平成 26 年度 事業報告書・決算報告書 公益財団法人 福武財団 平成 26 年度事業報告・決算報告 Ⅰ.事業の状況 今年度の当財団は、前年度に瀬戸内国際芸術祭 2013 が終了しているため、通常年度の美術館運営を行 っている。財団全体の美術施設での来館者数は、予算比 100.6%と予算を上回り、通常年である平成 24 年度とほぼ同数の来館者となっている。平成 26 年度の新しい作品展示としては、直島・宮浦ギャラリ ー六区における宮本隆司とオラファー・エリアソンの作品展「The Scenes」、大竹伸朗作品を展示した 「既憶景」、小豆島・福武ハウスにおける台湾・タイの作品展示や旧福田郵便局舎を改装した「きょく」 などが上げられる。また、美術研究として国吉研究を進めており、スミソニアン・アメリカン・アート ミュージアムにおける国吉展に向けての作品貸し出し準備や、作品鑑賞手法の研究、若手研究者の発掘・ 育成などを行っている。海外では、平成 26 年 6 月、フランスにてベルサイユ宮殿主催の李禹煥展覧会 があり、当財団の李禹煥美術館の紹介にもつながっている。また、平成 26 年 8 月には、フランスの老 舗デパート・ボンマルシェでの「日本展」において、ベネッセアートサイト直島の活動全般が紹介され ている。 助成事業では、助成サイクルの見直し・再整備を行うとともに、平成 26 年 11 月、大分県別府市での 助成成果発表会も実施された。パネルを使った活動成果プレゼンテーションや「アートと地域」をテー マとしたパネルトーク、事例研究としての国東半島芸術祭視察などが行われた。 また、財務面では、財務部を設置し、資金運用体制の整備を図るとともに、積立金(芸術祭、助成、 修繕、事務所建設)の仕組み構築を推進した。3カ年を一つのサイクルととらえた収支管理も実施して いる。 -1- 1.定款第 4 条に掲げる事業として、下記の事業を行った。 1)美術館及び美術施設の設置運営に関する事業 ①.「地中美術館」の運営 ベネッセアートサイト直島の中核施設として、安藤忠雄設計の環境へ配慮した美術館に、クロード・ モネの「睡蓮」シリーズ他を展示、年間 302 日を開館、141,023 人(対前年▲39,977 人、77.9%) の入館者に対し、現代美術の普及を行った。入館者数が減少したのは、前年度が芸術祭年に対し当 年度は通常年に戻ったことによるもの。これは、他の施設も同様。なお、児童等の無料入館者は 10,918 人であった。 ②.「李禹煥美術館」の運営 安藤忠雄設計の美術館に「もの派」で有名な李禹煥の作品を展示、年間 302 日を開館、44,095 人 (対前年▲25,951 人、63.0%)の入館者に対し、現代美術の普及を行った。なお、児童等の無料 入館者は 3,225 人であった。 ③.「直島銭湯(I❤湯)」の運営 大竹伸朗の作品を展示する直島銭湯「I❤湯」を年間 302 日開館、35,698 人(対前年▲13,779 人、72.2%)の入館者に対し、日本文化の普及と地域交流の場の提供を行った。運営は直島町観光 協会に委託、施設入館料は当財団に帰属する事業構造としている。 ④.美術施設(石橋・碁会所・はいしゃ)の管理 ㈱ベネッセホールディングスに、石橋等の美術施設を減価償却相当額で賃貸し、維持管理費の軽減 を図った。 ⑤.「ANDO MUSEUM」の運営 安藤忠雄建築研究所設計の ANDO MUSEUM は、 直島の木造古民家と現代建築が融合した MUSEUM で、年間 303 日開館、49,257 人(対前年▲47,580 人、50.9%)の来館者があった。なお、児童 等の無料入館者は 3,786 人であった。 ⑥.「宮浦ギャラリー六区」の運営 西沢大良建築設計事務所設計の宮浦ギャラリー六区は、8,538 人(対前年▲5,200 人、62.1%)の 来館者があった。同ギャラリーでは、宮本隆司とオラファー・エリアソンの作品による、直島とい う場に広がる様々な風景を顕在化させる「The Scenes」、そして、大竹伸朗作品による、既に記憶 をもった断片がもたらす風景を意味する展示「既憶景」を実施した。 ⑦.「女根」の運営 女木島にある大竹伸朗氏作品となる女根を年間 100 日開館、1,555 人の来館者があった。宮浦ギャ ラリー六区「既憶景」と連携したプログラムを推進した。 ⑧.レアンドロ作品「不在の存在」の運営 女木島にあるレアンドロ作品となる不在の存在を年間 100 日開館、1,166 人の来館者があった。 -2- ⑨.「犬島精錬所美術館」、犬島「家プロジェクト」の運営 三分一博志設計の美術館に、柳幸典の作品を展示、年間 281 日を開館、21,129 人(対前年▲26,509 人、44.4%)の入館者に対し、循環型社会の普及を行った。また、児童等の無料入館者は 1,505 人 であった。なお、犬島「家プロジェクト」は、犬島精練所美術館と一体となった鑑賞および施設運 営となっている。 ⑩.「豊島美術館」の運営 西沢立衛設計の美術館に、空間造形作家で有名な内藤礼の作品を展示、豊島の中核施設として、年 間 282 日を開館、36,371 人(対前年▲31,498 人、53.6%)の入館者に対し、現代美術の普及を 行った。なお、児童等の無料入館者は 2,362 人であった。 ⑪.「森万里子作品(トムナフーリ)」の運営 豊島の森万里子作品「トムナフーリ」を年間 103 日を開館、3,744 人の入館者に対し、現代美術の 普及を行った。運営は、NPO 法人瀬戸内こえびネットワークに委託している。なお、同作品は、こ れまで福武總一郎氏からの無償貸与により運営していたが、平成 27 年 3 月、同氏より現物寄附を いただいている。 ⑫.「ボルタンスキー(心臓音のアーカイブ)」の運営 生と死をテーマとしたクリスチャン・ボルタンスキーの作品を展示する美術館。年間 282 日を開館、 17,436 人(対前年▲19,051 人、47.8%)の入館者に対し、現代美術の普及を行った。なお、児童 等の無料入館者は 996 人であった。 ⑬.「豊島横尾館」の運営 豊島横尾館は、建築家・永山祐子設計の建築に、横尾忠則の作品を展示した美術館で、年間 282 日 を開館、19,099 人(対前年▲20,894 人、47.8%)の入館者に対し、現代美術の普及を行った。な お、児童等の無料入館者は 1,432 人であった。 ⑭.「Big Bambú」の運営 豊島の甲生地区にある Big Bambú は、マイク&ダグ・スターンによる竹のインスタレーションで、 1,710 人の入館者に対し現代美術の普及を行った。 ⑮.「福武ハウス」の運営 小豆島福田地区にある福武ハウス、休校中の福田小学校の施設を活用した西沢立衛設計の美術館で、 アジア(台湾、タイ)からのアーティストが参加し作品を展開、1,481 人の入館者に対し現代美術 の普及を行った。また、旧福田郵便局舎を改装した台湾チームによる作品「きょく」も展開した。 ⑯.「美術館・美術施設における美術関連商品の販売及び休憩施設の設置」 A.「地中ストア」の運営 オリジナル品と地中美術館に関係する作家・建築家の書籍類を販売した。 B.観光協会直島銭湯「I❤湯」でのオリジナル商品販売 オリジナル商品及び大竹伸朗に関する書籍類を販売した。 -3- C.「犬島ストア&カフェ」の運営 オリジナル商品と犬島精錬所美術館に関係する作家の書籍類を販売した。また、カフェにおいて 飲み物を中心とした軽食を提供した。 D.「李禹煥館ストア」の運営 オリジナル商品と李禹煥及び安藤忠雄に関する書籍類を販売した。 E.「ANDO MUSEUM ストア」の運営 オリジナル商品と関係する安藤忠雄に関する書籍類を販売した。 F.「女根ストア」の運営 オリジナル商品と関係する大竹伸朗に関するグッズ類を販売した。 G.「レアンドロカフェ」の運営 女木島の不在の存在のカフェにおいて、飲み物を中心とした軽食を提供した。 H.「ボルタンスキーストア」の運営 オリジナル商品とボルタンスキーに関する書籍類を販売した。 I.「豊島美術館ストア&カフェ」の運営 オリジナル商品と内藤礼及び西澤立衛に関する書籍類を販売した。また、カフェでは豊島で取れ た食材を中心に飲み物・軽食を提供した。 J.「豊島横尾館ストア」の運営 オリジナル商品と横尾忠則に関する書籍類を販売した。 K.「地中カフェスペース」の運営委託 ㈱ベネッセホールディングスに、地中カフェスペースを減価償却相当額で 賃貸し、維持管理費 の軽減を図った。 ⑰.美術研究の推進 美術館事業の基礎となる美術研究を進めた。特に、寄託を受けている国吉康雄作品に関連し、平成 26 年度は、次のような美術研究・国吉研究を実施した。 ・平成 27 年 4 月開催のスミソニアン・アメリカン・アートミュージアムでの国吉展に向け、作品 の貸し出し準備と国吉展の PR 活動を行った。 ・作品鑑賞手法の研究に着手した。 ・若手国吉研究者の発掘・育成を行った。 2)美術に関するイベント並びに国際交流事業 ①.「シンポジウム」の開催 福武ハウスにて「アジア・アート・プラットフォーム」を実施した。 日時:平成 26 年 10 月 18 日 場所:香川県小豆郡小豆島町福田「福武ハウス」 -4- 参加組織:台湾歴史資源経理学会、台湾桃園地景芸術節、福田自治会連合会、小豆島町など シンポジウム内容:芸術祭を題材にしながら、台湾における地域資源の掘り起こし、まちづく り、アジア諸地域との文化交流における最新の取り組みを紹介した。 ②.「教育普及及びプログラム」の実施 □キッズインミュージアム(対象:小中学生) 五感で作品と触れ合うことにより、自己表現の感性を育むためのプログラムを小中学校と連携 し、企画・実施した。 □プライベートツアー(対象:一般) より鑑賞を深めたい来場者にギャラリーツアーを開催し、ミュージアムスタッフとともに、美 術館を体験するプログラムを提供した。 □ナイトプログラム(対象:一般) 地中美術館の一部の作品において開催。日没にかけて異なる表情の作品を鑑賞するプログラム を提供した。 ③.「米&食プロジェクト」の実施 直島、豊島において米の栽培を通じ、地域の文化、環境、住民と触れ合うことで地域活性化につ ながるプログラムを提供した。豊島においては、「食とアート」に結び付く活動とした。 ④.国際交流 □海外広報 海外広報の分野では、海外の新聞・雑誌・WEB など多くの広報メディアに取り上げられ海外 118 件(国内を含めた全体の 29%、平成 24 年度比 112%)の露出があった。 □海外でのイベント ・平成 26 年 6 月~11 月、李禹煥氏がベルサイユ宮殿のゲストアーティストに選定され、ベル サイユ宮殿主催の李禹煥展覧会が開催された。当財団の李禹煥美術館の紹介にもつながって いる。 ・平成 26 年 8 月、パリの老舗デパート・ボンマルシェによる「日本展」が開催され、現代の 事例としてベネッセアートサイト直島での活動全般が紹介された。当財団は、映像コンテン ツの提供などを行った。 □福武ハウスにおける海外との交流 ・福武ハウスでの作品制作にあたり、台湾・タイからのアーティストの来島があり、活動紹介 展示などを通じて、福田地域との文化交流が行われた。 ・福田アジア食堂の実施により、アジアの食文化が紹介された。 ・平成 26 年 9 月:アジアンバザール実施。アジア産品の紹介等。 ・平成 26 年 11 月:福武ハウス感謝祭実施。中華獅子舞、福田獅子舞等。 ⑤.瀬戸内国際芸術祭 2016 の共催準備 □平成 26 年 9 月、瀬戸内国際芸術祭実行委員会より、瀬戸内国際芸術祭 2016 の基本計画が発 表され、芸術祭 2016 の開催準備に着手した。 -5- ⑥.「地中 10 周年企画イベント」 計画されていた地中美術館における「地中 10 周年企画イベント」は、都合により、実施されな かった。 3)美術に関する情報提供並びに出版事業 ①.情報提供事業 活動全体をカバーするホームページ「ベネッセアートサイト直島」を㈱ベネッセホールディング スと共同で運営中。また、ソーシャルメディアを活用し、ツイッターでの情報発信も継続中。 ②.機関紙及び美術に関する出版物の刊行 □NAOSHIMA NOTE 年 4 回、以下のとおり NAOSHIMA NOTE を発行した。 平成 26 年 5 月号:『特集 地中美術館』 平成 26 年 8 月号:『特集 ベネッセハウスの屋外作品』 平成 26 年 11 月号:『特集 豊島を訪れるという体験』 平成 27 年 2 月号:『特集 本村-その、まちと人。』 ベネッセアートサイト直島の活動全体を捉え、活動のコンセプト、メッセージ等を国内、国外 に向けて発信している。 □ハンドブック等の刊行 平成 26 年 9 月、犬島精錬所美術館を解説した「犬島精錬所美術館ハンドブック(建築)」を 刊行した。施設を訪れる方が感動を持ち帰ることができる刊行物としている。 4)地域活動助成 ①.平成 26 年度地域活動助成については、次の助成を実施した。 公募助成 : 39 件、37,000 千円 自主助成 : 3 件、22,000 千円 合 計 : 42 件、59,000 千円 また、平成 27 年度に向けての、募集・選考活動も実施している。 ②.地域助成に係る活動成果発表会については、次のとおり実施した。 日時:平成 26 年 11 月 29 日、30 日 場所:大分県別府市上田の湯町 16-36 ホテル白菊 参加助成団体:41 団体 -6- 内容:活動成果プレゼンテーション(パネルとブースを使ったグループ発表)を実施。 また、日本総合研究所主席研究員・藻谷浩介氏をお迎えし、基調講演「アートは地域を 救えるか?次の一手を考える」とパネルトークを実施した。事例研究として、国東半島 芸術祭視察ツアーも実施した。 5)地域活動の共催支援 地域の人々が主体的に地方公共団体等と協働し地域において自主的に実施する創造的で文化的な表 現活動及び地域間交流に対し、自らが関与(共催支援)して事業を行った。 平成 26 年度共催支援(4件) □瀬戸内国際芸術祭 2016 の準備 総合プロデューサーとして当財団理事長が、総合ディレクターとして当財団常任理事が就任し、 積極的に活動を支援した。 □大地の芸術祭(新潟県越後妻有) 総合プロデューサーとして当財団理事長が、総合ディレクターとして当財団常任理事が就任し、 積極的に活動を支援した。 □豊島「食プロジェクト」(香川県豊島) 豊島「食プロジェクト」推進協議会の活動を積極的に支援した。 □瀬戸内海全誌の刊行(香川県) 「瀬戸内海全誌」刊行に向け、準備活動を積極的に支援した。 6)地域振興のためのファンドレイジング ①.ふるさと納税ファンドレイジングサイトの運営 「ふるさと納税」寄附制度は地域振興に非常に大きな意味を持つと考えられることから、これを 支援し紹介するファンドレイジングサイトを運営している。 ②.豊島「食プロジェクト」に関するファンドレイジング 豊島「食プロジェクト」への共催の一環として、棚田の維持管理のためのファンドレイジングを 推進している。平成 26 年度は、豊島棚田収穫祭にて、ファンドレイジングにつなげるためのリ スト収集を行った。 ③.助成先へのクラウドファンディングの紹介 助成先の財政面での自立を目指し、クラウドファンディングの紹介を行った。平成 26 年 11 月、 ジャストギビング(現:ジャパンギビング)の梶川氏を別府での助成成果発表にお招きし、クラ ウドファンディングを活用した資金調達の事例を発表いただいた。 -7- 7)瀬戸内文化研究・活動支援助成事業 ①.平成 26 年度の瀬戸内文化研究・活動支援助成については、助成金支払時期を平成 27 年 4 月に 変更したため、平成 26 年度としての助成金支払実績はなし。なお、平成 27 年度に向けての募集・ 選考活動は継続している。 ②.平成 26 年 3 月に研究助成を実施した 6 件の助成先より、研究を完了できなかった等の理由に より、助成金 2,495 千円の返金があった。 ③.瀬戸内文化研究・活動支援助成に係る活動成果発表会については、次のとおり実施した。 日時:平成 26 年 11 月 29 日、30 日 場所:大分県別府市上田の湯町 16-36 ホテル白菊 参加助成団体:32 団体 内容:地域助成に係る活動成果発表会と同じ内容。 8)瀬戸内国際シンポジウムの開催 2)美術に関するイベント並びに国際交流事業の①「シンポジウム」に含む。 9)管理部門の事業報告 ①.公益財団法人としての機関運営、決算、定期報告の仕組みを確立した。 ②.施設毎の業績管理を徹底し、管理会計の仕組みを深化させた。 ③.経常収支の健全化と財政規律の適用継続を推進した。 ④.財務部を設置し資金運用体制を整備、資金運用規程も施行した。 ⑤.積立資産の仕組み(芸術祭、助成、修繕、事務所建設)を整備した。 ⑥.採用と育成プログラムの整備と居住環境・執務環境整備を推進した。 ⑦.「働き方プロジェクト」を通じ、財団組織の風土作りを推進した。 ⑧.メンタル管理を含め、労務管理・健康管理を徹底した。 ⑨.理事会・評議員会、ベネッセアートサイト直島経営協議会、財団内部会議を開催し、組織的な 運営を実行した。 ⑩.直島町への町制 60 周年を記念した寄附金支払い等を実施した。 10)附属明細書 附属明細書に記載する事項なし。 -8- Ⅱ.処務の概要 1)役員等に関する事項 職 常 勤 名 非常勤 代表理事 (平成 27 年 3 月 31 日現在) 就任(重任) 氏 名 担当職務 年 月 日 報酬 業務の統括 職 福武總一郎 平成26年06月14日 非常勤 福原 賢一 平成26年06月14日 理事長代理 有 非常勤 福武 英明 平成26年06月14日 理事長代理 有 非常勤 北川フラム 平成26年06月14日 地中美術館館長代理 有 理 事 非常勤 安藤 忠雄 平成26年06月14日 有 理 事 非常勤 梅原 利之 平成26年06月14日 有 四国旅客鉄道㈱ 相談役 理 事 非常勤 樺山 紘一 平成26年06月14日 有 印刷博物館 館長 理 事 非常勤 濵中 満 平成26年06月14日 有 直島町長 理 事 非常勤 真鍋 武紀 平成26年06月14日 有 前香川県知事 監 事 非常勤 尾尻 哲洋 平成26年06月14日 有 監 事 非常勤 沼 澄夫 平成26年06月14日 有 代表理事 (副理事長) 代表理事 (副理事長) 業務執行理事 (常任理事) 地中美術館館長 備考 ㈱ベネッセホールディングス 非常勤 (理事長) 有 現 最高顧問 ㈱ベネッセホールディングス 代表取締役副社長 ㈱ベネッセホールディングス 取締役 ㈱アートフロントギャラリー 代表取締役会長 ㈱安藤忠雄建築研究所 代表取締役 辻・本郷税理士法人 特別顧問 税理士 税理士法人瀬戸内会計事務所 税理士 ※平成 27 年 3 月 31 日現在の評議員数は 9 名、選考委員数は 17 名です。 なお、選考委員の 2 名は兼任のため、実人員数は 15 名です。 2)職員に関する事項 職名 常 勤 非常勤 氏 名 (平成 27 年 3 月 31 日現在) 採用(就任) 担当職務 年 月 日 報酬 備 考 事務局長 常 勤 金代健次郎 平成22年02月01日 事業統括 有 部 長 常 勤 笠原 良二 平成23年05月01日 アート助成部門統括 有 部 長 常 勤 蔵本 茂樹 平成26年04月01日 広報マーケティング部門統括 有 ㈱ベネッセコーポレーションより出向 部 長 常 勤 後藤 憲子 平成26年04月01日 商品制作部門統括 有 ㈱ベネッセコーポレーションより出向 部 長 非常勤 塩田 基 平成26年04月01日 経営企画部門統括 有 ㈱ベネッセコーポレーションより出向 部 長 非常勤 松浦 俊明 平成26年09月01日 財務部門統括 有 部 長 常 勤 石井 一夫 平成23年01月01日 経理部門統括 有 部 長 常 勤 山根 孝規 平成16年06月01日 総務・人事部門統括 有 部 長 常 勤 萩原 一郎 平成26年04月01日 直島・女木島部門統括 有 ㈱ベネッセコーポレーションより出向 部 長 常 勤 黒江 正裕 平成24年04月01日 犬島・豊島部門統括 有 ㈱ベネッセコーポレーションより出向 *平成 27 年 3 月 31 日現在の職員数は 36 名、契約職員数は 42 名、アルバイト数は 21 名です。 -9- 3)会議等に関する事項 ①.