一般社団法人 第 43 回 日本創造経営協会 創造経営研究大会 「開発型創造企業が拓く生活者経済」 主催:一般社団法人日本創造経営協会 後援:公益社団法人全日本能率連盟 株式会社創造経営センター・監査法人薄衣佐吉事務所 税理士法人大和・株式会社ソウケイ・ハイネット 期 日:平成 28 年(2016 年)9 月 21 日(水)12:00 開場 会 場:経団連会館 2階 国際会議場 〒100-0004 東京都千代田区大手町 1-3-2 TEL:(03)6741-0222 FAX:(03)6741-0233 参加費:●無 料 (パーティーのみ 9,000 円/1 名) ※懇親会費につきましては、当日お支払いいただきますので、 お手数ですがご用意ください。 ※「参加券」につきましては、当日、会場にて配布させていただいております。 ご記入の上、ご入場ください。 ■講演の部 2階 国際会議場(12:45~17:00) 創造者表彰 事例研究発表「3 代 75 年経営への取組み-地域に根差した開発型創造企業への挑戦」 大進建設株式会社 代表取締役会長 夫人 代表取締役社長 夫人 専務取締役 取締役 齋藤 齋藤 齋藤 齋藤 笈川 丹羽 公男 紀子 元秀 加寿世 貴士 義人 中村 邦則 代表取締役社長 理事 森田 雅美 研究発表「創造経営教室から始まる人づくり組織づくり」 一般社団法人日本創造経営協会 創造経営研究大会 総括 株式会社創造経営センター 一般社団法人日本創造経営協会 ■懇親パーティー 理事 2階 経団連ホール(17:10~18:30) ■お問い合せ先:一般社団法人日本創造経営協会 創造経営研究大会 事務局(担当:押田・濵野・伊藤) 〒113-0033 東京都文京区本郷 2-10-9 冨士ビル 電話 03-3816-1451 Fax03-3814-1933 「3 代 75 年経営への取組み-地域に根差した開発型創造企業への挑戦」 大進建設株式会社 <発表テーマ> 大進建設株式会社は、昭和 44 年に毛織業から建設業への事業転換をはかり、群馬県 伊勢崎市において、40 年以上に渡り注文住宅事業を営んできました。兄弟二人三脚(現 会長、故前相談役)で順調に発展を遂げてきた当社は、バブル崩壊後の住宅着工件数減 少の波に巻き込まれていきました。 企業再建の原点は、夫婦での家の生命力創造でした。元につながることで、自分たち の使命と経営理念を見直し、家の再生と企業再建に取り組むことで、3 代 75 年経営の 礎を築かれてきました。 現会長夫妻、そして故前相談役夫妻によって、新たに芽吹いた企業生命の下で、現社 長と右腕、左腕の 3 人の後継者群が新事業開発に果敢に挑戦し、企業再建を見事に成し 遂げ、平成 26 年 1 月に事業継承されました。 2 代に渡り、企業再建、そして新事業開発へと挑戦してきた企業の歩みとともに、そ れを支えてきたそれぞれの家の生命力創造への取組み、そして未来への希望を、各ご夫 妻にそれぞれの立場でご発表いただきます。 1.3 代 75 年経営の礎を夫婦で創る 代表取締役会長 夫人 代表取締役社長 夫人 齋藤 齋藤 齋藤 齋藤 公男氏 紀子氏 元秀氏 加寿世氏 経営危機克服のプロセスは、経営者自身の創造への転換プロセスです。 転換の入り口は、相手にあるのではなく、自分たち自身にありました。家 と企業の歴史を振り返り、自分たちの使命を見つめ直しました。それも、 創造婦人教室、ふうふ創造セミナーへの参加を通じた、夫婦での協働作業 でした。それを形にしたのが現在の経営理念となっています。 夫婦での悲喜転換の協働作業は、それまで対立の多かった故前相談役と の協働作業にも広がります。SDNET-300 で課題となった 30 社の同業他社 代表取締役会長 齋藤 公男氏 等を二人で訪問し、将来の事業構想を描き始めました。そして、現在の「健 康住宅」につながるパートナー企業との出会いへとつながっていきます。 創業の理念に基づいた、トップ 2 夫妻の取組みは、次世代へと引き継が れ、二人の願いに基づき 3 人の後継者群が創造経営大学校へ入校し、経営 者への道を歩み始めました。 