PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 2013 PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 2013 アワード 第17回ボランティア・スピリット賞 活動報告書 主催:プルデンシャル生命 ジブラルタ生命 PGF生命 日本教育新聞社 後援:文部科学省 日本赤十字社 PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY アワード ボランティア・スピリット賞 事務局 〒100-0014 千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー TEL:03-5501-5364 www.vspirit.jp 2014.4 PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY CONTENTS ごあいさつ─────────────────────────────── P.2 PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 第17回ボランティア・スピリット賞 受賞者紹介 文部科学大臣賞(2名)─ ──────────────────── P.4 米国ボランティア親善大使(2名)───────────────── P.5 SPIRIT OF COMMUNITY 奨励賞(8名/グループ)────────── P.6 ブロック賞(29名/グループ)─ ───────────────── P.8 コミュニティ賞(150名/グループ)─────────────── P.13 PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY ボランティア・スピリット賞(通称SOC)とは?── P.28 受賞者OB・OGスピーチ──────────────────────── P.32 PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 全米表彰式とは?────────── P.34 第16回SOC 米国ボランティア親善大使レポート─ ──────── P.36 アメリカの受賞者の活動(10名)──────────────── P.38 各国の親善大使の活動(8名)─ ──────────────── P.40 応募内容について─ ───────────────────────── P.42 応募校一覧─ ──────────────────────────── P.44 PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 第18回ボランティア・スピリット賞募集について── P.49 ごあいさつ PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 「おめでとう」ではなく 「ありがとう」を贈ります 地域に貢献する すべての若者に 感謝します プルデンシャル・ファイナンシャル プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社 会長兼最高経営責任者 代表取締役社長 兼 最高経営責任者(CEO) ジョン R.ストレングフェルド 倉重 光雄 PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY(通称SOC)は、青少年のボランティア活動を支 この度は PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY ボランティア・スピリット賞(通称 援することを目的に、プルデンシャル・ファイナンシャルが1995年から米国において実施してい SOC)にご応募いただき、誠にありがとうございました。また、皆さんのボランティア・スピリット るプログラムで、毎年、全米各地から2万通以上の応募が寄せられています。現在では、米国の他、 に心から敬意を表したいと思います。 日本、韓国、台湾、アイルランド、インド、そして中国でも行われており、ユニークな国際的青少年 ごあいさつ 支援プログラムに発展しています。 SOCが日本でスタートしたのは1997年です。それ以来、多くの方々のご理解とご支援をいただ いてまいりました。 SOCは、このように世界各国に広がりを見せていますが、ひとつの共通点があります。それは、 昨年、第17回は、全国から37,000名近い中学生・高校生の活動が綴られた応募用紙1,714通が届き どの国の若者たちも、自分たちのコミュニティをより暮らしやすい場所にするために何ができる ました。いずれも、青少年の皆さんの素晴らしい発想力、実行力、リーダーシップの発揮をうかが のか、真剣に考え、実行しているということです。生まれ育った土地も環境も異なり、ボランティ わせる内容となっています。 ア活動を行う動機もさまざまな若者たちですが、彼らは等しく、困っている人々の幸福を願う深 い思いから行動を起こしているのです。そして、積極的に、他人の人生に何らかの影響を与えよう このプログラムの目的は、青少年によるボランティア活動を奨励し、お互いに情報交換ができ としています。 る場を提供すること、そして、青少年が気軽に、積極的にボランティア活動に参加できる社会環境 世界をより良くしようとする彼らの努力に対し、心の底から感謝したいと思います。 の醸成を目指すことにあります。 表彰も行いますが、それが目的ではありません。ですから、受賞者の皆さんにお贈りする賞に 各国の受賞者の皆さんの献身的な取組み、ユニークな発想力、そして感動的な成果に敬意を払 は、 「今まで頑張ってきてくれてありがとう」という気持ちが込められていると同時に、 「これから うと同時に、心からの祝辞を贈ります。併せて、コミュニティのために尽くしている全世界の数え もボランティアを社会に広く深く根付かせていくために頑張って欲しい」という期待も込められ 切れないほどの若者たちにも、 「ありがとう」の言葉を贈ります。 ています。 私たちは、SOCを通して青少年を励ましていきたいと望んでいます。皆さんの活動は、人々の SOCの受賞はゴールではありません。むしろ、新しいスタート地点です。 生活を大きく変える力を持っています。そして、とても重要で、高い価値があり、やりがいのある 受賞者のみならず、SOCに応募されたり、表彰式に参加してくださった全員が、今回の経験を ものです。SOCを通して、こうした事実を多くの仲間たちに知らせるお手伝いをさせていただけ ひとつのきっかけとして、自分自身の活動をさらに深め、広げて、今後も前に向かって進んで行っ れば幸いです。 ていただきたいと思います。そして、次世代にボランティアの素晴らしさを伝えるリーダーに なっていただきたいと願っています。 最後に、皆さんのボランティア・スピリットと頼もしい行動力に、心から「ありがとう」の言葉を 贈ります。本当に、ありがとう。 2 3 文部科学大臣賞 紹介 米国ボランティア親善大使 紹介 ※順不同 文部科学大臣賞/米国ボランティア親善大使 同時受賞 関東第二ブロック 神奈川県 もり の たかとき 横浜市立金沢高等学校 森野 宇宙 さん PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 米国ボランティア親善大使 関東第二ブロック 東京都 とむ ら しゅん 戸村 峻 さん 障がい者の支 援 活 動をしているNPOのイベントに参 加し て、大道芸のパフォーマンスを披露するなど、大道芸を通じ たボランティア活 動を行っている。ショッピングモールなど でパフォーマンスをして得たお金 を交 通 費などにあて、福 島 県 相 馬 市を訪れて子どもたちを対 象 に大 道 芸を披 露した。練 習と経 験を重ね、観 客に笑 顔を届ける とともに、その 笑 顔 に自分が 支 えられていることに 気 づいた。 現 在も大 道 芸で資 金を集めな がら、みんなを笑 顔 にするため に技術を磨いている。 文部科学大臣賞 東海・北陸ブロック 愛知県 いけ ば もりかど 国立愛知教育大学附属岡崎中学校 池羽 盛門 さん 要 約 筆 記 用 紙と呼ばれる聴 覚 障がい者のためのメモ帳を 年 間100~120冊 作り、岡 崎 市 難 聴・中 途 失 聴 者 の 会 に寄贈しているほか、毎年、福祉イベント会場でアンケート を実 施 することで、耳マークの 認知度の向上に努めている。ま た、修 学 旅 行 時 には厚 生 労 働 省を訪 れて、この3年 間、聴 覚 障がい 者 について学んだり活 動してきたこと、考え方などを発 信した。姉 の 影 響で 小 学 生 の 頃 から 始 めた ボラン ティア だ が、活 動を少しでも周りに 広め ようと常に意識してきた。 4 5 文 部 科 学 大 臣 賞 紹─ 介 / 米 国ボランティア親 善 大 使 紹─ 介 海 岸 清 掃のイベントを月1回 主 催しているほか、難民への 食 糧 支 援 募 金 の 活 動を主 催するなど、幅 広いボランティ アに取り組んでいる。活動によっては年齢制限の壁がある ことから、中高生が中心となって プロジェクトを企画・進行する団 体の必 要 性を痛 感し、 『 中高生 ボランティア 団 体NEXUS』を 設 立。4人 のメンバーで始めた が、2013年8月 末 に は86人 の 団 体 へと成 長した。これまで アクションを起こしたくても起こ せなかった中高生に、活動の場 を提供することができた。 ※順不同 SPIRIT OF COMMUNITY 奨励賞 紹介 北海道・東北ブロック 秋田県 ※ボランティアグループ名などは、 応募用紙の記載通りとさせていただいております。 ※順不同 仁賀保高校 Benkyo & Volunteer同好会 PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 関西ブロック 兵庫県 地 域の防 災力を向 上させるための多 様なボランティア活 動を通 年で行っ ている。東日本 大 震 災の被 災 者の方々との交 流で「日ごろの準 備と訓 練 が 大 事 」という声を聞いたことを機に、被 災 者から学んだことを防 災 教 室 や実 践 的な避 難 訓 練という 「 形 」にして多くの人に伝え、体 験してもらうと いう活動に取り組んだ。被災者支援スイーツのプロデュースや、冬の校舎 で夜 通し訓 練と避 難 所 運 営を行うという企 画も含め、活 動は先 生の手を 借りず、ほぼ生徒だけで行っている。 信越・関東第一ブロック 埼玉県 三郷市立彦糸中学校 地域貢献部 中国・四国ブロック 広島県 とくたけ まさ や 名古屋市立向陽高等学校 徳武 雅也 さん 被 災 地で活 動する資 金を集めるため、街 頭 募 金や協 賛 依 頼の企 業 訪 問 など、事 前 準 備から支 援 活 動までの 全てを生 徒たちが 企 画・運 営してい る。福 島や宮 城の被 災 地では、後 片 付けや聞き取り調 査のほか、お好み 焼き交流会やミニコンサートの開催など心のケアにも力を入れた。被災地 における活 動だけでなく地 元 広 島での 活 動が 重 要と考え、学 校・地 域・ 企業での活動報告会を開催するなど、被災地の現状を伝える活動にも取 り組んでいる。 中国・四国ブロック 広島県 中 高 生が 発 起 人となって発 足した学 生 環 境 団 体NEOの 事 務 局 長とし て、子どもや若 者を対 象に、生 物 多 様 性への関 心を高めることを目的とし た講座の企画・実行を主導した。未来を担う子どもや若者が地域のまちづ くりに企 画を作る立 場で参 画することで、地 域の将 来を担う人 材が育 成さ れ、地域社会に必要な郷土愛が育まれる、 との思いで取り組んでいる。 関西ブロック 京都府 京都府立桂高等学校 TAFS「地球を守る新技術の開発」班 2007年から日本 固 有の植 物であるノシバの保 護・活 用について研 究し ている。 2012年には、宮 城 県の企 業からの依 頼で廃 棄 物となる津 波 堆 積土をノシバで緑化するという試みに携わった。調査するなかで金華山島 に未 発 見のノシバの新 種を発 見、それを芝 苗として生 産し、2014年 秋 以 降に整 備される緑 地 帯や防 潮 堤の緑 化に津 波 堆 積 土とともに利 用さ れることになった。希 少 種を保 護するとともに被 災 地の緑 化に応 用すると いう、世界でも例を見ない事例となった。 6 高校生災害復興支援ボランティア派遣隊 広島県立油木高等学校 ミツバチプロジェクト 耕 作 放 棄 地を開 墾して花 畑を作り、 ミツバチを育てて蜂 蜜を販 売するとい う地 域 活 性 化に取り組んでいる。また、 ミツバチの飼 育 技 術を活かし、東 日本 大 震 災で被 災したイチゴ農 家を支 援するため、自分たちで育てた受 粉用ミツバチ約15万匹を贈った。耕作放棄地の開墾にはかなり苦労した が、地 元の方々からの励ましで続けることができた。養 蜂という未 知の世 界へのチャレンジは地 域の養 蜂 技 術を復 活させ、町 全 体へれんげ畑を広 げる里山保全活動にもつながり、東北支援にも活用することができた。 中国・四国ブロック 高知県 高知商業高等学校 生徒会 ラオスに学 校を建てる活 動を続けて2 0 年目を迎える。校 内に模 擬 株 式 会 社を設 立し、ラオスで買い付けた商 品を文 化 祭や商 店 街のイベントで 販 売、その利 益を学 校 建 設にあてるなどして、これまでに計7校の建 設に 協 力してきた。毎 年8月に行われるラオス派 遣 事 業では、延 べ167名 の 生 徒が 実 際にラオスを訪 問した。この活 動は地 域とともに成 長した活 動 で、 「はりまや橋 商 店 街 」のフェスティバルは今 年で14回目を迎えた。一 方 通 行の協力や支 援ではなく、双 方がともに成 長できることが 国 際 協力 に取り組む上で大切なことだと学んだ。 7 奨 励 賞 紹─ 介 SPIRIT─OF─COMMUNITY─ 愛知県 しょう こ マラソン大 会のボランティアスタッフなどの個 人 活 動に加えて、ボランティ アグループでも多くの活 動に取り組んでいる。地 域の祭りには中 学の時 から設 営ボランティアとして参 加、祭りのバリアフリー化を提 案していた。 4年 間かけてさまざまなアプローチをした結 果、障がい者・高 齢 者・妊 婦の 方々などが 利 用できるスロープつきの特 別 席を設けることに成 功した。ボ ランティアによって「 知らない街 」が「 私の街 」に、 「 知らない人 」が「 私の 仲間 」になっていくことを実感している。 東日本 大 震 災の復 興のシンボルとなっている「 奇 跡の一 本 松 」をテーマ に、 『 希 望の木 』と題したオペレッタを台 本から作り、自分たちで演じてい る。学 校内の行 事にとどまらず、小 学 校や幼 稚 園、地 域の祭りなどで披 露 したほか、修 学 旅 行 先の京 都コンサートホールでも震 災 復 興コンサートと して上 演した。一 刻も早い復 興を祈りつつ、被 災 者 の 気 持ちになって演 じ、見た人にあらためて震災のことを考えてもらえるように心がけている。 東海・北陸ブロック いり え 兵庫県立三田西陵高等学校 入江 晶子 さん ブロック賞紹介 ※ボランティアグループ名などは、応募用紙の記載通りとさせていただいております。 ※順不同 北海道・東北ブロック PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 信越・関東第一ブロック 青森県 青森県立名久井農業高等学校 伝統野菜班 長野県 生産者が一人にまで減り絶滅寸前と言われていた、青森県南部に伝わる伝統野菜である 「南部太 ネギ」の保存活動に取り組んだ。全国の栽培方法を調査し、 「 竪穴法(仮称)」 という栽培方法を考 案した。多くのPR活動の結果、地域の11農家が本格的に栽培復活を果たした。また、栽培復活と 並行して地域のイベント等で試食会を実施し、消費者へのPRを続けている。本活動がきっかけと なって、町に新たな役割や仕事が誕生するなど、地域活性化に貢献している。 岩手県 工業高校の特色を生かし、 マスク、衣装からストーリーまで、 すべて自分たちで作ったヒーロー「テック レンジャー」の活動を2年前から続けている。子どもに夢や希望を与え、地球の環境保護を呼びかけ るテックレンジャーショーは、現在では数百人の観客が押し寄せる人気となった。なお、今年から新た に小部隊のヒーロー戦隊を制作し、狭い保育園の遊戯室などでも上演できるように工夫している。 岩手県立遠野緑峰高等学校 3年. 草花研究班 長野県 『 福島ひまわり里親プロジェクト』に参加した際、ひまわりの茎は廃棄されてしまうことを知り、茎から 繊維を採取して、 ネイティブアメリカンのお守りであるドリームキャッチャーを製作することを考案、商 品化した。また、種を活用したクッキーやケーキの開発に成功し、 それらの売上を被災地へ寄付した。 さらに、被災した北里大学釜石研究所や富山県立大学と連携して、地元の酵母を使った小麦アレ ルゲンフリーパンの開発にも取り組んでおり、高い評価を得ている。 宮城県 クラーク記念国際高等学校仙台キャンパス 福祉・心理コース 信越・関東第一ブロック 栃木県 栃木県立栃木農業高等学校 元気あふれる故郷再生援農ボランティア班 2005年からヨシズ農家の援農ボランティア活動に取り組んでいる。土日および学校の長期休暇を 利用し、 ヨシズ農家の手伝いや渡良瀬遊水地周辺の地域おこしに努めているほか、集落や自治体 と協働で国産ヨシズを復活させる運動や、夏の節電対策としてヨシズを広める活動を展開している。 また、農家と協力して新しいヨシズの製品開発に挑戦したり、 ヨシズの省エネ効果についての研究 発表を行って、国産ヨシズの需要拡大に寄与できるようメッセージを発信している。 埼玉県 埼玉県立秩父農工科学高等学校 秩父元気プロモーション 福島県の阿武隈地域に昔から伝わる食文化を一時的に秩父へ疎開させ、阿武隈地域の安全性が確保で きた後に現地に戻そうという取り組みを行っている。福島第一原発の事故の影響で、現地での継承が困難 になっている 「凍みダイコン」の製造や「オヤマボクチ」の栽培を秩父で受け継ぐことで、 「食文化」の継承に 貢献しようというもの。 そのためには、 まずは秩父地域で根づかせることが必要で、 そこからさらに新しい食文 化が生まれることも期待している。福島と埼玉で同じ思いを持って活動していくことが大切だと感じている。 長野県 なが さか いく み 高松学園伊那西高等学校 長 坂 育美 さん 個人と学校内のクラブの両方で多彩なボランティア活動に取り組んでいる。特別支援学校の生徒や卒 業生と交流する 「友達ボランティア」 では、 アイドルが大好きな女の子を連れて東京までアイドルミュージ カルの鑑賞に行く日帰りの旅を計画。 トラブルに見舞われたが、彼女が悲しい気持ちにならないように努 力し、二人の素敵な思い出とすることができた。これまでガールスカウトやインターアクトクラブなどで多く のボランティアに取り組んできた経験から、小学校の先生になるという将来の夢を持つことができた。 8 長野県下高井農林高等学校 園芸福祉 村内のデイサービスセンターでお年寄りと園芸活動を行っている。地域の特産であるズッキーニをは じめ、14種類の野菜を栽培。収穫した野菜は調理や加工をして、年間を通してさまざまな活動が楽 しめるように工夫した。アンケート調査を行った結果、園芸活動の効果が実証され、 センター利用者 のケアプランに加えてもらえることになった。また、 4年間の活動が認められ、2013年度より高校に 園芸福祉コースが設置されるなど、 モデルケースのひとつとなりつつある。 関東第二ブロック 茨城県 茨城県立水戸農業高等学校 NPO団体 Freesty l e 国営ひたち海浜公園から 「戦前使っていた水田を農業高校の知識を生かして復元してほしい」 との 依頼を受け、水の確保という大きな問題に直面しながらも、地域のボランティア団体およびさまざま な学科の生徒の力を合わせて復元に成功した。また、つくば市の竜巻被害地でのがれき撤去作業な ど、農業に限らず多くのボランティアを行ってきた。現在は、耕作放棄地を再生して有機野菜を育て、 妊婦への食育活動や農作業体験の場を作るプロジェクトを進めている。 東京都 東京都立新宿山吹高等学校 新宿山吹猫クラブ 猫に関わるボランティアとして、主に「地域社会において野良猫をどう管理するか」 という問題から生 まれた地域猫活動に取り組んでいる。