礎を固め新たな飛躍を礎を固め新たな飛躍を

送っています。最近は、会合の
度の計画作りに大忙しの日々を
東京都退職校長会では、現在
二十四年度を総括し、二十五年
みのことと存じます。
の皆様も弾む季節の春をお楽し
長を感じ新鮮に映ります。会員
登校していく子供の後ろ姿も成
新年度を迎え、街にはフレッ
シュマンが行きかっています。
育の将来を見つめ、どう改善し
として、また管理職の目で、教
書にまとめました。教職のプロ
を行い、調査結果を検証し報告
校各一校を訪問し聞き取り調査
ての要望等を、各区市小・中学
望や、教育庁人材バンクについ
用することについての課題・要
また、外部人材を教育活動に活
談・普及広報活動をしました。
分担し、教育庁人材バンクの相
な指導力を身に付けることがで
「教員は採用前からより実践的
た。また、主要政策十二にある
を考えてほしい』と主張しまし
言し『主要施策の三のとりくみ
生徒の増加が予想される』と提
つ い て、『 今 後 外 国 籍 の 児 童・
間に予想される社会の変化」に
案 し ま し た。「 こ れ か ら の 十 年
では早速検討し意見を文書で提
掲げている団体ですので、本会
意見には大賛成であり、
の記述について、その
きる機会を提供する。」
前に会歌の練習を取り入れてい
礎を固め新たな飛躍を
その機会には本会会員
ます。歌詞内容を咀嚼し大きな
策が検証してあり、七〇ページ
ていったらよいか課題解決の方
「会歌の三番」
し入れをしました。
会長 片岡 敦子
声で歌いますと、不思議なこと
にも及ぶ力作となりました。五
がお手伝いをすると申
にモチベーションがあがり、会
国の未来みをち 見すえつつ
新たな教育に 光さす
業務」も報告書を作成すること
営に伴う学校情報収集及び管理
都民からの意見募集がありまし
次 〉( 仮 称 ) 案 』 が 提 示 さ れ、
本年二月に東京都教育委員会
から『東京教育ビジョン〈第三
支援の力
伸び行く退職校長会
この精神で教育支援を進めます。
生き生き人生 奉仕の心
理想を込めた 風に乗り
組織の特徴 ゆ生めかす時
希
望を呼ぶ
月の会員研修会で報告する予定
ができました。この事業は会員
た。ご承知のように本会は『東
です。
二十九人のアドバイザーが、都
京の教育を支援する』を目的に
二十四年度都教育庁から委託
されました「人材バンク事業運
議はスムーズに進行しています。
〒113-0034 文京区湯島4-12-3 日公連鈴木ビル5F
電話 03−5814−5615 東京都退職校長会ホームページアドレス http://www15.ocn.ne.jp/ ~ totaikou/
内二十三区二十六市三町一村を
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1
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平成25年4月1日
東京都退職校長会会報
第180号
発行所 東京都退職校長会
発行者 片 岡 敦 子
「平成25年度都教委受託事業報告会」
☆ 時 間 14:30 ~ 15:30
☆ 内 容 第一部 平成 24 年度 都教委受託授業報告
① 外部人材活用状況に関する調査
② 退職教職員等ボランティア事業の実践報告
第二部 会歌練習
☆ 発表者 アドバイザー委員会・教育支援活動委員会
生涯学習部
定期総会案内
会員研修会のご案内
平成二十五年度
の意を表します。
万障お繰り合わせの上ご出席
ください。出席申し込みは、一
般会員同様、左記の方法でお願
いします。
総会・懇親会出席申込方法
○総会のみ参加は、会費不要。
その旨を支部長にお伝えくだ
さい。
○懇親会へも参加は、支部長に
連絡し、四月三十日(火)まで
に支部長宛に払い込んでくださ
い。
支部長は払込取扱票にて五月
十日
(金)
までにご送金ください。
○その後の取り消しは、早めに
支部長に連絡してください。申
し出の日により、返金額が異な
ります。ご了承ください。
体調を整えられ、多数のご参
加をお待ちしております。
生き生き人生 元気の出る集い
第 六 十 回
第六十回定期総会を、左記の
とおり開催します。
明日を創出し、会員の輪を広
げる総会であります。
各支部役員・会員多数のご出
席を期待しております。
よろしくお願いいたします。
○開催日 五月三十日(木)
・受 付 一一・三〇~
・定期総会 一二・三〇~
・会員研修会 一四・三〇~
・懇親会
一五・三〇~
○会場 スクワール麹町
JR四谷駅下車南口、駅前
― 八七三九
電話 三二三四
○懇親会費 六千円
長寿・栄誉・功労会員への
ご案内
案内状を会報百八十号ととも
に、支部長を通してお届けしま
す。総会の席上でお祝いと感謝
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2
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第180号
東京都退職校長会会報
平成25年4月1日
各
部
だ
•••••••••••
総
務部は会の潤滑油
•••••••••••
•••••••••••
総務部長 塩見 晴康
•••••••••••
•••••••••••
部の分掌は「⑴本会の組織・
運営に関すること」で具体的に
は①から⑨までと ⑵「その他、
各部に属さない事項に関するこ
と」
( 会 則 参 照 ) と あ り、 多 種
多様の活動をしている。
今年度は五年毎の名簿作成の
年にあたり、これを二年がかり
で作成配布した。五年間の会員
異動は大変な数であり、一日毎
に 加 除 訂 正 が あ る。 太 田 前 会
長・田野倉副会長・藤井事務局
長の緻密な調査協力と各支部担
当者のご協力のお陰で小林副会
長の下で、何とか作成配布する
ことができた。
各種事業・会合等では、必要
資料の作成と整理・袋詰・配布
当日の受付・胸章や名札の作成
等仕事は多岐に渡る。
会合の種類によって異なるが
種類毎に積まれた文書が机一杯
よ
り
に並べられ、当日の議事に沿っ
て十人の部員が流れ作業で一枚
もミスがないようにまとめてい
く大変な作業である。
退職予定者名簿の作成はほぼ
一年を通して進められる。
「百聞は一見に如かず」各種
行事の映像記録制作も重要な仕
事である。
部員の方々は大変苦労の多い
仕事であるが、手際よく、なご
