DATASHEET EX8216 イーサネット スイッチ 製品概要 ジュ ニ パ ー ネ ット ワ ー クス EX シ リ ー ズ イ ー サ ネットス イッチ の 1 つ で あ る EX8216 イー サ ネットスイッチ は、 高 密 度なデータセンター、クラウドコンピュー ティング、インターネットエクスチェンジな どの環境で要求される性能や拡張性、高 可用性を実現します。EX8216 モジュラー スイッチは、12Tbps を上回る拡張性を実 現することにより、今日のハイパフォーマ ンスネットワークに必要とされる堅牢なソ リューションを提供できるだけでなく、将 来にわたって最も要求の厳しいネットワー ク環境にも対応できる十分な能力を備えて います。 製品説明 ジュニパーネットワークス EX8200 シリーズ イーサネットスイッチの 16 スロット型モデル、ジュニパー ネットワークス EX8216 イーサネットスイッチは、データセンターにトップオブラック(top-of-rack) またはエンドオブロー(end-of-row)で配備されるアクセススイッチのアグリゲーションおよびデータ センターにエンドオブローで配備されるギガビットイーサネットサーバーおよび 10GbE サーバーのアク セスに適した、高密度、ハイパフォーマンス・プラットフォームとして使用できます。約 1.9Bpps という 高密度、ワイヤスピード性能の 10GbE を装備すれば、大規模なデータセンターのネットワークにも対 応できます。 8 スロット型モデルのジュニパーネットワークス EX8208 イーサネットスイッチと同様、EX8200 シリー ズのワイヤスピードのラインカードと電源を実装するため、製品シリーズ全体のパフォーマンスの一貫 性が保証され、ネットワークへの投資が最大限に活かされます。EX8216 は、EX8208 やジュニパーネッ トワークス EX2200、EX3200、EX3300 、EX4200、EX4500、EX6200 シリーズ イーサネットスイッ チと同じジュニパーネットワークス Junos® OS を採用しているので、これらのスイッチを併用することに よって、データセンターのインフラストラクチャ全体の設備投資や運用コストを削減できます。 EX8216 イーサネットスイッチ EX8216 モジュラースイッチには、高度なハードウェア機能を処理する自社設計の EX-PFE2 ASIC(特 定用途向け IC)が搭載されています。各ラインカードに搭載された EX-PFE2 ASIC(特定用途向け IC)をキャリアクラスの Junos OS と組み合わせることにより、データセンターのハイパフォーマンス なネットワークに要求される拡張性が実現します。 EX8216 スイッチは、EX8200 シリーズの 3 種類のイーサネットラインカードを任意に組み合わせ て使用できます。オプションには以下が含まれます。 • EX8200-48T:48 ポートの 10/100/1000BASE-T RJ-45 非シールドツイストペアケーブル(UTP) ラインカード • EX8200-48T-ES:48 ポート 10/100/1000BASE-T RJ-45 非シールドツイストペア (UTP) 拡張 ラインカード • EX8200-48F:48 ポートの 100BASE-FX/1000BASE-X SFP ファイバーラインカード • EX8200-48F-ES:48 ポート 100BASE-FX/1000BASE-X SFP 拡張ファイバーラインカード • EX8200-8XS:8 ポートの 10GBASE-X SFP+ ファイバーラインカード • EX8200-8XS-ES:8 ポート 10GBASE-X SFP+ 拡張ファイバーラインカード • EX8200-40XS:40 ポートの 10GBASE-X SFP+/1000BASE-X SFP ラインカード • EX8200-40XS-ES:40 ポートの 10GBASE-X SFP+/1000BASE-X SFP 拡張ラインカード • EX8200-48TL:48 ポートの超過(2.4:1)10/100/1000BASE-T RJ-45 非シールドツイスト ペアケーブル(UTP)ラインカード • EX8200-48PL:48 ポートの超過(2.4:1)10/100/1000BASE-T RJ-45 非シールドツイスト ペアケーブル(UTP)PoE+(Power over Ethernet plus)ラインカード 1 • EX8200-2XS-40T:40 ポートの超過(2.5:1)10/100/1000BASE-T RJ-45 非シールドツイストペアケーブル(UTP)と、4 ポートのラインレー ト 100/1000BASE-SX SFP、2 ポートのラインレート 10GbE SFP+ によ るコンビネーションラインカード • EX8200-2XS-40P:40 ポートの超過(2.5:1)10/100/1000BASE-T RJ-45 非シールドツイストペアケーブル(UTP)PoE+ と、4 ポートのラ インレ ート 100/1000BASE-SX SFP、2 ポ ートのラインレ ート 10GbE SFP+ によるコンビネーションラインカード 最大構成の EX8216 シャーシ 1 台で、 最大 768 個の GbE ポートまたは 128 個の 10GbE ポートをあらゆるパケットサイズに対してワイヤスピードで 処理できます。 これはラインレートの 10GbE ポート密度としては業界でもトッ プクラスの性能です。EX8216 は、EX8200-40XS を搭載することにより、 高密度なポートが不可欠とされるアプリケーションにおいて最大 640 個の 超過 10GbE ポートを処理できます。 標準サイズの 42RU ラック 1 台に高さ 21 ラックユニット(RU)の EX8216 スイッチを 2 台収納できるので、1 台のラック内に最大 1,536 個の GbE ポー トまたは 1,280 の 10GbE ポートを実装できます。また、奥行わずか 26.5 インチ(67.31cm)と、データセンターで一般に使われるキャビネットにもすっ きり収まるサイズなので、既存インフラストラクチャや場所代が高い拠点へ の導入に最適です。 スロット当たり 320Gbps(全二重)で動作する EX8216 スイッチファブリッ クは、あらゆるパケットサイズに対してすべてのポートで拡張性のあるワイ ヤレート性能を実現します。パススルーのミッドプレーン設計によって将来 的に最大 12.4Tbps まで拡張可能なので、次世代機器を導入する準備も万 全です。 基本構成の EX8216 スイッチには、可変スピードファン搭載の側面取り付 け型ホットスワップ対応ファントレイ 2 個、ルーティングエンジンモジュー ル 1 個、専用の SFM(switch fabric module)8 個などが実装されます。 出荷時には 3,000 ワットの電源 2 個が実装されていますが、電源ベイは 6 個あるので、どのような導入方式でも必要な電源と冗長性を提供するシャー シをプロビジョニングできます。冗長構成の EX8216 には 3 つの電源オプ ションがあります。また、2 個目のルーティングエンジンモジュールを実装し てホットスタンバイによる障害許容力を実現しています。スイッチファブリッ クモジュール以外のコンポーネントはすべてスイッチの正面からアクセスで きるので、操作、保守、アップグレードなどの作業性も確保されています。 