理事会 開催年月日 議 事 事 項 会議の結果 平成 26 年 □第 27 回理事会(決議の省略) 5 月 24 日 平成 25 年度における法人会計から公益目的事業会計への財源 全会一致で承認可決 振替承認の件 平成 25 年度事業報告・決算報告承認の件 全会一致で承認可決 第 22 回定時評議員会開催の件 全会一致で承認可決 平成 26 年 □第 28 回理事会(決議の省略) 6 月 7 日 議決権行使承認の件(3 分の 2 以上の特別決議) 平成 26 年 □第 29 回理事会 6 月 14 日 理事長、副理事長、常任理事選任の件 全会一致で承認可決 全会一致で承認可決 平成 25 年度事業報告・決算報告についての内閣府への電子申 全会一致で承認可決 請の件 平成 26 年度修正事業計画・修正予算承認の件 平成 26 年度修正予算における関連当事者との取引承認の件 地域活動助成に係る募集要項承認の件 瀬戸内海文化研究活動支援助成に係る募集要項承認の件 代表理事、業務執行理事の職務執行状況について 瀬戸内国際芸術祭 2016 概要及びスケジュール スミソニアン美術館での国吉康雄回顧展 ボンマルシェの日本展 全会一致で承認可決 全会一致で承認可決 全会一致で承認可決 全会一致で承認可決 事務局より報告 事務局より報告 事務局より報告 事務局より報告 2014 年度 7 月以降のスケジュール - 10 - 事務局より報告 開催年月日 議 事 事 項 会議の結果 平成 27 年 □第 30 回理事会 3 月 7 日 事務所建設積立資産の新設の件 全会一致で承認可決 規程類承認の件 全会一致で承認可決 瀬戸内海文化件研究活動助成に係る選考委員選任の件 全会一致で承認可決 瀬戸内海文化研究活動支援助成に係る助成金支払時期変更 全会一致で承認可決 の件 森万里子作品「トムナフーリ」現物寄附受入の件 全会一致で承認可決 平成 26 年度第 2 次修正予算承認の件 全会一致で承認可決 地域活動助成(平成 27 年 4 月実施分)に係る助成先承認の件 全会一致で承認可決 瀬戸内海文化研究活動支援助成(平成 27 年 4 月実施分)に係 全会一致で承認可決 る助成先承認の件 平成 27 年度事業計画・収支予算承認の件 平成 27 年度「資金調達及び設備投資の見込みについて」承認 全会一致で承認可決 全会一致で承認可決 の件 平成 27 年度事業計画・収支予算等についての内閣府への電子 申請の件 代表理事、業務執行理事の職務執行状況 越後妻有アートトリエンナーレ 2015 の概要 今後の主なイベント他スケジュール - 11 - 全会一致で承認可決 事務局より報告 事務局より報告 事務局より報告 ②.評議員会 開催年月日 議 事 事 項 会議の結果 平成 26 年 □第 22 回評議員会 6 月 14 日 理事・監事選任の件 全会一致で承認可決 評議員退任に伴う評議員補欠選任の件 全会一致で承認可決 退職評議員、退職理事への退職慰労金支給額承認の件 全会一致で承認可決 平成 25 年度における法人会計から公益目的会計への財源振 替承認の件 全会一致で承認可決 全会一致で承認可決 平成 25 年度事業報告・決算報告承認の件 4)許可、認定、承認、証明等に関する事項 申請年月日 申 請 事 項 許可等年月日 備 考 該当なし 5)契約に関する事項 契約年月日 契約相手先 契約の概要 平成 27 年 1 月 20 日 ㈱ギャルリーためなが 絵画美術品売買契約 平成 27 年 3 月 21 日 長谷川祐子 ディレクター契約 平成 27 年 3 月 31 日 大日本印刷㈱ 印刷製本業務契約 6)寄附金に関する事項 寄付年月日 相手先 寄付目的 寄付金額(円) 備考 平成 26 年 4 月 17 日 シンガポールトラスト 運営資金 10,239,350 現金 平成 26 年 6 月 27 日 一般寄付者 美術研究 30,000 現金 平成 27 年 3 月 10 日 福武 總一郎 運営施設 31,500,000 現物 - 12 - 7)行政庁(内閣府)からの指示事項 指示年月日 指 示 該当なし 8)税法上の収益事業の有無 該当なし 9)その他重要事項 該当なし - 13 - 事 項 履行状況 平成 26 年度決算報告書(平成 26 年 4 月 1 日~平成 27 年 3 月 31 日) Ⅰ.貸借対照表 Ⅱ.正味財産増減計算書 Ⅲ.正味財産増減計算書内訳表 Ⅳ.財務諸表に対する注記 Ⅴ.附属明細書 Ⅵ.財産目録 Ⅶ.予算対比正味財産増減計算書 Ⅷ. 予算対比収支計算書(収支ベース) Ⅸ.島別施設別収支計算書 【参考用】 ※ 「監査報告書」 - 14 - Ⅰ.貸借対照表(平成 27 年 3 月 31 日現在) Ⅰ-1)貸借対照表 科 (単位:円) 目 当年度 前年度 増減 Ⅰ 資産の部 1.流動資産 現金預金 129,365,106 156,970,682 △ 27,605,576 売掛金 9,359,805 7,673,570 1,686,235 未収金 5,449,182 659,574 4,789,608 58,245,480 56,909,009 1,336,471 前払金 1,476,643 2,461,745 △ 985,102 前払費用 2,389,045 996,979 1,392,066 立替金 1,043,393 146,065 897,328 仮払金 936,792 17,200 919,592 208,265,446 225,834,824 △ 17,569,378 0 棚卸資産 流動資産合計 2.固定資産 (1)基本財産 土地 美術品 普通預金 定期預金 22,800,000 22,800,000 17,358,830,475 17,358,830,475 0 107,987,452 98,973,341 9,014,111 310,000,000 439,000,000 △ 129,000,000 20,539,293,417 21,122,236,879 △ 582,943,462 38,338,911,344 39,041,840,695 △ 702,929,351 芸術祭事業積立資産 583,839,729 528,299,782 55,539,947 助成事業積立資産 110,016,804 109,987,498 29,306 修繕積立資産 196,730,000 108,350,000 88,380,000 投資有価証券 基本財産合計 (2)特定資産 事務所建設積立資産 特定資産合計 35,000,000 0 35,000,000 925,586,533 746,637,280 178,949,253 (3)その他の固定資産 土地 335,639,288 326,636,278 9,003,010 建物 3,382,200,344 3,477,435,812 △ 95,235,468 建設附属設備 171,011,869 204,116,623 △ 33,104,754 構築物 413,684,898 480,832,479 △ 67,147,581 2,942,722 3,125,229 △ 182,507 34,542 34,542 0 493,174 766,989 △ 273,815 機械装置 車両運搬具 船舶 什器備品 11,749,167 13,646,502 △ 1,897,335 944,543,202 896,162,080 48,381,122 ソフトウエア 2,700,031 1,774,717 925,314 敷金 9,182,000 9,947,000 △ 765,000 美術品 その他投資等 174,090 174,090 0 5,274,355,327 5,414,652,341 △ 140,297,014 固定資産合計 44,538,853,204 45,203,130,316 △ 664,277,112 資産合計 44,747,118,650 45,428,965,140 △ 681,846,490 買掛金 7,407,799 10,394,096 △ 2,986,297 未払金 39,600,000 46,200,000 △ 6,600,000 未払費用 60,612,283 79,757,555 △ 19,145,272 預り金 5,494,285 5,065,041 429,244 前受金 720,850 720,850 0 16,234,300 8,847,900 7,386,400 130,069,517 150,985,442 △ 20,915,925 0 0 0 0 0 0 130,069,517 150,985,442 △ 20,915,925 その他の固定資産合計 Ⅱ 負債の部 1.流動負債 未払消費税等 流動負債合計 2.固定負債 長期借入金 固定負債合計 負債合計 Ⅲ 正味財産の部 1.指定正味財産 指定正味財産合計 39,229,497,877 39,788,477,975 △ 558,980,098 (うち基本財産への充当額) (38,338,911,344) (39,041,840,695) △ 702,929,351 (うち特定資産への充当額) (890,586,533) (746,637,280) 143,949,253 △ 101,950,467 2.一般正味財産 一般正味財産合計 5,387,551,256 5,489,501,723 (うち基本財産への充当額) (0) (0) 0 (うち特定資産への充当額) (35,000,000) (0) 35,000,000 正味財産合計 44,617,049,133 45,277,979,698 △ 660,930,565 負債及び正味財産合計 44,747,118,650 45,428,965,140 △ 681,846,490 - 15 - Ⅱ.正味財産増減計算書(平成 26 年 4 月 1 日~平成 27 年 3 月 31 日) Ⅱ-1)正味財産増減計算書 (単位:円) 科 目 当年度 前年度 増減 Ⅰ 一般正味財産増減の部 1.経常増減の部 (1)経常収益 ①.基本財産運用益 [ 基本財産受取利息 基本財産受取配当金 ②.特定資産運用益 391,328,567 ] 17,092,148 11,596,419 44,998,000 [ 0 ] [ 659,439,090 ] [ 938,391,156 ] ④.受取寄附金 [ 41,769,350 ] [ 1,265,975,500 ] 特定資産受取利息 0 経常収益計 0 ] [ △ 278,952,066 ] 0 0 [ △ 1,224,206,150 ] 1,115,975,500 △ 1,074,206,150 0 150,000,000 △ 150,000,000 816,451 ] [ 26,660 雑収益 [ 41,769,350 受取寄附金振替額 [ 56,594,419 ] 317,642,000 ③.事業収益 受取利息 [ 28,688,567 0 ] 受取寄附金 334,734,148 ] 362,640,000 [ ⑤.雑収益 [ 5,767,822 ] [ 29,958 △ 4,951,371 ] △ 3,298 789,791 5,737,864 △ 4,948,073 1,093,353,458 2,544,868,626 △ 1,451,515,168 (2)経常費用 ①.