(1) 放送受信

(1)
放送受信
1.テレビ放送を受信するには
2.テレビ放送受信機器について
2 1.アンテナについて
2-1.アンテナについて
2-2.ブースターについて
2-3.同軸ケーブルについて
軸
ブ
2-4.混合器、分配器、分岐器、分波器について
3.テレビ放送受信機器の選定
4.4K・8K放送と当社の取組み
〔参考資料〕アンテナ施工方法
1
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1.テレビ放送を受信するには
(1)
テレビ放送
私たちが見ているテレビ放送は2種類。
テレビ放送
①地上デジタル放送
例:NHK総合、NHK教育(Eテレ)、西日本放送、瀬戸内海放送、…(岡山県内の例)
※放送チャンネルは お住まいの地域により異なる
※放送チャンネルは、お住まいの地域により異なる。
②衛星放送
例:NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS日テレ、BS11、Dlife、…
地上デジタル放送
衛星放送
※放送チャンネルは、全国共通。
送
全
地上デジタル放送
衛星放送
BS衛星
110度CS衛星
赤道上空約35,800km
の静止軌道
※2衛星は同一方向
親局・中継局
全国に約2 000箇所
全国に約2,000箇所
(代表例:金甲山)
全国の中継局地図
引用:DPA(http://dpa-tv-area.jp/)
2
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1.テレビ放送を受信するには
(2)
受信方法
<1> アンテナ受信
建物に
建物にアンテナを設置して、テレビ放送を受信する方法
ナを設置
レビ放送を受信する方法
衛星放送
BSデジタル
110度CSデジタル
BS・110度CSアンテナ
(BS・110度CS放送受信用)
UHFアンテナ
ナ
地上デジタル放送
(地上テレビ放送受信用)
親局・中継局
受信者
3
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1.テレビ放送を受信するには
(2)
受信方法
<2>
CATV(ケーブルテレビ)受信
ケーブルテレビ局加入し、テレビ放送を受信する方法
衛星放送
BSデジタル
地上デジタル放送
110度CSデジタル
親局・中継局
加入者
CATV局
4
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1.テレビ放送を受信するには
(3) テレビ放送およびCATV その他の放送等の周波数割り当て
<アンテナ受信>
地上デジタル放送
衛星放送
携帯電話
FMラジオ
FMラジオ
76
地上デジタル放送
(UHF帯域)
95
470MHz
470MH
13ch
~
~
710
470
地上デジタル放送
L
T
E
周波数(MH )
周波数(MHz)
13
470~476
14
476~482
・
・
・
・
・
・
52
704~710
※リモコンのチャンネル(1~12)とは違う
※各中継局によって使用する物理チャンネルが異なる
BS・110°CS帯域
※衛星からの電波
806 1036
物理チャンネル
710MHz
710MH
52ch
衛星放送
(BS・110°CS-IF帯域)
※アンテナからの電波
2150
周波数
(MHz)
12750
11710 12250
リモコン
チャンネル
(1~12)
物理チャンネル
( 13 ~ 52 )
※弊社総合カタログに一覧表があります
<CATV受信>
CATV上り
CATV下り
光ケーブル
インターネット等
インタ
ネ ト等
サービスに利用
テレビ放送サ ビスに利用
テレビ放送サービスに利用
(FTTH)
(BS・110°CS帯域)
周波数(MHz)
10
55(60) 70
770 1036
5
2150
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2.テレビ放送受信機器について
戸建でアンテナ受信する場合、主に下図のテレビ放送受信機器が必要
2-1
2
1
アンテナ
2 2 ブースター
2-2
UHFアンテナ
ブースター(増幅部)
BS・110度CSアンテナ
ブースター(電源部)
2-3
2
3 同軸ケ
同軸ケーブル
ブル
2-4
2
4
混合器
分配器
直列ユニット、
分岐器
壁面TV端子
分波器
6
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2-1.アンテナについて
(UHFアンテナ、BS・110度CSアンテナ)
受信する放送波にあったアンテナを使用する
地上デジタル放送はUHFアンテナを、
衛星放送は、BS・110度CSアンテナを使用する
また設置する建物の規模に合わせて家庭用 共同受信用を使用する
また設置する建物の規模に合わせて家庭用、共同受信用を使用する
家庭用
共同受信用
アパ ト ビル マンシ ン等
アパート、ビル、マンション等
戸建
室内アンテナ
UHFアンテナ
平面アンテナ
八木式アンテナ
八木式アンテナ
パラスタック式アンテナ
パラ
タ ク式ア テナ
小型アンテナ
パラスタック式アンテナ
家庭用に45cmタイプを
使用する地域
BS・110度CS
アンテナ
45cm
50cm 60cm
75cm
90cm
※北海道北部では、50cm
※北海道北部では、75cm以上
7
120cm
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2-1.アンテナについて
(UHFアンテナ)
・・・親局・中継局方向の電波
(受信したい方向の電波)
・・・受信しない方向の電波
親局、中継局
導波器
放射器
反射器
受信する周波数の電波を集める
受信した電波を取り出す
後方からの電波をさえぎる
8
