ソリューション概要 ネットワークの可能性を最大限に高める Infrastructure as a Platformを再考する時機の到来 はじめに ITにとって状況をさらに複雑にしているのは、インフラスト 従来のネットワークが大きく変わりました。ネットワークが ラストラクチャのリフレッシュは2~3年ごとに行われてきま およびワイヤレスのネットワークには単に接続を提供するこ イクルで開始されるようになっています。2~3か月ごとにイ モバイル、IoT、およびクラウドのテクノロジーによって、 ラクチャのリフレッシュサイクルの変化です。通常、インフ 接続を提供するだけの時代は過去のものとなり、今日の有線 したが、モバイルとIoTのイニシアチブは2~3か月ごとのサ と以上のものが求められるようになっています。 ンフラストラクチャをリフレッシュすることは現実的ではな ビジネスが新しいテクノロジーを採用してGenMobileのニー ズに応えるとともに、ネットワークを保護し、予算に見合っ たコストを維持できるように、モバイルとIoTの利用に関す る実際的な知見を提供して、将来の投資を正当付けることが 期待されています。 これらの新しいテクノロジーと変化のスピードによって、IT の課題が複雑化しています。今日のITリーダーは、デジタル の接続をめぐるテクノロジーの意思決定を単独で下していな い場合であっても、モバイルとIoTの取り組みを成功させる 責任を担い、そのようなプロジェクトの成否に関するデータ と知見を提供することを求められています。 Arubaは、さまざまなインフラストラクチャへの投資を伴う ITサービスのあり方を変える必要があると考えます。インフ ラストラクチャをビジネスの資産としてとらえる時機が到来 しています。つまり、安全な接続を確保するためにリアルタ イムでプログラミングでき、また、コンテキストに対応する リアルタイムの知見を提供し、デジタルイニシアチブの成否 を迅速に理解するうえで役立つものとして、インフラストラ クチャを考える必要があります。 いため、インフラストラクチャをプログラミング可能な資産 として考え、イノベーションの障害となるのではなく、新し いデジタルテクノロジーに適応可能なものとしてとらえる必 要があります。 次に、ITが緊密に管理していたビジネスとエンドユーザー向 けのテクノロジーが、ITの許可なく事業部門のリーダーやエ ンドユーザーによってワークプレイスの環境に導入されるよ うになっています。これは、予算とリソースの割り当てを制 御するために、ITの運用で予測可能性を回復する必要がある ことを意味しています。 最後に、ユーザーエクスペリエンスの重要性が変化しまし た。従来、新しいテクノロジーがワークプレイスの環境に導 入されるとき、ユーザーエクスペリエンスは補足的なもので した。現在、ITおよびビジネスのリーダーは、ユーザー (従 業員) および顧客のエクスペリエンスを重視するようになっ ています。ビジネスリーダーがどのような知見を得るのか、 ユーザーがどのようなエクスペリエンスを得るのか、また、 これらのテクノロジーの使いやすさがどのようなものかと いった要素が、将来の新しいデジタルテクノロジーへの投資 を正当付けるうえで大きな比重を占めるようになります。 ITインフラストラクチャは 2~5年ごとにリフレッシュ プログラミング可能、モバイル/IoTの イノベーションのスピードに適応 ビジネスおよびユーザー向け テクノロジーはITが管理 事業部とエンドユーザーが 新しいテクノロジーを導入 新しいテクノロジーの導入で ユーザーエクスペリエンスは補足的 ユーザーエクスペリエンスに対する 知見が成功の鍵 ITインフラストラクチャのとらえ方が変化 figure 1.0_081616_mfp-soa ソリューション概要 ネットワークの可能性を最大限に高める ARUBAのモバイルファースト プラットフォームの 概要 モバイルファーストプラットフォームではさらに、テクノロ ラストラクチャの要件における大きな変化をビジネスチャン ベーションを実現し、モバイルのコラボレーション、オー ジーパートナーのエコスステムも重要な要素です。お客様 Arubaのモバイルファーストプラットフォームは、ITインフ は、単一ベンダーではなくエコシステムのスピードでイノ スに変えることができるよう、お客様を支援します。 プンワークスペースのイニシアチブ、BYODやIoTのセキュ このプラットフォームは、安全なポリシーの管理、屋内のロ ケーションサービス、分析およびネットワーク制御といった サービスを提供し、パブリッククラウドからのサービス提供 にも対応します。