熊野古道と文化的景観

平成22年度 世界遺産熊野古道保存管理事業
世界遺産セミナー
“熊野古道と文化的景観”
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部である熊野古道(熊野参詣道)伊勢路に
ついて、その歴史的な価値を知って頂くため、講座を行います。なお、この講座は尾鷲
市中央公民館講座「ふるさと大学」と共同で開催します。
演 題
熊野古道の文化的景観の価値
∼世界遺産石見銀山から学ぶ∼
講 師
大 國 晴 雄 氏
(大田市教育委員会 教育部長)
日 時 : 平成22年10月5日(火) 午前9時30分∼11時30分
場 所 : 尾鷲市立中央公民館 1階視聴覚室 (尾鷲市中村町10−41)
♪♪どなたでも参加できます♪♪
<石見銀山とは>
石見銀山は東アジアの東辺にあたる日本列島の西部にあり、大陸に面した日本海岸近くに位置します。1526 年
に九州博多の豪商神屋寿禎(かみやじゅてい)によって発見されて以来、1923 年の休山まで約 400 年にわたっ
て採掘されてきた日本を代表する鉱山遺跡です。
大航海時代の 16 世紀、石見銀山は日本の銀鉱山としてヨーロッパ人に唯一知られた存在でした。それは当時ヨー
ロッパで制作されたアジアや日本の地図に、石見銀山付近を指して「銀鉱山王国」
「銀鉱山」と記されていることか
らも明らかです。
また、石見銀山で生産された銀は高品質で、東アジア交易において最も信用が高く、石見銀山の所在する佐摩村(さ
まむら)にちなんでソーマ銀と呼ばれ流通しました。 16 世紀半ばから 17 世紀前半の全盛期には、世界の産銀量
の約 3 分の 1 を占めた日本銀のかなりの部分が石見銀山で産出されたものだったと考えられています。
石見銀山が銀を基軸にした東アジア交易において重要な役割を果たしていたことは明らかで、今も遺跡として当時
のままに残されています。
石見銀山遺跡は、環境に配慮し、自然と共生した鉱山運営を行っていたことが特に評価され、2007 年 7 月に「石
見銀山遺跡とその文化的景観」として、国内では 14 件目、鉱山遺跡としてはアジアで初めての世界遺産に登録され
ました。
(大田市ホームページより)
主催:三重県教育委員会・尾鷲市教育委員会・東紀州観光まちづくり公社
共催:日本イコモス国内委員会
問い合わせ先;三重県教育委員会事務局 社会教育・文化財保護室 電話059−224−2999