2015 年1 月19 日 非圧縮に迫る「AVC-Intra200」コーデック(10 ビット4:2:2、200Mbps※1)に対応。 放送用ハンドヘルド型カメラ AJ-PX270 をさらに高画質化、 ネットワーク機能等を強化するファームウェアを無償提供開始 フル HD ストリーミング機能(固定レート/QoS)※2 や記録中でも撮影済みクリップの自動転送機能など。 パナソニック株式会社は、放送業務用ハンドヘルド型カメラレーダーAJ-PX270 に、非圧縮に迫る高画質コーデック 「AVC-Intra200」とフル HD 映像ストリーミング機能等を追加したファームウェアファームウェアのダウンロードサービスを 本日 1 月 19 日より開始します。 AJ-PX270 は、パナソニックが培った放送機器の技術とノウハウを継承し、ショルダータイプに迫 る高性能・操作性・運用性を小型軽量サイズに凝縮した、放送業務用ハンドヘルド型カメラ レコーダーです。 AVC-Intra/AVC-LongG/AVC-Proxy マルチコーデック記録により、番組 制作からネット転送を用いたスピーディーなニュース取材まで幅広い用途に応えます。そして、 ネットワーク機能の搭載によりファイルベース収録からさらに一歩進んだネットワークベース収録 へと、ワークフローを革新します。有線 LAN、無線 LAN※3 または 4G/LTE 回線 経由※4 でカ メラレコーダーがサーバーに直結することにより、即時性の高いニュースシステムを構築します。 AJ-PX270 今回のファームウェアアップデートにより、AJ-PX270 に放送用高画質 HD コーデック「AVC-Intra200」(量子化 10 ビ ット、サンプリングレート 4:2:2、ビットレート約 200Mbps※1)が追加されます。「AVC-Intra200」は世界中の放送局 で採用されている「AVC-Intra100」のビットレートを倍にし、非圧縮映像に迫る放送マスター用高画質を実現しまし た。 また、ネットワーク機能も大幅に強化しています。「ストリーミング」機能により、記録中でもフル HD 映像のストリーム 出力(有線 LAN、無線 LAN※3、4G/LTE 回線※4)が可能※2 になり、例えばニュース取材で収録中でも、速報として ストリーミング映像を本局にライブ配信することができます。さらに、「レック・デュアリング・アップロード」機能により、撮 影済みクリップの FTP サーバーへの自動転送に対応しました。転送中も記録操作は可能なため、カメラマンは手動 転送の必要がなく、撮影に集中することができます。 今回のファームウェアアップデートにより、iPad 用リモートコントロールアプリが使用可能になります。「P2 ROP アプリ」に より、iPad でカメラの画質設定、ズーム、フォーカス、録画開始・停止などのワイヤレスリモート※4 が可能。放送カメラ 用 ROP(=リモート・オペレーション・パネル)やエクステンション・カメラ・コントロール・ユニット同等のリモートコントロール 機能がお手持ちの iPad で実現でき、よりきめの細かい画質調整やセットアップを手元で行えます。 本ファームウェアは、下記サービスサポートサイトから無償でダウンロードできます。 【パナソニック プロフェッショナルAVサポート WEB】 http://eww.pass.panasonic.co.jp/pro-av/support/content/download/JP/jp2main/soft/upgpx270_j.htm また、「P2 ROP アプリ」(iPad 版)は、1 月末以降、Apple App Store より同じく無償で提供される予定です。 ※1:1080/59.94 時。※2:指定サーバー(1 箇所)への転送のみ。ストリーミング時 Proxy の記録はできません。※3:ワイヤレス LAN 接続にはワイヤレス モジュール(別売/ AJ-WM30)が必要です。 ※4:通信キャリアが提供する 4G 通信データカード(USB 接続タイプ)が必用です。詳細は次のウェブサイ トをご参照ください:http://panasonic.biz/sav/p2/server/4glte.html ●AJ-PX270 の詳細情報は右記ウェブサイトをご覧ください:http://panasonic.biz/sav/p2/aj-px270/ ●App Store、iPad は米国および他の国で登録された米 Apple Inc.