プラットフォームのソフトウェアコンポー リティ、カスタマーエンゲージメントなどに関連するITの難 題を解決できます。つまり、IT組織はビジネスとエンドユー ザーの要求に迅速に応え、運用における予測不可能な要素を 今まで以上に速やかに排除できるようになります。 ネントは、サードパーティのITおよびビジネスサービス、 Arubaのテクノロジーエコシステムパートナープログラムに けモバイルアプリケーションによって容易に利用できます。 連携や、これらのお客様へのマーケティングの機会を得ま IoTを使用する運用テクノロジー、およびエンドユーザー向 モバイルファーストプラットフォームは開発者に対応してお り、既存アプリケーションのプラットフォームへの統合によ る強化に加えて、開発者コミュニティは利用可能な拡張、 API、ソフトウェア開発キットを使用して、これまでは考え られなかったサービスやアプリケーションを構築できます。 プラットフォームコンポーネントにより、ユーザー、デバイ ス、およびアプリケーションの状態に関するコンテキストに 対応する知見を得るばかりではなく、インフラストラクチャ より、開発者は Arubaが全世界に抱える多数のお客様との す。さらに、さまざまな業界および地域にわたる単独では対 応不可能なお客様の課題への対応について、支援を受けるこ とができます。世界中の多くの大企業に安全なモビリティソ リューションを提供している大手プロバイダーとしての実 績に支えられ、Arubaのテクノロジーコミュニティではメン バーがエコシステムプログラムに時間とリソースを継続的に 投資し、また、Arubaが大規模に提供するサポートとサービ スには信頼が寄せられています。 の挙動にも影響を及ぼすことができます。たとえば、特定の ユーザーが所有する特定のデバイスについてポリシーの適用 をアップデートする必要がある場合、トラフィックのルー ティングを変更してデータのセキュリティを向上させるよう にネットワークをプログラミングして、ロケーションやIDに 基づいて物理空間とモバイルデバイスのインタラクションを 変更できます。 モバイルファースト プラットフォーム IT SERVICES ARUBAのインフラストラクチャ: WI-FI、BLE、有線、WAN ビジネスおよびユーザー向けアプリケーション 深い知見、高い利便性、開発者対応 figure 2.0_081616_mfp-soa ソリューション概要 ネットワークの可能性を最大限に高める ARUBAのモバイルファースト プラットフォームの 内容 キャンパスWLANの運用をさまざまなレベルで 簡素化 ンフラストラクチャをリアルタイムでプログラミングするイ いArubaOS 8.0は、高いレベルの信頼性をモバイルユーザー Arubaのモバイルファーストプラットフォームは、Arubaイ ンテリジェントなソフトウェアレイヤーであり、コンテキス トに対応する豊かな知見をサードパーティのビジネス、IT、 およびエンドユーザー向けアプリケーションと共有して、モ バイルとIoTによるデジタルテクノロジーのイニシアチブの 採用を加速するよう設計されています。 エコシステムのパートナーおよび開発者は、以下のツールを 利用できます。リアルタイムのネットワーク制御と知見を利 用できるように、ワイヤレスネットワークオペレーティング システムのArubaOSは、8.0のリリースから新しいREST API 大規模なワイヤレスネットワークの頭脳として機能する新し に提供するよう設計されています。ArubaOS 8をサーバーア プライアンスに配備することで、このワイヤレスネットワー クオペレーティングシステムの消費モデルが大幅に使いやす くなります。つまり、コントローラーベースの WLANの範囲 を新しい建物や新しいサイトに拡張する場合に、ダウンロー ドした同じソフトウェアを新しいサーバーアプライアンスに インストールして再利用するだけで済みます。ハードウェア ベースのコントローラーアプライアンスの到着を待つ必要が ないので、ITの運用が加速します。 セットを使用しています。ネットワークでは、サービスはパ 8.0のリリースでは、アプリケーションの分類、シームレス ブラリを引き続き使用できます。 