食品安全とトレーサビリティに 関するセミナー アントワーヌ・クタン氏 ディアナナチュラル 社長 2007年3月12日 東京 Janvier 2007 ディアナグループは、売上げはおよそ2億5千万ユーロで、100%食品 産業に特化した企業です。 COGNITAS EUROPEAN FUND 96 % 100 % 自然原料 100 % 調理用原料 100 % ペットフード原料 ディアナ・ナチュラルの概要 2006年 Ö 売上げ Ö 輸出 8600万€ 75 %. うちアジア 20%、日本はアジア内№1輸出国 本社 Ö Antrain(アントレン) フランス・ブルターニュ地方 海外拠点 Ö ニューヨーク、バンコク、上海、ブエノスアイレス 分野: Baby Foods + Health ベビーフード+健康 13% 食品 Savoury + Flavourists 47% Beverage 15% 香料+フレーバー 飲料 3 Sw eet 25% 菓子・デザート ディアナ・ナチュラルの品質政策と戦略構想の密接な関連 戦略構想: ディアナ・ナチュラルは、最大限の安全性とトレーサビリティの条件で、 食肉製品、海産物、果物、野菜およびワインから、 栄養と健康、味覚と色彩の機能を考えたソリューションを作りながら、 食品企業のための自然な原料の世界的専門家となることを 目指しています。 品質と安全政策: 戦略の成功を確実にし、顧客の満足を確保するためには、 サービス、コスト、安全性、品質など、企業のあらゆる側面で の品質アプローチ(ISO方式)を行う必要があります。 4 食品安全を構成する様々な要素 テクノロジー ISO&HACCP サプライヤーとの業務提携 リスク予防 危機管理 コミュニケーション 5 トレーサビリティ ディアナ・ナチュラルは、 農薬・殺虫剤に関する日本の新規制を、 野菜・果物の原料購入に採用 日本の輸入業者と 生産者 ディアナ・ナチュラル 果物・野菜: トレーサビリティ + 日本で許可される ポジティブリスト プロセス& 研究開発 への応用 野菜・果物 への ナチュラルの 集中 完成品 (飲料、 調味料) 製造 製造 大規模 流通 農家 日本の厚生労働省規定MRL (残留農薬最大基準値) 参照:「食品に残留する農薬等に関する ポジティブリスト制度」 6 消 費 者 外食 ディアナ・ナチュラル 2006年9月、新欧州基準を採用して小児用シリアル・フレーク 製造工場をオープン。 エンテロバクター( 腸内菌)予防の為 、温度と湿度の調 節可能な バクテリ ア・エアフィルター で安全性を高めた 室内で乾燥フィル ムを回収 7 2006年2月、ディアナ・ナチュラルは、 フランスでの鳥インフルエンザ出現に直面 総合食品 管理局 と A.F.S.A.* 大使館 経済部 ブルターニュ 地方 獣医局 ディアナ・ナチュラル監視室 (2005年に設置) 輸入国 の 衛生管理当局 メディア 顧 客 *AFSA: フランス食品安全局 8 結論:食品安全に含まれるリスク予防と 危機管理の要点 食品安全に対して最も重要な点: - 品質と安全性に関して、常時向上するための企業管理の取組み - 農業生産物を原料とするサプライヤーとの上流部門における 業務提携の発展。ブルターニュ地方は豊かで近代的な農業組織を 提供。 - 管理当局の支援(獣医安全局、食品安全局など) - 常に発展をとげる要因となる日本の顧客との業務提携 - 万が一の場合に備えた危機管理に対する企業姿勢 9
© Copyright 2024 Paperzz