コンピュータ基礎実習(初級) 第 14 週 「コンピュータ基礎実習(初級)」第 14 週 パワーポイントとマルチメディアコンテンツ 1. PowerPoint の起動 [共通アプリケーション] → [Microsoft Power Point]をダブルクリックして起動します。 2. アニメーションの個別設定 ほとんどのオブジェクトに個別アニメーションを設定できます。 アニメーションの設定は、[アニメーションの設定] 作業ウインドウで設定します。 作業ウインドウ切替 ① 作業ウインドウのタイトル右の▼をクリックして [アニメーション設定]ウインドウに変更。 開始タイミング アニメーションの 種類調整 アニメーション速度 ② アニメーションさせたいオブジェクトをクリック。 ③ [効果の追加]ボタンで、アニメーションの種類を選択。 [開始]でアニメーション開始タイミング、 [速さ]でアニメーション速度を調節。 再生順番 2.1. アニメーションの種類 アニメーションには [開始アニメーション] [強調アニメーション] [終了アニメーション] の 3 種類があります。 [開始アニメーション] :何もない場所にオブジェクトが現れます。 [終了アニメーション] :アニメーション後、オブジェクトは見えなくなります。 1 つのオブジェクトに複数のアニメーションを設定すると順番に再生されますが、[開始] →[強調]→[終了]の順番 で設定すると自然です。 2.2. 開始タイミング アニメーション時は[開始タイミング] 設定が重要です。 [クリック時]:マウスをクリックしてアニメーションさせます。 [直前の動作と同時]:1 つ前のアニメーションと同時にアニメーションします。 [直前の動作の後]:1 つ前のアニメーションが終わってから、順番にアニメーションします。 2.3. 複雑なオブジェクトのアニメーション 複数のオブジェクトで構成されている図形の場合、[Ctrl+クリック]で複数のオブジェクトを選択し[右クリック]>[グル ープ化]でグループ化してからアニメーション設定をすると、正しくアニメーションできます。 2.4. アニメーションの軌跡 [アニメーションの軌跡]という種類のアニメーションを設定すると、物体を自由に移動させられます。 ① アニメーションさせたい物体をクリック ② [効果の追加]→[アニメーションの軌跡]→[軌跡を描く]→[フリーハンド] ③ 物体の中心から動かしたい軌跡に沿ってドラッグする。 3. パワーポイントとマルチメディア パワーポイントでは、図やワードアート以外にビデオ映像も利用できます。 3.1. ムービーメーカーの起動 Windows ムービーメーカーを使うと、簡単にオリジナルビデオが作成できます。 [共通アプリケーション] > [その他] > [Windows ムービーメーカー] で 起動できます。 3.2. カメラから映像を取り込む ムービーメーカーのウインドウが現れたら、[ビデオ デバイスからの取り込み] をクリック すると、カメラから映像を取り込めます。 以下の指示に従って操作してみてください。 ① カメラの選択 利用可能なデバイス 欄で、カメラを選択できます。通常は設定を変えずに [次へ] ② 作業用ファイルの名前 一時的な作業ファイルに名前をつけられます。好きな名前でかまいませんが、図では、 「私のビデオ1」とし てみました。 (これは、作業用のものなので 最終的に できあがるファイルとは違います。) -1- コンピュータ基礎実習(初級) 第 14 週 ③ ビデオ設定 ビデオファイルの画質と容量を決められます。[コンピュータの最高の品質で再生]でかまいません。 (これも、作業用のものなので、最終的な 画質・容量 とは違います。) ④ ビデオの取り込み ここで、 「プレビュー」映像を見ながら録画できます。[取り込みの開始]ボタンを押すと録画が開始され、[取り 込みの停止]ボタンを押すと、録画がストップします。 この手順を繰り返して、複数の映像を登録することも出来ます。 3.3. ビデオ タイムラインの作成 録画した映像は、[コレクション]欄に表示されます。 この映像を、下部のタイムラインにドラッグすると、再生 対象となります。 複数の映像がある場合は、複数コレクションがあるので、 再生したい映像を、左から順番にタイムラインに登録して ください。 右上の[再生ボタン] を押すと、再生の様子を確かめられ ます。 録画した映像を再生タイムラインに登録 3.4. 特殊効果の追加 左の ムービー作業メニュー から、[2 ムービーの編集] > [ビデオ特殊効果の表示] や [ビデオ切り替え効果] をクリックすると、さまざまな特殊効 果が用意されています。 気に入った特殊効果があったら、タイムラインにドラッグして追加しましょう。 さまざまな特殊効果 画面切り替え効果 はここにドラッグ。 1つ目の映像から、2つ目の映像に 変わるときに、アニメーション効果が 追加されます。 ビデオ特殊効果 はここにドラッグ。 さまざまなエフェクトが かけられます。 ① ムービーを保存する タイムライン設定後、[ファイル]メニュー → [ムービー ファイルの保存] でムービーを保存できます。 ② ムービーの保存場所 -2- コンピュータ基礎実習(初級) 第 14 週 [マイ コンピュータ] を保存先に選ぶと良いでしょう。 ③ 保存するファイル名 保存したいファイルの名前を好きに決めてください。 ④ 保存時の画質と容量 [コンピュータの最高の画質で再生]でかまいませんが、たとえばCDなどに記録する際に小さいファイル容量に 収めなければならないなどの場合は、[詳細選択肢の表示]をクリックして より小さい数字のものを選ぶと、フ ァイル容量を節約できます。(ただし画質は悪くなります。) たとえば Web 上に公開する際は、容量が小さいほうが好まれます。 ⑤ 保存作業 [次へ] ボタンをクリックすると、保存が開始されます。長い映像の場合は作業時間がかかりますので、しばら く待つ必要があります。 これでカメラからの映像を、ムービーファイルとして記録できます。 作成されたムービーは Windows Media Video 形式(WMV) として保存されます。 3.5. ムービーの活用例:Power Point での利用 Power Point のスライドショー上で、作成したムービーを再生することが出来ます。 以下の方法で、ムービーを Power Point に読み込めます。 1. Power Point を起動し、新しいスライドを用意する。 2. [挿入]メニュー → [ビデオとサウンド] → [ファイルからビデオ] をクリック。 3. ファイルの場所を指定し、先ほどのムービーファイルを指定し、[OK]をクリック。 4. [スライドショーでビデオを自動的に再生しますか?] → [はい] でムービーが自動的に再生されます。 また、以下の操作を行うと、ムービーをリピート再生できます。 ムービー画像を右クリックし、[ビデオ オブジェクトの編集] → [停止するまで再生] [巻き戻す] チェック ON 映像を使った広告宣伝などに活用してみてください。 以上 -3-
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