SCATT概要 - 國友銃砲火薬店

㈱國友銃砲火薬店 銃砲火薬部
2009/06
SCATT SHOOTER TRAINING SYSTEM
この度、当店は高性能の射撃分析装置の取り扱いを開始いたしました。一部ユーザー様の間では、既
に認知されていると思いますが、改めてご紹介させていただきます。
この装置は SCATT(スキャット)と呼ばれ、欧州や米国の代表選手の 85%以上が愛用している実績が
ございます。最大の特徴として、以下の点が挙げられます。
① センサーの軽さ・・・他社製品と比べ非常に軽く作られております。重量は約 30g(センサー本体の
み)で、ライフルのみならずピストルでも違和感が比較的少なく使用いただけると考えております。
② 赤外線精度の高さ・・・このシステムでは、センサーからの赤外線照射に加え、ターゲット側からも
赤外線が発信されており、常に銃口と標的の位置関係を細かくモニタリングできる特徴があります。
この方式は世界で SCATT のみです。
③ 実射状況で使用可能・・・実射環境下で同時に分析が容易にできる特徴を持っております。専用の
ターゲットには標的ホルダーが付いており(10m 用のみ AP/AR)、実射における反動の良し悪しも評
価できるため非常に便利です。
以上、これら射手の立場に立ったシステムの開発は、射手によって作られたため実現いたしました。ロ
シアのオリンピック金メダリスト Artem Khadjibekov(アルチョーム ハジベコフ)選手が開発に加わったこ
とが成功の大きな要因となったようです。
以下、4~12m トレーニング用基本セットの説明となります。
------------------------------------------------------------------------------------セット内容
★ オプティカルセンサー(モデル No:OS01)
お手持ちの銃器に固定する赤外線センサーです。非常に精度が高く、初期のサ
イト調整が容易にでき、撃発時の感度も抜群に良好です。長さの異なる金属製の
止め具をいくつか用意しておりますので、あらゆる空気銃、22 口径銃、大口径ライフルなどに接続させ
ることが可能です。さらには、空気銃のシリンダーにも取り付けが可能です。最大の特徴として重量が
30g と軽量であるため、銃器への取付前後で重量バランスの変化が少ないのが利点と言えます。今後、
ワイヤレスでのシステムも販売予定です。(時期未定)
★ エレクトリックターゲット(モデル No:WT01)
射撃線上に配置して使用します。標的の代わりに置いたり、壁に固定するなどし
て落下がないよう気をつけてください。使用距離は 4~12m です。また、バックスト
ップをご用意していただける環境下(射撃場)では、実射しながら分析が可能なよ
うにこのターゲットには標的ホルダーが付いています。もちろん、電子標的の手
前に配置すれば、非常に便利に使用していただけると思います。
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2009/06
★ ターゲットコントロールユニット(モデル No:WTC01)
コンピューターとターゲット間に配置し、双方を USB で接続します。
★ ターゲットコントロールユニット接続ケーブル
ユニットとコンピューターを結ぶケーブルです。長さは 1.5m です。
★ オプティカルセンサーセンサーバレルインサートキット(※オプション)
バレル内にセンサーを挿入するキットです。大口径のピストル用です。
★ オプティカルセンサーマウンティングプレートキット
センサーの金属止め具キットです。
★ オプティカルセンサー接続ケーブル
センサーとコンピューターを結ぶケーブルです。長さは 3.0m です。
★ ターゲット接続ケーブル
ターゲットとユニットを結ぶケーブルです。長さは 14m です。
★ ソフトウェア
SCATT トレーニングシステムは、射手にとって非常に便利で扱いやすく設計され
ております。射撃結果は、点数や銃口の軌道がわかりやすく表示され、扱い方に
よってはより詳細な解析も可能です。
次のページにこのソフトウェアについて説明しております。ご参照下さい。
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The SCATT Professional Software
ほとんどのスポーツ射撃と軍用トレーニングのプログラムを使
用いただけます。セットに含まれているエレクトリックターゲットを
用いて 10~1000m までの距離を想定してトレーニングを行えま
す。トレーニング後は、結果を射手が指定した尺度で解析でき、
プリントアウトしていただけます。
以下は分析項目についての説明です。
● Aiming Trace(軌道)
撃発前後の銃口の動きを標的面の上下左右で表示します。照準と撃発の情報が正確に得られます。
銃口の軌道を時間毎にわかりやすく色付けし、表示されます(初期の設定:撃発前は緑、撃発 1 秒前か
ら黄色、撃発後は赤)。この設定は、任意で変更が可能です。
標的を拡大し、銃口の軌道をより詳しく観察することができます。操作は、キーボードとマウスで可能で
す。
プログラムで、撃発後自動的にリプレイされます。射手は射撃中コンピューターを見られないため、この
ような設定にしております。
● Target’s centre distance(距離)
この分析画面は、二つのグラフが表示されます。
1 つ目は、標的中心に対して横(X 軸)と縦(Y 軸)での距離の変化を時間に対して解析します。
2 つ目は、標的中心に対して銃口の絶対距離が解析できます。
これら 2 つのグラフは、1 発の撃発に対して同時に表示されます。
● Coordination(表示)
“表示”グラフは、上述の通り標的中心に対して銃口の絶対距離が解析できます。ただし、これは、射
撃セッション全体の撃発を平均化したものです。この分析は、射手の調整に最も重要なヒントとなりま
す。撃発直前の銃口のブレが詳細に解析でき、とても有益な情報が得られます。
このグラフは、射手の据銃能力において最適な撃発タイミングを見極める意味を持ちます。ライバルに
差をつけるために、自分の撃発タイミングを把握することは非常に重要なことです。このグラフで解析
すれば、射手の足りない能力を補う大きな手助けになると思います。
“表示”グラフは、直前までに撃発された射撃の平均を表示します。【中心からの距離】特に撃発直前
の 0.2~0.3 秒の銃口の動きは、射手が持っている能力の特徴と言えます。すなわち、このトリガーリン
グまでの 0.2 秒間が射手にとって、撃発が成功するか否かの重要な時間帯となります。
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● Shift of shooting moment(タイミング)
このグラフは、撃発結果のみでなく撃発のタイミングが適切だったかどうかを考察するデータになりま
す。撃発がほんの少し早かったら、点数が良くなったかもしれませんし、逆に悪くなる可能性もあります。
撃発した時間から 0.1 秒単位で遡り、解析できます。
● Speed of aiming trajectory(スピード)
名前の通り、銃口の軌道の移動速度を表示します。射手の据銃能力を示す指標の一つとして考えてく
ださい。
● Intervals between the shots(インターバル)
撃発間のインターバルを秒数単位でグラフ化しています。射手が射撃を行うペースは十人十色ですが、
その射手に合ったリズムを探すのに役立ちます。
● Result probability(予測)
銃器や弾薬の精度の誤差を模擬的に予測した弾着のズレを示します。
このすべてのデータは自動的にコンピューター内に保存される仕組みになっております。ファイル名は、
撃ち始めた日時とセットアップ時に登録した射手名が記録されます。後日、射撃データを検索するとき
には探す時間を最小限にできます。また、友達やコーチにファイルを渡すことも可能です。コーチに指
導してもらいたいけど常時一緒に行動できない場合、メールで簡単に添付して見てもらうことが可能で
す。
○ 対応 OS
Windows 2000/Me/XP/Vista/7
○ 対応言語
英語, アラビア語, 簡体字中国語, ドイツ語, フランス語, イタリア語, 日本語, 韓国語, ロシア語, スペ
イン語, トルコ語, ヴェトナム語