寄せられたご意見と本市の考え方(PDF:114.8KB)

「高槻市次世代育成支援行動計画(後期計画)」の素案に対する
市民意見募集(パブリックコメント)実施結果概要
1.実施時期(閲覧期間)
平成21年12月11日(金)∼平成22年1月12日(火)
2.意見提出方法
電子メール・FAX・郵送・持参
3.閲覧資料
高槻市次世代育成支援行動計画(後期計画)素案
高槻市次世代育成支援行動計画(後期計画)素案(概要版)
4.閲覧場所
・市民情報課
・市立・私立幼稚園(33箇所)
・子育て総合支援センター
・青少年センター
・子ども育成課
・青少年交流センター(2箇所)
・支所(3箇所)
・富田ふれあい文化センター
・行政サービスコーナー(3箇所)
・男女共同参画センター
・図書館(5箇所)
・保健所
・地域子育て支援センター(5箇所) ・保健センター(2箇所)
・つどいの広場(13箇所)
・障害者福祉センター
・市立・民間保育所(39箇所)
合計 113箇所
5.提出意見
(1)意見件数
109件
(メール32件・FAX39件・郵送12件・持参26件)
(2)意見者数
団体:8団体
個人:33人
(3)意見内容内訳
第2章関連
1件(後期計画の背景)
第3章関連
第4章関連
第5章関連
11件(これまでの取り組みと課題)
2件(計画の基本的考え方)
84件(基本施策と今後の取り組み)
第6章関連
5件(目標事業量の設定)
第7章関連
1件(計画の推進に向けて)
全般・その他
5件
6.提出意見に対する市の対応
(1)意見を踏まえ、行動計画(後期計画)素案を修正した箇所数
(2)意見内容の要旨、市の考え方及び対応
別紙のとおり
6箇所
次世代育成支援行動計画(後期計画)素案 パブリックコメント一覧表
1/21
ー
ペ
章
NO.
項目
意見要旨
ジ
市の考え方及び対応
対応
結果
1
現況やニーズ調査報告の中に障害児のいる家
庭についての具体的数字がどこにも表れてい
障害のある子を育てている家庭の実態調査については、平成21年3月策定の障害者長期計
原案
後期計画の背 ない。
画においてアンケート調査を実施しており、ニーズを踏まえての障害者長期計画となってい
3∼ 第2章
どおり
障害のある子を育てている家庭についてもっ
景
ます。後期計画は障害者長期計画との整合性を図りながら施策形成を行っています。
と具体的に踏み込んだ実態調査、ニーズ調査
を行い支援の施策をたてるべき。
2
子育てに関する相談については、子育て総合支援センター、地域子育て支援センター、つど
子育てに不安や負担を感じている保護者に対
いの広場、幼稚園、保育所等で実施しています。子育て総合支援センターでは、子育て相談
1.地域におけ
原案
し、緊急時の相談にも応じることができるよ
のほか、児童家庭相談事務所において専門職員による児童家庭相談を月∼土の午前9時∼午
41 第3章 る子育ての支
どおり
う「休日、24時間の相談体制」を子育て総合
後7時に実施しています。現在、緊急を要するものとして、夜間・休日の児童虐待相談につ
援
支援センターで行うべき。
いては、大阪府の「夜間・休日虐待通告専用電話」にて対応しています。
3
外国籍住民等、日本語が不自由な人のため
に、多言語による情報提供が必要。様々な子
○情報の提供
育て支援施策や親と子の健康の確保に関する
42
第3章 と相談支援体
施策へのアクセスを保障するため、通訳の派
44
制の充実
遣が求められる。相談支援事業についても、
多言語での対応を検討して頂きたい。
4
「性教育」に関しては、自尊感情を育て、相手の体や心を大切にするという低学年の取り組
みにはじまり、年齢に応じた学習を進める必要があると考えています。各校においてそれぞ
れに取り組まれている実践の共有、教材の開発等今後も努力していきます。
市立小・中学校の養護教諭との連絡会で検討を行い、小・中学校の児童・生徒を対象とした
性感染症の教材作成に向け検討し、平成22年度より3か年事業として、市立小・中学校の
養護教諭と協力する中で、小・中学校の児童・生徒対象の性感染症予防教育の教材を作成
健康被害が起こる前に、質の高い「性教育」
し、有効な活用を図ることとしました。
が必要ではないか。子どもたちが自らの力で
素案P71及びP77に上記内容を反映するにあたり、いただいたご意見も踏まえ、次のよ
自他ともに体と心を守れる教材開発に力をそ
うに修正します。
○思春期保健
修正
そぎ、学校教育現場や保護者にも啓発できる
45 第3章
対策の充実
取組みを推進してほしい。それには、高槻市
<修正>第5章P71及びP77の表2段目「性感染症予防教育の推進」の今後の方向性に
の養護教員の教材開発や実践に学ぶ必要も大
ついて、
きいと考える。
「平成21年度は3か年の評価の年であり、この結果を踏まえ、今後の方向性を検討しま
す。」を
→「平成22年度より3か年事業として、市立小・中学校の養護教諭と協力する中で、小・
中学校の児童・生徒対象の性感染症予防教育教材を作成し、有効な活用を図ります。」
担当課:保健予防課、教育指導課
に修正します。
多文化共生の観点から、多言語による情報提供等については、市の取り組むべき課題として
認識しています。平成21年3月に多文化共生施策基本指針を策定し、今後は、アクション
プランを検討します。
なお、小・中学校では日本語指導協力者を派遣し、当該児童・生徒の学習面の支援や生活の 原案
適応を図り、教育相談等の通訳も行っています。保育所では、保育所生活を円滑に進めてい どおり
ただけるように連絡帳をローマ字で書いたり、実物を示しながら話す等、コミュニケーショ
ンのとり方を工夫しています。母子保健関係や児童家庭相談等については、必要に応じて通
訳要請等の対応を行っており、多言語による情報提供に努めていきたいと考えています。
次世代育成支援行動計画(後期計画)素案 パブリックコメント一覧表
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章
NO.
項目
意見要旨
ジ
市の考え方及び対応
対応
結果
5
現在の地域教育協議会活動は、イベントや学
習会の実施組織となっているのではないか。
地域教育協議会は、構成員自らがその校区の
○家庭や地域 課題を把握・分析し解決策を模索し取り組
47 第3章 の教育力の向 み、その結果、校区の教育力の向上に結びつ
くのではないか。市内での先進校区に学び実
上
践することから、協議会活動がオリジナリ
ティ溢れ、活性化されるべきものだと考え
る。
6
○子どもの交
登下校時、通学路等の主要地に民間警備会社 登下校時は校門前に警備員を配置しています。通学路等については、地域の方々の自主的な
原案
通安全を確保
48
への警備委託等、安心して子どもを送り出せ 取り組みにより、子ども達の安全・安心を見守る「セーフティボランティア」制度等があり
第3章
どおり
するための活
49
ます。今後も、地域の協力で子ども達の安全を守る取り組みを推進していきます。
る環境を作ってほしい。
動の推進
7
南平台から摂津富田駅までのバス道路の拡幅
○安全な道路
をしてほしい。歩道がなく道幅が狭いところ
49 第3章 交通環境の整
は危険。ベビーカー、車椅子を押して歩けな
備
い。ゆとりある安全な道路に。
8
○安全な道路
49 第3章 交通環境の整 通園・通学路に信号機の設置を。
備
9
警察と連携した悪質なドライバーへの対策、
○安全・安心
通学路への看板等の設置、車道と歩道の完全
49 第3章 なまちづくり
分離の推進、段差解消や柵付き歩道などの整
の推進
備を。
地域教育協議会は家庭・地域の教育力の向上を目的に活動に取り組んでいますが、ご指摘の
ようにイベントだけに特化した取り組みではありません。イベントは出会い・交流の貴重な
原案
場と位置づけており、課題の把握や分析の一手法として、これまでもそれぞれの地域の特性
どおり
に応じた取り組みが行われてきましたが、ご意見を踏まえ、各協議会間の情報の共有化が、
より一層図れるよう工夫していきます。
原案
どおり
道路交通環境の整備については、地域住民の意見を取り入れながら改善に取り組んでおり、
原案
今後も引き続き安全安心な交通環境の取り組みを、関係機関との連携のなかで進めていきた
どおり
いと考えています。
原案
どおり
次世代育成支援行動計画(後期計画)素案 パブリックコメント一覧表
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章
NO.