校内では福島の被災猫の現状を伝えて支援を呼びかけてい るほか、地域のバザーへの参加、映画部と協力して制作した猫部ドキュメンタリー映画などを通じて、 地域猫への理解と協力を得るために努力している。ただ楽しいだけの活動ではないが、命の大切さ やボランティアの存在意義について学ぶことのできるやりがいのある活動だと感じている。 東京都 東京都立六本木高等学校 麻布十番商店街のイベント参加など、地域に密着した活動を先輩から受け継ぎ、106名のメンバー で継続している。六本木ヒルズの10周年行事では、 フランスの劇団とともに『キリンたちのオペレッ タ』 を演じた。活動を通じて、地域の行事に参加することの喜び、働くことの大変さ、お互いが助け合 うことの重要性を知った。また、世代の異なる人やさまざまな職業の人と関わり、地域の伝統や歴史 を知ることで、社会に出てからの心構えやコミュニケーション力が身についた。 神奈川県 神奈川県立吉田島総合高等学校 農業クラブ草花部 自分たちの育てた植物を地域の行事などに役立ててもらおうという活動を17年間にわたって続けて いる。コサージュ教室、食育をテーマとした紙芝居上演など、無理のないように徐々に活動の幅を広 げてきたが、特に最 近では、地 元の学 校での卒 業 式の飾 花 指 導が 活 動の中 心になっている。 2013年は、自分たち単独の活動ではなく、地域の人たちが活動に参加してくれたことで多くの人と つながり、絆を深めることができた。 9 ブロック 賞 紹 介 被災地である宮城県七ヶ浜町の農地を借りて作物を育て、 それをお菓子に加工して販売、 その売上 金を義援金として現地に還元するという 「農地再生プロジェクト」に同高校横浜青葉キャンパスの生 徒と共に取り組んだ。仙台キャンパスの生徒が災害により荒れた農地で作物を作り、横浜青葉キャ ンパスの生徒が加工・販売を担当した。また、気仙沼の被災地訪問では、福祉・心理コースの自慢で ある手話歌の披露やビーチ清掃、仮設住宅の訪問を行い交流を深めた。 長野県飯田OIDE長姫高等学校 新 テックレンジャー ブロック賞紹介 ※ボランティアグループ名などは、応募用紙の記載通りとさせていただいております。 ※順不同 関東第二ブロック PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 関西ブロック 神奈川県 桐蔭学園高等学校 インターアクトクラブ 大阪府 「もしも桐蔭学園高校インターアクトクラブがインドを支援したら」、略して 『もしイン』 というプロジェクト を立ち上げ、 インドの少数民族の女性自立支援活動を行った。あるイベントでは、地域の人に楽しみ ながらインドを知ってもらうことを目標とし、象のペーパークラフト、 チャイのお茶会などのワークショップ を実施、新たな発想を取り入れた高校生らしい活動となった。各イベントでは、高校生が参加したこと による活性化、知名度の拡大などの反響を得ることができた。 神奈川県 先輩から引き継いだボランティアとして、 タイの子どもたちの支援活動を行ってきた。 4人という少ない メンバーで、 タイ語の学習など日本で一年間準備をしたうえで現地へ行き、 スラム街に住む子どもたち の家庭訪問や聾学校を訪問しての交流活動などを行った。 4人がそれぞれできる役割を分担し、自 分の決めた企画に責任を持って取り組んだ。帰国報告会では経済格差などタイの抱える現状を報 告した結果、 タイ隊の参加希望者を12人に増やすことができた。 聖光学院中学校・高等学校 SVC委員会 兵庫県 東日本大震災で津波の被害を受けた写真のデータ化ボランティアに取り組んでいる。被災した写真 を洗浄している団体から送られた写真をスキャンし、データを整理して送り返す。関東圏にいながらで きる震災復興ボランティアとして、 「 継続すること」の重要性を考え、長期間にわたって続けられるよ う、やり方を工夫している。また、企業のCSR活動に協力する形で、福島復興応援イベントのブース 設営をするなど、企業とのコラボレーションによるボランティアも行っている。 兵庫県 岐阜県立岐阜商業高等学校 マーケティングリサーチ部 人口の約50人に1人が外国人という岐阜市において、在住外国人に対して「交流」 と 「学習」によ る学びの場を提供している。地元のボランティアと協力して外国人への日本語指導を行うほか、高 校生が企画運営する 『Omotenashi学習イベント』 を実施し、 クイズ大会や交流会、学習会などを通 じて日本の伝統であるおもてなしの心を伝え、外国人のマナーアップに貢献した。外国人との共生な くして地域活性化はないという気持ちで取り組んでいる。 静岡県 静岡県立磐田農業高等学校 チーム仙人 学校で作った農産物や加工品で東日本大震災の被災者支援を行っている。静岡県特産のメロンとミカン を使ってメロン漬物ミカン味を商品化し、宮城県名取市のシンボルである 「ゆりあげ港朝市」 で販売して、 朝市復興を盛り上げた。 また、閖上地区に花を植えたいとの声を聞き、学校で生産している花壇苗をプレ ゼントした。朝市に何度か参加する中で、静岡特産の商品販売を依頼されるなど、地元の方たちとの信頼 関係も深まるようになった。 さらに支援の輪を広げるために、12月には閖上支援ツアーを企画・実施した。 愛知県 い の え り 光ヶ丘女子高等学校 井 野 恵里 さん エンジェル部というボランティア活動を行う部活に所属するとともに、個人でもさまざまな活動をしてい る。高齢者福祉施設への訪問では2年生の時から企画代表者として部員の中心となって活動し、 「巨大ぬりえ」や「アカペラカラオケ大会」など面白くて楽しい企画を提案して好評を得た。また、 『折 り鶴10,000羽プロジェクト』 という東日本大震災の支援活動に参加したほか、校外では、知的障が いのある子どもたちを対象とする水泳指導ボランティアにも取り組んだ。 10 中国・四国ブロック 山口県 下関市立下関商業高等学校 商業研究部 東日本大震災の被災地支援の今の課題は 「雇用の増加」 であると考え、宮城県南三陸町の特産品である わかめの消費を拡大させ、雇用を促進させようという活動に取り組んだ。他の団体と共同で、 わかめを使った 商品企画「わかめとイチゴの田束山ロールケーキ」の試作を行ったほか、 わかめを使ったオリジナル商品を地 元企業と連携して考案。100のアイデアを考え試作を重ねて、18種類のオリジナル商品の開発を実現。 イベントやネット販売などで全国展開した結果、約26万円の収益を得て義援金として贈ることができた。 香川県 香川県立琴平高等学校 琴平から東北へとつながるプロジェクトチーム 3つの部活動が合同でプロジェクトチームを結成し、東北の被災地で交流活動を行った。男子バレーボール部 は宮城県内の高校8校と交流試合を行い、郷土芸能同好会は地元に伝わる民謡「こんぴら船々」の演奏と踊 りの公演を石巻市と気仙沼市で行い、多くの方と交流をした。ボランティア同好会『とらすとK』 は東日本大震災 発生後から被災者と手紙で交流してきたが、今回のプロジェクトで文通相手と感動の対面をし、今後の交流活 動の重要性を再認識した。報告集を作り文化祭で発表するなど、被災者の方々の願いを伝える活動となった。 徳島県 徳島県立徳島商業高等学校 校内模擬会社ComCom 東日本大震災発生直後から現地の子どもたちへの心のケアが大切と考え、宮城県の女川第二小 学校に対して交流支援を中心とした活動を行ってきた。今年は、 さざなみ太鼓復活のためのチャリ ティーイベントを行い、子どもたちと共同で女川クッキーなど10種類以上のコラボ商品を開発、売上 を資金にあてるなどした。活動にあたっては現地の要望に耳を傾け、顔が見える交流を心がけてき た。活動を通じて、現在では子どもたちとの間に兄弟のような深い絆を築くことができている。 11 ブロック 賞 紹 介 岐阜県 兵庫県立農業高等学校 食を科学する研究チーム 「地域の農業を元気にしたい」 との考えのもと、食品製造の知識や技術を駆使して、古代米「紫黒 米」の紫色を生かした米粉シフォンケーキの開発に取り組んだ。紫黒米で紫色をきれいに出すのは 困難だったが、地元のブルーベリーを利用することで解決。地域の食材にこだわり、純地元産の紫 色シフォンケーキと紫黒米クッキーを開発し、商品化に向けた地域への提案を行った。農業高校レス トランで行った試食販売会では好評を得て、地域の新しい加工品としての可能性を示した。 福井県立小浜水産高等学校 ダイビングクラブ 「きれいな地元の海に潜りたい」 という部員の素朴な気持ちをきっかけとして、海の浄化に役立つア マモを守る 『アマモマーメイドプロジェクト』 をスタートさせた。アマモの定植活動や、潜水技術を生か した調査・研究のほか、地域の人々に関心を持ってもらうためにアマモ育苗キットを商店街に配った り、小中学校で出前授業を行ったりしている。活動を見守る地域住民が『アマモサポーターズ』 という 団体を結成するなど、地域住民や小中学校、企業、行政を巻き込み、活動の輪が広がった。 柏原高校 インターアクト部 日本語教室で外国人小学生への学習支援を行っていたが、活動のなかで外国人の生活における 不便さを具体的に知りたくなり、丹波市在住の外国人の生活実態調査を開始。外国人が日本人か ら世話をされるだけでなく、 日本人社会との交流を望んでいることを知り、地域の他の組織とともに外 国人が主体的に参加できる演芸大会を開催した。外国人を前面に出す企画に懐疑的だった大人 も、高校生が全面的に運営をすることで納得して、企画を進めることができた。 東海・北陸ブロック 福井県 大阪聖母女学院 タイ隊 ブロック賞紹介 ※ボランティアグループ名などは、応募用紙の記載通りとさせていただいております。 ※順不同 九州ブロック 熊本県 か とう ゆう み 熊本市立千原台高等学校 加 藤 優美 さん 2007年から全校生徒だけでなく地域も巻き込んで続けている企画『サルビア一万本プロジェクト』 が、校長先生の退任により中止になりそうだった時、生徒会執行部の環境委員長という立場から、 生徒会と環境委員会で企画を引き継ぎ存続させることができた。活動を通じて、今まで花を絶やすこ となく育てた先輩や先生方、地域の方々のおかげでプロジェクトは成り立っているのだと実感し、多く の人に協力してもらえている自分の立場に感謝するようになった。 宮崎県 宮崎県立富島高等学校 生徒商業研究班 課題研究という授業の中で「BOP (低所得者層) ビジネスの研究と実践活動 」について学んでい る。その一環として、アフリカの学校にデジタルカメラと撮影マニュアルDVDを寄贈し、現地の子ども たちの手で撮影してもらった画像をポストカードなどにして販売するというビジネスを展開。売り上げは 現地の学校に送金する。この活動がきっかけとなって、多くの人の心の中に「アフリカの子どもたち のために」 という想いが刻まれ、協力してもらうことができた。 コミュニティ賞紹介 北海道・東北 ブロック 北海道 ※ボランティアグループ名などは、応募用紙の 記載通りとさせていただいております。 ※順不同 PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 札幌市立新琴似北中学校 えこりーな エコな取り組みをしている 「人」や「場所」 を取材し、映像制作専門会社にボランティアで撮影してもらい、 3分程度の番 組を制作、 これまでに札幌市の市電のエコ活動などを取り上げた。 「地球環境を子ども目線で考えるエコ活動」 としてイ ンターネットテレビで世界中の人へ発信し、映像を見た人にエコについて考えてもらうきっかけづくりに取り組んでいる。 北海道 北星学園女子中学校 中学ライラック会役員会 クラス礼拝での献金と学校祭での手作りクッキー販売の収益金をもとに、盲導犬協会等4つの施設へ献金を行ったり、全 校生徒が各家庭から花を持ち寄り、花束を作って地域の方々に感謝の気持ちを届ける 「花の日訪問」 を実施している。 ク リスマスには全校生徒200名で手作りの贈り物を企画制作し、全生徒が施設を訪問し、歌声とともにお届けしている。 北海道 札幌山の手高等学校 ボランティア部 募金活動、近隣のゴミ拾い、障がい者施設のイベント支援、交通安全PRなど、 さまざまな活動に取り組んでいる。昨年から は献血車を呼び、97名が献血した。毎週木曜の活動日には、 お面、ペンダント、 メガネなどを手造りし、子育て支援セン ター、幼稚園、保育所等に届けている。地域の方からのボランティアの依頼が多くなるなど、 その活動は認められている。 北海道 寿都高校 ボランティア部 海岸清掃、花壇整備、保育園や特別養護老人福祉施設の訪問、 エコキャップやプルタブ回収など幅広いボランティア活動を 宮崎県立延岡星雲高等学校 星雲海外協力隊 3年前の発足以来、毎年テーマを設定してボランティアに取り組んでいる。 2013年は「物資支援 プロジェクト」 をテーマとし、パプアニューギニアなどで必要とされている文房具を送る 「文房具プロ ジェクト」 と、11月に金環皆既日食が見られるアフリカに日食グラスとその使い方を送る 「日食グラス プロジェクト」の2つを行った。 JICAを通じて現地の声を聞くことを大切にし、時には一度に5か国以 上の隊員とそれぞれ連絡を取り合い、一つひとつを遂行していった。 鹿児島県 鹿児島県立霧島高等学校 観光ビジネス・情報会計コース 地域活性化と地域貢献を目的として、 「 嘉例川駅おもてなし活動」 「ラジオ出演による霧島観光PR」 「霧島温泉駅清掃活動」に取り組んだ。おもてなし活動では駅を訪れた観光客に「霧島茶」 を振る 舞い、地域の観光案内や写真撮影のサービスを行った。おもてなし活動がさまざまなメディアで紹介 されると、近隣の高校も同様の活動を開始、霧島高校が中心となって 『環霧島高校生会議』 を発足 するに至った。今後は地域と連携して広域で活動を行い、霧島の魅力を発信していく。 行っており、今年度は 「コミュニティーレストラン」 「ちびりんピック」 といった新たなイベントの企画から実施までを生徒の自主運 営で達成した。地域に貢献する数多くの活動により認知度が高まり、新入部員も増加。ボランティアの幅が一層広がった。 北海道 双葉高等学校 奉仕活動部 募金活動、交通安全活動、 JR南小樽駅の花壇の花植え、地域清掃、幼・保育園の行事でのボランティアなど幅広い活動に取 り組んでいる。デイサービスセンターで行っている 「ダンスでエクササイズ」 は、 プロダンサーの先輩の協力を得て今年で3年目を 迎えた。 ミンダナオ島の子どもたちへ運動靴や物資を支援する活動も、地域の協力を得て2008年より継続して実施している。 北海道 とよ しま ゆう 北海道釧路東高等学校 豊島 友 さん 学校のボランティア同好会の部長を務めながら、個人でも活動している。地域から要請を受けたイベントの手伝いを中 心に、赤い羽根募金、ふれあい花壇づくり、防災キャンプ、近隣の小学生とふれあう活動などに参加してきた。陸前高田 では「遺品探し」 も行い、琥珀の指輪を発見。その時の想いを同世代の仲間にも伝えようと弁論大会にも出場した。 北海道 北海道札幌平岡高等学校 軽音楽部 「音楽を通しての被災地支援」 をテーマに、東日本大震災復興支援「Challenge for your smile」 プロジェクトに取り組 沖縄県 屋我地中学校 生徒会 学校のそばにある広大な干潟を守るため、生徒会が中心となってマングローブ林の植樹や育樹、環 境保全、研究活動などに取り組み、今年で22年目になる。また、海岸清掃は12年目を迎えた。 「地 球的規模で考え、足元から行動する」 をテーマに掲げ、伝統に誇りを持って活動に取り組んでいる。 「総合的な学習の時間」 を利用して計画的に実行してきたことで、長期間にわたるボランティア活動 が継続でき、結果として、現在では年間約2800人の観光客が訪れるまでになった。 んでいる。今年度は避難被災者の支援を目的としたチャリティーライブを5回実施。オリジナル曲を収録したCDを販売し、 売上金全額を被災者支援を目的とするNPO法人に寄付。 「復興支援」 を呼びかける機会を数多く作り出している。 青森県 大間高校 ボランティア活動部 観光地の清掃活動、地域のイベントの手伝い、老人福祉施設や幼稚園の訪問、文化祭でのバザー、 エコキャップの回 収などを実施している。車椅子対応のトイレや手すりのついているトイレを掲載した 「大間町福祉マップ」 を作成し、現地 調査、配布、改訂も行っている。 トイレの写真や設備の特徴も掲載し、安心して利用してもらえるよう心がけている。 秋田県 稲川養護学校 中学部 学校までの国道をきれいにしようと、昨年度からゴミ拾い、枯れ葉の掃き掃除、花壇整備などのクリーンアップ活動を始 めた。近隣にも協力を頼み、 ホームページ、学校報、 コミュニティFM放送局などを通して呼びかけた結果、 ほぼ毎回20 名ほどの人たちが参加してくれるようになった。 また、地域の会社もクリーンアップ活動を始めた。 秋田県 秋田県立雄物川高等学校 家庭クラブ 今年は「笑食同源」 をテーマに、郷土料理の「山科」 「雲平」作りや「スイカ糖」の加工品作りを行った。全校生徒と保 護者を対象にアンケート調査を実施したところ、郷土料理の認知度が低かったことから、既存のレシピや加工方法を変 え、現代人にも好かれるように工夫した。 JA秋田ふるさとの全面的な協力のもと、講師を招いて料理講習会も行った。 12 13 ブロック 賞 紹 介 /コミュニティ賞 紹 介 宮崎県 コミュニティ賞紹介 北海道・東北 ブロック 秋田県 ※ボランティアグループ名などは、応募用紙の記載通りとさせていただいております。 ※順不同 秋田県立秋田西高等学校 特別支援学校の行事や地域の夏祭りの手伝い、保育園児の遊び相手、園児をおんぶしての合同避難訓練などを行って いる。今まで別々に活動していた団体が連携し、活動の幅が広がった。家庭クラブ委員会がコーディネーターとして地域か PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 北海道・東北 ブロック らの協力依頼の窓口となり、全校生徒に呼びかけ、JRC同好会と家庭クラブ委員が参加者の中心となって活動している。 岩手県 酒田市高校生ボランティアサークル「かざみどり」 地域のイベントの手伝い、保育所・保育園・介護施設の訪問、街頭募金活動に取り組んでいる。今年は、公民館や他の高 校生ボランティアと協力して、 初めて巨大迷路を開設した。迷路をストーリー仕立てにし、 効果音を流すなど、 みんながわくわく するように設計。約1週間で3,000人以上の方に来場していただき、酒田市中央公民館の事業に貢献することができた。 岩手県立前沢高等学校 生徒会復興支援局 福島県 昨年10月から復興支援局を発足。大船渡市内や陸前高田市内の側溝泥あげ作業、仮設住宅の窓ふき作業などのほか、 平工業高等学校 生徒会執行部 アルミ缶を回収・換金して車椅子を老人福祉施設へ贈る活動や、ペットボトルキャップやインクカートリッジの回収を行って 今年度はこれまでのつながりを生かしてミニコンサートや震災学習なども実施することができた。全校生徒の約3分の2以上 いる。今年はカートリッジを224.7kg、 キャップを512kg発送し、第34号となる車椅子を寄贈。先輩から受け継いだ伝統を が活動に参加している。ボランティアで出会った団体を支援する形で、継続的かつ定期的な活動ができるようになった。 こつこつ守り続けたおかげで、最高の結果が出た。 「まずは何事もやってみる、 そして、決して諦めない」 ことを学んだ。 宮城県 向洋中美術部3学年 福島県 福島県立いわき総合高等学校 家庭倶楽部 七ヶ浜町仮設商店街の各商店および商店街の大看板を製作。 また、七ヶ浜町野外活動センター内にオープンする 「きずな 県内外の仮設住宅へ季節の飾り物を贈る活動や、仮設住宅の方々との交流、各福祉施設での健康体操指導やフラ披露など 公園」内の案内板表示も製作した。仮設住宅150軒分の表札作りから始まった活動をきっかけに、多くのボランティアをする による、東日本大震災復興支援、地域交流のボランティア活動に取り組んでいる。 また、 いわきの復興を目標に、 民間企業と新 機会を頂けるようになり、中学生も自分たちができる町の復興にかかわろうとする行動が増え、町全体が活性化されている。 しい郷土食を開発している。心を温かくする郷土食を通じ、地元住民と避難してきた方々の交流を深めることを目指している。 宮城県 仙台市立南吉成中学校・生徒会 福島県 福島県立川俣高等学校 JRC同好会 家庭クラブ 津波の被害から稲作ができず、無農薬で綿花栽培を手作業で行っている被災農家を手伝い、除草作業などを行った。昨年は 町内2ヶ所の老人福祉施設を訪問し、年間を通して利用者との交流や清掃活動を行っている。