石川のやさしさに触れる - Japan Tent

【総合テーマ】
18
【日程】Schedule
木
Arrival at Kanazawa City
10:00
12:00
12:30
13:05
15:20
開催趣旨
国際社会の未来を担う世界各国・地域からの留学生を石川県に招き、国際交流を図るとともに、
若者たちの夢と希望、そして日本の社会・文化・生活などについて意見を交換し合う「第 24 回
JAPAN TENT– 世界留学生交流・いしかわ2011」を開催します。
昭和 63 年の第 1 回大会以来、これまでの参加者は156の国と地域から延べ 7800 人を数え、留学を
終えて帰国した多くの方々は、日本と母国をつなぐ懸け橋として世界各地で活躍しています。
「地方
からの国際化」を先駆けてきたジャパンテントの実りは、かけがえのない石川の財産となっています。
今大会は「ふるさと愛」を総合テーマに、8月18日から 7日間、金沢や小松、輪島を含め県内 19 全
市町で行い、様々な学びと交流のプログラムを通じて、石川が受け継いできた日本の歴史や豊かな
伝統文化に触れていただきます。母国と日本の文化や生活様式の違いを知ることから、お互いを
理解し合うことの大切さ、世界の多様性を尊重する心を共有できると考えています。
7 日間の会期中、留学生は 2 つの家庭でホームステイを体験し、石川の美しい自然や県民の温か
い人情に触れるとともに、学生生活では接することの少ない、日本人の暮らしそのものを理解する
機会となることでしょう。また、留学生を迎え入れる学生、県民ボランティアは、自らのふるさと
を知ることの大切さを学ぶとともに、民族や言葉を超えた心と心の交流の素晴らしさを体験するこ
19
20
21
土
あるという意味である。
わたしたちは、ホストファミリーの家族や日本人学生と、あるいは留学生同士で、それぞれの国の
自慢話をし合った。これまでの留学生生活では味わえなかった、いろんな体験もした。
それは世界的規模から見ても、あるいは人の一生という時間の長さから見ても、ほんのささやかな、
一瞬の出来事に過ぎないかもしれない。
だが、よく考えてみよう。この小さな、羽ばたきの経験者の数は、いまや、世界の150以上の国や地
域からの、8000人を超えている。ジャパンテントで生まれた、人と人の「絆」を世界中に広めよう、そして、
小松歓迎セレモニー Komatsu Welcome Ceremony
輪島歓迎セレモニー Wajima Welcome Ceremony
各市町歓迎セレモニー Each Town's Welcome Ceremony
【小松プログラム】JAPAN TENT in 小松
I NDEX
【輪島プログラム】JAPAN TENT in 輪島
開催趣旨
ジャパンテント・アピール 2011
1
日程/ INDEX
2
謝辞
3
歓迎式典/映画鑑賞
4
基調スピーチ
5
小松プログラム
7
金沢ホストファミリーとの対面[野々市町・内町含む]
輪島プログラム
8
Meet with host families in Kanazawa, Nonoichi, Uchinada
市町プログラム
“JAPAN TENT in Wajima”Session
【各市町プログラム】各市町プログラム
Town's Special Event
日
小松、輪島など16市町から金沢へ
10:00
11:00
ウエルカム石川茶会
22
月
ウエルカム石川茶会
JAPAN TENT 夏期大学
『金沢職人大学校』
[金沢市花園地区]※一部留学生
KANAZAWA-TAIWAN Special Program
火
14:00
!」特別プログラム
「パッテンライ!
JAPAN TENT 夏期大学
『留学生国際シンポジウム』
International Students’Symposium
JAPAN TENT in 金沢
“JAPAN TENT in Kanazawa”Session
水
9
17
18
JAPAN TENT 夏期大学
金沢職人大学校
19
第 24 回大会 フォトグラビア
22
JAPAN TENT 夏期大学
留学生国際シンポジウム
「ジャパンテント・アピール2011」
17:30
24
Welcome Ishikawa Tea Ceremony
「パッテンライ!
!特別プログラム」
23
Get together in Kanazawa
“Kanazawa Arts and Crafts Seminar”
を記憶に刻んだ。チョウの羽ばたきのような小さな出来事が大きな成果や結果にむすびつくことが
金沢から小松、
輪島など16市町へ
各市町でホストファミリーと対面
日本が大震災に見舞われた年のジャパンテントで、わたしたちは「バタフライ効果」という言葉
watch a movie“TAKAMINE”
“JAPAN TENT in Komatsu”Session
私たちはジャパンテントが若者たちの未来への夢を育むとともに、わが国の留学生受け入れ体制
ジャパンテント・アピール 2 011
オリエンテーション JAPAN TENT Orientation
「歓迎式典」Welcome Ceremony
「基調スピーチ」Keynote Speech
映画鑑賞『TAKAMINE 〜アメリカに桜を咲かせた男〜』
金
Divide into 16 groups. group goes to one town in Ishikawa.
17:30
17:40
とでしょう。
を支え、
豊かな国際交流、
実りある国際貢献、
そして世界の恒久平和へと導くことを確信しています。
世界77カ国・地域からの留学生300人、全国から金沢入り
「ジャパンテント大使」任命式
27
31
JAPAN TENT in 金沢
32
さよならセレモニー
33
参加留学生の出身国・地域・大学
34
参加留学生メッセージ
35
ホストファミリーメッセージ
37
石川県庁 19 階展望ロビーに集合
Meet at Ishikawa Prefectural office
N PO法人 ジャパンテント・ネットワーク
39
11:00
11:30
さよならセレモニー Farewell Ceremony
広報・報道 & ホームページ
大会経緯/ボランティア
40
JAPAN TENT メモリアル
41
10:00
それぞれの帰路に
Depart Kanazawa for home
いつまでも大切にしていこう。ここで育んだ「ふるさと愛」がいつか大きな成果を生むことを信じて…。
1
2
歓迎式典
映画鑑賞
謝 辞
8
「TAKAMINE ∼アメリカに桜を咲かせた男∼」
18
木
Thu
(北國新聞赤羽ホール)
「歓迎式典」
開会あいさつ…………………谷本 正憲
■
JAPAN TENT 開催委員会総裁
(石川県知事)
歓迎あいさつ…………………山野 之義
■
JAPAN TENT 開催委員会副総裁
(石川県市長会長・金沢市長)
参加留学生代表あいさつ……アンティポヴァ・ダナ
■
JAPAN TENT 開 催 委 員 会 総 裁
J A PA N TENT 開 催 委 員 会 会 長
谷本 正憲
飛田 秀一
石川県知事
(北國新聞赤羽ホール)
「映画鑑賞」
『TAKAMINE 〜アメリカに桜を咲かせた男〜』
北國新聞社社長
世界各地からの留学生の皆さんが県民との交流を深めな
「第24回JAPAN TENT-世界留学生交流・いしかわ2011」
がら、石川の夏を体験する「第 24回JAPAN TENT-世界
を今回も成功のうちに終えることができました。留学生を温かく
留学生交流・いしかわ2011」を本年度も成功裡に終えること
迎えてくれた石川県民をはじめ、関係諸団体、経済団体、企業、
ができました。
大学など、各位の多大なご支援、
ご協力の賜物であり、厚く御礼
開催にあたりご支援、ご協力を賜りました県民の皆様方
申し上げます。
並びに関係各位に厚くお礼申し上げます。
今年で24回目を迎えた本大会には、
世界77の国と地域の留学
今年で24回目を迎えたこの大会には、世界77の国と地域
生の皆さんにご参加いただきました。1988年の第1回大会以来、
から300人もの留学生の皆さんにご参加いただきました。
これまでに参加された留学生は延べ 8100人を超え、国際交流
昭和63年の開始以来、これまでに参加された留学生の数は
を通じて留学生と県民が日本と世界のありようを考える機会を
延べ 8100人を超え、現在では、事業規模、プログラム内容
重ねてきました。
ともに我が国を代表する国際交流イベントとして高く評価
石川県は美しい自然や歴史ある伝統文化など、
日本らしさが
されております。
色濃く残る地域です。国の
「歴史都市」に金沢市が認定されてい
留学生の皆さんには、
様々なプログラムへの参加を通じて、
るのをはじめ、
今年6月には能登の里山里海が「世界農業遺産」
石川県が誇る豊かな自然や歴史、伝統文化を学んでいた
に登録されるなど、各市町とも特色にあふれています。留学生の
だき、本県への理解を深めるとともに、県民の皆さんとの
皆さんにはその全市町の一般家庭にホームステイをしていただ
交流を通して「もてなしの心」を肌で感じていただけたこと
き、
交流事業を通じて日本の歴史や文化を体験してもらいました。
私も、母校、東工大にやってこられる中国からの留学生の皆さん
と思います。
留学生だけではなく、
ホストファミリーやボランティア学生、多くの
を招いて、年 1回、食事会を開いて激励することを長年続けてまいり
また、ホストファミリーやボランティアの皆様には、今年も
県民にとっても
「ふるさと石川」
を肌で感じ、
その歴史や伝統文化
留学生を温かく迎えていただき、心から感謝申し上げます。
を学ぶことで自らの足元を見つめ直す機会となっています。
我が国にとって未曾有の大災害となった東日本大震災
ジャパンテントでつながった友情の輪は、
回を重ねるごとにさら
以降、人と人とのつながりである「絆」の大切さが改めて見
に広がり、
かけがえのない財産となっています。今年3月に起きた
直されております。留学生の皆さんにおかれましては、ジャパ
東日本大震災は、
日本に大きな傷跡を残しました。
しかしそうした
ンテントを通してできた「ホストファミリーとの絆」、さらには
状況の中でも、東北地方の大学に通う留学生の皆さんから多く
「石川県との絆」をいつまでも大切にしていただくと同時に、
の参加申し込みをいただきました。母国から離れ、異国に暮らす
本県と世界各地とをつなぐ友好の懸け橋となっていただく
留学生の皆さんが、
本大会を通じて自らのふるさとを愛する「ここ
ことを願っております。
ろ」
を育むことは、
世界平和につながっていくと確信しています。
最後に、第24回JAPAN TENT の開催にあたり、県民の
大会終了後もNPO法人ジャパンテント・ネットワークを通じて
皆様並びに関係機関・団体の皆様の多大なるご協力に改め
情報を発信する民間大使「アンバサダー・フォー・ジャパンテント」
最後になりますが、留学生を受け入れているホストファミリーの方々
て感謝を申し上げますとともに、今後とも、本県の国際化の
(ジャパンテント大使)
も今年で世界92の国と地域の305人を数え、
をはじめ、毎年この有意義な事業に参画され、国際交流にご尽力
更なる推進に一層のご理解とご協力を賜りますようお願い
ジャパンテントの心を世界に広める役割を果たしてくれています。
いただいている関係者の方々に感謝を申し上げ、私からのメッセージ
申し上げます。
開催委員会では来年の四半世紀の節目に向け、
このジャパン
総理大臣ビデオメッセージ
皆さん、こんにちは。内閣
山野之義 開催委員会副総裁
(金沢市長 )
総理大臣の菅直人です。今年
歓迎の言葉を述べる
谷本正憲開催委員会総裁(石川県知事)
「石川との絆を大切にしてください」
と呼びかける
今年もジャパンテントが始まりました
