拡大 - 名古屋市文化振興事業団

 公益財団法人名古屋市文化振興事業団では、毎年、地元で活躍する音楽・演劇・舞踊をはじめとする舞台人の総力を結集し、新しい可能性を
追求する企画公演を開催してまいりました。
第31作目を迎える今回は、ミュージカルの王様リチャード・ロジャースの孫にして気鋭の作曲家アダム・ゲッテルが手がけたミュージカル「ライト・イン・
ザ・ピアッツァ」(上演台本・訳詞・演出/寺﨑秀臣、指揮/小島岳志、振付/小田真砂世)を上演します。この舞台の出演者をオーディションで決
定しますので、ふるってご応募ください!
公演日時 2015年2月20日(金)~22日(日)
《5回公演》
※公演開始時刻は変更する場合があります。予めご了承ください。
17日
(火)18日
(水) 19日
(木) 20日
(金)
リハーサル・GPなど
21日
(土)
18 : 30
応募資格
会場 名古屋市青少年文化センター アートピアホール
◆地下鉄東山線・名城線「栄」下車南へ徒歩7分 ◆地下鉄名城線「矢場町」下車5・6番出口を西へ徒歩5分
次の①~④の条件を満たす方に限ります。
①原則として、名古屋市内または近郊の地域を中心に芸術文化活動を行っている方。
②平成26年4月1日現在で満15歳以上の心身ともに健康な方。
③指定する日時・会場で、稽古及び公演に参加できる方。
《稽古概要》11月中旬から本番前日まで
※稽古は、主に名古屋市内の会場で行う予定です。この期間は拘束されることをあらかじめご了承ください。
また、本番直前には集中的に稽古を行う予定です。
※オーケストラとの合同稽古や、公演直前など参加必須の日程があります。この日程に稽古参加できない方は
原則応募できませんので予めご了承ください。 (詳細についてはお問い合わせください)
④チケット販売に協力できる方。
22日
(日) 11 : 00
11 : 00
16 : 00
16 : 00
実施内容
「ライト・イン・ザ・ピアッツァ」作品紹介
ミュージカル「ライト・イン・ザ・ピアッツァ」はミシシッピー州出身の女流作家エリザベス・スペンサーの小説を原作とした作品です。
脚本は大ヒット映画「アメリ」のミュージカル版の脚本も手がけるクレイグ・ルーカス。作曲は「サウンド・オブ・ミュージック」で知られるミュージカルの王様リチャード・ロ
ジャースの孫にして気鋭の作曲家アダム・ゲッテルが手がけました。2005年4月にリンカーンセンターにて初演されたこの作品は、その年のドラマディスク賞5部門を受賞、
さらにトニー賞11部門にノミネートされ、最優秀オリジナル・スコア賞をはじめ6部門受賞という快挙を成し遂げました。また、劇評においても「『ウェストサイド物語』以来、もっ
とも情熱的でロマンチックな旋律」(NewYorkTimes)、「現代のもっとも才能があり将来が約束された舞台作曲家アダム・ゲッテルが帰ってきた」(WallStreetJournal)など
高く評価されました。当初2005年4月から6月までの限定上演の予定でしたが、好評のあまり2006年7月2日まで延長を重ね、500回を超える上演を達成しました。
日本では、2007年ル テアトル銀座にて初演。主人公クララは新妻聖子、その母親マーガレットは島田歌穂、クララの恋人ファブリッツォは小西遼生が演じました。その
他のキャストにもシルビア・グラブ、鈴木綜馬など実力派が揃う豪華キャストで上演されました。
日本では2度目、名古屋では初登場となる当事業団公演は、「屋根の上のバイオリン弾き」「ハロー・ドーリー!」などの演出を手がける寺﨑秀臣氏を上演台本・訳
詞・演出に迎え、名古屋のスタッフ・キャストの総力を結集して上演します。
日時/会場
次のように3種目を実施していただきます。当日は動きやすい服装と靴をご用意ください。
[歌 唱] 必須(指定課題・事前配布)
[演 技]
[ダンスⅠ(初 級)] どちらかを選択(課題は当日指定します)
[ダンスⅡ(経験者)]
※実施する種目は3種目ですが、歌唱力に自信のある方、演技に自信のある方、ダンスに自信のある方、それぞれの個性を
