インターネット用語辞典 1/5 ARPANET InterNIC CSNET Java telnet

インターネット用語辞典 1/5
用語
カテゴリ
ARPANET
1
InterNIC
1
CSNET
1
Java
1
telnet
1
解
説
参考サイト
ARPA(米国防総省高等研究計画局)がスポンサーになって開発したアメリカ全国規模のコンピュータ・ネットワーク。「アーパネット」と読む。現在のイ
ンターネットの母体である。1969年に稼働したARPANETは世界最初のパケット交換ネットワークである。当初はコネクション型パケット通信プロトコル IT Pro
を使っていたが、1983年にTCP/IPスイートに切り替えた。その後ARPANETはNSFNETに引き継がれ、1990年に運用が公式に終了した。
NSF(全米科学財団)の主導で1993年に設立された、インターネットのためのネットワーク情報センター。「インターニック」と読む。IPアドレスおよびドメ
IT Pro
イン・ネームの登録業務を担当し、ディレクトリおよびデータベース・サービスを提供している。
インターネットワー
大学、研究機関、一部の民間会社をメンバーとする米国のネットワーク。後にBITNETと統合され、CRENという名称の国際組織となった。
キング用語集
1995年、米サン・マイクロシステムズがC++をベースとして開発したオブジェクト指向型のプログラミング言語。「ジャバ」と読むのが一般的。最大の特
徴は、Javaで作成したプログラムが、WindowsやMac OSといった特定のOSやパソコンの機種に依存することなく実行できること。WWWブラウザ上で
動作するプログラムを特にJavaアプレットと呼ぶ。JavaアプレットはWWWサーバーからダウンロードし、アニメーションや音声、動きのあるウェブ・ペー IT Pro
ジなどをWWWブラウザ上で実行されることが可能。また、クライアント/サーバー・アプリケーションの作成にも利用できる。サーバー上で動くJavaプ
ログラムであるサーブレットも登場。2000年12月にはNTTドコモのiモードに搭載されるなど、適用範囲が広がっている。
TCP/IPのアプリケーション・プロトコルの1つで、リモートの仮想端末機能を実現するもの。RFC 854として規定されている。Telnetを使えば、一方のマ
シンのユーザーがリモートにある他方のマシンとあたかも直接接続されているかのように対話できる。ユーザーがTelnetアプリケーションを起動する
IT Pro
とリモート・マシンに接続される。次にログインIDとパスワードを入力すると、ユーザー端末からのキー・ストロークがリモート・マシンに送られ、リモー
ト・マシンからの出力がユーザー端末に表示される。
TCP/IP
1
コンピュータの広域ネットワークやLAN-LANの接続などのインターネットワークの管理プロトコル。SNMP(simple network management protocol)か
ら、OSI管理への移行手段の1つ。現在、TCP/IP(transmission control protocol/internet protocol)の環境下では、SNMPが管理プロトコルのデファク
IT Pro
ト・スタンダード(業界標準)として広く使われている。また、OSI環境下では、CMIP(common management information protocol)があり、一般的には
CMIPの方が機能が高く、将来広く使われるという考え方もある。この移行手段としてCMOT(CMIP over TCP/IP)が中間的に位置付けられている。
BITNET
1
IBMメインフレームと9600bpsの専用線を使った低価格で低速度の学術ネットワーク。CSNETと統合され、CRENとなった。
WWWブラウザ
1
World Wide Web
(WWW)
1
インターネットラジオ
2
インターネット・ワーム
2
WELL
2
Google
2
スパムメール
2
目的の情報を取り出すのに用いられる閲覧用ソフトウエアの総称。ビューアとも呼ばれる。データの編集はできないが、内容を表示するために用いら
れる。WWWブラウザやテキスト・ブラウザなどがある。ただし、最近では単にブラウザといえば、WWWブラウザを指すことが多い。代表的なものとして
