安全データシート - ジーエルサイエンス

安全データシート
SDS No.1021-34018
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作成日
1998年 3月12日
改訂日
2016年 6月28日
化学品及び会社情報
化学品の名称
:ジクロルボス
会社名
:ジーエルサイエンス株式会社
住所
:東京都新宿区西新宿6-22-1
電話番号
:03-5323-6611
FAX番号
:03-5323-6622
製品コード
:1021-34018
緊急連絡先
:ジーエルサイエンス(株)福島工場 品質保証課 電話 024-533-2244(代表)
整理番号(SDS No.)
:1021-34018
推奨用途及び使用上の制限
:試験・研究用
新宿スクエアタワー30F
危険有害性の要約
GHS分類
: 急性毒性(経口)
: 区分3
急性毒性(経皮)
: 区分2
急性毒性(吸入:蒸気)
: 区分1
急性毒性(吸入:粉じん及びミスト)
: 区分2
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
: 区分2
眼に対する重篤な損傷/眼刺激性
: 区分2B
皮膚感作性
: 区分1A
発がん性
: 区分2
特定標的臓器毒性(単回ばく露)
: 区分1(神経系)
特定標的臓器毒性(反復ばく露)
: 区分1(神経系、肝臓)
水生環境有害性(急性)
: 区分1
水生環境有害性(長期間)
: 区分1
GHSラベル要素
:
注意喚起語
:危険
危険有害性情報
: 飲み込むと有毒
皮膚に接触すると生命に危険
吸入すると生命に危険(蒸気、粉塵及びミスト)
皮膚刺激
眼刺激
アレルギー性皮膚反応を起こすおそれ
発がんのおそれの疑い
臓器の障害(神経系)
長期にわたる、又は反復ばく露による臓器の障害 (神経系、肝臓)
水生生物に非常に強い毒性
長期継続的影響によって水生生物に非常に強い毒性
注意書き
[安全対策]
: すべての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。
取扱後は手などをよく洗うこと。
この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。
保護手袋、保護衣、保護眼鏡、保護面を着用すること。
粉じん、ミスト、蒸気を吸入しないこと。
眼、皮膚、衣類につけないこと。
屋外又は換気の良い場所でのみ使用すること 。
【換気が不十分な場合】呼吸用保護具を着用すること。
汚染された作業衣は作業場から出さないこと 。
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製品名
ジクロルボス
SDS No.1021-34018
改訂日
2016年 6月28日
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環境への放出を避けること。
[応急措置]
: 飲み込んだ場合:口をすすぐこと。直ちに医師に連絡すること。特別な処置が必
要である。
皮膚に付着した場合:多量の水と石けんで洗うこと。直ちに医師に連絡すること。
特別な処置が必要である。
汚染された衣類を直ちに全て脱ぎ、再使用する場合には洗濯をすること。
吸入した場合:空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。
直ちに医師に連絡すること。特別な処置は緊急に必要である。
汚染された衣類を脱ぎ、再使用する場合には洗濯をすること。
眼に入った場合: 水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用し
ていて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。
眼の刺激が続く場合:医師の手当てを受けること。
ばく露又はばく露の懸念がある場合:医師に連絡すること。特別な処置が必要で
ある。
気分が悪いときは医師の手当てを受けること。
漏洩物を回収すること。
[保管]
: 換気の良い場所で保管すること。容器を密閉しておくこと。
[廃棄]
:内容物や容器を廃棄する場合は、都道府県知事の許可を得た専門の廃棄物処理業
者に委託すること。
施錠して保管すること。
上記で記載がない危険有害性は分類できない、分類対象外または区分外。
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組成及び成分情報
化学物質・混合物の区分
:化学物質
化学名(又は一般名)
:ジクロルボス
別名
:DDVP、2,2-ジクロロビニルジメチルホスフェート
含有率
: >98%
化学式または構造式
:C 4 H 7 Cl 2 O 4 P
官報公示整理番号
: 2-3224
CAS No.
