取付設置説明書 - Panasonic

アクアハートミニ
取付設置説明書
□施工前にこの施工説明書を必ずお読みのうえ、正しく施工してください。
□この商品には「保証書」「取扱説明書」を添付しています。
□「保証書」には販売店名、または工事店名、お引渡日を記入し、施工説明書の最後の
チェックリストに必要事項を記入のうえ、
「取扱説明書」とともに必ずお施主様にお渡し
ください。
□この施工説明書に記載されていない方法で施工され、それが原因で故障が生じた場合
は、商品の保証を致しかねますのでご注意ください。
□電気工事は関連する法令・法規にしたがって、必ず「有資格者」が行なってください。
□裏配管以降の水道配管工事は専門業者にご依頼ください。
□本体や水栓金具、その他機器に同梱されている取扱説明書は、お施主様に製品を正しく
安全に使用していただくための重要な書類です。
紛失したり汚れたりしないよう大切に保管し、施工完了後、お施主様または建築工事
責任者にお渡しください。
□この商品は日本国内専用品ですので、日本国外での設置はしないでください。
GVN2381S
13.12
安全上のご注意
必ずお守りください
■誤った取付設置をしたときに生じる危害や損害の
程度を区分して、説明しています。
■お守りいただく内容を次の図記号で
説明しています。(次は図記号の例です)
警告 「死亡や重傷を負うおそれがある内容」です。
「軽傷を負うことや、財産の損害が発生する
注意 おそれがある内容」です。
してはいけない内容です。
実行しなければならない内容です。
警告
「死亡や重傷を負う
おそれがある内容」です。
全体的なこと
・ アース工事は、電気設備技術基準に関連する法令・規制などに従って、必ず「電気工事士」によるD種(第三種)
接地工事を行う
誤った工事を行うと、故障や漏電のときに感電する原因となります。
アース線接続
禁 止
必ず守る
・ 電気機器の配線に付属部品の固定ねじで傷を付けない
傷が付くと、火災や漏電の原因となります。
分解禁止
・本説明書は、バスルームの本体取付・設置と関連工
事(建設工事)である大工工事、電気工事、ガス配
管工事、配管(給排水)工事、建具工事などを区別
して説明しています。
建設工事は、関連する法令、規定に従って法的有資
格者による工事が必要になります。
流通業者(販売店)を通して「本体の取付・設置」
を行う場合は、「建設工事部分」と「バスルームの本
体取付・設置」を区別して行ってください。
・電気工事・水道工事は、関連する法令・規制に従っ
て、必ず「有資格者」が行う
火災、感電、水漏れの原因となります。
・ 商品の改造や仕様変更は絶対にしない
商品の改造や仕様変更は事故の原因となります。
・開口部のバリ取りは確実に行う
バリ取りをしないとけがや水漏れの原因となります。
・換気扇・照明器・ミラー・握りバー・混合水栓などの付属部
品は、取付設置説明書に従い、指定位置に確実に取り付ける
思わぬ事故や故障の原因となります。
・電気接続の際は、使用電線のサイズ、本数と圧着部のサ
イズとが適切な組み合わせになっていることを確認する
また、そのサイズに合った専用工具で締める
適切な組み合わせになっていなかったり、専用工具
以外で締め付けると、火災の原因となります。
・結線は緩みのないように確実に接続する
過熱・火災の原因となります。
壁
必ず守る
・ 壁パネルの開口やジョイナーを切断する際は、必ず保護メガネなど保護具を着用して作業を行う
飛び散った切りくずが目に入ってけがをするおそれがあります。
注意
「軽傷を負うことや、財産の損害が
発生するおそれがある内容」です。
全体的なこと
・重量物は一人で運ばない
一人で運ぶと、けがをするおそれがあります。
禁 止
必ず守る
・清掃時に、溶剤(シンナーなど)は使用しない
変色・変形やひび割れによる水漏れの原因となります。
・ねじの締め付け後は、空回りさせない
パッキンがねじ切れたり、ねじ山が破損し、締め付け不良や水漏れの原因となります。
・運搬や取付設置は必ず手袋をはめ、長袖などの作業に適した服装で行う
守らないと、けがをするおそれがあります。
・専用工具の使用個所では、必ず専用工具を使用する
専用工具以外を使用すると、部材が破損し、水漏れの原因となります。
・シーリング材充てんは指定個所に確実に行う
確実にシーリング材充てんしないと、水漏れの原因と
なったり、補強合板が十分に固定されません。
・ねじはまっすぐ垂直に締め付ける
斜めに締め付けると最後まで締め付けられず、水漏れの原因となります。
・工事に使う溶剤・洗剤・接着剤・その他薬品類は、
容器などに記載の注意表示に従って正しく使う
誤った使いかたをすると、人体に影響が出たり、部
品の損傷や劣化の原因になります。
2
・ 締め付けリングはドリリング皿タッピンねじで確実に固定する
ねじ固定をしないと、緩みにより水漏れしたり、落下してけがをするおそれがあります。
・ 電気機器は、その機器の定格電圧で使用する
定格電圧以外で使用すると事故の原因となります。
・ 洗面器などの取り付けは、確実に行う
使用中に外れたりして、けがをするおそれがあります。
注意
浴槽
エプロン
・ ねじは、必ず手回しドライバーで固定する
電動ドライバーでねじを固定するとねじが空
回りして確実に固定フランジの取り付けがで
きなくなり、水漏れの原因となります。
・ 浴槽を据え付ける際に、ポップアップ排水栓の
レリースや排水管を破損しないように注意する
破損すると、水漏れの原因となります。
・ エプロンせきカバーは正しく取り付ける
正しく取り付けないと、エプロンがはまりに
くいなどの原因になります。
必ず守る
必ず守る
・ エプロンせきカバー周囲のシーリング材充てんは確実に行う
守らないと、水漏れの原因となります。
床・浴槽
天井
・ 床や浴槽の端には乗らない
バランスを崩して転倒し、けがをするおそれ
があります。
禁 止
・ 目地の再利用は絶対にしない
破損や潤滑剤の付着などにより、水漏れの原
因となります。
必ず守る
・ 天井パネルの外周部を、壁パネルの立ち上が
り部の外側にかぶせるように載せ、ねじにて
仮固定する
落下し、けがや破損のおそれがあります。
・クリップピンは、結束バンドで確実に固定する
ルーバーが落下し、けがをするおそれがあります。
・ シリコンバックアップ材の取り付けを確実に
行う
水漏れの原因となります。
壁・床
・パネルに開口がある場合は必ず裏補強する
・ 開口が2枚のパネルに渡るときは、2枚のパネ
ルとも裏補強する
裏補強を行わないと、窓枠が十分に固定され
ず、水漏れのおそれがあります。
必ず守る
・ 平目地の上下の形状を確認し、目地と壁パネ
ルの下端を合わせ、必ず下から上へ打ち込む
すき間が大きくなり、水漏れの原因となります。
ミラー
・ 壁・床などのシーリング材充てんは、シーリング材で確実に行う
水漏れにより家財を汚したり腐らせる原因となります。
・ 床ブロックは必ず所定の位置に取り付ける
必要な個所にブロックを取り付けなかったり、
誤って取り付けると、壁パネルが倒れて、け
がをするおそれがあります。
必ず守る
・ 天井パネルへのパッキンはり付け後は、パッ
キンを下にして置かない
パッキンが破損して、水漏れの原因となります。
・ シーリング材充てんは天井パネル連結部に合
わせて確実に行う
確実に施されていないと、水漏れの原因となります。
壁
禁 止
・ 水栓固定金具や裏配管の取り付けは、必ず専
用工具を使用する
専用工具を使用しないと、部材などが破損し
て水漏れの原因となります。
・ 浴槽バックハンガーは、取り付け指定位置に
確実に取り付ける
確実に取り付けないと、使用中にはずれたり
してけがの原因となります。
・ エプロン支持具(ラッチ)は指示どおりに正しく取り付ける
正しく取り付けないと、エプロンがはまりに
くい、落下するなどの原因となります。
禁 止
「軽傷を負うことや、財産の損害が
発生するおそれがある内容」です。
禁 止
・ 壁下パッキンは、水返しに合わせて、正しい位置にはり付ける
守らないと、水漏れの原因となります。
・ 鏡の落下防止金具の解体は絶対にしない
落下して、けがをするおそれがあります。
・ 鏡裏面の両面テープのはく離紙は、必ずはがす
はがさないと、鏡が落下してけがをするおそ
れがあります。
・ コーナージョイナーを取り付けるまで、壁パ
ネルは自立しないので、壁パネルを手で支え
ておく
壁パネルが倒れて、けがをするおそれがあり
ます。
必ず守る
・ コーナー上ブロックは確実にはめる
コーナーブロックが外れると、壁パネルが倒
れて、けがをするおそれがあります。
・ ミラー受け具は確実に固定する
ずれていたり曲がっていると、鏡が落下して
けがをするおそれがあります。
混合水栓
・ 壁パネルとジョイナーは、しっかり支えてブ
ロックを取り付ける
しっかり支えないと、壁パネルが倒れて、け
がをするおそれがあります。
・ 目地を取り外した後、新しい目地を挿入する
場合は、壁パネルに付着した潤滑剤を、十分
にふき取る
目地に潤滑剤が付着すると、目地が破損し、水
漏れのおそれがあります。
・ 潤滑剤を噴きつけた目地は、たとえ外観に問
題のない場合でも、再使用しない
目地に潤滑剤が付着すると、目地が破損する
おそれがあります。
3
禁 止
・ メンテナンスカバーを踏まない
メンテナンスカバーが破損して、水漏れの原
因となります。
必ず守る
・ 混合水栓は、ニップルにシールテープを7∼8
回巻いてねじ接続する
シールテープを巻かないと、水漏れの原因と
なります。
注意
配管・混合水栓
禁 止
ドア
・ 配管は急角度に曲げない
配管に亀裂が入って、水漏れの原因となります。
禁 止
・ 排水管の接続は、排水トラップと浴槽排水管
の両側全周に接着剤を塗布し、根元までしっ
かり差し込む
守らないと、水漏れの原因となります。
・ 外したドアは、上下逆さにして縦置きする
ドアの下部・縦部のエアタイト材(パッキン)
が損傷すると、水漏れの原因となります。
・ 排水管の接続は、浴槽側と排水管の両側全周に
接着剤を塗布し、根元までしっかり差し込む
守らないと、水漏れの原因となります。
必ず守る
・ パッキン類がよじれないようにナットを締め
付ける
パッキン類がよじれると、水漏れの原因とな
ります。
・ドアの下枠は必ず水平になるよう取り付ける
傾きがあると、水漏れや走行不良の原因とな
ります。
洗い場床パン
禁 止
必ず守る
・ パッキンは床パンの指定位置に合わせて、確
実にはり付ける
確実にはり付けないと、水漏れの原因となります。
浴槽パン
・ シーリング材を架橋ポリエチレン管に付着さ
せない
シーリング材の成分が架橋ポリエチレン管を侵
食してひび割れし、水漏れの原因となります。
禁 止
・ 排水トラップを締め付ける際にトラップ締付
工具の下端でトラップ底を傷付けない
トラップが割れると、水漏れの原因となります。
・ 先行シーリングは確実に行う
守らないと、水漏れの原因となります。
・トラップのねじ込み部分およびUパッキンに
