デジタルマイクロスコープ 10X-200X デジタルマイクロスコープ /500X デジタルマイクロスコープ特長 200X デジタルマイクロスコープ（偏光板付きモデルを含む）は 10 ～ 200 倍範囲の可変倍率、500 ×デジタルマイクロスコープは 500 倍率です。高性能白色 LED を内蔵、付加的な照明なしに対象物を照射することができます。側面のフォーカスノブを調節すると、ユーザーのコンピューター（640 × 480）と SXGA（1280 × 1024）上倍率のかかった画像を表示、取り込みおよび録画できます。仕様 • • • • • • 画像センサー：有効ピクセル：信号出力：ゲイン制御：ホワイトバランス：スナップショットモード：電源： • • • • 1/4 インチ　カラー CMOS 画像センサー 1280（H）× 1024（V）ピクセル USB2.0 用シリアルデータオートゲインコントロール（AGC）自動ハードウエア／ソフトウエアから制御可能 USB ポートを介して 5VDC 消費電力： 110mA（AVG） OS： Windows XP SP2 以降および VISTA、７ 50 ×と 200 ×デジタルマイクロスコープの固定倍率：10 ×～ 200 ×範囲 CE、FCC および RoHS 準拠アプリケーション • • • • • • • • • • 皮膚試験頭皮試験産業検査　例：印刷回路ボード（PCB）検査電気部品の検査目視検査のアシスタント印刷物の検査繊維検査紙幣検査宝飾検査理科学教育 1 箱に含まれるもの • • • • デジタルマイクロスコープ本体 MicroViewer インストール CD ユーザーマニュアルスタンド必要な PC 仕様 • • • • • Pentium4 レベルの CPU 128MB システム RAM USB2.0 ポートが最低１つ以上 16bit 以上のカラーサポート付き VGA システム OS: Windows XP SP2 以降および VISTA、7 アプリケーションソフトウエアドライバー　インストール 1. ソフトウエアインストール CD を CDROM ドライブに入れます。インストールプログラムが自動的に現れます。（もしソフトウエアインストールプログラムが現れない場合は CD-ROM フォルダー内の AutoRun.exe をダブルクリックしてください。） 2. MicroViewer ソフトウエアをインストールするには MicroViewer ボタンをクリックします。 3. MicroViewer プログラムをインストールします。 2 最新のソフトウェアは弊社 HP、下記 URL よりダウンロード可能です。 Microviewer 2.1c http://www.optoscience.com/maker/aven/download/MicroViewer2.1c.zip 3 ソフトウェア　アプリケーション 1. Digital Microscope の USB ケーブルを USB ポートに接続し、デスクトップ上の MicroViewer をダブルクリックします。注意 1：最初に “TV card Configuration” ウィンドウが現れた場合は OK ボタンをクリックし、再度 MicroViewer アイコンをクリックしてください。注意 2：ドライバーインストール後に初めて起動した際は、CD の入っていた紙封筒に記載されているシリアル番号を入力してください。 2. MicroViewer が起動し、マイクロスコープからのライブ映像を見ることができます。 4 3. フォーカスノブで画像がクリアになるように合わせます。3D 画像を得るためには、デジタルマイクロスコープを少し傾けてください。（図 1） 4. デジタルマイクロスコープは様々な倍率でご使用いただけます。デジタルマイクロスコープを対象物に近くに置くほど倍率は上がります。（図 2）図2 図1 5. クリアな画像を得るためには、フォーカスノブや対象物とマイクロスコープの距離を調節してください。（図 3） 6. 画像がぼやけている場合は、フォーカスノブを左方向に調節し、まず対象物の画像を低倍率で見てみてください。（図 4）図3 図4 7. 対象物の倍率を上げるときはフォーカスノブを少し左方向に調節し、クリアな画像が現れるまでデジタルマイクロスコープを上下に動かしてください。（図 5）図5 5 8. 対象物の画像深度が異なる場合や 50 倍以上必要ない場合は、デジタルマイクロスコープを少し持ち上げ、クリアな画像が現れるまでフォーカスノブを少し左方向に調節してください。（図 6） 9. 対象物が暗いまたは明るすぎる場合は、ライトノブを必要な明るさになるまで調節してください。右方向がより明るく、左方向がより暗くなります。（図 7）図6 図7 10.対象物の特定のエリアだけ高い倍率で観察したい場合は、デジタルマイクロスコープをスタンドホルダーに固定した方がクリアな画像を得やすいです。（図 8）図8 11.Image Capture ボタンを押すと画像を取り込むことができます。（図 9）図9 6 機能キーのリストスナップショット：写真を撮ります。ホットキー：F3、デバイスのスナップショットを撮ります。録画： AVI ビデオファイルを獲得します。ホットキー：F4 比較：ライブ画像を写真かビデオで比較します（詳細は Compare（比較）の章をご覧ください）。ホットキー：C フリーズ：ライブ画像をフリーズします。ホットキー：F クリップボードに保存：ライブ画像をクリップボードにコピーします。測定：ライン、円、角度、四角、三角または半径を測定します（詳細は測定の章をご覧ください）。ホットキー：M ズームイン／アウト：ライブ画像または既存の写真のズームインとズームアウト機能を選択します。