: 62-73-7
危険有害成分
:ジクロルボス
応急措置
吸入した場合
:新鮮な空気のある場所に移すこと。 直ちに医師に連絡すること。
皮膚に付着した場合
:すぐに石鹸と大量の水で洗浄すること。直ちに医師に連絡すること。
目に入った場合
:眼に入った場合、数分間気を付けて洗浄する。もしコンタクトを装着していて、
容易に取り外せるなら、取り外す。その後も洗浄を続ける。医師の手当てを受け
ること。
飲み込んだ場合
:口をすすぐ。 意識のない人の口には何も与えないこと。 ただちに医師もしくは
毒物管理センターに連絡すること。 意識がある場合には吐かせること。
暴露した場合
:医師に連絡すること。汚染された衣類は再使用する場合には洗濯すること。
急性症状及び遅発性症状の最も重要な兆候症状
: 吸入により、縮瞳、筋痙攣、流涎、発汗、吐き気、めまい、息苦しさ、痙攣、意
識喪失などが見られる。
経皮吸収の可能性があり、皮膚刺激、発赤、痛みや吸入時と同様の症状が見られ
る。
反復又は長期の接触により皮膚が感作されることがある。
経口摂取により、胃痙攣、下痢、嘔吐や吸入時と同様の症状が見られる。
中枢神経系に影響を与えることがある。
コリンエステラーゼ阻害剤で、許容濃度を超えて暴露すると死に至ることがある。
人で発がん性を示す可能性がある。
応急措置をする者の保護
: 個人用保護具を着用すること。
医師に対する特別注意事項
: 医学的な経過観察が必要である。
暴露の程度によっては定期健診が必要である。
この物質により中毒を起こした場合は、特別な処置が必要である。
製品名
ジクロルボス
SDS No.1021-34018
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改訂日
2016年 6月28日
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火災時の措置
消火剤
: 水噴霧、二酸化炭素(CO2)、泡、粉末消火剤、砂
使ってはならない消火剤
:棒状注水
火災時の特有危険有害性
: 熱分解により刺激性で有毒なガスと蒸気を放出することがある。
特有の消火方法
: 関係者以外は安全な場所に退避させる。消火作業は風上から行うこと。
周辺火災の場合には移動可能な容器は、速やかに安全な場所に移す。移動不可能
な場合には、容器の周辺を水噴霧等で冷却する。
火災発生場所の周辺は関係者以外の立ち入りを禁止する。
消火を行う者の保護
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: 個人用保護具を着用すること。 消防士は自給式呼吸器および消火装備を着用する
必要がある。
漏出時の措置
人体に対する注意事項、保護具及び緊急時措置
: 屋内の場合、処理が終わるまで十分に換気を行う。漏出した場所の周辺に、ロープを
張るなどして関係者の以外の立ち入りを禁止する。
作業の際には適切な保護具を着用し、飛沫等が皮膚に付着したり、蒸気等を吸入しな
いようにする。風上から作業して、風下の人を待避させる。
環境に対する注意事項
: 本製品を環境中に放出してはいけない。
回収・中和
: 少量の場合、吸着剤(土・砂・ウエスなど)で吸着させ取り除いた後、残りをウエス・
雑巾等でよく拭き取る。その後を大量の水で洗い流す。
漏洩物は密閉式の容器に出切る限り集める。
回収物の容器は、処分を行うまで密封しておく。
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取扱い及び保管上の注意
取扱い
技術的対策
:強酸化剤との接触を避け、酸、食品や飼料から離しておく。
局所排気装置を使用すること。
安全取扱注意事項
: 容器を転倒させ落下させ衝撃を与え又は引きずる等の粗暴な扱いをしない。
漏れ、溢れ、飛散などしないようにし、みだりに粉塵や蒸気を発生させない。
眼、皮膚、衣類に付けないように個人用保護具を着用すること。
使用後は容器を密閉する。
20℃で気化したとき、空気は汚染されても有害濃度に達しないか、達しても極め
て遅い。噴霧あるいは拡散すると、急速に有害濃度に達するので注意が必要。
(妊娠中の)女性への暴露を避けること。