事業費 期首棚卸高 仕入高 [ 1,039,429,131 ] 56,909,009 [ 1,386,923,792 ] [ △ 347,494,661 ] 44,465,011 12,443,998 93,849,036 137,963,632 △ 44,114,596 △ 58,245,480 △ 56,909,009 △ 1,336,471 265,212,436 270,105,656 △ 4,893,220 54,889,465 67,434,179 △ 12,544,714 4,430,390 3,105,161 1,325,229 福利厚生費 45,984,342 44,227,406 1,756,936 旅費交通費 24,013,435 23,504,299 509,136 通信運搬費 12,846,490 13,767,414 △ 920,924 什器備品費 1,477,120 2,754,474 △ 1,277,354 期末棚卸高 給与手当 臨時雇賃金 退職給付費用 消耗品費 12,743,034 15,187,608 △ 2,444,574 202,769,181 225,588,352 △ 22,819,171 59,107,542 74,010,652 △ 14,903,110 印刷製本費 5,531,331 20,566,789 △ 15,035,458 燃料費 2,684,345 2,833,091 △ 148,746 光熱水料費 26,498,322 27,049,877 △ 551,555 賃借料 20,207,419 23,042,619 △ 2,835,200 保険料 22,583,989 21,552,448 1,031,541 諸謝金 11,031,830 9,781,893 1,249,937 租税公課 38,732,281 30,497,963 8,234,318 負担金 0 95,000,000 △ 95,000,000 助成費 56,504,660 84,850,000 △ 28,345,340 減価償却費 修繕費 寄附金 宣伝広告費 会議費 0 11,839,650 △ 11,839,650 18,411,730 103,761,462 △ 85,349,732 3,499,460 9,112,871 △ 5,613,411 交際費 1,465,554 1,296,644 168,910 委託費 52,406,699 76,544,063 △ 24,137,364 3,885,511 3,989,587 △ 104,076 雑費 - 16 - Ⅱ-2)正味財産増減計算書 (単位:円) 科 目 ②.管理費 当年度 [ 前年度 155,874,794 ] [ 増減 100,836,270 ] [ 55,038,524 ] 役員報酬 950,000 900,000 50,000 給与手当 45,759,132 47,275,896 △ 1,516,764 役員退職給付費用 200,000 0 200,000 退職給付費用 1,014,704 737,435 277,269 福利厚生費 8,568,813 8,359,504 209,309 旅費交通費 10,499,289 6,784,693 3,714,596 通信運搬費 3,544,630 4,048,591 △ 503,961 什器備品費 消耗品費 減価償却費 修繕費 0 51,975 △ 51,975 726,584 1,001,323 △ 274,739 1,478,595 1,830,533 △ 351,938 423,996 925,942 △ 501,946 1,006,766 2,007,319 △ 1,000,553 燃料費 510,045 810,531 △ 300,486 賃借料 5,934,897 5,981,165 △ 46,268 保険料 181,810 193,310 △ 11,500 諸謝金 3,860,487 3,921,880 △ 61,393 155,455 13,903 141,552 53,478,950 0 53,478,950 印刷製本費 租税公課 寄附金 宣伝広告費 10,800 0 10,800 会議費 6,038,171 7,132,554 △ 1,094,383 交際費 1,299,730 694,418 605,312 委託費 8,445,149 6,269,813 2,175,336 雑費 1,786,791 1,895,485 △ 108,694 1,195,303,925 1,487,760,062 △ 292,456,137 △ 101,950,467 1,057,108,564 △ 1,159,059,031 経常費用計 評価損益等計上前当期経常増減額 評価損益等計 当期経常増減額 0 0 0 △ 101,950,467 1,057,108,564 △ 1,159,059,031 0 0 0 0 0 0 2.経常外増減の部 (1)経常外収益 ①.有価証券売却益 経常外収益計 (2)経常外費用 0 0 0 ①.有価証券売却損 0 0 0 ②.固定資産除却損 0 11,597,135 △ 11,597,135 0 11,597,135 △ 11,597,135 0 △ 11,597,135 11,597,135 △ 101,950,467 1,045,511,429 △ 1,147,461,896 5,489,501,723 4,443,990,294 1,045,511,429 経常外費用計 当期経常外増減額 当期一般正味財産増減額 一般正味財産期首残高 合併による一般正味財産増加額 0 0 0 5,387,551,256 5,489,501,723 △ 101,950,467 基本財産評価損益等 △ 712,912,710 △ 498,675,345 △ 214,237,365 特定資産評価損益等 29,162,296 15,342,086 13,820,210 10,568,530 一般正味財産期末残高 Ⅱ 指定正味財産増減の部 基本財産受取利息 基本財産受取配当金 特定資産受取利息 38,671,926 28,103,396 270,560,000 270,560,000 0 1,666,957 1,709,809 △ 42,852 受取寄付金 0 0 0 △ 186,128,567 △ 279,534,148 93,405,581 △ 558,980,098 △ 462,494,202 △ 96,485,896 指定正味財産期首残高 39,788,477,975 40,250,972,177 △ 462,494,202 指定正味財産期末残高 39,229,497,877 39,788,477,975 △ 558,980,098 44,617,049,133 45,277,979,698 △ 660,930,565 一般正味財産への振替額 当期指定正味財産増減額 Ⅲ 正味財産期末残高 - 17 - Ⅲ.正味財産増減計算書内訳書(平成 26 年 4 月 1 日~平成 27 年 3 月 31 日) Ⅲ-1)正味財産増減計算書内訳表 (単位:円) 公益目的事業会計 科 目 公1 内部取 法人会計 小計 引消去 合計 Ⅰ 一般正味財産増減の部 1.経常増減の部 (1)経常収益 ①.基本財産運用益 [ 基本財産受取利息 基本財産受取配当金 130,686,567 ] [ 130,686,567 ] [ 260,642,000 ] [ 0] [ 391,328,567 ] 28,688,567 28,688,567 0 0 28,688,567 101,998,000 101,998,000 260,642,000 0 362,640,000 ②.特定資産運用益 [ 0] [ 0] [ 0] [ 0] [ 0] ③.事業収益 [ 659,439,090 ] [ 659,439,090 ] [ 0] [ 0] [ 659,439,090 ] ④.受取寄附金 [ 41,769,350 ] [ 41,769,350 ] [ 0] [ 0] [ 41,769,350 ] 41,769,350 41,769,350 0 0 41,769,350 0 0 受取寄附金 受取寄附金振替額 ⑤.雑収益 0 [ 受取利息 0 686,491 ] [ 686,491 ] [ 26,660 雑収益 経常収益計 26,660 129,960 ] [ 0] [ 0 0 0 816,451 ] 26,660 659,831 659,831 129,960 0 789,791 832,581,498 832,581,498 260,771,960 0 1,093,353,458 0] [ 1,039,429,131 ] (2)経常費用 ①.事業費 [ 1,039,429,131 ] [ 1,039,429,131 ] [ 期首棚卸高 56,909,009 56,909,009 0 56,909,009 仕入高 93,849,036 93,849,036 0 93,849,036 △ 58,245,480 △ 58,245,480 0 △ 58,245,480 265,212,436 265,212,436 0 265,212,436 54,889,465 54,889,465 0 54,889,465 期末棚卸高 給与手当 臨時雇賃金 退職給付費用 4,430,390 4,430,390 0 4,430,390 福利厚生費 45,984,342 45,984,342 0 45,984,342 旅費交通費 24,013,435 24,013,435 0 24,013,435 通信運搬費 12,846,490 12,846,490 0 12,846,490 什器備品費 消耗品費 減価償却費 修繕費 印刷製本費 燃料費 1,477,120 1,477,120 0 1,477,120 12,743,034 12,743,034 0 12,743,034 202,769,181 202,769,181 0 202,769,181 59,107,542 59,107,542 0 59,107,542 5,531,331 5,531,331 0 5,531,331 2,684,345 2,684,345 0 2,684,345 光熱水料費 26,498,322 26,498,322 0 26,498,322 賃借料 20,207,419 20,207,419 0 20,207,419 保険料 22,583,989 22,583,989 0 22,583,989 諸謝金 11,031,830 11,031,830 0 11,031,830 租税公課 38,732,281 38,732,281 0 38,732,281 助成費 56,504,660 56,504,660 0 56,504,660 宣伝広告費 18,411,730 18,411,730 0 18,411,730 3,499,460 3,499,460 0 3,499,460 会議費 交際費 1,465,554 1,465,554 0 1,465,554 委託費 52,406,699 52,406,699 0 52,406,699 3,885,511 3,885,511 0 3,885,511 雑費 - 18 - Ⅲ-2)正味財産増減計算書内訳表 科 目 (単位:円) 公益目的事業会計 公1 内部取 法人会計 小計 ②.