は、シーリング材を使用しない
トラップや U パッキンが変形し、水漏れの原
因となります。
必ず守る
・排水トラップのUパッキンは、正しい向きで取
り付ける
守らないと、水漏れするおそれがあります。
必ず守る
・トラップ差し込み口および雑排水管差し込み部
に塩び接着剤を全周塗布する
水漏れの原因となります。
・ 握りバーの裏補強は確実に行う
確実に行わないと、落下事故の原因となります。
・ 握りバーの取付座は正しい向きに取り付ける
握りバーが外れて、けがの原因となります。
・ 握りバーの受け具は正しい向きに取り付ける
握りバーが外れて、けがの原因となります。
照明器具
必ず守る
・ 防水テープの接着面は汚さない。汚した場合
はリグロインで拭き取る
守らないと、テープの接着が弱くなり、水漏
れの原因となります。
・防水テープはしわにならないようにはり付
ける。はり付け後はテープ全面を押さえつけ
て、接着面に空気だまりなどないようにする
守らないと、テープの接着が弱くなり、水漏
れの原因となります。
・ アジャスターキャップなどにがたつきのない
ことを確認する
確実に取り付けないと、水漏れの原因となります。
握りバー
必ず守る
・ 点検口ふたを踏まない
点検口ふたが破損して、水漏れの原因となり
ます。
・ 浴槽床パンの上で作業したり、脚立などを置
く際は、開口・凹凸部に注意する
足を踏み外したり、脚立が倒れてけがをする
おそれがあります。
排水トラップ
禁 止
・ドア下枠と床パンとの間にすき間ができないよ
う、押し込んで確実に取り付ける
すき間があると、水漏れや壁パネルとの段差
が生じる原因となります。
・ドア横小壁は、床パンとの間にすき間ができな
いよう、押し込んで確実に取り付ける
すき間があると、水漏れや壁パネルとの段差
が生じる原因となります。
・ 給水・給湯管、排水管、混合水栓は確実に接
続する
確実に接続しないと、水漏れの原因となります。
・ 床パンコーナー部のパッキンは、重ねばりしない
壁パネルと壁パネルの目地高さなどが合わな
くなります。
・ターンナットは重量物を固定しない
落下によるけがの原因になります。
・ 下枠パッキンが、正しく取り付けられている
ことを確認する
パッキンが外れていると、水漏れの原因となります。
・ 締め付けリングのねじ固定は水平の位置で固
定する
水平位置で固定をしないと、キリ加工時に配
管を傷つけ、水漏れの原因となります。
必ず守る
「軽傷を負うことや、財産の損害が
発生するおそれがある内容」です。
・ 照明カバーは確実に取り付ける
守らないと落下し、けがをするおそれがあり
ます。
4
もくじ
安全に関するご注意 …………………………………02
もくじ …………………………………………………05
施工手順 ………………………………………………06
部材搬入・間配り∼部材チェック …………………07
施工に必要な工具 ……………………………………08
z
b
床据え付け ……………………09
ユニット墨出し ………………………………………09
壁床据付高さとアジャスターボルトの確認 ………10
雑排水管取り付け スラブコロガシ配管 …………11
雑排水支持固定金具の取り付け ……………………11
ドア下排水管接続 ……………………………………12
水張りテスト …………………………………………13
洗面排水管接続 ………………………………………13
汚水管取り付け ………………………………………14
床レベル調整 …………………………………………15
位置出し ………………………………………………15
x
n
壁パネル前加工 ………………16
壁パネル建て込み ……………28
床ブロック配置図 ……………………………………28
壁パネル組み立て順序 ………………………………28
壁パネル建て込み ……………………………………29
壁パネルコーナージョイント ………………………30
壁パネル平部ジョイント ……………………………32
v
最終作業 ………………………48
床固定 …………………………………………………48
躯体チェック …………………………………………48
シリコンシーリング …………………………………49
ドア周り仕上げ ………………………………………50
ドアの吊り込み ………………………………………51
ドアの戸車調整 ………………………………………52
ドアの軸受け調整 ……………………………………53
引手付障子の固定 ……………………………………53
錠部ツマミの取り付け ………………………………54
錠の交換方法(参考) ………………………………54
便器の取り付け ………………………………………55
便座・便蓋の取り付け ………………………………55
ロータンクの取り付け ………………………………56
ロータンク給水管の取り付け ………………………56
器具取り付け上の注意 ………………………………57
器具取り付け用穴あけ ………………………………57
混合水栓・シャワーフック取り付け ………………58
カーテンレール取り付け ……………………………59
紙巻器取り付け ………………………………………60
鏡取り付け ……………………………………………60
タオル棚取り付け ……………………………………61
小物トレイ取り付け …………………………………61
照明カバー取り付け …………………………………61
通水(排水)チェック ………………………………61
サポートバーの取り付け(オプション) …………62
点検口取り付け ………………………………………64
清掃仕上 ………………………………………………64
施工後のチェック ……………………………………65
壁加工の注意事項 ……………………………………16
グロメット取り付け …………………………………17
水栓固定金具取り付け ………………………………17
照明取り付け …………………………………………18
洗面排水金具∼排水栓取り付け ……………………19
洗面器∼洗面排水管取り付け ………………………19
(温水洗浄便座の場合)電源ボックス取り付け …20
壁掛けハンガー取り付け ……………………………20
洗面壁補強金具取り付け ……………………………21
握りバー取り付け ……………………………………22
握りバー補強プレート取り付け ……………………22
壁点検口枠取り付け …………………………………23
床フランジ部への床パッキン貼り付け・
シリコンシーリング …………………………………24
埋込手洗器壁のパネル前加工(オプション) ……25
サポートバー壁パネル前加工(オプション) ……27
c
天井取り付け …………………40
天井ブロック取り付け ………………………………40
ドア横ジョイナー取り付け …………………………41
天井養生フィルム取り外し …………………………42
ジョイントボックス取り付け ………………………42
換気グリル取り付け …………………………………42
2枚割り天井の接続 …………………………………43
天井取り付け …………………………………………43
天井∼壁固定順序 ……………………………………43
ドア枠鉛直度の調整 …………………………………44
ドア枠∼天井の固定 …………………………………44
壁パネル目地打ち込み ………………………………45
天井廻し縁打ち込み …………………………………47
ドア枠の取り付け ……………34
同梱包部品一覧 ………………………………………34
引手の取り付け ………………………………………35
枠の組み立て …………………………………………36
下枠止水テープの貼り付け …………………………37
ドア下のシリコンシーリング ………………………38
枠の取り付け …………………………………………39
m
5
壁加工参考図 …………………66
施工手順
施工図確認
墨出し
アジャスターボルト取り付け
現場打合せ
※現場状況及び納まりにより施工
順序が変わる場合があります。
事前打合せ調整により決定ください。
部材搬入
部材チェック
雑排水管取り付け
スラブコロガシ配管
汚水管取り付け
水張りテスト
床レベル調整位置出し
床固定
床パッキン貼り付け
壁パネル前加工
水栓固定金具取り付け
壁パネル建て込み
照明取り付け
建具取り付け
洗面器取り付け
天井取り付け
(温水洗浄便座の場合)
電源ボックス取り付け
床固定
躯体チェック
補強金具取り付け
シリコンシーリング
握りバー取り付け
壁点検口枠取り付け
ロータンク・便器取り付け
点検口取り付け
清掃仕上
お手入れラベル貼り付け
手直し調整
便座・便蓋取り付け
混合水栓・
シャワーフック取り付け
取扱説明書取り付け
カーテンレール取り付け
自主検査
紙巻器取り付け
立合検査
鏡取り付け
取扱説明書お渡し
タオル棚取り付け
引渡し
小物トレイ取り付け
6
部材搬入・間配り∼部材チェック
1 部材搬入∼間取り
1 部材の搬入は事前に打合せ、確認した“時間”“方法”で行なってください。
◆仮置場所(ストックヤ−ド)は他の作業を防げ、損傷、雨水、溶接火花等に注意してください。
◆揚重機の運転操作が必要な場合は必ず有資格者で行なってください。
2 壁パネルの間配りは“施工図”で品番(配置番号)を確認して行なってください。
◆積み降し∼持ち運びは化粧面にスリ傷をつけないように、ずらしたり、すべらしたりしないでください。
◆化粧面を内側にして持ち運びしてください。
◆化粧面を表側にそろえて仮置してください。
化粧面
“表側”
3 主要部材の重量は下表の通りです。揚重∼間配り作業の基準にしてください。
天井
床パン
1216≒40kg/台
max≒22kg/枚
2
(11kg/m )
3枚引き戸≒26kg/セット
15kg/枚
(2枚割り)
2 部材チェック
各部材の員数確認と種類(タイプ)を出荷明細表(品番:数量)で照合してください。
床 パ ン
壁(天井)パネル
建 具
器具・アクセサリ−
小物部品セット
R(右)
L(左)
・R・L 台数
・配置番号 枚数
∼
・ユニットタイプ(勝手)
∼
・排水口位置
7
・本 数
・部 品
・必要個数
R・L勝手のあるものは個数と
あわせて確認してください。
□施工に必要な工具
専用工具
目地打込み治具
トラップ締付工具
水栓固定金具
締付工具
(品番:GN9121)
梁欠き施工治具(UB専用)
(品番:GN9113)
ドア調整工具
(品番:GN9294)
レベル
電気ドリル
アジャスターボルト調整レンチ
(品番:GR818111)
(品番:GD7301)
レーザー墨出器
下振り(2ケ)
コンベックス・金尺
鉛筆(ケガキ用具)
墨つぼ・墨さし
水平器
キャプタイヤードラム
作業灯
ストレートドリル
ホールソー
充電ドライバー
サンダー
ヤスリ(中目・細目)
チス・ハツリハンマー
プラスチックハンマー
バール(1.5m) ・片手ハンマー
2
φ3. 4.
ジグソー
(品番:GR818188)
8
7.
0
10.