もジャパンテントの夏がやって
きました。ジャパンテントは、
ここ石川の豊かな自然のもと
で、日本の伝統文化に触れな
がら、 国 境 を 超 えた 友 情 を
はぐくむ場です。1988年の
第 1回以来、これまでに156
の国と地域から7800人を超
える方々が参加され、ここで
芽生えた友情の輪が世界中に
広がっています。
ました。日本を世界に開き、国と国、人と人との絆が深まっていく
ことによって、未来に向けたさまざまな可能性が生まれてくると、
私は信じています。ホストファミリーや地元の方々と交流を深める
留学生代表アンティポヴァ・ダナさんのあいさつ
ことで、ぜひ日本の素晴らしさを深く知っていただきたいと思います。
今、この場にお集まりの皆さんは、東日本大震災が起きた特別な
年の留学生となりました。 被災地は今、復旧・復興に向けて懸命に
取り組んでいます。皆さまの母国の方々を含め、世界中から温かい
ご支援をいただいています。本当にありがとうございます。日本は
必ずや、この震災から立ち直り、復興に向けて力強く前向きに進んで
いきます。 その姿をぜひ皆さんの目で見、心で感じて、私たちと
一緒に世界に伝えていってください。
といたします。
テントをさらに大きく発展させるよう努力を続けていきます。今後
とも一層のご支援、
お力添えを賜りますようお願い申し上げます。
3
(ラトビア/京都教育大学)
2011年8月18日 内閣総理大臣
菅 直人
映画「TAKAMINE」を鑑賞
4
「ふるさと愛」
基調スピーチ
飛田 秀一
8
JAPAN TENT 開催委員会会長/金沢経済同友会代表幹事/北國新聞社社長・主筆
会場/北國新聞赤羽ホール
皆さんは「バタフライ・エフ
の母国を訪問し、世界一周がしたいのだそうです。
「バタフラ
さくらの会の強い意向もあり、東日本大震災の被害を受け
ェクト」
という言葉をご存じで
イ効果」までを想定して、留学生を歓迎しています。その意
た地域でも植樹をすることになっています。
すか。バタフライは日本語で
味では、石川県のホストファミリーはそれぞれに熱い思いで羽
桜の木は意外に成長が早く、来年、植樹すれば、早けれ
はチョウ、
エフェクトは効果で
を羽ばたかせ、皆さんを迎えるのです。
ば3 年〜4 年ぐらいで、桜の花を咲かせます。高峰博士が亡
すが、
「チョウの効果」
とは言
わずに「バタフライ効果」
と
日露戦争の終結に走り回るなど、いろいろなことをしました。
前にアメリカの気象学者が
作った言葉です。
「TAKAMINE ~アメリカに
私のこのスピーチに続いて、
しかし高峰博士は、
自分が贈った桜の木が 100年経ち、
例えば、北 京でチョウが
桜を咲かせた男~」
という映画を上映します。昨年公開された
再び母国に里帰りするという効果は全く想像しなかったと
感謝の気持ちを込めて桜の木も贈りました。高峰博士の行動
は、いろいろな「バタフライ効果」を生み出してきたのです。
羽ばたくと、ニューヨークで
映画「さくら、
さくら〜サムライ化学者 高峰譲吉の生涯〜」
思います。
この桜の里帰り事業も、新しい「バタフライ効果」
嵐が 起きる。アマゾン川 で
の続編です。
なのです。
チョウが 羽ばたくと、シカゴ
高峰譲吉という人は世界的な化学者で、金沢市の隣の
で大 雨 が 降る。日本で言う「 風 が 吹けば、桶 屋 がもうか
富山県の高岡市に生まれ、金沢市で育ちました。近代日本に
る」のように、
「 小さな動きが、思わぬ大きな結 果につなが
なる前の江戸時代、高峰譲吉はこの地を治めていた加賀藩
る」
という意味の言葉です。
高峰博士が贈った桜が来年、
石川に里帰り
の御殿医の息子として生まれました。
亡くなられてすでに90 年
実はこの高峰博士がアメリカに贈った桜は、来年10 0年を
が経ちます。
迎えます。来年はポトマック河畔に桜並木ができて100周年
そして、
これから皆さんが 1 週間、石川県の各地でいろ
高峰博士は100年以上前に、
タカジアスターゼという胃の
の節目の年なのです。そこで、私たちは高峰博士が贈った
いろな人と触れ合い、伝統や文 化を体 験します。そのこと
消化剤を発明しました。
この薬品は今も広く使われています。
JAPAN TENT 開催委員会会長
ジャパンテントに参加することが
「バタフライ」
5
くなられて 90 年。医薬品を発明し、会社を興し、
アメリカで
日米親善に尽力した、
金沢ゆかりの偉人高峰譲吉博士
言います。
これは、50 年ほど
飛田 秀一 18
木
Thu
ジャパンテントの
「バタフライ効果」に期待
桜の里帰りを計画しました。今度はアメリカの桜を日本へ贈
すべてが 「バタフライ」です。その羽ばたきが皆さんの将来
また、血を止めるのに使われる止血剤アドレナリンも発見しま
っていただこうという計画を、北國新聞社と「財団法人日本
に、
どのような効果をもたらすかは、
まだ分からないし、3 0 0
私は皆さんがジャパンテントに参加するのもバタフライだと
した。現代でも使われている医薬品を発明した化学者が高峰
さくらの会」が進めています。横路孝弘衆議院議長が会長
人それぞれに違うでしょう。ただ、それ自体は非 常に大 事
思います。石川県や金沢市で、伝統や文化に触れる。
それが
譲吉です。彼は日本人として初めてアメリカ人女性と結婚しま
をされている日本さくらの会と北國新聞社が協力し、
ワシン
なことだと思います。
将来、
どんなことにつながるか、
今はまだ、
私にも皆さんにも分か
す。
そして、発明した薬品が大いに売れ、アメリカで大金持ち
トンの桜の里帰りの要請を続けてきたのです。
「何もしなければ、何も生まれない」。大学での勉強以外に
らない。
しかし、
羽ばたかなければ、
何も生まれません。
になりました。
それが今年の 4 月2 0日に実現しました。
アメリカ政府から
も、
ジャパンテントで「バタフライ」をすることで、それぞれが
ホストファミリーやボランティアの大学生と「ふるさと愛」に
高峰博士はアメリカにずっと在住しましたが、
日本でも製薬
ワシントンのポトマック河畔の桜の木の枝、
30~40㎝の穂木を
違う「エフェクト」を得る。最初の羽ばたきがなければ、効果
ついて語り合う。ふるさとについて互いに語り合うことが、結果
会社を作りました。第一製薬と三共製薬が合併してできた、
頂戴したのですが、その贈呈式が衆議院議長公邸で行わ
も何も生まれない。それこそが、素晴らしいことなのです。
ほ
ぎ
的に「お国自慢」
をし合うことになり、
互いに母国を紹介し合う。
第一三共という大きな製薬会社がありますが、
その前身である
れました。
ルース駐日アメリカ大使夫人から穂木をプレゼント
そして、紹介し合う中から「ふるさと愛」が深まっていく。
これ
三共製薬を作りました。
していただきました。
がジャパンテントの目指す総合テーマであり、
これまで多くの留学
映画にも描かれていますが、
100年以上前、
日本とロシアが
穂木というのは、枝に桜の芽が、いくつか付いているもので
生が体験してきました。
ジャパンテントに参加すること自体が、
争った日露戦争があり、
アメリカのルーズベルト大統領の仲裁
す。穂木のままでは桜の木としては成長しませんが、台 木を植
大きな成果をもたらすバタフライなのです。
で戦争が終結します。そのとき高峰博士は感謝の意味を込
えたところに穂木を接ぎ木するのです。30 ~40 ㎝ぐらいの
ホストファミリーの皆さんにとってもそうです。昨日の北國新聞
めて、
日米親善の懸け橋として桜の木を贈りました。高峰博士
枝をちょんちょんと切り、接ぎ木をしていきます。今、埼 玉 県
に、
これまで10回ホストファミリーをしてきた小松市の主婦から
が 贈ったワシントンのポトマック河畔の桜並木は、
世界でも有名
にある「日本さくらの会」の農場で、接ぎ木をした桜を育て
の投書が載っていました。今年は 11回目で、二人の留学生を
です。
日本には桜並木がいっぱいありますが、
アメリカでは
ています。
来年 4 月の桜のシーズンには、
この接ぎ木をした穂木が
だい ぎ
受け入れるそうです。
この家では、留学生を受け入れるだけ
ポトマック河畔やニューヨークのハドソン川など、
それほど多くは
でなく、大会終了後も交流を続けているそうです。投書には、
ない。
ワシントンのポトマック河畔の桜並木は大変有名で、
毎年
1m50 ~ 80 ㎝ぐらいにまで成長します。穂木には桜の芽
毎年、留学生を受け入れるために、
京都と東京にいる子供たち
桜の咲くころになると「全米桜祭り」が行われ、
アメリカだけで
がいくつも付いているので、10 ㎝ぐらいに切って接ぎ木を
を小松市に帰省させ、近所の人たちも招いて歓迎パーティー
はなくて、世界から多くの人が集まる場所になっています。
します。枝は 1 4 4 本贈呈いただいたので、育てると3 0 0本
も開くと書かれていて、
それが毎年、大変楽しみだという内容
桜の贈り主は当時の東京市長・尾崎行雄ですが、実際
ぐらいになります。来年の春には成長した穂木が苗木にな
でした。私はこうしたすべてがバタフライだと思います。
は高峰博士が桜を贈ったのです。
ります。この苗木を10 0 周 年 記 念として、来 年、植えるの
そして、
この方は「効果」についても書いています。私たち
こうした高峰博士の化学者としての功績、
日米友好親善
です。計 画では、高 峰 博 士に縁のある石川県、富山県の
の将来の夢は、
ホストファミリーとして受け入れてきた留学生
の行動や努力も「バタフライ効果」ではないかと思います。
高 岡 市 、日本に来 たときに住んでいた横 浜、さらに日本
6
18 21
8
小松プログラム
木
Thu
日
Sun
18日はホストファミリーたちと歓迎パーティーで歓談しま
化を体験しました。20日は交流イベント
「スモールワールド in
した。19日の午前は門前町で座禅とそば打ちを体験し、午後か
KOMATSU」が小松駅前市民公園などで開かれ、市民と一緒
らは工房長屋で輪島塗の創作に取り組みました。20日はホス
に餅つきで楽しく交流し、サンバなどの踊りや世界の料理を
トファミリーと朝市通りや世界農業遺産に認定された千枚田
堪能しました。
などの里山里海を見て回り、日本の原風景に接しました。
18
木
小松歓迎セレモニー(小松市民センター)
輪島高洲太鼓の皆さんから太鼓の手ほどきを受けました
歓迎あいさつ……………荒井美代子
■
ジャパンテント小松市実行委員長(小松市長)
歓迎パーティー交流会
“ JAPAN PARTY ”
歓迎アトラクション………こどもマーチングバンド
■
(こばと保育園)
ホストファミリー代表あいさつ
■
コンベンションホール夕陽で留学生とホストファミリーが
交流・歓談しました。
留学生返礼あいさつ……ユー・ミン・シュエン
■
(オーストラリア/東京大学)
19 20
金
開会あいさつ……………里谷 光弘
■
總持寺では心穏やかに精神統一
土
バンド演奏(ノン・ポリシー)
19
小松の特色ある歴史・文化・伝統工芸を体験しました。
精神を集中して遠くの的を狙う
やってみよう「書」
(ラブ シンヤ「石 」)
俳句会
(那谷寺普門閣)
■
書道に親しみました
俳句づくり
8/19
[金]……九谷焼絵付け
(西 盛友堂)
そば打ち体験(そば禅)
昼食は手打ちそば
輪島漆芸美術館見学
輪島マリンタウン見学
土
輪島塗創作体験(工房長屋)
交流イベント
「スモールワールド
in KOMATSU」
グループに分かれて輪島塗の創作体験をしました。
海辺の風は気分そう快
自信作の輪島塗
時間/ 16:30 〜20:30
会場/小松駅前市民公園・こまつ芸術劇場うらら
●
7
21
日
お別れセレモニー
日
さよならセレモニー(小松市民センター)
土
留学生は市内散策で、思い切り輪島を楽しむとともに、
無料で各種施設に入館しました。
ワールドステージ ◆ 世界の食ブース大集合!