の登録商標または商標です。 ■ファームウェアバージョンアップ内容 1.非圧縮に迫る高画質コーデック「AVC-Intra200」(10 ビット4:2:2、ビットレート約 200Mbps※1)に対応。 2.ストリーミング機能(固定レート/QoS)対応で記録中でもフルHD映像のストリーム出力が可能。※2 3.「レック・デュアリング・アップロード」機能により、記録中でも撮影済みクリップを FTP サーバーに自動転送。 4.「P2 ROP アプリ」により、iPad でカメラの画質設定、ズーム、フォーカス、録画開始・停止などのワイヤレスリ モートが可能。※4 お問い合わせ先: AVC ネットワークス社 イメージングネットワーク事業部 マーチャンダイジンググループ プロフェッショナル企画チーム TEL:06-6901-1466 (直通) FAX:06-6908-5969 E-MAIL: [email protected] 写真データ:https://pro-av.panasonic.net/en/?page_id=803 ■ファームウェアバージョンアップ内容の説明 1 . 非 圧 縮 に 迫 る 高 画 質 コ ー デ ッ ク 「 AVC-Intra200 」 (10 ビット4:2:2、ビットレート約 200Mbps※)に対応。 AJ-PX270 に放送用高画質 HD コーデック「AVC-Intra200」(量子化 10 ビット、サンプリングレート 4:2:2、ビットレート約 200Mbps※)が追加されます。「AVC-Intra200」は世界中の放送局で採用されている「AVC-Intra100」のビットレートを倍 にし、非圧縮映像に迫る放送マスター用高画質を実現しました。約1/5 のデータサイズで同等画質を実現しており、高品 位な素材のハンドリングや運用コストを大幅に圧縮して低予算でハイエンドの制作を行うことができます。 ※1080/59.94i 信号を記録時。 追加されたモード 2.ストリーミング機能(固定レート/QoS)対応で記録中でもフルHD映像のストリーム出力が可能。※1 記録中でもフル HD 映像のストリーム出力(有線 LAN、無線 LAN※2、4G/LTE 回線※3)が可能※1 になり、例えばニ ュース取材で収録中でも、速報としてストリーミング映像を本局にライブ配信※4 することができます。画質が一定の固 定モードと、ネットワーク環境に応じて圧縮率等を調整してビットレートを最適化する QoS(Quality of Service)モー ドを選択できます。QoS モードでは、回線の通信帯域が狭くなった場合でも映像スキップ等によりビットレートを下げ、 ストリーミング映像配信を継続することができます。QoS モードのストリーム信号の受信用ソフトウェアは当社ウェブサ イト(http://eww.pass.panasonic.co.jp/pro-av/support/content/download/JP/jp2main/stream_receiver_j.htm)より無償 提供する予定です。本ソフトウェアをインストールした PC/サーバーの内蔵グラフィック出力(HDMI 等)や拡張インター フェイス(ブレークアウトボックス等)より映像信号として出力可能です。 ※1:指定サーバー(1 箇所)への転送のみ。ストリーミング時 Proxy の記録はできません。 ※2:ワイヤレス LAN 接続にはワイヤ レスモジュール(別売/ AJ-WM30)が必要です。 ※3:通信キャリアが提供する 4G 通信データカード(USB 接続タイプ)が必用 です。詳細は次のウェブサイトを参照ください。:http://panasonic.biz/sav/p2/server/4glte.html ※4:映像音声は遅延して 到達します。遅延幅はネットワーク環境や PC・サーバー等のハードウェア、ソフトウェアの環境により変動します。 ■ストリーミングモード ストリーミング モード [ AVC-G6 ] [ HQ ] 解像度 コーデック フレームレート 1920×1080※1 1280×720※2 640×360 ビデオ:H.264 High Profile オーディオ:AAC-LC 2ch 30fps/25fps※3 60fps/50fps 30fps/25fps 1500 Kbps 30fps/25fps 800 Kbps 30fps/25fps※3 60fps/50fps 受信側アプリケーションにより可変 最大 9 Mbps 受信側アプリケーションにより可変 最大 6 Mbps [ LOW ] 480×270 [ AVCG(QoS) ] 1920×1080※1 1280×720※2 [ SHQ(QoS) ] 960×540 ビデオ:H.264 Baseline Profile オーディオ:AAC-LC 2ch ビデオ:H.264 High Profile オーディオ:AAC-LC 2ch ビデオ:H.264 High Profile オーディオ:AAC-LC 2ch 30fps/25fps ビットレート 6 Mbps ※1: 1080/59.94i もしくは 1080/50i 時のみ ※2: 720/59.94p もしくは 720/50p 時のみ ※3: 出力は 1080/59.94i もしくは 1080/50i になります。 ■受信用ソフトウェアの PC 動作環境 CPU Core i7-4700MQ 2.40GHz 以上 GPU Intel HD Graphics 4600 以上 メモリー 4GB 以上 OS Windows 7 SP1 32bit/64bit Windows 8.1 32bit/64bit (BlackMagic SDI ボード使用時、 Windows 7 SP1 64bit 版のみサポート) 3.「レック・デュアリング・アップロード」機能により、記録中でも撮影済みクリップを FTP サーバーに自動転送。 記録中でも撮影済みクリップ(高画質映像音声データ、Proxy データ)を FTP サーバーもしくはクラウドに自動転送す ることに対応しました。REC スタート・ストップボタンにより、記録終了後直ちに自動転送が開始され、次の撮影を開 始しても前のファイルデータの転送動作は継続されます。従来バージョンでは収録後手動転送が必用でしたが、これ によりカメラマンは撮影に集中することができます。 撮影されたクリップは直ちに本局のサーバーに転送されるため、従来のようにメディアの配送を待つことなく編集作業に 入れます。緊急性の高いニュース素材の伝送や、海外での取材時に威力を発揮します。 4.「P2 ROP アプリ」により、iPad でカメラの画質設定、ズーム、フォーカス、録画開始・停止などの ワイヤレスリモートが可能。※1 今回のファームウェアアップデートにより、iPad 用リモートコントロールアプリが使用可能になります。P2 ROP は、放送 カメラ用 ROP(=リモート・オペレーション・パネル)やエクステンション・コントロール・ユニット(AG-EC4G)同等の機能を 備え、画質設定、ズーム/フォーカス※2、REC スタート/ストップなど、多彩なコントロール機能を装備。大きな数値 表示と上下のタッチキーなど、見やすくわかりやすい表示で設定・調整操作をワイヤレス接続※1 により手元で容易に 行えます。加えて、プロキシーブラウザーをアプリに内蔵。収録済みのクリップのサムネール表示とプレビューができ、結 果を確認しながら画づくりできます。メタデータの表示・編集も可能です。本アプリは AJ-PX270 の他、AJ-PX5000 にも使用可能です。 ■コントロール機能 ZOOM/FOCUS※2、 KNEE(ON/OFF)、TCG(TC/UB の表示と設定)、 REC CHK、REC S/S、SHUTTE(OFF/FIX/SS)、 GAIN、WB(PRST/A/B/AWB/ABB)、M.PED、 IRIS(AUTO/MANUAL)、PAINTING GAIN(R/B)、 PAINTING BLACK(R/G/B)、MENU 表示と設定、 USER ボタン、CAM/BAR 出力映像切換、 キャラクター出力 ON/OFF ●APP アイコン ■その他の機能 CAM. INFO(カメラレコーダー情報表示) THUMB(カメラクリップの表示と再生) メディア/バッテリー残量表示 クリップメタデータの表示と更新 LOCK(アプリ操作無効) WARNING インジケーター ●コントロール画面 ※1:ワイヤレス LAN 接続には AJ-PX270 にワ イヤレスモジュール(AJ-WM30/別売)の装着 が必要です。 ※2:対応カメラレコーダーのみ動作します。 対応機種:AJ-PX270(2015 年 1 月現在) ●App Store、iPad は米国および他の国で登録 された米 Apple Inc.の登録商標または商標です。 ●サムネール画面 ●プレビュー画面
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