やかに活動されている。
新たに作られた会歌。
― 生きがい込めた風にのり ―
― 元気を込めた風にのり ―
― 生き生き人生奉仕の心 ―
等々、こうした会員の方々の活
動の中から生まれてきたものと
思う。
機械は潤滑油がないと動かな
い、総務部は本会の潤滑油であ
り、この油を持ってこられるの
が小林副会長・藤井局長で、油
を入れ機械を働かすのが部員で
ある。本会がより円滑に回転し
ていくよう祈りつつ…………。
•••••••••••
会
計部の仕事
•••••••••••
•••••••••••
会計部長 正田 清明
•••••••••••
•••••••••••
平成二十四年度の会計部のメ
ンバーは昨年度と変わらず、会
一方、地方会員は各自が地元の
郵便局に払込みその結果が、各
支部からの払込みと同様本会の
事務局にその旨連絡がきます。
これらの会員の会費は月単位で
なお、ここ数年、会員の在籍
数が減少しており、各部・各委
データー処理をしています。
男性の安達理事、小久保理事、
員会の活動に、今後多少影響が
計担当の武藤副会長を中心に、
そして女性の粂理事、私を含め
出るかもしれません。
二 会費納入について
て五人です。
なお、現在の藤井事務局長が
側面から会計業務についてアド
ため、担当理事はその都度銀行
一 会計部の仕事の一例
定例の支部長会、評議員会等
に支払いする交通費を用意する
力強い限りです。
す。
ては大変有り難く思っておりま
本会事務局への納入時期も当然
各支部の会費の集め方は各支
部によりその方法が異なります。
や他の金融機関に出向き細かく
地方会員が会費未納の場合は、
十二月に再度納入のお願いをさ
バイスをしてくださり、非常に
金種を用意して、当日の支払い
せて頂いております。
入頂いております。会計部とし
異なります。概ね年末迄には納
をスムーズに行っています。
貯 金 セ ン タ ー 経 由 で、 三、四 日
した予算が付けられるよう努力
各部・各委員会の益々の活動
と充実発展に伴い、それに相応
三 次年度について
のうちに東京都退職校長会事務
したいと思っております。
各支部からの会費は各支部単
位で集められ各郵便局から東京
局に文書でその旨連絡が来ます。
―
3
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平成25年4月1日
東京都退職校長会会報
第180号
○見出し、写真、レイアウトを
工夫し、興味を呼ぶビジュアル
性のある誌面とする。
容(教育支援活動、財政、互助
具体的には、情報連絡のため
の機関誌として、本会の事業内
会報は、本会と会員一人一人
との、また、会員相互の連携と
関係、各部の動向等)の状況と
•••••••••••
会
報 部
•••••••••••
•••••••••••
会報部長 和田 弘
•••••••••••
•••••••••••
交流を図る唯一の機関誌です。
本年度も、各支部から選出さ
れた七名の理事が会報部員とし
「•••••••••••
会員研修会」の
•••••••••••
こ
れからを考えましょう
•••••••••••
生涯学習部長 会田 満
•••••••••••
•••••••••••
本年度は新組織ではじめて企
画から全てに取り組んだ年度で
した。一人一人が責務を自覚し
動した事例の報告は、経験を生
かした良き活動であると共鳴で
きました。支部活動とのつなが
りも明らかにして欲しいなど、
沢山の感想をいただくことがで
きました。
第二回は「生き生き人生、元
気の出る集い」をテーマに、歌
と体験談を企画しました。
指導をいただいた講師の方か
らは、
「参加した方々が声をしっかり
出して一生懸命歌ってくださっ
たので、指揮をしていてもとて
総会後の第一回は「平成二十三
年度都教委委託事業報告会」を
員からのアンケートも満足した
話しがいがありました。」
「参加者の聞く態度が真剣で、
もよい気持ちでした。」
行いました。
との声が多く、私たちも喜んで
研修会を中心に本年度を振り
返ります。
て、協力して会務の遂行に努め
情報の提供に努めています。
たことや他部の先生方からもご
また、「支部だより」を通して、
協力ご指導いただけたことを感
各支部の活動状況や情報等の収
謝し、報告させていただきます。
集に努め、各支部間の交流を図
て、毎号の編集作業に携わって
います。
けてもいます。
る一助になるよう、絶えず心が
編集し、数回の校正があって
印刷となり、会報が発行される
と、直ちに、会報は各会員の手
都の委託事業として、どんな
内容を引き受け、どんなことを
さらに、会員一人一人の声を
大切にし、声の情報収集等にも
しているのか、活動の実態を、
います。しかし、恒例で行って
元に送付されます。
報を収集し、情報を提供するだ
アドバイザー委員、教育支援委
きた研修会ですが、予算や参加
多数お待ち申し上げます。
努めています。各支部には様々
られます。その寄せられたご感
けでなく、その方の声もお聞き
員として活動なさっている先生
者数などから内容を再検討する
考えましょう。
アとして、学校で生き生きと活
きませんでしたが、ボランティ
との感想が寄せられました。会
想やご意見等を会報部員は全員
しようと努力もしています。
方を代表して五名の先生方にご
ことが課題として残りました。
な分野で活躍されている会員の
で読み、次の会報の編集に生か
○本会へのご意見・旅行記・健
報告をいただきました。短時間
多くの意見でよりよい研修会を
会報が各会員の手元に届くと、
目を通して下さった方々から、
すようにしています。
康法・俳句・短歌・写真・絵画
の報告なので意を尽すことはで
方々が多数おられます。その情
○企画性に富んだ編集を第一に
等の投稿も歓迎です。
必ずご感想やら、ご意見が寄せ
心がける。
○各号に、必ず何らかの特色を
出すよう心掛ける。
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4
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第180号
東京都退職校長会会報
平成25年4月1日
但し、高齢者叙勲につきまし
ては各支部長から報告のあった
方のみ会報に掲載しました。ま
た高齢者叙勲の調査結果を支部
○会員の慶弔に関すること
○年金に関すること
死亡叙勲につきましては申請
手続き等の周知について、会報