◆ インターナショナル・ラウンジ
( こまつ芸術劇場うらら ) ◆ 和文化体験
「縁日」
(こまつ芸術劇場うらら )
◆
みんなで輪になってサンバを踊る
20
市内散策(フリー参加)
●
21
金
座禅体験(總持寺祖院)
8/20
[土]
……弓道
(安宅住吉神社至誠館 弓道場)
20
JAPAN TENT 輪島実行委員長
(輪島商工会議所会頭)
■
小松の生活文化体験
■
セツセツ
留学生返礼あいさつ……汪 雪雪(中国/東北大学)
■歓迎アトラクション
(輪島高洲太鼓 )
ジャパンテント小松市実行委員会運営委員長
(小松市国際交流協会長)
JAPAN TENT 輪島実行委員会長(輪島市長)
オウ
■
歓迎あいさつ……………梶 文秋
■
木
輪島歓迎セレモニー(ビュー・サンセット)
開会あいさつ……………和田 慎司
■
本を参考に丁寧に九谷焼の絵付けをしました
18 21
日
Sun
19日は九谷焼絵付けや書道、俳句づくりで日本の伝統文
18
歓迎セレモニー
8
輪島プログラム
木
Thu
あいさつ……………吉岡 邦男
JAPAN TENT 輪島実行副委員長(輪島市教育長)
■
朝市通りで露店の ”おばちゃん”と触れ合いました
8
「能登の里山里海」が「世界農業遺産」に認定されました
珠洲市、能登町、穴水町、
七尾市
8
プログラム
18 21
珠 洲 市
18
19
9
木
対面式
金
珪藻土鉱山・工場見学、塩田村見学、
塩づくり体験、鵜島デカ曳山見学
20
土
フリータイム
21
日
金沢へ出発
木
Thu
日
Sun
2011年 6 月11日、羽咋市以北の4市4町の「能登の里山里海」が国連食糧農業機関(FAO)が創設した
制度「世界農業遺産(GIAHS)
」に認定されました。日本国内では第1号の認定です。
※世界農業遺産( GIAHS : Globally Important Agricultural Heritage Systems )は、社会や環境に適応しながら何世紀にもわたり発
達し、形づくられてきた農業上の土地利用、伝統的な農業とそれに関わって育まれた文化、景観、生物多様性に富んだ世界的に重要な
地域を次世代へ伝承することを目的として、2002年に国連食糧農業機関(FAO本部:イタリア・ローマ)が創設した制度です。
能 登 町
18
19
穴 水 町
木
対面式
金
ストラップづくり、真脇遺跡体験館・縄文館
見学、そば打ち体験、プラネタリウム、柳田
植物公園内散策
18
19
20
土
さよならパーティー、フリータイム
(柳田植物公園内では「キリコと灯りの祭典」
を開催)
21
日
金沢へ出発
木
対面式、歓迎レセプション
金
マリンスポーツ、町内観光、
日本文化体験など
20
土
フリータイム
21
日
お別れ会、金沢へ出発
七 尾 市
18
19
木
対面式、歓迎パーティー
金
能登島大橋見学、イルカウォッチング、釣り
体験、ゲートボール体験、バーベキュー、
能登島水族館見学、足湯体験
20
土
フリータイム(オプション/市内名所旧跡見学、
鮎釣り体験 、盆踊り体験)
21
日
お別れ式、金沢へ出発
塩づくりの原料となる海水をくみ上げました
麺棒を握る手に力が入ります
日本の大仏様と記念撮影
おいしい魚が捕れました
珪藻土鉱山の中を見学
自分たちでつくったおそばをいただきます
きれいな押し花をつくります
足湯に漬かって会話が弾みます
楽しく餃子をつくりました
ホストファミリーと楽しく歓談
慣れない手つきで生地をのばします
お寺の本堂でお昼を食べました
10
中能登町、志賀町、
羽咋市、
宝達志水町プログラム
8
18 21
中 能 登 町
18
19
11
木
対面式
金
デザインセンター見学・コースターづくり、
能登上布会館見学、古墳公園散策、石動山散
策、タペストリー製作
20
土
フリータイム
21
日
金沢へ出発
木
Thu
日
Sun
志 賀 町
18
19
木
対面式
金
フラワーアレンジメント体験、
みんなでつくろう日本料理、食事交流会
20
土
フリータイム
21
日
お別れ式、金沢へ出発
羽 咋 市
18
19
木
歓迎受入式、ホストファミリー・留学生紹介、
記念撮影
金
写経体験、座禅体験、子供琴教室の琴演奏、
琴体験、コスモアイル羽咋見学
20
土
フリータイム
21
日
お別れ式、金沢へ出発
宝 達 志 水 町
18
19
木
オリエンテーション、
対面式(自己紹介、記念撮影)
金
うちわづくり、オムライスづくり・食事交流会、
ぶどう狩り
20
土
フリータイム
21
日
金沢へ出発
伝統の能登上布機織りを体験
フラワーアレンジメントに取り組みました
心穏やかに写経に励みました
広大なぶどう畑に大はしゃぎ
熱心にタペストリー製作
それぞれの作品と一緒に記念撮影
お抹茶をおいしくいただきました
うちわに美しい花の絵柄を描きます
思い出のタペストリーができました
手巻き寿司にチャレンジ
コスモアイル羽咋を見学しました
手づくりのオムライスに感謝の文字を添えて
12
かほく市、
津幡町、
白山市、
川北町
8
プログラム
か ほ く 市
18
19
13
木
西田幾多郎哲学館見学、対面式
金
スパコン
(京)製造会社見学、日本文化体験(見学)
、海
と渚の博物館見学、留学生・ホストファミリー懇親会
20
土
フリータイム
21
日
お別れ式、金沢へ出発
18 21
木
Thu
日
Sun
津 幡 町
18
19
白 山 市
18
19
木
歓迎セレモニー
金
餅つき体験、食事交流会、
旗源平 体験(金沢に古くから伝わる遊び)
20
土
フリータイム
20
土
フリータイム
21
日
さよならセレモニー、金沢へ出発
21
日
金沢へ出発
木
金
対面式
白山ろくで自然体験活動、クラフト工芸体験
(押し花、ちぎり絵、ひのき細工)
川 北 町
18
19
木
対面式
金
町長表敬訪問、留学生の自国料理づくり・料理
交流会、日本武道体験(剣道・なぎなた)、
留学生と意見交流会
20
土
フリータイム
21
日
別れの集い、金沢へ出発
海と渚の博物館で能登半島の漁業について学びました
力一杯お餅をつきます
白山の雄大な自然に心癒されます
ホストファミリーの女の子と仲良く料理
ホストファミリーと仲良くバーベキュー
みんなで食べる料理は格別
オリジナルのうちわ片手に記念撮影
真剣な表情でなぎなたを構えます
賀茂神社を見学しました
伝統的な遊び「旗源平」
を体験しました
クラフト工芸体験でオリジナルの作品をつくりました
川北町長と和やかに歓談しました
14
8
能美市、
加賀市プログラム
能 美 市
18
19
15
木
対面式
金
市長表敬訪問、
九谷焼資料館見学・絵付け体験、
クアハウス九谷(昼食)、
「 遊びのチャンピオ
ン大会」
参加、
餅つき体験、
プラネタリウム
20
土
フリータイム、辰口まつり(自由参加)
21
日
さよならセレモニー、金沢へ出発
18 21
木
Thu
日
Sun
野々市町、
内町プログラム
加 賀 市
18
19
8
[金沢プログラムと同時開催]
野 々 市 町
木
ウェルカムパーティー
21
日
金
九谷焼美術館見学、日本の家庭料理づくり、晶子
染め体験、源泉豆腐づくり体験、足湯体験
22
月
20
土
フリータイム
23
21
日
お別れ式、金沢へ出発
24
21 24
日
Sun
水
Wed
内 町
21
日
ウェルカム石川茶会、フリータイム
金沢職人大学校
(古代アクセサリー
〈勾玉〉づく
り)、フリータイム、ウェルカムパーティー
(野々市じょんから節の観覧・体験)
22
月
金沢職人大学校(和凧づくり体験
・凧揚げ、内町
歴史民族資料館 「風と砂の館」見学、茶会〈煎
茶〉
、
「内かるた」大会)
火
午前 フリータイム、14:00 留学生国際シンポ
ジウム、17:30 JAPAN TENT in 金沢
23
火
午前 内の文化と歴史を学ぼう、14:00留学生
国際シンポジウム、町内史跡巡り、書道体験教室、
17:30 JAPAN TENT in 金沢
水
金沢へ出発
24
水
お別れ式、金沢へ出発
ウェルカム石川茶会、フリータイム
九谷焼に思い思いの絵を描いていきます
晶子染めがきれいに仕上がりました
勾玉づくりを体験
慎重な手つきで和凧に筆を走らせます
おいしいお餅をみんな楽しみに待っています
おいしいコロッケができました
日本の伝統に触れました
自作の凧が大空を舞っています
遊びのチャンピオン大会に参加しました
ひょっとこや獅子舞など日本の文化に触れました
日本古来の建物に興味津々
内町独自のかるたを探す目は真剣そのもの
16
NPO 法人ジャパンテント・ネットワーク主催事業
ウエルカム石川茶会
協力/石川県茶道協会
茶の湯を通して、
もてなしの心に触れる
留学生たちは金沢の由緒ある茶室に招かれ、茶席でのあいさつやお茶の飲み方などの作法を
教わり、神妙な面持ちで一服を味わいました。その後、茶道具に見入ったり、実際に茶せん
を手にお点前を体験する姿も見られ、茶の湯を通じて石川のもてなし文化を学びました。
天徳院
[表千家]
宝円寺
[宗徧流]
8
21
日
Sun
「パッテンライ!
