協会の動き 会員だより

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号
No41
発行 一般社団法人 檜原村観光協会 責任者 鈴木 留次郎 発行日 平成23年 10 月14 日
現在の扱い魚種はマスとヤマメですが、将来はアユの養殖も
考えているそうです。小林さんは小学生の頃より父親の指導で
釣りを始められたとのこと、以来すっかりハマリ、動物園より
水族館が大好きで’釣キチ三平’状態だったそうです。
一般的に川魚の生食は厳禁との認識がありますが(私だけ?)、
養殖魚では絶対大丈夫と自信を持って仰っていました。現在は
青梅在住ですが、家族の状況が許せば、今後檜原に転居する
予定だそうです。お話を伺っていて、魚に対する研究・愛情が
強く感じられた取材でした。
BQサイトで小林徹さん
協会の動き
平成23年
9月12日(月)
中央区の森環境ふれあい村構想推進協議会 於:檜原村役場会議室
鈴木事務局長・早川次長出席
13日(火) 多摩サイクルツーリズム実行委員会 於:あきる野商工会会議室
鈴木事務局長出席
15日(木) 森林セラピー:13人参加
22日(木) 森林セラピー:18人参加
25日(日) 森林セラピー:18人参加
26日(月) あきる野・日の出・檜原地域観光まちづくり協議会 於:檜原村役場会議室
野口会長・鈴木事務局長出席
10月2日(日) 第1回ヒルクライム~HINOHARA ステージ参加 やまぶき屋の出店
3日(月) 税務署よりやまぶき屋での酒類販売が許可される。
野口会長青梅税務署にて許可書受領。
8日(土) 森林セラピー:18人参加
★トピックス
観光協会で「ひのじゃがくん」のキーホルダーを作成しました。
会員様での取扱い販売等、問合せは長谷(ナガタニ) まで。
◎
川端商店 代表:川端 新太郎 創業:昭和初期 休業日:無休
営業時間:8:30~19:00 TEL:598-0022 住所:檜原村 480
”川端商店”の川端新太郎さんをご紹介します。川端商店は祖父が戦前に始められ、米・炭・酒
等を扱い、従業員も多く、手広く商いをされていたそうです。
お酒のコーナー
戦争で中断しその後、父親の政次さんが戦後再開され現在に至る
とのこと。現在、眞藤会の代表を務められジャガイモ焼酎の
販売に力を入れているとのお話でした。新太郎さんは若い時、
スキーが趣味で(昭和 30 年頃、檜原のパイオニア!)志賀高原
の丸池に八王子の友人とよく
通われたそうです。父親には咎め
られることが多かったこともあり、五日市の親戚にスキーを預け、
内緒で続けたとのこと。スポーツは他にも 30 歳前後で、陸上の
3 段とび、幅跳びの選手として活躍され、西多摩大会等にも出場
していたそうです。体協の会長時代は野球・ソフトボールもされ
川端新太郎さん
ていたとのお話で、スポーツ万能の感がうかがえました。
これからの檜原に関しては、社会情勢を勘案し、各事業所がライバル関係ではなく、
情報交換を密にして、共存共栄を図る事が大事と話されていました。
会員だより
◎
◎
トラウトファーム秋川 代表:小林 徹 創業:平成 22 年 3 月 休業日:無休
営業時間:9:00~17:00 TEL:598-0204 住所:檜原村樋里 4426
”トラウトファーム秋川”の小林徹さんをご紹介します。
現施設を始められた経緯は、それまで奥多摩で釣堀と養魚場を
経営していて、その施設の契約更新のタイミング時、水産試験場
マス・ヤマメの釣堀
からの照会があり決断されたそうです。ご苦労されていることは、
相手が生き物であり施設の維持管理に 365 日、目が離せないと
のことです。生けすの清掃(かなりのスキル必要、魚にストレス
を与えないように)、病気の予防・治療(人には無害)等。
清水苑キャンプ場 代表:野口 九太郎 創業:昭和 28 年 休業日:不定休
営業時間:チェックイン12:00 チェックアウト12:00
TEL:598-0254 住所:檜原村27
”清水苑キャンプ場”をご紹介します。お話を伺ったのは
野口九太郎さんです。当初は山の家で、バンガローとして始め
られたそうです。当時の檜原ではバンガロー施設はなく初めて
の形態で、その後、檜原に広まったとのお話でした。父親が
檜原に観光協会を発足させるため尽力し、初代会長を務められ
たそうです。お客さんはリピータさんの割合が高く、特に
大学生(最初は学校行事で、次からは個人で)の利用が多い