活かした舞台創りをいたしますので、ふるってご応募ください。
《日程》平成26年8月23日(土)または24日(日)
※申込後に決定し、お知らせします。
《会場》名古屋市芸術創造センター地下2階 リハーサル室 (名古屋市東区葵一丁目3番27号)
「ライト・イン・ザ・ピアッツァ」物語
1953年の夏、アメリカ人の主婦マーガレットはかつて新婚旅行で来たことのあるフィレンツェに娘クララとともに訪れていた。彼女たちが観光スポットを見学していると、クラ
ラの帽子が風に巻き上げられ、地元の青年ファブリッツォの足元に落ちる。偶然だけれど運命的な若い二人の出会い。この瞬間、クララとファブリッツォは恋に落ちる。
ファブリッツォの家族も彼の恋を見守り応援しようとするが、クララに対して極端なほど過保護なマーガレットは二人を遠ざけようとする。物語が展開するにつれて、クララの
秘密が明らかになっていく。クララの秘密を隠しとおせなくなったとき、マーガレットは娘の将来だけでなく、自分の生き方についても見つめなおさざるを得なくなった- 娘を愛するが故の母の苦悩と解放、そして純粋な若者たちの恋の物語です。
所定の申込書に必要事項を記入のうえ、下記期限までにご提出ください。
《郵送》平成26年8月7日(木)<消印有効> 《持参》平成26年8月8日(金)17:00
申込方法
主なキャスト
・マーガレット…娘に対して過保護なクララの母親。
・クララ…アメリカからフィレンツェに旅行に来ている若くて美しい娘。年齢の割りに幼すぎるところがある。
・ファブリッツォ…フィレンツェに住む若い青年。クララと恋に落ちる。
・ナッカレリ氏…ファブリッツォの父親。
・ナッカレリ夫人…ファブリッツォの母親。
・ジュゼッペ…ファブリッツォの兄、フランカの夫。
・フランカ…ファブリッツォの義姉、ジュゼッペの妻
・ロイ…マーガレットの夫、クララの父親。 ・司祭…フィレンツェの教会の司祭。 ほか アンサンブル・ダンサー
所定の申込書、指定課題については直接ご来訪いただくか、①郵便番号・住所 ②氏名③年齢 ④性別⑤電話番号
を明記のうえ、郵便またはFAXにて8月1日(金)<消印有効>までに下記申し込み先へご請求いただければ郵送します。
なお、提出された書類は返却いたしませんので、ご了承ください。
※お申込みいただく際の個人情報は「ライト・イン・ザ・ピアッツァ」に関する事務連絡及び名古屋市文化振興事業団の
文化事業に関するご案内のみに使用させていただきます。
結果発表
合否につきましては、受験者全員に文書で通知します。
なお審査内容に関する問い合わせには、一切お答えできません。
その他
①オーディションの結果、該当者がない場合は、別途出演者を指名する場合があります。
②出演者には公演終了後、少額ですが出演料をお支払いします。
問い合わせ
申し込み先
〒460-0008 名古屋市中区栄三丁目18番1号 ナディアパーク8階
(公財)名古屋市文化振興事業団 文化振興部 「ライト・イン・ザ・ピアッツァ」係
TEL:052-249-9387 FAX:052-249-9386 (受付時間:土・日・祝日を除く9:00~17:00)
上演台本・訳詞・演出 寺 﨑 秀 臣(てらさき ひでおみ)
オーディションは出会いの場です。新しい人たち、新しい楽曲、新しいダンス、新しい作品との
出会い。そしてそれ以上に新しい自分との出会いのチャンスでもあります。今年30周年を迎え
た名古屋市文化振興事業団は、次なる目標に向かって「ライト ・ イン ・ ザ ・ ピアッツァ」という
美しいミュージカルを選びました。その演出を担う僕自身、 新しい発見を求めてこの作品に
チャレンジします。名古屋は僕が演出家としてデビューした思い出の場所です。きっと今までに
ない美しい作品になるのではと今からワクワクしています。是非一緒に素晴らしい作品との冒
険の旅を始めましょう!そこには新しい出会いが待っているはずです。では、 オーディション会
場でお待ちしています!
