BLOG SNS

2006.7.25
SNS(ソーシャルネットワーキングサイト)
No,1
が 成 功した 理 由 。
Aota Yohsuke
●
ブログとSNSの違い
■
ブログ ウェブサイトへのリンクを張り、そこに個人の評論を書き加えた情報が表示されるウェブサイト。
ある程度繁栄に更新されるもの。
■
SNS
新たな友人関係を広げることを 目的に、参加者が互いに友人を紹介し合い、友人の関係、個人の興味を
登録していくコミュニティ型のウェブサイト。
BLOG
閲覧者
情 報
閲覧者
情報から情報へつながる
…
知らない人のブログを読みたいとはあまり思わない。
その人が持っている情報(音楽、映画情報など)を
閲覧者が見にきてネットワークが広がる。
閲覧者
● 相手の顔が見えないので言いたい事が言える
SNSは人と人のつながりによって成り立つ
自分
友人の友人、友人の友人の友人…、
と新たなコミュニ
友人の友人
…
友人
SNS
●
ケーションの輪が広がる。
● 周りは友人だけなので安心感がある
● 様々な人の意見を聞ける
友人の友人
● 情報の根拠が分かりやすい
“国内のSNSのご紹介
orkut
オーカット
mixi
ミクシィ
Echoo!
Googleが立ち上げたSNS
今、国内で最も有名なSNSのひとつ
常に相手の「顔が見える状態」でのコミュニティを心がけている。
日本語は使用不可
年齢制限有(18歳以上)
ユーザーの細かい設定範囲が可能となっている、
(同級生のみなど)
stylog
ブログ運営サービス。他人の日記に共感した場合、
それにひもづきに似た興味をもつ仲間と出会うことができる。
recommuni
音楽好きが集まるSNS型有料音楽配信サービス。
曲のリコメンドなどができる。
gree
グリー
紹介制
ゆびとま
無料
同窓会専用のSNS
2006.7.25
SNS(ソーシャルネットワーキングサイト)
No,2
が 成 功した 理 由 。
Aota Yohsuke
●
日本で主なSNS、gree(グリー)
とmixi(ミクシィ)の違い
greeもmixiも紹介制で、知り合いが知り合いを連れてきている。そのため自分のリアル生活のつながりの延長上にSNSがある。
それが、匿名性の高いネットの世界と違う点。
(つまりSNSでは、知り合いが多いため匿名性が低い)
始まり
■
gree
開発者から招待メールのみで始まった。一人のつながりから始まったので参加者に偏りが出てくる。
■
mixi
社員から招待メール。
(3∼4日くらいの短期間、
自由参加にしたが増加率は招待制・非招待制とほとんど
差が出なかった。)
ユーザーの違い ※あくまで青田の個人的見解です
■
gree
ビジネス的。大学のような雰囲気
ビジネスのパートナー探しのような、感じ。しかし、年齢制限無し
■
mixi
カジュアル的。女性の参加者が多いせいか、音楽や趣味の話題にくいついてくる層が多い。
コミュニケーションというよりも出会い系だと勘違いしてる人もいる。年齢制限有り
(18歳以上)
ちなみに両方やっている人はこう使い分けていたりする
■
gree 人が少ないので、本音日記や、あまり見られたくような日記。
■
mixi 友人・知人が多いので主にネタ日記。
(友人を笑わせてやろうという意図の日記)
デザイン性の違い
■
gree
シンプルなデザイン。イメージは無色透明でブルー色が多い。万人ウケするデザインを目指した。
■
mixi
ポップなデザイン。イメージカラーはオレンジ。女性を意識したデザインで、webデザイン案も
女性社員の投票で決めた。
mixiとgreeを使っているユーザーが答える、二つのSNSの違い。
mixi
gree
・ユーザーインターフェースがmixiの方が断然良い。
・GREEは同窓会的な印象が強いです。
・mixiはgreeに比べて一般化された好例ですね。知らない人と趣味やビジネスで
つながるという意味で一番SNSらしさを感じさせます。システム的には粗も多い
というのも、学校や会社など、実在する組織やコミュニティのメンバーがそのまま
ネットでも集まっているかんじ。
ですけどインターフェイスデザインはGREEよりも遥かに上でしょう。
・GREEでは友達の紹介文を書くように強制されてる気分になる。
・遊び仲間をつくる感じ。
・キーワードやコミュニティの必然性や楽しみ、魅力を感じない。
・濃いコミュニケーション空間だと思います。
・GREEは就活で「知り合った人ととりあえずリンクする」
「就活関係の情報を入手
