AVR-MP3 開発キット

株式会社日昇テクノロジー
AVR-MP3 開発キット
USB1.1 ホストモジュール CH375
4KB ROM, 600B SRAM でも USB メモリが使
える……
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2009/3/1
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株式会社日昇テクノロジー
第一章 セットの仕様............................................................................................................ 3
1.1
付属品の確認.......................................................................................................... 3
1.2 オプション(別売)........................................................................................................ 4
第二章 初体験 ...................................................................................................................... 5
第三章 オリジナルMP3 プレイヤー..................................................................................... 7
3.1 Winavrをインストールする........................................................................................ 7
3.2 AVR studioをインストールする ............................................................................... 11
3.3 MP3 プレイヤーのプロジェクトを開く.................................................................... 14
3.4 生成されたファイルをAVRマイコンに書き込む...................................................... 16
第四章 USBホストモジュールCH375 のライブラリ......................................................... 21
4.1 サンプルのビルド..................................................................................................... 22
4.2 パソコンを繋ぐ ........................................................................................................ 25
4.3 パソコン側のハイパーターミナルの設定................................................................. 25
4.4 プログラムが動く..................................................................................................... 28
※ 使用されたソースコードはhttp://www.csun.co.jp/からダ
ウンロードできます。
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第一章 セットの仕様
1.1 付属品の確認
ATMEL Mega64 開発キット
1台
●ATmega64L 7.3728MHz, 64KBFlash, 4KB SRAM, 2KB EEPROM, 8 Channel 10-bit
A/D ●RS232 x 1 ●ユーザボタン x 8 ●ユーザ LED x 8 ●ブザー x 1 ●グラフィック液
晶インターフェース x 1 ●SD カードソケット(SD メモリ別売) ●MP3 モジュールのコネ
クタ x 1 ●USB ホストモジュールのコネクタ x 1 ●ISP/JTAG インタフェース
VS1003 搭載の MP3 モジュール
1台
nokia5110 液晶 84*48 ドット
1台
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10 ピン MIL ケーブル
1本
1.2 オプション(別売)
USB1.1 ホストモジュール CH375
●USB1.1 Host/Device チップ CH375 を搭載 ●バス又は UART でマイコンを繋げる ●
USB Mass Storage Class ドライバと FAT ファイルシステムを内蔵 ●4KB ROM, 600B
SRAM があれば、USB メモリも使えます。小さいマイコンに最適
AVR-ISP モジュール
●AVR 用 USB ダウンロード・ケーブル
●STK500 コンパチ
※CH375 モジュールと AVR-ISP モジュールはケーブルを付属しません
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第二章 初体験
MP3 モジュー
ル VS1003
ATmega64L
USB ホストモ
基板
AVR-ISP( オ
ジュールコネ
プション)
クタ
PREV
START
NEXT
PAUSE
VOL
DOWN
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VOL
UP
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MP3 ファイルを SD カード又は USB メモリから読むことを選択します。
「Next」ボタンを
押すと、SD カードから。
「PREV」ボタンを押すと、USB メモリから。
「start」ボタンを押すと、SD 又は USB メモリの中の MP3 音楽をプレイします。
※ SD 又は USB メモリには中国語の漢字フォント・データファイルが
なければ、
「Firmware lost!」というメッセージが出てきます。故障
ではありません。
※ 一部の SD/USB メモリは認識できない可能性があります。
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第三章 オリジナルMP3 プレイヤー
MP3 プレイヤーのソースコード mp3_player11.rar を公開しております。自分の応用に対
応するために、直すことができます。
mp3_player11.rar も AVR のフリーコンパイルを利用します。
Winavr: WinAVR-20081205-install.exe
AVR studio 4.13: aStudio4b528.exe
3.1 Winavrをインストールする
WinAVR-20081205-install.exe を実行してください。
日本語を選択して、「OK」ボタンを押します。
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「次へ」ボタンを押すと、英文のライセンスが出てきます。同意できる場合は、
「同意する」
ボタンを押します。
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インストール先フォルダを変更せず、そのまま進んでください。
インストールコンポーネントを変更せず、そのまま「インストール」ボタンを押します。
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インストール中の画面です。
最後に「完了」をクリックすると、ウィザードが閉じてインストールが終了します。