米マイクロソフトのInternet Explorerや米ネットスケープ・コミュニケーションズのNetscape Navigatorなどがある。
CERN(欧州合同原子核共同研究機関)の研究者が開発した、ハイパーテキスト形式の分散情報システム。単にウェブということが多い。WWWあるい
はW3と書く。ハイパーテキストは文書の中にポインタを設けて、そのポインタからほかの文書や図にジャンプするリンクを設けた構造になっている。こ
のようにして世界中に分散している情報を相互にリンクすることからワールド・ワイド・ウェブ(世界的なクモの巣)の名前が生まれた。ハイパーテキスト
形式の文書を記述する手段にHTMLがあり、WWWサーバーのアドレスを指定するのにURL(Uniform Resource Locators)を使う。
音声情報をインターネット上で流すサービス。主に米リアルネットワークスのRealPlayerや米マイクロソフトのWindows Media Playerを利用していること
が多い。アマチュアによる放送から、普通のラジオ局が、自局でオンエアしたものを収録しておき、ストリーミング用に変換して流すものまで内容は多
種多様である。
通信ネットワークで接続されたコンピュータ間を自己複製しながら移動するプログラム。ネットワーク上をうごめきまわることから、ミミズのような虫に
例えて「ワーム」と呼ぶ。ワームの増殖がネットワークに大きな負荷をかけ、ついにはネットワークを使用不能にすることもある。被害は1台のコン
ピュータにとどまらず、LANやWAN(Wide Area Network)を基盤としたネットワーク全体に短時間で波及してしまう点が脅威となっている。1988年11月
にはインターネットが、ワームによりダウンした例もある(インターネット・ワーム事件)。最近では、サーバーに不正アクセス用の 裏口 を作るCode
Red IIワームや,WindowsXPの脆弱性を突くBlasterなどが大きな問題となった。
1985年にスタートした「バーチャル・コミュニティ」の先駆者的サイト(http://www.well.com/)。「思考のための道具」「バーチャル・リアリティ」「バーチャ
ル・コミュニティ」「スマートモブズ」の著者ラインゴールド(Rheingold, h.)が創設メンバーとして関わった.
インターネット用のキーワード検索エンジンの一つ。「グーグル」と読む。1998年、スタンフォード大学で博士課程の学生であったラリー・ページとサー
ゲイ・ブリンによって設立された。インターネットのリンク構造に基づいて、ウェブ・サイトに順位をつけるページ・ランク技術を使っている。ページ・ラン
クはそこにアクセスしたサイトの数と、アクセスしたサイトの重要度に基づく重み付けによる評価である。求める情報に対するヒット率が高い。2002年
には最も人気のあるサーチエンジンになり、そのウェブサイトやYahoo!、AOLといったクライアントを通じてインターネット検索の 80% 以上を占めるまで
になっている。
インターネットを利用して送り付けられるDM(ダイレクトメール)のこと。インターネットでは手軽に同じ内容のメールを何人にも同時に送信できるた
め、プロバイダやユーザーのメール・サーバーがダウンするほど大量に受け取らざるを得ないケースも出てくる。1997年頃から、このようなスパムを
送り付ける業者が続々登場し、社会的な問題になった。スパムは元々、加工肉缶詰のブランド名で、英国のモンティ・パイソンのギャグにこの言葉を
繰り返すものがあるのが由来と言われている。
インターネットワー
キング用語集
IT Pro
IT Pro
IT Pro
IT Pro
IT Pro
IT Pro
日本社会心理学会第44回大会・自主企画ワークショップ(2003.9.18)配布資料2
インターネット用語辞典 2/5
チャット
2
ニュースグループ
2
ホームページ
2
メーリング・リスト(ML)
2
USENET
2
IT基本法
3
IT戦略本部
3
i-mode
3
インターネット博覧会
(インパク)
3
ADSL
JUNET
テレホーダイ
3
東芝事件
3
ブロードバンド(BB)
3
プロバイダ(ISP)
3
ベッコアメ・
インターネット
3
3
3
インターネットやパソコン通信で、複数の人が書き込みによってリアルタイムで会話を行うこと。メッセージを交換することで会話を楽しんだり、討論し
IT Pro
たりできる。オンライン・トークやリアルタイム会議(RTと略される)と呼ばれることもある。