2013年度からは、地区の全 100名、今年は200名と参加人数を倍増できた。 また、仮設住宅に住む300人を前にしての「花は咲く」の合唱、復興イベント 「仙 住民が避難している川俣町山木屋地区の仮設住宅を訪問し、仮設住宅の方々が得意としていること (そばがき作り、折り紙) を 台七夕」 と 「光のページェント」 での美化活動にも取り組んだ。後輩に引き継ぎ、中学生にできる復興支援の在り方を形作りたい。 教えてもらい交流を深めた。仮設住宅のお祭りでは、 かき氷の無料配布やよさこい踊りを披露している。 宮城県気仙沼西高等学校 社会福祉部 福島県 児童館、障がい児福祉施設、支援学校、高齢者福祉施設などの手伝いや、地域の小学校の学童ボランティアを行って 福島県立勿来工業高等学校 フラ愛好会 Mauloa Laulea 「仮設住宅には笑顔を・老人福祉施設には元気を・幼稚園保育園には夢を!」 をモットーに、週末、 フラの演舞と体験ダン いる。地元、気仙沼の復興を祈念した 「海・魚」モチーフの吊し雛製作にも取り組むなど、長年にわたる地域貢献が評価 ス、 ポリネシアンダンスの演舞で慰問活動を行っている。昨年までは女子だけのチームだったが、今年度から男子が加わ されている。先輩方の思いを絶やすことなく、 これからも地域に貢献できることを継続していきたい。 り、全国でも珍しい男女混合のチームができた。通算77回におよぶ慰問で、笑顔のPua(花) を全国に咲かせている。 宮城県 気仙沼高校生団体 底上げYouth 福島県 市の高校生の有志で団体を結成し、気仙沼が「短歌」 「恋人」の発祥の地である点を観光アピール。自分たちで調べた市内の 福島県立福島北高等学校 家庭クラブ オリジナルの「クールエコタイ」 を地域の幼稚園にプレゼント。 また、仮設住宅では、警察署と協賛した 「親子エコクッキング教 恋人にまつわるスポットの魅力を発信しようと、 デザイナーと共にリーフレットを作成。震災によって失われなかった既存の文化を 室」や、婦人会への「クールエコタイ講習会」 を実施して交流を深めた。 また、本校に仮設校舎がある富岡高校に対してもボラ 発信し、 より多くの人に気仙沼の良さを知ってもらい、地元の方に自分の町に対する誇りを持ってもらうことを目指している。 ンティアを行った。今後も福島県が抱える放射能・汚染水問題に伴う健康や食生活の改善に向けて活動を続けていきたい。 宮城県 宮城県小牛田農林高等学校 かぼちゃの五人衆 仮設住宅の方と学校の畑で共に農作業をしたり、畑の様子を伝えるために往復はがきで交流を行う 「農業ボランティア」 に取り組んでいる。今年は巨大カボチャを育てて重さや大きさを競う 「チーム対抗ジャンボカボチャコンテスト!」 を開催。東 松原の方々に元の生活に戻ってほしいと願い、 「この活動がなくなること」 を目標に復興へ向かって活動を続けている。 山形県 赤湯中学校 生徒会 信越・関東第一 ブロック 群馬県 吾妻高等学校 家庭クラブ 県内唯一の福祉科と普通科からなる女子高校で、全校生徒が全国高等学校家庭クラブ連盟に加盟。 「地域とともにある学校」 を方針のひ とつに掲げ、積極的に活動に参加している。花の種や苗の無料配布、花植、福祉施設や地域のイベントへの参加、座布団製作とお年寄りへ のプレゼント、食生活改善料理講習会など、 さまざまなボランティアに取り組んでおり、地域からの活動依頼件数も年間50件を越えている。 群馬県 太田市立商業高等学校 インターアクトクラブ 毎朝、午前7時35分から8時15分まで、特に交通量が多い地区内2ヶ所の横断歩道に立ち、小学生を安全に横断させ 校内活動、地域活動、障がい者支援活動に並行して取り組んでいる。様々な活動を通じて、普段は考えないことの中に ている。渡り方の危ない小学生にはその場で教えてあげたり、気分が悪い子どもや元気のない子どもを見かけたら声をか も大切なものがたくさんあることを学んだ。特に、高等養護施設との交流では障がいを持つ人への理解が深まった。ま け、小学校まで送っている。平成19年から始まった活動で、今年で7年目。小学生の交通事故がみるみる減少した。 た、ペットボトルキャップ回収では、身近な活動がワクチンという成果につながり、世界に届く喜びを感じることができた。 山形県 山形学院高等学校 食物調理科生徒有志 群馬県 群馬県立松井田高等学校 吹奏楽部 食物調理科だからこそできる活動に取り組もうと、 「お菓子作りボランティア」 を始めた。毎月1~2回、被災地の仮設住 2013年5月より、福祉施設を訪問して懐かしい楽曲を届ける “出前演奏” のボランティアイベントを開始した。実行にあたっ 宅(主に石巻市内) で住民の方々と 「お茶っ子」 (お菓子を囲んだ茶話会) を行い、 その中で手作りのお菓子をふるまっ ては、受け入れる施設やお年寄りの負担軽減を考慮し、3名程度の少人数の編成で4 ~ 5曲を演奏、演奏時間も15 ~ ている。喜んでもらえるよう、調理科らしい手の込んだものを作り、予想を上回る喜びの表情や声をいただけた。 20分程度にとどめた。 これにより、大きな施設だけでなくグループホームなどの小規模施設への訪問も可能になった。 山形県 山形学院高等学校 YMWCA部 栃木県 小山西高等学校 JRC部 東日本大震災による避難者が抱える悩みや苦しみ、課題についての学習を行い、避難者支援に取り組んでいる方の話を 地域を中心に、被災地の支援や施設訪問、 おもちゃ図書館などさまざまな活動を行っており、中には10年以上続いてい 聞き、活動をサポートしている。活動を通して、母子避難が多く、母親は自分の時間がないこと、子どもは遊び相手が少ない る活動もある。被災地支援では宮城県仙台市の仮設住宅を訪問、ハンドケアマッサージを行った。ボランティアは定期的 ことを知り、子どもたちと一緒に遊ぶ活動を始めた。 また、文化祭において1年間の活動レポートを全校生の前で発表した。 に継続することが大切であり、地域だけでなく、全国、世界とさらに広い視野でニーズを考えることも重要だと感じている。 15 コミュニティ賞 紹 介 宮城県 14 山形県 コミュニティ賞紹介 信越・関東第一 ブロック 栃木県 ※ボランティアグループ名などは、応募用紙の記載通りとさせていただいております。 ※順不同 すず き PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY し おり 栃木県立学悠館高等学校 鈴 木 詩 織 さん 2012年8月に学校の農業復興ボランティアとして宮城県亘理町を訪れて以来、現地との交流を続けており、今年9月の再 訪問では生徒リーダーに任命された。 そこで、参加者に自分にできることを考えてもらおうと事前学習の場を設けてもらった。 信越・関東第一 ブロック 今後は学校ぐるみでの交流を持ちたいと考えており、 『 亘理町と学悠館をつなごうプロジェクト』 を創立する予定でいる。 栃木県 じん ぼ ま な 新潟県立巻総合高等学校 神保 愛奈 さん 個人を主体に、内容によりサークルメンバーに声をかけ活動している。今年は 「チャレンジ~みんなの笑顔のために~」 を テーマに様々な活動を行った。工作や手作り品の売上を募金と他の活動費に振り分けることで、新たなボランティアを生み 出すことができたという経験により、活動を単発で終わらせず、次々と別の活動につなげていけることに気付くことができた。 栃木県立栃木商業高等学校 GMT4 新潟県 ワードやエクセルなどのソフトを使いこなせない高齢者が多いという問題を受け、地域自治会において会計業務の受託 新潟県立新潟西高等学校 ボランティア部 盲導犬育成をはじめとする募金活動、点字学習、各種施設訪問、 バリアフリー映画の上映など多くの活動を行った。 また、 と分析を代行している。これにより地域社会への貢献のみならず、世代を越えた交友関係を築くことができた。また、学 県内でボランティア活動を行っている高校の部や同好会の交流・発展を目的とした 『第1回にいがた☆高校生ボランティ 校で活動成果を発表した結果、発表後のアンケートでは73%の生徒が地域社会に関心を示してくれた。 ア交流会』 を開催した。交流会は、県内8校が集まり、 お互いの活動の様子を知ることができる大変良い会となった。 栃木県 栃木県立宇都宮白楊高等学校 環境科学部 長野県 須坂市立墨坂中学校 JRC委員会 地域の小学生と、森や河川の生物調査および捕獲を行い、地域交流と環境保全の啓発に役立てている。捕獲時や運搬時に 毎週金曜日を 「ボランティアの日」 と名付け、全校生徒が清掃、 アルミ缶収集、 エコキャップ収集のいずれかに参加するとと は、生物を傷つけたり死なせたりすることのないように細心の注意をはらった。捕獲した生物は図書館や公民館に展示したほか、 もに、 ディスカッションの場を設けてボランティアの意義を再確認している。 また、 フィリピンの衛生状況向上を目的にタオルを 調査結果をもとに生物生息マップを作成することで、生物の生息地を知るとともに、環境モラルの啓発活動にもつながった。 送る運動を継続している。全てのボランティア活動に全校生徒が参加することを目標に、 さまざまな活動に取り組んでいる。 栃木県 栃木県立上三川高等学校 社会福祉部 長野県 と だ ゆう き エクセラン高等学校 環境科学コース 代表 戸 谷 祐輝 さん 地元の図書館で、毎月第3土曜日に地域の子どもを対象とした工作会を継続的に開催している。企画から準備、当日の 薄川の植物調査と外来種駆除活動、 エコ普及を目的としたワークショップを継続しているが、今回は外来種駆除を生徒 進行まですべてを生徒の手で行い、毎回好評を博している。 また新たな取り組みとして、今年1月から、長期療養中の子 会行事のクリーン大作戦と結びつけて行うことにより、 さらに深い地域貢献につながった。 また、新しい取り組みとして、 どもを持つ家族が滞在する施設で、掃除や洗濯、炊事を中心とした運営補助のボランティア活動を開始した。 プラスチックリサイクルについて改めて考え、公開講座を開くことで多面的な視点を追求した。 久喜市立久喜東中学校 吹奏楽部 長野県 長野県下高井農林高等学校 地域環境クラブ 地域のイベント、県警、高齢者施設、保育園、小学校などから多くの依頼を受け、訪問演奏を行っている。親しみやすさや楽しさ 学校の近くの福寿草の群生地に、近年、葛が自生し、 その葛の地下茎をイノシシが食べにくるため、群生地が荒らされる を考え、訪問先に合わせて選曲しているが、観客からの大きな拍手や、涙を流して喜んでくださる姿を見て、仲間全員で演奏を作 ようになった。そこで、葛を有効利用しつつ福寿草を増やす活動を継続的に行っている。村内の様々な場所で発表会や り上げた達成感と音楽の楽しさを再確認した。 “日本一真剣で明るい部活” をモットーに、 これからも頑張りたいと考えている。 報告会を行った結果、福寿草の群生地が新たな観光スポットとして注目されるようになった。 埼玉県 志木中 環境ボランティア部 長野県 松本蟻ヶ崎高校 ぎんが祭バザー係6代目 校内や地域で様々な活動を行っている。中でも、不登校だった生徒を環境ボランティア部に誘い、共に作業することで、彼が学 普段はテニス部として活動しているが、文化祭ではカンボジア王国の小学校教育支援のためのバザーを開催して、今年で6年目に 校生活に復帰することができたのは嬉しかった。 また、普段交流の少ない特別支援学級の市内発表会に参加し、受付や作品販 なる。住宅地図を見ながら一軒一軒出品のお願いに回り、当日は6,000点を越える品物が会場に並んだ。その結果、今年は41万 売を手伝ったことをきっかけに、畑作業や学校行事で交流が続くことになり、仲間づくりから生まれる信頼を改めて確認できた。 円を売り上げ、支援ができた小学生は41人、累計では168人に達した。生徒全員が一丸となって社会貢献できたことを嬉しく思う。 埼玉県 埼玉県立桶川西高等学校 科学部 校内にある 『ハートフル桶西水族館』 では、40本の大型水槽に500匹以上の魚類を飼育しており、 「駅からハイキング」の見 学ポイントにもなっている。科学部員は水槽メンテナンス等のほか、絵本の読み聞かせなどを行い、気軽に立ち寄れる水族館を 目指して活動している。 また、 グループホーム訪問では、折り紙や紙芝居を通じて認知症のお年寄りとの交流も行っている。 埼玉県 埼玉県立誠和福祉高等学校 ボランティア活動センター 県内で唯一、福祉科のある学校として、 「 全校生徒がボランティアに取り組める環境づくり」 を目標に、生徒の興味や関 関東第二 ブロック 茨城県 茨城県立勝田特別支援学校 サッカー部 サッカーチーム 『水戸ホーリーホック』のホームゲーム会場において、場内の清掃やチラシの配布、 チケット確認等の活動 に取り組んだ。活動をくりかえし行なうにつれ、 あいさつの声が大きくなったり、 自信を持って話をする機会が増えていること を実感。自分たちにもできるという意識の芽生えや、 サッカーを 「する」以外の楽しみ方を見い出すことにもつながった。 茨城県 茨城県立多賀高等学校 ボランティア部 Small Hands エコをテーマに、 キャンドルの火のイベントを開催。PRに力を入れたことで、地域に浸透し、 エコキャンドル作りを教えてほしいというリク 心に対応した活動の紹介やきっかけづくりを行った。福祉施設のお年寄りを招いてのお花見、中学生対象の福祉体験 エストも増えてきている。また、被災地の海岸の清掃・がれき撤去・花壇の花植えを実施。特別支援学校と協力して、復興へのメッセー 講座、街頭募金、交通安全マスコットの製作と配布のほか、年間を通して清掃やエコ活動にも取り組んだ。 ジや、被災地に来るボランティアの方へ感謝の気持ちを込めて、土のう袋に絵や励ましの言葉を書く、土のう袋描きにも取り組んだ。 新潟県 相川中学校 ガイドレンジャー 茨城県 茨城県立竹園高等学校 JRC部 地元の歴史や良さを島内外問わず知ってもらおうと、観光ボランティアガイドの活動を行っている。経験者が初心者を 全校で古紙を集めてお金に換え、車イスを購入して贈る活動が6年目を迎え、今年も車イスを市の福祉協議会へ寄贈し 指導する形で8年目を迎え、今年は160名のお客様をご案内することができた。お客様の立場に立ち行動することが必 た。また、今年新たに、海外たすけあい募金を実施した他、平成24年5月に発生した竜巻の災害地区で瓦礫処理ボラ 要と考え、3年生は修学旅行で訪れた東京ディズニーランドで 「おもてなし講座」 を受講し、後輩に伝えた。 ンティアに参加した際にお礼のお手紙をくださった方のお宅を訪問した。 新潟県 新潟県立新井高等学校 社会科クラブ 茨城県 取手聖徳女子中学校・高等学校 図書委員会 地域の社会福祉協議会と連携して一人暮らしの高齢者宅を訪問したり、各種施設や特別支援学校と交流を図ったり、被災地の支援、 東日本大震災被災者支援としてチャリティ―古本市を企画・提案し、学校図書館の雑誌バックナンバーや生徒たちが エコ活動など、 さまざまな活動に力を入れてきたが、今年は新入部員が少なく継続が困難になった。そこで、 「あなたの力を必要としている 持ち寄った書籍を販売して、 その売り上げを 『あしなが育英会』に寄付する活動を行った。第一回目は昨年の文化祭で 人がいます」のキャッチコピーとともに写真入りのポスターを作成したところ、ボランティア活動に参加したいという人が20名近く集まった。 実現し、今年の文化祭で続く第二回目を実施、息の長い活動となるようにしていきたい。 17 コミュニティ賞 紹 介 埼玉県 16 新潟県 コミュニティ賞紹介 関東第二 ブロック 茨城県 ※ボランティアグループ名などは、応募用紙の記載通りとさせていただいております。 ※順不同 日立一高 JRC部 高齢者施設や特別支援学校、児童クラブなどを訪問し、食事のお手伝いや、楽器演奏の披露など、 さまざまな世代の方 との交流を深めている。校内では、献血への協力の呼びかけや、東日本大震災復興支援金の募金活動などにも取り組 んだり、 また学校のテスト終了日には毎回、災害時に備えた炊き出し訓練を実施、 チームワークづくりにも役立っている。 千葉県 千葉萌陽高校 ボランティア部 毎週、高齢者施設を訪問し、高齢者の方々との触れ合いの時間を通してさまざまなことを学ばせていただくと同時に、思 関東第二 ブロック 東京都 藤村女子高等学校 児童文化部 高齢者施設や保育園、障がい者施設などを訪問して、ハンドベルの演奏を中心に、手品、三線、パネルシアター人形劇 などを披露している。訪れる施設に応じてプログラムの内容を変える工夫をしており、利用者の年齢や状況にあった曲 選びをするなど、雰囲気づくりを心がけている。 また、慰問活動にとどまらず、活動の場を地域で広めている。 東京都 わた べ ふ み こ 和洋九段女子高等学校 渡 部 翔美 子 さん 今年で二年目のこども園での活動は、一緒に遊んだほか、おやつの配膳やケンカの解決などを任された。また、児童館 いやりや笑顔の大切さを実感している。 また、 アフガニスタン難民へ衣類を贈る支援活動にも長年取り組んでおり、今で では創作活動のサポートを行い、手話サークルでは手話を学んで、 自己紹介や一日の生活を手話で表せるようになっ は全国から衣類が届くようになった。地域の方も手伝ってくださり、協力の輪が広がっている。 た。ボランティア活動を続けていることで、少しでも誰かの力になりたいと思うようになった。 東京都 浮間中学校 茶道部 東京都 町田総合高校 有志 月に一度高齢者施設を訪問し、 お菓子やお抹茶をお出しする活動をしている。活動を続ける中で、高齢者の方々とお話 同好会を作り、有志でボランティア活動に取り組んでいる。夏休みは宮城県の被災地での炊き出しのボランティアに参加し、 することがとても大切だという考えから、会話の時間を大事にするようにしている。高齢者の方に戦時中の体験談を聞か 仮設住宅で生活されている方々や放射能汚染のことなど、現地の状況を目の当たりにした。 また、点字の本や盲学校へ送る せていただくこともあり、貴重な経験をさせていただいていると実感している。 朗読CD制作にも取り組んでいる。将来は、音楽療法についての知識を深め、活動の場を広げていけたらと考えている。 東京都 調布市立第五中学校 ボランティア部 神奈川県 大楠高校 ボランティア同好会 地域のイベントや高齢者施設、特別支援学校などで踊りを披露し、利用者の方々に楽しんでいただく活動を行っている。 ま 高齢者施設のお手伝いや学校の花壇の手入れなどを中心に活動してきたが、今年は新たな活動として、生ゴミを土に変えるダ た、今年三月には、調布市で開催された 「東日本大震災慰霊祭」のお手伝いに参加し、被災地の子どもたちの「震災のこと ンボールコンポストを作り、学校で排出された生ゴミを回収して土を作る研究に取り組みはじめた。少しずつであるが、校内や地 を忘れないでほしい」 という思いを何か形にできないかと考えるなかで、 しおりを制作・配布する企画を考え、実施した。 域の方々の間でも認識されるようになっている。今後も新メンバー中心に活動を充実させ、 エコ活動の意識を広めていきたい。 東京学芸大学附属国際中等教育学校 2012年度2年2組 神奈川県 こ ばやし ま ゆ か 神奈川県立吉田島総合高等学校 小 林 茉祐 加 さん 「地域の方々を笑顔にする」 という目標のもと、近所の商店街の春のお祭りでスタンプラリーイベントを行うという企画を立ち上げ、 地元の足柄茶の紙芝居を制作し、PR活動に取り組んだ。紙芝居を作ることになった背景には、足柄茶が原発事故の風 クラス一丸となって取り組んだ。商店街と世界の国々に関するクイズを出題し、商店街をめぐりながら参加できる内容を考えた。景 評被害を受けた影響があった。紙芝居は、知事との対話の広場で披露したり、地元新聞などに取り上げられた。足柄茶の 品や手作りスタンプの制作、商店街との打ち合わせ、当日までの準備など、活動を通して、 さまざまな学びを得ることができた。 効果について多くの方に情報が広がるきっかけになったので、今後も地域活性化に向けて紙芝居を活用していきたい。 東京都 東京学芸大学附属国際中等教育学校 ボランティア部 神奈川県 さ ほ だ きょう か カリタス女子高等学校 佐 保田 京香 さん イベントのお手伝いや、海外の子どもたちへの寄付活動など、校内で情報を紹介しながら様々な活動に参加してきた。 また、今年の 地域のボランティア団体に所属し、地元の海岸の清掃活動や難民食糧支援街頭募金に取り組んでいるほか、通って 夏の東日本大震災被災地訪問では、参加者19名で宮城県内各地を巡り、仮設住宅で暮らす高齢者の方々への肩もみボランティ いる学校からの派遣で東北の被災地ボランティアに参加させていただいた。たくさんの方々との出会いがあり、 そこに多 アなどに取り組んだ。