コミュニケーション No. 1998

国際スケート連盟
コミュニケーション No. 1998
アイス・ダンス
技術規程のための要件– 2016/17 シーズン
技術規程ではアイス・ダンス技術委員会が定める要件によって補われるべき規定がいくつか指定されてい
る.
- 1 シーズンのみ有効と技術規程で定められている要件

国際競技会のパターン・ダンス課題

国際競技会のパターン・ダンスの音楽の要件

ショート・ダンスのリズムまたはテーマ,必須要素およびガイドライン
(必須要素にはパターン・ダンス要素のキー・ポイントおよびキー・ポイントの特徴を含む)

フリー・ダンスの必須要素
2016/17 シーズンの要件は本コミュニケーションに含まれる.
- 継続的に有効と技術規程で定められている要件

コールの仕様および難度レベル(LOD)

採点基準

価値尺度表(SOV)
これらは必要に応じて更新されうる.現在継続的に有効な要件に対する変更(2016 年 7 月 1 日付けで
有効となるもの)は今後のコミュニケーションにて発表される.
1.
国際ノービス競技会のパターン・ダンス課題
(コミュニケーション第 1886 号で発表された通り)
1.1. ベーシック・ノービス
2つのパターン・ダンスを滑ること
グループ 2: #2 フォックストロットと#5 アメリカン・ワルツ
1.2. アドバンスト・ノービス
2つのパターン・ダンスからなる 1 グループが,本シーズンのために発表されている以下の 2 つのグルー
プの中から,大会の最初の練習より前に抽選で選ばれる.
グループ 1: #4 ヨーロピアン・ワルツと#20 タンゴ
グループ 3: #12 キリアンと#23 ブルース
2.
国際競技会のパターン・ダンスの音楽の要件
規程第 707 条第 5 項において次のように定められている:国際競技会のパターン・ダンス競技には現行の
ISU 公式アイス・ダンス音楽を使用するものとする,ただしアイス・ダンス技術委員会が 1 つまたは複数のパ
ターン・ダンスの音楽については以下の要件を満たす音楽をカップルが提出すると決定した場合を除く.1
2016/17 シーズンにおいては,カップルは以下のパターン・ダンスの音楽を各自で用意するものとする.

