故人の愛用品や思い出の品などの副葬品(火葬にはあまり影響のないと思われている品物でも)を棺の 中に納められますと、火葬時間が長引いてお骨上げが遅れたり、遺骨に付着したり損傷することがありま す。また、ダイオキシンなど有害物質の発生や火葬炉の故障の原因ともなります。 このため、副葬品の制限をしています。ご遺族のお気持ちは察しますが、次のような副葬品を棺の中へ 納められないよう、ご協力をお願いいたします。 《副葬品の制限品目》 制限する品目 ●危険物 考えられる障害 ・炉内での爆発 【例】スプレー缶、缶詰、ライター、乾電池 など ●ガラス製品 ・炉内台車への焼き付き ●貴金属類 ・炉内での爆発 【例】 ビン類、メガネ、腕時計、金、宝石、プラチナ など ・焼骨の損傷や変色 など ●プラスチック・ビニール製品 ・ダイオキシン類の発生 ●化学繊維製品 ・急激な燃焼による温度上昇 【例】おもちゃ、ぬいぐるみ、人形、背広、セーター など ・酸素不足による不完全燃焼 ・集塵装置の不具合 ・焼骨の損傷や変色 など ●燃えにくい物 ・火葬時間の延長 【例】 厚い書類、ドライアイス、毛布、ふとん、皮製品、果物 など ・酸素不足による不完全燃焼 ※ペースメーカー等の体内装置医療品は、火葬中に爆発の危険性がありますので、事前に必ず係員に お申出くださるようにお願いいたします。 ペースメーカーは火葬中突然爆発し、遺体の損傷、火葬炉の破損、職員の負傷を引き起こします。 事前に摘出できない場合は、その旨をお知らせください。
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