけの開催であったが,全体で 18 の講座が開催された.会社および大
学の説明に留まることなく,社会人および大学生になるための心構えなどを人生の先輩として
情熱を込めて話してくださった.
表 2-4-1
平成 18 年度ACEセミナー実施記録
1
平成 18 年 10 月 24
日(火)
演題:「村田機械㈱の紹介と私の技術者としての毎日」
講師:村田機械株式会社・岡田圭佑氏(卒業生)
2
平成 18 年 11 月 22
日(水)
演題:「高専から大学に進学するということ」
講師:長岡技術科学大学・南口誠助教授
3
平成 18 年 11 月 27
日(月)
演題:「ベンチャー企業の可能性」
講師:サウンドサイエンス㈱代表取締役社長
氏
4
平成 18 年 11 月 28
日(火)
演題:「電力市場自由化に対する取り組み」
講師:四国電力株式会社 徳島支店営業部 大牛浩輝氏
5
平成 18 年 11 月 30
日(木)
演題:
「卒業生からのメッセージ 有意義な学生生活のた
めに」
講師:四国電力株式会社 徳島支店営業部 吉原茂氏
6
平成 18 年 12 月 1
日(金)
演題:「迫り来る地震 ∼地盤は大丈夫か∼」
講師:長岡技術科学大学 豊田浩史助教授
36
角元純一
7
平成 19 年 1 月 26
日(金)
演題:
「CTCテクノロジー㈱の業務内容と社会人として
の心構え」
講師:CTC テクノロジー㈱アバイアサポート第一グループ
澤田和之氏
8
平成 19 年 1 月 31
日(水)
演題:「サントリーでのもの造りの仕事について」
講師:サントリー㈱生産推進部 鈴木雄一氏
9
平成 19 年 2 月 2 日
(金)
講師:三菱電機エンジニアリング㈱
10
平成 19 年 2 月 7 日
(水)
講師:大塚テクノ株式会社
長
11
平成 19 年 2 月 8 日
(木)
講師:ムラテック C.C.S.㈱ CS 技術課課長木戸文夫氏,
CCS 工機部長代理仙石照義氏
12
平成 19 年 2 月 8 日
(水)
課題:「三洋電機の求める技術者」
講師:三洋電機(株)モバイルエナジーカンパニー
尾孝則氏,西岡克純氏
13
平成 19 年 2 月 9 日
(金)
講師:NTT 西日本愛媛支店・宮崎誠司氏,
NTT 西日本ネットワークオペレーション部・大張高史氏,
NTT ネオメイト四国支店・越智啓喜氏,松下敏之氏
14
平成 19 年 2 月 14
日(水)
課題:「企業における設計とは(機器及びプラントの場
合)」
講師:大阪サニタリー金属工業協同組合 技術本部長
上林山 章氏
15
平成 19 年 2 月 15
日(木)
課題:「社会人を目指して」
講師:キャリア就職支援室特命教授
田中徳一氏
平成 19 年 2 月 16
日(金)
課題:「社会人を目指して」
講師:キャリア就職支援室特命教授
國分信彦氏
16
鈴木寿太郎氏
近藤芳治専務,山喜政彦部
長
17
平成 19 年 2 月 22 日 講師:関西電力㈱舞鶴発電所保修課
(木)
18
平成 19 年 2 月 23 日 講師:応用地質(株)四国支社徳島支店・田中俊彦氏外2
(金)
名
37
青木久幸氏
2−5.その他
阿南高専でキャリア教育を行う取組が始まったことを,平成 18 年の 9 月の全体集会
で学生に周知した.このときは資料も配布せず,簡単に取組の内容を説明しただけであ
った.
平成 18 年 9 月 19 日の教員会議で現代GPの採択を受けた報告をし,教員の協力を仰
いだ(図 2-5-1).
図 2-5-1
教員用説明シートの一部
38
平成 18 年 10 月 3 日の研究談話会において,「現代GPの取組について」と題して教
職員向けの詳細説明を実施した.その時のレジュメ(図 2-5-2)とパワーポイント原稿
(図 2-5-3)を以下に示す.
図 2-5-2
(1)
研究談話会(平成 18 年 10 月 3 日)のレジュメ
39
1
図 2-5-2
(2)
研究談話会(平成 18 年 10 月 3 日)のレジュメ
40
2
現代GP 教育課程早期からの職業指導推進プログラム
現代GPの取組について
「教育課程早期からの職業指導
推進プログラム」
取組代表者 機械工学科 奥本 良博
1
現代GP 教育課程早期からの職業指導推進プログラム
現代GPとは
「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」
の略称です.優れた取組(Good Practice)の
ことをGPと呼んでいます.
2
現代GP 教育課程早期からの職業指導推進プログラム
現代GPとは
文部科学省が大学等の優れた教育
プロジェクトを支援するプログラムの
ひとつが現代GPです.
平成18年度予算額:46億円(平成17年度予算額:30億円)
3
図 2-5-3
(1)
研究談話会(平成 18 年 10 月 3 日)のPPT
41
1
現代GP 教育課程早期からの職業指導推進プログラム
テーマ1:地域活性化への貢献(地元型)
テーマ2:地域活性化への貢献(広域型)
テーマ3:知的財産関連教育の推進
テーマ4:持続可能な社会につながる環境教育の推進
テーマ5:実践的総合キャリア教育の推進
テーマ6:ニーズに基づく人材育成を目指した
e-Learning Programの開発
4
現代GP 教育課程早期からの職業指導推進プログラム
テーマ5:実践的総合キャリア教育の推進
申請件数 採択件数
大学
短大
高専
142
18
12
27
3
2
採択率
19.0 %
16.7 %
16.7 %
テーマ5では 33 件(共同申請1件を含む)が採択
現代GP全体で112 件が採択(565件中,19.8%)
高専は12件
5
現代GP 教育課程早期からの職業指導推進プログラム
キャリア教育のテーマに申請した理由
・今年度新設のテーマであったから.
・インターンシップを3年間担当している.
・過去に3年生の担任時にLHRにて
「職業指導プログラム」を実施した.
6
図 2-5-3
(2)
研究談話会(平成 18 年 10 月 3 日)のPPT
42
2
現代GP 教育課程早期からの職業指導推進プログラム
職業指導充実に願うこと
・中途退学の学生を減らしたい.
学業を続ける原動力は将来の夢
・就職先ですぐに辞めないでほしい.
幸せな人生を歩んでほしい.
7
現代GP 教育課程早期からの職業指導推進プログラム
本取組における「職業指導」とは
・職業とは何か?働くことの意味は?
・設計技術者・生産技術者の仕事内容
・具体的な企業の採用状況などの情報
・その他人生設計に必要な情報
8
現代GP 教育課程早期からの職業指導推進プログラム
教育課程早期からの職業指導推進プログラム
期間:平成18年10月1日∼平成21年3月31日
高専本科教育の早期段階から総合的にキャリ
ア教育を推進し,確固たる職業観・倫理観を持
たせることで,低学年での特別学級活動と4年
生における校外実習(インターンシップ)を有機
的に結合させることによって,5年次の就職活
動等につなげることを目的とする.
9
図 2-5-3
(3)
研究談話会(平成 18 年 10 月 3 日)のPPT
43
3
現代GP 教育課程早期からの職業指導推進プログラム
本プログラムの3つの柱
① 低学年のホームルームでの職業指導
② キャリア就職支援室の新設
③ 企業訪問・フォーラム開催等を通じての
教員のスキルアップ
10
現代GP 教育課程早期からの職業指導推進プログラム
阿南工業高等専門学校
キャリア就職支援室
専攻科生
5年生
4年生
1年生
情報提供
キャリア教育
企業
情報提供
校外実習
求人
3年生
2年生
連携・協力・情報交換・情報共有
情報提供
面接指導
情報提供
実習前指導
情報提供
キャリア教育
・ キャリア就職支援室 室長(校長推薦)
・ キャリア就職支援室 副室長(室長推薦)
・ キャリア就職支援室 室員 キャリア教育担当教員(室長推薦)
就職担当教員(5 年生担任)
インターンシップ担当教員(4 年生担任)
・ キャリア就職支援教員(非常勤)
・ キャリア就職支援事務員(非常勤)
・ 学生課 学生支援職員
・ 採用担当
・ 実習担当
11
現代GP 教育課程早期からの職業指導推進プログラム
キャリア教育担当教員( M, E, S, C 順 )
機械工学科 奥本良博 (現4M担任,インターンシップ担当)
電気電子工学科 松本高志
(現4E担任,インターンシップ担当)
制御情報工学科 伊丹 伸
(インターンシップ担当)
建設システム工学科 堀井克章
(現4C担任,インターンシップ担当)
12
図 2-5-3
(4)
研究談話会(平成 18 年 10 月 3 日)のPPT
44
4
現代GP 教育課程早期からの職業指導推進プログラム
① 低学年のホームルームでの職業指導
13
現代GP 教育課程早期からの職業指導推進プログラム
② キャリア就職支援室の新設
14
現代GP 教育課程早期からの職業指導推進プログラム
② キャリア就職支援室の新設
・キャリア就職支援教員(特命教授)による
相談・指導体制
・求人情報の一元化と学生への情報開示
・パソコンによる検索コーナーの開設と
情報探索の指導
15
図 2-5-3
(5)
研究談話会(平成 18 年 10 月 3 日)のPPT
45
5
現代GP 教育課程早期からの職業指導推進プログラム
③ フォーラム開催
ACE2006
(阿南高専キャリア教育推進フォーラム)
本科1∼4年生,専攻科1年生,全教員,市民の皆様
阿南市市民会館 12月15日(金)
午前の部・選抜インターンシップ報告会
午後の部①・企業で必要な日本語能力
岡山大学・特色GP 塚本真也教授の講演
午後の部②・企業に必要な人物像
講演+パネルディスカッション
16
現代GP 教育課程早期からの職業指導推進プログラム
③ インターンシップ先企業への訪問
インターンシップに関係のない先生方も
インターン生や卒業生の働く姿を見てき
てください.企業の担当者と話す機会を
つくってください.
17
現代GP 教育課程早期からの職業指導推進プログラム
GP後に残るもの
このようにならないようには
① 低学年への職業指導は持続できる形にまとめる.
② キャリア就職支援室は非常勤職員なしで運営できるように
ソフト面を整備しておく.
③ 全教員が学生の卒業後の姿についてイメージを持っていて
職業指導ができるようになる.
18
図 2-5-3
(6)
研究談話会(平成 18 年 10 月 3 日)のPPT
46
6
現代GP 教育課程早期からの職業指導推進プログラム
問題点
取組の構想が良く伝わっていない.
取組の構想が良く伝わっていない. → 進捗が悪くなるので,考えを広めよ.
→ 研究談話会での発表(今回),ホームページの立ち上げ
ACE2006を阿南市市民会館で開くことは大変だ!
事務の皆様にご迷惑をおかけ中です.
事務の皆様にご迷惑をおかけ中です.
→ 寮生の昼食は寮で,つまりバスで移動します.
→ 通学生はお弁当持参,会場から出るな!
→ 担任・副担任・寮担当の先生に出欠確認を頼むことになります.
19
図 2-5-3
(7)
図 2-5-4
研究談話会(平成 18 年 10 月 3 日)のPPT
研究談話会(平成 18 年 10 月 3 日)の様子
47
7
平成 18 年 11 月 7 日と 8 日に開催された保護者懇談会では,保護者に向けての情報発
信ということで学級担任を介してパンフレットを配布した(図 2-5-5).
図 2-5-5
保護者用
ACE告知パンフレット
48
平成 18 年 11 月 13 日に横浜市・パシフィコ横浜にて開催された「大学改革・合同フ
ォーラム」にポスター展示で現代GP採択校の取組を紹介するために参加した(奥本教
員,松本教員).
図 2-5-6
「大学改革・合同フォーラム」におけるポスター展示
49
本校の公式ホームページに現代GPのコーナーを設けて情報発信を始めた.
図 2-5-7
阿南高専の現代GPのホームページ(トップページ)
50
ホームページ内に就職情報として求人票の閲覧が可能になる簡易システムを稼動さ
せた(平成 20 年 4 月からは新しい求人票検索システムに移行している).
図 2-5-8
阿南高専の現代GPのホームページ(求人票閲覧)
51
3.平成 19 年度の取組
3−1.低学年への職業指導
平成 19 年度は各学年 6 回(前期 3 回,後期 3 回)のキャリア教育を実施し,そのプ
ログラムを「低学年職業指導プログラム」と名付け,平成 20 年度に完成予定として,
平成 19 年度は試行した.支援室長,キャリア教育担当教員およびキャリア就職支援教
員にそれぞれ分担し,低学年の学級活動(LHR)の現代GP枠の中で実践した.
1年生 高専生活を有意義にすごすために
3年生
企業の組織と役職
図 3-1-1 平成 19 年度 低学年職業指導プログラムの様子
図 3-1-2 平成 19 年度 低学年職業指導プログラムの計画
52
3−2.インターンシップの運営
平成 19 年度のインターンシップの運営をキャリア就職支援室が行い,夏季休業を利
用しての教員による企業訪問を主催した.まず 4 月の最初に企業に向けてのインターン
シップの受け入れに関するアンケート(図 3-2-1)を送付し,アンケート結果からインタ
ーンシップ実施可能学科の担当教員が直接交渉する方式を取った.これにより,阿南高
専各方面から同じ企業に何重ものインターンシップの依頼を出すことを防いだ(インタ
ーンシップ窓口の一本化).
図 3-2-1 インターンシップ受け入れに関するアンケート
53
教員の企業訪問は職業指導における教員のスキルアップを目指すものであり,専門教
科,一般教科の隔たりなく,ほぼ全員で延べ 89 社への訪問がなされた(図 3-2-2)
.
○○
○○
○○
○○株式会社
○○
○○
○○事業所
○○
○○○○
○○○に
○○○○○○○○○
○○株式会社
○○
君用
○○君
○○○○氏
○○氏
○○
図 3-2-2 (1) インターンシップ企業の教員訪問(報告書 専門教科・教授)
54
○○
○○
○○
○○
○○○○
○○
○○
図 3-2-2 (2) インターンシップ企業の教員訪問(報告書 専門教科・若手)
55
○○ ○○
○○ ○○
○○株式会社
○○事業部
総合人事室
○○ ○○氏
人事室
総合人事
○○
○○
○○株式会社
○○
○○
○○
○○
○○
図 3-2-2 (3) インターンシップ企業の教員訪問(報告書 一般教科・物理)
56
○○ ○○
○○ ○○
○○株式会社
○○支部
○○ ○○氏
○○株式会社○○支部
○○ ○○
○○
○○
○○
○○社
支部
○○社
○○○○室、○○○○部
○○
○○
○○
○○
○○○および○○
○○
○○社
図 3-2-2 (4) インターンシップ企業の教員訪問(報告書 一般教科・国語)
57
○○ ○○
○○ ○○
○○株式会社
○○
○○工場
○○ ○○
○○社
○○社
図 3-2-2 (5) インターンシップ企業の教員訪問(報告書 一般教科・英語)
58
○○ ○○
○○ ○○
○○通信株式会社
○○支部
○○ ○○様
図 3-2-2 (6) インターンシップ企業の教員訪問(報告書 一般教科・体育)
59
平成 19 年度のインターンシップは 94 社(教育機関,団体を含む)に 169 名が参加し,
その成果を平成 19 年 10 月 19 日のインターンシップ報告会で披露した(図 3-2-3).イ
ンターンシップ受入企業等から23社・機関の方々と,小松満男校長を始めとして本校教職員
が聴講した.報告会の概要集には企業秘密等の記載のないようにあらかじめ,企業の実
習担当者に送付し確認作業をしていただいた(図 3-2-4).
本科4年生による報告
専攻科生による報告
図 3-2-3 平成 19 年度インターンシップ報告会
60
図 3-2-4 平成 19 年度インターンシップ報告会の案内
61
3−3.ACEフォーラムの開催
文部科学省の現代的教育ニーズ取組支援プログラムとして採択2年目を迎えた「教育
課程早期からの職業指導推進プログラム」事業の一環として,平成 19 年 11 月 29 日(木)
阿南市市民会館において,阿南高専キャリア教育推進フォーラム2007(ACEフォ
ーラム2007)を開催した(図 3-3-1).
