インターネット基礎

インターネット基礎
1 インターネットの概要
コンピュータネットワークとは
ネットワークとは、複数のコンピュータをケーブルで接続して、コンピュータどうしで相互通信
を可能にしたものです。この結果、ハードの共有や情報の共有が可能となりコンピュータの活
用範囲を更に広げることができます。
①LAN(Local Area Network)
建物などの限られた範囲内でのネットワーク。
②WAN(Wide Area Network)
通信事業者の回線を利用した遠隔地との広域ネットワーク
インターネットとは
インターネットとは、世界中の企業や大学などの様々なネットワーク(LAN)を互いに接続した、
「ネットワークのネットワーク」で、世界最大のコンピュータネットワークを形成し、世界規模での
自由な情報通信を可能にしたものです。
○○県庁
○○高校
○○株式会社
プロバイダー
○○大学
巨大な分散型データベース
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2 インターネットで利用できる主なサービス
インターネットではさまざまなサービスが提供されています。サービスを利用するにはそのサ
ービスに応じたソフトウェアを用意する必要があります。
1)World Wide Web
インターネットで最も利用されているサービスで、WWWとか3Wと呼ばれたりもします。
文字・絵・写真・音声・動画などのあらゆるマルチメディアデータをホームページと呼ばれる
形式でパソコン画面上で見ることができます。ホームページを見るためには、ブラウザーと
呼ばれる専用ソフトが必要になります。
2)電子メール(E-mail)
インターネット上で、ある特定した者同士でメッセージ交換を行うサービス。
3)電子掲示板(NetNews)
あるテーマにそったニュースグループ内で、誰でもが自由に、投稿されたメッセージを閲
覧したり、メッセージを投稿したりして、意見交換を行うサービス。
4)ファイル転送(FTP)
インターネット上のコンピュータ間で、ファイル転送を行うサービス。
5)チャット(おしゃべり)
インターネット上で、リアルタイムでメッセージ交換を行うサービス。
6)インターネット電話
インターネット上で、音声による会話を行うサービス。
3 インターネットの接続方法
インターネットに接続する方法はいろいろありますが、一般的に利用されている接続方法は、
「ダイアルアップIP接続」という方法です。これは、「プロバイダー」と呼ばれるインターネット接続
業者に加入して、自宅から必要に応じて電話回線を通してプロバイダーに接続し、さらにインタ
ーネットに接続する方法です。
プロバイダー
アクセスポイント
インターネット
パソコン
モデム
電話回線
※INS64回線の場合は、モデムに替わってターミナルアダプター(TA)が必要
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4 インターネットエクスプローラの起動と画面構成
Windows XP画面のデスクトップ上のアイコン
をマウスでダブルクリックします。イン
ターネットエクスプローラが起動され、指定されている最初のホームページが表示されます。
①
②
③
④
①メニューバー:インターネットエクスプローラのメニューが表示されます。各メニューをマウ
スでクリックするとコマンドが表示されます。コマンドを選択することで様々な操作を実行する
事ができます。
②ツールバー:よく使用されるコマンドが予めボタンに登録されており、基本的な操作は、こ
のボタンだけで操作可能です。
③アドレスバー:現在表示されているホームページのURL(ホームページの住所)が表示さ
れます。移動したいホームページのURLを入力して[Enter]キーを押下すると移動すること
もできます。
④スクロールバー:画面にホームページが表示しきれない場合に、画面を送ったり戻したりし
ます。▲をクリックすると画面を上へ、▼をクリックすると画面を下へ送ります。
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5 インターネットエクスプローラの基本操作
ホームページ上で、マウスの
が
に変わるところ(下線の付いた文字・絵等)でクリッ
クすると次のホームページが表示されます。次のホームページでも同じようにクリックをしてさら
に次のホームページを表示させます。
このように本をめくりながら見ていく感じで、クリックしていきながらホームページを覗いてい
きます。ホームページの隠れている部分を見る場合は「スクロールバー」を使用します。全く違
う別のホームページを見る場合は、見たいホームページのアドレス(URL)を「アドレスバー」に
キーボードで入力して、「Enter」キーをたたけば画面に表示されます。
6 ツールバーの操作方法
①
②
③ ④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
①戻るボタン
1回クリックする度に、エクスプローラを立ち上げてから見てきたホームページを1ページづつ
さかのぼって表示します。
②進むボタン
1回クリックする度に、さかのぼって表示してきたホームページを、1ページづつ進んで表示し
ます。
③中止ボタン
