年度 インターンシップ実施報告書 [PDF形式]

平成25年度 経営情報学科
インターンシップ実施報告書
ビジネスパーソンに求められる
人間性と専門性を身に付けるために
平成 26 年 1 月
学校法人
富山国際学園
富山短期大学
は
じ
め
に
富山短期大学経営情報学科では、平成16年度よりインターンシップ・プログラムを
カリキュラムに取り入れ、本年で10年目を迎えます。経済環境が一向に好転しない中、
学生のインターンシップに対する関心は大変高く、本年度は過去最多の111名が参加
しました。
学生達は、それぞれの受け入れ先で、社会人・組織人としての常識・マナー、仕事に
臨む心構えと基本姿勢、仕事に必要な知識・技能、お客様へのおもてなしの心、コミュ
ニケーションの大切さなど多くのことを学び、将来のキャリア設計はもとより、間近に
迫った就職活動への意識を高めております。
インターンシップが、大学の授業や課外活動だけでは得られない、将来設計に向けた
体験・教訓を得る貴重な機会であることは言うまでもありません。
本学科では、社会が求める職業人として「より良い「明日」のために,自らを高め続
ける人材」の養成を教育目標に掲げ、インターンシップを要とする「三位一体のキャリ
ア教育」に重点を置いてきました。これからも、インターンシップと様々なカリキュラ
ムならびにキャリア教育プログラムとの連携を深め、学生達の「就業力」の育成・向上
に努めていきたいと考えております。
インターンシップの実施はもとより、学生達の「就業力」の育成・向上には、企業や機
関の皆様のご協力・ご支援が欠かせません。今後とも産官学の絆を強め、「三位一体の
キャリア教育」の改善に取り組んでいく所存でありますので、企業や機関の皆様には
益々のご指導・ご支援を賜りたくお願い申し上げる次第でございます。
最後に、今回インターンシップの実施にあたり、ご協力頂きました企業・機関各位な
らびに富山県インターンシップ推進協議会に、改めて厚く御礼申し上げます。
平成26年1月
富山短期大学 経営情報学科
学 科 長
安達
哲夫
目
次
は じ め に
Ⅰ
平成 25 年度インターンシップ実施要領
・・・・・・・・・
P.1
◆インターンシップとは?
◆インターンシップ・プログラムの概要
◆申込手続・マッチング方法等
◆受入先及び受入概要一覧
◆インターンシップ・プログラム スケジュール一覧
Ⅱ
研修生の「研修レポート」と「研修日報」
1.富山大学
2.富山大学(医療事務)
3.富山県庁
4.富山市科学博物館
5.滑川市役所
6.吉田科学館
7.黒部市美術館
8.朝日町役場
9.高岡市役所
10.砺波市役所
11.魚津市役所
12.南砺市役所
13.富山労働局
14.富山市立図書館
15.高岡市立中央図書館
16.射水市大島絵本館
17.射水市中央図書館
18.南砺市立中央図書館
19.氷見市立図書館
20.滑川市立図書館
21.七尾市立中央図書館
22.砺波市花と緑の財団
23.南砺市福野文化創造センターヘリオス
24.富山県中小企業団体中央会
25.南砺市観光協会城端事務所
26.富山県経営者協会
27.富山信用金庫
28.㈱北陸銀行
29.砺波信用金庫
30.野村證券㈱富山支店
31.フルタフーズ㈱昔亭射水工場
32.コージン㈱
33.オーアイ工業㈱
34.㈱新湊かまぼこ
・・・・・・・・・
P.7
35.北陸コカ・コーラボトリング㈱
36.㈱ボン・リブラン
37.㈱オレンジマート
38.島屋㈱射水店
39.島屋㈱豊田店
40.富山テレビ事業㈱花き部 花メイト
41.グンゼスポーツ㈱富山コムズ店
42.㈱サンエツ
43.㈲北山ナーセリー
44.メガスポーツスポーツオーソリティ高岡店
45.ネッツトヨタ富山㈱
46.ANA クラウンプラザホテル富山
47.とやま自遊館
48.㈱ニューオータニ高岡
49.パレブラン高志会館
50.㈱ホテルグランミラージュ
51.㈱ホテルグランテラス富山
52.㈲青青編集
53.㈱北日本新聞社
54.トナミ運輸㈱
55.㈱モリタ
56.富山シティエフエム㈱
57.射水ケーブルネットワーク㈱
58.㈱PCO
59.㈱キャナルサイトララシャンス
60.ディライト㈱ラ・ブランシェ富山
61.㈱アピアスポーツクラブ
62.名鉄観光サービス㈱富山支店
63.㈱あんしんグループ
64.㈱JTB中部富山支店
65.㈱まちづくりとやま
66.㈱ジェック経営コンサルタント
67.㈱理想経営
Ⅲ
インターンシップ就業体験発表会
◆学内インターンシップ就業体験発表会
◆県内合同インターンシップ就業体験発表会
◆インターンシップ就業体験発表会に参加して
あとがき
・・・・・・・・・
P.335
Ⅰ.平成 25 年度インターンシップの概要
平成25年度
富 山 短 期 大学 経 営 情 報 学科
インターンシップ実施要領
1、インターンシップとは?
イ ン タ ー ン シ ッ プ と は 、 「学 生 が 在 学 中 に 自 ら の 専 攻 、 将 来 の キ ャ リ ア に 関 連 し た 就
業 体 験 を 行 う こ と 」と さ れ 、事 前 に 学 生 が 取 り 組 む 課 題 を 設 定 し 、そ れ に 基 い て 企 業 や
機関において短期間の実習・研修を行う制度のことです。
今日、国際化や情報化の急速な進展、あるいは社会や産業構造の激しい変化により、
雇用環境も大きく変わりつつあります。その中にあって、人材育成の核となる大学に
は、社会や産業界・企業のニーズに応える人材の育成をめざした教育機能の一層の拡
充・強化が求められています。
こ の よ う な 要 請 に 応 え る た め に 、本 学 の イ ン タ ー ン シ ッ プ プ ロ グ ラ ム は 産 学 官 の 連 携
により、教育の一環として実施されるものです。
2、インターンシッププログラムの概要
(1)プログラムの目的
①高い職業意識の育成・啓発
実習・研修を通じて、仕事とは何か、ビジネスはどのように形作られていくの
か等についての理解を深め、自らの職業適性や将来設計を考える機会を得る。
②学習意欲の向上・教育効果の実現
実習・研修を通じて、これまで学んできたことを確かめるとともに、自らの専
攻 と 関 連 の あ る 問 題・課 題 を 見 出 し 、よ り 深 い 専 門 分 野 へ の 学 習 意 欲 を 高 め る 。
③自主性・責任感のある人材の育成
現実の活きた組織・職場の厳しさを体験することによって、社会人としての自
覚を促すとともに、自主性・責任感のある人材の育成に役立てる。
(2)プログラムの構成・内容
イ ン タ ー ン シ ッ プ プ ロ グ ラ ム は 、 「事 前 研 修 」・ 「受 入 先 で の 実 習 ・ 研 修 」・ 「事 後
研 修 」を も っ て 完 結 し 、 全 体 の プ ロ グ ラ ム を 修 了 し た 者 に は 単 位 を 認 定 し ま す 。
①事前研修
実習に先立ち、その目的・研修目標を明確にし、実習を有意義なものとするた
めの研修です。
具体的には準備としてのオリエンテーションに加えて、実習先での研修テー
マ・課 題 の 確 定 、及 び 2 年 生 経 験 者 と の 懇 談 会 、ビ ジ ネ ス・マ ナ ー 講 座 等 で す 。
-0-
Ⅰ.平成 25 年度インターンシップの概要
②受入先実習・研修
実習先において、正(準)社員・職員と同じ責任・意識を持って就業体験をし
てもらいます。
③事後研修
実習を通じて得られた経験や問題意識を今後につなげていく研修です。
具 体 的 に は 、 研 修 テ ー マ に 沿 っ た レ ポ ー ト の 作 成 、日 報 の 作 成 、 学 内 発 表 会 に お
ける発表原稿の作成、県下合同就業体験発表会の報告書の作成です。
(3)プログラムの概要
①受入先での実習・研修期間
1週間~2週間(実質5日~10日間)で夏期休暇中の8月7日(水)~9月
2 5 日 (水 )に 実 施 。
*研修期間は受け入れ先の事情により異なる。
* 夏 期 休 暇 中 、 前 期 追 ・ 再 試 の 9 月 2 日 (月 )~ 6 日 (金 )は 可 能 な 限 り 除 く 。
②報酬・費用負担・保険等
・無報酬:教育・学習の一環のため原則報酬はありません。
・交通費・食費等:受入企業等により異なりますが、原則として自己負担です。
・ 傷 害 保 険 等 : 大 学 が 斡 旋 す る 「学 研 災 付 帯 賠 償 責 任 保 険 」に 全 員 加 入 済 み で す 。
③単位認定:下記の方法により、次の単位を認定します。
・科目名:インターンシップ
・単位数:2単位
・評価方法:事前・事後研修への出席、研修先での実習、受入企業による実習の
評 価 、 事 後 レ ポ ー ト ( 「研 修 レ ポ ー ト 」、「 日 報 」 な ど )、 発 表 原 稿 な ど を 総 合 的
に評価します。
3、申込手続・マッチング方法等
( 1 ) 申 込 期 間 : 4 月 1 7 日 (水 )~ 5 月 9 日 ( 水 ) 13: 00( 期 限 厳 守 )
(2)定
員:80名程度
(3)申込手続:
① 受 講 希 望 者 は HP「 イ ン タ ー ン シ ッ プ TOYAMA」及 び「 イ ン タ ー ン シ ッ プ ガ イ ド ブ
ック」から希望研修先候補を3つまで選びます。
② 「 イ ン タ ー ン シ ッ プ 受 講 申 込 書 」 に 必 要 事 項 を 記 入 の 上 、 5 月 9 日 (水 )13: 00
までに教養演習担当教員との個別面談を行い、教員の承認(押印)を受け事務
室 ( A321) ま で 申 し 込 み ま す 。
③申し込み後、研修先に提出する「研修生プロフィール」を、教養演習担当教員
の個別指導を受けて作成します。
(4)申込資格
① 1 年 生 で イ ン タ ー ン シ ッ プ の 趣 旨 を 理 解 し た 意 欲 的 な 学 生 で 、ゼ ミ 教 員 の 推 薦 が
-2-
Ⅰ.平成 25 年度インターンシップの概要
ある者。
②パソコン能力、語学力等は企業の受入条件に適合した者。
(5)受入先とのマッチングおよび履修登録
①提出された「インターンシップ受講申込書」にもとづき、受入側と相談した上
で、申込学生と研修受入先のマッチングを行います。なお、原則申込後の途中
辞退は認められません。
②希望者数または受入れ企業の事情によっては、プログラムに参加できない場合
があります。
③インターンシップの履修登録は、受け入れ先の研修を終了した学生が後期授業
科目を登録する際に行うものとします。
(6 ) マ ッ チ ン グ 後 の 研 修 取 止 め の 基 準
インターンシップは他のカリキュラムと異なり、学外の組織で行う研修となる
ため、自主性・積極性がより求められる他、研修先の業務遂行の妨げになっては
いけません。従って、マッチィング後であっても日頃の学習態度から研修先に支
障をきたすと判断された学生は、インターンシップを取止めることがあります。
その判断は以下の項目によります。
① 健康状態:インターンシップに耐えられない心身の状態にある者。
② 授 業 の 出 席 状 況 : 履 修 し た 科 目 で 正 当 な 理 由 が な く 欠 席 し た 者 。( 原 則 皆 出 席 )
③ 学習態度:日頃の学習態度がインターンシップにおいて支障をきたすと判断さ
れる者。
*上記の項目に一つでも該当した学生は、経営情報学科会議で協議の上、インタ
ーンシップを取止める場合があります。
-3-
Ⅰ.平成 25 年度インターンシップの概要
4.受 入 先 及 び受 入 概 要 一 覧
教養演習
担当教員
氏
研修日程
実働
日数
富山大学
9/5~9/13
5
名
研
修
先
公 共 団 体 等
1
金田
笹岡 志桜里
2
金田
山口 莉奈
3
金田
本郷 咲紀
富 山 大 学 (医 療 事 務 )
8/19~8/23
5
4
金田
吉田 有里
富山県庁
8/19~8/23
5
5
金田
竹川 恵未
富 山 市 科 学 博 物 館 (富 山 市 役 所 )
8/29~9/11
10
6
大﨑
梅原 千春
7
大﨑
宮崎 匠
滑川市役所
9/20~9/26
4
8
加納
川岸 小夏
吉 田 科 学 館 (黒 部 市 )
8/6~8/18
10
9
小西
本田 美帆
黒 部 市 美 術 館 (黒 部 市 )
8/20~9/1
10
10
柴田
越間 翔子
11
大門
笹川 成実
朝日町役場
8/19~8/30
10
12
金田
嶋 安里沙
高岡市役所
8/19~8/23
5
13
安達
安田 悠乃
14
加納
堀田 稜兵
8/19~8/23
5
15
大﨑
中島 美里
9/16~9/21
5
16
柴田
岩﨑 靖子
17
加納
石橋 沙紀
魚津市役所
8/22~8/29
8
18
柴田
大淵 洋一
南砺市役所
8/19~8/30
10
19
柴田
吉田 早希
20
柴田
水野 杏香
富山労働局
8 / 5 ~ 8 / 9
5
21
大門
井林 美咲
22
金田
佐 々木 真 衣
富山市立図書館
8/29~9/11
10
23
大門
田中 麻友
高岡市立中央図書館
9 / 2 ~ 9 / 6
5
24
加納
松本 美憂
射水市大島絵本館
8/8~8/18
10
25
大﨑
梶 川 みき
射水市中央図書館
8/22~8/29
7
26
金田
竹中 泳実
南砺市立中央図書館
9/4~9/13
10
27
加納
幸藤 輝
氷 見 市 立 図 書 館 (氷 見 市 )
8/26~8/30
5
28
大門
木村 香奈
滑川市立図書館
8/21~8/28
6
29
安達
三 浦 さとみ
七尾市立中央図書館
9/8~9/14
7
30
大﨑
川田 若奈
( 財 ) 砺 波 市 花 と緑 の財 団
8/26~8/30
5
31
加納
宅美 沙椰
南 砺 市 福 野 文 化 創 造 センターヘリオス
8/11~8/26
12
32
金田
笹山 結衣
富山県中小企業団体中央会
8/19~8/23
5
33
金田
谷口 有里
南砺市観光協会城端事務所
8/19~9/1
14
34
大門
澁谷 美保
富山県経営者協会
9 / 2 ~ 9 / 6
5
砺波市役所
-4-
Ⅰ.平成 25 年度インターンシップの概要
教養演習
担当教員
氏
金融等
研修日程
実働
日数
富山信用金庫
8/9~8/15
5
㈱北 陸 銀 行
8/26~8/30
5
名
研
修
先
製 造 ・販 売
サー ビ ス業 ・その他
35
坂井
平田 遥香
36
大﨑
桐林 亜希子
37
加納
池 田 はるか
38
坂井
石川 栞
39
安達
松 尾 あずさ
40
坂井
桜野 彩奈
砺波信用金庫
8/19~8/23
5
41
三上
鍛冶 奈央子
野 村 證 券 ㈱富 山 支 店
8/19~8/23
5
42
大﨑
柴田 美香
43
加納
石川 恵美
フルタフーズ㈱昔 亭 射 水 工 場
8 / ~ 8 / 9
5
44
加納
牧野 恵和
コージン㈱
8/26~8/30
5
45
柴田
中村 麻友
オーアイ工 業 ㈱
9/9~9/13
5
46
大門
菊池 真梨乃
㈱新 湊 かまぼこ
8/12~8/17
5
47
安達
橘 昂 ノ助
北 陸 コカ・コーラボトリング㈱
9 / 2 ~ 9 / 6
5
48
安達
藤井 美咲
8/26~9/1
7
49
安達
福 澤 まどか
8/9~8/15
7
50
大﨑
藤澤 愛
㈱オレンジマート
8/9~8/20
12
51
加納
干場 恵里
島 屋 ㈱射 水 店
52
大門
加藤 安悠奈
島 屋 ㈱豊 田 店
9/9~9/15
7
53
金田
坂野 笑香
9/15~9/22
8
54
安達
岩﨑 祐希
9/7~9/14
8
55
加納
岡﨑 明日花
グンゼスポーツ㈱富 山 コムズ店
9/9~9/14
6
56
大﨑
石倉 美彩
㈱サンエツ
8/26~8/30
5
57
加納
勝浦 莉沙子
58
大﨑
島﨑 未彩
㈲北 山 ナーセリー
8/8~8/20
10
59
大﨑
町 和佳
60
坂井
泉崎 友香
メガスポーツスポーツオーソリティ高 岡 店
8/15~8/28
10
61
大門
田嶋 由記子
62
柴田
長谷 美咲
ネッツトヨタ富 山 ㈱
8/19~8/25
7
63
大﨑
千澤 杏菜
64
大門
沖田 悠
65
柴田
木下 鈴菜
66
金田
山崎 千尋
67
安達
柴木 和也
68
加納
白旗 宏務
69
加納
新 井 みほ
㈱ボン・リブラン
富 山 テレビ事 業 ㈱花 き部 花 メイト
9/12~9/25
ANA クラウンプラザホテル富 山
8/20~9/1
9/7~9/20
14
8/7~8/19
とやま自 遊 館
8/19~8/23
5
㈱ニューオータニ高 岡
8/7~8/16
7
-5-
Ⅰ.平成 25 年度インターンシップの概要
教養演習
担当教員
氏
研修日程
実働
日数
パレブラン高 志 会 館
8/7~8/13
7
㈱ホテルグランミラージュ
8/19~8/31
10
㈱ホテルグランテラス富 山
8/19~9/1
14
名
研
修
先
サー ビス業 ・その他
70
金田
内山 加絵
71
坂井
小泉 友歌里
72
三上
中谷 桃子
73
柴田
赤川 蕗乃
74
金田
清水 理穂
75
坂井
古川 茜
76
柴田
大野 彰子
77
加藤
村田 愛実
78
安達
松田 祐佳里
㈲青 青 編 集
8/21~8/27
7
79
三上
山﨑 芽祐里
㈱北 日 本 新 聞 社
9 / 2 ~ 9 / 6
5
80
加納
德井 麗奈
トナミ運 輸 ㈱
9/9~9/13
5
81
大門
田口 奈保
㈱モリタ
8/20~8/27
8
82
坂井
福島 伶香
83
坂井
藤井 瞳
富 山 シティエフエム㈱
8/19~8/23
5
84
三上
堀田 真琴
85
小西
原 ひかり
86
小西
折橋 優希
射 水 ケーブルネットワーク㈱
9/19~9/25
5
87
大門
窪田 萌花
88
坂井
土山 大暉
89
加納
岩田 唯
90
三上
折江 奈月
91
柴田
廣野 遥菜
92
柴田
渡邉 瑛里
93
小西
夏目 莉子
94
大門
堀 彩奈
95
柴田
宮崎 彩菜
96
三上
大井 京香
8/26~9/1
㈱PCO
9/16~9/22
7
㈱キャナルサイトララシャンス
9/9~9/25
16
ディライト㈱ラ・ブランシェ富 山
8/14~8/23
10
㈱アピアスポーツクラブ
9/9~9/19
10
9 / 2 ~ 9 / 6
名 鉄 観 光 サービス㈱富 山 支 店
5
9/17~9/24
97
金田
小田 梓
98
三上
山岸 結香
99
三上
高島 玲奈
100
大門
細川 明里
㈱あんしんグループ
-6-
8/19~8/23
5
Ⅰ.平成 25 年度インターンシップの概要
教養演習
担当教員
氏
名
研
修
先
サー ビス業 ・その他
研修日程
実働
日数
9/19~9/25
4
101
柴田
平野 睦美
102
大門
山中 優希
103
小西
犬嶋 愛海
104
加納
香川 真澄
105
柴田
平塚 智穂
106
安達
青木 瑠那
107
大門
黒崎 友恵
108
金田
松崎 礼佳
109
坂井
長田 莉奈
110
三上
荒木 佳奈子
㈱ジェック経 営 コンサルタント
8 / 5 ~ 8 / 9
5
111
大﨑
久郷 真由子
㈱理 想 経 営
8/19~8/30
10
㈱JTB中 部 富 山 支 店
㈱まちづくりとやま
9/9~9/20
10
8/26~9/6
-7-
Ⅰ.平成 25 年度インターンシップの概要
5.インターンシップ・プログラム スケジュール一 覧
【平成25年度】インターンシップ・スケジュール表
日 程
内 容
(注)
4月9日
(火) 新入生オリエンテーション(1年生全員)
①2年生経験者(3名)による体験談とアドバイス
4月16日
(火) インターンシップガイダンス(キャリアデザイン講座)
①DVDインターンシップノ勧め
5組3限・6組4限
②平成25年度実施要項
③平成25年度インターンシップスケジュール表
④受講申込書・研修希望先調査票
⑤経営情報学科インターンシップ実施報告書(経営情報学内Web)
⑥HP「インターンシップTOYAMA」の説明(経営情報学内Web)
⑦学生用インターンシップガイドブック
【配布資料】(EDUCATION→インターンシップ→資料配布→第1回資料フォルダ)
4月11日1限
(木) 教養演習配属決定
4/12~5/9
教養演習担当教員との相談期間
5月9日13:00
(木) 「申込書」・「希望調査票」提出締切日
受講の有無、研修希望先について相談(教養演習担当教員)
【注】教養演習担当教員の署名・捺印をもらい
⇒学生が事務室(A321)へ提出
【マッチング作業】
電話で受け入れの打診(大門、三上、金田)
受入れ内諾の学生にエントリーシート・同意書記入の依頼 教養演習担当教員の指導を受け、エントリーシート・同意書を事務室まで提出
5月~6月
①依頼状、エントリーシート、受入れ条件確認書の郵送(前畑)
学生の追加募集可能
②企業から送られてくる研修日程・受入れ条件の確認と学生への周知(前畑)
③覚書、受入れ条件の作成と同意書の提出(前畑)
【以 降】
6月11日
・マッチングが終了していない学生の打診・依頼
①受け入れに関する不明な点についての電話確認
・マッチングが終了した学生の内容確認
②研修内容未提出企業への依頼
(火) 事前研修① 5限 A313
①マッチング結果の中間発表
②「インターンシップ事前指導」
③研修日誌、研修レポート、日報、礼状作成例等の資料配布
6月中旬
事前研修② 2年生経験者との懇談会(質問とアドバイス) ①研修内容の確認・研修テーマ、課題などを設定
6月中旬
覚書、受入れ条件、同意書の発送
*覚書(受入れ条件)を受入先訪問の際に受取る
教養演習担当教員との個別指導期間
研修テーマ、課題などの内容を設定、確認する
7月~研修前日
7月16日
(火) 事前研修③3限、4限(キヤリアデザイン講座の時間)
※ 外部講師によるマナー講座
受入先訪問担当教員の決定(科内会議)
【7/下旬~】
担当教員受入先訪問
①学生を同行し研修注意事項の確認(研修1週間前までに終了)
②書類(評価票、アンケート、返信用封筒)と手土産の持参
③覚書(受入れ条件)を受入先訪問の際に受取る
【夏季休暇中】
9月26日
受入先を訪問し、研修の様子を視察(担当教員)
①研修生の激励
日誌の作成
②研修終了後の評価表・アンケートの回収を依頼
研修終了後お礼状の作成
③研修先へのお礼状の作成と郵送(教養演習担当教員の指導)
(木) 事後研修①1年生登校日10:30~A330
評価表返却、今後の注意事項
9月26日
(木) 「研修日誌」、「研修レポート」、「日報」の提出
①科目登録や提出物、今後の日程についての説明
②インターンシップの振り返りと評価表、アンケート結果の返却
*提出されたファイルの確認(大門)
-8-
Ⅰ.平成 25 年度インターンシップの概要
9月30日
(月) 後期授業開始
教養演習担当教員との個別指導期間
9月26日~10月11日
10月11日
(金) 研修レポート、日報の完成ファイル提出
10月15~19日
(EDUCATION→インターンシップ→課題提出→大学祭用フォルダ)
大学祭展示発表用Webファイル作成
*報告書原稿
10月19日
(土) 富山短期大学大学祭 事後研修②学内展示発表会
(日) 富山短期大学大学祭 事後研修②学内展示発表会
10月25日
(金) 学内発表会用PowerPointファイル提出
11月7日
11月19日
大学祭でHP上による展示発表(在学生・高校生対象)
教養演習担当教員の指導を受け、学籍番号をファイル名にして提出
10月25日(金)13時まで
(EDUCATION→インターンシップ→課題提出→発表会用フォルダ)
提出ファイルの点数評価期間
教員全員による点数評価
(木) 学内発表者の選定(科内会議)
11月8~19日
教養演習担当教員の指導を受け、学籍番号をファイル名にして提出
10月11日(金)13時まで
10月20日
10月29~11月6日
研修レポート、日報の添削、学内発表会原稿の指導(教養演習担当教員)
学内発表者の指導(発表原稿変更可能)
(火) 事後研修③学内インターンシップ発表会
全教員による評価の集計を元に発表者を決定(昨年6名)
教養演習教員担当
学外代表・プレゼンコンテスト発表者の選抜
5限16:30~A330(全員参加)
受入れ企業出席者より評価・コメントを頂く
学外発表者の指導
教養演習教員担当
12月上旬
事後研修④就業体験発表会
学科代表1名による発表(1年生全員参加)
12月中旬
事後研修⑤就業体験発表会参加レポート
参加内容のレポートと後輩へのメッセージ提出(報告書原稿)
26年1月
『実施報告書』の編集・作成・配布
大門・前畑
11月20~12月上旬
6.その他
本 学 科 で は 、教 養 演 習( 1 年 次 ゼ ミ ナ ー ル )担 当 教 員 の 指 導 の 下 、イ ン タ ー ン シ ッ プ
科目が運営されています(もちろん研修先や全体のプロモートを行っている富山県イ
ン タ ー ン シ ッ プ 推 進 協 議 会 の 支 援・指 導 も 含 ま れ て い ま す )。教 養 演 習 担 当 教 員 は 、様 々
な個別指導はもちろん、本報告書の添削指導も行っており、真意が伝わらない表現や
不適切な表現があれば、その責めを負っていることは言うまでもありません。また多
くの貴重な体験をさせていただきながら、紙数や諸般の事情で割愛せざるを得なかっ
た内容があったこともご容赦下さい。
-6-
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:国立大学法人富山大学
学術情報部図書館情報グループ
経営情報学科 1年
13M025 笹岡志桜里
「利用者のために」を強く感じた 5 日間
私は、富山大学附属図書館で 5 日間、就業体験をさせていただきました。図書館での仕事につ
いて学ぶというテーマを掲げ、就業体験に臨みました。その研修結果を報告致します。
5 日間の研修の中で、様々な仕事を経験させていただきました。その中の多くは地道な仕事ば
かりでした。カウンターに座って利用者と接するといった仕事という印象が一気に覆されました。
1日の初めは開館準備でした。私は新聞コーナーを担当させていただきました。毎朝届くさま
ざまな種類の新聞を広げ配置するという仕事でした。新聞に挟まれているチラシも新聞コーナー
のそばにまとめて置いてありました。何故なのかを尋ねると、富山大学の学生は一人暮らしの人
が多く、新聞を取っていない人はスーパーの安売り情報などを知る手段としてチラシが必要であ
り、置いているとのことでした。こういった面でも学生をサポートしていることに驚き、感動し
ました。図書館利用者に図書館資料を提供するためだけの場所ではないということを実感しまし
た。
3 日目と 4 日目は館内点検の仕事をさせていただきました。館内を見て歩いている間、蛍光灯
がない箇所がたくさんありました。それは節電のために必要でないと判断した場所や数本で十分
だと判断した場所は、あえて外しているのだと教えていただきました。また、各階の各エリアの
温度をチェックし、28 度以上だった場合は冷房を強め、利用者が快適に図書館を利用できるよう
な環境づくりを心掛けていらっしゃるということも知りました。
図書館のすべての仕事が図書館資料に携わったり利用者と接したりするというわけではあり
ませんでした。しかし、どの仕事においても「利用者が図書館資料や場所を快適に利用できるよ
うに」という信念が共通していました。これは、事前講義や利用者として図書館を利用する知識
だけでは知ることはできず、実際に現場で仕事を経験したからこそ知ることができたと思います。
「利用者やお客様のために」という思いは図書館で働く人に限らず一般企業に勤めている人にも
共通して必要なことだと思います。5 月に行った学外研修での「のと楽チーフマネージャー瀬戸
さん」の講話で「経営はお客様第一」を知り、今回の就業体験でその言葉の意味を自分自身で感
じることができました。
あわせて自分の課題も見つけることができました。現在、自分の目指す道を表面的にしか見て
いなかったので、もっと大局的に将来を見ていくと、ほかの職種でも自分の能力を活かせる可能
性があるのではないかと思うようになりました。今後は、広い視野で多くの企業について調べ、
さらに多くの職種に目を向けていく必要があると感じることができました。
5 日間という短い期間でしたが、自分自身を見直し、多くのことを学べた充実した毎日を過ご
すことができました。この経験を就職活動に存分に活かしていこうと思います。
最後に、お忙しい中、ご指導を賜りました富山大学附属図書館の皆様に厚く御礼申し上げます。
-7-
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:国立大学法人
富山大学
研
笹岡 志桜里
修
日
報
設定課題:大学図書館の役割を知る
実
習
内
容
① 各部署への挨拶
9/9
(月)
② 「大学図書館とは」説
明
③ 館内見学
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
図書館で実習させていただく
今日はいろいろな説明を
にもかかわらず、公共図書館と
一度に行って聞いている
大学図書館の違いすら理解し
のも大変だったと思いま
ていなかった。実習先の施設の
ことを、もっと知っておく必要
す。地道な仕事も多いと
思いますが、一週間頑張
があると思った。
ってください。
④ 図書館資料の登録準備
⑤ 書庫への配架
設定課題:
「働く」ことはどういうことかを知る
実
習
内
容
① 開館準備
9/10
(火)
② 配架
③ 目録入力
④ ラベル貼り
勤務時間:8:30~16:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
実習前の印象では、動く仕事は
少ないと思っていたけど、意外
図書館業務は意外と体力
のいる業務が多いです。
と動く仕事や力仕事も多かっ
た。「働く」ということに対す
る厳しさが少し知ることがで
きた。
外から見ていると分かり
づらいかもしれませんが
。
⑤ ハンコ押し
設定課題:図書の貸借以外の仕事やシステムについて学ぶ
実
習
内
容
① 開館準備
9/11
(水)
② 雑誌の製本準備
③ 掲示物の貼り替え
④ 蛍光灯の交換
⑤ 「図書館システムとリ
ポジトリ」説明
実習生の特記事項
図書館で働いているからと言
って、みんながみんな図書にか
かわる仕事をしているわけで
はないと知ることができた。節
電しながらも利用者に快適に
過ごしてもらえるような環境
作りがなされていたことに心
を打たれた。
⑥ バーコード貼り
⑦ テープカット
-8-
勤務時間:8:30~16:30
指導者のコメント
※押印のみ
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:
「表」と「裏」のそれぞれの仕事について学ぶ
実
9/12
(木)
習
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①
開館準備
カウンターに座っていても、
午後は半日、立ち仕事だっ
②
配架準備
利用者の方の要望に自分一人
で応えることはできなかった
たので大変ではなかった
ですか?今回は利用者サ
③
磁気テープ貼り
。レファレンス業務の難しさ
ービスの「おもて」(カウ
を知った。
ンター)と「うら」(書架
整理等)を経験してもらい
④
新刊準備
⑤
書架整理
⑥
館内点検
⑦
バーコード貼り
図書の貸し出し以外にも、快
適に利用できるように「図書
館ツアー」という企画が行わ
れていることを知り、図書館
での仕事にもいろんな仕事が
実
習
内
容
① 開館準備
(金)
② 学内便発送準備
③ 学外便発送準備
④ 到着資料整理
⑤ 学外便発送準備(梱包)
ました。作業の出来上がり
がとても丁寧で満足のい
くものでした。ありがとう
ございました。
あるということを学んだ。
設定課題:ILLシステムについて学ぶ
9/13
勤務時間:8:30~16:30
勤務時間:8:30~16:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
図書館にはたくさんの古くて
貴重な資料が保管されていて
、劣化が進んでいるものもあ
利用者サービスには、IL
るので、部屋の湿度にまで気
を配っていることに驚いた。
ILLは、お互いに持ちつ持
ことが少ないサービスも
あるということを認識さ
たれつの関係で成り立ってい
るシステムだと思った。
⑥ ハンコ押し
L(図書館間相互貸借)と
いう利用者とは対面する
れたと思います。短い時間
だったので細部まで説明
することができなかった
ので混乱されたと思いま
すが、丁寧にミスもなく作
業をされていました。
-9-
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山大学付属図書館
経営情報学科1年
13M062 山口莉奈
「間接的」の重要さ
私は富山大学付属図書館で5日間、就業体験をさせていただきました。このインターシップ
に参加するにあたり、利用者が快適に利用するために行っていることを知ることと、利用者側
では見ることのできない図書館業務について知ることで、社会人として仕事に関する意識を高
めていくことをテーマとしました。
図書館業務と聞き、まず思い浮かぶのは資料の貸し借りを行うカウンター業務でした。しか
し、今回体験させていただいたのは、カウンター業務の他に本の配架作業や、ラベル、バーコ
ード貼り、施設管理業務、複写資料の受付などの作業がありました。それら作業を分担して行
われておりました。
初日は大学図書館についての説明や図書館業務について教えていただいた後に、館内を案内
していただきました。大学図書館は学習支援を目標とし、それを提供する環境やサポートが時
代に合わせて変えられていることに驚きました。学生が積極的に勉強する環境を提供する場と
して、ディスカッションルームやプレゼンテーションルームなど、静かに勉強する場ではなく、
仲間同士で活動する場を取り入れていらっしゃいました。IPad を導入し、ゼミなどに活躍でき
るよう提供されており、資料の提供だけではない図書館の在り方について知ることができまし
た。
午後から実際業務を体験させていただき、想像以上に体力と集中力のいる作業が多く大変で
した。中でも印象に残っているのは ILL の業務です。図書館相互貸借と呼ばれる業務では、図
書館間で資料のやり取りをしています。利用者からの依頼に応え、資料が破損していて提供で
きないなどの余程の理由がない限り、できるだけ利用者の要望に応えられるようにしていらっ
しゃいました。資料を提供する際の確認や梱包の作業等に加え、仕事に区切りがつくと依頼が
ないかを確認していることに、利用者への配慮が感じられました。
大学図書館では、図書館でサーバーによってシステムを管理しています。理由を伺うと、個
人情報の観点から図書館で管理をしているとのことでした。事前講義でも聞いていましたが、
改めて現場で聞くことで、個人情報に関して利用者への配慮がされているのだと分かりました。
この就業体験を通じ、利用の方への配慮をとても大切にしていることを実感しました。利用
者と直接関わるのはカウンター業務ですが、間接的に利用者に快適な場を提供している館内整
備をはじめとした業務を経験し、多くの人が関わることで図書館が成り立っているのだと実感
しました。今後の学生生活では研修で学んだことを活かして、司書資格取得のために頑張りた
いです。
- 10 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:国立富山大学法人 富山大学
研
山口 莉奈
修
日
報
設定課題:大学図書館について知る
実
習
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
・大学図書館の業務・館内に
環境が変わり戸惑うこ
ついて、短大の図書館との
違いを知った。
とも多いと思いますが、
ゆっくりと対応してい
・この図書館だけしかない小
ってください。明日から
⑤資料のラベル貼り
泉八雲の資料をツアーのよ
は地道な仕事が続きま
⑥配架
うに案内していただき、出
自や集めていた資料につい
すが、頑張ってください
。
①業務連絡
9/9
(月)
勤務時間:9:00~17:00
②大学図書館の業務について
③館内案内
④図書館資料の受入・登録
て直に見ることができた。
・実際に資料にラベルを貼り、
配架する作業では、意外と
体力が必要であり、利用者
の立場ではわからないこと
を知ることができた。
設定課題:与えられた仕事を正確に素早くする
実
9/10
(火)
習
①開館準備
②配架
内
容
勤務時間:8:30~16:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
・開館準備では、利用者がす
ぐ利用できるよう机に、拭
図書館業務は思った以
③目録入力
④ラベル貼り
きから始まり、昨日の新聞
を今日の新聞に替える作業
⑤判子押し
をした。また、館内の蛍光
灯が切れていないか、温度
は適切か等、同時に行うこ
とで時間短縮することが分
かった。
・パソコンで目録の記入をす
る際には、順番を崩さずに
行うことが重要。後の配架
する際に楽になることにつ
ながるからである。
・本の小口に判子を押す作業
ではなかなかうまくいかず
、集中力が必要だった。
- 11 -
上に体力のいる業務が
多いです。頑張ってくだ
さい。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:利用者が利用しやすいようにしていることを学ぶ
実
9/11
(水)
習
内
容
実習生の特記事項
①開館準備
図書館システムはサーバーで
②雑誌製本の作業
③掲示物貼り・蛍光灯交換
管理しており、リポジトリは
業者が管理している。しかし、
④図書館システム・リポジト
図書館システムは個人情報の
リ関係の説明
ため図書館で管理していると
知り、利用者の安全にも配慮
⑤バーコード貼り
勤務時間:8:30~16:30
指導者のコメント
している。資料の管理だけが
仕事ではないと改めて知っ
た。
設定課題:サービス業務について知り、利用者のためのサービ
勤務時間:8:30~16:30
スについて考える
実
9/12
(木)
習
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①開館準備
②配架準備
サービス業務では、まずカウ
ンター業務が浮かぶが、それ
今回、サービス業務メイ
ンのメインである「カウ
③磁気テープ貼り
④新刊準備
だけではなく講演会やツアー
など、利用者を増やすための
ンター」をあまり経験し
てもらえなかったこと
⑤並び替え
工夫もしている。また、館内
が残念です。利用者コミ
⑥サービス業務説明
⑦書庫見学
の整備など、利用者が快適に
利用できるように配慮されて
ュニケーションを真南
部でもらう良い機会だ
⑧館内点検
⑨バーコード貼り
いることを知った。
ったのですが……。書架
整理等については非常
によくできていました。
- 12 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:国立大学法人富山大学
附属病院医事グループ
経営情報学科
13M121 本郷
1年
咲紀
見て・聞いて・話すことから始まる
私は、富山大学附属病院医事グループで5日間、医療事務の就業体験をさせていただきました。
この就業体験での私のテーマは、現場で実際に業務を体験し、医療事務について学び、進路に役立
てるということでした。
5日間の研修で医療事務の様々な業務を体験しました。患者さんに依頼された診断書を作成する
業務では、医師に提出する前に依頼書に書かれている内容が正しいかを調べて、コンピュータを使
って依頼内容を登録するという作業を行いました。医師に依頼するので、間違った情報を入力しな
いように慎重に入力しました。間違えないように慎重にすると、
どうしても時間がかかってしまいますが、自分なりに速く正確に処理するように心掛けました。ま
た、診断書の下書き作業も体験させていただきました。診断書の種類によっては
調べる内容が異なるので、それに対応することが大変でした。教えられたことをすぐに理解し、
対応する力がまだ私には足りないと感じました。病院案内業務では、受付機の横に立って患者さん
に挨拶するだけでなく、周りをよく観察し、困っておられる患者さんがいないかを気配りすること
が大切だと感じました。診察情報管理業務は、患者さんの個人情報が書かれているカルテが管理さ
れているため、厳重に保管されていました。大切な情報を預かっているという自覚を持ち、責任を
持って携わることが重要です。カルテのチェック、データのコンピュータ入力、データ分析も行っ
ておられました。データをグラフ化する作業は、授業で学習したことが役立ちスムーズにできまし
た。情報管理業務では、情報管理士の資格が必要であり、他の業務でも「資格を持っているほうが
様々な業務をしやすいですよ。
」と教えていただきました。内科の外来窓口業務では、次々と患者
さんが来られるので待たせることのないように誘導してあげることが大切だと感じました。
5日間を通して、医療事務の仕事とは窓口業務だけではなく、カルテのチェック・データ入力・
分析、病棟診断書の管理、入院費の算定など幅広い仕事だと知りました。外来事務と病棟事務の業
務は内容が全く違うなど、体験しなければわからない仕事内容を詳しく学ぶことができました。ま
た、どの業務でもパソコンが広く使われおり、私自身もっとパソコンに習熟しなければいけないと
感じました。就業体験したことで多くの課題も見つけることができました。緊張してうまくコミュ
ニケーションが取れなかったこと、仕事の説明を受けてもすぐに理解できなかったこと、患者さん
への気配りが全くできなかったことなど想定していた以上の「不甲斐ない自分」でした。 アルバ
イトなどの就業体験の全くなかった私は、今回のインターンシップが初めての就業体験でした。い
くつかの自分の課題は、メンタル面になりますが、アルバイトやボランティア活動に積極的に参加
して克服したいと考えています。将来の進路の方向性は、医療事務と考えていますが、資格取得や
情報処理実務のレベルアップを目標にして、幅広い業種で考えられるように準備したいです。
「百聞は一見に如かず」今回、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
- 13 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:国立大学法人 富山大学
本郷 咲紀
研
修
日
報
設定課題:元気よく挨拶する。
実
習
内
容
① 病院概要説明、施設見
8/19
学
(月)
② 診断書作成業務
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
医療事務の仕事とは、どうい
実習初日は、緊張したこと
うことをするのか指導者の方
の話を聞いて学んだ。医療事
と思います。この緊張を忘
れずに実習に臨んでくだ
務の仕事は、受付業務だけで
さい。
はないと知った。
設定課題:困っておられる患者さんを誘導する。
実
習
内
容
① 病院案内業務
8/20
(火)
自動再来受付機周辺(患
者誘導等)
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
病院案内業務では、周りへの
自分から進んで行動しま
気配りが大切だと学んだ。現
在のカルテの多くは、紙のカ
しょう。
ルテではなく、電子カルテと
② 窓口業務見学
③ 診療情報管理業務見学
④ 外来・入院カルテ管理業
務見学
③ 死亡統計
いってコンピュータによって
管理されていると知った。死
亡統計やコーティング・統計
などの仕事は、どのようなこ
とを行っているのか想像もつ
かなかったが、体験して知る
ことができた。
④ コーティング・統計
設定課題:患者さんを待たせることのないように処理する。
実
習
① 外来窓口
内
容
内科外来
8/21
(水)
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
外来窓口業務とは、どのよう
なことをするのか体験して初
明日も現場の実習です。今
日とは違う業務内容です
めて知った。次々と患者さん
が、頑張りましょう。
が来られるので、待たせるこ
とのないように誘導してあげ
ることが大切だと感じた。
設定課題:外来業務と病棟業務の違いについて学ぶ。
実
習
内
容
① 病棟クラーク業務
8/22
(木)
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
外来業務と病棟業務の仕事は
あと、実習が1日となりま
全く違う仕事だと学んだ。外
来業務では外来カルテしか扱
した。頑張りましょう。
っていないが、病棟業務では、
外来カルテと入院カルテの2
種類を扱っていると知った。
- 14 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:間違えることのないように慎重に情報を入力す
勤務時間:9:00~17:00
る。
実
8/23
(金)
習
内
容
① 診断書作成業務
実習生の特記事項
指導者のコメント
毎日、多くの診断書が依頼さ
本日、最終日でした。この
れてそれを作成するのは大変
なことだと感じた。間違った
1週間の実習を少しでも
後立てもらえれば、幸いで
情報を入力しないように慎重
す。
に行った。
- 15 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名: 富山県庁スポーツ保健課
経営情報学科 1年
13M132
吉田有里
多くのこと得た研修
私は富山県庁スポーツ保健課で5日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での
私の課題は県庁の事務職とはどのような仕事であり、事務職にとって今の自分にはどんなところ
が力不足なのかを知ることでした。
業務内容はデータの入力、点検作業が主でした。私は耳が不自由であり、コミュニケーション
がとりにくいため、指示された内容が理解できるか不安でした。また、分からないことや気にな
ったことをすぐに聞くように心がけることも目標としていました。研修期間中、職員の方々は忙
しく、バタバタされている状況の中で、本当に声がけしてもいいものかどうかを戸惑うこともあ
り、初めはうまく質問ができないことが多々ありました。しかし、皆さんは快く筆談に応じてく
だいましたので、すぐに理解することができました。研修にも慣れていくにつれ、勇気をもって
必要なことは短くメモでまとめ、担当者に質問すると、とてもわかりやすく教えてくださいまし
た。わからないことはすぐに聞かないと、このまま続けていたらミスの連発になり、作業能率も
悪くなる可能性があると痛感しました。
スポーツ健康課は打ち合わせ、会議、電話などが多く、職員の方々は日々慌ただしく仕事をし
ておられます。私はコミュニケーションがうまく取れないので、こういう状況になったらどうす
るべきかを今から考えておく必要があると思いました。
2015年に富山でマラソン大会が開催されるので、
「半日マラソン準備班」に参加しました。
コースの下見や打ち合わせの様子などに同行させていただきました。関係者の方々は最初から最
後までマナーが良く、見習うことも多くとても充実した研修でした。
県庁の事務職は管内での仕事が多いと思っていましたが、外での打ち合わせやコースの下見な
ど、外仕事もあり、事務職とはいっても多義にわたる仕事があることを初めて知りました。私は、
この経験が一番意欲的に参加できました。
5日間の体験での反省点は、2 点あります。1 つは、何回も集中力が切れてしまうことです。2
つ目は、あいさつするときに声が小さいことです。あいさつは一番大切な習慣であり、普段から
身につけておかなければなりません。今後、学生生活やアルバイト先では笑顔や大きな声であい
さつができるように努力していきたいと思います。また、集中力が切れてしまうことを克服して
いくためには、何事も普段から集中し、取り組むようにしていきたいと思います。
今回のインターンシップ体験・反省・学んだことの一つ一つを無駄にしないで、今後の就職活
動で活かしていきたいです。
最後に聴覚障害を持つ私を心よく受けていただきました富山県庁様に心から御礼申し上げま
す。また、私自身、貴重な経験をさせていただき、大変参考になった 5 日間だったと思っており
ます。ありがとうございました。
- 16 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山県庁スポーツ・保健課
研
吉田 有里
修
日
報
設定課題:体力テストのデータ入力
実
習
内
容
① 体力調査のデータを入
8/19
力
(月)
② 学校名の入力
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
自分で効率のよい方法を考え
与えられた業務内容をす
て進めました。入力のミスが
ぐに理解。積極的に取り組
ないように確認しながらやり
ました。
んでいた。
設定課題:体力テストのデータ入力
実
習
内
容
① 体力調査のデータを入
8/20
力
(火)
② 席札の作成
③ 県庁内の配置などの確
認
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
席札の作成で、名前の紙を切
集中力があり、業務に積極
るときにミスしてしまい、す
ぐに謝った。
的に取り組んでいました。
わからないところはすぐ
分からないことや気になった
に聞ける、そして具体的に
ことをいろいろ聞いた。理解
どんなことが不都合か、自
できたら作業がスムーズにな
分なりに説明できていま
った。
す。いいことだと思いま
す。
設定課題:データ入力、マラソン準備班の手助け
実
習
内
容
① 体力調査のデータ入力
8/21
(水)
② マラソンコースについ
ての打ち合わせ、測定
補助
実習生の特記事項
指導者のコメント
2015年に富山で開催されるマ
ラソンについての打ち合わせ
2015年 に 富 山 県 で マ ラ ソ
ン大会を開催することか
に同行していただきました。
ら、準備を進めています。
社会人としてのマナーやルー
ルなど学校で学んだ通りに行
今日は関係者との打ち合
わせやコースの調査など
っていた。
長時間に渡って協力して
いただきました。役所の仕
事は机上ばかりでなく、現
場に出る仕事もあること
が分かって頂けたと思い
ます。
設定課題:体力テストの記録用紙の点検
実
習
内
容
① 記入漏れがないか
8/22
(木)
② 報告の数分の記録用紙
があるか
勤務時間:8:30~17:15
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
記入されている数字があって
いるか、記入漏れがないかを
点検する細かい作業だったの
で、体調が悪くなってしまい
ました。
でも、こういう作業もあるん
だと学びました。
今日は点検作業だったの
でかなり気疲れしていた
ようです。このような仕事
は事務処理上大切な仕事
となるので良い経験であ
ったように思います。
- 17 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:体力テストのデータ入力
実
習
内
容
① 体力調査の点検作業
8/23
(金)
② データ入力
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
その二つの作業を今日ですべ
入力作業もしっかりと行
て終えることができました。
い、こちらが気づかなかっ
期間内に終えることが私の目
た入力もれもしっかりと
標だったので、安心しました。 点検していました。今回は
1週 間 で 身 に つ い た こ と を こ 点検が主でしたが、今後、
れからの就職活動に生かして 自 分 で 作 業 手 順 や 効 率 の
いきたいです。
良い業務の仕方、業務上の
法的制限なども勉強し、一
人で一連の作業ができる
ように頑張ってください。
- 18 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山市役所(富山市科学博物館)
経営情報学科1年
13M106 竹川恵未
職業体験で学んだこと
私は、富山市役所及び富山市科学博物館で 10 日間、就業体験をさせていただきました。この
就業体験での私のテーマは、富山市の業務内容と活性化の働きを知るということでした。そのテ
ーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。
私は、主に富山市科学博物館で就業体験をさせていただきました。科学博物館というと、模型
や恐竜の化石が展示してあるイメージがありました。職員の方は、堅いイメージがあり、業務内
容は接客や事務仕事だと思っていました。
インターンシップの初日に、オリエンテーションとして富山市科学博物館内を案内していただ
きました。一番印象に残ったことは、学芸員の方の説明する姿です。ひとつひとつの展示室にお
いて、学芸員はとてもキラキラしており、楽しそうに説明する姿に魅力を感じました。展示物は、
ただ展示してあるものではなく、専門分野が違う 1 人 1 人の学芸員の方々が実際の現場に行き、
その経験を生かし、研究を行い、形となっていることを知り、学芸員の仕事は研究だけではなく、
自ら動いて研究を行うというとても大変な仕事であると思いました。収集したものには、何十年
も昔から保管してある標本がたくさんあり、その中でまだまだ研究が必要なものもたくさんあり
ます。昆虫も植物も動物も、標本を行う場合は必ず形が崩れないよう注意して行うことやどこで
採ったか、誰が採ったか、いつ採ったかを記入しなければなりません。そこでの作業はひとつひ
とつ標本に触れ、取扱いに注意し、整理を行いました。また、恐竜や海の化石に子どもたちが実
際に触れるイベントがあり、化石の説明を行う作業を行いました。化石の名前、どのような恐竜
の化石なのか、どの部分なのかなど、子どもたちは知識が豊富で、質問に対しての対応をするこ
とが大変難しかったです。知識がないと説明することが難しいので、事前に勉強し知識を得てお
く必要があると思いました。質問をしてこられるお客様は、子どもばかりではなく、大人の方も
多いので、子どもと大人では対応の仕方や言葉使いが、それぞれに適すよう心掛けました。特に
子どもへの説明は、知識があっても内容を子どもに伝えることが大切なので、その対応が一番難
しかったです。
富山市科学博物館には、多くのお客様が来館されます。幅広い年齢のお客様や団体様、家族ず
れのお客様など、お客様の立場を考えながら、臨機応変に対応することを学びました。また、こ
れまで富山県の自然に触れ、考える機会がなかったのですが、富山県について深く知ることがで
きました。そして何より、職員の方々の温かさやこの富山市科学博物館に対しての熱意ある姿に、
あこがれを持ちました。
社会人では仕事に対する熱意を持てる人になりたいと思いました。
- 19 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山市役所(科学博物館)
研
竹川 恵未
修
日
報
設定課題:富山市役所・公務員について理解する。
実
8/29
(木)
習
内
容
勤務時間:8:30~15:00
実習生の特記事項
①富山市の施策について
②社会人のマナーにつ い
講話では、公務員になるには、
法に関することを勉強するこ
て
③地方公務員について
と、コミュニケーション能力
が必要である。そして、富山
指導者のコメント
市役所は、市民の声を一番近
くで、一番関わる仕事だと知
った。
設定課題:科学博物館について理解する。
実
8/31
(土)
習
内
容
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
① オリエンテーション
展示されているものは、学芸
館のスタッフの視点で全
② 個人館内見学
課の方々が、山登りなどを経
験し、見たものを研究して、
体を見ようと努力してい
ます。これから一週間、視
③ プラネタリウム鑑賞
形になっていること。研究な
野を広めていってくださ
い。
④ Excel集計
どの他にもイベント(スタン
プラリー)を行うことも、学芸
課の仕事のひとつであること
が分かった。
設定課題:科学博物館の仕事について理解する。
実
習
内
容
① プラネタリウム補助
9/1
(日)
② サイエンスライブ補助
③ 画像編集
実習生の特記事項
指導者のコメント
券の回収時に、お客様に対し
て明るく、そして丁寧に接客
展示室では、さまざまな状
況にいるお客さんの立場
する。
「接遇」が大切。お客様
に伝えることや対応すること
は難しいことだと思った。
を考えながら、臨機応変に
設定課題:科学博物館の仕事を理解する。
実
習
内
容
① 画像(ムービー)編集
9/3
(火)
② 植物(コケ)標本
勤務時間:8:30~17:15
対応することが大切です。
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
「普及・展示・調査研究・収
集保管」の4つの業務があり
標本は収集保管にあたる。標
本には番号がついており、必
ず採った場所、日時、誰が採
ったかを記録しておくことを
博物館の裏側の仕事は地
道な作業が多いです。1つ
1つ丁寧によくしていた
だきました。
知った。画像編集は、画像を
何枚もつなぎ合わせ、つなぎ
目が分からないように、スム
ーズに作らなければいけない
と思った。
- 20 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:市役所に関わっている仕事について理解する
実
習
内
容
① 流杉浄水場
9/4
(水)
実習生の特記事項
勤務時間:8:30~16:00
指導者のコメント
どこの企業も、富山をアピー
② 富山ガラス工房第2工
房
③ 庁内見学
ルするもの、富山市をより安
全に、私たちが安心していら
れるように、市外や全国にも
広めているところが、共通し
ているところだと思った。
④ エコタウン交流推進
センター施設見学
⑤ 富山駅新幹線
車窓
流杉浄水場→モンドコレクシ
ョン 2012 金賞受賞
3 最高金賞
201
見学
設定課題: 科学博物館について理解を深める。
実
9/5
(木)
習
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
見学
昆虫標本時→昆虫には絶対触
まったく畑違いのことを
② レポート
らない!種類に分け、またそ
れを分け、細かく分けて保管
やっていただきましたが、
丁寧に標本を扱っており、
③ 昆虫標本の整理
し、羽の数や足の長さなど1
種類1種類特徴を確認しなが
また作業も手早くされて
いました。今後も「虫」に
ら分けることを学んだ。
興味を持って接していた
だけると良いと思います。
① 2階展示室
設定課題:サイエンスライブのやり方を覚え、接客を学ぶ。
実
習
内
容
① サイエンスライブ補助
9/7
(土)
勤務時間:8:30~17:15
② プラネタリウム補助
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
プラネタリウムでは、入場券
の回収をした。
サイエンスライブでは、初め
て聞く恐竜の名前などの化石
今日は突然のサイエンス
の説明を子供たちにした。子
供と大人に適した対応の仕方
をしなければならないことを
学んだ。化石の説明をするの
にいっぱいだったので、周り
を見て余裕をもってコミュニ
ケーションをとることが必要
だと思った。
- 21 -
ライブでしたが、上手に説
明できたと思います。行事
には、幅広い年齢の方々が
参加されますので、それぞ
れに適した対応を心掛け
ましょう。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:昨日よりも良い接客を行う。
実
9/8
(日)
習
内
容
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 化石の倉庫の整理
昨日よりもお客さんの人数が
知識があっても子供に内
② サイエンスライブ補助
多かったのですが、落ち着い
て対応できたと思う。子ども
容を伝えることが難しい
ことがよくわかったと思
③ プラネタリウム補助
の方が知識が豊富で、子ども
います。今後、使用する言
に説明をするときは、さらに
葉も考えながら実践して
知識を持ち分かりやすく説明
しないといけない。知識を身
みてください。
④ 展示室巡回
に付けることと、接客の慣れ
が大切。
設定課題:富山市の自然について理解する。最終日、一生
勤務時間:8:30~17:15
懸命取り組む。
実
9/10
習
内
容
① クジラの頭の標本整理
(火)
② 富山市の自然観察調査
実習生の特記事項
指導者のコメント
富山市の自然観察調査では、
対象となっているカエルやス
研修先の博物館の身にな
って市民及び自然に接し
ズメは見られなかったが、野
生のカモシカやイノシシの掘
た行動が評価できます。
り返しなど、大自然に深く近
づく事ができたと思う。
設定課題:インターンシップのまとめ
公務員について学ぶ。
実
9/11
習
内
容
① 若手職員との座談会
(水)
② 職員採用について
実習生の特記事項
今のうちにしか出来ないこと
(バイト・遊びなど)をやって
おいた方がよい。学生は、社
会人より責任が少ないため、
色々なことを経験することが
大切である。堅いイメージの
ある公務員だが、イメージと
は逆で、明るく優しい方々ば
かりだった。公務員になるに
は、しっかり勉強して、市民
の方を平等に接することも大
切だと思った。
- 22 -
勤務時間:9:00~14:15
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:滑川市役所
経営情報学科
13M011 梅原
1年
千春
市民と同じ目線に立つ
私は 、 滑 川市 役 所 の生 活環 境 課 と、 ま ち づく り課 、 及 び子 ど も 課で 4日 間 、 イン タ ー
ンシ ッ プ をさ せ て 頂き まし た 。 イン タ ー ンシ ップ へ 参 加す る に 当た り、 次 の よう な テ ー
マを 設 定 しま し た 。1 つ目 は 、市役 所 は どの よう に し て地 域 や 市民 に貢 献 し てい る か 、そ
のた め に どの よ う な仕 事を し て いる か を 知り 、その 上 で仕 事 の 意義 やや り が いを 学 ぶ 。2
つ目 は 、 社会 人 と して 必要 な マ ナー や コ ミュ ニケ ー シ ョン 能 力 を身 に着 け る とい う こ と
です 。 こ の内 、 1 つ 目 のテ ー マ を中 心 に 、4 日間 の 研 修に つ い ての 報告 を し ます 。
1日 目 は 秋の 全 国 交通 安全 運 動 のイ ベ ン トや 、交 通 安 全市 民 大 会の 配布 用 プ ログ ラ ム
やパ ン フ レッ ト な どの 交通 安 全 啓発 用 具 の袋 詰め と 、 会場 の 設 営を しま し た 。
2日 目 の 午前 中 は 、海 岸沿 い と 早月 川 沿 いの 不法 投 棄 のパ ト ロ ール と、 生 活 環境 課 所
管施 設 の 見学 を し 、午 後か ら は 市内 2 箇 所の 公園 の 掃 き掃 除 、 ゴミ 拾い な ど の美 化 活 動
を行 い ま した 。 3 日目 の午 前 中 は市 内 の 保育 園で 園 児 と一 緒 に 市の イメ ー ジ アッ プ キ ャ
ラク タ ー 「き ら り ん」 の暗 闇 で 光る マ ス コッ トを 作 り 、交 通 安 全を 呼び か け まし た 。 3
日目 の 午 後か ら と 4日 目は 、 児 童館 祭 り の準 備と し て 、玩 具 の 片づ けや 掃 除 、の ぼ り や
飾り 花 の 制作 な ど をし まし た 。
イン タ ー ンシ ッ プ 中に 滑川 市 役 所は 他 の 市に 比べ 、住 民 千人 当 た り の職 員 数 が少 な く 、
その 分 一 人あ た り の業 務も 多 い と聞 き ま した 。そ の た め、 ひ と りひ とり の 職 員が 多 く の
こと に 対 応し 、 様 々な こと を 知 るこ と や 、外 に出 て 自 分の 目 で 市の 環境 や 住 民を 見 る こ
とで 、 市 の現 状 理 解を 深め る こ とに も つ なが って い る のだ と 学 びま した 。
イン タ ー ンシ ッ プ 前は 、市 役 所 の仕 事 は 室内 での パ ソ コン 操 作 が中 心の 事 務 業務 ば か
りだ と 想 像し て い まし た。 し か し、 4 日 間を 振り 返 る と、 市 役 所の 仕事 は 所 内に い る こ
とよ り 、 所外 で 体 を動 かす 業 務 の時 間 の ほう が長 い こ とが 分 か りま した 。 そ して 、 私 た
ちが 体 験 した 業 務 の多 くが 、 現 場の 空 気 を肌 で感 じ ら れる 業 務 が中 心で し た 。
4 日 間 と短 い 期 間で し たが 、今 回 の イン タ ー ンシ ッ プ を通 し て 、市 役所 の 仕 事は 想 像 以
上に 地 域 活動 に 密 着し たも の が 多く 、 ま た職 員の 方 々 が様 々 な 方面 から 市 民 がよ り 快 適
に生 活 を 送れ る よ う支 えて お ら れる こ と を知 り 、「 人 の ため に 働 く 」こと の 意 義や 、仕 事
のや り が いが い の 一端 を学 ぶ こ とが で き まし た。
今後 は こ のイ ン タ ーン シッ プ で 学ん だ こ とを 、就 職 活 動や 社 会 生活 に活 か し てい き た
いと 思 い ます 。最 後に 、4 日 間お 世 話 にな っ た滑 川 市 役所 の 皆 様へ 、厚 く 御 礼申 し 上 げま
す。
- 23 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:滑川市役所
梅原 千春
研
修
日
報
設定課題:作業内容を覚える
実
9/20
習
内
容
勤務時間:8:30~17:00
実習生の特記事項
① インターンシップ概要
市政概要を知ることで、イン
② 市政概要を知る
ターンシップ中に行う業務の
意味を考えて行動する。
(金)
指導者のコメント
③ 交通安全市民大会及び
環境フェアの準備
設定課題:積極的に仕事に取り組む
実
9/24
習
内
容
① 不法投棄パトロール
(火)
② 生活環境課所管施設見
学
勤務時間:8:30~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
不法投棄されたゴミを、自分
の目で確認することでどのよ
うに対応・対策すればいいか
考える。
③ 都市公園美化活動
設定課題:効率よく仕事を行う
実
9/25
(水)
習
内
容
① 交通安全啓発用具作成
業務
② 児童館まつり各コーナ
ーの準備
勤務時間:8:30~17:00
実習生の特記事項
ただ話をするだけではなく、
児童に合わせグッズを使って
わかりやすい説明をすること
が大切なのだと感じた。
設定課題: 与えられた仕事を時間内に行う
実
9/26
(木)
習
内
容
① 児童館まつり各コー
ナーの準備
指導者のコメント
実習生の特記事項
児童の目線に立ち、安全に楽
しめるようにすることが大切
である。
- 24 -
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:黒部市吉田科学館
経営情報学科 1年
13M087
川岸小夏
本当にやりたい仕事
私は、黒部市吉田科学館で10 日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマは、社会を実
際に体験すると共に、社会や仕事についての具体的なイメージをつかみ、将来の理想像をはっきりとさせるというこ
とでした。
実際私がやらせて頂いた仕事は、プラネタリウム・ドーム映像の投影、映像祭の補助、アナウンス、工作教室・自
然観察会の手伝い、利用者対応、事務作業などでした。
プラネタリウム・ドーム映像の投影の仕方を教えて頂いた時、見るのと実際にやってみるのとでは大きく違う事が
分かりました。簡単そうに見えても、実際にやってみると手順が難しく、ひとつチェックを怠れば上手く映像が流れ
なくなり、お客様に迷惑をかけてしまいます。ミスをなくすためにメモを取ることの重要さや、任された仕事を責任
持って、確認をしながら取り組むことの大切さを学びました。私は星について興味があったので、楽しみながら、積
極的に仕事ができました。自分の好きな仕事に携わることができるということは、幸せなことだと実感しました。受
付の仕事をしている中でお客様が多く来られた時はやはり嬉しく思い、また“ありがとう”と言われると、自然と笑
顔になり、温かい気持ちになることができました。それと同時に、お客様にも笑顔と満足を届けたいと感じ、お客様
に直接関わることのできる仕事が、自分にとってやりがいのある仕事だということに気付きました。事務作業では、
データの打ち込みや集計などが複雑で分からない事が多々あり、最初は自分で解決しようとして時間がかかってしま
いました。また一度説明してもらった時に理解しきれず、もう一度聞きに行ったこともありました。要領良く、正確
に仕事をするためにも、わからない所は最初にしっかりと理解するまで質問をすることの大切さを実感しました。
この10 日間での様々な体験を通し、社会で一番必要だと感じたことは、当たり前のことが当たり前にできることで
す。責任、笑顔、あいさつ、時間を守るなどといった当たり前なことができる前提があっての社会で働くということ
だと思いました。責任とは、与えられた仕事を最後までやり通すことだと思います。学生にとっての責任とは、課題
を期限厳守で提出することや、授業をしっかり聞いて理解するということだと思います。これからの学生生活では、
この学生にとっての責任という言葉を意識し、少々の困難には逃げないで向かうこと、自分の取り組んだ事柄につい
て「本当にこれでいいのか」とよく考えること、分からないことをそのままにせず、的確に質問し分かる努力をする
こと、を心がけていきたいと思います。私は今まで事務職に就こうと考えていましたが、このインターンシップを通
してお客様と関わる仕事にやりがいを感じ、少し見直してみようと思いました。自分自身で「できる」と思ったこと、
「したい」と思ったこと、
「向いている」と思ったこと、これら3 点をまずは整理し、この振り返りによって今の自分
が持つ力や志向、やってみたいことを見つけていこうと思います。
- 25 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:黒部市吉田科学館
川岸 小夏
研
修
日
報
設定課題:仕事を覚える
実
習
内
勤務時間:8:30~17:15
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
今日は主に見学することが多
休憩中にもかかわらず、作
かった。プラネタリウムやド
ーム映像見学など、貴重な体
業を手伝っている姿を見
て、協調性と積極性を感じ
④サイエンスショー見学
験をさせていただいた。今日
ました。
⑤野生生物映像祭アナウン
教えて頂いたことを忘れず、
ス文作成
⑥利用者対応
これから頑張っていきたい。
①開館準備
8/6
②プラネタリウム見学
(火) ③ドーム映像見学
⑦閉館準備
設定課題:野生生物映像祭の対応
実
習
内
容
①開館準備
8/8
②事務作業
(木) ③館内放送
④野生生物映像祭ドーム内
誘導・監視
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
今日から野生生物映像祭とい
場内アナウンスも上手だ
うイベントが始まった。アナ
ウンスをするのが初めてだっ
たので緊張したがとても良い
った。ものおじする事ない
性格は好印象である。
経験になった。ドーム内の誘
⑤野生生物映像祭
⑥場内アナウンス
受付
⑦利用者対応
⑧写真撮影
導・監視・受付という仕事も
任せていただいた。前日に教
えて頂いたことを進んで実践
することができた。
設定課題:お客様への対応
実
習
内
①事務作業
8/9
②野生生物映像祭
(金)
視
③野生生物映像祭
④館内放送
⑤場内アナウンス
⑥利用者対応
⑦写真撮影
勤務時間:8:30~17:15
容
誘導・監
受付
実習生の特記事項
指導者のコメント
野生生物映像祭2日目。仕事の
内容はあまり変わらなかった
ので、スムーズに仕事をする
ことができた。お客様の対応
をもっと頑張りたいと思っ
た。
他の研修生やボランティ
アの方々と一緒に仕事を
してもらいましたが、コミ
ュニケーションも良好で、
協調性を改めて確認しま
した。
設定課題:野生生物映像祭の補助
実
習
内
容
①事務作業
8/10 ②野生生物映像祭ドーム内
(土)
セミナーに参加
③セミナー質疑応答
④利用者対応
⑤写真撮影
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
野生生物映像祭3日目。午後か 不明な点は質問し、あいま
ら映像の制作者に来ていただ い な ま ま に し な い 姿 勢 が
くセミナーがあり、参加した。 良い。
とても貴重な体験だった。事
務作業では、もう少し要領よ
く、てきぱきとしなければな
らないと思った。
- 26 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:子供達と触れ合う
実
8/11
習
内
勤務時間:8:30~17:15
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①発明クラブ補助
発明クラブ(工作)の手伝い
発明クラブの子供達とも
②自然観察補助
をしながら、子どもたちと触
れ合うことができた。
うまくコミュニケーショ
ンが取れています。工作も
自然観察会の手伝いでは実際
器用にできています。
(日)
に川へ入り、自然を肌で感じ
ることができた。
子供たちの様々な表情が見ら
れて楽しかった。
設定課題:投映を覚える
実
習
内
勤務時間:8:30~17:15
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①プラネタリウム投映
8/13 ②ドーム映像投映
(火) ③場内アナウンス
プラネタリウムとドーム映像
周りの状況を把握してい
の投影の仕方を教えて頂いた
。とても難しかった。
て、手助けが必要と判断し
た場合は、仕事の手を止め
④利用者対応
覚えるのは大変だけど、自分
て手助けの行動をとって
⑤事務作業
ひとりでもできるようにしっ
かりとこなしたい。
おり、行動も早い。
設定課題:スムーズに作業できるようにする
実
8/14
習
内
容
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
プラネタリウムの生解説を聞
かせていただいた。臨機応変
プラネタリウム投映の準
備から終了までの一連の
に言葉を変えていて、私もも
っとそういう対応を頑張りた
操作、13日から指導しまし
たが覚えるのが速いです。
⑤プラネタリウム・ドーム映
いと思った。
アナウンスが少し早いよ
像生解説見学
⑥利用者対応
⑦事務作業
わからないことは理解できる
までしっかり質問することが
できた。
うに感じられますが、初日
と比べると少し余裕がで
きたかなと思います。
①プラネタリウム投映
②ドーム映像投映
(水) ③場内アナウンス
④灯台見学
設定課題:アナウンスを上達させる
実
習
内
容
①プラネタリウム投映
8/16 ②ドーム映像投映
(金) ③場内アナウンス
④工作
⑤魚のエサやり
⑥利用者対応
⑦写真撮影
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
アナウンスが速いという指導
をいただいたので、今日はそ
こに気を付けて原稿を読むこ
とを心がけた。案内をもう少
し積極的にしたいと思った。
幅広くいろんな仕事を体験さ
せていただいた。
今日は事務作業から、工作
、飼育している魚のエサや
りなど、色々なことをやっ
てもらいました。どの作業
も積極的にやってくれる
ので助かります。
- 27 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:工作手順を覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
折り紙ヒコーキとボール作りを
①工作実習
8/20 ②プラネタリウム投映
教えて頂いた。子供たちと一緒
(火) ③ドーム映像投映
に楽しみながら工作をすること
ができた。
④場内アナウンス
⑤利用者対応
⑥報告書作成
設定課題:自分から積極的に行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
最後の日ということでまとめ作
①報告書作成
8/21 ②読書「宇宙兄弟」
業が中心だった。最後にプラネ
(水) ③水質調査補助
タリウムを見ることができてよ
かった。
⑤利用者対応
④まとめ作業
- 28 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
手先が器用なので工作は難
なくできた。子供たちの扱い
もうまい。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
あっという間の10日間でし
たが、明るい笑顔で仕事をし
てくれた事に感謝します。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:黒部市美術館
経営情報学科
13M122 本田
1年
美帆
困難を乗り越えるチームワーク力
私は、黒部市美術館で8日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマは、社
会で働く上で必要なことを理解し、今後の学生生活での新しい目標や過ごし方を見つけることでした。そ
のテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。
研修内容は、主にワークショップや出前授業の材料の準備で、画用紙を正確に測り、カットしたりする
ことでした。その他に、収蔵作家の略歴データの打ち込みや、ワークショップの手伝い、ポスターの貼り
換えなどの仕事をしました。私は、美術館は華やかな仕事を行っているように想像していましたが、裏で
は、華やかだけではない細かくて根気が必要な仕事が沢山あり、驚きました。
下準備の地味な仕事は、人々と接して直接目に見えて感謝されるような機会があまりなく、同じ作業を
長時間繰り返すので、集中力を続かせるのは困難でした。しかし、ワークショップの見学をしたときに、
自分が準備した材料を使って楽しそうに作品を作っているお客さんを見て、頑張って良かったととても嬉
しくなりました。目立たない小さな仕事は、一見やりがいを感じにくく思いますが、小さな仕事の積み重
ねが、大きな仕事の成功に繋がるということを忘れてはいけないと思いました。どのような仕事も、役割
を理解し、真剣に取り組まなければいけないと思いました。私は、数カ月後に就職活動が始まりますが、
少しでも興味を持てて、自分の得意なことを生かせる仕事に就きたいと思いました。
また、職員のみなさんは、普段から楽しく会話を交わしておられ、とても良い雰囲気でした。そして、
自分の仕事のことだけではなく、常に周りの職員の方の様子に気を配り、手が足りない様なときは協力を
して仕事をしておられました。私は、やる気を持って仕事を順調に進めるためには、良いチームワークが
欠かせないと思いました。学生の時は、個人の自由度が高いように思います。一方社会人になると、個人
の行動が全体に大きな影響をもたらすのだと思いました。私は、社会人になると、全員で職場の雰囲気を
作り、目標に向かって頑張らなければならないことを実感しました。そして、自分の考えをきちんと伝え
るためのコミュニケーション能力も良いチームワークをつくるには必要だと思いました。私は、様々なこ
とに取り組む時間が沢山ある学生のうちに、積極的に色々な経験をしたいと思いました。物事を行うとき
は、常に信頼される行動とは何かを考え、先を見越した行動をしたいと思いました。そして、年代を問わ
ず多くの人と積極的に関わり、普段からコミュニケーションについて考えることができればいいなと思い
ました。
私は、授業などで社会人になったときに必要なことを話で聞いていましたが、実感がなく漠然としか受
け止められていませんでした。しかし、実際に働くということを経験して、働くことの厳しさややりがい
などを知ることができ、社会人で必要なことを少し理解できたように思います。今回の就業体験で学んだ
ことを今後の学生生活に生かし、さらに成長していきたいです。就職活動においても今回のことを生かし、
頑張りたいと思います。
- 29 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:黒部市美術館
本田 美帆
研
修
日
報
設定課題:黒部市美術館での1日の過ごし方を頭に入れる。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① ワークショップ・出前授業 働くということを初めて経験し
8/23
て、仕事をする上で、まず大切
の材料の準備
(金)
なことは、はっきりとした声で
自分の言いたいことが相手にき
② 封筒作り
ちんと伝わるように話すことだ
③ 作家データの打ち込み
と思った。
④ 館内の点検
設定課題:工夫して仕事を頑張る。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 新聞記事の切り抜き
昨日より、長時間の労働時間に
8/24
慣れたように思い、仕事をやり
(土) ② 文書のコピー,印押し,カ 遂げたときは達成感を得ること
ット
ができた。新聞からの情報収集、
毎日の記録などの細かな仕事の
③ お金の確認
大切さを知ることができた。
④ 入館者の記録
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
初めての環境で緊張したか
と思います。9月1日までの
期間は長いようで、あっとい
う間だと思いますので、積極
的に多くのことを経験し、働
く事について深く考えるき
っかけとしていただけたら
幸いです。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
多くの量の作業をしていた
だきました。丁寧に根気強く
作業をしていただき、感心し
ました。長時間お疲れ様でし
た。
⑤ 館内の点検
設定課題:指示されたことを、きちんと頭に入れる。
実 習 内 容
① 出前授業の材料の準備
8/25
(日) ② 館内の点検
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
美術館では、作品の展示の他に
も色々な仕事があることが分か
った。単純な作業でも作業の順
序ややり方で効率の良さが変わ
ってくると思った。
美術に親しんでもらおうと
市内の保育所・小学校で9つ
のワークショップを行って
います。間違えないようにす
ることは勿論ですが、効率よ
く準備することも考えて作
業をしています。スムーズに
準備していただきありがと
うございました。質問する姿
が見られ、嬉しく思います。
- 30 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:正確かつ効率よく仕事を行う。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① ワークショップ・出前授業 ワークショップの見学をして、
8/27
の材料の準備
お客さんの喜んでいる笑顔を見
(火)
ると嬉しい気持ちになり、仕事
② ワークショップの見学
へのやりがいにも繋がった。材
料の準備は、効率よく進められ
③ 館内の点検
て良かった。
設定課題:色々な仕事を丁寧に頑張る。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① ワークショップの材料の
ワークショップでの接客の仕事
8/28
準備
は、上手なコミュニケーション
(水)
は実際にしてみると難しく、実
② ワークショップの手伝い
際にすることで学べることがあ
ると思った。展示風景の撮影は、
③ 館内の展示風景の撮影
貴重な体験であり、自主的に頑
張ることができた。
④ 館内の点検
設定課題:自分で気づいてできることは進んで行う。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① ワークショップの片付け 作家データの打ち込みは、資料
8/30
から情報を選ぶのが難しく思っ
(金) ② ポスターの貼り換え
たが、自分なりに頑張ることが
できた。ポスターの貼り換えは、
③ 作家データの打ち込み
簡単に見えて、まめな仕事だと
思った。
④ 館内の点検
- 31 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
慣れてくることで、仕事内容
に対して新たな「気づき」も
でてくるのではないでしょ
うか。効率や質を上げるには
どうしたらよいか…等の改
善や工夫する視点を持つこ
と、実行することができるよ
うになると仕事の楽しさや
意欲も上がりますので、頑張
ってみてください。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
本日体験していただいた接
客の仕事では、特にコミュニ
ケーション力が大事です。日
常生活での様々な経験など
も役に立てることができま
すので、意識してみてくださ
い。接客にとどまらず、仕事
を円滑に進める上でも大変
大事ですので。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
どのような職業にも地味で
小さな仕事が沢山あります。
1つ1つは大したことのな
いように思えるかもしれま
せんが、決してそのようなこ
とはありません。小さな1つ
1つの積み重ねがあるから
こそ、できる仕事や結果に繋
がってくるものだと思いま
すので、しっかりと取り組ん
でいただけたらと思います。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
設定課題:仕事に集中する。
実 習 内 容
① 掲示物の撮影
8/31
(土) ② ワークショップの材料の準
備
③ 掲示物の貼り換え
修
日
報
実習生の特記事項
細かな作業を長時間行うと
きの集中力の持続は難しか
った。丁寧さに欠ける失敗も
してしまい、どんなときでも
仕事は正確に行わないとい
けないと実感した。
④ 館内の点検
設定課題:今までのことを振り返って、一生懸命頑張る。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 出前授業の材料の準備
細かな作業を長時間行った
9/1
が、集中して、正確に行うこ
②
掲示物の貼り換え
(日)
とができた。仕事は、効率と
質のどちらも欠けないよう
③ 館内の点検
にする工夫が大切だと思っ
た。
- 32 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
ワークショップの材料の準
備は、細かな作業で大変根気
が必要だったと思います。本
当にお疲れ様でした。明日は
最終日ですが、今までのこと
を振り返りつつ、悔いが残ら
ない様頑張ってください。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
何事も準備に8割程かかり、
事業を成功させるには十分
な準備が必要です。美術館は
一見華やかな職場に見えが
ちですが、実は地味な作業が
ほとんどです。今回の体験が
、今後の生き方の参考になれ
ば嬉しいです。お疲れ様でし
た。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:朝日町役場
経営情報学科 1 年
13M022 越 間 翔 子
仕事と地域のつながりを学ぶ
私は、朝日町役場で 10 日間研修をさせていただきました。このインターンシップでは、働くこと
は地域にどのような影響を与えるのか、役場の仕事とはどのようなものかを知ることをテーマとしま
した。
初日早々、役場内でラジオ体操の放送が流れたことに驚きました。この取り組みは、ラジオ体操を
することで頭がスッキリし、今日も一日頑張ろうと思えるそうです。私もラジオ体操をして、眠気を
払しょくすることができました。また、部署ごとに挨拶練習もしました。みんなで取り組むことで、
誰にでも元気に挨拶ができるようになると感じました。
また、「まちなかマルシェ」という、野菜やお菓子を売る行事にも参加しました。テントを張る仕
事は力や体力がいり、役場の仕事は机上のものだけではないのだと知りました。途中で雨が降り出し、
予定よりも早く終わってしまいましたが、地域の方は優しく来場してくださった方々も楽しそうだっ
たので嬉しかったです。
役場ではメディア関係の仕事にも携わっており、テレビ番組の打ち合わせや撮影では、今までは見
る側だったので、作る側の仕事を見学することは大変貴重な経験となりました。
地域の方々は優しく、食べ物も美味しい朝日町ですが、「過疎化」という深刻な問題を抱えていま
した。朝日町が過疎問題を抱えていることは以前から知っていましたが、過疎地域に指定されていた
ことは、インターンシップを通じて初めて知りました。私の住む入善町も、過疎地域にこそ指定され
ていませんが、それでも大きな問題となっているので、とても身近なものに感じました。役場では過
疎対策を考え、まちづくりに取り組んでいます。私も、まちづくりのために若者向けのアンケート項
目の考案や行事や施設のポスターの作成をしました。私の案が、少しでも朝日町のまちづくりに役立
ってほしいと願っています。
私はアルバイトの経験もなく、仕事とはどのようなものか理解していませんでした。当初は不安が
先行していましたが、役場の皆様は優しく、特に担当の企画政策室の方には仕事だけではなく体調面
も気にかけてくださいました。仕事の指示も的確でわかりやすかったので、仕事にも上手く取り組む
ことができ、充実した 10 日間を送ることができました。
このインターンシップで、役場が取り組むまちづくりや役場に勤めるからこそわかる地域が抱える
問題を知ることができました。私も就業するのであれば、自分の住む地域のまちづくりに携わるよう
な職に就きたいと思います。
- 33 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:朝日町役場
越間 翔子
研
修
日
報
設定課題:アンケート項目の考案
実 習 内 容
実習生の特記事項
①庁舎内案内
朝にラジオ体操の放送が流れた
8/19 ②資料整理
ので驚いた。たとえインターン
(月) ③アンケート案の提出
シップとして来ていても、来客
者から見てみれば皆役場の人と
④まちなかマルシェの準備
して見られるので、挨拶はしっ
かりしなければいけないことを
教わった。
設定課題:まちなかマルシェの手伝い
実 習 内 容
実習生の特記事項
①まちなかマルシェの手伝い テントの準備は力と体力がいる
8/20
(準備、開催、片づけ)
仕事だった。途中で雨が降り出
(火)
し、予定よりも早く終わってし
まったけど、来てくれた地域の
方々は楽しそうだったのでよか
った。
勤務時間:8:15~17:15
指導者のコメント
実習の課題である「アンケー
ト質問内容」を提出してもら
い、若者の視点を取り入れる
ことができた。参考にしたい
と思う。
設定課題:資料の作成
実 習 内 容
①資料をまとめる
8/21 ②資料作成
(水) ③資料のチェック
勤務時間:8:15~17:15
指導者のコメント
町の主要施策報告書の校正
を行っていただいた。文字や
数字のズレなど細かな点に
まで気を配り、チェックして
いた。
勤務時間:8:15~17:15
指導者のコメント
CATV編成会議では、メモを
取るなど、会議に参加する姿
勢が見られた。そのほか、番
組チェック、保存文書チェッ
クなど行政ならではの業務
を体験していただいた。
実習生の特記事項
会議で配布される資料をまとめ
る仕事をした。自分がまとめた
資料が配布されるのだと思うと
緊張したが、自分の仕事をしっ
かりこなすことができた。
設定課題:番組のチェック、保存文書のチェック
実 習 内 容
実習生の特記事項
役場では、番組の打ち合わせや
①ラジオ原稿のチェック
8/22 ②番組の打ち合わせ
撮影の仕事もあるのだと知った
(木) ③撮影見学
。今まで番組は見る側だったの
④保存文書のチェック・記録 で、作る側の仕事を見学するこ
とは貴重な経験だった。
入力
- 34 -
勤務時間:8:15~17:15
指導者のコメント
あいにくの荒天の中、まちな
かマルシェの準備、会場設営
、運営、後片付けに携わって
もらいました。荒天の中の作
業にも根を上げず頑張って
いました。又、関係者、お客
さんへの挨拶もできていた
と思います。自治体の仕事は
机上のものだけではなく、外
での身体を使ったものもあ
ると知ってもらえる機会に
なったのではないかと思い
ます。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:アンケートの設問の考案
実 習 内 容
実習生の特記事項
①アンケートの設問の考案
前に考えたアンケート案をより
8/23
答えやすい形式に書き直した。
(金)
若者を中心としたアンケートで
、どのようなことを質問にすれ
ば答えやすいかを考えるのは難
しかった。
勤務時間:8:15~17:15
指導者のコメント
アンケート設問の考案とい
う「考える」作業に取り組ん
でもらった。資料作成や原稿
チェックとは違い、一から自
分で考える難しい作業だっ
たと思います。真剣に取り組
んでいたと思います。
設定課題:新聞、原稿のチェック
実 習 内 容
実習生の特記事項
①新聞チェック
新聞を読み、朝日町に関する記
8/26 ②新聞コピー
事や自分が興味を持った記事を
(月) ③原稿チェック
コピーする作業をした。新聞を
隅々まで読むのは疲れたが、今
まで新聞を読む機会がなかった
ので、様々な出来事を知ること
ができてよかった。
勤務時間:8:15~17:15
指導者のコメント
広報及びケーブルテレビの
原稿チェックに加え、新聞記
事(5紙・3日分)のチェック
をお願いした。マtに関する
記事、地震が興味を持った記
事を丁寧に検索し、スクラッ
プしてくれた。これからも時
事に関心を持ち、適時に情報
をキャッチするよう心掛け
られたい。
勤務時間:8:15~17:15
指導者のコメント
HPの更新では、少ない説明
であったにも関わらず、作業
を進めていた。物事を理解す
るのが早いと感じた。
設定課題:HPの更新
実 習 内 容
①新聞チェック・コピー
8/27 ②HPの更新
(火) ③資料作成
実習生の特記事項
HPの更新は、ウェブデザインの
授業で教わったことと似ていた
ので、スムーズに進めることが
できた。資料の作成は、ホッチ
キスで止める際に、少しずれて
しまったので、今度からはもう
少し綺麗な資料を作れるように
したい。
設定課題:まちなかマルシェポスター案作成
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ポスター案作成
9月に開催されるまちなかマル
8/28
シェのポスターのデザインは、
(水)
最初は良い案がなく、行き詰っ
ていたが、アドバイスをもらっ
てからは、良い案が思い浮かび、
スムーズに進めることができ
た。人の目を引くデザインを考
えることは難しいことだと思っ
た。
- 35 -
勤務時間:8:15~17:15
指導者のコメント
ポスターは手書きの案をい
くつか作成してもらい、その
中から1案PCで作成しても
らいました。季節感もある、
いい仕上がりだと思います。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:複合施設ポスター案作成
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ポスター案作成
昨日のまちなかマルシェのポス
8/29 ②朝日町見学(取材)
ターと違ってあらかじめ案を考
(木) ③番組チェック
えてきていたのでスムーズに作
業を進めることができた。朝日
④新聞チェック
町の見学では、見たことのない
景色もあり、朝日町は想像より
も広いと感じた。
設定課題:レポート作成
実 習 内 容
実習生の特記事項
①レポート作成
今までを振り返ったレポートを
8/30 ②広報を地区ごとに分ける
書いた。2週間は長いと思ってい
(金)
たが、仕事をしているとあっと
いう間に過ぎて行ってしまった
。この2週間で学んだこともあり
、精神面でも成長することがで
きたと思う。また、自分の悪い
面を見つけることができたので
、今度はその改善をしていきた
い。
- 36 -
勤務時間:8:15~17:15
指導者のコメント
ポスター案作成、取材、番組
チェックと様々なことを体
験していただいた。どの作業
も自分で時間配分、優先順位
を考えて取り組んでいたよ
うに感じた。
勤務時間:8:15~17:15
指導者のコメント
依頼された仕事の性質や意
図を理解しながら誠実に仕
事に取り組んでいただきま
した。行政という一種独特の
職に2週間身を投じ、緊張と
不安の連続だったかもしれ
ません。
「まちづくり」とい
う仕事には、多くの準備、地
道な作業があることも感じ
られたと思います。これから
の生活や人生でも、段取りと
丁寧さを忘れず前進してほ
しいと思います。仕事では、
お客様や職員と多くコミュ
ニケーションを取らなけれ
ばなりません。大きな声で誰
にでも挨拶することは基本
です。この第一歩をこれから
も大切にしていってほしい
と思います。2週間ありがと
う。お疲れ様でした。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:朝日町役場
経営情報学科1年
13M026 笹川成実
今まで知らなかった役場の仕事
私は 2 週間朝日町役場の企画政策室という部門で職業体験をさせていただきました。この研修における私
のテーマは、役場で働くということはどういうことなのか、学校との違いを学ぶということと、仕事をする
上での私の性格・行動の改善点を知るということでした。このテーマをもとに研修内容の報告をしたいと思
います。
私は研修期間中、役場の職員の方々が働いているとき何をしているのかしっかりと見るようにしました。
そして、気づいたことや学んだことをメモしました。職員の方々と私との違いを比較する中で、私は表情を
柔らかくし、俯かないで目を見て受け答えをしっかりするといった基本的なコミュニケーションの姿勢が足
りないことに気が付きました。そこで、コミュニケーションを積極的にとることを意識し、人と係わること
に慣れるよう努力しました。
2 週間の仕事内容は主に企画したイベントの準備とデスクワークでした。役場で働く職員ンの方々は、昼
食をとるための 1 時間ほどの休みになるまでずっと仕事をしています。その集中力は社会人には普通のこと
なのかもしれませんが、私は人よりも集中力が散漫しやすいのでとても感心しました。
2 週間働いたことで学んだことは、役場とは住民がより住みやすく、地域活性化のために働いているのだ
ということです。役場では地域活性化のため空地を利用してイベントを行ったり、施設建設の企画などをし
たりしていることを知りました。また、普段の仕事において学生だと少々のミスは許されますが、社会人で
はそうはいかないということ、そして仕事に対するスピードも重視されるということを学びました。なぜミ
スが許されないかというと、住民に対して間違った情報を伝えてしまったり不良品を出してしまったりする
と社会の信用を失ってしまいます。それは役場にとっても社会にとっても大きな損害になり、職員という個
人の責任・損失だけではすまされないからです。仕事をするときは責任を持たなくてはいけません。それは
大変なことですが、責任感を持ち仕事をやり終えたときにやりがいというものを感じるのだと思いました。
このインターンシップを通して、役場の職員の方々の住民の生活や朝日町の活性化のためには何ができる
かというサービス精神の大切さを知りました。また、私の今後の課題として、積極的に人や社会と係わり、
人と人や社会とのつながりをもっと大切にしていきたいと思いました。このような貴重な体験の機会を提供
していただいた朝日町役場の方々に心から感謝申し上げます。
- 37 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:朝日町役場
笹川 成実
研
修
日
報
勤務時間:8:10~17:10
指導者のコメント
8/19
(月)
設定課題:仕事内容を把握する
実 習 内 容
実習生の特記事項
企画政策室で原稿チェックや広
①朝日町概要説明
報の作成を行った。まちなかマル
②庁舎内案内
シェの準備は体力がいる作業だ
③CATV原稿チェック
った。
④まちなかマルシェ準備
勤務時間:8:10~17:10
指導者のコメント
8/20
(火)
設定課題:まちなかマルシェの開催
実 習 内 容
実習生の特記事項
① まちなかマルシェの準備 雨の中イベントの後片づけは大
・開催・後片づけ
変だった。CATVでは緊急避難速報
②CATV撮影見学
のお知らせについて撮影してい
た。
勤務時間:8:10~17:10
指導者のコメント
8/21
(水)
設定課題:広報あさひをもっと知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
広報あさひには地域のお知らせ
① 広報あさひ概要説明
② 広報あさひ原稿チェック などが乗っている。曜日や字の間
違いがないか確認した。
③ 朝日町案内
勤務時間:8:10~17:10
指導者のコメント
8/22
(木)
設定課題:朝日町の総合計画についてしっかり聞く
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 朝日町概要説明(総合計 CATV番組チェックは番組で流す
映像が見やすいか話し合ってい
画)
② HP概要説明、更新作業 た。細かなところも注意してみる
事が大切だと知った。
③ CATV番組チェック
設定課題:原稿の間違いがないかチェックする
実 習 内 容
実習生の特記事項
① CATV概要
マイシティにいかわの原稿チェ
② マイシティにいかわ(ラ ックをした。疑問に思った箇所が
ジオ)の原稿チェック
あったので質問した。
設定課題:新聞コピーをする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①新聞コピー
新聞コピーでは朝日町に関する
②広報あさひ原稿チェック
記事や気になる記事をコピーし
③CATV原稿チェック
マーカーで印を付けた。
勤務時間:8:10~17:10
指導者のコメント
8/23
(金)
8/26
(月)
- 38 -
勤務時間:8:10~17:10
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
設定課題:HP更新する
実 習 内 容
8/27
(火)
① 新聞コピー
② HP更新作業
③ 転入者アンケート整理
修
日
報
実習生の特記事項
慣れない作業が続き大変だった。
転入者アンケートの整理が途中で
転出者のアンケートと勘違いし、
頭の中が混乱してしまった。
勤務時間:8:10~17:10
指導者のコメント
④ 表及びグラフ作成
8/28
(水)
設定課題:まちなかマルシェのポスター案の作成
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 新聞コピー
まちなかマルシェのポスター案を
事前に考えてワードで作成した。
② HP更新作業
必要な情報をのせるとき、どのよ
③ まちなかマルシェのポス うな配置にするか難しかった。
勤務時間:8:10~17:10
指導者のコメント
ター案作成
8/29
(木)
設定課題:五差路周辺複合施設ポスター・立看板案作成
実 習 内 容
実習生の特記事項
朝日町にも複合施設が建設される
① 新聞コピー
ということを初めて知った。
② HP更新作業
勤務時間:8:10~17:10
指導者のコメント
③ 五差路周辺複合施設ポス
ター・立看板案作成
8/30
(金)
設定課題:今までの仕事内容・感想
実 習 内 容
実習生の特記事項
① レポート作成
今までの経験や学んだことを書い
た。自分に足りないもの、社会人
として働くとはどういうことなの
か知った。この貴重な経験を今後
の活動に活かしていきたい。
- 39 -
勤務時間:8:10~17:10
指導者:コメント
慣れない作業ばかりで緊張
したと思います。学生生活
ではあまり学べない実践的
な作業や仕事場の雰囲気を
知ることができたのではな
いかと思います。この経験
を糧にしていただけたら幸
いです。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先:高岡市役所
経営情報学科 1年
13M098 嶋 安里沙
研修で学んだこと
今回のインターンシップでは、自分の住む高岡市について、多くのことを知るとともに、考えること
もたくさんありました。私は、高岡に19年間住んでいて、高岡市のいいところや改善すべきところもた
くさんあると思いますが、これまで深く考える機会がありませんでした。研修では高岡市役所に関する
様々な仕事や体験に参加させていただいたり、高岡市出身の他大学の実習生の方とも意見交換したりす
る中で、高岡市について知らないところも多少は理解でき、これからはもっと地域について学ばなけれ
ばいけないと強く感じました。また、高岡市に「市外や県外の人を呼ぶためにどうしたらいいか」を考
える場面では、地域の活性化のために、自分たち若者もいろいろと具体的なアイディアや工夫を出し合
っていかなければならないのだと感じました。
「高岡市を発展させるためにどうしたらいいか」のテーマでは、意見をまとめ、プレゼン発表をしま
した。他の実習生の方とコミュニケーションをとり、お互いに改善すべき点について意見を聞かせてい
ただくことで、自分自身のプレゼン力の足りなさを知ることができました。市役所の業務内容の研修で
は、普段入ったことがないところの見学をさせていただきました。職員の方々がどのような仕事をして
おられるのかを興味深く見学させていただきました。これまで、全く知らなかった役所の仕事も今回見
せていただき、こんなにも私達と近い立場で接することができる場なのだと改めて知ることができまし
た。知らない事ばかりだったので、誤解していたこともたくさんありましたが、今回の研修で、学んだ
ことを、これからの生活にも活かしていきたいと思います
- 40 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:高岡市役所
嶋 安里沙
研
修
日
設定課題:地方公務員について
実 習 内 容
報
実習生の特記事項
地方公務員は法律に基づいて中
①オリエンテーション
8/19
立に地域を見る立場であること
(月) ②研修「地方公務員について」 や、知らなかった仕事内容を知
③万葉線での地域交通関連業 ることができた。また、万葉線
ではお客さんを増やす工夫やそ
務
れによって地域全体を活性化さ
せる工夫を学んだ。
設定課題:伏木港活性化の工夫
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 伏木港に関する講義
伏木港にフェリーが来航する事
8/20
を利用した地域活性化の工夫や
(火) ② 戸出コミュニティセンタ
それによる経済効果、今後の目
ーでの市民協働業務
標、地元以外の人への宣伝方法
を学んだ。戸出コミュニティセ
ンターでは、地域の人が利用し
やすいような設備の工夫、業務
内容を知ることができた。
設定課題:高岡を発展させるための工夫
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 他の実習生との課題演習
自分の住む高岡の発展について
8/21
初めて真剣に考え、私より年上
(水) ② 市民課窓口業務
の実習生の方と意見交換するこ
とで考えが深まった。また、窓
口業務では市民課で行われる業
務の重要さや、市民と近い立場
で接する工夫を学ぶことができ
た。
- 41 -
勤務時間:10:00~16:00
指導者のコメント
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
要点を得て質問しており、そ
の答えを今後の演習に活か
してください。
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
積極的に意見を出す様子が
見られました。明日以降も引
き続き頑張ってください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:高岡を発展させる工夫
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 他の実習生との課題演習
採用試験概要説明では、これか
8/22
2
らの就職活動でためになる説明
(木)
を聞けてとても勉強になった。
② 採用試験概要説明
また、課題演習では、中間発表
に向けて話し合いの方向性を定
③ 課題演習3
めてさらにアイディアを出し合
いました。中間発表ではプレゼ
④ 中間発表
ンを行うときの姿勢も学びこれ
からに活かせる知識を付けるこ
とができた。
設定課題:高岡を発展させる工夫
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 総合防災訓練作業実習
発表に向けて他の実習生の方と
8/23
の最終的な話し合いで、中間発
②
課題演習4
(金)
表で見つけた改善点や、各々が
見つけた工夫するべき点などの
③ 発表
意見を交換した。また、発表で
は他の実習生の方の発表方法を
見て発表の姿勢を学ぶことがで
きた。そして、自分の意見を積
極的に述べたり、ひとつの物事
を色々な視点から見る事ができ
、今後に生かせる勉強になった。
- 42 -
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
プレゼンの技術は社会に出
ても通用するものです。今後
にしっかり活かしてくださ
い。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:高岡市役所
経営情報学科
1年
13M129 安 田 悠 乃
人と人とのつながりが大切
私は、高岡市役所福祉保健部の社会福祉課、児童育成課、高齢介護課で5日間の実習をさせていただき
ました。
普段生活をしている中で、市役所に行く機会は少なく、市役所に行ったとしても親が何かの手続きや申
請をするときについて行くくらいで、市役所について何も知りませんでした。そこで、どんな部や課があ
って、どんな仕事がされているのかを知りたいと思ったので、今回のインターンシップでは、
「市役所に
はどのような仕事があるのかを知る」をテーマとしました。
私の想像する高岡市役所での仕事は、人と関わることはあまりなく、机に向かって仕事をするというよ
うなものでした。私は、福祉保健部のいくつかの課で実習をさせていただいたのですが、私が思っていた
通り、机に向かって書類を見て、パソコンに打ち込む仕事もされていたのですが、手続きや申請に来られ
る方の対応などもされていました。そこでの市民の方への対応はとても重要で、わからないことがあって
質問をしに来られる方に対しては、そのことについて答えられるのは職員の方しかいないので、わかりや
すく説明することも大切ですが、言葉を選びながら、納得していただけるまでお話しすることが大切だと
思いました。また、どの課で実習をさせていただいても、職員の方々は市民のこと、高岡のまちのことを
第一に考えておられました。高齢介護課では、高齢者の方と暮らしている方が相談に来られた時には、悩
みや相談をきいて少しでも役に立ちたいし、高齢者の方のみならず、その高齢者の方の家族にアドバイス
や助言をして、助けになり、問題を少しでも解決してあげたいという言葉を伺いました。ただ目の前にあ
る仕事をこなしていくのではなく、相手の立場に立って考え、行動することが大切だと思いました。この
ような行動が、市民の方に信用されることにつながるのではないかと考えました。このことから、市役所
の仕事というものは、市民が住みよい街にするために市民の立場にったって考え、行動し、さまざまなサ
ービスを提供することではないかと考えました。
より良い街にするために、市民と市役所が互いに意見を出し合い、そこから何かを作り出し、問題を解
決するといったことから、これらを成立するためには一人ではできないので、人と人のつながりが大切で
あると考えました。今の私には、相手の立場に立ち考えてからコミュニケーションをとることができてい
ないので、今後人と接する際には、相手の立場に立って自分なりに相手のことを理解し、それをふまえて
コミュニケーションできるようにしたいです。
今回のインターンシップで得た、普段の生活では得ることができない貴重な経験をもとに、成長してい
きたいと思います。
- 43 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:高岡市役所
安田
研
修
日
悠乃
報
設定課題:高岡市役所 (地方公務員)には、どのような仕事がある
勤務時間:9:50~16:00
のかを知る。
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
8/19 ①オリエンテーション
・信用されることが大切
高岡市では仕事の基本とし
(月) ②「地方公務員について」
・報告、連絡、相談 (ホウレン て「ホウレンソウ」(報告、
連絡、相談)を大切にしてお
③社会福祉関連業務
ソウ) が大切
り、理解してもらえれば幸い
です。
設定課題:挨拶をきちんとする。
勤務時間:9:00~16:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 伏木港に関する講義
・伏木港に関する講義では、様 伏木港に関する講義では、良
8/20 ② 児童健全育成及び保育対
々なところで市役所の方が関 い視点の質問をしており、担
(火)
策業務
わっておられることが分かっ 当課も学ぶことがありまし
た。
た。
・子育て支援センターは、親同
士、同年齢の子供同士が触れ
合うことができる、大切な場
であると思った。
設定課題:高岡をよくするために考えられることは何か
勤務時間:9:00~16:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 課題演習1
・高岡市のまちづくりについて 他の方と課題について話し
8/21 ② 高齢介護関連業務
の話が難しかった。
合うことは、今後において必
(水)
・高齢介護課では、相談や悩み ず役立つ経験となります。
を聞き、アドバイスすること
も大切だと分かった。
設定課題:高岡の認知度をどうすれば高められるか
勤務時間:9:00~16:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 課題演習2及び
採
・高岡市のまちづくりについて さまざまな意見を聞き、自ら
8/22
用試験概要説明
話し合い、意見をまとめた。 の能力が更に高まるよう努
(木) ② 課題演習3
・物事を色々な角度からみて考 力してください。
えることが大切だと思った。
③ 中間発表
設定課題:課題演習やその発表を通して、コミュニケーション能
勤務時間:8:40~16:00
力を高める。
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
8/23 ① 課題演習
防災訓練作業では、私たちの 仕事をする上では、人と人と
(金) ② 総合防災訓練作業
暮らしと、市役所の仕事は密 のつながりが大切となりま
③ 課題演習4
接な関係にあることを改めて す。
「3」で学んだことを大
④ 成果発表
切にしてください。
実感した。
- 44 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:砺波市役所 生涯スポーツ課
経営情報学科 1年
13M054 堀田 稜兵
仕事とは何かを体感できた研修
就職を見据えたインターンシップ実習が、学校の授業の一環としてあることを知り、そろそろ就職に
ついて考えなければ、と思っていた自分はすぐに参加を決めました。
インターンシップ実習先は地元の企業でという気持ちがあったので、さっそく調べたところ、砺波市
役所があったので、すぐにエントリーシート・履歴書を書いて申し込みました。受け入れ先の企業は実
家からも近く、自分の専攻している分野が生かせると思われるスポーツ課を希望しました。
希望通りの企業で受入が決まり、初めての経験に不安を抱えていましたが、初日は会社の概要説明や
実習にあたっての説明など親切に対応していただきました。自分のほかにもインターンシップ実習の仲
間がいて、とてもほっとしました。
次の日から本格的な実習が始まりましたが、カリキュラムがとてもしっかりしていて、楽しみながら
実習を行うことができ、実習前に抱えていた不安は吹き飛びました。実習は資料の印刷、ホッチキス止
めという事務業では初歩的な作業でしたが、会社全体の仕事について教えてもらい、資料を制作する大
変さや喜びを多少なりとも理解できたような気がしました。また、同じ短大の先輩が担当している仕事
を間近でみせてもらい、自分が卒業後の進路を考える際の参考になる知識などをたくさん吸収できまし
た。
1 週間の実習でしたが、学校では学べない実社会を体験できたことは、今後の学校での学ぶ姿勢、就
職に対する考え方も変わると思い、本当に実習を体験できてよかったと思いました。また、受入先企業
の方がどなたもとても親切で、どんな簡単なことでも、嫌な顔ひとつせずに丁寧に教えてくださったの
で、安心して充実した実習時間を過ごせたのだと思います。また、実習を通してさまざまな人と接する
職場体験は、自分の適性判断だけでなく、社会人としてのマナーや常識的な人との接し方など、学校の
授業にはない、社会人になるための大きな財産にもつながる、二度とない貴重な体験機会になりました。
このインターンシップを通して多くの方のお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。これから本
格的に就職活動が始まりますが、インターンシップで得ることのできた知識や体験を生かして頑張って
いきたいと思います。
- 45 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:砺波市役所 生涯スポーツ課
研
8/19
(月)
8/20
(火)
設定課題:職場に慣れる
実 習 内 容
① データ入力
② 資料制作
設定課題:仕事を効率よく
実 習 内 容
① 資料制作
② データ入力
堀田 稜兵
修
日
報
実習生の特記事項
初めてのことばかりであたふた
してしまったが、仕事はしっか
りこなした。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
先輩に仕事のコツを教えて
もらいましょう。
聞くことも大切です。
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
先のことを考えて仕事をするよ 仕事の流れを見て、先回りす
うにしたらスムーズに仕事がで るように。
(何事も)
きた。
③ 会場準備
8/21
(水)
設定課題:同じ失敗はしない
実 習 内 容
① データ入力
② 資料制作
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
文化課の方の仕事現場に見学し ちょうど現場があったので
にいったが土器とかを発掘して 主任に連れて行ってもらい
ました。
いて驚いた
③ 現場見学
8/22
(木)
設定課題:会議の実態
実 習 内 容
① 会場準備・片づけ
② 受付
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
会議のお手伝いをしたが、緊張 本日はたくさんの人と会う
感がとてもすごくて仕事がうま のであいさつはきちんと。
くいかなかった。
③ 写真
④ マイク
8/23
(金)
設定課題:夏祭り準備
実 習 内 容
① 夏祭り準備
② データ入力
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
最終日これまでのことに感謝し ぜひ24日の夏の子供祭りに
ながら一生懸命に仕事をした。 参加してください。
③ 荷物運び
- 46 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:砺波図書館
経営情報学科1年
13M111 中島美里
人と人との繋がりと、本に対する熱意
私は、五日間砺波図書館で職業体験をさせていただきました。
普段よく行く場所なのですが、職業体験を経験することで、利用者の立場ではあまりにも図書館につい
て知らないということを痛感しました。私はこの度の職業体験で、図書館で本に携わる人の業務の実情を
知ることと、図書館で働く人にとって大切なことは何かを知ることにより職業への理解を深めること、ま
た仕事をする上で必要なマナーと敬語の使い方を学ぶことを研修テーマとして考えました。図書館では、
8 時 45 分頃に出勤し、9 時 30 分からの開館の前に掃除をしますが、掃除では椅子を下ろす、机を拭くな
どと思っていた以上の広範囲の作業のため、お手伝いするだけで腕が攣りました。その後館員の方は、返
却ボックス内にある本を返却処理し、元の場所へ戻す作業をされますが、私は勝手が分からず、その様子
を見ていることが多く、僅かなお手伝いができた程度でした。
就業体験中、私はカウンターで貸出返却処理をしましたが、館員の方から緊張して作業する私に言われ
たことは、挨拶が大事ということでした。これは、貸出や返却のため来館されたお客様へ何も言わずに処
理を始めると、不信感を持たれる場合もあり、お客様が館員の行動をどのように感じられるかが重要であ
り、そのためにこやかに挨拶を行うと良いのですが、私の笑顔は強張っていたそうです。その反省から笑
顔の練習が必要であると思いますが、未だに良い笑顔を作ることは難しいと感じています。今回の職業体
験は 5 日間と短い期間でしたが、小学校や中学校へ行ったり、介護福祉施設へ行くなどと忙しいことが多
く、日数が少ない分集中して取り組むことが出来たと思います。また、図書館に係わるためになる話を聞
くことも出来、大変満足しています。
この就業体験で感じたことは、働くときには最低限のマナーも大事であるが、最も大事なのはお客様で
あるということです。殆どのお客様は図書館員に信頼を置いており、後は頼みますなどの声をかけて次の
本を探しに行かれ、私が返却作業をしてもその様子を見守る人は少なく、その分失敗できないなと感じま
した。
今回の職業体験を通して、私が特に身に着ける必要を感じたことは、ビジネスマナーです。私は普段か
ら自分をあまり前に出さないため、館員の方から進んで挨拶するように注意を受け、また私は最低限のマ
ナーは出来ているとのことですが、敬語が上手ではないと言われました。私の敬語歴は、国語の授業とキ
ャリアデザインが中心で、上手くないので、授業以外にも自分で勉強し、多くの人と話して敬語を上手に
使える努力をしていきます。
最後になりましたが、貴重な就業体験の機会を与えると共に、温かくご指導と、ご助言を頂きました砺
波図書館の皆様に心よりお礼を申し上げます。誠に有難うございました。
- 47 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:砺波図書館
中島 美里
研
設定課題:
実 習 内 容
① 図書館の概要、説明
9/16
(月)
・館内案内
・書架配置案内
・サービス内容について
② 1Fカウンタ業務
設定課題:
実 習 内 容
① 1F開館準備
9/18
(水)
・清掃・朝刊整理
② 1Fカウンタ業務
・貸出・返却作業
・配架作業・書架整理
③ パレットサービス
出町小学校
④ 2Fカウンタ業務
・レファレンスサービス
・複写サービス
9/19
(木)
設定課題:
実 習 内 容
① 2F開館準備
・清掃・朝刊整理
・書架整理
② 資料整理
③ パレット準備・同行
出町中学校
④ 2Fカウンタ業務
修
日
報
実習生の特記事項
説明では、図書館学で習ったも
のや、砺波図書館で行われてい
ることを紹介された。
カウンタ業務では、分からない
ことだらけだったが、教えても
らいだいぶできるようになっ
た。
実習生の特記事項
初めて開館準備に参加。思った
より重労働が多く、腰が痛みを
発した。
カウンタ業務では、笑顔で挨拶
を心がけ、失敗しない様に取り
組んだ。
パレットサービスでは、本を並
べ、小学生が借りる様子を見て
いた。低学年が多く、本が好き
な年代というのがあるのだろう
かと感じた。
複写サービスでは、A3かB4を見
極めることが難しかった。
実習生の特記事項
パレットでは、出町中学校へ行
った。工事中で、本を持ってい
ったり持って帰ったりすること
が大変だった。出町中学校は、
近いということもあってか、予
想より借りる人が少なかった。
しかし、いつもより多い方なの
だという。ふざけている人を注
意することが難しかった。
・レファレンスサービス
・複写サービス
- 48 -
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
公立図書館への理解を深め
てほしいと思います。職員は
少ないのですが、利用者の出
入りが多くありますから社
会人としてのコミュニケー
ションスキルも学べる機会
があるでしょう。よろしくお
願いします。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
書籍や雑誌だけでなく新聞
閲覧・ネット検索などを利用
した調査援助の他。保育所・
学校など訪問してお話も届
けます。
読み聞かせは気負わないで
素直に読みましょう
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
パレットでは中学生と上手
にやり取りしていたと思い
ます。本を運ぶ機会が続くの
で、無理せず、気を付けて作
業してください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
9/20
(金)
設定課題:
実 習 内 容
① 2F開館準備
・書架整理
② 文庫配本サービス
・北部苑図書サービス
③ 庄川図書館
・貸出・返却作業
設定課題:
実 習 内 容
① 2F開館準備
9/21
(土) ② 親子映画会準備
③ おはなしのじかん
④ 親子映画会片付け
修
日
報
実習生の特記事項
北部苑に図書を運ぶ際には、北
部苑の本かを見分けることが必
要。二冊混じっていて、申し訳
なく思っている。
午後からは、庄川図書館に同行。
庄川図書館で、貸出・返却作業
を行った。人も少なく、和やか
な雰囲気であまり緊張せず行う
ことが出来た。
実習生の特記事項
開館準備では、することがもう
終わっていたのでお茶くみをし
た。家でよくやっているとはい
え、蒸らす時間がなかなか難し
かった。
親子映画会では、
「にじいろのさ
かな」を上映し、その番をして
いた。懐かしかった。おはなし
のじかんでは、読み聞かせをし、
まずまずの反応を得られた。し
かし、練習が足りなかったなと
思った。
- 49 -
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
北部苑は他の文庫に比べ冊
数が多いので大変だったと
思います。
本の整備は慣れるまで手こ
ずるかもしれませんが、ゆっ
くりで構わないので頑張っ
てください。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
映画会の準備・片付けなど真
面目に行ってくれたので、あ
りがたかったです。
図書会の様々なサービスに
ついて少しでもその“良さ”
が伝わったかなーと、思いま
す。いろいろなことに自信を
持ってチャレンジしてくだ
さいね!