図 3-3-1
ACEフォーラム2007の案内
62
「夢をより確かなものに」というテーマで行われたフォーラムには,企業関係者・学
生など 約700人が参加した.インターンシップ報告優秀者6人の表彰・報告発表の
後,法政大学 キャリアデザイン学部笹川孝一教授による「キャリア教育の文脈におけ
るコーオプ教育」と題した特別講演,阿南高専原野智哉准教授による新インターンシッ
プ「ものづくりエリート技術者養成コーオプ教育プロジェクト」の紹介が行われた.
参加者にとってインターンシップの意義を学び,確固たる職業観・倫理観を持つよい
機会となった.
図 3-3-2 校長の挨拶
図 3-3-3 インターンシップ優秀者の表彰
63
図 3-3-4 インターンシップ優秀者の報告
図 3-3-5 市民会館ロビーでの学校の取組の紹介
64
「キャリア教育の文脈におけるコ―オプ教育」 法政大学キャリアデザイン学部教授
笹川 孝一 氏
働くという事・よい技術者になるためには・コーオプ教育について,それぞれ大切な事柄を,わかりやすく,お話さ
れました.
Ⅰ.働くという事
働くという事は,仕事をしてお金をもらうことである.では,働くとなぜお金がもらえるのか.それは,自分が作った
もの,自分がしたサービスを人がほしがるからである.すなわち,自分がした仕事と,代金がつりあっているという
ことなのである.
自分が作ったものは他人が買い,他人が作ったものは自分が買う事で循環している.
Ⅱ.よりよい技術者(職業人)になるためにはどうすればよいか.
よい仕事をするということは,よいものを作るということである.
そのためには,3つのポイントがある.
1.家,地域,学校などで,いろいろな役割を担って果たしていくこと
まず,基本である家でしっかり働いてほしい.体や頭を使って何か仕事をする.
これが職場での仕事の基礎になる.
2.好きな人,あこがれる人,すてきと思う人,ついていきたいと思う人,など
をたくさん作ること
これが,目標になる.
3.しっかりあそぶこと
仕事はいつも順調に行くとは限らない.つまずくこともある.やめたいと思うこともある.そういうときには,あそ
びが必要である.
(例)ダンス;仕事のストレスがたまる.ダンスは日ごろ使っていない脳や体を使う.終わった後,脳も気持ちも
すっきりとリフレッシュする.
(例)家族や友人;グチを聞いてくれる人,弱音を吐ける人が心の支えになる.
仕事だけで精一杯
ではいけない.心のあそびの部分,余裕が必要である.
職業人と家族,あそび,地域共同体の関係は,職業人を頂点とする三角錐の
関係にある.すなわち,どれひとつが欠けても成り立たなくなる.
Ⅲ.コーオプ教育
1.インターンシップなど,企業でお世話になった経営者,技術者に仕事とあわせて
人生についても教えていただくことが大切である.
2.両親が,子育てや近所付き合いなど,どんな人生を送ってきたかについても知ることが大切である.
65
3−4.ACEセミナーの開催
平成 19 年度のACEセミナーは平成 18 年度の実績と好景気の後押しもあり,全体で
24 回開催され(表 3-4-1),延べ 1002 名の学生が聴講した(表 3-4-2).
表 3-4-1 平成 19 年度ACEセミナー実施記録
No.
月日
時間
対象
場所
氏名
14:30∼
所属(役職)
演題
トヨタテクニカルディベロップメ
5E,5S/
1
4/11
15:30/16:10
視聴覚室
西岡卓馬
ント㈱第 3 計測技術開
4M
∼17:10
発室
5年
16:10∼
2
生・専
4/19
視聴覚室
16:50
JFE ソルディック㈱
コンピュータ技術関係のエンジニ
総務部人事室長
ア
八島哲夫
攻科
生
16:10∼
3
7/6
石井治/計盛
4MES
16:50
14:30∼
4
「エンジニアとしての働き方」
千春
専攻,
マルチメ
7/9
1E,2E
ディア室
4M/4E
視聴覚室
14:30∼
10/15
14:30∼
10/22
「バイオの力を借りた未来のディ
准教授
スプレイ」
四国化工機㈱人事課
「田舎の徳島でごっついもんこっし
徳島地区部長
ゃえようけんな!」
大鵬薬品工業㈱人事
2 年生
視聴覚室
松浦直資
15:10
11/5
高専生に望むこと
部徳島担当部長
14:30∼
7
奈良先端大学院大学
楠一
15:10
6
ィルターズ
浦岡行治
16:00
5
株式会社メイテックフ
視聴覚室
4 年生
視聴覚室
キャリア就職支援教
社会人をめざして,履歴書の書き
員
方
長岡技術科学大学
中越沖地震の被害報告−中越地
准教授
震と比較して−
四国トーセロ㈱
四国トーセロ㈱会社紹介
國分/田中
16:00
4C 他
10:30∼
8
11/30
マルチメ
希望
12:00
豊田浩史
ディア室
者
荻田晃司/水
14:30∼
9
12/3
マルチメ
4E
15:30
野宏亮/飯島
ディア室
尚秀
国土交通省 徳島
マルチメ
10
12/6
8:30∼10:30
4C
佐々木一英
国道河川事務所所
ディア室
長
村田機械株式会社繊
14:30∼
11
1/17
村田機械株式会社の紹介と私の
視聴覚室
岡田圭祐
維機械事業部・開発
15:30
技術者としての毎日
生産
66
製造部長・堀智
14:30∼
12
1/21
4M,4S
視聴覚室
エヌ・アンド・イー株式会
会社概要説明/先輩から後輩
社
へ・・・アドバイス
弘,製造部工務
15:30
課長・堤俊幸
中部電力㈱本店流通
14:30∼
13
1/21
第一合併
4E
16:00
タフで,あつく,しなやかに∼今,
綾部素久
本部工務技術センター
室
企業が求める人材とは∼
送電施設課
14:30∼
14
1/21
日鉄パイプライン
4C
視聴覚室
川中庸平
15:30
企業が求める人材
株式会社
2S/3S
14:30∼
15
1/23
マルチメ
他希
16:00
ソフトウェア業界と最新技術につ
安藤まり子
マイクロソフト
ディア室
いて
望者
大阪サニタリー金属
14:30∼
16
1/24
企業における設計とは(機器及び
4MES
視聴覚室
上村山彰
工業共同組合技術本
15:30
フプラントの場合)
部長
ダイキン㈱堺製作所
14:30∼
17
1/28
4MEC
視聴覚室
石永昌樹
空調生産本部堺製造
企業が求める人材
15:30
部第一製造課長
4 年/
志望企業を絞るときの考え方 就
15:30∼
18
1/30
本校キャリア就職
専攻 1
視聴覚室
國分/田中
16:30
職活動・企業合同説明会の準備と
支援室教員
年
14:30∼
19
2/4
して
マルチメ
澤田和之/玉
ディア室
井由紀
CTC テクノロジー株式会
身近なIT,縁のないIT/就職に
社/株式会社ニコン
備えて今実行すること
4S
15:30
関西電力株式会社東
第一合併
20
2/4
13:00∼
4E
松本直史
住吉ネットワーク技術
エンジニアの一日
室
センター
ソニーイーエムシ
21
2/8
14:10∼
4MES
視聴覚室
山上直子
ーエス株式会社幸
モノ造りを支えるエンジニア
田テック
管理棟 3 階
16:10∼
22
2/8
4MES
セミナー室
椎崎
エクセディ
自分に合った会社選び
16:50
(4M 隣)
三洋電機モバイル
15:30∼
23
2/13
長尾孝則/西
4MES
視聴覚室
16:30
エナジーカンパニ
企業の求める技術者
岡克純
ー
24
2/15
8:50∼10:20
4S
視聴覚室
野見山 章
67
ソフトサービス
夢をかたちに
表 3-4-2 平成 19 年度ACEセミナー参加人数
68
3−5.企業合同説明会の開催
平成 19 年度のACEの就職活動支援の重点課題としての企業合同説明会を平成 20 年
2 月 14 日に開催し(図 3-5-1),91 社が参加した.
図 3-5-1 企業合同説明会のポスター
69
学生には図 3-5-2 に示すような,注意書きと企業ブースの配置図を載せたパンフレッ
トを渡した.
図 3-5-2 (1) 企業合同説明会の学生用案内(表)
70
図 3-5-2 (2) 企業合同説明会の学生用案内(裏)
71
第1体育館の様子を図 3-5-3 に示す.
図 3-5-3
企業合同説明会
72
第1体育館の様子
第2体育館の様子を図 3-5-4 に示す.
図 3-5-4
企業合同説明会
73
第2体育館の様子
学生には訪問カードを3枚持たせて,企業ブースに訪問する際に渡すようにさせた.
また,出席を取る代わりにアンケート(記名式)を提出させた.学生の提出したアンケ
ートを整理した結果からブースの訪問者が 4 人に満たない企業が半数あり,その反面,
24 人も訪問している企業もあり,少数の人気企業に訪問が集中したことが分かる(図
3-5-5).
25
20
企業数
15
10
5
0
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
24
訪問者数(学生アンケート集計)
図 3-5-5
企業ブースの訪問者数と企業数の関係
企業に実施したアンケート(無記名式)の結果を並べる.表 3-5-1 からほとんどの企
業が今回の合同説明会に意義を見出してくれていることが分かる.また開催時期につい
ては表 3-5-2 より,2 月頃が適切であることが分かる.
表 3-5-1
合同説明会全般について(企業のアンケート結果)
第一体育館
第二体育館
計
参加して意義があった
34
28
62
あまり意義は認められなかった
3
3
6
どちらとも判断しかねる
5
8
13
記入無し
2
0
2
74
表 3-5-2
合同説明会の開催時期について(企業のアンケート結果)
今頃でよい
他の時期がよい
第一体育館
第二体育館
計
42
34
76
0
0
0
12 月
0
1
1
12 月下旬
0
1
1
12 月∼1 月
1
0
1
3 月初旬
0
1
1
3月
0
1
1
4 月末
0
1
1
0
1
1
記入無し
今回の合同説明会の開催時間は2時間で,講義のために遅れて来ざるを得ないクラス
があり,3時間程度を希望する企業も多かった(表 3-5-3).
表 3-5-3
合同説明会の開催時間について(企業のアンケート結果)
第一体育館
第二体育館
計
24
18
42
0
0
0
3 時間
8
14
22
3 時間以上
1
0
1
3∼4 時間
1
2
3
4 時間
4
3
7
4∼5 時間
1
0
1
1日
0
1
1
短い *1
1
0
1
短いのみ
2
0
2
2
1
3
ちょうどよい
長い
時間に短縮
短い
時間に延長
記入無し
ブースのレイアウトおよび大きさについて大きな問題を訴える企業はなかったが,学
生のアンケート結果にもあるように,忙しすぎる企業と,暇すぎる企業があることにつ
いては,学生数に対しての企業数が多すぎると,進路選択が未定の学生が多い,企業研
究が足りないなどの指摘があった.しかし,基本的には礼儀正しく話を聞く学生である
と評判が良かった.
75
3−6.就職活動の支援
インターンシップを終えた学生の支援として平成 19 年 11 月 15 日に第7回ACEセ
ミナーで「社会人をめざして」,「履歴書の書き方」といった特別講演(図 3-6-1)を実
施した後,履歴書の添削指導(図 3-6-2)を行った(日程は4M:11 月 12 日∼16 日,
4E:11 月 19 日∼22 日,4S:11 月 26 日∼30 日,4C:12 月 3 日∼7 日).
表 3-6-1
4M
14 名
4E
履歴書の添削指導を受けた学生数
36 名
4S
31 名
図 3-6-1 第7回ACEセミナーでの特別講演
図 3-6-2 履歴書の添削指導の様子
特別講演のパワーポイントを図 3-6-3 および図 3-6-4 に示す.
76
4C
37 名
ACEセミナー
社会人をめざして
∼これから必要なこと∼
阿南工業高等専門学校
キャリア就職支援室
4年生
1
1. 就職は人生の舞台選び
収入を得て、生計をたてる
社会的、人間的な成長をする
社会の一員としての役割を果たす
新しい知識や技能を身につける
仕事をとおして能力を発揮する
職業をとおした生きがいが生まれる
仕事をやり遂げる満足感や達成感
自信が生まれ、働く喜びになる
社会に受け入れられ、喜ばれる
2
2. まずは、自分自身を知る
自己分析
2-1 就職に何を求め、基準とするのか
経済性(給料)・・・・生活
仕事の中身(職種)・・・やりがい
地域性・・・・・勤務地
自分の成長
3
図 3-6-3
(1)
特別講演「社会人をめざして」のPPT
77
1
2-2 業種、職種を決めるために
性格・適性
ニュートラ
キャリアマトリックス
興味
資格
能力
ジョブパスポート
職場体験歴
学習・訓練歴
ボランティア活動歴
など
4
3.職業を知る
3-1 職業探索ツール
職業ハンドブック(OHBY)
http://www.hrsys.net/ohby/
若年者対象のCD-ROM版の職業ガイダンスシステム
私の仕事「JOB JOB WORLD」
http://www.shigotokan.ehdo.go.jp/top.htm
動画中心の職業データベース
キャリアマトリックス
http://cmx.vrsys.net
総合的職業情報データベース
職業検索、適職探索、キャリア分析を支援
5
3-2 職業選択の要素
興味をもてる仕事をさがす
できるだけ自分が興味をもてる、生きがいを感じ
る職業を選ぶ
適性にあった仕事をさがす
その仕事が求める適性や技能によって選ぶ
どんな条件で仕事をさがすか
会社の事業内容、職種、給料、勤務地
6
図 3-6-3
(2)
特別講演「社会人をめざして」のPPT
78
2
4.業界・会社を知る
業界全体
業界団体のHP
メディア(業界誌など)
現状、将来のビジョン
希望の会社
詳しく調査する
各企業のHP、会社四季報
就職四季報、先輩
会社訪問
経営方針、企業戦略、業績、社会貢献
7
業界団体のHP
(社)日本機械工業連合会(JMF)
http://www.jmf.or.jp/
(社)日本電機工業会(JEMA)
http://www.jema-net.or.jp/
(社)ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)
http://www.jbmia.or.jp/
(社)情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)
http://www.ciaj.or.jp/
(社)電子情報技術産業協会(JEITA)
http://www.jeita.or.jp/
(社)日本土木工業協会(土工協)
http://www.dokokyo.or.jp/
8
5.エントリー
募集要項
学生課、各科
会社のHP
ハローワーク、 メディア
先輩・知人からの情報
必要書類
履歴書(経歴、志望の動機、資格、
サークル活動 など)
推薦書、成績証明書、健康診断書、
卒業予定証明書 など
9
図 3-6-3
(3)
特別講演「社会人をめざして」のPPT
79
3
会社のHPからのエントリー
• リクナビ、毎日就職ナビ、日経ナビなどをとお
•
•
•
して登録する
エントリーする際に、WEB選考を行う企業も
ある
一括エントリーは安易にしないほうがよい
エントリーしたからにはセミナー、会社説明会
に出席してください
10
新入社員が会社を選択した理由
35%
30%
25%
20%
15%
10%
5%
0%
力
能
性
・個
を活
る
く
い
い
ら
件
来
る
社
れ
な
じた
条
将
か
せ
ら
しろ
会 が高
感
む
だ
的
の
か
も
え
を
流
や
義
社
理
お
覚
力
一 給料
主
会
地
が
が
魅
力
事
術
に
実
仕
者
技
営
経
出典: 05年度新入社員の働くことの意識調査(社会経済生産性本部)
11
6. 選考の流れ
6-1 全体の流れ
1.エントリーシートの内容による書類選考
2.会社説明会および一次面接
3.筆記試験(一般常識、専門知識、WEBテスト)
4.二次面接
5.役員面接
12
図 3-6-3
(4)
特別講演「社会人をめざして」のPPT
80
4
6-2 会社説明会・セミナー
最近は早期化している
学校推薦 2∼3月にスタート、7月末くらいまでに終了
一般応募
11月にスタート、秋くらいまでに終了
服装はリクルートスーツ
頭髪、靴下、靴にも気配りが必要
ここで何らかの形で一次選考がスタートする
SPIやその他の適正試験が多い
個人面接
13
6-3 選考試験(面接重視)
第一印象は大切に
ハキハキ、しっかり、大きい声で
就職活動の状況
・業界、会社、職種を選んで就職活動をしたか?