インターネットの電子掲示板であるネットニュース(NetNews)は、分野やテーマ別にグループ分けされている。このグループをニュース・グループと呼
ぶ。階層構造の名前を付けて管理されている。例えば、Windows NTのセットアップに関するニュース・グループは「comp.os. ms-windows.nt.setup」と IT Pro
なる。これは、コンピュータ関連グループ(comp)のなかのOS関連グループ(os)の…という意味である。
インターネットのWWWサーバー上に格納してあり、インターネットを通じて不特定多数の人から閲覧してもらうためのマルチメディア・コンテンツ。ホー
IT Pro
ムページはHTMLで記述され、WWWブラウザを用いて内容を表示する。文字だけでなく、静止画、動画、音声などを含むページも作成できる。
電子メールの同報通信機能を活用した電子掲示板的サービス。特定グループの情報交換ツールとして利用する。グループに属するメンバー全員を
一つのメール・アドレスに登録し、そのアドレスにメールが届くと、メンバー全員に同報送信される仕組み。研究会や同窓会などの小さなものから、異 IT Pro
業種交流会や国際的な学会など世界規模のものまで、多種多様なものがあり、主にプロバイダがオプションとしてサービスを提供している。
User's Networkの略で、電子討論システムの元祖。「ユーズネット」と読む。現在は存在しないが、これが発展してできたインターネット上のネット
ニュース全体を指してUSENETと呼ばれることもある。この討論システムには、数多くのディスカッション・グループやニュースグループがあり、それぞ
IT Pro
れ特定の話題が話し合われている。ソフトウエアによって管理され、何千ものコンピュータからニュースグループにアクセスできる。ニュースリーダー・
ソフトウエアさえ用意すれば、だれでも記事を読んだり投稿したりできる。
国のIT戦略の基本指針を定めた法律。5年以内に世界最先端のIT国家となることを目指す。正式には「高度情報通信ネットワーク社会形成基本法」
という。2000年11月に成立、2001年1月に施行された。同法の施行とともに、IT国家戦略を策定する「IT戦略本部(高度情報通信ネットワーク社会推進 IT Pro
戦略本部)」が設置された
2001年1月22日、IT基本法(高度情報通信ネットワーク社会形成基本法)の第25条に基づいて、内閣総理大臣を本部長に設置された組織。正式名称
は「高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部」。高度情報通信ネットワーク社会の形成に関する重点計画の作成および推進に取り組む。第1回
会合において国家戦略として「e-Japan戦略」を策定。次いで、2001年3月には「 e-Japan戦略」を具体化する施策の全容を明らかにすべく「e-Japan IT Pro
重点計画」を、さらに各省庁がこれらの計画に取り組むための2002年度の年次プログラム(平成14年度IT重点施策に関する基本方針)として「eJapan2002プログラム」を策定した。
NTTドコモが99年2月に開始した携帯電話向けの電子メール/Webアクセス・サービス。サービス開始後の半年で100万ユーザー,その後2カ月で200
万ユーザーを獲得するなど,快進撃を続けている。2001年度11月には2800万ユーザーを超えた。Webアクセスでは,Compact HTMLで記述されたコ
ンテンツを閲覧できる。2001年1月には,iモード携帯電話でJavaアプリケーションを動作させるサービス「iアプリ」を開始した。iモードに対抗する同様 IT Pro
のサービスとして,日本移動通信(IDO)とDDI-セルラーグループ(現在はKDDI)が99年4月から開始したEZweb,J-フォン・グループが99年12月に開
始したJ-スカイ・サービスなどがある。
2001年を「新千年紀出発の年」と位置づけた日本政府が開催した,インターネット上の「博覧会」.略称は「インパク」.2000年12月31日からの1年間、
インターネットを利用したさまざまな行事がおこなわれた.国や地方公共団体、 国際機関、民間企業、NPO等の出展者(約500団体)がインターネッ
ト上の「バーチャル会場」に パビリオンを出展した。あまり世間の耳目を集めることはなかった.