交流を通してみんなが意見を出し合い、 ニーズにあったボランティアや継続して行う活動が重要だと実感した。 くの学びがあった。特に、議論の場では物怖じせずに発言することの大切さを学び、貴重な経験となった。 東京都 府中市立府中第一中学校 ボランティア部 神奈川県 クラーク記念国際高等学校 横浜青葉 地域の清掃や、週に一度高齢者施設に通って高齢者の方々と交流したり、 お手伝いをするボランティアに取り組むほ 被災地復興支援のために瓦礫撤去作業を行ったほか、昨年秋から、農地再生プロジェクトとして、津波の影響で塩害を か、東日本大震災被災地支援のボランティアに参加した。夏休みには、南三陸町の漁師の方々へ送るワカメ養殖用の 受けた畑を作物が育ちやすい畑に戻すための企画をはじめた。仙台キャンパスとの協力で、作物を育て、収穫後はお菓 サンドバッグづくりを行った。全校に呼びかけ、 たくさんの生徒も参加しての取り組みになった。 子に加工して販売する。第一弾では小豆、第二弾ではホウレンソウが成功し、現在、茶豆づくりに取り組んでいる。 東京都 こしもと え み 安部学院高等学校 腰本 衣美 さん 神奈川県 県立藤沢清流高校 ボランティア部 小学校6年生の時から始めたガールスカウトの活動では、団の年長者として、年少の子の遠足の企画や募金活動・清 介護施設や高齢者施設を訪問し、手話コーラスや書道のパフォーマンスを行う活動、JICA「世界の笑顔のために」 と 掃など、責任感を感じながらさまざまな活動に取り組んでいる。路上生活者を支援するフードドライブや日用品の寄付活 いうプログラムに参加し、物資提供を校内の生徒へ呼びかけ、取り組んだ。地域のフリーマガジンから取材を受けたことに 動などに3年間にわたって携わり、地域の方にも呼びかけ、協力の輪を広めている。 より、多くの人に知ってもらうようになり、 さまざまな施設から訪問依頼が届くようになっている。 東京都 淑徳巣鴨高等学校 美子文会 神奈川県 たかはし え り さ 高 橋 恵理紗 さん 募金活動以外の社会貢献を模索中に、小学生を対象とした学習支援ができないだろうかというアイデアが生まれ、新 地元のゆるきゃらの着ぐるみに入るなど、 ゆるきゃらのサポートを通じて地域のイベントを盛り上げる活動をしている。大人 企画として実現させた。準備期間を経て実施した8月、小学生約25名が参加してくれた。勉強ばかりでなくスポーツや茶 のグループに入り共に活動することには、大きなプレッシャーや責任もあったが、 自分の意思を相手に伝える力や、 自分 道や工作、 クイズも取り入れるなどの工夫をしたが、子どもたちの笑顔は、 自分たちに自信とやりがいを感じさせてくれた。 で考えて行動する決断力が必要とされ、成長できたと実感している。地元が好きな気持ちは一層大きくなった。 東京都 東京国際学園高等部 国際交流委員会 神奈川県 日本女子大学附属高等学校 人形劇団ペロッコ 東南アジアにあるラオスでは、5,000校もの学校が不足しているということを知り、 「ラオスに学校をつくろう」 というボラ 長期休暇中に高齢者施設や保育園、障がい者施設などを訪問し、人形劇の公演を行っている。これまで少人数だった ンティアに取り組んできた。募金活動や文化祭の収益金で学校建設基金を集めているほか、 ラオス大使館と共同主催 が、今年度は七人の新入生が加わり、劇もより賑やかなものを披露することができた。観てくださる方々との温かい交流 でラオス・フェスティバルを開催、 ラオスについての情報普及にも努め、年々交流を深めている。 や、快く協力してくださる介護士の方々への感謝の気持ち、部員同士の絆を大切にしながら活動を続けていきたい。 19 コミュニティ賞 紹 介 東京都 18 PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY コミュニティ賞紹介 関東第二 ブロック 山梨県 ※ボランティアグループ名などは、応募用紙の記載通りとさせていただいております。 ※順不同 身延山高等学校 手話コミュニケーション部 聴覚障がい者の方を対象としたさまざまな行事などに参加し、活動を行っている。関東ろう者体育大会でのお手伝い、 山梨県高等学校芸術文化祭での手話歌レクチャーや手話通訳、山梨国民文化祭における手話パフォーマンスフェス PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 東海・北陸 ブロック タの開催などに取り組んだ。 また、東北被災地の仮設住宅を訪問し、手話教室を開催する企画も実現した。 東海・北陸 ブロック 富山県 岡崎市立竜南中学校 竜南いのち守り隊 東日本大震災から2年が経った現地の様子を学びたいと考え、昨年の先輩たちに引き続き、今年は代表36人が支援ボ ランティアに向かった。 また、 その学びを元に行う 「防災フェスタ」 も引き続き実施。 さらに、近隣の小学校と協力してベル マーク収集を行い、宮城県荒浜中学校に寄付した。小さな力でも、活動を続ければ役に立てることを実感できた。 奥田中学校 生徒会 愛知県 日比野中学校 生徒会 BOND隊 赤い羽根共同募金、東北支援やユニセフなどの募金活動の他、駅周辺の清掃やイベント参加、 リサイクル活動といった地 絆(BOND) を現す 『BOND隊』 を結成している。校舎がふたつに分かれていることで、1年生と2、3年生の交流がほ 域密着のボランティアに力を入れた。簡単にできる身近なことから始め、継続することの大切さ、人と人のつながりを実感す とんどないため、全学年の混合グループを編成し、 『エコキャップ仕分け隊』 を結成した。この活動には、学年の枠を越え ることができた。今後も笑顔と絆で活動範囲を広げ、保育園や老人福祉施設への訪問も行っていきたいと考えている。 て多くの有志が集まった。その他、清掃活動や書き損じハガキ集めなど、地域内の交流にも力を入れている。 石川県 石川県立翠星高等学校 グリーンデザイン研究会 愛知県 富士松中学校 ボランティア部 白山市の地域ボランティア団体と連携し、ハマナス自生地保護活動を継続して行っており、 これまでに延べ5,380本 地域の防災訓練や運動会の手伝い、福祉施設や河川などの清掃活動、 エコキャップ回収など、地域と連携して活動を行なっ を、地域ボランティア団体の方々と一緒に「ごけんちょう山」に定植した。ハマナスは播種から定植まで約1年かかるた ている。 さらにその活動を広報することで、今年は清掃活動参加希望者が300人を越え、参加者の拡大にもつながった。活動 め、高齢のボランティア参加者でも持続可能な負担の少ない育て方の研究を行い、実行している。 を通じて貢献することの喜びに加え、人と人のふれあいの大切さに気づき、地域の方々との関係がいっそう密になった。 石川県 石川県立翠星高等学校 バイオサイエンス研究会 愛知県 ひめ だ りょう へい 誉高等学校 姫 田 涼平 さん 農業系の部活動であるバイオサイエンス研究会で、 ササユリや野生ランなど絶滅危惧植物の増殖・栽培に関する研究 小牧市から名古屋市栄まで行き、街頭で盲導犬育成募金や赤十字献血の協力を呼びかけた。その結果、募金総額が今年9月に と、 自生地の保全・復元活動を行っている。ササユリは自生地からの盗難も大きな問題のひとつであり、盗難防止のた 300万円を超え、多くの方から評価を得た。 また、東日本大震災で愛知県に自主避難された方々が会合に参加される際の託児や、 め、鉢物として安く販売できないか検討している。 さらに特産品として里山の魅力発信につながることも期待している。 市のお祭りイベントなどにも企画から参加した。今後はボランティアの必要性を後輩たちにも伝え、理解を仰ぎたいと考えている。 石川県立津幡高等学校 朱鷺サポート隊 三重県 園芸部が中心となり、 トキの保護と環境保全活動を行っている。 そのために、紙芝居の作成と上演、 トキの餌であるドジョウ 鎌田中学校 家庭部 地域の清掃計画や観光客向けイベントの手伝いのほか、地域や保護者から古いタオルの寄付を募り、雑巾や小物を手作りして、 の養殖と寄付などを実施した。現地の活動では他の団体とも提携し、着実にボランティアの輪が広がった。 また、新たな取り 隣接する小学校と幼稚園のバザーなどで販売した。大変評判がよく、地域の手芸の先生や制服販売会社から、布地の寄付に加え 組みとして、東日本大震災の被災地に “福” “幸” (復興) とトキの絵が入った絵文字りんごを贈る準備も進めている。 て作り方・売り方の指導も受け、活動がさらに広がった。今年度は入部希望者も多く、 イベント先からの出店要請も格段に増えた。 岐阜県 那加中学校 生徒会執行部 東日本大震災で被災した、宮城県東松原市立鳴瀬未来中学校との交流を行っている。代表生徒が被災地を訪問し、清掃や 関西ブロック 滋賀県 大津市立伊香立中学校 アクアリウム部 部員が大切に育てている白メダカを販売し、 その収益金を東北レインボーハウス建設募金として送金する 「メダカ募金」 炊き出しをする活動などを続けてきたが、来年は夏休みを利用して被災地を訪問する 「東北熱風ボランティア」、合唱祭で鳴瀬 を行っている。命を育む活動が地域の方々の共感を呼び、中学校区のみならず市の広域に広がった。中学生としてでき 未来中学校の新しい校歌を那加中学校全員で歌い届ける活動などを通じて、 「心の絆」 をさらに深めたいと考えている。 る身近なことから始めても、心をこめて続ければ思ってもみない「心の絆」 が生まれるということを実感している。 岐阜県 岐阜県立岐阜聾学校 生徒会 保体・生活委員会 滋賀県 五個荘中 いつまでも応援します東北支援プロジェクト実行委員会 自分たちの障がいを理解していただいていることに対して日ごろの感謝の気持ちを伝え、 さらに良い関係を築くことを目的に、 “花プレ 東日本大震災からの復興に向けて募金などの支援活動を続けてきたが、今年は念願の現地訪問を行った。訪問までに ゼント大作戦” という名称で、地域の方々や近隣の公共施設に花を育ててプレゼントしている。 また、遠隔地からできる震災支援として、 関わる全てが苦労の連続だったが、綿密な計画を重ね、形を成した時の達成感は得も言われぬものだった。今後は被 『福島ひまわりの里プロジェクト』 『 緑のバトン運動』にも参加した。今後も相互で支え合える社会づくりに貢献したいと考えている。 静岡県 かわかみ ち はる 清水町立南中学校 川上 千遥 さん 災地で “見た、出会った、感じた、心が動いた” 経験を活かし 「今、何をすべきか」 を考え、更なる支援につなげたい。 滋賀県 聖パウロ学園光泉中学高等学校 インターアクトクラブ 将来、介護の仕事に就きたいと考えているため、勉強も兼ねて、小学校5年生から毎週土曜日の午後に地域の介護施 老人福祉施設の訪問、募金活動、地域の祭り・行事への参加、校内の緑化活動、校内・通学路の清掃、警察署と合同 設に通い、 レクリェーションや日常作業の手伝いをしている。この活動によって、利用者にとって安全で過ごしやすい環 の啓発活動など、幅広く企画、実践している。ボランティア部員が70人と非常に多いが、アットホームな中にもけじめを 境をどうすれば提供できるかを、食事や清掃、 また会話や行動観察を通じてたくさん学ぶことができている。 忘れず、先輩たちが築いてきた積極的な姿勢、良質な行動マナーを伝統として受け継ぎ、取り組んでいる。 静岡県 みむ ら あや の 浜松日体中学校 三村 文乃 さん 和歌山県 中辺路中学校 生徒会 所属する社会福祉部と地域の花づくりボランティアの方々が共同で、学校前の坂道にある花壇の手入れを行っている。中 紀伊半島大水害により中辺路町は大きな被害を受けた。故郷の復旧と町の人たちの心を癒やすため、町を花でいっぱ 高一貫校のため部活動がそのまま続けられるのが利点で、今後も継続して地域との交流の輪を広げていきたいと考えてい いにしようと計画し、 まずは5,000株の花を種から苗に育てた。苗を事業所に配り、町の人が自由に持ち帰れるよう公共 る。 また、今年の新しい活動として、小学校の子どもたちとの交流や、聴覚特別支援学校でのイベント補助も行った。 施設に置かせてもらった結果、多くの家の軒先に花が咲き、地域の人の笑顔が見られ、絆も強くなったと感じている。 静岡県 北部公民館生涯学習ボランティアの会 大阪府 芥川高校 和太鼓部 地域のふたつの中学校が中心となり、異世代交流と地域密着を目的に、北部協働センターで開催される祭りの企画・準 様々な施設やイベントでチャリティー演奏を行っていたが、今年度はNGOやNPOとつながることで、支援先ともつながる 備・実行に取り組んでいる。活動別にグループを分け、 さらに各正・副リーダーが進行状況や問題点を共有している。例えば、 ことができた。 さらに学習会でチャリティー先の現地の事情や生活状況を知ることにより、 自分たちのチャリティーの目指 「読み聞かせグループ」 は、新しい試みとして劇と紙芝居を融合した作品発表や、木材等を使ったお菓子の家を制作した。 すものがより明確になった。 また、地域のお年寄りや子どもたちのための演奏会も回数を増やしている。 21 コミュニティ賞 紹 介 石川県 20 愛知県 コミュニティ賞紹介 関西ブロック 大阪府 ※ボランティアグループ名などは、応募用紙の記載通りとさせていただいております。 ※順不同 大阪府立農芸高等学校 農業派遣部 羽曳野市のワイン用ブドウを生産している産地で、遊休農地解消と地域活性化を目的とした、竹内街道ワインクラブの 関西ブロック 兵庫県 芦屋学園高等学校 ボランティア部 鳥取県大山のボランティア合宿で共同作業所利用者との交流のほか、温泉、大山寺本堂の清掃を行った。震災支援 ボランティア活動に参加した。棚線張りから始まり、下草刈り、苗の植えつけ、誘引、摘心、収穫、 ワイン作りと、全ての工 では手話コーラスへの協力、 また淡路島洲本市の大浜海岸、炬口海岸の清掃、地域活動としてイベント運営協力や、 程を地域の方と協力して行うことにより、地域密着のボランティアを実現することができた。 会場、町内の清掃活動に参加した。併せてペットボトルキャップ回収や施設訪問、街頭募金活動にも力を入れている。 大阪府 大阪府立藤井寺高等学校 交流ボランティア委員会 兵庫県 豊岡総合高校 インターアクトクラブ 各クラスから選出したボランティアを中心に、体育大会、文化祭、授業参加など様々な行事で、藤井寺支援学校の障がい 校内活動として環境美化、 エコ・リサイクル、野菜作りや花の栽培など自然と共生する学校づくりを行った。校外活動で のある高校生との交流を30年以上も続けている。交流すること自体がとても貴重な経験である上に、 同じ高校生として障が は清掃をはじめ、幼稚園や保育園との交流、講演会参加による国際理解、 イベント協力、重病筋無力症の人との交流、 い者への特別視がなくなり、 さらに一緒に行動することで、 バリアフリーへの意識も高まっている。 地域施設へのプランター寄贈、外来雑種草刈り、東北支援と幅広く活動した結果、地域との絆がさらに深まった。 大阪府 大阪府河南高校 和太鼓部「地車」 兵庫県 兵庫県立三木北高等学校 環境研究部 ECO-P 東日本大震災復興コンサートや、台湾の中学校との交流を通じて、 日本の伝統文化の良さを伝えている。 また、地域の交 ECO-PのPは 「プランナー・プレイヤー・プロデューサー」 を表し、 自分たちでプランを立て、 プロデュースした地域の環境啓 流を深めるため、小・中学生から参加者を募って行う和太鼓体験活動も今年で6年目になる。指導の難しさを痛感するが、 発活動を行っている。主に子どもたちにエコへの関心を持ってもらうため、 オリジナルキャラクターによるクイズを交えたレン 日々上達する参加者の笑顔を見ると、今後はもっと色々な方と出会い、心を通わす活動をしていきたいと意欲がわく。 ジャーショーや、小学生対象の環境学習教室の開催のほか、駅周辺の清掃活動にも参加した。 大阪府 同志社香里中学校・高等学校 同志社香里ボランティア部 兵庫県 兵庫県立神戸北高等学校 生徒会 大阪市西成区の釜ヶ崎で、野宿者や失業者の方々におむすびを作ってお渡しする 「炊き出し」活動を続けている。釜ヶ 老人福祉施設での手伝いや地域防災訓練の実施等、地域活動に力を入れている。中でも荒廃した雑木林を手入れ 崎という地域に対する偏見が強いため、 ボランティア参加者を募ることに苦労したが、活動を継続的に行うことで理解 し、里山にオオムラサキが舞う環境を作ろうという 「里山づくり」が活動の中心で、植物や昆虫の生態を調査し、 自然の が進み、学校関係者からも米の寄付が増えた。今後は実際に見聞したことを基に社会格差の問題を学んでいきたい。 保全と育成のために必要な環境整備の講習にも積極的に参加。芽吹きの季節に向けて整地を継続している。 東輝中学校 生徒会本部 兵庫県 兵庫県立伊丹北高等学校 自然科学部 学校の合言葉である 「当たり前を当たり前にすること」 を実践するべく、 生徒会が発信する形で登校時のあいさつ、 校庭にあ 校舎の南側にある池に近年まで繁殖していた阪神間では数少ないオニバスが、急激に消失してしまったことを受け、近隣中 る大きなイチョウの木から拾った銀杏の販売と売上金の寄付、五円玉募金、 エコキャップ回収を行っている。支援の輪を広 学校と協力して復活を試みた。過去に採取された種子をビオトープで育成し、開花後再び種子を採集して保存している。同 げるための声かけやチラシ配布、 ポスター制作などの啓発活動により、地域へも取り組みの輪が広がっている。 時に消滅の原因と見られる外来ガメの調査と捕獲を実行したり、外来ガメの弊害について地域に伝える活動もしている。 京都府 京都府立洛東高等学校 野闘籠塁界 兵庫県 兵庫県立東播工業高等学校 空飛ぶ車いすサークル 年間を通して、毎週木曜日の朝に校内や自校生が使用する駅、学校付近の道路の清掃活動を行っている。 また、定期的 使えなくなった車椅子を修理再生し、国内外へ寄贈する活動を続けている。今年度は東日本大震災の被災地に3台、明 に児童館を訪問し、子どもたちとものづくり交流を実施、作ったうちわを地元の老人福祉施設へ持参しプレゼントするととも 石市に1台、 タイに5台、 スリランカに19台、 フィリピンに1台の計29台を、英語と日本語の手紙を添えて寄贈。感謝の返 に、 ホームでのものづくり交流も行った。人と向き合って会話することの大切さを実感できる良い経験になっている。 信に心と心の繋がりを感じ、 やりがいや達成感が高まった。活動は年々広がり県内32の団体等から協賛をいただいた。 京都府 銅駝美工 生徒会 東日本大震災以降「私たちにできる支援」 をテーマに 『心の1枚を描こう』 と題して、仮設住宅に住まわれている方に絵 を贈る 「あなたの絵を贈ろう」の取り組みを続けている。美術の持つ大きな力を実感できる取り組みで、昨年度も140枚 の絵とメッセージを贈ることができた。 また 「虹のアートプロジェクト復興美術作品」にも専攻実習での作品を送付した。 兵庫県 超丸商店 中国・四国 ブロック 岡山県 岡山市立建部中学校 生徒会 アルミ缶やプルタブを回収、換金して、 ネパールの教育支援をしている団体に寄付したほか、地域の福祉施設に車イスを 寄贈した。当初は、 ネパールでの学校建設を目的に活動してきたが、本当に必要とされているのは教育に関わるお金だと 知り、 目的を教育支援に切り替えて寄贈することにした。小さいことでもこつこつと積み重ねることが大事だと学んだ。 岡山県 岡山学芸館高等学校 進学ドリームコース 有志 芦屋市を中心に、地域の祭りやイベントへの協力を通して地域活性化への取り組みを行っている。ほとんどが仕事未経験 カンボジアの日本語教室から毎年1人留学生を迎え、地域の小学校で国際理解教育の出前授業を6年間続けている。小学生に の中学生で構成される団体なので、任された仕事を 「苦労」 とは思わず 「勉強」 だと考え活動を継続。大人と中学生の交流 わかりやすく世界の現状を知ってもらうために、 ワークショップを盛り込むなどの工夫をした。文化祭等でカンボジアを紹介し、途上国 を通して互いに良い所を見つけ合い、 「笑顔と感謝の気持ちを持った感じの良い団体」 になることを意識している。 の現状を知ってもらう活動も行った。活動を通じ、彼らを継続的に支援すること、 および、彼らからも学びたいという思いを強くした。 兵庫県 明石北高校 ボランティア部 難病支援としてオリジナルチャリティ―グッズの制作・販売を行い、 その売り上げを寄付している。 また、放課後や夏休み 岡山県 き むら ち づる 岡山県立玉野光南高等学校 木 村 千鶴 さん 祖父が通っているリハビリテーションセンターを拠点に、 ダンスボランティアを始めた。デイサービスセンターや病院など、 に小学生の子どもたちを預かる児童保育の協力をしている。 「高校生と自由研究をしよう」 という夏季イベントでは、部員 徐々に活動が広がり、岡山市、倉敷市、玉野市まで広がった。