理想の暖房 窓から逃げる熱 住宅の冬場の温熱環境を向上させるためにどのような方法があるのか? 温熱環境は室温、気流、冷輻射量によってその快適性が決定します。 好みの室温にするためにはどのくらいの熱が必要なのか?それは住宅から逃げ る熱量(暖房負荷)によって決まります。逃げる場所は壁、床、屋根、窓。最も 大きいのが窓で30%以上にもなります。 住宅からの熱の逃げ道 天井・屋根 12% 窓などの開口部 37% 外壁 16% 換気扇などの 隙間 26% 床 9% 1 出典:経済産業省編「ゆとりと豊かさの快適住宅のために」より 気流は壁や窓からの隙間風や冷たい窓面付近の空気温度が低下し、その空気 が下降気流となり床面を走るコールドドラフトの発生により体感温度が低くなりま す。 冷気 冷気 気流 コールドドラフト 冷気 理想の暖房 窓から逃げる熱 冷輻射は窓面を含めた内部壁面温度が低いと体感温度を低下させます。 輻射 冷気 冷輻射 冷気 冷気 冷たい空気 これらを解決するもっとも簡単な方法は窓を高性能タイプにすること。 暖房負荷を軽減、気流の減少、冷輻射の低減すべてに効果があります。 解決方法はYKKのプラマードUを追加することです。工期も短く確実に効果を実 感できます。プラマードUの追加によって窓際のヒエヒエ感がなくなり結露も減 少。一般サッシの窓に比べ、1年間の暖房費も軽減できます。 冷気 冷気 プラマード コールドドラフトと冷輻射 をカット!! 冷気 理想の暖房 窓から逃げる熱 そして更に冬場の快適性を求めるのであればAEGの蓄熱暖房器をお勧めしま す。蓄熱暖房器は内部に酸化鉄を主成分としたレンガがはいっておりそのレンガ に安価な夜間の電力で熱を蓄えます。その夜間に蓄えた熱で1日中暖房をする システムです。 ヒーター 表面 深夜電力を使って 発熱します。 全体で平均約60℃ になります。 蓄熱体 操作パネル (レンガ) 最大700℃ になります。 蓄熱量や室温 の調整をしま す 断熱材 ファン 蓄熱体の熱を 抑えることで 優れた放熱特 性を支えます 設定室温に応じた 放熱をします。 輻射熱と自然対流を24時間放出し、壁面からのコールドドラフトと冷輻射を相殺 します。建物そのものを24時間暖めますので朝、晩の温度変化が少なく、暖房 の立ち上がり時間を軽減することができます。 冷気 冷輻射 冷気 冷気 電気代は夜間電力を使用するのでたいへんお得なシステムです。AEGでは窓を 追加したことによる暖房負荷の軽減度を定常計算した上で最適な蓄熱暖房器 の型式と電気料金をご提案させて頂いております。 理想の暖房 窓から逃げる熱 プラマードUに窓を交換して蓄熱暖房器を設置すると 改修前 4450W 改修後 3328W 換気 13% 換気 17% 外壁 20% 床 11% 開口部 31% 開口部 48% 外壁 27% 屋根 10% 床 15% 屋根 8% 窓交換で暖房負荷25%小さくなります。 蓄熱暖房器の運転単価は 3円/kw 安いので 12.0円/KW 10.0円/KW 8.0円/KW 6.0円/KW 4.0円/KW 2.0円/KW 0.0円/KW 灯油 暖房料金が 年間44,000円 も安くなります。 蓄熱暖房器 100000円/年 80000円/年 60000円/年 40000円/年 20000円/年 0円/年 灯油 算出条件 地域:千葉市 床面積:120.4m2温度: 非空調室温度:13℃ 室温:22℃ 暖房時間:24時間 暖房範囲:全室 蓄熱暖房器 断熱仕様 外壁:ロックウール40K 55mm 屋根:ロックウール40k 75mm 床:ポリエチレンフォーム 30mm 開口部面積:30.18m2 4 電気料金:東京電力㈱時間帯別電灯料金 灯油料金:70円/リットル リフォームの手順 計画から設置までの手順 蓄熱暖房器の設置は以下の手順で行います。 まずは条件を決めて暖房負荷計算依頼をしましょう。 無料です。 暖房する部屋を決める。 (全館かLDKのみか?) 機器の設置場所を決める。 (場所それとも室温を優先?) 暖房条件を提示する。 (室温、暖房時間を確認) 暖房負荷計算をする。 (必要事項を明記し、図面共FAX) 電気工事/床補強/壁補強 工事を含めた お見積り 電気工事/床補強/壁補強 工事する 蓄熱暖房器施工 試運転・取扱説明 御引き渡し 5
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