一般の電話回線を利用して数百k〜数Mbpsのデータ通信を可能にする技術。高周波を利用することで,高速通信を実現する。下り8M,上り1Mbpsの
IT Pro
インターネット常時接続サービスが主流で,最近では下り12M,上り1Mbpsのサービスも増えてきた。IP-VPNのアクセス回線としても利用できる。
日本国内の大学間をUUCP(Unix to Unix Copy)でつないだ研究用ネットワーク。Japan UNIX Networkとも呼ばれ、JUN1992年に終了した。
IT Pro
NTT東・西日本の経済的な電話料金サービスの一つ。発信者があらかじめ指定した電話番号に、午後11時から朝8時までの深夜・早朝時間帯にか
IT Pro
ける電話を、1カ月の延べ通信時間に関係なく定額料金とする。指定できる相手の電話番号は二つまでである。
1999年7月,東芝製のビデオ修理をめぐるトラブルから、福岡市の会社員が東芝との交渉経緯を自分のホームページに公開し、東芝側がその内容
の一部削除を求める仮処分申請をおこなった.ウェブサイトの内容をめぐる企業対個人の法廷論争は日本ではこれが初めてで,社会的にも大きな
話題を呼ぶ事件となった.紛争の一方当事者が、自らの主張をインターネット、特にウェブを使って一般公開するという行動様式の是非、限界につい
て,さまざまな議論がおこなわれた.
広いネットワーク帯域のこと。アナログの電話回線を用いたダイヤルアップ接続など,おおむね150kビット/秒程度までの,帯域の狭いサービス(ナ
ローバンドのサービス)に対し,DSL(ディジタル加入者回線)やCATV(ケーブル・テレビ),無線などを利用したときに得られる数100k〜数Mビット/秒
IT Pro
のインターネット・アクセス帯域を表す。ブロードバンドが普及することで,インターネットで提供されるサービスが,テキストや静止画像を中心としたも
のから音楽や高画質の動画などを使ったものへと大きく変わる可能性がある。
プロバイダというのは、供給者、準備する人の意。インターネット・プロバイダは専用線,電話回線などを通じてインターネットへの接続サービスを提
供する組織のこと。営利・非営利を問わない。単にプロバイダといったり、NSP(Network Service Provider)とか、インターネット・サービス・プロバイダ IT Pro
(Internet Service Provider)の略でISPと呼ぶこともある。
1994年に個人向けのリーズナブルな値段設定でインターネットへの接続サービスを提供した老舗プロバイダ.そもそもは草の根BBS「DUMBO NET」
に由来する独立系(大企業資本ではない)プロバイダである.
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Yahoo!
3
リムネット
3
WIDEプロジェクト
3
ASCII-NET
4
@nifty
4
草の根BBS
4
ニフティ・サーブ
4
PC-VAN
4
朝日奈アンテナ
5
アンテナ
5
エンピツ
The online diary history
project
5
侍魂
5
さるさる日記
ちゆ12歳
5
津田日記リンクス
5
tDiary
5
5
5
インターネット検索エンジンの一つ。「ヤフー」と読む。ディレクトリ・サービスの老舗。キーワード検索よりカテゴリー検索に強みを持つ。人名、地図、
株価などの検索もできる。ヒット数は少なめだが、検索スピードが速い。サイトに対するスコアがないため、カテゴリーをたどりながら順番に探して行く
ことになる。現在、日本を含めて、多くの国・都市でYahoo!ファミリーができている。
1994年に個人向けのリーズナブルな値段設定でインターネットへの接続サービスを提供した老舗独立系プロバイダ.現在はインタードットネットの
サービスの一部として継続中.
日本の代表的な学術インターネット「WIDEインターネット」の運営母体。慶応大学の村井 純教授らが中心となり,慶応義塾大学、東京大学、東京工
業大学を結んだネットワークに約20の大学と約40の企業が参加して1986年に始まった。全国の国公立大学,私立大学,企業の研究機関が参加して
いる。IPv6をはじめ,さまざまなプロトコルの技術開発,ISP間を相互接続するNSPIXPの運用などを手がけている。基本的に,ネットワークの用途は
学術研究用に限られる。
1985年にサービスを開始した,株式会社アスキーによる,国内初の商業ベースのパソコン通信サービス.インターネットの普及と共にユーザが減少
し,1997年にサービスを終了した.
