2006年12月 広島市立大学 広報委員会 第40号 大学院芸術学研究科 博士前期課程 彫刻専攻 1年 山中 洋明 「残心」 平成17年度 卒業制作 2 広島市立大学広報誌 2006年12月 通巻40号 国際学部公開講座 になる「グローバル化」の動きに絶えずさらされています。 また、それとともに、私たちの周りでは、「ローカル」な ─市民とつくる公開講座─ 文化の価値を見直そうという動きも盛んになっています。 ひがしの あつ こ そして、こうした「グローバル化」と「ローカル化」のな 国際学部講師 東野 篤子 かで、人々を隔てる新たな壁や溝がつくられ、争いが生じ ているのも確かでしょう。しかし、遠く離れた地域の人々 今年度国際学部は、新たな と手を携えながら、地球規模の平和的共存の可能性を発信 試みとして、広く市民から公 する市民が、あるいは市民のグループが育っていることも 開講座の企画を募集し、採用 忘れてはならないはずです。このような現在の世界の動き された企画を提案した市民及 を見るとき、「国際化」を私たちのどのような可能性とし び市民グループと協力しなが てとらえ直すことができるでしょうか。本講座では、コミ ら、公開講座を作りあげてき ュニケーションの可能性として「国際化」を考えた後、今 ました。こうして生まれたの が、「広島から考える国際化」 日企業や市民、あるいは地域社会にどのような「国際化」 をテーマとする本講座です。 が求められているかを問題とします。また、「フェア・トレ ード」活動を取り上げ、その実践を市民グループに報告し 「グローバリゼーション」と てもらいながら、広島からの国際協力の可能性を考えます。 「ローカリゼーション」が私 そして最終回には、ディスカッションを通じて、新たな「国 たちの生活のさまざまな局面 際化」の可能性を参加者全員で論じあう予定です。本講座 を揺り動かしつつある今、「国際化」ということを、広島 は、本学学生が授業などを通じて学んできた「国際化」に に生きる私たち自身の問題としてとらえ直す機会を提供す ついてより深く考え、また ることがこの講座のねらいです。 現在私たちの生活は、ヒト、モノ、カネ、サービスがこ 「国際化」を実践する市民 の方々とじかに語り合う貴 れまでにない量とスピードで、国境を越えて行き交うよう 重な機会となることでしょ う。多くの皆様の積極的な 会場 広島市まちづくり市民交流プラザ 6 Fマルチメディアスタジオ ご参加を心からお待ちして います。 (広島市中区袋町 6 -36/TEL:082-545-3911) 広島から考える国際化 申し込み・問い合わせ先 広島市立大学事務局教務学生支援担当「国際学部公開講座係」 (〒731-3194 広島市安佐南区大塚東 3 - 4 - 1 ) E-mailアドレス:[email protected] TEL:082-830-1504 Fax:082-830-1823 各回の日程と担当者名 日 程 担当者名 講義タイトル 第 1 回 1 月24日π(19:00∼20:30) 青木信之(国際学部教授) 国際化とは何か:他者理解を妨げるもの−偏見形成のメカニズム−(講義) 第 2 回 1 月31日π(19:00∼20:30) 大東和武司(国際学部教授) 国際化の中での企業と市民、そして地域社会(講義) 第 3 回 2 月 7日π(19:00∼21:00) 湯浅正恵(国際学部助教授) ・NGO代表 世界へ向けて開かれる実践 ─フェア・トレードの可能性をめぐるワークショップ 第 4 回 2 月14日π(19:00∼21:00) 吉田晴彦(国際学部助教授) ・NGO代表 パネル・ディスカッション:世界に開かれた広島に向けて *国際学部公開講座ホームページ(http://www.hiroshima-cu.ac.jp/office/intl/koukai_kouza.index.htm)上の案内には、講義の概要も掲載されています。 この人 知的冒険のすすめ 一昨年まで学生だった人間が言うのも語弊がありそう ですが、どこの大学でも学生さんを見ていると、息苦し そうですね。入学してすぐに就職のことを考えています ね。まぁ、ゆっくりやんなさいよと言いたいですね。大 学時代にすることは他にたくさんあるはず。心も体も今 まで行ったことのない場所に行くこと、それが大学時代 の特権。いろんな本を読めば、いろんな講義に出れば、 知らなかった学問世界を垣間見られます。教養だって身 につけられます。旅行をすると知らなかった世界に出会 えます。就職なんかしてしまうと、本も自分の仕事に関 お がわ かずひと 国際学部講師 小川 一仁 連するものだけ(つらいっすよ)、 旅行も出張絡みで、異国の町をぶら ぶら、なんてこともままならない (おもしろくないっすよ)。子供でも ない、社会人でもない 4 年(+α)、 広島に閉じこもってないで、保守的 な頭にならずに、人間的な幅を広めてみてはいかがです か?本学には外に出られるチャンネルがいっぱいありま す。自分から探してみましょう。 