ASAHI KASEI [AK2305] AK2305 ISDNターミナルアダプタ用 2チャンネル PCMコーデック LSI 概 要 特 長 AK2305は、ISDNターミナルアダプタ(TA)に適した 2チャンネルPCMコーデックです。欧州を中心とする 地域で用いられるA-Law圧伸則と北米・日本で用いら れるμ-law圧伸則とをレジスタで選択可能です。 帯域制限フィルタ、A/D及びD/A変換器、A-law/μ -law変換器、DTMFレシーバ、トーンジェネレータ (400Hz,1300Hz)を各々2ch内蔵しており、実装ス ペース、実装工数及び消費電力の削減に最適です。 PCM デ ー タ 転 送 レ ー ト は 64k の N 倍 (64k4.096MHz) で の 設 定 が 可 能 で す 。 転 送 ク ロ ッ ク (BCLK)入力周波数を調整することにより様々なシス テムに対応することができます。 2チャンネル・PCMコーデック/フィルタ内蔵 ■ DTMFレシーバ 2ch内蔵 ■ TONE発生回路(400Hz/1300Hz) 2ch内蔵 ■ 外部トーン入力可能(AUX端子) ■ 各チャンネル毎に設定可能な機能 ・フレーム同期信号(8kHz) ・パワーダウン(外部端子・レジスタ設定) ・ミュート(外部端子・レジスタ設定) ・ゲイン調整 0∼ -12dB (3dB step) ■ PCMデータインタフェース LongFrame/ShortFrame/GCI/IDL に対応 ■ PCMデータ転送レート 64kHzのN倍の周波数(64k-4.096MHz)で設定可能 ■ 入出力ゲイン調整用オペアンプ内蔵 ■ A-law,μ-lawの圧伸則選択機能(レジスタ設定) ■ シリアルインタフェース ■ パワーオンリセット ■ +5V±5%単一電源 ■ 低消費電力 (85mW typ) ■ 小型パッケージ ■ パッケージ 48ピンLQFP ・ピン端 9.0*9.0mm ・ピンピッチ 0.5mm ■ C0029-J-02 − 1 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] 目 次 項 目 C0029-J-02 頁 - ブロック図…………………………………… 3 - パッケージ・ピン配置……………………… - 端子条件……………………………………… 5 - 端子機能……………………………………… 6 - 回路構成……………………………………… 8 - 機能説明……………………………………… 9 - PCMインタフェース…………………….. 4 9 - LongFrame/ShortFrame…….…… 10 - GCI………………………………….. 12 - IDL………………………………….. 13 - リセット………………………………… 14 - パワーダウン…………………………… 15 - ミュート………………………………… 17 - ゲイン調整……………………………… 18 - DTMFレシーバ…………………………… 19 - TONE GENERATOR………………………. 21 - AUX入力………………………………….. 21 - シリアルインタフェース……………… 22 - レジスタ……………………………………… 25 - 絶対最大定格………………………………… 28 - 推奨動作条件………………………………… 28 - 電気的特性…………………………………… 28 - 推奨外部回路例……………………………… 39 - パッケージ…………………………………… 42 − 2 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] ブロック図 GSX0 VFX0 47 48 AAF0 VR0T CODEC 29 PCM I/F DX0 DR0 26 FS0 33 AMPT0 VRX0 VFR0 GSR0 1 GSX1 VFX1 14 13 VR0R 2 3 S1 SMF0 S2 S3 CH0 27 BCLK CODEC 28 CH1 32 25 DX1 DR1 FS1 TONEGEN0 22 TNOE0 TONEGEN1 21 TNOE1 AUX AMPR0 VR1T AAF1 AMPT1 VRX1 VFR1 GSR1 12 VR1R 11 10 S4 S5 SMF1 S6 AMPR1 S7 S8 S9 TNOUT 9 VREF 4 DTIN0 46 DTMF Receiver0 DTIN1 15 DTMF Receiver1 AVDD 6 7 AVSS 31 DVDD DVSS 30 PLL VRTN 18 BGREF 45 16 TST1 TST2 C0029-J-02 8 17 4 4 Internal Register Serial I/F MUTE0 MUTE1 4 37-40 4 24 STD0 41-44 DTO00-03 23 20 DTO10-13 STD1 DTOE 35 34 36 SCLK DATA CS 19 PD 5 LPC − 3 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] パッケージ・ピン配置 FS1 FS0 BCLK DX1 DX0 DVSS DVDD DR1 DR0 DATA SCLK CSN 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 DTO00 DTO01 DTO02 DTO03 DTO10 DTO11 DTO12 DTO13 TST1 DTIN0 GSX0 VFX0 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 STD0 STD1 TNOE0 TNOE1 DTOE PD MUTE0 MUTE1 TST2 DTIN1 GSX1 VFX1 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 VRX1 VFR1 GSR1 TNOUT AUX AVSS AVDD LPC VREF GSR0 VFR0 VRX0 C0029-J-02 − 4 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] 端子条件 端子 番号 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 端子名 VRX0 VFR0 GSR0 VREF LPC AVDD AVSS AUX TNOUT GSR1 VFR1 VRX1 VFX1 GSX1 DTIN1 TST2 MUTE1 MUTE0 PD DTOE TNOE1 TNOE0 STD1 STD0 FS1 FS0 BCLK DX1 DX0 DVSS DVDD DR1 DR0 DATA SCLK CSN DTO00 DTO01 DTO02 DTO03 DTO10 DTO11 DTO12 DTO13 TST1 DTIN0 GSX0 VFX0 I/O 端子タイプ O I O O O I O O I O I O I I I I I I I I O O I I I O O I I I/O I I O O O O O O O O I I O I Analog Analog Analog Analog Analog Analog Analog Analog Analog Analog Analog Analog Analog TTL TTL TTL TTL TTL TTL TTL CMOS CMOS TTL TTL TTL CMOS CMOS TTL TTL TTL/CMOS TTL TTL CMOS CMOS CMOS CMOS CMOS CMOS CMOS CMOS TTL Analog Analog Analog 最大 AC負荷 最小 DC負荷 パワーダウン リセット時 時出力状態 出力状態 50pF 10kΩ Hi-Z Hi-Z 50pF 10kΩ(*1) Hi-Z Hi-Z 備考 外付容量 外付容量 50pF 50pF 10kΩ 10kΩ(*1) Hi-Z Hi-Z Hi-Z Hi-Z 50pF 10kΩ Hi-Z Hi-Z 50pF 10kΩ(*1) Hi-Z Hi-Z 出荷検査用 15pF 15pF L L L L (*2) 15pF 15pF Hi-Z Hi-Z Hi-Z Hi-Z (*3) 15pF Input Input 15pF 15pF 15pF 15pF 15pF 15pF 15pF 15pF Hi-Z Hi-Z Hi-Z Hi-Z Hi-Z Hi-Z Hi-Z Hi-Z Hi-Z Hi-Z Hi-Z Hi-Z Hi-Z Hi-Z Hi-Z Hi-Z 出荷検査用 50pF 10kΩ(*1) Hi-Z Hi-Z *1)最小DC負荷は帰還抵抗込の値です。 *2) GCI,IDLモード時、VSSにプルダウンされます。 *3)2ch多重モード時、VSSにプルダウンされます。 C0029-J-02 − 5 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] 端子機能 端子番号 端子名称 48 VFX0 I/O I 47 GSX0 O 1 VRX0 O 2 VFR0 I 3 GSR0 O 10 GSR1 O 11 VFR1 I 12 VRX1 O 14 GSX1 O 13 VFX1 I 29 DX0 O 33 DR0 I 28 DX1 O 32 DR1 I 26 FS0 I C0029-J-02 機 能 CH0 入力ゲイン調整用オペアンプの反転入力。外付けの抵抗で反転アンプ を構成しゲインの調整をおこないます。 CH0 入力ゲイン調整用オペアンプの出力。外付けの抵抗で反転アンプを構 成しゲインの調整をおこないます。 CH0 アナログ出力。CH0のPCMデータをアナログ信号に変換した出力で す。 CH0 出力ゲイン調整用オペアンプの反転入力。外付けの抵抗で反転アンプ を構成しゲインの調整をおこないます。 CH0 出力ゲイン調整用オペアンプの出力。外付けの抵抗で反転アンプを構 成しゲインの調整をおこないます。 CH1 出力ゲイン調整用オペアンプの出力。外付けの抵抗で反転アンプを構 成しゲインの調整をおこないます。 CH1 出力ゲイン調整用オペアンプの反転入力。外付けの抵抗で反転アンプ を構成しゲインの調整をおこないます。 CH1 アナログ出力。CH1のPCMデータをアナログ信号に変換した出力で す。 CH1 入力ゲイン調整用オペアンプの出力。外付けの抵抗で反転アンプを構 成しゲインの調整をおこないます。 