!」
特別プログラム
21 22
8
日
Sun
台湾の水利事業に貢献した石川の偉人
八田與一技師の足跡を訪ねる
台湾からの留学生が八田技師の生家
を訪ね、花園地区で児童らと交流
か なん
約 9 0 年前 に台湾南部の嘉 南 平原の水利事業に尽力し、今も
よ いち
現地の人たちから慕われている八田與一技師。台湾出身の留学生
17人が、八田技師の出身地である金沢市花園地区を訪れ、ホーム
ステイを体験しました。
21
日
17:30
●
22
金沢市立中村記念美術館
旧中村邸
金沢 21世紀美術館
松涛庵
[遠州流]
[裏千家]
10:30
花園小学校訪問と児童らとの交流
水利会が製作した DVD を 鑑 賞 し 、 烏 山 頭 ダ ム に よ っ て 不 毛 の
11:15
餅つき・昼食
13:30
八田技師の生家訪問
14:30
八田技師の紹介 DVD 鑑賞
協力/花園公民館・花園小学校
八田技師夫妻を慕い台湾と友好の会
花園地区の小学生たちと一緒に餅つきをしました
17
〜合宿〜
月
などで触れ合った後、八田技師の生家を訪問しました。台湾農田
隔てなかった技師の人柄を学び、石川との絆をさらに強めました。
[宗和流]
●
歓迎セレモニー
大 地 が 穀倉地帯に変わるまでの経緯や、日本人と台湾人を分け
[大日本茶道学会]
サマーフェスティバル
輪踊り 模擬店
う さん とう
松風閣
【スケジュール】
10:00
8 月 22日、留学生は花園小学校の児童や校下住民とスイカ割り
石川県立能楽堂
別館・対青軒
月
Mon
交流を深めた後、記念撮影する台湾からの留学生ら=金沢市花園小
18
JAPAN TENT 夏期大学
金沢職人大学校
匠の手わざ探訪、
石川が培った美を身近に
8
22
月
Mon
金沢二俣 紙すき
藩政時代から和紙づくりが盛んな
金沢の山里、二俣町の紙すき工房
で、通常より大きな和紙づくり、紙
すきを体験学習しました。
● 工房見学
[会 場・協力] 斎藤博紙すき工房
● 紙すき
金沢金箔工芸
金沢は金箔の生産量が日本一であ
り、金箔工芸が盛んな土地柄です。
輝きに満ちた金箔工芸を体験しま
した。
留学生たちは18のコースに分かれ、石川の歴史・文化・伝統工芸・産業
を見学・体験しました。加賀友禅や金箔工芸などの体験プログラムでは熟練
の技を実際に教わりました。酒蔵や味噌・醤油蔵などの見学では、風土が
育んだ石川の食文化や地場産業を身近に感じ、日本への理解を深めました。
● 金箔工芸体験
[会 場・協力] 箔座ひかり藏
味噌・醤油蔵見学と
味噌汁づくり
[会 場・協力] ヤマト醤油味噌
大 野からくり記念館
金沢の海の玄関口として栄えた大
野は、藩政時代からの醤油の産地
です。伝統の技と心を学ぶとともに
味噌汁をつくりました。
● 味噌・醤油蔵見学
● 講義
● 味噌汁づくり
● からくり記念館見学
坐禅
金沢の禅宗の古刹・曹洞宗大 寺
で坐禅を組んで精神統一。禅とは
何か、その心について修行僧たちと
一緒に学びました。
● 講話「坐禅に取り組む心構え」
[会 場・協力] 大 寺
● 坐禅
● 法話
邦楽器
[会 場] 石川国際交流ラウンジ
[協力] 石川インターヒューマン
ネットワーク
加賀友禅染付け
[会場] 加賀友禅伝統産業会館
[ 協力] 加賀染振興協会
酒蔵見学・利き酒
[会 場・協力] 福光屋
日本の伝統芸能に欠かせない邦楽
器、琴、尺八、三味線の演奏体験を
通して、日本古来の音楽や生活文
化への理解を深めました。
● 邦楽器体験
(琴・尺八・三味線)
繊細で美しい色彩や模様を特徴と
する友禅染めは、金沢が世界に誇
る伝統工芸のひとつです。加賀友
禅の製作工程を学び、染付けを行
いました。
● 加賀友禅伝統産業会館見学
● 加賀友禅染付け
石 川 県 は 酒 どころ としても 有 名
です。藩政時代から継承されてい
る石川の地酒づくりを学ぶととも
に、お酒のさまざまな種類を利き
酒しました。
● 酒蔵での講義とビデオ鑑賞
● 利き酒
19
和菓子づくり
[会場] 森八本店
[協力] 森八
加賀野菜料理
[会場] 近江町市場商店街振興組合
3階料理教室
[ 協力] 加賀野菜保存懇話会
いけ花
和 菓子 は 五 感 で 味 わう総 合芸 術
であり、 日本人の 美 意 識 や 季 節
感が凝縮されています。お菓子ど
ころ金 沢 の 菓子文化 の 奥 深 さを
体感しました。
● 落雁づくり
● 木型美術館見学
金沢では金時草、加賀太きゅうり、
源助大根、加賀蓮根などの独自の
野菜がつくられています。そうした
加賀野菜を使った家庭料理をつく
りました。
● 講義「加賀野菜のおいしさ」
● 加賀野菜料理づくり
日本の文化から世界共有の文化に
まで発展している
「いけ花」
。作法と
精神について学び、体験しました。
● 講義
[会場] しいのき迎賓館2階
ガーデンルーム
[ 協力] 天池 昌綾
(草月流)
加賀手まり
[会場] 北國新聞文化センター
11階 115教室
[ 協力] 加賀花手まりの会
● いけ花体験
金沢では日本古来の手工芸・手まり
づくりが、母から娘へと伝えられて
きました。絹糸による雅やかな手ま
りをつくりました。
● 加賀手まりづくり
20
[ 参加受付・歓迎式典 ]
加賀八幡
起上り絵付け
[会場] 石川県観光物産館
[協力] 中島めんや
きもの着付け
[会場] 長町公民館
[協力] 石川県和装文化協会
津幡きもの着付け教室
金沢観光ボランテイア
ガイドの 会「まいどさん」
加賀友禅和紙折紙
[会 場・協力] 金沢学院大学
日本の武道
(杖道)
[会 場・協力] 金沢大学
[会場] 北國新聞文化センター
11階 117 教室
日本の夏の風物詩のひとつが浴衣
です。涼しげな浴衣と下駄姿に着替
え、城下町の面影が残る長町武家
屋敷界隈を散策しました。
● きもの着付け体験
● 浴衣姿で長町武家屋敷界隈散策
留学生を迎える準備をするボランティア学生
美術工芸王国・石川にふさわしい
美術文化学部のある総合学園・金
沢学院キャンパスを見学し、友禅
和紙を使った折紙を体験しました。
● 友禅和紙折紙体験
● 交流会
日 本 に は さまざまな 武 道 が あり
ます。その中から、杖 道を体 験 す
る ととも に 、武 道 が 伝 える 日 本
の 技と精神を学びました。
● 日本の武道
(杖道)
体験
水引は贈る心を表す飾り紐のこ
とで結納飾りや慶事、身近な祝儀
袋などに使われます。金・銀など
色とりどりの水引を重ねて結び
ました。
● 水引体験
和凧づくり
勇壮な武者絵や花鳥風月が描かれ
た和凧には、日本人の生活感が表
現されています。竹の骨組みに和
紙を張りつけて和凧を実際につく
りました。
[会場] 内町文化会館
[ 協力] 日本海内砂丘凧の会
● 和凧づくり
● 和凧あげ
● 歴史民俗資料館視察
● 内の歴史講座
古代アクセサリー
(勾玉)づくり
[会場] 野々市町ふるさと歴史館
[協力] 御経塚縄文の会
21
● 加賀八幡起上り絵付け
勾玉は古代より魔除けの石、幸運
を招く石として身に付けられてきま
した。滑石を素材に現代風の勾玉
ペンダントを製作しました。
● 勾玉
(まがたま)づくり
石川の手わざ
文化の奥深さを学ぶ
水引
赤ちゃん の 健 康を願 い産 着 姿 に
なぞらえた、縁起の良い加賀の起
上がり人形です。可愛らしい人形
の 顔 や 模 様を 筆 で絵 付け 体 験し
ました。
22
月
Mon
石川での7日間に期待が膨らみます
笑顔で石川に集う
8
金沢職人大学校
世界の留学生
JAPAN TENT 夏期大学
被災した東北地方の大学からの留学生
世界77カ国・地域の留学生を迎えて行われた歓迎式典
[金沢職人大学校]
金箔が飛ばないよう慎重な手つきで作業します
金沢の伝統菓子 落雁づくりに挑戦
22
[市町プログラム]
開放的な自然の下で大はしゃぎ
(白山市)
大きく実ったぶどうを収穫(宝達志水町)
ホストファミリーと兼六園を見学(金沢市)
プラネタリウム 見学( 川北町) 日本古来の生活様式に触れました
(野々市町)
揚げ浜式の塩づくりに挑戦(珠洲市)
海辺に思い出を 刻んで
(かほく市)
懸命になぎなたを振るいます
(川北町)
美しい琴の響きに心洗われます(羽咋市)
ホストファミリーの子と一緒に料理
(川北町)
それぞれ自慢の和凧を披露(内 町) 能登半島の穏やかな海でカヌーを楽しみました(穴水町)
うちわに思い思いの文字を綴ります(小松市)
ひがし茶屋街を散策(金沢市)
沈金体験で伝統工芸の技を習いました(輪島市)
24
23
「ふるさと愛」石川のやさしさに触れる
[ 対 面 式 ・ 交 歓会]
石川のもてなしの心に感激
友情の絆 深め合う
[ 留 学 生 国 際 シンポジウム ]
[ ジャパンテント 大 使 任 命 式 ]
交歓会ではみんなで踊りを披露(野々市町)
[ウェルカム石川茶会]
留学生・ホストファミリーそろって記念撮影(七尾市)
珍しい抹茶の味に興味津々な留学生
Topics
ホストファミリーの小学生が、手書きの新聞
「ターニャがうちに
やってきた!」
[さよならセレモニー]
をつくりました
JAPAN TENT in 金沢で各国の料理を味わいながら歓談
世界の料理で語り合う
[JAPAN TENT in 金沢]
ぼくは、今年の夏休み
に一ばん心にのこっ
たことは、ロシアの
ターニャさんと家族
に な れ た こ と で す。
そして、きずなという
ことばのいみがすこ
しわかったような気
がします。
ジャパンテントの思い出は忘れません
なかにし かんた
(金沢市立南小立野小 2年)
25
母国の旗を手に、踊りの輪を広げる
※なかにし かんた君(金沢市大桑)
は、家でホームスティ
したブリツィナ・タチアナさん
(ロシア・富山大学)と過ご
した3日間の思い出を手書きの新聞としてまとめまし
た。夏休みの自由課題として校長賞を受賞しました。
お互いのメッセージを交換し合う留学生
会場も手を繋いで互いに絆を深めました
石川の思い出 忘れない
なかにし新聞
東日本大震災の復興支援についても語り合いました
ジャパンテント・アピール 2011 を発表
お世話になったホストファミリーに再会を誓う
26
テーマ
JAPAN TENT 夏期大学
留学生国際シンポジウム
「世界をつなぐ人の絆、友情の絆
〜東日本からのメッセージと石川からの提言〜」
(大内)ジャパンテントの初日、
飛田会長の基調スピーチで「バ
コーディネーター
大内 浩
(梁)高峰博士と八田さんは 2
文化資産です。台湾と日本、台湾と金沢は、八田與一さん
とのゆかりの絆で結ばれています。
23
バレンティーナさんからのメッセージも紹介します。
人とも、国境を越えて人のた
「私はイタリアから 2010年10月に東北大学に留学し、
タフライ効果」という言葉が出
(大内)台湾南部の嘉南平原は約 15万 haで、東京 23区の約
めに尽力しました。ジャパン
日本の歴史、日本美術史を勉強しています。
てきました。「小さなチョウの
2.5倍の面積です。とてつもない面積ですが、飲み水も農
テントは 2人の魂を受け継ぎ、
東日本大震災を経験し、一時、イタリアに避難しましたが、
羽ばたきが、やがて大きな結果
業用水にも困っていたところにダムを造りました。ダムは
日本の友情を世界中の方々に
両親や友達の反対を押し切る形で、すぐに日本に戻りました。
をもたらすという意味でした。
川の堤防のように土を盛るロックフィルというタイプのダ
伝え続けていきます。私も、
ボランティアに参加し、気仙沼と石巻に行きました。被災
その例として、映画
「TAKAMINE
ムで、「珊瑚湖」という美しい人造湖を造ることで嘉南平原
少しでも世界の人に役立ちた
者と話をし、津波で無残に破壊され、荒廃した町をあぜん
〜アメリカに桜を咲かせた男」
を潤しました。当時は世界最大のダムで、技術的には大変