管理費 [ 引消去 155,874,794 ] [ 0] [ 合計 155,874,794 ] 役員報酬 950,000 0 950,000 給与手当 45,759,132 0 45,759,132 200,000 0 200,000 退職給付費用 1,014,704 0 1,014,704 福利厚生費 8,568,813 0 8,568,813 旅費交通費 10,499,289 0 10,499,289 通信運搬費 3,544,630 0 3,544,630 役員退職給付費用 消耗品費 減価償却費 修繕費 印刷製本費 726,584 0 726,584 1,478,595 0 1,478,595 423,996 0 423,996 1,006,766 0 1,006,766 燃料費 510,045 0 510,045 賃借料 5,934,897 0 5,934,897 保険料 181,810 0 181,810 諸謝金 3,860,487 0 3,860,487 155,455 0 155,455 53,478,950 0 53,478,950 10,800 0 10,800 会議費 6,038,171 0 6,038,171 交際費 1,299,730 0 1,299,730 委託費 8,445,149 0 8,445,149 雑費 1,786,791 0 1,786,791 租税公課 寄附金 宣伝広告費 経常費用計 評価損益等調整前当期経常増減額 評価損益等計 1,039,429,131 1,039,429,131 155,874,794 0 1,195,303,925 △ 206,847,633 △ 206,847,633 104,897,166 0 △ 101,950,467 0 0 0 0 0 △ 206,847,633 △ 206,847,633 104,897,166 0 △ 101,950,467 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 有価証券売却損 0 0 0 0 0 固定資産除却損 0 0 0 0 0 経常外費用計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 69,897,166 69,897,166 △ 69,897,166 0 0 当期経常増減額 2.経常外増減の部 (1)経常外収益 経常外収益計 (2)経常外費用 当期経常外増減額 他会計振替額 当期一般正味財産増減額 △ 136,950,467 △ 136,950,467 35,000,000 0 △ 101,950,467 一般正味財産期首残高 5,471,769,904 5,471,769,904 17,731,819 0 5,489,501,723 一般正味財産期末残高 5,334,819,437 5,334,819,437 52,731,819 0 5,387,551,256 基本財産評価損益等 △ 260,218,710 △ 260,218,710 △ 452,694,000 0 △ 712,912,710 特定資産評価損益等 29,162,296 29,162,296 0 0 29,162,296 Ⅱ 指定正味財産増減の部 基本財産受取利息 基本財産受取配当金 特定資産受取利息 一般正味財産への振替額 当期指定正味財産増減額 38,671,926 38,671,926 0 0 38,671,926 215,118,000 215,118,000 55,442,000 0 270,560,000 1,666,957 1,666,957 0 0 1,666,957 △ 130,686,567 △ 130,686,567 △ 55,442,000 0 △ 186,128,567 △ 106,286,098 △ 106,286,098 △ 452,694,000 0 △ 558,980,098 指定正味財産期首残高 28,964,975,975 28,964,975,975 10,823,502,000 0 39,788,477,975 指定正味財産期末残高 28,858,689,877 28,858,689,877 10,370,808,000 0 39,229,497,877 34,193,509,314 34,193,509,314 10,423,539,819 0 44,617,049,133 Ⅲ 正味財産期末残高 - 19 - Ⅳ.財務諸表に対する注記 1)継続事業の前提に関する注記 該当なし 2)重要な会計方針 (1)有価証券の評価基準及び評価方法 満期保有目的の債券 … 償却原価法(定額法)によっている。 その他の有価証券 市場価格のあるもの … 期末日の市場価格に基づく時価法(売上原価は移動平均法により 算定)によっている。 市場価格のないもの … 移動平均法による原価法によっている。 (2)棚卸資産の評価基準及び評価方法 最終仕入原価法を採用している。 (3)固定資産の減価償却方法 建物 … 定額法によっている。 建物附属設備 … 定率法によっている。 構築物 … 定率法によっている。 機械装置 … 定率法によっている。 車両運搬具 … 定率法によっている。 船舶 … 定率法によっている。 什器備品 … 定率法によっている。 ソフトウェア(自社利用)… 法人内における利用可能期間(主として 5 年)に基づく定額法に よっている。 (4)外貨建預金の評価方法 決算日の為替相場に基づく時価法によっている。 (5)消費税等の会計処理 消費税等の会計処理は、税込方式によっている。 - 20 - 3)基本財産及び特定資産の増減額及びその残高 基本財産及び特定資産の増減額及びその残高は、次のとおりである。 科 目 前期末残高 当期増加額 (単位:円) 当期減少額 当期末残高 基本財産 土地 22,800,000 0 0 22,800,000 17,358,830,475 0 0 17,358,830,475 普通預金 98,973,341 9,014,111 0 107,987,452 定期預金 439,000,000 0 129,000,000 310,000,000 21,122,236,879 129,969,248 712,912,710 20,539,293,417 39,041,840,695 138,983,359 841,912,710 38,338,911,344 芸術祭事業積立資産 528,299,782 55,539,947 0 583,839,729 助成事業積立資産 109,987,498 29,306 0 110,016,804 修繕積立資産 108,350,000 88,380,000 0 196,730,000 0 35,000,000 0 35,000,000 746,637,280 178,949,253 0 925,586,533 39,788,477,975 317,932,612 841,912,710 39,264,497,877 美術品 投資有価証券 小計 特定資産 事務所建設積立資産 小計 合 計 4)基本財産及び特定資産の財源等の内訳 基本財産及び特定資産の財源等の内訳は、次のとおりである。 (単位:円) 科 目 当期末残高 (うち指定正味財産 (うち一般正味財産 (うち負債に からの充当額) からの充当額) 対する額) 基本財産 土地 22,800,000 (22,800,000) (0) - 17,358,830,475 (17,358,830,475) (0) - 普通預金 107,987,452 (107,987,452) (0) - 定期預金 310,000,000 (310,000,000) (0) - 20,539,293,417 (20,539,293,417) (0) - 38,338,911,344 (38,338,911,344) (0) - 芸術祭事業積立資産 583,839,729 (583,839,729) (0) - 助成事業積立資産 110,016,804 (110,016,804) (0) - 修繕積立資産 196,730,000 (196,730,000) (0) - 35,000,000 (0) (35,000,000) - 925,586,533 (890,586,533) (35,000,000) - 39,264,497,877 (39,229,497,877) (35,000,000) - 美術品 投資有価証券 小計 特定資産 事務所建設積立資産 小計 合 計 - 21 - 5)固定資産の取得価額、減価償却累計額及び当期末残高 固定資産の取得価額、減価償却累計額及び当期末残高は、次のとおりである。 科 目 建物 取得価額 減価償却累計額 (単位:円) 当期末残高 4,057,689,383 675,489,039 3,382,200,344 建物付属設備 356,608,427 185,596,558 171,011,869 構築物 637,912,591 224,227,693 413,684,898 13,163,873 10,221,151 2,942,722 車両運搬具 2,008,548 1,974,006 34,542 船舶 3,940,000 3,446,826 493,174 什器備品 85,099,176 73,350,009 11,749,167 ソフトウェア 15,518,981 12,818,950 2,700,031 合 計 5,171,940,979 1,187,124,232 3,984,816,747 機械装置 6)満期保有目的の債券の内訳並びに帳簿価額、時価及び評価損益 満期保有目的の債券の内訳並びに帳簿価額、時価及び評価損益の内訳は、次のとおりである。 (単位:円) 科 目 帳簿価額 時価 評価損益 第336回利付国債2年 10,000,000 10,005,910 5,910 京都市5年 10,000,000 10,024,000 24,000 大阪府5年 20,000,000 19,946,000 △ 54,000 100,000,000 101,324,000 1,324,000 第1回ソフトバンク劣後社債 50,000,000 49,575,000 △ 425,000 MHAM豪ドル債券ファンド 53,990,400 37,435,200 △ 16,555,200 243,990,400 228,310,110 △ 15,680,290 第31回三菱東京UFJ銀行社債 合 計 - 22 - 7)指定正味財産から一般正味財産への振替額の内訳 指定正味財産から一般正味財産への振替額の内訳は、次のとおりである。 (単位:円) 内 訳 当期末残高 経常収益への振替額 基本財産受取利息 28,688,567 基本財産受取配当金 157,440,000 合 計 186,128,567 - 23 - 8)関連当事者との取引の内容 関連当事者との取引の内容は、次のとおりである。 属性 対象者 法人等 の名称 関係内容 役員の 事業上 兼務等 の関係 資産総額 住所 (単位: 事業の 議決権の 内容 所有割合 百万円) 取引の内容 寄附金収入 (現物) 本人 代表理事 福武 理事長 總一郎 - - - - - - 寄附金収入 (現金) 商品販売 ベネッセハウス他利 代表理事 福武 副理事長 英明 ㈱ベネッセ 岡山市 取締役 ホールディン - グス 北区南 方3-7- 490,954 教育 出版他 5.2% 17 代表理事 福原 副理事長 賢一 - 新宿区 西新宿 - 7-20-1 バックオフィス 支援,人 材派遣 17,000 663,319 買掛金 74,926 13,331,838 売掛金 5,435 8,050,200 前受金 670,850 1,549,605 未払費用 231,533 879,456 未払費用 73,288 195,545 未払費用 195,545 10,000,000 未払費用 833,000 323,356 未払費用 0 2,145,584 未払費用 123,589 592,654 未払費用 30,183 811,739 未払費用 0 100,000 未払費用 100,000 63,030 未払費用 63,030 1,850,000 未払費用 0 1,944,000 未払費用 0 514,800 前払費用 43,200 600,000 前受金 50,000 地代 経理業務アウトソー ス他 ビジネスマナー研修 アートディレクション報 本人 - - - - - - 酬 上記に係る旅 費 レアンドロ 運営委託 女根 特定非営 業 務 執 行 理 事 北川 フラム 香川県 利活動法 人 瀬戸 代表理事 - 内こえび 高松市サ ンポート1 - 際芸術祭 - 活動支援 番1号 ネットワーク 運営委託 瀬戸内国 トムナフーリ 運営委託 女木島 マップ制作 地中スタッフ派遣 監 事 評議員 尾尻 哲洋 福武 純子 ㈱アートフロ 代 表 ントギャラ 取締役 リー 会 長 辻・本郷 税理士法 人 特 別 顧 問 美術全般 東京都 - - 渋谷区 猿楽町 - のデザイ ン・設計・ 29-18 制作施工 東京都 等 新宿区 西新宿 5,319 102,000 前払費用 地中チケットセンター 代行 - 1,023,489 売掛金 144,582 助成事業事務 取締役 0 1,734,984 前払費用 収入 ㈱TMJ 10,239,350 未収金 李美術館地代 地中カフェ他賃料 コールセンター, 0 139,868 入 東京都 31,500,000 未収金 1,761,204 前払費用 商品他販売収 副社長 円) 事務所賃借料 仕入他 取締役 (単位: 698,411 関連書籍 代 表 (単位:円) 期末残高 科目 6,437,792 未払費用 用料 最高顧問 取引金額 - 会計税務 サービス - - 福武ハウス展示他 委託 業務指導委託 費 1-25-1 ㈱南方 代 表 ホールディン 取締役 グス 社 長 岡山市 - 北区南 方3-10- - - - 事務所賃借料 36 香川県 評議員 福武 美津子 ㈱サークルハ ウスコーポ レーション 小豆郡 代 表 - 土庄町 豊島家 - カフェ・レスト ラン 浦2309 - 24 - - トビアス施設賃貸 料 Ⅴ.附属明細書 1)基本財産及び特定資産の明細 基本財産及び特定資産の明細は、次のとおりである。 区分 資産の種類 期首帳簿価額 (単位:円) 当期増加額 当期減少額 期末帳簿価額 基本財産 土地 22,800,000 0 0 22,800,000 17,358,830,475 0 0 17,358,830,475 普通預金 98,973,341 9,014,111 0 107,987,452 定期預金 439,000,000 0 129,000,000 310,000,000 投資有価証券 21,122,236,879 129,969,248 712,912,710 20,539,293,417 基本財産計 39,041,840,695 138,983,359 841,912,710 38,338,911,344 芸術祭事業積立資産 528,299,782 55,539,947 0 583,839,729 助成事業積立資産 109,987,498 29,306 0 110,016,804 修繕積立資産 108,350,000 88,380,000 0 196,730,000 0 35,000,000 0 35,000,000 746,637,280 178,949,253 0 925,586,533 美術品 特定資産 事務所建設積立資産 特定資産計 - 25 - Ⅵ.財産目録(平成 27 年 3 月 31 日現在) Ⅵ-1)財産目録 (単位:円) 貸借対照表科目 場所・物量等 使用目的等 金 額 (流動資産) 現金預金 現金手許有高 運転資金として 5,853,372 中国銀行/富田町支店(№1660533) 運転資金として 16,329,400 中国銀行/富田町支店(№1727514) 運転資金として 23,205,851 中国銀行/富田町支店(№1790569) 運転資金として 11,713,977 百十四銀行/直島支店(№0143887) 運転資金として 14,887,471 百十四銀行/直島支店(№0145413) 運転資金として 13,282,060 百十四銀行/直島支店(№0153472) 運転資金として 3,100,381 百十四銀行/直島支店(№0167231) 運転資金として 30,103 ゆうちょ銀行/16330(№11114291) 運転資金として 3,566,221 ゆうちょ銀行/16370(№9529591) 運転資金として 0 ゆうちょ銀行/16330(№7923031) 運転資金として 5,690,247 ゆうちょ銀行/16390(№4775561) 運転資金として 340,525 ゆうちょ銀行/16360(№5409981) 運転資金として 3,345,860 ゆうちょ銀行/16370(№6940831) 運転資金として 91,165 ゆうちょ銀行/16320(№11485481) 運転資金として 110,558 ゆうちょ銀行/16310(№10368451) 運転資金として 327,902 ゆうちょ銀行/16310(№11492091) 運転資金として 831,727 楽天銀行/第一営業支店(№7331905) 運転資金として 26,658,286 売掛金 事業収入の売掛金 未収金 立替請求の未収金 棚卸資産 地中美術館ストア商品 9,359,805 5,449,182 20,031,734 李美術館ストア商品 7,203,830 直島銭湯「I❤湯」商品 8,846,043 ANDO MUSEUM ストア商品 1,447,136 六区ストア商品 175,400 女根ストア商品 771,516 犬島「精錬所」ストア・カフェ商品 5,976,775 豊島美術館ストア・カフェ商品 7,922,747 ボルタンスキーストア商品 3,904,584 横尾館ストア商品 1,822,132 福武ハウスストア商品 143,583 事業費・管理費に係る前 前払金 払金 事業費・管理費に係る前 前払費用 払費用 事業費・管理費に係る立 立替金 替金 事業費・管理費に係る仮 仮払金 払金 流動資産合計 1,476,643 2,389,045 1,043,393 936,792 208,265,446 (固定資産) 基本財産 土地 香川県直島町立石3447-1(9,434㎡)、3448-1(4,003㎡)、 公的目的事業に使用して 3449-1(14,415㎡)、3454-1(4,698㎡) いる 22,800,000 公益目的事業を行うため 美術品 絵画:クロード・モネ、「睡蓮の池」、200×300cm×2面 に不可欠な特定の財産と 6,000,000,000 して使用している 絵画:クロード・モネ、「睡蓮」、200×200cm 同上 3,000,000,000 絵画:クロード・モネ、「睡蓮-柳の反映」、200×100cm 同上 1,900,000,000 絵画:クロード・モネ、「睡蓮の池」、200×100cm 同上 1,900,000,000 絵画:クロード・モネ、「睡蓮-草の茂み」、200×213cm 同上 4,188,830,475 室内インスタレーション:ウォルター・デ・マリア、「タイム、タイムレス、ノータイム」 同上 340,000,000 室内インスタレーション:ジェームス・タレル、「オープンスカイ」 同上 10,000,000 室内インスタレーション:ジェームス・タレル、「アフラム、ペールブルー」 同上 10,000,000 室内インスタレーション:ジェームス・タレル、「オープンフィールド」 同上 10,000,000 - 26 - Ⅵ-2)財産目録 (単位:円) 貸借対照表科目 場所・物量等 使用目的等 金 額 公益目的保有財産であ 基本財産 普通預金 中国銀行/富田町支店(№1660533) り、運用益を公益目的事 業の財源として使用して 10,000,000 いる 定期預金 中国銀行/富田町支店(№1727514) 同上 88,035,575 中国銀行/富田町支店(№1790569) 同上 1,951,877 百十四銀行/直島支店(№0153472) 同上 8,000,000 中国銀行/富田町支店(№10168490) 同上 60,000,000 中国銀行/富田町支店(№10171628) 同上 250,000,000 中国銀行/富田町支店(№10176905) 同上 0 公益目的保有財産であ 投資有価証券 ㈱ベネッセホールディングス株式2,264,400株 り、運用益を公益目的事 業の財源として使用して 8,559,432,000 いる ㈱ベネッセホールディングス株式2,743,600株 運用益を管理業務の財源 として使用している 10,370,808,000 公益目的保有財産であ 公社債等(第31回三菱東京UFJ銀行社債他4銘柄) り、運用益を公益目的事 業の財源として使用して 180,000,000 いる 特定資産 芸術祭事業積立 資産 助成事業積立資 産 修繕積立資産 外貨建債券(ノムラ豪ドル外貨MMF他4銘柄) 同上 472,491,588 不動産投資証券(野村不動産オフィスファンド投資証券他26銘柄) 