Multi-PAS System マルチパスシステム 反応・動作時間によるパフォーマンス・認知機能評価 スポーツ 心理・リハビリテーション 人間工学 小動物実験 知覚トレーニング 高次脳機能障害評価 作業効率 強化スケジュール 予測スキル 発達心理 ヒューマンエラー 視覚弁別課題 敏捷性 高齢者心理 ユーザビリティ評価 運動学習 知覚研究 フィールドテスト 心理学基礎実験 株式会社 ディケイエイチ マルチパスシステムとは 反応時間、移動時間、正 / 誤反応率といった情報を元に、パフォーマンスの評価を行うことのできるシステムです。 大型の刺激装置やリアルな映像刺激、複数の反応装置を使って実際のスポーツ現場に近い環境を再現できます。 また、音や光だけでなく、任意の静止画 / 動画を利用できるので、スポーツだけでなく、認知機能評価や 人間工学向けの実験を構築することができます。 光った方向にジャンプし、ボール型スイッチに タッチ 算出値: 光 っ て か ら ジ ャ ン プ す る ま で の 反 応 時 間、 ジャンプしてボールに触れるまでの移動時間 応用分野: バレーボール、バスケットボール 資料提供:大同大学 山田雄太先生 シュート方向を判断し、その方向のマットへ ジャンプ。ゴールキーパーの動作を模擬 算出値: 動作開始から映像のシュート時点までの時間、 方向マットまでの移動時間・正誤率 応用分野: サッカー・ハンドボールのシュート、 テニス・バドミントン・卓球のサーブ スタート合図でマットを離れ、投受光器の 間を走行し、光った方向に方向転換 算出値: スタート合図から動作開始までの反応時間、 投受光器間の移動時間 (*映像収録により方向転換時の動作解析も可能) 応用分野: サッカーなどフィールドスポーツの方向転換 動作 6方向のいずれか光った方へ移動しセンター にバック 算出値: コート上に敷いたマットスイッチから反応時間、 フットワーク(移動時間)を算出 応用分野: バドミントン、テニス 2 メインユニット マルチパスプログラム 設定 呈示 データ 計測 刺激 光・音 画像・映像 センサ スイッチ 反応 呈示された画像 / 映像を見て正解のキーを押下 光・音のリズムに合わせてタッピング 算出値: 算出値: リズムとタッピングのずれ、タッピング間隔 応用分野: リズム協応動作、タイミング制御 キー押下までの反応時間、正誤率 応用分野: 心的回転、記憶力テスト、視覚探索 持続処理課題、空間性注意機能 赤 黄 緑 青 A B C D 実験前半は呈示される漢字の意味と一致する キーを押下、後半は文字の色のキーを押下 表示された複数のラベルの中から、あらかじめ指示 された内容のラベルと一致するキーを押下 算出値: 算出値: キー押下までの時間、正誤率 見つけ出すまでの時間、正誤率 応用分野: ストループ課題 応用分野: デザインのわかりやすさに対する評価、ビジュアルの 2種類の高さの音が出現頻度を変えて呈示されるので 指定された高さの音をカウント ひとつの工程が終了したら 一定回数レバー押下で キーを押下 餌がもらえることを学習 算出値: 算出値: 刺激信号が脳波計に出力されるので、脳波と刺激発生の タイミングを正確に照らし合わせることができる 応用分野: 事象関連電位 嗜好性についての評価 作業工程ごとの時間 手順の正誤 応用分野: 作業効率 ヒューマンエラー 算出値: レバー押し回数の変化 間隔 応用分野:動物オペラント実験 3 マルチパスシステムの独自性 研究者のニーズにこたえる柔軟性 ■さまざまな刺激装置・反応装置を組み合わせて目的の実験環境を構築 • 大型の多チャンネル光刺激呈示装置をフィールドやコートに設置することで 実際の環境に近い空間を作り出します。 9 刺激呈示器 • 複数のマットスイッチや投受光器(*) を反応装置として使い、全身の動きを マットスイッチ ともなう反応時間計測を行うことができます。 *投受光器:投光器・受光器間の光線遮断により ON/OFF を感知する装置 • 刺激・反応チャンネルはそれぞれ 8 個まで用意されています。サブユニットを 使うとそれぞれ 16 チャンネルまで増設できます。