株主メモ 第 決 算 期 日 毎年 3 月 31 日(年 1 回) 利益配当金支払 株 主 確 定 日 3 月 31 日 定時株主総会 6 月中 定時株主総会における 権利行使株主確定日 3 月 31 日 名義書換停止期間 毎年 4 月 1 日から 4 月 30 日まで なお、必要がある場合は、予め公 告の上一定期間停止いたします。 名義書換代理人 (郵便物送付先 電 話 照 会 先) 東京都千代田区丸の内一丁目4番3号 UFJ 信託銀行株式会社 〒 137-8081 東京都江東区東砂七丁目 10 番 11 号 UFJ 信託銀行株式会社証券代行部 電話(03)5683-5111 名義書換事務取次所 UFJ 信託銀行株式会社全国各支店 公 告 掲 載 紙 日本経済新聞 前期より決算公告に代えて、貸借対 照表および損益計算書を当社のホー ムページに掲載することといたし ましたので、ご参照ください。 (http://www.karakami-kankou.co.jp/kessan/index.html) 1 単元の株式数 1,000 株 51 期 事業報告書 (平成 14 年 4 月 1 日から平成 15 年 3 月 31 日まで) 株主の皆様へ 拝啓 時下益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。 株主の皆様には格別のご高配を賜り、誠に有難く厚 くお礼申し上げます。 第 51 期事業報告書をお届けするにあたりひとことご 挨拶を申し上げます。 当期におけるリゾートホテル業界におきましては、 団体客の減少傾向が続くなか、デフレ環境下での競争 激化からくる販売価格の低下が、一段と経営を圧迫し ております。 また当社事業の主力地域である北海道におきまして は、地域経済の厳しさを背景に地元客の動きが今ひと つ冴えない状況となりました。 こうしたなかで、当期の経営成績と致しましては、 昨年 7 月開業した秋保グランドホテルを加え全 11 ホテ ルが営業を行い、宿泊人員 173 万人、売上高 23,834 百 万円、経常利益 1,430 百万円、当期利益 464 百万円とな りました。 配当金につきましては、前期同様 1 株 30 円と致しま した。 販売価格の低下に対応した経費構造の構築が出来な かったために、売上高の増加にもかかわらず利益を減 少させた当期の経営成績につきましては、役職員一同 深く反省し、株主の皆様にお詫び申し上げます。 今後につきましては、デフレ経済環境のもと SARS の影響も加わりリゾートホテル業界にとって未曽有の 厳しい状況を迎えるものと思料されます。 こうした危機感のなかで、当社は当期の反省にもと づき創業の原点に戻って、地道な営業活動と経費削減 に全社一丸となって取り組んでまいります。 また M&A 等による事業規模の拡大と地域分散を一 層推し進めてまいります。 こうした活動の結果として、当社は経済・社会環境 の変化および自然災害等不測の事態に対応できるしな やかで安定した収益構造を構築してまいります。 役職員一同、全力を尽くしてまいりますので、株主 の皆様におかれましては引き続きご支援、ご指導を頂 けますよう心よりお願い申し上げます。 敬具 平成 15 年 6 月 代表取締役社長 1 山本利雄 会社の事業内容 定山渓ビューホテル 北海道の主要な観光地 3 ヶ所に大規模温泉リゾート ホテルを展開。浴場の大きさ、豪華さに加え親水施設 を中心としたアミューズメント機能を数多く取入れ幅 広い年代層の利用をめざし施設の拡充を進めています。 また本州地域においては、和歌山県白浜温泉、仙台市 秋保温泉の豪華リゾートホテルおよび首都圏のシティ ホテル 2 館を経営しております。また平成 14 年 7 月か ら仙台市秋保温泉秋保グランドホテルが加わりました。 札幌総合予約センター ・レストラン展望園 ・サンシャインスポーツクラブ 阿寒湖 ・ニュー阿寒ホテル ・ホテルエメラルド ・阿寒ビューホテル 定山渓 ・定山渓ビューホテル 洞爺湖 ・洞爺サンパレス ・洞爺パークホテル天翔 国際都市札幌の奥座敷として都心より車で約 45 分の自然 仙台市秋保温泉 ・ホテル瑞鳳 ・秋保グランドホテル 東京都中央区 ・晴海グランドホテル ・東京営業所 川崎市川崎区 ・川崎グランドホテル 和歌山県白浜町 ・ホテル川久 2 に恵まれた渓谷美あふれる定山渓温泉にあり「水の王国ラ グーン」と大浴場を合わせて 10,000m 2 のスパ施設を擁す る日本最大級の温泉観光ホテルです。 