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2-1.アンテナについて
<UHFアンテナ
(UHFアンテナ)
~選ぶポイント~>
選ぶポイントは3つ。
①使用チャンネル(受信チャンネル)
地上デジタル放送で使用している周波数は中継局に
より異なるので、受信する中継局の周波数に対応した
アンテナを選ぶ
①
②
③
②偏波面
地上デジタル放送は、水平偏波、垂直偏波の2種類
受信する中継局の偏波に対応したアンテナを選ぶ
③動作利得
中継局からの位置関係で空間の電波の強さ(電界強度)
が変化する
電波が弱い所では、受信性能(動作利得が高い)アンテ
ナを選び、電波が強い所では、受信性能が低いアンテ
ナでも受信できる
信 き
※詳しくは次ページ以降
9
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2-1.アンテナについて
(UHFアンテナ)
~選ぶポイント~>
<UHFアンテナ
①使用チャンネル(受信チャンネル)
地上デジタル放送は、470~710
地上デジタル放送は、470
710MHzの電波を6MHzずつにわけて
13ch~52chと割り当てられており、「物理チャンネル」と言う
(注意:テレビリモコンのチャンネルとは違う)
各中継局によ て使用する物理チ ンネルが異なり
各中継局によって使用する物理チャンネルが異なり、
受信する中継局に使用チャンネルが対応しているUHFアンテナを選ぶ
地上デジタル放送
リモコンチャンネル
(1~12)
・・・・・・
470MHz
周波数
物理チャンネル 13ch
~
~
710MHz
52ch
物理チャンネル
周波数(MHz)
13
470~476
470
476
14
476~482
・
・
・
・
・
・
52
704~710
物理チャンネル
( 13 ~ 52 )
※弊社総合カタログに一覧表があります
10
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2-1.アンテナについて
<UHFアンテナ
(UHFアンテナ)
~選ぶポイント~>
②偏波面
地上デジタル放送は水平偏波と垂直偏波の2種類あり、各中継局によって異なる
受信する中継局の偏波に対応しているUHFアンテナを選ぶ
水平偏波
親局、中継局
垂直偏波
親局、中継局
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2-1.アンテナについて
<UHFアンテナ
(UHFアンテナ)
~選ぶポイント~>
③動作利得
電波をどれだけ受信できるか(感度、受信性能)を表す
アンテナの動作利得は、受信する周波数の半波長ダイポーアンテナが基準
(単位はdBd、通常はdB)
半波長ダイポール
アンテナ
八木式アンテナの場合、素子(導波器)数の多いものほど利得は高い
中継局から近い(電界強度が強い)地域では、動作利得が低いアンテナを使用できる
中継局から遠い(電界強度が弱い)地域では、動作利得が高いアンテナを選ぶ
家庭用八木式、パラスタック式アンテナ
家庭用樹脂製アンテナ
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2-1.アンテナについて
<UHFアンテナ
(UHFアンテナ)
~選ぶポイント~>
③動作利得
<家庭用UHFアンテナ
用
電界強度エリア図
界強
>
14~20素子相当の平面アンテナ、八木式アンテナ
14~27素子パラスタック式アンテナ
20~25素子相当の平面アンテナ、
八木式アンテナ
室内アンテナ、4~8素子アンテナ
A
電界強度
「高」
地形の影響により
電波が弱い地域
B
C
電界強度
「中」
80dBμV/m 70dBμV/m
13
電界強度
「低」
60dBμV/m
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2-1.アンテナについて
その他
(UHFアンテナ)
半値幅
最大に受信できる方向から受信能力が電力値で半分に低下( 3dBになる)する左右の幅で、
最大に受信できる方向から受信能力が電力値で半分に低下(-3dBになる)する左右の幅
で
アンテナが、電波を受信する方向範囲を表します。
中継局
前方
後方
半値幅
種 類
半値角(度)
種 類
半値角(度)
14素子
34 ~ 57
14素子パラスタック
14素子ハ
ラスタック
28 ~ 50
20素子
28 ~ 52
20素子パラスタック
24 ~ 44
-
-
27素子パラスタック
18.5 ~ 43.0
八木式14素子アンテナ
半値幅
0°
30°
電波到来方向
前方方向
-3dB
60°
八木式アンテナ
利得
1/2λ ダ イ ポ ー ル ア
ンテナ
-90°
-3dB
60°
電力半値幅
0
°
30°
90°
0dB
90°
+90°
120°
120°
後方方向
-120°
180°
+120°
150°
150
150°
150
180°
赤は半波長ダイポールアンテナ
八木式14素子アンテナ(UA14)
470MHz受信時 指向性図
14
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2-1.アンテナについて
その他
(UHFアンテナ)
半値幅
UHFアンテナで受信する場合は、中継局1箇所に対し、UHFアンテナ1本を使用する
Ⓐ中継局
20素子八木式アンテナ
UA20
受信したい中継局が複数ある多方向受信では、半値幅が狭い八木式アンテナ等を使用す
受信したい中継局が複数ある多方向受信では 半値幅が狭い八木式アンテナ等を使用す
ると、アンテナ1本では複数の中継局を受信できず、アンテナが複数必要になる場合がる
Ⓑ中継局
Ⓑ中継局
Ⓐ中継局
追加
Ⓐ中継局
半値幅が狭いアンテナ
20素子八木式アンテナ
UA20
15
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2-1.アンテナについて
