「ヤマ・山・やま」ブックリスト今年から８月１１日は「山の日」に定められました。そこで、市立図書館では、「山」を切り口にして、様々な角度から関連する蔵書を紹介します。館内にある「山」の資料に触れながら、実際の山へも足を延ばしてみてはいかがでしょうか。『ミニヤコンカ奇跡の生還』山と渓谷社松田宏也／著 2000 年 292.235 悪天候に阻まれ、サポート隊も撤退してしまうという絶望的な状況の中、満身創痍になりながら生還を果たした著者のドキュメンタリー。『日本の火山図鑑１１０すべての活火山の噴火と特徴がわかる』誠文堂新光社高橋正樹／著 2015 年 453.821 いまなお活発な活動を続ける桜島や阿蘇山をはじめとした、日本の火山の豊富な写真と詳細なデータがこの１冊に。『日本の名山写真家の視点で選んだ１００山』日本山岳写真協会／編信濃毎日新聞社 1999 年 748 表紙からして目を引く写真集。著名な山岳写真家たちの一流の技術により撮影された数々の作品は、「圧倒的」の一言に尽きます。【山の知識を深める本】『相模・武蔵の大山信仰』関東民具研究会／編岩田書院 2011 年 163.1 『関東周辺週末の山登りベスト 120』石丸哲也／著山と渓谷社 2012 年 T291.309 『富士山歴史散歩』遠藤秀男／著羽衣出版 1996 年 388.154 『カシミール３Ｄ入門』杉本智彦／著実業之日本社 2002 年 454.91 『ブナの山旅』坪田和人／著山と渓谷社 1999 年 653.7 『山道具選び方、使い方』高橋庄太郎／著エイ出版社 2013 年 786.1 『山岳気象大全』猪熊隆之／著山と渓谷社 2011 年 786.15 『道迷い遭難を防ぐ最新読図術』村越真／著山と渓谷社 2001 年 786.15 『神々の山嶺上・下』集英社夢枕獏／著 2000 年 BF エベレストの冬期単独登頂に挑むクライマーと、彼を追うカメラマンの物語。今年３月には映画が封切りされ、その壮大なスケールが話題になりました。【山が題材の物語】『星と嵐六つの北壁登行』ガストン・レビュファ白水社 1990 年 293 『新編・風雪のビヴァーク』松濤明／著山と渓谷社 2000 年 786.1 『青春を山に賭けて新装版』植村直己／著文藝春秋 2008 年 B786 『マークスの山上・下』高村薫／著講談社 2003 年 BF 『未踏峰』笹本稜平／著祥伝社 2009 年Ｆ『銀嶺の人上・下』新田次郎／著新潮社 1975 年Ｆ『氷壁』井上靖／著新潮社 1991 年 BF 【山の読み方クイズ】次の山は相模原市にある主な山々です。全部読めるかな？ ①蛭ケ岳 ②檜洞丸 ③大室山 ④丹沢山 ⑤生藤山 ⑥陣馬山 ⑦景信山 ⑧石老山 ⑨長峰山 ⑩南山（答えは次のページ！！） ⑪嵐山 ⑫城山『ズッコケ山岳救助隊』那須正幹／著ポプラ社 1999 年Ｊ913 ハチベエ、ハカセ、モーちゃんのおなじみ３人組が登山に挑戦するも、遭難しかけたり、誘拐事件が勃発したりで、無事に終わるわけがなく…。【山に親しむ児童書】『女子高生・汗と涙の初登頂』高橋清輝／著大日本図書 1997 年 J29 『アウトドアで働く』須藤ナオミ／著ぺりかん社 2015 年 J36 キイロ『あきらめないこと、それが冒険だ』野口健／著学習研究社 2006 年 J78 『ぼくらの夏は山小屋で』三輪裕子／著講談社 1986 年 J913 『やまがあるいたよ』長新太／著童心社 1984 年Ｅ【山の読み方こたえ】 ①ひるがたけ ②ひのきぼらまる ③おおむろ（むれ）やま ④たんざわさん ⑤しょうとうさん ⑥じんばさん ⑦かげのぶやま ⑧せきろうざん ⑨ながみねやま ⑩みなみやま ⑫しろやま ⑪あらしやま ※「山」の読みは「やま」「さん」「ざん」など、異なる場合もあります。参考資料・『相模原市の山８８座』創立 45 周年記念誌部会編相模山路会 2012 年・『かながわ山紀行』植木知司神奈川新聞社 1991 年 K0-29 K1-29 発行：平成 28 年 7 月相模原市立図書館〒252-0233 相模原市中央区鹿沼台 2-13-1 TEL：042-754-3604 FAX：042-754-0746