ニフティ(東京・品川)が運営するインターネット接続サービス。「アット・ニフティ」と読む。2001年9月末で約500万人を数える会員の母体は、ニフティが
経営していた日本最大の総合オンライン・サービスNIFTY SERVEから継承している。ニフティは元々、日商岩井と富士通が折半出資で設立したパソ
コン通信サービスの会社だが、1999年3月、富士通が日商岩井の持ち株をすべて買い取って完全子会社化するとともに、NIFTY SERVEを自社のイン
ターネット接続サービスであるInfoWebと統合。1999年11月に新サービス@niftyが誕生した。
個人あるいは数人の有志が運営しているパソコン通信のコミュニティ。大規模商用パソコン通信に対比して用いられる。会員数も数十人から数百人
と小規模なものが多く、会費無料や維持管理に必要な実費だけを集めるといった非営利である場合が多いのも特徴。
日商岩井と富士通が共同出資して設立したニフティが運営する大手商用パソコン通信サービス。1987年4月に開始され,95年春には、日本電気のパ
ソコン通信サービス「PC-VAN」ともども会員数100万人を突破し、日本最大のパソコン通信サービスの1つとなった.その後,1999年11月にインター
ネットサービスプロバイダのInfoWebと統合し、@nifty(アット・ニフティ)となった。
日本電気が'86年4月に運用を開始したパソコン通信サービス(BBS)。Nifty-Serveと共にパソコン通信全盛時代に多くのユーザを抱えていた.その
後,Internet接続サービス業務の「mesh」、Internetコンテンツサービスの「The Cyber Plaza」、パーソナルマルチメディアサービスの「BIGLOBE」と融
合されて「BIGLOBE PC-VAN」として運営されたが,2001月4月にサービスを終了した.
自身でサーバを運用・管理可能な利用者に多く使われているアンテナサービス.利用するためには,アプリケーションをダウンロードして,サーバにイ
ンストール必要があるため,コンピュータとネットワークに関する相当の知識が必要である.
WWW上の情報の最終更新時刻を取得する,更新時刻情報取得エージェント(更新時刻取得情報エンジン).導入すると,アンテナに登録されたWeb
ページの更新情報を継続的に捕捉することができる.
2000年にスタートした「読む」機能とデザインの自由度に重点を置いたレンタル日記サービス.現在は有料(年900円)サービスのみで新規ユーザ募
集がおこなわれている.
1995年にアメリカで開始された,ウェブ上で公開日記をつけるためのサイト(http://www.diaryhistoryproject.com/).最盛期には2000人以上の参加
者があったという.現在は既にサービスが停止しており,初期のいくつかの日記の執筆者によるコメントが公開されている.
侍魂(さむらいだましい)は2001年1月に開設された個人運営のテキストサイト(文章をメインコンテンツとしているサイト).文字情報をベースとする「テ
キスト系」のサイトで、日記や笑い話が主要なコンテンツ。文字の色や大きさを変えることにより面白みやインパクトを出す「フォントいじり」を得意とす
る。 2001年3月3日に「ロボット技術の最先端」として先行者をギャグを交えて紹介した事により、個人サイトとしては驚異的なアクセスを記録する。そ
の後若年世代を中心に先行者ブームが起こり、その勢いは海外のサイトにまで及んだ。 これをきっかけに1日1万アクセスを突破するようになり、
ピーク時には1日20万アクセスとも言われる。個人サイトでこれほどのヒットとなったのは日本初であり、テキスト系サイトの読者獲得に大きく貢献し
た。 なお現在は管理人である健氏の就職にともない更新は停止状態である。
1999年にスタートした,人気・知名度共に非常に高いレンタル日記サイト(http://www.diary.ne.jp/)。9/3現在のユーザ数は125,722人.
