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オ
リ
ン
パ
ス
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療京
︑C
映に
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業機
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軸︑
にA
業E
績O
拡取
大得
リポート
オリンパスの2008年3月期連結決算は医療および映像事業がけん引し、
売上高が前期比6.3%増の1兆1288億円と堅調に推移した。医療事業は主
に国内で生産し、全世界に供給する。また、映像事業ではデジタルカメラ
のレンズや部材の一部などを国内生産し海外工場や顧客にも輸出する。
輸出を含めた物流面では国内中央倉庫機能を持つオリンパスロジテック
崎 市)が軸となり好調な両事業を支える。ま
ス東京センター(神奈川県川 殕
た、同グループ傘下の3社が特定輸出申告制度における特定輸出者(AEO
輸出者)の承認を取得。現在、運用に向けた取り組みを進めている。
オリンパスグループでは07年3月から特
定輸出申告制度におけるAEO輸出者の
に供給する。一方、医療用内視鏡などは、
承認取得を進めてきた。これまで包括事前
国内の工場で生産し、全世界に供給して
審査制度を活用してきたが、今年12月で
いる。
廃止されることなども背景にある。同承認
世界展開の中で重要な要素の1つが輸
はコンプライアンス
(法令順守)
に優れた企
オリンパスロジテックス東京センター
業が取得できるもので、輸出手続きの簡素
フィードバックすることで最適なバランスの
化など優遇措置を受けられる。まず、オリ
追求に取り組む。
起用業者の選定で最重視するのが輸送
倉庫機能はオリンパスロジテックス東京セ
ンパスが07年12月に横浜税関から取得。
オリンパスグループは高い光学技術とデ
ンターにある。オリンパス100%出資の物流
次いでオリンパスイメージングおよびオリン
品質だ。例えば、内視鏡は実際に患者の
ジタル技術を生かし、映像、医療、ライフサ
子会社、オリンパスロジテックスが管理し国
パスメディカルシステムズが08年2月にそれ
体内に入って使用されるため、輸送途中
イエンスを主体に事業を展開している。主
内・海外生産を含めた同グループの製品
ぞれ取得した。
で製品ダメージが発生した場合、患者の生
な製品はオリンパスイメージングが映像事
の保管、包装などを行っている。
現在、同制度運用のためHSコード情報
命や健康に重大な影響を与える可能性が
業でデジタルカメラ、オリンパスメディカルシ
同センターは5階建て。倉庫面積は2万
の整備に取り組んでいる。HSコードは国
あるからだ。現在の航空輸送での起用業
ステムズが医療事業で医療用内視鏡およ
8000㎡。保管アイテム数は約2万1000点。
際貿易商品の名称および分類を世界的に
者は4〜5社。
び外科内視鏡、オリンパスがライフサイエン
また、
1日当たり4000箱以上の小口貨物の
統一したシステムでAEO輸出者が自社で
ス事業で臨床血液分析システムおよび顕微
出荷処理が可能だ。同センターは01年8月
取得する必要がある。
鏡─となる。内視鏡の場合、消化器内
の開設。全国15カ所にあった物流拠点を
同グループではAEO輸出者承認の取得
生産拠点では内視鏡製造拠点の会津オ
視鏡では世界シェア70%(売上高ベース)
同センターに集約し、在庫量削減とともに
メリットについて、今後、各国との相互認証
リンパスが約200億円を投じて新たに工場
一括管理で業務効率化を図った。コスト
が進めば輸出先での輸入通関免除や手続
棟2棟の整備を進めている。昨年10月に
削減効果は10億円以上になった。
きが簡素化される点を挙げる。また、現品
着工し10年12月の 竣工 予定だ。現在、
検査がなくなることで確実なシッピング・ス
150種類以上の内視鏡を製造しているが、
海外向け医療用内視鏡システムの「EXERA II」
越に映像・医療新工場
しゅんこう
月)
は売上高が07年3月期比6.3%増の1兆
11.6%―だ。また、売上高の地域別構成
1288億円だった。売上高のうち、医療が
はu国内=37.2%u海外=62.8%。円高
搬入される。主に航空輸送では成田空
ケジュールを海外の顧客に報告できる─
さらなる増産、商品ラインナップの拡大を
