平成26年 大 樹 町 第1回定例会 議 会 会 議 平成26年 3月 4日 開会 平成26年 3月14日 閉会 大 樹 町 議 会 録 平成26年第1回大樹町議会定例会会議録(第1号) 平成26年3月4日(火曜日)午前10時開議 ○議事日程 第 1 会議録署名議員指名 第 2 議会運営委員会報告 第 3 会期の決定 第 4 諸般報告 第 5 行政報告 第 6 委員会の所管事務調査報告(常任委員会報告) 第 7 議案第 3号 大樹町課設置条例の一部改正 第 8 議案第 4号 大樹町職員の給与の特例に関する条例の制定 第 9 議案第 5号 大樹町奨学金等貸付条例の一部改正 第10 議案第 6号 大樹町図書館設置条例の一部改正 第11 議案第 7号 大樹町生涯学習センター設置条例の一部改正 第12 議案第 8号 大樹町農業センター条例の廃止 第13 議案第 9号 大樹町農業担い手単身者住宅設置及び管理条例の一部改正 第14 議案第 10号 大樹町多目的航空公園条例の一部改正 第15 議案第 11号 南十勝障害程度区分認定審査会共同設置規約の変更 第16 議案第 12号 大樹町過疎地域自立促進市町村計画の変更 第17 議案第 13号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更 第18 議案第 14号 財産の無償譲渡 第19 議案第 15号 平成25年度大樹町一般会計補正予算(第9号) 第20 平成25年度大樹町国民健康保険事業特別会計(事業勘定) 議案第 16号 補正予算(第3号) 第21 議案第 17号 平成25年度大樹町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1 号) 第22 議案第 18号 平成25年度大樹町介護保険特別会計補正予算(第2号) 第23 議案第 19号 平成25年度大樹町介護サービス事業特別会計補正予算(第 3号) 第24 議案第 20号 平成25年度大樹町公共下水道事業特別会計補正予算(第3 号) 第25 議案第 21号 平成25年度大樹町水道事業会計補正予算(第4号) 第26 議案第 22号 平成25年度大樹町立国民健康保険病院事業会計補正予算 (第 4号) - 1 - ○出席議員(12名) 1番 加 藤 明 浩 2番 齊 藤 徹 3番 杉 森 俊 行 4番 松 本 敏 光 5番 西 田 輝 樹 6番 柚 原 千 7番 福 岡 孝 道 8番 高 橋 英 昭 9番 志 民 和 義 10番 阿 部 良 富 11番 安 田 清 之 12番 鈴 木 千 秋 秋 ○欠席議員(0名) ○地方自治法第121条により出席した者の職氏名 町 長 伏 見 悦 夫 副 町 長 酒 森 正 人 総 務 課 長 北 林 博 美 企 画 課 長 布 目 幹 雄 町 民 課 長 田 中 健 児 税 務 課 長 農林水産課長 郷 原 憲 治 保健福祉課長 佐 藤 彰 森 博 之 兼町営牧場長 商工観光課長 兼地場産品研究 センター所長 水 道 課 長 兼 大 樹 下 水 終末処理場長 松 本 清 隆 建 設 課 長 高 橋 教 一 会 計 管 理 者 鈴 木 敏 明 病 院 事 務 長 黒 川 教 育 委 員 長 辻 本 正 雄 学校教育課長 吉 岡 信 弘 高 田 末 雄 出 納 課 長 老人ホーム所長 兼老人デイサービス センター所長 教 育 長 学 校 給 食 豊 藤 井 賢 嗣 小 林 文 雄 神 山 保 博 センター所長 社会教育課長 小 森 力 農業委員会会長 鈴 木 喜 雄 角 倉 和 博 代表監査委員 澤 尾 廣 主 上 田 昌 弘 兼 図 書 館 長 農業員会事務局長 美 ○本会議の書記は次のとおりである。 事 務 局 長 山 下 次 男 - 2 - 査 開議 午前10時00分 ◎開議の宣告 ○議 長 ただいまの出席議員は、12名であります。 定足数に達しておりますので、平成26年第1回大樹町議会定例会を開会いたします。 これより、本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。 ◎日程第1 会議録署名議員指名 ○議 長 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により、議長において、 11番 安 田 清 之 君 1番 加 藤 明 浩 君 2番 齊 藤 徹 君 を指名いたします。 ◎日程第2 議会運営委員会報告 ○議 長 日程第2 議会運営委員会報告を行います。 さきの本会議において、議会運営委員会に付託いたしました本定例会の議事運営等に関 し、協議決定した内容についての報告を求めます。 議会運営委員長、福岡孝道君。 ○福岡孝道君 議会運営委員会報告。 去る2月25日、運営委員会を開き、付議事件並びに議事日程及び会期等について協議い たしましたので、ご報告申し上げます。 本定例会への提出案件は、条例の制定1件、条例の一部改正6件、条例の廃止1件、認定 審査会規約の変更1件、過疎計画の変更1件、職員退職手当組合規約の変更1件、財産の無 償譲渡1件、平成25年度各会計補正予算8件、平成26年度各会計予算8件、一般質問8 議員16項目であります。 よって、会期については、提出案件の状況などを考慮し検討した結果、本日から3月14 日までの11日間とし、予算勉強会などから、3月6日から10日までを休会とし、会期日 程についてはお手元に配付したとおりといたしました。 以上、委員会での協議結果をご報告申し上げましたが、本定例会の議事が円滑に行われま - 3 - すよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議 長 委員会の報告が終わりました。 なお、ただいまの委員会報告に対する質疑は省略いたします。 ◎日程第3 会期の決定 ○議 長 日程第3 会期決定の件を議題といたします。 お諮りします。 本定例会の会期は、本日から3月14日までの11日間といたしたいと思います。これ にご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、会期は本日から3月14日までの11日間と決しました。 ◎日程第4 諸般報告 ○議 長 日程第4 諸般報告を行います。 議会事務局長に内容の説明をいたさせます。 山下議会事務局長。 ○山下議会事務局長 それでは、平成25年12月10日開会の第4回町議会定例会以降の諸般報告をいたし ます。 第1、監査及び検査結果の報告について。 1、地方自治法第235条の2第1項の規定による1月、2月実施の例月出納検査の結 果について、別紙のとおり報告がありました。 2、地方自治法第199条の第4項の規定による定期監査の結果について、別紙のとお り報告がありました。 第2、教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価等の報告について。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条第1項の規定により、平成24年度 大樹町教育委員会の活動状況に関する点検・評価報告書の提出がありました。 第3、一部事務組合議会等について。 十勝圏複合事務組合議会定例会及び十勝環境複合事務組合議会定例会が2月27日、帯 広市で開催され、議長が出席しております。 次に、南十勝複合事務組合議会定例会が2月18日、大樹町で開催され、志民、西田、 - 4 - 杉森議員が出席しております。 次に、南十勝消防事務組合議会定例会が12月13日、3月3日両日、広尾町で開催さ れ、阿部、松本議員が出席しております。 第4、委員会関係について。 総務常任委員会では委員会を3回、経済常任委員会では委員会を3回、広報広聴常任委 員会では委員会を2回、議会運営委員会では委員会を5回開催しております。 第5、会議関係と第6、その他につきましては、記載のとおりとなっております。 以上で、諸般報告を終わります。 ○議 長 以上で、諸般報告を終わります。 ◎日程第5 行政報告 ○議 長 日程第5 行政報告を行います。 伏見町長。 ○伏見町長 それでは、2月24日開会の第1回町議会臨時会以降の行政の主なものについてご報告 を申し上げます。 1点目の航空宇宙関連ですけれども、2月21日から2月25日にかけまして、小型無 人のヘリコプター実験ということで、これはヤマハ発動機株式会社が実施をしております。 二つ目の委員の委嘱ですけれども、大樹町行財政改革の推進委員会の委員を、ここに記 載のとおり、12名の方をそれぞれ委嘱してございます。任期につきましては、平成26 年2月28日から平成27年3月31日までということでございます。 なお、この委員会の委員長には大原武さん、そして、副委員長には原口武実さんという ことでご就任をしていただいております。 3点目の町有地の貸付契約の締結についてということで、朗読をしてご説明を申し上げ ます。 貸付地にあっては、大樹町柏木町15番地の1他6筆でございます。 貸付面積につきましては、8万3,120平米。 契約の相手方ですけれども、札幌市中央区北11条西23丁目2番10号、とかちソー ラーファーム合同会社。代表社員といたしまして、株式会社共成レンテムの職務執行者、 森啓貢さんということでございます。 使用の目的は、太陽光発電事業及び売電事業に供するため。 貸付期間が平成26年4月1日から平成46年3月31日までの20年間。 契約締結日にあっては、平成26年2月26日でございます。 貸付料にあっては、年額223万6,200円という内容でございます。 - 5 - この件につきましても、議員協議会、また、昨年11月の行政報告でも報告させていた だいておりますけれども、中大樹地区の開発事業計画についてということで、平成24年 10月29日にそれぞれ賃借の基本合意をいたしております。 ご承知のように3社でございまして、それぞれ帯広市のヤマショウさん、それからあと、 帯広市の共成レンテム、それと、札幌市の北弘電社という3社でございます。 なお、これらのことについても、いろいろと今事業を進めておりますけれども、当町の 整備事業も終わりまして、今回、最終的な契約に至ったということでございます。 いろいろとお聞きしますと、4月8日に、地鎮祭というのでしょうか、そういうものも 行われるというようなことでお聞きをしているところでもございます。 なお、また、図面をつけておりますけれども、太陽光発電の事業及び売電事業の貸付地 区の区域図ということで、ここに図面も添付してございますので、後ほどごらんになって いただきたいと思います。 4番目のその他ということで、それぞれ(1)、(2)で、来町者、会議出席等をここ に記載してございますので、後ほどお目通しをお願いしたいと思います。 以上で行政報告を終わらせていただきます。 ○議 長 次に、ただいまの行政報告に対し、報告の範囲内での質疑を許します。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認め、行政報告を終わります。 ◎日程第6 委員会の所管事務調査報告(常任委員会報告) ○議 長 日程第6 委員会の所管事務調査の件を議題といたします。 調査が終了しておりますので、委員長の報告を求めます。 総務常任委員長、志民和義君。 ○志民和義君 総務常任委員会の所管事務調査の報告をしておりますので、ご報告いたします。 本委員会所管事務調査の結果を次のとおりご報告いたします。 記。 1、調査事件名、通学路について。 2、調査目的、住民懇談会において寄せられた意見、要望を踏まえ、通学路の安全性につ いて現地調査を行い、担当職員から説明を受け、現状と今後における課題等を調査した。 3、調査月日、平成26年1月14日、そして2月24日。 4、説明職員、建設課高橋課長、中村管理係長。 - 6 - 5、調査の内容、通学路の安全性。 6、調査報告。 通学路の安全性の確保については、議会で行っている住民懇談会においても意見、要望が 出されており、特に冬期間における歩行スペースの確保について主眼を置き、調査を実施し た。 現地調査を行った町道川南21号線は、歩道が両側に整備され、幅員は1.5メートルが 確保されているが、電柱が歩道の車道側に立てられており、除雪が非常に不便で時間もかか るという状況にある。 また、積雪がふえるにつれ歩道の通行は困難で、時間もかかるという状況にある。困難に なることが推察され、 特に電柱付近では、 車道におりなければ通行することができなくなり、 通学路として望ましい状況ではなく、安全性の確保が早急に必要だと考えられる。 通学路の安全性を確保するに当たり、電柱の歩道敷地境界への移設や片側への電柱の集 約、小型除雪機の使用など、電柱付近の除雪の工夫、学校を起点とし、登下校時の時間帯を 避けた歩道の除雪、冬期間の通学路の一時的な変更、スクールゾーンの設定や登下校時の交 通規制なども対策として考えられるが、 電柱の移設や歩道の拡幅には費用の問題や敷地の制 約などの課題が考えられる。新たな除雪体制の構築を行うことが現実的な解決方法と思わ れ、通学路の見直しも含め、教育委員会やPTA、行政区など地域との連携をさらに進め、 通学路の安全性の確保に向けた検討が必要だと考える。 以上でございます。 ○議 長 委員長の報告が終わりました。 これより、委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了します。 続いて、経済常任委員長、加藤明浩君。 ○加藤明浩君 経済常任委員会所管事務調査報告書。 本委員会所管事務調査の結果を次のとおり報告いたします。 記。 1、調査事件名。 ①子供の遊べる公園の実態調査。 ②住宅の新改築の実態調査。 2、調査目的。 - 7 - ①住民懇談会や子ども議会において寄せられた公園に関する意見、要望を踏まえ、町内 の公園の現状と今後における課題等を調査した。 ②住民懇談会において寄せられた住宅の新築やリフォームに関する意見、要望を踏まえ、 町が実施している事業の内容と今後における課題等を調査した。 3、調査月日、平成25年12月24日水曜日、平成26年2月21日金曜日。 4、説明職員、建設課高橋課長、中村管理課長、奥建設係長。 5、調査の内容。 ①南十勝各町村の公園の状況、当町の公園の現状と課題。 ②十勝管内各町村の住宅に関する事業の内容、当町の事業の現状と課題。 6、調査報告。 ①町内の公園については、住民懇談会や子ども議会において意見、要望が出されており、 南十勝各町村の公園の現地調査を行い、また、当町の公園について担当職員から説明を受 け、実態を調査した。 南十勝各町村の公園は、中札内村の東公園、更別村のどんぐり公園、幕別町忠類のナウ マン公園、広尾町の大丸山森林公園の現地調査を実施した。東公園と大丸山森林公園は通 年開園、どんぐり公園とナウマン公園は、パークゴルフ場の利用可能な期間の開園(冬期 間閉鎖)となっている。 遊具は、各公園ともアスレチック、コンビネーション遊具など充実しており、大勢の子 供たちが一堂に遊ぶことができる。 遊具の規模と質が確保されていた。 また、親水施設や東屋ど整備されている公園もあり、週末には町外からの利用者も多い。 一方、町内の公園は、通年開園(期間の設定なし)で、都市公園が8カ所、その他の公 園12カ所で、合計20カ所の公園があり、公園の設置数はとても多いと思われるが、遊 具や施設については規模、質とも十分ではなく、遊具の老朽化も目立っている。 また、公園に所管する部署が複数に分かれており、一体した整備の計画がされていない。 公園を設置している地域の高齢化や維持管理などを考慮すると、関係部署の連携を強化 し、公園の集約化による遊具等の充実を図ることも検討が必要だと考える。子供たちの笑 い声が聞こえる公園づくりの取り組みを期待したい。 ②住宅の新築やリフォーム等に関して、地域の活性化や雇用の安定、定住促進を図るた めの多くの自治体で取り組みが行われ、住民懇談会においても意見、要望が出されており、 十勝管内各町村の新築やリフォーム等に関する事業の調査を行い、また、当町の事業につ いて担当職員から説明を受け、実態を調査した。 住宅の新築やリフォーム等に助成する事業については、十勝管内では多く実施されてお り、一つ、新築とリフォーム8自治体、一つ、新築のみ2自治体、一つ、リフォームのみ 4自治体において取り組まれている。 助成の内容は、新築で10万円から300万円、リフォーム等では5万円から100万 - 8 - 円とさまざまであり、助成の方法も、現金、商品券、現金と商品券の組み合わせなど、そ れぞれの自治体で工夫され、地域経済の活性化や定住促進、空き家・空き地対策などを目 的として実施されている。 大樹町においてもリフォームを支援する事業が実施されており、住宅の長寿命化、省エ ネルギーの推進、リフォーム市場の拡大、地域経済活性化など事業の目的となっている。 対象工事には最高22万円が町内で利用できる商品券で交付され、管内町村と比較して も遜色ないと考える。 しかし、新築に対する助成については行っておらず、町の人口が年々減少する中、定住 の促進や空き家・空き地に歯どめをかけるためにも、個人住宅の賃貸住宅の新築、中古住 宅の購入などに対する助成についても検討も必要な時期に来ていると考えられる。 ということで、報告を終わります。 ○議 長 委員長の報告が終わりました。 これより、委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了します。 ◎日程第7 議案第3号 ○議 長 日程第7 議案第3号大樹町課設置条例の一部改正についての件を議題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。 伏見町長。 ○伏見町長 ただいま議題となりました議案第3号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本件につきましては、大樹町課設置条例の一部改正についてをお願いするものでござい ます。 このたび、いろいろと行政組織機構、事務分掌等の見直し等に係ることで、これと行財 政改革を含めまして検討いたしました。 今後、子育て支援、児童福祉業務にあっては、今進めております社会保障と税の一体改 革の中で進められております子育て支援対策の充実強化を図るということで、現在分かれ ている保育・子育て支援業務と児童福祉関連業務を同一課に配置し、次年度に策定されま す子ども・子育て支援事業計画に基づく施策を推進するというようなことでの体制強化を 図ってまいりたいと思っておりまして、今回、このような条例の改正をお願いするもので - 9 - ございます。 なお、条例文内容につきましては、総務課長のほうから説明いたさせますので、ご審議 の上、議決賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わらせていただき ます。 北林総務課長。 ○北林総務課長 それでは、議案第3号大樹町課設置条例の一部改正についてご説明いたします。 今回の改正につきましては、町民課と保健福祉課が所管する事務の一部を変更するもの です。 表の新旧対照表の2ページをお開きいただきたいと思います。 下のほうの町民課が所管する事務の2号で定める外国人登録につきましては、平成25 年の7月に住民基本台帳法の適用に外国人登録が適用になりましたので、その上の1号に 含まれるということから、今回、2号の外国人登録の文言を削除するものでございます。 続きまして、3ページをお開きいただきたいと思います。 3ページでは、同じく町民課が所管する事務のうち保育に関すること、子育て支援に関 することの二つの事務を、次の4ページの保健福祉課が所管する事務に移管するものでご ざいます。 現在、保健福祉課における子供に関する業務が妊娠、出産、育児など母子保健に関する 業務と子供の発達の支援を行う療育に関することを担当しておりますが、今回の統合で妊 娠から出産、育児、保育、子育て支援、発達支援まで、子供に関する町の業務を一元的に 提供しようとするものでございます。 なお、この条例は、附則で平成26年4月1日から施行するものでございます。 以上で説明を終わります。 ○議 長 これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 - 10 - これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第3号大樹町課設置条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◎日程第8 議案第4号 ○議 長 日程第8 議案第4号大樹町職員の給与の特例に関する条例の制定についての件を議題 といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。 伏見町長。 ○伏見町長 ただいま議題となりました議案第4号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本件につきましては、大樹町職員の給与の特例に関する条例の制定についてをお願いす るものでございます。 今回も職員給料の昇給の規則で昇給させないことができるということを定めるほか、持 ち家の世帯主に支給する住居手当、これは、条例では月額1万5,000円となっておりま すけれども、この規定にかかわらず、引き続き3,000円を減額し、月額1万2,000 円を支給するという内容でございます。 それぞれ条文の内容につきましては総務課長より説明いたさせますので、ご審議の上、 議決賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。 ○議 長 北林総務課長。 ○北林総務課長 それでは、議案第4号大樹町職員の給与の特例に関する条例の制定についてご説明いた します。 この条例は、第1条で平成26年4月1日から平成27年3月31日までの間において、 大樹町職員の給与に関する条例に定める給料表の適用を受ける職員の給与の特例を定める ものでございます。 第2条で職員の給料の昇給を規則で昇給させないことができると定めるほか、持ち家の 世帯主に支給する住居手当は、条例で定める1万5,000円の規定にかかわらず、第3条 で引き続き月額1万2,000円とする内容でございます。 第2条の規定によりまして、規則で定める内容ですが、3級以上の給料の支給を受けて - 11 - いる職員は、規則で昇給させないと定めるものでございます。 なお、2級以下の職員につきましては、採用後10年未満のため給料も低いということ を勘案して、今回も対象にせず、昨年と同様に取り組むものでございます。 また、この特例措置は、職員の給料の水準とされておりますラスパイレス指数の引き下 げを図るために、平成25年度、平成26年度と、2年連続で実施するものでございます。 平成25年度における昇給を平成25年度においても行っておりませんが、この効果に ついては、まだ国がラスパイレス指数を公表しておりませんので、現時点でははっきりし たことは申し上げられませんが、私どもとしましては、試算をして、平成24年度におい て、国が給与を減額しなかった場合、100.2という数値でしたので、この数値よりは下 がっていると推計しておりますので、引き続き平成26年度も同様に取り組むことで、こ の数値をさらに引き下げを図るというものでございます。 なお、この取り組みにつきましては、職員組合の合意も得ているところでございます。 この条例は、附則で平成26年4月1日から施行し、平成27年3月31日限りでその 効力を失うと定めまして、平成26年度1年間に限定したものとなっておりますが、今年 度、平成26年度で昇給しないということにつきましては、平成27年度以降で給料が回 復することはなく、将来にわたって影響を及ぼすことになるものでございます。 以上で説明を終わります。 ○議 長 これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 志民和義君。 ○志民和義君 給与の特例で1年間昇給をしないということですが、まず一つは、1年間昇給しないこ とによって、ずっと一生響くのだと。どこかで何か、大変なときにはストップしても、ど こかで回復するのだという措置を講ずるのであれば、それはそれで納得するのですけれど も、一生涯ということは、退職金とか年金にも全て響いてくるというふうに私は理解する のですが、それでよろしいのかどうか。 それと、もう一つ、幾つかあるのですが、総務省は今回、2014年度以降、地方公務 員の給与削減を要請しないことを通知したというふうに聞いているのですが、その通知が 来ているかどうか、これについてお伺いいたします。 それから、自治体ごとに給料を決めていく地方自治の原則から言って、国が決めた、国 が大変だから下げる、いいときにはどんどん上げたりとか、どんどん上げないでしょうが、 上げるときは上げたということで、地方自治体がそれに伴っていつも従うと、そういうの もちょっと、地方自治の原則に反するのではないかというふうに私どもも考えますが、ま た、このことによって、町内民間企業にも影響を与えて、現に来たし、民間も、公務員も - 12 - 下がったから我々も下げるということは現に行われてきたし、そういうことが今後も予想 されるというふうに考えますが、幾つかありますが、よろしくお願いいたします。 ○議 長 北林総務課長。 ○北林総務課長 1点目の退職金、それから年金に影響があるかというような内容だったと思いますが、 これにつきましては、給料が平成25年度も昇給しておりませんし、平成26年度も今回 の条例で昇給をしないというようなことになりますと、これは2年間、同じ給料で推移す るということになりますので、これは当然、将来にわたっては、この2点については影響 するかと考えております。 それから、国の町村に対しての削減をしないという要請につきましては、私どものほう で受け取っているということでございます。 以上です。(発言する者あり) ○議 長 もう1点あるでしょう。 ○北林総務課長 失礼しました。民間への影響に関しましては、このことに関しては特段ないのかなとい うふうに考えております。 以上です。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 国からそういう、格別国がどうだから今回下げろとか、ラスパイレスがどうだからそれ に合わせろとかという通知は、総務省からは来ていないということですね。 民間に対する影響はないと言うけれども、これは、決してそのようなことはないと思い ます。直接影響するのではないですか、上がらなかったら。それはもう、どうあろうと、 大樹町内だけだなどと、そんな限定して私は考えませんけれども、当然、景気が悪くなっ ているわけですから、そのように私は考えます。 それと、もう一つ、やっぱり職員に対する士気、これは、給与というのは、人事と並ん で職員の士気に大きな影響を与えるというふうに理解しますが、そういう点についてはい かがでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 まず、1点目の国の云々ということですけれども、私たちのほうには正式な文書は来て いません。北海道の町村会から、このような形で総務省の総務大臣が談話したよという文 - 13 - 書は来ています。それと同時に、削減をしなければ交付税に反映させますよということも 前回はあったのですけれども、そういうこともなしのような文書はいただいております。 それからまた、民間への影響なのですけれども、議員おっしゃることもよくわかるので すけれども、今までは役場ベースで各民間も各団体もいろいろとやっていたのですけれど も、初任給は大体皆さん同じような経過をたどっているのかなと。 私たちのほうは、今、3級ですから、恐らく10年ぐらい経過した職員から該当するの かなと思っておりますので、初任給云々のことからいくと、余り影響はないのかなと思っ ております。 役場に倣ってというところが結構あるので、そういうところには影響のないように、私 たちもその辺はしっかりと取り組んでいかなければならないかなと思っております。 それと、もう1点目の職員に対する士気なのですけれども、このことも十分私たちはわ かっております。職員組合とのお話し合いの中でも、やはり今のこういう時代に置かれて いる中にあっては、ある程度やはり行革を進めている中にあっては、職員等もやはり一体 となって進めていくべきだろうというようなことで、職員組合のご理解も今回得られたと いうことで、今年度もこのような形で1年間実施をしていこうということです。 モチベーションが下がらないように、しっかりとその辺は職員との会話をしながら進め ていきたいなと思っております。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 最後に、交付税減額をしないということは、これは自治体の裁量に完全に任せられてい るというふうに考えております。 それから、影響を、私は民間業者の方は、確かに安いということを伺っておりますが、 それは基本的に零細業者対策がやっぱり不十分だと、そういう結果から来るわけです。だ から、それはまた別な話で私は求めたいというふうに思っております。 いずれにしても、こういう町村職員を初めとして公務員関係が下がっていく、こちらも こうだから下がると。いわゆるデフレからの脱却などということになったら、これは全然、 話に私はならないというふうに理解いたします。 そういうふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 いろいろと、民間との絡み、また、これだけ金額的にも影響があるということになれば、 そのようなこともあり得るかなと思っていますけれども、私たちも、前段申し上げたよう に、いろいろと行革を進めている中にあっては、住民からも、やはり他の会社と比較する と、役場職員は給与が高いよというようなことで、いろいろとそういうお話もお聞きして - 14 - おりますし、また、そういう住民感情的なこともありますし、ラスパイレス、やはりこれ はいろいろな算定の仕方も、年齢的な要素を含んでいるのですけれども、やはり我が町の 場合は若干高いということも、議員はご理解していただいているかなと思いますけれども、 これをある程度一定に、各町村並みの100ちょっと以下というようなことで今回も考え まして、組合に提案しながらご理解を得たというような状況です。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 安田清之君。 ○安田清之君 3級以下はしない、3級以上はやると。この差額、金額、上げた場合と上げない場合の 金額をちょっと提示していただけますか。今年度、上げたらこのぐらいになるのですよと、 上げなかったらこうなのですよと。そうしたら、差額が出ますね。社会保険から何から全 部違うから、この試算はしていますよね。それをちょっと教えてください。 ○議 長 北林総務課長。 ○北林総務課長 今回、平成25年度で3級以上が、対象が105名でした。 今ご質問のように、共済費等まではちょっと試算をしていませんが、給料に関しまして は総額で1,240万円、昇給をした場合に対しましては1.43%の削減になったという 内容でございます。 平成26年度につきましては、まだ今、給料を、これからの予算審議になりますが、こ の場合も3級以上で107名が対象ということで、給料の昇給の差額等もいろいろありま して、平成26年度に関しましては847万円で、1.21%の削減というような状況でご ざいます。 以上です。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 800万円ぐらいという試算が出ています。これ、だからまだ、ほかのものも入れると、 それ以上大きいよという解釈でいいのですね。 それで、おおよそ職員の組合も町の財政等々を鑑みて、仕方がないだろうということで 承認をしたのだろうと、組合等も。だけれども、これはいつまでも続ける気は余りないの だろうと思うのです。やはり職員も生活がかかっています。我々もみんなかかっています。 やはり、最高権限を持っている町に下げられると、民間企業も現実的には、町だって上がっ ていないじゃないかと。これ、今、同僚議員が言ったように、若干民間にも押し寄せてく るということがあるので、なるべく早く町の職員の皆さんも報酬が上がるように、町長、 - 15 - 努力をしていただける決心があるのかどうか。ずっとやる気はないだろうと思っています が、何とか早くこの条例を撤廃できるようにお願いをしたいと思いますので、そこら辺だ けちょっと聞かせてください。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 条例の内容のとおり、ことし1年間というようなことでの実施でお願いしています。 組合のほうとも、ラスパイレスがそれでは95になったらまた戻してくれるのかとか、 100以下だったらいいのかとか、100以上はずっとなるのかとかということでいろい ろと協議をしておりますけれども、やはり私たち、いろいろな各自治体の関係では、ラス パイレスというのは、これはある程度、先ほども申し上げましたけれども、年齢だとか職 務状況によって大分変わってくるのですけれども、やはりこれがばんと出てしまうと、住 民感情も大分変わってくるのです。 今回も、いろいろと組合と話をさせていただいたのは、私としては、ことし1年ぐらい かなということで、今のところ考えております。 ○議 長 ほかに質疑。 阿部良富君。 ○阿部良富君 今、同僚議員が言ったように、やっぱりこういう制度というのは、今の安倍首相の考え からはそぐわないと思うのです。国家公務員及び上級公務員は、200万とか80万円で すか、たった半年ぐらいで戻していますよね。だから、そういう中において、末端の職員 だけ下げればいいというものではないのですよね。だからやっぱりここら辺は、何ぼ労使 の交渉を得たといっても、やっぱり、前に6年も7年も下げっ放しのときもあったのです から、余りこういうことをやらないでほしいと思います。 要望だけしておきます。 ○議 長 答弁はいいですね。(阿部議員「はい」と呼ぶ) ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 志民和義君。 - 16 - ○志民和義君 ただいま提案されております議案第4号大樹町職員の給与の特例に関する条例の制定に ついて、反対の討論を行います。 第1に、安倍内閣が参議院予算委員会で、残念ながら景気回復を実感していると答える 方の数は限られているとして、アベノミクスが国民の所得増につながっていないことを認 めていること。そして、国家公務員の7.8%の給与削減は、2014年度からもとに戻り、 2年で終了するということでございます。 そして、第2に、職員給与は人事と並んで職員の士気に大きな影響を与えること。 第3に、町職員の給与動向は、民間にも影響を与えてきたし、今後も与えることが予想 されること。 第4に、国家公務員に連動して削減を求められる地方自治体の反発が強いこと。 第5に、総務省は、地方自治体に求めてきた地方公務員の給与削減を2014年度以降 は要請しないことを通知したこと。 第6に、今回の削減が実施されたら、年金、退職金も含めて一生削減が回復しないこと。 これらをもって反対といたします。 ご賛同、よろしくお願いいたします。 ○議 長 次に、賛成討論の発言を許します。 安田清之君。 ○安田清之君 大樹町職員の給与の特例に関する条例に賛成の立場で討論させていただきます。 町側は組合と協議をし、並びに町長は今年度1年ぐらいということで、この条例を提出 したものであります。それで、お互いの同意があると認めますので、この条例に賛成をさ せていただきます。 以上でございます。 ○議 長 次に、反対討論の発言を許します。 (なしの声あり) ○議 長 反対討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第4号大樹町職員の給与の特例に関する条例の制定についての件を起立 により採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議 長 - 17 - 起立9人。 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◎日程第9 議案第5号 ○議 長 日程第9 議案第5号大樹町奨学金等貸付条例の一部改正についての件を議題といたし ます。 提案者から提案理由の説明を求めます。 伏見町長。 ○伏見町長 ただいま議題となりました議案第5号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本件につきましては、大樹町奨学金等貸付条例の一部改正についてをお願いするもので ございます。 このことにつきましても、議会、また、利用者の方々からも、いろいろとご意見がござ いまして、現在、連帯保証人を町内在住者に限定しておりますが、事情により町内在住者 にお願いできない場合もありますので、現状にそぐわないという状況でございます。 そのようなことから、今回の貸付金条例の一部改正をするものでございます。 それぞれ条文の内容につきましては、教育委員会学校教育課長のほうから説明いたさせ ますので、ご審議の上、議決賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終 わらせていただきます。 ○議 長 吉岡学校教育課長。 ○吉岡学校教育課長 議案第5号大樹町奨学金等貸付条例の一部改正についてご説明申し上げます。 議案第5号大樹町奨学金等貸付条例の一部改正について。 大樹町奨学金等貸付条例の一部を改正する条例を次のとおり定める。 大樹町奨学金等貸付条例の一部を改正する条例。 大樹町奨学金等貸付条例(平成15年条例第17号)の一部を次のように改正する。 次の表の改正前の欄に掲げる規定を改正後の欄に掲げる規定に改正する。 このたびの改正は、大樹町奨学金等貸付条例第7条、奨学金等貸付の手続の改正でござ いまして、連帯保証人を町内に限定したものをなくすもので、「町内で」を削除する改正 でございます。 附則。 この条例は、公布の日から施行する。 以上で説明を終わります。 - 18 - ○議 長 これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 安田清之君。 ○安田清之君 町外ということは十分認識をします。 ただ、町外と、ただどこどこの住所でどうでというだけでよろしいのですか。住民票な んかをいただかないと、現実的には不在な場合もありますよね。そこで特定されない、早 く言えば。町外だと、札幌でも東京でもいいわけですから。こういうときに、ただ町外、 それは、東京都何区何の何番地などと書かれても我々はわからない、現実的に審査すると きに。これは、住民票等をきちんと添付をしていただく並びに印鑑証明の証明もいただく というような措置をするのかしないのか、ただ書いたものを認めるのか、そこだけ1点、 お願いをします。 ○議 長 吉岡学校教育課長。 ○吉岡学校教育課長 はっきり申しまして、そこら辺の関係の検討はしてございませんが、町の他の申請等、 町外の方を認めるというふうになってございますので、それらを参考にしまして実施して いきたいと思います。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 だから、大樹は住民票があるからきちんとわかりますよね。わからないでしょう、今度。 ここら辺の検討は、大樹に準ずるということであれば、現実的にどうやって調査をするの ですかということを言っているので、住民票なり印鑑証明の提示をいただくということを 規則なんかでうたわないと、トラブルがあったときに困るわけですから、それをなくす上 でどうなのですかとお聞きしているので、そこら辺をお願いをいたします。 ○議 長 吉岡学校教育課長。 ○吉岡学校教育課長 おっしゃられるとおり、住民票等の添付をしていきたいと思います。 ○議 長 ほかに質疑。 志民和義君。 ○志民和義君 - 19 - その件に関してなのですが、例えば公営住宅だったら所得証明とかを出すので、それら のことも十分検討しているのでしょう。どうですか。 ○議 長 吉岡学校教育課長。 ○吉岡学校教育課長 そのように検討していきたいと思います。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第5号大樹町奨学金等貸付条例の一部改正についての件を採決いたしま す。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◎日程第10 議案第6号 ○議 長 日程第10 議案第6号大樹町図書館設置条例の一部改正についての件を議題といたし ます。 提案者から提案理由の説明を求めます。 伏見町長。 ○伏見町長 ただいま議題となりました議案第6号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本件については、大樹町図書館設置条例の一部改正をお願いするものでございます。 それぞれ条文内容につきましては、教育委員会社会教育課長のほうから説明いたさせま - 20 - すので、ご審議の上、議決賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わ らせていただきます。 ○議 長 小森社会教育課長。 ○小森社会教育課長 それでは、議案第6号大樹町図書館設置条例の一部改正について。 大樹町図書館設置条例の一部を改正する条例を次のとおり定める。 記。 大樹町図書館設置条例の一部を改正する条例。 大樹町図書館設置条例(昭和51年条例第15号)の一部を次のように改正する。 次の表の改正前の欄に掲げる規定を改正後の欄に掲げる規定に改正する。 この条例の改正につきましては、図書館の仮移転に係るものでございます。 ことしの4月より当面の期間、大樹町生涯学習センターにおいて図書館の運営を予定し ておりますが、図書館の主たる運営が生涯学習センターの所在地となりますので、それに 伴う条例の一部改正でございます。 改正内容につきましては、大樹町図書館設置条例第2条の部分において、名称及び位置 について規定しておりますが、改正前の図書館の位置を「大樹町東本通51番地1」と規 定しております。改正後は、改正部分の「東本通51番地1」を「双葉町6番地1」に改 正するものでございます。 附則といたしまして、この条例は、平成26年4月1日から施行するという条例の内容 でございます。 以上で説明を終わります。 ○議 長 これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 - 21 - これより、 議案第6号大樹町図書館設置条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 休憩します。 休憩 午前11時00分 再開 午前11時15分 ○議 長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ◎日程第11 議案第7号 ○議 長 日程第11 議案第7号大樹町生涯学習センター設置条例の一部改正についての件を議 題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。 伏見町長。 ○伏見町長 ただいま議題となりました議案第7号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本件については、大樹町生涯学習センター設置条例の一部改正をお願いするものでござ います。 それぞれ条文の内容等につきまして、教育委員会社会教育課長のほうから説明いたさせ ますので、ご審議の上、議決賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終 わらせていただきます。 ○議 長 小森社会教育課長。 ○小森社会教育課長 それでは、議案第7号大樹町生涯学習センター設置条例の一部改正についてご説明いた します。 この条例の改定につきましては、図書館の仮移転に当たりまして、4月より生涯学習セ ンター学習棟1階のいきがい活動室1A及び2階の研修会議室を図書館として利用するこ ととなりますが、当面の期間、それらの使用が制限されることから、使用料が明記されて おります別記第1(使用料)、別表第2、備品使用料の中の一部を削除する内容の条例改 - 22 - 正でございます。 また、代替の会議室としまして2階の視聴覚室の利用を予定しておりますが、研修会議 室より面積が小さいため、大人数での会議等での利用を想定し、オークホールを会議室等 として利用できるよう、今回、フロア部分の使用料を規定する改正内容となっております。 改正内容につきましては、2ページ目の別表第1の中段になりますが、右側の欄の改正 前の下線部分で「いきがい活動室1A」とありますが、改正後はこの部分を削除しまして、 いきがい活動室1B以降の行の部分を繰り上げるものでございます。 同じく2ページの、改正前の中段以下の下線部分の「研修会議室1」、「研修会議室2」 とそれぞれありますが、改正後はその部分を削除しまして、左側の欄の「視聴覚室720」 と、それから「活動専用室430」の行を繰り上げるものでございます。 次に、1ページに戻りまして、改正前の下段の空欄部分でございます。オークホールの 使用料を定めております。現在、オークホール全体の使用料とステージのみの使用料しか 定められておりませんので、大人数等の会議等を想定しまして、改正後の下段にあります 下線部分の「フロアのみ」のところの使用料を新たに規定するものでございます。 次に、3ページ目の別表第2、備品使用料の一部改正でございます。 改正前の中段以降の下線部分になりますが、ここでは研修会議室の備品使用料を規定し ております。先ほど別表第1の2ページでご説明いたしました研修会議室の部分を削除す ることになりますので、それに合わせまして、改正後の空欄部分のとおり備品使用料に関 する内容を削除するものでございます。 附則といたしまして、この条例は、平成26年4月1日から施行するという条例の内容 でございます。 以上で説明を終わります。 ○議 長 これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 - 23 - これより、議案第7号大樹町生涯学習センター設置条例の一部改正についての件を採決 いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◎日程第12 議案第8号 ○議 長 日程第12 議案第8号大樹町農業センター条例の廃止についての件を議題といたしま す。 提案者から提案理由の説明を求めます。 伏見町長。 ○伏見町長 ただいま議題となりました議案第8号につきまして、提案理由と、また、条例のご説明 を申し上げたいと思います。 本件については、大樹町農業センター条例の廃止についてをお願いするものでございま す。 この施設は、48年に建設をいたしました。 業務といたしましては、乳牛検定組合、それと受精師の業務、そしてまた土壌診断業務 等が行われておりますし、以前は農業共済組合として使用していた建物でございます。 今回、大樹町農業協同組合が本館を建てたことによりまして、これらの業務が全部本館 に移転をしたということで、その後の使用も見込めないということもございまして、今回、 この農業センター条例を廃止をするという内容でございます。 条文を朗読させていただきたいと思います。 大樹町農業センター条例の廃止について。 大樹町農業センター条例を廃止する条例を次のように定める。 記。 大樹町農業センター条例を廃止する条例。 大樹町農業センター条例(昭和48年条例第31号)は、廃止する。 附則。 この条例は、平成26年4月1日から施行するという内容でございます。 ご審議の上、議決賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わらせて いただきます。 ○議 長 - 24 - これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第8号大樹町農業センター条例の廃止についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◎日程第13 議案第9号 ○議 長 日程第13 議案第9号大樹町農業担い手単身者住宅設置及び管理条例の一部改正につ いての件を議題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。 伏見町長。 ○伏見町長 ただいま議題となりました議案第9号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本件につきましては、大樹町農業担い手単身者住宅設置及び管理条例の一部改正につい てをお願いするものでございます。 それぞれ条文の内容等につきましては、農林水産課長のほうから説明いたさせますので、 ご審議の上、議決賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わらせてい ただきます。 ○議 長 森農林水産課長。 ○森農林水産課長 - 25 - それでは、議案第9号についてご説明いたします。 大樹町農業担い手単身者住宅設置及び管理条例の一部改正について。 大樹町農業担い手単身者住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例を次のとおり定め る。 記。 大樹町農業担い手単身者住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例。 大樹町農業担い手単身者住宅設置及び管理条例の一部を次のように改正する。 次の表の改正の前に掲げる規定を改正後の欄に掲げる規定に改正する。 このたびの改正は、大樹町農業担い手単身者住宅設置及び管理条例第9条、住宅入居の 手続の改正で、連帯保証人を町内に限定していたものをなくしたもので、「町内に居住し、 かつ、」を削除する改正です。 附則として、この条例は、公布の日から施行するとするものです。 以上で説明を終わります。 ○議 長 これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第9号大樹町農業担い手単身者住宅設置及び管理条例の一部改正につい ての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◎日程第14 議案第10号 - 26 - ○議 長 日程第14 議案第10号大樹町多目的航空公園条例の一部改正についての件を議題と いたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。 伏見町長。 ○伏見町長 ただいま議題となりました議案第10号につきまして、提案理由のご説明を申し上げま す。 本件については、大樹町多目的航空公園条例の一部改正についてをお願いするものでご ざいます。 それぞれ改正する条文内容につきましては、 企画課長のほうから説明いたさせますので、 ご審議の上、議決賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わらせてい ただきます。 ○議 長 布目企画課長。 ○布目企画課長 それでは、議案第10号大樹町多目的航空公園条例の一部改正についてご説明をいたし ます。 大樹町多目的航空公園に本年度建設を進めておりました大樹町宇宙交流センターが平成 26年度に開設、設置されることから、今回、名称及び位置のほかに主な施設の名称とし て位置づけをするものでございます。 第2条の名称及び位置の規定につきましては、第1項の航空公園の名称及び位置の次に 公園に設ける主な施設の名称の文言を追加をいたします。 第3号には、ただいまの公園に設ける主な施設の名称の条文を追加をいたします。 アの大樹町多目的航空公園格納庫につきましては、現在まで明記をしておりませんでし たが、このたび展示場の開設に当たり、追加をするものでございます。 次に、イの大樹町宇宙交流センターを追加するものでございます。 第4条の使用の許可につきましては、第1項第1号に新たに交流センター(集会室に限 る)を許可の対象に加えるものでございます。 この括弧書きの「集会室に限る」の解釈につきましては、この建物に併設をされており ます展示室、それからトイレなどにつきましては、許可の対象から除外をするための文言 の整理でございます。 次のページでございますが、附則でございます。 この条例は、平成26年4月1日からの施行となります。 以上でございます。 ○議 長 - 27 - これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 安田清之君。 ○安田清之君 現実的に、多目的航空公園、公園という名前が本当にこれは準ずるのだろうかなと、僕 は前から疑問に思っていたのです。新聞報道でも大樹町の宇宙関連の記事が再々、全国版 でも出るようになりました。これ、公園でいいのだろうか、名称を変えるのなら、この名 称も変えるような気持ちがないのかどうか。研修なのか産業なのか、 そこら辺は知恵を絞っ ていただいて、公園といったら子供の遊び場のような感覚を我々は子供のころからしてお ります。そこら辺で、今すぐとは言いません。検討いただいたほうが、ほかのところから 見ても十分認識が、大樹は宇宙の産業として推進をしているのだという意識が出てくるの かなと思いますので、そこら辺の検討をするお考えがないかどうか、お聞きをしたいと思 います。 (関連の声あり) ○議 長 阿部良富君。 ○阿部良富君 今、同僚議員が言ったように、やっぱり交流センターとか公園とかいうと、やっぱり、 どうしても見るものが何かあるのかなと思って皆来るのですよね。だからやっぱり、せめ て何か、町長もあちこち歩いたら、基地でもあったら何とかうちのほうにも分けてくれと 言って、ある程度集めたほうが私たちはいいと思いますが、そういう考えはありませんか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 今、それぞれ安田議員からご質問、ご指摘がありましたけれども、全くそのとおりだと 思っています。 今、いろいろと、相手側のほうも、公園ではちょっとまずいよという面もあったりして、 内部でも、また、使う側ともちょっと協議を、JAXAの施設もありますので、その辺で、 どういう名称がいいのか、そういうことで、近いうちに結論を出したいなと思っておりま すので、その辺、ご理解願いたいなと思っています。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 - 28 - これをもって、質疑を終了いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第10号大樹町多目的航空公園条例の一部改正についての件を採決いた します。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◎日程第15 議案第11号 ○議 長 日程第15 議案第11号南十勝障害程度区分認定審査会共同設置規約の変更について の件を議題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。 伏見町長。 ○伏見町長 ただいま議題となりました議案第11号につきまして、提案理由のご説明を申し上げま す。 本件につきましては、南十勝障害程度区分認定審査会共同設置規約の変更についてをお 願いするものでございます。 今回、これら国の支援法の改正によりまして、当町の規約も変更するという内容でござ います。 それぞれ内容等につきましては保健福祉課長のほうから説明いたさせますので、ご審議 の上、議決賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わらせていただき ます。 ○議 長 佐藤保健福祉課長。 ○佐藤保健福祉課長 それでは、議案第11号につきまして、条文の説明の前に概略をご説明いたします。 今回の変更は、障害者総合支援法の改正に伴い、平成26年4月1日から障害者総合支 - 29 - 援法第4条に定義されている「障害程度区分」が「障害支援区分」に改正されることから、 南十勝4町村で共同設置している南十勝障害程度区分認定審査会共同設置規約の文言を変 更するものです。 それでは、議案第11号南十勝障害程度区分認定審査会共同設置規約の変更について。 地方自治法第252条の7第2項の規定により、南十勝障害程度区分認定審査会共同設 置規約を次のとおり変更する。 記。 南十勝障害程度区分認定審査会共同設置規約の一部を変更する規約。 南十勝障害程度区分認定審査会共同設置規約の一部を次のように変更する。 次の表の改正前の欄に掲げる規定を改正後の欄に掲げる規定に改正する。 表の左側が改正後の条文です。 南十勝障害支援区分認定審査会共同設置規約。 共同設置する町村。 第1条、広尾町、大樹町、更別村及び中札内村は、共同して障害支援区分認定審査会を 設置するものとする。 第2条、この障害支援区分認定審査会は、南十勝障害支援区分認定審査会というと改正 するものです。 附則。 この規約は、平成26年4月1日から施行します。 以上で説明を終わります。 ○議 長 これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第11号南十勝障害程度区分認定審査会共同設置規約の変更についての 件を採決いたします。 - 30 - 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◎日程第16 議案第12号 ○議 長 日程第16 議案第12号大樹町過疎地域自立促進市町村計画の変更についての件を議 題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。 伏見町長。 ○伏見町長 ただいま議題となりました議案第12号につきまして、提案理由のご説明を申し上げま す。 本件につきましては、大樹町過疎地域自立促進市町村計画の変更についてをお願いする ものでございます。 過疎地域自立促進特別措置法によりまして、大樹町の過疎地域の自立促進計画を、議会 の承認を得まして、後期計画といたしまして平成22年から平成27年までの5カ年計画 を策定したところですが、今回、提案の件名が計画書に盛られておりませんので、今回新 たにこれらを見直し、有利な財政支援を受けようとするものであります。 それぞれ条文内容につきましては、企画課長のほうから説明いたさせますので、ご審議 の上、議決賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わらせていただき ます。 ○議 長 布目企画課長。 ○布目企画課長 それでは、議案第12号大樹町過疎地域自立促進市町村計画の変更についてご説明申し 上げます。 昨年、平成25年3月4日開催の定例第1回町議会において、計画変更に対する議決を いただきました。その市町村計画の一部変更をお願いするものでございます。 今回の主な変更内容といたしましては、町道の整備といたしまして、事業の実施に伴う 事業内容の追加と削除、それから、中大樹地区開発団地の利用方法の変更に伴い記述の削 除、それから、閉校校舎の利活用といたしまして、行政区会館等の整備等の記述の追加、 新エネルギーの利活用としての木質バイオマスボイラーの整備の記述の追加でございま す。 - 31 - 市町村計画が定める過疎計画は、事業を実施するに当たり、国からの財政上の優遇措置 の適用を受けるため策定しているものでございます。 計画に登載した事業のうち過疎対策事業債が充当された場合には、その借り入れにかか わる元利償還金の70%が地方交付税によって補填されるという大変有利な制度となって おり、本計画に登載するものでございます。 それにより、この一部計画を行うものでございます。 今回の変更に当たりまして、北海道との事前協議には、過疎地域自立促進特別措置法第 6条第7項の規定に基づき、本年2月5日付で協議が完了したとの通知を得ましたので、 今定例町議会において、計画の変更について議決を得ようとするものでございます。 参考といたしまして、過疎地域自立促進特別措置法の関係条文を抜粋をして記載をして おりますが、第6条の第1項では、過疎地域の市町村は、自立促進方針に基づき、当該市 町村の議会の議決を経て過疎地域自立促進市町村計画を定めることができるというふうに も規定をされております。 第2項では、市町村計画に定めるべき事項について記載をしてございます。 第4項では、市町村計画を定めようとするときは、あらかじめ都道府県と協議をしなけ ればならないというふうになってございまして、変更する前も同様ということで、事前協 議が必要とされてございます。 それでは、変更内容についてご説明を申し上げます。 議案本文を2枚お開きをいただきまして、横向きの表でございますけれども、1ページ をご覧いただきたいと思います。 右側が変更前の内容、左側の欄が変更後の内容となっております。 なお、下線がついている部分が今回変更しようとする部分でございます。 表の中の変更前の欄中、上から2枠目でございますけれども、松並3号線改良舗装事業 でございますけれども、当初計画では平成25年、26年という実施計画でございました けれども、本計画の最終年の平成27年度まで実施の予定がないということから、一旦こ の計画書から削除するものでございます。 次の欄でございますけれども、下がりまして、日方19号線改良舗装工事につきまして は、これも同様ですけれども、当初計画では平成26年、27年という予定でございまし たけれども、平成30年度に調査、平成31年度から実施する計画といたしましたので、 これも一旦、本計画から削除するものでございます。 下がりまして、変更後欄の下から3枠目でございますけれども、3枠目から三つござい ますけれども、まず、幸町団地10号線改良舗装事業、それから、幸町団地11号線改良 舗装事業、緑町幹線改良舗装事業の3路線につきましては、当初計画に予定をしておりま せんでしたけれども、予定年度を繰り上げることから、新たに追加記載をするものでござ います。 2ページをお開きいただきたいと存じます。 - 32 - 左側の施策区分の9の集落の整備の部分でございますけれども、ここの区分の変更の理 由でございますけれども、 中大樹地区における団地開発事業は行わないことになったこと、 また、閉校校舎の歴舟小学校、中島小学校、それから尾田中学校を行政区会館及び災害時 の避難所などとして再利用していくというものでございます。 変更前の欄、上から6行目、7行目でございますけれども、ともに集落再編整備として、 中大樹事業として開発利用を進めるまでの文言を削除をいたします。 また、変更後欄6行目に、「また、コミュニティ活動の拠点となる行政区会館の整備や 機能充実を図る必要がある」を新たに文言の追加をいたします。 4行下がりまして、ただいまの文書を整理いたしまして、(2)その対策中のウを「中 大樹地区開発事業の推進」から「行政区会館の整備や機能の充実を図る」に変更をいたし ます。 表中も同様でございます。変更前の欄中「(1)過疎地域集落再編事業、中大樹地区開 発事業」以下を削除いたします。 続きまして、変更後欄中(3)その他でございます。「行政区会館等整備事業(統合校舎 利活用)」を追加することといたします。 3ページをお開きいただきたいと思います。 区分の欄、10、その他地域の自立促進に関し必要な事項、ここの部分では、変更後欄 2行目、「ク、公共施設等における新エネルギーの利用を促進する」を新たに追加するこ とといたします。 表中、事業名欄中「新エネルギーの利活用」として、「木質バイオマスボイラー整備」 を行う予定で追加をいたします。 晩成温泉の泉水の加温及び暖房ボイラーとしての木質バイオマスボイラー設置と、森林 組合が事業主体となり、木質バイオマスボイラーの燃料となる木質チップを製造する機器 設置を行うための事業を追加するものでございます。 ページを開いていただきまして、次に参考の資料でございますけれども、1ページをご らんいただきたいと思います。 次ページ以降につきましては、過疎地域自立促進の市町村計画の参考資料として今回添 付をさせていただいております。 施策区分、事業名、事業内容、事業主体、平成22年から平成27年度までの概算事業 費を変更後、変更前の順で記載をしております。黄色い網かけ部分につきましては、今回 の変更により削除するものでございます。朱色につきましては、事業を今回新たに追加を するものでございます。青色につきましては、ただいまの削除または追加により、それぞ れ小計の欄、合計の欄の事業費が修正となる部分をそれぞれ表にあらわしております。 ただいまご説明いたしました8点の内容につきまして削除、追加をし、関連の集計欄の 修正をいたしたところでございます。 なお、この参考資料でございますけれども、平成22年度の計画樹立の際の年度別事業 - 33 - 計画でございまして、事業量、それから事業費や実施年度に若干差異のあるものも含まれ ておりますけれども、このことにつきましては、計画変更を要するものではなく、計画終 了時点で実績として取りまとめをしたいと考えております。 また、議会に対しましては、必要に応じて当該年度の予算審議等において説明をいたし たいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと存じます。 以上で説明を終わらせていただきます。 ○議 長 これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 今、この計画が、有利な財源を得るためということで、この検討は非常に結構なことだ と思うのですけれども、木質バイオに関しまして、以前から同僚議員が質問なり、そういっ た提言なりされていたのですけれども、それらが急に話、今になって出てきたその経緯と して、先ほどの説明では2月3日に道のほうから協議して結論が出たというお話なのです けれども、役場内でいつごろから検討を始めたか、その点1点お聞きしたいと思います。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 木質バイオの件ですが、いろいろと各町村で動きがあった時点で、私ども職員でいろい ろと検討している経過がございます。ちょっと年度を、資料をちょっと持ってこなかった のですけれども、晩成温泉にそういうものができないかということで、ちょっと記憶があ れなのですけれども、7年ほど前に、2年かけて職員で晩成温泉を考える会というのをつ くって、いろいろと検討してきた経過がございます。その時点でも木質バイオを何かでき ないかということでの検討はいろいろとされてきました。 経過なのですけれども、今、議員おっしゃるように、そういうようなことが、降って湧 いたような話ではないかと言うけれども、そういうことでの経過もありますし、それから また、いろいろと、病院だとか学校のときもそういうものができないかというお話をされ ておりました。私たちも、そのことについては検討もいたしました。 当時は、足寄でつくっているペレットだったのです。ペレットでやったら云々というこ とで、いろいろと、費用対効果も出しながら、それであればということで今の重油のほう に転換したのですけれども、今後、いろいろとそういうことに目を向けていったほうがい いのではないかというような、そういうご提言もございました。 私たちも、これらのことについて、今まではそういうような事業採択にはならなかった のです、補助の。今回新たにそういう事業が出たということで、今後、一番問題になって - 34 - いるボイラー的なものの役割をする木質のものを使っていこうかということで今回、手を 挙げたところ、森林再生化事業の中で採択をされたということで、今回、この事業に取り 組んでいこうかというような経過でございます。 年度的なことはまた後で、ちょっと資料も示しながら、調べたいなと思っています。 ○議 長 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 恐らく財源としては林野庁の補助金ではないのかなと思う、林野庁でそういうものを やっているみたいなのです。それをやるといったら、その制度がいつからできたのかも ちょっと私はわからないのですけれども、その辺の絡み、きちんと、いつから検討された か、ちょっと説明、後で結構ですけれども、聞きたいと思うのです。 それと、庁舎内でいろいろ検討されたらしいのですけれども、例の第5期総合計画の中 で、今回の晩成温泉、それからB&Gですか、それからもう1カ所、老健でしたか、候補 に挙がっていますけれども、木質ボイラーがどのような予定をしているかわかりませんけ れども、木質ボイラーというのは、単純に火をつけたり消したりがなかなかできないとい うことで、お湯などを大量に、ずっと使うような場所は適している。晩成温泉は、その点 では適しているとは思うのですけれども、検討したという中で、そういったことも検討さ れたのですか。その結果、B&Gとか、それから老健のほうもやるということになったの ですか。その辺、どの辺まで検討されたか、ちょっと関連でお聞きしました。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 私たち、そこまで詳しく検討していませんでした。当時はです。木質のものを、これだ け町内の間伐材を利用した中で、そういうものも利用できないかということで、下川町が 先進的なことでやっていましたから、そういうことでできないかということで今まで来た のですけれども、いろいろ検討されてきました。 今回、新たにそういうことになったのは、今、議員おっしゃるように、お湯が実際は一 番いい、浦幌の留真温泉は、そういうものを使ってすごく効果が上がっているということ で、うちも実態調査していますので、これはいいだろうと。それで、暖房だとか云々とい うことになると、どうなのと。それから、容量がどうなのか、それから、機械も各種メー カーあるのです、いろいろと。聞いてみますと。 そういうもので、今後、過日お認めをいただいた委託調査の中で、いろいろとそういう ものも出てくるだろうと思っています。そういうことで、今回ご承認いただきましたので、 そういうもので出たもので検討していきたいなと思っております。 私たちは、おが粉ではなく、僕も初めはおが粉だと思っていたのですけれども、チップ だということですから、それであれば今の森林組合で使っているチップ材を使えないのか - 35 - ということだったのですけれども、容量的、また、機械も老朽化しているということで、 これもだめだということで、新たなそういう機械を取りつけていこうかと。 それからまた、流木も結構多いのです。議員からもいろいろと、関係議員からもご指摘 があったけれども、ああいう機器が使えないのかということだったのですけれども、その 辺の調査も今回の委託の中で恐らく出てくるだろうと思っています。 いろいろと、 大樹町でも森林組合以外の業者さんに聞いてみると、 たたくというのでしょ うか、そういうことをやれば石もみんな落ちると。そういうことであれば、そういう材も 使えるということですから、いろいろな面での調査を今回は求めていますので、それらが 出てきた時点でそういうものも活用して、晩成温泉のお湯のほうに向けていこうかと。 それからまた、B&Gだとか各施設も、そういうような、お湯ばかりではなく、暖房に も取り入れているということも先進地ではありますので、そういうところの調査結果を見 ながら私たちは進んでいこうかなと思っております。 決して、今すぐこういう、降って湧いたような話ではなく、今までの経過でずっときて いまして、我々もいろいろと検討した経過もございますし、また、今の二酸化炭素削減、 いろいろ環境的な面からも、ある程度議員方からも一般質問等でもありましたので、今回 そういう面に向けて取り組みをしていこうかと思っています。 ただ、補助金が、単年度で、私たちは今、決まれば終わらせたいなと思っていますけれ ども、機械の発注が、例えばお湯で、晩成温泉であればこれだけの容量でいいよといえば 小さい機械なのですけれども、B&Gであると、ある程度ちょっと大きくなりますので、 そういう面のことを今後考えていきながら、当面そういうものを利用しながら、また、町 内的な、民間も、そういうものに利活用ができればなと、そういうような目標を持って取 り組んでいきたいなと思っております。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 安田清之君。 ○安田清之君 過疎地対策でいろいろ出ているのですが、道路の関係なのです、現実的に。本当は道路 をもう少し、どういう基準で選んできているのかを、ちょっとわからない部分が、そこは 聞きませんが、本当に改修をしなければならない道路がまだたくさんあるのだと思うので す。一番、町村で例えると、年寄りが何ぼいて、商店もなかったり、何がこうでという基 準を持ってこういう改修工事を上げてきたのか、そこら辺の認定がちょっとわからないの で、年度別でやるということで上げてきたのだろうと思うのですが、本当は今必要性のあ るところが現実的にはあるのだと思うのです。歩道の真ん中に電信柱が立っていて、車椅 子も通れない道路もある。これ、僕は一般質問しているから、見ておいてください。 こういうことを検討しますとは言っていますが、一向に、そういうことからやっていか ないと、新しいところのほうに、幸町だ、あちらだこちらだとやっています。これは、上 - 36 - げなければ過疎債が借りられないから、上げるという理由もわかりますが、本当に実情に 合った過疎地をどうするのだということをお考えになって、今度こういうものをやるとき に、今やれとは言いません。もう上がって、道と協議もしてきたのだろうから。担当課は しっかり実情を、町議もいれば、区長もいれば、協議をしているわけですから、実情に合 わせたやっぱり過疎対策をお願いをしたいと思うのですが、今後、ご検討いただけるかど うかだけお聞かせください。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 道路の関係なのですけれども、これは、いろいろと地域の方々からの要望、そしてまた、 今おっしゃるように、住宅がある程度張りついている、そういうところをいろいろと検討 しながら実施をするということでご理解願いたいなと思っています。 それとまた、電柱の話は、これは全くそのとおりなのです。先ほどの委員会報告にもあ りましたけれども、私たちもこのことには取り組んでいきたいなと思って、今、北電とい ろいろと話はしているのです。北電側にしてみれば、えらいお金がかかるということで、 私たちは地中埋設をしていただけないかという要望なのですけれども、それでなければ逆 側に移していただけないかということになれば、今度は民地に入ってしまうとか云々とか で、大変作業が進んでいかないのです、今のところ、はっきり言って。 今後、そういうようなことに目を向けていきながら、これは取り組んでいます。ですけ れども、なかなか、先ほど言ったように、相手側とのこともあるものですから、進まない 面もありますけれども、これから鋭意そういう面にも努力をしていきながら対策に講じて いきたいなと思っています。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 今に関連するのですけれども、 先ほど町長が説明してくれたのであれなのですけれども。 所管事務調査でもそうなのです。反対側に電柱が来たものが、今度は反対側に道路を出 して行く。そういうふうになると、やっぱり教育のほうの通学路の問題で、反対側だけに 電柱があると、二つ歩道があっても、反対側だけは除雪ができる可能性があるのです。そ ういうことも道路をつくる場合には、一方だけに電柱を立てるとか、そういうようなシス テムをとると、結構除雪も割と簡単にできるのではないかというのは所管事務調査の中で も出てきているのです。 そういうこともきちんと申し送りしていかないと、職員がかわったり退職すると、もう 関係ないのです。どうでもこうでもいいという感じでやっていくのです。南21号線がそ うなのです。途中まで、4本まできて、あとの18本は反対側に移っていると。あの18 - 37 - 本が4本のほうにあれば、反対側の歩道だけは除雪できるのです。そういうきちんとした ものをもう少し考えもらいたいと、そういうことをお願いしたのですけれども、いかがな ものでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 私も何度かそういう現場を見ておりますので、今後、やはりきちんとした、道路をやる ときにはそういうような対応で、今現在、新しいところはそういうような対応でやってい るかなと思うのですけれども、既設の道路はあちらこちらに本町はありますので、これは やはり、先ほども申し上げたように、相手側とのこともありますので、この辺をしっかり と整備していきたいなと。また、職員にも、その辺はしっかりと申し送りなどをしながら、 現場を確認しながら進めてまいりたいと思っております。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 話は戻るのですが、バイオのことに関してですけれども、事務調査のために200万円 ほどたしか調査費がついていると思うのですけれども、私が思うには、前回の総務のほう で、年寄りのことで役場のほうから職員が1名、事務調査のほうについていったのです。 そういうことがあるので、自分としては札幌の東2条にある熱源公社ですか、そういう ものも、町の職員が担当であろうがなかろうが、例えば札幌へ出張したときに、時間があ るのであれば、あそこは駅から大体歩いて5分で行けるところにあるのです。それは、下 川町の話が出ましたけれども、下川町もそこに見学に来ているのです。 そういう施設があるのですから、町の職員が行って、ある程度、午前中で会議が終わっ たというのであれば、1時間なり2時間かけてそういうものを見てきたほうがいいのでは ないかというふうに思いますし、また、留真温水のことは、水だけではなくて、森林をやっ ている組合とか、その業者に対しての補助金の対象のためにあれをやっているのです。そ ういうこともきちん見なければならないので、業者に丸投げで計画を練るのではなくて、 やっぱり町職員も、晩成温泉をどうやるかということを2年も3年もかけてやったという のですから。そういうものをやっぱりきちんと取り入れてやってもらいたいと。 そして、例えば福祉センターの、老健がまだボイラーは使えるのだということであって も、あそこに施設は四つも五つもあるのですから、一つにまとめて大きいものを建てると か。そして、新しく使えるボイラーがあったら、民間に払い下げるとか売るとかというこ とももう少し考えたほうがいいのではないかと思うのです。そして1基や2基は、木質が 行かないところには予備として使えるように残しておくとか、そういう考えをきちんと 持っていかないと将来性が見えないのです。 - 38 - 例えば晩成温泉のことでも、これから建物を大きくしていくのでしょう。それのあれが 10年計画の中に何も載っていないのですよ。そこに8,000万円もかけてつくっていい のですかという気持ちが物すごいあります。幾らかけてやるのではなくて、いついつごろ までに晩成温泉の建物を直すのだとか、宿泊施設も何年か後にはやりたいのだということ をやっぱり明記してもらわないと、ちょっと8,000万円もかけて、建物が老朽したら、 今度はやめますからというわけにはいかないと思うので、もう少し町のほうの長期的な計 画をもっと示してもらいたいと思うのですが、いかがなものでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 木質バイオの関係は、今、議員おっしゃるように、そういう施設的な集約したものの中 では今後使えると思いますし、そういうことに今、我々ももくろんでおりますので、そう いうことでの取り組みは、せびこれは必要だと思っています。 それから、職員の視察研修なのですけれども、これは大事なことなので、業者に丸投げ などということは考えておりません。ちょっと私も先ほど余計なことを言いましたけれど も、やはり木を、たたいて石を落とすとか、そういうことは全然私も考えていなかったの ですけれども、そういうような機械もあるということですから、この辺をよく、留真ばか りではなく、下川町も、私は見ておりませんけれども、職員は行っておりますので、そう いうことに参考に取り入れていきたいなと思っております。 それから、晩成温泉の長期計画なのですけれども、これは前期には載っておりませんけ れども、整備というだけですけれども、やはり、今、指定管理者があと3年だそうです。 その辺までは何とかきちんと指定管理者とも打ち合わせをしながら、この辺をやはり早い 時期に、また、それぞれ皆さん方ともご相談をしながら進めていかなければならないのか なと思っております。 これが、ずっと指定管理者でいいのか、売却がいいのか、それからまた、ある程度また 新たな人が入ってきて云々とか、そういうようなこともいろいろ過程の中では想像されま すけれども、やはり、今やっていただいている指定管理者は、しっかりと取り組んでいた だいております。前任の管理者は途中でおやめになったと。その後を引き継いで、今、結 構一生懸命やっていただいて、町民も町民外も評判がいいのかなと思っています。この辺 を、今後の取り組みをどうやっていくかということは、指定管理者を交えた中で、また、 部内でも早い時期に検討していきながら進めていきたいなと思っております。 ただ、ボイラーだけは、もう寿命が来ているのです。あちこち傷んで、しょっちゅう補 正でお願いはしていますけれども、今回、お湯が云々ということがございましたので、こ ういうものを入れながら、そこを拠点としながら、今後、宿泊だとか、ある程度のそうい うような、受付だとか、そういう場所を選定されていくのかなと思いますけれども、これ はやはり、今、議員おっしゃるように、8,000万円近く、お互いに、機械からボイラー - 39 - まで入れた中で、今度はこちらへ移動するなどということにならないように、その辺は今 後しっかりと取り組んでいかなければならないかなと思っております。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第12号大樹町過疎地域自立促進市町村計画の変更についての件を採決 いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 休憩します。 休憩 午後 0時10分 再開 午後 1時00分 ○議 長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ◎日程第17 議案第13号 ○議 長 日程第17 議案第13号北海道市町村職員退職手当組合規約の変更についての件を議 題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。 伏見町長。 ○伏見町長 - 40 - ただいま議題となりました議案第13号につきまして、提案理由のご説明を申し上げま す。 本件につきましては、北海道市町村職員退職手当組合規約の変更についてをお願いする ものでございます。 このたび、私たちの組合加入でありました上川中部消防組合と伊達・壮瞥学校給食組合 が、この組合から脱会することになりました。それで、両組合をこの規約から削除すると いう内容でございます。 議案を朗読したいと思います。 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について。 地方自治法第286条第1項の規定により、北海道市町村職員退職手当組合規約を次の とおり変更する。 記。 北海道市町村職員退職手当組合規約の一部を変更する規約。 北海道市町村職員退職手当組合規約の一部を次のように変更する。 別表の項中「上川中部消防組合」を削り、同表の項中「伊達・壮瞥学校給食組合」を削 る。 附則。 この規約は、地方自治法第286条第1項の規定による総務大臣の許可の日から施行す るということで、それぞれ変更案、現行の表が別表でついておりますので、後ほどごらん になっていただきたいと思います。 以上で説明を終わらせていただきます。 ご審議の上、議決賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わらせて いただきます。 ○議 長 これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 ただいま脱会という説明だったのですけれども、脱会の理由がもしもおわかりになれば、 教えていただきたいと思います。 ○議 長 北林総務課長。 ○北林総務課長 この二つの組合につきましては、平成26年3月31日で解散をするということで、こ の組合を脱退するという内容です。 - 41 - ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第13号北海道市町村職員退職手当組合規約の変更についての件を採決 いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◎日程第18 議案第14号 ○議 長 日程第18 議案第14号財産の無償譲渡についての件を議題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。 伏見町長。 ○伏見町長 ただいま議題となりました議案第14号につきまして、提案理由のご説明を申し上げま す。 本件につきましては、財産の無償譲渡についてでございます。 大樹町農業センターの無償譲渡でございまして、大樹町字下大樹186番地2に所在す る大樹町農業センターは、前議案8号でもお認めをいただきましたけれども、昭和48年 に建設され、大樹町農業協同組合で管理運営されておりました。このたび農協本館事務所 が新築されたに伴いまして、事務所が集約され、この農業センターの機能も移されたとい うことであります。 また、築41年もたっておりますので、昭和56年に建築基準法が変わりまして、耐震 基準を満たしていないということから、取り壊す考えでおります。 - 42 - 土地は、農協であります。建物が町ということでございます。41年間、農協が使用し てまいりましたので、農協が取り壊すということでございまして、先ほどご提案をさせて いただきました大樹町農業センター条例を廃止させていただき、次に、この大樹町農業セ ンターの無償譲渡を農協にして、農協が取り壊すというような手順になっております。 それぞれご審議をいただきまして議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由 の説明を終わらせていただきます。 ○議 長 これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第14号財産の無償譲渡についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◎日程第19 議案第15号 ○議 長 日程第19 議案第15号平成25年度大樹町一般会計補正予算(第9号)についての 件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 伏見町長。 ○伏見町長 ただいま議題となりました議案第15号につきまして、提案理由のご説明を申し上げま す。 - 43 - 本件につきましては、平成25年度大樹町一般会計補正予算(第9号)をお願いするも のでございます。 今回は、歳入歳出でそれぞれ7億694万9,000円の追加補正と繰越明許費、地方債 の補正をお願いするものでございます。 それぞれ内容につきましては総務課長より説明いたさせますので、ご審議の上、議決賜 りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。 ○議 長 北林総務課長。 ○北林総務課長 それでは、議案第15号平成25年度大樹町一般会計補正予算(第9号)についてご説 明いたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ7億694万9,000円を追加し、予算の総額を72 億5,093万4,000円とするほか、第2条で繰越明許費、第3条で地方債補正をお願 いするものです。 内容につきましては、資料でご説明しますので、6ページをごらんいただきたいと思い ます。 資料の内容につきましては、23ページまで広範囲にわたりますので、新たに大きく変 わった箇所のみ申し上げまして、事業費の確定などによる減額補正などは省略をして説明 をさせていただきたいと思います。 最初に、総務費ですが、一般管理費の一般職給与で、給料から負担金補助及び交付金ま で、2,261万2,000円の増です。ここでは、主に他会計あるいは事務組合との間に おける職員の人事異動に伴いまして、人件費が増えたため増額するものでございます。給 料では、人事異動により、総務費で給料を支給する職員の増と給料の差額による増加でご ざいます。職員手当では、家族構成の増などにより、扶養手当、児童手当が増加するとと もに、人事異動による人員増と給料の差額による増加の影響で追加するものでございます。 次のページをご覧いただきたいと思います。 7ページの上段ですが、財産管理費の町有地建物維持管理費で、工事請負費で372万 9,000円の減です。当初予算では、老朽化した歴舟小学校・中学校、旧大樹中学校、旧 尾田小学校・中学校の教員住宅、合わせて11棟15戸の解体を予定しておりましたが、 大樹中学校の教員住宅につきましては、売却処分をいたしております。旧尾田小学校の教 員住宅につきましては、公社など全体の利用方針が決まらないため、今年度、解体を見送っ たことなどから、減額の主な内容となっております。 次に、12ページをご覧いただきたいと思います。 12ページの中段になりますが、民生費、発達支援センター費、発達支援センター運営 費で、給料から負担金補助及び交付金まで309万円の減です。主に職員の人事異動に伴 いまして、人権費を減額するものでございます。 - 44 - 次のページをご覧いただきたいと思います。 13ページの一番上ですが、法人保育所運営事業で委託料900万円の減です。当初、 1歳児、2歳児の増加を見込んでおりましたが、予定よりも少なかったことから減額する ものでございます。 同じ13ページの下段のほうですが、衛生費、環境衛生費、一部事務組合負担金事業で 負担金補助及び交付金1,014万6,000円の減です。南十勝複合事務組合負担金では、 主に職員の人事異動による減と事業費の確定による減でございます。 次のページをご覧ください。 14ページの下のほうですが、農林水産業費、農業振興費、農地集積協力金事業で負担 金補助及び交付金137万8,000円の増です。この事業は、国の全額補助の事業で、農 地の集積に協力する農業者に対し、面積に応じて補助金を交付するもので、今回内示があ りましたので、2名分を追加するものでございます。 次のページをご覧ください。 15ページの上段、 一番上ですが、 畜産担い手育成総合整備事業で委託料3,561万4, 000円の増です。今回の国の追加予算によりまして、120ヘクタールの草地整備を行 う事業で、これは翌年度に繰り越すものでございます。 その下の強い農業づくり事業で、負担金補助及び交付金605万円の減です。国の補助 事業で、晩成地区の農事組合法人が行う施設整備事業の事業費確定によるものでございま す。 次に、17ページをご覧ください。 17ページ、中段の商工費、観光施設費、晩生温泉維持管理費で、補償補填及び賠償金 119万1,000円の増です。指定管理者に対しまして、町と前の指定管理者が発行して おりました入浴回数券の利用相当額に対する補填を行うほか、燃料価格高騰による設定価 格との差額分の補償を行うものでございます。 次のページをご覧ください。 18ページの一番上になりますが、土木費、道路維持費、町道維持管理事業で、委託料 1,500万円の増です。除雪作業のほか、町道維持補修などに伴う増額でございます。 同じページの一番下になりますが、住宅建設費、川南第2団地建設事業で、役務費から 工事請負費まで1億1,206万3,000円の増です。国の補正予算によりまして、川南 第2団地1号棟新築工事で、1棟6戸を整備するもので、これも翌年度に繰り越すもので ございます。 続きまして、少し飛びますが、23ページをご覧ください。 23ページの下段ですが、諸支出金、基金費、基金積立金で、負担金補助及び交付金か ら積立金まで6億5,339万4,000円の増です。歳計余剰金と普通交付税が今回当初 予算よりも多く交付されましたので、将来のさまざまな事態に備える目的としまして、北 海道備荒資金組合に4億円を追加納付するとともに、財政調整基金などに2億5,339万 - 45 - 4,000円を積み立てるものでございます。 合計で、補正額が7億694万9,000円の増。補正予算財源内訳の特定財源では、国 ・道支出金が6,486万8,000円の増、地方債で590万円の減、その他4,083万 9,000円の増、一般財源が6億714万2,000円の増となるものです。 次に、2ページの第1表、歳入歳出予算補正の歳出をご覧いただきたいと思います。 第1表、歳入歳出予算補正の歳出ですが、1款の議会費から、次のページ、3ページの 13款諸支出金まで、歳出の合計で65億4,398万5,000円、補正額7億694万 9,000円、計で72億5,093万4,000円となるものです。 次に、1ページの歳入をご覧いただきたいと思います。 1款の町税から21款町債まで、歳入合計が補正前の額65億4,398万5,000円、 補正額7億694万9,000円、計で72億5,093万4,000円となるものです。 続きまして、4ページの第2表、繰越明許費をご覧いただきたいと思います。 繰越明許費につきましては、6款農林水産業費、1項農業費で、事業名が畜産担い手育 成総合整備事業の3,480万円、8款で土木費、5項住宅費、川南第2団地建設事業1億 1,266万2,000円、9款消防費、1項消防費、南十勝消防事務組合負担金事業の7, 224万7,000円でございます。これにつきましては、今回の国の補正予算などに伴い まして、25年度予算に計上した上で翌年度に繰り越すものでございます。 なお、一番下の消防費につきましては、昨年12月の定例会で補正をしました予算の一 部を繰り越すものでございます。 続きまして、5ページの第3表、地方債補正をご覧ください。 地方債の補正につきましては、事業費の確定などによりまして地方債を変更するもので ございます。 起債の目的と補正後の限度額につきましては、過疎対策事業では6億6,820万円、臨 時財政対策債では2億5,140万9,000円となるもので、起債の方法、利率、償還の 方法につきましては、補正の前と同じでございます。 以上で説明を終わります。 ○議 長 これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 17ページの商工費で、 晩成温泉の維持管理費119万1,000円の増。 この説明では、 入浴回数券と、それから燃料ということだったのですけれども、以前発行した入浴回数券 でいいのですね。その残りはどれぐらいあるのですか。 ○議 長 - 46 - 松本商工観光課長。 ○松本商工観光課長 それでは、今のご質問に説明いたしたいと思います。 まず、前指定管理者分ということでは、発券数が、トータルなのですけれども、5万4, 749件というような発行をしてございます。それで、今まで使われた回数券が5万2, 897枚と。この中には、一応今年度、2月、3月の分の見込みを入れて計上して、残に ついては1,800枚程度というような数字になってございます。 また、町おいても、過去に町の回数券が出てございます。これについては、回数券、4 00円券、200円券ですとかございますけれども、1万枚程度がまだ眠っているという ような状況でございます。 以上でございます。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第15号平成25年度大樹町一般会計補正予算(第9号)についての件 を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◎日程第20 議案第16号 ○議 長 日程第20 議案第16号平成25年度大樹町国民健康保険事業特別会計(事業勘定) 補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 - 47 - 伏見町長。 ○伏見町長 ただいま議題となりました議案第16号につきまして、提案理由のご説明を申し上げま す。 本件につきましては、平成25年度大樹町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) をお願いするものでございます。 今回は、歳入歳出で974万3,000円の追加補正でございます。 内容につきましては、町民課長より説明いたさせますので、ご審議の上、議決賜ります ようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。 ○議 長 田中町民課長。 ○田中町民課長 それでは、議案第16号平成25年度大樹町国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補 正予算(第3号)について、内容の説明をいたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ974万3,000円を追加し、歳入歳出それぞれ8億 8,714万8,000円とするものです。 内容につきましては、事項別明細書でご説明いたしますので、10ページ、11ページ をお開きください。 10ページ、歳出。 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、補正額14万9,000円の減。執行見 込みによる減額と70歳代前半の被保険者の一部負担金等の軽減特別措置の継続、平成2 6年3月末までに70歳に到達している被保険者については、今後も自己負担割合を1割 に凍結を継続する措置により、対象者に対し高齢受給者証を再交付する経費の増額でござ います。 次、2項徴税費、1目賦課徴税費、7万4,000円の減。 3項運営協議会費、1目運営協議会費、5万1,000円の減。 2款保険給付費、1項療養所費、1目一般被保険者療養給付費、1,800万円の増。療 養費の動向によりまして増額するものです。 2目退職被保険者等療養給付費、3目一般被保険者療養費、4目退職被保険者等療養費、 いずれも補正額はございません。財源内訳を組みかえするものでございます。 2項高額療養費、1目一般被保険者高額療養費、2目退職被保険者等高額療養費、次の ページに行きまして、同じく3目一般被保険者高額介護合算療養費、いずれも財源内訳の 組みかえです。 3項移送費、1目一般被保険者移送費、2目退職被保険者等移送費、財源内訳の組みか えです。 4項出産育児諸費、1目出産育児一時金、財源内訳の組みかえです。 - 48 - 3款後期高齢者支援金等、1項後期高齢者支援金等、1目後期高齢者支援金、449万 9,000円の減。 