多くの刺激・反応装置 を使用することが可能です。 メインユニット + サブユニット • リアルな映像を刺激として使うことができます。プロジェクターなどの大型ディスプレイを使えば、より現実の世界に 近い模擬刺激となります。 映像の開始や終了時点だけでなく、あるフレームを イベントとして指定できます。そのフレームが 表示された時刻から反応までの時間が算出 されます。 イベントフレーム表示 動画再生 反応時間 反応入力 (反応キー、マットスイッチなど) *呈示できる映像の解像度は PC スペックにより異なります。お使いの PC でスムーズに再生できる解像度の映像をご使用ください。 • 自分で作成した静止画 / 動画を利用できるので、研究者独自の認知機能評価や 心理学実験の課題を作成することが可能です。 *対応メディアフォーマット 静止画:JPEG/BMP 動画:AVI ■あらゆる測定パターンを PC で簡単作成 • 反応時間計測の典型的な測定メニューが用意されています。単純反応だけ でなく、選択・系列反応等の測定や、動物実験や人間工学向けのメニューも 選択できます。 • 刺激の呈示数 / 呈示順序 / 持続時間など、より細かなカスタマイズは表形式の 画面で行います。 表計算ソフトのようなわかりやすい操作です。 • 多くのサンプルファイルが付属しています。これらの計測設定を必要に応じて変更すれば、目的の実験への近道となります。 4 ■脳波・筋電・心拍などの生体信号記録との同期が可能 • 他の測定システムと反応時間計測を組み合わせて行うためのインター フェースが用意されています。 • トリガ信号を出力できるので、他の計測システムとタイミングを 合わせた計測を行うことができます。 • 刺激 / 反応があったときに TTL 信号を出力するので、脳波計や筋電計で イベントとして取り込むことができます。 例えば、筋電反応時間を測定する場合、刺激発生のタイミングが筋電図上で明確になります。 また、事象関連電位の分析を行う際、事象発生のタイミングを脳波計に取り込むことで 加算平均波形の算出が容易になります。 高い測定精度 • ユニット内部のマイコンが時間計測を行います。それにより、スイッチ押下のタイミングを 1ms の精度で測定し、かつ、 正確な刺激呈示を行います。 • 映像刺激を使用する場合、イベントフレームを専用フォトセンサで 実測し PC やディスプレイ装置による呈示誤差を解消します。 フォトセンサ 接続イメージ 分析目的に応じた時間情報を算出 • 刺激 / 反応の発生 / 終了時刻はすべて記録されるので、その中から、 正 / 誤 / 見越し反応時間、移動時間、反応時刻など必要な時間情報 を抽出できます。 • 算出項目をプログラムで設定しておけば、計測後にすぐに算出されます。 • 時間表以外に、反応時間の変位を表す反応時間グラフや、刺激 / 反応 反応時間グラフ 信号を矩形波の形で表す生データグラフを表示することも可能です。 生データグラフ • 正 / 誤 / 無反応 / 見越し反応の数を集計できます。 反応種別表 • すべての刺激 / 反応の発生 / 終了時刻を生データとしてテキスト出力できます。 5 システム構成 ■マルチパスシステム(多チャンネル光刺激呈示用) 9刺激呈示装置 メインユニット 反応キーボックス マルチパスシステム (内訳) メインユニット システム用プログラム 9刺激呈示装置(ケーブル 25m 含む) 反応キーボックス(ケーブル 5m) マットスイッチ(延長ケーブル 25m 含む) PTS-111B 1 組 PH-1131A IFS-70 PH-1132B PH-1251M PH-1261M PTS-141 1組 PH-1131A IFS-70 PH-1251M PH-1147 IFS-71 1 1 1 4 2 *パソコンはオプションです マットスイッチ ■マルチパス画像刺激システム マルチパス画像刺激システム (内訳) メインユニット システム用プログラム 反応キーボックス(ケーブル 5m) 画像刺激呈示用 IF ユニット 画像刺激呈示プログラム メインユニット 1 1 4 1 1 USB 接続画像刺激用インターフェースユニット開発中 画像 IF ユニット *パソコンはオプションです 反応キーボックス ■オプション a (刺激 16ch、反応 16ch まで拡張できます。 ) b c d (140 x 110 x 50) (300 x 200 x 100 Φ 120mm) 拡張オプション a. サブユニット PH-1136A 刺激呈示装置 b. 9刺激呈示装置(ケーブル 25m 含む) c. 小型9刺激呈示装置(ケーブル 2m 含む) d. 補助刺激呈示装置(ケーブル 5m 含む) e. 多色刺激呈示器(ケーブル含む) PH-1132B PH-1138 PH-1133 PH-1250AM e (700 x 600 x 165 光刺激部 Φ 120mm) (200 x 150 x 110 Φ 60mm) f g i (660x1000) 6 h j (500x510) 反応装置 f. 反応キーボックス(ケーブル 5m) PH-1251M g. タッチスイッチ I/F(ケーブル 25m) PH-1134A g. タッチ電極 PH-1139 h. バレーボール半球型タッチ電極・専用三脚 / 重り PH-1139-VB・PH-1148 i. マットスイッチ(ケーブル 25m 含) PH-1261M j. 小型マットスイッチ(ケーブル 25m 含) PH-1266M k. 投受光器(ケーブル 25m 含)・専用三脚(2 台組) PH-1212MA・CX-440-X2 l. 音声トリガ装置(マイク・変換ケーブル含) PH-1211M 音声トリガ専用ズームマイク PH-1220B m. 荷重スイッチシステム(感圧センサ・4chFS アンプ・出力ケーブル・接続ケーブル) PH-462・PH-450A・KY-162・PH-1137 k l ( マイクの仕様は変更になる場合があります ) m ■ AD 変換同期オプション 脳波や筋電などの生体信号記録との同期計測を行うため のインターフェースです。 AD 変換同期オプション (内訳) トリガインターフェースボックス 出力ケーブル スタートキー AD 変換同期用プログラム PTS-142 1組 PH-1140 KY-165 PH-1253 IFS-72 1 4 1 1 システム例 床反力計測との同期システム トライアスシステム マルチパスシステム トリガ信号 トリガ I/F ボックス 刺激信号 メインユニット 筋電計測との同期システム トライアスシステム マルチパスシステム トリガ信号 トリガ I/F ボックス 刺激・反応信号 メインユニット 映像刺激呈示用 モニタ マットスイッチ EMG アンプ 7 仕様 マルチパスプログラム ■目的別計測メニュー 計測メニュー 例 計測メニュー 単純反応 刺激 (S) と反応 (R) の組み合わせ • 刺激が呈示されたらできるだけ 早くボタンを押す 刺激スケジュール • 文字想起 • 順に呈示される数字の暗算 • 音を数える 選択反応 • 指示された色に対応する スイッチを押す • ストループ課題 マルチスイッチ • 作業順にスイッチを押す 系列反応 • 次々に呈示される刺激に追従 する運動学習 強化スケジュール • 指定した回数レバーを押すと 餌が出る • FR/VR/FI/VI/DRL/FT/VT スケジュール タッピング • 刺激のリズムにタイミングを 合わせた動作 • 定周期 / 任意設定のリズム 反応動作 • スタート合図でマット1を 離れてマット2を踏む ■入力チャンネル設定 チャンネル名編集 チャタリングキャンセル時間 ダイレクトスイッチ指定 ■計測設定 試行回数: 最大 500 回 1試行の刺激呈示数: 最大 16 回 複数刺激同時呈示設定 各試行開始方法: 連続 / 手動 間隔設定:数値入力 / 定周期 / 等差数列シャッフル / テキストファイル読み込み 刺激呈示 / 試行順序をシャッフル 刺激パターンプレビューグラフ表示 タッピングメニュー: 刺激パターン登録 10 まで 強化スケジュール: FR/VR/FI/VI/DRL/FT/VT 刺激呈示のみ / スイッチ入力のみの計測メニュー ■オリジナルメニュー登録 ■被験者情報登録 ユニット 計測精度: 入出力 ch 数: PC への接続: 1ms 各 8ch 最大 16ch(サブユニット追加時) USB ケーブル 刺激 (S) と反応 (R) の組み合わせ 例 ■正 / 誤 / 無反応 / 見越し反応識別 回数を集計、率を算出 被験者へのフィードバック(刺激呈示装置の音や光 / サウンドファイル) ■時間算出 正 / 誤 / 見越し反応時間 任意に指定した時間(反応時間、刺激呈示時刻、反応時刻、刺激間隔、反応間隔など) 算出時間の統計値(最大 / 最小 / 平均 / 分散 / 標準偏差 / 変動係数) ■グラフ表示 TimeChart: 反応時間の変化を波形表示 RawData: 刺激と反応の信号を矩形波として表示 表 / グラフの拡大表示 刺激 / 反応のイベントマーク ■データ出力 専用ファイル (*.mps)に保存 表 / グラフの印刷 算出時間 / 生データ / グラフデータコピー、グラフ画面コピー 生データ / グラフデータのテキストファイル出力 AD 変換同期オプション ■トリガインターフェースボックス トリガ入力: BNC 端子 TTL 負論理入力(接点入力使用可能) トリガ出力: BNC 端子 2 個 TTL 正論理出力・負論理出力 外部出力: 刺激 / 反応各 16ch TTL 正論理出力 ■ AD 変換同期用プログラム 計測スタートトリガ 生データエクスポート(弊社製 AD 変換システム TRIAS でインポート可能) アナログデータインポート / 波形表示 画像オプションプログラム ■画像ファイル(jpg/bmp)を刺激として呈示 高解像度呈示 ■映像ファイル (avi)を刺激呈示 呈示範囲指定 イベントフレーム指定 フォトマーク呈示、呈示位置とサイズ指定 付属サンプルファイル ■画像 / 映像刺激呈示テスト 位置選択 / ストループ色と文字 / 数字持続テスト / 視覚探索 / 記憶力テスト 図形回転 / 全身反応時間 / 前後ジャンプステップ / 運動学習 / 同期タッピング ■フルスクリーンプレビュー 組み立て / オドボール / 固定比率強化 / 映像刺激 接続例 システム条件 マルチパスシステム(多チャンネル光刺激呈示用) マルチパスプログラム OS: CPU: RAM: USB ポート : 小型9刺激呈示装置 USB Windows7 ( 32bit/64bit ), WindowsVista ( 32bit ) SP1 以上 , WindowsXP ( 32bit ) SP2 以上 Intel i5 同等以上推奨 1.0GB 以上推奨 × 2(プロテクトキー、メインユニット接続に使用) マルチパス画像刺激システム ノート PC(オプション) メインユニット 反応スイッチ OS: Windows7 ( 32bit ), WindowsVista ( 32bit ) SP1 以上 , WindowsXP ( 32bit ) SP2 以上 Windows7 64bit で画像 / 映像刺激を使用することはできません CPU: Intel i5 同等以上推奨 RAM: 4.0GB 以上推奨 グラフィック : グラフィック専用メモリ または Intel HD Graphics 3000 同等以上推奨 カードスロット : PCI Express USB ポート : × 2( プロテクトキー、メインユニット接続に使用 ) *カードスロット不要の USB 接続画像刺激用インターフェースユニットを開発中です。 *本システムの構成品目や型式及び仕様は、改良のために予告なく変更する場合があります。 *本システムに関連した特注機器の設計、製作を承ります。 株式会社ディケイエイチ 〒 175-0094 東京都板橋区成増 1-27-2 大沢ビル 3F TEL : 03-3979-6317 FAX : 03-3979-6318 E-Mail : [email protected] http://www.dkh.co.jp
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