国際ノービス競技会

ベーシック・ノービス: #2 フォックストロット

アドバンスト・ノービス: #4 ヨーロピアン・ワルツと#12 キリアン
日本語訳第 1 版(2016 年 8 月 14 日)
1
 他の国際競技会および国際アダルト競技会:大会の要項での組織委員会の発表に従う.
音楽はそのパターン・ダンスのリズムと特徴に合ったものを選ばなければならず,ボーカル入りでもかまわな
い.必要なシークェンス中のテンポは一定でなければならず,またそのパターン・ダンスに要求されたテンポ
(ISU アイス・ダンス・ハンドブック 2003 を参照のこと)±2拍/分に従わなければならない.
注:
 ISU 公式アイス・ダンス音楽から 1 曲を選ぶのでもよい.この場合,選んでよい曲は 1 番から 5 番の曲の
みであり,カップルは規程第 343 条第 1 項に従って競技会用の音楽を用意するものとする.
 上記の音楽要件やテンポ指定の違反は,規程 353 条第1項 n)に従って罰せられる.
 カップルが用意した音楽に対して規程 708 条第 1 項 d)を適用する際は,そのダンスの最初のステップ
が音楽のフレーズの第 1 拍で開始しなければならないと定める(ただしダンスの説明において別途指定
されている場合を除く).
3.
2016/17 シーズンのショート・ダンスの要件
3.1 時間
2 分 40 秒,±10 秒(2016ISU総会の決定まで保留)
3.2 リズム
規程第 709 条第 1 項 a)ではリズムおよび/またはテーマはアイス・ダンス技術委員会によってシー
ズンごとに毎年選ばれると定めている.2016/17 シーズンは以下のリズムが選ばれた.
ジュニアおよびシニア:ブルース,追加でスウィング,ヒップホップからいくつか
シニア
パターン・ダンス要素はブルースのリズムで滑走しなければならない.
パターン・ダンス要素の音楽のテンポは最初から最後まで一定でなければならず,またパターン・ダン
スのミッドナイト・ブルースのテンポと特徴の要件に従わなければならない.すなわち毎分 4 拍子 22 小節
(毎分 88 拍)±2 拍であること.
ノット・タッチング
非接触ステップ・シークェンスは,スウィングまたはヒップホップのリズムで滑らなければならない.
ジュニア
パターン・ダンス要素はブルースのリズムで,滑走しなければならない.
パターン・ダンス要素の音楽のテンポは最初から最後まで一定でなければならず,またパターン・ダン
スのブルースのテンポと特徴の要件に従わなければならない.すなわち毎分 4 拍子 22 小節(毎分 88
拍)±2 拍であること.
ノット・タッチング
非接触ステップ・シークェンスは,スウィングまたはヒップホップのリズムで滑らなければならない.
ブルースとスウィングについては『ISU Ice Dance Music Rhythms Booklet 1995』で説明されている.
(注:スウィングの説明には異なるリズムもいくつか含まれているがそれらについても許容される.)
ヒップホップについては『Additions to the ISU Ice Dance Music Rhythms Booklet 1995』で説明されてい
る.(ISUウェブサイト参照)
注:スポーツの道徳的価値に従うため,アイス・ダンス競技会で使用するヒップホップ音楽は,攻撃的な
歌詞や不快な歌詞を含んではならない.
2
3.3 変更点
規程第 709 条第 1 項 d) および h) はアイス・ダンス技術委員会によって毎年変更されうるとしている.
2016/17 シーズンは,アイス・ダンス技術委員会は以下の特別な変更を採用した.
第 1 項 d): “パターンは常に一定方向に進行しなければならず,また氷上のロング・アクシスを横切ってよ
いのはリンクの各エンド(フェンスから 20 メートルを超えない範囲)で 1 回のみである.ループはロング・アク
シスを横切らない限り,回転方向によらず許される.しかしながら,以下の行為は本規定の違反とはしな
い.
ノット・タッチング
- 非接触ステップ・シークェンス(ミッドライン・ダイアゴナル・サーキュラー)を行う間にロング・アクシス
を横切ること
ノット・タッチング
- 時計回りの非接触サーキュラー・ステップ・シークェンスを行うこと
- ジュニアのショート・ダンスで,ブルースの2つのパターン・ダンス要素をつなげるためにロング・アク
シスを横切って一つのループを行うこと
- パーシャル・ステップ・シークェンスの間,ロング・アクシスを横切って一つのローブを行うこと
第 1 項 h): “最初の動きによって計時が開始した後は,カップルは10秒間を超えて一箇所に留まってはな
らない.プログラムの間,2回までの完全なストップ(各最長5秒間まで)または1回の完全なストップ(最長1
0秒間まで)のいずれかが許される.選択した音楽に適したものであればどのような振り付けも許される(両
手間隔以内のセパレートを含む).
規程 709 条第 1 項 j)の最後に次の文を追加する:「ただし,別途アイス・ダンス技術委員会により許されコ
ミュニケーションにより発表された場合を除く.」(2016ISU 総会の決定まで保留)
 2016/2017 シーズンで,カップルがジュニア・ショート・ダンスのリズムの1つとしてヒップホップを選ん
だ場合,規程 709 条第 1 項 j)に下記の例外を適用する.1

