平成22年 - 一般社団法人 日本リネンサプライ協会

2010 年 9 月 17 日
社団法人 日本リネンサプライ協会
〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町 1-11-9 山本ビル
会長 廣瀬 武
日本リネンサプライ協会「平成 21 年度消費者モニター事業」
第2回アンケート調査結果
◆調査要綱
(社)日本リネンサプライ協会は、ホテル・旅館等のシーツ・タオル類のリネン品を洗濯
サービス付きで貸出す業務を行う企業(リネンサプライヤー)の事業者団体で、全国での
会員数が 157 社に達する業界唯一の団体である。リネンサプライヤーは、日本国内のほと
んどのホテル・旅館に対するリネン類の貸出し業務を行っている。
消費者モニター事業は 2000 年度から開始し、2010 年度で 11 回目となる。本年度の対象
地区は関東地区(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、群馬県 )である。当該事
業は、真に消費者に必要とされるサービスとは何かを調査することを目的とし、矢野経済
研究所のインターネットモニター1,172 名に対してアンケートを実施し、
「宿泊」、
「リネン
品」
、
「お気に入りのホテル」などについて 2 回に分けてアンケート調査を行う事業である。
今回は第 2 回アンケートのまとめである。
◆調査結果サマリー
★「ホテル・旅館のタオル類に求めるもの」
ホテル・旅館でタオル類に求められる要素は、「清潔さ(におい)
」、「清潔さ(白さ)
」、
「清潔さ(新しさ)
」、
「肌ざわり」の順であった。低価格帯の宿泊施設ほど「清潔さ(に
おい・白さ)
」を求める回答が多く、高価格帯ほど「肌ざわり」
、
「枚数・種類の豊富さ」
、
「デザイン・色」、「大きさ・厚さ」等、求める要素も多様化している。
★「連泊の際のリネン品の交換について」
「全
最も多かった回答は、
「リネン全部を毎日交換してほしい」
(45.8%)であり、一方、
て交換しなくても良い」はわずか 2.4%であった。エコなどを理由に、連泊の際はリネ
ン交換の辞退を歓迎するという宿泊施設も増えているが、今回の調査においても、気持
ちよく宿泊するためには、
“毎日リネンを交換してほしい”という回答が多く見られた。
★「宿泊施設の評価において、リネン品を重要視するか」
宿泊料金に比例してホテルの評価に対するリネン類の重要度も高い傾向が見られ、宿泊
料金が 3 万円以上の宿泊施設では、リネン品を「重要視する(非常に気にする)
」の回
答率が 70%~80%台と高かった。一方、1 万円未満の宿泊施設では「多少気にする」が約
50%と最も多いものの、「重要視する(非常に気にする)
」も 20%~30%台を占め、全
体的に宿泊施設においてリネン品を重要視する傾向は強いものと考えられる。
★「国内と海外のホテルとの比較(日本のホテルのほうが良かった事:リネン)
」
海外のホテルと比較して、リネン類においては、日本のホテルの方が「清潔さ(白さ・
香り・新しさ)」
、「肌触り」、
「枚数・種類の豊富さ」の点で評価が高かった。
この傾向は、特に「日本円で1万円未満のホテル」において顕著であり、総合的に“日
本のリネン類の品質・サービスの高さ”が際立った結果となった。
この件に関するお問い合わせは
社団法人 日本リネンサプライ協会 事務局
TEL 03-3666-6571
<調査協力>株式会社 矢野経済研究所
ファッション・スポーツ&リテール事業部
TEL 03-5371-6918
鬼澤・河田
FAX 03-3666-6572
深澤・小野寺
FAX 03-5371-6959
【調査内容・解説】
◇「消費者モニター事業」は 2000 年度から開始して、2010 年度は第 11 回目の調査事業となる。対
象としたモニターは関東在住の 25~35 歳までの女性。2010 年 8 月に第 2 回調査を実施し、その結
果を集計した。第 1 回アンケートの回答者は 1,172 名。その中から「宿泊施設の評価でリネンを
重視する」と回答した人を選び、第 2 回は 613 名となった。
◇2010 年 8 月に実施した第 2 回調査は、
「ホテルや旅館のルームチャージに占めるリネン品の比率」、
「タオル・シーツ類の素材や色・枚数について」、
「ホテルや旅館の評価とリネン類の重要度」、
「国
内と海外の宿泊施設に備え付けられているリネン類の比較」の項目。
第 1 回調査と同様、ホテル・旅館の価格帯区別(1 万円未満、1 万円以上 3 万円未満、3 万円以上)
を設定し、宿泊施設価格帯別のリネン品に対する意識の違いも調査した。
以下は第 2 回アンケートの各設問と内容の解説である。
◇ホテル・旅館のルームチャージに占めるリネン品の比率
一流ホテル 1 室ツイン料金 3 万円の部屋で使用されるリネン品が「バスローブ 2 枚・バスタオル
4 枚・ウォッシュタオル 2 枚・浴衣 2 枚・フェイスタオル 4 枚・バスマット 1 枚・シーツ 4 枚、
ピロケース 4 枚」の場合、リネン品一式の金額はどのくらいかと質問したところ、最も多い回答
は「3,000 円」で 22.5%、次いで「2,100 円」
(10.4%)、同率で「1,500 円」
、
「1,200 円」
、
(9.1%)
という結果であった。今回の調査においても、宿泊料金の“10 分の 1”がリネン品の料金と考え
る人が最も多かったといえる。
◇ホテル・旅館のタオル類に求めるもの
全体的に宿泊料金や宿泊施設の種類に関わらず、
「清潔さ<白さ・におい・新しさ>」の回答比率
が高かった。中でも「清潔さ<におい>」の回答が最も多く、特に宿泊料金が“1 万円未満の価格
帯”に顕著に見られ、1万円未満のホテル(89.1%)
、同旅館(90.4%)という結果であった。
また、宿泊料金に比例して、
「肌ざわり」、
「枚数・種類の豊富さ」、
「デザイン・色」、
「大きさ・厚
さ」等、求める要素も多様化しており、特に「肌ざわり」については、“3万円以上の宿泊施設”
で、ホテル(67.5%)
、旅館(65.6%)と高い回答率を示した。
◇1 人 1 泊あたりにリネン類を何枚希望するか
「1枚」の回答が最も多かったのが、“宿泊料金が1万円未満のホテル・旅館”であり、「バスタ
オル」
、
「ウォッシュタオル」
、
「浴衣・ガウン」のリネン類において多くの回答を得た。
宿泊料金に比例して希望するリネン類の枚数は増えているが、全体的には「2枚」の回答比率が
最も高く、
“1万円以上のホテル・旅館”において「バスタオル」
(60%台)、
「フェイスタオル」
(50%
台)を筆頭に「ウオッシュタオル」や「浴衣・ガウン」
(ともに 40%台)においても回答が多く見
られた。
◇リネン類を複数枚希望する理由
◎バスタオルを複数枚希望する理由
「朝晩別のタオルを使用したい」(76.6%)、「入浴の度に新しいものを使いたい」(59.9%)の
回答が多かった。その他の回答としては、「加湿器がわりに濡れたタオルを干す」
、「枕に敷く」
等が挙げられた。
◎フェイスタオルを複数枚希望する理由
「朝晩別のタオルを使用したい」(72.9%)、「洗顔用と洗髪後などの用途別に使う」(53.4%)、
同率で「枚数が少なくて不自由な思いをした」、
「入浴の度に新しいものが必要」
(42.6%)とな
った。その他の回答では、
「用途がいろいろとあるサイズなので、使用頻度が高い」、
「枕にタオ
ルをしいて寝る習慣があるので1枚多いと嬉しい」等の回答が見られた。
◎ウォッシュタオルを複数枚希望する理由
「朝晩別のタオルを使用したい」(71.5%)、「手や顔を拭くために使うので」(65.2%)、「枚数
が少なくて不自由な思いをした」
(33.8%)、
「洗面台を拭くのに使うため」
(33.3%)という結果
となった。その他の回答では、
「子供がいると使う場面が多いので」、
「お絞りとしても使えるの
で」等が挙げられた。
2
◎浴衣・ガウンを複数枚希望する理由
「入浴前後で着替えたい」(60.2%)、「入浴の度に新しいものを着たい」(59.2%)の2項目が半
数以上の回答を得た。その他回答では、
「就寝用と部屋着用で使い分けしたいから」
、
「予備がある
ことで贅沢感、安心感を味わいたい」等の回答が見られた。
今回の調査でも、各リネン類において用途や使用時間帯によって使い分けをしたいという要望が
多く見られた。
◇タオルやシーツの素材