にお知らせし、本人の了解をい
•••••••••••
福
利 厚 生 部
•••••••••••
•••••••••••
福利厚生部長 谷 信正
•••••••••••
•••••••••••
米寿 喜
・ 寿)
長寿会員(白寿 ・
の調査とささやかですが、祝品
退公連との合同研修会で、社
会保障制度(年金・医療・介護
平成二十四年度の福利厚生部の
詞
に、年金については、被用者年
ただくよう依頼しました。
また、物故者への香典を当該
支 部 長 宛 に 発 送 し ま し た。
(毎
金制度一元化法成立の流れから
活動について報告します。
月第一火曜日)
給付減額例を年齢に応じた事例
教育支援の活動
教育支援活動委員 小林 由衛
学級経営の五つのポイントによ
り構成されている。
中教審答申をふまえ、教員と
しての基礎的な力の育成に役立
「日常に役立つ課題解決のヒン
本年度は六回目に当たり、荒
川区立ひぐらし小学校を会場に
一、現職教員対象研修会の開催
ための事業を行っている。
教育を支援する」を具現化する
してお願いした。グループ協議
会会員である九名の方を講師と
昨年八月、墨田区教委主催の
標記の研修会開催にあたり、本
三、二年次教員研修会への協力
環として寄贈した。
この冊子は、福島・宮城・岩
手の被災地の教育支援活動の一
つよう編集された。
トを探ろう~学び続ける教員を
に先立ち、片岡敦子会長が講義
教育支援活動委員会は、本会
の目的の一つである「東京都の
めざして~」をテーマに実施。
様へ~は、研修会のテキストと
先輩から後輩へのメッセージ
~教員として歩み始めた若い皆
二、研究冊子の作成
価をいただいた。
二百名を超す参加者から高い評
三 分 科 会 に 分 か れ、 ワ ー ク
シ ョ ッ プ 型 研 修 会 が 行 わ れ、
委員として行った。
報告・広報活動をアドバイザー
学校における外部人材活用の
リーフレットを配布し、相談・
四、都教委受託事業の推進
題解決等について語った。
の冊子を用い、教員の日常の課
マ の 概 要、「 言 語 活 動 の 充 実 」
を行い、現職教員研修会のテー
して作成した。冊子の作成は本
した。新年懇親会では、六十周
年事業の一貫「会歌・会章」の
お披露目の会を行いました。
会員異動に伴う、会員名簿の
加除訂正をしております。
を元に学習しました。
委員会の大きな仕事として、時
学校訪問により、人材バンク
に関する聴き取り調査のまとめ、
等)に関する情報が示され、特
でお願いしました。
○親睦と互助に関すること
○その他
以上の業務は福利厚生部員が
分担し、執行しました。ご意見
間をかけて行っている。
の準備 全「連退からの寿詞や賀
の
」 記名など行いました。
定期総会後の懇親会の運営と
新年懇親会の準備と運営等を通
ご要望がありましたらお寄せく
じて、会員相互の親睦を図りま
○叙勲に関すること
ださるようお願いします。
調査結果の集計等にあたった。
春・秋叙勲及び高齢者叙勲の
受章会員を調査し、会報に掲載
内容は、資質向上・授業・教
員のスキルアップ・体験学習・
して、お知らせしました。
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5
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平成25年4月1日
東京都退職校長会会報
第180号
東京都退職校長会会報
平成25年4月1日
第180号
平成 24 年度
教育庁人材バンク事業運営に伴う
学校情報収集及び管理業務
◇ 29 人のアドバイザーが活躍し、都教委の期待に応えた。
◇ その活動の記録を 70 ページの報告書にまとめた。
―報告書内容―
アドバイザーの感想
<目 次>
第1章 事業遂行にあたって
Ⅰ 受託事業概要
Ⅱ 受託業務 「相談・普及広報業務
Ⅲ 受託業務 「外部人材活用連絡会議」
校長経験者の訪問は日々経営に心砕く同じ管理職
として心許す時間であり、行政側との対応とは一味
異なる本音や苦言も聞く事ができる。
人材バンクアドバイザーが担当地区になんらかの
なじみがあり、話題や課題が共有できる関係があっ
たのでよかったのではないかと思う。
第2章 相談・普及・広報活動業務の報告
Ⅰ アドバイザーの学校訪問
Ⅱ 学校訪問・相談受付状況
「東日本大震災で、避難してきた人々が学校の近
くの団地で生活している。その近くにある小学校に
は敷地内に花壇がある。地域の人から避難者に花を
育てる体験をさせてほしいという申し入れがあった。
校長は地域・避難者との接点を深める事の大切さを
第一に考え、その申し入れを認めた。花壇を掘り返
し、種を植え、この春どんな花が咲くか楽しみであ
ると話していた。
」アドバイザーの活動は、このよ
うに楽しい話を聴くことが出来る。
第3章 外部人材活用連絡会に関する情報収集
Ⅰ 情報収集
Ⅱ 情報収集 外部人材活用に対する課題
Ⅲ 情報収集 外部人材活用に対する要望
Ⅳ 情報収集 教育庁人材バンクに対する要望
Ⅴ アドバイザーの感想
第4章 情報収集結果の分析
Ⅰ 外部人材活用に対する課題
Ⅱ 外部人材活用に対する要望
Ⅲ 教育庁人材バンクに対する要望
調査した学校にはそれぞれ伝統があり、地域の特
性など把握しそれを生かすよう努めているのが分
かった。地元には多様な人材が埋もれているので、
情報提供できるよう人材把握に心がけている。
など
第5章 調査での疑問に応えて
Ⅰ 都の人材バンクの利用
Ⅱ 外部人材の活用
Ⅲ 都の人材バンクの利用条件について
今後の発展へ
 区市との役割分担を明確にし、区市にある人
材バンクと連動をすれば、より効果的な仕組み
になるのではないか。 第6章 外部人材バンク発展を願い
Ⅰ 人材バンク事業の周知を
Ⅱ 今後の活動に期待を
Ⅲ 人材確保 登録者拡充の方策
Ⅳ 豊富な人材を活かしての工夫実践例
 バンク登録者が学校や子どもについての知
識や理解があると、保護者も学校も安心して
任せられる。研修などを登録の条件とし、一
定のレベルを保持すると活用が促進されるの
ではないか。  専門性の高い人材や特異の分野の人材につ
いては区市では確保が難しい。都の事業とし
て広域的にカバーし有償にできないか。 等の意見に集約される。
―
6
―
平成二十四年度
〝 新 年 懇 親 会 〟
☆期日 平成二十五年一月二十二日(火)
☆会場 四谷《スクワール麹町》