フロントパネルのシャーシ上部の LCD パネルには、ルーティングエンジン のステータスだけでなく、シャーシコンポーネントのアラーム情報も表示さ れるので、すぐに問題を特定し、解決できます。LCD パネルのインタフェー スは柔軟性があって使いやすく、デバイスの初期化や設定ロールバックの実 行、システム状況やアラームの通知、スイッチのデフォルト設定の復元など の操作を実行します。 表 1:EX8216 スイッチの特長一覧 特長 説明 シャーシ • 21RU、奥行 26.5 インチ(67.4cm)、幅 17.3 インチ (43.9cm) • 16 個の専用 I/O スロット • 12.4Tbps のバックプレーン容量 • 専用のデータ / 制御 / 管理プレーン • システム監視用 LCD パネル 電源 • エネルギー効率:ワット当たり 300,000 パケット / 秒、ま たは 1Gbps 当たり 4.7 ワット • 6 個の負荷分散電源 • 最大 15,000W の電源容量 • AC 220V、AC 110V、DC -48V の N+1/N+N 冗長化オプ ション 冷却 • 可変冗長ファンおよび冗長コントローラ • サイドツーサイドの気流 ファブリック • スロット当たり 320Gbps(全二重)のファブリック容量 • 8 個のアクティブファブリックカードによる N+1 冗長 • 障害発生時でも完全ラインレート転送を実現 ルーティング エンジン • • • • OS • Junos OS 高可用性 • 連続動作が可能なハードウェア設計 • 障害個所を分離できる安全性の高いモジュラー型アーキテ クチャ • 制御プレーンと転送プレーンを分離して拡張性と障害許容 力を強化 • 透過的なフェイルオーバーとネットワークリカバリ • GRES(Graceful Routing Engine switchover) • NSR(Nonstop active routing) • NSB(ノンストップブリッジング) • NSSU(Non Stop Software Upgrade) レイヤー 2 の 特長 1+1 冗長性 マスター / バックアップルーティングエンジン 2GB の DRAM、4GB のフラッシュメモリ コンソール +AUX シリアルポート / イーサネット管理ポー ト • USB ストレージインタフェース • • • • • • • • • • * ロードマップ 2 ジャンボフレーム(最大 9,216 バイト) VLAN:4,096 VLAN Registration Protocol PVLAN(Private VLAN) 802.3ad − LACP(Link Aggregation Control Protocol) 802.1D − STP(Spanning Tree Protocol) 802.1w − RSTP(Rapid Spanning Tree Protocol) 802.1s − MSTP(Multiple Spanning Tree Protocol) VSTP(VLAN Spanning Tree Protocol) RTG(冗長トランクグループ) 特長 レイヤー 3 の 特長 ハードウェア トンネリング マルチキャスト 説明 • • • • • • • • • • • • • • • ファイア ウォール フィルタ • • QoS • (サービス品質) • • • • • 管理 • • • • • • • • • • • • スタティックルーティング RIP v1/v2 OSPF v1/v2 フィルタベースのフォワーディング VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol) BGP(アドバンスト機能ライセンス) IS-IS(アドバンスト機能ライセンス) IPv6(アドバンスト機能ライセンス) BFD(Bidirectional Forwarding Detection) バーチャルルーター GRE トンネル * MPLS 性能(アドバンスト機能ライセンス) IGMP(Internet Group Management Protocol) v1/v2/v3 IGMP スヌーピング Protocol Independent Multicast:PIM-SM、PIMSSM、PIM-DM、MSDP 受信・送信 L2-L4 ACL(アクセスコントロールリスト): – ポートベース ACL – VLAN ベース ACL – ルーターベース ACL 制御プレーン DoS(denial of service)攻撃防御 シャーシ当たりのポリサー数:2,000 ポート当たりの送信キュー数:8 WRED(Weighted Random Early Detection)スケ ジューリング SDWRR(Shaped Deficit Weighted Round Robin) キューイング 絶対優先キューイング スケジューリング / 再書き込み用マルチフィールド分類 (L2-L4) Junos OS CLI(Command-line Interface) Junos XML 管理プロトコル 組み込み式ウェブベース管理(ジュニパーネットワークス Junos Web ソフトウェア) Network and Security Manager(NSM)対応 LCD パネル SNMP v1、v2、v3 RADIUS TACACS+ 幅広い MIB サポート ローカル / リモートアナライザー(ミラーリング) LLDP(Link Layer Discovery Protocol) AIS(Advanced Insight Solutions) 導入シナリオ EX8216 モジュラースイッチは、さまざまなデータセンターへの展開に対 応できるように設計されています。ハイパフォーマンスで高密度なコアプ ラットフォームとして動作することによって、コストの削減と複雑さの解消 を達成すると同時に、全体的な拡張性とキャリアクラスの信頼性を提供し ます。 8 ポ ート の EX8200-8XS 10GbE の ラ イ ン カ ー ド を フ ル 装 備 し た EX8216 イー サ ネットスイッチ 1 台で、トップ オブラックの バ ー チャル シャーシを構成する EX4200 シリーズ スイッチなどのアクセスレイヤー デバイスからの高速ラインレートのアップリンクを最大 128 個処理できる ので、スイッチ台数を減らしながら対応可能なサーバー数を増やすこと ができる、拡張性に優れたソリューションとして使用できます。EX8208 は、40 ポートの EX8200-40XS 10GbE ラインカードを使用するため、 従来のスタンドアロン型トップオブラックのスイッチやブレードサーバース イッチを搭載するサーバーを利用する場合とほぼ同数のサーバーに対応 できます。 同様に、EX8216 シャーシ 1 台で最大 768 個の GbE ポート または 640 個の 10GbE ポートを処理できるので、高効率なエンドオブ ローのサーバー用アクセススイッチとしても使用できます。 EX8216 の高密度な GbE ポートおよび 10GbE ポートでアグリゲーション レイヤーとコアレイヤーを統合することによって、データセンターのアー キテクチャが大幅に単純化され、運用コストが削減されると同時に、電源、 設置場所、冷却に関する要件が緩和されます。 