CH1 入力ゲイン調整用オペアンプの反転入力。外付けの抵抗で反転アンプ を構成しゲインの調整をおこないます。 CH0 PCMデータ出力端子。 LongFrame,ShortFrameモードでは、CH0のPCMデータを出力します。 GCI,IDLモードでは、CH0,CH1のPCMデータを多重化して出力します。デ ータ転送レートはBCLKで設定されます。 詳細はPCMインタフェースの項目(Page.9~)を参照して下さい。 この端子は送信データが存在する8 or 16ビット期間以外は、ハイインピー ダンスとなります。 CH0 PCMデータの入力端子。 LongFrame,ShortFrameモードでは、CH0のPCMデータを入力します。 GCI,IDLモードでは、CH0,CH1のPCMデータを多重化して入力します。デ ータ転送レートはBCLKで設定されます。 詳細はPCMインタフェースの項目(Page.9~)を参照して下さい。 CH1 PCMデータ出力端子。 LongFrame,ShortFrameモードでは、CH1のPCMデータを出力します。デ ータ転送レートはBCLKで設定されます。 詳細はPCMインタフェースの項目(Page.9~)を参照して下さい。 この端子は送信データが存在する8ビット期間以外は、ハイインピーダンス となります。2ch多重出力(LF/SF/GCI/IDL)モードでは、使用されません。 常にハイインピーダンスとなります。 CH1 PCMデータ入力端子。 LongFrame,ShortFrameモードでは、CH1のPCMデータを入力します。デ ータ転送レートはBCLKで設定されます。 詳細はPCMインタフェースの項目(Page.9~)を参照して下さい。 GCI,IDLモードでは、この端子は使用されません。内部抵抗でプルダウン され、入力不可となります。 CH0 送受同期信号入力。CH0のPCMデータ入出力タイミングを制御しま す。BCLKと同期した8kHz の信号を入力します。 − 6 − 1999/8 ASAHI KASEI 端子番号 端子名称 25 FS1 [AK2305] I/O I 27 BCLK I 46 37 38 39 40 24 DTIN0 DTO00 DTO01 DTO02 DTO03 STD0 I O O O O O 15 41 42 43 44 23 DTIN1 DTO10 DTO11 DTO12 DTO13 STD1 I O O O O O 20 22 21 8 DTOE TNOE0 TNOE1 AUX I I I I 9 34 35 36 18 17 19 5 4 31 30 6 7 45 16 TNOUT DATA SCLK O I/O I I I I I O O I I CS MUTE0 MUTE1 PD LPC VREF DVDD DVSS AVDD AVSS TST1 TST2 C0029-J-02 機 能 CH1 送受同期信号入力。CH1のPCMデータ入出力タイミングを制御しま す。BCLKと同期した8kHz の信号を入力します。GCI,IDLモードでは、こ の端子は使用されません。内部抵抗でプルダウンされ、入力不可となりま す。 PCMデータ転送レート制御クロック入力。CH0,CH1共通です。 FSnのN倍(8NkHz)のクロックを入力します。 全パワーダウン時以外は常にクロックを供給して下さい。 DTMF信号入力端子。 DTMF信号受信データ出力端子。 DTO00がLSBです。 遅延ステアリング出力ピン。 受信信号のデコードが完了し、出力ラッチが更新されると”H”になります。 DTMF信号入力端子。 DTMF信号受信データ出力端子。 DTO10がLSBです。 遅延ステアリング出力ピン。 受信信号のデコードが完了し、出力ラッチが更新されると”H”になります。 DTMF受信信号デコード出力イネーブル。 トーンジェネレータ0出力イネーブル。 トーンジェネレータ1出力イネーブル。 外部トーン入力端子。0.1uF以上の外付容量を介して入力して下さい。 トーン出力端子。 シリアルインタフェースのデータ入出力端子。 シリアルインタフェースのクロック入力端子。 シリアルインタフェースのチップセレクト入力端子。 CH0ミュート端子。”H”でミュートです。 CH1ミュート端子。”H”でミュートです。 パワーダウン入力端子。”H”でパワーダウンです。 PLLのループフィルタ用端子。0.22uF以上の容量を外付して下さい。 アナロググランド電源出力端子。 ディジタル正電源端子。 ディジタル負電源端子。 アナログ正電源端子。 アナログ負電源端子。 出荷時検査用端子。DVSSに固定して下さい。 − 7 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] 回路構成 ブロック AMPT0,1 AMPR0,1 AAF0,1 CODEC (CH0,CH1) A/D CODEC (CH0,CH1) D/A SMF0,1 BGREF TONE GEN 0 TONE GEN 1 スイッチ Sn (n=1-9) DTMF Receiver0,1 VR0T VR0R VR1T VR0R VRTN SERIAL I/F PLL PCM I/F C0029-J-02 機 能 備考 送信用システム0dB(伝送0レベルポイント)のゲイン調整用オペアンプです。 通常、反転アンプとして使用し、外付けの抵抗でゲインアンプを構成します。た だし、帰還抵抗は10kΩ以上です。各端子の構成は次のようになっています。 VFXx:オペアンプ反転入力 GSXx:オペアンプ出力 <注意>CODEC CH0(1)とDTMFR0(1)とが共にパワーダウンすると、AMP0(1) は自動的にパワーダウンされます。 受信用システム0dB(伝送0レベルポイント)のゲイン調整用オペアンプです。 通常、反転アンプとして使用し、外付けの抵抗でゲインアンプを構成します。た だし、帰還抵抗は10kΩ以上です。各端子の構成は次のようになっています。 VFRx:オペアンプ反転入力 GSRx:オペアンプ出力 折り返し雑音防止用フィルタです。2次のRCローパスフィルタで構成されてお り、A/Dコンバータのサンプリング周波数帯における雑音を除去します。 入力されたアナログ信号を圧伸則に従い8ビットのPCMデータに変換します。圧伸 則として、ITU-T G.711に準拠したA-Lawまたはμ-Lawをサポートします。 A-Lawでは偶数ビットの反転もおこないます。 圧伸則の選択は、レジスタALAWNでおこないます。 "H": μ-Law "L": A-Law また、帯域制限用フィルタを内蔵しています。 DR端子より取り込まれた8ビットのPCMデータを圧伸則に従い伸張し再生しま す。圧伸則として、ITU-T G.711に準拠したA-Lawとμ-Lawをサポートします。 A-Lawでは偶数ビットの反転もおこないます。 圧伸則の選択は、レジスタALAWNでおこないます。 "H": μ-Law "L": A-Law D/Aコンバータの出力から必要な周波数成分を取り出すためのフィルタです。 温度補償されたバンドギャップ電圧発生器により、安定なアナロググランド電圧 (2.4V)を供給します。 400Hz,1300Hzのトーンを発生する回路です。トーンの選択はTMDn(n=0,1)レジ スタで行います。トーン発生のON/OFFはイネーブル端子TNOE0/1で制御されま す。トーンを出力する端子はSn(n=1-9)レジスタで設定してください。 VRX0,VRX1,TNOUT端子から出力する信号を制御します。 各スイッチは対応するSn(n=1-9)レジスタで制御されます。 DTMF信号検出回路です。入力された信号をデコードし、4bitコードを出力しま す。端子出力のON/OFFはイネーブル端子DTOEで制御されます。 信号レベルを変更する回路です。 0∼-12dB(3dBstep、5段階)のゲイン調整が可能です。 ゲイン設定はレジスタで行います。 内部レジスタへのデータ入出力を行います。1ワード=14bit。 構成は命令コード2bit、アドレス3bit、データ9bit(1ダミービット含む)となって います。SCLK,DATA, CS 端子で制御します。 8KHzのフレーム同期信号FS0 or FS1から、内部動作に必要な所定のクロック周波 数を発生します。ループフィルタ用の外付容量(0.22uF以上)をLPC端子に接続 します(対AVSS)。 BCLKで定められるデータレート(Nx64kHz)でPCMデータを入出力します。 PCMインタフェースにはLongFrame,ShortFrame,GCI,IDLの4つのモードがあ り、その中のひとつをレジスタで選択します。入出力端子は2チャンネルを多重化 してDX0,DR0端子から入出力する場合と2チャンネル各々独立にDX0,DR0,DX1, DR1端子から入出力する場合の2通りがあります。 − 8 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] 機能説明 ■ PCMインタフェース AK2305は以下のPCMデータインタフェースをサポートしています。 インタフェースの選択はPCMIF1,PCMIF0レジスタで行います。 ・Long Frame Sync(LF) ・Short Frame Sync(SF) ・GCI ・IDL 各チャンネルのPCMデータは多重化され共通の端子(DR0,DX0)から入出力されます。 但しLF,SFモードにおいてはチャンネル毎に独立した端子(DR0/1,DX0/1)で入出力することも可能です。 いずれの場合もデータはMSBファーストで入出力されます。 PCMインタフェースモード選択レジスタ(アドレス:100 Bit:7,6) フレーム同 PCMIF1 PCMIF0 インタフェースモード 期 入力端子 出力端子 備考 初期値 0 0 LF/SF (2ch独立) FS0,FS1 DR0,DR1 DX0, DX1 0 1 LF/SF (2ch多重) FS0,FS1 DR0 DX0 1 0 GCI (2ch多重) FS0 DR0 DX0 1 1 IDL (2ch多重) FS0 DR0 DX0 ◆フレーム同期信号(Frame Sync:FS) 8kHzの基準入力信号です。1フレーム(125us毎)に8ビットのPCMデータが入出力されます。 LF,SFモードにおいては各チャンネルに対応したFS(FS0,FS1)が必要です。 GCI,IDLモードにおいてはFS0を入力してください。FS1は必要ありません。 ◆ファーストFS PLLの入力となるFSのことです。