手(片手/両手)を氷に触れることは,このリズムで滑走している間許される(2016ISU 総会の決
定まで保留)
注:手(片手/両手)を氷に触れることは,これがヒップホップの特徴を反映するために振り付けられた動
作であり,かつ転倒の定義を満たさない場合に許される.
3.4 必須要素
規程第 709 条第 2 項ではショート・ダンスの構成に含まれるべき必須要素のリストおよびその要素の要件は
本規定で与えられた要素の中から毎年発表されると定めている.2016/17 シーズンは,アイス・ダンス技術
委員会はショート・ダンスの構成に含まれるべき必須要素を以下の通り採用した.
 パターン・ダンス要素
シニア
ミッドナイト・ブルースの1セクション(ステップ 5 番から 14 番まで)
(元の規定でのステップ 5 番がパターン・ダンス要素の最初のステップとなり,元の規定でのステップ 14 番
がパターン・ダンス要素の最後のステップとなる.)
これらのステップは,ジャッジの反対側にステップ 5 番があり,ミッドナイト・ブルースの定められたパターン
に全てのステップが沿うように,氷上に配置されなければならない.
訳注1 ここではジュニアのみとなっているが、
『Handbook for Referees and Judges』(2016 年 7 月 20 日版)
ではジュニアとシニアの両方に対して適用すると書かれている。
3
ジュニア
ブルースを2シークェンス.続けて滑っても別々に滑ってもよい.各シークェンスのステップ#1は,氷
面の異なる側で滑らなければならない.
特記事項:
 パターン・ダンスの記載,表,ダイアグラムは“ISU Handbook Ice Dance 2003”に掲載されている.
 規程第 708 条第 1 項は以下のように読み替えるものとする:
- d) タイミング:始めの文は,“パターン・ダンス要素は,それぞれのパターン・ダンス要素の最初のス
テップが音楽フレーズの 1 拍目で開始されるよう,音楽に厳密に合わせて滑走しなくてはならない.”
と読み替える.
- パターン・ダンスのブルースのステップ#1は,それぞれ氷面の異なる側で滑らなければならない.
 ダンス・リフト:最大 1 つのショート・リフト
 ステップ・シークェンス
シニア:1つのホールドを組んでのパーシャル・ステップ・シークェンス
-
パターン:およそ氷面を半周する形で,ミッドナイト・ブルースの元の規定でのステップ 14 番の直後
から始まり,ミッドナイト・ブルースの元の規定でのステップ 5 番とほぼ同じ場所で終わる.
-
時間:任意の小節数を繰り返した時間
-
ホールド:規程第 703 条第 4 項の最初の項目に関わらず,腕を完全に伸ばしたハンド・イン・ハンド・
ホールドを確立してはならず,かつホールド・チェンジやツイズルの最中も含めてパートナー同士は
常に接触していなければならない.
-
パーシャル・ステップ・シークェンスは,ミッドナイト・ブルースのパターン・ダンス要素と同じ曲とテン
ポで滑らなければならない.
ノット・タッチング
シニアとジュニア:1つの非 接 触 ステップ・シークェンス(ミッドライン・ダイアゴナル・サーキュラー).ブル
ースと異なるリズムで滑らなければならない.
 1つのセット・オブ・シークェンシャル・ツィズル
注:ダンス・スピンはジュニアとシニアのフリー・ダンスの必須要素には含まれない.ただし,カップル同士が
ダンス・スピンや同じ軸のまわりを片足で(もしくは両足で)滑走するような回転動作をステップ・シークェンス
の外で行うことは,ホールドと回転数の制限なく許される.カップルはこのような動作を振り付けの一部として
用いてよい.テクニカル・パネルはこのような動作は無視し,ジャッジはこのような動作を許されたストップの数
には入れないものとする.
ノット・タッチング
シニアのパーシャル・ステップ・シークェンスやジュニアとシニアの非接触 ステップ・シークェンスの中で実
施されたダンス・スピンについては,ジャッジは1つのストップとみなすものとする.なお,ストップは許されない
要素である.
4
パターン・ダンス要素のキー・ポイントおよびキー・ポイントの特徴―シーズン 2016/17
ブルース
1BL
ジャッジ側でステップ 1
キー・ポイント 1
女性と男性のステップ 5-7
(RBO, LFO, CR-RFO-SwR)
キー・ポイント2
女性のステップ 12-13 (LFI ClCho, RBO)
キー・ポイント3
男性のステップ 12-13 (LFI ClCho, RBO)
キー・ポイントの特徴
1. 正確なエッジ
1. 正確なエッジ
2. 正確なターン
3. ClCho: フリー・フットの正確な配置
1. 正確なエッジ
2. 正確なターン
3. ClCho: フリー・フットの正確な配置
2BL
キー・ポイント 1
キー・ポイント2
キー・ポイント3
ジャッジの反対側でステップ 1 女性と男性のステップ 5-7
(RBO, LFO, CR-RFO-SwR)
女性のステップ 12-13 (LFI ClCho, RBO)
男性のステップ 12-13 (LFI ClCho, RBO)
キー・ポイントの特徴
1. 正確なエッジ
2. 正確なターン
3. ClCho: フリー・フットの正確な配置
1. 正確なエッジ
2. 正確なターン
3. ClCho: フリー・フットの正確な配置
1. 正確なエッジ
ミッドナイト・ブルース
1MB
キー・ポイント1
元のステップ 5-14:ジャッジの 女性と男性の元のステップ 7
反対側でステップ5で始まる
(女性 RBOI3,男性 LFOI3)
キー・ポイントの特徴
1. 正確なエッジ
2. 正確なチェンジ・エッジ
3. 正確なターン
キー・ポイント2
男性の元のステップ 11
(RBO3/RFI-Br/RBOI/RBI-Rk)
キー・ポイント3
女性の元のステップ 12-13
(XF-LBI-Tw1, RBO, LFO)
1. 正確なエッジ(RBI-Rkを除く)
2. 正確なターン RBO3/RFI-Br
3. 正確なチェンジ・エッジ
1. 正確なエッジ(RBO を除く)
2. 正確なターン
注:ステップの最後の 0.5 拍でのチェンジ・エッジは次のステップへのプッシュ/移行の準備のためであれば許される(キー・ポイントでの例:1BL と 2BL のキー・ポイ
ント 1 のステップ 7)
5
4.
フリー・ダンスの必須要素―シーズン 2016/17
規程第 710 条第 2 項ではウェルバランス・フリーダンス・プログラムに含まれるべき必須要素とその要
件は本条項で定められた項目の中から毎年発表されるものと定めている.アイス・ダンス技術委員会
はシーズン 2016/17 のウェルバランス・フリーダンス・プログラムの必須要素を下記の通り定めた.
4.1 ベーシック・ノービス

