肺癌登録合同委員会 第 7 次事業：2010 年肺癌手術症例の全国登録調査 原発性肺癌は本邦における死因の第 1 位であり、治療成績の向上が求められています。 原発性肺癌には外科治療の他、抗癌化学療法、分子標的療法、放射線療法などがありますが、 根治のためには外科治療が必須です。外科治療成績の更なる向上のためには、大規模なデー タベースによる治療成績の把握により、外科治療の適応や術式の妥当性が検討される必要 があります。 肺癌登録合同委員会は、日本肺癌学会、日本呼吸器学会、日本呼吸器外科学会、日本呼 吸器内視鏡学会の 4 学会が合同で運営され、全国の医療施設と協力し、定期的に肺癌治療 の大規模なデータベースを構築してきました。 肺癌登録合同委員会は、本年、第 7 次事業として 2010 年の原発性肺癌外科治療症例の後 ろ向き登録を開始することになりました。研究計画書は事務局である大阪大学、呼吸器外科 学のホームページにも掲載されておりますのでご確認ください。 高知大学外科学講座外科 2 教室では、2010 年に付属病院で肺癌に対する外科治療を受け られた患者さんの診療情報を肺癌登録合同委員会 7 次事業に登録し、全国および国際共同 研究に貢献する予定です。 個人情報は厳重に管理し、第 3 者が特定の患者さんを識別しうる情報を登録すること はありませんので、ご理解お願いします。 しかしながら事業と研究への参加拒否の意思がありました場合、登録することはありま せんので、ご連絡ください。 ご協力よろしくお願いいたします。 平成 28 年 7 月 26 日 高知大学医学部外科学講座(外科 2) 穴山貴嗣 宮崎涼平
© Copyright 2024 Paperzz