広島市立大学広報誌 2006年12月 通巻40号 3 情報科学部公開講座 いしわた たかし 情報科学部教授 石渡 孝 興味深い話題を取り上げ、本学部の研究活動を紹介する講 座です。本年度は、11月 8 日πに、広島市まちづくり市民 今年度本学部では、以下の 3 つの公開講座を実施しまし 交流プラザで筆者による「地球規模環境破壊∼熱くなる地 た。 球∼」と高橋賢助教授による「移動無線通信の光と影」の 「実習:基礎からのパソコン活用術」は、実際にパソコ 2 つのテーマで講演し、45名の受講者がありました。 ンを操作しながら、日常有用に使える道具としてのパソコ 「連続講義:情報科学の基礎∼画像処理の基礎技術と応 ンの基礎的な活用法を学び、利用にあたってのルールやモ 用∼」は、毎年12月にクリスマス講座として、 1 つのテー ラルについても学ぶことを目的とした講座です。 本年度は、 マについて数日間にわたり学ぶ講座です。本年度は、コン 8 月26日に小嵜貴弘助教授による「ブログをはじめよう! ピュータによる画像や映像の処理技術をテーマとして、12 ∼インターネットによる情報発信∼」、また 9 月 2 日に寺 月11日から 3 日間、椋木雅之助教授による「身近なコンピ 内衛助教授による「Outlook Express / Internet Exploreと ュータビジョン技術」、林朗教授による「経験から学習す さよならしよう!∼迷惑メール/有害サイトへの一対処法 るコンピュータ」、高橋健一教授による「データを少なく ∼」を本学の情報処理センターで開講し、34名の受講者が するコンピュータ処理技術」の講義を、広島市まちづくり ありました。 市民交流プラザで開講し、47名の受講者がありました。 「講演会」は、本学部の教員がそれぞれの研究分野から アニメーションアカデミー 全日程終了 かさはら 芸術学部助教授 笠原 ひろし 浩 アニメーションアカデミーは、中間法人広島アニメーションビエンナーレ基金による寄 付講座として開催されていたもので、昨年度よりスタートし平成18年 9 月をもって、当初 の予定通り全 8 回を終了いたしました。国内の著名なアニメーション作家、ディレクター、 プロデューサー等を招き、アートアニメーションから商業用TVアニメーションまで 「ANIME」を基軸に公開講座として開催いたしました。多少のばらつきはあるものの毎回多 数の参加者が集い(時には関東からの参加者があるなど)、多くの学生及び広島市民の方々 にアニメーションの幅広い展開についての講義・講演を実施いたしました。 ※詳細は以下のとおり ▲「第 4 回伊藤有壱氏」 講師(敬称略) 会 期 会 場 山村 浩二 平成17年 9月11日∂ 広島市立大学講堂小ホール 古川 タク 平成17年12月 3日º 広島市まちづくり市民交流プラザ 「メディアはひっこしをする」 伊藤 有壱 平成18年 2月19日∂ 広島市現代美術館 「つくろう!クレイアニメーション」 伊藤 有壱 平成18年 3月26日∂ 広島市現代美術館 「実践的アニメーション制作講座」 村田 朋泰 平成18年 4月22日º 広島市立大学講堂小ホール 「村田朋泰/俺の路/不安の遊び」 松本 零士 平成18年 6月 3日º 広島市立大学講堂小ホール 「私の生き方∼制作秘話より∼」 西尾 大介 平成18年 7月29日º 広島市立大学講堂小ホール 「プロダクションでのアニメーション制作」 木下小夜子 平成18年 9月 9日º 広島市立大学講堂小ホール 「私と広島とアニメーション」 テーマ 「山村浩二とアニメーションの世界」 ▲「第 6 回松本零士氏」 4 広島市立大学広報誌 2006年12月 通巻40号 夏期集中講座 HIROSHIMA and PEACE でも、H&Pを受講した今は違います。広島に生まれ広 「広島で生まれ育った私の役目」 よこ お 島で育った私だからこそ、伝えていかなければならないこ れい な 国際学部 3 年 横尾 令奈 ただビデオを観賞する、話を聞くという受身な形式では とがある。被爆者が存在しなくなる未来、“被爆地ヒロシ マ”を世界に伝え、訴えていくのは私たちの役目なのだと、 身をもって感じているのです。 なく、講義を受けた後にディスカッションをするというの H&Pは、内容 が、H&Pの一番のポイントです。しかも、様々な国籍の が濃いだけあって 人たちと意見交換をするので、色々な視点から問題を見る 大変ではあります ことができます。今まで視野に入れていなかったことに気 が、本当に身にな づかせてもらったときが、一番面白く感じる瞬間です。 る講義だと実感し 今思うことは、「こんなに私の考え方を変えてくれた講 ました。 義は初めてだった!」ということです。たった 2 週間とい う短い期間で、私の思いは大きく変化しました。 広島で生まれ、育ってきた私は、小中高と毎年欠かさず 平和教育を受けてきました。