バーチャルシャーシテクノロジー EX8216 は、ジュニパーネットワークスの独自技術であるバーチャルシャー シテクノロジーを採用しています。このため、EX8200 シリーズ スイッチ であれば、EX8208 または EX8216 のいずれの組み合わせでも最大 4 台まで相互接続して、IP アドレスを 1 つ割り当て、1 台の論理デバイスとし て運用することができます。また、EX8200 バーチャルシャーシ構成は、 集約型アグリゲーションまたはコアレイヤーソリューションとして導入するこ とにより、ネットワークファブリックを構築します。アクセススイッチやルー ターをはじめ、ファイアウォールやロードバランサ(負荷分散装置)など のサービスレイヤーデバイスを、標準準拠のイーサネット LAG で相互接 続することができます。 バーチャルシャーシ構成では、1 個のラインレート 10GbE リンク、または 最大 12 個のラインレート 10GbE リンクによる LAG のいずれかを用いて、 EX8200 スイッチ間を相互接続することができます。また、SFP+ イン タフェースを使用して接続することにより、バーチャルシャーシ構成のメン バースイッチ間の距離を、最大 40km まで延長することが可能です (ZR 光ケーブルを利用して最大 70km まで延長可能 *)。CWDM/DWDM ネッ トワークではシャーシ間接続は 70km 超を実現しています。EX8200 バー チャルシャーシのメンバースイッチが、同一のラック内または隣接するラッ ク内に配置されている場合は、コストの低いダイレクトアタッチケーブル (DAC)を接続メカニズムとして使用できます。 EX8200 バーチャルシャーシ構成のネットワークファブリックでは、ルー プが発生しないため、スパニングツリーなどのプロトコルが不要です。ま た、VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)も不要なため、ネッ トワークを簡素化できるだけでなく、ネットワーク設計の拡張性も高めら れます。さらに EX8200 バーチャルシャーシ構成で採用されている VCCP (Virtual Chassis Control Protocol) は、 制御プレーン機能に影響を 及ぼしません。このため、802.3ad や OSPF、IGMP(Internet Group Management Protocol)、物理インタフェースモジュール(PIM)、BGP などをはじめ、EX8200 バーチャルシャーシ構成内で稼動する Junos OS の制御プレーンプロトコルは、スタンドアロンのシャーシ構成内で稼動す る場合と全く同じ状態で機能します。 EX8200 バーチャルシャーシ構成は、極めて障害許容力が高く、単一障 害点が発生しないため、シャーシやラインカード、ルーティングエンジン、 相互接続などで個々に障害が発生したとしても、ファブリック全体が動作不 能になるという事態を防ぎます。また、バーチャルシャーシテクノロジーは、 データセンター内に大量にプールされているすべてのコンピュートリソー スに対して、シンプルな L2 接続性を提供し、大規模なサーバーの仮想化 を実現します。 さらにバーチャルシャーシテクノロジーは、データセンター間で EX8200 ベースの VLAN を拡張することも可能です。この場合、双方のデータセン ターに同じ台数のスイッチを配置するか、または、2 つのバーチャルシャー シ構成間をシンプルな L2 トランク接続で相互接続します。 建物A EX4200 建物B EX4200 EX4500 EX4500 コア環境 4台のEX8200バーチャルシャーシ 建物C EX4200 建物D EX4500 EX4200 EX4500 WAN 図 1:コア環境において、4 台の EX8216 のバーチャルシャーシ構成は 1 つの論理スイッチとして管理されます。 * ロードマップ 3 XRE200 外部ルーティングエンジン XRE200 は、サーバークラスのアプライアンスとして、EX8200 バーチャ ルシャーシ構成のルーティングエンジン機能を搭載しています。大規模なシ ステム向け制御プレーンの処理要件に対応し、可用性や冗長性を高めます。 ま た XRE200 は、OSPF や IGMP、LACP(Link Aggregation Control Protocol)、802.3ah、VCCP などのさまざまな制御プロトコ ルだけでなく、あらゆる管理プレーン機能を備えています。XRE200 を 2 台使用して EX8200 バーチャルシャーシ構成を冗長化することにより、 Junos OS の 高 可 用 性(HA) 機 能を実 現します。アクティブ XRE200 で 不 具 合 が 生じた 場 合 には、スタンバイの XRE200 が 引き継ぐた め、 Junos OS の HA 機能によって、その時点におけるバーチャルシャーシ構 成や L2/L3 プロトコル、転送情報などが消失しないよう保護することがで きます。詳細については、XRE200 のデータシートを参照してください。 アーキテクチャと主要コンポーネント EX8216 と EX8208 をはじめとするジュニパーネットワークス EX8200 シ リーズ イーサネットスイッチには、共通の独自アーキテクチャが多数採用さ れています。このシリーズのスイッチに搭載されているルーティングエンジン で動作する Junos OS は、レイヤー 2 およびレイヤー 3 の全プロトコルを処 理して、 シャーシコンポーネントを個別に管理します。スイッチファブリックは、 すべてのデータトラフィックが通過するセントラルクロスバーマトリクスとして 動作します。 EX8200 の全プラットフォームに共通の EX8200 シリーズのラインカード には、ネットワークトラフィックをワイヤレートで処理する ASIC ベースのパ ケット転送エンジン「EX-PFE2」および拡張性に優れたローカル制御を行う ラインカードプロセッサが搭載されています。 大規模なデータセンター展開向けに設計された EX8216 アーキテクチャに は、ヘッドオブラインブロッキングを回避するメカニズム、単一階層の低 遅延スイッチファブリック、効率的なマルチキャストレプリケーション処理、 ディープバッファリングが採用されており、規模に応じた性能が保証されます。 EX8216 シャーシのミッドプレーンは、制御プレーンと管理プレーンの信号 を独立パス経由でさまざまなシステムコンポーネントに配信し、システム全 体に電源を供給します。データプレーン信号を EX8200 シリーズのライン カードから EX8216 スイッチファブリックモジュールに直接送信する独自のパ ススルーのコネクタシステムは、他に例を見ない信号品質を誇り、将来のファ ブリック ASIC にも対応できます。 可変冗長ファンを搭載した 2 個のファントレイは、ラインカード、ルーティン グエンジン、およびスイッチファブリックモジュールを冷却して、スムーズな 連続運用を維持します。EX8200 シリーズの電源は、建物の電源をシステ ム用の内部電圧に変換します。 EX8216 を構成するコンポーネントはすべてホットスワップ対応で、主要な 機能はすべて冗長構成でも使用可能なので、保守や修理の間も継続してシ ステムを運用でき、高い運用可能性が実現します。 