タオル素材・シーツ素材ともに「天然繊維 100%」という回答が全体の約 6 割~8 割を占めており、
次に続く「特にこだわらない」
(回答率は約 1 割~2 割)を大きく上回った形となった。
天然素材の“アトピーやアレルギー体質の肌に優しいこと”や“肌触りよさ”、“吸水性の高さ”
等の評価が、高い回答率に反映されているものと思われる。
◇リネン類の色の好み
全体的に、宿泊料金や宿泊施設の種類に関わらず、
「白」の回答比率が非常に高かったが、宿泊料
金やリネンの種類によって、
“リネン類の色の好み”に変化が見られた。多少ではあるが、宿泊料
金に比例して、
“リネン類の色の好み”も多様化しており、リネンの種類では特に「浴衣・ガウン」
において、
“白以外”の様々な“色”へのニーズがうかがわれる結果となった。
◎タオルの色の好み
宿泊料金別にみてみると、1 万円未満の宿泊施設では「白」がホテル 86.0%、旅館 85.5%と全
体の約 9 割弱を占め、次いで「ベージュ」
(ホテル 8.8%、旅館 9.0%)であった。1 万以上 3 万
円未満の宿泊施設では「白」
(ホテル 72.8%、旅館 74.6%)を筆頭に、次いで「ベージュ」
(ホ
テル 17.6%、旅館 16.3%)
、
「ピンク」(ホテル 4.6%、旅館 3.6%)、「水色」(ホテル 1.6%、旅
館 1.5%)であった。3 万円以上の宿泊施設では、「白」(ホテル 63.3%、旅館 67.4%)の回答
が最も多いものの、次いで「ベージュ」
(ホテル 20.6%、旅館 19.6%)、
「ピンク」
(ホテル 6.0%、
旅館 4.7%)と“白以外”の回答比率も高くなっている。
◎シーツの色の好み
宿泊料金、宿泊施設の種類問わず、
「白」の回答が圧倒的に多かった(ホテル平均:81.9%、旅
館平均:84.1%)
。若干ではあるが、シーツもタオルと同様、宿泊料金に比例して“白以外”の
色を挙げる回答者が多くなっている。
◎浴衣・ガウンの色の好み
前述の通り、
「浴衣・ガウン」においては、
「タオル」、
「シーツ」といったリネン類と比較して、
最も色へのニーズの多様化が見られた。いずれの価格帯においても、浴衣・ガウンでも「白」
の回答が最も多いものの、この項目については「ベージュ」、「ピンク」(10%台)を筆頭に、5%
台ではあるものの、
「水色」
、
「青」、「茶」などの回答も見られた。
◇ホテルの評価をする際、リネン品を重要視する(非常に気にする)か
高価な宿泊施設ほど「重要視する(非常に気にする)
」の回答比率が高く、安価な宿泊施設ほど「あ
まり気にしない」の回答比率が高かった。
宿泊料金に比例してホテルの評価に対するリネン類の重要度も高くなっていることがわかる。
◎1 万円未満のホテル・旅館
今回の調査においてもホテル・旅館両者において、バスタオル、フェイスタオル、ウォッシュ
タオル、浴衣・ガウン、シーツにおいて「多少気にする」の回答が最も多く、全体の約 50%を
占めた。次いで「非常に気にする」が多いが、リネンの種類によって多少濃淡が見られ、バス
タオル/フェイスタオル/シーツにおいては約 30%の回答率があったものの、ウォッシュタオル/
浴衣・ガウンは約 20%にとどまり、その分「あまり気にしない」の回答が多く見られた。
◎1 万円以上 3 万円未満のホテル・旅館
若干ではあるが、ウォッシュタオルでは「多少気にする」が最も多く、フェイスタオル、浴衣・
ガウンは、
「非常に気にする」
、
「多少気にする」の回答がほぼ同率であった。一方、バスタオル、
シーツにおいては、
「非常に気にする」が最も多い回答であった。
3
◎3 万円以上のホテル・旅館
バスタオル、フェイスタオル、ウォッシュタオル、浴衣・ガウン、シーツともに「非常に気に
する」が最も多く、ホテル・旅館ともに 70%~80%台の回答率であった。次いで「多少気にする」
は 10%~20%台と回答率に大きな差があり、3 万円以上の宿泊施設ではリネン類(特にバスタ
オル、シーツ)がより“重要視”されていることがわかる。
◇連泊の際、毎日リネン類を交換しなくても良いと思うか
「全てを交換してほしい」の回答率が最も高く、45.8%(全体)であった。次いで「タオルは交換
してほしい」が 21.7%(同)
、
「シーツ以外は交換してほしい」17.3%(同)と続いた。一方、「特
典があるなら交換しなくて良い」は 12.7%(同)を占めたものの、
「全く交換しなくても良い」は、
わずか 2.4%(同)にとどまり、連泊においても気持ちよく宿泊するためには、毎日リネン類を交
換してほしいという回答が多かった。
◇過去3年間で一番印象に残っている海外のホテル
宿泊料金別では、「日本円で1万~3万円未満のホテル」が 47.4%と最も多く、次いで「日本円で
3万円以上のホテル」が 38.4%、
「日本円で1万円未満のホテル」は 14.2%であった。
国別では、
「日本円で1万円未満のホテル」でアメリカの 19.5%を筆頭に、タイ 12.2%、韓国 12.2%、
台湾 12.2%といったアジア諸国が続いた。「日本円で1万~3万円未満のホテル」では、アメリカ
が 36.5%を占め、他国の回答比率を大幅に上回った。次いで 5%~10%の比率で、中国 8.8%、フラ
ンス 5.8%、イタリア 5.1%であった。
「日本円で3万円以上のホテル」においては、アメリカが 40.5%
とこちらも他国と比較して多くの回答を得、次いで、インドネシア 11.7%、中国 7.2%という結果
となった。
◇国内と海外のホテルとの比較(日本のホテルのほうが良かった事:全体)
海外のホテルと比較して、全体的に日本のホテルの「サービス・接客」
(全体平均 40.9%)、
「客室
清潔・雰囲気」(同 41.3%)の評価が高かった。
宿泊料金の価格帯別では、
「日本円で3万円未満の低・中価格帯のホテル」において、日本のホテ
ルの方が良い評価を得ている傾向が垣間見られ、
「日本円で1万未満のホテル」において、日本
のホテルの方が「客室清潔・雰囲気」(53.7%)、「ベッド・同リネン」(39.0%)、「浴室・同リネ
ン」
(39.0%)で評価が高く、
「日本円で1万~3万未満のホテル」では、
「サービス・接客」
(51.8%)、
「備品充実」
(33.6%)の評価が高かった。
◇国内と海外のホテルとの比較(日本のホテルのほうが良かった事:リネン)
海外のホテルと比較して、リネン類においては、日本のホテルの方が「清潔さ」(白さ:全体平
均 19.2%、香り:同 18.1%、新しさ:同 15.3%)
、
「肌触り」
(同 21.4%)
、
「枚数・種類の豊富さ」
(同 12.5%)の点で評価が高かった。
特に「日本円で1万円未満のホテル」においてその傾向が顕著であり、それぞれ「清潔さ」
(白さ:
26.8%、香り:26.8%、新しさ:22.%)
、「肌触り」
(26.8%)、
「枚数・種類の豊富さ」(19.5%)
であった。
◇国内と海外のホテルとの比較(海外のホテルのほうが良かった事:全体)
「デザインの良さ」
、
「客室内のインテリアの良さ」、
「客室の広さ」、「日本にはないオリジナル性
が高いサービス」等の回答が多く見られた。海外のホテルのほうが、“くつろぎ感”、“ゆった
り感”、“演出感”において日本のホテルよりも高い評価を得た結果となった。
◇リネンサプライヤーへの意見・希望
日本のリネンサプライヤーへの評価として、海外と比較しても、高価格帯の宿泊施設は勿論のこ
と低価格帯の宿泊施設においても、安定した品質、サービスを提供しているという意見が多数あ
り、総じて日本のリネン類の品質、サービスの高さが際立った結果となった。また、要望として
は、リネン類の枚数や種類(特に汎用性の高いタオルへのニーズや浴衣以外にパジャマ・作務衣
へのニーズ等)、におい(無臭へのニーズ)、肌触り(やわらかさへのニーズ)等の回答が多く見
られた。今回の調査においても、
“リネン類の良し悪し”が、宿泊の思い出や宿泊施設の評価に大
きく影響する要素として挙げられており、リネン類の清潔さ、品質、仕上がりへのニーズは非常
に高いものとなっている。
4
【ホテルや旅館のルームチャージに占めるリネン品の割合】
▼質問文:1室ツイン料金3万円の部屋にあなたは宿泊した際に下記のリネン品一式を借りるためど
のくらいの金額を支払っていると思われますか。
【1 室あたりのリネン品の枚数】
・バスローブ 2枚 ・バスタオル 4枚 ・ウォッシュタオル 2枚・浴衣 2枚
・フェイスタオル 4枚 ・バスマット 1枚・シーツ 4枚・ピロケース 4枚
