マニュアル Nero BackItUp

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Nero BackItUp
著作権および商標情報
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Nero BackItUp
目次
目次
Nero BackItUp
1
はじめに
6
1.1
このマニュアルについて
6
1.2
Nero BackItUp について
6
1.3
Nero BackItUp の各バージョン
7
1.4
Nero BackItUp を使用する
9
2
Nero BackItUp をインストールする
10
3
ユーザーインターフェース
13
4
ファイルバックアップ
18
4.1
バックアップのファイルを選択する
18
4.2
バックアップ概要
20
4.3
ファイルバックアップを更新する
22
4.3.1
バックアップタイプについて
23
5
ドライブバックアップ
28
5.1
バックアップのドライブを選択する
28
6
バックアップターゲットを指定してバックアッププロセスを開始する
31
6.1
[バックアップ設定]画面
31
6.1.1
[パスワード使用...]ウィンドウ
35
6.2
[バックアップウィザードの完了]画面
36
6.3
[バックアッププロセス]画面
39
6.4
ディスクへのバックアップの書き込み
41
6.5
ハードディスクにバックアップを保存する
44
6.6
FTP サーバーにバックアップを保存する
47
7
バックアップをスケジュールする - ジョブ
50
7.1
ジョブを設定する
50
7.1.1
[ジョブ情報]画面
52
7.2
ジョブを実行する
54
III
目次
Nero BackItUp
7.3
ジョブを編集する
55
8
バックアップのベリファイ
57
9
自動バックアップ
60
9.1
自動バックアップを設定する
60
10
ファイルやドライブをリストアする
62
10.1
[リストア]画面
62
10.2
ファイルバックアップをリストアする
64
10.3
ドライブバックアップをリストアする
68
10.4
リストアプロセスを開始する
71
11
バックアップとリストアのツール
74
11.1
フィルタ:
74
11.1.1
フィルタを作成する
74
11.1.2
フィルタを選択して組み合わせる
77
11.2
ファイルを検索
79
12
Nero BackItUp ImageTool
81
12.1
ブータブルディスクを作成する
81
12.2
Nero BackItUp ImageTool を起動する
83
12.3
ユーザーインターフェース
85
12.3.1
オプションウィンドウ
86
12.3.2
[ファイルを開く]ウィンドウと[フォルダを開く]ウィンドウ
87
12.4
ドライブバックアップ
89
12.4.1
ディスクにバックアップを書き込む
90
12.4.2
ハードディスクや FTP サーバーにバックアップを保存する
92
12.5
ドライブバックアップをベリファイする
93
12.6
ドライブバックアップをリストアする
95
12.7
Nero BackItUp ImageTool を終了する
97
13
そのほかの機能
98
13.1
ウイルススキャナの更新
98
13.2
書き換え可能なディスクの消去
98
IV
目次
Nero BackItUp
14
[オプション]ウィンドウ
101
14.1
[一般]タブ
102
14.2
[バックアップ]タブ
104
14.3
[ジョブ]タブ
107
14.4
[リストア]タブ
108
14.5
[E-mail 通知]タブ
109
14.5.1
イベントと E-mail 通知
109
14.6
[FTP]タブ
110
14.7
[高度機能]タブ
111
15
技術的な情報
115
15.1
対応形式
115
15.1.1
ディスク種別
115
15.1.2
対応ファイルフォーマット
115
15.1.3
対応ソースメディア
117
16
用語集
118
17
お問い合わせ
122
V
はじめに
1
はじめに
1.1
このマニュアルについて
このマニュアルは、Nero BackItUp での作業方法を知りたいと思う、すべてのユーザーに向
けた構成になっています。内容はプロセスベースになっており、特定の目的を達成する方法
を、手順ごとに説明してあります。
このマニュアルを効果的に活用するために、以下の表記ルールに注意してください。
必ず守っていただきたい、警告、前提条件、または指示を示します。
補足的な情報や、注意メッセージを示します。
1. 最初に、…
行頭の番号は、必要な操作を示します。 番号順に、操作を実行して
ください。
途中結果を示します。
結果を示します。
OK
プログラムインターフェースに表示される、テキストの一部またはボ
タンを示します。 これらは、太字で表記されます。
1.2
「」を参照してく
他章への参照を示します。 リンクと同様に動作し、下線付きの赤色
ださい。
文字で表記されます。
[…]
コマンドを入力するための、キーボードショートカットを表します。
Nero BackItUp について
Nero BackItUp はデータのバックアップとリストアを実行するプログラムです。 Nero BackItU
p ではファイル(ファイルバックアップ)とプログラムとオペレーティングシステム(ドラ
イブバックアップ)の保存を行います。
Nero BackItUp
6
はじめに
シャドウコピー機能を利用して、作業中で開いているファイルを保存できます。バックアッ
プをディスクに書き込んだり、ハードディスクや FTP サーバーに保存したりできます。イ
メージファイルを保存することもできます。Nero BackItUp を使用して、バックアップデー
タが完全で正しいことをいつでも確認できます。
Nero BackItUp を利用して、自動実行する定期的なデータバックアップのジョブ設定ができ
ます。 Nero BackItUp では、ブータブルディスクの作成や、必要に応じて以前にバックアッ
プしたシステムのリストアができます。
また、Nero BackItUp を使用して、監視対象フォルダを自動的にアックアップする自動バッ
クアップ機能を設定することもできます。
1.3
Nero BackItUp の各バージョン
Nero BackItUp には、
Nero BackItUp と Nero BackItUp Essentials です。
Nero BackItUp では、このマニュアルに記載されている通りにすべての機能が利用できます。
Nero BackItUp Essentials では、機能に制限がついています。ユーザーインターフェースは
ウィザードで対応しており、さまざまなタスクについて簡単な説明が用意されています。
Nero BackItUp Essentials を使用して、次のタスクを実行できます。





ファイルバックアップの作成と更新
ドライブバックアップの作成
ファイルやドライブバックアップのリストア
ジョブの作成と管理
自動バックアップ
フルバージョンに用意されている次の機能は、Nero BackItUp Essentials では利用できませ
ん。
ファイルバックアップ



Nero BackItUp
シェルコンテキストメニューを使用した Windows エクスプローラからのバックアップ
クリックやドラッグを使用したファイル選択
シャドウコピー
7
はじめに





バックアップ後の PC の自動シャットダウン
(NTFS フォーマットされたデータ媒体からの)アクセス権のバックアップ
ファイル検索
選択したファイルを表示
NTFS ストリーム対応
ドライブバックアップ

NTFS ストリーム対応
リストア



(NTFS フォーマットされたデータ媒体への)アクセス権のバックアップのリストア
ドライブサイズの適合
ツリー構造のファイル表示
ジョブ


システムログイン時のバックアップ
ディスクの容量不足を知らせる警告
機能一般














Nero BackItUp
バックアップのベリファイ
カレンダー
その他のフィルタ
直近のフィルタ設定の使用
追記バックアップへの新規ファイルの追加
プロファイルの保存
スクリプト対応
暗号化
圧縮レベルの設定
ファイル比較時に時間差を無視
メール通知
ウィルススキャナ
各種イベントを知らせるサウンド
バックアップ後のアーカイブビットの再設定
8
はじめに
1.4
Nero BackItUp を使用する
Nero BackItUp はデータのバックアップとリストアを実行する強力なツールです。 まずは、
ファイルを保存するかドライブ全体を保存するかを決めます。
ファイルバックアップを選択すると、選択したファイルとフォルダがそれぞれバックアップ
されます。後で同じファイルをもう一度バックアップする場合は、更新バックアップを行う
と、作業が簡単になりリソースなどを節約できます。
ドライブバックアップを選択すると、プログラムやオペレーティングシステムを含む、ドラ
イブ(ハードドライブやパーティション)全体がバックアップされます。
定期的にバックアップを実行する場合は、Nero BackItUp ジョブを設定します 。
Nero BackItUp には、障害発生時のデータのリストアに役立つ機能が用意されています。
Nero BackItUp では、ファイルやドライブのバックアップで使用する、その他のツールも用
意しています。Nero BackItUp ImageTool は、Nero BackItUp で作成可能なブータブルディ
スクに含まれています。 Nero BackItUp ImageTool を利用して、ドライブのバックアップや
リストアができます。Nero BackItUp ImageTool の起動時にドライブはアクティブではない
ので、別のアクティブなドライブへのバックアップに適しています。
以下も合わせてご覧下さい:
 ファイルバックアップ 18
 ファイルバックアップを更新する 22
 ドライブバックアップ 28
 バックアップをスケジュールする - ジョブ 50
 ファイルやドライブをリストアする 62
 Nero BackItUp ImageTool 81
 自動バックアップ 60
Nero BackItUp
9
Nero BackItUp をインストールする
2
Nero BackItUp をインストールする
インストールウィザードに従って操作すれば、短時間で簡単にインストール処理を完了でき
ます。 Nero BackItUp のインストールは、以下の手順で行います:
1. すべてのアプリケーションソフトウェア、可能ならアンチウイルスプログラムも終了します
。
2. ダウンロードしたインストールファイルをダブルクリックしてインストール処理を開始しま
す。
 必要なファイルは自動的に解凍されて C ドライブの一時フォルダに保存され使用後は自
動的に削除されます。
 インストールの準備ができると、インストールウィザードが表示されます。
Nero Suite に付属する Nero BackItUp を購入した場合、お使いのコンピュータ
のドライブにディスクを挿入し、Nero BackItUp ボタンをクリックしてインス
トールを開始します。
プログラムが自動的に開始しない場合、ディスクの入ったドライブを Window
s Explorer で選択します。setup.exe ファイルをダブルクリックすると、イン
ストールウィザードを手動で起動できます。
3. インストールする言語を選択します。
4. [次へ]ボタンをクリックします。
 [Nero Ask ツールバーのインストール]画面が表示されます。
5. Ask ツールバーを使用する場合は、使用許諾書をよく読み、最初のオプションボタンを選択
します。
6. [次へ]ボタンをクリックします。
 ライセンス許諾条項(EULA)画面が表示されます。
7. ライセンス許諾条項を十分にお読み下さい。ライセンス許諾条項の条件に同意するには、「
ライセンス許諾条項に同意します」にチェックをいれます
8. [次へ]ボタンをクリックします。
 [Nero BackItUp の登録]画面が表示されます。
9. 入力フィールドに名前とシリアル番号を入力します。企業ユーザーは企業名も入力します。
Nero BackItUp
10
Nero BackItUp をインストールする
シリアル番号はディスクジャケットの裏にあります。ダウンロード版を使用し
ている場合、シリアル番号は E メールで送信されています。
10. [次へ]ボタンをクリックします。
 [インストールタイプを選択]画面が表示されます。ここで、標準インストールの[標
準]または[ユーザー定義]からインストールタイプを選択できます。ユーザー定義イ
ンストールでは、言語とインストールパスを選択できます。
11. 必要なインストールタイプを選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
 初期設定のインストールを選択すると、[オプション設定]画面が表示されます。カス
タムインストールを選択すると、[ユーザー定義インストール]画面が表示されます。
12. ユーザー定義インストールを選択した場合は、次の手順に従ってください。
1. 必要なフォルダを選択して、[OK]ボタンをクリックします。
2. [次へ]ボタンをクリックします。

[アプリケーション言語選択]画面が表示されます。
3. インストールする言語のチェックボックスを選択し、[次へ]ボタンをクリックします
。

[オプション設定]画面が表示されます。
13. オプション設定を調整する場合、必要なチェックボックスを選択またはクリアします。
14. [次へ]ボタンをクリックします。
 [インストール準備完了]画面が表示されます。
15. [次へ]ボタンをクリックし、インストールを開始します。
 インストールが開始されます。 選択したフォルダに Nero BackItUp がインストールされ
、インストールプロセスの状況がプログレスバーに示されます。
16. [次へ]ボタンをクリックします。
 [ソフトウェア改良のためご協力ください]画面が表示されます。より良いサービスを
ご提供するため、Neroはどの機能を使用した結果何の問題が起こったのかを確認するた
めの匿名データを収集します。
Nero BackItUp
11
Nero BackItUp をインストールする
17. 匿名データの収集にご協力いただける場合、チェックボックスを選択して、[次へ]ボタン
をクリックします。
 インストールウィザードの最終画面が表示されます。
18. [終了]ボタンをクリックします。
 インストールウィザードが閉じられます。
 Nero BackItUp のインストールが完了しました。Nero BackItUp へのリンクはコンピュ
ータのデスクトップから使用できます。
Nero ControlCenter
Nero BackItUp アプリケーションは Nero ControlCenter と共にインストー
ルされます。
Nero ControlCenter を使用して、Nero 製品の新しい更新が使用可能かどう
かを判断し、必要な場合はそれらをダウンロードすることができます。さらに
、インストールする言語の選択や、シリアル番号の入力、削除が可能です。詳
細は、『Nero ControlCenter』マニュアルを参照してください。
Nero BackItUp
12
ユーザーインターフェース
3
ユーザーインターフェース
バックアップ、リストア、および Nero BackItUp で実行できるその他の操作は、Nero
BackItUp ユーザー インターフェースから開始します。
ユーザーインターフェースは、メニューバー、上部ツールバー、左ツールバー、および画面
(左バーで選択されているメニューアイコンによって画面内容が変わります)で構成されて
います。
Nero BackItUp - ユーザーインターフェース
左側の選択リストでは、次のメニューアイコンを使用できます。
ホーム
[ホーム]画面が開き、前回のバックアップと次のジョブの概要が
表示されます。次のアイコンが使用できます。
- 実行されたバックアップ
- 実行されたジョブ
- 予定されているジョブ
- 無効になっているジョブ
Nero BackItUp
13
ユーザーインターフェース
ウィザード
[ウィザード]画面を表示します。 この画面で、ウィザードを起
動できます。
ファイルバックア
[ファイルバックアップ]画面を表示します。 この画面で、バッ
ップ
クアップするファイルを選択してファイルバックアップを開始でき
ます。
ドライブバックア
[ドライブバックアップ]画面を表示します。 この画面で、バッ
ップ
クアップするドライブを選択してドライブバックアップを開始でき
ます。
リストア
[リストア]画面を表示します。 この画面で、リストアするバッ
クアップを選択してリストアを開始できます。
ジョブ
[ジョブ]画面を表示します。今後のジョブが表示され、ジョブを
追加できます。ジョブとは予定されているバックアップのことで、
定義された時間に Nero BackItUp によって自動的に実行されます。
カレンダー
[カレンダー]画面を表示します。計画されているジョブ、実行さ
れたジョブ、およびリストアのカレンダー概要が表示されます。ジ
ョブを追加したり、リストアを開始することもできます。
各ジョブ名は、次のように異なる色で表示されます。
緑 - 正常に実行されたジョブ
赤 - 失敗したジョブ
青 - 予定されているジョブ
灰色 - 無効になっているジョブ
自動バックアップ
[自動バックアップ]画面を表示します。自動バックアップを設定
したり、リストアプロセスを開始したり、[自動バックアップ]バ
ックアップからファイルを消去したりできます。
Nero BackItUp
14
ユーザーインターフェース
メニューバーでは、次のメニューが使用できます。
ファイル
[ファイル]メニューを開きます。メニューでは、ファイルに関係のある
機能(ファイルを開く、印刷する、閉じるなど)を実行できます。オプシ
ョンの設定、インポート、エクスポートや、Nero
CoverDesigner の起動もできます。
[開く]および[印刷]オプションは、[リストア]画面だけに表示され
ます。
編集
[編集]メニューを開きます。このメニューには、[選択]、[未選択]
、[削除]、[プロパティ表示]などの編集機能があります。 特定のファ
イルの検索もできます。
表示
[表示]メニューを開きます。 このメニューで、ツールバーの表示や画面
の切り替えができます。
ツール
[ツール]メニューを開きます。ウィザードを開始できます。挿入してい
るディスクに関する情報を表示したり、書き換え可能なディスクを消去し
たり、ブータブルディスクを作成したりすることもできます。
ヘルプ
ヘルプオプションを含む、[ヘルプ]メニューが開きます。 アンチウィル
ススキャナの更新や、必要に応じて新しいシリアルナンバーの登録もでき
ます。
[標準]ツールバーでは、以下の設定オプションが使用できます。
メニュー
ユーザーインターフェースでも利用できる、メニューアイコンがある選択
新規作成
リストが開きます。 これらのアイコンのいずれかをクリックすると、新し
いウィンドウが開き、対応する画面が表示されます。
メニュー
[ファイルバックアップ]、[ドライブバックアップ]、[リストア]、
ウィザード
[ジョブ]、[ベリファイ]のメニューアイコンがある選択リストが開き
ます。これらの記号のいずれかをクリックすると、対応するウィザードが
開きます。
Nero BackItUp
15
ユーザーインターフェース
ボタン
既存のバックアップを選択します。
[ホーム]画面と[ウィザード]画面では、選択したバックアップをリス
トアおよびベリファイしたり、ジョブをそこから作成したり、データバッ
クアップを更新したりできます。
[ファイルバックアップ]画面には[バックアップ概要]が開きます。バ
ックアップ概要には、前回のバックアップから PC 上でファイルが変更ま
たは削除されているかどうかが表示されます。
選択したバックアップが、[ドライブバックアップ]画面と[リストア]
画面の画面に転送されます。
ボタン
バックアップリストやジョブリストで選択したバックアップやジョブを削
除します。
このボタンは、[ホーム]画面、[リストア]画面、[ジョブ]画面で使
用します。
ボタン
ラベルやカバーの作成に使用する Nero CoverDesigner を起動します。 現
在のバックアップ情報(ファイル数やファイル名など)は、Nero
CoverDesigner ファイルのドキュメントデータに取り込まれます。
ボタン
ドライブに挿入されているディスクについて、セッション、内容(空のデ
ィスクでない場合)、容量などの情報を表示します。
ボタン
[検索]ウィンドウを開きます。このウィンドウで、コンピュータ上の特
定のファイルを検索できます。
このボタンは、[ファイルバックアップ]画面と[リストア]画面で使用
します。
ボタン
ドライブや接続デバイスの情報を更新します。
このボタンは、[ドライブバックアップ]画面で使用します。
[表示]選
表示するファイルの表示方法を選択します。
択メニュー
この選択リストは、[ファイルバックアップ]画面と[リストア]画面で
使用します。
Nero BackItUp
16
ユーザーインターフェース
[プロファ
プロファイルと、そのプロファイルに割り当てられているフィルタと設定
イルの選択
を選択します。
]メニュー
この選択リストは、[ファイルバックアップ]画面で使用します。
ボタン
[Nero BackItUp について]ウィンドウを開き、バージョン番号などの情
報を表示します。
[アドレス]ツールバーでは、次のドロップダウンメニューが使用できます。
アドレス
フォルダやファイルを表示するためのスタートフォルダを選択しま
す。
このツールバーは、[ファイルバックアップ]画面で使用します。
以下も合わせてご覧下さい:
 バックアップのファイルを選択する 18
 バックアップのドライブを選択する 28
 自動バックアップ 60
 [リストア]画面 62
 ジョブを設定する 50
Nero BackItUp
17
ファイルバックアップ
4
ファイルバックアップ
Nero BackItUp を利用して、ファイルのバックアップができます。 ディスク、つまりハード
ディスク(内蔵、外付け、USB、FireWire)や、ネットワークドライブ、リムーバブルメデ
ィアにバックアップを書き込むことができます。 FTP サーバーに保存したり、イメージフ
ァイルとして保存することもできます。
ファイルバックアップは、ハードウェア障害や不可抗力(火事など)によって発生するデー
タ紛失の防止に役立ちます。そのため、データが失われたときにできるだけ最新の状態をリ
ストアできるように、頻繁にバックアップすることをお勧めします。
常に同じフォルダやファイル([マイドキュメント]フォルダなど)をバックアップしたい
場合は、バックアップを更新するだけで次のバックアップを始めることになります。この方
法では、ディスク領域が節約される一方、毎回同じ設定を構成する必要がありません。バッ
クアップを更新するときに、追記バックアップまたは差分バックアップを選択できます。
以下も合わせてご覧下さい:
 バックアップターゲットを指定してバックアッププロセスを開始する 31
 [バックアップ]タブ 104
 自動バックアップ 60
4.1
バックアップのファイルを選択する
最初の手順は、バックアップするファイルやフォルダを選択することです。「ファイルバッ
クップ」とは、個々のファイルをバックアップして後でリストアする方法のことです。ドラ
イブバックアップと異なり、このオプションではオペレーティングシステムやプログラムを
リストアすることはできません。
ハードディスク、ドライブ、リムーバブルデータメディア、ネットワーク、FTP サーバー
(オプションで FTP サーバーを登録している場合。を参照)からファイルやフォルダを選
択できます。
Nero BackItUp
18
ファイルバックアップ
Windows Vista®
Windows Vista® では、バックアップとリストアの両方で検索フォルダに対応
しています。これにより、検索クエリー、パス、および元のドキュメントをバ
ックアップできます。 元のパスや選択したパスへのリストアや、検索フォルダ
(仮想フォルダ)でのリストアも可能です。
ファイルを選択するには、次の手順を実行します。
1. [ファイルバックアップ]メニューアイコンをクリックします。
 [ファイルバックアップ]画面が表示されます。
[ファイルバックアップ]画面
2. フィルタを利用してバックアップから特定のファイルの種類を除外したり、特定のファイル
の種類のみを許可する場合は、次の手順を実行します。
ボタンをクリックしてフィルタを選択します。
1.

