庄司紗矢香【ヴァイオリン】 絶大なスタミナと何事にもひるまない精神により、 庄司は希有な音楽家として出現した。 世界は彼女のものだ ―グラモフォン誌 室内楽界の至宝 ひとつの詩であり、限りない深遠さを垣間見せるひととき ―ワシントン・ポスト メナヘム・プレスラー【ピアノ】 ⒸAlain Barker Sayaka Shoji & Menahem Pressler Duo Recital 最近の活動について 今シーズンは新しい場所を訪ねたり、私の好きなホールに戻ることができ まし た。中でも、ウィーン・コンツェルトハウスでのブラームスや、ロンドン・ フェスティ バルホールでのテミルカーノフ氏との公演などは、わくわくしました。 しかし昨年 一番のチャレンジだったのは、12月に行ったバルトークの協奏曲第2番です。 私 は、このコンサートのために一生懸命勉強しました。とくにブダペストでフ ェレン ツ・ラドシュ氏に、正しいバルトークの音楽言 語を学べたことは、大きな収 穫で した。音楽はその国の言葉や文化に強く結びついていますが、ドイツや ロシア、 フランスと違って、ハンガリーは私にとって未知の外国だったからです。 音楽と向き合う上で 心がけていること 音 楽そのものが 私を一 番解 放してくれるので、ス トレスを感じたら、とりあ えずヴァイオリンを弾いて います。 新しいCDをリリース 歴史と伝統あるロシアのトップ・オーケストラと音楽監督テミルカーノフとの共演 テミルカーノフ、サンクトペテルブルク・フィルとは、2001 年の初共演以来、毎年共演してきているので、私としては やっと公な録音をした、という気持ちです。プロコフィエフの 2つの協奏曲も10年間一緒に弾いてきているわけですから、 今までの私の協奏曲録音の中でも、一番自然な作品となっ たと思います。 2つの協奏曲は違った性格をもち、1番は最も繊細な音色 と透明な色彩でできた魔法の世界、2番は彼特有の皮肉や 闇の世界が、より濃い色合いで表現されています。 CD Information テミルカーノフとの共演、待望のプロコフィエフ! 「プロコフィエフ: ヴァイオリン協奏曲第1番&第2番」 1月22日発売 庄司紗矢香(ヴァイオリン) サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団 指揮:ユーリ・テミルカーノフ 録音:2012年9月 サンクトペテルブルク SHM-CD UCCG1647 定価2,940円(税抜2,800円) 庄司紗矢香 PROFILE ⒸKishin Shinoyama 庄司紗矢香(ヴァイオリン)[ Sayaka Shoji, violin ] メナヘム・プレスラー(ピアノ)[ Menahem Pressler, piano ] 1999年パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで史上最年少、日本人 1923年ドイツのマクデブルクに生まれ、ナチスから逃れて移住したイス として初めて優勝。以来、世界の著名指揮者と共演を重ねる。2013/14 ラエルで音楽教育を受ける。1955年ダニエル・ギレ、バーナード・グ 年シーズンは、佐渡裕指揮BBCフィル、カタール・フィル、モスクワ・フィ リーンハウスとボザール・トリオを結成、2008年の解散まで世界屈指 ル、マドリッド王立劇場管弦楽団と初の共演を果たす。室内楽の活動に の室内アンサンブルとして活動する。50を超えるボザール・トリオのレ も力を入れるほか、音楽祭への出演も多い。グラモフォンと契約を結 コーディングに加え、30以上のソロ・アルバムをリリース、ピアノ室内楽 び、テルミカーノフ指 揮サンクトペテルブルク・フィルとの協 奏 曲を 2014年1月リリース。これまでに、ザハール・ブロン、サシュコ・ガヴリー ⒸAlain Barker のほぼ全曲をフィリップスで録音。イギリスのレコード・オブ・ザ・イヤー 賞、グラミー賞ノミネート4回ほか受賞多数。2011年ICMA国際クラ ロフ、シュロモ・ミンツ、ウート・ウーギ、リッカルド・ブレンゴーラ等に師事。2004年ケルン音 シック音楽賞の生涯功労賞およびウィグモア・メダル受賞、2012年にはスペインのソフィア女 楽大学卒業。1999年度都民文化栄誉章、2000年出光音楽賞、2009年度芸術選奨文部科学 王よりメニューイン賞を授与され、またグラムフォン誌の殿堂入りを果たした。2013/14シーズ 大臣新人賞受賞。使用楽器は、上野製薬株式会社より貸与された1729年製ストラディヴァリ ンは、コンセルトヘボウ、パリ管弦楽団、ベルリン・フィルと共演している。 ウス“レカミエ(Recamier)”。 【 チケット料金 (全席指定)】S席6,500円 / A席5,500円 / B席4,500円 ※プレミアム・メンバーズ10%割引対象 ※学生席(小∼高校生)は定価の半額、対象はA・B席。鎌倉芸術館のみ取扱い。 チケット 発売中 【 チケットお申込み・お問合せ 】 鎌倉芸術館チケットセンター 0120-1192-40(9:00∼19:00) 鎌倉芸術館1Fインフォメーション(9:00∼19:00) 鎌倉芸術館ホームページ http://www.kamakura-arts.jp/ 【 プレイガイド 】チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード215-591) ローソンチケット 0570-000-407 (Lコード37663) イープラス http ://eplus.jp ※都合により、出演者、曲目が変更になる場合はございます。あらかじめご了承ください。 ※未就学児のご入場はご遠慮ください。 [ 鎌倉芸術館イベントニュース号外 ]2014春号(3・4・5月)平成26年2月1日発行 編集・発行/鎌倉市芸術館指定管理者 サントリーパブリシティサービスグループ 〒247 0056 鎌倉市大船 6 1 2 TEL 0467 48 5500(代表) FAX 0467 48 5600 鎌倉芸術館ホームページ http://www.kamakura-arts.jp/ 鎌倉芸術館公式Facebookページ https://www.facebook.com/kamakura.arts 皆様の「いいね!」をお待ちしております。
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