特に、中学・高校のときには、 −・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・− 校舎が爆心地に近く、多くの先輩方が被爆されたというこ 2006年で 4 年目を迎えた国際学部のH I R O S H I M A a n d とで毎年千羽の折鶴を折り、 6 日当日は慰霊祭やシンポジ PEACE( 7 月27日∼ 8 月 8 日)。ガーナ、フランス、マレ ウムを行っていました。毎年その時期になると、「戦争が ーシア、ベトナム、アメリカ、ドイツ、ポルトガルなど15 生むのは恐怖と憎しみだけだ。戦争は絶対にしてはいけな カ国の学生が受講しました。すべて英語の授業とディスカ い。」と、意識は強くなります。しかし、時が経てばその ッション、平和式典参列、そして今年は秋葉市長との懇談 気持ちも薄れ、何も考えなくなるのです。 も行いました。 リエゾンフェスタ2006・産学連携セミナー開催される ―本学発ベンチャー企業の紹介 やセラピーロボット「パロ」の 展示もありました― さ の 副学長 産学官連携推進室長 佐野 まなぶ 学 の技術開発動向の紹介があり、次 いで、本学情報科学部の古川亮助 手による「パーソナルな 3 次元計 測 技 術 」と 小 野 貴 彦 助 手 に よ る 「患者に優しい救急搬送サービス 実現への取り組み―情報科学から 本学の研究成果(シーズ)を地域社会に公開し、産業界 のアプローチ」の 2 つの研究シー のニーズに対応する目的で、リエゾンフェスタ2006・産学 ズの紹介、さらに本学知的財産マ 連携セミナーが学内の教員をはじめ多くの関係機関のご協 ネージャーの加藤直規教授による 力のもと、去る11月21日に本学大講堂と学生会館において、 「本学の共同研究・受託研究契約 約200名の参加者が集まり開催されました。 当日は、財団法人広島市産業振興センター、財団法人ひ 等の基本姿勢について」の紹介がありました。 企業と大学の教員が直接に会して交流するマッチングセ ろしま産業振興機構、広島商工会議所と本学との共同開催 ッションには、本学の研究室から18テーマの出展があり、 により、特別講演、研究シーズ等の紹介、マッチングセッ 産総研や、広島TLOの出展もありました。産総研のコー ションと交流会が行われました。 ナーではアザラシ型のセラピーロボット「パロ」の紹介も 特別講演会及び研究シーズ等の紹介では、はじめに、独 立行政法人産業技術総合研 あり、人気を集めていました。 また、本年度は初めての試みとして本学発のベンチャー 究所中国センター(産総研) 企業である「ちゃネット」と「工房知の匠」の 2 社も出展し、 の矢部所長による「ものづ 中国経済産業局等からも強い関心が寄せられていました。 くり分野の研究動向とナノ 最後に、浅田学長のあいさつとともに交流会が始まり、 テクノロジーの応用」と題 短い時間でしたが教員と参加者のみならず参加者間の交流 して、わが国が目指す最新 も活発に行われ、盛会裏に終了しました。 広島市立大学広報誌 2006年12月 通巻40号 5 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 「人類は核兵器と共存できるのか ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ :決別への道筋を問う」 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ◆ 第 1 回 6 月 8 日 ∫ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 広島平和研究所第 5 回連続市民講座(前期) たかはし ひろ こ 中村尚樹(フリージャーナリスト) ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 「在韓被爆者の60年」 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ と後期 5 回に分け、それぞれ独立したテーマで開催するこ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ◆ 第 2 回 6 月15日 ∫ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ロバート・ジェイコブズ(広島平和研究所講師) ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 「アメリカ映画における核戦争とその生存者の描写」 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ とになった。