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:魚津市役所 教育委員会
経営情報学科 1 年
13M009 岩崎靖子
市民への徹底したサービス
私は、魚津市役所で 8 日間の研修をさせていただきました。魚津市は人口 44,788 人、16,557 世帯、
面積 200.63 平方キロメートルの「蜃気楼の見えるまち」です。市役所の方は最初に「第 4 次魚津市総
合計画」のことについて説明してくださいました。魚津市では少子高齢化が深刻な問題となっており、
商店街などの店舗も減少傾向にあります。その過程で、ファストフードのマクドナルドやファストファ
ッションの GU など、チェーン店の増加を掲げています。さらに、不景気に伴う雇用不安など、他にも
様々な問題が持ち上がっています。それらを改善・防止するために 13 個の政策がとられていました。
私は魚津市について知っているようで、実は知らなかったことがたくさんあるのだとわかりました。
配属された生涯学習・スポーツ課は、研修前のイメージでは大会の運営・補助だと思っていましたが、
実際にはその他にも様々な業務が含まれていました。研修 2~4 日目には「全日本大学女子野球選手権
大会」が開催され、大会運営の補助をさせていただきました。初めてのことばかりで戸惑うことや、分
からないことが多少ありましたがとてもいい経験になりました。
職員の方々は主役である選手や観客の
皆さんが、魚津市でいい思い出を作ることができるよう、スムーズな大会運営のために汗を流されて
いました。また、積極的に行動し、わからないことは思い切って何でも聞くという姿勢が大事だと実
感しました。そのような姿勢をもつことで、失敗してもそれが次に繋がるのだと分かりました。
その後の魚津市民俗博物館では、年に一回の大掃除や中学校の耐震工事の見学、ALT の障子張りな
ど、一日一日違った業務をさせていただきました。多くの職員の方と話をすることもでき、就職活動
までにやっておくことなどのアドバイスを沢山いただきました。最終日は市内の保育園に行って 5 歳
児にスポーツ指導をしました。子供たちが楽しんで運動できる内容で、職員の方は子供の成長してい
く姿をとても喜ばれていました。
8 日間市役所で実際の仕事を体験し、落ち込んだ時や辛い時が何度かありました。しかし、積極性
やコミュニケーションといった基本的なことが欠如しているため、今後はその点に特化していかなけ
ればならないと気づきました。
自分自身と真剣に向き合い、就職活動までにできる限りの努力をしたいと思います。貴重な体験を
させていただいた市役所の方に感謝したいです。
- 50 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:魚津市役所
教育委員会
研
岩崎 靖子
修
日
報
設定課題:市役所の仕事をしっかり把握する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①次長挨拶
どんな簡単な仕事でも気を抜か
8/22 ②魚津市役所、教育委員会、 ず、責任を持たなければならな
(木)
生涯学習・スポーツ課の業 いと感じました。午後から4時間
もかけて市役所内、文化関係、
務説明
③魚津市総合計画等説明
機関、案内・説明していただき、
④「全日本大学女子野球選手 自分は地元の事について知らな
大会」概要説明
い事が多いとわかりました。ま
⑤市役所内、文化関係巡回
た、市役所の仕事は思っていた
以上に忙しく(大会など土日が
ないことも)
、市民のために働い
ておられました。
設定課題:コミュニケーションをしっかり取り、補助に専念する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①「全日本大学女子野球選手 魚津のゆるキャラ「ミラたん」
8/23
大会」歓迎式及び歓迎会
に入ったり、縁日でドリンクを
(金)
販売したり大変でした。教育委
員会の仕事は本当に多彩な業務
が多いと感じました。ミラたん
はいつも、ありそドームか市役
所の方が入っているそうです。
また、職員の方は業務をこなし
ながらも常に周りに気を配って
いて、全体がスムーズに行くよ
うに動いておられました。どの
ような仕事においても周りに気
を配り、しっかりコミュニケー
ション実感しました。
- 51 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
今日は緊張しているように
思いました。適度な緊張感と
リラックスが重要です。何も
ないときは普通通りに、そし
て災害時の時は迅速に対応
できるように出来るように
しましょう。
(高山さん)
勤務時間:14:00~20:30
指導者のコメント
仕事はチームワークです。個
々人が確実に業務をこなす
ということはもちろんです
が、コミュニケーションを密
にし、連携を取り合い、全体
がうまくいくようにフォロ
ーし合うことも大事ですよ。
遅い時間の業務で大変だっ
たかと思われます。お疲れ様
でした。
(小林さん)
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:試合がスムーズに行くよう積極的に働く
実 習 内 容
実習生の特記事項
①「全日本大学女子野球選手 野球のサポートはしたことがな
8/24
大会」試合の運営補助
かったので、戸惑うことや分か
(土)
らない事が少々ありました。そ
れもあって焦ってしまい、文科
省の方にお手拭を持っていく仕
事を任されたとき少し失敗して
しまいました。大学で接客につ
いて学んでいたのにそれが反映
されませんでした。初めての仕
事であっても落ち着いて行動す
ること、失敗を恐れず分からな
い事があったら積極的に聞くこ
とを心がけ、明日に生かしたい
と思いました。
設定課題:周囲に気を配りながら積極的に行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①「全日本大学女子野球選手 昨日と同じ仕事だったので積極
8/25
大会」試合の運営補助
的に動くこともできました。ト
(日)
イレ掃除やアナウンス原稿の作
成をさせていただいたのですが
、こういったことも市役所の仕
事の一部なのだと知ることがで
きました。
設定課題:仕事を覚え、積極的に働く
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 魚津歴史博物館での勤務 午前中から年に一回の倉庫の掃
8/27
(雑用など)
除を職員の方に教わりながらし
(火)
ました。昔の大きな樽や籠など
を一つひとつにしていく作業は
とても大変でした。昔の道具を
子供たちやお客さんのために大
切に保管するのは簡単なことで
はないのだと感じました。また、
博物館内はとてもきれいで、た
くさんある書類などもしっかり
整理されていました。
- 52 -
勤務時間:7:00~15:45
指導者のコメント
イチロー選手いわく「失敗を
重ね、たまにうまくいく、と
いう繰り返し」
。仕事で失敗
ばかりでは困りますが、失敗
は自分にとって財産になる
という人もいます。初めての
ことで大変だったかと思い
ますが、がんばりましょう。
(小林さん)
勤務時間:7:00~15:45
指導者のコメント
大学日本一を決める全国大
会なので、遠方からも競技や
観戦に来られます。スムーズ
な大会運営で、主役である選
手や観客の皆さんが、魚津で
いい思い出を作ることがで
きるよう、裏で汗をかく仕事
を頑張りましょう。二日間、
屋外業務で、日差しと砂ぼこ
りにまみれ、大変だったかと
思います。お疲れ様でした。
(小林さん)
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
博物館には多様な仕事があ
ることを知ってい頂けたの
ではないかと思います。
(的
場さん)
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:もっと自分からコミュニケーションをとる
実 習 内 容
実習生の特記事項
①学校の施設見学(教育総務 今日はパソコンでグラフを作る
8/28
ことを任されました。学校では
課)
(水) ②学校事務作業補助(学校教 できていても実際にやってみる
と少し戸惑ってしまいました。
育化)
午後からはALTの家の障子を張
り替えました。今回の件以外に
も携帯を買いに行くなどの生活
の手助けをされていると聞きま
した。
・コミュニケーションの大切さ
・Excel、Wordなどしっかり使
いこなせるようにする
設定課題: 保育園では自分から園児に声をかけ、サポートする
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 5歳児へのスポーツ指導
午前中は園児たちと「チャ・チ
8/29
「みんなでチャ・チャ・ ャ・チェ」を通してふれあって
(木)
チェ」
きました。自分から積極的に声
をかけることを心がけました。
② 活動の振り返り
午後からは社外文書の作成やお
③ 勤務内容総括及び質疑応 茶出しなどをしました。どこに
就職してもお茶出しはあるので
答
今日丁寧に教えていただいたこ
とを忘れないようにしたいで
す。
- 53 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
パソコンでの資料作りでは
指示通りわかりやすい表を
作成してくれました。学校の
耐震工事の現場では、工事箇
所の写真を指示通りてきぱ
きと撮影していました。外国
語指導助手(ALT)とのコミ
ュニケーションなど、今日は
幅広い業務を体感できたと
思います。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
積極的に園児かかわってい
ただきありがとうございま
した。いっしょに指導するこ
とが出来て楽しかったです。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:魚津市役所
経営情報学科1年
13M072 石橋沙紀
見えないところでのサポート
私は8月22日~29日までの7日間、魚津市役所で就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマは「市
役所の業務を実際に体験し、市役所と市民がどう関わっているのか自分の目で見る」ことでした。普段では見ることができな
いような市役所の裏側や、意外でびっくりするような業務内容があり、そこから多くのことを学ぶことができました。そして
就業体験を通して、自分自身を見直すことができ、一人前の社会人になるために、すべき課題がたくさん見つかりました。
私は7日間、魚津市役所の生涯学習・スポーツ課でお世話になりました。
初日は魚津市役所の業務概要や魚津市総合計画を丁寧に説明していただいたり、文化関係機関を一緒に回らせていただいた
りしました。市役所は一般企業とは異なり、利益を追求するのではなく、市民一人一人がどうすれば住みやすくなるかを考え、
様々な面からサポートしているのだなと感じました。
2日目から4日間は「全日本大学女子野球選手権大会」の運営補助をしました。毎年、看板を目にするので魚津市で開かれて
いることは知っていましたが、まさか市役所が携わっているとは知らず、どのような仕事をするのだろうと不思議でしたが、
実際は会場の準備や後片付け、試合中のアナウンス、グッズ販売まで市役所の職員が行っており、魚津市で開かれる大会やイ
ベントは色々な人の支えがあってこそのものだと思いました。歴史民俗博物館での一日勤務は、ほぼ一日中、収蔵庫の清掃を
行いました。このような施設管理も市役所が行っており、年に数回の掃除の手伝いも市役所の仕事の一つであることを知りま
した。また、学校の施設管理見学や市内の小中学校のALTの家の障子かえの手伝いの仕事もさせていただきました。実際に東
部中学校の耐震工事の現場に行き、工事がスムーズに行われているか写真を撮る作業を任されました。ALTは日本に来て頼る
人がいないので生活で困ったことがあると、市役所の職員にお願いするのだそうです。
「それが市役所の仕事かどうかは別だけ
ど、市内に生活で困ったことがある人がいる時に相談にのる」のも市役所の役割だそうです。
この7日間で私が考えていた市役所というイメージが一気に変わりました。市役所とは、当たり前になりがちで、見えないと
ころでどれだけ市民を支えているのかということをとても感じました。役所がないと市は成り立たないし、私たちがこうして
当たり前のように暮らしていけるのは、役所が見えないところで様々なサポートをしているからだと思いました。
魚津市役所での7日間の就業体験は、初めてのことばかりで分からないことや戸惑うことばかりでしたが、自分にはコミュニ
ケーション力、積極性が足りないことに気づくことができました。この経験を生かし、今後の就職活動に生かしていきたいで
す。
- 54 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:魚津市役所
石橋 沙紀
研
8/22
(木)
修
日
報
設定課題:市役所の業務内容をしっかり学ぶ
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
市役所は様々な面から市民をサ 今日は緊張しているように
① 次長挨拶
ポートしていることが分かりま 思いました。適度な緊張感と
② 魚津市役所概要・魚津市 した。
リラックスが必要です。
総合計画概要説明
③ 「全日本大学女子野球」
説明
④ 文化関係機関巡回
8/23
(金)
設定課題:自分にできることを頑張る
勤務時間:14:00~20:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 女子野球の開会式
市内の行事の運営も市役所が携 遅い時間の業務で大変だっ
わっているんだなと思いまし たかと思われます。お疲れ様
② 歓迎会
でした。
た。
③ 前夜祭
8/24
(土)
設定課題:自分にできることを頑張る
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 女子野球の大会準備
② 審判への給水
勤務時間:7:00~15:45
指導者のコメント
初めてのことばかりで大変
だったかと思いますが、頑張
りましょう
③ ドリンク、グッズ販売
④ ベンチの掃除
設定課題:自分にできることを頑張る
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/25
(日)
①女子野球の大会準備
② ドリンク、グッズ販売
③ グランドならし
8/27
(火)
設定課題:自分から動く
実 習 内 容
① 歴史民俗博物館の
収蔵庫清掃
勤務時間:7:00~15:45
指導者のコメント
2日間、屋外業務で日差しと
砂ぼこりにまみれ、大変だっ
たかと思います。お疲れ様で
した。
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
このような施設管理も市が行っ 暑い中、お疲れ様でした。
ているのだなと思いました。
- 55 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:市役所の業務内容をしっかり見る
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/28 ① 事務作業補助
もっとスムーズに「早く正確に」
(水)
word や excel が使えないといけ
② 学校の耐震工事見学
ないなと思いました。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
③ ALT の家の障子かえ
④ 魚津埋没林博物館見学
設定課題:子供と楽しくふれあう
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
8/29 ① 5 歳児へのスポーツ指導
学生のうちに PC スキルを身に 一緒に子供たちを指導する
(木)
付けておいた方がよい
ことが出来て楽しかったで
② 社外文書作成
す。ありがとうございまし
た。
③ 各部署へチケット配り
- 56 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:南砺市役所
経営情報学科 1 年
13M079 大淵 洋一
市民に対する役所の新たな姿
10 日間の研修中は、市役所の業務内容や町村合併より新たにできた役所の市民とのコミュニケーション
の実状を知ることをテーマに取り組みました。将来的な職業選択に、市役所の職員も視野に入れているこ
とから、インターンシップに参加させていただきました。
研修中は「総務課、農政課、上下水道課、エコビレッジ課、市民協働課」の業務を体験させていただき
ました。初日は、総務課の人事係の方から公務員としての心得を教えていただき、午後から消防防災係と
消火栓の源泉の確認を行いました。2、3 日目には農政課の農産振興係の方から、特産物と役所の関わりにつ
いて教わり、初日の午後と 2 日目には総務省のプロジェクトである“域学連携”にも、カメラマンとして参加
させていただきました。4、5 日目は、上下水道課の方と一緒に水質調査に行かせていただきました。6、7
日目はエコビレッジ課の方と不法投棄のリサイクル作業を行い、エネルギー問題についてお聞きしました。
8、9 日目は、市民協働課で各地に取材し、市の広報の作成に取り組み、少子化に対する婚活事業についてお
聞きしました。最終日は、総務係の方と広報など資料を各庁舎に届ける仕事をさせていただき、充実した 10
日間の就業体験を終えました。
テーマをもとに振り返ると、市役所の業務はデスクワークばかりではなく、外での作業も数多くあると感
じました。そしてデスクワークでは、広報の作成についてで、自分の考えた文章と写真がそのままホームペ
ージに載るということで“正確さと効率”を同時に求められ、体力と神経を普段の業務の倍以上使いました。
責任ある作業が多い市役所の辛さを、まじまじと感じさせられました。そして、コミュニケーションの実状
については、市民協働課で主に学ばせていただきました。南砺市役所は、合併により役場との心の距離が遠
くなったという声を聴き、市民と近い関係であろうと、市民協働課を井波のスーパーのアスモの 2 階に設置
しました。さらに、平日でも休まずに市民が利用しやすい工夫として、他の課と営業時間を変えたりしてい
ます。私はこれを知り、全体の奉仕者は市民や国民に対し、どのような姿勢であり続けるべきなのかを改め
て考えさせられました。
南砺市役所でのインターンシップの経験を通して、市役所で働くことは理念としては、身近な人と関わり
合いたく、直接人の役に立ちたい仕事に就きたい私に適していると分かりました。市役所での勤務は職業選
択の一つとして前向きに検討していますが、部署の移動が多くそれにより業務内容がガラリと変わるため、
仕事に慣れるのに時間がかかってしまう私には少し難しいとも感じました。現在、私は卒業後の進路に編入
学を希望しており、実際の就職活動は当面先です。しかし、どのような形であっても、今回の経験を活かし
て自身に欠如している能力を補えるように生活を送りたいと思います。
- 57 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:南砺市役所
大淵 洋一
研
修
日
報
設定課題:公務員としての心得とはどのようなものか
実 習 内 容
実習生の特記事項
初日につき、オリエンテーショ
① 職員の名札の仕分け
8/19
ンが中心でした。公務員として
(月) ② 公務員の心得の説明
の心得を知り、奉仕することの
意義を知ることができました。
③ 消火栓の確認
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
設定課題:行政と地域産業の関わり方とは
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 地域と産業の関わり方の
南砺市の一例であるが、特産品
8/20
説明
などを通した地域との関わり方
(火)
を詳しく学ぶことができまし
② 施設見学
た。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
農政課の業務、農産振興係の
業務を理解していただきま
した。現在実施中の「域学連
携」の記録・写真を撮って頂
きました。
③ 域学連携の手伝い
設定課題:世界遺産を通した地域との関わり方とは
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 域学連携の手伝い
世界遺産の素晴らしさを、都会
8/21
の皆さまにも分かって頂くこと
(水)
の大切さを知りました。そして、
自然保護の重要性を知ることが
できました。
設定課題:施設の管理の重要性とは
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 水道の水質調査
水は市民の生活に大きく関わる 水道業務の一つとして水質
8/22
ので、責任感を持って行動する 検査及び、水質管理の仕事が
②
GISへの情報入力
(木)
あります。その仕事の重要性
ことの重要さを学びました。
を分かっていただけたと思
③ 水道の塩素濃度の確認
います。
設定課題:データ化の重要性とは
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① GISへの情報入力
デスクワークの辛さを知りまし 水道台帳の修正と整理を一
8/23
た。単純作業をすることで、効 生懸命していただきました。
(金) ② 建築情報等のコピー作業
率化について考えることができ
ました。
設定課題:地域の環境をよくするために行っていることは
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 概要の説明
リサイクルしなくてはいけない
8/26
不燃物の不法投棄が多いことを
(月) ② 機材の運搬
理解しました。リサイクルでき
る施設が県内でも数か所しかな
③ 不法投棄の処分
いという事実を知りました。
④ 施設見学
- 58 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
業務を真面目に手際よくこ
なしており、早く正確に行え
るように工夫するなど、積極
的な姿勢が良かったです。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:資源の利用と行政とは
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 地域の方との触れあい
電力問題について、ダムのあり
8/27
方についてのお話を中心聞きま
②
施設見学
(桜ヶ池、
城端ダ
(火)
した。現状と、それを打破する
ム、直売所、桂湖)
案などについて教えていただい
た。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
いろいろな方面の話をしな
がら、エコビレッジについて
お話し、意見交換ができたこ
とを嬉しく思います。
設定課題:行政と市民の情報交換のツールとは
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 市民の行っている事業を 市民とのコミュニケーションの
8/28
インタビュー
取り方を学ぶことができました
(水)
。そして、広報を作成するとい
② 広報の作成
う責任ある作業の難しさを知る
ことができました。
③ 新聞の切り抜き
勤務時間:9:15~18:00
指導者のコメント
誠実な人柄・対応に好感が持
てました。記事の作成など慣
れない仕事をお願いしまし
たが、飲み込みが早く上手く
やってくれました。
設定課題:地域の少子化に対して、行政が出す打開策とは
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 市民協働課の概要
砺波市役所が行っていな婚活事
8/29
業について詳しく教えていただ
②
アンケートの集計
(木)
きました。現在、地方都市の抱
える問題を詳しく知ることがで
③ 婚活事業の概要説明
きたので勉強になりました。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
行政の行う仕事に大変興味
を持ちながら、業務に取り組
んでもらいました。将来どの
ような仕事に就かれるか分
かりませんが、今回の経験を
踏まえて、自分の未来を切り
開いてもいたいと思います。
設定課題:役所の情報の伝達の仕方とは
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 各施設へ資料を送る作業
総務課の業務にこのようなもの 慣れない仕事ばかりでした
8/30
があることを知り、大変驚いた。 でしょうが、二週間お疲れ様
(金)
しかし、このような単純な作業 でした。
があることにより、全体がスム
ーズに回っているといことを確
認できた。
- 59 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山労働局
経営情報学科
1年
13M065 吉田 早希
自分、仕事、会社を知る
私は、今学んでいる知識や技術が、現場ではどのように活かすことができるのかを確認し、就職活
動に役立てたいと考えインターンシップに参加しました。そこで富山労働局に 5 日間の職業体験をさ
せていただきました。
私は主に、富山労働局職業安定部、富山公共職業安定所で実習をしました。職業安定部での体験を
通して心に残った体験が二つあります。一つ目は、高齢者・障害者雇用対策業務についてです。障害
者の法定雇用率が 2.0%に引き上げられたことや、雇用障害者数のカウント方法が障害種別と労働時
間で異なることを初めて知りました。高齢者雇用確保のためには、定年引き上げや継続雇用制度の導
入といった対応策を学びました。このことから、全ての人々が能力を最大限に発揮しながら働くため
には、仕事が「できない」という考え方、企業のノウハウ不足などの改善が重要課題であり、みんな
で協力をするという意識を養っていかなければうまくはいかないのだと思い、さらに学んでいきたい
と感じました。
二つ目は、公平な採用選考についてのホームページ掲載原稿案作成作業です。これは応募者の基本
的人権を尊重し、適正・能力のみで判断するためには重要な事であり、就職活動前に知っておかなけ
ればならないことです。また、普段使っているパソコンを使った作業では、わかりやすく見やすく作
ることは思い通りにいかず制作中、何を伝えたいのかが曖昧になり戸惑いました。今後も、相手の心
に響くように伝えるための工夫を考える場面はたくさんあるはずです。その時は、内容をよく知り、
自分の知識を活用しなければ成し遂げられないのだと痛感しました。
富山公共職業安定所では、DVD 教材を使い求職管理情報記録スキル向上研修を担当させていただ
きました。相談内容を約 80 字に要約する作業を体験し、要点を押さえながら誰が見ても理解できる
ようにまとめる難しさを知りました。求人者の希望条件と企業の求める人材をマッチングさせることは
簡単なことではありませんが、就職実現を望んでいる人を支援することはやりがいが感じられる仕事だと
感じました。また、業務次長がおっしゃった「自分、仕事、会社を知る」という言葉が心に響きまし
た。多くのことに対応するためには、知識を豊富にすることが最も大切であり、今学生として自由に
使える期間を有効活用するべきだと教えてくださいました。仕事の内容を知り、会社の組織の意味を
知っているからこそやり甲斐が感じられるのではないかと感じました。
私は充実した 5 日間を過すことができたと思います。多くの方々に指導していただく過程で、就職
活動への貴重なアドバイスを頂き、豊富な知識を得ることができました。学校では、時間厳守が大切
だと教わりましたが、丁寧にやり遂げることの難しさを研修から知ることができました。やさしく、
わかりやすく教えていただいた皆さんに心から感謝し、学んだことを自身の就職活動に活かしていき
たいと思います。
- 60 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山労働局
吉田 早希
研
修
日
報
設定課題:いままで大学で学習してきたことを体験し学び、職
業意識を高める
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/5
富山労働局の概要、施設を職員
① 労働行政の概要
(月)
の方々に実際説明してもらうこ
② 出先機関、付属施設見学
とで、就職する前には雇用や賃
金の問題、ビジネスマナーなど
③ ビデオ上映
学ぶべきことがたくさんあると
④ 日誌記載
実感した。インターンシップを
通して、就職までに自身に身に
つけなければならないことを明
確にしていきたい。
設定課題:いままで大学で学習してきたことを体験し学び、職業
意識を高める
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/6
① 職業安定部概要説明
作業を行う前に「守秘義務」の
(火)
厳守について説明を受けた。特
② 事務補助(障害者雇用状況 に、本日の作業は企業情報を扱
報告書)
ったため、資料を扱うときは緊
③ 事務補助(高齢者雇用状況 張した。作業をする中で企業や
社員の方々が働きやすい環境を
報告書、PC打ち込み)
守ることが、企業の発展や未来
の社員が安心して働ける環境を
④ 日誌記載
作り出すことにつながっていく
のだとわかった。障害者や高齢
者の方々の求人者はこれからも
確実に増えていく。そのため、
企業側のノウハウ不足や雇用は
難しいという考えなどの改善が
必要となる。やはり、今の私た
ちが知っておかなければならな
い現状であり、就職後も知識が
あることがチームとして働くと
き、協調性を築くための第一段
階につながるのではないかと感
じた。
- 61 -
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
初日であり、労働行政の概要
説明、各施設見学等が中心で
したが、メモを取り熱心に学
ぶ意欲が感じられました。明
日以降も積極的に実習を受
け職業人としての知識を吸
収し、感性が磨かれることを
期待します。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
高齢者、障害者雇用対策業務
の一部を体験する前に、その
業務の法的背景を説明した
ところ、メモを用意する等真
剣に理解しようとする姿勢
が強く感じられました。与え
られた作業については、その
作業の重要性を考えて、正確
かつ慎重に事務処理を行お
うという姿勢が見受けられ
ました。今後、職業人となっ
た場合でもその気持ちを持
ち続けていただきたいと期
待しています。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:いままで大学で学習してきたことを体験し学び、職業
意識を高める
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/7
① 求職者支援制度の説明
職業経験や技能、知識の不足に
(水)
より就職が困難な求職者の雇用
② 各種助成金制度の説明
の手助けも労働局の仕事だと学
んだ。本日の実習の中で最も驚
③ 各種助成金審査業務
いたことは、就職差別を防ぐた
(トライアル雇用)
め採用選考時に配慮すべき事項
④ 公正な採用選考について があり、それらの中には気を付
けなければ簡単に聞いてしまう
の講義
ような内容も含まれていたこと
⑤ 富山労働局ホームページ である。また、このことは自身
掲載原稿(案)の作成
の就職活動中にも起きることが
あるかもしれないので、身につ
⑥ 日誌記載
けておかなければならない知識
だと感じた。普段の授業の中で
使っているPCを使った作業を
実際にやってみると思ったよう
にいかず戸惑った。伝えたいこ
とを明確にし、ポイントを押さ
えながら、誰が見ても見やすく
わかりやすくという目標を表現
するのはとても難しかった。自
身の能力や知識を豊富にするこ
とが今必要なことだと実感し
た。
- 62 -
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
各々の講義を真剣に聞く姿
勢やホームページ掲載原稿
作成等の課題に一生懸命取
り組む姿勢に好感がもてた。
これからの職業生活におい
ても、常に前向きに取り組む
姿勢を大切にしてください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:いままで大学で学習してきたことを体験し学び、職業
意識を高める
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/8
① 富山公共職業安定所業務 雇用保険等の説明は、後に就職
(木)
をした時点で自身に関わること
の概要
であり、内容は特に興味深かっ
② 雇用保険適用・給付業務 た。また、実際の研修で行うDV
適用課(雇用保険事務手続 D研修では、求人者との対話内
きの手引き)
容を80字にポイントを押さえな
給付課(失業認定見学)
がら、誰が見てもわかりやすく
③ DVD教材を使った求職管 要約すること難しさを体験した
理情報記録スキル向上研 。求人者の希望条件と企業の求
める人材をマッチングさせるこ
修
とは簡単なことではないが、就
④ マザーズ求人票綴の整理 職実現を望んでいる人を支援す
ることはやりがいが感じられる
⑤ 学卒求人のデータ処理及 仕事だと感じた。
び企業パンフレットの整
理
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
始めてのテプラ使用業務で
は質問しながら取り組んで
おり、積極性がうかがえまし
た。
⑥ 日誌記載
設定課題:いままで大学で学習してきたことを体験し学び、職業
意識を高める
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/9
① 求人・事業所部門の概要
なぜ希望したのか、どんな仕事
(金)
説明と作業
をしたいのかなど、自身の気持
ちを明確にすることが就職前の
② ワークナビ概要説明、求 大きな課題だと感じた。また、
職票入力
学生という時間を使い、知識を
増やして対応できるようになる
③ レポート作成
ことが自分の力になると教わっ
た。今学校で学んでいるPCや簿
④ 意見交換
記などを自分の能力にすること
ができれば活動の幅が広げられ
るとインターンシップを通して
実感し、これからも努力を惜し
まないようにしたい。職場での
マナーなど学校で学んできたこ
とを実際やってみるとできない
ものであり、練習を積み重ねな
ければ本当に身につかないとわ
かった。
- 63 -
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
真剣に作業に取り組む姿に
好印象を覚えました。ここで
の体験を通じて学んだこと
や気付いたことを今後の就
職活動に活かしてください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山労働局
経営情報学科 1 年
13M125 水 野 杏 香
国民のために「迅速・適正」な仕事を
5 日間の研修中は、今後の就職のことや業務のことについて、多くのことを学ばせていただき
ました。現代の雇用問題や失業率の増加、就職率の低下など多くの社会問題に関わる行政機関
であること、以前から監督署の仕事に興味があったのでより多くのことを知ることができると
思ったこと、そして公務員の職場の雰囲気を知りたいと思い、インターンシップに参加しまし
た。
初日は労働局の業務概要説明、公共職業安定所(ハローワーク)の見学をし、2 日目からは労
働局内の監督署や基準部、雇用均等室を中心に体験をさせていただきました。労働局での業務
は個人情報を多く取り扱うためできることが限られていましたが、疑似体験できる演習や実際
の業務も一部体験させていただきとても面白かったです。自身で労働局の業務について調べら
れることには限界があり、労働違反の調査、労働関連の相談などという大まかなことしかわか
りませんでした。しかし、インターンシップで体験させていただいたことで具体的に業務内容
が理解できました。労働基準監督署で体験させていただいた労災書類の仕分け、整理や分類、
データ記入は貴重な経験だったと思います。実際に書類を見せていただいたのですが統計資料
を取るために多くの労働災害の案件一つ一つを見て事故型・起因物の分類をしておられて、統
計を今後の労災防止につなげるために役立てていることを知り「迅速・適正」を基に仕事をす
るという労災に対しての意識の高さに驚きました。また、コピーをとることや資料作成・整理
などの業務は、労働局だけでなく他の企業でも行うことだと思うので、臨検監督や労災の現場
立入の大きな仕事以外に細かい庶務もあることを知り得たことは収穫でした。労働基準部での 2
日間で行った演習は、実際の業務を体験しているようで難しくもあり、楽しいものでした。お
客様が労働に関しての相談に来られたと想定して該当する法令をわかりやすく説明するための
文を作るという作業でしたが、いくつもの法令の中から該当するものをすぐに考え、それを説
明することはとても大変なことなので職員の方々の技能を体感しました。法令の資料作り体験
では実際に企業や組合、議員などの多数の方に説明するときに使う資料を見せていただきいろ
いろな工夫や発想がなければいけないことがわかりました。労働局だけでなく他の業種の企業
でも基本的なパソコン操作は必要なので今後もパソコンスキルの向上に努めたいと思います。
この 5 日間は、充実感で満たされ多くの物ごとを得ることができました。就職活動に関する
ポイントなど、公務以外のお話もしていただき非常に勉強になりました。最後の意見交換では
「どの職業についてもコミュニケーション力が大事」とおっしゃっていたことが印象に残って
います。また、他の研修生の方々と行動したことで、より多くの話を聞くことができた反面、
自身の未熟さを思い知りました。今までは短期大学に入学したばかりで就職に対して本気で考
えたことがなく、ぼんやりとしたイメージしか抱くことができませんでしたが、インターンシ
ップ参加後は価値観が大きく変わりました。具体的にどのようなことをすればよいのかを考え、
これから行われる企業訪問に参加しようという意思が強くなりました。
5 日間という短い期間でしたがご多忙中にも関わらず受け入れてくださった労働局の皆様に
は本当に感謝しております。これからの就職活動、学生生活に向けての一歩としてインターン
シップに参加できたことは必ず役に立つと思います。この貴重な経験をもとにがんばっていき
たいと思います。
- 64 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山労働局
水野 杏香
研
修
日
報
設定課題:労働局とはどのようなところかを知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
① オリエンテーション(労働 労働局の組織・業務についてお
8/5
おまかではあるが知ることがで
行政について概要説明)
(月) ② 公共職業安定所および付 きた。公共職業安定所(ハロー
ワーク)は初めての訪問だった
属機関の見学
ので面白かった。失業者や求職
③ 職業適性検査の体験
④ 社会人マナーに関するビ 者を手厚く保護し、救済しよう
としているのがわかった。
デオ上映
設定課題:基準部の詳しい業務内容を知り、体験する
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 労働基準部(労働基準監 監督官の詳しい業務内容を知る
8/6
督官、健康安全課、賃金 ことができた。実際に体験した
(火)
課、労災補償課)の概要 話や現場の話を詳しくきくこと
説明
ができてよかった。臨検監督は
危険な作業場でも立ち入らなく
② 電話での相談対応疑似体 てはならない。労働についての
験
相談に法律をわかりやすく砕い
て説明するかという体験が面白
かった。
設定課題:疑似体験をして雰囲気を感じる
実 習 内 容
実習生の特記事項
企業や労働組合、国会議員に法
① 法令説明の資料作成演習
8/7
(PPT使用)
令をわかりやすく説明するため
(水)
にPPTで資料を作っているのが
② データからグラフ作成(E 意外だった。基準部での業務は
xcel使用)
人と接することが多いので資料
③ 統計資料(経済センサス基 作成の時間は落ち着くそうで
礎調査結果)から分析した す。外的ストレスが溜まる。
富山県内の企業の特徴(W
ord使用)
- 65 -
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
初日であり、労働行政の概要
説明、施設見学等が中心でし
たが、メモを取り熱心で学ぶ
意欲が感じられました。明日
以降も積極的に実習を受け、
職業人としての知識を吸収
し感性を磨かれることを期
待します。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
法律の条文を使って簡単な
演習をしてもらいました。積
極的に取り組んでくれたと
思います。残りの日程で労働
局をもっと理解していただ
ければいいと思います。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
パソコンを使うのがとても
上手でした。課題が少し簡単
すぎたかもしれませんが雰
囲気は味わえたと思います。
就職活動頑張ってください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:監督署の業務から働くという感覚を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 労働基準監督署の概要説 今日の業務は事務的なものだっ
8/8
明
たが普段はみることのできない
(木)
倉庫の中の書類整理やデータの
② 監督業務体験(配布用資 打ち込み・読み込み、労災の書
料作成、就業規則の書類 類をデータ化するための分類作
整理、データの変更・入 業など中々体験・見学できない
力)
作業だったのでとても勉強にな
③ 安全衛生業務(労災の書 った。手間のかかる作業がたく
類を分類、データ読み込 さんあって大変だと思った。業
務の話だけでなく公務員の立場
み、修正・入力)
としての話や体験談がきけてた
④ 労災業務(保険料徴収書 めになった。
類の仕分け、分類、説明)
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
メモを取りながら担当者の
説明を聞き、また、担当者の
指示や質問などに対する発
言にも仕事に取り組む積極
性が感じられました。作業に
ついては作業要領をよく理
解し、手際よく処理できてい
ました。
設定課題:雇用均等室の業務を知り、作業に取り組む
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 雇用均等室の概要説明
雇用均等室を知って利用しても
8/9
らうために見やすくわかりやす
②
雇用均等室の宣伝チラシ
(金)
い資料を作っていることを知っ
作成体験(Word)
て驚いた。また、1枚のプリント
を作るのに上司からの指示や部
署でのアドバイスを取り入れて
いると聞いて、とても大変な仕
事だと思った。さらに、男女差
別やセクハラなどで悩む労働者
への姿勢がすばらしいと思っ
た。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
- 66 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山市立図書館
経営情報学科 1年
13M074 井林 美咲
多くの人に励まされた 10 日間
私は富山市立図書館で 7 日間、富山市役所で 3 日間の就業体験をさせていただきました。
まず、富山市立図書館の研修では図書館司書の業務内容を知るというテーマに基づき、図書館を利用す
る側では知ることのできない様々な業務を知ることができました。特に印象に残ったのがリファレンスと
いう利用者が必要としている資料を求めてきた際に、図書館員が資料の検索、提供を行う研修です。今回
は指定された情報を探すというものでしたが、手に取った資料に情報が載っていたのに見落としていまし
た。この体験から、司書はどの本にどんな内容が載っているのかを理解し、くまなく探す能力が必要であ
ると思いました。また、ただ利用者の要望に何でも答えるのではなく、あくまで情報の提供であることを
念頭に置き、適切な資料を見つけても、最終的な判断は利用者に委ねるということも学びました。
窓口業務では本の整理整頓や貸出・返却・予約処理、配架作業などをさせていただきました。窓口は図
書館の中で最も利用者と関わる場所なので、元気よく接客するよう心がけました。初日はとても緊張しま
したが、段々笑顔で挨拶できるようになったと褒められたのが、とても嬉しかったです。
富山市役所の研修では富山市が市の活性化のためにどのような施策を行っているのか、社会人として必
要なマナーや公務員の仕事について学びました。富山市に住んでいながら市がどのような取り組みを行っ
ているのかを全く知らなかったのでとても勉強になりました。また、公務員という職業は堅苦しく暗い印
象を持っていましたが、若手職員との懇談会では、市役所に訪れる様々な人と関わることの楽しさや和気
藹々とした職場であること、税金や福祉など将来的に必要となる知識を勉強することができるといったこ
とを熱心に伝えてくださったので、悪い印象を払拭することができました。
今回の就業体験を通して感じたことは人と関わることの大切さです。私は消極的な性格で、人とコミュ
ニケーションをとることが苦手でした。しかし、研修中に職員の方々や利用者から「頑張ってね」や「あ
りがとう」の言葉を何度もかけていただいたおかげでもっと頑張ろうという気持ちになりました。社会人
になるとは辛いことが一杯あると想像していましたが、今回の研修でほんの些細な一言でも人は頑張れる
ようになれるということを学び、今後はもっと人と関わり自分の力にしていきたいと思いました。
まだ自分の将来像は曖昧で漠然としたままですが、働くことに対する意識が向上しただけでなく、自分
の職業選択の視野を広げることができたので、とても充実した就業体験となりました。富山市立図書館並
びに富山市役所の職員の方々にはたくさんご迷惑やご面倒をおかけしましたが、熱心にご指導してくださ
り、感謝しております。就業体験で得た知識や教訓を学校生活だけでなく将来社会に出てからも活かして
いきたいと思います。
- 67 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山市立図書館
井林 美咲
研
修
日
報
設定課題:富山市役所について知る。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 富山市の施策
富山市がどんな施策をしている
8/29 ② 社会人のマナー
のかを知ることができてよかっ
(木) ③ 地方公務員について
た。
今のうちからマナーを身に付け、
社会に出て恥ずかしくないよう
にしたいと思った。
設定課題:業務の概要を覚える。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 図書館の沿革、概要
児童サービス概要では、子ども達
8/30
に読書を強要するのではなく、読
資料管理
(金)
書に関心を促すことが重要であ
② 児童サービス概要
るということを学んだ。
青少年図書室での窓口業務を行
③ 館内見学
った。初めてということもあり、
とても緊張したが、説明をしっか
④ 窓口業務
り聞いて理解することに努めた。
・貸出、返却、予約処理
・本の配架作業
⑤ 障がい者サービス概要
設定課題:業務に慣れる。
実 習 内 容
① 開館準備
8/31
(土) ② 窓口業務
実習生の特記事項
青少年図書室での窓口業務を行
った。夏休みということもあり、
子どもの利用者が多かったので、
なるべく優しく要件を訪ねるよ
うに心がけた。
・貸出、返却、予約処理
・配架作業
・CDケースの整理
設定課題:なるべく緊張せずに接客する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 開館準備
一般図書室での窓口業務を行っ
9/1
た。元気よく、落ち着いて接客す
(日) ② 窓口業務
るように心がけた。
開館準備ではもっと手際よく、素
・貸出、返却、予約処理
早く本の整理をするように気を
・配架作業
付けたい。
・本の修理
・回送本の分類
- 68 -
勤務時間:9:00~15:00
指導者のコメント
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
児童サービスの概要の講義で
は、講師と目を合わせ理解し
ながら聞いていた。
青少年図書室の窓口業務では
、説明をよく理解し指示され
たことを的確に行っていた。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
接客では、初めのうち表情が
硬かったが、しだいに笑顔が
出て小さい子にも積極的に要
件を訪ねていてよかった。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
窓口での対応を丁寧に、手際
よく行えていました。また混
雑しているときに率先して利
用者対応をするなど意欲が見
られました。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
9/3
(火)
9/4
(水)
9/6
(水)
9/7
(金)
修
日
報
設定課題:受入業務の流れを把握する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 開館準備
選書を行う際は、窓口でどのよう
な本が借りられているのか、また
② 資料管理について
、館内にどのような本を所蔵して
いるのかを観察し、選書能力を高
③ 受入業務について
める必要がある青少年図書室で
の窓口業務を行った。返却された
④ 窓口業務
本に汚れがないか確認作業を怠
・貸出、返却、予約処理
らないようにしたい。
・配架作業
設定課題:富山市の施策を実際に目で見て体験する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
どの施設も市民が住みやすく、活
① 流杉浄水場見学
気ある街づくりを意識しておら
② 富山ガラス工房見学
れた。富山ガラス工房は県外だけ
③ 庁内見学
④ エコタウン交流センター見 でなく、世界中から注目されてい
るので、職員の方々は自分たちの
学
仕事にとても誇りを持っておら
⑤ 富山駅周辺見学
れた。
設定課題:調査相談・参考業務など司書の重大な役割をしっかり学
ぶ。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 調査相談・参考業務 演習 参考業務では利用者の質問に全
て答えるのではなく、あくまで情
② 図書館システム概要・管理、 報の提供であることを念頭に置
相互貸借業務
き、適切な資料を見つけても、最
終的な判断は利用者に委ねる必
③ 読み聞かせ演習
要があることを学んだ。
青少年図書室での窓口業務を行
④ 窓口業務
った。
・貸出、返却、予約処理
・配架作業
設定課題:積極的に窓口業務に取り組む。
実 習 内 容
実習生の特記事項
ボランティアの方々が行った読
① 開館準備
み聞かせはとても丁寧で、子ども
② 窓口業務
達がお話に興味を持つような問
いかけなどの工夫が見られてと
・貸出、返却、予約処理
ても参考になった。
・配架作業
③ おはなしポケット見学
④ 窓口業務
- 69 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
積極的に仕事をしていた点が
非常に良いと思います。あと
は、利用者への挨拶ができる
となお良いと思います。
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
読み聞かせは技術も必要です
が、聞き手を迎える心も大切
です。笑顔で迎え、笑顔で見
送って行事は成立します。か
みしばいランドは15分程度の
短い時間ですが、今日はそれ
を学んでもらえたのではと思
います。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
時間はかかっていましたが、
教えられたことを丁寧に作業
している様子が感じ取れまし
た。積極的に取り組んでいた
と思います。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:図書館の現状についてしっかり学び、自動車文庫では積
極的に業務を行う。
実 習 内 容
実習生の特記事項
9/10 ① 書庫整理
書庫整理における本の見比べ作
(土)
業で、館内の本と書庫の本のどち
② 公共図書館総論及び 全国 らを除籍するかの判断がとても
の図書館の現状について
難しく感じられた。
自動車文庫で小学校を巡回した。
③ 自動車文庫巡回
設定課題:最後まで気をゆるめず、研修に臨む。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 若手職員との座談会
公務員は皆堅苦しいイメージし
9/11
かなかったが、市役所の若手職員
②
職員採用試験について
(火)
の方々のお話を聞くうちに、とて
も明るい印象を持つことができ
た。
- 70 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
図書館の仕事や内容は、各窓
口で様々です。それらをご理
解いただける機会になれば幸
いと存じます。今後ともよろ
しくお願いします。
勤務時間:9:00~14:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山市立図書館・富山市役所
経営情報学科
1年
13M095 佐々木真衣
笑顔があいさつ
私は、富山市立図書館及び富山市役所で10日間のインターンシップをさせていただきました。この体
験でのテーマは、
「図書館司書という仕事の職務内容はどのようなものかを知ることと、社会人としての
マナーを学ぶ」というものです。このテーマをもとに今回の研修結果を報告したいと思います。
富山市役所での研修は、富山市について講義や出先機関への見学をさせていただいたりしました。富山
市の施策についての講義では「コンパクトな街を作ることで中心地の活性化を目指している」という内容
であり、強く印象に残りました。
また、流杉浄水場、富山ガラス工房、エコタウン交流推進センターなどの富山市役所の出先機関に見学
へ行きました。私は今回の研修で見学へ行くまで、流杉浄水場やエコタウン交流推進センターという施設
を知りませんでした。しかし、流杉浄水場の上下水道の整備施設やエコタウン交流推進センターのゴミ処
理施設は私たちの生活になくてはならない存在です。その施設を富山に住んでいるのに知らないというこ
とは、新聞を読んだり、ニュースを見たり聞いたりしていないということです。社会人として、地域情報
に関心を持つことはどれほど重要なのか気づきました。
さらに、職員の方との座談会もしていただきました。そのときに職員の方が言われた「市役所は働きや
すいですよ。職員は仲が良くて、部活もあるので同期や先輩・後輩みんなで遊びに行ったりしていてとて
も充実しています。
」という言葉が印象に残っています。富山市役所は固いイメージでしたが、プライベ
ートと仕事の両立がきちんと出来ている明るい職場ということを知りました。
富山市立図書館での研修では、窓口業務と呼ばれる貸出・返却・予約処理といったカウンター内での仕
事と予約在架確認といった書庫や書架内を動いて予約されている本を探す仕事をさせていただきました。
予約在架確認では、利用者のおられる書架を歩いて本を探します。そのとき、歩くスピードや、目線など
で自分ではそんなつもりではないけれど、遅いと感じられたり、ゆっくりしていると感じられたりしまし
た。それは、自分は意識してなくても見ている人を不快にすることだと知りました。
また、複数の仕事が一度にくるときは、どの仕事から手をつければ良いか順番を考えながらしなければ
なりません。どうしたら効率良く仕事が出来るのかを考える大切さを実感しました。
利用者と直接する仕事では、自分が悪いと感じたことや指導担当の方に注意されたことがありましたが、
その点、指導担当の方にも利用者にも大変迷惑をかけたと反省しています。以後、少しずつ意識し、改善
するよう心がけました。
最初、なかなかできなかった笑顔・挨拶もだんだん笑顔で接客できるようになりました。担当してくだ
さった清水さんと早瀬さんに「笑顔があいさつ。最初のころより良い顔!」と言われたことが嬉しかった
です。あいさつと同時に笑顔の大切さが分かるようになったのが、研修で得られた大きなことです。
- 71 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山市立図書館・富山市役所
研
佐々木 真衣
修
日
報
設定課題:富山市役所の仕事内容について学ぶ。また、社会人のマ
ナーについても学ぶ。
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/29 ①全体説明・職員課長挨拶
公務員というイメージが「硬い
(木) ②「富山市の施策」の講義
仕事」から「楽しそうな仕事」に
③「社会人のマナー」の講義 少し変わった気がします。
「公務員
④「地方公務員」の講義
というのは税金で給料が賄われて
いるから、住民一人一人が公務員
の言動・態度を見ている。
」と講義
の中で言われた言葉が強く印象に
残っています。
設定課題:富山市立図書館の仕事内容について学び、公共図書館の
仕事を体験する。
勤務時間:8:30~15:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/30 ①図書館の沿革・概要、資料
一般図書室の窓口業務では自分
(金)
管理
はスムーズにやっているつもりで
②児童サービスの概要
も、歩くスピードや目線、姿勢な
③一般図書室の窓口業務
どで「ゆっくりしていて遅い」と
④障害者サービス業務の概要 いう印象を与えることを知りまし
た。次のことを頭で考えながら動
くことが効率良く働くコツだと感
じました。
設定課題:一般図書室の受付業務について体験する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①一般図書室の窓口業務
昨日、受けた注意を意識しなが
8/31
(貸出・返却・予約のカウ ら仕事をしていたつもりでした。
(土)
ンターでの処理等)
しかし、複数の仕事があると一つ
を忘れてしまったり、出来なくな
ってしまったりすることがありま
した。順番を考えて行動する大切
さも改めて感じました。
設定課題:青少年図書室の窓口業務を体験する。
指導者のコメント
図書館の窓口業務には、正確
な処理とスピーディーな対応
が求められます。今日、注意を
受けたことを心にとめ、これか
らの研修にのぞんで下さい。
指導者のコメント
押印のみ
勤務時間:8:30~17:15
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
貸出や返却のポイントを覚え
ながら、丁寧に対応ができてい
ました。午後にはてきぱきと業
務を行えるようになっていた
ので、明日以降もポイントを押
さえて業務を行ってください。
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①青少年図書室の窓口業務(
一般図書室と違って、絵本や図
書架の配置が複雑で、在架予
9/1
貸出・返却・予約処理・ブ 鑑、CDやDVD等のAV資料ま 約資料を探すのに手間取った
(日)
ックポストの回収等)
であるので、場所や記号を覚えな ようです。接客は笑顔ではきは
ければ時間がかかりました。
きと行って下さい。
- 72 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:自分から進んで活動する。
勤務時間:8:30~17:30
実 習 内 容
①一般図書室の窓口業務(予
9/3
約・貸出・返却等)
(火) ②資料管理(選書~発注~受
入~検収)
③↑の受入業務
実習生の特記事項
「利用者がどのような本を読むの
か考えて選書しなければいけない
ことが難しい。
」と言っておられた
ことが強く印象に残っています。
自分の趣味になりがちだから、投
票制にしていることも利用者を1
番に思っているためだと思いまし
た。
設定課題:富山市について深く知る。
指導者のコメント
配架作業は、注意したことをふ
まえ丁寧に行えていました。在
架リストの本を探す際、見つか
らない本に時間をかけすぎて、
作業がなかなかはかどらなか
ったように思います。わからな
い点は、指導担当の職員に尋ね
るよう心がけて下さい。
勤務時間:8:30~17:00
実 習 内 容
①流杉浄水場見学
9/4
②富山ガラス工房見学
(水) ③庁内見学
④エコタウン交流推進センタ
ー
指導者のコメント
実習生の特記事項
富山市役所の出先機関の見学をし
ました。
「流杉浄水場」や「エコタ
ウン交流推進センター」はあるこ
と自体知りませんでした。社会人
としてニュースや新聞のチェック
は必要なのだと実感させられまし
た。
設定課題:利用者の方に気持ち良く利用してもらえるように接す
る。
実 習 内 容
実習生の特記事項
9/6
①青少年図書室の窓口業務( 子どもたちに「おむすびくん」と
(金)
貸出・予約・返却・連絡車 いう紙芝居を読み聞かせしました
。イントネーションや話すスピー
用の荷造り等)
ド、間、声のトーン、表情に気を
②調査相談・参考業務演習
③幼稚園や保育所など団体へ つけなければ、棒読みに聞こえる
の絵本の貸出を行う「園文 と言われました。ただ読むのでは
庫」の返却された絵本に汚 なく、自分の中でいったん整理す
ることが大切だと知りました。
れがないか確認・返却
設定課題:利用者の方を不快にさせないように、笑顔で業務をする。
押印のみ
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
絵本や紙芝居を読むときは、相
手が聞き取りやすい声を出す
工夫が必要です。また、自分が
楽しい雰囲気を出さないと、相
手に伝わらないものです。それ
は接遇にも通じます。
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
「新書」と「文庫本」は似ていて
①青少年図書室での受付業
1つ1つの作業を丁寧に確実
9/7
サイズだけが違うので、間違えや に行うことで、多くのミスやト
務(貸出・返却・予約等)
(土)
すいと言われました。まだまだ、 ラブルを防ぐことができます。
本について、図書館司書の仕事で 忙しい時も、慌てず仕事に取り
は知らないことばかりだと痛感さ 組んでいきましょう。
せられました。
- 73 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題: 子どもたちが楽しく本を選べるような環境を作る。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①一般図書室の窓口業務(予約・
自動車文庫は図書館が遠くてい
9/10
貸出・返却等)
けない方や、学校、病院などに回っ
(金) ②公共図書館総論及び全国の図 ています。自動車文庫は完全に1対
書館の現状について
1なので、コミュニケーションが本
③自動車文庫(返却・貸出・予約 当に大切だと思いました。
・自動車の中にある本の整理等)
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
図書館の仕事はいろい
ろあります。窓口での内
容も様々です。それをご
理解いただける機会にな
れば幸いと存じます。今
後ともよろしくお願いし
ます。
設定課題: インターンシップのまとめとして、最後までしっかり学ぶ。 勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①若手職員との座談会
座談会での「
『利用者に迷惑をか
9/11 ②職員採用試験について
けるくらいなら中(市役所側)に迷
(土)
押印のみ
惑かけて』と言われたことがある」
という言葉です。利用者を平等にし
ていること、大切にしていることが
感じられて、強く印象に残っていま
す。
- 74 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先:高岡市立中央図書館
経営情報学科 1年
13M108 田中 麻友
図書館という職場
私は中学生のときから図書館司書になりたいという希望があり、
短大で図書館学を学んでいます。
しかし、
入学後、資格を取っても、図書館司書として就職することは難しいという厳しい現実を知りました。このイ
ンターンシップでは、実際に図書館という場で仕事をしてみて、それでもその仕事をしたいかという自分へ
の問いの答えを探す貴重な機会になると思い高岡市立図書館で就業体験をさせていただきました。
高岡市立図書館では、基本的な図書館サービスである排架やレファレンスなどの館外サービスから、
「図
書館サービスの最先端」と呼ばれる移動図書館の添乗などのさまざまなことを体験しました。思っていた以
上にやることが多く、とても大変でしたがその分、やりがいも感じることができました。特に印象に残って
いる仕事は、排架と移動図書館です。
まずは、排架について報告します。排架というのは、図書館の利用者の方が返された本を再びもとあった
書架に戻す仕事で、正確さと素早さが求められます。私は日本の小説を中心に排架したのですが、夏休み明
けということもあって本の量が多く、大変な作業量でした。しかし、好きな作家の本が貸出されたり、自分
の読んだ本が読まれていたりすると、とてもうれしく感じられて、
「ああ、やっぱり自分は本が好きなんだ
なあ」と実感しました。
次に、
移動図書館の報告です。
移動図書館とは文字通り動く図書館で、
車に設置された書架に本を入れて、
老人ホームや保育園、幼稚園を中心に市内約 90 カ所を巡回しています。書架には約 2500 冊もの本が入っ
ていて、毎日新刊を入れること蔵書を入れ替えていきます。他にも、本の予約サービスも行っていて次回持
ってきてほしい本をリクエストすると、借りることができます。さまざまな分野の本がそろっており、人気
で予約待ちの本が予約をせずに借りられることもあります。移動図書館は今までの、
「利用者に来てもらう
図書館」ではなく、
「利用者のもとへ行く図書館」という革新的なサービスで、このシステムによって地域
の方々とより交流を深め、そのニーズに応えていくことができました。
今回のインターンシップでは学生生活では経験できない多くのことを体験することができました。また、
実際に働くことによって、現場の方々の仕事に対する熱意や思いを肌で感じることができ、ぜひ私はこの人
たちと一緒に図書館で働きたいと思うことができました。図書館司書という仕事は、大変なこともあります
が、
「それでもこの仕事がしたい」という答えの得られたインターンシップでした。
- 75 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:高岡市立中央図書館
田中 麻友
研
9/2
(月)
9/3
(火)
9/4
(水)
修
日
設定課題:館外サービスの実習
実 習 内 容
①あいさつ
②図書館概要等説明
③館内見学
④えほんのじかん見学
⑤館外サービス(児童・一般)
報
実習生の特記事項
排架作業は思っていた以上に難
しく頭も使う作業だった。
「配架
」ではなく「排架」と書くこと
を担当の方に教わった。開架し
ていない本は、
「Auto Lib」に
よって管理されている。
設定課題:相互貸借サービスを支えている巡回車の実習
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 巡回車添乗(市内)
巡回車は中央図書館に返された
市内の別の図書館の本をそれぞ
② 地域館の見学
れの図書館に戻す仕事をしてい
る。また、別の図書館に返され
③ 巡回車添乗(県立図書館)
た中央図書館の本を集める働き
もある。市民が便利に図書館を
④ 排架
利用するにあたって欠くことの
⑤ 雑誌の除籍処理
できない重要な仕事だと思った
。また、地域館の見学ができて
楽しかった。
設定課題:図書館サービスの最前線である移動図書館に乗ってみて
どう感じるか
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 移動図書館添乗
移動図書館とは、車の中に書架
を作り、図書館が遠い地域や老
青葉町
人ホーム、幼稚園などを巡回す
平田印刷
る文字通り「動く図書館」であ
アルカディア雨晴
る。市内約90か所を回ってい
牧野公民館
る。足りない分野の本は中央図
② 移動図書館の排架
書館から補てんされる。
本は毎日新刊を入れ、内容を入
れ替えていく。移動図書館の排
架は効率の良さがより求められ
る。1か月に一回のペースで地域
を巡回するため、貸出期間も1
か月と長い。
- 76 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
初日から色々な仕事を経験し
て大変だったと思います。図
書館の仕事は目に見えない所
もたくさんあるので、一週間
頑張ってください。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
今日は高岡市内の地域館も見
学でき、有意義だったと思い
ます。また県立図書館も相互
貸借には欠かすことのできな
い役目を持っています。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
移動図書館は「図書館サービ
スの最前線」です。こちらか
ら出かけていくサービス。待
っておられる利用者に求めら
れるものは何かを考えていく
ことが必要です。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
9/5
(木)
9/6
(金)
修
日
報
設定課題: レファレンスサービスの実習
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 古文書の修復作業の見学・ 古文書の修復作業は初めて見た
手伝い
が、根気強さと集中力が求めら
れる仕事だった。修復ボランテ
② レファレンスの実習
ィアの方々がご指導してくださ
り、何とかお手伝いすることは
できた。レファレンスの実習で
は指定した課題の本をOPAC
で検索したり、書架に足を運ん
だりしなければならず、大変だ
ったが、勉強になった。
設定課題:資料管理の実習
実 習 内 容
実習生の特記事項
本の登録はすべてパソコンで処
① 資料管理
理している。バーコードは本の
新刊の登録
住民票のようなもので貼る位置
雑誌のリサイクル処理
が決まっている。空気を入れな
ラベル貼り
いように手で押さえながら貼り
ブッカー貼り
付けるなどの器用さが求められ
る仕事だった。古くなった雑誌
はICタグをはずし、10月に
開催されるリサイクル市で自由
に持ち帰りできるように図書館
のバーコードを消したりする処
理を行う
- 77 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
修復のような地味な保存作業
についても、面白味を見出し、
根気強く作業をしていた。レ
ファレンスについては、OP
AC等のパソコン・システム
から実際の本にあたり、自分
的なテーマを持って追求して
いた。後1日です、何かを見
つけていって下さい。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
今日は資料管理の仕事でした
が、5日間を通して図書館の
見えない所の仕事を体系して
もらいました。今後の進路に
役立つよう願っています。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:大島絵本館
経営情報学科 1年
13M086 松本 美憂
子どもにたいする気配り
私は、10 日間大島絵本館で就職体験を行いました。そこで学んだことで、一番おおきく印象に残ったこ
とが子供に対する気配りでした。普段私たちは、おもてなしをする上で誰にでも気配りをすることは当たり
前です。しかし、そのまた気配りを超えた気配りというものに私は出会いました。それは、子どもです。子
どもというのはその先に何があるのかも、なにが起こるのかも全く分からない時です。その子どもたちにど
のような気配りが必要であるのかなど、とても考えていました。私が行った作業にはいくつかの種類がある
のですが、すべてに気配りがあります。鳥の巣というコーナーでは、実際に折り紙で鳥の巣と鳥をつくりま
す。子どもが作るにあたって気配りをすることがまず、折り紙で手を切らないように気を付ける事、子ども
にわかりやすいように折り方の説明をすることでした。
説明不足であると子どもは鳥をつくることができな
いのです。次に、ライブラリという絵本がたくさんあるコーナーがあります。自由に絵本が読めるスペース
です。そこで気配りがいるのは、子どもがどんな本をさがしているのかをきいてあげること、そしてその本
を見つけ出すことです。簡単に思えて結構難しいことでした。子どもにはきちんとした主張があるので、見
たいとおもっている本をみつけなければならないのです。また、本を大事にするという物に対する大切さを
教えてあげることも一つの気配り、成長する子どもにとっての思いやりです。乱暴に扱ってはいけないのだ
ということを教えました。次にワークショップという工作をするコーナーです。そこでははさみを使用した
り、グル―ガンを使用するので、子どもが怪我をしないように目を離さないようにしていました。親がみて
いないところで子どもはどんな行動をするかわかりません。
楽しんでいただくためには気配りがとても大事
でした。
これらのことを 10 日間で学んだのですが、このこと以外にも気配りということはまだまだたくさんあり
ます。できていない気配りもあるとおもいます。子どもというのは、これからまだまだ成長しつづけるので
その成長をお手伝いできていたら光栄だなと思っています。
子どもの笑顔や喜んでいる姿を見れることがとても幸せでした。
私はまだまだ子どもたちや親のみなさん、
施設にたいしてできることはたくさんあったとおもいます。大島絵本館では、充実した日々を過ごし、仲間
との絆も増えて人と関わることの楽しさや、信頼を得ることができました。仲がいい職場であれば、施設自
体も環境がよくなるし、
来客される人たちにも快く施設を利用していただけるとおもいました。
笑顔があり、
職場での目標を仲間と目指しながら頑張っていけるようなやりがいのある仕事をまたみつけて、
大島絵本館
で感じられたこの気持ちを活かして頑張っていきたいです。
- 78 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:大島絵本館
松本 美憂
研
設定課題: カフェ 接客
実 習 内 容
① ライブラリー
8/8
(木)
② ラジオ体操
③ 七夕片付け
④ カフェ
設定課題:カフェ 接客
実 習 内 容
① ライブラリ
8/9
(金)
② ラジオ体操
③ カフェ
修
日
報
実習生の特記事項
カフェで子供や大人の方と接
して、親子ってすごくいいなあ
と思いました。
ホットケーキに付けるメープ
ルシロップを付け忘れて子供
が食べることができなかった
ので忘れないようにする。
実習生の特記事項
カフェを少しした後にライブ
ラリの所へお手伝いに入りま
した。折り紙を子供と一緒にで
きたので楽しかったです。
④ ライブラリ
8/10
(土)
設定課題:ライブラリ 鳥の巣
実 習 内 容
実習生の特記事項
① ライブラリ
鳥の巣を子供と一緒に作りま
した。喜んでいる笑顔を見てホ
② ラジオ体操
ットしました。鳥の作り方の説
明を上手くなりたい。
③ ライブラリ
④ 鳥の巣
設定課題:ライブラリ
実 習 内 容
① ライブラリ
8/11
(日)
② ラジオ体操
③ ライブラリ
実習生の特記事項
仕掛け絵本の修復作業をしま
した。きれいになっていくので
直すことがとても楽しくて時
間も忘れてしまうくらいでし
た。
④ 仕掛け絵本の修復作業
- 79 -
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
多くのお客様と触れ合う機会が
あると思いますが、皆様楽しみ
に来館しておられるので、お1
人お1人丁寧に接客しましょう
。お客様をみて感じられる視点
はとてもよいと思います。毎日
何かを感じ、自分なりに生かし
ていって下さい。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
お客様の要望にこたえることが
できてよかったです。また、明
るく折り紙の指導がでてきてい
たかと思います。仕事などがお
わり、時間ができたときは近く
のスタッフに相談してみて下さ
い。
勤務時間:9:15~17:00
指導者のコメント
今日は読み聞かせお疲れ様でし
た。初めてでしたが落ち着いて
いたと思います。あとは声のト
ーンなどはっきりと大きくし読
んだらいいと思います。子供が
好きそうなのできっと接する相
手にもその優しさが伝わると思
います。頑張っていろんな仕事
をしてください。
勤務時間:9:15~17:00
指導者のコメント
今日は仕掛け絵本の修理大変助
かりました。人気の絵本なので
痛みも激しいのです。修理して
くれた絵本をみんな大切に扱っ
て欲しいものです。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
設定課題:ワークショップ
実 習 内 容
① ライブラリ
8/13
(火)
② ラジオ体操
③ ワークショップ
8/14
(水)
設定課題: ワークショップ
実 習 内 容
① ライブラリ
② ラジオ体操
③ にこにこマグちゃんクラ
ブ
修
日
報
実習生の特記事項
たくさんお手伝いしました。
子どもと関わったり、本の製本
作りました。作り方がわかりま
した。
実習生の特記事項
絵本の読み聞かせをしました。
子供がよろこんでくれました。
紙粘土で秋に使用する工作の
トトロを作りました。
勤務時間:9:15~17:00
指導者のコメント
人にものを教えたり、伝えたり
することは案外難しいものです
。何もしらない人はまず工作の
全体像が見えていません。その
ためにひとつひとつの工程が何
のために必要なのかわからず、
一層何をしていいかわからなく
なっています。
「なぜそれをする
のか」
「それをすることでどうな
るのか」意味と目的、結果を伝
えるようにすると、うまく教え
られるかもしれません。
勤務時間:9:15~17:00
指導者のコメント
午後からwsで作業ありがとう
ございました。粘土でトトロな
どを上手に作っていただきまし
たが、どの仕事も早くてきれい
でとても助かりました。ありが
とうございました。
④ 鳥の巣
設定課題:鳥の巣
実 習 内 容
① ライブラリ
8/15
(木)
② ラジオ体操
③ にこにこマグちゃんクラ
ブ
勤務時間:9:15~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
たくさん鳥の巣を作ってくれ お客様の笑顔やありがとうの一
言が私達に力をくれますね!こ
る人がおられました。
会話もはずみ人と接すること れからもお客様の笑顔のために
がすごく楽しい時間となりま おもてなしの心を忘れずにがん
ばってください!
した。
④ 鳥の巣
8/16
(金)
設定課題:鳥の巣
実 習 内 容
① ライブラリ
② ラジオ体操
③ 鳥の巣
勤務時間:9:15~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
お盆も終わりなのであまりお お疲れ様です。子供たち井いろ
いろと話しかけ楽しんでもらえ
客様が来られなかったです。
小さい子がわりと来ていたの るような鳥の巣コーナーとなる
ようにやってみてください。
ではないかと思いました。
- 80 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/17
(土)
設定課題:CG
実 習 内 容
① ライブラリ
② ラジオ体操
③ CG
8/18
(日)
設定課題:CG
実 習 内 容
① ライブラリ
② ラジオ体操
③ CG
修
日
報
実習生の特記事項
お客様に接客をしました。
ハキハキと作業の説明ができ
るようになりたいです。
よくミスをしてしまうので気
を付けたいです。
実習生の特記事項
接客を行いました。
かわいい作品が完成していま
した。
想像力が豊かな子供がいっぱ
いでした。
- 81 -
勤務時間:9:15~17:00
指導者のコメント
お客さんが来られたら、躊躇す
ることなくすぐに対応できてい
たので良かったと思います。明
日は最終日なので、今日の反省
点をいかして頑張って下さい!
勤務時間:9;15~17:00
指導者のコメント
席の誘導や説明がスムーズで良
かったです。印刷は作るものに
よって紙や設定が異なるので、
その都度確認するクセをつける
といいと思います。10日間おつ
かれさまでした。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:射水市中央図書館
経営情報学科 1年
13M085 梶川 みき
見えない仕事が利用しやすい場を作る
私は射水市中央図書館で7日間のインターンシップを体験させていただきました。
私は今回のインターンシップで、関心がある図書館で実際に働くことで、自分の適性や能力、強み弱みを知り、
自分に合った職種を見極めたいと思い就業体験に参加しました。
この図書館のインターンシップでは、貸出や返却、配架など自分が今まで図書館を利用していたときに見えて
いた仕事は勿論、市内他館との連携や、県外の図書館との貸し借りの複雑な仕事など、利用者の立場では知るこ
とのできなかった仕事も数多く体験させていただくことができました。
インターンシップで実際に図書館業務を体験することで、利用者の方が利用しやすいように心がけながら働く
ことは大変重要である改めて思いました。特に、開館前の館内清掃を自分が体験してみて、意外に消しかすや埃
などがあることに気付き、自分が利用者の立場だったときは、利用者からは見えない方々の働きがあったからこ
そ気持ちよく使うことが出来ていたのだとわかりました。
配架の作業や集配車搭載準備などの仕事では、 分類別に分けたり、数を数えたり細かい作業が多かったので
すが、
私はこの作業は特に集中することが出来、
このような仕事は自分に向いているのではないかと思いました。
また、私はインターンシップ前にはあまり接客は得意ではなかったのですが、貸出・返却の仕事をしているとあ
りがとうなどと言われることが多く、人の役に立てたということがとても実感できて、体験する前より接客に対
する苦手意識が少なくなりました。このことから、働く際には、どの職種でもやはりお客様第一の気持ちが一番
大切なのだと改めて思いました。
今後の学生生活や、将来の就職先で今回のインターンシップにおいて知ることのできた自分の強みは更に伸ば
し、弱みは少しずつ無くしていけるように努力していきたいと思いました。
最後になりましたが、今回のインターンシップで大変お世話になりました射水市中央図書館の皆さんには厚く
御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
- 82 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:射水市中央図書館
梶川 みき
研
修
日
報
設定課題:仕事内容を早く理解し、覚える。
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 館内清掃
初日でわからないことばかりだ 分類法による配架位置を早く
8/22
ったが、主にカウンターでの貸出 覚え、確実性(正確さ)第一
(木) ② 貸出・返却
・返却と配架を行いました。分類 にお願いします。
ごとに分けられている場所を早
③ 本の配架
くしっかり覚えることが重要。
④ 仕事を覚える
設定課題:言われる前にできる仕事をみつけてする。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 館内清掃
予約の受付を行いました。何度か
8/23
職員の方に見ていただき覚える
(金) ② 貸出・返却
事ができました。予約を間違える
と利用者の方に大変迷惑をかけ
③ 本の配架
るので確実にする。
④ 集配車搭載準備手伝い
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
初めて予約処理を行うときは
不安になるものですが、処理
後確認をするなどしてくださ
い。土、日曜は混雑するかも
しれませんが、頑張ってくだ
さい。
設定課題:休日は混むので積極的に配架をする。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 館内清掃
休日で、平日よりかなり利用者の
8/24
方が多く配架がとても大変でし
②
貸出・返却
(土)
た。配架しても既に次の本がたく
さん返却されていたので早く行
③ 配架
うことがとても重要。
④ 予約処理
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
少し慣れてきたころかと思い
ます。忙しい時間帯もあるか
と思いますが、正確性を第一
にお願いします。
設定課題:休日のイベントがどのようなものか知る。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 館内清掃
休日は、平日より閉館時間が早い
8/25
のでその分短い時間にたくさん
(日) ② 貸出・返却
の利用者が来られて特に返却が
こんで大変でした。休日だけのイ
③ 配架
ベントもありました。
④ 利用者カードの作成
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
休日には平日とは異なった様
子になります。ひとつひとつ
早く処理することの「コツ」
を学ぶことも必要かと思いま
す。
設定課題:休館明けの仕事の戦力になるよう行動する。
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 館内清掃
前日が休館だったので返却ポス 休館明けの、ポスト処理は重
8/27
トにたくさん本があり、開館前の 労働ですね。おつかれ様でし
(火) ② 貸出・返却
配架が大変でした。火、金は市内 た。
他館へ本を運搬するので配送の
③ 配架
準備をします。
④ 集配車搭載準備
- 83 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:利用者が利用しやすいように心がける。
実 習 内 容
実習生の特記事項
参考書は返却期限が、
ほかの本と
①館内清掃
8/28
は違い1週間なので、レシートに
②貸出・返却
(水)
赤ペンで日付を必ず書かなくて
はならない。
③予約処理
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
1週間期限のレシート処理は、
なかなか徹底できないんです
が、利用者が返却しやすいよ
うに心がけてください。
④配架
設定課題:まだ体験していない仕事もたくさん体験できるよう積極
的に行動する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/29 ① 館内清掃
県外から借りている本を返却す
(木)
るための包装をしました。県内で
② 貸出・返却
の貸し借りは知っていたけど県
外との貸し借りは知らなかった
③ 配架
のでためになりました。
④ 県外への返却
- 84 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
今回の実習を通し体験したこ
とを今後の学業や就活に生か
してもらえれば幸いです。お
疲れ様でした。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:南砺市立中央図書館
経営情報学科 1年
13M034 竹中 泳実
限られた中で最良のものを
私は、南砺市立中央図書館で8日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私の研修課
題は、
「実際に働くことで、この仕事が自分に合っているか確かめる」というものでした。このテーマを
もとに今回の研修結果を報告させていただきます。
初日は、開館準備として、書架や机などを雑巾がけすることから仕事が始まりました。この作業は8日
間の研修期間中、毎朝欠かさず行いました。小・中学生の夏休みが終わったばかりの児童コーナーでは本
が間違った書架に入れられていることが多いということで、書架整理を行いました。今まであいまいだっ
た書架整理の際の並べ方を知ることができ、単純作業ではありましたが、有意義な時間となりました。午
後はふるさと文学の巡回貸出の準備を行い、初めて小中学校向けの移動本を図書館側が行っていることを
知りました。県内の図書館の相互貸借は行政センター経由で届くので、移動本の受入のため、私もその車
に同乗させていただきました。図書館に戻ってきた受入本は、予約つきのものと分け中身を確認しました。
初日から多くの業務を経験させていただきましたが、8日間の間に新着図書受入や、団体貸出準備、おは
なし会での絵本の読み聞かせ、図書館祭りで使用する展示物の作成、カウンター業務、レファレンス、選
書など数多くの図書館業務を経験させていただきました。そのどれもが普段の生活では体験することがで
きないことでした。8 日間という限られた期間の中でも、多くの経験をさせてあげたかったのだと、担当
の本田さんは仰っておられました。
多くの経験をさせていただいたこの8日間の研修で特に印象に残っている仕事は3つあります。絵本の
読み聞かせ、展示物の作成、カウンター業務です。図書委員であり美術部だったことに加え、中学高校で
の職業体験も図書館だったことから、上記の三つの業務はいずれも以前、経験したことがあるものでした。
過去の経験を活かせる仕事だと思いはりきっていましたが、部活や委員会とは違い、時間に限りがあり、
スケジュールにそって仕上げる作業は想像以上に難しく感じました。カウンター業務では以前よりインタ
ーネットの利用者や、AV資料の利用者が増えており、新しい業務を覚え、一人ひとりの利用者に丁寧な
対応をするのは忙しく、時間帯によっては慌ただしくなることもありました。限られた時間の中で職員の
方と協力し、いかによりよいサービスを行うか。限られた施設や予算の中でどういった資料を収集するか、
図書館の課題を実感することが出来ました。
就業体験前よりも図書館業務の細かな点まで知ることができ、職員の皆さんと共に仕事をしていく中で、
本当に素敵な職場だと思いました。研修課題だったこの仕事が私に合っているかという疑問は、職員の方
からも向いていると言われ、日々の充実感や、まだ働いていたいと思えたことが答えだと思います。これ
からの学業や就職活動でも、この 8 日間の経験や感じたことを活かし、夢に向かって積極的に努力してい
きます。
- 85 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:南砺市立中央図書館
竹中 泳実
研
修
日
報
設定課題:仕事を正確に覚える。
勤務時間:8:30~17:15
実習内容
実習生の特記事項
指導者のコメント
ひたすら地道な作業ばかりお
① 開館作業
初日なので、顔合わせや、館内の
9/4
紹介をしていただいた。利用者に 願いしましたが、丁寧にこな
②
書架整理
(水)
とって、職員も学生も、大きな違 してくれて助かりました。
いはないので、言動に気を付け行
③ 配架
動した。 困ったことや分からな
いとは、なんでも聞いて確かめ
④ 巡回貸出本の準備
た。
⑤ 行政センターに移動
⑥ 移動図書受入
設定課題:新しい仕事も素早く丁寧に行う。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 開館作業
7日に絵本の読み聞かせをする
9/5
ので、読み聞かせの際に気を付け
②
配架
(木)
ること、下読みの必要性や、絵本
の持ち方、めくり方などの注意事
③ 読み聞かせ練習
項について指導していただいた。
新着図書受入では、蔵書番号の確
④ 書架整理
認や、対象別のシールはり、帯貼
⑤ 新着図書受入
りなどを行った。移動受入後、配
架前の置き場が区分されている
⑥ 行政センター(移動受入れ) ので気を付けること。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
予定がどんどん変わってきて
しまい、とまどったことと思
います。申し訳ありません。
読み聞かせが上手で驚きまし
た。
設定課題:団体貸出に学ぶ。求められる以上のことを。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 開館準備
書架整理の際、アイウエオで揃え
9/6
るだけでなく、利用者が探しやす
②
書架整理
(金)
いように、作者別、巻数順になら
べてみた。時間はかかったが、シ
③ 団体貸出準備
リーズが分かりやすくなり、配架
もしやすくなった。団体貸出では
④ 団体貸出(施設など)
、単純作業で、量も多いので、効
⑤ 移動受入
率が求められるとのこと、
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
仕事の流れを説明しただけで
は理解しにくいところもあっ
たと思うが、わからないまま
行動するのではなく、必ず質
問、確認をしてくれたので、
安心して仕事を任せることが
できた。中学、高校と図書に
かかわることが多かったと聞
く。のみこみの早いのもわか
るような気がする。以降の仕
事も期待しています。
- 86 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
9/7
(土)
9/10
(火)
9/11
(水)
研
修
日
報
設定課題:その場にあった行動を。
実 習 内 容
実習生の特記事項
読み聞かせボランティア「まんま
① 開館準備
る」のみなさんに混ざって絵本「
② おはなし会(まんまるお
どんどこどん」の読み聞かせを行
はなし会)
った。初対面の方々とおはなし会
をするのは初めての経験だった。
③ 配架
急きょ絵本をめくったり音楽を
流したりという仕事も与えられ
④ 展示物作成(木になる気
たが、親子で反応してくださり、
になる本の木)
達成感のあるおはなし会となっ
た。午後からは図書館まつりの展
示物を作成し、美術部での経験が
活かせたように思う。
設定課題:利用者にあったサービスを考える。
実 習 内 容
実習生の特記事項
やすらぎ荘や、ふく満デイサービ
① 開館準備
スセンター、子育て支援センター
② 展示物仕上げ
コスモスの三か所に団体貸出を
するべく、選書をおこなった。こ
③ アンケート用紙仕上げ
の場合の選書とは、老人や、小さ
なお子さん、女性など、それぞれ
④ 団体貸出準備(やすらぎ
荘、ふく満デイサービス の施設を利用する方に合った本
センター、コスモス)選書 を、決められた冊数の中から選ぶ
作業。気を付ける点も教わり、無
、貸出処理
事貸出処理まで行うことが出来
⑤ 配架
た。
設定課題: カウンター業務を覚える。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 開館準備
カウンター業務は、一番利用者と
関わり、仕事量は勿論、利用者に
② カウンター業務
合った細やかな対応が求められ
る。言わば、図書館の花形業務。
③ 行政センター
貸出や返却だけでなく、予約や閲
覧、配架、移動受入、新着受入、
④ 移動受入
カバーやシール貼り、蔵書検索、
⑤ 配架
利用案内などその仕事は多岐に
亘る。一日で全てを覚えることは
できなかったが、わからないこと
はその都度確認し、丁寧に業務を
行うことが出来た。
- 87 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
おはなし会では、お子さんは
10人程度でしたが、大人の
方が多く、少し緊張したかも
しれませんね。でも、楽しい
おはなし会でした。展示用の
「木」を作ってもらいました。
素敵な展示になりそうです。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
施設内閲覧という制約の中で
、利用者に合わせた選書は難
しかったと思う。20冊という
制限の中で、バランス良く選
書できていたと思う。
「図書館
まつり」イベント用の木、葉
っぱ作りでは、得意な分野(
美術系)が活かされていて素
敵でした。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
一つ一つ、とても丁寧に作業
していただけました。利用者
への声かけもはっきり、しっ
かりとしていて、とても良か
ったです。あと2日カウンター
をする機会があるので、カウ
ンターでの全体的な仕事の流
れを把握できればいいなと思
います。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
9/12
(木)
研
修
日
報
設定課題:丁寧な対応を意識して行う。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 開館準備
先日よりも忙しい時間帯にカウ
ンター業務を任せていただいた。
② カウンター業務
利用者が多い分、不慣れな私では
、丁寧な仕事は効率性を欠き、慌
③ 新着図書受入
ただしくなってしまう場面があ
った。吉岡さんや杉森さんに指導
④ 行政センター
していただきながら、なんとかこ
⑤ 予約付き移動本受入
なしていたというような一日だ
った。
⑥ 配架
設定課題:経験し、学ぶ。
実 習 内 容
① 開館準備
9/13
(金)
② カウンター業務
③ レファレンス練習
④ 選書(絵本、一般書など)
⑤ 行政センター
⑥ 移動受入
⑦ 配架(書庫)
実習生の特記事項
今日は、最終日ということもあり
、業務の中でも難しい、レファレ
ンスと選書を体験させていただ
いた。講義で教わるのと、実際に
行うのとでは大きな違いを感じ
た。普段できないことばかりだっ
たので、難しい反面面白く、新鮮
な気持ちで業務に取り組むこと
が出来た。選書もレファレンスも
館の蔵書を把握し、経験を積むこ
とが必要だと感じた。
⑧ 選書(AV資料)
- 88 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
忙しい時間にも窓口業務をし
ていただきました。次から次
へと利用者の方がいらして大
変だったと思いますが、丁寧
に対応されていたと思います
。ありがとうございました。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
地道な作業が多かったと思い
ますが、図書館の日常の仕事
をなるべくたくさん体験して
もらおうと思いお願いしまし
た。仕事も利用者への対応も
丁寧で感心しました。これか
らも、どんどん当館を利用し
てくださいね。10日間ありが
とうございました。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:氷見市立図書館
経営情報学科 1 年
13M021 幸藤 輝
図書館の仕事
私は 5 日間氷見市立図書館でインターンシップを体験させていただきました。受付カウンター業務、図書の整
理を体験し、移動図書館業務にも同行させていただいたりと、本当に様々なことを体験させていただくことがで
きました。
受付カウンター業務では、図書の貸出、返却の作業を行いました。初日から受付場所での業務でとても緊張し
ましたが指導者の方が丁寧に教えてくださったので仕事を早く覚えることができました。受付カウンター業務は
利用者との対応が主なので、利用者に気持ち良く利用していただくことが大切です。このことを通して礼儀やあ
いさつの大切さを学ぶことができました。ほかに、利用者の方から本の場所や本のタイトルなどを聞かれる場面
がありました。これは図書館にどこにどんな本があるのかを理解しておかなければ答えられない質問なのでとて
も大変な仕事だと感じました。
図書の整理では、移動や閉架になった本の整理を行いました。本を持つ運びするので体力も必要な仕事だと思
いました。ほかには、図書にシールカバーを貼る作業も行いました。自分が思っていたよりも難しい作業でとて
も大変でした。大変細かい作業でしたが自分の作業したものが利用者の方々が使用されるのでとても重要な仕事
だと感じました。このような苦労があってはじめて、図書館は成り立っている事を知りました。
移動図書館業務では保育園へ行きそこで本の貸出・返却を行いました。利用者の対象となるのは保育園に通う
子どもとその親御さんです。子どもが対象となるので子どもとの接し方や対応が重要な仕事だと感じました。子
どもたちとふれあう機会があまり無いので、とても貴重な体験をさせていただけたと思いました。
図書館での就業体験で最もやりがいだと感じたのは利用者の方々に感謝の言葉をいただいた時です。受付カウ
ンター業務で貸出・返却の際に「ありがとう」という感謝の言葉をいただいた時が一番うれしかったし、やって
よかったという気持ちになりました。どんな仕事でもやっぱりお客様への感謝の気持ちが一番大切だと思いまし
た。
今回のインターンシップを通して、コミュニケーション能力の大切さや小さな努力の積み上げの大切さなどを
学ぶことができました。普段の学生生活では体験できない様々なことを体験させていただくことができたと思い
ます。このインターンシップでの経験はこれからの自分の人生に役立てていきたいと思います。
- 89 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:氷見市立図書館
幸藤 輝
研
設定課題:窓口業務
実 習 内 容
① オリエンテーション
8/26
(月) ② 図書館案内
③ 窓口業務
④ 書架整理
設定課題:図書整理
実 習 内 容
① 開館準備
8/27
(火) ② 図書の受入
③ 窓口業務
修
日
報
実習生の特記事項
今日はインターンシップ初日で
分からないことがたくさんあり
ましたが、指導者の方々が丁寧に
教えてくださったので今日一日
頑張ることができました。
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
今日は一日窓口業務で大変だ
ったと思います。利用者には
色々な方がおられ、適切に応
対するのは難しいものです。
お疲れさまでした。
勤務時間:8:30~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
今日は午前中は窓口業務、午後か ていねいに仕事をしている姿
らは図書整理を行いました。図書 が見えました。慣れてきても、
整理で本をたくさん運ぶ作業が 一つ一つをていねいに。
大変でした。
④ 書架整理
設定課題:移動図書館業務
実 習 内 容
① 開館準備
実習生の特記事項
今日は移動図書業務を体験させ
ていただきました。初めてのこと
で緊張しましたがみなさんの指
導のおかげで楽しく仕事をさせ
てもらうことができました。
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
利用者との対面する仕事ばか
りですが、こちらは、たくさ
んの人を相手にしますが、利
用者は一対一対です。そのへ
んを考えて、一人一人に応対
してください。
設定課題:図書のシールカバー張り付け作業
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 開館準備
今日は図書のシールカバーをは
8/29
る作業は主でした。思ったより難
(木) ② 窓口業務
しくて大変でした。でもとても重
要な仕事なのでやりがいを感じ
③ 書架整理
ました。
④ シールカバーはり
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
図書のシールカバーをはる作
業がほとんどでしたが、自分
が作業したものが利用者の手
にわたると思って作業すると
やり方も違ってくるのかもし
れません。
8/28
(水) ② 窓口業務
③ 書架整理
④ 移動図書館業務
設定課題:窓口業務
実 習 内 容
① 開館準備
8/30
(金) ② 窓口業務
③ 書架整理
実習生の特記事項
今日は窓口業務を主に行いまし
た。最終日で今までで一番仕事が
できたと思います。5日間お世話
になったみなさまには感謝の気
持ちで一杯です。
- 90 -
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
5日間ご苦労様でした。確実に
しっかりと仕事ができていま
した。大変良かったと思いま
す。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:滑川市立図書館
経営情報学科 1年
13M089 木村 香奈
立体的になった仕事への思い
富山短期大学に入学し、私は図書館司書を目指すことを決めました。図書館学の授業を受けていく中で、
将来図書館で働きたいと思う気持ちが強くなっていきました。インターンシップは、社会のことを知る良い
機会であるとともに、図書館の仕事を実際に体験できる貴重な機会でもあると思い、滑川市立図書館で6日
間、就職体験をさせて頂きました。
研修では図書館の表からみてわかる仕事はもちろん、表からではわからない仕事も教えて頂きました。表
からわかる仕事は、書架整理、カウンター業務などです。表からではわからない仕事は、図書情報の登録や、
請求のあった本を探したり、取り寄せたりする業務です。また、普段図書館で読み聞かせをしておられるボ
ランティアの方々と一緒に、子供たちへの絵本の読み聞かせにも挑戦させて頂きました。このように滑川市
立図書館で、細かい仕事まで体験させてくださり、貴重な体験になりました。
この研修で学んだことの一つ目は、仕事の責任についてです。さまざまな仕事を体験させてもらう中で、
仕事には責任が必ず伴うということを実感しました。
カウンター業務を行っているとき、
お客様への貸出や、
返却などの手続きにミスがあると、
その本がパソコンのデータ上で貸し出されていないのに実際には図書館
になかったり、その逆のことが起こったり、誰に貸出をしたのか分からなくなってしまいます。また、本を
返却するとき、正確な場所に戻さないと次にその本を見つけるのが困難になってしまいます。図書情報の登
録を行っているときも、正確な情報を登録しないと、様々な支障が出てきてしまいます。そこで仕事をする
場合は、必ず複数の人が関わり合い、協力するという行為が生まれるなかで、一人がミスすると、たくさん
の人に迷惑をかけることになります。そのような考えを常に持ち、緩んだ気持ちで仕事をしないことは、と
ても大切だということを学びました。
学んだことの二つ目は、仕事をする楽しさです。研修の初めのころは、慣れない環境に緊張し、言われた
ことをこなすのがやっとで、仕事をする楽しさを感じることはできませんでした。しかし、徐々に慣れてく
ると、お客様との触れ合い、本の整理、パソコンを使った業務など、達成感を感じることが多くなり、だん
だん仕事が楽しくなってきました。図書館の仕事は、全体的にこつこつやる仕事が多いのですが、こつこつ
仕事をこなし、達成感を感じることはとても楽しく、やりがいのあることだと思いました。
6日間の体験を通し、今まで漠然としていて、平面的だった仕事という言葉が、様々な体験をすることで
具体的で立体的な言葉に変わりました。滑川図書館の方々には、本当にお世話になりました。今後はさらに
立派な図書館司書を目指して、日々努力していきたいとおもいます。
- 91 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:滑川市立図書館
木村 香奈
研
修
日
報
設定課題:図書館での仕事がどんなものなのかを知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
書架整理では、返却された本をも
①図書館内の案内
8/21
との場所に戻すだけではなく、お
(水) ②書架整理
客様が本を見やすいように並べ
なおしたりしました。
③カウンター業務
カウンター業務では、貸し出しと
④レファレンス(カリン酒につ
返却の仕方を学びました。お客様
と接する際には、日頃のアルバイ
いて)
トの経験を活かし、落ち着いて接
客することができました。
設定課題:より詳しい仕事を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
背ラベル貼り換えでは、古くて文
① 書架整理
8/22
字が読みにくくなった背ラベル
②
カウンター業務
(木)
を、パソコンで作り直して貼り換
えました。
③ 背ラベル貼り換え
書籍情報とは、図書館に所蔵され
ている図書が、どこのフロアにあ
④ 書籍情報変更
って、どの本棚にあるかなどの情
⑤ 新刊雑誌登録
報で、この情報が間違っている図
書の書籍情報を直す作業を行い
⑥ レファレンス(北方領土に
ました。
ついて)
週刊雑誌や月刊雑誌の新刊が出
ると、その新刊の情報を登録しま
した。
設定課題:頼まれたことを確実にこなす。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 書架整理
滑川市立図書館は耐震工事のた
8/23
め、所蔵してある図書を一時的に
②
カウンター業務
(金)
移動するための、たくさんの段ボ
ールを準備してありました。どの
③ 段ボールのシール貼り
本がどの段ボールに入っている
かわかりやすいように段ボール
④ 請求のあった本探し
に分類が書かれたシールを張る
⑤ 読み聞かせの絵本選び
作業をしました。お客様から申請
のあった本を探す作業を手伝い
ました。まずタイトルをパソコン
で検索し、請求番号をメモし、本
棚へと探しに行きます。今回の本
は書庫にありました。
明日の読み聞かせで読む本を選
びました。来る子どもに合わせて
ノンタンの絵本を選びました。
- 92 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
初日ということで、分からな
いことも多く、不安だったと
思いますが、がんばっていた
だきました。明日もよろしく
お願いします。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
カウンター業務ほか、資料登
録を一緒にして頂きました。
指示せずとも自身で確認して
くださり、助かりました。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
段のシール貼りなど、予想も
しない仕事をしてもらいまし
た。本来の受付業務も慣れて
きたようですね。明日も頑張
ってください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:読み聞かせを成功させる。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 書架整理
絵本の読み聞かせに挑戦しまし
8/24
た。読み聞かせは高校の時に1度
②
カウンター業務
(土)
だけやったことがあったのです
が、とても緊張しました。いつも
③ 書誌登録
読み聞かせに来ておられる方は、
声がとても優しくて、抑揚もはっ
④ 読み聞かせ
きりしていて、子供たちも聞き入
っていました。
設定課題:新しく学んだことをしっかり覚える。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 書架整理
図書館に送られてくるチラシを
8/27
棚に配架する作業を行いました。
(火) ② カウンター業務
並べると同時に、期限の過ぎたチ
ラシを撤去しました。
③ チラシ配架
雑誌専用の棚に並べられている
雑誌の、全巻を棚の中にしまい最
④ 雑誌配架
新刊を棚の正面に並べました。
⑤ 他の図書館から借りた本の お客様から本の請求があり、本館
登録
にその本がない場合、他の図書館
から借りることがあります。その
⑥ 段ボールのシール貼り
本の情報を登録しました。
⑦ 背ラベル貼り換え
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勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
今日は、図書館に読み聞かせ
に来て頂いているグループの
方に混じり、絵本の読み聞か
せをして頂きました。慣れな
いことに緊張されたと思いま
すが、子供たちは楽しそうに
聞いていました。ありがとう
ございました。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
毎日たくさんの仕事を覚えて
くれていますね。仕事も余裕
が出てきたように見られま
す。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:七尾市立中央図書館
経営情報学科 1年
13M058 三浦さとみ
気遣いと力仕事の図書館業務
私は、七尾市立中央図書館で七日間の就業体験をさせていただきました。私が図書館での
就業体験を希望したのは、現在、図書館司書の資格取得を目指して講義を受けているからで
す。
いつもは利用者側だった図書館という施設で働くことで、初めて分かったことがありまし
た。それは次の二つです。
① 図書館業務は力仕事であること
② 利用者への気遣いに溢れていること
図書館業務が力仕事であるということは、実際に体験してみないと分からないことでした。
カウンターやレファレンスなどの仕事内容は、講義で習っていたので知っていましたが、実
際にしてみると、力がいる作業ばかりで驚きました。例えば、移動図書館車に乗って小学生
に本の貸し出しをするときも、車からたくさんの本や机などを出して何往復もし、さらに車
から出したものを今度はまた車に戻さなくてはならなかったので大変でした。とにかく沢山
の本を運ばなくてはいけないときが多かったです。私はまだ、本を扱うことに関して上手く
なくてどぎまぎしていましたが、職員の方々は、沢山の本を素早く且つ丁寧に運んでいて流
石だと感じました。こういった本当に細かなことにも違いがみえたので、私も少しでも近づ
けるように作業に取り組みました。
次に、利用者への気遣いについてです。このことに気付くことができた出来事が二つあり
ました。まずは、実習指導者である M さんが、私に代わって利用者に対応しようとしたとき
に、利用者に怒られてしまったことです。利用者の要望はある資料を探してほしいというも
のだったのですが、初心者の私には難しいと判断した M さんが「自分が代わりにやります」
と利用者に言いました。すると、いきなり利用者の方が怒り始め、
「その子にやらせればいい
だろうが!」と M さんが理不尽に怒鳴られてしまいました。私はその時、M さんが怒られ
る意味が全く分からないでいたのですが、それでも M さんはすぐに申し訳ありませんと謝罪
し、あしらうことなく最後まで丁寧に利用者の方と接していました。
就業体験の最終日に、小学生に向けたお話し会に参加させていただき、そこで子どもたち
に絵本の読み聞かせをしました。前日にその準備として、絵本選びと読む練習をしました。
絵本なら何でもいいというわけではなく、秋という季節に合わせたり、小学生が最後まで聞
けるくらいの文字数の絵本を選ばなければなりませんでした。また、絵本を読むときもスピ
ードに気を付けたり、声の大きさに抑揚をつけるようにもしました。子どもたちが楽しいと
思ってくれる読み聞かせにするために工夫を凝らした結果、子供たちも真剣に聞いてくれて
嬉しかったです。
七日間の図書館での就業体験で、普段利用者として図書館を利用しているだけでは分から
なかった、利用者への気遣いがきちんとなされていることや、図書館には本当にたくさんの
仕事があることが分かりました。また、時間厳守でなければならないことや、利用者に理不
尽に怒られることもあるという働くことの厳しさ、子どもたちを笑顔にできたり、利用者に
お礼を言われたりするときの嬉しさも理解できたので、とてもいい勉強になりました。
- 94 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名: 七尾市立中央図書館
三浦 さとみ
研
9/8
(日)
9/9
(月)
修
日
報
設定課題:図書館業務の基礎を頭に入れる
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 清掃・朝礼・ミーティング 配架をするために、色々な本の場
所を覚えなければいけなかった
② オリエンテーション
が、やっているうちに少しずつ頭
③ カウンター業務
に入ってきて良かった。図書館仕
④ 絵本センターの棚整理
事が、意外にも力仕事であること
がよく分かった。
設定課題:昨日よりもてきぱきとした仕事をする
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 清掃・朝礼・ミーティング 自分の作業が遅れれば、ミーティ
ングや開館準備が次々に遅れて
② 本棚の飾りつけ
しまうので、決められた時間を守
③ だっこだっこのお話会見
るということの大切さを知った。
学
④ カウンター業務
⑤ ブッカーの貼り付け
設定課題:てきぱきと要領よく仕事する、気を抜かない!
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 清掃・朝礼・ミーティング 東湊小学校に行って、子どもたち
に本を貸すのが、忙しかったけれ
② カウンター業務
ど楽しかった。
③ 移動図書館添乗
④ ブッカーの貼り付け・配架
勤務時間:9:30~18:15
指導者のコメント
慣れない中、積極的に仕事に
取り組んでくれていました。
明日もこの調子で頑張ってく
ださい。
勤務時間:9:15~18:00
指導者のコメント
1つ1つの作業を丁寧にして
くれていて、とても良いと思
います。でも場合によっては、
思い切って行うことも大切で
す。
勤務時間:9:15~18:00
指導者のコメント
作業はとても丁寧にできてい
9/10
ると思います。子どもたちと
(火)
接するときも、とても親しみ
やすく話しかけができていて
よかったです。
設定課題:昨日よりステップアップする
勤務時間:9:15~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 清掃・朝礼・ミーティング 新刊本の整理を最初から最後ま 今日は、手先を使う作業が多
9/11
② 新刊本の整理
で一通りして、こんなにたくさん かったので、ゆっくり休んで
(水) ③ 新聞記事の整理
することがあって大変なことが ください。
分かった。
設定課題:一生懸命整理作業を頑張る!
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
学級文庫選びがこんなにも大変 子どもに本を選ぶということ
① 館内説明
9/12
で、根気のいる作業とは驚きだっ の難しさがわかったのは、よ
② 学級文庫選び
(木) ③ 馬出本の整理
た。馬出には、部屋いっぱいに本 かったと思います。私たちも
いつも勉強です。
があって凄いと思った。
設定課題:最後まで責任をもって仕事する
勤務時間:9:15~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 研修会
研修会で、ベテランの方のお話を ブックトークの研修会でした
9 / 13 ② 県立図書館主宰研修会
聞いて、やはりちょっとしたこと が、どうだったでしょうか?
(金) ③ 後片付け
の工夫がとても大切なのだと分 自分でするようになったとき
かった。
に参考にはなると思います。
④ お話会の本選び
- 95 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:最後の難関である、お話し会での読み聞かせを頑張る!!
実 習 内 容
実習生の特記事項
子どもたちに読み聞かせをする
① 開館準備
9/14 ② お話し会練習
という、本当に貴重な体験ができ
(土) ③ つるちゃんお話し会
て良かった。とても緊張して、た
④ 配架・ブッカーの貼り付け だただ必死だったけれど、子ども
たちが静かに聞いてくれて嬉し
⑤ 絵本の整理
かった。
- 96 -
勤務時間:9:30~18:15
指導者のコメント
今日のお話し会では、よく声
も出ていてよかったと思いま
す。あとは、読んでいる途中
で子どもたちを見る余裕があ
れば、さらによくなると思い
ます。1週間お疲れ様でした!
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:公益財団法人花と緑の財団
経営情報学科1年
13M017 川田若奈
仕事と作業の違い
8 月の 26~30 日の 5 日間公益財団法人花と緑の財団にて就業体験をさせていただきました。今回の就
業体験における私のテーマは、実際の職場で働くことで社会性や協調性、コミュニケーション能力を身に
つけること、また、仕事と違いを知ることでした。花と緑の財団は砺波市にある四季彩館を中心に、チュ
ーリップ公園やチューリップフェア、エレガガーデンという富山県花総合センターの運営及び管理をして
いる団体です。公益財団法人とは、平成 20 年 12 月 1 日施行の「公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関
する法律」に基づいて設立される法人であり、内閣総理大臣や都道府県知事を通して行政庁に認定された法
人を指します。
「公益」の文字を加えることで、その団体の社会における信頼は大きなものとなるそうで
す。しかし、寄附金で運営しているため、決められた事業の展開のみが義務づけられています。職員の方
にお尋ねしたところ、花と緑の財団における寄附金とは砺波市市民の税金のことだそうです。そのため、
「より多くの砺波市民に来館していただき、チューリップを中心とした植物の魅力を知ってもらいたい」
と思っておられるそうです。そのためには何が必要か、何をすべきか。私は 5 日間の中で自身の身と頭を
持って就業体験をし、その答えを自分なりに見つけることができました。1、2 日目は全体の作業の流れ
を把握するように努めました。自宅帰還後は深夜までその日の反省をし、翌日におこなう改善策の打ち出
しをしました。2 日目のその際に発見したことがあります。それは、作業しかしていなかったということ
です。就業体験中の私は、
その業務が何のために必要なのか、誰のために必要なのかを考えることもなく、
与えられた業務をただ忠実にこなそうとしていました。自ら楽しむことのできない作業を続けた結果、四
日目の研修時にはモチベーションが保てなくなってしまいました。潅水や花柄摘み等の肉体労働が主な業
務であったため、苦痛しか感じられず仕事に対する印象も悪くなってしまいました。しかし、四日目最後
の作業中に担当職員の方とお話をすることでその打開策を見つけることができました。質問をすることで
す。例えば花であればその名称や咲く時期、観葉植物であればその用途を知ることで自己実現欲求を持っ
て作業に取り組むきっかけになる。動機づけの重要性を認識しました。今回の就業体験では掲げていた目
標を達成できたばかりでなく、仕事へ対する眼差しも大きく変わりました。また、目標経営学で習ったハ
ーズバーグやマズロー等の理論が働き手でも活かすことができると気づきました。しかし、私の考えの浅
はかさ、知識の乏しさにより作業効率が悪いとも感じたため、就職活動を始める前までに洗練したり増や
したりするべきであると思いました。
- 97 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:公益財団法人 砺波市花と緑の財団
研
8/26
(月)
8/27
(火)
8/28
(水)
8/29
(木)
修
川田 若奈
日
報
設定課題:五日間の予定を確認し、報告・連絡・相談を怠らないよ
うにする。
実 習 内 容
実習生の特記事項
体験する作業全体の流れを掴む。
①施設見学
研修生としてひたむきに学ぶ姿
②潅水作業
勢を持って挑めた。また、常に問
題意識も持ちながら作業して、不
③ペチュニアの花柄摘み
明点の追究をする。ホウレンソウ
④公園内清掃
や挨拶、言葉遣いに注意を払いな
がら働けた。
⑤企画展補助
設定課題:各作業をする際の注意点や心がけを学び実践する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
先日見だした問題に対する改善
①潅水作業
策を実践した。職員の方に作業す
②ペチュニアの花柄摘み
るにあたって何を思いながら取
り組むのか、創意・工夫はあるの
③球根選別
か聞き出し、さらなる改善案を作
ろうと心がけた。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
指示された作業を正確に行お
うという意欲を感じました。
不明な点は自分から積極的に
質問し、作業の目的を理解し
て行うことができました。来
館者へのあいさつも元気にで
きました。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
1つ1つ学んだことが次につな
がるのだと理解していただけ
たと思います。仕事をこなし
ていく中で、不明点や問題点
については、積極的に聞くと
いった姿勢が良かったと思い
ます。
設定課題:命じられたことだけでなく、積極的な気配りを心がけて
勤務時間:8:30~17:15
作業に取り組む。
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
与えられた課題だけでなく自分 日々の作業の反省点を踏まえ
①潅水作業
自身でワンステップ上の課題を 、更なる目標を持って次を目
②ペチュニアの花柄摘み
もうけ、能動的に取り組もうとし 指す姿勢をこれからも忘れず
た。水分補給の必要性から、自己 実践ら役立ててください。
③企画展補助
の、体調を含めた、管理の大切さ
④ペチュニアの花柄摘み
を再度確認した。
設定課題:三日間の作業を振り返り見つけた問題点を改善するよう
勤務時間:8:30~17:15
努力する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① チューリップスクエアの
出勤時に日程を確認した。報告も 自分から進んで「手伝いまし
清掃
怠らずにおこなった。職員のほと ょうか」とか「花柄が落ちて
んどの方のお名前を尋ねて知っ いるので掃いてきます」とい
② 潅水作業
た。質問が足りないとご指摘いた った言動から作業に対する意
だき、質問欄の意味に気付けた。 欲をとても感じました。与え
③ ペチュニアの花柄摘み
られた
④ 紫花菜の鉢上げ
⑤ 用水沿いプランター周囲の
清掃
- 98 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/30
(金)
修
日
報
設定課題:五日間の経験で得た知識や技術を見直し、自分自身の力
として身に着ける。
実 習 内 容
実習生の特記事項
昨日の良かった点である、自分か
① 展示用チューリップの入
ら何か手伝えることはないか尋
れ替え
ねるということができた。仕事と
② ペチュニアの花柄摘み
作業の違いを理解することがで
きたように思える。また、仕事に
③ 企画展補助
つきものの「やりがい」が何を前
提にして感じられるのか、その本
④ スパティフィラムの管理
質に一歩せまることができたよ
⑤ 紫花菜の鉢上げ
うにも思える。五日間を通してモ
チベーションの維持が如何に難
⑥ チューリップとムスカリの
しいか、思い知らされた。
球根選別作業
- 99 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
五日間の作業大変ご苦労様で
した。単純な作業で物足りな
い部分もあったかと思います
が確実にことを進める事が目
的達成につながります。これ
からも、積極性をもってはげ
んでください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:南砺市福野文化創造センター
経営情報学科1年
13M105 宅美沙椰
責任感と達成感
私は、南砺市福野文化創造センターで 12 日間、就業体験をさせていただきました。
就業体験での主な仕事は、毎年南砺市で開催されているワールドミュージックの祭典「スキヤキ・ミー
ツ・ザ・ワールド」の事前準備、運営補助でした。開催までの間は入場口で配布するチラシの作成、スタ
ッフパスの作成、テント立て、ステージ設置など細かい作業から体力が必要な作業まで体験し、どの仕事
にも重要だったのが、分業すること、声を掛け合うことでした。今回のインターンシップで共に行動した
先輩方と作業の進め方を共有することで効率を上げることができました。
スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド開催中はヘリオス班に所属しました。ステージの転換では様々な楽器
を移動するのですが、移動する際は必ず上の方の指示を仰ぐことが絶対でした。プロのアーティストの
方々の楽器を扱うので、責任の重さを感じました。セッティング作業では表を見ながらマイクスタンドに
様々な種類のマイクを付ける仕事をベテランのスタッフの方々の指示のもと行いました。また、ブラジル
北東部のリズム「マラカトゥ」のワークショップにも参加させていただきました。5 日間という短い練習
期間でしたが、開催 1 日目のオープニングステージ、2 日目のパレードにも出演させていただき、お客様
からたくさんの拍手をいただきました。ステージの表側と裏側、両方の貴重な体験をさせていただいたこ
とで、華やかなステージに立つ緊張感やお客様の笑顔、やり遂げたという達成感、そしてそのステージを
支える責任、大変さを身をもって感じました。
インターンシップを通して、スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドは地域に根付いたイベントであること、
地域の方の協力が大きな力になっていると感じました。また、職員の方々の間で報告・連絡・相談が活発
に交わされていたことはとても印象に残っています。積極的にコミュニケーションをはかることで自分に
はなかった新しい意見を聞くことができ、考えの幅が広がりました。実際にインターン生で話し合って
CD の展示方法を工夫し、それが並べられていたときは嬉しかったです。それ以外にもインターンシップ
だからこそ経験できた達成感もありました。私は改めて人を楽しませる仕事、人の役に立てる仕事に就き
たいと思いました。長いようであっという間の 12 日間でしたが、自分に足りないことを知ることができ
ました。今回の貴重な経験をこれからの学生生活、就職活動に活かしていきたいと思います。
- 100 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:南砺市福野文化創造センター
研
宅美 沙椰
修
日
報
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
8/11
(日)
設定課題:スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド全体会補助
実 習 内 容
実習生の特記事項
・声を掛け合って作業することで
① 全大会資料作り
ミスを防げる
② 会場設営
・本番当日のスケジュールを把握
しておく
③ 全体会参加
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
8/12
(月)
設定課題:事業説明、スキヤキ事前準備
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 事業説明
・力仕事は無理をせずに、 助け
合う
② ステージ設置
・1つ1つの行灯の見栄えを良く
する
③ 行灯修正
設定課題:スキヤキ事前準備
勤務時間:9:00~17:00
8/16
(金)
実 習 内 容
① 行灯設置
② チラシ折り
8/17
(土)
設定課題:スキヤキ事前準備
実 習 内 容
① ワークショップ準備
② スタッフパス作成
実習生の特記事項
・行灯の配色に注意する
・単純作業も丁寧に行う
実習生の特記事項
・分業し、声を掛け合うことで作
業の効率が上がった
指導者のコメント
勤務時間:13:00~21:00
指導者のコメント
③ ワークショップ受講
設定課題:スキヤキ事前準備
8/18
(日)
実 習 内 容
① 販売用展示作成
② ワークショップ受講
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
・アイディアを出しあう
・動くパターンを覚える
- 101 -
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山県中小企業団体中央会
経営情報学科 1年
13M027
笹山結衣
多くのことを学んだ研修
私は、富山中小企業団体中央会で5日間、職業研修をさせていただきました。
富山県中小企業団体中央会は、中小企業組合の設立や運営の指導・支援、異業種の連携組織
や任意グループなどの中小企業組織の形成支援を行っています。また、中小企業の金融や税制、
労働問題などの様々な経営問題についての相談に応じることも中央会の仕事です。
就業体験の1日目は、関係機関回りとデータ入力作業を行いました。関係機関回りでは、同
じ施設の中の富山県インターンシップ推進協議会の方への挨拶に行きました。その際に、初め
て名刺交換をしたのですが、マナーを知らずに名刺を交換してしまいました。社会に出る前に、
ビジネスマナーを身に付けておくことの大切さを実感しました。データ入力作業では、労働事
情実態調査に回答した企業の名前や住所などのデータ入力を行いました。与えられたデータを
入力するという単純な作業でしたが、入力間違えによってクレームがくることを知り、仕事に
責任を持つということと入力間違えがないかを確認することが大切だと学びました。また、分
からないことを質問せずに間違ったまま進めてしまわないように、積極的に質問することが重
要だと分かりました。
2日目は、中央会が指定管理者となっている施設の「富山ハイテクミニ企業団地」と「とや
まインキュベータ・オフィス」を視察しました。どちらも、技術者がそれぞれの技能をもとに
事業化を図るために一定期間場所を貸与し、育成や支援を行うための施設です。貸与されてい
る場所が思っていたより狭く、従業員も2、3人で驚きました。このような会社もあることを
初めて知り、視野が広がりました。
3日目は、労働局中小企業相談支援事業の専門家派遣に同行しました。専門家の意見を基に
古い就業規則を新しくなった労働基準法に基づいて作り直すという内容でした。同行して学ん
だことは、企業の方と話しをする際に、相手の方との関係を良くするために世間話ができると
良いということです。そのために、新聞を読んだり、ニュースを見たりして色々な情報を持っ
ていることが必要だと思いました。
4日目は「中堅社員フォローアップセミナー」の運営補助を行いました。ひとつの企画を成
功させるためにたくさんの準備が必要であるとともに、事前準備が大切であることを改めて知
りました。
5日目は、合同企業説明会の会場設営準備と運営補助を行いました。1年生の間から合同企
業説明会に参加することで、どのような企業があるのかを知ることができ、視野が広がると感
じました。
5日間を通して気付いたことは、事務員の方々は電話を2コール以内にとり、迅速かつ的確
な対応をされていたことです。私も、就職したらこのような電話対応ができるようになりたい
と思いました。また、社会人の間では相手が知らない人であろうと、すれ違うたびに挨拶をす
ることが普通であることです。私も、挨拶はしていたのですが、もっと大きな声で明るく挨拶
ができれば良かったと思いました。
インターンシップに参加し、大学での学生生活では感じることのできない職場での緊張感や
仕事に対する責任感、社会の厳しさを知ることができ貴重な経験ができました。
この経験をこれからの学生生活や就職活動に活かしていきたいです。
- 102 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山県中小企業団体中央会
研
篠山 結衣
修
日
報
設定課題:分からないことは質問する。
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①関係機関回り
関係機関回りで、初めて名刺交換 入力作業において、不明な
8/19 ②労働事情実態調査回答企業 をしたが、マナーを知らずに名刺 点を積極的に質問されてい
(月)
データ入力作業
を交換してしまった。このことか て良かった。
ら、社会にでる前にビジネスマナ
ーを身に付けておくことの大切さ
を実感した。
データ入力作業は、単純であるが、
入力ミスをすると、外部からのク
レームにより、大きな問題につな
がることがあるので、入力間違え
がないかを確認することが大切で
あるとともに、分からないことは
積極的に質問することが重要だと
学んだ。
設定課題:挨拶を積極的にする。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①労働事情実態調査回答企
富山市指定管理の技術者の育成や
8/20
業データ入力作業
支援を行うための施設を視察した
(火) ②富山市指定管理施設視察
。事業化を図るために一定期間だ
け、技術者の育成を目的としてお
り、従業員が2、3人しかいない会
社もあることを知った。また、企
業の方から、就職するならその会
社をきちんと調べることが必要だ
と聞き、就職の視野が広がり、大
変参考になった。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
視察において様々な仕事が
あるということに気付き、
視野が広がったのであれば
良かったと思う。
設定課題:企業の方との関わり方を知る。
実 習 内 容
実習生の特記事項
労働局中小企業相談支援事業専門
①労働事情実態調査回答企
8/21
家派遣に同行し、学んだことは、
業データ入力作業
(水) ②労働局中小企業相談支援事 企業の方と話をする際に相手の方
との関係を良くするために世間話
業専門家派遣同行
ができると良いということだ。そ
③資料作成
のために、新聞やニュースを見て
色々な知識や情報を持っているこ
とが必要だと知った。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
社会保険労務士派遣に同行
したことで、働く意義等に
ついて考える機会になった
のではないか。
- 103 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/22
(木)
8/23
(金)
修
日
報
設定課題:積極的に仕事を探し行う。
実 習 内 容
実習生の特記事項
中堅社員フォローアップセミナー
①資料・資材の準備
②労働事情実態調査回答企業 の運営補助で、受付や片付けを行
い、仕事を分担することでスムー
データ入力作業
③中堅社員フォローアップセ ズに運営ができることが分かった
。また、ひとつの企画を成功させ
ミナー運営補助
るために、事前準備が重要だと学
んだ。
設定課題:積極的に仕事を探し行う。
実 習 内 容
実習生の特記事項
合同企業説明会の受付をして、企
①労働事情実態調査回答企
業の方や学生に笑顔で挨拶するこ
業データ入力作業
②合同企業説明会会場設営準 とやねぎらいの言葉をかけること
で相手に良い印象を与えることが
備・運営補助
できて良いと知った。また、自分
から仕事を見つけ積極的に行うこ
とが必要だと思った。
- 104 -
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
中堅社員研修の受付業務等
をそつなくこなしていた。
また、セミナーを聴いて勉
強になったかと思う。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
合同企業説明会の手伝いを
してもらった。今後の就活
の参考にしていただければ
よいと思う。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:南砺市観光協会
経営情報学科 1年
13M036 谷口 有里
知ることから始まる仕事
私は、南砺市観光協会で 10 日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマは、
「観光業にとって大切な事とは何か」を知ることでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告し
たいと思います。
研修の初日は、南砺市について知るために、南砺市の風土や観光地、イベント、郷土料理などがまとめ
られているDVDで基本的なことを学ぶことからはじめました。次に、資料などで集めた知識をもとに、
実際に地域を散策しました。観光業に携わるにはやはり、豊富な情報を持つことが重要であるということ
が分かりました。2 日目からは電話応対の仕事にも携わらせていただきました。観光協会では、一般のお
客様からの問い合わせや企業の方からの問い合わせが主です。電話を受けた際に、緊張でうまく応対でき
ず、
企業名や担当者の名前をメモに残す等、注意すべきことが覚えきれず、聞き返してしまった点があり、
反省しなければならないことが多々ありました。電話応対は観光協会にとっては大切な仕事のひとつであ
り、必須です。指導者の方々から落ち着いて、明るく大きな声で応対するようアドバイスをいただき、実
践するよう心がけました。研修中盤に差しかかった頃、一般のお客様からの問い合わせの電話を受けた際
に、これまで得てきた資料や情報を引き出し、初めから最後まで自分一人で応対ができるようになりまし
た。そのときは、仕事ができたうれしさと共に自信にもつながりました。仕事とは自分の成長を感じられ
たときに喜びが生まれるのだとあらためて気が付きました。3 日目からは五箇山の「こきりこ特別披露」
の手伝いを始めました。主な仕事として受付を担当しました。直接、お客様と関わる仕事のため、
「こき
りこ」や「五箇山の地域」についての情報を知り、覚えることが必須でした。初めのころはお客様からの
問いに答えられずにいましたが、日々の仕事を振り返り、反省を繰り返していくうちに、最終日にはほぼ
できるようになりました。また、情報を集めて、同じ質問をされた時にはすぐに答えられるように復習を
重ね、問題点を改善していく努力をしました。そのおかげで自分自身にも心に余裕を持つことができ、観
光客の方々に明るく応対できるようになっていきました。
「こきりこ特別披露」では外国人観光客の方が
いらっしゃいました。その際、英語で説明したいと努力しましたが、単語を発することしかできず、適切
な応対をすることができませんでした。観光業とは様々な国々の方と触れ合う仕事であり、力の足りなさ
を痛感しました。近年では、英語圏の観光客の方々ばかりでなく、アジアの方々が観光にいらっしゃるこ
とが多く、英語だけでなく中国語や韓国語といった外国語のスキルを身に付けておかなければいけないと
分かりました。
10 日間の研修期間を終え、大切なこととは、知識を豊富に持つことや印象よく・明るく応対すること、
外国語のスキルを身に付けることなどが大切であると学びました。企業の一員として働くという経験は初
めてでしたが、研修中の失敗はとても勉強になりました。今後の就職活動に活かしていきたいと思います。
- 105 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:一般社団法人南砺市観光協会
研
谷口 有里
修
日
報
設定課題:南砺市について知識を高める
勤務時間:8:30~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
城端と福光の街を散策し、実際に 南砺市内の観光地を職員と廻
① 城端の街を散策
観光地を巡ることで南砺市の理 ってもらい、実践による知識
8/19
解を深めることができました。南 習得に当ってもらいます。
(月) ② 観光資料のDVD鑑賞
砺市の電話応対ではマニュアル
③ 福光の街を散策
はないので自分で調べて知識を
④ 資料学習
蓄えておく必要があると分かり
ました。
設定課題:電話応対の応対パターンを覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 資料学習
福野と井波の街を散策しました。
8/20
福野や井波の観光地は歴史が深
(火) ② 福野の街を散策
いものが多くあり、様々な歴史に
触れることができました。電話応
③ 井波の街を散策
対の指導を受け、実践的なやり方
を学ぶことができました。
④ 電話応対
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
サービス業はお客様の第一印
象が大事です。電話応対は大
きな声で明るく大きな声で。
好感がもたれます。
設定課題:こきりこ特別披露の受付や業務内容を覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
① こきりこ特別披露の手伝い 五箇山のこきりこ特別披露では、
8/21
(受付、案内等)
主に受付業務を行いました。午後
(水)
からは、電話応対・領収書に観光
② 電話応対
協会のハンコを押す作業など、実
践的な事務のしごとをさせてい
③ 資料学習
ただきコミュニケーション力や
作業効率を上げることが身につ
④ 領収書にハンコを押す
いたと思います。
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
研修期間中五箇山でこきりこ
特別披露が開催され谷口さん
にはこきりこ特別披露の現地
実習を中心に観光客へのおも
てなしを実践してもらいま
す。
設定課題:こきりこについて知識を高める
実 習 内 容
① 五箇山案内所での業務
8/22
(木) ② こきりこ特別披露の手伝
い
③ 資料学習
実習生の特記事項
「こきりこ」の案内看板の作成と
こきりこの受付の
仕事を行いました。領収書の仕事
をした際に使用したハンコは責
任を持って片付けることに注意
しました。
④ 電話応対
- 106 -
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
まだ暑い日が続きます。こ
きりこ特別披露は屋外での業
務ですか体調管理に充分注意
してください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:こきりこの受付等の業務をスムーズに行う
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 資料学習
こきりこの手伝いでは、仕事の流
8/23
れをつかむことができました。観
②
電話応対
(金)
光業は、知識を必要とする職業の
③ こきりこ特別披露の手伝い ため資料に書かれている情報を
しっかりと覚える必要がありま
す。さらに特別披露について理解
を深めていかなければならない
と痛感しました。
設定課題:先週の反省を踏まえて業務を行う
実 習 内 容
実習生の特記事項
前回の反省などを踏まえて、行動
①資料作成
8/26 ②こきりこ特別披露の手伝い
することができました。今後のさ
(月) ③電話応対
らに応対ができるようにしっか
りと知識を身に着けていきたい
④資料学習
と思いました。
設定課題:五箇山についてさらに知識を高める
実 習 内 容
実習生の特記事項
① ①電話応対
引き続き、こきりこ特別披露の手
8/27
伝いを行いました。受付の設営や
②
資料学習
(火)
受付準備などを素早く行うこと
③ こきりこ特別披露の手伝い ができました。お客さんの応対で
は、まだ五箇山地域の地理がよく
分かっていなかったので答える
④ 資料作成
ことができませんでした。
設定課題:こきりこ特別披露の受付や案内、誘導等をスムーズに行
う
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/28 ① 資料作成
ポスター送付するために封筒に
(水)
詰める作業を行いました。引き続
② こきりこ特別披露の手伝い き、こきりこの手伝いを行いまし
た。一週間経ちましたが、慣れた
③ 五箇山案内所での業務
部分とまだ慣れていない部分が
あるので改善していきたいと思
資料学習
います。
- 107 -
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
来週からは五箇山総合案内所
での実習時間を長くします。
こきりこ特別披露も含めて五
箇山観光案内のノウハウを学
んでください。
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
五箇山総合案内所での業務引
き続き体験してください。
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
観光主催事業、各地でのイベ
ントの周知等、情報発信の必
要性と重要性が分かったと思
います。残り研修期間も頑張
ってください。
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
五箇山からの移動にバスを利
用してもらいますが、広い南
砺市では一般生活、観光の面
から移動手段としての交通網
の整備がいかに重要であるか
が分かってもらえたでしょう
か。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:お客様にしっかりと応対できるように努める
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 資料学習
会場の設営準備(椅子、受付の設
8/29
営)を行いました。受付では上手
②
こきりこ特別披露の手伝い
(木)
く応対することができました。イ
ンターン最終日は、しっかりと今
③ 資料作成
までの反省を踏まえて臨みたい
と思います。電話応対では内容を
④ 電話応対
明確に残しておくことの重要性
を再確認しました。
設定課題:2週間の経験を踏まえて悔いの残らない研修を行う
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 資料学習
こきりこ特別披露の手伝いでは、
8/30
スムーズに受付や誘導を行うこ
(金) ② こきりこ特別披露の手伝い とができました。今までの経験を
活かし、効率よく作業を進めるこ
③ 資料作成
とができました。受付中に外国人
観光客の方の英語での応対がで
④ 電話応対
きませんでした。観光業は英語の
スキルが必要だと分かりました。
- 108 -
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
残り1日の実習期間ですが頑
張ってください。
(有意義な研
修期間であることを望みま
す。
)
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
短い研修期間でしたが、お疲
れ様でした。南砺市には沢山
の観光素材がある事を実感で
きたと思います。谷口さんも
南砺市在住ですから、今後も
南砺市のPRをお願いしま
す。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:一般社団法人 富山県経営者協会
経営情報学科 1 年
13M097 澁谷 美保
やるかやらないか自分次第
私は、一般社団法人富山県経営者協会で 5 日間、就職活動に向けて職業体験をさせていだだきました。
1 日目は基本的なマナーについて教わりました。立ち姿勢やお辞儀の仕方などはキャリアデザインの授
業で学んでいるので、すでに出来ていると思っていました。しかし、私の立ち姿勢やお辞儀は、指先が自
然と曲がってしまう癖があり、自分では自覚のない欠点を指摘されました。今後は指先まできっちりと真
っ直ぐに意識して直していきたいと思います。また、どこかへいった面接試験時の待合室での待ち方や部
屋への入り方、持ち物の管理の仕方など、これまで知らなかったマナーについても丁寧に教えていただき
貴重な経験となりました。
2 日目は主に資料の印刷や振り分け、資料に記入漏れがないかなどのチェックという、事務の基本的な
作業を行いました。資料 1 部につき大量に印刷することがほとんどなので、間違えて印刷をしてしまうと
紙の無駄遣いにもなり大変なことになってしまいます。仕事は速くこなすことも大切ですが、正確にこな
すことの方が大事だと学びました。
3 日目は 2 日目と同様、事務の基本的な作業を行うと伴に、局長によるビジネスマナー講習がありまし
た。講習中に「澁谷さんは見た目で確実にほとんどの企業に落ちるよ」と局長に断言され、私はどこが悪
いのか分かりませんでした。後で指摘されたことはYシャツの第一ボタンが留められていなかったことで
す。人の第一印象は一瞬で決まるというのは、こういうことをいうのであろうと反省しました。たったひ
とつのボタンで就職試験を水の泡にはしたくないので、きちんとした身だしなみや姿勢、声の大きさやス
ピードなどに気をつけたいと思いました。
4 日目は、女性リーダー活性化セミナーを拝見させていただきました。コミュニケーションをとるのが
苦手な方でも大丈夫なコミュニケーションの始め方を学びました。コミュニケーションをとればとるほど、
参加者の皆さんが打ち解けていく様子が見受けられました。
最後の 5 日目には、4 日目の女性リーダー活性化セミナーのアンケート集計を行いました。就職後、結
婚や出産をしても復帰できる会社を増やしてほしいという声を知り、働く女性にも社会に対していろいろ
な悩みがあるのだと思いました。
また、最終日は労働局へも訪問しましたが、たくさんの失業者がいる現実を知りました。私はぜひ就職
したいという希望があるのでそのためにも、今の段階から自己分析や興味のある企業について調べ、準備
しておくことが大切だと思いました。就職活動の準備としてできるだけ多くの資格を取得し、企業訪問を
積極的に行い、1 度企業に落ちても他の企業に何度も挑戦するような意欲を持ちたいと思いました。これ
らは、出来る出来ないではなく、やるかやらないかが大事だと思いました。
- 109 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山県経営者協会
澁谷 美保
研
修
日
報
設定課題:他企業を見て感じるものは何か
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 名刺・封筒作成
局長とのマナー研修で、直立姿勢
9/2
をする時、指先がどうしても曲が
(月) ② マナー研修
ってしまうことを指摘されたの
で、直したい。
③ コカ・コーラ訪問
設定課題:作業において自分に足りないものは何か
実 習 内 容
① セミナー資料準備
9/3
(火) ② 名刺作成
③ 企業名簿確認
実習生の特記事項
印刷や資料整理において記入漏
れがないかなど、細かい作業を行
った。本当に事務員として働いて
いるようだった。
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
④ 印刷等手伝い
⑤ Excel入力
設定課題:就職活動に向け何をしなければならないか
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 資料整理
企業が求人を募集する前でも電
9/4
話等で問い合わせをすることや、
(水) ② 名札作成
企業訪問では質問をし、意欲を見
せたりすることなど、就職活動に
③ ビジネスマナー
向けてのヒントをいただいた。
④ 企業名簿確認
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
⑤ Excel
設定課題:社会にどう立ち向かっていくか
実 習 内 容
実習生の特記事項
9/5
① 女性リーダー活性化セミナ セミナーにおいてリーダーの条
(木)
ー受付
件は、人の話を聞くことと明るく
振る舞うことが大切であると知
② 受講
ることができた。
設定課題:現状を把握する
実 習 内 容
① 労働局訪問
9/6
(金) ② 資料整理
③ 女性セミナーアンケート調
査集計
実習生の特記事項
就職活動に向け、自己分析や興味
のある企業を調べるなど、今のう
ちから準備しておくとよいと感
じた。
- 110 -
勤務時間:9:00~16:30
指導者のコメント
勤務時間:9:00~14:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山信用金庫
経営情報学科 1年
13M042 平田 遥香
信用の始まりはコミュニケーションから
私は、金融業の1つである富山信用金庫にてインターンシップをさせていただきました。私は今回のイン
ターンシップのテーマを「働くとはなにか」
「銀行との違いを見つける」の2つに設定をして研修に臨みま
した。そのテーマをもとに、今回の研修報告をしたいと思います。
インターンシップ研修期間は8月9日(金)~8月15日(木)の平日、実質5日間研修させていただき
ました。基本的に講義型でしたが、4日目は元町支店へ営業店実習をさせていただきました。
インターンシップをするにあたって、金融機関の種別について、特に信用金庫と銀行の違いを理解するこ
とにしました。銀行は銀行法による株式会社であり、不特定多数の企業と一般市民の金融業務を行うことを
目的としています。一方で信用金庫は信用金庫法による共同組織であり、限定された地域社会の繁栄のため
に中小企業や大衆層のための金融の円滑化が目的です。
そのため信用金庫は、
限られた営業地域内で営業し、
地域と非常に密着しており、お客様と顔見知りになっているそうです。このようなことを聞き、富山信用金
庫は地域の方々から信頼されているのだと感じました。
また、講義の内容は様々でした。金融業の三大業務である「預金」
「融資」
「為替」はもちろん、
「保険業
務」
「マナー講座」
「防犯業務」
「地域観光業務」など、普段学ぶことのできない専門的分野も多く教えてい
ただきました。そして、講義を受け気が付いたことは、
「コミュニケーションが皆さんとても上手」という
ことでした。どの講義も気が付いたら講義が終わっており、時間のたつことが早いと感じました。話の内容
が尽きず、講義内容から世間の話題まで、楽しく聞くことができました。
コミュニケーションが上手ということは、お客様との会話も弾み、お客様も気持ちよく対応していただい
たと感じられると思います。そしてお客様に「また来よう」と思っていただけることができます。指導者の
福山さんは、
「金融業という職業は、お客様としっかりとコミュニケーションをとり、信頼関係を築くこと
が必要不可欠です。
」とおっしゃっていました。現に、4日目の元町支店での営業店実習では、受付の方と
お客様との会話を見聞し、お客様がとても楽しそうに話をしているのが印象に残っています。何度も富山信
用金庫に足を運んでいるのだと感じました。コミュニケーションをとり、お客様と信用を築いていることで
今の富山信用金庫があるのだと思います。
接客業、サービス業が多い現代では、コミュニケーションがとても重要になっていきますが、今回のイン
ターンシップではそれを強く感じました。社会に出れば幅広い方々と関わらなければなりません。自分の思
いを正しい方法でうまく伝えないと、信用がなくなってしまいます。
「信用の始まりはコミュニケーション
から」という教訓を胸に、しっかりと今後の学生生活や就職活動に、今回のインターンシップの経験を生か
していきたいと思います。
- 111 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山信用金庫
平田 遥香
研
修
日
報
設定課題:富山信用金庫を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①富山信用金庫の歴史
・富山信用金庫は創立111周年
8/9 ②証券業務・札勘
。地域と密接にかかわっている
(金) ③マナー講座
・札勘は慣れることが大事
④コンプライアンス
設定課題:三大業務の内容について把握・理解する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①預金・融資業務
・融資は「お金が返ってくること
8/12 ②防犯・出資業務
を第一」に考えている。
(月) ③為替業務
・万が一倒産などがあった場合は
④就職活動について
、保険などで回収できる。
設定課題:B&Lスクエアにて推進業務を学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①本人確認について
・信用金庫は営業範囲が限られて
8/13 ②金融業界について
いる。そのぶん、地域とのかか
(火) ③融資・年金推進
わりは深い。
④ローンについて
設定課題:営業店での実習で実際の業務を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①入金・出金の処理
・入出金時は声に出して確認して
8/14 ②札勘
いた。
(水) ③為替の〆
・お客様との会話がとても笑顔で
④手形、小切手について
、地域とつながっていると感じ
た。
設定課題:
実 習 内 容
①営業推進業務
8/15 ②地域観光業務
(木) ③保険・防犯業務
④先輩職員の体験談
実習生の特記事項
・地域観光業務では、富山県外の
企業に富山に来てもらい、富山
の経済発展を推進していた。
- 112 -
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
初めての内容もあったかと思
いますが、将来役立ってくる
と思いますので、しっかり学
んで行ってください。
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
三大業務について理解が深ま
ったかと思う。今よりもさら
に金融業に興味を持ってほし
い。
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
BLでの講義は、融資・年金
など専門的な分野だったので
難しいとは思いますが、わか
らないことは積極的に質問し
て、理解してほしい。
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
金融業は接客、サービス業な
ので、コミュニケーションを
取り、信頼関係を築くことが
必要不可欠。元気な挨拶から
コミュニケーションを取るよ
うに心がけるといい。
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
インターンシップで得たもの
をこれからの学生生活や就活
に生かしていってほしい。日
頃から、コミュニケーション
を意識してほしい。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山信用金庫
経営情報学科1年
13M090 桐林亜希子
お客様との信頼関係
私は富山信用金庫で、8月9日から 15 日までの5日間、就業体験をさせて頂きました。
今回のインターンシップでは、信用金庫の主な仕事である預金業務、融資業務や、為替業務、また地域観
光業務や当庫の防犯・出資業務などの各部の仕事についてと、マナー講座や就職活動などこれから必要に
なってくることを学びました。
特に4日目には、営業店へ行き内側から仕事を見学すると共に、少し仕事をお手伝いさせて頂きました。
その中で私が学んだことはお客様との信頼関係が大切であること、報告は必ずすること、そして自分の意
見をしっかり持ち言葉にするということです。
信用金庫は会員制となっており、一定の地域の人のみ利用することができ、県外の人は勿論一定の地域
外の人も利用することは出来ません。また、信用金庫は中小企業の成長を支援すると共に、地域社会の活
性化と繁栄のための手助けをしています。
このことからも分かるように、信用金庫は地域の方と深く関わっており、そしてお金を取り扱う仕事な
ので何よりも正確にすることが大切です。職員の方は、お客様は当金庫を信頼した上でお金を預けに来ら
れるので、一回でも数え間違えや単位の入力ミスをすると、それだけで信用できなくなり利用を止める方
もおられるけれど、多くのお客様は謝れば許して頂けるが、お金が絡んでいるので絶対にミスが無いよう
にしているとも話されました。
このことから、失敗したことが言い辛くて報告しないと色々な人に迷惑を掛けるので、些細な事でも上
司に話し、その後どうするかが最も大切だと思いました。これは仕事をする上で重要なことなので、この
就業体験で再確認できて大変良かったと思いました。
窓口担当者や営業担当者は、直接お客様と関わるのでマナーができていないと駄目であり、また窓口担
当者はお客様がどのような内容で来られているかによって、的確な対応が求められるので、幅広く専門的
な知識が必要な仕事だと思いました。
今回のインターンシップでは、私がこれから就職活動をする上で必要な大切なことを教えて頂きました。
1つ目は自分の意見を持ち言葉にすること、2つ目は笑顔で元気良く話すことで、富山信用金庫の職員の
方は、就活では数多くのライバルがいる中で、どの程度企業の方にアピールできるか、印象を良くするか
が大切だと話されました。3つ目は企業をしっかり調べることで、将来働いてからで企業が自分の思いと
違っていることに気づいて辞めることがないように、事前に企業をしっかり調べることも大切だと話され
ました。このインターンシップで教えて頂いたことを就職活動で活かせるように、日々努力していきたい
と思います。最後になりましたが貴重な経験をさせて頂いた、富山信用金庫の皆様へ厚く御礼申し上げま
す。
- 113 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山信用金庫
桐林 亜希子
研
8/9
(金)
8/12
(月)
8/13
(火)
修
日
報
設定課題:仕事内容を知る
勤務時間:8:45~16:45
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 富山信用金庫の歴史 仕事の失敗をしたら上司に必ず 実習初日お疲れ様でした。学校と
と
言う。言わなかったことで多くの は違う環境で緊張の連続だった
現状
方に迷惑がかかる。早めに言うこ と思います。マナー講座では挨拶
とでその後の処理も変わり大事 や身だしなみ等第一印象の大切
② 証券業務
さを学ばれたと思いますが、明る
にならないこともある。
③ 札勘
第一印象ですべて決まってしま く元気の良い挨拶が社会人とし
④ マナー講座
う。自分の意見を持ち元気に接す ての第一歩と言っても過言では
ありません。ぜひ常日頃から心が
る。
⑤ 富山信用金庫の概要
けてください。
と
役割
⑥ コンプライアンス
設定課題:主な仕事内容を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 預金業務
企業を選ぶときは自分の生活設
計や夢などを決めてから選ぶと
② 融資業務
いい。
③ 当庫の防犯・出資業 いろんな企業を見ることで比べ
務
ることができ自分の合った企業
を探すことが出来る。
④ 為替業務
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
どのような企業に就職するかは
桐林さんの今後の人生を左右す
るといっても過言ではありませ
ん。自分の一生を決める大切な時
期になるので自分がどんな仕事
をしたいか、自分に合った仕事は
何か、自分を見つめながら企業研
⑤ 就職活動について
究を進めていってください。
設定課題:実際の様子を知る
勤務時間:8:45~16:45
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① オンラインの概要
分からないことがあっても自分 BLスクエアでの講義は専門的な
の出せるだけの力を使って努力 ものが多く難しかったのではな
② 本人確認
をする。
いかと思います。分からないこと
③ 融資推進
があればその都度質問してひと
つひとつ理解していってくださ
④ 年金推進
い。また、金融機関によって様々
な違いがあるので比較して就職
活動に活かしてください。
- 114 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/14
(水)
8/15
(木)
修
日
報
設定課題:実際の様子を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
① お知らせの紙を折り封 窓口はお客様がどんな用事で来
筒に入れる作業
られるかわからないのでいつで
も対応できる知識が必要。もし
② ハンコを押す作業
わからないことがあれば正直に
わからないと答える。
報告、連絡、相談は何回もする。
その中でも報告は絶対にするこ
と。
設定課題:仕事内容を知る
実 習 内 容
① 営業推進業務
② 地域観光業務
③ 保険業務
④ 金融業界について
⑤ 防犯業務
⑥ 先輩職員の体験談
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
本店営業部での実習お疲れ様で
した。今までお客様の立場から見
ていた窓口を内側から見ること
で様々な発見があったと思いま
す。お客様の要件に対応できるよ
う知識を身に付けることも大切
ですが、お客様が本当に求めてい
るものを引き出すためコミュニ
ケーションをとることも非常に
大切です。インターンシップが終
わっても明るく元気な挨拶で人
とコミュニケーションをとるよ
う心がけるとよいと思います。
勤務時間:8:45~16:45
実習生の特記事項
指導者のコメント
また来たいと思われるように気 5日間の研修お疲れ様でした。短
持ちのあるおもてなしをし、笑 い期間でしたが今後の就職活動
はもちろん社会人になってから
顔で接客をすることが大切。
も役立つことが学べたのではな
いでしょうか。桐林さんは元気よ
く丁寧な挨拶ができていたと思
いますので自信を持って続けて
ください。今回の経験を今後の就
職活動に存分に活かしてくださ
い。
- 115 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社北陸銀行
経営情報学科 1年
13M002 池田はるか
金融業から金融サービス業へ
私は株式会社北陸銀行に5日間インターシップ実習をさせていただきました。
5日間の実習でのテーマは
「銀行の業務や取り組みを理解し、就職活動への意欲を高める」事でした。そのテーマをもとに、今回の実
習結果を報告したいと思います。
1日目は銀行業務の概要、CS の取り組みについて学びました。銀行は預金・貸出・為替の三大業務のほ
かに保険やローン関係にも携わっていることがわかりました。また、業務を時間内に正確にすることはもち
ろん、お客様に満足してもらえるサービスの提供(CS)についても学ぶことができました。
2日目は接遇マナーの講座を聞きました。
お客様とのコミュニケーションでの笑顔や言葉遣いの重要性を
学ぶことができました。
3日目は営業店へ訪問して、実際にお客様へ挨拶をし、閉店後の業務を見学しました。私の訪問した向川
原支店では、お客様が来られた際にテラーの方々だけでなく、後方で作業している行員の方々も笑顔で挨拶
をしておられました。また、夏場の暑い外から来られるお客様のために番号札をうちわにするなど、CS の
向上への取り組みが細かいところまで行き届いていました。
4日目は事務センターを見学し、自分たちで商品開発をしました。事務センター見学では、さまざまな部
門を見学しました。端末を使って正確に処理しますが、やはり最後は人の目でしっかりと確認することが大
切だと学びました。加えて商品開発では、お客様の満足度を第一に考えつつ、コスト等も考慮した商品を企
画することは、とても大変なことなのだと教わりました。
5日目は採用担当の方より就職活動についてのさまざまなデータや、
北陸銀行の求める人材についてのお
話を聞きました。また、新入・若手行員の方々と対談し、実際の銀行業務の体験談を聞きました。体験談で
は、銀行業務の詳細や、就職活動でのアドバイスなど、より詳細に聞くことができました。
5日間の実習を通して、自分の中での銀行のイメージが大きく変わりました。北陸銀行ではただ銀行業務
をこなすだけでなく「金融サービス業」としてのサービスの提供にも力を入れている点がとても印象的でし
た。また、たくさんの方の前で話す機会がたくさんあり、言葉遣いなどのマナーについて学ぶことができま
した。この体験で学んだことを今後の就職活動に活かしていきたいです。
- 116 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:北陸銀行
池田 はるか
研
修
日
報
設定課題:銀行業務のあらまし
実 習 内 容
実習生の特記事項
①自己紹介
銀行業務についてのさまざまな
8/26 ②銀行業務のあらまし
知識がついた。業務を正確にする
(月) ③銀行商品の知識
ことはもちろん、顧客満足への取
り組みにも力を入れているのが
④CSについて
わかった。
⑤グループワーク
設定課題:ビジネスマナーを身につける
実 習 内 容
実習生の特記事項
① ビジネスマナー講座
社会人としてのマナーに加えて、
8/27
お客様への印象をよくするため
②
端末実習
(火)
の工夫などを教わった。実際に端
末を使って通商を作った。
③ アルプスビル見学
勤務時間:8:50~17:10
指導者のコメント
実習初日お疲れ様でした。
“為
替リスク”や“信用創造機能
”など聞きなれない言葉も多
かったと思います。あと4日
間元気にがんばりましょう。
勤務時間:8:50~17:10
指導者のコメント
通帳作成、アルプスビル見学
など貴重な体験ができた1日
でしたね。明日は実習店実習
!頑張ってください。
④ 実習諸注意
設定課題:営業店で実際の業務を体験する
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 本部見学
本店の各部門を見て回った。午後
8/28
からの営業店実習では実際にロ
(水) ② 営業店実習
ビーに立って挨拶をしたり、閉店
後の作業を近くで見ることがで
③ 座談会
きた。
設定課題:事務センターを見学し、理解する
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 事務センター見学
商品開発についての説明を聞い
8/29
たのち、グループに分かれて実際
②
商品企画
(木)
に自分たちで商品開発をした。あ
らゆる条件を満たす企画を作る
③ 施設見学
ことはとても大変だと思った。
④ 営業店実習報告
勤務時間:8:50~17:10
指導者のコメント
営業店実習お疲れ様でした。
勤務時間:8:50~17:10
指導者のコメント
商品企画の大変さがわかった
と思います。明日はもう最終
日!頑張ってください。
設定課題:行員の方々話を聞いて就職への意識を高める
勤務時間:8:50~17:10
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 採用担当者より
新入行員の方々の話を聞いて、銀 お疲れ様でした。インターン
8/30
行で働くことの大変さや楽しさ シップで学んだことをぜひ今
②
札刊実習
(金)
がより具体的にわかった。就職活 後に活かしてくださいね。
動の体験談も聞くことができて
③ 経済・金融の知識
よかった。
④ 新入・若手行員体験談
- 117 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社北陸銀行
経営情報学科1年
13M004 石川 栞
金融機関の主人公は「お金」ではなく「お客様」
私は、株式会社北陸銀行で5日間、就業体験をさせていただきました。本就業体験での私のテ
ーマは、銀行業務について知ることと働くための姿勢を学ぶことでした。そのテーマをもとに、
今回の研修結果を報告したいと思います。
まず、銀行の業務には、三大業務というものがあります。それは、「預金・貸出・為替」です。
これらに加えて、その他に外国為替、資産運用、各種決済機能、投資信託、年金保険、火災保険
などさまざまな業務があります。そして「営業課」、
「融資課」、外国に送金をしたりする「外国為
替課」、いわゆる外回りといわれる企業等に出向いてお客様と接する「得意先課」といった課によ
って役割が変わってきます。私たちが日々目にする銀行の窓口業務の役割は、営業課と融資課が
行っています。
また、窓口にはお客様が立ったまま手続等を行うハイカウンターと、お客様が椅子に座り対応
するローカウンターの2種類があります。ハイカウンターでは、預金の入出金、振込、納税、通
帳作成などを行っています。一方、ローカウンターでは、各種融資の受付(一般融資、ローン)
や投資信託の販売、資産運用などを行っています。このように銀行はお金を世の中で融通させた
りすることが主な業務ですが、北陸銀行ではただお金を扱うだけではなく、お客様のことを考え
て、お客様に満足していただけるようにと、CS(Customer Satisfaction:顧客満足)に積極的に
取り組んでいました。
具体的には、次の8つの基本的な心構えを持つということです。①自らの能力について熟知、
②柔軟に対応できるようにサービスの力量を高める努力、③お客様の顔と名前、④もてなすこと
は楽しい!、⑤誠実なもてなしは報われる、⑥きちんとした態度・身だしなみ・言葉づかい、⑦
異業種の人との交流、⑧プライドを持ち、職業人とすての自覚・使命感をもつ。
そして間違いや失敗のないように細かいところまで注意を行き届かせる「気くばり」と、相手
の心情を十分に考慮し、予測される事態に対して万全の対処をする「心くばり」の2つがプラス
されて初めて感動が生まれるということでした。
このように銀行の業務はお金と常に接しているというよりも、お客様という人との接点や繋が
りを第一に考え業務を行っていると実感しました。
また、北陸銀行は富山県と北海道を地盤とする地方銀行であり、地域に根差した金融業務を行
っているため「地域とのふれあいを深め、地域に親しまれ頼りにされる銀行」として地域貢献活
動も多く行っていました。地域のお祭りやイベントへの参加、地域の清掃活動、小中学校への出
前講座、ベルマーク・エコキャップの収集、消防団活動などです。
このようにしてお客様や地域の方々を大切にし、一番に考えておられるからこそ信頼が生まれ、
多くの人から利用される銀行なのだと感じました。また、どのような職業であってもお客様のこ
とを考えて仕事をすることは働く姿勢としてもとても大切だと思いました。
今回の就業体験では、ただ銀行の業務だけでなく、仕事に取り組む姿勢、心構えなどたくさん
のことを学ぶことができ、それらをこれからの生活に生かしていきたいと考えています。
- 118 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社北陸銀行
石川 栞
研
8/26
(月)
8/27
(火)
8/28
(水)
8/29
(木)
8/30
(金)
修
日
報
設定課題:銀行業務について知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 銀行業務のあらまし
・銀行の仕事
② 銀行商品の知識
・マナー
③ CSについて
・あいさつ
④ グループワーク
・意識、規律
設定課題:ビジネスマナーを学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
① ビジネスマナー講座
・通帳の作り方や、入金、出金す
② 端末実習
るときの処理
③ アルプスビル見学
・ビジネスマナーについて
・アルプスビルの見学
設定課題:実際の仕事を学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 本部見学
本部見学(国際業務部、支店部、
② 営業店実習
市場金融部)
③ 営業店見学、座談会
営業店実習(ロビーでの顧客対応
)お客様が困っておられたら自分
から気づいて話しかけておられ
た。
設定課題:事務センターの仕事について知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 事務センター見学
事務センターでは機械で読み取
② 商品企画
れない部分などをすべて手打ち
③ 施設見学
でしておられた。商品企画もお客
④ 営業店実習報告
様の立場に立って考えることが
大切だと思った。
設定課題:札勘をできるようになる
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 採用担当より
体験談の時間では、厳しいイメー
② 札勘実習
ジの強い銀行だったけど、みなさ
③ 経済・金融の知識
んとても楽しそうでイメージが
④ 新入・若手行員体験談
変わった。就活前の準備にはたく
さんの大人と話して経験を積ん
だらよいと教えていただいた。
- 119 -
勤務時間:8:50~17:10
指導者のコメント
この五日間で銀行はどのよう
な業務を行っているか、マナ
ー、CSの大切さを学んでいっ
てください。
勤務時間:8:50~17:10
指導者のコメント
通帳作成など貴重な体験がで
きましたね。明日の営業店実
習ではマナー講座で学んだこ
とをぜひ生かしてください。
勤務時間:8:50~17:10
指導者のコメント
営業店実習おつかれさまでし
た。若手行員の生の声聞けて
よかったですね。
勤務時間:8:50~17:10
指導者のコメント
商品企画の大変さをわかって
もらえたと思います。明日の
最終日もがんばりましょう!