4款前期高齢者納付金等、1項前期高齢者納付金等、1目前期高齢者納付金、9万8, 000円の減。 6款、1項、1目、ともに介護納付金、23万5,000円の減。 次のページに行きまして、7款共同事業拠出金、1項共同事業拠出金、1目高額療養費 拠出金、199万7,000円の減。 3目保険財政共同安定化事業拠出金、329万4,000円の減。 8款保健事業費、1項特定健康診査等事業費、1目特定健康診査等事業費、220万8, 000円の減。 2項保健事業費、1目保健衛生普及費、27万8,000円の減。 10款諸支出金、1項還付金、3目療養給付費交付金等還付金、188万2,000円の 増。こちらにつきましては、国の負担金の算定において、北海道が独自に作成した表を用 いるよう市町村に指導していましたが、厚生労働省と異なる算定結果になると指摘がある ために、平成19年度、平成20年度、平成21年度分の一部を返還するものです。その 以降については改善されています。 2項繰出金、1目直営診療施設勘定繰出金、274万4,000円の増。これにつきまし ては、国の特別調整交付金で、町営診療施設であります町立病院の運営に係る交付金が増 額されることになりましたので、ここで補正をして町立病院に繰り出すものです。 次に、歳入についてご説明いたしますので、6ページ、7ページをご覧ください。 6ページ、歳入。 1款保険税、1項保険税、1目一般被保険者保険税、471万7,000円の減。 2目退職被保険者保険税、82万6,000円の減。 2款国庫支出金、1項国庫負担金、1目療養給付費負担金、4,352万6,000円の 減。 2目高額医療費共同事業負担金、208万4,000円の減。 3目特定健康診査等負担金、27万9,000円の減。 2項国庫補助金、1目調整交付金、558万4,000円の増。 4目高齢者医療制度円滑運営事業費補助金、2万6,000円の増。 3款、1項、1目、ともに療養給付費交付金、1,315万円の増。 4款、1項、1目、ともに前期高齢者交付金、644万5,000円の減。 8ページに行きまして、5款道支出金、1項道負担金、1目高額医療費共同事業負担金、 208万4,000円の減。 2目特定健康診査等負担金、27万9,000円の減。 2項道補助金、1目調整交付金、1,716万6,000円の減。 6款共同事業交付金、1項共同事業交付金、1目高額療養費共同事業交付金、1,861 - 49 - 万4,000円の増。 2目保険財政共同安定化事業交付金、584万4,000円の減。 8款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金、1,095万4,000円の減。 9款、1項、1目、ともに繰越金、6,657万3,000円の増です。 次に、総括の歳出、5ページをご覧ください。 5ページ、歳出。 1款総務費から10款諸支出金まで、歳出合計、補正前の額8億7,740万5,000 円、補正額974万3,000円の増、計8億8,714万8,000円。 次に、4ページ、歳入ですが、1款保険税から9款繰越金まで、歳入合計、補正前の額 8億7,740万5,000円、補正額974万3,000円の増、計8億8,714万8, 000円となるものです。 以上で説明を終わります。 ○議 長 これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第16号平成25年度大樹町国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補 正予算(第3号)についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◎日程第21 議案第17号 ○議 長 - 50 - 日程第21 議案第17号平成25年度大樹町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1 号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 伏見町長。 ○伏見町長 ただいま議題となりました議案第17号につきまして、提案理由のご説明を申し上げま す。 本件につきましては、平成25年度大樹町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) をお願いするものでございます。 今回は、歳入歳出で82万円の減額補正でございます。 内容につきましては、町民課長より説明いたさせますので、ご審議の上、議決賜ります ようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。 ○議 長 田中町民課長。 ○田中町民課長 議案第17号平成25年度大樹町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、 内容のご説明をいたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ82万円を減額し、歳入歳出それぞれ7,638万円と するものです。 内容につきましては事項別明細書で説明いたしますので、8ページ、9ページをお開き ください。 8ページ、歳出。 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、補正額6万円の減。執行見込みによる 減額でございます。 2款、1項、1目、ともに後期高齢者医療広域連合納付金76万円の減。ここでは、保 険料及び保険基盤安定繰入金の確定見込みにより減額をするものです。 次に、歳入についてご説明いたしますので、6ページ、7ページをお開きください。 6ページ、歳入。 1款、1項、1目、ともに後期高齢者医療保険料、25万円の減。 2款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金、81万5,000円の減。 3款、1項、1目、ともに繰越金、29万1,000円の増。 5款広域連合支出金、1項広域連合交付金、1目高齢者医療制度円滑運営臨時特例交付 金、4万6,000円の減。 次に、総括の歳出、5ページをご覧いただきたいと思います。 歳出。 1款総務費と2款後期高齢者医療広域連合納付金で、歳出合計、補正前の額7,720万 - 51 - 円、補正額82万円の減、計7,638万円。 次に、4ページ、歳入ですが、1款後期高齢者医療保険料から5款広域連合支出金まで、 歳入合計、補正前の額7,720万円、補正額82万円の減、計7,638万円となるもの です。 以上で説明を終わります。 ○議 長 これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第17号平成25年度大樹町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◎日程第22 議案第18号 ○議 長 日程第22 議案第18号平成25年度大樹町介護保険特別会計補正予算(第2号)に ついての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 伏見町長。 ○伏見町長 ただいま議題となりました議案第18号につきまして、提案理由のご説明を申し上げま す。 - 52 - 本件につきましては、平成25年度大樹町介護保険特別会計補正予算(第2号)をお願 いするものでございます。 今回は、歳入歳出で844万8,000円の追加補正でございます。 それぞれ内容につきましては保健福祉課長より説明いたさせますので、ご審議の上、議 決賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。 ○議 長 佐藤保健福祉課長。 ○佐藤保健福祉課長 それでは、議案第18号平成25年度大樹町介護保険特別会計補正予算(第2号)につ いてご説明いたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ844万8,000円を追加し、歳入歳出それぞれ6億 4,673万8,000円とするものです。 補正の内容ですが、年度末に伴う各事業の歳入歳出の確定や見込み等による事業費の精 査で、減額及び増額補正が主な内容となっています。 事項別明細書でご説明いたしますので、歳出の10ページ、11ページをお開きくださ い。 歳出です。 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、補正額47万9,000円の増。右のペー ジ、上段をご覧ください。13節委託料ですが、本年4月からの消費税率引き上げに伴い、 介護区分支給限度基準額の改定が行われることから、現行電算システムの改修が必要とな りますので、改修委託料77万3,000円を計上させていただきました。 3項介護認定審査会費、1目介護認定審査費、補正額10万円の減。 3目認定調査費、8万円の増。 2款保険給付費、1項介護サービス等諸費、1目居宅介護サービス給付費、補正額26 0万円の減。 2目居宅介護サービス計画費、100万円の増。 3目施設サービス給付費、680万円の増。 4目福祉用具購入費、20万円の減。 6目特定入所者介護サービス費、360万円の増。 2項高額介護サービス費、1目高額介護サービス費、補正額40万円の増。 3款地域支援事業費、1項地域支援事業費、1目地域支援事業費、補正額101万1, 000円の減。 次に、6ページ、7ページの歳入をお開きください。 歳入です。 1款介護保険料、1項介護保険料、1目第1号被保険者介護保険料、補正額47万5, 000円の減。 - 53 - 2款国庫支出金、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金、補正額38万8,000円の 減。 2項国庫補助金、1目調整交付金、補正額284万3,000円の増。 3目介護保険事業費補助金、38万6,000円の増。 3款道支出金、1項道負担金、1目介護給付費負担金、補正額542万6,000円の減。 4款支払基金交付金、1項支払基金交付金、1目介護給付費交付金、補正額168万7, 000円の増。 2目地域支援事業支援交付金、94万7,000円の減。 6款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金、補正額157万2,000円の減。 6款繰入金、2項基金繰入金、1目介護給付費準備基金繰入金、補正額1,006万1, 000円の増。 次に、8ページ、9ページをお開きください。 7款諸収入、2項雑入、1目返納金、補正額52万円の増。 8款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、補正額175万9,000円の増。 次に、5ページの総括の歳出をお開きください。 総括の歳出です。 1款総務費から3款地域支援事業費まで、歳出合計、補正前の額6億3,829万円、補 正額844万8,000円の増、計6億4,673万8,000円。 次に、4ページをお開きください。 歳入です。 1款介護保険料から8款繰越金まで、歳入合計、補正前の額6億3,829万円、補正額 844万8,000円の増、計6億4,673万8,000円となるものです。 以上で説明を終わります。 ○議 長 これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 - 54 - これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第18号平成25年度大樹町介護保険特別会計補正予算(第2号)につ いての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◎日程第23 議案第19号 ○議 長 日程第23 議案第19号平成25年度大樹町介護サービス事業特別会計補正予算(第 3号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 伏見町長。 ○伏見町長 ただいま議題となりました議案第19号につきまして、提案理由のご説明を申し上げま す。 本件につきましては、平成25年度大樹町介護サービス事業特別会計補正予算(第3号) をお願いするものでございます。 今回は、歳入歳出で197万1,000円の追加補正でございます。 それぞれ内容につきましては、特老所長よりご説明申し上げますので、ご審議の上、議 決賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。 ○議 長 藤井特老所長。 ○藤井特老所長 それでは、議案第19号平成25年度大樹町介護サービス事業特別会計補正予算(第3 号)についてご説明いたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ197万1,000円を追加し、歳入歳出それぞれ3億 6,615万1,000円とするものです。 内容につきましては、事項別明細書でご説明いたしますので、歳出8ページ、9ページ をお開きいただきたいと思います。 歳出でございます。 1款居宅介護サービス事業費、1項居宅介護サービス事業費、1目通所介護費、補正額 220万1,000円の増でございます。7節賃金の増額は、デイサービスセンターに新た に臨時事務補助員を任用したこと及び臨時介護員の賃金の所要見込みによる増額でござい - 55 - ます。11節の需用費の増額は、送迎用車両の修繕費を計上させていただきました。 2目介護予防支援費、補正額37万7,000円の減。13節委託料は、介護事業者支援 システムの更新に伴う旧システム運用管理保守料の減額でございます。 2款介護老人福祉施設事業費、2項介護老人福祉施設事業費、1目介護老人福祉施設費、 補正額14万7,000円の増でございます。15節工事請負費の減額は、事業確定に伴う 執行残でございます。 次に、6ページ、7ページの歳入をお開きいただきたいと思います。 歳入です。 1款サービス収入、1項介護給付費収入、2目介護老人福祉施設事業収入、補正額23 8万4,000円の減。 2款分担金及び負担金、1項負担金、2目介護老人福祉施設事業費負担金、補正額3, 000円の減。 3款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金、補正額161万9,000円の減。 4款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、597万7,000円の増。これは、前年度繰越 金を充当したことによります。 次に、5ページの総括の歳出をお開きいただきたいと思います。 歳出でございます。 1款居宅介護サービス事業費から2款介護老人福祉施設事業費まで、歳出合計、補正前 の額3億6,418万円、補正額197万1,000円の増、計3億6,615万1,000 円です。 次に、4ページの歳入をご覧いただきたいと思います。 1款サービス収入から4款繰越金まで、歳入合計、補正前の額3億6,418万円、補正 額197万1,000円の増、計3億6,615万1,000円となるものでございます。 以上で説明を終わります。 ○議 長 これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 - 56 - 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第19号平成25年度大樹町介護サービス事業特別会計補正予算(第3 号)についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◎日程第24 議案第20号 ○議 長 日程第24 議案第20号平成25年度大樹町公共下水道事業特別会計補正予算(第3 号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 伏見町長。 ○伏見町長 ただいま議題となりました議案第20号につきまして、提案理由のご説明を申し上げま す。 本件につきましては、平成25年度大樹町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号) をお願いするものでございます。 今回は、歳入歳出で910万8,000円の減額と地方債の補正をお願いするものでござ います。 それぞれ内容につきましては水道課長より説明いたさせますので、ご審議の上、議決賜 りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。 ○議 長 鈴木水道課長。 ○鈴木水道課長 それでは、議案第20号平成25年度大樹町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号) につきまして説明させていただきます。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ910万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を それぞれ3億1,399万円とするものです。 この補正に伴いまして、第2条では地方債を変更する内容になっております。 3ページをお開き願います。 第2表、地方債補正。 今回の補正につきましては、既定の地方債の限度額を変更するもので、起債の目的が下 - 57 - 水道事業、補正前の限度額3,870万円を補正後の限度額3,810万円とするものです。 起債の方法、利率、償還の方法は、補正前と同様でございます。 続きまして、補正の内容を事項別明細書で説明させていただきますので、9ページ、1 0ページの歳出をお開き願います。 歳出。 1款管理費、1項総務管理費、1目一般管理費、124万円の減。これにつきましては、 事業費の確定により減額となるものでございます。このうち水道事業負担金につきまして は、水道事業の確定により減額となるものでございます。 2目普及推進費、31万円の減。 次に行きまして、1款管理費、2項施設管理費、1目管渠管理費、補正額69万7,00 0円の減。 2目処理場管理費、補正額12万8,000円の減。 3目個別排水管理費、28万8,000円の減。 次に行きまして、2款事業費、1項下水道整備費、1目下水道建設費、補正額457万 4,000円の減。これにつきましては、終末処理場の長寿命化による工事請負費ですが、 事業費の確定により減額となるものでございます。 2款事業費、2項個別排水処理施設整備費、1目個別排水処理施設建設費、補正額10 1万円の減。 次のページ、11ページ、12ページをお開き願います。 上段の2款事業費は合計のみですので飛ばしまして、3款公債費、1項公債費、2目利 子、補正額86万1,000円の減。これにつきましては、長期債償還金利子の確定による ものと、一時借入金は、一時借り入れを行わなかったことにより減額するものでございま す。 次に、7ページ、8ページをお開き願います。 歳入。 1款分担金及び負担金、1項負担金、1目公共下水道負担金、補正額5万円の減。 2目個別排水処理事業受益者分担金、補正額27万円の増。 2款使用料及び手数料、2項手数料、1目公共下水道手数料、補正額6,000円の増。 2目個別排水処理施設手数料、1,000円の増。 次に、3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目下水道国庫補助金、補正額63万7,00 0円の減。これにつきましては、公共下水道の国庫補助金で、事業費が減ったことにより 減額となるものでございます。 4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金、1,470万9,000円の減。 これにつきましては、下水道事業の事業費確定により、充当額としての繰入金の減額でご ざいます。 5款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、642万9,000円の増。 - 58 - 6款町債、1項町債、1目下水道事業債、60万円の減。これにつきましては、終末処 理場の設備更新及び個排設置事業の事業費確定により減額となるものでございます。 7款諸収入、1項雑入、1目雑入、補正額18万2,000円の減。 次に、6ページ、総括の歳出をご覧いただきたいと思います。 歳出で、1款管理費から3款公債費までの歳出合計で、補正前の額3億2,309万8, 000円、補正額910万8,000円の減、計といたしまして3億1,399万円となる ものでございます。 次に、5ページの歳入をご覧いただきたいと思います。 歳入。 1款分担金及び負担金から7款諸収入までの歳入合計で、補正前の額3億2,309万 8,000円、補正額910万8,000円の減、計といたしまして3億1,399万円とな るものでございます。 以上で説明を終わらせていただきます。 ○議 長 これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第20号平成25年度大樹町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号) についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◎日程第25 議案第21号 - 59 - ○議 長 日程第25 議案第21号平成25年度大樹町水道事業会計補正予算(第4号)につい ての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 伏見町長。 ○伏見町長 ただいま議題となりました議案第21号につきまして、提案理由のご説明を申し上げま す。 本件については、平成25年度大樹町水道事業会計補正予算(第4号)をお願いするも のでございます。 今回は、収益的収入及び支出の部でございます。 収入では853万円、支出では623万9,000円の減と、資本的収入及び支出では、 収入では385万7,000円の増、支出では250万6,000円の減と、議会の議決を 経なければ流用することができない経費、他会計からの補助金、棚卸資産の購入限度額の それぞれの補正でございます。 内容につきましては、水道課長より説明いたさせますので、ご審議の上、議決賜ります ようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。 ○議 長 鈴木水道課長。 ○鈴木水道課長 それでは、議案第21号について説明させていただきます。 平成25年度大樹町水道事業会計補正予算(第4号)についてですが、今回の補正は、 年度末に伴う各事業の収入、支出の確定などによる事業費の精査で、減額及び増額補正で ございます。 第2条、収益的収入及び支出で、過年度損益勘定留保資金を3,055万9,000円に 改めることとし、補正額は、収益的支出を623万9,000円減額し、収益的収入は85 3万円を増額するものでございます。 次に、2ページをお開き願います。 第3条、資本的収入及び支出で、過年度損益勘定留保資金を1億6,239万円に改める こととし、補正額は資本的支出を250万6,000円減額し、資本的収入を385万7, 000円増額するものでございます。 第4条では、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の職員給与費を1万 5,000円減額し、3,078万8,000円に改め、第5条では、他会計からの補助金を 1億1,572万円に改め、第6条では棚卸資産の購入限度額を397万9,000円に改 めるものでございます。 内容につきましては、事項別明細書で説明させていただきますので、12ページ、13 - 60 - ページをお開き願います。 収益的収入及び支出の支出の部。 1款水道事業費用、1項営業費用、1目原水及び浄水費、補正予算額329万5,000 円の減。ここでは通信運搬費及び委託料の減額となります。委託料の中では、坂下浄水場 の施設清掃業務で、ろ過器の清掃数が、よごれの状況により、当初、4基予定しておりま したが、2基へ変更したことによるものでございます。ほかの業務は事業費の確定による ものでございます。 次に、2目配水及び給水費、6万7,000円の減。 3目総係費、397万7,000円の減。ここでは、1節給料、6節旅費、15節委託料 が減額となり、2節手当では、昨年4月の職員の異動により扶養手当が不足するもので、 増額をお願いするものでございます。 14ページ、15ページをお開き願います。 引き続き、総係費の16節手数料と17節賃借料が減額となります。賃借料では、会計 料金システムの導入について、入札の執行により減額となるものでございます。 2項営業外費用、1目消費税費、補正予算額110万円の増。 次に、10ページ、11ページをお開き願います。 収益的収入及び支出の収入の部。 1款水道事業収益、1項営業収益、1目給水収益、補正予算額960万円の増。これに つきましては、水道使用量ですが、昨年4月から本年1月までの実績と、2月、3月は、 平成23年、24年の実績を考慮しまして使用料を増額するものでございます。 次に、2目手数料、6万円の増。 3目負担金、102万1,000円の減。ここでは、4節負担金ですが、歳出でも説明し ましたが、料金システムの導入に係る経費が減額となるため、下水道事業における負担金 も減額となり、減額とさせていただくものでございます。 2項営業外費用、1目受取利息及び配当金、補正予算額6万2,000円の減。 2目一般会計補助金、補正予算額4万7,000円の減。 次に、損益勘定留保資金、補正予算額1,476万9,000円の減でございます。 次に、18ページ、19ページをお開き願います。 資本的収入及び支出の支出の部。 1款資本的支出、1項建設改良費、1目固定資産取得費、補正予算額6万4,000円の 減。 次に行きまして、2項配水管補償工事費、1目配水管補償工事費、補正予算額175万 円の減。これにつきましては、工事請負費で事業費確定による減額でございます。 3項量水器整備事業費、1目量水器整備事業費、69万2,000円の減。 次に、16ページ、17ページをお開き願います。 資本的収入及び支出の収入の部。 - 61 - 1款資本的収入、1項工事補償金、1目工事補償金、補正予算額385万7,000円の 増。これにつきましては、高規格幹線道路の配水管移設工事費の事業費確定により補償金 か増額となるものでございます。 損益勘定留保資金、補正予算額636万3,000円の減となります。 以上で説明を終わらせていただきます。 ○議 長 これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第21号平成25年度大樹町水道事業会計補正予算(第4号)について の件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◎日程第26 議案第22号 ○議 長 日程第26 議案第22号平成25年度大樹町立国民健康保険病院事業会計補正予算 (第4号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 伏見町長。 ○伏見町長 ただいま議題となりました議案第22号につきまして、提案理由のご説明を申し上げま す。 - 62 - 本件については、平成25年度大樹町立国民健康保険病院事業会計補正予算(第4号) をお願いするものでございます。 今回は、収益的収入及び支出では、同額の2,600万円の減、資本的収入及び支出の部 では、支出で270万円の減、議会の議決を経なければ流用することができない経費、棚 卸資産購入限度額の補正でございます。 内容等については、病院事務長より説明いたさせますので、ご審議の上、議決賜ります ようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。 ○議 長 黒川病院事務長。 ○黒川病院事務長 議案第22号平成25年度大樹町立国民健康保険病院事業会計補正予算(第4号)につ いてご説明申し上げます。 今回は、収益的収支において、実績見込みから給与費、委託料及び一時借入金利息の不 用額の減額と薬品費の増額をお願いし、収入、支出それぞれ2,600万円を減額するもの であります。 また、資本的収支において、看護師就業支援金貸与金270万円を予算計上しておりま したが、年度内の執行見込みがありませんので、全額減額するものでございます。 第3条につきましては、この看護師就業支援金貸与金の財源は、損益勘定留保資金から 充当することとしておりましたので、予算で定める第4条、本文括弧書き、「資本的収入 が資本的支出に対して不足する額270万円は、過年度分損益勘定留保資金から補填する ものとする」を削除するものであります。 第4条、給与費の減額により、予算第8条に定めた議会の議決を経なければ流用するこ とのできない経費のうち、給与費6億5,744万円を2,920万円減額し、6億2,82 4万円とするものであります。 第5条、予算第10条に定めた棚卸資産購入限度額を900万円増額し、1億4,454 万円とするものであります。 内容につきましては、事項別明細書でご説明いたしますので、11ページ、12ページ をお開きください。 収益的収支の支出の部。 1款病院事業費用、1項医業費用、1目給与費、医師給780万円の減。これは、昨年 9月末で医師1名が退職したことによるものでございます。看護師給1,070万円の減。 当初、2名採用の予定が採用がなく、また、年度途中で2名退職したことによる減額でご ざいます。手当770万円の減、法定福利費300万円の減は、先ほどの理由によるもの などでございます。 2目材料費、注射用薬品費900万円の増は、当初、5,160万円、月額おおむね43 0万円を見込んでおりましたが、7月ごろから単価の高い処方がふえたことによる増でご - 63 - ざいます。おおむね月100万円程度の増額になっておりまして、理由としましては、血 小板輸血、あるいはMRSA用合成抗菌薬、インターフェロンなどの処方が出てきたとい うことでございます。これは一過性のものかとは思いますけれども、これらを合わせます と、月100万円ほどの増額となっているところでございます。 3目経費、シルバーセンター委託料100万円の減。病棟清掃作業をシルバーセンター に一部委託しておりましたが、この職員の方が都合により7月でやめられましたので、不 用額となったものでございます。その後はパート職員を採用して対応しております。 6目研究研修費、各種学会研修会旅費、90万円の減。これは、実績による見込みであ ります。 2項医業外費用、1目支払利息及び企業債取扱諸費、一時借入金利息390万円の減。 今年度内に一時借り入れをする予定がないので、全額減額をするものです。 次に、9ページ。10ページをご覧ください。 収入の部。 1款病院事業収益、1項医業収益、1目入院収益、1,300万円の減、2目外来収入、 1,300万円の減、計2,600万円の減とするものでございます。 次に、資本的収支について説明いたします。 15ページ、16ページをご覧ください。 1款資本的支出、3項貸付金、3目貸付金、看護師就業支援金貸与金270万円の減。 看護婦2名の採用を予定しておりましたが、採用がありませんでしたので全額減額するも のです。 以上で説明を終わります。 ○議 長 これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 高橋英昭君。 ○高橋英昭君 給料で、医師が退職ということで減額と。それから、看護師が、2名が採用予定が採用 しなかったと。それから、途中で2名やめたということの減なのですけれども、まず、医 師の補充のめどは立っているかどうか、それから、あと、看護師4名も、当初から見れば 減なのですけれども、それで十分作業がこなされているかどうか、お伺いいたします。 ○議 長 黒川病院事務長。 ○黒川病院事務長 医師の確保でございますけれども、退職する前から、去年のお盆ぐらいから募集を開始 しまして、二、三の反応がございまして、今、1名の医師と交渉中でございまして、ちょっ - 64 - とこの4月には間に合いませんが、その後に採用になるかどうか、まだ確定はしておりま せん。お医者さんも、ここだけではなくて何カ所か候補があって交渉中ということでござ いますので、何とか来ていただきたいなと思っておりますけれども、確定はしておりませ ん。 また、看護師につきましては、ご主人の転勤、あるいは本人の体調不良でやめられた方 がいるのですけれども、その補充も、職安も通じまして続けておりますが、幸いにして、 この4月には2名の採用、あと、7月にもう1名の採用予定がございまして、3名は大丈 夫だと。もう1名オファーもあります。これはまだこれからでございますけれども、3名 から4名でございます。 大丈夫かというところでは、3月は大変苦しい、夜勤が大変くるしい状況ですけれども、 何とかやりくりしてやっている。今勤めている看護師も、ちょっと体調不良で休んでいる 方もいるものですから大変苦しいのですが、何とか乗り越えていこうということで、協力 し合ってやっているところでございます。 ○議 長 高橋英昭君。 ○高橋英昭君 医師の欠員なのですけれども、これについては現在、主張医で賄っているということで よろしいのでしょうか。 ○議 長 黒川病院事務長。 ○黒川病院事務長 出張医では賄っておりません。出張医は週末の土曜、日曜ですので、4名いても3名い ても同じように週末はお願いしているところでございまして、あと、整形外科と、それか ら泌尿器を帯広のお医者さんにお願いしていますけれども、これも常勤には関係なく別な 科目としてやっているので、出張医では補っていなくて、3人でやっていると。3人のお 医者さんは、月やっぱり7回から8回の当直が平日だけでもありまして、やはり5回を超 えると、ちょっとダメージがあるということで、ちょっとご苦労をかけているところでご ざいます。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 - 65 - (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第22号平成25年度大樹町立国民健康保険病院事業会計補正予算(第 4号)についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◎散会の宣告 ○議 長 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 本日は、これにて散会いたします。 散会 午後 2時19分 - 66 - 平成26年第1回大樹町議会定例会会議録(第2号) 平成26年3月5日(水曜日)午前10時開議 ○議事日程 第 1 会議録署名議員の指名について 第 2 平成26年度町政執行方針及び教育行政執行方針 第 3 議案第 23号 平成26年度大樹町一般会計予算 第 4 議案第 24号 平成26年度大樹町国民健康保険事業特別会計(事業勘定) 予算 第 5 議案第 25号 平成26年度大樹町後期高齢者医療特別会計予算 第 6 議案第 26号 平成26年度大樹町介護保険特別会計予算 第 7 議案第 27号 平成26年度大樹町介護サービス事業特別会計予算 第 8 議案第 28号 平成26年度大樹町公共下水道事業特別会計予算 第 9 議案第 29号 平成26年度大樹町水道事業会計予算 第10 議案第 30号 平成26年度大樹町国民健康保険病院事業会計補算 ○出席議員(12名) 1番 加 藤 明 浩 2番 齊 藤 徹 3番 杉 森 俊 行 4番 松 本 敏 光 5番 西 田 輝 樹 6番 柚 原 千 秋 7番 福 岡 孝 道 8番 髙 橋 英 昭 9番 志 民 和 義 10番 阿 部 良 富 11番 安 田 清 之 12番 鈴 木 千 秋 ○欠席議員(0名) ○地方自治法第121条により出席した者の職氏名 町 長 伏 見 悦 夫 副 長 酒 森 正 人 総 務 課 長 北 林 博 美 企 画 課 長 布 目 幹 雄 町 田 中 健 児 税 務 課 長 農林水産課長 郷 原 憲 治 森 博 之 民 課 長 保健福祉課長 佐 藤 町 彰 兼町営牧場長 商工観光課長 兼地場産品研究 センター所長 水 道 課 長 兼 大 樹 下 水 終末処理場長 病 院 事 務 長 松 本 清 隆 建 設 課 長 高 橋 教 一 会 計 管 理 者 鈴 木 敏 明 黒 川 豊 高 田 末 雄 出 納 課 長 老人ホーム所長 兼老人デイサービス - 1 - 藤 井 賢 嗣 教 育 委 員 長 辻 本 正 雄 学校教育課長 吉 岡 信 弘 センター所長 教 育 長 学 校 給 食 小 林 文 雄 神 山 保 博 センター所長 社会教育課長 小 森 力 農業委員会会長 鈴 木 喜 雄 角 倉 和 博 代表監査委員 澤 尾 廣 主 上 田 昌 弘 兼 図 書 館 長 農業員会事務局長 美 ○本会議の書記は次のとおりである。 事 務 局 長 山 下 次 男 - 2 - 査 開議 午前10時00分 ◎開議の宣告 ○議 長 ただいまの出席議員は11名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。 ◎日程第1 会議録署名議員指名 ○議 長 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により、議長において、 3番 杉 森 俊 行 君 4番 松 本 敏 光 君 5番 西 田 輝 樹 君 を指名いたします。 ◎日程第2 平成26年度町政執行方針及び教育行政執行方針 ○議 長 日程第2 平成26年度町政執行方針及び教育行政執行方針について、 町長及び教育委員 長から発言を求められておりますので、これより発言を許します。 伏見町長。 ○伏見町長 それでは、今、議長のほうから許可がありましたので、私のほうから平成26年度各会計 予算に対する執行方針と主要施策について申し上げたいと思います。 まず初めに、平成26年度の各会計予算案の審議に当たりまして、その概要並びに町政運 営の執行方針及び主要施策について所信を申し上げます。 私の任期も残すところ1年1カ月となり、今年度は4期目の総仕上げであるとともに、第 5期大樹町総合計画のスタートとなる重要な年になりました。残された任期の中で、議員各 位を初め、町民の皆さんのご支援をいただきながら全力で取り組んでまいりますので、ご理 解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 基本認識といたしまして、 国内内外の社会経済情勢に目を向けますと世界経済は先進国を 中心に持ち直し傾向にあると見受けられる中、震災からの復興はもとより、急速に変化する 国際社会への対応や持続的な経済成長の実現などが求められております。 経済の再生に向けてはさまざまな施策が打ち出され、中央では景気の回復が叫ばれてお り、2020年の東京オリンピック、パラリンピックの開催が決定されるなど、明るい話題 - 3 - があった一方で、局地的な豪雨や大型台風などが日本各地で猛威を振るい、また消費者の信 頼を損なう食品の不適切表示などが問題となりました。 道内においても暴風雪などによる自然災害が発生したほか、JR北海道の不適切な運行管 理など、道民の安全、安心を揺るがす重大な課題が明らかとなりました。 また基幹産業である農林水産業では大きな影響を及ぼす環太平洋連携協定(TPP)交渉 の問題があり、先行きの不安感が払拭されていません。 一方、大樹町の財政状況は、行財政改革の取り組みや政府の経済活性化対策における地方 財政措置もあり、緩やかに持ち直しております。平成24年度決算における実質公債費率は 15.0%と前年度を2.6%下回り、改善傾向が見受けられました。 基本方針と町政運営の視点であります。国においては、好循環実現社会を掲げ、企業の収 益を雇用の拡大や所得の向上につなげ、 所得の増加を通じてさらなる景気回復を図る経済の 好循環を進めています。 こうしたときこそ、町民の皆さんが日々の生活で安心・安全を実感できることが重要であ ると思いますので、次の視点に立ち、調整運営に当たってまいります。 第1に、今年度は新たに策定しました第5期大樹町総合計画のスタートの年となります。 さきの町議会においてお認めをいただきました基本構想の理念、 「~活力と安らぎあふれる まちづくり~大いなる挑戦の継続」 の実現に向けて広く町民皆さんの声をしっかりと受けと め、地域が活力と安らぎに満ちあふれ、健康で元気に暮らせるまちづくりが図られるよう努 めてまいります。 第2に福祉や医療、教育、環境問題など、町民の目線に立って住民サービスの向上に努め てまいります。 第3に多様化する町民ニーズへの対応は行政だけでは困難な状況になっておりますので、 町民と行政の協働を理念とし、町民が行政の関心を持ち、幅広い分野で参画していただき、 大樹町に住んでよかった、住み続けたいと実感できるまちづくりに取り組んでまいります。 以上、 申し上げました考え方に立って目指すまちづくりの実現に向けて町民の皆さんとと もに取り組んでまいります。 平成26年度の予算編成方針であります。 国においては、 昨年同様に近々の課題である経済再生を重点に平成26年度予算を平成2 5年度補正予算と一体的に編成し、 新年度全般に見込まれる消費税増税による反動減を緩和 し、競争力の強化と民需主導の経済成長を促す施策に重点を置くこととしています。 地方財政につきましては、 国の経済再生にあわせリーマンショック後の危機対応モードか ら平時モードへの切りかえを進めるために歳入歳出面の改革を進めるとともに、 地方の安定 的な財政運営に必要となる地方交付税の総枠は平成25年度地方財政計画を下回らないよ う自主的に同水準を確保することとしています。 大樹町においては、町立病院改築事業の本体工事が2年目となり、待望の新病院の完成を 迎えますが、昨年同様に事業費が膨らむことが想定されるため、総予算額を抑え、限られた - 4 - 財源の中で地域が直面する課題への対応を優先した予算編成を行いました。 この結果、 平成26年度の一般会計及び7特別会計予算の総額は111億14万円で一般 会計は60億3,300万円、対前年比2億4,400万円増と4.2%増、特別会計は50 億6,714万円、対前年比4億4,714万円増、9.7%増となりました。 一般会計の歳入予算の財源については、一般財源43億3,138万円、構成比で71. 8%、特定財源17億162万円、構成比28.2%。 この結果、歳入につきましては、一般財源の不足が生じない見込みとなりましたので、昨 年同様、財政調整基金の繰り入れは行わないこととしました。 町税や使用料等につきましては、 地方税法や町税条例の各使用料条例等に基づいて推計し 計上いたしました。 歳入の大宗を占める地方交付税につきましては、国の地方財政計画において総額が1.0 %の減で計上されておりますが、平成25年度の実績などを勘案し、実質的な交付税は前年 比3,600万円の増で計上しました。 また、国庫補助金につきましては、消費税率の引き上げに伴い低所得者の方々に対する臨 時福祉給付金事業のほか、普通建設事業の増加により、昨年に比べて9,300万円の増と なっております。 歳出の主なものにつきましては、普通建設事業費では橋梁の長寿命化工事、晩成温泉の木 質バイオマスボイラー設置工事、 旧尾田中学校避難所と行政区会館に改築するための実施設 計費などを計上しております。 また、病院改築事業に伴い、一般会計からの操出金が増加しております。 平成26年度の主要施策であります。 次に予算編成をもとに平成26年度において実施してまいります事業のうち、主なものに つきましては総合計画の5つの基本目標に沿って順次、ご説明申し上げます。 第1は、「人と自然に優しいまちづくり」であります。 道路関係につきましては、生活環境基盤の整備と地域の建設業の振興を図るため、町道の 改良舗装事業を継続して進めてまいります。また、町道の維持管理補修、除雪などの強化に 取り組み、町民の皆さんが安全で安心して利用できる道路維持に努めてまいります。 町営住宅改修事業につきましては、公営住宅等長寿命化計画に基づき、計画的に建てかえ を実施してまいります。また、町営住宅維持管理につきましては、屋根の塗装や給湯設備な どの改修工事のほか、維持補修に要する経費を計上しており、適切な維持管理に努めてまい ります。 住宅リフォームに対する支援事業につきましても、引き続き実施し、住宅の長寿命化、省 エネルギーの推進及び住環境の向上や町内建設業の受注による地域経済の活性化を図って まいります。 また、 個人住宅用太陽光発電システム導入者に対する助成につきましても引き続き実施し てまいります。 - 5 - 防災事業につきましては、町民を含めた防災意識の高揚を図るため、町内会活動に対し助 成を行うほか、国、道などの関係機関や町内各団体と連携し、さまざまな状況に応じた防災 対策を講じ、広報活動や防災訓練を行ってまいります。 今年度は、浜大樹地区、旭浜地区に避難路を整備するための実施設計費並びに新たな避難 所の防災用備品等の購入費を計上いたました。 また、戸建て住宅の耐震診断及び耐震改修を支援する制度を引き続き実施し、震災に強い まちづくりを推進します。 交通事故や防犯灯の地域安全対策につきましては、 広尾警察署を初め交通安全推進委員会 などの関係団体と連携し、広報活動や街頭指導などによる各種啓発運動に努めてまいりま す。 消防の広域化につきましては、 高機能指令センターの設計に係る負担金を計上しておりま す。 第2は、「安心と支え合いのまちづくり」であります。 町民一人一人が健やかに安心して暮らすためには、心身の健康が第一です。今年度から、 将来を担う子どもの生活習慣病健診を小学4年生から高校生までに対象を拡大するととも に、自己負担を無料化し、早期から生活習慣病の発症予防に取り組めるよう保健指導の充実 に努めます。 さらに、高校卒業後も健康診査を継続して受けられるように、生活習慣病健診の対象年齢 を現在の20歳から18歳以上に拡大します。 国民健康保険加入者に対して特定健診、特定保健指導に努めてきた結果、心筋梗塞等の入 院者の減少など、一定の成果があらわれています。その一方、健診未受診者の中で病気が重 症化している傾向にあるため、受診勧奨を継続するとともに、自己負担を無料化し、受診し やすい体制づくりに努めてまいります。 感染症予防として先天性風しん症候群を予防するため、 妊娠を希望する夫婦に風しんの抗 体検査と予防接種の助成を開始します。 本町の高齢化率は31%を超え、高齢者が増加する傾向にあります。高齢者一人一人が住 みなれた地域で安心して暮らせるように社会福祉協議会や町内会、ボランティアなど関係す る団体との連携を図り、互いに支え合う福祉のまちづくりを推進してまいります。 高齢者や障がい者が地域の中で生き生きと暮らしていくためにはニーズに対応する相談 やサービスに加え、暮らしやすい地域づくりを進めることが重要です。本年度は、平成27 年度から36年度までの第2期大樹町地域福祉計画、さらに平成27年度から29年度まで の第4期大樹町障がい福祉計画を策定し、高齢者や障がい者の方々が安心して生活を送るこ とができるように取り組んでまいります。 子育て支援につきましては、 大樹福祉事業会が運営する北保育園と南保育園の運営費に加 え、施設改修に対しても経費の助成を継続してまいります。 また、 働きながら子育てをしている家庭を支援するため、 学童保育事業を引き続き実施し、 - 6 - 施設の整備についての取り組みを進めてまいります。 子ども、子育て支援法に基づく新制度が平成27年度より始まりますので、それに向けた 取り組みを進めてまいります。 また、昨年設置しました「大樹町子ども・子育て支援会議」による子ども・子育て支援事 業全般について、町民の意見が反映されるよう進めてまいります。 医療給付事業では、心身障がい者、ひとり親家庭、乳幼児及び児童の医療費助成につきま しても、引き続き実施してまいります。 第3は、「夢を育み、学びの意欲を高めるまちづくり」であります。 大樹高校の存続につきましては、教育委員会、高等学校、大樹高等学校活性化推進協議会 と連携し、全力で存置活動に取り組んでまいります。 第4は、「資源を豊かさにつなげるまちづくり」であります。 農林水産業は、地域を支える重要な基幹産業でありますので、育成発展を図り活力ある農 林水産業となるよう施策を講じてまいります。 我が国の農業は担い手の減少と高齢化、円安による配合飼料や原材料、燃料価格の異常な 高騰による所得の減少、輸入自由化の不安など、多くの課題に直面しております。 国は、食料受給率50%を目指すとしながらも、環太平洋連携協定(TPP)交渉を進め、 前のめりの姿勢を崩しておりませんが、我が国の食料を守り、安全・安心な食料を生産する 町として、十勝、北海道と連携してTPP交渉に断固反対するとともに、引き続き国に対し 要請活動を行ってまいります。 農業を力強く希望の持てる魅力ある産業とするため、国は攻めの農業施策のもと、「農林 水産業、地域の活力創造プラン」を策定し、米政策や経営安定対策の見直し、農地中間管理 機構の設置、多面的機能支払い制度の創設、輸出の拡大や6次産業化の推進などが盛り込ま れましたので、これらの活用を図ってまいります。 本年度予算では、昨年に引き続き北海道中山間地域等直接支払い交付金により、農業生産 の維持と農業地域の多面的機能の保全を図ります。 新規事業では、小麦の高品質、安定生産を目的に小麦雪腐れ無人ヘリ防除推進事業に対す る助成を予算計上をいたしました。 家畜糞尿など、地域に賦存するバイオマスエネルギーの活用を図るため、引き続きバイオ マス利用施設設置者に対し助成してまいります。 農地の湿害対策としまして、小規模な明渠、暗渠排水路整備、心土破砕等に支援してまい ます。 農地等交換分合事業につきましては、芽武地区(下芽武、芽武)において分散している農 地の集約に努めてまいります。増えつづける鳥獣被害につきましては、大樹町鳥獣被害対策 協議会を通じて各種の被害防止策を講じてまいります。 林業につきましては、安価な輸入材との競合から道産木材の需要が低迷し、町内において も間伐を初めとした森林整備に影響を及ぼすなど厳しい状況に直面しております。 - 7 - このような動きの中にあっても、 森林資源の循環利用と林業の再生が促進されていること が重要であります。今年度は、国の森林整備加速化、林業再生事業補助金を活用し、森林組 合が導入する木質チップの製造機械整備に対し補助を行い、森林資源の計画的な利用を図 り、持続的な森林経営の確立を推進してまいります。 また、森林所有者の高齢化、不在村化などで森林の管理が十分に行われず、林業生産活動 が停滞しているため、継続して下刈り促進事業、間伐促進事業など、森林振興対策を実施し てまいります。 水産業を取り巻く環境は、資源状況の悪化や漁価の低迷など、依然として厳しい状況にあ ります。漁業の基盤であります港の整備につきましては、国や道などの関係機関と連携しな がら大樹漁港、旭浜漁港の早期施設整備の実現に向けて取り組んでまいります。 一方、安定した漁業経営のため、栽培漁業の推進や資源管理型漁業の強化を行い、さらな る徹底した資源の回復に努めてまいります。 本町の大宗漁業である秋さけ定置網漁業の漁獲高は、秋さけの来遊不振により、ここ3年 は落ち込んでおりましたが、昨年はやや持ち直してきており、今後に期待しているところで す。 その他、沿岸漁業資源対策、内水面振興対策、海岸の流木処理対策などにつきまして、継 続実施し、さらに環境・生態系保全対策事業の採択を受けている「生花苗沼シジミ保存会」 が行う保全活動に対しても連携して取り組んでまいります。 商工業を取り巻く環境は少子高齢化などにより、依然として厳しい状況にあります。この ため、経営安定対策として、商工業者が借り入れる運転資金や設備資金に対する金利負担の 更なる軽減対策として大樹町中小企業特別融資制度による運用基金として所要の予算を計 上いたしました。 消費者行政につきましては、近年、悪質商法などによる消費者被害が複雑かつ多様化して おりますので、国の交付金事業を活用し、消費生活相談員の専門実務等の研修を通じ、大樹 消費者協会や警察、各種団体と連携し、消費者被害防止を図ってまいります。 「道の駅コスモール」は「人・物・情報」の集まるまちづくりの拠点として期待されてお りますので、運営主体であるTMO活動に対し継続して助成してまいります。 企業誘致につきましては、管内12町村で構成する「とかち田園地域活性化協議会」と連 携し、引き続き企業立地促進政策の推進を図ってまいります。 観光振興につきましては、 観光協会が主体的に行う各種イベントにより一層発展させてい くため、引き続き支援してまいります。観光の拠点であります晩成温泉につきましては、ポ スターの制作や定期バスの運行等、指定管理者の努力により、今後更なる利用客の増加を期 待しているところです。 施設の要でありますボイラーについては、平成9年に更新した2基の重油ボイラーで稼働 しておりますが、すでに耐用年数を経過しており、誤作動による正常な運転ができなくなる 可能性が予想されることから、ボイラー更新にかかる経費を計上いたしました。 - 8 - 更新に当たっては、昨今のエネルギー政策の抜本的な見直しが迫られる中、地球環境の保 全、エネルギー自給率の向上、さらには地域経済社会の発展等の観点から、従来の化石燃料 である重油ボイラーから木質バイオマスボイラーへの転換を図ってまいります。 地場産業の振興につきましては、 平成23年度より取り組んでおります振興奨励事業を活 用し、今後も育成支援を行ってまいります。 また、ふるさと納税される方々に地元の特産品を贈呈し、ふるさと納税の推進と特産品の PRに努めてまいります。 地場産品研究センターにつきましては、開設以来24年が経過し、老朽化等も進んでいる ことから、機能移転の検討も進めてまいりましたが、利用者から現有施設での強い利用要望 もあり、所要の経費を計上しております。今後、現有施設での利用を含め、利用者を中心と した協議を行ってまいります。 第5は、「交流と協働で進めるまちづくり」であります。 他地域との交流事業につきましては、福島県相馬市、群馬県吉岡町及び銀河連邦との交流 にかかわる所要の経費を計上しており、一層の推進を図ってまいります。 定住自立圏の推進につきましては、十勝定住自立圏ビジョンに基づき、中心市である帯広 市と連携協力し、医療、福祉など住民サービスの一層の向上に寄与してまいります。 行財政改革につきましては、 行財政改革大綱をもとに中・長期的に健全な財政となるよう、 第4次大樹町行財政改革実施計画を策定し実施してまいります。 職員研修につきましては、人材育成の観点から、一般研修をはじめ政策・専門実務等の研 修会に積極的な参加を促し、広い視野が持てるような資質の向上に努めてまいります。 また、広域連携の一環として帯広市と町村会が合同開催する各種研修に参加し、参加者間 の交流を通じて十勝管内自治体職員の一員である自覚と協調性を養ってまいります。 移住・定住の促進につきましては、お試し暮らし住宅を継続するとともに、大樹町空き家 情報登録制度を活用し、移住希望者への情報の提供に努めてまいります。 宇宙のまちづくりにつきましては、宇宙航空研究開発機構(JAXA)による大気球実験 及び道産ロケットCAMUIを用いた開発・打ち上げ実験や各種の航空宇宙関連実験が予定 されておりますので、引き続き支援をしてまいります。 昨年、整備しました「宇宙交流センター<SORA>」を活用し、当町の宇宙の取り組み の紹介などを行い、利用者に対し一層の利便性を図るとともに、航空宇宙産業基地誘致に弾 みをつけてまいりたいと考えております。 次に、特別会計について申し上げます。 国民健康保険事業会計では、歳入歳出9億3,300万円、対前年比9.5%増、保険財政 運営の安定を図ることから国庫負担金等の特定財源を的確に見込むほか、 医療給付費に対す る一般会計からの繰入金など、所要の予算を計上しました。なお、保険税課税につきまして は、これまで同様、賦課時点で議会にお諮りいたします。 後期高齢者医療関係では、歳入歳出8,250万円、対前年比6.9%増、後期高齢者医療 - 9 - では引き続き保険料の徴収や届け出の受け付け、 被保険者証の引き渡しなどの窓口業務を担 うことになりますので、事業運営のための所要の予算を計上しました。 なお、本年度は2年ごとの保険料改定年に当たり、平成26年度から27年度の軽減拡充 後の一人当たり年間平均の保険料は6万6,265円で、 前期の6万7,318円に対し、1. 56%の減額が予定されております。 介護保険会計では、歳入歳出6億4,820万円、前年対比4.6%増、少子高齢化社会 進展に伴い、本町における高齢化率は31%を超え、要支援や要介護認定者が増加しつつあ ります。また、団塊の世代が高齢期を迎え、各種介護サービスの需要や介護保険給付費の増 加も予想されます。こうした状況に対応するため、地域包括支援センターを中心に介護、保 健、福祉、医療などが連携した地域包括ケアシステムの構築と、介護給付費の適正化に引き 続き取り組んでまいります。 本年度は、平成27年度から29年度までの第6期大樹町高齢者保健福祉計画・介護保険 事業計画を策定しますので、多くの方々のご意見をいただき、高齢者が住み慣れた地域や家 庭で、必要な介護サービスを受けながら、安心して生活を送ることができるように取り組ん でまいります。 介護サービス事業会計では、歳入歳出3億6,610万円、対前年比2.2%減、高齢者の 介護や充実した生活の支援に必要なサービスを提供するため、特別養護老人ホーム、デイ サービスセンター、 介護予防支援事業所で行う介護サービス事業の適切な運営に努めてまい ります。 利用者個々の身体能力に合わせた個別ケアに重点を置き、 利用者が安心してサービスが受 けられ、明るく豊かで活力に満ちた生活の場を提供できるよう、職員一丸となって取り組ん でまいります。 公共下水道事業会計では、歳入歳出3億460万円、対前年比4.2%減、平成24年度 に着手しています大樹下水道終末処理場の長寿命化更新事業につきましては、電気設備の更 新を行います。 また、公共下水道区域外に水洗化を普及促進するため、本年も引き続き個別排水処理事業 を進めてまいります。 水道事業会計では、収益的収支の予定額5億610万円、資本的収支の予定額1億8,2 60万円、合計額6億8,870万円、前年対比16.6%増、今年度につきましては、各水 道施設の長期対応に向けた維持補修及び更新、並びに検定満期のメーター器更新工事、老朽 化した消火栓の更新工事など、引き続き実施いたします。 上水道料金につきましては、 依然厳しい経営状況にあります水道事業会計の財務状況など について、町民皆さんにご理解をいただいたうえで、消費税率8%の増税分の転嫁につきま しては、本年度中にはお願いしたいと考えております。 今後も町民皆さんに安全でおいしい水を安定供給するとともに、事業の健全な経営に努め てまいります。 - 10 - 次に、町立国民健康保険病院事業会計では収益的収支の予定額13億1,690万円、資 本的収支の予定額7億2,714万円、合計額20億4,404万円、前年対比14.3%増、 地方の自治体病院を取り巻く環境は大変厳しいものとなっておりますが、 過疎と少子高齢化 が進む中で町民の健康、生命を守る町立病院の役割は大変重要であり、まちづくりの根幹で あると認識しております。 このような中、昨年、老朽化した町立病院の改修工事に取り掛かり、本年秋には待望の新 病院が完成いたします。新病院は十分な耐震強度と緊急時の対応が可能な設備を有し、快適 な医療環境を提供するとともに、入院50床と現行どおり6科の診療体制で運営いたしま す。 慢性化した医師及び看護師不足は、地域医療の現場では特に顕著になっており、昨年9月 に常勤医師1名が退職した後、 常勤医師4名体制で維持するため、 募集を続けておりますが、 現時点では確保ができていない状況にあり、 引き続き関係機関等を通じて医師確保を図って まいります。 また、看護師につきましては、一定水準の医療サービスを維持するため、安定的に人員確 保ができるようさまざまな機会、情報をとらえ確保に努めてまいります。 外来診療部門では、 平成21年度から開設した専門外来の泌尿器科や整形外科が町民にも 定着してきており、 今後も医師派遣を継続していただくよう帯広市内の中核病院と連携を図 りながら進めてまいります。 予防医療の分野では、 毎週木曜日の午後に定期及び任意の予防接種が受けられるよう個別 接種機会の拡充を図っており、今後も感染症予防のため継続して進めてまいります。 終わりに、以上、平成26年度の町政運営の執行方針と重要施策について申し上げました が、地方財政は依然として厳しい状況が続くのもと予想されますので、今後も地域の活力を 維持・増進させていくために行財政基盤を堅固なものとし、将来に亘って、健全な財政運営 ができるよう取り組んでいくことが重要と考えております。 また、町民の皆さんから町長と語る会をはじめ、様々な場面でいただいたご意見を真摯に 受け止めて町政に反映してまいります。常に町民の目線に立ち、協働で取り組むまちづくり に職員とともに知恵を絞り、過疎化や高齢化が進行していくなかで、町民皆さんにとって安 心して暮らせるまちの実現に向けて最善の努力をしてまいる決意であります。 どうか、 議員並びに町民皆さんの温かいご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げ まして、本年度の予算に対する趣旨説明とさせていただきます。 この後、 新年度予算につきましては、副町長並びに担当説明員から説明いたさせますので、 よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げまして、 執行方針主要施策の説明を終わらせ ていただきます。 ○議 長 続いて、辻本教育委員長。 ○辻本教育委員長 - 11 - それでは、平成26年度教育行政執行方針について申し上げます。 初めに、平成26年度大樹町教育委員会の行政執行に当たり、基本的な方針を申し上げ、 皆様にご理解とご協力をお願いします。 わが国は、 東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所事故による影響がいまだ残ると いう状況の中で、人口の減少や少子高齢化、産業構造の変化やグローバル化の進展で学校や 子どもたちを取り巻く社会環境や生活様式が大きく変化しており、子供たちの学力や体力、 生活習慣の問題など、様々な教育課題への対応が求められております。 人づくりは国づくりと言われており、教育は国の根幹をなす最重要施策です。大樹町、北 海道、 そして日本の将来を担う子どもたちが将来の夢や目標の実現に向けて成長していくた めの環境を整えていくことが教育の責務と考えております。 ことし4月から新しい大樹町生涯学習推進中期計画がスタートしますが、 第5期大樹町総 合計画との整合性を図りながら、「大樹町教育の日」制定の意義と理念に立脚し、家庭、地 域、学校、町総ぐるみで教育の成果を挙げることができるよう、教育行政の推進に取り組ん でまいります。 学校教育の推進について申し上げます。 大樹町小中学校適正配置計画が完了し、町内の小中学校は大樹小学校、大樹中学校の各1 校に集約され、児童生徒は等しい環境のもとで教育を受けております。確かな学力の定着で は、平成19年より実施されている全国学力・学習状況調査などの分析結果を踏まえ、各学 校において課題解決に向けた学力向上に取り組んでおります。 平成25年度においては、依然として一部を除き全国の平均正答率を下回っているもの の、全体的に全国、全道との差が縮まるなど、徐々にその成果が表れてきております。 今後の対策についてですが、 この学力テストとあわせて行われた生活習慣等の調査におい て、全国と比べ家庭学習の時間が少ないということが明らかになりましたので、学校だより などを活用し、家庭学習の重要性を周知してまいります。 また、これまで同様、加配教員を有効活用し、ティーム・ティーチングや習熟度別の指導 を実施し、基本的な学力の定着を推進してまいります。 平成24年度に道教委より指定を受けた大樹小学校の学校力向上に関する総合実践事業 については、2カ年が経過しましたが、校長の強いリーダーシップのもと、校内研修等の実 施により教職員の資質向上が図られるとともに、 低学年から基礎学力保障に取り組んできた 成果が徐々に表れてきております。 平成25年度には、大樹中学校がこの事業の近隣校として道教委より指定を受け、大樹小 学校との連携を図りながら学校力向上に取り組んでおります。 今年度も更なる学校力向上に向けた取り組みを進めてまいります。 特別支援教育の充実につきましては、今年度、大樹小学校に支援員1名を増員し、総員7 名の支援員体制となり、現行の3学年から4学年までをカバーすることとし、児童一人ひと りの教育的ニーズに応じた指導及び支援を行います。 - 12 - 今年度は、この1名増員分の予算を計上させていただいております。 児童の健康増進を図るため、 大樹小学校におきまして今年度よりむし歯予防のためのフッ 化物洗口を行うこととし、関係予算を計上いたしております。 国はグローバル化に対抗するため、新たな英語教育の実現のため体制整備を平成26年か ら段階的に推進しようとしております。 当町においては、英語によるコミュニケーション能力を確実に育成することを目標に、引 き続き英語指導助手(AET)を小・中学校に派遣し、教員との連携強化を進めながら指導 体制の充実を図ってまいります。 信頼される学校づくりを進めるために、大樹小学校においてはホームページの活用により 地域への情報発信を継続してまいります。 子どもたちが将来、社会人、職業人として自立していくことができるよう、中学校におい ては企業、事業所等の協力を得て、職場体験などキャリア教育を継続して取り組んでまいり ます。 次に、学校施設などの教育環境整備について申し上げます。 大樹小学校、大樹中学校ともに校舎、体育館ほか、周辺環境整備はほぼ終了いたしました。 本年度は、昭和54年3月建設以来、年数が経過しております大樹中学校の木工室の床の改 修工事や黒板の取り替え、 テニスコートの整備などのための予算を計上させていただきまし た。 公立高等学校配置計画による学校再編が進められる中、生徒の確保が困難な状況が続いて おりますが、例年同様、大樹高等学校振興会への助成、通学費の助成や各種検定受験料の助 成、昨年より開始されました学校給食の提供などの支援を継続し、学校存置を図ってまいり ます。 また、教育費の保護者負担を軽減するため、引き続き奨学金貸付や就学援助を行ってまい ります。 次に、学校給食について申し上げます。成長期にある子どもたちにとって、健全な食生活 は健康な心身を育むために欠かせないものであります。また、学校給食は将来の食習慣の形 成に大きな影響を及ぼすものであることから、食に関する正しい理解、適切な判断力を養う 上で極めて重要な役目を果たしております。 子どもたちが豊かな人間性を育み、生きる力を身に付けていくためには、何よりも「食」 が重要であります。次の世代の親への教育も必要なことでありますので、食育指導の充実を 図るため、大樹小学校に栄養教諭を配置しておりますが、家庭・学校と連携し、「望ましい 食習慣」と「食に関する自己管理能力」を身につけさせ、「早寝・早起き・朝ごはん」運動 の推進と「生活習慣」の改善を図りながら、健やかで逞しい体の育成に努めてまいります。 今後も学校給食につきましては、ふるさと給食など、地場産品を活用した給食を提供する など、食に関する安全管理を徹底し、給食センターの運営に努めてまいります。 社会教育の推進について申し上げます。 - 13 - 生涯学習社会において、全ての町民があらゆる機会、あらゆる場面において学習すること ができ、 学んだ知識や技術を社会に活かすことのできる環境づくりと学習情報の提供や学習 機会の拡充が図られるよう一層の努力をしてまいります。 まず、地域の教育力を高める取り組みとして「大樹町教育の日」の理念・趣旨のもと、次 代を担う子どもたちの教育やまちづくりに主体的に参加する人づくりを目的とした事業を 展開してまいります。 家庭教育につきましては、家庭、学校、地域が一体となって、子どもたちを育むために子 どもの発育段階に応じた育て方、接し方など、親子で学習する活動を支援してまいります。 青少年教育につきましては、「あつまれ!大樹っ子」の活動を推進し、小学校低学年から 高学年まで、年代を通した集団活動ができる学びや、ことぶき大学などと連携した世代間交 流を通じて高齢者の知恵を習得する活動を実施してまいります。 子ども交流事業につきましては、南十勝長期宿泊体験交流協議会(STEP)で展開して いる都市と農山漁村との交流事業を中心に「人・山・川・海・湖」など、地域の多様な自然 資源や人材を活用し、 子どもたちが生きる力を身につけるための体験活動や各種交流事業を 推進してまいります。 成人教育については、家庭・学校・地域が一体となって子供たちを育むためにPTAの活 動を支援してまいります。 また、町民が自主・主体的に学習しようとする機会や場所を提供するための自主学級の開 設を引き続き支援するとともに、 新たな情報技術を習得するための機会として学校と社会教 育とが連携した学舎融合事業を継続的に展開してまいります。 女性団体の活動につきましては、女性自ら学ぼうとするための意識向上を図り、女性団体 の仲間が集い、学び合うコミュニティー活動がより一層推進されるよう支援してまいりま す。 高齢者教育につきましては、趣味や特技を活かした生涯にわたる学習活動の場の提供、社 会活動への参加機会の場としてことぶき大学を引き続き開校してまいります。 次に、文化振興事業について申し上げます。 生涯学習センターを文化の中心拠点とし、 町民が積極的に文化活動に参加することができ るよう、 大樹町文化協会、 大樹町芸術鑑賞協会などの文化団体の活動を支援するほか、 夢アー ト展開催など、子どもたちの夢を育む作品の募集や展示、芸能発表会の場の提供など、文化 ・芸術に触れる機会を提供してまいります。 また、町民文化祭の開催を支援し、作品展示会や芸能発表会など、町民が文化に触れる機 会の充実を図るとともに、町の伝統芸能活動に対する支援をしてまいります。 文化財につきましては、引き続き遺跡や史跡の保護、保存を行うとともに、大樹町郷土史 研究会の活動を支援し、郷土資料の保存に努めてまいります。 郷土資料館の運営につきましては、昨年と同様に土・日・祝日で運営するほか、児童生徒 の授業で活用など、施設の効率的な運営と維持管理に努めてまいります。 - 14 - 次に、社会体育の推進について申し上げます。スポーツは、爽快感、達成感、他者との連 帯感など、精神的な充実感や楽しさと喜びをもたらし、健康増進や体力の向上、青少年の人 間形成等に資するなど、 心身ともに健康で充実した生活を送るためには欠かせないものであ のます。 町民の各年齢層に合わせた体力、健康づくりの普及・振興に努めてまいります。 町民のスポーツ活動の推進に大きな役割を担っている大樹町体育連盟や各競技団体、ス ポーツ少年団が実施する事業、組織運営を支援するとともに、スポーツ指導者の要請と充実 に努めてまいります。 また、 町技でありますミニバレーにつきましては、 町技指定から20年を迎えることから、 引き続き各種大会への支援や普及促進を図るとともに、町の交流事業と連携し、他町村との 新たなスポーツ交流事業を展開してまいります。 次に、社会教育施設の利用と整備状況について申し上げます。 図書館につきましては、耐震診断を行った結果、極めて危険な状態であることから、利用 者の安全を最優先し、平成26年1月27日をもって臨時休館とさせていただき、4月より 生涯学習センターにおいて図書館の運営を行うことといたしました。 図書館の仮移転に伴い、当面の期間、生涯学習センターの一部利用が制限されるなど、生 涯学習センター並びに図書館利用者の皆様にご迷惑をお掛けしますが、 利用者のご理解や利 用団体のご協力を得ながら効率的な運営と維持管理に努めてまいります。 また、体育施設については屋外施設として中央運動公園の野球場、テニスコート、スケー トリンクなどの施設を活用するほか、屋内施設においてはB&G海洋センターを拠点に大樹 中学校体育館を一般開放し、 町民の健康増進を図ることを目的とした生涯スポーツ活動を推 進してまいります。 なお、 武道館につきましては、 平成25年度に屋根の改修工事が完了、 B&G海洋センター においては、耐震診断結果を行いましたが、安全な数値結果でありましたので、引き続き施 設の効率的な運営と維持管理に努めてまいります。 次に、図書館の運営について申し上げます。図書館の運営につきましては、平成26年4 月から生涯学習センターでの運営を予定しておりますが、これまでと同様に本に親しみ、読 書週間が定着するよう児童・生徒の読書感想文の募集を行うほか、図書館だよりを通じ、新 刊図書の情報等の発信や図書館ボランティアグループの協力を得ながら、 それらの活動を支 援しまして、親しみやすく魅力のある図書館運営を務めてまいります。 以上、平成26年度の教育行政の執行に関する基本的な方針について申し上げました。ふ るさと大樹町の未来を担う子供たちの健やかな成長と創造性豊かで調和のとれた生涯学習 の実現のため、今後とも町民と協働して教育行政を積極的に推進してまいります。 ○議 長 以上で、町政執行方針並びに教育行政執行方針が終了いたしました。 休憩します。 - 15 - 休憩 午前10時53分 再開 午前11時10分 ○議 長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ◎日程第3 議案第23号から日程第10 議案第30号まで ○議 長 日程第3 議案第23号平成26年度大樹町一般会計予算についてから、日程第10 議案第30号平成26年度大樹町立国民健康保険病院事業会計予算についてまで、以上8 件を一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 伏見町長。 ○伏見町長 ただいま一括提案されました、議案第23号平成26年度大樹町一般会計予算から、議 案第30号平成26年度大樹町立国民健康保険病院事業会計予算までの8件の提案理由の ご説明を申し上げます。 先ほど執行方針、また主要施策で申し上げましたとおり、大きな項目についてはそれぞ れ私のほうからご説明をさせていただきました。 内容等につきましては、この後、副町長のほうから、またそれぞれ事項別につきまして は担当説明員のほうから説明いたさせますので、よろしくご審議賜りますようお願いを申 し上げまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。 ○議 長 これより、予算議案について、日程順に従い説明を求めます。 議案第23号平成26年度大樹町一般会計予算について。 酒森副町長。 ○酒森副町長 それでは、議案第23号平成26年度大樹町一般会計予算につきまして、総括的に内容 の説明をいたします。 議案第23号平成26年度大樹町一般会計予算について。 歳入歳出予算では、予算の総額を歳入歳出それぞれ60億3,300万円と定めるもので す。 債務負担行為では、債務を負担することができる事項、期間及び限度額は、第2表、債 務負担行為によるものであります。 地方債では、地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第3 - 16 - 表、地方債によるとするものであります。 一時借入金では、借入金の最高額を10億円と定めるものです。 次からのページ以降ですが、1ページから4ページは第1表、歳入歳出予算のとなりま すが、説明は後ほど7ページの予算款別集計表でさせていただきますので、5ページ、第 2表、債務負担行為をご覧ください。 5ページ、第2表、債務負担行為ですが、事項、総合住民情報システム維持管理業務、 期間、平成27年度から平成31年度までの5年間、限度額8,413万5,000円。 畜産経営改善緊急支援資金融通事業、平成27年度から平成46年度までの20年間、 貸付限度額7,592万7,000円、利子補給率0.18%となります。 続いて6ページ、第3表、地方債をご覧ください。第3表、地方債ですが、起債の目的、 過疎対策事業債、限度額6億830万円、辺地対策事業債2,730万円、緊急防災減災事 業債50万円、臨時財政対策債2億1,300万円、限度額の計8億4,910万円となっ ております。 なお、起債の方法、利率、償還の方法については、前年と同じであります。 次ページをお開きください。 7ページ、横の表になりますが、この表は平成26年度一般会計歳入歳出予算の款別集 計表となっております。左側が歳入、右側が歳出となっており、それぞれ本年度予算、構 成比、そして前年度予算との比較、増減率という分け方で整理をしております。 この中で、大きく増減のある款について概略の説明をさせていただきます。 歳入から申し上げますと、町税から始まって21款の町債までですが、まず1款の町税 は、本年度6億5,293万9,000円、前年度に比べますと2,062万3,000円増 で計上しております。固定資産税の増が主な要因となっております。 次に、2款の地方譲与税から7款の自動車取得税交付金までは、いずれも国の示す地方 財政計画によるものであります。 10款の地方交付税ですが、普通交付税29億5,800万円、特別交付税2億万円、総 額31億5,800万円で計上しており、昨年よりも3,600万円増で見込んでおります。 これは、平成25年度の交付実績及び単位費用の改正などを見込んで計上いたしました。 13款の使用料、手数料ですが、2億3,141万3,000円、前年より656万6, 000円の増で計上しております。牧場使用料の増を反映をさせております。 14款の国庫支出金ですが、2億8,089万9,000円、前年より9,333万8,0 00円の増で計上しております。臨時福祉給付金や木質バイオマスボイラーの導入に伴う 森林整備加速化林業再生事業補助金、道路改良事業による社会資本整備総合交付金の増が 主な要因となっております。 15款の道支出金ですが、2億6,838万5,000円、前年より1,069万8,00 0円増で計上しております。畜産担い手育成総合整備事業補助金の増が主な要因となって おります。 - 17 - 18款の繰入金ですが、1,930万7,000円、前年より1,489万円の増で計上し ております。過疎地域自立促進基金から酪農ヘルパー振興事業、小規模土地改良事業など の農林水産業費に繰り入れる費用を計上しております。また、財源不足は生じないため、 財政調整基金からの繰り入れはありません。 19款の繰越金は2,900万円で、前年よりも2,899万9,000円増となっており ます。平成25年度に繰越明許費を財源として行った難視聴対策事業などの執行残で増額 となっております。 20款の諸収入ですが、1億4,995万8,000円、前年より1億762万6,000 円増となっております。畜産担い手育成総合整備事業受託収入の増が主な要因となってお ります。 最後に、21款の町債ですが、8億4,910万円で、前年よりも6,590万円の減と なっております。臨時財政対策債の減が主な要因です。 続いて、歳出でありますが、表の右側をご覧ください。歳入と同様に、大きく増減のあ る款について概略を説明をいたします。 まず、2款の総務費ですが、10億8,660万円、前年より900万円の増となってお ります。再任用に係る賃金の増が主な要因となっております。 3款の民生費ですが、7億5,990万円、前年よりも5,130万円の増となっており ます。臨時福祉給付金及び老人アパートの解体に係る工事費が主な要因であります。 4款の衛生費ですが、1億6,500万円、前年より1,880万円の減となっておりま す。昨年購入したじん芥車の分が減額となっております。 6款の農林水産業費ですが、 4億9,910万円、 前年より1億2,030万円の増となっ ております。畜産担い手育成総合整備事業及び木質バイオマス関係の林業振興事業により 増額となっているところであります。 7款の商工費ですが、2億2,650万円、前年より1億5,280万円増となっており ます。中小企業特別融資事業における預託金と晩成温泉への木質バイオマスボイラー設置 工事が主な要因となっております。 8款の土木費ですが、 3億5,710万円、前年より1億690万円増となっております。 橋梁の長寿命化事業、また町道改良舗装事業が主な要因となっております。 9款の消防費ですが、2億5,710万円、前年より1,420万円の増となっておりま す。防災対策推進事業における防災機材の購入が主な要因であります。 10款の教育費ですが、4億1,080万円、前年より1億2,030万円の減となって おります。大樹中学校の外構工事及び屋上の改修工事が終了したものによるものでありま す。 12款の公債費ですが、 8億450万円、 前年より9,190万円の減となっております。 起債の償還が順調に進んだことによる、起債残高の減によるものであります。 13款の諸支出金ですが、13億9,960万円、前年より2,060万円の増となって - 18 - おります。病院事業補助金の増が主な要因であります。 下段の歳入歳出合計は60億3,300万円、前年比4.2%の増となり、その財内訳は、 特定財源として国・道支出金が5億4,928万4,000円、 地方債が6億3,610万円、 その他が5億1,623万3,000円、一般財源が43億3,138万3,000円となり、 一般財源の構成比は71.8%となるものであります。 それでは8ページをお開きください。 この表は一般会計の歳出を性質別に、臨時的、経常的に分けて集計した表であります。 性質別に、左欄の縦の表では、1の消費的経費、中ほどの2の投資的経費、そして3のそ の他の経費、4の予備費という分け方になっております。 右表の合計欄の本年度のところですが、消費的経費では40億7,447万5,000円 で前年比3.8%の増となっております。投資的経費は、5億3,295万1,000円で、 対前年比34.2%となっております。普通建設事業費のうち補助事業、町道の舗装改良事 業と国・道事業負担金、畜産担い手育成総合整備事業の増が主な要因となっております。 その他の経費は14億1,557万4,000円で、対前年比2.8%となっております。 下段の予算全体に占める義務的経費ですが、21億1,269万6,000円で、構成比 では35%となっております。これは人件費と扶助費、公債費の合計となっております。 次に、9ページから12ページの給与明細ですが、特別職と一般職の給与の状況、前年 度との比較、それから職員1人当たりの給与費、初任給の状況、級別職員数などを表にし て示しております。詳細な説明は省略させていただきます。 次に13ページの地方債です。 地方債の前々年度末における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見 込みに関する調書となっております。表の一番下、大樹町における地方債の総計ですが、 平成24年度末で103億円、平成25年度末で108億円、平成26年度末で111億 円の見込みとなり、増加傾向を示しております。これは、病院事業に係る起債の借り入れ のためであり、今後の起債残高は減少傾向になるというふうに推計をしているところであ ります。 次に、14ページの債務負担行為の表であります。新たに総合住民情報システム維持管 理事業、畜産担い手育成総合整備事業が追加されました。畜産経営改善緊急支援資金融通 事業につきましては、利子補給事業の中にあわせて起債をしております。 表の下段の合計欄ですが、限度額は7億7,242万3,000円となります。 平成25年度末までの支出見込み額は1億9,905万1,000円、26年度以降は支 出見込み額5億1,893万円となり、このうち一般財源で支払うこととなる額は4億8, 669万4,000円となります。 次に、15ページですが、平成26年度の投資的事業の一覧表となっております。合計 は5億3,295万1,000円となります。内容は、ご覧をいただくということで説明は 省略をさせていただきたいと思います。 - 19 - 以上で、平成26年度一般会計予算の総括的な内容についての説明を終了させていただ きます。この後、事項別による説明につきましては、それぞれ担当の説明員より説明をい たさせます。 ○議 長 引き続き、歳出について、1款議会費から14款予備費まで、それぞれ担当課長より内 容の説明を求めます。 それでは、北林総務課長から順次説明願います。 ○北林総務課長 それでは、平成26年度の一般会計の事項別明細についてご説明させていただきますの で、事項別明細書の25ページ、26ページの歳出をご覧いただきたいと思います。 説明に当たりましては、款、項、目、本年度予算額を申し上げ、新規事業や事業内容、 予算額の大幅な変更のある事業につきまして、それぞれ目ごとに担当説明員が順次説明い たしますので、よろしくお願いをいたします。 最初に、 1款1項1目ともに議会費で、本年度予算額5,510万円の計上でございます。 報酬から負担金補助及び交付金まで、議会活動費としての所要の予算を計上しております。 その下ですが、2款総務費1項総務管理費1目一般管理費9億2,197万9,000円、 ここでは特別職給与、一般職給与、嘱託職員の報酬、庁舎管理費、町長交際費、総務管理 費、職員厚生費、職員研修事業について予算計上しております。一般職給与では、町長部 局の一般職が70名、議会事務局で2名、教育委員会事務局が12名、農業委員会事務局 3名の計87名でございます。なお、退職者、新規採用者、異動分を含めまし、前年度と の比較では1名の増となっております。 次のページをご覧ください。28ページの上段の7節賃金で再任用職員賃金1,667万 4,000円です。再任用職員6名分の賃金でございます。 同じく28ページの中段で12節役務費の運搬料104万4,000円のうち、32万 4,000円と、その下の下のほうになりますけれども、PCB処理手数料390万1,0 00円につきましては、PCB汚染物質として保管しております蛍光灯の安定器126キ ロ分をここで処分をするものでございます。 次のページをご覧ください。30ページの中段ですが、14節使用料及び賃借料の下の ほうになりますが、ハイヤー借り上げ料200万円です。町長などが出張の際はこれまで 長い間、町長車専用の運転手を配置して送迎をしておりましたが、26年度からは地元の ハイヤー業者さんを利用するものでございます。なお、町長車につきましては、これまで どおり町長に職員が同行して出張する際や職員が出張する場合などに利用してまいりま す。 そのすぐ下の備品購入費では、事務用備品、机、椅子などで164万5,000円を計上 しておりますが、4階の委員会室の椅子が40数年経過し、かなり傷んできているという ことから、この予算のうち159万5,000円で30脚分を購入する予定でございます。 - 20 - ○布目企画務課長 そのまま下がりまして、2目の文書広報費、本年度予算額326万2,000円でござい ます。対前年比1万円の増額となっております。ここの費目では、広報たいきの発行、そ れから校長手紙、ホームページ管理運営に関する経費として9節の旅費から19節の負担 金補助及び交付金まで計上しているものでございます。 次のページの31、32ページでございますけれども、3目の財産管理費、本年度予算 額3,568万8,000円を計上しております。対前年比1,358万8,000円の減額 となっております。ここの目では、普通財産にかかわる町有地及び町有財産の維持管経費 を計上しております。 13節の委託料のうち、公共施設除排雪等業務1,440万円でございますけれども、こ れは公共施設の駐車場の除雪にかかわる経費を計上しております。それから15節の工事 請負費でございますけれども、ここでは、町有建物解体工事として1,243万1,000 円を計上しております。内訳は、石坂農業研修センター、それから双葉町スクールバスの 車庫、寿町のスクールバスの車庫の3棟の解体を行う予定で計上しております。 石坂の農業研修センターにつきましては、石坂の行政区会館として利用しおりましたけ れども、石坂の元の保育所のほうに移転したということで、現在、未利用になっておりま す。そのものを解体するものでございます。 それから、双葉町スクールバスの車庫、寿町スクールバスの車庫につきましては、老朽 化が相当進んだということで今年度、解体をするものでございます。 そのまま下がりまして、31ページの下段のほうから、36ページにかけてでございま すけれども、4目の企画費でございます。本年度予算額2,266万9,000円、対前年 比131万2,000円の増額計上となっております。ここでは、大樹町航空宇宙産業基地 研究会を開催するため、 1節で報酬として7万2,000円、それから9節の旅費中1万1, 000円をこの研究会の経費として計上しております。 それから、25年度中に設置をした大樹町宇宙交流センターの設置に伴いまして、この 施設の場合、維持管理運営費として8節では報償費の施設管理運営費、それから11節で は需用費では燃料費、光熱水費、12節の役務費では浄化槽の検査手数料、情報通信回線 利用料、それから13節の委託料では臨時施設の管理、それから機械経費、合わせまして 103万円ほど昨年と比べましてこの中に入って増額されております。 それから、省エネルギーの推進事業の関係ですけれども、19節の負担金補助及び交付 金で各種団体等への負担金ですとか、事業活動に対する補助金を計上しております。 それから、省エネネギ-の関係では、昨年と同様ですけれども、太陽光発電の設置者に 対する補助金ということで600万円引き続き計上しているところでございます。 それから、同じ19節ですけれども、帯広・広尾間の高規格道路幹線道路、この建設促 進期成会負担金として6万7,000円計上しております。この内訳は、通常の負担金とし ましては5万5,000円と、それから臨時負担金としまして1万2,000円ほどあわせ - 21 - て予算をしております。 今年度末、26年度末ですけれども、更別インターチェンジからちょうど幕別町忠類と の町境にあります忠類・大樹インターチェンジの間が開通するという予定で伺っておりま すが、この開通記念イベント経費として臨時的に1万2,000円を見込んでおります。 それから、銀河連邦の関係ですけれども、この大樹共和国の補助金107万4,000円 につきましては、25年度は経済フォーラム、それから子供交流の関係の開催地、この当 地、大樹共和国で開催されておりました。26年度は相模原共和国での開催ということで 来ておりますので、これら旅費の関係が35万円ほどですが増嵩するということで増額の 見込みで計上をしております。 ○北林総務課長 35ページ、36ページの中段ですが、公平委員会費、1万円です。委員3名により1 回分の会議開催費用で計上しております。 ○布目企画務課長 6目の防犯交通安全推進費、本年度予算額204万4,000円でございます。前年比2 7万9,000円の減額計上でございます。ここでは防犯及び交通安全に対する啓発活動経 費、それから各種団体への負担金等を計上しておりまして、1節の報酬から19節負担金 補助及び交付金まで計上しているものでございます。 ○北林総務課長 同じくその下の7目福祉センター費782万1,000円の計上です。福祉センターの運 営経費でございますが、次のページの38ページ、中ごろですが、備品購入費で105万 3,000円あります。福祉センター内に大型の消火器とホースなどをコンパクトに収納し た消火設備を3カ所設置するものでございます。 さらに、そのすぐ下で8目電子計算費2,739万8,000円の計上です。ここでは、 14節、下のほうですが使用料及び賃借料の中でデータセンター利用料、764万9,00 0円の計上です。平成19年度に導入しました庁舎内の電子計算関係のサーバーの機器が 7年目を迎えまして、平成27年度以降はメーカーのサポート補修を受けることができな くなりますので、26年度中に更新しなければならないという状況になっております。 これまで、そのサーバーなどの機器は庁舎内に設置しておりましたが、役場庁舎の耐震 性が低いことと、老朽化も進んでおり、東日本大震災以降、震災では住民情報が消失した 自治体が発生しましたことから、国のほうも大震災以降は専門業者の設備を利用するよう に全国の自治体に対して推奨しております。 また、民間企業でもこういうサーバー類はシステム機器などは設備を共同利用する形が 進んでいることから、トータルコスト面でも購入するよりも低く押さえられるということ になってきておりますので、大樹町としましてもセキュリティー面を考慮するとともに、 今回のサーバーの更新に当たりましては、購入をせずに民間事業者が提供する施設を利用 しようとするものでございます。 - 22 - ○布目企画務課長 39ページから40ページにかけての9目車両管理費でございます。本年度予算額1, 551万1,000円で、対前年比308万6,000円の増額計上となっております。こ この費目では、共通して使う車の13台分の維持管理の経費として計上しているものでご ざいます。 次のページになりますけれども、18節の備品購入費、ここでは連絡乗用車などという ことで254万9,000円を計上しております。これは連絡1号車という車ですけれども 平成5年度に購入、登録したもので、既に21年経過しているということから、今年度更 新することといたしました。 車両本体、タイヤ、ホイール、諸費用込みで一式計上する予定で計上しています。なお、 購入予定の車種ですけれども、1,500㏄程度の燃費のいいハイブリッド車を予定をして いるところでございます。以上です。 ○北林総務課長 同じく39ページ、40ページの中段、10目諸費3,104万円です。前年対比890 万8,000円の増でございます。ここでは主に行政区の推進事業や功労者の表彰事業、街 灯の維持管理経費、行政区会館の維持管理経費、難視聴対策などについて計上しておりま すが、次の42ページをご覧いただきたいと思います。 上段の13節委託料で旧尾田中学校用途変更改修実施設計委託業務700万円につきま しては、旧尾田中学校を行政区会館と災害時の避難所として活用するために建物の一部改 修のほか、老朽化対策などに伴う実施設計業務を計上しております。 そのすぐ下の19節負担金補助及び交付金で、地域コミュニティー推進事業補助金の2 60万円の計上です。従来、行政区が行う交流事業や清掃活動などに対しまして支援をし、 地域の活性化を図ってきましたが、今年度はさらに地域防災力を高めるために防災に関す る活動に対しても支援を行うものでございます。 講演会の開催、備蓄品の購入費用などを対象に3万円を限度として今年度は20行政区 60万円を増額しております。 ○郷原税務課長 続きまして、41ページから44ページ下段になりますけれども、2項町税1目賦課徴 収費でございます。本年度予算額520万8,000円でございます。前年比較374万円 の減となるものでございます。 ここでは、固定資産評価審査委員会、町税賦課徴収、町税還付金などの経費として予算 を計上させていただいております。 減の主な内容でございますけれども、標準宅地鑑定評価業務業務委託料、需用費の印刷 製本費の減となってございます。 ○田中町民課長 続きまして、43ページ、44ページの3項戸籍住民基本台帳費1目戸籍住民基本台帳 - 23 - 費、535万6,000円の計上です。前年と比較いたしまして649万2,000円の減 額となっていますが、昨年度戸籍複音データ管理システム対応ソフトウェアの修繕費と住 民基本台帳ネットワークシステム機器更新が減額となりました主なものであります。 ○北林総務課長 同じく43ページ、44ページの一番下です。4項選挙費1目選挙管理委員会費、35 万4,000円の計上です。委員4名分の会議、研修旅費などでございます。 次のページをご覧いただきたいと思います。46ページの上段、2目北海道知事、北海 道議会議員選挙費で報酬から使用料及び賃借料まで257万7,000円の計上です。来年 4月上旬に執行予定の北海道知事と北海道議会議員選挙に伴い、26年度で予算執行され る経費の計上でございます。 その下、3目大樹町農業委員会委員選挙費、238万円の計上です。ことし7月19日 に任期満了となります農業委員の選挙執行経費でございます。 一番下でございますが、昨年、予算計上しました参議院議員通史上選挙費につきまして は、3年ごとの出向でございますので、26年度は削減をするものでございます。 ○布目企画務課長 次ページの47から48ページ上段の部分ですけれども、ここでは5項の統計調査費1 目統計調査費、本年度予算額116万8,000円でございます。対前年比77万円の増額 計上となっております。増額の主な要因といたしましては、経済センサス、経済統計調査、 それから来年予定をされております国勢調査の調査区の設定事業、それから農林業センサ ス事業があ新たに加わったものでございます。1節の報酬から14節使用料及び賃借料ま で計上しているものでございます。 ○北林総務課長 そのすぐ下なのですが、6項監査委員費1目監査委員費213万5,000円の計上で す。1節の報酬から19節負担金補助及び交付金までの計上でございます。 ○佐藤保健福祉課長 47ページ下段から、50ページにかけてになります。3款民生費1項社会福祉費1目 社会福祉総務費、予算額3,749万5,000円、前年度対比2,060万9,000円。 ここでは民生児童委員協議会経費、遺族援護費のほか、本年度は第2期大樹町地域福祉計 画を策定いたしますので、策定に伴う経費を計上いたしました。 50ページの上段になります。13節委託料で臨時福祉給付金事業に伴う事務処理支援 システムの導入経費、19節負担金補助及び交付金で社会福祉協議会、シルバーセンター などの補助金のほか、本年は臨時福祉給付金を計上しております。増額の理由は、この臨 時福祉給付金に伴うものでございます。 49ページから52ページにかけてになります。 2目老人福祉総務費、予算額3,691万8,000円、ここでは老人福祉全般の予算を 計上しております。敬老会開催経費、老人クラブ補助金、老人福祉施設入所措置費、高齢 - 24 - 者等の住宅整備資金貸付金などに係る予算を計上しております。 50ページの下段になりますが、15節工事請負費で老朽化した老人アパート6棟26 戸の解体工事費を計上いたしました。予算の増額分はこの分にあたります。 51ページから53ページにかけてになります。51ページ中段、3目心身障がい者福 祉費予算額1億7,079万8,000円、52ページの1節報酬になりますが、本年は第 4期大樹町障がい福祉計画を策定いたしますので、計画策定委員会費用として報酬を計上 いたしました。 13節委託料で、障がい者地域活動支援センター運営委託業務経費、20節扶助費で、 障がい者の入所施設や通所施設医療費補装具などにかかる予算を計上しております。 ○田中町民課長 続きまして53ページ、54ページ、4目国民年金事務費、29万円の計上です。 ○佐藤保健福祉課長 同じく53ページ、上段のほうになります。5目高齢者保健福祉推進センター費、予算 額757万8,000円、 ここでは高齢者保健福祉推進センターライフの施設維持にかかる 経費を計上しております。 ○田中町民課長 同じく6目福祉医療諸費、1億6,681万円の計上でございます。ここでは心身障がい 者医療、ひとり親家庭等医療費、乳幼児、児童医療の医療費に係る助成分を予算化してい ます。 19節負担金補助及び交付金で、 後期高齢者医療療養給付費負担金として7,300万円 を予算化しております。これは後期高齢者に係る医療費の12分の1、これが町の負担分 でございますので、その予算化でございます。 ○佐藤保健福祉課長 55ページをお開きください。上段、55ページから58ページにかけてになります。 7目発達支援センター費、予算額5,395万6,000円、ここでは南十勝4町村と幕別 町忠類地区の子供を受け入れて発達支援を行うための運営費を計上しております。 次、57ページになります。8目公衆浴場費、予算額771万8,000円、ここでは公 衆浴場の運営維持経費全般を計上しております。 ○田中町民課長 同じく、2項児童福祉費1目児童措置費、9,482万4,000円の計上です。児童手 当支給業務と子育て世帯臨時特例給付金事業に係る経費を予算化しています。 続きまして、59ページ、60ページですが、2目保育所費、1億8,331万3,00 0円の計上です。ここでは町立の尾田、旭保育所と学童保育所の運営経費と他の地域から の送迎経費、あと大樹福祉事業会が運営する北保育園、南保育園の委託料を予算化してい ます。 ○佐藤保健福祉課長 - 25 - 61ページになります。3項生活保護費1目扶助費、予算額5万円。ここでは、北海道 が生活保護の支給決定までの間、時間を要する場合、その間の生活費を一時的に立て替え る費用を計上しております。 4項災害救助費1目災害救助費、予算額15万円。ここでは災害救助法に基づく費用が、 国などから支給されるまでの間、その一部を応急的に立てかえる費用として計上しており ます。 4款衛生費1項保健衛生費1目健康づくり推進費、予算額154万2,000円。ここで は、主に十勝圏複合事務組合などの義務的負担金を計上しております。 61ページ、一番下の段になります。そこから64ページにかけてでございます。2目 母子保健費、予算額840万3,000円、64ページ上段から中段にかけでごらんくださ い。ここでは妊婦検診、乳幼児期の健診など、母子保健対策の予算を計上しております。 上段の13節委託料で風しん抗体検査業務委託料を計上し、妊娠を希望する夫婦が自己 負担なしに風しんの抗体検査を受けることができるよう新たに予算措置をいたしました。 次に、63ページ中段から66ページにかけてになります。3目成人保健費、予算額1, 136万3,000円、ここでは主に歯科検診、脳ドック、大腸がん、子宮がんなど検診費 を計上しております。 66ページをお開きください。上段の18節備品購入費ですが、平成7年の導入以来1 9年が経過し、老朽化が著しい保健指導者の更新経費として119万6,000円を計上い たしました。 次に、65ページなります。4目予防費、予算額928万7,000円、ここでは主に定 期の予防接種業務に係る経費を計上しております。本年度から風しん抗体のなかった人で 妊娠を希望する方に対し、風しんの予防接種経費を一部助成することといたしました。 ○田中町民課長 5目環境衛生費1億376万8,000円、ここでは19節負担金補助及び交付金で、南 十勝複合事務組合の負担金8,926万4,000円と十勝環境複合事務組合の負担金1, 240万6,000円を予算化しています。両方合わせて昨年より677万1,000円が 減額となっております。 続きまして、6目墓園費27万9,000円の計上です。昨年度の大樹墓園樹木剪定業務 が減額になっております。 続きまして67ページ、68ページ、2項清掃費1目じん芥処理費、3,035万8,0 00円の計上です。ここでは有料ごみ袋の印刷費やごみ収集業務の委託料を計上していま す。昨年度のごみ収集車1台購入が減額になっています。 ○議 長 休憩をします。 休憩 午前11時58分 - 26 - 再開 午後 1時00分 ○議 長 休憩前に引き続き、歳出について説明を願います。 松本商工観光課長。 ○松本商工観光課長 それでは、67、68ページの中段から商工観光課が所管してございます5款労働費1 項労働費1目労働諸費のほうで、 勤労者センターの運営費から通年雇用促進支援事業など、 5事業のことで11節の需用費から19節負担金補助及び交付金ということで140万円 の計上となってございます。 以上でございます。 ○角倉農業委員会事務局長 続きまして、同じく67ページから70ページにかかっていますけれども、6款農林水 産業費1項農業費1目農業委員会費、予算額1,241万1,000円、94万3,000円 の減となってございますが、農業委員会の運営事業並びに農業者年金事業にかかわる経費 を計上しております。 減額の主な内容でございますが、68ページ、9節の旅費でございますが、昨年度は農 業委員の道外研修分を計上しておりましたが、26年度は道内研修としたため減少してご ざいます。 以上でございます。 ○森農林水産課長 続きまして、2目農業総務費、69ページ、70ページをご覧ください。本年度予算額 70万9,000円、前年比30万円の減でございます。農業総務費では、営農指導全般に かかる諸経費を計上しております。減額の主なものは13節委託料で、圃場管理システム 改修業務が終了しましたので、データの改修業務などの委託料30万円が減となっており ます。 次に、3目農業振興費、69ページから72ページをご覧ください。本年度予算額1億 3,478万8,000円、前年比681万2,000円の減。農業振興費では、町内農業に 対する各種振興事業を行っており、特に第3期中山間地域等直接支払制度、集落交付金が 主なものでございます。減額の主なものは、負担金補助及び交付金で農業経営基盤強化資 金利子補給補助金、集落交付金などの補助金681万2,000円が減額となっておりま す。 4目畜産振興費、71ページから74ページをご覧ください。本年度予算額7,801万 7,000円、6,677万1,000円の増。畜産振興費では、町内農業の基幹であります 畜産振興に関する事業を行っております。増額の主なものは、13節委託料で畜産担い手 育成総合整備事業の負担分6,705万4,000円が増額となっております。 この事業は、 - 27 - 事業年度が平成25年から28年度で新規地区の採択となるため、確定しましたらまた補 正予算並びに債務負担行為を提出させていただきたいと思っております。 次に5目牧場管理費、73ページから76ページをご覧ください。 本年度予算額1億1,898万2,000円、696万9,000円の増、牧場管理費では 牧場運営委員会の開催経費と町営牧場の管理運営費を計上しております。増額の主なもの は、13節の委託料で融雪剤散布業務146万5,000円、16節では原材料費で採草放 牧地用肥料及び種子代318万1,000円、18節では備品購入費で牧場管理用オートバ イ81万円などが増額となっております。 ○高橋建設課長 同じく下の段をご覧ください。6目農地費、予算額2,293万7,000円を計上して おります。11節で需用費、修繕料において農業用排水路の修繕として1,136万2,0 00円を計上しております。また、19節負担金補助及び交付金において、上大樹地区道 営農地整備事業にかかわる道営土地改良事業負担金として900万円を計上しておりま す。 ○角倉農業委員会事務局長 続きまして、ページが77ページから78ページでございます。7目農用地集団化事 業費、予算額471万9,000円。昨年、25年度まで歴舟地区、地区としては美成と 更生の地区でございますが、そこの交換分合事業が終わりまして、26年度は芽武地区 の農用地集団化事業ということで、芽武と下芽武の地区とする地区を実施いたします。 農地移動計画間の作成に伴う経費として費用を計上しております。 ○森農林水産課長 続きまして、8目牧場整備費、77ページから78ページをご覧ください。本年度予算 額でございますけれども、254万5,000円、畜産担い手育成総合整備事業委託料の増 でございます。 次に、2項林業費1目林業振興費、77ページから80ページをご覧ください。本年度 予算額4,998万3,000円、2,854万6,000円の増。林業振興費では、林政全 般に関する事業を行っております。増額の主なものは、19節負担金補助及び交付金で、 森林整備加速化林業再生事業補助金などにより、2,854万6,000円が増額となって おります。 次に、2目町有林費、79ページから80ページをご覧ください。本年度予算額6,68 2万5,000円、1,392万3,000円の増。町有林費では、町有林の維持及び整備に 関する事業を行っております。増額の主なものものは、15節工事請負費で町有林整備事 業の面積の増加による工事費など、1,392万3,000円が増額となっております。 また、町民植樹祭につきましては、ことしは萌和山を会場に5月18日、日曜日に予定 しております。 3項水産業費1目水産振興費、81、82ページをご覧ください。本年度の予算額37 - 28 - 9万6,000円、330万4,000円の減。水産振興費では、漁業全般に関する事業を 行っております。減額の主なものは19節負担金補助及び交付金の秋さけ稚魚飼育池整備 事業200万円、それから北海道環境生態系保全対策協議会負担金57万5,000円、漁 業近代化資金利子補給補助金46万3,000円などが減額となっております。 2目漁業管理費、81ページから83ページをご覧ください。本年度予算額338万8, 000円、4万4,000円の減。漁港管理費では、大樹、旭浜両漁港の維持に関する事業 を行っております。減額の主なものは、旅費、し尿のくみ取り手数料負担金などの減によ るものです。 ○松本商工観光課長 続きまして、83、84ページから87、88ページ上段までの商工費でございます。 まず、7款商工費1項同じく商工費、1目商工振興費とのことでは、消費者対策事業か ら地場産業の振興奨励事業まで8事業について所要の経費を計上してございます。1億7 57万5,000円の計上でございます。前年度より7,449万円の増となってございま す。増額の主なものにつきましては、21節の貸付金において、執行方針でも述べさせて いただきましたが、商工業者が借りれる運転資金などに対する金利負担の軽減対策という ことで、7,500万円を金融機関に預託する経費を計上いたしております。 次に下段、2目市街地開発推進費とのことでは、市街地開発推進事業、TMO活動事業 推進事業の2事業とのことで1,656万3,000円の計上でございます。 次に、85ページ、86ページをお開き願います。上段、3目観光振興費においては、 観光振興対策事業ということで1,229万5,000円の計上でございます。これにつき ましても執行方針で述べさせていただいたふるさと納税者への特産品の贈呈ということで は、11節の需用費において所要の経費を計上させていただきました。 また、19節負担金補助及び交付金においては、大樹町の観光協会への助成金において、 町のシンボルキャラクター、コスピーのゆるキャラの作成経費ということで、所要の経費 を含めて計上させていただいてございます。 次に、4目観光施設費におきましては、晩成温泉維持管理費、カムイコタンの公園維持 管理費、海浜公園の維持管理費とのことで8,770万1,000円の計上でございます。 前年比7,729万6,000円の増となってございます。これには、晩成温泉のボイラー の更新というようなことで、13節委託料においては導入に係る実施設計の委託金、また 15節におきましては導入に係る工事費とのことで、所要の経費を計上させていただきま した。 次に下段でございます、5目の地場産品研究センター運営費とのことでは、次ページ上 段まで236万6,000円の維持管理費を計上させていただきました。 以上でございます。 ○高橋建設課長 同じく、87ページ、88ページをご覧ください。8款土木費1項土木管理費1目土木 - 29 - 総務費、予算額291万1,000円を計上しております。ここでは、土木一般管理費から 道路台帳作成事業までを見ております。19節負担金補助及び交付金で、各種負担金を計 上しております。 同じく、2項道路橋梁費1目道路維持費、予算額1億7,494万8,000円を計上し ております。 次のページになりますが89ページ、90ページをご覧ください、13節委託料で町道 の維持補修・除雪業務と橋梁長寿命化修繕計画によります橋梁保守実施設計業務を計上し ております。15節工事請負費で長寿命化修繕計画によります生花16号橋の補修工事を 計上しております。 同じく2目道路新設改良費、予算額1億50万円を計上しております。13節では委託 料で、7カ所の調査設計業務を計上いたしました。 15節工事請負費では、3カ所の改良舗装工事を計上いたしております。下の段に行き まして3項河川費1目河川総務費、予算額106万9,000円を計上しております。1節 報酬で樋門樋管管理人報酬を計上しております。 次のページになりますが、91ページ、92ページをご覧ください。4項都市計画費1 目都市計画総務費、予算額343万1,000円を計上しております。13節委託料で、都 市計画マスタープラン改定委託業務を計上いたしました。同じく2目公園費、予算額2, 030万4,000円を計上しております。13節委託料で、柏林公園、交通公園、河川公 園などの維持管理業務を計上いたしております。 また、指定管理をしております歴舟川パークゴルフ場の指定管理者管理運営業務料を計 上しております。 同じく、5項住宅費1目住宅管理費、予算額3,970万7,000円を計上しておりま す。8節の報償費で、個人住宅のリフォームを支援する報償費を昨年に引き続き計上いた しました。 次のページになりますが、93ページ、94ページをご覧ください。15節では工事請 負費として屋根塗装工事、屋根の張り替え工事、ユースタウンの暖房給湯設備改修工事、 また旭山の公営住宅解体工事を計上いたしました。 同じく2目住宅建設費、予算額1,423万円を計上しております。15節の工事請負費 で川南第2団地外構工事1,278万円を計上しております。 以上でございます。 ○北林総務課長 下になりますが、9款1項ともに消防費1目消防総務費で2億4,083万円の計上で す。南十勝消防事務組合負担金で、本部経費大樹消防署の経費外では、主に消防ポンプ車 1台を購入いたします。また、消防広域化に伴う高機能指令センター整備事業の負担金も この中に含まれております。 次に、2目火災予防費で、本年度予算額4万4,000円で、林野火災予防に関する事業 - 30 - 費でございます。 ○布目企画課長 その下、下がりまして3目災害対策費、本年度予算額1,622万6,000円を計上し ております。前年比と比べまして773万8,000円の増額計上でございます。主なもの ですけれども、 11節ですけれども需用費、 ここでは消耗品費で277万4,000円では、 災害時における避難所での非常食、それから飲料水、敷物、アルミマットなどを購入しま して、各避難所に配置をしたいということで予定をしております。 それから、18節の備品購入費、1,118万3,000円を計上しております。内容的 には、個別受信機を500台購入を予定しておりまして429万3,000円、同じく無線 機ですけれども221万8,000円、これは平成2年に購入いたしました携帯型無線機1 台と、それから車載型無線機8台、合計9台を更新を行いたいということで予定をしてお ります。 それから、防災用の備品でございます。467万2,000円を計上しておりまして、今 年度新たに避難所として整備を予定しております旧歴舟小学校、それから旧中島小学校の 初動備品といたしましてテレビ、冷蔵庫、洗濯機などを購入を予定をしております。 それから、また生花、晩生、美成地区の避難所には非常時の発電機、これらも購入をし て配置をしたいと思っております。 さらには、中島小学校ですけれども、子供交流の拠点として利用していくということも ありますので、利用時の宿泊用の二段ベッド、これを16台ほど購入をあわせてする予定 でございます。 それから19節の中の負担金補助及び交付金の中ですけれども、これは戸建て住宅耐震 診断及び耐震改修支援事業といたしまして、診断2件、改修支援2件、66万円というこ とで昨年と同様の金額ですけれども計上いたしております。 以上です。 ○吉岡学校教育課長 95ページ、96ページ中段、10款教育費です。まず、学校教育課の所管ですが、1 項教育総務費1目教育委員会費でございますが。教育委員会に関する経費として214万 8,000円の計上でございます。 次に、 2目事務局費でございます。 事務局運営費として203万4,000円の計上です。 昨年、比較におきまして20万円の増です。軽トラ1台の車検費用、事務用品消耗品の補 助によるものでございます。 次に、3目教育振興費でございます。1億1,498万3,000円を計上しております。 前年対比2,064万4,000円の減でございます。ここでは、教育振興事業、奨学金の 貸付事業、スクールバス運行事業についての予算化でございます。主な増減でございます けれども、96ページの1節報酬で26年度から大樹小学校で児童の虫歯予防のための フッ化物洗口を実施しますが、この洗口液の調合を学校薬剤師にお願いしますので、報酬 - 31 - を増額しております。 同じく96ページの4節で共済費と7節賃金で、大樹小学校に特別支援教育支援員を1 名増員するために256万9,000円を増額しております。 次ページ、97ページ、98ページでございます。11節需用費で相馬親善使節団歓迎 経費、スクールバス修繕料、家庭学習のテキスト印刷代を減額しております。 12節で役務費で、 学校役員廃棄処理手数料を減額しております。13節委託料でスクー ルバス業務の中で、スクールバス車検代300万円ほど増額してございます。 14節使用料及び賃借料で、パソコンのソフトライセンスの使用料が昨年度から減額し てございます。昨年度は18節備品購入費がございまして、スクールバス購入費用が別途、 スクールバス用ドライブレコーダー8台と、この画像解析ソフト購入費がありましたが、 この分を減額しております。 19節負担金補助及び交付金で、姉妹都市相馬市への少年使節団親善使節団への派遣経 費の助成で100万円の増額を見ております。また、大樹高校振興会補助金では30万円 を減額してございます。大樹高校通学費補助では、300万円の増額となってございます。 次に、99ページ、100ページ上段の21節貸付金で、奨学金貸付金で対象者減予定 より減額してございます。このほか、増減ではございませんけれども、前年度8節報酬出 支出しておりました特別活動事業費、報償費を19節の負担金補助及び交付金のほうで移 動し、補助金扱いとして計上してございます。 次に、同じく100ページの中段、2項小学校費1目学校管理費でございます。3,16 3万6,000円の計上で、前年対比101万円の減となってございます。主な増減でござ いますけれども、11節需要費でフッ化物洗口のための紙コップなどの消耗品、それから 薬剤費、合わせて10万円ほどの増額を見てございます。昨年の子ども議会で質問があり、 設置することにしましたブランコの座面の取りかえ費用20万円の増額を見ております。 また、燃料費の増。減額関係では、修繕代でパソコン教室冷暖房機の改修、エレベーター の二重ブレーキ設置、職員住宅屋根塗装代を昨年見ておりましたが、今年は減額となって ございます。 次に、101ページ、102ページの上段の13節委託料で、昨年の関係では通学路設 計業務の減、グラウンド整備業務126万3,000円ですが、前年度は14節で使用料及 び賃借料でグラウンド整備機械借り上げ料での予算化でしたが、本年度からは委託料とし て予算計上し、5年に一度実施予定の大樹小学校のグラウンドの撹拌整備費分を増額して おります。 18節備品購入費でございますけれども、パソコン教室にパソコン6台増設するための 115万1,000円を増額しております。これは、昨年、現行の2年生35人なのですが、 2クラスとなっておりますけれども、特例でなっておりますが、新年度3年生になった段 階では2クラスの特例がなくなるため、35人が一堂にパソコン教室に行くということに なり、現行のパソコンで対応されなくなったため、6台の増設をするものでございます。 - 32 - 次に下段、、小学校費2目教育振興費でございます。595万7,000円の計上で、前 年比65万6,000円の減となってございます。主な増減ですが、11節需用費で児童用 パソコンソフトの購入費52万5,000円、 吹奏楽器修繕代10万円を増額してございま す。 18節備品購入費で義務教育教材の学校配分を減額しております。 続きまして、103ページ、104ページをお開き願います。3項中学校費1目学校管 理費でございます。3,341万5,000円の計上でございます。前年比8,443万7, 000円の減額となってございます。主な増減の関係ですが、11節需用費で燃料費の減、 パソコンソフト購入費の減、修繕で教育網戸設置費の減、教員住宅の塗装費の減、それか ら増額では教示黒板5カ所分の32万4,000円を増額してございます。 106ページ、上段の13節委託料で周辺環境等整備業務の一つとして、大樹中学校グ ラウンドの西側沿いにある白樺並木の剪定費用、110万7,000円を増額、また平成2 5年度は14節の使用料及び賃借料でグラウンド整備機械借上料を予算化しておりました が、平成26年度は委託料で予算化をしてございます。 15節の関係では、工事請負費ですが、昨年は減額分として昨年は大樹中学校の外構工 事、屋上防水工事、インターホン設置工事、放送設備工事を実施しておりましたが、この 分が減額となってございます。 次、増額分ですが、消火ポンプの交換77万2,000円の増、木工金工室床改修312 万8,000円の増、普通教室黒板取りかえ283万8,000円の増、これにつきまして は普通黒板でございますけれども、黒板が上下に移動するということの構造となってござ います。また、設置から相当年たってございますので、チョークの乗り等が悪いというこ ともあわせてありますので、そういうことの取り替えでございます。 また、テニスコート整備132万9,000円の増額をしております。 次に、中段より2目教育振興費です。511万4,000円の計上で、前年比34万3, 000円の減額となってございます。 18節備品購入費で、義務教育教材の学校配分を減額しております。 以上でございます。 ○神山学校給食センター所長 続きまして、107ページから110ページをご覧いただきまして4項学校給食費1目 学校給食費でございます。本年度予算額8,759万6,000円でございます。前年度比 較110万9,000円の減額でございます。ここでは、学校給食センターの管理運営全般 を見てございます。 減額の主な内容でございますけれども、108ページ中段になりますが、3節職員手当、 4節共済費、7節賃金で、準職員1名の退職によりましての減ということでございます。 ○小森社会教育課長 続きまして、109ページ下段をご覧いただきまして、5項社会教育費1目社会教育総 - 33 - 務費でございます。本年度予算額1,852万円でございます。ほぼ、前年並みの予算を計 上しております。ここでは、社会教育推進費、青少年教育推進事業、家庭教育推進事業、 高齢者教育推進事業、外国青年招致事業などの事業費でございます。 110ページ下段になりますが、主な事業としましては、青少年教育推進事業の子ども 交流事業にかかわる臨時職員2名と社会教育活動支援員1名を昨年に引き続き配置してお りますので、その部分の予算を計上しております。 また、112ページ中段の12節役務費では、家庭教育推進事業で実施をしておりまし た子どもミニドックですが、今年度より町の健診事業の生活習慣予防検診が小学校4年生 から対象となりましたので、その中で取り組むこととなりました。その分で、血液検査手 数料が減となっております。 次に、111ページ下段をご覧いただきまして、2目生涯学習センター費でございます。 本年度予算額4,990万8,000円、前年比較673万9,000円の減でございます。 全体を通しまして、主に消費税の3%が増額部分を上乗せしまして、予算を計上しており ます。ここでは、生涯学習センター運営費、文化事業、文化財保護事業などの事業費でご ざいます。 減額の内容でございますが、114ページ上段の11節需要費修繕料で、平成25年度 に実施しましたコスモスホール舞台装置吊り物のワイヤーロープの交換費用が主なもので ございます。 114ページ上段の8節報償費、文化事業報償費の予算ですが、社会教育科の事業の自 主学級の活用が年々増えておりまして、生涯学習活動の指導者の育成や公募的な要素も兼 ね備えておりますので、このような活動を推進すめため、今年度より増額しております。 同じく、114ページ上段の11節需用費、燃料費、光熱水費の予算を増額して計上し てございます。こちらのほうは、4月から図書館が仮移転してきておりますので、燃料費、 光熱水費とも若干、上乗せして予算を計上しております。 また、電気代がことしの4月より値上がりするということでございますので、その部分 も増額の要因となっております。 次に、 114ページ中段の13節委託料では、舞台機器保守点検業務の部分で増額となっ ております、舞台装置につきましては昨年、ワイヤーロープの更新をしましたが、その部 分で例年実施しております点検項目を実施していない部分がございましたので、今年度は 通常どおり点検するということで予算の増額を計上しております。 そのほか、清掃業務につきましては、作業員賃金の部分で昨年度よりかなり賃金単価が 上昇しております。その分を考えまして、若干、上昇しております。 次に、115ページをご覧いただきまして、6項保健体育費1目保健体育総務費でござ います。本年度予算額547万5,000円、前年比較36万円の増でございます。ここで は、保健体育推進事業、社会体育推進事業、学校開放事業などの事業費でございます。増 額の主なものとしましては、116ページ下段の19節ミニバレージャパンカップ大会参 - 34 - 加助成金が、昨年度は十勝管内の開催のため助成金の支出はしておりませんが、今年度は 石狩管内の当別町での開催ということでありまして、大会助成費としまして21万円を計 上しております。 また、ミニバレーが町技指定から20周年を今年度迎えますので、ミニバレー普及を目 的としまして友好都市であります吉岡町とのミニバレーを通した交流を図るということで 116ページ中段の9節の旅費でスポーツ推進員2名、職員1名の旅費を増額して計上し ております。 次に、117ページになりますが、2目体育施設費でございます。本年度予算額4,36 4万円、前年比較281万8,000円の減でございます。ここでは海洋センター、中央運 動公園などの事業費でございます。昨年度は118ページ下段の13節委託料で、海洋セ ンターの耐震診断と15節工事請負費で武道館屋根の改修工事を実施しております。その 部分が減額となっております。 今年度は118ページ上段の11節需用費修繕料で柏木町の運動公園の旧野球場がござ いますが、そこに以前から設置しておりますバックネット、フェンス、ベンチなどの古い 老朽化した施設を撤去しまして、またグラウンド部分を緑地化する予算を計上していただ いております。 また、生花湖艇庫のレスキュー隊の代車などの修繕経費用を計上しています。 同じく118ページ11節需用費、光熱水費では電気代の値上がりのための増額となっ ています。 次に、120ページ、18節備品購入費では、海洋スポーツで使用しております救命胴 衣、それから指導者用ウェットスーツとしまして、その部分を購入する予算を計上させて いただいております。 続きまして、119ページをご覧いただきまして、7項図書館費1目図書館総務費でご ざいます。本年度予算額1,037万4,000円、前年比較308万8,000円の減でご ざいます。ここでは、図書館の管理運営費でございます。図書館につきましては、今年度 より生涯学習センターにおいて運営させていただくことになりました。残っています図書 など、最低限の維持管理の費用でございますので、120ページ下段の11節需用費を減 額しまして、それらの予算を計上させていただいております。 また、120ページ下段から122ページ上段までの13節委託料で昨年度まで実施し ていました図書館耐震診断業務、それから例年、委託しております自動ドア保守点検業務、 ガラス清掃業務などが必要となりませんので、その部分を減額させていただいております。 以上です。 ○北林総務課長 同じく121ページ、122ページの11款災害復旧費につきましては、緊急時に対応 できるように予算計上しているものでございまして、1項農林水産業施設災害復旧費1目 の農業用施設災害復旧費2目の林業施設災害復旧費ともに10万円の計上です。 - 35 - 次の2項公共土木施設災害復旧費1目道路河川災害復旧費これにつきましても10万円 の計上でございます。 次のページをご覧ください。123ページ、124ページで12款1項ともに公債費、 1目元金7億966万円で前年対比8,188万2,000円の減です。 2目利子9,484 万円の計上で、前年対比1,001万8,000円の減となります。 次に、13款諸支出金1項特別会計繰出金1目事業会計繰出金4億5,908万9,00 0円の計上で、各特別会計への繰出金でございます。2項1目ともに特別会計出資及び補 助金では9億3,792万6,000円の計上で、主に病院事業負担金、病院改築事業に伴 いましての増額となっております。 3項1目ともに基金費で、258万5,000円の計上で、次のページをご覧ください。 125ページ、126ページでは14款1項1目ともに予備費で1,000万円の計上で す。 以上で、一般会計歳出の説明を終わらせていただきます。 ○議 長 一般会計の歳出説明が終わりました。 次に、一般会計、歳入について、北林総務課長より説明を求めます。 ○北林総務課長 それでは、引き続き平成26年度一般会計歳入歳出予算事項別明細書の歳入についてご 説明をさせていただきます。 まず、3ページ、4ページをご覧いただきたいと思います。 1款町税1項町民税1目個人、本年度予算額2億4,600万円。2目法人、4,041 万8,000円の計上です。続きまして、2項1目ともに固定資産税、2億8,912万9, 000円。前年度との比較で1,227万9,000円の増となっております。2目国有資 産等所在市町村交付金及び納付金、769万5,000円の計上です。その下の3項1目と もに軽自動車税で1,319万4,000円の計上です。 次に、5ページ、6ページをご覧いただきたいと思います。4項1目ともに町たばこ税、 5,241万7,000円。 5項1目ともに入湯税で408万6,000円の計上です。以上、 ここまでの1款町税につきましては、昨年の実績に基づく予算計上となっております。 次に、2款地方譲与税から11款交通安全対策特別交付金までは、国の地方財政計画に 基づきまして計上しております。 それで、2款の地方譲与税1項1目ともに自動車重量譲与税では1億900万円。その 下、2項1目ともに地方揮発油譲与税、4,400万円の計上です。3款1項1目ともに利 子割交付金では180万円の計上です。 次に、4款1項1目ともに配当割交付金で150万円の計上です。 次の、5款1項1目ともに株式等譲渡所得割交付金で10万円の計上でございます。 次に、7ページ、8ページをご覧ください。6款1項1目ともに地方消費税交付金 - 36 - 6,500万円の計上です。 その下の7款1項1目ともに自動車取得税交付金で1,900万円です。 次に、8款1項1目ともに国有提供施設等所在市町村助成交付金で30万円でございま す。 次の9款1項1目ともに地方特例交付金で80万円の計上です。 次の10款1項1目ともに地方交付税で31億5,800万円の計上で、前年度の比較で は3,600万円の増です。平成25年度の交付実績などに基づくとともに、交付税の算定 数値の単位費用の改正などを見込みまして増額計上をしております。 11款1項1目ともに交通安全対策特別交付金で110万円です。 次に、12款分担金及び負担金1項負担金1目総務費負担金12万8,000円、2目民 生費負担金で9,095万1,000円の計上です。 次に9ページ、10ページをご覧いただきたいと思います。上から3目衛生費負担金で 1万5,000円、4目農林水産業費負担金210万4,000円、5目教育費負担金で3, 115万7,000円の計上です。 次に、13款使用料及び手数料1項使用料1目総務使用料559万円、2目民生使用料 で219万5,000円、3目衛生使用料で1万円、4目労働使用料11万2,000円で す。5目農林水産使用料1億643万9,000円、町営牧場の使用料で965万7,00 0円の増となっております。6目商工使用料103万8,000円。7目土木使用料1億1 10万2,000円です。 次に、11ページ、12ページをご覧ください。8目教育使用料で289万2,000円 の計上です。 その下で、 2項手数料1目総務手数料278万8,000円、2目衛生手数料826万7, 000円、3目農林手数料98万円の計上です。 続きまして、14款国庫支出金1項国庫負担金1目民生費国庫負担金1億6,866万 7,000円。次の13ページ、14ページをご覧ください。2項国庫補助金1目総務費国 庫補助金350万円、2目民生費国庫補助金で3,859万1,000円です。2,969万 8,000円の増となっておりますが、臨時福祉給付金と子育て世帯臨時特例給付金の増と なっております。3目衛生費国庫補助金6万円、4目で農林水産業費国庫補助金3,997 万3,000円、3,906万9,000円の増で、森林組合が整備する木質チップ製造施設 に対する森林整備加速化林業再生事業補助金などの増となっております。5目で土木費国 庫補助金2,811万円で2,096万6,000円の増です。社会資本整備総合交付金の増 となっております。6目消防費国庫補助金48万円、7目教育費国庫補助金で1万1,00 0円の計上です。 次に、3項委託金1目総務費委託金16万2,000円、2目民生費委託金134万5, 000円。その下で、15款道支出金1項道負担金1目民生費道負担金8,972万1,0 00円の計上です。 - 37 - 次に15ページ、16ページをご覧ください。最初に2項道補助金1目総務費道補助金 5万8,000円、2目民生費道補助金3,565万5,000円、3目衛生費道補助金、4 5万円、4目農林水産業費道補助金4,411万9,000円、1,031万1,000円の 増ですが、草地生産力向上支援特別対策事業補助金の増が主な内容となっております。5 目で商工費道補助金73万5,000円、6目教育費道補助金で3万4,000円の計上で す。次に3項委託金1目総務費委託金1,252万9,000円です。 次に17ページ、18ページを覧んください。2目農林水産業費委託金8,364万3, 000円、3目商工費委託金81万9,000円、4目土木費委託金で62万2,000円 の計上です。 続きまして、16款財産収入1項財産運用収入1目財産貸付収入で1,549万2,00 0円、2目利子及び配当金258万2,000円の計上です。その下のほうで、2項財産売 払収入1目物品売払収入で11万3,000円です。 次の19ページ、20ページをご覧ください。上のほうから、2目不動産売払収入で8 85万円の計上です。 続きまして、17款1項ともに寄附金で1目一般寄附金1,000円、2目指定寄附金で 6,000円の計上です。 次に、18款1項ともに繰入金1目基金繰入金で1,930万円、1,490万円の増で す。2目他会計繰入金7,000円の計上です。 続きまして、19款1項1目ともに繰越金で2,900万円です。前年対比で2,899 万9,000円の増となっておりますが、これにつきましては繰越明許費で平成25年度に 実施した難視聴対策事業などの執行残で増となっております。 次に、20款諸収入1項延滞金加算金及び過料1目延滞金1,000円の計上です。2項 1目ともに町預金利子12万5,000円の計上です。 続きまして、21ページ、22ページをご覧ください。上のほうから3項貸付金元利収 入1目で高齢者等に優しい住宅整備資金貸付金収入で30万円、2目奨学金貸付金収入1, 259万4,000円、3目災害援護資金貸付金収入で1,000円の計上です。4目大樹 町中小企業特別融資事業貸付金収入で7,500万円の計上です。商工費で計上しました中 小企業特別融資事業に係る金融機関の預託金を年度末にここで収入となるものでございま す。 次に、4項受託事業収入1目衛生費受託事業収入で95万円。2目畜産受託事業収入で 5,665万8,000円の増です。次に、5項雑入1目過年度収入で1,000円、2目雑 入432万8,000円計上です。 次に、21款町債1項町債1目臨時財政対策債2億1,300万円、国の地方財政計画に 基づきまして5,500万円の減となっております。2目過疎債6億830万円ですが、こ こでは消防ポンプ自動車の購入費で1,750万円の計上です。 次のページをご覧ください。上のほうからまいりまして、町立病院の改築事業で2億 - 38 - 6,710万円、続きまして町立病院の医業機器等整備事業で5,440万円、晩成温泉施 設木質バイオマス導入事業で4,290万円、森林整備加速化林業再生事業で2,810万 円、そのほか町道整備事業などの主なものでございます。 次に、3目緊急防災・減災事業債50万円ですが、消防広域化の高機能指令センター整 備に対するものでございます。4目辺地債、2,730万円ですが、橋梁長寿命化対策とし まして生花16橋補修事業、さらには防災対策としまして旭浜、浜大樹地区の両地区の避 難道路新設に伴います調査設計費に対するものでございます。 次に、2ページの総括の歳出をご覧いただきたいと思います。 2ページ、歳出ですが、1款の議会費から14款予備費までの歳出合計で、本年度予算 額60億3,300万円、前年度予算額が57億8,900万円、比較で2億4,400万円 の増です。財源の内訳ですが、国道支出金が5億4,928万4,000円、地方債で6億 3,610万円、その他で5億1,623万3,000円、一般財源で43億3,138万3, 000円となるものです。 次に、1ページの歳入をご覧ください。 1款町税から21款町債まで、歳入合計で本年度予算額が60億3,300万円、前年度 予算額57億8,900万円、比較で2億4,400万円の増となるものです。 なお、議案の第23号の最後に一般会計の附属資料としまして、平成26年度に施行す る道路、公営住宅、老人アパートの図面を議案の最後のほうに添付しておりますので、後 ほどご覧をいただきたいと思います。 以上で、平成26年度の一般会計の歳入歳出予算事項別明細書の説明を終わらせていた だきます。 ○議 長 次に、議案第24号平成26年度大樹町国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算に ついて及び議案第25号平成26年度大樹町後期高齢者医療特別会計予算についてまでの 説明を求めます。 田中町民課長。 ○田中町民課長 それでは、議案のほうに一度戻っていただきまして、議案第24号をご覧いただきたい と思います。 議案第24号平成26年度大樹町国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算について、 内容のご説明をいたします。 歳入歳出予算の総額を9億3,300万円と定めるものです。また、一時借入金の最高限 度額は1億円と定めるとし、歳出予算の各項の金額を流用できる場合は2款1項に計上し た療養諸費に係る予算額に過不足が生じた場合に起きる同一款内での経費の各項間の流用 とするものです。 それでは、内容につきまして事項別明細書でご説明いたしますので、国民健康保険事業 - 39 - 会計、9ページ、10ページをお開きいただきたいと思います。 9ページ、歳出。 1款総務費1項総務管理費1目一般管理費、本年度予算額457万9,000円、今回新 たに高齢者受給者証を保険証と同じカードサイズとする経費と国保ラインソフト更新に係 る経費を計上しております。 続きまして、2項徴税費1目賦課徴税費、27万2,000円、3項1目ともに運営協議 会費15万9,000円。 2款保険給付費1項療養諸費1目一般被保険者療養給付費、4億7,800万円、2目退 職被保険者等療養給付費2,900万円。 次のページに行きまして、同じく3目一般被保険者療養費240万円、4目退職被保険 者等療養費10万円、5目審査支払手数料、153万円の計上です。 2項高額療養費1目一般被保険者高額療養費5,100万円、2目退職被保険者等高額療 養費460万円、3目一般被保険者高額介護合算療養費80万円、4目退職被保険者高額 介護合算療養費30万円、療養諸費及び高額療養費につきましては、25年度の療養費の 動向を見て増減しております。 3項移送費1目一般被保険者移送費5万円、2目退職被保険者等移送費3万円。 続きまして、4項出産育児諸費1目出産育児一時金840万円、2目支払手数料1万円。 次のページに行きまして、5項葬祭諸費1目葬祭費30万円。 3款1項ともに後期高齢者支援金等1目後期高齢者支援金1億1,630万円、2目後期 高齢者関係事務費拠出金2万円。 4款1項ともに前期高齢者納付金等1目前期高齢者納付金20万円、2目前期高齢者関 係事務費拠出金2万円。 5款1項ともに老人保健拠出金、1目老人保健医療費拠出金1万円、2目老人保健事務 費拠出金1万円。 6款1項1目ともに介護納付金4,520万円。 次のページに行きまして、 7款1項ともに共同事業拠出金1目高額療養費拠出金2,98 0万円、2目共同事業事務費拠出金1万円、3目保険財政共同安定化事業拠出金8,450 万円。 8款保健事業費1項特定健康診査等事業費1目特定保健審査等事業費675万4,00 0円、2項保健事業費1目保健衛生普及費79万2,000円。 9款公債費1公債費1目利子30万円。 次のページに行きまして、10款諸支出金1項還付金1目一般被保険者保健税還付金5 0万6,000円、2目退職被保険者等保険税還付金5万円、2項繰出金1目直営診療施設 勘定繰出金6,399万8,000円、直営診療施設勘定繰出金につきましては、国及び道 より町立病院の改築に伴い建物と機器に要した費用分をも含めて交付があったものを繰り 出しするものです。 - 40 - 11款1項1目ともに予備費300万円。 次、戻りまして3ページ、4ページの歳入をお開き願いたいと思います。 3ページ、歳入。 1款保険税1項保険税1目一般被保険者保険税、1億9,350万円、2目退職被保険者 保健税721万2,000円。 2款国庫支出金1項国庫負担金1目療養給付費負担金2億1,800万円、2目高額医療 費共同事業負担金745万円、3目特定健康診査等負担金110万円、2項国庫補助金1 目調整交付金5,820万円。 3款1項1目ともに療養給付費交付金、3,000万1,000円。 4款1項1目ともに前期高齢者交付金1億9,100万円。 次のページに行きまして、5款道支出金1項道負担金1目高額医療費共同事業負担金7 45万円、2目特定健康診査等負担金110万円、2項道補助金1目調整交付金7,760 万円。 6款1項ともに共同事業交付金1目高額医療費共同事業交付金1,300万円、2目保険 財政共同安定化事業交付金6,200万円。 7款財産収入1項財産運用収入1目利子及び配当金1,000円。 8款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金6,505万7,000円。 9款1項1目ともに繰越金1,000円。 次のページに行きまして、10款諸収入1項延滞金及び加算金1目延滞金1,000円、 2目加算金1,000円、2項1目ともに雑入32万6,000円。 続きまして、2ページ総括の歳出をご覧ください。 2ページ、歳出。 1款総務費から11款予備費まで、歳出合計、本年度予算額9億3,300万円、前年度 予算額8億5,200万円、比較で8,100万円の増。財源内訳として国、道支出金3億 7,089万8,000円、その他3億6,105万9,000円、一般財源2億104万3, 000円でございます。 次に1ページ、歳入。 1款保険税から10款諸収入まで、歳入合計、本年度予算額9億3,300万円、前年度 予算額8億5,200万円、比較で8,100万円の増となるものです。 続きまして、後期高齢者医療保険特別会計のご説明をいたしますので、議案25号のほ うにお戻りいただきたいと思います。 議案第25号、平成26年度大樹町後期高齢者医療保険特別会計予算について内容のご 説明をいたします。 歳入歳出予算の総額をそれぞれ8,250万円と定めるものです。内容につきましては、 事項別明細書でご説明いたしますので、後期高齢者会計5ページ、6ページの歳出をお開 きください。 - 41 - 5ページ、歳出。 1款総務費1項総務管理費1目一般管理費、本年度予算額141万9,000円、2項徴 収費1目徴収費、1万1,000円。 2款1項1目ともに後期高齢者医療広域連合納付金、19節の負担金補助及び交付金の 保険料等負担金7,806万円の内訳としまして保険料5,106万円と保険基盤負担金 2,700万円を予算化しています。 続きまして、3款諸支出金1項償還金及び還付加算金1目保険料還付金11万円。 4款1項1目ともに予備費30万円。 戻りまして、3ページ、4ページの歳入でございます。 歳入。 1款1項1目ともに後期高齢者医療保険料5,106万円。 2款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金3,122万8,000円、これは保険 基盤安定繰入金として、保険料の軽減分を一般会計から繰り入れるものでございます。 3款1項1目ともに繰越金1,000円。 4款諸収入1項延滞金及び過料1目延滞金1,000円、2目過料1,000円。2項償 還金及び償還加算金1目保険料還付金10万円、2目還付加算金1万円、3項雑入1目雑 入7,000円。 5款広域連合支出金1項広域連合交付金1目高齢者医療制度円滑運営臨時特例交付金、 9万2,000円。 続きまして、2ページの総括、歳出をご覧ください。 2ページ、歳出。 1款総務費から4款予備費まで、歳出合計、本年度予算額8,250万円、前年度予算額 7,720万円、比較で530万円の増。財源内訳として、その他8,220万円、一般財 源30万円でございます。 次に1ページ、歳入です。 1款後期高齢者医療保険料から5款広域連合支出金まで、歳入合計、本年度予算額8, 250万円、前年度予算額7,720万円、比較で530万円の増となるものです。 以上で説明を終わります。 ○議 長 休憩します。 休憩 午後 2時08分 再開 午後 2時20分 ○議 長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 - 42 - 次に、議案第26号平成26年度大樹町介護保険特別会計予算についての説明を求めま す。 佐藤保健福祉課長。 ○佐藤保健福祉課長 それでは、議案のほうにお戻りください。議案第26号です。 議案第26号平成26年度大樹町介護保険特別会計予算についてご説明いたします。 第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6億4,820万円と定めるものです。 第2条は、地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により、2款1項の介護サー ビス等諸費と2項の高額介護サービス費の予算額に過不足が生じた場合は、同一款内で歳 出予算を流用することができるようにあらかじめ定めるものです。 それでは、予算の内容につきまして、事項別明細書でご説明いたしますので、介護保険 会計の7ページ、8ページの歳出をお開きください。 歳出です。 1款総務費1項総務管理費1目一般管理費、本年度予算額1,981万5,000円、こ こでは介護保険事業を担当する2名分の人件費、事務処理の経費を計上しております。対 前年度405万7,000円の減となっています。これは、昨年度において介護保険用サー バー機器一式の導入経費分が本年度減となったものによるものです。 2項賦課徴収費1目賦課徴収費26万円。 9ページ、10ページをお開きください。3項介護認定審査会費1目介護認定審査費、 本年度予算額167万7,000円、2目介護認定審査会費418万1,000円、3目認 定調査費142万4,000円。 2款保険給付費1項介護サービス等諸費1目居宅介護サービス給付費、1億9,375万 円。2目居宅介護サービス計画費3,000万円、3目施設サービス給付費3億1,560 万円、4目福祉用具購入費120万円、5目住宅改修費300万円、6目特定入所者介護 サービス費3,720万円、7目審査支払手数料57万円。2項高額介護サービス費1目高 額介護サービス費1,320万円、2目高額医療合算介護サービス事業費200万円。 次に11ページ、12ページをお開きください。 3款地域支援事業費1項地域支援事業費1目地域支援事業費、本年度予算額2,423万 3,000円。ここでは地域包括支援センターを担当する3名の人件費のほか、13節委託 料で社会福祉協議会に委託しています除雪、配食、移送などの福祉サービスを計上してい ます。 4款基金積立金1項基金積立金1目介護給付費準備基金積立金2万6,000円。 5款諸支出金1項還付金及び還付加算金1目第1号被保険者保険料還付金6万4,00 0円。 次に、歳入につきましてご説明いたしますので、3ページ、4ページをお開ください。 歳入です。 - 43 - 1款介護保険料1項介護保険料1目第1号被保険者介護保険料、本年度予算額1億20 6万1,000円。 2款国庫支出金1項国庫負担金1目介護給付費負担金1億113万8,000円、2項国 庫補助金1目調整交付金4,175万7,000円、2目地域支援事業交付金551万8, 000円。 3款道支出金1項道負担金1目介護給付費負担金9,273万1,000円、2項道補助 金1目地域支援事業交付金275万9,000円。 4款支払基金交付金1項支払基金交付金1目介護給付費交付金1億7,299万1,00 0円、2目地域支援事業支援交付金357万6,000円。 5款財産収入1項財産運用収入1目利子及び配当金2万6,000円。 6款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金1億1,041万3,000円。 5ページと6ページをお開きください。2項基金繰入金1目介護給付費準備基金繰入金、 本年度予算額1,521万9,000円。 7款諸収入1項延滞金及び過料1目第1号被保険者延滞金1,000円、2目第1号被保 険者過料1,000円。2項雑入1目第三者納付金1,000円、2目返納金1,000円、 3目雑入6,000円。 8款繰越金1項繰越金1目繰越金1,000円。 次に、総括2ページ、歳出、2ページをお開きください。 歳出です。 1款総務費から5款諸支出金まで歳出合計、 本年度予算額6億4,820万円、 前年度予算額6億1,970万円、比較、2,850万円の増、財源内訳国庫支出金2億4, 390万3,000円、その他、3億223万円、一般財源1億206万7,000円。 1ページをご覧ください。 総括の歳入。 1款介護保険料から8款の繰越金まで歳入合計、本年度予算額6億4,820万円、前年 度予算額6億1,970万円、比較で2,850万円の増となるものです。 以上で説明を終わります。 ○議 長 次に、議案第27号平成26年度大樹町介護サービス事業特別会計予算についての説明 を求めます。 藤井特養所長。 ○藤井特別養護老人ホーム所長 それでは、議案にお戻りください。 議案第27号でございます。平成26年度大樹町介護サービス事業特別会計予算につき ましてご説明申し上げます。 歳入歳出予算それぞれ3億6,610万円と定めるものでございます。 内容につきまして、事項別明細書でご説明申し上げます。事項別明細書の7ページ、8 - 44 - ページの歳出をお開きいただきたいと思います。 歳出です。 1款居宅介護サービス事業費1項居宅介護サービス事業費1目通所介護費、本年度予算 額5,904万7,000円、前年比812万1,000円の減でございます。ここでは老人 デイサービスセンターの管理運営経費の計上でございます。前年度比較で減額となった理 由といたしまして、デイサービスセンター事務員につきまして、特別養護老人ホーム総務 係長と兼務したことによる減額、また昨年、窓枠改修費、工事請負費を計上しております が、今回、計上がないということでございます。 次に、9ページ、10ページの中段をご覧いただきたいと思います。2目介護予防支援 費でございます。本年度予算額1,866万8,000円、前年比465万6,000円の減 でございます。ここでは、要支援者のケアプラン作成にかかり介護支援専門員2名の人件 費と運営費の計上でございます。 11ページ、12ページの上段、18節ご覧いただきたいと思います。備品購入費で活 動用車両購入費として119万6,000円を計上しております。 次に、11ページ、12ページの中段以降をご覧いただきたいと思います。 2款介護老人福祉施設事業費1項介護老人福祉施設事業費1目介護老人福祉施設費、本年 度予算額2億8,838万5,000円でございます。437万7,000円の増となってご ざいます。ここでは特別養護老人ホームの管理運営経費の計上でございます。 戻りまして、3ページ、4ページの歳入をお開きいただきたいと思います。 歳入です。 1款サービス収入1項介護給付費収入1目居宅介護サービス事業収入、本年度予算額1, 821万1,000円。前年比較68万9,000円の減、2目介護老人福祉施設事業収入、 本年度予算額1億8,395万3,000円で前年比較で441万1,000円の増、主に短 期入所施設介護収入の増額を見込んでいます。 1款サービス収入2項予防給付費収入1目居宅介護サービス事業収入、本年度予算額1, 090万9,000円、179万7,000円の増で、介護予防サービス計画収入の増額を 見込んでおります。 2款分担金及び負担金1項負担金1目居宅介護サービス事業負担金、本年度予算額27 6万7,0000円。2目介護老人福祉施設事業負担金、本年度予算額3,123万5,00 0円。 3款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金、本年度予算額1億1,641万5,0 00円で前年比1,452万6,000円の減でございます。 次に、4款繰越金1項繰越金1目繰越金、本年度予算額1,000円でございます。 次に、5ページ、6ページをお開きください。5款諸収入1項受託事業収入1目介護サー ビス事業収入、本年度予算額5万4,000円。2項雑入1目雑入、255万5,000円。 次に、2ページの総括の歳出をお開きいただきたいと思います。 - 45 - 総括の歳出です。 1款居宅介護サービス事業収入から2款介護老人福祉施設事業費まで、歳出合計、本年 度予算額3億6,610万円、前年度予算額3億7,550万円、比較840万円減となっ てございます。 戻りまして、1ページでございます。総括歳入でございます。 1款サービス収入から5款諸収入まで、歳入合計、本年度予算額3億6,610万円、前 年度予算額3億7,450万円、比較で840万円の減となってございます。 以上で説明を終わります。 ○議 長 次に、議案第28号平成26年度大樹町公共下水道事業特別会計予算について及び議案 第29号平成26年度大樹町水道事業会計予算についてまでの説明を求めます。 鈴木水道課長。 ○鈴木水道課長 それでは、議案にお戻りいただきまして、議案第28号をお開き願います。 議案第28号についてご説明させていただきます。 平成26年度大樹町公共下水道事業特別会計予算についてですが、歳入歳出予算の総額 は、歳入歳出それぞれ3億460万円と定めるものでございます。 第2条では、地方債での起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を第2 表、地方債によるものとするものでございます。 第3条では、一時借入金の借り入れの最高額を1億円と定めるものでございます。 次に、3ページをお開き願います。 第2表、地方債、起債の目的、下水道事業、限度額2,930万円、起債の方法、利率、 償還の方法につきまして一般会計と同様でございますので、省略させていただきます。 それでは、内容につきまして事項別明細書でご説明させていただきますので、事項別明 細書の下水道事業会計の7ページ、8ページのほうをお開き願います。 歳出。 1款管理費1項総務管理費1目一般管理費、本年度予算額1,598万3,000円。前 年度より213万7,000円の増でございます。ここでは主に、13節委託料で下水道台 帳作成業務を隔年で実施することとしてございまして、26年度が実施年となりますこと から、その分の増と23節で消費税分の増額でございます。 2目普及推進費、129万1,000円、2万8,000円の減でございます。 下に行きまして、2項施設管理費1目管渠管理費688万4,000円、18万4,00 0円の増でございます。 2目処理場管理費5,904万9,000円、766万6,000円の増でございます。 次のページ、9ページ、10ページをお開き願います。処理場管理費の続きですけれど も、ここでは13節委託料で終末処理場の施設管理業務でございますが、労務単価の改定 - 46 - と消費税の増税分により増となってございます。 中ほどで、3目個別排水管理費1,153万2,000円、221万8,000円の増でご ざいます。ここでは。13節委託料で個別排水処理施設の維持管理業務ですが、設置件数 の増によるものでございます。 2款事業費1項下水道整備費1目下水道建設費5,213万6,000円、1,844万 1,000円の減でございます。 次のページ、11ページ、12ページをお開き願います。 下水道建設費の続きですが、13節委託料で終末処理場の長寿命化を行うための実施設 計及び建設工事委託業務で25年度では機械施設の更新でございましたが、26年度は電 気設備の更新となり減となるものでございます。 2項個別排水処理施設整備費1目個別排水処理施設建設費、2,273万円、221万円 の増でございます。ここでは、13節委託料と15節工事請費で25年度同様、合併処理 浄化槽10基分の計上でございますが、労務単価の改定と消費税の増税分により増となっ てございます。 3款公債、1項公債費、1目元金1億79万円と2目利子3,409万8,000円で、 前年度より944万6,000円の減となってございます。 4款諸支出金1項繰出金1目一般会計繰出金7,000円、前年度との増減はございませ ん。ここでは、新通歴舟川の樋門の管理人に対する手当について、道との維持管理協定に より分担する分で計上してございます。 5款1項1目ともに予備費10万円。 次に、歳入、3ページ、4ページをお開き願います。 歳入。 1款分担金及び負担金1項負担金1目公共下水道負担金、本年度予算額90万円。2目 個別排水処理事業受益者分担金90万円、前年度より93万円の減。ここでは、公共下水 道受益者負担金の減ですが、住宅新築等の減によるものでございます。 2款使用料及び手数料1項使用料1目公共下水道使用料5,947万2,000円。2目 個別排水処理施設使用料537万8,000円、25万8,000円の増、ここでは個別排 水の使用料ですが25年度中の設置基数の増により増額となるものでございます。 2項手数料1目公共下水道手数料2万円、2目個別排水処理施設手数料1万円。 次に行きまして、3款国庫支出金1項国庫補助金1目下水道国庫補助金1,530万円、 前年度より1,060万円の減でございます。ここでは、歳出で説明いたしました終末処理 場の長寿命化工事に係る補助金で、委託料の減により補助金も減となるものでございます。 4款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金1億9,321万9,000円、517 万2,000円の増でございます。ここでは、一般会計からの繰入金ですが、消費税率の改 定による納付額の増と委託費工事請負費の労務単価などの改定により増となるものでござ います。 - 47 - 5款1項1目ともに繰越金10万円。 下に行きまして、6款1項ともに町債の1目下水道事業費2,930万円、740万円の 減、これにつきましても国庫補助金と同様で委託料の減により起債も減となるものでござ います。 次に、5ページ、6ページをお開き願います。 7款諸収入1項1目ともに雑入1,000円。 次に、2ページの総括の歳出をお開き願います。 総括の歳出で、1款管理費から5款予備費までの歳出合計で、本年度予算額3億460 万円、前年度予算額3億1,810万円、比較で1,350万円の減となってございます。 財源内訳では特定財源で国庫支出金1,530万円、地方債2,930万円、その他2億5, 989万9,000円、一般財源で10万1,000円でございます。 次に、1ページをご覧願います。 総括の歳入で、1款分担金及び負担金から7款諸収入までの歳入合計で、本年度予算額 3億460万円、前年度予算額3億1,810万円、比較で1,350万円の減となるもの でございます。 以上で説明を終わらさせていただきます。 続きまして、水道事業会計を説明させていただきますので、申しわけありませんが議案 の第29号にお戻り願います。 議案第29号についてご説明させていただきます。 平成26年度大樹町水道事業会計予算についてですが、業務の予定量は給水戸数が2, 8073戸、年間総給水量120万1,200立方メートル、1日平均給水量は3,290 1立方メートル。主な建設事業は電気計装設備更新工事、配水管布設工事、検定満期メー ター器更新工事を予定してございます。 第3条では、収益的収入及び収益的支出ですが、収益的収入及び収益的支出額に対する 不足額5,050万円は、過年度損益勘定留保資金で補填するものとし、支出につきまして は5,610万円、収入では4億5,560万円と定めるものでございます。 次のページ、2ページをお開き願います。 第4条では、資本的収入及び支出ですが、資本的収入額及び資本的支出額に対する不足 額1億6,780万円は、過年度勘定留保資金で補填するものとし、支出につきましては1 億8,260万円、収入では1,480万円と定めるものでございます。 第5条では、一時借入金の限度額を1億円と定めるものでございます。 第6条では、議会の議決を経なければ流用することができない経費の職員給与費を3, 161万2,000円と定め、第7条では他会計からの補助金といたしまして、一般会計か らの補助を受ける金額を1億624万6,000円とし、第8条ではたな卸資産の購入限度 額を687万円と定めるものでございます。 3ページから15ページにつきましては、例年、説明を省略させていただいております - 48 - けれども、26年度につきましては地方公営企業会計制度の改定によります移行年度の最 初の年度となりますので、変更分についてのみですが、ちょっと長めになりますけれども、 説明させていただきたい思います。 5ページをお開き願います。 水道事業会計予定キャッシュフロー計算書ですけれども、これは従前、添付しておりま した資金計画書にかわるものでございます。 内容といたしましては、1番の業務活動によるキャッシュフローが主に営業活動におけ る資金の動きとなります。 2番目の投資活動におけるキャッシュフローは、将来に向けた資産の確立に係る資金の 動きとなります。主に固定資産の取得などの資金の動きとなります。 3番目の財務活動によるキャッシュフローは、当年度内における一時借入金などの資金 調達の動きとなります。 次、11ページをお開き願います。 ここでは、注記表でございますが、注記表は水道事業における予算及び決算の会計に関 する書類の作成のために採用している会計処理の基準及び表示方法など明記しているもの でございます。 1番目といたしまして、たな卸資産の貯蔵品評価方法ですけれども、個別方法によって 計上してございます。評価方法は、さのざまな方法がございますが、個別法につきまして はたな卸し資産の全てについて個々の取得価格により評価する方法でございます。 この評価方法につきましては、従前と同様でございます。 次の、固定資産の減価償却の方法になどですが、起債のとおりでございます。 この償却方法につきましても従前と同様でございます。 (3)の引当金の計上についてですが、引当金は将来の特定の支出などに備えるために 計上すべき費用で。退職給付引当金は会計制度の見直しにより計上することになりました が、①に記載のとおり、この費用は一般会計で負担することとしているため、水道事業会 計では計上してございません。 また、賞与と法的複利費引当金につきましては、26年度内に支払い義務が発生するも のですので、②のとおり計上してございます。 次に、2番目の予定貸借対象表に関する注記でございますが、これまでは減価償却を行 うに当たり、見なし償却制度を適用しまして補助金などに係る費用は資本剰余金として整 理しておりましたが、会計制度の見直しにより長期前受け金として繰り延べ収益に整理す るものでございます。 以上、簡単ではございますが地方公営企業会計制度の改定によります変更分についての 説明とさせていただきます。 続きまして、収入及び支出の内容を事項別明細書により説明させていただきますので、 水道事業の事項別明細書の3ページ、4ページをお開き願います。 - 49 - 収益的収入及び支出の支出の部。 1款水道事業費用1項営業費用1目原水及び浄水費、本年度予算額8,384万円。前年 度より812万円の増でございます。ここでは修繕費の施設修繕で25年度の保守点検に より発見した不在箇所の修繕を行うもので増となってございます。 5ページ、6ページをお開き願います。2目配水及び給水費、本年度予算額1,342万 2,000円。前年度より384万4,000円の増でございます。ここでは委託料で漏水 調査費用とその調査により発見されます漏水箇所の修繕を行うための修繕費を計上してい るもので増額となるものでございます。 3目総係費3,193万8,000円、 636万4,000円の減でございます。 ここでは、 地方公営企業会計制度の改定により、賞与引当金と法定福利費引当金の繰入額を計上して ございます。 次の7ページ、8ページをお開き願います。 ここでは、総経費の続きでございますが、25年度に水道会計料金システムの更新させ ていただきましたことより、委託料及び賃借料が減となってございます。 下に行きまして4目減価償却費、本年度予算額3億3,030万円、前年度より8,15 0万円の増でございます。 ここでは、減価償却費ですが、会計制度の会計により、補助金などの分も含めて減価償 却することになったために増額となるものでございます。 5目資産減耗費550万円、140万円の増でございます。 次のページ、、9ページ、10ページをお開き願います。2項営業外費用1目支払い利 息及び企業債取り扱い諸費、本年度予算額3,300万円、前年度より210万円の減でご ざいます。 2目消費税費630万円、270万円の増でございます。 3目雑支出10万円。 3項特別損失1目その他特別損失150万円、これにつきましては、会計制度の改定に よるもので、6月に支給します賞与の基礎となる昨年12月から本年3月までの賞与相当 額を更生複利費相当額について、今年度のみ計上しているものでございます。 4項予備費、1目予備費、20万円、前年との同期はございません。 次に1ページ、2ページをお開き願います。 収益的収入及び支出の収入の部。 1款水道事業収益1項営業収益1目給水収益、本年度予算額2億4,410万円、前年度 より90万円の減でございます。これにつきましては、営農用計画数の減と家事用契約の うち、個別への移行が増えることにより、使用水量が減となる見込みでございまして、弱 化の減は見込んでございます。 2目手数料34万円。3目負担金1,091万5,000円、前年度より93万5,000 円の減でございます。 - 50 - 4目その他の営業収益4万5,000円です。 下に行きまして2項営業外費用1目受け取り利息及び配当金95万3,000円、 2目一 般会計補助金1億624万6,000円、700万1,000円の減でございます。これに つきましては、地方交付税で措置されます高料金対策費等で、搬出基礎となる基礎額の変 更によるものでございます。 3目長期前受け金戻入、9,300万円、これにつきましては会計制度の改定により当年 度の減価償却に係る補助金等の分について繰り延べ収益から繰り入れるものでございま す。 4目財収益1,000円。下に行きまして損益勘定留保資金、5,050万円、次に13 ページ、14ページをお開き願います。 資本的収入及び支出の支出の部。 1款資本的支出1項建設改良費1目固定資産取得費、今年度予算額6,550万円、前年 度より90万円の増でございます。ここでは14ページ、下から2段目に記載してござい ます工事請負費で、昨年度は配水管工事1カ所を計上してございましたが今年度は2カ所 分を計上し、増額となるものでございます。 この工事カ所につきましては、議案の最後のページに工事地図を添付してございますの で、後ほどお目通しをお願いいたします。 次に、15ページ、16ページをお開き願います。 2目消火栓整備費、本年度予算額600万円、次に行きまして2項配水管保障工事費、 1目配水管保障工事費、本年度予算額950万円、前年度より70万円の減でございます。 ここでは、工事請負費で幸町団地10号線改良舗装工事に伴う配水管移設工事を計上し てございますが、先ほどの工事と同じく議案の最後のページに添付してございます工事地 図に工事地図に工事位置を記載してございますので、後ほどお目通しをお願いいたします。 3項量水器整備事業費、1目量水器整備事業費、1,120万円、470万円の増でござ います。 ここでは、検定満期メーターの更新に係る経費ですけれども、25年度の更新個数18 1個から、26年度は306個の更新と増加することから、増加するものでございます。 4項企業債償還費1目企業債償還費9,040万円、280万円の増でございます。 これにつきましては、23年度に借り入れました記載の元金償還開始により増額となる ものでございます。 次に、11ページ、12ページをお開き願います。 資本的収入及び支出の収入の部。 1款資本的収入1項工事補償金1目工事補償金、本年度予算額880万円、前年度より 140万円の減でございます。 2項工事負担金1目工事負担金600万円、ここでは老朽消火栓工事に係る一般会計か らの負担金を計上してございますが、前年度の増額増減はございません。 - 51 - 損益勘定留保資金1億6,780万円でございます。 以上で、説明を終わらせていただきます。 ○議 長 次に、議案第30号平成26年度大樹町立国民健康保険病院事業会計予算についての説 明を求めます。 黒川病院事務長。 ○黒川病院事務長 それでは、議案第30号平成26年度大樹町立国民健康保険病院事業会計予算について ご説明いたします。議案のほうの30号をご覧ください。 第1条、平成26年度大樹町立国民健康保険病院事業会計の予算は、次に定めるところ による。 業務の予定量、第2条、業務の予定量は次のとおりとする、1号、病床数52床、2号、 年間患者数入院、1万7,520人、外来3万5,52人、3号1日平均患者数、入院48 人、外来145人、この数字は前年と同様の数字を計画してございます。 第3条、収益的収入及び支出の予定額は次のとおりとする。 収入第1款、病院事業収益10億8,090万円、1億3,780万円の増でございます。 支出第1款病院事業費用、13億1,690万円、3億7,380万円の増でございます。 収入に対して支出が2億3,600円、超過しておりますが、これは固定資産除却損、2 億250万円と賞与法定福利費引当金相当額の特別損失によるものであり、公営企業施行 令で定めている現金支出を伴わない費用については、予算を超過して支出することが認め られているという規定に該当するものでありますので、赤字予算としているものでござい ます。 続きまして、第4条、資本的収入及び支出の予定額でございますが、次のとおり定める。 (資本的収入が資本的支出に対して不足する額438万円は、過年度分損益勘定留保資金 から補填するものとする) 収入、第1款資本的収入。7億2,275万8,000円、1億1,954万2,000円 の減でございます。 支出、第1款資本的支出。7億2,713万8,000円、1億1,786万2,000円 の減でございます。 それでは、2ページをご覧ください。 第5条、継続費につきまして、病院改築事業の工事費が平成25年度と26年度に確定 しておりますので、27年度の外構工事は7,476万円を見込んでおります。 13ページに継続費の調書がございますので、後ほどご覧ください。 本年は、現在の病院の解体工事がありますので、参考としてそちらの表には掲載してご ざいます。継続費には掲載してございません。 第6条、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還のほうほうは次のとおりと定 - 52 - める。 起債の目的、建設改良事業。限度額3億2,160万円、起債の方法、利率、償還の方法 は一般会計と同様ですので説明は省略いたします。 第7条、一時借入金の限度額は、前年度と同額の3億円と定めます。 第8条、議会の議決を経なければ流用することができない経費を、第1号給与費、6億 6,032万円。 2号公債費20万円を定めます。 第9条、他会計からの補助金、一般会計からのこの会計の補助を受ける金額は、前年と 同額の3億5,000万円と定めます。 第10条、たな卸資産購入限度額は、1億4,238万円と定めます。 3ページから19ページまでは説明を省略させていただきます。キャッシュフロー、注 記表につきましても、先ほど水道会計で説明がありましたので、省略させていただきます。 予算の内容につきましては、事項別明細書によりご説明いたしますので、事項別明細書 の3ページ、4ページをご覧ください。 収益的収入及び支出、支出の部。 1款病院事業費用第1項医業費用1目給与費、昨年と同数の44名を見込んでおります。 採用対象などで150万円の増となってございます。 手当、1億1,369万7,000円、1,984万円の減でございまして、これは水道会 計でも説明がありましたけれども、期末勤勉手当の一部が賞与引当金のほうに移るための 減額でございます。 次のページをご覧ください。賃金につきましても、賃金に含まれている手当の分の期末 勤勉手当分が賞与引当金のほうに移行する分がございますので、1億1,320万6,00 0円、539万6,000円の減となっております。 人数につきましては、47名を見ておりまして、昨年よりも1名の増となってございま す。 賞与引当金繰入額、手当と賃金から先ほど減額した分をこちらに移行したものでござい まして、来年の手当に跳ね返るというか、来年の手当分を見ている分でございます。12 月から3月までの期間分を見ているということでございます。 報酬でございます。3,899万円、528万円の増でございます。昨年、出張医の報酬 が550万円、委託料で計上していたものが、ことしは委託料では計上せずに報酬で見て おりますので、元に戻ったという形でございますけれども、その額分の増でございます。 法定福利費1億4,369万1,000円でございます。 法定福利費引当金繰入額480万円、これは新規でございますけれども、先ほどの手当、 賞与引当金と同様の理由でございます。 2目材料費、1億4,438万円、664万円の増でございます。 薬品費、8,280万円、720万円の増でございます。月額60万円程度の増額を見て - 53 - おります。これは実績からでございます。 診療材料費4,540万円、80万円の減でございます。こちらは、物価が上がったり消 費税が上がっているのですけれども、その中にあって新病院では酸素ボンベを使って、今 現在、酸素ボンベを使っているのですが、新病院は液体酸素を使いまして、液体酸素ボン ベから全病室に配酸されるということでございまして、液体酸素になりますと酸素の単価 が下がるということの影響額でございます。 次のページをご覧ください。 給食材料費1,418万、医療消耗備品費200万こちらには今回、改築します病院の改 築に伴う消耗備品費を計上してございます。50万円計上してございます。 これは、先ほど酸素の吸引瓶など、これは工事では見られませんので購入するものでご ざいます。 3目経費、1億7,299万円、5,903万円の増でございます。旅費、交通費250 万8,000円、職員被服費101万円、消耗品費470万円、こちらの消耗品では病院の 改築に伴いまして150万円の増を見ております。 こちらはカルテ、今、カルテがあいうえお順で並んでいるのですけれども、今度はコー ド管理に移行するためのファイル等々の購入費でございます。 消耗備品費、4,946万円、こちらでも病院改築関連の消耗備品としまして4,780 万円を見込んでおります。机、椅子、冷蔵庫などでございます。 光熱水費1,278万円、こちらは対前年438万円の増でございます。電気料798万 円、これは378万円の増でございます。水道料282万円、42万円の増、下水道19 8万円、18万円の増でございます。 今、ボイラーで賄っている部分も相当量、電気のほうに移るということと、それから冷 房が入りますので、その分の電気が多く使われるということでございます。 燃料費1,380万5,000円、こちらは546万3,000円の減でございます。先ほ ど申したように電気のほうに移行する部分が多くなりまして、燃料の消費が下がるという ものでございます。 また、プロパンガスは、新病院になりますとプロパンガスを使いませんで、電子調理器 になりますので、プロパンガスは移行までの分ということでございます。 食料費、36万円、こちらは30万円の増でございまして、病院改築関連で引っ越し、 あるいは開院記念式等の経費を見ております。 印刷製本費、165万6,000円、通常の用紙の印刷に加えまして、新しい病院のパン フレット、あるいは新しい病院の入院案内を見込んでおります。 修繕費590万円、これは例年どおりです。 保険料176万7,000円、賃借料1,071万8,000円、通信運搬費、159万5, 000円でございます。 委託料6,493万8,000円、こちらは1,157万3,000円の増でございます。 - 54 - 改築関連で1,180万円見込んでございまして、今ある医療機器の移設調整費用が結構、 多額なものになっているのと、引っ越し等々に係る養生の経費なども計上してございます。 病院の清掃業務委託料を440万7,000円見ておりまして、1階部分の清掃の今、直 営でやっておりますけれども、こちらを委託に切りかえたいなと考えているところでござ います。 諸会費、昨年と同額の93万1,000円、交際費20万円、雑費で66万2,000円 でございます。 次のページをご覧ください。 4目減価償却費、1,702万円、1,064万円の減でございます。こちらは、今の病 院解体されることに伴ってなくなる資産の分が減額になるというものでございます。 構築物減価償却費42万円、機械備品減価償却費、1,300万円でございま。 5目資産減耗費、1万円、237万の減でございます。これは、固定資産の除却費が特 別損失のほうに移行することによる減でございます。 6目研究研修費327万円、15万の増でございます。図書費48万1,000円、旅費 219万6,000円、研究雑費59万3,000円、ほぼ前年と同様でございますが、研 究雑費の中には会員に伴っての記念講演会などもやりたいなと思っておりまして15万円 見込んでおります。 2項の医業外費用1目支払い利息及び企業債取り扱い諸費567万円、158万円の増 でございます。企業債利息177万円、これは平成25年度に借り入れた改築事業の企業 債の4億4,580万円分の利息などでございます。 一時借入金利息、390万円、これは3億円の借り入れの利息分を見てございます。 2目患者外給食材料費121万円、雑損失看護師確保経費53万円、これは3年前にお 貸しした看護師確保資金ですけれども、3年たちましたので返還を免除するということに よる補填53万でございます。 不用品売却原価5,000円でございます。 次のページをご覧ください。 その他損失9万5,000円となってございます。4目消費税公課費70万円でございま す。 3項特別損失1目固定資産除却損2億7,700万円、これは皆増でございます。固定資 産除却費、旧病院の解体撤去費が7,450万円、こちらは支出を伴うものでございます。 それと、固定資産除却損、これは支出を伴わないものでございます。 資産がなくなりますので、残存価格が損金として出てくるというものでございます。 2目その他特別損失、3,350万、皆増でございます。こちらは、賞与引当金相当額、 法定福利費引当金相当額ということで、先ほど水道会計でも説明がありましたけれども、 この会計制度の最初の年だけ穴が空きますので、その分を補填して支給するというもので ございます。 - 55 - 4項予備費1目予備費20万円、同額でございます。 それでは、1ページ、2ページをご覧ください。 収入の部でございます。 1款病院事業収益1項医業収益1目入院収益、3億690万、2目外来収益、2億5, 550万、3目その他医業収益、2,680万、ほぼ前年同様でございまして、実績見まし て若干の増減はしてございます。 2項医業外収益1目受取利息配当金9万円。2目他会計負担金6,337万円、これは改 築関連の消耗備品費の購入に充てる金額でございます。3目他会計補助金、3億5,000 万、これは昨年と同様でございます。4目患者外給食収益65万、これは同額でございま す。5目長期前受け金戻入150万、これは水道でも説明しましたのと同様ですが、減価 償却費の補助金部分の補填でございます。 6目その他医業外収益159万。 3項特別利益1目他会計負担金7,450万、これは一般会計負担金で旧病院の解体撤去 費負担分7,450万でございます。 続きまして、収益的収支についてご説明いたしますので、17ページ、18ページをご 覧ください。 資本的収支、支出の部。 1款資本的支出1項建設改良費1目有形固定資産購入費、1億2,640万、対前年1億 1,500万の増でございます。機器及び備品購入費ということで1億2,640万見込ん でございます。 2目施設費5億9,635万8,000円、2億3,454万2,000円の減でございま す。これは、継続費で行っております設計の委託料と、それから工事の請負費でございま す。 2項貸付金1目貸付金438万円、168万円の増でございます。これは看護師就業支 援金貸付金でございまして4名分を見ております。去年は2名分だったのですが、ことし は4名分を見込んでございます。 続いて歳入について説明しますので、15、16ページをご覧ください。 収入の部。 1款資本的収入1項一般会計負担金1目一般会計負担金、3億3,716万円、8,27 1万円の減でございます。こちらは、機器及び備品購入の負担金、あるいは委託料の負担 金、工事請負費負担金を見込んでございます。 2項国庫支出金1目国庫補助金、4,413万7,000円、4,151万2,000円の 増でございます。これは国保診療施設整備費補助金としての補助金でございます。 3項道支出金1目道補助金、 1,986万1,000円、 1,868万円の増でございます。 これは、国庫補助金と同様でございます。 4項企業債1目企業債、 3億2,160万円、9,702万4,000円の減でございます。 - 56 - こちらは、機器及び備品購入費、それから町立病院の管理委託業務、町立病院改築工事の 財源としての企業債を見込んでございます。 損益勘定留保資金、こちらは看護就業資金に充てる部分でございますけれども、438 万円を見込んでございます。 以上でございます。 ○議 長 以上をもって、議案第23号から議案第30号まで、8件の提案理由及び内容の説明が 終わりました。 ◎延会の議決 ○議 長 お諮りいたします。 本日はこれにて延会とし、あす6日から10日まで休会とし、11日より再開したいと 思います。これにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本日は、これにて延会とし、あす7日から10日まで休会とし、11日より再 開いといたします。 ◎延会の宣告 ○議 長 本日は、これで延会します。 延会 午後 3時20分 - 57 - 平成26年第1回大樹町議会定例会会議録(第3号) 平成26年3月11日(火曜日)午前10時開議 ○議事日程 第 1 会議録署名議員指名 第 2 一般質問 ○出席議員(12名) 1番 加 藤 明 浩 2番 齊 藤 徹 3番 杉 森 俊 行 4番 松 本 敏 光 5番 西 田 輝 樹 6番 柚 原 千 秋 7番 福 岡 孝 道 8番 髙 橋 英 昭 9番 志 民 和 義 11番 安 田 清 之 12番 鈴 木 千 秋 ○欠席議員(1名) 10番 阿 部 良 富 ○地方自治法第121条により出席した者の職氏名 町 長 伏 見 悦 夫 副 町 長 酒 森 正 人 総 務 課 長 北 林 博 美 企 画 課 長 布 目 幹 雄 町 民 課 長 田 中 健 児 税 務 課 長 農林水産課長 郷 原 憲 治 保健福祉課長 佐 藤 彰 森 博 之 兼町営牧場長 商工観光課長 兼地場産品研究 センター所長 水 道 課 長 兼 大 樹 下 水 終末処理場長 松 本 清 隆 建 設 課 長 高 橋 教 一 会 計 管 理 者 鈴 木 敏 明 病 院 事 務 長 黒 川 教 育 委 員 長 辻 本 正 雄 学校教育課長 吉 岡 信 弘 高 田 末 雄 出 納 課 長 老人ホーム所長 兼老人デイサービス センター所長 教 育 長 学 校 給 食 豊 藤 井 賢 嗣 小 林 文 雄 神 山 保 博 センター所長 社会教育課長 小 森 力 農業委員会会長 鈴 木 善 雄 角 倉 和 博 代表監査委員 澤 尾 廣 主 上 田 昌 弘 兼 図 書 館 長 農業員会事務局長 美 ○本会議の書記は次のとおりである。 事 務 局 長 山 下 次 男 - 1 - 査 開議 午前10時00分 ◎開議の宣告 ○議 長 ただいまの出席議員は、11名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。 ◎日程第1 会議録署名議員指名 ○議 長 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により、議長において、 6番 柚 原 千 秋 君 7番 福 岡 孝 道 君 8番 髙 橋 英 昭 君 を指名いたします。 ◎日程第2 一般質問 ○議 長 日程第2 一般質問を行います。 質問の通告がありますので、これより発言を許します。 初めに、8番髙橋英昭君。 ○髙橋英昭君 おはようございます。きょうは3月11日ということで、東日本大震災から3年目を迎え ました。この地震では多くの被害者が発生しまして、多数の犠牲者が出ました。亡くなられ た方のご冥福と、それからご遺族にお悔やみを申し上げます。また、被災地の一日も早い復 旧、復興をお祈り申し上げます。 それでは、質問をさせていただきます。運転免許証自主返納支援事業の考えはということ で、町長にお願いいたします。 昨今、運転免許証を自主返納する高齢者が増加傾向にあります。車社会の中で運転免許証 は必要不可欠ですが、加齢とともに車の運転を自粛して、悲惨な交通事故に遭遇しないため の防衛手段だと評価しているところでございます。都市部と違って、地方や農山村部では車 こそが唯一の交通手段で、 免許証を返納することは相当な決断を要することだと察しており ます。そこで、運転免許証の自主返納者に対して町で支援する事業を考えてはどうか。具体 的には、 多くの自治体で実施している路線バスの半額助成などや町独自の事業が展開できな いかを伺います。 - 2 - ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 それでは、髙橋議員の、運転免許証の自主返納者の支援事業の考え方についてお答えをい たしたいと思います。 運転免許証の自主返納につきましては、加齢による身体機能だとか、また判断能力の低下 に伴いまして、運転に大変不安を感じる高齢者、そしてまた、交通事故を心配するご家族な どが増加していることから、平成10年の道路交通法の改正によりまして、これが制度化さ れたというような経過でございます。警察庁の資料によりますと、高齢ドライバーによる交 通事故の発生件数は、過去10年で3割程度増加しているというようなことで、今後もドラ イバーの高齢化が進んでいくことが考えられますし、有効な制度だと思っております。 一方、 公共交通機関が少なく、車社会である地方の住民にとっては、運転免許証を返納するという 場合は、日常生活の移動が不便、または不自由さを伴うのかなと思っております。 議員のご質問であります、このような不便な、また不自由を解消するための支援策等の措 置についてですが、町内と町外の移動に分けてご説明をしたいと思います。 最初に、町内での移動でございますが、ご存じのとおり、本町では、スクールバスを利用 したふれあいバス、そしてまた通院バスを無料で運行しております。その運行ルートは、利 用者の希望を可能な範囲でお聞きしながら決定をしているというような現状でございます。 スクールバスを利用しての運行のため、時間的な不自由さはあろうかなと思いますが、ある 程度ご理解をいただいているものと考えております。また、町内の医療機関への通院のため の支援措置としては、 大樹町高齢者通院交通費助成に関する条例に基づきましたタクシー利 用券の交付制度もございます。これはわずかですけれども、1人年額1万2,000円と、 所要の予算を確保しているところでもございます。 本町から町外への移動についてですが、十勝管内で有償の運送を行っております十勝バス 及び拓殖バスでは、運転免許証を自主返納された方を対象とした、料金の割引制度を設けて おります。具体的には、運賃を支払うときに、この運転経歴証明書を提示することによって 半額になるというもので、これは平成23年5月にスタートいたしまして、本町におきまし ても、広報たいきでもお知らせをしているところでもございます。 町独自の支援措置についてですが、運転免許証自主返納者に限った施策は、今講じており ませんが、例えば、管内では、コミュニティバス利用料の割引、運転免許証に代わる身分証 明書としての住基カードの発行手数料、これは500円かかるようですけれども、これらの 免除が一部自治体で講じられております。 運転免許証の自主返納者の人数の把握等は、私どもは今行っておりませんが。今後、増加 することが見込まれますことから、要望があれば、このような支援措置のほか、運転免許証 の返納者であることを証明する運転経歴証明書の取得費用、これは1,000円かかるそう です、これの助成なども検討していきたいと思っております。 - 3 - いずれにしましても、町内の移動の円滑化に向けては、第5期の総合計画においても利便 性の高い新たな公共交通の確保を掲げておりまして、安全・安心なまちづくりを進めるため の今後の大きな施策課題の一つとして認識をしておりますので、 ご理解をいただきたいと思 います。なお、十勝バスの運賃割引制度につきましては、また近日中に改めて、広報紙等で お知らせをしたいと考えております。 ○議 長 髙橋英昭君。 ○髙橋英昭君 バス運賃の半額割引制度はバス会社の事業ということで、 私の認識に一部誤りがありまし たので訂正させていただきます。正確には、十勝バス、拓殖バスを利用した際に、運転経歴 証明書を提示すると運賃が半額になるというものでございます。広尾町などでは、この運転 経歴免許証明書を無料交付しているという実績になっております。 そこで、まず、運転免許証の自主返納者の人数ですが、平成25年、1年間、広尾署管内 では10名だそうです。うち、大樹町が3名、広尾町が7名ということだそうでございます。 この人数は手続を済ませた方の実績であって、実際には免許証を失効、更新していなかった という数は、 もっと多いのではないかと思います。 広尾町の自主返納者7名から推測すると、 大樹町の免許証の失効者数は、5ないし6名ぐらいはいるのではないかなと思います。そう なると、大樹町の場合は3名の方が自主返納しているわけですけれども、残りの3名ぐらい は、この制度を知らなかったか、あるいは、知っていても更新しなかったという結果かなと 思ってございます。 近々、広報紙等で改めてPRしたいとのことでございます。ぜひそうしていただきたいの と、機会あるごとに、老人会の集まり等で、口頭で周知願えればいいのかなと思っておりま すけれども、その辺についてどんなものでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 何点かご質問がありました。まず、人数の関係なのですけれども、私は広尾町にちょっと 確認したら、余りこういうことは話はできないぞということだったのですけれども、今おっ しゃるようなことです。私は、まだいらっしゃるのかなと思っています。私が覚えているだ けでも、まだいるのですけれども、これはやはり、家族が免許証を持っている、取ったとか、 または、今おっしゃった更新を流したとか、そういうようなことかなと思っております。 今後、これらの制度の周知というのは、やはり年に1回では、ちょっと足りないのかなと 思っていますので、これはやはり何回かの周知をしながら、こういう制度もありますよとい うようなことでの周知を図っていきたいなと思っておりますし、議員おっしゃるように、機 会あるごとということですので、私もよく、こういう高齢者の集いに出ますので、そのとき には、今後も、このようなことがあるよと、できれば、返納しながら、こういう制度を利用 - 4 - してくれということのPRは努めていきたいなと思っております。 ○議 長 髙橋英昭君。 ○髙橋英昭君 有効的な手段として、もう一つつけ加えておきます。高齢者と一番接する機会があるのは 保健師さんでございます。保健師さんが健康相談の際に、そういったことも助言していただ くのも有効かなと考えます。保健師さんの言葉には説得力があります。高齢者からの信頼度 も抜群でございます。ですから、文書だけでなく言葉で伝える、そういった行為が高齢者に とって温もりのある対応かなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 次に、運転経歴証明書の取得の助成を検討したいとのことでした。これは、検討ではなく 費用の助成をすると、明快なお答えをいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 いろいろと制度的なことは、 総合計画の中にもコミュニティバスの運行云々ということも ございますし、先ほど私が申し上げましたように、この取得費用についても、できるだけ早 い時期に、このことは実施をしていきたいなと思っております。 ○議 長 髙橋英昭君。 ○髙橋英昭君 次に、町長から町内の郡部から市街地への移動についてのお話がありました。その中で、 まず、ふれあいバスや通院バスですが、スクールバス等を利用して、郡部に住んでいる方の 市街地への移動に運用しているということでございました。また、利用者の希望も、可能な 限り受けているということですので、そのことからも、現状では最善の方策かなと評価して おります。また、通院タクシーですが、利用者からも大変感謝の声を聞いております。26 年度予算でも、50人分60万円が計上されております。年間1万2,000円で、額も妥 当かなと、そんなふうに思っております。ぜひこの事業は、これからも継続、そして拡充を 図っていただきたいと思っておりますけれども、いかがでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 バスの運行については、本当に待ち時間が多い云々というような、当初、そういうお話も 聞きましたけれども、やはり高齢者の方々も、ある一定の時間を商店あたりでつぶしている というようなことで、大変今のところもご迷惑もかけ、長い時間待たせているということも あり得るのかなと思っておりますし、そういうことも聞いております。それを即また運行す るということにもなかなかならないので、機会あるごとに、このことはまたお願いしながら - 5 - 今まで進めてきているところでもございます。今後も余り不満のないように取り組みをして まいりたいなと思っておりますし、また、タクシーの助成も、一部では、ちょっと安いぞと いう話も聞かされております。これも、ずっと数年、行革を進めてから、ずっとこの額が来 ているものですから、今後、これらのことについても、若干、タクシーも今値上がりする云々 ということもありますので、そういうことも含めて、今後検討されていく時期も来るのかな と思っております。 ○議 長 髙橋英昭君。 ○髙橋英昭君 今、額についてお話がございました。私は、薄く広く、そういったことを希望したいと思っ ております。 ところで、これらに該当しない、いわゆる交通難民、これは意外と、まち中に住んでいる 人に多いのではないかなと、そんなことを感覚的に持っております。感覚的というのは、た だ単に市街地より、 中心部より離れているという思い違いがございます。遠距離地域として、 川北4行政区、緑苑、幸町、南町、麻友行政区などが挙げられます。路線バスを利用する手 もございます。ただ、バス停までの距離が遠い、そんな不便さも、地域によってはあるのか なと考えます。バス停までの距離の設定によって変わってきますが、実際の交通難民をはっ きり把握していないのも、これまた事実かなと思います。そこで、その地域内で本当の交通 難民が何名いるか、そういった実態調査を一度してみる必要があるように思います。その上 で、次のステップの、交通難民の交通手段をどう考えるか、そういう検討をしていくべきか なと思います。そのことを踏まえて、実態調査はしていただけますか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 交通難民というか、いろいろと、老人福祉計画、また介護福祉計画の中でも、ある程度の 一定のアンケート、または調査もしております。ただ、今、議員もおっしゃるように、川北 地区、病院へ行くのには、その地域はまた近いのですね。こちらの双葉町とか柏木町方面は、 逆にまた遠くなると。そういうことからいくと、あっちを立てれば、こっちが云々というこ とですから、私も先ほど申し上げましたように、今回の総合計画の中でも、できれば、来年 度からでも、早い時期に、やはりまちの中を走るコミュニティバスといいますか、他町村の 今やっておられるような、そういうようなことも必要な時期に来ているのかなと。それを高 齢者に向けると、逆に今度は、子供さん方が通学でどうするのだというような話も出てきま すので、これはどういうことで、両方立てれば一番いいのですけれども、やはり今の高齢者 に向けた対策としては、私としては、やはり巡回的なバスをきちんと、まちの中を、午前中 1回、午後1回程度で走らせるというようなことが一番ベターなのかなと思っております。 これは、方面ごとに、午前中と午後に分けたりという、いろいろな方法がありますから、そ - 6 - ういうような施策で今後取り組んでいきたいなと思っています。機会があれば、そういう方 が実際に何人いらっしゃるのか、今、私たちも、いろいろと議会の皆さん方からご提案のあ る、コンパクトなまちづくりということの中では、やはり歩いて行ける、そういうような施 設づくりもしていかなければならないということも考えていますので、そういうこともあわ せながら、今後検討されていく時期が来るのかなと思っております。このことは、私たちも 早急に検討したいと思っております。 ○議 長 髙橋英昭君。 ○髙橋英昭君 コミュニティバスの運行、これが一番ベターなのですけれども、実際に今すぐはできない と思うのですよ。