その他
(UHFアンテナ)
半値幅
☆半値幅が広いアンテナはこういう時に便利☆
半値幅が広い平面アンテナ等では、アンテナを複数台使用することなく1本で受信できる場合があり、
多方向受信に向いています。
Ⓑ中継局
半値幅が広いアンテナ
Ⓐ中継局
20素子相当平面アンテナ
UAH810
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2-1.アンテナについて
その他
(UHFアンテナ)
ハイトパターン
アンテナ 高さによるアンテナ出力
アンテナの高さによるアンテナ出力レベルの変化を「ハイトパターン」といい、一定の間
ル 変化を
イト タ ン」と
、 定 間
隔で変化する。間隔は周波数に関係し、UHFはVHFと比較して間隔が狭くなる。
<ハイトパターンピッチの計算例>
λ d
λ*d
P=
2*h
h=600m d=10km(10,000m) のとき
h:送信高
VHF(f 100MH )の場合
VHF(f=100MHz)の場合
λ:波長(300/f)
UHF(f=700MHz)の場合
d:送受信間距離
P 25m
P=
25
P=3.5m
受信アンテナ高
地上デジタルのハイトパターン例
10
受信不可×
受信可○
m)
アンテナ高(
ハイトパターンピッチ
(P)
9
送受信間1.2km
UHF 18ch
8
7
6
5
(m)
4
3
電界強度小
電界強度大
2
75
受信電界強度E(V/ )
受信電界強度E(V/m)
85
受信レベル(dBμV)
95
アンテナは高くすれば必ずしも良いわけではないので注意が必要
17
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2-1.アンテナについて
(BS・110度CSアンテナ)
イメージ
110度CSデジタル
BSデジタル
12GHz帯域
・・・受信したい周波数の電波
赤道上空約35,800kmの静止軌道
・・・受信しない方向の電波
反射鏡
一般に放物面をしており、
受信したい衛星からの電波を
反射し、焦点に一点に集める
射
焦
家庭用ブースター
接続すると
(例:GCU433D1)
常時送る
コンバーター
反射鏡の焦点にあり、
反射鏡で反射した電波を
低い周波数に変換する
テレビ
1032~2150MHz
コンバーターへの電気
(DC15V)
(CS/BS-IF帯域)
18
リモコンで設定し送る
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2-1.アンテナについて
<BS・110度CSアンテナ
(BS・110度CSアンテナ)
~選ぶポイント~>
選ぶポイントは1つ
BS衛星
110度CS衛星
…家庭用:45cm、
共同受信用:60cm以上
…家庭用:50cm、
共同受信用:75cm以上
①アンテナ有効径(反射鏡外径)
反射鏡の大きさを表し、受信性能を左右する
反射鏡の大きさを表し
受信性能を左右する
地域にあったアンテナ有効径のアンテナを選ぶ
19
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2-1.アンテナについて
(BS・110度CSアンテナ)
調整方法
(1)テレビ、またはブースターからアンテナへの電源供給を行なう
(2)上下角(仰角)を地域に合わせて、仮固定する
上下角の調整
都市名
札幌
仙台
盛岡
東京
長野
松本
名古屋
大阪
神戸
岡山
広島
福岡
那覇
上下角(°) 方位角(°)
31 2
31.2
221 7
221.7
35.3
224.0
34.0
231.5
38.0
224.4
38 0
38.0
229 0
229.0
38.5
229.0
40.1
221.5
41.5
220.0
41.5
226.5
42.5
225.0
43.4
216.2
45.2
213.9
53.6
215.9
(3)テレビの受信状況(受信レベル)を見ながら、方位角を少しずつ微調整する
方位角の調整
時計の秒針のように
ゆっくり動かしては
受信レベルの確認!
調整範囲2°は、秒針が
約0.3秒間に進む微小の角
度です。
(4)受信できることを確認し、最後にテレビの受信レベルが最大になるように調整して固定する
20
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2-2.ブースターについて
アンテナで受信したテレビ信号は、後程説明しますが同軸ケーブルや分配器など
を通過する事で 電波の強さ(端子電圧)が減衰する
を通過する事で、電波の強さ(端子電圧)が減衰する。
アンテナ直下で受信できても、テレビの入力端子で最低レベルを下回ると、
視聴できなくなる。
同軸ケーブル、混合器、
同軸ケーブル、
分配器、分岐器、分波器など
混合器など通過後
地上、
BS・110度CS
CATV
受信できない
アンテナ直下では
受信できる!
例えば、人が話す声が近くでは聞こえていても、離れていくと声が小さくなり
聞こえなくるのと同じ
こんにちは
拡声器(マイク)で音声を事前に大きくする事で遠くても聞こえるようになる
ただし 拡声器 位置を離れ 使うと声が小さくなり 効果がえられな
ただし、拡声器の位置を離れて使うと声が小さくなり、効果がえられない
こんにちは
21
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2 2.ブ
2-2
ブースターについて
スタ について
ブースターとは
この拡声器と同じ役割があり、テレビ放送信号を大きくする機器
アンテナ直下等に使し、同軸ケーブルや、分配器などでの損失を事前に補う
ナ直 等 使
軸ケ ブ や 分
など
損失を事前 補
ただし、アンテナ直下で視聴できない(品質が悪い)状態や、アンテナから離れすぎて品質が
悪くなってからでは、ブースターの効果は得られない