人類が核兵器を手にしてから60年を超えた現 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ◆ 第 3 回 6 月22日 ∫ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 在もなお、アメリカを初めとする核保有国は、 「原爆投下」 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 高橋博子(広島平和研究所助手) ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ を戦争終結の象徴としてのみ位置づけ、あたかも核兵器に ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 「ABCC・放影研による研究の問題性」 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ よって人間が守られているかのような「核抑止論」を主張 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 存できるのか:決別への道筋を問う」をテーマに以下のよ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ◆ 第 4 回 7 月6日 ∫ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 沢田昭二(名古屋大学名誉教授) ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 「小型核兵器使用の危険性 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ―深刻な残留放射能による内部被曝の影響」 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ うなスケジュールで開催した。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ◆ 第 5 回 7 月13日 ∫ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 浅井基文(広島平和研究所所長) ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○ 「日本は核兵器と共存できるのか ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 広島平和研究所助手 高橋 博子 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 広島平和研究所の連続市民講座は、今年度から前期 5 回 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ し、核保有を正当化し続けている。本講座はこのような核 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 兵器正当化論を克服し、核兵器との決別の道筋をさまざま ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ な角度から考えることを目的として、 「人類は核兵器と共 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ―核廃絶・戦争廃絶への道のりを考える」 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 市民講座登録者は90名を超え、5 回とも多数が出席した。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ただ参加者全体として年齢層が高かったので、世代を超え ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ た交流のためにも学生の参加に期待したい。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ※各回の講義内容や、広島平和研究所におけるその他の ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 活動内容については、広島平和研究所ホームページ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ (http://serv.peace.hiroshima-cu.ac.jp)をご覧ください。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ この人 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ むくのき まさゆき ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 人の認識能力、計算機の認識能力 情報科学部助教授 椋木 雅之 能力は、生後数ヶ月を過ぎると徐々に失われていく。