このFSをLSIの内部動作基準タイミングとします。 GCI,IDLでは、FS0がファーストFSとなります。LF,SFでは、下表の通りです。 LF.SFでのファーストFS (アドレス:100 Bit:4) 1stFSレジス ファーストFS 備考 タ 0 FS0 1 FS1 初期値 ◆BCLK PCMデータレートを定めるクロックです。各インタフェースモードでのBCLKの周波数とデータレートの関係 は以下の様に異なります。 PCMデータレー PCMインタフェース BCLK ト LF/SF/IDL f f GCI 2f f !注意事項<重要> 全パワーダウン(PD端子=”H”)時以外はファーストFSとBCLKを停止しないで下さい。 ファーストFSとBCLKのどちらかを停止するとAK2305のPLLは自走周波数で動作します。 この場合、AK2305のDTMFレシーバ、TONE GENの性能は保証されません。 C0029-J-02 − 9 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] ● Long Frame Sync(LF) Short Frame Sync(SF) AK2305は入力されたファーストFSの”H”期間によりLong Frame, Short Frameかを自動的に判断します。 ファーストFS=”H”の期間 フレーム構成 BCLKの2周期以上 LF BCLKの1周期 SF ◆インタフェースタイミング <2ch多重入出力> 各チャンネルのPCMデータは、フレーム同期信号FSn(n=0,1)に同期して、1フレーム区間(125μs)毎にそれ ぞれ8ビットずつDX0,DR0端子より入出力されます。1フレーム区間には最大64個のタイムスロット (BCLK=4.096MHz時)があります。タイムスロット数=BCLK/64kです。CH0,CH1のタイムスロットはそれぞ れの同期信号FS0,FS1によって決定されます。LF,SFモードではFS0,FS1のうち、レジスタで定めたFSを基準 (ファーストFS)として動作します。 (重要)ファーストFSとセカンドFS セカンドFSは、ファーストFSからnスロット単位の間隔、(BCLK8クロック分)×n:(n=1∼63の整数)、をおい て入力して下さい。 LongFrame FS0 BCLK DX0 DR0 Don’t care 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 Don’t care ShortFrame FS0 BCLK DX0 DR0 Don’t care Don’t care BCLK=4096kHz(1stFS=FS0の場合) FS0 FS1 スロット 1 2 3 4 63 64 1 2 3 DX0 ch0 output ch1 output ch0 output ch1 output DR0 ch0 input ch1 input ch0 input ch1 input C0029-J-02 − 10 − 4 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] ◆インタフェースタイミング <2ch独立入出力> 各チャンネルのPCMデータは、フレーム同期信号FSn(n=0,1)に同期して、1フレーム区間(125μs)毎にそれ ぞれ8ビットずつDX0,DR0,DX1,DR1端子より入出力されます。FS0とFS1のタイミングはBCLKに同期してい れば任意に設定可能です。 <重要>ファーストFSとセカンドFS BCLK=64kHz時のみ、ファーストFSとセカンドFSに同じクロックを入力することが可能です。 64kHz以外は、nスロット単位の間隔、(BCLK8クロック分)×n:(n=1∼63の整数)が必要です。 BCLK=4096kHz(1stFS=FS0の場合) FS0 FS1 スロット 1 2 3 63 4 64 1 2 DX0 ch0 output ch0 output DR0 ch0 input ch0 input 3 4 DX1 ch1 output ch1 output DR1 ch1 input ch1 input BCLK=64kHz(FS0とFS1は同じタイミング、1stFS=FS0の場合: LongFrame) FS0,FS1 BCLK DX0 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 DR0 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 DX1 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 DR1 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 BCLK=64kHz(1stFS=FS0の場合: LongFrame) FS0 FS1 BCLK DX0 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 DR0 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 DX1 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 DR1 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 C0029-J-02 − 11 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] ● GCI(General Circuit Interface) ISDN用のインタフェースです。2Bのデータを下図の様なタイミングで入出力します。 CH0,1各チャンネルのPCMデータをB1,B2チャンネルのどちらのタイミングで入出力するかの指定はレジスタ で行います。 CH0,1入出力チャンネル選択(アドレス:100 SEL2B CH0 CH1 0 B1 B2 1 B2 B1 Bit:5) 備考 初期値 BCLKの周波数はPCMデータレートの2倍です。 BCLKの入力周波数範囲は512kHz∼4096kHzです。 ◆インタフェースタイミング <2ch多重入出力> 各チャンネルのPCMデータは、フレーム同期信号FS0に同期して、1フレーム区間(125μs)毎にそれぞれ8ビッ トずつDX0,DR0端子より入出力されます。 FS0 BCLK DX0 DR0 Don’t care 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 B1-CHANNEL(CH0) <SEL2B=”0”> Don’t care B2-CHANNEL(CH1) <SEL2B=”0”> <2ch独立入出力> 独立入出力はありません。 C0029-J-02 − 12 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] ● IDL(Interchip Digital Link) ISDN用のインタフェースです。2Bのデータを下図の様なタイミングで入出力します。 CH0,1各チャンネルのPCMデータをB1,B2チャンネルのどちらのタイミングで入出力するかの指定はレジスタ で行います。(前頁参照) PCMデータレートはBCLKの周波数と同じです。 BCLKの入力周波数範囲は256kHz∼4096kHzです。 ◆インタフェースタイミング <2ch多重入出力> 各チャンネルのPCMデータは、フレーム同期信号FS0に同期して、1フレーム区間(125μs)毎にそれぞれ8ビ ットずつDX0,DR0端子より入出力されます。 FS0 BCLK DX0 DR0 Don’t care 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 B1-CHANNEL(CH0) <SEL2B=”0”> Don’t care 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 Don’t care B2-CHANNEL(CH1) <SEL2B=”0”> <2ch独立入出力> 独立入出力はありません。 C0029-J-02 − 13 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] ■リセット ◆ パワーオンリセット AK2305は電源投入時に内部リセットパルスが発生し、全ての回路がリセットされます。 内部レジスタは初期値に設定されます。 リセット終了後、CODEC CH0/CH1の回路は、ファーストFSの入力開始と共に初期化が開始されます。 パワーオンリセット∼初期化終了までに要する時間は150ms(typ),330ms(max)です。 ※ 内部リセットパルス発生期間は20ms(typ),200ms(max)です。 この期間中は出力端子はハイインピーダンスとなります(端子条件 p.5参照)。 ◆パワーオンリセットを有効とするための電源立ち上げ時間 電源立ち上げ時間が50ms(=5τ)以内であれば、パワーオンリセットは確実に動作します。 電源立ち上げ時間が50msより大きくなる場合は、パワーオンリセットが実行されません。 この場合、レジスタは初期化されません。全てのレジスタに設定したい値を書き込んでから、動作を 開始してください。 ◆ パワーオン時の推奨動作手順 電源立ち上げ後AK2305を動作させる際、以下の様な手順で動作を開始されることを推奨致します。 パワーアップ 200ms ウェイト *電源立ち上げ時間 =50ms(=5τ)の場合 シリアル I/F を介して 内部レジスタを設定 ・TNOE0,1=”L” ・FSn=”L” ・BCLK=”L” (電源立ち上げ後、ファースト FS 及び BCLK を固定しておくと、固定期間中は CODEC は外部との入出力を行いません) ・CODEC 動作開始前に内部レジスタを設 定します。 FSn 及び BCLK の供給開始 ・CODEC 初期化開始。 130ms ウェイト ・CODEC 初期化完了。 CODEC 正常動作開始 C0029-J-02 − 14 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] ■パワーダウン パワーダウン設定を行うとAK2305の消費電力が低減されます。 