フィルタの条件に一致しないファイルはバックアップから除外され、対応するチェ
ックボックスは自動的に淡色表示になります。
Nero BackItUp
19
ファイルバックアップ
2. フィルタの組み合わせが事前に設定されているプロファイルを使用するには、右上のド
ロップダウンメニューからそれぞれのプロファイルを選択します。
3. フィルタを作成するには、
ボタンをクリックします。
4. フィルタを削除するには、[ファイルフィルタの選択]選択リストでフィルタを選択し
て、
ボタンをクリックします。
3. バックアップに追加するフォルダの前にあるボックスを選択します。
 選択したファイルは、バックアップに追加されます。
4. リストで選択したファイルを確認したい場合は、[表示]ドロップダウンメニューから[選
択したファイルを表示]項目を選択します。
5. ファイルをバックアップに追加したりバックアップから除外したりする目的で、特定のファ
イルを検索する場合は、ファイル検索を実行してください。
ファイル検索オプションの利点
ファイル検索オプションの利点は、特定のファイルを検索できること以外に、
フィルタによって除外されているファイルもバックアップに追加できることで
す。
 バックアップするファイルが選択されました。[ファイルバックアップ開始]ボタンを
クリックし、バックアップのターゲットを指定して、ファイルバックアップの作業を進
めます。
以下も合わせてご覧下さい:
 ディスクへのバックアップの書き込み 41
 ハードディスクにバックアップを保存する 44
 FTP サーバーにバックアップを保存する 47
 フィルタ: 74
 ファイルを検索 79
4.2
バックアップ概要
バックアップ概要は、ファイルバックアップを更新しようとするときに、最初に前回のバッ
クアップから変更があったかどうか(およびその程度)を知りたい場合に便利です。既存の
Nero BackItUp
20
ファイルバックアップ
バックアップを選択すると、バックアップ概要には、変更の有無、削除されたフォルダ数や
ファイル数、変更されたファイル数が表示されます。
バックアップ概要を表示するには、次の手順に従ってください。
1. [ファイルバックアップ]メニューアイコンをクリックします。
 [ファイルバックアップ]画面が表示されます。
2.
ボタンをクリックします。
 [バックアップを開く]ウィンドウが開きます。
[バックアップを開く]ウィンドウに、すべてのバックアップが表示されます
。ただし、ファイルバックアップを選択することしかできません。
3. 目的のファイルバックアップを選択して、[開く]ボタンをクリックします。
 [バックアップ概要]ウィンドウが開きます。
[バックアップ概要]ウィンドウ
4. [OK]ボタンをクリックします。
 [バックアップ概要]ダイアログボックスが閉じます。選択した既存のバックアップは
、[ファイルバックアップ]画面に転送されます。このバックアップを更新できる状態
になりました。
以下も合わせてご覧下さい:
 ファイルバックアップを更新する 22
Nero BackItUp
21
ファイルバックアップ
4.3
ファイルバックアップを更新する
Nero BackItUp を利用して、ファイルバックアップを更新できます。最初に既存のバックア
ップを選択します。複数の更新がなされたバックアップをバックアップセットといいます。
選択したバックアップは更新中に使用可能である必要はありません。
バックアップを更新するには、次の手順を実行します。
1. [ウィザード]>[ファイルバックアップ]ボタンをクリックします。
 [ようこそ]画面がある[バックアップウィザード]ウィンドウが開きます。
2. [次へ]ボタンをクリックします。
 [バックアップソース]画面が表示されます。
3. [既存のバックアップを使用]オプションフィールドを選択します。
4. リストまたは
ボタンを使用して既存のファイルバックアップを選択します。
5. [次へ]ボタンをクリックします。
6. [ファイルとフォルダの選択]画面が表示されます。選択したバックアップから選択したフ
ァイルが転送されます。
7. バックアップにファイルやフォルダを追加したい場合は、それらを追加します。
8. [次へ]ボタンをクリックします。
 [バックアップ設定]画面が表示されます。
9. [バックアップタイプ]ドロップダウンメニューから目的のバックアップタイプを選択しま
す。
Nero BackItUp
22
ファイルバックアップ
バックアップタイプ
選択したバックアップタイプに応じて、すべてのファイルが再度バックアップ
されるか(完全バックアップ)、変更されたファイルだけがバックアップされ
るかが決まります。[追記バックアップ]では、このバックアップセットが前
回バックアップされてから変更されたファイルがバックアップされます。[差
分バックアップ]では、最初の完全バックアップから変更されたファイルがバ
ックアップされます。
[追記バックアップ]または[差分バックアップ]を選択しているときに、バ
ックアップフォルダに新しく追加したファイルをバックアップしたい場合は、
それぞれのオプションの[追記または差分バックアップで新しいファイルを追
加]チェックボックスが選択されていることを確認してください。
 これで更新するファイルバックアップが選択されました。[次へ]ボタンをクリックし
、バックアップのターゲットを指定して、更新の作業を進めます。
以下も合わせてご覧下さい:
 ディスクへのバックアップの書き込み 41
 ハードディスクにバックアップを保存する 44
 バックアップ概要 20
 ファイルを検索 79
 [バックアップ]タブ 104
4.3.1 バックアップタイプについて
Nero BackItUp には、4 つのバックアップタイプがあります。




完全バックアップ
差分バックアップ
追記バックアップ
更新バックアップ
[完全バックアップ]では、選択したファイルとフォルダをすべてバックアップします。最
初に実行するバックアップは常に完全バックアップです
Nero BackItUp
23
ファイルバックアップ
[追記バックアップ]では、前回のバックアップと比較して変更があったファイルをすべて
保存します
[差分バックアップ]では、最初のバックアップと比較して変更があったファイルをすべて
保存します
[更新バックアップ]タイプでは、実際の手順はバックアップの作成先のメディアによって
次のように異なります。

[更新バックアップ]でハードディスクをバックアップする場合は、以前バックアップ
したデータは変更したデータに上書きされます。つまり、古いバージョンは消去され、
過去のバックアップ状態を利用することはできなくなります。