死海プールが新設された「水の王国ラグーン」は大好評を 得ております。 ■施設概要 総客室数 647 室、収容人数 3,096 名 ウォーターランド「水の王国ラグーン」、ラグーンスパ大浴場、 展望浴場、大露天風呂、屋上露天風呂、多目的ホール、宴会場 27 室、会議室 8 室、ゲームコーナー、売店、ティーラウンジ、レス トラン「グランシャリオ」「ファミリア」、小料理「五扇亭」、ナ イトクラブ「オーロラ」「ステラ」、他 3 洞爺サンパレス ニュー阿寒ホテル 景勝地として名高い洞爺支笏国立公園で最大規模を誇る温 阿寒国立公園は神秘の湖、摩周湖や天然記念物として有名 泉リゾートホテルサンパレス。造波プールをはじめバラエ なマリモの生息地、阿寒湖を擁しており、その湖畔に位置 ティーに富んだスパ施設を有し、お風呂の遊園地として子 するニュー阿寒ホテルは道東地域を代表するリゾートホテ 供から大人まで幅広い人気を得ています。 ルです。8 階吹き抜けのアトリウムロビー、最上階の展望 大浴場、屋上スカイバスや露天風呂を心ゆくまで楽しむこ ■施設概要 総客室数 453 室、収容人数 1,856 名 大浴場、大露天風呂、屋内大型造波プール、ツインフローライダ ー他スパ施設、宴会場 24 室、会議室 5 室、ティーラウンジ、レス トラン「パレシオ」、売店、ゲームコーナー、ナイトクラブ、軽 食コーナー、テニスコート 2 面、他 4 とができます。 ■施設概要 総客室数 370 室、収容人数 1,531 名 展望大浴場、スカイバス、宴会場 13 室、会議室 5 室、レストラン、 売店、ショー&ディスコ、ティーラウンジ、ゲームコーナー、他 5 ホテル瑞鳳 洞爺パークホテル天翔 趣向をこらした各種の露天風呂、内湯、そして山海の旬の 洞爺湖温泉街の中心に位置し、雅の趣と和風の落ちつきを 素材をふんだんに使ったお料理、洗練のサービス。 もつ高級観光ホテル。屋上スカイプールや天窓の開く大浴 新しい時代の流れの中で風雅な趣と現代的な機能を併せ持 場をお楽しみいただけるほか、優美な洞爺湖を一望できる つ、新和風の宿でおくつろぎください。 ように、全客室を湖面側に配置しており、穏やかな気候の もと、ゆったりとしたくつろぎを提供しています。 ■施設概要 総客室数 131 室、収容人数 729 名 大浴場、露天風呂、温水プール、宴会場 19 室、会議室 11 室、大 広間、茶室 1 室、レストラン、クラブ、バー、個室カラオケバー、 お好みコーナー、喫茶コーナー、ラウンジロビー、売店、サウナ、 ジャグジーバス、他 6 ■施設概要 総客室数 280 室、収容人数 1,347 名 大浴場、屋上スカイプール、宴会場 18 室、会議室 2 室、ティーラ ウンジ、レストラン、味どころ、ナイトインディスコ、プレイラ ンド、ボーリング場(8 レーン)、おみやげ処、他 7 秋保グランドホテル 晴海グランドホテル 話題のウォーターフロントの入り口に位置し、東京駅・丸 の内・銀座からの車の便も良いため数多くのビジネスマン にご利用いただいております。 また、機能的な大・中・小の会議室を用意しており企業の 会議や研修会などにも幅広く利用される一方、週末には東 仙台の奥座敷、名湯・秋保温泉の中でも唯一、眼下に磊々 京ディズニーランドや都内テーマパークなどへの家族連れ 峡の四季を愛でる宿。 や観光ツアー客で賑わっております。 ひときわ贅沢なロケーションが、味わい深い温泉気分を創 ■施設概要 総客室数 210 室、収容人数 420 名 会議室 27 室、レストラン、他 り出します。 ■施設概要 総客室数 140 室、収容人数 724 名 大浴場、露天風呂、宴会場 29 室、多目的ホール3会場、クラブ、 和食処、ティーラウンジ、売店、ゲームコーナー、カラオケバー、 ショットバー、他 8 9 ホテル川久 ホテルエメラルド 万葉の昔から牟婁の湯で知られる和歌山県白浜温泉の名門 阿寒国立公園の大自然に囲まれた上質の温泉リゾートホテ ホテルです。 