青少年、小児への暴露を避けること。
火気厳禁。
衛生対策
: 取扱い後は、手、顔等をよく洗い、うがいをする。
指定された場所以外では飲食、喫煙をしてはならない。
休憩場所では手袋その他汚染した保護具を持ち込んではならない。
取扱い場所には関係者以外の立ち入りを禁止する。
保管
適切な保管条件
: 容器は遮光し、冷蔵庫(2~10℃)に密閉して保管する。
技術的対策
: 可能なら機器類は防爆構造とし、設備は静電気対策を実施する。
火気厳禁。
混蝕危険物質
: 強酸化剤、酸、食品や飼料
安全な容器包装材料
: ガラス等
製品名
ジクロルボス
SDS No.1021-34018
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改訂日
2016年 6月28日
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ばく露防止措置
設備対策
:屋内作業場での使用の場合は発生源の密閉化、局所排気装置を設置する。
取り扱い場所の近くに安全シャワー、手洗い・洗眼設備を設け、その位置を明瞭
に表示する。
管理濃度 作業環境評価基準 :設定されていない
許容濃度
日本産業衛生学会
ACGIH TLV-TWA
OSHA PEL-TWA
保護具
呼吸器の保護具
:防塵マスク、防毒マスク等
手の保護具
:保護手袋
目の保護具
:側板付き保護眼鏡(必要によりゴーグル型または全面保護眼鏡 )
皮膚及び身体の保護具
:長袖作業衣
適切な衛生対策
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:設定されていない
:TWA:0.1mg/m 3(IFV)
:データなし
:産業衛生および安全の基準に基づいて取り扱う。
物理的及び化学的性質
形状
:液体
色
:無色~琥珀色
臭い
: 芳香臭
pH
: データなし
融点
:<60℃
沸点
:140℃
引火点
:177℃
爆発範囲
:データなし
蒸気圧
:0.021mbar
蒸気密度(空気=1)
:7.63
比重
:1.415
溶解性
:ジクロロメタン、2-プロパノール、トルエンに混和。灯油にはほとんど溶けない。
n- オクタノール/水分配係数log Po/w
:1.43
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自然発火温度
:データなし
分解温度
:データなし
安定性及び反応性
化学的安定性
:加熱により可燃性ガスが発生する。
危険有害反応可能性
:可燃性。加熱又は燃焼すると分解し、リン酸化物、ホスゲン、塩素などの有毒な
ヒュームを生じる。
塩素酸ナトリウム、過塩素酸ナトリウム、過酸化水素、硝酸アンモニウム等との
混触により発火することがある。
避けるべき条件
:高温、直射日光、加熱、塩素酸ナトリウム、過塩素酸ナトリウム、過酸化水素、
硝酸アンモニウム
危険有害な分解生成物
:一酸化炭素、二酸化炭素、リン酸化物、ホスゲン、塩素
推奨用途及び使用上の制限
:試験・研究用
製品名
SDS No.1021-34018
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ジクロルボス
改訂日
2016年 6月28日
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有害性情報
急性毒性(経口)
: ラットのLD50値として5件のデータ[17mg/kg(環境省リスク評価書第4巻,2005)、
30および65mg/kg(EHC 79,1989)、58.8および97.5mg/kg(ATSDR,(1997)]のうち、2
件が区分2、3件が区分3に該当することから、該当数の多い区分 3とした。
急性毒性(経皮)
: ウサギのLD50値[205 mg/kg(EHC 79 ,1989)]は区分3に該当し、ラットのLD50値113
mg/kg(EHC 79,1989))]は区分2に該当する。
急性毒性(吸入:蒸気)
: ラットの4時間ばく露による2件のLC50値[1.66ppm(EHC 79,1989)および12.2ppm(PATTY
(5th,2001)]