そういった意味で、調査して、本当に必要な方にはタクシー券だとかそう いったことも考えられますし、そういったことで調査をしていただきたいと思います。 バス路線が、236号線、この近辺に住んでいる方は、たとえ柏木町であっても、それを 利用すれば交通難民ではないと思うのですけれども、例えば、一番遠いと思われる本町の一 番奥ですね、1キロぐらいありますよね、双葉町だとか。この方がバス停まで来るといった ら、相当大変なことだと思います。それから、新通でも結構遠いです。ですから、そういっ た地域をちょっとチェックしてみてはどうかと思うのですけれども、その辺をもう一度。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 いろいろ、コミュニティバスのことについては、今、議員おっしゃるようなことを検討し ながら、第5期の総合計画の中でも組み入れておりますので、これは実施をしていく時期が 来るかなと思っております。 ○議 長 髙橋英昭君。 ○髙橋英昭君 それでは、将来的にはコミュニティバスの運行をお願いしたいと思います。 以上、交通弱者である高齢者の交通手段について質問をさせていただきました。高齢者の 自宅引きこもりを少しでも解消して、元気で老後を過ごしていただきたいと、そう思ってお ります。そして、大樹に住んでよかったと、そんな実感ができるまちになることを期待して、 質問を終わります。 ○議 長 次に、5番西田輝樹君。 ○西田輝樹君 それでは、通告してあります、3点ありますが、その中の初めの通告であります、子育て 環境の整備についてをお伺いしたいと思います。 - 7 - 現在、どの地域においても重要な施策として、子育て環境の整備があるのではないかと思 います。多くは、保育所の待機児童の解消を初めとして、種々、各町村、子育て環境を、市 町村独自で行っている自治体もありますし、 まずは待機児童の解消ということで頑張ってい る町村もあります。そこで、大樹町においても、独自の政策を行い、子どもを産み、育てや すい環境を町として行う考えがあるか、町長の考え方を伺いたいと思います。また、新たな 実施の考えがあるならば、可能と思われる現時点での事業についてもお知らせ願います。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 それでは、1点目の、西田議員の、子育て環境の整備についてお答えをいたします。 議員もご承知のように、児童福祉法により、保育の必要な児童を保育する義務は市町村が 負うということで規定されているところでありまして、市街地は、昭和48年より大樹福祉 事業会が保育業務を委託しております。郡部は、現在、町立で尾田保育所、旭保育所を設置 しております。過去に設置しておりました地域では、園児バスの運行により市街地に通園を お願いしているというところでございます。また、平成9年より、子育て支援センターを同 じく大樹福祉事業会に委託をし、育児相談、わんぱくクラブ、子育てサロン、子育てハガキ 通信などを実施していただいております。その他といたしましては、児童手当、乳幼児等医 療給付事業を行っており、母子保健としましては、妊婦の健康診査費用の助成、乳幼児の健 康診査、そして、保健師、栄養士、歯科衛生士による健康相談や健康教育、訪問等、きめ細 かく実施しております。 子育て支援につきましては、 国において社会保障と税の一体改革の中に子育て支援が位置 づけられ、子ども・子育て支援関連3法の新制度を設けて、恒久財源の確保が決定されてお ります。この3法の趣旨は、乳幼児の学校教育と保育、地域の子育て支援を総合的に推進す るということにしております。なお、この新制度が本格的に動き出すのは、早ければ27年 度となっております。これを受けまして、町といたしましても、大樹町子ども・子育て支援 会議を昨年設置をいたしました。この支援会議では、子ども・子育て支援事業計画の策定に 関し意見を述べることや、 施策の総合的な推進に関し、実施状況を調査、 審議することとなっ ております。また、子ども・子育て支援事業全般について町民の意見が反映されるよう、支 援会議の委員には、子どもの保護者、事業主及び労働者を代表とする者、子ども・子育て支 援に関する事業に従事する方などに委員をお願いをしております。現在、子ども・子育て支 援事業計画を策定するに当たり、ニーズ調査を行い、内容の分析を含め、職員による検討委 員会で、子育て支援全般についての、今検討を進めているところでもございます。その中で、 大樹町には幼稚園がありません。設置の要望も多くあることから、保育所と幼稚園の機能を 合わせ持つ認定こども園について、今検討を進めているところでもあります。さらには、延 長保育、休日保育、病児・病後児保育、ファミリーサポート事業などについても検討を今し ているところでもございます。また、地域による子育て支援の格差をできる限り解消する検 - 8 - 討も必要と考えているところでもあります。今後は、子育て支援について、基本的な支援に とどまらず、多様化することが予想されます。また、母子保健、次世代の親の育成、家庭や 地域の教育力の向上などからも、妊娠、出産から育児、保育、子育て相談、発達支援の連携 が必要だと考えまして、 保育に関する事務を町民課から保健福祉課に異動したところでもあ ります。子育て支援については、国の方針にもあるように、少子高齢化の現在においては、 私も非常にこれは大事なことと考えておりますので、親の要望だけではなく、子どもにとっ て何が最良なのかも含めて検討を重ね、 子ども・子育て支援事業計画の策定につきましても、 早急に進めてまいりたいと考えております。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 今お答えといいますか、回答いただいたことで、いろんな施策のことに関しましては本当 に網羅されているのでないかと思っております。 少し、このことについて調べてみましたら、 今の中でお答えのないというか、私、ちょっとここを調べた中で、例えばですけれども、お もしろいなというふうに思った中に、お子さんのいる家庭に対して、カードというのでしょ うか、カードを提示すれば、そこで、商品ですとか、サービスですとか、そういうふうなも のが、あらかじめプライスダウンしていただけるような、そういうふうな制度をやっている ところもありまして、具体的な、そういうふうな子育て特典制度というのでしょうか、そう いうふうな制度なんかも、大変、若いお父さん、お母さん方なんかは、子育ての援助になる のでないかなというふうに思っているのですが、ちょっと具体的なお話は、今回いろいろさ せていただきたいので、まず第1点目に、そういうふうなお考えはいかがでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 いろいろ、これは認定こども園にも含めた中の支援会議の中でも、今、私たちも、そうい うような話題にも取り組んでおります。各町村の取り組みもあります。はっきり申し上げま して、うちらも今、町民課から保健福祉課に移したということは、それがそっくり行くとい うことでなく、それらに対応する準備室といいますか、保育業務を兼ねながら、今後の認定 こども園に対する準備室、そういうことも含めて、これはやはり真剣にやっていかなければ ならないだろうと思いまして、先ほど申し上げたような形での移動をしたということで、い ろいろなアイデアは、町民からのアンケートもたくさん、結構出ています。今の支援会議の 中でもそういうこともありますし、 今委託をしている福祉事業協会からも、 そういうような、 いろいろな、今、協議を進めていますので、今後、そういうものを実施に向けていっては、 若いお母さん方、お父さん方からも、そういうご意見が出てくるのかなと。それがまた地域 に波及をしていけば、地域にとってもいろんなメリットがあるのかなと思っておりますの で、これはぜひまた取り組みをしていきたいなと思っております。 - 9 - ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 今、町長のお言葉の中で、関係部署というか、らいふのほうに担当係が移動になることも 大変いいことだというふうに思っていますし、その町村によりましては、子どもセンターと かということで、本当にもっと、いろいろ担当するものを集約させていったり、そういうふ うな中の所管事務の中に児童館機能なんかもそこに担わせるような、そういうふうな、施設 も組織も一体的に運営している町もあります。一番最初は、新得町さんあたりは、子どもセ ンターということで、新しい課をつくって、こういうこともやっているのだなというふうに して感じておりますので、 係が移動していることは、 課の設置条例の中でもありましたので、 ただ、一つお願いしたいことは、今お話ししたように、単に保育所業務が移動でなくて、保 健師さんもいれば、 いろんな、 包括支援センター的な、そういうふうな機能までも高めていっ ていただきたいと思うのですが、そういうふうなことについてはいかがお考えでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 先ほど私もご答弁申し上げましたように、やはり、今これから考えていくことは、妊娠か ら出産、育児、保育、子育て、また発達支援、そういうことを含めて、そこで一体的にやっ ていこうという考えですから、そういうような形で、今後、名称が、例えば子どもセンター に、独立してですよ、そういう時期も来るのかなと思いますけれども、そういうことを視野 に入れながら考えていると、 総合計画にも記載をさせていただいたということでご理解願い たいと思います。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 ありがとうございます。あと、そんなことはわかっているわと言われれば大変恥ずかしい のですが、今回ちょっと、一般質問をさせていただくのに、いろいろ調べたり、新聞の切り 抜きの中で、お父さん、お母さんからとか、委員さんから自主的に、いろんなアイデアが出 てくればいいと思いますが、ちょっと調べた中では、おもしろいなというか、思い切った施 策だなと思った中に、三笠市なんかでは、幼稚園と保育所の保育料というのでしょうか、授 業料なんかを実質無料にしているのです。それは、市の中でしか使えない商品券なのですけ れども、その保育料、授業料に値する分を出していて、思い切りなところだなとか、それか ら、その他のところの中では、おもしろいなと思って見たのは、足寄町さんも保育料の軽減 ですとか、新得なんかもそうですけれども、そういうふうな町と一緒にですね、あと、上士 幌町が、安心子供の事業ということで、住宅の購入の、若いお父さん、お母さんの世帯の、 新規につくる住宅も、それから中古の住宅も、若いお父さん、お母さん方への支援というこ - 10 - とで、上士幌なんかでは住宅の援助というのですか、補助というのか、そういうのもやって いたりとか、あと、新得なんかでは、他のところもたくさんありますけれども、出産祝い金 みたいような制度なんかもあります。当初は一つ一つ個々にと思っていたのですけれども、 同じことを行ったり来たりしてもあれなものですから、今一遍にいろんな、あちらこちらの 調べた中の、思い切った子育ての施策だなというふうに思ったところをご紹介しましたの で、限られた財源ですし、あそこがやっているから、うちもできるとか、決してそれは思っ ていませんけれども、本当に、今の、お父さん、お母さんばかりではなくて、子どもの将来 のためにもというふうなご答弁がありましたので、やっぱり当初は、保育内容ですとか、い ろんな、認定こども園になって幼稚園の機能も高めていくことも、本当に子どもの幸せにつ ながっていくとは思いますけれども、当面、なかなか、若いお父さん、お母さん、収入面で も大変ですので、今言ったような、今ここで、やれる、やれないなんていうことにはならな いとは思いますけれども、そういうふうなお考えを含めて、ぜひ、行政としてリーダーシッ プをとっていただきたいと思うのですが、余り扶助費が増えることは、行政にとって必ずし もいいことではないというふうに私も思ってはいますけれども、 直接的なそういうふうな応 援については、そういうふうな制度も必要かなと思っているのですが、町長のお考えをお願 いいたします。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 各町村は、いろいろ今やって、この子育て支援云々で、結構な、各町村、皆さん頑張って いるなと思って、私もいろいろとお聞きをしています。それに対して私は批判するつもりは ありませんけれども、一長一短あるなと。これを、いかにして、今後、私たちも、来年度か ら動き出すときには、子どもたちへの支援はどうやっていったらいいのかと。ただ、生まれ たから10万円あげますよと、家建てたから100万円あげますよというのがいいのか、 もっと、 それよりも別な方向があるのではないのかなという気がいたしております。これは、 支援会議だとかアンケートの中でも、そういうふうなご意見もあります。これはよく参考に させていただきながら、今後進めていかなければならないかなと思っております。 いずれにしましても、今後、どういう形で幼保の教育をやっていくかということは、私ど もも、今、福祉事業会に委託しているものですから、今後、いろいろな面で今お話し合いを させていただいていますけれども、早い時期に結論を出した段階で、また皆さん方にもご相 談をしたいなと思っております。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 次の項目に行ってよろしいですか。それでは、2番目の項目に移らせていただきます。こ れについては、ちょっと、町内会の役員をやっているときに、その町内会の方から、どうに - 11 - かならんのかというような、そういうふうなお話を承ったことの事項でございます。市街地 における著しく老朽化した家屋が放置されている現況も見受けられます。環境面や、強風時 の、トタンが飛んでくるとか、何かそういうふうなもので、大変、安全上心配だぞというよ うな、先ほどの町内会でのお話がありました。区長さんなんかも、そういうふうにして努力 いただいたところなのですけれども、そういうふうな老朽家屋についての対策が必要と考え られますが、この点について町長のお考えをお聞きしたいと思います。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 それでは、2点目の、市街地の老朽家屋の対策についてということでお答えを申し上げた いと思います。 近年、少子化によります人口の減少、また、高齢化に伴いまして、市街地の空洞化が進み、 老朽化した家屋が年々増えてきております。老朽化した家屋につきましては、議員も今おっ しゃるように、強風だとか何かで屋根のトタンが飛ぶ、または犯罪、不審火の発生原因とな るなど、防犯上の問題や、また、大雪などの災害による損壊、倒壊といった、防災上の問題 もあります。その対応が求められてきているのかなと思っております。また、地方にあって は、これは市街地ではないですけれども、離農した農家住宅が廃屋化したことにより、良好 な景観を阻害する原因にもなっているかなと。一部の自治体では、その対応に苦慮をしてい るとお聞きしております。 本町においても、この老朽化した家屋が放置されていることは認識をしております。建物 は個人の財産であるということから、所有者は、常時、適正な状態に維持する責務があり、 放置されている状況や危険な家屋とする範囲をどのように考え、 どのような場合に危険と判 断し、所有者に連絡及び指導を行っていくべきかなど、さまざまな問題があるところであり ます。 本町における老朽化した家屋、空き家状況などの調査につきましては、これまでは行って おりません。老朽化した家屋が放置されていることによって、防犯や衛生面、生活環境など が著しく損なわれている旨の相談や情報などは寄せられておりませんが、 行政区長さんを通 した住民からの情報収集など、実態把握に向けて検討してまいりたいと考えております。 また、移住、定住を促進する目的から、空き地、空き家の利活用を図るための取り組みを 行っている自治体もあります。それぞれの自治体においても、さまざまな施策に取り組まれ ておりますが、これらの施策に取り組んでいる自治体では、制度化されるまでにおいて整理 しなければならない多くの課題があるとお聞きしております。当町におきましても、今後は 都市計画のマスタープランに位置づけられた「コンパクトで美しく住みよいまちづくり」の 方針に基づき、平成24年度に策定をいたしました大樹町住生活基本計画において、まちな か居住の促進を基本的な政策の一つとして、また、今年からスタートする第5期大樹町総合 計画においても、 コンパクトなまちづくり及びまちなか居住を基本方針として位置づけてお - 12 - りますので、移住、定住を促進する目的から、この空き地、空き家の利活用を図るための対 策及び取り組みなどについて、今後検討してまいりたいと考えております。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 今の回答というか、お答えの中で、いろいろ、財産権なんかも絡むことなんかのお話が問 題の中心でないかなと推測はしているのですが、 具体的な例で、危険家屋が町内会にあって、 町内会自身で頑張るということで、区長さんですね、そのお宅に、皆さんに、役員にも迫ら れるし、住民の方が迫られるものですから、何回か行ったことを私も承知しているのですよ ね。けれども、なかなか町内会のレベルの、区長さんのお話の中では、なかなか、住宅の、 私有財産ですので、そういうふうな保全しなければならない、安全にしなければならないの は、もちろんその個人の方の責任なのでしょうけれども、なかなか、区長さんとか周りの方 のお願いだけでは、たまたま、今もその住宅、現に残っておりますし、ぜひ、行政のそうい うふうなことで、 いろいろやっていただかなければ解決しないのかなというふうな私は認識 に立っております。具体的に、牛久市とか大仙市とか、これは秋田なのですけれども、足立 区とか、所沢とか、ちょっと調べてみましたら、道内にも中頓別という町で、そういうふう な老朽家屋の、廃屋に対する条例をつくって解体、補助のあるところもあるし、ないところ もありましたけれども、具体的には、もっと調べれば、もっといろんな町村があると思うの ですけれども、私の認識では、何かそういうふうな、町長も前向きにというふうなお話だと いうふうに思っているのですけれども、そこら辺、いろいろ難しいところがあることは重々 承知ですけれども、そこら辺、中で例えば条例化して、ちゃんとやっていただくように、町 としての姿勢を示すようなことはできないのか、まず1点目にお伺いしたいと思います。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 いろいろと、この空き家の関係ですね、議員がおっしゃっていることと私も大体一致して いるのかなと思うのですけれども、場所的なことは、私も何回かお話しさせていただいてお ります。風が吹くときは、いろいろとご迷惑をおかけしているぞということで、強く申し上 げているのですけれども、つい最近も、いろいろとお話し合いをさせていただきました。で きれば町で購入してくれないかという話もありまして、なかなか、そんな状況も今のところ はないという話はしていますけれども、一体的な、今、私と西田議員が、場所的なことで思 えば、利用価値もあるのかなということで、今後、いろいろと話し合いをさせていただこう と思っております。他にもそういう箇所があります。農村部は、中山間の直接支払制度の中 で取り壊しをしたということで、大変景観もよくなったなということで、農家さんからもあ りがたがられているのですけれども、町なかに、やはりまだまだそういう箇所があります。 これをやはり条例化をするということになれば、上位法がありますから、何か事業をやって - 13 - 云々ということになれば、土地収用法だとか、私もまだそういう勉強はしておりませんけれ ども、いろいろそういうようなことを鑑みながら、やはり今後取り組むべきなのかなと。そ ういう場所は、やっぱり個人がですね、これは不在地主で、いなければ別なのですけれども、 住んでいる方が同じ町にいるということになれば、今おっしゃったような、こういうような 弊害があるよというようなことで、私のほうから、役場から言うか、または町内会で言って いただくか、今のところ、そういうような方法しかないのかなと思っております。ただ、空 き地の場合は、きちっと整理しなさいということで、うちは条例化しておりますので、これ は守られておりますので、建物の場合は、これはどういう、いろいろと危険状態になれば、 何かあれば、弁償、損害賠償云々ということが起こるよというようなことも、これはやはり きちっと伝えながら、それでもどうにならない、なげっ放しということになれば、ある程度、 そういう条例化というか、拘束力の持ったものも必要になってくるのかなと思っておりま す。特に今後、状況を見ても、そういうような状況が多いものですから、何か方策を検討し てはどうかということで、いろいろと私ども、今、定住、移住の関係も含めて、それらのこ とも含めて、今、原課のほうで指示してありますので、またその面も含めて検討させていた だきたいなと思っております。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 前向きにいろんなことを言っていただいたので、本当に恐縮ですけれども、町長が心配な さるような、そういうふうな上位法のことですから、いろいろ、財産権のことですとか、本 当に問題はあるのですが、例えば大仙市というところの事例でお伺いしますと、やっぱり豪 雪地帯というか、雪がどんと多いときに、例えば横のお家のほうに崩れていくし、そこは人 が住んでいないところのケースのお話でしたのであれですけれども、 横の家に倒れていって 迷惑がかかるとか、または、通学路に面しているところですと、子どもさんが通学している ときに倒れてくるとかというところで、行政代執行と言うのですか、そういうふうなケース のこともお話しされておりました。条例の、いろいろ難しいのでないかというお話で、大変 恐縮なのですが、大体共通している他町村の項目としましては、首長はその実態調査をやる のだよとか、立入調査もするのだよとか、それから、それに基づく助言、指導、監督もする のだよとかということは、大体共通なあれですし、命令ですとか、一部によっては公表する ぞと。それから、全部が全部ではなかったのですが、代執行というか、弁済を求めることを 含めて行政代執行のことも書いてある条例もありました。そのほか、審議会のようなものを つくって、それも首長が諮問する、庁舎内というか、そういうふうな審議会のところもあり ましたし、外部の委員さんに入っていただいてご意見を設ける、そういうふうな審議会もあ りましたけれども、 いろいろ心配事や何かもありますけれども、条例化が無理だとしたなら、 ぜひ、そういうふうな要綱なり何なりで、とりあえず一歩前へ進んでいただきたいなと思う のですが、そこら辺はいかがなものでしょうか。 - 14 - ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 私どもも各種委員会を持っていますので、そういうような中でまたいろいろと議題にし て、またご協議をしていただこうかなと思っています。今おっしゃるような、立ち入りだと か実態調査とか云々ということは、これは可能ですし、私たちも、今現在、ある程度のこと は押さえております。今後、それらをどうやって本人との話といいますか、そういうことで きちっとやっていただければ、できなければ、町で云々ということもありますだろうし、ま たは業者さんが代行してやる云々ということもありますので、これは一応景観上のこともあ りますし、先ほど言ったような、災害だとか、いろいろ大変な事態にもなりかねませんので、 これはまたしっかりとその辺のことは協議をさせていただきたいなと思っています。 ○議 長 休憩します。11時10分より再開いたします。 休憩 午前10時54分 再開 午前11時10分 ○議 長 それでは、会議を再開いたします。 一般質問を続けます。 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 それでは、3番目の政策提言に対する取り組みについてということで、多くの町民の方々 は、大樹町の行政がどの町村よりも優れたものであり、また、ほかに誇れる活動であること を願い、多くの公職についていただいたり、ボランティア活動を通じて、日夜、この町を支 えてくれていると思います。そこで、町長というか、行政に対してもそうなのですが、区長 会議ですとか住民懇談会、それから、私どもの議会の一般質問などで、町長にいろいろ、種々 の政策提言がなされていっていると思います。そういうふうな政策提言が、具体的に行政の 中でどのような手続をとって取り組まれていて、 いいもの悪いもので取捨選択もされていく と思うのですが、 そういうふうな取り組まれ方がどのようになっているかをお知らせ願いた いと思います。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 それでは、3点目の、西田議員の、政策提言に対する取り組みについてお答えを申し上げ たいと思います。 - 15 - ご発言のとおり、行政に対するさまざまなご意見、ご提言は、議会や行政区長会議、町長 と語る会を初め、日々の行政運営や日常生活の中でも数多くいただいております。深く感謝 申し上げるところであります。しかし、いただいたご意見、ご提言が、全て実現可能なのか、 行政として取り組むべき施策であるのか、または、合理性、公平性、公共性、また効率性な どが担保とされるのかなど、 さまざまな視点からの分析と判断を必要とするものが含まれて いることも事実です。ご承知のとおり、地方自治体の行政運営には、公共の福祉の増進や、 最少の経費で最大の効果をあげるという使命があります。貴重なご意見、ご提言であっても、 必ずしも実現できないものもあるかなと思っておりますので、この辺はご理解はいただける かなと思っております。 政策提言が、どのように行政の中で取り組まれているのかという件ですが、最初に、その 意見、提言を整理いたしまして、行政内部で情報共有化を図るとともに、先ほど申し上げた、 実現の可能性や行政としての取り組みの要否などの検討を行っております。 実際に対応する ことが困難な提言に対しては、 その対応が難しい理由を必ずしもお示ししていない場合もあ ろうかなと思いますが、丁寧に、わかりやすく説明するよう、常に心がけているつもりでも あります。提言された政策については、これを実施するための課題や期待される事業効果、 事業実施手法の整理、総合計画や各種計画との整合性の確認を行いながら、政策として練り 上げていくとともに、場合によっては、各種審議会等を通じた住民意見のさらなる取り込み なども図っております。現在、国と地方の関係の見直しの中で、自己決定、自己責任を原則 とする地方分権改革が進められておりますが、現に自治体が行っている事務事業について は、法令に基づくものや法定受託事務を除き、ほとんどが住民からの要請や提言に基づき実 施されているものであり、その内容や手法についても、常に改善を図っております。今後も、 多くの皆様方からのご意見、 ご提言をいただくための機会の拡充や情報公開の推進を図りな がら、協働のまちづくりを進めてまいりたいと思いますので、ご理解とご協力をお願いいた します。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 今回のこのテーマについては、具体的な、例えば老朽住宅ですとか、何々とかですね、そ ういうふうなことでなくて、大変曖昧な一般質問で、どういうふうにまとめようかなという ことで、資料を集めるような、そういうふうな準備はできなくて申しわけなかったのですけ れども、大変失礼なこともお聞きするかもしれませんが、いろいろご容赦いただきたいと思 います。 この政策提言に対する取り組みということで、 この場をおかりしてお話しさせていただき たいなと思ったのは、事例でいきますと、例えば、きょう、たまたま先ほど、コミュニティ バスのお話が出てきました。そのときに、ちょっと僕が思ったのは、町長に、全町民を委員 とした、 そういうふうな検討委員会みたいのはいかがですかというふうなお話をしたけれど - 16 - も、その必要はないのでないかというようなお話ですとか、役場の中、全庁的な組織の中で 取り組んでいただけたらというふうなお話も、それは必要ないというか、とりあえず、原課 というか、担当課の中でお話しというか、検討されていくのだよということで、それはそれ で私もよろしいというか、それはご方針ですから、それについてとやかく言うつもりはない し、言えないことだというふうに思っています。 ただし、先ほどのご答弁の中でもありましたけれども、例えば、本当にできないことのほ うがほとんど多いと思います、財源のこともありますし。ただ、私、ちょっと潮目というか、 時代は変わってきたというふうに思っているのですよね。例えばの話ですけれども、パブ リックコメントなんかを求めたら、ちゃんと意見を道なり何なりのほうに出したら、これこ れの、こういうふうな理由で、こういうふうな難しさはありますので、実現はなかなか難し いというふうな意見をいただけたこともありますので。それで、町も、例えばの話で、今、 コミュニティバスの話をしましたけれども、これは今の段階では無理なのかなと思って、つ い先ほどまで思っていましたら、何か、可能だというふうなお話で、取り組むというような お話もありましたので、ぜひ、そういうふうな、いろいろ区長会議なり、そのほか一般質問 なり町民の方の、それは町民の方の具体的なことについては、そういうふうな方法を介さな くてもいいのですけれども、 そういうふうなお答えをいただけるような透明性を高めていく ような、そういうふうな努力というのは一段と深めていただくというか、高めていただくよ うな、そういうふうな時代でないかなというふうに思っているのですけれども、いかがお考 えでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 いろいろと、提言、政策的なことは、今、議員がおっしゃるように、私としては、しっか りその辺は受けとめてやっておられるのかなと。私一人で良否を、いい悪いはやっているつ もりはございません。ですから、先ほどの、今、例を挙げられましたけれども、コミュニティ バスも、総合計画の中に乗って、委員の皆さん方から、また議会からも、そういうご提案が あったので、 それはちょっとしたら今年度は無理かもしれませんけれども、 次年度に向けて、 町なかを走らせて、ちょっと試験的にやってみるかと、そのぐらいのことはすぐできるかな と思ってお答えをしたのであって、 その答えも、別に私一人の判断ではなく、 総合計画にしっ かりと乗せていただいていますから、これはやはり実現に向けて取り組んでいかなければな らないだろうという考え方です。ですから、何もその政策的な提言があったものを、私ども は、しっかりと原課なりにおろして、皆さんで練って、それをよしとしたものは、しっかり と議会にも挙げていると。そしてまた議会からいただいたご意見についても、これはどうだ と、これはちょっと無理だなというものについては先送りをしていると、できるものは実施 をしていくと、これは、お金がかかろうと、かかるまいと、必要なものについては今までも しっかりと取り組んで、自分なりに評価すると、やってきたのかなというような理解をして - 17 - いますし、議員も職員時代が長かったから、この提言のことについては十分理解はしている と思っているのです。今になってから、このようなことがどうだということは、いかがなも のかなと。私たちは、しっかりその辺は総合計画の中にも盛り込んで、これは私たちだけで やったのではなく、議員、議会、そしてまた町民の皆さんからいろいろとご意見をいただい たものを提言として差し上げてありますので、今後もその辺は、しっかりとご意見を聞きな がら取り組んでいきたいなと思っています。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 いろいろ、本当に自分は職員時代の至らないこと、たくさん、今、頭が真っ白になるぐら い、 いろいろ町民の方には本当に申しわけないそういうふうな仕事もしたなというふうにし て、深く反省しております。 あともう一つ、 今お話ししたのは、 決して町長が独断でとかいうふうに思っておりません。 何人の町長にお使いして、法律でこうなっているからだめですといったって、私がやれと言 うのだからやりなさいという、優しい伏見町長のような方でなかった方も、私の38年間に はおりましたので、会計検査で困りますと言ったって、あんたに責任とってもらうのでない から、私が責任とるのだからやればいいんでしょう、やりなさいと怒られたことも、本当に、 今の町長のお話の中、本当に伏見町長は、民主的な、いい町長だなというふうに、基本的に は思っております。 僕、今、ちょっと言いたかったのは、そういうふうな政策決定が曖昧にされているという ことでなくて、いろんな提案とか何かについてもパブリックコメントが出るような、そうい うふうな求めるような時代ですので、では、一般質問した個々の議員に、これはできる、で きないとかと、僕はそういうふうなことを言っているわけではないのです。ただ、透明性を 高めるために、このことについては、こんなような理由があってできなかったのだよとか、 年度は少し遅くなるけれども、財政が許せばとかと、その議員へのお答えでなくて、町民へ のそういうふうなお答えをいただくことが、議会も頑張っているのだなとか、議会と行政の ほうではこういうふうなやりとりがあるのだなというような、そういうふうなことが、より 高まっていくのでないかなというような、そういうふうな意味でお話ししていましたので、 それこそ、議会なり企画なり総務課なり、そういうふうな中で、いろんなご意見が、ちゃん と住民の方にもわかっていくような、広報もあれば、町長と語る会もありますので、そうい うふうな中で、私が決して、こういうことを踏ん張ったからこれが実現したことを言ってく ださいとか、そういうふうなことではないですので、その点については誤解のないようにお 話しして、具体的な、そういうふうな仕組みづくりを、半歩前進か、一歩前進かは別にしま して、他の町村はどうなっているかもわかりませんけれども、ぜひ、伏見町政の中で、画期 的な、そういうふうな情報の公開度が高まっていくような、そういうふうな仕組みづくりを ぜひご期待してのお話なのですが、そういうふうな仕組みについては、今のままでいいとい - 18 - うふうに思っておいでなのでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 いろいろ仕組みづくりは、どういう方法が、手法がいいのか、これはまたいろいろと議会 側ともまたお話をさせていただきたいなと思っています。一般質問の関係については、いろ いろと議会だより云々で、答えたものをきちっと町民の皆さん方にもお知らせしますし、そ れからまた、町民からいただいたご意見についても、名前の記入された方については、これ はこうでだめですよとか、これは次の段階ですよとかという、そういうお答えはしっかり出 しております。広聴手紙でも名前を書かれていない方については、どうにもならないです、 答えようがなくて。これらについては、ある程度一定の時期を見ながら、広報紙で、こうい う町民からのご意見もありましたよというようなことのご提言もいただいております。その ことに対しての考え方もきちっと書いてやっております。それが、よしとして今までやって きましたけれども、 もう少し何か透明性を持たせてやったらいいということであれば、 今後、 どういうような手法がいいのか、 これはまたよく原課のほうとも相談をしながら進めていき たいなと思っております。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 町長もそのようにご理解いただけるので、例えば、もう一つ町長のご理解を、私の意味す るところをちょっとわかっていただきたくて、決して責めて言っているわけではありません ので。例えば子ども議会がありましたよね。僕は、あの中で印象に残っているのは、例えば、 子ども議員さん方の中の希望では、WiFiと言うのですか、無線LANの是非ですとか、 それは、町長は、比較的難しいなというお答えされたのでないかと思いますけれども、公園 なんかの利活用のようなご提案も子ども議員さんはされていたのですけれども、例えば、そ ういうふうな結果のことですね。我々、一般質問については、しょっちゅう、こういうふう な、課長さん方とも、町長とも助役さんとも、そうやってそれぞれ立ち話もできて、あれど うですかとかというふうなことを含めて、そんなに不満はないのですけれども、例えば、そ のてんまつはどのようにされているか。例えば、子ども議会なり学校なりに、その結果とい うのはどのようにお知らせ願っているのか、 お知らせ願っていないのか。そこら辺ちょっと、 責めているわけでないですからね、僕の言っているのは、例えば、そういうふうなことでご 理解をいただくとか、ご協力をいただくとか、さらに、そういうふうなことのモチベーショ ンが上がっていくようなことはどうなのかなということで、具体的にお聞きします。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 - 19 - 今、具体的な、子ども議会というお話があったのですけれども、子ども議会については、 答弁要旨もしっかり渡しておりますし、子どもたちの中でも、またさらにそれを詰めてやっ ていただいております。それもいただいております。いろいろと今、公園の話が出たのです けれども、子どもたちからすごく公園が多かったのですよね。そのうち実現できたものは余 りない。だけれども、次年度の予算で、予算が認められないば別なのですけれども、今回も 子どもたちに話していることは、一つやったぞと。何だと。ブランコの型が、背つきのブラ ンコ、これは、ぜひ町長さんやるぞということで、6年生に約束しました。あなた方いなく なってからできるぞという話はしてありますので、そういうようなやりとりは、結構、学校 側と子どもたちともやっていますので、これはいろんな面での意見の交換の中では、正式な もの、また、公式なものの中で、それはしっかりやりとりをしていかなければならないもの だと思っていますし、ただ言いっ放し、出しっ放しということには、私もしたくないなと思 いまして、機会あるたびに、そういうような状況報告をさせていただきながら、また情報交 換をさせていただいているという状況です。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 町長、職員時代のというふうなお言葉があったものですから、私、帯広市役所の昔の企画 部というか、企画のところにお邪魔したときに、たまたまバインダーがこういうふうにあい ていたときに、市長公約と、もう何列もあったのですよね。これ、市長公約って、選挙のと きの公約ばかりでないのかということを、その当時の次長さんにお聞きしましたら、町長が 老人クラブの総会に行ったときとか、運動会でお呼ばれで行ったときとか、ありとあらゆる ものが、市長さんのそういうふうな中で、余り市長さんが記憶になくても、ちゃんと職員が、 言ったよというふうにして、ちゃんと記録に残して、そして、来るべきそれぞれの関係部署 に、秘書の方なのか、企画課なのか、お答えしているのだよというふうなことのお話だった のですよね。へえと思って、首長の言葉は重いのだなというふうに思ったのです。今日の僕 の言いたかったことは、それほどに、行政のいろいろ、約束していなくても、そういうふう な町民の声、それから子どもさんの声、いろいろそういうふうなものは、本当に、僕の声は 軽くていいのですけれども、そのほかのいろんな方の思いとか、そういうふうなものは本当 に重いのだというふうに私は思っておりますので、そういうことを、ぜひ、これからの執行 の中で、今もおっしゃっていただきましたけれども、大切にしていただいて、職員にもその 旨指示をいただいて、少しでも、何か透明性が高まると言ったら、今不透明なような、そう いうふうな意味でなくて、より民主的な、町長がこの場でもお答えいただいたような、協働 のまちづくりというふうなお答えもいただいておりますので、総合計画にもそのようなこと もちゃんとうたわれているのは承知しておりますので、ぜひ、この場で、さらに一歩進める という、その決意のほどをお話しいただいて、これで終わりたいと思うのですが、いかがで しょうか。 - 20 - ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 要望等につきましては、私もしっかりと原課の職員を通しながら、これから町民の意見を 聞きながら、これは進めていくべきだと思っております。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 これで終わります。どうもありがとうございました。 ○議 長 次に、2番齊藤徹君。 ○齊藤徹君 よろしくお願いします。私のほうから、先に通告いたしました、小中学校(義務教育)に おける皆勤賞、精勤賞の復活についてお伺いいたします。 3月、各学校は卒業式シーズンです。義務教育課程6年間、そして中学校3年間、高校も 3年間を過ごし、また、生徒同士の別れであり、また新たな出発する時期です。私たちが子 どものころは、学年末や卒業式に皆勤賞、精勤賞があったように思います。高校では、今年 も対象生徒がおりまして表彰されましたが、小中学校では、近年は表彰されていないと聞い ております。本人の頑張りや家庭、家族の協力に対して褒めたたえ、人生に残るものとして、 小中学校における皆勤賞、精勤賞の復活、表彰、褒めたたえることが必要だと考えますが、 教育委員会にお伺いしたいと思います。 まず、1点目ですけれども、この皆勤賞、精勤賞、いつごろから、この表彰が廃止された のか。 また、2番目として、この5年間の間に、小中学校において対象となった児童生徒がいた のか。また、その人数がわかればお教えいただきたいと思います。 3番目ですけれども、義務教育課程(小中学校)において、人生に残るものとして表彰す べきと思うが、委員会としての考えをお聞きしたいです。 4番目ですけれども、子ども(児童、生徒)を褒め、家庭、家族の協力に対して褒めたた える面からも、今後の取り組みの考えについて、この4点をお願いいたします。 ○議 長 辻本教育委員長。 ○辻本教育委員長 それでは、齊藤議員のご質問の「小中学校(義務教育)における皆勤賞、精勤賞の復活を」 についてお答えいたします。 本町の児童生徒が心身ともに健康で、学校を休むことなく、明るく元気よく毎日登校する ことは、保護者をはじめ町民皆が望んでいるところでございます。 - 21 - 1点目の「いつごろから表彰が廃止になったのか」についてでありますが、大樹小学校に おいては昭和62年度に廃止されております。また、大樹中学校においては、これまで、精 勤の表彰は行っておりません。 2点目の「直近5年間の間に、小中学校において対象となった児童生徒がいたか、その対 象人数は」ということですが、大樹小学校と大樹中学校についての対象人数を説明いたしま す。なお、精勤は3日以内の欠席した者としております。 大樹小学校は、平成20年度、全児童数247名、皆勤60名、精勤103名、精皆勤割 合66%。平成21年度の全児童数264名、皆勤59名、精勤121名、精皆勤割合68. 2%。平成22年度、全児童数255名、皆勤61名、精勤103名、精皆勤割合64.3 %。平成23年度、全児童数256名、皆勤38名、精勤124名、精皆勤割合63.3%。 平成24年度、全児童数250名、皆勤57名、精勤112名、精皆勤割合67.6%となっ ております。 大樹中学校ですが、平成20年度、全生徒数159名、皆勤50名、精勤60名、精皆勤 割合69.2%。平成21年度、全生徒143名、皆勤56名、精勤58名、精皆勤割合7 9.7%。平成22年度、全生徒数139名、皆勤44名、精勤53名、精皆勤割合69. 8%。平成23年度、全生徒数137名、皆勤51名、精勤44名、精皆勤割合69.3%。 平成24年度、全生徒数127名、皆勤48名、精勤36名、精皆勤割合66.1%となっ ております。 3点目の「義務教育課程(小中学校)において、人生に残るものとして表彰すべきと思う が、委員会の考えは」と、4点目の「子ども(児童、生徒)を褒め、家庭、家族の協力に対 して褒めたたえる面からも、今後の取り組みの考えは」についてでありますが、合わせてお 答え申します。 皆勤、精勤は、長い間の児童生徒、そして、何よりも保護者の健康管理に対する日々の努 力と学校関係者の日頃の指導の結果であり、大変誇らしく、褒めたたえるべきであると考え ております。しかしながら、過去5年間の皆勤者数、精勤者数の人数を見ますと、小学校で は5年平均で約66%、中学校では71%と、高い精皆勤率となっております。表彰を廃止 した経緯については把握しておりませんが、皆勤賞、精勤賞を受けるために、体調不良で無 理をして学校に行く児童、生徒や学校に行かせる保護者が出る可能性があること、また、冠 婚葬祭などに出席すると学校を欠席することとなり、保護者の悩みとなること、さらに、 元々 持病があり通院が必要な児童、生徒や病弱な児童生徒は、あらかじめ該当しないことが考え られます。以上の点から、教育委員会としては、皆勤、精勤は褒めたたえるべき事柄と理解 しておりますが、卒業式や終業式において表彰するのも一つの方法とは思いますが、何より も、ご家庭で、親から、よく頑張ったと一言子どもさんを褒めていただくことが大変励みに なるのではないかと考えております。 ○議 長 齊藤徹君。 - 22 - ○齊藤徹君 小学校では、今、委員長のほうから答弁ありましたけれども、この5年間に、一年間を通 して、学年末、学期末を通しての精勤割合が61.6%、最後の、昭和61年に最後の精皆 勤賞を卒業式で授与されているのですけれども、その当時で、皆勤がゼロ、精勤が8名いた そうです。昨年、卒業生の中では、皆勤がゼロ、精勤が何人かいたそうです。そういった中 で、学年末を通しても67.6%と高く、また、中学校においても3年間、これは3年間通 しての精皆勤賞ですけれども、66.1%と高く、今回の調査で、児童生徒がよく頑張って、 健康管理に留意しながら登校をしていることがよくわかりました。また、この高い数値から、 児童生徒が楽しい居場所というのはあれなのですけれども、 今日のいじめとか不登校がない 学校だなと一つは推測されるのかなと思うのですけれども、委員会は、この数字をどのよう に受けとめていますか。 ○議 長 小林教育長。 ○小林教育長 今回の数字を見まして、大樹小学校、大樹中学校、現在2校ですけれども、このデータし かございませんけれども、一年を通して精皆勤の割合が非常に高いということを見まして、 改めて、大変評価をしているところでございます。これは、子どもたちの頑張り、あるいは 親御さんの健康管理、そしてまた学校の生徒指導であるとか、あるいは保健指導、それから、 学校給食等による食育指導と、 こういったものが行き届いた結果なのかなというふうに受け とめております。 ○議 長 齊藤徹君。 ○齊藤徹君 さっきの委員長の答弁の中で、 もともと持病があり通院が必要な児童生徒や病弱な児童生 徒が精皆勤賞が取れないこととの答弁でしたが、確かに体の弱い児童生徒のことを考える と、理解できないこともないのですけれども、やっぱりこれは大人社会の中でも、こういう ことが普通にあることから、答弁の中で、皆勤、精勤は褒めたたえるべき事柄と理解してお りますとのことから、皆勤できたことを認めるなら、それをたたえてあげることも必要と考 えるのですけれども、委員会の考えはいかがでしょうか。 ○議 長 小林教育長。 ○小林教育長 先ほど委員長からも答弁ありましたように、家庭、学校、社会というような中では、やは り家庭で、親がしっかりとやっぱり、頑張ったということを褒めてあげることが一義的に大 事なことなのかなというふうに思っております。 先生方ともいろいろ親がつき合いがござい まして、その中で、この一般質問について話し合いをさせていただきましたけれども、そう - 23 - いった中では、学級の担任の先生が、そういったことを褒めたたえているというクラスもあ るやに伺っておりますので、そういったことも一つの方法かなというふうに思っておりま す。 ○議 長 齊藤徹君。 ○齊藤徹君 せっかく今、大樹町で教育の日と制定していますので、その辺をうまく利用しながら、全 体に広めて、褒めたたえることも今後は必要ではないかなと思っております。答弁の中で、 精皆勤ができたということは、間違いなく、その子どもが努力、家庭の協力した結果だと私 は思っています。学年末、学期末の場面を中心に、一人一人の頑張ったことや努力してきた ことの評価の一つとして、大いに認めながら、次のステップへの自信とつながるためにも、 学年、学級に取り組めるよう、学校側と協議、お願いしていくことも今後は必要ではないか と思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議 長 小林教育長。 ○小林教育長 今、学校では、みほは運動ということで、認め、褒め、励ますというようなことを子ども たちに教育をしているところでございますし、今言われたように、学年、あるいは学級につ いての、そういった褒めたたえることというようなことがございましたので、こういったこ とについて、学校長会議も近々ございますので、そういった中でお話しをして検討させてい ただきたいなというように思います。 ○議 長 齊藤徹君。 ○齊藤徹君 最後に質問ですけれども、最後の委員長のほうからうまく答弁されたのですけれども、卒 業式や終業式においてすることも一つの方法かと思いますがの答弁ですが、現在は、全校の 前で名前を呼んだり、表彰状を出したり、商品を授与したりするといったことは、全国的に は余り行われておりません。個々の子どもたちの、それぞれの努力のよさを内容の一つとし て個別に評価するように、学級や、そこで評価するようになってきております。小学校6年 間、皆勤、精勤児童がいたならば、やっぱり高く評価すべきではないかと私は思っておりま す。卒業式において、できれば、もし、ことしもそういう対象者がいた場合、6年間ですね、 大変すばらしいことだと思います。学事報告に記載するなり、学校長の式辞の中に添えるな り、また、卒業証書の授与式の中で一言添えるとか、そういったことをするだけでも、本人 の頑張りや、家庭、家族の協力に対して褒めたたえ、次へのステップの励みにつながると考 えますが、委員会の考えはいかがでしょうか。 ○議 長 - 24 - 小林教育長。 ○小林教育長 先般の大樹高校の卒業式、大樹高校では、そういったことで、皆勤賞、精勤賞を出してお りまして、学事報告の中にも名前も出ておりました。それも非常にいい方法だなというふう に思っております。そういったことで、今話がありましたように、式辞だとか、あるいは卒 業証書の授与というような場面で、 校長から一言激励してあげるということもいいことだな というふうに思っておりますので、早速、この辺のことについてはお話をさせていただきた いというふうに思っております。 ○議 長 齊藤徹君。 ○齊藤徹君 ぜひ、一歩前進して行っていただきたいと思います。表彰には、保護者のそれぞれの価値 観もあって、いろいろ違うのですけれども、できれば、校長会、教頭会で検討していただき たいと思います。町内の児童生徒たちは、特に大樹町ですね、勉強も、少年団活動、部活活 動も、本当に、欠席、遅刻もせず、一生懸命頑張っている町だと、そういう子どもたちと認 識しております。学校だけでなく、地域住民、そして少年団、部活の指導者が、今、教育長 からありましたように、認め、褒め、励ますことが現在行われていることが、今、2月に行 われましたオリンピック、そして、今、ソチオリンピックのメダルに匹敵するぐらいの価値 があると思います。ぜひ、学校、地域で取り組み、将来の子どもたちが健やかに成長するこ とを願って、私の一般質問を終わります。 ○議 長 休憩します。1時より再開いたします。 休憩 午前11時49分 再開 午後 1時00分 ○議 長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 一般質問を続けます。 次に、4番松本敏光君。 ○松本敏光君 それでは、質問に入らせていただきます。 大樹の2漁港の今後の大樹町としての取り組みをお伺いいたしたいと思います。 漁港施設強化事業としての旭浜漁港では、平成23年度から平成27年度にかけて、突堤 の新設設備及び防波堤の改良工事が行われております。また、大樹漁港では、漁港内の漂砂 対策として、毎年、浚渫を行っております。平成26年度には、東防砂堤の新設工事が行わ - 25 - れます。しかしながら、まだ抜本的な改良には至っていない現状です。両漁港とも大樹町に とって重要な漁港と考えますが、今後、大樹町としてはどのように取り組んでいくかをお伺 いいたします。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 それでは、松本議員の、大樹の2漁港の今後の大樹町としての取り組みについてというこ とで、どのように考えているかということですけれども、お答えしたいと思います。 大樹漁港、旭浜漁港ともに、老朽化の著しい施設等があり、安全な利用に対して懸念が生 じていることから、道に要請活動をし、また、老朽化した施設の機能保全、維持補修を行い、 将来にわたり安定した漁港機能の維持を図っておりますが、 自然の力を制御できる港にはま だ至っておりません。 大樹漁港の整備状況ですが、周辺海域の漂砂が著しく、台風や低気圧の影響による港内へ の砂の堆積により、年に数回程度の浚渫が必要なほど、漁船の航行に支障を来していること から、漂砂の港口への流入、堆積を防ぐため、平成23年度から、水産物供給基盤整備事業 によりまして西防波堤整備の実施、また、漁船の航行に支障を来す砂の堆積が見込まれた場 合には早急に浚渫を行い、安定した漁港機能の維持を図っております。今後、議員もおっ しゃっておりましたけれども、漁港施設機能強化事業により、今年度より東防波堤の新設の 工事を予定しております。 旭浜漁港の整備状況ですが、平成9年度完成以後も港内の静穏度が非常に悪く、しけ時に おいては、常に他港に避難しなければならない状態にあることから、平成23年から、静穏 度対策として漁港内の突堤や防波堤の整備を図る必要から、 漁港施設機能強化事業で突堤設 置、北防波堤及び新北防波堤の改良の工事を実施してきており、これからも継続して、これ らの工事に取り組んでまいります。 これらの工事が完成することにより、大樹漁港では、台風や低気圧の影響による港内への 砂の堆積が減り、漁船の航行に支障がなくなり、安定した漁港機能の維持が見込まれるかな と思っております。また、旭浜漁港では、突堤や防波堤の早期整備によりまして、これらも 解消されることになり、主力であります秋サケを初め毛ガニ、シシャモ、ホッキ、ツブなど の漁により漁業経営の安定化が図られ、 沿岸資源の管理や資源の増大にもつながるものと期 待をしております。これからも、関係機関のご支援を受けながら、安全な操業の確保と資源 管理型漁業の推進を図ってまいります。 ○議 長 松本敏光君。 ○松本敏光君 それでは、町長がおっしゃられるように、大樹町としても、今後、国や道に継続をお願い し、また、大樹の漁業、旭浜の漁業の安全と安心な暮らしをできる港づくりをお願いして、 - 26 - 今の質問を終わらさせていただきます。 次に、 季節労働者対策事業を失業している町民に対しても広げてもらえないかということ なのですが、大樹町では、季節労働者対策事業を行っております。短期季節雇用の適用を受 けれず、工事作業対象にならない人もいるため、この事業を、失業している一般の町民にま で枠を広げてもらえないかということなのですが、よろしくお願いいたします。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 それでは、松本議員の2点目の、季節労働者対策事業を失業している町民に対象を広げて はというような内容でございます。本道は積雪寒冷という気象条件から、季節的に循環雇用 を繰り返す労働者が、建設業とその他関連産業を中心に約8万人、24年度ですけれども、 数え、その多くが、冬期間に離職を余儀なくされている状況にあります。本町においても例 外ではなく、 冬期に雇用保険の短期特例一時金受給資格者を対象に、季節労働者対策として、 河川の支障木の伐採処理などの事業を実施しております。 失業に対するさまざまな相談窓口としては、ハローワーク、あと、南十勝通年雇用促進協 議会等があり、失業後の生活支援策、就労活動等の支援策、さらには、失業に伴う公的保険 等の手続などの相談業務を実施しておりますし、また、役場商工観光課においても雇用相談 窓口を開設しております。このように、失業に当たっては、それぞれのケースが想定される かなと思っておりますが、役場のほうでも結構ですので、一度、そのような形でのご相談を、 ぜひこれからもお願いしたいということで考えております。 ○議 長 松本敏光君。 ○松本敏光君 行政、町民の立場を考えた中で、大樹町としての、生活している人たちに、やっぱり安全 ・安心、生活ができるという行政の運営をよろしくお願いしたいと私は思います。 それでは、次の質問をお願いしたいと思います。 次に、図書館の耐震工事についてであります。大樹町図書館は、耐震工事に2億円以上か かるということでお聞きしております。既存の施設を利用するなど、再考をお願いしたいと 思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 それでは、松本議員の3点目の図書館の耐震工事についてお答えをいたしたいと思いま す。 昨年の12月開催の第4回町議会定例会の教育委員会の行政報告において、図書館の耐震 診断結果のご報告がありました。診断の結果、大変危険な数値であるということから、図書 - 27 - 館運営委員会などで検討した結果、図書館利用者等の安全確保を最優先し、当面の期間、生 涯学習センターに仮移転しまして図書館の運営をさせていただくということで、 町民の皆様 並びに利用団体の皆様にご理解をいただいたところでもあります。図書館の耐震改修には、 実施設計を含めますと約2億1,500万円程度の費用が必要とされております。また、現 図書館は建設から約40年が経過していることから、屋根や壁など外装、ボイラー、自動ド アの更新、配管や内装などの改修が必要となりますので、それらを含めますと相当の費用が 必要になると考えております。 今後の図書館の整備につきましては、他の公共施設の整備もございますので、今後のまち づくりを見据え、財政状況も勘案しながら、町の公共施設のあり方なども考慮し、新図書館 を建設したほうがよいのか、既存の施設の利用や他の公共施設との併設、建設がよいのか、 図書館運営委員会などで検討、また、町民の皆さん方のニーズを把握した中で、教育委員会 が主体となり、今後、検討を進めてまいりたいと思っております。 ○議 長 松本敏光君。 ○松本敏光君 行政では十分な検討をして、大樹町のこれからの運営を図っていくと思いますが、他の公 共事業整備のことを考え、新図書館の建設に当たっては、町または議員とともに、大樹町、 その町民の考慮を得た中で運営してもらいたいと私も考えておりますので、 今後よろしくお 願いいたしたいと思います。 これで、一般質問を終わらさせていただきます。 ○議 長 次に、6番柚原千秋君。 ○柚原千秋君 この質問は、町民の方が大樹大橋を歩いていて、川の中島と言うのでしょうか、そういう 姿を見て、 大丈夫なのかということで、質問する機会があったら質問してくれということで、 今回質問をさせていただきます。 町長にご質問いたしますけれども、大樹町河川の水害予防対策についてお尋ねしたいと思 います。 これまで、町内の大小河川で、台風や大雨等による幾多の洪水災害に遭遇し、住宅の浸水 や農地の流失など、大きな被害に見舞われ、今もって記憶に残るところでございます。昨今 の地球規模の異常気象を考えますと、予想をはるかに超える台風やゲリラ豪雨等が現実のも のとなってきているように感じます。そこで、先に策定されました大樹町水防計画で、町内 の道河川や普通河川の中で、 災害危険予測区域の河川ごとの整備計画は策定されているので しょうか。 次に、町内随一の河川である歴舟川についてお聞きします。源流、上流から河口まで、危 険予測区域はあるのか。それから、2番目、砂防ダムの機能は十分か。 - 28 - 以上、お伺いいたします。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 それでは、柚原議員の大樹町河川の水害予防対策についてお答えをいたしたいと思いま す。 1点目の、 町内の道河川や普通河川の中で災害危険予測区域の河川ごとの整備計画はとい うご質問でありますが、大樹町地域防災計画では、北海道が管理している2級河川の生花苗 川の河口より1.1キロメートルから2.7キロメートルの区間の1.6キロメートルの左岸 と、 6.2キロメートルから7.0キロメートルの区間の800メートルの両岸が危険予想区 域として設定されております。しかし、歴舟川、紋別川、振別川、当縁川のこの2級河川に ついては、設定しておりません。また、町が管理している普通河川については危険予想区域 は設定しておらず、河川ごとの整備計画についても策定はされておりません。 2点目の「歴舟川の源流から河口までで危険予測区域は」についてのご質問ですが、1点 目のご質問でもお答えしたとおり、歴舟川における危険予想区域の設定は行っていません が、河川を管理している北海道では、災害時における情報の提供、警戒避難体制の充実を図 るため、中小河川においても水位周知河川を指定しておりますが、町内の2級河川について は、水位周知河川には指定されておりません。しかし、大雨時などに優先的にパトロールを 実施するための重要水防箇所として指定はされております。 歴舟川については、これもちょっとややこしいですけれども、ふるさと大橋の下流100 メーターから大樹橋の上流550メーターまでの合計900メーター、それから、振別川に ついては、鏡橋、これは21号なのですけれども、この400メートル下流から緑橋、これ は23号なのですけれども、そこまでの間1.5キロメートル、そして、紋別川については、 石坂の紋別橋の上下流、これは500メーターになっております。市街地域や住宅地を中心 に設定されているという状況になっております。日常的な点検といたしましては、月1回程 度の巡回パトロールを実施ししていると、北海道から報告を受けております。 また、町としての大雨時の災害予防対策としては、歴舟川、当縁川、生花苗川など2級河 川や、リュウ川、東川などの普通河川、明渠排水路などの巡回パトロールを行い、被害が発 生しないよう努めております。 3点目の「歴舟川の砂防ダムの機能は十分か」というご質問でございます。町内に設置さ れている砂防ダムは、歴舟川水系の歴舟川に2カ所、歴舟中の川及びヌビナイ川にそれぞれ 1カ所ずつ、振別川に3カ所、合わせて7カ所あります。歴舟川の2カ所については、国、 これは十勝西部森林管理署が管理し、残り5カ所は北海道により管理されております。砂防 ダムの役割としては、ダム上流から削られた土砂が、ダムで堰きとめられ、堆積した土砂に より土石流の勢いを弱め、土石流災害を防いでおり、歴舟川、歴舟中の川及びヌビナイ川に ついては満砂状態、砂利でいっぱいになっております。その機能は発揮されているという報 - 29 - 告を受けております。国及び北海道とも、この砂防ダムの管理については年1回の点検を行 い、必要に応じて補修が行われております。 今後につきましても、大雨だとか融雪時における水害の予防に努めるとともに、水害が発 生するおそれのある場合は、地域防災計画に基づき速やかな情報の発信と伝達に努め、町民 の避難誘導を最優先に対応してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議 長 柚原千秋君。 ○柚原千秋君 ただいま、町長に大変ご丁寧にご答弁いただきまして、知識も何もない私が、また再質問 をするというのは心苦しいのでありますけれども、何で生花苗川があって普通の河川がな い、これは専門家の見方なのでしょうけれども、他の河川では、危険予想区域の設定もない と。それから、河川ごとの整備計画も作成されていないということは、専門家の目から見て 心配ないということなのでしょうね、これ。 それから、また最も、私、先ほど冒頭お話し申し上げた、町民の方からの心配事なのです が、歴舟川、市街地域、住宅地域ですね、これは重要水防箇所として指定されて、毎月河川 監視が行われていると。さらに、砂防ダムにつきましても、点検、補修が行われ、機能が十 分とのご答弁をいただきましたのですが、それだけ治山治水が進んでいるというふうに理解 してよろしいのでしょうか。 それと、大樹町の有史以来、市街地域、住宅地域に危険迫る水害はあったのか、なかった のか、そこをまずお聞きしたいです。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 経過的なことで申し上げますと、この地域防災計画で北海道が管理している2級河川、生 花苗川、これが云々ということで、私も答弁をさせていただきましたけれども、これはやは り、危険区域の水域も、結局、当縁川もそうなのですけれども、湿地帯、沼地に行くと、低 いものですから、逆に、海流、海水が入ってくると、流れない、逆流してくるというような ことで、当初は、私たちの記憶では、国が管理していたのですよね、開発建設部が。そうい うようなことで、今回このような形での計画書に載っているということでございます。 私たちも、今回、このことを踏まえまして、私、先ほど申し上げました、いろいろな河川 ですね、やはりどこの箇所が危険なのか、この雪解けに一度巡視をしながら、箇所づけを一 回やってみたいなと思っております。議員もご承知のように、ヌビナイ川も相当土砂崩れが あります。本流へ行きますと、これまた大きな土砂崩れがあります。そういうようなことで いくと、ダムの下流でそういう現象が起きている。それを災害でとれないかということで、 いろいろ協議してきたのですけれども、なかなかうまくいかないということで、ちょっと余 - 30 - 談になりましたけれども、この河川の危険区域の見直しは、私どもと道で、これはしっかり とやっていかなければならないだろうと思っております。近いうちに、道とも一回協議させ ていただきながら、道河川とはいいながら、やはり被害をこうむるのは町民ですから、やは り一番熟知しているのも大樹の町民なのですよね、どこの箇所が悪くなるというのも。それ で、一度しっかりと歩いて現地調査をしようということで、私からも申し入れをしてありま す。今おっしゃるように、堤防が云々というよりも、一度、やはりそういう大きな堤防が決 壊して、大きな被害に遭ったことが大樹町でもあります。尊い人命も失われました。やはり そういうことが二度とないようにということで、今、土砂災害含めて、本町の危険箇所を、 道の河川管理であろうと、 やはり町としてもしっかりとこの防災計画に盛っていくべきだろ うと、そう思っております。これは、今後、これも年内に土現さんと一度調査した中で、次 期の防災計画の委員会の中で、これを早急に進めていきたいなと思っております。いろいろ と本町も大きな河川を抱えておりますし、そのほかにまた小河川があります。そういうとこ ろも含めた中で、しっかりとこの計画に乗せていこうということでまず一つ考えておりま す。 それから、普段の防災計画においては、私たちもその辺のことは熟知しております。どこ の河川がどうなっているかということはわかっておりますので、すぐ、何ミリかの雨のとき には、職員もそこへ即張りつけるということで対応しておりますので、大きな災害にならな いように今後も進めていきたいなと思っています。ただ、議員もおっしゃっているように、 ゲリラ豪雨的なものがあれば、山は降らなくても海岸線が降るということになれば、当縁川 だとか生花苗川がまた氾濫するというような、そんな状況もありますので、その辺を見きわ めながら、しっかりと取り組んでいきたいなと思っております。 それから、ダムの件も、いろいろと、ダム、効果あるのかというのですけれども、はっき り申し上げまして、歴舟川の本流のあのダムは、満砂状態で、今のところ、余り効果がない のではないかなと、私はそう思っています。一度、歴舟川から、あそこはうちも水源地です から、盤が、河床が出て云々ということで、濁度がひどいということは、恐らく、私は、こ の盤が出ちゃって、 それが日光が当たってかさかさになると、 ちょっとした雨だとか、ちょっ とした水でそれが流れると、やっぱり濁度が出る、そういうことが原因ではないのかなと自 分なりに思っていましたけれども、あのダムは、やはり今の状況では、なかなか、ヌビナイ 川、中の川から見ると、機能はなしていないのかなと。管理はきちっと営林署ではやってい るとは言っていますけれども、私も、年何回か現場に行っていますので、今のところ、それ ほど効果あるかということで署長にもちょっと話しているのですけれども、今後、そのよう な形で、一度、雪解けに現地を見てみようかと。そしてまた、ちょっと余計な話ですけれど も、満砂になった砂利、あれを一度取ったことがあるのですよね、歴舟川のダムは。そうい うようなことも一つの策だなということで、今、管理署とも話をしているという状況です。 ○議 長 柚原千秋君。 - 31 - ○柚原千秋君 また、話、ちょっとくどくなるのですが、歴舟川ですね、これは私も心配するし、よく聞 かれるのですが、道々清水大樹線、通称清大線、ここの町道34号、それから、南1線のほ うに向かってですよ、左岸、大体300メーターか、今100メーターぐらいあるでしょう かね、左岸の崖が迫っているのですね。ちょうど、ひかりケアステーションですか、あれま でひどくないのですが、私、一度、そう言われるから、行ってみたのです、そのそばまで。 私、高所恐怖症で、とてもではないけれども見られないわけです。そういうこともあって、 その辺は、これ、心配ないのかということをまたお聞きしたいです。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 土現さんは、私どもと、この位置も確認をしております。24号、そこも本当に、こうやっ て見れば、もう、すぐ川ですよね、今、道々、土現さんと協議していることは、道道をずら してくれないかと、そんなような、今、協議も進めております。やはり、今、あれだけ迫っ てくると、夏場はいいのですけれども、冬期間、もし万が一滑っていったら、あれを破って しまうと、すぐ落ちてしまうというような状況ですから、何とか、その道々変更も兼ねて検 討してくれないかということで、今、地元、事務所を通しながら、今、北海道にもお願いを しているという状況です。 ○議 長 柚原千秋君。 ○柚原千秋君 町長、今のそれ、私が尋ねた34号からのことですか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 道々の変更は24号なのですよね。34号へ行くと、まだちょっと道路敷地がないもので すから、それらを並行して、どういう線路になるか、私どものほうは、ちょっとしたそこま での、 26号、 27号ぐらいまでのことしか考えていないのですけれども、 先ほどおっしゃっ た34号地先のところは、あそこも、もう、すぐ、こうやって見たら、もう何メーターもあ りませんので、木が生えているから、ちょっとわからないので、あそこもちょっと含めて検 討していただけないかということを土現さんには申し上げております。 ○議 長 柚原千秋君。 ○柚原千秋君 ちょっと余談になりますけれども、10年ほど前なのですが、日高の新冠町の、厚賀とい うのですから、新冠町の厚賀から入ったのですが、厚別町だと思うのですが、大型台風が来 - 32 - まして、日高山脈にぶつかったそうなのですね。それで、ぶつかったことによって雨雲が停 滞して、大雨をもたらして、河川が決壊したとテレビで報道されまして、私も物好きですよ ね、友人3人と、二日後だかに見に行きましたよ。それで、車でずっと入っていって、大き な橋があって、 そこで通行止めしているからターンして帰ったのですが、 沿線の住宅の中に、 土石流はもちろん入っている、大きな流木は刺さっているように入っているということで、 その光景が私の脳裏に、やっぱり今でも焼きついているのですよ。私が言いたいことは、自 然災害に想定外なんていう言葉は、今はもうないのかなというような気がしてなりません。 町民の財産、生命を守ることにほかならないということで、町民の不安を少しでも和らげる のが行政だと思うので、河川の整備管理をひとつよろしくお願いしたいと強く望んで、この ことについては質問を終わらせていただきたいと思います。 次に移ってよろしいですか。町有林の再植栽について、町長にお尋ねいたします。 平成25年10月16日の台風26号からなる大雪被害によりまして、町・民有林の4年 から13年生のカラマツが倒木の被害を受けたと、 12月の定例議会で行政報告がありまし た。その被害状況は、町・民有林合わせて被害面積で66.68ヘクタール、被害額で1億 575万円と極めて大きく、改めて自然の猛威、脅威を感ずるところでございます。そこで、 本年より3カ年で再植栽するとお聞きしておりますが、次のことについてお伺いいたしま す。民有林も含め、災害復旧に対する補助はあるのか。二つ目、被害箇所の整理にかかる経 費はどのぐらいでしょうか。3番目、再植栽の樹種は。 以上です。よろしくお願いします。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 それでは、2点目の、柚原議員の、町有林の再植栽についてお答えをいたしたいと思いま す。 これは、 平成25年10月16日に発生いたしました台風26号から変わった温帯低気圧 による季節外れの積雪により、雪の重みで根こそぎ倒れる木が相次ぎ、森林被害が大きくな りました。民有林では11件で、林齢の若い5年から13年のカラマツ、森林面積でいくと、 約30.22ヘクタールのうち15.58ヘクタールが倒木、被害額が約2,450万円。町 有林では58件で、これも樹齢の若い4年から12年のカラマツ、103.88ヘクタール のうち51.1ヘクタールが倒木いたしました。被害額でいくと、約8,125万円でありま す。 1点目の、民有林も含めて災害復旧に対する補助はあるのかということですけれども、環 境林整備事業の中で、被害森林整備として、気象被害等に係る被害森林であって、自助努力 等によって適切な整備が期待できない森林においては、 事業主体が森林所有者等との協定に 基づいて行うことができるということで、補助率は国と道で60%の補助となります。 2点目の、被害箇所の整理にかかる経費はどのぐらいかということですけれども、被害木 - 33 - の整理に、町有林103.88ヘクタールの58件で約2,600万円、民有林では18.8 0ヘクタールですから、6件で約5,00万円、町有林の地ごしらえに51.1ヘクタールで 1,800万円、 民有林の地ごしらえで8.16ヘクタールで約300万円です。合計で約5, 200万円という数字になります。 3点目のご質問ですけれども、 再植栽の樹種はどんなようなものかということですけれど も、今現在考えているのは、カラマツ、トドマツ、アカエゾマツ、シラカバなどの木を植え る予定にしております。今後は、被害に見舞われた森林につきましては、関係機関と連携、 協議を図りながら復旧を進め、経済林としての町・民有林の整備に努めてまいりたいと思っ ております。 ○議 長 柚原千秋君。 ○柚原千秋君 被害状況を見に来いと言われまして、萌和山を縦走させてもらいました。本当に、あのカ ラマツの若木は無残、その言葉のとおりでありました。同じような光景は、私も車で歩くと、 町内外問わず、あちこちで見受けられたのですが、共通して言えることは、今回はカラマツ だけであって、柏の枝が若干折れたのは見受けられましたけれども、いわゆる雑木類、さら にトドマツ、エゾマツ、これは別名、ホクヨウヒノキと言うのだそうですが、これらには、 ほとんど被害は見受けられませんでした。 そこで、今後、今、町長がご答弁されたように、カラマツ、植栽、カラマツ、木の特性か らして、生育が早いと。私もカラマツの愛好者なのですよ、ほったて小屋なんかつくるとき には、カラマツをほとんど使ってやらせてもらっているのですが、これはやっぱり、成長が 早いという特性上、主力植栽樹種だと私も思います。それから、トドマツ、アカエゾマツは、 これはやっぱり成長が遅いということで、100年、200年というスパンで、やがて住宅 の構造材として大いに役に立つ、 将来の子孫に大いに役立つのでないかということで、 私は、 これ、大いに賛成します。ただ、シラカバ、これは物すごく貪欲な木なのです。これ、植え なくたってひとりで生えるのですよね。シラカバというのは、町長、別にくさしているので ないのです、私の思っていることを言うのですが、用材としての価値もないと。何か細工類 に、そういうものに使うのならいいのだそうですが、そういうようなことで、余り、寿命も 短いし、それから、用材としての価値も低いというようなことでございます。 それで、町長、以前、私、総括でお尋ねしたときに、広葉樹はなるべく残すのだというご 答弁をいただいて、そのことが私の頭に残っているのですよね。植栽というのは、谷地も多 分あるのだと思います、山だから。それで、私は、ヤチダモなのですが、ナラ材と並んで、 このヤチダモというのは湿地を好む材であって、北海道を代表する広葉樹材と言われて、需 要も高い樹種だと言われております。そういうことで、そのヤチダモ、また、エンジュなん かもいいのですよね、床柱、魔除けの木とかとも言われて、床柱に使うのだそうです。それ で、経済林として高い価値はあると思うのですが、そういったものの植栽のお考えはござい - 34 - ませんか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 植栽の件は、これはやはり、今、議員もおっしゃっているように、やっぱり経済林として の効果もなければ、それはやっぱり、将来性の楽しみも少なくなるのかなと思っていますの で、これはやっぱり広葉樹的なものを植えていかなければならないかなと思っています。私 は、カラマツ、トドマツ、またアカエゾ、シラカバと申し上げましたけれども、シラカバは、 やはりちょっとしたら、もう、すぐおじぎしてしまいますから、これは大変かなと思ってい まして、できる限り広葉樹で進めるように、また、よく関係機関とも打ち合わせしながら進 めていきたいなと思っております。 ○議 長 柚原千秋君。 ○柚原千秋君 次に、町長の総合計画の中で、身近な高地防風林云々ということが、文面がありました。 それで、大樹町の畑作農家にとって、この北東寄りの風、いわゆる浜風と言うのですが、東 北あたりだったらヤマセとか言いますね、これは最大の敵であって、害なのですよ。ひかた 風なんていうのは、あれが吹くと、ご承知のとおり、生暖かい風で、牧草は乾くし、豊作の ような風のような気がするのですがね。この防霧林、防風林、これの整備というのはどうな のでしょうか、その辺をちょっとお聞きしたいのです。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 防霧林、または高地防風林の中には、保安林としての役目もなさっているものもある、こ れは民有林含めて、町有林含めて、保安林としての役目を果たしているということは、これ は大変大きな効果があるかなと思っております。ただ、やはり、今、議員もおっしゃるよう に、この高地防風林、いろいろと畑作に影響がある云々ということでの伐採が、ここ二、三 年進んだのかなと思っています。私たちも、今後どうなっていくかということで大変心配を しておりますけれども、こういうものはやはり残していくべきだろうと思っておりまして、 今後も、そういう面に向けて、この総合計画にも記載してありますけれども、そういうこと での役目というか、役割といいますか、それが大変重要だということを私たちも認識してお りますので、そのことを進めていこうかということで今考えております。 ○議 長 柚原千秋君。 ○柚原千秋君 大樹町は酪農地帯ですから、 この高地防風林は意外と邪魔くさいのだよね、 今の大型機械。 - 35 - ところが、中札内ぐらいから向こう、川西とかあの辺へ行くと、これは絶対必要なのですよ、 保安林ね。参考までに、私も、ちょっと興味ありますからね、中札内村の保安林を、レンダ リングプラントに死廃牛を持っていくときに見せてもらうのですが、そこで看板が、表札が 張ってありまして、立ちどまって見たのですが、支庁ですね、十勝支庁と書いてありました から、その当時の十勝支庁がやったのだと思うのですが、アカエゾマツ20列に、それから その横に、東側のほうにミズナラの木10列、これ、見事に育っているのですよ、人のまち の、村のあれですから、でも、保安林だから見せてもらうのですが、好ましいなと思って。 それから、更別と中札内の境界ですね、ここにはヤチダモ、それからミズナラを植えて、最 近、その保安林も変わってきたのだなというふうに私は感じています。これは本当に、ミズ ナラだってヤチダモだって、私、先ほど申し上げたように、非常に経済林としては価値のあ るものだと思いますからね。 それと、やっぱり担い手の育成ね。何か最近、昔、私が子どものとき、年配の人が、私ら の親ぐらいの年代、その上ぐらいの人が、オートバイの後ろにのこつけて、のこだのおのを 積んで、そして山に手入れ行っている人をよく見かけたのですが、最近余り見かけないです ね。そういう林業従事者というか、担い手も、これもやっぱり必要だと思いますし。 それと、カラマツなんかもやっぱりすばらしい木ですよ、これ。これも、人工林といえど も、100年もたつと、それはすばらしい床柱になると、これには書いてあるのですよ。で すから、地材地消と言うのですか、こういうこともやっぱり取り組んでいってもらいたいな と。次期総合計画の中ではそういうことも書いてありますので、いろいろとこれからよろし くお願いしたいと思いまして、私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうござ いました。 ○議 長 休憩します。2時5分より再開いたします。 休憩 午後 1時48分 再開 午後 2時05分 ○議 長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 一般質問を続けます。 次に、9番志民和義君。 ○志民和義君 先に通告してありました3点と、追加1点がありますので、町長と教育委員長に質問をい たします。 まず1点目に、医療・介護の総合推進法案について、町長に質問をいたします。 内閣が12日、 国会に提出した医療・介護総合推進法案に不安の声をお聞きしております。 - 36 - 一つ目に、今回、国会に提出された医療・介護総合推進法案の内容はどのようなものか、医 療、介護についてお伺いをいたします。 2番目に、中でも、要支援1、2のサービスを市町村の事業に移すとしているが、市町村 の財政により差が出るおそれがあります。また、特別養護老人ホーム新規入所者を原則要介 護3以上に限定しようとしております。特例を認めるとしていますが、特例は一体どのよう なものか。 3番目に、市町村の事業に移すとしても、財政、人材など、課題も多いと考えます。国に 撤回を求めてはどうか、お伺いいたします。 そして、4番目には、そもそも制度の違うものを同時に同じ法案として出すことに問題が あると考えますが、町長の考えをお伺いいたします。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 それでは、志民議員の1点目の、医療・介護の総合推進法案についてということでお答え をいたします。 医療、介護など、社会保障改革の道筋を示した持続可能な社会保障制度の確立を図るため の改革の推進に関する法律、いわゆるプログラム法が昨年12月に成立をいたしました。こ の法律に基づく措置として、 地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関 係法律の整備等に関する法律案が今国会に提出され、現在審議中であります。この法案の趣 旨は、効率的かつ質の高い医療提供体制や地域包括ケアシステムを構築することを通して、 地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するために、医療法、介護保険法等の関係 法律について所要の整備を行うという内容になっております。 ご質問の1点目、医療・介護総合推進法案の内容についてですが、医療法関係については、 地域における効率的かつ効果的な医療提供体制の確保として、病床機能報告制度と地域医療 構想の策定、医療事故にかかわる調査の仕組みの確立、医療法人に関する制度の見直し、特 定行為に係る看護師の研修制度の創設、 看護職員の確保のための施策の強化などについて整 備する内容になっております。介護保険法の関係については、地域包括ケアシステムの構築 等、費用負担の公平化として在宅医療、介護の連携の推進、認知症施策の推進、地域ケア会 議の推進、予防給付の見直し等、生活支援サービスの充実、低所得者の一号保険料の軽減強 化、一定以上所得者の利用者負担の見直しなどについて推進、整備する内容になっておりま す。 ご質問の二つ目の、市町村の財政力により要支援サービスに差が出るのではないか、特別 養護老人ホーム入所基準の特例についてということですが、国は、市町村が実施する新しい 総合事業の財源の構成は、これまでの介護予防給付と変わらないことから、市町村の財政力 によりサービスの内容や取り組みに差が出るということはないとしております。また、仮に 市町村の事業費が上限を超える場合の対応については、 制度施行後の費用の状況等を見きわ - 37 - める必要があるということを踏まえ、個別に判断する仕組みを設定するという考えを示して おります。特別養護老人ホームへの入所基準については、新規入所者を、原則、要介護度3 以上に限定し、 在宅での生活が困難な中程度の要介護者を支える施設としての機能に重点化 を図るということが必要とされております。見直しは新規入所者からとし、既に入所されて いる方については、要介護1、2でも継続入所できる経過措置を設けると。また、要介護1、 2の要介護者であっても、 やむを得ない事情により特別養護老人ホーム以外での生活が著し く困難な場合は、市町村の適切な関与のもと、特例的に入所できるという内容になっており ます。 ご質問の3点目ですけれども、国に撤回を求めてはどうかということですが、介護保険制 度は大樹町だけの問題ではございません。今後、町村会などとも連携をとりながら対応して まいりたいと考えております。 ご質問の4点目、 制度の違うものを同時に同じ法案として出すことに問題があると思うが ということですが、これは、法律の制定は国が行うものでありまして、このことについては、 私どもがどうのこうのということには、ちょっと差し控えをさせていただきたいと思いま す。 以上です。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 まず、医療関係のほうでの見直しというところ、一部、かなり大きな、私もびっくりした 内容なのですが、特定行為に係る看護師の研修制度の増設というので、これは、特に、看護 師が何か新たな医療行為ができるというふうに伺っているのですが、その内容について ちょっとお伺いします。 それから、介護保険関係では、とにかく問題になっている要支援1、2と、こういう問題 については、在宅で生活するように支援を行うということなのですね。やっぱりひとりで、 何とかその支援を受けて生活できるという方向に、 そういうことができる人については引き 続きやっていくということなのですが、それについての財政措置については、今までと変わ らなく来るということで本当に大丈夫なのかどうか、そういう点をもう1点お伺いをいたし ます。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 今、私、いろいろと何点か、こういうことで変わりますよというようなことを申し上げま したけれども、これは、今現在、いろいろと審議中でございまして、私のほうにも概略だけ しか、ばあっとしたものしか来ておりません。もし必要であれば、後でまたコピーしてお渡 ししたいなと思いますけれども、相当な膨大な資料です。今、特におっしゃられた看護師さ - 38 - んの関係なのですけれども、これは、制度の創設の必要性というようなことであれば、いろ いろと個別に熟練した看護師のみでは足りず、医師または歯科医師の判断を待たずに、手順 書により一定の診療の補助、例えば脱水時の点滴等については、看護師を、そういう方々を 養成し、確保していくことがあるだろうと。また、そういうような行為をする手順書を実施 する場合には、研修制度を創設をしながら、また今後の在宅医療を支えていく看護師を計画 的に養成していくということが本制度創設の目的であるということが書かれております。 ま た、いろいろと、特定行為に係る研修の対象となる場合ということで、いろいろと医師側か らの指示、 または患者がどういうような病状の範囲で医師が確認したものを看護師がそれの 手順に従って診療の補助の内容を実施していくというようなこともきちっと示されており ます。ですから、また今までとはちょっと変わったようなことでいけば、医師の指示で看護 師が、実際には、脱水症状のときには点滴をするなり云々ということは、自らやられるとい うようなことでの理解でいいのかなということで今考えております。 修了者の把握について は、きちっと研修機関からの研修修了証、こういうものも出るということで、そういう方に 限り、今私が前段申し上げたようなことの処置ができるというようなことです。 それからまた、いろいろとこれらに含めての財源のことなのですけれども、これもまだ はっきりしたような内容は示されておりません。それで、今までの在宅保健云々のことで、 介護予防云々含めて、内容としては今までどおりのようなこと、また、対応も今までどおり かなと思っております。こういうことがやられることによって市町村負担が増えるとか、市 町村の業務が増えるということは、これは私たちにとっても大変大きな仕事ですので、大き な負担にもなりますので、当初は、大分仕事量が増える、財源も減らされるということでし たけれども、財源的なことは、新聞報道ですけれども、ある程度確保されるだろうと。だけ れども、人の関係については、一定の負担、業務量が増えるということは、これは事実かな と思って、今、それの成り行きを見守っているというような状況下にあります。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 財源的にはということなのですが、人の面でということになると、やっぱりそこの財源が 人についてくるわけですから、 そういった心配がやっぱり一番大きいかなというふうに思い ます。それと、要支援1、2を対象とした介護サービス事業所もあるわけですよね。そこの ところへの影響というのは、私はやっぱり避けられないのかなと思いますので、そういう点 を、事業をやってくれる人がいなくなってしまったら、これまた大変なことなので、そうい う点については強く求めていってほしいというふうに思います。 それから、特例措置を設けるとしておりますが、これについて、特別具体的な、こういう ものというのは、現に今、出てきているのでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 - 39 - ○伏見町長 今、その特例措置のことなのですけれども、私が前段申し上げたようなことが該当するの かなと思っております。要支援1、2が云々とか、または、入っておられる方が云々という ようなことかなと思っております。ただ、要支援1、2でも、私たちのほうは今までどおり のことでサービスはしっかりとやっておりますので、これが、法がこうなったからだめです よとか、通所しないでくれとか、そういうようなことは私たちは避けていきたいなと。デイ サービスあたりでも、結構そういう方もいらっしゃいますので、今までどおりの受け入れ方 はやっていきたいかなと思っております。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 それと、特別養護老人ホームの介護1、2の特例措置を設けるとしておりますが、具体的 な例は、今のところ出てきておりますでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 前段、私、申し上げましたように、今、これ、審議中でございまして、私たちも、今、案 だけいただいているものですから、今後、そういうような場面があり得るかもしれません。 ですけれども、私たちは、その辺はしっかりと、財政負担がちょっと伴いますけれども、こ れは対応していきたいということで考えております。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 何よりも、この利用者に負担の起こらないように、そして、それに携わる事業者に負担の かからないように、十分配慮をしていただきたいというふうに考えております。何より、撤 回を国に強く求めていってほしいと思います。 次に行ってよろしいでしょうか。十勝圏複合事務組合の問題で、十勝圏消防広域化の問題 について質問をいたします。 消防は、住民の生命と安全を守る身近な組織として、昼夜を問わず行政サービスを提供し ております。その消防が十勝圏に広域化を進めているとき、町民に対して、経過や内容を知 らせる必要があると考えております。説明会などの開催は考えているかお伺いいたします。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 それでは、志民議員の2点目の、十勝圏消防広域化についてお答えをしたいと思います。 十勝圏の消防広域化につきましては、 平成18年度に十勝圏消防広域連携推進協議会を設 - 40 - 置したのを皮切りに、現在の体制であります消防広域推進室を設置し、消防無線のデジタル 化、高機能指令センター、運営計画などについて検討を進めてきたところでもあります。平 成24年6月に、十勝圏広域消防のスタート時の姿、たたき台なのですけれども、これを承 認し、担当課長等を初め副市町村長、市町村長会議で検討に入り、同年の10月には、スター ト時の姿を一部修正した上で基本合意し、平成25年8月には、運営計画の骨子案として市 町村長の合意形成が図られたところでもあります。当町では、その時々において行政報告や 議員協議会を通して経過説明を行っておりますが、昨年12月の議員協議会では、その運営 計画について素案をもとに説明させていただいておりますが、各市町村の意見やパブリック コメントをもとに、本年3月には、成案として、運営計画として取りまとめる見通しとなっ ております。また、住民からの意見聴取としては、昨年12月27日から本年1月26日ま での1カ月間、帯広市を初め全町村の役場庁舎等及び消防署において、住民からの意見を聞 くパブリックコメントを実施いたしました。当町におきましても、役場庁舎及び消防署並び にホームページにおいて運営計画の素案を縦覧したところでもあります。 パブリックコメン トの管内における集約状況ですが、3名の方から6件の意見があり、当町からの意見はあり ませんでした。そこで、ご質問の、住民に対する説明会の開催の考えということでございま すが、広報紙、町のホームページ上に、消防の広域化について掲載し、説明いたしたいと考 えておりますので、ご理解のほどをお願い申し上げたいと思います。 なお、今後のスケジュールの概要ですが、平成26年中に、新組織の規約の制定及び現組 合の解散について各市町村の議会の議決をいただき、年明けには知事の許可を得たいという 考え方で進めております。さらに、平成27年度当初から、広域消防推進室を広域消防準備 室に改編をし、平成28年4月1日から組織の統一、及び、消防救急デジタル無線、高機能 指令センターの運用を開始するという予定になっております。 以上です。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 こういう大事なことで、議員に対しては議員協議会で、その都度都度、私も説明を受けて おります。ただ、町民対象ということになりますと、役場庁舎、消防署、そしてホームペー ジということだけということになると、具体的に説明を受けないと、なかなかぴんと来ない ところが私はあると思うのですね。それで、管内の状況で、3名6件ということになると、 ほとんどの町村から来ていないということに理解されるよね。それで、やっぱり、私は、具 体的に町長なり何なりが、町内で1カ所以上、説明会はやっぱり開くべきでないかというふ うに私は考えますが、どうでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 - 41 - 住民を対象にして集めて、お集まりをいただいて、このことについてご説明をするという ことも大事なことだなと思っております。それにかわって、前段申し上げましたように、広 報紙だとか、またダイジェスト版で、今後PRをしながら説明をさせていただくという方法 を、手段をとっていこうかなと思っています。行政区長会議だとか、また、懇談会、それぞ れの会合等においても、今の運営計画、このような形での概要版ができましたということで の資料説明を、機会あるごとに説明をさせていただきながら、そしてまた、広報紙等で、ダ イジェスト版なり、また広報紙の掲載で、今後、町民にも周知を図っていかなければならな いかなと思っております。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 今の改めての説明会でなくても、 町民の集まる席上というのは非常に大事なことだという ふうに考えておりますので、それはぜひ行っていただきたいということを要望して、私の、 今の消防広域化の質問を終わります。 次に、教育委員会制度の改革案について、教育委員長に質問を行います。 政府は、地方行政教育法の改正案を国会に提出する考えだと聞いております。そこで、次 の点についてお伺いをいたします。 一つ目が、 現在の教育委員会をどのように改正しようとしているか、 お伺いをいたします。 二つ目に、 現在の教育委員会制度はどのような経過で設置されたのか、お伺いいたします。 それから、三つ目に、国や首長の意向が強くなるおそれがあると考えておりますが、現行 制度の存続を求めていってはどうか、お伺いをいたします。 ○議 長 辻本教育委員長。 ○辻本教育委員長 それでは、志民議員の教育委員会制度改革案についてのご質問にお答え申し上げます。 