ル。落ちついた雰囲気のもと、女性専用フロアーの新設や、 贅を極めた独自の空間は様式にとらわれない名建築として 広めの和室、吹き抜けのロビー、全面ガラス張りのレスト 第 6 回村野藤吾賞を受賞、中国紫禁城の瑠璃瓦 47 万枚、英 ラン等開放感を活かした、くつろぎとやすらぎがあるホテ 国製特注煉瓦 73 種類 140 万枚、45m の棟庇は土佐漆喰仕上 ルです。 げ、客室は全室スィートルーム等他では味わうことのでき ない贅沢が存在します。 ■施設概要 総客室数 88 室(全室スィートルーム) 、収容人数 310 名 茶室 1 室、レストラン「フォルナーチェ」「イゾラベラ」「敷島」、 お夜食処「祐源」 、クラブ「スフィンクス」 、メインバー「パブロ」 、 室内プール「風車」、大浴場「紫府」「遊斉」、露天風呂、洋宴会 場、和宴会場、会議室、他 10 ■施設概要 総客室数 206 室、収容人数 912 名 大浴場、露天風呂、宴会場、レストラン「ヴェルジェ」、バーホ ール「コーラルリーフ」、売店、ゲームコーナー、コインランド リー、会議室(150 名収容) 、他 11 阿寒ビューホテル 川崎グランドホテル 森と湖に囲まれた大自然の中でテニス、水泳、スキー、スケ 市役所に隣接し、オフィス・金融街に位置し川崎を代表す ート、フィッシング、スノーモービル等オールシーズン、ス るシティホテルとして地元に親しまれております。 ポーツを楽しめる手軽なリゾートホテルとしてご利用いただ 羽田空港からの便も良いため数多くのビジネスマンにご利 けます。阿寒国立公園の新鮮な自然を満喫し温泉でゆっくり 用いただくと共に、大・中・小・座敷の宴会場を用意して くつろげます。 おり、ご宴会や各種パーティー・ご結納・ご法要・会議・ 研修会にも幅広くご利用いただいております。 ■施設概要 総客室数 221 室、収容人数 507 名 大浴場、温水プール、露天風呂、宴会場、レストラン、スナック バー、ショッピングコーナー、プレイルーム、テニスコート 2 面、 喫茶コーナー、他 12 ■施設概要 総客室数 70 室、収容人数 140 名 宴会場7室、レストラン、他 13 営業の概要 貸借対照表 (平成 15 年 3 月 31 日現在) 当期におけるリゾートホテル業界におきましては、法 人需要を中心とした団体客の減少、さらにデフレ環境下 での競争激化からくる販売価格の低下が、一段と経営を 圧迫しております。 また、当社事業の主力地域である北海道におきまして は、道外からの観光入込客が堅調ながらも、地域経済の 厳しさを背景に地元道内客の動きは今ひとつ冴えない状 況となっております。 このような状況のもとで、当社は昨年 7 月に開業した 秋保グランドホテルを始め全 11 ホテルが、地元ファミ リー客、近隣諸国からの観光客等への営業活動を強化す る一方、販売価格の低下傾向に対応するため経費の削減 を推し進めました。 この結果、宿泊人員実績では 1,733 千人(前年同期比 9.1 %増)となり、売上高は 23,834 百万円(同 5.5 %増) を達成いたしました。しかしながら経費削減については 販売価格の低下に対応できるまでに圧縮するまでにはい たらず、経常利益は 1,430 百万円(同 10.3 %減)となり、 当期利益は、役員退職慰労金(特別損失)等の発生から 464 百万円(同 47.3 %減)に止まりました。 今後の見通しにつきましては、個人消費等の回復によ る売上の拡大は期待できず、さらに宿泊料金についても 一段と下げ圧力が強くなるものと予想され、さらには SARS の影響により観光宿泊需要自体の減少が加わり、 ホテル業界にとっては未曽有の厳しい状況を迎えるもの と思料されます。 こうした危機感のなかで当社は、当期において道内既 存館が売上不振となったこと、および販売価格の低下に 見合う経費削減ができなかったことを強く反省し、今一 度当社創業の原点に戻り、地道な営業活動と経費削減に 当社企業グループの総力をあげて取り組んでまいりま す。 また、M&A 等による事業規模の拡大と地域分散につ きましては、引き続き積極的に推し進めてまいります。 