・どのステップまで進んでいるか?
これまで学生時代に特に取り組んできたことは?
・学業、クラブ活動、サークル活動、ボランティア活動・・・
コンピテンシー(職種によって異なる)
・問題解決能力、協調性、プレゼンテーション能力など
最近話題の質問
「あなたは本日の面接に対して、どのような準備をしてき
ましたか?」
14
7.会社はどこをみているか
80
7-1 新卒採用選考時の重視項目
70
60
50
40
30
20
10
0
コ
力
性
性
性
感 ャル 観
性
性 ップ
性
神
門
ョン ジ精 主体 協調 誠実 責任 ン シ 職業 論理 創造
シ
専
シ
ー
テ
ー レン
ダ
ポ
ケ ャ
ー
ニ チ
リ
ミュ
出典:経団連04年度新卒者採用に関するアンケート
図 3-6-3
(5)
15
特別講演「社会人をめざして」のPPT
81
5
7-2 企業の本音
学力が高くても採用したくない人は?
•
•
•
•
•
•
コミュニケーション能力に欠ける人
あいさつができない人
消極的な姿勢が見える人、やる気のない人
言葉遣いや身だしなみが悪い人
社会性、協調性、誠実さのない人
責任感のない人
16
学力が不足していても採用したい人は?
•
•
•
•
•
•
意欲や責任感の見える人
まじめな人
向上心がある人
素直な人
前向きで、プラス思考が見える人
明るくハキハキした人
17
8.さあ、就職活動がんばりましょう!
• 自己分析:経済性、仕事の中身、自分の成長
地域性、業種、職種の決定
• 応募先の決定:業界、会社の調査
• 募集要項の確認:学生課、各学科、企業HP
• エントリー
• 対策(面接、適正試験、WEBテスト、SPI など)
• 服装・身だしなみなどの準備
• 提出書類などの準備
18
図 3-6-3
(6)
特別講演「社会人をめざして」のPPT
82
6
履歴書の書き方
(4年生全学科)
(面接を前提とした履歴書の書き方)
キャリア就職支援室
1
はじめに
文章は目的別に2つに分けられる。
1.文章そのものを味わう目的のもの。
小説、エッセイなど。
2.情報を正確に伝える目的のもの。(実務文章)
論文、マニュアル、説明書など。
*実務文章は、最小の文章で且つ、1回読んだ
だけでその内容が、正確に伝わることが理想。
2
履歴書とエントリーシートの違い
履歴書
・ 定形の履歴書用紙に
黒の万年筆または
ボールペンを用い、自
筆で書く。
・ 学歴・職歴を偽りなく、
正確に記載する。
・ 顔写真を貼り、必ず捺
印をする。(正式書類)
エントリーシート
・ 企業が独自に作成した
応募用紙である。
・ ESは主に一次選考と
して応募者の絞りこみ
に使われる。
・ 履歴書に比べて、より
詳しい内容を求められ
る。(字数が多い)
3
図 3-6-4
(1)
特別講演「履歴書の書き方」のPPT
83
1
学歴・職歴の欄
年
月
平成13
3
学歴・職歴
学 歴
○○市立△△小学校卒業 平成16
3
○○市立××中学校卒業 平成16
4
阿南工業高等専門学校入学
平成21
3
阿南工業高等専門学校○○工学科卒業見込み
職 暦
な し 以上
4
志望動機
もっとも大切な項目
・自分はなぜその会社に入りたいのか、その会社
でなければならないのかを明確に書く。
そのためには、
1.先ずは自分が将来やってみたい業種、職種 について研究する。(自己分析)
2.やってみたい業種のうち、興味のあるもの、 製品を作っている会社を選定する。(企業研究)
3.これらをベースにして志望動機を書く。
5
得意な科目・分野
自覚している性格
1.これらの項目に共通しているのは、この機会
をとうして自己PRを如何にするかと言うこと
である
2.何が得意か、性格は、特技は、単に羅列する
だけではなく、それを仕事にどう生かしたいか
についても記述する。自分が役に立つ存在で
あることをPRする。
6
図 3-6-4
(2)
特別講演「履歴書の書き方」のPPT
84
2
スポーツ・クラブ活動・文化活動など
の体験から得たもの。
1.高専に入ってからの体験だけでなくてもよい。
小中学校時代から続けている活動があれば、
その体験からえられたものでもよい。
2.ただし、重要なのは単に活動してきたというだ
けでなく、そこでどんな苦労をして、問題をど
う解決し、その事で何を得ることが出来たか
を記述する必要がある。
3.更に、その体験を、どう仕事に生かしてゆき
たいか。
7
では、どのようにして書けばよいか?
1.試験官は大勢の人の履歴書を読んでいる、そ
こで、見やすい・わかりやすいことが大事。
読みづらい、わかりにくい文章はダメ。
3.これまでどのように生きてきたか、自分の歴史
を箇条書きで整理してみる。
4.結論から書き始める。その後、何故かを述べる、
総花的にならず、一つに絞る。
5.必ず、面接を意識して書く。
8
履歴書添削の予定・内容
1.別途、履歴書添削時間割表による。
4M:11月12日∼16日
4E:11月19日∼22日
4S:11月26日∼30日
4C:12月 3日∼ 7日
2.所定の時間50分の内実質40分を予定して
います。
9
図 3-6-4
(3)
特別講演「履歴書の書き方」のPPT
85
3
キャリア就職支援室では企業合同説明会の前の平成20年1月30日に第18回ACEセミナ
ーにてキャリア就職支援教員による特別講演を実施した.講演のパワーポイントを図 3-6-5 と図
3-6-6 に示す.
第18回ACEセミナー
志望企業を絞り込むに際して
(資料:産業別年収格差)
キャリア就職支援室
田中徳一
1
今、年収が200万円以下の人が1200万人を
超えている、その原因のひとつに働く人の3人
に1人が非正社員という格差の現実がある。
製造業を中心とした産業のグローバル化が進
み、知的労働による高い付加価値を生まなけれ
ば、企業にも、そこで働く社員にも未来はない。
この資料は、業界選択に際し、現時点での産業
別年収格差を就職対象となる12業種について
まとめたものである。志望企業を絞り込むため
の参考にして頂きたい。
2
産業別年収格差
*主要12業種*
1.電力・ガス
2.運輸
3.情報通信
4.化学・医薬品
5.鉄鋼
6.電気
(2006年データ)
7.建設
8.機械
9.精密機械
10.輸送用機器
11.食料品
12.パルプ・紙
3
図 3-6-5
(1)
特別講演「産業別年収格差」のPPT
86
1
業界の年収格差 電力・ガス
項 目
平均年収
世代別格差
学歴格差
男女格差
企業規模
内 容
720万
2.2倍
1.1倍
1.5倍
1.5倍
勤続年数
3.8倍
20歳代と
大卒と
30年以上と
25社
+48%
50歳代の比
率
高卒の比率
新入社員 年 収
生涯賃金
1.中部電力
840万
2.96億
・世代別格差が大きく、年
功による賃金体系で
ある。
2.東北電力
840万
2.93億
・生涯賃金はガスより電力
が多い。
3.九州電力
811万
2.90億
・学歴格差、男女格差とも
に小さい。
4.J−POWER
797万
2.89億
5.沖縄電力
715万
2.87億
4
業界の年収格差 運輸
項 目
平均年収
内 容
443万
世代別格差
1.5倍
学歴格差
男女格差
1.3倍
企業規模格
差
1.4倍
3.7倍
役職格差
1.9倍
20歳代と
大卒と
部長職と 133社
−9%
50歳代の比
率
高卒の比率
一般社員 年 収
生涯賃金
1.三井商船
1100万
4.28億
2.川崎商船
999万
3.90億
3.飯野海運
1000万
3.88億
4.日本郵船
977万
3.73億
10.全日空
825万
3.11億
・海運→空運→陸運の順で
陸運は海運の約半
分程度
・陸運は競争が厳しく海運
の半分程度。
5
業界の年収格差 情報・通信
項 目
平均年収
世代別格差
学歴格差
男女格差
企業規模格差
内 容
625万
2.4倍
1.1倍
1.5倍
3.3倍
2.0倍
20歳代と
大卒と
部長職と 348社
+28%
50歳代の比率
高卒の比率
一般社員 年 収
生涯賃金
1093万
4.30億
平均37歳
・情報業界は規模による格
差が大きい
2.シンプレクス
792万
3.90億
平均32歳
・システムエンジニアは能力
による格差が大きい
3.ソフトバンク*
940万
3.89億
平均35歳
・中国・インドのエンジニアと
の競争もある
14.NTTドコモ
809万
3.31億
平均36歳
21.KDDI
871万
3.20億
平均38歳
1.野村総研
図 3-6-5
役職格差
(2)
6
特別講演「産業別年収格差」のPPT
87
2
業界の年収格差 化学・医薬品
項 目
平均年収
世代別格差
学歴格差
男女格差
企業規模
内 容
662万
2.2倍
1.3倍
1.6倍
2.9倍
役職格差
1.8倍
20歳代と
大卒と
部長職と 268社
+35%
50歳代の比
率
高卒の比率
一般社員 年 収
生涯賃金
1.第一三共*
1159万
3.73億
2.エーザイ
1099万
3.65億
3.三菱ケミカルH*
1126万
3.62億
6.武田薬品工業
1013万
3.46億
7.アステラス製薬
958万
3.38億
・薬品業界は大手と中堅
の差は大きい。
7
業界の年収格差 鉄鋼
項 目
平均年収
世代別格差
学歴格差
男女格差
企業規模
内 容
595万
1.8倍
1.4倍
1.6倍
1.7倍
役職格差
1.9倍
20歳代と
大卒と
部長職と 56社 +22%
50歳代の比
率
高卒の比率
一般社員 事業会社と
しては新日
鉄と同規模
・ここ数年は世界的な需
要増で好業績
年 収
生涯賃金
1282万
4.18億
2.太平洋金属
849万
2.74億
3.大同特殊鋼
765万
2.72億
4.愛知製鋼
739万
2.66億
14.新日本製鉄
734万
2.48億
1.JFE、H*
・大同は世界最大急の特
殊鋼専業メーカー
8
業界の年収格差 電気
項 目
内 容
図 3-6-5
平均年収
639万
世代別格差
2.1倍
20歳代と
308社
+30% 50歳代の比率
学歴格差
1.3倍
企業規模格
差
2.1倍
3.1倍
役職格差
1.8倍
大卒と
部長職と 高卒の比率
一般社員 *ここは特
別
・電機業界は、企業間格
差と、世代別格差が
大きい。
年 収
生涯賃金
1.キーエンス
1386万
6.34億
5.ファナック
934万
3.32億
7.ソニー
933万
3.31億
10.キャノン
862万
3.07億
24.松下電器産業
838万
2.77億
(3)
男女格差
・技術開発競争は激しい
業界成果主義の企業
が多い
9
特別講演「産業別年収格差」のPPT
88
3
業界の年収格差 建設
項 目
平均年収
内 容
482万
世代別格差
1.7倍
20歳代と
215社 +0%
学歴格差
男女格差
1.3倍
企業規模格
差
1.6倍
大卒と
50歳代の比率 高卒の比率
2.4倍
役職格差
1.6倍
部長職と 一般社員 年 収
生涯賃金
1.日揮
984万
3.38億
・元請、下請け構造から
の格差も大きい
5.千代田化工
976万
3.32億
・エネルギープラント関係
は今は業績が良い
3.鹿島
947万
3.20億
・公共事業は4割減、建
築は比較的好調
4.大東建託
898万
3。15億
5.大成建設
921万
3.15億
10
業界の年収格差 機械
項 目
平均年収
世代別格差
学歴格差
男女格差
企業規模格差
内 容
540万
1.9倍
1.2倍
1.7倍
2.3倍
役職格差
1.8倍
20歳代と
大卒と
部長職と 250社
+10%
50歳代の比率
高卒の比率
一般社員 年 収
生涯賃金
1.セガH*
805万
3.23億
・世代格差が大きく、年功序
列的な賃金体系が多い
2.三井海洋開発
912万
3.07億
・重工御三家、三菱・IHI・川
崎の間では賃金の考え
方に差がある。三菱は
生活給的、川崎は成果
主義的
3.栗田工業
856万
2.95億
・今は、エネルギー・水処理
関連の業績が良い
4.コマツ
822万
2.83億
21.三菱重工
748万
2.56億
11
業界の年収格差 精密機械
項 目
内 容
平均年収
526万
世代別格差
1.9倍
学歴格差
男女格差
1.3倍
企業規模格
差
1.8倍
2.0倍
役職格差
1.9倍
20歳代と
大卒と
部長職と 53社
+8%
50歳代の比率
高卒の比率
一般社員 年 収
生涯賃金
1.ニコン
862万
2.85億
・平均的な業界高級では
ないが安定的
2.東京精密
863万
2.83億
・ニコン:カメラ、東京精密:
半導体製造装置、ト
プコン:医療用機器
3.トプコン
804万
2.73億
4.オリンパス
791万
2.72億
5.島津製作所
804万
2.65億
12
図 3-6-5
(4)
特別講演「産業別年収格差」のPPT
89
4
業界の年収格差 輸送用機器
項 目
平均年収
内 容
世代別格差
587万
1.8倍
学歴格差
男女格差
1.2倍
企業規模格
差
1.9倍
役職格差
2.4倍
1.8倍
20歳代と
大卒と
部長職と 106社
+20%
50歳代の比率
高卒の比率
一般社員 年 収
生涯賃金
1.トヨタ自動車
800万
3.03億
・完成車メーカーと下請け
の差は大きい。
2.豊田自動織機
746万
2.86億
・製造業は工場労働者が
多い、チームで仕事
をするこのため学歴
差が小さい。
3.デンソー
845万
2.83億
・トヨタ系が上位を占めて
いる
4.トヨタ車体
749万
2.75億
5.ホンダ
830万
2.62億
13
業界の年収格差 パルプ・紙
項 目
平均年収
内 容
455万
世代別格差
1.6倍
学歴格差
男女格差
1.2倍
企業規模格
差
1.8倍
役職格差
1.9倍
1.8倍
20歳代と
大卒と
部長職と 27社
−7.0%
50歳代の比率
高卒の比率
一般社員 年 収
生涯賃金
1.日本製紙H*
819万
2.85億
・日本製紙は持ち株会社
のデータ。
2.ニッポン高度紙
718万
2.68億
・価格競争か激しい業界
3.レンゴー
717万
2.52億
・ニッポン高度紙は絶縁
用セパレート紙、高知
県にある会社。
4.王子製紙
715万
2.51億
5.ダイナパック
656万
2.32億
14
業界の年収格差 食料品
図 3-6-5
項 目
平均年収
世代別格差
学歴格差
男女格差
企業規模格
差
内 容
379万
1.5倍
1.5倍
1.9倍
1.6倍
役職格差
1.9倍
20歳代と
大卒と
部長職と 153社
-22% 50歳代の比率
高卒の比率
一般社員 年 収
生涯賃金
1.日清製粉G*
931万
3.16億
・50歳前後の給与格差が
大きい。4倍一般的に
は3倍前後
2.キリンH
882万
3.01億
・ビール大手は高い、社員
の6割が営業職
3.アサヒビール
860万
2.93億
・食料品は小規模企業も多
く競争は厳しい。小規
模会社は平均年収も
低い。
4.味の素
833万
2.86億
5.ニチレイ
836万
2.83億
(5)
15
特別講演「産業別年収格差」のPPT
90
5
ACEセミナー 志望企業を絞るときの考え方
∼就職活動・企業合同説明会の準備として∼
阿南工業高等専門学校
キャリア就職支援室
国 分 信 彦 本科4年生・専攻1年生
1
1.会社の選択とは
1.1 会社の選択
自分 と 会社 のマッチング
(自己分析)+(企業研究)
自分 A社
B社
C社
自己分析と企業研究が基本(重要!)
ミスマッチにならないために
2
2. まずは、自分自身を知る
自己分析
2.1 就職に何を求め、重視するのか
? 経済性(給料)・・・・生活
? 仕事の中身(職種)・・・やりがい、適性
? 地域性・・・・・勤務地
2.2 業種、会社、職種を決めるために
? 適性
・性格
・興味
・能力
3
図 3-6-6
(1)
特別講演「志望企業を絞るときの考え方」のPPT
91
1
2.先ずは自分自身を知る(2)
2.3 過去の振り返り
?