パワーダウン時は、アナログ回路への電流供給およびデジタル回路へのクロック供給が停止され、該当する 回路は動作停止状態となります。 パワーダウンは次の2つの形式があります。 ・全回路パワーダウン ・ブロック別パワーダウン ※ パワーダウン時においては、該当するブロックの出力端子はハイインピーダンスとなります(p.5参照)。 ◆パワーダウン設定方法 パワーダウンモードの設定方法と設定時の動作 制御対象 設定方法 設定値と動作 モード 端子/レジスタ 回路 PD ”0”:動作 ”1”:パワーダウン CODEC CH0 PDCH0 (Bit0) CODEC CH1 PDCH1 (Bit1) レジスタアドレス “100” DTMF Receiver0 PDDT0 (Bit2) ”0”:動作 ”1”:パワーダウン DTMF Receiver1 PDDT1 (Bit3) レジスタ ブロック別 パワー ダウン 全回路 端子 全回路 パワー ダウン パワーダウン時動作の注意事項 ・レジスタは初期化されません。 ・シリアルI/Fは使用可能です。 ・FSn(n=0,1),BCLKを供給する必要はあり ません。 ・CODEC CH0,1 パワーダウン時も、常にファ ーストFSは入力して下さい(p.9参照)。 ・CODEC CHn(n=0,1) をパワーダウンし ても、以下の動作は可能です。 ①AMPTn(n=0,1)入出力 ②TONEGEN0,1出力 VRXn(n=0,1) 端子、TNOUT端子より ・左記全ブロックをパワーダウンしても 下記ブロックは動作しています。 AMPT0/1, VR0/1R, AMPR0/1, VRTN, TONEGEN0/1, BGREF, Serial I/F, PLL 注)PDCHn, PDDTn(n=0,1)レジスタの初期値は”0”です。 ◆パワーダウンからの復帰:CODEC CODEC CH0/CH1をパワーダウンから復帰する場合、AK2305はCODECの初期化を行います。 初期化終了までに要する時間は130ms(typ)です。 C0029-J-02 − 15 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] パワーダウン設定とパワーダウンブロック 全 BLOCK CODEC CH0 CODEC CH1 CODEC CH0&1 DTMFR0 DTMFR1 設定端子 設定レジスタ PD PDCH0 PDCH1 PDCH0 PDCH1 PDDT0 PDDT1 Channel 1 Channel 0 パワーダウン ブロック CODEC CH0, DTMFR0 PDCH0 PDDT0 CODEC CH1, DTMFR1 PDCH1 PDDT1 AMPT0 OFF VR0T OFF OFF OFF OFF AAF0 OFF OFF OFF OFF CODEC CH0 OFF OFF OFF OFF SMF0 OFF OFF OFF OFF VR0R OFF AMPR0 OFF AMPT1 OFF VR1T OFF OFF OFF OFF AAF1 OFF OFF OFF OFF CODEC CH1 OFF OFF OFF OFF SMF1 OFF OFF OFF OFF VR1R OFF AMPR1 OFF PCM I/F OFF TONEGEN 0 OFF TONEGEN 1 OFF VRTN OFF DTMFR 0 OFF DTMFR 1 OFF PLL OFF BGREF OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF SERIAL I/F C0029-J-02 − 16 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] ■ミュート ◆外部端子設定 MUTE0,MUTE1端子で各チャンネル独立にCODEC CH0,CH1のアナログ出力及びPCM出力をミュートする ことが可能です。 MUTE0,1 端子入力 動作 DX0,DX1端子 VRX0,VRX1端子 0 信号出力 PCMデータ出力 CODECアナログ出力 1 ミュート High-Impedance AGND * 備 考 *)TONE信号はミュート期 間中も出力可能です。 ◆レジスタ設定 MTDX0,MTDX1レジスタで各チャンネル独立にPCM出力をミュートすることが可能です。 (アドレス:101 Bit:2,3) MTDX0,1 動作 DX0,DX1端子 VRX0,VRX1端子 備考 レジスタ値 0 信号出力 PCMデータ出力 1 ミュート High-Impedance 初期値 CODECアナログ出力* (MUTE0,1端子=”0”) *) MUTE0,1端子の設定がMTDX0,1レジスタの設定より優先されます。 従って、MTDX0,1を”1”としても、MUTE0,1=”1”ならば、VRX0,1端子出力はAGNDとなります。 <ミュート時の動作例> CH0ミュート時 (MUTE0=”1”, MUTE1=”0”, MTDX0,1=”0”:GCIモード) FS0 BCLK DX0 DR0 Don’t care 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 B1-CHANNEL(CH0) <SEL2B=”0”> B2-CHANNEL(CH1) <SEL2B=”0”> VRX0 : CODEC CH0 のアナログ出力は常に AGND レベルです。 TONEGEN0,1 の出力は TNOE0,1 端子で制御可能です。 VRX1 : CODEC CH1 のアナログ出力は DR0 端子から入力された PCM データに応じたレベルです。 TONEGEN0,1 の出力は TNOE0,1 端子で制御可能です。 C0029-J-02 Don’t care − 17 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] ■ゲイン調整 ボリュームVRのゲインはレジスタ設定により変更可能です。 調整範囲は0∼-12dB(3dBstep、5段階)です。 ボリューム設定レジスタ (アドレス:000, 001) VRnT2 VRnT1 VRnT0 VRnR2 VRnR1 VRnR0 VRTN2 VRTN1 VRTN0 ゲイン 備考 初期値 0 0 0 0 dB 0 0 1 -3 dB 0 1 0 -6 dB 0 1 1 -9 dB 1 - - -12 dB ※上表はVR0T,VR0R,VR1T,VR1R,VRTNに適用されます。 各ボリュームに対応するレジスタを設定して下さい。 C0029-J-02 − 18 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] ■DTMFレシーバ (ブロック名:DTMF Receiver0, DTMF Receiver1) 受信したDTMF信号を検出して4ビットコードを出力する回路です。 4ビットコード出力を下に示します。 出力コード表 低群周波数 [Hz] 697 770 852 941 697 770 852 941 高群周波数 [Hz] 1209 1336 1477 1209 1336 1477 1209 1336 1477 1336 1209 1477 1633 1633 1633 1633 DTO n3 0 0 0 0 0 0 0 1 1 1 1 1 1 1 1 0 KEY 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 * # A B C D DTO n2 0 0 0 1 1 1 1 0 0 0 0 1 1 1 1 0 DTO n1 0 1 1 0 0 1 1 0 0 1 1 0 0 1 1 0 (n=0,1) DTO n0 1 0 1 0 1 0 1 0 1 0 1 0 1 0 1 0 ◆デコード出力 DTMF受信信号デコード結果は内部出力バッファを介してDTO00-03,10-13端子に出力されます。 内部出力バッファはDTOE端子で制御されます。 DTOE 端子入力 DTO00-03, DTO10-13 端子出力 0 Hi-Impedance 1 デコード出力 ◆ガードタイムの設定 入力信号有効時間(tREC)、インターディジットポーズ時間(tID)は、下に示すようにガードタイムを調整して 所望の値に設定することができます。ガードタイムはレジスタGTPn,GTAn(n=0-3)で設定します。 入力信号有効時間(tREC) = 信号検出時間(tDP) + ガードタイム(tGTP) インターディジットポーズ時間(tID)= 信号停止検出時間(tDA) + ガードタイム(tGTA) ガードタイム(tGTP, tGTA) 設定範囲 ガードタイム(tGTP, tGTA) 可変ステップ 1ms - 121 ms 8ms レジスタGTPn,GTAn(n=0-3)設定値とガードタイム値との関係は次項の表を参照して下さい。 入力信号有効時間(tREC)、インターディジットポーズ時間(tID)との関係も示してあります。 C0029-J-02 − 19 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] レジスタGTPn(n=0-3)とガードタイムt G T P および入力信号有効時間t R E C との関係 (アドレス:110 Bit:3-0) GTPレジスタ tGTP[ms] 3 2 1 0 typ 0 0 0 0 1 0 0 0 1 9 0 0 1 0 17 0 0 1 1 25 0 1 0 0 33 0 1 0 1 41 0 1 1 0 49 0 1 1 1 57 1 0 0 0 65 1 0 0 1 73 1 0 1 0 81 1 0 1 1 89 1 1 0 0 97 1 1 0 1 105 1 1 1 0 113 1 1 1 1 121 tREC[ms]=tGTP+tDP tDP[ms] min typ max min typ max 6 12 15 5 11 14 14 20 23 22 28 31 30 36 39 38 44 47 ← tGTP初期値 46 52 55 54 60 63 62 68 71 70 76 79 78 84 87 86 92 95 94 100 103 102 108 111 110 116 119 118 124 127 126 132 135 レジスタGTAn(n=0-3)とガードタイムt G T A およびインターディジットポーズ時間t I D との関係 (アドレス:110 Bit:7-4) GTAレジスタ tGTA[ms] 3 2 1 0 typ 0 0 0 0 1 0 0 0 1 9 0 0 1 0 17 0 0 1 1 25 0 1 0 0 33 0 1 0 1 41 0 1 1 0 49 0 1 1 1 57 1 0 0 0 65 1 0 0 1 73 1 0 1 0 81 1 0 1 1 89 1 1 0 0 97 1 1 0 1 105 1 1 1 0 113 1 1 1 1 121 tID[ms]=tGTA+tDA tDA[ms] min typ max min typ 1.5 5 9.5 0.5 4 9.5 13 17.5 17.5 21 25.5 ← tGTA初期値 25.5 29 33.5 33.5 37 41.5 41.5 45 49.5 49.5 53 57.5 57.5 61 65.5 65.5 69 73.5 73.5 77 81.5 81.5 85 89.5 89.5 93 97.5 97.5 101 105.5 105.5 109 113.5 113.5 117 121.5 121.5 125 129.5 max 8.5 ★注意事項 表中のtGTAはTYP値です。