施設利用者の年代に合わせて、 自分たちの世代にはなじ が一体となって企画し、 それぞれが責任を持って取り組んだ。 みのない曲も覚えたほか、座ったままでできるようなダンスを考えるなどの工夫をした。 兵庫県 明石南高等学校 ボランティア部 岡山県 和気閑谷高校 生徒会 被災した宮城県塩竈市を支援するための募金活動を行っており、 あわせて現地へ赴き被害に遭った海岸の清掃活動に参加した。また、地域 閑谷ボランティアガイド、学童ボランティア、 エコキャップボランティアの3つの活動を、生徒会が主体となって行っている。特 では、視力障がい者センターで毎年開催されるブラインドテニス大会で、マンツーマンで選手の誘導を行ったり、学童訪問で子どもたちと一緒 別史跡である閑谷学校をガイドするボランティアでは、 タブレット端末を導入し、写真、文字、音声を駆使したガイドを始めた。 にできる遊びを提供している。ボランティア部の人数が多いので、個人個人の得意な分野を生かしてより良い活動ができるよう努力している。 活動を通して地域と連携を深め、商店街には活動を発信する展示スペースを設けるなど、地域と共に活動に取組んでいる。 23 コミュニティ賞 紹 介 京都府 22 PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY コミュニティ賞紹介 中国・四国 ブロック 島根県 ※ボランティアグループ名などは、応募用紙の記載通りとさせていただいております。 ※順不同 出雲西高校 インターアクトクラブ 海岸清掃や植林などの環境保全活動に、小学生をサポートしながら取り組んでいる。海岸清掃では、韓国と中国からのゴミ が多いことを知り、韓国の高校生と交流してゴミの多い現状を訴えた。小中学生に自然を大切にする心、地球環境を保全 PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 中国・四国 ブロック する心を養ってもらうため、環境教育に力を入れているほか、 EM廃油石鹸作りや施設訪問など、活動は多岐にわたる。 広島県 愛媛県立新居浜工業高等学校 VYS部 工業高校の特色を生かし、使われなくなった車イスを修理・再生して地元や海外の福祉施設などに贈る活動は14年目を迎 えた。福祉施設や韓国を訪れての訪問修理や、利用者との交流活動にも積極的に取り組んでいる。近隣の高校生に呼び かけ、協力して訪問修理を行うほか、使い古しのタオル回収をするなど、 ボランティアリレーの輪がどんどん広がっている。 盈進中学校・高等学校 ヒューマンライツ部 愛媛県 愛媛県立松山工業高等学校 電気技術同好会 「忘れない、寄り添いつづける、学ぶ」 をテーマに、東日本大震災被災地での生活案内チラシの配布や交流など、被災者支援運動を3年 アフリカのモザンピーク支援活動を行うNPO団体に協力し、所有権の切れた自転車を修理して提供する活動を数年続 前から続けている。毎月11日を 「被災者に思いを寄せる日」に設定、被災者の手紙を掲載した『全校通信』 を発行し、被災者の苦悩や希 けてきた。現地に送った自転車が壊れ、 そのままになっている現状を知り、 自転車の廃材でリヤカーを作ることを提案、実 望を全校生徒で共有している。部員は、震災の日から欠かさず、震災関連の新聞記事を切り抜き、全員で読み合わせ学習している。 際に製作した。これを現地の工業高校に提案できると、将来は就業にもつながるのではないかと期待している。 広島県 広島県立宮島工業高等学校 インテリア科3年 木遊隊 徳島県 鳴門市第一中学校 ボランティア部 工業高校のインテリア科であることと、 「 木のまち」 と呼ばれる廿日市の特長を生かし、課題研究グループ『木遊隊』 を結 校内の清掃や校内に花を植える活動のほか、 ケアハウスやグループホームでの交流活動などを行っている。河川の清 成。地域の保育園やイベントに出向いて木工教室を開催する等、子どもたちに木のおもちゃで遊ぶ楽しさを教えている。 掃では、 ゴミ拾いだけでなく、水質浄化につながるEMだんごを入れるなど、誰もが驚くようなきれいな川になるよう、 さまざ 活動をよりよいものにするため、参加した子どもたちの保護者にアンケートを実施して、活動の改善につなげている。 まな形で取り組んでいる。ボランティアをすることで、 自分達が変わり、気づいたことを行動に移せるようになった。 山口県 防府市立佐波中学校 「幸せます」委員会 徳島県 新野高等学校 総合学科 地域との交流を中心に多岐にわたるボランティア活動を行っている。校区にある防府天満宮の清掃作業をするとともに、山口 心の教育と地域への貢献を目標に活動に取り組んでいる。絶滅危惧種のイシマササユリをバイオテクノロジー技術で 県の方言である 「幸せます」の文字を700鉢のビオラの花で作った。ほかにも、高齢者福祉施設での交流、地域での三世代交 増殖・保護しているほか、地域の環境美化を目的とした 「花いっぱい運動」、全校で地域の美化活動をする 「クリーン 流、 おやつを週一回我慢して東日本大震災被災地への募金にあてる運動やペットボトル・プルトップ収集などを展開している。 ウォークラリー」 を行ってきた。学校の伝統の活動だが、地域に支えられ、地域とともに今があるという絆を感じている。 山口県立山口農業高等学校 家庭クラブ 高知県 高知市立潮江中学校 防災プロジェクトチーム 小学校との合同学習会で防災に関する留意点の発表、 「 地震に注意」のポスターの作成、公共施設でのガラス飛散 山口市の伝統和菓子である山口外郎を通して、世代間の交流を深める活動を行った。約1年かけて、山口外郎の歴史や 特徴について学習し、 オリジナル外郎を開発。幼稚園、中学校、高齢者施設などで、山口外郎講習会や交流会を行った。 防止フィルムの貼付、保育園や小学校への出前授業など、 さまざまな形で防災の啓発に取り組んでいる。これらの活動 地場産業の活性化につなげるため、山口外郎のPR活動を実施し、 自慢のふるさとを全国へ発信したいと考えている。 によって、地域住民の防災への関心が高まり、防災意識の向上に大きくつながっている。 香川県 善通寺市立東中学校 ボランティア部 高知県 高知市立横浜中学校 生徒会 「人権、 いのちを大切にする社会づくり」 をテーマとして、ハンセン病問題の啓発運動とハンセン病療養所との交流、東日本大震災で 地域の人たちと一緒に、地域にある約300個のカーブミラーを磨きながらの清掃活動や、 自分たちが育てた花苗を街路樹下に植 命を失った方と同数の折り鶴を折り、命の大切さを考えるプロジェクトの実施、 「 交通安全劇」の上演や「交通ハザードマップすごろ える活動などに取り組んだ。年間のボランティア活動の予定を入れたボランティアカードを作成し、全校生徒に配布するとともに、 く」の配布などに取り組んだ。折り鶴は、約1,000人のボランティアの協力を得て約半年で16,000羽を折り、 イベントで展示した。 教室にも掲示することで、誰がいつどのような活動をしているか、 ひと目でわかるように工夫して、部活動単位の参加が増えた。 香川県 高松市立香東中学校 ボランティア委員会 地域貢献ボランティアにできるだけ多くの人が効果的に参加できるよう、部活単位で活動する形式を考案。町の防犯カ 九州ブロック 福岡県 福岡県立浮羽工業高等学校 自動車研究部 自分たちが持っている技術を生かして人のために何かできないかと考え、地域の方の車椅子を修理・整備したり、使われ メラやカーブミラーの清掃ボランティア、読み聞かせボランティアなど多くの活動に、 ほぼ全ての部が1回以上取り組ん なくなった車椅子をアジアの国々へ贈ったりしている。また、活動について知ってもらおうと、小中学生との合同修理も でいる。活動の輪を広げるため、学校ブログや学校新聞にも掲載し、地域や保護者にも伝わるよう工夫している。 実施している。これまでに贈った車椅子は300台以上。技術を認められることが、 自信を持つことにつながった。 愛媛県 お ち ゆう ご 今治精華高等学校 越智 祐吾 さん 佐賀県 児童館での交流、 ボランティア活動の記事作成、地域住民の要望を県に提出する 「県政モニター」、地元の獅子舞や水軍 太鼓の保存活動など、幅広いボランティア活動に取り組んでいる。人と関わることが苦手で不登校にもなっていたが、 ボラ ンティア部の先生と5人の仲間に出会い、現在は、小中学校の教師になるという夢を持つことができるようになった。 愛媛県 しおざき り な 愛媛県立今治北高等学校 汐 崎 里 菜 さん 知的障がいのある人の自立と社会参加を応援するスペシャルオリンピックスの活動にボランティアとして取り組み、余暇活 佐賀県立唐津工業高等学校 建築研究部 学校や部活動で習得した知識・技術・技能を活かし、地域に貢献する活動を実施。これまでに「からつくんち」 ( 国の重 要無形民俗文化財) の曳山や、北部九州総合体育大会の総合案内所、間伐材を有効利用したベンチなどを製作した。 「作らせてもらっている」 からこそさまざまな体験ができ、 自分自身の成長につながると実感している。 佐賀県 致遠館高校 ボランティア部 学校内外の環境美化、各種募金運動、老人福祉施設や保育園訪問などに取り組んでいる。新たな試みとして、地域の 動やイベントに参加することで、交流を重ねて信頼関係を築くことから自然なコミュニケーションがとれるようになるのだと実 障がい児と致遠館高校生が交流を行う 『障がい児余暇支援活動 “Cくらぶ” 』 も始めた。校内で定期的に開催し、生徒 感している。学校ではダンス部に所属し、福祉施設や保育園でダンスを披露したり、地域での清掃活動も行っている。 に活動を広く知ってもらっている。他部とも連携し、多くの生徒にボランティアに参加してもらいたいと考えている。 愛媛県 愛媛県立伊予農業高等学校 伊予農希少植物群保全プロジェクトチーム 長崎県 長崎県立諫早農業高等学校 生活科学科 食育プロジェクトチーム 2004年に絶滅危惧種の植物保全などを目的として創設されたプロジェクトチーム。海岸清掃を10年間継続しているほか、 アカウミガ 学校の特性と日頃の学習を生かして食育活動を行っている。保育園児とのいちご狩りや、郷土料理「ぬっぺ」 「びょうた メの産卵と保護を目的に、昼夜を徹した観察活動にも参加。50日間以上、朝昼晩に地中の温度測定と観察を続けている。海浜公 れ」の普及、地元で採れる農産物を使った子ども向け料理の研究開発などに取り組んできた。活動を通し、子どもたちの 園の整備事業では、希少生物の一時避難と再移植、地域住民や利用者に対する希少生物保護の啓発活動にも取り組んだ。 あいだで食べ物に関する興味関心が高まっていることを実感。地域の食文化の伝承に微力ながら貢献できた。 25 コミュニティ賞 紹 介 山口県 24 愛媛県 コミュニティ賞紹介 九州ブロック 長崎県 ※ボランティアグループ名などは、応募用紙の記載通りとさせていただいております。 ※順不同 長崎県立西彼農業高等学校 生物工学部 西海市の花木である準絶滅危惧種「ハマボウ」の増殖と啓発活動と花育活動を行っている。環境問題への意識を市民 九州ブロック 熊本県 やまもと とも か 熊本信愛女学院高等学校 山 本 朋佳 さん ボランティアセンター長として率先して活動に参加。学校敷地の近隣や商店街の清掃、デイケアセンターの利用者と の間で高めてもらおうと、地元の人たちといっしょに苗を育てることにした。 「ハマボウ祭り」 では、栽培した苗を参加者全員 交流を図りながらのケア補助、東日本被災地支援の募金活動などを行っている。 また、校内放送告知や口コミを通して に配り、群生するハマボウの保全を呼びかけ、花育講座の開催を伝えた。 それによりハマボウへの関心がさらに高まった。 参加者を増やし、 ボランティア新聞を掲示して、 より多くの学生にボランティアセンターを知ってもらっている。 長崎県 長崎県立西彼農業高等学校 動物飼育部 農業高校の持つ教育力を生かし、高校生が講師となり、地域の小学生に農業体験をさせるとともに生命の尊さを理解 熊本県 熊本市立必由館高等学校 JRC部 ラオスやカンボジアの子どもたちの支援、乳児院・保育園の訪問などを行っている。ネパールでの学校建設のため、地域の約 させる 「学童ふれあい広場」 と、地域の幼稚園やイベントでの「移動動物園」 を実施している。 どちらも先輩から引き継い 280世帯を一軒一軒まわってチラシを配布し、資源物回収にも取り組んだ。更なる資金作りの方法を模索し、 自分たちがデ できた活動で、今年で12年目。たくさんの人や動物とふれあうなかで、人の心の豊かさを学ぶことができた。 ザインしたマフラータオルを文化祭で販売。卒業までに1校分の資金を贈呈し、建設された学校と交流したいと考えている。 長崎県 島原中央高校 生徒会 宮崎県 真幸中学校 生徒会 22年前の雲仙普賢岳災害の折に全国から支援してもらった恩義に報いるため、多くのボランティア活動に参加。中でも東 宮城県山元町の山下中学校と交流し、被災地の方々の話を聞いた。自分たちも地域の方々とのつながりを深めることが 日本大震災支援に力を入れている。昨年度は、以前から親交のある愛知県黎明高校と、新たな交流を深めている岩手県水 大切だと気づき、被災地への10年間の復興支援とボランティア活動に積極的に取り組むことにした。地域の理解を得 沢第一高校との三校合同で、大津波にあった陸前高田市竹駒保育園を支援。集まった募金を園長先生へ直接渡した。 ながら、ペットボトルキャップの回収、清掃活動、復興支援のためのエコたわしやキーホルダーの販売などを行っている。 大分県 津久見市立保戸島中学校 宮崎県 あか の か れん 鵬翔高等学校 赤 野 楓恋 さん 女子ばかり7名の全校生徒で、毎年6月、 「スベリ」 と呼ばれる遊泳場所の清掃活動を実施。利用者の安全・安心のた 地域のイベントなどに多数参加。 『 宮崎こんね?キャンプ』 では、福島で被災した家族への配膳などを手伝った。 また、生徒会 め、 コンクリート上のかきを打ち砕いたり、海中に潜って藻を切ったりと大変な作業に取り組んでいる。お年寄りの家を一 として定期的に八重川掃除を実施。 その活動の様子を写した写真と感謝の言葉が近所の方から学校に届き、 それを先生 軒一軒訪ね、幼小中地域合同の運動会に招待する活動や、保戸島空襲慰霊碑清掃、 あいさつ運動なども継続中。 が掲示板に貼ったことから、部活動や個人での参加者が増え、線路沿いや駐車場の草取りやごみ拾いが始まった。 大分県立大分商業高等学校 SMILE FIVE 鹿児島県 出水市立米ノ津中学校 生徒会 子ども同士の集団遊びが難しくなってきていることを知り、子どもたちの遊びをサポートする活動を始めた。 まず自分たち 万引きや自転車盗難を防止するため、全生徒に呼びかけてポスターを50枚作成し、地域の店や駅に掲示したり、 チラシ の力量を高めるために遊びの講習会を3回開催し、 その後、 月に1回くらい育成クラブの子どもたちと交流している。学 を街頭で配布したりした。 また、交通安全標語を入れた反射材つきのお守りを作り、地域のお年寄りに配った。これから 校の文化祭で活動の様子も発表。参加する生徒も増え、子どもたちも少しずつ集団遊びができるようになった。 も安心・安全な町づくりに貢献できるように、地域の方々とつながりをもって積極的に活動に取り組んでいきたい。 大分県 大分県立津久見高等学校 海洋科学校 なぶら委員会 鹿児島県 鹿児島市立黒神中学校 生徒会 地元産水産物の消費拡大を目的に始まった 「うすき海鮮朝市」 で、無料調理サービスを担当。地域振興活動として位置 開校以来66年間、学校に隣接する 「腹五社神社」 と 「埋没鳥居周辺」の清掃活動を行っている。降灰の影響でできな づけ、実習で学んだ調理技術を披露し、 さらに向上させるための公開練習の場としている。高校生の調理実演を楽しみ い日もあるが、毎日15分間すみずみまで清掃している。ほかに市営駐車場の花の水かけ、募金活動なども実施。全校生 に来場する人も増えた。活動を通し、仕事を自分で探して実行していくことを学んだ。水産業の広報活動も行っている。 徒6名という極小規模校だが、生徒会スローガン 「1人で10人分」 を合い言葉に、 みんなで力を合わせて頑張っている。 大分県 大分高専足踏みミシンボランティア部 鹿児島県 鹿児島県立鹿児島水産高等学校 SAIKO 県内外の家庭などから寄贈された古い足踏みミシンを修理し、東南アジアの発展途上国などに贈呈することで、貧しい 平成16年度から学校で学んでいるダイビング技術を活かし、 サンゴに大きな打撃を与えるオニヒトデを駆除している。海洋 人々の生活や就労を支援している。昨年度は23台修理し、 フィリピン共和国に贈った。必要に応じてミシン台や部品の 環境保全に取り組んでいることが地域の人々に認知され、潜水漁業者と協力して活動を展開できるようになった。 また、後 製作、針の微調整などを行うほか、現地で壊れた場合に備え、英語に翻訳した修理マニュアルも作成・寄贈している。 輩12名全員が潜水士の国家試験に一発合格するという快挙を成し遂げ、活動を継続していく大きな励みとなった。 大分県 国東高校 JRC 鹿児島県 鹿児島県立松陽高等学校 生徒会・ボランティア同好会 年間を通して約40回、地域でいろいろな世代と交流している。特に高齢者との交流に力を入れ、一人暮らしの方を訪問 ペットボトルキャップ回収、福島・宮城の避難所での炊き出し、清掃ボランティアなどを行っている。かつては会員が1人 して手作りのお弁当をいっしょに食べたり、足湯をしたりしながら会話している。工夫していることは、事前研修を充分に だったが、 その1人が力を尽くしたことで本年度は17人になった。昨年のボランティア・スピリット賞の表彰式に参加した 行って当日を迎える点。全校集会で呼びかけ、毎年の目標の延べ1,000人参加を昨年も大きく超えることができた。 先輩が学生ボランティア団体を立ち上げたため、 いっしょに募金活動も実施。先輩の一途な姿に感銘を受けた。 熊本県 荒尾高校 家庭クラブ 鹿児島県 にし むら きょう へい 鹿児島県立種子島高等学校 西 村 恭平 さん 郷土料理をフィールドワークで調べ、地域の方から学び、 さらに同世代の高校生や次世代の小学生に伝承する活動を 中高生で構成しているボランティア団体『種子島レオクラブ』の会長として、地域行事のスタッフを積極的に務めたほ 行っている。現代風にアレンジしたり、小学生が好きな具材を入れたりして、喜んで参加してくれる伝承会を企画した。人 か、救命講習会の普及活動、交通事故防止を呼びかけるキャンペーンなどに取り組んできた。 また、Facebookページ と人とのつながりで社会は成り立ち、 この地域社会の中で人が育ち、文化が育まれていることを改めて感じた。 を開設して日々の活動の様子を紹介している。他の地区のレオクラブとも情報交換ができ、 とても勉強になった。 熊本県 熊本県立鹿本農業高等学校 食農研究会 鹿児島県 い で ゆい の 鹿児島県立武岡台高等学校 井手 唯乃 さん 平成23年度に始めた 『復興応援大豆プロジェクト』 を継続。熊本県の在来品種「みさを大豆」 を地域の子どもたちと栽 所属するジュニアリーダークラブでも、個人でも、 いろいろな活動に積極的に参加。成人式の手伝い、 イベントの運営、 培すると同時に、宮城県名取市のメーカー「ささ圭」 と、 みさを大豆を使った笹かまぼこを共同開発した。完成した商品 火山灰の掃除、児童クラブ・老人福祉施設訪問などを行っている。耳の不自由な方ともっと近づこうと手話の勉強も開 は、宮城県内のサービスエリア、 インターネットなどで販売中。これからも農業高校生としてできることを続けていく。 始。初めて会話ができたときは涙が出そうになるくらい嬉しかった。今後はお世話になったクラブに恩返ししたい。 27 コミュニティ賞 紹 介 大分県 26 PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY ボランティア・スピリット賞(通称SOC) とは? アワード あなたのボランティアを聞かせてください! ! PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY ボランティア・スピリット賞(通称SOC) とは? アワード SOCは、12歳から18歳までの青少年を対象とした、 ボランティア支援制度です。 ボランティア活動をしたことのある人、 PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 応募の形態は? 個人応募とグループ応募があります。 友だちや家族と行っているボランティア活動、または、部活動や地域のボランティア団体に所属して行っている活動 など、皆さんの活動内容に合った応募形態を選ぶことができます。 