氏から制作意図についての縷々
馬支部)の紹介があって、次に
「会章」制作者・田中敬二氏(練
が行われた。片岡敦子会長から
一つ「会歌・会章」のお披露目
の司会で、六十周年記念事業の
わす。続いて、小林由衛副会長
歌」の練習に移る。最後は三番
奏により、参加者が全員で「会
と広瀬忠雄氏(府中支部)の伴
われた。そして宮下洋氏の指揮
蔵野三鷹支部)両氏の紹介が行
支部)及び作曲者・宮下洋氏(武
次に、片岡会長より「会歌」
の作詞者・塩見晴康氏(江戸川
ご説明をいただいた。
武藤昇委員長が除幕を行った。
までを伸びやかに高らかに斉唱
第一部 会歌会章の披露
午後一時、開会に先立ち、参
加者全員で「新年の挨拶」を交
序幕に引き続いて、田中敬二
した。
黒田貞夫理事の二人に代わる。
都民互助会社長・長末眞次様他
しばらくの歓談後、来賓及び参
一時三十分「新年懇親会」に
移る。司会は谷信正福利厚生部
のご来賓からお祝辞をいただく。
長・戸張敦雄様お一人のみ頂戴
の都合で全国連合退職校長会会
片岡敦子会長挨拶に続いてご
来賓のお祝辞を頂戴する。時間
祝賀会は大いに盛り上がる。
「アザミの歌」等が披露され、
部 の 歌 」、 千 葉 中 部 支 部 会 員 の
与の紹介を行う。そして、東京
長。田野倉訓郎副会長が「開会
第二部 新年懇親会
のことば」を宣言する。
さらに飲み且つ語りと歓談が
進み、練馬支部会員の「練馬支
して、乾杯に移る。
終了した。
新年懇親会は朗らかに和やかに
の《手締め》で平成二十四年度
最後は、相田新太郎参与によ
る《 万 歳 三 唱 》、 滝 澤 利 夫 参 与
乾杯の音頭は東京都退職公務
員連盟会長・藤田喜代子様にお
願いする。
ここで司会は斉藤治副部長と
―
7
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平成25年4月1日
東京都退職校長会会報
第180号
平成25年4月1日
東京都退職校長会会報
満足度 99.7%の 「第二回会員研修会」
-参加会員のアンケート調査から-
第180号
H25.2.25 生涯学習部
去る 11 月 20 日(火)「素敵な歌と体験談」 をテーマに行われた第二回会員研修会では、参
加された会員を対象にアンケートを実施しました。回収率は 63%でしたが、ここに分析結果
とまとめを公表します。
1)「懐かしい歌を楽しもう」については、
「とてもよかった」が 84.5%、「よかった」 が
15.5%で参加者全体の満足度は 100%でした。「とてもよかった」の内訳は、「皆さんと楽
しく歌うことができた」 89%、「先生のリードがとても上手で気持ちよく歌えた」 89%、
「懐かしく思いっきり歌うことができた」 81%、「選曲が良かった」 79%でした。
歌や歌唱指導についての主な意見や感想は、以下の通りです。
① とても素敵なお声で、楽しく皆さんと一緒に心を通わせて歌うことができました。
② 参加者一同が一緒に歌う思い出の童謡や唱歌など、素晴らしかった。
③ 久しぶりに一生懸命に歌ったので汗が出てきました。
④ 声を出して気持ちよく歌うことは、体によいと感じました。
⑤ 童謡にふるさと感が込められ、人心を豊かにしてくれる力があると思いました。
2)体験談 「ヒマラヤの高山植物と人々の生活について」 は、「とてもよかった」 85.4%、「よ
かった」 14%で、参加者の満足度は 99.4%でした。「とてもよかった」 の内訳は、「貴重な
体験談を興味深く聞くことができた」93%、「珍しい植物について知ることができた」
87%、「源原先生の人生体験に感動した」 87%、「ヒマラヤの様子がわかった」80%、「工
夫されたわかりやすいお話でした」80%でした。
参加者からは、以下の意見や感想が寄せられました。
① 世界を肌で感じられた体験に感動しました。
② お話を聞いて、自分も何かやろうと意欲がわいてきました。
③ 高山の様子は理解できたが、基本知識があったらもっと楽しく理解できただろう。
④ 退職後の生き方を考えるよい機会でした。
⑤ 人生は年齢に関係なく、挑戦であると感じました。
3)今後の研修会についての主な意見は、以下の通りです。
① 年一回は、皆で声を出す会を希望します。
② どの分野にもエキスパートがいることが分かり、これからも多くの人たちの研究や実践
を知りたいです。
③ 各支部より活躍している人々を紹介して行う今回の研修はよかったです。
④ 人集めのご苦労に感謝、お蔭様で充実した一日でした。
⑤ 幹事の皆様、お世話様です。有り難うございました。
今回の研修会は、参加された会員お一人お一人が感動し、高い満足度をもって終えることが
できました。企画の良さもあったが何よりも講師の先生方の人間的魅力に負うところが大でし
た。今後は、このアンケートを参考にさせていただきながら、会員の皆様のご期待に沿うべく
研修会の計画 ・ 立案に勤しむ所存です。
―
8
―
人々の生活 〟
〝ヒマラヤの高山植物と
三千~四千三百mの海抜。富士
第一回目〝世界一美しい谷〟
といわれるランタン谷方面だ。
神々しく、至福のひと時を持つ
の朝を迎え、朝日に輝く雪山は
砂礫の荒涼とした所で背後に
は八千m近い雪山がある。快晴
に 高 か っ た。 ス ケ ー ル が 大 き
りと雄大な姿を現した。実に実
かった時、エベレストがくっき
近くの五三〇〇m付近に差し掛
は参加することにした。
ラヤ!」と大分迷ったが、結局
誘 い を 受 け た。
「この歳でヒマ
て六十六歳の時にヒマラヤ行の
地を見て回った。嘱託も終わっ
現職時は中学校の理科教師と
して、教材研究を兼ね、日本各
は薄く苦しい。呼吸が激しい。
目にその峠に差し掛かる。空気
に気になった。登り始めて三日
mが越えられるかどうかが大い
二回目はアンナプルナの北方、
五千mを越える所である。五千
でイッパイになった。
であり、再度訪れたいの気持ち
動の連続で、実に満ち足りた旅
写真は撮りっぱなしである。感
じ な い 場 所 で あ る。 遠 方 に は
が実に豊富で、世界一の名に恥
足元に見ながら歩く。高山植物
美しい花々。エーデルワイスを
次と現れる日本では見られない
山植物に目を見張った。次から
まだエベレストを見ていない。
四回目はエベレスト街道方面。
ヒマラヤを何度も訪れながらも
き付いている。
感動は、未だに新鮮に眼底に焼
れる花。青紫色の花を見た時の
関心のある人なら、誰でもが憧