ばらつきとして、±1msを考慮してください。 C0029-J-02 − 20 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] ■TONE GENERATOR (ブロック名:TONEGEN0, TONEGEN1) 400Hz,1300Hzのトーンを発生する回路です。各TONEGEN毎にどちらかをレジスタで選択します。 ◆トーン周波数の選択 出力するトーン周波数をレジスタで選択します。 トーン周波数選択レジスタ(アドレス:101 Bit:1, 0) TMDn 発生トーン 備考 0 400Hz 初期値 1 1300Hz (n=0,1) ◆トーン出力端子選択 トーン出力はスイッチS1-S9を制御することで、3つの端子(VRX0,VRX1,TNOUT)から出力可能です。 スイッチS1-S9は対応するレジスタで行います。 トーン出力時のスイッチ制御 出力回路 VRX0 VRX1 TNOUT TONEGEN0 S1 S4 S7 TONEGEN1 S2 S5 S8 AUX S3 S6 S9 レジスタ設定 (アドレス:011, 010) “0”:OFF “1”:ON 備考 初期値は all ”0” ◆トーン出力イネーブル信号の設定 TNOE0, TNOE1端子に”1”を入力すると、対応するTONGEN回路がトーンを送出します。 トーン出力イネーブル端子 TNOEn(n=0,1)端子 トーン出力 0 停止 1 出力 ■ AUX入力 外部信号入力端子です。 ボリュームVR0R,VR1R,VRTNを介して、VRX0,VRX1,TNOUT端子に出力されます。 各端子への出力をON/OFFするには、スイッチS3,S6,S9をレジスタで制御します。 (上記トーン出力端子選択を参照) 必ず外付け容量(0.1uF以上)を介して入力して下さい。 入力インピーダンスは200kΩ±25%です。 C0029-J-02 − 21 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] ■シリアルインタフェース (ブロック名:Serial I/F) SCLK,DATA, CS の3端子を使用して内部レジスタ設定用データの書き込み/読み出しを行います。 1ワードは14ビットで構成です。MSB側から2ビットが制御コードで、書き込み/読み出しを指定します。 次の3ビットは内部レジスタのアドレスを指定します。LSB側8ビットがレジスタに設定するデータです。 B13 B12 B11 B10 B9 B8 B7 B6 B5 B4 B3 B2 B1 B0 I1 I0 A2 A1 A0 * D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0 制御コード (2bit) アドレス (2bit) 内部レジスタ設定用データ (8bit) * *)データ読み出し時のI/O切替タイミング調整用 Dummy Bitです。 ◆制御コード I1 I0 動作内容 1 0 読み出し 1 1 書き込み その他のコード 読み出し/書き込み動作は実行されません。 ◆ SCLKとデータ書き込み/読み出し動作 ① DATA端子への入力データは、SCLKの立ち上がりで内部シフトレジスタに取り込まれます。 ② SCLKの立ち上がりエッジは、 CS の立ち下がり以降の入力エッジからカウントされます。 ③ CS ="L"の時、14パルス以上のSCLK入力に対し、以下の動作が行われます。 【書き込み】SCLK の14パルス目の立ち上がりで、データは内部レジスタにロードされます。 【読み出し】SCLK の14パルス目の立ち下がりで、DATA端子は入力端子に切り替わります。 ◆ CS とデータ書き込みキャンセル/データ読み出し期間 ① SCLK の14パルス目の立ち上がりより前に CS を立ち上げると、書き込みはキャンセルされます。 ② SCLK の14パルス目の立ち下がりより前に CS を立ち上げると、その時点で読み出しは中止されます。 ◆連続したデータ書き込み/読み出し動作 (連続アクセス) ① 連続アクセス動作を行う際には、次のアクセスの前に、 CS を必ず一度立ち上げて下さい。 ② CS =”L”のまま、連続アクセスを行った場合、2回目以降のアクセスは無効となります。 C0029-J-02 − 22 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] ◆データ書き込み SCLK14 パルス以降なら、 どこで立ち上げてもよい 必ず一度立ち上げる CS SCLK DATA 1 Z 1 2 1 書き込み 命令 3 0 4 0 13 0 * アドレス ”000” D7 14 1 Z D1 D0 アドレス”000”への 書き込みデータ 1 2 1 書き込み 命令 SCLK 14 パルス目 の立ち上がりで書 き込み実行 3 4 0 1 13 0 * アドレス ”010” D1 D0 Z アドレス”010”への 書き込みデータ DATA 端子:入力状態 (Hi-Z) Z ◆データ書き込み D7 14 −キャンセル− 書き込みキャンセル CS SCLK DATA 1 Z 1 2 1 書き込み 命令 ◆データ書き込み 3 0 4 0 13 0 * アドレス ”000” D7 D1 14 1 Z D7 アドレス”000”への 書き込みデータ 1 2 1 書き込み 命令 書き込みは 実行されません 3 4 0 1 13 0 * アドレス ”010” D7 14 D1 D0 Z アドレス”010”への 書き込みデータ −連続アクセス− CS SCLK DATA 1 Z 1 2 1 書き込み 命令 3 0 4 0 アドレス ”000” 13 0 * D7 14 D1 D0 アドレス”000”への 書き込みデータ 1 Z 1 1 書き込み 命令 実行されます C0029-J-02 2 − 23 − 3 4 0 1 アドレス ”010” 13 0 * D7 14 D1 D0 Z アドレス”010”への 書き込みデータ 実行されません 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] ◆データ読み出し 必ず一度立ち上げる CS SCLK 1 DATA 1 2 0 読み出し 命令 ◆データ読み出し 3 0 13 4 0 0 Z アドレス ”000” D7 14 1 Z D1 D0 1 アドレス”000”からの 読み出しデータ 2 0 読み出し 命令 3 4 0 1 13 0 Z アドレス ”010” D7 14 D1 D0 アドレス”010”からの 読み出しデータ −DATA端子の出力期間− CS SCLK DATA 1 Z 1 2 0 読み出し 命令 3 0 4 0 13 0 アドレス ”000” Z D7 14 1 Z D1 D0 1 アドレス”000”からの 読み出しデータ 2 0 読み出し 命令 3 4 0 1 13 0 アドレス ”010” Z * D7 14 D1 D0 Z アドレス”010”からの 読み出しデータ データ読み出し期間 CS の立ち上がり or SCLK 14 パルス目の立ち下がりのどちらか早いエッジまで ◆データ読み出し −連続アクセス− CS SCLK DATA 1 Z 1 2 0 読み出し 命令 3 0 13 4 0 0 アドレス ”000” Z * D7 14 D1 D0 アドレス”000”からの 読み出しデータ 1 Z 1 2 0 読み出し 命令 3 4 0 1 13 14 Z 0 アドレス ”010” アドレス”010”からの 読み出しデータ 実行されません 実行されます ◆制御コードの不一致 CS SCLK DATA 1 0 2 0 制御コード 以外の命令 C0029-J-02 3 0 4 0 アドレス ”000” 13 14 Z 0 1 0 2 1 制御コード 以外の命令 書き込み/読み出し は実行されません − 24 − 3 4 0 1 アドレス ”010” 13 0 14 Z 書き込み/読み出し は実行されません 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] レジスタ レジスタマップ Bit 11 Bit 10 Bit 9 Bit 8 Bit 7 Bit 6 Bit 5 Bit 4 Bit 3 Bit 2 Bit 1 Bit 0 A2 A1 A0 * D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0 0 0 0 * - VR0T2 VR0T1 VR0T0 - VR0R2 VR0R1 VR0R0 0 0 1 * - VR1T2 VR1T1 VR1T0 - VR1R2 VR1R1 VR1R0 0 1 0 * - S9 S8 S7 - VRTN2 VRTN1 VRTN0 0 1 1 * - S6 S5 S4 - S3 S2 S1 1 0 0 * PCMIF1 PCMIF0 SEL2B 1stFS PDDT1 PDDT0 PDCH1 PDCH0 1 0 1 * - - - ALAWN MTDX1 MTDX0 TMD1 TMD0 1 1 0 * GTA3 GTA2 GTA1 GTA0 GTP3 GTP2 GTP1 GTP0 *)Dummy Bitです。 注)全て“書き込み/読み出し”可能です。 ◆ レジスタの初期化 レジスタの初期化が行われるのは、パワーオンリセット時のみです。 