急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) : ラットの4時間ばく露によるLC50値として、4件のデータ[0.65mg/L、0.523mg/Lおよび
0.447mg/L(以上PATTY(5th,2001))、0.34mg/L(EHC 79,1989)]のうち、2件が区分2、2
件が区分3に該当する。
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
: ウサギの皮膚に5~20%の本物質の水溶液を適用した試験で、強度の刺激性が見られたと
の報告がある(NITE初期リスク評価書 86,2008)。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
: ウサギを用いた眼一次刺激性試験で、軽度の刺激性(mild irritant)との結果がある
(EPA RED,2006)。
呼吸器感作性
: データなし
皮膚感作性
: モルモットに0.5%の本物質を適用したマキシマイゼーション試験において、動物の35%
に紅斑がみられ、中等度の感作性との判定結果がある(NITE初期リスク評価書 86,2008)。
生殖細胞変異原性
: マウスに経口、吸入または腹腔内投与による優性致死試験(生殖細胞in vivo経世代変異
原性試験)でいずれも陰性、マウスに経口または吸入投与による精原細胞または精母細
胞を用いた染色体異常試験(生殖細胞in vivo変異原性試験)でいずれも陰性、さらにマ
ウスに腹腔内投与による骨髄または末梢血を用いた小核試験(体細胞in vivo変異原性
試験)でいずれも陰性が報告されている(IARC 53 (1991),NTP DB (Access on Aug., 2011),
NITE初期リスク評価書 86(2008))。
発がん性
: IARCの発がん性評価でグループ2B(IARC 53,1991)、日本産衛学会では2B(産衛学会勧
告,2010)にそれぞれ分類されている。なお、103週間経口投与試験において、マウスで
前胃の乳頭腫、ラット雄で単核球性白血病、膵臓の腺房細胞腺腫、ラット雌で乳腺の線
維腫及び線維腺腫の有意な増加が報告されている(NITE初期リスク評価書 86,2008)。
生殖毒性
: ラットを用いた二世代または三世代生殖毒性試験において、0.488~0.577mg/kg/day以
上で赤血球と血漿のコリンエステラーゼ阻害が認められ、生殖毒性については統計学的
に有意な唯一の影響として、高用量(7.592mg/kg/day)群で性周期の異常が示されたこと
を除き、交配、妊娠、受胎、分娩に関連する生殖の各指標および産仔数など仔の発生に
対し悪影響はなかったと報告されている。また、ラット、マウスおよびウサギの妊娠期
間または器官形成期に経口投与した発生毒性試験、さらにウサギに対しては吸入暴露し
た発生毒性試験において、いずれも催奇形性を含む仔の発生に対する悪影響は認められ
なかった(IARC 53(1991),ATSDR(1997),ACGIH(2002),EPA RED(2006))。
特定標的臓器毒性(単回ばく露)
: ラットに経口投与により35mg/kgで活動低下、不規則呼吸、間代性痙攣、攣縮、虚脱、
正向反射の低下、流涎が認められ、5mg/kg以上で脳及び赤血球のコリンエステラーゼ活
性の有意な阻害が認められた(EPA RED,2006)。さらに、イヌに経口により11mg/kg以上
で不穏状態、流涎、痙攣、不随意排尿などコリン作動性症状が発現している(ACGIH 2002)。
なお、ヒトではジクロルボスを男性ボランティアに暴露した試験で、喉の刺激、鼻漏、
胸骨下の不快感がみられたが、瞳孔径及び視力に影響はみられず、血漿中のコリンエス
テラーゼ活性の低下とジクロルボスのばく露量との間には相関関係がみられた(NITE初
期リスク評価書 86,2008)と報告されている。
特定標的臓器毒性(反復ばく露)
: ラットの90日間経口投与試験において、1.5mg/kg/day以上で血漿および赤血球のコリン
エステラーゼ活性の有意な低下、7.5mg/kg/day以上で振戦、流涎、眼球突出のコリン作
