NEWS RELEASE

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The Miyazaki Bank, Ltd.
平成 21 年 11 月 24 日
各
位
株式会社 宮崎銀行
宮崎ネオアグリファンドの投資実行について
株式会社宮崎銀行(頭取 小池 光一)は、宮崎県の基幹産業である農業・農業関連業種の発展に
寄与するため、当行関連会社である宮銀ベンチャーキャピタル株式会社を無限責任組合員とし、
地元金融機関連合および農業関連事業法人で共同設立(平成 21 年 7 月 1 日)いたしました
「宮崎ネオアグリ投資事業有限責任組合(総額 5 億 5,000 万円)」の第 2 号投資先を決定し、本日
投資実行いたしましたのでお知らせします。
1. 投資概要
投 資 先:有限会社新福青果(代表取締役
新福 秀秋:農産物生産・集荷販売、加工業)
投資金額:8,000 万円
投資形態:普通社債
投資期間:7 年間
資金使途:富士通㈱と共同研究中のデータベースソフト「ナレッジマネジメントプラット
フォーム」により農業技術を「見える化」することで、農場の気温・湿度・土壌
など、過去の情報を生かし、農産物の加工や規格外品の製品化等、質への転換を
推し進めるための設備・運転資金
2. 投資実行日
平成 21 年 11 月 24 日(火)
3. 投資先紹介

南九州の中心(都城市)に位置し、広大な直営農場と多数の契約農家を抱え、多種かつ
大量の農作物の生産力、集荷力を持ち、加工も行っている全国有数の農業生産法人です。

IT を活用した生産情報の蓄積により、作業の標準化・効率化を図り、生産履歴情報
(トレーサビリティ)として責任ある食品を提供しています。
4. 投資理由
 同社は、早くから「食の安心・安全」に対して取り組み、グローバル GAP(世界適正農業
規範)、有機 JAS および宮崎認定エコファーマーを取得し、農業の抱える構造的な課題に
対して、従来の「農業」の枠を超えた異業種から優れた技術やノウハウを積極的に取り
入れているモデル企業として、さらなる発展を見込めると判断し、投資すること
としました。
【参考】宮崎ネオアグリ投資事業有限責任組合概要
1. 概
要
(1)投資対象先
農業法人、食品加工(製造)業および食品流通(販売)業
※いずれも、宮崎県内に本社もしくは事業拠点を有する企業
(2)投資形態
社債・株式・新株予約権・新株予約権付社債
※1 社あたりの投資上限額は 200 百万円
(3)ファンド存続期間
平成 21 年 7 月 1 日∼平成 29 年 6 月 30 日(8 年間)
2. ファンド規模および組合員
組合員区分
組合員
金額(百万円)
無限責任組合員
宮銀ベンチャーキャピタル株式会社
有限責任組合員
株式会社宮崎銀行
有限責任組合員
株式会社宮崎太陽銀行
50
有限責任組合員
高鍋信用金庫
50
有限責任組合員
都城信用金庫
30
有限責任組合員
延岡信用金庫
30
有限責任組合員
株式会社キング
50
有限責任組合員
雲海酒造株式会社
50
有限責任組合員
神楽酒造株式会社
20
1
269
合計
550
3. ファンドスキーム
安心・安全な
食品の提供
【有限責任組合員】
当行など地域金融機関
地域農業関連業種
分配
経営支援
出資
宮崎ネオアグリ投資事業有限責任組合
総額5億5,000万円
出資
運営管理
農業法人
食品加工(製造)業
食品流通(販売)業
投資
規模拡大
報酬
分配
経営支援
【無限責任組合員】
宮銀ベンチャーキャピタル
農業周辺産業の
雇用確保
【本件に関するお問い合わせ】
宮崎銀行
営業支援部
有山(0985-32-8239)