ダンス・リフト:最大1つのショート・リフト

ストレートライン・ステップ・シークェンス・イン・ホールド(ミッドラインまたはダイアゴナル)
または,
カーブド・ステップ・シークェンス・イン・ホールド(サーキュラーまたはサーペンタイン)
から1つ

セット・オブ・シンフロナイズド・ツイズルを1つ

コレオグラフィック・エレメントを1つ:コレオグラフィック・スピニング・ムーブメント,またはコレ
オグラフィック・ツイズル・ムーブメント(詳細は下記)
注:ダンス・スピンはベーシック・ノービスのフリー・ダンスの必須要素には含まれない.ただし,カップ
ル同士が同じ軸のまわりを片足で(もしくは両足で)滑走するような回転動作を行うことは,ホールドと回
転数の制限なく許される.カップルはこのような動作を振り付けの一部として用いてよい.テクニカル・
パネルはこのような動作は無視し,ジャッジはこのような動作を許されたストップの数には入れないもの
とする.
レベルの説明:ベーシック・ノービスのフリー・ダンスでは,全ての必須要素はレベル2までの特徴だけ
が数えられる.それ以上の特徴はレベルの要件としては数えられず,テクニカル・パネルは無視するも
のとする.
4.2 アドバンスト・ノービス

ダンス・リフト:最大2つの異なる種類のショート・リフト

スピン:1つまで(注:コンビネーション・スピンは許されない)

ストレートライン・ステップ・シークェンス・イン・ホールド(ミッドラインまたはダイアゴナル)
または,
カーブド・ステップ・シークェンス・イン・ホールド(サーキュラーまたはサーペンタイン)
から1つ

セット・オブ・シンフロナイズド・ツイズルを1つ

コレオグラフィック・エレメントを1つ:コレオグラフィック・スピニング・ムーブメント,またはコレ
オグラフィック・ツイズル・ムーブメント(詳細は下記)
レベルの説明:ベーシック・ノービスのフリー・ダンスでは,全ての必須要素はレベル3までの特徴だけ
が数えられる.それ以上の特徴はレベルの要件としては数えられず,テクニカル・パネルは無視するも
のとする.
4.3 ジュニアおよびシニア

ダンス・リフト
シニア
 最大1つのショート・リフトおよび最大 1 つのコンビネーション・リフト
(ショート・リフトの種類はコンビネーション・リフトで行うショート・リフトの種類と異なること)
または
6

最大3つの異なる種類のショート・リフト
ジュニア
 最大1つのコンビネーション・リフト
または
 最大2つの異なる種類のショート・リフト

最大1つのダンス・スピン(スピンまたはコンビネーション・スピン)

2つのホールドを組んでのステップ・シークェンス
-
1つのストレートライン・ステップ・シークェンス・イン・ホールド
a. ミッドライン:ロング・アクシス上を氷面の全長にわたって滑走
b. ダイアゴナル:コーナーからコーナーへできる限りその全長を滑走
および
-
1つのカーブド・ステップ・シークェンス・イン・ホールド
a. サーキュラー:ショート・アクシス方向に氷面の全幅を使用
b. サーペンタイン:ロング・アクシスの一端のリンク際からいずれかの方向へ開始し,3つ
か2つ(S 字)の大きなカーブを進み,ロング・アクシスの逆端のリンク際で終わる.氷面
の全幅を使用したパターンであること.
注:要求されるターンを行うために選ばれたパターンを多少逸脱することが予想される.しか
しながら,もし選ばれたパターンがはっきりと認識できないならば,ジャッジは不正確なパ
ターンとして減点をすることが求められる.