動性症状が観察され(ACGIH,2002)、イヌの90日間経口投与試験においても1mg/kg/day
以上で血漿および赤血球コリンエステラーゼ゙活性の低下が報告されている(NITE初期
リスク評価書 86,2008)。また、ラットに2年間の混餌投与により、
500ppm(12.5mg/kg/day)群の生存ラットで肝細胞にび慢性の空胞変性、脂肪変性、肝細
胞腫脹、胆汁うっ帯、100ppm(2.5mg/kg/day)群の雌雄でび慢性の空胞変性が認められ
(NITE初期リスク評価書 86,2008)、イヌの2年間混餌投与試験では0.8 mg/kg/day以上で
肝細胞の肥大と空胞化が見られており(JMPR 859,1993)、用量は区分1のガイダンス値内
であることから区分1(肝臓)とした。なお、ヒトのばく露では、ボランティアに1、1.5 mg/
人/日の用量で60日間反復経口投与した試験で血漿コリンエステラーゼ゙活性が40%低
下した(NITE初期リスク評価書 86,2008)との報告がある。
吸引性呼吸器有害性
: データなし
製品名
ジクロルボス
SDS No.1021-34018
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改訂日
2016年 6月28日
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環境影響情報
水生環境有害性(急性)
: 甲殻類(ミジンコ) EC50=0.00007mg/L/48h(U.S. EPA: RED,2006他)
水生環境有害性(長期間)
: 甲殻類(オオミジンコ) NOEC=0.0000058mg/L/21日(U.S. EPA: RED,2006)
残留性/分解性
:急速分解性がない(BIOWIN)
生態蓄積性
:データなし
土壌中の移動性
:データなし
オゾン層への有害性
:本物質はオゾン層破壊物質に該当しない。
廃棄上の注意
残余廃棄物
:廃棄の前に、可能な限り無害化、安定化及び中和等の処理を行って危険有害性の
レベルを低い状態にする。
内容物や容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に委託するこ
と。
汚染容器及び包装
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:空容器を廃棄する場合、内容物を完全に除去した後に処分する。
輸送上の注意
国連番号
:3018
品名
:その他の有機リン系殺虫殺菌剤類)(液体)(引火点60.5度を越えるもの)(ジクロル
ボス)
国連分類
:クラス6.1
容器等級
:Ⅱ
海洋汚染物質
:該当
適用法令
毒物及び劇物取締法
:法令 別表 第2 劇物 No.40
労働安全衛生法
: 施行令 第18条 名称等を表示すべき危険物及び有害物 別表第9 No.291
施行令 第18条の2 名称等を通知すべき危険物及び有害物 別表第9 No.291
化学物質排出把握管理促進法 :第一種指定化学物質 No.457
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化審法
:白物質 No.878
消防法
:非該当
船舶安全法(危規則)
:毒物類
航空法
:毒物類
海洋汚染防止法
:非該当
大気汚染防止法
: 中環審 第9次答申 有害大気汚染物質 No.245
水質汚濁防止法
: 非該当
土壌汚染対策法
: 非該当
その他の情報
引用文献等
化学品安全管理データブック
16514の化学商品
独立行政法人
化学工業日報社
化学工業日報社(2014)
製品評価技術基盤機構
航空危険物規則書
第52版邦訳
化学物質総合情報提供システム(CHRIP)
等・他
記載内容の取扱い
全ての資料や文献を調査したわけではないため情報漏れがあるかもしれません。また、新しい知見の発表や従来の
説の訂正により内容に変更が生じます。重要な決定等にご利用される場合は、出典等をよく検討 されるか、試験によ
って確かめられることをお薦めします。なお、含有量、物理化学的性質等の数値は保証値ではありません。また、注
意事項は、通常的な取扱いを対象としたものなので、特殊な取扱いの場合には、この点にご配慮をお願い致します。