いと思いますから、これから
とした気持ちで歩きました。その状況は今でも目に焼き付
もっと頑張ります。
き、生涯忘れることはないと思います。私にとってはそれ
パ ネラー
梁 芸嘉
を観ました。高峰譲吉博士は、
なことでした。
消化剤のタカジアスターゼや止
ダムの近くに八田技師の功績をたたえる銅像が立ってい
血剤のアドレナリンを開発した
ます。戦後、日本の統治が終わり、日本人の銅像は全部撤
人種や国を超えて、人間としてできること、人として交流
て日本で勉強を続ける決意を固めさせました。
人です。1912 年にアメリカのワシントンに桜を贈り、来年、
去されましたが、この銅像は今も地元の人たちにより守ら
していくことがいかに重要かを、身をもって行った。そう
芸術には、直接的な力はないけれど、再生と祈りがある
100年を迎え、まさに日米交流の絆になっています。
れています。今でも5月8日の八田技師の命日には銅像の前
いうマインドを持ち続けたから、結果的にできたのだと思
ように強く感じられました。私ができることは、芸術を勉
もう一人、金沢生まれで「技術者に国境はない。技術者を
に人々が集まり、日台友好の礎となっています。
います。
強するという、私の使命を実践することだと思いました。
大事にしない国は滅びる」と言って、占領下の台湾で大変
モハメッド君は映画から何を学びましたか。
金沢創造都市会議実行委員
芝浦工業大学教授
な功績を残したのが八田與一技師です。
(モハメッド)ワシントンの桜
台湾/早稲田大学
(大内)高峰博士も八田技師も
東日本大震災からの復興を支援
国や民族を超えた友情の絆
のことも、高峰博士がアメリ
て八田技師から何を学んだのかを最初に語り合いたいと思
カとの絆を築いたことも知り
います。
ませんでした。小さい行動で
カルロス君は実際にポトマック河畔の桜を見たそうですが、
も大きな影響を与えるという
(大内)今日はパネリストとして、東北大学のバレンティーナ・
どうでしたか。教えてください。
点では、ジャパンテントも同
マッツォテイさんも参加予定でしたが、体調がすぐれず、
じで、影響は後で出て来ると
登壇できませんでした、彼女から東日本大震災の被災地の
思います。
写真画像を預かっています。
トンでインターンシップを 6カ
月ぐらいした時に見たのです
が、桜の由来までは知りませ
パネラー
ほど衝撃的な事件でした。震災を経験したことが、かえっ
私は外国人ですが、被災地が復興するように、私に与えら
基調スピーチの「ふるさと愛」、映画「TAKAMINE」、そし
(カルロス)2006年にワシン
モハメッド・アーメッド・ダルウエッシ (カルロス)私たち留学生300
(写真画像を見ながら)皆さんも東日本大震災は驚いたと思
れた使命を果たすべく、一生懸命頑張りたいと思います」。
心強いメッセージでしたが、梁さんは地震について何か
考えましたか。
(梁)まだ日本に来ていなかったのですが、テレビで見て、
悲惨な光景に驚きました。今回の大震災で日本人が根性を
見せたことに感心しました。
(大内)
いつまでもくよくよせず、残された人間こそが元気
を出さないと命を失った人に申し訳ないという思いが、被
災者にあるのですね。
人は、2つの家庭でホームス
います。僕も会議中に地震に遭い、一晩大学で過ごしまし
(カルロス)私はアルゼンチンにいてテレビで知りました。
テイをしたので、ホストファミリーは約600です。家族は
た。写真は気仙沼と石巻でバレンティーナさんが撮ったも
それまで「我慢」という言葉を知りませんでしたが、日本人
(大内)ワシントンの桜のシーズ
平均 4人ぐらいですから、約2400人が留学生に会いました。
のです。ほとんど町が流されてしまい、道路も鉄道も破壊
は辛いことがあっても「我慢 」できる。それは、心の中に希
ンは、Cherry blossom Week
家族には友達もいるので、石川県の 3000~4000人が外国
されています。建物が少しだけ残っていますが、大半は跡
望を持っているからです。国民の中に大きな力を作ること
と言って、3月末から4月上旬
人に会い、いろいろな話をしました。これは本当に素晴らしい
形もなく土台から流されています。船が陸に上がった姿に
が、日本再生の鍵だと思います。それは「日本人の精神」
グティエレツ・カルロス・エンリケ
にお祭りがあり、その期間だ
効果だと思います。
も驚きました。未曾有の大災害で、今も 8万人を超す人た
だと思います。
アルゼンチン/琉球大学
けホテルの値段も高い。僕は
ちが避難生活を送っています。
「我慢」のほかに「根気」という言葉も知りました。時間は
んでした。
パネラー
3、4回行ったことがあります。
ケニア/長崎大学
かかるが、頑張ったらできる。これも日本だけだと思います。
次に八田技師については、台湾の留学生の皆さんが八田技
(モハメッド)長崎にいましたが全然知らず、ケニアから電
師の出身地や生家を訪ねました。梁さん、紹介してください。
話を受けました。家族がニュースを見て、私のことを心配
(梁)八田與一さんを簡単に紹介します。金沢に生まれ、東京
したのです。
帝国大学土木科を卒業後、台湾総統府土木部に就職しま
自然の力は強いと思いました。日本のように発展した国
した。当時の台湾は干ばつに苦しんでいましたが、八田さ
でも、大きな地震があれば人の力が足りない。長崎市民も
んは台湾の人たちのために灌漑事業を行い、10年を経て、
長崎大学の学生や私たち留学生も何かできればいいと思い、
当時としてはアジア最大級の烏山頭ダムを造りました。不
義援金を集めました。復興には時間とお金がかかりますが、
毛の土地だった嘉南平原を、台湾最大の穀倉地帯に変えま
日本人が協力すればできると思います。
した。彼の築いた烏山頭ダムは、完成から 81年を経て、現
在でも稼働しています。台湾にとって烏山頭ダムは貴重な
27
8
会場/北國新聞赤羽ホール 協力/石川国際民商事法センター
火
Tue
(大内)いろいろな活動をした人がいると思います。震災復
旧のボランティアに参加した人はいますか。
28
JAPAN TENT 夏期大学
留学生国際シンポジウム
日本留学は母国の発展はもちろん
日本と母国の懸け橋となるため
(大内)モハメッド君、ケニアは日本にどのような協力を望んで
いるのですか。少し話してくれますか。
(会場)バングラディシュ出身です。地震のときは国にいて、
家族は「帰らないでほしい」と心配しましたが、日本に戻り
(梁)今は東京に住んでいますが、石川県は自然に囲まれた良
い所です。みんな親切で、人情味があふれる町です。日本の
文化を守ることを再発見しました。京都も古い町ですが、金
沢は京都とも違いますね。
(大内)京都は平安京と言う1200年前に作られた貴族の町
(モハメッド)ケニアだけではなく、ソマリアやエチオピアなどで
です。金沢は武士が作った町です。皆さんは金沢でお茶の体
は部族紛争があり、日本はお金と食料を送っています。日本は
験をしましたが、茶道は武士のたしなみです。茶道は武士の
世界で2番目に国連にお金を出しています。私が日本で勉強がで
文化とともに発展してきました。
きるのも、日本の JICAが奨学金を出しているからで、ケニアに
金沢には様々な工芸品が残っています。工芸でも京都は雅
戻って国の発展のために働きます。アフリカには様々な問題が
な世界ですが、金沢は加賀藩前田家の影響から質実剛健な世
ありますが、多くの国がアフリカのために協力しています。これ
界です。武士の持つ強さを表そうとする文化がある。宝生流
からもっと発展すると思います。
の能もありますが、能も武士の文化とともにできたものです。
(大内)アフリカには発展の可能性があるが、人材や技術やお
金沢は江戸時代から発展した町で、京都と似ているようでい
(会場)ホストファミリーと一緒に押し寿司を作ったりして食べ
ました。夏休みに入り、大学のボランティア隊に参加しま
金など、足りないものもたくさんある。どう支援していくのか、
て趣が違う。町の作り方も違う。京都は碁盤の目のように中
ました。夜も私の国や日本の文化のことを話し合い、いつの
した。岩手県大槌町と釜石市の近くで、がれきの撤去など
アフリカやケニアの人たちがどう応えていくかが大事です。
国の長安をまねた町です。金沢は武士が町を守るため、迷路
間にか夜中になったこともありました。自分が知らない日本の
をしました。日本人も多くの外国人も一緒にボランティア
アフリカが直面している問題は構造的なものです。長い間、
のような町を作りました。
ことも分かってよかった。日本人だけではなく、いろいろな国
活動をしていました。みんな一緒に頑張っていました。
ヨーロッパの植民地であったので、独立はしたが自分たちの力
カルロス君は金沢でどんな経験をしましたか。
の留学生とも交流できて本当によかった。
本当に感動しました。
だけでは全部できない。
(カルロス)金箔を体験し、抹茶も飲みました。私は勉強が忙
(会場)ジャパンテントは世界テントだと思います。ジャパンテン
(会場)エジプト出身です。地震後は1カ月ほど国に帰りまし
食料不足のソマリアやエチオピア、スーダンに対して、世界
しく、日本人を知る機会がなかったので、日本人は静かな人た
トのおかげで、日本と世界はもっとつながるようになりました。
たが、日本に戻り、ピースボートと一緒に石巻に 9日間ほ
が救援物資を送って助けるのも大切ですが、長期的には、自分
ちだと思っていました。ジャパンテントで日本人の心が分かり
そして世界はもっと狭くなりました。私たちはここで出会い、
どボランティアに行きました。本当に大変でしたが、日本
たちの力で食料を作っていくノウハウ、産業を興し、鉄道や銀
ました。
思い出をさらなる元気の糧にして、日本のため、自分の国の
人は優しくて親切です。毎朝7時半から夕方6 時まで働きま
行や郵便を運営するシステムを動かすよう変わっていかなくては
(モハメッド)カルロスさんと同じで、留学生の友達はたくさん
した。ボランティアとして出来たことはそれほど大きいこ
いけない。アフリカの貧しい国が、自前の力で様々な産業を興
いますが、日本人と仲良くなるのは難しい。ジャパンテントで
とではないけれど、みんなで協力することで、結果的に何
し、豊かになっていくノウハウを身に付けていくように協力しな
は日本人の日常生活を体験しました。例えば、日本とケニア
らかの貢献ができたと思います。皆さんもぜひ参加してほし
いと、難しいと思う。
ではお米も料理も違う。料理も随分違うので、長崎では寮で
いと思います。
モハメッド君も、長崎大学で勉強し、テクノロジーや教育水
国の料理を作ります。
(会場)モンゴル出身で、東北大学で勉強しています。ボラン
(会場)神戸大学に留学して2年、神戸から見た日本は
「平面」
でした。ジャパンテントのおかげで
「立体」
の日本が見えました。
(大内)いろいろな話をありがとう。最後にまとめましょう。
ジャパンテントの総合テーマは「ふるさと愛」
。ふるさとを誇
りに思う気持ちの上に、人と人がジャパンテントでつながって
準を高めるために貢献すれば、ケニアのためになる。
ティアとして、がれきの撤去をしました。そのほか留学生
(モハメッド)学ぶことはとても大切です。日本からの奨学金を
いく。それをもう一度認識しなければいけない。石川にはも
約 50人で国際料理の炊き出しをしました。避難所の人は、
もらうだけではなく、日本での勉強を通して、自分たちの力で
てなしの心があり、石川の人たちは外からの人を上手にもてな
初めての経験なのに、心が強く、みんなが一つになって前
国を作るのが一番いい方法だと思います。
しながら、長いお付き合いをしていくことの大切さを、みんな
向きに頑張っています。私はその姿を見て、素晴らしいと
(カルロス)留学生は日本で勉強して、自分の国が発展するた