[更新バックアップ]で前回書き込まれたディスクにバックアップする場合は、[追記
バックアップ]で説明した手順と同じになります。この場合、フォルダは新規セッショ
ンで生成されます。
3 種類の[完全バックアップ]、[追記バックアップ]、および[差分バックアップ]では
、どのメディアにバックアップするかは関係ありません。たとえば、ディスクにスペースが
あれば、過去のバックアップ(Nero BackItUp は自動的にマルチセッションでディスクを記
録しています)で使用したディスクを利用することができます。新しい媒体にバックアップ
することもできます。
追記バックアップ(上)と差分バックアップ(下)
追記バックアップと差分バックアップの違いについて、例を示して次に説明します。
Nero BackItUp
24
ファイルバックアップ
写真が 100 枚あって、これらをバックアップするとします。最初の(完全)バックアップ
には 100 枚の写真が入ります。次に、その写真のうち 25 枚を変更して再度バックアップす
ることにします。追記バックアップまたは差分バックアップを選択します(2 回目のバック
アップにどのバックアップタイプを選択してもかまいません)。変更した 25 枚の写真がバ
ックアップされます。次に別の 10 枚の写真を変更して、再度バックアップします。
[追記バックアップ]を選択した場合は 10 枚の写真がバックアップされます。具体的には
前回のバックアップから変更があった写真がバックアップされます(Nero BackItUp では、
現在の状況と前回のバックアップとを比較します)。
[差分バックアップ]を選択した場合は 35 枚の写真がバックアップされます。具体的には
最初のバックアップから変更があった写真がバックアップされます(Nero BackItUp では、
現在の状況と最初のバックアップとを比較します)。
つまり、追記バックアップの方が使用する空き容量が少なくて済みますが、通常はさらに多
くのバックアップバージョンが作成されることになります。その結果、数多くの小規模なバ
ージョンを次々にリストアする(および準備する)必要があるので、リストアに時間がかか
ります
差分バックアップでは、これが逆になります。つまり、より多くの空き容量が必要ですが、
必要なバックアップバージョンは 2 つだけ(最初のバックアップと前回のバックアップ)
です。その結果、リストアするときには 2 つのバージョンだけがリストア(準備)されま
す。前回のバージョンに最初のバックアップからのすべての変更が含まれているためです。
Nero BackItUp
25
ファイルバックアップ
差分バックアップと追記バックアップのデータバックアップの相違点
1
1 回目のバックアップ
4
コンピュータ上のデータ
白: オリジナル データ
黒: 変更されたデータ
2
2 回目のバックアップ
5
追記バックアップ
最初のバックアップがバックアップ
されてから変更されたデータ
3
3 回目のバックアップ
6
差分バックアップ
前回のバックアップがバックアップ
されてから変更されたデータ
次の表には、利用方法に応じて適切な更新タイプを判断するために役立つ情報が記載されて
います。
Nero BackItUp
26
ファイルバックアップ
バックアップタイプ
完全バックアップ
バックアップセット
リストアに必要な労
古いバージョンにア
に必要な空き容量
力
クセスできますか?
非常に高
非常に低(現在の
はい
バージョンのみが
必要)
差分バックアップ
中
低(現在のバージ
はい
ョンと最初のバー
ジョンが必要)
追記バックアップ
低
高(すべてのバー
はい
ジョンが必要)
ハードディスクへの
非常に低
非常に低(現在の
バックアップ更新
バージョンのみが
(古いバージョンは
必要)
いいえ
消去されます)
Nero BackItUp
27
ドライブバックアップ
5
ドライブバックアップ
Nero BackItUp を利用して、ドライブ全体のバックアップができます。ファイルバックアッ
プとは異なり、ドライブバックアップでは、リストア時にプログラムとオペレーティングシ
ステムがリストアされます。
バックアップをディスクに書き込んだり、ハードディスクに保存したりできます。 FTP サ
ーバーに保存したり、イメージファイルとして保存することもできます。
ドライブをバックアップすると、通常、バックアップファイルはかなり大きなサイズになり
ます。 バックアップをディスクに書き込む場合は、複数のディスクが必要になります。 最
初のバックアップディスクは必ずブータブルディスクになります。 バックアップをディス
クに書き込まない場合でも、緊急時に CD/DVD からコンピュータを起動できる(およびド
ライブのリストアができる)ように、ブータブルディスクを作成しておくととても便利です
。
ドライブバックアップの更新はできません。
管理者権限
ハードディスクとパーティションをバックアップおよびリストアするには、管
理者権限が必要です。
以下も合わせてご覧下さい:
 バックアップターゲットを指定してバックアッププロセスを開始する 31
 [バックアップ]タブ 104
5.1
バックアップのドライブを選択する
バックアップするドライブを選択するには、次の手順を実行します。
1. [ドライブバックアップ]メニューアイコンをクリックします。
 [ドライブバックアップ]画面が表示されます。
Nero BackItUp
28
ドライブバックアップ
[ドライブバックアップ]画面
2. ハードディスクをバックアップする場合は、[ドライブ名]リストから該当するボタンをク
リックします。
 ハードディスクとそのパーティションすべてが選択されてマークされます。
3. パーティションをバックアップする場合は、[パーティション名]リストから該当するパー
ティションをクリックします。
 パーティションが選択されてマークされます。
4. 別のハードディスクのパーティションをバックアップする場合は、上記の手順を繰り返して
ください。
 バックアップするハードディスクやパーティションを選択しました。ドライブバックア
ップを続行するときは、[ドライブバックアップを開始]ボタンをクリックしてバック
アップターゲットを指定します。
Nero BackItUp
29
ドライブバックアップ
以下も合わせてご覧下さい:
 ディスクへのバックアップの書き込み 41
 ハードディスクにバックアップを保存する 44
 FTP サーバーにバックアップを保存する 47
Nero BackItUp
30
バックアップターゲットを指定してバックアッププロセスを開始する
6
バックアップターゲットを指定してバックアッププロセ
スを開始する
バックアップするファイルまたはドライブを選択したら、[バックアップ設定]ウィンドウ
でバックアップのターゲットを指定します。ターゲットを指定した後に[バックアップウィ
ザードの完了]ウィンドウで最終設定を構成してから、バックアッププロセスを開始します
。
以下も合わせてご覧下さい:
 バックアップのファイルを選択する 18
 バックアップのドライブを選択する 28
 対応ソースメディア 117
6.1
[バックアップ設定]画面
[バックアップ設定]画面ではバックアップ設定ができます。 この画面でターゲットを選
択して、バックアップ方法を決定します。 必要に応じてバックアップタイプも選択できま
す。 画面は、メイン画面と拡張エリアで構成されています。
Nero BackItUp
31
バックアップターゲットを指定してバックアッププロセスを開始する
[バックアップウィザード]ウィンドウ、[バックアップ設定]画面
メイン画面では、次の設定オプションが使用できます。
ドロップダウンメ
バックアップの出力先を指定します。 バーナー、ハードディスク
ニュー
、ネットワークドライブ、リムーバブルメディアを選択することが
ターゲット
できます。 オプションで該当する設定を有効にしている場合は、
[FTP]や[Image Recorder(イメージレコーダ)]を選択するこ
ともできます。 必要に応じて、[複数のレコーダーを選択]を使
用して、複数のバーナーをターゲットとして選択することもできま
す。
選択するターゲットによって、次の入力フィールドは変わります。
Nero BackItUp
32
バックアップターゲットを指定してバックアッププロセスを開始する
入力フィールド
保存先のパスを指定します。
ターゲットパス
ハードディスク、ネットワークドライブ、またはリムーバブルメデ
ィアをターゲットとして選択した場合に、この入力フィールドを使
用できます。
ドロップダウンメ
イメージファイルのディスクタイプ(たとえば、CD や DVD)を指
ニュー
定します。
ディスクタイプ
[Image Recorder(イメージレコーダ)]をターゲットとして選
択している場合に、このドロップダウンメニューを使用できます。
表示パネル
ディレクトリを指定します。
パス
FTP サーバーをターゲットとして選択している場合に、この表示
パネルを使用できます。
ドロップダウンメ
バックアップのタイプを指定します。[完全バックアップ]、[バ
ニュー
ックアップ更新]、[追記バックアップ]、および[差分バックア
バックアップタイ
ップ]という 4 つのタイプが使用できます。
プ
ファイルバックアップを更新する場合(後で同じバックアップを実
行する場合)のみ、これらの項目を使用できます。最初のファイル
バックアップおよびドライブバックアップは常に完全バックアップ
です。
入力フィールド
バックアップ名を指定します。
バックアップ名
ボタン
バックアップにコメントを追加します。
コメントを追加
ボタン
ヘルプタスクの選択リストを開きます。
?
ボタン
拡張エリアを開きます。
拡張
Nero BackItUp
33
バックアップターゲットを指定してバックアッププロセスを開始する
ボタン
前の画面を表示します。
戻る
ボタン
次の画面([バックアップウィザードの完了]画面)を表示します
次へ
。
ボタン
手続きをキャンセルします。
キャンセル
チェックボックス
バックアップ前にデータのウィルスチェックをします。
バックアップ前に
ウイルスチェック
を実行
チェックボックス
バックアップ前にデータを圧縮します。
バックアップ前に
このチェックボックスを選択しない場合は、データは圧縮されず、
データを圧縮
以前の Nero BackItUp 形式でバックアップが作成されます。
ボタン
圧縮率を指定します。
圧縮設定
チェックボックス
[パスワードを設定]ボタンを使用して暗号化機能を有効にし、パ
バックアップを暗
スワードを使ってバックアップを暗号化できるようにします。
号化
Nero BackItUp
ボタン
[パスワード使用]ウィンドウを開きます。 このウィンドウで、
パスワードを設定
暗号化パスワードの設定や暗号化アルゴリズムの選択ができます。
34
バックアップターゲットを指定してバックアッププロセスを開始する
バックアップを暗号化する前に、次の点を考慮してください
バックアップをパスワードで保護する場合は、パスワードを入力しないとデー
タをリストアできなくなります。パスワードが正しくないと、暗号化されたバ
ックアップをリストアできなくなります。
以下も合わせてご覧下さい:
 ディスクへのバックアップの書き込み 41
 ハードディスクにバックアップを保存する 44
 FTP サーバーにバックアップを保存する 47
 [FTP]タブ 110
 [一般]タブ 102
6.1.1 [パスワード使用...]ウィンドウ
[パスワード使用...]ウィンドウでは、暗号化のパスワードを入力し、暗号化アルゴリズム
を選択します。このウィンドウは、[バックアップ設定]画面の拡張エリアにある[パスワ
ードを設定]ボタンを使用して開くことができます。
[パスワード使用...]ウィンドウ
Nero BackItUp
35
バックアップターゲットを指定してバックアッププロセスを開始する
次の設定オプションが使用できます。
入力フィールド
暗号化パスワードを設定します。
パスワードの入力/パスワー
ドの再入力
エリア
暗号化アルゴリズムを選択します。
バックアップ暗号化に使用す
るアルゴリズム
オプションボタン
従来の暗号化手順が選択されます。
クラシック
6.2
オプションボタン
AES: 広く利用されている暗号化標準である AES(Advan
AES
ced Encryption Standard)暗号化手順が選択されます。
[バックアップウィザードの完了]画面
[バックアップウィザードの完了]画面は、バックアッププロセスが開始される直前に表示
されます。これまでに行ったすべての設定が表示され、拡張エリアにはより高度な設定オプ
ションが表示されます。
Nero BackItUp
36
バックアップターゲットを指定してバックアッププロセスを開始する
[バックアップウィザード]ウィンドウ、[バックアップウィザードの完了]画面
[設定]エリアには、選択した設定が緑色の点で表示されます。
ファイルフィルタ
バックアッププロセス中に 1 つ以上のファイルフィルタを適用しま
す。選択したファイルフィルタ条件を満たすファイルだけが保存さ
れます。
ウィルススキャン
バックアップ前にファイルのウィルススキャンをします。
圧縮
バックアップ前にファイルを圧縮します。
暗号化
選択されたパスワードでバックアップを暗号化します(このパスワ
ードは、後でバックアップをリストアするときに必要になります)
。
ベリファイ
バックアッププロセスの後に、バックアップファイルと元のファイ
ルを比較します。すべてのファイルがコピーされたことなどを確認
します。この確認はべりファイとも呼ばれます。
Nero BackItUp
37
バックアップターゲットを指定してバックアッププロセスを開始する
シャドウコピー
バックアップ前にファイルのシャドウコピーを作成します。 これ
により、作業中のファイルもバックアップすることができます。
次のボタンが使用できます。
?
ヘルプタスクの選択リストを開きます。
拡張
拡張エリアを開きます。
戻る
前の画面([バックアップ設定]画面)を表示します。
バックアップ
バックアッププロセスを開始します。 これまでに選択したターゲ
ットに応じて、バックアップがディスクに書き込まれたり、ハード
ディスクに保存されたり、サーバーにアップロードされたり、イメ
ージとして作成されたりします。
キャンセル
Nero BackItUp
手続きをキャンセルします。
38
バックアップターゲットを指定してバックアッププロセスを開始する
拡張エリアでは、次の設定オプションが使用できます。
チェックボックス
バックアップ後に、データが完全で正しいことをベリファ
バックアップ後にベリファ
イします。
イする
チェックボックス
バックアップでシャドウコピーを使用します。 シャドウコ
シャドウコピーを使用
ピー機能は、その時点で開いている、まだ作業中のファイ
ルをバックアップするために使用します。
この機能は、[バックアップウィザード]ウィンドウで使
用できます。
選択フィールド
ディスクに書き込む速度を選択します。
書き込み速度
ボタン
選択や設定などのバックアップ情報を保存します。
保存
ボタン
バックアップからジョブを作成します。つまり、このバッ
ジョブの作成
クアップは定義した時刻に定期的に実行されます。[ジョ
ブ情報]画面が表示され、ジョブの周期などを指定できま
す。
6.3
[バックアッププロセス]画面
バックアッププロセス中に[バックアッププロセス]画面が表示されます。この画面はメイ
ン画面と拡張エリアで構成されます。メイン画面の進行状況バーとメッセージを利用して、
バックアッププロセスを追跡できます。[拡張]ボタンで拡張エリアを開いて詳細アクショ
ンを設定できます。
Nero BackItUp
39
バックアップターゲットを指定してバックアッププロセスを開始する
[バックアップウィザード]ウィンドウ、[バックアッププロセス]画面
拡張エリアでは、バックアッププロセス中に次の設定オプションが使用できます。
チェックボックス
バックアッププロセスが終了すると、コンピュータの電
作業終了後自動的にコンピュ
源が自動的に切れます。
ータの電源を切る
ボタン
ディスクのカバーを印刷
Nero CoverDesigner を開きます。バックアップデータ
(バックアップに含まれているファイルなど)は Nero
CoverDesigner に転送されます。ドキュメントデータ内
でこのデータを検索して、フォルダリストツールを使っ
てカバーに貼り付けることができます。
Nero BackItUp
40
バックアップターゲットを指定してバックアッププロセスを開始する
6.4
ディスクへのバックアップの書き込み
Nero BackItUp を使用してバックアップをディスクに書き込むことができます。バックアッ
プのサイズによっては、バックアップに複数のディスクが必要となる場合があります。技術
的に可能でない場合を除いて、ドライブバックアップの最初のディスクは常にブータブルデ
ィスクになります。つまり、このディスクを使ってディスクのリストアプロセスを開始でき
ます。ディスクは、マルチセッションディスクとして書き込みが開始または継続されます。
つまり、十分な記憶領域がある場合は、このディスクに他のバックアップを保存することが
できます。
以下の手順は、複数のディスクが書き込まれることを想定しています。
バックアップの開始とディスクへの書き込みを行うには、次の手順を実行します。
1. [ターゲット]ドロップダウンメニューでバーナーを選択します。
2. 記録可能なディスクをレコーダーに入れます。
3. 必要に応じて追加設定をします。
4. [次へ]ボタンをクリックします。
 [バックアップウィザードの完了]画面が表示されます。
5. [バックアップウィザードの完了]画面で設定を確認します。
6. 必要に応じて、拡張エリアでその他の設定をします。
7. [バックアップ]ボタンをクリックします。
 [バックアッププロセス]画面が表示され、バックアップが開始します。バックアップ
プロセスの状況は、進行状況バーで確認できます。
Nero BackItUp
41
バックアップターゲットを指定してバックアッププロセスを開始する
[バックアップウィザード]ウィンドウ、[バックアッププロセス]画面
8. バックアッププロセス中に、拡張エリアで必要に応じて他の設定オプションを構成します。
 ディスクの記憶容量が不足している場合は、[ディスクを入れてください]ウィンドウ
が開き、ドライブがイジェクトされます。
9. 記録し終わったディスクを取り出し、新しい空のディスクを挿入します。
 バックアッププロセスが再開し、挿入した新しい空のディスクに書き込みます。
10. バックアップで書き込みが完了するまで上記の手順を繰り返します。
 [ベリファイするソースドライブを選択してください]ウィンドウが開き、ドライブが
イジェクトされます。
バックアップが 1 枚のディスクに書き込まれた場合は、ベリファイプロセスは
自動的に開始されます。
11. ベリファイするバックアップの最初のディスクを挿入します。
Nero BackItUp
42
バックアップターゲットを指定してバックアッププロセスを開始する
12. [ベリファイするソースドライブを選択してください]ウィンドウで該当するドライブを選
択して、[OK]ボタンをクリックします。
13. ベリファイプロセスが開始され、最初のディスクをベリファイします。ベリファイが終わる
とディスクがイジェクトされて、[ベリファイするソースドライブを選択してください]ウ
ィンドウが再表示されます。
14. バックアップしたそれぞれのディスクに対して、バックアップした順番で、以上の 2 ステ
ップを繰り返します。
 バックアッププロセスが完了すると、ディスクがイジェクトされ、メッセージウィンド
ウが開きます。
バックアッププロセスが正常に完了しました。
15. [OK]ボタンをクリックします。
 バックアップを書き込みました。ここでログを保存したり、またはほかの操作(新しい
バックアップを作成する、ウィザードを閉じる、など)を開始するために[次へ]ボタ
ンをクリックすることができます。
以下も合わせてご覧下さい:
 バックアップのファイルを選択する 18
 ファイルバックアップを更新する 22
 バックアップのドライブを選択する 28
 [バックアップ設定]画面 31
 [バックアップウィザードの完了]画面 36
 [バックアッププロセス]画面 39
Nero BackItUp
43
バックアップターゲットを指定してバックアッププロセスを開始する
6.5
ハードディスクにバックアップを保存する
Nero BackItUp では、バックアップをハードディスク、ネットワークドライブ、またはリム
ーバブルメディアに保存できます。この方法では、バックアップは定義済みのバックアップ
フォーマットでハードディスク、ネットワークドライブ、またはリムーバブルメディアに保
存されます。
バックアップを開始してハードディスクに保存するには、次の手順を実行します。
1. [ターゲット]ドロップダウンメニューで、ハードディスク、ネットワークドライブ、また
はリムーバブルドライブを選択します。
2. [ターゲットパス]入力フィールドで、バックアップを保存するフォルダのパスを指定しま
す。
3. 必要に応じて他の設定を設定します。
4. [次へ]ボタンをクリックします。
 [バックアップウィザードの完了]画面が表示されます。
5. [バックアップウィザードの完了]画面で設定を確認します。
6. 必要に応じて、拡張エリアでその他の設定をします。
7. [バックアップ]ボタンをクリックします。
 [バックアッププロセス]画面が表示され、バックアップが開始します。 バックアップ
プロセスの状況は、進行状況バーで確認できます。
 選択したハードディスクがアクティブな場合は、ロックすることができず、「Nero
BackItUp は選択したパーティション/ハードディスクをロックできません」というメッ
セージが表示されたウィンドウが開きます。
Nero BackItUp
44
バックアップターゲットを指定してバックアッププロセスを開始する
ハードディスクをロックする
アクティブなハードディスクは、使用中なのでロックできません。たとえば、
オペレーティングシステムが動作していたり、他のプログラムがアクセスして
いたりします。
ハードディスクがロックされていない場合は、バックアッププロセス中にシス
テムファイルが変更される可能性があります。これによって、バックアッププ
ロセスの最後にデータベリファイでエラーになる場合があります。その場合、
対応するメッセージが表示された情報ウィンドウが開きます。
通常、バックアップ中のファイルへの変更は、システムのリストアには無関係
です。
ただし、ベリファイでのエラーがないドライブバックアップを望む場合には、
Nero BackItUp ImageTool を利用してドライブをバックアップすることができ
ます。Nero BackItUp ImageTool はディスクから起動するので、この場合ドラ
イブは稼働していません。そのため、バックアップ中にシステムファイルは変
更されません。
8. ロックせずに処理を続ける場合には、[無視]ボタンをクリックします。
 バックアッププロセスを再開します。
Nero BackItUp
45
バックアップターゲットを指定してバックアッププロセスを開始する
[バックアップウィザード]ウィンドウ、[バックアッププロセス]画面
9. バックアッププロセス中に、拡張エリアで必要に応じて他の設定オプションを設定します。
 バックアッププロセスが終了すると、メッセージウィンドウが開きます。
バックアッププロセスが正常に完了しました
10. [OK]ボタンをクリックします。
 バックアップがハードディスクに保存されました。ここでログを保存したり、またはほ
かの操作(新しいバックアップを作成する、ウィザードを閉じる、など)を開始するた
めに[次へ]ボタンをクリックすることができます。
Nero BackItUp
46
バックアップターゲットを指定してバックアッププロセスを開始する
以下も合わせてご覧下さい:
 バックアップのドライブを選択する 28
 バックアップのファイルを選択する 18
 ファイルバックアップを更新する 22
 [バックアップ設定]画面 31
 [バックアップウィザードの完了]画面 36
 [バックアッププロセス]画面 39
6.6
FTP サーバーにバックアップを保存する
Nero BackItUp を利用して、FTP サーバーにバックアップのアップロードや保存ができます
。
次の要件を必ず満たしてください。
 [オプション]の[FTP]タブに FTP サーバーを入力していること。
バックアップを開始して FTP サーバーにアップロードするには、次の手順を実行します。
1. [ターゲット]ドロップダウンメニューで目的の FTP サーバーを選択します。
2. サーバー上のディレクトリを指定する場合は、次の手順を実行します。
ボタンをクリックします。
1.

[フォルダを開く]ウィンドウが開きます。
2. [新しいフォルダを作成]ボタンをクリックし、名前を入力します。

新規ディレクトリが作成されて、[フォルダ名]選択リストに表示されます。
3. [フォルダ名]選択リストのディレクトリをダブルクリックします。

ディレクトリが[パス]表示パネルに転送されます。
4. [選択]ボタンをクリックします。

[フォルダを開く]ウィンドウが閉じ、選択したフォルダが転送されます。
3. 必要に応じて、[バックアップ設定]画面で追加設定をします。
 [次へ]ボタンをクリックします。
4. [バックアップウィザードの完了]画面が表示されます。
Nero BackItUp
47
バックアップターゲットを指定してバックアッププロセスを開始する
 [バックアップウィザードの完了]画面で設定を確認します。
5. 必要に応じて、拡張エリアで他の設定を設定します。
6. [バックアップ]ボタンをクリックします。
 [バックアッププロセス]画面が表示され、バックアップが開始します。 バックアップ
プロセスの状況は、進行状況バーで確認できます。
[バックアップウィザード]ウィンドウ、[バックアッププロセス]画面
7. 拡張エリアでは、必要に応じてバックアッププロセス中にその他の設定オプションを構成し
ます。
 バックアッププロセスが終了すると、メッセージウィンドウが開きます。
Nero BackItUp
48
バックアップターゲットを指定してバックアッププロセスを開始する
バックアッププロセスが正常に完了しました。
8. [OK]ボタンをクリックします。
 これで、FTP サーバーへのバックアップのアップロードは完了です。ここでログを保存
したり、またはほかの操作(新しいバックアップを作成する、ウィザードを閉じる、な
ど)を開始するために[次へ]ボタンをクリックすることができます。
以下も合わせてご覧下さい:
 バックアップのドライブを選択する 28
 バックアップのファイルを選択する 18
 ファイルバックアップを更新する 22
 [バックアップ設定]画面 31
 [バックアッププロセス]画面 39
 [FTP]タブ 110
Nero BackItUp
49
バックアップをスケジュールする - ジョブ
7
バックアップをスケジュールする - ジョブ
Nero BackItUp でのジョブとは、設定された時間に Nero BackItUp が自動実行するスケジュ
ールバックアップのことです。
スケジュールされたジョブや実行されたジョブを、[ジョブ]画面や[カレンダー]画面に
表示することができます。 ここでジョブを設定することもできます。 ジョブを開始するに
は(スケジュールされたバックアップを実行する)には、コンピュータの電源が入っていて
、オペレーティングシステムが動作している必要があります。ジョブはバックグラウンドで
実行されるため、Nero BackItUp が動作している必要はありません。
以下も合わせてご覧下さい:
 [ジョブ]タブ 107
7.1
ジョブを設定する
同じファイルに定期的にバックアップを実行するときは、ジョブを設定することを強くお勧
めします。バックアップの設定がすべて設定されているので、コンピュータの電源が入って
さえいれば、バックアップ日を忘れたり、スケジュールしたとおりにバックアップが実行さ
れないことがなくなるという利点があります。
ジョブを設定するには、次の手順を実行します。
1. [ジョブ]メニューアイコンをクリックします。
 [ジョブ]画面が開きます。
2. [ジョブの追加]ボタンをクリックします。
 開始画面がある[ジョブウィザード]ウィンドウが開きます。
3. [次へ]ボタンをクリックします。
 [ジョブソース]画面が表示されます。
4. ファイルバックアップのジョブを設定したい場合は、[ファイルとフォルダの選択]オプシ
ョンボタンを選択します。
5. ドライブバックアップのジョブを設定したい場合は、[ドライブやパーティションの選択]
オプションボタンを選択します。
Nero BackItUp
50
バックアップをスケジュールする - ジョブ
管理者権限
ハードディスクとパーティションをバックアップおよびリストアするには、管
理者権限が必要です。
6. 既存のバックアップをジョブのテンプレートとして使用するには、次の手順を実行します。
1. [既存のバックアップを使用]オプションフィールドを選択します。