青いケシだ。ヒマラヤの植物に
峠を越えて下り始めた時であ
る。〝 あ っ た!〟 夢 に 見 て い た
変うれしく思っている。
な道に大きく開かれたことを大
そしてこの旅により目が世界
に広がり、退職後に人生が新た
の雄姿に見入った。
かった。しばし我を忘れて、そ
時が来た。ゴーキュ・ピークの
山より高い所での活動だ。そこ
ことができた。
心配が先立っての旅であった
が、終ってみると《案ずるより
すぐ疲れる。しかし何とか乗り
そのエベレストが見られるかも
八王子支部 源原重行
で初めて目にするヒマラヤの高
は産むが易し》で、以後ヒマラ
切れた〝やった!〟と大いなる
知れないと心が高鳴る。山登り
やセイタカダイオウなどヒマラ
ヤならではの高山植物をたくさ
ん見ることができた。植物の名
もラテン語できちんと調べた。
それが大きな財産となった。
―
9
―
植物観察が目的の旅であった
が、五回の旅を通して青いケシ
ヤの虜になり、古希の七十歳ま
達 成 感 を 味 わ っ た。 こ の 日 は
を続けること九日目。遂にその
世界最高峰エベレスト
七千mを超える雪山が眩しい。
で五回連続でヒマラヤを訪ねた。
五千百m地点でキャンプ。
エーデルワイス
平成25年4月1日
東京都退職校長会会報
第180号
ヒマラヤの青いケシ
ありました。『(平成8年
支 部 だ よ り
月
日㈭、椿山荘にて式典と祝賀会
ることで感動や連帯感など人間
の感性を研く目的もあります。
最後に記念誌が縁で戦時中の
貴重な記録が 年後の現在によ
今年は都退職校長会の 周年。
それに相応しい内容を吟味しま
製本のみ業者に委託、総てを役
記念誌は役員の手作り印刷で、
周年
ページの豪華な装丁で
まれた副町長から突然『当時の
時中の体験談が載り、これを読
坂城小学校の百周年記念誌に戦
へ疎開していました。在籍した
小学五年生の時、長野県坂城町
の一つとして千葉南部支部が創
れぞれ支部として独立させ、そ
の地域(西、南、北、中)をそ
たことから、平成
絡、調整などに困難が生じてき
東京都退職校長会・千葉支部
では、会員数の増加に伴い、連
「•••••••••••
教育懇談会」の
•••••••••••
充実をめざす
•••••••••••
千
葉南部支部長 福沢幾男
•••••••••••
•••••••••••
した。新年度初の会報でもあり
員の責務として身の丈に合った
様子を知る人を学童集団疎開記
設された。そして平成
みがえった出来事を紹介します。
号という節目に末広がりを期
行事を心がけ会員に周知しまし
念碑除幕式に招待したい』との
を 挙 行 し ま し た。) こ の 時 の 記
待し縁起も担ぎました。構想は
た。
会則ができたのを機会に正式に
した。因みに新宿支部の
念誌は
組織の礎となる記念誌に的を
案内状が来ました。投稿の記憶
独立をし、平成
年度には
周
年度に
年度に四つ
絞って私見を述べます。新宿支
は有りましたが掲載されている
伝承できます。人間も同じです。 ことは認識しませんでした。そ
を催すことができた。
周年の区切り
の事を知った副町長は残ってい
部は平成
を迎えたのですが、東日本大震
東京大学中国文学の齋藤希史教
た原本を探して届けてくれまし
しょう。
な縁や出会いを経験しています。
ることと書かれていました。私
共催による年一回の「日帰り研
具体的には、年二回の「会報
の発行」都退公連千葉支部との
を推進してきている。
厚生」など可能な範囲での活動
習 へ の 取 り 組 み 」「 会 員 の 福 利
に 寄 与 す る 」こ と で あ り、「 活
動 の 活 発 化・ 充 実 化 」「 生 涯 学
年を迎え、ささやかな祝いの会
災で祝い事自粛のために行事を
授は伝統の語義の中心は伝える
まれ し
縮小し正に激動の周年でした。
当支部の目的は「会員相互の
親睦を図り、併せて教育の振興
部
的は先輩が地道に積み上げてき
日本の景気をよい方向に転換す
る懸け橋になれば幸いです。都
た遺産を私達後輩が後世に伝え
さて、過去と現在と未来を結
ぶには周年の記録を繙くことが
周年の行事には組織の伝統を未
個人も人生観を左右する不思議
必要です。資料の一つに都公立
遇でしたが温かい思い出です。
た。忘れていた過去を現在に結
年に
組織では周年という節目を重
ねることで伝統と歴史を確実に
•••••••••••
周
年の記録は未来への鍵
•••••••••••
―
伝統と出会を大切に―
•••••••••••
新宿支部長 廣澤義夫
•••••••••••
•••••••••••
28
来へ残すだけではなく絆を深め
―
10
70
11
50
周年を会員総動員で応援しま
50
周年の記録が
小学校長会創立
50
―
227
今回の都の方針は未知数ですが、 行いだと述べています。新宿支
10
14
13
23
60
びつけてくれた周年の賜物は奇
50
周年感謝状にも記念誌の目
23
180
60
第180号
東京都退職校長会会報
平成25年4月1日
修旅行」お互いの親睦と健康の
維持増進のために月一回楽しく
集う「ゴルフ同好会」そして当
支部が活動の中核として位置づ
けている「教育懇談会]等々で
ある。その教育懇談会を推進し
・海外子女教育で
年 観・教育観を変えた
人
=生
(張江幸男)
学
・おらが学校
= 校再生の視
点 (大久保明夫)
・未完成とは何と美しいことか
会員が日常的に課題意識をもっ
(渡辺 弘)
生涯学習とかかわって
=
て自己研修に努めている〟とい
うことである。そこで、
「その自己研修の一端を自己の
生活や生き方にかかわりながら
積極的に提案し、その提案され
地方よりの会員の声
よき思い出が蘇り、その学校を
愛していた当時の自分を見出す
ことができる。
歌とは不思議なものである。
以前、新聞のコラムで、敗戦後、
展を期して、会章や会歌が作ら
念すべき年である。さらなる発
今年は、東京都退職校長会が
組織されて六十周年を迎える記
で歌い始めた童謡「ふるさと」
たとき、一人の老婆が小さな声
交ってあわや大乱闘になりかけ
こり、激しく荒んだ言葉が飛び
引き揚げ船の人がひしめく暗い
れ、綱領も今回の総会で制定さ
が、周りに広がり、そのうち、
すと思っている。
る上で極めて大きな役割を果た
る歌は、その組織を一体化させ
と感じ、こうした組織を象徴す
る、また未来志向のいい歌詞だ
毎回送付される会報を見せて
いただくだけで何のお手伝いも