思いました。私にできることは少ないけれど、何かしたい
めの知識をもらっている。それは自分の目的でもありますが、
受け取ってください。
と思っています。
ほとんどの留学生は自分の国が発展するために勉強している
そして、ジャパンテントは今回だけで終わるのではなく、
と思います。
石川で作りあげた人と人の絆を忘れず、留学生やホストファ
(大内)ボランティアは特別なことではなくて、普段、自分
がよく分かっています。皆さんも石川の心をジャパンテントで
たちが出来ることをする。救援物資はインスタント食品が
ミリーとの絆やつながりを継続していくことも大事なことです。
多いので、各国のお国自慢の料理を出してくれると、変化
人間の歴史では外交や民族の関係は切れてしまう場合があ
があってすごくよかったと思う。それぞれの一つは小さい
ことですが、それでいいと思います。
復興のステップはまだ半年です。仮設住宅から被災者が
29
ために頑張りましょう。
ジャパンテントの出会いをもとに、
人と人との絆をさらにつなげる
出るまでに 4、5年かかるかもしれないし、町が元に戻る
(大内)皆さんはジャパンテントでいろいろな体験をしました。
のはもっと先で、場合によっては20年も30年もかかるかも
この体験を自分の将来にどう生かしていくのかを聞きたいと
しれません。
思います。
るが、人と人の関係は、お互いに絆を保とうという意識があ
れば、国境を越え、民族を超えることができます。それを忘
れないでほしい。今はインターネットやソーシャルネットワー
クがあります。新しい仕組みも生かしながら、人と人との絆を
(大内)会場の方はどうでしょうか。いろいろな経験をしたと
思います。
さらに培っていくことが、石川の人たちへの恩返しになること
を忘れないでください。
30
23
8
(アンバサダー・フォー・ジャパンテント)
火
Tue
JAPAN TENT in 金沢
ジャパンテントに参加した留学生とのネットワークづくりを担う
「アンバサダー・フォー・ジャパンテント(ジャパンテント大使)
」
に各国・地域から 30人が任命されました。彼らは NP O法人
ジャパンテント・ネットワークにメールを寄せ、
ジャパンテントで
友情を育んだ留学生やボランティア学生、ホストファミリーとの絆
をさらに深め、
ジャパンテントの精神を世界に広める役割を担い
ます。
16回大会から創設され、
これまでに 92の国と地域からの参
加者305人が任命され、
それぞれの母国から連絡を寄せています。
■ 第24回大会で任命されたジャパンテント大使30人
■ ジャパンテント大使
アフリカの伝統楽器「ジャンベ」を打ち鳴らすモーリタニア出身の留学生
バレンテイーナ ・ マッツォティ
イタリア/東北大学
ヨカ ・ サーシャ
セルビア/東京外国語大学
シッティウォン ・ ワライポーン
タイ/鳴門教育大学
バクルノワ ・ タチアナ
ロシア/慶應義塾大学 れた石川県の美しさを実際に見ることができ、石川の人々
汪 雪雪
オウ
中国/東北大学
の笑顔と温かさを感じました。ホストファミリーとの思い出
ピンティ ・ アドリアナ
ルーマニア/神戸大学
は忘れられないものです。
ナフィサ ・ ハイダロヴァ
ウズベキスタン/東京外国語大学
そして、最も嬉しいのは、ジャパンテント大使に選ばれた
リム ・ メントーン
カンボジア/名古屋工業大学
クリスティアン ・ ビーネック
ドイツ/文教大学
セツ セツ
マリナ・マガリアンス・バレット・レイテ・シルバ ブラジル/大阪大学
〜 24回大使から届いたメッセージ〜
来日してから 3 年が 経ち、ジャパンテントで自然に囲ま
カンボジア人に伝える役割をしたいと思います。
インドネシア/フェリス女学院大学
にぜひ、参加したいという反応が出てきて、本当に嬉しかっ
ガルツア ・ ガルツア ・ イスラエル
メキシコ/長岡技術科学大学
たです。カンボジア人の留学生だけではなく、同じ寮に住ん
リャン ユインジャ
梁 芸嘉
台湾/早稲田大学
セヴダ ・ クチュクミディル
トルコ/下関市立大学
グティエレツ ・ カルロス ・ エンリケ
アルゼンチン/琉球大学
ハッサン ・ ハキミ
アフガニスタン/岐阜大学
セイツィロ ・ イトゥメレン
ボツワナ/秋田大学
ド ・ リン ・ イエン
ベトナム/東京外国語大学
キム
金 宰成
韓国/立教大学
エリック ・ ツジェー ・ ヤオ
カナダ/筑波大学
アブラギモヴィチ ・ ユーリャ
ベラルーシ/京都大学
ジェソン
コロナ ・ エルジェビタ
ポーランド/学習院女子大学
世界19カ国 24 種の料理が振る舞われました
ジャパンテントについて話しました。来年のジャパンテント
マリア ・ デルファッ二ア
8
でいる他の国からの留学生にもジャパンテントのプログラム
や目的などについて話しました。これからも、ジャパンテント
の精神を伝える役割をしっかりとしたいと思っています。
できれば僕も、もう一度ジャパンテントに参加したいです。
しいのき迎賓館石の広場には、世界19 カ国 24 種類
の料理を提供する屋台が並び、各国の食文化を味わいな
がら留学生とホスト家族が歓談し、ジャパンテント最後
の夜を記憶に刻みました。特設ステージでは、留学生が母
国の民族衣装を身に着け、
「お国自慢」の歌や踊りを披露
しました。続いて石川の芸能も披露され、和太鼓グルー
プ「OTOsound」が力強い響きで会場を圧倒しました。
終盤は、ボランティア学生と留学生による踊り流しを
楽しみました。フィナーレでは、各国の国旗 手に踊りの
輪が広がり、熱気は最高潮に達しました。
● 主催者あいさつ
● NPO法人 ジャパンテント・ネットワークから
ホストファミリー代表へ記念品「 特製漆器丸盆」贈呈
● 留学生パフォーマンス
● 踊り流し
● 石川の芸能 in
JAPAN TENT
<石川の太鼓>
和太鼓 OTOsound
〜旗の競演〜 【フィールド】
「FOOD COMMUNICATION 2011〜世界の味めぐり〜」
世界19カ国24種類の料理屋台
2011 年 9 月 8 日
アメリカ
アメリカンホットドッグ
リム・メントーン( カンボジア/名古屋工業大学)
イタリア
イタリアンチーズハンバーグ
インド
チキンカリー&ナーン
ジャパンテントに参加できて、本当にうれしかったです。
23
インドネシア ナシゴレン(インドネシア風焼きめし)
世界の料理を味わいながら歓談を楽しむ
私は特に日本の伝統文化に興味があり、日本の家族と交
流したかったので、希望をかなえることが できました。
知識も深くなり、さらに世界からの友達もたくさんでき、
一週間という短い時間でしたが、多くの宝物をいただき、
ウガンダ
サモサ(揚げギョーザ)
エジプト
マッシィ&チキン(エジプト風ランチ)
韓国
チヂミ
ケニア
マンダジィ
(三角揚げドーナツ)
スウェーデン リンゴントータ
(お菓子)
ウィン ・ ナイン
ミャンマー/静岡大学
思い出を作りました。
バダムドルジ ・ オンドラッハ
モンゴル/長岡技術科学大学
ドイツ
フランクフルトとキャベツのビシソワーズ
もうすぐ国に帰りますが、国で日本語と日本文化の勉
中国
水餃子
テラリム ・ タイシヤ
ブルガリア/創価大学
強を頑張りたいと思っています。もう一度日本に来ること
トルコ
ケバブサンド(トルコ風サンドウィッチ)
ユー ・ ミン ・ シュエン
オーストラリア/東京大学
ができたら、温かく歓迎してくれた石川県をもう一度訪問
ブラジル
シュラスコ(牛肉と豚肉の串焼き)
モハメッド ・ アーメッド ・ ダルウエッシ
ケニア/長崎大学
し、お世話になったホストファミリー に会 いたいと思い
ベトナム
ブン・チャー(ベトナムのつけ麺)
ます。いつまでもよろしくお願いします。
マレーシア
サテ(マレーシア風焼き鳥)
、バナナ団子
ミャンマー
ミャンマーカレ ー
ダス ・ ショウメン
バングラデシュ/東京大学
アナンド ・ クマール ・ ハンスダ
インド/大阪大学
アンティポヴァ ・ ダナ
ラトビア/京都教育大学
火
Tue
【メーンステージ】
ことです。一人のカンボジア大使として、ジャパンテントを
先週さっそく、9 人のカンボジア留学生の集まりがあり、
「お国自慢」で心つなげ、絆深める
「ジャパンテント大使」任命式
2011年 9月11日
モザンビーク バタタエンロヤダ
(肉入りコロッケ)
、モザン風焼き鳥
テラリム・タイシヤ (ブルガリア/創価大学 )
ロシア
ブリヌィー(ロシアのクレープ)
日 本
焼き鳥/かき氷/寿司/おにぎり/お酒
コカ・コーラ ソフトドリンク
31
母国の国旗を手に交流は最高潮に
32
さよならセレモニー
会場/石川県庁19 階展望ロビー
8
24
水
Wed
■参加留学生数 300人(77カ国・地域)
アフガニスタン
香港
エジプト
イタリア
ポーランド
インド
マカオ
エチオピア
ウクライナ
マケドニア
インドネシア
マレーシア
ガーナ
ウズベキスタン
ラトビア
韓国
ミャンマー
ケニア
エストニア
リトアニア
げよう」と参加者を代表し、返礼の言葉を述べました。引き
カンボジア
モンゴル
ザンビア
キルギス
ルーマニア
続き留学生がマイクを回し、お世話になったホスト家族や
シンガポール
ラオス
ジブチ
グルジア
ロシア
ボランティア学生に熱い思いと感謝の気持ちを伝えました。
スリランカ
オーストラリア
ジンバブエ
スウェーデン
アメリカ合衆国
タイ
ソロモン諸島
スーダン
スペイン
アルゼンチン
台湾
パプア二ューギニア
タンザニア
セルビア
カナダ
中国
イエメン
チュニジア
チェコ
キューバ
ネパール
イラン
ボツワナ
ドイツ
コロンビア
パキスタン
シリア
マラウイ
ノルウェー
チリ
バングラデシュ
トルコ
モーリタニア
ハンガリー
ニカラグア
フィリピン
アルジェリア
アゼルバイジャン
フランス
ブラジル
ベトナム
ウガンダ
イギリス
ブルガリア
ペルー
ベラルーシ
メキシコ
北村修県観光交流局次長、森源二金沢市副市長が「友好
の懸け橋を育んでほしい」などとあいさつ。バングラデシュ
出身のダス・ショウメンさんが「私たちのつながりを世界に広
最後まで名残を惜しみながら、それぞれの帰路につきました。
留学生代表のダス・ショウメンさんがあいさつ
参加留学生の
出身国・地域・大学
再会を期して
留学生返礼あいさつ…………………ダス・ショウメン
(バングラデシュ/東京大学)
■ありがとうJ APAN TENT
メッセージ・セッション……………参加留学生
■
さよなら JAPAN TENT
また会いましょう皆さん……………兒玉 和樹(金沢星稜大学)
奈良 翔一(金沢大学)
丹治 静香(金沢星稜大学)
■
ホストファミリーと一緒に記念撮影
「バタフライ効果」胸に、
互いに再会 誓う
「石川は皆さんの第二のふるさと」
と呼び掛けたボランティア学生代表
世界地図で見る
留学生の母国
思い出の寄せ書きをする留学生
■参加留学生の在学校名
金沢美術工芸大学/富山大学/旭川医科大学/北海道大学/秋田大学/東北大学/茨城大学/宇都宮大学/群馬大学/長岡技術
科学大学/筑波大学/千葉大学/政策研究大学院大学/埼玉大学/東京大学/一橋大学/お茶の水女子大学/東京医科歯科大学/
東京外国語大学/東京学芸大学/東京工業大学/横浜国立大学/総合研究大学院大学/山梨大学/静岡大学/滋賀大学/名古屋
大学/名古屋工業大学/愛知教育大学/愛知県立芸術大学/岐阜大学/京都大学/京都教育大学/京都工芸繊維大学大学院/大阪大学/奈良女子
大学/神戸大学/鳴門教育大学/広島大学/島根大学/山口大学/下関市立大学/九州大学/九州工業大学/佐賀大学/長崎大学/大分大学/
鹿児島大学/琉球大学
別れを惜しむ姿があちらこちらで
互いの背中にメッセージを書き合いました
33