選択リストがアクティブになります。
2. 選択リストから既存のバックアップを選択します。
7. [次へ]ボタンをクリックします。
 ファイルバックアップを選択すると、[ファイルとフォルダの選択]画面が表示されま
す。
 ドライブバックアップを選択すると、[パーティションまたはハードディスクの選択]
画面が表示されます。
8. 必要に応じてファイル/フォルダ、またはドライブ/パーティションを選択します。または既
存のバックアップの選択を編集します。
9. [次へ]ボタンをクリックします。
 [バックアップ設定]画面が表示されます。
10. [バックアップ設定]画面でバックアップを設定します。
11. [次へ]ボタンをクリックします。
 [ジョブ情報]画面が表示されます。
12. 必要に応じて、実行設定を指定します。
13. [次へ]ボタンをクリックします。
 [ジョブスケジューリングウイザードの完了]画面が表示されます。
14. この画面で設定をベリファイします。
15. 必要に応じて、拡張エリアで他の設定を設定します。
16. [完了]ボタンをクリックします。
 [ユーザーがログオン時のみ実行]チェックボックスを選択していない場合は、[アカ
ウント情報の設定]ウィンドウが開きます。
Nero BackItUp
51
バックアップをスケジュールする - ジョブ
17. ユーザー名とパスワードを該当するボックスに入力して、[OK]ボタンをクリックします
。
 情報が保存されます(Nero BackItUp には、別のユーザーがログオンしている場合でも
、ジョブを実行するために自分のユーザー情報が必要になります)。[アカウント情報
の設定]ウィンドウが閉じ、「ジョブが正常に追加されました」というメッセージを表
示されたウィンドウが開きます。
18. [OK]ボタンをクリックします。
 [ジョブウィザード]が閉じます。設定したジョブが[ジョブ]画面、[カレンダー]
画面、[ホーム]画面に表示されます。 マウスの左ボタンで、ジョブを選択してコンテ
キストメニューを表示すると、ジョブの[無効化/有効化]、ジョブの[削除]、または
[プロパティ]の呼び出しなど、さまざまな機能を利用できます。
以下も合わせてご覧下さい:
 バックアップのファイルを選択する 18
 バックアップのドライブを選択する 28
 ジョブを編集する 55
 ジョブを実行する 54
7.1.1 [ジョブ情報]画面
[ジョブ情報]画面で、ジョブ実行の設定ができます。
[ジョブウィザード]ウィンドウ、[ジョブ情報]画面
Nero BackItUp
52
バックアップをスケジュールする - ジョブ
次の設定オプションが使用できます。
入力フィールド
ジョブ名を指定します。
ジョブ名
ドロップダウンメ
いつ、どのくらいの頻度でバックアップするかを指定します。次の
ニュー
項目が使用できます。
ジョブの種類
[1 回]: 1 度だけバックアップします
[毎日]: 毎日バックアップします。
[毎週]:毎週 1 日以上の定義された曜日にバックアップします(
毎週火曜日と木曜日など)。
[毎月]: 毎月バックアップします。
[システムの起動時]: オペレーティングシステムの起動時にバッ
クアップを開始します。
[ログオン時]: システムへのログイン時にバックアップを開始し
ます。
[アイドル時]: コンピュータが非アクティブのとき(アクティブ
なアプリケーションがなく、ユーザー入力がないとき)にバックア
ップを開始します。
Nero BackItUp
ドロップダウンメ
(最初の)バックアップの開始日時を定義します。
ニュー
ジョブの種類が、[1 回]、[毎日]、[毎週]、[毎月]のいず
開始:
れかの場合に、入力フィールドがアクティブになります。
チェックボックス
バックアップを毎週何曜日に行うかを定義します。たとえば、ジョ
月曜、火曜、水曜
ブが平日に実行されるようにします。
、木曜、金曜、土
ジョブの種類が[毎週]の場合に、このチェックボックスはアクテ
曜、日曜
ィブになります。
入力フィールド
コンピュータのアイドル状態がどのくらい続いたらスケジュール済
コンピュータが一
みバックアップを開始するかを定義します(分単位)。
定時間アイドル状
ジョブの種類が[アイドル時]の場合に、この入力フィールドはア
態の時
クティブになります。
53
バックアップをスケジュールする - ジョブ
チェックボックス
ジョブを設定したユーザーがシステムにログオンしている場合のみ
ユーザーがログオ
、バックアップを開始します。
ン時のみ実行
このチェックボックスが選択されていない場合は、ユーザーがログ
オンしていないときはバックアップは実行されません。この場合、
ジョブを設定するときにNero BackItUpからユーザー情報を求めら
れます。
7.2
ジョブを実行する
ジョブを設定した場合は、定義した時間にバックアッププロセスが自動的に実行されます。
これにはシステム時間が使用されます。
これには、コンピュータの電源が入っていて、オペレーティングシステムが動作している必
要があります。スケジュールされたバックアップはバックグラウンドで実行されるため、バ
ックアップを実行するために Nero BackItUp が動作している必要はありません。
選択した設定によって、ユーザーがログオンしていなくてもジョブを実行できる場合と、ユ
ーザーのログオンが必要な場合があります。
バックアップをスケジュールどおりに実行するために、選択したターゲットメディアを準備
します。

バックアップをディスクに書き込む場合は、空のディスクがバーナーに挿入されている
かを確認します。

FTP サーバーにバックアップする場合は、コンピュータがインターネットに接続されて
いることを確認します。

リムーバブルメディアまたは外付けハードディスクにバックアップする場合は、該当す
るデバイスが接続されているか、あるいはインストールされているかを確認します。
ジョブが問題なく完了すると、「バックアップジョブは正常に完了しました」というメッセ
ージが記載されたダイアログボックスが表示されます。オプションで[Email通知]を設定している場合は、メールが送信されます(ネットワークまたはインターネ
ットの接続が確立している場合)。
Nero BackItUp
54
バックアップをスケジュールする - ジョブ
以下も合わせてご覧下さい:
 ジョブを設定する 50
7.3
ジョブを編集する
作成したジョブは、必要に応じて後から編集できます。
ジョブを編集するには、次の手順を実行します。
1. [ジョブ]メニューアイコン、または[カレンダー]メニューアイコンをクリックします。
 [ジョブ]画面、または[カレンダー]画面が表示されます。
[ジョブ]画面と[カレンダー]画面でのジョブビュー
[ジョブ]画面では、作成されたジョブの表リストを表示します。
[カレンダー]画面では、作成されたジョブのカレンダービューを表示します
。
用途に合ったビューを備えた画面を選択します。
2. ジョブを選択します。
3. 右クリックしてコンテキストメニューを開きます。
4. [プロパティ]を選択します。
 [スケジュール]タブ、[バックアップ]タブ、[ソース]タブを含む[ジョブのプロ
パティ]ウィンドウが開きます。
Nero BackItUp
55
バックアップをスケジュールする - ジョブ
ジョブのプロパティ
5. 必要に応じて、[スケジュール]タブの設定を変更します。
6. しばらくの間バックアップを実行したくない場合は、[無効化]オプションボタンを選択し
ます。
無効になっているバックアップを再び実行したい場合は、[有効化]オプションボタンを選
択します。
7. 必要に応じて、[バックアップ]タブの設定を変更します。
8. 必要に応じて[ソース]タブを使用して、どのファイルまたはドライブがバックアップに含
まれているかを確認します。
9. [OK]ボタンをクリックします。
 [ジョブのプロパティ]ウィンドウが閉じます。変更されたジョブのプロパティが適用
されて保存されます。
Nero BackItUp
56
バックアップのベリファイ
8
バックアップのベリファイ
Nero BackItUp を利用して、既存のバックアップをベリファイすることができます。 Nero Bac
kItUp では、そのバックアップを使ってリストアプロセスを正常に実行できるかどうかがベ
リファイされます。このプロセスでは、データの完全性が確認され、バックアップされたデ
ータがソースデータと比較されます。バックアップの直後にベリファイを実行するときに、
バックアップの間にデータを変更していない場合は、この機能を使用してすべてのデータが
正常にバックアップされたかどうかをベリファイできます(データのベリファイ)。
バックアップをベリファイするには、次の手順を実行します。
1. [ウィザード]メニューアイコンをクリックします。
 [ウィザード]画面が表示されます。
2. [バックアップのベリファイ]ボタンをクリックします。
 [ベリファイウィザード]ウィンドウが開き、[ようこそ]画面が表示されます。
3. [次へ]ボタンをクリックします。
4. [ベリファイ設定]画面が表示されます。
5.
ボタンをクリックします。
 [バックアップを開く]ウィンドウが開きます。
6. 選択リストからバックアップを選択するか、オプションボタンと
ボタンを使用して別のバックアップを選択します。
7. [OK]ボタンをクリックします。
 [バックアップを開く]ウィンドウが閉じます。選択したバックアップが[バックアッ
プを選択]表示パネルに転送され、バックアップ名が表示されます。 [バックアップを
ベリファイする方法を選択]エリアが有効になります。
8. ファイルバックアップを選択した場合は、ファイルバックアップに使用するチェックタイプ
を指定してください。
1. バックアップしたファイルの CRC チェックサムと、元のファイルの CRC チェックサム
を比較するには、[CRC でベリファイ]オプションボタンを選択します。
Nero BackItUp
57
バックアップのベリファイ
2. バックアップ後にファイルの変更があったかをベリファイするには、[変更]フィール
ドを選択します。
3. すべてのファイルがバックアップされたかをベリファイするには、[コンテンツによる
ベリファイ]フィールドを選択します。
9. ドライブバックアップを選択した場合は、ドライブバックアップに使用するチェックタイプ
を指定してください。
1. バックアップしたドライブの CRC チェックサムと、元のドライブの CRC チェックサム
を比較するには、[CRC でベリファイ]オプションフィールドを選択します。
2. バックアップと元のドライブをセクタ単位で比較する場合は、[セクタバイセクタ]フ
ィールドを選択します
3. 下方にあるエリアから、該当するハードディスクまたはパーティションを選択します。
CRC チェックサムの計算は、セクタの比較よりも時間がかかりますが、通常
はより正確な結果が出ます。
10. [ベリファイ]ボタンをクリックします。
 [ベリファイプロセス]画面が表示されます。 進行状況バーとメッセージを利用して、
ベリファイの進行状況を確認できます。
11. ベリファイが正常終了すると、ベリファイの結果を通知するウィンドウが表示されます。
「データベリファイ作業が正常に終了しました。」メッセージは、ベリファイ
したデータにエラーがなく、リストアできる状態であることを意味します。
「データのベリファイプロセス失敗」メッセージが表示された場合は、ベリフ
ァイしたバックアップを使ってリストアプロセスを正常に実行できることは保
証されません。これにはいくつかの理由が考えられます。たとえば、バックア
ップファイルにエラーがある場合や、コンピュータ上に比較するデータがない
場合などです。
12. [OK]ボタンをクリックします。
 メッセージウィンドウが閉じます。データベリファイの結果は、メッセージエリアに
記号で示されます(システムメッセージとベリファイメッセージには
記号が表示されます)。
Nero BackItUp
58
バックアップのベリファイ
以下も合わせてご覧下さい:
 [一般]タブ 102
Nero BackItUp
59
自動バックアップ
9
自動バックアップ
Nero BackItUp を使用して自動バックアップを設定および構成できます。自動バックアップ
を設定すると、コンピュータのシステムトレイに表示され、指定したフォルダがバックグラ
ウンドでバックアップされます。このプロセスでは、既存のバックアップが最新のバックア
ップに置き換わります。
ハードディスク以外に、Nero オンラインバックアップインターネットサービスをバックア
ップターゲットとして使用できます。自動バックアップを使って、ここに保存されるファイ
ルをリストアすることができます。
9.1
自動バックアップを設定する
自動バックアップの設定に従って自動バックアッププロセスを実行できるようにするには、
どのフォルダ内のどのファイルタイプを自動的にバックアップするかを設定し、バックアッ
プターゲットを定義してください。
自動バックアップ
自動バックアップによって自動的なバックアップが実行されるときは、更新バ
ックアップ方式が使用されます。このプロセスでは、前回のバックアップのデ
ータが変更されたデータによって上書きされます。バックアップバージョンが
ないため、古いバックアップバージョンにはアクセスできません。
監視対象フォルダから削除されているファイルは、バックアップには残ってい
ます。これらのファイルもバックアップから削除したい場合は、[自動バック
アップ]画面で選択できる削除機能を使用してください。
自動バックアップを設定したりその設定を変更するときは、次の手順を実行します。
1. [自動バックアップ]メニューアイコンをクリックします。
 [自動バックアップ]画面が表示されます。
2. [バックアップ]項目をクリックします。
 自動バックアップを設定するための画面が表示されます。
3. バックアップしたいファイルタイプを[バックアップソース]エリアで指定します。
Nero BackItUp
60
自動バックアップ
4. ファイル拡張子を編集したい場合は、ファイルタイプのいずれかをクリックします。
5. 自動バックアップで監視したいファイルを[バックアップソース]エリアで指定します。
1. フォルダをモニタリングリストに追加するときは、[追加]をクリックします。
2. モニタリングリストからフォルダを削除するときは、[フォルダの削除]をクリックし
ます。
6. [バックアップターゲット]エリアで、ファイルをどこにバックアップするかを指定します
。
7. バックアップをハードディスクに保存する場合は、次の手順を実行します。
1. [バックアップターゲット]ドロップダウンメニューから[ローカルストレージ]項目
を選択します。

対応するエリアが表示されます。
2. その他の設定を指定します。
8. バックアップをオンラインで保存するために Nero オンラインバックアップインターネット
サービスを使用したい場合は、次の手順に従います。
1. [バックアップターゲット]ドロップダウンメニューから[オンラインストレージ]項
目を選択します。

対応するエリアが表示されます。
2. すでにアカウントを持っている場合は、ユーザー名とパスワードを該当するフィールド
に入力します。
3. [ログオン]ボタンをクリックします。
4. アカウントを持っていない場合は、[アカウントの設定]ボタンをクリックします。

画面の指示に従って登録プロセスを完了できるウィンドウが開きます。
9. [バックアップ]ボタンをクリックします。
 指定したフォルダの最初の完全バックアップが実行されます。
 自動バックアップが設定され、指定されたフォルダが監視されます。変更または新しい
ファイルが見つると、バックアップの更新が自動的に実行されます。
Nero BackItUp
61
ファイルやドライブをリストアする
10
ファイルやドライブをリストアする
Nero BackItUp を使用してバックアップ内のデータをリストアできます(ファイルまたはド
ライブ全体)。データのリストアは、元のパス、新しいパス、または FTP サーバーに行う
ことができます。特定のファイルを必要に応じてリストアプロセスから除外したり、特定の
ファイルだけをリストアしたりすることもできます。
Windows Vista®
Windows Vista® では、バックアップとリストアの両方で検索フォルダに対応
しています。これにより、検索クエリー、パス、および元のドキュメントをバ
ックアップできます。 元のパスや選択したパスへのリストアや、検索フォルダ
(仮想フォルダ)でのリストアも可能です。
管理者権限
ハードディスクとパーティションをバックアップおよびリストアするには、管
理者権限が必要です。
以下も合わせてご覧下さい:
 [リストア]タブ 108
10.1
[リストア]画面
[リストア]画面で、リストアするバックアップを選択します。画面は大きく次の 3 つの
エリアに分かれています。



すべてのバックアップのリスト
バックアップに含まれるファイルが表示されるエリア
フィルタエリア
リストアプロセスを開始する[リストア開始]ボタンも表示されます。
Nero BackItUp
62
ファイルやドライブをリストアする
[リストア]画面
ドライブバックアップの場合は、[ドライブ表示]タブが表示され、バックアップ済みのド
ライブやパーティションの詳細が表示されます。 バックアップに含まれるファイルとフォ
ルダは、[ファイル表示]タブに表示されます。このタブの 3 種類のビューは、ツールバ
ーのドロップダウンメニューで選択できます。
通常表示
左側のナビゲーションビューにはバックアップフォルダが表示され
、右側にはその内容が表示されます。
選択したファイル
バックアップのすべてのファイルをリストに表示します。
を表示
エクスプローラ表
左側にはコンピュータのフォルダが表示され、右側にはその内容が
示
表示されます。追加または変更されたバックアップフォルダとバッ
クアップファイルは、緑色の文字で表示されます。バックアップに
含まれないフォルダは、チェックボックスが淡色表示されます。
Nero BackItUp
63
ファイルやドライブをリストアする
フィルタエリアでは次のボタンを使用できます。
[ファイルフィルタの選択]ウィンドウが開きます。ここでリスト
アするファイルに適用するフィルタを選択できます。
[選択したフィルタ]選択リストでフィルタを選択して削除すると
、このリストアプロセスで適用されなくなります。
[フィルタ設定]ウィンドウが開きます。ここで新しいフィルタを
作成できます。
以下も合わせてご覧下さい:
 フィルタ: 74
10.2
ファイルバックアップをリストアする
Nero BackItUp を利用して、バックアップをリストアすることができます。このプロセスで
は、ファイルバックアップの内容がリストアされます。リストアプロセスから特定のファイ
ルを除外したり、特定のファイルを選択したりできます。ドライブバックアップのリストア
プロセスとは異なり、プログラムやオペレーティングシステムはリストアできません。
Windows Vista®
Windows Vista® では、バックアップとリストアの両方で検索フォルダに対応
しています。これにより、検索クエリー、パス、および元のドキュメントをバ
ックアップできます。 元のパスや選択したパスへのリストアや、検索フォルダ
(仮想フォルダ)でのリストアも可能です。
ファイルバックアップをリストアするには、次の手順を実行します。
1. [リストア]メニューアイコンをクリックします。
 [リストア]画面が表示されます。
2. 対象のバックアップを選択します。
 バックアップのファイルやフォルダが、表示エリアに表示されます。
Nero BackItUp
64
ファイルやドライブをリストアする
完全バックアップセット(最初の完全バックアップと 1 つ以上の更新バックア
ップを合わせたもの)をリストアする場合は、バックアップセットから前回の
バックアップを選択します。
3. バックアップを使用できるようにするには、次の手順を実行します。
1. バックアップがディスクにある場合は、ドライブにディスクを挿入します。
2. バックアップがハードディスク、ネットワークドライブ、またはリムーバブルメディア
に保存されている場合は、コンピュータがそれぞれのドライブにアクセスできることを
確認してください。
3. バックアップがイメージファイルとして保存されている場合は、たとえば Nero ImageDr
ive を使用してイメージファイルを読み込んでください。
4. リストアから特定のファイルやフォルダを除外するには、該当するボックスを選択解除して
ください。
5. 必要に応じて、フィルタをファイルに適用するか、またはフィルタを除外してください。
フィルタの条件に一致しないファイルとフォルダは除外され、チェックボック
スが淡色表示で表示されます。このチェックボックスは選択できません。ただ
し、ファイル検索機能を使ってファイルを個別に追加し直すことができます。
6. ファイルをバックアップから除外したりバックアップに追加したりする目的で、特定のファ
イルを検索する場合は、ファイル検索を実行してください。
7. [リストア開始]ボタンをクリックします。
 [リストア設定]画面がある[リストアウィザード]ウィンドウが開きます。 選択した
バックアップが、[バックアップ名]表示パネルに転送されます。
Nero BackItUp
65
ファイルやドライブをリストアする
[リストア]ウィザード、[リストア設定]画面
8. バックアップを元のパスにリストアする場合は、[オリジナルのパスにリストア]オプショ
ンボタンを選択します。
9. バックアップがリストアされる場所のパスを自分自身で指定するには、次の手順を実行しま
す。
1. [選択したハードディスクのパスへリストアする]オプションボタンを選択します。
2. 選択リストから目的の項目を選択します。

ボタンをクリックします。
3.