仮想世界に生きる「電子の妖精」ちゆ(12歳)を語り手としてオタク系社会評論などさまざまなエッセイが掲載されているサイト.バーチャルネットアイド
ル(VNI)系サイトの元祖で,さまざまな類似サイトがある.最近更新が途絶えがちである.http://tiyu.jp/
1995 年 5 月に始まった,(おそらく日本で初めての)大規模な一般参加型のWeb日記リンク集.名称は作者の名前を採ったものアクセス数を自動的
に記録するプログラムによって、常時アクセス数の高いWeb日記ページが先頭に表示されるシステムであった.参加者の増加に伴い,Web日記の閲
覧者を獲得するためにアクセス数を操作する者があらわれたり,ランキングの方法に関するトラブルが生じたことで,1996年6月に機能停止.「日記リ
ンクス630事件」と呼ばれている.
2001年配布が開始された,Web日記を支援するフリーソフトウェア(http://www.tdiary.org)。Ruby言語により,WWWサーバ上で動作するCGIスクリプト
である.tDiaryは「日記コミュニケーションを加速する」をテーマに、Web日記を使ったコミュニケーション機能の充実を目指して作られている.「ツッコ
ミ」機能(tは「ツッコミ」の頭文字)と「本日のリンク元」機能による読者とのコミュニケーションの強化が図られている.2002年からはレンタル日記サー
ビス(http://www.tdiary.net)も開始された.
IT Pro
IT Pro
IT Pro
IT Pro
Wikipedia
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インターネット用語辞典 4/5
日記猿人
5
日記才人
ハイパー日記システム
(hns)
5
はてなアンテナ
5
はてなダイアリー
5
Blogger
5
「blog草創期」騒動
5
メールマガジン
5
Memorize
5
ヤプーズ!
5
ReadMe!
5
レンタル日記
5
2ちゃんねる
6
あめぞうリンク
6
あやしいワールド
6
折り鶴プロジェクト
6
西村博之(ひろゆき)
6
5
インターネット上で公開されているWeb日記へのリンク集。登録されている日記は執筆者自らによって登録されたものであり、検索エンジンのようにロ
ボットを使用した無断登録は行っていない。参加及び利用は無料。紹介されている日記を読んだユーザーによる人気投票も実施されていた.現在は
日記才人にサービスが引き継がれている.
インターネット上で公開されているWeb日記へのリンク集。「日記猿人」を引き継ぐ形で2000年にサービス開始.http://www.nikki-site.com/
hns では,HTML より 簡単な hnf(Hyper Nikki File) を記述するだけで,自動的に(だいたい) 正しい HTMLドキュメントが生成されるシステム.HTML を
全く知らない初心者の方でも (だいたい) 正しい Web日記が簡単に書けるが,UNIXサーバにインストールする必要がある.公式URL
http://www.h14m.org/
「はてな」が運用する,2002年にスタートしたアンテナサービス(http://a.hatena.ne.jp).ユーザがアプリケーションをインストールする必要はなく,無料
でアンテナのためのWebスペースをレンタルすることができる.
「はてな」が運用する,2003年にスタートした無料のレンタル日記サービス(http://d.hatena.ne.jp).テーマ(デザイン)はtDiaryと互換.日記中の言葉を
キーワード化することにより、共有の辞書のように使う事もできる。単なる日記よりblog的な要素が強くBackTrack機能などを進んで取り入れている。
1999年8月に登場したツール.Pyra Labs社が開発中だった企業用グループウェアPyraのうち,webコンテンツをマネジメントする機能を担っていた1
ツールを,ウェブログ作成用ツールとして単独化したもの(http://new.blogger.com/home.pyra).テンプレートを変更するだけで,利用者の思い通りの
デザインを実現することができる豊富な機能が準備され,「誰でもウェブログが作れる」状況を作り出した.