家庭用ブースター(電源部)
地上、CATV
※増幅部を動かすACアダプターの役割をする
家庭用ブースター
(増幅部)
増幅部
BS・110度CS
同軸ケーブル、混合器、
分配器、分岐器、分波器など
22
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2-2.ブースターについて
<ブースター
~選ぶポイント~>
選ぶポイントは3つ
①
②
③
①使用帯域
受信する放送に対応した機種を選ぶ
②利得
家庭用では、特に気にしなくてもよい (※設置時調整する)
共同受信用は、出力後の損失を考慮して選ぶ (※設置時調整する)
③定格出力
家庭用では、特に気にしなくてもよい
共同受信用では、受信設備の規模に応じて選ぶ
23
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2-2.ブースターについて
①使用帯域
どの周波数の信号(テレビ放送信号)が使用(増幅またはパス)できるか
ブースターは、全ての周波数帯域の信号が使用できるわけではない
(1)
する周波数帯域
(2)増幅はせずに、通過(
)する周波数帯域
使用帯域
(3) その他の信号は使用できない(増幅、パスもしない)
その他の信号は使用できない(増幅 パスもしない)
・・・
帯域の信号
・・・
UHF:増幅
UHF:パス
BS・110度CS:増幅
BS・110度CS:増幅
GCU433D1
入力
出力
帯域の信号
帯
信
UHF:増幅
GC30
BU433D1
出力
入力
24
入力
出力
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2-2.ブースターについて
②標準利得
入力した使用帯域の信号をどれだけ増幅できるかを表す数値
入力した信号を基準として 単位は[dB]
入力した信号を基準として、単位は[dB]
(1)
:利得が0dB以上
※利得が高いほど出力が高くなる
(2)
:利得が0dB以下
・・・
帯域の信号
利得が低いとき
利得が高いとき
(利得切換:28dB時)
(利得切換:43dB時)
例:GCU433D1
例
GCU433D1
調整する
入力
利得が低い
ときの出力
例:GCU433D1
例
GCU433D1
同じ入力値でも
利得が高いので
出力が大きい
入力
入力
出力
入力
利得が高い
ときの出力
出力
25
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2-2.ブースターについて
③定格出力
受信品質を保ったまま増幅できる最大の出力レベル
ブースターは、入力信号が大きすぎる場合、入力信号の品質のまま増幅しない
元の品質のまま増幅できる入力信号の大きさには限界があり、定格出力を超えて
使用すると信号品質が大きく劣化し、テレビで視聴できなくなる場合もある
拡声器で例えでは、マイクに入る音声が大きすぎると、音声がわれるようになる
こんにちは
出力が定格出力以下のとき
入力
出力が定格出力以上の場合
出力
入力
…定格出力
…定格出力
入力
出力
入力
出力
出力
26
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2-2.ブースターについて
ブースター(増幅器)は、建物規模、受信方法に大きく4分類
アンテナ受信(地上/BS・110度CS)
CATV受信
(上り/下り/BS・110度CS)
戸建住宅用
マルチブースター
CUW30L2
一軒家
軒家
地デジブースター、
家庭用ブースター
SDU
共同受信用増幅器
MDU
共同受信用
アパート、
マンション
マンション、
ビル等
27
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2-3.同軸ケーブルについて
同軸ケーブルとは
アンテナやCATVで受信した信号をテレビ、レコーダーまで配線するケーブル
<同軸ケーブルの構造>
中心導体(心線)の周囲を同心円状に外部導体(編組線)
※外部導体(編組線)にアルミ箔も使用している同軸ケーブルもある
中心導体
(心線)
例 S-5C-FBの場合のイメージ図
内部絶縁体
S-5C-FB
アルミ箔
(機種による)
外部導体
(編組線)
外皮
(ビニル)
28
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2-3.同軸ケーブルについて
<外径別 弊社製品例>
種類
外径(太さ)
弊社製品例
※□Cの□の数字が大きいほど、
1.9C
約3.6mm
1.9C-FB
3C
約5.4mm
3C-FV
4C
約6 0mm
約6.0mm
BS-CDX(S-4C-FB相当)
BS
CDX(S 4C FB相当)
5C
約7.7mm
5C-FV、S-5C-FB、S-5C-FBD
外径(太さ)が大きくなる
<同軸ケーブルの特長>
同軸ケーブルを通過すると 電波は減衰して弱くなる
同軸ケーブルを通過すると、電波は減衰して弱くなる
地上デジタル放送
(470~710MHz)
・同じ周波数でも長いほど、減衰量が大きい
同じ周波数でも長いほど、減衰量が大きい
衛星放送
・同じ長さで周波数が高いほど信号が減衰量が大きい
(1032~2150MHz)
29
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2-3.同軸ケーブルについて
細い同軸ケーブル:曲げやすく配線はしやすいが、減衰量が大きく、屋内配線向き
太い同軸ケーブル:曲げにくく配線はしにくいが、減衰量が小さく、屋外配線向き
機種により、伝送できるテレビ放送波(周波数)が異なる
30
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2-3.同軸ケーブルについて
屋内用
屋外用
・ケーブルが曲げやすく、配線しやすい
・ケーブルが曲げにくく、配線しにくい