?
?
?
職場体験歴(インターンシップなど)
学習・訓練歴(TOEICなど)
ボランティア活動歴(海岸の清掃など)
クラブ活動歴 など
2.4 自己分析はなぜ必要?
? ミスマッチを防ぐ
? 履歴書、エントリーシート、面接試験
に必要
自己分析シート
(キャリア就職支援室)
4
2.先ずは自分自身を知る(3)
履歴書・エントリーシート、面接試験
? 志望動機は?
? 自己PRをして下さい
? 学業以外に打ち込んだことを話して下さい
? これまでに感動したことを話して下さい
? 自覚している長所、短所を言って下さい など
自己分析は、会社の選択、履歴書・エントリーシー
ト、面接試験につながる(重要!)
5
2.先ずは自分自身を知る(4)
2.5 職業選択の要素
? 興味をもてる仕事をさがす
できるだけ自分が興味をもてる、生きがいを感じ
る職業を選ぶ(給料が安くてもしたい仕事は?)
? 適性にあった仕事をさがす
その仕事が求める適性や技能によって選ぶ
? どんな条件で仕事をさがすか
会社の事業内容、職種、給料、勤務地
6
図 3-6-6
(2)
特別講演「志望企業を絞るときの考え方」のPPT
92
2
3.職業を知る
3.1 職業探索ツール
? 私の仕事館「JOB JOB WORLD」
http://www.shigotokan.ehdo.go.jp/top.htm
映像も付いている職業データベース
? キャリアマトリックス
http://cmx.vrsys.net
総合的職業情報データベース
職業検索
7
3.職業を知る(2)
3.2技術者の仕事
経営企画
事務職(研究開発や製造に関する動向調査、
中長期計画の立案)
工業所有権課(知的財産)
事務職(特許、実用新案の出願と保有する知的財産の管理)
開発
開発職(研究所の成果を製品として開発する。)
研究 研究職(基礎研究、応用研究) 技術職(研究者の補助;分析、測定など)
事務職(研究管理、研究所や研究成果の品質保証)
8
3.職業を知る(3)
情報システム
事務職(システム管理、システム開発、プログラマー)
工場
製造職(製品や部品の製造、製造機器の管理)
技術職
品質管理(原材料や製品の品質試験)
工務(電気・ガス・蒸気などのエネルギー管理、
製造機器や空調機の管理)
生産技術
事務職
工程管理(製造の工程の管理)
9
図 3-6-6
(3)
特別講演「志望企業を絞るときの考え方」のPPT
93
3
4.業界を知る
4.1 業界研究の方法
? 業界団体のHP
? メディア
業界誌、新聞など
日本経済新聞、日刊工業新聞
現状、将来のビジョンなど
10
5.会社を知る
5.1 会社研究の方法
希望の会社は詳しく調査する
会社案内、各会社のHP、
就職ナビ(リクナビ、マイナビ、日経ナビなど)
会社四季報、就職四季報、
先輩、会社訪問
会社概要、経営方針、企業戦略、
主力商品、技術力、社会貢献
11
6.企業を絞るときの参考
6.1自己分析
・自分に問いかける
・自分に素直になる
・あれこれ思いつくままにメモする
6.2 業界・企業研究をすると志望企業が変わってくる
・今まで知らなかった企業のよさが見えてくる
6.3 企業を相手の企業にも目を向ける
・知名度は低いが、経営基盤や技術のしっかりした、
企業が多い
(例)小糸工業、曙ブレーキ、アイシン精機
日本電子
12
図 3-6-6
(4)
特別講演「志望企業を絞るときの考え方」のPPT
94
4
6.企業を絞り込むときの参考(2)
6.4 企業説明会を活用する
・特に合同説明会は限られた時間なので、予め調査をして
効率よく回る
・回りたい企業を数社選んで、優先順位をつけておく
・ここ!と思う企業があれば、慎重に自己PRをしておく
13
6.企業を絞り込むときの参考(3)
6.5 新入社員が会社を選択した理由
35%
35%
30%
30%
25%
25%
20%
20%
15%
15%
10%
10%
5%
5%
0%
0%
る ろい
社
件
る
い
来 から
じた 会
れ
高
将
かせ もし
だ
的条
えら 社の
を感 一流 料が
義
理
を活 がお
力
覚
主
地
給
会
性
が
事
力
に魅
術
・個
仕
実
者
技
力
営
能
経
出典:05年度新入社員の働くことの意識調査(社会経済生産性本部)
14
キャリア就職支援室でできること
• 進路相談
• ネット検索
・適性検査
・業界、企業のHP
・求人情報の調査
• 履歴書の書き方
• 面接の練習(要予約)
気軽に利用してください。お待ちしています
THE END
図 3-6-6
(5)
15
特別講演「志望企業を絞るときの考え方」のPPT
95
5
3−7.その他
平成 19 年 7 月 30 日に教員夏期研修会において,平成 18 年度に採択された現代GP「教
育課程早期からの職業指導推進プログラム」の取組の今後の方向性の周知やプログラムをより
充実させるため,「低学年からの職業指導を考える」をテーマに実施した.
午前中は,職業指導の経験が少ない若手教員等による企業訪問を行った.訪問先は阿南
市の藤崎電機株式会社で,じっくりと会社の見学をさせていただいた(図 3-7-1).
午後からはキャリア就職支援室の職員による2つの基調講演の後,現代 GP 2 年目の展開
についての講演と問題提起があり,その後6つの分科会に分かれて討論し,それぞれの分科
会からの報告をもとに,全体討議で活発な意見が交わされた(図 3-7-2).
参加した教員は「本校の職業教育の現状が分かり,検討結果を今後の学生への指導に役立
てたい.」と話し,充実した研修となった.基調講演のパワーポイントを 2 種(図 3-7-3,図
3-7-4),現代 GP 2 年目の展開についての講演のパワーポイント(図 3-7-5)および研修の提
言書(図 3-7-6)を以下に示す.
図 3-7-1 藤崎電機の訪問研修
図 3-7-2 平成 19 年度教員夏期研修会の様子
96
低学年LHRでの取組について
低学年での職業指導の必要性
キャリア就職支援室の視点で
1
本校の教育目標は
1.しっかりとした専門知識を持った 技術者を育てる。
2.社会の中で実践的に活用できる 技術者を育てる。
2
社会の中で実践的に活用できる 技術者を育てるためには。
★ 企業が求める学生像を知ることが大事!
★ 能力が高くても採用したくない学生。(企業の本音)
1. コミュニケーション能力に欠ける。
2.挨拶ができない。
3.やる気がない。(意欲が見られない。)
4.社会性、協調性、のない人。
5.責任感のない人。
3
図 3-7-3
(1)基調講演「低学年での職業指導の必要性」
97
PPT1
今の高学年に欠けているもの。①
(就職活動に当たって)
1.何をしたいのか、どんな会社に入りたいのか。
「なれる職業より、なりたい職業」:職業研究
「入れる会社より、入りたい会社」:企業研究
2.職業に対する志を養う。
そのためには、低学年から機会あるごとに、
社会の仕組み、世の中の動き、働く目的、意
義を教え、また一緒になって議論をする。
4
今の高学年に欠けているもの。②
(就職活動に当たって)
1.書く技術。
履歴書、エントリーシートで、意味の通じない
文章が数多く見うけられる。
2. 伝える技術。
志望動機、自己PR等で、暗記したものを棒
読みにする。言葉のやり取りで自分の思いを
相手に伝えるのが下手。
5
低学年アンケート調査
1.キャリア教育の内容で知りたいこと
・求人、就職の現状。
・高専を卒業したらどんな仕事に就くのか。
2.キャリア就職支援室に望むこと。
・どんなところに就職できるのかを知りたい。
・どんなとこから求人が来ているのか。
3.その他
・とっておけばよかった資格。
6
図 3-7-3
(2)基調講演「低学年での職業指導の必要性」
98
PPT2
博士課程修了者の評価する点
企業アンケート
評価する点%
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
専門知識
研究遂行能力
理論的考察力
問題解決力
問題設定力
7
博士過程卒業者の問題点
企業アンケート
問題点%
30
25
20
15
10
5
心
力
・向
判
上
断
力
能
行
欲
意
コ
ミュ
ニ
業
ケ
務
ー
遂
シ
協
ョン
調
力
性
0
8
社会の仕組み(経済の視点で)
これまでの日本で何が起きてきたか
バブルから現在まで
成長率(%)
8
7
6
5
4
3
2
1
06
05
20
20
04
20
03
02
20
01
20
20
00
98
99
20
19
19
97
19
96
19
95
93
94
19
19
19
92
91
19
90
19
19
89
19
88
19
87
19
86
83
85
19
19
19
19
84
0
-1
-2
9
図 3-7-3
(3)基調講演「低学年での職業指導の必要性」
99
PPT3
キャリア就職支援室の就職支援の現状
面接指導を実施して
阿南工業高等専門学校
キャリア就職支援室
國 分 信 彦 2007.7.30
1
指導内容
1.履歴書・エントリーシートの書き方
2.面接
1)想定質問に対する回答内容の作成
①「面接によく出る質問」を配布
②ポイントの説明
2)面接の練習
①マナー
②回答練習(よく出る質問+前年度の実績)
3)面接における留意事項 配布
2
面接指導の利用状況
本科
利用者
就職希望者
利用率
専攻科
機械
電気電子 制御情報
建設システム
18
29
1
16
11
22
41
89
50%
62%
6%
50%
46%
電気制御
構造建設
合計
利用者
2
8
10
就職希望者
8
11
19
25%
73%
53%
利用率
合計
11
22
3
図 3-7-4
(1)基調講演「面接指導を実施して」
100
PPT1
気づいた点(1)
1.面接日の間際に来室する
十分な指導が困難
2.履歴書・エントリーシートを提出(送付)して
から来室する
不備が多い(形式的・内容的)
空欄、志望動機、自己PR、希望欄
3.自己分析、企業研究が不足している
志望動機、自己PR、熱意
4
気づいた点(2)
4.学業以外に力を入れたこと
低学年から必要
部活、蒼阿祭、学生会、球技大会
ボランティア活動 など
5.マナー
低学年から必要
日本語の基本、基本マナー、会話
5
学生の声(1)
本科を対象にアンケート調査を実施
回収率:85%(34/40)
1.面接指導を利用したきっかけ
担任の先生のすすめ:15
担任以外の先生のすすめ:1
友人のすすめ:17
その他:自分から 2
6
図 3-7-4
(2)基調講演面接指導を実施して」
101
PPT2
学生の声(2)
2.1役立ったこと
・面接の練習 19
・履歴書・エントリーシートの
書き方 12
・面接の応答案 8
・面接の礼儀作法 7
・面接の心構え
1
2.2役に立たなかったこと
・面接練習 1 ・時間がもったいなく感
じた 1
・予習が役立ったような
役立たなかったような
1 7
学生の声(3)
3.今後に望むこと
1)混んでいて予約がとりにくかった 3
2)基本的な面接指導を増やしてほしい 3)もう少し厳しくしてもらっても構わない 4)これからも丁寧に教えてください 5)キャリア就職支援室で行ったことをまとめ、
来年の受験生に配る
8
今後の課題
1.低学年からの指導の重要性
1)自己PR、学業以外で力を入れた事
2)マナー
2.就職活動直前の教育
1)履歴書・エントリーシート・面接
重要性の認識
自己分析、企業研究
3.混雑時でも予約をとりやすくする
4.キャリア就職支援室の利用率の向上
9
図 3-7-4
(3)基調講演「面接指導を実施して」
102
PPT3
ACE
2007
2年目のGP取組の展開
キャリア就職支援室 副室長
現代GP取組代表
機械工学科 奥本 良博
1
ACE
2006
平成18(2006)年度の活動
(1)キャリア就職支援室の新設
(2)ACE*フォーラムの開催
(3)ACE*セミナーの開催
(4)その他
ACE:阿南高専キャリア教育推進プログラム
2
ACE
2006
(4)その他
・低学年LHRでの職業指導・アンケート
・現5年生への面接指導
・ホームページの新設
・広報活動
3
図 3-7-5
(1)基調講演「2 年目のGPの展開」
103
PPT1
ACE
2007
2年目のACE*のメニュー
(1)低学年LHRでの職業指導
(2)インターンシップの運営
(3) ACE*セミナーの開催
(4)4年生への就職ガイダンス(後期から)
(5) ACE*フォーラムの開催(11月下旬)
(6)合同就職説明会の開催(フォーラムの後)
ACE: 阿南高専キャリア教育推進プログラム
4
ACE
2007
2年目のACE*の展開
「 ACE*の3本柱」の原点に戻
り,低学年からの職業教育に
重点をおく.すでに高学年であ
る4年生に対しての就職支援
を充実させる.
ACE:阿南高専キャリア教育推進プログラム
5
ACE
2007
ACE*の3本柱
(1)低学年職業指導プログラム
(2)キャリア就職支援室での就職支援
(3)教員の職業指導スキルの向上
ACE:阿南高専キャリア教育推進プログラム
6
図 3-7-5
(2)基調講演「2 年目のGPの展開」
104
PPT2
ACE
2007
(1)低学年職業指導プログラム
(1)社会の仕組み,
(2)企業社会の歴史
(3)多様化するエンジニアの仕事
(4)インターンシップ・就職活動への取組み方
これらを1年生から段階的に指導するプログラムを作成.
・年間6回,3年間で18回の指導をする.
・単位認定はしない(テスト・レポートの負担をなくす).
担当者が変わっても運営できるプログラムにしたい.
7
ACE
2007
(2)キャリア就職支援室での就職支援
★インターンシップを終えた4年生への就職支援
・自己分析(長所,得意なことなど)
・希望企業の選定(業界研究,企業研究,志望動機など)
・履歴書の書き方,会社訪問・工場見学等でのマナー
・面接練習,他人の面接練習を見学
5年生になるまでの早い段階で着手し,
学業と両立させる. 8
ACE
2007
(3)教員の職業指導スキルの向上
★教員それぞれの立場での職業指導スキルの向上
・工場見学(本日午前のような企画)・企業訪問
・保護者懇談会前の担任教員と就職担当教員との
打合せ
・面接練習(公開している場合)の見学
・低学年LHRでのACE活動の見学
9
図 3-7-5
(3)基調講演「2 年目のGPの展開」
105
PPT3
図 3-7-6
教員夏期研修「低学年からの職業指導をかんがえる」の提言書
106
社団法人日本工学教育協会の「工学教育」誌・平成 19 年 11 月号にて本校のキャリア教育
の取組の紹介をした(図 3-7-6).
図 3-7-6
(1)
工学教育
107
投稿論文
1
図 3-7-6
(2)
工学教育
108
投稿論文
2
図 3-7-6
(3)
工学教育
109
投稿論文
3
図 3-7-6
(4)
工学教育
110
投稿論文
4
図 3-7-6
(5)
工学教育
111
投稿論文
5
平成 19 年 12 月 15 日の日本インターンシップ学会 平成 19 年度第 2 回研究会(関西
支部第 3 回研究会)において,工業高等専門学校におけるインターンシップキャリア教
育というテーマで講演をした(図 3-7-7,図 3-7-8).
図 3-7-7 日本インターンシップ学会 平成 19 年度第 2 回研究会の案内
112
日本インターンシップ学会
平成19年度第2回研究会:関西支部第3回研究会
工業高等専門学校におけるインターンシップ、
キャリア教育
阿南高専における
低学年からの職業指導の実践
阿南工業高専 機械工学科 奥本 良博
1
日本インターンシップ学会
平成19年度第2回研究会:関西支部第3回研究会
阿南高専の特徴
・徳島大学と離れており,県南唯一の高等教育機関である.
・求人倍率 20 倍以上 (平均的な求人動向)
・就職7割,進学3割 (就職主体の学校)
・県内就職率 51.8 % (地元志向が強い)
60
50
進学率 [%]
40
20
10
詫間電波
高松工業
新居浜工業
高知工業
0
阿南工業
徳島市と阿南市の間は
30kmほど離れており,
高速道路がないため非
常に遠い.
