2016年度上半期事業別売上高

報道関係各位
2016年11月25日
株式会社MPD
2016年度上半期事業別売上高
TSUTAYA店舗で取り扱う商品の商物流事業会社、株式会社MPD（本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:
奥村景二）の2016年度上期事業別売上高は次の通りです。
（単位：百万円）
実績
前年差
前年比
全社計
89,345
7
100.0%
BOOK
47,819
-195
99.6%
AVセル
11,139
-1,759
86.4%
GAME
7,145
-691
91.2%
RENTAL
11,050
-569
95.1%
戦略事業
12,191
3,224
136.0%
1.
BOOK販売は上期前年比99.6％で、雑誌（コミックス含む）は同96.3％と低迷しましたが、書籍は同103.8％と好調でした。コミッ
クスは「ONE PIECE 81・82巻」（尾田栄一郎／集英社）、「進撃の巨人 19・20巻」（諫山創／講談社）、「東京喰種-トー
キョーグールｰ 7巻」（石田スイ／集英社）の3タイトルがランキング上位を独占しました。書籍をジャンル別で見ると、文庫は大ヒット映
画原作「小説君の名は。」（新海誠／KADOKAWA）、「夢幻花」（東野圭吾／PHP研究所）､「世界から猫が消えたなら」
（川村元気／小学館）がベスト3となりました。書籍一般は田中角栄ブームを起こした「天才」（石原慎太郎／幻冬舎）、2016年
本屋大賞の「羊と鋼の森」（宮下奈都／文藝春秋）、「君の膵臓が食べたい」（住野よる／双葉社）、芥川賞の「コンビニ人間」
（村田沙耶香／文藝春秋）、「陸王」（池井戸潤／集英社）のヒットがありました。ビジネス書は「嫌われる勇気」（岸見一郎・古
賀史健／ダイヤモンド社）、「結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる」（藤由達藏／青春出版社）、「自分を操る超集中力」（メ
ンタリストDaiGo ／かんき出版）、健康関連書は「どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法」（Eiko／サン
マーク出版）、「つくおき週末まとめて作り置きレシピ」（nozomi／光文社）、「オトナ女子の不調をなくすカラダにいいこと大全」（小
池弘人監修／サンクチュアリ出版）がヒットし、全体の売上を牽引した結果、書籍は前年売上を上回りました。
2.
CD・DVD販売用商品（AVセル）は、CDで前年比86.1%、DVDで同87.0%、全体では同86.4%と前年割れとなりました。CDで
は「あの日あの時」（小田和正／アリオラジャパン）、大ヒット映画「君の名は。」の主題歌4曲を収録した「君の名は。」
（RADWIMPS／ユニバーサルミュージック）、8年ぶりとなるオリジナルアルバム「Fantôme」（宇多田ヒカル／ユニバーサルミュージッ
ク）、DVDでは「スター・ウォーズ／フォースの覚醒 MovieNEX 」（ウォルト・ディズニー・ジャパン）などのヒットがありましたが、前年7月
に発売し90万枚超を記録したCD「DREAMS COME TRUE THE BEST！私のドリカム」（DREAMS COME TRUE／ユニバーサ
ルミュージック）、9月発売DVD「ワイルド・スピードスカイミッション」（NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン）の売上をカバーす
るまでには至りませんでした。
3.
GAME卸販売は、ハードの前年比は91.7％、ソフトとアクセサリの前年比は88.5％と、ソフトとアクセサリがハードに比べて不調で、
GAME販売トータルでも前年比91.2％と苦戦し、前年を割る結果となりました。比較的好調だったハードの好調要因は、9月15日に
新型が発売したPlayStation4 ※略称：PS4（ソニー・インタラクティブ・エンタテインメント）です。旧モデルより安い価格であることや、
「ペルソナ5」（アトラス）など大型タイトルと同時発売であることが話題となり売上が伸びました。2014年2月ローンチを除くと、過去最
高の売上を記録し、PS4第2のローンチと言える様な大きな売上がハード全体を底上げしました。ソフトに関しては、前年8月に発売され
売上が好調だった3DS「ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君」（スクウェア・エニックス）に匹敵するタイトルがなかった他、9
月に予定されていたPS4「ファイナルファンタジーXV」（スクウェア・エニックス）の発売が11月に延期になった事が、ソフト売上を大きく毀
損させる結果となりました。
4.
RENTAL用商品は、DVDでは、シリーズ最新作「スター・ウォーズ／フォースの覚醒」（ウォルト・ディズニー・ジャパン）、コミックでは「進
撃の巨人」（諫山創／講談社）、「キングダム」（原泰久／集英社）といったタイトルが売上上位に入りました。映像関連の前年比
は84.5％、音楽関連は同88.6％、コミック関連は同136.8％となり、特にコミックレンタルは2013年度から増収が続いています。
MPD店（917店舗）の上期（4～9月）BOOK売上高の上位仕入先は以下の通りです。
※各社、略称表記とさせて頂きます。
■BOOK総合売上高
順位
（単位:百万円）
出版社名
売上金額
順位
出版社名
売上金額
1
集英社
6,590
11
昭文社
771
2
講談社
6,320
12
デアゴスティーニ・ジャパン
730
3
ＫＡＤＯＫＡＷＡ
5,309
13
双葉社
689
4
小学館
4,464
14
幻冬舎
628
5
宝島社
1,922
15
主婦の友社
611
6
学研プラス
1,619
16
ＪＴＢパブリッシング
604
7
新潮社
1,007
17
秋田書店
603
8
文藝春秋
933
18
光文社
598
9
白泉社
931
19
朝日新聞出版
574
スクウェア・エニックス
928
20
NHK出版
545
10
■ジャンル別売上高（単位:百万円）
【雑誌】(週刊・月刊・定期誌・ムック)
順位
出版社名
【コミック】
売上金額
順位
出版社名
売上金額
1
小学館
1,529
1
集英社
4,681
2
宝島社
1,321
2
講談社
3,983
3
集英社
1,187
3
小学館
2,205
4
講談社
1,117
4
ＫＡＤＯＫＡＷＡ
1,765
5
ＫＡＤＯＫＡＷＡ
731
5
スクウェア・エニックス
807
6
デアゴスティーニ・ジャパン
718
6
白泉社
785
7
学研プラス
580
7
秋田書店
522
8
NHK出版
495
8
一迅社
257
9
ＪＴＢパブリッシング
482
9
少年画報社
251
三栄書房
435
10
芳文社
232
10
【文庫】
【書籍】(文庫を除く)
順位
出版社名
1
ＫＡＤＯＫＡＷＡ
2
売上金額
順位
出版社名
売上金額
1,683
1
ＫＡＤＯＫＡＷＡ
1,129
新潮社
584
2
学研プラス
1,033
3
講談社
460
3
講談社
760
4
文藝春秋
443
4
小学館
586
5
集英社
294
5
宝島社
477
6
幻冬舎
218
6
集英社
429
7
双葉社
177
7
ダイヤモンド社
416
8
小学館
144
8
成美堂出版
383
9
光文社
141
9
昭文社
372
ＰＨＰ研究所
133
10
高橋書店
364
10

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