・減衰量が大きいので、最大で5mまで
・減衰量が少ないので、長距離配線をする屋外配線向き
1.9C
(例)2JW2A2B
5C以上
以上
4C
(例)4JW1A2B
(例)BS-CDX
(例)S-5C-FB
①使用帯域
受信する放送に対応した同軸ケ ブルを選ぶ
受信する放送に対応した同軸ケーブルを選ぶ
②使用場所
屋内配線
屋外配線
⇒
⇒
4C以下の同軸ケーブルを選ぶ
4C以上の同軸ケーブルを選ぶ
31
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2ー4.混合器、分配器、分岐器、分波器について
混合器…地デジと衛星放送、地デジと地デジなど2つのテレビ放送信号を1つまとめる(混ぜる)
分配器 分岐器…テレビ放送信号を複数に分ける
分配器、分岐器
テレビ放送信号を複数に分ける
分波器…混合した地デジと衛星放送をもとの地デジと衛星放送の信号に戻す
CATV
BS 110度CS
BS・110度CS
地上デジタル放送
※通過すると信号が弱くなる(減衰する)
32
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2ー4.混合器、分配器、分岐器、分波器について
混合器とは
2つのテレビ放送波信号を1つに合成する機器
大きく2分類
(1)UHF(地上デジタル放送)またはCATV +
(2)
UHF(地上デジタル放送)
+
(1)
入力1
(地デジ)
BS 110度CS
BS・110度CS
UHF(地上デジタル放送)
(2)
入力1
(地デジ)
入力2
(BS・110度CS)
UU0001C
入力2
(地デジ)
MC0002C
減衰する
入力1
型
出力
減衰する
出力
(地デジ+BS・110度CS)
入力1
出力
(地デジ+地デジ)
出力
番
①使用帯域、使用チャンネル
①
混合する放送に対応した機種を選ぶ
33
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2ー4.混合器、分配器、分岐器、分波器について
分配器とは
テレビ放送信号を複数に等しく分ける(分配する) 機器
分配数(分ける数)により2分配器、3分配器、4分配器、…
2分配器
(例:2DB1C)
4分配器
(例:4DB1C)
(例
4DB1C)
3分配器
(例:3DB1C)
減衰する
入力
出力
入力
入力
入力
出力1 出力2
出力1 出力2 出力3
出力1出力2 出力3 出力4
①
①分配数
家庭用ではテレビなどの数に、共同受信用では系統の分配数に応じた機種を選ぶ
<注意点>
家庭用で衛星放送を受信する場合、通電端子に注意する
34
※詳しくは次ページ以降
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2ー4.混合器、分配器、分岐器、分波器について
通電端子とは
電気(交流ACまたは直流DC)を流せる端子
入力⇔出力3電気を流せる
出力3は通電端子
入力
デジタル対応テレビ
出力3
またはBS/CS対応ブースター
アンテナへの電気
(DC15V)
アンテナへの電気
(DC15V)
出力1
家庭用ブースター
(例:GCU433D1)
出力2
分配器は、通電の仕方により3種類
(1)全ての出力端子から電気を流せる機種
(2)1つの端子からのみ電気を流せる機種
例:2DE1
例:2DEL1
弊社製の(1)の機種は一目でわ
かるように型番に「L と記載
かるように型番に「L」と記載
しています
(3)全ての端子電気を流せない機種
例:CSD2W2
本体のラベルに
があり、
電気を流せられるかを一目でわかる
気
ようになってます。
35
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2ー4.混合器、分配器、分岐器、分波器について
通電端子
通電の種類
通電できる2種類では、通電の仕方に違いがある
(1)全ての端子からのみ電気を流せる機種
(2)1つの出力端子から電気を流せる機種
(出力全端子⇒入力端子間通電)
(入力⇔出力1端子間通電)
例:4DBL1C
例:4DB1C
・出力全端子→入力端子のみ
出力全端子 入力端子のみ
・指定出力端子→入力端子
指定出力端子 入力端子
・DC通電のみ
・指定出力端子←入力端子
・AC、DC両方通電可能
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2ー4.混合器、分配器、分岐器、分波器について
通電端子
受信トラブル事例
<戸建の衛星放送受信で、アンテナへの電気をテレビから送る場合は注意!>
テレビには、電源OFFでアンテナへの電気を送る設定もOFFになる機種がある
1端子通電形分配器の通電端子にそのようなテレビを接続していると…
1端子通電形分配器の通電端子にそのようなテレビを接続していると
①テレビの電源OFF
②アンテナへの送電OFF、アンテナへ電源が送られない
③他のテレビで衛星放送を受信できなくなる
あるテレビをOFFにすると…
すべてのテレビでいつも受信できる
分配器
(1端子通電形)
通電端子に接続し
たテレビから送電
②アンテナへの送電OFF
①テレビの電源OFF
切
③他のテレビで受信できない
37
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2ー4.混合器、分配器、分岐器、分波器について
通電端子
受信トラブル事例の改善
<改善方法>
(1)全端子通電形に変える
変更
1端子通電形分配器
(4DB1C)
全端子通電形分配器
(4DBL1C)
(2)全てのテレビでアンテナへ電気を送る設定をONにする
※壁面端子は通電仕様を使用してください
あるテレビをOFFにしても…
すべてのテレビでいつも受信できる
分配器
(全端子通電形)
②他のテレビから電気を送る
①テレビの電源OFF
切
③他のテレビが受信できる!!