ホームページの情報取り込みを中止します。
④更新ボタン
アドレスに指定されているホームページの情報を、もう一度読み込んで再表示を行います。
⑤ホームボタン
一番初めのページ(ホームページ)に戻ります。
⑥検索ボタン
語句を入力してホームページを検索する、検索バーを表示します。
⑦お気に入りボタン
お気に入りに登録した一覧、お気に入りバーを表示します。
⑧メディア
音楽、ビデオ、またはマルチメディア ファイルを再生することができます。
⑨履歴
数日前および数週間前に表示した Web サイトへのリンクを含む履歴バーを表示します。
⑩メールボタン
メールソフト(Outlook)を起動します。
⑪印刷ボタン
表示されているホームページを印刷します。
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アドレスを入力して別のホームページを表示
別のホームページを見る場合には、見たいホームぺージのアドレスを直接キーボードから入
力します。まず、アドレスの上でクリックすると、アドレス全体が反転表示されます。この状態で
見たいホームページのアドレスをキーボードから上書きで入力します。(先頭の「http://」は
省略可)アドレスの入力が終わったら、Enterキーを押すと目的のホームページが表示されま
す。
アドレスを入力し終わったら、
【Enter】キーを押す
反転表示の状態で、見たいホーム
ページのアドレスを入力
主なWWWサイト
http://www.ntt.co.jp/
NTT
http://www.asahi.com/
朝日新聞
http://www.kishou.go.jp/
気象庁
http://www.nasa.gov/
NASA (USA)
http://www.whitehouse.gov/
ホワイトハウス(USA)
http://www.pref.miyazaki.jp/
宮崎県庁
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7 エクスプローラバーの使い方
ツールバーの
アイコンをクリックすると、画面の左側に【お気に入りバー】が表示
されます。お気に入りバーは、ユーザーがよく使うホームページをどんどん登録して追加できま
す。お気に入りの項目の左に
のアイコンが付いているのは、フォルダのマークです。この
項目をクリックすると、その中に含まれているホームページのタイトルが表示されます。タイトル
選んでクリックすると、ホームページが呼び出されて画面の右側に表示されます。お気に入り
バーを閉じるときは、もう一度ツールバーのアイコンをクリックするかバー右上の
ボタンを
クリックします。
お気に入りバー
同様にツールバーの
アイコンをクリックすると、画面の左側に【履歴バー】が表示され
ます。
履歴とは、過去に表示させたホームページのアドレスで、週または日付別に表示されます。
アドレスを選択してクリックすると、画面右側にホームページが表示されます。
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8 お気に入りに入れるホームページの登録
はじめに、登録したいホームページを画面に表示させます。次に、【お気に入りバー】画面上
の【追加】ボタンをクリックします。
【お気に入りの追加】画面が表示されますので、【OK】ボタンをクリックします。【お気に入りバ
ー】で追加したアドレスが一覧の中から選択できます。
②別の名前で登録したい場合は変更可
①追加ボタンをクリック
③OKボタンをクリック
※フォルダを作成して、お気に入りに登録したアドレスを整理したい場合
①【整理ボタン】をクリック
②【フォルダの作成】ボタンをクリック
③フォルダ名を入力
④【閉じる】ボタンをクリック
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9 検索サービスのホームページを利用する
目的のホームページのアドレスがわからない、ある関連のホームページを探したいなど、こ
のような場合には、検索サービスを提供してくれるホームページを利用しましょう。いろいろな
検索ホームページがありますが、よく知られているところで「YAHOO!」があります。
YAHOO! JAPAN
アドレス=http://www.yahoo.co.jp/
「YAHOO!」を利用していろいろなホームページを探してみましょう。
探したいホームページのキー
ワードを入力して、右の【検
索】ボタンをクリックします。
該当するホームページの一
覧が表示されますので、目的
のホームページを選択してク
リックします。
いろいろなカテゴリに分類されています
ので、該当の項目をクリックし、さらに次のページで項目を
クリックして絞込みをしていきます。
その他の検索ページ
goo
インフォシーク
フレッシュアイ
ライコス
エキサイト
http://www.goo.ne.jp/
http://www.infoseek.co.jp/
http://www.fresheye.com/
http://www.lycos.co.jp/
http://www.excite.co.jp/
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