今回の調査においても、「3,000 円」の回答が一番多くなっている。
ルームチャージ(1室ツイン3万円)に占めるリネン品金額
(%)
2009年
2010年
30.0
24.6
22.5
25.0
20.0
15.0
11.2
10.0
5.0
4.6
5.5
9.1
7.6 7.5
5.5
3.5
9.7
10.7 10.4
9.1
5.5
4.2
5.1
4.4
1.9
4.2
3.0
2.4
2.3
2.9
3.9
3.8
2.5
3.9
3.4
3.6
1.1
0.2
0.0
300円
600円
900円
1200円
1500円
1800円
2100円
2400円
2700円
3000円
3600円
4200円
4800円
5400円
6000円
その他
調査アンケートは、2009 年は関西、2010 年は関東で実施。今年調査の関東地区において
も「3,000 円」の回答率が 22.5%と最も高く、今回も宿泊料金の“10 分の 1”がリネン品の
料金と考える人が最も多かったこととなる。
(参考値:2008 年<関東>調査の「3,000 円」
の全体に占める回答率 21.4%)
【タオルに求めるもの】
▼質問文:あなたがホテルや旅館に備えられているタオル類に、求めるものは何ですか。
(%)
タオルに求めるもの<2010年>(ホテ ル)
100.0
80.0
~1万円
1~3万円
3万円以上
76.2
61.2
58.7 59.7 59.2
58.7
60.0
43.2
67.5
56.8
43.6
40.0
20.2
22.5
13.1
11.7
10.9
4.7
20.0
22.028.2
16.8
- 0.3 0.3
- 清
潔
さ
清
潔
さ
清
潔
さ
(
白
さ
(
に
お
い
(
新
し
さ
)
)
)
(%)
肌
ざ
わ
り
デ
ザ
イ
ン
・
色
大
き
さ
・
厚
さ
枚さ
数 ・ 種 類 の 豊 富 そ
の
他
未満の価格帯に顕著に見られ
た。
また、宿泊料金に比例して、
「肌ざわり」
、
「枚数・種類の豊
富さ」
、
「デザイン・色」
、
「大き
さ・厚さ」等、求めるニーズも
多様化していることがうかが
えた。
タオルに求めるもの<2010年>(旅館)
100.0
80.0
全体的にホテル、旅館とも「清
潔さ」(におい)の回答が最も
多く、特に宿泊料金が 1 万円
89.1
75.2
~1万円
90.4
75.9
60.8
78.5
66.6
64.6 65.3
60.0
60.0
44.2
1~3万円
3万円以上
65.6
52.5
36.4
40.0
17.6
19.6
12.4
8.2
10.6
3.9
20.0
28.2
17.5 20.9
0.2 0.2 0.2
- 清
潔
さ
清
潔
さ
清
潔
さ
(
白
さ
(
に
お
い
(
新
し
さ
)
)
)
肌
ざ
わ
り
デ
ザ
イ
ン
・
色
大
き
さ
・
厚
さ
枚さ
数 ・ 種 類 の 豊 富 そ
の
他
5
【リネン類の室内設置希望枚数(1 人 1 泊分)
】
▼質問文:ホテルや旅館に備えられているそれぞれのリネン類は何枚あるとうれしいですか。
宿泊料金に関係なく、「フェイスタオル」は、
「2枚」の回答率が最も高かった。
ホテル、旅館関わらず、1万円未満の価格帯で、
“
「フェイスタオル」以外の項目”で「1
枚」の回答が最も多かった。宿泊価格が高額になるにつれ、希望枚数は増えているのがわか
る。
(%)
バスタオル 希望枚数(ホテ ル)
100.0
1万未満
1~3万
3万以上
80.0
66.6
60.0
58.2
53.2
41.3
40.0
20.6
21.5
12.4
20.0
3.9
9.8
7.8
1.6 3.1
- 1枚
2枚
(%)
3枚
4枚
フェイスタオル 希望枚数(ホテ ル)
100.0
1万未満
1~3万
3万以上
80.0
63.5
54.8
50.6
60.0
40.0
33.8
30.0
19.7
12.1 8.5
20.0
8.8
2.6 4.7
10.9
- 1枚
(%)
2枚
3枚
4枚
ウォッシュタオル 希望枚数(ホテ ル)
100.0
1万未満
1~3万
3万以上
80.0
60.0
58.2
40.3
40.0
48.1 45.8
33.4
35.1
14.2
20.0
4.1
7.7
6.5
2.6 3.9
3枚
4枚
- 1枚
(%)
2枚
浴衣・ガウン 希望枚数(ホテ ル)
100.0
1万未満
80.6
1~3万
3万以上
80.0
60.0
52.7
34.1
40.0
49.8
43.1
17.1
20.0
12.6
1.6 3.4
0.7 0.8 3.6
- 1枚
2枚
3枚
4枚
6
(%)
バスタオル 希望枚数(旅館)
100.0
1万未満
1~3万
3万以上
80.0
66.7
60.0
56.4
50.4
42.4
40.0
17.9
20.0
23.0
11.9
11.9
5.2
2.0 3.4
8.6
- 1枚
2枚
3枚
4枚
(%)
フェイスタオル 希望枚数(旅館)
100.0
1万未満
1~3万
3万以上
80.0
61.8
60.0
40.0
54.6
50.4
32.1
20.0
30.0
21.2
11.4 8.2
10.1
3.1 5.5
11.4
- 1枚
2枚
3枚
4枚
(%)
ウォッシュタオル 希望枚数(旅館)
100.0
1万未満
1~3万
3万以上
80.0
60.0
56.8
39.8
40.0
48.0 45.7
35.6
33.4
20.0
4.7
8.2
14.4
6.5
2.9 4.1
- 1枚
(%)
2枚
60.0
4枚
浴衣・ガウン 希望枚数(旅館)
100.0
80.0
3枚
1万未満
77.0
1~3万
3万以上
51.1
44.4
48.9
32.8
40.0
19.2
20.0
2.3 5.2
11.9
1.5 1.5 4.2
- 1枚
2枚
3枚
4枚
7
【リネン類を 2 枚以上希望する理由】
▼質問文:「2 枚以上あるとうれしい」と回答した方にうかがいます。その理由はなんですか。
バスタオル 複数枚希望の理由
(%)
100.0
80.0
60.0
40.0
20.0
- 59.9
39.2
23.2
タ晩
オ ・
翌
たル
を朝
い使 は
用別
しの
16.4
リ何
し不枚
い追
枚
た自数
と加
なッ
こ由 が る チも ら き を
な使
がも
とな少
か気
え あ ら
が思な
ら
あ いく
分る
るえ
るをて
かな
にと
い入
も浴
のの
いを 度
使に
い新
たし
7.9
3.5
わタ
りオ
にル
使ケ
うッ
かト
ら代
そ
の
他
【フェイスタオル】
・用途がいろいろとあるサイズ
なので、使用頻度が高い。
・枕にタオルをしいて寝る習慣
72.9
42.6
タ晩
オ ・
翌
たル
を朝
い使 は
用別
しの
(%)
し不枚
た自数
こ由 が
とな少
が思な
あ いく
るをて
42.6
17.9
15.6
リ何
な ッ枚
る チも
かな使
ら気え
分 る
にと
い追
と加
きを
らがも
あら
るえ
かな
53.4
2.1
い入
も浴
のの
いを 度
使に
い新
たし
に枚 一
使は枚
い洗 は
た髪洗
い後 顔
かな 、
らど一
そ
の
他
ウォッシュタオル 複数枚希望の理由
100.0
80.0
71.5
65.2
60.0
33.8
40.0
21.4
23.1
リ何
な ッ枚
る チも
かな使
ら気え
分 る
にと
い追
と加
きを
がも
あら
るえ
な
33.3
20.0
タ晩
オ ・
翌
たル
を朝
い使 は
用別
しの
【ウォッシュタオル】
・あると便利。ちょっとしたも
のを拭いたりできるから。予備
に。
・子供がいると使う場面が多い
ので、たくさんあるとうれし
い。
・お絞りとしても使えるので。
し不枚
た自数
こ由 が
とな少
が思な
あ いく
るをて
手
め
や
に顔
使
を
う
拭
のく
でた
洗
に面
使台
うを
の拭
でく
の
そ
の
他
【浴衣・ガウン】
・就寝用と部屋着用で使い分け
したいから。
・予備があることで贅沢感、安
心感を味わいたい。
浴衣・ガウン 複数枚希望の理由
(%)
などの意見があった。
100.0
60.0
があるので、1枚多いと嬉し
い。
1.2
- 80.0
【バスタオル】
・旅館、ホテルは乾燥していて
加湿器がわりに濡れたタオル
を干すため。
・枕にしくから。
フェイスタオル 複数枚希望の理由
(%)
100.0
80.0
60.0
40.0
20.0
- ■その他の理由