カッター(大・小)
ドライバー・ボックスドライバー
0
モンキーレンチ・パイプレンチ・モーターレンチ
ウォーターポンプ
プライヤー
ペンチ・ニッパー
鋸
バケツ・スポンジ
・ウエス
脚立
シリコンガン
金コテ・スコップ
ほうき・ちりとり
水栓用L型レンチ
水圧テストポンプ
プ
ン
ポ
8
1 床据付け
ユニット墨出し
建築平面図面及びユニット納まり図面に基づきユニット墨出しを行なってください。
X
(A)
通芯
(X)
ユニット返り墨
ユニット短辺
内寸法
1200
☆
建具位置墨
建築返り墨
(L 1 )
94
8
(B)
(Y)
Y
通芯
100
1600
(L 2 )
ユニット長辺
内寸法
100
建築返り墨
☆建具位置墨寸法 8∼94 = 3枚引き戸
<例:ARタイプ>
(A)
(X)
建築返り墨の寸法
(B)
(Y)
通芯からユニット
内寸までの寸法
(施工図を参照)
(L 1 )
(L 2 )
建築返り墨からユ
ニット内寸までの
追い寸法
ユニット返り墨は床位置出し確認時の間違い防止の為、区切りの良い寸法(例:100)を用いてください。
☆ 建具位置墨はドア枠の位置寸法確認時の最終的な重要寸法です。特に注意して墨出しを行なってください。
点 検 項 目
1.墨出し基準寸法
基 準
納まり寸法
建築返り墨
2.墨出し面清掃
9
点 検 方 法
施工図と照合
建築会社に確認
目 視
壁床据え付け高さとアジャスターボルトの確認
ア
ア
ア
1.中央部2本にゴムキャップを取り付けてください。
(木造用の場合:中央部2本にゴム板を敷いてください)
2.周囲5本は床据え付け時に調整し、中央部2本は壁組み立て後に
行なってください。
イ
イ
ア
ウ
ア
イ
ア
ロックナット
M16
UTFL
250
ロックナット
M16
アジャスターボルト
M16
アジャスターボルト
M16
〈アジャスターボルト目安寸法図〉
ウ
アジャスターボルト
M16
211
176
250
ロックナット
M16
189
UTFL
※現場では寸法が違う場合があります。
現場の寸法に合わせて施工してください。
尚、洗い場中央は1∼1.5回転つき上げてください。
点 検 項 目
基 準
点検方法
1.アジャスターボルトの本数
8本
目 視
2.ナットの取り付け(有無)
各ボルトに1ケ
目 視
3.アジャスターボルトの取り付け寸法
UTFLより250mm
スケール
10
雑排水管取り付け スラブコロガシ配管
・ドア下排水ガイドにR勝手・L勝手があるので注意してください。
R勝手
L勝手
洗い場フロアー裏面
排水トラップ
品番:GRRL16225
Uパッキン
注意
必ず守る
スベリワッシャ
締め付けリング
・トラップは、必ず専用工具を使用して確実に
取り付ける。
(専用工具を使用して確実に取り付けないと、
部材などを破損したり、水もれの原因となり
ます。)
・トラップのねじ込み部分およびUパッキン
には、シリコンを使用しない。
トラップ締め付け工具
雑排水支持固定金具の取り付け
1 雑排水支持固定金具を取り付けてください。
取り付けねじは、固定金具セットに同梱
雑排水管がドア下を通過する時
雑排水管がドア下を通過しない時
ナベテクスねじ
φ4X16
雑排水支持固定金具
雑排水支持固定金具
2 雑排水管をサドルバンドで固定してください。
雑排水支持固定金具
ナベテクスねじ
φ4X16
雑排水管
ナベタッピンねじ
φ4X10
サドルバンド
11
ドア下排水管接続
本図はR勝手を示す。L勝手の場合は本図に対称。
R勝手
252
サドルバンド
④
③
647
③
①
②
①
②
158
①
①
1012
810
①
④
52
①
ドア下排水管セット品番:GVAY511
L勝手
④
②
下記部材のみが現場接続です。
③
①
①
①
①
②
③
305.5
③
印
①
①
111
111
②ドア下排水管セットを接着剤で接続してください。
(仮組みで付けた印が合うように接続してください。)
印
トラップ
①
印
③ドア下排水管を床フレームに固定してください。
ナベテクスねじ
φ4×19
ドア下排水管
固定金具
フレームに
取り付ける
③
②
②
サドルバンド
ナベテクスねじ
φ4×19
①
①
④
①
④
トラップ
①
印
③
②
30
①
30
④
5.5
30
563.5
④
印
1
111
<ドア下排水管寸法図>
①ドア下排水管セットを仮組みして勾配を決め、
接続する排水管に印を付けてください。
(逆勾配でないことを確認してください。)
3.5
56
11
①
12
水張りテスト
※ 水張り時間、方法、場所等の詳細は件名ごとに打合せ、決定してください。
点 検 項 目
1.塩ビ接着剤の塗布∼
差込み接続
2.水もれ有無確認
注水
基 準
点検方法
・トラップ∼雑排水管の両方に塗布 目 視
・塗りムラの無いこと
・止まり面まで差込み接続する
・水もれの無いこと
水張りテスト
水張りテスト用
密栓
水張り=1時間以上
洗面排水管接続
本図はR勝手を示す。L勝手の場合は本図に対称。
本図はR勝手を示す。
L勝手の場合は本図に対称。
排水エルボ
395
④
UTFL
148
②
129
300
①
③
⑤
⑥
洗面排水管セット品番:GVRY242
26
1
29
①
①洗面排水管セットを仮組みして勾配を決め、
接続する排水管に印を付けてください。
(逆勾配でないことを確認してください。)
②
30
④
③
① 排水エルボ
印
印
③
印
③
トラップ
⑤
トラップ
⑥
⑥
印
②
④
⑤
②洗面排水管セットを接着剤で接続してください。
(仮組みで付けた印が合うように接続してください。)
① 排水エルボ
②
30
75
65
13
④
⑥
⑤
汚水管取り付け
1、汚水管取り付け穴(床パン)に床フランジ本体を位置決めし、タッピンねじ(4×35)の下穴をあけてください。
※ 床フランジ本体の“位置決め”
短手側と平行になるように
してください。
下穴=キリφ3.2
平行
床フランジセット品番:GN4717
位置決め
(便器取り付け角度)
床フランジ
2、床フランジ本体とTボルト金具を床パンに取り付けてください。
(貫通タイプ=床パンを据付後、汚水管を接続して、床パンに取り付けてください。)
3、汚水管を取り付けてください。(コロガシタイプ=汚水管固定金具取り付け)
注意 床パンの納まり、汚水管の取出し方向等“施工図(納まり図)”で確認の上2、3項の
取り付け手順を決定してください。
ナイロンワッシャ
ナベタッピンねじ
φ4×16
タッピンねじ 4×35
トラス頭・SUS
(床フランジセット同梱)
汚水管固定金具
床フレームに
取り付ける
Tボルト金具
床フレーム
床フランジ
本 体
六角ナット
塩ビ接着剤
両面全周塗布
外側の穴で
取り付ける
汚水管:コロガシ
十字穴付ナベ
小ねじ
M4×12
(汚水管:貫通)
汚水管支持金具
差込み
点 検 項 目
基 準
点検方法
1.床フランジ本体と汚水管の接続
塩ビ接着剤に塗りムラの無いこと
目 視
<塩ビ接着剤塗布∼差込み接続>
奥まで(止まり面まで)差込み継続
目 視
2.汚水管スラブコロガシの床固定
汚水管固定金具で固定する。
目 視
14
床レベル調整
手順1
B
手順24点測定
レベル高さ
陸 墨
X1 X2 X3 X4
レベル出し基準面
X2
X3
X4
A =陸墨
(通常=1000)
70
UTFL
床パン
X1
FL
ロック
手順4
ナット
H
H =
CON天
ユニットFL
レベル出し基準面の出し高さ寸法
施工ポイント
手順3アジャスターボルト:高さ調整
1 陸墨を墨基準としてレベルの設置高さ寸法 B を測定してください。
FL +25
床レベル∼位置出しの∼基準となる陸墨、
ユニット返り墨は事前に必ず確認してください。
あわせて施工図の収まり寸法も確認してください。
(確認せずに施工すると、建築仕上げが
出来なくなるおそれがあります。)
2 レベル出し基準面から、レベルの設置高さの寸法:4点( X1 X2 X3 X4 )を測定し、
アジャスターボルトで高さを調整してください。
測定値: X1 = X2 = X3 = X4 A + B = H + X1 ∼ X4
3 アジャスターボルト:7点支持、全数の調整後再度レベルを確認してください。
4 ロックナットを固定してください。
位 置 出 し
床パン外面を基準にユニット返り墨までの位置出し(寸法調整)を行ってください。
基準面(床パン外面)
80
ユニット返り墨
ユニット内寸
20
5 (床パン内寸)
床パン
ユニット返り墨
100
建具取付け
※ 位置出しは、長辺、短辺の二面で行ない、位置出し後、建具取出し部の位置出しを最終確認してください。
15
2 壁パネル前加工
壁加工の注意事項
・壁加工は、下記の事に注意して加工願います。
(壁加工時に発生する鉄粉により、もらい錆び、擦り傷等の防止の為)
1 壁加工は必ず室外にて、加工願います。
床にダンボール
などを敷く
2 現物合わせ等で、ユニット内の加工が必要な場合
・作業場所の下に、シート等を敷く
・加工個所にシリコンを塗布する
上記の作業をしてから、加工を開始してください。
(鉄粉の飛散防止、擦傷等の防止の為)
加工後はシリコンを拭きとってください。
(強く擦らないでください。擦傷になる恐れがあります。)
壁パネル
φ3.2開口
・壁パネル穴開口の手順
・壁表面からφ3.2程度のキリにて下穴を開ける。
・壁裏面からホールソーにて石膏ボードのみ穴開口します。
・最終仕上げに、壁表面からホールソーにて穴を開口する。
面
壁表
面
壁裏
シリコン
面
壁表
シート
3 ユニット内を掃除機等にて清掃してください。
・コーナー部
・トラップ周辺(内部)
・ドア枠(溝部)
上記場所は重点的に清掃願います。
16
グロメット取り付け
グロメット取り付け穴
φ30
警告
照明器具取り付け
壁パネル
・グロメットは確実に取り付ける。
確実に取り付けないと、
必ず守る 火災や感電の原因となります。
( )
グロメット