パワーオンリセットを使用しない場合は、シリアルインタフェースを介して、必ず全てのレジスタの値を設定 して下さい。 C0029-J-02 − 25 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] レジスタ機能 アドレ ス 000 001 010 011 C0029-J-02 Bit レジスタ名 初期値 0 1 2 3 4 5 6 7 8 0 1 2 3 4 5 6 7 8 0 1 2 3 4 5 6 7 8 0 1 2 3 4 5 6 7 8 VR0R0 VR0R1 VR0R2 VR0T0 VR0T1 VR0T2 VR1R0 VR1R1 VR1R2 VR1T0 VR1T1 VR1T2 VRTN0 VRTN1 VRTN2 S7 S8 S9 S1 S2 S3 S4 S5 S6 - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 - 機 能 CH0受信ゲイン調整 0 to -12dB by 3dBstep 000: 0dB 1xx: -12dB 未使用 CH0送信ゲイン調整 0 to -12dB by 3dBstep 000: 0dB 1xx: -12dB 未使用 ダミービット CH1受信ゲイン調整 0 to -12dB by 3dBstep 000: 0dB 1xx: -12dB 未使用 CH1送信ゲイン調整 0 to -12dB by 3dBstep 000: 0dB 1xx: -12dB 未使用 ダミービット トーン出力ゲイン調整 0 to -12dB by 3dBstep 000: 0dB 1xx: -12dB 未使用 参照頁 17 17 トーン出力用スイッチ制御 0: Tone OFF 1: Tone ON 未使用 ダミービット トーン出力用スイッチ制御 0: Tone OFF 1: Tone ON 20 未使用 トーン出力用スイッチ制御 0: Tone OFF 1: Tone ON 未使用 ダミービット − 26 − 1999/8 ASAHI KASEI アドレ ス 100 101 110 C0029-J-02 [AK2305] Bit レジスタ名 初期値 0 1 2 3 4 5 6 7 8 0 1 2 3 4 5 6 7 8 0 1 2 3 4 5 6 7 8 PDCH0 PDCH1 PDDT0 PDDT1 1stFS SEL2B PCMIF0 PCMIF1 TMD0 TMD1 MTDX0 MTDX1 ALAWN GTP0 GTP1 GTP2 GTP3 GTA0 GTA1 GTA2 GTA3 - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0 1 0 0 - 機 能 CODEC CH0,1パワーダウン設定 0: Power ON 1: Power OFF DTMFレシーバ0,1パワーダウン設定 0: Power ON 1: Power OFF ファーストFS選択 0: FS0 1: FS1 PCM出力チャネル選択 0: CH0->B1 PCMインタフェース選択 Multiplex/Non Multiplex ダミービット TONEGEN0,1 出力周波数選択 0: 400Hz 1: 1300Hz PCM出力(DX0,1端子)ミュート 0: PCM OUT 1: PCM MUTE A-law/u-law選択 0:A-law 1:u-law 未使用 参照頁 14 8 11 8 20 16 7 ダミービット DTMFレシーバ ガードタイムt G T P 設定用 19 DTMFレシーバ ガードタイムt G T A 設定用 19 ダミービット − 27 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] 絶対最大定格 パラメータ 記号 min max 単位 電源電圧 DVDD -0.3 6.5 V デジタル電源 AVDD -0.3 6.5 V アナログ電源 (注1) DVSS -0.1 0.1 V DVSS電圧 VTD -0.3 AVDD+0.3 V デジタル端子印加電圧 VTA -0.3 AVDD+0.3 V アナログ端子印加電圧 IIN -10 10 入力電流(電源ピンを除く) mA Tstg -55 125 保存温度 ℃ 注1)電圧は全て接地端子基準:AVSS=DVSS=0V 注)この値を超えた条件で使用した場合、デバイスを破壊することがあります。 また通常の動作は保証されません。 推奨動作条件 パラメータ 記号 AVDD 電源電圧 アナログ電源 DVDD デジタル電源 (注1) Ta 動作温度範囲 FS0,FS1 フレームシンク周波数 注1)DVDDがAVDDより大きくなるとIDDが増加します。 注)電圧は全て接地端子基準:AVSS=DVSS=0V min 4.75 4.75 -40 typ 5.0 5.0 max 5.25 AVDD 85 8 単位 V V ℃ kHz 電気的特性 特記のない限り、規格値は、AVDD = DVDD = +5V±5%、Ta = -40∼+85℃、FS0,FS1=8kHzにおいて保証さ れます。 ■ DC特性 項目 消費電力 記号 PDD1 (BCLK 2048kHz時) PDD2 デジタル高レベル 出力電圧 (CMOS) デジタル低レベル 出力電圧 (CMOS) デジタル高レベル 入力電圧 (TTL) デジタル低レベル 入力電圧 (TTL) 入力漏洩電流 入力容量 出力漏洩電流 VOH 条件 PDCH0,1=0,0 PDDT0,1=0,0 出力端子はすべて無負荷 PDCH0,1=1,0 PDDT0,1=1,0 出力端子はすべて無負荷 IOH=-1.6mA VOL IOL=1.6mA C0029-J-02 min Max 単位 85 105 mW 60 78.8 mW 0.8VDD V 0.4 VIH 2.0 VIL Ii Ci Io typ -10 3ステート出力 − 28 − -10 V V 0.8 V +10 5 +10 μA pF μA 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] ◆CODEC ■絶対ゲイン特性 項 目 アナログ入力レベル 絶対入力ゲイン アナログ出力レベル 絶対出力ゲイン 最大出力レベル ■伝送レベル特性 項 目 送信伝送レベル特性 (A→D) 受信伝送レベル特性 (D→A) ■伝送損失周波数特性 項 目 伝送損失周波数特性 (A→D) 伝送損失周波数特性 (D→A) 測定条件 0dBm0@1020Hz 入力 min -0.6 0dBm0@1020Hz 入力 -0.6 3.14dBm0 typ 0.849 − 0.849 − 1.219 max 0.6 0.6 測定条件 基準レベル: -55dBm0∼-50dBm0 -50dBm0∼-40dBm0 -10dBm0 1020Hz Tone -40dBm0∼ 3dBm0 基準レベル: -55dBm0∼-50dBm0 -50dBm0∼-40dBm0 -10dBm0 1020Hz Tone -40dBm0∼ 3dBm0 min -1.2 -0.4 -0.2 -1.2 -0.4 -0.2 typ − − − − − − max 1.2 0.4 0.2 1.2 0.4 0.2 測定条件 基準: 0.05kHz 0dBm0@1020Hz 0.06kHz 0.2kHz 0.3∼3.0kHz 3.4kHz 4.0kHz 基準: 0∼3.0kHz 0dBm0@1020Hz 3.4kHz 4.0kHz min typ − − − − -1.8 − − -0.15 − -0.8 − − − -0.15 − -0.8 − − max -30 -26 0 0.15 0 -14 0.15 0 -14 単位 Vrms dB Vrms dB Vrms 単位 dB dB 単位 dB dB ■歪み特性 項 目 信号対総合電力歪比 (A→D) 信号対総合電力歪比 (D→A) 1020Hz Tone 1020Hz Tone 測定条件 -40dBm0∼-45dBm0 -30dBm0∼-40dBm0 0dBm0∼-30dBm0 -40dBm0∼-45dBm0 -30dBm0∼-40dBm0 0dBm0∼-30dBm0 送信単一周波歪み比 受信単一周波歪み比 相互変調歪み -6dBm@860Hz,1380Hz 注)μ-Law時はC-message,A-Law時はPsophometricフィルタ使用。 C0029-J-02 − 29 − min 25 30 36 25 30 36 − − − typ − − − − − − − − − max − − − − − − -46 -46 -42 単位 dB dB dB dB dB 1999/8 ASAHI KASEI ■遅延歪み特性 項 目 送信絶対遅延特性 送信遅延歪み周波数特性 (A→D) f =1600Hz基準 受信絶対遅延特性 受信遅延歪み周波数特性 (D→A) f =1600Hz基準 [AK2305] 測定条件 f =1600Hz f =500Hz∼600Hz f =600Hz∼1000Hz f =1000Hz∼2600Hz f =2600Hz∼2800Hz f =2800Hz∼3000Hz f =1600Hz f =500Hz∼1000Hz f =1000Hz∼1600Hz f =1600Hz∼2600Hz f =2600Hz∼2800Hz f =2800Hz∼3000Hz min − − − − − − typ − − − − − − -40 -30 − − − − − − − − max 560 220 145 75 105 155 450 − − 90 125 175 min − − − − typ 5 -85 5 -85 max 10 -80 10 -80 単位 μs μs μs μs ■ノイズ特性 項 目 無通話時雑音 A→D (注1) 無通話時雑音 D→A (注2) 単一周波数雑音 測定条件 μ-law, C-message A-law, Psophometric μ-law, C-message A-law, Psophometric VFXIN = 0 Vrms, DR = DX f=0∼100kHz 変調レベル: 電源雑音除去比 Transmit AVDD=DVDD=5V±100mVop f=0∼50kHz 電源雑音除去比 変調レベル: Receive AVDD=DVDD=5V±100mVop f=0∼50kHz 帯域外スプリアス 4.6∼7.6kHz 0dBm0, (注3) 0.3∼3.4kHz 7.6∼8.4kHz PCM CODE入力 8.4∼100kHz 注1)アナログ入力 = アナロググランドレベル。 