76.6
60.2
59.2
40.0
22.8
8.9
20.0
18.9
11.5
4.6
- で入
着浴
替前
ら
えと
た 入
い浴
か後
寒
い
てか
着
ら
る
(
)重
ね
え取
なり
い替
るとえ
きて
がも
あら
何宿普
度泊段
でし着
もたな
着とい
たきか
いはら
い入
も浴
のの
を度
着に
た新
いし
色
をの
違や
着
う柄
替
も
・
え
サ
たの
なイ
いど ズ
そ
の
他
8
【リネン類の素材】
▼質問文:あなたはホテルや旅館のリネン類の素材としては何がよいと思われますか。
タオル素材・シーツ素材ともに「天然繊維 100%」という回答が全体の約 6 割~8 割を占
めており、次に続く「特にこだわらない」
(回答率は約 1 割~2 割)を大きく上回った形とな
った。
■ タオル素材
タオルの素材
2008年
2009年
2010年
(%)
100.0
80.0
79.4
84.2 83.4
60.0
40.0
20.0
3.4 3.9 3.1
0.6 0.2 2.0
混
紡
1 合
0 成
0 繊
%維
- 1
天
0
然
0
繊
%
維
15.9 11.6 10.9
特
に
こ
いだ
わ
ら
な
0.8 0.2 0.7
そ
の
他
■シーツ素材
(%)
2008年
シーツの素材
2009年
2010年
100.0
80.0
63.6
69.1 69.5
60.0
40.0
10.9 10.7 10.8
20.0
22.5 18.6
16.3
2.1 1.4 2.3
0.9 0.2 1.1
- 1
天
0
然
0
繊
%
維
混
紡
1 合
0 成
0 繊
%維
特
に
こ
いだ
わ
ら
な
そ
の
他
2009 年の関西、2008 年・2010 年の関東ともに、タオル・シーツともに「天然繊維 100%」
の支持が高かった。天然素材の“アトピーやアレルギー体質の肌に優しいこと”や“肌触り
よさ”
、“吸水性の高さ”等の評価が、高い回答率に反映されているものと思われる。
一方、「特にこだわらない」については、天然、合繊関係なく、ある程度の“肌触り”や
“吸水性”、
“速乾性”があれば問題ないと見ている回答者の意向が反映されており、こちら
も関東・関西の両エリアで共通している。
9
【タオルの色の好み】
▼質問文:それぞれのリネン類は、何色が良いですか、お好みの色をお答えください。
依然、タオルでは宿泊価格帯に関わらず、「白」の支持率が高いものの、宿泊料金に比例
して「ベージュ」、
「ピンク」といった他の色へのニーズも垣間見られた。
ホテ ルのタオルの色の好み
(%)
100.0
86.0
80.0
1万円未満
1~3万円未満
3万円以上
72.8
63.3
60.0
40.0
20.6
17.6
20.0
8.8
2.6
4.6 6.0
0.7 1.6
- 白
ベ
ー
ジ
ピ
ン
ク
2.0
水
色
1.0
0.3 0.8
0.3 0.5
青
0.7
0.3 0.2
緑
0.7
黒
5.5
1.8
0.8
茶
0.2 0.2
0.3
そ
の
他
ュ
旅館のタオルの色の好み
(%)
100.0
85.5
80.0
1万円未満
1~3万円未満
3万円以上
74.6
67.4
60.0
40.0
19.6
16.3
9.0
20.0
2.4 3.6 4.7
1.6
1.5
0.7
ピ
ン
ク
水
色
- 白
ベ
ー
ジ
0.7
1.11.0
青
1.3
0.7 0.8
0.20.3 0.3
3.6
0.8 1.5
緑
黒
茶
0.2 0.30.5
そ
の
他
ュ
【シーツの色の好み】
シーツの色においては、価格帯の別に関わらず「白」の回答が最も多かった。
ホテ ルのシ ー ツの色の好み
(%)
100.0
86.5
80.0
1万円未満
82.5
76.7
1~3万円未満
3万円以上
60.0
40.0
12.4
10.3
8.2
20.0
2.1 2.9
- 白
ベ
ー
ジ
ピ
ン
ク
4.2
0.8 1.6
水
色
1.6
0.2 0.2
青
0.7
0.3 0.3 0.3
緑
0.2 0.2
黒
0.8
1.5 1.12.4
茶
0.3 0.8 0.8
そ
の
他
ュ
10
旅館のシ ー ツの色の好み
(%)
100.0
86.8
80.0
1万円未満
84.8
80.6
1~3万円未満
3万円以上
60.0
40.0
10.4
7.8 8.6
20.0
- 白
ベ
ー
ジ
4.1
2.12.8
ピ
ン
ク
1.8
0.81.5 1.1 0.5 0.3 0.7 0.2 0.2 0.3 0.2 0.2 0.5 1.3 1.1
水
色
青
緑
黒
0.3
茶
0.5 0.5
そ
の
他
ュ
【浴衣・ガウンの色の好み】
「浴衣・ガウン」においては、前述の「タオル」
、
「シーツ」といったリネン類と比較して、
最も色へのニーズの多様化が見られた。いずれの価格帯においても、浴衣・ガウンでも「白」
の回答が最も多いものの、この項目については「ベージュ」、「ピンク」
(10%台)を筆頭に、
5%台ではあるものの、「水色」、
「青」
、
「茶」などの回答も見られた。
ホテ ルの浴衣・ガウンの色の好み
(%)
100.0
1万円未満
1~3万円未満
3万円以上
80.0
60.0
55.5
48.8
44.5
40.0
18.6
18.1
15.3
20.0
13.1
11.1
9.3
5.1
4.9
4.2
5.5
5.25.4
- 白
ベ
ー
ジ
ピ
ン
ク
水
色
青
4.1
1.0 1.1 0.8 1.8 2.4
緑
5.1
4.2
黒
6.5
2.3 2.8 3.3
茶
そ
の
他
ュ
旅館の浴衣・ガウンの色の好み
(%)
100.0
1万円未満
1~3万円未満
3万円以上
80.0
60.0
40.0
47.5
42.6
39.8
20.0
13.5
14.7
14.8
11.4
11.4
10.6
11.311.1
9.1
1.1
6.0 6.2 5.9
1.0 1.0
3.8
2.0 2.4
4.7
5.26.5
4.7
5.7 5.9
- 白
ベ
ー
ジ
ピ
ン
ク
水
色
青
緑
黒
茶
そ
の
他
ュ
11
<ホテル評価におけるリネン類の評価(宿泊施設別)>
▼質問文:あなたがホテルや旅館を評価をする時、リネン類の良し悪しを重視されますか。
宿泊料金の価格帯によって、ホテル評価におけるリネン類の重視度に濃淡があることが結
果としてうかがわれた。
ホテル、旅館両者において、1万円未満の宿泊施設では「多少気にする」
(50%台)が最も
多く、1~3万円では「非常に気にする」
、
「多少気にする」の順でほぼ同率(40%~50%台)
、
3万円以上では「非常に気にする」
(70%~80%台)が非常に高い数値を示した。宿泊料金に
比例してホテルの評価に対するリネン類の重要度も高くなっていることがわかる。
ホテル評価におけるリネン類の評価【1万円未満のホテル】
(%)
(%)
バスタオル
フェイスタオル
ウォッシュタオル
浴衣・ガウン
ホテル評価におけるリネン類の評価【1万円未満の旅館】
シーツ
バスタオル
80.0
80.0
60.0
53.7
37.0
40.0
55.6
55.5 55.5
60.0
54.2
51.4
40.0
34.9
31.0
35.9
8.8
22.0
20.0
12.9
浴衣・ガウン
シーツ
55.3 56.3
54.2
51.9
23.3
21.2
21.9
20.4
13.1
20.0
ウォッシュタオル
33.0
30.2
21.9
20.6
フェイスタオル
13.4
18.3
14.4
9.1
0.5 0.7 2.1 2.1 0.7
- 0.8 1.1 2.6 2.1 0.8
- 非常に気にする
多少気にする
あまり気にしない
全く気にしない
非常に気にする
(%)
多少気にする
あまり気にしない
全く気にしない
ホテル評価におけるリネン類の評価【1~3万円の旅館】
(%)
ホテル評価におけるリネン類の評価【1~3万円のホテル】
80.0
80.0
60.0
バスタオル
フェイスタオル
ウォッシュタオル
浴衣・ガウン
60.0
59.2
46.2
40.3
40.0
48.6
48.0
45.7
46.3
39.0
フェイスタオル
ウォッシュタオル
浴衣・ガウン
シーツ
56.8
54.8
49.8
51.9
45.7
40.0
40.6
47.0
46.8
46.3
40.5
43.1
40.0
20.0
20.0
10.6
1.8
3.8
11.7
7.0
4.6
2.6 4.1
- 0.2 1.1 1.1 -
- 6.9