指 揮
小 島 岳 志(こじま たけし)
ミュージカルといっても様々なスタイルがありますが、 今回の 「ライト ・ イン ・ ザ ・ ピアッツァ」 は
極めて質の高い音楽で観客を魅了すること、 間違いのない作品です。私自身とても楽しみ
で、 出演者 ・ スタッフが力を合わせて、 果たしてどんな舞台になるのか、 今から期待に胸を
膨らませています。前回30周年の記念コンサートを盛大に開催しましたが、 第31回の公演
として新たな1ページを私たちと一緒に作っていきませんか?幅広い方々からの応募をお待
ちしております。
振 付
広島県出身。東京学芸大学を卒業後、東宝演劇部と契約。03年名鉄ホール
にて『お風呂屋番台物語』で演出家デビュー。
ミュージカルの演出及び翻
訳、訳詞も行っている。主な作品は『屋根の上のヴァイオリン弾き』
『くたば
れ!ヤンキース』
『ミュージカル十二夜』
『プライド』
『ハロー・ドーリー!』等。
ま
た『タイタニック・ザ・ミュージカル』
『All Shook Up』
『ミー&マイガール』
で
は訳詞を担当。12年の新演出版『ミス・サイゴン』には演出補として参加。
読売交響楽団とミュージカルスターによるコンサート
『ミュージカル・ミー
ツ・シンフォニー』の構成・演出も手がけている。
97年愛知県立芸術大学音楽学部器楽科卒業。
フルートを故加藤敏、峰岸
壮一、村田四郎の各氏に師事。大学在学中より指揮活動を始め、名古屋二
期会・名古屋オペラ協会・三重オペラ協会・名古屋芸術大学・四日市市民オ
ペラ・三河市民オペラ・名古屋アクターズスクールなど、多数の舞台公演に
参加。10年9月には名古屋市文化振興事業団企画公演ミュージカル「海の
向こうに」を指揮。ジャパン・ウィンド・アンサンブル、一宮市消防音楽隊の
指揮者を歴任。桐朋学園大学にて指揮を黒岩英臣氏に師事。13年より同朋
高校音楽科非常勤講師。
小 田 真 砂 世(おだ まさよ)
私はこれまで、 ニューヨークに行った際に、 いろんなミュージカルを観てきました。ミュージカル
とは、 歌 ・ ダンス ・ 芝居を見事に調和させた作品で、 誰もが楽しめるものだと思います。今
回のこの作品は、 日本で2回目の上演という事で、 ほとんどの方にとって未知の作品になる
ことでしょう。広く知られた作品の上演もいろんな意味で大変ですが、 知られていない作品を
一から創り上げるのもこれまた大変!でも、 そこを個人個人のパフォーマンスをうまく融合さ
せ、この名古屋で素晴らしい作品を創るお手伝いが出来ればと思っています。ダンスが不安
な方でも、 私の経験と知識で不安要素を取り除いていきたいと思います。一緒に、 新しい
ミュージカルを創りあげましょう!
83年ジャズダンスを始め、85年佐々智恵子バレエ団にてクラシックバレエ
を学ぶ。89年スタジオM発足。ニューヨークにてルイジ、
ミッシェル・アサ
フ、マックス・ストーンらに師事。95年ジャズダンスワールドコングレス振付
コンクールにて準優勝を獲得。12年【CREO DANCECOMPLEX】
(ダンスコン
テスト)にて優勝。03年よりNCA(名古屋コミュニケーションアート専門学
校)、13年よりみずほ短期大学非常勤講師となる。その他、舞台、イベント等
多数出演。CM、イベント等の振付も手掛け、ディズニーライブのキッズダ
ンサーを4年連続で輩出。
※この印刷物は古紙パルプを含む再生紙を使用しています。