保健科学部 医療検査学科

医療検査学科
目 次
1.1年次開設科目… ……………………………………………………………… 1
2.2年次開設科目… ………………………………………………………………47
3.3年次開設科目… ………………………………………………………………81
4.4年次開設科目… …………………………………………………………… 121
索 引
【1年次】
【2年次】
【3年次】
【4年次】
キャリア基礎
1
英語コミュニケーションⅠ
47
英語コミュニケーションⅡ
81
プレゼンテーション技法
121
情報科学概論
2
医療英語
48
薬理と検査
82
薬理学
122
基礎統計学
3
生命と倫理
49
栄養学
83
医療安全
123
コンピュータリテラシー
4
組織学・同実習
50
保健医療福祉総論
84
検査リスクマネジメント論
124
情報処理演習
5
生理学実習
51
ロボティクス演習
85
医療コミュニケーション演習 125
アカデミックライティング
6
生化学Ⅱ
52
臨床病理検査学実習Ⅱ
86
総合医学検査演習
126
プレゼンテーション技法
7
生化学実習
53
血液検査学実習Ⅰ
87
卒業研究
127
英語Ⅰ
8
免疫学
54
血液検査学実習Ⅱ
88
国際保健医療活動Ⅰ
129
英語Ⅱ
いのちと共生
9
10
血液学
55
細胞検査学
89
臨床病態学演習Ⅱ
130
分子細胞生物学
56
細胞検査学演習
90
医療経済学
131
132
こころの理解
11
遺伝学
57
臨床化学検査学Ⅱ
91
チーム医療論
人間関係論
12
環境生理学
58
臨床化学検査学実習
93
チーム医療と臨床検査
133
文学と人間
13
医療工学実習
59
放射性同位元素検査学
94
先進医学検査学
134
社会と人間
14
検査機器総論
60
遺伝子・染色体検査学Ⅱ
95
細胞検査学特論Ⅰ
135
国際文化比較
15
医療統計学
61
遺伝子・染色体検査学実習
96
細胞検査学特論Ⅱ
136
総合医学検査特論
137
健康スポーツ科学
16
臨床病理検査学
62
免疫検査学Ⅱ
97
災害と生活
17
臨床病理検査学実習Ⅰ
63
免疫検査学実習
98
地球環境論
18
血液検査学
64
輸血・移植検査学
99
国際関係論
19
臨床化学検査学Ⅰ
65
輸血・移植検査学実習
100
基礎化学
20
遺伝子・染色体検査学Ⅰ
66
病原微生物検査学Ⅱ
101
基礎生物
21
基礎検査学Ⅱ
67
画像検査学
102
基礎数学
22
基礎検査学実習
68
生理機能検査学実習Ⅱ
103
数学
23
免疫検査学Ⅰ
69
生理機能検査学演習
104
物理学
24
病原微生物検査学Ⅰ
70
臨床検査学演習
105
有機化学
25
病原微生物検査学実習Ⅰ
71
臨床病態学Ⅰ(病因・病態)
106
無機化学
26
病原微生物検査学実習Ⅱ
72
臨床病態学Ⅱ(病態解析)
107
生物学
27
生理機能検査学ⅠA
73
検査管理総論
108
分子生物学
28
生理機能検査学ⅠB
74
病院・医療情報管理総論
109
分析化学実習
29
生理機能検査学ⅡA
75
医療安全
110
臨床検査入門
30
生理機能検査学ⅡB
76
感染制御学
111
検査入門実習
31
生理機能検査学実習Ⅰ
77
臨地実習
112
医学総論
32
労働衛生学Ⅰ
78
国際保健医療活動Ⅱ
113
労働基準法
79
解剖学
33
対人援助技術演習
114
生理学Ⅰ
34
予防医学概論
115
生理学Ⅱ
35
遺伝子工学
116
生化学Ⅰ
36
文献講読
117
病理学
37
チーム医療論
118
微生物学
38
先進医学検査学Ⅰ
119
公衆衛生学Ⅰ
39
バイオインフォマティクス
120
公衆衛生学Ⅱ
40
公衆衛生学実習
41
医療工学Ⅰ
42
医療工学Ⅱ
43
医動物学・同実習
44
基礎検査学Ⅰ
45
担当者欄の
◎は科目責任者、*は客員教授を表す
キ ャ リ ア 基 礎
(M11001)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
1 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
演 習
研究室
◎柳 敏晴 7 号館 4 階
他 専任教員
研究室 他
① 授業の概要・ねらい
本学の教育は、キャリア教育そのものであり、それは「専門職業人として高い意識と誇りを持ち、元気よく社
会に貢献できる “ 人財 ” を育成する」ことを目標にしている。そこで、本学の基幹教育は、卒業後も持続すべき「学
ぶ力の育成」を理念とし、「学ぶ悦び、知る愉しさを学ぶ」、「学びのスタイルを転換する」という二つの目標を
掲げている。この科目では、これらの目標に近づく最初の一歩として、各学科の学生による混合グループをベー
スに、前半は「いのちと健康を考える」について、後半はこれから過ごす「長田という地域」について、アクテ
ィブ・ラーニングを通し、目標達成に必要な「人間力」「学び力」「社会力」の基礎を身につける(ただし、後半
9 回目以降は、医療検査学科、看護学科、こども教育学科で行う)。また、最初に大学生基礎力調査を行い、入
学時の自分を客観的に知り、学生生活 4 年間の計画が立てられるようにする。
② 学習の到達目標
1.専門性の異なる学生たちとのグループ活動に協働的に参加できる。
2.「いのちと健康」について、様々な角度から見たり考えたりすることができる。
3.能動的な学習の愉しさがわかる(読むこと、書くこと、情報収集のスキルアップを含む)。
4.社会人のマナーを身につける。