株主の皆様には、今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜 りますようお願い申し上げます。 14 (単位:千円) (資産の部) (負債の部) 流 動 資 産 5,186,755 現金及び預金 3,407,193 売 掛 金 727,094 商 品 158,284 原 材 料 53,081 貯 蔵 品 79,390 前 払 費 用 102,466 繰延税金資産 38,421 短 期 貸 付 金 40,000 50,000 子会社短期貸付金 531,802 その他流動資産 980 貸 倒 引 当 金 △ 固 定 資 産 41,356,623 有 形 固 定 資 産 33,181,894 建 物 25,408,132 構 築 物 514,288 機 械 装 置 45,146 車 両 運 搬 具 34,753 工具器具備品 466,698 土 地 6,702,900 建 設 仮 勘 定 9,975 無 形 固 定 資 産 65,201 借 地 権 11,242 商 標 権 3,868 温 泉 利 用 権 17,644 電 話 加 入 権 10,143 水道施設利用権 1,222 ソフトウェア 21,079 投 資 等 8,109,527 投資有価証券 1,907,774 子 会 社 株 式 1,038,860 出 資 金 3,618 4,855,146 子会社長期貸付金 40,762 差 入 保 証 金 11,875 長期前払費用 214,853 繰延税金資産 44,085 その他投資等 貸 倒 引 当 金 △ 7,449 流 動 負 債 計 11,756,012 資 負債及び資本合計 46,543,378 産 合 計 46,543,378 買 掛 12,250,110 金 1,101,226 短 期 借 入 金 5,150,000 一年以内返済予定長期借入金 3,934,439 未 金 1,761,142 未払消費税等 21,716 払 用 110,669 前 受 金 120,447 預 り 金 7,282 その他流動負債 43,186 未 払 費 固 定 負 債 22,537,255 長 期 借 入 金 21,664,886 預 り 保 証 金 487,454 退職給付引当金 255,514 債務保証引当金 負 債 合 129,400 計 34,787,366 (資本の部) 資 本 金 2,454,940 資 本 剰 余 金 2,182,984 資 本 準 備 金 2,182,984 利 益 剰 余 金 7,182,746 利 益 準 備 金 267,418 任 意 積 立 金 4,170,000 別途積立金 4,170,000 当期未処分利益 2,745,328 (うち当期利益) 464,436 株式等評価差額金 △ 61,489 自 己 株 式 △ 3,169 資 15 本 合 損益計算書( 平成 14 年 4 月 1 日から ) 平成 15 年 3 月 31 日まで (単位:千円) 科 目 金 額 (経 常 損 益 の 部) 営 業 損 益 の 部 営 業 収 益 業 費 用 上 原 価 5,688,249 販売費及び一般管理費 16,202,237 売 上 営 売 営 23,833,683 高 業 利 21,890,486 1,943,196 益 営 業 外 損 益 の 部 営 業 外 収 益 受取利息及び配当金 144,660 そ 215,693 営 の 他 業 支 そ の 外 費 払 の 経 収 利 他 の 常 費 利 益 360,353 用 息 850,647 用 23,206 873,854 1,429,695 益 (特 別 損 益 の 部) 特 別 利 用 補 収 そ 特 の 他 別 益 償 の 損 利 金 131,794 益 19,025 39,109 投資有価証券評価損 失 182,227 役 員 退 職 慰 労 金 528,750 貸 そ 倒 の 他 150,819 失 損 の 損 10,274 失 760,361 820,152 税 引 前 当 期 利 益 法人税、住民税及び事業税 201,477 法 人 税 等 調 整 額 154,238 355,715 益 464,436 益 2,280,892 当 期 未 処 分 利 益 2,745,328 当 前 期 期 繰 利 越 利 16 重要な会計方針 1. 