『blogが一般的になったときに、「mesh抜きでは日本におけるblog草創期を語れない」と言われるようなサイトにしていきたいですね。(言いすぎ?)』と
いう発言が言いすぎだったことから始まった騒動.meshとは東京大学メディア環境学研究室で,中心メンバーは伊藤穣一氏.日本における「Web日
記」文化を知らぬまま「新しいもの」としてウェブログという概念を輸入・紹介したことが「言いすぎ」をもたらした.Japan Blogging Associations(JBA)な
る団体も設立されたが,現在は活動していないようである.
メーリング・リストを通じて配布される電子雑誌。議論用の,だれでも投稿できるメーリング・リストと異なり,特定の発行者だけが投稿できる。メール・
マガジン運営のインフラを無料で提供する企業がいくつかあり,趣味の集まりやさまざまな情報交換のためのメール・マガジンが多数存在している。
IT Pro
メール・マガジンは日本で発達したメディアで、「まぐまぐ」などでは、メール・マガジンの登録および検索ができる。日本最大のメールマガジンは「小泉
内閣メールマガジン」であるといわれる.
1998年にスタートした無料のレンタル日記サービス(http://www.memorize.ne.jp/). 9/3現在のユーザ数は43,998人.
2001年にサービスが開始された,電子メールを送るだけで更新できる無料レンタルフォト日記サイト(http://www.yapeus.com).カメラ機能付き携帯
からのメール送信で簡単に写真付きウェブ日記を更新することができる,いわゆる「モブログ(moblog)」の先駆け.遅まきながらアメリカでも先だって
のNY大停電でモブログが「新トレンド」として注目されはじめている(http://www.hotwired.co.jp/news/news/Culture/story/20030820205.html).
コラム・日記など「読み物」を対象とした、更新情報&ランキングサイト.読み物のページであれば、登録してランキングに参戦(参加)したり、更新報
告をすることができる.ランキングは決められたカウントアイコンを当該Webページに貼り付けることによって自動的におこなわれる.更新報告は参加
者がおこなう.http://readmej.com/
Web日記を公開するために(多くは無料で)Webスペースを提供するサービス.1998年頃から始まった.ブラウザや携帯電話から簡単に更新ができ,
WWWに関するスキルはほとんど必要とされない.さまざまなカテゴリ(最近更新されたもの,地域別,世代別,テーマ別など)分類やランキング,同一
サービスを利用するユーザによるコミュニティを支援するサービスが提供されてる場合も多い.
西村博之(ひろゆき)氏が主宰する,日本最大のインターネット電子掲示板サイト。1999年5月創設.「板」と呼ばれる各分野ごとの掲示板に、話題ごと
の「スレッド」が存在している。 匿名での投稿が可能になっており、人々の本音と罵詈雑言、虚実入り混じった情報が渦巻くため「便所の落書き」など
と揶揄されることもある。
不適切な内容に対して、常時複数の削除人というボランティア参加者の監視が行なわれている。削除基準として公人私人によるプライバシーのガイ
ドラインが存在し、削除依頼は公開され圧力に屈したあいまいな対処は行なわないという、言論の自由の保障に対してのポリシーが存在していること Wikipedia
にも注目すべきである。 独特の用語「2ちゃんねる用語」や、文字を使って絵を表現するアスキーアートでの、モナー、ギコ猫などのキャラクターを
使ってのコミュニケーションを好む傾向がある。常連ユーザーを2ちゃんねらーと呼び、2ちゃんねる外でも2ちゃんねる用語などが通用すると思って使
うような人も少なくない。掲示板群「あめぞう」の閉鎖をうけて、これを引き継ぐという趣旨の下に開設。「2ちゃんねる」の名は、あめぞうを1チャンネル
として、その次であることよりつけられたといわれる。
匿名掲示板群のひとつ。あめぞう氏がアンダーグラウンド関係のリンク集としてスタートさせ、その後初めてスレッドフロート形式(2ちゃんねるタイプ
の掲示板)を採用した掲示板を設けた。一時1日10万ヒットを誇る巨大掲示板群となったが、サーバ不調、荒らしやウィルス騒ぎを繰返して1999年夏 2典Plus
に崩壊した.2ちゃんねるはあめぞう住人だった西村博之氏(ひろゆき)がスクリプトを真似して作ったものである。
アンダーグラウンド系匿名掲示板群のひとつ。日本における匿名掲示板の先駆けで,1996年に稼動開始、1998年頃にかけて隆盛を誇るが、運営者
2典Plus
しば氏の撤退宣言により事実上崩壊、その後さまざまな場所に関連掲示板が誕生し,現在にも残る。
2003年8月に起こった広島平和記念公園に保管されていた折り鶴に火が付けられ、14万羽が焼失するという事件をきっかけに2ちゃんねるを中心に
広がった,終戦記念日までに14万羽の折り鶴を折って広島に届けようというプロジェクト。東京、名古屋、大阪、広島、北海道、など各地でオフ会が開 2典Plus
催された。8/14付朝日新聞夕刊にプロジェクトを紹介する記事が掲載された.