5.入学時の自分を客観的に把握し、卒業までの行動計画を立てられる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 大学生基礎力調査
第 2 回 講義:「情報について」、「図書館の利用法」
第 3 回 講義と演習:「ブレーンストーミング:KJ 法について」
第 4 回 講演:地球環境と健康「地球環境問題について」
第 5 回 講義と演習:「ディベートについて」
第 6 回 ディベート大会
第 7 回 講演:健康とライフステージ「タバコフリーの人生を選ぼう」
第 8 回 大学生基礎力調査フォローガイダンスと前半の学びのふりかえり
第 9 回 後半 7 回のオリエンテーション、グループ毎の「長田という地域」に関するテーマ選択調整
第 1 0 回 グループワーク 1:新聞作成のための役割分担と計画、講義:「フィールドワークのマナー」
第 1 1 回 講演:「新聞のつくり方、読み方」
第 1 2 回 グループワーク 2:情報収取、講義、フィールドワークなど
第 1 3 回 グループワーク 3:情報収取、講義、フィールドワークなど
第 1 4 回 グループワーク 4:発表準備
第 1 5 回 グループ発表と後半の学びのふりかえり
④ 授業時間外の学習
グループワークの内容に関する情報収集や、各グループの話し合いなど
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
30%
20%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業への取組やグループワークへの積極性
「製作物・実技など」:課題の提出
⑥ 履修上の注意など
4学科または3学科混合のグループワークです。多様性を認め合い、相互に信頼し合い、協働を目指そう。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。随時資料を配布する。
参考書:使用しない。随時資料を配布する。
−1−
情 報 科 学 概 論
(M11010)
2
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
1 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
講 義
担当者名
研究室
関 雅幸
7 号館 4 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
さまざまな検査の中で出てくる結果は全て医療情報ということになるが、それらを集めて分析を行うにはコン
ピュータを利用することになる。そしてコンピュータをただ使うのではなく、活用していくためには情報科学に
関する基礎知識が必要となる。これらを修得するために本科目では情報のコード化などの情報科学の基礎に関す
ることや、ハードウェア、ソフトウェア、コンピュータネットワークに関することを学ぶ。また情報処理システ
ムについても触れる予定である。
② 学習の到達目標
データの表現方法、コンピュータのハードウェア・ソフトウェア、コンピュータネットワークに関する事柄に
ついて理解する
③ 授業の内容・計画
第 1 回 数の表現方法… 10 進数・2 進数・16 進数
第 2 回 基数の変換、補数、情報量の単位
第 3 回 実数の表現方法、文字コード、サンプリング定理
第 4 回 コンピュータの構成要素、CPU(中央処理装置)
第 5 回 記憶装置…主記憶装置、補助記憶装置
第 6 回 入力装置、出力装置、インタフェース
第 7 回 基本的な論理回路(AND、OR、NOT 等)
、フリップフロップ回路
第 8 回 加算器(半加算器と全加算器)
第 9 回 プログラム言語
第 1 0 回 OS(基本ソフト)
第 1 1 回 アプリケーションソフト(応用ソフト)、ファイルフォーマットと拡張子
第 1 2 回 コンピュータネットワーク①:インターネットに関するものについて
第 1 3 回 コンピュータネットワーク②:プロトコルを中心に
第 1 4 回 情報処理システム
第 1 5 回 補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
授業前には事前に指示した内容を調べたり、教科書の該当箇所を読んでくること。授業後はプリント等を見直
し、よくわからない点などを教科書やインターネット等で調べること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
0%
0%
20%
「定期試験」:筆記試験
「その他」:課題
⑥ 履修上の注意など
コンピュータに関わる事柄では略語がたくさん出てくる。ある程度覚えないと仕方ないが、何の略かまで押さ
えていると理解が深まる。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『最新臨床検査学講座 情報科学 』 医歯薬出版
参考書:『プログラムはなぜ動くのか 第2版 知っておきたいプログラミングの基礎知識』 矢沢久雄 著
日経ソフトウェア 監修 日経 BP 社
−2−
基 礎 統 計 学
(M11020)
2
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
1 前期 必修
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
第一種衛生管理者資格取得必修
髙松 邦彦
5 号館 3 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
臨床検査の現場(以下現場)では、統計学は最も役立つ数学の分野である。日々発生する多くの検査データ(数