金沢医科大学/北陸大学/金沢星稜大学/仙台大学/東日本国際大学/国際武道大学/慶應義塾大学/早稲田大学/立教大学/
上智大学/明治大学/青山学院大学/日本大学/芝浦工業大学/亜細亜大学/杏林大学/東京理科大学/駒澤大学/創価大学/
中央大学/大東文化大学/学習院女子大学/目白大学/日本女子大学/日本工業大学/国際基督教大学/テンプル大学/国士舘大学/桜美林大学 /
文教大学/東海大学/フェリス女学院大学/東洋英和女学院大学/桐蔭横浜大学/淑徳大學/同志社大学大学院/立命館大学/龍谷大学/南山
大学/京都外国語大学/佛教大学/園田学園女子大学/甲南大学/広島経済大学/長崎ウエスレヤン大学
長岡工業高等専門学校/呉工業高等専門学校/香川高等専門学校/文化外国語専門学校/日本工学院専門学校/東京外語専門
学校/東京観光専門学校/読売理工医療福祉専門学校/ホスピタリティツーリズム専門学校大阪/大阪工業技術専門学校
34
参加留学生メッセージ
■
石川のホストファミリーに感謝
■
■
日本が息づく石川県が大好きです
金沢市と白山市の家族には、それぞれ 3日間お世話に
一生忘れられない思い出ができました。1 週間が1 時間
ホストファミリーと辰口祭りでじょんから踊りを踊った
なりました。本当に楽しかったです。9月25日に帰国する
のように感じました。2 つのホストファミリーは娘のよ
り、家庭料理を食べたり、本当に幸せでした。金沢市の
ので、もう石川には戻れませんが、
またベトナムか日本で
うに優しくしてくれて家庭の温かさ、日本人のおもて
武 家 屋 敷 跡 や 東山に一緒に行き、昔 の 日 本 を感じま
お会いしましょう。できればもう一度参加したいほど、
なしの心を感じました。世界中からの留学生とも友達
した。石川県は本当に綺麗なところ。石川県が大好き
忘れられない思い出です。
になれて、私の世界は広くなりました。
です。
ルブサンダンダル・プレブツェンゲル(モンゴル/東北大学)
ド・リン・イエン(ベトナム/東京外国語大学)
■
日本でのふるさとは金沢
■
台湾と金沢市を繋ぐ橋になりたい
■
一人暮らしの寂しさを忘れた
ケリン・スー・ウェイ・ピン(マレーシア/長岡工業高等専門学校)
■
日本を東京とは違う視点から見れた
ジャパンテントに参加したことで、私は日本でのふるさと
ジャパンテントに参加する前は、台湾の台南市と金沢
日 本 に 留 学し、一 人 暮 らしをする 私 たち 留 学 生 にと
を金沢だと思います。伝統的な美があふれる兼六園や現
市が八田技師を通じて、深い関係があるとは知りませ
っては、ジャパンテントのプログラムに参加すること
いったり、日本の歴史や習慣や伝統について教えてくれ
代芸術の金沢 21世紀美術館など、金沢は本当に魅力
んでした。花園地区でホームステイし、八田さんのこ
で、寂しさを忘れる手助けになったと思います。石川
ました。私は東京に住んでいて、日本人の生活は東京の人
的な町です。日本をより理解し、母国と日本の平和の懸け
とを深く知りました。これからは私が台湾と金沢市を
で、ふるさとの愛を感じました。 と一緒だと思っていましたが、日本を他の視点から見
橋になるよう頑張ります。 繋ぐ橋になれればと思います。
チョウ
シン
ライ
張 新(中国/明治大学)
■
日本を理解できるようになった
ハイダロヴァ・ナフィサ(ウズベキスタン/東京外国語大学)
カン レイ
頼 冠伶(台湾/一橋大学)
■
お金では買えないぐらいの価値
■
ホストファミリーは私を娘として、色々なところへ連れて
ることができました。
ノヴルーズアリエワ・キャマラ(アゼルバイジャン/青山学院大学)
石川で初めてホームステイを体験
小松市でのホームステイが私の初体験でした。戸惑い
■
自分の夢の実現に向けて頑張ります
私はあまり日本語を話せないので、理解するには難しい
ジャパンテントで学んだことは、お金では買えないぐら
ましたが、お母さんが親切にしてくれ、緊張感がなくな
こともありましたが、
日本語が上手な留学生と一緒にホー
い価値があると感じました。ホスト家族の一人は知的障
りました。子供たちと一緒に遊んだり、笑ったり、自分も
ジャパンテントに参加してよかったと思います。これから
ムステイできたので大丈夫でした。
理解できるよう頑張れ
害のある少年ですが、
すぐに友達になり、話しをしたり、楽
もっと元気になりました。金沢市のホストファミリーと
私は頑 張って、自分 の 夢を実 現するために色々と努
ました。
本当にいい経験でした。
ありがとうございます。
しい思い出を一杯作りました。ポジティブなエネルギー
はお酒を一緒に飲み、いっぱい話をしました。この思い
力をしたいで す。 ジ ャパ ン テントからは 頑 張りたい
を貰ったように思います。 出は一生忘れません。
という気持ちをもらいました。
リン・カイシン(フランス/九州工業大学)
(インドネシア/大阪工業技術専門学校)
ベニー・レオノ
■
ユー・ミン・シュエン(オーストラリア/東京大学)
ケヴヘイッシュウィリ・ルースダン(グルジア/京都大学)
弟が 4人も増えました
一週間に 2 つのホストファミリーと過ごしました。2 つとも
男の子が 2 人いる家族で、まるで弟が4人増えたようです。
■
石川の家族を通して「ふるさと」体感
■
人の微笑みと絆が「ふるさと愛」
■
人と人の繋がりが心を温める
数日にも関わらず、本当の家族のように親しくなり、絆が
「ふるさと愛」
というテーマは完璧だと思います。日本に
石川で素敵な家族に出会えたことは、私の一生の財産
たったの一週間でしたが、何らかの絆で結ばれたような
でき、石川が自分にとって日本の第二のふるさとのような
いる間は実家に戻れませんが、ホストファミリーのとこ
です。最初は総合テーマ「ふるさと愛」の意味が分かりま
気がします。いまは石川県に対して特別な感情を持って
存在になりました。
ろで「ふるさと」を感じることが出来るからです。加賀
せんでしたが、
今振り返ってみると分かります。
それは世界
います。留学生たちもすぐに facebook に連絡ネットを立
市で家族揃って、水引のお香いれを作ったときの雰囲気
のどの国から来ても心を開いて、温かく迎えてくれる、
ち上げて、お互いの写真やビデオをアップし合っていま
が一番印象に残っています。 石川の人たちの心からの微笑みです。
それは人々の絆です。
す。人と人の繋がりは、心の底までを温めてくれます。
エリック・ツージェー・ヤオ(カナダ/筑波大学)
■
一生忘れられない、大切な経験になりました。石川のや
した。
「いけ花体験」では最後に先生が「花を楽しんでく
ださい、どのように花が楽しく見えるのかを考えてくだ
さい」
と話した時、
いけ花の心を少し理解できるようにな
りました。
コロナ・エルジビエタ(ポーランド/学習院女子大学)
ゴ
■
より深く日本文化が理解できた
参加できて光栄です。本当に充実した1週間でとても短
く感じました。色々なことが体験でき、
より深く日本文化
が理解できたと思います。ホストファミリーやボランティ
アのスタッフに感謝の気持ちでいっぱいです。 スワンナクート・パッチャラーパン(タイ/筑波大学)
ゴ
ゲ ツ ジュン
呉 月順(中国/杏林大学)
ブリツィナ・タチヤナ(ロシア/富山大学)
いけ花の心を理解
さしさと親しさに触れ、日本文化について知識を深めま
35
1週間が 1時間のように感じ
■
日本の歴史や伝統文化を発見
モ ウ コウ
呉 孟鴻(台湾/東北大学)
■
石川の人たちはとても明るい
私は、今、本当に幸せで胸が一杯です。日本の文化を習う
「ふるさと愛」
というテーマはとても素晴らしく、良い思
のは長い間の私の夢でした。
ずっと東京だけだったので、
い出ができました。野々市町では勾玉づくりを教えてもら
石川県に来て驚きました。
金沢城をはじめ、
今まで知らなか
いましたが、難しかった。石川県の人たちは明るいと感じ
った日本の歴史や伝統的な文化をたくさん見つけました。
ましたし、ホストファミリーは日本の家族になりました。
アレナ・ヴルチコヴァー(チェコ/学習院女子大学)
チョモラ・ミケカ(マラウイ/横浜国立大学)
36
ホストファミリー
メッセージ
■
海外の友達ができ、一生の思い出
■
我が子同様に可愛く思えた
■
わが家 11 回目の夏の楽しみ
昨年参加して良かったから引き受けました。今年はたこ
初めての受け入れで、言葉や食事のことが不安でしたが、
今回で11 回目、わが家の夏の楽しみです。東大医学部の
焼きパーティーやバーベキューで留学生とゆっくりと話が
実際は日本語が上手で、普段通りの生活ができました。
こ
留学生で、
息子の夢が医者なのでとても刺激になりました。
できました。一生の思い出になり、海外の友達ができ
れまで遠い存在に思っていた留学生を迎え入れ、共に
勉学や将来の夢について、きちんとした考えをもってお
るので、今後もホストファミリーをしたいと思います。
生活できたのは貴重な体験です。我が子同様に可愛く、
り、モノやお金を大切にしていることも、見習いたいと
別れが寂しく、涙が出ました。やってみてよかったです。
思いました。
村井
洋一郎(宝達志水町)
茂藤 健治(川北町)
■
留学生とエプロン姿で楽しく料理
日本人以上に相手への思いやりがあり「おかげさまで」
と
いう謙虚さや感謝の気持ちが生活を通してうかがえまし
た。
留学生と私たち夫婦の3人で仲良く手をつないで歩い
■
大学生の孫の国際交流にも役立つ
■
毎年、新しい出会いがある
木谷 義広(能美市)
■
留学生の国にも行ってみたい
中国とシンガポールからの 2人でしたが、日本語が上手
毎年の恒例行事になっています。今年も素晴らしい留学
初めてで、外国人と接するのはためらいもありましたが、
で、好き嫌いもなく、明るく教養のある方たちでした。
生と出会えました。
うちは若い世代の家庭なので、昔なが
留学生の 2人と仲良くなれたことで、
これからは積極的
家族のようになついていただき、
とても嬉しく思いました。
らの日本らしさや文化体験はできませんが、家族の一員
に国際交流したいと思います。今後も連絡を取り合い、
たり、
家族でエプロンをかけて料理をしたり、浴衣で茶会
夏休み中の大学生の孫にとっても、国際交流などに役立
として楽しく過ごしてもらっています。毎年、新しい出会
相手の国にも行ってみたいです。受ける前は不安でした
をするなど、今まで経験できなかったことを体験し、
とて
ったのではないかと思います。
いがあり、可能な限り、続けていきたいと思います。
が、何も心配することはありませんでした。
も楽しく過ごしました。
建部 孝敏(白山市)
金七 修(能登町)
東藤 一也
(加賀市)
福澤 憲明(志賀町)
■
子供たちにとっての良い機会
とても良い人が2人来てくれました。畑に行って野菜を
■
家族の一員として楽しく過ごす
■
■
これからが新たな交流の「始まり」
留学生も家族の一員になりたいという思いがあったよう
信じてもらえること、
ファミリーとしての気持ちがお互い
若い留学生はマンガ、
アニメ、ゲームなどの日本のサブカ
で、すぐに溶け込んでくれました。一緒に家族の写真を
に芽生えることが、
ジャパンテントの持つ力だと思います。
ルチャーだけではなく、伝統文化や精神文化についても
収穫したり、
子供とも遊んでもらい、
楽しく過ごすことがで
見ながら日本の行事や四季について話したり、買い物を
自然に理解し合え、
信頼されることが大切なことだと思い
理解したい、日本を深く理解したいと思っていることを知
きました。子供たちにとって、いろいろな国の人に会う機
したりして過ごしました。留学生はスライドショーで国の
ます。日本のお父さん、お母さんと呼ばれたのがとても
りました。ジャパンテントの終了は留学生との交流の終
会があるのはとても良いことだと思います。
紹介をしてくれました。