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3.2 AVR studioをインストールする
aStudio4b528.exe を実行してください。
「Next」ボタンを押すと、英文のライセンスが出てきます。同意できる場合は、
「I accept the
terms of the license agreement」を選択して、「Next」ボタンを押します。
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インストール先フォルダを変更せず、そのまま進んでください。
「Next」ボタンを押します。
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間違いがないかどうか確認し、問題がなければ「Install」を押します。
インストール中の画面です。
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最後に「Finish」をクリックすると、ウィザードが閉じてインストールが終了します。
3.3 MP3 プレイヤーのプロジェクトを開く
Windows の「スタート」「すべてのプログラム」「Atmel AVR tools」「AVR Studio
4」を選択します。
「Open」ボタンを押します。
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MP3 プレイヤーのフォルダ mp3_player11 のプロジェクトファイル*.aps を開きます。
ソースコードを直した後、コンパイルしてください。
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コンパイ
ルボタン
コンパイル成功したら、default フォルダに実行ファイル*.hex ファイルを生成しました。
3.4 生成されたファイルをAVRマイコンに書き込む
初めて AVR 用ダウンロード・ケーブル AVR-ISP を使用するとき、ドライバをインストー
ルすることが必要です。
ドライバ:usb-avr-isp_driver_2007-09-22.zip
初めてダウンロード・ケーブル AVR-ISP をパソコンの USB ポートに挿入すると、次の画
面が出てきます。
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「いいえ、今回は接続しません」を選択して、
「次へ」ボタンを押します。
「一覧または特定の場所からインストールする」を選択して、「次へ」ボタンを押します。
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インストール中です。
最後に「完了」をクリックすると、ウィザードが閉じてインストールが終了します。
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USB ケーブル
1 号ピン
AVRISP
ISP ポート
ダウンロード・ケーブル AVR-ISP は ATmega64L 基板の ISP ポートに間違わないように挿
入して、ATmega64L 基板の電源を入れてください。
「AVR Studio 4」の「AVR」ボタンを押して、ATmega64L 基板を繋ぎます。
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「STK500 or AVRISP」と「Auto」を選択して、
「Connect」ボタンを押します。
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書き込むファイ
ル*.hex を選択
してください
書き込むボタン
繋ぐ成功すると、この画面出てきます。ATmega64 を選択してください。
書き込むファイル*.hex を選択して、
「Program」ボタンでプログラムを ATmega64L 基板
に書き込みます。
第四章 USBホストモジュールCH375 のライブラリ
CH375 は中国沁恒電子社(http://www.wch.cn/)によって開発された、小さいマイコン向けの
USBホスト・デバイス両用チップです。SL811 と比べると、価格が安いです。パラレルと
シリアル二つのインターフェースがありますので、マイコンを繋ぐことが便利です。SPI
インターフェースの製品(CH374)もあります。その上USB Mass Storage Classドライバと
FATファイルシステムが内蔵するので、USBメモリを使いやすいです。4KB ROM, 600B
SRAMでUSBメモリが使えます……
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沁恒電子社は CH375 のライブラリ(CH375LIB.ZIP)を提供していますので、このライブラ
リを利用すれば、USB メモリの操作がもっと簡単です。
4.1 サンプルのビルド
AVR-FILELIBD.ZIP は AVR マイコンが CH375 のライブラリを利用する例です。EXAM6/
usb.aps というプロジェクトファイルをダブルクリックすると、AVR Studio を開きます。
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ま ず 、 CH375 ラ イ ブ ラ リ の デ ィ レ ク ト リ を 設 定 し ま す 。 メ ニ ュ ー の 「 Project 」 
「Configuration Options」を選択してください。
次の画面が出てきます。
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「Libraries」をクリックすると、
CH375 ライブラリ
libCH375HFD.A の
ディレクトリを入力
してください
CH375 ライブラリ libCH375HFD.A のディレクトリを入力してください。
「OK」ボタンを
押します。
CH375 ライブラリのディレクトリの設定が完了すると、ビルドして、生成された usb.hex
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ファイルを AVR マイコンにダウンロードしてください。
4.2 パソコンを繋ぐ
AVR 開発キットがパソコンを繋ぐのは DB9 メス-オス型
のケーブルを用意してください。
付属 DB9 メス型 RS232 カーブルを間違わないように DSP/BF53x ボードの RS232 ポート
に挿入して、RS232 ケーブルでパソコンのシリアルポートを繋いでください。
パソコンに RS232 ポートがなければ、USB-RS232 変換アダプタを使用してください。
※ RS232 ケーブルと USB-RS232 変換アダプタ別売
4.3 パソコン側のハイパーターミナルの設定
パソコンのメニュー:スタート  すべてのプログラム  アクセサリ  通信  ハイ
パーターミナルを選ぶと、次の画面が出てきます。
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このハイパーターミナルの名前を入力して、"OK"ボタンを押すと。
使用したいシリアルポートを選んでください。
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シリアル通信速度を 9600bps に設定してください。フロー制御はなしです。
"OK"ボタンを押すと、設定が完了します。
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4.4 プログラムが動く
CH375 モジュールのピンは AVR 開発キットのピンを一対一に繋いでください。AVR 開発
キットに電源を入れると、ハイパーターミナルで次の情報が出てきます。USB メモリのフ
ァイルをリストして、新しいファイル「NEWFILE.TXT」を生成します。
中国沁恒電子社が提供した CH375 のライブラリは X86 / MSP430 / MCS51 / MC9S12 /
MC68 / M16C / AVR / ARM に対応すみです。現時点ライブラリの中のサンプルのコメント
はほとんど中国語です、不明点があれば、お気軽にご相談ください。
以上。
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