有価証券の評価基準及び評価方法 (1) 子会社株式及び関連会社株式 移動平均法による原価法 (2) その他有価証券 時価のあるもの 期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部資本直入法に より処理し、売却原価は移動平均法により算定) 時価のないもの 移動平均法による原価法 2. たな卸資産の評価基準及び評価方法 先入先出法による原価法 3. 固定資産の減価償却の方法 (1) 有形固定資産…………A建物及び構築物 定額法を採用しております。 なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。 建物及び構築物 15 年∼ 42 年 Bその他の有形固定資産 定率法を採用しております。 なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。 機械装置及び車両運搬具 4 年∼ 15 年 工具器具備品 3 年∼ 15 年 (2) 無形固定資産…………定額法を採用しております。 なお、自社利用のソフトウェアについては、社内に おける利用可能期間(5 年)に基づく定額法を採用 しております。 4. 引当金の計上基準 (1) 貸 倒 引 当 金………売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般 債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等 特定の債権については個別に回収可能性を検討し、 回収不能見込額を計上しております。 (2) 退職給付引当金………従業員の退職給付に備えるため、当営業年度末にお ける退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、 当営業年度末において発生していると認められる額 を計上しております。数理計算上の差異は、その発 生時の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5 年) による定率法により按分した額をそれぞれ発生の翌 営業年度から費用処理しております。 (3) 債務保証引当金………債務保証に係る損失に備えるため、被保証先の資産 内容等を勘案して計上しております。これは旧商法 第 287 条ノ 2 に規定する引当金であります。 5. リース取引の処理方法 リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナン ス・リース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理 によっております。 6. その他の財務諸表作成のための重要な事項 消費税等の会計処理……税抜方法によっております。 7. 自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準 当期より「自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準」 (企業会 計基準第 1 号)を適用しております。なお、これによる当期の損益に与える 影響は軽微であります。 なお、商法施行規則(平成 14 年法務省令第 22 号)の施行により、当期か ら貸借対照表の資本の部については、商法施行規則により作成しております。 8. 1 株当たり情報 当期より「1 株当たり当期純利益に関する会計基準」 (企業会計基準第 2 号) 及び「1 株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」 (企業会計基準適 用指針第 4 号)を適用しております。なお、これによる影響については、 「貸借対照表注記 7.1 株当たり当期利益」に記載しております。 貸借対照表注記 1. 子会社に対する債権債務(区分掲記した債権債務を除く) 短期金銭債権 176,966 千円 短期金銭債務 207,278 千円 長期金銭債務 158,154 千円 2. 有形固定資産の減価償却累計額 23,332,013 千円 3. 