Nero BackItUp
[リストアパス]表示パネルとボタンが使用可能になります。
[フォルダの選択]ウィンドウが開きます。
66
ファイルやドライブをリストアする
4. 目的のリストアパスを選択して、[選択]ボタンをクリックします。

[フォルダの選択]ウィンドウが閉じ、選択したパスが転送されます。
FTP サーバーを使用できるようにするには、[オプション]で FTP サーバー
を入力しておく必要があります。
10. FTP サーバーのバックアップをリストアする場合は、次の手順を実行します。
1. [指定したFTPのパスへリストアする]フィールドを選択します。
2. [ホスト名]ドロップダウンメニューで FTP サーバーを選択します。

[リモートステータス]ウィンドウが開き、FTP サーバーとの接続が確立されます
。
3. [OK]ボタンをクリックします。

[リモートステータス]ウィンドウが閉じます。
ボタンをクリックして、リストアするフォルダを指定します。
4.

[フォルダを開く]ウィンドウが開きます。
5. [新しいフォルダを作成]ボタンをクリックし、名前を入力します。

新規ディレクトリが作成されて、[フォルダ名]選択リストに表示されます。
6. [フォルダ名]選択リストのディレクトリをダブルクリックします。
7. ディレクトリが[パス]表示パネルに転送されます。
8. [選択]ボタンをクリックします。
9. [フォルダを開く]ウィンドウが閉じ、選択したディレクトリが転送されます。
11. リストアについてのそのほかのオプションを設定する場合は、次の手順を実行します。
1. [拡張]ボタンをクリックします。

拡張エリアが開きます。
2. リストアするファイルがコンピュータ上の既存のファイルの場合(またはコンピュータ
上にまだある場合)は、オプションボタンを使用して実行するアクションを選択します
。
12. [次へ]ボタンをクリックします。
 [リストアウィザード完了]画面が表示されます。
Nero BackItUp
67
ファイルやドライブをリストアする
13. 情報を確認します。
14. 拡張エリアで、必要に応じて他のオプションを設定します。
1. ファイルのリストア後に、Nero BackItUp でファイルをベリファイする場合は、[リス
トア後にデータをベリファイする]チェックボックスを選択します。
2. バックアップ内のファイルとフォルダに対するアクセス権を保存しており、これを保持
する場合は、[ファイルとフォルダのアクセス権をリストア]チェックボックスを選択
します。
15. [リストア]ボタンをクリックします。
 [リストアウィザード完了]画面が表示されます。この時点でリストアを開始できます
。
以下も合わせてご覧下さい:
 リストアプロセスを開始する 71
 [リストア]画面 62
 フィルタ: 74
 ファイルを検索 79
 [FTP]タブ 110
10.3
ドライブバックアップをリストアする
Nero BackItUp を使ってドライブバックアップをリストアできます。このプロセスでは、ド
ライブバックアップの内容がリストアされます。プログラムとオペレーティングシステムも
リストアされます。アクティブなハードディスクやパーティションをリストアすると、問題
が発生することがあります。たとえば、通常はリストアプロセスのためにアクティブなハー
ドディスクやパーティションをロックすることはできません。この場合は、Nero BackItUp I
mageTool を使用してリストアプロセスを実行することをお勧めします。Nero BackItUp
ImageTool は常に最初のドライブバックアップディスクに取り込まれるので、そこから実行
できます。
Nero BackItUp
68
ファイルやドライブをリストアする
管理者権限
ハードディスクとパーティションをバックアップおよびリストアするには、管
理者権限が必要です。
ハードディスクまたはパーティションをリストアするには、次の手順を実行します。
1. [リストア]メニューアイコンをクリックします。
 [リストア]画面が表示されます。
2. バックアップを選択します。
 バックアップの詳細は、[ドライブ表示]タブや[ファイル表示]タブの表示エリアに
表示されます。
3. 選択したファイルを表示して、手動でベリファイする場合は、次の手順を実行します。
1. [ファイル表示]タブをクリックします。

[ファイルリストを作成しています]ウィンドウが開き、バックアップのファイル
リストを作成します。 進行状況バーとメッセージを利用して、プロセスを確認でき
ます。

このリストが作成されると、その内容を示すメッセージが記載されたダイアログボ
ックスが開きます。
2. [OK]ボタンをクリックします。

ダイアログボックスが閉じます。
3. [閉じる]ボタンをクリックします。

[ファイルリストを作成しています]ウィンドウが閉じます。選択したフォルダの
ファイルは、[ファイル表示]タブに表示されます。
4. バックアップからファイルを除外する場合は、そのファイルの前にある該当のボックス
を選択解除します。
フィルタの条件に一致しないファイルとフォルダは除外され、チェックボック
スが淡色表示で表示されます。このチェックボックスは選択できません。ただ
し、ファイル検索機能を使ってファイルを個別に追加し直すことができます。
4. ファイルをリストアから除外したりリストアに追加したりする目的で、特定のファイルを検
索する場合は、ファイル検索を実行してください。
Nero BackItUp
69
ファイルやドライブをリストアする
5. 複数のパーティションをバックアップした場合は、リストアするパーティションを選択しま
す。
技術的な理由から、パーティションは 1 回のリストア手順で 1 つしかリストア
できません。
6. バックアップを使用できるようにするには、次の手順を実行します。
1. バックアップがディスクにある場合は、ドライブにディスクを挿入します。
2. バックアップがハードディスク、ネットワークドライブ、またはリムーバブルメディア
に保存されている場合は、コンピュータがそれぞれのドライブにアクセスできることを
確認してください。
3. バックアップがイメージファイルとして保存されている場合は、たとえば Nero ImageDr
ive を使用してイメージファイルを読み込んでください。
7. [リストア開始]ボタンをクリックします。
 [リストア設定]画面がある[リストアウィザード]ウィンドウが開きます。
8. [ターゲット位置の選択]ドロップダウンメニューで、バックアップをリストアする場所を
選択します。
1. リストアする対象にハードディスク全体(パーティションを含む)を選択した場合は、
ターゲットロケーションとしてハードディスクを選択します(たとえば、[ディスク 1
])。
2. リストアする対象にパーティションを選択した場合は、ターゲットロケーションとして
パーティションを選択します(たとえば、[データ (D)])。
 ハードディスク全体をターゲットロケーションとして選択した場合は(たとえば、[デ
ィスク 1])、[リストアするパーティションのサイズ]エリアを使用できます。
9. [リストアするパーティションのサイズ]エリアでは、リストアのサイズを[ターゲット]
サイズに合わせるか、[ソースサイズ]に合わせるかを指定します。
Nero BackItUp
70
ファイルやドライブをリストアする
ターゲットサイズとソースサイズのいずれに合わせるか
[ターゲットサイズに合わせる]: ターゲットパーティションのサイズは変更
されません。 リストアに不要なスペースは空スペースになりますが、パーティ
ションの一部であることに変わりありません。
[ソースサイズに合わせる]: ターゲットパーティションのサイズはバックア
ップ元のパーティションのサイズに合わせて縮小されます。 不要となったパー
ティションのスペースは、パーティションの一部ではなくなります。必要に応
じてこの未使用のスペースをパーティションし直すことが可能です。
10. リストアするハードディスクまたはパーティションにオペレーティングシステムが含まれて
いる場合や、コンピュータの起動時にオペレーティングシステムを起動したい場合は、MB
R をリストアするために[MBR のリストア]チェックボックスを有効にしてください。
11. [次へ]ボタンをクリックします。
 [リストアウィザード完了]画面が表示されます。 この時点でリストアを開始できます
。
以下も合わせてご覧下さい:
 リストアプロセスを開始する 71
 [リストア]画面 62
 フィルタ: 74
10.4
リストアプロセスを開始する
ファイルバックアップまたはドライブバックアップをリストアすることを選択した場合は、
実際のリストアプロセスを開始できます。[リストアウィザードの完了]画面が表示されま
す。
リストアプロセスを開始するには、次の手順を実行します。
1. 設定をベリファイします(設定を変更したい場合は、[戻る]ボタンを使って前の画面を表
示できます)。
2. リストア後に Nero BackItUp でファイルをベリファイする場合は、拡張エリアの[リストア
後にデータをベリファイする]チェックボックスを選択します。
Nero BackItUp
71
ファイルやドライブをリストアする
3. バックアップ内のファイルとフォルダに対するアクセス権を保存しており、これを保持する
場合は、拡張エリアの[ファイルとフォルダのアクセス権をリストア]チェックボックスを
選択します。
4. [リストア]ボタンをクリックします。
 [リストアプロセス]画面が表示され、リストアプロセスを開始します。リストアプロ
セスの状況は、進行状況バーで確認できます。
 ドライブまたはパーティションをリストアしたい場合は、リストアデータが書き込まれ
るハードディスクがロックされます。ロックできない場合は、エラーメッセージが表示
されます。
[リストア]ウィザード、[リストアプロセス]画面
5. バックアッププロセス中に、拡張エリアで必要に応じて他の設定オプションを指定してくだ
さい。
 完全バックアップセットをリストアしたいときに、別の場所(別のディスクなど)にあ
るバックアップが必要な場合は、必要なパックアップを指定することを要求するダイア
ログボックスが開きます。
Nero BackItUp
72
ファイルやドライブをリストアする
6. 必要なバックアップを指定して、[OK]ボタンをクリックします。
 リストアプロセスが再開します。
リストアプロセスが終了すると、対応するメッセージを表示されたウィンドウが開きま
す。リストアプロセスがディスクで実行されると、そのディスクはイジェクトされます
。
リストアプロセスは正常に完了しました。
7. [OK]ボタンをクリックします。
 これで、バックアップのリストアは完了です。 ここでログを保存したり、または[次へ
]ボタンをクリックしてほかの操作(別のリストアプロセスを実行するなど)を開始す
ることができます。
ドライブバックアップをリストアした場合は、システムを更新するためにコンピュータ
の再起動が必要なこともあります。
以下も合わせてご覧下さい:
 ドライブバックアップをリストアする 68
 ファイルバックアップをリストアする 64
Nero BackItUp
73
バックアップとリストアのツール
11
バックアップとリストアのツール
11.1
フィルタ:
Nero BackItUp ではフィルタを定義することができ、ファイルやドライブに対してのバック
アップやリストアに、そのフィルタを使用することができます。 定義によっては、フィル
タを使用して特定のファイルを含めたり除外したりできます。 フィルタは組み合わせるこ
ともできます。
Nero BackItUp には、事前定義された次の便利な標準フィルタがあります。

全体バックアップから除外するファイル - システムファイルを除外します
以下も合わせてご覧下さい:
 [バックアップ]タブ 104
11.1.1 フィルタを作成する
バックアップやリストアで特定のファイルをフィルタするフィルタを作成できます。 特定
のバックアップやリストアに使用するフィルタの作成も、すべてのバックアップやリストア
に使用するフィルタの作成もどちらもできます。
フィルタを作成するには、次の手順を実行します。
1. すべてのバックアップやリストアに使用するフィルタを作成するには、次の手順を実行しま
す。
1. [ファイル] > [オプション]をクリックします。

[オプション]ウィンドウが開きます。
2. [ファイルフィルタ]タブをクリックします。
3. [作成]ボタンをクリックします。
2. 特別なバックアップ/リストアのためのフィルタを作成したい場合は、[ファイルバックア
ップ/リストア]画面またはそれぞれのウィザードの拡張エリアで
[作成]ボタンをクリックします。
 [フィルタ設定]ウィンドウが開きます。
Nero BackItUp
74
バックアップとリストアのツール
[フィルタ設定]ウィンドウ
3. [フィルタ名]入力フィールドに、フィルタの名前を入力します。
4. [ファイルフィルタ]ドロップダウンメニューに、フィルタタイプを入力します。
 選択したフィルタタイプに該当する定義エリアが、ドロップダウンメニューの下に表示
されます。
5. [ファイルの拡張子]フィルタタイプを選択した場合は、次の手順を実行します。
1. 特定のファイル拡張子を持つファイルを除外するには、[除外ファイル]オプションフ
ィールドを選択します。
2. 特定のファイル拡張子を持つファイルを含めるには、[含めるファイル]オプションフ
ィールドを選択します。
3. [ファイルタイプを編集]ボタンをクリックします。

[含める/除外するファイルタイプを設定]ウィンドウが開きます。
4. 左側で項目を選択して、[>>]ボタンをクリックすると、ファイル拡張子が追加されま
す。
5. 右側で項目を選択して、[>>]ボタンをクリックすると、ファイル拡張子が削除されま
す。
6. 必要に応じて、入力フィールドにユーザー定義のファイル拡張子を入力します。
Nero BackItUp
75
バックアップとリストアのツール
7. [OK]ボタンをクリックします。

ウインドウが閉じます。 選択したファイル拡張子がリストに追加されます。
6. [日付]フィルタタイプを選択した場合は、次の手順を実行します。
1. [すべてのファイルを検索]ドロップダウンメニューで、指定された日付について、対
象のファイルが最後に[生成]、[変更]、または[呼び出し]をされたことを選択条
件として指定します。
2. オプションフィールドを使用して、日付や期間を選択します。
7. [サイズ]フィルタタイプを選択した場合は、次の手順を実行します。
1. [サイズ]ドロップダウンメニューで、選択するファイルの条件としてファイルの[最
大]サイズまたは[最小]サイズを指定します。
2. MB 単位でサイズを指定します。
8. [属性]フィルタタイプを選択した場合は、次の手順を実行します。
1. より詳細な仕様を設定したい属性のチェックボックスを選択します。
2. ドロップダウンメニューで、それぞれの属性を持つファイルを選択するか除外するかを
指定します。
9. [除外するパス]フィルタタイプを選択した場合は、次の手順を実行します。
1. [追加]ボタンをクリックします。

[フォルダの選択]ウィンドウが開きます。
2. フォルダを選択して、[OK]ボタンをクリックします。

選択したフォルダのパスを[以下のパスを除外]リストに追加します。 フォルダと
すべてのサブフォルダがフィルタ処理で除外されます。
3. 必要に応じてパスを追加します。
4. もう一度パスを選択する場合は、[削除]ボタンをクリックします。
10. [ファイルバックアップ]画面または[リストア]画面を使用して[フィルタ設定]ウィン
ドウを開いており、毎回のバックアップやリストアで今後もそのフィルタを使用したい場合
は、[ファイルフィルタ設定を保存]ボックスを選択します。
11. [OK]ボタンをクリックします。
 ウィンドウが閉じ、作成したフィルタが適用されて保存されます。
Nero BackItUp
76
バックアップとリストアのツール
以下も合わせてご覧下さい:
 フィルタを選択して組み合わせる 77
11.1.2 フィルタを選択して組み合わせる
Nero BackItUp では、作成したフィルタを選択して組み合わせることができます。
ファイルタイプ(ファイル拡張子フィルタタイプなど)が同じフィルタは、OR 関係でリン
クされます。この場合、一方または両方の条件を満たすファイルがフィルタされます。
タイプが異なる複数のフィルタを AND を用いて、組み合わせることができます。 この場合
、両方の条件を満たすファイルがフィルタされます。
汎用的な組み合わせのフィルタを作成してプロファイルとして保存すれば、それらをバック
アップ/リストアに使用することができます。また、特別なバックアップ/リストア専用のフ
ィルタの組み合わせを作成することもできます。
フィルタを選択して組み合わせるには、次の手順を実行します。
1. 汎用的な組み合わせのフィルタを作成してプロファイルとして保存するには、次の手順を実
行します。
1. [ファイル] > [オプション]メニューをクリックします。

[オプション]ウィンドウが開きます。
2. [バックアップ]タブをクリックします。
3. [追加/削除...]ボタンをクリックします。
2. 特別なバックアップ/リストア用のフィルタの組み合わせを作成したい場合は、[ファイル
バックアップ]/[ファイルリストア]画面またはそれぞれのウィザードの[追加]ボタン
をクリックします。
 [ファイルフィルタの選択]ウィンドウが開きます。
Nero BackItUp
77
バックアップとリストアのツール
[ファイルフィルタの選択]ウィンドウ
3. フィルタを選択するには、次の手順を実行します。
1. [登録されているフィルタ]選択リストから目的のフィルタを選択します。
2. [>>]ボタンをクリックします。

フィルタが[選択したフィルタ]リストに追加されます。
4. フィルタを適用しない場合は、次の手順を実行します。
1. [選択したフィルタ]リストからフィルタを選択します。
2. [<< ]ボタンをクリックします。