ルーティングエンジンモジュール EX8216 のルーティングエンジンモジュールは、1.2GHz PowerPC プロ セッサ、2GB DRAM、4GB フラッシュメモリで構成される統合ルーティ ングエンジンを搭載し、制御プレーンと管理プレーンの機能を処理します。 フロントパネルの管理用 RJ-45 GbE ポートは、システムのアウトバンド 管理・監視に使用します。また、外部 USB ポートからソフトウェアイメー ジ、設定ファイル、ログなどを手軽にアップロードしたり、保存したりする ことができます。専用のシリアルポートに直接コンソールを接続できるほ か、予備のコンソールインタフェースを使用してモデム経由でリモートアク セスすることもできます。 ルーティングエンジンには、ジュニパーネットワークスのルーターと同じ ハードウェアアーキテクチャを採用しています。既に市場で定評があるこの アーキテクチャによって、EX8216 スイッチも、業界最大手のサービスプ ロバイダ・ネットワークを支えるジュニパーネットワークスのルーター同様 に、キャリアクラスの性能と信頼性を提供します。ルーティングエンジンの 中央 CPU は、あらゆるシステム制御機能を備えており、EX8216 スイッ チのハードウェア内のフォワーディングテーブルやルーティングプロトコル のステータスを管理します。ルーティングエンジンモジュールには、環境 監視をはじめとするシャーシ管理機能を搭載した専用ハードウェアおよび 個々のラインカードとの通信を処理する専用の内蔵型 GbE 帯域外管理イ ンタフェースが実装されています。 4 EX8216 スイッチファブリック EX8216 のスイッチファブリックは、背面装着式の 8 個のスイッチファブリッ クモジュールで構成され、あらゆるネットワークデータが通過する中央ノン ブロッキングマトリクスとして動作します。SFM は 8 個とも常時アクティブ であり、パケットサイズを問わずすべてのポートでラインレートのレイヤー 2/ レイヤー 3 のスイッチングを処理する能力があります。スイッチファブ リックモジュールが 1 個故障しても、データトラフィックは残りのモジュール 間でグレースフルに負荷分散されるので、すべての 10GbE ポートでライ ンレートの性能が維持され、パケットが失われることはありません。SFM は、ホットスワップ対応であると同時にフィールド交換にも対応しているの で、万一ユニットが故障した場合も運用を中断せずに簡単に交換できます。 8 個のアクティブ負荷分散型スイッチファブリックモジュール全体で、ライ ンカードスロット当たり最大で 320Gbps(全二重)のパケットデータ帯 域幅が実現します。バックプレーンコネクタシステムは、12.4Tbps を超え るスイッチファブリック帯域幅を処理できるように設計され、将来 EX8216 の容量を 2 倍以上に増やすことも可能です。 電源 EX8216 のシャーシに は 6 個 の 電 源 ベイが 内 蔵され、プロビジョニン グと冗 長 化 の 両 方 に対 応できる優 れ た 柔 軟 性を実 現します。 標 準 的 な EX8200 の AC 電 源 は、1 台 で ハ イライン(200 ∼ 240V) 運 用 時 に 3,000 ワットの電力をシャーシに供給します。EX8216 は、ハイライン / ローライン運用の場合は 2,000/1,200W 電源としても使用できます。ま た、中央オフィス導入用に DC 3,000 ワットの冗長電源も利用可能です。 EX8200 の電源は、幅広い負荷範囲で 90% 以上の電力効率を実現する ので、建物の電源要件を最小限に抑え、全体の電力消費量も削減します。 これらの電源は EX8200 シリーズ全体で相互に交換可能なので、保守や スペア交換も容易です。 EX8216 の基本設定と電源入力に必要な電源は 2 個だけですが、6 個の 電源ベイが内蔵されているので、任意のラインカード構成で必要な電源 を供給したり、コンポーネントやライン入力の障害に備えて N+1 または N+N の電源冗長性を構成したりするために必要な容量を確保できます。 実際に必要な電源数は、実装するラインカードの数と構成する冗長性レ ベルの組み合わせによって決まります(表を参照)。たとえば、128 個の ラインレートの 10GbE ポートをフル装備したシャーシに対応する場合は 9,000W が必要です。 表 2:EX8216 の電力容量 電力消費量 通常モード 省電力モード ベースシステム(ルーティングエンジン ×1、ス 1,080W イッチファブリックモジュール ×8、ファントレイ ×2) 冗長システム(ルーティングエンジン ×2、 スイッ 1,180W チファブリックモジュール ×8、ファントレイ ×2) ラインカードフル装備時の電力消費量 EX8200-8XS(-ES)8 ポート 10GbE SFP+ ラインカード EX8200-48T(-ES)48 ポート 10/100/1000BASE-T RJ-45 ラインカード EX8200-48F(-ES)48 ポート 100FX/1000BASE-X SFP ラインカード EX8200-40XS(-ES)40 ポート 10GBASE-X SFP+/1000BASE-X SFP ライン カード EX8200-40TL/PL EX8200-2XS-40T/40P 2,300W 2,400W 通常モード 省電力モード 299W 450W 194W 350W 185W 330W 427W 550W 280W(PoE 対応の場合 は +900W) 432W(PoE 対応の場合 は +780W) 320W(PoE 対応の場合は +900W) 450W(PoE 対応の場合は +780W) 電力容量 3kW、AC 220V、5+1 冗長電源 3kW、AC 220V、3+3 冗長電源 2kW、AC 220V、5+1 冗長電源 15,000W 9,000W 10,000W 2kW、AC 110V、5+1 冗長電源 3kW、DC -48V、(5+5)+1 冗長電源 3kW、DC -48V、(3+3)+1 冗長電源 6,000W 15,000W 9,000W 特長・メリット 高可用性 EX8216 スイッチは、さまざまな高可用性機能を備えて、連続運用が可能 なキャリアクラスの性能を実現します。冗長ルーティングエンジンモジュー ルを実装できる空きスロットが用意されており、2 個目のルーティングエン ジンモジュールを実装すると、ホットスタンバイモードでバックアップとし て動作し、マスターのルーティングエンジンが故障した場合にいつでも処 理を引き継ぐことができます。マスターが故障すると、Junos OS のレイ ヤー 2/ レイヤー 3 の統合型 GRES(グレースフルルーティングエンジン スイッチオーバー)機能と NSR 機能、NSB 機能とが連携することにより、 制御機能がシームレスにバックアップに引き継がれ、アプリケーションや サービス、IP 通信へのアクセスは中断されることなく維持されます。 キャリアクラスの OS EX8216 では、業界最大手の最も複雑なネットワークを支えるジュニパー ネットワークスのルーターに採用されており、また他の EX シリーズスイッ チで使用されている Junos OS が動作します。 ジュニパーネットワークスは、全製品で OS を共通化することにより、制御 プレーン機能の実装・動作に一貫性を持たせています。