そ ○○○○○○○○○○○○○○○○ て、その仕組みの一部でも解明でき ○○○○○○○○○○○○○○○○ たらと思わずにはいられない。 ○○○○○○○○○○○○○○○○ 計算機も、がんばって認識能力を ○○○○○○○○○○○○ 向上している。私の専門に近い分野 れに対応するように、脳の中の神経網の結合密度も、生 でも、人の顔の認識や、車のナンバ 後数ヶ月で成人の 2 倍に達し、その後、減少していく。 ープレート認識、生体認証など、実 多くの可能性を秘めて生まれてきた後、必要な能力を絞 用レベルの技術が現れてきている。 りこむことで成長するという戦略が推し量られる。 それでも、人間の認識系がもつ、柔軟性、汎用性、強靭 先日、NHKの番組で赤ちゃんの能力について放送し ていた。生後数ヶ月の赤ちゃんは、猿の顔を見分けたり、 微妙な母音の違いを聞き分ける能力があるという。この 我が家の二人の子供も、特に何も教えなくてもどんど ん知識を吸収し、知恵をつけて成長していく。計算機に 物事を認識する能力を与える研究をしている身にとっ 性には、はるかに及ばない。何かヒントはないものか、 と思いつつ、子供と触れ合う時間を楽しむ毎日である。 6 広島市立大学広報誌 2006年12月 通巻40号 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 和』 第13回市大祭『○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 『Mr.レディコンテスト』などの企画も皆様に楽しんでい ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 広島市立大学大学祭実行委員会 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ただけました。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 来年以降もこれまで以上に学生・地域住民の皆様と協力 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 今年は10月28日º・29日∂の両日に第13回広島市立大学 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ して大学祭を盛り上げていこうと思っています。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 大学祭『市大祭』を開催いたしました。今年は両日ともに ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ すっきりとした秋晴れとなり、多くの皆様にご来場してい ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○』というこ ただくことができました。今年はテーマが『 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ とで竹、屏風などを使用し、和風な感じをイメージして創 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ り上げていきました。そしてこのテーマには、『大学祭に ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 関わった人とのつながりを見つけ、感じられる大学祭にし ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ よう』という思いが込められています。このテーマのもと、 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 灯篭にメッセージを添える『メッセージ灯篭』や、『お化 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ け屋敷』、縁日でよく見かける『ヨーヨー釣り』などを、 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 新しい試みとして企画いたしました。初めての企画にいろ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ いろと不安はありましたが、なんとか成功を収めることが ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ できました。