最大倍率は 6x で、キーボードの矢印キーで画像ゾーンを動かすことができます。ホットキー：＋、－プレイ：最後に録画したビデオを再生します。ビデオ設定：設定ウィンドウ（詳細はビデオ設定の章をご覧ください）。ホットキー：V フルスクリーン： " フルスクリーンアイコン " もしくはライブ画像をダブルクリックすると、フルスクリーンに切り替わります。 Exit（終了）： MicroViewer を閉じます。ホットキー：X 7 比較比較ボタンをクリックすると、比較ウィンドウが現れます。ライブ画像が左のゾーンに現れ、写真をリストバー内から右ゾーンにドラッグします。注意：より良い操作のためにはディスプレイの解像度は最低 1440 × 900 ピクセルが必要です。２つの画像を比較するためにフリーズ機能がサポートされています。また２つの写真をドラッグして既存の 2 枚の写真を比較することも可能です。比較をした後、通常モードに戻るには（前に戻るボタン）か、（比較ボタン）をクリックしてください。 8 ビデオ設定設定 (Set up) ボタンをクリックすると以下のウィンドウが現れます。 9 ① Source（ソース）：PC に 1 台以上のマイクロスコープが接続されている時はユーザーが画像ソースを選ぶことができます。 ② Video Format（ビデオフォーマット）：640 × 480 または 1280 × 1024 のふたつのオプションがサポートされています。備考：スナップショットと録画のフォーマットは同時に変更されます。 ③ Video Adjust（ビデオの調整）：ビデオの値を変更します。 ④ AVI：ビデオ保存する場所とファイル名を設定します。 ⑤ Time Lapse（時間経過）：Time-Lapse（時間－経過）機能が必要な場合はボックスをチェックしてレートを選択してください。注意：時間経過機能を使用するときは録画時間がレシオ時間よりも長くなるように確認してください。( 例：60s:1s を選ぶときは、実際の録画時間が 60 秒よりも長くなければいけません。) ⑥ BMP：写真保存場所とファイル名を設定します。JPEG ファイルを保存したい場合は “Save as JPEG box” にチェックしてください。 ⑦ Always On Top：このボックスをチェックすると MicroViewer のウィンドウが常に最前面で表示されます。 ⑧ Record On The Fly：オンザフライで録画します。 ⑨ Play On The Fly：一番最後に撮ったビデオを自動的に再生します。 ⑩ Show Snapshot BMP：スナップショット後、プレビューウィンドウが現われます。 ⑪ Use AVIDecompressor：ある種のコンピュータではライブゾーンの画像が乱れて映ることがあります。その場合、このボックスにチェックしてその問題を解決してください。 ⑫ Video Renderer VMR：ほとんどのコンピュータの場合このボックスにチェックしてください。 ⑬ Use Intel 8xxG/9xxG VGA：Intel チップを搭載したある種のコンピュータでは、ライブゾーンの画像が乱れて映ることがあります。その場合ボックスにチェックして、その問題を解決してください。 ⑭ Full Screen mode：このボックスをチェックしているときは MicroViewer を自動的にフルスクリーンモードでスタートします。 • 4：3：ライブゾーンは縦横比 4：3 を保ちます。このモードは測定に適しています。 • FULL：スクリーンがライブゾーンで満たされます。場合によっては対象物は拡大されます。 • ICON：スクリーンが MicroViewer で満たされ機能ボタンも残ります。このモードでは画像が拡大されるので測定には不適切です。 10 プレビューピクチャーモード写真をライブゾーンにドラッグするかリストバー内の写真をクリックします。画像がライブゾーンに現われて編集することができます。図面モード：図面モードボタンをクリックすると Microsoft Paint があわられます。編集後 Microsoft Paint を閉じると画像が自動的にアップデートされます。ファイルを保存する：このボタンをクリックすると新しいファイルとして保存されます。新しいファイル名が日時によって名前が変更されます。ホットキー：S 比較：比較モードにはいります（詳細に関しては比較の章をご覧ください）。ホットキー：C 削除：写真を削除したり、リストバーにホールドしている写真をマウスの左ボタンで削除アイコンまでドラッグすることができます。ホットキー：D. ファイルの印刷：この写真を印刷します。測定：ライン、円、角度、四角、三角形、または半径を測定します（詳細に関しては測定の章をご覧ください）。ホットキー：M ズームイン／アウト：ライブ画像上でズームインとズームアウト機能を選択します。最大倍率は 6x でキーボードの矢印キーで画像ゾーンを動かすことができます。ホットキー：＋、－戻る：ライブモードに戻ります。ビデオ設定：設定ウィンドウ（詳細に関してはビデオ設定の章をご覧ください）。ホットキー：V 11 測定機能測定ボタンをクリックすると測定ウィンドウが現れます。ライブ画像または既存の写真を測定できます。 12 測定ウィンドウの説明： ① VGA monitor size：モニターサイズを選びます。 ② H/V ratio：モニターの縦横比を選びます。 ③ Adjust：校正を調節します。 Adjust axis：X 軸 /Y 軸 /X-Y 軸を調節します。 Reference Unit：測定と校正の単位を選びます。以下の 3 種の単位があります： mm/inch/mil　詳細は P.14（測定モードの説明）をご覧ください。 