勤務時間:8:50~17:10
指導者のコメント
おつかれさまでした。インタ
ーンシップで学んだことぜひ
今後に生かしてください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社北陸銀行
経営情報学科 1年
13M056 松尾あずさ
求められる正確さとCS
今回、富山 県を代表する銀行 である北陸銀 行で、5 日間就 業体験をさせて 頂いた。その
中で学 んだことは、 以下の二 つである。
第一に 、銀行員には高い正確 さが求められ ることで ある。もちろん、お客 様のお金を扱
うから という理由が 真っ先に 思い浮かぶだ ろう。お 客様が銀行に大事なお 金を預けたり す
るのは 、その銀行を 信頼して いるからであ る。どん なに小さなミ ス一つで も、それがお客
様の信 頼を失う引き 金となる 。信頼を失え ば、お金 も預けてもら えなくな り、銀行として
の役割 を果たせなく なってし まう。それら を避ける ためには、一 つ一つの 作業を正確にこ
なす必 要がある。そ のために 、何度も金額 やデータ が合っている かを確認 したり、同じ行
員の方 が確認するの ではなく 、違う行員の 方が確認 したりと、ミ スが出な いように緻密な
作業を されていた。ミスが出 てしまった場 合は、原 因がわかるま で確認作 業をし、どこで
ミスを したのかを追 求すると 、行員の方か ら聞いた 時は、それだ け重要で 苦労する作業な
のだな と実感した。
銀行が お客様の信頼 を得るた めには、小さなミスも 許されない正 確さが必 要であるとい
うこと である。
第二に 、銀行に も CS(Customer Satisfaction)、いわ ゆるおもてなしの心 が求められる
ことで ある。私が今 まで銀行 に対して抱い ていたイ メージは、事 務などの 作業を黙々とこ
なす堅 い印象だった 。しかし 、実際に営業 店で実習 をさせていた だいた際 に、そのイメー
ジ は 覆 され た 。行 員 の方 々 全 員が 、 お客 様 をも て な す意 識 を常 に 持っ て お られ 、「 い ら っ
しゃい ませ」、
「 ありがとうご ざいました 」が絶えず 店内に響いて おり 、大変活気が あった。
もちろ ん、事 務作業もしてお られるが 、受付や作業 の合間に挨拶 をするの だ。ま た、い つ
でもお 客様の質問や 要望に応 えられるよう に店内を 見渡しておら れたり、お客様に質問を
された 時は、丁寧に わかりや すく教えたり 、伝票が 入っている棚 の周りを 素早く整頓した
りなど 、お客様が快適に銀行 を利用できる ような環 境づくりをさ れていた 姿が印象的だ っ
た。
どのよ うな企業でも、おもて なしの心は常 に持つべ きなのだと思 った。同 時に、それを
行動や 挨拶にしてお 客様に伝 えることが大 切なのだ と思った。
5 日間と いう短い期間だった が、銀行がど ういうと ころなのか、何が求め られているの
かを深 く知ることが 出来たと 思う。特に、営業店で の実習や見学 、座談会 では大変貴重な
体験を させていただ き、お話 を聞かせてい ただいた 。シャッター が降り る 15 時以降は、
カウン ターの中に入 り、行員 の方々の仕事 を見学し ていたが、静 かに作業 をしておられる
のでは なく、慌ただ しく机と 机の間を行き 来したり 、何件も電話 をかけた りと活気は更に
あった ため、そのギ ャップに も驚かされた 。正確さ を求められつ つ、お客 様をおもてなし
する心 も持たなけれ ばならな いため、銀行員は一つ 一つの仕事や 言動に非 常に気を遣う 職
業 で あ ると 実 感し た 。若 手 行 員の 方 々に 、 大変 で は ない の か質 問 する と 、「 大 変で は あ る
が、お 客様の笑顔を 見た時や 、ありがとう と言って もらえた時に 、銀行員 としてのやりが
いを感 じる」とおっ しゃって いた。私も、自分の仕 事にやりがい が持てる ような職業に就
き、自 分の成長を感 じながら 働きたいと思 った。そ のためにも、インター ンシップで見聞
きした ことを今後の 生活に生 かしていきた いと思う 。
- 120 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社北陸銀行
松尾 あずさ
研
修
日
報
設定課題:銀行がどういうところなのかを知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/26 ① 銀行業務について
銀行はただお金を扱うところと
(月) ② 銀行商品とは
いうわけではなく、一つ一つのサ
③ CSとは
ービスに心配りをしていること
がよく分かった。
勤務時間:9:00~17:10
指導者のコメント
CS、マナーの大切さがわかっ
たかと思います。明日からは
端末実習など実践的なものに
取り組んでいきます。頑張り
ましょう。
設定課題:実習から正確さがいかに大事かを学ぶ
勤務時間:9:00~17:10
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
8/27 ① ビジネスマナー講座
正確・迅速・丁寧が、銀行の
実際に通帳を作るのが、思ってい
(火) ② 端末実習、見学
たよりも難しく苦労したが、貴重 基本です。お疲れ様でした。
な体験だった思う
設定課題:営業店と本部の違いを学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/28 ① 本部見学
座談会では、就職活動などのお話
(水) ② 営業店実習見学座談会
などを聞けたので、大変ためにな
った。
設定課題:現場を見て雰囲気を実感する
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/29 ① 事務センター見学
他の支店で実習をした人たちの
(木) ② 商品企画、施設見学
報告を聞き、同じ銀行でも、支店
③ 営業店実習報告
が違うと雰囲気も違うのだと思
った。
設定課題:話を聞き、就活や今後の生活に役立てる
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/30 ① 採用担当より
採用担当の方や、新入行員の方々
(金) ② 経済・金融の知識
が話しておられた、就職活動の際
のアドバイスなどを今後に役立
③ 新入・若手行員体験談
てていきたい。
- 121 -
勤務時間:9:00~17:10
指導者のコメント
若手行員の話、参考になりま
すね。お疲れ様でした。
勤務時間:9:00~17:10
指導者のコメント
営業店を支える事務センター
の中を見られたのは貴重でし
たね。
勤務時間:9:00~17:10
指導者のコメント
お疲れ様でした。インターン
シップで学んだこと、ぜひ今
後に生かしてくださいね。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:砺波信用金庫
経営情報学科 1年
13M024 桜野 彩奈
信用につながる仕事
私は砺波信用金庫で 8 月 19 日から 23 日までインターンシップ実習をさせていただきました。なぜ砺
波信用金庫をインターンシップ先に希望したかというと、第一に金融機関の仕事に興味を持っていたから
です。また、就職活動を行うにあたっていろいろな職種を直接見ることは、視野が広がると考えたからで
す。
インターンシップ 1 日目は、信用金庫の歴史やルール、現金の数え方などを学びました。その中でも特
に、信用金庫は協同組織、銀行は株式会社組織であり、信用金庫は「地域密着性」
「中小企業専門性」と
いう独自性を有していることを知ることができ、非常に印象に残っています。
2 日目、3 日目は、渉外活動をご一緒させていただいたり、本店営業部で内部事務を行ったり、現金セ
ンターで現金の受け入れ作業をしたりしました。信用金庫の仕事は、私が普段見ている窓口での業務が主
だと思っていましたが、渉外活動での業務もとても大切なもので、多くのお客様とコミュニケーションを
取ながら進めていくとても重要な仕事だと知ることができました。実際にお客様のところへ出向くという
ことは、お客様と深く関わると同時に、信頼関係を築き信用を得ていかなければ、なかなか続けていけな
い大変な業務だと思いました。さらには、内部事務で主にハンコ押しをしました。直接利益に繋がらない
仕事ですが、内容に誤りがないかを十二分に確認して事務作業を進めていくことは、絶対に誰かがやらな
ければいけない重要な仕事であり、しっかり責任を持ってやらなければいけないと思いました。加えて、
現金センターでの受け入れ作業では、近くのスーパーの売り上げを受け入れ・集計をしました。実際に現
金を取り扱う作業で、一つひとつの確認がすごく重要だと思い緊張もしましたが、このような現金を取り
扱う仕事は特に責任を持って行わなければならないと思いました。
4 日目、5 日目では本店ではなく津沢支店で実習をさせていただきました。本店とは違い、支店ではお
客様により親身になって対応していてすごくお客様に近い存在だと感じました。お客様も気軽に話しかけ
られていて、お客様と信用金庫の間で大きな信頼関係が築かれているのだと思いました。また、支店では
本店よりも人数が少なく 7~9 名の方がおられました。決して多くはない人数ですが一人一人の仕事の役
割が大きく、責任を持って仕事をしておられました。
この 5 日間で、お客様と親身に接しながら、常に責任を持って一つひとつ仕事をするということが大事
であるということをひしひしと感じられました。これは、お客様と信用金庫との信頼関係につながること
でとても大切にしていることだと思いました。
今後実際に社会に出て働く際には、今回のインターンシップで学んだ仕事をする姿勢を持ち仕事に取り組
み、お客様、会社、地域から信頼される人になりたいと思います。
- 122 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:砺波信用金庫
桜野 彩奈
研
修
日
報
設定課題:金融機関、信用金庫を理解する
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 金融業界および当金庫の
銀行と信用金庫の違いが改めて
8/19
概要
わかりました。
(月) ② 庫内ルール、実践訓練など 金融業界は厳しいのだと改めて
実感しました。
設定課題:営業店での実践訓練
実 習 内 容
① 営業店での業務補助
8/20
(火) ② 同行訪問など
実習生の特記事項
午前中は渉外活動に同行させて
いただきました。お金を集金した
り、お店のお金を集計したりなど
、自分の知らなかった信用金庫の
業務をしることができました。イ
ンターンシップ生だから、まだ短
大生だからといって、
「いらっし
ゃいませ」の一言が言えなかった
のが残念でした。挨拶と元気、明
るさはとても大事だと実感しま
した。
勤務時間:10:00~16:00
指導者のコメント
本日は講義中心であり、大変
だったと思います。講義の内
容は信用金庫に関することの
みならず、日常生活において
も役立てていただける内容だ
ったと思います。
勤務時間:10:00~16:00
指導者のコメント
「あいさつと元気、明るさは
大事。
」全くその通りです。知
識や技術は経験を重ねなけれ
ば高まりませんが挨拶や元
気、明るさは意識することで
取り組むことができます。よ
り積極的に取り組んでくださ
い。
設定課題:営業店での実践訓練
勤務時間:10:00~16:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 現金センターでの現金受け 現金センターでの現金の集計を 仕事とは正しく行われるのが
8/21
入れ作業
行ってみて、確認に確認を重ねて 当たり前で、ミスをすればそ
(水) ② 営業店での業務補助
いたのがすごく印象に残ってい れを回復するために何倍もの
ます。一つのミス、不確認でも許 苦労が必要となります。
されないということが実感でき 確認は何回したから良いとい
うものではありません。絶対
ました。
営業部では、主にハンコ押しなど の自信を持てるくらい確認を
をしました。表には出ない事務仕 重ねることが大切です。
事ですが、誰かがやらなければい
けない大切な仕事なので、しっか
りやらなければいけないと思い
ました。
- 123 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
設定課題:津沢支店での業務補助
実 習 内 容
報
実習生の特記事項
今日は支店での実習でした。本店
① 営業部での業務補助
8/22
はすごく忙しいというイメージ
(木) ② ハンコ押しなど
でしたが、支店はお客様にすごく
親身に接していることが感じら
れました。本店との人数も、お客
様数も違うけれど、一人一人が責
任を持って仕事をしているのだ
と思いました。初めてお茶出しを
しましたが、自分から動けたので
よかったです。
設定課題:津沢支店での業務補助、本店でのまとめ
実 習 内 容
実習生の特記事項
午前中に渉外活動に同行させて
① 同行訪問
8/23
いただいて、お店の売上を集計さ
(金) ② 事務作業
せていただいたりしました。お札
を手で数えて確認する際、すごく
③ 本店でのまとめ
難しかったです。何回も間違えま
したが、ゆっくりでも良いから正
確に数えることが大事だと思い
ました。いろいろな渉外活動に同
行させていただいて、普段はわか
らない信用金庫の仕事を知るこ
とができました。裏側から見て、
どういう仕事なのか、やりがいは
どうなのか、たくさん知ることが
でき、貴重な経験ができたと思い
ます。
- 124 -
勤務時間:10:00~16:00
指導者のコメント
私たち信用金庫職員は「地域
社会繁栄の奉仕」を常に意識
し業務を行っています。
そのためには、お客様に選ん
でいただける金融機関、信用
イコール親近感が大切です。
今回の実習で感じてもらえた
なら大変うれしいです。
勤務時間:10:00~16:00
指導者のコメント
5日間の実習大変お疲れ様で
した。
初日の座学から始まり、現金
の受け入れ作業や、内部事務、
渉外活動と基本的な業務を一
通り実習いただきました。
近い将来、改めてお会いでき
ることを楽しみにしておりま
す。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:野村證券
経営情報学科 1年
13M084 鍛治奈央子
好きなことを仕事に
私は5日間、野村證券でインターンシップを経験しました。このインターンシップにおける私の目的は、
証券会社とはどういう会社なのか、そして働くということはどのようなことか知ることでした。
野村證券でのインターンシップでは、通常のインターンシップとは異なり、実際に仕事を体験することは
できませんでした。証券を取引するには、資格が必要だからです。しかし、仕事を体験することができなく
ても、講義を聞くという形で、多くのことを学びました。
講義では、証券会社の仕事の内容や、新入社員の方の話など、貴重な話を聞くことができました。私が
思っていた証券会社とは、お客様の株に関する相談にのり、これから株価があがりそうな企業をすすめる
というイメージでした。しかし、それだけではありませんでした。まず、営業があります。営業というの
は、野村證券を通じて株を買ってくれる人を探すことです。野村證券に入社したら、どの部署に配属され
ても、まず、営業をします。証券会社は、お客様があってのものです。お客様がいなければ会社が成り立
たないので、まずどのようにして顧客を増やしていくのか知らなければなりません。
営業以外にも、お客様の株を買うための総務課もあります。そこでは、間違った株を買ってしまわない
ように細心の注意が払われていました。パソコンのパスワードは定期的に変える、内容を復唱するなども
されていました。あまり目立つことのない仕事ですが、そのような場所でも決して手を抜かない点に感心
しました。
毎回違う方の講義を聞くことができました。異なる方の話を聞くことにより、どのような方が働いてお
られるのか知ることができました。社員の方々は、全員、とても楽しそうに仕事をしていらっしゃいまし
た。仕事のことを話しておられるときは、非常にいきいきと話してくださいました。私は、野村證券の方々
は、証券の仕事が本当に好きであることを実感しました。大手の企業ということもあり、仕事内容、上司
の教育方針も非常に厳しいようでしたが、そのような苦労を感じさせない明るい方ばかりでした。
インターンシップの初日、なんと野村證券富山支店長様のお話を聞かせていただきました。特に印象に
残っていたお言葉が「好きな事を仕事にしなさい」でした。好きなことを仕事にするということは、すば
らしいことだと思いますが、そのためには努力や、強い意思などが必要であり、できる人は限られてくる
と思います。私にとって、好きな事を仕事にするというのは夢の様な事でした。仕事が好きでなくても、
我慢して働けさえすれば良いと思っていました。しかし、会社は我慢が通用するほど甘い場所ではありま
せん。我慢しながら仕事していては、良い結果がでません。だから、学生時代のうちに、一生懸命勉強し、
経験を積み、新しいことに挑戦し、自分のしたいことを見極めたいと思います。
- 125 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:野村證券
鍛治 奈央子
研
修
日
報
設定課題:野村證券についてよく知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開講にあたり
初日なのですごく緊張しました。
8/19 ②自己紹介
店内は緊張感がただよいつつも、
(月) ③店内見学
チームワークが取れて、明るい雰
④講義をきく
囲気がでていて、圧倒されました
。
設定課題:働いている現場を見る
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 朝会見学
朝会の見学をさせていただきま
8/20
した。朝は忙しいようなので、リ
(火) ② 新聞読み合わせ
アルな現場を見せていただきま
した。プレゼンテーションが明日
③ 講義
あるので、それに備えたいです。
④ 店頭研修
勤務時間:8:30~17:10
指導者のコメント
今日は緊張していたかも知れ
ませんが、明日からは元気よ
くどんどん発言しましょう。
「大きな声であいさつ!」是
非有意義な一週間にして下さ
い。
勤務時間:8:00~17:10
指導者のコメント
質問は多く出るようになりま
したか?ほかのメンバーに負
けないように、元気良く、大
きな声で!明日のプレゼン期
待してます。
設定課題:プレゼンテーション発表
実 習 内 容
実習生の特記事項
① プレゼンテーション
プレゼンテーションで、自分の気
8/21
になる企業の株価について発表
(水) ② 講義
しました。企業をいつもとは異な
った観点で見られました。他の方
③ 若手社員のメッセージ
の発表を聞けて良かったです。
④ まとめ
勤務時間:8:00~17:10
指導者のコメント
銘柄プレゼンでは人前で自分
の考えを伝えるむずかしさを
実感できたのではないでしょ
うか。2度と経験できない野
村でのインターンシップ悔い
のない様に!
設定課題:60周年記念株式セミナーをきく
実 習 内 容
実習生の特記事項
① セミナー視聴
野村のバックオフィスについて
8/22
教わりました。営業以外にも仕事
②
野村のシステム紹介
(木)
があり、その仕事も非常に安全面
に対して万全を期しており、すご
③ 講義
いと思いました。
④ まとめ
勤務時間:8:00~17:10
指導者のコメント
朝のミーティングの参加や、
ライフプランニングの話など
、証券会社のイメージがわか
って頂けたら幸いです。明日
は最終日。積極的な発言を期
待します。
設定課題:実習をしてまとめ
実 習 内 容
① 質疑応答会
8/23
(金) ② 若手社員のメッセージ
③ 実習を終えての発表
④ DVD視聴
実習生の特記事項
最終日には、質疑応答会がありま
した。仕事以外では学生時代の質
問などにも気さくに答えてくだ
さいました。仕事の質問には、真
面目に答えて下さり嬉しかった
です。
- 126 -
勤務時間:8:00~17:10
指導者のコメント
5日間本当にお疲れ様でし
た。この経験を是非今後の成
長に活かしてガンバって下さ
い。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社 昔亭
経営情報学科 1年
13M096
柴田美香
労働意欲を保つことの大切さ
私は、株式会社昔亭で5日間、就業体験をさせて頂きました。この就業体験での私のテーマは、将来就
職したいと考えている職業への理解を深めると共に、仕事への取り組み方を学び、就業意識の向上を図る
ことでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告します。
今回のインターンシップでは、研修内容は5日間共に「鶏つくね」の検品作業でした。
毎日同じ作業の繰り返しということで、単純に思えるのですが、想像していた以上に大変でした。最初の
頃は作業のペースが早く、ついていくことで精一杯でしたが、次第に慣れてきてからは、作業のペースが
保てるようになり、楽しく感じることもありました。
しかし、同じ作業担当の方から、一つ一つ丁寧にしっかりやるように指導を頂いて、作業をただすれば
よいものでないことを実感し、また言われて初めて私の作業が「つもり」の作業であることに気が付きま
した。改めて同じ作業担当の方の作業を見ると、私と同じように作業しているように見えるのですが、実
際に検品したものは丁寧に並べられており、自分の意識の甘さを感じました。検品作業を丁寧にやる必要
があるのは実際に売り物になるからであり、気を休めることは許されない仕事の厳しさと大変さを実感し
ました。
また、仕事は時間厳守は勿論ですが、従業員の方々が仕事の開始時間前には現場に入り、仕事を開始し
ている姿を見て、従業員の方の仕事に対する意識の高さを感じました。その際に、私はすでに始まってい
る作業に急ぎ取り組みましたが、私が遅れた時間分同じ作業の担当者の負担が増え、大変そうでした。そ
のことで、仕事は自分一人のものでなく共同作業であり、私の作業が大切な役割を担い責任があることを
実感すると同時に、周りを見て計画的に行動することの大切さを学びました。
気が緩む暇もない程の作業のペースでしたが、やる気を維持させることの大切さも実感しました。私は
同じ作業を反復していると、やる気が溢れていた時より慣れと疲れで作業が少し疎かに為りがちでしたが、
気持ちの持ち方次第で作業の出来具合も変わるので、根気が必要です。また根気を維持するには、長時間
の作業に対する体力も必要だと思われ、私は体力には自信があるので、その面からも体力仕事は向いてい
ると思いました。
5日目は仕事場所が変わり、今までより作業の難易度が上がった箇所で作業をやりました。私が、手こ
ずりながらも懸命に作業をしていると、同じ作業箇所の従業員の方が「初めてにしては凄いと思うよ。
」
や、疲れが見え始めたときに「大丈夫?」と気にかけて声を掛けて下さいました。そのような声を掛けて
頂くことで、私も元気が出てやる気を維持させれたので、職場では、職場の人とのコミュニケーションが
大切だと実感しました。
今後はこのインターンシップで学んだことを、就職活動や社会生活に活かしていきたいと思います。
最後になりますが、昔亭の皆様には温かくご指導をして頂き、誠に有難うございました。
- 127 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社 昔亭
柴田 美香
研
修
日
報
設定課題:丁寧な作業をする。
勤務時間:8:30~16:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①鶏つくね串の検品作業
食品を扱うため、衛生面に気をつ 鶏つくね串の検品作業をして
8/5
け、しっかり徹底するよう心掛け いただきました。作業の終わ
(月)
りころにはだいぶスピードに
ることが大切だと学んだ。
も慣れてきたたように思われ
ます。
設定課題:ラインのペースについていけるようにする。
勤務時間:8:30~16:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
8 / 6 ①鶏つくね串の検品作業
作業中は手を止めないようにす 昨日同様検品作業をしていた
(火)
る。ラインのペースについていけ だいた。作業開始等、時間厳
るペースを保ちながらも、作業を
丁寧にやることが大切だと学ん
だ。
設定課題:集中力をきらさないようにする。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①鶏つくね串の検品作業
作業がしっかりできるように体
調に気をつける。次の人が作業を
しやすいように丁寧にやる。仕事
は共同作業であり、自分一人の作
業も大切な役割を担っていて、責
任があることを実感した。
設定課題:積極的に作業に取り組む。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①鶏つくね串の検品作業
同じ作業をしている方の行動を
参考に、自分にできる作業を見つ
け、作業に積極的に取り組むよう
にした。
守で大変良かったと思いま
す。
設定課題:順序良く作業をする。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①鶏つくね串の検品作業
いつもより速いラインで検品作
8/9
業をした。ペースが速いからこそ
(金)
、落ち着いて作業をすることが大
切だと学んだ。正常に作業ができ
るように、周りの機械の様子を時
々確認することも大切だと教わ
った。
勤務時間:8:30~16:00
指導者のコメント
今日はいままでと違うライン
で検品作業をしていただきま
した。ラインが替わって大変
だったと思いますが、しっか
り検品ができていました。
8/7
(水)
8 /8
(木)
- 128 -
勤務時間:8:30~16:00
指導者のコメント
本日も検品作業をしていただ
きましたが、とてもスムーズ
にできていました。体調等、
不具合な点があった時は、す
ぐに知らせて下さい。
勤務時間:8:30~16:00
指導者のコメント
検品作業をしていただきまし
た。流れが止まった時なども
手を止めず手直し等を積極的
によかったと思います。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社 昔亭
経営情報学科 1年
13M003 石川 恵美
仕事は挨拶から始まる
私は、株式会社昔亭で5日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマは、働く
上で大切な事や仕事の大変さや厳しさを、実際に働いてみることで学び、今後の就職活動や職業選択を行う
上で参考にしていくということでした。このテーマをもとに、今回の研修結果を報告します。
私が研修中に行った作業は、つくね串の検品や配列、冷凍つくね串の回収、手直し作業、串刺し、アル
コールをふきかけ除菌をするなどの仕事でした。初日は、従業員の方々が、
「挨拶は重要であり、1日の仕
事は挨拶から始まります」と、おっしゃっていました。次に、つくね串を検品する上での注意事項につい
ての説明を受けてそれを覚えるといったように、働く上で必要となってくる基本的なことを覚え、その後、
覚えたことを生かして検品作業に取り組みました。従業員の方々は、私に作業の説明をされるとき「お客様
が見ると」という言葉をよく使っておられました。そのことから、作業をするにあたっては、お客様が基準
となっており、実際従業員の方々の仕事からは、一つ一つの作業からお客様への心配りが感じられました。
実際に検品作業を行うと、ラインのペースについていくことが出来ず、焦ってしまいました。また、アル
コールを手につけて除菌することの大切さを学びました。
2日目の検品作業では、初日よりも少し、スムーズに検品作業を行うことが出来ました。流れ作業は、常
に気を張って作業をしなければならないので、集中力がとても大切であると思いました。
3日目は、つくねの串刺し、冷凍つくね串の回収、手直し作業を行いました。説明を受けてから、作業
を行いました。初めての作業で、検品作業とは違い、慣れない作業だったため、戸惑いました。
4日目は、
検品作業、
ラインにアルコールを吹きかける除菌作業を行いました。検品作業に慣れてきて、
ラインのペースについていけるようになりました。また、流れがとまった時に、手直し作業をし、丁寧に
速く検品をすることが出来ました。最終日は、週末であったため、商品の数量が多く、たくさん検品があ
りとても大変でしたが、一つ一つ丁寧に作業を行うことが出来ました。
5日間という短い間でしたが、多くの仕事を体験させていただき、充実した5日間となりました。仕事一
つ一つに責任を持って行わなければ、
お客様に不快な思いを感じさせることにつながってしまうことなどを
学びました。仕事の大変さを実感することが出来ました。従業員の方とコミュニケーションをとり、分から
ないことがあればすぐに質問をして仕事をすることの大切さを学びました。また、お客様に出す商品である
ため、衛生面に気をつけて作業をすることの大切さを学びました。
最後に就業体験を通して、インターンシップを行う前までは、不安なことが多く、自分がしっかりと出来
るのだろうかと心配していましたが、実際に仕事をしてみて、働くことの大変さを実感することが出来て、
とても良い体験が出来たと思っています。今回のインターンシップの経験を今後の学生生活や就職活動に活
かし、職業選択の参考にしていきたいと思います。
- 129 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社 昔亭
石川 恵美
研
修
日
報
設定課題:丁寧な作業を心掛ける。
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/5
①検品
初日は、検品するうえでの注意事
(月) ②配列
項についての説明を聞きました。
ラインのペースについていくこ
とが難しかった。
設定課題:流れ作業についていけるようにする。
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/6
①検品
ラインのペースについていくこ
(火) ②配列
とが少し出来るようになりまし
た。
設定課題:作業の丁寧さと速さを意識する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/7
①串刺し
初めて手直し作業を行い、検品作
(水) ②冷凍つくね串の回収
業とは違い、慣れない作業だった
③手直し作業
ため、戸惑いました。
設定課題:丁寧に検品をする。
実 習 内 容
8/8
①検品
(木) ②手直し作業
③串刺し
④アルコールをふきかける
実習生の特記事項
検品作業をしました。流れがとま
った時に手直し作業をしました。
今日は、丁寧に速く検品をするこ
とができたと思います。
設定課題:要領よく丁寧に作業をする。
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/9
①検品
検品作業をしました。今日は検品
(金) ②手直し作業
をするつくねの数量が多く、ライ
③串刺し
ンのペースについていくことが
出来ず、焦ってしまいました。
- 130 -
勤務時間:8:30~16:00
指導者のコメント
鶏つくね串の検品作業をして
いただきました。はじめての
作業でしたが、団子をしっか
り配列し、検品できていた様
に思います。
勤務時間:8:30~16:00
指導者のコメント
昨日同様検品作業をしていた
だきました。作業開始より5
分前の行動で大変良かったと
思います。
勤務時間:8:30~12:30
指導者のコメント
本日は、手直し作業を行って
もらいました。検品作業は、
慣れてきましたが手直し作業
は初めてでしたので大変だっ
たと思います。
勤務時間:8:30~16:00
指導者のコメント
検品作業をしていただきまし
た。流れが止まった時なども
手をとめず、手直し等を積極
的にやり良かったと思います
。
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
今日も検品作業をしていただ
きました。手に火傷をしてし
まい大変でしたが、最後まで
頑張っていただきました。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社コージン
経営情報学科 1年
13M055 牧野 恵和
学生と社会人の違いとは
私は、株式会社コージンで 5 日間就業体験をさせていただきました。コージンは部品など
を作っている企業なのですが、ほかの製造業の企業と違い製造ラインだけでなく、総務課や
経理課などといった部署も体験できるということでこの企業での就業体験を希望しました。
企業のほとんどの部署を見学、体験させていただいて学校生活とは大きく違うと思うこと
や同じだなと感じることがありましたのでそれについて報告していきたいと思います。
違いの一つ、それは一人一人にかかる責任の大きさです。コージンの製造工程には製品の
部品を作っているプレス課や他社から購入した部品を管理している資材課や、それらの部品
を使ってさらに新たな製品を作る製造課などがあります。全自動の機械を使っている企業で
はないので多かれ少なかれどの課も人の手がかかります。ひとつの製品に全ての課がからん
でいるので、一人がミスをしたりそのミスを見逃したりすると他の人の作業が水の泡になる
恐れがあります。企業内部の視点でみれば誰がミスをしたとか、どの課がミスをしたのかが
明らかなので、他の人は多少気が楽かもしれませんが企業外部から見ればどこの工程でミス
が起ころうとすべてコージンのミスという事になってしまいます。他には作られた製品にミ
スがないか確認する検査課や、その製品がお客様の指定した通りの規定かどうかを確認する
品質保証課、その規定などを交渉する営業課、営業技術課があります。また、その時に必要
となる予算などを決めるために必要となる財務諸表を作る経理課、企業にかかわる全ての人
を採用、管理したりお客様の対応に務める総務課など、すべての部署が一つの製品を作るた
めに関わってきます。つまり一人のミスが企業全体のミスになってしまいます。その点学生
は遅刻をして授業に遅れようが授業は勝手に始まりますし、成績で不可をとっても害をこう
むるのはその学生や親などのその人の周りのごく一部です。その責任の大きさの違いが印象
に残りました。ミスをなくすためには、学校の授業でもよく言われていた「ホウ・レン・ソ
ウ」が大切になります。コージンでもよく言われていたのですが、作業の進行状況などを報
告し、作業で起きたトラブルやおかしいと持ったところを連絡、相談することは、ミスを最
小限にするためにとても大切であることを知りました。
同様に重要だと感じた点は、あいさつの大切さと健康、安全第一だというところです。学
校やバイト先などでも自分が挨拶をしたにもかかわらず、相手が挨拶をしなければ、どんな
に付き合いが長くとも不快感を感じます。それは企業も同じで、通常、朝出勤すれば皆さん
がおはようございますと挨拶します。何かを手伝ってもらった時にはありがとうといった当
たり前の挨拶が、仕事を円滑に進めるためにとても重要なのではないかと思います。
他には安全はやはり第一で、学生でもけがや病気になれば良い学生生活は送れません。コ
ージンでも怪我をしないための安全装置の設置や、作業をし易くするための5S 活動等に取
り組んでおられました。当たり前の事が当たり前にできるように、そして企業は学校と違う
ことが沢山起こるのでその準備をしながら、これからの学校生活を送っていかなければと感
じました。
- 131 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社コージン
牧野 恵和
研
8/26
(月)
設定課題:学ぶ
実 習 内 容
① 総務課、経理、営業課にて
実習。
設定課題:安全第一
実 習 内 容
① プレス課 安全対策
8/27
(火) ② 資材課 在庫確認
修
日
報
実習生の特記事項
健康管理は一番大切。
お客様のニーズにこたえるには
まず自社の製品をよく知ること
が大切。
実習生の特記事項
安全第一。けがをしては自分にも
ダメージなにより会社にダメー
ジがある。
設定課題:細部までしっかりチェック
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 品質保証課
報告連絡を心がけミスをなくす。
8/28
先入れ先出しやロットトレース
②
測定業務
(水)
など様々なルールを確定し、ミス
を防ぐ。ナゼナゼ分析が大切。企
③ パトロール実務
業全体で情報を共有する
設定課題:安全第一
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 製造課
4Mの変更があればすぐに連絡。人
8/28
の手が多くかかる製造業の管理
(木) ② 整形実習
は非常に大変だ。特に人の管理。
改善報告書で小さな改善でもや
ってみる。
- 132 -
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
自分の視野を広げて少しでも
多くのことを経験してくださ
い。これからいろいろな場面
で選択を迫られると思います
。そんな時に必ず経験をした
ことが役に立つと思います。
まずは、元気よく挨拶をする
!を基本に明日もがんばりま
しょうね!
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
研修二日目お疲れ様でした。
いろいろな部署の人たちがか
かわってモノ作りをしている
ことが徐々に見えてきている
と思います。お客様に製品を
納めるにしても品質の良いも
のしか納められません。明日
は品質保証部で実習なので話
を聞くことができると思いま
す。
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
社会人になると「報告連絡相
談」はとても重要だといわれ
ます。きっとビジネスマナー
や新入社員になると研修等で
必ず出てきます。
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
今日は実際に整形作業をした
のでコージンでどのようなも
のが作られているのかわかっ
たと思います。改善は難しく
考えるとなかなかできないか
もしれませんが、チョコット
改善を日々心がけてみてくだ
さい
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
設定課題:安全第一
実 習 内 容
① 検査課
8/29
(金) ② 5S活動
③
座談会
修
日
報
勤務時間:8:30~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
5S活動は身の回りをきれいにす コージンという会社なのか少
るためだけでなく、安全に作業を しでもわかってもらえたらう
れしく思います。学生時代に
するために行っている。
しかできないことはたくさん
あると思います。残り少ない
学校生活を有意義に過ごして
ください。ありがとうござい
ました。
- 133 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:オーアイ工業株式会社
経営情報学科 1 年
13M113 中村麻友
挨拶なくして連携なし
私はオーアイ工業株式会社で 5 日間にわたり就業体験をさせていただきました。今回の就業体験の目的
は、モノづくりにおけるチームワークの重要性を知り、どのようにしてチームワークが形成されていくの
かについて、実際の現場で体感することでした。
オーアイ工業では主にストッキング・タイツの製造を行っています。企画・設計→編立工程→縫製工程
(プリセット)→染色工程→セット工程→仕上げ(包装・針検)・出荷の大まかに分けて 6 つある工程のうち、
今回は染色工程以外の 4 つの工程を体験させていただきました。これらの大半は機械によって行われてい
るイメージが強かったのですが、繊細な扱いが求められるために人の手が多く加えられていて驚きました。
それ故に次の工程を考えて作業すること、
「正確」
「迅速」
「丁寧」な仕事が求められました。他にもそれ
ぞれの担当の方から企画開発や生産管理、
社会人としての心得についての講義がありました。
この 5 日間、
チームワークについて意識しながら様々な体験をしていく中で多くのことを学びました。特に実感したの
は「挨拶」でした。
初日、出社後一番に指導者から言われたのが「挨拶」の徹底でした。現場に入る前の講義でも、社会人
として絶対必要なのはコミュニケーションであり、その第一歩として挨拶が不可欠なのだと教わりました。
「挨拶なくしては連携も人脈も生まれない」とおっしゃっていたことが、今でも印象深く残っています。
この言葉の意味は、現場で改めて実感しました。どの現場でも、朝は明るい挨拶からコミュニケーション
がスタートしました。実際に笑顔で挨拶し、笑顔で返した時は大変心地が良く、仕事等への不安が払しょ
くされました。反対に、極端に無愛想な挨拶やしゃべり方をしている人は周りからあまり良く思われず信
頼されていないようでした。現場担当の方から聞いた話によると、朝に挨拶をしないと 1 日まったく会話
せずに終わることもあるそうです。作業中では社員の方が声を掛け合って作業している姿が印象的でした。
大半が高温多湿という過酷な現場の中、社員の方が度々笑顔で声をかけてくださった時は、心温まると同
時に活力がみなぎってくじけず仕事を頑張ることができました。
今回のインターンシップでチームワークは意思疎通をし、共通の目的を持つこと、報告・連絡・相談を行
うことが大事だと分かりました。そのためにはコミュニケーションが必要であり、
「笑顔」
「挨拶」を通して信
頼関係を築くことが重要だということも身に染みて実感し、学ぶことができました。加えて人として成長でき
るきっかけにもなりました。
今後は最後に指導者が「挨拶される=信頼される人になってほしい」とおっしゃったように、信頼される社
会人になれるよう努力していきます。また、学んだことを活かして就職活動などで印象良く積極的に行動・発
言していこうと思います。
- 134 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:オーアイ工業株式会社
中村 麻友
研
修
日
報
設定課題:積極的な挨拶・会社概要の理解
実 習 内 容
実習生の特記事項
①工場見学・託児所見学
・社会人は「時間」
「約束」
「納期
9 / 9 ②会社概要説明
」の3つを守り、3配り(目配り・
(月) ③講義Ⅰ(生産管理及び社会人 気配り・心配り)を心がけることで
としての心得)
信用、信頼を得る。
④実務研修Ⅰ(編立工程)
・明るい挨拶がコミュニケーショ
ンの第一歩で、できなければ人脈
も連携も生まれないことを現場
で痛感した。
設定課題:明るい挨拶・整理整頓
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 実務研修Ⅰ(編立工程)
・プリセットでは特に整理整頓が
9/10
求められた。後工程がやりやすい
(火) ② 実務研修Ⅱ(縫製…プリセ ように、そして効率よく作業する
ット工程)
か常に考える。
・伝票貼りで焦って時々ミスがあ
ったので気を付けたい。
設定課題:後工程のことを考えて作業する
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 実務研修Ⅱ(プリセット工 ・ほとんどの現場は高温多湿なの
9/11
で、水分補給をこまめにするなど
程)
(水)
各自で体調管理をしっかり行う
② 実務研修Ⅲ(セット工程)
ことが大切。
・すばやく、でも正確で丁寧な仕
事が求められる。セット工程では
1つでも作業が遅れると工程全体
に支障をきたすので、それを意識
する。
9/12
(木)
設定課題:正確・迅速・丁寧
実 習 内 容
① 実務研修Ⅲ(セット工程)
② 実務研修Ⅳ(仕上げ)
実習生の特記事項
・セット工程では迅速、丁寧にで
きたと思うが、仕上げ工程では不
器用さも相まって「もう少しスピ
ードアップしよう」と指摘を受け
た。
・仕上げ工程では次にお客様の手
に渡るため、正確、丁寧さが大変
求められる一方、納期を気にしな
ければならず、迅速さも求められ
る難しい工程だと思った。
- 135 -
勤務時間:8:10 ~17:00
指導者のコメント
細かな技術より、完成品にな
るまでの製品の流れをつかん
で下さい。5日間立ち仕事にな
りますが頑張って下さい。
勤務時間:8:10 ~17:00
指導者のコメント
仕事の基本は正確・迅速・丁
寧です。
勤務時間:8:10 ~17:00
指導者のコメント
慣れない立ち仕事で疲れてい
ることと思いますが、何事も
心の持ち方一つでプラスにも
マイナスにもなります。頑張
って下さい。
勤務時間:8:10 ~17:00
指導者のコメント
初めは正確、丁寧です。そこ
でスピードを求められるとツ
ライですよね。コツをつかめ
ば早くなります。仕上げは最
終工程のため常にお客様のこ
とを考えて作業することが必
要です。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
9/13
(金)
修
日
報
設定課題:正確・迅速・丁寧
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 実務研修Ⅳ(仕上げ・針検) ・仕上げの際、お客様が商品を手
にした時どう思うか考えて作業
② 講義Ⅱ(資材・物流)
することでお客様に喜ばれる質
の良い商品ができることが分か
③ 講義Ⅲ(商品企画開発)
った。
・素直になることで先輩方の知識
、技術を吸収しやすくなり、上達
が早くなるので仕事が楽しくな
る。
・チームワークは意思疎通し、共
通の目的を持つこと、ホウレンソ
ウを行うことが大事。そのために
は「笑顔」
「挨拶」を通して信頼
関係を築くことが重要。
・
「挨拶される人=信頼される人
になってほしい」と最後に指導者
からコメントをいただいた
- 136 -
勤務時間:8:10 ~17:00
指導者のコメント
今回の体験を何らかの形で生
かしていただければと思いま
す。五日間頑張りましたね。
お疲れさまでした。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:新湊かまぼこ
経営情報学科 1年
13M018 菊池真梨乃
「向上心を持って」
私は、株式会社新湊かまぼこで5日間、就業体験をさせていただきました。私の今回の就業体験でのテー
マは社会人と学生の仕事への考え方や姿勢の違いを学ぶということです。
このテーマをもとに研修結果を報
告したいと思います。
新湊かまぼこは地域に密着した事業展開をしており、普段のお客様は地元の方が多いのが通常です。しか
し、立地条件は射水市の観光スポットである海王丸パークにあるので、私が就業させていただいたお盆の時
期は、県外のお客様も多く見えられました。
私はこの就業体験で「販売」の仕事を体験させていただきましたが、アルバイトで行っている接客とでは
業務内容がまったく違っていました。たとえば、
「商品の補充」は飲食業ではすることがありませんが、販
売では常に商品が少なくないか確認をし、倉庫から入庫した分を入庫表に書き入れるという作業がありまし
た。入庫する数を指示された数だけ正確に持ってきてきれいに並べるのですが、とても体力を使う作業でし
た。棚に並べる際は、商品に不備がないかを一つずつ丁寧に確認し、賞味期限が早いものから手前に並べる
ように指示されました。また、倉庫から持ってくる商品名と数は早口で言われるのでメモを正確に取りなが
ら聞くのは、大変でした。しかし、スタッフさんたちの動きをみていると、商品が減っていると感じたら誰
に指示されたわけでもなく、自分で判断し補充しておられました。
また、
「商品の包装」作業では、お客様に頼まれたセットを箱に詰めて、包装紙できれいに包装します。
スタッフさんの包装を見ているととても簡単そうに手早く包装していたので「私でも簡単にできる」と思っ
ていましたが、やってみるととても難しく時間がかかるうえに、あまりきれいにできませんでした。私の包
装だとまだまだお客様には商品として渡せないレベルであると感じました。
スタッフさんはきれいに手早く、
お客様に気を配りながら作業をしておられ、プロの仕事に感心させられました。
インターンシップを通し、私が見つけた社会人と学生の仕事に対する考え方の違いは「向上心」でした。
スタッフの皆さんは最初に教えられた仕事以外にこうすればもっと会社にとっていいのではないかという
ことを常に考え、上司のかたに相談し、実行しておられました。私は、就業体験の間指示された内容をこな
すのに精一杯でした。学生の私と、新湊かまぼこのスタッフさんでは仕事への姿勢が全く違うことを実際の
現場で感じました。
また、
私が社会人になるうえで足りないものはたくさんあるのだと改めて実感しました。
社会人になる前に新湊かまぼこで就業体験をさせていただいたことは自分への大きな刺激になりました。
「向上心」を高めるために常に自ら行動し、積極的な行動を心がけ就職活動でも活かせるように短大生活を
有意義に送りたいと思います。
- 137 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:新湊かまぼこ
菊池 真梨乃
研
修
日
報
設定課題:与えられた仕事を確実にこなす。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 棚の拭き掃除
お盆期間ということもあり、商品
8/12
の補充は頻繁に行わなければな
(月) ② 商品の補充
らなかった。また補充した数も入
庫表に記入する必要があるので
③ 商品の包装
補充する数と記入する数を間違
わないように正確に作業を行う
④ ビデオ鑑賞
ように注意をした。
⑤ ソフトクリーム作り
試食品はどの商品の試食かを聞
かれることがあったので商品と
⑥ 社内案内
試食品なのかをしっかり把握し
ておこうと思った。
⑦ 試食品のカット
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
⑧ ソフトクリームのレジの
仕方
⑨ 店の閉め方
設定課題:自分で何をすればいいか考えながら働く。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 商品の補充
今日は商品の包装をさせていた
8/13
だいた。工場内の方だけでなく、
②
試食品のカット
(火)
販売をしている店員さんも商品
を包装していた。一つ一つ丁寧に
③ 商品包装
商品を確認しながらきれいに早
く包装するのはとても難しく大
④ 包装紙の巻き方
変な作業だった。
⑤ ソフトクリーム作り
包装紙の巻き方も教わった。館長
さんは手早く包装していたので
⑥ レジ閉め
簡単そうに見えたが実際やって
みるとあまりきれいにできなか
った。お客さまを待たせずに手早
くするにはまだ未熟だと感じた。
設定課題:お客様によばれる前に気づく。
実 習 内 容
実習生の特記事項
体調管理不足で熱がでてしまっ
8/15
た。当日の朝になり熱がさがらな
(木)
かったのでお休みをいただいた。
明日は体調を直し、今日の分まで
働きたい。
- 138 -
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:自分で気づいて仕事をする。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 商品の包装
セット商品の梱包は実際にお客
8/16
様の注文を聞いてその注文の商
②
商品の補充
(金)
品を箱に詰合せる作業だが、手早
く商品を箱に見栄えのいいよう
③ ソフトクリーム作り
に詰め、包装するのは大変だった
。なかなかセット商品の内容が覚
④ ソフトクリームレジ
えられなかったので何回も確認
⑤ セット商品の梱包
して中身をまちがわないように
注意した。
設定課題:丁寧に正確に仕事する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 商品の補充
最終日は実際にお客様に渡す商
8/17
品の包装を自分でした。なかなか
②
商品の包装
(土)
うまくいかなかったが、お客様に
はきれいな包装の商品を渡せた
③ 包装紙の巻き方
のでよかった。
④ ソフトクリーム作り
⑤ セット商品の梱包
- 139 -
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
明るく、ハキハキと返事をし、
積極的にお客さんと対応して
おられ、とても好感を得られ
ました。これからも頑張って
下さい。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:北陸コカ・コーラボトリング株式会社
経営情報学科 1年
13M107 橘 昂ノ助
「仕事に向き合うこと」
私は、北陸コカ・コーラボトリング株式会社で5日間、就業体験をさせて頂きました。実習先は高岡レギ
ュラーストアグループ、ベネフレックス高岡、富山チェーンストアグループでした。
この就業体験での私のテーマは、北陸コカ・コーラボトリング株式会社の職務内容を理解し、仕事をする
上で、人と関わりを持つことはどれほど大切なことなのかを知るということでした。
研修内容は、仕事をする上でのマナーに関するアドバイス、実習を終えて自分達が感じた内容のプレゼン
テーション、他のメンバーと話し合ってお互いのことを知り、自分なりの価値観を交換し合う、等でした。
実習内容は、
担当している店舗の自動販売機から店内の売場における商品の入れ替えの提案・作業の体験、
店内のコカ・コーラ社製品の受注作業や品出し・陳列・補充応援の体験、コカ・コーラ社の自動販売機の清
掃等の環境整備や製品の補充応援体験、新商品と旧商品の入れ替えの見学、等でした。
研修や実習では、今までにない経験をたくさん体験させて頂きました。個人商店、売店、チェーンストア
各店舗の店員様とコミュニケーションを図った際は、身なりや態度、コミュニケーション能力等の第一印象
で相手に対する仕事のやる気が伝わるのではないかと感じました。
自分のやる気をしっかりと相手に伝える
ことが出来れば、相手はやりがいのある仕事を与えてくれるのだと感じました。また、仕事ぶりを先輩方に
褒めて頂いたり、自分が設置した売場でお客様が新商品をお買い上げ下さった時は、店員様からだけではな
く、同じ現場の先輩方やお客様からもやりがいを感じさせて頂くことがあるのだと感じました。先輩方やお
客様は常に私のことを見て、自分に見合った仕事を与えてくださった結果、とてもやりがいのある仕事だと
感じることが出来ました。さらに、実習中は、今自分が取り組んでいる仕事だけでなく、視野を広げて思い
やりの心を持って周りにいらっしゃるお客様のことを良く観察しながら作業を進めることも大切なことだ
と気付きました。自動販売機の清掃等の環境整備・製品の補充応援体験の際は、大変天候の悪い中、黙々と
仕事を進める先輩の後ろ姿を見て、自分達が普段何気なく利用している自販機が、社員の方の努力によって
良い状態に整備されていることを知って、とてもありがたい気持ちになりました。
先輩は、自分に向き合う気が無ければそれだけの仕事しか与えて下さらないが、自分が仕事に対して熱心
に向き合う気持ちを見せれば、人間関係や仕事がレベルアップしていき、それだけ仕事にやりがいを感じる
ことができ、モチベーションの向上に繋がっていくのではないかと感じた。
今回、たくさんの新しいものを吸収して変わった自分を活かして、まだ自分が知らないことを謙虚な姿勢
で学んでいき、就職活動では誰にも負けない積極的な自分を出していきたいと思います。
- 140 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:北陸コカ・コーラボトリング株式会社
研
橘 昂ノ助
修
日
報
設定課題:インターンシップ全体の流れを掴み、何を学びたいのか
を課題設定する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
9/2
① 開講挨拶
インターンシップの全体の流れ
(月) ② 本日の流れ・自己紹介
を掴むことが出来た。
③ マナー講座
実習メンバーとコミュニケーシ
④ 清涼業界について
ョンを取り、互いのことを知るこ
⑤ 営業実習について
とが出来た。
⑥ 課題設定
営業実習へ行く際の心構えを学
ぶことが出来た。
仕事では、気付いたことや、報告
・連絡・相談がある場合メモを取
る癖を付けた方が良いと教わっ
た。
設定課題:消費者ニーズの動向を知る大切さを学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 高岡RSGでの営業実習
ダイレクトセールスは、消費者ニ
9/3
② 社内での研修日誌記入
ーズの動向を詳しく把握でき、会
(火)
社と消費者との間の意思疎通に
非常に適した方法ではないかと
感じた。
様々な価値観をお持ちの方がい
らっしゃるので、相手に不快感を
与えることのない、身なり・態度
・コミュニケーション能力が基本
であると感じた。
設定課題:自販機を利用して頂くための環境整備の大切さ
を学ぶ。
実 習 内 容
実習生の特記事項
9/4
① BF高岡での営業実習
自販機の環境整備の仕事を体験
(水) ② 社内での営業日誌記入
させて頂いた。大変天候の悪い中
、間近で働いている社員の方の背
中を見て、これほど大変な仕事と
は知らなかったので、非常に良い
体験をさせて頂いた。
- 141 -
勤務時間:10:00~17:00
指導者のコメント
常に前を向き、講義の内容を
理解しようというやる気を感
じました。
実習でもそのやる気があれば
、深い知識とセールスマンと
してのやりがいを感じられる
と思います。
勤務時間:8:00~17:30
指導者のコメント
前向きに取り組む姿勢が見ら
れ、今日経験したことは、今
後の成長に繋げていきたいと
いった姿勢が見られ、非常に
良かったと思います。
これからもその気持ちを大切
にしていって下さい。
勤務時間:8:00~17:00
指導者のコメント
ロケ先での挨拶など、非常に
元気が良く、礼儀正しい行動
でした。
また作業も自分から取り組む
姿勢が良かったです。
今後、この経験を生かしてい
って下さい。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:消費者ニーズを読み取る思考力を学ぶ。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 富山CSGでの営業実習
コカ・コーラ社の商品の販売に伴
9/5
② 社内での営業日誌記入
う発注作業の見学や品出しの応
(木)
援、お店の売場提案の見学・体験
をさせて頂いた際に、視野を広げ
て近くを通られるお客様のこと
をよく見ながら仕事をすること
が大切だと感じた。
また、店内のコカ・コーラ社以外
の商品のことについても、お客様
に質問を受け、答えるという経験
をして、臨機応変に対応できる能
力も欠かせないと感じた。
勤務時間:8:00~17:30
指導者のコメント
1日お疲れ様でした。
お客様や店員様に対する態度
・あいさつ等、基本的な部分
は完璧に出来ていて、素晴ら
しかったと思います。
また、社会のことも良く勉強
されているようで、即戦力と
して明日から一緒に働いて欲
しいくらいでした!
良い物、いっぱい持っている
と思うので、長所を生かしな
がら、今後も向上心を持って、
立派な社会人になるよう頑張
ってください。
設定課題:仕事をしていく上で自分に欠けていると感じたものを見
勤務時間:10:00~16:30
つける。
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
9/6
実習を終えて、自分が得たことを 確固たる自分自身を持ってい
① 初日の復習
(金) ② 同乗実習の振り返り
プレゼンしたり、インターンシッ るところに好感が持てました
プ仲間のプレゼンを聴いて、実習 。
③ キャリア・デザイン
する前と後では仕事に対する価 様々な苦難があるでしょうが
④ ライフラインチャート
値観が変わっているのが実感で 、そのまま自分を貫き通して
⑤ 戦略的自己PR
きた。
いって欲しいと思います。
⑥ 目標設定
仕事に対する価値観に関しても、
⑦ 大切にしていくべきこと
自分が持っていなかったものを
他のメンバーが持っていること
を知って、とてもプラスになる経
験であった。
実習の中で、
「もっとこう出来た
ら良かったのではないか」という
場面に直面できたからこそ、今の
新しい価値観を生み出すことが
出来たと思うので、本当に良い経
験をさせて頂いた。
- 142 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社ボン・リブラン
経営情報学科 1年
13M119 藤井 美咲
積極的な行動を行うこと
私は、株式会社ボン・リブランで 6 日間、就業体験をさせていただきました。普段、私たちは利用者とし
てしか企業を見る機会はありません。実際、企業ではどういった仕事がされているのか、仕事を行う上での
人との関わり方はどういったものかを理解したいと思い、今回のインターンシップに参加しました。
実習では、主に洋菓子や和菓子などの販売、会計、商品のラベル貼り、在庫確認や商品補充など、多く
の仕事を行いました。研修初日の前半では、リブランがどんな会社であるのか、そして働くにあたっての心
構え、手の洗い方などを学び、後半では、ケーキの名前や値段を覚えることや、レジ打ちの仕方を学びまし
た。ケーキの値段を覚えられず、作業を慌てて行って、計算を誤ってしまうことがありました。目の前のこ
とに夢中になって、
お客様が来られても気づかなかったり、
レジ打ちのミスをしたりと、
失敗もありました。
接客では、慌てずに物事を処理することも必要だと感じました。商品のラベル貼りのときは、空気漏れをし
ていないか、商品に問題はないかを一つ一つ確認していきました。リブランは商品に関してとても念入りに
作業を行っていて、細かなところにまで気を使っていました。
ケーキなどの商品を袋に詰め、お客様に商品をお渡しするときに、
「ありがとう」と笑顔で返されたとき
は、とてもうれしく感じました。お客様が喜んで帰っていく姿を見ること、それが接客のやりがいであるの
だと、私は感じました。仕事をするときは、
「報告・連絡・相談」の報連相が重要であると感じました。今
まで、授業でしか聞かないような言葉でしたが、接客を行う際に、何を、どこまでした、ということを伝え
て仕事をしなければならないときがありました。作業をスムーズにするために、会計をする人と、商品を包
む人に分かれて仕事を行うことがありました。ケーキを買われるお客様が来られた時には、持ち帰る時間は
どれくらいか、スプーンはつけるか、などを質問します。私がお客様にそれらを聞いた後、副店長に「会計
お願いします」と言われ、会計を行おうとしたときに、
「どこまで作業進んでいますか?」と聞かれました。
私が伝えないと、お客様に再び質問することになり、二度手間になってしまうことに気づき、作業の進行状
況を伝えることは大事なことであると感じました。
伝え忘れてしまうと仕事がスムーズに行えず支障をきた
してしまうため、仕事を行う際は報連相を心がけるように努力しました。
今回の研修を通し、積極的に行動することが大切だと思いました。報連相の際も、自ら進んで報告や連絡
を行わなければなりません。わからないことを聞かず、うろたえていないで、すぐに周りの人に聞くことの
大切さ。お客様が来られれば、自分が真っ先に行くような気持ちで臨まなければならないことなど、自分は
もっと積極的にならなければならないと思うようになりました。今回の研修で学び、教わった多くのことを
活かしていけるように精進していきたいと思います。
6日間という短い期間ではありましたが、実際に企業で働いてみて、多くのことを学べることが出来、大
変貴重な体験となりました。この経験で得たことを、今後の就職活動、就職後に活かしていきたいです。
- 143 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社ボン・リブラン
藤井 美咲
研
修
日
報
設定課題:わからないことは聞き、ミスを最小限にする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①リブランについてのお話
ケーキの名前・値段をしっかり覚
8/26 ②商品の販売
えられず、接客をスムーズに行う
(月) ③保冷材の補充
ことが出来なかった。目の前の作
④商品のラッピング
業に集中し、お客様が来られても
⑤商品の箱詰め
気づかないことがあった。
⑥レジ打ち
勤務時間:10:00~19:00
指導者のコメント
初日で大変でしたが、誠実に
取り組んでいらっしゃいまし
た。また明日もがんばりまし
ょう。
設定課題:積極的に接客に行き、会計を覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
会計でおつりを見間違えて渡す
①ショーケース拭き
というミスをしてしまった。うろ
②商品のラベル貼り
たえていると、お客様が不安に思
③商品の販売
われるため、ミスをしても落ち着
④商品の包装
いて行動することが大事だと教
わった。
設定課題:周りをよく見て行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
忙しく笑顔を忘れてしまうこと
①ショーケース拭き
が多々あった。ギフトの箱などの
②商品のラベル貼り
包装をした。包装紙の角がうまく
③保冷剤補充
折れず、もたついてしまうことも
④ギフト商品の販売
あった。仕事をテキパキ行えるよ
⑤商品の包装
うにしたい。
⑥箱詰め
⑦商品の補充
⑧個包装の商品の販売
設定課題:周りをよく見て行動し、販売をスムーズに行う
実 習 内 容
実習生の特記事項
会計時にカード払いのときにも
①ショーケース拭き
たついてしまい、時間のロス、迷
②商品のラベル貼り
惑をかけてしまった。わからなけ
③商品の補充
ればすぐに聞くように努力する。
④商品販売
在庫確認は大量の商品があり、数
⑤包装
えるのが大変だった。
⑥のし、箱の種類について
⑦在庫確認
設定課題:積極的に行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ショーケース拭き
梱包などの作業は、行うスピード
②商品のラベル貼り
がおそければ、それだけお客様の
③商品販売
時間を奪ってしまうと教わった。
④クッキーの袋詰め・ラッピン できるだけはやく仕事を行える
グ
ように心がけたい。
勤務時間:9:30~18:30
指導者のコメント
いろいろな経験がつめた1日
だったのではないかと思いま
す。同じ失敗はしないよう、
明日もがんばりましょう。
8/27
(火)
8/28
(水)
8/30
(金)
8/31
(土)
- 144 -
勤務時間:9:30~18:30
指導者のコメント
お客様への笑顔が良いので、
お客様も帰られるときに安心
して購入していっていただい
ています。作業中や待機中も
笑顔で仕事に臨むようにして
ください。
勤務時間:9:30~18:30
指導者のコメント
スピードのある動きを目指し
て、がんばっていらっしゃい
ました。レジは慣れてきたよ
うに感じます
勤務時間:9:30~18:30
指導者のコメント
今日、明日と、週末の為、忙
しいと思いますが、今まで行
ってきたことを活かしてがん
ばって下さい。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:今までやってきたことを活かして行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ショーケース拭き
今日は声を出すことを意識して
9/1
②商品のラベル貼り
接客を行った。通り過ぎるお客様
(日) ③保冷剤補充
に挨拶を行うと、ときどき笑いか
④商品のラッピング
けてくれる方もいて、挨拶の重要
⑤商品の販売
さを再認識することが出来た。ど
んなに慌てていても、仕事は丁寧
にすることがとても大事なこと
だと思った。
- 145 -
勤務時間:9:30~18:30
指導者のコメント
最終日お疲れ様でした。最終
日が一番大きく声を出して、
お客様に声かけをしていた所
がとてもGood!です。お客様
からの要望で、不明な所をス
タッフに聞いてお客様に伝え
ようとしている所を見て、お
客様が望んでおられる事を実
行しようとしている姿がとて
もよかったです。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社ボン・リブラン
経営情報学科 1年
13M045 福澤 まどか
おもてなしの心の大切さ
私は、株式会社ボン・リブランのアピタ富山黒部店で六日間の就業体験をさせていただいた。今回のイ
ンターンシップで私は、接客とは事務的な作業ではなく、お客様一人一人と真摯に向き合う「おもてなし
の心」が必要な業務であることを学んだ。
実習初日、私は店員の方のサポートをし、接客の大まかな流れを学んだ。決まり決まった言葉を口にし
て、お金を頂いて、商品を渡せばいい。そんな風に思っていた私は、店員の方がお客様に何を尋ね、どの
ようにケーキを箱詰めしているかなどばかりを熱心に見ていた。
翌日から、自分一人で接客をすることになった。前日にしっかりと見た店員の方の接客の仕方を真似れ
ば大丈夫だろうと思っていたが、それほど簡単なことではなかった。実際に接客をしてみると、お客様が
出し損ねたポイントカードに気づくことが出来ない、注文を聞き間違えてしまう、などの小さなミスを連
発してしまった。気をつけよう気をつけようと思っても、同じミスを何度も繰り返してしまう。そんな私
に、接客について教えてくださった店員の N さんが、
「お客様の目を見て言葉を交わせば、お客様が言っ
たことがちゃんと頭に残るよ。それに福澤さんは、確かに声を出して接客していて良いけれど、決まり文
句を口にして接客しているように見える。
」とアドバイスしてくださった。そのアドバイスを聞き、それ
から私はお客様の目を見て接客することを心がけた。すると、N さんが言った通り、お客様の目を見てし
っかりと会話をするよう意識してみると、不思議とお客様の注文がしっかりと頭に残り、注文された品を
間違えることがなくなった。更に、お客様の様子をきちんと見ているので、お金を出した後にカードを出
そうとしていることにも、気がつくようになった。
お客様と会話をするように接客することを心がけるようになると、今度はお客様一人一人にかける自分
の言葉が自然と変わっていることに気がついた。就業期間がお盆ということもあり、年配の方が「孫が来
るからケーキを買いに来たの。
」と言ってケーキを買われているのを見て、自然と「お孫さん、ケーキお
好きなのですか。きっと喜ばれますよ。
」と、言葉がするりと出るようになったのだ。そして、それを聞
いて笑顔で話されるお客様を見ていると、心が充足するのが感じられた。
こうして就業体験を振り返ると、五輪招致プレゼンの際、滝川クリステルさんが「お・も・て・な・し」
と、身振り手振りを交えて話していたのを思い出した。おもてなしとは、家族と接するように、表裏の無
い心で見返りを求めない対応をすることであるそうだが、まさにその通りであると思う。接客業とは、様々
なお客様と接する職業だ。ロボットのように同じ作業をするだけでは到底こなすことが出来ない。今回の
就業体験で、身を以てその言葉の意味、そして接客業の難しさを知ることが出来た。
もう間もなく、私は就職活動をすることになる。今回のこの経験は、今後どのような職業に就いたとし
ても、私にとっての大きな財産として残るだろう。
- 146 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社ボン・リブラン
福澤 まどか
研
修
日
報
設定課題:商品名を覚える。見た目と名前を一致させる。
勤務時間:11:00~20:00
8/9
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
(金) ① 商品名の暗記
接客やケーキの箱詰めを丁寧に 思ったよりも早く出来た。後
② 販売研修
行おうとすると時間がかかった。 の日に向けて頑張っている姿
がよかった。
設定課題:ケーキの箱詰めに慣れる。
勤務時間:11:00~20:00
8/10
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
(土) ① 販売研修
ケーキを注文するお客様がいな 疲労感と記憶違い、沢山の何
くても、ただ店頭に立っているだ かと自分との戦い、頑張って
けではだめ。
ほしい。
設定課題:ケーキの箱詰めに慣れる
勤務時間:11:00~20:00
8/11
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
(日) ①販売研修
裏方・接客のどちらも頑張る。手 接客の際、お客様の顔をしっ
が空いているときは洗い物等も かり見て心からの会話をする
ともっとよくなる。
積極的に行う。
設定課題:接客時はお客様の顔を見る。
勤務時間:11:00 ~20:00
8/13
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
(火) ①販売実習
ポイントカードのポイント加算 なし
方法を忘れない。
設定課題:ギフトに熨斗をつけ忘れない
勤務時間:11:00~20:00
8/14
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
(水) ①販売実習
本日からケーキ販売からギフト なし
販売へ移動。
設定課題:ギフト販売に慣れる。
勤務時間:11:00 ~20:00
8/15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
(木) ①販売実習
素早く対応できるように心がけ。 なし
- 147 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社オレンジマート
経営情報学科1年
13M047 藤澤 愛
社会人として必要な心構え
私は株式会社オレンジマートで 10 間研修をさせていただきました。株式会社オレンジマートの店舗実習では
モア店でグロス部門を担当させていただきました。
研修の目的は社会人と学生の違いについて学ぶことです。
研修開始からの二日間は本社で社長や次長からのお話を聞かせていただきました。それから一週間の店舗実習
を行い、最終日に従業員の方から仕事の話しを詳しく聞かせていただき研修を終えました。
本社での座学では、主に社会人としての心構えやマナーなどと教えていただきました。社会人としての基本行
動として、時間を守る、あいさつをする、整理整頓掃除清潔躾、公私の区別をつける、法律や規則を守る、とい
う 5 つの項目があります。これらのことを行うことで、会社での信用を得ることができ、仕事の効率にも繋がる
と教わりました。店舗実習では、実際にお客様と接する機会が多くありました。最初は商品の場所を尋ねられて
いましたが、私自信どこにどのような商品があるかわからず、お客様を案内することができませんでした。しか
し、従業員の方はスムーズにお客様を案内していました。さらには、商品を並べる際にも、私とは作業の素早さ
がまったく異なっていました。座学で学んだあいさつでは社員に対するものでしたが、店舗内ではお客様へのあ
いさつを明るく大きな声で言っておられる従業員の方が多くおられ、お客様もあいさつを返している場面を多く
見かけ、コミュニケーション能力の大切さも感じました。最終日の座学では私が研修のテーマにしていた社会人
と学生の違いについてお話を聞かせていただきました。学生と社会人の違いは忍耐だと管理部の加藤さんは言っ
ておられました。学生のアルバイトはすぐに辞めることができ、またすぐほかのアルバイトを探すことができま
すが、社会人は一度就職して辞めると、なかなか次の就職先が見つかりません。加藤さんは、就職した際には最
低でも 3 年は続けることが大事とおっしゃっていました。3 年続けると仕事にも徐々に慣れ、仕事の楽しさが見
えてくるそうです。また、店舗実習の際に私が感じたものとして、社会人の方は切り替えがうまくできていると
感じました。仕事中は仕事へ集中し、休憩中は仕事から気持ちを切り替え、休む。その後また仕事へ戻るときは
気持ちを切り替えていました。
今後の学生生活では、さきほど記載したように気持ちの切り替えというものをうまくできるようになりたいと
感じました。授業中は集中し、授業が終わり休憩時間にはしっかり休む。その切り替えをうまくできるようにな
れば、仕事への集中も持続できるのではないかと思います。就職活動の際には、加藤さんがおっしゃっていた忍
耐を鍛えるために、辛い就職活動も乗り越え、就職活動で鍛えた忍耐を実際就職先で活かしたいです。社会人の
心構えやマナーについては、座学で学んだことが全てではないと加藤さんもおっしゃっていたので、今後も学ん
でいきたいです。
今回身近にあるスーパーマーケットという場所で研修をさせていただき、普段自分が利用させていただいてい
るお店にも多くの工夫があり、さらに社会人の方の仕事に対する姿勢がアルバイトとは大きく異なることを感じ
ることができました。貴重な経験をさせていただき、株式会社オレンジマートの皆様へ厚く御礼申し上げます。
誠にありがとうございます。
- 148 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社オレンジマート
藤澤 愛
研
修
日
報
設定課題:会社説明を聞き、オレンジマートについて知る。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 自己紹介
・オレンジマートは店舗によって
8/9
商品の仕入れ数を変えている。
(金) ② 座学
・包装している間も常に笑顔でい
ることの難しさ。
③ 発声練習
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
④ ラッピングの練習
設定課題:社会人について学び、実習の心構えを学ぶ。
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
② 座学
・よいコミュニケーションを行う 来週からの店舗実習で何か一
8/10
つでも将来に役立つものを見
ことの大切さ。
(土) ②店舗見学
・スーパーでは接客だけでなく商 つけてください。
品の扱いにも気を配っている。
設定課題:仕事内容の把握とラッピングの上達
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 前出し
・品出しの際も接客を心掛ける。
8/12
・商品の位置の把握すること。
(月) ② 品出し
・ラッピング技術の向上。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
③ ラッピング練習
④ ラッピング実践
設定課題:ラッピングの流れを覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 前出し
・商品に対する包装紙の選び方の
8/13
難しさ。
②
品出し
(火)
・お客様を待たせないような素早
いラッピングをする。
③ ラッピング
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
設定課題:ミスのないように仕事をこなす。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 前出し
・お客様からの質問に対する対応
8/14
の仕方を身に着ける。
(水) ② 品出し
・青果包装のラッピングの確認。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
③ ラッピング
④ カゴ回収
- 149 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社オレンジマート
藤澤 愛
研
修
日
報
設定課題:素早く機敏に動く。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 前出し
・お酒の品出しの判断力を養う。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
8/15
(木) ② 品出し
③ ラッピング
④ カゴ回収
⑤ 見切り商品の回収
設定課題:素早く品出しする。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 前出し
・自分がわからないことはすぐに
8/16
従業員の方に聞く。
(金) ② 品出し
・値引きした値札を貼る際にバー
コードに被せ、元の売価シール
③ ラッピング
には被せないように注意する。
④ サービス
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
⑤ 見切り商品の値札貼り
設定課題:お客さんへのあいさつを忘れず、明るく大きな声をだす。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 前出し
・お菓子コーナーの商品の位置を
8/20
把握すること。
(土) ② 品出し
・飲料の品出しは体力を使い、大
変。
③ラッピング
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
④カコ回収
設定課題:今まで学んだことを生かして仕事を最後まで集中する。
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 前出し
・日々同じ作業の繰り返しの辛
8/19
さ。
②
品出し
(月)
・効率のよい作業を考えることが
大事。
設定課題:実習を振り返り、改めて社会人、働くことについて考え
勤務時間:9:00~18:00
る。
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
8/20 ① DVD鑑賞
・お酒の品出しの判断力を養う。 7日間の店舗実習お疲れ様で
(火)
した。慣れない仕事で大変だ
② 座学
ったことと思います。この研
修で学んだことを今度の勉強
③ 先輩との懇談会
、就職活動に役立ててくださ
い。
④ アンケート記入
- 150 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:島屋株式会社
経営情報学科 1年
13M051 干場 恵里
経験の大切さを学んだ 7 日間
私は7日間にわたり島屋株式会社(以下島屋)にインターンシップ生としてお世話になりました。島屋は、
一般食品・衣料・日用家庭用品・DIY園芸用品などを販売するディスカウントストア―です。私は研修テ
ーマに、
「たくさんの種類の品物があるスーパーセンターならではでしか味わえない喜びや辛さを自分の体
で体験する」ことを掲げて参加しました。
研修開始日に偶然店内改装が始まり、お客様や従業員の方等多くの方々に島屋の仕事内容やコツなどを聞
けたことは幸運でした。その時に教えられた最も重要なことは、
「お客様第一」ということでした。私の主
な仕事内容は「品出し」でしたが、お客様が見えたら「いらっしゃいませ」と声をかける必要があります。
また店内が広いため、品物の場所を聞かれたら自分の手を一旦止めて、ご案内をしなければなりません。何
度がそのようなことを繰り返していくうちに初日に指導された「お客様第一」ということは、
「自分よりも
お客様を優先しお客様に喜んで頂くように努めること」だと実感できるようになりました。
また一言に「品出し」といっても島屋は全29の商品部門があり、私は色々な部門に携わらせていただくこ
とになりました。
苦労した点としては、
残暑でのとても暑い日の園芸部門の品出しや値段貼りでもの凄く体力が奪われたこ
と、ペット部門では、慣れないペットフードの匂いに少し酔ったことなどがあげられます。一方、多くの部
門では初めての仕事が多かった分、たくさんの刺激も受けました。加えて、自分の得意なことや苦手なこと
が明白に分かってきたので、自分自身についての理解を深めることが出来ました。一度の「経験」が、翌日
に仕事をする時には知恵に変わり、自分で判断ができるようになったとき、自分が成長できた事を実感しま
した。
商品を袋詰めするサッカーでは、以前アルバイトの経験があったため、レジの方に褒められて嬉しく感じ
ると共に、
「経験」の重要性を再認識できました。
最初感じる恐怖感や拒否感などは、一度の体験で乗り越えられますし、それが自分の「経験」にもなりま
す。そこからこの研修を終えて、色々なことに「挑戦」してみたいと思うようになりました。全29部門も
ある島屋でいろんな部門に携わらせていただいたことは、私の一生の経験で宝物となりました。これからの
就職活動に向けてこの経験を活かしていきたいと思います。
- 151 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:島屋 小杉店
干場 恵里
研
9/9
(月)
9/10
(火)
修
日
報
設定課題:挨拶や会釈をきちんとする
実 習 内 容
実習生の特記事項
品出しをしているときそれだけに
①レジの補助
集中するのではなく、お客様がいた
②品出し、補充
ら「いらっしゃいませ」とお声をか
けること。
③容器組み立て
ただ品物を陳列するのではなく賞
④品物移動
味期限が速いものを前に置くよう
にすること。
設定課題:はやく仕事を覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 品出し
ただ店内をぐるぐるするのではな
く少し意識して周ることで、お客様
② レジ補充
に品物の場所を答えることが出来
たので自分の自信に繋がり、仕事を
③ 店内掃除
する喜びを感じた。
④ 外仕事
勤務時間:10:00~17:00
指導者のコメント
作業指示を的確にこなし意
欲的に取り組んでいました
。一週間の研修を有意義に
過ごしてもらいたいです。
勤務時間:10:00~17:00
指導者のコメント
改装後の整理と片付けを暑
い中、外売場でしてもらい
大変な作業にも関わらず、
懸命に取り組む姿勢が素晴
らしかったです。
⑤ 品物の前出し
9/11
(水)
設定課題:はやく仕事をこなす
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 品出し
今日初めてペット部門の品出しを
させていただいて、いろんな物を見
② ポスター等をはがす作
たり使えて自分の経験の域がすご
業
く広がった気がして嬉しかった。
勤務時間:10:00~17:00
指導者のコメント
③ 品物移動
9/12
(木)
設定課題:作業に集中する
実 習 内 容
① 品出し
② 値段の貼り付け
③ 賞味期限の確認
④ レジの補充
実習生の特記事項
今日は初めて値段の貼り付けをさ
せていただいて改めて仕事の豊富
さと大変さが身に染みた。
お客様が買っていかれた物を袋に
入れて「ありがとう」と言われる喜
びを味わうことができてうれしか
った。
- 152 -
勤務時間:10:00~17:00
指導者のコメント
毎日違う業務をしていくこ
とで、仕事の面白さや辛さ
が分かってくると思います
。いろいろと経験して研修
を充実したものにしてくだ
さい。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
9/13
(金)
設定課題:作業に集中する
実 習 内 容
① 品出し
② 品物の前出し
③ 店内、外売場の掃除
9/14
(土)
9/15
(日)
修
日
報
実習生の特記事項
今日は初めて衣服の品出しをさせ
ていただいて、ただ服を並べるので
はなくサイズ別,色別などに分け、
かつ上の方(前の方)には明るい色
、下の色(後ろの方)には暗い色に
することを知れてまたひとつ勉強
になった。
従業員とのお話がすごく楽しかっ
たし、仕事をする意味ややりがいな
どを聞かせていただいて自分の糧
になった。
設定課題:従業員の方との会を大切にする
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 品出し
いつもさせていただいている食品
部門の品出しがはやく作業できる
② 賞味期限の確認
ようになってきてやりがいを感じ
ることができた。
③ 店内掃除
園芸の部門の品出しをさせていた
だいて、いろんな種類の品物を売っ
ていることにすごいなあと感心し
た。
設定課題:悔いのない1日にする
実 習 内 容
実習生の特記事項
① レジの補助
店内にたくさんの種類の品物はあ
るのに、従業員さんは自分の担当の
② 鍵の整理
部門の場所じゃなくても品物の場
所が分かるというのは、いつも客様
に場所を聞かれても案内できるの
で良いポイントだと思った。
日曜日ということもあり、たくさん
お菓子や飲み物を買ってかれるお
客様が多かったので袋に品物を入
れるとき大変だったけど、以前アル
バイトをしていた経験を活かせて
なるべく早く正確に袋に品物を入
れることができたので経験の大切
さを学んだ。島屋さんで研修したこ
とも自分の経験となり、これからた
くさん活かしていきたいと思った。
- 153 -
勤務時間:10:00~17:00
指導者のコメント
品出しの時はお客様に見や
すいボリューム感を出した
い,テーマごとに分類した
い,季節の演出をしたい等、
TPOに応じて臨機応変に
売り場を作る作業が求めら
れます。普段何気なく買い
物をしているお店でも様々
な工夫がされていることを
感じてもらえたようです。
5日目と疲れているとは思
いますが、それを表情に出
さないように努力している
のが感じられ、大変よく頑
張っていただいています。
勤務時間:10:00~17:00
指導者のコメント
真剣に業務にあたっている
ので、覚えもはやく的確に
品出し等ができています。
従業員とのコミュニケーシ
ョンも徐々にとれてきてい
るので、実習の成果が表れ
ているようです。
勤務時間:10:00~17:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:島屋株式会社 豊田店
経営情報学科 1年
13M016 加藤 安悠奈
お客様にまた来てもらうために
私は、9 月 9 日~15 日の期間、島屋株式会社豊田店において就業体験をさせていただきました。この研修に
あたり、
「お客様に満足していただくためにどのようなサービスがなされているかを学ぶ」というテーマで臨
んだ結果を報告したいと思います。
私が主に行った仕事は、品出しでした。品出しは一日の基本となる仕事で毎日行われ、分野ごとに分けられ
た商品を棚に並べます。補充する商品はたくさんあり、毎回その量の多さに大変驚きました。商品を並べると
きに気を付けたことは、表示されている場所と同じ場所に並べることです。また、似ている商品はとくに注意
して並べるようにしました。これらをしっかり確認しながら行わないと、後で商品を注文するとき見落としが
でてしまいます。ただ商品を並べるだけでなく後のことも考え、確認しながら行うことが大事だということが
わかりました。
品出しの他に、賞味期限確認・前出しを行いました。賞味期限確認では、1つ1つ見落とさないように気を
付けました。日配食品は、賞味期限が短いので毎日チェックする必要があります。前出しでは、お客様が分か
りやすいように商品を並べ、賞味期限が早いものを前に出しながら並べました。丁寧に並べた後は、自分の目
でもきれいになったと分かるので、とてもやりがいのある仕事でした。
研修中は主に、この3つの仕事を体験させて頂きましたが、どれもお客様のために行われていることばかり
であるということが分かりました。ワンストップショッピングをめざすシマヤさんでは、たくさん商品があっ
て迷うかもしれませんが、1回でお買い物が事足りるので、お客様はとても便利だと思いました。指導してく
ださった方々からはお客様の要望に対して、
「無いです。できません」といった対応を絶対してはならないと
教えていただきました。また、シマヤさんでは店舗にない商品もお客様の要望に応じて取り寄せを行うので、
とてもお客様を大切にしているということが分かりました。
インターンシップを通し、お客様に満足していただくためのサービスを直に学ぶことができました。従業員
のみなさんは、たくさんの商品をどこに何があるのか把握し、スムーズにお客様に対応されていました。この
ように様々な従業員の皆さんの努力があるからこそお店が成り立っていると学ぶことができました。
この経験を通して、
「分からない」という答えをすぐ出すのではなく何事も考えて行動しようと思いました。
お客様のことを考えながら仕事ができる人間になるためには、いつも自分の周りの人のことを考える習慣をつ
けたいと思います。
- 154 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:島屋株式会社 豊田店
加藤 安悠奈
研
9/9
(月)
9/10
(火)
9/11
(水)
9/12
(木)
9/13
(金)
9/14
(土)
修
日
報
設定課題:賞味期限をみながら並べる
実 習 内 容
実習生の特記事項
①お菓子の品出し
たくさんある商品の場所を覚え
ることが大切なことが分かった。
覚えることによってスムーズに
品出しを行うことができる。
設定課題:賞味期限をみながら並べる
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 食品の品出し
商品をお客様に分かりやすいよ
うに並べること。例えば、倒れて
いる商品をおこして見やすいよ
うにする。
設定課題:決められた部門の商品の場所を覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 日用雑貨の品出し
食品を並べた時とは違い全くな
じみのないものばかりで大変で
した。
お客様に商品の場所を教えてあ
げた時に「ありがとう」と言う言
葉をかけてくださって嬉しかっ
たです。覚えていて良かったと思
いました。
設定課題:決められた部門の商品の場所を覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 食品・お菓子の品出し
一度やったことがある場所でも、
並べている商品が違うので戸惑
った部分もありました。たくさん
の商品を仕入れている店舗の品
出しは大変ということが分かり
ました。
設定課題:スムーズに品出しができるようにする
実 習 内 容
実習生の特記事項
① お菓子の品出し
商品を並べる時、同じ商品の場所
を確認し、番号を確認すること。
これらを確認しないとどの商品
を注文しないといけないかわか
らなくなる。
設定課題: 自分から仕事に取り組む
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 食品・日用品の品出し
賞味期限確認では、1つ1つみお
② 日配食品賞味期限確認
としのないように確認していき
ました。お客様の体の中に入るも
のなので、と手も必要だと思いま
した。
- 155 -
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
大変真面目にコツコツ仕事し
てくれます。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
今日は、日用品をコツコツ真
面目にやっていました。賞味
期限などの対応も良かったで
す。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
9/15
(日)
修
日
報
設定課題:分かりやすく並べる
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 食品の期限確認
商品の前出しを行いました。自分
の目できれいになったと分かる
② お菓子の前出し
のでとてもやりがいがありまし
た。お客様にわかりやすくするこ
とが大切だと思いました。
- 156 -
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山テレビ事業部花メイト
経営情報学科 1年
13M023 坂野 笑香
花と笑顔
私は、富山テレビ事業部花メイトで 7 日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私の
テーマは、接客サービスの仕事に対する姿勢や取り組みについて学ぶというものでした。そのテーマをも
とに、今回の結果を報告したいと思います。
今回の研修では、店内の清掃、水やり、活けこみ補助や花の水替え、花のせり、鉢の値段付け、ブライ
ダルにかかわる仕事、アレンジメント作成等、たくさんの貴重な体験をさせていただきました。花の水や
りでは花の状態で水をあげる量が変わることや直接花に水をかけると長持ちしないので、下の部分から水
をかけてあげるといったことを教えていただきました。アレンジメント作成では色合いや形を気にし、全
体を気にかけながら作成しなければなりません。最初はアレンジメント全体の形をとることが難しく、と
まどいながらの作業でしたが、スタッフの方に教えていただきながら、繰り返していくうちに満足のいく
アレンジメントに仕上げることができました。
また、花の水替えでは水の入ったバケツを何度も何度も繰り返し運ぶことからはじまります。花屋の仕
事は意外と体力と根性のいる仕事だということを実感しました。多肉植物を植え値段をつけて販売すると
いった体験もさせていただき、そこでは私の作った品物を販売することになりました。陳列されて売れた
ときは感動し、花屋という仕事のやりがいの一つを体験することができました。花屋の仕事は手が荒れ、
力仕事が多く、見ている以上に重労働だということが分りました。それでもみなさんはお客様にいつでも
笑顔で接し、お客様も笑顔で帰られる姿を見て、やりがいのある仕事だと思いました。また、花には人と
同じように命があるということやその命を守るのが私たちの役目でもあることも実感しました。
仕事上ミスはあってはいけないが、人間はいつも 100%ではありません。ミスがあったときはどうカバ
ーするかによって後の状況が変わってきます。失敗したときは素直に関係者
に謝り、従業員同士がお互いにカバーやフォローをしていく必要があることを教わりました。そして同じ
失敗を繰り返さないようにすることが大切だということを学びました。
慣れない仕事で大変でしたが、一生懸命させていただきました。スタッフの方々もそのことを察し、暖
かい言葉をかけていただき、人の温かさを知ることができました。
今回の研修から、サービス業は、笑顔とコミュニケーションが欠かせない仕事であるということを学ぶ
ことができました。
- 157 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山テレビ事業部花メイト
研
設定課題:サービス業とは
実 習 内 容
①清掃
9/15
(日) ②ブライダル花撤去
③水やり
設定課題:サービス業とは
実 習 内 容
① 清掃・水やり
9/16
(月) ② 切花水揚げ
③ BBT活けこみ補助
坂野 笑香
修
日
報
勤務時間:9:30~18:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
花の水やりでは直接花に水をや 花屋の仕事は意外と体力がい
ると長持ちしないので下の部分 ることがわかったと思います
から水をあげるようにすること、 。
茎を切るときは斜めにしてキル
ト水が吸収しやすいようにする
ことを学んだ。
勤務時間:9:30~18:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
活けこみ補助では花や木のバラ 普段いけないようなところに
ンスを考えながらいけるので大 も行きました。ラッピングや
変だった。またラッピングでは左 リボンですが初めてにしては
右対称に止めるのが上手にでき 上手でした。
ないので苦労した。
④ ラッピング
設定課題:サービス業とは
実 習 内 容
① 清掃・水やり
9/17
(火) ② 鉢物値段付け
③ 陳列
④ 多肉植物植え
設定課題:サービス業とは
実 習 内 容
① 清掃
9/18
(水) ② 水やり
実習生の特記事項
初めて花の値段付けや多肉植物
を植えたりしました。土の入れ方
や植物をバランスよく入れるの
が難しかった。多肉植物は植えた
ときにはたくさん水をあげるこ
とを知った。
実習生の特記事項
花の水やりでは土の状態で水の
あげる量が慣れてくると分かる
ようになることを学んだ。
③ 切花水あげ
設定課題:金沢市場見学
実 習 内 容
①金沢市場見学
9/19
(木) ②鉢物値段付け
③陳列
④植物園搬入
実習生の特記事項
初めて花のセリに行った。値段を
付けたり、品物を見学はおもしろ
かった。朝が早かったのは大変で
したが貴重な体験ができてよか
った。
- 158 -
勤務時間:9:30~18:30
指導者のコメント
多肉植物を植えて価格をつけ
て並べるといった過程体験し
てもらいました。ちなみに売
れていきました。花屋という
仕事のやりがいをわかってい
ただけたでしょうか?
勤務時間:9:30~18:30
指導者のコメント
水曜日は割と仕事が少ないこ
とがあります。やはり仕事は
一週間を通して波があります
。それも体験してもらえたで
しょうか。
勤務時間:9:30~18:30
指導者のコメント
朝早くにお疲れ様でした。楽
しかったでしょうか。一生で
もなかなか行くことのないと
ころでしたね。ちなみに朝の
早いのは慣れます。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
設定課題:サービス業とは
実 習 内 容
① 清掃
9/21
(土) ② 水やり
③ ブライダル撤去
設定課題:サービス業とは
実 習 内 容
① 清掃
9/22
(日) ② 水やり
③ 水替え
修
日
報
実習生の特記事項
ブライダル撤去の時、水をこぼし
てしまい人に迷惑をかけてしま
った。周りをしっかり見て自分の
やる仕事に責任をもって行動し
たいと思った。
実習生の特記事項
初めてのアレンジメント作成は
難しかった。色や値段を考えなが
ら素早く作成できるのはやはり
プロだなと思った。
④ アレンジメント作成
- 159 -
勤務時間:9:30~18:30
指導者のコメント
何やら失敗してしまったとの
こと。ミスはしてはいけない
ことなのですが人ですから10
0%ではありません。ミスをし
たときはどうカバーするかに
よってそのあとの状況は変わ
ります。仲間がいる場合は誰
かがミスしたときみんなでフ
ォローし合いましょう。これ
から先失敗することも多いで
しょう。そんな時はまずあや
まり、カバーし反省し同じ失
敗をもうしないようにしまし
ょう。
勤務時間:9:30~18:30
指導者のコメント
一週間お疲れ様でした。体力
的につらい仕事もありました
がよく頑張っていただいたな
と思います。就職先がないと
きはまたご連絡ください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山テレビ事業株式会社 花メイト
経営情報学科 1年
13M075 岩崎 祐希
責任の大きさ
私は、7日間、富山テレビ事業株式会社「花メイト」で、就業体験をさせていただきました。この就業体
験での私のテーマは「働くとはどういうことか」でした。
今回の就業体験では、店内の清掃、店内外の水やり、切り花の水替え、寄せ鉢作り、鉢の植え替え、商品
のラッピング、アレンジメント作成、オンライン発注、花の搬入、ブライダルの準備・撤去など様々な体験
をさせていただきました。これらの仕事すべてには「体力」と「スピード」と「正確さ」が必要で、
「責任」
をもって行わなければなりません。私の想像していた穏やかな「お花屋さん」のイメージとは全く違うもの
でした。
特に水やりは、一見簡単そうな仕事にみえますが、花びらに水がかからないよう丁寧に水を与えたり、植
物の種類、
天候や植物一つ一つの調子を考慮しながら水の量を調節したりと、
想像以上に大変な仕事でした。
しっかり水を与えなければ植物は枯れてしまい、販売できなくなります。はじめて水やりを行った時は、一
時間以上もかかってしまいました。
また寄せ鉢づくりは、その時期のイベントや季節を考えてつくります。私が研修させていただいた時期は
敬老の日があったので、秋らしい色のラッピング用紙を使用したり、敬老の日用の飾りを付けたりと、敬老
の日に相応しいラッピングをしました。
お客様は季節やそのイベントに合わせた商品をよくお求めになられ
るそうなので、必ずそれらを目のつきやすい出入り口付近に並べるそうです。自分がつくった商品が売れた
ときはとても嬉しかったです。
花を商品としてお客様に提供できるまでには、仕入れ、検品、花を延命させるための作業など、たくさん
の工程があり、それらをスタッフの方たちと協力し、素早く正確にこなしていかなければなりません。地味
で小さな仕事でも、ちゃんと意味があり、一つ一つ大切な役割を果たしています。仕事が沢山あるからとい
って妥協せず、責任を持ち、丁寧に効率よく仕事をこなしていく大切さがわかりました。
私は今までアルバイトの経験もなく、働くとはどういうことかあまり理解していませんでしたが、就業体
験を通して、働くことの大変さ、厳しさを知ることができたと同時に、やりがいも感じることできました。
また、責任感を持って仕事を行う大切さを学びました。
この就業体験は、自分に足りないものは何かを見つめなおす良い機会となりました。今後、就職活動をす
るにあたり、この就業体験で学んだこと、感じたことを活かしていきたいと思います。
- 160 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山テレビ事業株式会社 花メイト
研
9/7
(土)
9/8
(日)
9/9
(月)
9/10
(火)
9/11
(水)
設定課題:働くとは
実 習 内 容
①店内清掃
②寄せ鉢作り
③水やり
④ブライダル撤去
⑤検品
⑥花のラッピング
⑦花の準備
設定課題:働くとは
実 習 内 容
①店内清掃
②ラッピングのお手伝い
③花の水替え
④水やり
⑤ブライダルセッティング
⑥BBT活けこみ補助
設定課題:働くとは
実 習 内 容
①店内清掃
②上市花搬入
③水やり
④花を包む作業
⑤オアシスを詰める
設定課題:働くとは
実 習 内 容
①店内清掃
②水やり
③植え替え
④パソコン(お届け先が遠い場
合はその周辺の花屋に注文依
頼する)
⑤トラックの片づけ
設定課題:働くとは
実 習 内 容
①店内清掃
②水やり
③切り花水あげ
④観葉植物の鉢の入れかえ
岩崎 祐希
修
日
報
勤務時間:9:30~18:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
花の水やりが思った以上に大変 いろいろな仕事をしていただ
でした。
きました。ブライダルの現場
今日はお客様に一度もあいさつ も見ていただけたのでよかっ
ができなかったので、明日は機会 たです。
があれば積極的に声をかけたい
と思います。
勤務時間:9:30~18:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
水替えがものすごく大変でした。 水替えは花屋で一番体力を使
仕事には体力が必要だなとしみ う仕事です。おわかりになっ
じみ感じました。
たかもしれませんが、体力の
要る仕事です。
勤務時間:9:30~18:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
搬入は思った以上に大変な作業 店舗の外に出ての仕事で、花
でした。
メイト以外の方と話す機会が
就職についていろいろ詳しい話 ありましたね。就職活動の参
を聞くことができました。
考になればなによりです。
実習生の特記事項
植物はもっと丁寧に扱おうと思
いました。
もっと大きな声で挨拶すべきだ
と思いました。
勤務時間:9:30~18:30
指導者のコメント
植物を扱うということは大変
なことですがやりがいもあり
ます。他の仕事にも言えます
けど。
勤務時間:9:30~18:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
鉢をかえて、目立つところに置く 植物の名前を覚えてくださ
と商品が売れやすくなるそうで い!
す。どうすればお客様に商品をお
買い上げ頂くか考えることが大
切なのだと学びました。
- 161 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
設定課題:働くとは
実 習 内 容
9/12 ①金沢市場見学
(木) ②水やり
③鉢物値段付
④植物園搬入
設定課題:働くとは
実 習 内 容
①店内清掃
9/14
②水やり(外)2回
(土)
③寄せ鉢づくり
④アレンジメント作成
勤務時間:6:30~15:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
金沢の市場で見た花の競りはと 市場の感想はそれだけですか
ても迫力あるものでした。
!!きっと言葉にできなかっ
たのでしょうね。
勤務時間:9:30~18:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
暑い日が続いているので、外の水 1週間おつかれさまでした。
やりは大変でした。暑い日は必ず この経験を仕事さがしにいか
1日2回も水やりをしなければ してください!!
ならないそうです。
寄せ鉢作りはとても楽しかった
です。
- 162 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:グンゼスポーツ株式会社 富山店
経 営 情 報 学 科1年
13M013 岡崎 明日花
人を笑顔にさせるために
私は 9 月 9 日(月)~9 月 14 日(土)の 6 日間、富山市民プラザ内のグンゼのスポーツジムにインターン
シップとして研修に行かせていただきました。私がこの企業を選んだ理由は「健康維持」に興味があったからで
す。実際グンゼに行ってみると体の健康はもちろん、お客様の「心の健康」という面でもサポートされておりま
すます興味がわきました。体の健康のサポートは自分には知識がないからできないため、心の健康ということで
「笑顔」をキーワードに取り組もうと決めて 1 週間過ごしました。
研修では、フロント業務やアスレ業務、プールの監視やスイミングスクール指導の補助など様々な部門につか
せていただきました。お客様を笑顔で、明るく大きな挨拶で迎える、いつものアルバイト先なら簡単にできる事
が不慣れな環境のせいか思いきり声を出すことができずにいました。またコミュニケーションをとりたいという
気持ちがありながらも、その“一声”を出せずに 2 日間過ごしてしまいました。3 日目に、指導担当の古川さん
に「できるだけ視野を広げていち早くお客様に気付いて、挨拶なり声かけなりができるかが大切」という言葉を
いただいたのでそれを意識し、少し遠くにいるお客様にでも届くような声を出していくと「いい声でてるね!」
と言っていただくことができました。また自分の存在を知っていただこうと名札の位置を見やすいとこに変えて
みたりするとお客様の方から名前を呼んでいただくことができコミュニケーションをとることができました。会
話が続くと不思議と私もお客様も笑顔になられているので、良い「笑顔」を引き出すためには「コミュニケーシ
ョン」が絶対必要なのではないかと思い始めました。
このコミュニケーションをとるために必要なことを自分なりに考えてみると、まず第一に「挨拶」がくるよう
な気がします。挨拶だけでも「笑顔」になれるし、挨拶がないと会話がはじまらないからです。そして「いかに
相手のことを知っているか、見ているか」ということが大切になってくるように感じました。もちろん、社会常
識や知識がないと、様々なお客様がいる中ではより良いコミュニケーションをとることは難しいと思います。し
かし、お客様を「見て」いれば変化に気が付いてあげることができ、そのことによって声をかけることができま
す。たとえば顔色や身に着けているものなどです。研修中に、シューズを新しくされたお客様がいて、
「その靴新
しいものですか?」と話しかけるとお客様がパッと明るく顔をあげてくださったのが印象的でした。1 週間とい
う短い期間で、体のことをあまり知らない自分でもお客様に少しでも「笑顔」になっていただけるのだなと感じ
ました。
似た話になりますが「心の距離」もコミュニケーションをとるうえでは大切であると感じました。スイミング
スクールのインストラクターの方に「泳げない気持ちをわかる人ほど教えるのがうまい」と言われました。いか
にお客様目線で、つまり心の距離を近くすることができるかによって、両者にとっていいサービスを提供するこ
とができ、
「笑顔」につながるのかなと感じました。
- 163 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:グンゼスポーツ株式会社 富山店
研
岡崎 明日花
修
日
報
設定課題:なにがあっても笑顔を絶やさない!
実 習 内 容
実習生の特記事項
①会社の説明
フロントでお客様を笑顔で迎え
9/9
る事はすごく重要なことだと学
②フロント業務
(月) ③プールの監視
んだ。お客様への感謝の気持ちを
④スイミングスクール指導の 忘れずに仕事をすることが大切
ということを言われました。
補助
設定課題:大きな声であいさつをする
実 習 内 容
実習生の特記事項
お客様とコミュニケーションと
①アスレ業務
9/10 ②入会資料作り
らなければ!と思うのですがな
(火) ③プールの監視
かなかいけず、アスレ掃除のとき
もお客様から声をいただくこと
④スイミングスクール指導
が多かった。
設定課題:お客様とコミュニケーションをとる機会を大切にする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①フロント業務
お客様に自分を知ってもらおう
9/11 ②プール監視
と名札を常に見える位置につけ
(水) ③スイミングスクール指導補 たり、今日は自分から話しかけた
助
りした。インストラクターの方に
泳ぎがうまければ教えるのが上
手というわけではなくて、習得に
時間がかかった人ほど教えるの
がうまいと教わった。お客様の気
持ちがどれほどわかるかでお客
様との心の距離も近くなり、両者
にとっていいサービスを提供で
きるのかなと思った。
設定課題:ありがとうと言われる行動をする
実 習 内 容
実習生の特記事項
今日は荷物をお持ちのお客様の
①アスレ業務
9/12 ②プール監視
手伝いをすることができた。お客
(木) ③スイミングスクール指導補 様に「土曜日にまた会いましょう
!」と言われたうれしかった。心
助
の健康にコミュニケーションと
笑顔は絶対であるなと思った。
- 164 -
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
1日の目標を達成できるよう
に明日以降も頑張ってくださ
い。
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
大人と子供両方に違った接客
・サービスをしていますが、
共通していることは「笑顔」
と「元気」です。
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
今日は自分から行動が起こせ
て良いと感じました。
いかにお客様目線でサービス
を提供できるかはとても大事
です。
明日もがんばってください。
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
残り二日間です。日々インタ
ーンシップ中から成長が見え
てきています。残りの時間で
岡崎さんができる事を精一杯
やりきってください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:スタッフさんとお客様の間に生まれる笑顔を観察する
実 習 内 容
実習生の特記事項
スイミングスクールで泣いてい
①フロント業務
9/13 ②事務仕事
る子供に思わず戸惑いました。自
(金) ③プール監視
分にできる事は少ないけど「その
④スイミングスクール指導補 瞬間」を大切にしてお客様に接し
たいです。
助
設定課題:楽しんで仕事をする
実 習 内 容
実習生の特記事項
今日はお客様から「お疲れ様」と
①アスレ業務
声をいただくことができた。お客
9/14 ②プール監視
(土) ③スイミングスクール指導補 様がシューズを新しくされた変
化に気付くことができ、コミュニ
助
ケーション(笑顔)のきっかけが
できた。
- 165 -
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
明日は最終日です。総括とし
てアスレ業務・スクールに挑
んでください。本当にいい笑
顔になってきました。
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
インターンシップお疲れ様で
した。この期間でたくさんの
笑顔を作り出せたと思います
。これからの就職活動に活用
できればより成長していける
と思います。これからも学生
生活を楽しみながら、自分の
夢をかなえてください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社サンエツ
経営情報学科 1年
13M005 石倉 美彩
あいさつから始まる
私は、株式会社サンエツで5日間、職業体験をさせていただきました。実習のテーマは、仕事をするうえ
で大切なこと、心構え・姿勢はどのようなものかを知ることでした。
主な研修内容は、掃除やお茶出し、パソコン作業、包装、のし掛け、箱折りでした。これらの作業をして
いて忘れてはいけないのが、あいさつです。お客様が来られたら、まず明るく笑顔であいさつです。サンエ
ツはあいさつをとても大事にしておられ、社員同士でも多くのあいさつを交わします。あいさつはコミュニ
ケーションの一つです。あいさつをすることで、会社全体の雰囲気が良くなり、活気付き、社風に繋がるこ
とが分かりました。人の雰囲気が良いと、お客様がまた来たいと思うきっかけにもなるようです。私は緊張
から声が小さかったです。また、1つの作業に集中してしまい、周りを見ることができていませんでした。
これらは、お客様に暗い印象を与えてしまう原因でした。お客様に与える印象は会社の印象になるのでの、
意識して行動することが大切であると感じました。
仕事をするうえで、
「報告・連絡・相談」が大事だと実感しました。頼まれた仕事を終えると報告し、次
の指示を受けます。ミスを少なくするために、連絡し合います。分からないことがあると相談します。これ
だけではありませんが、常に仕事では「報告・連絡・相談」をしているのだと思いました。
インターンシップを通して、会社とは、人づくりの場であり、成長できる場であると思いました。その上、
価値観の一緒の人が集まるのが会社であるのだと思いました。失敗を繰り返さず、次に活かすことで毎日が
勉強であると感じました。大事なのはお客様であり、お客様が満足されること第一に考えて、どのようにし
たら満足してもらえるかを、自分なりに見つける必要があります。お客様がまた来たいと思ってもらうこと
が顧客を獲得するために欠かせないことです。そのためには、丁寧にかつ、正確に速く仕事を行うことだと
気がつきました。お客様の喜びが仕事をするやりがいに繋がります。接客業で良いと思ったところは、直接
お客様の笑顔が見られ、喜んでおられるのを間近で見られることです。
実際に職業体験をしてみて、仕事をすることの大変さ、厳しさを実感しました。一方、厳しいことを乗り
越えたときの達成感が忘れられません。仕事をするときには、私情にとらわれず、前向きな気持ちで取り組
むことが大事だと思いました。この経験を就職したときに生かしたいと思いました。
- 166 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社サンエツ
石倉 美彩
研
修
日
報
設定課題:仕事をする上で大切なこと、心構え・姿勢はどのような
ものか。
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/26 ① 掃除・朝礼
あいさつを大事にされていた。お
(月)
客様一人ひとりにお茶を出すサ
② スケジュール説明・店舗案 ービスは喜ばれると思った。お客
内
様に満足していただくことを第
一に考え、丁寧で速く行うことで
③ あいさつ・お茶出し実習
、誠意を感じてもらう。
④ 机上
設定課題:仕事をする上で大切なこと、心構え・姿勢はどのような
ものか。
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/27 ① 掃除・朝礼
自分のしている作業に集中して、
(火)
周りをみていなかった。お客様を
② お茶出し・パソコン作業
最優先して作業をする必要があ
る。間違いを少なくするために、
③ カタログ直し・箱作り
他の人にチェックしてもらうと
④ のし掛け・包装・カタログ 良い。
セット
設定課題:仕事をする上で大切なこと、心構え・姿勢はどのような
ものか。
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/28 ① 掃除・朝礼
1つの作業が終わると報告する
(水)
ことが大事だと分かった。分から
② お茶出し・品出し
ないことは、速やかに聞くと解決
が速い。お客様に与える印象を考
③ パソコン作業
えて接する必要がある。
④ 包装・のし掛け・商品確認
・ラベル作り
設定課題:仕事をする上で大切なこと、心構え・姿勢はどのような
ものか。
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/29 ① 掃除・朝礼
報告することで、次の指示を受け
(木)
ることができる。あいさつの表情
② お茶出し・箱折り
も大事で、笑顔を忘れてはいけな
い。臨機応変に接客することが大
③ ハンカチ折り・茶碗洗い
切である。
④ のし掛け・包装
- 167 -
勤務時間:9:00~15:00
指導者のコメント
オリエンテーション、社長か
ら「会社の方針」の話と、現
場実習を少し行った。かなり
緊張されている様子でしたが
、基本の社員同士の挨拶・お
客様への挨拶を大きな声でで
きるようになってほしい。
勤務時間:9:00~15:00
指導者のコメント
緊張していたようで、動きは
固かった。色々な作業をして
もらいましたが、集中しすぎ
ず、常にお客様の様子を見る
ことが最初は非常に難しいが
、慣れていってもらえたらと
思う。
勤務時間:9:00~15:00
指導者のコメント
昨日よりも大きな声を出すな
ど、意識していたようだ。自
分から積極的に聞いてくる場
面もあったので、明日以降も
その意識を継続していっても
らいたい。
勤務時間:9:00~15:00
指導者のコメント
この4日間で急成長された。
挨拶や笑顔も少しずつ自然と
出来るようになっていた。自
ら仕事の内容を質問される事
もあり、社会人として今後役
立てていってほしい。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:仕事をする上で大切なこと、心構え・姿勢はどのような
ものか。
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/30 ① 掃除・朝礼
目標を設定することで、意識して
(金)
仕事をすることができ、達成感が
② 包装・のし掛け
得られる。早め早めの仕事が良い
。ラッピングは物によってやり方
③ ラベル作り・品出し
が違い、工夫の仕方はたくさんあ
る。
④ ラッピング実習
- 168 -
勤務時間:9:00~15:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:有限会社北山ナーセリー
経 営 情 報 学 科1年
13M015 勝浦 莉沙子
ありがとうの喜び
私は、北山ナーセリーで 8 月 8 日から 8 月19日まで10日間の職業体験をしてきました。私の研修
目的は、アルバイトと社員の違いを理解し、接客業の大変さや喜びを、身をもって体験することでした。
主な研修内容は、切り花、店内の掃除や、花の水やり、大きくなった花をポットに移し替える植替え、花
摘みなどでした。
私が北山ナーセリーで学んだことは仕事のやりがいです。とても暑い中の作業が多く、終わりがなかな
か見えない仕事もありました。しかし、その分仕事をやり終えたときの達成感は大きいものでした。どう
したら、お客様が買いたいと思える切り花になるかなどを自分なりに考え、また、自分の行ったささやか
な作業がお客様に商品を手に取っていただくきっかけになった事を思うと、大変な作業でも、頑張ってよ
かったと思えました。また、私は接客業の喜び、大変さを学びたいと北山ナーセリーに実習に来させてい
ただいたため、接客中に初めてお客様から「ありがとう」の言葉を言っていただいた時は、接客業の喜び
を、身をもって感じられたように思いました。社長さんが朝礼で言っておられた一人でも多くのお客様に
「ありがとう」と言っていただけるように仕事に取り組むことの大切さを学びました。ただ、モノを売る
のではなく、気持ちや思いを売るコト売りが大切で、
「ありがとう」の言葉は感謝の気持ちを形にしたも
ので、お客様がお店を出るときに「ありがとう」と言うのは、その店に良い印象があり、また来たいと思
うことができた時だとお教えいただきました。インターンシップ最終日には、社員の方と同じように、今
まで言っていただいた中で一番うれしかった「ありがとう」の言葉を発表しました。私は、お客様に観葉
植物の売り場を尋ねられて案内した時、
「ありがとう」といっていただきました。その時、ありがとうの
言葉に込められたパワーを感じ、これからもお客様のことを第一に考え、お客様のためになる接客をしよ
うと感じました。
今回のインターンシップでは、毎朝朝礼の中で社長さんの話を聞く機会があり、大変勉強になりました。
会社を経営することはとても大変な事であり、商品ひとつひとつ、それぞれの売り方、見せ方があり、在
庫の処理の仕方、回転率、イベント性など、様々なことを考えて会社を経営しなければならないことがわ
かりました。そして、社員の方々は、常にお客様第一の考えのもと行動しておられ、ただ、働くのではな
く、会社を背負って働くことがアルバイトと社員の違いだと感じました。
10日間というとても短い研修期間でしたが、たくさんの方が、親切に仕事を教えて下さり、優しく接
して下さいました。その中で、お客様への接し方や声掛けの仕方など、普段学ぶことはできないことをた
くさん学ぶことが出来ました。北山ナーセリーでの研修で、今後の就職活動の方向性や、現在の自分の能
力の伸ばすべきところ、改善しなければいけないところなど、自分自身をしっかり見直すことが出来まし
た。私にとって、大変プラスとなるよい経験になりました。丁寧なご指導、本当に「ありがとうございま
した」
。
- 169 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:有限会社北山ナーセリー
研
設定課題:切り花の袋詰め
実 習 内 容
① 掃除
8/8
(木) ② 切り花の袋詰め
③ 花の手入れ
勝浦 莉沙子
修
日
報
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
あいさつ+αが大切。ユリの花は 暑い中、丁寧にきちんと仕事
折れやすいので、扱いに気を付け をこなしてくれました。
る。花をきれいに見せるために、
長さをそろえ、見た目に気を付け
ることが大切。
④ 花の水やり
設定課題:切り花
実 習 内 容
① 掃除
8/9
(金) ② バケツ洗い
③ 切り花
設定課題:切り花
実 習 内 容
① ごみ捨て
8/10
(土) ② 切り花
③ 花の手入れ
設定課題:切り花
実 習 内 容
① バケツの水替え
8/11
(日) ② じゃがいもの袋詰め
設定課題:切り花
実 習 内 容
① 掃除
8/12
(月) ② バケツの水替え
③ じゃがいもの袋詰め
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
ユリの花粉を取るときはなるべ 暑い中お疲れ様でした。作業
く花びらにつかないように取る。 が多い中、お客様にしっかり
とあいさつできていたと思い
ます。
実習生の特記事項
ありがとうといっていただける
ように、自分ができることをお客
様のためにすることが大切。枯れ
た花をつむと見栄えがよくなる。
実習生の特記事項
物ではなく気持ちや思いなどを
売る事売りをする。ウェルカムプ
ランターなどをお店の前に置く
と、話題の種になってよい。
実習生の特記事項
茎がぬめってきたら、長めに切り
落とす。レジの前はお客様が一番
通るとこなので、念入りに掃除す
る。
④ 切り花
- 170 -
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
水替えは大変な作業ですが、
お客様にきれいな花を買って
いってもらうための大事な作
業です。しっかりと行えまし
たか?