照明器具取り付けねじ穴
φ2.8
水栓固定金具取り付け
水栓部補強板
スベリワッシャ
ドリリング皿タッピンねじ
φ4×25
締付工具:別途手配
(品番:GR818188)
締め付けリング ゴムパッキン
水栓固定金具
注意
必ず守る
・必ず専用工具を使用してください。
(専用工具を使用しないと、部材などが破損し水もれの原因となります。)
注意
水栓固定金具の取り付けに関する打合せのポイント
建築納まり図面及び設備配管図面を確認の上、
取り付け工程(時期)を打合せ、調整してください。
必ず守る
・水栓固定金具を締付工具にて締め付けた後、テクス
ねじにて固定する。
(ねじ固定をしなければ、ゆるみにより水もれ及び、
落下によるケガの原因となります。)
※取り付け位置は、66∼75ページ m 壁加工参考図をご参照ください。
17
照 明 取 り 付
け
■ブライト照明
(注意)照明の本体とグローブには、
上下がありますので注意
してください。
器具本体
施工のポイント
・電球及びグローブは、天井廻し縁打込み後取り付けてください。
・電球保護カバーを電球取り付け時に取り外してください。
・照明器具は、ラベルが下になるように取り付けてください。
VVFケーブル
(φ1.6X2C)
パッキン
グロメット
アース線
電球保護カバー
電 球
注意
感電のおそれあり
矢印を上に向けて取り付ける
天井面の取付禁止
グローブ
P a n a s o n i c マークは下向きに
小ねじ ISO4X30 + ナベ頭・SUS
■エクセレント照明
シーリング
VVFケーブル
(φ1.6X2C)
器具本体
照明コード
プロテクター
器具本体に同梱
なべ頭1種タッピンねじ
SUSφ4X35mm
>P
P<
Panasonic
ウエ
Panasonic
マークは下向きに
電 球
グローブ
※電球保護カバーをはずす。
■四角丸ブラケット照明
パッキン
器具本体
トラスタッピンねじ
4X25 器具本体に同梱
VVFケーブル
(φ1.6X2m)
電 球
MP
K.E.K. 1
0 0V
PS
電球1XLDS54W・W・KM
E
100V
警告
火災のおそれあり
指定以外の
ランプ使用禁止
ミニクリプトン電球
54W
まで
照明コード
プロテクター
※ランプ保護カバーをはずす。
注意
警告
必ず守る
0 4 年製
040702
シーリング
ラベルは下向きに
パッキン
グローブ
アース線
接続
白熱灯照明器具
品番 GVL2400(LH5412)
・アース工事を必要とする電気器具は、必ずアース工事を行う。(誤った工事を行なうと、故障や火災・漏
電の原因になることがあります。)
・アース工事は、電気設備技術基準に関する法令・規制などに従って、必ず「電気工事士」によるD種
(第三種)設置工事を行う。(誤った工事を行うと、故障や漏電のときに感電する原因となります。)
・電気工事/水道工事は、関連する法令・法規にしたがって、必ず有資格者が行う。
・アース工事を必要とする電気器具は、D種(第三種)接地工事要領にて必ずアース工事を行う。
(誤った工事を行うと、故障や火災・漏電のおそれがあります。)
・照明器具本体には、上下方向がありますので照明器具本体にある注意シールにしたがって取り付
ける。(誤った取り付けを行うと、故障や火災・漏電の原因となります。)
・換気扇・照明器具・ミラー・握りバー・混合水栓などの付属部品は、取付設置説明書に従い、指定位置
に確実に取り付ける。(思わぬ故障や事故の原因となります。)
18
禁 止
必ず守る
・清掃時に、溶剤(シンナーなど)は使用しない。
(変色、変形やひび割れによる水漏れの原因と
なります。)
・清掃時に、溶剤(シンナーなど)は使用しない。(変色、
変形やひび割れによる水漏れの原因となります。)
・器具取り付けの際、下穴に必ずシーリング材を注入
する。(シーリング材を注入しないと、水もれの原因と
なります。)
・照明器具を取付指定位置に確実に取り付ける。
(使用中に外れたりしてケガするおそれがあります。)
洗面排水金具∼排水栓取り付け
排水金具本体
パッキン
洗面器
パッキン
洗面器
排水栓
取り付け
ワッシャ
六角ナット
排水栓
三角パッキン
スベリワッシャ
洗面ナット(φ32)
洗面器∼洗面排水管取り付け
1 洗面バックハンガーに洗面器を掛けてください。
2 洗面器壁止め金具を取り付け洗面器を固定してください。
洗面バックハンガーに充分
くい込ませてください。
3 洗面排水管を仮付けしてください。
洗面器取り付け∼位置決め調整後、袋ナットを
締付けてください。
壁パネル
洗面バックハンガー (2ケ)
洗面器壁止め金具 (2ケ)
シリコン
排水エルボ
平パッキン
補強合板
ワン座
eパネル
スベリパッキン
ロックナット
洗面器
タッピンねじ φ6×35
+ ナベ・SUS
(洗面壁止め金具に同梱)
注意
三角パッキン
袋ナット
洗面排水管
必ず守る
ゴムスリーブ
点 検 項 目
1.洗面器の取り付け状態
2.洗面器の外観
・洗面器は指定位置に確実に取り付ける。
(使用中に外れたりケガするおそれがあります。)
・洗面器壁止め金具にて、洗面器を確実に固定する。
(使用中に外れたりケガするおそれがあります。)
・下穴には必ずシリコンを注入する。
(水もれの原因となります。)
・パッキンは壁パネル裏に必ず取り付ける。
(取り付けないと、水もれの原因となります。)
基 準
・ガタツキの無いこと
・破損、クラック等の無いこと
点検方法
手で確認
目 視
※排水エルボGD4757同梱の下記部材は使用しません。
12
5
19
φ32
0.5
φ36
スベリパッキン
φ35.5
三角パッキン
φ31
袋ナット
(温水洗浄便座の場合)電源ボックス取り付け
※穴あけ位置は常に便器に向かって左になります。
詳しい取付方法は温水洗浄便座の施工説明書
をご覧ください。
a電源ケーブルを電源ボックス取付穴を通し、
壁パネル上に上げておく。
(天井裏にまわす)
s電源ボックスを洗面フロアーに取り付ける。
電源ボックス
取付穴
UT
床面
施工上のご注意
★各コード類は天井裏へ上げるため、壁パネル上へ上げておいて
ください。
電源ボックス取付穴
電源ケーブル
注意
ワイヤー
アース線
必ず守る
・必ずアース工事(第3種接地工事:接地抵抗100Ω以下)を
行なう。(感電事故の原因となります)
壁掛けハンガ−取り付け
壁パネル下端の長穴【全数】に、壁掛けハンガ−を取り付けてください。
1 (長穴へ入れる)
2 (長穴の端までずらす)
壁パネル
壁掛けハンガ−
壁掛けハンガ−
壁パネル下端部
断面納まり
20
洗面壁補強金具取り付け
1 壁パネル表面から取り付け穴をあけて
ください。※eパネルは工場加工済み
です。穴あけのガイドにしてください。
2 壁パネル裏面に洗面補強金具を
取り付けてください。
(壁パネル取り付け穴と位置決め)
壁パネル表面
壁パネル裏面
3 洗面バックハンガーを取り付けてください。
洗面補強金具
1) キリ:φ7
3 タッピングねじ 4×10
+ ナベ頭・Fe
品番:GN72311
2) <位置決め・穴あわせ>
3) 洗面バックハンガー
品番:GN4522
六角ボルト M6×35
注意
<上>
・洗面補強金具や洗面バックハンガーは、確実に取り付ける。
(洗面器やカウンターが使用中に外れたりして、ケガする
おそれがあります。)
・金具取り付けの際、下穴に必ずシリコンを注入する。
(水もれの原因となります。)
必ず守る
洗面バックハンガー
壁パネル側
洗面補強金具
<下>
21
握りバー取り付け
ブチルテープ
1 壁パネル裏面に握りバーの補強プレートをはり付ける。
・シーリング材で、壁パネルの裏から穴に合わせて、
しっかりとはり付けてください。
2 〈L型の場合のみ〉握りバーを組み立て、ねじで固定する。
・ねじは手締めで固定してください。
3 〈L型の場合のみ〉握りバー中央部に受け具を取り付ける。
4
壁パネル
補強プレート
下穴
φ10
シーリング材充てん
握りバーを壁に取り付ける。
L型:3個所、I型:2個所
穴を合わせてはり付ける。
握りバー
5 握りバーにねじ穴キャップを取り付ける。
受け具
取付設置上のお願い〈L型の場合のみ〉
③
●ねじ穴キャップは2種類の形状がありますので、
それぞれ間違えないように取り付けてください。
②
握りバーの突起に合わ
せて受け具をはめる。
施工ポイント
・パッキンはフラット面を壁側にして取り付けてください。
・ブラケットカバ−は手できつく締め付けてください。
差し込む。
補強プレート
ワッシャー
ボルト
M6
ねじ穴キャップ
注意
必ず守る
皿タッピンねじ
4×20
・握りバーを取付指定位置に確実に取付ける。
(確実に取り付けないと、使用中に外れたりして
ケガの原因となります。)
・器具取り付けの際、下穴に必ずシリコンを注入する。
(シリコンを注入しないと、水もれの原因となります。)
④
握りバー
⑤
A
ねじ穴キャップ形状
A
A
パッキン
B
B
握りバー補強プレート取り付け
1 握りバー取り付け穴に、握りバーのボルトを通してください。
2 握りバーのボルトに、補強プレートを仮固定してください。
3 補強プレートを、補強木にビス固定してください。(補強プレート取り付け後は、握りバーを外してください)
1
2
3
握りバー
下穴φ10
(現場加工)
面
ル裏
ネ
壁パ裏面)
(
補強木
握りバーのボルト
面
ル裏
ネ
壁パ裏面)
(
補強プレート
22
面
ル裏
ネ
壁パ裏面)
(
十字穴付タッピンねじ
φ4x10(鍋)Fe
品番:GN72311
壁点検口枠取り付け
パネ
ル>
<壁
10−φ3
(工場穴加工済)
<点検口枠>
<点検口蓋>
タッピングねじ 4×14
+ ナベ頭・SUS
(取付後全周シーリング)
>
ル
パネ
<壁
シリコン
23
床フランジ部への床パッキン貼り付け・シリコンシーリング
床パン壁のせ面に、床パッキンを床立ち上り面にそわせて貼り付けてください。
★コーナー部は重ね貼りしないでください!