この Junos OS の一貫性を維持するため、ソースコードの統一や、四半期ごとに発表する 一元的なリリース体系のほか、単一箇所の障害によるシステム全体のダウ ンを防止する高可用性モジュラー型アーキテクチャの採用など、きわめて 厳格な開発プロセスにこだわっています。 EX8216 こうした特長は、Junos OS の真価を引き出すうえで不可欠です。この 特長を守り続けているからこそ、Junos OS のソフトウェアリリース時に、 Junos OS 対応の全製品が同時にアップデートされるのです。全機能につ いて、もれなく回帰テストを実施し、新バージョンをリリースするたびに旧 バージョンの完全な上位セットとなるよう万全を期しています。この結果、 すべての機能が維持され、従来と同じように動作します。 管理・運用を簡略化 EX8216 イーサネットスイッチのシステム管理には、さまざまな方法が用 意されています。 Junos OS 標準の CLI では、Junos OS に対応したすべてのデバイスに 共通するきめ細やかな管理機能やスクリプティング用パラメータを利用で きます。統合管理ツール「Junos Web」は、ブラウザベースの GUI から 各スイッチの設定や監視、トラブルシューティング、デバイスレベルの保 守などを実行できる組み込みデバイスマネージャです。Junos XML 管理 プロトコルツールは、OS 上で発生する可能性がある問題を早期に検知し、 自動的に解決します。 ジュニ パ ー ネットワークス の Network and Security Manager および Junos Space ソフトウェアは、ジュニパーネットワークス EX シリーズ イー サネットスイッチのすべての製品シリーズだけでなく、ネットワーク全体で 使用されているすべてのジュニパーネットワークス製品を対象として、シス テムレベルの管理機能を 1 つのコンソールに一元化します。 一 方、EX8216 スイッチ の 性 能 に 関 するデ ータは、HP OpenView や IBM Tivoli、Computer Associates Unicenter など、主要なサードパー ティ製の管理システムにエクスポートできるので、他のネットワークコン ポーネントで収集された管理データと組み合わせることで、ネットワークの 運用状況を一元的に完全可視化できます。 また、他の EX8200 シリーズ製品と同様、ジュニパーネットワークスの Technical Services を強化する包括的なツールセット「Srvice Now ソ リューション」が搭載されているので、ネットワークの予防保守に役立つイ ンテリジェンス / サポートサービスを、個々のネットワークに合わせてカス タマイズして自動的に提供できます。 5 EX8216 モジュラースイッチ仕様 RFC コンプライアンス(続き) 物理仕様 • RFC 1112:IGMP v1 • RFC 1058:RIP v1 外形寸法(幅・高さ・奥行): • RFC 1122:Host Requirements • 43.94×92.71×67.31*cm(17.3×36.5×26.5* インチ) * 全ハードウェアを含む場合は 71.63cm(28.2 インチ) • RFC 1195:Use of Open Systems Interconnection(OSI)IS-IS for Routing in TCP/IP and Dual Environments(TCP/IP 転送のみ) • RFC 1256:IPv4 ICMP Router Discovery Protocol(IRDP) 重量: • RFC 1492:TACACS+ • 基本構成:122.5kg(270 ポンド) • 冗長構成:144kg(318 ポンド) • RFC 1519:Classless Inter-Domain Routing(CIDR) • ミッドプレーン搭載シャーシ:64kg(142 ポンド) • RFC 1587:OSPF NSSA Option • フル実装のシャーシ:191kg(422 ポンド) • RFC 1591:Domain Name System(DNS) ハードウェア仕様 • RFC 1745:BGP4/IDRP for IP-OSPF Interaction • ポート当たりのキュー数:8 • RFC 1771:Border Gateway Protocol 4 • RFC 1765:OSPF Database Overflow • アナライザーセッション:7(ローカル / リモート) • RFC 1772: Application of the Border Gateway Protocol in the Internet • シャーシ当たりのポリサー数:2,000 • MAC アドレス:160,000 • RFC 1812:Requirements for IP Version 4 Routers • VLAN:4,096 • RFC 1965:Autonomous System Confederations for BGP • PVLAN(プライベート VLAN) • ファイアウォールフィルタ(ACL. セキュリティ /QoS):54,000 • リンクアグリゲーショングループ(LAG)(ポート / グループ):12/255 • GRE トンネル:2,000 • IPv4 ユニキャストルート *:最大 500,000/1,000,000† • IPv4 マルチキャストルート:100,000/200,000 † • IPv6 ユニキャストルート *:最大 250,000/500,000 • IPv6 マルチキャストルート:100,000/200,000 † † • マルチキャストグループ数:26,000 • ARP エントリ数:最大 100,000** • レイヤー 3 ネクストホップ:150,000 • ジャンボフレーム:最大 9,216 バイト • 10GbE ポート当たりのバッファ:512MB • GbE ポート当たりのバッファ:42MB EX8216 システム容量 • 最大バックプレーン容量:12.4Tbps • 最大転送レート:1.92Bpps • RFC 1981: Path MTU Discovery for IPv6 • RFC 1997:BGP Communities Attribute • RFC 2030:Simple Network Time Protocol(SNTP) • RFC 2068:HTTP server • RFC 2080: RIPng for IPv6 • RFC 2081: RIPng Protocol Applicability Statement • RFC 2131:BOOTP/Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP) relay agent and DHCP server • RFC 2138:RADIUS Authentication • RFC 2139:RADIUS Accounting • RFC 2154:OSPF w/Digital Signatures(Password, MD-5) • R FC 2 2 0 5 : Re s o u rce Re s e r vat i o n Pro to co l ( RSV P ) - v 1 functionality • RFC 2210: Use of RSVP