項目
意見要旨
ジ
10
11
市の考え方及び対応
対応
結果
障害児施策の推進について<課題>があげら
原案
○障害児施策 れているが、それへの具体的対応策が述べら
51 第3章
れていない。具体的にどうしていくのか知り 特別支援教育については、各校において作成されている個別の指導計画・個別の教育支援計 どおり
の推進
画を充実させ、有効に活用することで、連続性のある支援がなされるように努めます。ま
たい。
た、障害の特性に応じた指導方法・指導内容の改善を図るため、関係機関とも連携し巡回相
「障害児の放課後や長期休暇などの居場所づ 談や教職員研修、施設整備等の充実を図ります。
くりの確保への支援体制づくり」という課題
について、障害児への施策として他市で実施 障害のある児童の放課後や長期休暇時の居場所については、「短期入所事業」「日中一時支
原案
○障害児施策
されている「タイムケア事業」など、現サー 援事業」「移動支援事業」等の障害児施策を行い、放課後や長期休暇時の居場所としての利
51 第3章
どおり
の推進
ビスにこだわらない新事業の実施についての 用も認めています。特に「日中一時支援事業」については、個々の事情について原則を踏ま
検討など具体的に文言として素案に反映され えた上で柔軟に対応してきているところです。なお、「タイムケア事業」については、「日
たい。
中一時支援事業」に含まれるものと考えています。
学童保育事業における障害のある児童については、小学1∼3年生は保護者の就労等を要件
とせず、また、小学4∼6年生は、一定の要件はありますが入室いただいています。利用年
限の延長については、調査、研究をしていきます。長期休暇中の開室については、社会情勢
や勤務形態の変化なども踏まえ、保護者のご意見等もお聞きしながら検討していきます。 原案
どおり
連続性のある支援が継続的に受けられる体制づくりについては、今後の課題であると考えて
います。
12
課題に対応する施策として、第5章の「●障
害児の子育て支援」に「障害児の放課後や長
期休暇時等の居場所の確保についての支援体
○障害児施策 制づくり」を掲げ、その検討を行っていくこ
51 第3章
とを記述されたい。
の推進
本課題については、複数の部門に関わる問題
であるので、庁内に検討チームを設けること
が望ましい。
13
子育て総合支援センターは土曜日も開館しています。また、つどいの広場・地域子育て支援
〔1〕地域に つどいの広場を利用している。土・日・祝日
センターの一部においても土曜日に実施していますのでご利用ください。開館曜日について 原案
54 第4章 おける子育て なども利用できる施設がひとつでも増えてい
は、つどいの広場運営団体との協議、及び、つどいの広場利用者の利用ニーズを調査のう どおり
くことを期待する。
の支援
え、検討します。
この項目に、外国籍住民家庭への支援を加え
るべき。日本語能力や文化の違いから、子ど
もも保護者も支援を必要としている。大阪府
や府下の他市町村には多文化共生の施策を次
世代育成支援行動計画に位置づけているとこ
ろもある。高槻市の「人権施策基本方針」お
よび「多文化共生施策推進基本指針」との整
合性も考慮し、検討を望む。
次世代育成支援行動計画は、すべての子育て家庭とその子どもに対して支援するもので、外
国人市民の家庭への支援も含まれていると考えています。また、計画策定にあたり「人権施
原案
策基本方針」との整合性を図っています。今後は「高槻市多文化共生施策推進基本指針」、
どおり
策定予定のアクションプランで施策等が示されたときには、後期計画推進状況の点検・評価
のなかで見直し等の対応をしていきます。
14
〔6〕要保護
児童への対応
55 第4章 などきめ細か
な取り組みの
推進
15
子育て総合支援センターや地域子育て支援センター、つどいの広場では、親の就労の有無に
1.地域におけ 育児のスタイルは人により様々だが、専業主
関わらず、すべての子育て家庭が利用できる施設として、交流の場の提供と交流の促進を 原案
第5章
57
る子育ての支 婦(夫)と兼業主婦(夫)が共に認めあい助け合
行っています。共に助け合う制度では、ファミリー・サポート・センター事業を展開してい どおり
(1)
える場があればと思う。
援
ます。
次世代育成支援行動計画(後期計画)素案 パブリックコメント一覧表
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章
NO.
項目
意見要旨
市の考え方及び対応
ジ
16
17
双子の子育ては、1人と比べ4倍も5倍も労
力が必要となる。「多胎」というだけで保育 保育所の入所については、児童福祉法施行令において「保護者が居宅外で昼間働くなど、当
所に入所できる資格を。
該児童を保育することができないと認められ、かつ、同居の者が児童を保育できないと認め
られる場合」との要件が規定されています。また、同居の祖父母等が家庭にいる場合、当該
「私が頑張れば節約できる」と考えてしまう 人が児童を保育することが可能となりますので、入所要件に該当しないことになっていま
のが主婦の本音。子育ての負担を軽くするた す。ただし、同居する祖父母が満65歳以上の高齢者である場合は、社会通念上児童を保育
1.地域におけ
めに、ファミリー・サポート・センター事業 することが体力的に困難であると考えるため、制限から除外しています。
57 第5章
る子育ての支
や、誰かが自宅に来て一緒に子どもの世話を
84 (1)
援
してくれる、受診の付き添いに一緒に行って また、家庭で子どもを育て、不安や悩みを相談することができずに一人で子育てを抱え込む
くれる、急な場合(病気など)でも対応して ことのないよう、すべての子育て家庭を支える取り組みを進めています。子育て総合支援セ
くれるなどのサービスに対し、子育て応援券 ンターや地域子育て支援センター、つどいの広場等では、身近な地域で親同士の交流ができ
のようなものか、利用額に応じて助成を受け る場を提供し、交流のなかで育児の不安や負担感の軽減を図っています。また、保育所・幼
られるような制度とか、何か金銭的な支援が 稚園では園庭開放等の中で取り組んでおり、これらの施設では、子育てに関する相談も実施
あるといい。
しています。
保育所を増やし、働く母親の子どもをすぐに 子育て家庭への経済的支援として、児童手当や次年度から国が実施する予定の子ども手当が
第5章 保育所待機児 預かってほしい。同居の祖父母の年齢要件を あります。なお、ファミリー・サポート・センター事業の利用券及び助成制度は考えており
64
ません。
緩和するなど、入所しやすい様にしてほし
(2) 童解消
い。
対応
結果
原案
どおり
原案
どおり
18
預かり場所が少なく不便、費用が高い、登録
が面倒なので、利用したくても利用できな
●一時預かり
い。
第5章
サービスによ
58
どんなに一時預かりやサポートを強化して
(1)
る子育て支援
も、たくさんお金がかかるようなら利用でき
ない。経済負担が一番の問題だ。
一時預かり事業については、つどいの広場において取り組み、拡大を検討しています。金額
については、今後の課題としていきます。登録については、大切なお子様をお預かりするた 原案
どおり
め状況把握が必要ですので、ご理解ください。
なお、民間保育所においても一時預かり事業を実施しています。
19
●望ましい就
一時預かりについては、民間保育所と同じよ
第5章 学前教育・保
うに、地域に根ざした公立保育所でも実施
58
(1) 育の在り方の
し、より利用しやすいものとしてほしい。
検討
原案
どおり
20
多様な市民ニーズに応えられるよう、公・私
で役割を分けず、同じ機能を持たせた保育所 公立保育所における、一時預かり・延長保育・病児病後児保育・休日保育等の保育サービス
●望ましい就 計画にしてほしい。一時保育、病後児保育、 の拡充については、今後の研究課題と考えています。
原案
第5章 学前教育・保 休日保育などの事業は、公立でも実施して保
59
どおり
(1) 育の在り方の 育所を充実させ利用しやすくするべき。
整備計画は公立の民営化につながらないもの
検討
にし、待機児解消のために認可保育所の増設
をすすめるべき。
次世代育成支援行動計画(後期計画)素案 パブリックコメント一覧表
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章
NO.