4.9
0.2 0.5 1.3 1.1 0.2
- 非常に気にする
多少気にする
あまり気にしない
全く気にしない
バスタオル
(%)
フェイスタオル
ウォッシュタオル
非常に気にする
(%)
ホテル評価におけるリネン類の評価【3万円以上のホテル】
浴衣・ガウン
シーツ
80.4
80.0
78.8
75.5 75.2
70.0
多少気にする
あまり気にしない
全く気にしない
ホテル評価におけるリネン類の評価【3万円以上の旅館】
バスタオル
100.0
100.0
80.0
バスタオル
シーツ
79.3
フェイスタオル
ウォッシュタオル
浴衣・ガウン
シーツ
75.2 75.5 78.8
69.3
60.0
60.0
40.0
40.0
17.5
20.0
22.2
20.9 19.4
17.8
22.5
18.1 20.7 19.617.3
20.0
1.8 3.1
6.9
4.4 3.1
2.1 3.4
0.3 0.5 1.0 1.0 0.3
- 6.9
3.6 3.4
0.5 0.7 1.3 1.3 0.5
- 非常に気にする
多少気にする
あまり気にしない
全く気にしない
非常に気にする
多少気にする
あまり気にしない
全く気にしない
12
【連泊の際のリネン交換】
▼質問文:国内外のホテル・旅館において、連泊の際に「リネン類を交換しなくて良いかたはお知らせ
ください」とお願いをする宿泊施設もあるようです。
あなたは連泊の際、毎日リネン類を交換しなくて良いと思いますか。
もし理由があれば、理由もご記入ください。
今回の調査においても、
「全てを交換してほしい」の回答率が最も高く、45.8%(全体)で
あった。次いで「タオルは交換してほしい」が 21.7%(同)
、
「シーツ以外は交換してほしい」
17.3%(同)と続いた。一方、
「特典があるなら交換しなくて良い」は 12.7%(同)を占めた
ものの、
「全く交換しなくても良い」は、わずか 2.4%にとどまり、連泊においても気持ちよ
く宿泊するためには、毎日リネン類を交換してほしいという回答が多かった。
(%)
50.0
連泊の際のリネン交換頻度
全体
25~30歳
31~35歳
45.8 46.9 45.0
40.0
30.0
21.723.5 20.4
20.0
17.3 16.2 18.1
10.0
12.7 11.5 13.6
2.4 1.9 2.8
- 全
てて
ほを
し交
い換
し
タ
し
オ
て
ル
ほ
は
し交
い換
交シ
換ー
しツ
いて 以
ほ外
しは
全
く
て
て
交
も
換
良
し
いな
ら特
交典
て
換が
良
しあ
いな る
くな
■それぞれの回答の主な理由
【全てを交換してほしい】
・清潔なものを使用したいから。
・毎日交換してもらった方が気持ちが良いから。
・せっかく料金を払ってホテルに宿泊しているので、やはり毎日清潔で気持ちのよいリネン
類を使いたい。
・旅行した時くらい贅沢な気分を味わいたいから。
【タオルは交換してほしい】
・タオルはよく使うので毎日取り替えてほしい
・一度でも使うと濡れて、翌日までに完全に乾かないので、気持ち悪いから。雑菌も気にな
る。
・ホテルと旅館とでは、交換して欲しいものが変わります。ホテルは、タオルだけは取り替
えて欲しい。浴衣は部屋でしか着ないので、取り替えなくて良い。旅館は、シーツ以外は取
り替えて欲しい。旅館内でずっと浴衣なので、しわになったものを着ていたくない。交換は
しなくても良いが、寝る用と、旅館内用と 2 枚欲しい。
13
【シーツ以外は交換してほしい】
・シーツは二日なら換えなくても気にならない。その他のリネンは家でも換えているので絶
対に換えてほしい。
・シーツについては、体を洗ってから使用するので気にならないと思いますが、浴衣やタオ
ルは毎日、それも一日に何度も使う可能性があるので、できるだけ清潔なものを使いたいと
思います。
・直接肌に触れる、水に濡れる可能性の高いものは換えたい。
【全く交換しなくてもよい】
・毎日交換しなくてもいいが、手触りなどは重要。
・自分で選択できるといい。汚れたと思ったものは換えて欲しい。
・状況によるが、そんなに汚れていないはずなのでその分安くしてほしい。
【特典があるなら交換しなくて良い】
・自分が使ったリネン類であり、特典を受けられるならば 2 日程度なら我慢できる。
・実際にリネン交換しない特典を受けてよかったので。
・全部交換して欲しいのはもちろんだが、荷物がある部屋に入られることに抵抗もあるし、
交換しないことで更に特典があれば、我慢できる。
・1 万円以下のホテル・旅館はなるべく安くしたいので交換がなくてもよい。1 万円以上の
ホテル・旅館ではなるべく交換してほしい。3 万円以上のホテル・旅館は必ず交換してほし
いし、交換しないことで特典が受けられることがあったとしてもそれを知りたくない。高級
感が薄れるから。
などの意見があった。
【過去 3 年以内に宿泊した海外のホテルで一番印象に残っているホテルの宿泊料金(日
本円ベース)
】
▼質問文:国内及び海外のホテルを両方ご利用された方にうかがいます。
そのホテルの「宿泊料金」は日本円でおおよそいくら位ですか。
「日本円で1万~3万円未満のホテル」が 47.4%、次いで「日本円で3万円以上のホテル」
が 38.4%と回答率が高く、“日本円で1万円以上のホテル”が全体の 85%強を占めた結果と
なった。
“過去3年間で一番印象に残っている海外のホテル”宿泊料金別構成比
14.2%
国内・海外宿泊経験者(n=289)
日本円で1万円未満のホテル(n=41)
38.4%
日本円で1万~3万円未満のホテル(n=137)
日本円で3万円以上のホテル(n=111)
47.4%
14
【過去 3 年以内に宿泊した海外のホテルで一番印象に残っているホテルの国・都市】
▼質問文:国内及び海外のホテルを両方ご利用された方にうかがいます。
過去 3 年以内に宿泊した海外のホテル(複数ある方は、その中で最も印象に残っていると
ころ)の「国名」
、
「都市名」をおしえてください。
国別では、全体の回答数:41 件に対して、アメリカの 19.5%(回答数:8)を筆頭に、タ
イ 12.2%(同:5)
、韓国 12.2%(同:5)
、台湾 12.2%(同:5)といったアジア諸国が続いた。
都市別では、グアム(回答数:5<アメリカ>)
、バンコク(同:5<タイ>)
、台北(同:
、バリ(同:3<インドネシア>)
5<台湾>)が最も多く、次いで、ソウル(同:4<韓国>)
が続いた。
“過去3年間で一番印象に残っている海外のホテル”国別構成比
日本円で1万円未満のホテルのケース(n=41)
14.6%
19.5%
7.3%
7.3%
12.2%
7.3%
アメリカ
タイ
韓国
台湾
イタリア
インドネシア
ドイツ
中国
その他
12.2%
7.3%
12.2%
※その他には、オーストリア、スペイン、フィンランド、ベトナム、ベルギー、ロシアを含む。
国・都市別内訳詳細(n=41)
国名
回答数(国)
アメリカ
8
タイ
5
韓国
5
台湾
5
イタリア
3
インドネシア
3
ドイツ
3
中国
3
その他
オーストリア
スペイン
フィンランド
ベトナム
ベルギー
ロシア
1
1
1
1
1
1
都市名
グァム
ハワイ
サイパン
バンコク
ソウル
回答数(都市)
5
2
1
5
4
テグ
1
台北
フィレンツェ
ベネチア
ローマ
バリ
フランクフルト
ベルリン
ミュンヘン
上海
大連
5
1
1
1
3
1
1
1
2
1
ウィーン
1
サンセバスチャン
1
ヘルシンキ
1
ニャチャン
1
アントワープ
1
サンクトペテルブルグ
1
15
“過去3年間で一番印象に残っている海外のホテル”国別構成比
日本円で1万円~3万円未満のホテルのケース(n=137)
2.9%
2.9%
2.9%
2.9%
5.8%
1.5%
2.9% 2.2%
36.5%
3.6%
3.6%
3.6%
4.4%
4.4%
5.1%
8.8%
5.8%
アメリカ
中国
フランス
イタリア
カナダ
韓国
インドネシア
オーストラリア
マレーシア
イギリス
スペイン
タイ
ドイツ
台湾
モルディブ共和国
ニューカレドニア
その他
※その他には、オーストリア、オランダ、クロアチア、シンガポール、スロバキア、チェコ、フィンランド、ベルギーを含む。
国・都市別内訳詳細(N=137)
国名
アメリカ
回答数(国)
50
中国
12
フランス
8
イタリア
7
カナダ
6
韓国
6
インドネシア
5
オーストラリア
5
マレーシア
5