1点目の、改正案についてでありますが、昨年12月13日の中央教育審議会答申「今後 の地方教育行政の在り方について」では、教育委員会制度としては、首長、教育長、教育委 員会のそれぞれの権限と責任を明確にし、それぞれに期待される本来の役割を十分に発揮し ていくため、首長(執行機関)の補助機関として教育に関する事務執行の責任者の教育長を 置くこと、首長の附属機関として教育委員会を設置するとした改革案が提言されておりま す。しかしながら、首長の影響力が強くなり過ぎるということから、別の案も出されている ところであります。現在、教育委員会制度については、いろいろと議論されているところで ありますが、私どもとしては、新聞等でしか情報を得ることができておりません。 2点目の、教育委員会制度設置の経過でありますが、現行制度は首長から独立した執行機 関となっており、 昭和31年に制定された地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づ き、今日までの58年間続いてきた現在の教育委員会制度の骨格を形成した重要なものに - 42 - なっており、教育の政治的中立性、継続性、安定性の確保が制度的に担保されたものとなっ ております。 3点目の、国や首長の意向の強化のおそれと現行制度の存続要望についてでありますが、 国や首長は、現行制度に対しても、法令に基づき一定の権限を持っております。国は、教育 に関する事務の指導、助言及び援助等があり、首長においては教育委員の任命権や予算に関 する権限等を有しております。現行制度の存続につきましては、昨年5月の全国町村教育長 会第55回定期総会において要望決議したところであります。 以上であります。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 今言われて、答弁あった一番最後のところで、教育委員会の全国の総会で、この現行制度 の要望をしているということで、これに私も尽きるというふうに思います。そもそも、戦後、 この政府の意のままに教育が行われてきたというところに大きな問題があって、 その政治的 中立性や継続性ということで、教育委員会制度が独立した行政機関となったということで、 これは大変重要なことで、私は、制度自体、大変、問題ないどころか、民主的な制度だとい うふうに考えております。それで、中身としては、やっぱり今回の改革案として出してきた ものは、まだ政府案になっていませんが、政権等が出してきたということは、それをおおむ ね、 その政府案になる可能性は高いというふうに考えております。 任期も2年とか3年とか、 今4年ですが、そういうような状況で、一体何なのだというふうに私自身も考えてしまいま すし、それから、総合施策会議だとか、こういうものを設置して教育方針を決定するとか、 そういうことがあって、 本当に教育が住民のところにあるのかどうかというところに一番私 は心配しているところでございます。引き続き、強く国に要望していっていただきたいと思 いますが、いかがでしょうか。 ○議 長 辻本教育委員長。 ○辻本教育委員長 教育長の全国大会でも、これには反対していくということであります。実は、教育委員会 の十勝の委員連絡協議会、 または全国の委員連絡協議会がございますが、こちらのほうでは、 まだアクションを起こしておりません。今後、国の、今回の国会の流れを注視しながら対応 を決めていきたいなと思っております。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 ぜひ、 十勝とか道の教育委員会のほうでも、 そういう対応をお願いしたいと考えています。 以上で終わります。 - 43 - ○議 長 暫時休憩します。 休憩 午後 2時34分 再開 午後 2時47分 ○議 長 再開します。 ◎延会の議決 ○議 長 お諮りします。 議事日程の都合上、本日の会議は、これで延会したいと思います。ご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本日は、これで延会とすることに決しました。 ◎延会の宣告 ○議 長 本日は、これにて延会します。 散会 午後 2時48分 - 44 - 平成26年第1回大樹町議会定例会会議録(第4号) 平成26年3月12日(水曜日)午前10時開議 ○議事日程 第 1 会議録署名議員指名 第 2 一般質問 第 3 請願第 1号 TPP交渉等国際貿易交渉に係る請願について 第 4 議案第 23号 平成26年度大樹町一般会計予算 第 平成26年度大樹町国民健康保険事業特別会計(事業勘定) 5 議案第 24号 予算 第 6 議案第 25号 平成26年度大樹町後期高齢者医療特別会計予算 第 7 議案第 26号 平成26年度大樹町介護保険特別会計予算 第 8 議案第 27号 平成26年度大樹町介護サービス事業特別会計予算 第 9 議案第 28号 平成26年度大樹町公共下水道事業特別会計予算 第10 議案第 29号 平成26年度大樹町水道事業会計予算 第11 議案第 30号 平成26年度大樹町立国民健康保険病院事業会計予算 ○出席議員(12名) 1番 加 藤 明 浩 2番 齊 藤 徹 3番 杉 森 俊 行 4番 松 本 敏 光 5番 西 田 輝 樹 6番 柚 原 千 秋 7番 福 岡 孝 道 8番 髙 橋 英 昭 9番 志 民 和 義 10番 阿 部 良 富 11番 安 田 清 之 12番 鈴 木 千 秋 ○欠席議員(0名) ○地方自治法第121条により出席した者の職氏名 町 長 伏 見 悦 夫 副 町 長 酒 森 正 人 総 務 課 長 北 林 博 美 企 画 課 長 布 目 幹 雄 町 民 課 長 田 中 健 児 税 務 課 長 農林水産課長 郷 原 憲 治 保健福祉課長 佐 藤 彰 森 博 之 兼町営牧場長 商工観光課長 兼地場産品研究 センター所長 水 道 課 長 兼 大 樹 下 水 終末処理場長 病 院 事 務 長 松 本 清 隆 建 設 課 長 高 橋 教 一 会 計 管 理 者 鈴 木 敏 明 黒 川 高 田 末 雄 出 納 課 長 老人ホーム所長 兼老人デイサービス 豊 - 1 - 藤 井 賢 嗣 教 育 委 員 長 辻 本 正 雄 学校教育課長 吉 岡 信 弘 センター所長 教 育 長 学 校 給 食 小 林 文 雄 神 山 保 博 センター所長 社会教育課長 小 森 力 農業委員会会長 鈴 木 善 雄 角 倉 和 博 代表監査委員 澤 尾 廣 主 上 田 昌 弘 兼 図 書 館 長 農業員会事務局長 美 ○本会議の書記は次のとおりである。 事 務 局 長 山 下 次 男 - 2 - 査 開議 午前10時00分 ◎開議の宣告 ○議 長 ただいまの出席議員は、12名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。 ◎日程第1 会議録署名議員指名 ○議 長 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により、議長において、 9番 志 民 和 義 君 10番 阿 部 良 富 君 11番 安 田 清 之 君 を指名いたします。 ◎日程第2 一般質問 ○議 長 日程第2 昨日に引き続き、一般質問を行います。 質問の通告がありますので、これより発言を許します。 初めに、10番阿部良富君。 ○阿部良富君 先に通告しております2件について、町長にお話しをお伺いいたします。 まず、1点目でありますが、同僚の議員が短く言えといいますので、私も短くやりますの で、町長も簡潔にお願いします。 国の今回の円安の対策は、非常に町民が苦慮しております。町長も知っているとおり、町 民の大体扱っているもの、ほとんどが円安の輸入しているものが対象で、まず燃料から始 まって、特に灯油とか小麦粉だとか、そういういろいろなものがあります。これらの問題を 何とかしてほしいというのが、みんな町民の願いなのですよね。ここら辺は、まず何とかな りませんかということをお伺いいたします。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 それでは、阿部議員の1点目の町民に対する円安対策についてということで、私も簡略に お答え申し上げたいと思います。 - 3 - この冬、暖房に欠かせないA重油の小売価格が、ついに1リットル100円を突破いたし ました。数年前の60円台と比べ4割も値上げをしており、背景には政治の不安定な中東情 勢、そしてまた新興国の石油需要の活発化、エネルギーの高値と輸出促進のための円安誘導 によるものかなと考えております。これまでの一過性の高値と違って、高値定着が大変心配 されます。 農業、漁業だけでなく、生活全般にわたってこの燃料の高値時代への備えが求められてお ります。農業では、国の事業で配合飼料価格の上昇に対して、農家負担の増大を緩和するた め、配合飼料価格高騰緊急制度が設けられており、総額が約136億円という緊急支援の特 例を実施しております。 また、肉用牛の経営では推定所得と総生産との差額の8割を補塡とするというような、こ の肉用牛肥育経営安定対策事業などがあります。 漁業では、石油製品の高騰や軽油の値上がり等により、採算が合わない苦しい状況が続い ておりますが、漁船、漁業の省エネルギー事業により省エネ漁船への転換、省エネ操業の実 施、そして6月までに燃料費の膨張に備え、水産庁は国と漁業者が折半して積み立てておく 仕組みの漁業経営セーフティーネット事業を拡充することにしております。 燃料価格の今後の見通しですが、 中東情勢またはアフリカ諸国のリスクの高まりによる供 給懸念が根強い状況が続くと見られることと、新興国の石油需要の活発化により、燃料価格 は高どまりで推移することが見込まれております。これらにより、農林漁業の資材などの価 格高騰は、本町の農林水産業に極めて深刻な事態となっており、国にしっかりと農業経営安 定対策、または省エネ対策、漁業経営対策、そして自給飼料基盤の強化、畜産物の価格関連 対策など特段の措置が講じられますよう、今後も強く要請をしてまいりたいと考えておりま す。 ○議 長 阿部良富君。 ○阿部良富君 町長は、いろいろと考えてくれるそうなのですけれども、いずれにしても燃料高騰対策や 飼料の安定基金対策、これは手いっぱい上がってからの対策なのですね、利用者折半してや るということは。この上がった段階でやられても、それまでの価格は全部自分払いなのです よね。だから、今、102円で計算しておりますけれども、もう103円に近くなっており ますね。これでは、また一段と上がる可能性があるのですよね。だから、私は町長、今言っ たように、やっぱりこの資材とか燃料は、この差益の特に大きいとき、例えば去年の春でし たか、80円そこそこだったころ、あのころから見ると20円以上も上がっているのですか ら、そのときの値段をもとにして、この差額は国がある程度持つよとか、そういう考えを打 ち出してほしいと思うのですけれども、町長も町民に対して、国に対して請求するってはっ きり私は言ってほしいと思いますけれども、そこら辺の考えはどうですか。 ○議 長 - 4 - 伏見町長。 ○伏見町長 私は、今お答えしたようなことは、国に対しても各省に対して要請をしております。特に 農業の関係も、今の差益云々ということも、ちょっとお話しが出たのですけれども、いろい ろと昨年から飼料の高騰によってこれはということで、 例の中山間直接支払制度の中ではデ ントコーンが多くなってきたということも、やっぱりそういうような一つの対策かなと。こ れは、 農業者もしっかりとその辺を受けとめての対応をしていただいているのかなと思って います。 漁業も、今、私、申し上げたセーフティーネットの関係の基金を積み立てて、いろいろと そういう補塡をやっていくのですけれども、 やはり底をついてしまうようなことがあるので すよ、差益分を払ってしまうということになれば。この分を、やはりもう少し国がしっかり と助成をしてやってもらわなければならないということで要請しております。 また、経産省には農業漁業ばかりではないのですよね。一般の中小企業、またはいろいろ 燃料を使って業をしている方もいらっしゃいます。そういう方も考えて、やはり国全体でそ の高騰に対する助成というか、 そういうものをしっかりとこれから取り組んでいってもらわ ないと、何もこの景気といったって、うちらのほうにしてみればかえって悪くなっているよ うな状況ですから、この辺をやはりしっかりと国側も受けとめて、私たちもそのことを、現 状をしっかりとまた国に訴えて進めていこうかということで考えております。 ○議 長 阿部良富君。 ○阿部良富君 町長、答弁は本当にわかります。 昨日、農協の理事会がありまして、町長は8月、9月だったかな、牛乳33銭上がったよ、 良かったなというふうに言ってくれました。上がることは私たちも歓迎するのですけれど も、それを逆算して消費者物価とかいろいろ、肥料とか飼料を考えてどのくらい上がったか ということ計算しますよね。飼料は、33銭の乳価は上がってくれたのだけれども、諸物価 を合わせたら平均7.47なのですよね。だから、プラスマイナスやっぱりマイナスなので すね。だから、農家がそうだということは、漁師の方も町民の方もそうだと思うのですよ。 だから、その取り組みだけは今後、絶対国に働きかけていただきたい、それだけです。お願 いします。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 今、おっしゃられることは、ずっと私たちもこのことは強く国に要望しておりますので、 今後もまたいろいろな場面で要請をしてまいりたいと思っております。 ○議 長 - 5 - 次の質問、どうぞ。 ○阿部良富君 第2点ですけれども、新しい鳥獣保護法、これができそうなのですけれども、被害防止に 向けた取り組みということで、 今後10年間で半減を目指してこの保護法を改正すると言っ ておりますけれども、その中身はどのように進めるつもりなのでしょうか。もし、知ってい れば、町長、教えていただきたいと思います。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 それでは、2点目の阿部議員の新しい鳥獣保護法の中身なのですけれども、これをわかっ ている範囲でということで、私たちも、今、資料収集しておりますし、今日の新聞等にも詳 しく出ておりましたけれども、 この法律の正式名は鳥獣の保護及び管理並び狩猟の適正化に 関する法律というものでございます。 名のとおり、鳥獣の保護に関する規定でなく、狩猟に関する規定も数多く記されておりま す。この法律が平成26年度から一部改正されます。その内容ですが、鳥獣の長期的な削減 計画の策定による頭数管理を前面に打ち出しております。特定鳥獣の駆除を促進するための 法改正で、かねて乱獲、絶滅からの保護に主眼を置いてきた法律から、大きな政策転換と言 えるものかなと思っております。 環境省、農林水産省は、これらの改正により、道内の鹿を10年で半分にするということ であります。北海道は、急増するエゾシカの実情を踏まえまして、既に保護管理計画を策定 し削減に着手しており、政府はこのような地方の取り組みを参考にしながら連携強化し、削 減に向けた取り組みを強化しております。今回の法改正は、その一歩と考えております。 改正の最大の焦点であります頭数管理については、中央環境審議会の答申は罠だとか猟の 免許取得年齢の引き下げにより捕獲の担い手の確保、そして食肉の利用促進、ペットフード 化、または自衛隊に捕獲の要請、夜間も発砲するということでの検討内容でございます。し かしながら、発砲を日の出から日没まで限定する現行制度でも、道内では人を鹿と見間違え る誤射の事故が見られ、 このような現状から夜間発砲を認めることはいがかなと思っており ます。 本町では、鳥獣被害対策として、国や道の補助金を利用して鳥獣被害対策に取り組んでお ります。平成25年度は、鳥獣被害防止総合対策事業で、約883万7,000円の補助を 受けて、エゾシカ等の鳥獣による農作物の被害等を軽減するために、被害防止施設など電気 牧柵の設置を行っております。 今年度は、国の鳥獣被害防止緊急捕獲等対策費で、鹿1,050頭などの駆除の予算98 8万7,000円を計上しております。 町では、鳥獣被害対策実施隊による最低週1回の見回りを行う予算、529万2,000 円を計上しておりまして、町といたしましても、今後もこの鳥獣被害対策を重点に国や道、 - 6 - 農家の方や農協、猟友会などと連携して、この被害が幾らかでも少なくなるように前向きに 取り組んでまいりたいと考えております。 ○議 長 阿部良富君。 ○阿部良富君 今、町の政策はわかりました。 町長は、今回、道が真剣にやっているところを見せてくれた。町長も話を聞いていると思 いますね。支笏湖湖畔の鹿のいるところ、60人体制で囲って、国道をストップして、そこ で一斉に駆除したと。ちゃんと2頭捕れたと2頭ね。今度、自衛隊のヘリを頼んで、白糠町 の山林を130人体制でやったら1頭とれたと。これで25万頭削減、10年でできるので しょうかね。私は、そこが疑問なのですよ。 やっぱり鹿は、町長、今までの政策はずっと置いておいて、やっぱりそれ以上に捕獲をす る方法はないかということを考えてもいいのですけれども、私はここまで来たら、やっぱり ある程度、特にひどい人のところだけでも個別保障、これは私、必要だと思うのですよね。 町長は、職員の方とよく勉強していましたから知っていますけれども、環境省の職員、こ の間ちょっと縁あっていろいろな話をしたのですけれども、農林業による被害、聞いていな いと、 こう聞いていないというのですよね。あの人方の縦のつながりは本当にひどいもので、 私、言ったのですよね。この被害のひどいときに審議会、また審議会をやって猟の仕方のあ り方を検討すると。それで、私たちは生産者も中に入れてくれと、こんな学識経験者だけで 審議会をやったって、 ここはきれいだとか美しいとかそういう話しか出ないというのですか らね。私は、だから矛盾しているのはそこなのですよね。 だから、この間の駆除のとき、鶴と共生するためにはというところで私は講演したけれど も、確かに美しいのです。真雁も本当にきれいです。でも、ある程度、現状を超えたら駆除 も大事ですとはっきり言いました。だから、やっぱり町長も国にがっつり訴えていただきた いのと、ある程度の被害保障というのは、私、ここで下手すると、この被害だけで、ここ二、 三年またやめる方もいると思いますよ。 ある人の話を聞いたら、上の10町歩を二層式のハーベスターで刈ったと。天気が悪く なったら困るから傾斜を3枚残したと、3町歩ですね。10月の初めに刈りに行ったら草が なかったと。手をかけなくてなくなるのだから、こんなに楽なことはないのですけれども、 だけれども、お礼を言っていいのか、このやろうと思っていいのかわからないのですけれど も、やっぱり町長、私は豆でもビートでもそうですけれどある程度までいったら被害保障、 ここら辺も町もそうだし、道に対してでも、国に対してでも、若干でもいいから訴えていた だきたいと思うのですけれども、そういう気持ちはないですか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 - 7 - 鹿対策については、毎度、阿部議員からもいろいろ御意見あって、私たちもそのたびに答 えておりますけれども、いろいろと鹿の防止については、これは大樹町独自で云々とやって も仕方がないので、これは広尾町と協議会を立ち上げて、また、今、隣町のほうも加入して いただいて、全体的にここの広域でもって防除なり狩猟をやっていこうというようなこと で、今、話を進めております。 毎度、申し上げておりますけれども、その被害保障なのですけれども、私も、このことは 必要だなとは思っていますけれども、やはりその辺の限度、どういうものが対象になるのか、 全農家対応していくということになれば、今やられている中山間の直接支払い制度の事業、 これを大樹地区もそういうことができないかということで、 毎度、 私も申し上げております。 今回も、その中山間の委員会が開催されますので、これは大樹地区なのですよね。今、議員 おっしゃっているところは忠類ですから晩成地区なのですよね。私は、その晩成地区には一 度も行ったことも、呼ばれたこともないのですけれども、大樹地区のほうは毎度顔を出して おります。そこで、大樹で取り組みとしては、そういうような保障をその費用でできないか というようなことも、これも農水に一度掛け合ったのですよね。そういう事業は、ちょっと 保障的なものはまずいだろうということですけれども、 やはりこれだけ被害額が増えてきた ということになると、狩猟の頭数も減らすと言っていますけれども、さっきの話のように1 頭や2頭の云々で本当に減るかということもあるのですけれども、そういうようなことに対 して、被害保障の関係についても、そういうような事業で取り組めないか、いろいろと、今、 農水とも御相談しておりますし、また、いろいろと機会があれば、私たちもこのことはしっ かりと農水のほうには訴えていきたいなと思っております。 ただ、所管する農水省は、この北海道の、また全国的な鹿だとかイノシシの被害状況を担 当者は全部覚えています。被害金額まで私は報告していますので覚えています。ただ、環境 省は、どういうわけか、そういような対応かなと思っていますけれども、私たちはその都度、 農水にはお話ししておりますし、 今後も粘り強くこのことは要請していきたいなと思ってお ります。 ○議 長 阿部良富君。 ○阿部良富君 町長、 いろいろと説明してくれました。 ここで、 出しますと言えば私は質問をやめるのだっ たのだけれども、まだその返事が聞こえないからもう1回やらせてください。 今、鹿の問題でありますけれども、全道的には確かに鹿の被害は減っていますよね。なぜ 減っているかといったら、栗山町とか完全に囲ったところは被害がないのですよね。こうい うところを、やっぱり環境省は減ったのではないかと必ず言うのですよね。全道的に網をか ければ入らない、他のほうへ行きますよ、鹿だって。だから、そこら辺の判断もしていない のに、それで今度、環境省はオットセイに無線機をつけて四、五年調査をしてからと、アザ ラシだかオットセイ。四、五年したら、この沖合まで、今でさえ泳いできていますので、こ - 8 - れ八つぐらいまたその被害が出ますよ。だから、やっぱり早目に手を打ってほしいのと、何 とか町長の考えで被害を、全員とは言わないけれども、やっぱりある程度、個別保障の考え を持っていただきたい、それだけはお願いしておきます。よろしくお願いします。 終わります。 ○議 長 次に、7番福岡孝道君。 ○福岡孝道君 それでは、先に通告しておりますので質問させていただきます。 質問の事項は、 中大樹開発事業と大樹町住宅用太陽光発電システム導入補助金交付要綱に ついてであります。 まず、中大樹開発事業についてですが、平成24年11月7日、大樹町は、とかちソーラー ファーム合同会社と大規模太陽光発電事業を行うことにあたり、 土地の有償貸借について合 意し、開発行為変更に伴う補正予算が組まれましたが、現在のところ雑木の除去が行われた ような形しか見えておりません。経済産業省は、2月14日に太陽光で発電した電気の固定 価格買い取り制度で建設を認めたにもかかわらず、建設を始めていない事業者、最大全国で 672件の認定を取り消すと発表いたしましたけれども、とかちソーラーファーム合同会社 の工事進捗状況はどのようになっているか伺いたいと思います。 もう1点、 大樹町住宅用太陽光発電システムの導入補助金交付要綱についてでありますけ れども、 町は太陽光発電の助成を受ける者に対し要綱の第16条で運転状況の報告義務を課 しております。その内容は、毎月の発生電力量、売電電力量及び買電電力量、毎月の消費電 力量及び消費電力量の削減率、 太陽光発電システムが故障したときのその故障の内容及び停 止の期間など6項目にわたって、年2回、前期と後期に町長に報告することになっておりま す。 そこで、これまでの補助金を使って太陽光発電を行っている件数は何件か、この報告はき ちんとなされているのか、そしてこの報告は何のために義務づけているのか、そしてその使 用目的について伺いたいと思います。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 それでは、ただいまの福岡議員の御質問にお答えをしたいと思います。 1点目の中大樹地区での大規模太陽光発電事業についてですが、一昨年から町において都 市計画法及び農地法に基づく事務処理を進め、昨年はこれに基づく用地整備なども行ってお ります。 事業主体である、とかちソーラーファーム合同会社につきましては、この用地整備終了後 に賃貸借契約を締結し、事業に着手する予定となっておりますが、発電に用いるモジュール だとか関連機器の納入が早くても今年の夏頃になるというようなことで、 実際の売電開始は - 9 - 来年の秋から冬にかけての見込みとなるのかなと思っております。 スケジュールについては、法令許認可を進める中で、事業者側からも示されていたところ でもあります。 具体的には、土地の賃貸契約は、行政報告でも申し上げたとおり、2月26日に締結を終 わりました。貸付期間は、今年の4月1日から20年間という期間になっております。合同 会社を構成する3社のうち2社は、 現在も町内の松山地区で同じく大規模太陽光発電施設を 建設している会社の構成員でもありまして、 松山地区の工事が終了した後に中大樹地区の工 事に入るということで、この4月には地鎮祭も行うということで説明を受けておりますし、 これらの案内も私どもに来ているという状況です。 なお、建設予定地については、現在までボーリング調査、試験基礎の引き抜き調査など工 事に向けての事前調査が行われているところでもございます。 次に、住宅用太陽光発電システム導入補助金の交付要綱ですが、環境に優しい新エネル ギーの普及促進を目指し、平成23年7月に制度を創設して以来、3カ年で44件に助成の 決定をしております。交付要綱に基づく運転状況の報告ですが、交付要綱の16条の規定に より、システム導入後3年間、年2回の提出を義務付けております。この目的としては、補 助事業全てに共通することでもありますが、補助金により導入整備された施設が適正に管 理、そしてまた使用されているのかなということの確認もあります。加えて、設置者が機器、 データを確認することにより、省エネ意識の一層の向上ということで御報告をいただいた データをお知らせしながら、住民の皆様にもこの省エネ意識の喚起、そしてまた安全でク リーンな再生可能エネルギーへの理解につなげていきたいという、そういう考え方で一応こ のような形でとらさせていただいております。 なお、本日までのこの要綱に基づく報告が必要な件数は、昨年の9月以前にシステムの導 入を完了した34件で、それぞれいらっしゃいますけれども、直近の期限までの報告件数は 19件、56%となっております。報告が遅れている方に対しては、電話とか文書で御連絡 をしているため、1年以上報告のない方はおりませんが、報告書の未提出は補助金交付の取 り消し要件にも抵触するというようなことから、一層、今後、周知徹底を図りながら、前段 申し上げたような初期の目的に達していただければなと、そういう思いでおります。 また、住宅用太陽光発電システムの導入に対する補助ですが、平成27年度までの5年間 となっておりまして、今年度はその中間年であることから、今月末分までの実績を受けた後 に補助の実績、そしてシステムの運転状況、省エネ効果の概要などをお知らせしてまいりた いと考えております。 今後も、この太陽光発電など新しいエネルギーの普及促進には、町としても努力をして努 めてまいりたいなと考えております。 ○議 長 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 - 10 - 今、町長からお答えありましたけれども、国で認可したのにもかかわらず、土地や機材を 準備していないところは取り消すと言っていますけれども、 とかちソーラーファーム合同会 社は、そういった問題はないのでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 私たちも、いろいろとそういうことを新聞報道されたものですから、即お聞きをしました ところ、そういう心配はないと。既に御案内も我々もいただいているのですけれども、前段 ちょっと申し上げましたけれども、 この4月8日には地鎮祭も行って即取り組んでいくとい うようなことでお聞きしております。 ○議 長 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 昨年、11月の町長による行政報告では、建設工期は26年度の下期とありましたけれど も、先ほどの説明では来年の秋から売電をするということは、1年遅れとして見ていいので しょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 私、ちょっと説明不足だったかもしれませんが、売電はそういうことで1年遅れと。工事 は、もう既に太陽光のモジュールというのですか、パネル、あれはもう既に発注して、それ ぞれ地鎮祭が終わった後、雪解けとともに着工するということで、結構、工事期間も、いろ いろな事業も排水云々とかいろいろ絡みますので、 工事も結構かかるのかなと思っておりま すけれども、そんなことで売電は先ほど私が申し上げたようなことであります。 ○議 長 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 工事完了と売電とは、また違うということであれば理解もできるのですけれども、この事 業に対しては相当な固定資産税が見込まれると思うのですね。この事業に対して、固定資産 税の減免とかそういう措置は行っているのでしょうか。何も趣旨はないわけでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 ちょっと金額的には、一度、議員協議会で固定資産税だとか云々という話はさせていただ きました。減免の話は、私はお断りしたといったら語弊ありますけれども、うちが整備して、 そのような形で使わせていただくということですから、 そういうことは当時は考えておりま - 11 - せんでした。今も、そんなようなことで、今後、お話し合いをしていく中にあっては、そう いうことは余り考えないでいったほうがいいのかなと。 私たちのほうにもメリットがありま すから、そういうことでいけば相手方のことでありますので、私はそこまでは当時は考えて いませんということで、議員協議会、また、そんなような場で説明をされたかなと、そうい う記憶をしております。 固定資産税の額は、20年間で、これも報告してありますけれども、約1億4,000万 円、20年ですね、そういう金額でございます。 ○議 長 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 固定資産の課税にも係わってきますので、 きちっと工期を守っていただいて完成するよう にお願いしたいと思います。 続いて、先ほどの太陽光発電の件なのですけれども、答弁には、補助事業全てに共通して 補助金により導入された施設には適正な管理運営がされているかどうか報告書を求めてい るとありました。確かに同様な補助金の対象に、大樹町バイオマス利用促進事業補助金交付 要綱というのがありまして、ここには500万円の補助金を出すとなっています。ただ、そ この報告の義務は、 町長がこの要綱に必要な場合は指定業者に対して操業状況の報告を求め るというだけで、後は何もありません。一方、家庭用の太陽光発電に関しまして、条例をホー ムページから印刷しますと、約20ページの書類が出てきます。申請用から報告用ですね。 片や、先ほどのバイオマスのところでは、要綱も含めて4ページで、約5倍の書類の違いが あるのですけれども、この辺の違いの理由はどこにあるのか、ちょっとお聞きしたいと思い ます。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 交付要綱を私ども設定しておりますけれども、 様式としてはいろいろ初めから完成までで いくと相当な枚数になりますけれども、当初の申請書と、あと業者さんの見積もりだとか、 そういうことでいきますと、大方、業者さんが書かなければわからないというものもありま すので、本人書くものは、そんなに枚数ないのかなと思っています。要綱は、結構な条項に なっていまして、これだけの分厚いものですから結構あるのかなと思っていますけれども、 後のバイオマスのほうは、ある程度、業者さんが実施をするということでもございますし、 また、そこに対してうちも補助要綱を決めていますけれども、そんなに差がないのかなと 思っております。 ただ、いろいろと本人が書くのに、専門用語だとか何かありますから、それは大方、業者 さんがある程度、見積もりと一緒につくられているのかなということで、今まではそういう ようなのが何件かありますけれども、そういう不平というか面倒だとかそういう話は、今ま - 12 - で利用者からは聞いておりませんので、 またその辺のことも原課のほうで確認をさせたいな と思っております。 ○議 長 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 私の質問の趣旨は、ここを例にとって話しただけなのですけれども、この報告書がこんな に必要なのかということなのですよね。先の東日本大震災でも、既存の法律が邪魔をして、 なかなか救助、救援に行けなかったという、そういう事例もあるわけですね。一方、町の太 陽光発電にこれだけ書類をつくって、本当に必要なのかと。本当に必要であれば、もっと早 く集計して公表しないと、もう、どんどん売電価格も下がってきているわけですね。効果が なくなってしまう。せっかく、そういったあれで自然エネルギーをやろうとしたって、その あれにならなくなってしまうわけですね。また、ちょっと言い方は乱暴かもしれないですけ れども、余り役立たないような報告書をつくって、それを集計して、今度、公表するという ことは、また職員に莫大なエネルギーが必要というか、そんなことで残業手当も増えてしま うのではないかと思うのですね。ですから、ここだけに限らず、要綱とかそういった中で、 余り必要ないような書類をこれから省くような努力をしてもらえないかどうか、その辺1 点、最後にお聞きしたいと思います。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 私たちも、太陽光のシステム導入については初めてのケースだったものですから、いろい ろと北海道または各先進地の条例を、いろいろと交付要綱を見ながら策定をしたという経過 でございます。 現在、やはり私たちは3年がいいのか、1年でいいのか、年2回がいいのか、1回でいい のか、その辺のことは今後検討させていただきたいと思います。ただ、やはり、うちも数十 万円補助しているものですから、 何百万円もかけてそれをほったらかしにしているというと ころはないと思うのですよね、はっきり言いますと。やはり、それは年1回か年2回ぐらい の現地調査、そしてまた私たちも今こういうような取り組みをしていますよと、こういうと ころではこれだけの効果がありましたということは、今、 議員おっしゃるように、 これはやっ ぱり早目に出してあげたほうが、 それだったらうちもやろうかというようなことになりかね ませんので、そういうようなことで、これは要綱ですから適宜私たちが使いやすいようにと いったらあれですけれども、職員に余り負担をかけないように、そしてまた受益者にとって も簡便で使いやすい、そしてまた町民に対してもこういう効果があったよというPR、これ も大事にしながら、この太陽光に向けて、再生可能エネルギーに向けては取り進めていきた いなと考えております。 ○議 長 - 13 - 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 ただいま町長のほうから前向きな御答弁がありましたので、ぜひいろんな要綱というか、 そういったものを簡略化して、 町民それから職員の負担のないような形で進めていっていた だきたいと思います。 質問を終わります。 ○議 長 次に、9番志民和義君。 ○志民和義君 TPPに関して、 追加で質問をいたします。 町長の執行方針についての追加でございます。 TPP交渉に参加をし、政府は2013年末に合意をしようとしておりましたが、合意も できず、また、今年2月にも合意をできなかったと。これは、町そしてJA、漁協、森林組 合、乳業会社などを初め多くの団体、個人が何らかの行動をして、また、おととし町民の大 集会も開催されております。こういうことから、今回のような大きな合意ができなかったと いうことにつながったというふうに私は考えておりますが、町長の考えをお伺いします。 また、これで安心できるというものではありません。政府が引き続き交渉を進めようとし ております。そして、国会でも農林水産委員会の決議で合意ができなければ、交渉からの撤 退も求めております。こういうことから、私は町民に対して、町長も行政執行方針で言って おりますが、何らかの反対の行動を起こしていくと、継続していくと答えておりますので、 何らかの行動を起こす考えはないかどうか、お伺いをいたします。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 それでは、志民議員のTPPについてお答えをいたします。 昨年の6月の定例会でも議員からTPP問題についての御質問がありまして御答弁させ ていただきましたが、TPPは全ての関税撤廃を原則するばかりではなく、医療、金融、保 険、食の安全・安心の確保、政府調達など21分野での交渉が守秘義務を盾に秘密裏に行わ れております。 TPP参加への影響は、 農林水産業や地域の雇用、 関連産業などの多面的機能にまで及び、 一部輸出企業のわずかな利益のために国益であります農林水産業を犠牲にするなど、 地域の 将来に禍根を残すことは絶対に許されません。農林水産業は、産業基盤の中核にしておりま す大樹町にとっても、全く同様と考えております。 農林水産業を取り巻く厳しい環境は改善されず、先が見えない中で国民の安心・安全の源 となる食料生産にいそしむ一次産業に従事されている方々を更に苦しめるようなTPP参 加については、私はこれまでも反対の意志を一貫して申し上げてまいりました。2月の合意 に至らなかったのは、農業をはじめとする一次産業、製造業、サービス業などあらゆる立場 - 14 - で国会決議を守れと訴え、政府に譲歩をさせない力になったためと考えております。特に、 農業関係の役割が大きかったのかなと思っております。 私は、 今までも議会や関係機関、 町民の皆様と一枚岩で断固阻止するための反対行動をし、 生産者の皆さんが安心して生産活動に従事できるような施策の確立に向けて、力強く要請活 動をしております。まだまだ長い闘いの過程にあり、厳しい情勢が続くとの認識でおります ので、議会や関係機関、町民の皆様と一緒に結束して反対運動を継続していくことが大事な ことかなと思っております。 また、最後に、反対運動の行動はどうだというお話しですけれども、このことも視野に入 れながらJAさん、また関連する団体さんと議会側とも御相談をしながら、そのような集会 といいますか、そういうことも開催する時期もあるのかなと思っておりますし、その際には またいろいろな面で御協力方よろしくお願いしたいと思います。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 一番最後に町長から、 何らかの行動を視野に入れて関係機関と相談していきたいというこ とで、大変力強い御答弁をいただきました。 何といってもTPP、最初に引っ張ってきたのはやっぱり農林水産業、その関連団体。そ して、その先頭に立っていた町村会というふうに私も理解しております。そして、この交渉 を進めるに当たって、秘密裏に行われていること自体がおかしいのですが、その中にあって も交渉を続けていく中で、だんだん交渉すればするほど矛盾が広まってきたと、こういうこ とが見えてきたというふうに思います。 農林漁業、第一次産業ばかりでなく、医療、労働分野そして食の安全、また軽自動車とい う基準をなくすなんていうとんでもない、私らにすると、日本のこの狭い国土で、しかも日 本人の体格に合った極めてエコな車ですね、これをなくすということ、そのままの大きさで 税金だけ取るなんて、これもまたおかしな話で、こういうことも矛盾になって出てきたし、 最近になって、アメリカ、カナダ、メキシコの3大労組がそろって反対の声明を出したと。 これは、影響源の日本だけでなくて、アメリカの労働界も安い労働力の流入に苦しんだと、 この北米の貿易協定でこれが入っていたものですから、 安い労働力で痛めつけられてしまっ て大変困ったと、こういうことで、今回、声明を出したということなのですね。 そういうことから、これはぜひこういうことも含めて、講演会だとか、あるいはもう一つ、 ぜひ町民向けにわかりやすく書いた、秘密裏に行われておりますけれども、わかった範囲内 での問題点ということを書いたパンフレットなども配付されてはどうでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 いろいろな場面で行動していきたいなと考えておりますので、 よろしくお願いしたいと思 - 15 - います。 ○志民和義君 ぜひ、よろしくお願いいたします。 以上で質問を終わります。 ○議 長 これにて、一般質問を終了いたします。 ◎日程第3 請願第1号 ○議 長 日程第3 請願第1号TPP交渉等国際貿易交渉に係る請願についての件を議題といた します。 本請願の内容については、お手元に配付したとおりであります。 本請願については、会議規則第91条第1項の規定に基づき、請願処理状のとおり所管の 常任委員会に付託することにいたします。 休憩します。 休憩 午前10時53分 再開 午後 1時00分 ○議 長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ◎日程第4 議案第23号から日程第11 議案第30号 ○議 長 日程第4 議案第23号平成26年度大樹町一般会計予算についてから日程第11 議 案第30号平成26年度大樹町立国民健康保険病院事業会計予算についてまで、以上、8件 の議案については、 去る3月5日の本会議において提案理由と内容の説明が既に終わってお ります。 お諮りします。 議案第23号から議案第30号までの、以上、8件の議案については、本会議での質疑を 3回までとする会議規則第54条の規定を適用しないで審議を進めたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 したがって、議案第23号から議案第30号までの8件の議案については、本会議での質 - 16 - 疑を3回までとする会議規則第54条の規定を適用しないで審議を進めることに決定いた しました。 日程第4 議案第23号平成26年度大樹町一般会計予算についての件を議題といたし ます。 質疑に入る前にご連絡いたします。 理事者より、本会議での各会計予算案の審議に際し、主幹、係長、主査職を説明員として 出席させたい旨の要請がありましたので、これを認めることにいたしたいと思います。 なお、主幹、係長、主査職員からの説明にあっては、特に理事者から申し出があった場合 に限り、議長において指名することといたしますのでご了承願います。 また、質疑に当たり、事項別明細書に記載されていない事項については、総括質疑でお受 けすることにいたします。また、関連質疑については、先の質疑者が終了してから新たに質 疑されるようお願いいたします。 最初に、質疑を行います。 質疑は、歳出、歳入の順で行います。 初めに、歳出からページを区切り款ごとに質疑を行います。 それでは、事項別明細書の25ページから26ページの1款議会費の質疑を行います。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 次に、25ページから48ページの2款総務費の質疑を行います。 質疑はありませんか。 志民和義君。 ○志民和義君 28ページの12節の役務費の一番下から2番目のPCB処理手数料なのですが、 これは 私も事務組合議会でやっておりまして聞いておりますが、事務組合の関係では終了したと聞 いておりますが、この役場の関係の安定期についてなのですが、これは終わるのは全然めど が立っていないのでしょうか。 ○議 長 北林総務課長。 ○北林総務課長 PCBの処理につきましては、26年度で役場で保管している蛍光灯の安定器、これを全 て処分をする予定としております。処分料としましては、25年度で安定器の量を全て業者 さんがはかりまして、この数量が126キロ、ちょっと数はわかりませんけれども全数で1 26キロあったということで報告を受けておりまして、 これに係る処分費用として26年度 - 17 - で390万1,000円を予算化させていただいているものでございます。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 そのほかに、残っていると言われておりますトランスとか何とかについては、どのような 予定になっていますか。 ○議 長 北林総務課長。 ○北林総務課長 これ以外に、役場で保管している微量のPCBを含んでいるトランス等につきましては、 2台保管をしておりまして、これにつきましては今後の中で日程が示されてくるのかなと 思っています 今、その微量の部分につきましては、まだ全国的にいつ処理をしていくということが示され ていないという状況でございまして、現在のPCBのものを先に処分をして、その後、微量 とされている基準のものについて、 また改めて処分の計画が発表されるものと考えておりま す。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 加藤明浩君。 ○加藤明浩君 28ページです。7節の賃金です。再任用職員の賃金について1,667万4,000円で 6名の再任用ということなのですけれども、 給与とか手当とかどういうふうになっているの かお聞きしたい。 ○議 長 北林総務課長。 ○北林総務課長 ここの28ページの7節で予算を見ております再任用職員は6名分でございます。 給料に つきましては、 ここでは短時間勤務ということで1週間に5日のところを4日出勤していた だくと。31時間以内の労働時間ということで、給与についてもそれに見合ったということ で積算をしまして、現在、正職員の者にあっては20万6,080円、準職員の2種であっ た者については18万円です。 手当につきましては、可能な支給とする手当てとしましては、 上げられるものとしては通勤手当、時間外勤務手当、宿日直手当、期末勤勉手当などが支給 をすることできるとされておりまして、この中では予算化をしたのは期末勤勉手当、2.1 カ月分を予算計上している内容でございます。 以上です。 ○議 長 - 18 - 加藤明浩君。 ○加藤明浩君 そうしたら、ほかに期末手当以外は、ここでは見ていないということでよろしいですか。 もう一つ、今言った給与については二つに分かれているということでいいですか。18万 何がしと20万何がしとの給与体系に分かれているということでいいですか。 ○議 長 北林総務課長。 ○北林総務課長 手当の中で、通勤手当が支給される、該当する者がいるということで訂正をさせていただ きたいと思います。 それから、総務費で見ている給与については、今、申し上げたとおりの基準で2種類だと いうことでございます。 ○議 長 加藤明浩君。 ○加藤明浩君 一応、わかりました。 今回、再任用になられる方は、このほかにも出てきますよね、この後に。確認だけですけ れども。はい、わかりました。いいです。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 志民和義君。 ○志民和義君 30ページの13節委託料で、 真ん中辺に職員健康診断業務というのが300万円ありま す。この中に、血清クレアチニンの検査が入っているということなので、職員も入っている とお聞きしております。 そこで、これは検査の義務化から外れたということで、ただ、大樹町とか自治体ではやっ ているということなのですが、ほかの国保以外の健康保険組合などに入っている人、こうい う民間業者のところにでも、そういうところには検査の網はかかっているのでしょうか。 ○議 長 北林総務課長。 ○北林総務課長 大樹町役場に関しましては、委託先が町立病院ということもございまして、町立病院と委 託契約をする際に、町立病院からのお勧めもあって、労働安全衛生法の中ではその部分が 入っていないのですけれども、 そのことも検査対象にしたいいよというようなことの中で契 約させていただいているということで、大樹町役場としては、この血清クレアチニンの検査 は含めているのですけれども、その他の民間事業所さんに関しまして、または他の自治体と - 19 - いいますか、そういうことに関しましてはちょっと把握しておりませんので、ここではお答 えできかねると思います。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 この検査につきましては、大変重要な腎疾患の関係で早期に発見して、その対策をとりや すいということで、なぜ義務化から外れたのかなという先生もおっしゃいますので、ぜひこ ういう検査を進めていくよう、今のところ義務化から外れているので、PRにぜひ努めてい ただきたいというふうに考えておりますが、いかがでしょうか。 ○議 長 北林総務課長。 ○北林総務課長 PRに関しましては、また内部の中で検討させていただいて、できるものをできる範囲の 中で努めてまいりたいと考えております。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 安田清之君。 ○安田清之君 ちょっと聞き苦しいかと思いますけれども、済みません。 36ページ、 同僚議員が住宅太陽光発電システムのやつで40万円という話がなされまし た。 これは導入時の書類関係の規約を見ると、 キロワットとは書いてあるのですが、 メガソー ラーもいいのか、高圧もいいのかとか、いろいろ規定があるのかなと思うのですが、何キロ までお出しになるのか。20キロとか50キロとか100キロとか1,000とかあるで しょう。これは一律に出すのか、住宅ってどういうことなのか、そこら辺をちょっと教えて いただけますか。 ○議 長 布目企画課長。 ○布目企画課長 ここで町のほうで出している補助金に関しましては、 個人用の住宅用ということで10キ ロワット未満です。 上限が10キロワット、超えてしまったらまた違うあれになりますので、 あくまでも9.99という、そういうところまでが補助の対象としております。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 そうしたら、結局、10キロ未満しか出していないのだよと。後は何もないのですか、こ れに準ずるものがないのかどうか。 それだったら600万円も要らないような気がするのだ - 20 - けれども、予算計上。そんなにある、そのほかにあるの、これ。こういうものにも出してい るのですよというものがあれば。10キロ未満でしょう。 ○議 長 布目企画課長。 ○布目企画課長 失礼しました。予算的には今年度600万円ということでございますが、先ほどの9.9 9、10キロ未満は1件に太陽光の設置する規模といいますか、そこが10キロ未満までが 対象ということでございまして、今回見ております600万円というのは、1件当たり上限 が40万円といたしまして、1キロワット当たり10万円の単価補助なのですけれども、4 キロとしまして40万円ということで、その15件分、大体今までの実績等を見まして15 件ということで、当初予算で計上させていただいているというのが内容でございます。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 町長これね、総括でやるか。町長寂しいだろうから総括まで待ちます。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 志民和義君。 ○志民和義君 44ページ、よろしいですね。徴税費なのですが、44ページの負担金補助金及び交付金 なのですが、十勝圏複合事務組合負担金220万6,000円ですが、機構に送る予定が3 件と聞いております。全部回収するということなのでしょうけれども、現実に今まで送った はいいけれども、最終的にはやっぱり戻ってくる件数もあるというふうに聞いております が、そういう戻ってくるということも頭に当然入っているのでしょうか。 ○議 長 郷原税務課長。 ○郷原税務課長 26年度では一応3件ということで考えておりますけれども、 中には戻ってくる場合もあ ります。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 この点につきましては、やっぱり事情のよく知っている、確かにアナウンス効果とかいろ いろ言われていますけれども、やっぱり日ごろ大変なことも、いろんな苦しいことも内情も よく知っている、 私は職員の熱意が一番でないかなと、つくづくいつも思っているのですが、 その点についてどうでしょうか。 - 21 - ○議 長 郷原税務課長。 ○郷原税務課長 滞納の部分について、職員で実施したらということだと思うのですけれども、滞納整理機 構につきましては各町税などの滞納額が増加傾向にありまして、 その縮減が各市町村ともに 緊急の課題となっていたことがあります。町村によっては、徴収の担当する人員不足ですと か徴収のノウハウ熟度など、あるいは人事異動などで住民と身近な存在であるがゆえに、心 理的な部分もございまして、 なかなか滞納処分をやりにくいといったところも問題があるの かなと思っておりまして、 このようなことから第三者的な滞納整理機構という専門的な組織 を設立することによって、今、申し上げたような問題を克服して滞納額の減少を図るという 目的で設立されたものと思っております。 町村におきましては、 完納されることがなかなか難しいといった滞納案件を滞納整理機構 にお願いすることによって、 最終的に完納していただくものと税の納付の公平を図るものと 思っております。 ○議 長 髙橋英昭君。 ○髙橋英昭君 ただいまの3件ということでしたけれども、この3件の税の内訳、総額何ぼになるか教え てください。 ○議 長 郷原税務課長。 ○郷原税務課長 3件の内訳でございますけれども、一般会計分ということになりますけれども、一般会計 のほうでは121万6,000円となるものでございます。内訳につきましては、町道民税 が119万2,800円、軽自動車税が2万3,600円でございます。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 安田清之君。 ○安田清之君 勉強会で聞かなかったので、ちょっと聞きたいのです。 固定資産税評価システム研究センター負担金というのは、これはどこにあるのですか。3 万円。これは、いつから発生しているの、ずっと。これは、どんなことをやっているのです か、ちょっと教えてください。 ○議 長 郷原税務課長。 ○郷原税務課長 - 22 - 固定資産税の評価システム研究センター負担金の内容でございますけれども、 同評価セン ターにおきまして、 資産の状況及びその評価の方法に関する調査研究などを行いまして、国、 地方公共団体などの諸施策の推進に資するということで活動しておりまして、資産の評価に 関する講習会の開催、それから情報の提供、それから資料の提供による市町村の固定資産業 務の推進に役立っているというふうに思っております。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 では、これは大樹町から道に個人情報を全部送り届けて、そこで評価をしてもらっている ということか。今、何となくそんなように聞こえとれたのだよね。提供をして、健全な固定 資産税を取るためにやっていますというふうに僕はとったのだけれども、ということは、大 樹の固定資産税評価委員だったっけ、これは何もやっていないで、そこから丸投げしたもの をここでやっているのか、中身がちょっと、もう少しかんでお願いします。 ○議 長 郷原税務課長。 ○郷原税務課長 職員が評価するに当たって、その評価の基準とか内容についての資料の勉強会ですとか、 資料をご提供いただいております。 こちらのほうからセンターのほうに個人の資産の内容を 提供して評価してもらうということはございません。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 ただ、そこへ行って勉強しているということだけでいいの。要らないべさ。勉強に行くだ けだったら、それは何かの身になっているの。年に二、三回行くのでしょう。この予算だと 1回ぐらいだな。これは負担金だから、負担金ということは3万円出して、そこに我々の資 産のあれが全部そこに入られて、固定資産の料金が、固定資産税が幾らだよというようなも のをされていなければ、ただ勉強に行っているのですよと。何の勉強をするのかなと、実に わからない。我々の情報をといったって、売買したときの情報も入れてやらなかったら、情 報なんてわからないじゃない。誰が持っていて売買したときに、少なくてもここの土地は上 がったとか下がったとか、だから大樹の固定資産税って変わらないでしょう。現実的に、何 十年前から税金取りやすいから、地価が下がったって何したって、あなた方何もやっていな いということでしょう、現実的に。だから、評価をしていないのだよ、大樹は、現実的に。 下がったことないのだから、下がったことある、固定資産税、こういう研究所へ行って、ど ういうふうにしたら下がるとかっていう研究をしたのかどうか。町長は後から聞くから、こ れ、ちょっともう少しかんでほしい。これは大事なことなのだ、固定資産税評価というのは。 センターだもの、これ、研究センターって何の勉強しているのかわからない。もう一度お願 - 23 - いします。 ○議 長 郷原税務課長。 ○郷原税務課長 例えば、 建物でいけば、 時代の発展とともに中で使われる部材ですとか資材関係、そういっ たものがだんだん材料的に良くなってきて、その材料の評価が上がってくれば、そういう材 料を使って例えば住宅をつくれば、全体的な住宅の評価が上がってくる。土地については3 年ごとに見直しをして、固定資産税の土地が下がればそれに応じて固定資産もある程度下 がってくる、土地の部分ですね、下がる。3年ごとに見直しを、評価がえを行って、それを また反映させて納めていただくというような形に、下がれば下がりますし、上がれば上がる というような形になっております。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 現実的に研究センターで、 材料が高くなったら移行するというのは道の基準にちゃんとう たわれているのだよな。そんな研究する必要はないのだよな。そうでしょう、建物を建てる ときの部材はこうでこうでって、建築法でちゃんと出ているのだよ。それを研究する必要は ない。同じ道庁でありながら、そんなことをやっているの、まず一つ。 それから、土地が3年ごとにあれだから下がるなんていう事例は大樹にあったのかどう か、これだけ聞いておくわ。あと、それ以上やってもしようがないので、後でまたゆっくり。 だから、これを研究センターに行って勉強して、大樹の固定資産税が幾らでも下がったとい う事例があるのか、固定評価委員会で勉強して下がったことがあるのですかと聞いている の。この研究センターへ勉強に行って、いろいろやるのでしょう。だから、何ぼか下がった ところがあるのかどうなのか教えてください。 ○議 長 郷原税務課長。 ○郷原税務課長 固定資産税は、あくまでも職員向けに人事異動や何かで変わってきますので、職員のノウ ハウ、 スキルを上げるための職員が研修を受ける場所というふうに思っていただければよろ しいのではないかと思います。現実的に、その評価がえをやって、じゃあ税金に反映してく るかというと、反映も上がるときは上がりますし、反映は上げ下げはあります。 ○議 長 よろしいですか。ほかに質疑ありませんか。 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 28ページの一般管理費の中でないかなと思うのですけれども、ちょっと済みません、ど - 24 - の科目の中でされるかわかりませんけれども、北側の駐車場ありますよね。僕も、こういう ふうに議会のときには第2駐車場を使わせていただいて、お客さんにご迷惑がかからないよ うには自分ではしているつもりなのですけれども、 どうしてもちょっと町民課に行って戸籍 とか何とかのというときには、あそこの駐車場を使わせていただきます。 それで、2列目のところの国道側でないほうのところ、すごく段差が20センチ以上ある のではないかなと思われるのですけれども、夏は段差ぐらいで、とりあえず足を置いてもけ がをする心配とか何かはないのですけれども、冬は氷なんかもありまして、そこら辺の予算 というのは、この28ページの11節の修繕費の中で見られているのかどうか。見られてい なければ、お客様というか町民の方、滑って事故になったり、そういうふうな相当条件は悪 いのではないかなという認識なのですけれども。 ○議 長 北林総務課長。 ○北林総務課長 庁舎周囲の管理に関しましては、 この28ページの庁舎管理費の中の11節の修繕で16 0万円をここで計上しておりますが、この中でさまざまな修繕の、建物自体もそうですし、 その周辺のことについてもこの予算の中で修理をさせていただくことで計上しております が、議員のご指摘の今の駐車場の段差に関しましては、この予算の中に積算の中には入って いないのですけれども、今後、職員で後で現場をちゃんと確認しまして、その中でできる範 囲のものは、またこの中でやらせていただきますし、ここでできないようなレベルの工事に かかるようなことであれば、また別途お願いをするようなことでなりますけれども、この予 算の中で検討させていただきたいと思います。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 安田清之君。 ○安田清之君 26ページ、時間外手当、毎年やっています。それで、若干減ったみたいなのです。何か 方策をやったのかどうか。 24年度の決算から見ると、100万円まではいっていませんが、 99万何ぼぐらい予算計上は減っているのです。 まだ25年度は決算が出ていないからあれ だけれども。これは理由が何かあるのかどうか、お教えください。 ○議 長 北林総務課長。 ○北林総務課長 毎年ご指摘をいただいている時間外でございますが、 何か取り組みをしたかというご質問 ですが、今年度は全課にわたりまして、職員が時間外に勤務する場合は事前に各課の管理職 に、こういう理由で時間外をしてよろしいですかというように聞くようにするのが一つと、 それから、そういうこともないのですけれども、後日であっても課長の許可を得るというよ - 25 - うなことも必要ですし、 そのようなことで徹底をするようなことで25年度は周知をしてき ました。なかなかそれが進んでいないのも現状なのですが、ここに来て大分その成果が上 がってきているのかなと思っております。 新年度に向けましては、更にその辺の命令系統の徹底をさせるとともに、ご指摘、以前に ありましたような書式ですね、時間外を事前に、これだけの時間を時間外やるというような ことの書式をきちんと整理しまして、課長のほうも許可をしたというようなことが明確にわ かるようなことを、今、検討している最中でございまして、新年度からはそのような形を、 できるだけそういうようなことが明確になるような書式を整理したいというふうに、今、検 討しているところです。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 課長も最後だから、言いづらいことも言わせてもらうのだけれども、これからやりますな んて10年遅れていますよ。僕、何回言いました、書式を考えてきちっとやりなさいよと、 協議しなさいよと。あなた方の答弁は、言われるとおり検討させていただきますと。検討と いったらしないということなのか。今回も同じように、そういう書式をつくってこうやりま すと。だけれども、できませんでしたといったら、それで終わりなのだよ。町長も、あと1 年だ、1年だと言っていますけれども、みんな逃げちゃったらわからなくなるのだよ。これ、 徹底しましょう、きちんと。やっぱり、少なくとも課長の命令に基づき、もし、町長の命令、 部課長の命令により時間外勤務をすると。やむを得ぬ場合は、きちんとその書式をもって課 長、副町長、町長の承認を得ると、こうやればいいのですよ。そんな、とっぴでもなく、災 害とか何かあれば十分わかりますよ。これ、緊急事態だから、そのときは町長防災何だかっ てあるのだから、簡単に発動できるのだ。だけれども、一般のときは、税務のときにちょっ とかかるか、何がかかるか全部わかっているのだから、現実的には。課長、もうあとあなた も何日なのだ、本当は。これは早くばあってやってくれないと、かわいいのはわかるよ、職 員に5万円でも3万円でもうまいことしてやりたいなって。これでは会社は潰れるからね。 そんなことはしてはいないけれども、現実的に。 これは、手当、手当といろいろ出ているのだ。だから、後で町長に最後で総括聞くけれど も、 組織の考え方は後でこういうふうに考えていますよというものをお示しをいただければ ありがたいと思うのですが、できなければできないでいいですよ。総括でがっちりいきます から、よろしくお願いします。 ○議 長 北林総務課長。 ○北林総務課長 ただいま申し上げましたように、書式については、今、本当に前向きにやることで検討し ておりますので、ご了解をいただきたいと思います。 - 26 - ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 30ページの文書広報費の委託料の関係なのですが、 このホームページの保守業務という 中に、例えば様式の多少の変更ですとか、そういうふうなものも入っているのでしょうか。 ○議 長 布目企画課長。 ○布目企画課長 内容にもよりますけれども、ここでは51万3,000円を見ておりますが、大概のこと といいますか、対応はしていただいておりますが、問題は様式と多分おっしゃられたと思う のですけれども、何かの、例えば書式をホームページ上にアップといいますか、上げておい て、それを例えば修正したりとか載せたりとか、あるいは削除したりとか、そういうものは 通常の職員の各課でそれぞれ対応することになっていますので、 それぞれ係ごとに自分の持 ち分といいますか、その業務業務を持ってやっております。それにかなわないようなものに ついては、ご相談をしてやっていただくとか、アドバイスをもらうとかということは、ある 程度やっております。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 私、今お話ししたのは、そんなに難しいことではなくて、例えば、それがいいかどうかは 住民要望ではないのであれですけれども、例えば町長のご動向なんかを知りたいよねという ようなことがあれば、ちょっとした書式の変更ではないかなと思うのですよね。例えば、町 長交際費なんかもアップしているところもありますので、それも住民要望ではなくて僕の要 望ですけれども、その程度のことなのです、例えば。 あと、もう一つは、お話ししたかったのは、そういうふうな軽微なことについては本当に 職員の方、皆さん努力して、極力お金がかからないようなことで努力しているということは 本当に大変ありがたいことだというふうにして思っています。 あと、去年のことをちょっと思い出していただきたいのですけれども、住民の方の様式な り何なりいろいろな、あのときにはリニューアルだったのですけれども、リニューアルでな くても町民の方の意見というか、今、逆に町側なりのほうからパブリックコメントを求める ような時代でございますので、 おっくうがらないで、ぜひ住民の方から意見を求めるような、 そういうふうな業務のことなんかも、この51万3,000円の中にもぜひそうやってグ レードアップというか、何アップというのでしょうか、そういうふうなこともぜひお気を 遣っていただきたいなと思っているのですけれども。 ○議 長 - 27 - 布目企画課長。 ○布目企画課長 2点ほど大きな内容があったかなと思いますけれども、1点目の町長の行動といいます か、交際費という話ですけれども、これは内容というかそれは別にして、そういうものは載 せられる形には、システム的にはなっています。例えば、そのことは総務課の業務ですけれ ども、自分のところの中でそれをシステムにつけ加えていく、それはできるようにシステム 的にはなっています。 それから、2点目の町民からのいろいろなご意見、頂戴したものについて、質問に答える みたいな形だと思うのですけれども、そのことは広聴手紙なんかをいただいておりますの で、 お答えできるものについてはそういう形でしていったほうがいいかなというふうに思っ ていますので、なるべく早く検討して対処していきたいと思っています。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 38ページの負担金補助金及び交付金、19節ですね、さっきの説明では福祉センターの 消火器が消防の指摘を受けて、今回、買ったのですけれども、このほかには、こういう消防 のほうから指摘を受けているところはないのでしょうか。 ○議 長 北林総務課長。 ○北林総務課長 この38ページの福祉センターの関係でございますけれども、前にもお話ししたとおり、 消防の年1回の定期査察の中で、 そういうようなことが消火栓の設備に不備があるというよ うなことでのご指摘を、毎年ではなかったようなのですけれども、機会があったときにそう いうようなことでご指摘をいただいておりました。再度、管理人に確認をいたしましたが、 これ以外では消防からの指摘はなかったということでございます。 ○議 長 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 その福祉センターだけでなくて、 その他の施設でもそのような指摘を受けている箇所はあ るかどうかですね。 ○議 長 北林総務課長。 ○北林総務課長 失礼しました。今のところ、消防署のほうからは、この庁舎も含めましてそのようなこと は今のところ聞いていない状況でございます。 - 28 - ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 ちなみに、 福祉センターには防火管理者というのは置かなければならない施設なのでしょ うか。 ○議 長 北林総務課長。 ○北林総務課長 ちょっと、今、はっきりと申し上げるのがあれですけれども、不特定多数の人が出入りす るようなところで、一定の面積が今すぐちょっと出てこないのですが、たしか福祉センター も必要だったと思っております。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 私、 ちょっと言いたかったことは、 もちろん役場の中の総務課なり何なりの責任というか、 いろいろ消防からの意見の受け方というか、 そういうふうな不備もあったのではないかなと 思うのですけれども、やっぱり第一義的には防火管理者必置の場所だというふうに、施設だ というふうに私は思っておりまして、今後そのほかの施設なんかについても、防火管理者の 方からそれぞれ原課のほうにいろいろな意見を言いやすいように、言いづらいことはないと は思うのですけれども、風通しがよくなるような、そういうふうなことも頑張っていただき たいというふうに思っているのですが。 ○議 長 北林総務課長。 ○北林総務課長 今回のことにつきましても、 きちんと担当のほうにも伝わっていなかったという面も一面 ありますので、そのようなことが今後ないように努めてまいりたいと思います。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 齊藤徹君。 ○齊藤徹君 38ページの一番上の福祉センターの関係ですけれども、燃料費の関係なのですけれど も、25年、26年それぞれ345万円同額で予算を上げているのですけれども、これだけ 燃料が高騰しているのですけれども、利用者が減ってきたからこういう値段になったのか、 その辺をお聞きしたいのですけれども。 ○議 長 - 29 - 北林総務課長。 ○北林総務課長 今、各年度の決算額をちょっと持ち合わせていなかったものですから、申しわけないので すが、今までの利用の中で人数、利用の頻度が減ったからということでの減ということでは なくて、これまでの決算額で見ますと、この345万円の中で何とかこれまでやってこれた という範囲の中で、今年度もおおよそ年間2万8,000から3万リッターの中で、やれる 予算の中だったということでご理解をいただきたいと思います。 ○議 長 齊藤徹君。 ○齊藤徹君 そうしたら、利用者が減ったということではないのですね。わかりました。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 髙橋英昭君。 ○髙橋英昭君 ちょっと確認です。26ページ、給料のところ、この間の説明で職員の人数が87名とお 聞きしたのですよね。それで、別の表を見ると93名ということでなっているのです。6名 不足するのですけれども、ことし6名採用予定ということが載っていますので、この分は 減っていないのですか。 ○議 長 北林総務課長。 ○北林総務課長 この差につきましては発達支援センター費で、 一般会計の人件費を別に5町村で負担する 関係で見ておりますので、 この分では総務費とその差が出てくるというようなことでご理解 をいただきたいと思います。恐らく、一般会計全体では93名という人数になろうかと思い ます。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 休憩します。 休憩 午後 1時49分 再開 午後 2時00分 - 30 - ○議 長 再開いたします。 一般会計の歳出の質疑を続けます。 次に、47ページから62ページの3款民生費の質疑を行います。質疑はありませんか。 加藤明浩君。 ○加藤明浩君 56ページ、7節の賃金、再任用職員賃金ということで448万6,000円出ています けれども、この内訳はどういうふうになっているのかお聞きしたい。 ○議 長 佐藤保健福祉課長。 ○佐藤保健福祉課長 これは、むぅくの部分でございますけれども、再任用の部分ですけれども、1名分の基本 給と期末手当、管理職という手当の1年分の合計額でございます。 ○議 長 加藤明浩君。 ○加藤明浩君 まず、給与ですけれども、差し支えなければ月額幾らですか。 ○議 長 佐藤保健福祉課長。 ○佐藤保健福祉課長 基本給ですけれども、月額29万3,200円でございます。 ○議 長 加藤明浩君。 ○加藤明浩君 先ほど総務のほうで、28ページですね、そこでも再任用の職員の給料とか出てきました けれども、ここで出てくるのと再任用の同じ条件ではないですかね。その辺はどういうふう に整理されているのかお聞きしたい。 ○議 長 北林総務課長。 ○北林総務課長 先ほど、総務のほうでご説明しましたのは、60歳で年金が無支給になるということで、 この25年からのそういう制度改正がありまして、 年金と雇用をつなぐという国の施策の中 で、25年度退職者は1年間というか、誕生来るまで無給。それから、26年の退職者も1 年間ですが、その次からは2年間というようなことで、段階を経て無支給期間が出てくると いうことの対策でございます。ここで、発達支援センター費につきましては、これはここで - 31 - 見ました再任用の方は有資格者で、なかなか人材が求められないということから、この金額 でまた再任用をお願いするということで、3年間、年金ということには関せずに雇用をして いくというような方でございます。 ○議 長 加藤明浩君。 ○加藤明浩君 そうしたら、特殊な技能を持っているということで高いという押さえでいいですか。再任 用ということで、考え方なのですけれども、民間ではよく再雇用というやつですよね。今、 ちらっと手当のことで言っていましたけれども、 管理職手当がという話をちょっと聞きまし たけれども、その再任用、再雇用の人に管理職になるというのが、ちょっと自分としては理 解できない。普通ですと正職員の場合は、例えば管理職は何歳までとか、60歳で切るなら 60で普通はとれますよね、一般的には。再雇用になると、大体、普通一般職というのか、 それとか臨時だとかパートだとかとなると思うのですけれども、 どうしてここで再任用の方 が管理職になるのか。いろいろあるでしょうけれども、例えば特殊な事情なのかもしれない けれども、 ルールとしてそういうものが実在するのはちょっといかがなものかなと思うので すけれども、その辺はどうですか。 ○議 長 北林総務課長。 ○北林総務課長 この給与体系または手当関係につきましては、 給与条例の中で給与表が給与条例の後ろの ほうについているのですが、 再任用職員というのは給与表の一番下の欄に1級から6級まで ございまして、5級、6級が管理職という部分になるのですけれども、そこの中で再任用職 員も管理職を該当させるような定めが、国家公務員それから都道府県の職員も含めて、そう いうことができるような仕組みになっておりますので、これまでもそういう形でしたので、 それを今回あくまでも特殊な例ですけれども、大樹町においてもその例を運用させていただ くと、 そういう取り扱いにさせていただくということで予算を計上させていただいたという 内容でございます。 ○議 長 加藤明浩君。 ○加藤明浩君 そうしたら、もうルール的には全然問題ないということなのですか。管理職手当を出して も。普通、民間ですと全然考えられないことなのですよね。これは、総括のほうに回しても いいですか。 ○議 長 はい。 ○加藤明浩君 - 32 - では、よろしくお願いします。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 50ページの老人アパート解体工事、今回この予算がついたということですけれども、町 のほうでこれの将来的な土地の目的とか何かがありましたら伺いたいと思います。なけれ ば、次年度考えますで結構ですので。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 老人アパートの関係、いろいろと議会からもご指摘がございまして、こういう施設、ああ いう施設がどうだということなのですけれども、当面は私たちも、今後、老人福祉計画また 介護保険福祉計画の中ではどういうような仕組みになっていくか、総合計画と照らし合わせ て、あそこの土地をそのまま高齢者用の住宅にするのか、それともグループホーム的なもの にするのか、小規模多機能にするのか、いずれにしてもそのような福祉ゾーン的なもので考 えていったほうがよろしいかなということで、前回のご答弁でもさせていただいていますけ れども、いろいろそういうことを視野に入れながら実施をしていきたいなと思っています。 いつも議会からもご指摘がありますけれども、今回も老人福祉計画の中では、答申をいた だいた中にあってはグループホーム、または小規模多機能の施設を云々ということだったの ですけれども、土地の絡みがあってちょっと先延ばしをしております。ですから、そういう ものも視野に入れながら、また、老人の居室的な公営住宅のマスタープランにのっとった、 そういうものも視野に入れながら、 これからまた今年度かけて早い時期に結論を出さなけれ ばならないかなと思っております。 ○議 長 ほかに質疑。 齊藤徹君。 ○齊藤徹君 60ページの13節委託料なのですけれども、下から2段目、広域入所児童206万5, 000円ですけれども、勉強会では町外2名ほど希望されているというのですけれども、も う少し詳しく知りたいのですけれども。 ○議 長 暫時休憩します。 休憩 午後 2時11分 再開 午後 2時11分 - 33 - ○議 長 再開します。 田中町民課長。 ○田中町民課長 現在、申し込みをとりまして、現在、申し込みをいただいているのは2名でございます。 広域入所の制度につきましては、住所を有している町村が保育を行う義務がありますので、 大樹町に住所を有していて仕事の関係とか、 いろいろな事情で違う町村の保育園に通いたい という希望がある保護者については、そちらのほうの保育所と連絡をとりながら、可能であ ればそういう広域入所ができるという制度になっておりますので、今回は2名、今現在は2 名という形で考えております。 ○議 長 齊藤徹君。 ○齊藤徹君 今、2名が希望されているのですけれども、今のお話の中で保育を行う者がいろいろな事 情があるものに対してですけれども、その2名というのは希望して行くのか、たまたま親が 大樹に住所があって、仕事の関係で隣の町村の保育所に入るのか、それとも町内の保育所が どう考えても町外がいいとか、親の要望で行くのか、待機時が多いから入れないから町外へ 行くのか、その辺ちょっとお願いします。 ○議 長 田中町民課長。 ○田中町民課長 現在の2名につきましては、仕事の関係というか、町外で仕事をされている方で、本人の 希望という形で、仕事場に近い保育所に入りたい、そういう形で大樹町内の保育所の事情で はないかなということです。 ○議 長 齊藤徹君。 ○齊藤徹君 そういうことなのですけれども、最後に大樹町の近隣に幼稚園もあるのですけれども、幼 稚園は希望しているわけではないのですよね。あくまでも保育所なのですか、それとも幼稚 園も該当するのですか。 ○議 長 田中町民課長。 ○田中町民課長 広域入所につきましても、保育所の関係だけになりますので、幼稚園についてはまた別の 制度になるかなと思います。今現在2名申し込まれている方については、幼稚園というのは - 34 - 聞いてはいなかったところです。保育所の広域入所の希望ということで聞いております。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 志民和義君。 ○志民和義君 52ページの20節扶助費の一番下から2番目になるそうですが、 重度心身障がい者交通 費助成の中に透析の関係も入っているということなのですが、これは通常の障がい者の交通 費の助成ということだと思うのですが、 この中に透析の患者の方は何人入っているのでしょ うか。 ○議 長 暫時休憩します。 休憩 午後 2時15分 再開 午後 2時16分 ○議 長 再開します。 佐藤保健福祉課長。 ○佐藤保健福祉課長 今、ちょっと資料の中で、いろいろな方も混ざっているものですから、ちょっと確認した のですけれども、6名でございます。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 いろいろな重度障がいということなのですが、透析する方というのは、当然、週に3回、 通常やるということで、これはぜひほかのいろんな区分、難しいかと思いますが、確実に週 3回という、 2回もいらっしゃいますけれども、それはわずかだというふうに聞いています。 それで、ぜひこの交通費の助成、これについては特段に増やす必要あると私は考えますが、 どうでしょうか。 ○議 長 佐藤保健福祉課長。 ○佐藤保健福祉課長 これは最終的に増やすかどうかということは、 検討しなければならない事項だというふう に思いますが、大体ほとんどの方が町内の方で、町内の施設に通っての透析ですので、1万 2,000円が少ないのか、あるいはちょうどいいのかわかりませんけれども、その辺につ いては今即答はできませんので、検討すると、協議させていただくということでお願いした - 35 - いと思います。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 58ページの公衆浴場運営費なのですけれども、これに関連して聞きたいのですけれど も、町営住宅で風呂のない住宅というのは何件ほどあるかというのはわかりますか。 ○議 長 公住の風呂の関係ですか。項目が建設のほうに入りますので。 ○杉森俊行君 公衆浴場に関連して聞きたいのですよね。例えば、風呂がないのであれば公衆浴場は必要 なのですけれども、風呂があれば別に要らないという感じがするので、そこをちょっと聞き たいと思っています。あれだったら、総括で回してください。 ○議 長 建設のところで一旦聞いて、その後の議論については総括でやってください。 ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了します。 次に、61ページから68ページの4款衛生費の質疑を行います。質疑はありませんか。 志民和義君。 ○志民和義君 66ページの11節需用費なのですが、この中の墓園管理費というのが入っております。 そこで、去年、要望がありましてきれいになったのですが、こういう場所なので大変きれい にしてもらって良かったということなので、 何年か置いた可能性も置いたかなと思うのです が、 やっぱり毎年これについてはきちんと剪定しておいたほうがいいのかなというふうに思 います。場所が場所ですので、特にそういうふうに私も感じておりますが、いかがでしょう か。 ○議 長 田中町民課長。 ○田中町民課長 墓園の管理につきまして、昨年度、樹木の剪定業務をさせていただきました。今年度は ちょっと予算化しておりませんところですが、昨年度やっていただいた中でいろいろ打ち合 わせをさせていただきまして、様子を見るという部分もありますけれども、業者的にも1年 置いても問題ないのではないかという話もありましたので、 今年については予算化しており - 36 - ませんけれども、その辺の状況を見極めながら、必要であればということの処理はしていき たいなと思います。 ただ、もう1点、周辺環境等の整備ということで、シルバーさんのほうにも部分的にはお 願いしている部分もありますので、 そういうところで対応できる部分についてはまた対応す る方法もあるかなと考えております。 以上です。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 66ページの13節委託料で空き地対策草刈り業務、 これはどのようなところを何カ所程 度、草刈りを行っているのか教えてください。 ○議 長 田中町民課長。 ○田中町民課長 空き地対策については、市街地について所有者に状況を確認しまして、草がちょっと伸び ているような環境にあるところについては、一度、環境整備をしていただきたいと、そうい う形で依頼をさせていただいて、町内にいる方もしくは町外でお持ちの方については、なか なか本人がその場の草刈りができないということで、役場のほうに依頼を受けまして、そち らについてはシルバーのほうに委託をさせていただいて処理をすると。料金につきまして は、その分をいただいて処理をするというような形の業務を行っております。 それと、箇所数については、23年度、ちょっと古いのですが15件、毎年約10件前後 だったかなと思います。 ○議 長 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 業者のほうに委託して刈ってもらうということであれば、 ここに委託料って発生しないの ではないですかね。 ○議 長 田中町民課長。 ○田中町民課長 シルバーのほうに委託をしまして、歳入のほうで手数料という形で処理をさせていただい ています。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 齊藤徹君。 - 37 - ○齊藤徹君 64ページの13節委託料ですけれども、これは全般に言えるのですけれども、成人の歯 科検診から始まって最後のがんドック業務まで、 25年度の予算と26年度ほとんど同額な のです。乳がん検診、子宮がん検診はマイナス30万円も減っているのですけれども、この 予算を組んだ根拠というか、どういう内容なのでしょうか。 ○議 長 佐藤保健福祉課長。 ○佐藤保健福祉課長 基本的に同じような額ということになる部分については、大体、年齢的なこともあります ので、対象者が同じような人数、例年、実際に対象になる方、受けた方で何年かの実績を見 た中で、そのような予算額を計上させていただいております。 ○議 長 齊藤徹君。 ○齊藤徹君 わかりました。乳がんとか子宮がんというのは、要するに対象者が減る予想があるという ことなのですか。それとも、よその病院へ流れてしまうのか。 ○議 長 瀬尾係長。 ○瀬尾係長 子宮がんと乳がんにつきましては、これまで25年度まで節目の年齢の方に無料でクーポ ン券を発行して子宮がんと乳がんを受診してもらうということで、受診を促進するというこ とで国のほうのそういうものがありまして、26年度につきましては、その年代が少し縮小 したということで、 今までは乳がん検診でありましたら40歳から60歳までの5歳刻みの 節目の方が対象でしたが、 26年度につきまして無料の方は40歳と26年度に満41歳に なる方が対象ということで、無料の対象者が減っているということです。子宮がんにつきま しても、20歳の方のみ無料ということで、委託料のほうが減額しています。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 柚原千秋君。 ○柚原千秋君 ちょっとお尋ねするのですが、 65歳以上になったら肺炎球菌の予防接種を受けてという ことなのですが、75歳から半額助成とかというのですが、その項目はどこにあるのでしょ うか。 ○議 長 佐藤保健福祉課長。 ○佐藤保健福祉課長 - 38 - 予算書の66ページの13節委託料の一番上、予防接種業務の884万5,000円、こ の中に含まれております。 ○議 長 柚原千秋君。 ○柚原千秋君 中に入っているって、それ詳細はわからないの。 ○議 長 佐藤保健福祉課長。 ○佐藤保健福祉課長 75歳以上で予算的には40名分、単価が3,000円ですので12万円の予算を見てお ります。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 安田清之君。 ○安田清之君 ちょっと耳なれない言葉があるものですから、64ページ13節委託料、子どもミニドッ ク、これはミニドックって、子供がミニだからミニドックなのか、何がどういうものなのか。 項目が何があって、何名ぐらいの予算でこうなっているか、ちょっと教えてください。初め てなので、ちょっと済みません。 ○議 長 佐藤保健福祉課長。 ○佐藤保健福祉課長 子どもミニドックのことでございますけれども、 目的としましては小児性の習慣病の早期 発見と治療及び生活習慣を見直して、そのことによって子供であっても疾患を予防できると いうことで、早期に発見して早期に治療していくというようなことの内容でございまして、 対象は小学校の4年生から6年生です。それから中学生、本年度から高校生も対象にしてお りまして、本年度は大人の健診のときにあわせてお子さんも一緒に診てもらうと。これは希 望者ということでございます。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 これは普通の我々がかかるドックと同じということでいいのだね。現実的には。俺から言 うと、希望者のみだなんて格好いいこと言っているけれども、現実的にはわかっているの、 親御さん全部。結局、4年生から6年生までですよ。これは糖尿病だとかいろいろ予防だよ ね。佐藤課長はわからないから瀬尾係長に聞くのだけれども、予防でしょう。糖尿病だとか 高血圧だとか、この予防をするのでしょう。だけれども、希望者といってもわからないので - 39 - はないですか。わかるの、現実的に。それは健康診断やっているよね、学校で。多分、健康 診断やっているでしょう。やっていないの、今、何もない。であれば、これは全部、大事な 子どもたちだから、このミニドックを全部受けさすと、そのくらいの気持ちで予算計上して ください。これなら何名分かわからない、現実的に。希望者のみです、ゼロだったら全部こ れ残ってしまうわけでしょう。いいことやっているのに、皆さんが利用できないようではだ めです、これ。4年生から6年生、中学校まで入れると、申しわけないのですが何人生徒い ます。百二、三十人ぐらい。四十何名にして、ちょっとそこら辺わかります。あなたのとこ ろでないからいいけれども、大体150人だよね、中学校まで入れても。わかるのなら、 ちょっと言ってみて。 ○議 長 佐藤保健福祉課長。 ○佐藤保健福祉課長 小学4年生から中学3年生までについては、対象者としては261名です。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 いいことをやっているのですよ。だから、きちんともう少しみんなが受けられるように。 これ一人頭幾らかかるかもわからないでしょう、これなら。希望者のみだったら、ふえたら どうするの。だめだって言っていないのだ。ことしはこのままでも仕方ないから、今後きち んと精査をして、子どもたちにこうやってきちっと、町長、最後だから大盤振る舞いしてく れるから、来年度こうやってつくりますよ、町長お願いしますというぐらいの、あなた方の 気性でやってください。いいことをやっているのだから、きちんと人数もわからないでしょ う、これ。一人頭幾らかかるのかわかっているの。だけれども、5人か6人でしょう、多分 これでいくと。1万2,000円ぐらいかかるのでないの。まだ安いの。ちょっと、1人幾 らかかるの、これ。 ○議 長 佐藤保健福祉課長。 ○佐藤保健福祉課長 1名7,000円でございます。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 28万円だから、 7,000円だったら計算したって割り返したら大した人数でないよね。 これはいいから、来年度、検討してください。子どもたち、きちっと、肥満児やらいるので しょう、相当。お肥えになっている方、相当いるよね。それから、これは家庭の問題もある わけだから、教育委員会並びに給食センター含めて、それから保健師さん含めてやってもら - 40 - わないと、後でぱーんと俺みたくおかしくなったりしたら困るから、こういういいことを やっているわけだから、もう少しきちっと周知をしてください。何だかなと思って見ていた のだけれども、聞くのを忘れていたから、ごめんね。だから、実は、いいことをやっている ときは胸を張って、もちろん増やしますぐらいを言ってください、今度ね。よろしくお願い します。後はいいですよ。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 大変、今のお話しのように、いいことだと思うのですけれども、その結果のアフターケア というか、 食事と運動に尽きるのではないかとは思うのですが、それはあれなのでしょうか、 教育委員会との打ち合わせなり学校との打ち合わせはどのようになっているのでしょうか。 ○議 長 佐藤保健福祉課長。 ○佐藤保健福祉課長 健診の結果、 これは保健師あるいは学校の保健室の先生、それから親御さんも含めた中で、 町の栄養士も含めてですけれども指導していくというような体制をとっております。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 イメージは、家庭訪問ではなくて学校に行って指導していただけるのですか。学校の場合 には、 先ほども心にいろいろ負担を感じるお子さんなんかもいるのではないかなと思うので すけれども、おまえ成人病かということになれば、ちょっと悲しく思うお子さんもいるので すけれども、そこら辺の配慮はどのようにお考えでしょうか。 ○議 長 佐藤保健福祉課長。 ○佐藤保健福祉課長 その方の自宅、今、訪問して個別指導、場合によっては、らいふのほうに親御さんと来て いただいて、そこでいろいろ指導するということでございます。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 64ページの13節のことなのですが、自分もがん検診を受けていないので大変心苦しい あれなのですが、今、血液1滴でいろんながんのスクリーニングができるようなこともテレ ビで見たのですが、何かそこら辺のもっと簡便な方法、例えばそういうふうな血液。前立腺 がんなんかの場合は、 パスだとか何とかって本当に血液でスクリーニングされることを存じ - 41 - 上げていますけれども、それが北斗病院なんかのペットなのかどうなのか、ちょっと僕、今 のところわかりませんけれども、今、大分、血液なんかでいろんながんがわかるような、制 度はどうか知りませんけれども、そういうふうな時代でないかなと思うのですが、そういう ふうなことへの取り組みはどうなさっていますか。 ○議 長 佐藤保健福祉課長。 ○佐藤保健福祉課長 内容が、かなり専門的なことになっていますので、こうだというふうにはご説明はできな いのですけれども、血液で調べてある程度のことが、今、西田委員が言われたようなことが わかるということでは、国のほうからそういうような指導というのですか、通知ですか、そ のような方法も入れなさいというようなことは、まだ来ていないようなので、ここぐらいま でしかお答えできないのかなと思います。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 ちょっと、私のほうもテレビでちらっと見たぐらいのことですので、バックデータを持っ てお話ししているわけではないのですけれども、 間違いなく時代はそのような方向に行って おりますので、より良い健診率を上げていくためにも、ぜひ研究いただきたい事項だという ふうに思っております。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 暫時休憩いたします。 休憩 午後 2時40分 再開 午後 2時43分 ○議 長 再開いたします。 次に、67ページから68ページの5款労働費の質疑に入ります。質疑ありませんか。 志民和義君。 ○志民和義君 労働費ですが、68ページの19節負担金補助金及び交付金のところで、一番下の通年雇 - 42 - 用促進支援事業負担金ですが、これについては前回ちょっと数字をお聞きしましたが3,5 93人と、対象になる方が。その事業についてお伺いをいたします。 ○議 長 松本商工観光課長。 ○松本商工観光課長 それでは、ご説明させていただきます。 まず、この協会の事業としては、雇用に係る事業ということで、支援セミナーの開催です とか事業所への訪問という事業がございます。 2番目には、就職促進に係る事業ということで、職業訓練ですとか、現在、型枠の大工さ んがいないだとか、そういう技能講習をやってございます。 3点目には、地域自らが実施する取り組みということで、地域ということは大樹ですとか そのようなところで、季節労働者の資格取得についての事業ですとか、就労支援の情報提供 というような事業を行ってございます。 以上でございます。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 セミナーとか事業所訪問ということは、これは大いにやってもらいたいのですが、地域自 らの取り組みとして、 具体的にどういうような取り組みをしているのかなというふうに思い ます。いかがでしょうか。 ○議 長 松本商工観光課長。 ○松本商工観光課長 これらを受けまして、 私どものほうとしては例年実施してございます季節労働者対策事業 ということで、建設のほうとタイアップしまして、支障木の伐採ですとかそのような事業に 取り組んでございます。 以上でございます。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 雇用の促進にということであれば、最も効果的な事業だというふうに考えております。今 年度も二十何人ということで、非常に大変喜ばれた事業だというふうに思っております。そ のほかに、町独自で、なかなか資格取得とかいろいろあったらそう簡単ではないと思います が、引き続き来年度も取り組んでいただきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議 長 - 43 - ほかに質疑ありませんか。 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 68ページの19節とかち勤労者共済センターについての説明をお願いいたします。 ○議 長 松本商工観光課長。 ○松本商工観光課長 とかち勤労者共済センターの負担金ということの内容でございますけれども、 この負担金 につきましては中小企業で働く従業員の福利厚生を低コストでお手伝いをするというよう な内容でございます。 中小企業と大企業との間で雇用労働条件の格差があるというようなこ とで、 労働福祉に対する格差の縮小というようなことでの取り組みを実施している内容でご ざいます。 以上でございます。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 安田清之君。 ○安田清之君 どうも今の説明と私の認識が違うのかどうかわからないのですが、 とかち勤労者共済セン ターというのは中小企業の退職金等々をやっているというふうにお聞きをしたのですが、 こ れは違う、商工会がやっているのが中小企業退職共済ですよね。町が入って5カ月分かな、 5,000円を限度に補助金を出しております。ところがどっこい、このとかち勤労者共済 センターだって事業を8万9,000円、これは違うのだと思うよ、ちょっと認識が。これ は多分、労働組合とか何とかと、これ違うよね、多分ね。ちょっと認識間違いしているかど うか、違うと思いますので、後でもいいので検討してほしいなと。これ、いつまでもやって いるのだよな、現実的に関連を含めるので、議長、申しわけないのですが、勤労者共済セン ター運営、これは大樹のことですからいいのですが、この連合北海道って何者って、僕これ ずっとやっているの。もうやめよう、これ、5万円。5万円ぐらいの金がなければできない ような、助成をしなければできないような団体ならおかしいのだ、現実的に。事務所費、本 当はずっと今まで僕が言っている上では、勤労者共済センターをこの団体が事務所がわりに 使っている。こんな横暴な労働団体はない。これは、やっぱり自分で自前で事務所を建てて ちゃんとやってもらうと。そこに助成するというのならわかるけれども、まるっきりあそこ に行ったら、ビラやらいろいろたくさんあるから、課長、これ以上は言わないから中身をも う少し精査して、本当にこれが妥当かどうか、いいのかと。それだったら違うところに予算 をつけてしっかり頑張ってもらおうと。いろいろお祭りやら手伝ってもらっているなんて 言っているけれども、現実的には本当なのかどうかわからないのだ、1人か2人なのか。観 光協会がやっているのだから、現実的には予算を計上して。だから、そこら辺も含めて、しっ - 44 - かりと精査を願っておきますので、答弁も何も要らないから。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 次に、67ページから84ページの6款農林水産業費の質疑を行います。質疑はありませ んか。 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 総括でやったほうがいいのではないかと言われているのですけれども、74ページ、牧場 管理運営費、これは1億2,000万円ほど出しているのですけれども、この牧場管理費の 赤字額がわかれば教えてもらいたいのですけれども。 ○議 長 森農林水産課長。 ○森農林水産課長 細かい数字では、今ここに持ち合わせておりませんけれども、平成25年度の予定でござ いますけれども、その収支を見ますと牧場の使用料あるいは捕獲手数料等の収入に対して、 支出、人件費、肥料、飼料を入れますと、ちょうど私どもの正職員の2名分の賃金分が赤字 部分に相当するぐらいの収支の予定になっております。具体的な金額につきましては、済み ません、今、押さえておりませんので後ほど報告したいと思います。 ○議 長 暫時休憩します。 休憩 午後 2時53分 再開 午後 2時53分 ○議 長 再開します。 森農林水産課長。 ○森農林水産課長 24年度の決算額によりますと2,073万9,000円の赤字ということになります。 ○議 長 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 総括でやれと言われているのですけれども、私の意見というか、これは今年予算がこうい - 45 - うふうに上がってきているのですけれども、光地園牧場だと冬が寒いですよね。そして、坂 の急なところで冬に出入りするということは大変危険だと思います。それで、光地園牧場は 冬は閉鎖したほうがいいのではないかと。そして、晩成牧場は売却して尾田にある北海道畜 産公社みたいなのがあるのですね、 たしか500丁か800丁ぐらいの土地があると思うの ですけれども、それを取得して光地園牧場は夏期のみ、そしてその公社を買い取りができま したら、冬はそこでやって、そこにバイオ発電設備などをつくりまして、中堅酪農家のふん 尿処理をするというのはどうなのですか。そして、将来的にはそこで搾乳も始めると。これ は酪農家が減少して、これは歯どめがつかないですね。そして、離農農地も近隣の農家で持 ちこたえ支えているのですけれども、話を聞くともう支えきれないような状態になってきて いる。それであれば、そこに牛を依嘱して払ったらどうかということです。 そして、ここに労働確保が難しくなるのですけれども、ある程度、年寄り人でも、年寄り といったらおかしいのですけれども……。 ○議 長 杉森議員、その質問1回で終わる。 ○杉森俊行君 終わりますよ。ただ、私がしゃべるだけで。 ○議 長 答弁によっては展開していくでしょう。 ○杉森俊行君 答弁は、私は要らないです。返答は要らなくて。 ○議 長 せっかくですから総括でやってもらいたいなと。そうすれば議論が展開してきますので。 いいですか。 ○杉森俊行君 はい。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 志民和義君。 ○志民和義君 68ページの農業者年金の関係でございます。農業者年金事務費68万2,000円と出 ていますが、 農家の女性の方の農業者年金加入促進ということを前々から私も聞いておりま すが、現段階ではどういう状況に、加入状況、パーセントで結構ですが、どのくらいになっ ているでしょうか。 ○議 長 角倉農業委員会事務局長。 ○角倉農業委員会事務局長 - 46 - 農業者年金の女性の加盟数でありますが、現在、持ち合わせておりませんので、調べてお 知らせしたいと思います。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 杉森俊行君。 ○森農林水産課長 76ページ、19節作業免許講習取得授業料負担金、ここのところで、これ、光地園牧場 だと思うのですけれども、 この作業員で建設等機械の免許を持っていない人というのは何人 ぐらいいるのですか。 ○議 長 森農林水産課長。 ○森農林水産課長 今現在で、正職員1名、準職員6名の者が資格を持っておりません。 ○議 長 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 これは前から言っているのですけれども、 作業に使う免許を持っていない人たちがいると いうことは、どういうことなのかよくわからないのですけれども。多分、今の課長のなる前 からだと思うのですけれども、こういうことは申し合わせというのですか、担当職員がかわ るときにきちんと申し送りをしていないとだめだと思うのですよ。 それと、免許を持っていないでずっと乗っていたというのは、これはどういうことなので すか。これって、車の免許を持っていない人が無免許で運転しているみたいなものではない のですか。こういうことっていうのは、あり得ることなのですか。ちょっと私はよく納得で きないのですけれども、ここのところはどういうふうな考えを持っているのですか。 ○議 長 森農林水産課長。 ○森農林水産課長 今、議員のご質問でございますけれども、免許にはトラクターを乗る免許ですとかショベ ルを動かす免許等がございます。これは、道路交通法ですか、そこには移動するときなんか には、それで十分移動できたりできるのですけれども、今回の平成18年6月に法改正があ りました。これは作業するときに、その資格を持っていなければだめだということでござい ますので、 その改正のときからうちの牧場の者が取得していなかったということでございま す。 ○議 長 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 - 47 - 森課長の前のときにそうなのでしょうけれども、 大体はこれもうみんな農家の人は持って いるのですよね。それがないということは、ちょっと私は考えられないです。 それと、この作業免許というのは個人の免許ですから、それに補助金を出すということで あれば、町の職員自体がみんな俺も取りたいのだ、俺も取りたいのだと言い出したら、これ は手をつけられませんよ。例えば、正社員が1人いるということは、多分、町のほうからも 職員が行っていると思うのですよ。それであれば、ちょっとこれ問題があるのではないかと 物すごく感じるのです。それで、募集するときに、大体こういうものを持っていなければだ めなのだということを報告しないで募集するというのも、ちょっと物すごく考えものだと私 は思うのですけれども、これは例えば消防とかの特殊な自動車とか、免許を取れないような 難しいものであれば、それは出してもいいと思うのですよ。これは、特別会計のほうに出て くるエア・ウォーターの液体窒素のほうでもまた話をしていきたいと思うのですけれども、 これはちょっと特殊な免許を取るのに出すのは構わないですけれども、これは一般の人も 持っている免許なので、これは物すごく問題があると思いますが、いかがでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 今、いろいろと運転免許の話があって、詳細は、今、課長のほうからお話しがありました。 結果的には18年の法改正のときにわかっていれば良かったのですよね。そのときに、それ 以降で何人採用したか確認はしていませんけれども、それ以降に募集する方々については、 そういう免許を持った者を条件として採用するという形でいけば良かったのかなと思って いますけれども、私の記憶ですけれども、この18年以降で新たに採用した方というのは2 人ぐらいしかいなかったのかなと思っています。 それ以前に採用していたというようなこと で、法改正があって今回このような形での免許取得をしなければ、作業に当たる場合にも支 障があると。そして、また何か事故があった場合、免許を持たないでやっていたということ になると、 共済だとかいろいろなことに差し支えるだろうというようなことで今回計上した のですけれども、このようなことが、今、議員もおっしゃっていましたけれども、いろいろ とこういう資格または免許的なことで言うと、庁内全体的に職員の中では結構あるのですよ ね、こういう牧場ばかりではなく事務的なもの、または現場でそういうことをとらなければ だめだとか、 そういう資格を取るのに講習に行った云々とかということで資格を取ってくる とか。極端な話をすると、B&Gの関係で講師に派遣を出すと船舶2級の免許も取ってくる というようなケースもあるのですけれども、 そういう規定がまず一つ私どもで持っておりま せん。これは早急に、今そういう規定をつくって、どういうような形で今後そういうような 面にやっていくかということがまず一つ。 それから、今回このような形で全額出しておりますけれども、やはり本人のそういうよう な資格も一つの財産ですから、それもある程度一定的なものの負担といいますか、そういう ことも含めて、それからまたこれを取りにいくために休んで行かせるのか、出張で行かせる - 48 - のか、公用車で行かせるのか、そういういろいろな細かいこともありますので、その辺の規 定をしっかりとつくっていかなければならないだろうと思っております。 これは牧場ばかり でなく、ほかの全体的に町を見た場合のそういうものもつくる。 それから、今回のことについても、これは全額を見ておりますけれども、できればご負担 をしていただきながら、将来、自分たちも役に立つ資格ですから、そういうような形での方 向性で今話し合いをさせていただきたいなと思っております。 ○議 長 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 緊急性を要するということでわかるのですけれども、 私はこれではちょっと反対という立 場をとりたいと思います。そして、今、町長から答弁ありましたように、きちんとした規定 とか何かができて、それが議会で通っていきましたら、それは全額ではないことで何割かの 負担はするということであれば、今は予算化してもはっきりしないというのですか、そうい うことでやってもらいたいということで、よろしくお願いします。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 休憩します。 休憩 午後 3時05分 再開 午後 3時20分 ○議 長 再開いたします。 引き続き、6款の農林水産業費の質疑を行います。質疑はありませんか。 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 関連で、今の作業免許の講習会ですか、これ、先ほどの説明では免許のない方が正職員が 1人と、臨時ですか、その方は6名ということで、ことし何名の方を予定しているのか。そ れから、先ほどいろいろ規則をつくってという話も町長されていましたけれども、そういっ た要綱なり何なりをつくってから取りにいくのか。それとも、先に取りにいって合格証書な り、また領収書を提示して何がしかの負担金を出すのか、その辺の考えはどういうふうに なっていますでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 今年は準職員のうち3名予定をしております。予定をしているというか、一応計上してお - 49 - ります。その要綱の云々ということなのですけれども、やはり要綱をつくってからきちんと 行動したほうがいいかなと思っています。こればかりではなく、先ほど私申し上げたように、 ほかの部署にもそういうようなケースがいろいろありますので、 そういうことも整合性をき ちんと持たせて、事務職はいいよとか、例えば牧場の職員は云々とかって、そういう差別的 なことは毛頭考えていませんので、 網羅した中でいろいろとそういう受験だとか資格云々と いうことは、やはり早いうちに要綱をつくって、それで運用していこうかということで、職 員に周知しながらやっていきたいなと思っております。 ○議 長 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 では、それまで牧場のほう、無免許で運転されるのですか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 1名持っている方いらっしゃいますし、今、そういう作業にまだ入っていません。あるの ですけれども、大変主幹にはご迷惑がかかるかなと思いますけれども、その方が全面的に仕 事をやって、早い時期に私たちも4月から動き出さなければならないものですから、それま でには要綱も、4月1日付で云々ということで実施をしていきたいなと思っております。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 安田清之君。 ○安田清之君 昨年度、バレイショ芋の予算がついていたのです。種芋の関係。これは、もう要らないの でないかと、僕、再々、町長に言ったら、これは重要なあれなのだと、防除もしなければい けないのだといいながら、今年度、さっとなくなったのですよ。そんなに重要だ、重要だと 言っていたものが、この1年でぱっとなくなってしまった。これ、どうもおかしくないかな と。これ、本当に重要ではなかったのではないかと、現実的には。こんなに簡単になくなる のだから。これは前、町会議員をやられた我々の先輩でもある方も重要なのだといって、僕、 大分怒られた。言っていながら、ぽんとなくなった。今度は小麦の何だか、雪腐れ何だかに するのだということなのですよ。これは誰がお決めになって、こういうあれをやっているの か。これは町が決めたのでしょう、現実的に。大体わかっているから上手にしゃべってほし いと思うのだけれども、 ある団体の力に町が負けるようでは困ります。 精査をしっかりして、 これは重要だと。重要だから上げているのだと思うのですよ。だけれども、今までは重要だ、 重要だとうちの町長が言っていながら1年でなくなってしまう、こんな不合理な予算計上 は、私はどうも納得ができません。何でなくなった理由。それから、これがぽんと出てきた 理由。森課長かな、よろしく頼みます。そこら辺のことを。 - 50 - ○議 長 森農林水産課長。 ○森農林水産課長 前回の勉強会の席でもお話ししたかと思いますけれども、 町と農協との話し合いの中で要 請がございまして、その中で出てきたものを庁内で精査させていただきまして、そしてバレ イショの種子の事業につきましては、もう十分予算をつけて果たしたというようなことで、 新たな雪腐れ病のほうに今後重点を置いていきたいということの結果でこういう形になり ました。 以上でございます。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 現実的にはわかる。今言っていること以外、もう言えないのもわかる、十分。だけれども、 精査をしていただかないと、我々、町会議員として名目立ちません、現実的には。必要だと 言われていながら、今年度、農協から要望がありました、簡単に変えました。我々町会議員 は今まで何をやっていたのだと、私自身が腹立っています、今。あなた方の言うことを信じ て、仕方ないなと、農家の方は一生懸命頑張っているのだから仕方ないといいながら1年で ぱっと変える。では、我々、声を出していても団体には全部うまく丸められてしまうのかな と。町と団体が口裏を合わせればできるのかと思いますよ、こんなこと。 農業課長、悪いけれども、後でいいから、この補助金、助成金、農協、農家に出している 合計基金額を後で私に教えてくださいね。勉強会で本当は聞けばよかったのだけれども、そ こだけ言っておきますのでお願いしますね。多分、商工はあそこに前にいるので、商工の課 長は商工に出している金額と二つ、よろしくお願いします。 それで、議長かわります、答弁も何も要らないので、次の議題でいいですか。 ○議 長 はい。 ○安田清之君 これは農業委員会会長、申しわけないですが、そこに教育委員会、議会、農業員会会長と 全部交際費違うのですよ。議長は仕方がないと思っているのですよ、ちょっと上でも。大し た金額ではないけれども、よく努力しているなと。あれだけ出歩いて、あれで何とかもたせ ているなと思うのですよ。農業委員会会長、あれ10万円だよね、交際費。教育員会15万 円だったっけ、20万円だよね。わざとに、俺、低く言ったのだ、今。それで20万円なの だ。これは何で違うのか、町長。町長なのか、誰なのか、これ、農業委員会かい。これは農 政だから。ちょっと、角倉君か、何で違うのか教えてくれ。 ○議 長 暫時休憩します。 - 51 - 休憩 午後 3時28分 再開 午後 3時28分 ○議 長 再開します。 角倉農業委員会事務局長。 ○角倉農業委員会事務局長 交際費ですけれども、ここ数年この金額で計上しておりますけれども、内容的には農業委 員会会長の行政執務上の推進に必要と思われる経費ということで、団体主催による各種開催 事業等のご祝儀など、そういうものに支出してございます。ほかとの比較については、ほか の事業のほうを把握しておりませんので、農業委員会としてはこの10万円の予算計上でや らせていただいています。予算の範囲内で執行させていただいています。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 それは事務局が出したら、仕方ないからはいと言うのだよ。あなた方、よく理解しなさい。 農業委員会の会長の報酬って5万幾らぐらいだろう。平の方、何ぼだと思っている、3万幾 らだぞ。それで一番大きな団体の会長だよ。大樹の農業委員会会長が10万円で足りると思 う。いろんな項目があったら、品評会だけでも、会長呼ばれていないのか。農協だとかいろ いろな団体が主催している品評会だとか展示会とか、これに呼ばれているはずだ。自前で相 当出していると思う。こういうことではいけないので、今年度、補正予算でもいいからきち んと出すべきだと思うのですが、担当課長はどう思いますか。 ○議 長 角倉農業委員会事務局長。 ○角倉農業委員会事務局長 確かに会長という職務で、いろいろな機会に招待されたり出る機会も多うございます。そ れで、十分かと言われるとどうなのかなと思いますが、ほかの組織とのバランスもあるで しょうし、今までの予算要求の経過の中でこのようになっておりますけれども、私としては 何と言ったらいいのかわかりませんけれども、増やしていただければ助かりますけれども、 それは議員さんも議決していただかなければいけませんので、総合的に判断していただけれ ばということで終わりたいと思います。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 - 52 - 80ページの19節、負担金補助金の下から3行目、森林整備加速化林業再生事業補助金 のところをちょっとお伺いしたいのですけれども、 町は平成23年3月に下川町に木質バイ オマスについて職員を派遣していると思うのですよね。また、平成23年10月には経済常 任委員会が所管事務調査で下川町で実施しているのですね。 そして平成24年3月と平成2 4年6月に、自然エネルギー木質バイオマスについて私たち議員が一般質問をしています。 また、町観光協会が晩成温泉に木質エネルギー導入をと会議録にあります。このような事例 があるのに、会議や目的の説明がなく、今回、予算に突如計上したのはなぜかを聞きたいの ですけれども。 ○議 長 この19節の森林整備加速化の事業の補助金の関係ですね。 森農林水産課長。 ○森農林水産課長 今、議員おっしゃられたのは導入の経過でよろしいでしょうか。 ○杉森俊行君 はい。 ○森農林水産課長 昨年の8月26日に、 私どものほうでは晩成温泉のボイラーの更新のお話しがあったよう に伺っております。このときに、木質バイオマスボイラーの導入について内部で少し話され たというようなことでございます。それから、町のほうで9月27日に足寄町などの状況と 資料の収集なども行いました。 そして10月に木質バイオのシミュレーションの内部打ち合 わせというようなことも行っております。そして、10月15日でございますけれども、留 真温泉の視察というようなことで、これは森林組合長、副町長、それから晩成温泉の田中社 長、そして町の財政の主幹、建築係長、そしてうちの農林水産の係長とが出席しております。 その後、10月22日に森林組合との打ち合わせをさせていただきました。その後、ちょっ と予算時期もありまして、コンサルとの打ち合わせですとか、木質チップのこんな業者があ るというようなことでの打ち合わせ、それから12月にはチップの使用料の見積もりですと か、それから庁内の関係課の打ち合わせもさせていただいております。それから12月24 日には総合振興局のほうへ打ち合わせもさせていただきました。そして、12月24日には 総合計画の打ち合わせ、それから予算の打ち合わせ、また、年を明けまして1月17日には、 前回、 皆さんに議決をいただきました2月25日の臨時議会で補正の打ち合わせもしており ます。それから1月19日に森林組合との打ち合わせ、1月21日にはまた晩成温泉と打ち 合わせをしております。経過といたしましては、このような流れになっております。 ○議 長 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 24年に私も一般質問で、 病院を重油でなくて木質でやったらどうですかという話もした - 53 - のです。そして、10年計画の中には、晩成温泉が終わってからB&Gそして特老のほうに 移っていくと、そういう計画があるのですけれども、何でそういうことをしているところに 早目に対処してくれなかったのかと。それは、勉強会で聞いたのには、27年3月までに、 要するにチップ工場を完成しなければならないと。 これはせっぱ詰まった感じでやっている のです。そういうことであると、今、課長のほうから説明あったように、3カ月か4カ月の 間に一生懸命やっているというのはわかるのですけれども、ちょっと躓いたり何かしたら、 本当にこれできるのかなという感じがするのですね。そういうことをもう少し、こういう事 業であれば煮詰めたもののやり方をしないと、ちょっと不安があるのですね。それは、今、 教育委員がいるのですけれども、通学路の問題のときもそういう問題があったのですよ。そ れで教育委員のほうは、次の定例会まで遅らせると、そういうこともあるのですけれども、 今回は予算議会ですので余り突っ込むということもあれなのですけれども、 せっかくやると いうことがあるので、それはいいのですけれども。 ただ、木質バイオマスの生産者の筆頭と見られていた森林組合の理事会で、内部調整がう まくいっていないのではないかという懸念があるのですけれども、その点は大丈夫なのか。 また、森林組合がもしかしておりるということになった場合に、民間企業で木質バイオマス チップの生産の実施を考えている企業があるのかどうかをお尋ねします。 ○議 長 森農林水産課長。 ○森農林水産課長 現時点では、他の企業がいいのか、どういう団体があるのかというような情報は、私ども のほうでは今押さえてはおりません。 ○議 長 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 わかりました。さっき言ったとおり、これは27年3月までに建設しなければならないと いうものですから、この予算が通りましたら早目に対処してもらいたいと思います。 もう一つは、議長と先日チップの話をしたときに、生産を生チップでやるということなの ですけれども、議長のところは生オガコを使っているということで、結構、牛には負担があ るということで話を聞いたものですから、生チップも余ったり何かしたときに、もしかして 牛の寝わらのところに使用するときには、牛の乳房炎ですか、それにかかる可能性が物すご く高いと。そして、石灰を混ぜなければならないという負担もあるので、どうなのですかね。 生チップでやらないで、もう少し、二、三ヶ月、木の乾燥したものを使ってやったらどうか なという気はするのですけれども、いかがでしょうかね。 ○議 長 暫時休憩します。 - 54 - 休憩 午後 3時40分 再開 午後 3時41分 ○議 長 再開します。 森農林水産課長。 ○森農林水産課長 今、議員のご質問でございますけれども、私ども、今、内部協議をして進めているチップ の機械ですけれども、生でやって水分が五十、六十%ぐらいというようなことで、立木を倒 してそれをチップにした場合、それが倒してきて工場というかそこのところへ持ってきて チップにした場合は、40%とかそういうような水分になるようでございます。それが時間 がたてば、もっと下がるのかもしれませんけれども。 そして、もう1点でございますけれども、余ったなというような質問もございました。と りあえず、今、考えておりますのは、私どもの公共施設で使う分だけをこれからつくるであ ろう業者がつくると。余るほど業者がつくれば、それはチップは多分、農家のほうでは敷き わらには多分使わないのではないかなと思うのですけれども、ほかのほうに利用するのは、 そのつくっている業者が採算が合うように発注するのではないかなというふうに考えてお ります。 以上でございます。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 先ほど、杉森議員が、今、森林組合という話が出ました。これは町長、もし森林組合が受 けなかったら違う業者にやらせるのだよね、 現実的に。チップができなかったら。そうでしょ う、 単純明快。 合意もできない、 その中で足を引っ張っているとかいろいろ我々の耳には入っ てくるのですが、できなかったらほかでやりたいという方いるのだから、そっちにやらせる 方法もあるよね、逆に言えばね。そのぐらい言わないと、危機感がないのです。要は、チッ プ、今、町が晩成温泉にチップをつくりますよと、燃やしますよと。森林組合にその作業を やっていただきたいのですよということになっているわけでしょう、 今、話し合いの中では。 だけれども、肝心な母体が、ああでもない、こうでもないと足の引っ張り合いをして、森林 組合のことを本当に考えているのか考えていないのか、これはみんなにかかわる問題だか ら、現実的に。そうでしょう、町の工程の中に、万が一できなかったら。だから、そのとき は違う業者が手を挙げたらやらすと、そのくらいの意気込みでちょっと言ったらいいと思う のです。言いづらいだろうと思う。だからそれは腹にとめておいてもいいけれども、そのぐ らいのことはきちっと、議会からもこういうお言葉があったよと、答弁も何も要らないと。 言いづらいこともあるでしょうから聞きもしませんので、しっかりとその旨は課長、町長の - 55 - 代役なのだから、しっかりとそのくらいのことは言っていただくようお願いをしておきま す。 そこで、違う案件でよろしいですか。商工費。 ○議 長 今の件については、そういう外部団体の内容については、うわさ話とかそういうことでは 本会議場ではなるべく差し控えてもらいたいと。 事実かどうか確認できていることではあり ませんので、どうか慎重に発言をしていただきたいと思います。 それから、予算に関連しているのですけれども、その先についてのいろいろな心配につい ては、もしかあれば総括のところで町長等に質疑をしていただきたいと思います。 そのほかに質疑ありませんか。 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 ちょっと内容が関連するのですけれども、 まず、 この補助金で行うようなのですけれども、 それは27年の3月ですか、それまでにその施設はつくらなくてはいけないと。そういう補 助金のほかに、何かほかになかったのか。振興局に行ったという話なのですけれども、私の 調べた限りでは農水省から国交省、それから林野庁、いろんなところで自治体に対しての2 分の1補助というのがあるのですね。晩成温泉のボイラーと、それからどこかにチップをつ くってもらうということを一つにひっつけてしまったからこうなったのであって、ボイラー だけを考えたら違う補助金もあったのではないかと思うのだよね。なぜ、そこをチップと晩 成温泉のボイラーとをひっつけてしまったのか。その補助金が、ほかになかったのか。そん な急いでやらなくてもいい補助金があったのかもしれない。なぜ、これをやったのかという ことですね、選んだかということをお聞きしたいと思います。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 いろいろと経過的なことも、ちょっと課長のほうからお話しがありました。私たちも、こ の事業を展開するにはいろいろと原課のほう、また担当のほうで練ってきました。そして、 経過については杉森議員からも詳しくご報告がございました。 私たちも、この事業を取り組むということは、すばらしい事業だなと思いました。それで、 今回、まずはどういうような形態でいったらいいのかということで、補正の委託料もお認め をいただいて、昨日、おとといでしたか、入札も終わりました。今回、5月30日までに報 告が上がってくると思います。それによって、またいろいろな面での検討をしていかなけれ ばならないだろうと思っています。 今、福岡議員おっしゃるように、ボイラーと木質云々ということはセットなのですよね。 その補助金は結構あります。森林交付金もあります。ですけれども、北海道に来る金という のは本当に少ないのですよね。今回、新たにこういう事業が、以前はあったのですよ、何年 - 56 - か前までは。それは震災がらみの中に含まれている。それを、去年、おととしに、それを離 したのですね。 それはちょっとまずいだろうと、何でそういう事業が震災なのということで、 これは漁業もあったのですよ。そういうことで、今回、分かれた。そのことを私たちもわかっ ていたのですけれども、事業的に言うと予算が少なかった、北海道に来る額が。それで、今 回、昨年からいろいろと協議をしている中にあっては、そういう木質の関係であれば、ボイ ラーもということで、連携していけばそういう事業に該当するよと、させられるよというこ とがあったものですから、急遽、手を挙げたと。 そして、今おっしゃるように27年までなのですよ、この事業が。本当に3月までにきち んとおさまるのかということが、まず一つ、私たちも心配しています。機種はドイツ製なの ですよね。私も、これは過日、見せていただきましたけれども、やはりそういう業者さんが 結構いらっしゃいますので、そういうメーカーに一応お願いをして、向こうへ頼んで、向こ うでつくってこっちへよこすのか、できているものをよこすのか、その辺はちょっとよくわ かりませんけれども、恐らく発注してから、バイオマスのプラントと同じようにつくるので はないのかなと。そうであれば、恐らく後半に、年度末になるのではないのかと。例えば1 2月ぐらいに。それであれば、3月までに間に合うのかということが、まず一つあります。 これは大変、私たちも、今、心配しております。ですから、今、業者さんには、できるだけ 早い時期に見積書もお願いしたいし、どういう過程でいくかということも、私たちも、今、 大変心配しているのですよ。ただ、晩成温泉のボイラーだけやるのであれば、木質のあれは 本当に少ない、例えば極端な話、100トンで済むと思う。それを、次の段階でいくと、B &Gのボイラーももうだめです。それをやるということになれば、もうちょっと大きくしな ければだめだと。小さいものをちょんちょんちょんとつくっても、これは効果的には、費用 対効果でもうまくいかないと思うのです。そういう調査を今回出したということで、ひとつ まずご理解願いたいと思います。 それで、何で晩成温泉のボイラーということは、晩成温泉のボイラー、議員さんもご承知 のように、毎年何十万円か何百万円の補修費をかけてずっと来ているのですよね。泉源も、 もう決まってしまっているのです、はっきり言って、出るお湯も、とるやつも。それに大き なボイラーで、例えばどんどんお湯を出してお客さんを呼び込もうといったって、これは無 理なのです。そういうこともいろいろ考えたときに、やはり効果的にいくと、費用的なもの を考えると、もう寿命が来ているのであれば、うまく木材を使った中で連携していったほう がいいだろうと、そういう判断で私たちも決断をしたと。 また、いろいろと議員さん方だとか検討会議の中でも、やはり木質ボイラーが一番いいよ と。自然環境にも優しいし、大樹町の云々でいけばいいだろうということで、私たちはこの 事業はいい事業だということで飛びついたというような経過です。ですから、今回の委託調 査の中で詳しいデータが出てくると思います。木材の量だとか云々とか。また、私たちも今 考えることも含めて、 いろいろ検討してみてくれということでお願いをしていかなければな らないし、また、各地の先進地も、今、道内でも4カ所ぐらいありますから、そういうとこ - 57 - ろの視察をさせていただきながら進めていきたいなと思っております。 今、議員おっしゃるように、本当に日本国産でないものですから、外国製なものですから、 大変それが心配をしているというのが、一つはっきり言ってあります。下川町も、やるとき には大変苦労したという話も町長から聞いていますので、この辺をうまく回転しておさまる ようなことでいけばいいかなということで、 今そんなような期待感を持った中で進めている という状況です。 ○議 長 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 調査設計の結果を待つということですね、ある程度。それで調査結果で調査して、木質が 不適当ということにはならないのですか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 私たちは、木質で委託をしています。ですから、それによって委託をやったのは、例えば 量的なものがどれだけ必要なのかとか、例えばボイラーを、今、晩成温泉であれば60トン で済むものを、次の段階に行くと今度は100トン必要になりますよといった場合には、今 のチップの機械が60トンでなく、もうちょっと大きいものを入れるとか、いろいろそうい う過程で変わってくるのかなと思っています。それらの調査を今回出して、それに基づいて 我々も判断をしていくというようなことでご理解願いたいと思います。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 安田清之君。 ○安田清之君 町長方担当課も努力をしているということは、十分このチップボイラーについては。だけ れども、まだ僕らも見えていません、現実的には。どういうものかもわかっていない、予算 計上だけされていますから、議長にお願いをしたいと思うのは、少なくても調査に出しまし た、それならこういうものが必要です。少なくとも調査に出す前に、大体シミュレーション はできているのだと思うのですよ。カロリーがこうで、何がこうで、場所がどうでというも のは、シミュレーションがおできになっているのだろうと思うのです。 僕、チップ材のボイラーって見ているのですよ。我々の業界で。今のところでは絶対入り ません。単純に、カロリーとれません。ですから、そういうものを見て検討されているのだ ろうと。現実的には、晩成温泉に入れるということは町が決定することですから、指定管理 は何も口を出すものではないと思っています、現実的に。そうでしょう、指定管理を受けて いるだけですから。町のものですから、あれ。だから、そこら辺も十分後でお教えをいただ きたいというふうに思いますので、調査が出てからなのか何が出てからかわかりませんが、 - 58 - お教えをいただきたいというふうに思いますので、それを見た上で経済なり、先進地を見さ せてもらうなり、やっぱり大樹のいい方向性を我々もお手伝いできるのかなと思いますの で、よろしく議長お願いをしておきます。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 調査設計の段階以前でも機会があれば、やっておられるところを担当で行ってきなさいと いうことで指示をしております。私たち、初め下川ばかりだと思ったのですけれども、この 木質の関係では和寒だとか音威子府、そういうところはちょうど近くなのですね、下川の。 そういうところを、まず担当で行ってこようかということで、できれば議員さんももしあれ であれば一緒に見てもらったほうがいいのかなと。 それから、近間では浦幌の留真も、今あそこは3工場で何かいろいろやっているみたいで す。できるものも、何かいろいろ違うような形態もあるようなのですけれども、うまくお湯 もいっているよという話も聞いております。そういうところの先進地の視察もしながら、調 査表が出てきた段階ではきちんと議会にもご報告したい。そして、また次の段階にいくと今 度は実施設計が入ってくるのですね。そういうことも含めて連携をとっていきたいなと思っ ております。 ○議 長 この件については、あと総括で。 ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 角倉農業委員会事務局長、先ほどの件で答弁があります。 ○角倉農業委員会事務局長 それでは、 先ほど志民議員から質問がございました農業者年金加入者のうち女性の加入率 を教えてほしいということでしたので、お知らせしたいと思います。 農業者年金の加入者数は、町内で164人でございまして、そのうち38人が女性の加入 者でございます。割合にしますと23%という状況になってございます。 以上です。 ○議 長 これをもって、質疑を終了いたします。 次に、83ページから88ページの7款商工費の質疑を行います。質疑はありませんか。 安田清之君。 ○安田清之君 町長、84ページ、21節で信金に預託をしていただいて、たくさん皆さんがお使いをい - 59 - ただけるよう努力をしていただいたことには敬意を表するところでありますが、 中身は何も 変わっておりません、現実的には。使える金額も変わっていなければ何も変わっていない。 ただ、銀行に預託をしただけであって、枠が増えただけであります。これは町長、ちょっと 増やしたらいいのではないかなと思うのです、現実的に要綱を。1,000万円でしょう、 運転資金、 これは1,000万円か1,500万円か何かわからないけれども、 僕の言う意味、 枠内だから何ぼ増やしておいてもいいのだよ。現実的に、この審査をするのは帯広信金なの だよ。帯広信金がだめだといったら出ないのだから。それ以上、借り入れる人でも、今度は 枠があるから3,000万円、設備資金だと借りられないのだよ。おたくには出してもいい のだけれどもねっていう会社は大樹にたくさんあると思うのですよ。だけれども、枠がない から借りられない。この間、その話でちょっとお酒を飲んだら、いいよなと、増やしてくれ ると助かるよなと。5,000万円にしてくれたら枠内だから、金利も1.5にしてほしいな と町長と。1.8なら何のメリットもないのだよなと。現実的には、信金に払う金利は2. 3か4ぐらいで、1.8を超えるというのは余りメリットはないと。であれば、金利も1. 5を超えたものに対して利子補給をするという要綱に、 これは変えていただくわけにはいき ませんか。松本課長、大変努力していいことをやってくれたのですけれども、もう少し欲を 出すと、大樹の商工は大したものだと、町はということで、何かそれにお答えをいただけれ ばありがたいなと思います。 ○議 長 松本商工観光課長。 ○松本商工観光課長 今の関係でご説明申し上げます。 今の貸付金の枠でございますが、運転資金については1,000万円、そして設備資金に ついては3,000万円。これについては、平成21年8月1日に要望があったということ で改正をしてございます。ただ、この7,500万円を積むことによって、融資枠は2億2, 500万円というようなことで、信金との今後のご相談というか、内容的なことになろうか と思いますけれども、預託金を増やすことによって、この枠が増えるのかなというように連 動されていると伺ってございます。この辺については、まだ若干の融資枠が残ってございま すので、そのときに協議をするというような協定内容になってございますので、そのときに また精査したいなというようなことで、 貸付金額を1,000万円から1,500万円ですと か、設備資金を3,000万円から5,000万円というお話しについては、今後、町長と相 談をさせていただきたいというふうに思ってございます。 以上でございます。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 金利は答えていただいていませんから、それも含めてよろしくお願いをしたいと思いま - 60 - す。答弁はいいです。 現実的に、金利が一番重要なのですよ。力が弱い零細企業は金利が、ここでは1.8とう たっていますけれども、銀行から来る金利というのは、少なくともこれより高いのですよ。 これ、ずっと払っていなければならないのさ。だから、これは損なのですよ、町もね、現実 的には。銀行だけいい思いをしているのですよ。我々1.8を超えるものは町が負担してく れるのです、利子補給。ところが、信金は2.3も2.4も取っているわけだから、払ったも の取って、町は我々に、借りている方に払っても信金は痛くもかゆくもない。だから、少し 貸出金利も下げていただいて、上限枠を1.5にしてくれと。企業によっては若干違っても、 少なくともそのぐらいで頑張るよう信金に、これ、独占企業ですから信金。帯広はたくさん あるのだよ、窓口。北洋もあれば道銀もあれば、この融資枠、こういう特別融資。大樹は独 占ですから、道銀も入れたらいいのだよ。そうしたら一生懸命頑張るから。それは言いませ んけれども、今後は言うかもしれません。 もう一つ、これは総括になるのかな、余り言いたくないからここで終わらせておいたほう がいいのかな。これは予算にないから総括にするわ。予算にないから、しゃべれないので総 括に行きます。 終わります。答弁も何も要りません。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 86ページ、11節需用費です。この中に消耗品費の中に、ふるさと小包か納税のお礼が 入っているというふうに理解しているのですけれども、何か1件当たり3,000円程度と いうお話しだったのですけれども、1万円ぐらい納税していただければ3,000円程度と いうことなのですけれども、3,000円程度では、ほかから比べると決して魅力あるお返 しができないのではないかなと思うのだよね。これの増額等は、 お考えはありますかどうか。 ○議 長 松本商工観光課長。 ○松本商工観光課長 それでは、今の件について、一応、商品としては3,000円程度を考えてございます。 ただ、それにかかる今度は送料が発生してきます。クールですとか、そのときにかかる送料 が大体2,000円以内ということで、5,000円というような程度の、1件当たりなるの かなというふうに考えてございます。ただ、私どもの根本的な考えは、ある程度、ふるさと 納税をしていただくというようなことを重視させていただいて、 これについてはふるさと納 税をしていただいた方に大樹町の特産品をPRさせていただきたいというような感覚でお りますので、 10万円いただいたから5万円分を返すだとかというような趣旨での事業では ないというふうに思ってございます。あくまでもお礼というか、そのようなことで特産品を - 61 - 紹介させていただきたいというような原点でおります。 以上でございます。 ○議 長 よろしいですか。ほかに。 志民和義君。 ○志民和義君 86ページの一番下の11節需用費の中に地場産品研究センター運営費ですね、これにつ いて今年度はこのままいくということなのですが、 申し込みが非常に多いのだということで 存続のことなのですが、これは申し込みが大変多いということなのですが、申し込み受け付 けと、その研究センターの運営についての希望を聞く会とか、そういうところは計画してい ないのでしょうか。 ○議 長 松本商工観光課長。 ○松本商工観光課長 地場産研究センターの関係でございますけれども、25年4月当初、個人ということでは 18件ということで73名の予約がございます。あと、利用団体ということでは15名、9 1名程度の方が利用をしたいというようなことで、 総体で164名というようなことで、今、 活用をいただいているところでございます。 今後、前々から申していますとおり、管理人さんも置いていない状況の中で、我々が一番 心配しているのは、やっぱり衛生面というようなことで、何かあった場合にその責任の所在 ですとか、そういうものも発生してきますので、今後、ちょっと違う団体から今お話しがさ れているところで、その辺をお借りして、その辺の協力できることはさせてもらうというこ とで、先日そのようなお話しがございました。これから、そのようなことを煮詰めて、また 利用者会議等の中で協議をさせていただいて運営をしていこうかなというふうに考えてご ざいます。 以上でございます。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 86ページ、委託料の晩成温泉施設木質バイオマス導入実施計画委託業務と、その下の1 5節工事請負費についてお尋ねします。 これは指定管理者に、こういうものを入れるという案といいますか、そういうものは説明 されたのでしょうか。そこをお聞きしたいのですけれども。 ○議 長 松本商工観光課長。 - 62 - ○松本商工観光課長 その辺の打ち合わせはさせていただいてございます。先ほど、森課長のほうからご説明 あったとおり、留真温泉のほうにもご一緒していただいてございますし、先日お話しした中 では化石燃料の重油ボイラー等これを入れることによって、 大体290万円ぐらいのお金が 算出できるというような内容で、今後、先ほど町長が申しました委託のそういう報告書が出 て来た段階でも、今後、協議を進めていきたいというふうに思ってございます。 以上でございます。 ○議 長 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 それで、晩成温泉に木質バイオが入ってくるということになると、晩成温泉の将来はどの ように考えているのかということで、例えば建物や宿泊施設の改築または新築など、また、 旧浴場の解体などについてはどのようにお考えなのか、 ちょっとお聞きしたいのですけれど も。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 晩成温泉の将来計画云々ということなのですけれども、これはまた皆さん方と第5期総合 計画の中でお話しをさせていただかなければならないかなと思っていますけれども、 お湯は 出る量は、ある程度決まってしまっているのですよね、とる量は。湧水量といいますかね。 それは決まっているものですから、余りどんどん大きなものにしていくということには、な かなか難しいかなと思っております。 今、私たち考えていることは、検討会議だとか、また、職員で晩成温泉を考える会なんて いうことで、いろいろと立ち上げをして何回かの協議を重ねていますし、また、ちょっと私、 勘違いしたいのですけれども、観光協会が検討会議ということで、関係者が集まっていろい ろとあそこで議論をしたのですけれども、やはり宿泊施設が、今、つながっていません。こ れは将来的には温泉と宿泊施設は同じ一体化したほうがいいだろうとか、 それから晩成温泉 の中にはどうしても露天風呂が必要だよというようなお話もあります。そういうことももろ もろ考えていくと、 今のところの施設でそういうような展開ができるのかなと思っておりま す。 旧浴場については、 これは早急に取り壊しをしていかなければならないだろうと思ってお ります。また、いろいろと今の温泉の中では、これも指定管理者のほうからいろいろとお話 しがあるのですけれども、 海が見える温泉とはいいながら海が見えないぞという話もお客さ んからいろいろと言われております。そういうことも含めて、今後、指定管理者といろいろ と協議を重ねながら、 あそこのあの地域の観光開発をしっかりとやっていかなければならな いかなと思っております。 - 63 - いずれにしても、温泉は本町にとっても大きな宝ですし、あのヨードというのは他にない ような泉質なものですから、これはやはり今後も大事に使いながら、またPRをさせていた だきながら進めていきたいなと思っておりますし、 いかんせん指定管理者としっかりと連携 をとった中で今後も取り組みをしていかなければならないかなと思っております。 ○議 長 ほかに質疑。 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 町長から説明があったとおり、 温泉の質は最高にいいということで世界的にも有名な質で すので、それはやってもらいたいというのは私も考えておりますけれども、余り恐ろしがっ ていてもどうにもならないのですけれども、津波ということになると、ハザードマップです とか津波マップを見ると、かなり被害がもたらされているということがありますが、そうい うことについての考えはお持ちなのでしょうか。 ○松本商工観光課長 伏見町長。 ○伏見町長 私たちも、それを一番心配をしているのですよね。浸水予想図でいきますと、あそこから 今の道道を通って真っすぐ上のほうに抜けるということであれば大丈夫かなと。 今の人員で いけば、車の数でいけば。ですけれども、冬期間だとか何かイベントをやっているとか、最 悪の場合を考えた場合には、あの道路だけではちょっと済まないのではないのかなと。やは り、高い棟といいますか、それとも、私の考えですけれども、あの住宅も大分古くなってき ました。あそこをやって、今の配置図はできているのですね、パークゴルフの。そういうよ うな施設をつくりながら、もう1本向こう側に、今、住宅を建てているぐらいに道路を1本、 そういう避難路といいますか、 そういうものをつける必要も将来あるのかなと思っておりま す。これも年度でいくと何年とは私もはっきり申し上げられませんけれども、そういうよう な計画を持った中での災害から、地震、大津波から守るということからいくと、そういうこ とも一つの案かな、策かなと思っていまして、これはやはり取り組んでいかなければならな い事項かなと思っております。 ○議 長 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 晩成温泉からそう遠くないところにも高台があるということで、私もそんなに心配はして いないのですけれども。 それと、 これは総括でやるべきことなのかもしれないですけれども、 指定管理者について、 勉強会のときにかなり突っ込んだ意見を言っている人がいましたけれども、 この晩成温泉も 指定管理者については、 問題がなければこれからも随意契約でいくのかどうかということも - 64 - 聞きたいと思います。 そして、この随意契約について、スクールバス、これは勉強会で問題になったことなので すけれども、 そのほかにパークゴルフ場や中央運動公園など関連のある維持管理費の中にも 必ず出てくるのですよね。これについて、どのように考えているのか、ちょっと聞きたいの ですけれども。 ○議 長 杉森議員、総括でお願いします。 ○杉森俊行君 わかりました。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 安田清之君。 ○安田清之君 商工費の中で、TMOに予算を若干増やしております。これは、やっぱり大事だから増や したのだろうなと思うのです。何が何で増やしたかということは要りませんけれども、多 分……。 ○議 長 86ページでいいですか。 ○安田清之君 はい、そうです。 現実的にTMO、1,593万円だ。本当に微々たるものですよ、これ。だけれども、T MOは一生懸命努力をしているのだろうと思いますが、 やはり大樹の顔でもあるという町長 の今までのお言葉を信じながら、やはり店の配置等々も含めて、商工会は営利団体ではあり ません。ほかの団体は営利を目的にする事業ができる。大樹でいえば三つ、四つありますが、 組合という同じ、我々、商工会も組合なのですよ。だけれども、営利を目的にできないとい う組合法なのですよ。ここら辺はしっかり町がサブしてやらないと、補助金、助成金をごっ そり出している組合もあるわけですから、それで売上げ1兆円なのか150億円なのか、利 益をがっさり出している。こういうものをよくお考えをいただいて、こういう利益の出ない ところにもう少し手厚くしながら、 きちんと運営ができるよう努力もしていただくようお願 いをしたいと思うのですが、そこら辺は少し改善されるのですか。されると期待をしている のですが、ちょっと課長から一言お願いをしたいと思います。 ○議 長 松本商工観光課長。 ○松本商工観光課長 明年度の増額の部分でございますけれども、これにつきましては道の駅のトイレの洋式化 とウォシュレット化を増額させていただいてございます。1階については女性4カ所、男1 - 65 - カ所の和式を洋式化と。 つくられた当時は和式のほうがというようなお話しもあったのです けれども、現在利用される方は自分の住宅も洋式だということで洋式化。3階の男性につい ても和式から洋式と。女性のトイレについては、ウォッシュレト化をしたいということで、 一応200万円ぐらいの増額というような内容でございます。 以上でございます。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 実は聞いていたのだ、俺。だから何も増えていないのさ、トイレを直しているだけで。だ から、ここにもう少しきちんとお金を投下してやらないと、あの店、本当にだめになります よ。上辺だけでなく、あの陳列の棚やら等々も含めて、挨拶も含めて、町がしっかりとてこ 入れをしていただかないと、1,500万円という金額を使っているわけですから。 それから、間口も含めて、単純にあそこに、本当に俺、言っては議長に怒られるからあれ だけれども、うちの従業員なら多分首にしているような従業員もおります。うちの従業員だ からね。全然、挨拶もできない、何もできないような。これは、やっぱりこれだけの予算を 出しているのですから、しっかりと指導するようできますか。要望はしていても、する気が あるかないかですからね、その組合が。何ぼもらって、本当に努力するのだって、これで議 会を聞かせてやりたい、俺。これだけ我々は増やしてやれといいながら、ただいればいいの だというような感じの商工会では困るので、 あの一体は商工会ですから、あれ。TMOと言っ ていますけれども。運用ができない、財布は別だけですね。だから、そこら辺もう少し指導 をしてやらないと恥ずかしい。TMOとはいいながら道の駅ですから、看板。恥ずかしいよ。 うちの町長、格好いいこと言っているけれども、うちの道の駅見てみれって。顔は若くなく ても、笑顔のいい子を採用すればいいですから。ぶすでもかわいいのいるよ、現実的に心の 優しい。今のは削除しますから。現実的に、そのくらいしっかり教育しないと、教育をして いただかないと、これは絶対だめになりますよ。そのうち、今度、TMO以外に向こうのテ ナント部分等々にもたくさんのお金がかかるようになってくるわけですから、意識改革を 願っておくようお願いをしたいと思います。ここでやめておきます。 それでもう一つ、観光協会に1,100万円、これ、どのぐらいの行事をされるのか、会 員がどれだけおられるのかお願いをしたいと思うのですが。会長さん、副会長さんいるので しょうから努力をして、充て職でない方もいるのだろうと思うのですよ。そこら辺の機構改 革等々もお考えになっているのかどうなのか。盆踊りと柏林公園まつりだけですか。そのほ か、火祭りだとか、この三つでこれだけの予算がかかるというふうでよろしいのか。どのぐ らいの行事をやって、この予算を計上しているのか教えてください。 ○議 長 松本商工観光課長。 ○松本商工観光課長 - 66 - 観光協会の事業ということでございますけれども、まず、5月、鯉のぼりの236の橋の ところでやっている事業も観光協会が主幹してございます。それと、続きまして清流まつり が8月、そしてその後に柏林公園まつり、それから歴舟川の砂金の探訪会ということで、こ れは大樹町の砂金堀り会のメンバーがやってございますけれども、このほうにも助成をさせ ていただいてございます。あと、11月ごろには大樹町民の物産感謝祭ということで開催を してございます。本年度につきましては、町のゆるキャラということで、コスピーの作成を 観光協会のほうで起案いたしまして発注の予定でございます。 それからもう1点、かねてより商工青年部から各種イベントに子どもたちが使うふわふ わ、ふわふわって大きな遊具なのですけれども、それもかねてから要望がございました。今 年、それを予算化させていただいてございます。 観光協会も、失礼なお話しなのですけれども高齢化というようなことで、皆さん方もある 程度高齢化しているのかなというような話で、先ほどおっしゃられた連合のほうですとか、 そのほうに頼んで火祭りのたいまつを作成しているだとか、 そのような事業内容でございま す。 以上でございます。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 観光協会、 努力していることは、 ほかのところも行ったりいろいろしているようですから。 これは、お祭りが多過ぎるのでない、現実的に。そういう観光協会独自で検証されているの か。高齢者になったから、こうだとかああだとかって言っていますけれども、本当にこれが いいのかどうか、そういうものを含めて検証していただかないと、今度は商工会は商工会青 年部、別にやるのでしょう。観光協会に組み入れないよと。それは何でそういうふうになっ たのかね、現実的に。今まで一生懸命協力していたグループが、突如としてそういうような 実情になった。これは何らかの問題があったのかなかったのか。部員が少なくなったか何か なのだろうと思うのです。忙しくなったとか。だから、そういうコンタクトの仕方が、観光 協会自身が少なくなったのではないかと。現実的に、この窓口は役場ですよね、事務局は、 観光協会の。これを商工会なりに窓口をきちんと与えたほうがいいですよ。僕はそう思いま すよ。観光を組み入れる商工会、観光協会、その事務局はほかのところが多いですよね、平 均ね。 ○議 長 安田議員、その辺は総括でやってください。 ○安田清之君 ここら辺の検討をしているかどうか。総括でいいのだけれども、検討しているかしていな いか。町長だからな、総括は。 ○議 長 - 67 - 松本商工観光課長。 ○松本商工観光課長 私も、昨年の4月からというようなことで、その辺の歴史ある三十何回ですとかというよ うな事業でございまして、私が代わってから、この事業を中止したらいいのではないかとい うような発言はまだできませんので、その辺、今後、商工会ともお話し合いを、また、観光 協会の中でもこのようなお話しがあったということでお伝えはしたいというふうに思って ございます。 以上でございます。 ○議 長 ほかに質疑ありますか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 休憩します。 休憩 午後 4時27分 再開 午後 4時35分 ○議 長 再開いたします。 一般会計の歳出、次に87ページから94ページの8款土木費の質疑を行います。質疑は ありませんか。 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 さっき、総括のほうに回せと言われたのですけれども、町営住宅で風呂のない住宅が何軒 あるかお知らせ願いたいのですけれども。 ○議 長 高橋建設課長。 ○高橋建設課長 公営住宅で風呂のない住宅といいますと、 今478戸管理しているうち338戸が風呂が ついておりません。浴室があって、もともとうちで管理している浴槽をつけていないのが3 38戸です。 ○議 長 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 - 68 - ということは、その浴室は個人でつけているということなのですか。個人で、338戸の うちの浴室があるということは、自分でつけなさいということですか。わかりました。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 94ページの工事請負費、川南第二団地外構工事、勉強会でもちょっと説明いただいたの ですけれども、一部住民が移動して、また新しいところができたらそこに戻れると思ってい るのですね。そうすれば、この外構工事も半分ぐらいで済むのではないですかね。住民はそ ういうふうに、一旦移るのは、それは工事で取り壊されるのでそこに移ると。だけれども、 新しくそこにまたもとの位置にできたら戻れると思っている人がいるのですね。 どういう説 明をされたのか。もしも、そういう方策であれば、ここに示されている図面みたく12戸は 必要なくなってくるのではないですか。6戸だけ建てて、できたらそこにまた戻る。壊すと きはこっちに行って、またできたらこっちに戻るという形になれば、一体に川南団地は小さ くても済むのではないかと思うのですね。外構工事も半分で済むのではないかと思うのです けれども、その辺いかがなものでしょうか。 ○議 長 高橋建設課長。 ○高橋建設課長 今回、移動していただく人が、まず移動してもらわなければ解体できませんので、川南の ほうに移動していただきます。川南とはこだわらないのですけれども、松並ですとか鏡でも 希望があればそこに移るようなことになるかと思います。そして、その人方が移っていただ かなければ解体できませんので、 そこにまた新しい公営住宅が建たないというようなことに なりますので、一応そういうことでございます。 ○議 長 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 もし、そうであって、松並とかそちらのほうに移るという希望者がいれば、第二団地は建 てなくても済むということになるのではないですかね。 ○議 長 高橋建設課長。 日方の公住、今91戸ありまして、随時、建て替えていきますので、まずは川南第二団地 のほうに、ほかにもあるのですけれども、まずはそこに移っていただくという計画でござい ます。 ○議 長 福岡孝道君。 - 69 - ○福岡孝道君 最終的には足りなくなるということですね。今、入っている人方が、第二団地をつくらな かったら最終的には足りなくなるということですよね。 それで第二団地をつくるという考え でいいのですか。 ○議 長 高橋建設課長。 ○高橋建設課長 どうしても現地で建てかえるのが、ちょっと今の段階で厳しいので、一部の人は川南第二 団地のほうに移動してもらって1回入ってもらう。そういうことで、その第二団地を建てる ということになるかと思います。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 今の説明を聞いていると、川南第二団地に移ると。6戸なら6戸が移ると。そして、そこ に移ったところを取り壊して新しくつくると。そうしたら、第二団地に移った人が、またそ こに戻るということですか。そういうふうに聞こえるのですけれども、2回ぐらい移動する のですけれども、そういう説明なのですか。 ○議 長 高橋建設課長。 ○高橋建設課長 川南第二団地に移った人がすぐ移るわけではないです。随時、壊して建てたところに次の 人方が今度は入るようなことになってきますので、 そこで空いていれば中では移ってもいい のかもしれないですけれども、そのようなことです。 ○議 長 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 そういうことを聞いているのではなくて、移った住人が新しくできたら、そっちの新しく できたところに戻ってもいいのだという考えを持っている人がいるということを聞いてい るのですよ。空いているか空いていないではなくて、川南の団地の人が第二に移ったと。そ して、ここを壊しましたと。自分たちが昔住んでいたところを壊しました。そうしたら、こ こが新しくできましたから、第二の人はこっちに戻ると言っているのですよ。そういうもの があるのに、説明とか何かしたのですかということを聞いているのですよ。 ○議 長 高橋建設課長。 ○高橋建設課長 - 70 - こちらに移ってもらって、当然、住み替えはできます。ただ、詳しい話はこれから説明会 を開催いたして十分協議をしていきたいと思っております。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 志民和義君。 ○志民和義君 92ページの住宅管理費の中の住宅リフォーム支援事業で400万円の計上ですが、25 年度での確定助成額と、 それから全体の事業費はどのくらいになっていたのかについてお伺 いいたします。 ○議 長 高橋建設課長。 ○高橋建設課長 住宅のリフォーム支援事業ですけれども、 25年度全体で74件の申請と交付決定件数が 74件ありました。そのうち、交付額が706万8,000円でございます。その申請額に 対する補助対象金額では2,572万4,000円の金額が出ております。 以上でございます。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 安田清之君。 ○安田清之君 公営住宅で、 お風呂もそうですが下水道がつながっていないところが相当あるようにお聞 きをしているのですが、何戸ぐらいあるのか。もし、あれであれば、今後どういう施策を考 えていくのか、下水道ね。そこら辺をどういうふうにお考えになっているのか。戸数はわか らなくてもいいので、つながっていないところは確かにあるはずですから、今後どのような 形で下水道等を、本当は町が違反しているのだよね。つけなければいけない、下水道をつな げなさいといっているのだから。町がやっていないというのは、これは町民にも言えないの で、今後、家賃が上がるのかどうかも含めてお願いします。 ○議 長 高橋建設課長。 ○高橋建設課長 トイレがつながっていないのが206戸ございます。一応、今後の計画では、長寿命化で は随時建て替えて日方にはつなぎ込んでいきたいと考えております。 以上でございます。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 - 71 - 結局、新しくなってからつなぎますということでいいのだね、要はね。それで、つないだ ら、今度、家賃は上がるの。管理だとかそういうもの、個別でいくのか、個人升でいくのか、 そこら辺どういう設計になっていますか。 ○議 長 高橋建設課長。 ○高橋建設課長 水洗化することによって、若干の負担率は上がると思うのですが、ただ、公営住宅の入居 は皆さんの収入によって決定しますので、全部が全部上がるということにはならないかなと 思っております。 以上でございます。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 94ページの22節移転等の補償費、 さっきの話に戻るのですけれども、 1回、第二に移っ て、それは補償するのでしょうけれども、移転の場合、こっちのほうに新しくできましたと。 こっちに残る人もいれば、こっちから移る人もいると。その2回目の移るときの補償費とい うのは、これは町のほうで見ないで移る人の個人的に移動する費用は持つのでしょうか。 ○議 長 高橋建設課長。 ○高橋建設課長 移転費用の金額に関しましては、1戸1回限りというふうに。それで、今度、住み替えで 移りたいという人には自己負担になろうかと思います。 以上です。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 90ページの旭浜浜大樹道路調査設計及び用地確保測量業務とあるのですけれども、これ は総括でやれと言われると思うのですけれども、旭浜は余りわからないのですが、浜大樹は 事実的にあそこはやち系のあるところに道路をつくっているのですね。そういうことになる と、 地震があったときとか災害のときには道路が割れたり陥没したりするという可能性がか なり出てくると思うのですよ。それで、新しい道路をつくるというよりも、私としてはグラ ウンドなんかに、あと5メートルか7メートルがいいのかわかりませんが、高台をつくった らどうかという考えがあるのですが、いかがでしょうか。 ○議 長 - 72 - 杉森議員、総括質疑でお願いします。 ○杉森俊行君 わかりました。 ○議 長 ◎会議時間延長の宣言 ○議 長 本日の会議時間は、議事の都合によってあらかじめ延長したいと思います。 質疑を続けます。 ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 次に、93ページから96ページの9款消防費の質疑を行います。質疑はありませんか。 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 94ページのところに防災とあるのですけれども、防災グッズですか、この前、同僚議員 のほうからもそういうグッズが買える場所なんかを、道の駅かどこかで売れるような場所を 町の放送か何かでやってもらいたいということがありましたので、そういう点をよろしくお 願いします。 ○議 長 布目企画課長 ○布目企画課長 大変貴重なご意見というか提案でございます。 今回、予算には乗っておりませんけれども、 そういう方法で検討して取り扱いもしていきたいなと思っていますので、 ありがとうござい ます。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 ◎延会の議決 ○議 長 - 73 - お諮りします。 議事日程の都合上、本日の会議はこれで延会したいと思います。ご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本日は、これで延会とすることに決しました。 ◎散会の宣告 ○議 長 本日は、これにて延会します。 延会 午後 4時51分 - 74 - 平成26年第1回大樹町議会定例会会議録(第5号) 平成26年3月13日(木曜日)午前10時開議 ○議事日程 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 議案第 23号 平成26年度大樹町一般会計予算 第 3 議案第 24号 平成26年度大樹町国民健康保険事業特別会計(事業勘定) 予算 第 4 議案第 25号 平成26年度大樹町後期高齢者医療特別会計予算 第 5 議案第 26号 平成26年度大樹町介護保険特別会計予算 第 6 議案第 27号 平成26年度大樹町介護サービス事業特別会計予算 第 7 議案第 28号 平成26年度大樹町公共下水道事業特別会計予算 第 8 議案第 29号 平成26年度大樹町水道事業会計予算 第 9 議案第 30号 平成26年度大樹町立国民健康保険病院事業会計予算 ○出席議員(12名) 1番 加 藤 明 浩 2番 齊 藤 徹 3番 杉 森 俊 行 4番 松 本 敏 光 5番 西 田 輝 樹 6番 柚 原 千 秋 7番 福 岡 孝 道 8番 髙 橋 英 昭 9番 志 民 和 義 10番 阿 部 良 富 11番 安 田 清 之 12番 鈴 木 千 秋 ○欠席議員(0名) ○地方自治法第121条により出席した者の職氏名 町 長 伏 見 悦 夫 副 総 務 課 長 北 林 博 美 企 町 長 田 中 健 児 保健福祉課長 佐 藤 民 課 町 長 酒 森 正 人 長 布 目 幹 雄 税 務 課 長 農林水産課長 郷 原 憲 治 博 之 画 課 彰 森 兼町営牧場長 商工観光課長 兼地場産品研究 センター所長 会 計 管 理 者 出 教 納 育 課 松 本 清 隆 建 設 課 長 高 橋 教 一 高 田 末 雄 教 育 委 員 長 辻 本 正 雄 小 林 文 雄 学校教育課長 吉 岡 信 弘 長 長 - 1 - 学 校 給 食 社会教育課長 神 山 保 博 センター所長 農業委員会会長 鈴 木 善 雄 代表監査委員 澤 尾 廣 美 小 森 兼 図 書 館 長 農業員会事務局長 力 角 倉 和 博 主 上 田 昌 弘 ○本会議の書記は次のとおりである。 事 務 局 長 山 下 次 男 - 2 - 査 開議 午前10時00分 ◎開議の宣告 ○議 長 ただいまの出席議員は12名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。 ◎日程第1 ○議 会議録署名議員指名 長 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により、議長において、 1番 加 藤 2番 齊 藤 3番 杉 森 明 俊 浩 君 徹 君 行 君 を指名いたします。 ◎日程第2 ○議 議案第23号から日程第9 議案第30号まで 長 日程第2 議案第23号平成26年度大樹町一般会計予算についてから、日程第9 議 案第30号平成26年度大樹町立国民健康保険病院事業会計予算についてまで、以上8件 を議題とします。 議案第23号平成26年度大樹町一般会計予算について、昨日に引き続き、質疑を行い ます。 それでは、95ページから122ページの10款教育費の質疑を行います。 質疑はありませんか。 阿部良富君。 ○阿部良富君 教育費は何回もお願いしておりますけれども、ページ数は小学校の部分ですけれども、 PTAの保護者が負担するPTA会費、ここら辺はやはりそろそろ改めないとうまくない と思うので、なるべく私が払えないから町で払ってあげますよということはやめて、なる べく個人負担のことを強く訴えていただきたいと思います。 そういうことをお願いします。 ○議 長 吉岡学校教育課長。 ○吉岡学校教育課長 この就学援助の関係でございますけれども、国の要保護者の関係から準じて対象品目等 - 3 - 決まっているわけでございますけれども、国の制度では平成22年度からPTAの会費が 対象品目とされていると、今現在、権限移譲といいますか、就学支援の関係につきまして は町のほうでということでございますけれども、それに準じて町のほうも対象とさせてい ただいているところでございます。 就学者の援助ということでございますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議 長 阿部良富君。 ○阿部良富君 説明はわかります。もし、この国からもある程度、支援が出ているとなって、みんなが わかったら私たちもお願いしますよになると思いますので、そこら辺やはり本当になるべ くよろしくお願いします。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 98ページ、19節負担金補助金及び交付金で、一番下の大樹高等学校振興会補助金、 前年度までずっと200万円だったはずなのですけれども、ことし170万円減額されて います。 聞くところによりますと、講演会の回数を3年に1回にするということで、それで減ら したということなのですけれども、それで間違いないでしょうか。 ○議 長 小林教育長。 ○小林教育長 講演会、今まで大樹高校でプロフェッショナル講演会というようなことで、著名な方を 地方から呼んでいるということで、校長先生といろいろとお話し合いをさせていただきま した。地元にもそういった有識者もおりますので、そういった方々を招いて、できるだけ 町のほうに迷惑をかけないような形で事業の見直しをして減らしていきたいということで 了解を得まして、170万円ということで計上させていただきました。 ○議 長 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 そうすれば、講演会のこの補助金というのは、講演会をするという限定したものになっ てしまうのですか。本来の目的というか、それとは何か違ってくるのではないかと思うの です。 当初はカナダのメリット高校と交流事業があったはずです。その校長先生がかわったら、 今度は部活の遠征費用に回すと、そして今度は講演会の費用に回すと、一時は講演会の講 - 4 - 師に60万円かかったとかと言っていましたけれども、今度、校長かわったらどうするの ですか。3年に一度の講習はもうやめてしまったら受ける人はいなくなりますよね、その 辺のことは考えてられるのかどうか。 ○議 長 小林教育長。 ○小林教育長 高等学校の振興会の組織そのものが校長含まさった内容ということで、保護者の代表の 方々が構成メンバーになっておりまして、その中でこの振興会のあり方について協議をし てやっている事業ということで、過去には確かに海外とのそういった交流もございました けれども、やはり町にはそういって負担もかけられないという部分もありましたし、また それをお世話する、当時は金丸さんだったと思うのですが、その方もいなくなったという ようなことで中止をしたという背景がございます。 そういった中で、やはり時代時代に合ったことで、高等学校の振興会が事業を見直して 進めていっているということに対して、私どものほうで助成をしているということ。やは り、より学校と学校の中で求められているものに対して、私どもは少なからず支援をして いきたいなと、そのようなつもりでおります。 ○議 長 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 それでは、年度がかわれば、校長がかわれば講演会は毎年になるかもしれないし、また 増額にもなるということですね。 ○議 長 小林教育長。 ○小林教育長 そのことにつきましては、やはり何年かに1回はこういう形はとりたいなというお話の 中で今回、170万円のという形でお話をさせていただきました。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 齊藤徹君。 ○齊藤徹君 96ページの7節の賃金ですけれども、ことしからまた1名、特別支援員を増やすとい うことの経過とどのような形で作業をされるのかお願いします。 ○議 長 吉岡学校教育課長。 ○吉岡学校教育課長 かねがね学校、小学校でございますけれども、校長先生から4年生までの対応をできる - 5 - ようにしていただきたいという話がございまして、対象者が結構増えてきているのかなと 思いますけれども、そういう中で4年生までを何とかカバーしていきたいということで採 用をお願いして、1名の増員をお願いするものでございまして、臨時ということになりま すけれども、教員の免許といいますか、取得者という中で、そういう方面の経験のある人 を優先的に採用したいと考えてございます。 ○議 長 齊藤徹君。 ○齊藤徹君 教育免許を持っておられる方を採用条件だと思うのですけれども、ただ、採用条件で時 別支援教育を過程を受けていないで採用された場合、それはある程度、研修期間とか見習 いというか、そういう研修負担というのはどのように考えているのか。 ○議 長 小林教育長。 ○小林教育長 特別支援教育につきましては、なかなかそういった資格を持った方がいらっしゃらない ということで、私ども常々、そういった方がいればいいなということで募集しているわけ ですけれども、現在のところそういった方が見当たらなかったというようなことでござい ます。 また、やはり先ほど課長も触れましたけれども、クラスの中に二、三名の方、気になる 子がいらっしゃいます。そういった方々にやはり子供たちを支援していこうというような ことで、補助員というのは、大変、支援員というのは大変、重要な役割を担いまして、コー ディネーターもおりますので、そういった中で先生方に教えていただきながら、マンツー マンで指導していくというような体制を小学校ではとっておりますし、中学校も同じよう な形で進めていこうという感じでございます。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 96ページの報償費の中の特色ある学校づくりについての説明をよろしくお願いいたし ます。 ○議 長 吉岡学校教育課長。 ○吉岡学校教育課長 特色ある学校づくりの推進事業の関係でございますけれども、児童生徒の生きる力を育 むためということで、 学校ごとに今は大樹小学校と中学校2校しかございませんけれども、 それぞれの学校で創意工夫を凝らしていただいている事業をやっていただいております - 6 - が、大樹小学校では、例えば例でいけばJICAの研修員の学校訪問お願いしたり、それ から地引き網の体験を漁業組合の青年の方にお願いしたり、あと大樹中学校では職場体験 学習、そういうものに使用しているものでございます。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 特色ある学校づくり、本来、何年か前かはわかりませんけれども、学習環境整備費とい う、そういうふうな予算の中でやっていたと思われるのです。それがいろいろ特色ある学 校づくり推進事業というふうにして、新たに事業がなされてきているのではないかなと思 うのですけれども、特色ある学校づくりって、果たしてそういうふうな地引き網だとか何 とか、そういうふうなJICAの方がいろいろ研修生の方が学校訪問されるとか、そのレ ベルでの内容でいいか、それでいいものなのかとうことをちょっと僕は本来、学習環境整 備費なんかで何年かやっていたときには、例えば教育課程上のそういう、それも教育課程 上のものなのかもしれませんけれども、例えば音楽の先生が複数の大学で専攻された先生 がその学校には何人かおられるとか、音楽なに音楽に強い先生が何人かおられるとか、パ ソコンならパソコンに造詣の深い先生がいて、そういうふうな中で学校の特色を高めてい くよというような、そういうふうな事業でなかったかなと思うのですけれども、そこら辺、 もう一度お聞きします。 ○議 長 吉岡学校教育課長。 ○吉岡学校教育課長 先ほど出ました学校の学習の環境整備報償費とは別に周辺の関係については別に予算を 組んでございます。 また、その内容のことでございますけれども、過去、議員の段階からおられたらいろい ろ流れが、何年もたって流れがこういうことできているのかなと思いますけれども、それ ぞれ学校のほうで考えて教職員、校長先生初め、それぞれ検討しあって計画させられてい るのかなと思いますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 ぜひ、教育課程というのがあるのですから、そういうふうなものにのっとった中で予算 の執行がされていくことを望みます。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 齊藤徹君。 ○斉藤徹君 - 7 - 98ページですけれども、19節相馬市の少年親善の件で100万円ですけれども、前 回の小中学生派遣する段階で大分、苦労されて派遣したのですけれども、多分、前回の応 募数人数に達しないで派遣したと思うのですけれども、今回もまた同じことになるのかな と思って、どのような形でうまく公募かけたり、派遣しようとしているのでしょうか、予 算づけ。 ○議 長 吉岡学校教育課長。 ○吉岡学校教育課長 このことにつきましては隔年で実施、相馬市親善使節団ということで、25年について は相馬市から来られたということでございまして、26年度につきましてはこちらから相 馬市を訪問するという中で、大樹の児童につきましては16名、あと引率で3名という中 での3泊4日の予算を計上してございます。そういう、この中で予算の見積もりをいただ きまして、計上しているものでございます。 募集の関係です、募集の関係ですが、今まで土曜日、日曜日ということで募集をしてお りました。そういう中で、今、大樹小学校1校という中でいろいろ子供たちもクラブ活動 といいますか、課外活動、いろいろ持っているものですからなかなか土日、大会等があり まして参加率が少ないということがありまして、ことしは平日の日程で組みたいなと、検 討したいなということで考えてございます。 ○議 長 齊藤徹君。 ○齊藤徹君 平日ということは夏休み期間中ということでよろしいのでしょうか。 ○議 長 吉岡学校教育課長。 ○吉岡学校教育課長 はい、そのとおりで夏休みの平日ということでございます。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 98ページの14節使用料及び賃貸料で、ソフトウェアライセンス使用料であります。 数年前に導入しました公務支援システムのそれについての費用はこの中に含まれている のか、それとも払わなくていいようになっているのか、その辺を確認したいと思います。 ○議 長 吉岡学校教育課長。 ○吉岡学校教育課長 - 8 - 使用料及び賃借料、14節でございますけれども、ソフトウエアライセンス使用料とあ りますけれども、同じ、その他の上に委託料の中で北海道公務公立学校校務支援システム 保守管理業務ということで、この中で見ております。 ○議 長 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 ちょっと私、見落としていまして、去年のことと違っていたのは、節が違っていたのか と思ったのですけれども、それできょうの道新にも記載されておりましたけれども、その 実態というか、使われているのが8.数%ということなのです。 それで道のほうで、それのアンケートをとったとか、そういった調べた結果、そういっ たあれが出ているのだと思うのですけれども、町のほうにはどういう道のほうからどうい うふうに使われているのかというアンケートか何なり求められと思うのですけれども、ど のような報告をされていたかお聞きしたいと思います。 ○議 長 吉岡学校教育課長。 ○吉岡学校教育課長 この公務支援システムの関係につきましては、大樹町においては平成24年度から導入 しているわけでございますけれども、その当時、管内としては全ての高等学校に導入され ている中で、小中学校では大樹町と上士幌町の小中学校で導入されてございました。 使用の状況ですが、メールの関係、あとスケジュールの関係等利用されてございまして、 今後に向けては前にも一般質問ありましたけれども、徐々にパソコンのシステム等の廃止 等の関係もございますので、徐々に利用されていくものと、またそのように利用していた だけるように話しております。 ○議 長 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 私の記憶では、大樹町、大樹の学校以外にも導入されて、そことの他の学校との情報の やりとりもできるとかという説明もあったかと思うのです。 しかし、このような使用率、または導入率が低いという中で、これを継続していく意味 があるのですか。道のほうにはどのような報告をされたかちょっと答弁はなかったのです けれども、毎年、37万円相当かけていて、そのような効果がない、まして町内というか、 学校内のLANが機能していれば、ある程度、町内の学校の先生、それから教育委員会と の間は、そちらのほうのメールで十分でないかと思うのです。 他の学校とのメールのやりとりとか、その情報交換というのは、他の学校入れなかった ら何も機能しないわけです。 この辺、今後どういうふうにするのか、ちょっと難しい問題かもしれませんけれども、 - 9 - 教育長のお考えをいただければと思うのですけれども。 ○議 長 小林教育長。 ○小林教育長 以前に議員からの一般質問でありましたように、やはり子供と向き合うためにこういっ た機械を入れていくのだと、公務支援システムを入れていくのだというもとで、私どもの ほうで対応をしました。 現在、やはり道のほうで各校に対する普及というのが足りないのだろうというふうに きょうの新聞を見て思いました。管内の教委連の中でもそういった形、結構出てきており ます。 それから、パソコンの普及でもなかなか学校までには財政的なこともあって普及して いっていないというようなお話も伺っております。私どものほうは大樹町のICTも含め て、実物等も含めて、非常にそういった面では非常に進んできている学校であると、私は 皆様方のご理解をいただいて、そういう学校環境が非常に整って大変嬉しく思っておりま すけれども、他校においてはまだまだそこに達していない部分があるのかなというふうに 思っております。 私どものほうでは、こういった制度を導入しておりますので、十勝の各町村にこういっ たもっともっと普及していくように働きかけをしたいなと、 そして移動があったときには、 やはり大樹のことを生かせるように、お互いに相互にやりとりができるような、そういっ たことを進めていくようにお話もさせていただきたいなというふうに思っております。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 吉岡課長のご答弁の中のメールに利用しているということなのですけれども、このメー ルに利用しているというのは学校からの一斉送信とか、そういうふうなことの利用されて いるということなのですか。 前に子供の安全確保のことでは秋田のこういうふうな学校では、こういうふうなことも ありましたよねという中で、そういうふうな機能もあるのだというお話だったのですけれ ども、そこら辺は父母のところへのメールというふうに理解してよろしいでしょうか。 今、福岡議員は教員間とか、学校間のような、そういうふうなイメージでお話されたの ではないかなと思うのですけれども。 ○議 長 吉岡学校教育課長。 ○吉岡学校教育課長 グループウェアの機能の関係の中の関係なのですけれども、学校から児童生徒の保護者 - 10 - などに情報メールの送信などが行える機能はございます。 ただ、保護者の合意がとれていないこともございまして一斉送信ということではありま すけれど、保護者からメールという送信まではまたいっていないという状態でございます。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 できていないことは仕方がないと言えば、それまでの話なのですが、たしか1年以上は 私、前に一般質問の中でそういうふうな機能もあるよというふうなことでの、大変、期待 していたのですけれども、そういうことが予算かもったいないとか、お金がもったいない ということにつながっていくのではないかなと思うのです。 そういうことは、その時点でご答弁の中で私たちの町にはそぐわないから、機能あるけ れどもやらないならやらないとおっしゃっていただいたら、それはそれで、そういうふう な教育風土や教育環境の中にないのだなというふうにして私思ったのですけれども、あの ときそういうふうな機能もあるから頑張るのだぞというふうな教育委員会の熱意を感じた ので、今のお話の中で責めるわけではないのですけれども、やらないならやらないで、教 育委員会としてそういうふうなことは必要ないんだよというのだったら、そういうふうに 言っていただいたほうが、あるのに使わないで事故が遭ったときに大変、 残念な結果になっ たでは、それはもう済まされないと思うのです。 特別、そのようなことをやったことによっての負担とか何かは、それは確かに電話代か 何かは、メールの情報大はオンになるかもしれませんけども、それは些細なお金のことだ と思いますので、そこら辺はっきりさせていただきたいのですけれども。 ○議 長 総括ではだめですか。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 総括まで、もう私、求めたくないような、そういうふうなお気持ちというか、やるかや らないかという意味で。 ○議 長 総括でお願いします。 ほかに質疑ありませんか。 志民和義君。 ○志民和義君 102ページの18節備品購入費で図書購入費なのですが、これは交付税措置になって いたというふうに記憶しているのですが、購入費の基準、これについてそれに沿って、交 付税に積算された数字に沿って買っているのかどうか、 それについてお伺いをいたします。 - 11 - ○議 長 吉岡学校教育課長。 ○吉岡学校教育課長 この図書購入費の関係でございますけれども、それぞれ学校の図書担当の教員が先生方 と要望等、必要なもの確認した中で発注してございまして、今、小学校見ていただければ わかると思いますけれども、図書コーナー充実しているのかなというふうに感じておりま す。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 その交付税措置に沿うということでなく、それぞれの校長先生とかが、先生方というよ うな希望をもとに購入しているということでよろしいですか。 ○議 長 吉岡学校教育課長。 ○吉岡学校教育課長 それぞれ各学年ごとのそれぞれふさわしい本というのもございますので、そういうもの も含めて校長、あるいは各先生の意見を聞いた中で、そういうような意見を聞いた中で選 定しているということでございます。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 そうすると、場合によってはそういう基準というか、交付税算定から超える場合も出て くるということもあり得るということですね。 ○議 長 小林教育長。 ○小林教育長 学校の図書については、交付税は確かに5カ年計画というようなことで交付されており ます。 ただ、その中で私のほうで前にも1回質問あったと思うのですけれども、学校図書、基 準に達しているのですよね、小学校、中学校とともに。そして、そういった中で、財政の ほうも十分、配慮しながら交付税の中でいろいろと予算づけをしておりますし、私どもで はそういった充足数があるという中で、さらにやはり読む力、読書力を高めるために学校 の要望を受けて買っているというようなことでございます。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 西田輝樹君。 - 12 - ○西田輝樹君 102ページの一番下のところに要保護、準要保護の事業のことなのですが、教育委員 会で要保護、準要保護、最終的に該当者を決めることは承知しております。 それまでの間の手続きのことについてお伺いしたいと思います。 ○議 長 吉岡学校教育課長。 ○吉岡学校教育課長 手続きの関係でございますけれども、手続きの関係のことにつきましては年度当初、年 度前ですか、あるいはホームページでも載せてございますけれども、そういう中で申請が 教育委員会のほうにございまして、その中身につきまして大樹町の就学援助にかかる事務 取扱要領に基づきまして、該当するかしないかということで教育委員会の委員会議に諮り まして、決定されるものでございます。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 一時期、申請書を学年前に各家庭に配付していた時期もあると思うのですが、今はそう いうふうなことはやっておいてでないということですね、ホームページや何かで見れとい うことですよね。 ○議 長 吉岡学校教育課長。 ○吉岡学校教育課長 今の関係でございますけれども、今現在も全児童に配付をしてございます。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 手続きのことをお伺いしているのですから、ホームページにだとか、事務処理要綱がど うのこうのでなくて、もっと具体的に各家庭から学校経由で家庭、学校、教育委員会とい うふうにして、その申請書が上がってきていると思うのですけれども、さらにその中では どのような事務処理がなされているのでしょうか。 ○議 長 吉岡学校教育課長。 ○吉岡学校教育課長 先ほども申し上げましたが、申請を教育委員会のほうで事務室のほうに持っておられま す。担当者、話を聞いて対応しているわけでございますけれども、それが基準に、先ほど も申し上げましたけれども、基準に合致しているか、あるいは基準外で所得、収入の関係 だけでいけば、基準額未満であるかどうかという目安を見た中で教育委員会に諮っている - 13 - わけですけれども、所得の関係につきましては必要に応じて民生委員さんの意見を聞きな がら民生委員さんの証明書等を出していただきながら、最終的には添付して委員会で決定 して、可否判定をしていただいているというような状況でございます。