同上 614,597,800 投資信託他(アライアンス・ハイブリッド・ビー他10銘柄) 同上 341,964,029 普通預金:中国銀行/富田町支店(№1660533) 資産 業)実施のため 186,892,492 普通預金:中国銀行/富田町支店(№1790569) 同上 43,696,293 定期預金:中国銀行/富田町支店(№10168490) 同上 1,000,000 USドル外貨普通預金:中国銀行/本店営業部(№08-12768) 同上 36,644,890 USドル外貨定期預金:中国銀行/本店営業部(№58-40964) 同上 180,334,056 野村CRF(野村/岡山支店) 同上 75,136 第336回利付国債2年(野村/岡山支店) 同上 10,000,000 ノムラ豪ドル外貨MMF(野村/岡山支店) 同上 24,816,862 日本企業外債ファンド・ヘッジあり(大和/岡山支店) 同上 100,380,000 普通預金:中国銀行/富田町支店(№1727514) 公益目的事業(助成事 業)実施のため 8,903,372 普通預金:百十四銀行/直島支店(№0153472) 同上 1,000,000 定期預金:中国銀行/富田町支店(№10171628) 同上 100,000,000 豪ドル外貨普通預金:中国銀行/本店(№08-17565) 同上 46,981 NZドル外貨普通預金:中国銀行/本店(№08-17573) 同上 66,032 野村CRF(野村/岡山支店) 同上 419 普通預金:中国銀行/富田町支店(№1660533) 定期預金:中国銀行/富田町支店(№10168490) 事務所建設積立 公益目的事業(芸術祭事 普通預金:中国銀行/富田町支店(№1660533) - 27 - 公益目的事業(修繕)実 施のため 同上 管理業務の財源とするた め 46,730,000 150,000,000 35,000,000 Ⅵ-3)財産目録 (単位:円) 貸借対照表科目 その他の固定 資産 場所・物量等 使用目的等 公益目的事業及び管理業 土地 務に使用 公益目的事業及び管理業 建物 務に使用 金 額 335,639,288 3,382,200,344 建物附属設備 公益目的事業に使用 171,011,869 構築物 公益目的事業に使用 413,684,898 機械装置 公益目的事業に使用 2,942,722 公益目的事業及び管理業 車両運搬具 務に使用 公益目的事業及び管理業 船舶 務に使用 公益目的事業及び管理業 什器備品 務に使用 美術品 公益目的事業に使用 公益目的事業及び管理業 ソフトウエア 務に使用 敷金 公益目的事業に使用 公益目的事業及び管理業 その他投資等 務に使用 34,542 493,174 11,749,167 944,543,202 2,700,031 9,182,000 174,090 固定資産合計 44,538,853,204 資産合計 44,747,118,650 (流動負債) 買掛金 事業費に係る買掛金 7,407,799 未払金 事業費に係る未払金 39,600,000 事業費及び管理費に係る 未払費用 未払費用 事業費及び管理費に係る 預り金 預り金 前受金 事業費に係る前受金 未払消費税 事業費に係る未払消費税 流動負債合計 60,612,283 5,494,285 720,850 16,234,300 130,069,517 (固定負債) 固定負債合計 0 負債合計 130,069,517 正味財産 44,617,049,133 - 28 - Ⅶ.予算対比正味財産増減計算書(平成 26 年 4 月 1 日~平成 27 年 3 月 31 日) Ⅶ-1)予算対比正味財産増減計算書 (単位:円) 科 目 予算 決算 差異 Ⅰ 一般正味財産増減の部 1.経常増減の部 (1)経常収益 ①.基本財産運用益 [ 基本財産受取利息 基本財産受取配当金 ②.特定資産運用益 345,458,757 ] [ 391,328,567 ] [ △ 45,869,810 ] 27,816,757 28,688,567 △ 871,810 317,642,000 362,640,000 △ 44,998,000 [ 特定資産受取利息 0] [ 0] [ 0] 0 0 0 ③.事業収益 [ 653,404,357 ] [ 659,439,090 ] [ △ 6,034,733 ] ④.受取寄附金 [ 41,769,350 ] [ 41,769,350 ] [ 0] 41,769,350 41,769,350 0 0 0 0 受取寄附金 受取寄附金振替額 ⑤.雑収益 [ 受取利息 雑収益 経常収益計 380,738 ] [ 816,451 ] [ △ 435,713 ] 13,437 26,660 △ 13,223 367,301 789,791 △ 422,490 1,041,013,202 1,093,353,458 △ 52,340,256 1,043,615,544 ] [ 1,039,429,131 ] [ (2)経常費用 ①.事業費 [ 4,186,413 ] 期首棚卸高 56,909,009 56,909,009 0 仕入高 96,291,480 93,849,036 2,442,444 △ 62,139,555 △ 58,245,480 △ 3,894,075 266,847,668 265,212,436 1,635,232 55,286,187 54,889,465 396,722 4,403,904 4,430,390 △ 26,486 福利厚生費 46,846,098 45,984,342 861,756 旅費交通費 24,905,085 24,013,435 891,650 通信運搬費 13,212,566 12,846,490 366,076 什器備品費 1,160,000 1,477,120 △ 317,120 12,448,682 12,743,034 △ 294,352 202,685,000 202,769,181 △ 84,181 58,272,640 59,107,542 △ 834,902 印刷製本費 6,806,214 5,531,331 1,274,883 燃料費 2,843,811 2,684,345 159,466 光熱水料費 26,655,753 26,498,322 157,431 賃借料 20,556,077 20,207,419 348,658 保険料 22,538,145 22,583,989 △ 45,844 諸謝金 11,357,587 11,031,830 325,757 租税公課 39,227,446 38,732,281 495,165 助成費 56,504,660 56,504,660 0 宣伝広告費 17,762,645 18,411,730 △ 649,085 会議費 3,984,744 3,499,460 485,284 交際費 1,759,107 1,465,554 293,553 委託費 52,548,282 52,406,699 141,583 3,942,309 3,885,511 56,798 期末棚卸高 給与手当 臨時雇賃金 退職給付費用 消耗品費 減価償却費 修繕費 雑費 - 29 - Ⅶ-2)予算対比正味財産増減計算書 (単位:円) 科 目 ②.管理費 予算 [ 決算 157,082,509 ] [ 差異 155,874,794 ] [ 1,207,715 ] 役員報酬 950,000 950,000 0 給与手当 46,828,093 45,759,132 1,068,961 役員退職給付費用 200,000 200,000 0 退職給付費用 948,785 1,014,704 △ 65,919 福利厚生費 8,414,901 8,568,813 △ 153,912 旅費交通費 10,932,487 10,499,289 433,198 通信運搬費 3,536,614 3,544,630 △ 8,016 消耗品費 減価償却費 751,324 726,584 24,740 1,463,000 1,478,595 △ 15,595 修繕費 383,636 423,996 △ 40,360 印刷製本費 844,585 1,006,766 △ 162,181 燃料費 638,927 510,045 128,882 賃借料 6,189,676 5,934,897 254,779 保険料 181,810 181,810 0 諸謝金 4,140,714 3,860,487 280,227 127,565 155,455 △ 27,890 53,478,950 53,478,950 0 0 10,800 △ 10,800 会議費 6,760,915 6,038,171 722,744 交際費 1,021,590 1,299,730 △ 278,140 委託費 7,772,819 8,445,149 △ 672,330 租税公課 寄附金 宣伝広告費 雑費 経常費用計 評価損益等計上前当期経常増減額 1,516,118 1,786,791 △ 270,673 1,200,698,053 1,195,303,925 5,394,128 △ 159,684,851 △ 101,950,467 △ 57,734,384 評価損益等計 0 0 0 △ 159,684,851 △ 101,950,467 △ 57,734,384 0 0 0 0 0 0 ①.有価証券売却損 0 0 0 ②.固定資産除却損 0 0 0 0 0 0 0 0 0 △ 159,684,851 △ 101,950,467 △ 57,734,384 一般正味財産期首残高 5,489,501,723 5,489,501,723 0 一般正味財産期末残高 5,329,816,872 5,387,551,256 △ 57,734,384 基本財産評価損益等 0 △ 712,912,710 712,912,710 特定資産評価損益等 0 29,162,296 △ 29,162,296 37,852,103 38,671,926 △ 819,823 270,560,000 270,560,000 0 当期経常増減額 2.経常外増減の部 (1)経常外収益 ①.有価証券売却益 経常外収益計 (2)経常外費用 経常外費用計 当期経常外増減額 当期一般正味財産増減額 Ⅱ 指定正味財産増減の部 基本財産受取利息 基本財産受取配当金 特定資産受取利息 一般正味財産への振替額 当期指定正味財産増減額 1,487,765 1,666,957 △ 179,192 △ 140,258,757 △ 186,128,567 45,869,810 169,641,111 △ 558,980,098 728,621,209 指定正味財産期首残高 39,788,477,975 39,788,477,975 0 指定正味財産期末残高 39,958,119,086 39,229,497,877 728,621,209 45,287,935,958 44,617,049,133 670,886,825 Ⅲ 正味財産期末残高 - 30 - Ⅷ.