リアルタイムでアップデートできるので、ネットワークを停 ブリッククラウドを通じて配備され、同様のREST APIライ ポリシー管理では、REST APIライブラリが初期リリー ス以降改善されていますが、さらに新しいExtensions Repositoryによってサードパーティのクラウドでホストさ れるアプリケーションも対象範囲に含め、インフラストラク チャでのポリシー適用を改善しています。この点について は、後で詳しく説明します。ネットワーク管理、ネットワー ク分析、および屋内のロケーションベースサービス向けの APIライブラリとソフトウェア開発キット (SDK) の既存セッ トは、エコシステムのパートナーとお客様が引き続き利用で なローミング、RFの管理をはじめとする多くの主要機能を 止させる必要がありません。さらに、同一ネットワークイン フラストラクチャ内の複数のオペレーティングシステムを、 1つのMobility Masterアプライアンスから管理できます。IT 管理者は、オペレーティングシステムの新しいバージョンを 環境の一部にのみ導入することができ、ネットワーク全体を アップグレードする必要がありません。これらの機能によ り、ワイヤレスネットワークインフラストラクチャのリアル タイムでのプログラミング機能が強化され、継続的な維持管 理に必要な運用コストが大幅に削減されます。 きます。 ネットワーク 制御 ネットワーク 管理 ポリシー 管理 ArubaOS 8.0: REST APIを使用 Aruba AirWave: ノースバウンドXML APIを使用 Aruba ClearPass: REST APIと Extensions Repositoryを使用 クラウド ネットワーク ロケーション 分析 マイクロロケーション サービス Aruba Central: REST APIを使用 Aruba Analytics and Location Engine (ALE): ノースバウンドREST APIを使用 Aruba Meridian: モバイルアプリ ケーション開発SDKとREST APIを使用 figure 3.0_081616_mfp-soa リアルタイムで知見にアクセスしてネットワークをプログラミング ソリューション概要 ネットワークの可能性を最大限に高める Aruba Mobility Master内で使用可能な処理能力、ストレー ジ、およびメモリ容量の拡大により、RFカバレッジ向けに ピコセルの設計を使用する高密度Wi-Fi配備環境 (講堂、ス タジアム、会議場など) では、アクセスポイントラジオでの RFチャネル、チャネル幅、および電力の割り当てを自動化 できるようになりました。機械学習により、新しいAruba AirMatchは最適なチャネル、チャネル幅、および電力を各ア クセスポイントに定期的に自動的に割り当て、インフラスト ラクチャをプログラミングするので、手動介入が不要です。 すべてのアプリケーションで予測可能な パフォーマンスを実現 ArubaOS 8における最新のイノベーションにより、ゲスト と従業員の間のデジタルコラボレーションのエクスペリエン スを大きく改善できます。Arubaモビリティコントローラー のクラスタリングをサポートすることで、ArubaOS 8はア ンカーモビリティコントローラーに障害が発生した場合に、 音声およびビデオトラフィックフローのヒットレスフェイル オーバーを提供します。クラスターに属するすべてのモビリ さらに、Aruba Mobility Masterにより、新しいAruba ティコントローラーは、ネットワーク、ユーザー、および なるモビリティコントローラーを終端とする複数のワイヤ で、そのために提供される機能です。 MultiZoneは同一のArubaアクセスポイントを使用して、異 セッション状態の情報をリアルタイムで相互に共有するの レスネットワークを提供できます。これによってWi-Fiアク ネットワークでMobility Masterを使用してヒットレスフェイ セスポイントでのマルチテナント機能が実現され、異なる ネットワークでのデータプライバシーの保護が可能になるの で、個別のワイヤレスネットワークを設置する必要がありま せん。たとえば、空港では、バックエンドで物理的に別れた ネットワークとセキュリティを適用することで、小売店、空 港スタッフ、航空会社、旅行者が同一のアクセスポイントイ ンフラストラクチャを使用できます。テナント間にパート ナーシップがある限り、ArubaOS 8を介してインフラスト ラクチャをリアルタイムでプログラミングして、適切なポリ シーセットをセットアップできます。 ルオーバーを実現し、これによってネットワークサービスを 制御します。