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
毎日、いろんな作業がありま
すが、丁寧にできていると思
います。わからない点疑問な
点はすぐにスタッフに聞きま
しょう。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
設定課題:花の手入れ
実 習 内 容
① 掃除
8/14
(水) ② 花の手入れ
修
日
報
実習生の特記事項
バケツの水は少なく入れる。花に
写真をそえて販売するとよい。萎
れた花は早めに取る。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
③ バケツの水替え
設定課題:花の植替え、掃除
実 習 内 容
① 花の手入れ
8/15
(木) ② 掃除
実習生の特記事項
ものの売り方と見せ方の工夫が
大切。水切りをする時は茎を水の
中で切る。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
③ 花の植替え
④ 水やり
設定課題:水やり、植替え
実 習 内 容
① 花の水やり
8/17
(土) ② 植替え
設定課題:植替え
実 習 内 容
① 花の水やり
8/18
(日) ② 植替え
実習生の特記事項
商品はお客様がどんなシーンで
使うか考えることが大切。イベン
ト性が大切。
実習生の特記事項
秋は商品が一か月に一回入れ替
わる。在庫をあまり増やさず売り
切る。
③ バラの講習会
設定課題:水やり、コケ玉づくり
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 花の水やり
売れ残りそうなものは工夫して
8/19
売る。お客様にありがとうと言っ
②
プランターの掃除
(月)
ていただくのが接客業の喜び。
③ コケ玉、ポップづくり
④ 値段つけ
- 171 -
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
単純な作業も多いですが、こ
の商品はどんなお客様が手に
取ってくれるかや、どんな風
に使ったらよいかなど考えて
みて下さい
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
毎日、暑い中での作業ですが、
明日で最後です。お客様に「
ありがとう」と言ってもらえ
るよう、行動しましょう。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:有限会社北山ナーセリー
経営情報学科1年
13M099 島崎 未彩
ありがとうと言われることの喜び
私は北山ナーセリーで8月8日から19日までの10日間、就業体験をさせて頂きました。
今回の私の研修目的は、仕事をする上での社会常識や敬語の使い方を学ぶと共に、仕事の厳しさと仕事
のやりがいを知ることでした。
主な研修内容は、お盆の切り花を中心に仕事を行いました。その中では、仕入れた花の包装や、毎日朝
と夕方に包装した切り花の水の取り替えを行い、また夕方は茎を切って長さを揃える作業を行いました。
その他には、店内の掃除や、花の水やり、花摘みなどの作業を行いました。
私が今回の研修で学んだことは、仕事のやりがいです。就業体験は体力仕事で暑く、とても大変な仕事
ばかりでしたが、与えられた仕事をやり終えたときの達成感は大きいものがあります。さらに、自分が行
った細かな気遣いや作業によって、お客様が一人でも多く商品を買って頂けるきっかけになると思うと、
辛い仕事にもやりがいを感じられます。また、お客様から「ありがとう」という言葉をかけて頂いた時は、
大きな達成感と喜びを感じられました。
社長さんからは、朝礼時に私達へ、一人でも多くのお客様にありがとうと言ってもらえるように仕事に
取り組んでほしいと言われ、また、ただモノを売るだけではなく、気持ちや思いを売ることが大切で、あ
りがとうは感謝の気持ちを形にしたものだと教えてくださいました。就業体験最後の日に、社員の方たち
と同じように、私達が言って頂いたありがとうの言葉とどのような時に言われたかを発表しましたが、社
長さんが言われていた、ありがとうと言われることが接客業の喜び、という言葉がよくわかりました。
今回は、朝礼の時間に経営者である社長さんの話しを聞く機会があり、とてもよい勉強になり、会社を
経営することはとても大変で、商品を売ること一つをとっても商品の売り込み方、在庫の処理の仕方、イ
ベント性、回転率などさまざまなことを考えなければいけないということがわかりました。
北山ナーセリーで常にお客様第一の考え方であり、その点において、アルバイトのようにただ働くので
はなく、社員の皆さんは会社を背負って仕事に取り組んでおられるのだと感じました。これは責任感の違
いでもあると思います。今までは、社員とアルバイトとの違い漠然と責任感の重みが違うと思っていたの
ですが、今回の体験によって具体的にわかることができたので、このことを、実際の会社で活かしていき
たいと思います。
今回の就業体験は10日間という短い期間ではありましたが、社員の方々からは大変親切にして頂き、
数多くのことを教えて頂きました。北山ナーセリーでの職業体験で、現在の自分の能力や今後の就職活動
への取組を見直すことができ、プラスになる良い経験となりました。最後に貴重な経験をさせて頂いた、
北山ナーセリーの皆様へ厚く御礼申し上げます。
- 172 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:有限会社北山ナーセリー
研
島崎 未彩
修
日
設定課題:切り花の袋詰め
実 習 内 容
①朝礼
8/8
②掃除
(木) ③切り花の袋詰め
④花の水やり
8/9
(金)
8/10
(土)
8/11
(日)
8/14
(水)
8/15
(木)
報
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
ただあいさつをするだけではな 暑い中、丁寧にきちんと仕事
く、あいさつ+αをすることが大 をこなしてくれました。
切。
・ユリの花は折れやすいので
扱いに気を付ける。
・あいさつは
コミュニケーションの第一歩。
設定課題:暑くても仕事の手を抜かない
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①朝礼
ユリの花粉は取らなければいけ 暑い中、お疲れ様でした。自
②花の水やり
ない。
・水やりは、鉢の上に水が 分の受け持った仕事が、その
③切り花の袋詰め
溜まるくらいまで。
・ユリの花粉 後どうなっているのか見てみ
④ユリの花粉とり
は花びらにつかないように取る。 ると次回どうしたらいいかわ
⑤切り花
かり、ステップUPできますよ!
設定課題:ありがとうと言われるようにする
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①朝礼
ありがとうは感謝の形。
・お客様
②切り花の袋詰め
をこさせるために標品を工夫し
③切り花
て、新しいものを考えていく。
④花摘み
設定課題:切り花の水切り・茎切り
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①朝礼
モノを売るのではなく、気持ちや 水替えは大変な作業ですが、
②切り花の水替え・茎切り
思いを売る、コト売りを。
・ウェ お客様にきれいな花を買って
③苗の植え替え
ルカムプランナーは話題の種に もらうための大切な作業です
なるので変わった花を植えると 。しっかりと行えましたか?
いい。
設定課題:喫茶店の掃除・花摘み
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①朝礼
墓参りに持っていく花は次の人
②水替え・喫茶店の掃除
が花を変えやすいように、すぐ枯
③花摘み
れるものが良い。
・写真やイラス
④掃除
トでイメージを伝えて売ると良
⑤水替え
い。
設定課題:喫茶店の片づけ
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①朝礼
モノの売り方や見せ方を工夫す
②水替え・花摘み
る。
・粗利率を上げる。
・水切りで
③喫茶店の片づけ
は、茎の切り口を洗う。
④バラの葉摘み
⑤草むしり
⑥水替え・茎切り
- 173 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
設定課題:水やりと花摘み
実 習 内 容
①朝礼
8/17 ②水やり
(土) ③造花の並べ替え
④野菜の土捨て
設定課題:野菜の土捨て
実 習 内 容
①朝礼
8/18 ②水やり
(日) ③土捨て
④バラの講習会
⑤蘭の処理
設定課題:花摘み・水やり
実 習 内 容
①朝礼
8/19 ②水やり
(月) ③花摘み
④コケ玉つくり
⑤植え替え
⑥菊の位置変え
修
日
報
実習生の特記事項
商品はお客さんがどんなシーンで
使うかを考えて売る。
・イベント性
が大切。
・わからないことは聞く。
自分がお客さんの立場になったと
き買いたいと思えるように売り方
を工夫する。
実習生の特記事項
秋は一カ月に一回商品が入れ替
わる。
・回転率を上げる。
・在庫を
少なめにして、売り切る。
・事前
に準備をしておかないと本番で
失敗する。
実習生の特記事項
売れ残りを工夫して売る。
・お客
様にありがとうと言っていただ
けることが接客業の喜び。
・3カ
月間花がきれいに咲けばお客様
は買ってよかったと感じられる。
- 174 -
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
指示されたことをしっかり理
解できているか、自分なりに
考えて行動してみてくださ
い。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
お店で働く中でも、一番暑い
時期の作業となりました。最
後の一日、お客様も少ない時
期ですが、
「ありがとう」を言
っていただけるよう行動しま
しょう。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:有限会社北山ナーセリー
経営情報学科1年
13M123 町 和佳
お客様に尽くしながら仕事に取り組むために
私は有限会社北山ナーセリーで 10 日間の就業体験をさせていただきました。
北山ナーセリーでは、毎朝の朝礼で「明るい挨拶+1」ということを目標としており、私は、この目標
について理解すると共に、この目標を私の今後の人生にどのように活かせばよいか考えることを今回のイ
ンターンシップの目的としました。
先ず、
「+1」とは何かということですが、私は今回の就業体験を経験する中で、
「+1」とはお客様の
ために尽くす心のことだと思いました。
私は就業体験で様々な作業を経験しましたが、その仕事の多くには、お店のお客様への心遣いがあり、
例えば切り花を店内に並べる時はお客様の取り易いように手前に置き、切り花は綺麗な状態で飾ってもら
うために汚れた部分を取り除いていました。
しかしながら、私はこれらの仕事をやり終えることに夢中で、お客様のことは二の次に考えていました
が、あるとき、商品の陳列がいいかげんになってしまい、見栄えが悪くなり、従業員の方から注意を受け
ました。その際に、どのような作業をするときも自分がお客様の立場になって行い、お店の人がこのよう
な作業をしていたらどのように思うのかを考えなければならない、と言われました。
自分の作業を改めて見てみると、商品は綺麗に並んでおらず、自分でもあまり手に取ろうという気が起
こりません。これはお客様も同様のはずで、私の行動や仕事がお客様の目に入ると、その時点でお客様か
らの評価や信頼が決まる可能性もあります。お客様から見ると、インターンシップ生と従業員の区別はつ
かず、自分の行った行動がお客様のお店の評価を下げたのだと後悔し、自分がお店の一員として働くこと
の自覚が足りないことを強く反省しました。お客様からは、いいかげんな仕事をするとその分評価は低く、
逆に丁寧な仕事をすると良い評価や信頼を得ることができます。
私は就業体験中に、従業員の方とお客様の信頼関係を強く感じることができ、それは従業員の方々が常
日頃からお客様のために尽くしながら仕事に取り組んでおられるためであると思います。そのお客様への
気遣いや心遣いを忘れずに働くことが、
今回の就業体験のテーマの「+1」であると改めて理解しました。
私は将来就職した際には、今回のインターンシップで学んだ「お客様のために尽くしながら仕事に取り
組む」=「+1」を忘れずに、どのような仕事にも取り組んでいきたいと思いました。最後になりました
が、お世話になった有限会社北山ナーセリーの皆様へ厚く御礼申し上げます。
- 175 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:有限会社北山ナーセリー
研
設定課題:切り花の袋詰め
実 習 内 容
① 店内掃除
8/8
(木) ② 切り花の袋詰め
③ 花の手入れ
町 和佳
修
日
報
実習生の特記事項
・あいさつは大きな声でする
・あいさつ+αが大切
・水やりは時間をかけてしっかり
とやる
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
暑い中、丁寧にきちんと仕事
をこなしてくれました。
④ 台車で花の移動
設定課題:切り花の袋詰め
実 習 内 容
① バケツ洗い
8/9
(金) ② 花運び
③ ユリの花粉取り
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・花を複数束にする場合は向きを ていねいに仕事をしてもらっ
そろえてまとめる
たと思います。どうやったら
・花粉を取る際は花びらに花粉が きれいに早く仕事ができるか
付かないように注意する
チャレンジしてください。
④ 切り花の袋詰め
設定課題:切り花の袋詰め
実 習 内 容
① 切り花の袋詰め
8/10
(土) ② バケツ洗い
③ 値段貼り
④ バケツの水替え
実習生の特記事項
・切り花売場のバケツは、朝は水
替えし、夕方は茎切り&水替え
を行う
・バケツの水替えを行う際、切り
花の茎がちゃんと水につくよ
うにしなければならない
設定課題:切り花の袋詰め&水替え
実 習 内 容
実習生の特記事項
① バケツ洗い
・
「物」ではなく「事」を売る。
8/11
お客様がどのような場面で使
(日) ② バケツの水替え
うかを考える
・価格より価値を見てもらう
③ バラの鉢掃除
設定課題:切り花
実 習 内 容
① バケツ洗い&水替え
8/12
(月) ② 干しねぎの袋詰め
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・茎がぬめってきたら長めに切り 毎日暑いので、体調管理もし
落とす
っかりと行ってください。
③ 切り花の袋詰め
④ 菊の下端取り
- 176 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
設定課題:水替え&花摘み
実 習 内 容
① バケツ洗い
8/14
(水) ② バケツ水替え
③ 花摘み
修
日
報
実習生の特記事項
・墓参りに持っていく花は、30分
程度でしおれるものがよい
・次に来た人が替えやすいように
(思いやり)
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
④ 花運び
設定課題:バケツ洗い&水替え
実 習 内 容
① 売り場の整理
8/15
(木) ② 花摘み
実習生の特記事項
・売り方、見せ方を工夫する
・粗利率を工夫してあげる
・雑草などの見落としに注意
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
③ バラの葉取り
④ バケツ洗い&水替え
設定課題:野菜の土捨て
実 習 内 容
① バケツ洗い&水替え
8/17
(土) ② 造花の場所移動
③ 野菜の土捨て
設定課題:野菜の土捨て
実 習 内 容
① バケツ洗い&水替え
8/18
(日) ② 野菜の土捨て
④ 蘭の処理
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・わからないことは聞く
どんな作業をするときも、自
・自分がお客様の立場に立った時 分がお客様の立場になって行
どう思うか、買いたいと思うか いましょう。
(お店の人がこん
を考える
な作業をしていたらどう思う
か)
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・在庫を多くせず、売り切る
毎日暑い中での作業ですがあ
・事前に計画や準備をしておかな と1日です。作業だけに集中せ
いと本番でうまくいかない
ずお客様をしっかりみて「あ
・回転率を上げる
りがとう」を言ってもらいま
しょう。
⑤ 花の水替え
設定課題:
実 習 内 容
① バケツ洗い
8/19
(月) ② プランター掃除
実習生の特記事項
・売り残りを崩して売る
・接客の嬉しいところはお客様に
「ありがとう」を言われること
③ バケツの水替え
④ ポップ作り
- 177 -
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社メガスポーツ スポーツオーソリティ
経営情報学科 1年
13M006 泉崎 友香
大変なときにこそ笑顔を忘れないで接客を
私は、10日間「株式会社メガスポーツ スポーツオーソリティ」で就業体験をさせていただきました。
この就業体験を通じて私は、働く上で大切なルールや働く姿勢を学び、職業理解を深めたいと考えていまし
た。10日間という短い期間ですが就業体験で得たことを報告したいと思います。
スポーツオーソリティは接客業のため、お客様とのコミュニケーションがとても大切でした。研修初日の
オリエンテーションが終わってから売り場に出て店長の高司さんに売り場の案内をしていただきました。そ
の際、店内がとても広いこともありどのような商品がどこにあるのか簡単に説明していただき、それが終わ
ってからカジュアルウェアの売り場を任されて商品の整理等をしていました。そうしているとお客様に「○
○はどこに置いてありますか?」とよく聞かれました。これは初日だけではなく売り場に出ていたときに毎
回聞かれたのですが、その日は研修1日目で、自分自身も案内してもらったばかりだったので不安がいっぱ
いでした。そのような感情が態度にも出てしまい、案内はしっかりと出来たのですがお客さんに良くない思
いをさせてしまいました。日が経つにつれてこのようなことは減っていきましたが、きちんとした対応がで
きなかった自分がとても恥ずかしかったです。お客さんは、店員として売り場を知っている事を前提で話し
かけてくるため、
そのようなこともきちんと理解しコミュニケーションを取れるようになっていきたいと思
いました。
しばらく日が経ってから、セールスマネージャーの早川さんに「笑顔」で接客するように言われました。
お店が大きくて仕事も1つ1つ大変で、それがまた態度に出ていたのだと思いました。しかし、働いている
人を見るとどんなに大変そうでも、接客をするときは必ず「笑顔」で対応をされていました。
早川さんにいつも心掛けていることを聞いたときにも「自分たちの仕事は大変だけど、お客様が第一なの
で、どんなときでも笑顔でいることを心掛けています」と言われました。働いている人が全員「笑顔」を忘
れずに働いていることが私はすごいと思いました。
それが働く上で当たり前なのだとは思いますが常に笑顔
を忘れずに働くことは、私はとても難しいことだと思います。
将来自分がどのような仕事をしているかは現時点においてはわかりませんが、
今回の就業体験で学んだこ
とをしっかり活かして、今後の学生生活における学びや就職活動等を有意義なものにしていきたいと思いま
す。
- 178 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社メガスポーツ スポーツオーソリティ
研
修
泉崎 友香
日
報
設定課題: 教えられたことを覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
① オリエンテーション
お客様に商品がどこに置いてあ
8/15 ② 売り場での接客
るのかよく聞かれたので、はやく
(木)
どこになにがあるのか頭に入れ
てスムーズにできるようになり
たいと思いました。
設定課題:毅然な態度を取れるようにする
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 売り場確認
細かいものの売り場の確認をす
8/16 ② 売り場での接客
るのにとても時間を使ってしま
(金) ③ 会員登録案内
いました。売り場に出ているとや
④ レジ
っぱりお客様からよく声をかけ
られるのでしっかり接客できる
ようになりたいと思います。
設定課題:動きを素早くする
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 売り場での接客
前日よりお客さんは少なかった
8/17 ② 売り場の整頓
ですが、話しかけられる回数は変
(土) ③ 会員登録案内
わりませんでした。わからないこ
④ レジ
とがまだあるので不安なところ
が多いですが表に出さず接客し
ていきたいと思います。
設定課題:動きを素早くする
実 習 内 容
① レジ
8/20 ② 売り場での接客
(火) ③ 売り場の整頓
実習生の特記事項
お盆が終わったことと平日だっ
たためか、お客様の数が少なかっ
たです。それでも接客は大変でし
た。
- 179 -
勤務時間:11:00~18:00
指導者のコメント
連休中の繁忙期のスタートと
なり戸惑ったと思います。さ
っそく売り場デビューしまし
たがお客様へのサイズ出し等
対応できていました。明日も
積極的にお客様へむいた行動
お願いします
勤務時間:11:00~18:00
指導者のコメント
おつかれさまです。今、泉崎
さんに求めていることは結果
ではなく過程です。本日より
明日、自分の課題をどのよう
に達成できたか自分で考え、
行動にうつしてください。
勤務時間:11:00~18:00
指導者のコメント
おつかれさまです。3日間働
いていろいろな事を習得する
ことができたと思います。次
からは自ら考えて「お客様の
ために」どのような行動をで
きるかが問われます。現在の
自分に何ができるか考えまし
ょう。
勤務時間:11:00~18:00
指導者のコメント
おつかれさまです。お客様か
らの質問内容や日々の動きが
少しずつわかってきたと思い
ます。明日からは接客ができ
るよう1つ踏みこんだ対応を
教育いていきます。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:きちんとした接客ができるようにする
実 習 内 容
実習生の特記事項
① シューフィッティングの方 新しくシューフィッティングの
8/21
法
方法を教えていただきました。靴
(水) ② 売り場での接客
を買われるお客様にちょうど良
③ 売り場の整頓
いサイズを提供することができ
④ 返品する商品の整理
るものです。しっかり覚えておき
たいです。
設定課題:自分からお客様へお声掛けする
実 習 内 容
実習生の特記事項
① シューフィッティング
今日は実際にお客様にシューフ
8/20 ② 接客
ィッティングをしました。やり方
(木) ③ 整頓
をしっかり理解していても実際
④ 返品する商品の整理
お客様を相手にするととても緊
張しました。
設定課題:自分からお客様にお声掛けする
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 接客
売り場を見ていると別のコーナ
8/23 ② 整頓
ーの商品がよく紛れこんでいま
(金) ③ 返品する商品の整理
した。ちゃんとした場所に戻すこ
とはできましたがその場所を探
すのに結構時間がかかってしま
ったので気を付けたいです。
設定課題:1つ1つ丁寧にする行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 接客
久しぶりに会員登録の案内をし
8/24 ② 整頓
ました。お客様も少なくて声を掛
(土) ③ 会員登録の案内
けても登録してくださる方はい
④ 返品する商品の整理
ませんでした。次に会員登録の案
内をするときは頑張りたいです。
- 180 -
勤務時間:11:00~18:00
指導者のコメント
本日学んだシューフィッティ
ングは実践してみましたか?
不明点があればわかるまで確
認してください。せっかくの
機会ですのでお客様に喜んで
いただける行動を心掛けまし
ょう。作業については正確性
と時間短縮を意識しましょ
う。
勤務時間:11:00~18:00
指導者のコメント
今日シューフィットをお客様
に実施し、シューズを販売す
ることができたことが今後の
自信につながると思います。
自信を持てばコミュニケーシ
ョンも、もっととれると思い
ます、頑張りましょう!
勤務時間:11:00~18:00
指導者のコメント
おつかれさまです。一週間経
過し、環境にも順応できてき
たと思います。原点に戻り、
元気なあいさつ、対応を心掛
けましょう。
勤務時間:11:00~18:00
指導者のコメント
おつかれさまです。本日は最
後の週末でしたが、きちんと
お客様対応ができていたと思
います。あと2日ですが今ま
で習得してきたことを思い出
して行動してください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:1つ1つ丁寧に行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 接客
今日は新しくハンガーの整理を
8/27 ② 整頓
しました。どのサイズのハンガー
(火) ③ ハンガーの整理
も量が結構あり、箱に詰めるのが
④ レジ
大変でした。
明日が最終日ですが、頑張りたい
と思います。
設定課題:1つ1つ丁寧に行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 接客
シューズの検品をしました。シュ
8/28 ② 整頓
ーズを箱の中から出し、サイズが
(水) ③ シューズの検品
一致しているか、同じ足のシュー
ズが入っていないか1つ1つ調
べました。たくさんありましたが
時間以内に終わらせることがで
きたのでよかったです。
- 181 -
勤務時間:11:00~18:00
指導者のコメント
1日おつかれさまでした。指
示されたことはきちんとやっ
てくれました。ただこなすだ
けではなく泉崎さんからの積
極的な質問・姿勢があるとも
っと良いと思います。明日で
最終日なので学んだことを積
極的に出していきましょう。
勤務時間:11:00~18:00
指導者のコメント
おつかれさまです。最初の頃
とはちがい売り場でも明るい
笑顔があり、大変良かったと
思います。社会において第一
印象は非常に大事です。どん
な状況でも同じような対応が
できるよう頑張ってくださ
い。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ネッツトヨタ富山
経営情報学科 1年
13M035 田嶋由記子
信頼関係の構築は挨拶から
私は、6 日間ネッツトヨタ富山で就業体験をさせていただきました。仕事内容は主に、ショールームでの
実習でした。初日は、カタログや価格表、雑誌などの整理、お客様へのお茶出し、机イスの整頓、プリント
類の仕分けを主に教えて頂きました。カタログの整理では足りないカタログを倉庫に取りに行きますが、1
つの車にも特別仕様からエコ仕様のものなどさまざまな種類があるので、探すのに少し苦労しました。しか
し、どの仕事も一番大切なことは、元気のよい挨拶だと指導していただきました。お客様がお店に入ってこ
られると、社員の皆さんの元気のよい挨拶が響きわたります。それに対してお客様もにこやかな笑顔で返し
てくださり、このようなことの積み重ねが信頼関係の構築に繋がると思いました。そして、私も元気のよい
挨拶を心がけ、率先して声をかけました。最初はとても緊張しましたが、次第にお客様のたくさんの笑顔に
出会うことができる喜びが大きくなり、自然と大きな声で挨拶ができるようになりました。社員の方にこの
仕事でのやりがいや苦労についてお聞きしました。やりがいを感じるときは、お客様に「ありがとう」とい
う言葉をもらった時とあるとおっしゃっていました。
つらかったこともその一言だけで吹っ飛ぶとおっしゃ
っていました。その反面つらかったことは、理解していただけず、すれ違ってしまうときだとおっしゃって
いました。また、これまでの苦労も、お客様からの感謝の言葉や、クレームなどがもっと頑張ろうというや
りがいにつながると思いました。ネッツトヨタ富山では車を取り扱う仕事なので、車の構造や部品、用語を
覚えることが大変だったとおっしゃっていました。
このインターンシップで私の中で大きく心に残っている
のは、イベントの企画を計画したことです。週末に行われるイベントで大人から子供まで楽しめる企画をす
るというのが課題でした。みんなで計画を練り、結局、クイズラリーをしようということに決定しました。
クイズも全部自分たちで考え、実行しました。クイズは、車に関することが多く、私自身の勉強にもなりま
した。そして、イベント当日、私が思っていたより多くのお客様が参加して下さり、みなさん盛り上がって
くれました。多くのお客様の笑顔が見ることができ、とても嬉しかったです。 今回のインターンシップを
通して、お客様を第一に考える、自分で状況判断をして行動する力、ホウレンソウをきちんとする、最後の
確認を怠らない、マナーや常識、その仕事に関する知識など、なにが大切で必要であるのか自分なりに学べ
たと感じています。これから、社会にでていくために、この研修で学んだことを活かしていきたいと思いま
した。特に挨拶やマナーについては学ぶ事が多くあったので、キャリア講座の授業と重ね合わせ、日頃から
元気のよい挨拶を心がけたいと思います。
- 182 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ネッツトヨタ富山
田嶋 由記子
研
修
日
報
設定課題:挨拶を大きな声でする
実 習 内 容
実習生の特記事項
① ショールーム実習
カタログの整理をする際に種類
8/20
が多いので探すのに苦労しまし
(火) ② 企画ミーティング
た。挨拶も最初は緊張したが、徐
々にできたのでよかったと思い
ます。
勤務時間:9:30~18:00
指導者のコメント
サービス業の基本は、元気の
よい挨拶です。お客様から見
た自分を想像し、元気よく笑
顔で挨拶しましょう。
設定課題:自分で気づいて積極的に行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
① ショールーム実習
お茶出しを、業者の方とお客様で
8/21
は違うことを学びました。自分か
(水) ② 企画ミーティング
ら率先して行動できたと思いま
す。
勤務時間:9:30~18:00
指導者のコメント
自分から率先して仕事を見つ
けることはとても良いことで
す。これからも積極的に実習
に取り組んでください。
設定課題:笑顔で気持ちのよい挨拶をする
実 習 内 容
実習生の特記事項
① ショールーム実習
自分から仕事を見つけてお客様
8/22
が常に過ごしやすい環境づくり
(木) ② 企画ミーティング
に努めました。笑顔で挨拶できま
した。
勤務時間:9:30~18:00
指導者のコメント
お客様に対してのちょっとし
た気配りや工夫が、お客様の
笑顔を創ります。これからも、
お客様目線に立った積極的な
行動をお願いします。
勤務時間:9:30~18:00
指導者のコメント
周囲の事を見れるようになっ
たということで、仕事にも慣
れて自分のペースを掴んだよ
うですね。緊張感だけは忘れ
ずに明日も宜しくお願いしま
す。
設定課題:周囲にきちんと目を配る
実 習 内 容
実習生の特記事項
① ショールーム実習
どの仕事をしているときも常に
8/23
周囲に目を配り、お客様がいらっ
②
企画ミーティング
(金)
しゃったら元気のよい挨拶をし
ました。ホウレンソウが大切だと
学びました。
- 183 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:明るく笑顔で接客する
実 習 内 容
実習生の特記事項
① ショールーム実習
イベントの企画から運営、準備ま
8/24
ですべて行いました。クイズをし
(土) ② イベント実習
たお客様の笑顔をたくさん見る
ことができ、嬉しく思いました。
これが仕事のやりがいだと感じ
ました。
設定課題:お客様が満足して帰ってくださるような環境づくりをす
る
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/25 ① ショールーム実習
極楽坂での実習でした。イベント
(日)
の補助をしてきました。うちわの
② イベント実習
配布やモックカーの受付などの
手伝いをしました。お客様の満足
する環境を少しは作れたと思い
ました。
- 184 -
勤務時間:9:00~17:30
指導者のコメント
自分たちで企画した催し物が
、お客様に喜んでいただける
ととても嬉しいものです。た
くさんのお客様の笑顔を見る
事が出来たので、企画は成功
しましたね。
勤務時間:9:00~17:30
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ネッツトヨタ富山株式会社
経営情報学科 1 年
13M039 長谷美咲
社会人としての「意識」の大切さ
7 日間の就業体験を通じて、「接客のあり方を学び、ネッツトヨタが世界に誇る日本の大企業で
ある理由を知る」ことをテーマに掲げ、研修に挑みました。
ネッツトヨタは①営業部門、②自動車の修理・メンテナンスをするサービス部門、③接客部門、
の 3 つの仕事があり、私は接客部門で来店されてお客様へのお茶出しや、カタログや机の整頓・
掃除、そしてイベントの企画など、明るく快適なショールームづくりのお手伝いをさせていただ
きました。研修中は主に三点のことを学びました。
第一に、挨拶です。ネッツトヨタではお客様が来店された際「いらっしゃいませ」ではなく「こ
んにちは」と言います。これにより「こんにちは」と返してくれ、コミュニケーションのきっか
けになるそうです。また、挨拶は声を出すだけではなく、お客様の目を見て会釈をすることが大
切と学びました。
第二に、報告・連絡・相談の重要性です。研修中、担当者の方にはそれらが不十分であると指
摘を受けました。掃除を終えた報告をする際、担当者が多忙だったため、後回しにしたことがあ
りました。その方は、まだ掃除を終わっていないと思い不安になったそうです。報告のタイミン
グは難しいですが、臨機応変に対応する技能が求められると実感しました。
第三に、仕事に対する意識の大切さです。ネッツトヨタでは、毎朝ラジオ体操と発声トレーニ
ングを行います。これにより、職場に活気とやる気がでます。また、定期的に社員全員が参加す
る「スキルアップコンテスト」が開催されます。部門別に分かれ、普段の仕事ができているかを
測定します。外部から審査員を招き、客観的に評価されます。また、故障車を修理するスキルを
競うコンクールも開催されています。いずれも、個人技術のレベルアップと、モチベーションの
向上に効果的であるそうです。このような取り組みが、会社を常に改善する手段となることを学
びました。今回の研修を通じて、仕事への意識が低かったことを実感しました。
求められた多くのことは、最終的にお客様に満足していただくことです。社会人としてそれが
求められることに加え、従業員同士も気遣いをしていくことが成長するために必要なことである
と思いました。
- 185 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ネッツトヨタ富山株式会社
研
設定課題:あいさつをする
実 習 内 容
8/20 ①ショールーム実習
(火) ②イベント企画
③ミーティング
④発声トレーニング
設定課題:積極的に行動する
実 習 内 容
8/21 ①ショールーム実習
(水) ②イベント企画
長谷 美咲
修
日
報
実習生の特記事項
カタログの整理整頓・補充
お客様にお茶を出す
イベント企画に参加
電話応対の仕方
実習生の特記事項
朝、社員全員で発生トレーニング
を行う
あいさつする上で大切な点
設定課題:まわりをよく見て行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/22 ①ショールーム実習
接客のやりがいはお客様からの
(木) ②イベント企画
「ありがとう」と仲間からの承認
イベントのクイズ完成
設定課題:責任感をもって行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/23 ①ショールーム実習
注意されたこと
(金) ②イベント実習
・報告、連絡、相談が不十分
・最後の確認ができてない
・まわりをよく見る
設定課題:お客様に笑顔であいさつする
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/24 ①イベント実習
仕事に慣れ、前日注意を受けたと
(土)
ころに気を付けて仕事ができた。
クイズラリーをたくさんの人に
参加したもらい達成感があった
8/25
(日)
設定課題:積極的に行動する
実 習 内 容
①イベント実習
実習生の特記事項
就職活動のアドバイス
スポートでも勉強でも一つのこと
を貫き誇れるものを見つける
- 186 -
勤務時間:9:30~18:00
指導者のコメント
サービス業の基本は元気のよ
いあいさつ。お客様から見た
自分を想像し元気よくあいさ
つしましょう。
勤務時間:9:30~18:00
指導者のコメント
笑顔で元気なあいさつはお客
様と自分をハッピーにする。
これからも積極的に。
勤務時間:9:30~18:00
指導者のコメント
イベント企画が無事終了して
よかったですね。休日はお客
様が増えるのでがんばって!
勤務時間:9:30~18:00
指導者のコメント
報連相は会社組織の中でとて
も大切。報告・連絡・相談を
するようにがんばってくださ
い
勤務時間:9:00~17:30
指導者のコメント
入口でのイベント実施という
ことでプレッシャーがあった
とおもいますが、お客様にし
っかりとあいさつできていま
した。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ANA クラウンプラザホテル
経営情報学科1年
13M031 千澤杏菜
働くということ
私は、就職する業界や企業を決めることを目的として、今回のインターンシップに参加しました。イン
ターンシップ先として、高校生の頃から興味があったホテル業界の状況を知りたいと思い、ANA クラウ
ンプラザホテルを選び、12日間就業体験をさせて頂きました。
仕事内容は、主にバッシング、ランチのセット、掃除や砂糖の補充、食器の片づけ、またテーブルに置
いてある植物の水やりなどを体験しました。
食器を下げる作業ではとても重く、トレイはテーブルに置かない、コップは手前に置くなど決まりもあ
り、大変でした。ランチをセットをする作業では、ナイフとフォーク、おしぼり、紙ナフキンが数多く入
ったトレイを片手に持ち、テーブルにセットしますが、これも予想以上に重く、最初は大変時間が掛かり
ました。慣れると最初よりは力がつきましたが、私が担当した部署は力仕事が多いと思いました。砂糖の
補充や水やり、塩コショウの瓶を拭くという作業は些細なことですが、自分が客として来店した時に砂糖
が足りなかったり、花が枯れていたり、汚かったりするだけでも印象は随分変わると思いますし、ホテル
はサービスが大切で、お客様の立場となって考えることがとても大事だと思いました。
土曜、日曜日や祝日はとても忙しく、素早く食器を片づけることが必要でした。指導者の方は大変優し
く、良い方ばかりで頑張ろうと思えるような態度をとって下さり。リーダーシップを直接感じることがで
きました。
しかし、私は作業がなかなか早くできず、何度か失敗をして注意をされ、また 1 週間経った頃に「もっ
とこうして欲しい」など言われることがあり、役に立てずに落ち込むことがありました。そのことから私
は働くということの仕事の大変さを感じましたが、このままではいけないと思い、残り二日となって今ま
での失敗をしっかり反省し、同じ失敗を繰り返さないようにと心掛けました。
それでも上手く出来ないときもありましたが、励まして下さる方がおられ、大変嬉しく感じ、その後は
今までよりも笑顔で接客ができたと思います。このことから、辛いことがあっても自分の気分で態度を変
えずに常に笑顔でいることは大変なことですが、ホテル業界では勿論、他の業種でも働く上では大切なこ
とであると思いました
今回の就業体験で、私は実社会で働くということは、アルバイトとは違い、勤務時間は長く毎日働き、
また想像以上に体力が必要で、その大変さを身を以て知りました。
しかしながら、就業体験中は指導者の方や、社員の方からは優しく声を掛け、様々なためになる話をし
て頂くことができ、ホテルのような接客・サービス業で働くには人柄が大事なのだと思いました。ホテル
は私が思っていた以上に大変な世界でしたが、やりがいのある仕事であるとも分かりました。
今回の体験を参考に就職活動に活かしたいと思います。
- 187 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ANA クラウンプラザホテル
研
千澤 杏菜
修
日
報
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
9/12
(木)
設定課題:ホテルのレストランでの雰囲気に慣れる
実 習 内 容
実習生の特記事項
食器をおぼんにのせるときの注
① 実習の説明
意点や、いらっしゃいませなど大
② バッシング
きい声であいさつをすること。社
内でのルールも教えていただい
③ ランチのセット
た。
④ そうじ
勤務時間:8:00~16:00
指導者のコメント
9/13
(金)
設定課題:あいさつをしっかりする。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① バッシング
お客さんが食事をされていると
きなど周りに気を配る。
(空いた
② 接客
食器を積極的に下げに行く)
力仕事が多いと思った。お客さん
③ ディナーのセット
に話しかけられ、楽しく接客でき
た。
④ いすの片づけ
⑤ そうじ
9/14
(土)
設定課題:積極的に動く
実 習 内 容
① バッシング
② ランチセット
③ 接客
④ 食器の片づけ
⑤ 料理を運ぶ
9/5
(日)
設定課題:積極的に動く
実 習 内 容
① バッシング
② ランチのセット
③ 接客
④ ディナーのセット
⑤ そうじ
実習生の特記事項
常に笑顔でいること。お腹から声
を出す。午後は朝よりも大きい声
になったと言われ嬉しかった。セ
ットなど行動を早くする。ナイフ
・フォーク・カップの種類につい
て教えていただいた。あいさつは
大事。
実習生の特記事項
食器を下げるときにごみはひと
つにまとめて持ってくる。テーブ
ルにトレイをおかない。素早く片
付ける。結婚式をホールでやって
いて、カフェからは見えるので気
を付けながら運んだり、拍手をし
たりすることもある。感じがよく
見える。
⑥ 食器の片づけ
- 188 -
勤務時間:8:00~16:00
指導者のコメント
勤務時間:8:00~16:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
9/16
(月)
設定課題:素早く動く
実 習 内 容
① バッシング
② 接客
修
日
報
実習生の特記事項
自分から仕事を見つける。常に笑
顔で姿勢をよくすること。
勤務時間:8:00~16:00
指導者のコメント
③ セット
④ 砂糖の補充
設定課題:素早く動く。
実 習 内 容
9/17
(火)
① バッシング
② ランチのセット
③ 雑巾でいすを拭く
9/19
(木)
設定課題:素早く動く。
実 習 内 容
① バッシング
② テーブルの拭き方
③ 食器の片づけ
実習生の特記事項
立っているだけではなくて、自分
から動く。お冷の入れ方にも決ま
りがある。朝は特に早く動く。社
員の方々の接客は自分がお客さ
んだと嬉しい接客だと思った。
実習生の特記事項
テーブルもしっかりきれいに並
べる。効率よく動くこと。ANAの
お客様満足度は1位。富山のホテ
ルのほうが東京に比べて就職し
やすい。
勤務時間:8:00~16:00
指導者のコメント
勤務時間:8:00~16:00
指導者のコメント
④ イスを拭く
9/20
(金)
設定課題:素早く行動する。
実 習 内 容
① バッシング
② はきそうじ
③ いすを拭く
実習生の特記事項
英語は話せた方がいい。これから
必要になることが多い。東京のホ
テルでは絶対に必要で、半分くら
いは外国の方が来られる。
④ お冷をいれる
⑤ ゴミ捨て
- 189 -
勤務時間:8:00~16:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
設定課題:素早く行動する。
実 習 内 容
① バッシング
9 /2 1
(土) ② ランチのセット
③ ディナーのセット
④ 掃除
修
日
報
実習生の特記事項
トレイに食器をのせるときに多
くのるようにする。のせ方を周り
の人を見て参考にする。コップの
持ち方に気を付ける。こぼれたり
、落としたりしたときのために右
手はあけて運ぶ。
勤務時間:8:00~16:00
指導者のコメント
⑤ 食器の片づけ
9/23
(月)
9/24
(火)
設定課題:周りを見る。
実 習 内 容
① バッシング
実習生の特記事項
しっかり周りを見て動くように
する。こぼさないように落ち着い
② 食器の片づけ
て片づける。注文などははっきり
伝える。食器を下げるときに考え
③ ランチのセット
たり、イメージをしたりする。食
器を下げるかどうかをしっかり
④ いすをふく
見る。
設定課題:周りを見て行動する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① バッシング
お客さんにしっかり聞こえるよ
うな大きい声であいさつをする。
② ランチのセット
ANAでの接客などはこれから先活
かすことができる。いろんなこと
③ ディナーのセット
をやってみる。
④ 食器の片付け
勤務時間:8:00~16:00
指導者のコメント
勤務時間:8:00~16:00
指導者のコメント
⑤ そうじ
⑥ カフェオレづくり
9/25
(水)
設定課題:周りを見て行動する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
コップをだすときの注意。お客さ
① バッシング
んが困っているのを発見して、手
② 食器の片づけ
伝うことができた。昼食をバイキ
ングで食べさせてもらい、お客さ
③ ランチのセット
んの立場として見ることも大事
だと思った。
④ お冷をだす
⑤ そうじ
- 190 -
勤務時間:8:00~16:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ANA クラウンプラザホテル 富山
経営情報学科 1 年
13M080 沖田 悠
態度・姿勢・思いやりと向上心
私は、 株式会社ホラ イズン・ ホテルズ富山 ホテル事 業所 ANA クラウンプ ラザホテル富
山のカ フェ・イン・ザ・パー クで11日間 、就業体 験をさせてい ただきま した。この就業
体験で の私のテーマ は、従業 員の方々のお客様への 接し方を見て 自分の接 客スキルを向 上
させる ということで した。そのテ ーマをもとに、今回の 研修結果を報告し たいと思いま す。
私は 研修期間中こ のレポー トの題名にも 示した通 り、接客には『態度・姿 勢・思いやり 』
の3つ がとても大事 なことだ と学びました 。学びの 1つ目は『態度』です 。従業員の方 々
は、私 やほかの従業 員と話す ときとお客様 への態度 が違うのは当 然ですが 、その切り替え
がとて も早いことに 驚きまし た。従業員の 方々のお 客様一人ひと りに対す る態度は、見て
いる私 にとってもと ても好印 象を受けまし た。ホテ ルには、いらっしゃっ たお客様やお 帰
りにな られるお客様 、団体の 方々や子供連 れの方々 など、いろい ろなお客 様がおられまし
たが 、その一人 ひとりに場面 に合った言葉 で挨拶を しておられま した 。学びの2つ 目は『姿
勢 』です。姿勢 には2つの意 味があります が、1つは体のかま え、格好と いった意味で す。
従業員 の方々は、身 だしなみ にはとても気 を配って おられました 。私は初 日に自分では大
丈夫だ と思っていた のですが 、従業員の方々の目線 ではネクタイ やワイシ ャツの襟の見 た
目が悪 かったので 、直してい ただきました 。また 、2つ目 の意味の物事に 対する態度 、心
構えの 意味もきっち りしてお られ、普段から気をつ けていないと 見落とし そうなことも 見
つける 姿勢に驚かさ れました 。学びの最後 は『思い やり』です。例えば、従業員の方々は
お客様 のこちらの席 ではなく あちらの席が 良いなど といったご要 望に対し てできるだけ
応えら れるように努 力し、笑 顔で対応して おられま した。また、お客様が 過ごしやすいよ
うに環 境を常に整え ているこ とにも思いや りの気持 ちが現れてい ると思い ました。
私は 従業員の方々 の『 態度・姿勢・思いやり 』のこの3 つをインターン シップ期間中 に
実践し ようと心掛け ましたが 、やはり初め の頃はな かなか上手く いきませ んでした。最終
日には 、初日より上 手くいっ たと思います が、この 研修のような 短期間で は従業員の方々
のよう になることは 不可能な ことです。従 業員の方 々の接客レベ ルになる には、普段から
の心が けと、反復が 大事なの だと実感しま した。ま た、私は思っ たことを 言葉にするのが
苦手で ある、という こと改め て思い知らさ れました 。お客様と話 すときや 、従業員の方々
と話す ときなど、思 ったこと を話す内容が まとまら なかったり、途中で言 葉に詰まってし
まうこ とがあり、こ のことは 卒業までに直 したいと 思いました。
この ように、今回 の研修で は接客におけ る『態度・姿勢・おも いやり』の3つがとても
印象に 残りました 。また 、社会で働 くことの厳しさ や、普 段からの心がけ の大切さ 、お客
様を接 客するスキル を高めよ うとする向上 心の大切 さなどを知る ことがで き、大変有意義
なもの となりました 。
最後 に、このよう な貴重な 体験をさせて いただい た株式会社ホ ライズン・ホテルズ・富
山ホテ ル事業所 ANA クラウ ンプラザホテ ル富山の 方々に心から 感謝申し 上げます。
- 191 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ANA クラウンプラザホテル富山
研
設定課題:業務内容を覚える
実 習 内 容
① 食器の片づけ・準備
8/20
(火) ② 掃除
沖田 悠
修
日
報
実習生の特記事項
何か作業に没頭していてもお客
様へのあいさつは必ずするべき
だったと思いました。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
③ お盆の持ち方
④ 食器の運び方
⑤ ナイフやフォークの置き方
設定課題:業務内容を覚える、挨拶をきちんとする
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 食器の片づけ・準備
指示された仕事が終わった場合
8/21
に、積極的にやることがないか聞
(水) ② 水出し
くべきだった。
勤務時間:8:30~16:30
指導者のコメント
③ 掃除
④ 氷・水の補充
⑤ 注文を聞く
⑥ 食器の重ね方
⑦ コップの持ち方
⑧ 注文の聞き方
設定課題:積極的に仕事をする・挨拶をきちんとする
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 食器の片づけ・準備
お客様の迷惑にならないように
8/22
考えて行動する。
②
掃除
(木)
③ 氷・水・砂糖の補充
④ 注文を聞く
⑤ 水を出す
- 192 -
勤務時間:8:30~16:30
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:従業員の方々のお客様への接し方を見る
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 食器の片づけ・準備
食器を下げるときに両手にカッ
8/23
プを一つずつ持つと見栄えが悪
②
水出し
(金)
いのでお盆ですべて下げるよう
にすればよかった。
③ 砂糖・氷・水の補充
勤務時間:8:30~16:30
指導者のコメント
④ 掃除
設定課題:従業員の方々のお客様への接し方を見る
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 食器の片付け・準備
注文を聞いたら確認をする。
勤務時間:8:30~16:30
指導者のコメント
8/24
(土) ② 掃除
③ 砂糖・氷・水の補充
④ 水出し
⑤ 注文を聞く
設定課題:従業員の方々のお客様への接し方を見る
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 食器の片付け・準備
食器の準備をする場合、近くにお
8/26
客様がおられたら後で行うと良
(月) ② 水出し
い。
勤務時間:8:30~16:30
指導者のコメント
③ 氷・水・砂糖の補充
④ 掃除
⑤ 注文を聞く
設定課題:従業員の方々のお客様への接し方を見る
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 食器の片付け・準備
注文はきちんと紙に書くこと。
8/27
(火) ② 水出し
③ 氷・水・砂糖の補充
④ 掃除
⑤ 注文を聞く
- 193 -
勤務時間:8:30~16:30
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:従業員の方々のお客様への接し方を見る
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 食器の片付け・準備
お客様の中に有名人がおられて
8/28
もほかのお客様と同じように接
②
水出し
(水)
する。
勤務時間:8:30~16:30
指導者のコメント
③ 氷・水・砂糖の補充
④ 掃除
設定課題:従業員の方々のお客様への接し方を見る
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 食器の片付け・準備
挨拶は大きな声でする。
勤務時間:13:00~21:00
指導者のコメント
8/29
(木) ② 水出し
③ 氷・水・砂糖の補充
④ 掃除
⑤ ビール出し
⑥ 注文を聞く
⑦ 注文を受けたときの対処
の仕方
設定課題:従業員の方々のお客様への接し方を見る
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 食器の片付け・準備
些細なことでも、事態を悪化させ
8/31
ないように真摯な態度で対応す
(土) ② 水出し
る。
勤務時間:8:30~16:30
指導者のコメント
③ 氷・水・砂糖の補充
④ 掃除
⑤ 料理運び
設定課題:従業員の方々のお客様への接し方を見る
実 習 内 容
実習生の特記事項
笑顔でお客様に接する。
① 食器の片付け・準備
9/1
(日) ② 水出し
③ 氷・水・砂糖の補充
④ 掃除
⑤ 料理運び
- 194 -
勤務時間:8:30~16:30
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ANA クラウンプラザホテル富山
経営情報学科 1 年
13M088 木下鈴菜
他者への献身とおもてなしの心
私は ANA クラウンプラザホテル富山に 2 週間、就業体験をさせていただきました。
私が担当した「カフェ・インザパーク」は、宿泊をされたお客様が朝食やランチ、ディナーをとる場所で
した。店舗は開放的で、宿泊をされていない方でも利用することができるため、様々なお客様がご来店され
ていました。
今回、ANA クラウンプラザホテル富山を選んだ動機はプロの接客を実際に見て、一緒に業務をしてみた
いと思ったからです。
私は高校の頃からアルバイトで接客業に携わってきていたので、
研修が始まるまではある程度の業務は無
難にこなせると思っていました。
しかし、実際に研修が始まると、私が今まで取り組んできた接客の質に大きな差があることに衝撃を受け
ました。たとえば、発声やお辞儀の仕方、またお客様に対する気の遣い方など、学ぶべきことが多々ありま
した。
仕事内容は、食事の済んだ食器を下げることや、ご来店されたお客様にお水をお出しする基本的なことで
したが、お客様が少ない時間帯などにはテーブルのフォーク・ナイフなどのセットや資材の補充、掃除など
を行い、常に万全の状態でお客様をお出迎えする準備に努めました。
当初は何を行えば良いのか分からず、躊躇することが多かったですが、従業員の方や同僚の実習生に教え
ていただいたことで、少しずつですが仕事内容を把握することができました。研修を通じて感じたことは、
学生アルバイトと社会人は、仕事に取り組む姿勢や意識が全く違う点にありました。社会人の業務に対する
姿勢は、従業員が一人一人お客様のことを第一に考えて行動しているのです。例えば、食器を下げる際には
お客様が望むことを瞬時に考えて、行動に移すことなどです。何も言われなくても、
「お水のおかわりはい
かがですか」と声をかけ、タイミングを見極めて新しいおしぼりを持っていくなどの気遣いは、短期間では
得られない技能であると感じました。
お客様に満足してもらいたい、その一心で接することが“おもてなし”であることを学んだ研修でした。
短い期間でしたが、今回学んだことを今後の学生生活や就職活動、そして就業後に活かせるように努力し
ていきたいと思います。
- 195 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ANA クラウンプラザホテル富山
研
9/7
(土)
木下 鈴菜
修
日
報
設定課題:一日の流れを把握する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① テーブルのセット
初日でした。とても緊張しました
が、担当者の方には優しく丁寧に
② 食後の食器を片づける
指導していただきました。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
③ テーブルの掃除
9/8
(日)
9/9
(月)
設定課題:指示通りに行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
① テーブルのセット
昨日とは違いディナータイムを
経験しました。ランチタイムとは
② 食後の食器を片づける
来客数や雰囲気も違うので、周り
をよく見ながら行動したいと思
③ テーブルの掃除
います。
設定課題:指示された仕事をきちんとやりとげる。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① テーブルのセット
3日目になり、ようやく仕事内容
が分かってきました。これからは
② 食後の食器を片づける
、主体的に行動することを心がけ
たいと思います。
③ テーブルの掃除
勤務時間:14:00~22:00
指導者のコメント
勤務時間:14:00~22:00
指導者のコメント
④ 料理の配膳
9/10
(火)
9/12
(木)
設定課題:自分で考えて行動する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① テーブルのセット
ディナータイム担当して3日が経
過しました。まだまだ行動できて
② 食後の食器を片づける
いない部分が多いと感じます。も
っと行動できるようになりたい
③ ディナーの準備
と思います。
設定課題:言われなくても行動する!
実 習 内 容
実習生の特記事項
今日から千澤さんと一緒に業務
① テーブルのセット
することになりました。今までの
② 食後の食器を片づける
経験を通じて、教えられることを
探したいと思います。
③ 資材の補充
④ 料理の配膳
- 196 -
勤務時間:14:00~22:00
指導者のコメント
勤務時間:14:00~22:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
9/13
(金)
修
日
報
設定課題:お客様に積極的に挨拶をする
実 習 内 容
実習生の特記事項
これまでの業務内容に準じてい
① テーブルのセット
ました。
② 食後の食器を片づける
勤務時間:14:00~22:00
指導者のコメント
③ 資材の補充
④ ディナーの準備
9/14
(土)
9/16
(月)
9/17
(水)
設定課題:新しい仕事を覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
今日は指摘されたことが多々あ
① テーブルのセット
りました。研修も終盤に差し掛か
② 食後の食器を片づける
り、気が抜けているのだと思いま
した。以後、気を付けたいと思い
③ 資材の補充
ます。
④ ディナーの準備
勤務時間:14:00~22:00
指導者のコメント
設定課題:新しい仕事を覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
① テーブルのセット
初めて、朝から昼の業務を担当し
ました。夜とは異なり、モーニン
② 食後の食器を片づける
グ後はランチがはじまるので大
変でした。
③ ランチの準備
勤務時間:7:00~15:00
指導者のコメント
設定課題:言われなくても行動する!
実 習 内 容
実習生の特記事項
これまでの業務内容に準じてい
① テーブルのセット
ました。
② 食後の食器を片付ける
勤務時間:14:00~22:00
指導者のコメント
③ ディナーの準備
9/19
(木)
設定課題:積極的に動く
実 習 内 容
① テーブルのセット
② 食後の食器を片づける
③ ディナーの準備
実習生の特記事項
お客様の情報を、スタッフで共有
することが、お客様を満足するこ
とに繋がります。意思疎通をはか
ることが、重要であることを学び
ました。
④ モーニングの準備
- 197 -
勤務時間:14:00~22:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
9/20
(金)
設定課題:積極的に動く。
実 習 内 容
① テーブルのセット
② 食後の食器を片付ける
③ ディナーの準備
④ モーニングの準備
修
日
報
実習生の特記事項
最終日でした。スタッフの方から
「お疲れ様」と声をかけていただ
きとても嬉しかったです。充実し
た2週間を過ごすことができまし
た。このような経験をさせていた
だいて本当に感謝します。
- 198 -
勤務時間:14:00~22:00
指導者のコメント
短い間でしたが、他のスタッ
フともすぐにとけこみ、笑顔
をたやさず、大変がんばって
いただきました。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ANA クラウンプラザホテル富山 カフェ・イン・ザ・パーク
経営情報学科 1年
13M130 山崎千尋
お客様と直接関わるからこそ学べること
私 は ANA クラ ウンプラ ザホテル富山 カフェ ・イン・ザ・ パークで 11日間、就 業体
験をさ せていただき ました。この就業体験での私の テーマはお客 様と関わ る上でのマナ ー
と職務 内容を知ると いうこと でした。そのテーマを もとに今回の 研修結果 を報告したい と
思いま す。
私が就 業体験の中で させてい ただいていた 仕事は、テ ーブルセットや小部 屋のセッティ
ン グ 、 商品 提 供、 バ イキ ン グ のお 皿 をさ げ 、片 付 け を主 に しま し た。 私 は 家が 近 いの で 、
他の人 より早い勤務 のため、 朝6時に出勤 していま した。また、 お盆期間 中であり、
朝食に 限らず、どの 時間帯も 忙しかったで す。就業 体験最後の3 日間は、コーヒーガール
担当に なり、朝食時にコーヒ ーが飲みたい お客様に お入れする仕 事をさせ ていただきま し
た 。最初は「コーヒ ーはよろ しかったです か? 」と聞いて おりましたが 、スタッ フの方よ
り 、「 そ の 敬語 は 間違っ て い ます 。 コー ヒ ーは い か がで す か? 」 と聞 く の が正 し いと 注 意
されま した。また、外国人の お客様もご利 用される ので、その時 は英語で「Would you like
a coffee ?」と聞 くと丁 寧だと 教えてい ただき ました 。この就 業体験 ではホ テルでの 仕事
はマナ ーや言葉遣い がとても 大切であり、お客様が 満足していた だけるよ うにおもてな し
するこ とだと学びま した 。お客様が 満足されて初め て「あ りがとう」と言って下 さり、そ
れを励 みに頑張ろう と思える のだと知りま した。テ ーブルセッテ ィングで は、必要なフォ
ークや ナイフなどが なかった り、コーヒーガールを している際に は、どのお客 様が食後か 、
食後で ないのかをス タッフの 方に知らせず、従業員 の方に迷惑を かけてし まったことが あ
りました。一緒に働いている方たちに報告することで二度手間にならずに済むので「ホ
ウ・レ ン・ソウ」は とても大 切だと実感し ました。この点、ホテ ルだけに 限らずどんな仕
事をす る上でも 、自分は力不 足であり 、成長しなけ ればならない と痛感し ました。さらに、
ホテル勤務は仕事の時間帯が違うことが多いので自分の健康やスケジュール管理が必要
です。今回の研修は、朝早く からの出勤だ ったため 時間が不規則 になって しまいスケジ ュ
ール管 理がうまくで きなかっ たことが反省 点です。社会人では不 摂生しな いように、今か
ら自己 管理をし、生 活してい く必要がある と思いま した。私はど んな職業 に就きたいかを
まだ決 めていません でしたが 、今回の就業 体験を通 して、接客業 に就きた いと思うように
な り ま した 。 理由 は 、今 回 の 研修 で 、お 客 様か ら 感 謝さ れ 、「 頑張っ て ね 」と い うお 言 葉
をもら い、とても嬉 しいお気 持ちになった ことや話 すことが好き になり、自分に向いてい
ると思 ったからです。今は具 体的にどんな 仕事に就 きたいかを考 えていこ うと思いはじ め
ていま す。就業体験中に注意 された敬語に ついても 普段から目上 の方には 言葉遣いに注 意
して 話していき たいと思い ます。最後 に、お盆期 間中でお忙 しい中、 ANA ク ラウンプラ
ザ ホテ ル富 山 カフェ・ イン ・ザ ・パ ーク の皆 さん に快 く迎 えて くだ さり 、貴 重な 就業体
験をさ せていただき 本当に感 謝しています
短い期 間でしたが、 ありがと うございまし た。
- 199 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
ANA クラウンプラザホテル富山 カフェ・イン・ザ・パーク
研
8/7
(水)
8/8
(木)
8/10
(土)
8/11
(日)
8/12
(月)
修
山崎 千尋
日
報
設定課題:お客様と関わる上でのマナーと職務内容を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①社内ルールの周知
初日だった為、分からないことが
多々あった。テーブルセットする
②社内に挨拶
際、ただ単にナイフやフォークを
③シフトを決める
置くのではなくきれいに並べる
④簡単な仕事をする
ことで見栄えよくする必要があ
る。
設定課題:お客様と関わる上でのマナーと職務内容を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
初めて朝食の時間帯からの出勤
①テーブルセット
だった。グラスをさげている際に
②皿を下げる
急いだ為、こぼしてしまった。急
③個室のセット
いでいても焦ってはいけないこ
④ロビーの片付けセット
と、バランスよくのせ運ぶことを
知った。
設定課題:お客様と関わる上でのマナーと職務内容を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
バイキングの為、片付ける皿やグ
①テーブルセット
ラスが多く無理に運んだ為、皿を
②片付け
割ってしまった。始めたばかりで
③ケーキセットの準備
慣れていないから必ずおぼんを
④国際会議場MUSSEへ運ぶ
使う必要があると分かった。
設定課題:お客様と関わる上でのマナーと職務内容を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①テーブルセット
ほとんどテーブルセットと片付
②片付け
けをしていた。皿を下げる際、た
③個室のセット
くさん持っていくと危ないしお
④シュガーなどの補充
客様から「これもお願い」と言わ
れた時に対応できないことが分
かった。
設定課題:お客様と関わる上でのマナーと職務内容を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①テーブルセット
お客様がまだ食べていて皿を下
げる時、皿に残っていたものをテ
②片付け
ーブルの上で別の皿に移すと飛
③観葉植物に水をやる
ぶかもしれないと注意されたの
④商品提供
で、これから気をつけたいと思っ
た。
- 200 -
勤務時間:9:00~16:30
指導者のコメント
押印のみ
勤務時間:6:00~13:30
指導者のコメント
明るい笑顔と大きな声が出て
いました。
周囲を意識して動けるともっ
とよくなると思います。
勤務時間:6:00~14:00
指導者のコメント
押印のみ
勤務時間:6:00~14:00
指導者のコメント
動きにメリハリをつけて元気
よく挨拶をしていきましょ
う。
勤務時間:6:00~13:30
指導者のコメント
押印のみ
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/13
(火)
8/14
(水)
8/15
(木)
8/17
(土)
8/18
(日)
8/19
(月)
修
日
報
設定課題:お客様と関わる上でのマナーと職務内容を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
昨日、寝不足であいさつに元気が
①テーブルセット
ないとコメントがあったから元
②片付け
気よく笑顔であいさつするよう
③コーヒーをお入れする
に心がけた。だから気持ちよく仕
④ロビーの片付け・セット
事ができた。
設定課題:お客様と関わる上でのマナーと職務内容を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①テーブルセット
ビールを入れる時どのくらい泡
②片付け
を入れるとおいしそうに見える
③個室セット
かなどを教えてもらった。何度か
④ビール提供
お客様の邪魔になってしまって
いたので周りを見て行動したい。
設定課題:お客様と関わる上でのマナーと職務内容を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①テーブルセット
だんだんセットが早くできるよ
②片付け
うになって嬉しい。お客様がまだ
③お伺い
食べておられるのに片付けてし
④床を掃く
まった為、周りをよく見て判断す
ることは大切だと思った。
設定課題:お客様と関わる上でのマナーと職務内容を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
とても忙しく、ほとんど片付けと
①テーブルセット
テーブルセットをしていた。初め
②片付け
てコーヒーガールもした。お盆で
③コーヒーガール
忙しい時期だけど頑張ろうと励
④個室のセット
まして下さり嬉しかった。
設定課題:お客様と関わる上でのマナーと職務内容を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①テーブルセット
コーヒーガールをしていると周
②片付け
りの様子がよく把握でき、再度周
③コーヒーガール
りをよく見ることは大切だと思
④補充
った。明日で最後で悲しいけど頑
張りましょうと言われて嬉しか
った。
設定課題:お客様と関わる上でのマナーと職務内容を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①テーブルセット
やっていることは今までと変わ
②片付け
らないが徐々にセットと片付け
③コーヒーガール
が早くなって嬉しい。間違った敬
④床を掃く
語を使っていたので注意したい。
最終日いろんな方に「お疲れ様、
ありがとう」などの言葉をいただ
き嬉しかった。
- 201 -
勤務時間:6:00~13:30
指導者のコメント
押印のみ
勤務時間:6:00~13:30
指導者のコメント
押印のみ
勤務時間:6:00~14:00
指導者のコメント
押印のみ
勤務時間:6:00~14:00
指導者のコメント
押印のみ
勤務時間:6:00~14:00
指導者のコメント
押印のみ
勤務時間:6:00~14:00
指導者のコメント
多忙日が多く大変だったと思
いますし、しっかりと指導も
してあげられなかったと思い
ますが、頑張っていただきス
タッフ全員感謝しています。
ありがとうございました。気
軽に遊びにきて下さい!
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:とやま自遊館
経営情報学科 1年
13M028 柴木 和也
工夫して効率よく働く
私はとやま自遊館で五日間、働かせてもらった。その五日間はいままでに体験したこともない苦労の日々
だった。最初は大変甘く見ていた。やはり人前で仕事をする、接客業と言うものは、服装や髪型などの身だ
しなみは一番しっかりしておかないといけないものだと痛感させられた。
初日、私は、担当の方に「まず髪型がだめ。
」と会った瞬間に言われた。そこでまず社会の厳しさを味わ
った。身だしなみがしっかりしていないと人前にも出せない、とも言われた。しかし自分でとやま自遊館を
選び、インターンシップの意味や、何しに来たのかなどを考えると、やはり私が社会を甘く見ていたところ
がいけないのだと分かり反省した。
初日の仕事内容は、イベントでお客様に出す商品の数量を確認し、商品の仕入れ金額に狂いがないかを調
べたりした。とても緊張して最初は何をすればよいかわからなかった。しかしながら、わからないところは
従業員の方にしっかりと説明してもらい、なんとか仕事をこなした。一人では仕事はできないと思う。みん
なが協力し合っていかないとだめで、部署それぞれに割り当てられた仕事をしっかりとこなすことが大切だ
と思った。2日目以降もいままでにない苦労を体験した。会場設営や接客、棚卸などを任された。その中で
一番きついと思ったのは、会場設営のためにイスや机をならべることだった。そんな大変な中で、いかに効
率良くするか、いかに工夫して仕事を進めるかなど考えてやると、日を重ねていくにつれてやりがいや楽し
さなどがでてき、この仕事をするのが徐々に楽しくなっていった。その日の仕事を終えると達成感がものす
ごくあった。他の従業員の方は、何をやりがいに感じているのか疑問に思い質問してみた。
「お客様によろ
こんでもらえる事ができると思ってやるとやりがいを感じる」と多数の方が言っていた。やはり、仕事をす
る時は目標ややりがいをもたないといけないと思った。
インターンシップを通して成長したところはたくさんある。
お客の対応の仕方やマナーなどをいろいろ学
んだ。たとえばビールのジョッキを配るときは、手持ちを客側にして出したり、グラスやジョッキの飲み口
にひびが入っていないかなどをしっかりと確かめたりなど学んだ。
インターンシップでさまざまな部署で働
かせてもらったが、イベントなどを成功させるためにはやはり一人ではできないと思った。企業というもの
は、一人一人、部署一つ一つが協力しあってはじめて成り立っているのだと思った。
仕事をするにあたっては、自分で工夫・行動していかなければならないので、簡単ではないことがわかっ
た。インターンシップでとても勉強になった。とやま自遊館を選んでとても良かったと思う。インターンシ
ップで学んだことは、これからの生活にもそして就活にも絶対に活かせると思う。社会に出ても、とやま自
遊館で学んだことは忘れずに過ごしていきたいと思う。内容の濃い5日間だった。
- 202 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:とやま自遊館
柴木 和也
研
8/19
(月)
8/19
(火)
8/21
(水)
8/22
(木)
8/23
(金)
修
日
報
設定課題:働くことは何かを知る。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 棚卸
初日はわからないことがいっぱ
いあったが、説明を聞きしっかり
② 会場設営
役割を果たした。
設定課題:指示を待たず自分から動く。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 会場設営
暑い中、スーツを着てイスや机を
運んだ、最後までめげずにがんば
った。
設定課題:効率よく工夫して仕事をする。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 会場設営
礼儀、挨拶、マナーなどをしっか
りと学んだ。
設定課題:間違いや正しいことを振り返り次にいかす。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 会場設営
容量がわかってきたので、効率よ
くできた。
設定課題:最後まで仕事をしっかりとやり遂げる
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 会場設営
ビアガーデンでの接客が、とても
楽しかった。五日間大変だったが
、インターンシップをして良かっ
たと思う。
- 203 -
勤務時間:12:00~20:00
指導者コメント
勤務時間:12:00~20:00
指導者のコメント
勤務時間:12:00~20:00
指導者のコメント
勤務時間:12:00~20:00
指導者のコメント
勤務時間:12:00~20:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:一般財団法人富山勤労総合福祉センターとやま自遊館
経営情報学科1年
13M030 白旗 宏務
接客の難しさと楽しさ
私は、一般財団法人富山勤労総合福祉センターとやま自遊館で5日間、フロントの就業体験させていた
だきました。この就業体験の私のテーマは、フロント業務つまり接客業を通じて自分の欠点であるコミュ
ニケーション能力の向上と、直に自分自身で働くということを経験することで、働くことの意義と職場の
雰囲気や職務内容を知ることでした。
研修中は主に挨拶やインフォメーションなどの接客業をしながら、駐車券処理やチェックイン処理や予
約の対応など宿泊などに関する付随業務を行いました。加えて、研修場所は宿泊施設だけではなくスポー
ツジムやレストランなどもある複合施設であったので、これらの施設の案内や駐車場の整備、献立表や封
筒の作成などの仕事も行いました。
研修の初日にフロント業務で一番大切なことは挨拶だと言われました。私は授業でもそのように教わっ
ていたので、当たり前のことだと思い、それほど気にも留めずに、駐車券やチェックイン処理、予約の対
応などの付随業務を早く覚えようとメモを取るなどして必死に頑張りました。しかし午後になってある一
つの仕事をしていると研修先の方に「その仕事を一生懸命してくれているのはありがたいのだけど、ずっ
と下ばかり向いていてお客様の印象が悪くなるから挨拶もしてね」と言われました。私はその時初めて一
番大事な挨拶を疎かにし、その他の仕事ばかりに集中していたこと気が付きました。さらにその方から付
随業務は挨拶の二の次で、館内に入ってくるお客様や困っているお客様に目を配りながら、他の業務をし
なければならないということを教わりました。私は頭では挨拶が一番大切であるとは分かっていながら、
実行できていなかったことを反省しました。
二日目以降は、初日の失敗を反省して挨拶を心がけました。すると最終日には常連のお客様に「最初よ
りもずいぶん笑えるようになったわね」と言っていただき、接客の喜びを感じることができました。
私はこの事を通じて改めて接客の難しさと大切さが分かりました。私は常連のお客様の言葉に喜びを感
じるとともに、一人一人のお客様が自分の接客の良し悪しを判断している怖さも感じました。フロントは
ホテルの中でも一番直にお客様と触れ合う部門であり、その接客次第でホテルのイメージが決まることも
あります。したがって授業でも学んだように接客は 100-1=0 だということを意識して、一人一人のお客
様への接客に責任を持ち、真心こめて行うことが大切だと思いました。研修先の方は「この仕事を何年も
やっているとお客様のクレームが快感になってくる」とおっしゃっていました。私は、この方は自分が接
客についてこの5日間で学んだことを体現しているなと感じました。私は今回、本当に「お客様が第一」
であることを実感しました。このことは、私がどのような職場に働くことになっても大切な事だと思いま
す。私はこの経験を、常にお客様のことを第一に考えたうえで行動することで今後の学習や就職活動に活
かしていこうと思います。また、このような経験をさせていただいたとやま自遊館さんに深く感謝いたし
ます。
- 204 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:一般財団法人富山勤労総合福祉センターとやま自遊館
研
修
日
白旗 宏務
報
設定課題:駐車券処理等の基本的なフロントの仕事を覚える。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 挨拶
駐車券処理は4種類に分かれて
8/19
おり、区別するのがたいへんだっ
(月) ② インフォメーション
た。
また、駐車するお客様を待たせな
③ 駐車券処理等
いように走って行くなどお客様
を喜ばせられるような基本的な
接客の姿勢も学べて良かった。
設定課題:基本的なフロント業務を覚える。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 挨拶
今日はいろんな仕事をすること
8/20
ができた。
(火) ② インフォメーション
午前中はFAXで予約された方のチ
ェック方法や連泊か一泊などを
③ 駐車券処理
見分けるカードの使い方やカギ
の向きでの見分け方などを教え
④ ビラ折り
ていただき、引き継ぎのミスをし
ないように細かい工夫が数多く
されてあることを学べた。
設定課題:予約カードの記入やPC入力でのチェックイン処理の基本
的な仕事を学ぶ。
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/21 ① 挨拶
今日はFAXでの予約カードの記入
(水)
とPC入力を学んだ。これらの作業
② インフォメーション
でミスがあれば、お客様にご迷惑
をかけてしまうので、丁寧に行っ
③ 駐車券処理
た。
④ 予約カードの記入、PC入力 またカードを見分けれるように
なり、連泊か一泊か、支払済みか
⑤ 献立表の作成
否か、朝食の有無などが分かるよ
うになった。
明日からはより効率よく、ミスの
無いようにがんばりたい。
- 205 -
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
本日は、初日だったので大変
だったと思いますが、しっか
り教えた事をメモし、行って
くれました。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
細かなフロント業務を教えま
した。
ホテルによってやり方は違い
ますが、すぐにお客様に対応
できる工夫です。
今後の就職に役立てばいいと
思います。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
本日は、宿泊予約の記入をし
ていただきました。
間違うことなく、しっかりで
きていました。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:予約カードの記入、カードとPC入力を覚える。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 挨拶
今日はカードの入れ替えをを行
8/22
った。連泊かどうか、支払済みか
②
インフォメーション
(木)
どうかで色が違うだけでなく、チ
ェックインしたのが以前からか
③ 駐車券処理
本日からかでカギの向きが違う
ので難しかった。
④ 予約カード記入、PC入力
またPC入力では現金払いかカー
⑤ アドバンスの記入
ド払いかでコード番号が違うの
でそういうところなどに気をつ
⑥ 封筒の作成
けてミスの無いように丁寧に行
うことができた。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
宿泊売上げ等のPC入力をして
もらいました。
少しミスはありましたが、積
極的に取り組んでいました。
設定課題:チェックイン処理とPC入力をできるようになる。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 挨拶
今日は最終日ということもあり、
8/23
初めてチェックイン処理を行っ
②
インフォメーション
(金)
た。通常は名前、住所、電話番号
を聞いてから、精算を行い、朝食
③ 駐車券処理
は洋食か和食か聞いた後にカギ
と館内の案内を渡します。しかし
④ チェックイン処理
私は常連の方であったので、朝食
⑤ 予約カードの記入、PC入力 を聞くだけでよかったが緊張し
た。
この5日間を通して接客の重要
性を再確認することができてよ
かった。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
最終日ということで今まで学
んできたこと、チェックイン
業務をしていただいました。
チェックイン業務では緊張し
ながらも、スムーズに行われ
ていたかと思います。
- 206 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社ホテルニューオータニ高岡
経営情報学科 1年
13M070 新井 みほ
最高のサービスを提供するために
私は、ホテルニューオータニ高岡で7日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私の
テーマは、就職する上で必要なことは何か、
「社会で働く」とは何か、ビジネスマナーを知り、自分なり
に具体的なイメージを持つということでした。これらのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと
思います。
初日はホテルの説明とCOO調理での実習でした。接客技術の基本として、接客用語を普段から使える
ようになり、一人ひとりのお客様にとっての「最高のサービス」をしなければならないことを学びました。
COO調理では、ニンジンやジャガイモの皮むき、コロッケ作り、野菜を切るなどをしました。何に気を
付けて作業をすればよいのかを食材の特徴から考えることが大事だと知りました。2、3日目は宴会での
実習でした。主に、グラス拭き、グラス並べ、料理の補充、料理の片付けをしました。グラスは水アカす
ら残さず、並べ方も見栄えがよくないとならないので、細かい点まで目を配りながら作業をしました。ま
た、今回の宴会はバイキングだったので、料理の補充が遅れないよう、常に周りを見ることを心がけてい
ました。4、5日目は有磯海SAでの実習でした。次から次へとお客様が来られるので、宴会の時と同様
に常に周りを見て動かなければなりません。主に、テーブルを拭いたり、返却口へ持ってこられるお皿を
受け取ったりしました。簡単な作業かもしれませんが、いかに速くタイミング良くするかが重要でした。
帰られるお客様には「ありがとうございました」+「お気をつけて行ってらっしゃいませ」と一言プラス
するだけでお客様の満足度が大きく変わることを学びました。6、7日目の午前は客室清掃の実習でした。
客室清掃では、まず、部屋によって人数やセッティングが違うので、スムーズに作業が進むように前もっ
て計算しておかなければなりません。お盆の時期で清掃する客室が多くても、限られた時間の中でシワの
ないベッドメイキング、髪の毛1本ない洗面所を完成させ、美しい部屋を作ることで「お客様の満足」が
実現することを知りました。他の部署と違い、直接お客様と関わる機会はありませんが、丁寧かつ速く作
業をされていて、これぞプロの仕事だということを感じました。6日目の午後はFSホール、7日目の午
後はCOOホールでの実習でした。お客様をもてなすための準備が徹底されていて、客室清掃と同様、丁
寧かつ速く作業をすることが大切だと分かりました。実際にお客様にお冷を出したりお皿を下げたりして
適切な言葉づかいで対応することや、飲み物を出すときは、お客様から見て右側、食べ物を出すときは左
側から出さなければならないことも学びました。
7日間の研修を通して、周りを見て丁寧かつ速く行動すること、責任をもって仕事をすることが大切だ
と分かりました。様々な部署で実習をさせていただきましたが、どの部署もお客様を一番に考えた作業ば
かりでした。また、接客技術を身につけて、細かくて小さな作業もきちんとこなすことで、お客様の満足
につながるのではないかと思いました。今回の実習で知ったことや学んだことを、今後の就職活動につな
げていきたいです。
- 207 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社ホテルニューオータニ高岡
研
修
新井 みほ
日
報
設定課題:何に気を配って仕事をしておられるのか(プロの視点)
を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/7
① 説明、館内見学等
お客様の要望は一人ひとり違う
(水)
ので、その人にとっての最高のサ
② COO調理
ービスをしなければならない。そ
のためには、良いサービスと言わ
れる要因を熟知し、最大限の努力
をすること、丁寧かつ速く作業を
しなければならない。何に気を付
けて作業をすればよいのかを食
材の特徴から考える。メモ帳は2
冊持つようにする。
(①指示を覚
えておく②この先覚えておかな
ければならない内容)
設定課題:周りの状況を見て素早く動くこと
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 3F宴会準備
グラスなどは水アカすら残して
8/8
はいけないし、並べ方も見栄えが
②
4F宴会準備
(木)
よくないといけないから、細かい
点まで目を配らなければならな
③ 宴会
い。料理の補充が遅れないよう、
常に周りを見ておかなければな
らない。
設定課題:昨日以上に周りを見て動き、細かい点まで目を配る
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 3F宴会準備
1つ1つのイスの向きや間隔を
8/9
細かく調整することで見栄えが
(金) ② 4F宴会準備
よくなる。小さな事かもしれない
けれど、最終的にはお客様の満足
③ 宴会
につながると思う。昨日より自分
から進んで行動することができ
④ 他の部屋の宴会準備
た。
- 208 -
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
期間は1週間と短いですが、
単に作業をするのではなく、
廻りをよく観察して何かを学
んで帰って下さい。
勤務時間:14:00~21:00
指導者のコメント
宴会サービス・調理・音響照
明・ショースタッフ・入口受
付等、それぞれのプロスタッ
フが1つの会場で、チームワ
ークで作り上げていく現場を
見ていただきました。
勤務時間:14:00~21:00
指導者のコメント
お客様が気づいていないよう
なちょっとイスをそろえる事
が美しい部屋を作ります。お
客様の動きを読んで準備をす
ることで、タイムリーでスマ
ートな気の利いたサービスを
実現します。日々仕事の中で
そういった細やかな準備や段
取りが大切です。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
設定課題:お客様と笑顔で接する、忙しくても作業を速く・丁寧に
する
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/13 ① 有磯海(スナック)
サービスエリアの飲食店は次か
(火)
ら次へとお客様が来られるので、
常に周りを見てテーブルを拭い
たり、返却口へ持ってこられるお
皿をいち早く受け取ったりしな
ければならない。帰られるお客様
に「ありがとうございました」+
「お気をつけて行ってらっしゃ
いませ」と一言プラスするだけで
お客様の満足度が大きく変わる。
設定課題:責任を持って任された仕事に取り組む
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 有磯海(スナック)
忙しい時こそ、大きな声で「いら
8/14
っしゃいませ」など言わなければ
(水)
ならないのに、仕事をするのに精
一杯であまり出せていなかった。
テーブルの環境をきれいにする
など、お客様に対してできること
は忙しくてもきちんとして、仕事
と両立させなければならない。
設定課題:お客様の見えないところでどのような作業やサービスを
提供しているのかを知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/15 ①客室清掃
他の部署とは違い、客室清掃は直
(水)
接お客様と関わる機会はないけ
② FSホール
れど、シワのないベッドメイキン
グ、髪の毛1本ない洗面所にする
など美しい部屋を作ることで「お
客様の満足」が実現する。FSホ
ールはお客様をもてなすための
準備が徹底されていて、清掃もF
Sもより短い時間でいかに速く
丁寧に仕事を完成させるかが大
切なのかが分かった。
- 209 -
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
勤務時間:9:30~18:30
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:7日間の体験を通して「働く」とは何か、意識しなけれ
ばならないことは何なのか自分なりに具体的なイメージをつかむ
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/16 ① 客室清掃
お盆で清掃しなければならない
(金)
客室がたくさんある中であって
② COOホール
も、丁寧かつ速く作業をされてい
て、これぞプロの仕事だというこ
とを学んだ。COOホールでは、
実際にお客様にお冷を出したり、
お皿を下げたりして、適切な言葉
づかいで対応することが大事で
ある。飲み物を出すときは、お客
様から見て右側、食べ物を出すと
きは左側から出さなければなら
ない。
- 210 -
勤務時間:9:30~18:30
指導者のコメント
短期間のインターンシップで
は、体験できることは限られ
ますが、可能な限り多くの部
署を体験していただきました
。各部門がプロの仕事をして、
全体のチームワークで1人の
お客様へのサービスとして、
成立していることを感じて頂
けたならば、アルバイトとは
違うインターンシップ研修と
して意味のある1週間だった
と思います。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:公立学校共済組合富山宿泊所 パレブラン高志会館
経営情報学科1年
13M010 内山加絵
お客様の立場に立って
私は、パレブラン高志会館で7日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマ
は、サービス業において大切なことを学ぶといことでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告
したいと思います。
今回の研修では、パーティーでの接客、準備、後片付けと和食・中華のレストランでの配膳を行いまし
た。パーティーの準備では、自分が体験して初めて知り得た気づかいがたくさんあることに驚きました。
初歩的なことですが、看板の向きはお客様から見えやすいように設置することやテーブルセッティングで
のテーブルクロスがずれないために器具で止めること等、見栄えや使い勝手を考えながら準備をしていく
必要がありました。
レストランでの準備では、コース料理用の器具のセットをしました。そこでは、スプーンやフォークの
配置順番もありますが、置く間隔と器具の持ち手側を揃える等、お客様の使い勝手を考えた気配りについ
て学びました。配膳業務では、初めのうちは料理をこぼさないように慎重に運ぶことで精一杯でしたが、
仕事を重ねるうちに、慣れもあり、運ぶことに加え、お客様からよりかっこよく見えるよう行動すること
を心がけました。実習後半には配膳をスマートにこなせるようになりました。
また、7日間のうちの1日は、客室清掃の仕事も行いました。お客様に、より快適に過ごしていただく
ために、髪の毛1本も見逃さないよう心を込めて清掃しました。
今回の研修から、常にお客様の立場に立って考える必要があることを学びました。準備や片付け、配膳
など、どのような仕事も、お客様にわかりやすく、満足していただけるよう考えながら行動することで、
自然と仕事が丁寧にできるようになった気がしました。
パレブラン高志会館スタッフの「サービス行動規範」である、
「お客様にはいつもやさしい笑顔で接す
る」
「お客様の立場に立ってお客様目線で考える」
「お客様の要望以上の行動を心がける」
「お客様のサイ
ンを察知しながら行動する」
「お客様の信頼を得られる行動をとる」の5つのことが書かれた紙が、いた
るところに貼ってありました。私は研修期間中、要望以上の行動をとったり、サインを察知したりするこ
とはなかなかできませんでした。しかし、これらのことはどんな職業に就いても必要であり、大切なこと
だと思いました。また、そのようなサービスができるようになりたいとも強く思いました。
研修では、本当に多くのことを教えていただきました。今回、学んだことを大いに実践するとともに、
お客様に喜んでいただけるような、心からのサービスができるように頑張りたいです。
- 211 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:公立学校共済組合富山宿泊所 パレブラン高志会館
研
8/7
(水)
設定課題:サービス業とは
実 習 内 容
①館内案内
②会場設営
③パーティーの準備
④ドリンクの配膳
設定課題:サービス業とは
実 習 内 容
① 和食レストランでの料理
の準備
8/8
(木)
② 配膳
③ 後片付け
④ 伝票作り
8/9
(金)
設定課題:サービス業とは
実 習 内 容
① 中国レストランでの料理
の準備
② 配膳
修
日
内山 加絵
報
勤務時間:11:00~19:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
お客様に言われる前にやるのが せっかくの機会なので、たく
サービスであり、言われた後にや さん質問をして色々なことを
るのは作業であるということを 吸収していってください。こ
学んだ。
れを常に意識しながら、自分
笑顔が一番だと分かった。
が今できる精一杯を表現して
ください。
実習生の特記事項
コース料理の値段にあった座席
に案内することも大事だと分か
った。
座敷での配膳の時、スカートの裾
を踏んで転びそうになってしま
ったので、気をつけようと思っ
た。
実習生の特記事項
和食料理と中華料理のセットの
違いを学んだ。
中華料理のラウンドは、時計と反
対回りに回すことを知った。
勤務時間:11:00~19:00
指導者のコメント
料理の値段で席が変わること
には驚いたと思います。お客
様を料金で差別しているので
はありませんが、高い料金を
支払ってくれるお客様には、
料理はもちろん、部屋などの
空間にも期待していただいて
いるためです。
勤務時間:11:00~19:00
指導者のコメント
日々いろいろな発見がありま
すね。積極的にたくさん質問
して知識を増やせば、人間と
しての幅も広がります。
③ 後片付け
設定課題:サービス業とは
実 習 内 容
① パーティー会場の設営
8/10
(土)
② 準備
実習生の特記事項
ブッフェでは何枚もお皿を使う
ため、片づけるタイミングが難し
いと感じた。
③ 料理の配膳
8/11
(日)
設定課題:サービス業とは
実 習 内 容
① パーティー会場の設営
② 準備
実習生の特記事項
お食い初めの儀式に立ち会うこ
とができた。全く知らなかったの
で、見ることができてよかった。
③ 料理の配膳
- 212 -
勤務時間:11:00~19:00
指導者のコメント
だいぶ環境や仕事の流れにも
慣れてきた頃だと思います。
また疲れもたまってきた頃だ
と思います。あと3日ですが、
もう一度基本に振り返り、最
後まで集中力を切らさずにが
んばりましょう。
勤務時間:11:00~19:00
指導者のコメント
お食い初めに限らず、結納や
法事にもいろいろな儀式やル
ールがあります。まずは基礎
知識の習得が必要です。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
設定課題:サービス業とは
実 習 内 容
①宿泊室清掃
8/12
(月)
設定課題:サービス業とは
実 習 内 容
8/13 ① 和食レストランでの料理の
配膳
(火)
修
日
報
勤務時間:10:00~14:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
髪の毛1本見逃さないように気 お金を頂いてご利用していた
だく以上は完璧な状態でお客
を付けて清掃した。
お客様に快適に過ごしてほしい 様をお迎えしなければなりま
せん。髪の毛1本でも残って
と思った。
いれば、お客様は大変不愉快
になり二度と使ってくれるこ
とはないでしょう。
実習生の特記事項
おぼんの使い方が前回よりうま
くなったと思った。
② 後片付け
- 213 -
勤務時間:11:00~19:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:公立学校共済組合富山宿泊所 パレブラン高志会館
経営情報学科 1年
13M093 小泉友歌里
サービスの本質とは感謝と思いやり
私は、公立学校共済組合富山宿泊所パレブラン高志会館で7日間就業体験をさせていただきました。そ
こでサービスとの本質とは何か、どういうものが良質なサービスといえるのか、というテーマに基づき様々
なことを学びました。
まずは、パレブラン高志会館で教えていただいたことについてご紹介します。
“サービスとは「お客様に快適になっていただくための具体的な行動」です。私たちはお客様に自分の施
設を選んでいただいたことを心から感謝し、
お客様のご期待に沿えるように誠実にお答えしなければなりま
せん。”
これは実習させていただく一番初めに教えていただいたことです。私はこの言葉をうけ、自分たちの感謝
をお客様に伝えるための手段がサービスなのだと感じました。サービスの基本は表情・挨拶・身だしなみ・
言葉づかい・態度・動作ですが、これらすべてが感謝を伝えるための手段となるのだとわかりました。
また、このサービスはお客様に向けるものだけではなく、従業員同士や外部の業者の方々にも発信するも
のだと気づきました。いくら活気のある挨拶をお客様に向けることができても、従業員同士で挨拶がなかっ
たり、暗い挨拶やふざけた挨拶だったりしたらお客様は不快に思うでしょう。しかし、活気ある挨拶が従業
員同士でできれば、コミュニケーションをとることが容易ですし、さわやかな気持ちで日々の仕事をするこ
とができ、仕事もスムーズになります。外部の業者の方々にも同じことが言えます。外部の方だからといっ
て業者の方々もホテルを営業する上で、なくてはならない協力者です。そのため、感謝とねぎらいの気持ち
を込め、挨拶することはとても大切なことだと感じます。
実際にパレブラン高志会館で実習させていただいたときも、
従業員同士の声掛けや業者の方へのねぎらい
の言葉など、
たくさんの思いやりが飛びかっていました。
そこで働いておられる方々は正社員、
アルバイト、
業者の方など様々でしたが、誰もがいきいきとしており、とても活発な職場でした。
この7日間就業体験をさせていただき私がわかったことは、
サービスの本質とは様々な人に対しての感謝
と思いやりだということです。感謝を伝えることが目的で、その手段がサービスなのです。またより良いサ
ービスを提供するためには、感謝すべきことを理解し、相手のことを考え、伝わるように行動することが重
要だと感じました。そして、お客様を第一に考えるのはもちろんですが、第二に自分と同じ、仕事をしてい
る方々に敬意を払う。このことが良質なサービスに必要なことではないかと思います。
そしてこの経験を基に、多くの方々に常に感謝や思いやりの心を持ちながら、社会から必要とされる人に
成長し、社会人として地域に貢献できる人材になりたいと思います。
- 214 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:パレブラン高志会館
小泉 友歌里
研
8/7
(水)
8/8
(木)
8/9
(金)
8/10
(土)
8/11
(日)
8/12
(月)
修
日
報
設定課題:接客サービスの基本について学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
① オリエンテーション
担当の方に言われた「言われる前
② 館内見学
にやることがサービス、言われた
③ 会場設営
後にやるのは作業」という言葉が
④ パーティ準備
とても心に残った。よく考え今後
サービスを提供できるようにし
たい。
設定課題:実際に接客サービスを行う
実 習 内 容
実習生の特記事項
和食レスランにて
昨日と違う担当の方が「何でも自
① ランチ営業
分からすすんでやる」とおっしゃ
② ディナー営業
っていたので、皆さんサービスの
基本が沁みていると感じました。
設定課題:実際に接客サービスを行う
実 習 内 容
実習生の特記事項
中華レストランにて
和食レストランと中華レストラ
① ランチ営業
ンでは、食器の並べ方や接客の違
② ディナー営業
いなどサービスの内容が違うこ
とがわかりました。
設定課題:接客サービスに必要なことを見つける
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 中華レストランのランチ
パーティ会場の設営中に、グラス
営業
に汚れがついていなか、料理の方
② パーティ会場設営
向はお客様に向いているかなど
③ サービス業務
様々なことに気を使っていたの
で、自分も細かいことに気を向け
るようになりました。
設定課題:接客サービスに必要なことを見つける
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 結納の会食にてサービス
結納の会食のサービス業務とい
業務
うことで、とても気を使いました
② パーティ会場設営
。特に料理の向きには意味があり
③ サービス業務
、きちんと相手に向けて置くのに
は注意を向けました。
設定課題: 裏方業務の重要さを学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 宿泊室清掃
髪の毛一本落ちているだけでイ
メージが悪くなるから、隅々まで
見て掃除しなさいと言われ、お客
様第一なのだと感じました。
- 215 -
勤務時間:11:00~20:00
指導者のコメント
初日でしたが笑顔を絶やさず
堂々としていました。笑顔・
挨拶・身だしなみ・言葉づか
いのサービスの基本を意識し
て残り6日間を頑張ってくだ
さい。
勤務時間:11:00~19:00
指導者のコメント
まさに、
“言われる前に行動す
るのがサービス、言われてか
らするのは作業”です。
勤務時間:11:00~19:00
指導者のコメント
細かい作業もすべて“お客様
目線”が大切です。それがリ
ピーターとなって、足を運ん
でくれるようになります。
勤務時間:11:00~19:00
指導者のコメント
だいぶ環境や仕事の流れに慣
れてきたころだと思います。
あと3日ですが、もう一度基本
に振り返り、最後まで集中力
を切らさずに頑張りましょ
う。
勤務時間:11:00~19:00
指導者のコメント
結納や法事などは、また違っ
た信仰の流れやマナー・料理
の意味などがあります。たく
さんの知識が必要とされてい
ます。
勤務時間:11:00~14:00
指導者のコメント
お客様にご利用いただいて、
お金をいただく以上、完璧な
状態でお部屋を仕上げ、お迎
えしなければなりません。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:お客様と接する
実
8/13
(火)
習
内
容
中華レストランにて
① ランチ営業
② ディナー営業
勤務時間:11:00~19:00
実習生の特記事項
最後の実習ということだった
ので、お客様と少しだけです
が会話できたので、すごく楽
しかったです。
- 216 -
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:パレブラン高志会館
経営情報学科 1年
13M112 中谷桃子
最高のおもてなしを
私は以前からホテル業務に興味があり、パレブラン高志会館にて就業体験をさ
せていただきました。私のインターンシップのテーマは、実際に体験して、働く
ことの喜び、自分の向き不向き、ホテル業務とはどのようなものか、などを理解
するという事でした。
七 日 間 の 就 業 体 験 の 中 で 、レ ス ト ラ ン の サ ー ビ ス 業 務 、パ ー テ ィ ー 会 場 の 設 営 、
サービス業務、宿泊室の清掃を行わせていただきました。どの業務も社員の方と
同様のことをするので同じ責任、意識を持ち活動を行うように気を付けました。
レストランでは、営業前に「予約の確認、予約席の準備、テーブル番号・料理
名を覚える」を行いました。そこではお客様の目線にたって細かいところまで気
を遣いました。営業時には「お客様をお迎えし、注文をとり調理スタッフの方に
伝え、お客様を送り出し、後片付けをする」等を、いつもお客様に最高の気配り
で対応しなければなりません。今まで私は何も考えずに客としてレストランを利
用してきましたが、こんなにも気を配ってもらっていたとは思いもしていなかっ
たので驚きました。しかし今回初めてお客様をおもてなしする立場にたって、こ
の仕事がこんなにも難しいということを実感しました。
また、宴会ではお客様に気持ち良く楽しんでいただくために自ら考え積極的に
行動しなければいけません。いつも少なくなっている瓶の飲み物、空きそうなお
皿を確認し、空いたらタイミングよく栓をあけた飲み物を持っていく、お皿を下
げる。常にお客様の様子を見て行動することが求められます。お客様に不快な思
いをされないように常にお客様の様子を観察し、どんなに忙しくてもお客様の前
では決して慌てない、お客様の要望にすぐ応える等、多くを学び、身につけまし
た。
私のインターンシップのテーマは、実際に体験して、働くことの喜び、自分の
向き不向き、ホテル業務とはどのようなものか、というものでした。
お客様の要望をお聞きしている途中に何度か「インターンシップ頑張ってね」
などと声をかけていただき、とても嬉しかったです。働くことの喜びとはお客様
の一言なのではないのかと感じました。また自分の向き不向きに関しては、辛い
こともありましたがお客様に声をかけていただくだけで私は喜びを感じることが
できるということが分かったので接客業に向いているのではないかと思いました。
ホテル業については、スタッフは常にお客様の目線にたち、お客様を第一に考え
行動しているということ、最高のおもてなしを常にしていることだということが
分かりました。
七日間という短い期間でしたが、今の自分の能力を知ることができ、これから
の自分には何が必要なのかを考える良い機会になったので参加して本当に良かっ
たと思いました。
- 217 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:パレブラン高志会館
中谷 桃子
研
修
日
報
設定課題:サービスとは
実
習
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 講義(サービスとは)
はじめにサービスの講義を受
お客様に楽しい時間、空間
② 館内案内
けさせて頂き、サービスの基
本を理解することができまし
を提供するのが私たちの
仕事です。お客様に満足し
③ 会場設営
た。おかげで会場のお客様に
ていただけてはじめて私
接する際、少しはサービスを
たちのやりがいや喜び、達
8/7
(水)
勤務時間:11:00~19:00
提供できたのではないかと思 成 感 を 感 じ る こ と が で き
います。“インターンシップ” ます。それを少しでも感じ
と書かれた名札をつけていた
ていただけたのではない
ため、お客様にたくさん話し
かと思います。
かけていただくことができ、
初日から仕事の喜びを感じる
ことができました。
設定課題:積極的に取り組む
実
習
内
容
① 中国レストランでサ
8/8
ービス業務
(木)
勤務時間:11:00~19:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
仕事に積極的に取り組み、行
仲間と離れ、一人での活動
動しなければと何度も感じま
した。しかし今日、私は全く
だったので少し不安や寂
しさもあったと思います。
自主的に動けず、落ち込みま
した。明日は積極的に行動し
でも社会に出ればそれが
当然のシチュエーション
たいと思います。
なので、その状況に負ける
ことなく、自分の力を発揮
できるように頑張りまし
ょう。
設定課題:積極的に取り組む
実
8/9
(金)
習
内
容
① 和食レストランサー
ビス業務
勤務時間:11:00~19:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
中華レストランでは積極的に
動けなかった分、今日は和食
お客様にいい印象であれ
ば声をかけていただけま
レストランで頑張りました。
しかし、逆に空回りしてしま
った部分もあり、少し冷静に
ならなければと感じました。
名札のおかげで、またお客様
に声をかけていただき、とて
す。それは笑顔、あいさつ
、身だしなみにも繋がりま
す。お客様にいい意味での
声掛けをもっと頂けるよ
うに、基本を意識して取り
組んでください。
もうれしかったです。お客様
の一言で疲れが和らぎまし
た。
- 218 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:仕事の流れをつかむ
実
習
内
容
① パーティ会場の準備、
8/10
サービス業務
(土)
勤務時間:11:00~19:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
四日目ということで慣れてき
お客様の対応、また準備、
たのか、今までよりスムーズ
に行動することができまし
片付けの裏仕事など、だい
ぶ仕事の流れが分かって
た。革靴で立ち仕事はまだ慣
きたころだと思います。自
れません。連日足が痛みまし
分の中で集中するところ、
た。社員の方は、長時間仕事
されているのに痛がられない
抜けるところなどを見つ
けて、メリハリのある業務
のが本当にすごいなと思いま
ができるように頑張って
した。
ください。
設定課題:状況を的確に判断する
実
習
内
容
① 和食レストランサービ
8/11
ス業務
(日)
② パーティー会場の準備
、サービス業務
勤務時間:11:00~19:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
仕事にも慣れ、自分が何をす
日々進歩していることは
ればいいのか状況判断が少し
ずつ行えるようになりました
。私もいつかは即戦力となれ
素晴らしいことです。残り
わずかですが、常に目標を
持ってスキルアップして
る人材になりたいです
いって下さい。
設定課題:客室掃除を徹底する
実
8/12
(月)
習
内
容
① ベッドメイキング、掃
除
勤務時間:10:00~14:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
客室掃除を行ったのですが、
今までで一番大変でした。少
お客様にご利用いただい
て、お金をいただく以上、
しのしわも汚れもゆるされな
いので凄く神経を使いました
シーツのしわ一つも無い、
完璧な状態が当たり前で
。私が清掃した部屋にお客様
が満足していただければいい
なくてはなりません。
なと思いました。
- 219 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:日本海シーライン開発株式会社ホテルグランミラージュ
経営情報学科 1 年
13M067 赤川蕗乃
お客様を第一に考える
10日間のインターンシップでのテーマは、「仕事の楽しさ、やりがいを知ること」です。研
修期間中は宴会部に所属し、会場の設営や片付け、宴会補助、そして接客を務めました。そこで
の研修は、ホテルという華やかな印象を壊される衝撃的なものでした。
最初の業務は、宴会場の設営など裏の仕事でした。一見地味に見えますが、この仕事はお客様
に良いサービスを提供するための大切な仕事です。例えば、テーブルに並べるグラスは、2 回に
分けて傷や汚れの確認をします。これはお客様に清潔な食器を使っていただくためだそうです。
少々面倒だと感じることもありましたが、丁寧な気配りがお客様のサービスに繋がると考えまし
た。
宴会部の仕事で最も重要な業務が接客です。初日から、宴会の接客をさせていただきました。
接客はアルバイトで多少経験していましたが、宴会場での接客はとても緊張しました。また、ト
レーを使った接客は初めてであったため、慣れるまでに時間を要しました。宴会場は華やかで楽
しげなものでしたが、その裏では急いで食器を片づけ、ドリンクを作り、補充に追われるなど、
体力が必要な仕事だと感じました。さらに、ヒールを履くことに慣れていなかったため、頻繁に
足が痛くなりました。
それでも私は、心の中で必ず笑顔で接客するということを決めていました。また、従業員の方
に、声かけをするようアドバイスをいただいたので、食器を下げる際は必ず声をかけるよう心掛
けました。酔ったお客様などは、厳しい言葉遣いの方もおられましたが、お客様から笑顔を褒め
られたり、お礼を言われたり「美味しかった」と声をかけていただけることもありました。お客
様から喜びの声を頂いたときは、とても嬉しい気持ちになりました。仕事の楽しさとは、接客が
お客様の喜びに繋がった時にあるのだ、と感じました。
今回の研修を通して、体験しなければ分からなかった様々なことを学びました。裏方の仕事も
接客も、お客様の気持ちを第一に考えて行動しなければなりません。これは、ホテル業に関わら
ず、どの職業に就いても同じだと思います。また、お客様に満足してもらうことがやりがいに繋
がります。お客様に感謝されると、働く側も嬉しい気持ちになります。
他にも部内はもちろん、部署が違う従業員とのコミュニケーションも良く、チームワークの大
切さを学びました。協力し、信頼し合える関係があるからこそ、良いサービスを提供できるのだ
と思いました。
接客の態度や、笑顔は社会人になるために必要不可欠であると考えます。今回インターンシッ
プで経験したことを、今後の就職活動に活かしたいです。
- 220 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:日本海シーライン開発株式会社 ホテルグランミラージュ
研
修
日
赤川 蕗乃
報
設定課題:大よその仕事把握する
実
習
内
容
① 裏仕事
8/19
(月)
② 宴会場作り
③ 宴会補助
勤務時間:13:00~22:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
接客においてお客様への声か
指示を積極的に理解して
けは大切であると教わった。
行動していました。明日か
実際に宴席で補助をさせてい
ただいたが、配膳がうまくい
らも頑張ってください。
かなかった。お客様をよく見
④ お客様への対応
て行動することが大切だと感
じた。
設定課題:自ら仕事を見つけ行動する
実
習
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
宴会場の照明を触らせてもら
昨日に引き続きでさらに
うなど、貴重な体験ができ嬉
サービスは良くなってい
③ 宴会の担当
しかった。ナプキン折りやお
しぼり作りなどの裏の仕事も
、お客様のためだと考えて抜
ると思います。どんどん覚
えてすばらしいサービス
が出来るよう頑張ってく
④ ナプキン・おしぼり
きせず行ないたい。
ださい。
① 通夜・葬式の会食準備
8/20
(火)
② 宴会場の照明・音響
設定課題:自ら仕事を見つけ行動する
実
習
内
容
① 宴会準備
8/22
(木)
② 宴席での心構え
③ トレイの持ち方
指導者のコメント
トレイの使い方を本格的に習
お客様の前で緊張してい
い、宴会で実践したが、うま
る感じには見えましたが、
くいかなかった。指導者から
笑顔で丁寧にお茶出しや
頂いた意見の通り、経験が大
事だと思った。
下げ物をしてくれていた
ので、良かったと思います
。笑顔で頑張っていただき
たいです。
設定課題:仕事に慣れる
実
習
内
勤務時間:11:00~20:00
実習生の特記事項
④ 宴会場作り
8/23
(金)
勤務時間:13:00~22:00
容
① 宴会場・控室セッティ
ング
② 婚礼のDVD・空間演出
の鑑賞
③ 洗い物、物集めなど
勤務時間:10:30~19:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
宴会場づくり、下げ場などは
ほぼ完ぺきにできるようにな
った。今日は特別に婚礼のDV
Dを見せてもらったが、とても
感動した。宴会もそうである
が、ブライダルも人を喜ばせ
ることのできる素敵な仕事だ
と感じた。
設営作業等、一度教えたこ
とはきっちりしていただ
いていると思います。教え
がいがあります。この調子
で頑張っていきましょう。
婚礼は参加している側も
新郎新婦も携わる人全て
がHAPPYになります。も
ちろん私たちスタッフも
です。今後参列する機会も
あると思うのでぜひその
時はスタッフの動きも見
てみてください
- 221 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:仕事に慣れる
実
習
内
容
① 和食部での仕事
8/25
(日)
勤務時間:11:00~20:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
初めて和食に行ったが、宴会
9Fの宴席では、少し気の
部とはまた違った雰囲気で緊
③ 裏の仕事
遣うお客様だったので、と
張した。自分から動こうとし、 て も 緊 張 し た と 思 い ま す
空回りすることもあったので が、丁寧に笑顔でサービス
④ ブライダルフェア
、分からないこと質問しよう
と思った。4人の宴会も体験し
② 個室での宴会
たが、これも緊張してあまり
助かりました。料理運びも
教えたことをスムーズに
動けなかったので残念だった
やってくれたので、飲み込
。反省を次に生かしたい。
みが早く大変良かったで
す。
設定課題:お客様に丁寧なサービスを!
実
習
内
容
① お茶出し
8/26
(月)
② アイスコーヒー出し
③ 洗い物
④ 宴会補助
をしてくれたので、とても
勤務時間:12:00~21:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
お茶出しは、お茶をこぼさな
少しずつトレーを使って
いことばかりに気を取られて
、自分の歩く姿に注意してい
なかった。水、アイスコーヒ
のサービスに慣れてきた
ようなので、次回のお茶出
ー出しも行ったが、グラスに
るようになってくれたら、
嬉しいです。重い物、軽い
物、高い物、低い物など、
高さがあり、不安定で難しか
った。トレイをたくさん持ち
慣れたい。
しは安心して見ていられ
いろいろな物をトレーで
サービスするので、どんど
んチャレンジして慣れて
ほしいです。
設定課題:お客様に丁寧なサービスをする
実
習
内
① 宴会準備
8/28
(水)
② グラスバック
③ 宴会
④ 片付け
容
勤務時間:13:00~21:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
今日は初めて食事の取り分け
をした。サーバをうまく使え
なかったので、もっと慣れた
い。配分を間違えることもあ
り、気をつけたい。けど、お
客様がありがとうと声をかけ
てくれて嬉しかった。もっと
お客様に喜ばれるサービスを
お客様から、喜びの言葉を
聞けるのは大変うれしい
ことです。自分が、お客様
の立場になって考えて行
動すると、もっと素晴らし
いサービスが出来ると思
います。残り数日ですが、
頑張りましょう。
したい。
- 222 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:仕事をすばやく丁寧に行う
実
習
内
容
① 宴会準備
8/29
(木)
② ナプキン折り
③ 空間演出
④ 宴会
実習生の特記事項
指導者のコメント
宴席のセッティングはすばや
一生懸命やっているサー
くできていると思う。大きい
ビスがお客様に伝わり「お
宴会は時間がかかるので効率
よく行いたい。宴会ではミー
いしかたよ」の声に繋がっ
ていると思います。テーブ
ティングの時間に少し遅れて
ルでお客様に声をかけら
しまったので、優先順位を考
れて笑顔で対応している
えて行動したい。
赤川さんに感心しました。
設定課題:一人前のサービスを提供する
実
習
内
容
① 宴会場づくり
8/30
(金)
② スクリーン
③ お茶作り
④ 宴会
実
習
指導者のコメント
今日も宴会があった。小さな
笑顔でサービスしていま
ミスもあったが、落ち着いて
すし、指示したことも一生
できた。お酒の呼び名などが
まだ曖昧なので明日にはしっ
懸命がんばってこなして
くれていました。明日はラ
かりしたい。今日もお客様が
スト一日ですが、ぜひ、ホ
優しい声をかけてくれて、サ
ービスしていて楽しかった。
テルサービスを堪能して
いってください。
指導者のコメント
① 宴会準備
インターンシップ最終日だっ
今日は早い時間の法要か
② 裏の仕事
た。裏の仕事は10日目にもな
ると、スムーズにできて良か
らスライドして80名規
模の一般宴会のサービス
った。後半には宴会があり、
大人数の宴会で、バーの仕事
を行った。お酒つくりは初め
てであり、細かいオーダーを
されると少し焦ってしまった
。でも、お客様に直接提供で
きる役割なので楽しかった。
と慌ただしい中での業務、
③ 宴会
容
勤務時間:13:00~22:00
実習生の特記事項
(土)
内
勤務時間:12:00~21:00
実習生の特記事項
設定課題:今まで学んだことをすべて出し切ってサービス
する
8/31
勤務時間:13:00~22:00
- 223 -
お疲れ様でした。宴会場の
仕事は様々な多岐にわた
り、短い期間にたくさんの
事をお願いしましたが、赤
川さんはどれも一生懸命
頑張ってくれていました。
この後も頑張って充実し
た学生生活を送ってくだ
さい。今まで本当にお疲れ
様でした。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:日本海シーライン開発株式会社ホテルグランミラージュ
経営情報学科 1年
13M100 清水 理穂
働くことの喜びとは
私は、日本海シーライン開発株式会社ホテルグランミラージュで10日間、職業体験をさせ
ていただきました。この職業体験での私のテーマは、ホテル業で働くことの意味や、お客様へ
の対応などについて知ることでした。そのテーマをもとに、今回の研修報告をしたいと思いま
す。
仕事内容は主に宴会前のセッティングや下げ場作り、グッズ集めなどであり、ホテルの華や
かさとは違い、裏の仕事はとても地道な作業が多く、大変だということにとても驚きました。
あたりまえのことかもしれませんが、従業員の方々はお客様にサービスをする時と休憩との切
り替えがしっかりされておられるところがすばらしいと思いました。宴会のときは笑顔で疲れ
た顔を見せることなくお客様にサービスをされていました。また、立ち振る舞いも堂々とされ
ており、見習う面がたくさんありました。宴会のサービスを10日間させていただきましたが、
宴会が始まると与えられた仕事を最後までやりきらなければなりません。そのため、足や腕が
痛くなり、かなり体力勝負の仕事だと改めて感じました。
グランミラージュではホテルの外での出張サービスがあり、私もその仕事に同行させていた
だきました。葬式後の宴会は通常の宴会とは異なる点がたくさんあります。今までやってきた
宴会のサービスとは違い最初はあせりましたが、どのような宴会であってもお客様に対して最
高のサービスをすることは同様だと教えていただきました。
最終日に近づくにつれ、仕事に対する楽しさを感じるようになりました。最初の何日間はお
客様にサービスする際、表情も硬く、お客様が質問されたことに素早く対応することができま
せんでした。しかし、日が経つにつれ仕事にも慣れ、自然に笑顔でサービスができるようにな
りました。また、お客様に「笑顔がいいね」と感謝の言葉をいただき、喜びを感じることがで
きました。従業員の皆さんはお客様の感謝の言葉が励みや喜びとなり、もっと頑張ろうという
気持ちにさせるのではないかと思いました。
今回10日間という短い期間でしたが、ホテル業での大切なことはお客様を第一に考えるこ
とだと思います。従業員の皆さんは常にお客様が気持ちよく、快適なひとときを味わうことが
できるように多くの工夫をされていました。
従業員の皆さんの細かい気遣いや心遣いが、お客様の信頼を得ることになり、また訪れたい
という気持ちに繋がることを痛感しました。合わせて、従業員も働くことのやりがいにつなが
るのだと思いました。
この経験を今後の就職活動や学生生活に大いに活かしていくことができたらいいなと思いま
す。
- 224 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
日本海シーライン開発株式会社ホテルグランミラージュ
研
修
清水 理穂
日
報
設定課題:仕事内容の把握
実
8/19
(月)
習
内
勤務時間:13:00~22:00
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①宴会の準備・片付け
②台所の掃除
宴会が始まると動き回ること
初日から覚えることが多
が多くなり、足が痛くなり、
かったかと思いますが、頑
③網車の作り方
④裏の仕事
とても体にくる仕事だなと改
めて感じた。
張って理解していました。
設定課題:1日目よりもテキパキ動く!
実
8/20
習
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①おしぼりの作り方
グッズ集めをしましたが物の
昨日に引き続きのサービ
②宴会のセッティング
場所が全然わからなくて棒立
ち状態だった。今後はわから
スもあり、確実に良くなっ
ていると思います。さらに
なければ質問していきたい。
頑張ってください。
(火)
設定課題:テキパキと行動する。
実
8/21
(水)
習
内
容
①月に行われる掃除
②ナプキン折り
勤務時間:10:00~16:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
月に1回の掃除ができたので
とてもよかった。特に電動ブ
初めて扱う電動ブラシで
したがすぐにコツをつか
ラシを扱うのが難しかったが
コツをつかむととても順調に
んで最後には完璧になり
ました。掃除も大事な業務
できることが分かった。
の一つです。
設定課題:積極的に行動。
実
8/22
(木)
習
内
容
勤務時間:11:00~20:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①宴会セッティング
②網車づくり
今日は、トレイのレクチャー
をしてもらった。 今日の宴
今日は実際に担当テーブ
ルを決めてお願いしまし
③トレイのレクチャー
④食器磨き
会はビールの残量が分かりに
くくあまり行動できなかった
ので今後は気をつけたい。
たが、堂々とした立ち振る
舞いで笑顔で対応してい
ました。
設定課題:積極的に行動。
実
8/23
(金)
習
内
容
①宴会セッティング
②タンブラー組み
③下げ場作り
④鑑賞
勤務時間:10:30~19:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
タンブラー組みでしっかりと
理解していなかったため多く
の人に迷惑をかけてしまった
。今後はこのようなことがな
いように注意していきたい。
お客様の前でもそうです
が、笑顔の対応がすばらし
いです。これからも、サー
ビスに入っていただく事
があると思いますが、その
調子でがんばりましょう。
設定課題:お客様の気持ちを考えて行動。
実
8/26
(月)
勤務時間:13:00~22:00
習
内
①飲み物出し
②下げ場作り
③グッズ集め
④セッティング
容
勤務時間:12:00~21:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
仕事にも慣れてきて少しずつ
だが一つ一つの仕事が楽しい
と思うことが多くなった。お
客様が感謝の一言をもらうだ
けで嬉しかった。この気持ち
グラスを大量にトレイで
運ぶのはとても難しいし
片手でサービスできるよ
うになると立派です。サー
ビスに喜びを感じてくれ
を忘れず頑張りたい。
ているので嬉しいです。
- 225 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:積極的に行動。わからないことがあれば質問。
実
8/28
(水)
習
内
容
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①宴会の準備・片付け
今日は葬式後の宴会のお手伝
いつもの宴会とは違う動
②グッズ集め
③葬式の宴会の準備・片付
いをした。今までやってきた
宴会とは違う点があった。ま
きばかりで大変だったと
思いますが、指導した通り
け
た、精進料理についても詳し
に動いてくれました。
く知ることができた。
設定課題:一つ一つの仕事を丁寧に、慎重にする。
実
8/29
(木)
習
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①宴会セッティング
今日は3階の旬彩亭のお手伝
宴会でも和食の宴会はあ
②グラス戻し
③グッズ集め
いに夕方から行った。宴会の
洋風な雰囲気とは違い、旬彩
りますが、専門である旬彩
亭は勝手が違うので大変
④旬彩亭のお手伝い
亭は和風な雰囲気だった。宴
です。基本のサービスは洋
会のときのようにうまくでき
食和食も変わりません。毎
ず悔しかった。
日サービスは向上してい
ますよ。
設定課題:サービスのときは笑顔で!!
実
8/30
(金)
勤務時間:12:00~21:00
習
内
容
勤務時間:12:10~21:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①グラス確認
②グラス戻し
今日で9日目だからか、お客
様に自然と笑顔でサービスが
宴会中、酔ったお客様に話
をされていましたが、嫌な
③タンブラー組み
④宴会(サービス)
できた。お客様からも笑顔が
いいね、などとほめてもらっ
顔をせず、すばらしい笑顔
で対応していたのがとて
たり、感謝の言葉をいただい
たりとすごく嬉しかった。
も印象的でした。明日最終
日は、すばらしいサービス
をしてくれると期待して
います。
設定課題:今まで教えていただいたことを行動にうつす!
実
8/31
(土)
習
内
容
勤務時間:13:00~22:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①セッティング
②グラス戻し
今日は、インターンシップ最
終日だった。最初はインター
今日は早い時間の法要サ
ービスからスライドして
③グラスアップ
ンシップが10日間あると聞
80名規模の一般披露宴
④食器磨き
いて長いなと思っていたが、
今はすごくこの10日間が充
実したもので短く感じた。今
日は最後なので最高のサービ
ス・笑顔でお客様に接客した
いと思う。
会のサービスと慌ただし
い中での業務お疲れ様で
した。今日まで一生懸命頑
張る姿にとても好感を持
ちました。この後の学生生
活も、そのまま頑張って実
りある未来をつかんでく
ださいね。本当にお疲れ様
でした。
- 226 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ホテルグランテラス富山
経営情報学科1年
13M050 古川 茜
直接感謝される接客業という仕事のやりがい
私はホテルグランテラス富山で2週間、フロント・客室清掃・レストラン・事務・婚礼・ビ
アガーデンでのホテル業務全般を体験させていただきました。本研修においては、テーマを「笑
顔を大切にする」と設定して臨みました。その理由は、接客業で一番大切なものは笑顔だと考
えていたことと、事前訪問の際に、担当の湯上さんからも言われためでした。
各部門で体験した主な業務内容は多種多様で、フロント業務では、お客様のお出迎え・お見
送り、そして客室までの荷物運びでした。また客室清掃では、タオルたたみやランドリー袋折
り、ベッドメイキング。そしてレストランでは、食器下げや食器拭き。事務ではハンコ押し。
婚礼ではチャペルの清掃。ビアガーデンでは、後片付けをしていました。
私がインターンシップを通して学んだことは「接客業のやりがい」でした。研修期間中の業
務スケジュールで、午後はレストランでの業務が比較的多かったです。レストランでは、食器
を下げる際、お客様に「こちらお下げしてもよろしいでしょうか」
「よろしければこちらお下げ
いたします」などと声を掛けていましたが、私はどうもそれが苦手だと感じていたため、レス
トランでの業務が少し嫌になっていました。そんなときに、お帰りになられるお客様に「あり
がとう、ご苦労様」と言われた。私は社員ではないのに、その言葉を受け取っても良いものな
のかと少し戸惑ってしまいましたが、その一言はとても嬉しいと感じました。仕事なのだから
やらなければいけないといった感覚で接客をしていた私は、そんな考えで取り組んでいたから
嫌だと感じていたのだと思いました。お客様がお帰りになられる際に言うお礼の「ありがとう
ございました」に、私は気持ちを込めることができていなかったとも反省もしました。研修の
テーマとして笑顔でいようと思っていたにも関わらず、今思うと私は接客中にあまり笑顔で対
応することもできていませんでした。しかし、お客様からお礼を言われると意識していなくて
も笑顔になることができました。この時、これが仕事のやりがいというものなのだと思いまし
た。仕方ないからやる。そんな風に考えていた私は、あの言葉がなければただの作業として取
り組んでいたと思います。また、接客業は苦手だと考えて思っていましたが、考え方次第では
苦手ではなくなるかもしれないとも思いました。終わらせるしかない、仕方ないと思わずに、
大変なことだけれども、またお客様の笑顔を見られるかもしれないと考え取り組んだ方が、自
分のモチベーションも上がり、そして自分の仕事や人生が充実して素敵に思えるようになると
感じたことが本研修における大きな収穫でした。
インターンシップ中、社員の方々は優しく声を掛けてくださり、不安を感じていた私は安心
して仕事に取り組むことができました。お忙しい中、熱心にご指導していただき、心から感謝
しております。インターンシップで学んだことを今後の自分の人生に活かしていけるように、
これからも頑張りたいと思います。
- 227 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ホテルグランテラス富山
研
古川 茜
修
日
報
設定課題:笑顔を大切に
実
8/19
習
内
容
勤務時間:10:00~17:00
実習生の特記事項
①ボールペンの設置
本日行った仕事は細かい仕事
②シャンプーの補充
が多く、そんな細かい仕事の
一つひとつが大切なのだと感
(月)
指導者のコメント
じました。
設定課題:笑顔を大切に
実
8/21
(水)
習
内
容
勤務時間:10:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
① ベッドメイキング
宴会は力仕事だときいていま
本日はあまり教えてあげ
② 宴会準備・片づけ
③ はし入れ
した。確かに大きなものを運
んだり、体力のいる仕事で大
る事も少なく、大変だった
と思いますが、笑顔でがん
変だと感じました。
ばっていただきました。
設定課題:お客様に失礼のないようにする
実
8/22
(木)
習
内
容
① 客室清掃
② レストラン
実習生の特記事項
られました。
実
習
内
容
勤務時間:10:00~16:40
実習生の特記事項
8/23
① 客室清掃
② レストラン
レストランは、開店前の準備
がとても大変でした。社員の
(金)
③ 事務
方はどのように配置するかよ
く考えておられました。
設定課題:笑顔を大切に
実
(日)
習
内
容
① 婚礼
② レストラン
③ ビアガーデン
実
習
内
① 客室清掃
② レストラン
③ ビアガーデン
指導者のコメント
勤務時間:10:00~17:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
ビアガーデンの後片付けをし
ました。営業中はもちろんで
すが、営業前と営業後も準備
と後片付けで大変だと思いま
した。
設定課題:笑顔を大切に
8/26
(月)
指導者のコメント
レストランでは、社員の方々
が効率的に後片付けをしてお
設定課題:あいさつをきちんとする
8/25
勤務時間:10:00~16:00
容
勤務時間:10:00~17:00
実習生の特記事項
客室清掃でのタオルたたみや
、レストランでの片づけは何
度か経験させていただいたこ
ともあり、だいぶ慣れること
ができました。
- 228 -
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:笑顔を大切に
実
8/28
習
内
勤務時間:10:00~17:00
容
実習生の特記事項
① 客室清掃
レストランでの仕事は以前よ
② レストラン
りだいぶスムーズに行うこと
ができるようになりました。
(水)
設定課題:積極的に仕事を探す
実
習
内
容
① 客室清掃
8/29
勤務時間:10:00~16:00
実習生の特記事項
② レストラン
やりがいにつながっているの
だと感じました。
設定課題:笑顔を大切に
実
(金)
習
内
容
勤務時間:10:00~16:30
実習生の特記事項
① 客室清掃
レストランでは、衛生面をき
② 事務
③ レストラン
ちんと管理しておられ、流石
だと思いました。
設定課題:笑顔を大切に
実
9/1
(日)
指導者のコメント
お客様に「ありがとう」
「お疲
れ様」と言われ、この言葉が
(木)
8/30
指導者のコメント
習
① 客室清掃
② 売店
内
容
指導者のコメント
勤務時間:10:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
ホテル内でもおわらを見られ
るという企画がとてもおもし
10日間の研修お疲れ様
でした。今日の経験が今後
ろいアイディアだと思いまし
た。
何かに役に立てば幸いで
す。笑顔を忘れずがんばっ
て下さい!