項目
意見要旨
ジ
市の考え方及び対応
対応
結果
各施設において、子どもから高齢者までの幅広い交流を促進するための取り組みが必要であ
経験豊富な老人と子ども達との触れ合いによ
ると考えています。
原案
り豊かなものをもたらすことができる。保育
現在、一部の民間保育園では老人福祉施設との複合施設となっています。
どおり
園(幼稚園)と老人施設とが一体化した施設が
世代間交流については、幼稚園、保育所やつどいの広場で地域活動や交流事業を実施してお
たくさんできればよい。
り、地域のお年寄りとの触れ合いが子ども達にとって大変豊かな経験となっています。
21
●望ましい就
第5章 学前教育・保
59
(1) 育の在り方の
検討
22
60
23
療育園およびうの花療育園において行なっている障害児の通園事業については、理学療法や
学生ボランティアの受け入れは、つどいの広
作業療法・言語聴覚療法等の専門的な支援を行なうものであり、ボランティアとしてのス
原案
第5章 学生ボラン 場等に加えて、めばえ教室や療育園等、障害
タッフの受け入れは困難であると考えます。
62
どおり
(1) ティアの育成 のある子どもへの理解を培うために、障害児
また、めばえ教室等についても、教室の主旨・内容そして「保護者の気持ち」等からボラン
施設なども明記していただきたい。
ティアにはなじまないと考えます。
24
平成21年11月から多様な就労形態に対応するため、休日等に保育に欠ける児童を対象と
した休日保育、並びに、休日等に私的理由に基づき保育を必要とする児童を対象とした休日
原案
一時預かり事業を実施しています。
また、平成20年8月から乳児を中心とする新たな保育制度として認定保育施設制度を創設 どおり
し、保護者負担の軽減と待機児童の解消を図っています。
今後も保育所の整備及び充実を推進し、育児支援に努めたいと考えています。
64
保育所の催しについては、地域の保護者の方へ市広報紙や保育所での掲示を通してお知らせ
乳幼児の親が保育所でも交流できることを
第5章 ●子育て情報 もっと広報などで教えていただきたい。いろ しています。また、公立保育所では園庭開放等の年間計画を作成し、他機関に配架すること 原案
いろな情報をもっとわかりやすく伝えられる で少しでも多くの市民の方の目に届くようにしていますが、今後、配架先を増やす等、より どおり
(1) の提供
一層の情報提供の充実に努めます。
環境の整備を。
第5章 保育所待機児
保育の充実をもっと進めていただきたい。
(2) 童解消
次世代育成支援行動計画(後期計画)素案 パブリックコメント一覧表
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NO.
項目
意見要旨
市の考え方及び対応
ジ
25
26
27
待機児解消のためには、弾力運用でなく定数
を増やす、増築するなどが必要。
第5章 保育所待機児
最低基準の廃止でなく市独自の基準を守るこ
64
(2) 童解消
となどで、子どもが大切にされる自慢できる
計画の実現を望む。
子どもの人権、人権保育について、人権とい
原案
第5章 人権保育の充 うのなら詰め込み保育は止めること。独自に
本市では、現行の国が定めている最低基準の面積や職員配置基準等をクリアする中で、待機 どおり
全国基準を守って、保育所を増やしてほし
(2) 実
児童の解消のために、受け入れ児童数の弾力化により定員を超える児童の入所を実施してき
い。
ました。
保育所の最低基準については、昨年10月7日、地方分権改革推進委員会より、廃止又は条
第5章 保育所待機児 まず保育所を増やすこと。最低基準を守るの 例委任することを内容とする「第3次勧告」が出されましたが、国が示す今後の動向を注視 原案
64
(2) 童解消
は当然。
しながら、児童福祉の観点から子どもの適切な保育環境を維持するよう検討していきます。 どおり
28
29
64
31
原案
どおり
64
保育所を現在の基準で作り、子どもの成長に
とって大切な時期を過ごす保育環境を整え、
第5章 保育所待機児
良質な保育を行なえるようにしてほしい。
64
(2) 童解消
保育所不足を早急に解決する方策を至急に立
ててほしい。
30
対応
結果
第5章 保育所待機児 保育の待機児がまだまだ多い。保育所を増や
(2) 童解消
してほしい。
保育所の設置・待機児童の解消については、平成16年4月時点で待機児童が142名あ
り、待機児童解消に向けて、民間保育所における定員増を前提とする新築・増改築等の取り
組みなどを中心に、平成16年4月(定員3,520人)から平成21年4月の5年間で5 原案
80名の定員増(定員4,100人)を図り、受入児童数においても4,551人とし、待 どおり
機児童解消に努めてきました。しかしながら、平成21年4月時点で未だ78名の待機児童
があることから、引き続き定員枠の拡大等に向けて整備を図る必要があり、後期計画におい
ては平成26年度の受入児童数を5,087人とする目標を定め、待機児童解消に向けた取
り組みを推進していきます。
原案
認可外保育施設については、本市では「児童福祉法」及び国の「認可外保育施設指導監督基 どおり
準」に基づき、適正な保育内容及び保育環境が確保されているか否かを確認し、改善指導、
改善勧告、公表、業務停止命令、施設閉鎖命令等を行う際の手順を定め、児童の安全確保等
の観点から悪質な施設を排除することを目的とした「高槻市認可外保育施設指導要領」を定
めて、年1回以上は必ず立入調査を行い、その結果を公表しているところです。
原案
今後も児童の安全確保等の観点から指導監督を実施します。
どおり
人権保育を言うのなら、弾力運用の詰め込み
保育は止め、高槻市独自の基準を守ることな
ど、子どもが大切にされる計画づくりと実現
第5章 保育所待機児
を。
64
(2) 童解消
保育所基準を守って、認可外の託児施設も調
査を望む。愛情ときびしさをじっくり考えた 民間保育所での教材費等については、保護者の負担をできるだけ増やさないような配慮や工
夫を行うよう民間保育所に努力を促していきます。また、特別保育事業(延長保育、一時預
保育を。
かり等)の利用者の徴収額については、今後の研究課題と考えています。
「保育基準の緩和」の方向性が出されている
が、市としての保育基準を守り、待機児解消
市立・民間保
の計画をたててほしい。
第5章 育所の役割・
私立保育所では、公立に比べ行事や教材が園
59
(2) 機能の見直し
によって高額のところもあり、市として責任
について
をもって公平に保育を受けられるよう対応し
ていくべき。
原案
どおり
次世代育成支援行動計画(後期計画)素案 パブリックコメント一覧表
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NO.
ジ
項目
意見要旨
市の考え方及び対応
対応
結果
32
現在、病後児保育事業として、保育所等に通所中の児童の病気の「回復期」において、その
対象児童の一時預かりを行う事業をセンター方式で芝谷聖ヶ丘保育園(民間保育所)1か所
病児・病後児 病児保育を出来る保育所又は各家庭での病児 で実施しています。
原案
第5章
保育事業の展 保育をする保護者(資格のある人)を派遣す 病児・病後児保育事業については、厚生労働省の制度改正がなされ、平成19年度に病時・
64
どおり
(2)
病後児の自園型の創設があり、平成21年度には自園型の体調不良児対応型の考え方も導入
るなどの制度をつくってほしい。
開
されています。今後は国の制度の動向に注視しながら、病後児保育事業の拡充に向けて検討
していきます。
33
保育所・幼稚園での職員・保護者向けに、人
第5章 子どもの人権 権啓発一般と子どもの人権の視点から、固定 現在公立保育所では、人権保育の一環としてジェンダー平等教育にも取り組んでいます。外 原案
64
どおり
(2) 尊重の啓発 的な男女性別役割にとらわれない多様な生き 部から講師を招き、職員もともに人権意識を高め保育の充実を図っています。
方を尊重できる啓発活動を盛り込まれたい。
34
家庭の教育方針で私立幼稚園に通わせてい
る。私立幼稚園の預り保育の利用は保育料に
加え、預り保育費用がかかる。少子化対策の
為の就労支援政策推進にもかかわらず、保育
●就労支援の 所に圧倒的に税金(私達も負担している。)
市内在住で私立幼稚園に在籍する園児の保護者に対して、所得に応じて幼稚園就園奨励費補
原案
第5章 ための保育 が投入され、保育所利用の家庭が重点的に税
助を行い、保護者負担の軽減を図っています。また、これに加えて、私立幼稚園在籍園児保
64
どおり
(2) サービス等の 金の恩恵を受けていることに疑問(不公平)
護者補助金を支給し、公私間格差の是正を行っています。
を感じる。
充実
幼稚園の預り保育利用者について、就労の保
護者に対しては、市の財源で保護者補助金を
出してもいいのではないか。格差是正に向
け、今後検討を希望する。
次世代育成支援行動計画(後期計画)素案 パブリックコメント一覧表
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NO.