イギリス
4
スペイン
4
タイ
4
ドイツ
4
台湾
モルディブ共和国
ニューカレドニア
オーストリア
オランダ
クロアチア
シンガポール
その他
スロバキア
チェコ
フィンランド
ベルギー
4
3
2
1
1
1
1
1
1
1
1
都市名
回答数(都市)
ハワイ
グアム
ラスベガス
サイパン
ロサンゼルス
オーランド
ニューヨーク
ワシントンDC
香港
上海
北京
広州
石家庄市
パリ
ニース
テンス
ローマ
ミラノ
ヴェネツィア
ヴェローナ
バンクーバー
モントリオール
ウィスラー
バンフ
ソウル
バリ
ジャカルタ
シドニー
ケアンズ
ゴールドコースト
ハミルトン島
ランカウイ
ペナン島
コタキナバル
ロンドン
ウィンダミア
マドリッド
バルセロナ
プーケット
バンコク
フランクフルト
ブレーメン
ミュンヘン
台北
モルディブ
ヌメア
ウィーン
アムステルダム
プーラ
シンガポール
ブラチスラバ
チェスキークルムロフ
ナーンタリ
ブリュッセル
27
7
7
3
2
2
1
1
5
4
1
1
1
6
1
1
4
1
1
1
3
1
1
1
6
4
1
2
1
1
1
3
1
1
3
1
2
2
3
1
2
1
1
4
3
2
1
1
1
1
1
1
1
1
国別では、全体の回答数:137
件に対して、アメリカが 36.5%
(回答数:50)を占め、他国の回
答比率を大幅に上回った。次いで
5% ~ 10% の 比 率 で 、 中 国 8.8%
(同:12)
、フランス 5.8%(同:
8)、イタリア 5.1%(同:7)が続
いた。
都市別では、ハワイ(回答数:
27<アメリカ>)を筆頭に、同じ
くアメリカのグアム(同:7)
、ラ
スベガス(同:7)
、パリ(同:6
<フランス>)、ソウル(同:6
<韓国>)
、香港(同:5<中国>)
が続いた。
16
“過去3年間で一番印象に残っている海外のホテル”国別構成比
日本円で3万円以上のホテルのケース(n=111)
アメリカ
13.5%
インドネシア
1.8%
1.8%
1.8%
1.8%
1.8%
2.7%
中国
40.5%
モルディブ共和国
タイ
フランス
韓国
アラブ首長国連邦
イタリア
3.6%
3.6%
カンボジア
シンガポール
3.6%
4.5%
タヒチ
7.2%
11.7%
ドイツ
その他
※その他には、イギリス、エジプト、オーストラリア、オーストリア、カナダ、ギリシャ、スウェーデン、スペイン、セイシェル、
ニューカレドニア、フィジー、フィンランド、ベトナム、マレーシア、メキシコを含む。
“日本円で3万円以上のホテル”においても、国別では、全体の回答数:111 件に対して、
アメリカが 40.5%(回答数:45)と他国と比較して多くの回答を得、次いで、インドネシア
11.7%(同:13)
、中国 7.2%(同:8)という結果となった。
都市別では、ハワイ(回答数:27<アメリカ>)が最も多く、次いで、バリ(同:12<イ
ンドネシア>)、グアム(同:5<アメリカ>)、ニューヨーク(同:5<アメリカ>)、モル
ディブ(同:5<モルディブ共和国>)が続いた。
国・都市別内訳詳細(N=111)
国名
回答数(国)
アメリカ
45
インドネシア
13
中国
8
モルディブ共和国
5
タイ
4
フランス
韓国
アラブ首長国連邦
4
4
3
イタリア
2
カンボジア
シンガポール
タヒチ
2
2
2
ドイツ
2
その他
イギリス
エジプト
オーストラリア
オーストリア
カナダ
ギリシャ
スウェーデン
スペイン
セイシェル
ニューカレドニア
フィジー
フィンランド
ベトナム
マレーシア
メキシコ
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
都市名
ハワイ
グアム
ニューヨーク
ラスベガス
シカゴ
フロリダ
サンフランシスコ
バリ
ビンタン島
香港
上海
杭州
桂林
モルディブ
バンコク
プーケット
パリ
ソウル
ドバイ
ミラノ
ローマ
シェムリアップ
シンガポール
ボラボラ島
デュッセルドルフ
ミュンヘン
ロンドン
カイロ
シドニー
ウィーン
ナイアガラ
アテネ
ストックホルム
マドリッド
ラディーグ島
イル・デ・パン
ナンディ
オスロ
ホーチミン
ランカウイ
カンクン
回答数(都市)
27
5
5
3
2
2
1
12
1
4
2
1
1
5
2
2
4
4
3
1
1
2
2
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
17
【国内と海外のホテルとの比較(日本のホテルのほうが良かった事:全体)
】
▼質問文:前で回答した海外のホテルと同じグレード(宿泊料金が同じ価格帯)の日本のホテルを比
較した場合、滞在を通じて日本のホテルの方が良かったと思われる事は何ですか。
海外のホテルと比較して、全体的に日本のホテルの「サービス・接客」
、
「客室清潔・雰囲
気」の評価が高かった。
宿泊料金の価格帯別では、「日本円で1万未満のホテル」において、日本のホテルの方が
「客室清潔・雰囲気」、「ベッド・同リネン」、「浴室・同リネン」の評価が高く、「日本円で
1万~3万未満のホテル」では、「サービス・接客」
、
「備品充実」の評価が高かった。
「日本円で3万円未満の低・中価格帯のホテル」において、日本のホテルの方が良い評価
を得ている傾向が垣間見られた結果となった。
9.8
宿泊料金
19.7
23.4
29.3
食事
38.7
37.8
34.1
サービス・接客
51.8
36.9
客室清潔・雰囲気
客室広さ
13.9
15.3
14.6
10.9
13.5
客室インテリア
ベッド・同リネン
浴室・同リネン
観光・買物情報
12.6
13.1
24.4
10.0
33.6
23.4
12.2
8.8
4.5
0.0
日本円で1万円未満のホテル(n=41)
日本円で1万~3万円未満のホテル(n=137)
日本円で3万円以上のホテル(n=111)
19.5
備品充実
その他
39.0
25.5
16.2
14.6
9.5
9.9
ビジネスサポート
39.0
18.2
14.4
53.7
46.0
24.3
7.3
20.0
30.0
40.0
50.0
60.0
【国内と海外のホテルとの比較
(日本のホテルのほうが良かった事:リネン類について)】
▼質問文:海外のホテルのものと比較して、特にどのようなところが良かったと思いますか。
海外のホテルと比較して、リネン類においては、日本のホテルの方が「清潔さ(白さ・香
り・新しさ)」、
「肌触り」、「枚数・種類の豊富さ」の点で評価が高かった。
この傾向は、特に「日本円で1万円未満のホテル」において顕著であり、総合的に“日本
のリネン類の品質・サービスの高さ”が際立った結果となった。
26.8
清潔さ(白さ)
18.2
12.6
清潔さ(香り)
清潔さ(新しさ)
26.8
肌触り
20.4
17.1
7.3
3.6
デザイン・色
大きさ・暑さ
2.7
5.4
7.3
5.1
枚数・種類の豊富さ
その他
22.0
13.9
9.9
ほぼ同じ
26.8
17.5
9.9
日本円で1万円未満のホテル(n=41)
日本円で1万~3万円未満のホテル(n=137)
日本円で3万円以上のホテル(n=111)
19.5
11.7
6.3
2.4
0.0 1.5
2.4
1.5
0.9
0.0
5.0
10.0
15.0
20.0
25.0
30.0
18
■日本のリネンの方が良かった具体的な理由(一部抜粋)
印象に残る海外宿泊先
国名
都市名
海外宿泊先宿泊料金(日本円ベース)
1万円未満
1~3万円未満
日本のリネンの特に良いところ
3万円以上
具体的な回答
ベッドシーツが海外ではしっとりしていて不快だった。日本のホテルや旅館は
大抵が清潔なものを用意していてもらえるので。
1
アメリカ
グァム
●
2
アメリカ
グアム
●
3
アメリカ
グアム
4
アメリカ
ニューヨーク
5
アメリカ
ハワイ
●
パリパリのシーツで、ちょっと痛いような気がしてたので、少し残念でした。あと
海やプールに入ることが多かったのでタオルが少ないように思いました。
6
アメリカ
ハワイ
●
すぐに交換してくれるところ。
7
アメリカ
ハワイ
8
アメリカ
ハワイ
●
洗濯時に柔軟剤が使ってあるようで、ふんわりしていた。
9
アメリカ
ハワイ
●
種類の豊富さと手触り。特に手触りは海外のものは多少ごわついている気が
した。
10 アメリカ
ハワイ
11 インドネシア
バリ
12 インドネシア
バリ
●
肌触りがいいシーツで、寝心地が良かった。
