壁壁壁

センター試験へもう一踏ん張り
「壁」を越えて 目指せ!高得点
地学Ⅰ
以下の問題は,センター試験で教科得点が高かった受験生と,標準的な得点をとった受験生とで,特に差
がついた問題をピックアップしたもの。つまり,センター試験で高得点を取るために越えなくてはいけない
「壁」の問題だ。 きみはこの「壁」を越えられるか Let’s Try!
問1 次の文章中の下線部に関連して,プレートの移動方向は地点 X の火山が活動していた時点を境にし
てどのように変化したと考えられるか。最も適当なものを,下の①~④のうちから一つ選べ。
(2011 年度本試験)
図は,プレート上の火山の連なり(火山列)を示したものである。活動中の火山がホットスポッ
ト上にあり,その西に,かつては同じホットスポット上で活動していた火山が点々と連なって
いる。ホットスポットの位置が変わらなかったとすると,地点 X の火山が活動していた時点を
境にプレートの移動方向が変化したことになる。
① 西向きから北西向きに変化
② 北西向きから西向きに変化
③ 東向きから南東向きに変化
④ 南東向きから東向きに変化
問2 図はある地域の地質図である。各層の走向・傾斜
はそれぞれ一定である。また,東西方向の断層がある。
図中の断層について,断層の北側の地層が南側の地層
に対して相対的にどの方向に動いたと考えられるか。
最も適当なものを,次の①~④のうちから一つ選べ。
(2011 年度本試験)
① 東
② 西
③ 上
④ 下
問3 台風周辺における海上風にはたらく摩擦力の向きを表す模式図として最も適当なものを,次の①~
④のうちから一つ選べ。ただし,図中の実線の円は等圧線を,矢印は黒点の位置にはたらく摩擦力の向
きを,T は台風の中心を表す。(2010 年度本試験)
問 4 次の図に見られる低気圧の中心が地点Zを通過したのは,4月 27 日午前3時であった。一方,この
低気圧に対応する上空(高度約 5.5km)の低圧部(気圧の谷)が,同じ日の正午に地点Zを通過した。この
間,低気圧と気圧の谷はともに 15m/s の速さで東へ進んでいたとすると,上空の気圧の谷は地表の低気
圧の中心から見てどの位置にあったことになるか。その方向および距離として最も適当なものを,下の
①~④のうちから一つ選べ。(2007 年度本試験)
① 西へ約 500km
② 西へ約 50km
③ 東へ約 500km
④ 東へ約 50km
問 5 次の文章中の ア ・ イ に入れる語句の組合せとして最も適当なものを,下の①~⑥のうちか
ら一つ選べ。(2011 年度本試験)
地球は太陽のまわりを公転しながら自転している。 ア の証拠としてフーコーの振り子の実験があげ
られる。北極点で振り子を振ると,地球上に立つ人が上からみて振動面は イ 。
ア
イ
①
自 転
動かない
②
自 転
時計回りに回転する
③
自 転
反時計回りに回転する
④
公 転
動かない
⑤
公 転
時計回りに回転する
⑥
公 転
反時計回りに回転する
【解答】 問1:②
問2:③
問3:④
問4:①
問5:②