ジ
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36
37
項目
意見要旨
市の考え方及び対応
対応
結果
子どもへの教育は学校だけでなく、家庭での
関わり方が重要。子どもとの関係を考えて短
第5章 学童保育待機
時間の就労をしている人もいる。学童保育
64
(2) 児童解消
は、様々な働き方に対応出来るように、入室
学童保育室は、小学校に就学しているおおむね10歳未満で、保護者が就労等により昼間家庭
条件(勤務日数など)を緩和すべき。
におられない児童に対して、授業の終了後に、適切な遊び及び生活の場を提供して、その健
全な育成を図ることを目的としています。
保育時間の延長(7時まで)、長期休暇中の 待機児童が発生している状況であり、まず待機児童の解消に取り組んでおり、入室には選考
保育実施、対象学年の引き上げ(6年生ま 基準を設けています。保育時間及び利用年限の延長については、調査、研究していきます。
で)を望む。余裕のある学童保育では、高学 長期休暇中の開室については、社会情勢や勤務形態の変化なども踏まえ、保護者のご意見等
第5章 学童保育待機
修正
年は入所条件を厳しくするなどしてでも対応 もお聞きしながら検討していきますので、素案を修正します。
64
(2) 児童解消
して欲しい。サービス充実のためなら、保育
所のように世帯収入によって保育料を段階的 <修正>P64●保育所・学童保育室の待機児童解消の表2段目「学童保育待機児童解消」
に上げてもいい。
の今後の方向性に次の文を追加します。
「また、長期休暇中の開室についても検討していきます。」
学童保育の学年延長が必要とされていること
は、ニーズ調査結果や社会福祉審議会でも市
64 第5章 学童保育待機 民委員からも要望のあったことであり、すぐ
には実現できなくとも、「検討課題とする」
87 (2) 児童解消
といった文言があってしかるべきではない
か。
38
子どもを持つ親の中には、働きたいが子ども
の帰宅前には帰宅したいと考え働くのをあき
らめるか、逆に長時間労働で子どもとの時間
男女を問わずすべての人が、仕事と生活のバランスの取れた多様な生き方が選択できる社会
●ワーク・ラ
原案
をあきらめている人が多数いるのでは。ワー
第5章
となるよう、ワーク・ライフ・バランスを推進していきます。
イフ・バラン
65
どおり
ク・ライフ・バランスの推進の視点から、こ
(2)
なお、本市では、非常勤職員や臨時職員等の短時間労働の職員を多数雇用しています。
スの啓発
のようなニーズに応えることが重要だ。具体
的には、市がそのような短時間の仕事を提供
してはどうか。
39
67
40
保健センターでの子どもの健診(1歳6か月児健康診査、3歳6か月児健康診査等)には、
保健センターでの子どもの健診は、1歳を越
多くの医療職が従事しています。従事スタッフのうち、医師や歯科医師につきましては病院
原案
第5章 ●健康診査等 えると午後にお昼寝する子が多く、上の子の
や診療所等の協力を得て派遣を依頼しており、そのため診療への支障が少ない休診時間(午
67
どおり
学校・幼稚園などの帰宅時間と重なるため、
(3) の充実
後)に健診を実施しています。ご不便をおかけいたしますが、ご理解の程よろしくお願いい
午前中に行ってほしい。
たします。
子どもが小さいと健診に行きにくいので、
女性特有のがん検診で保育付きの検診を実施していますが、今後も子育て中の人が受診しや 原案
第5章 ●健康診査等
もっと子どもの預かりがある健診を増やして
すい環境整備の充実に努めます。
どおり
(3) の充実
ほしい。
次世代育成支援行動計画(後期計画)素案 パブリックコメント一覧表
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章
NO.
項目
意見要旨
市の考え方及び対応
ジ
41
42
43
44
45
対応
結果
第5章 乳幼児医療費 乳幼児医療費助成制度は、入院、通院ともに 大阪府では、乳幼児医療費助成制度を含む福祉医療全般について、事業分析等を通じて見直 原案
(3) 助成制度
対象年齢の引き上げを望む。
しが進められているところであり、今後何らかの制度変更も予想されます。本市において どおり
も、こうした動きを考慮しながら、乳幼児医療費助成制度の今後のあり方について検討して
第5章 乳幼児医療費
原案
いきます。
68
小学生まで、医療費補助をして欲しい。
(3) 助成制度
どおり
68
食物アレルギーについては、揚げ油は大豆油でなく菜種油を使用し、スープは鶏骨ではなく
小麦は5大食物アレルゲンの一つであるか
第5章 学校における
ら、他で代用できる物はできるだけそれらの 豚骨スープでとり、献立作成時には副食の両方にアレルゲンが重ならないように注意し、少
69
(3) 食育の推進
しでも食べることができるように注意しています。
物を使うなど、あと少しの工夫を。
小麦アレルギーへの対応は、魚肉練製品については、小麦粉の使用していないものを検討し
ているところです。ドレッシングは、卵黄の入らない3種のドレッシングを採用していま
5大アレルゲン(小麦、卵、乳製品、そば、
す。
落花生)についても除去の工夫をお願いした
また、米飯に入れる麦については不足しがちな食物繊維を摂る目的で取り入れていますの
第5章 学校における い。
69
で、ご理解いただきますようよろしくお願いします。使用物資選定時に可能な範囲で主要ア
(3) 食育の推進 米飯の日だけでも、小麦アレルギーの児童が
レルゲンを含まないものを選びますが、集団給食という制約がある中で可能な範囲で除去食
みんなと一緒のメニューが食べられるよう白
の対応をし、引き続き、安心して食べていただけるよう努力していきます。
米にしてもらいたい。
69
スクールランチは不評。もっと利用しやすい
第5章 学校における
システムにできないのなら中学にも給食を実
(3) 食育の推進
施してほしい。バランスの取れた食事を。
46
69
中学校のスクールランチはコンビニ弁当のよ
第5章 学校における
うな箱入りではなく、将来は自校での調理を
(3) 食育の推進
めざし、給食となるように。
47
69
中学校における食育の推進というなら給食を
第5章 学校における
実施すべき。小学校の給食施設を併用し、市
(3) 食育の推進
として積極的に具体的方策を立ててほしい。
48
69
スクールランチは食育にはとても及んでいな
第5章 学校における
いし、評判もよくない。中学給食の実施を望
(3) 食育の推進
む。
原案
どおり
原案
どおり
原案
どおり
中学校の昼食については、家庭からの手作り弁当の教育的効果を活かしながら、弁当をもっ
て来ない生徒に栄養バランスを考慮した昼食を提供し、スクールランチを通して生徒・保護
者への食育の推進に努めています。
平成21年11月から栄養バランスに配慮したスクールランチを提供していますが、申し込
みのシステムなど利用しにくいとのご意見をいただいています。できるだけ利用しやすいよ
うに考えていきます。
また、スクールランチのランチボックスは、洗浄・消毒し、衛生的に保管されています。お
かずの容器は主菜1品と副菜3品が盛り付けられるようになっており、ごはんと汁物は温か
く提供しています。今後も生徒に喜ばれるスクールランチを目指したいと考えています。
原案
どおり
原案
どおり
原案
どおり
次世代育成支援行動計画(後期計画)素案 パブリックコメント一覧表
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NO.