1 つのセット・オブ・シンクロナイズド・ツィズル

コレオグラフィック・エレメント
シニア
2つの異なるもの(2016ISU 総会の決定まで保留)
ジュニア
1つ
規程 704 条第19項はアイス・ダンス技術委員会がコレオグラフィック・エレメントの要件を指定
すると定めている.2016/17 シーズンは,アイス・ダンス技術委員会は以下の要件を採用する.
コレオグラフィック・エレメントは以下のどちらかでなければならない.
 コレオグラフィック・ダンス・リフト:10秒までのダンス・リフトで,必須のダンス・リフトを全て
行った後に行われるもの
 コレオグラフィック・スピニング・ムーブメント:必須のダンス・スピンを行った後に行われる
回転動作で,両パートナーが少なくとも続けて2回転するもの,ただし
ホールドは問わない
片足,両足,またはパートナーの一方が持ち上げられるが一定の高さに留まらないもの,
もしくはこれら3つを組み合わせたもの
共通の回転軸があること.この回転軸は移動してもよい
 コレオグラフィック・ツイズル・ムーブメント:必須のセット・オブ・ツイズルを行った後に行わ
れるツイズル動作で2つの部分からなるもの.
以下の要件を満たすこと:
- 2 つの部分とも:片足で,または両足で,またはこれらの組み合わせ
- 最初の部分:同時に少なくとも続けて 2 回転し,かつ両パートナーは移動しなくてはなら
ない(1 箇所に留まらないこと)
- 2 つ目の部分:少なくとも一方のパートナーは少なくとも続けて 2 回転しなくてはならず,
一方または両方のパートナーは一箇所に留まるかまたは移動するかまたはこれらの組
み合わせでよい.
7
4.4 必須要素の要件
ステップ・シークェンスのスタイル:ステップ・シークェンスの難度レベルは以下のレベルの特徴により
決定される.
 ノービス(ベーシック,アドバンスト)のフリー・ダンス(イン・ホールドのストレート・ライン/カーブド・
ステップ・シークェンス):スタイル B
ノット・タッチング
 ジュニアとシニアのショート・ダンス(非接触ミッドライン/ダイアゴナル/サーキュラー・ステッ
プ・シークェンス):スタイル B*
 シニアのショート・ダンス(パーシャル・ステップ・シークェンス・イン・ホールド):スタイル B*
 ジュニアおよびシニアのフリー・ダンス(ストレート・ラインおよびカーブド・ステップ・シークェン
ス):
最初に行われるステップ・シークェンス:スタイル A
後に行われるステップ・シークェンス:スタイル B
スタイルAとスタイルBとスタイル B*のレベルの特徴は,継続的に有効な技術規程を更新する今後の
コミュニケーションで発表される.
ステップ・シークェンスとパーシャル・ステップ・シークェンスにおける許されない要素:ストップ,パターン
の逆行,ループは,ステップ・シークェンスとパーシャル・ステップ・シークェンスに含まれてはならないか,
制限される.これらは以下のように許されない要素として特定される.
ストップ**
ステップ・シークェンス
スタイルA
ステップ・シークェンス
スタイルB
ステップ・シークェンス
スタイルB*
許されない
許されない
許されない
パターンの逆走 許されない
2回目以降の逆行,または 許されない
2小節の間より長い逆行
ループ
許されない
小さいループは逆行のなか 許されない
で可能な形である
分離
許されない
両手間隔までは許される
(非接触ミッドライン/ダイア が,5 秒以内でなければな
ゴナル/サーキュラー・ステ らない.
ップ・シークェンスを除く)
許されない
(非接触ミッドライン/ダイア
ゴナル/サーキュラー・ステ
ップ・シークェンスを除く)
**
規程第 704 条で定義されているように,ダンス・スピンとピルエットはストップである.
5.
衣装
規程 501 条第1項は,最後に下記の文を追加する.(2016ISU 総会の決定まで保留)
「アイス・ダンスにおいて,ショート・ダンスのために選ばれたリズムにふさわしいならば,制限に対する例外
がアイス・ダンス技術委員会によって発表されることもある.」

ショート・ダンスにおいてカップルによって選ばれたリズムに適しているのならば,衣装の制限の例
外として下記を適用する.

女性はズボンやショートパンツを着てもよい.
訳注:2016ISU 総会での承認待ちとされていた事項については,ショート・ダンスの演技時間の変更を除いて、す
べて承認された.詳細は ISU コミュニケーション第 2019 号を参照のこと.
日本語訳の改定履歴
2016 年 8 月 14 日
第 1 版作成
Milan,
April 6, 2016
Lausanne,
Ottavio Cinquanta, President
8
Fredi Schmid, Director General