予算対比収支計算書(収支ベース)(平成 26 年 4 月 1 日~平成 27 年 3 月 31 日) Ⅷ-1) 予算対比収支計算書(収支ベース) 勘 定 科 目 大科目 中科目 (単位:円) 予算 決算 差異 備 考 Ⅰ 事業活動収支の部 1.事業活動収入 ① 基本財産運用収入 基本財産運用収入 513,612,103 514,431,926 △ 819,823 ② 特定資産運用収入 特定資産運用収入 1,487,765 1,666,957 △ 179,192 ③ 事業収入 公益及び物販収入 653,404,357 659,439,090 △ 6,034,733 ④ 寄附金収入 寄附金収入 41,769,350 41,769,350 0 ⑤ 雑収入 その他収入 事業活動収入計 380,738 816,451 △ 435,713 1,210,654,313 1,218,123,774 △ 7,469,461 新規商品運用収入の増収による 来館者増と物販収入の伸びによる 2.事業活動支出 ① 事業費支出 仕入高 給与手当支出 臨時雇賃金支出 退職給付支出 93,849,036 2,442,444 仕入商品の納入時期変更等による 265,212,436 1,635,232 残業削減等による 55,286,187 54,889,465 396,722 4,403,904 4,430,390 △ 26,486 福利厚生費支出 46,846,098 45,984,342 861,756 雇用保険・労災保険料の戻入による 旅費交通費支出 24,905,085 24,013,435 891,650 出張の抑制等による 通信運搬費支出 13,212,566 12,846,490 366,076 什器備品費支出 1,160,000 1,477,120 △ 317,120 消耗品費支出 12,448,682 12,743,034 △ 294,352 修繕費支出 58,272,640 59,107,542 △ 834,902 印刷製本費支出 6,806,214 5,531,331 1,274,883 燃料費支出 2,843,811 2,684,345 159,466 光熱水料費支出 26,655,753 26,498,322 157,431 賃借料支出 20,556,077 20,207,419 348,658 保険料支出 22,538,145 22,583,989 △ 45,844 諸謝金支出 11,357,587 11,031,830 325,757 租税公課支出 39,227,446 38,732,281 495,165 助成費支出 56,504,660 56,504,660 0 宣伝広告費支出 17,762,645 18,411,730 △ 649,085 3,984,744 3,499,460 485,284 会議費支出 交際費支出 1,759,107 1,465,554 293,553 委託費支出 52,548,282 52,406,699 141,583 3,942,309 3,885,511 56,798 846,161,090 837,996,421 8,164,669 0 雑費支出 小計 ② 管理費支出 96,291,480 266,847,668 仕入高 0 0 役員報酬支出 950,000 950,000 0 給与手当支出 46,828,093 45,759,132 1,068,961 200,000 200,000 0 役員退職給付支出 退職給付支出 948,785 1,014,704 △ 65,919 福利厚生費支出 8,414,901 8,568,813 △ 153,912 旅費交通費支出 10,932,487 10,499,289 433,198 通信運搬費支出 3,536,614 3,544,630 △ 8,016 消耗品費支出 751,324 726,584 24,740 修繕費支出 383,636 423,996 △ 40,360 印刷製本費支出 844,585 1,006,766 △ 162,181 燃料費支出 638,927 510,045 128,882 賃借料支出 6,189,676 5,934,897 254,779 保険料支出 181,810 181,810 0 諸謝金支出 4,140,714 3,860,487 280,227 △ 27,890 租税公課支出 127,565 155,455 53,478,950 53,478,950 0 0 10,800 △ 10,800 会議費支出 6,760,915 6,038,171 722,744 交際費支出 1,021,590 1,299,730 △ 278,140 委託費支出 7,772,819 8,445,149 △ 672,330 雑費支出 1,516,118 1,786,791 △ 270,673 1,223,310 寄附金支出 宣伝広告費支出 155,619,509 154,396,199 事業活動支出計 小計 1,001,780,599 992,392,620 9,387,979 事業活動収支差額 208,873,714 225,731,154 △ 16,857,440 - 31 - 豊島での寮整備による 制作物のコスト削減による 資産予定案件の費用化による 残業削減等による 科目振替による 科目振替による Ⅷ-2) 予算対比収支計算書(収支ベース) 勘 定 科 目 大科目 中科目 (単位:円) 予算 決算 差異 備 考 Ⅱ 投資活動収支の部 1.投資活動収入 ① 基本財産取崩収入 基本財産取崩収入 0 0 0 ② 特定資産取崩収入 芸術祭事業積立資産取崩収入 0 0 0 ③ 敷金戻入収入 765,000 765,000 0 投資活動収入計 765,000 765,000 0 2.投資活動支出 ① 基本財産取得支出 基本財産取得支出 10,035,346 9,983,359 51,987 ② その他固定資産取得支出 作品・建物他購入支出 65,664,615 64,715,762 948,853 資産予定案件の費用化による ③ 特定資産取得支出 芸術祭事業積立資産繰入支出 13,587,765 26,376,554 △ 12,788,789 芸術祭積立の積み増しによる 0 30,403 △ 30,403 修繕積立資産繰入支出 88,350,000 88,380,000 △ 30,000 事務所建設積立資産繰入支出 30,000,000 35,000,000 △ 5,000,000 投資活動支出計 207,637,726 224,486,078 △ 16,848,352 投資活動収支差額 △ 206,872,726 △ 223,721,078 16,848,352 0 0 0 0 0 0 助成事業積立資産繰入支出 Ⅲ 財務活動収支の部 1.財務活動収入 ① 借入金収入 長期借入金収入 財務活動収入計 2.財務活動支出 0 0 0 財務活動支出計 財務活動支出計 ① 借入金返済支出 長期借入金返済支出 0 0 0 財務活動収支差額 0 0 0 Ⅳ 予備費支出 0 0 0 当期収支差額 2,000,988 2,010,076 △ 9,088 前期繰越収支差額 17,940,373 17,940,373 0 次期繰越収支差額 19,941,361 19,950,449 △ 9,088 - 32 - 事務所積立の積み増しによる Ⅸ. 島別施設別収支計算書(平成 26 年 4 月 1 日~平成 27 年 3 月 31 日)【参考用】 (単位:千円) 勘 定 科 目 大科目 直島・女木島グループ 中科目 銭湯 ANDO 女根& 地中 李 六区 計 271,034 42,163 17,317 23,110 2,332 1,019 356,974 74,456 13,081 23,873 7,033 520 1,997 120,960 345,490 55,243 41,189 30,144 2,852 3,016 477,934 450 0 0 0 0 0 450 345,940 55,243 41,189 30,144 2,852 3,016 478,384 事業費支出 225,703 46,575 44,783 18,976 5,059 5,283 346,379 事業活動支出計 225,703 46,575 44,783 18,976 5,059 5,283 346,379 【決算】 120,237 8,669 △ 3,594 11,168 △ 2,208 △ 2,267 132,005 【予算】 114,134 7,573 △ 6,709 10,669 △ 2,223 △ 2,405 121,040 6,102 1,095 3,115 499 15 138 10,965 レアンドロ Ⅰ 事業活動収支の部 1.事業活動収入 事業収入 公益事業収入 公益販売事業収入 小計 その他収入 雑収入他 事業活動収入計 2.事業活動支出 事業活動収支差額 増減 勘 定 科 目 大科目 犬島・豊島・小豆島グループ 中科目 犬島 豊島美&森 ボル 横尾館 福武ハウス 計 Ⅰ 事業活動収支の部 1.事業活動収入 事業収入 公益事業収入 40,895 53,951 8,394 9,003 461 112,703 公益販売事業収入 20,765 40,042 4,946 1,814 1,236 68,802 小計 61,659 93,992 13,340 10,817 1,697 181,505 20 92 0 0 0 112 61,679 94,085 13,340 10,817 1,697 181,617 事業費支出 84,485 90,133 10,761 13,654 4,317 203,350 事業活動支出計 84,485 90,133 10,761 13,654 4,317 203,350 【決算】 △ 22,806 3,952 2,579 △ 2,837 △ 2,621 △ 21,732 【予算】 △ 23,074 3,184 2,838 △ 2,649 △ 2,633 △ 22,333 268 768 △ 259 △ 189 12 600 その他収入 雑収入他 事業活動収入計 2.事業活動支出 事業活動収支差額 増減 - 33 - - 34 -
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