ドイツ歌曲研究Ⅱ Ⅱ シラバス 授業形態 配当年次 期 間 対象コース 科目分類 単 位 科目コード 演 習 3 通 年 VO・GM 専門選択 2 2346 演 習 4 通 年 VO・GM 専門選択 4 2334 1 主題・到達目標 授業計画 [前期] ドイツ歌曲に於いて名曲とされている作品を教 コース別 専門科目 1 教職科目 2 1 ガイダンス ドイツ歌曲の歴史の流れ 舞台発音法及び表現法を解説 2 モーツァルト(1756-1791)W.A.Mozart 歌曲の原点とも 言えるモーツァルトの歌曲を学習 Das Veilchen(すみれ) 3 モーツァルト テンポの速い作品でスピード感のある発音・ 表現を学習 Der Zaubrer(魔法使い) 歌詞と旋律が繊細に対応し合うドイツ歌曲の魅 4 モーツァルト 詩の内面性を深く理解し演奏する Abendempfindung an Laura(ラウラに寄せる夕べの想い) 力を実践的に歌唱研究することにより、体験しま 5 シューベルト(1797-1828)歌曲の王と称されるシューベルトの作品研究 テーマ「春」Frühlingsglaube(春の信仰) Nachtviolen(夜咲きスミレ) 6 シューベルト Das Rosenband(ばらの絆) Im Frühing(春に) 7 シューベルト 文学と音楽の融合 Lied der Mignon「ミニヨンの歌」全 3 曲 Heiss mich nicht reden(話すように言わないでください) 8 シューベルト So lasst mich scheinen(このままの姿で いさせてください) 9 シ ュ ー ベ ル ト Nur wer die Sehnsucht Kennt( 憧 れ を 知っている人にしか) 10 シューマン(1810-1856)ロマン派歌曲を確立させた作曲家 テーマ「花」 Der Nussbaum(くるみの木) Die Lotosblume(はすの花) 11 シューマン Röselein, Röselein(ばらよ ばらよ) Meine Rose(私のばら) 12 シューマン Schneeglöckchen(雪割草) Mein Garten(私の庭) 13 まとめ 前期に学習した作品により試演会で演奏する曲を各 自選曲学習する 材として取り上げ歌唱研究します。 コンサートで演奏される機会の多い作品を、歌 唱することにより、ドイツ歌曲がより身近なもの として感じられることと思います。 す。 2 授業概要 ドイツ歌曲を演奏するための正確な発音法・表 現法等、演奏法を総合的に研究します。 全コース共通 選択科目 3 3 授業時間外の学習(予習・復習について) 授業内で学習する作品の詩を理解するとともに、 歌唱研究して授業の準備をして下さい。 4 教養科目 4 14 15 成績評価の方法及び基準 リハーサル 試演会のためのリハーサル 試演会 ドイツ歌曲での演奏会の経験を積む [後期] 学期末の試演会、授業への参加姿勢、平常点 1 ブラームス(1833-1897)J.Brahms ドイツ音楽の伝統を継承した音楽 テーマ(心) Sonntag(日曜日) Wiegenlied(子守唄) 2 ブラームス Das Madchen spricht(乙女は語る) Madchenlied(乙女の歌) 3 ブラームス Liebestred(愛のまこと) Die Mainacht(五月の夜) 4 ブラ-ムス Von ewigen Liebe(永遠の愛) Vergeflicheständchen(甲斐なきセレナーデ) 5 マーラー(1860-1911)G. Mahler 後期ロマン派から近代歌 曲へ移行期の作曲家 Frühlingsmorgen(春の朝) Hans und Grethe(ハンスとグレーテ) 6 マーラー Ablösung im Sommer(夏の小鳥の交代) 7 マーラー Rleinlegendchen(ラインの伝説) 8 マーラー Ich atmet’ einen linden Duft(私は快い香りを 吸いこんだ) 9 R. シュトラウス(1864-1949)R. Strauss 近代歌曲を確立 した作曲家 Zueigung(献呈) Allerseelen(万霊節) ドイツ語の発音、曲の解説等、理解しやすく解 10 説しますので意欲的に学んで下さい。 R. シュトラウス Einerlei(ひとつのもの) Der Stern(星) 11 ドイツ歌曲の美しい旋律を楽しく歌唱して下さ R. シュトラウス Die Nacht(夜) Morgen(朝) 12 R. シュトラウス(1864-1949)Das Rosenband(ばらの絆) い。 13 まとめ 後期に学習した作品より試演会で演奏する曲を各自 選曲、学習する (課題提出等)を総合的に評価し判定します。 5 授業で使用するテキスト・参考文献 授業内で指示、または配布します。 専攻科科目 5 田中 純子 担当教員 6 前提科目 「ドイツ歌曲研究Ⅰ」の単位修得済の学生 7 履修の条件・クラス分けの方法(履修者への要望等) ドイツ歌曲に興味がある学生。 14 15 238 リハーサル 試演会のためのリハーサル 試演会 ドイツ歌曲での演奏会の試験を積む
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