床立上り面
床パッキン
床パッキン
品番:GVR3111
幅=10
厚= 5
(
床パン
)
床パン壁のせ面
セパレーターをめくる
注意
必ず守る
床パッキンはシリコンのバックアップなので、必ず壁組立前に貼り付ける。
(貼り忘れると、水もれの原因となります。)
施工ポイント
ドア幅部分の床パッキンは、貼り付けないでください。
(壁とドア取り付けビスピッチが合わなくなります。)
:床パッキン貼り付け位置
:建具位置 (ドア下の範囲には貼らないでください。)
施工のポイント
壁のせ面終わりの突起まで貼り付けてください。
壁のせ面終わりの突起まで
床パッキン
24
埋込手洗器壁パネル前加工(オプション) 1 同梱部品の部材と個数の確認を行ってください。
Φ25アダプターパッキン 数量:1
排水エルボセット 数量:1
排水エルボ接続金具
平パッキン(t=1.
5)
スベリパッキン(t=0.
5)
ロックナット
排水エルボ
VP25 L=1000
VP30 L=100
数量:
1
数量:
1
VP25 90゚エルボ 数量:1
インクリーザ VP30−25 数量:
1
排水管支持金具 数量:
1
インクリーザ
VP50−25 数量:
1
2 Φ30穴に水栓固定金具を取り付けてください。
水栓固定金具 数量:1
水栓部裏補強板
スベリワッシャ
締付リング
ゴムパッキン
ドリルねじ 4X25
+ 皿頭 SUS
締付工具:別途手配
(品番:GR818188)
水栓固定金具
注意
必ず守る
・必ず専用工具を使用してください。
(専用工具を使用しないと、部材等が破損し水もれの原因となります。)
注意
・水栓固定金具を締付工具にて締め付けた後、ドリルねじにて固定してください。
(ねじ固定をしないと、ゆるみにより水もれ及び、落下によるケガの原因となります。)
必ず守る
水栓固定金具の取り付けに関する打合せのポイント
建築納まり図面及び設備配管図面を確認の上、
取り付け工程(時期)を打合せ、調整してください。
25
4 排水管を下図のように接続してください。
壁パネル裏面の補強合板のセンターに
補強金具を取付けてください。
エルボセット
※器具等に干渉する場合はずらして取付けてください。
1
VP30
補強金具 品番:GD2231
2
φ4×10 ナベタッピンネジ
インクリーザ
VP30−25
3
720
3
VP25
4
以降接続別途工事
排水支持金具 7
VP25 90゚エルボ 5
インクリーザ
8 VP50−25
VP25 6
側 面 図 1 2 3 4 5 6 は壁建て込み前に接続してください。
7 8 は排水管接続時に接続してください。
排水エルボ接続金具
平パッキン
アダプターパッキン
排水エルボ
注意
・シ−リング箇所の汚れ、水分等は
事前にきれいにふき取ってください。
・シリコンシーリングの必要箇所は確実に
シ
リコンシーリングを行ってください。
スベリパッキン
必ず守る
必要箇所にシリコンシーリングをしないと
ロックナット
水もれの原因とな
ります。
床内側
( )
シリコンシーリング
壁穴加工端面
排水フランジ接続詳細図 点検方法
点 検 項 目
基 準
トラップ∼雑排水管の両方に塗布 目 視
1.
塩ビ接着剤の塗布∼ ・
差込み接続 ・塗りムラの無いこと
・止まり面まで差込み接続する
水張りテスト
・水もれの無いこと
2.
水もれ有無確認
26
サポートバー壁パネルの前加工(オプション)
1 壁に穴を開ける
Φ12穴加工
(裏面合板貼り付け)
2 M8×50
(バネ平座金一体)ボルトにて補強金具を仮固定する
Φ4×16のナベタッピンネジ
3 補強金具をΦ4×16のナベタッピンネジで固定する
4 タッピンネジで固定後ボルトを外す
M8×50
(バネ平座金一体)ボルトSUS
27
3 壁パネル建て込み
床ブロック配置図
・床ブロックを各床コーナー部、
壁平ジョイント部(下図参照)に取り付けください。
壁コ−ナ−ブロック
(ブロックセットに同梱)
< 床ブロック配置図 >
・・・壁コーナーブロック
壁平ブロック
(ブロックセットに同梱)
・・・壁平ブロック
施工ポイント
壁下端部には、必ず壁ブロックを取り付けてください。
壁パネル組み立て順序
1
a
A
2
B
B
A
B
A :壁コ−ナ−ジョイナー
B :壁平ジョイナー
3
2
b
入口
組み立て順序
1
L勝手
a
3
b
R勝手
右まわりの壁組み立てになります。
28
壁パネル建て込み 1 コーナー下ブロックを床パン立ち上がり部の
コーナー部に取り付けてください。
床パン立ち上がり部
コ−ナ−部
パッキン
床パン
2 壁掛けハンガ−を床パン立ち上がり部に、
はめ込んでください。
床パン立ち上がり部
壁掛けハンガー
壁
ル
ネ
パ
施工のポイント
・壁パネルの下側面をコーナー下ブロックの
( 部)に当てる。
・太線は壁パネル
壁パネル
コーナー下ブロック
壁掛けハンガー
パッキン
床パ
床
ン
パッキン
床∼壁 納まりコーナー部
床∼壁 納まり
29
壁パネルコーナージョイント 2
1 壁パネル A にコーナージョイナーを取り付けて下さい。
2 コーナー上ブロックをジョイナー上部にはめて仮の固定をします。
コーナー上ブロック
施工のポイント
1
・コーナージョイナー下端をコーナーブロックにはめ込み( 部)
ジョイナーを壁パネル側面に合わせて下さい。
コーナージョイナー
はめ込む
A
ル
ネ
壁パ
ジョイナー、
ブロック納まり
パッキン
側面に
合わせる
ネル
パ
壁
6
4
コーナー上ブロック
5
ジョイナー∼壁取り付け納まり
3 壁パネル B の壁掛けハンガーを床パン立ち上がり部に、
はめ込んでください。
4 ジョイナーにはめたコーナー上ブロックを一旦取り外して
ください。
5 ジョイナーを支えながら壁パネル B をジョイナー側に
倒し、壁とジョイナーを合わせてください。
6 コーナー上ブロックを再度ジョイナー上部にはめて固定し
てください。
注意
A
ル ネ
壁パ
壁パ
ネル
B
3
・壁、
ジョイナーをしっかり固定し
ブロックを付けて下さい。
落下による
必ず守る (しっかり固定をしないと、
ケガの原因となります。)
30
7 スリットにジョイナー固定治具を取り付けてください。
(取り付け方法は右図参照)
8 仮固定目地をパネル下端から200∼300mmの位置に
仮打ちしてください。
(壁パネルの間に斜めに打ち込む)
9 ジョイナー固定治具をスリットから取ってください。
ジョイナー固定治具使用方法
・取り付け方
・ A の方向に イ を押す。
・取り外し方
・ペロを 1 の方向にしばらく傾ける。
部品 イ を 2 の方向に引っ張る。
ロ
ペロ
A
A
ル
ネ
壁パ
7
イ
押す
2
1
壁パ
ネル
B
張る
っ
引
ペロ
を傾
ける
ジョイナー固定治具取り付け詳細図
9
スリット
ジョイナー固定治具
8
200∼
300mm
仮固定目地
面
裏
壁
コーナージョイナー
断面図
コーナージョイナー
納まり状態
コーナー上ブロック
コーナージョイナー
壁パネル
ア
リ mm
ク .
8
3
目地幅確保
ネル
パ
壁
31
壁パ
ネル
壁パネル平部ジョイント 3
1 壁パネル B に、平下ブロックを取り付けて、壁外側に引き寄せてください。
2 壁パネル B に平ジョイナーを取り付けてください。
3 平上ブロックL 黒色をジョイナー上部にはめて壁パネル B を固定します。
平上ブロックL
黒色
2
平ジョイナー
施工のポイント
平ジョイナー下端を平下ブロックにはめ込み( 部)
ジョイナーを壁パネル側面に合わせて下さい。
納まり詳細図
はめ込む
壁パ
ネル
B
1
平ジョイナー
引き寄せる
平下
ブロック
壁パ
ネル
6 平上ブロックR
白色
4 壁パネル C の壁掛けハンガーを床パン立ち上がり部に
はめ込んでください。
5 壁パネル C をジョイナー側に倒し、壁とジョイナーを
合わせて下さい。
白色をジョイナー上部にはめて
6 平上ブロックR 壁パネル C を固定します。
壁パ
ネル
B
5
壁パネル C
断面図
平上ブロック
(黒)
平ジョイナー
平上ブロック
(白)
4
ジョイナー
壁パネル
クリア3mm
目地幅確保
壁パ
ネル
壁パ
ネル
納まり状態
32
7 スリットにジョイナー固定治具を取り付けてください。
(取り付け方法はP39参照)
8 仮固定目地をパネル下端から200∼300mmの位置に仮打ちしてください。
(壁パネルの間に斜めに打ち込む)
9 ジョイナー固定治具をスリットから取ってください。
A
ル
ネ
壁パ
施工のポイント
壁パ
ネル
B
化粧面の出入り無き様、面をそろえてください
良い例) 化粧面
スリット
悪い例)化粧面
7
仮固定目地
9
壁パ
ネル
C
仮固定目地
8
ジョイナー固定治具取り付け詳細図
平ジョイナー スリット
ジョイナー
固定治具
壁パ
ネル
※壁パネルの反りが
大きい場合、必ず
治具を活用下さい。
施工のポイント
1 壁パネル組み立て都度、仮固定目地を
打ち込んでください。
(仮固定目地を
打たないと、壁パネル間の寄り寸法が
一定になりません)
2 仮固定目地は、壁パネル下端より200
∼300mmを目安に打ち込んでください。
3 仮固定目地は目地打ち前まで、
はずさないで
ください。
200∼300mm
33
4 ドア枠の取り付け
同梱包部品一覧
1
2
3
浴室側
脱衣室側
浴室側
表を参照のうえ、部材・部品の有無をご確認ください。
また、表中の○印の番号は本文中の組立・取付図の番号と連動しています。
番 号
1
2
3
姿 図
部材名
品 番
個 数
上枠
−
1
下枠
−
1
下枠レール(右)
−
1
右縦枠
−
1
左縦枠
−
1
姿 図
品
番
ラ
ベ
ル
姿 図
部材名 下枠レール(左)
品 番
−
個 数
1
品 名 引手付側障子
中間障子
引手付側障子
品 番 GRXGVGC170 GRXGVGC171 GRXGVGC172
個 数
1
1
1
備 考 GVGH104(ホワイト)同梱包品です。(その他は全てGVGH103に同梱)
34
部品袋No.
番 号
同梱包
①
部品袋1
③
②
部品袋2
④
姿 図
品 名
大型引手
品 番
個 数
備 考
RLXGVGF150
2組
部品袋No.