Measure：測定タイプを選びます。 Accuracy：数値は小数点以下 9 桁まで正確です。 Mode：以下のオプションから測定モードを選んでください：Angle（角度）/ Circle （円）/ Ellipse（楕円）/ Line（線）/ Rectangle（四角）/ Triangle（三角形）/ 3DotsRadius（3 点半径）　詳細は P.14（測定モードの説明）をご覧ください。 ④ 測定データ : 測定したデータの値がここに表示されます。 ⑤ 備考： Time（時間）と Note（備考）が入力できます。 ⑥ ルーラーガイド：この機能が必要であれば L-type か Cross をチェックします。 ⑦ 記録履歴：測定アクションを記録します。ユーザーは記録を削除したり履歴を消去することができます。測定後、Snapshot ボタンを押すとこの写真が保存されます。 ⑧ カラーチップ：ラインと文字の色を選ぶことができます。 13 測定モードは以下の２つあります。フリーズ測定モードをクリックすると、ライブ画像がフリーズします。その状態からキャリブレーション、測定が可能です。ライブ測定モードを右クリックするとライブ画像のまま、キャリブレーション、測定が可能です。注意：一部の PC では本機能をサポートしておりません。その場合はフリーズ測定モードでキャリブレーション、測定を行ってください。測定モード説明 Measurement - Adjust （キャリブレーション）：まず、Adjust ボックスをチェックします。そして、スタートポイントでマウスの右ボタンを押し続けてください。その後マウスをドラッグして 2 番目のポイントで離してください。備考：測定の前に調節してください。焦点距離や対象物の高さを変えた場合は再度調節してください。 Measurement - Measure（測る）： Measure ボックスをチェックします。その後精度のタイプとモードを選択します。いくつかの測定機能があります： Angle（角度）/ Circle（円）/ Ellipse（楕円）/ Line （線）/Rectangle（四角）/ Triangle（三角）/ 3DotsRadius（3 点半径）マウスの右ボタンをクリックして画像のラインか角度をドラッグします。すべての測定終了後、測定ウィンドウの Snapshot ボタンをクリックすると画像が保存されます。 14 Angle Measurement( 角度の測定 )：角度の測定：マウスの右ボタンをクリックしてドラッグします。その後、起点でマウスの右ボタンをクリックしドラッグして外に開きます。 Circle measurement( 円の測定 )：円の測定：対象物の左上でマウスの右ボタンをクリックし、その後対象物の右下へとドラッグします。D は径、A は面積を意味します。 Ellipse Measurement( 楕円の測定 )：楕円の測定：対象物の左上でマウスを右クリックし、対象物の右下へとドラッグします。 D は X 軸の径と Y 軸の径、A は面積を意味します。 Line Measurement( 線の測定 )：長さの測定：マウスの右ボタンをクリックして、測定したい長さをドラッグしてリリースします。 15 Rectangle Measurement( 四角の測定 )：四角の測定：対象物の左上でマウスの右ボタンをクリックして、その後対象物の右下へとドラッグします。数字は Length（長さ） × wide（幅）= area（面積）を意味します。 Triangle Measurement( 三角の測定 )：三角形の測定：対象物の最初のポイントで右ボタンをクリックし、その後 2 番目のポイントでクリック、その後 3 番目のポイントまでドラッグします。数字は base（底辺） × height（高さ）÷ 2 = area（面積）を意味します。 Radius Measurement( 半径の測定 )：半径の測定：円弧の最初のポイントで右ボタンをクリックし、2 番目のポイントでもクリック、その後 3 番目のポイントまでドラッグします。R は半径、A は角度、L は円弧を意味します。 16 FAQ： 1. ソフトウエアインストール CD を CD-ROM ドライブに入れた後、自動的にインストールされません、どうすれば良いですか？答：コンピュータ上の CD-ROM ドライブをダブルクリックして、AUTORUN. EXE をダブルクリックしてください。 2. Video Setup ウィンドウ上の “Use AVIDecompressor” ボックスをチェックした後、画像の遅れが生じます。答：“AVIDecompressor” 機能の使用する場合、Windows XP SP3 以上はサポートされません。お使いの OS のバージョンをご確認ください。 3. 測定値が間違っているのですが？答：測定前にキャリブレーションを行ってください。備考：焦点距離や対象物の高さを変えた場合は再度調整してください。 4. 測定モードにするとモニターがちらつくのですが？答：以下のステップでシステム設定をおこなってください。スタート→コントロールパネル→システム→ 詳細設定タブ→パフォーマンス→設定その後 “ ウィンドウの下に影を表示する ” と、 “ ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する ” のチェックを外してください。 5. time-lapse 機能を開くとき録画ファイルにエラーメッセージが出ています。答：time-lapse 機能を開くときは録画時間がレシオ時間よりも長くなっていることを確認してください。例：60s：1s を選ぶときは、実際の録画時間が 60 秒より長い必要があります。 2010.11