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 今のお話の中で、まだもう少しわからないのは、教育委員会ではホームページ見ればわ かるのかもしれませんけれども、収入金額に対して何点何倍とか、そういうふうなお話が なかったのですけれども、当然、事務処理する前にその基準は委員会の事務局の方はおわ かりでしょうけれども、一般の方はわかりませんのであえてお聞きしますけれども、そう いうふうな事務処理がなされているのではないかなと思うのですけれども、そこら辺はい かがでしょうか。 ○議 長 吉岡学校教育課長。 ○吉岡学校教育課長 先ほども申し上げましたけれども、大樹町就学援助に係る事務取扱要領に基づきまして やっているわけですけれども、所得、委員会の委員さんに判断していただく段階につきま しては、所得の関係で判断していただく場合には、毎月の基準額、それから年額の基準額、 そして大樹町の場合はその年額の基準額の1.3倍未満を目安として取り扱ってございま す。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 ちょっとしつこくお話ししているのは、大樹は例年、十勝管内の就学援助費のパーセン テージを見ると低いのです。低いことは悪いことではないというふうに思っています。 ちゃ んと所得の中で。 今、そういうふうなことで民生委員さんとの協議というふうなお話ですけれども、昔の ことを言ったら申しわけないですが、教育委員会の担当職員が民協の中に資料を持って 行って、そして各学校の、昔はたくさんブロックありましたので生花、晩成地区のですと か、尾田とか、それぞれ歴舟地区とかというふうな、地区の民生委員さん単位と学校長が そのお話をしていただいた中で、今、吉岡課長がご配慮いただいているように、収入的に はこの子は無理だけれども、お父さんは飲んべえだよとか、あの子生活は非常に不安だよ とかと、そういうふうな中での就学の対象者が決まってきたと思うのです。担当者が変わっ たり、それぞれ教育委員さんが変われば、その方法も変わってしかるべきなのですけれど も、何かそういうふうなことがちょっと見えてこないかなというふうに感じたのですけれ ども、ことしの就学援助費の率、該当者の率はどのぐらいの率なのでしょうか。 - 14 - ○議 長 吉岡学校教育課長。 ○吉岡学校教育課長 約14%ぐらいとなってございます。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 その数字でしたら、十勝の平均近くのとこまでいっていますけれども、もう少しちょっ と僕も事務処理のことはわかりませんけれども、そういうふうな時代もあったことを含め て民協ですとか、それぞれそういうふうなシステムの中で認定業務をより進めていただけ たらと思います。 あともう一つ、就学援助費のことでお聞きしたいことがあるのですけれども、よろしい ですか。 就学援助費国庫負担事業でずっと今までやってきたのですけれども、歳入のほうを見る と何かそうではないのではないかなというふうに思っているのですけれども、一般財源化 されたのでしょうか。 ○議 長 吉岡学校教育課長。 ○吉岡学校教育課長 先ほども話をしてございますけれども、今現在は町のほうに移管してございます。国の 補助としては今ございますのは、特別支援学級、支援教育に該当するお子さんの中で就学 支援の該当者がいた場合については、その方についての国庫の補助がございます。全体の 就学支援の関係のということでは、現在はなってございません。 ○西田輝樹君 はい、わかりました。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 齊藤徹君。 ○齊藤徹君 118ページの7節の賃金ですけれども、海洋センタープールの監視員賃金、それから 作業員の賃金ですけれども、今年度、減額予算できているのですけれども、この内容につ いてお伺いしたいです。 ○議 長 小森社会教育課長。 ○小森社会教育課長 次年度の海洋センタープールの監視員賃金でございますけれども、過去3年ぐらいの - 15 - ベースを参考しまして算出しております。尾田小中、それから各学校、統廃合なった関係 で年々、小学生の利用者数、それから少年団等の団体の利用者数が4,000台だったもの が3,000台ぐらいまで落ちてきまして、その分、利用率が落ちているのかなということ で、その辺も勘案しまして賃金のほうを少し落とさせていただきました。 ○議 長 齊藤徹君。 ○齊藤徹君 利用者が4,000人から3,000人に減っているということなのですけれども、開館 期間というのは多分、何月から10月いっぱいで、この期間なのですけれども、そうする と賃金、何人入るか推測できないと思うのですけれども、これでどうやってやるのかなと。 多分、期間が決められて職員が派遣されたら、その日程というのはずっと賃金払わなけれ ばならないのですけれども、減額、利用者が減ったから減額だと、予算だというのですけ れども、その辺どうやって計算されているのでしょうか。 ○議 長 小森社会教育課長。 ○小森社会教育課長 利用期間ですけれども、毎年6月15日から9月15日までの間で大体80日の後半か ら90日前後で、土日の関係もございます、休みの関係もございますのでその辺で推移し ております。 プールの利用につきましては、各少年団との調整、それから学校側との調整もございま して、その中である程度、利用者の全体ではありませんけれども、一般、また別にありま すけれども、その辺、若干把握しております。 その中で、どの程度の人数が必要ということで、前年度、その前も利用が若干、減って いるということで、その辺も踏まえて人員の配置を計画しております。 ○議 長 齊藤徹君。 ○齊藤徹君 わかりました。 最後に一つ聞きたいのですけれども、施設もかなり古いのですけれども、そこのプール のボイラー、築何年というか、相当たっているのですけれども、どのぐらいなっているの でしょうか。 ○議 長 小森社会教育課長。 ○小森社会教育課長 現在のボイラーですけれども、平成2年に導入しているボイラーでございます。設置か ら23年、4年が経過しておりまして、そろそろというか、もうボイラー自体の耐用年数 - 16 - はきているのかなと思っております。 近いうちに更新が必要ではないかということで、業者のほうともちょっと協議をさせて いただいている段階でございます。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 志民和義君。 ○志民和義君 114ページの生涯学習センターの13節委託料なのですが、放送設備のことで前にも 所管事務調査を行ったときにそろそろ耐用年数も近づいているような話を伺いました。 それで、生涯学習センターにつきましては当町ばかりではなく南十勝、またそういう専 門家の方々もわざわざ大樹に来て一堂にやっているという拠点の特色する施設だというふ うに私も思っておりますので、 途中が何か公演中に異常事態が発生するということなると、 大変、迷惑もかけるかなというふうに思うので、その点検については勉強会でも次年度以 降、検討したいということなのですが、その点について再度、確認をお願いいたします。 ○議 長 小森社会教育課長。 ○小森社会教育課長 生涯学習センターの舞台機構等の設備でございますけれども、24年度に施設のものに ついて長寿命化計画というか、更新計画を作成させていただいております。25年、舞台、 吊り物関係のワイヤーロープの交換ということで、予算のほうをお認めいただいておりま すけれども、今年度、音響更新、26年度に音響更新を予定しておりましたけれども、予 算編成上の関係で次年度にということで、1年ずらすような形になりますけれども、当然、 そのほか照明等もございまして、その辺も1年ずつずれていくのかなということで考えて おります。 経過につきましては15年たっております。マイク等の不備も若干、2件ぐらい不備が 今まであります。舞台専門業者もおりますので、その方ともその裏については普段から十 分、いろいろと協議しておりまして、この辺がちょっと危ないということはお互い情報を 共有しております。 設置業者もおりますので、その業者とも何かあったときにはバックアップ体制をとれる ような、そういった体制で普段より準備している状況でございます。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 ページ数はもしかして間違っていたら申しわけありません、114ページの報償費の中 で組まれているのではないかなと思うのですが、生涯学習ネットワーク事業については、 - 17 - この科目でよろしいのでしょうか。 お聞きしたいことは、直接どこでもいいのですけれども、生涯学習ネットワーク事業、 要綱が変わったといえばそれまでの話なのですが、従前ずっと公募学級と自主学級という ことでずっと運営されてきていて、何か大変、公募学級がほぼないようにお見受けするの ですけれども、何かこれについては特別な理由があるのでしょうか。 ○議 長 小森社会教育課長。 ○小森社会教育課長 自主学級等の報償費の関係でございますけれども、社会教育総務費の中の報償費の中で、 事業の中で見ているかなと思います。110ページの社会教育等講師謝礼、この中かなと 思います。 以前、過去には公募的な学級もやっておられたということで、近年、そういったものは 実施していないのですけれども、自主学級の授業のほうが要望が最近かなり多うございま して、ことしも既に12件ほど来ております。 公募学級につきましては、自主学級の中でもし応募してきた方の理解が得られれば、そ の中で公募して一般のほかの町民の方にも参加していただけるような、そういった取り組 みも今年度から始めている状況でございます。 次年度につきましても同じような形で公募者の理解が得られれば、そういった中で町民 に公募して、何名かでも参加してくれる人がおりますと、そういったことで事業のほうは 進めている状況でございます。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 今のお考えですと、大変、理にかなったお考えではないかなというふうにして思ってお ります。 私はこのことをお話ししようと思ったのは、生涯学習センターの確かに15年前に比べ たら予算も少なくなっていることも認めます。稼働率も課長はご案内だと思うのですけれ ども、 あのような状況になっている原因の一つが公募学級なり自主学級なりが動いていて、 そしてサークル化していただく、そういうふうなお願いをして教育委員会の機能で講師、 先生にも通常の料金よりもまけていただいて、サークルで動かしてきていますよね。 公募学級、なぜ必要かというと、教育委員会の姿勢を皆さんに示すものではないかと思 うのです。例えば、このような大樹の豊かさを体験してくださいだとか、それぞれそうい うふうなことも示すことが一つ、あともう一つは今、お話ししましたように大変、自主サー クルになりやすい側面があるのではないかなというふうに僕は思っているのですけれど も、そういうことをお考えいただいて、生涯学習センターももっと使っていただいて、町 民の方にも学習の機会がさらに拡大していくような、そういうふうな努力をさらにいただ - 18 - ければというふうに思ってお話ししました。 ○議 長 今みたいなことは本当は総括で言ってもらえれば議論になります。 ほかに質疑ありませんか。 安田清之君。 ○安田清之君 ちょっと聞きづらいかもしれません、スクールバス、96ページ、事業委託事業。これ は勉強会でるる説明は受けたのですが、今、何台契約をされているか、スクールバス。 これ、現実的なちょっと禁じ手的なあれをやっているので、余りここではやりたくない ので、町長のほうへ行こうと思っていますが、教育長、この中身はご存じなのかどうか。 何台分、4,200万円契約をしておりますので、ちょっとお聞かせをください。 ○議 長 小林教育長。 ○小林教育長 現在、8台でございます。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 8台。契約、これは4,200万円ですので指名競争入札等を行われているというふうに 私は解釈しております。何社で契約をされたかお聞かせください。 ○議 長 小林教育長。 ○小林教育長 私どものほう、スクールバスに関しましては随意契約で進めております。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 理由は何ですか。随意契約の。 ○議 長 小林教育長。 ○小林教育長 一応、過去に平成9年度から入札が始まったのですけれども、9年度、10年度、2年 間、入札をやった結果、現在、当時の有限会社大樹貨物でしたけれども、そこが落札され ましてやってきたと、地元業者というようなこともございまして、やはり私どもも地元業 者はこういった学校も絡んでいるものですから、地理的に非常に東西南北60キロのエリ アという中にあって、非常に交通安全の面でも地元のなれた運転手さんがやることが非常 - 19 - にいいのかなということで、やはり地元業者にやることが一番理解が得られるのかなとい うようなことで、そういう実績を踏まえて随意契約でやらせていただいているという内容 でございます。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 随意契約というのは意味はどういう意味なのですか。結局、そこに何もないから随意契 約でやっていくのですよということで捉えていいのか、 言葉のあやで随意契約というのか、 そこに根拠が、随意契約する根拠が見当たらないのですよ、僕は。 であれば、スクールバスだけは随意契約でいいよと、これ町のほうにも関係するので後 でやりますけれども、現実的にはもう少し中身、これは企画課なるのか、総務になるのか、 これは根本的な問題になるので、そこら辺は聞きませんので、今後も随契でやっていくの だということだろうと思うのです。 もう一つお聞きしたいのは、やはりこれはずっと随契で来ているのです。本当にこの金 額が実情に合った金額なのだろうか、これ把握できないですよね、やはり随意契約するに しても、ほかの業者のお見積もりもいただくとか、こうですよという根拠がないと、業者 だって、僕はこの4,200万円でバス8台、少なくても従業員かわりを入れて10名以上 やっているのだろうと、燃料代含めた利益が出ているのだろうかと僕は疑問を感じるので す。維持費を含めて、車検代等々も入っているのでしょう、これ、維持費の中に、委託の 中に。 そうすると、本当にこれは合うのですかと、業者に任せて。そこら辺も検証したい上で 今後、お考えをいただけるかどうか。やはり4,200万円が適正なのか、ほかからとって こうですよということでとったときの値段が安ければいいし、高いということだってあり ますよね、そこら辺の検討をする気があるかどうかだけお伺いをしてやめます。 ○議 長 小林教育長。 ○小林教育長 今、スクールバスに関して私のほうでご説明いたしましたけれども、随意契約について は大樹町全般にわたることなので、これは後ほど総括の中で町長にお伺いいただければと いうふうに思います。よろしくお願いいたします。 ○議 長 よろしいですか。 ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑を終了いたします。 - 20 - 休憩します。 ○議 休憩 午前10時59分 再開 午前11時10分 長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 次に、121ページから122ページの11款災害復旧費の質疑を行います。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 次に、123ページから124ページの12款公債費の質疑を行います。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 次に、123ページから125ページの13款諸支出金の質疑を行います。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 次に、125ページから126ページ、14款予備費の質疑を行います。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 次に、一般会計の歳入、3ページから24ページまでの質疑に入ります。 質疑はありませんか。 志民和義君。 ○志民和義君 臨時財政対策債についてお伺いをいたします。総括になります、済みません。 - 21 - ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 一般会計、歳入。ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、歳入の質疑を終了いたします。 次に、お手元に配付のとおり、議案第23号平成26年度大樹町一般会計予算に対して、 志民和義君、阿部良富君から修正の動議が出されました。 この際、提出者の説明を求めます。 志民和義君。 ○志民和義君 議案第23号平成26年度大樹町一般会計予算の修正動議について説明いたします。 議案第23号平成26年度大樹町一般会計予算に対しまして、阿部良富議員とともに修 正案を提出いたしましたので、代表して修正案の説明を申し上げます。 議員各位のご審議をいただきたいと存じます。 まず、最初に、修正動議提出の理由について説明をいたします。 一つは、現在、帯広・広尾間のことでございます。帯広・広尾間には、国道と並行して 道路が2本通っております。そして、現在の道路でさらにスムーズに通行させようとする と、町と町との間の国道の4車線化をさせるほうが経費的に有利だと考えます。 そして、高規格道路開通により町を通らず、いわゆるストロー現象で商店街、そして道 の駅の活性化につながらないと考えております。 次に、お手元の資料をご覧いただきたいと思います。 初めに、原案の第1条中、60億3,300万円を60億3,293万3,000円に改め る。 第1表、歳入歳出予算の歳入で、20款諸収入、1億4,995万8,000円を1億4, 989万1,000円に6万7,000円を減額し、第5項雑入、432万9,000円から 426万2,000円に、6万7,000円減額するものです。 次に歳出では、第2款総務費10億8,660万円を10億8,653万3,000円に、 6万7,000円減額し、第1項総務管理費10億6,742万2,000円を10億6,7 35万5,000円に6万7,000円減額するものです。 内訳といたしましては、歳入歳出予算事項別明細書の説明欄をご覧いただきたいと思い ます。 歳出では、2款総務費、1項総務管理費、4目企画費の19節にあります帯広・広尾間 高規格幹線道路建設促進期成会負担金6万7,000円をゼロ円に減額するものでござい ます。 - 22 - 歳入では、歳出の減額分6万7,000円を20款諸収入、5項雑入、2目雑入、1節雑 入で減額するものです。 以上、修正案の説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますよう、 よろしくお願い申し上げます。 ○議 長 これより、修正動議を含めた歳入歳出の全般の質疑を行います。 質疑はありませんか。 安田清之君。 ○安田清之君 今、同僚議員から修正動議6万7,000円ほどの修正がありました。国道の4車線化と いうようなお話がございました。 現実的にこれをする財源はどこから持ってくるのか、まず一つ。それで、国民、町民の 同意が得られた修正なのか、国道を4車線化にするのだということであれば、これを財源 はどこから持ってくるのか、それから町民自体が今まで議員含めて、町議会含めて要望し てきたことは不合理だったというふうに捉えていいのかどうかお聞かせをいただきたいと 思います。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 国道の4車線化、一部4車線化についての財源ですけれども、国道については国の財源 で対処できるというふうに考えております。現在も高規格道路は国の財源でございます。 そして町民の合意が得られたかということでございますが、これについては賛否両論い ろいろあると思います。しかし、私どもは現在の道路をそのまま使って、そして一部4車 線化、そういうことで現在の交通量を確保し、そしていくことによって財源的にも非常に 負担が軽いというふうに考えております。 また、商店街の人たちからも交通量が少なくなることへの不安が寄せられているのも 事実でございます。 以上です。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 商店街から本当に寄せられているかと、これは一部、商店街だと思っているのですよ。 現実的に商工会も高規格道路推進の立場をとっているわけですから、現実的に違うのでは ないかなと。 国の予算でやるといっても、許可もなしにできないわけですよね、調査費。何年ごろま でにやるおつもりですか。どういう手順で進んでいくのか。 - 23 - これは現実的には言っている意味は十分わかりますが、こういう修正とか何とかではな くて、やはり議員としてきちんとアウトラインができないと修正というのはできないと思 うのです。現実的に何年からこのことを進めていくつもりなのか、どういう提案をなされ ていくつもりなのかをお聞かせください。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 これについてはまだまだいつになるかということですが、国の方針としてはそのまま大 樹まで完成した後、広尾までの計画線になっています。これをそのまま反対されない限り そのまま続行していくことで、何年先という予想はつきません。 ○議 長 ほかに。 安田清之君。 ○安田清之君 何年だかわからない、国の予算でやるのだということで修正動議をお出しになっている ようでございますが、現実的にもうこれは町村会、我々議員も高規格道路誘致賛成をして きて、今までずっと何十年ということを重ねてきているのです。 今、言われているのは大樹だけの部分の道路を4車線というふうに捉えていいですね、 広尾の町村までは口出さないということですね、議会議員ですから。大樹だけですね、大 樹だけが4車線にするという意味で捉えていいですか、広尾までということなのですか、 そこら辺はお教えをいただかないと、これは他町村のこともありますので、しっかりとお 聞かせをいただきたいと思います。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 これは、こういう問題、他町村に、複数の町村にまたがる場合については、私ども議員 というのはその町村にあってのご意見を申し上げるということで今までも来ております し、今後もその予定でございます。 したがって、大樹まで完成した後、広尾までのことについて私どもは意見を挟むという ことは考えておりません。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 広尾のことには挟まないということですね、だから大樹だけという捉え方でよろしいで すねと聞いているのですから、それを言っていただかないと今のは大樹のことも何も言っ ていません、他町村のことには口挟みませんという言い方でした。 - 24 - だから、大樹のことだけを今、国道の大樹の路線だけを言うのですよということであれ ばこれでやめますけれども、それでなければおかしいと思います。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 この問題に対しては、類似したケースとしては私ども忠類の坂を4車線化でなくて追い 越し車線、登坂車線、これについて要望したことがあります。今の十勝総合振興局でござ いますけれども、これについてはその関係自治体の地権者、こういう地権者がいるところ、 その議員が要望上げないと取り上げてもらえないと、取り上げることはできませんと、こ ういうことを私ども聞いておりますので、あくまで議員ご指摘のように大樹のことでござ います。 ○議 長 ほかに。 髙橋英昭君。 ○髙橋英昭君 伺います。6万7,000円修正して削除ということなのですけれども、これは期成会を 脱退するということを意味しているのですか。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 これは8市町村で構成されていることになります。 したがって、この期成会というのは負担金を払っての期成会ですので、当然、そういう ことになろうかと思います。 ○議 長 髙橋英昭君。 ○髙橋英昭君 議員は終始、このことについては反対の立場をとってこられましたので、急に出てきた ものではないと思っております。 ただ、来年度、大樹まで完成するのです。その時点で自分たちまでできたら後はいいや と、そういうふうに考えというか、そういった辺は考慮されたのでしょうか。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 大樹まで完成したからそれでいいとか、どうとかということでは、これはそれぞれの町 村で議決事項になっておりますので、私どもは大樹での判断ということでございます。 その後、広尾について具体的に言ってはあれですが、他町村でどうする、こうするとい - 25 - うことまで私どもは考えておりません。 ○議 長 髙橋英昭君。 ○髙橋英昭君 議員にも高規格道路ができるとストロー状になって大樹の町がさびれるというようなこ とをおっしゃっておられますけれども、私は逆だと思うのです。 ああいう道路ができて、やはり大樹にその道路を利用して引き込む、そういったことが 必要だと思うのです。 ですから、この道路は兼ねてから広尾までということで予定されておりました道路でご ざいます。やはり、広尾までつながってこの道路の価値ができるということで私は到底、 修正案には賛成できかねます。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 松本敏光君。 ○松本敏光君 志民議員の質疑したいのですけれども、この高規格道路についてのあなたは今、帯広か ら更別まで高規格道路できます。そこ通りましたか、通っていないですか、どっちですか。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 個別のことについてはコメントを差し控えます。 ○議 長 松本敏光君。 ○松本敏光君 私は、今のこの修正案に対しては私も修正は反対。なぜならば、今、これからの時代と いうのは、やはり緊急時に要するものに対して、やはり広尾から帯広まできちんと高規格 道路ができて、初めてきちんと物事を果たすというか、道路の役割を果たすのであって、 今はまだ忠類、帯広から忠類までできたにしても、やはり大樹の不便さというのはできる と思います。 その中で、今、進めている国や道に対しては私はこれが一番最高でないのかなというこ とを感じ取っておりますのでよろしくお願いします。 ○議 長 歳入歳出全般質疑、ほかにありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 - 26 - これをもって、歳入歳出全般の質疑を終了いたします。 これより、歳入歳出の総括質疑を行います。 質疑はありませんか。 志民和義君。 ○志民和義君 歳出の総括ですが、この滞納整理機構の問題でございます。これはページ数言わなくて、 総括ですからそのままですね。 滞納解消については私ども、ほかのいろいろな数字を見まして、かなり高い収納率を大 樹町は持っているというふうに考えています。これは、とりもなおさず日ごろ、職員の皆 様と町民のご理解ということはもうあって当然のことでございます。 しかし、なおかついろいろな事情で払えない人がいるということでございます。 私は、この徴収に当たってはやはり町民の事情をよく知っている、そういう人たちが徴 収にやはり最後まで当たるべきだというふうに私は考えております。 そして、この滞納整理機構に送っても、やはり取れない分については最終的に町に戻っ てきて、町で対処しなければならないという、そういうことも考えますと、私は一貫して 町職員の皆さんもご苦労なことはもう、これはもう言うに及ばず、そういうふうにして引 き続き頑張っていただきたいという思いから、この滞納整理機構についてはもうそろそろ いいのではないかというふうに考えますが、いかがでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 それでは、志民議員の滞納整理機構の関係についてお答えをしたいと思います。 前回の決算議会でしたか、そういうときにもお話があってお答えをしたかなと思います けれども、私たちもやはりそういうことで職員と町民との信頼関係、これは一番大事にし て今までも来ているかなと思っております。 そういうことで、やはり不公平感のないように取り組んで今まで来ているかなと思って おります。 そういう中にあって、やはり何度もお約束したことが守られない、そしてまた税も今さ ら申し上げるまでもなく私たちも勝手に賦課しているわけではない、やはり所得があって、 土地が云々ということでの賦課ですから、それに対応してやはり納税の義務というのをや はり果たしていただかなければならないということもあって、いろいろとプロジェクトつ くりながらやってきております。 そういう中にあっては、中にはやはり言葉は悪いですけれども悪質な方もいらっしゃい ます。そういう方を絞り込んだではないですけれども、やはり何回かお願いをしている、 そういう中にあっても対応がされていない、あるときには私も一度出向いてお願いをした こともございます。そういうときにも対応が余りよくないということで、そういう機構に - 27 - お任せしますよということであれば、それはいたし方ないだろうということで、整理機構 にお願いをしたところ、全額支払っていただいたという、そういうケースもあります。 やはりこの機構も私たちの町ばかりではなく十勝管内、全員揃っての完了ですし、そう いうような執行をさせていただいております。やはり、なるべく私たちもその機構に預け たくないのですよ、ですけれどもやはり中にはそういう方もいらっしゃいますので、どう してもやはり私たち職員の手では負えないものについては、そういう機構にお任せして回 収できるもの、できないものもありますけれども、今後もこういうような形で進めていか なければならないのかなと思っています。 なるべく、そういう信頼関係を持った中で対応を職員でもするようにということで指示 はしてあります。職員のほうも夜間の窓口だとか、また徴収とかで大変、ご苦労おかけし ておりますけれども、そういう面のことに対しても対応がないというようなことで、いろ いろなことで対応しておりますけれども、最悪の場合、こういうような形での機構にお願 いをしているという状況ですので、ご理解を願いたいなと思います。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 安田清之君。 ○安田清之君 総括でございますので、昨日もちょっと農業関係の72ページ、小麦工場融雪工事、こ れは種芋をおやめになったということでございます。これは、現実的には種芋やめたとい うことは、生産量も増えたのですか。まくのが増えて、もう十分できるようになったのか どうか、お聞かせください。 ちょっと農家の余りわからないけれども、多分よくなったということはまくところも増 えたということでしょう、業者も、そういうことで。 ○議 長 森農林水産課長。 ○森農林水産課長 今の質問でございますけれども、種子馬鈴薯の防除ということの事業でございまして、 それが農家の事業が安定してきて適切に処理されるようなってきたということから、 今回、 新しい事業にかわったということでございます。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 ちょっとはぐらかしている。はぐらかしているよね。種子って。 だから、そのまきつけが増えたのと、減ったのと言っているのです。安定したと言って いるけれども、僕の調べた中ではまきつけ減っているのだよ、50ヘクタール減っている のだよ、損失にしたら幾らなの。まだ、これなくなったからやめたかもしれないではない - 28 - ですか。これはどこと協議した、現実的に。優しく今まで言っていたのですが、ちょっと 腹が立つのはあなた方、農家のご意見は聞いてやったの、これ。町長。聞いてやったの、 聞いていないでしょう。担当課同士でやったのでしょう、これ。これだめですよ、もう1 回、つけてやりなさいよ、これ。50ヘクタール減っているのですよ、まきつけ。 こういうずさんな農協の担当課、半分は農協も出しているのかもしれない、これは町の 財政ですよ、本当に50ヘクタール減ったということは何ぼ損失になっているのですか、 大樹の経済で。売る上で。これ、試算出ますよね、50ヘクタール減ったら、出ますか。 多分、計算できていないだろうから、私も余りよくわからないけれども、約1億近い、1 億いかないかもしれない、もう少し厳密にやると。 だから、現実的にこれはどことどこがやったのか、これは町長なのだよね、本当は。町 長、これは町長が今まで必要だ、必要だと言ったのだからもう1回つけて、補正予算でも いいからつけてやりなさいよ少し。農協だってお願いします、お願いしますと言って、都 合のいいときにこっちにかえますなんていう制度ありません。そして50ヘクタールも 減っているのだから、まきつけ。 これは何のあれにもならない。農政しっかりしてくれないと。怒っているわけではない けれども、これは農家の方に話は本当に聞いていないと思います。担当課、これは種子馬 鈴薯何とか協会とかいろいろあるでしょう。豆の協会というか、ありますよね、部会みた いの、これに相談なんかしていないよ多分。 だから、僕がわからないからと思ってもだめですよ。僕は農家のことわからない、だけ ど僕は農家のことを心配して今言っている。現実的に、肝心な部分がそういうことではだ めです。しっかりと農家のことを考えてやって、必要不可欠なものはしてやる、頑張って いただいて税金を払っていただくという考えに基づいて、町長に今、もう一度、馬鈴薯の 予算をつけて農協ももう少し多く出して、うちは少なくていいから、農協は利益をがっぱ り上げているのですから、ですからこういうことは面倒を見てやるべきではないかと、農 協としてどういうふう対応をしたか、きちんとお答えをいただきたい。 町長にはその部分、農協にもしっかり伝えていただきたいので、町長の腹づもりだけお 聞かせください。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 大変、種子馬鈴薯の件なのですけれども、これは私も大変大事な事業だということで、 毎度、議員の質問のお答えしてきました。全国に大樹からの種子馬鈴薯、大変、評判がい いということもお伺いしております。 その面積減云々ということは、ちょっと私も確認していませんでしたけれども、このこ とについてもそろそろ目的を達したのかなというようなことを、この補助事業も新たな事 業についてもこれは担当だけでやったのではございません。農協との予算協議の中で、こ - 29 - れは組合長以下、参事、専務、担当もおりました。そういう中で2回ほどお話をさせてい ただいた中で、今回、この事業についてはいろいろお世話になったということですから、 それはそれとしていいだろうと、新たな今回、ヘリを使ったこういう事業に今、展開をし ていきたいということですから、これは小麦のほうですから、それはそれでいいのではな いですかということで、農協さんと何回の協議の結果、こういうことでのお話し合いになっ たということでご理解願いたいと思います。 担当同士で決してそういうことでやったということではなく、やはり農協さんも恐らく その部会は通していると思うのですけれども、そこまではちょっと私も確認はしていませ んけれども……懇談会で、今回、こういうことでこうだよという経過はお話はしていると いうことで承っておりますので、そういうことでご理解願いたいなと思います。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 最高トップが、農協の最高トップがやったことですよね。やはり、うち補助金出す上で は農協のトップが言ったからうのみしてもらったら困る。 やはり個別なのだから、農協って現実的には大きくなって組合長だけが目届いているわ けではないと思います。専務も行ったと言っても畑作、組合長ではないでしょう。畑作、 専務ではないでしょう、現実的に中身わかっているのですか。職員には教えられているで しょうからわかっていると思います。 しかしながら、50ヘクタールも作付が減ったというのは、これ町長、問題だと思うの です。町長も大樹の品物はいいのだと言っていながら、組合長から言われてすんなりと、 今まで言った言葉と手のひらかえるように変えてはいけない、だから50万円でもつけて、 農協に150万円ぐらいつけらせて、もう1回復帰をさせるぐらいの考えを持っていただ かないと大変だと思います。防除やら含めて、小麦も必要だとは思います。だけどこれに よって根腐れはなくなるのですか。ヘリでやると、今度ちょっと話を変えると、根腐れ対 策でしょう、ヘリで何かをやるのでしょう。 結局、雪溶かすあれをやるというのでしょう、違うの。ちょっとわからないのだけれど も、根腐れなのだから。これは何かヘリで何だかやると書いてある。ヘリで何をやるの、 土まくの、炭まくの、排水溝つくるの、何をやるのこれは。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 いろいろとトップ同士で「おお、やるべ」「いいよ」ということではございません。い ろいろと、お聞きした中で先ほど申し上げたようにこの事業はもうそろそろということで 向こう側から申されたことでもございますので、それではということでお話し合いをさせ ていただきました。 - 30 - いずれにしても、議員のおっしゃるようなことも含めて、また農協さんとも話し合いを させていただきたいなと思っております。 この小麦の雪腐れなのですけれども、これは自動のヘリなのです。無人のヘリ。それで 薬剤を散布して、これは大変、私も現地見させていただきましたけれども、大変、効果が あるなと、そしてばらつきもちょっと若干出るのかなと思っておりますけれども、この融 雪、この雪降る前のことでしたけれども、結構、効果があったということで、農家さんか らも、2件だけですけれども、まだやられた方も結構いらっしゃるので、2件のほうから は大変効果があったということで、この事業をずっとまた継続してほしいというようなお 話もお伺いしております。 このことも含めて、またよく農協さんともお話し合いをさせていただきたいなと思って おります。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 これは、大樹は130万円、これは農協も何か出すのですよね。一銭も出さないのかな。 多分、これの3倍ぐらいは出しているのでしょう、少なくても。農家のため、自分方のか まどのためだから、それ以上は出しているのかだけ町長にお伺いします。同じ金額なのか、 それ以上出しているのかだけ聞いてやめます。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 この種子馬鈴薯と同じように、お互いに3分の1ずつの負担ということでございます。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 阿部良富君。 ○阿部良富君 先ほどから同僚議員の間で話が出ておりますが、商工費の関係で、ここは中身を読みま すと結構、大きいものが何ぼかありますけれども、小さい対策というのは余りないのです よね。 今は、きのうの一般質問でも言ったように物価が全部上がっている中において、高速道 路できて空洞化になったりすると、本当に商店街は大変だと思うのです。だから、そうい う中において、これはせめて商品券か何か考えられなかったのですか、この辺だけお伺い します。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 - 31 - いろいろと商工業の振興策は商工会さんともいろいろと協議をさせていただいておりま す。 今回もいろいろとリフォームの関係で商品券に、それにかわるもので現金でなく、それ にかわるもので助成をして、これは大変、効果があるということで、これは大変、喜ばれ ております。 今、議員おっしゃるように、この円安、またはこの不景気に対しての今後の云々という ことですけれども、これはまた状況を見ながら町独自のそういうような対策を講じなけれ ばならない時期が来たら、これはまた年度途中でも補正をお願いしてやらなければなと 思っております。 これはぜひ、状況を見ながらやっていきたいなということで考えております。 ○議 長 阿部良富君。 ○阿部良富君 状況を見ながら前向きに検討してくれるみたいそうですので、これはよろしくお願いす ると同時に、なるべくはこの商品券、平均に配ると値があるのです。先ほど言われたPT A会費とかをさっ引くとか何でもできるのです。だから、なるべく全戸に早目にわたるよ うに努力していただきたいと思います。答弁はいいです。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 先ほど、同僚議員の質問、また町長の答弁で出てきましたけれども、住宅リフォーム制 度のことです。 これについて、きのうもお伺いしましたけれども、700万円に対して2,400万円で すから、3倍、4倍、3倍強の業者に対する効果があったと、大変、大きなことと考えて おります。 また、商品券について今、同僚議員もお尋ねいたしましたけれども、相当な金額になり ますよね、この助成が700万円ですから、700万円が助成されたと、商品券で出回っ たと、こういうことになります。 そこで、私はこの住宅リフォーム制度を今回、400万円早くからついて執行されたら されたで、4月1日以降、事業内容からいって4月、5月、一般的に仕事が切れると言わ れておりますが、なるべく4月、5月という、その早い時期に仕事ができるような仕事の 手順、そういうようなことにしていただきたいと思いますが、やっているかと思いますが、 そういう点についてはいかがでしょうか。 ○議 長 - 32 - 伏見町長。 ○伏見町長 前回の議会でも議員から一般質問等でもお話があったように、そのような対応をぜひさ せていただきたいと思っております。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 安田清之君。 ○安田清之君 ちょっと早目に総括をやらせていただきます。 町長、いろいろ要綱が大樹の中にあるのですが、商工業若手育成研修助成要領というの があるのです、大樹の中にあるのです。研修に行かせますよと、予算はなっていないです よ、これは何十年1回も使ったことがない要綱。 これ、町長、やはりこういうもの、若手を研修に行かすぐらすのことをお考えになって 要綱つくっているのです、交付金を。これをやっていただければありがたいなと思います。 それから続けていきます、一遍にしゃべったほうが楽でしょう。もう一つ、大樹町商工 後継者住宅改修利子補助金交付要綱というのがあるのです、ここに。ここをちょっと読ん でいたら、同居しないと新築も何もしてはだめなのだと書いてあるのです、これ。大樹町、 これは改正が平成7年4月1日、これは同居しなければって今の世の中に合わない、親父 といたくないのですから嫁さんだって何だって、農家もそうでしょう。どんどん皆さん、 同じ家ではなくても、同じ土地内に離れて建てたりするわけですから、この要綱を同居と いうのをちょっと取り払ったらいかがかなと思うのです。どのようなものでしょうか。こ れは少しお考えいただくと商店の皆さん、跡取りを今しようとしている方も家を建てて一 銭ももらっていない方いるよ、現実的に大樹で。親の跡取りをして、違うところに建てた 方がこの要綱に当てはまらない、同居だから。これかわいそうと思うのです、僕は。農家 の方はいろいろと後継者何とか資金と何とかありますけれども、商店には一つもない、こ のぐらい町で何とかご面倒を、要綱はつくってあるのだから出すのは同じだと思うので、 何とかお考えがここら辺の要綱を変えて速やかに周知をしてやれるぐらいのことはできる かどうかお考えをお聞きをしたいと思います。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 まず一つは、この交付要綱、結構あるのです。きのうの一般質問にも福岡議員にもお答 えしましたけれども、要綱、要綱が本当にどのぐらいあるのかということで、とりあえず この議会が終わったらちょっと引っ張り出してみて、そこで1回、整理をしようというこ とで今、考えています。 やはり、まず一つは管理式の方向で今、進んでいこうと、余り複雑多岐にわたった資料 - 33 - を出させないと、できれば5枚もあるものを1枚で終わらせるとか、そういうようなこと も考えております。 それから今、おっしゃったようなことを含めて、これは改善をしていきたいなと思って います。ただ、私も気がつかなかったのですけれども、その住宅云々の関係では、そうい う事業があるとは思っていたのですけれども、その同居云々とか、そういうことはちょっ と私も気がつかなかったのですけれども、議員からご指摘のようにそういうことも今の時 代に合ったような、そしてまた金額もこれをよく見ると昭和57年につくったものですね、 その後、何回か変わってきて11年以降そのままなのですよね、要綱も。利子補給も今で すとありがたいかどうかわかりませんけれども、これだけ安くなっていますけれども、や はり今の定住云々からいくと、そういう住宅の関係の金額ももう一度検討させていただい て、そういう文言も整理をしていくということで考えております。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 町長ありがとうございます。 本当に実に合わない部分が大分あるので、今、町長見直すということですので、なるべ く見直すといっても長くかかったら何の値もありませんので、今、言われたことから順番 にとっとっとやっていただければ福岡議員も言っているように早目に進むのかなと思いま すので、よろしくお願いをいたします。そのまま言っていいですか。 ○議 長 休憩します。 ○議 休憩 午前11時53分 再開 午後 1時00分 長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 総括質疑を続けます。 質疑はありませんか。 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 昨日は総括のほうでやれということでございまして、73ページ、光地園牧場について なのですけれども、その前にこのごろ酪農家の減少に歯どめがかからないと、そして離農 農地も近隣の農家の受け入れも、もう限界が来ているのではないかというように感じてい ます。 そして、私の同級生もそうですけれども、このごろ離農するといううわさを聞く人がか - 34 - なりの数が見られます。特に後継ぎというか、後継者がいない人たちは私の代で終わるの だと、そうすると大体、10年前後ぐらいで減っていくのではないと、そこで私は光地園 牧場は冬期間は閉鎖し、晩成牧場は売却をしていくと、そして相手のあることでございま すが、尾田にある北海道畜産公社というのですか、500ヘクタールだか800ヘクター ルだと、私きちんとわからないのですけれども、そこを取得して冬期間は公社で肥育し、 光地園牧場は夏季のみとすることで建物とか、そういうものが新しくつくらなくてもいい のではないかと、そして光地園牧場はあのとおり急な坂でございますので冬はちょっと危 険が伴うのではないかという感じがしまして提案しているのでございます。 そしてそこに、かなり今進んでいますふん尿を使ったバイオ発電所などを設置し、招致 の酪農家のふん尿を受け入れてバイオ発電をしたらいかがかと、そして私は農家のことは わからないのですが、将来的には500ヘクタールあると搾乳もできるのではないでしょ うか、 大体の農家の人に聞くと2,000頭ぐらいは飼えるのではないかといううわさを聞 くのですけれども、そうすると離農した人の高齢者はトラクターが乗れるということで、 きつい仕事はできなくても、そういうところに使えるのではないかと、将来的に。 例えば、年金をもらう65歳から70歳近くまではできるのではないかということで、 そういう仕事場の提供もできるのではないかということを考えております。 そして、この資金はその小中酪農家やふん尿処理を依頼される人、または一般の民間企 業、または一般の民間会社、そして言ったらいいかどうかわからないですけれども、割と 年寄りの方はお金を持っていると、そういうことで基金の上限でなくて下限ぐらいを設け て、広く大きく集めて、そして国や道、また町や農協の補助金を充ててやったらどうかと。 それでですね、大体、単純に私、計算したら、これなら20億以上の大規模な交渉にな るのですけれども、将来的に酪農大国大樹と言われるところが離農者が出るということに なれば乳量の減少によりまして、農協の経営にも影響が与えるのではないかということで、 今すぐということではないですが、そのときになってから慌ててやるではなくて、将来的 に向かってそういう構想をずっと練っていってもらいたいということを考えますが、町長 はいかがでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 今、杉森議員から本当にすばらしい発想で将来の大樹町の酪農協といいますか、そうい うようなご提案をいただきました。 継続的にこれはいろいろな面で皆さんに伝えながら、今後も総合計画の中では取り組ん でいけるような内容かなと思っております。 私たちも、まず一つ目に今の農業公社、あれば今、札幌が本社なのですけれども大樹町 の今は和牛、または酪農云々ということでの経営をやっております。底地は、あそこは北 海道なのです。建物は農業公社ということで、今、いろいろな面で運営していますけれど - 35 - も、実際、経営上は赤字です。 今、肉牛、大分値段がよくなってきましたから、今年度はどういう状況になっているか わかりませんけれども、昨年は赤字決算をしております。 ただ、底地が北海道だということもあったりして、土地の利用についても今、議員おっ しゃるように何かあの地域の振興策でできないかということで、農業公社といろいろと接 点を持った中でお話し合いをさせていただいております。例えば担い手センターをつくっ たらどうだと、そして研修施設をつくったらどうだということで、いろいろと今、担い手 センターも農業公社の中に今、北海道入ってしまったのです。 ですから、そういうことでの研修組織、またはそういうような実習できるような、地域 に振興策としてのそういうような対応もひとつ考えてみてくれないかということで、 ちょっと私も公社の役員をやっているものですから、そのようなことでお願いもしており ます。 議員おっしゃるように光地園牧場場云々とか、または今の公社の用地を云々ということ になれば、相手方もあることなのですけれども、やはり長いスパンで見ていくと、そうい うようなこともこれからの担い手不足、または高齢化になってきている中にあっては、こ れは大事なことだなと思っております。 晩成牧場売って云々とかということも含めて、これは私たちもいろいろと今後の酪農、 または本町の町のあり方、そういう中でも、そういうお話は出ませんでしたけれども、今 回の総合計画の中でいろいろな面でこれからまた波及が出るような、そのような面で今後、 検討させていただきたいなと思っていますし、いずれにしてもいろいろと長いスパンのこ とでありますから、先のことは余り、私も申し上げられませんけれども、このことはしっ かりと担当のほうも聞いていると思いますので、これは取り進めできるものからやってい こうということで、大変、すばらしい発想です。 ただ、光地園牧場もあそこから、極端な話、牛が全部いなくなれば結構使い道はあるの です。航空宇宙の関係の実験絡みも音の出るものは、ああいう地域でやればどうなのかな という、そのようなことも今ちょっと思い出したのですけれども、いろいろな面での使い 勝手も出てくるかなと思っていますし、また、今、公社の使っている道有地の活用、また は晩成牧場、そういうようなことで連携をしていければ、本町にとっても大きな振興策に もつながるだろうと思っていますので、これもひとつ大きな夢ですけれども、そういうよ うなものに向かっていくということもひとつ大事なことだと思っていますので、これは しっかりとまた引き続き取り組んでいきたいなと思っています。 ○議 長 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 私は余り農家のことは詳しくないですけれども、弟子屈のほうに行ったときに牛に風邪 をひかせたら、1週間以上も風邪を引かせておくと、その牛はもう悪い言葉で言うのです - 36 - がこじけたみたいになって、大人になってもだめだと、そういうことも聞いてきましたの で、光地園牧場は山のてっぺんにあって、本当に冬は寒いということで、牛に風邪を引か せたら大変だということがありますので、そういうことを考慮してくださいと考えます。 そして、やはり余りちまちましたものでなくて、町長もやったこの宇宙基地みたいに、 でかいことをやるときにそれこそ私たちの一大技術、猿払でもう何十年前ですか、漁業が 衰退して場所も成り立たないと、そういうときに町費の15%を3年間払ってホタテの養 殖をやったということがあるのです。今はその水揚げが関連施設で何十億という水揚げを しているという地域もあるので、なるべくでしたらやるときにはでかい気持ちで町民の皆 さんの理解を得ながら、そしてなおさら大樹町は酪農の町ですから、そういうところをも う少し整備するといいますか、大きくしてやってもらいたいと思いますので、近々ではで きる話ではないかもしれませんけれども、皆様の意見を吸収してやってもらいたいと思い ますので、よろしくお願いします。 ○議 長 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 続けて昨日のあれでやりたいと思います。ページは90の13委託料、旭浜・浜大樹地 区道路調査設計及び用地確定測量業務についてでございます。 これは津波対策だと思うのですけれども、旭浜・浜大樹両地区は海岸から大体10メー ターぐらいの高さのところにあります。でも、その10メーターを超えますと今度はなだ らかな地形が続き、津波の際に避難は大変、不便で、津波が来たときには追い掛けられて、 追いつかれるのではないかということもあります。 また、土地が湿地質で、地震の際には道路が陥没、またはひび割れの可能性があります。 これは、私は中学生のときに十勝沖地震でしたか、チリ地震があったときには本当に私た ちは道路が割れて車が通れないと、バイクが穴をよけながら走るというぐらいしかできま せんでした。そういう経験があるので、車の避難は大変、危険になります。 そこで、行政区においては地区内に5メートルがいいのか、7メートルがいいのかわか りませんが、高台を設置してはいかがかと、それが隣の町であります大津地区が今、そう いうことをやっていますので、そういうものを見てしてもらいたいと。 そして、 これは東日本大震災のときに私も南三陸とか友達がいるところ、陸前高田も行っ てきたのですけれども、津波が来た時点でそれよりも低いところでも災害に遭わないとこ ろがあるのです。それはなぜかというと地形の問題なのです。要するに、海に向かってこ のように角を海のほうに向けていると波がよけていくのです、船の舳先に起きるように、 そして戻るときにまた後ろのほうで切っていくもので、普通のところでも3メーターぐら い低くても割とそういうものは大丈夫だということも聞いてきましたので、そういう高台 をつくるときはそういうのを考慮に入れてやってもらいたいのですけれども、町長の意見 はいかがでしょうか。 - 37 - ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 両地区の避難路のことはいろいろと行政区でもってお話し合いをさせていただいており ますので、経過等は省略したいと、議員もご存じかなと思っています。 ただ、要望の中にはやはり液状化になった場合に道路を走っていく場合はどうするのと いう話は両地区から出ました。前回の東日本大震災のときにも液状化した部分があったよ という話もありましたし、町の中でもそういう箇所が何カ所かありました。車が通って通 れないことはなかったのですけれども、やはり震度の大きいことによっては、そういうよ うなことの影響もあるだろうと。 それからまた、橋が結構あります。小さい橋ですけれども、浜大樹側は、例えば歴舟に 避難するということになれば、そういう橋が落ちた場合どうするのというような、そのよ うなご意見もございました。 いろいろ皆さん方と検討した結果、その高台の話もありましたし、それから避難塔とい うか、鉄塔を建ててそこで、上で避難するというようなお話もありました。いろいろと浸 水予想図の関係でいきますと、やはり1カ所の道路でやると大変、不安だということで、 皆さんがそこへ集中してしまうと、何もなければいいですけれども、例えば何かこの浜あ たりで釣りをやっている人とか、そういう方々が集中してそこへ集まってしまうというこ とになれば、一本ではだめだと、それではということで今回、こういう形で検討させてい ただいて、一応、実施設計をやっていこうということから取り組みをしていこうというこ とで、皆さん方とも協議が整ったわけです。 高台の話もお話がありました。今後、大津が今、そういうような形でやっておられると いうこともありますし、それからまた、それがどこまで効力があるのか、今回の東日本の 震災を見ると、本当にあれだけの大きな擁壁の防波堤がひっくり返るような、そういう勢 いのあるものですから、やはりそういうことも勘案すればやはり、一番先には高いところ へ逃げる、これがやはり一番早いのかなと思いまして、今回、このような形での避難路を 一本ずつそれぞれふやさせていただくというようなことで、これはあくまでも災害時にお ける、普段も通れますけれども避難路という形で両地区とも皆さん方との合意に達したと いうことですので、ご理解願いたいと思います。 ○議 長 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 東日本のときには本当に歴舟小学校に災害の食料品があるということで、船で沖に逃げ た人たちが7杯ぐらいいたのですけれども、それがちょうど時間的な問題でごはんを持っ て行かなかったと、そういうことでああいう道路に災害用の備蓄があるということは、丘 にいる人たちはお湯を入れて持たせてやるのか、ポットにお湯を持たせるのかといろいろ - 38 - 議論しまして、警察の方もいたのですけれども、入ってくれば危ないということでしたけ れども、海を見ながらそういう災害のあのままですか、そういうものを使わせていただき ました。 それとまた、避難訓練のときには5年たったら食べるのだということで、みんなで食べ ればこれはかなりおいしいものだということもわかっています。何せ、一番最初にという か、南三陸に行ってきたのもそうですけれども、人のことは余り考えないで自分の命を最 大限に考えて逃げなさいと、それが一番いいということでございますので、私はできまし たらその高台をつくってもらいたいと思いますので、住民との話し合いもあると思います が、その点もまたよく考慮に入れてもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。 続いていいですか。 ちょっときのうは総括のときで指定管理者の問題、随意契約なのですけれども、これは スクールバスのことも言われていますけれども、晩成温泉がこういうふうになった場合に、 晩成温泉などもこれからは晩成温泉やスクールバス、パークゴルフ場や中央運動公園など、 関連の維持管理、こういうのも随意契約でやっていくのか、私は去年の説明の中で聞いた のは、あるという問題はないというのですが、事故を起こしたり、そういう問題がないの であればそのまま随意契約でいいのではないかというような説明を受けたような気がする のです。私もよほどのことがない限り、随意契約をやるということは、そこの施設なり、 草刈りなりやっている人たちが、ある程度、ノウハウをわかっているので、随意契約でも 私はいいと思うのです。それでも問題があるのであれば、3年なり、5年とか区切りを切っ て、この年には契約の最新とか指名入札するのだよとか、いうようなものを決めておけば、 それでいいと思うのですけれども、町長はいかがお考えですか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 いろいろと指定管理者、何点か今、うちも行っておりますけれども、原則はやはりこの 指定管理者の場合はまた期限が来た場合には一応、公募すると、誰もいなければそのまま 引き続き経験もおありですし、そういう形で今まで継続をさせていただいているというこ とです。 それら審査に当たっては、私どものほうで指定管理者の選定委員会、それを設立してお りますので、そういう場所でいろいろと議論をしながら決定をさせていただいているとい う状況です。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 齊藤徹君。 ○齊藤徹君 企画に当たると思うのですけれども、多目的公園の運営管理事業のことなのですけれど - 39 - も、ことしから宇宙交流センター「SORA」開業していくのですけれども、この「SO RA」という名づけの経過をちょっと知りたいのですけれども。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 私たち、航空宇宙という町でも取り組んでおります。大きな目玉で、施政方針にも書い てありますけれども、それをちょっと文字ったということで理解願いませんか。宇宙の 「宙」、航空の「空」ということで、それで「そら」ということで、それでそれがいいだ ろうということでJAXA側もそういうことで、私たちの職員のアイデアなのですけれど も、名前づけなのですけれども、その辺をJAXAともいろいろとご相談して、それは両 方兼ねているからいいねということで、字はちょっと違いますけれども、航空の「空」は 「そら」という、それに宇宙の「宙」をとって、そういうことで名称づけをさせていただ いたと。 ○議 長 斉藤徹君。 ○斉藤徹君 なぜ聞いたかというと、やはり今後、活用してもらうためには町民にもっと広くしてい かなければならないと思うのです。 例えば、この直近ですと子供発達支援センター「ムーク」 これは総務課長もご存じだ と思うのですけれども、これ利用者から一般公募して「ムーク」という名をつけたのです。 そうすると、みんな結構、親近感持って寄ったり何かするのですけれども、この町長の執 行方針の中にも常に町民の目線に立ち、協働で取り組むまちづくりの意識をしていきたい となっているので、これはやはりもっと町民、小学校、中学校、高校とか、一般公募する とか、何か子供たち、児童生徒、それぞれもっと興味を持っていくのかなと、学校教材と か、授業とかうまく利用されるのではないかなと思うのですけれども、その辺はちょっと 残念なのですけれども、今後は例えば総合計画の中で学童保育だとか、図書館はどうなる かわかりませんけれども、今後、そういう名称の公募があれば、やはり一般町民というか、 利用者とか、そうするとうまく利用すればもっと浸透していくのではないかなと思うので すけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 今、おっしゃるようにそういうようなことは大事なことかなと思っていますので、今後 いろいろそういう面では考えていきたいなと。 「SORA」についても、これも一部ですけれどもいろいろ皆さん方、全員に相談した という経過もございませんけれども、そういう先ほど申し上げたような形で一番なじんで - 40 - くれるかなと思いまして、これはこれから大いに宇宙少年団だとか、またはいろいろ研究 会を通しながらPRをしていきたいなと思っています。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 昨日、町長は晩成温泉を大樹町の貴重な観光資源ということで、ボイラーの改修、それ から将来は旧施設の取り壊し、また宿泊施設の改築、それからもっと進んで露天風呂なん ていう話もありましたけれども、晩成温泉に今までどれぐらいの金をかけているのですか。 それから、少なくても今後、第5期総合計画の終わる10年後までどれぐらいあそこに お金がかかるのですか。 正直言って、今、町長がお話ししていたあそこをまずボイラーを直す、それは相当、今 は8,000万円ですか、お金をかけます。ただし、それはボイラーだけではなくて、その 辺のチップを置く場所だとか、そういったことも考えなくてはいけないですね。それから 宿泊施設、そしてあそこの一部取り壊し、露天風呂、これから何ぼかかるか、そういう試 算をされているのですか。少なくても10億ぐらいかかったのではないですか。 それで、これから庁舎もやらなくてはいけない、図書館もある、それから学童のそういっ た施設もつくらなくてはいけない、町の財政、10年後の財政を見てこういう計画をされ ているのかどうか、非常に財政、今後、5,000人を切る人口の中でこれを持ちこたえて いけるのかということです。 本当に真剣に考えていただきたいと思います。先ほど、同僚議員から出ましたけれども、 津波対策にしましても、きのうもちょっとお話出ましたけれどもボイラーと人命がどっち が先なのかということです。いつ、あす来るかもしれないですね、地震は。ボイラーはあ す壊れるのですか。 そして、そのボイラーについてもお聞きしたいのですけれども、何年ごとのサイクルで 直しているのか、そしてきのうあたりもお話し出ましたけれども、お湯が出るのが問題に なってきているのですね。お湯が出るのが将来ずっと確保できるのか、できなかったらま たボーリングし直して、またそこに投資するのか、本当に長期総合計画というのは本当に なっているのかどうか、疑問だと言うのです。観光資源と言いますけれども、町長の言う 観光資源というのはどういった観光資源なのですか。 例えば、私が考えるのは人を呼び込む、または経済的にお金を落としてもらう、ただ見 てすっと行ってしまう、それも観光資源かもしれないし、それは町民のためには何もなら ないです。温泉もそれに近いものがあるかと思うのです。あの温泉に入るときに、ほかか ら来た人、大樹の町の中で物を買っていってくれますか、ほとんどないですよね。逆にこ ちらから温泉に来る人に補助金を出しているようなものです。果たしてこれでいいのかと 僕は思うのです。 - 41 - 先ほど同僚議員からも話も、ちょっと話が飛び飛びになるのですけれども、町長はネー ミングについてもそういうふうにつけたとおっしゃいましたけれども、それはそれなりに 理由があるかもしれません。しかし、ここの町長の26年度の大樹町会計予算に対する執 行方針と主要政策の中に、4ページに広く町民の皆様の声をしっかりと受けとめと、こう 書いてある。少なくてもやはり、同僚議員が言ったように名前ぐらいやはり町民の声を聞 いてほしかったなと思います。 それから、今の温泉に戻りますけれども、これは今後、晩成温泉の存続に対してはしっ かり町民の声を聞いて残すことがいいのか、廃止するのがいいのを決めていただきたいと 思うのです。それも、ただ単に温泉をどうしますかと、それは誰でも温泉は入りたいと思 いますよ。ですから町の財政、ここまでこうやったら、町の財政はこうなりますよと、そ れでも温泉をやりますか、そういうようなアンケートをきちんと町民に知らせて、町民が 決めれば町長の責任だって軽くなるよ、町長温泉やめると言っても、伏見町長が今やめた ら、声も聞かないでやめたら、あれが勝手にやめたとか、また町長だって今これやってや めたら、これはもう町長はこんなことやって、金使ってやめだとなるけれども、町民が決 めればそういうことはないのです。きちんと意見を聞く、アンケートなりをとらなくては いけないと僕は思うのです。 将来本当に幾らかかるのか、今ままでボーリングしたときから、建物建てて、そして今 まで指定管理で、指定管理をやる前に職員がずっと詰めてそしてやってきました。それま での費用、それからこれから10年、指定管理だけで1億は超えたのです。将来を考えた ら本当に僕は不安というか、果たしてこれでいいのかと思ってしまうのです。 今回の木質バイオに関しまして、これは将来廃止、民間に譲るとしたら、そのときに一 生懸命このボイラー直したのでこれでやってくださいと、置き土産できるかもしれないの で私はお認めしますけれども、でも、やはりそれも将来的に考えたときに、果たしてあそ こに温泉があっていいのか、温泉施設でやったらこれだけお金を将来かけるのだったら街 中につくってもいいではないですか、毎日、タンク車で2トン、3トントラックで運んで きて、それを循環させれば、それは温泉なのですから、そこの近くに木質ボイラーで同僚 議員が前々から言っているように、そこにボイラーをつくって、その熱をお湯をわかして、 街中にそういう施設で入ってもらって、またそういう福祉施設に回していくということ だって考えられます。これは、本当に長期的に考えていただきたいなと思います。 今国会に上程された議題の中で、昨今は街中居住、コンパクトシティーという形で国の ほうも指定された住宅誘導区域、それから都市機能誘導区域、これに対しては、この指定 された区域に住民がそこに移り住んでくるとなったら、自分の土地をその区域外に住んで いる人がそこに入ってきたら、その売却に対する税制を大幅に緩和する、そういうシステ ムがもうでき上がってきているのです。そういうことを考えたら、もっと街の中にそういっ たあれを集中させるようなのをやらなかったら、ただ単に温泉のほうにばらばら金をまい てもしようがないのではないかと僕は思うのです。 - 42 - 先ほどもちょっと言いましたけれども、今回の木質は将来、民間に売却したときにやっ てもらうという形の置き土産と考えて、その先はもうこっちに来ることを考えていただき たい。 数字的に上げてほしいのもありました、はっきり言ってその数字を町民にわかってもら う、そのための数字をここで本当は上げてほしかったのです。今まで何億か、何十億か、 これから10年先に何億かかりますと、はっきりここで本当は示してほしかったのですけ れども、当然、すぐ出ないとは思いますので、そこはいいのですけれども、やはり将来、 町のことを考えたらやはりそういった予算の配分も必要だし、考えていなかったら本当に もう大樹の町はなくなってしまうと、あったとしてもどこかの都市みたく財政困難で町民 もいなくなってしまうとなりかねないので、ひとつそういったことを考慮していただきた いと思います。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 大変、スパンの長いお話かなと思っていますけれども、私も前回お話ししたように、晩 成温泉は、これは今は私たちにとっては大事な観光資源だろうと、やはり今、福岡議員が おっしゃるように人を呼び込む、そしてまたいろいろな形であの地域がすばらしい景観を 持っているところですから、これは大事にしていかなければならないかなと思っています。 ただ、やはり前回も申し上げたように、心配なことはやはり今、今後どうやっていくの かということは、この総合計画にも載せてありますけれども、しっかりとこれからの将来 像を描いていくべきだろうと、私はその客室がどうのこうの、それからフロアーがどうの こうの、それから露天風呂がどうのこうのということは、これは考える会、または検討会 議の中で、また来られる町民の方、入浴される方々の意見を聞いて、それはそういう要望 があるのかなということでお話をしたということでご理解願いたいと思います。これをや るということでは考えていませんので、これをやるかやらないかというのは、今後、今、 指定管理者に預けていますから、指定管理者と一体となって、ある程度、早い時期に27 年度末までなのです。ですから、これをどういう形で今後そのボイラー云々のことも含め て、今後やはり皆さん方と今後、将来の晩成温泉のあり方、これをやはり今言うようにき ちんとした数字を出しながらやっていかなければならないだろうと思っています。 ただ、今までのかかった費用については、今すぐ出ないと思いますけれども、やはり相 当の費用がかかっていると思います。当初から見ると。それだけの波及効果があったのか というと、それほどあった場合もありますけれども、そんなに大きな波及効果はなかった のかなと、だけども本町にとっては大きな観光資源ということもありまして、昨年あたり は高規格道路のあれが、ここまで更別まで延びたせいかどうかわかりませんけれども、結 構な入り込みが前年度より若干増えております。結構、ほかから来られる方も大変、泉質 がいいというようなお話も伺っていますので、やはりあの施設を今後どうするかというこ - 43 - とは、今後やはりしっかりとこれからのその財政もシミュレーションを立てながら、やは りやっていくべきだと思っています。 やはり、今おっしゃるように、私も前回、申し上げましたけれども、今の旧浴槽だとか、 それから今の渡り廊下、そういうものが一体化した中で取り組みができるか、それとも宿 泊施設があのように離れていると、夏場ですと気持ちいいかもしれませんが、冬場、あそ こを渡っていくと、丹前掛けで行くというと大変な状況ですから、それをあの地域に集約 をしたらどうだというような、そういうご意見もあります。 実際、入られた方々の中には専門家の方もいらっしゃいまして、できればお手伝いして もいいよという方もいらっしゃいます。ですから、そういうことを含めながら、今後、晩 成温泉、今のような形でやっていくのか、それとも売却するのか、こういうことを含めて 今後きちんとした話し合いをしていくべきかなと思っております。 ○議 長 福岡孝道君。 ○福岡孝道君 一つ、町長の気持ちを聞きたいのですけれども、仮にあそこが民間施設だったらどうし ますか。その場合、観光資源だからといってお金出せますか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 なかなかその辺は民間でやる場合は、うちは売却しますから、それは民間で努力をして もらわなければなりませんし、 やはり今のようなああいう状況ですと、なかなか宿泊も云々 ということになれば、ちょっと無理かなと思っていますけれども、やはり民間は民間なり のノウハウを持っていますから、それなりにやはりしっかりと取り組んでいただけるのか なと思っています。 ちょっと私の持論になりますけれども、やはりああいうような施設が本町にあることに よって、これは大きなメリットもあるのかなと、先ほど議員もおっしゃいましたけれども、 町にとっては何も効果ないのではないかというお話ですけれども、 僕は逆だと思うのです。 結構、あそこを通って街中で食事をしたり、買い物をしたりというような方もいらっしゃ いますので、やはりそういうことでいくと民間サイドであそこに人を呼び込むような、そ ういうような施設づくりをしていければ、結構、お客さん、また来町者も多くなるのかな と思っております。 それに対して町が云々ということには、なかなかならないのかなと思っていますけれど も、一つの資源としてはやはり有効活用していく場合には、それなりの行政の支援も大事 なことかなと思っております。 ○議 長 福岡孝道君。 - 44 - ○福岡孝道君 仮に民間だったら、やはり今までどおりに支援はできないと、これは事実だと思うので す。泉質がいいということは、これは自他共に認めるものだと思います。はっきり言って、 こういう温泉はないと思います。 ただやはり、本当にそれが町民のためになるのか、今、指定管理者の方の努力によって ああやって無料運行バスを出してもらって、入浴者も増えています。これは、はっきり言っ て町民のためには大変、いいことなのですけれども、これが指定管理者が変わってバスの 運行をやめたと、指定変わらなくてもどうも経営的に難しいということでやめたと、そう したら今度は行くすべがなくなってくるのです。そして、人口がどんどん減ってきて、果 たしてあそこまで高齢化になって行ける人が増えてくるのかと、そうしたらまた町でバス 運行して、そこに費用をかけるのかと、いろいろな問題があると思うのです。 もっとその辺、長いスパンになりますけれども、今度の都市計画審議会とか、そういっ たところで、先ほどの町のコンパクトシティーの区域設定、これは恐らく区域設定が出て くると思います。今までなかった区域の名前です、はっきり言って。そういったあれも出 てきまして、その中にいかに人を入れてくるか、郊外に金をかける、そういったことをや らなかったら、大樹の町は本当に廃れてしまうというか、お金かけるのであれば、そういっ た先ほど言った住居誘導区域という言葉なのですけれども、それから都市機能誘導区域、 この都市機能ということは、郊外にある会社などを中に入れると、企業向け、それから住 宅誘導区域というのは、その区域の中に住宅購入する人にはもう自分の財産を売って来る 人には、その財産を売ったのに対して100%とか、それのすごく税制を優遇するという 法案がもう通ったのです。 そういったことを考えながら晩成温泉のあり方を本当に考えてもらわなかったら大変な ことになると僕は思うのです。その辺をこれからもまちづくりに、ここにも町長が言った この施政方針、執行方針ですか、その中に広く町民皆様の声をしっかり受けとめていくと、 こう書いてありますので、果たしてその晩成温泉があそこにあることがいいのか、悪いの か、存続させることがいいのか、悪いのか、これを町民から聞き取れる、そういった政策 をやっていただきたいと思います。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 いろいろ晩成温泉のことは、町民の方からも結構、ご提言をいただいております。それ は、なくするということではなくて、やはり人を呼び込む、そういうような施設づくりを していったほうがいいということですから、私たちもそのような考えを今持っております。 ただ、指定管理者が先ほどから言っているように、今、一生懸命頑張っていただいてお ります。今回も引き受けていただいた方も一生懸命、今の送迎のバスですか、今、議員おっ しゃるように、大変、賑わっておりますので、今後、やはりどういうことで今後やって運 - 45 - 営をしていったほうがいいのか、これは私たちもしっかりと議論していかなければならな いと思っていますし、また議員の皆さん方もお風呂でも入りながら、これはどうだ、ああ だということを議論をやはりやっていただきながら、私どもとやりながら、将来のこの温 泉のあり方をやはり皆さんと町民とともに検討されていったらいいかなと思っておりま す。 それからもう一つ、先ほどちょっと私、漏らしましたけれどもコンパクトシティーの関 係なのですけれども、これは大事なことなのです。私たちも前回も西田議員のあれにもお 答えしましたけれども、今の空き家的なものがだんだん増えてきているというようなこと で、これはやはり今後、どうやっていくかということは条例化でいいのか、また上位法が ありますから、そういうような形でやっていったらいいのか、そういう指定を受けてやれ ばいいのかということも、これからいろいろな勉強もしなければならないかなと思ってお ります。 経産省が出しているようなことでの指定を受ければ、これはやれるのですけれども、た だ持ち主がいるのですよね、はっきり言って。住んでいるのです、ただ店だけがやってい ないとか、そんなに大きな影響があるところもあるかもしれませんけれども、町にとって も景観上もそんなに大変だというところはメーン通にはないのです。だけども、やはり前 の店舗はバッテン、裏側に住んでおられると、こういう方がいらっしゃるものですから、 なかなか先ほど言ったような指定を受けて云々ということにもどうやっていったらやれる かなということで、大変、頭の痛い今、思いをしております。 皆さん方が組み合いをつくったり、または商工会が指導してそのような形での誘導策も 一つのあれかなと思っておりますけれども、行政もその辺はしっかりと取り組んでいくべ きかなと思っております。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 先ほど総括にということですので、ちょっと教育委員会のほうに再度お願いしたいと思 います。 北海道公立学校校務支援システムの今後の運用について、ぜひ教育委員会の点検なども あったり、今まで何年かの中でこのシステムについては非常に問題があるぞとか、または 多分、成績処理されたりしているとか、いろいろなそういうふうな支援システムには使わ れているとは思うのですが、昨今はそのほかの体力の向上のことですとか、新たなそうい うふうな課題なんかもできていますので、なぜ1年間の中で緊急通報的なことなんかが教 育委員会で携われなかったのかを含めてお答えいただければと思います。 ○議 長 吉岡学校教育課長。 - 46 - ○吉岡学校教育課長 校務支援システムの利用の関係でございますけれども、先ほども申し上げてございます けれども、実際に現在、使われている機能もございます。 ただ、一部、そういう一斉配信とか、保護者等への一斉配信とか、保護者との利用のパ スワードといいますか、そういうシステムの登録の関係等、まだそこまで聞き取りとか、 アンケートができていないという中で、登録しなければお互いのネットワークですからや れないわけですので、そこら辺がまだ全体的に話はいっていないということです。 ただ、先ほど申しましたように一部利用してございますので、今後、せっかく利用して、 導入したシステムですので、校長、教頭会等通じて利用の推進にあわせていただくようお 話ししていきたいと思っております。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 私もこのシステムのことは、ただ言いたいのは先生方の雑務なり何なりに増やすことに よって、大変、総合的に考えたらマイナスの機能が及ぶものを先ほど課長がお話のように 学校と教育委員会の中で皆さん、相談なさって、このシステムについては本当に余り役に 立たない、一部ですけれども立たないものは、これはもうやめようと言えば、私は不服と か、そのようなことではありませんので、そこら辺、この1年の中で早急に必要なもの、 必要でないもの、全体的に前へ進めていくものと、もしかしたらそのほかにまた機能とし て必要なものがあるかもしれませんので、そういうこともぜひご努力いただきたいなとい うふうに思っております。 ○議 長 吉岡学校教育課長。 ○吉岡学校教育課長 今後も先ほども申し上げましたように、せっかく導入されたシステムでございます。機 能がいろいろたくさんございますので、一つずつでも毎年、利用が増えていくようにこの 支援システムが効率的に使われますよう話していきたいと思います。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 ちょっと急かもしれませんけれども124ページに事業会計の操出金ですとか、その下 に特別会計の出資とか、補助金があって、前もお話しして恐縮なのですが、お金かかるも のは仕方がないといえば仕方がないのかもしれませんけれども、先ほどのお話にあるよう に将来的な大変、 今のうちに圧縮できるものはぜひ一辺倒ということにはなりませんので、 一つずつでもテーマを決めて繰出金が少しでもとか、それが水道なのか、下水道なのか、 町立病院なのかはちょっと執行者ではありませんのでどれからということは申し上げない - 47 - のは残念ですけれども、どちらにしても町長の強力なリーダーシップのもと、一つずつで いいですので、1円でも一般会計からの持ち出しを少なくしていただけるような努力をぜ ひぜひと思っているのですけれども、人口がなかなか増えていくような、そういうふうな 大きなあれですけれども、総合計画でも5,200人という、そういうふうなことがあれば 交付税なり、何なりも非常に歳入の面についても厳しいことが想定されますけれども、町 長のお考えというか、このことについてのお考えを聞きたいです。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 執行方針等でも述べさせていただいていますけれども、使用料的なものにつきましては、 やはりある程度、一定の町民の方々のご負担をお願いしたいなと思っております。 今回も行財政改革の委員会を立ち上げましたので、その中で今後、10カ年とは言いま せんが、5年のでもシミュレーションをしっかりやっていかなければならないなと思って おります。 先ほども福岡議員からもお話があったように、今、目の前にぶら下がっているものが結 構ございます。そういうものをやった場合にはどうなるのかということで、やはりこの行 財政改革は、これはどうしてもやっていかなければならないことだと思っていますので、 それらをやりながらやはり収支のシミュレーションをしっかりと立てながら、このまちづ くりをやっていかなければ、だんだん人口減につながっていきますし、今の人口、いかに 減らさないかというようなことで、これは考えていかなければならないかなと思っており ます。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 続いて、ちょっと交付税の本年度のあれで、3,600万円でしたか、人口が減っていっ たり、担当の方のお話では単位費用が大樹町にとって有利に働いたので、何か僕なんかの 直感的なあれからいくと、人口もその前の年よりも減ったりとか、いろいろと道路の延長 は多少、交付税の中での算定も延長が増えているのかなと思いますけれども、学校がなく なったりとか、いろいろマイナスのこともたくさんあったにもかかわらずふえていくので すから、そんなに心配がないのかもしれませんけれども、実は担当の係の人から勉強会の ときに単位費用の内訳を見て自分なりにちょっと思ったのですけれども、やはり訳がわか らなくて、正直な話、交付税、自分なりでどうなるのかなと思って、でもできなかったの です。 ただ、そういうふうな心配しているというか、さらに単位費用なんかのことについても 勉強、我々も勉強させていただきたいと思っております。 そこで、本当に小さなことなのですけれども、勉強会の中で町長はパークゴルフって延 - 48 - べ人員どれぐらい利用しているのだというふうな質問をしましたら、これこれの人数と、 それから年会員というのですか、どれぐらいますかと、私は無理なことでお話ししたのは 実人員でわかれば例えば1,100万円支出予定なのですけれども、 そうしたら町民お一人 というか、利用者お一人に年間10万円、6カ月の間だけしか利用できないけれども、1 0万円支出しているよというような、先ほどの同僚議員の費用対効果ではないですけれど も、もう一つずつそういうふうなことなんかも、これは大変、指定管理者の方にもご迷惑 のかかることなのかもしれませんけれども、公衆浴場にしても年間どれぐらい利用するの だということで、建築サイドのほうにも公営住宅でお風呂のないところというのは、設置、 町がしていないところというふうな数字なものですから、僕はお風呂なんかも例えば、こ のごろはちょっと具合が悪くて私の父、母もちょっと利用できていませんけれども、どう いうところかお風呂があるにもかかわらず100円だから私は行くのだと、少し元気なと きは、ですから、やはりそういうふうなこともこれからしみったれたことかもしれません けれども実人員で統計をとるとか、資料をとるとか、そういうふうなきめ細かな下処理と いうか、そういうことも必要な時代になったのではないかなと思うのですけれども、大変、 細かな総括で申しわけないのですけれども、そういうふうな手法についてはどうお考えで すか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 今の西田議員から貴重なご意見いただきました。 私たちも予算計上の主なものということで、年度ごとのあれをつくっているのですけれ ども、その裏、裏面を見ると施設にかかったお金が云々とあるのです、そこに今おっしゃっ たようなことで、これだけかかっていますよと、これだけ町から出しているのですよとい うような、これは明細はやはりきちんと出すべきかなと。家計に例えたらどうなるという こともありますので、それをわかりやすく、そういうふうな面で町民の方々にもお知らせ をしていくということもこれは大事なことかなと思っていますので、これは進めてまいり たいなと思っております。 ○議 長 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 本当にそういうふうな各施設の、あともう一つそこまでやっていただけるのですから、 もう一つ前へというふうに日ごろ思っていることは、例えば言葉の教室なんかについては 人件費から何から、全部そこで、その目の中で全部コストがはっきりしていますよね。例 えば牧場費なんかについては、ことしは非常に一般財源ぐっと少なくなるようになってい るのですけれども、正職員と言ったらいいのか、牧場の期間になっている町職員の給料は、 例えば牧場費でいけば計上されていないと思うのです。なるべくそういうふうな、今、そ - 49 - ういうことは町長はいろいろコストなり、そういうこともしているのだけれどもというこ とで、この予算書についても皆さんにそういうふうな何かについても、職員の人件費なん かの計上されていないものについては、今後、きめ細かに計上していただけるような、そ ういう、うそついているとか、そういうふうなことは僕は思っていませんので、ただそう いうふうな町民に対するサービスといっていいのか、透明性を高めると言っていいのかわ かりませんけれども、そういったことについても何点かあるのではないかなということを 今後さらに姿勢として高めていただければ幸いだというふうに思っております。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 今の人件費の関係、これはいろいろと総務費に入っているものですから、なかなか出て こないのかなと思っておりますけれども、やはり総体的なことを含めて、それを例えば馬 だとか牛に換算すると、これだけかかっているのだよと、水道にしてもそうですよね、原 水がこれだけの費用で足りない部分は一般会計からこれだけ持ち出しているのだと、そう いうようなことをわかりやすくこれからもやはりやっていくべきだと。 既にやってはいるのですけれども、なかなかそこまではちょっと牧場まではいっていな いかなと思っていますけれども、ある程度の施設、この別紙の予算大綱資料の中でこれは 施設ごとに全部出ておりますので、これも先ほど言ったダイジェスト版でこういうものも 出していきたいなと思っています。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 加藤明浩君。 ○加藤明浩君 まず、畜産農家に対することなのですけれども、大体、年間4月から2月、まだ3月終 わっていないのであれなのですけれども、大体、大樹でへい獣が、死んだ牛が大体4,00 0頭ぐらい出るということなのです。大中小合わせて、そういうことで去年、4月ごろで したか、何か中札内のレンタリングのことがニュースになっていましたけれども、あれは よく聞くとその中で町村会も絡んで補助金出して、BSEの時代だったと思うのですけれ ども、そのとき農協、それから農協連、町村会も出して28億ぐらいかけてあの施設をやっ てということで、日本でも何か聞くと1頭当たりの単価、へい獣の処理料では一、二番に 安いだそうです、中札内のそのへい獣処理が。ということだったのですけれども、何か突 然、中札内農協さんが建物の下の土地を売ってしまったということで、何かいろいろな怪 文書なんかも出ていますけれども、その辺で町村会でもそういう補助金とか出していると いうことで、何か新聞にはことしの7月ぐらいをめどにして一定の結論を出したいような 話になっていました。 今、そういう中で、今はどのような状態なのか、ちょっとそのわかっている範囲で教え - 50 - ていただければなと思いますけれども。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 議員おっしゃるように、まだ本格的な議論はしておりません、私たちは。 来月の町村会で恐らくその話しが出てくるだろうと思っています。新聞報道のとおりか なと思っております。 ただ、170万円ほど町村会で運営費負担を出しているのです。これがまだ次年度の予 算には、まだ請求が来ていないということで、これはまだ未定になっているのです。26 年度、恐らく来月あたりになったら出てくるのかなと思っていますけれども、それにあわ せて私たちも今後どうやっていくのかということでの協議がなされるのかなと思っており ます。 いろいろな情報が一介していますけれども、なるべく私どもはそういうシャットアウト しておりますし、また聞かさせれておりませんので、今後、会議の中でいろいろと情報は 得られるのかなと思っております。 ○議 長 加藤明浩君。 ○加藤明浩君 大樹町としてみれば畜産ですから、どうしても死ぬ牛がいて、へい獣で非常にへい獣処 理ということで、年間4,000頭も出るということで、やはり一つの農協連が運営して やっていますけれども、それが何か聞くところによると土地を売却した会社が運営すると いう、何か話もあります。それは、とても日本でも大きなところですので、そういうこと もありますので、早くきちんとした情報が出れば教えていただきたいなと思います。よろ しくお願します。 ちょっと公園のことでちょっとお聞きしたいのですけれども、先般、経済常任委員会で 公園について調査いたしました。その結果で、大樹には大中小、20余りの公園があると いうことで、結論的には今後、管理面とか何とかそういうもので、非常に経費がかかると いうことで、できれば集約する方向でどうですかという報告書を出しました。 その中で、第5期の大樹の総合計画の中に、公園のことを書いてあるのです。ちょっと 16ページですけれども、新たな公園、憩いの場については利用ニーズ踏まえながら整備 する、新たな公園をつくるというようなニュアンスになっているのです。 その辺、町長はどういうふうにお考えなのかお聞きしたいと思います。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 町の管理している公園、今、議員おっしゃるように結構ございまして、大変、管理だと - 51 - かの面でお金もかかっているのかなと思っております。 今回の総合計画にいろいろと載せていただいたのは、これはやはり若いお母さん方とお 話をするときに、やはり子どもたち、親子で遊べるという公園がないと、中央運動公園行っ たらいいのではないというお話をしたのですけれども、なかなかあそこまで云々とか、い ろいろと子育ての中でやはり広々としたところで子供たちが自由に遊ばせる、また遊具も あると、そういうようなことであれば学校のグラウンドもあるよというような話をしてい たのですけれど、いろいろと今回の子育て支援会議の中、そしてまた若いお母さん方のグ ループとも懇談をさせていただきました。 やはり、大きな更別だと、忠類には結構、大きな公園があるのですけれども、そこへ行っ て遊ばせているというようなお話もお聞きいたしました。いろいろとそういうことからい くと、やはり今の若いお母さん方、また子供たちにとっても自由に遊べるといいますか、 そういうような場づくりも必要になってくるのかなと思って、今回、どういう形でいくの かまだ検討していませんけれども、そういうことで一応、総合計画には載せていただいて、 今後の子育て支援の中でそういうものも網羅した中で検討していただこうかということで 今、考えております。 本町にとっても中央運動公園あります。各地域にとっても公園があります。それらの機 能は成しているのですけれども、やはり水遊びができて、 欲を言うと見ず遊びができて云々 とかと、いろいろと要望があります。そのようなことがひとつまた定住に、または若い人 たちの励みになれば、そういうような施設づくりも必要なことかなと思いまして、今回、 そういう形で上げさせていただきました。今後、またいろいろな面で検討する時期が来る のかなと思っております。 ○議 長 加藤明浩君。 ○加藤明浩君 町長おっしゃるとおりで、子ども議会やったときも各種団体の懇談会をやったときも、 実は遊具がきちんとしていて、今言った水遊びができて、そういう公園が近くにないと、 いっぱいあるのだけれども、実際そういう遊べる公園がないということで、やはり経費の 面とか何とかいろいろな面もあるので、その辺よく検討していただいて子供たちが遊べる、 町としても負荷のかからない、そういう公園をつくっていただければなと思います。よろ しくお願いします。 続いていいですか。 ○議 長 休憩します。 休憩 午後 2時02分 再開 午後 2時10分 - 52 - ○議 長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 総括質疑を続けます。 質疑はありませんか。 加藤明浩君。 ○加藤明浩君 再任用のことでお聞きしたいと思います。 再任用、本当に最近、日本の寿命も男も女も延びまして60歳過ぎても何ぼでも仕事が できるような人が多くなってきていまして、団塊の世代が多くなって非常に60歳定年と いうのが短いと、そのような中で再任用制度は本当にこれから技術を持った人とか、そう いうまだまだ仕事ができる人のためには本当にいい制度かなと思っています。 前回質問しましたけれども、再任用の中でも管理者といいますか、管理職という制にな るということで、その正職員との整合性というのか、そういう面でどうなのかなと。逆に 正職員なら管理職というふうなのでいいと思うのですけれども、その定年で再任用で管理 職って、例えば前回でいうと400万円何がしで責任を負わせていいのかどうなのか、そ れなら、例えば僕がもし60歳定年ですよと、そのまま引き続き管理職でこの安い400 万円でやってくださいと、そんな責任持たされて、そんな金額で私はそんな給料では私は できないよというのが普通なのかなと。 実際、そういうのもある企業の中でもそうやってあるのです、やはり。定年以後、再雇 用で管理職になっているとか、でもやはりそんなに責任持たされるのは私はしないという 職員もいますし、その辺どうなのかなと。 町職員そんなに責任とることもないからいいのかなというのもあるのかなと、ちょっと 考えると、でも民間ではそういうことはないですよね、ほとんど。聞いたことない。その 辺、どういうふうに考えるのかちょっとお聞きしたいです。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 再任用の関係なのですけれども、私どもも再任用の条例を持っているのですよね。