13 インドネシア
バリ
●
数が多く用意されていた。
14 インドネシア
バリ
15 インドネシア
バリ
16 オーストラリア
シドニー
17 カナダ
バンクーバー
●
日本のものは清潔。
18 カナダ
バンフ
●
肌触りが良かったことと、自分の好きな柄の浴衣を選べた。
19 サイパン
サイパン
●
20 タイ
バンコク
●
21 タイ
バンコク
●
22 タイ
プーケット
●
23 タヒチ
ボラボラ島
24 ドイツ
フランクフルト
25 ドイツ
ブレーメン
26 ドイツ
ミュンヘン
27 ニューカレドニア
ヌメア
28 フィンランド
オスロ
29 フィンランド
ナーンタリ
●
30 フィンランド
パリ
●
31 フランス
パリ
32 フランス
パリ
●
サイズが丁度いい。
33 マレーシア
ランカウイ
●
肌触りが柔らかい。良い香りがする。
34 モルディブ共和国 モルディブ
●
キレイに洗濯されていそう。
35 モルディブ共和国 モルディブ
●
ベッドやシーツの清潔さ。
やはり清潔感が違う。またデザインなども日本のほうがオシャレに感じた。
国内の方が清潔で白くパリッとしていて気持ちが良いです。
●
●
肌触り。海外は少し固い感じがしました。
清潔さ、肌触り。
●
●
素材がこだわっている気がした。
日本のリネンは基本的に清潔である事が第一条件であり、それはほぼクリア
しているように思います。 それに比べ、バリ島で泊まったホテルのリネンは何
となく薄汚れた・・というか、くたびれた印象の物が多かったように思います。
●
●
暑い国へ行ったせいかタオルが薄かったように感じました。なので、日本のほ
うが少し厚みがあってふわふわした感じがよいです。
海外のリネンは洗剤が悪いのか乾かし方が良くないのか分からないが、肌触
りが堅いものが多い。日本のホテルほど白くない。
●
●
日本のほうがやわらかい気がします。
肌触りが違う清潔さも見た目から違う。
日本の方が清潔感がある。
シーツが肌にすいつくような心地よい肌触り。
タオルの数は海外に比べて日本のほうが多かった。
●
日本の方が清潔な感じがする。
日本のほうが清潔、タオルも枚数が多いし、助かる。ガウンは海外はほとんど
ない。
●
海外の1-3万円クラスのホテルではバスローブなどの部屋着となるものが用意
されていない場合があった。日本では1-3万円のホテルだと必ず浴衣やパジャ
マなど寝る時に着るものと、ホテルによればもう1着バスローブも用意されてい
ることもあったように思う。
●
●
国内のほうがリネンの質・サービスは良いと感じている。
白くてカビ臭くないところがよい。
●
●
日本のほうがやわらかめ。
海外は浴衣やパジャマがない(ガウンはあるが、それを着て寝られないのでな
いのと同じ)。
肌触りが良い。
●
清潔感があって、充実してる。
肌さわりが日本のホテルのほうがフワフワ。
36 韓国
ソウル
●
37 韓国
ソウル
38 韓国
ソウル
39 台湾
台北
40 台湾
台北
●
日本のホテルのタオルは肌触りもやさしく、ふんわりしていたが、台湾のホテ
ルはタオル自体も固く、少しごわついていた。
41 中国
香港
●
タオル類の素材。
42 中国
香港
●
43 中国
上海
44 中国
北京
●
ほとんど差は無いと思う。けど、日本人ならではのチョットした対応差はあると
思う。
清潔感に信頼がある。
●
清潔さ。日本の方が抗菌されている感じで、安心して使える。
●
必要なものが豊富に揃っていたこと。
●
●
バスタオル、タオルの柔らかさ、風合いが良いこと。
きれいにたたまれており、肌触りも良い。扱い方が丁寧。
19
【国内と海外のホテルとの比較(海外のホテルのほうが良かった事:全体)】
▼質問文:日本のホテルと比較して海外のホテルの方が良かったもの、または、日本のホテルにも是
非取り入れて欲しいものは何ですか。
“海外のホテルのほうが良かった事”の特徴として、「デザインの良さ」、「客室内のイン
テリアの良さ」、
「客室の広さ」、
「日本にはないオリジナル性が高いサービス」等の回答が多
く見られた。
海外のホテルのほうが、“くつろぎ感”、“ゆったり感”、“演出感”において日本のホ
テルよりも高い評価を得た結果となった。
■海外のホテルのほうが良かった具体的な理由(一部抜粋)
印象に残る海外宿泊先
国名
都市名
海外宿泊先宿泊料金(日本円ベース)
1万円未満
1~3万円未満
海外の特に良いところ
3万円以上
具体的な回答
部屋に新品のミネラルウォーターのペットボトルが数本用意してあって、非常
に助かったし好感が持てた。インスタントコーヒーも用意があった。日本のホテ
ルや旅館にもお茶やコーヒー以外でミネラルウォーターの用意があると嬉しい
と思った。
1
アメリカ
グァム
●
2
アメリカ
グアム
3
アメリカ
グアム
●
アメニティの充実、バスジェルやバブルバスなど。
4
アメリカ
グアム
●
デザインのよさ。
5
アメリカ
ニューヨーク
●
海外では、洗濯用の洗剤がおいてあり、日本にもあったらなと思いました。
6
アメリカ
ニューヨーク
●
客室内のインテリアがよい。日本のホテルは無機質な感じがする。
7
アメリカ
ハワイ
8
アメリカ
ハワイ
●
準備されているタオルの枚数が多いこと。
9
アメリカ
ハワイ
●
枕やクッションは海外のほうが豊富で色々置いてあるので、それは好ましく思
う。
10 アメリカ
ハワイ
●
11 アメリカ
ハワイ 12 イギリス
ロンドン
●
石鹸やシャンプーはアロマオイルが入ったとても香りのいいものだった。
13 イタリア
ミラノ
●
寝室の広さ。
14 イタリア
ローマ
●
バスタオルの大きさ。
15 インドネシア
バリ
16 インドネシア
バリ
●
リネンに、アロマオイルなどの良い香りがして、リラックスできたので是非取り
入れてほしい。
17 インドネシア
バリ
●
ベットカバーなど、寝る前には外してしまうちょっと無駄にみえるものなどもしっ
かりとコーディネートされていて、リッチな気分になれる。
18 インドネシア
バリ
19 インドネシア
バリ
20 タイ
バンコク
●
21 タイ
プーケット
●
22 タヒチ
ボラボラ島
23 ドイツ
ブレーメン
24 ニューカレドニア
イル・デ・パン
25 フランス
パリ
26 ベルギー
アントワープ
リゾートなどは庭やプールが豪華で、ショーなどがすばらしかったりすると海外
ならではの雰囲気を感じます。
●
おしゃれなデザインのリネン。
●
ルームフレグランスがとてもいい香りだった。
●
希望時間帯にお部屋の掃除をしてくれる。
ホテルの施設内で従業員の方などと出会った時に、挨拶だけではなく、何気な
い声掛けをしてくれると意外と嬉しかったりします。
●
●
枕が5~6個あって、自分が好きな頭の形の枕が選べたこと。抱き枕や四角い
枕や色々なものがありました。あと、ベットがふかふかで身体がベットに埋まっ
ていくようなベットだったので、すごく気持ちよく熟睡できました。
海外のホテルはほどんどのホテルでジムがついている。海外のホテルはバス
タオルの上やベッドサイドに自然に花が一輪添えられてあったりする。日本の
ホテルもこうした心遣いを取り入れるといいと思います。
●
タオルの枚数がたくさんあった。電話するとたくさんもってきてくれる。
ホテルの部屋が広い。
●
環境のために必要な人だけ、交換をするようにするシステムは良いと思う。
価格に比べての部屋やバスルームなどの広さとゆったり感。
●
●
備品が充実していること。雑誌やDVDやボードゲームなどがあったり、プール
も広くてきれいだったり。
●
日本は画一的であるが、海外はオリジナリティがあっていい。
とても広くて、天井も高く、窓も広くてベランダもあった。
●
27 モルディブ共和国 バンドス
●
部屋やベットが大きいので、その分シーツや布団なども大きく余裕があって使
いやすかった。
28 台湾
台北
●
高いグレードの部屋に泊まった時のWelcom Serviseは、海外のホテルの方が
豪華だと思う。フルーツの盛り合わせや、たっぷりのハーブティーなど、到着時
の疲れを癒せるサービスをもっと充実させて欲しい。
29 台湾
台北
●
西洋のホテルではインテリア、食器などがかわいくてよかった。
30 台湾
台北
●
海外のホテルのほうが部屋が広い。ベッドが大きい。インテリアが凝ったもの
が多い。
20
【リネンサプライヤーへの意見】(一部抜粋)
▼質問文:あなたが、過去 3 年間に利用した国内のホテル・旅館類のリネンに関して「良かった経験」