- 229 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ホテルグランテラス富山
経営情報学科1年
13M078 大野彰子
お客様が喜ぶことを考える
ホテル業での研修を通して、お客様のために行動する意味を改めて感じることができました。
フロアで待機している際、長時間立っていたため足が痛くなり、途中から笑顔をうまく作るこ
とができず注意を受けました。私が担当した場所は、お客様がホテルに来られて最初に出会う
従業員のため、笑顔でなければお客様の気分を損ねてしまいます。自身の都合で笑顔を作れず、
挨拶も疎かになってしまうことは、あってはならないことを学びました。また、待機中はフロ
アに設置してあるチラシの整理や、無料貸し出しのシャンプーとリンスの補充を行い、気を配
ることに努めました。
2日目の午前は、客室のベットメイキングや廊下の掃除、タオルをたたみました。タオルは
客室に置くものなので、裏表の確認や端をあわせるなど、注意することがたくさんありました。
ベットメイキングではシーツのかぶせ方が難しく、しわもできてしまい何回も注意を受けまし
た。しわがあることで、見た目も悪くなります。上にかぶせる布団も中の綿がかたよったりし
ていないかを確かめなければ、寝心地の悪い布団になってしまいます。枕の置き方もお客様に
配慮し、カバーの織り目が見えないように置くなど、客室清掃がお客様のことを一番に考えた
仕事であると思いました。
レストランでの業務では、12階のレストラン「ルーバン」で研修をさせていただきました。
ランチはバイキング形式で、料理の減り方に差があるため、タイミングを見極めて調理場に伝
達しないと、お客様を待たせてしまうことになります。先々を想定して、臨機応変に行動する
ことが求められました。また、利用する皿の量も違うので、無理のない範囲で片づけることも
大切でした。その他、ごみの仕分けや皿拭きなども経験しましたが、いずれを欠いても円滑に
行うことができないため、改めて業務の効率化や従業員同士の意思疎通などが不可欠であると
実感しました。
研修期間中の10日間で、多くの部署を経験させていただきましたが、全ての部署で共通し
て実感したことは、お客様のことを第一に考えて仕事をすることが大事だということです。些
細なことでも、自らがサービスを受けたときに嬉しいと感じることは、率先して行動するよう
になりました。他者への気配りを通じて、得られた貴重な経験を今後の就職活動に活かしてい
きたいと思います。
- 230 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ホテルグランテラス富山
研
大野 彰子
修
日
報
設定課題:言われたことを最後までやり通す
実
習
内
容
① 事務
8/19
(月)
実習生の特記事項
てお客様に挨拶するだけで、
③ シャンプー・リンスの
自分ができることを見つけて
行動することができなかっ
た。
補充
設定課題:自分から率先して行動する
習
内
容
① ベットメイキング
8/21
(水)
指導者のコメント
午後からはただフロアに立っ
② フロア立ち
実
勤務時間:10:00~17:00
② 宴会後片付け、準備
③ 箸入れ
勤務時間:10:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
宴会の準備では、素早くきれ
本日はあまり教えてあげ
いになるように会場をセッテ
ることも少なく、大変だっ
ィングしないといけなかった
ので、ひとつの業務を丁寧に
たと思いますが、笑顔で頑
張っていただきました。
することができた。
設定課題:一つ一つ丁寧に作業する
実
8/22
(木)
習
内
容
勤務時間:10:00~16:00
実習生の特記事項
① タオルたたみ
バイキング形式のため、素早
② レストラン
い片づけや料理の配膳が求め
られた。作業がもたついてい
指導者のコメント
たので直したい。
設定課題:素早く行動する
実
習
内
容
① ベットメイキング
8/23
(金)
② タオルたたみ
③ フロア立ち
勤務時間:10:00~16:40
実習生の特記事項
指導者のコメント
笑顔でお客様に挨拶すること
ができなかった。行動が遅く、
周りに迷惑をかけてしまっ
た。
④ レストラン
⑤ 事務
設定課題:お客様に笑顔で挨拶、接客する
実
習
内
① 婚礼
8/25
(日)
② レストラン
容
実習生の特記事項
バイキングは、料理の減り方
をしっかり把握し、調理場に
伝えることが大切だとわかっ
た。
- 231 -
勤務時間:10:00~17:30
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:周りをみて考えて行動する
実
習
内
容
① 客室の窓枠ふき
8/26
(月)
実習生の特記事項
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
バイキングは、床が汚れやす
いので、掃除のときはとれる
② タオルたたみ
まで掃除することが大切だと
分かった。
③ レストラン
④ ビアガーデンの片づけ
設定課題:笑顔で接客する
実
8/27
習
内
容
① 客室清掃
勤務時間:10:00~17:00
実習生の特記事項
いつでもお客様の立場に立っ
(水)
て行動することが一番大切だ
② レストラン
と、改めて感じた。
設定課題:お客様の立場に立って考えて行動する
実
8/29
(木)
習
指導者のコメント
内
容
実習生の特記事項
① タオルたたみ
バイキングは、従業員も動い
② レストラン
ているが、お客様も料理を取
りに動いているで、邪魔にな
勤務時間:10:30~16:00
指導者のコメント
らない動きをしなければなら
ない。
設定課題:気持ちの良い挨拶をする
実
習
内
容
(金)
実習生の特記事項
でハキハキとし、笑顔でする
ことが鉄則であることを学ん
だ。
② フロア立ち
③ レストラン
設定課題:最後まで丁寧に仕事を行う
実
習
内
① タオルたたみ
9/1
(日)
② フロア立ち
③ 売店
指導者のコメント
挨拶をするときは、大きな声
① 客室清掃
8/30
勤務時間:10:00~16:30
容
勤務時間:10:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
お客様の話を聞くときは、し
っかり相手の顔を見て会話し
、しっかりと話すことが大事
であると学んだ。
10日間の研修お疲れ様
でした。今回の経験が今後
何かの役に立てば幸いで
す。笑顔を忘れずに頑張っ
てください。
- 232 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ホテルグランテラス富山
経営情報学科1年
13M127 村田 愛実
お客様の立場に立って
私は、十日間ホテルグランテラス富山で職業体験をさせていただきました。この就業体験で
の私のテーマは、ホテルの接客業とビジネスマナーを学ぶということでした。そのテーマをも
とに、今回の研修結果を報告したいと思います。
このホテルで体験した主なものは、エレベータ案内、清掃、売店、お客様のお出迎え、荷物
運び、ベットメイキングの補助、レストランでの業務でした。
エレベータ案内では、お客様がエレベータを待たなくても良いように、事前に開けておくと
いう気配りが大切だと知りました。客室では、ドア・窓の拭き掃除や床の掃除機がけをしまし
た。ロビーでも拭き掃除をして、お客様から見ても綺麗に見えるように心がけました。お出迎
えするときは、いらっしゃる時は「いらっしゃいませ」と、笑顔であいさつをして、お客様が
気持ちよく入ってこられるようにしました。帰られる時には「ありがとうございました」と感
謝の気持ちをこめて、あいさつをするようにしました。一度、雨が降ったときは、すぐに傘の
道を作って、お客様が濡れないようにしました。荷物運びでは、お客様の鞄を床に置かないよ
うにしました。運んでいる最中、お客様から質問されることもありました。臨機応変に対応す
ることも重要だと思いました。ベットメイキングは、素早く丁寧に行わなければならないので、
難しい作業でした。これもシーツや枕やシーツをきれいにすることで、お客様が満足できる空
間をつくるようにしました。この実習で一番よくやった業務は、レストランでの仕事でした。
レストランでは、接客をしていない時でも、お客様が見ておられるかもしれないので、姿勢は
崩さないよう注意するようにしました。ここでは、お客様が来られる前の準備と、食べ終わら
れた片づけをしました。ここでも、丁寧さと早さが問われました。最後には、床の掃除を行い
ました。小さな汚れでも、お客様の目が届く範囲を隅々まできれいにすることで、ずっと印象
が変わることを学びました。ビアガーデンやホールの片づけ、レストランの準備では、いくつ
もの机やイスを運ぶ力仕事もして、ホテル仕事の大変さを知りました。
この研修で学んだことは、
「お客様第一」ということを忘れずに作業することです。自分もお
客様の立場になって考えてみて、どのようにすれば満足していただけるか考えるのが大切だと
思いました。ホテルはお客様がお休みになるために来られる所です。気分良く、ご宿泊できら
れるようにするには、こちら側の努力が必要となります。そのためには、従業員がホテル全体
を良く見えるようにし、態度良く接客することがコツだと思いました。
今回のインターンシップでは、ホテルで行われている仕事を実際に体験することで、働くこ
との意義を学びました。今回学んだことを意識して、これからの学校生活や就職活動に生かし
たいと思います。
- 233 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ホテルグランテラス富山
研
村田 愛実
修
日
報
設定課題:ビジネスマナーとホテルの接客業について学ぶ
実
8/19
(月)
習
内
容
実習生の特記事項
① ロビー拭き掃除
エレベータの上下ボタンは、
②エレベータ案内
聞く前にあらかじめ押してお
き、お客様を待たせないよう
③シャンプー詰め
8/21
(水)
習
内
指導者のコメント
にする。
設定課題:仕事を早く、丁寧に行う
実
勤務時間:10:00~17:00
容
勤務時間:10:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
① ベットメイキング
初めて行った、ベットメイキ
本日はあまりおしえてあ
② 客室清掃
ングは、シーツをきれいに早
く敷くのに苦労しました。
げることも少なく、大変だ
ったと思いますが、笑顔で
がんばっていただきまし
③ 宴会の準備
た。
④ はし入れ
設定課題:責任をもって仕事をやり遂げる
実
習
内
容
① 客室の窓ふき
8/22
(木)
実習生の特記事項
勤務時間:10:00~16:00
指導者のコメント
違う種類の皿を重ねてわたさ
ないようにする。
② タオルたたみ
③ レストラン
設定課題:挨拶をしっかりする
実
習
内
容
① ベットメイキング
8/23
(金)
② タオルたたみ
③ エレベータ案内
勤務時間:10:00~16:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
ベットメイキングは早く丁寧
に行う。
お客様の荷物は床に直接、置
いてはいけない。
④ レストラン
⑤ 荷物運び
設定課題:ホテルの裏の仕事を学ぶ
実
習
内
容
① 結婚式場の清掃
8/25
(日)
② レストラン
③ ビアガーデンの清掃
勤務時間:10:00~17:30
実習生の特記事項
グラスは指紋がつかないよう
に、布巾で包んで拭く。
お客様が見ておられるかもし
れないので、姿勢はいつもき
ちんとしておく。
④ レストランの床拭き
- 234 -
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:集中して仕事に取り組む
実
8/26
(月)
習
内
容
勤務時間:8:30~17:00
実習生の特記事項
①レストラン
お客様に印象良く見てもらう
②ビアガーデンの片づけ
③レストラン床拭き
ために、笑顔で接客すること
を忘れてはいけない。
設定課題:笑顔で接客する
実
習
内
容
① 客室清掃
8/28
(水)
勤務時間:10:00~17:00
実習生の特記事項
えるように、客室の窓も隅々
まで拭く。
設定課題:自分から積極的に仕事をする
8/29
(木)
習
内
容
実習生の特記事項
① 袋たたみ
レストランでは、自分から仕
② レストラン
事を見つけて迅速におこな
う。
設定課題:周囲をよく見て行動する
実
習
内
容
① 客室前清掃
8/30
(金)
指導者のコメント
お客様から見てもきれいに見
② レストラン
実
指導者のコメント
勤務時間:10:00~16:00
指導者のコメント
勤務時間:10:00~16:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
レストランでおしぼりの巻き
方を学びました。この時、お
しぼりは、なるべく固くなる
② 袋たたみ
ように巻く。
③ 事務
④ おしぼり・ナプキンた
たみ
設定課題:お客様への気配りを忘れない
実
習
内
容
① タオルたたみ
9/1
(日)
② 荷物運び
③ お出迎え
勤務時間:10:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
雨の時のお出迎えは、お客様
が濡れないよう、バスが到着
10日間の研修、お疲れ様
でした。今回の経験が今後
したら、すぐ傘をさしに行く。 何 か の 役 に 立 て ば 幸 い で
す。笑顔を忘れずがんばっ
て下さい。
④ エレベータ案内
- 235 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:青青編集
経営情報学科 1年
13M057 松田 祐佳里
視野の広がりが心配りへつながる
私は、青青編集で5日間、就業体験をさせていただきました。その際、働くことはどういう
ことか、編集作業がどのような仕事なのかを知るということをテーマに取り組みました。今回
の体験を通して学んだことは、責任を持って取り組むこと、視野を広げて周りにも意識をむけ
ることが必要であるということです。
今回の就業体験では、取材や会議などコミュニケーションを必要とする仕事から、文字など
の間違いを修正する校正やデータ入力などの目立たない作業まで、幅広い仕事を体験させてい
ただきました。
編集の仕事には、前日までわからないものや急に入ってくるものなどがあるため、その日そ
の日にあわせて取り組まなければなりません。また、複数の仕事をこなさなければならないこ
とがあります。私も、校正作業とデータ入力の作業を同時に取り組みました。この作業は正確
性が求められる仕事のため、確認がとても重要になります。パソコンを使った作業のため、打
ち間違いがないか、自分で目を通してもう一度最終確認を行い、印刷を行って提出という段取
りになります。仕事は期限が決まっているので、時間を意識して取り組みました。初めての体
験だったこともあり、時間配分など分からず、質問することも多くありました。授業で習った
ホウ・レン・ソウを行わなければ進まない仕事だったので、報告や連絡の重要性をあらためて
感じました。編集の仕事にかかわらず、どのような仕事でも責任感を持って取り組むことが大
切なのだと学びました。
4日目に同行させていただいた取材は、初めての体験だったこともあり緊張しました。事前
に質問内容の確認を行い、疑問を感じたら質問をするなど記事にする際のことはもちろん、質
問をする相手にも質問内容を事前に連絡し、質問の際に答えやすい状態を作るなど、相手のこ
とも考えながら行わなければならないことを学びました。会議では、各々が持つ情報を出し合
い、自分の担当分だけでなく、幅広い情報を出し合っていたことから、幅広い情報収集も大切
なことだと学びました。これらのことから、自分だけで働いているのではなく、社員の皆で働
いているという意識を持つことで視野が広がり、心配りや協力につながることが分かりました。
今回の体験では、取材など経験したことのないことばかりだったので、わからないことが多
く、間違えることもあり大変でしたが、一つの作業に取り組み成し遂げることで、達成感とや
りがいを感じることができました。働くということは勉強とは違い、体力・精神力を多く使う
ので辛いと感じることもありましたが、どのような仕事でも責任を持ち、相手を思いやる気持
ちをもつことが仕事の成功に繋がっていき、自分自身を高めることになるのだと学びました。
今回は取材など体験したことのないことが多く、緊張してしまい、質問や意見をなかなか伝え
ることができませんでした。社会に出ると緊張していても必ず行わなければならないので、自
然に行えるように多くの人とコミュニケーションをとって学び、成長していきたいと思います。
これらの経験をいかし、普段の生活でも責任感を持つこと、相手を思いやる気持ちを持つこ
とを心がけていきたいと思います。今後、就職活動にも取り組むので、意識して活動していき
たいと思います。
- 236 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:有限会社青青編集
松田 祐佳里
研
修
日
報
設定課題:挨拶、仕事の体験
実
習
内
容
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
8/21
① 研修会参加
・研修会にて「知的な話」を
来ていきなりの研修、3分
(水)
② 社員へ挨拶
③ 校正
題材に3分間スピーチ。初
日で、うまく話せなかった
間スピーチなどでしたが、
とてもまじめに参加して
ので、明日からは気を付け
いましたね。
たい。
設定課題:発送準備など編集について学ぶ
実
習
8/22
① 校正
(木)
② 発送準備
内
容
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・発送する本を段ボールや袋
発送業務お疲れ様でした。
詰め。力仕事で大変でした
がしっかり箱詰めできまし
重い本の発送は大変だっ
たと思います。
た。
設定課題:データ入力の体験
実
8/23
(金)
習
内
容
① 校正
② データ入力
③ 発送の手伝い
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・ワードでのデータ入力・出
力作業。この作業はほとん
データ入力は編集以外の
会社でもよくある業務で
どの会社で行われているこ
となので、勉強になりまし
す。その重要性を感じても
らえてよかったです。
た。
設定課題:取材の体験
実
8/26
(月)
習
内
容
① データの入力
② 取材同行
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
・初めての取材体験で緊張し、 訪 問 体 験 は 緊 張 し た か も
うまく質問できませんでし しれません。尋ねられたら
③ まとめ作業
た。とまどうことのないよ
うに、意識して取り組みた
いです。
設定課題:打ち合わせ、企画会議に参加
実
8/27
(火)
習
内
指導者のコメント
容
① 打ち合わせ同行
② 企画会議参加
③ まとめ作業
「ありません」でもいいの
で、すぐに答えましょう
ね。
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・取材のまとめ作業。与えら
れた範囲内に収めることが
大変でした。まとめる力が
必要なのだと分かりまし
た。
5日間お疲れ様でした。学
んだことを生かして、充実
した学生生活を送られる
ことをお祈りしておりま
す。
- 237 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:北日本新聞社
経営情報学科 1年
13M063 山﨑芽佑里
伝えることの難しさ
私は、北日本新聞社で5日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験で掲げたテー
マは表現方法です。社会に出て、自分の意見や、物事をわかりやすく伝えることの重要性を認識
しているからです。それに基いた研修結果を報告します。
まず、私は記事の書き方について教えていただきました。最初に結論を伝えます。一文目が良
ければ、読者に最後まで読んでもらうことができるからです。また、ニュースは次から次ぎへと
入ってくるので、後ろを削っても良いように構成されています。単純な言葉で、具体的に書き、
絵が浮かんでくるような原稿を書いています。また、記事の見出しは大変重要な役割だと教えら
れました。全体の文章をよく理解した上で、短く、読者の目を引くものをつけなければなりませ
ん。実際に、私たち実習生は見出しの体験をさせていただきましたが、とても時間がかかり、つ
け方は皆それぞれ違っていました。常に読者を考慮した記事の作成をしなければならないのだと
学びました。
新聞原稿は、文章だけでなく、写真も重要な役割を果たしていることに気づきました。普段、
私たちが新聞を読むとき、無意識に、目に留まった写真を見て、記事を読んでいます。実際に、
撮影の体験をさせていただきましたが、臨場感や、美しさ、一瞬の表情を押さえるための、シャ
ッターのタイミングや、角度などがとても難しく感じました。写真は、読者が撮りにくいものを
多く掲載しています。特に、災害や事故に関するものは、実際に現場に行っていると写真部の方
はおっしゃっていました。このことから学んだことは、五感で取った情報が何より大事というこ
とです。私も、就職活動をする際は、人伝てや、ホームページの情報ではなく、実際に、自分で
その企業に行って、社員を見て、受け取った五感の情報を頼りにして、行動をおこしたいです。
新聞社には、記者のイメージが強かったのですが、実際の記者の割合は、約半分でした。社内
では、人事異動が活発に行われており、社員に様々な経験を積ませ、成長するように、一人一人
の役割や期待がとても大きいことを知りました。このことから、人事異動を行う意味をよく理解
できました。専門分野だけでなく、何でもやってみたいという興味や、好奇心を持つことの大切
さを学びました。そうすることで、新しい発見や、適性が見えてくるのだと思いました。日常に
おいても、興味を持ったことには、何でも挑戦したいと思いました。
今、企業が学生に求めるものとして、コミュニケーション能力が一番に挙げられていますが、
私は、記事を書くことは、コミュニケーション能力の向上に繋がるのではないかと思います。単
に、時系列に書くのではなく、頭の中で整理して、組み立てて、エネルギーを使って、人々に伝
えているからです。今まで、書く能力と、話す能力は、全くの別物だと思っていましたが、二つ
は紙一重であるという風に、考えが一変しました。この 5 日間で、決して文章能力が向上したと
は言えません。しかし、それほど、人に伝えることの難しさを身をもって知りました。オートメ
ーション化が高くなっても、生身の人間関係を大切にし、また、一方では、新聞を読んで自身の
表現力や、コミュニケーション能力に繋げていきたいです。
- 238 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:北日本新聞社
山﨑 芽佑里
研
修
日
報
設定課題:講話・見学から会社の概要を理解する
実
習
内
容
①会社概要説明
9/2
②社内見学
(月) ③越中座見学
④人事部長による講話
実習生の特記事項
過剰に緊張し、なかなか現場
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
最終日に記入
になじめなかった。自己紹介
も口が回らなかった。新聞社
には、記者のイメージが強か
ったが、実際の割合は約半分
だった。社内では、人事異動
が活発に行われていることに
驚いた。短大の授業で、人事
異動のことについて少し学ん
だが、実際に職場に行って、
より深く理解することができ
た。いろんな経験を積んで成
長することに意味があるのだ
と思った。一人一人の役割が
大きく、また期待も大きい。
設定課題:アナウンスと写真の表現方法
実
習
内
容
① 朝刊の読み方指導
9/3
(火) ②メディア情報局研修
③写真撮影指導
④報道講義
実習生の特記事項
習
内
容
① 朝刊の読み方指導
9/4
(水) ② 取材活動
③ 記事執筆
④ 添削指導
指導者のコメント
アナウンス体験では、実際の
原稿を読ませてもらったが緊
張して口が回らず、覇気もな
かった。表情を豊かに表現す
るのが思った以上に難しかっ
た。写真撮影の指導は、日常
でも生かせるのでとてもため
になった。自分の五感を大事
にし読者の目をものを撮るよ
うに心がけることを学んだ。
設定課題:記事の表現方法
実
勤務時間:9:00~16:00
勤務時間:9:00~16:00
実習生の特記事項
富山市立図書館への取材に同
行し、記事の原稿を書き、添
削をしていただいた。記者は、
事前に質問をノートにメモし
、心の余裕も持っていらっし
ゃった。また、いきなり本題
に入らず、世間話をし、取材
する相手の心を和ませていた
。取材の際でも、このような、
マナーを心掛けていることに
感心した。
- 239 -
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:見出し、レイアウトの表現方法
実
習
内
容
① 朝刊の読み方指導
9/5
実習生の特記事項
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
事業局研修では、富山水墨美
術館へ行き、受付や、監視員
の業務を体験させていただい
(木) ② 事業局研修
た。富山を意識した新聞作り
③ 見出しの付け方
を心掛けている北日本新聞社
④ レイアウトの仕方
は、様々なイベントに協賛し
ている。その出来事や、コン
クールでの入賞を伝えること
によって、関係者は北日本新
聞を読んでくれる。また、
「~
の記事見たよ」という風に地
域間でのコミュニケーション
が生まれる。このような形で
も、北日本新聞社は地域貢献
をしていることが素晴らしい
と思った。
設定課題:
実
習
勤務時間:9:00~16:30
内
容
① 朝刊の読み方指導
9/6
(金) ② 営業局研修
③ 若手社員と懇談
④ 総括
実習生の特記事項
指導者のコメント
広告は、新聞の3分の1を占め
ており、多くの企業と協賛し
いろいろなことを吸収し
て載せていること。その際、
紙面位置や、カラー、サイズ
などを考慮して決定している
こと。総括では、これからの
就職活動で必要なことを丁寧
に教えていただいた。面接の
際、”地域貢献”や“地域活性
化”など据わりの良い言葉を
用いずに、具体的に自分の意
見を伝えること。何より、自
分の五感を頼りにして行動す
ること、etc…。
- 240 -
ようとする姿勢が見られ
た。指示されたことを的確
に理解し、こなしていた。
声が少し小さく、おとなし
い印象だった。もっと自分
に自信を持って、前に出る
積極性を持ってほしい。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:トナミ運輸株式会社
経営情報学科 1年
13M110 徳井 麗奈
人とのつながりの中で働く
私は、9 月 9 日~9 月 13 日の間、トナミ運輸でインターンシップを行った。本社、小杉流通
センター及び教育研修所に行き、総務部等の部署で研修を受けた。参加の目的は、大きな流通
を支える仕事を体験してみたいと思ったからである。研修内容は概して「働くことは学ぶこと
である」という点にスポットがあたったもので、そこから得た教訓となるキーワードは「仕事、
会社、組織、社会人、マナー、自分の能力、適性、興味」である。
初日には、上限関係に気を付けなければならないということを学んだ。同じ場所で目上の人
と一緒にいるのだから、常に失礼をしないよう気を付けなければならない。席を立つときには
し っか り と イ スを 入 れ る こと 、 休 憩時 間 に は お つか れ さ まで す と 挨 拶 をす る こ と。 社 会 人 は 、
そのような基本的なことをしっかりとするのが重要だと思った。ご指導していただいた方のお
話を聞いていると、今の仕事にすごくやりがいを感じていることが伝わってきた。そして、会
社をよりよくしていこうと、活動していることも知ることができた。
2 日目には、担当の方から、周りの人の話をたくさん聞いて、いろいろなことを学ぶとよい
と言われた。初めは、言われたことを素直に聞いてこなせばいいが、何年かたったら、自分か
ら進んでいろいろなことを行うべきだと教わった。仕事はミスをせずに丁寧に仕上げるべきだ
と学んだ。
3 日目には、顧客のために働くことが大切だと知った。どんな仕事をしても顧客につながる
のだから丁寧な仕事をしなければならない。モノを管理する場合でも傷をつけたら顧客は喜ん
でくれなくなる。些細なことにも気を付けなければならない。自分は、ずっと事務職がいいと
思ってきたけれど、ずっと座っていることや同じことをするのは好きじゃないかもしれないと
いう発見があった。したがって、現場を兼ねた事務はやりがいがあった。
4 日目には、同じ仕事は少しでも早く覚えるべきであることを学んだ。何回も同じことを聞
いては失礼になり、仕事の妨げになってしまう。現場を兼ねた事務だったので、素早い仕事も
求められている。挨拶は進んでするようにしていくべきである。
最終日には、働くときにはチームワークが大切だということが分かった。担当の方が、次に
仕事を渡す人がいるから頑張れると言われていた。仕事にはオンとオフを使い分け、オンの時
にはしっかりと仕事をこなしていくことが大切であることを教えていただいた。
今後にどう生かすかという点であるが、概して私は、社会人を甘く見ていたような気がする。
しっかりと自分の立場をわきまえ、物事を的確に考えられるように行動していきたい。今回の
ような研修を受けるのと受けないのとでは、全く違うと思った。どんな風に周りの人と接した
らよいのか、どんなことを注意しながら働けばよいのか、少しだけだが、分かった。これを忘
れずに自然と行動ができるようにしたい。
最後に、どなたも優しく接してくださり、大変嬉しかったです。質問には丁寧に答えてくだ
さり、アドバイスもたくさんいただきました。一週間はとても充実したものになりました。本
当にありがとうございました。
- 241 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:トナミ運輸株式会社
徳井 麗奈
研
修
日
報
設定課題:
実
9/9
(月)
習
勤務時間:8:00~18:00
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①オリエンテーション
②概要説明
会社の概要、沿革の説明を聞
お願いしたことに対して
いた。上下関係に気を付ける
しっかり行ってくれまし
③受付業務・電話応対
④事務作業
こと。
た。やってみようという気
持ちも十分にあるのでと
てもよかったです。これか
ら、就職活動をされると思
いますが、自分にもっと自
信をもっていいと感じま
した。頑張ってください。
設定課題:
実
習
勤務時間:8:00~18:00
内
容
① 受付業務
9/10
(火)
実習生の特記事項
指導者のコメント
周りの人の話を聞き、学ぶと
挨拶もきちんとされ好印
よいといわれた。頼まれたこ
とは素直にする。
象でした。昨日、教えたこ
とを自ら進んでやる姿勢
が見られました。緊張され
ていたからだと思います
が、もう少し元気があって
もいいと感じました。
設定課題:
実
実習生の特記事項
指導者のコメント
9/11
挨拶が一番重要。顧客のため
に仕事をする。声の掛け合い
お願いしたことに確実に
しっかりと処理がされて
(水)
で輪を作っている。
おり、精度が高いという印
象を受けました。営業倉庫
ということで人の出入り
が多い中、慣れない挨拶も
しっかりこなされていま
した。ほかのスタッフとも
明るい対応でよかったで
す。
① 事務
習
勤務時間:8:00~18:00
内
容
- 242 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:
実
9/12
(木)
習
勤務時間:8:00~18:00
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①
受付・電話対応
同じ仕事は早く覚えるべき。
仕事の深い内容までなか
②
事務作業
進んで挨拶をする。仕事は早
く終わらせるよりも、丁寧に
なか説明できずに申し訳
ない部分はありますが、各
するべき。
荷主の多方面にわたる業
務もスピーディーに確実
にこなしておられます。明
日、もう一日充実した時間
を過ごしていただきたい
です。
設定課題:
実
習
勤務時間:8:00~18:00
内
容
① 受付・電話応対
9/13
(金)
② 事務作業
実習生の特記事項
指導者のコメント
働くときにはチームワークと
今回のインターンシップ
コミュニケーションが大切。
で一番伝えたかったのが、
まず「人」。仕事は個人プ
レーでは絶対できない。助
言し合い、高め合うことで
仕事をするときはしっかりと
取り組む。
より高い水準に仕事の質
を上げられると、私が日々
考えていることが少しで
も伝わったならうれしい
です。3日間素直にいろん
な仕事をこなしていただ
き、有難うございました。
立派な社会人になられる
ことを祈っております。
- 243 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社モリタ
経営情報学科 1年
13M104 田口 奈保
お客様への心遣い
私は、株式会社モリタで6日間インターンシップ研修をさせていただきました。この研修での
私のテーマは、社会の一般常識、仕事の厳しさ、営業という仕事について学ぶというものでした。
そのテーマをもとに今回の研修結果を報告したいと思います。
研修の1日目に、朝礼を初めて体験しました。モリタでは週の初めの朝礼で社訓を全員で読ん
でいて、「会社」という組織の一体感を実感しました。この日は社長から理美容業界の現状につ
いての講義も聞きました。現在この業界では人口が減っているのに美容室の数は増え続け、価格
競争が激化していることを学びました。また、理美容師になりたい人が減っているため、このま
までは理美容業界が衰退していってしまう傾向にあることも学びました。
私が、今回の研修で主に行ったことは、商品の出庫作業と美容室への営業同行でした。
商品の出庫作業は、倉庫の中から必要な商品を探すのですが、商品がたくさんあって、最初は
なかなか見つけることができなくて大変でしたが、日がたつごとに少しずつ商品の場所が分かっ
て、はやく見つけられるようになって嬉しかったです。
美容室への営業同行では、営業という仕事はどういうものなのかを学ぶことができました。ま
た、営業の同行中にはためになるお話をたくさん聞かせて頂くことができました。一緒に同行さ
せていただいた松澤さんからは、営業では堅苦しい話し方を嫌うお客様や、反対に馴れ馴れしい
話し方を嫌うお客様がいるので、それぞれお客様に合わせた話し方をすることが大切だというこ
と、美容室の方が忙しそうなときはあまりお話をしないようにして臨機応変に対応すること、商
品はなるべく床に置かないこと、美容室に誰もおられない時はメモを残すなどの心掛けが大切だ
と教えていただきました。また、営業に同行して気づいたことがありました。社員のみなさんは、
帰る時最後までしっかりあいさつをしていたり、ドアを閉めるときに音を立てないように気を遣
っていたりして、細かい心遣いが素晴らしいと思いました。また、柔軟な考え方を持ちお客様が
喜んでくれると思うことは全てしなければならないことも学びました。私は、営業先の美容室で
あまり美容師の方と話すことができなかったので、色々な話をしている社員の方を見て、自分の
コミュニケーション能力の低さを実感しました。社会に出たら、色々な人とたくさんコミュニケ
ーションをとって仕事をしていかなければいけないので、コミュニケーション能力をもっと身に
付けなければいけないことに気づきました。モリタでは商品の配達だけでなく、美容室の経営に
も携わっているので一緒に仕事をしていくうえで信頼や信用が大切だと教えて頂きました。美容
室の経営に自分の意見を取り入れてもらえるのは嬉しいと言っておられ、やりがいのある仕事だ
と思いました。私は、今回の研修で社員の皆さんがやりがいを持って楽しんで仕事をしている姿
を見て、私もやりがいが持てて自分に合った仕事を見つけたいと思いました。また、今後の学生
生活でたくさんの人と関わりコミュニケーション能力を高めたいと思います。
- 244 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社モリタ
田口 奈保
研
修
日
報
設定課題:会社について知る
実
習
内
容
①会社についての説明
8/20
(火)
会社見学
②社長の講義(理美容業界
の現状)
勤務時間:8:30~17:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
週の初めの朝礼では社訓を読 人 の 話 を し っ か り し っ か
む こ と が 恒 例 と な っ て お り 、 り聞いていましたし、今回
「会社」という組織を感じる
③関連企業(マリアージュ
ことができた。
社長から理美容業界の現状に
、ベレーザ)の見学
④美容室への営業同行
ついての講話を聞き、美容師
志望が減少傾向にあり、この
の研修の目的は何かお聞
きした所、明確な目的を持
っていたので、その目的を
達成出来る様頑張って頂
きたいです。
ままでは美容業界が衰退して
しまう可能性があることを学
んだ。
設定課題:社会の一般常識、仕事の厳しさを学ぶ
実
習
内
容
勤務時間:8:30~17:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
8/21
①商品の説明会に参加(カ
ラー剤)
営業ではお客様に応じた話し
方をすることが大切な事を学
営業という仕事は初めて
だと思いますが、愛想よく
(水)
②出庫作業
んだ。美容室に人がおられな
同行していた事が印象的
③営業同行
い時などはメモを残す、忙し
そうなときなどは臨機応変に
でしたし、アルバイトとは
違いおのおのお客様によ
対応する、商品を床に置かな
い、などの心掛けをしておら
れた。
って接し方を考える事も
学ばれたと思います。
設定課題:社会の一般常識、仕事の厳しさを学ぶ
実
8/22
(木)
習
内
容
勤務時間:8:30~18:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
①商品の説明会に参加(ウ
ィッグ)
営業ではお客様に喜んでもら
えると思うことは全てしなく
仕事を通して学んで、プラ
イベートに活かせること
②出庫作業
③営業同行
てはいけないということを学
んだ。転職して見えてくる企
業の良い所、悪い所があるが、
就職活動ではいろいろな企業
を見てから就職すると良いと
教えて頂いた。
もある、プライベートから
学び仕事に活かせること
もあります。学生時代から
たくさんのことを経験し
て、未来に活かしてくださ
い。視野を広く、柔軟に考
えてみてください。
- 245 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:社会の一般常識、仕事の厳しさを学ぶ
営業について学ぶ
実
習
内
容
勤務時間:8:30~17:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
8/23
①出庫作業
ドアを閉める音が大きいと気
明るく元気な自分でいら
(金)
②営業同行
になる美容師さんもいるので
ドアを閉めるときは音を立て
れる楽しい仕事を見つけ
てください。
ないように気を付けるなど、
営業では細かい心遣いが大切
だと学んだ。帰るときも最後
までしっかり挨拶する必要が
ある。
設定課題:社会の一般常識、仕事の厳しさを学ぶ
営業について学ぶ
実
8/24
(土)
習
内
容
①出庫作業
②営業同行
勤務時間:8:30~17:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
営業の同行中に、いろいろな
経験をしてたくさんのことを
あいさつもしっかりでき
同行中の態度もとても良
学ぶと良いと教えて頂いた。
月曜日に講習会などがあるた
かったと思います。仕事も
少し手伝って頂きました
め、土曜日は休みの方が多か
が、しっかりとこなしてい
った。
たように思います。この経
験を生かし、今後色々な事
に役立てて頂けたらと思
います。
設定課題:社会の一般常識、仕事の厳しさを学ぶ
営業について学ぶ
実
8/27
(火)
習
①出庫作業
②営業同行
内
容
勤務時間:8:30~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
モリタでは、営業だけでなく
美容室の経営についてもアド
バイスしているので美容室の
経営に自分の意見を取り入れ
てくれるのはうれしいと言っ
ておられた。美容師さん達と
何事にも一生懸命取り組
んでいる姿勢に好感が持
てました。素晴らしい社会
人を目指してがんばって
ください。
一緒に仕事をしていくうえで
信頼、信用が大切だと学んだ。
- 246 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山シティエフエム株式会社
経営情報学科 1年
13M118 福島 伶香
足りないものは自信と勇気
私は、富山シティエフエムで5日間のインターンシップを体験させていただきました。私はこ
のインターンシップで、働く現場で必要な能力や考え方を学びたいと考えていました。また、わ
からないことは進んで質問をするなどコミュニケーションを取って、積極性を身に付けることも
目標にして参加しました。
私が就業体験させていただいた富山シティエフエムは、コミュニティラジオ局で、社員の方が
少人数の会社でした。日程は5日間で、生放送や中継の見学、また他のインターンシップ生と番
組制作をし、最終日にはラジオの生放送にゲスト出演しました。
生放送や中継の見学では、念入りな準備や下調べ、どんなことにも対応できる臨機応変さが大
切であると学びました。また、入ってくる情報をしっかり理解して、ニュースとして伝えること
が必要だと知りました。さらに、営業担当の方からメディアについてのお話を聞いて、広告やニ
ュースの原稿を作るときの情報の扱いについて、内容をしっかりと理解し自分の頭の中で文章を
組み直すことが必要だと学びました。そのためには、普段から新聞やニュースから知識を得てお
くことが大切だと教えていただきました。また、番組を作る作業では、他の研修生と話し合った
り社員の方にアドバイスをいただいたりと、周りの人とコミュニケーションを取って作業を進め
ていきました。しかし、社員の方からは、分からないことをもっと聞いてほしい、質問をどんど
んしてほしいと言われ、積極性が足りなかったと感じています。
インターンシップを終えた時に自分の中でも、どの場面で質問したらよかったのかが分かって
いたので、これからの学校生活ではこのようなことがないようにあらゆる場面で自分から行動す
べきだと思いました。このことから、コミュニケーションを取ながら物事を進めていく場面では、
必要な場合は誰かに頼り、さらに周りの人と積極的に関わっていく勇気も重要なのだと学びまし
た。
このインターンシップの体験を通して、私には自信と勇気が足りないと感じました。積極的に
ならなければならないと言い聞かせて他のインターンシップ生と話し合いをしていましたが、肝
心な時に「今聞いたら迷惑だろうか」や「こんなことを聞いたら話を聞かない人だと思われるだ
ろうか」と考えて、相手に聞かれるまで確認できなかったことがありました。自信と勇気は人と
の対話において必要なことですが、コミュニケーションを取ること以外にも、練習などない働く
現場で臨機応変に行動するためにも必要なものであると考えます。知識を増やすことや能力を向
上させること以外に、それらを実行するために精神的に強くなることが自分の新たな課題である
と発見できました。
今回、このような体験をする機会を設けて下さった皆様に、心より御礼申し上げます。
- 247 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山シティエフエム株式会社
研
福島 伶香
修
日
報
設定課題:環境に慣れる。
実
8/19
(月)
習
内
容
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①自己紹介、日程説明
・失敗を生かす。
録音という作業に限らず、
②会社概要説明
③番組見学
・ニュースや新聞から知識を
増やし、情報を解釈する際
思っていたことと実際の
違いに驚くことがあると
④機材説明、操作説明
に役立てる。
思います。良い経験と思っ
て作業に当たって下さい。
設定課題:話をしっかり聞いて、メモを取る。
実
8/20
(火)
習
内
容
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①県広報原稿制作
・締め切りや、時間の使い方
調べて理解して質問して
②中継同行
③CM原稿制作
を考える。
・読んだり書き直したりがで
作業に当たることを、3日
目以降の番組制作で実践
④ソフト見学
きるように、記事の内容を
してほしいと思います。
理解する。
・事前準備を怠らない。
設定課題:積極的に動く。
実
習
内
容
8/21
①音さんぽ打ち合わせ
②音さんぽ取材
(水)
③音さんぽ編集
勤務時間:10:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・予想外のことに対応するた
めの臨機応変さ、現場で動
準備を重ねた上で、実際に
現場に立って臨機応変に
くための積極性を身に付け
る。
対応することの大切さを
経験されたでしょうか。取
・取材したものの整理整頓を
心掛ける。
材できた素材をもとに、自
分でじっくり考えて今後
の作業を進めて下さい。
設定課題:協調性を持つ。
実
8/22
(木)
習
内
容
①音さんぽ編集1
②音さんぽ編集2
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
・紙に書いて意見を整理する、 積 極 的 に 話 し 合 い を し て
話し合う。
いたと見受けました。意見
・公共の電波に流してもよい を 交 わ し て 作 業 を 進 め る
かなどの判断力をつける。
設定課題:最後まで気を抜かない。
実
8/23
(金)
習
内
指導者のコメント
容
ことの大切さ、大変さを経
験されたのは、何よりかと
思います。
勤務時間:6:30~15:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①モーニング見学
・情報は待っていても来ず、
インターンシップはいか
②音さんぽ編集
③金ドキ出演
自分で調べ、考えなければ
ならない。
・分からなければ聞く。
・自分が何を分かっていない
かを理解する。
がだったでしょうか。自ら
記入された通り、この経験
- 248 -
を生かし、「自分で考える
」を実践してください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山シティエフエム株式会社
経営情報学科1年
13M046 藤井 瞳
音声のみで伝える難しさ
私は、富山シティエフエム株式会社で5日間、就業体験をさせていただきました。小中高校と
放送委員会に所属しており、放送に興味があったため、それを仕事にしている人たちはどのよう
なことをしているのか、自分もそれらを体験することで知るということが目的でした。以下では、
今回私が体験し、学んだことの研修結果を報告したいと思います。
今回の富山シティエフエムでの研修内容は、朝の番組見学や、テレビ番組のリハーサルから本
番までを見学したり、中継に同行したり、番組制作、番組出演など多様なものでした。
番組見学をしたり、中継に同行したりすると、ラジオを聴く側ではわからない、苦労が多くあ
りました。例えば、朝の番組では放送をすると同時に機械操作もすべて1人で行っておられまし
た。また、常に天気や電車の運行情報を気にかけ、急な情報でもすぐに放送するという対応の早
さには驚きました。また、中継同行では、事前に下調べをしてから現場に行き、打ち合わせの際、
そこでさらに得た情報も内容に盛り込むことや、相手が言いたいことと、自分が伝えたいことを
うまく噛み合わせる順応性が必要でした。中でも特に力を入れていたことは番組制作でした。5
分間という限られた時間で、終始に入れる BGM を抜いたおよそ3分から3分半の中で、指定さ
れた場所の風景を音のみで伝えるというものでした。取材から編集までおよそ2日間かけ、富山
シティエフエムの方々にも聴いて頂き、試行錯誤を繰り返して完成させました。これは実際にス
ポンサーもつき、就業体験後に放送されています。
初めての番組制作で、しかも音声のみで聴いている方々に伝える難しさに、私は戸惑いました。
今までやってきたことは、先生から原稿を渡され、それをただ読むだけの作業でした。それに比
べると、実際はとても大変なことがわかりました。例えば、まずは現場のことを調べて頭に入れ、
そこから音を想像することをしました。私は、今回行った現場のことを全く知りませんでした。
現場で音声を録る際には、現場にいた方々に簡単なインタビューをしましたが、まず自分の立場
や目的などを明かし、ご協力を得るところから始まります。中にはお断りされる方や、マイクを
持っているのを見ただけで避けていかれる方がいて、インタビューの苦労を感じました。また、
ただ現場で録ってきた音声を流すだけではなく、そこがどのような所であるのかを簡単に説明す
るナレーションの部分の文章も自分たちで考えました。この番組制作で学んだことは、まず予備
知識がなければ、現場に行ってもどんな音を録ったら良いのかわからなく、人に何を聞けばいい
のかわかりません。また、インタビューをする際には相手とのコミュニケーション力が必要です。
あいさつがきちんとでき、明るく笑顔で接することはもちろん、社交的でなければできません。
つまり、地元のことはメディアを利用し、よく知っておくこと、そして自分の人とのコミュニケ
ーション力を高めることが必要だとわかりました。今の自分は、地元のことはおろか、世の中の
こともまともにわかっていません。新聞やテレビ、インターネットなど、情報を得る手段はいく
らでもあります。少しでも多くの情報を知ることが、社会人として不可欠だと気づかされました。
そして、社員の方を見ていると、何かに専門的なのではなく、なんでもできたほうが良いと感じ
ました。番組を放送するにしても、原稿を考え、機械を操作し、時間の調整をしていかなくては
いけません。大勢の人だと分担できますが、コミュニティである富山シティエフエムでは1人で
複数の業務を行うことが多く、自分には今の能力の全体的な底上げが必要だと感じました。
今回の経験で、自分に足りないもの、社会に出ていくために必要なものがわかりました。今後
は、本格的な就職活動に入るまでには、その課題と向き合い、自分の力とする必要があります。
このように気づくことができたのも、就業体験ができたおかげだと思いました。
- 249 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山シティエフエム株式会社
研
藤井
修
日
報
設定課題:富山シティエフエム株式会社について知る。
実
習
内
容
① 会社概要説明
8/19
(月)
② Qシート説明、番組見
学
③ 営業の話
④ 機材・操作説明
瞳
実習生の特記事項
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
コミュニティだからこそ地域 2 日 目 か ら は 実 際 の 作 業
密着を大切にしている。また、 に入ります。コミュニティ
日頃からニュースをちゃんと な り の 地 域 密 着 の 様 子 を
見る。特に地元の情報は知っ
ておいたほうが良い。自分の
実感していただきたく思
います。
アンテナを高く保つ。
設定課題:雰囲気に慣れる。
実
8/20
(火)
習
内
容
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 原稿作成
決められた時間はきちんと守
3日目以降は、実際に番組
② 中継同行
③ ソフト見学
ること。わからないことは、
わからないままにするのでは
を制作してもらいます。十
分理解し考え、不明な点は
なく、積極的に質問すること。 質問して、作業に当たって
ください。
設定課題:チームワークを身につける。
実
習
内
容
勤務時間:10:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
8/21
① 音さんぽ打ち合わせ
② 音さんぽ取材
音だけで風景を伝えるのは難
しいことがわかった。また、
実際の作業で、取材させて
いただいた方のありがた
(水)
③ 音さんぽ編集
取材では事前に取材先を調べ
、音を録るだけでなく、イン
さや、人と人の信頼感が基
本中の基本であることが
タビューもあり、地域の方々
とふれ合うことができた。
分かっていただけたかと
思います。
設定課題:みんなで作品を完成させる。
実
習
内
容
① 音さんぽ編集
8/22
(木)
実習生の特記事項
指導者のコメント
録ってきた音を編集する際、
きれいにまとめたいという思
もちろん、スポンサーがな
くても、ちゃんとしたもの
いから、加工をたくさんして
しまい、音が不自然になって
を作ってください。ラジオ
は、もとより音声のみのメ
しまった。1つ1つの音をよ
ディアです。伝え、表現す
く聞き、あまり加工せずに自
然さがでる工夫が必要だ。
る難しさを知っていただ
けば幸いと思います。
設定課題:インターンシップを振り返る。
実
8/23
(金)
習
内
容
勤務時間:9:00~17:00
勤務時間:6:30~15:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
① モーニング見学
朝は放送までのすべての作業
インターンシップご苦労
② 音さんぽ編集
③ 金ドキ出演
を一人でこなしていた。急に
入った情報もすぐに放送する
対応の早さは驚いた。天気や
電車の運行情報なども調べな
がら放送したり、新聞から自
分で記事を引き抜いて伝える
ことをしたりしていた。
さまでした。期間中の経験
が、今後に役立つものにな
れば幸いです。
- 250 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山シティエフエム株式会社
経営情報学科
13M053 堀田
1年
真琴
社会人になること
私は、北日本新聞社にある富山シティエフエム株式会社で 5 日間のインターンシップに参加
させていただきました。私がインターンシップに参加したのは、給料以外の働く意味や仕事に
対する向き合い方を知りたいと思ったからです。体験を通して、実際に経験して、見てみると、
私たちがお客さんとして見ている部分は本当に一部にすぎないなのだと実感しました。
1 日目の研修では、会社の概要説明で設立当時の話から、現在の放送局の話、災害時には、
臨時で放送局をたて、地域の必要な生活情報を放送するのだという話を聞きました。
また、ラジオ局以外の話や営業の話、会社に所属する意味などの話を伺いました。一番印象
に残った話は、責任感のある大人というのは、おかしな言葉だと話してくださったことです。
もちろん、責任感は大切ですが、社会人になって、働くようになると、自分が取れる責任以上
の責任がかかり、自分一人が辞めますだけでは済まないことがたくさんある。しかし、そうな
らないために、真面目に働くことが必要なのだと話してくださいました。この話を聞き、だか
ら報告・連絡・相談が大切なのであり、協力して作業することが必要なのだと感じました。
2 日目からは、本格的な作業に入り、中継同行や、CM 原稿制作、音さんぽの取材・編集など
様々なことをさせていただきました。その中で分かったのは、メディアの仕事は、一見すると
華やかで楽しい仕事というイメージがありますが、それは表面に出る、ごく一部のものでしか
なく、実際には、地味で地道な作業が大半だということでした。それでも、仕事をしていらっ
しゃる皆さんは、生き生きしていて、地域の人たちに分かりやすく伝えるにはどうすればよい
かを一生懸命考えておられました。
私は、このインターンシップに参加してよかったなと思ったことは、働いている人たちが本
当に楽しそうで、熱意があり、何より仕事に誇りを持っているのが、感じられたことです。仕
事って大変なのだろうなとか、毎日忙しいのだろうというマイナスのイメージが多かったので、
生き生きしていて、仕事にやりがいや、生きがいを持っている生の現場を体験でき、就職に対
して前向きな気持ちになりました。
私も、シティエフエムで働く方たちのような、輝いている大人になりたいと思いました。実
際は、とても忙しいのだと思いますし、私が体験したのは本当に一部の仕事でしたが、働くっ
てつらいことばかりではないのだと思えました。
インターンシップに参加しなければわからないことが、多くあり、働くとは、多くの人と関
わることであったり、地域貢献であったり、ほかの人のために頑張ることであったりするのだ
と学びました。参加し、体験できて、とても良い経験になりました。ありがとうございました。
- 251 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山シティエフエム株式会社
研
堀田
修
日
報
設定課題: 会社の概要を知る
実
8/19
(月)
習
内
容
真琴
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 自己紹介・日程説明
様々な話を伺いました。会社
② 会社概要説明
の概要については設立から現
在の放送局の話、営業の話で
初日ということもあり、話
を聞いていただくのがほ
③ Qシート説明
はラジオ局の話だけではなく
は実際の作業に入ります。
新聞業界・テレビ業界のこと
興味、関心をもって取り組
んでください。
④ 番組見学
まで教えていただきました。
お話をしてくださる皆さんに
⑤ 営業の話
とんどでした。2日目から
共通していることは仕事に誇
りを持っていて、生き生きし
⑥ 機材説明
ているということです。忙し
し大変そうだけれど、その中
に楽しさみたいなものをしっ
かりと見つけているのかなと
思いました。
設定課題:中継同行など
実
習
内
容
① 県広報原稿制作
8/20
(火)
② 中継同行
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
県広報原稿というものを書か
せていただきました。お知ら
2日間で体験されたこと
③ CM原稿制作
せなどで良く見られる資料を
話し言葉にかえて放送用の原
④ ソフト見学
稿に書きなおすというもので
した。時間制限がある中、3枚
の 原 稿 を 4分 以 内 に 収 め な く
てはならず、とても苦労しま
した。結局は4分以内には収ま
りませんでした。原因は、分
からないことを聞かずに進め
いていたことでした。仕事を
する上で「ホウレンソウ」は
大切なことなのに、忙しそう
にしておられるから、と思い
相談せずに書き進めていった
のは反省しました。また、中
継にも同行させていただきま
した。生放送ということで、
見ている側だったのですが、
緊張していました。話の引き
出し方がうまく、なるほどと
思うことがたくさんあり、と
ても勉強になりました。
- 252 -
を、3日目以降に生かして
ほしいと思います。理解し
て、相談して、考えて、番
組制作にあたってくださ
い。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:音さんぽ取材
実
8/21
(水)
習
内
容
勤務時間:10:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 音さんぽ打ち合わせ
音さんぽの取材では、取材を
② 音さんぽ取材
受けたくないという気持ちか
らか、答えてくださらない方
実際の形となって表面に
出るのが、ごく一部に過ぎ
③ 音さんぽ編集
もいましたが、多くの方は、
だけたでしょうか。これか
温かく接してくださり、シテ
らも自分で考え、実際に現
場に立って感じ、考え、仕
ィエフエムさんは地域密着と
いうのが一番なので、実際に
ないことを体験していた
事してください。
触れあえた良い機会だったな
と思いました。そこで様々な
音を取り、編集したところ、
実際に使う音は、本当にごく
一部で、20~30分とった中で3
分くらいの作品にすると1つ
の音を10秒ほどしか使わない
ので、このようなものを毎回
作っておられる編集の方はす
ごいなと感動しました。
設定課題:音さんぽ編集
実
習
内
① 音さんぽ編集
8/22
(木)
容
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
音さんぽの編集を本格的には
メディアにかかわる仕事
じめ、実際に音を加工したり、 ( メ デ ィ ア 以 外 も そ う で
つなげたりしながら作ってい すが)は決して華やかなも
くのですが、ただ音をつなげ のではありません。むしろ
ればよいというわけではなく 、地味で地道な努力の積み
、音で風景を表現するという 重ねです。わかっていただ
ことでした。インタビューし ければ幸いです。
た声を入れたり、水の音を入
れたりしながら、作りました。
一回完成したものを聞いてい
ただき、たくさんのアドバイ
スをいただきました。作り手
としては作りこむのは楽しい
が、こちらの事情や、都合を
押し付けず、ありのままを伝
えることが大切という言葉を
いただきました。そこで、ア
ドバイスをうまく生かせるよ
うに、作り直し、納得のいく
作品に仕上がったのではと思
います。プロはやはり視点が
違うなと思いました。
- 253 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:音さんぽ編集、金曜日はドキドキ出演
実
8/23
(金)
習
内
容
勤務時間:6:30~15:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
① モーニング見学
モーニングという番組を見学
インターンシップご苦労
② 音さんぽ編集
させていただきました。生放
送であり、本日は天候が悪か
様でした。番組制作や出演
の経験が今後のためにな
③ 金曜日はドキドキ出演
ったので、急な原稿が入った
ればと思います。
のですが、さすがはプロのア
ナウンサーだなと思いました
。突然入ってきても、焦らず2
・3回その場で練習した後、す
ぐに読み始め、いかにわかり
やすく伝えるか、それはどこ
の仕事でも本当に大切なこと
だなと感じました。その後、
音さんぽの最終調整を行いま
した。グループ制作だったの
で、グループの人とたくさん
話し合い、時に意見がぶつか
ることもありましたが、それ
が結果として、良い作品作り
のためだったなと思いました
。最終的に出来上がった後も、
ちょっと違うなとかここはも
っとこうしようなど、ギリギ
リまで決まりませんでした。
しかし、悩んで作った作品だ
けに、良いものになったと思
います。お昼頃から、金曜日
はドキドキという番組に出演
させていただき、緊張しまし
た。私の上手でない受け答え
も、うまくまとめてくだり、
話をしやすいような話題作り
で、緊張しながらも答えるこ
とができたかなと思います。
しかし、大学生になったのに、
あまりまともに答えることが
できずに後悔と反省の気持ち
でいっぱいです。
- 254 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:射水ケーブルネットワーク株式会社
経営情報学科 1年
13M040 原 ひかり
チームワークを支えるもの
私は射水ケーブルネットワーク株式会社で5日間、就業体験をさせていただきました。私の
インターンシップでの目標は、就職活動を控えている今、自分が就業したい仕事のひとつとし
て視野にある放送関係のサービスが、どのように提供されているのか知ることでした。射水ケ
ーブルネットワーク株式会社で就業体験をさせていただき、学んだことを報告します。
研修内容は初日が営業ツール作成補助、2日目がヘッドエンドの見学、3,4日が少年野球
大会や曳山祭りのアシスタント、そして最終日の5日目がケーブルサービス機器の説明でした。
少年野球大会と海老江曳山祭りのアシスタントでは、実際にカメラを触らせていただきまし
た。どちらもテレビ放映のために映像を撮っていましたが、特に曳山祭りでは生中継だったた
め、余計な物音を立てないように細心の注意を払いながら行動しました。
また生中継
の原稿では、開始やインタビューの時間予定が秒単位で決められていたため、物事をスムーズ
に進める必要がありました。しかし、実際に祭りが始まってみると予定より曳山の到着が遅れ
たり、人で混雑したりととても予定通りスムーズに進められる状況ではありませんでした。そ
んな状況にもかかわらず、社員の方はとても段取りよく進めておられ、時間内に全て収めるこ
とができたのです。
私は何故そんなにスムーズに進めることができたのだろう、ととても不思議に思いました。
そして中継中に社員の方が何度も「○○さんの指示を聞いて。分からなかったらすぐに質問し
てね」と言っておられたことを思い出しました。これをインターンシップに参加している私達
だけでなく、慣れているはずのカメラマンやアナウンサーの方にも言っておられたのです。私
はいろんな経験をして慣れていても、自分の中だけで解決して行動してしまうと周りは合わせ
ることができないからだと考えました。特に中継は時間が決められていることや、何よりリア
ルタイムなので周りと連携しながらも自分の役割を果たすというチームワークが大切になって
きます。一人が自分の意志だけで行動してしまうとチームワークを乱し、視聴者の方に不快感
を与えかねない失敗にも繋がります。私はよく自己解決をしてしまうので、自分が思っている
以上に曖昧な部分はしっかり質問して確かめることは重要になってくるのだと学びました。
5日間という短い期間ではありましたが、これから就職に向けて学校生活や日常生活を送っ
ていく中で、自分には何が足りないのかがはっきりしました。また、社会に出るまでにどのよ
うなことを学んでいけばよいのか、方向性が分かりました。この経験から得たことを今後の就
職活動に活かしていきたいです。
- 255 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:射水ケーブルネットワーク株式会社
研
原 ひかり
修
日
報
設定課題:内勤業務について学ぶ
実
9/19
(木)
習
内
容
勤務時間:8:40~17:20
実習生の特記事項
① 営業ツール作成補助
営業活動の心得として番組制
② 課金業務について
作の裏側や金銭的なことにつ
いてお話を伺いました。放送
指導者のコメント
だけでなく裏方の仕事もまた
会社を運営していくうえで大
切だと知りました。
設定課題:配線について学ぶ
実
9/20
(金)
習
内
容
勤務時間:8:40~17:20
実習生の特記事項
① ヘッドエンドの見学
ヘッドエンドにはたくさんの
② 少年野球大会の準備
機械があり複雑な配線でし
た。これらを管理し各家にサ
指導者のコメント
ービスを提供していくのはと
ても難しいそうだと思いまし
た。
設定課題:少年野球大会のアシスタント
実
習
内
容
① 少年野球大会アシスタント
9/21
実習生の特記事項
勤務時間:7:30~15:30
指導者のコメント
開会式で行進曲や国家など音
楽を流す仕事をしていました
。また、試合を見ながら結果
(土)
を記録していましたが、小さ
いながら一生懸命頑張る小学
生の姿に心を打たれました。
設定課題:
実
習
勤務時間:7:00~20:30
内
容
① 少年野球大会アシスタント
9/23
(月)
② 海老江曳山祭りアシスタント
実習生の特記事項
曳山祭りでは生中継の補助を
行いました。予想以上に混雑
しており、大変でしたが、観
客の楽しそうな様子を届ける
お手伝いができ、とてもやり
がいがありました。
設定課題:ケーブルサービスについて学ぶ
実
9/24
(火)
習
内
容
① ケーブルサービス機器
の説明
指導者のコメント
実習生の特記事項
各家庭にサービスを届けるた
めに必要な機器について詳し
い説明をしていただきました
。私たちが普段何気なく受け
ているサービスがどのように
提供されているのか知ること
ができました。
- 256 -
勤務時間:8:40~17:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:射水ケーブルネットワーク株式会社
経営情報学科
13M082 折橋
1年
優希
「見てもらう、聞いてもらう」ということ
私は、射水ケーブルネットワーク株式会社で 5 日間就業体験をさせていただきました。
今回私は、幼い頃から身近にあり、常に視聴する側にあったケーブルテレビという存在の、放
送を制作する側の現場を知りたいと考えて射水ケーブルネットワーク株式会社を研修先に選び
ました。また、就業体験を通じて、お客様に商品やサービスを届ける側の働く姿勢や心構えに
ついて学ぶことをテーマとして、インターンシップに臨みました。
まず、研修初日に営業課で、営業活動の心得について社員の方にお話を伺いました。営業課
の業務は、より多くの家庭にケーブルネットワークに加入していただくために、お客様にケー
ブルネットワークの良さを売り込むことです。お客様の家を一軒一軒訪ねていき、サービス内
容や契約コースについてお話しして、ケーブルネットワーク自体に興味を持っていただくこと
が必要なのだと言っておられました。
お話を聞いていて特に、「見てもらえなければ意味がない」という言葉が印象に残りました。
制作課がどんなにいい番組を作っても、それを見る人がいなければ意味がありません。ケーブ
ル放送の場合、お客様に契約をしていただいてはじめて番組を見てもらう機会が得られます。
そのためには、営業活動でお客様がケーブルネットワークに加入することをより魅力的に感じ
られるようにすることが求められます。
そのあと行った、お客様にお渡しするパンフレットの誤植の修正では、鮮やかな色合いと写
真や画像で見やすく、わかりやすく作られているパンフレットを見て、このパンフレットはお
客様にケーブルネットワークについて興味を持っていただくための大切なツールであり、誤植
を正しいものに直す作業も地道ではありますが大切なことであると感じられました。
それから、研修 4 日目に制作課での海老江曳山祭りの生中継に同行させていただいた際にも、
番組を見ていただくための工夫を感じ取ることができました。中継が始まる何時間も前から打
ち合わせを行い、秒単位で話すタイミングや映像の切り替えについて何度も確認を行われ、そ
のうえもしもの場合に備えて数パターンの会話内容、放送内容を打ち合わせされていました。
実際に、中継が始まってから想定していたよりも曳山がかなり遅れて到着したにもかかわらず、
何の問題もなく生中継が行われており、見ている側に待たされているという感覚を抱かせずに
楽しんで放送を見ていただけるようにされているのだと感じました。
このインターンシップを通して私は、人に見て、聞いてもらうために工夫することや努力す
ることの大切さ、必要性を強く感じました。「見てもらわなければ意味がない」。この言葉は、
私たちが学校で行う発表などにも言えることであり、さらに、これからの就職活動にも通ずる
ところがあります。いつまでも「見てもらって当たり前」のままではなく、まず人に見てもら
うためにはどうすればいいか、工夫を凝らして人の目に留まるように努力することがこれから
の生活で必要なのだと学ぶことができました。今回学んだことを今後の就職活動や学生生活に
活かしていきたいです。
- 257 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:射水ケーブルネットワーク株式会社
研
折橋 優希
修
日
報
設定課題:営業課、業務課の業務内容について 学ぶ
実
9/19
(木)
習
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
営業活動をする上で大切なこ
1日お疲れ様でした。今日
とを教えていただきました。
の経験をこれからの就職
② 営業ツール作成補助
また、パンフレットの修正や
活動に活かせるよう、頑張
③ 課金業務の説明
書類整理などの業務も大切な
ものであると学ぶことができ
ってください。
④ 顧客情報の整理,更新
ました。
① 営業活動の説明
設定課題:技術課の業務内容について学ぶ
実
習
内
容
実習生の特記事項
9/20
① 技術課の説明
ケーブル回線を家庭に届ける
(金)
② ヘッドエンドの見学
重要な施設を見学させていた
だき、貴重な体験となりまし
③ 少年野球大会の準備
た。
設定課題:少年野球大会アシスタント
実
9/21
(土)
習
内
容
① 開会式の放送補助
② 試合の結果連絡
③ 弁当配り
実習生の特記事項
実
習
内
容
① 少年野球大会撮影見学
② 海老江曳山祭り生中継
の準備
③ カメラのケーブル回収
9/24
(火)
習
内
容
① 射水ケーブルサービス
の説明
② FTTH機器の説明
指導者のコメント
勤務時間:7:30~16:30
指導者のコメント
分力を発揮できるのだと感じ
ました。
実習生の特記事項
勤務時間:7:00~21:40
指導者のコメント
祭りの生中継のために何時間
も前から入念な準備をされて
いました。多くの人が密集し
ておりケーブルの回収に手間
取ってしまいました。
設定課題:ケーブル回線で使用される機器を知る
実
勤務時間:8:40~15:30
実行委員の方々が陰で動くこ
とで主役の選手たちが思う存
設定課題:少年野球大会・海老江曳山祭り中継の同行
9/23
(月)
勤務時間:8:40~17:20
実習生の特記事項
ケーブル放送や回線を使うた
めに各家庭に設置される機器
やケーブルについて解説して
いただきました。
- 258 -
勤務時間:8:40~17:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社 PCO
経営情報学科 1年
13M019 窪田 萌花
表に見えない仕事の大切さ
私は、8月26日~8月30日までの5日間、株式会社PCOで研修をさせていただきました。
株式会社PCOではイベントの企画立案、運営、設営や広告デザインなど幅広い仕事を担ってお
られます。その中で私は、社内での準備のお手伝いをさせていただきました。
まず、はじめにさせていただいた作業は、講演会参加者のデータ入力でした。この作業は電子
メールやはがきで送られてきた参加者の氏名、住所などを一覧表に打ち込んでいくというとても
地道な作業です。この作業で大変だと感じたのは手書きはがきによる応募です。電子メールとは
違い、元のデータをコピーし貼り付けるということが出来ないため、打ち間違いがあってはいけ
ないと気を引き締めて作業をしました。また、他の作業も手書きアンケートのデータ打ち込みや
講演会の案内資料を発送できる状態に完成させるなど、表のイベントに関わるお仕事に比べ、地
味な作業でした。しかし、その「地味な」作業をしているときにお話しして下さった専務のお言
葉がわたしの心に残っています。「イベント開催直前まで資料を持ってくる人もいて、整理券を
あらかじめ切っておくことが出来ず、当日慌ただしく受付をしながら切って渡さなければならな
いこともある。しかしどれか一つでも欠ければ仕事はできない。
」また、実習終了日に社長さん
からもこのようなお話を承りました。「封筒ラベルひとつをとっても、丁寧に貼られているかど
うかでその会社の質が問われる。」これらのお言葉を聞いて、私がさせていただいたお仕事は一
見すると地味で小さな仕事かもしれないけれど、大切な仕事だったのだと改めて気づくことが出
来ました。この言葉を聞くまでの私は、手早く丁寧に仕事をするということは意識していました
が、その先までは考えることが出来ていなかったように思います。たとえば、イベントで案内す
る人間が丁寧な仕事をしていても、渡された整理券が千切れていれば、あまり良い気分ではあり
ません。見える仕事がすべてではなく、見えない仕事もまた重要な仕事であると今回のインター
ンシップを通じ学ぶことが出来ました。
スタッフの皆さんはイベントの準備でお忙しい中私のことを気にかけてくださり、PCOさん
でお仕事をお手伝いさせていただかなければ理解できなかったことも知ることができるなど、と
ても楽しく実習をすることが出来ました。PCOの皆さまの中で作業させていただき感じたこと
は、皆さんがご自分のお仕事に誇りを持ち取り組んでおられたということです。また社内はとて
も和気藹々とした雰囲気で、黙々と仕事をすることだけが大切ではないのだということも分かり
ました。実習の課題として「自分の適性を知る」ということを目標にインターンシップに参加し、
準備のお仕事をお手伝いさせていただき楽しく集中して作業できたことで、自分には地道な仕事
が向いていると感じました。
5日間という短い期間ではありましたが、この実習で様々な体験をすることが出来ました。こ
の体験を無駄にすることなく、これからの就職活動などに活かしていきたいと思います。
- 259 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社 PCO
窪田 萌花
研
修
日
報
設定課題:データ入力を終わらせる
実
8/26
(月)
習
内
容
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
①清掃
②社員の方々への挨拶
講演会の応募者の名簿データ
③メールからのデータ 入
力
がかかってしまったので丁寧
に速くできるようにしたい。
④ワード打ち込み
緊張もあり、うまく話すこと
⑤葉書きからのデータ 入
が出来なかったので、明日は
力
を作成した。打ち込みに時間
今日よりも声を張って話せる
ようにしたい。
設定課題:データ入力を終わらせる
実
8/27
(火)
指導者のコメント
習
内
容
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
①葉書きデータ入力
昨日と同じくデータ入力をし
②読み合わせ
③名札整理
た。昨日の残りを午前中には
終わらせようと思ったが結局
一日かかってしまった。その
指導者のコメント
ため予定通りに仕事が進めら
れなかった。話す声は昨日よ
り大きくできていた。
「読み合
わせ」で確認作業の大切さを
感じた。
設定課題:ラベルを作成する
実
8/28
(水)
習
内
容
①ラベル作成
②ラベル貼り
③アンケートデータ
打ち込み
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
昨日葉書きのデータ入力が終
わり、今日は他の仕事をする
ことが出来た。ラベルを貼る
という簡単な作業も、お客様
に発送するので緊張した。明
日はラベルを貼った封筒に資
料を入れるのでその時もお客
様のことを頭において取り組
みたい。
設定課題:資料を入れる
実
8/29
(木)
習
内
勤務時間:9:00~17:00
容
①整理券などカード作成
②イベントのサンプル 準
備
③名札準備,コピー
④領収書但し書き
指導者のコメント
実習生の特記事項
整理券などを作成したが一枚
破けてしまった。その後は反
省を生かし手早く失敗せずに
出来た。作業中専務が仰って
いたことが心に残った。チラ
シ封入が明日になったので、
手際良く出来るよう心掛けた
い。
- 260 -
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:配送物の完成
実
習
①配送物作成
8/30
(金)
内
容
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
午前は看護教育講座のチラシ
5日間お疲れさまでした。
を封筒に入れ、糊付けする作
業をした。午後は午前にやり
短期間でしたが、会社での
仕事という事に接して頂
残した作業を終わらせ配送で
き、今後の自分の目標に向
きる状態にした。この作業で
かっての一つのきっかけ
は読み合わせから完成までさ
せていただいたので、作業順
になって頂ければうれし
いです。
序の大切さなどを学ぶことが
出来た。
- 261 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社 PCO
経営情報学科
13M109 土山
1年
大暉
現実の仕事は、想像していた内容と異なっていた
私は9月17日から20日の4日間、株式会社 PCO で大会や学会、イベントを企画、運営す
るにあたっての事前準備の仕事を研修しました。そして「イベント運営の理想と現実に気づく」
をテーマにこの研修に臨みました。私自身「イベント運営」とはどのような仕事をしているの
かまったくわかりませんでした。そのため、実際に「イベント運営」という仕事を体験したい
と思いインターンシップに取り組みました。
本研修で「イベント運営」の仕事を実際に体験して、学んだことは主に 3 つあります。
1 つ目は、「会話の大切さ」です。約 12,000 枚のチラシの枚数を数え、ある枚数で分ける作
業がありました。とても単純な事務作業です。その作業中、単純作業の継続により嫌になるこ
とがありましたが、社員の方から「すごい量ですね」や「あと少しですか」などといった声を
かけて頂きました。そのおかげで最後までやり遂げることができました。
「 会話」をすることで、
場の雰囲気が良くなり、やる気が上がり、作業効率も上がるということを実感することができ
ました。
2 つ目は「情報を正確にする大切さと難しさ」です。Excel で表などを作成したとき、2 人体
制でチェック作業をしました。私は表を作る際に入力のミスをしてしまいました。たった一文
字でもミスがあると、後で大変なことのなると教えて頂きました。最初は処理の速さより、正
確に仕事をこなしてくれる方が重要だとおっしゃられていました。その他にも、チラシの枚数
を数えるときなども必ずチェック作業がありました。1 人の目でやると何かのミスを見逃して
しまう恐れがあるため、2 人の目で確認をしながら行うことの大切さを学びました。そのチラ
シは市役所に持っていきまたが、市役所の人も私たちが数えたものを再度数え直すとおっしゃ
っていました。これらのことから、情報を正確にすることの大切さと難しさを感じました。
3 つ目は「イベント運営の仕事内容」です。私が想像していた以上に大会や学会、イベント
の当日までの準備が続けられており、また地味な事務作業が多いことが印象的でした。これは、
私が事前に想像していた仕事内容とはかけ離れており、その違いを知ることができました。
私がこの研修で一番心に残った体験は、大会や学会、イベントを企画するとき、最初にすべ
きことを体験できたことです。それは、過去に催された大会、学会やイベントの会場を調べ、
その会場の収容量を調べ、富山にある会場と照らし合わせる作業です。この作業がなければ、
何もできません。このような「イベント運営」の仕事を体験できたことは、あまり知らなかっ
た「イベント運営」の仕事を見る事ができ、大変良かったです。
最後になりますが、本研修により仕事内容を事前に想定はしていましたが、それらと現実は
違うことが多いと気づかせて頂いたこのインターンシップは自分にとって大変貴重な体験でし
た。この経験を生かして、多くの知識や情報を吸収して、将来の就職活動並びに人生にとって
の良い選択ができるよう日々頑張っていきます。
- 262 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社PCO
土山 大喗
研
修
日
報
設定課題:イベント運営の理想と現実に気づく
実習内容
9/17
(火)
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 社内にあいさつ
今まで興味のあるイベントの
お疲れ様でした。初日で大
② 伝票の計算
③ 会議情報調査
み情報を集めていたが、今回
の情報調査にて自分にとって
変だったと思います。イベ
ン ト の 仕 事 は 99% 地 味 な
④ チラシの枚数数え
新しいことをたくさん知るこ
事務仕事がメインです。ゆ
⑤ 清掃
とができました。思っていた
っくりでもいいので正確
以上に、大半が地味な作業で
した。
さを大事に作業してくだ
さい。
設定課題:地味な事務仕事を正確にする
実
9/18
(水)
勤務時間:9:00~17:30
習
内
容
勤務時間:9:00~17:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
① チラシの枚数数え
ずっと同じことの繰り返しで
お疲れ様でした。一日中黙
② チラシを包む作業
③ 清掃
嫌気がさしかけていましたが
、社内の人たちが「あと少し
々と作業して頂きました。
チラシの量が半端な量で
ですか?」などの声掛けのお
はなかったので、大丈夫か
かげで最後まで集中してでき
ました。
なと心配でしたが今日中
にやり遂げて頂きました。
声掛けは場の雰囲気もよくな
明日は少し違うことにチ
り、やる気も上がり、そして
作業効率も上がると推測でき
るため。声掛けは大切なこと
ャレンジしましょう。
だと実感しました。
設定課題:社員の方とコミュニケーションをとる
実
9/19
(木)
習
内
容
勤務時間:9:00~17:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 会議情報調査のまとめ
② アンケートの集計の確
アンケート集計の確認のとき
、そのやり方から、情報を正
お疲れ様でした。観光に関
係する事業で、富山県や富
認
③ チラシ関係
確にすることの難しさがわか
りました。県や市から委託さ
れたことをやる場合もあると
聞いて、市役所や県庁のイメ
ージが変わりました。
山市の仕事をする機会が
ありますが、その仕事の触
れて頂けたようで良かっ
たです。明日もよろしくお
願いします。
- 263 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:最後まで気を抜かずにやり通す
実
9/20
(金)
習
内
容
勤務時間:9:00~17:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 返品されたものの確認
学会調査票作成にて、いろい
お疲れ様でした。短い期間
② 洗濯
③ 学会調査票の作成
ろな学会やイベントがあるこ
とを知りました。過去の行わ
でしたが、これからの目標
につなげるための良い経
④ プログラムの印刷
れた会場の収容人数を調査す
験になって頂ければ幸い
⑤ 会場最大収容数の調査
るのは、富山で開催するとき
です。最初は支持されたこ
⑥ 清掃
はどの会場で開催できるかを
見積もるためです。これがイ
とを正確にやり遂げるこ
とから始まります。これか
ベントなどの最初の準備でこ
らもがんばってください。
れをしなければ何もできない
と教えていただきました。イ
ベントの最初の仕事を体験で
き良かったです。
- 264 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:アイ・ケイ・ケイ
キャナルサイド
ララシャンス
経営情報学科 1年
13M076
岩田 唯
「成長するための15日間」
私はこの夏休み、富山県でもナンバーワンの支持率を得る結婚式場、ララシャンスで15日
間の研修をさせていただきました。
まず始めに、私のこのインターンシップでの目標を明らかにしたいと思います。第一に、社
会に出るための準備、第二に、自分の精神面・行動面の向上です。
私のララシャンスでの研修内容についてです。平日は結婚式のための準備を行いました。土
日、祝日は私も実際にスタッフの一員となって結婚式に参加させていただきました。
私がララシャンスで学んだことを大きく4つにまとめます。第一に、人に対する敬意を忘れ
ないことが、仕事をするうえで重要であることです。ララシャンスの方針は「自分以外はすべ
てお客様」という考えです。その方針に従って社員の皆様は社員同士や私に対しても、相手に
対する敬意を忘れずに接してくださいました。その理念がお客様への完璧なサービス・社員同
士の友好な人間関係築きに繋がるのだと思いました。第二に仕事は10言って10できる人で
はダメであり、2、3言って9、10できる人になることが重要だということです。10言っ
て10できる人がダメな理由は自分で考えていない、人から盗んでいないからです。第三にそ
の考え方についてです。それはララシャンスで平日行われている昼礼会から学んだことです。
そこで一人の社員の方が松下幸之助さんの「汗の中の知恵が本物である」という言葉を言われ
ました。つまり考えてから走る、走ってから考えるのではなく、走りながら考えることが考え
方として重要だということです。第四に壁を壁として捉えるのではなく、壁をチャンスとして
捉えることが重要であるということです。壁を壁として捉えるようならば成長は見込めない、
壁をチャンスとして捉え成長していくような人財を企業は求めているそうです。
私は結城さんという方にずっとお世話になっていました。結城さんは初日に、ララシャンス
での仕事内容を把握することを目標にするのではなく、どの業務でも共通するものがあるのだ
から、ララシャンスの仕事に対する考えや姿勢を学ぶことが大切だと言われました。そして私
が今後社会に出るための成長の手助けをしてくださること、ララシャンスでの15日間は私に
とってきつくて大変なものとなるとは思うが絶対にララシャンスでインターンシップをしてよ
かったと思うような研修にすると約束してくださりました。その言葉通り私はインターンシッ
プを終えた今、ララシャンスで研修をできて本当によかったと思っています。そして他の誰よ
りも貴重な体験をできたと自信を持って言えます。私はこのインターンシップでたくさんの経
験をさせていただきました。ララシャンスという県下一の企業でこのような経験をしたことが
私の今後の自信となりました。また、私の目標であった精神面・行動面の向上についても、ラ
ラシャンスで責任をもって仕事を行う事や、自分からお客様と積極的に接すること、結城さん
はじめ社員の方々からの意見や行動からの学びで達成できたと思います。私は今回のこのイン
ターンシップで学んだことを今後の就職活動や社会に出るうえで考え方や行動面に生かしてい
きたいと思います。
- 265 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:アイ・ケイ・ケイ キャナルサイド ララシャンス
研
修
岩田
日
報
設定課題: 仕事内容の把握
実
9/9
(月)
習
内
容
①クリーニングの枚数数え
唯
勤務時間:10:00~16:20
実習生の特記事項
②シルバー拭き
何をすればよいかが分からな
かった。指示を待つ形になって
③ナフ折り
しまった。自分から聞くことが
指導者のコメント
大切との意見をいただいた。
設定課題:自分から聞く!
実
習
内
容
①会場設営
勤務時間:10:00~19:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
会場を設営する時の雰囲気が
9/12
ピシッと張りつめていてその
(木)
場にいるだけで緊張した。目標
時間を設定して作業をするこ
とで作業効率が上がる、また、
自分のスキルアップに繋がる
設定課題: 自分から聞く
実
習
内
容
①引出物詰め
②バター・ジュース準備
9/13
(金)
③ジュース補充
④おしぼり巻き
勤務時間:10:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
5分前行動ができなかった。社
会人として5分前には身だし
なみを完璧に整えて集まるこ
とが常識だという意見をいた
だいた。おもてなしとは「気づ
いて行動して感動させられる
⑤ナフ折り
サービスを提供すること」であ
るとのことだった。
設定課題:素早く丁寧に!雑な仕事はしない!
実
9/14
(土)
習
内
容
①ミーティング
②先付け
③下げ物の分別
④アンケート集計
⑤ミルクの準備・片づけ
実習生の特記事項
派遣や準社員の方も無駄のな
い動きをしていた。それぞれ自
分が次に行うことまで考えて
行動していた。1回教えていた
だいたことは2回聞かないこ
と。
- 266 -
勤務時間:10:00~19:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:笑顔!
実
習
内
勤務時間:10:30~20:45
容
実習生の特記事項
①ミーティング
2,3言って9,10できる人
②先付け
③下げ物の分別
が良い。10言って10できる
人ではダメ。自分のやるべきこ
9/15
④スポット
(日)
⑤アンケート集計
とを自分でできて初めて他の
人を助けることができる。人と
して挨拶をすることはあたり
⑥ミルクの準備・片づけ
⑦反省会
指導者のコメント
まえ。1人ができなかったこと
は全員の責任。ありがとうと言
われ続けるための努力をする
こと。
設定課題: 自分から動く!
実
9/16
(月)
習
内
①シルバー集め
②シルバー磨き
容
勤務時間:10:00~18:10
実習生の特記事項
土日の疲れが顔に出てしまっ
た。
③拍手隊
④ラシャンス準備
- 267 -
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:アイ・ケイ・ケイ㈱キャナルサイド
ララシャンス
経営情報学科1年
13M014 折江奈月
お客様の笑顔の為に
私は、アイ・ケイ・ケイ株式会社
キャナルサイド
ララシャンスで11日間、就業体験をさ
せていただきました。私がこの就業体験を通して得られたことを報告したいと思います。
結婚式場とは特殊な仕事で、日によって仕事内容が変わります。一週間の流れとして、月曜日
は披露宴に使用する食器やシルバーの準備、木曜日と金曜日は布ナプキン(トーション)をきれ
いに折ることと各お客様が持ち帰られる引き出物の準備。休日は披露宴での仕事となります。シ
ルバー集めをするにはまず熱処理されたシルバーの水滴をトーションで拭き取らなければなり
ません。この時トーションにアルコールを吹きかけてから水滴を拭き取ります。トーション自体
は洗われて清潔な物ですが、それでも雑菌がつくかもしれないという念入れがされていました。
引き出物準備の際、引き出物には入れる向きがあることを知りました。引き出物は披露宴会場の
お客様が座られるイスに置いておきます。お客様が袋の中身を見た時に品物のラベルが逆になっ
ていないようにします。お客様と新郎、新婦の関係によって引き出物の中身が違うので、袋に品
物を入れる時に品物名を確認し、全ての品物を入れ終えた後にもう一度確認をします。披露宴最
中のスタッフは常に忙しく、判断力が必要とされます。食べ物が皿に残っていても食事を終えて
いるお客様もいれば、会話の為に食事を中断しているだけのお客様もいらっしゃいます。DVD
やビデオレター鑑賞中は、基本的に会場内の全ての作業を止めなければなりません。皆様が感動
されている最中に食器の擦れ合う音や歩く音をたてては失礼だからです。
研修最後の 3 日間はエントランスと親族控室を担当しました。
「エントランスはお客様が初め
に訪れ最後に出ていく場所なので印象に残りやすいです。一人一人丁寧に、笑顔で接することを
心がけましょう。」と持ち場担当の方からお聞きし、気を引き締めて臨みました。参加する結婚
式が違うことのないよう、駐車場のスタッフの方と情報のやり取りを行いました。ここで一番多
かったのは道に迷われた方の誘導です。突然声をかけられても落ち着いて用件を聞き、わからな
いことは他のスタッフに確認を取って案内をしました。親族控室では親族の方々のお世話をさせ
ていただきました。親族紹介があった場合とない場合では会場への誘導時間が変わるので、空い
た時間は常に一日の流れを日程表で確認しました。
研修10日目に社員の方のお気持ちで挙式を拝見させていただきました。もちろんただ見てい
るだけではなくお客様の誘導もしました。会場の皆様の笑顔や喜びの涙を見ていると、毎日大変
な仕事ばかりで悔しい思いをすることもありましたが、その経験がお客様の大きな感動に繋がっ
たのだと感じることが出来て私も感動しました。ララシャンスで研修させていただいてわかった
ことは、失敗が許されない仕事だからこそ成功した時の満足感が大きいということです。自分自
身の積極性、責任感が高まる良い体験でした。
- 268 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:アイ・ケイ・ケイ株式会社 キャナルサイド ララシャンス
研
修
日
折江 奈月
報
設定課題:どのような仕事を行うのか把握する
実
9/9
(月)
習
内
容
実習生の特記事項
・汚れた服の仕分け
・披露宴に使う食器の準備
服の仕分けからナプキン折り
・ナフ折り
った。少しでも高さのある靴
を履いていると足が痛む。
習
内
容
実習生の特記事項
9/12
・会場準備
会場準備は十数名ほどで迅速
(木)
・ナフ折り
・披露宴指導
に。左手に皿は2枚、右手に1
枚を持って運ぶ。
設定課題:引き出物準備
実
9/13
(金)
習
内
指導者のコメント
まで、ずっと立ちっぱなしだ
設定課題:披露宴での料理の出し方を学ぶ
実
勤務時間:10:00~16:30
勤務時間:10:00~18:00
指導者のコメント
勤務時間:10:00~16:30
容
実習生の特記事項
・引き出物準備
・バター仕込み
引き出物は品物を入れる時に
向きが決まっている。バター
・プール掃除
・ナフ折り
は3つ、見映えよくきれいに並
べる。
指導者のコメント
・ティーカップ、ソーサー
数え
設定課題:披露宴の裏の仕事を学ぶ
実
9/14
(土)
習
内
容
勤務時間:10:00~19:00
実習生の特記事項
・引き出物準備
・残飯処理
次の料理を運ぶため、次々と
用無しとなった皿が運ばれて
・コーヒーのシュガー、ミ
ルク出し
くるので処理場は常に忙しい
。シルバーは分けてバケツの
中に。時間が空いた時に皿を
洗い場に持っていかなければ
場所がない。
設定課題:次の披露宴への準備の仕方
実
9/15
(日)
習
内
容
・ミーティング
・披露宴準備
実習生の特記事項
9/16
(月)
習
内
・シルバー集め
・会場準備
・披露宴準備
勤務時間:9:30~18:30
指導者のコメント
前の会場ほど洗い場が近くな
かったので食器がたまるのが
早かった。アレルギーの方に
はランチョンマットを敷いて
見分けること。
設定課題:披露宴準備
実
指導者のコメント
勤務時間:10:00~18:10
容
実習生の特記事項
シルバー集めは自分が確認し
たところにチェックを。見学
しに来たお客様のために、社
員が拍手でサプライズ出迎え
。
- 269 -
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:披露宴準備
実
習
内
容
勤務時間:10:00~18:00
実習生の特記事項
9/19
・披露宴準備
「汗を出して知恵を出せ」。お
(木)
・ナフ折り
客様は何もわからないので、
指導者のコメント
プロとしての提案をしっかり
。DVD、ビデオレター中は作業
ストップが好ましい。
設定課題:披露宴準備
実
習
内
容
勤務時間:10:00~18:00
実習生の特記事項
9/20
・引き出物準備
お客様との会話中にインカム
(金)
・プール掃除
で連絡が入った場合、お客様
との会話優先。コーヒーカッ
・ナフ折り、おしぼり巻き
・親族控室指導
指導者のコメント
プを置く時はお客様が取り易
い向きで置く。
設定課題:親族控室の仕事を覚える
実
9/21
習
内
容
・エントランス、親族控室
(土)
勤務時間:8:30~19:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
お客様を誘導している時に、
何気ない会話をすると良い。
常に笑顔で接し、何もわから
ないお客様を不安にさせない
。親族控室のドリンクは減っ
た分だけ補充。
設定課題:エントランスと親族控室
実
9/22
(日)
習
内
容
・エントランス、親族控室
勤務時間:8:30~19:30
実習生の特記事項
お客様自身に扉を開けさせな
い。親族控室のドンテンを行
う場合、一つ一つ物を全て取
り替える。
「一度言われたこと
を一度で覚え、お客様に聞か
れたことは必ず確認」。授乳室
や着付け室は、各ラウンジに
部屋が空いているか確認をと
ってからお客様を誘導。
- 270 -
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:エントランス
実
9/23
(月)
習
内
容
勤務時間:8:00~17:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
・エントランス
控室が受付となっていたり、
折江さん、2週間本当にあ
・シルバー集め
ラウンジが会場となっていた
りと違う環境での誘導に戸惑
りがとうございました。土
日の婚礼や昼礼などびっ
った。お客様には丁寧でわか
くりすることばかりだっ
りやすい説明を。
「一度した失
敗は二度しない。切り替え大
たと思いますが、お客様の
切に」。休憩をとっていなくて
為に頑張って頂き、大変感
謝しております。ララシャ
も、自分が抜けると問題が起
ンスで働いたことに誇り
きる可能性が少しでもある場
合は我慢。本気で仕事に取り
をもって、これからの人生
自分の夢に向かって頑張
組むと、その分終わった後の
って頂ければと思います。
満足感が大きい。(=自分の成
長につながる)
本当にありがとうござい
ました。
- 271 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ディライト株式会社
ラ・ブランシュ富山
経営情報学科 1 年
13M044 広野 遥菜
働く・学ぶ・吸収する
私はラ・ブランシュ富山で就業体験をさせていただきました。私はアルバイト経験がなく、
社会との接点がありませんでした。そのため社会人と学生の違いや、仕事をするうえで大切な
ことなどを身でもって体験する必要がありました。今回の研修を通して、それらの課題を克服
し、普段の講義では学ぶことができない経験をすることを目標にしました。
8 日間の研修では、実際にお客様の誘導や挙式会場の扉を開け、お客様を迎え入れるような
表の仕事から、お客様が使う食器類の配膳方法、玄関のペンキ塗りや草むしりなどの裏の仕事
まで多くの経験をさせていただきました。また、従業員やマネージャー、プランナーのお話を
聞かせていただくことにより、結婚式場の方針や私の学びたかった、学生と社会人の違いなど
を教えていただきました。実際の結婚式にも参加し、お客様の幸福の時間を共にさせていただ
いたことは貴重な経験となりました。
これらの経験を通して、多くのことを学ぶことができました。特に、社会人は業務上の責任
感や覚悟、決断をすることが多く、学生アルバイトとは異なる世界で働いているという印象を
強く受けました。結婚式場での仕事はお客様の絆を深めるお手伝いをし、お客様に喜んでいた
だくということが大切です。新郎新婦だけではなく、挙式に参列されたお客様にも喜んでいた
だけるような結婚式を提供しなければならないという、大きな責任感があります。人生で 1 度
しか経験しない最も大切なイベントであるからこそ、お客様の期待は大きいものであり、それ
ら全ての方々に最高のサービスをすることで初めて仕事というものが成立すると聞きました。
それを聞いたとき、私は 2 年後にそのような大きな覚悟をもって仕事をすることができるのか、
とても不安になりました。
しかし、仕事をすることは学生では経験することのできない「やりがい」を感じることがで
き、大変だからこそお客様に喜んでいただけたときに味わう喜びは大きいということも聞きま
した。たしかに今回の研修期間中、お客様から「ありがとう」と感謝の言葉をかけていただい
たときは、嬉しく感じました。
これら、多くの貴重な経験をどのように活かしていくかは、今後の大きな課題です。しかし、
それを克服したときに学生生活や就職活動で成功することができる、と考えています。自分自
身とよく向き合い、就職について考える時間を取り入れたいと思います。
- 272 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
ディライト株式会社ラ・ブランシュ富山
研
広野
修
日
報
設定課題:結婚式場とはどのような場所か
実
8/14
(水)
習
内
容
① インターンシップで学
ぶことについて
② 結婚式場見学
遥菜
勤務時間:11:00~17:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
初日につき、初歩から教えて
本日話した内容を思い出
いただきました。結婚式場で
しながら今後の研修に臨
働くには笑顔が一番重要視さ
れていると伺ったので、8日
んで下さい。
間笑顔を絶やさないように気
③ お皿の持ち方・配膳方
を付けたいと思います。
法
設定課題:お客様に満足していただけるような会場設営
実
習
内
容
指導者のコメント
披露宴の準備では上座、下座
① 披露宴準備
8/15
(木)
実習生の特記事項
勤務時間:11:00~15:30
② ガーデンのペンキ塗り
③ 西田マネージャーから
のお話(ラ・ブランシ
ュの会社概要や社会
人と学生について)
などを始めとし、テーブルク
ロスのかけ方やグラスの置き
方などを学びました。また、
マネージャーからのお話では
、学生生活では学ぶことので
きない数多くのことを教えて
いただきました。
設定課題:実際にお客様とかかわる
実
8/16
習
内
容
勤務時間:11:00~15:00
実習生の特記事項
① おしぼりの点検・たた
み方
実際にお客様をお迎えすると
きは緊張を表に出さず、笑顔
② フランス館でお客様の
でお迎えをしなければならな
かったのですが、実践してみ
(金)
お迎え(扉の開閉)
③ 受け付けの流れを知る
ととても緊張してしまいまし
た。明日の結婚式ではこの反
省を活かしていこうと思いま
す。
- 273 -
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:フロント業務をしっかりこなす
実
8/17
(土)
習
内
容
① 駐車場でのお客様の案
内
実習生の特記事項
指導者のコメント
結婚式と披露宴の見学をさせ
ていただきました。結婚式を
間近で見るのは初めてでした
② コンサバのイス・テー
ブルの掃除
が、結婚式の裏側のスタッフ
③ 打ち合わせに来られた
できました。多くのお客様に
喜んでいただくサービスを提
お客様の飲み物づくり
勤務時間:13:00~19:30
の皆さんの動きを見ることが
供するには、相当の努力が必
④ 披露宴に出席されてい
たお客様の誘導
⑤ お客様の荷物運び、お
要です。しかし、やりがいの
ある仕事であるということを
再確認できました。
見送り
⑥ 結婚式・披露宴の見学
設定課題:最後までしっかり仕事をやり遂げる
実
習
内
容
① 模擬披露宴見学
8/18
(日)
② 食器洗い
③ ガーデンのイスのペン
キ塗り(イタリア館)
実習生の特記事項
実習5日目、連勤のため疲れ
を感じますが、その表情はお
客様の前では絶対に出しては
いけない。お客様を心からお
迎えしなければならないとい
うことを学びました。
④ スペシャルショール
ーム(フランス館)
- 274 -
勤務時間:11:00~15:30
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
ディライト株式会社
ラ・ブランシュ富山
経営情報学科 1年
13M066 渡邉瑛里
人の喜びのためにできること
10日間の研修期間では、結婚式場(ゲストハウス)でのサービスについて学びました。研修
を通じて、社会に出て働くためには何が必要であるかを見極め、学生と社会人の違いについて実際に
体験し学ぶことを目的としました。また、お客様と直接関わることのできる職場で、働く心構え・姿
勢の体験、
学生生活では得られない職場特有のチームワークを知りたいと思っていました。研修中は、
ショールームでの接客、会場の設営の手伝いから結婚式当日にフロントで実際のお客様に接客をする
など、普段は経験できない貴重な体験をさせていただきました。
研修中は、人の喜びのために働くことを教わりました。スタッフは「お客様に喜んでいただくため
に自分たちは何ができるのか」を念頭に動いていました。例えば、お客様にお手洗いの場所を聞かれ
たらその場所まで案内をすることで特別な時間を演出しています。また、式場を見学していただいた
お客様と、距離を縮めることを目的として従業員たちでダンスを披露するなど、他にもたくさん取り
組みを拝見しました。共通していえることは、常にお客様が喜びと安心感を得られるような心配りや
届けたい思いをスタッフ一人ひとりが持っていることにあります。
結婚式とは、非日常空間からなるものです。新郎新婦がお披露目・おもてなしをする場であり、私
たちスタッフはその分身です。お客様に楽しんでいただくために、サービスをする人たちはパフォー
マンスをしなければならない、と教わりました。料理の説明でも、招かれたお客さまにおいしく食べ
ていただきたい、新郎新婦が考えたことだから正確に伝えるという動作にも思いを込めて働いていま
した。研修中は様々なことを教わり、働くうえで必要なことは多々ありましたが、一番は「笑顔」で
あると思いました。笑顔とは人を幸せにする魔法であると教わったときは、その意味を理解できませ
んでした。しかし、お客様に常に笑顔で接しているスタッフを見て、笑顔でいることで自分や他人に
安心感を与えることができるのだと実感しました。一生に一度しかない大切な舞台をお客様と作るに
は、
コミュニケーションをとらなければ成立しません。
お客様は常にスタッフの人たちを見ています。
自分自身が緊張してばかりいてはお客様にまで伝わってしまい、楽しい空間が作り出せなくなります。
どのような状況でもお客様のことをしっかり考え、笑顔でいることが大切だと学びました。そして笑
顔でいることで、スタッフ同士も思いやりを持って働けるのだと思いました。スタッフの皆様は私た
ちインターン生にも笑顔で接してくださり、とても居心地良く研修をすることができ、まさに笑顔は
魔法である、の言葉を体験しました。
学生と社会人の違いは「覚悟」です。この仕事をやりきる、という確固たる覚悟を持つことで、仕
事への価値が変わり、また人生も変わります。仕事の価値を見つめることで、その仕事を通して何が
したいか、目的意識を常に持って行動することが社会人であると教わりました。
これからの就職活動や働くときにおいて、お客様のために何ができるかを常に考え、細かいところ
にまで気配りのできる社会人になりたいです。ラ・ブランシュ富山の皆様には、多くの経験をさせて
くださり、誠にありがとうございました。
- 275 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
ディライト株式会社 ラ・ブランシュ富山
渡邉 瑛里
研
修
日
報
設定課題:ラ・ブランシュ、サービスについて学ぶ
実
習
内
容
① 自己紹介
8/14
(水)
② 会場見学・説明
勤務時間:11:00~17:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
・お客様と接するときは心から笑顔に
本日話した内容を思い
なること。
・お客様の喜びのために自分は何がで
きるのか考える。
③ お皿の持ち方・給仕
・仕事をするには気持ちを切り替えな
の仕方
出しながら今後の研修
に臨んで下さい。
ければならない。
④ スペシャルショー
ルーム
・場所を聞かれたら必ずその場所まで
直接案内すること。
・お皿は三枚持ちが基本で、皿はすべ
て平行を保ち、右からサーブをす
る。
設定課題:会場設営を覚える。駐車場をきれいにする。
実
習
内
容
① 会場準備の手伝い
8/15
(木)
② 芝刈り・草むしり
③ 西田さん(マネージ
ャー)とお話し
実習生の特記事項
8/16
(金)
習
内
つこと。目的意識を持って行動する
こと。
・周りの人に気遣える人であること。
・会場準備の決まりを覚える。
容
① おしぼりの点検
② 扉の開け閉め指導
③ スペシャルショー
ルーム
指導者のコメント
・学生と社会人の違いは「覚悟」を持
設定課題:おしぼり点検。扉の開け閉め対応の仕方。
実
勤務時間:11:00~15:30
実習生の特記事項
勤務時間:11:00~15:30
指導者のコメント
・おしぼりの汚れ・ほつれを点検し、
裏表を確認してたたむ。
・お客様に使っていることがわからな
いようにインカムを扱う。
・扉の開け閉めはタイミングよく行
う。
④ フロント応対説明
設定課題:フロント係の業務体験
実
習
内
容
① フロント対応
8/17
(土)
② 結婚式見学
③ 披露宴見学
勤務時間:13:00~19:30
実習生の特記事項
・フロントはお客様と最初に会う業務
。挨拶は笑顔で元気よくすること。
恥ずかしがるとお客様に伝わって
しまう。またハキハキとしっかり発
音し、声のトーンにも気を配る。
④ 会場準備手伝い
⑤ 食器洗い・フロント
掃除
- 276 -
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:模擬披露宴の内容を学ぶ
実
習
内
容
① 模擬披露宴見学
8/18
(日)
勤務時間:11:00~15:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
・常にお客様の行動を確認し、気を配
ること。(連絡大切)
② 食器拭き
③ スペシャルショー
・お客様に料理の説明をして知っても
らうことで、楽しんでいただく。
ルーム
④ ペンキ塗り
設定課題:裏方の仕事を学ぶ
実
習
内
容
① ショールームセッ
8/19
(月)
トのお手伝い
② 草切り
勤務時間:11:00~16:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・ショールームのセットをする時は早
く正確に行うこと。シルバーがお客
様の座った位置から曲がらずにお
くこと。また、お客様に完璧なサー
ビスを提供することが当たり前で
③ ペンキ塗り
ある。
④ ショールームのお
手伝い
設定課題:噴水をきれいにする
実
8/22
(木)
習
内
容
勤務時間:11:00~15:00
実習生の特記事項
① 噴水掃除
・迅速に行動し、細かいところまで丁
② 草むしり
寧に掃除すること。
・お客様の要望にはきちんと応える。
設定課題:最後まで笑顔で研修をする
実
習
内
容
① 壁や柱磨き
8/23
(金)
② 食器拭き
③ スペシャルショー
ルーム
④ 試食
⑤ プランナーさんと
お話し
実習生の特記事項
・雨の日にお客様が滑らないようにマ
ットを敷くなどいつでも気配りを
忘れないこと。
・シェフは塩ひとつから現地で話を聞
くなどお客様のために素材にこだ
わっている。サービスをする人たち
は、そのことを伝えるためにも、料
理の説明をし、温かいうちに料理を
運ぶ。
・プランナーさんが働くうえで大切な
ことはお客様のことをしっかり考
えること。細かい気遣いをすること
。ささいなことでもお客様にとって
は重大であり、それが大きな問題に
つながることもあることから気を
抜かないこと。
- 277 -
指導者のコメント
勤務時間:11:00~16:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ラ・ブランシュ富山
経営情報学科 1 年
13M114 夏目莉子
インターンシップで感じたこと
私は 、 ラ ・ブ ラ ン シュ 富山 で 1 0日 間 職 業体 験を さ せ てい た だ きま した 。 こ の職 業 体
験で の 私 のテ ー マ は、 結婚 式 の ない 日 は どの よう な 仕 事を し て いる のか を 知 り、 サ ー ビ
ス業 で は 何が 一 番 大切 なの か を 学ぶ と い うこ とで し た 。そ の テ ーマ をも と に 、今 回 の 研
修結 果 を 報告 し ま す。
ま ず イ ンタ ー ン シッ プ中 に 行 った 主 な 仕事 は 、ス ペ シ ャル シ ョ ー ルー ム 、ペ ンキ 塗 り 、
敷地 の 中 の掃 除 で した 。ス ペ シ ャル シ ョ ール ーム で は 、ウ エ デ ィン グプ ラ ン ナー と お 客
様が チ ャ ペル か ら 出て こら れ た 時に サ プ ライ ズで 、 お 花を 投 げ て拍 手を し ま す。 そ の 次
に披 露 宴 会場 に 急 いで 移動 し 、 お客 様 が 入っ てく る の を待 ち 、 入っ てき た 時 にス タ ッ フ
の方 達 が 拍手 を し て「 おめ で と う」 と 言 う言 葉を 贈 り ます 。 最 後は 、ダ ン ス を披 露 し た
り 、ラ・ブ ラン シ ュ を もっ と 知 って い た だく ため に D VD を 鑑 賞し ても ら っ たり し 、色 々
な方 法 で お客 様 に 喜ん でい た だ ける よ う に配 慮し ま す 。初 め に スペ シャ ル シ ョー ル ー ム
を体 験 し た時 に 、 笑顔 で「 お め でと う 」 とい わな け れ ばい け な いの に、 緊 張 して 笑 顔 を
作る こ と がで き ま せん でし た 。 それ を 見 てい たス タ ッ フの 方 が 後で 、「も っ と 笑顔 で 。」
と言 っ て くれ た お かげ で次 か ら は少 し は 笑顔 を作 れ た もの の 、 不自 然な ぎ こ ちな い 笑 顔
しか 作 れ ませ ん で した 。お 客 様 には 安 心 感を 与え る こ とが 大 事 と会 場責 任 者 の大 榎 さ ん
が言 っ て おら れ た のに 、そ れ を 成し 遂 げ るこ とが 出 来 ませ ん で した 。自 然 に 笑え る よ う
に事 前 に 何度 も 練 習す るこ と が 大事 だ と 思い まし た 。ペ ンキ 塗 り と 敷地 の 中 の掃 除 で は 、
お客 様 が 見え な い 所ま で綺 麗 に する こ と を心 掛け て い るそ う で す。 ペン キ 塗 りは 主 に お
客様 が 座 る椅 子 を 塗り 、掃 除 は 噴水 の 中 の落 ち葉 拾 い やこ け が 着い てい る 所 をブ ラ シ で
こす っ て 汚れ を 落 とし 綺麗 に し ます 。 ラ ・ブ ラン シ ュ 富山 は 富 山で 一番 古 い 結婚 式 場 で
それ を 少 しで も 綺 麗に 見せ る た めに 、 毎 日掃 除を す る こと で 現 状よ りも 綺 麗 にな る よ う
に努 力 し てい る そ うで す。 式 の 前だ け 掃 除す るの で は なく 、 日 々の 積み 重 ね が大 事 だ と
気づ き ま した 。
私 は 、 結婚 式 に は華 やか な イ メー ジ し かな く、 ス タ ッフ の 頑 張り や働 き な ど職 場 体 験
をす る ま で一 切 知 りま せん で し た。 お 客 様に 喜ん で も らう 結 婚 式を 挙げ る た めに 日 々 掃
除を し た り、 お 客 様の 目が 届 か ない 所 ま で綺 麗に し た りと い っ た努 力を さ れ てい る こ と
を知 り ま した 。 一 生に 一度 の 素 晴ら し い 結婚 式を 挙 げ るこ と が でき るの は ス タッ フ さ ん
の努 力 の おか げ だ と思 いま し た 。
最後に、10日間という短い職場経験をして学んだことは、サービス業はお客様の気
持ちを第一に考え、お客様が普段してもらえないことや求めていないところまで気づい
て行動し、お客様に安心感を与えるためにどんな時でも笑顔を絶やさないでいることが
大切だということを学びました。この経験を活かしてこれから人と接するときは笑顔で
いる こ と を心 掛 け たい と思 い ま す。
- 278 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ラ・ブランシュ富山
夏目 莉子
研
修
日
報
設定課題:結婚式場の仕事の内容を理解する
実習内容
① 会場見学
8/14
② DVD鑑賞
(水)
③ 自己紹介
勤務時間:11:00~17:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
ラ・ブランシュのDVDを見
ブライダルの仕事で大切
て、結婚式はみんなで協力し
にしなければいけないこ
合って成り立っているという
ことが初めて分かりました。
とをしっかりと考え今後
の研修に臨んで下さい。
④ ラ・ブランシュの説明
⑤ 皿の持ち方・運び方
設定課題:会場設備を覚える
実
8/15
(木)
習
内
容
勤務時間:11:00~15:30
実習生の特記事項
① 披露宴の準備
西田マネージャーの話しをき
② テーブルクロスの掛
け方
いて、どの様な仕事でもお客
様のことを第一に考えなけれ
ばいけないことを学びまし
③ 椅子のペンキ塗り
た。
設定課題:おしぼりを上手くたたむ
実
8/16
(金)
習
内
容
指導者のコメント
勤務時間:11:00~15:00
実習生の特記事項
① おしぼり点検(汚れや
生地が薄くないか)
扉の開け閉めの時に笑顔で「
いらっしゃいませ」と言う事
② 扉の開け閉め
によってお客様にも安心感を
与えられるので、笑顔が大切
指導者のコメント
ということを学びました。
設定課題:フロントの仕事をしっかりこなす
実
習
内
容
① 結婚式見学
8/17
(土)
実習生の特記事項
③ フロント掃除
どの様な時でも、しっかりと
お客様に目を配らせないとい
けないことを学びました。
④ お客様の誘導
設定課題:披露宴での動きに慣れる
8/18
(日)
習
内
指導者のコメント
初めて結婚式を見学しました
。華やかな反面スタッフの方
たちが常にお客様の動きに注
目していている様子を見て、
② 披露宴見学
実
勤務時間:13:00~19:30
容
① 模擬披露宴の見学
② 食器・ドア磨き
③ 椅子のペンキ塗り
勤務時間:11:00~15:30
実習生の特記事項
会場のサイドで立っているだ
けではなく、いつどこでお客
様に話しかけられるか分から
ないので、会場をしっかり見
る様心がけました。
- 279 -
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:一つ一つの仕事を丁寧にこなす
実
習
内
容
① 椅子のペンキ塗り
8/19
(月)
② スペシャルショールー
ム
実習生の特記事項
勤務時間:11:00~16:00
指導者のコメント
新規のお客様にスペシャルシ
ョールームをしました。その
時にどれだけ笑顔で楽しい場
を作ることで、またここの会
場に来たいと思ってもらえる
ように、精一杯取り組みまし
た。
設定課題:会場のすみずみまで綺麗にする
実
8/22
(木)
習
内
容
実習生の特記事項
① 噴水掃除(ブラシで磨
お客様から見えないといって
く、落ち葉拾い)
手を抜くのではなく、見えな
い所までしっかり掃除をする
② 草むしり
勤務時間:11:00~15:00
指導者のコメント
ことが大切と知ることができ
ました。
設定課題:スタッフの方に感謝の気持ちをこめて取り組む
実
習
内
容
① 壁と柱磨き
8/23
(金)
② 試食
③ ウェディングプランナ
ーの話
実習生の特記事項
最後の日にみんなで写真を撮
ったもの現像し、その裏にメ
ッセージを書いてくれました
。さすがサービス業だなと感
動しました。
- 280 -
勤務時間:11:00~16:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:アピアスポーツクラブ
経営情報学科
13М052 堀
1年
彩奈
お客様のために
私は、9月9日~19日の期間、アピアスポーツクラブにおいて就職体験をさせてい
ただ き ま した 。こ の 研 修に あ た り 、「 お 客 様 に満 足 し てい た だ くた めの 接 客 を学 ぶ 」と い
うこ と を テー マ に 臨ん だ結 果 を 報告 し た いと 思い ま す 。
アスレチックでは血圧測定、ジムで運動されている方とのコミュニケーション取る接
客をしました。当初、私は人見知りをしない性格なのでインターンシップでもその性格
を活かせるものだと思っていました。しかし、実際はそんな簡単なものではなく、敬語
の使い方、お客様と話す目線、初めて話す方への対応の仕方など自分の無知さを知りま
した。お客様には様々なタイプがあり、運動に集中したいお客様や、話しかけたら喜ん
でくださるお客様もおられました。話しかけてみたいとその方がどういう方なのかが分
からないので、研修中は恐れずに話しかけてみるという事がとても難しく感じました。
失敗してもいい、失敗をしてもいい、失敗を恐れずにとにかく勇気を出して一歩踏み出
してみる、自分らしさを表に出すことが大切だと学び、それからは自然な笑顔と元気さ
でお 客 様 に接 す る 事が でき た と 思い ま す 。
しかし、プールでの研修は慣れないことの連続で正直戸惑ってしまいました。何回も
担当の方から声の大きさ、笑顔、元気さなどを指摘され、このことは本当に反省しなけ
ればならない点だと思いました。今後は同じことの繰り返しにならないように、普段方
きび き び はき は き とし た行 動 を 心掛 け る よう にし た い と思 い ま す。
この10日間で学んだことはたくさんありましたが、自分が社会に出る人間としてま
だまだだということも改めて感じました。また10日間一緒に活動してきた富山大学の
皆さんの姿を見て学んだ事もたくさんありました。きびきびとした行動、質問されてす
ぐに出てくる的確な発言、気遣い、言葉遣い、実習に取り組む真剣な態度など、私には
ない も の ばか り で こん な風 に な りた い と 強く 思い ま し た。
こ の 研 修を 通 し て学 んだ こ と は、接 客業 、サー ビ ス 業に お い ても っと も 大 切な こ と は 、
「お客様のことを第一に考えること、お客様の立場に立って考えること」だということ
です。また、お客様に接するうえで必要な言葉遣いやコミュニケーションスキルが足り
ないこと自覚できました。今後は残された少ない短大生活の中でこの研修で学んだ事、
自分 の 課 題を 忘 れ ずに 成長 し た いと 思 い ます 。
- 281 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:アピアスポーツクラブ
堀 彩奈
研
修
日
報
設定課題:与えられた仕事を覚える
実
9/9
(月)
習
内
容
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
プールに入り、お客様とのコ
女性でも元気な声と笑顔
ミュニケーションを取りなが
で頑張ればお客様も笑顔
② ミーティング参加
らコーチの方々の補助をしま
と元気になれますよ。
③ プール監視員
した。
① プール
設定課題:いいチームを作る
実
習
内
容
① PAプログラム
9/10
(火)
勤務時間:9:30~16:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
1つ1つの事に必ず意味があ
今日のようにチャレンジ
ってそれを感じながら、この
体験をできたのでよかった。
してください。その結果広
がる世界があるはずです
富山大学の人達のテキパキと
し違った風景(視点)が見
した行動や考え方を見習って
いきたい。
られるはずです。頑張れる
チームになれたと思いま
す。
設定課題: 自分から積極的に話しかける
実
習
内
容
① 血圧測定
9/11
(水)
② 接客
勤務時間:13:20~22:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
名前や目的など聞き手側にま
わり聞き上手になることが大
常にお客様のために何が
できるか考えまず1つで
切だと感じた。
もやってみよう。
③ ハステ体験
設定課題:気づいたことをメモする
実
習
内
容
① 健康チェック
9/12
(木)
② コースセッティング
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
プールの中に入っているとき
には気づけないことに気が付
くことができてよかった。
③ プール監視員
設定課題: 大きな声であいさつをする
実
習
内
容
① 血圧測定
9/13
(金)
② 接客
勤務時間:9:00:18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
血圧測定は、前回よりは慣れ
てきたがもっとスムーズにで
きるように心掛けたい。
研修時の態度や前向きな
気持ちを表に出すことも
大切です。気持ちを行動に
表して、この研修に取り組
んでください。
③ ストレッチ研修
- 282 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:お客様の名前を覚える
実
9/15
(日)
習
内
容
① ストレッチ研修
② 血圧測定
③ ストレッチポール
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
お客様も私の顔を覚えてくさ
「名前を覚えて声をかけ
って、声をかけていただいた
ること」何人の方を幸せに
さしてあげられるか頑張
り名前を呼んでいただいたり
し、そのことがすごく嬉しく
ってください。
感じた。
設定課題:率先して仕事を見つける
実
習
内
容
① プール
9/16
(月)
勤務時間:9:30~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
前回入ったときよりも、声を
かけるタイミングやコツなど
② 水質測定
が少しわかるようになった。
③ 健康チェック
設定課題:周りをよく見て行動する
実
習
内
容
① 血圧測定
9/17
(火)
② 接客
勤務時間:14:20~22:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
お客様の数だけ意見や考え方
、思いがあって、接客の難し
皆さんは失敗しても大丈
夫。スタッフが必ずフォロ
さを改めて感じました。
ーします笑顔であいさつ
するだけでいいのでたく
さんのお客様をターゲッ
③ 清掃
トにしましょう。
設定課題:お客様を名前で呼ぶ
実
習
内
容
① 血圧測定
9/18
(水)
勤務時間:13:20~22:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
お客様の名前を何人か覚える
ことができたのでよかったで
す。
② 接客
③ ハステ体験
設定課題:笑顔で元気に行動する
実
習
内
① プール
9/19
(木)
② 水質測定
容
勤務時間:9:30~13:20
実習生の特記事項
笑顔、大きな声、元気さを今
後の課題としてこれからに活
かしていきたいと思います。
③ 健康チェック
- 283 -
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:名鉄観光サービス株式会社
経営情報学科 1 年
13M059 宮崎彩菜
相手に伝える能力の重要性
私は、名鉄観光サービス株式会社で5日間研修を行いました。このインターンシップでは、
アルバイトでは経験できない 観光業の分野で働くとはどのようなことかを知ること、働くことの大
変さや達成感などを実際に経験すること目的としました。
研修の主な内容は、データ入力と営業同行をさせていただくことでした。データ入力では、実際に
お客様の情報をパソコンで Excel を使い打ち込みました。膨大な量と手書きの情報を読み取ることに
苦労しましたが、与えられた仕事を終えたときは大きな達成感を味わうことができました。また、入
力した内容が企業の持つ情報となることへの責任感を強く感じました。営業同行では、取引を行って
いる学校や企業を訪問させていただきました。私がイメージしていた旅行会社は、カウンター業務を
主としているイメージでした。しかし、富山の旅行会社はセールスを主としている企業が多いと伺い
驚きました。
お客様と接している姿を間近で拝見し、旅行のプランニングをする際はお客様の事情や要望を考慮
しプランニングしていくこと、お客様の個性を見ることが大切なのだと思いました。また、お客様と
コミュニケーションを図る手段の一つとして、新聞を隅々まで読み広く浅くの知識を仕入れて話題を
増やしておくことも大切というお話をいただきました。お客様と仕事以外の話をすることは、営業実
績に直接つながるわけではありませんが、お客様との信頼関係を築いていくうえで重要なことだそう
です。また、営業は社員の方一人ひとりが行っています。
「集団としてのチームワークが必要なときは
あるのか」と、疑問に思い伺うと、
「情報を共有するときに必要」と答えてくださいました。企業とい
う集団の一員であること、組織ということについても学ぶことができました。さらに、社員の方にお
話を伺っていく中でプレゼンテーション能力が重要だということを知ることができました。旅行とい
う商品は、実体がありません。実体のない商品をお客様にわかりやすく説明するためには、必然的に
プレゼンテーション能力が必要となります。名鉄観光では、プレゼンテーション能力を鍛えるために
10年前から、朝礼で社員が毎回3~5分程度のスピーチを行っているそうです。
今後控えている就職活動でも、面接で自分自身はどのような人間かについて、伝えていかなければ
なりません。これもある種のプレゼンテーション能力だと思います。このインターンシップで、プレ
ゼンテーション能力とは自分のことを相手に的確に伝えられる能力なのではないかと思いました。ま
ずは、自分という人間を相手に伝えられるように自分を分析して知ることから始めようと思います。
お忙しい中、インターンシップを受け入れて下さった名鉄観光サービス株式会社の方々に厚く御礼
申し上げます。
- 284 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:名鉄観光サービス株式会社
宮崎 彩菜
研
修
日
報
設定課題:旅行業界を知る
実
習
内
勤務時間:9:00~17:00
容
①企業説明
9/2
②機器説明
(月) ③データ入力
実習生の特記事項
指導者のコメント
・富山の旅行会社の特徴を説
受け応えもしっかりして
明して頂いた。私が想像し
いて好感が持てます。その
調子で頑張ってください。
ていたカウンター業務はほ
とんどなく、セールスが中
心と伺い驚いた。
・実体がない旅行を、いかに
お客様にわかりやすく伝え
られるか=プレゼンテーシ
ョン能力が大事だというこ
とを知ることができた。
設定課題:仕事の内容を知る
実
9/3
習
内
勤務時間:9:00~17:00
容
①データ入力(昨日の引き継
ぎ)
実習生の特記事項
指導者のコメント
・データ入力という仕事を終
わらせることができ、達成
名簿作成のお手伝いをし
て頂きましたが、丁寧で正
(火) ②営業同行
感を感じることができた。
・営業に同行させていただき
お客様とどのように接して
スの同行を行いました。お
客様とどのように接して
いるのかを見ることができ
た。
いるかをよく見て下さい。
設定課題:お客様に接する姿を見てサービス業を学ぶ
実
習
内
容
① 営業同行
確でした。今日からセール
実習生の特記事項
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
・午前は南砺市、午後は大沢
野方面へのセールスに同行
し、セールス範囲の広さに
驚いた。
・旅行業界のことや、仕事に
ついて様々な質問をさせて
9/4
(水)
頂き、旅行業界についてよ
り深く知ることができた。
設定課題:セールスを見て学ぶ
実
9/5
(木)
習
内
容
①営業同行
②パンフレット整理
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
・セールスはお客様との信頼
関係を築いていくことが大
切なのではないかと感じた
。それは自分で仕入れた知
識や幅広い話題でお客様と
コミュニケーションをとっ
ていくことで培われるので
はないかと思った。
- 285 -
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:学んだことを深め、実践する
実
習
内
容
①データ入力、管理
9/6
②営業同行
(金) ③カルテ整理
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・5日間、セールス同行やデ
色々な作業をお願いしま
ータ入力等を経験させて頂
したが、終了すると「次は
き、実際に働くとは何かを
身を以て経験することがで
何をしましょうか?」等、
積極的で非常に良かった
きた。
と思います。社会人として
必要な報・連・相もできて
いました。
- 286 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:名鉄観光サービス
経営情報学科1年
13M077 大井 京香
興味・関心がもたらすやりがい
私は9月17日~24日の5日間、名鉄観光サービスでインターンシップを体験しました。今
回インターンシップに参加しようと思った理由は、働くことの意味を理解し、また実際に社会に
出るときにどのような心構えが必要なのかを少しでも感じたいと思ったからです。職場体験によ
って、自分に足りない点や、欠けている点を明確にし、残りの学生生活で改善したいと思いまし
た。
名鉄観光では、パンフレットの整理、営業回りの同行、お客様宛て書類の記入などをさせてい
ただきました。作業はいたって単純で地味なものが多かったのですが、大切なことばかりで、そ
のことに大きな責任を感じて作業をすることができました。また、実際に旅行の行程表の作成も
させていただきました。自分の行きたいところを自由に決め、そこへ行くためのルート、手段、
時間を調べ、楽しめるコースを提案させていただきました。
私はこの5日間を通して、自分の興味のあるものをただ、興味があるだけで終わらせてしまわ
ず、自分のものにするための行動が必要であることを学びました。よく「自分の好きなことは職
業にするものではない」という言葉を耳にします。確かに、自分の好きなことを職業にすると、
かえって嫌になることがあるのだろうと思っていました。しかし、名鉄観光の社員の方々は「自
分の興味のあることを仕事にした方が、大きなやりがいを得られる」とおっしゃっていました。
この言葉が私は印象に残っています。名鉄観光では、営業から添乗まで一人でこなさなければな
りません。その仕事量は私の想像を超えるものでした。社員の数名の方に入社動機を伺うと、口
を揃えて「旅行が好きだから」という単純なものでした。その好きという単純なものこそ大切で、
興味のあることに積極的に挑戦していく姿勢が大事だと学びました。
また、社員の方のお客様への接し方に、常に相手を敬う態度が感じられ、大変参考になりまし
た。サービス業はお客様がいなければ成り立たないものです。だからこそ、お客様第一の姿勢が
重要となります。
私はこの経験を活かし、今後興味のあるたくさんのことに挑戦していきたいと思います。職場
体験で自分自身が変わったとは思いません。しかし、変わるきっかけをもたらしてくれたと思い
ます。インターンシップに参加して、社会人としての物の考え方、働くことの厳しさを目で確か
めることができました。名鉄観光の皆様、ありがとうございました。
- 287 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:名鉄観光サービス
大井 京香
研
修
日
報
設定課題:職場の雰囲気を知る
実
習
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 旅行会社の説明
初日ということで緊張しまし
今日は1日目ということ
② 印を押す作業
たが、職場の雰囲気を知るこ
とができ良かったです。社会
もあり、支店内で作業して
もらいました。地味な作業
③ 仕事風景の見学
では失敗は許されません。社
ですが、誰かがやらなくて
員の方々の責任感がひししと
はならない作業です。裏の
伝わってきました。
仕事もよく見て下さい。
9/17
(火)
勤務時間:8:50~17:00
設定課題:積極的に質問する
実
習
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① パンフレット整理
2日目はパンフレットの整理
今日は営業マンと同行セ
② 営業に同行
および営業に同行させていた
だきました。車内では営業マ
ールスしました。支店内と
は違う外回りを見ていた
③ 集金に同行
ンの方に積極的に質問するこ
だきました。仕事をとるこ
④ 髪を三つ折りにする
とができました。営業は思っ
ているよりも、大変そうでし
とは大変ですが、決まった
時の嬉しさは格別です。
9/18
(水)
勤務時間:8:50~17:00
た。
設定課題:作業を丁寧に素早く、効率よくする
実
習
内
容
① 書類を封筒につめる
9/19
(木)
② 棚の整理
③ 発送の準備
勤務時間:8:50~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
今日は任される仕事が多く楽
しかったです。作業は単純で
忙しい中、たくさんの仕事
を手伝っていただき、本当
したが、お客様に関わる重要
な仕事だったので、責任感を
に助かりました。
持って臨むことができました
。また、パンフレットの整理
では、さまざまな県について
知ることができ、大きな収穫
になりました。
設定課題:一つ一つの作業に責任を持つ
実
習
内
容
① 行程表の作成、印刷
9/20
(金)
② パンフレットの整理
勤務時間:8:50~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
今日は実際に行程表を作らせ
てもらいました。もともと計
画を立てることが好きな私に
とって、楽しい作業でした。
しかし、行ったことのない土
地は、移動時間や距離が全く
分からないので調べるのが大
旅行会社は行程作成の連
続です。決まる場合もあれ
ば、ダメな場合もあります
が、作成すると知識が増え
ます。自分の個人旅行でも
作成してみてください。
変でした。お客様のニーズや
要望に合わせた行程票の作成
は、難しいものだということ
が分かりました。
- 288 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
設定課題:高い意識を持ち、積極的に行動する
実
習
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 外回りに同行
最終日、外回りに同行させて
最繁忙期に入り、充分な対
② 印を押す作業
いただき、お客様の生の声(
要望)を聞けたことは貴重な
応はできませんでしたが、
イメージとは違う営業を
③ JR,航空券の申込書
体験になりました。また、お
中心に見てもらいました。
客様にお褒めの言葉をいただ
仕事はどんなものでも大
いた時は、とてもうれしかっ
たです。コミュニケーション
変です。今後に活かしてく
ださい。
9/24
(火)
勤務時間:8:50~17:00
の記入
の取り方が大変、参考になり
ました。
- 289 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:名鉄観光サービス㈱
経営情報学科1年
13M081 小田 梓
旅行業とは何かを分かった五日間
名鉄観光でのインターンシップを終えて、私はたくさんのことを学ぶことができました。
一日目は、ハンコ押しや棚の入れ替えなど、店内での仕事を中心にさせていただきました。パ
ンフレットにハンコを押していく作業は、本当に地道な作業でした。
ずっと同じ作業の繰り返しであり、仕事をしいるときは疲れたと思うこともありましたが、実習
指導者の今井さんに、「地味な仕事ですが、これも誰かがやらなければならない仕事です。」と言
われ、確かにそうだなと思いました。
二日目は、若手の方たちと一緒に営業に同行させていただきました。名鉄観光は、営業に出か
け、仕事を取ってくるのが主です。したがって、日中はみなさん営業に出かけておられ、ほとん
ど会社におられることがありません。観光業にとって、一戦で働く営業マンは、一番大切な人で
す。私は五日間の内、営業というよりは訪問の方が多かったのですが、営業で仕事を取ることは
たいへん難しく、最初はすぐに断られたりしてなかなか仕事がもらえず、とても厳しい世界だと
思いました。
三日目も、添乗でほとんどの方が会社におられませんでした。名鉄観光は、自分が担当した団
体さんは、基本的に、自分が添乗します。添乗が重なったりすると店内には誰もいないような状
態になってしまいます。電話対応や営業の仕事は残っている人達でしなければなりません。その
ような日は添乗に行っている方からの連絡やお客様の電話など、一日中電話がずっと鳴っていま
すが、それでもお客様の応対もありとても大変そうでした。しかし、私たちは郵便物の三つ折り
など、一日目のような地道な作業をしていました。こんなに地道で時間がかかる作業を、いつも
は誰がどのようにしておられるのだろうと不思議に思いました。そのくらい、いつもお忙しそう
で、仕事を見つけていただくのがとても申し訳なかったです。
四日目も従業員のほとんどの方が添乗でしたが、午前中は旅行行程表を作らせていただきまし
た。行程表作りは、旅行の日程や行動、電車やバスなどの時間帯を記入したものを持って営業に
行き、お客さんを獲得します。実際に行程表を作るのはとてもワクワクし、楽しかったです。そ
のことを指導者の今井さんに話すと、「行程表を作るのは、社員でもわくわくする」がそのわく
わく感をいかにお客様に伝えるかが難しいものとのことでした。また、「お客様が獲得できた時
の喜びは格別」ともおっしゃっておられ、旅行会社はこの仕事の繰り返しだそうです。
最終日には、ベテランの方の営業について行かせていただきました。二日目とは違い、一日に
何十件も営業に行きます。「人と会うことは大事な仕事」ということを教えていただきました。
どんな仕事をしていてもトラブルはつきものであり、そのトラブルを面倒くさがり、後回しにす
るのではなく、いかに迅速に対処できるかが大事だと言われました。動向させていただいた、滝
川さんを見ていると、お客さんが旅行を任せる理由がよく分かりました。毎回丁寧に対応し、お
話も上手なので、多くのお得意さまから信頼されていると感じました。今回の営業さんとの動向
は、多くの点を実際に見ることができ、とてもいい経験になりました。一日に何件もまわらなけ
ればならない営業マンの仕事の大変さをあらためて知りました。また、お客さんと打ち合わせを
重ねるために何度もお客さんのもとを訪れ、お客さんの要望に応え、プランを考えるという、仕
事に対する姿勢も知ることができました。五日間の実習で、最初に私が想像していた旅行会社さ
んのイメージがとても大きく変わりました。私のイメージはカウンターにお客さんが来て、予約
をして…というイメージでしたが、名鉄観光は、予約も集金も全てセールスマンがこなしている
ことにとても大きな驚きでした。
- 290 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:名鉄観光サービス
小田 梓
研
修
日
報
設定課題:職場の雰囲気を知って、見て学ぶ。
実習内容
① ハンコ押し
9/17
(火)
② 棚の入れ替え
③ パンフレット処分
実習生の特記事項
指導者のコメント
今日の実習では、華やかな旅
今日は一日目という事も
行会社のイメージが大きく変
あり、支店内で作業をして
もらいました。地味な仕事
わりました。
旅行会社にも、いろいろなタ
習
内
容
ばならない仕事です。上記
た。
にある「裏の仕事」もよく
見てください。
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
① パンフレットの整理
今日は営業について行かせて
今日はセールスマンと同
② 営業に同行
いただきました。営業では社
員の方が直接訪問してお話を
行し、営業の現場を見てい
ただきました。支店内とは
③ シール貼り、三つ折り
したり、集金まで行っていて、 違う「営業」というものを
9/18
(水)
ですが、誰かがやらなけれ
イプがあるのだなと思いまし
設定課題:外での仕事の様子を知る。
実
勤務時間:9:00~17:00
とても丁寧な仕事で、お客さ
んからとても助かると思いま
実感できたと思います。仕
事をとるということは大
した。
変ですが決まった時の嬉
しさは格別です。
設定課題:仕事をもっとよく知る。
実
習
内
容
① ふうとう詰
9/19
(木)
② 棚の整理
③ パンフレットの整理
④ 伝票綴り
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
今日は、ほとんどの方が添乗
忙しい中たくさんのこと
などでおられませんでした。
を手伝っていただき、本当
いつもあんなすごい量の仕事
に助かりました。
をいつだれがどのようにやっ
ているのかと不思議に思いま
した。
設定課題:仕事をもっとよく知る。
実
習
内
容
① 旅行行程表作り
9/20
(金)
② 三つ折り
③ パンフレット整理
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
旅行行程表をパソコンで作ら
せていただきました。初めて
の作業でとても楽しかったで
す。見せていただいた見本が
とても丁寧で細かくて、行程
表作りの大切さを知ることが
出来ました。
行程表を作成するのは社
員でもわくわくします。そ
のわくわくをいかにお客
様に伝えるかが難しいも
のです。旅行会社はこの仕
事の繰り返しです。
- 291 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:最終日、たくさんのことを学びたい。
実
9/24
(火)
習
内
容
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 営業に同行
今日の営業では一日に何件も
五日間お疲れ様でした。会
② ハンコ押し
回っておられて、大変だなと
思ったのと、お客さんの要望
社としても最繁忙期に入
り、営業コンの同行など、
③ JR発券申込書記入
にお応えできるよう何度も訪
自分のイメージとは違っ
問しているところに、仕事に
たと思いますが仕事は楽
対する姿勢を知る事が出来ま
した。すごくためになった一
ではなく大変です。今後に
活かしてください。
④ バーコードの読み取り
など
日でした。
- 292 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社あんしんグループ
経営情報学科1年
13M061 山岸結香
多くを学んだ 5 日間
私は、株式会社あんしんグループで5日間職場体験をさせていただきました。インターンシ
ップでは「事務職につくために必要なことを学ぶ」を自分のテーマとして研修しました。その
結果を報告したいと思います。
初日は、接客、電話の取次ぎ、名刺交換の練習をしました。接客では、挨拶・対応・お茶出
し・お帰りの支度・見送りと、お客様がご来店されてから帰られるまでの間に事務員がしなけ
ればいけないこと全てを教えていただきました。お茶出しは、お客様が選ばれた飲み物に合っ
たカップやグラスを選び、その飲み物に必要なものを添えてお出しすること、またお客様が2
人の場合は奥→手前の順番、3人の場合は真ん中→奥→手前の順番でお出しするということを
学びました。実際、ご来店されたお客様への対応では、私は緊張して声が小さくなり、飲み物
をお出しするときは手が震えてしまい、上手にできなかったのですが、指導者の方から「良か
ったよ」と言ってもらえたのが嬉しかったです。今後お客様への対応の機会があれば、もっと
上手にできるように頑張ろうと思いました。
私が最も難しいと感じたことは電話取次ぎです。何度か練習をした後、実際の電話取次ぎを
行いました。練習では、電話取次ぎは誰にかけてこられたのか、そして相手の名前を確認する
ようにと教わりましたが、いざ取次ぎ待機となると、自分の取次ぎミスのせいで会社の方々に
迷惑をかけてしまったらどうしようと不安になりました。そのようなマイナス思考のためか、
実際に取次ぎをしたとき、お客様が誰にかけてこられたのかを確認することを忘れてしまいま
した。
私は卒業後、事務職に就こうと思っています。この 5 日間で体験したこと、学んだことは必
ず将来役に立つと思います。これから就職活動が始まりますが、一生懸命頑張ろうと思います。
- 293 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社あんしんグループ
山岸
研
修
日
報
設定課題:元気よく挨拶する
実
習
内
(月)
勤務時間:8:45~17:15
容
① 保険の勉強
8/19
② 電話取次ぎ・名刺交換
・接客の練習
実習生の特記事項
指導者のコメント
・お茶出しするときは、もう
ハキハキと元気良く声を
少し声を大きくする
・元気よく
出しましょう。
・新聞・ニュースをチェック
する
③ お客様にお茶出し
設定課題:電話の取次ぎ方を学ぶ
実
習
内
容
① 電話取次ぎの待機
8/20
(火)
勤務時間:8:45~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
・電話の取次ぎは、誰にかけ
緊張やおとなしさからか、
てこられたのか、相手に名
前をしっかりと聞く
積極的に学ぶ姿勢や反応
が感じられません。もっと
② 保険の勉強
笑顔で表情を生き生きさ
③ あんしんかわら版発送
関連作業
せるよう心がけましょう。
設定課題:保険を学ぶ
実
習
内
8/21
(水)
勤務時間:8:45~17:15
容
① 電話取次ぎ
② 保険の勉強、設計
実習生の特記事項
指導者のコメント
・朝礼などのときは、特に姿
勢に気をつける
少し難しい内容を話した
が、保険設計の段階でこち
・元気よく
らの話を理解し、しっかり
聞いていたことが伝わり
③ あんしんかわら版発送
ました。
関連作業
設定課題:気配りを心がける
実
習
内
容
① お茶出し
8/22
(木)
結香
勤務時間:8:45~17:15
実習生の特記事項
・目配り、気配り
② 実績確認
③ 損害エキスパート学
習
④ お客様訪問
指導者のコメント
指示されたり教えられた
りしたことを素直に受け
入れようとする姿勢が感
じ良く映りました。また、
同級生3人でいることもあ
り、周りの様子をうかがう
点から協調性があること
を感じました。積極性が加
わると更に良いと思いま
(富山環境整備様)
⑤ あんしんかわら版発
送関連作業
す。
- 294 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:学んだことを復習する
実
習
内
容
① 電話取次ぎ待機
8/23
(金)
② 超保険設計課題練習・
確認テスト
③ 職場マナー理解度チェ
ック
勤務時間:8:45~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
・住宅保険の料金は、災害の
可能性が高いと料金は上が
5日間お疲れ様でした。お
陰様で「あんしんかわら版
り、可能性が低いと料金は
」も無事に発送できそうで
下がる
す。5日間で学んだことを
・お茶を入れるときは、右・
左・左・右の順番
④ お茶の入れ方
⑤ マナーテスト解説
⑥ あんしんかわら版発
送関連作業
- 295 -
忘れずに就活頑張ってく
ださい。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:あんしんグループ
経営情報学科1年
13M103 高島 玲奈
経験の大切さ
インターンシップでは、(株)あんしんグループで、事務職に必要な業務(接客、お茶くみ、
電話の取次ぎ、発送関連作業)をさせていただきました。一見地味に見えるかもしれませんが、
体験してみると、それぞれの大切さが良く分かりました。中でも、接客と電話の取次ぎが特に
心に残りました。
接客には「おもてなしの心」が大切です。来客の30分前に空調を整え、お客様を丁重に出
迎え、また飲み物を出し終わると、お客様の靴を揃え、靴べらを用意するなど、お客様が気持
ちよくお帰りになるよう準備します。接客は、
「目配り、気配り、心配り」が最も必要とされる
ところだと思いました。
電話対応は会社の印象を決定づけるものなので責任が重大です。そのため、私は電話取次ぎ
では緊張し過ぎ、事前に教えていただいていたことも忘れてしまいました。事務の方々はとて
も慣れた様子で相手の用件に合わせた臨機応変な対応をしておられましたが、それでも最初は
今の私と同じように、電話を取るとき緊張したと言っておられました。何事も経験によって身
についてくるのだと思いました。
インターンシップで驚いたことは、事務の方々は、最初からあんしんグループの社員だった
のではなく、他社から転職し、現在の職に就かれたということでした。それを聞いて、いつ、
何がきっかけでどんな職や会社で働くかわからないし、それが自分に向いているかどうかもや
ってみないとわからないと思いました。就職したとき、
「自分に合っていないかもしれない、辞
めたい」などと思うこともあると思います。そんな時は事務の方がおっしゃっていた、
「どんな
ことでも自分の為になる」という言葉を思い出し、社長さんから教わった「3年間はやってみ
る」を実践したいと思います。
事務職を身近で体験し、思った以上に仕事が難しく、大変で、責任が重いことがわかりまし
た。しかしそれでも私は、陰ながら会社を支えている事務の仕事に就いてみたいと思います。
今すぐにあんしんグループの事務の方々のようになるのは無理ですが、たくさんの経験を積ん
で、いずれは会社になくてはならない社員になりたいと思います。
- 296 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:あんしんグループ
高島 玲奈
研
修
日
報
設定課題:積極的に行動する
実
8/19
(月)
習
内
容
勤務時間:8:20~17:15
実習生の特記事項
・元気よく
・目配り、気配り、心配り
① 接客について
指導者のコメント
ハキハキと元気よく声を
出しましょう。
② 経営理念
③ 営業の心構え
④ 名刺交換
⑤ 職場のマナー
設定課題:元気よく声を出す
実
8/20
(火)
習
内
容
勤務時間:8:20~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 電話の取次ぎ
・姿勢を正しくすれば声も出
笑顔で表情を生き生きさ
② 保険の基礎知識
る
・単純作業はスピードが大事
せるよう心がけましょう。
③ 印鑑押し
④ 情報誌発送作業
設定課題:笑顔を心がける
実
習
内
容
① 超保険設計
8/21
(水)
② 保険の基礎知識
勤務時間:8:20~17:15
実習生の特記事項
・何事も偉い人から先に
しっかり話を聞いて頂け
・大事な時は姿勢を正しく
て、説明している側として
も話しやすかった。パソコ
ンの操作もスムーズに行
えておりGood。
③ 情報誌発送作業
設定課題:姿勢を正しく
実
習
内
容
① 全体朝礼
8/22
(木)
② 実績確認
指導者のコメント
勤務時間:8:20~17:15
実習生の特記事項
・ダメもとでやってみる
・意見は遠慮せず言う
・事故の例は実に複雑
③ 損害エキスパート学
習
④ お客様訪問
⑤ 情報誌発送作業
- 297 -
指導者のコメント
情報誌の袋詰めを3人で
協力し取り組んでおられ
良かった。あともう少し積
極的に声掛けをして頂け
たら更に良かった。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:4日間で学んだことを生かす
実
習
内
容
① 超保険設計
8/23
(金)
② 職場のマナーテスト
③ 情報誌発送作業
実習生の特記事項
指導者のコメント
・少しでも知っているのと何
5日間お疲れ様でした。お
も知らないのとでは全然違
う
陰様で情報誌も無事発送
できそうです。5日間で学
・どんなことでも自分の為に
んだことを忘れずに就活
なる
④ お茶の入れ方
⑤ マナーテスト見直し
勤務時間:8:45~17:15
頑張ってください。
・何がきっかけでどんな職業
に就くかはわからない
- 298 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社あんしんグループ
経営情報学科1年
13M120 細川明里
初めての実習での失敗を成功に繋げる
私は、あんしんグループで5日間インターンシップを経験させていただきました。イ
ンターンシップが始まる前は、インターンシップがどのような趣旨なのか理解しておら
ず、初めてのことばかりで精神的にも辛くなることもありましたが、最後にはとても充
実し た 研 修と な り まし た。
私がインターンシップで一番苦労したことは電話応対でした。この研修では相手が見
えないことや、丁寧な言葉を使わなくてはいけないという二つのプレッシャーがあり、
電話を取ると頭が真っ白になり、自分の中で葛藤が広がりました。電話を取る前に心の
中で練習をしている時は納得のいく応対が出来ますが、やはり実際の応対になると予期
していないことを聞かれ、焦って混乱してしまうことばかりでした。社会に出ると簡単
そうな電話応対が意外と難しく、苦戦すると聞いていたので本当にそうだと実感しまし
た。インターンシップの間は研修生ということで、ミスをしても許されることもありま
した が 、 実際 に 社 会人 にな る と 言い 訳 も でき ない と 思 うと 、 と ても 不安 で す 。
電話応対の他に苦労したことは、敬語でした。私達が日常で使っている先生に対する
敬語や、アルバイトで使用している敬語は社会に出て使う敬語と全く異なることがわか
りました。普段使わない言葉は、いきなり使おうとしても途中で噛んでしまい、普段か
ら使っていないことがすぐにわかってしまいます。敬語を綺麗に違和感なく使うには普
段の 生 活 に敬 語 を 取り 入れ る こ とが 大 切 だと 感じ ま し た。
研修四日目にはお客様訪問をさせて頂きました。訪問先はペットボトル飲料の水を作
る工場でした。工場ではペットボトルそのものを作ることから作業が開始されていまし
た。企業の方に工場内の説明をしてもらいながら見学をさせていただいたため、とても
楽しく貴重な経験となりました。一般事務ではなく、営業になるとこのような仕事もあ
るの だ と 思い 、 お 客様 と直 接 接 する こ と が出 来る い い 仕事 だ と 思い まし た 。
私はこのインターンシップを通して、主にパソコンを使った一般事務の仕事をさせて
頂き、この仕事は責任感を伴いますが、ややりがいのある仕事だと思いました。また、
営業のように直接お客様と接することが出来る仕事も人と触れ合う温かさがあり、魅力
を感じました。このように実際の仕事を体験することで、就職活動に繋がる良い経験に
なっ た と 思い ま す 。
私はこの研修を通して、事務に必要となる能力とは集中力だと思いました。その理由
は一日パソコンに向き合い、単純な作業を繰り返すからです。また、私にはその集中力
が足りないと思いました。パソコン操作をしていてもすぐ目や指が疲れてしまい、集中
力が 続 か ない こ と が多 くあ り ま した 。
タイトルにある失敗を成功に繋げるためには、私はこの研修で失敗したことや不足し
ているところを直していかなければいけないと思いました。単純な作業を繰り返し出来
る集 中 力 は特 に 欠 けて いる た め 、今 後 の 学生 生活 で 鍛 えた い と 思い ます 。
- 299 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社あんしんグループ
細川明里
研
修
日
報
設定課題:名刺交換
実
8/19
(月)
習
内
勤務時間:8:20~17:15
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 営業の心構え
基本となる電話の取次ぎや名
ハキハキと元気良く声を
② 超保険の基礎知識
刺交換などや自動車保険の説
明など。お茶くみの練習など
出しましょう。
③ 電話取り次ぎ
普段使わないマナー。
④ 名刺交換練習
設定課題:超保険の基礎知識
実
8/20
(火)
習
内
容
勤務時間:8:20~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 電話の取り次ぎ
発送関連作業を中心とした一
エントリーシートに「保険
② 超保険の基礎知識
日でした。パソコンを使って
お客様の情報を整理し、大き
に興味がある」と記さてれ
ましたが以外に反応が無
③ 発送関連作業
な仕事をさせてもらいまし
かった印象です。
た。
設定課題:保険設計
実
習
内
容
① 電話の取り次ぎ
8/21
(水)
勤務時間:8:20~17:15
② 保険設計
③ 超保険の基礎知識
実習生の特記事項
指導者のコメント
初めて自分で保険の設計をし
ました。実際に、自分で設計
一生懸命に学ぼうとして
いる姿勢が素晴らしいと
することで保険のことを改め
て理解することが出来まし
思います。最初の頃に比べ
、良い緊張感なのか、自然
た。
な笑顔になっていました。
④ 発送関連作業
設定課題:お客様訪問
実
習
内
容
① 全体朝礼
8/22
(木)
② 損害エキスパート学習
③ お客様訪問
勤務時間:8:20~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
損害エキスパート学習では、
実際の例を元に保険について
学び、その例でどの保険が効
くか改めて学びました。
朝礼の時に質問された時
も皆の前で自分なりの回
答をできるようになって
いたことに好感をもちま
した。
④ 発送関連作業
設定課題:超保険設計
実
習
内
容
① 電話の取り次ぎ
8/23
(金)
② 超保険設計
③ マナーテスト
勤務時間:8:20~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
初めて電話の取り次ぎをしま
したが実際に電話に出ると予
定通りの言葉が出てこず、数
をこなすことが大切だと学び
ました。
5日間お疲れ様でした。お
陰様で「あんしんかわら版
」も無事発送出来そうです
。5日間で学んだことを忘
れずに就職頑張って下さ
い。
④ お茶くみ
- 300 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社 JTB 中部富山支店
経営情報学科
13M043
1年
平野 睦美
信頼と感動を与える人間力
4日間の研修を通じて「仕事に対する理想と現実のギャップを可能な限り埋め、自身に欠如してい
る能力を見出し、就業意識を向上させる」ことをテーマに取り組みました。
研修内容は、データのチェックや書類の袋詰め、ワード入力、団体客向けのクーポン発行、そして
宛名書きなどの幅広い事務作業を主として行いました。店舗が休店の最終日は、自分が行きたい場所
への交通手段と宿泊施設を計画し、実際に店頭の端末を使用しての予約する体験も行いました。
当初、
「旅行会社」は店頭に立った研修を想像していました。しかし、実際は店頭に立つことはなく、
裏方での業務を行いました。お客様を旅先へ送ることだけでなく、富山県へお越しになるお客様の宿
泊施設の手配などもされており、大変驚きました。データチェックや書類の袋詰めの業務を行ってい
ると、データや書類の膨大な量に圧倒されて大変だと感じたりすることもしばしばありました。
「小さ
なミスがお客様のクレームや、信頼を損ねることに繋がる」と、いう言葉から、任された業務は責任
を持って行わければいけないという意識が生まれました。やり遂げた後には一緒に行ってきたメンバ
ーと大きな達成感や喜びを味わうことができました。このことから仕事は自分の好きなだけを行い楽
しむのではなく、積極性や責任感、集中力、忍耐力、正確に仕事をこなすことが必要であり、むしろ
大変なことのほうが多いと実感しました。チームワークも重要で、役割分担をすることで効率よく業
務を進めることができます。チーム内でも自分の進捗状況、相手の進捗状況を把握し、終えた人が他
を手伝ったり担当の方に報告したりと、報告・連絡・相談の重要性を改めて学ぶことができました。
店頭での表立った仕事も大切ですが、裏方の地味な作業が一番大事であるということを学びました。
貴重な経験をしましたが、これを今後の学習や就職活動にどのように活かすかは大きな課題です。
今回の研修でワード入力や宛名書き作業では、自分の能力の未熟さを知りました。今後はワードやエ
クセル技能の上達を目標にし、履歴書を書くときに恥ずかしくないよう丁寧な字を書けるように心が
けたいです。また、ビジネスマナーについて未熟であると感じたので、これからは立派な社会人にな
るために正しいビジネスマナーを身につけたいと思いました。わからないところをそのままにせず、
質問をするということはどのような場面でも必要になると思うので、これからの生活に役立てたいと
思います。そして、誰に対しても信頼と感動を与えられる人間力を養っていきたいです。
今回、4日間という短い間でしたが、ご多忙中にも関わらずJTB中部富山支店の皆様方には大変お世
話になり、本当に感謝しております。ありがとうございました。
- 301 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:JTB中部富山支店
平野 睦美
研
修
日
報
設定課題:実習を通して自身に欠如している能力を見出す
実
9/19
(木)
習
内
容
勤務時間:9:15~17:45
実習生の特記事項
指導者のコメント
①大会の申込書と入力 さ
実習内容に対する反省・感想
初日ということで、緊張し
れ た デー タ の 内 容 が 一
致しているか確認する
・店頭での業務も大切である
が、裏方の地味な作業が一
て1日を過ごしたと思いま
す。実は、地味な仕事が多
②研修旅行の説明会の 資
料を封筒に入れる
番大事である
いと思ったと思いますが、
・確認のミスでお客様からの
その積み重ねがお客様の
クレームに繋がることもあ
る
信頼を得て、感動を提供す
ることに繋がっていきま
・書類のチェックでは速さを
す。明日も宜しくお願いし
求めてはおらず、時間がか
ます。
かっても丁寧に、正確に行
うことが大切だ
設定課題:実習を通して自身に欠如している能力を見出す
実
9/20
(金)
習
内
容
①ワードを使用し、大会の
行 程 スケ ジ ュ ー ル を 作
成する
②ホテルや、事業所の電話
番 号 とF A X 番 号 を 調
べ、ワードで表を作成す
る
勤務時間:9:15~17:45
実習生の特記事項
指導者のコメント
・ひとつひとつの仕事を丁寧
にこなすことが大切である
一日中パソコンで疲れて
いたかもしれません。独り
・ワードの技能はとても重要
だけ違う仕事をやって頂
である
・不明点をそのままにせず、
きましたが、パソコンでき
る人と言った時、すぐに反
質問することが大切である
応してくれ、その積極的な
姿勢と自ら学びにいく心
構えは非常に評価できる
と思います。次週も宜しく
お願いします。
設定課題:実習を通して自身に欠如している能力を見出す
実
9/24
(火)
習
内
容
勤務時間:9:15~17:45
実習生の特記事項
指導者のコメント
①団体クーポンを発行 す
る
・団体のクーポン券を発行す
ることで、団体のお客様が
②旅客情報番号を書き 写
す
③書類の袋詰めを3500部
作成し、送付地域ごとに
仕分ける
今日は作業で1日が終わり
ました。かなり疲れたと思
います。先週できなかった
クーポン発行を途中に入
れました。明日が最終日で
す。積極的に取り組んでく
旅先でスムーズに行動でき
る
・集中力が切れるので、適宜
休憩を入れることが大切で
ある
ださい。宜しくお願いしま
・膨大な量の書類の袋詰めで、 す。
根気強さと集中力、忍耐力
が必要であると感じた
・チームで仕事を分担して、
効率を上げることも必要で
ある
- 302 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:実習を通して自身に欠如している能力を見出す
実
9/25
(水)
習
内
容
勤務時間:9:15~17:45
実習生の特記事項
指導者のコメント
①書類の袋詰めを3500部
・店頭での業務は、お客様の
4日間お疲れ様でした。今
作成し、送付地域ごとに
仕分ける(前日の続き)
交通手段や宿泊施設の予約
をするだけでなく、お客様
回やって頂いたもの以外
②JRやホテルの予約を、
と会話することも大切であ
実 際 に端 末 を 使 用 し て
行う
る
・文字を書く作業があるので
務が存在します。今日はよ
りお客様目線に立って、物
③書類を封筒に詰め、配送
先の紙を糊付けする
④封筒に住所と宛名を 書
く
字が綺麗である必要がある
・地理を学ぶことが大切であ
る
・お客様に感動を提供するた
めには人間力も必要である
・現地のお勧めの店やコース
などの知識を持っておく
・競合店との差別化を図る
- 303 -
に、社内にはたくさんの業
事を考えることができた
と思います。今後の飛躍に
期待します。ありがとうご
ざいました。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:JTB中部富山支店
経営情報学科1年
13M064 山中優希
働くということを知る
私は、JTB中部富山支店で4日間、インターンシップを体験させていただきました。この
インターンシップでの私のテーマは、働くことの大変さとコミュニケーションの大切さを知る
ということでした。そのテーマを基に、今回の研修結果を報告したいと思います。
仕事は主に、書類の間違いの有無の確認や、旅行の予定表を封筒に入れる作業、海外旅行者
の書類のセットアップ、県外や国外から富山に来るための移動方法、実際の旅行のときに使用
するクーポン券の発券、書類の袋詰め、書類の書き写し、パンフレットの袋詰め等を任せられ
ました。間違いの有無の確認や、書類の袋詰めなど 3000 通を超える作業を行うのは想像以上に
疲れるものでした。時間が経つにつれ、集中力がなくなりミスをしてしまいそうになったとき
がありました。書類や、パンフレットは直接お客様に渡されるもので、たとえ小さなミスでも
お客様からのクレームに繋がってしまうことがあるので、何事にも集中して取り組むことが大
切だと思いました。また、効率よく作業を進めるためには他の研修生とのコミュニケーション
が必要でした。どのように仕事を分担して作業をするのかを話し合い、作業中も周りをよく見
て、次に自分は何をするべきなのかを考えて行動するよう心がけました。これらの研修生同士
の共同作業を通して、疑問点などがあったらすぐに協力をして作業を進めることが大切だと分
かりました。私に任されたクーポン券の発行の業務では、書類と端末の画面の相互確認を劣っ
てしまい、日付を間違えたままクーポンを発行してしまいました。どちらも直接お客様に渡さ
れるものなので、慎重に落ち着いて何度も確認をするとこが大切だと思いました。店舗が休業
の最終日には、他の研修生が立てたプランを基に端末を使って実際と同じようにJRのチケッ
トの発券や、ホテルの予約を行いました。今まではお客さまの立場でしか知らなかったことが、
今回の模擬体験によって、受付業務側からの仕事を肌で感じることで貴重な経験となりました。
インターンシップに参加する前の私は、仕事や社会について十分に理解していませんでした。
今回のインターンシップを通してこのことを少しでも理解することができたと思います。会社
で仕事をすることや、社会人として働くとことは私が思っていた以上に“人に対する責任”や
“お金に関する責任”などがあり、自分の何気ない失敗が会社全体の失敗に繋がってしまうと
いうことを知りました。また、JTB中部富山支店の中に「お客様に感動を与える仕事をしよ
う」というスローガンがあり、このことはJTB中部富山支店だけではなく、どの会社や仕事
にも共通していることだと思いました。将来自分が仕事についたときに、お客様に少しでも感
動を与えられるような社会人になりたいと思いました。また、今の私には責任感が足りないと
感じました。今後の学校生活では、何事にも責任を持って行動し、今回の研修から学んだこと
を活かしていきたいと思います。
- 304 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:JTB中部富山支店
山中優希
研
修
日
報
設定課題:細かいところまでしっかり確認する
実
9/19
(木)
習
内
容
①データ書類の整理
②書類の封筒詰め
実習生の特記事項
勤務時間:9:15~17:45
指導者のコメント
裏方の地味な作業であっても 初日ということで、緊張し
大切な仕事だと思った。また、 て 1 日 を 過 ご し た と 思 い
小さなミスでもお客様からの ます。実は、地味な仕事が
クレームに繋がるので確認を
何度も行うことが大切だと思
多いと思ったと思います
った。
まから信頼を得て、感動を
提供するとこに繋がって
が、その積み重ねがお客さ
いきます。明日も宜しくお
願いします。
設定課題:一つ一つのことに真剣に取り組む
実
習
内
容
① 時刻調べ
9/20
(金)
② クーポン発行
③ 海外セットアップ
勤務時間:9:15~17:45
実習生の特記事項
指導者のコメント
クーポン発行作業のときにミ
スをしてしまった。クーポン
分からないことをすぐに
質問をする姿勢に好感が
はお客様に直接渡されるもの
なので、間違いがないよう慎
持てます。間違いについて
も、自分から申し出て対応
重に作業を行い、何度も確認
をすることが大切だと思っ
していました。旅行会社に
とって、確認は何回でもす
た。
るべきと言われます。今回
のように確認を励行して
ください。次週も宜しくお
願いします。
設定課題:作業を正確に行う
実
習
内
容
① 書類の袋詰め
9/24
(火)
② 書類の書き写し
勤務時間:9:15~17:45
実習生の特記事項
指導者のコメント
お客様に直接渡されるものな
ので、一つ一つの行動に責任
を持つことが大切だと思った
。また、正確な枚数になるよ
うに何度も確認を行うことが
大切だと思った。
今日は作業で1日が終わ
りました。袋詰めや発送業
務も旅行会社の仕事の一
部です。明日が最終日です
。積極的に取り組んでくだ
さい。
設定課題:責任を持って積極的に取り組む
実
習
内
容
① 書類の袋詰め
9/25
(水)
② 店頭での模擬体験
③ パンフレットの袋詰め
勤務時間:9:15~17:45
実習生の特記事項
指導者のコメント
袋詰めした書類やパンフレッ
トは直接お客様に渡されるも
のなので、責任を持って真剣
に行うことが大切だと思った
。店頭での模擬体験では、実
際と同じように宿泊先の予約
や、JRのチケットを予約し
たりした。
4日間お疲れ様でした。今
回やって頂いたもの以外
に、社内にはたくさんの業
務が存在します。今日はよ
りお客様目線に立って物
事を考えることができた
と思います。今後の飛躍に
期待します。ありがとうご
ざいました。
- 305 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:JTB 中部富山支店
経営情報学科 1 年
13M073 犬嶋 愛海
丁寧な仕事の積み重ねが信頼を得る
私 は 、JTB 中 部 富 山 支店 で 4 日間 、職業 体 験を さ せ てい た だ きま した 。この 職 業 体験 で
の私の実習のテーマは「丁寧な仕事をする!!!」ということでした。そのテーマをも
とに 、 今 回の 研 修 結果 を報 告 し ます 。
実 習 で はお も に 、書 類の 袋 詰 めや 、 観 光地 の資 料 を 取り 寄 せ る際 の FAX を 書 いた り 、
旅行のしおり等の資料の配送準備を行ったり旅行会社の裏方のお仕事をさせていただき
ました。私は最初に旅行会社の仕事としてイメージしていたのは、店頭に窓口でお客様
の旅 行 計 画を も と にプ ラン を 考 えた り 、JR やホ テ ル ・旅 館 の 予約 や手 配 を した り す るこ
とだと思っていました。このような業務ももちろんありますが、旅行会社の裏では営業
をする方や、団体のお客様向けにプランを考え、その資料をまとめられる方、ガイドさ
んや経理、クーポンを発券したりなど様々な業務をしている方がおられました。実際に
私達 も 団 体の お 客 様に 提供 す る 資料 を 袋 詰め しま し た 。プ リ ン ト を 2 枚 セ ッ トに し て 袋
詰め し た もの を 3500 部作 成 し まし た 。ず っ と同 じ 作 業の 繰 り 返し でと て も 大変 で き つい
仕事でしたが、すべて完成したとき、すごく達成感を感じることができました。単純な
作業 の 繰 り返 し で した が、 ど の よう な 仕 事で あっ て も 1 つ 1 つ の こと を 、 丁寧 に か つ責
任を持ってやり遂げるということが社会人としてなによりも大切なことなのだというこ
とを 学 び まし た 。
また、最終日には店頭が休業日だったため、メンバーが旅行計画を立てたものを実際
に店頭の窓口でプランを考えるという業務をしました。目的地までもいろいろな行き方
があり、お客様と話し合いながらご希望に合ったプランを考えるのはとても難しかった
です。お客様がお暇にならないように機械を操作している時間もお客様とお話しをした
り、お客様から質問されたりご希望があった場合に答えられたり提案できるように幅広
い知識をつけることが大切だということを学びました。とても大変で頭を使う業務です
が、この丁寧さこそがお客様に喜んでもらえるための努力なのだと知ることができまし
た。たくさんある旅行会社の中から「この方にプランを立ててもらいたいから、こちら
の旅 行 会 社に 来 た い 。」と思 っ て いた だ け る よう な お 仕事 を す るこ とが 大 切 だと 気 付 きま
した 。
このように業務の大きさに関係なくどんなお仕事も丁寧に行い、努力や勉強をすると
いう こ との 1 つの 1 つ の積 み 重 ねが お 客 様か ら信 頼 を 得る と い うこ とに 繋 が って い ま す 。
この仕事のプロとしてお客様に笑顔と感動を与えるためには丁寧に業務を行うことがと
ても大切なのだと感じました。インターンシップを通して甘えずに仕事をやり遂げるこ
と、 丁 寧 な仕 事 は お客 様か ら 信 頼を 得 る とい うこ と を 感じ 、 学 ぶこ とが で き まし た 。
- 306 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:JTB 中部富山支店
犬嶋
研
修
日
報
設定課題:丁寧な仕事をする!!!