担保に供している資産 建 物 22,573,338 千円 土 地 4,815,555 千円 4. 税効果会計 (1) 繰延税金資産及び繰延税金負債の主な原因別の内訳 繰延税金資産(流動) 未 払 賞 与 30,864 千円 未 払 事 業 所 税 17,384 千円 そ の 他 3,709 千円 合 計 51,958 千円 繰延税金負債(流動) 未 収 事 業 税 13,537 千円 合 計 13,537 千円 差 引 38,421 千円 繰延税金資産(流動)計上額 38,421 千円 17 繰延税金資産(固定) 退 職 給 付 引 当 金 97,819 千円 投資有価証券評価損 45,552 千円 株式等評価差額金 42,463 千円 会 員 権 評 価 損 24,285 千円 そ の 他 5,514 千円 合 計 215,635 千円 繰延税金負債(固定) 株式等評価差額金 782 千円 合 計 782 千円 差 引 214,853 千円 繰延税金資産(固定)計上額 214,853 千円 (2) 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異内訳 法定実効税率 41.7 % (調整) 住 民 税 均 等 割 等 1.3 % 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △ 0.1 % 税率変更による期末繰延税金資産の減額修正 0.7 % そ の 他 △ 0.2 % 税効果会計適用後の法人税等の負担率 43.4 % (3) 地方税法等の一部を改正する法律(平成 15 年法律第 9 号)が平成 15 年 3 月 31 日に公布されたことに伴い、当期の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算 (ただし、平成 16 年 4 月 1 日以降解消が見込まれるものに限る。 )に使用した 法定実効税率は、前期の 41.7 %から 40.4 %に変更されました。その結果、繰 延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)が 6,913 千円減少 し、当期に計上された法人税等調整額が 5,572 千円、株式等評価差額金が 1,341 千円、それぞれ増加しております。 5. 退職給付会計 採用している退職給付制度の概要 当社は、確定給付型の制度として、適格退職年金制度及び退職一時金制度を 設けております。 退職給付債務に関する事項(平成 15 年 3 月 31 日現在) イ.退 職 給 付 債 務 △ 357,019 千円 ロ.年 金 資 産 69,719 千円 ハ.未 積 立 退 職 給 付 債 務(イ+ロ) △ 287,299 千円 ニ.未 認 識 数 理 計 算 上 の 差 異 31,784 千円 ホ.未 認 識 過 去 勤 務 債 務(債務の減額) −千円 ヘ.貸 借 対 照 表 計 上 額 純 額(ハ+ニ+ホ) △ 255,514 千円 ト.前 払 年 金 費 用 −千円 チ.退 職 給 付 引 当 金(ヘ−ト) △ 255,514 千円 退職給付費用に関する事項(自平成 14 年 4 月 1 日 至平成 15 年 3 月 31 日) イ.勤 務 費 用 △ 34,431 千円 ロ.利 息 費 用 △ 7,571 千円 ハ.期 待 運 用 収 益 −千円 ニ.数理計算上の差異の費用処理額 △ 513 千円 ホ.過 去 勤 務 債 務 の 費 用 処 理 額 −千円 ヘ.割 増 退 職 金 △ 11,783 千円 ト.退 職 給 付 費 用(イ+ロ+ハ+ニ+ホ+ヘ) △ 54,300 千円 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項 イ.退職給付見込額の期間配分方法 期間定額基準 ロ.割 引 率 1.7 % ハ.期 待 運 用 収 益 率 0.0 % ニ.数 理 計 算 上 の 差 異 の 処 理 年 数 5 年(発生時の従業員の平均残存勤 務期間以内の一定の年数による定率 法により、それぞれ発生の翌期から 費用処理することとしております。 ) 6. 