北米でのキュナード 175 周年記念イベントをハリファックスでスタート

ニュース・リリース
2015 年 7 月 22 日
北米でのキュナード 175 周年記念イベントをハリファックスでスタート
カナダ・ノバスコシア州ハリファックスのサミュエル・キュナ
ード・キーの開所式にて。左から:クイーン・メリー2 船長 ケ
ビン・オプレー、キュナード・ライン北米社長 リチャード・メ
ドウス、サウスウエスト・プロパティーズ ジム・スパッツ会長
兼最高経営責任者(CEO)
、ウォーターフロント・デベロップ
メント コリン・マクリーン社長兼 CEO
クイーン・メリー2 の船長 ケビン・オプレー、キュナード・ライ
ン北米社長 リチャード・メドウス、サミュエル・キュナード直
系の子孫ヒュー・ペイトンと息子のジェフが、サミュエルの妻ス
ーザン・キュナードの墓を訪問
創始者サー・サミュエル・キュナードの生誕地ノバスコシア州ハリ
ファックスに寄港した、クイーン・メリー2 の船内で第 1 回「サミュ
エル・キュナード・ビジョン・カレッジ・クリエイティビティ賞」
の受賞者アービング氏を囲んで。左から:マイケル・サベッジ市長、
法務大臣兼司法長官 ピーター・マッケイ、カナダ人実業家ジェーム
ズ・D・アービング氏、キュナード・ライン北米社長 リチャード・メ
ドウス、ノバスコシア州首相 スティーブン・マクニール
地元の海軍予備学生らの見送りを受けて、カナダ・ノバスコシア
州ハリファックスを出港するクイーン・メリー2。出港に際し、
海軍予備学生らは 21 発の礼砲を発射。クイーン・メリー2 は、キ
ュナード・ライン「ブリタニア」大西洋横断 175 周年記念イベン
トの一環でハリファックスに寄港した。
カナダ海軍は、フリゲート艦 HMCS モントリオール(写真:クイーン・メリー2 の後方)で、クイーン・メリ
ー2 をエスコートすることによって、ハリファックスを出航するこのフラッグシップに敬意を表した
2015 年 7 月 10 日、キュナードは創始者サー・サミュエル・キュナードの故郷ハリファックスにて、175 年
に及ぶ歴史と伝統、功績を称える祭典を開催しました。
1840 年にキュナード初のフラッグシップ「ブリタニア」の大西洋横断を記念するこのイベントは、クイー
ン・メリー2 が港に到着した現地時間午前 6 時頃にスタートしました。
午前 10 時には、地元の名士、港湾関係者、ハリファックス市の関係者達が集まり、サミュエル・キュナー
ドに敬意を表して建設される、新しい複合施設予定地で開所式を行いました。これは、サウスウエスト・プロ
パティーズが、ウォーターフロント・デベロップメントの協力のもと開発する施設です。
ウォーターフロント・デベロップメントの社長兼 CEO コリン・マクリーンは、次のように述べています。「目
の前に海が広がる、サミュエル・キュナードの故郷ハリファックスで、弊社のパートナー、お客様、キュナー
ドを愛する人々とともに 175 周年をお祝いできて光栄です。未来に向けて、この素晴らしいパブリックスペー
スがハリファックスの大規模な開発の一部として実りあるものとなり、末永く多くの人々に親しまれるよう、
正式にこの施設を、サミュエル・キュナード・キーと命名します」 。
そしてサウスウエスト・プロパティーズの会長兼 CEO ジム・スパッツは、「このたびは祝賀イベントにお招
きいただき心より感謝申し上げます。そして、サウスウエスト・プロパティーズならびにキュナード・プロジ
ェクトにおける弊社のパートナー、ストリームライナー・プロパティーズを代表いたしまして、大西洋横断定
期船就航 175 周年記念のお祝いを申し上げます」と続けています。
同日、ジェイムズ・D・アービング氏が第 1 回「サミュエル・キュナード・ビジョン・カレッジ・クリエイ
ティビティ賞」を受賞しました。この賞は、キュナードがカナダ海事遺産財団(Canadian Maritime Heritage
Foundation)と大西洋海洋博物館の協力を得て設立したものであり、サミュエル・キュナードのように優れた
資質が認められた個人に毎年贈られるものです。
ジェイムズ・D・アービング氏の同族企業は、130 年以上にわたりカナダ・米国で成長を続けてきました。弟
のロバート氏、父の J・K・アービング氏とともに先見性のあるリーダーシップを発揮して、造船をはじめとす
る様々な事業のグローバル・カンパニーへと成長を遂げています。ハリファックスのアービング造船所は地域
の経済見通しを一変させるような、伝統的産業の変革と活性化に取り組んでいます。
175 周年記念イベントの一環として、キュナードの北米社長 リチャード・メドウス、クイーン・メリー2