項目
意見要旨
市の考え方及び対応
ジ
対応
結果
49
子育て総合支
第5章 援センターに クッキング教室は希望者が多く参加できない クッキング教室については、開設当初と比べて落ち着いてきており、現在は定員に満たない 原案
69
場合もあるため、現行回数で実施していきます。
どおり
(3) おける食育の 方が多いので増加できないか。
推進
50
デートDVの予防教育については、中学3年生を対象にデートDV予防のパンフレットを作
成し、21年度には全中学校に配布しています。今後は他機関と連携し研究していきます。
薬物防止プログラムだけでなく、特に中・高
ご意見を踏まえ、次のとおり修正します。
第5章 思春期保健対 生向けには「デートDV」の予防教育が必
修正
71
要。NPO等と連携し、防止教育プログラム
(3) 策の充実
<修正>第5章P71表の1段目「思春期保健対策の充実」の内容について、文末に次の文
を活用すること等を盛り込まれたい。
を加えます。
喫煙・薬物乱用やデートDVの防止について、関係機関と連携し推進していきます。
51
52
健常児同様、障害児についても将来の自立に
習熟度別指 向けての各自の課題に応じた学習や訓練が必
第5章
導・放課後学 要なことから、本項又は第5章のページ87
72
(4)
③障害児施策の充実中に障害児に係る放課後 放課後学習室は、児童生徒の学習習慣の定着や自学自習力の向上を図ることを趣旨とした事
習室
業です。
学習室の実施を記述されたい。
習熟度別指導は、「確かな学力」の育成を図るために、児童生徒が自ら自分にあったコース
を選択することを基本としており、学習意欲の向上や、学習内容の定着を深めることを趣旨
とした事業です。
発達障害や知的障害などの子どもにとって
も、理解の助けになるような習熟度別指導や 特別支援教育においては、障害のある幼児・児童生徒及び通常学級等に在籍する特別な教育
習熟度別指
的ニーズのある児童生徒等に対して、個別の指導計画に基づいた適切な支援に努めます。
放課後学習室のあり方を望む。
第5章
導・放課後学
72
放課後学習室については、単に学力の向上で
(4)
習室
はなく、障害児にも配慮した場になるよう指
導体制を整えるべき。
原案
どおり
原案
どおり
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項目
意見要旨
ジ
市の考え方及び対応
対応
結果
53
不要な競争心をあおり立てたり、劣等感にさ
第5章 習熟度別指導 いなまれたり、本来の子どもたちの学ぶ楽し
72
さが失われかねない習熟度別指導は実施しな
(4) の実施
いでほしい。
原案
どおり
54
習熟度別指導は、できる、できないで分けて
第5章 習熟度別指導 授業するのは問題があり、実施すべきではな
72
い。
(4) の実施
少人数学級がよい。
原案
どおり
55
56
第5章 習熟度別指導 習熟度別指導実施のクラス分けは子どもの人 生活環境も学習課題も様々な子どもたちにとって、個に応じたきめ細かな学習指導が求めら 原案
れています。習熟度別学習とは学校が能力別でグループ分けをするのではなく、児童生徒が どおり
(4) の実施
権、権利など、いろんな問題がある。
自ら自分にあったコースを選択することを基本としています。そうした学習方法を実施する
ことで学習意欲が高まり、学習内容の定着が深まります。市としては「確かな学力」の育成
できる、できないで分けて授業するのは、か を図るために、指導方法の工夫改善として習熟度別学習・少人数学習を今後も進めていきた
えって弊害が出る。できないクラスに入れら いと考えています。
原案
第5章 習熟度別指導
れた子どもの気持ちを考えるべきで、教員の
72
どおり
(4) の実施
人数を増やし、少人数で、きめ細かな指導を
することがわかる授業につながっていく。
72
57
6歳∼15歳の年齢で将来の進路、生涯の生
き方を決めつけるような制度には賛成できな
第5章 習熟度別指導 い。一人一人の児童の能力を引き出す、エン
72
パワーメントにふさわしい教育のあり方を十
(4) の実施
分時間をかけて、保護者・教育者ともども話
し合う必要がある。
58
視覚効果はかえって想像力を低下させること
ICTを活用 にもつながるという懸念がある。ICTを利 ICT機器を活用すれば理解できるようになるというのではなく、あくまでも授業や学習の
原案
第5章
した「わかる 用すること自体に反対はしないが、理解力・ 補助的な役割を担うものと考えています。教育センターにおいて有効な活用方法の研究と教
72
どおり
(4)
授業」の推進 想像力を伸ばす他の方法と組み合わせたうえ 職員の研修を充実させていきたいと考えています。
で利用してほしい。
59
就学援助制度については、平成17年度の高槻市事務事業外部評価報告書において、20数
パーセント(小学校が4人に1人、中学校が5人に1人)に及ぶ援助が高率過ぎるとの評価
があり、改善改革案として所得基準を見直すべきとの提案がなされています。
原案
この評価に基づき、平成18年度に就学援助の所得基準を生活保護基準の1.3倍から1.
どおり
2倍に見直しを行っています。
なお、現在の就学援助の認定率については、見直しをおこなった平成18年度の認定率とあ
まり変わっていないため、現状において所得基準を見直すことは困難です。
73
小・中学校児
第5章
童生徒教育費 就学援助の所得制限を見直してほしい。
(4)
補助
原案
どおり
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意見要旨
市の考え方及び対応
ジ
60
61
不登校生徒のなかには、かなりの割合で何ら
いじめ・不登 かの発達障害が遠因となっていることがあ
第5章
校対策事業の る。不登校児支援のフリースクールへの助成
73
(4)
や、支援室の指導員に対して発達障害理解の
充実
研修なども盛り込むべき。
特別支援学級在籍の児童生徒が不登校状態にある場合、各学校の特別支援教育担当教員を中
心に丁寧な取り組みを行っています。
特別支援学級および通級指導教室在籍児の登 一方、不登校児童生徒支援室(エスペランサ)においては、心理的な要因で不登校状態にあ
校しぶり・不登校は数多く存在している。障 る児童生徒を対象に支援を行っていますが、現在、特別支援教育に関する専門的なスタッフ
害児への施策として、「エスペランサ」のよ はいないため今後の課題と考えています。
第5章 不登校児童生 うな新たな不登校支援への取り組みを構築さ
73
れたい。
(4) 徒支援室
各部署の強みを持ちあって、それぞれの子ど
もたちの権利である教育の機会の提供ができ
るように取り組んでほしい。
対応
結果
原案
どおり
原案
どおり
人権教育については、児童生徒が「自分の大切さとともに他の人の大切さを認めることがで
きるようになり、またそのことが様々な場面や状況下での具体的な態度や行動に現れるとと
もに、人権が尊重される社会づくりに向けた行動につながるようにする」ことが大きな目標
であると考えています。
また、学習指導要領に定められている道徳教育については、「人間尊重の精神と生命に対す
る畏敬の念を家庭、学校、その他社会における具体的な生活の中に生かし、豊かな心をも
ち、伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛し、個性豊かな文化の
創造を図るとともに、公共の精神を尊び、民主的な社会及び国家の発展に努め、他国を愛
原案
し、国際社会の平和と発展や環境の保全に貢献し未来を拓く主体性のある日本人を育成す
どおり
る」ため、その基盤としての道徳性を養うことを目標としています。
人権教育が「具体的な態度や行動に現れるようにする」ことを目標としているのに対し、道
徳教育は「道徳的な心情、判断力、実践意欲と態度などの内面的な資質を向上させる」こと
を目標としています。
多文化共生の教育については、人権教育の一環として学校教育活動において重要な課題の一
つであると認識しています。多文化共生教育をはじめ、人権教育の中で取扱うべき事柄は多
岐に渡っており、今後も豊かな人権感覚を養う人権教育の推進を図っていきたいと考えてい
ます。
62
なぜ、「人権教育」とは別に「道徳教育」が
敢えて別項で必要なのか?“豊かな人間性の
育成”というなら、「人権教育」だけでよい
のではないかと思うが。「道徳」ではなく、
敢えて別立てにするなら「障害理解の教育」
人権教育の推 を記してほしい。
「人権教育の推進」に、わざわざ「父親の保
第5章 進
73
(4) 道徳教育の推 育参加」とあるのも首をかしげざるを得な
い。ここで言う「人権教育」が「道徳」とは
進
別に何をめざしているものなのか、極めてあ
いまいでわからない。
外国籍の子どもや、多様なルーツを持つ子ど
もたちの多い昨今、「多文化共生の教育」
も、人権教育の一環として明言すべき。
63
多文化共生教育の推進については、学校教育活動において重要な課題の一つであると認識し
ています。小・中学校における日本語指導が必要な児童生徒については、母国語に堪能な日
●「豊かな この項目の中に、日本語支援が必要な子ども
本語指導協力者を派遣し、学習面・生活適応の支援を図っています。また、保護者が教育相 原案ど
第5章
心」を育む教 や保護者に対する支援、および、多文化共生
73
おり
談等をされる際の通訳に対しても派遣しています。
(4)
教育の推進を追加するべき。
育の推進
多文化共生教育をはじめ、人権教育の中で取扱うべき事柄は多岐に渡っており、今後も豊か
な人権感覚を養う人権教育の推進を図っていきたいと考えています。
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項目
意見要旨
市の考え方及び対応
ジ
対応
結果
市立幼稚園では、4歳児・5歳児の混合編成による異年齢児学級保育を、平成21年度11
園で取り組んでいます。年齢の異なる子ども達が生活を共にすることにより、豊かな人間関
原案ど
係を築き、互いに違いを認め合い、相手を尊重することを学び、「人とかかわる力」を育む
おり
ことを目指しています。学年活動におけるかかわりも大切にしながら、今後も取り組みを進
