プリント

画
像
の
加
工
2016/11/09
デジカメで撮った写真やスキャナーで取り込んだ画像を加工してみよう。
 画像編集の基本的なこと(よくやること、知っておいた方がいいこと)
 サイズの変更 → サイズといっても・・・
(1) 「画像のサイズ」(縦○○ピクセル×横○○ピクセル)
← 本当のサイズは、表示されているサイズとは違うことがあるので注意!
(2) 「ファイルのサイズ」
(○○kB とか) ← web page に載せるときはこれに注意!
 「画像のサイズ」を変える → 当然、「ファイルのサイズ」も変わる
 全体のサイズ変更(リサイズ)
全体のドット数(ピクセル数)を変えること ⇒ 画像の精度が変わる
縦横の比率(アスペクト比)に注意 ⇒ 縦横比が変わると画像が変形する
 一部切り抜き(トリミング)
不要な部分をカットすること
⇒ 画像の精度は変わらない
 ファイルの種類(形式)
 ファイル種類を変更する
画像に最適な種類(jpg, gif, png, bmp ・・)を選ぶ
⇒ 画像の精度が変わることがある ⇒ 写真は通常 jpg のままでよい
 jpg の場合
圧縮率(画質)を変更する ⇒ 画像の画質(精度)が変わる
 画像の回転・反転
 90 度回転 → 縦向き・横向きを変える
 上下反転、左右反転
 画質の調整
 明るさ・コントラストの調整
 色合いの調整
 シャープにする/ソフトにする
 画像を加工(編集)するソフト
 実際にどういう操作(加工・編集)ができるかはソフトによる
 ソフトによって、操作の名前が違うことがある
→ 用語に注意
 ビューワー (viewer)ソフト
 画像ファイルを開いて見るためのソフトをビューワーという。
 Windows 標準では、ペイントや Windows フォトビューアーが立ち上がることが多い。
 他にも Irfanview、GV、Susie などがフリーのビューワーソフトとして有名である。
 高機能のビューワーでは画像閲覧だけでなく、簡単な画像加工や画像サイズ・画像種類の変更
もできる。
 レタッチ (retouch)ソフト
 写真などの画像にマスキングしたり、モザイクを掛けたりといった処理をレタッチと呼び、レ
タッチを行うソフトをレタッチソフトと呼ぶ。
 有料のもの:
 フリーのもの:
Photoshop, Photoshop Elements, PaintShop Pro, Sai など
JTrim, Paint.NET, GIMP, PictBear, Pixia, AzPainter など
 学校のソフトでは
 ペイント(お絵かきソフト)
→ 画像サイズ変更、回転・反転はできるが、画質調整、圧縮率指定はできない
 Irfanview(ビューワー)
→ 結構色々な操作が簡単にできる
 Jtrim、Paint.NET、Photoshop、Gimp、PictBear、Pixia、・・・(レタッチソフト)
→ 本格的な加工操作ができる
 いろいろなソフトを使ってみる
簡単なお絵かきは「ペイント」でできますが、もっと色々な効果をつけたり、写真や画像を加工し
たいときはレタッチソフトを使うのが便利です。
 レイヤー機能
 Photoshop や Paint.NET, GIMP, PictBear ではレイヤー機能が使える。
 レイヤー(layer)とは、積み重ねることができる透明なシート(層)のようなもので、その 1
枚 1 枚に別々の画像を描くことができる。
 上のレイヤーの透明な部分からは下のレイヤーが透け
て見え、レイヤーごとに透明度を変えることもできる。
 それぞれのレイヤーは別々に絵を描いたり、編集したり
できるので、他のレイヤーの画像を変更することなく全
体の画像を修正できる。
 レイヤーの重なり順序を変えることもできる。
← レイヤー4
← レイヤー3
← レイヤー2
← レイヤー1
(背景画像)
 Irfanview を使ってみる
[スタート]ボタン > すべてのプログラム > ユーティリティ > Irfanview
または
[右クリック]メニュー > 送る > Irfanview
 Irfanview はビューワーですが、簡単な編集・加工も手軽に行うことができます。
ファイル種類の変更
リサイズ・リサンプル
圧縮率の変更
切り出し
など
色調補正、シャープ、・・・
 JTrim を使ってみる
[スタート]ボタン > すべてのプログラム > ユーティリティ > JTrim
 JTrim は基本的に矩形(くけい:長方形のこと)の範囲を加工することができます。
グラデーション
リサイズ
モザイク
明度・コントラスト、・・・
文字入れ
など
色 → 透明度指定
 Paint.NET を使ってみる
[スタート]ボタン > すべてのプログラム > ユーティリティ > Paint.NET
 Paint.NET は非常に高機能のレタッチソフトです。矩形以外の領域も指定できます。
複製スタンプ
色 → 透明度指定
魔法の杖
など
レイヤー
グラデーション
 名前を付けて保存: pdn ⇒ Paint.NET 形式、 jpg ⇒ レイヤーを合体して保存
※ ゼミ1の授業の web page に、ソフト利用法への参考リンクをつけておきました。
今日の課題
① スキャナーやデジカメで取り込んだ画像を加工して、新しい名前で保存する。
ペイントで開いて、描き込んでみる。
JTrim で開いて加工する。
⇒ 用途の違いを感じ取りましょう。
Paint.NET で開いて加工する。
② Word を開く。最初に学籍番号と名前を書いておく。
③ 写真を文書に挿入する。
(2 枚以上入れる)
リボンの[挿入]タブ > 「図」
④ 説明文を付ける。
誰(何)の写真?
どのアプリを使った? どんな加工をした? 特に工夫したところは?
画像で「文字列の折り返し」を変更すると、画像が文書内で自由に配置できるようになる。
画像選択 > リボンの[描画ツール:書式]タブ (または 右クリック )> 「文字列の折り返し」
⑤ 今日の学習の感想も書く。
⑥ カラープリンタで印刷して提出する。