3 代 75 年経営の礎となる経営理念を再構築していくプロセスを現会長 夫妻に、そしてそれをどう受け止めていたのかを現社長夫妻からご発表い ただきます。 夫人 齋藤 紀子氏 2.経営危機の克服と新事業開発への取組み 代表取締役社長 齋藤 元秀氏 専務取締役 笈川 貴士氏 取締役 丹羽 義人氏 当時 30 代だった 3 人の現役員が経営危機克服に真正面から取り組んで きました。企業再建が軌道に乗り始めてからは、それぞれが中核機能(商 品開発、販売、施工)を担い、経営体質を強化してきました。 その取り組みは、自分たち自身で業務システムそのものを見直し、営業 業務フロー、設計業務フロー、施工業務フローを経営理念に基づき、一か ら創りなおすプロセスでもありました。同時に、パートナー企業との連携 により、新商品開発へ取り組み、 「健康住宅」として、新しい家づくりを 代表取締役社長 齋藤 元秀氏 地域に提案するまでに至っています。 ただし、そのプロセスは同時に、3 人それぞれの葛藤と対立を克服して いくプロセスでもあります。3 役員は、順次創造経営大学校で、自分の家 の使命と大進建設での使命を重ね合わせ、事業開発と補完者、そして次世 代の人づくりに取り組んでいます。そして、平成 26 年 1 月に事業継承式 において、心を一つにして、大進建設の発展に力を尽くしていくことを誓 いました。 3 人のそれぞれの立場から、これまでの取組みとともに、これからの夢 取締役 丹羽 義人氏 をご発表いただきます。 3.祖先の願いに応えていく-創造経営大学校報告 専務取締役 笈川 貴士氏 中級コースで、笈川家が開拓家系であることを知った笈川氏は、創造経 営大学校で、現在に至る笈川家の歴史を調べました。笈川家の祖徳ととも に、悲しみと苦しみの原因を知り、両親への感謝の念を深め、自身が悲喜 転換を引き継いでいくこととしました。そして、結婚と大進建設への入社 は、必然だったことに気付き、現社長を公私ともに支えていく決意をして います。まさに、家と企業における使命が一致した瞬間です。 創造経営大学校での気づきとともに、これからの取組みの決意をご発表 専務取締役 いただきます。 笈川 貴士氏 [社 名] [代表者] [所在地] [従業員] [創 業] 大進建設株式会社 代表取締役会長 齋藤 公男 代表取締役社長 齋藤 元秀 群馬県伊勢崎市平和町 25-5 28 名(平成 28 年 5 月末現在) 大正 10 年 (創立 昭和 25 年) 一般社団法人日本創造経営協会 第 43 回創造経営研究大会 日本創造経営協会の家庭・生命に根ざした人材育成活動は、核家族から単身家族の増加が進み、家族関係、そして地 域社会における人間関係が希薄になっていく社会構造上の危機に対し、今こそ必要とされる人づくりの活動です。 平成 28 年は、第 43 回を迎えた「創造経営研究大会」として『開発型創造企業が拓く生活者経済』の活動に取り組み ます。 ご多用とは存じますが、ご夫妻で、また、お知り合いをお誘い頂き、ご来場下さいますようご案内いたします。 一般社団法人日本創造経営協会 理事長 山口 脩 □研究発表「創造経営教室から始まる人づくり組織づくり」 日本創造経営グループの目標は、会員各社が創造的な組織に成長することです。 創造的な組織とは、創造者が30%以上いる経営革新が可能となる開発型の創造企業 です。しかし、これまでの創造経営教室の参加の仕組みは、各社各様であり、創造者の 育成がなかなか図れず、自立企業の段階に留まる会員企業が多くありました。 今年度、創造者を30%以上育成するために、創造経営教育の仕組みを変革しました。 具体的には、人間性の開発を目的とした基礎コースに参加した人すべてが、創造への 誓いをやり切り、責任能力の開発を目的とした中級コースに参加する一貫した人間性教 育の仕組みを創り上げました。さらに、マネジメント能力や職務能力の向上を目的とし た社内の人材育成システムと創造経営教育の相互補完を行い、創造的なリーダーを育成 します。 これらの人材育成の仕組みを、事例をもとに発表します。 会場案内(経団連会館に変更させていただきました)
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