番 号
⑤
ドア前カバー 小トラスタッピンねじ ナベタッピンねじ2種
(φ5×30)
(φ4×25)
(ホワイト)
RLXGVGC163 RLXGVGF150
1
4
12
引手取付用
枠組立用
部品袋3(縦枠取付セット)
⑥
部品袋4
⑦
⑧
⑨
部品袋5
⑩
部品袋6
⑪
姿 図
皿メートルねじ
品 名 丸皿タッピンねじ (φ4×25)
(φ4×16)
GRXGVGC130
品 番
個 数 22(予備2本含む)
10
縦枠取付用
備 考
額縁取付用
(大工工事に使用)
部品袋No.
番 号
部品袋7
⑫
9の字ナット
10
縦枠取付用
シーリングテクスビス 座金組込穴付ねじ ドア隅化粧
(φ5×14)
(φ4×25)
GRXGVR4135 GRXGVR4135 RLXGVGF102
2
各1
7
ドレイン取付用 AL/BR取付用
下枠取付用
ドア隅化粧
RLXGVGF101
各1
AR/BL取付用
部品袋8
⑯
⑬
姿 図
品 名
品 番
個 数
備 考
サムターン
メダルロック
RLXGVGF151
各2
把手障子用
工事用キー
GRXGVGH10163
1
ねじキャップ
引手の取り付け
①図のように①引手をサムターン側の面から
③ねじで取り付けてください。
②①引手を固定後、ねじキャップを取り付けて
ください。
①引手
電動ドライバー禁止
③小トラスタッピンねじ
(φ5×30)
35
枠の組み立て
■枠の水仕舞を保持するため、縦枠にシーラーが貼ってあります。
施工上のご注意
・縦枠と上枠・下枠の組立時、シーラーのはみ出し量が枠形状にそって
いて、均一であることをご確認ください。
・ねじはシーラーの肉厚が半分になるまで、十分に締め付けてください。
・下部のシーラーが縦枠の切断小口とズレないように組み立ててください。
・締め付け不良は、漏水の原因になります。
シーラー
上枠
浴室側
左縦枠
シーラー
④ナベタッピンねじ2種
(φ4×25)
右縦枠
レール端部の凹凸を
合わせて設置して
ください。
シーラー
脱衣室側
下レール(左)
ポイント
縦枠取り付け
前にこの面に
シリコンを塗
布する。
(反対側も同様)
下枠
下レール(右)
シーラー
パッキンを
はさまないよう
注意(左右とも)
④ナベタッピンねじ2種
(φ4×25)
適正トルク
2.0∼2.5N・m
施工上のご注意
サッシ枠取付時、電動ドライバー・エアドライバー使用の際は、
締め付けトルクは以下を目安に設定し、インパクトドライバーの
使用はさけてください。
サッシ枠:2.0∼2.5N・m(20∼25㎏f・㎝)程度
36
シーラー
シーラーの位置ずれ、折れ曲がりのない
ことをご確認のうえ、組み立ててください。
下枠止水テープの貼り付け
①下枠止水テープ両端のハクリ紙を剥がしてください。
下枠止水テープ
(2K-22060)
ハクリ紙
ハクリ紙
②枠組立後、下枠止水テープを縦枠に貼り付けてください。
下枠止水テープ
(2K-22060)
《下枠》
《縦枠》
下枠止水テープ
(2K-22060)
縦枠止水テープ
(2K-22059)
壁のせ端部テープ
(2K-22058)
37
ドア下のシリコンシーリング
床パンのドアのせ部三周および側面部にシリコンを塗布し、ドア横の床立ち上がり部にシリコンを充填してください。
施工上のご注意
・ドアの取り付けの前に と 部にシリコンを塗布および充填してください。
・ドアのせ部の三周と側面部には、必ず確実にシリコンの塗布を行ってください。
(シリコンの塗布をしないと、水漏れの原因となります。)
・たて3列に塗布
・すき間ができないよう、
2mm∼3mm程度重ね塗り。
反対側も同様
ドアのせ部の三周及び、側面部のシリコン塗布
φ6
この部分シリコン塗布
シリコン
(色:ホワイト)
コン
シリ
∼1
0㎜
φ6∼10㎜にカットして塗布ください。
重ね塗り
20mm以上
壁パネル
床パン
溝部
ドア取り付け部
ドア横の床立ち上がり部シリコン充填
約30㎜
脱衣室側
ドア下排水ガイド
シリコン
床立ち上り部まで埋める!
脱衣室側
38
すき間部分にもシリコンを
注入する
完全にすき間を埋める
(少し盛り上がるくらいまで)
枠の取り付け
養生シート
①開口部の水平・垂直・面違いを確かめてください。
②床パンのドア下排水ガイド上面の養生シートを剥がしてください。
施工上のご注意
ドア下排水ガイド上面の養生シートは必ず剥がしてください。
(養生シートを剥がさないと、水漏れの原因となります。)
ドア下排水ガイド
③床パンのサッシ枠取り付け部(壁パネル開口部)に浴室外側からサッシ枠をのせてください。
④⑨座金組込穴付ねじでドア下排水ガイドと確実に固定し、下げ振り・水準器・巻尺等を使用し、
水平・垂直・対角寸法を確認してください。
⑤枠の左右出入を調整します。
枠内部を⑥皿メートルねじと⑧シーリングテクスねじでしっかりと固定してください。
⑥天井固定用ねじセットに同梱のナベテクスねじで、枠を天井に固定してください。
⑦上下枠に対して、縦枠は十分、直角に注意して取り付けてください。
※天井固定用ねじセットに同梱の
ナベテクスねじ(φ4×16)
上部
⑦9の字ナット
下部
⑨座金組込穴付ねじ
(φ5×14)
⑥皿メートルねじ
(φ4×25)
⑦9の字ナット
⑥皿メートルねじ
(φ4×25)
⑧シーリングテクスねじ
(φ4×25 6ヶ所)
施工上のご注意
・シーリングテクスビスは専用のものを使用してください。
(専用のものを使わないと、水漏れの原因となります。)
・ねじは全数を浮きがないように確実に固定してください。
(全数確実に固定しないと、水漏れの原因となります。)
開口部について
枠取付時には、以下の寸法をお守りください。
垂直度(前後・左右)・対角寸法は、±2㎜以内としてください。
枠のねじれ・広がり・狭まりのないように注意してください。
■垂直度の確認
A
■対角寸法の確認
C
B
■広がり・狭まりの確認
E
F
D
a
b
−2≦A−a≦+2
−2≦B−b≦+2
G
−2≦C−D≦+2
39
−2≦E(G)−F≦+2
5 天井取り付け
天井ブロック取り付け ・壁パネル両サイドの上端部(筒状の所)に、へこみや、曲がりが無いか確認ください.
(へこみや、曲がりが有る場合は、アンギラスなどで修正ください.<下図参照>)
壁パネル修正
へこみ、曲げ部
アンギラス
壁
・天井ブロックを、壁パネル上端部の両サイド(筒状の所)に、打ち込んでください.
打ち込みポイント
プラスチックハンマー
天井コーナーブロック
プラスチックハンマー
打ち込みポイント
天井平ブロック
ユニット内寸
ユニット内寸
コーナージョイント部
平ブロック納まり図
平ジョイント部
< 天井ブロック配置図 >
・・・コーナー部用
・・・平部用
40
平ブロック納まり図
ドア横ジョイナー取り付け ・壁パネル(側面)にドアジョイナーを、壁下端基準 にて、取り付けてください.
ドアジョイナー
品番:GVP1203
十字穴付テクスねじ
4×16
トラス頭・Fe
ド
ア
ネ
パ
壁
断面図
面
裏
ル
断面図
ドアジョイナー
床パン
立ち上がり部
(23)
壁下端
壁パネル
面一にて取り付け
床パン
壁下端基準
点 検 項 目
基 準
1.
壁パネル表面(化粧面)の損傷(有・無) 無し
2.
壁パネルの納まり
・出入り、
ガタツキは無いか
無し
3.