30
2
日本インターンシップ学会
平成19年度第2回研究会:関西支部第3回研究会
従来の阿南高専生の就職事情
就活start
・ほとんどの学生が4年生から5年生に
なる段階で意思決定する.
①将来像の構築
・ほとんどが学校推薦で受験する.
②自己の分析
・求人倍率 20 倍以上なので,何度でも
③企業の研究
チャレンジできる.
・求人票は各学科の就職担当教員の所
④受験
にしかない.
・学校側も満足度や離職率の調査はして
いない.
就活end
3
図 3-7-8
(1)
日本インターンシップ学会のPPT
113
1
日本インターンシップ学会
平成19年度第2回研究会:関西支部第3回研究会
現代GP(キャリア教育)に申請した理由
・学生諸君に具体的な将来像を描いて,
その実現を目指して欲しい.
・自分で考えて欲しい.
・過去に3年生の担任時にLHRにて
「職業指導プログラム」を実施した.
4
日本インターンシップ学会
平成19年度第2回研究会:関西支部第3回研究会
職業指導充実に願うこと
・中途退学の学生を減らしたい.
学業を続ける原動力は将来の夢
・就職先ですぐに辞めないでほしい.
幸せな人生を歩んでほしい.
5
日本インターンシップ学会
平成19年度第2回研究会:関西支部第3回研究会
教育課程早期からの職業指導推進プログラム
期間:平成18年10月1日∼平成21年3月31日
高専本科教育の早期段階から総合的にキャリ
ア教育を推進し,確固たる職業観・倫理観を持
たせることで,低学年での特別学級活動と4年
生における校外実習(インターンシップ)を有機
的に結合させることによって,5年次の就職活
動等につなげることを目的とする.
6
図 3-7-8
(2)
日本インターンシップ学会のPPT
114
2
日本インターンシップ学会
平成19年度第2回研究会:関西支部第3回研究会
本取組における「職業指導」とは
・職業とは何か?働くことの意味は?
・設計技術者・生産技術者の仕事内容
・具体的な企業の採用状況などの情報
・その他人生設計に必要な情報
これらを低学年の3年間で指導する.
これらを低学年の3年間で指導する.
7
日本インターンシップ学会
平成19年度第2回研究会:関西支部第3回研究会
阿南高専キャリア教育推進プログラム
(ACE)の3つの柱
① 低学年のホームルームでの職業指導
② キャリア就職支援室の新設
③ 企業訪問・フォーラム開催等を通じての
教員のスキルアップ
8
日本インターンシップ学会
平成19年度第2回研究会:関西支部第3回研究会
キャリア教育担当教員を
専門学科に1人配置する.
・キャリア就職支援室の企画運営の中心となる.
主にインターンシップ担当者が兼務する.
キャリア就職支援教員を新規雇用する.
・支援室での就職相談・面接訓練の中心となる.
企業での人事経験者を公募した.
9
図 3-7-8
(3)
日本インターンシップ学会のPPT
115
3
日本インターンシップ学会
平成19年度第2回研究会:関西支部第3回研究会
10
日本インターンシップ学会
平成19年度第2回研究会:関西支部第3回研究会
① 低学年のホームルームでの職業指導
11
日本インターンシップ学会
平成19年度第2回研究会:関西支部第3回研究会
② キャリア就職支援室の新設
12
図 3-7-8
(4)
日本インターンシップ学会のPPT
116
4
日本インターンシップ学会
平成19年度第2回研究会:関西支部第3回研究会
② キャリア就職支援室の新設
・キャリア就職支援教員による
相談・指導体制
・求人情報の一元化と
学生への情報開示
・パソコンによる検索
コーナーの開設
13
日本インターンシップ学会
平成19年度第2回研究会:関西支部第3回研究会
③ フォーラム開催
ACE2007
(阿南高専キャリア教育推進フォーラム)
対象:本科1∼4年生,専攻科1年生,全教員,市民の皆様
阿南市市民会館 11月29日(木)
第1部・選抜インターンシップ報告会
第2部・キャリア教育におけるコーオプ教育
法政大学・笹川孝一教授の講演
第3部・新しいインターンシップのはじまり
阿南高専・原野智哉准教授の講演
14
日本インターンシップ学会
平成19年度第2回研究会:関西支部第3回研究会
③ インターンシップ先企業への訪問
すべての教員がインターン生や卒業生の
働く姿を見て,企業の担当者と話す機会
を設ける.
15
図 3-7-8
(5)
日本インターンシップ学会のPPT
117
5
日本インターンシップ学会
平成19年度第2回研究会:関西支部第3回研究会
ものづくりエリート技術者養成
コーオプ教育プロジェクト
エリート
技術者
就学経済メリット&
優れた技術者に
なれるチャンス!!
4年生
夏休4週間
春休2週間
5年生
技術課題解決
(卒研単位代替)
8月∼12月
卒業研究
指導教員
材料費支給
3年生
夏休4週間
春休2週間
16
日本インターンシップ学会
平成19年度第2回研究会:関西支部第3回研究会
阿南高専のこれから
H18 経産省 高専等を活用した中小企業人材育成事業採択
H18 文科省 現代GP採択(キャリア教育部門)
H19 文科省 科学技術振興調整費採択(LED技術者養成)
H19 日亜化学工業株式会社による寄附講座開設
H19 文科省 ものづくり技術者育成支援採択(コーオプ教育)
キャリア教育関係では従来のインターンシップと
コーオプ教育との調和が課題である.
17
本科の1・2・3年生に
聞きました
ACEフォーラム講師に
質問がありますか?
上位5番(1・2・3年生の28%)
1.必要な資格・有益な資格・資
格の必要性(英語等)
2.必要な人材・好ましくない人
材(能力・性格)
3.仕事の内容・一日の仕事(休
憩も含む)
はい.
54%
4.給与について(大学卒と高専
生の給与の違い・役職による給
料の違い)
5.学生時代の勉強が役に立っ
ているかどうか・関係あるのか
18
図 3-7-8
(6)
日本インターンシップ学会のPPT
118
6
平成 20 年 2 月 29 日に奈良高専の一般教科
鍵本 有理先生,森 弘暢先生および電気工学科
学先生の視察を受けた.
図 3-7-9 奈良高専教員の訪問
119
石飛
本校の公式ホームページ上での求人検索がもっと便利になるように平成 19 年度の予
算で新求人票検索システムを構築し,平成 20 年度から使用できるようにした.
図 3-7-10 求人票検索システムの検索結果例
120
4.平成 20 年度の取組
4−1.低学年への職業指導
平成 20 年度の低学年職業指導プログラムには,昨年度までの実施経験からつながりの悪い
ところを正し,また,各学年修了時での目標を設定した.各学年 6 回(前期 3 回,後期 3 回)
にわたって,低学年の学級活動(LHR)の現代GP枠の中で実践した.
1年生修了の段階では将来の自分をイメージし,高専で何を学ぶのか決断できるようになる.2
年生修了の段階ではエンジニアとはどんな仕事なのか理解できるようになる.3年生修了の段
階では就職か進学か決断し,具体的な進路の候補を挙げられるようになる.
図 4-1-1
平成 19 年度と平成 20 年度の低学年職業指導プログラムの違い
121
4−2.インターンシップの運営
平成 19 年度と同じ運営方法で平成 20 年度もキャリア支援室がインターンシップを運営し,夏
季休業を利用した教員による企業訪問を企画した.4月にインターンシップの受入れ状況につ
いてのアンケート(図 4-2-1)を企業に送付し,アンケートが到着次第,インターンシップが実施
可能なクラスの担当者が直接交渉する方式を継承した.
図 4-2-1
インターンシップ受入れに関するアンケート
122
教員による企業訪問は教員の職業指導能力を向上させるために有効であると思われるが,
平成 20 年度は予算の関係で延べ 46 社を訪問した(表 4-2-1).また,報告書の一部を掲載す
る(図 4-2-2).
表 4-2-1
平成 20 年度
インターンシップ企業訪問リスト
1 天羽和夫
㈱冨士ピー・エス関西支店
8/5 14:00∼15:00
2 天羽和夫
㈱大竹組
8/7 11:00∼12:00
3 天羽和夫
三菱地所藤和コミュニティ株式会社
8/4 10:00∼11:00
4 一森勇人
徳島県県土整備部 東部県土整備部
8/18 10:00∼10:30 徳島
5 一森勇人
サンリツオートメーション
7/30 10:30∼11:30 東京
6 大田直友
徳島県県土整備部道路課 高規格道路推進局 8/7 15:00∼16:00
7 奥本良博
JFE スチール㈱西日本製鉄所福山地区
8/4 12:00∼15:30
8 加藤研二
大阪ガス 銅管事業所
7/30 13:50∼15:00
9 釜野勝
宇部興産株式会社
8/26 13:15∼14:30 山口
10 釜野勝
三洋電機株式会社 モバイルエナジーカンパニー
8/4 13:30∼15:00
徳島
11 笹田修司
八木建設株式会社
8/6 8:50∼9:15
徳島
12 島田富美男 ㈱補償実務
広島
7/30 15:00∼15:30
13 田上隆徳
徳島県県土整備部東部県土整備局鳴門庁舎 8/18 10:00∼10:30 徳島
14 高山直子
安川エンジニアリング
8/22 10:10∼10:45 大阪?
15 武知英夫
小川製作所
7/30 16:50∼17:20 徳島
16 田中達治
京セラ 蒲生・八日市工場
8/5 13:00∼14:30
17 田中達治
ムラテック CCS 犬山事業所
8/8 13:00∼8/9 16:00 愛知
18 當宮辰美
旭化成ケミカルズ㈱水島製作所
7/31 9:50∼11:30
19 當宮辰美
三菱重工業㈱神戸造船所
8/20 15:50∼18:00 兵庫
20 當宮辰美
日新電機㈱
8/21 10:30∼11:30 京都
21 當宮辰美
東レエンジニアリング㈱瀬田工場
7/30 16:00∼18:00
22 中村厚信
徳島県工業技術センター
8/20 10:00∼10:30 徳島
23 中村克孝
㈱JAL アビテック羽田事業所
8/21 14:30∼16:00 東京
24 中村克孝
㈱DRD
8/22 10:30∼12:00 埼玉
25 錦織浩文
Honda cars 徳島
7/29 9:55∼10:15
26 西野精一
村田機械株式会社
8/25 13:30∼15:10 京都
27 西野精一
㈱酉島製作所
8/25 10:00∼12:10 大阪
28 橋本温
徳島市水道局本庁および第十浄水場
7/30 11:00∼13:00 徳島
29 堀井克章
出光興産㈱徳山製油所
8/27 12:30∼15:30
30 正木和夫
東燃ゼネラル石油㈱和歌山工場
8/5 10:00∼11:00
123
滋賀
岡山
滋賀
徳島
和歌山
31 松保重之
兼子建設株式会社
8/6 16:00∼17:10
32 森山卓郎
㈱西田設計
7/30 10:15∼11:00
33 森山卓郎
㈱CTIウイング
8/5 14:00∼14:30
34 森山卓郎
㈱コベルコ技研
8/5 1100∼11:15
35 森山卓郎
西日本高速道路㈱四国支社徳島工事事務所 8/22 11:00∼11:20 徳島
36 湯城豊勝
徳島県南部総合県民局県土整備部(那賀)
8/7 8:30∼9:00
徳島
37 湯城豊勝
株式会社大一建設(阿南)
8/1 8:30∼9:00
徳島
38 吉村洋
㈱姫野組
7/31 10:00∼12:00
39 吉村洋
㈱ファルコン
7/30 13:55∼14:25
40 勝藤和子
大塚製薬工場松茂工場
8/6 10:00∼11:30
41 松本高志
花王㈱栃木事業所
8/28 9:00∼11:00
42 松本高志
キャノンマーケティングジャパン株式会社
8/27 13:00∼14:00
43 松本高志
ダイキン工場 堺工場
8/7 13:30∼14:30
44 松本高志
株式会社カネカ 大阪工場
8/8 9:00∼13:00
45 松本高志
東芝プラントシステム株式会社 鶴見事業所
8/27 9:30∼11:00
46 松本高志
ヤマトエスロン株式会社 関東工場
8/27 17:00∼18:30
124
徳島
○○
○○
○○
図 4-2-2
(1)
○○
○○
○○氏
インターンシップ企業の教員訪問(報告書
125
一般教科・化学)
○○
○○
○○
○○○○株式会社
○○
○○
○○工場
○○氏
○○君
○ ○
△△
図 4-2-2
(2)
○○君は
インターンシップ企業の教員訪問(報告書
126
一般教科・英語)
○○
○○
○○
○○
○○
○○
○○氏
○○
○○
○○
○○○○
○○○○
○○○○
○○市
○○
○○
○○
○○○○
図 4-2-2
(3)
インターンシップ企業の教員訪問(報告書
127
一般教科・保健)
○○
○○
○○
○○○○株式会社
○○
○○
○○○事業部
○○氏
○○
○○
○○○
○○
○○
○○
○○
○○
図 4-2-2
(4)
インターンシップ企業の教員訪問(報告書
128
専門教科・教授)
○○
○○
○○
○○○○株式会社
○○
図 4-2-2
(5)
○○
○○○事業部
○○氏
インターンシップ企業の教員訪問(報告書
129
専門教科・若手)
○○
○○
○○
○○○○株式会社
○○
○○
○○○事業部
○○氏
○○
○○
○○
○○○
図 4-2-2
(6)
○○氏
インターンシップ企業の教員訪問(報告書
130
専門教科・若手)
平成 20 年度のインターンシップは 132 社(教育機関,団体を含む)に 147 名が参加し,その
成果を平成 20 年10月17日(金),本科4年生及び専攻科1年生が夏季休業中に行ったインタ
ーンシップに関する報告会を6会場に分かれて開催した(図 4-2-3).インターンシップでお世
話になった企業の方や本校教員の前で,学生達は企業で学んだ事を,パワーポイントを駆使
して発表した. また同日に行われた,初めてのコーオプ教育成果発表会では,参加した本科
4年生がポスター展示,口頭発表を行い,ポスター展示では,学生達が来校した企業の方の質
問に自信を持って答えていた.
インターンシップ報告会
図 4-2-3
コーオプ教育成果発表会ポスター展
平成 20 年度インターンシップ・コーオプ報告会
報告会の概要集には企業秘密等の記載のないようにあらかじめ,前年度と同様に企業の実
習担当者に原稿送付し確認作業をしていただいた(図 4-2-4).
図 4-2-4
報告会の案内
131
4−3.ACEフォーラムの開催
文部科学省の現代的教育ニーズ取組支援プログラムとして採択2年目を迎えた「教育課程
早期からの職業指導推進プログラム」事業の一環として,平成 19 年 11 月 29 日(木)阿南市市
民会館において,阿南高専キャリア教育推進フォーラム2007(ACEフォーラム2007)を開催
した(図 4-3-1).
図 4-3-1
ACEフォーラム2007の案内
132
「夢の扉を開けよう」というテーマで行われたフォーラムには,企業関係者・学生(本科1年生
から4年生及び専攻科1年生)を併せて約700名が参加した.インターンシップ・コーオプ教育
優秀者の表彰及びインターンシップ優秀者の報告発表の後,キャリア支援室國分特命教授,
田中特命教授の講話,面接劇,パネルディスカッションを行った.
図 4-3-2
校長の挨拶
面接劇は,面接に関する事例を紹介し検証していく方法で行われ,教員及び学生の演技は
大変好評だった. 4年生のF君扮する「F君」が採用面接を受けに行くが,やることなすことが
全て中途半端で笑いを誘う.場面ごとに司会者の停止が入り,コメンテーターの学生諸君がF
君の悪いところをチェックしていく.そして,F君が正しいやり方に従ってやり直しした.F君や試
験官役の教員の名演技で,より分かりやすいものとなった.
図 4-3-3
面接劇の一場面
133
最後に行われたパネルディスカッションでは法政大学 キャリアデザイン学部笹川孝一教授
と四国産業株式会社井内哲也氏をパネリストに招き,「高専生が求めるキャリア教育」というテー
マで本校教員,学生と意見交換を行った.
図 4-3-5
パネルディスカッション
134
4−4.ACEセミナーの開催
平成 20 年度のACEセミナーはこれまでの実績と好景気の後押しもあり,後半は世界同時
不況の影響ですくなくなったものの,全体で 18 回開催され(表 4-4-1),延べ 862 人の学生が
聴講した(表 4-4-2).今年度は低学年向けの開催はなかった.また,キャリア支援室を通さず,
クラスにおいて単独で開催する場合もあり,実質的な数は平成 19 年度並みであろうと思われ
る.