のキャプテン ケヴィン・オプレイ、サミュエル・キュナード直系の子孫ヒュー・ペイトンと息子のジェフが、
サミュエルの妻スーザン・キュナードの墓を訪れました。
キュナード 175 周年を祝して、大西洋海洋博物館はキュナード・コーナーを再開する一方、その創始者がグ
ローバル・ビジネス、輸送、世界情勢に与えた影響を紹介するサミュエル・キュナードに関する展示も新たに
公開しました。
この「キュナード 175 年:変革の原動力」展は、大西洋海洋博物館による記念企画で、船旅とグローバル・
コミュニケーションの変革に関わるサー・サミュエル・キュナードのビジョンと功績を称える内容となってい
ます。快適で技術的に進歩した船による大洋航路“オーシャン・レイルウエイ“の実現に向けた彼の情熱は、
現在のキュナードにも受け継がれています。
現地時間午後 8 時になると、クイーン・メリー2 は停泊場所から離れ、反時計回りに港を一周しました。こ
のとき、カナダ海軍は、フリゲート艦 HMCS モントリオールの船上からクイーン・メリー2 に敬礼し、カナダ海
軍予備学生らは岸から礼砲を発射しました。12~18 歳の海軍予備学生達は、カナダ軍と民間団体であるカナ
ダ・ネイビーリーグが共同支援する青年団体に所属しています。クイーン・メリー2 は、港の中ほどで HMC ド
ックヤードの真向かい(ロイヤル・メール・シップと呼ばれた「ブリタニア」が停泊したキュナード埠頭の跡
地)まで進むと港の方に向きを変え、放水するタグボート、クイーン・メリー2、HMCS モントリオールという
順で一列に並びました。
船列は南に向かってハリファックス・ボードウォーク/ウォーターフロントに接近し、大西洋海洋博物館の
埠頭からは海軍が礼砲を打ち上げ、ハリファックスでのキュナード 175 周年記念イベントに集まった見物客達
は、そのフィナーレを十分に楽しみました。
クイーン・メリー2 とエスコート船隊は、ハリファックスの護岸沿いにゆっくり南進し、ジョージ島から港
へ進みました。ピア 21 を通過すると、ロイヤル・ノバスコシア・ヨット・スコードロン等のヨットクラブのヨ
ットや娯楽船も船隊に加わりました。
クイーン・メリー2 の大西洋横断記念クルーズはボストン、そしてニューヨークへとさらに続き、いずれの
寄港地でもスペシャルイベントが予定されています。
クイーン・メリー2、クイーン・ヴィクトリア、クイーン・エリザベスについては、カーニバル・ジャパン
までお問合せください(日本語ホームページ:http://www.cunard.jp/)。
クイーン・メリー2 について
2004 年に英国女王陛下により命名されたキュナードのフラッグシップであるクイーン・メリー2 は、21 世紀の
豪華旅行として、175 年にわたる大西洋横断旅行の歴史を引き継いでいます。2013 年 7 月、クイーン・メリー2
は 200 回目の大西洋横断を達成しました。2004 年以降、この伝説的な航海を体験した著名人として、元米大統
領ジョージ H.W.ブッシュ、デズモンド・ツツ、ジェームス・テイラー、ウェス・アンダーソン、ティルダ・ス
ウィントン、ジョージ・タケイ、キム・ノヴァク、ユマ・サーマン、リチャード・ドレイファス、ジョン・ク
リーズ、アンジェラ・バセットが名を連ねています。
キュナードについて
クイーン・メリー2、クイーン・ヴィクトリア、クイーン・エリザベスのラグジュアリーなオーシャンライナ
ーを運航するキュナードは、1840 年に「ブリタニア」が大西洋を横断して以来、新しい旅の探究者であり、英
国の歴史と伝統を継承しています。キュナードでの船旅は、現代の冒険、クルーズの黄金時代から語り継がれ
てきた伝説のホワイトスター・サービス、素晴らしいレストラン、ワールドクラスのエンターテインメントを
ご提供します。今日、キュナードは唯一の定期大西洋横断ライナーであり、1922 年に開始した伝説的なワール
ドクルーズを今も続けています。
ワールド・リーディング・クルーズライン
キュナードは、ワールド・リーディング・クルーズラインのメンバーです。その他には、カーニバル・クルー
ズ・ライン、ホーランド・アメリカライン、プリンセス・クルーズ、コスタ・クルーズ、シーボーン・クルー
ズが含まれます。お客様一人一人にご満足いただきたいという情熱と、品質と価値をお約束するワールド・リ
ーディング・クルーズラインは、最高の休暇を楽しみたいという人々の意欲をかき立てます。私どもは共に、
世界で最も価値ある旅先へ、心躍る充実した各種クルーズバケーションを提供しています。
お問い合わせは 株式会社カーニバル・ジャパンまで TEL:03-3573-3610
http://www.cunard.jp/