あってほしいと願っている。
その強い絆で結びつくもので
会歌も、会員の心を一つにし、
くするものである。退職校長会
組織の歌は、組織を構成する
者の心を一つにし、絆を一層強
怒号がすすり泣きに変わったと
船底で、食べ物の取り合いが起
れるという。
いう話を読んだことがある。
•••••••••••
雑
•••••••••••
感
•••••••••••
群馬県安中市 西村佐二
•••••••••••
•••••••••••
前回、会報と一緒に送られて
きたその会歌の歌詞を読みなが
例えば、自分の小、中、高、
そして大学にあっても、その時
しないまま九年が過ぎ去ってし
ら、退職校長会らしい品格のあ
の校歌は今でも歌うことができ
まったことを申し訳なく思いつ
(大木英雄)
・子どもの成長と親のかかわり
暗夜に霜の降る如
・平常心
=
く
(大石 豊)
ベネ
・マスタ・マニャーナ
=
る。そのことは、教員として在
つ、六十周年を機に、何か自分
人間としての生き方や人生のあ
り方等について会員相互が触発
し合うことを到達点にする」と
いう渡辺弘研修部長の指針に基
づき、今までに提案されてきた
・今、学校は 都
= の教育改革
に関して (桐谷澄男)
・小説〝破戒〟のモデル大江磯
この教育懇談会の充実に向け、
会員相互の啓発に努めたい。
(武田輝男)
ズエラでの三年間
(多賀義治)
子育て講演の一例
=
内容と、その提案者を列挙し、
(中澤崇美)
職していた学校の校歌でも同様
に出来ることをさせていただか
ての良識と見識を踏まえながら
参考に供したい。
・高齢者と認知症(杉山 明)
・伝統朝顔の栽培について
である。そうした歌を口ずさむ
なくてはと思う昨今である。
た内容を中心に校長経験者とし
・ 郷 土 の 歴 史 を 探 る 上
= 総国
分寺・国分尼寺を中心として
・ 教 育 改 革 に つ い て い
= ろい
ろ思います (桑原寛治)
ていくための前提は〝すべての
30
たびに、その学校にいたときの
吉の人となり (福沢幾男)
―
11
―
平成25年4月1日
東京都退職校長会会報
第180号
この時から所属支部もなく宮
崎県で一人の会員となった。こ
れからは自己責任で何事も処理
平成三年に入会して十年間は
豊島支部と神奈川支部で活動に
る。摘みたての新鮮なものを家
暇を見ては庭先の菜園でミニ
耕耘機を使い、野菜を育ててい
することを自覚している。
参加した。組織の中で情報や連
族で食している。魚は毎日生き
•••••••••••
県
で一人の会員
•••••••••••
•••••••••••
宮崎県串間市 門川公雄
•••••••••••
•••••••••••
絡を戴き、支部総会や日帰り旅
ンネリからの脱却、アイデアの
駆使、こうるさいおばさま達へ
の辛抱強い忍耐、苦情引受けな
ど、学園では経験できない楽し
にか八年目を迎え、ついに今年
最大の趣味はスケッチ。
☀趣味を生かして人の輪づくり
さ、やりがいがある。いつの間
見知らぬ北国「杜の都仙台」
で余生をと、念願の夢を実現し
から連合会会長にさせられた。
•••••••••••
余
生は常に挑戦で
•••••••••••
杜の都仙台から
•••••••••••
宮城県仙台市 近藤忠美
•••••••••••
•••••••••••
てから、はや十七年目。
政宗公への憧れ・杜の都とい
う ネ ー ミ ン グ・ か み さ ん の 故
秋保温泉地を根城にスケッチ
を楽しむ会を設立。三十名の会
た鮮魚の行商が車で来る。
など好条件のもとで、第二の人
員を集めて月一回の楽しみ会。
行、親睦会等楽しく仲間との交
生を目下悔いなく謳歌している。
楽しみと、年三回に作品展を開
郷・東京までの新幹線で二時間
ただ、二年前の大震災には、
さすがに参った。津波は避けら
催。講評も大事な役目。とにか
流も出来た。他に中体連の行事
れたものの、家屋の被害は甚大。
くいいところを掘出し賞めるの
地域ではバレー協会の顧問や
高齢者クラブの会長として振興
いまは、どこに住んでいても同
がこつ。高齢者には効果抜群。
やOB会に出向いて切磋琢磨で
じかな。東京も危ないぞ。
策や活性化に協力している。過
母は昨年の五月三十一日に享
年百三歳で他界した。自宅で苦
☀幼児の初心に返るボケ防止
健康な毎日が送れた。さらに日
として全中大会や研究大会も担
しまず話しながら永眠した。
さて、近況をとの依頼あり。
恥ずかしながら紙面を拝借。
本中体連の事務局では常務理事
レー大会とOB会総会に出席し
頼って故郷の串間市本城に妻と
である。
そのせいか、講評は好評である。
人様に観ていただくのも人生の
当した。心に残る私的な大会で
八月は東京開催の全中バレー
大会で上京、十二月は大阪でJ
廊下一面にレールを敷き詰め
幼児用の安い鉄道玩具を走行。
疎化は非常に深刻で、空家や廃
は昭和三十五年から続いている
とにかく新天地のこと。自ら
すすんで挑戦するしかない。そ
六歳以上使用との注意書きなの
本と東京バレー協会の役員とし
杉並井草中の「あすなろ会」が
OC杯都道府県対抗中学生バ
の意気込みをベースに、いくつ
で資格はあり。走行中は幼児に
屋も増え、火災や事故が心配だ。
ある。
た。 二 月 は 熊 本 で 中 体 連 九 州
かを☀印にて披露する。
浸る。廊下で老化防止と洒落を。
て地方都市にも本部役員として
五十二年間の東京生活に思い
を残したまま、平成十三年三月
ブロック理事長OB会に出席、
☀地域に役立つ奉仕を惜しまず
廃屋には狸や貉も住んでいる。
末に九十歳を越えた母の一人暮
二十三日から県バレー協会理事
かみさんからは馬鹿にされる
が、どうということはない。
派遣されることも多かった。日
らしの限界を感じ、安全安心を
会・審判研修会と多忙でも元気
なり手がない町内会会長を引
き受けサービス業に徹する。マ
一緒に移住を決めた。
―
12
―
第180号
東京都退職校長会会報
平成25年4月1日
•••••••••••
東
京マラソン
•••••••••••
〝五人走の快挙 〟
•••••••••••
練馬支部 内匠英夫
•••••••••••
•••••••••••
外部人材活用事業で英検指導
に出向いている西東京市立明保
中学校では、今回の第七回東京
マラソンに校長を含めて五人の
先生方が出場し、完走した。
全教職員十八名
の小規模校なのに
「五人も」と、不
思議がられること
だろう。
(一)よく抽選に
当たったね!