コミュニティが充実してて参加者が多かったり、
する」システムツール程度にしか感じなかった。
日記やコメントの書き込みも多かったり。
mixi自体がひとつの世界をなしているような…
・GREEは六本木・渋谷周辺の一部のIT企業が寄り集まっている馴れ合いの場で
す。田中氏の言動を見ていると仲間意識がことのほか強いし。ネット上のサービス
な訳で個人情報に関わる部分で線引きすべきなのに…独り善がりの勝手さが
GREEには感じられます。
●
mixiの参加するには
・完全紹介制のため18歳以上で、知人などに招待状メールを受け取らなければならない。
(最近では、mixiの招待状がネットオークションで販売されたり、
2ちゃんねるで配布する者がいたりして、
本名で登録しているユーザーのプライバシーに対して危険性が指摘されている。
2006.7.25
SNS(ソーシャルネットワーキングサイト)
No,3
が 成 功した 理 由 。
Aota Yohsuke
▲自分のユーザーページ
●
▲友人のユーザーページ
mixi主な機能紹介
■
コミュニティ
関心のある話題について語り合うための掲示板機能。
各ユーザーが自由に作ることができる。特定のユーザーのアクセスブロックも設定可能。
■
マイミクシィ
ユーザーをマイミクシィ
(マイミク)登録すれば、そのユーザーが日記の更新を行ったときに
自分のユーザーページで知ることができる。登録するには相手ユーザーの承認が必要。
■
お気に入り
特定ユーザーをブックマークする機能。
相手ユーザーの承認は不要だが、
日記の更新などを自分のユーザーページで表示させることが
できない。
■
日記
一般的な個人サイトの「管理者日記」のようなもの。
他のユーザーからコメントがくることもある。それに対して、
自分もコメントという形で返信することが
できる。自分の過去の日記を修正したり、追加したりできる。画像貼り付けも可能(3つまで)
mixi標準機能の他に、外部のブログを設定する事もできる。
■
あしあと
ユーザーのページを他のユーザーが見た場合。そのユーザー名が「あしあと」として登録される。
2006.7.25
SNS(ソーシャルネットワーキングサイト)
が 成 功した 理 由 。
No,4
Aota Yohsuke
●
mixiの日記サイクル
mixi日記は一度書き始めると止められなくなってしまう。日記へのコメント機能やアクセス履歴を表示する「足あと」機能が、
ユーザーに「快感」を引き起こす。
自分の日記に「足あと」やコメントがつくと、周囲から認められた「認識欲求」、
自分を受け入れて欲しいという「親和欲求」が
満たされ、
それが快感になるのではないか。
好意を持っていたり、尊敬している相手から足あとやコメントがつくと、
さらに高い快感が得られるため、快感を求めて日記を更新
し続けてるという。
つまり、
「コメント欲しさに日記を書く」→「コメントがついて嬉しくなる」→「コメントをくれた人の日記にもコメントを返す」
→「自分の日記へのコメントが途絶えると、
コメント欲しさに新たに日記を書く」というサイクルが生まれてきている。
それだけmixiが活用されていて、
コミュニケーションの場として活躍している。日記にコメントが付くと自分のユーザーページに
赤い文字で「○件の日記にコメントがあります」と表示されるが、それがあるか無いか気になって、一日に何回もログインをして
しまう傾向が増えている。しかし、
日記を書く週間が無い人はmixiを放置してしまう事も現状。
●
mixiが成功した理由とは?
(個人的感想含む)
・現代のコミュニケーションツールとして活躍している。
(→招待制という安心感から普段話さない人ともやりとりできたりする。)
・女性の意見を取り入れている。
(→デザインなども含め、女性でも気軽に楽しめる。)
・yahooやgoogleといった検索エンジンとは違った質の情報が手に入る。
(→様々な人が参加していて、様々な意見(賛否両論)
を
聞くことができるため、質の高い情報が手に入る。)
・友人の意外な一面が見えたりする。
(→日記や、
その人のコミュニティなどから情報が分かったりする。)
mixiはSNSの特徴である安心感と、mxi独自の機能である「足あと」を使い新しいコミュニケーションの場を作ったのではないか。
また、webが詳しくない人にも招待制という親しい人から招待を受ける事で、安心して、参加できたのではないだろうか。
さらに、
デザインの方向性を女性にしぼった事から、主婦からも支持を得たのだと思います。