38
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2ー4.混合器、分配器、分岐器、分波器について
分岐器とは
テレビ放送信号を複数に分ける機器ただし、出力の大きさが等しくなく(等分配しない)
出力は、出力端子と分岐端子の2種類
①出力端子・・・入力端子の信号より少し小さい大きさで出力
②分岐端子
②分岐端子・・・出力端子の信号よりさらに小さく出力(分岐端子同士は、同じ大きさ)
出力端子 信号よりさらに小さく出力(分岐端子同士は 同じ大きさ)
分岐端子の数によって、1分岐、2分岐器、4分岐器、・・・
1分岐器
(例:1CE111)
2分岐器
(例:2CE111)
入力端子
4分岐器
(例:4CE111)
①
出力端子
型
②
分岐端子2
2分岐器
(例:2CE111)
①
番
②
分岐端子1
①
出力端子
入力
減衰する
②
分岐端子
①分岐数
共同受信用では、系統の分岐数に応じた機種を選ぶ
共同受信用では
系統の分岐数に応じた機種を選ぶ
※家庭用では、ほとんど使用しない
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2ー4.混合器、分配器、分岐器、分波器について
分波器とは
地デジまたはCATVと衛星放送を混合している信号を、
地デジまたはCATVと衛星放送に戻す機器で、テレビの直前に使用します。
テレビの入力端子はそれぞれ別々で、テレビの入力直前に使用
入力端子
(地デジ+衛星放送)
①
減衰する
入力端子
出力端子
UHF出力端子
(地上デジタル放送)
CS/BS IF出力端子
CS/BS-IF出力端子
(衛星放送)
型
番
①入力側の同軸ケ ブル
①入力側の同軸ケーブル
入力側に2mのケーブルの有無で2機種あり、お部屋の配線に合わせて選ぶ
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3.テレビ放送受信機器の選定
八木式アンテナ ラインアップ
ラインア プ
①アンテナの選定
シリーズモデル
モデル名
UHF
8素子アンテナ
UHF
14素子アンテナ
高性能形UHF
14素子アンテナ
UHF
16素子リングアンテナ
UHF
20素子アンテナ
高性能形UHF
20素子アンテナ
高性能形UHF
27素子アンテナ
標準モデル
低周波数
モデル
雪害対策
モデル
-
ローチャンネル
雪害用
塩害用
ステンレス
UA8
-
-
-
-
UA14
UL14
UA14G
UAX14P2 ULX14P2
-
塩害対策モデル
UA14
UA20
UA14Z UA14S
-
UA20S
UAR16P2
-
-
UA20
UL20
UA20G
-
-
UA20Z UA20S
UAX20P2
X
ULX20P2
X
-
-
-
UAX27P1 UBL-114D
-
-
-
UAX20P2
UAX27P1
41
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3.テレビ放送受信機器の選定
①アンテナの選定
八木式アンテナ 利得
※本資料は特性の一例を示すものであり、特性を保証するものではありません。
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3.テレビ放送受信機器の選定
①アンテナの選定
樹脂製 平面アンテナ ラインアップ
樹脂製、平面アンテナ
ラインア プ
-
ライト
ブラウン
ブラック
ブラウン
スーパー
ブラック
カスタム
モデル
水平・垂直
偏波対応モデル
水平・垂直
偏波対応
US210(P)
-
-
-
US210(P)
-
-
-
-
-
UAH500
-
-
UAH500S
UAH500
UAH500S
-
-
-
-
-
UAH710(P)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
シリーズモデル
モデル名
標準モデルル
標準モテ
UHFアンテナ
4素子相当
UHFアンテナ
7素子相当
UHFアンテナ
14素子相当
UHF平面アンテナ
20素子相当
UHF平面アンテナ
25素子相当
UHFアンテナ
20素子相当
ブースター内蔵
フブースター内蔵
ースター内蔵
ブースター内蔵
UAH810
ブースター内蔵
ブースター内蔵
ブースター内蔵
カラーバリエーションモデル
UAH810L UAH810B UAH810S
UAH710(P)
UAH810/UAH810L/
UAH810B/UAH810S
UAH805
UAD1810
-
-
UAD1810
S
-
UAH900
-
-
-
UAH900
UAD1900
-
-
-
UAD1900
UAH750
-
-
-
UAH750
-
-
-
-
-
43
UAH500 UAH500S
UAD1810/UAD1810S
UAH750
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3.テレビ放送受信機器の選定
①アンテナの選定
樹脂製 平面アンテナ 利得
樹脂製、平面アンテナ
※本資料は特性の一例を示すものであり、特性を保証するものではありません。
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3.テレビ放送受信機器の選定
①アンテナの選定
BC453
有効径
(パラボラ径)
BS 110度CSアンテナ
BS・110度CSアンテナ
BC453K
標準モデル
BC453
BC453CK
60cm
BC602
BC602
一部の地域を除き、日本国内では
45形で受信可能
BC453K
BSコンバーターの出力は、
晴天時におよそ80dBμV、
C/N=24dBが得られるよう方向を
合わせます。
BC453CK
BC502AP
BC502AP
セット品
45cm
50cm
ラインア プ
ラインアップ
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3.テレビ放送受信機器の選定
②屋根馬 アンテナマストの選定
②屋根馬、アンテナマストの選定
MH35PT
MH40Z
MH45Z
MH40ZL
MH45ZL
設置写真
屋根馬
標準
モデル
塩害対策
モデル
マスト付
モデル
小型用
MH35PT
MH35ZT
-
中型
中型用
MH40P
MH40Z
MH40ZL
大屋根用
-
MH45Z
MH45ZL
・屋根馬
マスト付モデルはUHFアンテナと
BSアンテナの設置用です。
屋根の大きさに合わせて、MH40ZL
またはMH45ZLをお選びください。
・アンテナマスト
溶融亜鉛メッキ鋼管 MZ-120(1.2m)、MZ-180(1.8m)、 MZ-350(3.5m/2本継ぎ)
溶融亜鉛メッキ仕様 AM18321H(1.8m)
アンテナを設置する高さに合わせてお選びください。
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3.テレビ放送受信機器の選定
③ブ スタ の選定
③ブースターの選定
増幅部
電源部
増幅部
BU433D1
電源部
GCU433D1
CU33L2
シリーズモデル
モデル名
UHFブースター
CS/BS-IF・UHFブースター
CS/BS-IFブースター
標準モデル
弱電界用