値)は、①診断のため医師に引き渡す②検査室において品質管理(精度管理)に利用される。異常値が検出され
た場合は、検査ミスではないことを判断しなければならない。さらに検査データは③蓄積・整理され、検査技師
や医師の研究対象としても利用される。
②③の用途にデータを利用するとき、どのようにデータを整理すれば効率よくデータを利用できるのか。本講
義では主としてデータの集計・整理・解釈の方法について学ぶ。大学において数学は「学」であり架空のデータ
を扱うが、臨床の現場では本物のデータを扱うため絶対に間違いは許されず、その覚悟をもって受講すること。
② 学習の到達目標
平均や標準偏差などの意味が理解でき、算出ができる。間違った検査結果を出さないように数に対する鋭い感
覚を身に付ける。臨床検査に統計学がなぜ必要なのか理解する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 導入
第 2 回 統計学の概略説明
第 3 回 Σを使った表現方法
第 4 回 度数分布とヒストグラムが何かを実際の計算を通して学ぶ。
第 5 回 平均とは何かを実際の計算を通して学ぶ。
第 6 回 分散とは何かを実際の計算を通して学ぶ。
第 7 回 標準偏差とは何かを実際の計算を通して学ぶ。
第 8 回 CV とは何かを実際の計算を通して学ぶ。
第 9 回 相関係数とは何かを実際の計算を通して学ぶ。
第 1 0 回 離散的と連続的な違いとは
第 1 1 回 確率とは
第 1 2 回 確率密度関数とは
第 1 3 回 検定方法の概略
第 1 4 回 品質管理(精度管理)について x -R管理図、の書き方とその解釈
第 1 5 回 要点のまとめ
ー
④ 授業時間外の学習
使用する教科書をシラバスの内容に従い、前もって熟読しておくこと。前回に学習したことを復習し、練習問
題などを解いておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:課題など
⑥ 履修上の注意など
高等学校の数学 I と数学A(確率)を復習すること。いろいろな計算には電卓(平方根が求められる程度の安
価なものでよい)を利用してよい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『基礎統計学(改訂版)』 川純一
参考書:適宜紹介する。
−3−
コンピュータリテラシー
(M11031)
1
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
1 前期
演 習
資格取得要件
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
必修
担当者名
研究室
大森 雅人
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
コンピュータを取り扱うための基礎的事項についての知識を身につけることから始める。これをもとに、1人
1台のコンピュータを用いてワープロ、表計算、プレゼンテーションといった Office ソフトの基礎技能を身に
つける。インターネットを利用した様々な情報検索の方法も学ぶ。また情報機器の活用において重要となる、情
報セキュリティと情報モラルに関する学修も行う。これらの学習を通じて、コンピュータリテラシーの修得を目
指す。
② 学習の到達目標
コンピュータに関する基礎的事項を理解するとともに、Office ソフト(Word、Excel、PowerPoint)の活用に
関して基礎的な技能を修得して、それを仕事の場で活用できる力の修得を目指す。同時に、情報セキュリティと
情報モラルに関して理解し実践できることを目指す。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 パソコンの基本操作、ハードウェアの構成
第 2 回 図形の描画
第 3 回 Word の基本操作
第 4 回 Excel の基本操作
第 5 回 PowerPoint の基本操作
第 6 回 プレゼンテーション作品の創作①(作品の構想と作成、情報検索の方法)
第 7 回 プレゼンテーション作品の創作②(作品の完成と振り返り)
第 8 回 情報セキュリティと情報モラル
④ 授業時間外の学習
各授業で学修したコンピュータ操作に関する演習を、自宅のパソコンや情報教室の空き時間を活用して行い確
実に定着させること。授業時間内に完成できなかった課題については、次回の授業までに完成させておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
20%
0%
30%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業参加・学習態度
「その他」:授業内で提出する課題・作品
⑥ 履修上の注意など
USB メモリを必ず持参のこと(演習で作成したファイルを保管するため)。
演習を中心とする授業なので、できる限り欠席が無いように心がけて欲しい(欠席の場合は、自己責任でフォ
ローしておくこと)。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『学生のための Office2013 &情報モラル』noa 出版
参考書:特になし。
−4−
情 報 処 理 演 習
(M11041)
1
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
1 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
演 習
担当者名