以前 に制定されたときに、 私は当初は使うことはないよと、特別な事情も何か技術職だとか云々 ということであれば、将来的に使うようなことがあり得るかもしれないけれども、今の段 階ではないというふうなことで言っていたのですけれども、だんだん、今、国の改革も変 わってきて、今度は年金まで云々ということでの再任用になってしまったという経過です。 そこで、私どもの今回、これは発達支援センターの職員なのですけれども、これは私ど ものほうからもお願いをした面もあります。それから、これは発達支援センターの実は5 町村で運営しているということは議員ご存じですね。 - 53 - それで、各町村からも今の方はいろいろな面で優れているので、これはぜひ再任用でお 願いできるものならお願いしてくれないかというようなことで、それぞれの地域に父母の 会といいますか、そういう会があるのですけれども、そういうところからの申し入れだっ たのかなと思っています。 それで、私たちもやはり特別支援員といいますか、そういうようなあれを持っておりま すし、そして経験豊富な方ですし、その方の後継者までにはまだ一、二年かかるだろうと 思いまして、今回、お願いをしたという経過です。 金額的なことでいくと、こちらからの提示、また相手方の考え方もあったのですけれど も、そういうことであれば私も今後、しっかりやっていきましょうということで快諾を得 たので、今回、このような形での再任用というようなことでございます。そういうことで ご理解願いたいと思います。 ○議 長 加藤明浩君。 ○加藤明浩君 今回のことは本当に特殊なことだと思うのです。ただ、一般的にこの今回、その支援セ ンターの人が云々ではないので、その分、1人だからすぐわかってしまうのですけれども、 そういうことではなくて一般的にはそういうのはちょっとかなと、だから今回、例えばも うわかっているなら先にそういう普通の一般職員ができるような体制もとれたのかなと、 先に。すぐ突然なったわけではない、過去から採用しているのだろうし、それをめどとい うか、何年か後にはちゃんと定年なるのだよといったら、その前に入れておいてちゃんと 準備しておくという手もあったのではないのと思います。 実際問題と現実問題となってしまったからそういうわけにはいかないだろうと思うので すけれども、今回のことは特殊だと思うのですけれども、これからやはりそういう、子供 が産まれれば15歳になれば高校に行くし、大学行くとかとわかっていることだから、職 員だって採用すれば60歳なれば定年になるだろうし、やはりそういうプランというか、 計画をもってやはりその人事配置とか、そういうことも考えながら、 採用も考えながらやっ ていっていただいて、そういうやはり再任用になって管理職というのはいかがなものかな ということで考えていただきたいなと思います。 以上です。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 結果論なのですけれども、いろいろとその後継者を私たちも採用して育てていたのです けれども退職されてしまったということで、本当に苦渋の選択をしたということでご理解 願いたい。 今後、そういうことは余りないのかなと思っています。前々できちんと採用しながら、 - 54 - そういう場面に対応していきたいなと思っておりますし、また責任の伴う職員も結構、責 任伴わないという話でしたが伴いますので、この辺をしっかりとやりながら進めていきた いと思っております。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 柚原千秋君。 ○柚原千秋君 森林整備加速化、林業再生事業のことについて町長にもう少し詳しくお話をいただきた いなと思います。 この話を聞いたときに、大樹の場合、農林水産の中で林業が一番元気がないような気が するのです、私。林業で生業をしている人以外は、大体が山を副業みたいな、副業という のでしょうか、そのようなぐらいしか、だからやむを得ないのかなと思うのですが、この 日本の国で年間、伐採した後の残渣物、これが2,000万トンだか出るのだそうです。こ れはテレビで報道していたのを私、見たのですが。大樹町も伐採して、それ相当の残渣物 が出るのだと私は思います。 それとか、昨年の雪害による風倒、15年もたてば煙突ぐらいの太さになっているのか なと思ったりもするのですが、そういったものの活用なんかもということで、今度は森林 組合のチップ製造器ということで、森林組合の現存の機械も何か老朽化してとかという話 も聞きますから、渡りに船かなと思って私は聞いていたのでありますけれども、林業の振 興、そしてまた木なんというのは私は再生可能な資源、そしてしかもエコということで無 尽蔵ではないですが、豊富なものだと私は思っています。 町長、昨日、このドイツ製の機械も何か来年の3月まで不安だとかと言うものですから、 この町長のことしの行政執行方針の中でも重油ボイラーから木質バイオマスボイラーに転 換を図っていきたいと、今後はこういうお考えなのだと私は思っていますけれども、もう 少し、とりあえずまず温泉のボイラーから始まって、それからBG、特養、そういうふう にしていきたいということなのですが、それらをすることによって相当、林業、木材が処 理されるのか、それで間に合うのか、その辺もちょっともう少し詳しくお聞きしたいと思 います。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 木質ボイラーの件につきましては、昨日もいろいろ経過的なことでお話をさせていただ きましたので、その辺をちょっと省略させていただきたいなと思っています。 私たちはやはり、今の森林組合さんが行っているチップが、なかなか間伐材を利用した、 また本材を利用したものの中ではだんだん少なくなってきたというようなことで、大変、 今、苦慮しているということは、それは認識しております。 - 55 - 林業の営まれた方もだんだん高齢化になってきて、なかなか年数がかかるということで 大変だというお話で、経営上もこれは組合もそうですし、組合員も木で云々ということは なかなか昔のようなことにはならないぞというお話を伺っておりました。 何かそこで支援策ができないかなということで、いろいろ施策的なことは私たちもやっ てまいりました。そこで、今回、この木質ボイラーということは、経過的なことで昨日も お話をさせていただきましたけれども、何年か前から私たちもこのボイラー、晩成温泉の ボイラーが老朽化してきて云々というときには、木質ボイラーにしたらどうだということ で、木質というよりも初め私たちはペレットと思っていたのですけれども、そういうよう なもので今後、また間伐材の利用促進、そしてまたそういうことになっていくことによっ て、今、議員もおっしゃっていましたけれども結構な残渣物が、結構、何百トンも出てい るというようなものを利用しながら、そういうものを燃料にしながらやっていってはどう だということで、そういうことで今回、考えて予算的なもので措置をさせていただいたと。 経過的なことを言うと晩成温泉云々ということもありましたし、 それから私たちも今後、 二酸化炭素の減だとか、またいろいろ環境に優しい、これも震災以降、特にそういうよう な再生可能エネルギー、こういうものが話題になってきたのかなと思っております。 そういう中にあっては、私たちもプラチナネットワーク構想という中の一因として、い ろいろとこの二酸化炭素の減、そしてまた今、おっしゃったように木質だとか、またバイ オマス、太陽光、そういうものを入れながらこれからのまちづくり、やはり環境に優しい、 そういうものに、そしてなおかつ経済的な波及効果の出るものということで考えておりま した。 私たちもそういうようなことでやってきましたし、いろいろと総合計画の中でも、そう いうご意見も出されました。また、議員の皆さん方も下川町へ行ったときもご覧になって、 これはいいことだということで委員会報告もありましたし、私どももこれはやはり組合に とっても、また組合員にとっても大変、効果のあるいい事業だということで、私もすぐ飛 びついたわけです。 ただ、予算的なことは、きのうもお話ししたように大変、ちょっと今までもそういう事 業の予算があったのですけれども、これは全国的な枠でいうとなかなかこっちへ回ってこ なかったということで、今回、そういう事業に取り組めるということですから、手を挙げ たところ採用になったと。それで今、いろいろと基本設計をやって、今後、実施設計で入っ ていくと思います。 今、基本設計が5月30日までなのですけれども、その中でどういうようなことで、ど ういう形でやっていったらいいかと。例えば、きのうお話ししましたけれども晩成温泉だ けでやれば機械はこれだけでいいよとか、ボイラーもこれだけで、木の燃料もこれだけあ ればいいよというような、そういう細かな数字までは今回、調査で出てくると思います。 将来的に見ると、今おっしゃったようにBGのボイラーも、もうそろそろ寿命来ています。 本当に、あの体育館も、またプールもそうなのですけれども、特に体育館はなかなか温度 - 56 - が上がらないと、この間、私もちょっと行ったときに朝6時から、町長入れているのだと 言ったけれどもやはり寒いのです。 そういうようなこともお聞きしていましたので、BGも来年度、手を挙げれば補助金が 出ると思うのです。うちのBGは、本部のほうから。そういうようなことでいくと、そう いうものを利用しながら将来的にいくと、次の施設のものもできてくるだろうということ と、それからまた、民間サイドともそういうものを利用しながら、またやったことによっ て、これはいいものだぞということになれば、やはり民間サイドにもPRをしていきなが らやっていくということが一つの願いです。 やはり、そこで一番肝心なことは、やはり森林組合さんがしっかりとやはりその間伐材 の集積を行った中でチップをつくっていただくということはやはり、組合さんが一番その 辺のノウハウを持っているだろうと思いまして、組合との協議の中で今回、進めさせてい ただくというようなことです。 それとやはり何といっても組合の経営もそうですけれども、やはり木材の振興、これは やはり間伐材であろうとも、相当、総数出るものを有効活用していきながら、そしてまた 二酸化炭素の削減につながっていけば、結構、環境にも優しい、そのようなまちづくりを 目指していけるのかなと思いまして、今回、ご提案をしたところでもあります。 ○議 長 柚原千秋君。 ○柚原千秋君 町長、ひとつ多いにその林業振興、そして私もこの間、一般質問で申し上げましたけれ ども、担い手の育成ですか、そういうことを踏まえて大いに期待していますのでやってい ただきたいと思います。 以上です。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 齊藤徹君。 ○齊藤徹君 これは民生にかかわるのですけれども、50ページの社会福祉協議会の助成金、1,15 2万9,000円されているのですけれども、町長の執行方針の中で高齢者一人一人が住み なれた地域で安心して暮らせるように社会福祉協議会、町内会とかボランティアと連携を とるとうたっているのですけれども、特に社会福祉協議会、今は町の職員も配置されてい るのですけれども、今後、そのいろいろな事業を展開していく中で町はどうやって連携し ていくのか、またその職員の配置もどのように今後考えているのか、お聞きしたいです。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 - 57 - 社会福祉協議会と私どもの連携なのですけれども、これはやはり切っても切れない間柄 と言ったら変ですけれども、そういうようなことで連携をしながら進めていかなければな らないだろうと思っています。 特に高齢者に対するそういう支援、それからボランティア、そういうようなことでいく と、私どもが今、総合計画もちろんそうですし、それから障がい者福祉計画、それから高 齢者の計画、または次世代の計画、いずれにしても社会福祉協議会とは密接なつながりが あります。その辺をきっちりしっかりと連携をとりながら取り進めていかなければならな いかなと思っております。 職員も、私ども派遣されている職員が3年が限度なのです。今回、ちょうど任期がくる ものですから、この辺も異動といいますか、そういうことを視野に入れながら検討してい かなければならないかなと思っております。 ○議 長 斉藤徹君。 ○斉藤徹君 今、職員の話が出たので、職員は基本的に3年で異動の対象になるというのですけれど も、例えばことしから社協あたりは日常生活自立支援事業というのが新たに協定を結びな がら締結して、進めようとしているのですけれども、今までその職員、3年間、札幌にい ろいろ研修をしてきたのです。ここで、だめだとは言いませんけれども、かえられるとま たその新しい事業を先送りされてしまうと、そういうことを考えますと、今後、将来考え ますとプロパーとかそういった形で専門職、どっちみち社会福祉協議会、単独で運営でき ませんし、補助金をもらってやっているのですから、専門職をきちんと置いてゆくゆくは 次長クラス、最後は事務局長とか、そういう専門職を育てるような人員配置等を今後して いかなければならないのかなと、それでないとなかなか事業が展開していかないと思うの ですけれども、その辺いかがでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 人事の関係なのですけれども、全くそのとおりだと思います。 このことは、会長ともつい最近、お話し合いをさせていただきました。やはり、これは やはり3年という、それ以降になると本人のあれなものですから、今までやってきた云々 ということで、これまた縛るというのもどうなのかなと思いまして、今後、それらのこと を含めて検討させていただきたいなと思っています。 やはり、今後、私は前から思っているのですけれども、やはりこれはちょっと実現でき ないのですけれども、やはり社会福祉士というか、精神士こういうものも含めた中での今 後の人事のあり方、そしてまた採用、そういうことも含めてやっていきたいなと思ってい ます。 - 58 - 今回もそのような形でやりましたけれども、なかなか人材的にうちへ来てくれる方もい らっしゃいませんので、中でそういう資格を持っている者もいらっしゃいますので、そう いう方々の要請含めて、今後やはり社協ばかりでなく、うちの包括支援センターライフも 含めて検討していかなければならないかなと思っております。 ○議 長 齊藤徹君。 ○齊藤徹君 ぜひ、専門職、そういうのをやはりきちんと公募する中で、ほかの職務もまた保育士の 免許持っている者、養護教諭の免許持っている者、きちんとうたいながら公募していくと、 今、この時代ですから結構、今、大学の就職なんかもそういうほうに結構、就職活動して いる生徒もいますので、その辺うまく利用しながら、若い世代から育てていくのも今後の 活用でないかなと思うのですけれども、今後のほうもきちんと考えていただきたいのです けれども。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 本町含め、また社協含めて、そのような形で取り組みをしていくべきだと思っておりま す。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 阿部良富君。 ○阿部良富君 いろいろ説明を聞いてわかりましたが、ここにある移住、定住促進どうのこうのと町長 も市政方針にありますが、余り移住とか定住に対して、こういう助成があるよとか、そう いうものは余りないのですよね。 だから、はっきりわかるように大樹町では土地、ここと、ここは坪5,000円にすると か、いろいろな方針が出ていれば人にも説明しやすいと思うのですけれども、これでははっ きり言って何もわからないので、例えば石狩の当別あたりは当別へUターンした人が家建 てたら200万円助成しますよとか、いろいろな助成を講じています。 だから、そういう点は今すぐとは言いませんが、今後やはり何か移住者に対して目玉商 品なるものを少し考えるべきだと思いますが、その点どうですか、考えられますか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 移住、定住の関係では、私たちもいろいろな施策を講じております。今、議員おっしゃ るように、土地だとか家屋、空き家対策含めてそういうような情報を流しているつもりな - 59 - のですけれども、なかなか皆さんに行き渡っていない面もあるのかなと思っていますけれ ども、その辺はしっかりと取り組んでいきたいと思っています。 それからまた、今の補助制度的なものも、これも昨日もいろいろと町村の例も言われて、 議員さんからも言われましたけれども、私たちもそういうものを参考にしながら、どうい うことが今後、町にとっていいのか、そういうことも含めた中でこれは考えさせていただ きたいなと思っております。 ○議 長 阿部良富君。 ○阿部良富君 説明で今後、考えていることはわかりましたけれども、できればここに大樹町に中古住 宅の情報とか結構ありますけれども、できれば中古住宅というのはひどいお金かかるので すよね、直すのでも、撤去するのでも。 だから、もし誰かが入ってくれるのだったら、ここと、ここは助成しますとか、はっき り打ち出してもらったほうが私は楽だと思いますけれども、その点よく考えておいていた だきたいと思います。答弁はよろしいです。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 90ページの道路新設改良費ですか、私は大樹から浜大樹に通うのですけれども、15 号線の木が全部切ってしまったと、そして浜大樹近くの遠藤さんですか、あそこの行った ところの右側の木も全部切ってしまった。それが大変いいことに冬走るには雪がなくて都 合がいいですね。 それで、本当に浜大樹に入るところに防風林があるのです、あそこも何とかあと5メー ターほど切ってもらえないかなと思うのと、名前出していいかわからないけど15号線の カーブのところです。あそこにちょっと立木がまだあるので、そういう相手方、個人の地 主もいることでしょうけれども、なるべくそういうものをないようにしてもらえれば結構 な事故とか何かのこともあるし、冬の安全確保できますので、そういう対策も考えてもら いたいのですけれども、いかがでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 私もその話は、毎度、浜大樹のほうから要請があって聞いております。保安林の関係も 一時期はいいぞという話があったのですけれども、またちょっとだめになってしまったの です。また再度、この間も振興局から来たときにはちょっとそれをお願いしました。5メー ターとは言わないけれども、2、3メーターという話をさせてもらいましたけれども、そ - 60 - の間、砂をまいて滑りどめで今、対応していますけれども、できればそういう形でお願い したいということで今、要請をしていますし、それからまた個人のところもできればそう いう形にしてもらいたいのですけれども、なかなかと私のほうからそれは切れとか、何と かしてくれと、なかなかちょっと言いづらい面もありますけれども、またその辺も地域の 方々通しながらお話し合いをさせていただきたいなと思っています。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 齊藤徹君。 ○齊藤徹君 保育所の関係でちょっとお伺いしたいのですけれども、今現在、町立保育所2カ所、法 人保育所4カ所で行っているのですけれども、今の勉強会でも出生数、昨年で55名、そ れが48、その前が50何名なのですけれども、将来的に小中学校それぞれ適正配置計画 で1校ずつになったのですけれども、保育所、町立法人含めてそろそろコンパクト化とい うか、将来見通しは出てくるのではないかと思うのですけれども、その辺の考えはいかが でしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 その話も前回、お話をさせていただいたかなと思いますけれども、子育て支援会議の中 で、今いろいろと新たな法律もできましたので、それに向けて法人側とも今、2回目終わ りました。次、3回目で、ある程度、一定のラインが出るかなと、それをまた支援会議に お諮りをしながら地域の方々、また保護者の方々といろいろと今年度、お話をさせていた だいて、次年度あたりでそういうような方向で進まなければ、これは大変なことになるか なと思っております。 今、一本にするとか、1カ所にするとか、2カ所にするとか、いろいろな案があります ので、それらをもんで、もんで、最終的にはきちんとしたものをまた支援会議でまとめて いただいたものを、また皆さん方とも議論する時期が来るかなと思っております。 今、そういう方向で進んでおりますので、もう少しお待ちいただければ、ある程度の一 定の方向性が出てくるのかなと思っております。 いずれにしましても来年度から、子育て支援法が適用になりますので、何らかのことは しっかりとやっていかなければならないので、これはしっかりと進めていかなければなら ないかなと思っております。 ○議 長 齊藤徹君。 ○齊藤徹君 27年度から新しい子育て支援事業展開するのですけれども、そういった中で事業の総 - 61 - 合計画の中で子ども認定園の認定園化の事業とあるのですけれども、それも絡んでくると 思うのです。これは子ども認定園事業って具体的にどのような事業で行わせれていくのか、 その辺お聞きしたいです。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 一応、計画では国のいう子ども認定園とはうたっておりますけれども、私たちは別にそ れにこだわってはおりません。今の保育所がいいのか、幼稚園プラス保育所がいいのか、 いろいろとそういう議論をこれから今やっている最中ですので、計画性とはちょっとまた 変わってくる面もあろうかなと思いますけれども、やはりこの子ども認定園的のものを、 やはり今の保護者のアンケートを見ると結構そういう方が多いです。 そういうことを含めて、やはり私たちもそういうような方向性でいくべきかなと思って 今、いろいろと法人側とも協議をさせていただいているということです。 それに伴って職員も変わってくるので、保母だけでなく、教諭の免許とか云々、大変、 人のことも出てきますので、これはやはり早いうちからある程度の方向性を見出していか なければ遅れてしまうことになりますので、これはやはり来年度からのことですから、 しっ かりと取り組んでいかなければならないかなと思っております。 ○議 長 齊藤徹君。 ○齊藤徹君 来年度からはきちんと見据えていくのですけれども、過去に大樹町も昭和44年か45 年ごろ、幼稚園設立に向けて動いた経過もあるのですけれども、なかなかそれが実現しな かったと、そういったことでずっと保育所できているのですけれども、今、町長がおっしゃ いますように、今の若い人たちはやはり幼稚園を望む家庭も多いです。 そうすると、法人会といろいろと協議をしていかなければならないですけれども、町長 としてはその幼稚園の設置とか、その辺の考えはどうなのでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 町としては、どっちがどうのこうのということは、やはり保護者のご意見をこれを慎重 にお聞きしながら、そしてまた法人側のご意見もお聞きしながら、そしてまた人の関係が 出てきますから、先ほど言ったように保母さんだけではだめですので、教諭の免許を持っ た云々ということになると、これは大変なことになるなと思っていますので、これはやは りその辺をしっかり法人側とも協議をさせていただきながら、町の方向性も出していかな ければならないかなと思っております。 ○議 長 - 62 - 齊藤徹君。 ○齊藤徹君 ぜひ、事業主側というか、日本全国見ても日本保育協会、俗に日本協というのですけれ ども、そういった中では相当、反対はしているのですよね。今、署名運動もやろうと展開 はしているのですけれども、その辺も今のところは管内的にも1町村ぐらいしかやってい ないのです。そういった、なかなか踏み込めないという事情というか、何かあると思うの です。 そういうところを十分、留意しながら、また相手方と協議して進めていただきたいと思 うのですけれども。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 先ほどもちょっとお話ししましたけれども、今、2回目の協議を終わったところです。 次、3回目です。4回、5回といくうちには、ある程度、一定の方向性が出てくるのかな と思っていますし、アンケートの結果も出ていますので、その結果に基づいた中でもやは り我々もしっかりとした判断をしていかなければならないかなと思っております。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 安田清之君。 ○安田清之君 大体、時間どおりかなと思っています。それでは、総括をやらせていただくのですが、 この勤勉手当4,100万円、これ毎年、聞かせていただいています。これについては物を 言いません。しかしながら、勤勉手当まじめな人に出すのでしょう、現実的には、まじめ に働いてよくやっているなという人に、総務課長そうですよね。それを判断する材料がな かなかないのかなと、町長含めて課長方も。 これ、提案なのです。出勤するときタイムカードってどこにあるのですか。タイムカー ドどこに置いてありますか。 ○議 長 北林総務課長。 ○北林総務課長 タイムカードは庁舎は南側の1階の玄関のところにあります。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 南側といったらこの下、そっちの正面。こっちから来る人はおりて行って打つと、それ ではだめだよね。やはり、これは勤勉を見る限りは、まず朝、ちゃんと来ているか、酒臭 - 63 - くないか、顔をきれいに洗っているか、身だしなみがどうか、これは最高権限だから、大 樹町の、ここに来る人方は。敷いて言えばキャリアだから、そういう自覚を持っていただ かなければならない。 これ副町長、どうですか。副町長の窓口にタイムカードを置くと、そうすると全員、毎 朝そこへ行くと、そういうことをやれませんか、どうですか。副町長が僕がやりますよと、 みんなここへ来てくださいと言ったらそれで決まるのだよね、これは。組合に相談する必 要もないでしょう、労働基準法でタイムカードでやれとこのごろ言っているのだよ、拇印 でも余り認めない監督署は。タイムカードで時間をちゃんと見なさいよと、帰りもちゃん と現実的には押して、さようならと言って帰りなさいというのですから、いかがですか。 ○議 長 酒森副町長。 ○酒森副町長 ただいま、安田議員から勤勉手当の関係で、タイムカードの場所のご意見をいただきま した。 私が役場に入ったときはそうではなかったのですが、それ以前には助役のところに出勤 簿があって、職員がそこに印鑑を押しに行ったというようなことも聞いております。 そういう部分では、助役の私の立場で職員の健康管理、顔のぐあいとか、普段の状況、 朝の状況等も把握できるという部分ではメリットがあるのかなというふうに思っておりま す。 今現在、1階の庁舎の入り口の近くにそれぞれの更衣室も1階にあるというようなこと もありまして、1階にタイムカードの機械を置いてありますが、その設置の場所をまたタ イムカードを通しての管理のあり方については今後、検討を進めていきたいと思っていま す。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 今後だからまた1年ぐらいかかるのかなと思うのですが、多分、速急にやっていただけ るかなと思います。 そこで、議長そのまま違う案件でよろしいですか。 先ほどちょっと入札の関係、教育長が町長に振ってしまったので町長、大変かなと思い ますが、よろしくお願いをしたいと思います。 入札制度の書類等を読まさせていただくと、ちょっとこれ不合理に合わない部分が大分 あるのです、町長。読んでいくと。まず、これはスクールバスの入札、福祉、総務全部混 ざってやっているのだね、現実的に。それ以上は言わないけれども、みんな回って一発目 に入札している。これはやはり変えるべきだと思います。変えていただくように、1台ず つ、予算計上はされているのです、ちゃんと。入札は一緒にされているようですので、こ - 64 - れは別かなと思うので、入札は適正に、やらなくてもいいのだよ随契だから、やらなくて もいいので、現実的にきちんとわかるように、我々に。これ、全部まとめてやっているの ですよ。そこら辺も今後、お直しをいただけるかどうか、総務課長、企画課長かな、どっ ち。町長わからない部分あるだろうから、企画課長でもいいよ。 ○議 長 布目企画課長。 ○布目企画課長 説明も多くはなくても十分、質問の内容はわかっていただけたかなと思っていますけれ ども、現状は今おっしゃっているようにスクールバス8台、それからマイクロバス、それ から福祉号10台を今、随意契約によってやっております。 平成9年から過去、ひも解いていくと最初は入札、その後、町内業者等々、いろいろな 点があるというのは随契で進めてきたということがあってございます。 平成19年からは福祉号とマイクロバスを2台足して、合わせて10台で随契でやって きております。 それぞれ利点としましては、運転士さんの確保があって、車両、福祉号とスクールバス 一緒にすることによって、例えばその車両の事故だとか、故障とかということがあっても 臨機応変に対応ができるということ、あるいは町内業者、それから前年度等の実績見ても 非常に良好な状態で委託業務されていることなどから進めてきたのですけれども、そうは いっても適正さもあるというご指摘だろうと思うのですけれども、私の立場でもなかなか すぐはいともちょっと言えませんけれども、予算科目上、確かにおっしゃっておりますよ うに教育費とそれから総務費ということで分かれていますので、分けることはやぶさかで ございませんし、可能かなと思っております。 総体的に次年度も実はもうすぐなものですから、直ちにということもありますけれども も検討をさせていただいて、適正にというか、進めていきたいというふうに考えておりま す。 以上でございます。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 執行が近いので、次年度考えらせてくれということで了解をいたしますが、予算計上が 違うので、現実的にはそのとおりやっていただければ、我々としても見やすいのと適正に 入札が行われる、まして1台であれば違う業者でもやれるという可能性もあるということ を考えられるので、十分、協議をしていただきたいなと思います。 それで、入札制度についてちょっと疑問を感じておりますので、るる町長にご質問をさ せていただきます。 現実的に大樹の要綱でいくと、ちょっと不自然な部分があるのです。物品当たりという - 65 - 部分があって、入札が40万円とか50万円、そのものに対して借り入れをするとか、そ れから物品1点当たりのあれをする場合は入札をしなくてもいいというような要綱がある のを見る、大樹は全部やっているのですね、入札。料金に関係なく、安いものから高いも のまで、それは入札をやっているのかやっていないのか。 これは、書類でいただいた中に書いてあるので、そのとおりやられているのだろうと思 うので、そこを聞きたいのですが、いかがですか。 ○議 長 布目企画課長。 ○布目企画課長 契約の締結そのものはスタートとしましては、議員ご承知のとおり一般競争入札、それ から指名競争入札、随意契約、それから競り売りということで四つの方法が地方自治法に は定められているわけですけれども、今、ご指摘のところは随意契約のときの部分だろう と思うのですけれども、これは金額的に幾ら以下だったら随意契約には無条件と言ったら 変ですけれども、すぐ随意契約いいですよと言っている部分がございます。 例えば、工事でしたら町村でしたら130万円以下、それから物件でしたら50万円と か、財産の買い入れは80万円、いろいろ物によって変わっております。 ここに関しましては、これよか下回っても入札でやっているときもございますし、この 額が随意契約でできるということになっているものですから、ここでやっている部分が大 半かなと思っております。 それ以外に関しましては随契できるのは、その性質、または目的が競争入札に適さない ものというものも条項としてはあります。そこは、いろいろな物件といいますか、内容に よってこれは入札には付さないとかという、それぞれの特別な事案があった場合には判断 をして随契でしておりますけれども、そうでないものについては随契でなくて指名競争入 札でやっているのがうちの実態としては多いというか、指名競争入札でやっております。 契約の関係はそういう流れといいますかでやっております。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 議長、現実的にこれ不合理な部分が大変見えます。なぜなら、地元でやっているのに帯 広の業者と競合して入札をやっている、この理由は何なのか、これに抵触しない、きちん と随契でやれるのに帯広の業者と地元の業者と入札をさせているというのはどういうこと ですか、何の物が変わらないのに。これはどういう意味でこうやっているのか。 職員が仲良いからやっているのか、今までのいろいろなことがあるからやっているのか、 現実的にちょっとわかりません。物品でいくと今、課長言ったけれども物品の値段30万 円、物品であれば何千円の物も入札をやっている、これ町長おかしいと思いませんか、も う少し精査をしていただきたい。そして帯広の業者にもっていくけれども、税金は大樹に - 66 - 一銭も入っていない、これはやはり小さな工事だとかわかりますよ、いろいろなあれがあ るけれども、地元業者ができるものを帯広の業者にやらせていると、これ大樹の入札制度、 もう少し見直すべきではないですか。それは、公平にやらすのは必要です。ただ、そうで あれば私のお願いがですが、大樹町に支店登記並びに本店を有するものを指名するという、 1項ぐらい入れていただかないと、何ぼ新しい店をつくろうと思っても何もできません。 車一つでもそうです。マイクロバスを1台買うためにやる場合、うちでも車を売っている 業者が3件も4件もあります。だけど、メーカー示したら勝てますか、代理店が。これ不 合理ですよね、そういうときにはしっかりと大樹の本店を有する並びに支店登記をしてい るところ、それから税金をきちんと払っているというようなあれをしていただかないと、 これ入札制度、本当、一般商店大変だと思います、現実的に。 今後、町長お考えをすぐまたできないだろうからお考えになってくれるのだけれども、 これは早くやっていただかないと、多分これ入札またぽんぽん始まりますよね。そうした ら、現実的にも帯広の業者がどんどん来てしまう、入れないのですよ大樹の業者が、これ では問題。入れないでしょう、指名してくれているけれども。勝ち目がないですから。 今後、大樹の本店並びに支店登記をしていない業者は指名しないとやってくれればいい ですよ、そうでしょう。これ一番簡単でしょう。今、今年度からやれるのですか、現実的 に。これやっていただけるかどうか、お願いをいたします。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 実態わかりました。即、4月からでも、これがどんどん入ってきますので、やはり私ど も町内でというようなこと、同じもので、同じような扱いをやっているものであれば、や はり今、議員おっしゃるようなことでやっていきたいと思っております。 内容は大体わかりました。そういうことで進めていきたいと思います。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 はい、ありがとうございます。最後にもう一つ。 あと2分で終わります。町長、もう一つ、入札に道の保険部長から多分、要綱が来てい ると思うのです、総務宛に。入札に便宜を図りなさいり、それは障がい者を雇用している 人の工場には入札の便宜を町は図りなさいよという文面来ていますね、北林課長、来てい るよね、これずっと出ているし、ホームページでも名前が出されています。大樹はその扱 いをどういうふうにお考えになっているかお聞かせください。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 - 67 - 一応、私どもの書類は道からいただいております。 今後、指名委員会がありますので、そのような形での対応を考えていきたいと思ってお ります。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 よろしくお願いします。終わります。 ○議 長 休憩します。 ○議 休憩 午後 2時58分 再開 午後 3時10分 長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 総括質疑を続けます。 ○議 長 安田清之君。 ○安田清之君 町長これ、維持管理業務ってこれは除雪、雪、業者に委託していますよね。それで、今 年、今降ってくれたのでいいのかなと思うのですが、雪、このごろの天気おかしいでしょ う。降らなかったり、降ったり、どうなるかわからない。 そしてこの間、豊頃町の議長さんやら等々とちょっとお話をさせていただいたら、最低 というか、若干、業者のために保障していると、大樹も昔ちょっとしていたと思うのです。 雪を投げないときに何であれするのだという話があってやめたのかなと思うのですが、現 実的に今度は業者が機械をそれ専用に買っているのですね、今聞くと、こういうふうにな るやつだとか、いろいろと効率よくきれいにはくために、そうするとその維持管理だけで も大変かかるみたいで、どうなのだろうねというご意見をいただきました。 これは町の政策ですから、今回、予算があるので町長に問いただしてみますということ で、私も若干は見てやらなければいけないかなと、これ以上、除雪費を払った場合には支 給しません、これ以上、以下であれば何%支給するとか、何か方策がたくさんあるかなと いう考え方。 今年は多分、無理だと思いますので、1年かけてこの件について少し考えてやったらい かがかなと思うのですが、町長はいかがですか。 ○議 長 伏見町長。 - 68 - ○伏見町長 除雪費に業務における最低保障の関係なのですけれども、以前はやっていたのです。今 回、企業体になってからやめたという、これは行革絡みのこともあったのかなと思います けれども、私もそういう強い要望受けております。 時間でやるのか云々で、各近隣の町村全部やっておられるようなので、それらを参考に させていただきながら取り組みをしていきたいなと思っています。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 これをもって、総括質疑を終了いたします。 これより、討論に入ります。 お諮りします。 討論は、議会運営基準96で、初めに原案賛成、次に原案及び修正案反対、次に原案賛 成、次に修正案賛成の順で行う規定となっていますが、本議会においては、さきに修正案 に対して反対討論、賛成討論、次に原案について反対討論、賛成討論を行いたいと思いま す。 これにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、討論は、さきに修正案に対し反対討論、賛成討論、次に原案について反対討論、 賛成討論を行うことに決しました。 それでは、修正案に対する討論を行います。 討論はありませんか。 加藤明浩君。 ○加藤明浩君 ただいま議題となっております、平成26年度一般会計予算の修正案に反対の立場で討 論いたします。 修正案は、高規格幹線道路帯広・広尾間建設促進期成会の負担金を削除するものであり ます。 しかし、この期成会は北海道横断自動車道に連絡する帯広・広尾間の高規格幹線道路の 早期実現を目的とし、昭和60年に立ち上げられ、現在、帯広市、音更町、芽室町、幕別 町、中札内村、更別村、大樹町、広尾町の1市5町2村が加盟しております。 また、加盟市町村の商工会議所、商工会、農協、漁協などの経済団体や各市町村の議会 議長も理事等の要職についております。 - 69 - 期成会の発足から27年9カ月が経過する中で、平成15年3月には起点の帯広ジャン クションから川西インターチェンジ、18年3月には幸福インターチェンジ、20年11 月に中札内インターチェンジ、25年3月に更別インターチェンジまで開通しました。 また、平成26年度中には事業区間の忠類インターチェンジを経由して大樹北4線まで 開通されることになっております。残る計画区間の忠類、大樹仮インターから、終点広尾 までの約21キロの早期開通の実現に向けて促進期成会の活動を指示したい。 この路線は、十勝港と帯広市、道東道に直結する幹線であり、十勝の産業経済に貢献が 期待されるばかりでなく、車の移動時間が短縮されることから、沿線町村の救急搬送など、 暮らしの安心にもつながります。 したがって、大樹町も引き続き促進期成会には参加すべきだと考えます。 よって、平成26年度一般会計予算の修正案に反対します。 以上です。 ○議 長 次に、賛成討論の発言を許します。 (なしの声あり) ○議 長 賛成討論なしと認めます。 次に、反対討論の発言を許します。 (なしの声あり) ○議 長 反対討論なしと認めます。 これをもって、修正案の討論を終了いたします。 次に、原案に対する討論を行います。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、原案に対する討論を終了いたします。 これより、議案第23号平成26年度大樹町一般会計予算についての件を採決いたしま す。 まず、本案に対する志民和義議員、阿部良富議員から提出された修正案について、起立 により採決いたします。 本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議 長 起立2名。起立少数であります。 - 70 - よって、本修正案は否決されました。 次に、原案について採決します。 原案に賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議 長 起立9人。起立多数であります。 よって、原案は、可決されました。 暫時休憩します。 ○議 休憩 午後 3時20分 再開 午後 3時22分 長 再開します。 日程第3 議案第24号平成26年度大樹町国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予 算についての質疑を行います。 予算の歳入歳出全般について質疑に入ります。 質疑はありませんか。 志民和義君。 ○志民和義君 きのうもしましたけれども、大樹町の1人当たりの医療諸費、これが道内で順位では大 変、低いほうに位置しているということでございます。 したがって、その理由について尋ねたところ、特定健診の高い健診率があるのではない かと、そういうことが考えられるということなのでなるほどなということなのですが、特 定健診の健診率、大樹は全道でどのぐらいになっておりますでしょうか。 ○議 長 田中町民課長。 ○田中町民課長 ちょっと手元に古い資料で申しわけないのですが、23年度で53.5%になっておりま す。失礼しました、24年度の数字で53.5%になってございます。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 順位がわかればいいなと思ったのですが、物すごくこれは相当高い数字だなというふう に思うのです。 それで、これは日ごろ保健師さん、栄養士さん初め、担当課でかなり積極的にやってい - 71 - るというふうに私も日ごろ思っていたのです。それで、こういう結果になっていたのでは ないかというふうに思います。何より、医療費が低いからいいとうことではなく、そのこ とによって健康で安心した生活が送れるということが何よりなことなので、引き続きこの 健診を上げるためにどのような考えをしているか町長にお伺いします。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 お答えいたします。今、これは国民健康保険なのですよね、国保なのです。町民全体的 なことは、きのうもうちの保健師のほうから詳しくご説明あったかなと思っています。 そういうことで、国民健康保険だけ云々ということではなく、全町的に市政執行方針に も記載したとおり、安心で安全なそういう生活ができるという立場から医療費だとか、そ ういう面のいろいろな面での指導、そしてまた支援も今後もしていかなければならないか なと思っております。 ○議 長 ほかにありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、歳入歳出の総括質疑を行います。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了します。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第24号平成26年度大樹町国民健康保険事業特別会計(事業勘定予算) についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 - 72 - ご異議なしと認めます。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第4 議案第25号平成26年度大樹町後期高齢者医療特別会計予算についての質 疑を行います。 予算の歳入歳出全般について質疑に入ります。 質疑はありませんか。 志民和義君。 ○志民和義君 今回、後期高齢者医療の保険料なのですが、上がる人もいるし、下がる人もいるという ことなのですが、均等割が上がるということでどうしても所得の低い人に負担が上がって いくこともあるかなということは出ておりますので、こういうようなことではないほう が当然、所得の低い人にやはり軽減はあるけれども、その軽減もまた問題あるかなという ふうに軽減率もどうなっていくのかなと。軽減率も下がっていくのかな、その点について お伺いします。 ○議 長 田中町民課長。 ○田中町民課長 軽減率の内容につきましては、今回、例としまして単身世帯で収入の関係ですけれども 210万円未満の場合、2割削減、軽減が今回、新たに創設されております。 それと、 今まで2割負担でありました192万5,000円の未満の方については今度は 5割軽減というような形で、若干細かく軽減割の所得の範囲が細かい基準になってござい ます。 以上です。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 上がる場合もあるということで理解してよろしいですか、上がる場合もあると、軽減措 置後。 ○議 長 田中町民課長。 ○田中町民課長 軽減につきましては上がるということはないのかなというふうには、基準が上がるとい うようなことはないのかなと思っています。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 - 73 - それから、この後期高齢者医療制度について、保険について、内容について町民に対す る周知というのは、どのようなものが行っているでしょうか。細かい数字はきのう聞いた ところも、余りこちらにわからないということだったのですが、周知のほうはどうなって いるでしょうか。 ○議 長 田中町民課長。 ○田中町民課長 今、広報紙の掲載の考えで準備を進めているところです。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 わかりました。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、歳入歳出の総括質疑を行います。 質疑はありませんか。 志民和義君。 ○志民和義君 全体にこの後期高齢者医療制度を全道でやっているところでございますので、議会で議 論されるとほとんど全体的な議論というのは非常に少ないというふうに考えております が、この会計制度そのものがそういうものですから、非常に私はこれはもとの老人保健の ほうが返ってよかったのではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 毎度、お話されておりますけれども、どちらがよくて、どちらがいいのかなということ でお話をされておりますけれども、私たちもやはり北海道全体で加入しているこの連合会 なものですから、これを抜けて云々とかということにもなかなかならないということをご 理解願いたいと思います。 また、議員の云々というお話もありましたけれども、私たちもこの後期高齢者の関係に ついては、私どものほうからも議員が2人だったと思うのですが町村会から出ているので すけれども、いろいろと協議をしている場ではこういうことで申してほしいとか、意見が - 74 - あった場合にはこうだということでの伝え方はしっかりとやっておりますので、今後もそ のことを守りながら運営をしていきたいと思っております。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了します。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 志民和義君。 ○志民和義君 ただいま提案されております、議案第25号平成26年度大樹町後期高齢者医療保険特 別会計予算に反対の討論を行います。 本来、医療保険制度は広く大勢の被保険者からの保険料によって運営し、病気にかかり やすい高齢期の医療給付を低い負担で安定的に運営される制度が最も望ましい制度です。 しかし、後期高齢者医療制度は75歳から年齢で被保険者を分離し、ほかの保険会計か ら支援金を受けるという複雑な仕組みになり、しかも市町村単位ではなく、広域になり、 身近なものでなくなってきているというのも実態でございます。 よって、本特別会計予算に反対をいたします。 ○議 長 次に、賛成討論の発言を許します。 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 ただいま、議題となっております議案第25号平成26年度大樹町後期高齢医療特別会 計予算について、賛成の立場で討論させていただきます。 後期高齢者医療特別会計につきましては、少子高齢化の中で国民医療費が増加する状況 にあり、特にふえ続ける老人医療費を安定的に賄うための医療制度として、高齢者の皆さ んが安心して医療を受けられるよう構築されたものであります。 後期高齢者医療制度は、道内の全市町村が加入する北海道後期高齢者医療広域連合がこ の制度の運営主体を担っております。 現在、安定した事業運営がなされています。本会計における町の事務としては、保険料 の徴収や対象者の加入、脱退の届け出、また保険証の引き渡しなど、被保険者の身近な窓 口業務を遂行しているところです。 したがって、本会計においては、事業を円滑に進めるための適正な予算編成がされてい るところであり、本予算に賛成いたします。 - 75 - ○議 長 次に、反対討論の発言を許します。 (なしの声あり) ○議 長 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。 (なしの声あり) ○議 長 賛成討論なしと認めます。 次に、反対討論の発言を許します。 (なしの声あり) ○議 長 反対討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第25号平成26年度大樹町後期高齢者医療特別会計予算についての件 を起立により採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議 長 起立10人。起立多数であります。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。 ◎延会の議決 ○議 長 お諮りします。 議事日程の都合上、本日の会議はこれで延会したいと思います。 ご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本日は、これで延会することに決しました。 ◎延会の宣告 ○議 長 本日は、これで延会します。 延会 午後 3時38分 - 76 - 平成26年第1回大樹町議会定例会会議録(第6号) 平成26年3月14日(金曜日)午後 1時開議 ○議事日程 第 1 会議録署名議員の指名について 第 2 議案第 23号 平成26年度大樹町一般会計予算 第 3 議案第 24号 平成26年度大樹町国民健康保険事業特別会計(事業勘定) 予算 第 4 議案第 25号 平成26年度大樹町後期高齢者医療特別会計予算 第 5 議案第 26号 平成26年度大樹町介護保険特別会計予算 第 6 議案第 27号 平成26年度大樹町介護サービス事業特別会計予算 第 7 議案第 28号 平成26年度大樹町公共下水道事業特別会計予算 第 8 議案第 29号 平成26年度大樹町水道事業会計予算 第 9 議案第 30号 平成26年度大樹町立国民健康保険病院事業会計予算 第10 議案第 31号 平成25年度大樹町一般会計補正予算(第10号) 第11 請願第 1号 TPP交渉等国際貿易交渉に係る請願について 第12 発委第 1号 TPP交渉等国際貿易交渉に係る意見書について 第13 委員会の閉会中の継続調査について ○出席議員(12名) 1番 加 藤 明 浩 2番 齊 藤 徹 3番 杉 森 俊 行 4番 松 本 敏 光 4番 松 本 敏 光 5番 西 田 輝 樹 6番 柚 原 千 秋 7番 福 岡 孝 道 8番 髙 橋 英 昭 9番 志 民 和 義 10番 阿 部 良 富 12番 鈴 木 千 秋 ○欠席議員(1名) 11番 安 田 清 之 ○地方自治法第121条により出席した者の職氏名 町 長 伏 見 悦 夫 副 長 酒 森 正 人 総 務 課 長 北 林 博 美 企 画 課 長 布 目 幹 雄 町 田 中 健 児 税 務 課 長 農林水産課長 郷 原 憲 治 森 博 之 民 課 長 保健福祉課長 佐 藤 町 彰 兼町営牧場長 商工観光課長 兼地場産品研究 センター所長 松 本 清 隆 建 - 1 - 設 課 長 高 橋 教 一 水 道 課 長 兼 大 樹 下 水 終末処理場長 鈴 木 敏 明 会 計 管 理 者 病 院 事 務 長 黒 川 教 育 委 員 長 辻 本 正 雄 学校教育課長 吉 岡 信 弘 豊 高 田 末 雄 出 納 課 長 老人ホーム所長 兼老人デイサービス センター所長 教 育 長 学 校 給 食 藤 井 賢 嗣 小 林 文 雄 神 山 保 博 センター所長 社会教育課長 小 森 力 農業委員会会長 鈴 木 喜 雄 角 倉 和 博 代表監査委員 澤 尾 廣 主 上 田 昌 弘 兼 図 書 館 長 農業員会事務局長 美 ○本会議の書記は次のとおりである。 事 務 局 長 山 下 次 男 - 2 - 査 開議 午後 1時00分 ◎開議の宣告 ○議 長 ただいまの出席議員は11名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。 ◎日程第1 会議録署名議員指名 ○議 長 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により、議長において、 4番 松 本 敏 光 君 5番 西 田 輝 樹 君 6番 柚 原 千 秋 君 を指名いたします。 ◎日程第2 議案第23号から日程第9 議案第30号まで ○議 長 日程第2 議案第23号平成26年度大樹町一般会計予算についてから、日程第9 議 案第30号平成26年度大樹町立国民健康保険病院事業会計予算についてまで、以上8件 を一括議題といたします。 議案第23号平成26年度大樹町一般会計予算についてから、議案第25号平成26年 度大樹町後期高齢者医療特別会計予算についてまでは、昨日終了していますので、本日は、 日程第5 議案第26号平成26年度大樹町介護保険特別会計予算についての質疑から始 めます。 予算の歳入歳出全般について、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、歳入歳出の総括質疑を行います。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 - 3 - 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了します。 これより、議案第26号平成26年度大樹町介護保険特別会計予算についての件を採決 いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第6 議案第27号平成26年度大樹町介護サービス事業特別会計予算についての 質疑を行います。 予算の歳入歳出全般について、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 髙橋英昭君。 ○髙橋英昭君 特別養護老人ホームのデイサービス含めた介護職員の人数、正職員何名、準職員何名、 臨時職員何名いるかちょっとお聞かせ願います。 ○議 長 藤井特老所長。 ○藤井特別養護老人ホーム所長 職員数、介護員の職員数ということでございます。 まず、特別養護老人ホームでございますが、正規職員6名でございます。準職員が1 4名、臨時職員を14名見ております。合わせまして34名ということで特別養護老人 ホーム予算化しております。 それから、デイサービスセンターでございます。介護員の関係でございますが、正規 職員で1名、準職員で2名、それから臨時職員で11名ということで、合わせて14名 の予算化をしております。 以上でございます。 ○議 長 髙橋英昭君。 ○髙橋英昭君 ちょっとお聞きしたいのですけれども、正職員と準職員の処遇の面ではどういう違い があるのでしょうか。 ○議 長 藤井特老所長。 ○藤井特別養護老人ホーム所長 - 4 - 正規職員と例えば準職員、この場合は1種でございますが、給料等については同じ給 料表を使っておりまして、初任給等につきましても同じということでございます。 ○議 長 髙橋英昭君。 ○髙橋英昭君 あとそのほかの処遇は、例えば地位だとか、そういったのはありますか。 ○議 長 藤井特老所長。 ○藤井特別養護老人ホーム所長 準職員1種でございまして、正規職員と同様の手当等が支給されております。 以上でございます。 ○議 長 髙橋英昭君。 ○髙橋英昭君 例えば正職員であれば、例えば係長になるだとかありますよね、準職員はそういった ことはあり得るのですか。 ○議 長 藤井特老所長。 ○藤井特別養護老人ホーム所長 今の例えば役職がつくということはございません。 ○議 長 髙橋英昭君。 ○髙橋英昭君 私は、老人ホーム、そういった介護員ですけれども、やはり必要ですから雇用してい るわけで、やはり準職員であっても職員化していくべきだと思うのです。やはり、そう いった地位も保全して将来の幹部になっていくような方向に持っていくべきではないか なと思うのですけれども、それについて。 別なことでもいいですか。今度、総括でやります。一緒に。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、歳入歳出の総括質疑を行います。 質疑はありませんか。 - 5 - 髙橋英昭君。 ○髙橋英昭君 そういったことで、準職員にもそういった道が開けるような方策をとるべきだと思う のです。 それで正職員化、そういったことは考えられませんでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 議員、今おっしゃられたことは、毎度、私も職員との懇談会の中でそういう要望があ ります。私も何とかこれは改善をしていかなければならないかなと思っております。 福利の、そういう手当等は今、所長がお話のように、これも職員と同じなのです。た だ、給料の当初は同じですけれども、年数がたってくると若干、差がつくということが 一つ。それから今の役職の関係。 やはり、同じ資格を持って、同じ仕事をしているということは、やはりこれは同じに 並列すべきだなと思っています。 ただ、いろいろなラスパイレスだとか云々だということもあるのですけれども、その 辺も検討しながら、これはやはり最終的には今の病院もそうなのです。介護職員、この 方も同じで、今回、病院の云々でいろいろとその辺も含めて当町の介護職員の関係をしっ かりと方向づけをしていかないと、これから人もなかなか採用時に応募もしてくれない のかなと、そのような条件づけをしてやっていこうかということで、今、いろいろと組 合との交渉の中でもそれが1件ありますので、また職員ともいろいろとお話をさせてい ただきながら、これは前向きにちょっと進めていきたいなと思っております。 ○議 長 髙橋英昭君。 ○髙橋英昭君 もう1点なのですけれども、今、夜勤は2名でやっているのです。やはり、これは3 名体制にすべきだと。なぜ、3名にするかというと、職員も大変でしょうけれども、や はり入所されている方の安心・安全、これからもやはり3名体制に持っていくべきだと 私は考えますが、その辺はいかがでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 いろいろと職員のお話し合いの中では、以前に3名体制にしたのですけれども、今、 人員の報告もありましたけれども、今の体制で何とかそういうことをやりくりしながら やっていこうということで、一時期実施をしたことがあるのです。 ただ、やはり人がだんだん減ってくるということで、今は2人体制、それと夜警員が - 6 - 1人いらっしゃるので、何かの場合はいろいろと支援もしていただくというような、今、 体制なのです。 私もやはり、このことが一番心配しているのです。やはり、2人とも当直のときに、 どこか病棟のほうへ行かれると、例えば事務室が空いてしまうと、そこへ何か入られて 云々というようなこともなりかねないものですから、これも今の職員の採用と合わせて、 これもいろいろと検討しなければならない事項かなと思っております。 これもいろいろと、それと合わせて検討していきたいなと思っております。 ただ、やはり今のこの人員体制、そしてまた介護の云々でいくと、報酬等でいくと、 やはり今だけでも1億近い金を本町が施設に持ち出しているということは、これがずっ とこのまま続いていっていいのかなという気もいたしております。 ただ、やはり今後の介護のあり方、こういうことも含めてやはり本町の老人福祉計画、 介護福祉計画も答申をいただいていますけれども、やはりどんどん、どんどんそういう 面が増えていくと、それでやはりどこかである程度、一定の線を引かなければならない 時期も来るのかなと思っていますけれども、これはやはり国に対してもやはり、しっか りと要請をこれからもしていかなければならないかなと思っております。 ただ、やはり診療報酬的なことに四、五年前になったものですから、やはり大分、持 ち出しがだんだん増えてきている、特にデイサービスのほうはちょっと余計なことかも しれませんけれども、やはり介護1、2の方も通所されていると、だめだよということ にはなかなかならないと、そういうサービス面も結構ありますので、今後、そういう収 支のバランス等も踏まえながら、今後、考えていかなければならない時期が来るのかな と思っております。 ○議 長 ほかに。 柚原千秋君。 ○柚原千秋君 今、町長、介護施設のほうに1億も繰り入れして、違反されて、何かちょっと私も一 瞬ひるんでしまったのですが、私も昨年の8月から年金受給者になりまして、年金受給 されて嬉しいような半面、だんだん高齢者に突入したという将来に対する不安もあるも のですから、ちょっと町長にお尋ねしたいのですが、大樹町の高齢人口31%だそうで す。そして、これは次期総合計画から見せていただいたのですが、昭和37年には40 %を超えて、さらに上昇を続けるというふうに次期総合計画では見込んでいます。大樹 の独居高齢者は約390人といったら約400人だと思うのですが、これ合わせて、そ れから高齢者夫婦も相当数いるのだと思います。 高齢者対策というのは、もう家族だけではとてもではないけれども、昔と違って限界 に来ているのではないかなと、核家族化しているし、そのようなことで人間は長生きす ればほとんどの人が認知症になるのだそうです。行政の支援というものは私は必要にな - 7 - るのだと思うのですが、この辺のことについて町長のお考えをお伺いいたします。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 だんだん高齢化になってくるということは、推計でもうおわかりかなと思っておりま す。それらの対応をいろいろと私たちも施設的なものは、やはりちょっと申し上げてす ぐできると思うのです。 ただ、やはりそこへ勤務して、いろいろ介護していただく方。この方が、なかなか先 ほどの老人と同じようにして応募がない、少ない、同じ町内でぐるぐる回しているよう なことであれば、これはなかなかうまくいかないだろうと。 私たちも今、老健施設で100床持っていますし、それから光寿会なのですけれども、 あとうちも特老で50床、あとショートステイにも10床ほど持っていますから、それ とあと病院も今の院長は、やはり特養にいて病院に入った場合は、まず戻ることがない ということで、これは即今やっていますけれども、やはりそういう施設づくりも大事な ことかなと思っていますけれども、今、議員おっしゃるようにやはり認知症の方がだん だん増えてきているというようなことにあっては、それらの対応も今の保健師、包括支 援センターのほうでも、らいふで、これらのことについてしっかりやってフォローして いかなければならないことかなと思っております。 やはり、だんだん高齢化になってきて、そういうような方向性に行く方が結構多いと いうことで、私たちもその辺を大変、心配をしております。 今、施設的にはやはり今の老人福祉計画の中でも答申をいただいておりますけれども、 やはり今後、本町にとってもやはりグループホーム的なものが、これはだんだん必要に なってくるのではないのかなと。いろいろと今、そういうことも含めて予防対策も含め て、今、各地域でも取り組んでいただいていますし、これまた保健指導の中でもしっか りと取り組んでいかなければならないかなと思っております。 高齢化に従って、そういう方々も同じように増えてきているというような実態ですの で、そういうことをしながら、今からやはり、「まだまだおれは若いぞ」と言っていて もわかりませんので、これはやはりしっかりと取り組んでいくべきかなと思っておりま す。 ○議 長 柚原千秋君。 ○柚原千秋君 今、町長はグループホーム的なことも考えておられるということでありましたのです けれども、昨年、総務常任委員会でも管外に所管調査に行って見せていただきましたけ れども、サービス付介護住宅とか見てきたのですが、なかなか年金だけでは入所して介 護を受けるということにもならないような気もします。 - 8 - 今、ここに私、週刊誌のこんなの載っているのですが、幸福に死ねる老人ホームなん ていうのですが、とてもでないけど高額所得者でないと入れないような、その年金所得、 私らも年金所得者になるのですから、そういう人たちが安心して死ねるというか、そう いうような施設は何とかならないものかなと、老人ホームではもう限界があるというこ とですから、その辺はどうなのでしょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 今、いろいろと私たちも住生活の計画の中でも、高齢者、なおかつ小規模多機能とは ちょっと変わっているかもしれませんけれども、今のサービス付のような住宅づくりと いうのは大事なのかなと。 現にうちのほうでサービスを行っている施設も、できればそういうものに目を向けて いけば私たちもしっかりと支援していきますよというような言い方されていますので、 そういうものにはこれも一緒に同時に進んでいくのか、どっちが先になるのか、グルー プホームが先なのか、そういうよう住宅整備が先なのか、いろいろと場所的なことも昨 年の議員協議会のときもいろいろと説明させていただきましたけれども、やはり今、議 員おっしゃるようにこれからの住生活の関係については、そういう方々をやはり集める と言ったらちょっと語弊がありますけれども、そういう方々も入っていただけるような、 そしてまた介護をきちんとできるような、そういうような住宅整備ができればなと今 思っております。 できれば今、この病院改修後に、跡地整理終わった後に、あの辺の旧特養もあります から、ああいうところを福祉ゾーン的なもので今後、将来的には考えていかなければな らないかなと思っております。 できれば、また来年の話はちょっとできませんけれども、今年度中である程度の青写 真といいますか、考え方、アウトラインはまた議会の皆さん方にもご相談をしたいなと 思っております。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 阿部良富君。 ○阿部良富君 今の町長の答弁で大体、同僚議員が聞いたことで大体わかりましたけれども、この介 護保険料ですけれども、結構、国民の皆さんから徴収していますけれども、この特老に 対して一般会計から3,000万円近くの負担をしています。調べればいろいろと一般会 計から繰り出しているわけですけれども、これは何とか…… ○議 長 阿部議員、介護サービスのほうの会計まで行っているのですけれども。保険のほうは終 - 9 - わったのですけれども。 ○阿部良富君 それにあわせて介護の関係で言っているのだよ。 いろいろと一般会計から約3,000万円出しましたね。やはり、このままでいくと同 僚議員が言ったように、やはりだんだん高齢者が増えてくると、やはりだんだん自己負 担も増えてくると思うのです。 だから、こういう点はなるべく町長が早目に検討して、利用者負担をあれしていった ほうがいいのではないかと思うのですけれども、そこら辺はどう考えていますか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 介護保険料のことなのですけれども、これは3年に一度のいろいろと答申をいただい た中で、うちも試算をしてやっていこうということで、今、今年度3,000万円なので すけれども、もう基金も底をつきました。 今、議員おっしゃるように、どんどんそういうサービスが増えていけば、保険料は間 違いなく上がっていきます。だから、今の自己負担も今4,800円、恐らくもう5,0 00円突破して6,000円ぐらいになると、今のような私が今、申し上げたようなサー ビス提供をやれば、そのぐらいなるような状況です。 ですから、その辺をしっかりと財政シミュレーション立てながら、どっちが先なのか、 その辺も含めてこれから検討していかなければならない時期が来るかなと思っておりま す。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了します。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第27号平成26年度大樹町介護サービス事業特別会計予算について の件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 - 10 - (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第7 議案第28号平成26年度大樹町公共下水道事業特別会計予算についての 質疑を行います。 予算の歳入歳出全般について質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、歳入歳出の総括質疑を行います。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了します。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第28号平成26年度大樹町公共下水道事業特別会計予算についての 件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第8 議案第29号平成26年度大樹町水道事業会計予算についての質疑を行い ます。 予算の歳入歳出全般について質疑に入ります。 質疑はありませんか。 志民和義君。 - 11 - ○志民和義君 水道会計の営農用水の関係なのです。ページは2ページの一番上のほうの水道料金と いう、水道使用量の関係のところで、営農用水1億円、1億80万円となっております。 執行方針でも消費税分については、これは上げると、こういうことなのですが、今後、 こういう水道料金について特に営農関係者から大変、私も厳しいご指摘を受けておりま す。 そういうことで、この考え方としては工業用も同じだと、こういう考え方もする同僚 議員もいますが、営農用に関して特に国というか、町としても基幹産業としてのやはり 重要性というのは、そこだけの問題ではないところがあるというふうに考えております が、その営農用水に対する考え方をお伺いいたします。 ○議 長 営農用水の考え方。 総括でいいですか。 ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、歳入歳出の総括質疑を行います。 質疑はありませんか。 志民和義君。 ○志民和義君 大変、失礼いたしました。営農用水についても考え方をお伺いしたいと、私は大変、 厳しいご意見を伺っておりますので、そういう点についてお伺いをいたします。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 水道料金の関係については施政方針の中、執行方針の中にも記載してありますので、 今、一応、消費税分は決まったわけではないです。今、行革の委員会に諮問をしただけ で、まだ1回で、2回目が来週ですか、いろいろ何回かやっていって、できれば6月ぐ らいにご提案をしたいという考えですけれども、諮問しただけで答申はだめだよという ことになれば、またこれはだめになるのかなと思っていますけれども、ただ、そこで営 農用水の関係なのですけれども、これはいろいろ一般家庭、混合用水含めて、やはり水 道会計、大変、今、苦しいかなと思っております。将来的にいくと、今、シミュレーショ ンやった場合にも、また一般会計からの持ち出しがどんどん増えていくという状況にあ ろうかなと思っています。 - 12 - 逆に、また水を使っていただける大口がどんどん増えていけばよろしいですけれども、 大口さんにもぜひ使ってくれということでお願いはしていますけれども、やはり今の状 態でいくと大変、不公平感が出てくるのかなと思っております。 営農用水は特に利用の容量、または割増料金についてもここ数年上げておりません。 当初、2回ほど上げようとしたのですけれども、やはり関係者の皆さん方からいろいろ な実情を聞いた中で私たちも決断をして、そのまま今ずっときていますけれども、やは り今年度、いろいろな行革の中でも意見が出るかなと思いますけれども、やはり新年度、 来年度あたりに向けては、やはり幾らかでも値上げをしていかなければ、将来、禍根を 残すようなことになりかねません。 それで、やはりある程度、一定のご負担はしていただくというようなことで、今、考 えております。決定をしたとか、諮問をしたとか云々ということはございません。今回 はただ、下水道料金、水道料金の消費税3%分のアップだけを何とか転嫁していただき たいという諮問ということでご理解願いたいと思います。 また決定したら6月議会にはお諮りをして、またご審議をしていただきたいと思って おります。 ○議 長 志民和義君。 ○志民和義君 営農用水については上げる、上げると言っていて、いろいろな町長のご意見を聞きな がらできなかったというのが現実だと思うのです。私も大変、厳しいご意見を聞いてお りまして、水道会計全体を思えば、それはもう上げるに越したことないとして、全体の 料金からいって、使用料からいってもまた営農用水というのは大きなウエートを占めて いるわけです。 だから、そこのところ水道会計解決するとしたら、これはもう営農用水に手をつけざ るを得ないというのが現実はこの水道会計を見ればはっきりしているのですが、また一 方でそういう農業者からの、酪農業者からのご意見もまた一方で厳しいと、こういうこ とで大変、苦慮しているのはわかりますけれども、それぞれ十分、配慮しながらやって いただきたいなというのが今の率直な気持ちです。 消費税3%については、これはもう法で執行されてしまえば、これについては法です のでどうしようもないところがあるかと思いますけれども、さらにプラスということに なったら、そういう点の十分な考慮はしていただきたいというふうに思います。 酪農家がなくなってしまえば元も子もない話で、そういうふうに考えますがいかがで しょうか。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 - 13 - 水道料金については、私、先ほど申し上げましたように営農用水に限らず、これは値 上げの時期にはしっかりとやはり議会の皆さん、町民の皆さん方にご理解を得ながら、 そしてまた何といってもこの大口で使われる酪農家の皆さん方にはしっかりとご説明を しながら取り組んで、ある程度の一定の料金体系を示しながら、お話し合いをさせてい ただくというのがベターかなと思っております。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 聞き忘れたというか、勉強会で聞き忘れたのですけれども、つくっている水と使って いる水、要するに漏水が幾らぐらいあるかを知りたいのですけれども。 ○議 長 一般の質疑は終わっているのですけれども、特別。 暫時休憩します。 休憩 午後 1時32分 再開 午後 1時33分 ○議 長 再開します。 鈴木水道課長。 ○鈴木水道課長 24年度の数字になりますけれども、19万1,167立方メートルになります。 ○議 長 鈴木水道課長。 ○鈴木水道課長 説明不足で申しわけありませんでした。 排水量、これはつくっている量なのですけれども、その量と有収水量という、その料金 をいただいている水道の差が19万1,167立方メートルとなりまして、これは配水池に ためてあったりする量もありますので、全部が漏水ということではないですけれども、こ のつくっている量とお金をいただいている量の差がこれだけあるということで、正確な漏 水の量がこれだけというのはちょっと把握していないところです。 有収率にしますと85.97%になります。申しわけありません、説明不足で。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 柚原千秋君。 - 14 - ○柚原千秋君 先ほど町長、未来に禍根を残す、残してはいけないと、私も後継者いるから息子に余り 負担かけさせたくないので、その原価、1トンの水の原価と売るというか、その差を知り たい。 ○議 長 質疑は終わっているのですけれども、特特別に許します。 鈴木水道課長。 ○鈴木水道課長 24年度の数字ではありますけれども、供給単価につきましては220円87銭、給水 原価につきましては363円91銭、その差につきましては143円04銭となります。 以上です。 ○議 長 よろしいですか。その辺のところは決算書のところに載っていると思います。 ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了します。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第29号平成26年度大樹町水道事業会計予算についての件を採決い たします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第9 議案第30号平成26年度大樹町立国民健康保健病院事業会計予算につい ての質疑を行います。 予算の歳入歳出全般について質疑に入ります。 質疑はありませんか。 杉森俊行君。 - 15 - ○杉森俊行君 6ページの診療材料費、そこ勉強会で酸素を液体酸素へ移行するという話を聞きまし た。勉強会のときには、それは免許は要らないという説明でしたが、現場のほうに行き ましたら何か、多分、主任技術者講習会みたいなのがあるというような話をちらっと聞 きましたが、そこのところをもう少し詳しくよろしくお願いします。 ○議 長 黒川病院事務長。 ○黒川病院事務長 説明会というか、現場の見学会のときに確認しまして、説明させていただきましたの は、特定高圧ガス取り扱い主任者講習というのがございまして、そちらの要件に液体酸 素の場合は3,000キロ以上のタンクが該当するということでございまして、そのよう にお話をしました。 それで3,000キロ以上は該当するのですが、私どものタンクが3,000キロと言 われているのですけれども、実際のタンク容量は2,976キロで、3,000キロを ちょっと下回っているところでございまして、この特定高圧ガス取り扱い主任講習が必 須ではないということではありますが、下回っている場合も努力義務として受講すべき という道の指導があるそうでございます。 それに従いまして、私どもの施設も初めての施設でございますし、施設係の担当もお りますので、受講させたいと考えております。 ○議 長 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 3,000キロと2,970ですか、30キロリットルの差だけなのですけれども、受 講させるということでありますので、それは今回もそうですけれども、これからもしか して管理の人が変わるのであれば、そういう人たちもその旨を伝えて採用なりをしても らいたいというようなことを申し送りをしていってもらいたいと思います。 その講習にかかわる、例えば日数を有給でやるので、休みの日にやらせるのか、自分 で休みとってやせるのかのところをお聞きしたいのですけれども。 ○議 長 黒川病院事務長。 ○黒川病院事務長 講習の日程が今、示されておりまして8月でございます。8月28日、29日札幌で ございます。2日間でございます。出張でと考えておりますけれども、役場内のルール ができましたら、それに従ってそのようにしたいと思っております。 ○議 長 杉森俊行君。 - 16 - ○杉森俊行君 光地園のこと、免許のことがあるのですけれども、役場のつくっても、ちょっと私は これも免許もたしか、これは免許なのですよね、一応。たしか私たちも土木のほうでも 型枠とか土止め支保工を持っているのですけれども、ちょっとこれからはいいと私は言 えないですけれども、町のほうでそういう要綱つくったらいいということになると我も 我もと関係ない人も行きだしたら、我も我もでどこから金が出てきて、どういうふうに なるかという物すごく心配を感じます。それは光地園の牧場もそうなのですけれども、 余り突っ込んで考えるとたった十何万で予算を全部ひっくり返すのかということもでき るのですけれども、これからはやはりそういうことは自分で取って来なさい言うべきこ とはやはり町でもお示しになったらいかがですか。これを使うときには、これが必要な のだと。まさか、看護師の採用に看護師の免許ありませんとかということになりません ので、そこのところ町長はどのようにお考えでしょうか。 ○議 長 黒川病院事務長。 ○黒川病院事務長 私どものほうの考えとしましては、ルールができればそれは別ですけれども、現時点 で考えていることは、業務によって必要性が発生しておりますので、これは仕事でとっ てもらわないと病院が立ち行きませんので必要であるということの判断でとらせたいと 思っておりますが、先ほど言いましたように受講をするという部分では、受講するとい うのは努力義務ですので、安全に運転するために受講してもらうということでございま す。免許は必須ではありませんので、そこは役場のルールができたときに、そのルール に従って考えたいと思いますが、講習の受講はどうしても必要であろうと私どもは考え ておりますので、受講してもらおうと考えております。 ○議 長 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 さっきの説明で3,000キロリッター、そして病院が2,970キロリッターですか。 病院はこれからもしかして、大きくなって患者がいっぱい増えて3,500と4,000 なったときにはどうするのですかということです。 やはり、3,000だからいいのではなくて、その対処、ものでいったら1.5倍以上 のものを持っている人を使うという気構えがないと、またなりました、免許取りますと、 そういうふうにはならないのですよ。講習だけ受ければいいというわけにはいかないで すよ。これからは、やはりそういう免許を持っている人を使いますということを言って くれれば何も言いませんよ。 何でもかんでも役場の金を使って免許取るとかと、しまいには車の免許を取るのです か。必須ですからといって、そういう話にはなりませんよ。もう少し考えてもらいたい - 17 - です。 ○議 長 黒川病院事務長。 ○黒川病院事務長 ケースバイケースの部分があるかと思うのですけれども、看護師を採用するときに看 護師の免許ない人をとることはありませんので、そういう必要にあった人を採用する場 合もありますし、採用してから必要になる場合もありますので、それはケースバイケー スだなというふうに思いますが、私も役場に入って免許必要だから役場のお金で自動車 免許を取るというようなことはないかと思うのですけれども、こういった施設が変わっ たことによって必要な資格、資格というか講習は受けてもらうことはあるかと思ってお ります。ケースバイケースの部分があるかと思いますけれども。以上です。 ○議 長 総括でもいいですか。 杉森俊行君。 ○杉森俊行君 何も突っ張って言っているわけではないです。これからこういうことを考えていきま しょう、申し送りしておきますと、講習だけでなくて免許持っている人をなるべく使い ますと言えば済むことなのです。朝に言ったでしょう、そんなもの。わざわざ電話で呼 ぼうと思ったって言っているでしょう。 ○議 長 黒川病院事務長。 ○黒川病院事務長 ごもっともかと思っておりまして、そのように考えているところでございます。 採用これからするという場合には、そういう資格が必要な場合には、資格がある人を 採用していくというのが一番いいかと思いますけれども、今はちょっと道半ばでのこと でしたので、受講していただいて対応していたということにはなりますけれども、議員 の言われた考え方は、それはそうだと思っております。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 1ページのところでないかなと思うのですけれども、外来収益というか、ちょっとお 聞きしたいのは往診のことなのですけれども、往診の件数なり収入なり、それはどのよ うに積算されているのか、往診がなければないで総括で町長にお話申し上げたいなと 思っていることがあるものですから、数字をまず教えてください。 ○議 長 - 18 - 黒川病院事務長。 ○黒川病院事務長 訪問看護という部分では、毎週というか、看護の看護師がおりまして、毎日のように 訪問看護をしております。また、訪問診療ということでは、院長が毎週水曜日、午前中 に行っておりますが、水曜日にセットはしているのですが行かない日も多いです、必要 に応じて行っております。月に、ちょっとざっくりな数字ですけれども、10件ぐらい になるかと思います。 訪問看護はすごく多くて、収入という面では訪問看護の部分では昨年度で569万5, 020円ということでございます。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 柚原千秋君。 ○柚原千秋君 勉強会でお聞きすればよかったのですが、幼稚な質問なのですけれども、新しい病院 は手術というのはしないというふうに伺ったのですが、軽微な手術、例えばとげが刺さっ ただとか、ハチにやられただとかというようなことはどうなのでしょうか。 ○議 長 黒川病院事務長。 ○黒川病院事務長 手術はしないという部分は、手術室をもっての今の病院手術室あるのですけれども、 使っていないということで、小外科といいますか、小手術といいますか、とげが刺さっ た、ちょっと切った、頭切ったとか、縫合するとか、そういったことは今もやっており ますし、今後もやっていきます。 ○議 長 ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、歳入歳出の総括質疑を行います。 質疑はありませんか。 西田輝樹君。 ○西田輝樹君 町長にお伺いしたいことで、病院の最高責任者ということでなっているので、先ほど のお話の中で往診というのでしょうか、往診10件ぐらいだということで、何か何で件 数がしっかり、何月ということであれなのでしょうけれども、先ほども施設のことで大 - 19 - 変、高齢化社会で大変いろいろ心配なことがあるよということでの中であれですけれど も、私たちみたいなような団塊の世代の人方になってきたら、本当に施設なんかも入れ ないのではないかというような、そういうような心配もありますので、その中で介護保 険に寄らないような、そういうふうな施設なんかもあるのでしょうけれども、僕はこれ からはきっと病院には大変なことでしょうけれども、往診というのでしょうか、介護保 険での訪問看護なんかもそれはもちろん、非常に有効な手段だと思っているのですけれ ども、なかなか自分の日常の生活の中で高齢者抱えているですとか、すぐ病院のほうに も連れては行きますけれども、往診していただければ大分、夜中に行くようなことで看 護婦さんとか、皆さんにも迷惑かからなくて、これから相当、往診の重点的に、そうい うふうなことについてもぜひお医者さんとのご協議の中でもう少しフットワークが良く なるような手だてをいただきたいなと思っているのですけれども。 ○議 長 伏見町長。 ○伏見町長 現状なんですけれども、今、医師3名でフットワークよろしく一生懸命やっていただ いています。このことは私たち、本当に感謝申し上げたいなと思っています。 やはり、今のような要望はやはり院長もわかっていまして、今、先ほどちょっと月1 0件ぐらいだと言っていたのですけれども、どういうような患者さんかちょっと、それ はまた後で、いろいろと家庭訪問というか、訪問看護、または看護師が行ったり、医師 が行ったりというのは、当時、入院していて、その後の介護云々ということで院長がた またま10件ほど、毎月ではないと思うのですけれども、そういうような形で、時間を 割いて自ら行っているというような状況です。 ですけれども、こういうことがどんどん続いていくと、やはり今の中で、医師体制の 中ではちょっと無理なのかなと、やはり先生にもご負担かけるのかなと思っております。 できるだけ病院へ来ていただくというのが今の体制づくりかなと思っています。 ただ、今後、医師が今のちょっと1人アタックしていますけれども、またほかにもと いうことであれば、そういうような余裕というか、空く時間があればそういうようなこ とにも対応できるのかなと思っております。 ただ、やはり以前のようにやはり夜中の訪問だとか、そういうのはやはり医師にも相 当、負担かかりますので、できる限りそういうときには救急車なりを使って病院へ来て いただくというのが今の現状かなと思っています。 このことについても、また医師側との協議も4月になったらありますので、私から先 生、家庭訪問してやってくれとはなかなかちょっと言いづらい面もはっきり言ってあり ます。ですけれども、いろいろな話の中で議会からもこういう要望があったということ は、しっかりとお伝えしたいなと思っております。 ○議 長 - 20 - ほかに質疑ありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 これをもって、質疑を終了します。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第30号平成26年度大樹町立国民健康保健病院事業会計予算につい ての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。 以上で、議案第23号平成26年度大樹町一般会計予算についてから、議案第30号 平成26年度大樹町立国民健康保健病院事業会計予算についてまで、一括議題とした8 件の議案につきましては、これで終わります。 休憩します。 休憩 午後 1時54分 再開 午後 2時05分 ○議 長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ◎日程第10 議案第31号 ○議 長 日程第10 議案第31号平成25年度大樹町一般会計補正予算(第10号)につい ての件を議題といたします。 提出者から、提案理由の説明を求めます。 伏見町長。 ○伏見町長 ただいま議題となりました、議案第31号平成25年度大樹町一般会計補正予算(第 - 21 - 10号)について提案理由のご説明を申し上げます。 本件については、一般会計の補正予算第10号をお願いするものでございます。今回 は、歳入歳出でそれぞれ1,000万円の追加補正をお願いするものでございます。 内容等につきましては、総務課長のほうから説明いたさせますので、ご審議の上、議 決賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。 ○議 長 北林総務課長。 ○北林総務課長 それでは、議案第31号平成25年度大樹町一般会計補正予算(第10号)について ご説明いたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ1,000万円を追加し、予算の総額を72億6,0 93万4,000円とするものです。 内容につきましては、資料でご説明いたしますので、3ページをご覧いただきたいと 思います。 資料の15の内容です。土木費の道路維持費、町道維持管理事業で委託料1,000万 円の増です。除雪費を補正するものでございまして、年度末を迎えた中で昨日からの降 雪がありましたので、除雪費の執行状況を精査しましたところ、今後の降り方によりま しては、予算が不足することも心配されますので、今回、除雪費を1,000万円追加す るものでございます。 合計で補正額1,000万円の増、補正予算の財源内訳では、一般財源で1,000万 円の増となるものでございます。 なお、この財源としましては、財政調整基金を充当させていただきます。 続きまして、2ページの第1表歳入歳出予算補正の歳出をご覧いただきたいと思いま す。 歳出、8款土木費の補正ですが、歳出の合計で、補正前の額72億5,093万4,0 00円、補正額1,000万円の増、計で72億6,093万4,000円となるものです。 次に、1ページの歳入をご覧ください。 歳入、18款繰入金です。歳入合計で、補正前の額72億5,093万4,000円、 補正額1,000万円の増、計で72億6,093万4,000円となるものです。 以上で、説明を終わらせていただきます。 ○議 長 これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 - 22 - 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、議案第31号平成25年度大樹町一般会計補正予算(第10号)について の件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第11 請願第1号 ○議 長 日程第11 請願第1号TPP交渉等国際貿易交渉に係る請願についての件を議題と いたします。 委員会における審査が終了しておりますので、委員会の報告を求めます。 経済常任委員会副委員長松本敏光君。 ○松本敏光君 3月12日に本委員会に付託された、請願第1号TPP交渉等国際貿易交渉に係る請 願について。 3月11日に委員会を開催し、審査した結果、次のとおり決定したので会議規則第9 3条の規定により報告いたします。 なお、本請願は、内閣総理大臣、内閣官房長官、内閣府TPP担当大臣、農林水産大 臣、財務大臣、経済産業大臣に対し、TPP交渉等国際貿易交渉に係る意見書の提出を 求めるものであります。 TPPは例外なき関税撤廃の原則とし、農業のみならず国民の暮らしや地域社会の将 来に禍根を残す問題であり、国民的議論のないまま交渉を進めることは決して国益にか なうものではないため、TPP交渉にかかわる衆参両院農林水産委員会決議の順守等を 政府に求める本請願については、全会一致で採択すべきと決議しました。 以上、よろしくご審議お願いいたします。 ○議 長 - 23 - 審査の報告が終わりました。 これより、委員会報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終了いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 (なしの声あり) ○議 長 討論なしと認めます。 これをもって、討論を終了いたします。 これより、請願第1号TPP交渉等国際貿易交渉に係る請願についての件を採決いた します。 本案に対する委員会の報告は採択すべきものとするものであります。 本案は、委員会報告のとおり、決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は、委員会の報告のとおり採択と決しました。 ◎日程第12 発委第1号 ○議 長 日程第12 発委第1号TPP交渉等国際貿易交渉に係る意見書についての件を議題 といたします。 お諮りいたします。 本意見書については、先に報告がありました経済常任委員会報告の請願の趣旨と同様 の内容でありますので、提出者の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決したいと思い ます。 これにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 したがって、提出者の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決いたします。 発委第1号TPP交渉等国際貿易交渉に係る意見書については、原案のとおり決する - 24 - ことにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、本意見書は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第13 閉会中の継続調査 ○議 長 日程第13 委員会の閉会中の継続調査についての件を議題といたします。 各委員長から、会議規則第74条の規定により、お手元に配付したとおり申し出があ りました。 各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。 (異議なしの声あり) ○議 長 ご異議なしと認めます。 よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。 ◎閉会の宣告 ○議 長 以上をもって、本定例会に付議された案件は全部終了しましたので、会議を閉じます。 よって、平成26年第1回大樹町議会定例会を閉会いたします。 閉会 午後 2時16分 - 25 -
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