モデル
電源一体型
33dB形
43dB形
33dB形
BU33D1
U33L2
GCU433D1
CU33L2
GC30
-
C33L2
電源分離型ブースター
ホーム受信では電源分離型ブースターを使用することが多く、宅内に電源部を置き、
同軸ケーブルにDC15Vを重畳させて、屋外の増幅部に電源を送るのが一般的です。
受信するのがUHF(地デジ)のみであれば、BU433D1を使用し、
受信するのがUHF(地デジ)のみであれば
BU433D1を使用し
BSアンテナも設置するのであれば GCU433D1を使用します。
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4.4K・8K放送と当社の取組み
1.現在のテレビ放送(2K)
1.現在のテレビ放送
(2K)について
について
現在のテレビ放送は、画面の画素数が1,920(水平方向)×1,080(垂直方向)で
構成され、約200万画素の高精細なフルハイビジョン映像(2K)で放送されてい
ます。
1画素
(ピクセル)
1,920(水平方向)
⇒
約200万画素
(1,920×1,080=2,073,600)
約2,000
⇒
2K
1,080
(垂直方向)
現在のテレビ放送
現在のテレビ放送の映像は水平方向の画素数が1,920です。
約 ,
約2,000ですので、「2K」と呼ばれています。
、
。
(※Kは1,000の意味)
48
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4.4K・8K放送と当社の取組み
2.これからの4K
2.これからの
4K・
・8K放送について
8K放送について
2K放送より更に、高精細な4K放送、8K放送が近い将来が予定されています。
4K放送は画面の画素数が3,840×2,160、8K放送は7,680×4,320で構成
されており、2K放送より画素数が多く、大画面で臨場感があるきれいな映像
を体感できます。
画素
テレビ画面の実用サイズ
約2,000 = 2K
(
2K
1,920×1,080
=2,073,600
(フル イビジ ン)
(フルハイビジョン)
約200万画素
)
32インチ
約4,000 = 4K
4K
2Kの4倍
(ウルトラ
(
3,840×2,160
=8,294,400
約800万画素
ハイビジョン)
)
50インチ
約8,000 = 8K
8K
(ウルトラ
ハイビジョン)
2Kの16倍
(
7,680×4,320
=33,177,600
33 177 600
)
100インチ
約3,300万画素
49
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4.4K・8K放送と当社の取組み
3.
4K
4K・
・8K放送
8K放送
2014年
2015年
ロードマップ
2016年
2017年
2020年
2018年
2025年頃
4K・8K伝送実験中
地上波
・2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を踏まえつつ、総務省、放送事業者等により技術面等の検討から開始
・都市部における地上波による伝送実験等を検討
4K実用放送
4K・8K試験放送
BS 右旋
BS 右旋
BS-17含め放送チャンネ
含
ルを2つの使用を目指す
BS-17
<イメージ>
BS 左旋
4K・8K実用放送
4 K・ 8 K実用放 送拡充
(放 送 チ ャ ンネ ルの追 加割当 )
衛
星
<目指す姿>
4K試験放送
110°CS
110°CS左旋
110°CS左旋
124°/128°
CS
4K試験放送
4K 実用放送
2014.6.2~
スカパー! Channel 4K
2015.3.1~
スカパー! 4K総合、4K映画
4K実用放送
4 K実 用 放 送拡充
(放 送 チ ャ ンネ ルの追 加割当 )
110°CS左旋
東京オリンピック・
パラリンピックの数
多くの中継が4K・
8Kで放送されている。
4K及び8K実用放送のための
伝送路として位置づけられた
BS左旋及び110°CS左旋に
おいて多用な実用放送実現
右旋の受信環境と同程度に
左旋の受信環境の整備が
進捗
4K・8K放送が普及
し、多くの視聴者が
市販のテレビで4K・
8K番組を楽しんでい
る。
4K 試験放送
ケーブル
テレビ
4K V OD
トライアル
4K 実用放送
8Kに向けた実験的取組
4K 試験放送
IPTV等
4K V OD
実用サービス
4K 実用放送
8K に向けた実験的取組
引用:第6回 4K・8Kロードマップに関するフォローアップ会合資料(平成27年7月23日)より作図
※この資料は、2015年8月に作成しており、状況が変わる場合がございます。
50
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4.4K・8K放送と当社の取組み
4.
4K
4K・
・8K放送を受信するには
8K放送を受信するには
2018年以降に普及が予想される、衛星による4K・8K放送はこれまでのBS・
110°CS右旋円偏波に加え、新たに送信される左旋円偏波を主に利用します。
今後のシステム
現在のシステム
UHFアンテナ
BS・110°CSアンテナ
BS
110 CSアンテナ
右旋対応
BS・110°CSアンテナ
右左旋対応
B S
右旋
UHF
(地上波放送)
470
710
1032
1489
110°CS
右旋
1595
2071
B S
左旋
2224
2681
110°CS
左旋
2748
周波数(MHz)
3224
現在のテレビ受信システムで使用する周波数は2071MHzですが、
4K・8K放送では3224MHzとなります。
BS左旋・110°CS左旋を受信するためには、あらたにBS・110°CSアン
テナ(左旋対応)が必要となります。
また、伝送路も3224MHz対応の伝送機器
また
伝送路も3224MH 対応の伝送機器(増幅器、分岐・分配器、テレビ端子など)が
必要になります。
51
Copyright 2015 DX ANTENNA CO.,LTD.
4.4K・8K放送と当社の取組み
5.
4K
4K・
・8K放送を見るには何が必要?
8K放送を見るには何が必要?
■既に各サービス形態にて2K放送を受信している環境下で、
新たに4K 8K放送を受信する際に必要な機器
新たに4K・8K放送を受信する際に必要な機器
【新たに必要(新設/交換)な場合:要
不要な場合:不要】
新たに必要な機器
サービス形態
4K/8K受信機
(チューナー、テレビ等)
(チュ
ナ 、テレビ等)
地上波
伝送機器
アンテナ
(増幅器 分配器等)
(増幅器、分配器等)
現在、実験段階で検討中
BS
右旋
要
不要
不要
BS
左旋
要
要
要
要
要
要
要
不要
不要
ケーブルテレビ
要
不要
場合により要
IPTV
要
不要
不要
衛星放送
110°CS
左旋
124°/128°CS
※1
※1 現在、2610MHz対応機器でシステム構築しているところでは、BS左旋の上限が2681MHzにつき、一部のチャンネルが映らなくなる可能性があります
52
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4.4K・8K放送と当社の取組み
6.