with IETF Integrated Services • RFC 2236:IGMP v2 • RFC 2267:Network Ingress Filtering • RFC 2270: BGP-4 Dedicated AS for Sites/Single Provide IEEE コンプライアンス • RFC 2283: Multiprotocol Extensions for BGP-4 • IEEE 802.1AB: Link Layer Discovery Protocol(LLDP) • RFC 2328:OSPF v2(Edge-mode) • IEEE 802.1D-2004:Spanning Tree Protocol(STP) • RFC 2338:VRRP • IEEE 802.1p:Class-of-service(CoS)prioritization • RFC 2362:PIM-SM(Edge-mode) • IEEE 802.1Q-2006:VLAN tagging • RFC 2370:OSPF Opaque LSA Option • IEEE 802.1s:Multiple Spanning Tree Protocol(MSTP) • RFC 2373: IPv6 Addressing Architecture • IEEE 802.1w:Rapid Spanning Tree Protocol(RSTP) • RFC 2375: IPv6 Multicast Address Assignments • IEEE 802.3:10BASE-T • RFC 2385:TCP MD5 Authentication for BGPv4 • IEEE 802.3u:100BASE-T • RFC 2439:BGP Route Flap Damping • IEEE 802.3ab:1000BASE-T • RFC 2453:RIP v2 • IEEE 802.3z:1000BASE-X • RFC 2460: Internet Procol, v6 (IPv6) specification • IEEE 802.3ae:10-Gigabit Ethernet • RFC 2461: Neighbor Discovery for IP Version 6 (IPv6) • IEEE 802.3x:Pause Frames/Flow Control • RFC 2462: IPv6 Stateless Address Autoconfiguration • IEEE 802.3ad:Link Aggregation Control Protocol(LACP) • RFC 2463: ICMPv6 RFC コンプライアンス • RFC 2464: Transmission of IPv6 Packets over Ethernet Networks • RFC 768:UDP • RFC 2474:DiffServ Precedence(8 x キュー / ポートを含む) • RFC 783:Trivial File Transfer Protocol(TFTP) • RFC 2475:DiffServ Core and Edge Router Functions • RFC 791:IP • RFC 2526: Reserved IPv6 Subnet Anycast Addresses • RFC 792:Internet Control Message Protocol(ICMP) • RFC 793:TCP • RFC 2545: Use of BGP-4 Multiprotocol Extensions for IPv6 InterDomain Routing • RFC 826:ARP • RFC 2547: BGP/MPLS VPN s • RFC 854:Telnet client and server • RFC 2597:DiffServ Assured Forwarding(AF) • RFC 894:IP over Ethernet • RFC 2598:DiffServ Expedited Forwarding(EF) • RFC 903:Reverse Address Resolution Protocol (RARP) • RFC 2702: Requirements for Traffic Engineering over MPLS • RFC 906:TFTP Bootstrap • RFC 2710: Multicast Listener Discovery (MLD) for IPv6 • RFC 951, 1542:BootP • RFC 2711: IPv6 Router Alert Option • RFC 1027:Proxy ARP • RFC 2740: OSPF for IPv6 * 共有ルートテーブル̶実際の容量はプレフィックスの分散による ** アグリゲーションイーサネットインタフェース、ルーテッドVLANインタフェース、 またはバーチャルシャーシテクノロジーでは最大52,000 † 拡張ラインカードが必要 6 EX8216モジュラースイッチ仕様(続き) • RFC 2796:BGP Route Reflection(RFC 1966 を改訂) • TACACS+ • RFC 2796:Route Reflection • SSHv2 • RFC 2858: Multiprotocol Extensions for BGP-4 • Secure copy • RFC 2893: Transition Mechanisms for IPv6 Hosts and Routers • HTTP/HTTPs • RFC 2918:Route Refresh Capability for BGP-4 • DNS リゾルバ • RFC 2961: RSVP Refresh Overhead Reduction Extensions • Syslog ロギング • RFC 3031: Multiprotocol Label Switching Architecture • 環境監視 • RFC 3032: MPLS Label Stack Encoding • 温度センサ • RFC 3036: LDP Specification • FTP/secure copy による設定バックアップ • RFC 3065: Autonomous System Confederations for BGP ネットワーク管理―MIB サポート * • RFC 3215: LDP State Machine • RFC 1155:Structure of Management Information(SMI) • RFC 3306: Unicast-Prefix-based IPv6 Multicast Addresses • RFC 1157:SNMPv1 • RFC 3376:IGMP v3 • RFC 1212、RFC 1213、RFC 1215:MIB-II、Ethernet-like MIB and traps • RFC 3392:Capabilities Advertisement with BGP-4 • RFC 3446: Anycast Rendevous Point (RP) Mechanism using PIM and MSDP • RFC 1493:Bridge MIB • RFC 3484: Default Address Selection for IPv6 • RFC 1657:BGP-4 MIB • RFC 3513: Internet Protocol Version 6 (IPv6) Addressing Architecture • RFC 1724:RIPv2 MIB • RFC 3569:Draft-ietf-ssm-arch-06.txt PIM-SSM PIM Source Specific Multicast • RFC 1901: Introduction to Community-based SNMPv2 • RFC 3587: IPv6 Global Unicast Address Format • RFC 3618: Multicast Source Discovery Protocol (MSDP) • RFC 3623:OSPF Graceful Restart • RFC 3768: Virtual Router Redundancy Protocol (VRRP) • RFC 1643:Ethernet MIB • RFC 1850:OSPFv2 MIB • RFC 1902: Structure of Management Information for Version 2 of the Simple Network Management Protocol (SNMPv2) • RFC 1905、RFC 1907:SNMP v2c、SMIv2 and Revised MIB-II • RFC 2011:SNMPv2 for IP using SMIv2 • RFC 3810: Multicast Listener Discovery Version 2 (MLDv2) for IP • RFC 2012:SNMPv2 for transmission control protocol using SMIv2 • RFC 4291: IPv6 Addressing Architecture • RFC 2013:SNMPv2 for user datagram protocol using SMIv2 • RFC 4360:BGP Extended Communities Attribute • RFC 2096:IPv4 Forwarding Table MIB • RFC 4486:Subcodes for BGP Cease Notification message • RFC 2287:System Application Packages MIB • RFC 4552: Authentication/Confidentiality for OSPFv3 • RFC 2465: Management Information Base for IP Version 6 • RFC 4604: Using Internet Group Management Protocol Version 3 (IGMPv3) • RFC 2570 − 2575:SNMPv3、ユーザーベースセキュリティ、暗号化、 認証 • RFC 4798: Connecting IPv6 Islands over IPv4 MPLS Using IPv6 Provider Edge Routers (6PE) • RFC 2576:Coexistence between SNMP Version 1, Version 2, and Version 3 • RFC 5095: Deprecation of Type 0 Routing Headers in IPv6 • RFC 2578:SNMP Structure of Management Information MIB • RFC 5308: Routing IPv6 with ISIS • RFC 2579:SNMP Textual Conventions for SMIv2 • RFC 5340: OSPF for IPv6 • RFC 2665:Ethernet-like interface MIB • Draft-ietf-bfd-base-05.txt: Bidirectional Forwarding Detection • RFC 2787:VRRP MIB • Draft-ietf-idr-restart-10.txt: Graceful Restart Mechanism for BGP • RFC 2819:RMON MIB • Draft-ietf-isis-restart-02: Restart Signaling for IS-IS • RFC 2863:Interface MIB • PIM-DM Draft IETF PIM:Dense Mode draft-ietf-idmr-pimdm-05.txt, draft-ietf-pim-dm-new-v2-04.txt サービス・管理方式 • Junos OS CLI • ジュニパーネットワークス Junos Web ソフトウェア(組み込み式ウェブ ベース管理) • 帯域外管理:シリアル、10/100/1000BASE-T イーサネット • ASCII 設定ファイル • レスキュー設定 • 設定ロールバック • イメージロールバック • RFC 2863:Interface Group MIB • RFC 2922:LLDP MIB • RFC 2925:Ping/Traceroute MIB • RFC 2932:IPv4 Multicast MIB • RFC 3413:SNMP Application MIB • RFC 3414:User-based Security model for SNMPv3 • RFC 3415:View-based Access Control Model for SNMP • RFC 3621:Power over Ethernet(PoE)-MIB(PoE スイッチのみ) • RFC 3826: The Advanced Encryption Standard (AES) Cipher Algorithm in the SNMP • RFC 4188:STP and Extensions MIB • LCD 管理 • RFC 4363:Definitions of Managed Objects for Bridges with Traffic Classes, Multicast Filtering, and VLAN extensions • エレメント管理ツール:Network and Security Manager • Draft-blumenthal-aes-usm-08 • AIS(Advanced Insight Solutions)による予防的なサービスサポート • Draft-ietf-bfd-mib-02.txt • SNMP:v1、v2c、v3 • Draft-ietf-idmr-igmp-mib-13 • RMON(RFC 2819)Groups 1、2、3、9 • Draft-ietf-idmr-pim-mib-09 • Network Time Protocol(NTP) • Draft-ietf-idr-bgp4-mibv2-02.txt:Enhanced BGP-4 MIB • DHCP サーバー • Draft-ietf-isis-wg-mib-07 • DHCP リレー、オプション 82 • Draft-reeder-snmpv3-usm-3desede-00 • RADIUS *明確にMIBテーブル、数値が指定されない限り、Junos OSはSNMPの設定及び操作をサポートしません。 