表 4-4-1
平成 20 年度ACEセミナー実施記録
No.
月日
時間
対象
場所
氏名
1
4/23
13:00-14:00
5C
視聴覚室
坂東祥行
所属(役職)
演題
ダイダン株式会社四国 「ダイダン株式会社の紹介と私の技術
支店(技術部管理課)
者としての毎日」
國分信彦/田 キャリア支援室特別任
2
10/1,10/3 14:00-15:00 4年生 第3合併教室
履歴書の書き方
中徳一
命教授
毎日コミュニケーションズ四
総合情報処理
3
10/23
16:10∼
4年生
坂田隆
室
国支社キャリアサポート課 キャリア・職業観の形成
エリアマネージャー
徳島大学大学院先端技
4
10/30
16:10-17:00
4M,3M セミナー室3
安田武司
術科学教育部博士後期 徳島大学受験体験を語る
課程
茨城工業高等専門学校
5
11/13
3-4 校時 5 年生
視聴覚室
「恥をかけ―国際人への近道」∼
三好章一
人文科学科教授 国際
阿南から世界へ∼
交流センター長
6
11/14
14:30-16:00
4C
4C 教室
長 岡 技 術 科 学 大 学 自然災害調査とその後の研究展
豊田浩史
環境・建設系准教授 開
四国地方整備局企画
横尾和博
国土交通省の仕事について
部企画課長
7
11/18
14:00∼
4C
4C 教室
那賀川河川事務所
酒巻政夫
調査・品質確保課係 先輩職員による体験談
長
8
12/10
14:30∼
4MES
第3合併
楠 一
四国化工機株式会社 就職ガイダンス
エクソンモービル(有)人事部
9
12/10
15:30∼
4MES
第3合併
川口芳男
工場担当和歌山サイドデ 東燃ゼネラル石油㈱説明会
ビジョン精製供給部担当
10
12/12
14:30∼
4M
4M 教室
毛利 優之 JR 東海
135
JR東海会社説明会
11
1/15
12
1/20
13
1/20
午後2回 4年生
國分信彦/田 キャリア支援室特別任
第3合併
中徳一
命教授
株式会社ソフトサービス
午前中
4S,4E
マルチメディア 野見山 章
代表取締役
14:00-15:00 4C
14 2 月 5 日 午後2回 4年生
15 2 月 9 日 16:00∼ 4E
4C 教室 佐々木一英
第3合併
4E
渡邊武雄
稲井達也
企業合同説明会の事前説明会
「人」と「技術」で感動を!
国土交通省徳島河川国
社会資本整備と地域づくり
道事務所所長
㈱カネカ 勤労チームリ 企業が高専生に求める学生像 /採用
ーダー
面接の五つの要素
関西電力
藤木勇太/木内
16 2 月 9 日 16:00∼ 4M,4E,4S
和弘/武岡繁/
4M/4E
ダイキン工業
臼木祐典/岡本
雄太
17 2 月 12 日 14:30-15:30 4C
JR 西日本 鉄道本部施
4C 教室
西浦正
設部企画課
136
ダイキン工業入社 卒業生のその後
表 4-4-2
平成 20 年度ACEセミナー参加人数
137
4−5.企業合同説明会の開催
平成 20 年 1 月 28 日(木)に第 2 回の企業合同説明会を開催し(図 4-5-1)全体で108社の
参加があった.前年度の反省にたって,次の改善を試みた.
① 開催時間を2時間から3時間に延長した.
② 企業の希望する学科と学生の所属が分かるように看板・名札を色分けした.
図 4-5-1
企業合同説明会のポスター
138
図 4-5-2
(1)
企業合同説明会の学生への案内(表)
139
図 4-5-2
(2)
企業合同説明会の学生への案内(表)
140
学生には企業合同説明会にくる企業があいうえお順で検索できるリストとブースの
配置と希望学科の分かるパンフレット(図 4-5-2)をカラー印刷して配布した.
企業の方に挨拶を行う宮城副校長
図 4-5-3
各企業ブースを訪問する学生
第2回企業合同説明会の様子
学生には訪問カードを5枚(前年度は3枚)持たせて,企業ブースに訪問する際に渡すように
させた.また,今年度も出席を取る代わりにアンケート(記名式)を提出させた.学生の提出した
アンケートを整理した結果(図 4-5-4)からブースの訪問者は総計 635 名(昨年度 378 名)にな
った.
25
20
企業数
15
10
5
0
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
17
18
訪問者数(学生アンケート集計)
図 4-5-4
企業ブースの訪問者数と企業数の関係
(縦軸を図 3-5-5 にあわせてある)
141
19
20
21
26
本科4年生と専攻科1年生の合計が 180 名程度になることから,訪問カードの一人当たりの持
ち数に比例しておよそ 120 名程度の学生(全体の3分の2)がきちんと合同説明会を利用してい
ることが類推できる.企業に実施した無記名式のアンケートの結果を並べる.
表 4-5-1
合同説明会全般について(企業のアンケート結果)
第一体育館
第二体育館
計
・参加して意義があった
41
30
71
・あまり意義は認められなかった
3
9
12
・どちらとも判断しかねる
6
8
14
・回答なし
0
2
2
表 4-5-2
合同説明会の開催時期について(企業のアンケート結果)
第一体育館
第二体育館
計
・今頃でよい
47
47
94
・他の時期がよい
3
1
4
0
1
1
2月頃:2
3月頃:1
4月頃:1
・回答なし
表 4-5-3
合同説明会の開催時間について(企業のアンケート結果)
第一体育館
第二体育館
計
・ちょうどよい
47
42
89
・長い
1
4
5
1
2
3
1
1
2
2時間に短縮:4
記入なし:1
・短い
5時間に延長:2
半日:1
・回答なし
開催時期,開催時間とも前年度のアンケートの結果を反映して運営したため,良好な結果で
あった.ただ,企業数が前年度より20社近く多いので,訪問学生数の少ない(もしくは無い)企
業も多くなった.学生への事前の企業研究を促すことと,企業数を半分にして2回に分けて実
施する案を検討する必要があると思われる.
142
4−6.就職活動の支援
インターンシップを終えて就職活動に挑む前の学生への支援として平成20年10月1日と 3
日に第2回ACEセミナーで「履歴書の書き方」についての特別講演(図 4-6-1)を実施した後、
履歴書の添削指導を行った(日程は4M 10 月 6 日から 10 月 16 日,4E 10 月 20 日から 10
月 24 日,4S 10 月 27 日から 10 月 31 日,4C 11 月 4 日から 11 月7日,予備期間 11 月 10
日から 11 月 18 日).
表 3-6-1
4M 35 名
履歴書の添削指導を受けた学生数
4E 40 名
図 4-6-1
4S 38 名
第7回ACEセミナーでの特別講演の案内
143
4C 41 名
平成 20 年度は学生に対する履歴書添削時に教員が見学する形での研修を企画・実施した.
これによりほぼ全員の教員が研修を受け 45 名が報告書を提出した(図 4-6-2 に一例を示す).
図 4-6-2
(1)
履歴書添削研修報告書
144
(その1)
図 4-6-2
(2)
履歴書添削研修報告書
145
(その2)
図 4-6-2
(3)
履歴書添削研修報告書
146
(その3)
図 4-6-2
(4)
履歴書添削研修報告書
147
(その4)
図 4-6-2
(5)
履歴書添削研修報告書
148
(その5)
4−7.その他
平成 20 年 7 月 30 日に教員夏期研修会において「阿南高専のキャリア教育」をテーマとし,
まず,「ドイツ・オスナブリュック応用科学大学との協定」並びに「現代GP・コーオプ・ACE(阿南
高専キャリア教育推進プログラム)の現状と今後」と題して,各担当教員から基調講演があった.
その後の分科会・全体会においては,国際的に通用する人材育成の必要性や進学支援を含
めた学生へのキャリア支援が重要であることで認識が一致したが,取組みにあたっての様々な
問題点も提起された.
基調講演
図 4-7-1
分科会
平成 20 年度教員夏期研修会の様子
現代 GP 今後の展開に関する講演のパワーポイント(図 4-7-2)および研修の提言書(図
4-7-3)を以下に示す。
149
平成20年度教員夏期研修会
阿南高専のキャリア教育
現代GP・コーオプ・ACEの現状と今後
キャリア支援室 副室長
キャリア支援室 副室長
キャリア教育担当 奥本良博
キャリア教育担当 奥本良博
1
阿南高専におけるキャリア教育の流れ
昭和38年4月 開校
昭和42年4月 土木工学科が増設
5
平成元年4月 制御情報工学科誕生
10
平成5年4月 建設システム工学科に改組
15
平成8年4月 専攻科が設置
20
平成14年4月 電気電子工学科に改称
25
30
平成18年10月 現代GP採択 ACE開始
平成19年10月 コーオプ採択
35
40
45
2
ACE(阿南高専キャリア教育推進プログラム)の進捗
平成18年度
・キャリア(就職)支援室の
新設
・ACEフォーラムの開催
平成19年度∼平成20年度
・低学年の職業指導
・インターンシップの運営
・ACEセミナーの開催
教員による企業訪問
・ ACEフォーラムの開催
・低学年の職業指導
・ ACEセミナーの開催
・現5年生への面接指導
・4年生への就職ガイダンス
・ホームページの新設
・合同就職説明会の開催
・新5年生への面接指導
・求人情報検索システムの構築
3
図 4-7-2
(1)
特別講演「現代GPの今後」のPPT
150
1
阿南工業高等専門学校
キャリア就職支援室
・ キャリア就職支援室 室長(校長推薦)
・ キャリア就職支援室 副室長(室長推薦)
・ キャリア就職支援室 室員 キャリア教育担当教員(室長推薦)
就職担当教員(5 年生担任)
情 報提供
面接指導
実習前指 導
情 報提供
情 報提供
キャリア教育
・ キャリア就職支援事務員(非常勤)
・ 学生課 学生支援職員
専攻科生
5年生
4年生
情 報提供
キャリア教育
企業
情 報提供
校外実習
求人
3年生
2年生
1年生
連携・協力・情報交換・情報共有
インターンシップ担当教員(4 年生担任)
・ キャリア就職支援教員(非常勤)
・ 採用担当
・ 実習担当
4
本科の1・2・3年生に
聞きました
ACEフォーラム講師に
質問がありますか?
上位5番(1・2・3年生の28%)
1.必要な資格・有益な資格・資
格の必要性(英語等)
2.必要な人材・好ましくない人
材(能力・性格)
3.仕事の内容・一日の仕事(休
憩も含む)
はい.
54%
4.給与について(大学卒と高専
生の給与の違い・役職による給
料の違い)
5.学生時代の勉強が役に立っ
ているかどうか・関係あるのか
5
本科の1・2・3年生に
聞きました
ACEフォーラム講師に
質問がありますか?
上位10番まで(1・2・3年生の13%)
6.自分の仕事に満足しているか.また
それはどのような点か
7.会社の制度・設備・規模・理念・転勤
ほか特徴
8.会社での体験談(入社後に気づい
たこと)
はい.
54%
9.入社前の準備・社会人としての心構
え
10.企業側から見た高専生の特徴・印
象(学生として・社員として)
大卒(高卒・院卒)との役職の違い・能
力差・その後の昇進
6
図 4-7-2
(2)
特別講演「現代GPの今後」のPPT
151
2
平成18年度 18団体
平成19年度 24団体
7
8
ACE(阿南高専キャリア教育推進プログラム)の進捗
平成18年度
・キャリア(就職)支援室の
新設
・ACEフォーラムの開催
平成19年度∼平成20年度
・低学年の職業指導
・インターンシップの運営
・ACEセミナーの開催
教員による企業訪問
・ ACEフォーラムの開催
・低学年の職業指導
・ ACEセミナーの開催
・現5年生への面接指導
・4年生への就職ガイダンス
・ホームページの新設
・合同就職説明会の開催
・新5年生への面接指導
・求人情報検索システムの構築
9
図 4-7-2
(3)
特別講演「現代GPの今後」のPPT
152
3
90社の参加
10
11
インターンシップと就職の関連性
就職に結びつける努力と工夫が必要
学科間に格差がある.
12
11
8
5 5 5 5
6
5
7
5
2
M E S C
M E S C
M E S C
H18就職
(ACE 0期生)
H19就職
(ACE 1期生)
H20就職
(ACE 2期生)
12
図 4-7-2
(4)
特別講演「現代GPの今後」のPPT
153
4
本校におけるインターンシップの変遷
過去 各学科でで任意に実施
窓口一本化の
その後単位化
平成16年度 日亜化学インターンシップ開始 試み
平成17年度 C単位化,E参加(単位認定なし)
平成18年度 全学科で単位化
事前アンケートを学生支援担当から実施
個々の企業の主担当学科を決める
現代GP採択
平成19年度 コーオプ教育採択
平成20年度 4年生の夏期実習が2つに分かれる
13
本校におけるインターンシップの変遷 平成17年度以前
2
平成18年度以降
各学科担当教員
阿南高専学生課学生支援担当
直接交渉!
受入れ可企業リスト
アンケート
本科担当教員
企業
企業
学校の代表として
窓口となり,その後の
調整をする.
平成19年度
以降
専攻科担当教員
コーオプ担当教員
14
新キャリア支援室(H21年度以降)の仕事
1.低学年からのキャリア教育の推進(ACE)
(進路に関する情報提供,進路相談)
●低学年キャリア教育プログラム(LHR,改名)
○ACEセミナー(進学説明会を含む)
○ACEフォーラム(対外的なものへ変更,本校にて開催)
○企業合同説明会
○4年生・専攻科1年生に対しての進路ガイダンス
●就職・進学相談
2.就業・大学体験の支援
(インターンシップ・コーオプの窓口の完全一本化)
○Practical,専攻科を含むインターンシップ・コーオプ教育
○Academic,日本の提携大学等でのインターンシップ
○International,ソノマ・オスナブリュックでの留学
15
図 4-7-2
(5)
特別講演「現代GPの今後」のPPT
154
5
後援会,同窓会,地域社会
阿南工業高等専門学校
キャリア支援室
キャリア教育部門
(ACE)
旧キャリア就職支援室
専攻科生
5年生
4年生
3年生
1年生
2年生
コーオプ教育部門
(ものづくりエリート技術者育成)
16
新キャリア支援室の
構成例
教
員
キャリア支援室長
H22年度以降は
「インターンシップ」
職業指導
コーオプ教育
進学支援
副室長A
各学科1名ずつ
キャリア教育担当
就職担当
副室長B
各学科1名
コーオプ教育担当
副室長C
各学科の進学担当
低学年LHRでのキャリア教育主担当
事
務
学生課 事務担当 2名
非
常
勤
三木田先生
再雇用の先生
客員教授
教務係長
編入学担当
企業との窓口を
非常勤(コーオプ教育事務)
事務組織
非常勤(インターンシップ事務) 1本化する. の強化
インターンシップ・コーオプの新規開拓
進路に関する相談
同窓会,保護者を通じて呼びかけ
17
●インターンシップ・コーオプの窓口の完全一本化
現行はバラバラ.その理由:最初に本科インターンシップ,次
に専攻科のインターンシップ,最後にコーオプ教育と継ぎ足して
いったので,担当する組織も継ぎ足されているため?
完全に一本化するには⇔組織を一本化するしかない.
新規開拓はキャリア支援室の非常勤教員と有志の教員で行
い,インターンシップの事務はキャリア支援室で1本化,学生の
企業への割り振りは講義の担当教員(専攻科は指導教員)が
するが,企業との連絡はコーオプの方式を応用して事務が一括
で対応する.
国立高専には13校に進路支援室がある.事務組織の内情に
ついて調査中.
図 4-7-2
(6)
18
特別講演「現代GPの今後」のPPT
155
6
●低学年キャリア教育プログラム(LHR,改名)
1・2・3年生のLHRに年間6回入って行って進路選択のための
情報提供と進路選択の手助けをする.
・旧低学年職業指導プログラム(計18回)の内容の見直し
・室長および3副室長による話合いで,担当を割り振りする.