[選択したフィルタ]リストからフィルタが削除されます。
5. [OK]ボタンをクリックします。
 ウィンドウが閉じ、選択したフィルタの組み合わせが適用されます。
[オプション]ウィンドウでフィルタを組み合わせた場合は、別の名前で変更したプロ
ファイルを保存できます。
以下も合わせてご覧下さい:
 フィルタを作成する 74
Nero BackItUp
78
バックアップとリストアのツール
11.2
ファイルを検索
ファイルバックアップや、ファイルやドライブバックアップのリストアをするために、ファ
イル検索機能を利用してコンピュータ上の特定のファイルを検索できます。 バックアップ
やリストアにファイルを追加したり、バックアップやリストアからファイルを削除したりで
きます。 この機能を利用して、フィルタ条件に一致しないファイルを追加することもでき
ます。 ファイル検索機能は該当する画面でのみ使用でき、ウィザードでは使用できません
。
特定のファイルを検索するには、次の手順を実行します。
1.
ボタンをクリックします。
 [検索]ダイアログボックスが開きます。
[検索]ウィンドウ
2. [調査]ドロップダウンメニューで、検索を実行する場所を指定します。
3. サブフォルダで検索を実行する場合は、[サブフォルダを含める]ボックスで選択します。
4. 名前でファイル検索をする場合は、[名前]入力フィールドにテキスト入力します。
Nero BackItUp
79
バックアップとリストアのツール
5. 特定の日付や期間でファイル検索する場合は、[日付]タブをクリックし、オプションフォ
ールドを使用して検索条件を指定します。
6. 特定のタイプやファイルサイズのファイルを検索する場合は、[拡張]タブをクリックしま
す。
7. [種類]ドロップダウンメニューで、ファイル拡張子を指定します。
8. [サイズ]ドロップダウンメニューで、選択するファイルの条件としてファイルの[最大]
サイズまたは[最小]サイズを指定したり、KB 単位で目的のサイズを入力したりできます
。 制限事項を設けない場合は、該当するボックスを選択解除して初期設定にします。
9. [今すぐ検索]をクリックします。
 検索が実行されます。 検索結果は下方のリストに表示されます。
10. バックアップまたはリストアにファイルを含める場合は、そのファイルの前にある該当のボ
ックスを選択します。
11. バックアップまたはリストアからファイルを除外する場合は、そのファイルの前にある該当
のボックスを選択解除します。
12. [適用]ボタンをクリックします。
13. [OK]ボタンをクリックします。
 [検索]ウィンドウが閉じます。選択したファイルが転送されます。
Nero BackItUp
80
Nero BackItUp ImageTool
12
Nero BackItUp ImageTool
Nero BackItUp ImageTool は、Nero BackItUp に似たバックアップおよびリストアプログラ
ムで、Windows がアクティブでない状態でブータブル CD または DVD から実行されます。
ブータブル CD または DVD は Nero BackItUp を使用して作成します。
Nero BackItUp ImageTool は、ドライブをバックアップおよびリストアするために使用され
ます。Nero BackItUp ImageTool は、CD または DVD からブートされるため、コンピュー
タのハードディスクはアクティブになりません。つまり、ドライブをバックアップまたはリ
ストアするときにベリファイエラーが発生することがありません。
以下も合わせてご覧下さい:
 [FTP]タブ 110
12.1
ブータブルディスクを作成する
Nero BackItUp を利用して、Nero BackItUp ImageTool が起動するブータブル CD(または DV
D)を作成できます。Nero BackItUp オプションに入力した FTP サーバーが適用されます。
ブータブル CD/DVD を作成するには、次の手順を実行します。
1. バーナーに書き込み可能な CD/DVD を挿入します。
2. Nero BackItUp ツールバーで、[ツール]>[ブータブルディスクの作成]をクリックしま
す。
3. [ブータブルディスクの作成]ウィンドウが開きます。
Nero BackItUp
81
Nero BackItUp ImageTool
[ブータブルディスクの作成]ウィンドウ
4. 上部にあるドロップダウンメニューから、該当するバーナーを選択します。
5. [ディスクタイプ]ドロップダウンメニューで、挿入されたディスクのタイプ(CD または
DVD)を選択します。
6. [作成]ボタンをクリックします。
 作成プロセスが始まります。進行状況バーとメッセージを利用してプロセスを追跡でき
ます。作成プロセスが完了すると、ディスクがイジェクトされ、「コピーイメージプロ
セス完了」というメッセージを表示されたウィンドウが開きます。
7. [OK]ボタンをクリックします。
 ダイアログボックスが閉じます。
Nero BackItUp
82
Nero BackItUp ImageTool
8. [閉じる]ボタンをクリックします。
 [ブータブルディスクの作成]ウィンドウが閉じます。
 これで、Nero BackItUp ImageTool の起動に使用できるブータブルディスクの作成は完
了です。
以下も合わせてご覧下さい:
 [FTP]タブ 110
12.2
Nero BackItUp ImageTool を起動する
Nero BackItUp ImageTool は、Nero BackItUp で作成したブータブル CD/DVD から起動しま
す。CD/DVD から起動する場合は、ハードディスクにアクセスせずにコンピュータを起動
できます。ハードディスクが無効な場合は、ベリファイのエラーを出さずにバックアップや
リストアができます。
コンピュータをディスクから起動できるようにするには、次の要件を満たす必要があります
。
 ディスクからコンピュータを確実に起動できるようにするには、ディスクドライブが最
初の起動ドライブとして扱われるように、コンピュータの BIOS で起動順序を設定する
必要があります(たとえば、CD-ROM、C:、A: など)。
 SCSI CD-ROM ドライブの場合、このドライブは、設定を変更可能な個別の BIOSで
SCSI アダプタに接続されている必要があります。(これは、IDE ハードディスクが
存在しない場合にのみ動作します。IDE ハードディスクは起動順序で SCSI アダプタよ
り前に位置するためです。)
 Nero BackItUp で作成したブータブル CD/DVD をドライブに入れます。
ディスクからコンピュータを起動し、Nero BackItUp ImageTool を起動するには、次の手順
を実行します。
1. コンピュータを起動します。
 コンピュータが立ち上がり、CD/DVD から起動します。
Nero BackItUp ImageTool がロードされます。画面のメッセージでプロセスを追跡でき
ます。
Nero BackItUp ImageTool の開始画面が表示されます。言語選択リストが表示されます
。
Nero BackItUp
83
Nero BackItUp ImageTool
CD/DVD から起動する
コンピュータが起動するときに、ドライブにすでに CD/DVD が挿入されてい
ることが重要です。このようにしないと CD/DVD が起動して Nero BackItUp
ImageTool が実行されないためです。
コンピュータの電源が入っていないときに、CD/DVD を挿入することはできな
いので、通常のように最初にコンピュータを起動して、CD/DVD を挿入した後
でコンピュータをシャットダウンします。
2. [言語を選択してください]選択リストから、Nero BackItUp ImageTool の言語を選択しま
す。
3. [OK]ボタンをクリックします。
 [Nero BackItUp ImageTool]ウィンドウが開きます。
 ライセンス許諾条項が記載されたウィンドウが開きます。
4. ライセンス許諾条項を十分に読み、条項に同意する場合は該当するチェックボックスを選択
してください。この条項に同意しない場合は、Nero BackItUp ImageTool を使用できません
。
5. [次へ]ボタンをクリックします。
 ライセンス許諾条項が記載されたウィンドウが閉じます。[オプション]ウィンドウが
開き、[ネットワーク]タブが最前面に表示されます。ここで、ネットワークを設定す
るか、ウィンドウを閉じることができます。
 Nero BackItUp ImageTool をディスクから起動しました。
Nero BackItUp ImageTool の起動後は、CD/DVD は必要ありません。ディスク
のバックアップやリストアにドライブが必要であれば、CD/DVD を取り出すこ
とができます。
以下も合わせてご覧下さい:
 Nero BackItUp ImageTool を終了する 97
 [高度機能]タブ 111
Nero BackItUp
84
Nero BackItUp ImageTool
12.3
ユーザーインターフェース
以下の操作は、Nero BackItUp ImageTool ユーザーインターフェースから始めます。



ドライブバックアップ
ドライブのリストア
ドライブバックアップのベリファイ
このユーザーインターフェースは Nero BackItUp のものと似ています。
Nero BackItUp イメージツール
次のメニューが使用できます。
ファイル
[開く]や[終了]などのプログラムタスクが含まれます。オプシ
ョンの設定、インポート、エクスポートやログファイルの保存、お
よび Nero BackItUp ImageTool の再起動やシャットダウンなども実
行できます。
表示
Nero BackItUp
どのツールバーを表示するかを選択します。
85
Nero BackItUp ImageTool
ツール
ウィザードを起動できます。挿入されているディスクの情報を表示
したり、書き換え可能なディスクを消去したり、デバイス情報を更
新することもできます。
ヘルプ
Nero BackItUp ImageTool に関する情報を表示します。
ツールバーでは、次のボタンが使用できます。
開く
リストアするドライブバックアップを開きます。
デバイスの再スキ
ハードディスク、ドライブおよび接続デバイスの情報を更新します
ャン
。
情報
バージョン番号など、Nero BackItUp ImageTool の情報を表示しま
す。
選択リストでは、次のボタンを使用できます。
ドライブバックア
ドライブバックアップを開始します。
ップ
リストア
復旧を開始します。
ベリファイ
ドライブバックアップのベリファイを開始します。
12.3.1 オプションウィンドウ
[オプション]ウィンドウには、ネットワークと FTP の設定オプションが表示されます。
このウィンドウを開くには、拡張エリアの[オプション]項目を使用します。この機能は N
ero BackItUp と同じような機能です。
Nero BackItUp
86
Nero BackItUp ImageTool
次のタブが使用できます。
FTP
FTP サーバーを設定します。
ブータブル CD/DVD の作成時に Nero BackItUp に登録した FTP サ
ーバーを表示します。
また、ここでプロキシ設定を有効にしたり、最大アーカイブサイズ
を設定したりすることもできます。
ネットワークが設定されている場合に限り、FTP サーバーの表示
や設定ができます。
ネットワーク
ネットワーク用に次の設定オプションがあります。
[無し]: ネットワークが設定されていません。
[DHCP]: IP アドレスを動的に参照します。
[固定 IP]: 入力フィールドに入力する固定 IP アドレスを使用し
ます。
Nero BackItUp ImageTool で FTP サーバーと接続するには、ネッ
トワークを設定する必要があります。
キャッシュ
キャッシュに保存するデータの場所を指定します。
12.3.2 [ファイルを開く]ウィンドウと[フォルダを開く]ウィンドウ
たとえばリストアするドライブバックアップなど、ファイルやフォルダを選択すると、[フ
ァイルを開く]ウィンドウや[フォルダを開く]ウィンドウが開きます。このウィンドウは
Windows® の検索ウィンドウに似ています。
Nero BackItUp
87
Nero BackItUp ImageTool
[ファイルを開く]ウィンドウと[フォルダを開く]ウィンドウ
次の設定オプションが使用できます。
ドロップダウンメニ
パス情報を表示します。新しいフォルダを作成したり、1 つ上の
ュー
フォルダに移動するときは、これらのボタンを使用します。
調査:
ボタン
表示エリアにハードディスクの内容を表示します。
ハードディスク
ボタン
すべてのドライブをイジェクトして、表示エリアに表示します。
CD/DVD
Nero BackItUp
88
Nero BackItUp ImageTool
ボタン
表示エリアにネットワークを表示します。
ネットワーク
ボタン
登録した FTP サーバーを表示エリアに表示します。
FTP
このボタンは、[オプション]で FTP サーバーを 1 つ以上登録し
ている場合にのみ選択できます。
表示エリア
選択した内容を表示します。 それをダブルクリックしてフォルダ
や項目を開くことができます。
[表示]フィールド/
カレントパスまたはファイル名を指定します。
[入力]フィールド
場所:
ボタン
このボタンは、現在割り当てられていません。
フィルタ:
ボタン
ウィンドウを閉じ、選択したフォルダやファイルを転送します。
OK
ボタン
操作を取り消して、ウィンドウを閉じます。
キャンセル
メッセージエリア
12.4
ドライブが読み込まれたときに、メッセージを表示します。
ドライブバックアップ
Nero BackItUp ImageTool を使用して、ハードディスクやパーティションをバックアップで
きます。Nero BackItUp によるドライブバックアップと比べて、Nero BackItUp ImageTool
はディスクから起動されるためにドライブがアクティブにならないという利点があります。
このため、アクティブなハードディスクをバックアップしても、バックアッププロセス中に
ベリファイエラーが発生することがありません。
Nero BackItUp ImageTool を使用してドライブをバックアップするには、まずバックアップ
ソースを選択する必要があります。その後、バックアップをディスクに書き込んだり、ハー
ドディスクに保存したりできます。FTP サーバーに保存することもできます。
Nero BackItUp
89
Nero BackItUp ImageTool
デバイスに接続する場合は、拡張エリアで[デバイスの再スキャン]ボタンをクリックして
、Nero BackItUp ImageTool にデバイスを認識させることが必要な場合もあります。
12.4.1 ディスクにバックアップを書き込む
Nero BackItUp ImageTool を使用して、ドライブバックアップを作成してディスクに書き込
むことができます。
この手順では、バックアップが複数のディスクに書き込まれることを前提としています。
ドライブバックアップをディスクに書き込むには、次の手順を実行します。
1. [バックアップ]>[ドライブバックアップ]ボタンをクリックします。
 [手動ドライブバックアップ]画面が表示されます。
2. 該当するチェックボックスを選択して、目的のハードディスクまたはパーティションを選択
します。
 ハードディスクまたはパーティションが選択されます。
バックアップをするハードディスクのパーティションを複数選択することがで
きます。ただし、1 回に選択できるハードディスクは 1 つだけです。
3. [次へ]ボタンをクリックします。
 [ターゲットとオプションを選択]画面が表示されます。
4. [ターゲット]ドロップダウンメニューでバーナーを選択します。
5. 必要に応じて追加設定をします。
6. [次へ]ボタンをクリックします。
 [ファイナライズ]画面が表示されます。
7. この画面で設定をベリファイします。
8. [バックアップ]ボタンをクリックします。
 [バックアッププロセス]画面が表示され、バックアッププロセスが開始されます。プ
ロセスの状況は、進行状況バーで確認できます。
 [ディスクを入れてください]ウィンドウが開き、選択していたドライブがイジェクト
されます。
Nero BackItUp
90
Nero BackItUp ImageTool
9. 該当する記録可能なディスクを挿入します。
 [ディスクを入れてください]ウィンドウが閉じて、バックアッププロセスが続行され
ます(Nero BackItUp ImageTool によって自動的にマルチセッションディスクが開始さ
れるか、このディスクで作業が続行されます)。
 ディスクの記憶容量がいっぱいになった場合は、[ディスクを入れてください]ウィン
ドウが再度開き、ディスクがイジェクトされます。
10. 記録し終わったディスクを取り出し、新しい空のディスクを挿入します。
 バックアッププロセスが再開し、挿入した新しい空のディスクに書き込みます。
11. ディスクへのバックアップが完了するまで、以上の作業を繰り返します。
 バックアッププロセスが完了すると、ディスクがイジェクトされ、[バックアッププロ
セス]ウィンドウが開きます。
バックアップが完全に書き込まれると、Nero BackItUp ImageTool はデフォルトでデー
タをベリファイしようとします。このため、書き込まれた順番にディスクが並んでいる
必要があります。
バックアップが 1 枚のディスクに書き込まれた場合は、ベリファイプロセスは
自動的に開始されます。
12. ディスクを取り出します。
13. [バックアッププロセス]ウィンドウの[ディスクドライブ]ボタンをクリックします。
14. ベリファイするバックアップの最初のディスクを挿入します。
15. ディスクが入っているドライブをダブルクリックします。
 ベリファイプロセスが開始され、最初のディスクをベリファイします。その後、ディス
クがイジェクトされて、[バックアッププロセス]ウィンドウが再び開きます。
16. バックアップしたそれぞれのディスクに対して、バックアップした順番で、以上の 2 ステ
ップを繰り返します。
 バックアップが完了すると、その内容のメッセージが書かれたウィンドウが表示されま
す。
17. [OK]ボタンをクリックします。
 これで、ドライブバックアップがディスクに書き込まれました。ここでログを保存した
り、[次へ]ボタンをクリックして別の作業を開始したりできます。
Nero BackItUp
91
Nero BackItUp ImageTool
以下も合わせてご覧下さい:
 [バックアップ設定]画面 31
 [バックアップウィザードの完了]画面 36
 Nero BackItUp ImageTool を終了する 97
12.4.2 ハードディスクや FTP サーバーにバックアップを保存する
Nero BackItUp ImageTool を使用して、ドライブバックアップをハードディスクや FTP サ
ーバーに保存することができます。記憶域メディアとしては、ハードディスク、ネットワー
クドライブ、およびリムーバブルメディアが一般的にサポートされています。
FTP サーバーを使用できるようにするには、[オプション]で FTP サーバー
を入力しておく必要があります。
ドライブバックアップをハードディスクまたは FTP サーバーに保存するには、次の手順を
実行します。
1. [バックアップ]>[ドライブバックアップ]ボタンをクリックします。
 [手動ドライブバックアップ]画面が表示されます。
2. 該当するチェックボックスを選択して、目的のハードディスクまたはパーティションを選択
します。
 ハードディスクまたはパーティションが選択されます。
3. [次へ]ボタンをクリックします。
 [ターゲットとオプションを選択]画面が表示されます。
4. [ターゲット]ドロップダウンメニューから、ハードディスク、ネットワークドライブ、リ
ムーバブルメディア、または目的の FTP サーバーを選択します。
5. ターゲットとしてハードディスクを選択した場合は、[ターゲットパス]入力フィールドで
バックアップの保存先フォルダを指定します。
6. ターゲットとして FTP サーバーを選択した場合は、必要に応じてフォルダを選択します。
7. 必要に応じて追加設定をします。
8. [次へ]ボタンをクリックします。
 [ファイナライズ]画面が表示されます。
Nero BackItUp
92
Nero BackItUp ImageTool
9. この画面で設定をベリファイします。
10. [バックアップ]ボタンをクリックします
 [バックアッププロセス]画面が表示され、バックアッププロセスが開始されます。プ
ロセスの状況は、進行状況バーで確認できます。
 バックアップが完了すると、その内容のメッセージが書かれたウィンドウが表示されま
す。
11. [OK]ボタンをクリックします。
 これで、ドライブバックアップが保存されました。ここでログを保存したり、[次へ]
ボタンをクリックして別の作業を開始したりできます。
以下も合わせてご覧下さい:
 [バックアップ設定]画面 31
 [バックアップウィザードの完了]画面 36
 Nero BackItUp ImageTool を終了する 97
 [FTP]タブ 110
12.5
ドライブバックアップをベリファイする
Nero BackItUp ImageTool を利用して、既存のドライブバックアップをベリファイすること
ができます。Nero BackItUp ImageTool は、バックアップを使用して正常にリストアできる
かをベリファイします。 データ完全性をチェックします。 ソースデータと比較したバック
アップのチェックもします。 バックアップ後すぐにベリファイを実行するときに、それま
での期間にデータ変更がない場合は、データのベリファイ機能を使用できます。
データのベリファイを実行するには、次の手順を実行します。
1. [ベリファイ]ボタンをクリックします。
 [ベリファイウィザード]ウィンドウが開き、[ようこそ]画面が表示されます。
2. [次へ]ボタンをクリックします。
 [ベリファイ設定]画面が表示されます。
3.
ボタンをクリックします。
4. [ファイル]ウィンドウが開きます。
Nero BackItUp
93
Nero BackItUp ImageTool
5. ドライブバックアップを選択して、[OK]ボタンをクリックします。
 [ファイル]ウィンドウが閉じます。 選択したバックアップが[バックアップを選択]
表示パネルに転送され、バックアップ名が表示されます。
6. バックアップしたドライブの CRC チェックサムと、元のドライブの CRC チェックサムを
比較するには、[CRC でベリファイ]オプションフィールドを選択します。
7. バックアップと元のドライブをセクタ単位で比較する場合は、[セクタバイセクタ]フィー
ルドを選択します
CRC チェックサムの計算は、セクタの比較よりも時間がかかりますが、通常
はより正確な結果が出ます。
8. 下方にあるエリアから、該当するハードディスクまたはパーティションを選択します。
9. [ベリファイ]ボタンをクリックします。
 [ベリファイプロセス]画面が表示されます。 進行状況バーとメッセージを利用して、
ベリファイの進行状況を追跡できます。
10. ベリファイが正常終了すると、ダイアログボックスが開いて、ベリファイの結果が表示され
ます。
「データベリファイ作業が正常に終了しました。」メッセージは、ベリファイ
したデータにエラーがなく、リストアできる状態であることを意味します。
「データのベリファイプロセス失敗」メッセージが表示された場合は、ベリフ
ァイしたバックアップを使ってリストアプロセスを正常に実行できることは保
証されません。これにはいくつかの理由が考えられます。たとえば、バックア
ップファイルにエラーがある場合や、コンピュータ上に比較するデータがない
場合などです。
11. [OK]ボタンをクリックします。
 これで、ドライブバックアップのベリファイは完了です。
以下も合わせてご覧下さい:
 Nero BackItUp ImageTool を終了する 97
Nero BackItUp
94
Nero BackItUp ImageTool
12.6
ドライブバックアップをリストアする
Nero BackItUp ImageTool を利用して、ドライブバックアップをリストアすることができま
す。 Nero BackItUp ImageTool は、CD/DVD から起動するので、リストアの間はハードデ
ィスクはアクティブではありません。 これによって、Windows で Nero BackItUp を利用し
たリストアとは異なり、大幅にセキュリティが向上します。 ただし、Nero BackItUp Image
Tool を利用して、ドライブバックアップの個々のファイルを選択することはできず、ドラ
イブ全体をリストアすることになります。
ドライブをリストアするには、次の手順を実行します。
1. [リストア]ボタンをクリックします。
 [ようこそ]画面がある[リストアウィザード]ウィンドウが開きます。
2. [次へ]ボタンをクリックします。
 [リストア設定]画面が表示されます。
3.
ボタンをクリックします。
 [ファイル]ウィンドウが開きます。
4. ドライブバックアップを選択して、[OK]ボタンをクリックします。
 [ファイル]ウィンドウが閉じます。
 バックアップした全パーティションを含むハードディスク、またはバックアップしたハ
ードディスクのパーティションが[リストア設定]画面に表示されます。バックアップ
されていないパーティションは、淡色表示されます。
5. リストアするハードディスクまたはパーティションを選択します。
技術的な理由から、パーティションは 1 回のリストア手順で 1 つしかリストア
できません。
6. [次へ]ボタンをクリックします。
 [ドライブリストア設定]画面が表示されます。
Nero BackItUp
95
Nero BackItUp ImageTool
7. [ターゲット位置の選択]ドロップダウンメニューで、バックアップをリストアする場所を
選択します。
1. リストアする対象にハードディスク全体を選択した場合は、ターゲットロケーションと
してハードディスクを選択します(たとえば、[ディスク 1])。