水栓固定金具の取り付け
点 検 方 法
目視
41
目視
目視
ドアジョイナー
天井養生フィルム取り外し
施工ポイント
組立前確認、準備
1 ユニットタイプとパネル番号及び枚数を確認する。
2 養生フィルムの取り外しと併せてパネル表面の損傷の有無を確認する。
天井パネル
天井パネルの養生フィルムは
組立前に全面取り除いてください。
カッタ−、ナイフ等の使用は厳禁です。
必ず手で取り除いてください。
(カッター、ナイフ等で取り除くと
天井を傷付けるおそれがあります。)
フィルム
パネル端面より手で全面取り除いてください。
ジョイントボックス取り付け
カバー
天井裏面の□100合板に取り付けてください。
タッピンねじ 4x16
+ 皿頭・SUS
換気グリル
点検口
取り付け位置
換気グリル取り付け
注意
必ず守る
天 井
・器具取り付けの際、下穴に必ずシリコンを注入する。
(水もれの原因となります。)
十字穴付タッピンねじ
φ4x16(皿)SUS
(換気グリルに同梱:3本/set)
シリコン
換気グリル
42
2枚割り天井の接続
天井パネルと天井パネルの間にバックアップ材と補強プレ−トをはさみ固定してください。
9の字ナット
ISO−4・Fe
品番:GN7271
天井パネル 補強プレ−ト
小ねじISO4x16
+ ナベ頭・ユニクロ
品番:GN7211
天井パネル
天井取り付け
天井点検口と換気グリルの位置(方向)を施工図で確認し、壁パネルに天井パネルをのせる。
天井パネル
のせる
壁パネル
天井パネルは壁面と平行に納めること。
点 検 項 目
1.天井取り付け方向
2.ジョイントボックスの取り付け位置
3.換気グリルの取り付け
基 準
点 検 方 法
目視(施工図参照)
目 視
目 視
施 工 図
合板部に取付け
3本ねじ固定
天井∼壁固定順序
《図示例:Rタイプ》
天井一壁固定順序
天井パネルを固定してください。
1
↓
2
↓
ドア建て起こし(次ページ参照)
天井−壁固定 1 2
天井パネル
1
ネル>
<壁パ
タッピンねじ4x20
+ ナベ頭・SUS
品番:GN7230
2
2
建 具
43
ドア枠鉛直度の調整(ドア建て起こし)
A 下げ振りを使用してレベルを調整しながら、
必要に応じて縦枠内側よりスペーサーを挿入する。
施工ポイント
B ドアに向かって前後方向のタチ調整が必要な場合は、
脱衣室側から天井パネルの接続金具に
・ドア枠の前後・左右の垂直度(たおれ)を測定し、たおれは
タッピンねじを打って調整してください。
2mm以下に調整してください。
・あわせてドア枠(先端)の位置を再確認してください。
天井パネル
・ドア枠の建て起し調整は天井∼ドア枠のビス固定時の調整と
あわせて、ドア縦枠∼ドア固定アングルの間にスペ−サ−を
入れて調整してください。
(建て起こし調整を行なわないと、ドア開閉がスムーズに
出来なくなるおそれがあります。)
スケール
B 脱衣室側からのタチ調整の為
天井固定用タッピンねじを
外側から打ってください。
下げ振り
A ドア固定アングルとドア枠の
間にスペーサーを入れて調整
する事もできます。
スペーサー
左
後
前
脱衣室側
右
ドア枠∼天井の固定
※天井の浮き・ガタツキがないよう注意すること
※ねじの先がユニットルーム内に出ないよう注意すること
20
天井パネル
ナベテクスねじφ4×19
(3ヶ所)
100
ドア枠
脱衣室側
100
44
ドア固定
アングル
壁パネル目地打ち込み 1 壁パネルジョイント
(平、
コーナー)部の下端にシリコンを下図のように塗ってください。
平目地
注意
・シリコンシーリングは、確実に
行ってください。
必ず守る シリコンシーリングしないと、
水もれの原因となります。
(
コーナー目地
シリコン
)
シリコン
2 仮打ちした仮固定目地をはずし、打ち込み治具を使い、平目地、
コーナー目地を下から打ち込んでください。
施工のポイント
パ
ネ
壁
壁コーナー目地
目地打ち込み治具
(別部材)
品番:GN9121
向
み方
込
打ち
(上側)
17
ル
パ
平目地打ち込み治具
(小物セット同梱)
品番:GD9111
目地
目地下端と
床との隙間がないこと
(下側)8
42
壁
20
壁
ル
ネ
パ
平目地の上下の見分け方
切欠きの大きさで区別してください
ネ
ル
壁平目地
目地
打ち
込み
方
向
治具の中央を叩いてください。
(治具の端部だと目地に打痕が
つく場合があります。)
施工のポイント
・壁平目地は一度に打ち込まないで
徐々に叩き込んでください。
一度に打ち込むと、
目地が破損する原因となります。
(
)
コーナー目地納まり図
注意
・目地は、必ず下から
打ち込んでください。
必ず守る 下から打ち込まないと、
水もれの原因となります。
(
45
)
3 平目地は、治具を縦にし奥目地になるように、
目地を打ち込んでください。
(平目地納まりは、下図参照ください)
平目地納まり図
治具の中央を叩いてください。
(治具の端部だと目地に打痕が
つく場合があります。)
平目地打ち込み治具
(ユニットバス部材に同梱)
目
地
打
ち
込
み
方
向
約1mm
平目地
注意
・目地は、必ず下から
打ち込んでください。
必ず守る 下から打ち込まないと、
水もれの原因となります。
(
施工のポイント
・壁平目地は一度に打ち込まないで徐々に叩き込んでください。
(一度に打ち込むと、目地が破損するおそれがあります。)
・打ち込み治具は平目地のセンターに当てて打ち込んでください。
(センターに当てないと、ヒレが入り込む恐れがあります。)
ヒレが入り込んだ場合は先がトガッタ物で壁を傷つけずにヒレを起こしてください。
壁平目地
平目地打ち込み治具
悪い例)
約1mm
良い例)
46
ヒレを起こす
)
天井廻し縁打ち込み
全面均等に
たたいてください
>
切り縁
見
井
<天
目地打込み治具(別部材)
品番:GN9121
たるんだ部分をコ−ナ−ヘ逃がす要領で、
打込んでください。
注意
必ず守る
・必ず専用工具を使用する。
(専用工具を使用しないと、部材等が
破損し水もれの原因となります。)
たおれ
波打ち
終点(切断) 始点
コーナー部:スキマ
注意
施工ポイント
・天井廻し縁を低温時にたたき過ぎないように
してください。
(廻し縁が破損して水もれの原因となります。)
必ず守る
・天井廻し縁の継ぎ目は最終寸法調整(切断)後
シリコンを注入し、打込む。
(シリコンを注入しないと、水もれの
原因となります。)
シリコンシーリング・各見切り縁端部にシリコンシーリングをしてください
コーナー部
平部
天井見切り縁
天井見切り縁
シリコン
品番:GVR5111
色:ホワイト
壁パネル
平目地と天井見切り縁との
隙間にシリコンを塗布してください
シリコン
コーナー目地と天井見切り縁との
品番:GVR5111
色:ホワイト コーナー目地 隙間にシリコンを塗布してください
点 検 項 目
1.天井見切り縁の納まり
2.天井見切り縁コ−ナ−
∼
3.ドア枠
天井見切り縁
> 継ぎ目
基 準
平目地
注意
点検方法
たおれ、波打ちの無いこと
コ−ナ−のスキマが無いこと
目 視
目 視
シリコンシーリング
目 視
47
必ず守る
・シリコンシーリングは、
確実に行なう。
(シリコンシーリングしないと、
水もれの原因となります。)
6 最終作業
床 固 定
1.中央部2本にゴムキャップを取り付けてください。
(木造用の場合:中央部2本にゴム板を敷いてください)
2.周囲5本を固定してください。
(中央部2本は固定不要です)
3.中央部2本の調整をしてください。
A:ボルトはレベル調整よりさらに1∼1.5回転
つき上げてください。 スパナが使用できませんので
プライヤーで回してください。
A
4.中央部4本を固定してください。
施工ポイント
固定前に床鳴りの無いことを確認してください。
(床パンの上に乗り足踏みして確認する)
■コンクリート用アジャスターボルト:接着剤固定
■木造用アジャスターボルト:接着剤固定
床パン
床パン
固定ナット
固定ナット
10以上
アジャスタ−ボルト
(木造用)
10以上
アジャスターボルト接着剤全周
(品番:GN7599)
(別途手配)
アジャスタ−ボルト
SL
アジャスターボルト接着剤2個所
(品番:GN7599)
(別途手配)
φ50程度
プレート
φ70 程度
接着面の砂や塵、水、油等は、取り
除いてから、施工してください。
接着面の砂や塵、水、油等は、取り
除いてから、施工してください。
躯体チェック
ユニット廻りの建築間仕切り工事前に、床、壁、天井、建具等躯体各部の
チェックを行なってください。
(各部の納まり寸法は施工図で確認の上チェックしてください)
48
シリコンシーリング
・シーリングの実施時期は、工程状況及び現場打合せにより決定してください。
床・洗い場側には、
マスキングテープを
使用してください。
マスキングテープ
品番:GD7721
(小物セットに同梱)
( はみ出したシリコンはウエス
等でふき取ってください。
指でおさえ
表面仕上げ
便器取付け前
床フランジ全周シーリング
注 変成シリコン(ネオセライトパネル用)
は、使用しないでください。
器具類取付けねじ穴
壁点検口
シリコン
注意
必ず守る
・シーリング箇所の汚れ 水分等は、事前にきれいにふき取る。
・シリコンシーリングの必要箇所は、確実にシリコンシーリングを行なう。
(必要箇所にシリコンシーリングをしないと、水もれのおそれがあります。)
49
)
ドア周り仕上げ
①浴室内側よりドア枠周辺( ・ )にシリコンシーリングをしてください。
施工上のご注意
・ドア隅化粧キャップは、コーナー側と平側で形状が異なり
ますので、間違えないようご注意ください。
品番(裏面刻印)
平側用
コーナー側用
コーナー、コーナー用
(R・L勝手共通)
シリコン
R勝手用
L勝手用
GVGF10102
GVGF10101
GVGF10103
GVGF10104
GVGF10103のコーナー 1個
GVGF10104のコーナー 1個
シリコン
シリコン
注意
必ず守る
・シリコンシーリングは、確実に行なう。
(シリコンシーリングを確実に行わないと
水漏れの原因となります。)
②ドア前カバーをはめ込んでください。(向きに注意してください。)
断面図
浴室側 ドア前カバー 脱衣室側
床パン
シリコン
ドア枠
③ドア隅化粧キャップを取り付けてください。
④ドア隅化粧キャップ部にシリコンシーリングをする。
シリコン
ドア隅化粧キャップ
脱衣室側
浴室側
シリコン
ドア前カバー
50
ドアの吊り込み
・障子を引手付障子→中間障子→引手付障子の順に吊り込んでください。
浴室側
引手付障子
引手付障子
中間障子
脱衣室側
引手付障子
中間障子
引手付障子
①
浴室側
脱衣室側
②
①→②の順にケンドン式で障子を
吊り込んでください。
51
ドアの戸車調整
・取り付け後、建付が悪い場合、戸車を上下することで調整してください。
※+ドライバーで戸車調整ねじを時計回りに回すと障子が上がります。(3.5㎜まで調整可能)
・引戸の戸車調整は、枠の対角差がずれ、縦枠と障子の間にすき間が生じたり、3枚引戸で障子どうしの戸当りが
片当りする際に行ないます。
すき間
上下ですき間が生じた場合
に○印の戸車を上げて調整
してください。
すき間
電動ドライバー禁止
+ドライバー
下戸車調整ねじ
B
施工上のご注意
・調整ねじの初期設定は障子が一番下がった状態です。
初期設定から反時計回りに回しても障子は動きませんのでご注意ください。
・電動ドライバーを使用するとねじの頭がつぶれ、戸車調整が出来なくなります
ので使用しないでください。
A