東京マラソンは
回を重ねる毎に人
ていない。
らの制度で世間にあまり知られ
ある。この団体枠制度は今年か
申し込んだところ当たったので
団体枠があることを知り、早速
も走った山田武司校長が五人の
の一声で先生方も動くわけだ。
送っている。だからこそ、校長
教員と同じレベルの学校生活を
か、自ら、卓球部の顧問をして
「秩父夜祭り」に全員で行くと
させていたからである。例えば
が常に教職員を纏め、一致団結
快挙と言える。これは山田校長
ある。籤運がよかったとはいえ
それも、一中学校で五人参加で
(五)練習・大会
校内の
出場権を得た。今年は三年目。
に洩れたが、最後は陸連加盟で
走ると言い出して、何度か抽選
したところ、山田校長ご自身が
東京マラソンで走ったことを話
明保中学校に英検の指導に伺
うようになって、二年目、私が
(四)三年目の正直
人が走った。
(三)新しい学校
練習は各自バラバラであった
が、九月からは月一回は五人で
公園」と「西東京市立明保中学
育大グランドの跡地に「文理大
西武池袋線、保谷駅の南口を
出て1㌔程歩いた所、元東京教
で開かれるハーフマラソン等に
した。さらに十二月は東京近郊
周。十一月は4周と距離を延ば
皇居まで行き、2周。十月は3
は十人で二
校」がある。明保中学校は市内
る。バレー部、バドミントン部、
出場して行った。これが見事に
(二)よく五人も揃ったね!
で九番目の一番新しい学校とし
ソン・メジャーズに加入できた
動している。
五人が東京マラソン完走の結果
こともあって、世界のトップラ
ボストンマラソンを始め、世
界には数々のマラソン大会があ
て誕生した。部活動も盛んで剣
ンナーが多数集まり、競争率は
る。国内にも大阪・京都・名古
また、地域とも密着していて
夏の盆踊り、正月開けの「どん
となった。他の先生方も「来年
十倍を越した。十万円を出して
屋・九州を初め、各地方都市で
ど焼き」等は二百人以上の人が
チーム出場
だ」と只今
明保中はす
ごい盛り上
がりをみせ
ている。
―
13
―
―5
18
道部は毎年都大会に出場してい
走るチャリティーランナーも
盛んに繰り広げられている。し
明保中の校庭と文理大公園とで
気が高まり、今年はWMMマラ
2128人になったと伝えられ
かし同じ職場でランナーを五人
祭りを繰り広げている。
テニス部、野球部など熱心に活
ている。そんな中、よく五人も
も募るなど至難のことである。
出発前の 5 人、西新宿公園にて
左から石田・岡崎・大場・山田校長・池田
(数学)
(技術)
(数学)(数学)(養護)
揃って当たったね。それは昨年
プラカード持って応援する筆者
平成25年4月1日
東京都退職校長会会報
第180号
東京都退職校長会会報
平成25年4月1日
第180号
<同好の仲間と楽しく過ごしませんか>
◆◆◆クラブ紹介◆◆◆
入会を歓迎します。ご希望の方は
委員長までご連絡ください。
囲碁クラブ
絵画クラブ(水墨みすみ会)
●委 員 長 立谷博美(電話:03-6761-2070)
●会 場 ナーベル(お茶の水)
●大 会 年2回(6月、11 月)
●錬 成 会 毎月第一月曜日(休日のときは次週)
御茶ノ水ナーベルにて
●会 費 年間 1,000 円、参加費 500 円
写真クラブ(T・K・C)
●委 員 長 伊藤 優
(電話:047-453-3483)
●会 場 駒込地域創造館
●会 合 月1回(8月は休み、10 月~
11 月に1泊2日のスケッチの旅)
●学習内容 水墨画
●方 法 課題を設けて、作品に取り組む
●作 品 展 毎年開催
●講 師 花村 みつ江 先生
●会 費 月 2,000 円、
通信会費 年 2,000 円
短歌クラブ
●委 員 長 小阪順二(電話:03-3364-3237)
●撮 影 会 年8回(バス日帰り撮影会1回
を含む)
●写 真 展 年2回
(なかのZEROで開催 )
●研 究 会 年2回合評会・自評会
(作品研究と撮影技術研究)
●懇 親 会 写真展のオープニング・パーティー
●会 費 年 3,000 円
●委 員 長 五味田稔
(電話:0284-42-0190)
●会 場 東京都退職校長会事務局
(地下鉄千代田線湯島駅徒歩5分)
●会 合 原則として、毎月第2木曜日
(8月を除く)
●方 法 短歌二首提出、互評と
講師による指導
●講 師 岡崎洋次郎 先生
●会 費 年 1,500 円
園芸クラブ
釣りクラブ(千代田会釣り部)
●委 員 長 外川 武(電話:047-352-1573)
●会 場 千代田区立神田社会教育会館
●活 動 春季と秋季に年間2回の作品交換会
園芸に関する施設や教育現場の見学会
栽培に関する懇親会や栽培実習の会
●会 合 年間5回(4,
6,
9,11,3月 )
●会 費 年 1,000 円
●委 員 長 池田 忍(電話:03-3408-3920)
●釣 り 場 金沢八景、江ノ島、久里浜の
各港から東京湾・相模湾へ
●会 合 年8回の釣り例会
●特 別 会 年1回の一泊釣り大会
●釣り大会 年1回のアジ釣り大会
●懇 親 会 年1回の研究懇親会
●会 報 年5回発行
●会 費 年 2,500 円
ソフトテニスクラブ
●委 員 長 小野 忠(電話:03-3311-0774)
●会 場 杉並区営松ノ木テニスコート
①高円寺駅南口より、永福町行きバス乗車
②永福町駅北口より、高円寺行きバス乗車
―①②共に、途中の和田堀公園下車し、
北へ徒歩3分
●会 合 各月4回行い、その都度通知する
●会 費 3,000 円(年間)
ソフトテニスの皆さん方
―
14
―
ご退職される皆様へ
副会長 小林 由衛
ご退職おめでとうございます
り、一人でも多くの退職校長先
生方のお力を必要としています。
ご入会をお待ちしています。
加入手続きはお済みですか
すでに、入会のご案内や入会
関係書類は、居住地の支部を通
してお手元にお届けしています。