13.3%増の3532億円、映像が8.9%増の
の影響を除くと約70%を海外売上高が占
港、海上輸送では東京港および横浜港を
などのメリットを指摘する。
図る。新棟の延床面積は約4万8000㎡、
3205億円と好調に推移した。売上高の事
める。海 外 の 地 域 別 内 訳は u 欧 州=
利用する。輸出量は明らかにしていない
海外ではすでに米国子会社がC−TPA
既存棟との合計は約5万2000㎡になる。一
業構成はu医療=31.3%u映像=28.4%
26.9%u北米=21.3%uアジア=12.3%u
が、仕向地別の割合は重量ベースで欧
Tを取得し、輸入手続きの簡素化を実現
方、海外ではベトナム南部ドンナン省のロ
u情報通信=22.5%uライフサイエンス=
その他=2.3%。
州、米国、アジアの順になるという。航空
している。今回のAEO輸出者の承認取得
ンタン工業団地内に新工場を整備する。
輸送を利用した最速のリードタイム
(L/T)
により今後、発地、着地の両側でL/T短
オリンパスグループとして映像、医療両事
は2日。注文を受けた次の日に東京セン
縮を実現する見込みだ。
業の製品を生産する初の工場となる。同
表
オリンパスグループの世界主要生産拠点
生産会社・工場
【映像事業】
オリンパスイメージング辰野事業場
Olympus(Beijing)Industry&Technology
Limited Pan Yu Branch
Olympus(Shenzhen)Industrial Ltd.
【医療事業】
会津オリンパス
白河オリンパス
青森オリンパス
オリンパスメディカルシステムズ日の出工場
KeyMed(Medical & Industrial Equipment)Ltd.
Olympus Winter & Ibe GmbH
【ライフサイエンス事業】
オリンパス伊那事業場
三島オリンパス
Olympus Life Science Research Europa GmbH
CARGO JULY 2008
輸出手続きの簡素化を
デジタルカメラは華南地域で生産し全世界
国内のオペレーション面をみると、中央
海外売上比率60%超
08年3月期連結決算(07年4月〜08年3
60
をみると、
主な生産、供給体制(表参照)
出での取り組みとなる。
を占める。
デジタル一眼レフ「E-520」
輸出は医療機器中心
所在地
生産品目
長野県上伊那郡
デジタルカメラの部品、レンズ
中国・番禺
映像関連製品
中国・深 均
訓
映像関連製品
福島県会津若松市
福島県西白河郡
青森県黒石市
東京都西多摩郡
英国・エセックス
ドイツ・ハンブルク
医療用、工業用内視鏡
医療用内視鏡関連製品
医療用内視鏡関連製品(医療用処置具製品)
医療用内視鏡
医療用機器、工業用内視鏡
外科内視鏡
輸出、輸入品目とも同センターに一度、
ターで通関などを実施。翌日に成田空港
から輸出する。
顕微鏡、測定器
分析機
血液分析装置・試薬、バイオ関連装置
※各拠点から全世界に供給する。
グループは、中長期的に映像、医療事業
の製品増産、製品ラインナップ拡大を図る
数字は明らかにしていないが、売上高拡
ため、新たな製造キャパシティーの確保を
でL/T短縮に取り組んでいる。例えば、
大に比例して貨物量は世界全体で増加し
検討してきた。両事業が保有する製造技
内視鏡の一部製品には使用期限がある。
ているという。グループ全体で物流費削減
術を相互活用することも視野に入れ、新工
そのため受注後、顧客に迅速に納入する
に取り組む中で重視しているのは物流費
場の整備を決めた。新工場では、デジタル
必要がある。受注生産に近い体制をとり、
用とL/Tのバランスだ。例えば、売上高
カメラのレンズユニットの組み立てや部品
短期間で生産し工場から同センターに搬
の推移に応じて物流費がいかに推移して
加工、内視鏡処置具などの医療機器を製
入。梱包などを行い迅速に出荷すること
いるか、航空輸送と海上輸送の割合、輸
造する。敷地面積は12万㎡。建物面積は
で、生産、物流両面での在庫圧縮にもつ
出のための梱包費推移など、さまざまな観
4万㎡の予定。今秋から映像事業、10年
なげている。
点から分析し、関係会社を含めて情報を
春には 医 療 事 業を開 始 する計 画 だ 。
また、医療機器では生産、物流の両面
こんぽう
長野県伊那市
静岡県駿東郡
ドイツ・ミュンヘン
最適な物流バランスを
CARGO JULY 2008
61
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