7 EX8216モジュラースイッチ仕様(続き) トラブルシューティング 顧客別要件 • 診断:Show/debug コマンド、統計コマンド • GR-63-Core(2006)Network Equipment, Building Systems (NEBS)物理的保護 • アナライザーセッション:1 つの宛先ポートまたは VLAN に対して監視さ れている複数の送信元ポートの受信 / 送信トラフィック • GR-1089-Core(2006)ネットワーク通信機器の EMC・電気的安全 性 • ローカルポート / リモート VLAN アナライザー(最大セッション数:7) • SR-3580(1995)NEBS 指標レベル(レベル 3) • IP ツール:拡張 ping/trace 環境規制 • デバッグ:コンソール、Telnet、SSH からの CLI • ジュニパーネットワークスのコミット & ロールバック機能 動作環境 • Reduction of Hazardous Substances(ROHS)5/6 Telco • 動作時温度:0℃∼ 40℃ • Common Language Equipment Identifier(CLEI)コード • 保管時温度:-40℃∼ 70℃ ジュニパーネットワークスのサービスとサポート • 動作時高度:最高 3,048m • 非動作時高度:最高 4,877m • 動作時相対湿度:5% ∼ 90%(結露しないこと) • 非動作時相対湿度:0% ∼ 95%(結露しないこと) • 騒音基準:62dBA(ISO 7779 に従って動作温度 23℃で運用テストを 行い、機器正面のバイスタンダ位置で測定) 安全性・コンプライアンス • CSA 60950-1(2003)情報技術装置の安全性 • UL 60950-1(2003)情報技術装置の安全性 • EN 60950-1(2001)情報技術装置の安全性 • IEC 60950-1(2001)情報技術装置の安全性(国ごとの違いに対応) • EN 60825-1 +A1+A2(1994)レーザー製品の安全性− Part 1:機器 分類 • EN 60825-2(2000)レーザー製品の安全性− Part 2:光ファイバ通 信システムの安全性 • C-UL to CAN/CSA 22.2 No.60950-1(First Edition) • TUV/GS to EN 60950-1、Amendment A1-A4、A11 • CB-IEC60950-1、国ごとの違いに対応 ジュニパーネットワークスは、高性能な製品によってサービスとサポートを もたらすリーダーであり、高性能ネットワークの促進や拡張、最適化の実現 に向けたサービスを提供しています。 これらのサービスでは、オンラインで 迅速に収益創出能力を提供することにより、生産性の向上や、新しいビジネ スモデルおよびベンチャー事業の迅速な展開を可能にします。また、ネット ワークを最適化することで、必要な性能レベルや信頼性、可用性を維持し、 オペレーショナルエクセレンス(卓越した運用)を保証しています。 詳 細 に つ い て は、http://www.juniper.net/jp/jp/productsservices/ をご参照ください。 ジュニパーネットワークスについて ジュニパーネットワークスは、ネットワークイノベーション企業です。デバ イスからデータセンター、消費者からクラウド事業者にいたるまで、ジュニ パーネットワークスは、ネットワーキング体験とビジネスを変革するソフト ウェア、シリコン、システムを提供しています。ジュニパーネットワークスに関 する詳細な情報は、以下をご覧ください。 http://www.juniper.net/jp/、Twitter、Facebook • CE EMC • EN 300 386 V1.3.3(2005)ネットワーク通信機器− EMC 要件 • FCC Part 15 クラス A(2007)米国 放射妨害波 • EN 55022 クラス A(2006)欧州 放射妨害波 • VCCI クラス A(2007)日本 放射妨害波 • ICES-003 Class A • AS/NZS CISPR 22 Class A • CISPR 22 Class A イミュニティ • EN 55024 +A1+A2(1998)情報技術装置のイミュニティ特性 • EN-61000-3-2(2006)電源高調波 • EN-61000-3-3 +A1 +A2 +A3(1995)電圧変動 • EN-61000-4-2 +A1 +A2(1995)ESD • EN-61000-4-3 +A1+A2(2002)放射電界耐性 • EN-61000-4-4(2004)EFT • EN-61000-4-5(2006)サージ • EN-61000-4-6(2007)電場誘導による伝導妨害イミュニティ • EN-61000-4-11(2004)電圧ディップ・低下 日本 米国本社 アジアパシフィック、ヨーロッパ、中東、アフリカ 東京本社 〒163-1445 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー 45F 電話 03-5333-7400 FAX 03-5333-7401 1194 North Mathilda Avenue Sunnyvale, CA 94089 USA Boeing Avenue 240 1119 PZ Schiphol-Rijk Amsterdam, The Netherlands 電話 888-JUNIPER (888-586-4737) または408-745-2000 FAX 408-745-2100 電話 31-0-207-125-700 FAX 31-0-207-125-701 ジュニパーネットワークス株式会社 西日本事務所 〒541-0041 大阪府大阪市中央区北浜1-1-27 グランクリュ大阪北浜 Juniper Networks, Inc. Juniper Networks International B.V. URL http://www.juniper.net URL http://www.juniper.net/jp/ Copyright© 2013, Juniper Networks, Inc. All rights reserved. Juniper Networks、Junos、NetScreen、ScreenOS、Juniper Networksロゴは、米国およびその他の国におけるJuniper Networks, Inc.の登録商標または商標です。また、その他記載されているすべての商標、サービスマー ク、登録商標、登録サービスマークは、各所有者に所有権があります。ジュニパーネットワークスは、本資料の記載内容に誤りがあった場合、一切責任を負いません。ジュニパーネットワークスは、本発行物を予告なく変更、修正、転 載、または改訂する権利を有します。 1000283-020 JP Aug 2013 8
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