めていきたいと考えています。
64
「異年齢児学級保育の推進」は、3歳∼6歳
の子供達を1つのクラスで学ばさせるメリッ
第5章 異年齢児学級
トよりデメリットのほうが多い。それより
75
(4) 保育の推進
も、同級生と遊んだり競争したりすることで
得る、切磋琢磨する心を育てる方が大事。
65
「いのちキラキラ食栽プロジェクト」は、親子での野菜の栽培活動をとおして、生長の喜び
いのちキラキ 「いのちキラキラ食栽プロジェクト」は、わ や感動体験を共有し、豊かな心を育てると共に食の大切さを学び、家庭教育力向上の一助と
原案
第5章
ラ食栽プロ ざわざ市の職員が給料をもらってする仕事で することを目的としています。幼稚園では様々な教育活動へ展開しながら、いのちの不思議
75
どおり
(4)
さやいのちを大切にする心・科学する心を育むと共に、親と子が一緒に活動することで感動
ないのでは。
ジェクト
を共有し、心のつながりを深めるよう5歳児親子で取り組みを進めています。
66
75
67
68
私立幼稚園在
第5章
籍園児保護者 特に補助金についてはぜひお願いしたい。
(4)
補助
私立幼稚園在
私立幼稚園への補助を増やし、公私間の格差
第5章
籍園児保護者
を減らしてほしい。
(4)
3歳児保育については私立幼稚園に委ねています。
補助
市内在住で私立幼稚園に在籍する園児の保護者に対して、所得に応じて幼稚園就園奨励費補
私立幼稚園在 幼稚園の私立と公立の学費の差に愕然として 助を行い、保護者負担の軽減を図っています。また、これに加えて、私立幼稚園在籍園児保
第5章
籍園児保護者 いる。
75
護者補助金を支給し、公私間格差の是正を行っています。補助額については、幼稚園就園奨
(4)
公立でも3年保育を実施してほしい。
補助
励費補助金が年々増加の傾向にあり、特に2子3子等は大幅な増額が図られています。
75
原案
どおり
原案
どおり
原案
どおり
69
幼稚園教育の充実を謳うのであれば、まず4
私立幼稚園在 歳児から全入できるようにするか、それが不
第5章
籍園児保護者 可能であれば公立幼稚園の費用と同程度の負
75
(4)
担で私立幼稚園に通えるだけの補助金を出す
補助
ようにするべき。
70
昨今の「いじめ」や「人権侵害」事象につい
ては、学校・家庭・地域が一体となって取り
組むべき課題であると考えるが、地域教育協
「人権の尊重」は、全ての事業を実施する前提となるものであり、その土台となるもので
第5章 地域教育協議 議会において議論がなされていないように感
原案
76
す。地域教育協議会事業においても、この点を視座に、学校・家庭・地域が一層の連携をと
じることから、「・・・総合的な教育力の向
(4) 会
どおり
りながら、教育力の向上を総合的に図っていきます。
上を図るとともに、合わせていじめや人権侵
害の根絶を目指していきます。」という記述
を追加されたい。
原案
どおり
次世代育成支援行動計画(後期計画)素案 パブリックコメント一覧表
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NO.
項目
意見要旨
市の考え方及び対応
ジ
対応
結果
「学び舎ネット」事業は、ご意見にありますように、家庭教育の意義や重要性を踏まえなが
ら、「学び舎ネット生」自らが主体的に学び、互いに育ちあう場として、実施してきたとこ
ろです。とりわけ「人権学習」に関しては、かねてより、必ず学習計画に盛り込むよう「運 原案
営の手引き」に明記をし、実施を促してきました。「人権の尊重」は、全ての事業の土台を どおり
なすものです。ご指摘を踏まえ、「人権尊重」について学ぶ意義が希薄とならないために、
必ず学習計画に盛り込むよう指導していきます。
71
近年、学び舎の中心であったはずの人権尊重
について学ぶという意義が、希薄になってい
学び舎ネット
ると感じる。原点にたちかえって「人権尊重
第5章
(家庭教育学
76
や、多様な生き方を尊重する」ことをぜひ明
(4)
級)事業
記し、子育てや家庭教育の力を高めるため
に、より充実させていただきたい。
72
22年度の人権施策推進プランの見直しで
「子どもの人権尊重の啓発」が具体的に示さ
れたときには、計画実施途中でも、再度盛り
込んでいただきたい。
この後期計画では、子どもは「保護や養育、
第5章 子どもの人権
支援」が強調されているが、本来誰でも人間
76
(4) 尊重の啓発
ならもつ力=エンパワメントの視点にも留意
する必要がある。
子どもへの暴力防止プログラム(CAP)等
の実施も、高槻市が責任をもって、子どもた
ちに実施することを強く望む。
73
「基本目標4−②家庭や地域の教育力向上●
子どもの人権尊重の啓発について」の取り組
みの中に「『子どもの権利条例』の制定」を
子どもの権利条例については、素案76ページの「子どもの人権尊重の啓発」の「今後の方
原案
第5章 子どもの人権 入れるべき。
向性」にあるとおり、平成22年度に見直しが行われる予定の人権施策推進プランに呼応し
76
どおり
(4) 尊重の啓発 早急に調整し、担当部を決めて取組むべきで
た取り組みを行っていきたいと考えています。
あり、制定にあたっては、次世代育成支援行
動計画の基本的視点と係る条例である以上、
子ども部が担うべき。
74
次期高槻市青少年育成計画策定では、この次
世代育成計画で欠落している小・中学生から
18歳に関しての事業を補うために、この次世
代計画を検討した組織(高槻市行政の全ての 次期の青少年育成計画については、総合計画や次世代育成支援行動計画などとの整合性を勘
原案
第5章 ④青少年の健
セクション)体制で、青少年のニーズ調査や 案し、庁内関係課で構成する青少年問題協議会幹事会と十分連携を図りながらの見直しを予
77
どおり
(4) 全育成
課題解決ビジョンを策定しないと、本来の意 定しています。
味での次世代市民は育成されない。
この郷土で住み、子育てしていきたいという
意識の青年を育てるという視点が重要。
平成22年度の人権施策推進プラン見直しの中で「子どもの人権尊重の啓発」が具体的に示
されたときには、後期計画推進状況の点検・評価のなかで、見直し等の対応を行います。
原案
暴力に対し子どもたち自身が自分を守る力(術)を持つこと、また子どもたちの持つ力を引き どおり
出し、子どもたちをエンパワーしていくことは大変重要であると認識しています。その視点
での取り組みの充実に努めたいと考えます。
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項目
意見要旨
ジ
市の考え方及び対応
対応
結果
75
両親の就労にかかわらず、小学生が放課後や
第5章 ④青少年の健 長期休暇中に安心して過ごせる居場所作りを
77
具体的な施策・計画を掲げて確実に進める必
(4) 全育成
要がある。
原案
どおり
76
児童館はつくらない方針だが、子どもの遊び
場がなくなっている現状、遊び方を知らない
子どもたちが増えていることなどを考える
と、児童館の果たす役割は大きい。自由に声
を出せる場所、球技のできる場所、何より遊
第5章 ④青少年の健 びを教えてくれる専門家のいる場所が求めら
77
れている。児童館は、小学校に併設する空き
(4) 全育成
教室を活用するなど工夫はできる。
ふらっと訪れることのできる“場”、ゆった
り見守る大人の目のある“場”があれば、子
どもたちのかかえる様々な問題への対応策に
なる。
原案
どおり
78
放課後こども教室は、現在は一部学年で週に
1度程度実施されているが、コミュニケー
ション能力の向上といった心理面、および学
習面、運動機能面での効果も期待して、毎日
第5章 ④青少年の健
行われる活発な推進を検討いただきたい。
77
(4) 全育成
また、学校内、公民館、図書館等に、放課後
に児童が集うことができる児童館型の「児童
の居場所」、子ども達がいつでも行けて安全
に過ごせる居場所を作ってほしい。
原案
どおり
79
82
77
放課後の児童の安全・安心の居場所のあり方を検討するため、現在4箇所で、放課後子ども
教室をモデル実施しています。今後も、関係部課協力して検討を進めていきます。
なお、青少年活動の拠点として、青少年センター、富田・春日青少年交流センターの3館を
整備しています。公民館は、本来自習場所ではない「図書コーナー」を児童たちの自習場所と
して自由に使えるよう配慮しています。部屋利用は、中学生以下は保護者等が同伴であれば
利用いただけます。図書館は、児童図書コーナーがあり、子どもたちが自由に本を読むこと
学童以外で、急な用事の時に利用できる小学 のできるスペースもあります。
第5章 ④青少年の健 生向けの一時預かり制度があるといい。
また、小学生の一時預かりについては、ファミリー・サポート・センターで対応していま 原案
77
どおり
カンガルーの森のような、小学生向けの施設 す。
(4) 全育成
が欲しい。
公園で手を洗う水道及びトイレ等を増やして 公園は、地域の憩いの場として密着した関係がありますが、大規模な公園(総合公園・地区
原案
第5章
公園等)を除いた街区公園についても、周辺状況、地域の状況を勘案して一定の判断をして
●公園の整備 ほしい。
どおり
(5)
いきたいと考えています。
大きい公園にもっと駐車場の設置を。
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項目
意見要旨
市の考え方及び対応
ジ
対応
結果
虐待に至らなくとも保護者と生活することが
困難な事情のある子ども自身や、養護施設・
支援者のニーズ調査はしているのだろうか。
「予防」と「立ち直り」の隙間にいる施設入
児童養護施設入所児童への支援策については、大阪府が取り組みを進めています。本市とし
原案
所児童らのニーズがこの素案から見えてこな
ては吹田子ども家庭センター等、関係機関との連携のなかで必要な支援を行っています。な
どおり
い。
お、養子縁組、里親制度も府が取り組んでおりますが、啓発等の協力を行っています。
近頃では、養子縁組、里親制度への啓発も民
間団体などで進められている。こうした取り
組みも、次世代計画の中で触れるべきではな
いだろうか。
80
基本目標6.