研究室
関 雅幸
7 号館 4 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
コンピュータは、通信機として使用されるだけでなく、文房具や計算機などとしても使われる。この授業では、
コンピュータを計算機として利用する方法について学ぶ。具体的には基礎統計学の授業と連携して、統計解析ソ
フト R を用い、基本的な統計量の算出、様々なグラフの描画、代表的な検定方法等や相関係数・回帰直線の計
算などについて演習を行う。この授業で基礎知識を修得し、統計処理の手法の習熟のための足掛かりとする。
② 学習の到達目標
基本的な統計量について理解している、R を用いての統計処理の方法を理解していることを目標とする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 データの要約
第 2 回 グラフの書き方
第 3 回 母集団の分布について
第 4 回 母平均の推定
第 5 回 平均の差の検定
第 6 回 相関係数について
第 7 回 回帰分析について
第 8 回 補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
授業前は教科書の該当箇所を読んでくること。授業後は自分でもう一度やってみて、わからないところがある
場合は調べること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
0%
0%
50%
「定期試験」:実技試験
「その他」:課題
⑥ 履修上の注意など
コンピュータを使うことが上達するには自分の手を使ってやってみることが大切である。人に聞いて終わりで
はなく、手を動かすこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『R コマンダーで学ぶ統計学』 長畑秀和・中川豊隆・國米充之著 共立出版
参考書:『完全独習 統計学入門』 小島寛之著 ダイヤモンド社
−5−
アカデミックライティング
(M11051)
1
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
時間数
/単位
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
1 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
30
演 習
研究室
◎山下 敦子 7 号館 5 階
神田 大輔 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
大学における書くことの導入教育として、専門書・論文の読解やレポート・論文の作成の技能の修得をめざす。
具体的には、課題文を読んで論評を書いたり、縮約を行ったりして、書かれている内容を的確に読む力及びまと
める力を養う。読む、書く、そして修正する活動を繰り返すことによって、論理的な思考に親しみ書く力を高める。
② 学習の到達目標
原稿用紙の使い方や文字の表記など、文章を書くことに際しての基本的なきまりを確認し、大学生活に必要な
実践的な日本語表現能力を高めることを目標とする。
③ 授業の内容・計画
初回は全クラスを対象に合同の授業を行う。2 回目以降はAクラスとBクラスに分け、同じ時間帯に別教室
にて、山下・神田がそれぞれ授業を行う。一週毎に山下コースと神田コースの授業を交互に受講することとなる。
第
1
回 イントロダクション
文章の構成(序論・本論・結論)・原稿用紙の使い方、講義日程の説明(合同)
担当者:山下
担当者:神田
第2(9)回 縮約文の書き方 基礎
接続表現の重要性①順接・逆説等
第3(10)回 縮約文の書き方 実践
接続表現の重要性②転換・補足等
論証とはどのようなものか、演繹と推測の違い
第4(11)回 縮約文の書き方 修正とフィードバック
第5(12)回 文章表現の実践 基礎
隠れた前提
第6(13)回 文章表現の実践 応用
代替仮説の可能性
第7(14)回 文章表現の実践 修正とフィードバック
論証の批判
第8(15)回 まとめ
まとめ
④ 授業時間外の学習
毎時間の復習を行うこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
20%
30%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業への取り組み
「製作物・実技など」:提出物等
⑥ 履修上の注意など
毎時間、何らかの文章を書くことになるので、国語辞典(電子辞書可)を持参すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:必要に応じてプリント配付する。
参考書:授業中に指示する。
−6−
プレゼンテーション技法
(M11071)
1
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
1 後期
演 習
資格取得要件
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
必修
担当者名
研究室
髙松 邦彦
5 号館 3 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
本科目では、プレゼンテーション方法について基礎からアクティブ・ラーニング型の学習で学ぶ。発表のテー
マを、「この夏の私のチャレンジ」とする。後期開講のため、夏休みに各自、何かのチャレンジャーになってい
ることを履修の前提とする。チャレンジの大小は問わない。発表は、地域へ出向き、地域の方々に対して行い、