[リストアするパーティションのサイズ]エリアが表示されます。
2. リストアする対象にパーティションを選択した場合は、ターゲットロケーションとして
パーティションを選択します(たとえば、[データ (D)])。
8. [リストアするパーティションのサイズ]エリアでは、リストアのサイズを[ターゲット]
サイズに合わせるか、[ソースサイズ]に合わせるかを指定します。
ターゲットサイズとソースサイズのいずれに合わせるか
[ターゲットサイズに合わせる]: ターゲットパーティションのサイズは変更
されません。 リストアに不要なスペースは空スペースになりますが、パーティ
ションの一部であることに変わりありません。
[ソースサイズに合わせる]: ターゲットパーティションのサイズはバックア
ップ元のパーティションのサイズに合わせて縮小されます。 不要となったパー
ティションのスペースは、パーティションの一部ではなくなります。必要に応
じてこの未使用のスペースをパーティションし直すことが可能です。
9. リストアするハードディスクまたはパーティションにオペレーティングシステムが含まれて
いる場合や、コンピュータの起動時にオペレーティングシステムを起動したい場合には、M
BR をリストアするために[MBR のリストア]チェックボックスを選択します。
10. [次へ]ボタンをクリックします。
 [リストアウィザード完了]画面が表示されます。 前回設定したオプションが表示され
ます。
11. リストア後にデータをベリファイする場合は、該当するチェックボックスを選択します。
12. [リストア]ボタンをクリックします。
 [リストアプロセス]画面が表示され、リストアプロセスが開始されます。進行状況バ
ーとメッセージを利用して、プロセスを追跡できます。
 リストアが完了すると、その内容のメッセージが書かれたウィンドウが表示されます。
Nero BackItUp
96
Nero BackItUp ImageTool
13. [OK]ボタンをクリックします。
 これで、ドライブバックアップのリストアは完了です。 ここでログを保存したり、また
は[次へ]ボタンをクリックして別の操作(同じリストアを再実行する、新しいリスト
アを作成する、ウィザードを閉じる、など)を開始できます。
以下も合わせてご覧下さい:
 Nero BackItUp ImageTool を終了する 97
12.7
Nero BackItUp ImageTool を終了する
Nero BackItUp ImageTool を終了するには、次の手順を実行します。
1. ドライブからブータブル CD/DVD をイジェクトします。
2. ドライブがロックされている場合は、[開く] > [CD/DVD]をクリックすると、すべての
ドライブがイジェクトされて CD または DVD を取り出すことができます。
3. [ファイル]メニューをクリックして、[システムをシャットダウン]を選択します。
 Nero BackItUp ImageTool が終了し、コンピュータがシャットダウンします。
Nero BackItUp
97
そのほかの機能
13
そのほかの機能
13.1
ウイルススキャナの更新
Nero BackItUp には、書き込まれるデータを検査するウィルススキャナが組み込まれていま
す。これにより、ウィルスに感染したデータの書き込みを未然に防ぎます。 ウィルススキ
ャナのデータベースは、定期的に更新するようおすすめします。 データベースの更新には
、インターネット接続を利用します。
ウィルススキャナを更新するには、次の要件を必ず満たしてください。
 インターネットに接続できる。
ウィルススキャナを更新するには、次の手順を実行します。
1. [ヘルプ]メニューをクリックして、[アンチウィルススキャナの更新]を選択します。
 [リモートステータス]ウィンドウが開きます。
 Nero BackItUp は FTP サーバー av.nero.com に接続して、アンチウィルスファイルをダ
ウンロードします。 更新の進行状況が、同じウィンドウに表示されます。
 データベースが更新されると、[OK]ボタンが有効になります。
2. [OK]ボタンをクリックします。
 以上で、ウィルススキャナデータベースの更新は完了です。
以下も合わせてご覧下さい:
 [バックアップ]タブ 104
13.2
書き換え可能なディスクの消去
Nero BackItUp を使用すると、書き換え可能なディスク(RW ディスク)を消去できます(
ただし、バーナーがこの機能に対応している場合に限ります)。書き換え可能なディスクの
消去するときは、ディスクタイプが CD-RW、DVD+RW、DVD-RW、および DVD-RAM の
ディ スクがサポートされます。
次の消去方法が使用できます。
Nero BackItUp
98
そのほかの機能
高速消去では、ディスクから物理的にデータが削除されずに、既存の内容への参照が消去さ
れてアクセスできなくなるだけです。データを復元することができます。
完全消去では、ディスクをゼロで上書きすることによって、ディスクからデータが削除され
ます。ディスクの内容が通常の方法で復元できなくなります。繰り返し完全に消去すること
で、第三者がディスクの内容を再構築しにくくなります。
RW ディスクを消去するには、次の手順を実行します。
1. 消去する内容が入っている、書き換え可能なディスクを挿入します。
2. [ツール]メニューをクリックして、[書き換え可能なディスクの消去]を選択します。
 [書き換え可能なディスクの消去]ウィンドウが開きます。
[書き換え可能なディスクの消去]ウィンドウ
3. 複数のバーナーを装備している場合は、[ドライブの選択]ドロップダウンメニューでレコ
ーダーを選択します。
4. [使用する消去方法を選択して下さい]ドロップダウンメニューから、消去方法を選択しま
す。
Nero BackItUp
99
そのほかの機能
次の消去方法が使用できます。
高速消去では、ディスクから物理的にデータが削除されずに、既存の内容への
参照が消去されてアクセスできなくなるだけです。データを復元することがで
きます。
完全消去では、ディスクをゼロで上書きすることによって、ディスクからデー
タが削除されます。ディスクの内容が通常の方法で復元できなくなります。繰
り返し完全に消去することで、第三者がディスクの内容を再構築しにくくなり
ます。
5. [削除]ボタンをクリックします。
 消去プロセスを開始します。 ウィンドウ内の進行状況バーで、消去処理の進行状況を確
認できます。 データの消去が完了すると、ウィンドウが閉じられ、ディスクがイジェク
トされます。
6. ディスクを取り出します。
 以上で、書き換え可能なディスクの消去は完了し、ディスクに再び書き込める状態にな
りました。
Nero BackItUp
100
[オプション]ウィンドウ
14
[オプション]ウィンドウ
[オプション]ウィンドウでは、Nero BackItUp を使用して作業するためのオプションを設
定できます。 ウィンドウを開くには、[ファイル]メニューから[オプション]を選択し
ます。
[オプション]ウィンドウ
次のタブが使用できます。
一般
Nero BackItUp を使用して作業するための一般的なオプションがありま
す。
バックアップ
バックアップ用のプロファイルやフィルタを選択するためのオプション
があります。
ジョブ
Nero BackItUp
ジョブ実行で使用するオプションがあります。
101
[オプション]ウィンドウ
リストア
ファイルのリストアに使用するオプションがあります。 コンピュータに
すでに存在するファイルをリストアする際の実行方法を設定できます。
ログファイル
ログファイルのためのオプションがあります。ここで、ログファイルに
取り込む情報やログファイルの保存先を指定できます。
ファイルフィ
フィルタの作成、変更、削除ができます。
ルタ
E-mail 通知
さまざまイベントについて E-mail 通知を設定できます。
FTP サーバー
FTP サーバーを設定します。
キャッシュ
キャッシュのオプションが表示されます。 ここで、ファイルのキャッシ
ュ先を指定できます。
バックアップデータベースを有効にして、そのパスを指定することもで
きます。バックアップデータベースには、バックアップ名、作成日、サ
イズ、および取り込まれたすべてのファイルの名前とパスが保存されま
す。バックアップデータベースは、リストアプロセス中のファイル検索
などに使用されます。
[高度機能]
Nero BackItUp を使用して作業するための高度機能があります。
タブ
ファイルバックアップや書き込みについての高度な知識がある場合にの
み、初期設定を変更することをおすすめします。
サウンド
14.1
さまざまなイベントにサウンドを割り当てることができます。
[一般]タブ
[一般]タブには、Nero BackItUp を使用して作業するための一般的な設定オプションがあ
ります。
Nero BackItUp
102
[オプション]ウィンドウ
次の設定オプションが使用できます。
チェックボックス
ツールチップの表示を有効にします。 ツールチップには画面
ツールチップを表示
要素の簡単な説明があります。ツールチップは、画面要素の
上でマウスを静止させたときに「吹き出し」の中に表示され
ます。
チェックボックス
シェルコンテキストメニューから Nero BackItUp を起動でき
シェルコンテキストメニ
るようにします。シェルコンテキストメニューには、さまざ
ューで Nero BackItUp を
まな関連情報が用意されています。 Windows® エクスプロー
有効にする
ラのファイルやフォルダ上で、マウスの右ボタンをクリック
するとシェルコンテキストメニューが開きます。
チェックボックス
最大速度でディスクの書き込みをします。
ディスク書き込みの際は
最大速度を使用する
チェックボックス
バックアップ後にファイルをベリファイするときに、ファイ
ファイルコンペアの際は
ルプロパティの時間の違いを無視します。(たとえば、ファ
時間の違いを無視する
イルが非常に大きいためにバックアップに時間がかかった場
合に、そのような時間の違いが発生することがあります。)
ファイルを同一として認識できる時間の違いを秒単位で入力
フィールドに入力します。
チェックボックス
[Push for Backup]サービスを有効にします。このサービス
機器上のバックアップボ
を開始するには、サービスに対応している外付けハードディ
タンを有効にする
スクと、ハードディスクの[Push for Backup]ボタンに対応
するソフトウェアが必要です。このサービスによって、事前
に定義済みのバックアップが Nero BackItUp によって自動的
に実行されます。
この機能についての詳細は、通常はハードディスクまたはア
プリケーションの[ヘルプ]で参照できます。
Nero BackItUp
103
[オプション]ウィンドウ
システム電源を切る選択
システムの電源を切るかどうかを指定し、切る場合はその時
リスト
間を指定します。
チェックボックス
無効にしたメッセージをすべて表示します。
すべてのメッセージボッ
クスを表示
スライダ
システムでの Nero BackItUp のプロセスの優先度を指定しま
スレッド優先度
す。[アイドル]値を選択すると、システムでプロセスを実
行していない、あるいは標準プロセスのみを実行していると
きに、Nero BackItUp のプロセスを開始します。
コメント
14.2
標準的なコメントを入力できます。
[バックアップ]タブ
[バックアップ]タブには、バックアップ用の設定オプションが用意されています。
[バックアッププロファイルの選択]エリアでは次の設定オプションが使用できます。
ドロップダウンメニュー
バックアップの初期設定のプロファイルを選択します。
標準プロファイル
プロファイルは、このタブに定義されたフィルタと設定で構
成されます。
ボタン
編集したプロファイルを新しい名前で保存します。
保存
このボタンは、このタブで設定を変更してプロファイルが変
更された場合にのみ有効になります。
Nero BackItUp
ボタン
選択したプロファイルを削除します。
削除
標準プロファイルは削除できません。
104
[オプション]ウィンドウ
[オプション]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。
チェックボックス
バックアップ前にファイルをチェックしてウィルスチェッ
バックアップ前にウイルスチ クを実行します。
ェックを実行
チェックボックス
バックアップを暗号化します。 パスワードを設定する必
バックアップを暗号化
要があります。
チェックボックス
バックアップ後に、データが完全で読み取り可能であるか
バックアップ後にベリファイ をベリファイします。
する
チェックボックス
バックアップ前にデータを圧縮します。
バックアップ前にデータを圧
縮
ボタン
圧縮率を決定します。
圧縮設定
[拡張オプション]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。
Nero BackItUp
105
[オプション]ウィンドウ
ドロップダウンメニュー
ファイルバックアップを保存する形式についてのオプション
ファイルバックアップ形
があります。 次の項目が使用できます。
式
[各ファイルを個別にバックアップする]: 各ファイルを個別
にバックアップします。任意のコンピュータやシステムから
バックアップの内容にアクセスできることが重要な場合に、
このオプションを選択します。 バックアップの内容を圧縮し
たいときに、このバックアップタイプが選択されている場合
は、各ファイルが 1 つずつ圧縮されます。
[複数のファイルを 1 つのアーカイブに保存する]: ファイ
ル拡張子を *.nba の Nero BackItUp 形式のバックアップを作
成します。ファイルの構造情報は、バックアップファイルに
保存されます。 完全バックアップ機能と最小メモリが重要な
場合に、このオプションを選択します。
[いくつかのファイルと NTFS ストリーム 1 つのアーカイブ
にバックアップする]: MTF(Microsoft Tape File)形式でバ
ックアップを生成します。 バックアップの内容には、個々の
ファイルに加えて、既存のデータストリーム(NTFS version
5.0 の NTFS ストリーム)が含まれます。 NTFS ストリーム
をバックアップすることが重要な場合に、このオプションを
選択します。
ボタン
[ファイルフィルタの選択]ウィンドウを開きます。フィル
追加/削除
タをプロファイルに追加したり、プロファイルから削除した
りできます。
選択リスト
[初期設定プロファイル]ドロップダウンメニューで選択し
ファイルフィルタ
たプロファイルのフィルタを表示します。
チェックボックス
DOS 互換形式でバックアップを保存します。
8.3ファイル名をバックア
ップに使用
Nero BackItUp
106
[オプション]ウィンドウ
チェックボックス
バックアップから空のフォルダを除外します。
空のフォルダをバックア
ップしない
チェックボックス
バックアップ更新で[追記バックアップ]または[差分バッ
追記または差分バックア
クアップ]を選択する場合に、新しく追加されたファイルを
ップで新しいファイルを
バックアップに追加します。
追加
以下も合わせてご覧下さい:
 フィルタ: 74
 ウイルススキャナの更新 98
14.3
[ジョブ]タブ
使用できるチェックボックスは、次のとおりです:
Nero BackItUpスケジューラ
Nero BackItUp スケジューラのアイコンを、オペレーティ
アイコンをシステムトレイに ングシステムのシステムトレイに表示します。
表示
ディスク書き込み前に警告を ジョブ実行前に、該当するメッセージが記載されたダイア
表示
ログボックスをシステムが表示し、メッセージが確認され
た後でのみディスクに書き込みます。
設定で更新されたセッティン ジョブ実行時に、オプションで指定した最新の設定を使用
グを常に使用
します。
このチェックボックスを選択しない場合は、ジョブ作成時
に有効だった設定を使用します。
ターゲットドライブの空き容 バックアップターゲットの容量不足を知らせる警告を表示
量が以下を下回ったときに警 します。 入力フィールドに、必要な空き容量の最小値を
告を表示
Nero BackItUp
設定します。
107
[オプション]ウィンドウ
ハードディスク上の同じ完全 ハードディスクに保存する完全バックアップの数を設定し
バックアップは最新版を保存 ます。
する
14.4
[リストア]タブ
[リストア]タブでは、リストアプロセス中に既存のバックアップファイルがコンピュータ
上にある(または残っている)ときに実行する操作を定義できます。
次の設定オプションが使用できます。
オプションボタン
バックアップファイルをリストアしません。 コンピュー
コンピュータ内のファイルを タ上のファイルはそのままです。
置き換えない
オプションボタン
コンピュータ上のファイルをバックアップファイルで置き
コンピュータ内のファイルが 換えます(バックアップファイルが新しい場合のみ)。
古い場合は、バックアップか このオプションを選択することをおすすめします。
ら上書きする
オプションボタン
バックアップファイルをリストアします。 コンピュータ
コンピュータ内のファイルを 上のファイルは上書きされます。
常に置き換える
オプションボタン
リストアプロセス前にターゲットフォルダを削除し、バッ
リストア先のフォルダをリス クアップファイルをリストアします。
トア前に削除
オプションボタン
対象のファイルごとにダイアログボックスを開きます。
ファイルごとに確認
そのファイルをバックアップコピーで置き換えるかどうか
を選択できます。
チェックボックス
上書きする前に、コンピュータ上のファイルのバックアッ
ファイルを上書きする前にバ プコピーを作成します。
ックアップを作成する
Nero BackItUp
108
[オプション]ウィンドウ
14.5
[E-mail 通知]タブ
[E-mail 通知]タブでは、さまざまイベントについて E-mail 通知を設定できます。
次の設定オプションが使用できます。
チェックボックス
E-mail 通知の送信を有効にします。
E-mail 通知有効
エリア
サーバー名や送信者など、E-
E-mail 設定
mail の送信についての設定をします。
ボタン
E-mail を送信する時間と送信先を設定します。 E-
追加
mail 通知を発生させるイベントを設定できます。
ボタン
選択した項目を編集します。
編集
ボタン
選択した項目を削除します。
削除
14.5.1 イベントと E-mail 通知
Nero BackItUp を使用して、特定のイベントの自動 E-mail 通知を設定できます。
これらのイベントは、[オプション]ウィンドウ([ファイル] > [オプション])の[E
-mail 通知]タブで追加できます。
次のイベントを選択できます。