要保護児童へ
第5章
の対応などき
84
(6)
め細かな取り
組み
81
「発達等に課題のある子どもや保護者への教
育相談を実施し・・・」とあるが、教育セン
教育センター
ターには知的障害や発達障害に関する専門家
第5章
における教育
87
が存在しないことから、「相談員の専門性の
(6)
相談
向上」ではなく、「専門性のある相談員を配
置する」べきである。
教育センターにおける教育相談には、ことばの発達相談があり、言語聴覚士資格を有する相
談員が言語訓練を含めて相談業務に当たっています。また、発達等に課題のある子どもや保 原案
護者への教育相談としては、発達を起因として不登校や集団不適応等を主訴とする相談に臨 どおり
床心理士等が対応しています。
82
「引き続き○○事業を実施」と書かれている
が、現状では身体障害児(特に医療ケアを伴
第5章 ●障害児の子
う児童)への支援体制は全く不十分であり、
87
(6) 育て支援
利用できない実態がある。具体的ニーズと利
用状況について調査すべき。
原案
どおり
83
身体障害児の短期入所・日中一時支援を実施
する事業所の確保と受け入れの拡大、そして
短期入所事業
安心して支援を受けられるよう保障してほし
第5章
日中一時支援
87
い(特に医療ケアを伴う児童)。
(6)
事業
また、その窓口を一本化するなどサービスを
受けやすい体制作りを検討してほしい。
現在、障害児に対する短期入所事業等の受け入れ体制の整備に努めているところです。
原案
どおり
次世代育成支援行動計画(後期計画)素案 パブリックコメント一覧表
17/21
ー
ペ
章
NO.
項目
意見要旨
市の考え方及び対応
ジ
対応
結果
学童保育室で 障害児の保育と保護者の就労の保障のため
第5章
の障害児保育 に、小学6年生までの学童保育を実施してほ
(6)
障害のある児童の学童保育については、小学1∼3年生は保護者の就労等を要件とせず、ま
しい。
の充実
た、小学4∼6年生までは、一定の要件はありますが入室していただいています。保育時間
及び利用年限の延長については、調査、研究をしていきます。
学童保育室で
学童保育が、冬休み中はずっと閉室なので年 長期休暇中の開室については、社会情勢や勤務形態の変化なども踏まえ、保護者のご意見等
第5章
の障害児保育
85 87∼
明けからぜひ開けて頂きたい。
(6)
修正
もお聞きしながら検討していきますので、素案を修正します。
の充実
84
87
86
<修正>P87「学童保育室での障害児保育の充実」の今後の方向性に次の文を追加しま
障害児の6年生までの学童保育で受け入れが
す。
学童保育室で ひとり親家庭に限られるという現行制度はお
第5章
「また、長期休暇中の開室についても検討していきます。」
の障害児保育 かしい。4年生以降も、子どもに障害があっ
87
(6)
ても女性が安心して働ける環境を提供しても
の充実
らいたい。
87
発達障害者支援法に基づき、発達障害児も本
施策の対象児であることを明文化されたい。
例えば「本行動計画における障害児とは、知
的障害・身体障害・精神障害・発達障害をさ
す」など、保護者や一般市民にわかりやすい
第5章 ③障害児施策 説明を。
87
発達障害者支援法に市町村の責務として掲載
(6) の充実
されているものについては、高槻市として早
急に検討し、本行動計画で具体的項目として
追加されたい。市としての発達障害児に対す
る支援システムの構築について計画して組み
込んでいただきたい。
88
高槻市障害者長期計画に基づき…とあるが、
発達障害者支援法に基づき、発達障害児も本
第5章 ③障害児施策 施策の対象とされることを記載してもらいた
87
い。文章で記載することによって、発達障害
(6) の充実
児の家族が支援を求めやすくなる。特に幼児
期においての家族の支援は必要だと考える。
89
現状のガイドヘルプ事業における利用時間の上限については、これまでの利用実態を踏ま
ガイド(移動支援)の利用出来る時間をもっ
原案
え、利用者のニーズに一定応えているものと考えています。
第5章
88
移動支援事業 と増やし、個々の生活状態にあわせた柔軟な
なお、サービス利用の個々の事情については、原則を踏まえた上で柔軟に対応してきている どおり
(6)
時間の設定を。
ところです。
原案
後期計画は、すべての子育て家庭とその子どもに対して支援することを目的として、策定し どおり
ております。
発達障害者支援法においては、都道府県は、発達障害児の早期の発達支援のために必要な体
制の整備を行うとともに、発達障害児に対して行われる発達支援の専門性を確保するために
必要な措置を講じるものとされています(法第6条3項)。
障害者(児)の範囲及び定義については、現在、国で検討されているところであり、本市と
しては、今後の国の動向を注視していきたいと考えています。
原案
どおり
次世代育成支援行動計画(後期計画)素案 パブリックコメント一覧表
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ー
ペ
章
NO.
項目
意見要旨
市の考え方及び対応
ジ
90
91
92
93
88
第5章 児童デイサー 87ページの乳幼児早期療育事業と重複記
(6) ビス事業
述。整理統合すべき。
対応
結果
「乳幼児早期療育事業」という名称は、障害者福祉センターが実施する事業の中の一つであ
原案
り、「児童デイサービス」という名称は、障害者自立支援法による福祉サービスの中の一つ
どおり
です。よって重複記述というものではありません。
就学後の児童についても療育ニーズは強いこ
原案
第5章 児童デイサー とから、「国の動向を見ながら放課後型児童
88
どおり
デイサービスの実施を検討していく」旨の記
(6) ビス事業
児童デイサービス事業については、現在、18歳未満の療育の必要性が認められる児童を対
述を追加されたい。
象として取り組んでいます。
18歳までの全年齢を対象とした療育の受け
原案
第5章 児童デイサー
られる児童デイサービス事業の実施を検討さ
88
どおり
(6) ビス事業
れたい。
第6章の目標事業量については、国の行動計画策定の手引きに基づき、国が重点項目として
第6章の目標事業量の設定において、現状の
原案
挙げている特定事業について、目標事業量を揚げています。
第5章 特別支援教育
配置状況を示すとともに目標配置数の設定を
88
なお、特別支援教育支援員については、平成21年度は小・中学校26校に配置していま どおり
(6) 支援員の配置
行うべき。
す。
新設支援学級の教室整備に努めるとともに、いただいたご意見を踏まえ、エレベータの設置
について、素案を修正します。
94
学校施設、設備の整備では具体的な内容の提
示をしていただきたい。
第5章 学校施設、設 障害児の自分の意思での移動や授業を受ける
88
権利も阻害されることもあるので、速やかに
(6) 備の整備
エレベーター設置に向けて計画を立てていた
だきたい。
95
別項にて人権教育について触れられていた
第5章 特別支援教育 が、障害児と共に学ぶ、共に生きる事の意味
「共に学び、共に生きる」という考えのもと、ノーマライゼーションの実践に努めます。
88
が理解されていない傾向がある。是非生きた
(6) の充実
教育を実践していただきたい。
96
特別支援教育
第5章 の充実
88
(6) 教職員研修の
推進
<修正>P88「学校施設、設備の整備」
修正
内容…学校教育施設のバリアフリー化に努めます。
今後の方向性…エレベーターの設置については、整備手法等の課題整理を行い、計画策定に
ついて検討します。
担当課…学務課
を追加します。
原案
どおり
いまだ学校によってばらつきのある個別の指
導計画のあり方を是正するとともに、障害児 各校において作成されている個別の指導計画を充実させ有効に活用できるよう努めていきま 原案
どおり
に理解と意欲のある教職員を特別支援教室に す。また、教職員の資質向上に向けて研修の充実を図っていきます。
配置すべき。
次世代育成支援行動計画(後期計画)素案 パブリックコメント一覧表
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ペ
章
NO.