当社
当社の製品発売予定時期
の製品発売予定時期
BS電波(左旋)、110度CS電波(左旋)で4K/8Kサービスを視聴するためには、
アンテナ、ブースター、分配器、テレビ端子、分波器など、全ての受信機器を
新設・交換する必要があります。
当社は今後サービスが開始される4K/8K放送を視聴できない一部の機器だけを
先行販売するのではなく、お客様が安心してお使いいただけるシステム製品とし
て2016年4月以降に 斉発売いたします。
て2016年4月以降に一斉発売いたします
53
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〔参考資料〕アンテナ施工方法
アンテナ設置の手順
1.アンテナの組み立て
屋根上など高い所ではなく、必ず地上で組み立てを行なう。
2 アンテナに同軸ケーブルを接続
2.アンテナに同軸ケーブルを接続
接続コネクタにテンションがかからないように固定する。
⇒
別途記載
3.屋根馬の設置
屋根の形状に合わせた屋根馬を選択
4.マストとアンテナを屋根馬に設置
アンテナ方向調整のため、屋根馬のマスト固定ボルトは締めすぎない。
アンテナを2本設置する場合は アンテナ相互間の距離に注意
アンテナを2本設置する場合は、アンテナ相互間の距離に注意。
⇒ 別途記載
5.支線を張る
支線は4方向にとる。 ⇒ 別途記載
支線の張りはあまり強く張らないようにします
支線の張りはあまり強く張らないようにします。
⇒ 別途記載
6.アンテナの方向調整
屋根馬のマスト固定用ボルトを緩め方向調整。
方向 み なく 高さ調整も必要
方向のみでなく、高さ調整も必要。
7.同軸ケーブルの処理
屋根やアンテナマストに直接同軸ケーブルが触れないようにします。
⇒
別途記載
8.完 了
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〔参考資料〕アンテナ施工方法
施工上での注意点(1)
アンテナ相互間の離隔距離
アンテナを同じマストに上下に設置する場合
UHF
UHF⇔UHFなら60cm程度離す
上下アンテナ間で干渉がない距離
UHF
UHF ⇔ UHF :
60cm 以上
UHF ⇔ FM :
60cm 以上
FM ⇔ FM
: 150cm 以上
UHF ⇔ BS : 60cm以上でBSに影響のない距離
アンテナを別々のマストで横に設置する場合
UHF
UHF
UHF ⇔ UHF :
60cm 以上
UHF ⇔ FM : 180cm 以上
FM ⇔ FM
: 225cm 以上
UHF ⇔ BS : 60cm以上でBSに影響のない距離
UHF⇔UHFなら60cm程度離す
55
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〔参考資料〕アンテナ施工方法
施工上での注意点(2)
(1)支線の張り方
支線を張る上での注意点
支線1段
支線2段
45°
45°
60°
支線を取る位置は、どこが良いか。
1ヶ所の場合 : アンテナに近い位置
2 所の場合 : アンテナに近い位置とマストの中央
2ヶ所の場合
アンテナに近い位置に支線を取るのは、アンテナの風圧荷重を
支線で吸収し、アンテナマストに負荷をかけないためです。
支線の張る角度を鋭角にしない。
横風の力に弱くなります。
また、垂直方向の荷重が増え、
また、
直方向 荷重 増え、
屋根馬が座屈する恐れがあります。
横風
支線を張る角度
屋根馬が座屈
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〔参考資料〕アンテナ施工方法
施工上での注意点(2)
支線を張る上での注意点
(1)支線の張り方
支線をあまり張り過ぎない
支線をあまり張り過ぎない。
垂直方向の荷重が増え、屋根馬が座屈する恐れがあります。
強く引っ張る
強く引っ張る
屋根馬が座屈
(2)支線は3方向でも4方向でも効果は同じです。
風向きが変化することがあっても、
支線1本にかかる最大応力は同じ。
3方向
4方向
支線
マスト
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〔参考資料〕アンテナ施工方法
施工上での注意点(3)
同軸ケーブルの処理について
ブースターの取り付け位置
・ブースターはアンテナマストの手が届く位置に設置
フブースターの取り付け位置は、アンテナから離れ
スタ の取り付け位置は アンテナから離れ
た位置では放送波の信号品質が悪くなりま
すで、なるべくアンテナに近い位置が最適です。
特別な事情がなければ、アンテナマストの手が届く
位置に設置します。
(ブースターの能力が一番活かせる位置です)
同軸ケーブルの処理
・アンテナ近くで同軸ケーブルを固定
アンテナ近くで同軸ケ フ ルを固定
アンテナ給電部に接続したコネクタに風による風
圧や同軸ケーブルが自身の重さにより引っ張
られないようにアンテナの近くでマストにインシュレータ
を使用して固定する。
を使用して固定する
(最悪の場合、同軸ケーブルが抜けます)
・屋根上にころがし配線はしない
屋根上にころがし配線をすると風などで
同軸ケーブルが動き、屋根にこすれて同軸
ケーブルの劣化につながります。屋根上のみ
でなく、壁面なども同様に同軸ケーブルを
処理をします 特に屋外部分は必須です
処理をします。特に屋外部分は必須です。
(同軸ケーブルが劣化すると受信障害になります)
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