バックアッププロセスが正常に完了しました。
バックアッププロセスが完了しました。 バックアップできなかったファイルがあります
。


バックアッププロセスは正常に完了しましたが、ベリファイに失敗しました。
バックアップは正常に完了しましたが、バックアップとベリファイの間で複数のファイ
ルが変更されました。 選択したパーティションまたはハードディスクがバックアップ前
にロックされていない場合に、このことが発生する可能性があります。

Nero BackItUp
バックアッププロセスが失敗しました。
109
[オプション]ウィンドウ


リストアプロセスは正常に完了しました。
リストアプロセスは正常に完了しました。 リストアされたボリュームについての変更は
システム再起動後に更新されます。






リストア作業に失敗しました。
リストア作業はユーザーにより中断されました。
データベリファイ作業が正常に終了しました。
ベリファイが完了しましたが一部のファイルはベリファイできませんでした。
データのベリファイプロセス失敗
リストアプロセスは正常に完了しました。 リストアされたボリュームについての変更は
システム再起動後に更新されます。
14.6
[FTP]タブ
[FTP]タブで、FTP サーバーの追加、変更、削除ができます。
次の設定オプションが使用できます。
チェックボックス
[リモートホスト]エリアをアクティブにします。
バックアップとリストアにリモ
ートホストを使用
リスト
設定した FTP サーバーを表示します。
リモートホスト
ボタン
FTP サーバーを登録できる[リモートホスト設定]ウ
新規作成
ィンドウを開きます。[テスト]ボタンを使用して接続
が確立された場合のみ、FTP サーバーを受け付けるこ
とができます。
ボタン
選択した FTP サーバーを削除/編集します。
削除/編集
Nero BackItUp
エリア
プロキシ設定をします。 ローカルプロキシを使用して
プロキシ設定
いる場合に設定できます。
110
[オプション]ウィンドウ
入力フィールド
FTP サーバーでのバックアップの最大サイズを設定し
最大アーカイブサイズ
ます。
作成された FTP サーバーは、ブータブル CD/DVD を作成するときに保存され
、各 Nero BackItUp ImageTool オプションに適用されます(Nero BackItUp
ImageTool でこれらを有効にするには、Nero BackItUp ImageTool オプション
でネットワークが設定されている必要があります)。
14.7
[高度機能]タブ
[高度機能]タブには、Nero BackItUp を使用して作業するためのその他の設定オプション
があります。
使用できるチェックボックスは、次のとおりです:
圧縮にテンポラリストレージ
キャッシュにテンポラリデータを保存しません。
を使用しない
フォルダとファイルのアクセ
フォルダとファイルのアクセス権が設定されている場合
ス権をバックアップする
に、そのアクセス権のバックアップもします。
データメディアが NTFS ファイルシステムを使用してい
る場合のみ、この機能を実行できます。
ファイルコンペアに CRC チ
ファイルのリストアと置き換えのときに、CRC チェック
ェックサムを使用
サムをベリファイします。
このボックスを選択しない場合は、ファイル名だけが比
較されます。
ファイルバックアップ後にフ
バックアップ後に、ファイルとフォルダのアーカイブビ
ァイルとフォルダのアーカイ
ットを 0 に設定します。この 0 の値は、そのファイル/フ
ブビットをクリア
ォルダがアーカイブされて、それ以降に変更されていな
いことを示します。
Nero BackItUp
111
[オプション]ウィンドウ
スクリプティングを有効にす
スクリプティングと[設定]ボタンを有効にします。
る
設定
[スクリプティング設定]ウィンドウを開きます。 アク
ションスクリプトの自動書き出しを選択したり、そのス
クリプトをある手順の前または後のどちらで実行するか
を設定したりできます。
バックアップ後にディスクを
バックアップ後にディスクをイジェクトしません。
イジェクトしない
必要な場合書き換え可能なデ
バックアップに使用する空き容量が不足している場合に
ィスクを自動的に消去
、書き換え可能なディスクを消去します。 消去前に、書
き換え可能なディスクを消去しないというオプションが
用意されているダイアログボックスが表示されます。
待ち時間
Nero BackItUp が書き換え可能なディスクを消去するま
でに、ダイアログボックスが入力を待つ時間の長さを設
定します。
インテリジェント圧縮を有効
インテリジェント圧縮と[設定]ボタンを有効にします
にする
。
設定
[インテリジェント圧縮フィルタ]ウィンドウを開きま
す。 バックアップ時間を節約するために、バックアップ
時に圧縮しないファイルタイプを設定できます。
ファイルバックアップでシャ
ファイルバックアップに使用するシャドウコピーを作成
ドウコピーを使用する
します。 作業中で開いているファイルも保存できます。
ファイルバックアップの前に
ファイルにアクセス可能であるかをバックアップ前に確
ファイルアクセスをスキャン
認します。
する
Nero BackItUp
112
[オプション]ウィンドウ
ファイルサイズがこれより大
バックアップ時にディスクの制限値に達した場合に、小
きい場合分割
さいファイルに分割するファイルのサイズを設定します
。
ここで作成された設定値よりも小さいサイズのファイル
は、ディスクの制限値に達したときに分割されるのでは
なく、新しいディスクに書き込まれます。
Nero BackItUp イメージツー
[Nero BackItUp ImageTool]を使用して起動できるよう
ルでブータブルディスクを作
にするブータブルディスクを作成します。Nero BackItUp
成
ImageTool は、複数の言語で使用可能なグラフィカルユ
ーザーインターフェースを備えたバックアップとリスト
アのプログラムです。
このチェックボックスを選択しない場合は、[Nero BackItUp NRestore]を使用してブータブルディスクを作成
します。 これは DOS ベースのバックアップとリストア
のプログラムで、英語でのみ使用できます。
このマニュアルでは、Nero BackItUp ImageTool のみが
説明されています。
ツリー構造で選択したアイテ
ツリー構造で選択したバックアップのファイルを印刷し
ムを印刷
ます。
このボックスを選択しない場合は、リスト形式でファイ
ルがプリントアウトされます。
Ne-
Nero BackItUp ImageTool が起動するときに言語選択ダ
ro BackItUp ImageTool で言語 イアログを有効にします。
の変更を有効にする
このチェックボックスが無効の場合は、作成したときに
Nero BackItUp で有効にした言語で Nero BackItUp ImageTo
ol が起動します。
Nero BackItUp
113
[オプション]ウィンドウ
ドライブバックアップ CRC
ドライブバックアッププロセス中に CRC チェックサム
有効
を計算します。これによってセキュリティが強化されま
すが、時間がかかります。
書き換え可能なディスクを自動的に消去する必要がある場合は、消去方法は選
択できません。高速消去が使用されます。完全消去を使用したい場合は、書き
換え可能なディスクを手動で消去する必要があります。
バックアップで作成された *.nba 形式のバックアップコピーは、ZIP アーカイ
ブです。通常は、ZIP アーカイブ内のファイルは圧縮されています。インテリ
ジェント圧縮では、アーカイブ内のファイルが圧縮されないように設定できま
す。この機能は、JPG、ZIP、MP3 など、すでに圧縮されているファイルタイ
プの場合に利用できます。この場合、バックアップ時間は短くなりますが、バ
ックアップファイルのサイズが若干大きくなることがあります。
以下も合わせてご覧下さい:
 書き換え可能なディスクの消去 98
 Nero BackItUp ImageTool 81
Nero BackItUp
114
技術的な情報
15
技術的な情報
15.1
対応形式
15.1.1 ディスク種別



CD
DVD
Blu-ray - 書き込みのみ
Blu-ray 対応の詳細については、www.nero.com/link.php?topic_id=416 を参照
してください。
実際に使用できる項目および実際に書き込めるディスクタイプ(DVD など)
は、使用しているレコーダーによって異なります
15.1.2 対応ファイルフォーマット
Nero BackItUp では、次のファイルシステムをサポートしています。
ファイルのバックアッププロセスとリストアプロセスは、次のファイルシステムに対応して
います。



FAT16
FAT32
NTFS
ドライブのバックアッププロセスとリストアプロセスは、次のファイルシステムに対応して
います。




Nero BackItUp
FAT16
FAT32
NTFS
ext2/3
115
技術的な情報

ReiserFS
NTFS ファイルシステムでのファイルのバックアッププロセスとリストアプロセスは、一般
的に次の NTFS ストリーム(NTFS version 5.0 以降)に対応しています。






標準データストリーム
セキュリティストリーム
暗号化ストリーム
オブジェクト識別子ストリーム
代替データストリーム
リパースストリーム(ジャンクションポイントなど。1 枚のディスクに収まるバックア
ップにのみ対応)



拡張属性ストリーム
スパースストリーム
ハードリンク
NTFS ストリーム
NTFS ストリームとは、メインファイルに属する非表示のファイルフラグメン
トのことです。 特に、Windows® 2000 や Windows® XP® での NTFS ストリ
ームのことを指します。 ドライブバックアップではセクタ全体がバックアップ
されるので、NTFS ストリームは自動的にバックアップされます。
Nero BackItUp の[オプション]([バックアップ]タブ)で、ファイルバッ
クアップ用に NTFS ストリームのバックアップを設定できます。
Nero BackItUp は、ドライブバックアップとイメージファイルをハードディスクに保存する
ときに、次のファイルシステムに対応しています。



FAT16
FAT32
NTFS
Nero BackItUp ImageTool は、ドライブバックアップとイメージファイルをハードディスク
に保存するときに、次のファイルシステムに対応しています。


Nero BackItUp
FAT16
FAT32
116
技術的な情報



ext2/3
ReiserFS
NTFS
以下も合わせてご覧下さい:
 [バックアップ]タブ 104
15.1.3 対応ソースメディア
Nero BackItUp のバックアップは、一般的に次のソースメディアに対応しています。









ディスク
内蔵ハードディスク
外付けハードディスク
USB ハードディスク
FireWire ハードディスク
ネットワークドライブ(LAN)
リムーバブルメディア
FTP サーバー
イメージファイル
FTP サーバーを使用できるようにするには、[オプション]で FTP サーバー
を入力しておく必要があります。
以下も合わせてご覧下さい:
 [FTP]タブ 110
 [一般]タブ 102
Nero BackItUp
117
用語集
16
用語集
AES 暗号化
AES(Advanced Encryption Standard)では、長さが 128、192、および 256 ビットの対称
鍵暗号化が使用されます。これによって、機密データが未承認のアクセスから保護されます
。
CRC
巡回冗長検査(Cyclic Redundance Check)とは、データの転送またはコピー中に使用され
るエラー検出手順のことです。最初に定義されたデータ量でチェックサムが計算され、デー
タブロックと一緒に渡されます。処理が終了した後に、再度チェックサムが計算され、最初
の値と比較されます。差があるときは、エラーが存在することを意味します。
FTPサーバー
FTP サーバーは、インターネットを介してアクセスできるデータ記憶装置です。通常は、
匿名でアクセスします。FTP サーバーは、バックアップの記憶場所としてよく使用されま
す。
NTFS
New Technology File System は Windows® ファイルシステムです。アクセス管理や権限管
理を個別に設定できることや、データ記憶域を最適化して処理速度を維持できる、などの利
点があります。
アーカイブビット
アーカイブビットは、ファイルが編集されたかどうかを特定するために使用されます。 フ
ァイルが編集されていた場合には、次回のバックアッププロセス時に再保存のみが実行され
ます(その結果、アーカイブビットはリセットされます)。
イメージ
イメージとは、ハードディスクドライブに保存された 1 つのファイルで、ディスク全体の
イメージが含まれたものです。書き込み処理中に問題が発生した場合や、PC にレコーダー
が接続されていない場合でも、ディスクイメージを使用すれば後でメディア上に正確に同じ
Nero BackItUp
118
用語集
コピーを作成することができます。イメージには、ハードディスク上に元のディスクの内容
と同じ空き領域が必要です。
クラシック暗号化
クラシック暗号化とは、AES 暗号化より前に使われていた暗号化のことです。同様に、対
称鍵暗号化アルゴリズムが使用されます。鍵の長さは 56 ビットです。
シャドウコピー
シャドウコピーとは、ある時点でのファイルのスナップショットのことです。この機能の利
点は、Nero BackItUp などのバックアッププログラムがファイルをバックグラウンドでバッ
クアップしている間も、このファイルでの作業を継続できるという点です。システムによっ
て継続的に変更されるシステムファイルを保存したい場合には、この機能が特に効果的です
。
ドライブ
記憶装置のための一般的な用語で、読み込み機能のほかに、書き込み機能が用意されている
ことが多く、RAM の外側に配置されています。ドライブには、物理ドライブ(ハードディ
スク)、論理ドライブ(パーティション)、光ドライブ(CD/DVD ドライブ)などがあり
ます。
パーティション
パーティションとは、ハードディスクのセクションのことです。ハードディスクをいくつか
のパーティションに分割し、それぞれを独立したドライブのように別々に操作することがで
きます。このため、パーティションは「論理」ドライブとも呼ばれます。
ハードディスク
ハードディスクとは、回転する磁気ディスク上の、バイナリデータが書き込まれる物理ドラ
イブのことです。ハードディスクは、コンピュータに取り付けるだけでなく、いわゆる外付
けハードディスクドライブとしてコンピュータに接続することもできます。
バックアップ
コンピュータのデータを別の記憶域メディアにコピーします。バックアップは、バックアッ
ププログラムが提供する特殊なフォーマットで作成されます。
Nero BackItUp
119
用語集
バックアップセット
バックアップセットは個々のバックアップで構成されます。構成メンバーは、完全バックア
ップと差分バックアップ拡張、または完全バックアップと 1 つ以上の追記バックアップ拡
張になります。
ブータブル CD
ブート処理とは、コンピュータの起動時にオペレーティングシステムをロードすることです
す。通常、これはハードディスクから実行されます。ただし、なんらかの理由でハードディ
スクから起動したくない場合、またはブートできない場合は、ブート CD を使用してハード
ディスクからオペレーティング環境をロードできます。
マスターブートレコード MBR
マスターブートレコード(MBR)は、ハードディスクの最初のセクタにあります。このレ
コードにはオペレーティングシステムを起動するブートファイルが含まれます。また、ドラ
イブのパーティションも定義されています。
マルチセッションディスク
マルチセッションディスクには固定されていない複数のセッションを含むことができます。
そのため、後から新しいセッションにデータを追加でき、ディスクはいっぱいになるまで閉
じられません。
リストア
リストアとは、以前に作成されたバックアップコピーとバックアッププログラム(Nero Ba
ckItUp など)を使用して、データを以前の状態またはコピーデータに戻すことです。
差分バックアップ
差分バックアップも、バックアップ更新/バックアップ拡張の種類の 1 つです。最初の完全
バックアップから変更または追加されたデータだけがバックアップされます。
追記バックアップ
追記バックアップは、バックアップ更新/バックアップ拡張の種類の 1 つです。前回のバッ
クアップ(最初の完全バックアップまたは以前の追記バックアップ)から変更または追加さ
れたデータだけがバックアップされます。このようなバックアップ拡張が追記バックアップ
Nero BackItUp
120
用語集
と呼ばれるのは、通常は複数の追記バックアップが 1 つの完全バックアップに追加される
ためです。
Nero BackItUp
121
お問い合わせ
17
お問い合わせ
Nero BackItUp は、Nero AG の製品です。
Nero AG
Im Stoeckmaedle 13-15
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