Mobility Masterには、さらに多様なコラボレー ション用アプリケーションも組み込むことができ、提携する 開発者を通じてITやビジネスのリーダーが開発するカスタム アプリケーションにも対応します。新しいAruba AppRFシ グネチャーにより、開発者は新しいアプリケーションのプロ ファイルを作成してMobility Masterにアップロードし、ネッ トワークの他の部分はユーザー、デバイス、およびロケー ションベースのコンテキストに対応するポリシーをリアルタ イムで適用開始できます。 高密度WAN向けの AirMatch モビリティコントローラーの クラスター MOBILITY MASTER サービス内の機能アップグレード および複数のOSバージョン マルチテナント アクセスポイント 向けのMultiZone 仮想モビリティコントローラーにより追加や変更が容易 キャンパスWLANの運用をさまざまなレベルで簡素化 figure 4.0_081616_mfp-soa ソリューション概要 ネットワークの可能性を最大限に高める Cisco JabberおよびWi-Fi呼び出し モビリティコントローラーの クラスター MOBILITY MASTER コントローラーの障害発生時にリアルタイムのトラフィックフローの ヒットレスフェイルオーバーを実現 カスタムシグネチャーを 使用するビジネス アプリケーション アプリケーション、 デバイス、 ユーザーの ポリシーごとにWAN帯域幅を管理 ブランチで7000 シリーズを使用 すべての新しいアプリケーションで予測可能なパフォーマンスを実現 ArubaOS 8は、Cisco Jabberの音声およびビデオトラ フィックの呼び出し、およびWi-Fi呼び出しも分類します。 Microsoft Skype for Businessに似たこれら2つのアプリケー ションは、比較的検出が困難です。暗号化されたステートフ ルなセッションフローを使用することが多く、そのような場 合、ネットワークインフラストラクチャをリアルタイムでプ ログラミングし、デバイスタイプやユーザーロールに基づく ポリシーを適用するには、一定のパケットインスペクション を実行する必要があります。 さらに、リモートおよびブランチサイトの場合、Wi-Fiと同 様、ワイドエリアネットワーク (WAN) の 帯域幅に制約が あり、アクセスを必要とする多様なアプリケーションやデバ イスの間でインテリジェントに管理する必要があります。 ArubaOS 8により、Aruba 7000シリーズのモビリティコン トローラーは、アプリケーションのカテゴリごと、および WANアップリンクのタイプごとに帯域幅を管理できるよう になりました。これによって、ITチームと開発者は、ユー ザーおよびデバイス固有のポリシーに基づいて、リアルタイ ムでインフラストラクチャをプログラミングすることによっ て、重要なアプリケーションをリモートサイトで柔軟に配備 できます。 figure 5.0_081616_mfp-soa ポリシーコンテキストのクラウドアプリケーションお よびIOTデバイスへの拡張 次に、Aruba ClearPassによるポリシー管理について説明し ます。新しいClearPass OnConnect機能は、デバイスタイプ のプロファイリングが自動的に実行された後に、デバイスレ ベルのポリシーのSNMPの適用を実現することにより、IoT デバイスの採用を加速します。OnConnectでは、デバイスレ ベルのポリシーを複数ベンダーの有線アクセスネットワーク インフラストラクチャに適用する前に、IoTデバイスが一連 の認証手続きを経る必要がありません。 ClearPassは、さらにクラウドベースのSaaSアプリケーショ ンと通信してセキュリティ、IT、およびエンドユーザーの ワークフローを向上する機能を拡張しています。ClearPass Extensionsには、エンドユーザーデバイスの健全性チェッ ク用のIntel McAfee Security、多要素認証用のKasada、お よびゲスト登録の自動化用のEnvoyなどを統合できます。 一般的に使用されるアプリケーション (Slack、Facebook Messenger、Amazon Echoなど) をIntegrating ClearPass に組み込むこともでき、ClearPass内で接続されたデバイス およびユーザーの豊富な情報を活用する自在なアプリケー ション開発の可能性が広がります。 