2014 年 10

2014 年 11 月 4 日
株式会社アイキャスト
第 18 回番組審議委員会 議事録
■日
時:
2014 年 10 月 31 日(金)17:00~18:05
■場
所:
サンシャイン 60
■出席者:
番組審議委員
アイキャスト
板谷
駿一 様(委員長)
中島
洋 様(副委員長)
加藤
裕一 様
金子
淳平 様
中島
央 様
橋本
志穂 様
細貝
淳一 様
山崎
宇充 様
板東
浩二(代表取締役社長)
沼尻
孝(取締役副社長)
永田
勝美(取締役)
小林
智(取締役)
寺嶋
貴樹(取締役サービス本部長)
赤穂谷
匡広(経営企画部長)
安西
浩樹(サービス本部 部長)
松酒
行仁(経営企画部)
■議事内容
1.「ひかりTV」サービス概況の報告 ~4K に対する取り組み~
2.番組審議
(1)『実験!内村さまぁ~ず GUAM で 4K の可能性をお届けしたい男達!!』について
①HD 映像と違う、4K 映像の高精細な色の鮮やかさに驚きを感じた。
②視聴者に「4K とは何か」と興味を持ってもらうきっかけづくりとしては、意味ある
番組だと感じた。
③脱力系の行き当たりばったりをコンセプトとしたバラエティ番組であるので、4K
という真面目なテーマでの大喜利は、コンセプトとずれがあったように思う。
④有名タレントを出演させ、視聴者に 4K を知ってもらいたいという番組制作側の意
図はわかるが、4K について解説がなく、その意図が番組内でうまく表現できていな
かったのが残念だった。字幕で、4K に関する説明表示があれば良かったと思う。
⑤司会者から「収録時間が少ない」旨の説明があったが、なぜ時間が少ないのか理由
を説明して欲しかった。視聴者が気になって理由がわからないまま番組が終わって
しまうのが残念だった。
(2)『猫侍』について
①犬、猫をターゲットとしたドラマシリーズは、良い視点の番組作りだと思う。犬や
猫が出演しているという理由で番組を見る人も多く、その視点からの番組制作も意
義があると思う。
②時代劇として、シリアスタッチなのかコメディタッチなのか、どちらとも判断でき
ない演出が、逆に、第 2 話目以降のストーリーに興味が湧いた。
③猫は、日本で愛される動物であり、猫を出演させている本ドラマは、時代劇とうま
くミックスした演出となっており、親しみが持てる、面白い番組だった。
④番組の第 1 話目として、最後まで見入ってしまい、2 話目以降も見たくなる、楽し
い番組であった。
⑤役者の表情がアップされた映像が多く、役者の真剣さとコミカルさの表情の対比が
面白く感じた。
⑥第 1 話として、コメディタッチの番組なのか、シリアスな時代劇なのか、中途半端
なまま最後まで笑えず終わってしまったのが残念だった。
⑦独立放送局等と製作委員会方式で番組を作るのは、よい取り組みであると思う。今
後は、有料チャンネル向け、ビデオオンデマンド向けの番組で、さらにオリジナリ
ティを追求した番組に取り組むとよいと思う。
⑧本ドラマのシリーズが 12 話もあり、
さらに映画化されていたことを知らなかった。
面白い番組なので、もっとプロモーションをしっかりし、視聴者の認知向上ができ
ていたらなおよかったと思う。
(3)その他
①4K 映像を見た人にしか、4K 映像の良さが分からないため、ビジネスとして 4K に取
り組んでいく場合、4K を今後どうやって普及していくのかという課題に、テレビ
業界全体で取り組んでいかなければいけないと思う。
②4K でしか表現できない価値ある映像を作り、アーカイブ化されることを期待して
おり、テレビ業界全体で、家庭に 4K が普及するようなコンテンツの充実が必要で
あると感じている。
以
上