助言をいただく。
自分の発表を動画に撮影し、後にそれをみて自己分析することで、プレゼンテーションのスキルアップを目指
す。
② 学習の到達目標
研究発表を行う能力を身につける。原稿を作成・暗記して、「この夏の私のチャレンジ」について熱いプレゼ
ンテーションを行うことを目標とする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 プレゼンテーションとは
第 2 回 プレゼンテーション作成の基本技術Ⅰ ポストイットを用いたブレインストーミング
第 3 回 プレゼンテーション作成の基本技術Ⅱ マインドマップを用いたブレインストーミング
第 4 回 プレゼンテーションの作成―Ⅰ 基礎データ作成
第 5 回 プレゼンテーションの作成―Ⅱ ストーリー作成
第 6 回 プレゼンテーションの発表―Ⅰ 発表と自己評価(受講者の半数)
第 7 回 プレゼンテーションの発表―Ⅱ 発表と自己評価(受講者の残半数)
第 8 回 発表の振り返りと改善点の発見
④ 授業時間外の学習
時間内だけでは、発表の準備の時間が足りないので、授業時間外できちんと発表の準備を行うこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:レポート
「平常点」:受講態度・課題提出など
⑥ 履修上の注意など
各自が興味を持って、積極的にプレゼンテーションを行うことが大切なので、出席することが大事である。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:特になし。
−7−
英
語
Ⅰ
(M11101)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
1 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
担当者名
研究室
脇本 聡美
7 号館 5 階
研究室
演 習
① 授業の概要・ねらい
国際社会で、様々な文化的背景をもつ人々とコミュニケ-ションを取るための手段としての英語を修得するこ
とを目的とする。リスニングとリーディングというインプットのための技能に加え、スピーキングとライティン
グというアウトプットのための技能のスキルアップを図る。外国語の学習者は同時にその言語の利用者であると
考え、今の修得レベルでできることに取組む姿勢を身につけ、英語学習を通して異文化に触れることも授業の目
的とする。
② 学習の到達目標
基礎的な英語表現を修得し、伝えたいことを自分の知っている英語表現を使って、センテンスによってアウト
プットできることを目標とする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション / Self-introduction
第 2 回 Australia
第 3 回 Indonesia
第 4 回 Singapore
第 5 回 China
第 6 回 Argentina
第 7 回 Mexico
第 8 回 Germany
第 9 回 Finland
第 1 0 回 Poland
第 1 1 回 Spain
第 1 2 回 Greece
第 1 3 回 Kenya
第 1 4 回 Morocco
第 1 5 回 まとめ
④ 授業時間外の学習
各ユニットの Vocabulary Exercise, Reading, Reading Comprehension、プレゼンテーション準備、リスニング
課題
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:小テスト(Quiz)、課題、授業での取り組み、プレゼンテーション、レポート
⑥ 履修上の注意など
授業には必ず辞書と教科書を持参すること。各ユニットの Reading は Comprehension Quiz を行う。全員が与
えられたテーマでプレゼンテーションを行う。
⑦ 教科書・参考書
教科書:On Board for More World Adventures Scott Berlin and Megumi Kobayashi 著 金星堂
参考書:随時紹介する。
−8−
英
語
Ⅱ
(M11102)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
1 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修 山﨑 麻由美
演 習
研究室
4 号館 3 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
「聞く」
「話す」
「読む」「書く」の4技能の内、特に「読む」ことに重点を置きながら、英語の運用能力を高め
ていくことがねらいである。また医療に関する英文ニュースを読むことで、医療事情や医療に関する問題につい
ての視野を広げていく。
② 学習の到達目標
読解力に必要な文法を含めた知識を定着させ、演習を通してその運用能力の向上を目標とする。またそのため
に、語彙を増やすことを目標とする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション・Climate Change Is a Medical Emergency
第 2 回 Obesity Poses Complex Problem
第 3 回 In US, Growing Push for ‘Aid in Dying’ for Terminally Ill
第 4 回 Robot Helps Heal Human Muscle Damage