注2)ディジタル入力 (DR) = +0 CODE 注3)設計保証値。 単位 dBrnC0 dBm0p dBrnC0 dBm0p dBm0 − − -53 40 − − dB 40 − − dB − − − − − − -30 -40 -32 dB ■チャンネル間漏話 項 目 送信側→受信側 受信側→送信側 送信側→送信側 受信側→受信側 測定条件 0dBm0@VFXIN, Idle PCM code 0dBm0 code level, VFXIN = 0 Vrms 0dBm0@VFXIN, VFXIN = 0 Vrms 0dBm0 code level, Idle PCM code min − − − − typ − − − − max -75 -75 -75 -75 単位 dB dB dB dB ■同一チャンネル内漏話 項 目 送信側→受信側 受信側→送信側 測定条件 0dBm0@VFXIN, Idle PCM code 0dBm0 code level, VFXIN = 0 Vrms min − − typ − − max -75 -75 単位 dB dB C0029-J-02 − 30 − 1999/8 ASAHI KASEI ■ 送信オペアンプ特性 項 目 入力漏洩電流 入力抵抗 出力負荷抵抗 出力負荷容量 出力振幅 出力抵抗 ■ 受信信号出力特性 項 目 出力電圧 出力負荷抵抗 出力負荷容量 出力振幅 出力抵抗 ■ 受信オペアンプ特性 項 目 入力漏洩電流 入力抵抗 出力負荷抵抗 出力負荷容量 出力振幅 出力抵抗 [AK2305] 測定条件 min -100 10 10 − − − typ − − − − 3.6 − max +100 − − 50 − 10 単位 nA MΩ kΩ pF Vp-p Ω 測定条件 0dBm0 PCM code min 2.3 10 typ 2.4 max 2.5 10 単位 V kΩ pF Vp-p Ω 単位 nA MΩ kΩ pF Vp-p Ω 0.6V < V < 4.2V 50 3.6 測定条件 0.6V < V < 4.2V min -100 10 10 − − − typ − − − − 3.6 − max +100 − − 50 − 10 Min typ max ◆その他 ■ボリューム VR0T,VR0R,VR1T,VR1R,VRTN 項 目 測定端子 測定条件 ステップ誤差 0dB設定時を基準とする。 ■AUX入出力特性 項 目 入力レベル 入力インピーダンス 測定端子 TNOUT AUX VRX0,1 TNOUT 周波数特性 (1kHz入力 VRX0,1 時の出力信号レベル基準) TNOUT 絶対ゲイン C0029-J-02 測定条件 0.1uFを介して3kHz入力 VRTN=0dB 入力:1kHz, -9dBm VRTN=0dB 入力:10kHz, -9dBm VRTN=0dB − 31 − -0.5 Min +0.5 typ max 単位 dB 単位 0 dBm 150 200 250 kΩ -1 0 +1 dB -1 0 +1 dB 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] ■TONE GENERATOR特性 項 目 送信信号周波数 400Hz 測定条件 1300Hz 送信信号レベル 不要送出レベル Min typ max 単位 381 400 419 Hz 1290 1300 1310 Hz -11 -10 -9 dBm 4k∼8kHz P-20 dB 8k∼12kHz P-40 dB 12kHz以上の各4kHz帯域 P-60 dB 注)dBm=600Ω負荷時の1mWの電力を基準値(0dBm)とする。 注)Pは規定周波数帯域内の送出レベル(dBm) ■DTMFレシーバ特性 項 目 入力信号検出レベル (1周波数あたり) 測定条件 Min typ -19 注2,3,6 Max 単位 +1 dBm dB 許容ツイスト 注3,6,8 ±10 検出周波数帯域 注2,6 非検出周波数帯域 注2,6 第3周波許容レベル 注1,2,6,7 -16 dB 許容ノイズレベル 注1,2,4,6,7 -12 dB ダイアルトーン許容レベル 注1,2,5,6,7 -17 dB ±1.5% ±2Hz ±3.5% DTIN0,DTIN1端子 入力インピーダンス 注1) 公称周波数のDTMF信号を使用 注2) 高群、低群の信号レベルは同一レベル 注3) 周波数偏差±1.5%±2Hz以内のDTMF信号に対して適用 注4) 0~3kHz帯域のガウスノイズに対して適用 注5) 350Hz±2%&440Hz±2%のダイヤルトーン 注6) エラー率は1E-4以下 注7) DTMF信号の最小信号レベル基準 注8) ツイスト=高群信号レベル/低群信号レベル 注)dBm=600Ω負荷時の1mWの電力を基準値(0dBm)とする。 C0029-J-02 − 32 − 500 kΩ 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] DTMFレシーバ パラメータ 記号 条件 Min Typ Max 単位 信号検出時間 tDP 5 11 14 ms 信号停止検出時間 tDA 0.5 4 8.5 ms 入力信号有効時間 (*1) tREC 48 − − ms 入力信号無効時間 (*1) tREJ − − 37 ms インターディジットポーズ有効時間 (*1) TID 26.5 − − ms インターディジットポーズ無効時間 (*1) tDO − − 16.5 ms データ出力遅延時間 内部カウンタ to DTOnx tPQ DTOE=5V,無負荷 − − 12 us データ出力遅延時間 内部カウンタ to STD tPSTD DTOE=5V,無負荷 − − 14 us 出力セットアップ時間 DTOnx to STD tQSTD DTOE=5V,無負荷 − − 2 us 40 40 ns ns 出力イネーブル時間 DTOE to DTO tPTE RL=10k, CL=50pF 10 出力ディスエーブル時間 DTOE to DTO tPTD RL=10k, CL=50pF 10 (*1) 本データはレジスタGTPn,GPAn(n=0-3)が初期値の時の値です。 本データはレジスタGTPn,GPAn(n=0-3)の設定により調整可能です(p.19,20参照)。 tREJ DTINx tDP tREC tID TONE #n tDA TONE #n+1 tDO レジスタ GTP 設定値 内部 カウンタ値 tGTP ,tGTA tGTP tGTA レジスタ GTA 設定値 tPQ DTOxx DECODED TONE #n-1 DECODED TONE #n Hi-Z DECODED TONE #n+1 tPSTD STDx tQSTD tPTD tPTE DTOE 図 1 DTMFレシーバ タイミング C0029-J-02 − 33 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] ◆AC特性 特記なき場合、Ta=-40 to +85℃, DVDD = AVDD = 5V±5%, DVSS = AVSS = 0V and FS0,FS1 8kHzにおいて の定義となります。すべてのタイミングパラメータはVOH = 2.0V及びVOL = 0.7Vにて測定されます。 ■Lomg Frame,Short Frame,GCI, IDL Timing パラメータ 記号 Min Typ Max 単位 参照図 FS Frequency 1/tPF − 8 − kHz BCLK Frequency 1/tPB 64 4096 kHz BCLK Pulse Width High tWBH 80 ns BCLK Pulse Width Low tWBL 80 ns Rising Time: (BCLK,FS0,FS1,DX0,DX1,DR0,DR1) tR 40 ns Falling Time: (BCLK,FS0,FS1,DX0,DX1,DR0,DR1) tF 40 ns Hold Time: BCLK Low to FS High tHBF 40 ns Setup Time: FS High to BCLK Low tSFB 70 ns Setup Time: DR to BCLK Low tSDB 40 ns Hold Time: BCLK Low to DR tHBD 40 ns Delay Time: BCLK High to DX valid 注1) tDBD 60 図2 図3 図4 図5 ns Long Frame Hold Time: 2nd period of BCLK Low to FS Low tHBFL Delay Time: FS or BCLK High, whichever is later,to DX valid 注1) Delay Time: FS or BCLK Low, whichever is later, to DX HighZ 注1) 40 tDZFL ns 60 ns 60 ns 図2 tDZCL 10 tWFSL 1 BCLK Hold Time: BCLK Low to FS Low tHBFS 40 ns Setup Time: FS Low to BCLK Low tSFBS 40 ns Delay Time: BCLK Low to DX High-Z 注1) tDZCS 10 60 ns FS Pulse Width Low Short Frame 図3 GCI BCLK Frequency 1/tPB 512 4096 kHz Delax Time: Second BCLK Low to DX High-Z tDZCG 10 60 ns Setup Time: DR to Second BCLK High tSDBG 40 ns Hold Time: Second BCLK High to DR tHBDG 40 ns 1/tPB 256 図4 IDL BCLK Frequency 4096 kHz 図5 注1)150pFの負荷容量及び2つのLSTTL駆動時。 