東北大学病院・総合地域医療教育支援部教員（看護）募集要項 ❖公募概略東北大学は、東日本大震災で傷ついた被災地域において、東北大学病院・医学系研究科・東北メディカルメガバンク機構と共同で立ち上げた地域医療復興センター事業に協力しながら、最先端医療システムの構築、先端研究の融合、得られた成果をいち早く被災地に還元するプロジェクトを宮城県と進めてきました。特に循環型医師支援制度は医師不足で困窮する地域医療機関にとって不可欠な支援となっただけでなく、これまで例のない画期的な制度として日本国中から注目を集めています。今回、被災地復興に不可欠な医療人材として看護支援が喫緊の課題であると考え、東日本大震災の被災地域を中心に地域に根差した診療活動を展開できる意欲溢れる看護師（循環型地域支援ナース）を公募することとなりました。地域医療支援と最先端研究に興味を抱く看護教員を全国より広く募集いたします。 ❖募集人員助教（もしくは助手）1 名平成 28 年 8 月１日任用予定。＊役職・称号については、国立大学法人東北大学規程等に則り決定されます。＊平成 28 年 8 月１日以前や現職引き継ぎ等の状況に応じた猶予を持っての採用も相談可能です。＊博士号の有無にかかわらず応募可能ですが博士号未取得者の場合は助手採用となります。博士号未取得者には大学の規定に則ったキャリア・アップ支援策が準備されています。 ❖業務内容および特徴(循環型看護師支援システムによる地域医療への貢献）宮城県の地域医療機関に、交代で一時的に配属（4 か月前後）されます。その間、地域医療機関に常勤雇用されると同時に、大学病院職を中断し、東北大学地域医療復興センター連携地域医療専従看護師・東北大学メディカルメガバンク機構非常勤講師としての職務を委嘱します。この循環型支援ナースは地域遠隔医学教育ネットワークへの参加、長期キャリア支援プログラム、医学研究指導など、多様な支援体制を享受できます。地域医療機関での支援期間以外はとして、高度先進医療への参加や先端研究を行います。大学病院の各診療科・病棟と連携しながら、自身の専門性向上のための各種資格取得も可能です。また、修士もしくは博士号未取得の方には、本事業における研究を通じて東北大学での研究の支援体制、メンタリング、論文執筆指導、博士号取得のサポートなどが整備されています。社会人大学院生制度、長期履修制度などを利用した非常勤型就学プラン、地域医療機関長期滞在型研修も可能です（詳細は別途、対応いたしますので、お気軽にご相談ください）。 ❖応募資格 ○男女、国籍を問わず、日本国の看護師免許を有している者（必須）（准看護師免許の場合はその他の資格、学歴、実地経験等で考慮する場合あり） ○看護師/保健師/助産師等の実務経験が少なくとも 1 年以上あることが望ましい。 ○被災地域での地域医療支援に興味のある方/地域に根差した臨床研究に興味のある方 ❖待遇等 ○雇用期間：地域医療機関の配属期間を含め１年度ごとの更新になります。＊更新の可能性あり ○給与等・年俸制：年俸額については学歴・研究歴・専門性等を考慮した国立大学法人東北大学特定有期雇用職員就業規則等により決定します。・諸手当：通勤手当あり、住居手当なし ○福利厚生・共済組合、社会保険加入・希望者は東北大学職員宿舎に入宿可能なお、地域医療機関に配属する期間の待遇は、所属医療機関の規定により決定されます。 ❖提出書類および選考方法１）履歴書１通(写真添付のこと) ２）最終学歴証明書（任用の際に提出いただきます。応募時には必要ありません） ◎一次選考書類選考/二次選考面接試験（選考後、教授会にて承認が必要） ❖締め切り期日平成２８年５月３１日必着 ❖提出先および問合せ先東北大学病院・総合地域医療教育支援部担当：野崎宛〒９８０－８５７４仙台市青葉区星陵町１－１ TEL０２２－２７３－６２８９（直通）：３６８９（内線） ※応募書類を郵送される場合は、簡易書留としてください。また、封書には「東北大学病院総合地域医療教育支援部教員応募書類在中」と朱書きしてください。