実
9/19
(木)
習
内
容
愛海
勤務時間:9:15~17:45
実習生の特記事項
指導者のコメント
1つ1つのことを丁寧にやるこ
初日ということで、緊張し
とがとても大切だと実感しま
て1日を過ごしたと思い
した。今後は社会人としての
ます。実は、地味な仕事が
②仕入先調べ
丁寧な言葉遣いと社会人らし
い字を書けるように努力をし
多いと思ったと思います
が、その積み重ねがお客様
③書類に封筒詰め
たいと思いました。
から信頼を得て、感動を提
①資料取り寄せ(TEL/FA
X調べ)
供することに繋がってい
きます。明日も宜しくお願
いします。
設定課題:丁寧な仕事をする!!!
実
9/20
(金)
習
内
容
勤務時間:9:15~17:45
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 団体クーポンの発券
お客様に信頼を得るためには
2日目に突入し、少し慣れ
② 団体クーポンの払い戻
し
、1つ1つのことを間違えずに
確認作業をしっかりとしなが
ら丁寧にやることが大切なの
てきた印象を持ちました。
また今回来られている5名
の中では、一番人と打ち解
③ JRと航空機の時刻調べ
だと気付きました。また、わ
からないことを自分だけで判
けるのが早いと思ってい
ます。これは自身のPRにも
④ 海外旅行の書類のセッ
トアップ
断するのではなく、必ず調べ
たり質問したりすることが、
ある通り、間違いなく長所
であるといえます。是非伸
⑤ 収入印紙買い出し
お客様への親切な心遣いだと
いうことを学びました。
ばしていって下さい。次週
も宜しくお願いします。
⑥ ハガキの宛名書き
設定課題:丁寧な仕事をする!!!
実
習
内
① 書類の袋詰め
9/24
(火)
容
勤務時間:9:15~17:45
実習生の特記事項
指導者のコメント
ひとつのことをコツコツとや
っていって達成感を感じるこ
とができたとき、その仕事に
やりがいを感じるということ
を実感できました。
今日は、作業で1日が終わ
りました。旅行会社の仕事
の一端ではあるものの、か
なり疲れたのではないで
しょうか?明日が最終日
です。積極的に取り組んで
下さい。宜しくお願いしま
す。
- 307 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:丁寧な仕事をする!!!
実
習
内
① 書類の袋詰め
9/25
(水)
容
勤務時間:9:15~17:45
実習生の特記事項
指導者のコメント
自分が頑張りを見せ、一生懸
命に業務をこなすとお客様は
4日間お疲れ様でした。今
回やって頂いたもの以外
② JR・ホテル・旅館予約、
必ず何度も来店してくださる
模擬体験
ということを学びました。こ
③ 書類を封筒に詰める・ のような姿勢からお客様に感
動と笑顔を与えることができ
配送準備
るのですごくやりがいのある
④ パンフレットの袋詰め お仕事だと感じました。
にも、社内にはたくさんの
業務が存在します。今日は
、よりお客様目線に立って
物事を考えることができ
たと思います。今後の飛躍
を期待します。ありがとう
ございました。
⑤ ハンコを押す
- 308 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:JTB 中部 富山支店
経営情報学科
13M083 香川
1年
真澄
責任を持つ大切さ
私は、JTB 中部富山支店で4日間、就業体験をさせていただきました。旅行会社は事務の仕事が多いと思っていま
した。しかし、今回のインターンシップで旅行会社の仕事内容を知ることができました。私が体験したすべてにおい
て、一番思ったことは、一人一人責任を持って作業をするということでした。どの作業をしても失敗は、多くの人に
迷惑をかけてしまうということを知り、丁寧に作業をして責任を持って行動しなければならないと教わりました。4
日間体験させていただいた作業内容です。
最初の3日間は、旅行会社の裏の仕事を体験しました。初日は、書類の確認を1日かけて行いました。県外や県内
の多くの団体があり、名前や日にち、金額の整合性等を一つ一つ確認する作業でした。この作業をして、確認がしっ
かりできていないと、小さいミスでも大きい問題になると言われ、すごく重要な作業だと思いました。2日目は、他
県から富山県に JR と飛行機を使って、お昼に着く方法と夕方に着く方法を、時刻表を用いて調べました。私は関西
からを調べましたが、初めて知ることが多くありました。まず時刻表を使うのも初めてで時刻表の使い方を教えても
らいました。JTB では、時刻表を使うことがたくさんあると聞き、早く時刻表を開けるようにすることも大切だと知
りました。また、他県から富山県までどれくらいかかるのか一番早い方法を調べましたが、行ったことのない県の所
要時間は知らなくて、初めて所要時間を知る県が多くありました。少しは知識を知っておくことも大切だと思いまし
た。3日目は、1日資料の袋詰めをしました。最初はすごく楽しく、作業をすることも早く進みましたが、終わりの
ほうは作業も雑になり、時間もすごくかかりました。この作業をして、集中力と忍耐力が必要だと思いました。しか
し、作業の終わりが見えてきたときは、すごく嬉しくなり、作業が終わったあとは達成感を感じることができました。
最終日は、当店が休みということで、実際に当店でクーポンの発行をさせていただきました。まず全員で行きたいと
ころの計画を立てて、当店の人とお客様の立場になって両方体験しました。当店側では、クーポンの発行といった旅
行会社には欠かせないことをしました。パソコンで初めてすることだったので、すごく難しく、一つでも違うとお客
様に迷惑をかけてしまうので、確認するということも大切だと思いました。いつもお客様側からだったので、初めて
お店の方たちの大変さを感じました。また、お客様の思いと自分の思いが全く違うので、コミュニケーションをとっ
て聞くことも必要なことだと感じました。お客様に信頼してもらえるように努力することも大切だとおっしゃってお
られました。
今回の体験をして、旅行会社の表と裏と知ることができました。どの作業も責任が大切だと改めて思いました。表
では、お客様の信頼を得るために努力をして、また笑顔でJTB に来たいと思ってもたえるようなおもてなしが必要だ
と知りました。裏では、細かい作業が多く、こんなことも旅行会社がするのか思うことが多くありました。今まで知
らなかった多くの仕事内容を知ることができ、本当によかったと思います。今回学んだことを、今後の活動に役立て
たいと思いました。
- 309 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:JTB 中部 富山支店
香川 真澄
研
修
日
報
設定課題:書類の確認作業
実
習
内
勤務時間:9:15~17:45
容
① 書類の確認
9/19
(木)
実習生の特記事項
指導者のコメント
1日中、書類に書かれてある
初日ということで緊張し
ことを1つ1つひたすら探し て 1 日 を 過 ご し た と 思 い
、確認する作業をしましたが、 ます。実は、地味な仕事が
途中から集中力が切れて早く
多いと思ったと思います
終わらせようとして、雑にな が、その積み重ねがお客様
ることもありました。だから、 か ら 信 頼 を 得 て 感 動 を 提
早さよりも丁寧さが大切だと 供 す る こ と に 繋 が っ て い
学び、集中力はすごく大切だ
と思いました。
設定課題:他県から富山県までの交通機関と所要時間を調
きます。明日も宜しくお願
いします。
勤務時間:9:15~17:45
べる作業
実
9/20
(金)
習
内
容
① 他県からの富山県ま
での交通機関と所要
時間の調べ
② 海外のセットアップ
③ はがきの宛先を書く
作業
④ クーポンの発行
実習生の特記事項
指導者のコメント
今回関西から富山までの交通
機関と所要時間を調べて、初
めて知ることが多くありまし
発行では最後になり、あま
りたくさんの種類のクー
た。また、クーポンの発行と
ず、すいませんでした。し
かし、時刻表の見方を一番
いった初めての体験もさせて
頂いて、分からないことも多
くありました。分からないこ
とは、一人で悩む時間もかか
るし、間違いがあることもあ
ると知り、すぐに聞いて教え
てもらうことが大切だと学び
ました。
設定課題:資料の袋詰め作業
実
習
内
① 資料の袋詰め
9/24
(火)
容
ポンを扱わせてあげられ
早く理解していたのは貴
方でしたね。話をすること
が得意ではないとありま
したが、物腰の柔らかさと
慎重さは貴方の長所だと
思います。相手に気持ちを
伝える方法は言葉だけで
はありませんので、次週も
宜しくお願いします。
勤務時間:9:15~17:45
実習生の特記事項
指導者のコメント
1日資料の袋詰めの作業をし
ていて、終わりのほうは、疲
れで進むのが遅くなりました
。また袋に入れた後は枚数を
数えることもあり、なかなか
今日は、作業で1日が終わ
りました。袋詰め、発送業
務も旅行会社にとっては、
大切な仕事の一部です。明
日が最終日になりますが、
枚数が合わなくて時間がかか
りました。袋詰めの作業をし
て集中力と忍耐力が大切だと
思いました。
積極的に取り組んで下さ
い。
- 310 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:当店で実際にクーポンの発行やパンフレットの
勤務時間:9:15~17:45
袋詰めの作業
実
9/25
習
内
容
① 資料の袋詰め
(水)
② 当店で実際にクーポ
ンの発行の体験
③ パンフレットの袋詰
め
④ はんこ押し
実習生の特記事項
指導者のコメント
当店の仕事はどんなことをし
4日間お疲れ様でした。今
ておられるのか知りませんで
した。今回、当店で実際に体
回やって頂いたもの以外
にも、社内にはたくさんの
験してみて、自分が思ってい
業務が存在します。今日は
ることとお客様が思っておら
、よりお客様目線に立って
れることは全然違うので、確
認することは大切だと思いま
物事を考えることができ
たと思います。今後の飛躍
した。また、お客様に信頼を
を期待します。ありがとう
持ってもらうこともすごく必
ございました。
要なことだと学びました。
- 311 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:JTB 中部富山支店
経営情報学科 1年
13M117 平塚智穂
裏方業務の重要性
「 お は よ う ご ざ い ま す 」、 こ の 元 気 強 い 朝 礼 と 共 に J T B 中 部 富 山 支 店 で の イ ン
ターンシップがはじまりました。
実習中は主に、裏方の業務をさせていただきました。まず、担当者の方が「裏
方の業務と言っても、裏方の業務がなければ成り立たないというほど何も欠かせ
ないことであり重要なことである」とおっしゃっていました。郵送物に印鑑を押
すなどの事務業務、お客様の個人情報、お客様の手に届く大切な書類の取り扱い
や 書 類・パ ン フ レ ッ ト を 3 5 0 0 部 用 意 す る な ど 、地 道 な 作 業 が 多 く あ り ま し た 。
同じことを繰り返す作業だったので気が遠くなり、集中力が途切れることがあり
ましたが、作業を重ねるにつれ、裏方の業務の重要性に気づき作業を念入りに丁
寧に、そして正確に行うことを意識して取り組むことで、お客様の個人情報を取
り扱うことの責任感を強く感じました。また、書類を3500部用意できた時の
達成感は表現できないほど素晴らしいものであり、集中力や忍耐力も鍛えられた
と思います。
最終日には、実際に店頭に立たせていただき、自分の行きたい旅行先への交通
手段や時間配分などのプランを自分自身で行程し、鉄道やホテルの予約を取ると
いった受付業務の模擬体験をさせていただきました。私は地理が苦手なこともあ
り、初めて見る時刻表にも何度も苦戦しましたが、それ以上にクーポンを発券す
ることで旅行会社の受付業務をリアルに感じとることができたこと、自分で旅行
プランを立てることができた嬉しさを感じました。ここで、お客様に感動を与え
るためにただパンフレットに書かれていることだけではなく、地理の問題や観光
地のおすすめスポットなどの勉強をし、たくさんの知識が必要であると思いまし
た。また、それを伝えるための言語力も必要だと思いました。お客様目線では知
ることのできない裏側を体験させていただき、私がよく旅行会社を利用する際に
アドバイスをいただく受付の方がどれほど努力しているか、そして私たちのこと
をよく考えていただいているかなど知ることができました。いつもお世話になっ
ている受付の方をとても尊敬したと同時に、憧れの存在になりました。
4日間の研修期間でしたが、多くの得難い経験をさせていただきました。
また、社会人として働くことの厳しさや自分自身への課題、今後の方向性を感
じ学ぶことができました。普段の学生生活では得ることのできない貴重な体験を
させていただいたことを、今後の就職活動に活かし、立派な社会人になれるよう
精進していきたいです。
- 312 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:JTB 中部富山支店
平塚 智穂
研
修
日
報
設定課題:与えられた仕事は責任を持ってこなす
実
習
内
容
① 大規模な大会の書類の
9/19
チェック
(木)
勤務時間:9:15~17:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
同じことの繰り返しで気が遠
初日ということで緊張し
くなることが何度かありまし
た。しかし、お客様の個人情
て1日を過ごしたと思い
ます。実は地味な仕事が多
報など膨大な量の情報を扱う いと思ったと思いますが、
ことで、重く責任感を問われ、 そ の 積 み 重 ね が お 客 様 か
念入りに丁寧に作業を終わら ら 信 頼 を 得 て 感 動 を 提 供
せることができました。そこ
で、やり遂げられた達成感も
することに繋がっていき
強く感じました。
します。
設定課題:自分のもっている知識を最大限に使う
実
9/20
(金)
習
内
容
① 来県調べ(JR、航空で
の富山への交通手段
調べ)
指導者のコメント
クーポンは直接お客様の手に
渡るものなので、慎重に発券
来県調査、素晴らしかった
です。初めて見た時刻表か
を行うことや、何度も確認を
することが重要でした。
つ地理の問題にも果敢に
挑戦した結果ですね。そう
・分からないことを分からな
いう意味では、私たちに感
いままにしておかない。
・お客様に少しでも感動を与
動を与えてくれたとも言
えます。ありがとうござい
設定課題:作業を正確に行う
習
内
① 書類の袋詰め
9/24
(火)
容
勤務時間:9:15~17:45
実習生の特記事項
えられるようにする。
実
ます。明日も宜しくお願い
ました。次週も宜しくお願
いします。
勤務時間:9:15~17:45
実習生の特記事項
指導者のコメント
3500部という大量な書類
の袋詰めを行いました。当初
今日は作業で1日が終わ
りました。袋詰め、発送業
は4時間で終わらせるという
ことでしたが、ハプニングや
何度もの確認作業により、1
日かかってしまいました。こ
こで忍耐力や集中力がとても
身に付きました。
・丁寧に作業を行うこと。
務も旅行会社の大切な仕
事の一部です。明日が最終
日です。積極的に取り組ん
で下さい。
- 313 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:気を引き締めて最後までしっかり取り組む
実
9/25
(水)
習
内
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 書類の袋詰め
模擬体験では、自分がしたい
② 模擬体験
旅行先をどのような手段や時
間、プランで行くかを考えま
4日間お疲れ様でした。今
回やって頂いたもの以外
③ パンフレットの袋詰め
した。それを元にJRやホテル
務が存在します。今日はよ
の予約をとりクーポンを発券
りお客様目線に立って物
事を考えることができた
④ ハンコ押し
容
勤務時間:9:15~17:45
するといった、旅行会社業務
を実際にやらせていただきま
に、社内にはたくさんの業
と思います。今後の活躍に
した。そこで、今までは裏方
期待します。ありがとうご
の作業が多かったですが、店
頭に立つことでお客様目線に
ざいました。
も立ち、旅行会社業務のイメ
ージをリアルに感じとること
ができました。
- 314 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社まちづくりとやま
経営情報学科
13M001 青木
1年
瑠那
細かいところまでの配慮が大切
私は、「株式会社まちづくりとやま」で10日間、インターンシップを体験させていただきま
した。体験するにあたり、「働くということはどういうことか、働くことの厳しさ・やりがいな
ど、身をもって体験し、今の自分よりも成長する」ということを自分のテーマに設定し、自ら積
極的に吸収したいと考え、研修に臨みました。
株式会社まちづくりとやまでは、グランドプラザという広場で活動させていただきました。グ
ランドプラザは富山市の中心市街地に立地しており、年間100件以上のイベントが開催される
広場のことです。
私は、これまでイベントに参加するという立場でしたが、今回イベントを運営する立場でした。
そのなかで、私は、「細かいところにまで気を配る」ということを学びました。
10日間の活動の中で、子どもを対象にしたイベントや、
「富山グラウジーズのレセプション」
というイベントなどさまざまな人を対象としたイベントが開催されました。その中でイベント会
場の設営準備をしました。グランドプラザにある大きな木を移動させたり、テントを組み立てた
り、力のいる仕事をしました。イベントに必要なものはすべてステージの下に収納してあり、そ
のステージを上げるときは、周りに人がいないか、子どもが急にやってこないか、など常に周り
に注意しなければなりませんでした。「アロハヘブン2013」というイベントには多くの人が
会場を訪れ、大変盛り上がりました。安全面では、コードを束ねてガムテープで留めたり、コー
ドの上にマットを敷いたりして、来場者が気持ちよくイベントを楽しめるよう心掛けました。
どのイベントでも来場者が多かったため、我々スタッフが気を配ることが多く、イベントが円
滑に進むよう、細かい所にも気を配らなければならないということを学びました。グランドプラ
ザにはたくさんの危険な場所があり、常に周り全体に気を配って注意して見ていなければなりま
せんでした。
グランドプラザは誰もが利用でき、毎日たくさんの人が来られます。グランドプラザで活動す
るときは、常に誰かに見られているという意識をもつようにと言われました。これは会社で働く
ときにもいえることだと思います。自分が会社の一員であるという意識です。さらにグランドプ
ラザ事務所では来客にお茶を出したり、電話対応をしたりしました。初めは緊張しましたが、徐々
に慣れました。これらは社会に出て役に立つことばかりなので、もっと上手にできるようになり
たいと思いました。
今回グランドプラザでインターンシップをさせていただいて、仕事の厳しさや・楽しさなどた
くさんのことを学ぶことができました。イベントを準備するのにはとても体力が必要でした。さ
らに、何時間も立ちっぱなしでいるのは大変で辛かったです。逆に、自分たちが一生懸命に準備
したイベントで、子どもが楽しそうにしているのを見ると嬉しくなりました。それが仕事のやり
がいであり、仕事の楽しさに繋がっていくのだと思いました。
今後の学校生活ではこの10日間で学んだことを生かし、間近に迫った就職へとつなげていき
たいです。
- 315 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:(株)まちづくりとやま
青木 瑠那
研
修
日
報
設定課題:富山市のことを知り、
勤務時間:10:00~18:00
インターンシップの活動に慣れる
実
9/9
(月)
習
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① オリエンテーション
中心市街地の大通り、さらに
地図を持っていろいろお
② 中心市街地商店散策
③ 「おえかきプロジェク
大通りの横の道にも行ってみ
るといい。
散歩してみてください!
無料のレンタルサイクル
ト」イベント準備
もあるので利用してのま
ち さ ん ぽ も 楽 し い か も !!
2週間よろしくお願いい
たします。
設定課題:実習先の雰囲気をつかむ
実
9/10
(火)
習
内
容
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 「おえかきプロジェク
作業中は、周りに人がいない
ぼんやりしているとケガ
ト」イベント準備
② 「おえかきプロジェク
ト」イベント
か注意。
グランドプラザ広場にいる時
は、常に見られているという
や危険がたくさんグラン
ドプラザにあります。10
日間無事にインターンシ
③ 後片付け
意識を持って取り組む。
ップを終えましょう!!
④ 施設の説明
火曜は移動車で団子屋が来る
設定課題:制作物の決定
実
習
内
勤務時間:9:00~18:00
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
9/11
① 事務所掃除
② 街中の写真を撮る
電話に出る時
~10:00「おはようございます
電話対応は社会に出ると
とっても役立ちます。頑張
(水)
③ グランドプラザ掃除
、グランドプラザ事務所です
りましょう!!
④ ブログ更新
」
その後「はい、~」
設定課題:暑さに負けず作業する
実
9/13
(金)
習
内
容
① 事務所掃除
② 「富山グラウジーズ」
イベント準備
③ 街中の写真を撮る
④ ブログ更新
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
グランドプラザにある大きな
木は空気で浮かせて、移動さ
今日はとっても疲れまし
た ね !! 設 営 は と っ て も 力
せることが可能。
仕事なので大変だと思う
こまめに水分補給。
けど明日から続くイベン
トも頑張りましょう!!
設定課題:イベントを通して、人と関わる
実
9/14
(土)
習
内
容
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 事務所掃除
今日はイベントがあったので
今日みたいに毎日あれく
② テントはり
③ パソコン作業
④ イベント中の様子撮
影
⑤ イベントに参加
⑥ イベント片付け
⑦ ブログ更新
、総曲輪には人が多くてびっ
くりしました。
らいのにぎわいが戻って
く る と い い で す ね !!そ の
ためにグランドプラザで
イベントを頑張りましょ
う!!
- 316 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:アロハヘブン2013
実
9/15
(日)
習
内
容
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 事務所掃除
今日はグランドプラザで「ア
一日お疲れ様でした。来場
② 写真作業
③ グランドプラザ見回り
ロハヘブン2013」が開催
された。大勢の人が会場を訪
者が多い分、我々スタッフ
が気を配ることが多いで
④ 制作物作業
れた。人の多さにびっくりし
す。イベントが円滑に進む
⑤ ブログ更新
た。
よう、細かい所に気を配っ
て、明日も頑張りましょう
。
設定課題:アロハヘブン2013
実
9/16
(月)
習
内
容
二日目!!
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 事務所掃除
今日は雨だったのにも関わら
残り3日です。あっという
② 写真作業
③ グランドプラザ見回
ず、たくさんの人が会場を訪
れた。イベント開催中は、グ
間ですね。疲れていると思
いますが最後まで頑張り
ランドプラザにたくさんゴミ
ましょう!!
り
④ 映像作業
⑤ ブログ更新
が落ちていた。
設定課題:映像作業を頑張る
実
9/17
(火)
習
内
容
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 事務所掃除
② 駐輪場設営
今日は映像を試しに大型画面
に流した。良い仕上がりにな
もうすぐ完成ですね。本当
に楽しみにしているので
③ 積み木用意
④ 映像作業
ってきていた。
イベントがなくても、グラン
最後まで頑張りましょう。
⑤ 積み木片付け
ドプラザには人がたくさんい
⑥ ブログ更新
る。
設定課題:映像を完成に近づける
実
9/18
(水)
習
内
容
① 事務所掃除
② 積み木用意
③ パーテーション片付け
④
⑤
⑥
⑦
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
子どもたちが積み木で楽しそ
うに遊んでいた。
子どもたちと触れ合う機
会が多いので、たくさん子
どもと遊んで好きになり
映像作業
電話対応
積み木片付け
ブログ更新
ましょう。
設定課題:お世話になったみなさんに感謝する
実
9/20
(金)
勤務時間:9:00~18:00
①
②
③
④
⑤
⑥
習
内
容
事務所掃除
レポート作成
映像最終チェック
事務所整理
駐輪確認
映像放映
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
さまざまなイベントに関わっ
た。来客へのお茶の出し方や
電話対応など社会に出たとき
に必要なことを今の時期に教
えていただき、良かった。
こ ち ら こ そ !! 何 か 一 つ で
も自分のためになってい
たら嬉しいです。2週間楽
しかったし、助かりまし
た。
- 317 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社まちづくりとやま
経営情報学科1年
13M020 黒崎友恵
地元を深く知る
私がまちづくりとやまの会社名を初めて知ったのは、富山駅前のマリエの前にあるタッチパネ
ル式のディスプレイを見たときでした。最初は興味本位でタッチパネルを触っていましたが、そ
こには富山の街中の情報がたくさん入っており、おもしろいなと感じていました。そして、私が
インターンシップに参加したいと思い企業を見ていると、まちづくりとやまの名前を見つけまし
た。街づくりとはどういうものなのか、私はあのパネルを思いだし、どのような仕事内容なのか
を知りたいと思い、インターンシップに参加しました。
私達インターン生4人は主にグランドプラザの手伝いをさせていただき、そこでは日常的な事
務の仕事からイベントの準備・対応まで幅広いことを教えていただきました。
私は今までグランドプラザを訪れた時には、イベントを見たり体験する側でした。しかし、こ
のインターンシップではイベントを行う側として、今までとは逆の立場に立つことができました。
イベントの準備・片付けは、私が想像していた以上に大変な力仕事がほとんどでした。設備を準
備するために、グランドプラザの地下倉庫などを見せていただき、今まで見てきたイベントの準
備がどれほどたいへんだったのか初めて知り、とても驚きました。イベントの準備や片づけをし
ていくうちに、イベント全体の流れも見えてきて、これからは今までとは違う視点で見る事がで
きると思います。
私たちが来てすぐに準備が始まったのが「おえかきプロジェクト」で、その時初めて街なかメ
イクアップサポーターの存在を知りました。街なかメイクアップサポーターは学生を中心とした
ボランティア団体で、街なかの活性化のため日々活動されています。みなさんとても活発な方ば
かりで、一緒に作業していて楽しかったです。研修中の一番大きなイベントとして「アロハヘブ
ン」があり、とても多くの方々に来ていただきました。このイベントの準備が一番大変でしたが、
舞台で踊っていらっしゃる女性たちを見たときは感動しました。イベントの仕事は大変ですが、
やりがいのある仕事だと感じました。
最後に私達インターンシップ生の企画では、映像の作品を作りました。最初は何をするかの話
し合いから始まり、グランドプラザの大型ビジョンに流す、数分程度の映像を作成することにな
りました。映像の内容は、街なかの写真を一枚ずつ撮っていき、それを全て繋げて動くようにす
るものです。写真を撮り、何回も失敗して街なかを歩き回りました。合計で千枚以上も写真を撮
ったため、編集は大変でした。また、編集ソフトのフォトショップも初めてのことばかりで難し
かったです。しかし、担当のスタッフの方が分からない時は一つずつ丁寧に教えてくださって、
何とか映像を完成することができました。自分たちが作った映像を大型ビジョンで映していただ
いた時、また違う視点で見ることができ、とても感動しまた。
このインターンシップの十日間を通して、幅の広い多くのことを教えていただきました。この
経験は学校で学べないことばかりで、これからの将来に活かしていきたいと思います。そして、
まちづくりとやまでの活動を通して仕事のやりがいを感じることができ、前よりまちづくりに興
味を持つことができました。 イベントや企画を通して、当たり前のようですがみんなで案を出
し合って、目的に向かって努力していく協調性の重要さに気づかされ、自分の仕事にはしっかり
責任を持てるようになったと思います。さまざまな仕事を通して、これからの将来で就く仕事で
やりたいことの幅が広がったと思います。この十日間で多くのことを学び、とても充実したイン
ターンシップになって良かったと思います。
- 318 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:まちづくりとやま
黒崎 友恵
研
修
日
報
設定課題:富山の街中を知る。
実
9/9
(月)
習
内
容
①会社、街中の説明
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
午前のオリエンテーションで
まちさんぽ、すごく楽しい
は富山の中心市街地について
ので時間を作っていろい
ろ歩いてみてください。お
②中心市街地散策
説明され散策をした。富山県
③イベント準備
民でも知られていないことが
多かった。午後はイベントの
もしろいお店や人に出会
準備。
ろしくお願いいたします
④HPの説明
設定課題:初めてのイベントに集中。
実
9/10
(火)
習
内
容
えると思います!!2週間よ
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
① イベント準備
イベントでは園児たちの写真
たくさんの人に見られて
② お絵かきプロジェクト
を撮った。イベントの準備や
片付けは想像以上に大変だと
いることに注意して仕事
に取り組みましょう!!
③ イベント片づけ
知った。自分たちで何か企画
をすることになった。
④ 施設見学
設定課題:企画内容を決定し、実行する。
実
9/11
(水)
習
内
容
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 清掃
今日は多くの時間をインター
ンシップ生の企画の制作の時
たくさん電話を取ってイ
ンターンが終わるころに
② 企画の計画
間にあてた。多くの写真を撮
はマスターになりましょ
③ 街で撮影
影して繋げるのは大変だがや
う!!
りがいがあった。
④ブログの更新
設定課題:企画の写真撮影をできるだけ進める。
実
習
内
容
① 清掃
9/13
(金)
② イベント準備
③ 街で撮影
④
ブログの更新
実習生の特記事項
指導者のコメント
今日は初めてイベントの準備
朝は準備・昼からは企画と
を最初からした。重いものを
運び、機材のセッティングは
大変でした。でもイベント開
催までの流れが見えてきたと
とっても忙しい一日だけ
ど よ く が ん ば り ま し た !!
明日も一日イベントなの
でがんばりましょう!
思います。
設定課題:イベントに参加する。
実
習
内
容
① 清掃
9/14
(土)
② イベント準備
③ ワード打ち込み
④イベント片付け
勤務時間:9:00~18:00
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
今日は歩行機のイベントで高
齢者から若者まで様々な世代
の方に来てもらった。ステー
ジの撮影をしたが、動いてい
るものを撮影するのは難しい
です。
す ば ら し い !! そ の 調 子 で
残り1週間がんばりまし
ょう!!
- 319 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:イベントのサポート。
実
9/15
(日)
習
内
容
① 清掃
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
今日はアロハヘブンのイベン
事務的なことが多い1日
トで、イベントの規模も大き
でしたが、黙々と作業して
くれました。明日は映像の
② ワード打ち込み
いと対応しなければならない
③ ポスター作り
ことも多くなることが分かっ
た。
④ イベントの撮影
9/16
(月)
習
内
容
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 清掃
主に企画の映像の編集をしま
絵は描けば描くほどうま
② イベントの撮影
した。何千枚もある写真をチ
ェックしていくのは大変でし
くなるからたくさん描き
まし よ う!!!!!!電 話 は グ
③ 映像の編集
た。今日も引き続きイベント
ランドプラザを代表して
④ ブログ更新
多くの人に来ていただいて、
清掃が大変でした。
いる自覚を持って出まし
ょう!!!!!!
設定課題:映像の編集
実
習
内
容
① イベント準備
9/17
(火)
います。細かい作業が続き
ますが、頑張りましょう。
設定課題:映像の編集
実
編集がメインになると思
② 映像の編集
③ 積み木の片付け
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
ほぼ映像の編集が終わりまし
た。3分にもおよぶ映像にな
今日はたくさん作業進み
ま し た ね !! 大 き い 画 面 で
った。最後までいい作品がで
きるように、手を抜かず集中
見たら実感が湧いたと思
います。もう少しがんばり
して取組みたいと思います。
ましょう。
④ 清掃
設定課題:映像の編集
実
習
内
容
① 清掃
9/18
(水)
② 映像の編集
③ ワード打ち込み
④ 積み木
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
今日は昨日できあがった映像
にエフェクトを付けたり加工
した。初めてフォトショップ
を使わしていただいて、上手
くは使いこなせていないが良
いものができたと思う。学校
の授業でも取組みたいと思い
ました
ワード!エクセルは覚え
ておくと役に立つことが
おおいのでどんどん練習
しましょう。
- 320 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:作品の完成
実
9/20
(金)
実習生の特記事項
指導者のコメント
① レポート作成
無事に作品を完成することが
2週間おつかれさまでし
② 映像の編集
できた。目に見えるものが残
せることができて、とても達
た。グランドプラザの仕事
は他の会社と違って特別
③ 引き出しの清掃
成感があります。ここで学ん
だけど、ここで学んでこと
だことをこれからの社会で活
を活かせるといいです
かせるように頑張りたいと思
います。
ね !! 本 当 に お 疲 れ さ ま で
した。
④ 発表
習
内
容
勤務時間:9:00~18:00
- 321 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
株式会社まちづくりとやま
経営情報学科1年
13M124 松崎礼佳
人と人との思いやり
私は、株式会社まちづくりとやまで10日間、インターンシップをさせていただきました。
今回のインターンシップでの私のテーマは、まちづくりとやまでの仕事内容を知るとともに、
学校の授業で学んだことが企業で働くにあたって、どの場面で役に立つのかです。
まちづくりとやまでは、主に三つの業務を体験しました。第一に、グランドプラザ内の清掃・
見回りです。グランドプラザは市が管理している公共の場であるため、訪れる人が気持ちよく
利用できるよう、常にきれいにしておくことが重要とされています。
グランドプラザ事務所での事務仕事では、事務所内の清掃や書類を Word で打ち込む作業、
来客へのお茶汲み、電話対応などを行いました。
また、グランドプラザで開催されるイベントの準備・片づけでは、イベントに必要な機材の
準備・椅子、テーブルの移動を行いましたが、体力が必要とされる仕事でした。
グランドプラザを訪れる人の中には、たばこの吸い殻・灰を捨てていく人やグランドプラザ
内にある植木にゴミを捨てていく人もいました。特に、たばこの灰の掃除は大変であり、ゴミ
をポイ捨てすることは簡単でも、そのゴミを清掃することは大変だと痛感しました。公共の場
をきれいに保つことは、管理者やスタッフの努力だけでなく、そこを利用する人たちの思いや
りの心があってこそ成せることだと思います。
実習中にわからないことがあったり、次の仕事の指示を仰ぐときは「誰かが担当者に質問す
るだろう。」と待つのではなく、自分から積極的に質問することで、仕事もはかどり、相手に良
い印象を与えることもあることが分かりました。電話応対業務では、授業で何度か学習しまし
たが、実際電話を取ると、緊張して早口になったりメモを取ることを忘れてしまったりしまし
た。事務仕事は、学校で学ぶ「知識」だけでなく、
「経験」の両方が必要だということを学びま
した。そのほかにも、Word や Excel を使用した仕事も体験させていただきましたが、字調節や
複雑な表の作成において、何度も失敗してしまいました。
そこでは、どちらもスムーズに使いこなせるようにならないといけないと知りました。その
ためには、学校で学んだことが、社会できっと役に立つと思うので、一つ一つの授業を大切に
し、これからは、積極的に授業に参加することが必要だと思いました。
まちづくりとやまでのインターンシップでは「思いやり」と「積極性」が大切だと痛感しま
した。「思いやり」と「積極性」を身につけるためには社会人になってからではなく、
学校生活においても必要であるものだと思います。普段から意識して生活していきたいです。
最後に、まちづくりとやまで貴重な体験をさせていただけたことに、御礼申し上げます。
- 322 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:まちづくりとやま
松崎 礼佳
研
修
日
報
設定課題:慣れること
実
9/9
習
内
勤務時間:10:00~18:00
容
①企業の特徴、歴史
(月)
②中心市街地商店街散策
③イベントの手伝い
実習生の特記事項
指導者のコメント
・富山市内に住む学生さんた
本日のテーマ「慣れること
ちが、富山を盛り上げるた
」かんたんそうで、とても
めの活動をしていることに
難しいことですね。2週間
驚いた。
・イベントの手伝いをする際
よろしくお願いいたしま
す。
に、自分から質問をするこ
毎日広場にいるとあいさ
との重要さを改めて感じ
た。
つも自然にできるように
なるかもしれないですね。
設定課題:イベントのお手伝い
実
9/10
習
内
容
①企業および周辺の案内
(火)
②イベントの手伝い
③機器の片付け
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・人の多いところで活動する
自ら仕事を見つけて積極
と言うことは、街の人に見
的に行動できるようにみ
られているという意識を持
つことが大切だと思った。
んなでがんばりましょう!
!
設定課題:制作物のテーマをしぼる
実
9/11
(水)
習
内
容
① 清掃
② 制作物について
③ 制作物の作成
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・グランドプラザ内に落ちてい
るタバ コの吸 い殻 を見 落と
モ ゴ モ ゴ は N G !! 元 気 よ
く対応しましょう!!
さない ように する こと が重
要だと知った。
設定課題:暑さに負けない
実
9/13
(金)
習
内
容
① 清掃
② イベントの準備
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・グランドプラザ内の樹木は
空気で浮かせて移動させて
まちなかには色んな人が
たくさんいます。色んな人
いることに驚いた。
③ 制作物の作成
設定課題:イベントのお手伝いは積極的に。
実
9/14
(土)
習
内
容
① 清掃
② イベントの準備片づけ
③ イベント風景の撮影
のやさしさにふれて、松崎
さんも人にやさしくして
あげて下さい!!
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・イベントの開催者さんとの
コミュニケーションは大切
にしなければいけないと思
った。
楽しい仕事と地味な仕事、
どちらも大切なのでモチ
ベーションは常に高く明
日もがんばりましょう!!!
- 323 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
設定課題:アロハヘブン
実
9/15
習
内
容
日
報
2013!
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・イベント会場となると、ポ
Word,Excelは、より使いこ
② 事務仕事
イ捨てゴミなどがよく見受
けられるので見落とさない
なせるように、普段から練
習しておくといいかもし
③ イベント風景の撮影
ことが重要だと知った。
れません。明日も細かい作
・ExcelやWordを使いこなせた
業が多くなりますが、がん
① 清掃
(日)
④ 制作物の作成
ほうがよいと思った。
設定課題:アロハヘブン
実
9/16
修
習
内
容
2日目!!
ばりましょう。
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・意外なところに意外なもの
し ば ら く PC 作 業 が 続 き ま
② 事務仕事
を捨てる人がいるので、資
格など見落とさないように
すが、イベントをやってる
時も、やっていない時も広
③ イベント会場の見回り
することが重要だと知っ
場のことを気にして仕事
た。
にいどみましょう!
① 清掃
(月)
④ 制作物の作成
・イベント会場内を常にきれ
いにしておくことは大切だ
と知った。
(放置自転車やポ
イ捨てはNG!)
- 324 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社まちづくりとやま
経営情報学科1年
13M037 長田莉奈
人との縁を大切にして成り立つ仕事、そして誇りになる
私は、株式会社まちづくりとやまで10日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマは、
「人のために働くとはどういうことか」を株式会社まちづくりとやまという場所の職務内容を通じて知るということ
でした。このテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。
私は、就業体験をする前に「人のために働くとはどういうことか」を自分で考えてみました。その際に私が考えた
ことは、自分の仕事を通して相手(お客様)の手助けをするというものでした。しかし、実際に就業体験をしてみる
と、自分の仕事を通して相手(お客様)の手助けは簡単にはできないということを学びました。就業体験での、主な
業務はイベントの対応でした。イベントの会場を設営し、実際にイベントに参加してイベントを盛り上げるというの
を中心し行っていました。その際に、お客様からの要望にすぐに応対することができず、お客様を不安な気持ちにし
てしまいました。私は、就業体験で人のために働くという意味を知りたいと思っていましたが、その時のことを思い
出すと以前に考えていたお客様への手助けが人のために働くということではないと感じました。
そのため、人のために働くとはどういうことか改めて考えてみました。就業体験中にとあるお店の店主の方に取材
をした時、店主の方が「人との縁を大切にしなさい」とおっしゃたことを思い出しました。
「なぜ、人との縁が大切な
んですか」と聞くと、店主の方が「人との縁で物事が上手くいったり、知識が広くなったりするからね」とおっしゃ
っていました。
私も実際に、就業体験で多くの方と交流をしました。そこで、自分の力量を知ることができました。また、相手の
力量も知ることができ、それらを把握した上でお互いが協力し、補い合うことで仕事を円滑に進められたことを思い
出しました。もし、他の研修生の方との縁を拒んでいたら、就業体験での仕事を上手く進めることはできなかったと
思います。
以上のことを踏まえて、人のために働く意味を考えてみると、仕事仲間と協力しお客様を思いやることだと思いま
した。お客様だけが満足するのではなく、一緒に働いている仲間と協力し自分たちの仕事に誇りを持つことこそが、
人のために働くということではないかと考えました。
就業体験を通して、私が今まで知らなかった人との縁の深さや、仕事の大変さ、仲間と協力する大切さを実感する
ことができました。まだまだ、知らないことが多くあり、今回の経験から得られた、人のために働くという答えが全
てではないと思います。さらには、就業体験で自分が知らない世界がまだ多くあるということが分かりました。
今後の短大生活では、今回学んだ人との縁を大切にすることと同時に、より多くの人と交流し人との縁を広めてい
き、そこで培ったものを自分の将来の糧にしていきたいと思います。そして、より多くのものを吸収し、もうすぐ始
まる就職活動では企業から採用されたいと思われるような人間に成長し、社会で活躍できるようになりたいと切に思
いました。
- 325 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社まちづくりとやま
研
長田 莉奈
修
日
報
設定課題:中心市街地商店街散策,イベント対応
実
8/26
(月)
習
内
容
勤務時間:10:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 会社の概要
実習生であるが、お客さんか
この2週間、みんながこの
② 総曲輪の散策
③ イベント対応
らするとスタッフであるので
、しっかりと対応することが
グランドプラザを守って
くださいね!!
④ 事務の仕事方法
大切だと思った。
初日から現場仕事お疲れ
様でした。
設定課題:イベント対応
実
8/27
(火)
習
内
容
勤務時間:8:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 会場の設営
最初から最後までスタッフと
朝早くに来てくれてあり
② イベント対応
③ 施設見学
して会場の設営、片付けをし
た、次に使うときに出しやす
が と う !! と っ て も 助 か り
ま し た !! イ ベ ン ト を 盛 り
④ 会場の片付け
いように工夫して出し入れす
上げる(成功)させるには
ることを学んだ。
みんなの仕事が必要です!
短いようで長いけど頑張
りましょう!!
設定課題:事務仕事
実
8/29
(木)
習
内
容
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 「積み木広場」設営
② イベント計画
イベントを実習生のみんなで
協力して計画した。イベント
苦手な電話対応もがんば
ってできるようになりま
③ イベント準備
④ 「積み木広場」片付け
の企画がこんなに大変なもの
だということが分かった。電
しょう。
話対応が苦手。
設定課題:イベント準備
実
8/30
(金)
習
内
容
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 「チャックパーク」設
営
お客さんが来られたら、速や
かにお茶をだす。
撮影大変だと思うけど、理
想のものを完成させまし
② イベント準備
③ 「チャックパーク」片
電話対応、未だ慣れない。
ょう。
付け
設定課題:とやま「場のチカラ」プロジェクト
実
8/31
(土)
習
内
① 会場の設営
② 取材
③ ポスター作成
容
勤務時間:10:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
イベントに参加して、多くの
人と交流することができた。
自分の力や相手の力を理解す
インターンシップ初日の
まちさんぽ後に、「とやま
の街、たのしい!!」と何回
ることが大切。
も言ってたので、ポスター
作成ワークショップに参
加してくださって、本当に
うれしかったです。
- 326 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:とやま「場のチカラ」プロジェクト
実
9/1
(日)
習
内
容
勤務時間:10:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
① ポスター印刷
短期間だが、人と協力して1つ
商店主さんのポスター作
② 発表会
③ 打ち上げ
の作品を完成させるというこ
との大変さと完成させた後の
りを通して生まれた暖か
な思いや友情を大切にし
達成感は気持ちがいいことを
ていきたいですね。
知った。
設定課題:お絵描きプロジェクト計画
実
9/2
(月)
習
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 「積み木広場」設営
分からないことがあれば、す
GPの仕事もMag-netの仕事
② 事務仕事
③ お絵かきプロジェクト
ぐに質問して、共通理解をす
る。それにより、協調性が生
も同じまちなかの仕事で
す !! ま ち を に ぎ わ す た め
まれる。
に一生懸命がんばりまし
手伝い
④ 「積み木広場」片付け
ょう!!
設定課題:イベント準備
実
9/3
(火)
習
内
容
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 「積み木広場」設営
② イベント準備
イベントの準備で、撮影モデ
ルを依頼する中で多くの人と
電話の対応、最初に比べる
とすごくよくなったと思
③ 「積み木広場」片付け
交流することが出来た。
電話対応もだいぶ出来るよう
います!慣れればもっとい
ろいろと話せるので積極
になった。
的に電話にでましょう!!
設定課題:イベント準備
実
習
内
容
① イベント準備
9/5
(木)
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
2つの班に分かれて、写真撮影
と動画編集で別々に活動しま
今日は細かい作業が1日
続いたので疲れたと思い
した。みんなとの協調性が強
くなった。
ます。明日はいよいよイベ
ントですね。今日とは違い
力仕事が多くなりますが、
頑張りましょう。
設定課題:イベント対応
実
9/6
(金)
勤務時間:9:00~18:00
習
内
① レポート作成
② イベント対応
容
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
自分たちで企画したイベント
が上手くできて良かった。イ
ベントを見に来て下さった方
に「いいね~」と好評しても
らえて嬉しかった。
2週間、本当におつかれさ
までした!!1番良かったの
は、みんなのチームワーク
がすばらしかった事だと
思いますよ。社会に出ても
実習生の人との仲が深くなっ
て良かった。
チ ー ム ワ ー ク を 大 切 に !!
本当にありがとう!!
- 327 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社ジェック経営コンサルタント
経営情報学科 1年
13M069 荒井 佳奈子
視野を広げて仕事をする
私は株式会社ジェック経営コンサルタントで、就業体験をさせていただきました。この就業体
験の目的は、経営コンサルタントという職業を知ることと同時に、社会人として必要とされる課
題や能力を学ぶということでした。
研修内容は、富山県内の企業に出向き、5S についての改善策を考え、提案するということで
した。そこで私たちは、実際に5S 活動を積極的に行っている、ファミリーマート五福店と千代
田店、株式会社メタルウェアで 1 日見学させていただきました。そして、メタルウェアに関して
は、改善点を探し、グループで話し合い、最終日に社長ご本人にお越しいただき、プレゼンテー
ションという形で発表しました。
ここで、5S とは、整理・整頓・清掃・清潔・躾のことであり、自ら解決しようという行動力
を持つ人材を育てるための活動です。まず、ファミリーマートを 2 店舗訪れた第一印象で、私は
単純に面白いと感じました。最初は、同じ系列の店舗ならば、どこでも同じだろうと思っていま
したが、実際は陳列の仕方や品数、POP の表示などが違っていたのです。それぞれ、戦略という
ものがあるのだと思いました。続いて、メタルウェアは、5S への関心が非常に強い企業だと思
いました。改善する前の写真も事前研究の際に見せていただいたのですが、別人のように変わっ
たように感じました。社長は、このようになるまで5年かかったとおっしゃいました。すぐに変
わるものではないのです。どのようなことでも、地道に一歩一歩進むことこそが人としても、企
業としても大きくなる秘訣なのだと考えました。
経営コンサルタントとは、企業に対しての経理や営業の面の補助だけでなく、社長や社員を人
としても成長させてくれるアドバイザーなのだと感じました。また、5S の活動は、こんなとこ
ろまで見るのか、と思うこともありましたが、細かいところまで目をつけないと仕事でも、些細
なことを見逃してしまい、そこから大きなミスを起こすということもなくはないのです。よって、
5S というのは、社員に視野を広げさせるという意味なのではないかと思いました。
5日間の研修中、8時出勤なのですが、10分前に集合し清掃するということをしていました。
社員が自ら清掃している企業というのはあまり聞いたことがありません。私自身は清掃するとい
うのは少し苦手意識があります。しかし、研修後は何かと細かいことが気になるようになりまし
た。5S というのはできていそうでできていないものです。自分の周りのどんな小さなことでも
気にかけていくことで1日1日が変わっていくのではないのでしょうか。これからの学生生活や
就職活動に向けて少しずつ自分が変化できていけたらと思いました。
- 328 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社ジェック経営コンサルタント
研
荒井 佳奈子
修
日
報
設定課題:研修先企業を理解する
実
習
内
容
① オリエンテーション
8/5
(月)
勤務時間:8:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
仕事をする際に、常に関心を
インターンシップ初日お
持つこと、目標をたてること
疲れ様でした。5日間とい
う限られた期間になりま
② 5Sとは
が大切である。
③ JECの5S活動につ
5Sとは、「自ら解決しよう」 すので、この期間で何を学
という考えを持つ人材を育成 び、気付くことが出来るか
するための活動。企業に対し 、小さい目標でも構いませ
てだけでなく、自社も心がけ ん の で 目 標 を 持 っ て 取 り
いて
④ 実地体験の企業見学
る。
組んでみて欲しいと思い
⑤ 日報作成
ます。
設定課題:実地体験より改善点を考える
実
8/6
(火)
習
内
容
① 実地体験1(ファミリ
ーマート五福店、千代
田店)
② 実地体験2(株式会社
メタルウェア)
実習生の特記事項
メタルウェア様では、5S
が進んでおり、書類が色分け
工夫があった。
設定課題:改善案を検討し、話し合う
実
習
内
容
① 改善案の検討
8/7
(水)
② グループディスカッ
ション
指導者のコメント
ファミリーマートは店舗によ 本 日 業 態 の 異 な る 実 地 体
って陳列や品数が違っていた 験を頂き、色々な気付きが
。つまり、年齢層や性別など、 あ っ た の で は な い か と 思
ねらいが違う。
います。明日以降グループ
され、工具がそれぞれ別けて
置いてあるなど、さまざまな
③ 日報作成
勤務時間:8:00~17:00
ディスカッションとなり
ますので、積極的にコミュ
ニケーションをとりなが
ら、班メンバーと協力して
進めてほしいと思います。
勤務時間:8:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
グループディスカッションを
することで、自分が気づけな
提案書作成進歩が一番早
く、グループ内での意見集
かったことをたくさん吸収で
きた。
約がスムーズに進んでい
た印象を受けました。残り
2日間、メンバーの皆と一
緒になって、更に良い内容
になると期待しています。
③ 提案書作成
④ 日報作成
- 329 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:改善案より、提案書の作成
実
習
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 提案書作成
グループの意見が早めにまと
プレゼン資料作りにおい
② 発表前準備
まり、提案書やパワーポイン
トを完成できた。
ては、役割分担を行いなが
ら、メンバーと話し合いが
③ 日報作成
明日は午前にしっかりとリハ
出来たと思います。明日の
ーサルなどを行い、満足のい
本番では、プレゼンテーシ
くようなものに仕上げたい。
ョンを楽しみながら、元気
よく発表頂けることを期
8/8
(木)
勤務時間:8:00~17:00
待しています。
設定課題:改善点を報告する
実
習
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 報告書作成
人に支えられて物事を成し遂
緊張の中でのプレゼンテ
② プレゼン練習
げていくのは当たり前であり
、そこから自分でどうやって
ーションお疲れ様でした。
今回のインターシップを
③ プレゼンリハーサル
いくかが大事。
今後の学生生活、就職活動
に役立てて下さい。
④ プレゼンテーション
各班の発表を聞いて、それぞ
れの考え方やパワーポイント
8/9
(金)
勤務時間:8:00~17:00
⑤ ディスカッション
の使い方などがとても参考に
なった。
⑥ 日報作成
- 330 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社理想経営
経営情報学科 1年
13M091 久郷 真由子
仕事への細かな気配りと責任感を学んだインターンシップ
私は 、株 式 会社 理 想 経 営で 1 0 日間 、イ ン タ ーン シ ッ プを 経 験 させ てい た だ きま し た 。
私のこのインターンシップの目的は、仕事の厳しさや喜びを学ぶと共に、研修先で幅
広い年代の方々と出会い仕事をすることで、コミュニケーション能力を身に付けること
です 。
株式会社理想経営では、主に事務の仕事を体験させていただきました。初日は先ず掃
除から始まり、綺麗な環境で仕事をスタートさせることを学びました。次に備品の整理
やマーカーの整理、資料の整理をした後に郵便物の整理をし、郵便物の整理では相手先
に添付する送付状などを書きました。その際に、郵便物は定形内と定形外があり、封筒
の大きさや重さによって切手の金額が変わることを知り、金額の間違いがあると、相手
先に届かないことや、相手先に不足分の切手を支払ってもらうこともあるので、気をつ
けな け れ ばい け な いこ とを 教 わ りま し た 。
引き続きコピーを取りましたが、簡単な仕事だと思って作業していたところ、用紙に
表と裏がある場合、確かめてからコピーする必要があり、また何枚もコピーする場合、
失敗を防ぐために一枚を先ずコピーしてから纏めてコピーをすることなどを学び、どの
ような仕事でも細かい気配りをしながら、責任を持って仕事を進めることが大切だと学
びま し た 。
2 日 目 から は 、事 務 の 仕事 を 幅 広く さ せ ても らい ま し たが 、そ の 中 で一 番 や りが い の あ
る仕 事 は 、パ ソ コ ンを 使う 仕 事 でし た 。Word で は名 札 作 りを し 、名前 を 調 べる と こ ろか
ら始まり、お客様に渡すプレートの名札を完成するまでさせていただいたので、綺麗に
仕上 が っ たと き は 達成 感を 感 じ まし た 。Excel で は、ア ン ケー ト の 集計 を し て 、そ の 結果
をま と め る作 業 を 行い 、ア ン ケ ート の コ メン トを 入 力 や、 グ ラ フ作 りを 行 い まし た 。
ここで学んだことは、この仕事は何のために行われて、何に繋がるのか意識しながら
仕事をすることで、そのことを教えていただいてから、私はただ漠然と作業をするので
はなく、最終的にお客様に繋がることを考えながら、早く正確にやることを心掛けまし
た。
イン タ ー ンシ ッ プ での 10 日 間 は 、社 会 人 と して の 言 葉遣 い や 、仕 事に 取 り 組む 姿 勢 、
責任 感 な ど、 学 生 生活 では 経 験 でき な い 数多 くの 大 切 なこ と を 学ぶ こと が で きま し た 。
また、社員の方々と親しくお話をする機会に数多く恵まれたことで、コミュニケーシ
ョン の 勉 強に も な り、 さら に 職 場の 雰 囲 気に つい て も 知る こ と がで きま し た 。
今回のインターンシップで経験させていただいたことを忘れずに、これからの学生生
活や 将 来 社会 に 出 てか ら活 か し てい き た いと 思い ま す 。
最後になりましたが、この度のインターンシップで貴重な経験をさせていただき、ま
たご 指 導 いた だ い た理 想経 営 の 皆様 に 厚 く御 礼を 申 し 上げ ま す 。
- 331 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社理想経営
久郷
研
修
日
報
勤務時間: 9:00~17:00
設定課題:職場の雰囲気に慣れる
実
8/19
(月)
習
内
容
真由子
実習生の特記事項
指導者のコメント
①朝の掃除
②備品の整理
・出社したら、まず掃除をす
言葉使いや挨拶がきちん
③送付状の記入
④郵便物の整理
・郵便物には、定形内と定形
外があり、大きさや重さに
る
⑤コピー・資料整理
⑥アンケート集計
と出来ています。
よって、切手の金額が違う
仕事は丁寧で、安心してお
願いすることができまし
た。
・コピーをした後、資料にま
とめる時は、読む人が見や
すいように、角をそろえて
綺麗に仕上げる
勤務時間: 9:00~17:00
設定課題:職場の雰囲気に慣れる
実
8/20
(火)
習
内
容
①朝の掃除
②アンケート集計
③アンケート結果をま と
めエクセルで資料作成
実習生の特記事項
指導者のコメント
・分からないことや、理解で
きないことがあったら、質
初めてのエクセルで作業
をしていただいたのです
問をたくさんする
・たくさんの枚数をコピーす
が、難しいと言いながらも
積極的に取り組んでいた
る時は、まず一枚を試しコ
ピーをして確認してから、
まとめてコピーする
設定課題:与えられた仕事を正確にやり終える
実
習
内
容
①ゴランドカードの整理
8/21
(水)
解りやすく良い資料がで
きました。
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・名刺カードの作成では、名
パソコン操作についても、
②アンケート集計をUSB
メモリーに保存
③印刷した資料の枚数 確
認と封筒入れ作業
前の間違いがないようパソ
コンで照らし合わせて確認
してから、名前を打ち、印
刷する。出来上がったもの
少しずつ学んでいる様子
が伺えます。
仕事をし、完成した書類に
ついて満足感、達成感も感
④名刺の作成・印刷・カー
ドの整理
を綺麗にファイルする
・印刷する用紙に裏表がある
場合、よく確認してから印
刷する
設定課題:新しい仕事を覚えて自分でできるようにする
実
8/22
(木)
だきました。
習
内
容
①電話対応の練習
②本をスキャンする
③スキャンした画像をPD
Fにして保存
じておられるようです。
今日も1日お疲れさまで
した。
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・電話対応では、声を高く明
るく話すことが大事だと学
びました
・本のスキャンは、本を押し
ながら広げて隅々まで写る
ようにスキャンする
その仕事が何のために行
われるのか、何につながる
のかを意識して行なえる
ようになると、もっといい
ですね。
人柄も良く積極的に取り
組んでくれる姿勢はとて
も好感が持てます。お疲れ
様でした。
- 332 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題: 今やっている仕事は何につながる仕事なのか
勤務時間:9:00~17:00
考えながらできるようにする
実
習
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
・研修備品の宅配の電話をして
とても前向きに仕事を探
お客様コードの番号を打ち
ました
し、主体的に動いてくれて
非常にありがたいです。す
・シュレッダーは、失敗した
べての仕事は最終的にお
⑤シュレッダーの仕方
用紙や、いらない用紙を機
客様につながります。現状
⑥労働基準監督署へ同行
⑦ハローワークへ同行
械に入れると、用紙が細か
くなるので捨てる時に安心
のやり方がベストではな
いと思います。どうしたら
です
顧客のメリットになるか、
8/23
①朝の掃除
(金)
②本のスキャン
③研修備品の宅配電話
④アンケート集計の作成
・労働基準監督署で労働協定
早く正確にできるか考え
届の手続きに同行した時労
て行動してみてください。
協定届には時間外労働と休
日労働を学んだ
設定課題:早く正確に仕事ができるようにする
実
習
内
容
①朝の掃除・買い物
8/26
(月)
②宛名シールの作成
③送付状と郵便物の作成
④テプラ作り
⑤お客様へお茶出し
⑥アンケート集計の作成
実習生の特記事項
指導者のコメント
・宛名シールの作成は住所・
先週からみるとだいぶん
社名をワードで打ち印刷し
ました
仕事に慣れてきたようで
・お客様にお茶を出す時は、
お客様から先に出し、お茶
8/27
(火)
習
内
容
①朝の掃除
②アンケート集計・作成
③社内の業務用ファイ ル
の整理
④ハローワークへ同行
す。仕事のスピードも早く
なってきました。
はテーブルの空いている場
所に静かに置く
設定課題:与えられた仕事を自分で考えながら仕上げる
実
勤務時間:9:00~17:00
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・アンケートの結果を元にグ
ラフを作成した
・今週のインターンシップで
は、何を学びたいかを考え
インターンシップ後半に
入り、久郷さんの目に見え
る変化を感じています。し
っかりと発言や質問が出
来ている事で、安心して仕
事を任せることができま
ながら仕事を行う
す。本日(28日)に出した
課題、頑張って達成しまし
ょう。
- 333 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:与えられた仕事を丁寧に素早くこなす
実
習
内
容
①朝の掃除・お茶を出す
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・現金出納帳の作成は、領収
一言に事務といっても業
8/28
②宅配便の片付け
書を見て金額を打ち、印刷
務は多岐に渡ります。たく
(水)
③現金出納帳の作成
④のりの補充
した後、残高過不足に金額
を記入し、現金日計表のフ
さんの知識も必要です。一
部しか体験させてあげら
⑤社内業務用ファイル 名
ァイルに閉じた
れなくて残念ですが、働く
と書類の確認
・現金出納帳を記入した後は
という事を少しでも感じ
⑥出勤簿の作成
⑦テプラ作り
必ず最後に金額と日付をも
う一度確認する
てもらえたら嬉しいです。
社会に出る準備の時期で
・金額を記入する時は、しっ
あることを実感して、足り
かりお金の枚数を数えて、
ないものは成長させてい
確認してから記入する
きましょう。目を見て話せ
⑧理想経営のキャッチ フ
レーズを考える
るようになってきました。
設定課題:どんな意味があるのか考えながら作業をする
実
習
内
容
8/29
①朝の掃除
②備品の整理
(木)
③ビジネスマナーの勉強
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・マーカーの本数や書き具合
の確認をして、お客様に対
自身でテーマを決めて学
び、文章でまとめられまし
していつも不備のないよう
準備をしておく
・ビジネスマナーの本をワー
ドにまとめ印刷した。どん
な場面でもマナーが活かせ
た。
自分から進んで行動を起
こすことができるように
なりました。
るように頑張りたい
設定課題:社内の人とコミュニケーションをたくさん取り
自分の仕事に責任をもってやる
実
8/30
(金)
習
内
容
①朝の掃除・お茶を出す
②ミーティング
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・今日は最後の日なので、心
を込めてみなさんにお茶を
出しました
2週間おつかれさまでし
た。最後の方は笑顔で過ご
すことが増えて嬉しく思
っています。この経験に自
信を持ってこれからに活
かして下さいね。
・ミーティングに参加をしま
し、理想経営のキャッチフ
レーズを皆で考えました。
私もこの2日間考えていた
ので、理想経営の一員にな
れたようで嬉しかったです
。人事の話、経理の話や仕
事の進め方の話も、その時
にいろいろ聞くことが出来
て、たくさん学ぶことがあ
りました。
- 334 -
「和わゆ」素敵な言葉です
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
インターンシップ就業体験発表会
本学では、事後研修として大学祭の期間中、『Ⅱ研修生の「研修レポート」と「研修日報」』
を Web 形式で展示発表しています。また、学内発表会では代表者の選抜も兼ねて PowerPoint を
使用した口頭発表会を行っています。学外発表会では、県内の大学が合同で行うインターンシッ
プ就業体験発表会に参加し、本学から代表者1名が発表を行っています。以下にその概要を掲載
いたします。
1. 学内インターンシップ就業体験発表会
平成25年10月19日(土)と20日(日)に行われた大学祭で、インターンシップに参加
した全学生は、『Ⅱ研修生の「研修レポート」と「研修日報」』を Web 形式で展示発表を行いま
した。
平成25年11月22日(金)に第8回経営情報学科インターンシップ学内発表会を実施しま
した。事前に提出された発表用資料を基に、学科教員によって行われた厳正な審査結果から選考
された以下の7名の発表者が、10分以内で、就業体験で得た良さや苦労話、そして将来への抱
負をプレゼンテーション致しました。聴講した学生達の多くは、様々な職業観を知ることができ、
今後の進路選択に役立てていました。
①笹岡志桜里:富山大学付属図書館
②犬嶋 愛海:㈱JTB中部富山支店
③岩田
唯:㈱キャナルサイドララシャンス ④中村 麻友:オーアイ工業㈱
⑤原 ひかり:射水ケーブルネットワーク㈱
⑥藤井 美咲:㈱ボン・リブラン
⑦土山 大暉:中国・大連YKKジッパー社
2.学外インターンシップ就業体験発表会
平成25年12月3日(火)、冨山高等専門学校射水キャンパスにて県内合同インターンシップ
就業体験発表会が実施されました。この発表会は、富山国際大学、北陸職業能力開発大学校、富
山短期大学、富山工業高等専門学校、高岡法科大学、富山大学、富山県立大学の各校よりインタ
ーンシップを体験した代表学生1名がどのような研修であったか、どのように有益であったのか
等を発表し、学生間、企業間、学校間で情報交換の場として活用するために実施されました。本
学を代表して、オーアイ工業㈱で就業体験を行った中村 麻友さんが発表を行い、高い評価を頂
きました。
また、富山財務事務所の所長阿部修二氏による特別講演も行われました。これらの発表会と講
演会にインターンシップに参加した本学学生が全員参加し、インターンシップ科目の総括を行い
ました。これらの総括の一部として、「Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会に参加して」に学
生達の意見や特別講演会の感想などを記述致しました。また後輩達へのメッセージとして、イン
ターンシップを経験した学生より、その良さや効果、さらに苦労話や取り組み姿勢などについて
も併せて記述致しました。
- 335 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M001
青木 瑠那
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
どんな仕事をするにしてもコミュニケーションをとり、互いに意思疎通をし、共通の理解をすると
いうことが一番大事であるのだと思いました。仕事が始まるときに挨拶をすることで、仕事を心地よ
くスタートさせることができ、仕事への不安がなくなります。作業中にコミュニケーションをとるこ
とは、互いの情報交換となり、モチベーションが上がります。挨拶次第で、仕事場の雰囲気や能率が
変わることから、ホウレンソウを行うことや、互いに意思疎通、共通の目的を持って仕事をすること
が大事です。
全体を通して、どんなトラブルが発生しても臨機応変に柔軟な対応ができること、その仕事への幅
広い知識、自分に与えられた仕事に対しての責任感、スピーディーな行動、当たり前のことができる
かどうか、チームワーク、が大事であると思いました。ほかの大学生の発表を聞いたことで、仕事を
するにあたってのスキルの向上をさせることや、職業観が高まりました。
いかにホウレンソウを行うか
<特別講演会>
「明日の日本を考える~我が国の~お財布事情」と題して、富山財務事務所の阿部さんが講演をさ
れました。財政の現状として政府は、長引く円高・デフレ不況から脱却し、雇用や所得の拡大を目指
しています。1 月に安倍内閣では、大胆な金融政策(政府・日銀の共同声明、物価の安定、量的・質
的金融緩和)機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略(思い切った投資減税で法人負担を軽
減)の三本の矢とすることを決めました。財政状況の推移を見ると、日本においては高齢化により、
政府の社会保障支出が増加する一方で、社会保障以外の支出は OECD 諸国中最低の水準まで減少して
います。そこから、社会保障にお金がとられているということが分かります。社会保障支出と国民負
担率の関係については、一般的に、社会保障支出が大きい国では国民負担率が高くなるという相関関
係がみられます。OECD 諸国と比較してみると、我が国の社会保障支出は中程度である一方で、国民
負担率は低水準です。
これから社会にでる私たちは自分の身の丈にあった買い物をする、収入と支出のバランスを考えな
ければならないと言っておられました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加することは自分にとって財産となります。インターンシップに参加すると、
ほかの学校の学生と交流があるので、自分と違った考えに気づくことができます。さらに、働くとい
うことを考えるきっかけとなり、働く上での責任の重さを実感できたり、自分の将来の目標を考える
ことができます。しかし、自分が考えている職業とは違う企業でインターンシップをしても意味があ
りません。ただ参加するだけだはなく、自分のやりたいこと、将来どんな職業に就きたいかなど目的
を持って取り組んでください。
インターンシップに参加することで、職業観が高まると思います。是非参加してください。
- 336 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M002
池田はるか
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ就業体験発表会に参加して、私が1番印象に残っている発表はチューリップテレ
ビに行かれた奥田さんのものです。テレビ業界は秒単位でのスケジュールが決まっているけど撮影が
スムーズに進むとは限らないというとても緊張感のある中での仕事であることを知りました。スケジ
ュール通りに仕事をこなすことも難しいですが、1番大変なことは状況に応じて臨機応変に対応する
ことだと感じました。また、インタビューを受ける人に対して、どういった質問をするのか、その分
野の知識を身につけておくなど、仕事をする前の事前準備が大切なことも学びました。ミスをすれば
周りに迷惑がかかるので、常に責任感を持ち、スピーディな行動を心がけることも大切だと学びまし
た。このことは、テレビ業界ではもちろんですが、どの業種でもどの職種でも大切なことだと思いま
す。私は実際に体験してはいませんが、奥田さんの発表を聞いたことで、社会人としての仕事への姿
勢を学ぶことができました。私が印象に残っていることに北日本新聞社に行かれた狩野さんの「3D
を控える」という言葉があります。
「3D」とは「だって・でも・できません」のことで、学生時代か
らこの言葉を控えることが、社会人になる前の準備として意識すべきことだそうです。他にもたくさ
んの方々の発表の中で吸収できたことはたくさんあります。私は来年から本格的に就職活動が始まり
ますが、今からでも実践できる事前準備はあるので、これからの学生生活で意識していきたいと思い
ます。発表会に参加したことでたくさんのことを吸収できました。とてもいい経験が出来ました。
<特別講演会>
現在の財政の状況や、アベノミクスの3本の矢など、金融に関するさまざまな知識が身につきまし
た。少子高齢化と財政の関係は言われてみれば納得することで、財政の健全化のために政府が行う対
策も学ぶことができました。景気1つ良くするためにも、それに伴って変化する様々な事象を先読み
しなければならないなど、とても大変なことだと思いました。それと同時に現在政府はそれほど難し
いことをしているのだと思いました。1 年後に社会の一員になる自分にとって、知っておかなければ
いけないことだと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは、自分の興味のある業界での体験ができることはもちもん、どの業界において
も社会人として大切なことを必ず学ぶことができる絶好のチャンスだと思います。いずれは誰もが就
職の道を通るので、チャンスがあるなら絶対に参加すべきだと思います。また、自分が実際に体験し
て吸収できることはもちろん、他の人の体験記を聞くことで新しく学べることや気づくことがたくさ
んあります。このような事後学習をすることで、身につき度合いが格段にあがると私は思います。私
は今回インターンシップに参加して本当によかったと思います。今後参加される方は自分から積極的
に参加してたくさんのことを吸収してほしいです。
- 337 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M003
石川
恵美
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
発表者全員が聞き手に伝えるために身振り手振りをしていた。説明を行う際、そのようなことを取
り入れて話すということは、良いと思いました。発表者は、どのように話したら、聞き手に上手く伝
えることができるのかということを考えて発表を行っていたので、聞きやすかったし、理解が深まっ
た。インターンシップに参加した後の気づきの部分が一人ひとり違った。学生生活や就職にどう生か
したいかなど、まとめて発表されていて、わかりやすかったと思います。自分が作成したパワーポイ
ントとは違い、見やすく、アニメーションが工夫されていた。自分が参加した企業以外のところでの
体験発表を聞くことができ、良かったと思います。講演会に参加して、様々なことを知ることができ
た。聞き手に上手く伝わるように発表するには、様々な工夫をすることが大切だと思いました。今後、
発表する機会があれば、就業体験発表会で学んだことを参考にしたいと思いました。
<特別講演会>
富山は災害が少ない国とおっしゃっていて、他の県と比べて、確かに災害が少ない県だと思いまし
た。日本はほかの国に比べて少子高齢化が進展しているので、社会保障給付費が大きく伸びていて、
社会保険料収入は横ばいで推移している。この負担は、主に国や地方の税負担で賄われているので、
日本は少子高齢化対策をさらに行う必要があると思いました。国債が増えているので、先行きがとて
も不安です。自分たちは解決策をしっかり、考えていかなければならないと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加するまでは、何なのだろうと思っていました。インターンシップは、就業
体験であるため、社会に出たときに参加することによって何かを得るだろうと思い、参加しました。
参加すると、学生生活では学ぶことが出来ない、社会の常識や規律、マナーなど学ぶことが出来た。
実際に就業体験をすることで、働くとは、どういうものか少しわかったような気がします。働くとは、
学生生活とは違い、難しい、大変だと思いました。働くとは、遅刻厳禁、
限られた時間の中で多くのことに取り組まなければならない、目上の人への接し方、コミュニケー
ション能力が大切だと思いました。今回インターンシップに参加して、多くのことを学ぶことが出来
たので、参加してよかったと思いました。インターンシップは、必ず参加するべきだと思いました。
インターンシップに参加しないと学べないことがたくさんあるということを知ることが出来ました。
- 338 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M004
石川
栞
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
どの企業のどのような職業についてたくさんの知識が必要で、それらに加えていろいろなことが必
要になってくるのだなと思いました。特にコミュニケーション能力はどの企業においても大切なこと
だといずれの発表者の内容を聞いていても思いました。例えば、挨拶ひとつをとっても、挨拶をする
企業としない企業では社員の方々のモチベーションも違ってきたり、挨拶をすることによって職場内
での人間関係的にも良くなり、仕事もしやすくなり、上司の方もその職場全体をまとめやすくなると
思いました。また、お客様のために臨機応変に対応したり、質問にしっかり答えられたりなど、自分
が企業の一員だという自覚をもって仕事に臨むことも大切なのだと発表を聞き感じました。
さらには、当たり前のことができる、常識を知っている、自分を客観的に分析できる、3D 言葉(だ
って、でも、できません)は使わないなど、これからの就職活動に役立てられる数多くの知見が得ら
れてとても有意義な発表会となりました。今後の就職活動では、このインターンシップ就業体験発表
会で学んだこと、得られた知見を十二分に生かして、目標とする企業に入れるよ努力をしていきたい
です。また、学生生活は人生においてかけがえのないものだというお話もあり、今やるべきことをし
っかりとやり、併せて十分に学生生活を楽しんでいきたいと思いました。
<特別講演会>
この講演では、私があまり知識を持ち合わせていない財政のことだったため理解するのが難しい点
も複数ありましたが、今後社会人として納税をしたり、また社会保障を受ける立場になることからと
てもためになる講演となりました。平成 26 年 4 月から消費税率が 8%に引き上げられますが、その増
収分を社会保障の充実・安定、そしてデフレ脱却と経済再生に向けた取り組みが始まっていくとのこ
とでしたので、それまでにきちんと日本の財政状況と財政問題についてしっかり理解したいと思いま
した。また、地方から支えていかないといけないとも言われていたので、私たちの世代がもっと政治
に興味を持って知っていく必要があると切に感じました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップでは、興味を持っている仕事について実体験を通して深く知ることができるため
職業選択にとても役立つと思います。私は自分がまだ何をしたいのか明確に定まっていませんでした
が、インターンシップに参加して少しずつ働くということがどのようなことなのか、仕事の意義や仕
事に対する見方がわかってきました。また、仕事の大変さも実感できることから、それに備えての大
学生活中の勉強や準備等も含めて将来のためにも役立つと思います。私が体験した事例では、仕事の
内容だけでなく、いろいろな講義で接客とはどのようなことなのか、気持ち、大切なことなど、どの
仕事でも必要になってくると思うことを丁寧に教えてくださいました。仕事を知るためではなく、仕
事に対する心構えも知ることができたため、とてもよい経験になったと思います。
- 339 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M005
石倉 美彩
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
他大学の学生のインターンシップ就業体験を聞き、挨拶とコミュニケーションが大事と言っておら
れる方が何名かいました。コミュニケーションの最も簡単な取り方が“挨拶”なのだと思いました。
どこの企業で行っても、まずは挨拶ということから、挨拶から始まるのではないかと思いました。今
のうちから挨拶をできるようになっておかなければならないと感じました。仕事には責任があり、そ
れがやりがい・楽しさに繋がるのだと分かりました。ミスをすると、学生は個人の問題ですが、仕事
は会社全体に迷惑をかけてしまうことになるので、責任感が必要であると思いました。
私が、気がつかなかったことや、経験をしておられ、自分の考えがプラスになりました。挨拶は就
職活動に活かせるので活かしていきたいと思いました。
<特別講演会>
日本の財政の現状は悪く、歳入の半分近くが公債金であることを知りました。税収が減少している
のに、歳出は増加していました。公債金が約 750 兆円あると聞き、どれだけあるのか見当できません
でした。
少子高齢化と社会保障は関係しており、高齢化が進むにつれ社会保障にかかるお金が増加していき
ます。その一方で、社会保障収入は横ばいで、差額が膨らんでいることが分かりました。少子化であ
ると、社会保障の収入が増えることはないので、社会保障の収入を得る方法を考えていく必要がある
と思いました。財政のことはそんなに詳しくありませんが、無駄を削減し、立て直していってほしい
です。
来年消費税の引き上げがあります。消費税が引き上げられるのは嫌ですが、今の日本の経済状況を
考えると仕方のないことだと思いました。財政を見直し、これを機に日本の経済が変わると良いなと
思いました。成長戦略の「三本の矢」で、円高、デフレ不況から脱却し、景気が良くなるといいなと
思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
ビジネス関係の授業で習ったことを活かせる良い機会だと思います。自分の知らなかったことをた
くさん学ぶことができました。実際に仕事の作業を行うと、今まで見ることのできない仕事を見るこ
とができ、イメージが変わりました。自分に何が足りないのかが目に見え、専門性や知識力を高める
きっかけにもなると思います。社会に出る前にこのような経験ができることは、就職活動の視野も広
がると思います。インターンシップで得られることは山のようにあり、自分次第でどれだけ得られる
か変わってくると思います。積極的に行うと良いと思いました。
- 340 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M006
泉崎
友香
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
どの発表者の内容を聞いても、
「コミュニケーション」と「挨拶」が大切だと言っておられ、それら
がきちんとできることによって、社内における協調性が高まり、仕事がスムーズに進むことがよく理
解できました。併せて、お客様と直接関わっていく仕事では、しっかりとした幅広い知識を身につけ
ておくこともとても大切だと感じられました。
コミュニケーションを取ることによって、仕事仲間との人間関係も良いものが築け、仕事も効率よ
くできますが、逆にコミュニケーションを取らずにいると、良い人間関係を築けず、仕事もきちんと
できなくなってしまうことを研修中の事例として聞き、コミュニケーション能力をしっかりと身につ
けたいと思います。また「だって・でも・できません」の 3D 言葉はこれから社会に出る上では、使
ってはいけないと認識できました。今後はそれらの言葉を使わないように気をつけて生活をしたいと
思います。
<特別講演会>
この講演は、自分があまり知らない財政についての講演だったのでとてもためになりました。ただ
し、もともと知識を十分に持っていなかったため講演の内容を理解することが大変でしたが、その講
演を聞くことによって財政問題について興味を持つきっかけになりました。
来年からの消費税率が引き上げられ、私たちの生活に直接的な影響があるにも関わらず、それらに
ついて自ら勉強をすることもなく今まできたことを省みて、財政問題に加え、その他の経済や政治の
ニュース等についても自分から調べ知識として身に付けていくようにしなければいけないと感じまし
た。そして、しっかりとした知識を身に付けた後私たちのような若い世代から経済を良くしていける
よう成長し、また経済を良くできるように取り組んでいきたいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私が就業体験させていただいた小売店のインターンシップ先は、期間が10日間で他のインターン
シップ先より少し長い期間でした。しかし、その分働く上で大切なことや、コミュニケーションの取
り方、常に何を心掛けるべきか等、たくさんのことが学べ有意義でした。そこで得られた知見は、接
客業はお客様のことを一番に考えて仕事をすることが大切ということです。研修先では、お客様のこ
とを考えていつも笑顔でいることを心掛けているとおっしゃっていました。売り場面積が広く、また
大きい荷物を運んだりすることも多く、1 つ 1 つが大変で、体力的に大変ですが、そのような表情を
お客様が見るとどのような気持ちになるのかを考えれば、笑顔でいることが大切なのだと自然に理解
できました。また、自分が理解しているつもりでも、きちんと理解できていないところが多くて、そ
のようなことを知ることもできたことも研修を行ってよかったと思います。
さらに、将来どのような仕事をしたいのか、どのような仕事が向いているのかがわからない状態で
インターンシップをしましたが、研修をきっかけに自分がしたい仕事について考えるようにもなった
ことも研修に参加して良かったと感じられたことです。
- 341 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M009
岩崎
靖子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
高等専門学校で行われたインターンシップ就業体験発表会は、発表者 7 人ともインターンシップ前
に目的・テーマを明確にし、研修に対する姿勢はもちろん、さらに研修で得たものを掘り下げて分析
し、自分は今後何をすべきなのか、何を改善すべきなのかに繋げていました。
また、発表を聞いていて自分のインターンシップを思い出し、共感する部分や自分が気付かなかっ
たことなどがわかりました。
「責任感=やりがい・楽しさ」だとか、
「当たり前のことができるかどう
か」だとか、自分にとってたくさん得るものがありました。自分が就職したい分野の職業にインター
ンシップをした人は、イメージと違ったところはなかったのかなと少し気になったりもしました。
先日、就活が解禁され、早速12月8日に企業説明会が開かれます。この発表会で得たことを今の
就活に活かし、自分の第一希望とする企業の内定を目指して頑張りたいです。
<特別講演会>
富山財務事務所の阿部修二さんの話は自分の将来について深く考えさせられました。受講している
金融論にも講師として講演していただき、その時の内容と重複していた部分がありましたが、改めて
聴講したことで問題の整理をすることができました。また、豊富な資料を提示していただき、とても
分かりやすいと感じました。
特に、アベノミクスから始まり外国と比較した日本の悪化し続ける GDP の現状の話は改めて将来
の不安を感じました。次に日本の将来の人口グラフを見て、二つのベビーブームで生まれた大人たち
を支えるのは私たちの世代なので意欲的に働きたいと思いました。働く女性の増加、晩婚化、4組に
1組が離婚していると聞くので、法律・サービスを改善して少子化を食い止めて欲しいです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
最初は不安でいきたくないな、と思いましたが、インターンシップを終えた後で就活への意識の高
まりと自分自身の成長を実感できました。自分の足りないもの、残りの学生生活ですべきことを見つ
けられます。短期大学は入学して就活が始まるまで約8ヶ月しかありません。その間の2ヶ月もある
夏休みに約10日間、インターンシップに参加するか参加しないかは、その後の就職活動も含めた就
業意識に大きな影響を与えると思います。
また、コミュニケーションが苦手な人は是非、参加してみてください。研修先によっては様々な方
と(強制に近い感じで)話すことができるため、とても勉強になると思います。
- 342 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M010
内山加絵
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
就業体験発表会に参加して、責任感やコミュニケーション能力、お客様やその仕事に対して臨機応
変に対応するために、幅広い知識を身に付けることが大切だということを改めて実感しました。知識
を身に付けるとともに常識も知ることで、相手からの信頼感も得ることができるといことが分かりま
した。
学生のときと比べて社会人は、責任の重さが大きく異なり、自分の行った行動が会社の損益に繋が
ることも多々あるので、半端な気持ちで仕事をしてはいけないと思いました。
社会人に求められることは、
「当たり前のことができるかどうか」ということです。これは簡単そう
に思えるけれど実はとても難しいことだと思います。あいさつのように人として当たり前のことはも
ちろん、ホウレンソウのように仕事をする上で当たり前のことをきちんとできる人になりたいと思い
ました。そして、3D 言葉と言われる「だって、でも、できません」を使って諦めるのではなく、任
された仕事は最後まで責任をもってやり遂げられる人になりたいと思いました。
<特別講演会>
第二次安倍内閣の経済政策である3本の矢について、詳しく知ることができました。
平成25年度の一般会計予算では、税収が公債金を上回っており、良い方向に進んでいると思いま
した。
公債残高の累計が約 750 兆円もあることを知らなかったので、驚きました。特別公債残高が平成 10
年度ごろから急激に上がっている理由はなんなのかなと思いました。
少子高齢化については、問題が深刻化していると思います。年々、日本人の平均寿命が伸びていま
す。長生きすることは良いことで、うれしいことだと思うけれど、それによって若者の負担が大きく
のなるのは苦しいです。社会保障給付金と社会保険料収入の差額が拡大傾向にあるので、大きく差が
開くのは時間の問題だと思いました。
平均寿命が伸びているということは、健康な人が増えたということ、医療技術が発達したというこ
とを表していると思います。そしてそれはとても喜ばしいことだと思います。しかし、高齢化と同時
に少子化も進んでおり、人口ピラミッドの形が短期間で大きく変わっていたり、財政にも大きな影響
を与えていたりするので、個人的には複雑な気持ちです。
消費税率の引上げについては、それによって私たちの生活に直接大きな影響を与えると思うけれど、
経済状況を好転させるためには引き上げざるを得ないのかなと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私はインターンシップに参加して、社会人として働くことの大切さを学ぶことができました。労働
時間が長く、大変なこともたくさんあったけれど、アルバイトではなく社会人として周りの人たちと
協力しながら仕事をすることで得られたものがありました。
社会人としてのマナーが身に付き、就職活動の参考にもなるので、とても貴重な体験ができたと思
います。
- 343 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M011
梅原千春
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回のインターンシップ就業体験発表会は、就業体験での発見や学びを、発表していただいた7人
の視点から確認することができました。また、7人が体験した企業の業務内容などを知ることで、職
種の勉強にもなりました。
特に、チューリップテレビに就業体験に行った富山国際大学の奥田さんと北日本新聞社へ行った高
岡法科大学の狩野さんの話が興味深かったです。情報を扱い、それをまとめ、私たちに伝達するメデ
ィアの仕事ですが、情報は私たちの日常生活にあふれていますが、それがどのように発信されてくる
か、どのような人たちが情報を扱っているのかは知りませんでした。今回、2 人の発表を聞き、これ
らのこと、また情報を扱う際に、心掛ける事、大切なことを学ぶことができました。
7人の発表と自分の体験を照らし合わせると、社会人、また企業に必要とされているものはどこも
変わらないと感じました。今、企業が求めているのはコミュニケーション能力のある人材であり、そ
れに加え、責任感や対応力が求められているのだと思いました。発表の中で、狩野さんが北日本新聞
社で教えられた 3D 言葉(
「だって」、
「でも」、
「できない」
)を使わないというのは今まで聞かなかっ
た言葉なので面白かったです。
皆さんの発表を見て、パワーポイントの見やすさは発表を聞く際にとても重要だと感じました。富
山短期大学代表の中村さんのパワーポイントは 7 人の中で 1 番見やすく、素晴らしいものでした。
<特別講演会>
日本の財政の現状や少子高齢化と社会保障など、現在の日本が抱える問題を、グラフを交え、わか
りやすく解説していただき、自分がいかに日本の現状を知らないか思い知りました。まだ理解が及ば
ないところもあるので、今後はニュースや新聞に目を通し、財政状況に目を向けていきたいと思いま
す。
講演中、一部生徒が友人同士で会話をしていたため、会場がうるさく、話が聞こえない場面があり
ました。講演をしていただいた阿部さんにも、講演を聞いているほかの生徒に迷惑をかけてしまいと
ても残念でした。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加することは、就職前に、社会人に必要な能力や心構えを学ぶことができる
よい機会だと思います。インターンシップには他大学からも研修生が来るので、就職意識や考え方を
比べ、自分がどのレベルにいるかも実感できます。また、自分の希望する業種が実際にどのような業
務をしているか、自分の目で確かめることもできます。自分に合った業種を考え、社会人として必要
な能力を知り、就職活動に活かすことで、即戦力になれると思います。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M013
岡﨑
明日花
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
発表をしている学生のほとんどの動機が自分の夢というものにしっかり基づいていて自分もしっ
かり将来を見なければいけないと思いました。また、同じプレゼンテーションでも人によって全然違
うなと思いました。スライドに細かく記載する人やスライドはキーワードだけといったような人もお
り、プレゼンテーションは視覚・聴覚をうまく使わなければならないなと気づくことができました。
発表を聞いている中で気になる言葉がありました。
「アナログ人間」です。しっかりと5感を使って
情報収集を行う人のことを言うそうです。すぐにインターネットなどのメディアに頼ってしまう私に
は何か響くキーワードでした。狩野さんの話を聞いていると、自分もアナログ人間にならなければい
けないなと思いました。
また、私は研修先ではインターン生が一人という状況だったのですが渕上さんはグループワークを
しておられてそこでの発見もあったみたいなので自分のインターン条件もしっかり考慮して選べばよ
かったのかなと思いました。
<特別講演会>
自分の財政の知識のなさに落ち込みました。ただひたすらに国債が増えていくばかりで、今の財政
を動かしている大人たちも私たちに期待をよせているような気がして正直不安でいっぱいです。でも
質疑応答のときに先生方が「今のこの子たちはどのようにお金を貯めていけばいいか」などと心配し
てくださっているのを聞いて安心しました。私たち若い世代だけでなく、国民全員の問題であるとい
う認識を再びもつことができました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップって何だろう、どんなものだろうと思う人がほとんどだと思います。一言で言っ
てしまえば「職業体験」で終わるのですが参加の意義などをしっかり考えた上での参加をおすすめし
たいです。私は将来の夢とか得に決まってなくて興味本位でのインターンシップでした。ですが、し
っかりテーマをもって 1 日 1 日自分に課題を課して取り組んでみるととても充実した時間を過ごすこ
とができました。手を抜こうと思えばもしかしたらどれだけでも抜けるのかもしれません。ですがせ
っかくのチャンスなので自分の将来を見ながら真剣にインターンシップに参加してみてほしいです。
無駄では絶対ないと思います。社会に出ていく私たちの背中を押してくれる方を目で見られるせっか
くのチャンスでもあると思います。みなさん有意義な時間を過ごしてくれることを期待します。
- 345 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M014
折江
奈月
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
皆さんの発表を聴いて初めて知った企業もあり、改めて多くの企業がインターンシップ受け入れ先
となってくださったのだと思いました。企業がどのような仕事を行っているのかはもちろん、その仕
事で大変なこと、辛いこと、気をつけなければならないことなど、体験していない者にもわかるよう
な内容でした。研修を通して生じた疑問に対して自分なりの答えを出していた発表者もおり、ただ何
かを学んだと言うだけでは足りないのだと感じました。
学び、自分で考え出す過程が重要なのであり、
学ぶだけで満足していては自分の成長に繋がらないのだと気づかされました。私は全員の発表を聴き、
どの学校よりも富山短期大学の代表者の発表は優れていると感じました。発表者の中村さんは発表す
る際にパソコンの前ではなくスクリーンの前に立ち、原稿を読まずに発表しました。学外という緊張
した場でも内容を忘れずに発表するプレゼンテーション能力の高さを感じました。今回皆さんの発表
を聴くことで、自分では考えもしないような反省や気づきを知りました。自分の体験だけではなく、
他人が体験で得たことも吸収することで、今後の就職活動や仕事を行う際に活かしたいと思います。
<特別講演会>
金融論で富山財務局の方から学んだことも含まれている内容でした。
「アベノミクスについては大学
生なら知っていて当然、経営情報学科を出た者なら尚更」と先生方はよくおっしゃっているので、金
融論を勉強している時に調べました。今までは曖昧に把握していた『大胆な金融政策・機動的な財政
政策・民間投資を喚起する成長戦略』という 3 本の矢の概要を知りました。講演会でも 3 本の矢の話
があり、実際にどのようなことを行っているのかを学びました。実際の数値データや他国との比較図
を見ることで、日本の現状を知ることが出来ました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップを参加する前はしてもしなくてもあまり差はないだろうという認識でした。しか
し参加後の気持ちは全く違います。私は社会人としてのマナーや知識が不足していると感じていたの
で参加しました。私は結婚式場という特殊な現場で働かせていただきました。毎日変わる仕事内容の
中ではお客様を不快にさせないような言動、心配りに気をつけました。社員の方の臨機応変な対応を
見ることで、トラブルが起きた際どのような行動をすればいいのかを学びました。 個人個人が常に効
率的な仕事方法を考え、実行することで組織全体の活動がスムーズになる。自分以外はお客様、同僚
もお客様と考えることで誰にでも優しく接することが出来る。仕事をする上で大切なことを多く学ば
せていただきました。辛いこともありますが、お客様から「ありがとう」と笑顔で言われた時にその
分嬉しさが大きいです。当初の目的であった社会人としてのマナーや知識はもちろん、失敗が許され
ない仕事だからこそ成功した時の満足感が大きいということも学ばせていただきました。仕事は自分
から動かなければならないと得られません。積極性と責任感を高め、自分の可能性を広げるために多
くの人に参加してもらいたいです。
- 346 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M015
勝浦
莉沙子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
学内で行われた就業体験発表会より、専門的な仕事を行う企業にインターンシップへ行った方の体
験発表が多く、企業には色々な職種があり、専門的な知識がないと体験できない企業が多くあるのだ
と感じました。発表者の方の話を聞いて、働くためには何が大切なのか、今自分がやるべきことは何
なのか改めて考えることができ、とても参考になりました。
就職活動が始まる中、まだ自分が何をしたいのか分からず悩んでいましたが、自分が悩んでいる中、
他の人はコツコツ企業をエントリーし準備をしていて、真剣に自分と向き合い企業を選ばなければな
らないと焦りを感じることができ、このタイミングに自分について考えられてよかったです。どこの
企業の就業体験を聞いても、状況に応じて、臨機応変に対応、責任感を持つ、あいさつが人間関係を
作るなど、当たり前のことが一番大切な事だと実感しました。日常少し気を付ければ身に付くことな
どがたくさんあり、社会人に大切な事というよりは人間として当たり前のマナー、常識がどれだかな
っているかが社会人にとって一番大切なのかと思いました。そして、学生の期間はもう残り少なくな
ってきているので、今しかできないことにも力をいれ学生時代を有意義に過ごすことも大切なことだ
と感じました。有意義に過ごすとは、遊ぶことも必要だけれど、社会人になった時に恥をかかないよ
うに、たくさんの知識、社会の動きについてしっかり学び、自分で考えて恥ずかしくない社会人にな
ろうと思いました。
<特別講演会>
今、世の中にはどんなことが起こっているのか、これからどうなっていくのか、改めて考えるきっ
かけになりました。日本の未来を作るのは、若者であり、自分たちがよりよく生きていくためには、
日本の政治についてしっかり理解を深め、考えることが大切です。今の日本が抱えている問題である
少子高齢化や社会保障など、目を背けられない問題が日本にはたくさんあります。一日一日、今日本
ではなにが起こっているのか、日本がどうなっていくのかなどの情報を自分自身にインプットして、
考える。そんなひとつひとつの知識が自分のためになると感じました。正しい知識をつけ、考える力
を養う努力をしたいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは大変だけれど、その職業の表の部分だけでなく、裏の部分まで身をもって体験
できるため、職業感も高まり就職活動にとても役立ちます。インターンシップを通して、仕事につい
ての理解を深めるとともに、今の自分に足りないもの、社会人にとって何が大切なのかなど、授業を
聞いているだけではなかなか気づくことはできないことを身をもって感じることができる良い機会と
なります。お金を稼ぐことは簡単なことではなく色々な努力が必要であり、ひとりの自分勝手な行動
で会社に迷惑をかけてしまいます。インターンシップに参加することで、自分の行動に責任を持つこ
との大切さを感じました。求められている社会人と今の自分の違いを知り、これからどうするべきか
を考えられる一番のきっかけになるので、絶対に無駄ではありません。
- 347 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M016
加藤 安悠奈
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップの就業体験を聞いて、挨拶はとても大切なことだということが分かりました。挨
拶をすることで、コミュニケーションが取れ会社のチームワークが良くなります。また、学生のうち
に社会人としてのマナーを学ぶ必要があり、社会人になる前に恥をかかないような勉強をしたいと思
いました。言葉遣いでは、だって・でも・できませんといった学生が良く使う言葉はすぐに直ること
ではないので、今から少しずつ控えるようにしたいと思います。学校だけで学ぶのではなく、社会人
からも得られる情報を得て、企業が求めている、コミュニケーション能力・熱意・協調性を身に付け
就職したいと思いました。
<特別講演会>
私が一番印象に残ったことは、少子高齢化についてです。65 歳以上の対総人口比を見て、日本・ド
イツ・フランス・イギリス・アメリカの 5 か国では、日本が一番 65 歳以上の老人人口が多いことが
明らかでした。若い人たちの出産率が下がり、医療の発展が著しい現代では将来もこの傾向は変わら
ないので、この問題の解決は大変難しい課題であると思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは経験した方が就職のためになると思います。社会にでる前に、実際に職場を体
験することにより、社会ではどのようなことが必要なのか実感することができます。自分に何が必要
なのかが分かれば、これからに繋がります。研修では、大変なことの方が多いかもしれませんが、得
られることはたくさんあり、とても役立つことばかりだと思います。働く上で必要な、報告・連絡・
相談の 3 つの大切さもよく分かると思います。また、企業の方々に質問することも大切です。仕事を
体験することだけでなく実際に聞いてみることによって、自分の改善点が分かるので、ぜひ質問して
みて下さい。インターンシップは自分が働きたいと思うような業種のところで体験することが一番良
いと思いますが、どこの企業でも得られることはたくさんあります。後輩の皆さんもぜひインターン
シップを体験して就職活動に活かしてくだい。
- 348 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M017 川田
若奈
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回のインターンシップ就業体験発表会では、他の学校の生徒の発表もあり、勉強になりました。
どの大学生にも共通することとして、仕事へ対する漠然とした認識や不安があることが動機で就業体
験に参加したということがあげられると思いました。しかし、全ての発表者が研修を終えての感想と
して、意識や知識が大きく向上したと話されており、インターンシップが社会人になっていない私達
学生にとって、大変有益なものであったと思いました。
<特別講演会>
財務省北陸財務局の阿部修二さんによる講演では、私の金融に関する知識の乏しさを再認識させら
れました。財政赤字の原因が、ただ企業や市場での金銭の流通量が少ないということだけではなく、
その原因が少子高齢化や社会保険制度によるものであると知ることができました。また、人口ピラミ
ッドや給付金等の統計をグラフによって視覚的にとらえることができ、より明確に事の重大さを知る
ことができました。金銭は社会に生きていく上で身近なものであり、仕事をして給与を得ることで切
り離せないより密接な存在です。一年後には就職し、
働き手となっているはずの私にとっても同様で、
自分自身で適切な金銭の管理を出来るようにしておく必要があると思いました。そのため、今後は会
計学等の事業で得た知識を活かし、金融の学習も深めていきたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私から伝えたい事は、2 つあります。まず 1 つ目は、研修受け入れ先の情報を調べておくことです。
株式会社や法人によってその企業が社会における役割は大きく異なるそうです。私が今回研修させて
いただいた場所は公益財団法人であり、寄附金をもとに活動していました。ここでいう寄附金とは砺
波市民の税金の事であり、決められた事業やそのための補助費にしか遣ってはならないという制約が
ありました。職員の方々に伺ったところ伺った全ての方が働き手自身の欲求は抑え、常に観覧者に奉
仕する精神で働いているそうです。そのため、団体の経営は赤字気味であるにもかかわらず観覧者、
正確に言えばそれは砺波市民に、美しい花々を見せるためだけに日々全力を尽くして植物の管理に勤
めておられました。研修受け入れ先がどのような仕事をしているかによって一学生に過ぎない私達で
も、毎日繰り返される同じ作業が誰のためにあるのか自ら考え実践し学び、
「仕事」に一歩歩みよるこ
とができるはずです。2 つ目は、職員の方の名前を伺い、名前と顔を一致させることです。私は今回
の研修受け入れ先で男女役 20 人の方々に名前を伺い、覚えました。しかし、短期間では容易に覚え
られないものです。そこで私はメモ帳にお名前と簡易の似顔絵を描くことで、より早く覚えられるよ
うに工夫しました。この行いによって体験し、知り得た事は、相手の名前を憶えておくことでより円
滑な作業ができるということです。
また、インターネットや書籍などでインターンシップの定義、目的、企業や学生のメリット及びデ
メリット等は何か調べておくことで研修をするうえでの心構えややる気にも繋がります。
- 349 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M018
菊池
真梨乃
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
多くの大学生が企業の就業体験に参加し、その体験で得たものには多くの共通点があるのだと感じ
ました。
まず、一番多かったのは「コミュニケーション能力が必要」ということです。同じ職場の人やお客
様など、仕事を行う際には、
「相手」がいます。コミュニケーション能力はすぐに身につくものではな
いので、学生のうちにたくさんの人との関わりを持つことが必要であると感じました。また、コミュ
ニケーションを取るにはたくさんの「知識」が必要で知識がなければ話はひろがらないと思います。
新聞やニュース、社会人の常識として最低限の知識をもつこともコミュニケーション能力を高めるの
に大変重要だと改めて思いました。
次に多かったのが「臨機応変に対応する力」でした。このことについては私も就業体験で同じこと
を感じました。そのときに応じて自分で考え行動する力が自分には全く備わっていないことも実感し
ました。アルバイトなどでも同じような体験をしましたが、仕事をするうえで臨機応変に対応する力
はとても重要だと思いました。臨機応変に対応するには、たくさんの経験をつむ必要があり、そのた
めには、さまざまなことに挑戦し、自分で考えて行動する機会を増やしていくことが重要であると感
じました。
<特別講演会>
講義内容は日本の財政についてのお話でした。日本は少子高齢化がどんどん進んでいます。私たち
がおばあちゃんやおじいちゃんになるころには「年金」
がなくなるのではないかと不安になりました。
日本にはどうしてこれだけの借金があるのか私にはあまり理解できませんでした。今後はどれだけ
節約すれば、また何を節約すればあの莫大な借金がなくなるのか、借金はそもそもなくなるのか疑問
になりました。また、私たちが生まれるまえに大人たちが作った借金をなぜ私たちが返済していかな
ければいけないのかと思ってしまいました。税金の無駄遣いをしているのに消費税だけがあがり、国
の借金はどんどん増えていき、日本の政治家たちは何のために予算をきめ、議会を開いているのだろ
うと思いました。政治への要望として有意義なお金の使い方をもっと真剣に考えてほしいと思いまし
た。そして自分も日本の政治・経済についてもっと関心を持ってニュースなどみるべきだと感じまし
た。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップにはぜひ参加してください。企業を決める際、慎重に選ぶのがポイントです。研
修に行ってもアルバイトと変わらないような体験では、就業体験としての意味がないと思います。就
職をリアルに考えなければならない今、自分の興味の持てる企業、将来就職したいと考えている企業
など、意味のある有意義な就業体験にしてください。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M019
窪田萌花
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
7名の様々な発表を聞いて研修生がそれぞれ明確な目標をもって参加していることが分かりました。
また、インターンシップにおける収穫は研修先や仕事内容によって違いがあることが分かりました。
全体を通して臨機応変に対応することの重要さや責任感が強まったという学びが多かったと思いま
す。
<特別講演会>
経済に関する話は入り組んでいて理解することが難しかったが、経営情報学科の学生である以上無
関心では済まされないと思いました。また、日本は借金が多いので、私たちの世代が背負わなければ
ならないものは重いと感じました。
最後の質疑応答では、若者はどのようにお金を貯めればいいかというテーマで、とてもためになる
内容でした。全体的に就職に向けても重要な講演内容で良かったと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私はインターンシップに参加を決めたものの最初は不安であまり気が進みませんでした。しかし、
インターンシップを通して得られたものは多く、今では参加してよかったと感じています。
たとえば、一般の企業に勤めておられる方々と一緒に仕事をする体験をさせていただいたことで、
仕事とはどういうことなのかを身をもって学ぶことが出来ました。また、仕事をするためにはコミュ
ニケーションをとることが必要不可欠であり、人見知りだった自分の性格も少しは変えることが出来
たと思います。
確かにインターンシップは楽ではありませんが、以上のことを踏まえ、私はインターンシップに参
加することを勧めます。
- 351 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M020
黒崎
友恵
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
普段は聞くことができない他大学の学生の発表を聞いて、就職活動への意識を高めることができま
した。
各発表はどれも興味深く、発表の仕方や内容は各学校の特色が出ていてとても面白かったです。
普段はゼミ内でパワーポイントを中心とした発表を毎週行っていますが、同じ学校の学生同士の発表
では、発表方法がマンネリ化して面白みに欠けてしまいがちでした。しかし、他大学の代表の発表を
聞くことによって、新しい刺激になりました。インターンシップの内容だけではなく、パワーポイン
ト作成における良い点を学ぶことができました。
どの学校の発表も具体的で分かりやすかったのですが、本学の中村さんのパワーポイントは特に見
やすかったです。他校とは違い、日数順ではなく業務内容で転換していく流れがとても良かったと思
います。今まで製造の仕事について分かっていたつもりでしたが、本学の中村さんの発表を聞いて、
自分も今まで考えていなかった製造業の仕事にも興味がわき、就職活動における選択肢の幅を広げる
ことができたと思います。
今回の発表ではパワーポイントの効果的な作り方も学ぶことができ、とても有意義なものでした。
そして就職活動での視野を広げるチャンスになって本当に良かったです。
<特別講演会>
今回の特別講演は普段の金融論の講義と関連していて、今までの知識と照らし合わせながら聞くこ
とでとても勉強になりました。
国内の財政問題やその現状、少子高齢化などの社会的な問題と並行で、
今後の日本の課題を考えなければならないと思いました。消費税をはじめとする税制改革で国の借金
をどこまで返し財政を健全化させるか、それと同時に社会保障の充実など、かかげられる問題は山ほ
どあります。私たちはもうすぐ社会人の一員となり、この国の財政を税で払うことで担っていく必要
があります。そうなった時に何も知らずただ税を払うだけではいけません。そのためもっと国の現状
を注意深く見守り、知識をつけていかなければならないと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は「まちづくりとやま」にインターンシップで10日間研修させていただきました。特に私はグ
ランドプラザというイベント事務所の手伝いをさせていただき、事務の仕事や清掃、イベントの準備・
対応まで、さまざまなことを体験させていただきました。私はこのインターンシップを通して、将来
の就きたい職の幅がとても広がったと思います。多分、どこのインターンシップ先よりもさまざまな
仕事を任せていただいて、多くのことを体験することができたからだと思います。また、仕事には、
必ず責任を伴うことや、どの仕事に就いても努力することが大切であると感じました。
1 年生の皆さんはまだ就職のことに関して何も決めていないなら、
「まちづくりとやま」の研修はと
ても有意義なものだと思います!