及び「悪かった経験」また、その経験をふまえてのリネンサプライヤーに対してのご意見
やご希望をお持ちになりましたら、何でも結構ですのでご記入ください。
良かった経験は、浴衣が選べるプランや化粧水や洗顔料などアメニティが豊富なプラ
ン。持参していくものが少なく便利だし気持ちよかった。
清潔さや肌触りがその宿の印象を左右するといっても過言ではない。例えば部屋自体
が古くても身の回りのものが気持ち良ければ清潔さを感じるし、新しい施設でも、と
くに肌に触れるものの印象が悪ければ「不快」になると思う。
タオルが何回も使いまわしているのか、ざらざらとした肌触りのものがあり、不快な
思いをしたことがある。高級ホテルに宿泊した時には、リネン類はすべてお持ち帰り
いただいてよいですよと言われたのでとてもハッピーな気分になりました。お部屋の
生花までももちかえりOKで感動しました。
洗剤のにおいや柔軟剤のにおいがきつくて眠れないこともあった。シミがあると気分
が悪い。
必要がある場合など、タオル追加してくれたこと。
バスタオルが一人につき二枚以上用意されていた旅館やホテルは良かった。お風呂は
二回以上入る事が多いので(特に温泉がある場合)、バスタオル一枚だと乾かない事が
多いので。
いつも満足しているが、旅館よりホテルの方がいいものを置いている気がする。
バスタオルが部屋でなく大浴場にたくさんあり、毎回新しいのを使用できてよかっ
た。
両親、姉夫婦、自分の家族全員で大部屋に宿泊した際、宿泊セットの中のもの(歯ブ
ラシや、フェイスタオルなど)が全部色分けされていて、とても使いやすかった。
高級ホテルは問題がないけど、微妙な値段のビジネスホテルでは枚数が少なかった
り、汚かったりはあった。旅館にいたっては、高級でも枚数が少なかった事があっ
た。
柔軟剤などを使ってもう少し肌触りよくしてほしいと思う宿泊施設が時々ある。もし
かしたら使ってるのかもしれないけど、肌触りが固く、自宅のタオルのほうがいいと
感じる場合もある。
ホテルに泊まったとき、浴衣だけではなくてパジャマが付いていた所があった。朝起
きたときに浴衣だとはだけてるのでとても嬉しかった。他のホテルでも、二者選択が
出来ると良いと思った。
ごわついたタオルの取替えの目安を決めて、交換して欲しいと思う。
リネンで不満に思ったことはない。特にバスタオルなどは水の吸収がとてもよく気分
がいい。あとリネンは白がいい。薄い色なら良いが、濃い色だと汚れが本当に落ちて
いるのか確認しづらいため。
日本の宿泊施設は、海外に比べると質が良いので、特別な不満はないです。
1~3万円のホテルに連泊し、リネンの交換を「毎日」でお願いしたのですが、外出
先から戻るたびにきちんと部屋が整えられて、清潔なタオル類を置いてくれていた事
がとても良かった。リネンの交換がないと、ホテルに泊まった感じがしないので、こ
れからもホテルでのリネンの交換は「毎日」であって欲しいと思いました。
21
あるホテルに宿泊した際、入浴施設内(温泉更衣室)に替えのタオルがサイズ別に自
由に取り換えられるようになっており、責任を持って交換をしているという会社名や
証書も備えられていて、気分がよかった。
ホテル、旅館ともに同じくらいの金額の施設を複数利用しているが、同クラスで比較
するとリネンについては旅館の方がサービスが悪い気がする。リネン類から嫌な臭い
がしたのも旅館でした。また、同クラスの施設を利用した際、ホテルのほうがリネン
を複数枚用意してくれていることが良かった。
女性専用のルームに時々案内してもらえることがあるが、そのような部屋ではやはり
リネンが清潔で、髪をまとめるパイル生地の髪留めなどが毎日用意されていてとても
快適だった。シャンプー類も一流メーカーのミニボトルが用意されており、液体の色
も女性が好みそうなカラフルなものが揃えられており、とても心地良かった。悪かっ
た経験としては、旅館はシーツ類がベタッとしている印象が多く、染みのようなもの
があったりするので、その上からタオルを敷いて使ったりしなければならなかったこ
と。
格安で宿泊したのに肌触りのよい高級感を感じさせるリネンだった。
ここ3年では3万円未満のホテル・宿ばかりですが、リネンに関してはどこも共通の
独特のにおいや肌触りがあり、あまり良いイメージはありません。個人的には白くて
ごわごわしたシーツ・カバー類が特に苦手です。
ホテルは特にそうですが、タオルに糊付けみたいなのをしているからか、ごわついて
いる事があるので、ふんわりとした肌触りに仕上げていただけるとありがたいです。
シーツのシワがなく、ピンと敷かれたシーツはとても気持ちがよく、また次回も訪れ
ようと思う。糊が利きすぎていると、清潔ではあるが、寝ずらくて、ごわごわ感があ
るので寝るまでに大変。
1泊3万円以上のホテルに宿泊した際、タオルやガウンの肌触りがとてもよかった。タ
オルも豊富においてあってとても気分良く過ごすことができた。
最低限のリネンは大体どこも用意してあるのですが、できれば手を洗った時に使う手
拭専用のタオルが常備してあると嬉しいのにと思うことが多いです。
浴衣を数種類の柄とサイズから選べるホテルがあり、それはオシャレで個性を出せて
楽しい感じがして良かったです。
バスタオルの厚さや、肌触りで、風呂上りの印象が変わると思うので、いいと感じた
ところは、宿泊施設を評価する基準に入ると思う。
リネン業界にもリサイクルなどエコに取り組んでいるのなら、それをもっと表に出し
てほしい。
ホテルでも室内着が浴衣のみの施設がありますが、特に就寝時に着崩れしやすく落ち
着きません。パジャマタイプの室内着も置いて欲しいです(浴衣が良いという人もい
ると思うので、2種類置いて好きな方を選べる形だと良いかもしれません)。フェイス
タオルは1泊2枚のホテルが多いですが、1泊3枚は置いて欲しいです。2枚しか無い場
合、1枚を顔・手拭き用、もう1枚を髪を拭く用という風に使用していますが、翌朝濡
れたタオルを使うのは気がひけます。
バスタオルが最初から2枚あるホテルは『良い』と記憶します。要望して持ってきて
いただけても、やはり『良い』と思います。
最近、新しくできたビジネスホテルについては、リネン類を重視して良いものを提供
しているように感じられる。基本的にはホテル・旅館側のリネンに対する考え方が一
番影響することになるのだと思う。ただし、リネン業者の努力により、良質なリネン
類を導入することができるようになれば全体のレベルの底上げになると思う。
22
海外と比較して日本はサービスがいいので、これからも継続してほしい。
清潔感のある白で統一されているが、女性ならかわいらしいピンクや水色などきれい
な色も使ってみたい。選択できると、より一層泊まってみたいと思う。
国内のホテルではタオル等の質はホテルのグレードにそれほど影響されない気がす
る。一方,シーツはホテルのグレードがそのまま出るような気がします。
国内のホテルは、総じて、はずれが少ないのが安心。海外のホテルは、同じような料
金でも、当たりはずれが大きい印象。リネンについても同じような経験を持ってい
る。国内のホテルは、総じて清潔感があって安心。
タオルに関しては、大きすぎず、厚すぎない方が実際使いやすいと思います。高級ホ
テルでは、特にバスタオルは大きく、厚かったりするので、もう少ししなやかで、薄
く大きすぎない方が良いと思う。タオルにこだわるなら、今冶タオルなど、名産のも
のを取り入れたり、オーガニックコットンなど、そのホテルならではのこだわりもあ
ると素敵だと思います。
宿泊するほとんどのホテルのリネン類はとても素晴らしく、清潔で無臭、洗い立て、
干したての感じがとても素晴らしいものばかりでした。きれいに洗ってあっても、合
成洗剤のにおいがしているものはとても考えられない為、これからも万人受けするで
あろう無臭は大事にして欲しいと思います。
やっぱり清潔感は必須で、においや手触りは気になるもの。そのあたりを高いレベル
で提供してほしい。
日本国内の宿泊施設はリネン類の清潔度・充実度ともに高いので満足度も高いです。
備え付けられたリネンだけでなく必要に応じて貸し出してくれるサービスのホテルは
良いと思いました。タオル類の臭いが気になるホテルは評価が悪くなってしまいがち
です。一部屋タオルの貸し出しが何枚という規定がなく宿泊客のニーズにあわせて対
応してくれるホテルが一番だと思います。
持ち帰りOKなフェイスタオルがあると、記念にもなって嬉しい。それがかわいい柄だ
ととっても嬉しい。浴衣よりも作務衣やパジャマだと嬉しい。
23