・講義形式からワークショップ形式をとって,毎回なんらかの
記録を残していく(将来的には進路探しのための活動のポート
フォリオを形成していく).
3年間通して1単位(高松方式)
19
●就職・進学相談
1.学生がWeb面談予約をする.
2.面談内容により相談者を決める(スケジュールを参照).
相談にあたるのは
室長,3副室長,非常勤の先生
3.予約時間に相談者が面談する.
4.面談結果を関係部署に連絡する.
20
キャリア支援室改編が抱える問題点 1
インターンシップ(コーオプを含む)
で企業との窓口を完全に1本化す
るには事務組織の強化をはかり、
そこに情報を集中させるしかありま
せん。
この場合は非常勤の事務員を雇うなど、
経済的な負担が発生します(現員では仕
事量が多すぎます)。
21
図 4-7-2
(7)
特別講演「現代GPの今後」のPPT
156
7
キャリア支援室改編が抱える問題点 2
事務的な窓口は1本化しますが、
新規開拓(特にコーオプと専攻科イ
ンターンシップ)に関しては教員の
協力をお願いしなければならない。
22
キャリア支援室改編が抱える問題点 3
進路相談にあたる「客員教員(手
弁当の先生)」を相当数確保しない
と、実際の進路相談の運営ができ
ない。
23
図 4-7-2
(8)
特別講演「現代GPの今後」のPPT
157
8
図 4-7-3
教員夏期研修「阿南高専のキャリア教育」の提言書
158
平成 20 年 8 月 8 日に大分高専の青木照子先生の視察を受けた.
図 4-7-4 大分高専教員の訪問
159
平成 20 年 9 月 3 日に茨城高専の三好章一先生が来校されて,後日キャリア教育の講演を
していただくための打合せをした(平成 20 年 11 月 13 日 第4回ACEセミナー).
図 4-7-5 茨城高専教員の訪問
160
5.三年間の取組を終えて
平成 20 年 3 月 4 日と平成 21 年 3 月 5 日に本校との業務提携先でもある徳島銀行のご
好意により,本科卒業および専攻科修了を控えた学生に対してもビジネスマナー講習会
を開催した.この際にビジネスマナー講習会のアンケートと兼ねる形でACE(阿南高
専キャリア教育推進プログラム)の取組に関するアンケートを実施した(図 5-1).
図 5-1
ACEに関するアンケート
161
アンケートの結果を考察しながら,3年間の取組の成果について考えることにする.
ビジネスマナー講習会についてのアンケートでは図 5-2 に示すように役にたったと答え
る学生が少し減少している.これはACEセミナー等において就職試験対策として簡単
にマナー講習をしていることにより,卒業・修了前のビジネスマナー講習での内容を既
に学習していることが大きな要因であると思われる.また開催時期については4割近く
の学生が開催時期が遅いと答えており(図 5-3),就職試験対策のマナー講習と就業前の
マナー講習の内容を混同していることが考えられる.ビジネスマナーについて,今後は
①低学年職業指導プログラムにおいて1年生時に実施する初心者編,②就職試験対策と
しての面接編,③卒業・修了前の就業前に実施する新人社員編 の3本立にし,必須項
目を明確にしていくことが良いと考えられる.
平成1 9年度
平成2 0 年度
④普通
2%
③少し参考
になった
11%
⑤役に立た
なかった
0%
④普通
11%
①とても役
に立った
42%
⑤役に立た
なかった
0%
①とても役に
立った
41%
③少し参考
になった
15%
②役に立っ
た
33%
②役に立っ
た
45%
図 5-2
ビジネスマナー講習会について
平成1 9 年度
平成2 0 年度
③遅かった
42%
①ちょうど良
かった
53%
③遅かった
44%
①ちょうど良
かった
54%
②早かった
4%
②早かった
3%
図 5-3
ビジネスマナー講習会の開催時期について
162
キャリア就職支援室(平成 20 年度よりキャリア支援室)の利用頻度では3割程度の
学生が使用していないことが分かった(図 5-4).これは進学者の割合が3割程度である
ことを考えると,就職活動をした学生のほとんどが何らかの形で支援室を利用したこと
になる.平成 20 年度卒業・修了生には平成 19 年度に初めて個人別の履歴書添削を実施
している(希望者のみ)ため,少しだけ支援室を利用している学生が多くなっている.
利用のきっかけとしてポスター・案内を見てが増えているのは,平成 19 年度最後に
利用の案内の講習をしたことと,ポスターによる周知を展開したことによるものと考え
る(図 5-5).教員の勧めがきっかけであるという割合の総数に変化は減ったが,就職担
当の先生の勧めが増えていることから,就職試験対策の直前の利用が多かったのではな
いかと推察される.就職試験対策としての利用者の延べ人数は平成 19 年度 51 人に対し
て平成 20 年度は 85 人と増加しているデータもある(キャリア支援室の調査).
平成1 9 年度
③全く利用し
なかった
33%
平成2 0 年度
①たくさん利
用した
13%
①たくさん利
用した
13%
③全く利用し
なかった
26%
②少しだけ
利用した
54%
図 5-4
②少しだけ利
用した
61%
キャリア就職支援室の利用頻度
平成2 0 年度
平成1 9 年度
①担任の先
生に薦められ
て
24%
⑤ポスター・
案内を見て
11%
①担任の先
生に薦められ
て
13%
⑤ポスター・
案内を見て
18%
④友達の誘い
で
27%
④友達の誘
いで
31%
②就職担当
の先生に薦め
られて
27%
③他の先生
の薦め
11%
図 5-5
②就職担当
の先生に薦
められて
36%
③他の先生
の薦め
2%
キャリア就職支援室を利用するきっかけ
163
前頁のデータが示すとおりキャリア(就職)支援室の利用は就職試験を目前に控えた
4・5年生(高学年学生)がほとんどである.利用内容のほとんどが「履歴書・エント
リーシートの書き方」と「面接練習」である(図 5-6,図 5-7).「求人情報検索」での
利用は,求人情報検索システムが平成 20 年度から運用できるようになったので,少し
だけ増えたが,システムの利用を原則「支援室内」に限定したため,校内全体に浸透し
なかったと思われる.また,自己分析および企業研究に支援室が利用されていないとの
結果がでている.企業合同説明会におけるアンケート結果にも「企業研究が足らない」
という指摘が多いことからも,さらに企業研究がしやすいツールの開発が必要であると
痛感した.
平成1 9 年度
④求人情報
検索
0%
平成2 0 年度
⑤自己分析・
企業研究
8%
④求人情報
検索
4%
①就職相談
全般
25%
③面接練習
36%
⑤自己分析・
企業研究
8%
③面接練習
34%
②履歴書・エ
ントリーシー
トの書き方
37%
②履歴書・エ
ントリーシート
の書き方
31%
図 5-6
支援室の利用内容
平成1 9 年度
④マナー教
育
2%
①就職相談
全般
17%
平成2 0 年度
⑤その他
2%
③面接練
習
29%
④マナー教
育
1%
①就職相
談全般
29%
⑤その他
0%
①就職相談
全般
17%
③面接練習
39%
②履歴書・
エントリー
シートの書
き方
38%
図 5-7
②履歴書・
エントリー
シートの書
き方
支援教員との面談で,役に立ったこと
164
現代 GP に採択された「阿南高専キャリア教育推進プログラム」はあなたにとってど
うでしたかという質問に対して役に立った度合いが激減している(図 5-8).平成 19 年
度卒業・修了生には低学年職業指導をする機会は無く,就職試験対策の取組が実質的に
始まった年度の学生であるため,有用であったと感じる割合が高かったのであろう.平
成 20 年度卒業・修了生にとっては既に運用されているシステムを利用する立場であっ
たので有用感が減ったのであろうか.そもそもACEというものの認知度が低いという
低学年でのアンケート結果もあり,設問の意味が分からなかったのかもしれない.単純
に進学率が少し高くなり,進学者向けのコンテンツを用意していないACEの盲点を突
かれたのであろうか.
平成1 9 年度
平成2 0 年度
⑤役に立た ①とても役
なかった
に立った
9%
11%
⑤役に立た
なかった
15%
④普通
17%
②役に立っ
た
33%
①とても役
に立った
3%
②役に立っ
た
26%
④普通
33%
③少し参考
になった
23%
③少し参考
になった
30%
図 5-8
「阿南高専キャリア教育推進プログラム」
平成2 0 年度
平成1 9 年度
⑤役に立た
なかった
9%
①とても役に
立った
11%
⑤役に立た ①とても役
なかった
に立った
5%
10%
④普通
25%
④普通
19%
②役に立った
38%
③少し参考に
なった
23%
③少し参考
になった
33%
図 5-9
「ACEセミナー」
165
②役に立っ
た
27%
ACEセミナーについては「役に立った」と「少し参考になった」の合計は変化して
いないので,利用者には概ね好評であったことが推察できる(図 5-9).ただ,ACEセ
ミナーの講師の所属する企業の「できるだけたくさんの学生に聞いて欲しい」という意
向が強ければ,授業時間の一部を使って強制的に参加させられるケースもあって学生の
側としては自由参加を大多数が希望している(図 5-10).
平成1 9 年度
平成2 0 年度
①強制参
加にする
23%
②自由参
加にする
77%
①強制参
加にする
18%
②自由参
加にする
82%
図 5-10
ACEセミナーの参加形態
学生にアンケートを実施すると工場見学をして欲しいという要望が多く,修学旅行の
無い学校としては致しかたない結果であるが(図 5-11),平成 20 年度卒業・修了生にと
っては,厳しい経済情勢を反映してか,卒業生に対する支援の強化を望む割合が急増し
ている.卒業生に対する支援の強化は以前からの懸案事項であったが,平成 21 年度以
降のキャリア支援室における重要課題のひとつとして考えていきたい.
平成1 9 年度
平成2 0 年度
①卒業生の
⑤その他
再就職支援
0%
16%
④工場見学
42%
⑤その他
0%
④工場見学
28%
①卒業生の
再就職支援
38%
②更なる職
業指導の強
化
20%
③学科別企
業合同説明
会
21%
③学科別企
業合同説明
会
図 5-11
②更なる職
業指導の強
化
今後,ACEの活動で強化すればよいこと
166
本取組の中で最も困難であったことは,全くの個人的な取組と各学科での取組をさら
に全校的にまとめ上げる過程であった.学生に本取組の趣旨を説明することよりも,最
初は教職員に本取組が目指すキャリア教育の概念を説明し,理解・協力をいただくこと
に心血を注いだ.その意味では取組の3本柱(低学年職業指導プログラムの実施,キャ
リア支援室の運営,キャリア教育に関する教員のキャリアアップ)という分かりやすい
指針が見つかり助かった.常に3本の柱のバランスを心がけることだけに集中すること
で3年間の取組を無難に過ごすことができた.その意味では,十分に羅針盤としての役
割を果たせたわけである.
また,冒頭にも述べたが,キャリア就職支援教員(のちの進路支援教員)として,大
鵬薬品出身の國分信彦先生と国交省出身の田中徳一先生を招聘できたことがキャリア
支援室の運営を早くから軌道に載せることができた要因である.この人事については本
校に関係深い企業に緊急に連絡し,お二人を紹介していただいた.当時の関係各位のご
尽力に感謝する.両先生とは実施するキャリア教育の内容について細かいところを討議
し,また全てをお任せした部分も多かった.これらの共同作業の成果として,教員用の
就職活動支援マニュアル「高専生のキャリア教育のために」と学生用の低学年職業指導
プログラムの副読本「阿南高専生のキャリアデザイン・ワークブック」を発行すること
ができた.
これまでの取組の成果を活かして,平成 21 年度からも,キャリア支援室が運営され
ることになった.キャリア支援室は①キャリア教育,②コーオプ教育,③進学指導(新
設)の3部門に分かれ,本取組はACE(阿南高専キャリア教育推進プログラム)とし
て①キャリア教育部門が担当することになった.活動の内容は(1)新・低学年職業指導
プログラム(表 5-1)の実施,(2)インターンシップの運営,(3)就職活動学生の支援 と
さらに懸案事項である(4) 卒業生に対する支援の検討である.厳しい経済情勢の中,一
人でも多くの学生を満足のいく進路へと導くことができるよう努力を続ける.
表 5-1
前期1回目
新・低学年職業指導プログラムのメニュー
前期2回目
後期1回目
後期2回目
1年生
高専生活を有意義 社会に出て働くこ 企業と社会
なものにするため との意義
に
2年生
会社の組織とエン 企業にとって好ま 必要とされるコミ 先輩(卒業生)
ジニアの仕事
しい人材とは
ュニケーション力 の体験に学ぶ
3年生
業界研究と企業研 自分を知り,自分 インターンシップ 就職・進学の流
究
を知ってもらう
参加の目的と意義 れ
167
高専で学びなが
ら見につけたい
マナー
6.取組の記録
平成18年度
平成18年8月3日
9月6日
文部科学省より現代GP選定の連絡.
キャリア就職支援室の各室員の役割分担およびACEフォーラムの内容と開
催日時等を検討.
9月14日
ACEフォーラム開催予定の阿南市市民会館を視察.
9月19日
教員会議にて現代GP採択の報告.
9月25日
キャリア就職支援室のレイアウトおよびACEプログラムのポスターとパンフ
レットのアウトラインの決定.
10月2日
キャリア就職支援事務員(非常勤)の面接を実施.
10月3日
研究談話会にて教職員に向けてACEプログラムの内容を説明.
10月6日
キャリア就職支援室のメンバーが全員集合し役割分担等を確認.
10月20日
校内でインターンシップ報告会を開催(公開行事).
10月23日
キャリア就職支援教員(非常勤)の面接を実施.
10月24日
第1回ACEセミナーを開催(講師は村田機械㈱の岡田圭祐氏).
11月2日
キャリア就職支援室 各室員の辞令が交付(大ゼミナール室が改装されて
キャリア就職支援室となる).
11月13日
横浜市・パシフィコ横浜にて大学改革の合同フォーラムにポスター展示で参
加(奥本教員,松本教員).
11月20日
LHR(特別活動)にて2年生を対象にACEプログラムの説明を実施(その後
3年生,1年生にも実施).
11月22日
第2回ACEセミナーを開催(講師は長岡技術大学・南口誠助教授).
11月27日
第3回ACEセミナーを開催(講師はサウンドサイエンス㈱代表取締役社長・
角元純一氏).
11月28日
第4回ACEセミナーを開催(講師は四国電力㈱徳島支店電力部・大牛浩輝
氏).
11月30日
第5回ACEセミナーを開催(講師は四国電力㈱徳島支店営業部・吉原茂
氏).
12月1日
第6回ACEセミナーを開催(講師は長岡技術科学大学・豊田浩史教授).
12月15日
現代GP採択事業を広報する目的でACEフォーラム2006を阿南市市民会
館で実施.
12月20日
キャリア就職支援室において,ACEフォーラムの反省会を実施.
168
平成19年1月12日
平成19年度補助金調書(継続)の作成.
キャリア就職支援室での打ち合わせ(3年生LHR,4年生セミナーの計画).
1月17日
キャリア就職支援室での打ち合わせ(低学年LHR,4年生への講演の分担
を確認).
1月23日
LHRにて2年生を対象にキャリア教育担当教員によるキャリア教育を実施
(その後3年生,1年生にも実施).
1月26日
第7回ACEセミナーを実施(CTCテクノロジー㈱アバイアサポート第一グ
ループ・澤田和之氏).
1月31日
第8回ACEセミナーを実施(講師はサントリー生産推進部・鈴木雄一氏).
2月2日
第9回ACEセミナーを実施(講師は三菱電機エンジニアリング㈱・鈴木寿太
郎氏).
2月6日
LHRにて2年生を対象にキャリア教育担当教員によるキャリア教育を実施
(その後3年生,1年生にも実施).
2月7日
第10回ACEセミナーを実施(講師は大塚テクノ㈱近藤芳治氏専務,山喜政
彦部長).
2月8日
第11回ACEセミナーを実施(講師はムラテックC.C.S㈱・木戸文夫氏,仙
石照義氏).
2月8日
第12回ACEセミナーを実施(講師は三洋電機㈱モバイルエナジーカンパ
ニー・長尾孝則氏,西岡克純氏).
2月9日
第13回ACEセミナーを実施(講師はNTT西日本愛媛支店・宮崎誠司氏,N
TT西日本ネットワークオペレーション部・大張高史氏,NTTネオメイト四国
支店・越智啓喜氏,松下敏之氏).