- 352 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M021
幸藤
輝
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回のインターンシップ職業体験発表会に参加して他の学校の人たちの発表を聞くことができてと
てもよかったです。先輩方の発表も聞くことができたのでとてもためになりました。自分もインター
ンシップに参加して社会にでて必要なことや今の自分に足りないものはなんなのかなど様々なことを
学ぶことが出来ました。しかし、実際にそのことをパワーポイントにまとめるのは簡単ではなくてい
かにわかりやすくまとめるのはとても難しいことでした。今回の就業体験発表会ではどれも参考にな
るものばかりで今度こういう機会があった時には今回の職業発表会のことを思い出してやりたいと思
います。
<特別講演会>
特別講演会では、財務省北陸財務局富山財務事務所長の阿部さんが講演をしてくださいました。演
題は「明日の日本を考える~我が国のお財布事情~」でお話ししてくださいました。内容は今の日本
の財政状態や少子高齢化と社会保障や財政健全化に向けてなどとてもためになる話を聞かせてもらい
ました。話を聞いて自分は財政について知識不足だと思いました。自分は経営情報学科なので財政や
経済についてもっと勉強する必要があると感じました。今から就職活動が始まるのでそれもかねて勉
強が必要だと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
自分が実際にインターンシップを体験して、とても勉強になったと思います。インターンシップだ
けでなくインターンシップ後のレポートや発表もとてもためになりました。インターンシップに参加
することはこれからの就職活動や実際に就職して働くようになってからでもとても役に立つと思うの
で皆さん是非参加してみてください。
- 353 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M022
越間
翔子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
発表者は皆、インターンシップを希望した理由が明確でした。また、話す内容だけでなく、話し方
(声の大きさ、速さ)も聴講者に配慮されていてとても良かったです。
発表内容の中でも特に印象に残った内容は、立山酒造株式会社の話でした。酒造会社のインターン
シップでは、数学などの試験や嗅覚や味覚の官能試験があることを知り、ソムリエのようでとても難
しそうだと思いました。また、インターンシップで試験を課す企業が存在することも初めて知りまし
た。お酒を扱うだけあって難しい実習内容ばかりでしたが、発表者の堅苦しくない話し方もあり、最
後まで興味を抱き聴講することができました。
富山短期大学の中村さんも、報告内容を暗記し報告に挑んでおり、報告する姿も含め非常に良い発
表内容だったと思います。
<特別講演会>
特別講演会の内容は、先日受講した金融論の内容と似ていました。重複する部分もありましたが、
改めて整理することができました。
特に財政に関する話題で、少子化について興味を持ちました。
「2.少子高齢化と社会保障」の最初
の少子高齢化の進展を国ごとに表した折れ線グラフでは、1950 年に 65 歳以上の対総人口比は日本が
一番低かったにもかかわらず、2050 年には日本が一番高くなると予測されています。財政の割合も、
社会保障関係費が増えているので、少子高齢化が進んだ未来を考えると、とても不安になります。
これから私たちは社会に出て働きますが、多かれ少なかれ財政と関わらなければならないので、経
済や日本の財政についてもっと知っておかなければならないと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは、実際に仕事を体験させていただくので、アルバイトでは経験できないことも
経験できます。働くことへの理解ができてない人や仕事場の雰囲気を知りたい人、何事にも挑戦する
気がある人はぜひともインターンシップへの参加をお勧めします。
程よい緊張は必要ですが、過度な緊張は受け入れ先の方を心配させてしまうので、リラックスしま
しょう。今回、担当いただいた皆さまは優しい方でした。まずは、職場への空気に慣れることが大切
です。
また顧客(お客様)は、実習生であっても他の従業員と同等に見ているので、ビジネスマナー(特に
挨拶)はしっかり身に付けておいてください。日頃のキャリア・ビジネス系の授業を真面目に受けてお
けば役に立つと思います。
- 354 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M023
坂野
笑香
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
社会に出れば、責任感や信頼関係、当たり前のことができるかどうかが重要になってくると思いま
した。臨機応変な対応をとることで容量がよくなり困っている人を助けられるかもしれないし、相手
に助けてもらえるかもしれないのでそこで信頼関係が生まれ、コミュニケーションもとれるので状況
に応じた臨機応変な対応は大切なことだと思いました。また、言葉遣いも普段から意識して生活して
いきたいと思いました。きれいな言葉遣いをすることにより、
自分の第一印象もよくなると思います。
私もこれから就職活動が始まるので、普段からあいさつや丁寧な言葉遣いを心がけそれが当たり前に
できるようにしたいと思います。そして「だって、でも、できません」と言った言い訳をするのでは
なく、できることは最大限に努力しできることを増やしていき、自分を分析し自分に合った仕事が見
つかるようにしたいです。
就業体験発表に参加して、改めて状況において臨機応変な対応をすること、コミュニケーション能
力、あいさつが最も大切なことがわかりました。
<特別講演会>
最初消費税率引き上げは望ましくなかったけど、特別講演会での話や資料を見て、消費税率引き上
げは仕方ないのかと思いました。税率引き上げで経済成長率を上げることはできるかわからないけど、
(高齢者、女性、若者むけ施策として)簡素な給付措置の加算措置、若者や女性を含めた雇用拡大、
賃上げ促進のための措置、子育て支援など困っている人を対象とした施策に税を使うのはいいことだ
と思いました。また被災地の災害復旧、学校施設の耐震化、地域経済に配慮した社会資本など誰かの
ために税率引き上げをするのなら上げてもいいと思いました。しかし、大きな買い物(家や車)をす
る人にとって消費税引き上げは望ましくないと思いました。消費税が上がる前に買える人はいいと思
うけど、私たちはまだまだ買えないのでその立場に立った時どうなるのか心配です。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は7日間、花メイトというところで職業体験をさせていただきました。毎日フルタイムで働き仕
事がどれだけ大変なことかを実感し、まずは毎日の体調管理が大切だということがわかりました。ま
た仕事を終えた時の達成感は素晴らしいものでした。
短い期間の中でたくさんの方とふれあい、貴重な体験をさせていただき社会に出た時の大変さをす
こしでも知ることができるので、インターンシップに参加してよかったと思います。職業観や進路選
択の幅を広げることができ、またコミュニケーション能力が大切だと思うので、周囲の人たちとコミ
ュニケーションをとるよい機会だと思います。
- 355 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M024
桜野
彩奈
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
この発表会に参加して、自分自身の 1 業種 1 社だけのインターンシップ研修では得られないさまざ
まな業界について知ることができ、大変参考になりました。特に印象に残ったのは、新聞社でインタ
ーンシップを行った方の発表です。新聞社は毎日記事となる文章を書き、それをわかりやすく提示す
るための写真を撮ってまとめあげるというとても大変な仕事だと思います。私たちのもとに毎日届け
られる新聞を作ることは、正しい内容を遅滞なく進めていなければいけないためすごく責任をもって
しなければいけないことと、スピーデーに行動しなければいけないことを改めて理解しました。
また全体の発表を通して、発表者のみなさんも言っていたように、社会人は責任をもって仕事をし
なければならないこと、挨拶などを通して円滑なコミュニケーションを求められていると再認識しま
した。ある仕事を任せられれば、それは個人の問題だけではなく企業として責任を持って遂行しなけ
ればいけないため、その責任の重さは担当者としては当たり前であり、学生とはまったく異なる立場
になるとの思いを強く持ちました。当たり前な事ですが、改めてその 2 点がとても大事だと実感する
ことができました。この 2 点について私にはまだ完全に身についていません。そして、まだまだ足り
ない部分がたくさんあり、その足りないものさえもわかっていないものもあると思います。これから
足りない部分に気付いてできるだけ早く身につけていきたいと思いました。
<特別講演会>
日本の財政に関する講演会を聞いて、とても難しい話だと感じてしまいました。この話の中で印象
に残ったこと、
すなわち理解できたことは、
収入と支出やローンを考えることが大事ということです。
収入と支出を考えることは当たり前のことで、収入に見合った支出をしなければ破産してしまいます。
今後は、このような講演を再度聞いたときに十分理解できるように経済や金融の分野の勉強をもっと
して知識を備えなければいけないと感じました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは社会人となるために、そして社会人となるために通過しなければいけない就職
活動において、とても役に立つものだと思います。なぜならば、今の自分に何が足りないのか・必要
なのか、社会に出て働くための姿勢を学ぶことができるからです。私は、働く責任について知ること
ができました。与えられた役割を責任を持ってこなすことを実際に見たり、
体験したりする事ができ、
また自分もこのように仕事ができるようになりたいと感じることもできました。さらに学生生活のよ
うに甘くない社会に出て働く体験をすることで、成長の必要性を感じることができると思います。
私はまだ就職活動のスタート地点に立ったばかりで何もできていませんが、今後、インターンシッ
プで学んだことを活かして就職活動に臨み、周囲から認められる社会人になりたいと思います。後輩
のみなさんもインターンシップに積極的に参加をして、単位を取るためだけではなく、今後の自分の
人生に生かせるような就業体験をして欲しいと思いました。
- 356 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M025
笹岡
志桜里
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
他校の方々の就業体験での学びや今後の抱負を聞くことができ、勉強になった。研修先企業はそれ
ぞれ違うがみんな参加動機を明確にし、自らの興味のある企業で熱心に研修に励んでいた。自分の就
職活動や将来を見据えて目的をもち行った活動は、有意義なものとなり、かけがいのない貴重な経験
となるということが分かった。
プレゼンのやり方も、ただ原稿を覚えて読むだけでは、聴衆を引き付けられないということも学ん
だ。富山高等専門学校の吉野さんの発表は、初めの松岡修三のつかみなど、何か最初にインパクトが
あると聴衆の興味が引くことができるのではないかと思った。
インターンシップでの実際の研修の後でも、レポートや発表原稿の作成、ほかの人の発表などで思
っていた以上に得るものが多かった。インターンシップに参加して本当に良かったと思う。
<特別講演会>
日本の財政の現状と少子高齢化と社会保障問題、財政の健全化に向けての近年の取り組みなどを
「明日の日本を考える~我が国のお財布事情~」と題した講演を拝聴した。
今年の流行語大賞にもノミネートされていた「アベノミクス」については、大学での特別講義の際
にも学んだので知っていたが、実際に国のお金がどのように動いているのかなどは理解していなかっ
たのでグラフなど詳細に説明した資料が多くわかりやすく学ぶことができた。
「まずは何事にも関心を持つことが大事」という言葉にもいろいろ考えさせられた。大学で学んで
いることは卒業するため、単位を取るためとしか考えていなかったけどそれではいけなくて、経済・
経営そのものに興味関心を持ち、今後社会に出て将来の日本を形成していかなければならない世代に
いる以上は新聞などから社会の現状を知っていく必要があることを痛感した。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
自分が何をしたいのか、
したいことをどれだけ知っているのかを考えてみたときに、
何も知らない、
漠然としている人が多いと思う。私も実際に興味のある仕事について考えたときに企業研究など何も
しておらず、その仕事に就きたいと思っているだけで具体的にどんな仕事をしているのか知らなかっ
た。そんなときはインターンシップに参加してみたらいいと思う。実際の仕事内容や職場の雰囲気、
やりがいなどが見えてくる。反対に、自分がやりたかったことと研修先の仕事内容が違っていて、自
分と合わなかったという事もあるかもしれない。でも、合わなかったということが分かった時点でイ
ンターンシップに参加した意義は十分あるし、その後のレポート作成などでも学ぶことが多くあると
思う。その後どのような道に進むとしてもインターンシップに参加しておいて損はないと思うから、
ぜひインターンシップに参加してほしい。
- 357 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M026
笹川
成実
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
他大学の学生の発表内容に、当たり前のことを当たり前のようにできる人が求められているとあり
ました。社会人として自立している人は、こういう当たり前がしっかりとできていると思います。発
表を通して、私たちは働き続ける中でやりがいや達成感を感じ、もっと努力して成長し、活躍するこ
とで社会の役に立つことができると感じました。また、お客様は良いサービスや商品をもらう代わり
にお金を払い、こうして人と社会のお互いが良い循環を作っていくと思いました。私は、働くことで
収入を得るだけでなく、挑戦して働く意義を見つけたいと思います。長く働いていると順風満帆な状
態が続くとは限らないと思いますが、どんなときも、自分を見失わないように働いていたいと思いま
した。
また、別の発表者は「ほうれんそう」やコミュニケーションの重要性について発表していました。
今、ビジネス社会では IT の発達により自分の席につきながら多くの情報を仕事相手に届けることが
できます。しかし、このような社会だからこそ、直接会って伝える重要性を大切にしなくてはならな
いと思いまいした。たとえば、挨拶は直接会ってコミュニケーションをとれる簡単で毎日できるもの
なので大切にしなくてはいけないと思います。仕事ができる人はやるべきことができる人のことを指
しています。やるべきこととは「社会人として働く義務」という意味合いが込められているのではな
いかと思いました。
<特別講演会>
アベノミクスは、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の 3 つを基本
方針としており、安倍首相はそれを「三本の矢」と表現しています。 債務残高の対 GDP 比を見ると、
90 年代後半に財政健全化を着実に進めた主要先進国と比較して、我が国は急速に悪化しており、最悪
の水準となっていることがグラフを見るとよくわりました。近い将来消費税率がアップされることか
らさらに国民の税負担が増すことになります。アベノミクスと消費税の値上げがうまく機能して国の
財政が健全化の方向に進めばよいと思いました。
日本は少子高齢化が進み医療費、年金問題が深刻なので、少ない若者の負担だけが増えてしまうこ
とのないようにして欲しいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
社会人に大切なコミュニケーション能力は日頃の学生生活で自然と身に着ける事ができると思いま
す。様々なことを通して周りの人と付き合うことでコミュニケーションの取り方が分かってきます。
社会におけるコミュニケーションに不安があるならインターンシップに参加すると良いと思います。
最近の学生はコミュニケーション能力が不足しているといわれているので、このような経験を積むこ
とが大切になると思います。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M027
笹山 結衣
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回のインターンシップ就業体験発表会に参加してみて、
特に印象に残ったのは、株式会社チュ
ーリップテレビにインターンシップをされた、富山国際大学現代社会学部現代社会学科の奥田康範さ
んの発表と株式会社北日本新聞社にインターンシップをされた、高岡法科大学法学部法律学科の狩野
幸大さんの発表です。奥田さんの発表では、人と接するときは服装や言葉遣いに気を付けることと状
況に応じて臨機応変に対応するということが印象に残っています。これらは、記者だけではなく一般
の社会人にも必要不可欠なことだと思いました。また、新聞やテレビを見て、情報や知識を身に付け
ることの必要性を改めて実感しました。狩野さんの発表では、担当の方に言われた言葉が印象に残っ
ています。それは、アナログ人間になれという言葉です。初めて聞いた言葉でしたが、現代では、イ
ンターネットやテレビで様々な情報を得ることができますが、自分の足でその場に行き、自分の耳で
情報を聞くなどをすることだそうです。新聞記者にとっては、大事なことだと思いました。今の社会
人に求められることは、1.コミュニケーション能力、2.熱意、3.協調性だそうです。コミュニ
ケーション能力があることによって、熱意が感じられ、協調性もでるのだと思いました。
どの発表者も、インターンシップ先の企業の雰囲気やその企業がどのように社会に貢献しているの
か詳しく知れていたと思いました。また、社会に出るにあたってコミュニケーション能力、特に挨拶
が重要だと改めて思いました。発表者7人全員が明確な目標を立てて、インターンシップに参加して
いると感じました。また、その目標がきちんと達成されていたとも感じました。様々な企業の仕事内
容や会社の理念が知れて、職業選択の視野が広がりました。また、インターンシップに参加できて本
当に良かったと思いました。
<特別講演会>
特に、少子高齢化と社会保障についてのことが印象に残りました。日本は、65 歳以上の対総人口比
がほかの国と比べて高いことが分かりました。また、平均寿命は昭和 48 年に比べて、男性は 9.2 歳、
女性は 10.4 歳高くなっていました。思っていたより高くて驚きました。高齢化に伴い社会保障給付金
が大きく伸びる一方で、社会保険料収入は横ばいで推移し、
その差額は拡大傾向にあることを知って、
もっと早くから対策をとるべきだと思いました。日本の社会保障支出は中程度である一方、国民負担
率は低水準だそうなので、ほかの国と水準を合わせるべきだと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップでは、普段の学生生活では得ることのできない体験ができます。その会社の仕事
内容を知るだけでなく、会社の雰囲気や社会人に求められるマナーやスキルなどが知れます。今の自
分に足りないところをみつける良いきっかけになると思います。インターンシップに参加する際には、
何のためにインターンシップに参加するのかきちんとした目標を立てて参加し、その目標を達成する
ことが必要です。また、分からないことは積極的に質問することが大切です。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M028
柴木
和也
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
最初に思ったのは、富山県内の大学生達が就活を始めているのだと、そして皆がインターンシプ先
で自分はどのような仕事があっているのかなどをしっかりと学んできていた。
他の大学生の発表をきいて、発表者のパワーポイントがとても丁寧につくられており、皆に聞きや
すいように、発表していた。そのなかで発表者達たちのまとめで共通していたことがあった。仕事に
対する責任感、挨拶、笑顔などの言葉が共通していた。やはり、私もインターシップを体験してきた
のだが、研修先でも同じことを言われた。特に私は接客業だったので、お客を第一に考えることが一
番大切だと言っていた。このことから仕事をするときは責任を持ち、常に挨拶をしっかりとすること
が、仕事をしていく上で大事なのだと思った。
発表者達から、挨拶などの仕事をする上で大事な事や、発表者達の仕事に対する様々な価値観を学
べた。このような発表会に参加して良かったと思った。
<特別講演会>
アベノミクスとは、まずインフレをおこす政策である。インフレとは、物の値段が継続的に上がり、
また物の値段が継続的に下がることをデフレという。そのなかで三本の矢が重要となってくる。第一
の矢は大胆な金融政策である。国内でお金のながれを良くするということである。そうすればインフ
レに近づくのだ。その流れを良くしていくために考えられた政策が第二の機動的な財政出動である。
ではどのようにすればよいのかと言うと、公共事業である。公共事業などでお金をまわすと、様々な
企業が関わるため、経済的な影響が大きいからである。そして、早く企業がお金を稼げるようになり、
従業員にお金を回してもらわなければならない。そこででてくるのが、第三の矢、民間投資を喚起す
る成長戦略である。このため、規制緩和やイノベーションが起きやすくなるのである。などの
の経済の動きや、今後お金をいかに上手く使っていくかなどがしっかりと学べた。
貴重な講演会の内容をしっかりと聞いて良かったと思います。
いま
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私はインターシップをする前までは、どのような仕事につきたいか、仕事に対する思い、仕事とは
どのようなものなのか全くわからなかった。だが、インターシップを通してそれは仕事をしていくう
ちに段々とわかってきた。インターシップとは、自分はどのような性格・人間なのか改めて知ること
ができ、将来どのような仕事があっているのかなどをしっかりと学べるので、インターシップに参加
して良かったと思う。
是非インターシップに参加して、
将来なにがしたいのかなどをみつけてほしい。
- 360 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M030
白旗 宏務
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私はこの就業体験発表会に参加して、接客業のような直に人と接する職だけでなく、専門職や工場
でのインターンシップの人達も共通してコミュニケーションは大切だと言っていたことに気が付いた。
接客業は顧客満足のためにコミュニケーションを向上させることが必須であるのに対し、工場などの
業務ではモチベーションを上げたり、チームワーク力を上げるための第一歩としてコミュニケーショ
ン(あいさつ)は重要であると分かった。このことを通じて、就職するうえで会社などの組織で働く
以上は、どんな職であってもコミュニケーションスキルは必要不可欠だと改めて感じた。今後就職ま
でにこのスキルが少しでも向上するように頑張りたい。
<特別講演会>
私は特別講演会を聴いて、日本の財政は歳入の約 5 割を満たすほどの国債の増加や少子高齢化に伴
う社会保障費の増大などによりかなり深刻な状態であると分かった。そして今日本はこの問題を解決
すべく社会保障の充実・安定化と財政健全化の同時達成を目指して消費税の増税などの対策をしてい
ることを学んだ。しかし増税分の税収は増大した社会保障費を補う程度しか賄えておらず、同時達成
どころか、両方ともまだまだ問題解決には程遠いと感じた。だから消費税の増税だけでなく、成長戦
略によって日本経済を成長させ、まず財政を健全化し、社会保障の充実・安定を図れるような長期的
かつ抜本的な対策が必要なのだと感じた。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私はインターンシップには絶対に参加すべきだと思います。短大に入学した当初はまだ 2 年もある
ので自分のやりたいことはそのうち見つかるだろうと安易な考えを持っていましたが、あっという間
に就職活動が始まり、なかなかうまく自分にあった職業を見つけることはできませんでした。そのう
えで直接職業体験ができるインターンシップは自分の将来について考えることができる本当に貴重な
時間です。就きたい仕事がある人にとったら、よりその仕事への興味が深まり、実際に働くことで分
かることが多くあります。そして私のように興味のある仕事がない人にとったら、働くとはどういう
ことかを学べだり、自分がその仕事に向いているのかどうか分かる良い機会になります。私は人とコ
ミュニケーションを取ることが苦手なので、あえてインターンシップでこの弱点を克服すべく接客業
をやらせていただきました。最初はお客さんと話をすることに緊張しましたが、慣れてくると接客の
やりがいや楽しさを感じるようになりました。このことから私は自分はこういうことは苦手だからで
きないというような固定観念にとらわれずに、就職活動の前にいろんなことにどんどんチャレンジし
て経験することが大事だと感じました。もしかしたらインターンシップを通して新たな自分を発見で
きるかもしれません。だからもしもインターンシップに参加するのか迷っているなら、進んで参加し
て貴重な体験をしてください.
- 361 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M031
千澤 杏菜
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップに参加した様々な学校の学生は一人一人就きたい職業や、興味のある仕事などが
あり、目標が明確だと感じました。そのため、実習先で学ぶことや気が付くことが多いのだと思いま
した。また、実習中にも目標や目的、テーマなどがあり、実習をしながら毎日気づくことがあったの
だと思いました。いろいろな学校から来ているインターンシップ先では、他の学校の学生から多く刺
激を受けることができるので良いと思いました。発表の仕方も聞いている人が飽きないように工夫さ
れていて、楽しんで聞くことができました。インターンシップで就職や、社会人としての大事なこと
が学べるということをほとんどの学生が発表していたので、共通して言えることだと思いました。体
験した会社の雰囲気や良いことだけでなく細かいことまで発表されていたので、わかりやすく、体験
したことがしっかりと伝わりました。会社の行ってみないとわからない人間関係が具体的に発表され
ていました。テーマをしっかりもってインターンシップに臨むことでより多くのことが得られるのだ
と思いました。
<特別講演会>
財政の現状については、阿部内閣の経済政策である 3 本の矢の説明や、会計予算から現在の状況と
これから先、借金に依存するなど詳しく知ることができました。歳出の増加要因では社会保障関係費
が大きく影響していることがわかりました。地方交付税交付金なども次に多く関わっています。財政
の硬直化について、年々国債費が増えてきていること、社会保障関係費が増えてきていることがわか
りました。国債費が増大し、経費が圧迫されていることが問題だと感じました。財政を調整すること
ができなくなるだけでなく、新規政策を予算に盛り込めなくなるのだと思いました。日本は高齢化に
より、社会保障支出が増加する一方で、社会保障以外の支出は OECD 諸国中最低の水準にまで減少し
ているということもわかりました。少子高齢化がすすみ、2025 年には団塊の世代が 75 歳以上の人口
で 555 万人を占めることになります。10 代の子供が減り続けているので支える側の人口が増えない
と大変だと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私はインターンシップに参加して興味のある職業について、今までよりもどのような仕事があり、
何をするのかなどわかりました。就きたい職業が決まっていなかったとしても、少しでも興味がある
ところを希望し、参加することで、就職先を決めるときに役に立つと思います。就きたい職業が決ま
っていないことのほうが多いと思いますが、インターンシップに参加することでアルバイトとは違う
気持ちで働くことができますし、働くということがどれだけ大変かがわかるので参加するべきだと思
いました。私の実習先は 2 週間あり、とても大変でしたが、多くのことを学べました。マナーや、働
いておられる方の雰囲気を感じる事もできます。また、その方々の就職活動の際の話なども聞けてと
ても参考になりました。インターンシップで自分自身の成長にもなるのでいろいろなことが身に付け
られ、役に立ちます。
- 362 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M034
竹中 泳実
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターシップ学内発表会を聞いた後であり、PowerPoint 作成やプレゼンの完成度についてさら
に学ぶことがたくさんありました。自分も PowerPoint を制作し、ゼミ内での発表を経験しているの
で、発表の難しさは知っています。学内・学外発表会とも、発表者のスライドは、面白味があり、聴
き手を飽きさせずに、要点を伝えている内容が多かったです。他大学の発表はどういうものか楽しみ
にしており「タイトル」
「研修内容」
「文字サイズや文字間隔」
「研修内容の詳細・説明」など、今後の
参考にしたいと思いました。本学の発表者、中村さんはスライドや発表原稿を読むこともなく、堂々
と発表をし、たいへんすばらしかったと感じました。
研修先の紹介は詳しい方が多かったので、
企業については知識を得ることができました。何を学び、
今後どう活動していくかを学んでいる方の発表は、聞いていて共感でき、参考になりました。奥田さ
んや狩野さん中村さん、吉野さんは企業の方の言葉から感じたことや学びとったことについての言及
がありました。自分の考えを入れることは、発表内容に説得力が出ると思います。ちなみに、女性と
男性のスライドを比較してみると、
色の使い方、
図や写真の使い方は女性の方が上手いと思いました。
伝える力の差は、美的感覚や色使いにも左右されることを実感しました。
<特別講演会>
阿部氏の特別講演会は、金融論の特別授業で一度拝聴しておりました。今回、再度アベノミクスに
関する「3本の矢」や、日本の財政事情「国債」
「税収」に関すること、日本や諸外国の少子高齢化の
推移、平均寿命の年表、人口ピラミッドなど日本国内のことから、他の先進国との比較資料まで、数
値やグラフによって紹介してくださったことで、知識の定着につながりました。
「今の二十代が将来お
金を貯めるには」
「地方で働くべきか都会で働くべきか」という質問の応答も「自分に合った消費を心
がける」「どちらかに集中して意味がない」など、結局は自分で判断せねばならないと感じました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは、何を学ぶか、どこへ行くか、ある程度自分の自由が利きます。ぼんやりとで
も働きたい企業や職種、業界がある人は、参加することをお勧めします。はっきりとした就職希望先
がある方はそこに行ってみるといいと思います。現場を知り、意思が変わるもよし、さらに希望を強
くし、自分に何が足りなくて何が出来るかを知ることもいいでしょう。学校では学べないことを知る
ことが出来る魅力的な機会です。自分に足りないことを知れば、授業への取り組みも変わることでし
ょう。経済の知識が足りない、一般常識が足りない、企業知識が足りないと知れば、授業だけでは学
べないことを自主的に学ばなければならないと知るでしょう。一年後に就職活動だなんて実感がわか
ないという人には、少なくともこの機会を逃すようなことはして欲しくありません。私のインターン
シップは、
実社会に関する学びは勿論、
憧れの人と共に仕事をするというたいへん貴重な体験でした。
最終日、この業界で、この地域で、この職場でこの人たちの中で「働きたい」と思うことが出来まし
た。後輩の皆さんにも是非あの感覚を味わっていただきたいと思います。
- 363 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M035
田嶋
由記子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
社会人に必要な事として、
幅広い知識を身につけることや、
最後までやり抜く力を身につけること、
自分のことを客観的に見ることができる人間になること、即戦力になるような能力を身につけること、
挨拶を積極的にすること、仕事上のスキルを向上させること、専門的な知識を身につけること、聞き
上手であること、責任感ややりがいをもって行動すること、など様々なことを身につける必要がある
と皆さんの発表を聞いて思いました。
幅広い知識を身につけることで、お客様とよりたくさんの情報を共有できると思います。最後まで
やり抜く力を身につけることで仕事の責任感も自然と身についていくと思います。客観的に自分をみ
ることができるようになれば新たな視点を見つけることができるようになると思います。即戦力にな
るような能力を身につけることで対応するまでの時間がよりはやくなり、素早くお客様にサービスを
提供できることに繋がると思います。挨拶を積極的にすることで、より多くの人と関わることに繋が
ります。気持ちの良い挨拶はよい印象を与えるので、信頼関係の構築にもつながると思います。すべ
てが違うように見える能力ですが、良い仕事をするためにつながっている能力であると思うので、1
つずつでも身に付けていく努力が必要であると思いました。
<特別講演会>
少子高齢化の進展には平均寿命・平均余命の伸びが影響していると改めて理解できました。この原
因として医療技術の進歩により病気の治療がよりスムーズになったことがあげられ、これから平均寿
命がさらに伸びていくと予想されています。
消費税引き上げの実施については、5%から8%に変わると聞いて、8%は消費者にとって大きな
変化だと思いました。更に近い将来は 10%になることが確実なので、国民の生活は一層苦しくなると
思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは自分に足りないものを見つけるきっかけにもなるし、足りない部分だけでなく、
自分が持っている良いところを見つけるきっかけにもなると思います。そのような貴重な機会には積
極的に参加していくべきだと思います。
- 364 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M036
谷口 有里
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回、他校の方々の就業体験発表を聞き、個性的な発表がありました。1 番目に発表した富山国際
大学の奥田さんの発表では、チューリップテレビでのインターンシップ研修でした。研修中は、指導
者の指示をメモする際に、スムーズにできなかったことを聞き、私も研修中、電話応対でメモがうま
く取れなかったことを思い出しました。マスコミ業界は、状況に応じて臨機応変でなければならない
ことや、豊富な知識を持つことがいいニュース作りに結びつくことを知りました。2 番目に発表した
高岡法科大学の狩野さんは、北日本新聞社での研修でした。新聞社では、正確な情報が一番に求めら
れるため、何度も添削を重ね、洗練された記事を作成していくことが大切であると知りました。発表
の中で人から信頼を得るためには、まず常識を知ることが第一歩であると聞き、今後は常識人として
真面目に物事に取り組もうと思いました。次の富山高専の吉野さんの発表では、立山酒造での研修発
表でした。インターンシップ中に感じたことは、あいさつが一番大切だということであり、あいさつ
は人の第一印象を決めるものだとあらためて痛感しました。私も日頃からの挨拶をしっかりと行いた
いと思いました。4 番目の富山県立大学の渕上さんは中日本高速道路会社への研修発表であり、グル
ープワークの大切さを痛感したという内容でした。会社は、一人の力で動いているのではなく、組織
の一員としてチームのことを考え、仕事をしていかなければなりません、私もインターンシップを実
際に経験することで、気づかされることが多々ありました。5 番目の富山高専の安平さんは、日本オ
ープンシステム会社の研修発表でした。自分の将来就きたい職業が明確だったため、インターンシッ
プへは、意欲的に参加することができたと言っていました。実際に就きたい仕事のイメージと現実の
ギャップを少し感じたものの、さらに具体的に将来を考えることができた内容であり、私もインター
ンシップを経験し、以前よりも深く将来を考えるようになれたと思います。7 番目の富山大学の山口
さんは、富山県農林水産総合技術センターでの研修発表でした。自分がどれだけ将来への可能性を広
げられることができるのかを知るためにインターンシップに参加したとのことでした。インターンシ
ップを終えて、組織の中で働く意味や、責任感、やりがいを得ることができたと聞き、得るものが多
かったようです。
<特別講演会>
今回の講座では、財政の現状と少子高齢化・社会保障・財政健全化に向けての3つの点から日本の
財政について考えるという内容でした。難しい内容でしたが、圧迫した財政を立て直そうとするアベ
ノミクスだけでなく、G20 サミットの取り組みなどを知ることで、今後はもっと社会的なニュースを
知らなければいけないと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私はインターンシップに参加した理由は、社会性を高めるためでした。しかし、将来どのような職
業に就きたいかを具体的に考えていませんでした。そのため、少しでもインターンシップで体験した
中で、自分が何をしたいのか、どんな職業に就きたいのかを自己分析することも目標の一つでした。
もし、就きたい職業が明確なら、インターンシップを体験することは、さらに、目的や意欲が高まり、
将来の参考になると思います。是非、インターンシップ体験をおすすめします。
- 365 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M037
長田 莉奈
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
職業体験発表会で発表された、7人の方の発表内容で共通している部分が複数ありました。「挨拶」
「コミュニケーション能力」
「チームワーク(協調性)
」この3つが7人の発表者の共通している部分
です。このれは、職業体験発表会の発表だけではなく、学内発表会で発表した人たちにも共通してい
た内容です。つまり、
「挨拶」
「コミュニケーション能力」
「チームワーク(協調性)
」は社会に出るま
でには、しっかりと培っていなければならない能力であると言えます。中でも「挨拶」は、人と交流
する際に最も必要とされるものだと思います。最近では、友達の間だけでしか挨拶を交わしていなか
ったことを反省し、もっと多くの人とも挨拶するよう心掛けたいと思いました。
また、
「挨拶」
「コミュニケーション能力」「チームワーク(協調性)
」この3つの中にもう1つ「配
り」を加えたいと思いました。この「配り」とは「目配り・聴配り・心配り」のことです。これは目
で人や物事を見て、耳でよく聴き、心をこめて行動するということです。普段何気なく過ごしている
日常生活の中でも、
「配り」を意識して過ごしていたら、自ずと「挨拶」や「コニュにケーション能力」
「チームワーク(協調性)」が生まれると思います。そして、周囲から評価されるきちんとした社会人
になるために、今日から人を遠ざけてしまう言葉、成長を止めてしまう言葉の3D「だって・でも・
できません」は使わないようにしていこうとも思いました。
最後に自分の研修だけでは体験しきれなかった7人の発表者の方が経験した体験を聴き、改めて自
分に欠けているものを気づくことができて良かったです。
<特別講演会>
財務の話しは、正直難しく、よく理解することが出来ませんでした。これは、私の知識不足が原因
なので、もっと日本の経済のことを勉強して社会人として恥ずかしくないようにしないといけないと
講演と聴き、改めて思いました。
また、少子高齢化により社会保障費が増え、政府や地方自治体が自由に使えるお金が減少してきて
いるという事実を知ることができました。また、総支出が増大している一方で租税収入が減少し、財
政収支が悪化していることも分かりました。今後、日本がどのようになっていくかは、まだはっきり
と私は理解できません。しかし、理解しなければいけないことのため、しっかりと勉強をして、また
日々の政治・経済のニュースも確認して、将来の日本の財政好転に関与できるようなしっかりとした
社会人になれるよう努力をしていきたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加するとなると、不安になったり、億劫を感じたりするかもしれませんが、
それは研修が始まる前までのことです。いざ、研修が始まると時間があっという間に経って1日が終
わっていきます。その時間の経過の早さは、研修が充実しているからということに加え、研修に集中
して取り組まなければいけない学校とは異なった環境だからです。また、インターンシップに参加し
た後と前では、だいぶ大人になった自分と出会うこととができるため、研修参加は大変有意義だと思
います。
- 366 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M039
長谷
美咲
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
発表を通して、あいさつやコミュニケーション能力が大切だということが改めて実感できました。
また、企業研究や聞いた話だけでなく、実際に働くことを体験してみたからこそ得られるものがある
ことが、インターンシップの魅力だと思いました。県内だけではなく、県外のインターンシップにも
参加しておられる方もおられることを知り、就業意識の高さに驚きました。
インターンシップ報告会を通して、富山短期大学のプレゼンテーション能力やパワーポイントの作
り方、その他内容は他校の学生と比較して素晴らしいと思いました。わかりやすいパワーポイントの
作り方を講義中に学ぶ機会や、学内発表会が行われたことの成果だと思いました。このような経験は
就職後、プレゼンテーションをする機会があるときに有利になると思いました。これは本学の強みだ
と思います。しかし他校の学生には、本学にはないジョークを交えるなどのユニークな発表があり、
今後プレゼンテーションの参考になりました。
<特別講演会>
金融論で数回、お会いした富山財務局事務所長の講演を聞く機会があり、重複した内容もありまし
たが改めて聴講することで整理することができました。今回の講演で一番興味を持ったのは、少子高
齢化と社会保障についてです。日本の少子高齢化が海外の先進国と比較して進歩が早いことがわかり
ました。
また、社会保障給付費と社会保険料の差額が拡大傾向にあることも知り、日本の高齢化の現状に危
機感を抱きました。この差額は国や税負担で賄われると知りました。私たちが支払っている税金は差
額補充ではなく、自分たちの国や地域がよりよいものになるために使用してほしいと思っています。
そして、政策的経費が税収等を上回り、プライマリーバランスが赤字になっているという事実を知り
不安になりました。年金問題や医療費の問題など課題が多いですが、自分なりに解決策を見つけたい
と思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
主観ですが、インターンシップには是非参加するべきです。体験したからこそ学ぶことができるこ
とがたくさんあります。私はインターンシップに参加する前、挨拶が大切だと思っていましたが、な
ぜ大切なのか?という質問に答えられませんでした。実際に体験したことで、挨拶は信頼を得るため
や、本学代表・中村さんの発表にもあったモチベーションアップにつながる、ということがわかりま
した。新しい自分の発見が得られるよい機会になると思います。
また、仕事の適性などのわかる機会になるかもしれません。私には事務職があっているのではない
かと考えていたのですが、今回のインターンシップで接客業を体験して、人と接する仕事が私の性格
にあっているのではないかと気づきました。まだ模索中ですが、新しい自分を見つける手助けになる
と思います。
インターンシップは参加してからこそわかることも多いです。長いようで短い研修期間はとても貴
重な時間になると思います。
- 367 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M040
原
ひかり
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
就業体験発表会を聞いて、それぞれの発表者が違う目的で参加し、違う学びを得ていることを改め
て実感しました。私にも共通していると思った発表は「インターンシップに参加したことで職業感が
高まった」
「同じ状況の人同士で交換ができた」という意見です。
職業感が高まった、という意見については、私も実際に就業体験をさせてもらうと、いい意味でも
悪い意味でも自分が思っていなかったことや予想外であることが多々ありました。インターンシップ
で体験できた仕事はごく一部かもしれませんが、こういう仕事もあると理解したうえで、自分がそこ
に就いてやっていけるか考える機会を得ることができました。
また、そのうえで特に、就職活動を控えている学生同士、インターンシップで意見交換できたこと
は私にとってもプラスになることだったと改めて気づきました。自分がレポートやパワーポイントの
まとめで気づかなかった点を見つけることができてよかったです。
そして、発表者の方が就業体験に行った企業もさまざまだったので、これからの就職活動のために
視野を広げることができました。私は就きたい職業がまだはっきりしていないので、広い視野で職種
を選んでいきたいです。
<特別講演会>
話は少し難しかったと思いますが、学校での講義やで聞いたことのある話題が多くあったので、授
業の内容をより深められたと思います。さらに今回の公演では、金融や社会の問題などから就職活動
のときの企業の選び方について考えさせられました。企業の選択の際、社会の傾向で求められる職種
も傾向も変わってきます。阿部氏のお話によると、まず日本の財政では年々公債の発行額が増え、財
政が圧迫されているそうです。そしてその費用の中で一番多く割合を占めているのが社会保障費で、
少子高齢化問題の影響は深刻だということでした。
これからも上がっていく社会保障費を負担していくのは今後の私達の世代です。社会に出るという
ことは社会を支えるということなので、どんな職業がより社会に貢献していけるか考えるのも大切な
ことだと思いました。今日の日本や日本の社会の現状を理解したうえでこれから必要になってくる人
材を理解し、職業を選んでいくことも視野に入れておかなければいけないと考えました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップへの参加は、就職への意識がそれほど高くないうちにやって来るので面倒だと思
ってしまう人もいるかもしれません。しかし、学校の授業だけでは分からないことが多くあります。
理解しているつもりでも実際現場に立ってみると思っているのとは違うことも多くあります。そして、
就きたい職業が決まっていなくても、興味だけで選んで参加しても全く問題ありません。就業体験が
例え合わない職種だったとしても、この様な職種は私には合わないと知ることがきます。日常生活で
自分に足りない能力を見つける絶好の機会になると思うので、ぜひ参加してみてください。
- 368 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M042
平田
遥香
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
発表をした方はみなさん口をそろえて「コミュニケーション能力が大切」と言っており、重要だと
再認識しました。自分自身もインターンシップに参加し、
「コミュニケーション能力」がお客様からの
信頼、笑顔につながると身をもって感じました。
発表でもあったように、コミュニケーションの始まりは「挨拶」だと思います。挨拶をしない人は
周りから信頼されないというのは、コミュニケーションを取れない人は仕事を任されないということ
です。将来信用される人間になれるよう、日々の挨拶から、コミュニケーションを意識していきたい
です。
<特別講演会>
特別講演会では、現在の日本は自由に使えるお金が少ないということ、国債発行額が毎年増えてい
ること、財政健全化の方法など、わかりやすく教えていただきました。
また、消費税率の増加について、経済状況を好転化させるためだときき、今後の財政状況が良い方
向へ向かえばよいと感じました。不況の中の就職活動は不安ですが、景気が良くなることを信じ、頑
張りたいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
今の自分に何が足りないのか、仕事をするうえで何が必要になるのか、どのような職場なのかがわ
かる非常にいい機会だと思います。
「就活なんてまだ早い」と思っていたら、いつの間にかその時期に
なってしまっています。積極的に参加し、就職活動にいかしてほしいです。
普段は見ることができない、職場の裏側というものはとても新鮮です。何気に利用するところや、
興味のある職業、参加する場所は何でもいいと思います。どんな場所でも、就職活動に役に立つと思
います。
- 369 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M043
平野
睦美
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回の発表会では、インターンシップに参加した他大学の学生の発表も見ることができ、とても良
い経験となりました。これから社会人になる上で特に重要であると感じたことは、「3D の言葉(だ
って、でも、できません)」を控えるという言葉です。私は普段から、この言葉をよく使用しまた。し
かし、社会に出てこの3D の言葉を使用すると「仕事ができない」とか「任せられない」とか「ネガ
ティブ」だと思われかねないということに気が付きました。つまり、信頼されていないということだ
と思います。仮に本当に「できない」のであれば、自身に不足している点を探し、学生のうちから社
会人に求められる常識や、幅広い知識を習得すれば良いだろうと思いました。そのために、ニュース
や新聞を見て社会全体の流れを把握し、それを自分の知識とすることで常識を身に付けられるのでは
ないかと考えました。社会人は責任の重さや、個人でなく会社の損益に繋がるという点が学生と大き
く違います。まだ私には責任感を持つということが十分でないと思います。責任感を養うために、何
事も最後まで諦めずにやり抜くことや、問題が起こっても臨機応変に柔軟な対応をすることを心掛け
たいです。インターンシップ就業体験発表会に参加し、たくさんの学生の体験発表を聞いて新たな発
見が多くありました。これらのことを今後の学生生活に活かし、就職してからも会社の即戦力として
働くことができる社会人になれるよう、努めていきたいです。
<特別講演会>
富山財務事務所長の講演をご拝聴して、一番心に残ったのは「自身の収入と支出のバランスを考慮
し、生活する」という言葉です。
「今後、若者が貯蓄をするためにはどうやって暮らしていけばよいか」
というような質問に対する返答でした。例えば、自動車や家電製品など無理して高価なものを買うよ
り、安価で丈夫なものを長持ちさせたほうがギリギリの生活にはならないだろうし、浮いたお金があ
れば貯蓄に回すことができます。身の丈に合ったものを購入して生活することが貯蓄を増やすための
一つの手段であると学びました。
私自身、自動車や家電製品などの大きな買い物をしたことがないので、近い将来に向けて適切な金
銭感覚を身に付けたいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は当初、インターンシップに参加しようか迷っていました。もし、インターンシップに参加しよ
うか迷っている方がいたら、私は絶対に「参加したほうがいい」と後押ししたいです。なぜなら、イ
ンターンシップに参加しないより、参加したほうが今後の可能性が見いだせるからです。第一に、職
業観を広げられます。興味のある職場に行けば、その雰囲気やどのような仕事をしているかが分かり
ます。そして、華やかな仕事の裏では多くの方が地道に働いていることで組織の繋がりを発見するこ
とができます。第二に、社会人のレベルの高さを実感できます。自身に欠如している能力を発見でき、
実際に研修を通して得られることが多々あります。以上より、私はインターンシップに参加してとて
も良かったです。このような貴重な経験ができるチャンスがあれば大いに活かすべきだと思います。
- 370 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M044
広野
遥菜
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回の7名の発表は、自分に利益となる内容が多く含まれており、就職活動に生かせる内容が多か
ったです。私自身インターンシップを経験しましたが、社会人と学生は責任の重さが異なること、
「当
たり前のことができるかどうか」
、チームワークの大切さ、最後までやり抜く力など自分の経験では学
ぶことができなかったことも吸収することができました。
発表の内容を聞き一番印象に残ったことは、社会に出るうえで大切なことは「コミュニケーション
能力」であるということです。人とのコミュニケーションを苦手としている私は、就職活動をする際、
まずコミュニケーション能力を身に付けることから始めなければならないと実感することができまし
た。また、富山国際大学の奥田さんが述べていたように、これからはもう少し幅広い知識を身に付け
ていかねばならないと思いました。就職活動はもう始まっているので、今から多くの知識を身に付け
ることは大変だが、情報を取捨選択し、常識+αの知識を身に付けていこうと思います。
今回の発表で様々な分野の企業の発表会を聞くことができたので、自分の進路選択の参考にし、悔
いのないような就職活動を行っていけるように努力していこうと強く感じました。
<特別講演会>
1995 年から 2013 年の統計を見て、日本は支出が増えているにもかかわらず、税収が少ないという
ことが分かりました。しかし、2014 年に消費税率が 8%になり今回の参照グラフの動きがどうなって
いくのかを注目したいと思いました。
また、日本は世界的に見ても少子高齢化が圧倒的に進んでいるということが分かりました。私は医
療技術の発展により、平均寿命が延びていることが原因の一つであると考えています。現在の日本は
社会保障支出が中程度である一方で、国民負担率は低水準であるという統計があります。しかし、高
齢化が進むことで、私たち若者世代の負担が増え、ますます多くの消費税が課されるようになり、
「高
負担・高福祉」の世の中となるのではないかと考えました。
日本には財政面において多くの課題が残されています。国内においても財政運営戦略により、プラ
イマリー—バランスを黒字化させようという取り組みを行い、海外の場でも 2015 年までにプライマリ
ーバランスを半減させるというような具体的な目標を掲示しています。これらの問題は政府だけで解
決できるものではありません。私たち日本国民が自国の経済を安定させるために、責任をもって経済
活動に取り組んでいくべきであると私は考えました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加して悪いことはありません。企業は限られていますが、自分のしてみたい
と思う企業を選択し、たくさんの経験をしてきてください。社会人と学生の違いや、社会に出るうえ
で大切となることなどを、身をもって体感することができるはずです!頑張ってください!
- 371 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M045
福澤まどか
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
どの発表者も、聴き手が理解しやすいようにとパワーポイントがシンプルで、発表進行もわかりや
すかったです。聴き手に対する心遣いがされているように思いました。
どの発表者も参加動機を挙げていましたが、そこから先は発表者によって、そして就業体験を行っ
た企業によって異なるものとなっていて、同じくインターンシップに参加した身としては、他の企業
ではこのような就業体験を行ったのかと、とても興味深かったです。
どの発表も印象深かったですが、高岡法科大学の狩野さんのインターンシップ先が、私も興味のあ
った北日本新聞社だったので、特に印象に残っています。実習内容に重点を置き発表していて、イン
ターンシップでどのようなことを行ったのか詳しく知ることが出来ました。講和やメディア情報の編
集、三日目の取材、そして原稿作りなど、一週間が忙しくも充実した内容であったことがわかります。
インターンシップ先は一つしか選べないため、気になっていた企業についてこうして体験した方の発
表を聴けて、とてもよかったです。
自分もパワーポイントの作成、発表をゼミでしましたが、発表会に参加したどの方も、それぞれに
“聴いてもらう”ということを意識して発表しておられて、成程このように発表すれば、聴き手の印
象に残るのかと感じました。パワーポイントや原稿に視線を釘付けにするのではなく、発表しながら
も周囲に気を配りながら語りかけるように声を発していて、自然と目がパワーポイント、そして発表
者へと向けられました。
今回、このように他の方のインターンシップ就業体験の発表を聴けて、とてもよかったです。
<特別講演会>
講師の財務省北陸財務局の富山財務事務所長の阿部修二氏は、一度金融論の際に講演会を行ってく
ださった方だったので、もう一度お話を聞くことが出来て良かったです。これから就職活動にて社会
の財務の状況など知っておいて損にならないことなので、今回の講演会で知ったことを活かし、ニュ
ースや新聞に目を向けていかなければいけないと感じました。
阿部内閣による金融政策、三本の矢について、少子高齢化と財政の関係など、とても興味深いお話
でした。
発表後の質疑応答の際の質問で、先生方がいくつか質問しておられましたが、その質問ひとつひと
つに真摯に答えていらっしゃったので、
質問の意図、
その答えについても理解することが出来ました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私はインターンシップ先がなかなか決まらず、興味のある企業をとりあえず希望して、要約承諾し
てもらえた企業にインターンシップ参加させていただいたのですが、予備知識があまりない状態でイ
ンターンシップ先へ行ったため、とても苦労しました。また、店長の方とあまりうまくコミュニケー
ションをとることが出来ず、すれ違いや誤解が生じその点についてもとても大変な思いをしました。
事前に企業について調べ予備知識を得た上でインターンシップに臨むとよいと思います。
- 372 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M046
藤井
瞳
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回の発表者 7 名の発表は、どれも内容がしっかりしていて、勉強になる事がいくつも発見できま
した。また、発表している姿を見て、パワーポイントの使い方や言葉遣いなども、わかりやすく、丁
寧で堂々としていて、見習うべきだと思いまし 0 た。
発表者の方の中で、インターンシップに行く前に自分でテーマを設定し、それについても研修の中
で気づき、考え、解決する方がおり、その姿勢はすごいと思いました。
また、他の発表者の方で、企業が求める人材について話しておられた方がいました。今の企業は 1
番目にコミュニケーション能力、2 番目に熱意、そして 3 番目に協調性を求めるということでした。
コミュニケーション能力が 1 番にくるくらい、今の若者はコミュニケーション能力が低いのかと思い
ましたが、考えてみれば、携帯電話やパソコンが普及し、メールやチャットなどネットで世界中の人々
と簡単に繋がる事ができるようになる一方、直接人と話す機会が減ったように思うと同時に、年代の
異なった方とのコミュニケーションは非常に少なくなっていると思います。私自身も、幼い時に比べ
て休みの日は外に出る事が少なり、これではコミュニケーション能力がつくはずもないと改めて思い
ました。そのため、就職活動が始まった今からでも、コミュニケーション能力を高める必要があると
感じました。また、3D 言葉と言われる、
「だって、でも、できません」は控えるという事を示された
発表からは、まさにそうだと思いました。就職してそのような言葉ばかり使えば、印象は悪くり、信
頼されないと思いました。これからは、3D 言葉を使わないよう意識して生活したいと思いました。
<特別講演会>
今回の特別講演会は、以前に本学でもお話いただいた、富山財務事務所の阿部修二所長の日本の財
政や社会保障に関する講演でした。結論をから言えば、内容が難しくて、しっかり理解するまでに至
りませんでした。きちんとした社会人となる上で、このような分野の内容を理解できていないようで
はいけないため、学内での講演時にいただいた資料を再度確認して理解できりようにしよう思いまし
た。そして、今後は日々の政治・経済のニュースをきちんと理解できるようにチェックをしつつ、経
済・経営分野の大学での勉強にもより一層力をいれて頑張らなければいけないと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップを体験して、多くの事を学べた貴重な体験となりましたが、発表を聞く限り、他
の参加者の皆さんもインターンシップによって多く学ぶものがあり、とても良い機会になると思いま
す。そのため、インターンシップはぜひ体験するべきだと思います。
また、実際に企業の中で仕事を体験する事で、企業の事や、社員の方々や仕事場の雰囲気などを見
て、そして感じられるため、そのような経験は大学内の授業では決してできません。そのため学ぶこ
と、新たに感じることも多くあると思います。そして、報連相などの学校で学んだ事が実際に企業で
も行われている部分を感じる事で、授業へのモチベーションも上がり、自分のためになる事は多いで
す。私がインターンシップを体験してよかったと思うように、後輩のみなさんもよかったと思えるよ
うなインターンシップにして欲しいしと思います。
- 373 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M047
藤澤
愛
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターシップ就業体験発表会に参加して、自分が体験した仕事とは全く異なる仕事を行った人の
経験を聞くことができました。私が最も印象に残った発表者は株式会社北日本新聞にインターンシッ
プに参加された方です。私のインターシップでもテーマとして取り上げていた“社会人と学生の違い”
について、責任の重さが違うと説いていました。社会人は学生と違って会社の一員であり、仕事の失
敗や仕事の効率が悪いと個人にではなく会社全体への負担へとなります。自分ひとりのことだけでな
く、会社のことも考えなければならないことは、社会人と学生の明確な違いだと学びました。社会人
になる際には、
“だって”
“でも”
“できない”を使わない。これらの言葉は否定的で後ろ向きな暗い言
葉です。現在行われている就職活動でもポジティブで明るい人を企業が募集していることからも、こ
れらの言葉は社会人になる上で使うべきではない言葉であることがわかります。また、他の企業へ参
加された方の発表からもあいさつが大事だということが多く取り上げられていました。あいさつをす
ること、前向きな思考をもつこと、コニュニケーションをとることはどの企業でも大事なことである
といことを改めて感じました。
<特別講演会>
特別講演会では、財政・少子高齢化と社会保障・財政健全化について講演していただきました。日
本の債務残高が高いということは、テレビのニュースや新聞なのでよく見かけていたので把握はして
いましたが、実際にグラフとしてみると日本が他の国と比べて最も高いことが一目見てわかります。
アベノミクスの 3 本の矢にもあるように金融政策に向けて日本が全体的に行動していかなければなら
ないと学びました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップでは多くの貴重な体験をさせていただけるので、なんとなく企業を選ぶのではな
く自分の興味ある企業を選べば将来の参考にもなると思います。インターンシップに行く際は明確な
目標やテーマを決めることが大事です。ただみんなが参加しているから自分も行くという気持ちでは
吸収できるものもできず、学びにいく意味がないと思います。私は社会人と学生の明確な違いを知り
たいと思い参加しました。インターンシップ実習中に社員の方が社会人と学生の違いについて話しを
してくださり、自分の学びたいことについて知ることができたので、インターンシップに参加してよ
かったと思えました。自分のテーマについて社員の方に積極的に質問することもできるいい機会にな
ると思います。
- 374 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M050
古川
茜
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
発表会ではテレビ局や新聞社など、普段知る事のできない仕事の内容を知る事ができて、大変ため
になったと思います。7つの発表の中でも一番印象に残っているのは、株式会社北日本新聞社で研修
をされた狩野さんの3D 言葉です。「だって」「でも」「できません」この3つは今の私でも社会にで
たら使ってはいけない言葉だとわかります。
「だって」
「できません」はアルバイトで働いている現在
でも言ったことはありませんが、
「でも」
はもしかしたら言ったことがあるかもしれないと思いました。
他にも、「挨拶が大切」といった内容が多くありました。挨拶は大切なコミュニケーションであり、
働くときだけではなく、日頃から地域の方々へ、友人、そして家族などに対しても大切にしていきた
いと思いました。私はアルバイトで働いている時、話す機会の少なさを感じています。
「おはようござ
います」のみの会話でその日のコミュニケーションが終わる人もいます。それでは、職場で十分な仕
事がなされなくなってしまうため、私から笑顔で元気に毎日挨拶をしていきたいと思いました。
<特別講演会>
1970 年頃の日本は 65 歳以上の人口比が、ドイツ・フランス・イギリス・アメリカの中で一番低か
ったのに対して、30 年後の 2000 年には一番高くなっていて、日本の少子高齢化は、他国と比較する
と異常な進み方をしていることがわかりました。平均寿命が伸びるのは、とても良いことだと思いま
すが、高齢者に一定の年金を支給し続けるためには、私たち若者を含む生産年齢層が頑張らなければ
いけないと感じると同時に、このまま高齢化が更に進んでしまうとどうなってしまうのだろうと不安
にも思いました。今は晩婚化によって少子化が進んでいますが、少子化をなんとかして解決しなけれ
ばいけないと思いました。しかし、解決したとして逆に子どもが増えすぎてしまうと、その子ども高
齢者になるときにまた問題がでてきてしまうのではないかと思うと、簡単に解決できる問題ではない
と感じました。
最近では、消費税率の引き上げが決まり、悪化の一途を辿っている日本の財政問題に対して、改善
の小さな第一歩が踏み出されました。私たちも、もうすぐ社会から支えられる側ではなく支える側に
なることから、もっと世の中に関心を持ち、きちんとした社会人にならなければいけないと思いまし
た。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
企業で実際に働くという体験は、そう簡単にできるものではありません。もし自分が興味を持って
いる企業で研修をさせて頂いて、自分に合っているかどうかを実体験により確認でき、さらにその企
業に就職したいと思えれば、何を身に付けておくべきなのか、どのような準備をすべきなのかを把握
でき、就職活動のモチベーションにもなります。また、まだ具体的に就きたい職業が決まっていない
人でも、研修をさせて頂いている間にやりたいことが見つけられる可能性が高く、インターンシップ
に参加して、損をすることは何もないと思います。参加する際は、不安もあり緊張もしましたが、社
員の方は皆さん親切に丁寧に教えて下さり、私はインターンシップに参加してよかったと思っていま
す。
- 375 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M051
干場
恵里
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
就業体験発表に参加して7人の代表者の発表を聞いてまず7人ともの共通点は、きっと練習をたく
さんしているのもあって発表する態度や声の大きさ、プレゼン能力の高さに驚きました。もし、自分
が人前で話すときあんな風に堂々と素敵な発表はできないと思い自分が就職するにあたって足りない
ものはプレゼン能力と勇気だということが学べました。これから合同面接会等もあるのでそのような
機会までに自分に足りない勇気をつけること、自分が調べた物事を発表してみてほしいと言われた時
にすぐに上手くパワーポイントを作り聞いている人が分かりやすく話すことができる、ということを
目標にしていきたいと思いました。7人の中で特に高岡法科大学の狩野さんの発表がすごく心に残り
ました。
「だって」
「でも」
「できません」この言葉は私の口癖ですが、狩野さんの発表の中で社会では
そのような言葉は通じないという内容がありました。私は富山短期大学に入学してインターンシップ
や今まで経験をしたことがなかったアルバイトを通じてすごく実感したことは「だって」
「でも」「で
きません」という言葉を使っても周りの方はお声をかけてくれる方がほんの少しでほとんどの方は何
もしてくれない時や事がたくさんありました。また、私はよく「~をしてあげたのに」という思いを
よくします。思えば思うほど思いは募り、自分だけが切なくなってきます。狩野さんの内容の中に『見
返りをもとめないこと』という言葉がありました。私はその言葉を聞いた時、自分もたくさんの方に
助けられて今まで生きてくることができたのだから自分がしてやった、やってやった、などという思
いは捨て、もっと社会に通じる人になるためには思いやりや親切心を持つことも大切なのだと実感す
ることができました。就業体験発表会で自分の足りなかった部分、社会人になるための一般常識の再
確認ができたのでインターンシップにも就業体験発表会にも参加して良かったと思いました。
<特別講演会>
特別講演会に参加して以前金融論の時に富山財務事務所の方が富山短期大学に来られて講義を行っ
ていただいた内容でもある最近話題の「アベノミクス」の3本の矢のお話をもう一度聞くことが出来
て、以前学んだことの復習も出来たし新たに現在の財政状況も知れて良かったです。講演のなかで私
が1番気になったことが少子高齢化です。以前の金融論の時にも似たようなお話を聞かせてもらって
同じことを思ったのですが、言葉の通りお年寄りは多いのですが子供が少なくなってきて私が最大に
思うことは年金問題です。今の私たちの世代が就職して主にお金を稼いで生活を立てていくときに介
護施設等の資金などが必要となります。そのようなときに自分たちが得たお金をお年寄りの為に使う
機会も増えると思うし、地方は特に少子高齢化であるし、自分の親が高齢者になった時の医療費等を
考えたときゾッとします。講演会の中で「社会保障と税の一体改革」という仕組みを学ばせていただ
いて、これから自分たちが成人の主流になる時に向けてお金の心配はたくさんあるけれど、政府など
がちゃんと政策をとってくれていることが分かれたのでこれからのお金の使い道について深く考えさ
せていただきました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私はアルバイトをしたほうが働けば働くほどお金ももらえるからインターンシップなんて面倒くさ
いなと考えていました。けど実際インターンシップを体験してみてアルバイトでは味わえないことが
体験できたのですごく社会の仲間入りをした感じがしました。是非参加してみて下さい。
- 376 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M052
堀
彩奈
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
各大学の代表者によるどの発表においても、仕事において最も大切なことが述べられていて、その
ほとんどが自分自身もインターンシップを通して感じたことでした。
その中でも、
「幅広い知識を身につける」
「
、挨拶をしっかりする」
は私も今後の課題にしていたので、
改めてこの課題を残りの短大生活の中で身につけていきたいと思いました。また、このインターンシ
ップ就職発表会に参加して、就職に対する意識がとても深まりました。それと同時に、自分が参加し
た以外の企業の事を知れたのでとても参考になりました。
インターンシップではもっと多くの企業に参加し、どんな企業があるのか、どんな事をするのか、
自分に足りないものは何なのか、など自分の目で確かめることができたら良いと思いました。
<特別講演会>
消費税率引き上げの実施についての話は、とても身近なので興味がありました。消費税の値上げは
単に嫌だなと思っていたのですが、今回のお話を聞いて、消費税引き上げの背景について理解するこ
とができました。また、私は自分の住んでいる国が置かれている状況、経済問題について本当に無知
であると感じたので、これから勉強したいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加することによって、自分に足りないもの、社会の厳しさ、今後の課題など
が実感できるいい機会になると思います。
- 377 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M053
堀田
真琴
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップの就業発表会について、私が感じたことは、発表者が事前準備をしっかり行って
いたということです。参加前に、企業について研究し、どのような仕事があるのか、どのようなこと
が重要になってくるのかなどを調べ、
何を学ぶのかを設定していました。私もしっかり企業研究して、
何を学ぶのかを決めてから取り組めば、もっと得られたものがあったと思いました。また、発表者に
共通していたことの1つは、責任感を持つことでした。自分一人だけの責任ではなく、会社全体の責
任になることがあるのだから、自分の行動には責任が必要になるということでした。2つ目はコミュ
ニケーション力がチームワークを行う上で大切になるということです。チームワークは仕事には欠か
せないもので、それを円滑に進めるためには、コミュニケーション力が重要になってくるということ
です。コミュニケーション力といっても、あいさつや作業中の声掛けをするだけで、仕事の効率も作
業員のモチベーションが上がる。小さなことですが、この小さなことの積み重ねで、仕事は成り立っ
ているのだなと感じました。体験を聴いただけでも、仕事について、社会人について学べ、勉強にな
りました。
<特別講演会>
日本の財政は複雑なので、学びたいと思わなかったのですが、講演を聞いて、どれだけ日本が危な
い状態なのかということを知り、興味がわきました。解決しなければならない問題がたくさんあり、
それを解決するのは、簡単なことではないということも分かりました。簡単な説明だけでしたが、今
後社会を支えていくのは、私たちの世代なのだという自覚が湧いてきました。何が最善か、というも
のはなく、それぞれの価値観をもってして最善を考えていく。簡単なようでとても難しいことだと思
います。それでも、他人事ではなく、自分たちのこととして少しでも経済が回復して、暮らしやすい
生活になるように考えていきたいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
参加しなければわからないことが、たくさんあると思います。インターネットや人から聞いた話だ
けでは分からない生の現場や声を聴くことができるとても良い機会で、就職活動にも役に立つと感じ
ました。また、職場体験は学生時代しかできないことだと思いました。体験した仕事は、実際の仕事
のほんの一部ですが、就職前の貴重な体験になると考えます。仕事には、責任感が大事と聞きますが、
なぜ大事なのか、ということは体験しなければわからないことだと思います。私は、仕事と聞くと、
疲れるや辛いなどのマイナスのイメージしか持っていませんでしたが、インターンシップを通して、
責任感を持って、真摯に取り組んでいる生き生きした職業人に触れることができました。また仕事は
大変なこともありますが、それ以上に達成感や、喜んでくれる人の顔を見たら、やっていて良かった
と思えることなのだと感じました。
これは、
実際に体験しなければわからなかったことだと思います。
自分がその仕事に向いているかどうか知る機会になり、就職活動のためだけでなく、自分の人生にお
いても、考え方が変わった貴重な経験でした。
- 378 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M054
堀田
稜兵
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回のインターンシップ就業体験発表会に参加して他校の学生のインターンシップ体験報告を色々
観て聴いて自身の成長になったと思います。発表には説得力があり、就業の様子が生き生きと伝わっ
てきました。他校の学生の発表で自身のプレゼンを見直すこともできてよかったです。貴重な経験を
通して、社会での大切なことを学んだことが、とてもわかりやすく伝わってきました。自分が体験し
たことは、ほとんどの学生も体験し学んでいると実感し、共感することもできてよかったです。
<特別講演会>
阿部
修二さんの講演を聞いて我が国日本の現状が多少なりともわかったと思います。平成 25 年
度一般会計予算概算は総額が約 92.6 兆円であり、予算の中身を見直して重点化し、公債発行額をでき
る限り抑制した結果、税収が公債金を上回る状態を 4 年ぶりに回復させるなどしていました。歳出に
ついては、社会保障関係費、地方交付税交付金、国債の元利払いに充てられる国債費が、歳出全体の
約 7 割。歳入のうち、税収でまかなわれているのは 5 割に満たず、5 割弱は将来世代の負担となる借
金(公債金収入)に依存しているのである。
少子高齢化と社会保障については、高齢化の進展に伴い、社会保障給付費が大きく伸びる一方で、
社会保険料収入は横ばいで推移し、その差額は拡大傾向にあり、この差額は主に、国や地方の税負担
で賄われているのである。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップをするに至って、大事なことは社会人とより多くコミュニケーションをとって社
会で必要な知識等を教えてもらうことが大切だと思います。また、仕事をした達成感はとても素晴ら
しいものなのでそれを味わうこともよいと思います。研修が終わったら研修先でお世話になった方々
に感謝することが大切です。
- 379 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M055
牧野
恵和
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
他学生の就業体験の発表を聞いて、私がインターンシップでは体験しえなかった事やその職種、や
業種ごとに求められているものが違い、とても今後の就職活動に関して参考になる発表ばかりでした。
違っている点だけでなく共通して求められている部分もあり、共通している部分はそのなかでもとて
も重要なのかなと考えました。共通してある企業での大切だと思ったことはコミュニケーション能力
やそれに伴うチームワークやマナーなどがあります。この 3 つにすべてかかわってきて、私自身もイ
ンターンシップ先でとても強く感じたのが「挨拶」です。発表の中には挨拶をしていない社員がいる
と、他の社員から信頼されなかったり、あまりよく思われないとおっしゃられておりました。私のイ
ンターンシップ先でも朝皆さんが挨拶しますし、外国人の方もみなさんが「おはようございます」と
言っておられ企業では非常に重要なのかなと思いました。他の事柄で重要とされていると感じたのは
報告連絡相談です。請け負った仕事の進行状況を報告したり、結果を報告するだけでなく、ミスやト
ラブルの発生の際にも迅速にホウレンソウを行うことが何より大切だと感じました。そしてこのホウ
レンソウを行いやすくしたり的確にするためにも挨拶といったコミュニケーションが必要になってく
る。つまり挨拶ができていないと仕事を行っていく上で挨拶といった当たり前のコミュニケーション
が重要なのではないかと考えます。
<特別講演会>
日本国全体のお財布事情は現在非常に苦しいものとなっている。ニュースなどでもここ数年間ずっ
と日本の経済状況はあまりよくないということを耳にしていましたが、具体的な数値やグラフなどを
見ると本当にあまりお財布事情はよろしくないんだと実感しました。平成 25 年度では税収と国債の
発行額がほぼ同じになっていました。税収すべてを国債の返済にあてるわけにはいかないので国債の
債務額は増える一方です。消費税を5%から8%に上げるといっても平成 25 年度の消費税収入は
106,490 億円、これが仮に 8%の税収だったとしても 170、384 億円程であってかなり税収は増えるか
もしれないが国債の返済とその他の財政支出を考えるとまだまだ十分とは言えません。このようにこ
れからまだまだ税金が増えていくと思うととても不安です。アベノミクス効果で少しずつ景気はよく
なっていると聞きますが、それは一生続くわけではありませんし、国債額を考えると非常に長い期間
の景気の向上をなし得なければ完全に返済できるとは思えません。であるから、次の手、次の手を常
に考えながらいかなければならないのかと思います。少子高齢化でさらに働く人口は減りますし、医
療費などはかさみますそういった不安がたくさんある日本で個人としてどうやって生きていくかを考
えていかなければならないと感じました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップにはぜひ参加していただきたいと思います。社会に出るうえで必要な能力を感じ
るだけでなく様々な企業とのギャップや裏側を知り、それに向け対策を講じることができるので 1 週
間ほど面倒くさいと正直感じるかもしれませんがやれば後悔はしないと思うので参加してほしいと思
います。
- 380 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M056
松尾あずさ
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回の職業体験発表会に参加し、7 人のプレゼンテーションを聞いて、共通して述べていたことは
コミュニケーション能力についてでした。それだけ皆コミュニケーション能力の必要性を痛感したと
いうことだと思います。また、コミュニケーション能力を身につけるには、挨拶をすることから始め
るという学びも多かったです。挨拶は社会だけではなく、学校や地域の中でもするべきことであり、
当たり前のことなので、自分から率先して挨拶をしたいと思います。
最も印象深かったプレゼンテーションだったのが、チューリップテレビに就職体験に行かれた方の
ものでした。発言がはきはきとしていてわかりやすかったのと、スライドに適度にアニメーションを
施していたため、相手に自分が何を学んできたのかを伝えようという意識が強く表れていたと思いま
した。就職した際に、プレゼンテーションをする機会が多くあると思うので、私も彼のように堂々と
プレゼンテーションが出来るようになりたいと思いました。そのためには、事前に準備をする必要が
あると思うので、計画を立て、期限までに準備する能力を身につけなければならないと思いました。
<特別講演会>
三つのテーマに分けてお話をされていた中で、特に私が注目したテーマは「少子高齢化と社会保障」
です。少子高齢化が進む現在、社会保障の充実は重視するべきことであると考えたからです。年金問
題や、生活補助の問題などニュースや新聞で見聞きしますが、無駄な歳出を抑えることが出来れば、
社会保障を更に拡張することが出来るのではないかと思いました。消費税率を引き上げる前に、今一
度歳出について見直すべきだと思いました。また、講演を聞いてあまりよく理解出来なかった点があ
ったので、自主的に学習し理解を深めたいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは、自分の仕事や企業に対するイメージとのギャップに気付く非常に良い機会で
す。実際に見聞きし、体験して確かめ、そのギャップを少しでも埋めることが出来ると思います。た
だ作業をこなすだけではなく、どのような意味で行わなければならないのか等を考えながら行うと、
より充実した職業体験をすることが出来ると思います。事前に受け入れ先の会社について調べておく
と、更に良いと思います。
また、インターンシップ後はレポート作成やパワーポイント発表を通じて、インターンシップで得
たものを自分の中で整理する必要があります。就業体験で得たものは必ず自分のためになるものばか
りだと思うので、熱心に取り組むべきだと思います。
- 381 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M057
松田
祐佳里
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回のインターンシップ就業体験発表会に参加し、コミュニケーション能力が必要であること、お
もてなしの心を持つこと、挨拶を行うことが大切であるという3つのことを学びました。
企業が求めることとして、コミュニケーション力・熱意・協調性が挙げられているという話しを聞
き、コミュニケーション力を身につけることが必要であると感じました。中でも「報告・連絡・相談」
というホウレンソウを行うことが仕事の効率化につながるだけでなく、相手との人間関係も良好にな
ります。私もインターンシップ体験で「ホウレンソウ」を頻繁に行っていたので、働くうえでコミュ
ニケーションを行うことが重要であると学びました。
おもてなしの心を持つことが必要であるとありましたが、学外研修に参加した際の講話でも、おも
てなしの心をもつことがお客様の喜びに繋がり、また私たちの喜びでもあると学びました。仕事に取
り組む際には相手におもてなしの心を持って接したいと思います。
発表では挨拶が大切であると 2 人の方がお話されました。挨拶はコミュニケーションの第一歩であ
り、職場の雰囲気がよくなり、相手との信頼関係を築きあげることができます。私もインターンシッ
プの体験では挨拶を行うことで1日頑張ろうという気持ちになることができました。仕事場の雰囲気
や人間関係をより良くすることで仕事の効率が変わり、良い結果をだすことにもつながっていくので、
挨拶はとても大切なことなのだと学びました。また、普段から挨拶を行っていないと、いざとなった
ときに挨拶はできないと人間関係の授業でも学んだので、普段から挨拶を行い、良い人間関係を築い
ていけるよう取り組んでいきたいと思います。
今回の発表会で学んだ3つのことは普段の生活でも行うことができるので、普段から行い自分の成
長へとつなげ、働く際に生かせるよう取り組んでいきたいと思います。
<特別講演会>
日本は少子高齢化が進んでおり、財政状況としては社会保障支出が増加する一方、社会保障以外の
支出はOECD諸国中最低の水準にまで減少しているそうです。また、社会保障給付費が大きく伸び
る一方で、社会保険料収入は横ばいで推移しており、差額は拡大しています。私が思っていたよりも
少子高齢化による財政への影響が大きかったので驚きました。
消費税率及び地方消費税率の引き上げとそれに伴う対応についての話しもあり、長引くデフレから
の早期脱却と経済再生に向けて「三本の矢」が挙げられていました。食費や電気代などの生活費も少
しずつ値上がりしており、消費税率引き上げでお金の使い方も変わってくるので、お金の使い方をし
っかり考え管理していかなければならないと感じました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私はアルバイトの経験がなく、14歳の挑戦で職業体験に取り組んだことがあるだけで働いた経験
がなかったので、今回の体験から学ぶことが多くありました。インターンシップに取り組むことで自
分に足りないことや働くということはどういうことなのかなどを学ぶことができ、辛いこともありま
したが自分の成長につながったと思います。学べることが多くあるのでぜひインターンシップに参加
してみて下さい。
- 382 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M058
三浦
さとみ
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
7人の学生の発表を聞いて共通して強く感じたのは、実際にその職業を体験することができていて、
その職場の人とのコミュニケーションが良くとれていたということです。
①の奥田さんを例に挙げると、取材や編集作業の体験を通して、きちんとした番組をつくるには、
現場のみんなとの情報交換がとても重要だということが分かったと話していました。インターンシッ
プに参加したからこそ、普段、大学で講義を受けているだけではできない、取材や編集作業に携わる
ことができ、結果的に職業観が高まったり、企業研究ができていました。また、その仕事をしている
人に直接コンタクトをとる機会がインターンシップによって生まれ、その仕事はどんな内容で、どう
いう苦労があるのかという具体的な話が聞くことができていて、充実した研修内容だったと感じまし
た。
また、説明の仕方も、たんたんと話すだけでなく、間にプラスαの情報を挟んでいたので、聞く方
はとても興味をそそわれました。さらに発表者の発表を聞いて、改めて自分のインターンシップを振
り返ることができて、良い時間だったなと思います。
<特別講演会>
私は、消費税率の引き上げについての話が印象に残りました。消費税引き上げの問題は私たちの生
活に直接関係してくることなのでとても気になりました。
税制抜本改革法の第十八条に、
「消費税率の引き上げに当たっては、経済状況を好転させることを条
件として実施する…」とあるのを見て、ただ消費税が上がって、消費者の家計を圧迫するだけだった
という結果にだけにはならないようにしてほしいなと思いました。
そのほかにも、日本は総支出が増加する一方で、租税収入は減少していることに伴って、財政収支
が悪化しているという現状がグラフからはっきりと読み取れたり、少子高齢化と社会保障の問題も深
刻であるということが分かりました。日本には、戦争がないとはいえまだまだ問題が山積みなので、
少しずつ改善していけたらとおみます。私も選挙権が与えられたときに、しっかりと自分の意思を示
すことができるように、ニュースや新聞などで日本の政治・経済情報を随時確認しておこうと思いま
す。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は、地元の石川県七尾市の図書館で、7日間の研修を実施させてもらいましたが、本当に学ぶこ
とがたくさんあって、充実した時間になりました。
やはり、図書館業務であっても事務やそのほかの仕事であっても共通して言えることですが、実際
に体験してみて初めて分かることがたくさんあります。私の図書館業務の例でいうと、すごく体力が
いる仕事で、本と関わるというよりも人と関わる仕事であるということです。短大で図書館の講義は
受けていますが、やはりそれだけでは図書館業務の大変さや楽しさは分かりません。自分が興味のあ
る分野の仕事に関しては、絶対にインターンシップを通して知るべきだと思います。また、その仕事
に関わる人からいろいろな情報も聞き出せるので、就職活動の参考にもなると思います。
- 383 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M059
宮崎
彩菜
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
就職活動を間近に控えた、私たち短大1年生と大学3年生が交流する機会は今回が初めてだったの
で、大学3年生と私たちの視点の違いはどこだろうかと非常に興味がありました。私が感じた大きな
違いは、勉強量の違いからくる考え方の違いです。当然ですが、4大生と比べ2年分の学びが私たち
には不足しています。勉強量の違いからくる、視野の広さや想像性の違いを、プレゼンを聞き痛感し
ました。就職活動では戦わなければいけない相手になるので、2年分の違いを埋められるよう自身が
努力しなければならないと強く思いました。
発表会では報道機関から、インフラ関係の企業まで様々な企業の発表を聞くことができました。学
生それぞれが、経験から得たものを発表しており、私が印象に残っているのは「当たり前のことを当
たり前にできる人」を企業が求めているということです。一般常識や時事をおさえておくことも社会
人として必要なことだということがわかりました。
インターンシップに限らず、分からないことをネットで即座に検索し答えを見るのではなく、自分
で頭を使って考え自分なりの答えを出していく「考える力」が就職活動やこれから社会人になるに向
けて必要なことなのではないかと感じました。
<特別講演会>
以前に富山財務事務所から3回の講義を受けていましたが、毎回痛感することは自分の知識不足で
す。今回の講義の内容では、アベノミクスや現在の財政状況、少子高齢化に対することなど一般常識
に関することが多くありました。就職活動に向けおさえておかなければならない知識だと思うので、
確実におさえておこうと思います。また、どうすればお金が貯まるかという質問に対して、
「正しい金
銭感覚を身に着けることが大切」だとおっしゃっていました。自信の人生設計をするうえにおいて、
いざという時に困らないようにしておきたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は中学・高校と2回のインターンシップを経験しましたが、短大でのインターンシップは以前と
比べ、2つの大きな違いがありました。
1つめはインターンシップに対しての自身の意識です。中高でのインターンシップは学校から強制
され、社会経験の1つのような軽い気持ちで参加していました。しかし、短大でのインターンシップ
は就職活動を間近に控えているという意識もあり、社会人の一員として働くという自覚を持ち責任を
持って行動するようになりました。また、研修先に選んだ企業に対する見方も変わります。たとえば、
今まで気にしていなかった就業時間は8時間で終わっているのか、どうしてこの職種を選んだのか、
この会社の理念は何かなどの労働環境や企業情報に関することを気にするようになりました。インタ
ーンシップに参加したことにより、働くとはどういう事なのか、企業とはどのようなものかを、より
具体的に考えられる良い機会になりました。
2つめは、先方から自身に対する見られ方の違いです。短大では、中学・高校で行ける企業や体験
する内容が違います。体験する内容では、より高度なことが要求されるようになります。また、短大
生ではなく“もうすぐ社会人になる人”として評価をされます。
私はインターンシップで自分の長所を見つけることができました。就職活動をするうえで、インタ
ーンシップはとても貴重な経験となります。ぜひ目的をもって積極的に参加してください。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M060
宮崎
匠
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
発表者7名それぞれ独特な表現とパワーポイントを使って、短時間で丁寧かつ濃厚な内容を私たち
に伝えてくれました。チューリップテレビに就業体験に行ってこられた奥田さんはテレビ局で実際に
原稿を書いて添削してもらうという重要な体験をさせてもらっていて良い体験をしているなと感じま
した。また、社会人としてのマナーも非常に大切なことで、主にあいさつや服装といった第一印象を
大事にすることだといっておられました。私もそれには共感し、あいさつは社会人ができてあたりま
えだということを改めて思いました。
狩野さんは北日本新聞社に体験しにいかれたということで、非常に興味がありました。私は北日本新
聞社に3回ほど見学にいったことがあり、どのような過程で新聞ができているのかをだいたい知って
います。しかし、体験した内容は仕事の細かい内容や心がまえなど新聞を作成する上で非常に重要な
ことばかりでした。
「責任の重さ」や「アナログ人間になること」というキーワードが耳に残りました。
北日本新聞は家でも購読しており、ほかにも多くのひとが読んでいる新聞です。その新聞にすこしで
も嘘の内容はかいては信頼を失ってしまいます。また、新聞のレイアウトなど、読みやすいように構
成することも大事だということが分かりました。
吉野さんは酒造を体験してこられて、とても難しそうな体験内容だと思いました。お米を1粒1粒丁
寧に調べていき、おいしい日本酒ができていることが分かりました。まとめではやはりあいさつは重
要だといっておられました。
この就業体験発表会は他の学生たちがどこへ行ってどんな体験をしてきたのかをよく分かりました。
また、しゃべり方がひとそれぞれで、そういう面でも面白い発表会だったとおもいます。
<特別講演会>
阿部さんの講演会では日本の財政状態を分かりやすく教えてもらえました。
現在、アベノミクスで経済状況が若干右肩上がりになる中でも、国の借金は増えていっています。
税収は来年に8%まで引き上げられるけれど、借金はなかなか減らないとおもいます。
日本の人たちの財布に入るお金がどんどんすくなくなっていくので、将来どのようにお金をためて
いけばいいかよく考えて進路をきめようと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップはやったほうが良いとおもいます。なぜなら、知識をしらないより知っておいた
ほうが良いとおもうからです。周りの友達がやるから私もやろうかなという理由でも良いとおもいま
す。やらないよりはましです。やることに意味があります。仕事の環境を知っておくことによって日々
こういうふうに人は働いているんだなと知ることができます。興味のない企業にいってこんな職業が
あるんだと知識を蓄えられることがあります。だからインターンシップはやったほうがいいでしょう。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M061
山岸 結香
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
社会人になるまでの残り少ない時間をどのように過ごしていけば良いのかがわかりました。
「当たり前のこと」ができるようになる、自分のことを客観的に分析できるようになる、3D言葉
と言われた「だって、でも、できません」という言葉を控える、あいさつは最低限など、挙げるとた
くさんあるように思えますが、1つ1つはそんなに難しくないことばかりですので、今のうちからこ
れらのことを実践していき、社会人になるために備えていかなければいけないと思いました。
また、学生と社会人の違いとして、責任の重さや会社の利益があると言われました。企業で働くと
いうことは、自分の起こした行動が自分だけでなく就職した企業に影響を与えてしまう可能性がある
ということであると思いました。無責任な行動は絶対にしてはいけないのだと改めて思いましたし、
日頃から責任のある行動をするよう心がけようと思いました。
<特別講演会>
来年4月1日に消費税率及び地方消費税率が5%から8%へ引き上げることが今年の10月1日閣
議決定されました。消費税率の引き上げによる反動減を緩和し、景気の下振れリスクに対応するとと
もに、その後の経済の成長力の底上げと好循環の実現を図り、持続的な経済成長につなげるために実
施されるということですが、期待しているとおりに景気が緩やかに回復していくのかと思いますし、
消費税率引き上げが決定してから自分たちが払った消費税やその他の税金が無駄使いされることがな
いのかすごく気になっていました。しかし、消費税率引き上げにあたっての対応が成長力底上げのた
めの政策、
「政・労・使」の連携による経済の好循環の実現、新たな経済対策の策定、簡素な給付措置、
住宅取得等に係る給付措置、転嫁措置、復興の加速等ということが分かったので、消費税率引き上げ
する理由に納得することが出来ました。個人的には、東日本大震災の被災地の完全復興をすることが
最善だと思うので、復興の加速等に特に力をいれてもらいたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
今の自分に足りない部分、それを踏まえての改善策、社会人と学生との違い、自分が将来就きたい
職など人によって様々ですが、インターンシップに参加することで必ず得ることがあります。また、
本当の社会に出て仕事をすることによって働くことの厳しさを自分で実感することができます。これ
は、どれだけたくさんの種類の講義を受けたとしても決して分からないことであると思います。その
ため、私はインターンシップに参加することをお勧めします。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M062
山口
莉奈
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
ほかの学生がどんな所へ行って、どんなことを学んだのか知るいい機会になりました。他校ではま
とめ方も違うのだという新たな発見ができました。将来、働きたいと思う職種以外のことを知れまし
た。印象に残っているのは三つです。テレビ局でのインターンシップは、学内インターンシップの際
に知ったことと合わせ、周りとの連携が重要なのだということがわかりました。最後までやり抜く力
の大切さをこれから身につけていこうと思いました。新聞社では読んだだけでイメージがわくという
ことが大切であるということがわかりました。そのために正確さや客観的なわかりやすさが重要であ
ると知り、
これらは小論文や作文など文を書く際に必要なので、
実践的に身に着けようと思いました。
特に、農業には興味があまりなかったので、今回のことで農業がどんなことをしているのかよく分か
りました。
富山は自然豊かと謳っているものの、農業に関しては全国最下位と言うことに驚きました。
今回、多くの職場体験を見ることで、それぞれの職によって必要とされていることが少しずつ違って
いることが分かりました。これからの就職活動に役立てていきたいと考えております。
<特別講演会>
現在の財政の状況や少子高齢化などについて、不明確な部分が知ることができました。やはり、こ
ういう講演を聞いていると自分が世間に疎いということがよく分かり、ニュースや新聞などの情報を
多く得ることが必要だと感じました。これから社会に出て働くためにも多くの情報を常に持っている
ことが大事なのだと実感しました。金融関係は難しいことが多く、グラフや表によって分かることが
できたのが良かったです。日本の現在の財政を考えることができたので、とてもよい機会となりまし
た。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップはアルバイトをしていない学生には、社会について知るとても良い機会であると
思います。講義で聴いているだけではわからないことも、実際に体験することによって得るものがあ
るからです。行きたいと思う職について知るためにも、この機会を活かす手はないと思います。ぜひ、
これからの就職活動に活かすためにも参加してみてください。もし参加するのであれば、分かりやす
いテーマ設定をし、講義で習ったことを実践する形で挑むのが良いと考えます。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M063 山﨑芽佑里
<インターンシップ就業体験発表会について>
発表者は、しっかりした動機を持って、インターンシップに参加し、的を得た答えを出していると
思った。学生と社会人の違い、社会人になるに当たっての心構えなど、参加した企業だけでなく、ど
の企業にも共通する、大切なことを学んだことが伝わった。
企業で話し合いの場を体験した発表者も多く、お客様の意見を聞くことや、責任のある決定をするた
めに、話し合いを重ねることが大切なことが伝わってきた。私と同じ研修先の発表者もいたが、とて
も簡潔に分かりやすくまとめていたので、見習いたいと思った。体験したことは同じでも、受け取り
方が異なり、このような考え方もあるのだとわかり興味深かった。科学や農業など、他大学・他学科
の分野で、短大とは異なっていたものも多かったため、おもしろかった。デザインやまとめ方など、
それぞれの発表に個性があり、見応えがあった。
<特別講演会について>
特に印象に残った内容は、世界から見た日本の少子高齢化である。アメリカやイギリス、ドイツな
どの国は 30 年前と比較すると、65 歳以上の人口比が減少している。それに対して、日本は 2 倍に増
加しており、変化の著しさに改めて驚かされた。平均寿命が延びたので、高齢者が増えるのは自然な
ことではあるが、その数に負けず少子化対策を行って欲しいと思った。少子化は改善されれば、高齢
化も割合も減り、人口の増加になるので、少子化対策に重点をおいて欲しいと思った。
消費税増税については、来年の 10 月までに 10%へと引き上げされるが、一時的ではあるが、増税
前の駆け込み需要が発生し、景気への効果が見られると期待できる。また、西洋諸国は、税金を多く
払って、社会保障が充実している。日本も大いに参考にして欲しいと思った。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップでの経験は、就職活動をするに当たっての、良い選択判断の材料になると思いま
す。有意義な学びの時間になると思うので、是非参加してください。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M064
山中優希
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
発表を聞いて、1番目の方は、社会人のマナーを学ぶということをテーマに参加し、服装を整える
ことや言葉遣いなどを学んでいました。また、状況に応じて臨機応変に対応することが大切だと気付
き、同時に、企業研究をすることができたと発表されていました。2番目の方は、学生と社会人の違
いは「責任の重さや自分の行動が会社の利益に関わってくる」ことだと気付くことができ、担当の方
の「当たり前のことができるかどうか」という言葉を教訓としていました。また、3D 言葉(だって、
でも、できません)は控えることが重要だと感じ、常識を知ることは、社会での信頼に繋がることを
学んでいました。また、自分のことを客観的に分析することができたと発表されていました。3番目
の方は、
「学生生活」は人生においてかけがえのないものだと気付くことができ、挨拶は、人の印象を
決めるものだと発表していました。インターンシップでは様々なことに気づくとともに自分の視野を
広げることができ、社会について学ぶことができるのだと思いました。
<特別講演会>
現在の、日本の財布の事情が非常に厳しいということが分かりました。また、安倍内閣の経済政策
の「3本の矢」は、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略のことだと再
確認することができました。また同じように、
「3本の矢」の狙いは、長引く円高・デフレ不況から脱
却し、雇用や所得の拡大を目指すものだと再確認することができました。一般会計の歳出総額では、
歳出のうち、税収でまかなわれているのは5割に満たず、残りの5割弱は将来世代の負担となる借金
の公債金収入に依存していることをはじめて知りました。また、債務残高は90年代後半に財政健全
化を着実に進めた主要先進国と比較して日本は急速に悪化しており、OECD の中では一番低い状態に
なっていることを知りました。また、財政状況は、高齢化により社会保障支出が増加する一方、社会
保障以外の支出は OECD 諸国中最低の水準にまで減少していることを知りました。同じく高齢化によ
り、社会保障給付費が大きく伸びる一方で、社会保険料収入は横ばいで推移し、その差額は拡大傾向
にあり、差額は主に、国や地方の税負担で賄われていることも知りました。
「社会保障と税の一体改革」
は社会保障の充実・安定化と財政健全化という日本にとって待ったなしとなった2大目標の同時達成
を目指すものだと知ることができました。平成26年度予算編成における課題は、
“一般会計のプライ
マリーバランスの改善”、“新規国債発行額の抑制”と“施策・制度の抜本的見直しなどを通じた「新
しい日本のための優先課題推進枠」の確保”なのだと知ることができました。これからは、お金をど
う使うかが重要になってくるのだと思いました。物を買うときは、自分の身の丈にあったものから買
うようにし、収入と支出のバランスをしっかりと考えることが大切なのだと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは、自分のことを知る良い機会だと思います。また、自らの職業観や就職観を見
つめ直すのによい機会だと感じました。職業に対する自分のイメージと実際の職場の雰囲気の確認が
できます。インターンシップに行った先が、将来、自分が行きたいと思っている企業と違う業種や職
種だったとしても、社会人の方と同じように実際の仕事に携われる貴重な時間だと思います。インタ
ーンシップは、とてもよい勉強になったので参加することをお薦めします。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M065
吉田
早希
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ職業体験発表会を通して他大学の学生と比べると、私は知識不足や言語の知識不
足が際立って目立つのではないかと強く感じました。私はインターンシップに参加し、伝えたいこと
や学んだこと、感じたこと等、自分の言葉に置き換え表現することにとても苦労しました。分かりや
すく適切に表現することは難しいことですが、言葉を知らなければ、一段と難しく感じるのだろうと
思いました。インターシップ期間中は、今まで大学で学習してきたことを体験し学び、職業意識を高
めるという目標を持ち、参加しました。発表内にもあったように、幅広い知識を身につけることが就
職までに身につけなければならないことだと感じました。
そして、与えられた仕事を最後までやり通すという責任感の重さが、学生と社会人の違いだと分か
りました。これらのことを克服するためにも、学生という比較的自由に使える時間の多い時に、興味
の持ったものや新しいこと等の知識を増やし、簿記や PC 検定を取得し自身の能力向上に励むことが
大切だと考えました。責任は、これからの社会を生きていくためには、とても重要なものとなります。
そのためにも、提出期限を守りつつ、丁寧な作業をする習慣を身につけることが、今の学生の私にで
きることだと考えました。そして、本学代表・中村さんの発表は、他大学の方と比べるとパワーポイ
ントも見やすく、堂々とした発表だったと感じました。他大学の方と比較する機会が持てたことで、
自身の就職に向けてまだまだ未熟なところを、知ることが出来た。学生時代も残りわずかですが、そ
の時間を適切に使い、成長していきたいと思います。
<特別講演会>
世界的にみても、日本の財政は劣悪なのだと、改めて分かりました。少子高齢化が進んでいる日本
は保険制度などの社会保障費が非常に膨らんでいます。また、地方交付税交付金などにかかる費用も
大きいです。配布資料を概観した際、政府の財政歳出が多いのに対し、歳入が少ないというのが日本
の現状であることを認識しました。就職が間近の私たちの立場から考えると、このような状況が将来
続くのは大変不安です。国債が増える一方では、年金などの安定した収入を得られないかもしれませ
ん、新しい政策に踏み出すことができないかもしれないなど、安心した将来を保証できないのが現状
なのだとわかりました。
また、富山県も少子高齢化は進んでいます。お年寄りが暮らしやすい制度の整備が不可欠ですが、
将来私が就職したと考えると若者世代が働きやすい環境づくりを考えることも必要だと感じました。
働くことに対して不安を抱けば、十分に能力を発揮できないと思います。日本はこれから、消費税が
上がる等の政策が始まります。日頃から、ニュースや新聞を読むことで政策の内容を学習し、日本の
動きを把握していくことが大事だと感じました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターシップはエントリーシート送付時から始まります。私はインターシップを通して学びたい
ことを企業に伝える文章作成に苦労しました。企業側は文面から熱意などを読み取ることしかできな
いので、文章作成は特に力を入れるべきだと思いました。
また、事前学習(特にキャリア系の講義で学ぶ挨拶や言葉遣い、お辞儀の仕方)を徹底することが
不可欠だと感じます。マナーはすぐ身につくものではないので、日ごろの言動から意識すべきです。
インターンシップは自身の就職までの課題を見直し、学校での学習以上のことを学べるよい機会なの
で、多くの方に参加していただきたいと思います。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M066
渡邉
瑛里
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
各大学の代表の発表を聞き、インターンシップを通して私一人では経験できなかった、知ることが
できなかったことを学ぶことができ有意義な時間が過ごせました。
特に新聞社で経験してきた狩野さんの 3D 言葉の「だって」
「でも」
「できません」の話が印象に残
りました。どれも言い訳や否定を表す言葉です。社会人になると言い訳やできないということは許さ
れないことなのだと学びました。仕事は毎日が本番であり、
学生のように気が緩むことはできません。
これからいついかなる時でも集中力を持てるように心がけていけねばならないと感じました。
他の方々の発表も貴重な体験ばかりで、ためになることが多かったです。共通して言えることは、
「責任を持つ」「知識をつける」、
「コミュニケーション能力を持つ」ことです。
「責任を持つ」という
のは最も持つべきことだと思います。責任感を持ち合わせていない人に、周りの人は仕事を任せたい
とは思いません。周りから仕事を安心して任せてもらえるような根気ある人間になりたいと思いまし
た。
「知識をつける」の知識とは常識やその業界の専門知識です。常識があることで信頼が得られると
発表でありました。何も知識がない、と苦労することになる前に就職前からその業界を調べたいと思
います。「コミュニケーション能力を持つ」とは仕事をするうえで全てにつながるのだと知りました。
周囲の人とコミュニケーションを取ることで共通の意識を持つことができ、声をかけあうとミスがし
にくくなり効率も上がると思います。
この 3 つを身に付け、
社会に必要とされる人間になりたいです。
<特別講演会>
少子高齢化が進む今、私が高齢者となったとき日本の財政は大丈夫なのか不安に思いました。
昭和 35 年と現在の一般会計歳出と比べても、社会保障関係費は約 3 倍になり、その他自由に使える
お金は全体の 2 割しかありません。そして、社会保障給付費が伸びているのに対し、社会保険料収入
は横ばいに推移していることで差額は拡大傾向にあります。収入では賄えず、税に頼るほかないとい
うことを知り、今から将来のために貯蓄をしていくべきなのだろうかと考えました。
社会保障支出は増加する一方でそれ以外の支出は OECD 諸国中最低水準まで減少し、社会保障等の
給付もままならないこの財政を打破するにはどうすればいいのか自分なりに調べていきたいと思いま
した。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップを振り返ると、得たものや学んだことは非常に多かったです。社会に出て働くこ
との責任を実感でき、今自分は何が必要でこれからどうしたいのかを考えるきっかけになりました。
参加して本当によかったので、もし参加するか迷っている方がいるのならば、参加することをおすす
めします。
そしてインターンシップの配属先が決まったら、
その企業について事前に調べておくこと、
またなぜそのインターンシップ先にしたのか、得たいものは何かを考えてからインターンシップに臨
んでください。心構えを持つことで、より充実した経験が得られると思います。研修日数が多いと不
安になってしまうかもしれませんが、あっという間に過ぎてしまうので、日数はあまり気にしないで
大丈夫だと思います。
インターンシップを通して、多くの体験を得て、有意義な時間を過ごしてください。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M067
赤川蕗乃
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
どの大学の大行学生も社会人と学生の違いや、社会に出るにあたってのコミュニケーションやチー
ムワークについて知るためにインターンシップに参加していて、共感できる部分がたくさんありまし
た。その中でも、コミュニケーション力がやはり重要であると改めて思いました。現在、企業が求め
ているものは、熱意や主体性ではなく、コミュニケーション力のある人材であることを知りました。
熱意だけがあっても、コミュニケーションを取れなければ、チームワークが取れず仕事を効率的にで
きません。
また、挨拶の大切さも再確認しました。挨拶は気持ちを引き締める効果があり、関係を作るきっか
けとなります。社会人になるために必要なスキルであるコミュニケーション力をつけるため、学生の
うちから挨拶や言動から見直していきたいです。
<特別講演会>
講演会を聞いて、見直すべき点が多々あると感じました。財政の現状について、債務残高は急速に
悪化しており、最悪の水準となっていることや、総支出が増大する一方租税収入は減少していて財務
収支は悪化しているなど、回復させなければならない点があると感じました。また、高齢化の進展に
伴い、社会保障給付費が伸びその差額が拡大傾向にあることも問題であります。
しかし、財政健全化に向け様々な政策も行われています。その中でも、社会保障と税の一体改革で
は社会保障の充実・安定化と財政健全化という 2 大目標を同時達成に目指すことができます。また、
消費税の引き上げは私たちにとってとても身近であり、経済状況を好転させます。これから期待でき
ると思います。今後の経済を支えていくのは私たち若者です。現代の若者は経済状況などに疎い者が
多いと思います。私たちがもっと自覚を持って行動すべきであると改めて感じました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは、今の自分に足りない経験や知識をたくさん得られるとても良い機会となりま
した。私はマナー作法に自信がなく、アルバイトの経験も少ないため、社会に出る準備ができていま
せんでした。
しかし、実際に仕事を経験することで、社会に出る予習ができました。仕事への責任感の重さや自
分する積極性が必要であるなど学生との違いも知ることができました。また、私はやりたい仕事、職
業が決まっていなかったので、自分の可能性を広げるきっかけになりました。
インターンシップは実際に体験しなければ味わえない辛さや、得難い達成感を経験することができ
ます。将来に不安を抱いているのなら、なおさら参加するべきだと思います。インターンシップでの
経験は、きっと自信に繋がるでしょう。
- 392 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M069
佐々木佳奈子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
7人の発表を聞いて、ほとんどの人が「コミュニケーション」、
「信頼」、「責任感」という言葉をキ
ーワードとして話していた。これらのことに関して、自分がインターンシップで感じたものと共感す
るところが非常に多かった。この 3 つのことは、どれもつながっていて、コミュニケーションを取り
合うことで信頼が生まれ、信頼されているという自覚から責任感につながるのだと思った。しかし、
いきなりコミュニケーションを始めるというのはできない。コミュニケーションを始めるためには、
「挨拶」が必要なのだと改めて感じた。まずは「挨拶」から始めて、人と人との輪を広げて、その関
わりの中で成長していきたいと思った。
<特別講演会>
年々、少子高齢化と若者の社会保障の負担に関してのニュースが増えている。若者の減少で 1 人当
たりの社会保障の負担が大きくなるというのを聞くと非常に不安を感じる。また、社会に出るとなる
と、何に関しても背負うものが大きくなり、学生のころとは大きく異なると感じることも少なくはな
いと思う。これからは私たちがいろいろなことを背負っていかなければならない時代になる。具体的
にどうするということは今の時点ではよくわからないが、これらに対する知識などをしっかり持って
おくようにしたい。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加したことで、実際の職場の雰囲気を確かめることができ、就職活動を始め
るまでの一つの資料となったと思う。今までは、アルバイトでの雰囲気しか知らず、社会に出るとい
うことを考えると怖さを感じていた。しかし、インターンシップでの、目上の方とのコミュニケーシ
ョンの取り方や、社会人としての責任感を実感することができ、少しは不安が和らいだ気がした。将
来、何になりたいなどが決まってはいなくても、何か不安や怖さがあるならインターンシップに参加
して、実際に社会の雰囲気などをつかむのもひとつの方法だと思った。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M070
新井みほ
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回、県内の学生の発表を聞いて、インターンシップで学んだこと、感じたこと、働く上で何が大
切なのか、何が必要なのかなど、共感できる点、参考になる点がたくさんありました。また、印象に
残った言葉も多くありました。
その中でも、株式会社チューリップテレビで就業体験をされた奥田さんの発表からは、
“限られた時
間”の中で視聴者に何を伝えるのかが特に重要になってくる仕事であると強く感じました。そのため
には、状況に応じて臨機応変な対応が必要だし、ニュース原稿を書くためには、文章力だけでなく、
視聴者にわかりやすい、かつ同じ言葉を繰り返さないなどさまざまな工夫が必要であることを知りま
した。そして、最後まで粘り強くやり抜く力が必要であると分かりました。
株式会社北日本新聞社で就業体験をされた狩野さんの発表からは、社会人と学生の違い、社会人は
どうあるべきかについて分かりました。社会人と学生の違いを言うならば、責任の重さと会社の利益
が関わってくることであると学びました。また、若手社員との懇談で「だって」
「でも」
「できません」
と言い訳や否定的な言葉を使うのはよくないということも知りました。確かに、言い訳や否定的な言
葉は、この人は何もできない人、責任感がない人だと他の社員から思われて、信頼されなくなるだろ
うなと思いました。他には、以前は熱意がある人が企業に求められている一番の人材でしたが、最近
ではコミュニケーション能力がある人、その次に熱意がある人を求めていると聞きました。
「報告・連
絡・相談」もコミュニケーションがあってこその事なので、仕事をする上でコミュニケーション能力
がいかに重要か再認識しました。
<特別講演会>
今までは「アベノミクス」について詳しく知りませんでしたが、今回の特別講演会でアベノミクス
について詳しく知ることができてよかったです。アベノミクスには、金融政策、財政政策、成長戦略
の3つのことであり、長期間続いている円高やデフレ不況から脱却し、雇用や所得の拡大を目標とし
ていることがわかりました。
また、今の日本は少子高齢化が進んでいますが、65歳以上の対総人口比のグラフで他国と比べて
みると、現時点でさえも日本の高齢者の数が多いにも関わらず、2050年に至っては圧倒的に日本
が先走っていて、今後の日本はどうなるのだろうかと少し怖くなりました。やはり、高齢になると病
気にかかりやすくなるし、退職後の生活を賄うには、今まで以上の医療費や年金が必要になってくる
と思います。そう考えると、社会保障給付費はもっと必要になってくると思いました。しかし、社会
保険料収入は上がっておらず、その差額は国や地方の税負担で賄われているので、増税には賛成した
くない気持ちがありましたが、今後のことや自分の将来のことを想像すると、来年から始まる増税も
やらざるを得ないなとちょっと納得しました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは、今後の自分の将来像(自分はどんな仕事が向いているか)を考える良いきっ
かけになります。また、「働く」とはどういうことなのかを身をもって感じることができます。一体、
働くには何が必要なのか、私はインターンシップを通して学ぶことができました。だから、私は、イ
ンターンシップに参加することをお勧めします。ぜひ、興味のある企業の就業体験をしてみてくださ
い!将来について悩んでいる人、迷っている人も参加するべきだと思います。後輩の皆さん、がんば
ってください!