審査は? 応募用紙に記入された内容から、 ボランティア活動を計画している人、 全ての人が応募できるプログラムです。 ◆地域貢献度 ◆発想力 ◆企画力 ◆実行力 ◆リーダーシップ ◆学んだこと・感じたこと などを 総合的に審査します。活動を始めたきっかけや周囲の反響など、ぜひ聞かせてください。 SOCでは、皆さんが主役です。 アワード 「ボランティア・スピリット賞」の目的とは? SOCは、ボランティア活動の表彰、仲間との交流、情報発信の3本柱で、 ① ボランティアに取り組んでいる青少年を支援し、励ます 皆さんのボランティア・スピリットを応援しています。 ② これからボランティアに取り組もうとする青少年を応援する ③ ボランティア活動について、情報交換ができる場を提供する ④ 青少年のボランティア活動の内容を社会に広める ⑤ ボランティアに気軽に、積極的に取り組めるような社会環境作りを目指す 表彰 SOCは、ボランティアで活躍する皆さんに「おめでとう」ではなく、 「ありがとう」という言葉を贈ります。 全国8ヵ所で開催される表彰式&フォーラムでは、いつも地域のためにボランティア活動を頑張っている皆さんに、 感謝の気持ちをこめて「ありがとう」という言葉を贈ります。 対象は? SOCの各賞について 12歳から18歳の青少年の皆さん全てです。 今まで応募したことのある人、受賞したことのある人も、継続して応募が可能です。 ご自身の成長や活動を振り返る機会として、ぜひSOCを活用してください。 参加賞 米国ボランティア親善大使 応募者全員 SOC感謝状と記念品 (グループ応募の場合、感謝状はグループに1枚進呈) 全国表彰式に参加されたブロック賞受賞者の皆さんに、代表 者2名を選出していただき、アメリカ・ワシントンD.C.で開催さ れる全米表彰式へ派遣します。 コミュニティ賞 内容は? 150名(グループ) 2万円のボランティア活動支援金と表彰状、銅メダル 皆さんが関わっているボランティア活動について、具体的な体験や感想を募集します。具体的な活動の内容に加え て、実際に活動に参加して、学んだこと、感じたことなどを応募用紙にご記入ください。活動の分野は問いません。 ブロック賞 40名(グループ) 5万円のボランティア活動支援金と表彰状、銀メダル こうした活動も、ぜひ応募してください 毎日の生活の中で、特にボランティア活動とは意識しないで行っていることでも、誰かのためにしている活動であれ ば、立派なボランティアです。 例えば… ◦地域のお祭りイベントに招かれ、歌を披露した ◦地元の子どもたちに、自分の得意なサッカーを教えた ◦学校で栽培した野菜を近所の高齢者施設にプレゼントした ─────など 28 SPIRIT OF COMMUNITY 奨励賞 ブロック賞受賞者より8名(グループ) 10万円のボランティア活動支援金と表彰状、 クリスタルトロフィー 文部科学大臣賞 ブロック賞受賞者より2名(グループ) 10万円のボランティア活動支援金と表彰状、 金メダル、 クリスタルトロフィー 29 ボランティア・スピリット 賞︵ 通 称SOC︶とは? PRUDENTIAL─SPIRIT─OF─COMMUNITY─ 今後、春休みや夏休みを利用して PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY ボランティア・スピリット賞(通称SOC) とは? アワード 仲間との交流 表彰式は、ボランティア仲間と出会い、活動の幅を広げる 絶好の機会です! PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY SOCブロック・全国表彰式&フォーラム開催! ! 表彰式&フォーラムは “出会いの場” 。ボランティア活動の幅を広げたかった時、誰かに協力を仰ぎたかった時、方法 がわからなくて困ったことはありませんか?SOCを通じて、多くの仲間と出会い、新しいつながりをつくり、今後の活 表彰式開催地 動に役立ててください。 関西ブロック 北海道 信越・関東第一ブロック 大阪府大阪市 開催地 埼玉県さいたま市 会場名 大阪国際会議場 会場名 ソニックシティーホール 開催日 2013年11月4日 (月・祝日) 開催日 2013年12月1日 (日) 対象 都道府県 滋賀・奈良・和歌山 大阪・京都・兵庫 対象 都道府県 北海道・東北ブロック 群馬・栃木・埼玉 新潟・長野 青森 九州ブロック 秋田 開催地 宮城県仙台市 会場名 仙台国際会議場 開催日 2013年11月23日 (土) 対象 都道府県 北海道・青森・秋田・岩手 宮城・山形・福島 岩手 開催地 鹿児島県鹿児島市 会場名 鹿児島市民文化ホール 開催日 2013年11月4日 (月・祝日) 開催地 茨城県水戸市 福岡・佐賀・長崎・大分 熊本・宮崎・鹿児島・沖縄 会場名 水戸プラザホテル 開催日 2013年11月9日 (土) 対象 都道府県 山形 福島 新潟 富山 群馬 栃木 石川 島根 岡山 広島 岐阜 大阪 山口 香川 徳島 福岡 愛媛 佐賀 滋賀 京都 兵庫 高知 奈良 茨城 長野 福井 鳥取 対象 都道府県 茨城・千葉・東京 神奈川・山梨 東京 千葉 神奈川 全国表彰式 静岡 三重 和歌山 大分 長崎 関東第二ブロック 埼玉 山梨 愛知 宮城 開催地 東京都千代田区 会場名 東京国際フォーラム 開催日 2013年12月23日(月・祝日) 熊本 宮崎 中国・四国ブロック 鹿児島 沖縄 東海・北陸ブロック 開催地 香川県高松市 開催地 岐阜県岐阜市 会場名 アルファあなぶきホール 会場名 じゅうろくプラザ 開催日 2013年11月30日 (土) 開催日 2013年11月24日 (日) 対象 鳥取・岡山・島根・広島・山口 都道府県 香川・愛媛・徳島・高知 対象 都道府県 富山・石川・福井・岐阜 静岡・愛知・三重 主なスケジュール ▪ブロック表彰式&フォーラム(13:00開始 16:30終了) 応募者の中から、 「 ブロック賞」 「コミュニティ賞」に選ばれた190名、ならびにご引率者1名をご招待しています。 情報の発信 地域に密着したボランティア活動の発表や意見交換、受賞者OB・OGとの交流もあり、各地で熱気溢れる表彰式& 皆さんのボランティア活動を広く社会に発信しています 表彰式などで発表された皆さんの活動や情報は、ホームページ(http://www.vspirit.jp/)や活動報告書など 様々なネットワークを通じ、広く社会に発信しています。 フォーラムが開催されました。 ▪全国表彰式&フォーラム(2泊3日 初日14:00集合 最終日14:00終了) 応募者の中から、 「ブロック賞」に選ばれた40名、ならびにご引率者1名をご招待しています。さまざまなプログラム(※) を通じて、自らのボランティア活動を振り返り、お互いが抱える悩みや喜び、将来などについて話し合い、わずか3日 間という日程の中で友情や絆を深めていきました。 (※) ボランティア活動の紹介やグループワーク、交流パーティやコミュニケーションゲームなど、バラエティに富んだプログラムが行われました。 30 31 ボランティア・スピリット 賞︵ 通 称SOC︶とは? PRUDENTIAL─SPIRIT─OF─COMMUNITY─ 開催地 受賞者OB・OGスピーチ PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 自分の理念を持ち、 行動する チャンス号を 見逃さないで 第15回文部科学大臣賞受賞 および米国ボランティア親善大使 第16回文部科学大臣賞受賞 しま だい すけ おき 島 大介 さん の 沖野 のぞみ さん (関西学院大学2年生) (滝高等学校3年生) ち、 自らの未来を照らします。 自信を持つためには、 自分で 人生には度々チャンスという船がやってくることがありま しれません。 しかし、その活動はきっと数年後、数十年後 の大切なことについてお話します。 考え、行動するしかありません。その行動によって壁にぶ す。今日ここに集った皆さんは間違いなくチャンス号の前 に思わぬ形で皆さんの糧になっているはずです。 まず1つ目、 「 出会い」について。皆さんにもいろんな「出 つかることもあるでしょう。 その壁を自らの力で乗り越えるこ にいます。私が初めてボランティア活動と出会ったのは、 SOCでの出会いをこれからどのように活かして行くか 会い」があるかと思います。私は、 ボランティア活動を通し とができたとき、 きっと自信を持つことができるようになって 東日本大震災がきっかけでした。私の出身が宮城県だっ は皆さん次第です。 チャンス号が皆さんの目の前を通った て、 たくさんの人や物、考え方に出会い、活動に秘められ います。勇気を出して一歩踏み出し、 自らの手で自信を勝 たこともあり、幾度となく東北に足を運び、物資の仕分け ときには見逃さず、勇気を出して飛び乗ってみてください。 た可能性に気づきました。そして、 もっと多くの方々とこの ち取ってください。 もし、挫けてしまいそうになったときはい や瓦礫撤去などのボランティア活動を行いました。 その挑戦は必ず思いも寄らない成長を皆さんにもたらし 素晴らしさを共有したいと思うようになりました。 つでも助けを求めてください。仲間が、 私達が、 皆さんを支 その後、被災地の現状を知らない高校生を東北に連 てくれるはずです。 SOCへの応募も、 ポスターとの出会いがきっかけでし えます。 れて行く東北スタディーツアーを企画したいと考えました ※第17回SOC全国表彰式スピーチより抜粋 た。出会ったおかげで、 日本に留まらず世界各国に大切 皆さんは、明日の日本を作る大切なヒーローです。 これ が、受賞当時、私はそんな目標を諦めかけていました。 ツ な仲間ができました。 あの時、一歩踏み出さなかったら、 こ からも自信を持って活動を続けていただきたいと思いま アーを実行するためには東北の人とのつながりがあまり うして皆さんの前でお話することもなかったかもしれませ す。私も皆さんの仲間として全力で応援します。 にも足りなかったからです。 そんなとき力になってくれたの ん。 自分から出会い、 チャレンジすることの大切さを痛感し ※第17回SOCブロック表彰式スピーチより抜粋 がSOCで出会った仲間たちです。東北からやって来てい ます。出会うことは、 自分の未来を切り開く第一歩です。 そ た仲間が、私の思いに共感し、今年の8月にスタディーツ アーの第2弾を企画しました。そして今、愛知県と宮城県 2つ目、 「 理念を持つこと」。皆さんは、 「 理念」 を持ってボ 島 大介さんの受賞対象となった ボランティア活動 (受賞時:啓明学院高等学校3年生) の高校生が繋がり、様々な企画を共に行っています。 沖野 のぞみさんの受賞対象となった ボランティア活動(受賞時:滝高等学校2年生) ランティアをされていると思います。その理念を絶対に忘 東日本大震災発生直後に「東日本支援プロジェク 私は来年4月から大学でボランティア論を学びます。 ボ 2011年6月から東日本大震災で被害を受けた れてはいけません。理念は、時が経つにつれて薄まりやす ト」という年間プロジェクトを立ち上げた。毎月の ランティアに秘められた可能性を更に追究し、 日本全国の 地域に足を運び、復興支援に協力している。はじ いものです。 自分の理念を忘れてしまうと 「なぜやるのか」 募金活動を中心とした活動を行い、生徒はもちろ 中学生・高校生が気軽にボランティア活動に参加できるシ めは瓦礫の撤去活動、心のケアを中心とした活 ん、先生方や同窓会、保護者の方から協力を募っ ステム作りに挑戦したいと考えています。 それが日本の社 動を行っていたが、仮設住宅で暮らす人々が地 の機会を最大限に活かしてください。 「本当にやりたいことは何か」 という重要な部分を軽視し がちです。チームで何かを達成したことや仲間と涙を流 したことは、 「 最高の思い出」 として、 いつまでも心に残りま す。本当に大事なものを、心にあるその理念を、絶対に忘 れないでください。 そして3つ目、 「自信を持つこと」。皆さんは、 自分に「自 信」を持っていますか?自信を持っている人は、輝きを放 32 た。その結果、およそ800万円もの義援金を集 めることができた。また、被災地の宮城県山元町 で現地ボランティアにも参加。被災者の皆さんか ら色々なお話を聞き、復興に対するまっすぐな想 いに触れ、かけがえのない貴重な体験をすること ができた。 会を作っていくことであり、今の私たちを支えてくれる方々 への恩返しになるのではないかと思っています。 今振り返って思えば、 3年前参加した復興支援ボラン ティアが私にとってのチャンス号だったのかもしれません。 「自分がやっているボランティア活動に意味はあるのか」 域との交流を持ちづらくなっている現実を目にし、 「牛タンラーメンプロジェクト」を考案し、発足し た。 「高校生が作った牛タンラーメン」として売り 出し、食を通じて交流の場が持てるような環境づ くりを行うというものだが、今後は石巻市の高校 生と提携し、規模の拡大を予定している。 もしかしたら皆さんの中にはこう感じている人がいるかも 33 受 賞 者OB・OGスピ ー チ 私が、 ボランティアやその後の活動を通して学んだ3つ PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 全米表彰式とは? PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 2013年5月3日から3日間の日程で、アメリカ・ワシントンD.C.にてSOC全米表彰式が開催され、アメリカ の受賞者に加えて、日本、韓国、台湾、アイルランド、インドからも米国ボランティア親善大使が参加しました。 毎年5月にワシントンD.C.で開催されるPRUDENTIAL 全米表彰式には、 これらの全米各州の受賞者に加え SPIRIT OF COMMUNITY 全米表彰式には、全米各 て、 日本、韓国、台湾、アイルランド、 インドから米国ボラン 地から数万件寄せられる応募の中から選ばれた各州の ティア親善大使が参加し、3日間の期間中、自分たちの 中学生・高校生各1名が、 「 州特別賞受賞者」 として招待 活動の紹介や情報交換、ワシントン郊外の小学校での され、表彰を受けます。 絵本の読み聞かせボランティア、船上クルージングパー また、 「 州特別賞受賞者」の中から10名が「全米特別賞 ティなど、盛りだくさんのプログラムを通じてお互いを理解 受賞者」 として選ばれ、表彰式当日に発表・表彰されます。 し、親交を深めます。 各国の表彰式の様子 アイルランド Ireland 韓国 South Korea Japan 台湾 Taiwan 全 米 表 彰 式 と は? PRUDENTIAL─SPIRIT─OF─COMMUNITY 日本 各国の受賞者と一緒に 表彰式ゲストの俳優兼映画監督のケビン・スペイシーさんと 日本からの親善大使の2人 アメリカ The United States インド India ホワイトハウス前の集合写真 キャピトル・ヒルの前で各国の親善大使の集合写真 34 35 PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 全米表彰式とは? PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 第16回SOC米国ボランティア親善大使レポート 活動の範囲を広げ、 ボランティアの楽しさを伝えたい き うち ボランティアは自己成長 かえで まつざき 城内 香葉さん─ り え 松崎 理恵さん─ (受賞時:静岡県立清水東高等学校3年生) (受賞時:兵庫県立芦屋国際中等教育学校5年生) ん近づきました。簡単に アメリカからの帰途についた空港で、母から全米表彰 活動できるのだと思います。 ワシントンへ旅立ちました。全米表彰式のプログラムはど 連 絡を取り合える今だ 式のことを聞かれても、私はすぐには何も答えられませんで ボランティアを 「自己満足」だと解釈する人達がいます。 れも私にとって刺激の連続でした。その中でも1番記憶に からこそ、お互いの国の した。プログラムの一つ一つが楽しくて、出会った一人一 しかし私は、今回のアメリカでの経験を通して、 それは間 残ったのは州特別賞授賞式です。 100人を超える受賞 情報や活動を報告しな 人が素晴らしくて、思い出すこと一つ一つが輝いていて、 違っていると強く否定できるようになりました。ボランティア 者たちは、それぞれの素 晴らしい活 動を認められた喜び がら、今後のボランティ なんと表現したら良いのか分からなかったのです。 とは「自己満足」ではなく 「自己成長」であり、 コミュニケー で、誰もが晴れ晴れとした顔をしていました。その熱気と迫 ア活動に繋げていけた 印象に残っている言葉が一つあります。 SOCのゲスト ションなのです。 力で会場はたいへんな盛り上がりでした。アメリカの中高 らと思います。 でいらっしゃった俳優兼映画監督ケビン・スペイシーさん 「人の役にたちたい」 という小さな想いから、ボランティ 生の行動力や、発想力、活動のスケールの大きさに驚か 世界には誰かのため の言葉です。彼は「あなたが今までに演じた役の中で一 アは始まります。一度人の役にたてると、人はもっと多くの されました。 にこんなに頑 張ってい 番良かった (満足している) ものは何ですか」 と質問された 人の役にたちたい…と思うようになるでしょう。知らないう また全米特別賞授賞式では、名前を呼ばれた生徒が、 る人がいると思うと、私 時、 こう答えました。 ちにボランティアを通して、人は成長していくのです。そし 家族や仲間たちと喜びを分かち合っている姿が印象的で にももっと出来ることが 「まだないよ。」様々な役柄を経験しながらも、満足して てその結果、 より多くの人がボランティアという輪の中に した。このアワードのコンセプトでもある 「おめでとうではな あると感じます。アメリカ いる役は「まだない」 というのです。 入っていきます。ボランティアを通して人々がつながり、地 く、ありがとうを贈りたい。」の言葉通り、受賞者同士が、 で感じたことを日本のSO Cメンバーに発信すること、みん それは、 もっと自分が 成 長できる、 もっと上に行ける、 域、国境を越えて、世界はひとつになるのです。自分ひと 努力してきたことや喜びを分かち合い、お互いに感謝し、 なを引き込めるようにボランティアの楽しさを伝えること、 そ もっとすごいことができる、 と思っているからこその答えだ りの力で生きていける人間などいません。今まで一度も誰 たたえ合う姿に感動し、 この場に参加できたことを本当に して自分の活動の範囲を広げていくことを、 ワシントンの地 と思います。 かに助けられたことがない人などいない、 そして同時に、今 嬉しく思いました。 で誓いました。 この想いはボランティアにも共通することだと思いまし まで一度も誰かを助けたことがない人もいません。 「ボラン また、心に残ったのは、同室になったインドから来た彼 た。自分が始めたボランティア活動に簡単に満足しては ティア」 とは、人間が無意識に起こすそういった行動を指 女との交流です。お互いの文化の違いに感心したり、冗 いけない。 もっと地域の役に立てる、 もっと世界をより良い す、 ただの言葉なのです。 私は、 これからもボランティア 談を言って笑いあったりすることで、私たちの距離はどんど 場所に変えることが出来る、 そう信じているからこそ、私は を続けて、成長して行きます。 36 37 全 米 表 彰 式 と は? PRUDENTIAL─SPIRIT─OF─COMMUNITY 5月3日、全国表彰式で出会った40人の思いを胸に、 アメリカの受賞者の活動 2013 National Honorees ~全米特別賞受賞者~ PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY Virginia Newsome Kentucky出身 17歳 本人自身がパフォーミングアーツの学校に通う役者で歌手でもあるバージニアは、2011年に立ち上げた非営利団体“heArts Inc.”を通じて、経営が厳しい学校のために50,000ドル相当の視覚芸術と舞台芸術の資材を寄付し、アメリカ、ハイチ、 グアテ マラ、 ドミニカの子供たち4,200人がその恩恵を受けた。その後、アメリカ全土とメキシコの各エリアに責任者を配置することによ り、 その活動は拡大している。 Cassie Wang Kansas出身 17歳 ジョプリン竜巻の直後、 ゴルフ大会へ向かう車中から被災地の惨状を目の当たりにした彼女は、帰宅後、大会でバーディを1つ 取るごとにジョプリン救済のための寄付をするよう、地元の企業や彼女のファンに呼びかけ、瞬く間に1,000ドルを集めた。