保証債務 3,337,739 千円 7. 1 株当たり当期利益(役員賞与等を控除して算出) 52 円 当期より「1 株当たり当期純利益に関する会計基準」 (企業会計基準第 2 号) 及び「1 株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」 (企業会計基準適用 指針第 4 号)を適用しております。なお、これによる影響は軽微であります。 1 株当たり当期利益の算定上の基礎は以下のとおりであります。 当 期 利 益 464,436 千円 普通株主に帰属しない金額 15,500 千円 (うち利益処分による役員賞与金) (15,500 千円) 普通株式に係る当期利益 448,936 千円 期 中 平 均 株 式 数 8,666,432 株 損益計算書注記 1. 子 会 社 に 対 す る 売 上 高 7 千円 2. 子 会 社 へ の 業 務 委 託 費 2,180,867 千円 3. 子 会 社 へ の 賃 借 料 1,074,000 千円 4. 子 会 社 と の そ の 他 の 営 業 取 引 4,485 千円 5. 子 会 社 か ら の 受 取 利 息 100,736 千円 6. 子 会 社 か ら の 受 取 家 賃 44,440 千円 18 利益処分 (単位:円) 科 目 当 期 未 処 金 額 分 利 合 益 2,745,328,887 計 2,745,328,887 これを次のように処分します。 株 主 配 当 259,993,860 金 (1株につき 30 円) 役 員 賞 与 15,500,000 金 ( (うち監査役賞与金) 次 期 繰 越 利 2,500,000) 2,469,835,027 益 株式の状況 (平成 15 年 3 月 31 日現在) 会社が発行する株式の総数 27,212,000 株 発行済株式の総数 8,670,080 株 株主総数 877 名 大株主 株 主 名 持 株 数 議決権比率 株 % 夫 1,425,821 16.51 株式会社井門エンタープライズ 1,124,000 13.02 唐 唐 神 茂 夫 1,073,825 12.43 唐 神 紗 千 子 741,000 8.59 株式会社北海道銀行 431,200 4.99 株式会社井門コーポレーション 350,000 4.06 唐 神 忠 夫 257,000 2.98 小 笠 原 俊 子 122,000 1.41 野 村 多 佳 子 115,675 1.33 唐 神 美 和 子 102,080 1.18 神 英 19 取締役及び監査役 会社の概況 商 号 (平成 15 年 3 月 31 日現在) カラカミ観光株式会社 (英文)KARAKAMI KANKOH CO., LTD. 設 立 昭和 28 年 12 月 主要な事業所(運営ホテル) 本 店 北海道虻田郡虻田町 字洞爺湖温泉町 38 番地 札幌市南区定山渓温泉 北海道有珠郡壮瞥町 洞爺湖温泉 北海道阿寒郡阿寒町 阿寒湖温泉 仙台市太白区秋保温泉 北海道虻田郡虻田町 洞爺湖温泉 東京都中央区 和歌山県西牟婁郡白浜町 白浜温泉 仙台市太白区秋保温泉 北海道阿寒郡阿寒町 阿寒湖温泉 北海道阿寒郡阿寒町 阿寒湖温泉 川崎市川崎区 札幌市中央区 東京都中央区 定山渓ビューホテル 洞 爺 サ ン パ レ ス ニュー阿寒ホテル ホ テ ル 瑞 鳳 洞爺パークホテル天翔 晴海グランドホテル ホ テ ル 川 久 秋保グランドホテル ホテルエメラルド 阿寒ビューホテル 川崎グランドホテル 札 幌 営 業 所 東 京 営 業 所 従業員の状況 代表取締役 社 長 山 本 利 雄 取 締 役 成 専務取締役 遊 佐 弘 隆 取 締 役 小笠原 篤 夫 専務取締役 山 内 一 博 取 締 役 唐 神 富士子 専務取締役 唐 神 一 夫 取 締 役 唐 神 久美子 常務取締役 阿 部 實 常勤監査役 堂 下 孝 志 常務取締役 福 田 茂 之 監 査 役 井 門 昭 二 取 締 役 唐 神 忠 夫 監 査 役 居 林 彬 773 名(男 390 名、女 383 名) 20 21 田 正 廣
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