また受け入れたいと思います。
嬉しかった。
林 金次郎(輪島市)
了ではなく、新たな「始まり」
という気持ちになりました。
山田 三代子
(かほく市)
■
中国人との交流続けたい
竹中 孝人
(七尾市)
多田 滋
(中能登町)
■
留学生の国の料理を一緒に作る
■
家族が 1人増えました
子供たちも目を輝かせて触れ合う
これまで仕事が忙しくできませんでしたが、定年を迎え、
今年は 2回目なので,気持ちも楽でした。パプアニュー
とても思いやりのある 2人に出会えたことに感謝して
時間的な余裕ができたので引き受けました。2人とも良い
ギニアの留学生でしたが、何をしてもとても呑み込みが
■
珠洲市日中友好協会の会長をしており、昨年に引き続き、
います。一緒に観光したり、母国の料理を作ってくれたり
留学生で、お互いの国の状況や家族について語り合いま
早く、素晴らしい人でした。
日頃、
あまり情報を知らない国
中国人との交流を深めました。地元の方々とお互いの国
しました。子供たちも 留学生2人が大好きになり、ブラ
した。2 日目の夕食は留学生の国の得意料理を一緒に
ですが、彼のおかげでいろいろと調べたり、話しを聞いて、
の料理を作り、楽しいひとときを過ごしました。留学生
ジルとインドネシアの国旗を覚えたり、
地図で場所を教え
作りました。特に好き嫌いもなく、苦労しませんでした。
たくさん知ることができました。ほんの少しだけど、家族
は志が高く、良い刺激を受けました。 三盃 三千三(珠洲市)
高地 泰郎(輪島市)
てもらったりして、
「いつか行ってみたい」
と目を輝かせてい
ました。
伊藤 重夫(野々市町)
■
■
台湾フルーツについて教えてもらう
台湾からの留学生でしたが、食事の後片付けや布団の
■
わが家に爽やかな風が吹く
素晴らしい体験ができた
が 1人増えました。
浅田 猛(小松市)
■
こんどはぼくがブラジルに行きます
お互いに初めての参加で、手探りの日々でしたが、日本
ぼくの家にブラジルの人がきました。
ブラジルといえば、
語も性格も申し分のない留学生でした。
「 日本が感じら
肌の色が濃いイメージだけど、
ミカリンは、日けい人で
れた場所、金沢らしい場所」を回った以外は、家での夕
はだが白かったです。遊んでいるとすぐ3日たって、おわ
食の支度や会話がほとんどでした。子供が留学生の国
かれの日がやって来ました。最後に、ブラジルの国旗を
片付けも気持ちよく手伝ってくれました。日本にはない
とても楽しい 4日間でした。言葉の壁が多少ありまし
台湾フルーツのことを教えてもらったり、兵役の経験を
たが、それ以上に学びや楽しみがあり、わが家に爽や
のことを調べたり、聞いたりして、子供のためにもなった
思い出にもらいました。次はぼくがブラジルに行って、
聞くなど、
国情の違いを感じることができました。
かな風が吹いたような気がしました。これからも受け
と思います。素晴らしい体験ができました。次回も宜しく
ぼくがこうかんするばんだと思います。
入れたいです。
お願いします。
岩城 和男(羽咋市)
北村
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日本のお父さん、お母さんと呼ばれた
折衛(穴水町)
山森 洋一(内町)
浦田 祐作(金沢市田上小 4年)
38
広報・報道&ホームページ
大会経緯/ボランティア
NPO法人
ジャパンテント・ネットワーク
■手嶋龍一さんをゲストにお迎えし、
ホストファミリー大会を3月20日に開催
■大会4日目に
「ウエルカム石川茶会」
を主催、
石川の文化ともてなしの心を紹介しました
3 月20日、NPO 法人ジャンパンテント・
石川県の文化の奥深さと県民のもてなしの心に触れていた
ネットワーク主催の「第 7回ホストファミリー
だこうと、NPO 法人主催の「ウエルカム石川茶会」を8月21日に
大会」が北國新聞交流ホールで開かれました。
開きました。石川県茶道協会加盟の6 流派の方々にご協力いた
約100人が集まり、外交ジャーナリストで
だき、
留学生は 6 つの茶室に分かれて茶席を体験、
「茶の湯」を通
作家の手嶋龍一さんの講演「世界の中のニッ
しておもてなしの心に触れ、
一期一会のひとときを楽しみました。
ポン〜留学生が変える東アジアのいま〜」
に聞き入りました。手嶋さんは、東日本大
震災を受けて各国のジャパンテント大使が応援のメールを寄せ
ていることに触れ、「有事には国境や人種の違いに意味はなく、
■漆器丸盆を県内全てのホスト家族に贈呈
ジャパンテントのように国際協力の枠を広げておくことが重要で
今年、留学生を受け入れた県内のホストファミリー全家庭に
す」とジャパンテントの意義を語りました。
記念の「特製漆器丸盆」を贈呈しました。贈呈式は 8 月23 日、
また、福島第一原発事故をめぐる政府の危機管理について「有事
しいのき迎賓館石の広場で開かれた「JAPAN TENT in 金沢」
に適確な情報を吸い上げることがリーダーの役割であり、インテリ
の舞台上で行われ、ホストファミリー代表に手渡されました。
ジェンスを選び出すシステムに大きな問題がある」と話しました。
その他の県内全てのホストファミリーにもお届けしました。
最後に「ジャパンテント参
加者のように、日本を『第二の
ふるさと』だと思ってくれる外
国の若者の力を借りて、この
国の仕組みを丸ごと変えてい
こう」と呼び掛けました。
39
ホストファミリーに贈られた記念の漆器丸盆
40
JAPAN TENT
メモリアル
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42
JAPAN TENT は、各省をはじめ数多くの団体、企業の温かいご支援のもとに開催されます。ありがとうございます。
JAPAN TENT 開催委員会事務局
The
本 部/〒920-0919 石川県金沢市南町2番1号 北國新聞会館2階 TEL(076)260-3470 FAX(076)260-3469
http://www.japantent.com/ E-mail:office @ japantent.com
●
●
独立行政法人 国際協力機構
北陸経済連合会
小松事務局/〒923-8650 石川県小松市小馬出町91番地 小松市空港・地域交流課内 TEL(0761)24- 8393 FAX(0761)23- 6404
●
●
●
外務省
独立行政法人 国際交流基金
石川県商工会議所連合会
輪島事務局/〒928-8525 石川県輪島市二ッ屋町2字29番地 輪島市総務課内 TEL(0768)
23- 1111 FAX(0768)22- 9220
●
●
●
文部科学省
独立行政法人 日本学生支援機構
(社)金沢経済同友会
●
●
●
厚生労働省
(財)留学生支援企業協力推進協会
(社)石川県経営者協会
・ネットワーク
NPO法人ジャパンテント
●
●
●
農林水産省
(財)国際文化フォーラム
石川県商工会連合会
〒920-0919 石川県金沢市南町2番1号
北國新聞会館2階 TEL(076)
(076)260-3469
●
●
● 263 1577 FAX
経済産業省
石川県
金沢・小松・輪島商工会議所
http://www.japantent.com/npo/
E-mail:office@
japantent.com
●
●
●
国土交通省
県内19 市町
石川県医師会
●
●
●
総務省
石川県教育委員会
金沢市医師会
●
●
(社)経済同友会
(財)石川県国際交流協会
●
●
(社)日本経済団体連合会
石川県健民運動推進本部
【後 援】
24 th
内閣府
●
【協 力】
(財)双日国際交流財団
(財)平和中島財団
●
(財)岩谷直治記念財団
●
(社)日本青年会議所石川ブロック協議会
●
(社)金沢・小松・輪島青年会議所
●
石川県中小企業家同友会
●
金沢大学
●
北陸先端科学技術大学院大学
●
石川県立看護大学
●
石川県立大学
●
金沢美術工芸大学
●
金沢工業大学
●
金沢星稜大学
●
金沢医科大学
●
金沢学院大学
●
北陸大学
●
金城大学
●
北陸学院大学
●
金沢学院短期大学
●
星稜女子短期大学
●
金城大学短期大学部
●
北陸学院大学短期大学部
●
小松短期大学
●
金沢福祉専門学校
●
石川県立保育専門学園
●
石川工業高等専門学校
●
金沢工業高等専門学校
●
国士舘大学
●
駒澤大学
●
創価大学
●
拓殖大学
●
中央大学
●
日本大学
●
明治大学
立教大学
早稲田大学
●
(財)金沢国際交流財団
●
小松市国際交流協会
●
NPO 法人加賀国際交流協会
●
白山市国際交流協会
●
野々市町国際友好親善協会
●
石川インターヒューマンネットワーク
●
石川県公民館連合会
●
石川県婦人団体協議会
●
石川県青年団協議会
●
金沢市・小松市・輪島市青年団協議会
●
国際ソロプチミスト小松・七尾・輪島
●
NPO 法人石川県海外青年交流協議会
●
石川県商工会女性部・青年部連合会
●
日本青年国際交流機構石川県支部
●
石川県海外交流機構
●
石川国際民商事法センター
●
(社)
日本国際生活体験協会金沢・小松地区委員会
●
金沢・小松・輪島各ロータリークラブ
●
金沢・小松・輪島各ライオンズクラブ
●
石川県国際理解教育研究協議会
●
金沢市町会連合会
●
金沢市公民館連合会
●
金沢市校下婦人会連絡協議会
●
石川県日英協会
●
石川県日伯協会
●
石川県スウェーデン協会
●
石川県日比友好協会
●
石川県日伊協会
●
石川県日中友好協会
●
金沢市日本中国友好協会
●
石川県ロシア協会
●
石川ハンガリー友好協会
石川県日韓親善協会
石川日韓友の会 カナダラくらぶ
●
北陸フィリピン協会
●
北陸日本スウェーデン(スカンジナビア)協会
●
金沢日仏協会
●
石川・インドネシア友好協会
●
石川ネパール協会
●
石川県マレーシア友好協会
●
石川県タイ友好協会
●
石川・ミャンマー友好協会
●
石川県日ラオス友好協会
●
日本ベトナム友好協会 石川支部
●
アユボーワン スリランカ
●
東西文化交流協会
●
ヒッポファミリークラブ
●
世界の砂漠を緑で包む会
●
北陸アフリカ協会
●
金沢グッドウィルガイドネットワーク
●
(財)A・F・S日本協会金沢支部
●
(財)浅野太鼓文化研究所
●
石川県菓子工業組合
●
(財)大野からくり記念館
●
宝円寺
●
珠姫の寺 天徳院
●
金沢 21世紀美術館 松涛庵
●
石川県立能楽堂別館 対青軒
●
松風閣
●
金沢市立中村記念美術館 旧中村邸
●
(財)金沢コンベンションビューロー
●
共同通信社
●
金沢放送局
●
NPO 法人 ジャパンテント・ネットワーク
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●
【特別協力】
北國新聞社
日本経済新聞社
●
北陸放送
テレビ金沢
エフエム石川
●
ラジオかなざわ
ラジオこまつ
ラジオななお
●
金沢ケーブルテレビネット
●
●
●
●
●
●
【JAPAN TENT 協賛】
石川県繊維協会
N T T ドコモ 北陸支社
●
NT T 西日本 金沢支店
●
キッコーマン
●
コマツ
●
小松ウオール工業
●
コマニー
●
J A 全農いしかわ
白や
損保ジャパン
●
東京海上日動火災保険
●
東レ
●
日本アイ・ビー・エム
●
日本製紙
●
のと共栄信用金庫
●
富士ゼロックス
富士通
北國銀行
●
北陸銀行
●
北陸交通
●
北陸コカ・コーラボトリング
●
北陸電力
●
三谷産業
●
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●
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(順不同)