彼女 はまた、献血活動にも精力的に取組み、200人以上のボランティアとともに686パックにのぼる献血を行った。 さらに、中国の 地震で被害を受けた姉妹校のために12,000ドルを集め、PCなどの物品提供を行った。 ▪Middle Level(中学生) Michael-Logan Jordan Hawaii出身 14歳 アメリ カの受 賞 者の活 動 この8年間、 自分の誕生日のプレゼントをすべて恵まれない子供に寄付し、負傷した兵士のためにクリスマスカードや洋服などを 集め、国立関節痛財団に10,000ドル以上の寄付を行った。彼自身が若年性のリウマチを患い、痛みを感じない日はないが、他 の人たちの手助けに集中している時は苦しみが少し和らぐ気がするという。 2012年に地元の町長が彼のボランティア活動を 讃えて、5月4日をMichael-Logan Jordan dayと定めた。 Erica LeMere Louisiana出身 14歳 上段左から Michael-Logan Jordan、Cassie Wang、Zachary Certner、Emma Astrike-Davis、Allyson Ahlstrom 下段左から Louie McGee、Erica LeMere、Joshua Williams、Virginia Newsome、Teagan Stedman(敬称略) 長い間情緒不安定に悩んだエリカは、入院した精神病院で、患者である他の子供たちが病院の薄手のガウンを着ていることに気 づいた。自分のように恵まれている子供は少ないことを知った彼女は、精神病を患う若者たちの役に立ちたいと考え、非営利団体 “Erica’ s Wish” を立ち上げた。そして、企業や病院のトップの理解を得て、5,000ドル相当の洋服や本などの品物を寄付した。 ▪High School(高校生) Allyson Ashlstrom California出身 17歳 Louie McGee Minnesota出身 12歳 クリスマスのプレゼントとして贈られた本からヒントを得て、10代の女の子たちが自尊心と尊厳を保つうえで、洋服が果たす重要 な役割について気づいたことから、300社以上の企業と店舗に洋服の寄付を呼びかける手紙・メールを出し、過去3年間で40 社を超える企業から55,000ドル以上の寄付と、135,000ドル相当の新品の洋服の寄贈を受けた。これらの洋服は、里親の下 で暮らすなど厳しい経済環境にある少女たち延べ250人に各2セットずつプレゼントされている。 5歳の時に珍しい網膜の病気と診断されてからこれまで6年間にわたり、毎年、失明の原因となる病と闘うための資金を調達する イベント“Vision Walk”にチームで参加し、40,000ドルを集めた。また、彼自身が失明の恐怖と闘う中で、学校で“Dining in the Dark” (闇の中での食事) というイベントを企画し、300人の子供たちに目が不自由な人たちの苦労を経験してもらった。 Emma Astrike-Davis North─Carolina出身 17歳 Teagan Stedman California出身 13歳 エマは5年前に、 ホスピスセンターや老人ホーム、病院などに入院している末期症状の患者のため、複数の学校から数百人の生 徒を募って “Art for Hospice” を立ち上げ、1,000以上のアート作品を制作した。自分の曾祖母が老人ホームに入所した時と 同じように、病室を写真や思い出の品で飾ってあげたいという思いがきっかけとなり、今ではノースカロライナ、 フロリダ、 そしてア ルゼンチンの施設にも作品を寄贈している。 38 4年前、同じ学校に通う友達の兄弟が癌を患っていることを知り、単に彼の容体を心配するだけではなく、何かもっとできることは ないかと考えた末、バンド対決コンサートを企画した。会場の確保から参加バンドの募集などすべてを取り仕切り、 その結果10バ ンドが参加し、400名の聴衆が詰めかけた。このイベントの利益は小児がんを患う子供たちのために寄付された。彼はその後、 “Shred Kids’Cancer” という非営利団体を立ち上げ、様々なイベントの運営を行っている。 Zachary Certner New─Jersey出身 17歳 Joshua Williams Florida出身 12歳 家族と親しい友人の子供が重度の自閉症を患っていることから、障害を持つ子供がスポーツをしたり、他の子供と一緒にランチ を食べたり、友だちを作ることが 難しいという現 実を目の当たりにし、非 営 利 団 体 ”SNAP( Special Needs Athletic Pr ogr a m s )”を立ち上げた。彼に賛同した学生ボランティアは、2011年から2012年の間に11の課外授業を運営し、140 人の子供たちにスポーツの楽しさを教え、450人の生徒のメンターとして活動している。 数年前のある日、教会への道すがら、好きに使っていいよと祖母から渡されたお小遣い20ドルをホームレスにあげたことがきっか けとなり、毎週土曜日、家族とともにホームレスのための食糧提供を開始した。今では600人以上のボランティアが参加し、毎月 150家族のもとに食糧を届け、若者向けには食糧でいっぱいにしたバックパックの提供も行っている。”J o s h u a’s H e a rt Foundation”は、 これまでにサウスフロリダ一帯で475,000ポンド (1,048キロ)相当の食糧を寄付している。 39 各国の親善大使の活動 PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 2013 International Honorees ~各国の親善大使~ Taiwan(台湾) Pu-Ling Wang 17歳 彼女は高校入学後にボランティアを始め、祖父の介護を通じて、高齢者の施設に住む人々は寂しさを感じていると気づいた。そ こで、魚をペットとして飼うことで仲間意識を持ち、幸せを感じて欲しいと、 “ The Guppy Project”を開始し、大成功を収めた。ま た、学校のボランティア団体にも参加し、地方の子供が読書の喜びを見つける活動を支援している。 Hui Jie Chen 15歳 一日の大半をボランティア活動に費やし、貧困にあえぐ人々の支援を行っている。 9歳の時から、資金を集めるためのコンサート を毎年夏に開催し、 この6年間で10,000ドル以上を集めた。彼女は今、西アフリカで飢えに苦しむ子供たちのための大きなコン サートを台北で計画している。 各 国の親 善 大 使の活 動 Ireland(アイルランド) Leigha Coade 17歳 彼女は、子供たちに自信をつけ、読み書きの能力を高めるために、読み聞かせボランティアを行っている。彼女はまた、地元の特殊 学級の生徒たちのメンターも務め、ボランティア委員会のメンバーでもある。学校以外でも、 がんの研究のための資金集めや、難 病の患者をサポートする朝のコーヒー会など様々なチャリティイベントを運営している。 2012年にはオリンピックの聖火ランナー に選ばれ、学校や病院、老人ホームで聖火を披露した。 左から 城内 香葉、松崎 理恵、Yoojin Han、Minseok Oh、Pu-Ling Wang、 Hui Jie Chen、Leigha Coade、Orla Jackman、Shubhi Arora、Udai Singh(敬称略) South Korea(韓国) Orla Jackman 15歳 彼女は、小児がんに対する意識啓蒙と資金集めに取組み、2010年10月に ”Crosslow Fundraising”という委員会を設立 して、 これまでに50,000ドル以上を集めた。集まった資金は、小児病院と、深刻な病を抱える子供とその家族が参加できるキャン プの運営に使われた。 2009年に彼女自身が白血病と診断されたことが、 がんで苦しむ子供たちの支援をするようになったきっ かけである。 Yoojin Han 16歳 過去3年間にわたり毎日一回更新し続けている彼女のブログ “Solmo’ s House” は、毎日平均10,000人の訪問者があり、延べ 人数で6,850,000人から閲覧されている。このブログではセミナーやコンベンション、大学入試やボランティアなど教育に関する 情報が紹介されるとともに、病気の子供たちのための基金集めが行われ、 これまでに1,300人が1,000ドル以上を寄付した。 Minseok Oh 15歳 彼は2年間にわたり、毎月第二土曜日と第四土曜日の放課後に、 自分が住む地域の小学生のために科学の授業を行っている。 子供たちに教えることによって、 自分自身が教師に感謝したり、 より積極的に授業に取り組むようになり、 その結果、学校で高い 成果を発揮するようになった。また、子供たちに学びの場を提供するために、後輩たちと取組む放課後のクラスを通じて、地域社 会に貢献している。 40 India(インド) Shubhi Arora 16歳 過去2年間にわたり、 たばこの危険性について呼びかける活動に多くの時間と力を注ぎ、若い世代をターゲットにした非喫煙キャ ンペーンにおいて重要な役割を果たしている。今では非タバコキャンペーンを主導するNGOで何千人もの生徒たちをリードし、 イン ドの公衆衛生財団より招待をうけて、アメリカ合衆国保健福祉長官の前で、学校における健康プログラムの重要性についてディ スカッションを行った。 Udai Singh 17歳 科学を愛する彼は、 インドでも学校の中退率が最も高い地域で ”Discover Science”というワークショップを立ち上げ、非営利団体 “17,000Ft財団” のパイロットプログラムとして、1,000近い村々で教育の質を向上することを目的に活動を始めた。 このワークショッ プは22種類の実験と小さなサイエンスキットからなり、簡単な実験や楽しい活動を通して、少ない資源でも科学の基礎が学べる仕組 みになっている。彼が子供たちのために行った科学の魔法は、地元のすべての学校で17,000Ft財団を通じて引き継がれていく。 41 応募内容について 1 中学生 高校生 その他 第17回SOCにご応募いただいた皆さんのボランティア活動について、 数値として集計可能な項目についてまとめました。 4 対 象 第17回(2013年)SOCに応募した12~18歳の青少年 件 数 1,714件 活動期間 2012年4月~2013年9月13日(応募締切日)までに行われた(行われている)活動 集計項目 応募用紙に記載された内容についての集計・分析 2 中学生・高校生の別(件) 中学生 793 871 50 学校内の グループ 高校生 51% 46% 3 ボランティアの形態(件) 69% その他 224 個人 学校内のグループ 1,176 学校外のグループ 116 121 その他 77 無回答 月に 1∼2回 95 393 322 690 153 61 毎日 週1∼2回 月1∼2回 年に数回 その他 無回答 年に 数回 その他 19% 40 毎日 % 9% 無回答 6% 週に 3% 1∼2回 23% 学校外の グループ その他 無回答 7% 7% 4% 3% 活動頻度(件) 個人 13% 都道府県別活動人数 〈グラフの見方〉 合計 人 個人:個人応募の件数 グループ:グループ応募の件数 信越・関東第一 ブロック 北海道 542人 787人 京都府 長野県 1,689人 887人 福島県 610人 907人 神奈川県 1,030人 681人 千葉県 36人 山梨県 茨城県 長崎県 3,337人 静岡県 519人 2,355人 熊本県 321人 宮崎県 481人 富山県 三重県 895人 石川県 九州 ブロック 応募件数 個人応募 1,039 個人応募 1,039 グループ応募 応募総合計 35,580 36,619 グループ応募 応募総合計 675 1,714 福岡県 鹿児島県 952人 沖縄県 佐賀県 鹿児島県 愛知県 宮崎県 熊本県 東京都 広島県 山口県 活動人数 大分県 岐阜県 2,585人 岡山県 愛媛県 香川県 384人 福井県 千葉県 徳島県 島根県 福岡県 ブロック 愛知県 三重県 589人 108人 東海・北陸 福井県 神奈川県 42 奈良県 高知県 佐賀県 富山県 426人 860人 179人 大阪府 新潟県 東京都 72人 高知県 京都府 岩手県 416人 263人 和歌山県 秋田県 茨城県 690人 埼玉県 石川県 1,162人 兵庫県 宮城県 380人 721人 徳島県 長野県 福島県 山梨県 109人 香川県 614人 愛媛県 滋賀県 栃木県 宮城県 関東第二 ブロック 489人 ブロック 群馬県 1,394人 山口県 和歌山県 青森県 山形県 1,628人 964人 岡山県 広島県 838人 関西 大阪府 埼玉県 190人 奈良県 北海道 岩手県 山形県 262人 滋賀県 0人 静岡県 岐阜県 大分県 長崎県 沖縄県 人 666 43 応 募 内 容について 秋田県 1,643人 北海道・東北 ブロック 709人 564人 644人 943人 栃木県 群馬県 青森県 兵庫県 鳥取県 中国・四国 島根県 98人 ブロック 新潟県 応募校一覧 ※順不同 PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 北海道・東北ブロック 都道府県名 学校名 都道府県名 学校名 応募数 グループ 個人 応募数 グループ 個人 信越・関東第一ブロック 北上市立和賀東中学校 2 滝沢村立滝沢中学校 1 盛岡市立河南中学校 2 盛岡市立繋中学校 1 岩手県立金ケ崎高等学校 1 桐生大学附属中学校 学校名 応募数 グループ 個人 新潟県立新潟西高等学校 1 都道府県名 学校名 応募数 1 新潟県立巻総合高等学校 新潟県 グループ 個人 都道府県名 1 学校名 都道府県名 学校名 市川市立第三中学校 1 東京都立総合工科高等学校 市川市立第二中学校 1 東京都立第五商業高等学校 新潟県立村上桜ケ丘高等学校 1 大網白里市立増穂中学校 新潟明訓高等学校 1 柏市立柏第三中学校 大鹿村立大鹿中学校 1 香取市立小見川中学校 塩尻市立丘中学校 3 千葉市立幸町第一中学校 1 12 5 1 応募数 グループ 個人 209 1 東京都立田柄高等学校 1 東京都立豊多摩高等学校 1 東京都立中野工業高等学校 1 1 札幌市立篠路中学校 1 岩手県 岩手県立雫石高等学校 1 太田市立商業高等学校 1 札幌市立新琴似北中学校 1 岩手県立高田高等学校 1 群馬県立吾妻高等学校 1 須坂市立墨坂中学校 1 千葉県 南房総市立白浜中学校 1 東京都立八王子拓真高等学校 札幌市立真駒内曙中学校 1 岩手県立遠野緑峰高等学校 1 群馬県立伊勢崎工業高等学校 3 長野市立信州新町中学校 1 南房総市立富浦中学校 1 東京都立富士森高等学校 1 斜里町立斜里中学校 1 岩手県立前沢高等学校 1 群馬県立尾瀬高等学校 1 中野市立豊田中学校 1 国府台女子学院高等部 1 東京都立町田工業高等学校 3 北星学園女子中学校 1 花巻東高等学校 2 群馬県立桐生女子高等学校 1 長野市立豊野中学校 1 千葉県立小見川高等学校 1 東京都立町田総合高等学校 1 旭川大学高等学校 1 1 群馬県 群馬県立渋川工業高等学校 1 長野市立松代中学校 1 千葉県立千葉東高等学校 1 東京都立向丘高等学校 旭川龍谷高等学校 1 石巻市立牡鹿中学校 1 群馬県立高崎高等学校 1 南木曽町立南木曽中学校 1 千葉萌陽高等学校 1 東京都立武蔵丘高等学校 札幌山の手高等学校 1 大河原町立大河原中学校 1 群馬県立高崎商業高等学校 1 南箕輪村立南箕輪中学校 2 船橋市立船橋高等学校 1 東京都立六本木高等学校 滝川市立滝川西高等学校 1 塩竃市立第一中学校 1 群馬県立富岡実業高等学校 1 泰阜村立泰阜中学校 2 足立区立第十一中学校 1 七ケ浜町立向洋中学校 1 群馬県立松井田高等学校 1 1 稲城市立稲城第三中学校 (学校名なし) 1 1 双葉高等学校 1 仙台市立岩切中学校 1 群馬県立吉井高等学校 1 北海道雄武高等学校 1 仙台市立中野中学校 1 明和県央高等学校 1 北海道 北海道帯広農業高等学校 1 仙台市立南吉成中学校 1 小山市立間々田中学校 2 北海道北見商業高等学校 1 仙台市立八乙女中学校 1 那須烏山市立下江川中学校 1 矢板市立片岡中学校 宮城県 1 1 長野県 エクセラン高等学校 高松学園伊那西高等学校 1 東京都立野津田高等学校 二松学舎大学附属高等学校 1 広尾学園高等学校 1 藤村女子高等学校 2 江東区立深川第二中学校 3 武蔵野高等学校 1 国立東京学芸大学附属国際中等教育学校 2 明治大学付属中野高等学校 長野県篠ノ井高等学校 犀峡校 1 品川区立戸越台中学校 1 明治大学付属明治高等学校 1 1 長野県飯田風越高等学校 長野県伊那北高等学校 1 2 栃木県立宇都宮中央女子高等学校 1 長野県下高井農林高等学校 2 台東区立駒形中学校 1 目黒星美学園高等学校 宮城県泉松陵高等学校 1 栃木県立宇都宮白楊高等学校 1 長野県茅野高等学校 1 立川市立立川第七中学校 1 和洋九段女子高等学校 北海道札幌開成高等学校 1 宮城県岩出山高等学校 1 栃木県立小山西高等学校 1 長野県松代高等学校 1 立川市立立川第二中学校 長野県松本蟻ケ崎高等学校 1 2 北海道斜里高等学校 1 宮城県小牛田農林高等学校 2 北海道寿都高等学校 1 宮城県白石工業高等学校 1 北海道野幌高等学校 1 宮城県宮城広瀬高等学校 北海道松前高等学校 1 新庄市立新庄中学校 北海道女満別高等学校 1 北海道余市紅志高等学校 1 2 1 山形県 1 栃木県 栃木県立学悠館高等学校 10 豊島区立西巣鴨中学校 15 その他/学校名なし 南陽市立赤湯中学校 1 栃木県立矢板高等学校 山形市立第六中学校 1 山形学院高等学校 2 山形県立天童高等学校 1 1 1 練馬区立小中一貫教育校大泉桜学園 1 小田原市立千代中学校 1 1 東久留米市立中央中学校 1 川崎市立稲田中学校 1 川越市立川越西中学校 1 東村山市立東村山第七中学校 川崎市立菅中学校 1 久喜市立久喜東中学校 1 東村山市立東村山第二中学校 川崎市立平間中学校 1 相模原市立田名中学校 1 山形県立村山農業高等学校 1 久喜市立菖蒲中学校 青森県立大間高等学校 1 山形県立米沢商業高等学校 1 志木市立志木中学校 青森県立十和田工業高等学校 1 青森県立名久井農業高等学校 1 いわき市立植田中学校 青森県立八戸東高等学校 1 いわき市立平第三中学校 青森県立百石高等学校 1 本宮市立本宮第二中学校 八戸工業大学第二高等学校 1 福島県立安達東高等学校 1 福島県立いわき総合高等学校 1 0 関東第二ブロック 3 1 草加市立栄中学校 21 東秩父村立東秩父中学校 1 1 ふじみ野市立大井西中学校 1 3 三郷市立彦糸中学校 1 三郷市立彦成中学校 1 国立筑波大学附属坂戸高等学校 都道府県名 学校名 聖徳大学附属取手聖徳女子中学校 応募数 グループ 個人 3 日立市立河原子中学校 1 1 東京都 1 茅ヶ崎市立松浪中学校 1 三鷹市立第三中学校 1 二宮町立二宮中学校 1 1 大和市立渋谷中学校 1 2 横浜市立高田中学校 1 横浜市立十日市場中学校 飛鳥未来高等学校 安部学院高等学校 1 横浜市立中和田中学校 1 1 横浜市立奈良中学校 1 福島県 福島県立川俣高等学校 2 埼玉県立小鹿野高等学校 1 鉾田市立鉾田北中学校 福島県立光南高等学校 1 埼玉県立桶川西高等学校 1 水戸英宏中学校 大館市立成章中学校 1 福島県立平工業高等学校 1 埼玉県立栗橋北彩高等学校 1 茨城県立牛久高等学校 1 品川エトワール女子高等学校 大館市立第二中学校 1 福島県立勿来工業高等学校 1 埼玉県立幸手桜高等学校 1 茨城県立下妻第一高等学校 1 渋谷教育学園渋谷高等学校 北秋田市立鷹巣南中学校 1 福島県立福島北高等学校 1 埼玉県立誠和福祉高等学校 1 茨城県立下妻第二高等学校 1 淑徳巣鴨高等学校 大仙市立太田中学校 1 1 埼玉県立秩父農工科学高等学校 1 茨城県立大子清流高等学校 1 白百合学園高等学校 大仙市立西仙北中学校 1 中学校 44 埼玉県立ふじみ野高等学校 1 茨城県立多賀高等学校 1 東京家政学院高等学校 1 高等学校 68 糸魚川市立糸魚川東中学校 1 茨城県立竹園高等学校 1 東京国際学園高等部 由利本荘市立矢島中学校 1 その他/学校名なし 15 佐渡市立相川中学校 1 茨城県立土浦工業高等学校 1 秋田県立秋田西高等学校 1 新潟県立村上中等教育学校 1 茨城県立取手第一高等学校 