ソリューション概要 ネットワークの可能性を最大限に高める マルチベンダー アクセススイッチ SNMPの 適用 Extensions Repository CLEARPASS Saasアプリケーションにより、セキュリティ、IT、 およびエンドユーザーのワークフローを改善 ClearPass OnConnectによる IoTデバイス事前認証の追加 多要素認証、ゲスト登録の ワークフローなど figure 6.0_081616_mfp-soa クラウドアプリケーションとIoTデバイスにポリシーを拡張 クラウドネットワークによるリモートおよびブランチ サイトへのITインフラストラクチャの拡張 Aruba Centralで利用可能なマネージドサービスポータルに より、企業の分散ネットワークでの複数のIT管理チームによ 企業内 で ネ ッ ト ワ ーク サ ー ビ ス を 多 く の 分 散 サ イトに拡 る場所ごとに個別の管理要件を使用する管理プロセスが容易 Software-as-a-Service (SaaS) として配備すれば、柔軟な購 Arubaインフラストラクチャを現場のエンジニアが容易に配 張する 際 に は 、 ク ラウ ド ネ ッ ト ワ ー ク を 活 用 で きます。 入モデルと年次サブスクリプションオプションを利用して比 較的簡単に配備および拡張できます。 になります。 備して維持管理できるように、ワンタッチでデバイスの登録 と継続的な監視を実現するモバイルアプリケーションイン モバイルファーストプラットフォーム内のクラウドネット ターフェイスがCentralで提供されます。リモートサイトの ナー向けのマネージドサービスポータルを提供し、市場で独 WANゲートウェイでバーコードをスキャンし、デバイスを ルに投資する必要がなく、顧客向けのWi-Fi、有線、および ドレスとシリアル番号を維持管理する必要はありません。 ワークサービスであるAruba Centralは、チャネルパート エンジニアは、Arubaアクセスポイント、スイッチ、および 自のマネージドサービスを開発できるので、個別のポータ Centralアカウントに自動的に登録できます。多数のMACア WANのソリューションを一元管理できます。 ARUBA INSTANT ARUBA 2540および アクセスポイント 29XXスイッチ 配備および監視向け モバイルアプリケーション 7000シリーズ CENTRAL WANルーティング プレゼンス分析と 管理 Aruba Clarity アプリケーション分析と ポリシー適用 簡素化されたユーザー インターフェイスとMSPポータル 有線による 可視化と設定 クラウドネットワークによりリモートサイトにITインフラストラクチャを拡張 figure 7.0_081616_mfp-soa ソリューション概要 ネットワークの可能性を最大限に高める Centralでは、ノースバウンドサービスにより消費可能な詳 細な分析により、Webアプリケーションを含めたアプリケー ションのタイプ、カテゴリ、およびレピュテーションが可視 化されます。プレゼンス分析データも、Wi-Fiネットワーク への関連付けに関係なく近くに存在するモバイルデバイスを 活用して、Centralを介して提供されます。 プレゼンス分析によって、分散環境を使用する企業は将来の 不動産プロジェクトのプランニングを向上させることができ ます。また、小売などの一般消費者向けに事業展開する企業 は、特定エリアにおけるユーザー数、滞在時間、物理環境と のインタラクションなど、ユーザーの挙動に対する理解を深 めることができます。 Aruba Clarityにより、Centralはモバイルデバイスが生成す るライブトラフィックの指標を監視し、想定よりも遅いネッ トワークサービスのタイプ (DHCP、DNS、RADIUS、およ びWANサービス) の予測に役立てることができます。これに よって、ITはネットワーク接続の問題でエンドユーザーから 屋内マイクロロケーションサービスで イノベーションを加速 モバイルファーストプラットフォームにより、開発者はス マートフォンでの屋内のロケーションサービスを作成できま す。Aruba MeridianソフトウェアとAruba Beaconを使用す るプラットフォームパートナーは、モバイルアプリケーショ ンユーザー相互のリアルタイムの位置検索を実現できます。 最新の機能強化により、バッテリーを搭載するAruba Beaconは最長5年間のバッテリー寿命をサポートし、継続的 な維持管理がより簡単になっています。