そのほかに、毎年恒例の『のど自慢大会』や ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 広島市立大学・西南大学 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 学術交流協定書等調印式 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 和 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 11月17日ª、本学の学術交流協定校である西南大学の王学長ら 7名 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ が本学を訪問されました。今回の訪問では、学術交流協定書の更新、 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 及び学生交流に関する覚書の締結を行いました。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 規程改正 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 「広島市立大学における教員の任期に関する規程」を平 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 成18年 7 月26日に改正し、芸術学部教員の任期制の適用範 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 囲を、美術学科彫刻専攻助手から全学科・専攻の助手へ拡 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ この人 「浅田学長(左) と王学長(右) 」 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 大しました。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ しま かずゆき ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○ 情報科学部助教授 島 和之 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 私はサッカー観戦が好きで、アーセナル vs マンチェ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ スター・ユナイテッドの試合を観に行ったことがある。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 試合は素晴らしかった(はずだ)が、スタジアムは満員 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ であり、 2 階席とおじさんの頭にさえぎられて視界がと ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ても狭い。しかも、ボールがゴールに近づくと、観客が ○○○○○○○○○○○ まかな役割分担はあるも ○○○○○○○○○○○ のの)選手が独立して考 ○○○○○○○○○○○ えて臨機応変に役割を替 ○○○○○○○○○○○ えることがある。このた ○○○○○○○○○○○ め、ルールが単純な割に ○○○○○○○○○○○ 選手の行動は複雑とな ○○○○○○○○○○○ り、繰り返しが少ないの ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ で見ていて飽きない。私が研究テーマとしているP 2 P ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 型システムも、各ノードが状況に応じて役割を替える点 ○○○○○○○○○○○○○○○○ で、サッカーと似ていないことも無い。 サッカー観戦 興奮して立ち上がるので、肝心のシーンが全く見えない。 ただし、フィールドと観客席が近いことは良い点かもし れない。最前列に座ったら、さぞかし迫力があるだろう。 また、観客がボールを拾うので、ボールボーイがいらな い。 私がサッカーを面白いと思う理由として、(選手の大 広島市立大学広報誌 2006年12月 通巻40号 7 Hiroshima City University Museum of Art §芸術資料館だより ■第 2 回「光の肖像」展 −被爆者たち、それを受け継ぐ者たちの眼差し− 7 /31∼ 8 / 9 今年で 2 回目の開催となった「光の肖像」展。肖像のモデルをして頂いた方々、関 係者の方々を中心に多くのご来場がありました。次世代への継承と世界への発信が期 待される展覧会です。現在約60点の肖像画が芸術資料館へ移管されています。 「光の肖像」展 ■時を越えて−受け継ぐ心と技−模写による県内文化財の保存継承 研究成果発表展 10/ 9 ∼10/14 日本画専攻では、模写を通じての専門的な実技教育も実践しています。平家納経や 古典作品の模写により体系化された工程を踏みながら、レベルの高い模写作品が制作 され、それらの研究・教育活動を通じて文化の継承にも貢献しています。 ■市民講座 展覧会をつくる2006「銅版画 夢・人・愛 瑛九展」 10/16∼10/22 今回で 3 回目となる市民講座企画の展覧会です。受講生が芸術学部教員のほか市内 美術館の専門家のご協力により作家研究・展示計画を進め、宮崎の作家「瑛九」の銅 版画にスポットをあてました。20世紀を鮮烈に駆け抜けた瑛九の魅力をご紹介できた と思います。 時を越えて−受け継ぐ心と技− ■芸術学部 教員作品展 10/27∼11/ 2 芸術学部教員の作品が並び、芸術学部の研究内容の高さを示すものとなっています。 各教員は学内外で精力的に研究・発表活動をしており、広島からの芸術発信がなされ るようになりつつあります。入場者は 1 千人を超え、1189人のご来場を頂きました。 また、受付には市民ボランティアの方々にご協力も頂きました。この場を借りてお礼 申し上げます。ありがとうございました。 銅版画 夢・人・愛 瑛九展 ■日本画制作の現場II 海老洋展 <日本画> 11/14∼11/25 山口県に生れ、幼少期を呉と江田島で過ごされた海老先生の作品には、どこか広島 の風景の面影がほの見えます。暖かく懐かしい色彩と力強い構成、そして実在の風景 と内面意識との融合からもたらされる独創的な着想の秘密が、公開授業で忌憚なく披 露されました。 教員作品展 ■その後のスケジュール □ 退任記念 三原捷宏展 …………………12月18日 (月)∼24日(日) □ 博士課程後期審査作品展示 …………… 1 月中 □ 第10回広島市立大学芸術学部卒業修了作品展 (広島市立大学・広島市現代美術館) … 2 月 6 日(火)∼11日(日) *皆様のご来場をお待ちしております。 海老洋展 公開授業 この人 「芸術による産業遺構の再生」プロジェクト やなぎ 芸術学部助教授 柳 広島市立大学に赴任して 2 年になります。今までは個 ストの創造性ではないかと思 人としての作家活動が主で大学のような組織に所属する います。常に現代の問題に対 のは初めてです。これまでの経験からすると何かと戸惑 峙していくのが現代美術で う事が多いのですが、まずは現代美術に特化した領域の す。ダイオキシンより毒のあ 立ち上げに関わり、 2 年目になってやっと自分の能力を るアートが生み出されるかも 発揮できるプロジェクトを立ち上げられたのではないか しれません。 と思います。それは広島市が所有する今は機能停止した プロジェクトにご興味のあ ゴミ焼却施設をアートセンターに再利用しようという計 る方は下記のWEBサイトを 画です。ゴミ処理施設と聞いて驚かれるかもしれません ご覧ください。 が、実は前衛的芸術活動にはこのような場所こそ創造性 現代表現研究室 を刺激するのです。無菌室のような管理された環境では 「旧中工場アートプロジェクト」 前衛的には思考停止のアーチストしか生み出しません。 http://cat-lab.jpn.org/index.html もっと言えばゴミを錬金術的に芸術に変えてこそアーチ 海老洋先生 ゆきのり 幸典 発 行/広島市立大学 〒731-3194 広島市安佐南区大塚東三丁目4番1号 TEL:082-830-1500± FAX:082-830-1656 http://www.hiroshima-cu.ac.jp 発行人/浅田尚紀 編集人/佐野 学 印 刷/産興ñ 発行日/平成18年 (2006年)12月28日 編集後記 木枯らしの吹く季節となりました。本号は今年度実施した公開講座等、大学 の事業が中心の内容となりました。これらの事業を振り返ってみて、新しい年 に向けてさらに事業を充実していかなければならないと感じました。年末にこ の編集後記を書いています。一年を振り返って見る時、本学でも常の世の中と 同じで、良いことと悪いことの両方がありました。どちらかというと悪いこと の方が多かったように思います。来るべき年には良いことが多いことを祈って います。 平成18年の流行語大賞の一つに「品格」が選ばれました。大学も「品格」が 問われる時代になっているのかなとつくづく思います。 「格」の方は「ランキ ング」に通じます。これに対して、大学にとっての「品」とは何か?教員の 「品」 、学生の「品」とは何か?「品質」とかに通ずる一般的な意味合いより、 形而上学的な意味でのより高い境地を強く意識したいと思います。来る年に は、本学の「品」と「格」の両方を上げるべく、教職員が一致協力して、努力 していかなければならないと強く感じています。 VOL.12 NO.3 ●表紙タイトル レイアウト/芸術学部 教授 若山裕昭 広報誌名「WEST BREEZE」は、広島市立大学のある西風新都にちなんで命名されました。BREEZEとは、そよ風、湾を渡る風、風聞、うわさ、論評などの意味があります。 おめでとうございます ■情報科学部 永山忍 助手 平成18年 7 月、「情報処理学会システムL S I 設計技術研 究会」から、「平成18年度システムL S I 設計技術研究会 優秀論文賞」を受賞。 ■情報科学部 永山忍 助手 平成18年 8 月、「第29回多値論理フォーラム」にて「優 秀発表賞」を受賞。 ■芸術学研究科博士前期課程 2 年 河本睦美さん 平成18年 8 月、 「Presentation & Exhibition」に選出され、 作品を展示発表。 ■芸術学研究科博士後期課程平成15年度修了生 (現芸術学部非常勤助手) 岩崎貴宏さん 平成18年 8 月、「第60回山口県美術展覧会」にて「優秀 賞」を受賞。 ■芸術学部 西田俊英 教授 芸術学部 藁谷実 助教授 芸術学研究科博士後期課程 3 年 王培さん 芸術学研究科博士後期課程 2 年 新生加奈さん 平成18年 9 月、「再興第91回日本美術院展覧会」にて、 西田先生が「第12回足立美術館賞」、藁谷先生が「奨励 賞」を受賞。また、王さんと新生さんが入選。 ■情報科学研究科前期課程 1 年 佐々木健太さん 情報科学研究科前期課程 1 年 藤澤一暁さん 平成18年 9 月、「電子情報通信学会パターン認識・メデ ィア理解研究専門委員会主催第10回アルゴリズムコンテ スト」にて、佐々木さんが「最優秀賞」、藤澤さんが 「優秀賞」・「審査員特別賞」を受賞。 これまで ■アートプロジェクトKHORA 2 2005年に開催された「広島市立大学・ニュルンベルグ美 術大学アートプロジェクト−KHORA−」のニュルンベ ルク編として、8月 2 日πから 9 月16日ºまで、ニュル ンベルグにて開催。 ■爆心地復元3次元CG作品上映会 8 月19日º、本学講堂大ホールにて、爆心地再現映像作 品上映会を開催。 ■同窓会 10月28日º、本学の大学祭にあわせて開催。 これから ■キッズキャンパス2006 2007年 1 月19日ª∼21日∂、広島市まちづくり市民交流プ ラザにて、 「《広島市立大学芸術学部 キッズキャンパス》展」 と「わくわくアート・ワークショップ」を開催。「キッズキャン パス2006」の 2 つのプログラム、「親子で楽しむ造形遊び」と 「動物園をつくる」で子どもたちが制作した作品を公開展示。 あわせて、「キッズキャンパス2005」で制作された、子ども たちの大画面の絵も展示。会期中、 3 歳 ∼ 小学校低学年の 子どもたちを対象に、アッサンブラージュ(=寄せ集めるの 意味)の様々な技法を使い、子供の感覚を養うためのワーク ■芸術学研究科博士後期課程 1 年 野路育子さん 芸術学研究科博士前期課程 1 年 山中洋明さん 芸術学研究科博士前期課程平成11年度修了生 秋山隆さん 平成18年 9 月、「第91回二科展」 にて、野路さんと山中さ んが特選、秋山さん (現芸術学部非常勤助手) が会友推挙。 ■芸術学部 三原捷宏 教授 平成18年11月、 「第38回日展」にて「内閣総理大臣賞」 を受賞。 ■情報科学部 永山忍 助手 平成18年11月、「デザインガイア2006」にて、「情報処理 学会コンピュータサイエンス領域奨励賞」及び「デザイ ンガイアポスタ賞」を受賞。 ■国際学部国際学科 3 年 上熊ちはるさん 国際学部国際学科 3 年 池野内真弥さん 国際学部国際学科 3 年 竹本吏織さん 国際学部国際学科 3 年 光友紫乃さん 国際学部国際学科 3 年 横尾令奈さん 平成18年12月、「NHK大学生ビデオゼミナール」にて、 ドキュメンタリーが「ゲスト賞」(準優勝)を受賞。 ■本学大学院における博士学位取得者(H18.秋季修了) 氏名(敬称略) 学 位 マユリー・チョティタマラット 博士(学 術) サディア・アブデュル・サマ 博士(国 際 学) 洪 霞 博士(学 術) 曹 春玲 博士(学 術) 白 雪峰 博士(情報工学) 土屋 敏夫 博士(情報工学) ■駐車場の有料化 平成18年10月から、広島市立大学駐車場が学生・教職員 を対象とした有料駐車場に。一般来学者(図書館利用者 も含む)の方は、本部棟横の「外来者駐車場」(無料) をご利用ください。 ■フランス留学フェア 11月 7 日∏、本学とフランス大使館文化部との共催により、 フランス留学フェア(芸術分野)を開催。フランスのパリ、 リヨンなどから4つの芸術系高等教育機関の代表者が来学。 ■コンピュータオセロ大会 11月17日ª、知能情報システム工学科とデザイン工芸学 科の共同主催で「第11回コンピュータオセロ大会」を開催。 ショップを開催(参加費無料・事前申し込み不要)。 ※このワークショップのお手伝いをしていただけるボランティア の方を募集しています。 [問い合わせ先:広島市立大学芸術学部 TEL:082-830-1507] 教員の人事異動 区分 氏 名 新 旧 昇任 弘中 哲夫 情報科学部教授 情報科学部助教授(平成18年10月1日付け) 退職 鳥澤 円 関東学院大学 国際学部助教授(平成18年9月30日付け) 清水 將吾 産業技術大学院大学 情報科学部助手(平成18年7月31日付け) 古紙パルプ配合率100%再生紙を使用
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