東京都退職校長会入会申込書
とクラブ加入申込書(A4版)
本年の三月末をもって、東京
都公立学校の園長・校長をご退
京都の学校教育に専念されまし
にご記入頂き、返信用封筒で、
職された皆様、永年にわたり東
たことに心よりねぎらいとご退
居住地区の支部長宛に四月十八
合わせください。
ご不明なことがありましたら
支部長か本会事務局までお問い
日(木)までにお届けください。
職へのお慶びを申し上げます。
あわせて、ご退職を機に東京
都退職校長会にご入会いただけ
ますようご案内申し上げます。
新し い 絆 を 育 て ま し ょ う
援を目標にしています。
(木)の定期総会では、新会員
会報の二ページに、第六十回
定期総会・懇親会のご案内を掲
定期総会にご出席ください
本年は本会設立六十周年を迎
えます。新会員の皆様と共に、
の皆様をご紹介いたします。
本会は会員の親睦・互助、生
涯学習の充実、東京都の教育支
充実した運営、活動できること
また、都教委からの受託事業
や現職教員研修会など、講師・
願い申し上げます。
き、ご出席くださいますようお
載 し て あ り ま す。 五 月 三 十 日
を楽しみにしています。
ご勤務などでご多用とは存じ
ますが、ご都合をおつけいただ
コーディネータなどの役割があ
―
15
―
平成25年4月1日
東京都退職校長会会報
第180号
東京都退職校長会会報
平成25年4月1日
上條 生夫
小栗 二郎
田村 謙治
24
140
54
川邊 重彦
石井 晋
25
30
25
25
24
23
23
22
21
18
73
126
117
83
杉
並
24
北多摩中
千葉西
玉
125
野
玉
122
中
埼
埼
75
86 ••••••••••••••••••••••••••
95
69
87
85
88
85
86
81
87
98
62
85
96
85
79
80
86
80
76
••••••••••••••••••••••••••
••••••••••••••••••••••••••
高齢者叙勲受章会員
••••••••••••••••••••••••••
栄えのご受章お祝い申し上げます。 計 8 名(敬称略)
••••••••••••••••••••••••••
(会報 179 号以降 支部からの報告による)
瑞宝双光章
・1・
高橋 三郎
25
・1・
星田 良光
25
・1・
翠川 英子
25
・1・
白石 福
25
北多摩北
32
青木 孝一
島
黒
11
豊
目
神奈川
北多摩西
西多摩
世田谷
田
千葉西
町
135
25
玉
93
25
埼
104
年齢
瀧渕 壽
22
100
25
武・三
115
14
90
25
・1・
15
小笠原寿一
11
1
21
・2・3
渡邊 芳子
24
・2・6
28
港
神奈川
世田谷
岩谷 一彦
25
・2・
野村 福雄
25
・2・
鳥山 賽
25
・2・
三木 昭三
25
・2・
25
65
白井裕一郎
25
・2・
津村 靖
25
・3・1
若林 行一
飾
世田谷
葛
方
北多摩西
地
19
練 馬
・3・3
・3・6
・3・6
・3・8
50
町 田
北
北
村澤 晃
95
25
41
・1・
25
89
23
・1・
25
13
・1・
25
25
25
・1・
84
28
練 馬
89
・ ・
90
・ ・
132
89
・1・3 武・三
23
86
・1・4 江戸川
74
92
・1・6 調 布
91
91
88
・1・
104
89
33
87
・1・
45
84
43
89
・1・
64
88
・1・
32
38
13
年 月 日 支部名 頁
田中 忠孝
24
12
氏 名
池田 忍
24
12
・7・4 大 田
菊地 秀夫
24
12
・9・
酒井 正美
・1・5 神奈川
24
・ ・
神坂 行彦
25
10
13
練 馬
25
12
16
板 橋
25
25
17
143
佐々木トシヱ
岩下 伴藏
25
・1・8 西多摩
志村 勲
25
横山 洋
志村 善雄
25
幸 充輝
倉田 正義
25
白石 誠吾
鈴木 政雄
25
・1・
松本 幸夫
25
・1・
遠藤 七郎
25
第180号
29
93
岡谷 つぎ(足 立) 村上 義輝(北多摩中) 池田 清音(北多摩中) 飯島 英典(神奈川)
小林ふみ子(江戸川) 鹿沼 学樵(北多摩中) 本木 康喜(北多摩中) 遠藤 善巳(埼 玉)
お詫びと訂正
前号P.7
2段目
会員異動(転居)
青木愛子(葛飾)板橋区蓮沼町 26-5 エクレール 503 号
☎090-4016-1953 〒174-0052
ラウンド3 コーディネーター
薩比内真一 → 薩日内信一
まとめと講評 ひぐらし小学校の
伊藤英夫校長 → 小山 勉校長
前号P.7
4段目
前号P.16
三浦 和(千葉北部)北区浮間 1-1-21 クリオレジダンス
北赤羽 816(北支部へ)
〒115-0051
秋の叙勲
羽賀 敬 86歳 → 芳賀 敬 81歳
60
編 集 後 記
周年を祝って、
本年は本会創立 周年に当た
る意義ある年です。すでにご案
内のように、
会員の方のご尽力で、会歌・会
章が作成されました。
「 生 き 生 き 人 生、 我 ら の 心。
学びの心、奉仕の心」は歌詞の
中にある文言です。また、会章
―
には「絆」の文字がデザインさ
16
れています。
各支部の会合では会章を掲げ、
会歌を声高らかに歌われること
があると何よりでしょう。
年度初めで、各部の活動方針、
各クラブの活動、研修会等につ
いてご案内してあります。また、
支部だより、会員の声には紙幅
の少ない中をご執筆の方々にご
協力いただき、感謝しています。
ご退職の方々が本会の意義を
ご理解いただき加入されるよう
に、現会員の方々の一層のご協
力をお願いいたします。
(楠本善之助)
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