Aruba Beaconは、 引き続きMeridianソフトウェアによって一元管理されます。 Meridianソフトウェアは、開発者がユーザーと地点マーク (会議室やカフェなど) の間で豊かなエクスペリエンスを提供 するだけではなく、モバイルアプリケーションを使用する複 数のユーザー間における屋内ロケーション共有を介するつな がりの創出も実現できるようになりました。 苦情が出る前に問題を特定できます。このようなサービスの 継続的なパフォーマンスに対するトレンドレポート機能を使 用することで、ITチームは将来のインフラストラクチャへの 投資を的確に計画できます。 ARUBA BEACONS MERIDIAN プライベートな相互のロケーション共有、 SDKにより開発者に開放 最長4年の バッテリー寿命 屋内マイクロロケーションサービスのイノベーションを加速 ロケーションとユーザーセグメントごとのゴールベースの レポート機能により、マーケティングキャンペーンを 最適化し、ユーザーの挙動に対する知見を獲得 figure 8.0_091916_mfp-soa ソリューション概要 ネットワークの可能性を最大限に高める Meridianを使用するモバイルアプリケーションで屋内での Arubaのプラットフォームによって、モバイルとIoTの境界 る他のユーザーが同じスマートフォン対応屋内マップに表示 実現します。有線のEthernetスイッチ、Wi-Fiアクセスポイ ロケーション共有を利用することで、ロケーションを共有す されます。これによって、開発者コミュニティはサービスを 活用するチャンスを得て、顧客と従業員のモバイルエンゲー ジメントの強化に役立てることができます。たとえば、教育 施設ではキャンパス内で友人を追跡できます。ショッピング では、近くにいる店員に支援をリクエストできます。また、 緊急対応チームは必要なスタッフの場所を即座に特定できま でネットワークソリューションが統合され、一元的な管理が ント、BLEビーコン、およびWANルーティングのインフラス トラクチャには、すべての場所のハードウェアコンポーネン トが統合されます。これらのコンポーネントはゼロタッチで 配備され、集中管理されるので、ネットワークの運用が大き く簡素化されます。 す。このように、用途は無限に広がります。 ビジネスリーダーは、Meridianを使用することで、ビーコ ンによるプレゼンスの分析および事前定義済みゴールの達成 率情報を利用できます。新しいMeridian Goalsは、特定地点 での滞在時間のビーコン分析を単純に監視するだけでなく、 ユーザーエンゲージメントに関する深い知見を提供します。 ビジネスは、ユーザーとモバイルアプリケーションのインタ ラクション、ユーザーが受け取るプッシュ通知、周囲の物理 空間についての理解を深めることができます。開発者向けの 知見が強化されることで、モバイルユーザーの操作性の向上 や、より効果的なエンゲージメントキャンペーンの実現につ ながります。 まとめ Arubaのモバイルファーストプラットフォームの導入によ り、Arubaのテクノロジーは引き続きビジネスとITの間にお ける優先事項のギャップを埋め、ネットワークを活用するビ ジネスに対する実際的な知見、GenMobile向けの新しい豊か なエクスペリエンス、および予測可能で安全なITの運用を実 現していきます。 モバイルファーストプラットフォームは開発者に対応して深 い知見を提供し、企業内で接続されるすべての要素に関する コンテキストデータを、パブリックまたはプライベートクラ ウドでホストされるサードパーティアプリケーションにより 消費可能にします。過去20年間にわたってネットワークに求 められてきた機能にとどまらず、IoTおよびモバイルの接続 に対応します。ソフトウェアによる消費しやすいアーキテク チャーにより、お客様は運用コストを大きく増加させること なく、Arubaソリューション独自のメリットを迅速に活用で きます。 1344 CROSSMAN AVE | SUNNYVALE, CA 94089 1.844.473.2782 | 電話: 1.408.227.4500 | FAX: 1.408.227.4550 | [email protected] www.arubanetworks.com SO_MFP_091916
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