秋田県立雄物川高等学校 2 新潟市立岡方中学校 1 茨城県立那珂高等学校 秋田県立仁賀保高等学校 1 新潟市立白南中学校 1 秋田県立稲川養護学校 1 新潟市立山潟中学校 秋田県立大曲養護学校 1 金ケ崎町立金ケ崎中学校 1 岩手県 釜石市立唐丹中学校 北上市立東陵中学校 4 1 17 京華女子高等学校 1 茨城県 1 クラーク記念国際高等学校秋葉原ITキャンパス 1 秋田県 大仙市立平和中学校 1 府中市立府中第一中学校 秋田市立秋田北中学校 1 2 蒲田女子高等学校 1 つくば市立高山中学校 1 1 東村山市立東村山第六中学校 青森明の星中学・高等学校 (学校名なし) 1 厚木市立厚木中学校 1 2 (学校名なし) 1 つがる市立柏中学校 1 1 練馬区立大泉第二中学校 上尾市立上尾中学校 埼玉県 1 豊島区立明豊中学校 59 1 1 東京都立武蔵高等学校附属中学校 武蔵高等学校 58 栃木県立栃木農業高等学校 6 1 2 高等学校 1 1 東京純心女子中学校・高等学校 中学校 1 麹町学園女子高等学校 1 横浜市立早渕中学校 1 駒込高等学校 1 神奈川県立生田東高等学校 1 神奈川県立大楠高等学校 1 神奈川県立追浜高等学校 1 1 1 1 神奈川県 神奈川県立神奈川工業高等学校 3 神奈川県立川崎高等学校 1 神奈川県立中央農業高等学校 1 1 6 神奈川県立深沢高等学校 1 1 10 神奈川県立藤沢清流高等学校 東京都立青山高等学校 1 神奈川県立二俣川看護福祉高等学校 2 1 東京都立井草高等学校 1 神奈川県立吉田島総合高等学校 1 茨城県立日立第一高等学校 1 東京都立大泉高等学校 1 カリタス女子高等学校 1 茨城県立水戸第三高等学校 1 東京都立大泉桜高等学校 2 川崎市立商業高等学校 1 帝京長岡高等学校 1 茨城県立水戸農業高等学校 1 新潟県立新井高等学校 1 茨城県立竜ヶ崎南高等学校 1 新潟県立柏崎工業高等学校 1 聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校 1 東京都立鷺宮高等学校 1 新潟県立川西高等学校 1 茨城県立勝田特別支援学校 1 東京都立新宿山吹高等学校 新潟県 1 1 クラーク記念国際高等学校横浜青葉キャンパス 2 東京都立工芸高等学校 1 捜真女学校高等学部 1 桐蔭学園高等学校 1 日本女子大学附属高等学校 1 1 2 1 東京都立蔵前工業高等学校 1 9 1 東京成徳大学高等学校 1 18 3 東京都市大学等々力中学校・高等学校 1 8 1 1 京華中学・高等学校 東京成徳大学中学校 栃木県立栃木商業高等学校 (学校名なし) 調布市立第五中学校 21 1 1 栃木県立上三川高等学校 1 1 4 長野女子高等学校 1 青森市立黒石中学校 弘前東高等学校 4 栃木県立鹿沼高等学校 1 1 応 募 校一覧 クラーク記念国際高等学校仙台キャンパス 1 宮城県気仙沼西高等学校 1 1 北区立浮間中学校 1 1 2 1 江戸川区立葛西第二中学校 北海道釧路東高等学校 北海道札幌平岡高等学校 1 1 1 北海道北見北斗高等学校 1 13 東京都 豊島岡女子学園高等学校 15 1 富谷町立富谷第二中学校 1 1 長野県飯田OIDE長姫高等学校 1 1 北海道北見柏陽高等学校 (学校名なし) 44 応募数 グループ 個人 石狩市立厚田中学校 武修館高等学校 青森県 都道府県名 45 応募校一覧 都道府県名 ※順不同 学校名 PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 応募数 グループ 個人 横須賀学院高等学校 1 横浜市立みなと総合高等学校 都道府県名 学校名 応募数 グループ 個人 都道府県名 学校名 応募数 グループ 個人 京都府立綾部高等学校 東分校 2 笠岡市立白石中学校 1 京都府立桂高等学校 1 高梁市立有漢中学校 1 京都府立城南菱創高等学校 1 岡山学芸館高等学校 1 京都府立洛東高等学校 1 岡山県美作高等学校 1 京都市立洛陽工業高等学校 1 岐阜県立岐阜聾学校 1 静岡市立長田南中学校 1 清水町立南中学校 1 鶴見大学 関西ブロック 1 1 聖光学院中学校・高等学校 応募数 グループ 個人 岐阜県立岐阜商業高等学校 1 神奈川県 横浜創英高等学校 学校名 岐阜県 岐阜県立長良特別支援学校 1 横浜市立金沢高等学校 下田市立下田中学校 1 都道府県名 1 1 6 学校名 応募数 グループ 個人 京都府 岡山県 1 愛媛県立野村高等学校 1 愛媛県 愛媛県立松山工業高等学校 1 愛媛県立三崎高等学校 1 新田高等学校 1 1 岡山県立玉野光南高等学校 1 阿南市立阿南中学校 1 平安女学院中学校・高等学校 1 岡山県立新見高等学校 17 阿波市立土成中学校 1 1 京都ノートルダム女子大学 1 岡山県立和気閑谷高等学校 1 鳴門市立鳴門市第一中学校 1 徳島県立新野高等学校 1 東近江市立五個荘中学校 1 聖ヨゼフ学園日星高等学校 守山市立守山北中学校 1 滋賀県立八日市南高等学校 裾野市立東中学校 上野原市立上野原西中学校 1 沼津市立片浜中学校 1 身延山高等学校 1 浜松市立開成中学校 1 立命館守山高等学校 1 相生市立那波中学校 1 知夫村立知夫中学校 1 山梨英和高等学校 1 浜松市立舞阪中学校 1 聖パウロ学園光泉中学・高等学校 1 芦屋市立山手中学校 1 出雲西高等学校 1 徳島県立阿波高等学校 1 山梨県立市川高等学校 1 浜松市立三方原中学校 1 奈良市立都南中学校 1 尼崎市立小田北中学校 1 島根県立情報科学高等学校 1 徳島県立徳島商業高等学校 1 滋賀県 島根県 6 奈良市立富雄中学校 1 伊丹市立荒牧中学校 1 高等学校 372 静岡県 静岡英和女学院高等学校 1 奈良市立伏見中学校 1 小野市立旭丘中学校 1 奈良県立畝傍高等学校 1 加古川市立両荘中学校 1 呉市立郷原中学校 1 その他/学校名なし 10 東海・北陸ブロック 学校名 島根県立平田高等学校 7 高知市立潮江中学校 1 大竹市立玖波中学校 2 高知市立横浜中学校 1 高知県 高知県立大方高等学校 1 静岡県立科学技術高等学校 2 奈良県立平城高等学校 1 洲本市立由良中学校 1 広島市立高取北中学校 1 高知県立嶺北高等学校 1 静岡県立湖西高等学校 1 西大和学園高等学校 1 豊岡市立港中学校 1 広島市立可部中学校 1 高知市立高知商業高等学校 1 静岡県立相良高等学校 1 海南市立亀川中学校 1 兵庫県立芦屋国際中等教育学校 広島市立三和中学校 1 中学校 静岡県立島田高等学校 1 串本町立潮岬中学校 1 芦屋学園高等学校 広島市立清和中学校 1 高等学校 田辺市立中辺路中学校 1 神戸市立須磨翔風高等学校 広島市立中広中学校 1 その他/学校名なし 和歌山県立粉河高等学校 1 和泉市立南松尾中学校 1 1 静岡県立浜松大平台高等学校 2 常葉学園高等学校 1 浜松日体高等学校 応募数 奈良県 5 徳島県 静岡県立磐田農業高等学校 静岡県立沼津西高等学校 和歌山県 7 大阪市立長吉西中学校 1 8 1 1 1 広島市立早稲田中学校 雲雀丘学園高等学校 1 兵庫県立相生産業高等学校 1 兵庫県立明石北高等学校 1 兵庫県立明石高等学校 1 広島県立廿日市高等学校 兵庫県立明石西高等学校 1 広島県立広高等学校 1 広島県 三原市立第二中学校 1 広島県立祇園北高等学校 1 1 河内長野市立千代田中学校 1 1 岡崎市立竜南中学校 1 堺市立美原中学校 1 1 堺市立八下中学校 1 兵庫県立明石南高等学校 1 広島県立福山葦陽高等学校 1 6 高槻市立第一中学校 1 兵庫県立芦屋高等学校 1 広島県立宮島工業高等学校 1 富山市立奥田中学校 1 尾張旭市立旭中学校 高岡龍谷高等学校 1 刈谷市立刈谷南中学校 1 252 71 3 1 九州ブロック 応 募 校一覧 岡崎市立岩津中学校 兵庫県 1 186 グループ 個人 富山市立大泉中学校 1 応募数 1 刈谷市立富士松中学校 1 高槻市立柳川中学校 1 兵庫県立伊丹北高等学校 1 広島県立油木高等学校 2 富山県立中央農業高等学校 1 北名古屋市立師勝中学校 1 大阪市立扇町総合高等学校 1 兵庫県立柏原高等学校 1 広島翔洋高等学校 1 富山県立富山いずみ高等学校 1 清須市立新川中学校 1 大阪市立住吉商業高等学校 1 兵庫県立神戸北高等学校 1 盈進中学校・高等学校 1 久留米信愛女学院中学校 1 1 江南市立宮田中学校 1 大阪市立中央高等学校 1 兵庫県立佐用高等学校 1 A ICJ中学・高等学校 1 古賀市立古賀北中学校 1 1 国立愛知教育大学附属岡崎中学校 6 大阪市立鶴見商業高等学校 1 兵庫県立三田西陵高等学校 新宮町立新宮中学校相島分校 1 1 新城市立鳳来中学校 1 大阪信愛女学院高等学校 1 兵庫県立東播工業高等学校 1 宇部市立藤山中学校 1 筑紫野市立筑山中学校 七尾市立能登香島中学校 1 瀬戸市立水無瀬中学校 1 大阪聖母女学院高等学校 1 兵庫県立豊岡高等学校 (定時制) 1 防府市立佐波中学校 1 福岡県立輝翔館中等教育学校 白山市立笠間中学校 1 東海市立横須賀中学校 1 大阪府立芥川高等学校 2 兵庫県立豊岡総合高等学校 8 山口県 山口市立二島中学校 1 福岡市立高宮中学校 1 長久手市立長久手中学校 1 大阪府立泉鳥取高等学校 1 兵庫県立西脇高等学校 1 山口市立湯田中学校 1 久留米学園高等学校 1 大阪府立大冠高等学校 1 兵庫県立農業高等学校 1 下関市立下関商業高等学校 1 筑陽学園高等学校 大阪府立河南高等学校 1 兵庫県立三木北高等学校 1 山口県立山口農業高等学校 1 常磐高等学校 大阪府立金剛高等学校 1 賢明女子学院中学校・高等学校 1 宇多津町立宇多津中学校 1 福岡県 中村学園女子高等学校 1 大阪府立大正高等学校 1 中学校 39 坂出市立岩黒中学校 1 福岡県立青豊高等学校 1 大阪府立長吉高等学校 1 高等学校 73 善通寺市立東中学校 1 福岡県立浮羽工業高等学校 1 その他/学校名なし 8 高松市立香東中学校 1 福岡県立宇美商業高等学校 1 富山県 富山県立雄山高等学校 富山県立富山工業高等学校 加賀市立山代中学校 小松市立板津中学校 石川県 石川県立穴水高等学校 1 1 1 岩国市立川下中学校 4 9 都道府県名 学校名 グループ 個人 1 106 石川県立翠星高等学校 2 愛知県 名古屋市立供米田中学校 石川県立津幡高等学校 1 名古屋市立日比野中学校 1 石川県立七尾高等学校 2 名古屋市立牧の池中学校 1 日本航空高等学校石川 1 名古屋市立守山西中学校 1 坂井市立三国中学校 1 愛知県立岡崎東高等学校 福井市立越廼中学校 1 愛知県立木曽川高等学校 1 大阪府立西淀川高等学校 1 福井県立小浜水産高等学校 1 愛知県立津島北高等学校 1 大阪府立農芸高等学校 1 高松市立山田中学校 1 福岡県立鞍手高等学校 福井県立丸岡高等学校 1 愛知県立三好高等学校 1 大阪府立枚岡樟風高等学校 1 香川県 直島町立直島中学校 1 福岡県立青豊高等学校 各務原市立那加中学校 1 桜花学園高等学校 大阪府立藤井寺工科高等学校 1 丸亀市立飯山中学校 1 福岡県立宗像高等学校 1 可児市立広陵中学校 1 桜丘高等学校 1 大阪府立藤井寺高等学校 1 香川県立琴平高等学校 1 福岡県立若松商業高等学校 1 岐阜市立岐阜清流中学校 1 同朋高等学校 1 大阪府立北摂つばさ高等学校 1 香川県立多度津高等学校 1 その他 1 岐阜市立岐阜中央中学校 1 名古屋市立向陽高等学校 1 大阪府立岬高等学校 1 高松中央高等学校 1 関市立小金田中学校 1 光ヶ丘女子高等学校 1 大阪府立みどり清朋高等学校 1 誉高等学校 1 四條畷学園高等学校 6 関市立桜ケ丘中学校 1 関市立武芸川中学校 1 多治見市立笠原中学校 1 多治見市立多治見中学校 1 多治見市立南姫中学校 1 美濃加茂市立西中学校 岐阜県立各務原高等学校 1 岐阜県立加茂高等学校 岐阜県立岐阜高等学校 46 愛媛県立新居浜東高等学校 6 1 浜松日体中学校 岐阜県 応募数 グループ 個人 岡山県立玉島高等学校 大津市立伊香立中学校 144 福井県 学校名 1 中学校 都道府県名 都道府県名 1 (学校名なし) 山梨県 都道府県名 松阪市立鎌田中学校 三重県 三重県立白山高等学校 高田中・高等学校 大阪府 3 46 中国・四国ブロック (学校名なし) 都道府県名 学校名 1 太成学院大学高等学校 1 1 箕面自由学園高等学校 1 岡山県立岡山大安寺中等教育学校 1 大阪信愛女学院中学校・高等学校 1 応募数 伊予市立伊予中学校 佐賀県 佐賀県立唐津工業高等学校 1 1 1 1 1 1 西予市立野村中学校 1 諫早市立森山中学校 1 岡山市立光南台中学校 1 新田青雲中等教育学校 1 雲仙市立吾妻中学校 1 雲仙市立北串中学校 1 愛媛県 今治精華高等学校 帝塚山学院泉ケ丘中学校、高等学校 1 岡山市立操南中学校 2 3 高等学校 95 同志社香里中学校・高等学校 2 岡山県 岡山市立建部中学校 1 愛媛県立今治北高等学校 1 その他/学校名なし 亀岡市立東輝中学校 1 岡山市立中山中学校 2 愛媛県立伊予農業高等学校 1 岡山市立福浜中学校 1 1 笠岡市立金浦中学校 京都市立銅駝美術工芸高等学校 17 伊万里市立伊万里中学校 1 佐賀県立致遠館高等学校 71 京都府 京都市立双ヶ丘中学校 1 3 1 中学校 3 (学校名なし) 1 宇和島市立宇和海中学校 グループ 個人 2 1 1 1 1 2 1 長崎県 佐世保市立崎辺中学校 1 1 佐世保市立山澄中学校 1 愛媛県立内子高等学校 1 新上五島町立有川中学校 1 愛媛県立新居浜工業高等学校 1 新上五島町立魚目中学校 1 47 〈締切日〉 応募校一覧 あなたのボランティアを聞かせてください!! ※順不同 アワード 第18回 (2014年) 都道府県名 学校名 応募数 グループ 個人 都道府県名 学校名 応募数 グループ 個人 西原村立西原中学校 1 名護市立屋我地中学校 1 対馬市立鷄知中学校 1 熊本県立荒尾高等学校 1 西原町立西原東中学校 1 対馬市立豆酘中学校 1 熊本県立鹿本農業高等学校 1 南風原町立南星中学校 1 1 熊本県 熊本県立八代農業高等学校泉分校 1 1 長崎市立池島中学校 1 熊本市立必由館高等学校 長崎市立梅香崎中学校 1 熊本信愛女学院高等学校 1 長崎市立三和中学校 2 真和高等学校 1 長崎市立野母崎中学校 1 えびの市立真幸中学校 長崎市立福田中学校 1 国富町立八代中学校 長崎市立緑が丘中学校 1 日南市立鵜戸中学校 1 長崎市立南中学校 1 延岡市立三川内中学校 1 長与町立長与中学校 1 日向市立富島中学校 1 東彼杵町立千綿中学校 1 都城市立西中学校 1 海星高等学校 2 都城市立山田中学校 1 長崎県 長崎県立国見高等学校 1 宮崎県 熊本市立千原台高等学校 1 沖縄県立中部農林高等学校 1 沖縄県立那覇西高等学校 2 昭和薬科大学附属高等学校 アワード 2 185 1 高等学校 133 1 その他/学校名なし 宮崎学園中学校 島原中央高等学校 1 宮崎県立都農高等学校 1 宮崎県立富島高等学校 1 応募者全員に、感謝状と記念品を進呈します 11 ※グループ応募の場合、感謝状はグループに1枚お贈りします。 募集内容 1 1 鵬翔高等学校 ボランティア・スピリット賞 募集について 「ボランティア・スピリット賞 」は 12歳から18歳までの青少年を対象とした ボランティア支援プログラムです。 2 中学校 1 1 沖縄県 沖縄県立向陽高等学校 1 佐世保実業高等学校 純心女子高等学校 1 皆さんがどのようなボランティア活動をしているのか、活動を通して学んだことなどを応募用紙に書いてください。 対象 ・ボランティア活動をしている個人またはグループが応募できます。 ・応募者の年齢が、応募締切時点(2014年9月12日)で12歳以上18歳以下であること。 ・受賞歴にかかわらず、何度でも応募できます。 長崎県立諫早農業高等学校 1 宮崎県立日南高等学校 1 長崎県立上対馬高等学校 1 宮崎県立延岡星雲高等学校 1 長崎県立五島海陽高等学校 1 宮崎県立都城泉ケ丘高等学校 長崎県立佐世保東翔高等学校 1 阿久根市立阿久根中学校 1 長崎県立佐世保南高等学校 2 阿久根市立三笠中学校 1 長崎県立島原商業高等学校 1 奄美市立名瀬中学校 1 長崎県立西彼農業高等学校 2 出水市立米ノ津中学校 1 長崎県立清峰高等学校 1 出水市立荘中学校 1 長崎県立長崎鶴洋高等学校 1 いちき串木野市立羽島中学校 1 長崎県立平戸高等学校 1 指宿市立開聞中学校 1 2014年4月中旬~2014年9月12日(金)当日消印有効 長崎総合科学大学附属高等学校 1 鹿児島県立大崎中学校 1 ※詳細は2014年4月中旬にホームページならびに全国の中学校、高等学校宛に郵便にてご案内します。 佐世保市立宇久中学校・高等学校 1 鹿児島市立黒神中学校 1 臼杵市立野津中学校 1 鹿児島市立清水中学校 1 大分市立稙田南中学校 1 鹿児島市立谷山北中学校 1 国立大分大学教育福祉科学部附属中学校 1 鹿児島市立東桜島中学校 1 竹田市立久住中学校 2 鹿屋市立大姶良中学校 1 1 津久見市立保戸島中学校 1 鹿屋市立高須中学校 1 日出町立南端中学校 1 鹿屋市立花岡中学校 1 日田市立大明中学校 1 志布志市立伊崎田中学校 1 由布市立庄内中学校 1 鹿児島県 志布志市立田之浦中学校 1 大分県立大分商業高等学校 1 南さつま市立加世田中学校 1 大分県立大分東高等学校 1 鹿児島県立鹿児島工業高等学校 1 大分県立大分南高等学校 1 鹿児島県立鹿児島水産高等学校 1 大分県立国東高等学校 1 鹿児島県立霧島高等学校 1 鹿児島県立薩摩中央高等学校 1 鹿児島県立松陽高等学校 1 大分県立高田高等学校 1 大分県立津久見高等学校 海洋科学校 1 大分県立日田林工高等学校 1 1 募集期間 1 1 鹿児島県立種子島高等学校 別府市立別府商業高等学校 1 鹿児島県立隼人工業高等学校 1 1 1 鹿児島県立吹上高等学校 1 国立大分工業高等専門学校 1 鹿児島純心女子高等学校 6 天草市立有明中学校 1 尚志館高等学校 1 天草市立新和中学校 1 鳳凰高等学校 3 熊本市立帯山中学校 2 屋久島おおぞら高等学校 1 熊本市立城南中学校 1 大口明光学園中学校高等学校 6 沖縄県 浦添市立神森中学校 1 沖縄市立美里中学校 1 40名(グループ) 5万円のボランティア活動支援金と表彰状、銀メダル ブロック賞受賞者より8名(グループ) 10万円のボランティア活動支援金と表彰状、クリスタルトロフィー ブロック賞受賞者より2名(グループ) 10万円のボランティア活動支援金と表彰状、金メダル、クリスタルトロフィー 全国表彰式に参加されたブロック賞受賞者の皆さんに、代表2名(グループ)を選出していただき、 2015年5月にアメリカ・ワシントンD.C.にて開催される全米表彰式へ派遣します。 ※グループ受賞の場合は表彰式のご招待は代表1名とさせていただきます。 日本文理大学附属高等学校 2 ブロック賞 米国ボランティア 親善大使 1 1 150名(グループ) 2万円のボランティア活動支援金と表彰状、銅メダル 文部科学大臣賞 1 熊本市立力合中学校 コミュニティ賞 奨励賞 鹿児島県立武岡台高等学校 熊本市立北部中学校 各賞について SPIRIT OF COMMUNITY 鹿児島県立末吉高等学校 岩田中学校・高等学校 対象活動期間 2013年4月以降に行われた(行われている)活動であること。 35 大分東明高等学校 48 グループ 個人 1 長崎市立伊王島中学校 熊本県 学校名 新上五島町立奈良尾中学校 長崎県立佐世保北中学校 大分県 都道府県名 応募数 13 審査項目 ◦地域貢献度 ◦発想力 ◦企画力 ◦実行力 ◦リーダーシップ ◦学んだこと・感じたこと などを総合的に審査します。 お問い合わせ先&応募用紙請求先 PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY アワード ボランティア・スピリット賞 事務局(資料請求係) 〒100 -0014 千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー ホームページ:www.vspirit.jp TEL:03-5501-5364 Eメール:[email protected] 応募用紙はホームページからダウンロードいただけます 携帯サイトは こちらから→ 2014年 9/12(金) 当日消印 有効
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