2月14日
第14回ACEセミナーを実施(講師は大阪サニタリー金属工業協同組合理事
技術本部長・上林山章氏).
2月15日
第15回ACEセミナーを実施(講師は本校キャリア就職支援室・田中徳一特
命教授).
2月16日
第16回ACEセミナーを実施(講師は本校キャリア就職支援室・國分信彦特
命教授).
2月21日
キャリア就職支援室において,今年度の総括と来年度に向けての課題を検
討.
2月22日
第17回ACEセミナーを実施(講師は関西電力㈱舞鶴発電所保修課・青木
久幸氏).
2月23日
第18回ACEセミナーを開催(講師は応用地質㈱の田中俊彦氏).これで今
年度のセミナー開催は終了.
平成19年度
平成19年4月11日
第1回キャリア就職支援室会議を開き,低学年職業指導プログラムの分担を
した.
4月11日
第1回ACEセミナーを開催した(平成20年3月までに計25回のACEセミナー
を開催した).
4月19日
第2回ACEセミナーを開催(講師はJFEソルディック㈱・八島哲夫氏).
4月25日
第2回キャリア就職支援室会議を開き,インターンシップについてのミーティ
ングを行った.
169
5月16日
第3回キャリア就職支援室会議を開き,引き続きインターンシップについての
ミーティングを行った.
5月21日
低学年職業指導プログラム 2年生第1回 「エンジニアの仕事」を実施.
5月22日
低学年職業指導プログラム 3年生第1回「会社の組織と役職」を実施した.
5月23日
低学年職業指導プログラム 1年生第1回「高専生活を有意義にすごすため
に」を実施した.
5月23日
第4回キャリア就職支援室会議を開き,インターンシップを行う企業の確認を
した.
5月30日
第5回キャリア就職支援室会議
6月6日
第6回キャリア就職支援室会議を開き,インターンシップ期間中の教員の訪
問振り分けを計画.
6月13日
第7回キャリア就職支援室会議を開き,インターンシップ説明会の開催やそ
の内容を確認.
6月27日
第8回キャリア就職支援室会議を開き,インターンシップについての総合的
な内容を確認.
7月
各学科にて「インターンシップの手引き」をもとにインターンシップの事前説
明会を実施した.
7月2日
低学年職業指導プログラム 2年生第2回「仕事とその評価」を実施した.
7月3日
低学年職業指導プログラム 3年生第2回「インターンシップと求人・就職状
況」を実施した.
7月4日
第9回キャリア就職支援室会議を開き,夏季教員研修会の確認をした.
7月6日
第3回ACEセミナーを開催(講師は㈱メイテックフィルターズ・石井治氏,計
盛千春氏).
7月9日
第4回ACEセミナーを開催(講師は奈良先端大学大学院・浦岡行治准教
授).
7月11日
低学年職業指導プログラム 1年生第2回「マナー教育」を実施した.
7月11日
第10回キャリア就職支援室会議を開き,インターンシップの最終確認をし
た.
7月30日
教員夏季研修会にて「低学年からのキャリア教育を考える」と題して,企業見
学会および検討会を実施した.
9月4日
低学年職業指導プログラム 3年生第3回「業界研究と企業研究」を実施し
た.
9月4日
第11回キャリア就職支援室会議を開き,インターンシップ報告会の計画と
キャリア就職支援室の活動について話し合った.
9月5日
低学年職業指導プログラム 1年生第3回「働くことの意義」を実施した.
9月10日
低学年職業指導プログラム 2年生第3回「コミュニケーション力」を実施し
た.
9月12日
第12回キャリア就職支援室会議を開き,インターンシップ報告会・ACE
フォーラムの打ち合わせと,今後のLHRとACEセミナーの確認を行った.
170
10月3日
第13回キャリア就職支援室会議を開き,インターンシップ報告会とACE
フォーラムの打ち合わせを行った.
10月15日
第5回ACEセミナーを開催(講師は四国化工機㈱人事課徳島地区部長・楠
一氏).
10月17日
第14回キャリア就職支援室会議を開き,インターシップ報告会の最終確認と
今後のLHRについて確認を行った.
10月19日
本科4年生と専攻科1年生によるインターンシップ報告会を実施した.
10月22日
第6回ACEセミナーを開催(講師は大鵬薬品工業㈱・松浦直資氏).
10月30日
低学年職業指導プログラム 3年生第4回「自己分析の方法」を実施した.
10月31日
低学年職業指導プログラム 1年生第4回「企業倫理について」を実施した.
10月31日
第15回キャリア就職支援室会議を開き,インターンシップ報告会の反省会と
ACEフォーラム・企業合同説明会について打ち合わせを行った.
11月5日
第7回ACEセミナーを開催(講師は本校キャリア就職支援室・國分信彦特命
教授,田中徳一特命教授).
11月7日
第16回キャリア就職支援室会議を開き,ACEフォーラムについての打ち合
わせと特命教授による履歴書添削指導についての内容確認を行った.
11月14日
第17回キャリア就職支援室会議を開き,ACEフォーラムについての打ち合
わせを行った.
11月21日
第18回キャリア就職支援室会議を開き,ACEフォーラムについての最終打
ち合わせを行った.
11月26日
低学年職業指導プログラム 2年生第5回「OB・OGからの話」を実施した.
11月27日
低学年職業指導プログラム 3年生第5回「インターンシップ体験談」を実施し
た.
11月28日
低学年職業指導プログラム 1年生第5回「災害を知り被害を少なくするに
は」を実施した.
11月29日
ACEフォーラム2007を阿南市市民会館にて開催した.
11月30日
第8回ACEセミナーを開催(講師は長岡技術科学大学・豊田浩史准教授).
12月3日
第9回ACEセミナーを開催(講師は四国トーセロ㈱・荻野晃司氏,水野宏亮
氏,飯島尚秀氏).
12月5日
第19回キャリア就職支援室会議を開き,ACEフォーラム反省会を行った.
12月6日
第10回ACEセミナーを開催(講師は国土交通省徳島河川国道事務所所
長・佐々木一英氏).
12月19日
平成20年1月17日
1月17日
第20回キャリア就職支援室会議を開き,企業合同説明会についての打ち合
わせを行った.
第11回ACEセミナーを開催(講師は村田機械㈱・岡田圭祐氏).
第21回キャリア就職支援室会議を開き,企業合同説明会についての詳細内
容を確認した.
171
1月21日
第12回ACEセミナーを開催(講師はエヌアンドイー㈱・堤俊幸氏).
1月21日
第13回ACEセミナーを開催(講師は中部電力㈱・綾部素久氏).
1月21日
第14回ACEセミナーを開催(講師は日鉄パイプライン㈱・川中庸平氏).
1月23日
低学年職業指導プログラム 1年生第6回「環境問題から人間を学ぶ」を実施
した.
1月23日
第15回ACEセミナーを開催(講師はマイクロソフト㈱・安藤まり子氏).
1月23日
第22回キャリア就職支援室会議を開き,企業合同説明会の進捗状況を確認
した.
1月24日
第16回ACEセミナーを開催(講師は大阪サニタリー金属工業協同組合・上
林山彰氏).
1月28日
第17回ACEセミナーを開催(講師はダイキン㈱・石永昌樹氏).
1月29日
低学年職業指導プログラム 3年生第6回「インターンシップの目的と意義」を
実施した.
1月30日
第18回ACEセミナーにて企業合同説明会の準備として「志望企業を絞ると
きの考え方」について講演した.
1月30日
第23回キャリア就職支援室会議を開き,企業合同説明会の進捗状況を確認
した.
2月4日
低学年職業指導プログラム 2年生第6回「OB・OGからの提言」を実施し
た.
2月4日
第19回ACEセミナーを開催(講師はCTCテクノロジー㈱・澤田和之氏,㈱
ニコン・玉井由紀氏).
2月4日
第20回ACEセミナーを開催(講師は関西電力㈱東住吉ネットワーク技術セ
ンター・松本松本直史氏).
2月6日
第24回キャリア就職支援室会議を開き,企業合同説明会の進捗状況を確認
した.
2月
各学科にて企業合同説明会の事前説明会を実施した.
2月8日
第21回ACEセミナーを開催(講師はソニーイーエムシーエス㈱幸田テック・
山上直子氏).
2月8日
第22回ACEセミナーを開催(講師は㈱エクセディ生産技術本部MT生産技
術室MT生技チーム・椎 雄太氏).
2月13日
第23回ACEセミナーを開催(講師は三洋電機㈱モバイルエナジーカンパ
ニー・長尾孝則氏,西岡克純氏).
2月13日
第25回キャリア就職支援室会議を開き,企業合同説明会についての最終確
認を行った.
2月14日
第1回 企業合同説明会を第1体育館および第2体育館で開催した(91社の
企業が参加).
2月15日
第24回ACEセミナーを開催(講師は㈱ソフトサービス・野見山章氏).
2月20日
第26回キャリア就職支援室会議を開き,企業合同説明会の反省会を行っ
た.
172
平成20年度
平成20年4月9日
第1回キャリア就職支援室会議を開き,低学年職業指導プログラムの分担を
した.
4月23日
第1回ACEセミナーを実施した(平成21年3月までに計16回のACEセミナー
を実施した).
5月7日
第2回キャリア就職支援室会議を開き,インターンシップについて打ち合わ
せを行った.
5月21日
第3回キャリア就職支援室会議を開き,企業合同説明会の大まかな計画と
キャリア就職支援室からキャリア支援室への名称変更を決めた.
5月27日
低学年職業指導プログラム 3年生第1回「業界研究と企業研究」を実施し
た.
5月28日
低学年職業指導プログラム 2年生第1回「企業に好ましい人材・好ましくな
い人材」を実施した.
5月23日
低学年職業指導プログラム 1年生第1回「高専生活を有意義にすごすため
に」を実施した.
6月4日
第4回キャリア支援室会議を開き,履歴書添削指導についての打ち合わせ
を行った.
6月18日
第5回キャリア支援室会議を開き,履歴書添削指導・ACEフォーラム・夏期
研修についての打ち合わせを行った.
6月25日
第6回キャリア支援室会議を開き,低学年LHRやインターンシップについて
の打ち合わせを行った.
7月1日
低学年職業指導プログラム 3年生第2回「自己分析」を実施した.
7月9日
低学年職業指導プログラム 2年生第2回「コミュニケーション力・協調性」を
実施した.
7月9日
第7回キャリア支援室会議を開き,一年生に行う講演の内容についての打ち
合わせとGPの最終目標について確認を行った.
7月10日
低学年職業指導プログラム 1年生第2回「マナー教育」を実施した.
7月29日
教員夏季研修会にて「阿南高専のキャリア教育」と題して,講演と検討会を
実施した.
9月8日
第7回キャリア支援室会議を開き,ACEフォーラムの進行について大まかな
時間配分を決めた.
9月9日
低学年職業指導プログラム 3年生第3回「履歴書の書き方」を実施した.
9月10日
低学年職業指導プログラム 2年生第3回「エンジニアの仕事」を実施した.
9月11日
低学年職業指導プログラム 1年生第3回「働くことの意義」を実施した.
10月1日
第8回キャリア支援室会議を開き,インターンシップ報告会の日程確認とAC
Eフォーラムで行う面接劇の打ち合わせを行った.
10月1日/3日
10月7日
第2回ACEセミナーを開催(講師は本校キャリア支援室・國分信彦特命教
授,田中徳一特命教授).
「履歴書の書き方」についての個別指導を実施した(指導現場を教員が見学
する研修も同時開催した).11月18日まで
173
10月8日
第9回キャリア支援室会議を開き,履歴書添削指導とACEフォーラムについ
ての打ち合わせを行った.
10月15日
第10回キャリア支援室会議を開き,履歴書添削指導とACEフォーラムにつ
いての打ち合わせを行った.
10月17日
本科4年生と専攻科1年生によりインターンシップ・コーオプ報告会を実施し
た.
10月22日
第11回キャリア支援室会議を開き,来年度の支援室の在り方と,今後のAC
Eセミナー・LHRの日程確認を行った.
10月23日
第3回ACEセミナーを開催(講師は毎日コミュニケーションズ四国支社キャリ
アサポート課キャリアマネージャー・坂田隆氏).
10月28日
低学年職業指導プログラム 3年生第4回「インターンシップ体験談」を実施し
た.
10月29日
低学年職業指導プログラム 2年生第4回「エンジニアの一日」を実施した.
10月29日
第12回キャリア支援室会議を開き,ACEフォーラムで行う面接劇の詳細とイ
ンターンシップ報告書・面接報告書の提出について確認した.
10月30日
低学年職業指導プログラム 1年生第4回「科学技術の発達と未来」を実施し
た.
10月30日
第4回ACEセミナーを開催した(講師は徳島大学大学院先端技術科学教育
部博士後期過程・安田武司氏).
11月5日
第13回キャリア支援室会議を開き,ACEフォーラム当日の進行の詳細につ
いて打ち合わせを行った.
11月12日
第14回キャリア支援室会議を開き,ACEフォーラムの打ち合わせを行った.
11月13日
第5回ACEセミナーを開催した(講師は茨城高専人文科学科教授国際交流
センター長・三好章一氏).
11月14日
第6回ACEセミナーを開催した(講師は長岡技術科学大学環境建設系准教
授・豊田浩史氏).
11月18日
低学年職業指導プログラム 3年生第5回「インターンシップの目的と意義」を
実施した.
11月18日
第7回ACEセミナーを開催(講師は四国地方整備局企画部企画課長・横尾
和博氏).
11月18日
第15回キャリア支援室会議を開き,ACEフォーラムの最終打ち合わせを
行った.
11月19日
低学年職業指導プログラム 2年生第5回「OB・OGの講話」を実施した.
11月20日
ACEフォーラム2008を阿南市市民会館にて開催した.
11月27日
低学年職業指導プログラム 1年生第5回「公害問題から環境問題へ」を実
施した.
12月10日
第8回ACEセミナーを開催(講師は四国化工機㈱人事部課長・楠一氏).
12月10日
第9回ACEセミナーを開催(講師はエクソンモービル㈲・川口芳男氏).
12月12日
第10回ACEセミナーを開催(講師はJR東海・毛利優之氏).
174
12月17日
第16回キャリア支援室会議を開き,企業合同説明会についての打ち合わせ
を行った.
平成21年1月7日
第17回キャリア支援室会議を開き,企業合同説明会当日の打ち合わせと事
前説明会についての打ち合わせを行った.
1月14日
第18回キャリア支援室会議を開き,企業合同説明会当日の進行と事前説明
会の内容について打ち合わせを行った.
1月15日
企業合同説明会の事前説明会を4年生・専攻科1年生に対して実施した(第
11回ACEセミナー).
1月20日
第11回ACEセミナーを開催(講師は㈱ソフトサービス代表取締役・野見山
章氏).
1月20日
第12回ACEセミナーを開催(講師は国土交通省徳島河川国道事務所所
長・佐々木一英氏).
1月21日
第19回キャリア支援室会議を開き,企業合同説明会について最終打ち合わ
せを行った.
1月27日
低学年職業指導プログラム 3年生第6回「就職活動の流れ」を実施した.
1月28日
第2回 企業合同説明会を第1体育館および第2体育館で開催した(108社の
企業が参加).
1月28日
低学年職業指導プログラム 2年生第6回「会社の組織と役職」を実施した.
1月29日
低学年職業指導プログラム 1年生第6回「企業倫理」を実施した.
2月4日
第20回キャリア支援室会議を開き,企業合同説明会の反省会を行った.
2月5日
第14回ACEセミナーを開催(講師は㈱カネカ勤労チームリーダー・渡邊武
雄氏).
2月9日
第15回ACEセミナーを開催(講師は関西電力㈱・稲井達也氏).
2月9日
第16回ACEセミナーを開催(講師はダイキン工業・藤木勇太氏,木内和弘
氏,武岡繁氏,臼木祐典氏,岡本雄太氏).
175
平成 18 年度 文部科学省「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」採択事業
「教育課程早期からの職業指導推進プログラム」
最
《責任編集・執筆者》
終 報 告
書
阿南工業高等専門学校 キャリア支援室副室長
現代 GP 取組担当
奥本 良博
平成 21 年 3 月発行