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M072
石橋
沙紀
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
他大学の人の発表を聞いて、インターンシップで私が学ぶことが出来なかったことや、意見を聞い
て納得できることがたくさんあり、とても自分の為になりました。中でも、会社が求める人材が近年
変わってきており、五感をフル活用することができるアナログ人間を求めているということや、10
年前までは上位3位になかったコミュニケーション能力が 1 位にきているということに驚きました。
また、専門性を高め、仕事をするにあたって必要とされるスキルの向上が大切であることや社会人基
礎力の向上が大切であることを実感しました。3D 言葉(でも・だって・できません)は知らないう
ちに使ってしまっていることが多く、絶対に使ってはいけないので学生である今のうちから直してお
こうと思いました。挨拶はコミュニケーションの第一歩であり、報・連・相をすることによってモチ
ベーションが上がり、作業効率も上がるとはどの職場においても同じことなのでしっかり頭にいれて
おきたいです。挨拶なしでは連携も人脈も生まれないので信頼関係も失うということから、挨拶やコ
ミュニケーション能力がどれだけ大切か実感しました。また、他大学の学生の発表を聞いて、私は富
短のパワーポイントや発表のレベルがとても高いのだなと思いびっくりしました。個人的に中村さん
の発表は、紙やパソコンを何も見ずに、話すスピードも適度で、とても説得力があり、言いたいこと
もしっかり伝わってきたので、すごく良い発表だったと思います。
<特別講演会>
歳入のうち、税収でまかなわれているのは 5 割に満たず、5 割弱は将来世代の負担となる借金に依
存しているということにびっくりしました。消費税増税が決まり社会問題になっているが、国民的に
は負担が重いだけでしかなく、国の借金が増えている傾向にあり、今後の日本のことを考えるとそう
するしかなかったと思うので、財政収支は悪化しているとはいえ、増税するからには、税金の使い道
を慎重に検討し大切に使ってほしいと思いました。また、これから少子高齢化の進展に伴って、社会
保障給付費が大きく伸び、それは私たちの税金で賄われるがこのまま少子高齢社会が続いていくと今
後の日本は一体どうなるのだろうなと思い少し不安になりました。若いうちから貯金しローンを組ん
でおくことが大切だと言っておられたので、それを忘れず、働いた時には無駄遣いばかりではなく、
しっかり将来のことを考えないといけないなと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
自分が参加するインターンシップはもちろん、学内発表会や学外発表会、ゼミでの発表会で他の人
の発表を聞くことで、私は学ぶことが多くあり、今後に生せることがたくさんで本当にインターンシ
ップを通して自分自身考えさせられることがたくさんありました。インターンシップとは人として成
長できるきっかけになり、自分の視野を広げるとても良い機会になると思うのでぜひ参加した方が良
いと思います。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M073
犬嶋
愛海
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップに参加したされた方々の発表で、インターンシップで学んだこと、大切だと思っ
たことをたくさん聞くことができました。中でも、
「あいさつの大切さ」「コミュニケーション能力の
大切さ」はどの方の発表にも共通していました。明るい挨拶をすることでお互いが気持ち良い印象を
持つことができたり、そこから会話が弾んだりとコミュニケーションをとるということにも繋がって
いるからです。挨拶をすると雰囲気が良くなり、良い気分で生活することができます。このことから
挨拶はとても大切なのだと思いました。挨拶やコミュニケーションは社会人にならないと出来ないこ
とではなく、日常生活や短大生活、周りの方々との関わりで今からでも出来ることです。私も今後の
生活で挨拶をしっかりとすること、様々な方とコミュニケーションをとることを強く意識していきた
いです。
また、富山高等専門学校射水キャンパス電子情報工学科の吉野長浩氏の発表で、インターンシップ
を行った「立山酒造株式会社」の方の「『学生生活』は人生においてかけがえのないもの!」という言
葉がとても印象的でした。
この富山短期大学での生活は今しかないものです。
ここで体験出来ること、
学ぶことが出来ること、実践出来ることを1つ1つ大切にして多くのことを吸収し成長していけるよ
うな実り多い学生生活にしたいです。
<特別講演会>
私は、財務省北陸財務局富山財務事務所長の阿部修二氏の、
「少子高齢化と社会保障」についてのお
話が一番心に残っています。ドイツやフランス、イギリスやアメリカの中でどの国も高齢者は以前よ
りは増えてはきていますが、その中でも日本が一番 65 歳以上の人口が多いです。日本人の平均寿命
は昭和 36 年には男性が 66.0 歳、女性が 70.8 歳で、昭和 48 年には男性が 70.7 歳、女性が 76.0 歳で
した。それに比べ、現在の平成 24 年は男性が 79.9 歳、女性が 86.4 歳と平均寿命がとても伸びてい
るということがわかりました。人間や生き物が長生きするということはとても良いことですが、それ
により年金や社会保険給付費の負担が大きくなっています。少子化が進んでいなければ負担が増えて
もそれを支える若者などが多いのでしっかりとバランスをとることが出来るのだと思いますが、少子
化が進んでいるため、それを支える若者などが少ないとしっかりとバランスをとることが出来ません。
良いバランスを保ち、1人1人の負担が増えないためにも、日本が少子高齢化社会ではいけないと思
いました。自分たちで出来ることを行っていきたいです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私はインターンシップに参加して、実際に社会にでるという経験から普段の生活では感じることの
出来ない様々なことを学び気付くことが出来ました。そしてインターンシップに参加したことで自分
の未熟さを感じ、生きている限り学ぶ心を持ち続け様々なことを吸収していきたいと強く思うように
なりました。また、インターンシップでは何事も丁寧に行うことコミュニケーションをとることの大
切さを学ぶことができました。間近で見ることによって意識も高まり、しっかり実践しようと思えた
ので、私にとってインターンシップに参加したことは自分を成長させることができ、実り多い経験と
なりました。インターンシップに参加してとてもよかったです。
- 396 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M074
井林
美咲
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
いずれの発表も共通していたのが責任感の重さや挨拶の重要性であり、自分が参加したインターン
シップでも同じことを実感したのでとても共感しました。特に印象に残ったのが、高岡法科大学の狩
野さんの発表で、若手社員から教わった「3D 言葉」を私は初めて知りました。3D とは「だって・で
も・できません」のことです。私はよくこの 3D 言葉を使ってしまうので、これから気を付けようと
思いました。また、常識を知ることは信頼に繋がるということにとても感銘を受け、もっと知識を増
やすために新聞やニュースを欠かさずチェックし、世の中の動向を把握した常識的な人間になりたい
と思います。
<特別講演会>
内容が少し難しく、分からなかったところが多々ありましたが、金融論などの授業で習った単語が
いくつか出ていたので、授業の内容を思い出しながら、講演を拝聴しました。阿部さんがおっしゃっ
ていたように、世の中の状況がどうなっているのか、理解できるようになりたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は富山市立図書館のインターンシップに参加しました。参加する前は、失敗するのではないか、
迷惑をかけるのではないか、と不安でいっぱいでした。案の定、私は初日から挨拶のことや窓口での
利用者への対応のことを注意されました。しかし、誰でも初めてのことに失敗は付き物です。なぜな
ら、
「初めてのこと」は「知らないこと」だからです。知らないからどうしたらいいのか分からず、失
敗するのだと思います。
「知らないこと」を「知る」為には「人から学ぶ」必要があります。私はとて
も消極的な性格で、人と話すことが苦手でした。しかし、仕事をする上で何か分からないことがある
と手が止まってしまい、誰かに聞かなければ仕事を再開できません。勇気を出して担当の方に分から
ないことを質問すると、担当の方は丁寧に教えてくださりました。それを繰り返すうちに、分からな
いことは減り、初めは注意されてばかりだったことが褒められるようになりました。社会に出てから
社会のことを学ぶのと学生の内から社会のことを学ぶのでは大変差がつくと思います。その為にも失
敗を恐れず、もっと知識を身に付けたいという意欲を持って、ぜひインターンシップに参加してくだ
さい。どんな職種でも必ず有意義な経験になると思います。
- 397 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M075
岩崎
祐希
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ就業体験発表会はとても素晴らしいものでした。富山県内の大学の代表の発表は、
聞きやすく、パワーポイントも明確でわかりやすかったです。とても参考になりました。
発表の中で頻繁に“あいさつ”というキーワードがでてきました。あいさつは最低限のコミュニケ
ーションである、あいさつをすると第一印象がよくなる、雰囲気がよくなる…どれも納得できるもの
でした。私自身もインターンシップであいさつの重要性を実感し、心得ていましたが、この発表会に
参加して改めてあいさつの重要性について知ることができました。この発表会に参加できてよかった
と思います。
<特別講演会>
阿部さんのお話を聴いて、もっとニュースを見ようと思いました。もう就活が始まっているのに、
知らないことが沢山あり、
とても危機感を覚えました。
日本の経済をもっと勉強しようと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップへの参加をおすすめします。
私はインターンシップに参加して、仕事に対しての意識がかわりました。体を動かす労働はただつ
らいだけだと思っていましたが、実際に体験してみて、違うということに気づきました。確かに体力
的につらい部分もありましたが、それ以上に、他のスタッフとのコミュニケーションやお客様との交
流が楽しく、とても充実感をおぼえました。
実際に体験することで、新たな発見が必ずあると思います。この好機を逃さないようにしてほしい
です。
- 398 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M076
岩田
唯
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回のインターンシップ就業体験発表会での、他大学の方や本学の代表である中村さんのインター
ンシップでの就業体験から得た学びはたくさんありました。まずは他大学の方の発表から得た学びに
ついてです。
私が他大学の発表から得た最大の学びは、北日本新聞社へインターンシップに行かれた高岡法科大
学の狩野さんの発表からで、3D 言葉は使わないということです。3D 言葉とは「だって」
「でも」
「で
きません」の3つを指すそうです。私は狩野さんのその言葉を聞いたとき、自分の生活を思い返して
みました。12月から始まった就職活動や2月の日商簿記検定のための学習、そして普段の授業での
課題などやらなくてはならないことが山積みとなってきた現状で私はよく3D 言葉の1つである「で
きない」を使っていることに気付きました。また、そのような現状の中で母親にいろいろな頼みごと
をされると、そこでは3D 言葉のひとつである「だって」を使い母親の頼みを断っていることに気付
きました。そのことから私は3D 言葉とは自分をダメにしてしまう言葉なのだと思いました。ですの
で、3D 言葉をつかわないことは自分の成長のために必要なことであると感じ、これからは3D 言葉
やそれに類似した言葉は使わないと決めました。
次に本学の代表である中村さんの発表は、内容プレゼンの仕方共に素晴らしいもので、中村さんと
同じ学内発表会代表の一員で何度も中村さんの発表を聞いたことがあった私でさえ引き込まれるよう
なそんな発表であったと思いました。
就業体験発表会により他の方が現場で体験して、感じた学びを聞くことができ、それを私の今後の
学びとできたことが、今後の自分の為となりました。今回はこのような体験をさせていただき、あり
がとうございました。
<特別講演会>
特別講演会では、これから社会に出る私達が知っておくべき今の日本の財政について様々な学びを
得ることができました。その中で私が最も考えさせられたのは、一般会計支出における社会保障費が
増大しているのに対し、社会保障費以外の支出は減少しているという現状についてです。高齢化が進
んでしまった今、社会保障に力をいれずにはいられないということはよく分かります。ですが、その
ことを理由にその他の事業を疎かにするのはどうかと思いました。
日本の財政は現在様々な問題を抱えています。それをなんとかするのは私達次世代を担う若者達の
仕事だということは明らかなことです。ですので、日々変わる財政を把握し自分がすべきことを考え
実行する能力を得ることができるよう努力をしていきたいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップでは実際の現場で自分が体験したことから学びを得ることができます。それは講
義から得る学びより自分の心に残る学びとなります。また、その先に待つ就職活動においてもインタ
ーンシップを経験したことが必ず生きると思います。ですが、インターンシップにただ参加するだけ
ではだめで、しっかり目的を持って参加することが大事です。そしてその目的にあった企業を選ぶこ
とも重要です。それらのことに注意してぜひインターンシップに参加し、自分の今後に生かしてくだ
さい。
- 399 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M077
大井
京香
<インターンシップ就業体験について>
他の大学の発表を聞いて、私とは違う視点があったり、共通する部分があったりと、聞いていて新
たな発見が多かったです。それぞれインターンシップに参加する目的が違い、就職活動への刺激にも
なりました。私がとくに、印象に残ったのは立山酒造株式会社のインターンシップに参加した吉野さ
んの発表です。まずインターンシップ期間が比較的長いことに驚きました。また、自分が勉強してい
ることとは別の職種の企業を選んで、自分の視野を広げるといった目的もおもしろいと思いました。
また挨拶の大切さを強調していましたが、それは私もインターンシップの体験を通して感じました。
このように、共通点と新しい発見がありました。自分は体験していなくても、疑似体験ができて収穫
が多い発表会になりました。
<特別講演会について>
今回の講演会で財政についての理解に欠けていたことが痛感しました。これから社会で働くうえで
財政の現状を知っておかなければいけないと思いました。高齢化が進む中で、
社会保障給付費が増え、
少子化に伴い社会保険料収入は横ばいになっているため、差が開いている現状を知りました。この差
は国や地方の税負担ということも初めて知りました。収入から引かれる税金が何に使われているのか、
また、将来のための貯蓄を計画的に行う必要性があると思いました。そして、国の財政について関心
を持たなければならないと感じました。
<インターンシップを終了して後輩たちへのメッセージ>
インターンシップは就業体験とはいえ、実際に企業で仕事をさせていただくので、責任感を持たな
ければなりません。また、インターンシップでの目的を明確にしなければ、それほどの収穫はないと
思います。目的を明確にし、一日一日、意欲を持つことで、アルバイトでは感じることのできない発
見や収穫があると思います。積極的な姿勢も大切です。私は、初日、何かさせていただける仕事はな
いのかということを聞くのは、大事な時間を削ってしまうのではないかという不安がありました。し
かし、そのような心配はかえって、消極的に見えてしまうそうです。そのことがインターンシップ終
了後の心残りです。積極的な姿勢を見せていくことが大切だと改めて気づきました。
- 400 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M078
大野彰子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
全体的に挨拶、コミュニケーションが働くことで一番大事であるという言葉が多く聞こえました。
やはり、ものごとの始まりは挨拶からであり、挨拶をしない人がいると場の空気も悪くなってしまう
ことがわかりました。人と関わり、人のために働くということは、やはり今の私には大変なことだと
思いました。直接お客様とかにかわる仕事でなくても、人の生活のために活動している人もいます。
そのような人たちは、意識が高く尊敬に値します。
また、社会人になるからには、それに見合ったマナーを学ばなくてはいけないことを改めて感じま
した。主体的に動き、常に向上心を抱くこと、また自分の興味や長所などいろいろな要因があります
が、自分に適した業界・企業をしっかり調べて、間近に迫った就職活動に生かし、やりがいのある仕
事に就きたいと思いました。
<特別講演会>
日本の財政は、歳入・歳出のほとんどが借金であることをしり、どうしたらこの状態が少しでも良
くなるのかと考えさせられました。アベノミクスでだされた 3 本の矢の効果で、少しは緩和傾向にあ
るのかとも思いましたが、そんなことはあまり感じないなとも思いました。少子高齢化が先進国で一
番進み、生産年齢人口がますます減っていく現代日本では、これからの働き手である私たちの負担は
どこまで増えるのかとても心配になりました。来年から増税することで、社会保障費が増え、少しで
も多くのお年寄りが介護・医療を受けることが出来ればいいのですが、それが無駄になるようなこと
はしてほしくないなと思いました。地域がないと国は成り立たない、地域が死んでは国が成り立たな
い、この言葉を聞いたときその通りだと思いました。地域あってこその国であって、地域がダメにな
っていくということは避けるべきことであると思いました。お金の問題は簡単なことではないが、も
っと地域が活発に行動していけるようになっていくことが、日本の発展のためには必要なことである
なと思います。今回の講演を機に、社会のことにとても興味がわきました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは、社会人として働くということを実際知らなかった私には、とても良い経験に
なりました。自分に足りないところ、社会人としてのマナー、企業研究をするにはとても良い機会だ
と思います。少しでも多くの業界の仕事を知り、自分のものにしてほしいと思います。学生といて働
くのではなく、社会人としての心をもって取り組んでほしいです。こんなことを学びたいという目標
があると自然とやる気も出てきます。体験が終わった後も適当に終わらせるのではなく、どんなこと
を学んだのかしっかり振り返るといいと思います。
インターンシップは、就職活動でとても力になると思うので、ぜひ参加して、多くのものを得てほ
しいと思います。
- 401 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M079
大淵
洋一
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私はこの体験発表会で発表者の話を聞き、まず思ったことは本学大行学生の発表レベルの高さでし
た。パワーポイントの完成度はもちろんのこと、プレゼン能力を比較しても他の学校より優れている
と感じました。その中で競いあえたと思うと嬉しかったです。次に、発表の内容から学べたことも数
多くありました。一つ目は挨拶の大切さです。挨拶はコミュニケーションを取るうえでとても大切な
ものです。
その大切なものを大事にしないとどのような事態が起きてくるかも、
発表の事例を通して、
深く考えさせられました。二つ目は、当たり前のことを当たり前のようにできることの大切さです。
この中には社会人としての服装や言葉のマナー、与えられた役割に責任を持つことです。言葉のマナ
ーについてで、感心させられた言葉もありました。それは、
「だって、でも、できません」を使わない
といったものでした。この3つの言葉は周りの事業者のやる気を削ぐだけでなく、自分の可能性を失
う言葉になります。もちろん、何回やっても無理であるようなことに対しては3つの言葉を使っても
良いと思います。
しかし、行動もせず3つの言葉を使ってはいけないと私は改めて思いました。最後に、素晴らしい
発表をしてくださった本学の代表者の中村さんには県の代表になってほしいです。
<特別講演会>
私はこの講演を聞いて、日本の現在の財政状況が日々悪化していること、その原因の一つとして、
少子高齢化により増え続ける社会保障費、そしてこれから自分たちを含めた若者は何をしていくべき
かについて深く考えることができました。財政状況については、日本の歳入は税収で4割強しかまか
なわれておらず、残りの5割弱は借金である公債金に依存しているということ、それは国際比較をす
ると世界一位ということを改めて考えさせられました。社会保障費については、社会保障の税収は横
ばいで、それに対し給付費は年々増えているという実態を知りました。この事柄は以前から知っては
いましたが、約 40 兆円もの差がついているというのは知りませんでした。次に今後どのようにすべ
きかについて考えさせられました。日本は歳入を必要最低限にするために努力しなければいけないこ
とを改めて感じました。歳入の中のどうでもいいようなもの、事柄をまだまだ減らしていかなければ
いけないと思いました。以前聞いた内容がとても多かったのですが、その事柄を改めて復習できて良
かったです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私はインターンシップを通して、社会人に求められるものとは何か、興味のある業種の仕事は自分
の思い描いている仕事像と一致しているかなど、様々なことを知ることができました。最初は就職活
動までまだ時間があるから、参加するのが面倒だと感じていました。後輩の皆さんも最初はそう考え
ると思います。高校でインターンシップを経験した人は特にそう思うと思います。しかし、大学でイ
ンターンシップをすることには想像以上のメリットがあります。それは大学でする場合、今まで以上
に目的意識を持って行動ができるので、未来の自分の就く仕事について深く考えられるためです。就
きたい仕事を決めている人はその仕事が自分に適性かを調べるために、どんな仕事に就こうか悩んで
いる人は自分の可能性を知るために、後輩たちには積極的にインターンシップに参加してほしいです。
- 402 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M080
沖田
悠
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
この発表会に参加して、発表者の殆どの人が「コミュニケーションをとるための第一歩は挨拶であ
る」と発表していました。改めて挨拶という基本中の基本が大事なのだと思いました。また、コミュ
ニケーションをとらなければ、最も大事な「報・連・相」が成り立たず、社員のやる気の低下、企業
内での混乱、顧客の減少を引き起こすなど、様々な問題が引き起こされると思いました。そして社会
人には、状況が変わるごとに臨機応変に対応していくこと、幅広い知識を身に着けることが必要であ
るとわかりました。自分がインターンシップで体験したこと以外に、他の人たちが体験したことを聞
けて良かったと思います。発表者の学びを聞くことで、自分も就職活動に向けてしっかりしなくては
いけないと改めて実感したので、参加して良かったと思います。
<特別講演会>
現在話題になっているアベノミクスでは、3 本の矢が有名ですが、それらはどのような内容かはあ
まり知らなかったので、知ることができて良かったと思います。これらが実行されると経済は上向き
になるのだろうが、また別の問題も浮上してくると思い、経済の状況を回復することはやはり難しい
と思いました。また、少子高齢化社会の社会保障の問題も難しい問題だと思いました。税負担が大き
くなることは理解できますが、反対する人も多いだろうと思いました。加えて、政府の無駄を省くと
いうことも必要だと感じました。国民負担が少なく、国の負担が大きい今までのやり方には無理があ
ったのではないかと思います。特別講演を聞いて、今の日本の現状や、これから私たち若者にどのよ
うな負担がかかってくるのかということが具体的に理解できて良かったと思います。自分たちがしな
ければならないことがより明確になったので、これからはそのことを考えながら行動したいと思いま
す。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップでは、期間が長い研修や短い研修があり、長い企業に当たるといやだと思う人も
多いと思います。しかし、実際に行ってみると、職場の人たちと触れ合うことで企業の裏側を知るこ
とができ、働くことがどのようなことで、どれだけ大変なのかをじかに感じることができます。私は
インターンシップに行くことで、笑顔と挨拶の大切さを感じることができました。笑顔と挨拶のどち
らか一つが欠けてしまうだけでも、お客様には不快感を与えてしまいます。このように、お客様の立
場に立って考えることで、よりお客様に対して思いやりがある従業員になることができるのです。こ
のようなことをインターンシップでは学ぶことができ、自分が将来就職した先でも経験を生かすこと
ができると思います。
- 403 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M081
小田
梓
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ就業体験発表会に参加して、他の学校の人の発表も聞くことができ、いろいろな
人のいろいろな学びを聞くことができたので良かったと思いました。
学内発表会では聞くことができなかった企業のことについて詳しく、それぞれの学校の代表の人の
発表なので、皆さんパワーポイントの作りが上手だったし、話し方もそれぞれ工夫していたし、上手
で、インターンシップのことはもちろんですが、発表の仕方についても学ぶ事ができました。
そして、全部の人の発表を聞いて、共通するのが、コミュニケーション能力が大事ということだと
思いました。コミュニケーション能力を身に付けることによって得ることはたくさんあり、社会に出
て就職した際に必要不可欠となることがとてもよく分かりました。
発表を聞いて、自分の体験と重なり共感できるところがあったり、新しく考えさせられるようなこ
ともあって、自分の研修を見直すきっかけにもなったし、これからのことについて考えることもでき
たので、参加できて良かったと思いました。
<特別講演会>
特別講演会で話を聞いて、日本は、少子高齢化が最も進んでいて、資料のグラフを見て、昔は最も
65歳以上の人口が少なかったことを知って驚きました。この少子高齢化によって、社会保険料の収
入と給付の差が大きくなり、国債も増えていくのかなと思いました。
私たちが社会に出てから何をすべきなのか、私たちが頑張らなければいけないんだなと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加して、学ぶことはたくさんありました。例えば、コミュニケーション能力
の重要さであったり、社会の厳しさであったり、授業を受けているだけでは学べない実際に体験しな
いと分からない発見がたくさんありました。
インターンシップは、実際に企業に訪問するので、緊張もするし大変なこともたくさんあると思い
ますが、参加すると得ることばかりであり、損はしないと思うので、将来のことが全然分からない人
も考えるきっかけになるので参加した方がいいと思います。
- 404 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M082
折橋
優希
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回インターンシップ就業体験発表会に参加し、各校の代表者の方の発表を聴いたことで、自分の
参加した研修とは業種も職種も違う研修先での内容を知ることができ、勉強になりました。
発表を聴いていて、状況に応じた臨機応変な対応、コミュニケーション、常にお客様のことを考え
て行動することなど、大切であると言われていることは発表者によってそれぞれ違いましたが、その
すべてが社会に出たとき必要なとされるものであり、やはりどのような企業であっても働くうえで大
切なもっとも基本的なことは変わらないのだと感じました。また、発表者の7名はそれぞれの研修先
で体験したことや学んだことを自分なりの考えを持ってわかりやすくまとめて発表しており、高い目
的意識を持ってインターンシップに参加したことが伝わってきました。発表会が終わった今、改めて
自分のインターンシップを振り返ってみると、自分から学ぼうとしなかったことで折角の学ぶチャン
スを潰してしまっていたように感じ、積極的に行動しなかったことが悔やまれます。今後は常に積極
的に行動することを意識して学生生活を送り、学んだことを就職活動に活かせるように努力します。
<特別講演会>
今までの日本が現時点での財政をどうにかすることに意識を向けすぎていて根本的な解決になるよ
うな政策を行ってこなかったこと、現在政府が三本の矢政策や消費税の増税などの新たな金融政策に
よって滞っていた経済を動かし、明るい未来をつくろうとしていることなどを知り、今まで経済に興
味を持つことがなく、何も知らずにいたことを後悔しました。
将来的に税金を納め、これからも増え続けると思われる多くの高齢者を支えていくのは、今の若い
世代、つまり私たちです。いつまでも何も知らないまま、自分には関係ないとは言っていられません。
これからの未来を明るいものにするためにも、経済について知り、自分がどうするべきか考えること
が必要になるのだと感じました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップへの参加が自分にとってマイナスになるということはまずありません。仮に興味
のある企業に行けなかったとしても、社会で働くことを体験できるというだけで参加する意義があり
ます。どんなにビジネスマナーや社会に出たときに必要なことを授業で学んでも、学校では実際に体
験することはできません。インターンシップは、学生という立場のまま企業の雰囲気を感じることの
できる貴重な機会です。したがって、
もしインターンシップに参加するかどうか迷っているのならば、
自分自身のためにも参加するべきだと思います。
インターンシップの期間は自分が思っているよりも短く、始まったと思ったらあっという間に終わ
ってしまいます。研修を終えた後に「もっとこうしていれば…」などと後悔することの無いように、
研修先の企業について調べ、事前準備を万全にすることはもちろん、研修中も常に積極的に動き、自
分から何かを学びとろうとする姿勢が必要となります。研修期間中は慣れないことばかりするためと
ても大変ですが、そのぶん、得るものもとても多いです。ぜひインターンシップに参加し、その経験
を就職活動に役立ててください。
- 405 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M083
香川
真澄
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
就業体験の発表会の話を聞いて、どの話も大切だなと感じる部分が多くありました。ます、状況に
応じて臨機応変に対応する・内容や知識を身につけるということを聞いて、どんな状況でも考えて行
動すること、内容や知識も多くのことを知っておくことが必要だと思いました。そしてそれがスキル
向上に繋がることを知りました。また、学生と社会人の違いを学ぶことができました。学生はまだ何
をしても許されるや自由で、社会人は責任の重さや社会の利益を感じながら仕事しなければならない
ことを知り、学生と社会人では全く違うことを知ることができました。そして、社会ではコミュニケ
ーション能力、熱意、協調性の順に必要とされていることも知りました。責任感は、辛いことや苦し
いこと以外にもやりがいや楽しさをも感じることができると聞き、責任を持つことは良いことなのだ
と思いました。最後に挨拶も大切だと聞き、挨拶は学生でも社会に出ても大切なことだと思いました。
挨拶で一日が始まるので、その一言で一日が決まると知り、挨拶はどんな人にでもすることが大切だ
と思いました。挨拶でその人の信頼を得ることもできるので重要だと思いました。今回、就業体験発
表会に参加して、多くのことを学ぶことができました。この学んだことを就職活動や仕事に就いたと
きに役立てたいと思いました。
<特別講演会>
講演会の話を聞いて、日本の少子高齢化は昭和から平成にかけて男女ともに寿命が伸びていること
が分かりました。高齢化によって、子供の数が徐々に減少していることを知り、これが少子高齢化の
現象なのだと思いました。その高齢化の進展に伴い、社会保障給付費が大きく伸びていて、社会保険
料収入は横に推移し、その差額が広がっている傾向になっていることも知りました。また、日本の社
会保障支出は中程度であるが、国民負担率が低水準になっていることも知ることができました。
消費税率を5%から8%へ引き上げることは、景気の下振れリスクに対応するとともに、その後の
経済の成長力の底上げと好循環の実現を図り、持続的な経済成長につながるために行ったりとするこ
とを経済政策パッケージと言うことを知りました。政策パッケージの取り組みは、デフレ脱却と経済
再生の道筋を確かなもとにするためにしている政策なのだと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は、短大に入学する前から事務の仕事に興味があったので、旅行会社で事務の仕事を体験するこ
とができると聞き、JTB 中部富山支店でインターンシップをしました。そこで、責任を持つ大切さ学
ぶことができました。旅行会社は事務の仕事がほとんどだと思っていました。しかし、事務以外にも、
接客はもちろん、パンフレットの袋詰めやお客様に伝えるための知識も知っておくことが、すべてお
もてなしに繋がると知り、それがお客様の信頼を得られることだと体験して学ぶことができました。
そして、今回インターンシップに参加して、旅行会社のイメージが全く変わりました。細かい作業が
多く、こんなことも旅行会社がするのかと思うこともあり、旅行会社の仕事内容を知ることができま
した。インターンシップでは、社会のことを知ることができ、新たな体験もできることができました。
だから、後輩の皆さんもインターンシップに参加して社会のことを多く学ぶことができるチャンスだ
と思います。就職活動などの参考にもなると思います。私は、インターンシップに参加して良かった
と思っています。
- 406 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M084
鍛治奈央子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
各学校から選ばれた人の発表を聞きました。
最初に発表をした富山国際大学の奥田康範さんは株式会社チューリップテレビで研修を行いました。
実際にニュースの原稿を書いたそうです。いつも何気なく見ているニュースですが、その裏では、限
られた時間のなかで、
視聴者に分かりやすく伝えるための努力がされていることを知りました。
また、
突然の事件が起きたときはそのことを報道しなければなりません。そのためには、番組編成を急遽変
えなければなりません。このような事態がよく起こる現場なので、その都度、臨機応変の対応が求め
られます。突然の事態というのは、テレビ会社だけでなく、どの企業にも起こりうることです。この
ことを実際に経験した奥田康範さんには、ぜひ株式会社チューリップテレビに就職してほしいと思い
ました。
他の発表も、聞いていて楽しくなるものばかりでした。例えば、立山酒造株式会社で研修した吉野
長浩さんの発表では、酒蔵と「しゅうぞう」をかけて、テニスプレイヤーの「松岡修造」の写真をパ
ワーポイントの初めに使われていました。最初から、面白いことをされたので、その後も非常に楽し
く発表を聞くことができました。
全員が工夫に工夫を凝らしていて、聞いていて飽きませんでした。同年代ということもあり、イン
ターンシップで感じたことに共感することもできました。自分も、発表された方々のように、自分の
意見を上手に伝えられるようになろうと思いました。
<特別講演会>
最初に平成25年度の日本の歳出と歳入を見て、日本は国民に優しい国だと思いました。なぜなら
社会保障の割合が 30 パーセント以上だったからです。その他にも、地方交付税・交付金や公共事業
にあてる歳出も、合わせて 50 パーセント以上ありました。しかし歳出というものは私たちの税収に
よってまかなわれています。今の日本は、これらの歳出を半分も補い切れていません。残りは、公債
金という借金でまかなわれています。このままでは、残りの分は、将来世代の負担となります。この
将来世代というのは私たちのことです。これ以上負担を増やさないためにも、歳出を減らすべきだと
思います。近々、増税が決定されましたが、正解だと思います。今の若者は、将来への不安から貯金
ばかりをしていると報道されますが、現状からこの行動をとるのは当然です。少しでも不安を解消す
るためにも、バランスを考えて国を動かしてほしいです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は、インターンシップへは第三希望のところへ行きました。正直あまり行く気は起きませんでし
た。本当にためになるインターンシップというのは、自分が興味ある所へ行くことだと思います。そ
こで、仕事ということはどのようなものか体験するべきです。働いてみなければわからないことが多
くあります。特に人間関係があげられます。学生とは違い、上司がいます。同僚もいます。同僚はラ
イバルでもあります。働くということはこれらのことが複雑に組み合わさって成り立つので、働く前
に少し体験すればいいと思います。
- 407 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M085
梶川
みき
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ就業体験発表会では、ほかの学校の大学生の体験を聞くことが出来ました。自分
がインターンシップを体験して学んだことや、感じたこととは違う考えをたくさん聞くことが出来て
よかったです。皆さんの発表を聞き、状況に応じて臨機応変に対応する力や幅広い知識を身に着けな
ければならないと思いました。社会人と学生の違いは責任の重さだということを知ることができまし
た。アナログ人間とは五感をフル活用できる人のことです。常識を知ることは信頼感につながるとわ
かりました。自分の事を客観的に見る事が大切です。コミュニケーション能力を高めるには、まず挨
拶から始めなければならないとわかりました。また、発表者の人たちはパワーポイントがとても見や
すくまとめてありました。会社に就職したら、パワーポイントを使う機会も増えると思うのでパワー
ポイントを綺麗に見やすくまとめる能力も必要なのだと思いました。学生生活は、人生においてかけ
がえのないものという話を聞いて、改めて学生生活の経験を大切にしようと思いました。
<特別講演会>
特別講演会で、富山財務事務所長の阿部さんのお話を聞きました。地方で働くのと、都市部で働く
のはどちらの方がよいのかというような質問があり、みんなが都市部で働いてもだめだし、みんなが
地方で働くというのもだめなのだとわかりました。都市部で働く人や、地方で働く人がそれぞれいる
からこそ成り立っているのだということがわかりました。日本の財政の状況のお話はとても難しいと
思いました。もっとたくさんのニュースを見たり新聞を読む必要があると思いました。消費税率引き
上げはとても嫌だと思いました。しかし、財政状況をよくするためには必要な事なので、消費税率を
上げることはしょうがないと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップを通して、仕事に対する責任感や、一般常識を学ぶことが出来ます。絶対にイン
ターンシップには参加した方がいいと思います。必ず就職活動や就職した後に役に立ちます。インタ
ーンシップに参加しなければ学べることは何もないですが、インターンシップに参加すれば最低でも
1つは学べることがあると思います。インターンシップに参加して自分の考えを持っていればほかの
人の発表をきいてさらにたくさんの事を吸収できます。
- 408 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M086
松本
美憂
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
状況に応じて臨機応変に対応や知識、何を伝えたいのか、わかりやすくまとめる、限られた時間内
で行う、多くの取材を通じて職業観が高まった、地域の人々の信頼、責任、何回も間違えてやりなお
すことで最後までやりぬく力が身に付く、常識を知ると信頼感につながる、他大生との関わりがふえ
ることで就活に姿勢が向く、あいさつが大切、
「学生生活」は人生においてかけがえのないもの、グル
ープワークをすると課題を解決できる力の大切さ、専門的な知識を大学で得ておく、声のかけあいが
身に付く。仕事とは、社会人としての基礎力、仕事を実際行うことで仕事に対しての魅力を感じる、
生産の過程では、私たちの知らないさまざまな作業内容がある。学生と社会人の違いがわかった。
<特別講演会>
少子高齢化についてのグラフなどみて、少子高齢化が伸び続けるので、社会保険収入の差額を国や
地方の税金負担で賄われることが増加するかもしれないと判断し、子どもの数が減るのに税金ばかり
上がるのはよくないとおもいます。高齢化のかたばかりが増え続けてもあまり進歩はしないのでは。
とおもいます。お財布事情とは本当に大変であるとおもいます。お金は様々なところで出費ばかりが
多いので収入よりも減る方が多いです。税金が増えるとやはり国民に負担がかかってしまうと思いま
す。家族が増えると家庭は幸せな分大変なことも増えます。もっと住みやすい環境になっていけばい
いなと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに行く前は、ただ大変なんだろうな、としかおもうことはないとおもいます。で
も、言ってみると何がどう大変なのかわかります。その大変差を知ることは絶対に体験をしてみてか
らです。職業体験は本当に貴重なものです。それに、インターンシップを行える期間はなかなかない
ですし、時間も充実したものをおくることができます。行ってみるとすべてがわかります。慣れてく
ると自分の動きも早くなるし次々と作業をこなすこともできるようになるので、仕事の楽しさを学ぶ
ことができます。楽しくなると失敗をしてしまったりします。その時はやはり切り替える力が必要と
なってきます。接客をする仕事には沢山の気配りが必要となってきて、子どもと関わるところでは、
目が離せません。子供がどんな行動をとるのか把握できずけがをしてしまうこともあります。それは
施設の環境や設備などに定められていて、子どもの安易な判断では、転んだりして大事故につながり
ます。親よりもスタッフがより子供を気に掛けることが必要となるとすごく実感しました。しかし、
大人の方々と関わることで社会人にたいする魅力も感じました。自分がおもいつかないような対応を
瞬時にとることができているので尊敬していてばかりの毎日でした。動きも本当に早くて何が頭の中
で回転しているのだろうと不思議におもうくらいでした。自分もそんな頭になりたいなとおもうこと
が何回もあり、ですが、なかなか思い浮かばず、やはり経験の多さや、人との関わりの量、それまで
の経験があるからこその素早い行動であるのかなと思いました。
- 409 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M087
川岸
小夏
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
富短生以外の発表を聞くことによって、また違った学びが多くありました。特に「3D 言葉は学生
のうちから控える」という、高岡法科大学の狩野さんの発表がとても印象に残っています。3D 言葉
とは“でも”
“だって”“できません”のことで、考えてみると私はその言葉をよく使っているなと思
いました。このままだと社会に出た時に無意識にその言葉を使ってしまうかもしれないので、今のう
ちから気を付けなければならないと気付くことができました。3D 言葉は否定的な言葉です。最初か
ら否定するのではなく、
「はい」
「やってみます」
「できます」と、まずは一度受け入れて、挑戦してみ
ることが大切だと思いました。言葉は大きな影響力を持っていると思うので、丁寧な言葉遣いを心が
けたいと強く感じました。
他にも、挨拶は、印象を決める一番の決め手だということを改めて学びました。人と人との出会い
は、第一印象が重要であり、その時のふるまいによって印象が大きく違ってきます。私は少し人見知
りなところがありますが、明るい挨拶でコミュニケーションを取っていきたいと思いました。
この発表会で当たり前なことが当たり前にできていない自分に気付くことができました。自分に足
りない部分を考えるきっかけとなり、また社会にでるために準備しておかなければならないこと(状
況に応じて臨機応変、幅広い知識を身に付ける、服装を整える、言葉遣い等)を知ることができたの
で、これからの学生生活で少しでも改善する努力をしていきたいと思いました。
<特別講演会>
今回の公演で私が特に不安に感じた問題は、少子高齢化と社会保障についてです。なぜなら、少子
高齢化と社会保障問題はとても身近に感じられるからです。平均寿命が延びていることはとても良い
ことだと思いますが、それに伴う出生率が追い付いておらず、日本の人口ピラミッドが悪い方に変化
しているのを見て、年金や医療関係の給付についてこの先どうなってしまうのだろうととても不安を
感じました。出生率を増やすと一概に言っても、家庭それぞれに事情があると思うし、今の日本はデ
フレ不況であり、お金の面でも大変だと思うのでとても難しい問題だなと思いました。今アベノミク
スの「3 本の矢」で少しずつ改善されている部分もあると思うので、自分にできることを考えつつ、
期待していきたいと思いました。私は政治についてよくわからないことだらけなので、もっと勉強す
る必要があると思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
働くことを実際に体験するということは、自分の内面的な成長にとても繋がると思います。自分の
長所・短所を気付くきっかけになったり、社会に出るために必要なこと、今から準備しておかなけれ
ばならないことを知れたりと、幅広く様々なことを学ぶことができました。またインターンシップ発
表会を通して友達の発表から学ぶことも多くあり、自分の考えがとても深まります。私はインターン
シップに参加して本当によかったと思います。これはインターンシップに参加した学生は誰もが思っ
ていると思うので、この貴重な体験をのがさないでほしいです。
- 410 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M088
木下
鈴菜
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回の発表会では各学校で7人の方が発表をされていました。その中でも最も印象に残ったのは、
2番に発表されていた高岡法科大学の狩野さんの発表です。狩野さんは、株式会社北日本新聞社で添
削指導や紙面のレイアウト作成などを実際に体験され、社会人と学生の違いは、責任の重さの違いで
あることや、常識を知ること、自分を客観的に分析できる人間になるといったことが重要であるとお
話しされていましたが、私が一番印象に残った言葉が、
「アナログ人間」でいることが大事である。と
いう言葉です。アナログ人間と聞き、初めはあまり良い言葉であるとは思いませんでした。
しかし、アナログ人間とは、5感をフル活用し、当たり前のことができる人間のことを指すのだそ
うです。今回の発表会に参加し、様々な人が就業体験をし、感じたこと、学んだことを知り、これか
らの就職活動などに生かしていきたいと思いました。
<特別講演会>
特別講演会では、財務省の阿部修二さんが「明日の日本を考える」という演題でお話をされました。
年金や医療関係の給付と財政の関係というお話では、日本は高齢化の発展に伴い社会保障給付費が大
きく伸びる一方で、社会保険料収集は横ばいで推移し、その差額は拡大傾向にある。そしてその差額
は国や地方の税負担で賄われるといったものでした。たしかに少子高齢化が進む中、年金などを受け
取る高齢者と保険料を支払う若者の人数がよいバランスを保っていないという現状があります。
そして、国民負担率の主要先進国比較では、OECD 加盟33か国中、日本は27番目で下から7番
目であり、
一般的に、社会保障支出が大きい国では国民負担率が高くなるという相関関係が見られる。
OECD 諸国と比較すると、日本の社会保障支出は中程度である一方、国民負担率は低水準であること
が分かりました。
以上より、日本の財政状況は厳しいものがあり、国民の負担が与儀なくされています。平成 26 年
からは消費税増税が実施され、さらに負担が大きくなります。このような問題を早急に解決すること
がこれからの日本の課題であるのだと感じました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私はインターンシップでは、ANA クラウンプラザホテルにお世話になりました。そこで私が得たも
のはとても大きくこれからのためになるものでした。インターンシップを行うか行わないかは個人の
自由です。私の周りにも行かなかった人がいます。
しかし、参加して損になることは絶対にありません。良し悪しはありますが、必ずなにか掴んでく
るものがあると思います。その経験はこれからの就職活動を行う上で非常に役にたつと思います。ぜ
ひ積極的にこのインターンシップを活用してほしいです。
- 411 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M089
木村
香奈
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
富山国際大学 現代社会学部 現代社会学科 奥田康範さん【株式会社チューリップテレビ】の発表が
印象に残りました。
奥田さんがインターンシップに参加したきっかけは、働くことはどういうことか、テレビ局の仕事
とはどうゆうものか、ということを知りたいと思ったそうです。そしてニュース製作の裏側を知る、
社会人としてのマナーを知ることをテーマにしました。奥田さんが体験した内容は、大きく分けて取
材同行、ニュースの編集、原稿書きの3つです。まず取材同行では、取材する記者の行動を観察し、
取材相手にする質問を注意深く聞くことに集中したそうです。次にニュースの編集では、チューリッ
プテレビの方が編集の機材を使い、視聴者に分かりやすく編集するのを見学されました。そして最後
に原稿書きは、およそ1分間のニュースにするために実際に原稿を書かせていただいたそうです。最
初はたくさんの箇所を直されましたが、何度か練習するうちにうまく1分間にまとめられるようにな
ったそうです。この原稿の写真がパワーポイントに張り付けられていたのが、興味を引きやすくて良
いと思いました。奥田さんがインターンシップ全体を通して学んだことは、臨機応変に物事に対応す
ることです。取材の現場では予定が計画通りに進まないことが頻繁にあるとのことで、そのようなと
き記者の方はあわてずに状況を見て、正しい判断をされていたそうです。
奥田さんの発表は、順を追って発表していてとても分かりやすかったです。しかし、文字が多くて
少し見づらい面もありました。
<特別講演会>
特別講演会のなかで最も興味を持ったのは「少子高齢化」についてのお話です。パワーポイント資
料を見ると、日本の少子高齢化がほかの国よりも進んでいることがよくわかるグラフが載っていまし
た。1990 年頃から急激に 65 歳以上の対総人口比が増えていて、その後 2050 年まで増え続けること
が予想されています。日本の少子高齢化は、主に子どもの減少と、医療技術の進歩による平均寿命の
延びの2つが原因です。医療技術の進歩は、日本が世界に誇れる大切なものだと思います。今後は子
どもを育てる負担を軽くする制度がさらに充実すれば良いと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
わたしはインターンシップに参加することは、自分の興味のある職業を体験できる貴重な機会だと
いう良いイメージがあった半面、新しい環境に慣れるのに時間がかかるし、大変なこともたくさんあ
るのだろうと、悪いイメージも持っていました。実際に体験してみると、大変なこともありましたが、
得ることもたくさんありました。興味のある仕事を実際に体験することができるのは本当に貴重で自
分のためになりましたし、大変だったことも振り返ってみると自分のためになったのではないかと思
います。また、仕事内容だけではなく社会人としての体験もすることができたので、後輩の皆さんは
インターンシップに参加するべきだと思います。
- 412 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M090
桐林
亜希子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
発表会に参加することでインターンシップの重要性をより知ることができたと思います。初めは少
なからず単位を取るためと考えていましたが、インターンシップに参加することで自分の力となり自
信にも繋がったと思うと参加してよかったと思いました。また、他の大学生の発表を見ていると一人
一人個性的で動作を交えて発表している人がいたり、一つの疑問に対して自分なりの答えを考え出し
ている人がいたりと、自分の考えを伝えようとしているのがわかり参考になるものがたくさんありま
した。今まで学んできたことは就職活動や、学校生活以外にもバイトの中だったり、ご近所さんへの
挨拶だったりと、日常生活の中でも活かすことができるので意識しながら過ごしていきたいと思いま
した。
<特別講演会>
日本の財政についてあまり考えたことがなかったのでとてもいい機会になったと思います。就活が
始まり仕事に就いたら自分達で政治について調べることがないと思うので、こうして講演会を開いて
くださりとてもありがたく思いました。その中で私が印象に残っているのは少子高齢化についてです。
今の日本が少子高齢化なのは知っていたけれど 65 歳以上の人口比率が世界と比べてみると日本が最
も高いのに驚きを感じました。また 2050 年には人口の約 40%が 65 歳以上と予測されていて私たち
も考えなければならない問題だと思いました。高齢者を支えるのは若い人々だと思うので子供を増や
さなければいけません。しかし子供を育てるには膨大なお金が必要です。そのためにも今からお金の
使い方を見直し将来について考えていかないといけないなと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは仕事を探すうえでとても良い経験になると思います。もし自分がどんな仕事に
就きたいか決まっていなくても、興味のある仕事に行くことでこんなところで仕事がしたいと思える
ようになるかもしれないし、自分には向いていないと気づくことができます。また就きたい職業が決
まっている人はここで働きたいと、なお一層これからの生活に力が入ると思います。他にも仕事をす
る上で欠かせないコミュニケーション能力や報告・連絡・相談の大切さなど様々なことを学ぶことが
できると思います。インターンシップに参加することで必ず得るものがあります。ぜひ自分のために
インターンシップに参加してみて下さい。
- 413 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M091
久郷真由子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は就業体験発表会に参加し、7 名の方の体験発表を聞きました。
どの方も、インターンシップでの発見や学びを分かりやすく発表されていました。
また、自分自身に振り返ることができてよかったと思います。それぞれが就業体験の目標やそれに対
する姿勢、自分の考えを明確に発表されており、大変参考になりました。
発表者の方々は、挨拶やコミュニケーションやチームワーク、責任感を持つことが大事だと発表さ
れていました。大切だと感じたことは様々ありますが、その中で私が特に印象に残っていることは、
挨拶をすることの大切さとチームワークです。まず、挨拶はコミュニケーション次第で雰囲気が変わ
り、笑顔や挨拶を通して信頼関係に気づくことが大事だと改めて思いました。また挨拶は、すべてコ
ミュニケーション能力に繋がることが大切であり、チームワークは、グループで課題を解決できるチ
ームワーク力の大切さも、とても重要だと思いました。この他にも学んだことや発見したことがたく
さんあり、忘れずに今後に役立てていきたいです。またインターンシップや発表会を通して、自分に
必要なことは何か気づくことができ、これからの就活活動に活かしていこうと思います。
<特別講演会>
富山財務事務所長の阿部さんが「明日の日本を考える~我が国のお財布事情~」の講話を聞いて、
来年から始まる消費税率の引き上げは日本の経済にとって大変影響があると思いました。しかし、消
費税率の引き上げによって景気が回復し、経済が好循環になっていけばいいと思いました。とても財
政に関する話をたくさん教えていただき、とても為になりました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップを通して社会人と触れ合うことができ、職場の雰囲気も実際に感じることが出来
るので、インターンシップは就職活動にとても役立つ機会だと思います。このような機会は今後ない
と思うので、ぜひ参加してほしいと思います。またインターンシップで学ぶことで考えが変わると思
います。興味のある職種でも全く知らなかった職種でも、貴重な経験をすることができます。それか
ら、このような仕事もあるのだと視野が広がり、職業を選択するときに参考になると思います。イン
ターンシップでの経験が、皆さんの就職について考える機会になればと思います。
- 414 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M093 小泉友歌里
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
就業体験発表会で 7 名の方の発表を聞き、インターンシップに参加することによって得られるもの
がおおまかにわけて3つあることがわかりました。
一つ目は「挨拶の重要さ」です。これは奥田さん・吉野さん・中村さんがおっしゃっていましたが、
コミュニケーションをとるには挨拶はなくてはならないものです。挨拶をすることにより職場が明る
く、仕事も円滑に進めることができます。
二つ目は、
「自分で考える力」です。狩野さんは、発表の際に何度も「自分なりの考え」という言葉
を使っておられました。自分の知識を相手にどう伝えるか、どのような記事が見やすいかなど、様々
な事を自分で考えたとおっしゃっていました。また渕上さんは、グループワークを行うことによって
自分で考える力や、それを伝える力がついたとおっしゃっていました。
三つ目は「今後に使える力」です。これはみなさんに言えることですが、仕事をやりきるというこ
とや、グループワークによって得られた発想力、その場で学んだ技術などは、これからの私たちの生
活に使えることばかりです。
社会に出ていくうえで、インターンシシップに参加できたことは私たちにとって、非常に有益なこ
とでした。自ら学ぶことができるインターンシップは、とても内容の濃いものだったと感じます。
<特別講演会>
特別講演会では、財政の現状・少子高齢化と社会保障・財政健全化に向けての3テーマを学びまし
た。アベノミクスのお話や、税制度のお話、様々な財政のお話などとても興味深いお話でした。私た
ちがこれからするべきことは、
現在の日本の財政を知るとともに、これからどうなっていくのか考え、
どうすればよいのかきちんと理解することです。そのためには、今大学で学んでいる経済や経営学に
関する内容をより一層理解をする必要があると思いました。さらに若い世代がこれからの日本を支え
ていかなければいけないことからも、自分たちの考えをきちんと国に伝えられるような知識を持ち、
義務を果たした上でそのような権利も行使していきたいと感じました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加して、一番良かったと感じた点は自ら学ぶことの楽しさや面白さに気付け
たことです。実際に働いてみて、仕事の責任の重みを感じたり、仲間と協力することの重要さに気付
いたりすることによって、私たちのこれからの未来をどのようなものにするか、真剣に考えることが
できました。これからインターンシップに参加しようと思っていない人も、先輩方のレポートや発表
を見て、行きたくなると思います。インターンシップに参加して、自分の進みたい道を考えてほしい
です。
- 415 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M095
佐々木真衣
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回のインターンシップ就業体験発表会では、状況に応じて臨機応変に行動する重要性、学生と社
会人との責任感の重さの違い、コミュニケーションの中でも特に挨拶の大切さの3つの点が強く印象
に残った。
状況に応じた臨機応変は、アクシデントがあっても焦らず素早い判断が求められる社会人だからこ
そ重要なのだと感じた。
学生と社会人の責任感の違いは、社会人は自分の言動一つで会社の利益・不利益に繋がるかもしれ
ない。だからこそ、自分の言動に責任を持たなければならなく学生とは責任の重さが違うことに改め
て考えさせられた。
コミュニケーションの能力の中でも挨拶が大切であるというのは、チームワーク形成に役立ったり、
相手との信頼形成に役立ったりするのだと思った。
どこのインターンシップ先でも、必要なものが似ていて、授業で習ったことが本当に社会人では必
要ということが理解することが出来た。また、自分の会社、業界、職種以外にも社会にも目を向け、
幅広い知識を得ることでお客様や利用者と会話を増やし、良好な関係を築くことに繋がると思いまし
た。
<特別講演会>
「明日の日本を考える~我が国のお財布事情」という題で、財政の現状や少子高齢化について講演
されました。
今の日本の財政の現状は社会保障費や地方交付税交付金が増加しているなかで、税収の歳入が少な
い。私たちの将来に負担になる公債金の借り入れが半分程度もあることに不安を感じた。また、国債
費はどんどん増え続ける中で、公債金を借り続けることは本当に必要なのかと考えてしまった。しか
し、公債金がないと今までの公共サービスが受けられなくなると思うので、借りざるを得ないという
難しい状況なのだと思った。そして、少子高齢化が進むことで社会保障費が増えることにも改めて考
えされられた。晩婚化が進んでいて、子どもの人数が減っているというのは私たちの将来に不安を感
じた。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは自分に必要な能力を気づかせてくれるので、社会で必要なマナーやコミュニケ
ーション力が身に付いた。また、授業では分からなかった業界独自の細かなところまで体験させても
らえることも良かった。そして、敬語や挨拶は実線しないと上達しないことも分かり、上手く使える
ようにもなった。
インターンシップに参加して、自分の足りない能力・知識を卒業までに身に付けられるように頑張
ってほしいと思う。
- 416 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M096
柴田
美香
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
7人の方の体験談を聞かせて頂きましたが、どの話も、社会人としての厳しさや責任の重さを痛感
しました。そして、自分自身の就業体験の時に感じた思いと重なる部分が多く、共感できるものばか
りでした。社会人になれば状況に応じて臨機応変に対応しなければならないことも多く、柔軟な考え
と行動力も必要なのだと思いました。2番目に発表された高岡法科の狩野さんによると、企業に求め
る人材は5年前は①熱意、②主体性、③協調性だったのが現在は①コミュニケーション能力②熱意③
協調性に変わってきているのだと聞きました。どんな企業でもコミュニケーション能力が重要視され、
その第一歩が挨拶となります。挨拶がきちんできる子は印象もよく、それが良いチームワークを生み
出すと思うので、挨拶がしっかりできるように心がけたいです。挨拶など当たり前のことが実際仕事
に就いた時でもできるように、今からでも意識して取り組んでいきたいです。
その企業により求められるものに多少の違いはありますが、特に重要視されるものには共通点があ
る様に思いました。
1つ目は責任感です。
一人一人の役割が決まっており、全員がその役割を果たすことによって、一つの製品や仕事が完成
されるので、責任感をもって役割をきちんとこなすことが必要だと思いました。
2つ目は主体性です。
人から指示されてから動くのでは、ワンテンポ仕事がとまったり、遅れたりします。周りの状況を
確認しながら自分が動き出すタイミングを見計らって、早すぎず遅すぎず自分の考えとタイミングで
動くことで仕事がきれいにつながると思いました。
3つ目はコミュニケーション能力です。
周りの思いと自分の思いにずれがあると動きがちぐはぐになって効率が落ちたり、ひどい場合は逆
効果になったりする可能性もあるため、周りの思いをきちんと確認しそれに合わせた行動をとるため、
周りとコミュニケーションをとることが大切だと思いました。
県下合同インターンシップ就業体験発表会の話を聞き、今後の活動にとてもためになりました。社
会で何が必要とされているのか、今何をしなければならないのかを深く考えられる時間となりました。
学生生活を送るうえで、一瞬一瞬の時間を大切にして過ごしていきたいと感じさせられました。
<特別講演会>
特別講演会を聞き、財政政策に頼らず、私たちが地方を活性化できるように一人一人が考えて積極
的に行動していかなければならないと感じました。アベノミクスがデフレ脱却のために掲げられまし
たが、東京等の都会には効果が出てくるかもしれませんが、地方には効果は期待できません。自分た
ちの手によって自分たちの町をつくるという意識をもって過ごしていきたいです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
就業体験に行く前は、厳しいイメージがありましたが、実際に就業体験をすると、従業員の方は親
切に指導して下さり、作業中にも声を掛けて下さいました。インターンシップに参加することは、今
後の就職活動をするうえでとてもためになるので是非参加してみてください。
- 417 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M097
澁谷
美保
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
それぞれの学校の就業体験発表を聞いて、どれも自分が作るパワーポイントとは全く違い、非常に
クオリティーが高く見習いたいと思いました。自分は表現したい内容をまとめすぎて伝わらなかった
り、どう表現したらよいか分からず省いたりしますが、発表者のパワーポイントは非常に内容が明ら
かであり、
聞いていて分かりやすかったです。
どのようなことをしてどのようなことを学んだのかが、
よくわかりました。学んだことの中に、自分がどのように表現すれば分からずに省いた内容もわかり
やすく発表されていたので、このような表現すればよいのかと勉強になりました。また、発表の仕方
も緊張が視聴者には感じないほど、堂々と発表しておられたので、そこも見習いたいと思いました。
どの発表にもあった挨拶やコミュニケーション、チームワークなどは当たり前のことですが、その当
たり前のことこそ大切なのだと改めて実感させられました。今のうちから挨拶の徹底や言葉の知識を
増やすことなど、就職活動を進めるとともに少しでも努力しなければいけないと思いました。
<特別講演会>
特別講演会は主に財政について話をされ、その中でも、三本の矢である、大胆な金融政策・機動的
な財政政策・民間投資を喚起する成長戦略は、金融論の授業で習ったことがあったので、理解するこ
とができました。しかし、他のことについては全然聞いたことがなく、男性・女性共に平均寿命が昔
と比べ高くなってきていることや、総支出が増大する一方で租税収入は減少していること、それに伴
って財政収支は悪化していることには驚きました。今は年金が支給されていますが、私達が老後の時
には年金もどうなるかわからないので、これからもさらに少子高齢化が進み、財政収支が悪化してい
くと、どのような日本になっているのかが非常に心配だと思いました。来年の 4 月から消費税が5%
から8%まで引き上げられるので、これからの経済の変化が気になるところだと思います。日本は借
金を多大に抱えているので、これからの日本を良い方向に変えてゆくために、1人1人がもっと考え
ていくべきだと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
後輩たちには、是非インターンシップに参加してほしいと思います。インターンシップに参加する
前と後では気持ちが全然違います。私はインターンシップに参加する前は、少し面倒くさいという気
はありましたが、参加してみて良かったと思います。インターンシップへ参加していなければ、社会
がどのようなものなのか知る機会が得られなかったと思います。任された仕事には速さかつ正確さが
重要であったり、責任をもって最後までやり遂げなければならなかったり、時間をきちんと守ったり
など、学生には許されても社会では通用しないという現実を学びました。これは、インターンシップ
へ実際に行ってみないと分からないことだと思います。そんな社会の厳しさを学ぶためにも、インタ
ーンシップへ参加するべきだと思います。
- 418 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M098
嶋
安里沙
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ就業体験発表会に参加して、ゼミや学内の発表会では感じられないことを感じる
ことができました。パワーポイントの作り方や、発表の姿勢など人それぞれで、自分に身に付けたい
と思うところをたくさん見つけました。そして、発表内容では、ほとんどの方が共通して挨拶とコミ
ュニケーション力の重要さを言っておられて、私が実際にインターンシップで学んだことと重ねて改
めて考えることができました。自分ひとりや学内だけでは学べないことがたくさん学べたのでよかっ
たです。そして、プレゼンの仕方として、強調の方法や、伝わりやすくするための姿勢などを学ぶこ
とができたので、これからの学校生活や就職活動にいかしていきたいとおもいます。
<特別講演会>
学校の授業などで、財政の現状やアベノミクスについて学んでいましたが、具体的な数字が書いて
あるグラフをみて、現在の深刻な状況を理解することができました。そして、その状況を抜けるため
にはどうしたらいいかなどを若い人たちが考えていかなければならないのだと感じました。少子高齢
化が進む中で若い人が負担しなければならない状況と、将来自分が高齢者になった時に生活できるよ
うにするために私も考えていこうと感じました。今まで、財政のことは難しくてあまり考えようとし
てきませんでしたが、もうすこしで社会人になる私にとって、知っておかなければならないことだと
思いました。グラフを使った分かりやすい講演で、とても興味を持ったので、これからは、新聞やイ
ンターネットの経済のニュースなどに積極的に目を通し、勉強するように心がけたいです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
実習中は、初めていく環境で不安なことがたくさんあったり、大変だと思うことがたくさんありま
すが、職員の方も私たちにひとつでも多く学んでもらおうと優しく指導してくださるので、楽しく実
習することができると思います。また、ささいなことでも、学校では体験することができないため、
とても勉強になります。また、実際に企業で体験させていただけるため、マナーや礼儀をしっかりと
学ぶことができます。アルバイトとは違い、実際に収益に関わる仕事をするわけではありませんが、
それ以上の責任感を持つことの大切さを感じられると思います。起こることすべてが勉強になるので、
しっかりメモをとりながら学んでいったらいいと思います。
- 419 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M099
島崎
未彩
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
二番目に発表された狩野さんの発表では、一週間のスケジュールを一日一日まとめてあり、インタ
ーンシップでの実習の流れがよく伝わってきました。また、身振り手振りで聞き手が聞きやすいよう
に工夫されていると感じました。実習を通して、会社の方から教わった言葉も多く説明されており、
とてもためになりました。五年前と現在の企業が求める人材についてでは、やはりコミュニケーショ
ン能力が大切であると共感できました。四番目に発表された渕上さんの発表の最後にまとめられてい
たグループワークの話にとても興味がわきました。会社内で企画を立てるというのは、お互いの意見
を聞きながらチームワークをもって行うということを学ぶということができました。企画を裏付けす
る商品などが売れると見込んだ根拠などもしっかりと考えなければいけないので、企画をプレゼンす
るというのは難しいと感じました。七番目に発表された山口さんの発表では、スライドに多くの写真
が使われており、とても見やすいスライドだと思いました。話すスピードも早口ではなく聞きやすか
ったです。
<特別講演会>
国の予算の中で固定費が多くを占めており、自由に使えるお金が少ないということがわかり、使う
べき多くのお金からさらに本当に必要なものを選んでいくのは大変だと思いました。また、税収と借
金の金額がほぼ同じということに驚きました。日本の65歳以上の対総人口比が他の国に比べてとて
も高くなっているということもわかり、ここまで他の国との差がひらいて、少子高齢化が深刻だとは
思っていなかったので、特に日本は今後の育児環境、子育て支援を考えていかなければいけないと思
いました。地方が動かないと国が動かない、という言葉で、まずは地方を盛り上げていき、国を活性
化させていくべきだと思いました。最近では“ゆるキャラ”や“ご当地キャラ”が各県から注目を集
めているので、そういった県のアピールが必要だと感じました。普段あまり国のお金の流れについて
考えておらず、知識が少ないのですが、今回の公演を聞いて少しでも新聞やニュースなどを見て、国
の動きに関心をもとうと思いました。今後社会に出ていくので、知識を深めていきたいです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加して、私はアルバイトの経験も少なく、社会勉強も足りなかったので、働
くとはどういうことかを知るいい機会になりました。私は今の自分は社会に出て通用するのかを知り、
また、今後の就職活動に活かしたいと思い参加しました。実習では働くことの辛さを学ぶとともに、
やりがいや、ありがとうと言われることの喜びも実感できました。インターンシップでは社員の方か
ら働くことに対する考え方や、経験談を多く聞くことができるので、アルバイトとは違った知識が得
られると思います。また、自分の将来就きたいと思っている企業や職種で実習すると、その企業に対
する知識をさらに深めるとともに、外からの情報だけでは知ることのできない仕事内容に触れられる
と思います。アルバイトの経験がない人や、自分の今の実力が知りたい人は是非参加したほうがいい
と思います。
- 420 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M100
清水
理穂
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
どの学校の人たちの発表もインターンシップ先は違うけれど、就業体験で得たことはどれも共感で
きるものが多かったです。また、服装や言葉遣いなど今からでも見直すべき部分は色々あることを気
付かされました。
今回の発表を聞いて、就職するにおいて身につけなければならない知識や常識マナー、コミュニケ
ーション能力が大切だということを学ぶことができました。またどの人も責任感を持つことと言って
いる人が多く、社会人と学生との違いも改めて考えられました。これからは、普段の自分の言動や行
動に注意し、残り少ない学生生活を充実したよいものにしていきたいなと思います。また、就職活動
では積極的に行動し、よい会社に就職できるように努めていきたいと今回の発表会を聞いて思いまし
た。
<特別講演会>
特別講演会を聞いて、改めて日本の現状を知ることができました。
特に印象に残ったのは少子高齢化と社会保障でした。日本の少子高齢化の進展がほかの国よりもグ
ラフを見て分かるように明らかに高く、将来がとても不安になりました。また、社会保障給付費と社
会保険料収入の差が広がっていることも国や地方の税負担に賄われることも知ることができました。
今、私たちにできることは何なのかを考えさせられました。これからアベノミクスがどう国に影響
していくのか、テレビや新聞を見て、知っていくことができたらいいなと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は、インターンシップに参加して働くことのやりがいや楽しさを実感することができました。
ホテル業で就職体験をさせていただいて、お客様からの感謝の言葉や励ましの言葉がとてもやりがい
を感じることができ、また、頑張ろうという気持ちにしてくれました。
最初は、インターンシップ期間が10日間あると思い、長いなと思っていました。しかし、実際イン
ターンシップを終えた後は短く、とても充実したものだと感じていました。
後輩の人たちはインターンシップに参加するほうが働くこととはどういうことなのかを知ることが
できると思うので参加するべきだと思います。
- 421 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M103
高島 玲奈
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
・責任感を持つ
・身なりを正しく
・臨機応変に対応する
・幅広い知識を身に着けておく
・限られた時間の中で何を伝えたいのか、わかるように話す
・挨拶
・学生生活は人生においてかけがえのないもの
・常識を知る→信頼感につながる
・他大生との関わり→就活に繋がる
共通していることが多かったのが挨拶、積極性、責任感でした。特に重要なことなのだと思います。
また何でもやってみることが大事ということがわかりました。やってみないと何も始まらないし何も
得ることができません。面倒くさいと思いがちな私ですが、自分の為になると言い聞かせて今のうち
から積極的にやってみることを心掛けたいと思います。
<特別講演会>
「高齢化の進展に伴い、社会保障給付費が大きく伸びる一方で、社会保険料収入は横ばいで推移し、
その差額は拡大傾向。この差額は主に、国や地方の税負担で賄われる。
」
このままでは、差額が増えていって税負担だけでは賄いきれなくなってくると思います。そうする
と自分が高齢者になったとき給付されなくなってしまいます。それは自分の人生に大きく関わること
なのでとても怖いです。自分の将来の為にも日本の将来の為にも保険料はしっかり払おうと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに行く前に、できればどんな職に就きたいのかを決めておくといいです。そうす
ることで学ぶことが具体的になり、インターンシップを体験する意義が高まります。
体験をする前は、単位さえとれればいいと考えていました。しかし体験してみると、得るものはた
くさんありました。自分が就きたいと思う職種が具体的にどういうものなのか、挨拶をする意味、会
社の雰囲気、会議の雰囲気、上下関係、責任がついてくるとはどういったことなのか、などほんの一
部ではありますが、実際に目で見て、体験させてもらって、学校の授業だけでは絶対に知ることがで
きないことを知ることができました。就職に対する意識が高まりました。絶対にインターンシップは
参加すべきです。
ただ就職活動を待っているのではなく、いろいろなことをやってみること。たとえその時は、意味
がないのではないかと思っても、必ず自分の為にはなるので、積極的に行動しておくことをお勧めし
ます。
- 422 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
3M104
田口
奈保
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
7人の発表を聞いてパワーポイントが分かりやすく、発表の仕方も堂々としている人が多くい
て、自分とは全然違っていて驚きました。また、改めて挨拶とコミュニケーション能力は大切だ
と思いました。北日本新聞社でインターンシップをした狩野さんが、今企業が求める人材はコミ
ュニケーション能力が高い人であり、全てはコミュニケーション能力につながるという発表を聞
いて、私ももっとコミュニケーション能力を磨きたいと思いました。企業ではチームワーク力も
大切で、良いチームワークを築くためには、やはりコミュニケーションをとっていくことが大切
だと思います。コミュニケーション能力は何事においても必要になってくるのだと思いました。
学生生活は人生においてかけがえのないものなので、たくさんのことを経験、吸収して成長した
いと思いました。どこの企業に就職しても、コミュニケーション能力は必須になるので、学校生
活やアルバイトで積極的に多くの人と関わっていきたいと思います。また、チャレンジ精神や積
極性を求めている企業もあるので、高めていかなければいけない能力が自分にはまだまだたくさ
んあると思いました。
<特別講演会>
第二次安倍内閣の経済政策とは、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦
略の「3本の矢」で、長引く円高・デフレ不況から脱却し、雇用や所得の拡大を目指すものだと学び
ました。平成 25 年度一般会計予算概算は予算の中身を見直して、公債発行額をできる限り抑制した結
果、税収が公債金を上回る状態を 4 年ぶりに回復させるなど、引き締まった予算になったが、歳入の
うち税収でまかなわれているのは 5 割に満たず、5 割弱は将来世代の負担となる借金に依存している
と聞いて、将来私たちの負担になるのは嫌だと思いました。日本は国債発行額が 40 兆円を超えている
ので、国債が減るようにしてほしいと思いました。来年の 4 月から消費税が5%から8%になるため
税収を確保するには仕方のないことだと思いますが、消費税増税は特に低所得者層の人たちの生活を
圧迫することになると思いました。増税は国民全体が買い控えをしてしまう原因になるので、最近良
くなってきた景気がまた悪くなってしまいそうだと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私はインターンシップに参加することで学べたことがたくさんあります。今の自分に足りないもの
が分かり、社会人としての心構え、ビジネスマナーなどを学ぶことができました。インターンシップ
先では、多くの社会人の方とコミュニケーションをとる機会があるので、自分より人生経験豊富な人
からのアドバイスを頂くことができ、様々な気づきが得られると思います。また、違う学校の人と一
緒にインターンシップに参加することもあるので、情報交換ができて刺激になります。インターンシ
ップ先では学生もほぼ社会人として扱われるので、少し厳しいこともあるかもしれませんが、進路選
択にも役立ち自分にとって大変ためになるので、ぜひ参加してみて下さい。
- 423 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M105
宅美
沙椰
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップの発表会を聞いて、新聞社やテレビ会社などの変動性のある仕事は臨機応変に対
応することが必要で、幅広い知識を身に付けることと限られた時間でどれだけ分かりやすく相手に伝
えることできるかが重要だと思いました。特に取材原稿は正確に、客観的に、わかりやすさを徹底し
ているそうです。発表の中には就活アドバイスもあり、3D 言葉(だって・でも・できません)は禁
止、常識を知る、中でも客観的に自身を分析できる人は即戦力になり、企業が求める人材とはコミュ
ニケーション力があり、熱意があり、協調性がある人だそうです。また、正確、迅速、丁寧が仕事の
基本であり、社会人として時間、約束、特に製造業では納期を守ることは当たり前です。そして仕事
は決して一人でこなすものではないので、チームワークも重要になってきます。コミュニケーション
を取ることは大事ですが、それ以前にチームワークの第一歩としてあいさつを重要視している企業が
多いそうです。作業中に声を掛け合うことは作業効率や正確性、モチベーション、印象、信頼性が上
がるため、良いこと尽くしです。発表会は内容のレベルが高くそれぞれ注目した点が異なっていて、
聞いていてとてもおもしろかったです。
<特別講演会>
日本の歳出について社会保障関係費、地方交付税交付金、国債の元利払いに充てられる国債費が歳
出の約 7 割で、歳入のうち税収でまかなわれているのは 5 割に満たず、その他 5 割弱は私たちの負担
となると聞いて驚きました。また、高齢化の進行で社会保障給付費が大きく伸びているのに社会保険
料収入は推移し、差額は大きくなりつつあり、差額は国や地方の税負担で賄われるそうです。日本の
債務残高の対 GDP 比を見ると、90 年代後半に財政健全化を着実に進めた主要先進国と比較して、急
速に悪化しており最悪の水準となっています。
また、財政の硬直化も問題視されていて、1960 年度は文教及び化学振興費、防衛関係費の割合が
50%を越えていたのに対して、2013 年度に近づくにつれ国債費、社会保障費の割合が大きくなり、公
共事業関係費の割合が減少しているので、公共事業は優先順位を決めて重点的・効率的に進めていか
なければならないと思いました。富山財務事務所の阿部さんの特別講演会では、金融論で学んだこと
と重複している点があったので、興味が持てました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは、必ず何かを得ることができると思います。私は他大学の学生と活動したこと
で、刺激になりましたし、毎日充実していました。仕事はもっと厳しいものだと思いますが、コミュ
ニケーション、報告・連絡・相談の大切さを身をもって感じました。就職して社会に出る前に体験で
きて良かったと思っています。就活に向けて自分に足りないものが分かり、事前に準備することがで
きるので、やって損はないと思いました。
- 424 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M106
竹川
恵未
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ就業体験発表会に参加して、他の企業のことをさらに幅広く知ることができまし
た。その中で印象に残った言葉が2つありました。
ひとつは、3D言葉「だって、でも、できません」を控えるということです。これらの言葉は、私
が日常生活でよく使う言葉でした。しかし、
「3D言葉」の後に続く言葉は、決まって言い訳や諦めの
言葉ばかりなので、社会に出てから使わないように、今のうちから言葉遣いに注意しないといけない
と思いました。もうひとつは、
「あいさつ」です。「あいさつ」は、私がインターンシップで気を付け
ていたことのひとつでした。本校のインターンシップ発表会でも、何人もの生徒が大切だということ
を言っていましたが、今回の発表会で、どの発表者でも共通して言っておられた言葉だったことに驚
きました。やはり、
「あいさつ」はコミュニケーションの第一歩であり、人との信頼感につながる言葉
なので、すごく大切な事だと改めて分かりました。学生生活のうちから意識して行動をすると、それ
が社会での行動につながっていくと思うので、今のうちから心掛け行動していきたいと思いました。
また、それぞれの職種において幅広い知識が必要であることや学生と社会人の責任の重さの違い、
臨機応変にかつスピーディーな行動が重要であるなど、自分が気づいたこと、気づかなかったことな
ども発表の中に入ってあり、就職に必要なことを自分の知識よりさらに多く知ることが出来て良かっ
たです。
<特別講演会>
特別講演会では、最近金融論で習ったばかりの財政のことなどを学び、今の日本の現状について知
ることが出来ました。言葉が分かっていても、それがどういう意味でどういう役割を果たすのかなど
を少し理解することが出来たと思います。
今の日本の状況を知ることによって、自分たちが働いた時に未来を支えていかないといけないと思
うので、今の日本や世界のことも視野に入れ、状況を把握し働くべきだと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップ先の方によく言われていたことは、
「学生生活を楽しむ」ということです。今の学
生生活を無駄にせず、今のうちにしかできないことを精一杯行うことが大切だと思います。
そして、インターンシップへの参加は、とても貴重なものだと思います。私は、選択の幅や視野を
広げるため、社会を知るためにインターンシップに参加しました。これからの就職活動において、知
らなかった企業を知ることができ、社会とはどういうものなのかなど社会に出てから必要なことを学
ぶことができました。
学生と社会人の違いや責任の重さの違いを感じることが出来、
仕事や人間関係、
社会の世界など、さまざまなことを学び身に付け、自分への成長につなげられるいい機会になりまし
た。これから、自分の未来に向かって頑張ってください。
- 425 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M107
橘
昂ノ助
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
目指したい職業があり、職業柄ならではの目的を持っている人は、企業実習を通して自分にとって、
とても価値の大きいものを得たのだと感じられました。
就職活動において、3D言葉(だって、でも、できません)は、発言することでネガティブ思考に陥
り、消極的になってしまいがちになるという内容があり、事実である上に例え方がおもしろかったの
で、とても感心を持てました。
学校を卒業して社会へ出るまでに最低限の常識を知っておくことで、社員の方との信頼関係を築く
ことに繋がるということがよく分かりました。
社内において、挨拶をし合うだけでも職場の雰囲気が大きく変わり、仕事の進行具合に影響が出る
ことがよく分かりました。
<特別講演会>
歳出については、社会保障関係費、地方交付税交付金、国債の元利払いに充てられる国債費が、歳
出全体の約7割。
歳入のうち、税収でまかなわれているのは5割に満たず、5割弱は将来世代の負担となる借金(公
債金収入)に依存。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
少なからず自身で学びたいという思いがあるのであれば、インターンシップでは、自分にとってと
ても為になることが学べます。
とても価値のある体験ができ、自身の成長へと繋げることが出来ます。
成長したい人は是非、インターンシップへの参加をお勧めします。
- 426 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M108
田中
麻友
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回の発表会で印象に残った発表は、北日本新聞で実習を行った狩野幸大さんの発表です。北日本
新聞はたくさんの人に読まれ続ける新聞であるために、地域密着型の紙面を作っていることがわかり
ました。また、いい記事を書くには物事を五感で感じるアナログ人間になり、読むだけで光景が目に
浮かぶような文章を作り上げる必要があることを知りました。
そして、今、会社が求める人材はやはりコミュニケーション能力が高い人なのだと分かりました。
また「当たり前のことができるかどうか」という点でも企業は人材の能力をはかっているのだと思い
ました。
<特別講演会>
金融論や前期の授業で日本の経済状況は思っているより悪いということは知っていました。今回の
講演会はそのことをデータに基づいて説明していました。
日本の景気は、バブル崩壊をきっかけとして大きく下がりました。その後少し持ち直してきたとこ
ろで、リーマンショックが起き成長が止まってしまいました。現在、アベノミクスによって、景気は
少し上向いてはきましたが予断を許さない状況にあることを理解できました。また、少子高齢化社会
の進行により、財政支出で社会保障費が占める割合がどんどん多くなっていくこともわかりました。
膨らんでいく財政赤字を国債と特別国債で賄っているため、国民の負担が増えていることも示されて
いました。
私たちがこれから就職活動する時期の日本の経済状況は少し景気がよくなっているものの、そのこ
とをあまりあてにせず、一生懸命活動していきたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは大学では勉強できない専門分野の知識を、実際に体験することによって得るこ
とのできるとても貴重な機会だと思います。実地で学んだ知識は、机で勉強して得た知識と違い、生
涯忘れることのできないものとなりました。また、他の職種のことも知ることができるので就職につ
いての視野を広めることもできます。興味がある職業があれば、ぜひ参加して学びを深めてほしいで
す。
- 427 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M109
土山
大喗
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップを経験し、さらに今回の 7 名の方の発表を聞き、やはりコミュニケーションは大
事だと再確認しました。コミュニケーションを取らなければ報告・連絡・相談のいわゆる報連相がで
きず、周囲の方々からの信頼は得られません。職場の方々をはじめ、関連する方々とコミュニケーシ
ョンを積極的に取ることで、信頼を得ていけると思います。そのため、私自身、様々な方とより一層
コミュニケーションを取れるようにしていかなければいけないと思いました。
また、今回発表した人たちの発表はとても聞きやすいと思いました。私自身、発表をする機会を与
えてもらいましたが、緊張で早口になってしまい、あまり良くできなかったと反省しています。あの
ような人がたくさんいて、緊張感のある場で堂々と発表していたことをすごいと思いました。同世代
の方の発表を見て、あのような場でしっかり自分の意見を言えるようにならなければいけないとも思
い、
常に自分の意見を持ち、
それらを人前で言えるような姿勢を常に持って行動しようと思いました。
<特別講演会>
今回の講演を聞きもっとも印象に残った言葉は、
「若さを武器に将来の日本を引っ張ってくれ」です。
若いのだから、今のうちにやりたいことのするための勉強をたくさんして、たくさんの知識や技能、
その他多くのことを吸収しなければいけないと思いました。また、日本の財政状況等の現実を様々な
統計を通して、客観的に今の日本を知ることができ、大変有意義でした。また、これを契機として日
本の財政、社会構造等についてもっと理解を深めるべきだと思い、これからより一層経済や経営、そ
して政治に対しても興味を持って勉強しなければいけないと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
県内の研修では一つの業界・職種を知ることができました。さらに、県内の高等教育機関が合同で
実施した中国大連での研修では様々な業界・職種について知ることができました。自分の知らない職
種・業界を知ることで、視野が広がり、新しいものの見方ができるようになることで、今まで見えな
かったものが見えてきます。
海外でのインターンシップは、県内各大学の意識の高い四大生に加え、大学院生が参加していて、
寝食を共にして 2 週間程いろいろな経験や将来について話し合い大変刺激を受けました。これは、県
内のインターンシップでは体験できないことであり、研修を通じて自分には何が向いているのか、何
がしたいのかが明確にすることができました。そのような経験をしたことで、ぜひ多くの人に海外で
の研修にも積極的に挑戦して欲しいと思っています。
最後に、インターンシップを通して、今までは何となく四大卒の方が就職に有利だという程度で編
入をしようと思っていましたが、今は経済・経営をより深く学ぶために、そして語学などもたくさん
勉強することを目標に編入しようと思っています。このように、未来の自分を明確にできた「海外で
のインターンシップは人生のターニングポイントだ!!」と思っています。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M110
徳井
麗奈
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ就業体験発表会に参加して、基本的なことができていることが大前提で、企業は
人材を求めているということが、強くわかりました。
様々な学校の発表を聞いて、共通する点がありました。共通する点では、やはり基本的な挨拶やコ
ミュニケーションが取れるなど、マナーの点でした。マナーがなってなければ、社会に出ていい仕事
をしても評価は低いのだと分かりました。コミュニケーション能力がすべてというところもありまし
た。
立山酒造株式会社にインターンシップへ行った方の発表では、学生生活についても学んだとあり、
他の人たちとは異なった見方で実習をしていたということがわかりました。学科も違うこともあり、
仕事には様々な分野があるということを改めて知ることができ、知らない名前の会社でも、情報収集
をして興味を持つことが大切だと分かりました。また、発表を聞いていて、良い発表は聞いている人
の心に残り、いい印象になり、好感も持てるということがわかりました。
今回のインターンシップ就業体験発表会で、無知は社会に通用しないということを強く痛感し、勉
強をすること、情報を集めることは重要だということがわかりました。企業はコミュニケーション能
力のある人材を募集していることから、これからの大学生活ではこれらを意識し、少しでも能力が身
に付くように生活していきたいと感じました。
<特別講演会>
平成 25 年の一般会計予算概算は総額が約 92.6 兆円であり、予算を見直し重点化し、公債発行額を
抑制した結果、税収が公債金を上回る状態を 4 年ぶりに回復させたとあり、財政は変わってきている
のだと感じた。債務残高の国際比較では、日本は急速に悪化しており、最悪の水準となっているとい
うことで、他の国と比べても大きな差がついており、危機感を感じました。国債費等の割合では、平
成 12 年度から国債費や地方交付税等は変わっていないのに対して、社会保障費関係費が大幅に増加
していることがわかった。人口ピラミッドの変化では、高齢者が増えていく一方で、若者は減り続け
ることになる。このままでは、高齢者を支える存在がいなくなってしまうことになる。それにともな
って、日本の総人口も減っていくことになってしまう。プライマリーバランスでは、地方のバランス
はほぼ変わっていないのに対して、国と国・地方のバランスは共に大幅な変化を続けている。このこ
とから、プライマリーバランスは安定していないということがわかった。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップを終了して、私にとってインターンシップでの実習体験は就職活動への第一歩と
なりました。インターンシップの発表会では、自分に足りないものや、意識の低さなど、改善するべ
き点を多く理解することができました。多くの人の意見を聞くことにより、自分だけの考え方や価値
観が変化すると思います。マナーについても、基本的なことができていて当たり前ということを改め
て感じることができる体験となりました。就きたい仕事が決まっていない人にも、企業を探す参考に
なると思います。夏までに就きたい仕事が決まっていれば、意欲をもって参加できると思いました。
インターンシップに参加することは、絶対に無駄なことではないと思うので、積極的に参加してほし
いと思いました。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M111
中島
美里
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私が一番心に残ったのは、二番目の狩野幸大さんの発表だった。彼は、北日本新聞にインターンシ
ップに行ったことについての発表だった。彼が様々なことを発表した中に、アナログ人間という言葉
があった。アナログ人間とは、五感をフルに活用することが出来る人だというそうだ。実際に、アナ
ログ人間になるとしたら、相当の努力が必要だろう。五感をフルに活用することなんて、普段するこ
とないし、必要性に迫られることもないだろう。だから、私たちは普段重要なことを聞き漏らすし、
見えなかったりする。五感をフルに活用するとはどういう事か。私は、考えさせられた。仕事は、細
心の注意を払わなければならないが、素早くこなすことも必要だ。そういう時、五感を研ぎ澄まし、
全身で行うことが出来れば仕事もはかどるだろう。北日本新聞社の方の「アナログ人間」という言葉
が、やけに重みをもっている気がして仕方なかった。
他の人の発表も、パワーポイントに最低限の事を書き、わかりやすくなおかつ学んだことを全面に
発表していて、とても上手だなと思った。飽きさせないような工夫もされていて、驚いた。仕事につ
いて、もしパワーポイントの発表を行えと言われたら、今回の事を参考にし、簡潔に、また、分かり
やすくまとめていきたいと思う。
<特別講演会>
主に、日本の現状について語られた特別講演会のお話は、とても有意義なものであった。日本はこ
こまで酷いのかと思ってしまうほどの借金、少子高齢化。金融論でも学んでいたが、グラフを照らし
合わせてみると、途方もなく国の借金はあるのだなと感じた。返済できるのだろうか。少子高齢化の
影響で、働く人が年々減少し、年金受給者が増えていくこの未来で、何を期待できるというのだろう。
もし、税率を上げるなら、働く人の負担が増え、この国は回っていかなくなるのでは?と考える。日
本のマスコミでは殆ど取り上げられないのは、その現状から目をそらしているからではないか。知っ
ていて見ぬふりをしているのなら、その体質は直していかないといけないだろう。この借金は、先進
国の中でもトップに位置するほどの金額だ。日本という国が、ギリシアと同じように立ち行かなくな
ってしまうと考えた時に、とても恐ろしくなる。
これからは、その現実から目をそらさずに、この国について考えていきたいと思う。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップの参加は是非すべきだ。もし、既になりたい職業が決まっているのであれば、そ
の職業にいけばいいし、まだ決まっていないのならば、実践できるような、自分の為になりそうなと
ころを選べばいい。ちょっと憧れていた職業でもいいだろう。前者は、自分のなりたい職業を裏側で
見るとどうなるかを実体験すべきだ。思い描いていた仕事以外にも多くの事を体験するだろう。表で
はなく、裏でも仕事があるのだということを理解したうえで、再び自分に問いかけ、未来の職種を絞
り込んでいけばいいと思う。後者は、このインターンシップに参加することで、社会に出るために必
要な知識やマナー、自分に足りないものを学ぶことが出来るし、自分の今の未熟さが分かるだろう。
短期大学は、2年と、4年制大学に比べ、就学期間がとても短い。その中で、社会で生きていくため
の知識を身に着け、実践できるようになっていくには、こういう機会に一度でも触れていくべきだと
思う。この際に、社会について学ぶことが、優秀な人材になる第一歩だと私は考える。
- 430 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M112
中谷
桃子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
まず、全ての発表を聞いて率直に富山短期大学の発表の仕方はずば抜けて上手かったと感じました。
パワーポイントのみでなく話し方も聞きやすく、聞いている人が聞きたいと思うような発表の仕方で
した。
「自分のことを客観的に分析できる人は即戦力になる」、
「五年vfvgv前は熱意が重要視されてい
たが、今はコミュニケーション能力の方が重要視されている」という言葉が印象的で、これからの就
職活動にぜひ活かしていこうと思いました。専門性を高め、仕事をするにあたって必要とされるスキ
ルを学生のうちに向上させ、就職してから会社の即戦力になれるような人材になりたいと思いました。
<特別講演会>
金融論を受講していたので少しは財政等について分かるようになったかと思っていましたが、この
講演会を聞いて自分の無知に改めて気づきました。
国の財政・社会保障費・景気、これらを何とかしなければならない。これ等のことに全く関心がな
かったのですが、
「覚えなくていい、仕組み・現状を理解してほしい、まずは関心を持ってほしい」と
いう言葉を聞き、分からなくてもまずは関心をもってみようと感じました。
「地方と都会、これからは
どちらのほうが有利か」という質問の答えが「地方がもたないと国は成立しない、地方があってから
こその国である。
」というものでしたが、結局この問いに対する答えはなく最終的にはそれぞれの価値
観によって決まるというものでした。小学校を例にすると地方はどんどん過疎化していて廃校、統合
が当たり前になってきていますが、都会の方では児童があふれていて校舎がたりないそうです。地方
はどんどん過疎化しています。都会の方を選ぶ人が増えている中、これから地方はどうなっていくの
だろうと少し心配です。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップをしたら単位が貰えるから、履歴書等に書けるからと、軽い気持ちで体験しまし
たが今ではやって本当に良かったと思っています。
実際に現場で働くことにより、社員同士の人間関係や、チームワークの大切さ等を感じることがで
きるとともに自分が体験させていただいた業界は自分にあっているのか、今の自分には何が強みで何
が弱みなのかを理解することができました。これらは就職活動に役に立つのはもちろん、自分の人間
性を高められることができると思うのでインターンシップは必ず行った方がいいと思います。
- 431 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M113
中村
麻友
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
本学代表の発表者として参加して、他の学校の人の発表に非常に刺激を受けました。自身の発表前
後は余裕がなかったためその内容はしっかりとは聞くことができませんでしたが、話の抑揚、身振り
手振りをつけたりするなど聞き手を惹きつけるような発表で大変参考になりました。さらに、スライ
ドにパフォーマンス性があったこと、自信をもって堂々と発表していたこと、この 2 点は特に私の発
表には欠けていたことに気付かされました。今回の発表で得たこれらのものを日本ビジネス実務学
会・中部ブロック研究会の学生プレゼンテーションでの発表に活かしたいと思います。また、同じく
発表した人や関係者の方からお褒めの言葉や刺激を受けたなどといった言葉をいただいたので、強み
や自分らしさを出した発表も大切にしようと思いました。
内容に関しては発表者それぞれ学んだことがありましが、挨拶について自分とは違う視点から挨拶
は大切だと言っていて興味深く聞くことができたと同時に、仕事などすべてはコミュニケーションに
つながっており、挨拶はそれに最低限必要なものだということが分かりました。そして、最初の報告
者である富山国際大学の奥田さんの発表の「状況に応じて臨機応変に対応する」
「質問に対して答えら
れるよう、知識を広げる」という言葉は、これからの就活や仕事には重要なものなので身につけられ
るようにしたいと思いました。
<特別講演会>
金融論の特別講義でもお話を伺った富山財務事務所の方による講義は、私の知識不足でなかなか理
解しづらかったです。ただ、日本は少子高齢化社会により社会保障による支出が多く、加えて景気が
悪化したことにより税収が減ったために財政収入が悪化しているのが現状だということが分かりまし
た。以上を踏まえれば、増税は致しかたないのかもしれません。聴講を通じて、仕組みと現状を知る
ことが大事だと分かりました。
最後の質問で「若者はこれからどのようにお金を使っていくべきか」という点について、身近なも
のから収入と支出のバランスを考え金銭感覚を養うこと、自分の身の丈に合った使い方をすることが
大切だと教わりました。
また、
「地方があってこそ国が成り立つ」という言葉に感銘を受け、改めて地方の活性化に貢献でき
る仕事に就きたいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは、企業説明や外部情報だけでは分からないような現場の裏側、職場の雰囲気、
仕事への姿勢などを実際に体感することができるとても貴重な体験でした。社会人として働く前に、
働くことのやりがい、責任感、常識・マナーを知ることは、今後の就職活動ではもちろん、社会に出
てからも役に立つと思います。参加してまったく損はないです。ただし、単に参加するのではなくイ
ンターンシップ前に大まかなテーマを決めておくと、期間中に目標を持って就業体験ができるうえに
あとでレポートや発表原稿にまとめやすいです。
インターンシップの発表も選ばれた時は大変ですが、人前で話す度胸などが身について良い経験に
なります。頑張ってください。
- 432 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M114
夏目
莉子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回インターンシップ就業体験発表会に参加して今まで知らなかったことを沢山知ることができま
した。
まず一つ目は、企業が求める人材は、明るい人はもちろん、積極性がある人も重視していることで
す。
私は、
はりきっていると目立って恥ずかしい思いをしてしまうのではないかと考えてしまうため、
積極的に行動することができません。しかしどんなことでも,疑問点は積極的になんでも質問をする
ことによって、自分が今までわからなかったことが分かるようになるので、恥ずかしがらずに分から
ない所はしっかり聞くことが大切だと思いました。
二つ目は、常識を知ることで信頼に繋がるということです。常識とは社会に出るときに身に付けて
いないといけないことで、常識がないと本当の社会人とは言えません。時間を守ることや、あいさつ
がしっかり出来ることは、常識がある人にとってみれば当たり前のことです。常識を身に付けること
で人と人との信頼を築くことができるということを学んだので、社会にでるまでに様々な常識を身に
付け、他人から信頼されるような人になりたいです。
<特別講演会>
特別講演会を聞いて特に印象に残った内容は、少子高齢化における社会保障の話です。65 歳以上の
対総人口比のグラフを見ると、日本は 1970 年から 2030 年にかけて2倍になっていることが分かりま
した。日本の平均寿命も 1961 年と 2012 年を比べると、男性は 13.9 歳延び、女性は 15.6 歳延びてい
ます。社会保険料や年金は税金から払われていくので、65 歳以上の方が増加することによって、病院
へ通う方が多くなり、年金を受給される方が増えることによって、多くの費用が必要になります。お
金がかかることによって税金も上がってしまいます。
少子化を防ぐために、女性がもっと子供を産みやすく育てやすい環境を作り、周りが子育てをサポ
ートしたりすることが大事だと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加している期間は、何事も積極的に取り組み、分からないことをそのままに
してしまうのではなく、遠慮せずに社員の方に聞くなどして自分が疑問に思っていることを解決する
ことが大事だと思います。
なぜならば私は、インターンシップに参加している間、積極的に行動することが恥ずかしいことだ
と思い、自分から進んで取り組むことができませんでした。また分からない所があっても聞くのをた
めらってしまって聞くことができず、今でも疑問に思っていることが沢山あります。今から思えばも
っと積極的に行動し普段体験出来ない業務を沢山体験し、疑問に思ったことをしっかり理解するため
に社員の方に質問するなどして解決すべきだったと、とても後悔しています。
後悔しないためにもやりたいことは積極的に取り組み、普段体験することが出来ない様々な業務を
沢山体験してきてください。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M117
平塚
智穂
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は、6人のみなさんのインターンシップで学んだことについての発表を聞いて、仕事をする
うえで必要な知識を2つ吸収しました。
1つ目はあいさつの大切さです。あいさつをすることによって、うまくコミュニケーションを
とれたり、周囲と良い関係を築けたります。また、仕事をする上で欠かすことのできない報告・
連絡・相談もしやすくなり、仕事を効率的にできると思いました。
2つ目は、言葉遣いや服装、時間を守るなど常識的なことをしっかりできるということです。
これらは社会人としてだけではなく、人間としてのマナーです。これをしっかりしていれば信頼
される人間になり、何事にも責任感を持った社会人になれると思いました。そこで、やはり当た
り前のことを当たり前にできるということが大事であると改めて実感しました。
この発表会に参加して学んだ知識を就職活動が始まった今、自分を見つめなおす良い機会にな
ったと思います。これを機により就職への意識を高め行動に移したり、上記のような当たり前の
ことを当たり前にできるようにしたりし、就職活動に活かしつつ、社会人のマナーとしても身に
付けておきたいです。
<特別講演会>
財政の状況について、安倍総理が掲げた経済政策の三本の矢である「大胆な金融政策」「機動
的な財政政策」「民間投資を喚起する成長戦略」これらにより、日本の財政状況は少しずつデフ
レから脱却しつつあり、バブル期のように経済成長が期待できるということが分かりました。
しかし、一般会計歳出が一般会計歳入を上回っていることについて赤字財政にさらに大きな影
響を与えていることを政府は改善する必要があると思います。少子高齢化の進展として日本はア
メリカ・イギリス・フランス・ドイツに比べ大幅に65歳以上の人口が多く、こんなにはっきり
分かる資料を見たのは初めてだったのでとても驚きました。
また、社会保障について社会保険料の収入よりも社会保険料(年金など)の給付費が上回って
いました。これはうまく調整していかなければ、今後もこのような状況が続くと私たちが税金を
納めていても、将来年金を受け取ることが厳しくなると思うので見直す必要があると思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
他人の影響や教員からの助言によってインターンシップに参加するのではなく、何を学びたい
のか、何のためにインターンシップに参加するのか、などしっかりと目的や目標をもってインタ
ーンシップに参加する必要があると思います。
また、インターンシップでは働くことの厳しさや、社会人としてのマナーなど、社会人になるに
あたっての心構えを学べ、就職意識を高めることができるので、ぜひ参加すると良いと思います
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M118
福島
伶香
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
代表の皆さんの発表には、私の研修での学びと重なる部分や、私が気づけなかったことを見つける
ことができました。
コミュニケーション能力や挨拶の大切さについてはほぼ全員の方が発表していましたが、私がとて
も共感したのは、状況に応じて臨機応変に対応する力が必要であること、動かないと始まらないとい
った積極性についてでした。私の研修先とは違う企業で、全く異なる研修を体験した学生が、私と同
じことを言っているということから、このことがどの職業に就いても必要となってくるのだと思いま
す。そして自分の学びについて、より深く考えるきっかけとなりました。
また、私と違う目的・参加動機を持って研修に参加した学生との、視点の違いを感じました。企業
研究の意味も込めて研修していた学生の発表では、職業観が高まった、就きたい職業のイメージが変
わったといった意見がありました。まだ具体的な希望職種を決めていなかった私が学ぶことができな
かったことです。このことから、今自分が考えている職業に対して持っているイメージを疑ってみた
らよいのではないかと考えました。
<特別講演会>
「明日の日本を考える ~我が国のお財布事情~」という題で講演をしていただきました。安倍内
閣の経済対策、一般会計予算から、財政の現状を説明していただきました。少子高齢化、社会保障費
用の増大といった問題がある中、財政の健全化に向けた取り組みが考えられ、行われていることを知
りました。中でも「消費税率及び地方消費税率の引上げとそれに伴う対応について」という資料を見
て、消費税率引上げについての関心が高まりました。財政と聞くだけで難しそうと敬遠しがちだった
問題でしたが、この講演会によって、日本国民の一人として、経済や財政についての知識を増やし、
考えていくことの大切さを感じました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップでの体験は、就職に向けての大切な学びのきっかけとなります。私は短期大学で
学んでいるので、一年生の間からどんどん就職活動が始まってしまいますが、夏休み前と夏休み後で
は、就職活動に対する考え方が変わりました。インターンシップが、気持ちの切り替えのポイントと
なったのです。実際に企業に赴き、研修させていただくことで、普段の学校での授業からは絶対に学
ぶことができない、考え方や精神面での成長を得ることができると思います。また、インターンシッ
プで研修をしたという事実が、就職において、自信に繋がるのではとも考えます。企業を調べ、情報
を集めることは大切ですが、体験としての学びはとても重要であると思います。私は、インターンシ
ップに参加して、意識が高まり、体験を通してでしか学べないことを得られてよかったと思います。
- 435 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M119
藤井美咲
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
各学校から選ばれた人たちの発表を聞いていて、自分だけでは気づかなかった、学ぶことが出来な
かったことを聞けてよかったと思いました。研修した企業はそれぞれバラバラで、置かれている環境
が違うので、その中で学んだことを共有でき、とてもいい機会だったと思います。
私も学内発表をしましたが、自分の発表の仕方とは全然違って、自由な感じ・落ち着いている感じ
で話されている方が多く、自分もこんな風に発表ができるようになりたいと思いました。PPT 原稿も
人それぞれで、個性あふれるものばかりで学ぶことがとても多かったです。一番初めにギャグを持っ
てきたりと人の視線をひきつけるような工夫がされているものもあって、自分には出来ないなと感心
した発表の人もいました。テレビ外者や酒造会社、総合技術センターなど、さまざまな業種の発表を
聞き、とても興味深かったです。
<特別講演会>
歳出が、将来世代の負担となる借金に依存していることを知り、少子高齢化でお年寄りが増えてい
る中でこの状況はなかなか辛いものであるのではないかと感じました。世界の中でも日本は、65 歳以
上の人口比率がトップで、これからも増えてくと予測されています。年金や医療に関しての問題もあ
るので、将来が不安になってきます。来年には消費税の引き上げがありますが、税制抜本改革法には
「経済状況を好転させるため」とありますが、食べ物など、いろいろ値上がりしていますし、私の家
はそんなに裕福ではないので結構きついなと思いました。
日本のお財布事情についてあまり詳しく聞く機会はあまりないので、財務省の方からこういったお
話を聞く機会があり、大変ためになりました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは、学校生活だけでは学べないことを多く学べる貴重な機会です。私はアルバイ
トをしていないので、こうした研修を通して、社会がどういった場なのかを知ることが出来ました。
実際に会社で働いている人々に質問をしたり、働いている方々を見て学んだりすることが出来て、と
てもよい経験になりました。インターンシップに参加して、自分の興味のある会社に行ってみて、自
分に合っているのかを確認するのもいいと思いますし、どんな業種が自分に合っているのかを見つけ
るのもいいと思います。是非インターンシップに参加してみることをお勧めします。
- 436 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M120
細川
明里
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
チューリップテレビ
状況に応じて臨機応変に対応すること、限られた時間(1 分)でどのようにニュースを伝えること、質
問内容や知識を身につけること
このような内容はどこの企業や業界でも似たようなことは必ずあると思った。
自分の働きたい職業で実習を行い、職業観が高まったということは自分に合った仕事が出来たとい
うことで自分にためにすごくなっていると感じた。
北日本新聞社
3D 言葉「だって、でも、できません」を控えるということはどの業界に出ても同じだと感じまし
た。仕事に関係なく人とコミュニケーションをとることでも重要だと思う。
立山酒造株式会社
「挨拶」は人に印象を付ける大切なもの。
「学生生活」は人生においてかけがえのないもの。これら
は今から出来ることだから、今を大切にしたいと感じた。
みなさんの発表を聞いて、どの人の発表も挨拶などのコミュニケーションにかかわることが大切だと
言うことを必ず言われていたため、改めてコミュニケーションを取る大切さを学ぶことが出来、社会
に出てからの良いアドバイスになりました。
<特別講演会>
財政という言葉は難しいというイメージがありましたが、今回の講演はわかりやすくこれから社会
に出る自分のためになったと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは社会に出る前最後の職業体験です。インターンシップには必ず参加し就活前に
どの業界、企業に就職したいかを考える良い参考になるはずです。インターンシップでは褒められる
ことも大切ですが、社会人の常識を叩き込んでもらうことも大切だと思う。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M121
本郷
咲紀
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
7人の方の発表を聞いて、実際に体験して感じたことはそれぞれ違っても、社会人に必要だと思っ
たことはコミュニケーション能力や幅広い知識だというのは同じでした。職場の人やお客様と信頼関
係を築いていくためには、コミュニケーション能力が必要不可欠なのだと改めて学びました。問題発
見や解決方法を考える際にも、ヒアリングやミーティングなどを行ってコミュニケーションを取るこ
とが必要だと聞きました。コミュニケーションを取り合うことで失敗を減らすができるし、作業効率
を上げることにも繋がるので、
コミュニケーションなしではいい仕事はできないと感じました。
また、
正確に仕事をこなすため、お客様の要望に応えていくためにはある程度の知識を兼ね備えておくこと
が必要なのだと学びました。学生は「だって、でも、できません」でまだ通用するかもしれませんが、
社会人は絶対通用しないのだと聞き、改めて社会人と学生の違いを確認することができました。
<特別講演会>
今回の講義で多くのことを学ぶことができました。難しい内容ですが、日本の財政事情と少子高齢
化の及ぼす影響がよく分かりました。一般会計の歳入も公債金(借金)なしでは成り立ちません。国
民 1 人当たり約 588 万円の公債費残高があるのには驚きました。そういったことが背景にあり、消費
税率が来年の 4 月から 8%になります。上がるのは嫌だと思っていましたが、今は 8%で大丈夫なの
かと思えるようになりました。他の国の消費税は、15%~20%だということも、今回調べて分かりま
した。財政健全化に向けた多くの取り組みに期待したいのですが、長く続くデフレから簡単に脱却は
できないのではという不安もあります。税収を増やすことばかりでなく、歳出を抑えることの取り組
みも重要だと感じました。最後に素朴な疑問ですが、高齢者は突然増えた訳ではなく、高齢者社会に
なることは前々から分かっていたのでは?政府の先送り政策にも問題があると思います。一般家庭で
は考えられない国の財政ですが、政府の財政健全化に向けた取り組みに期待したいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
実際に体験してみなければ学ぶことのできない業務内容や社会人と学生の違い、社会人に必要なこ
となど、インターンシップから学べることは多くあると思います。私も医療事務の業務を体験して、
医療事務の業務とは受付業務だけでなく、カルテの管理も行っている幅広い仕事だと知ることができ
ました。仕事をする上で、パソコンにもっと習熟しなければならないこと、メンタル面を強化しなけ
ればならないという課題も見つけることもできました。
職場の方とは、自分から積極的に話しかけてコミュニケーションを取るようにしたらいいと思いま
す。私は、緊張してうまくコミュニケーションをとることができなかったので少し後悔しています。
ミスをしないためにも、分からないことはすぐに質問することが大切です。職場の方の話を聞く際に
は、常にメモをとることが必須です。覚えておけると思っていても、緊張しているため時間が経てば
忘れてしまいます。しっかりメモをとるようにしたらいいと思います。任された仕事をミスしないよ
うに慎重にするとどうしても時間がかかってしまいますが、自分なりに速く正確に処理できるよう
に工夫しながら作業したらいいと思います。
業種・職種など進路がまだ確定していない人は、インターンシップを通して進路の方向性を考えて
いけばいいと思います。自分の今後の課題も多く見つかるはずです。宝の山に飛び込むつもりで頑張
って下さい。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M122
本田
美帆
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
富山県の色々な学校からの発表者の発表を聞くことができて、私が行けなかった地域の企業につい
て知ることができ、興味を持って聞くことができました。私が、毎日読んでいる株式会社北日本新聞
社やチューリップテレビなどの発表もあり、いつも目にしているものの裏には、多くの工夫と努力が
あるのだと知りました。みんなに愛されている理由が分かりました。これからは、身近なものに、よ
り興味を持とうと思いました。そして、私は全体の発表を聞いて、主体的に行動することが大切だと
思いました。どの企業でも、臨機応変な行動、コミュニケーションが大切だと分かりました。多様な
知識や経験がなければ、行動できる範囲は狭くなり、臨機応変に行動できません。私は、主体的に自
分の知識を増やし、失敗を恐れず行動しなければいけないと思いました。また、コミュニケーション
は、自分から元気な挨拶をすることで、生まれると思いました。私は、社会に出ると、学生の時と大
きく違い、自分の行動次第で自分の生活が変わってくると思いました。これから就職活動も始まりま
す。初めてのことが多く、戸惑いや不安があると思います。しかし、社会に踏み出す一歩だと思い、
希望を持って、頑張りたいと思いました。
<特別講演会>
私は、今まで政治にあまり興味を持っていませんでしたが、今日の話を聞いて、日本の財政の深刻
さに驚きました。グラフとして客観的にみると、とても大変な状況だと分かりました。まず、国債が
増加しているのに、税収が減っているということです。そして、その国債費の5割弱が将来世代の負
担となる借金になっているということです。しかし、少子高齢化が進み、働く人達が減る中、社会保
障費がもっと必要になってきます。将来の私たちの負担は今以上に大きくなり、人々も安心して生活
していけなくなります。私は、将来は今と同じようになんとか暮らせるだろうとなんとなく思ってい
ましたが、現状を理解して、着実に改善することを考えなければならないのだと思いました。しかし、
日本は世界の先進国に比べて、政策が甘いと知り、残念に思いました。今は、アベノミクスで景気が
回復していて、少し安心しています。しかし、それだけでは、助かっていない企業もあります。最近、
ニュースを見ると、
財政だけでなく、
他にも私たちに直接関わってくる問題が多くあると知ったので、
国民は政治に関心をもっていかなくてはいけないと思います。これからの財政がどうなるのかという
ことも、ちゃんと知っていきたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップを終えて、前の自分よりも大きく変わることができたと思います。インターンシ
ップに行く前は、社会人とはどういうものなのかという話を聞いても、理解できていませんでした。
しかし、インターンシップで、企業の方に社会人と同じ環境を体験させてもらったことで、社会人と
しての考え方、仕事を行うときの行動の仕方が分かり、自分が社会人になった時にこうしたいという
目標も持つことができました。また、そうなるための、学生のうちに頑張っておきたいことも見つけ
ることができました。自分の中で、高校生までの考え方と違い、短大生として社会人に一歩近づいた
考え方をできるようになったと思います。この短大での時間は、2年間という短い期間ですが、自由
な時間も増え、大きく成長できる期間だと思います。その期間を有効に使うためにも、インターンシ
ップはとても役に立つと思います。社会人になったときも、この経験は生かされると思います。積極
的に参加してみてください。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M123
町
和佳
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
他校の方々の発表は自分では思いつかないものばかりでとても新鮮でした。私は写真やイラストが
ないと内容を伝えにくいと考えていましたが、どの発表を見てもあまり写真やイラストを多用してい
ませんでした。その代わりに必要な分だけを文字でまとめ、他の部分は口頭で説明していました。ど
の発表者も話し方や説明の仕方が非常に上手で、聞いていると発表者の伝えたいことが具体的に伝わ
ってきました。人前で発表しているにも関わらず緊張した様子はなく、緊張していたとしても聞き手
側にそれを感じさせないのは素晴らしいと思います。また、説明をするスピードが丁度良く、急ぐこ
となくメモをとることができました。参加動機については、具体的に考えられていたので就職に向け
ての心構えがしっかりできている印象を受けました。就業体験をした企業先について説明していた発
表者がいましたが、名前だけを聞いても何をしているのかわからない会社もあったのでとても助かり
ました。
全体的に見ていて思ったのは、聞き手側にわかりやすく、優しい発表であったことです。説明するス
ピードがはやすぎず丁度よかったり、企業について説明したりと、聞き手側にとって非常にわかりや
すい発表が多かったと思います。自分の体験をただまとめて詰め込んだ発表よりも、聞き手側にとっ
てわかりやすい発表であるかを考えることが大事だということを、今回のインターンシップ就業体験
発表会に参加して分かることができました。これらの発表と今回参加して分かったことを胸に、これ
からは聞き手側に分かりやすい発表をしていこうと思います。
<特別講演会>
特別講演会では、普段耳にしている用語や今の社会情勢について分かりやすく講演していました。
グラフを見ていて、最初は何が原因でグラフの値が上下しているのかわかりませんでした。しかし、
あるグラフの値が上下する原因が少子高齢化にあると言われたときに、私たちが知っている社会問題
がグラフの値を変化させているのだと驚きました。こういったグラフは難しいものだと思っていまし
たが、原因が私たちの知っているものならば考えやすいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップ中は必ずお店の方に働くとはどういうことか、といった質問をすべきだと思いま
す。質問をすることで、その人がどのような思いで働いているのかがわかるので、とても参考になり
ます。仕事を任されていると質問することを忘れてしまいがちなので、少し注意しながら仕事をすれ
ばよいと思います。私自身与えられた仕事に集中してしまい、従業員の方にあまり質問をすることが
できませんでした。インターンシップにただ参加しているだけでは働くことの意義が見出すことがで
きないと思うので、しっかりと目的意識をもってインターンシップに参加していれば良いと思います。
- 440 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M124
松崎 礼佳
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は、発表者のパワーポイントのまとめ方や発表の仕方から多くのことを学びました。
まず、発表者全員に共通していたことは「箇条書きで列記し、重要な部分をわかりやすくしている」
点と「ページ内で最も重要な部分、伝えたい部分は文字色や大きさを変更したり、アニメーションを
つけて目立たせている」点でした。この2つの方法を取り入れるだけでとても見やすいパワーポイン
トになるのだと思います。
次に、文字は少なく見やすくまとめることです。あくまでパワーポイントはポイントをまとめるも
のです。例えば、パワーポイントにインターンシップ体験から学んだことをより簡潔にまとめ、まと
めきれなかった部分は口頭で補足や説明をすると、見やすいパワーポイント原稿となるだけでなく、
聞き手を飽きさせないこともできます。また、どの場面で学んだのか、インターンシップ体験から学
んだことは、今後どのようにして活かすのかについてより詳しく記すことで、ただ学んだだけではな
いことが伝わると思います。
しかし、パワーポイントのまとめ方だけでなく、発表内容からも学ぶポイントがたくさんありまし
た。発表者の皆さんは、インターンシップ参加前に自分の中で明白なテーマ、目標を立ててインター
ンシップに取り組んでいました。明白なテーマを決めることで、インターンシップへの参加する姿勢
や意識も大きく変わるのではないかと思いました。そして、発表者全員が言っていたことに「挨拶」
と「コミュニケーション」がありました。私はこの2つの重要性や必要性を改めて感じました。そし
て社会の当たり前となっているこの2つを今から習慣づけていきたいです。
<特別講演会>
今回の特別講演会を聞いて、今の経済を改めて知ることができました。今の経済の半分は借金で賄
われており、将来の経済がどのように変化していくのか全く見当がつかない状態のように思われまし
た。そんな現状のなか、社会に出ていくためには今の経済状況についてより多くの知識を持っておく
ことが重要だと思いました。そして、講師の阿部さんもおっしゃっていた「無理やり覚えるのではな
く、関心を持つことが重要である」ということを参考に、経済ニュースなどで疑問に思ったこと、興
味のあることを頭の隅に置いておくことから始めたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは、ただ就業体験ができる機会ではなく、体験したことから今後の就職活動や社
会人になってから役立つであろう知識やマナーを学ぶことができる機会です。なので、ただインター
ンシップに参加して仕事をこなすのではなく、参加前に自分で目標を決めること、働く上で何が重要
なのか、何が必要なのかを考えることが重要となると思います。ぜひ、積極的に参加して、いろんな
ことを学んでください。
- 441 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M125
水野
杏香
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私のインターンシップ先は官公庁だったため、就職活動を始めた今、一般企業での活動経験を聞く
ことはとても参考になりました。学部・学科が全員違ったため、富山短期大学から行くことがないよ
うな研修先もあり多くのことを知ることができました。7名の方の発表を通じて共通していることは
「コミュニケーション力」
「挨拶」この 2 つの重要さでした。業種や体験内容も様々であるのに、こ
の 2 つが共通しているということは挨拶、コミュニケーションがいかに大事であるかということがわ
かりました。残り少ない学生生活で身に着けられることだと思うのでこの 2 点の強化に気を付けたい
と思います。
また、推進協会の方もおっしゃっていたように 7 名の方の発表を“疑似体験”として吸収すること
ができました。研修先の中には興味のある企業もあり、ホームページを見ただけではわからない体験
内容を聞くことができました。発表を聞いてこれからの授業選択や就職活動につなげることができる
とは思っていなかったので非常に有意義な時間を過ごすことができました。自分自身のインターンシ
ップでの体験、発表を聞いて知った体験、この 2 つの経験を活かして就職活動に意欲的に取り組みた
いと考えています。
<特別講演会>
講演会では再び財務省の方の話を聞くことができ、さらに理解を深めることができました。景気は
回復傾向にあるといっても国債や社会保障費の問題が残っており、あまり明るい未来を思い浮かべる
ことはできません。日本の経済状況をいい方向に変えていくのは若者という言葉を聞き、日本へ貢献
できる大人になりたいと思いました。財政状況の悪化は私たち一般市民への負担が増加する一方です。
少しでも負担を軽くするために経済のことについて広く知る必要があると思いました。経済について
学ぶことは広い見識を持つだけでなく、自分の生活を豊かにすることにもつながります。あと 1 年半
で社会人になるというのに、経済のことについて全くわかっていないのでこれを機に少しずつ努力し
て知っていこうと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
最初インターンシップに参加すると決めた時は“先輩がほとんど参加している”や“単位がもらえ
る”また“労働法や労働基準監督官に興味があり公務員の仕事を見てみたかった”など決して積極的
な理由ではありませんでした。しかしインターンシップ最終日には最初に思ったことが嘘のように充
実感と達成感でいっぱいでした。初日は見学や概要説明のみで研修や体験をすると思っていた分、面
白味が感じられず、緊張や不安で残り 4 日間を過ごすのがとても嫌で、早く終わらないかと思ってい
ました。しかし2日目から模擬体験が始まって体験をすること、知らないことを教わることが楽しく
なりました。また、他の大学から参加している学生の方と話をするようになってからますます研修先
に行くのが楽しみになりました。最終日にはインターンシップが終わると参加者で集まってお茶会も
しました。業務内容だけでなく働いていて思った本音など普段では聞くことができないようなことも
お話していただけました。インターンシップは就職活動が始まる前に働くということを知ることがで
きる貴重な機会です。どのような研修先でも参加後には「参加してよかった」と思えるはずなので参
加することをおすすめします。
- 442 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M127
村田
愛実
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
富山国際大学
状況に応じて臨機応変に対応する姿勢は、他の就業体験者も言っており、仕事をする上で大切なこ
とだと思いました。質問内容・幅広い知識を新聞やテレビから得ることもより良い仕事につながる
ことを学びました。
高岡法科大学
仕事をする時に控えなければならない、3D 言葉(だって、でも、どうせ)というものを初めて知
りました。自分のことを客観的に分析するとういう言葉が印象に残りました。企業が求める人材は
そのような人であることを学びました。
富山高等専門学校射水キャンパス
挨拶は、自分と他人の関係をつくる第一歩であり、人の印象の決め手にもなります。コミュニケー
ション能力を身に着けるために、欠かしてはならないものだと思いました。
富山県立大学
グループで解決するチームワークの大切さを学びました。また、専門的な知識を大学で磨いておく
ことで、有効な活用ができると思いました。
富山高等専門学校本郷キャンパス
仕事はそれぞれの魅力、向いている人材、実際の業務内容、職場の雰囲気など実際に体験しないと
分からないことばかりなので、インターンシップの重要性を感じました。
富山大学
組織の中で働くことの意味、責任感はやりがいや楽しさにつながるということを学びました。
<特別講演会>
将来、どういうお金の使い方をすれば良いのか学びました。まずは、収入と支出のバランスを考え
ることが大切です。ローンは、いくらなら返せるのか、何年なら返せるのか考えます。お金を増やし
ていくには、投資という方法もある。しかし、それはやはり難しいです。色んなものに関心をもって、
輪を広げていくという方法もあることが分かりました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
経験から学べることは、少なくありません。インターンシップでは、実際に職場に出てみることで、
これまで学校では学べなかった多くのことを学べると思います。将来、就職する時に生かせるよう、
この就職体験をぜひとも受けてみてください。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M129 安田 悠乃
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップに参加して学んだこととして、状況に応じて臨機応変に行動することや、コミュ
ニケーション能力の重要さをあげた発表者が多くいました。私も実際にインターンシップに参加して、
これらの重要性を実感していたので、働くうえで必要な能力であると改めて実感しました。また、社
会に出て働くにあたって必要になってくる、挨拶や振る舞いなどのビジネスマナーを、今の自分には
自信を持って出来ているとは言えないので、どんなところが出来ていないのかを考え、改善すること
で少しでも成長していきたいです。
また、これから就職活動が本格的に始まりますが、インターンシップでどんなことを学び、得るこ
とができたのかを再度思いだし、就職活動に活かしていきたいと思います。
<特別講演会>
長引く円高、デフレ不況から脱却し、雇用や所得の拡大を目指し、3本の矢を掲げて経済政策を進
めているが、
その中の一つの大胆な金融政策では、
金融緩和をしすぎてしまうことでリスクがうまれ、
逆効果になってしまう恐れがあるから慎重な見極めが必要だと思いました。
少子高齢化が進むにつれて、社会保障費が大きく伸びる一方で、社会保障収入は横ばいで推移して
います。つまり、これからますます若者たちの負担が多くなってきます。このことを改善するために
は、社会保障費の見直しをはかるなどの対策を考えなければならないと思いました。
このような経済の動きは、私たちの生活に大きく影響してくることなので日頃から関心をもち、こ
のような状況を踏まえて、自分は今、何をすべきなのかを考えながら行動していきたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩たちへのメッセージ>
将来、就きたい職業や職種が決まっている人はもちろん、決まっていない人もインターンシップに
参加することをお勧めします。なぜなら、インターンシップに参加することで、働くことについて考
えるきっかけとなるし、実際に働いておられる方をそばで見ることによって、働く上で必要なことは
何なのかが見えてくると思うからです。
また、インターンシップに参加する際には、事前に参加する目的を考え、目標を設定することで、
より多くのものを得られると思います。
- 444 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M130
山崎
千尋
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
みなさんインターンシップで学んだことが多くあり、内容の濃いものだったのだと思いました。そ
して、その学んだことを1つ1つ説明し、それを踏まえて今後の抱負を述べており、話の構成がしっ
かりしていてよかったです。また、富山高等専門学校射水キャンパスの吉野さんが企業へ疑問に思っ
たことをあげ、自分なりにインターンシップを通してその疑問に対する答えを言っており、良かった
です。学んだことの中でも特に、コミュニケーション能力について説明している人が多く、これから
就職するにあたってコミュニケーション能力はとても大切なものだと思いました。高岡法科大学の狩
野さんの発表でもあるように、5 年前までは 1 番に熱意のある人だったのが、今ではコミュニケーシ
ョン能力がある人と違っていることから、挨拶を笑顔で元気に積極的にすることがとても大切だと思
いました。中村さんの発表より、
「挨拶なくしては連携も人脈もつかめない」とあるように、挨拶は人
の印象も決まるのでこれから自分から挨拶するように心がけたいです。私もインターンシップに参加
し、学んだことが多くあり、パワーポイントにまとめましたが、今回、この発表会を聞いて、もっと
人に伝える力を身に付けたいと思いました。
<特別講演会>
現在、デフレ脱却に向けて、安部総理が三本の矢などの政策をされていますが、少子高齢化は進む
一方で、将来自分たちが年老いたら年金がもらえないんじゃないかと不安になりました。また、租税
負担率と政府の財政収支の推移(対 GDP 比)のグラフを見て、総支出が増えるばかりで租税収入が
減少していることで財政収支が悪化していると知り、今後の日本が心配になったし、将来がまたさら
に不安になりました。最後の質問で「若い人はこれからどうやってお金を貯めればいいのか」という
質問での答えは、やっぱり人それぞれ違うんだと思いました。平成 26 年 4 月に消費税が 5%から 8%
になりますが、その後のデフレ脱却ができるよう、日本に好景気が戻ってくるようになればいいなと
思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は ANA クラウンプラザホテル内のカフェ・イン・ザ・パークで 11 日間インターンシップに行っ
てきました。やはり、富山を代表するホテルということもあり言葉遣いやマナーに特に気をつけなけ
ればならず、精神面でも体力面でも大変でした。また、私はインターンシップ先から家が近い方で車
で行くとのことだったので朝6時からの出勤でとてもつらかったのですが、朝食のバイキングだから
学べることもありました。朝早くからの出勤から、自身の体調管理・スケジュール管理の大切さを学
びました。働いている方はみなさんとても良い人で、時々おもしろい話を話して下さったり、
「山ちゃ
んいてくれて助かるよー!ありがとう!」と励まして下さったので、11 日間頑張ることができました。
また、最終日には、スタッフの方が無料で「最終日だからバイキング食べていいよ」と言って下さり、
とてもおいしい料理を食べることができ、11 日間本当に頑張ってよかったと思いました。ANA クラ
ウンプラザホテルでは本当に良いインターンシップができたので、是非、ANA クラウンプラザホテル
でインターンシップをしてみてください。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
13M132 吉田
有里
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私の中で印象に残ったことは社会人と学生の違いについてです。
発表者は「責任の重さ、会社の利益。当たり前のことができるか」と言っていました。仕事とは与
えられた役割に責任をもって行うことが重要であります。社会人になるためには状況に応じて臨機応
変に対応して、自分のことを客観的にできるようになることが必要だと思いました。
また、
「アナログ人間でいること」という言葉が一番気になりました。五感をフル活用し、自分から
動かないと始まらないと発表者は言っていました。会社が求める人材第1位はコミュニケーション能
力であり、何事にも積極的に行動することが必要です。コミュニケーションはあいさつが始まりで、
コミュニケーションがないとチームワークが成り立たないということです。ものつくりはチームワー
クが必要不可欠であり、意思疎通して共通の目的を持つには挨拶からコミュニケーションを取ること
が大切です。
発表者の大切なことは私が実際に体験して思ったことと同じでした。これから就活が始まりますの
で、私が体験したこと、他の発表者が思ったことを参考にしていきたいです。
<特別講演会>
日本の財政の現状とは安倍内閣になって円高・デフレ不況から脱却し、雇用や所得の拡大を目指し
ている。日本の予算の歳入は公債金が半分占めている。少子高齢化が進んでいる。10年後には団魂
の世代が80歳になっている。高齢化が進むと医療や社会保障でお金がかかる。国民負担の額が大き
くなってくる。
日本は社会保障が充実しているため、財政健全化目標の達成のため消費税率を2015年までに1
0%にあげることを検討されている。2014年4月から8%にあげることは決定されている。
安倍内閣になってから積極的になってきたように思います。消費税の値上げは私にとって若干辛い
ですが、これで経済が改善されるならば仕方ないと思っています。日本の不況からインフレになるこ
とを祈っています。
<後輩たちへのメッセージ>
インターンシップに参加して得たものがたくさんあります。自分に足りないことや社会人としての
マナーなど授業で習ったことを実際に行われていて授業の重要性が分かりました。私は参加してよか
ったです。インターンシップは参加すべきだと思いました。
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あ と が き
富山短期大学経営情報学科の特徴である「三位一体」のキャリア教育では、職場研修の「インター
ンシップ」と「ビジネス実務関連講座」、外部講師による「キャリアデザイン講座・キャリア支援講座」
の連携を図って、将来のキャリア設計を行うとともに、就職活動に必要な実践的能力を身につけるこ
とを目標としています。
「ビジネス実務関連講座」では,企業組織の仕組みや仕事のやり方、またビジ
ネスマナーやビジネス文書の知識を身につけます。
「キャリア講座」では、自らの興味・価値観から始
まって、自己分析、企業研究、履歴書・エントリーシートの書き方、面接の受け方等の実践的な訓練
を行います。これらの知識や考えを職場で実際に試すのが「インターンシップ」に他なりません。
インターンシップは業種、企業、職種、仕事への理解、社会における基本的マナー、コミュニケー
ション能力などを肌で感じるとともに、その成果を日頃の学習、就職活動、自分の将来などに活かす
ことができます。今年度は111名の 1 年生に対して、このような有益なインターンシップを実施す
ることができました。これは、学生を快く受入れてくださいました企業・機関の方々のご理解のお蔭
であり、改めて厚くお礼を申し上げます。また、インターンシップ推進協議会並びに事務局のご指導
に深く感謝申し上げます。
本学科では、このような貴重な経験を得た学生達が立派にキャリアを形成し、地域社会に貢献して
くれることを願い、より一層の努力をする所存でございます。地域社会の企業・機関の皆様には,今
後とも益々のご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。
経営情報学科
平成 25 年度
経営情報学科インターンシップ実施報告書
発行日
平成 26 年 1 月吉日
発行者
富山短期大学経営情報学科
〒930-0193
富山市願海寺水口 444
TEL:076-436-5181
FAX:076-436-0133
E-Mail:[email protected]
URL:http://www.toyama-c.ac.jp/
製作担当者
教
授
大門
信吾
事
務
前畑
由美子
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教授
大門
信吾