BQハウスと野口九太郎さん
とのこと。経営上努力されている事は、大雨後の川の清掃等(上流からの流木、ゴミ等々)の環境
整備に一番気をつけているそうです。接客に関しては、ご近所の迷惑とならないように、
受付時・来客時に事前確認をして、花火や夜間の喧騒に対処していること、団体割引などの料金
サービスをしない代わりに、川魚の干物の提供等、お客さ
んが喜ぶサービスを行っているそうです。
川原の景観は素晴らしく、名勝の鬼切石(別名:はかり石)
もあり、お客さんが多いのも頷けました。
美しい渓谷と鬼切石
◎
染工房シゲ田 代表:繁田 泰治 創業:昭和 56 年(福生)檜原:平成 12 年 12 月
休業日:不定休 TEL:598-8450 住所:檜原村人里 1838
草木染の”染工房シゲ田”をご紹介します。お話を伺ったのは繁田あきのさんです。
最初の工房は福生にあったそうですが、広い場所が必要となり、
日当たりもよく庭もあり、染料の素材に関しても、条件のよい檜原
の現在の工房に移転されたそうです。染料の素材は、業者購入の
他に、畑での自作(種蒔きから)、自然の草木(雑草等)を使用
されているとのこと。
現在、檜原協議会の栽培専門家と
協同で、貴重なムラサキ草の根を
使用した、紫紺染めの研究・開発
(個人栽培では稀)を行っている
そうです。ご夫婦で制作しておら
れ、工房の見学(要事前連絡)、
ポストカードの陳列棚
工房で繁田あきのさん
体験(要予約)も受け入れている
そうです。販売に関しては主に展示会等で行っているそうですが、工房でも販売をしています。
とても綺麗な作品が見れますので、皆様も行かれたらどうでしょうか。
◎
経営上努力されている事は、接客に関して料金面での
サービスはしない代わりに、バーベキュー用の薪や炭を
必要分だけ小分け販売する等、お客さんの利便性を考慮、又、
水を入れたペットボトルを氷らせて、お客さんに差し上げる
など、接客面を一番大事にしているそうです。忙しい時は
おざなりになりがちなので
特に気をつけているそう
です。M・Hさんは旅行が
施設の概観
趣味で(城巡り!)、
旅先施設において逆の立場で、常に接客の勉強をされていると
のことでした。施設の特徴はとにかく川の水がきれいなことと、
車イスの方も利用出来ることで、特に車イスに関しては、
玄関で谷合治雄さん
当形態の施設では国内でもあまり無いのではとのお話でした。
神戸国際マス釣場 代表:平塚 惣一郎 創業:昭和 38 年 4 月
営業日:3 月~11 月無休、12 月~2 月休業
TEL:598-0132 住所:檜原村 3387
営業時間:8:00~16:00
”神戸国際マス釣場”をご紹介します。お話を伺ったのは、谷合治雄さんとM・Hさんです。
現事業形態のキッカケは、当時ブレークマンさん(アメリカ人)の“マスを川に流す”という
指導があり始められたそうです。ご苦労される点は、大雨があると川の施設が損傷し修復が大変
な事、又、生けすの水質管理にも大変気を使われるとのことです。
◎
キャンピングガーデン・モク 代表:S・U 創業:平成 6 年 4 月
休業日:不定休(1~3 月は休業) TEL:598-6125 住所:檜原村 1111
営業時間:チェックイン14:00 チェックアウト11:00
”キャンピングガーデン・モク”をご紹介します。お話を伺ったのはN・Uさんです。
施設開業の経緯は、義父が畑だった現在の敷地からの山の
景色を、都会の人達に味わって貰いたいとの発想から
始められたそうです。当時、養老院、アスレチック施設等の
話があったそうですが、義父とご主人の想いで決められたとの
お話でした。整地、諸々の免許取得等もあり、開業までの準備
に 2 年間を要したとのこと。経営上のポリシーは都会からの
お客さんに、’癒し’を感じて貰う事で、
2棟で21人利用可のコテージ
そのために、集客に関して、又、プライバシーを保てるように、
オートキャンプサイトの各々の広さにも配慮しているとの
ことでした。料金清算に関しても帰る時に行うようにして、
お客さんとのコミュニケーションを大事にしているとの
ことです。十数年来られているお客さんで、お子さんが
大きくなった現在でも親子で利用され、そのお嬢さんが、
ここに来ると故郷に帰って来たみたいと話された時は、
本当に嬉しかったそうです。お話を伺っていた私達にも
キーワードである’癒し’の心が伝わって来る取材でした。
囲炉裏のある体験教室