C0029-J-02 − 34 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] tFB tRB tWBL tWBH t PB BCLK tHBFL tSFB FSn (n=0 or 1) tHBF tDZFL DXn tDBD MSB 2 3 4 MSB 2 5 6 7 8 5 6 7 8 tHBD tSDB DRn tDZCL tDZCL 3 4 FSn (n=0 or 1) tPF tWFSL 図 2 PCM Interface Timing < Long Frame > t FB t RB tWBL tWBH tPB BCLK t SFB FSn (n=0 or 1) t HBF tHBFS tSFBS tDBD tDBD DXn MSB 2 3 4 tSDB DRn MSB 2 3 5 tDZCS 6 7 8 tHBD 4 5 6 7 8 図 3 PCM Interface Timing < Short Frame > C0029-J-02 − 35 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] FS0 tPBG 1 2 3 4 5 tWBH 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 BCLK tDBD DX0 MSB 2 tWBL tDZCG 3 4 5 6 7 6 7 8 8 MSB 2 3 4 5 6 7 MSB 2 3 4 5 6 7 8 tHBDG tSDBG DR0 MSB 2 3 4 5 8 BCLK tSFB tHBFS FS0 tHBF tDZFL DX0 1 2 3 図 4 PCM Interface Timing < GCI > tPBI 1 BCLK 2 3 4 5 6 7 tWBH 8 tWBL t SFB FS0 tHBF tHBFS tDZCS tDBD DX0 MSB 2 3 4 5 6 7 6 7 8 MSB 2 3 4 5 6 7 MSB 2 3 4 5 6 7 8 tHBD tSDB DR0 MSB 2 3 4 5 8 8 図 5 PCM Interface Timing < IDL > C0029-J-02 − 36 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] ■Serial Interface Timing パラメータ 記号 SCLK Frequency Min 1/tPSCLK Typ Max 4 単位 参照図 MHz SCLK Pulse Width High tW SH 40 ns SCLK Pulse Width Low tW SL 40 ns CS(bar) Pulse Width Low tWCL 14 SCLK Hold Time: SCLK High to CS(bar) Low tHCS 80 ns Setup Time: CS Low to SCLK High tSCS 40 ns Rising Time: CS(bar),SCLK tR 100 ns Falling Time: CS(bar),SCLK tF 100 ns 図6 WRITE Setup Time: DATA to SCLK High tSDC 40 ns Hold Time: SCLK High to DATA tHDC 40 ns Hold Time: SCLK Low to CS(bar) High tHCS2 0 ns Delay Time: SCLK Low to DATA pin drive tDVD 0 ns Delay Time: SCLK Low to DATA valid tDDD Delay Time: SCLK Low to DATA High-Z tDZSD Delay Time: CS High to DATA High-Z CS(bar) Pulse Width High 図6 READ C0029-J-02 − 37 − 60 ns 0 60 ns tDZCD 0 60 ns tWCH 40 図7 図8 ns 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] tWCL CS(bar) tWSH tHCS tF tPSCLK tWSL tR tHCS2 SCLK tHD tSCS DATA tSDC I1 I0 A2 A1 A0 * D7 D6 - D1 D0 図 6 Serial Interface Timing < WRITE > tWCL CS(bar) tWSH tHCS tF tPSCLK tWSL tR tHCS2 SCLK tHD tSCS tDVD tSDC tDDD Z DATA I1 I0 A2 A1 A0 D7 D6 - D1 D0 図 7 Serial Interface Timing < READ > tWCH CS(bar) SCLK tDZSD DATA D1 D0 tDZCD Z I1 I0 D0 Z 図 8 Serial Interface Timing < READ > C0029-J-02 − 38 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] 推奨外部回路例 ◎アナログ信号入力回路(AMPT0,1) AK2305のアナログ信号入力部には各チャンネル毎に、システムの0dB(伝送レベル0レベルポイント)の ゲイン調整用のアンプが入っています。このアンプは、内部のVREF電圧を基準として動作する反転アンプ として使用できます。ただし、帰還抵抗10kΩ以上で使用して下さい。 AK2305 GSXn R2 C1 R1 VFXn (n=0,1) C1=0.47μF R1=R2=33kΩ BGREF ◎アナログ信号出力回路(AMPR0,1) AK2305のアナログ信号出力部には各チャンネル毎に、システムの0dB(伝送レベル0レベルポイント)の ゲイン調整用のアンプが入っています。このアンプは、内部のVREF電圧を基準として動作する反転アンプ として使用できます。ただし、帰還抵抗10kΩ以上で使用して下さい。 AK2305 (n=0,1) BGREF GSRn R1 VFRn R1=R2=33kΩ R2 VRXn SMFn ◎AUX端子入力 AUX端子にトーンを入力する場合、0.1uF以上の容量を介して入力してください。 AK2305 C AUX C0029-J-02 − 39 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] ◎DTIN0, DTIN1端子入力 DTIN0,DTIN1端子にDTMFトーンを入力する場合、以下の2つの接続方法が考えられます。 (1)AK2305内蔵アンプAMPT0,AMPT1を使用する場合 GSXn端子とDTINn端子を直結してください。 AK2305 GSXn DTINn (2)外部のアンプを使用する場合 0.1uF以上の容量を介して入力してください。 AK2305 C 外部アンプ DTIN0 DTIN1 ◎基準電圧安定回路 基準電圧(VREF)安定化のため、AVSSとの間に0.1μF以上のコンデンサを接続して下さい。 基板実装時には、外来ノイズの影響を受け難くするため、極力AK2305の近くに配置してください。 AK2305 VREF C + ◎PLL外付容量 PLL安定化のため、AVSSとの間に0.22μF以上のコンデンサを接続して下さい。 AK2305 LPC C0029-J-02 C + − 40 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] ◎電源回路 電源は、AVDDとDVDDで別電源とし、それぞれAVSSとDVSS間にコンデンサを接続して下さい。 AK2305 AVDD C1 + C2 AVSS DVDD C3 + C1=C3=0.1μF C2=C4=10μF C4 DVSS また、同一電源を使用する場合、AVDDとDVDD間に10Ω程度の抵抗を挿入して下さい。グランドについて は、アナログ側グランド(AVSS)とディジタル側グランド(DVSS)を別系統でとり、電源のグランド端子で共 通にして下さい。 AK2305 AVDD C1 + C1=C3=0.1μF C2=C4=10μF R1=10Ω C2 AVSS R1 DVDD C3 + C4 DVSS 電源のグランド C0029-J-02 − 41 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] パッケージ ■48ピン LQFP ■マーキング (1) 1ピン表示(面取りした角を1ピンとする) (2) 日付コード: XXXXX(5桁) (3) マーケティングコード: AK2305 (4) 旭化成ロゴ AKM AK2305 XXXXX JAPAN ■パッケージ外形寸法 9.0±0.2 1.7MAX 0.10 7.0 0.10±0.07 36 25 37 9.0±0.2 0.50 7.0 24 13 48 0.17±0.05 12 1 0.19±0.05 0.50±0.2 C0029-J-02 0°∼10° − 42 − 1999/8 ASAHI KASEI [AK2305] 重要な注意事項 • 本書に記載された製品、及び、製品の仕様につきましては、製品改善のために予告なく変更することがあり ます。従いまして、ご使用を検討の際には、本書に掲載した情報が最新のものであることを弊社営業担当、あ るいは弊社特約店営業担当にご確認下さい。 • 本書に掲載された情報・図面の使用に起因した第三者の所有する特許権、工業所有権、その他の権利に対す る侵害につきましては、当社はその責任を負うものではありませんので、ご了承下さい。 • 本書記載製品が、外国為替及び、外国貿易管理法に定める戦略物資 (役務を含む)に該当する場合、輸出する 際に同法に基づく輸出許可が必要です。 • 医療機器、安全装置、航空宇宙用機器、原子力制御用機器など、その装置 ・機器の故障や動作不良が、直接 または間接を問わず、生命、身体、財産等へ重大な損害を及ぼすことが通常予想されるような極めて高い信頼 性を要求される用途に弊社製品を使用される場合は、必ず事前に弊社代表取締役の書面による同意をお取り下 さい。 • この同意書を得ずにこうした用途に弊社製品を使用された場合、弊社は、その使用から生ずる損害等の責任 を一切負うものではありませんのでご了承下さい。 • お客様の転売等によりこの注意事項の存在を知らずに上記用途に弊社製品が使用され、その使用から損害等 が生じた場合は全てお客様にてご負担または補償して頂きますのでご了承下さい 。 C0029-J-02 − 43 − 1999/8
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