項目
意見要旨
市の考え方及び対応
ジ
97
対応
結果
児童家庭相談事務所では、児童福祉法に基づき、主として家庭で生活する子ども並びにその
第5章 児童家庭相談 発達障害者支援法に基づき、専門性のある相 保護者からの相談に応じ、必要な情報の提供及び助言を行うと共に、吹田子ども家庭セン 原案
88
ター、児童福祉施設等と連絡調整を行っています。それぞれの家庭の状況にあわせて適切な どおり
(6) の充実
談員を配置されたい。
情報の提供及び助言を行えるよう、職員のスキルアップに努めていきます。
ご意見を踏まえ、P89に「障害者医療費助成」を追加します。
98
99
<追加>
取り組み・事業…障害者医療費助成
●障害児への
重度障害(児)者医療費助成制度の継続実施 内容…① 身体障害者手帳1・2級、②療育手帳A、③身体障害者手帳3∼6級で、かつ療
第5章
修正
経済的支援、
89
育手帳B1などを所持されている障害児(者)に対し、保険診療に係る医療費の自己負担額
を記述すべき。
(6)
給付等
(一部自己負担額を除く)を助成します。
今後の方向性…今後とも大阪府とともに、事業の継続に努めます。
担当課…医療課
と記述します。
目標事業量 民間保育所と同様、公立保育所でも1時間の
91 第6章 ●延長保育事 延長保育について、多様な保育ニーズに応え
るためにも実施の検討を。
業
原案
どおり
一時預かり・延長保育・病児病後児保育・休日保育等の保育サービスの拡充については、今
後の研究課題と考えています。
100
目標事業量
病後児保育について、公立保育所の子どもた
92 第6章 ●病児病後児
ちにも預り枠を広げてはどうか。
保育事業
原案
どおり
101
待機児解消のためにも公立保育所を建ててほ
目標事業量
しい。
91 第6章 ●通常保育事
老朽化した建物についても建て替え時には公
業
立を堅持してほしい。
市立保育所運営については、質の向上と量の拡充とともに保育サービスの今日的な課題である
「すべての子育て家庭の支援」等を推進するため、公・民の役割分担と市立保育所の機能と役割な 原案
どを明確にする中で、本市行財政改革大綱実施計画に基づいて、より効率・効果的な運営を行うこ どおり
とを検討しています。
次世代育成支援行動計画(後期計画)素案 パブリックコメント一覧表
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章
NO.
項目
意見要旨
ジ
市の考え方及び対応
対応
結果
64ページ「学童保育待機児童解消」につい
て、市トータルの最大受け入れ量は何らの意
味を有するものではないことから、学童保育
の目標事業量は、現状40ヶ所5×室→H2
6年40ヶ所××室以上といった数値で示す
べき。
102
前期計画における学童保育室の平成21年度目標事業量は、2,400人でしたが、ニーズの
増加に伴い、臨時定員による対応や2室運営による定員拡大などを図り、最大受入可能児童
数は、現在3,060人としています。市内40小学校で実施し、平成21年4月1日現
在、2,337人の児童が入室しています。
後期計画では現状と同数を目標事業量としておりますが、教育人口推計に基づく将来の入室
目標事業量
児童数見込み、学校施設の状況等により、数値を決定しました。
●学童保育
原案
今後、児童数の推移やニーズの動向を見ながら、受け入れ人数の適正化を図り、待機児童解
93 第6章 (放課後児童
どおり
学童保育利用学年の延長への潜在的ニーズは
消に取り組んでいきますので、ご理解をお願いします。
健全育成事
極めて大きいものがあると推定されることか
業)
ら、64ページで「学童保育利用年限の延長
学童保育事業は、児童福祉法にもあるとおり、小学校に就学しているおおむね10歳未満
検討」を掲げ、そのニーズを調査・解析し、
で、保護者が就労等により昼間家庭におられない児童に対して、授業の終了後に、適切な遊
4∼6年の受け入れ要件の見直しを図り、合
び及び生活の場を提供して、その健全な育成を図ることを目的としている事業であり、保育
わせて、本項における目標事業量は計画期間
時間及び利用年限の延長については、調査、研究をしていきます。
内であっても見直すべき。
103
目標事業量
●学童保育
93 第6章 (放課後児童
健全育成事
業)
104
我が国も批准を目指している国連障害者権利
後期計画については、総合計画、地域福祉計画を上位計画とし、障害者長期計画や青少年育
条約では、障害者施策の実施にあたっての当
成計画等本市の取り組んでいる他計画との整合性を図りながら策定しています。障害児にか
第7章 計画
原案
事者参加を求めているところである。本計画
かる施策は、これらの計画との整合性を図りながらすすめていきます。後期計画の推進につ
96 第7章 の推進に向け
どおり
は障害児に係る施策も含まれており、本計画
いては、年度ごとに計画の実施及び達成状況を把握し、社会福祉審議会児童福祉専門分科会
て
の推進に当たっては、障害児者保護者団体と
において審議し公表しています。
の協議を推進体制として組み込むべき。
105 全般
定員に満たない学童保育室については、4年
生も受入可とされたい。
少し離れた地域の学童保育に入室可能となる
と、ファミリーサポート等の送迎を用いて子
ども達の安全な居場所を確保することができ
る。
学童保育室は、各小学校単位で運営しており、移動中の安全確保等の課題もあり、原則とし
て在籍校での保育を基本と考えています。また、入室要件を緩和することにより、学童保育
原案
室によっては新たな待機児童が発生する場合も考えられ、原則として、必要性が高いと考え
どおり
られる小学1∼3年生を対象に運営しています。利用年限の延長については、調査、研究を
していきます。
知的障がい児に配慮した内容が組み込まれて
いるのか全く見えない。(基本目標3−②
「食育の推進」、基本目標1−①「子育て
サークルの育成と支援」、基本目標4−①の
「放課後学習室」)、
後期計画は、すべての子育て家庭とその子どもに対して支援するもので、障害児や障害児を
原案
計画全体につ 計画全体を通して、障がい児への施策を基本
育てている家庭への支援も含んでいます。基本目標6の③「障害児施策の充実」では、障害
どおり
目標6−③「障害児施策の充実」という形で
いて
児へのきめ細かい支援の推進を図っています。
障がいのない児童への施策と切り離してい
る。高槻市が障がいの有無に関わらず共に生
きる社会を目指されている以上、全ての施
策・目標の中に障がい児に対する配慮を盛り
込まれることを望む。
次世代育成支援行動計画(後期計画)素案 パブリックコメント一覧表
21/21
ー
ペ
章
NO.
項目
意見要旨
ジ
106
-
107
-
108
-
109
-
子育て応援券をもっと利用価値のあるものに
(ミルク代、紙おむつ等)。
市の考え方及び対応
対応
結果
原案
どおり
たかつき子育て応援券は、地域の様々な子育て支援サービスを利用することで「子育ての不
子育て応援券の使い道について、子どもをも 安感や負担感を解消し、親の子育て力を高める」ことを目的としているため、使い道を限定
原案
つ親に調査するべき。地域に協力してもら
して発行しています。
どおり
い、高槻市全体で使えるようにしてほしい。 事業者・NPO・地域の団体などの様々な主体によるサービスを充実させ、また、保護者に
とっては、様々なサービス情報を知り、主体的に選択し利用していただくとともに、いろい
たかつき子育
子育て応援券の使い道が限定されている事に ろな人と触れ合いながら子育てができることを期待するものです。
て応援券
意見。タクシーなどで出かける事はそんなに ミルク・紙おむつ等の物品購入は子育ての経済的負担を軽減するものではありますが、単な 原案
多くない。ミルクや紙おむつが日常的に必
る支払いの立替払いになり、金銭給付と変りなく、地域の様々な子育て支援サービスの利用 どおり
要。負担。
を促進するという本事業の目的にはなじまないと考えます。
ご理解とご協力をよろしくお願いします。
子育て応援券は、おむつ、ミルクなどの購入
原案
にも使用できればよいと思う。
どおり