西村博之(にしむら ひろゆき、1976年 - ) 2ちゃんねるの管理人で、通称ひろゆき。東京生まれ。中央大学在学中の1998年に合資会社「東京アクセ
Wikipedia
ス」を設立。1999年5月に電子掲示板「2ちゃんねる」を開設。2001年6月に「イレギュラーアンドパートナーズ(株)」設立。
日本社会心理学会第44回大会・自主企画ワークショップ(2003.9.18)配布資料2
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ネオむぎ茶
6
祭り
6
吉野家コピペ
6
インターネット・
サーフィン
サイバースペース
7
7
Hotwired
7
矢野徹の狂乱酒場
7
ネオむぎ茶とは、西鉄バスジャック事件の犯人の少年がインターネット掲示板 2ちゃんねる で使っていたハンドル(*)である。この事件の直前、犯
人の少年はネオ麦茶の名前で2ちゃんねるに「佐賀県佐賀市17歳・・・。」というタイトルのスレッドを立て、「ヒヒヒヒヒ」とだけ書き込んでいた。これが
Wikipedia
事実上の犯行予告とみなされ、2ちゃんねるに対するマスコミの批判的な報道が相次いだが、逆にこのことが2ちゃんねるの知名度を上げることに
なった。
現在進行のイベント、事件などについて特定のスレ上でもりあがること。ラウンジにおいては、あるコテハン(=固定ハンドルネーム利用者)およびそ
の支持者と,名無し(あるいは対立するコテハン)の喧嘩状態について用いられることが多い。
2ちゃんねるで一大ブームを巻き起こした一種の言葉遊び.その汎用性の高さと独特の語り口が受けて、一躍名物コピペ文になった。今ではこれを元
にした様々な改変コピペが作られ、2ちゃんねるの随所で見受けられる。元来はとある個人サイトの2001年4月7日付け日記に記載されたネタに基づ 2典Plus
いている。歴史は http://2next.net/x/y̲history.html を参照.
インターネット上のさまざまなのWebページにアクセスして楽しむこと.WWWのWebとインターネットも時代と電波の波であることから、その波を乗りこな
す楽しみを指してネット・サーフィンという。
コンピュータとネットワークを駆使して、仮想的にコミュニケーションの場を共有するシステム。電脳空間とも言われる。電子化された情報が激しく飛び
IT Pro
交うネットワークを指す言葉として用いるケースもある。
最新のWebテクニック、インターネットトレンドやサブカルチャーを紹介するウェブマガジン(日本版URL http://www.hotwired.co.jp/).インターネット関
連の最新情報を入手するのに至便.アサヒコム(http://www.asahi.com/)「ネット最前線」コンテンツにも情報を提供している.
1988年に角川書店から出版された小説家・翻訳家矢野徹氏の書籍.狂乱酒場は、矢野徹氏をマスターに迎えてBBS「角川コンプティークネット」で開
催されていた会議室で,書籍はそのログをまとめたもの.1998年9月8日の閉鎖後,ニフティ・サーブのパティオに移動して活動を継続した.
日本社会心理学会第44回大会・自主企画ワークショップ(2003.9.18)配布資料2