戸車の初期状態は一番下がった状態に設定されています。右回しで最大3.5㎜まで
上げることが可能です。
1回転で約0.6㎜上がります。
障子の長短比の関係から調整量の A:Bは1420サイズ…A:B=1:4が目安です。
52
ドアの軸受け調整
・錠のかかりが悪い場合、錠受け取付ねじを + ドライバーでゆるめて上下方向に調整し、再度ねじを
締めなおしてください。
ゆるいとき
+
○ドライバー
かたいとき
錠受
戸先框
施工上のご注意
・鎌錠の首部下面が、錠受け側のリブ上面と同じ高さになるよう調整してください。
引手付障子の固定
施錠してください。
施錠してください。
⑯工事用
キー
⑯工事用
キー
施工上のご注意
・工事用キーとロックツマミ部品は、工事完了時まで
現場監督様が管理してください。
53
錠部ツマミの取り付け
・工事完了後、ロックツマミ部品を浴室ドアへ取り付けてください。
施工上のご注意
大型引手が取り付く戸先框へは
・ 浴 室 側…サムターン
・ 脱衣室側…メダルロックと
なるよう必ず取り付けてくだ
さい。
※誤って内外逆に取り付けて
しまった場合は、サムターン
のツマミ部をウエス等で覆
ってからペンチで引き抜き、
再度図の向きに取り付けて
ください。
⑮メダルロック
⑬メダルロック
脱衣室側
⑫サムターン
浴室側
⑬メダルロック
鎌
⑫サムターン
⑫サムターン
錠の交換方法(参考)
・錠が万一、壊れる等して交換が必要な際は、下記の要領で取り替えてください。
①
● φ5位のドリルでメダル回しの中間部に穴を
あけ、貫通させてください。
ドリル
②
⑮メダルロック
● メダルロックとサムターンを図のようにして取りはずして
ください。
⑫サムターン
③
● フロントのねじをはずし、次に錠ケースをは
ずしてください。
錠本体
(K−39723)
④ 逆の手順で新しい部品を取り付けてください。
54
便器の取り付け ※施工手順に従い便器を取り付けてください。
取り付け方法は便器に同梱の施工説明書をご覧ください。
※同梱の施工説明書におきまして、便器取付基準線と壁との距離(A寸法)は
150mmです。
また、横引管の切断は不要です。
便座・便蓋の取り付け ※施工手順に従い便座・便蓋を取り付けてください。
取り付け方法は便座に同梱の取扱説明書をご覧ください。
55
ロータンクの取り付け ※施工手順に従いロータンクを取り付けてください。
取り付け方法はロータンクに同梱の施工説明書をご覧ください。
ロータンク給水管の取り付け 袋ナット
平パッキン
給水用フレキ管
(ロータンク同梱部材)
ロ−タンク
ボ−ルタップ
に接続
袋ナット
平パッキン
止水栓
(ロータンク同梱部材)
水栓固定金具
PT
短管
PT
ワン座
シ−ルテ−プ
56
器具取り付け上の注意
警告
・電気工事は、関連する法令・法規にしたがって、必ず有資格者が行なう。
・アース工事を必要とする電気器具は、必ずアース工事を行なう。
(誤った工事を行なうと、故障や火災・漏電の原因となります。)
必ず守る
注意
・器具取り付けなど、シーリング必要箇所には、必ずシーリングを行なう。
(シリコンシーリングしないと、水もれの原因となります。)
・換気扇・タオル掛け・握りバー・照明などの付属部品,及び補強プレートは
指定位置に確実に取り付ける。
(確実に取り付けないと、使用中に落下したり外れたりして、ケガの原因となります。)
必ず守る
器具取り付け用穴あけ
器具・・・タオル掛・シャワーフック等の取り付け用下穴を、壁パネルにあけてください。
(加工内容または機種により工場加工されている場合があります。
施工図にてご確認ください。)
1 取り付け位置寸法
測定∼ケガキ
2 壁パネル穴:
キリφ2.8
施工ポイント
・フィッシャーアンカーは使用しないでください。
はめ込み
<壁パネル>
壁パネル下端基準
注意
・取り付け位置寸法のケガキは、鉛筆(シャープペンシル)
又は水溶性の筆記具を使用してください。
(穴あけに必要な最小範囲でケガキをしてください。)
・壁パネルに補強木が施されている箇所の穴あけのキリは
φ3.2を使用してください。
(補強木の有無は施工図にてご確認ください)
※取り付け位置は、66∼75ページ m 壁加工参考図をご参照ください。
57
混合水栓・シャワーフック取り付け
接続ナット
水栓固定金具
(給湯)
施工ポイント
混合水栓の取り付け時期は設備配管の水圧テスト・通水
時期工程の打合せ調整の上、決定してください。
シャワーヘッド
ソケット
シャワーホース
本体
・・・・・・・
水栓固定金具
(給水)
座金
送り座
布入
ゴムパッキン
シールテープ
溝付
ゴムパッキン
◆シャワーはシャワーフック取り付け後に
セットしてください。
シリコン
◆“ソケット”は“湯”“水”対称
にねじ込み調整してください。
100
タッピンねじ 4×25
+ 皿頭・SUS
(シャワーフックに同梱)
水平
(補強木)
(150)
ソケット
シャワーフック
φ3.2キリ
カバ−(廻り止め)
注意
・器具取り付けの際、下穴に必ず
シリコンを注入してください。
必ず守る (水もれの原因となります。)
58
カーテンレール取り付け
天井パネル取り付け穴
(工場加工済)
注意
カーテンレール
必ず守る
タッピンねじ 3×16
+ ナベ頭・SUS
(カーテンレールに同梱)
シリコン
下穴には必ずシリコンを注入する。
(水もれの原因となります。)
キャップ
ストッパー
Sフック
引き戸側
カーテン
ランナー
59
紙巻器取り付け
壁パネル下穴
(φ3)
注意
必ず守る
取り付けの際、下穴に必ずシリコン
を注入する。
(水もれの原因となります。)
タッピンねじ
+ ナベ頭・SUS
(紙巻器に同梱)
シリコン
鏡取り付け
1 下フレームを取り付け、鏡をのせてください。
2 上フレームを取り付けてください。
3 化粧キャップを取り付けてください。
上フレーム
化粧キャップ
化粧キャップ用
タッピンねじ
< 鏡 >
シリコン
下フレーム
のせる
タッピンねじ
注意
シリコン
必ず守る
・鏡受け金具取り付けの際、下穴に必ずシリコンを注入する。
(水もれの原因となります。)
・鏡および鏡受け金具は取付指定位置に確実に取り付ける。
(使用中に外れたりしてケガするおそれがあります。)
60
タオル棚取り付け 【GN6150】
注意
必ず守る
・器具取り付けの際、下穴に必ずシリコンを注入する。
(水もれの原因となります。)
・タオル棚を、取付指定位置に確実に取り付ける。
(使用中に外れたりしてケガするおそれがあります。)
シリコン
壁パネル穴:キリφ2.8
φ9.5
タッピンねじ 4×25
+ ナベ頭・SUS
(タオル棚に同梱)
48
400
32
200
(補強木)
□100×9t
小物トレイ取り付け
小物トレイ取り付け金具
タッピンねじ
(付属)
照明カバー取り付け
裏補強板
P a n a s o n i c マ−クが下になるように取り付けて
下穴
(φ2.8)
ください。
天井
シリコン
********
Panasonic
引っかける
下
通水(排水)チェック
通水∼排水のテストは通水日、パイプシャフトの開栓順序、階別順序等
詳細打合せの上、通水∼排水状態、水もれの有無を確認してください。
61
サポートバーの取り付け(オプション)
1 サポートバー取り付け穴にシリコンを塗布する
2 M8×50
(バネ平座金一体)ボルトにてサポートバーを固定する
シリコンを塗布する
M8×50
(バネ平座金一体)
SUS
サポートバー
注意
・サポートバーを取り付け指定位置に確実に
取り付けてください。
確実に取り付けないと、使用中に
外れたりしてケガの原因となります。
・器具取り付けの際、下穴に
必ずシリコンを注入してください。
シリコンを注入しないと、
水もれの原因となります。
(
必ず守る
(
)
)
※L勝手は対応不可
62
3 サポートバーの周囲にシリコンを塗布する。
シリコンを塗布する。
サポートバー
注意
・器具取り付けの際、下穴に
必ずシリコンを注入してください。
シリコンを注入しないと、
必ず守る
水もれの原因となります。
(
)
63
点検口取り付け
天井点検口パッキン <工場取り付け済>
>
ネル
壁点検口
パ
<壁
<点検口蓋>
天井
天井点検口 はめ込み
施工ポイント
はめ込み
・養生フィルムは必ず取り外してください。
・その際、天井点検口パッキンをはずさないよう注意してください。
清掃仕上
シリコン
(取付後全周コーキング)
ゴミ受け・取扱説明書
目 皿・ラベル貼付
清掃仕上げは通水、通電その他現場の仕上げ状況を確認、打合せの上、着手してください。養生材や
残材等は前もって搬出し、各部の清掃とあわせて混合水栓の止水状態、床、壁、天井、建具、器具類、
の損傷の有無も点検してください。
・床∼排水トラップ、浴槽等は工事中のゴミ、砂等がたまる場合があります。必ず点検してください。
・床パン、浴槽部は水洗いしてください。(各目地部のコーキング完了まで水洗いは厳禁)
水洗いで落ちない汚れは、「中性洗剤」や「リグロイン」等で拭いてください。
(中性洗剤以外の洗剤は、使用しないでください。)
・壁、天井部は隅々まで布ふきしてください。
・水洗い時に器具類にかかった水滴は乾いた、きれいな布で拭きとってください。
・床排水口(トラップ)に、ヘアーキャッチ、床排水口カバーをセットしてください。
・ラベルを貼ってください。
ラベル名
貼り付け
位置
使用上のご注意
安全・床排水口お手入れ
件名管理
ユニット側
ドア枠
右上
ラベル裏面参照
・“取扱説明書”は握りバー等に取り付けてください。
64
施工後のチェック
★本表は、施工後に行う検査チェックリストです。本表に従いチェックしてください。
部位 No.
固
定
床
壁
・
天
井
洗
面
器
ト
イ
レ
ド
ア
器
具
そ
の
他
検査項目
1
本体の据付位置はよいか
2
床、壁の固定はよいか
3
アジャスタ−ボルトのロックナットは固定されているか
4
床の設置ガタ及びレベルの異常はないか
5
キズ、クラックはないか
6
トラップ、排水管からの水漏れはないか
7
アジャスタ−ボルトの調整口プレ−トの周囲・ねじ穴・ねじ頭にシリコンの打ち忘れはないか
8
壁・天井パネルにキズはないか
9
見切り縁と壁との間にスキ間はないか
10
洗面器は、しっかりと固定されているか
(洗面器バックハンガー式のものについては、壁止め金具にてしっかり固定されているか)
11
洗面排水管の水もれはないか
12
便器・便座は、しっかりと固定されているか
13
ロータンク・便器・洗浄管・床フランジ・汚水管の水もれはないか
14
ロータンクのボールタップ止水位・作動は調整できているか
15
クリーンシャワレ付の場合、クリーンシャワレ施工説明書に従いチェック実施できているか
16
ドア枠の倒れはよいか
17
ドアの開閉はスム−ズか
18
キズ・破損はないか
19
照明の固定、照明カバ−のガタツキはないか
20
タオル掛けのガタツキはないか
21
水栓金具、シャワ−フックのガタツキはないか
22
鏡の固定はよいか
23
キズ、カケはないか
24
シーリング切れはないか
25
清掃はよいか
26
安全に関するご注意ラベルを所定の位置に貼り付けたか
65
チェック
AHM01-1216AL
7 壁加工参考図
66
67
AHM01-1216AR
68
AHM02-1216AL
69
AHM02-1216AR
70
AHM04-1216AL
71
AHM04-1216AR
72
AHM05-1216AL
73
AHM05-1216AR
74
AHM06-1216AL
75
AHM06-1216AR