第 5 回 UN Report Links Progress with Efforts to End Fistula
第 6 回 Jeanette Winsterson: Why I Fasted for 11 Days
第 7 回 Low Zinc Levels Tied to Dulled Sense of Taste
第 8 回 Many Ebola Survivors Struggling with Ailments
第 9 回 Understanding the Teen Brain Key for Better Parenting
第 1 0 回 Dietary Changes Help Lower Blood Pressure
第 1 1 回 Health Topics
第 1 2 回 Battling Ovarian Cancer
第 1 3 回 A Woman Ends Her Pain, but the Law Just Won’t Let Go
第 1 4 回 Herbs and Spices May Improve Your Health
第 1 5 回 Alzheimer’s Patients Find Care in Far-off Nations
④ 授業時間外の学習
毎週の与えられる課題を仕上げること。読書レポートの作成。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
20%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:小テスト、授業参加点、課題提出
「製作物・実技など」:読書レポート提出
⑥ 履修上の注意など
授業には必ず辞書を持参すること。積極的に授業に参加すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『英文ニュースで学ぶ 健康とライフスタイル』 田中芳文 編 講談社
参考書:随時紹介する。
−9−
時間数
/単位
い の ち と 共 生
(M11210)
2
15
講 義
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
研究室
◎長尾 厚子
上田 國寛
中田 康夫
畑中 道代* 4 号館 3 階
選択
看護師国家試験受験資格取得選択必修
1 前期
江上 芳子* 研究室 他
必修
高岡 裕
千石 真理
森 正敬*
① 授業の概要・ねらい
一つのいのちは他の無数のいのちとの相互作用(競合あるいは共生)なしには存在できない。医学・医療に携
わる者は、こうしたいのちの実相を理解するとともに、異なる「個」が集まって助け合う「社会」(共同体)を
つくる共生の原理を学ぶことが重要である。この授業では、細胞から個体、社会のレベルまで、また体と心の関
係など、それぞれ専門家によるオムニバス授業を行うとともに、学生とディスカッションを進める。
② 学習の到達目標
生命の諸原理を概念的に整理して把握するとともに、各自が将来医療・福祉分野で科学的に思考する基盤を確
立すること。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 自然界に見る生命(いのち)の競合と共生
第 2 回 内観療法で目覚めるいのちの共生
第 3 回 生老病死を超えるスピリチュアルケア
第 4 回 東洋医学の生命観と治療理論の基礎
第 5 回 ゲノムサイエンスと東洋医学、東西の健康観の実際
第 6 回 細胞と個体による自他の識別
第 7 回 免疫系のバランスとインバランス
第 8 回 生体シグナルに対する細胞の応答
第 9 回 ストレスに対する細胞の応答
第 1 0 回 母子の独立性と共生
第 1 1 回 母子の成長に見る人間関係の成熟
第 1 2 回 共生社会の意味とその実現に向けて
第 1 3 回 高齢者・障害者との共生
第 1 4 回 トータルヒューマンケアにおける心と体
第 1 5 回 対人相互関係による人間の癒しと成熟
(担当者:上田)
(担当者:千石)
(担当者:千石)
(担当者:高岡)
(担当者:高岡)
(担当者:畑中)
(担当者:畑中)
(担当者:森)
(担当者:森)
(担当者:江上)
(担当者:江上)
(担当者:中田)
(担当者:中田)
(担当者:長尾)
(担当者:長尾)
④ 授業時間外の学習
特になし
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
75%
0%
0%
25%
「定期試験」:筆記試験
「その他」:レポート(授業中も)
⑥ 履修上の注意など
特になし
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しません。
参考書:授業の中で紹介する。
− 10 −
こ こ ろ の 理 解
(M11220)
2
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
1 前期
講 義
資格取得要件
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
必修
担当者名
研究室
永島 聡
7 号館 4 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
人間の “ こころ ” とは何なのか?主に精神分析的見地より検討を試みてゆく。そしてその流れの中で、医療に
携わるものが持っておくべき臨床心理学的基礎知識を身に付け、将来の対人援助場面における糧とすることを目
指す。
② 学習の到達目標
無意識のあり方やこころの発達等についてのフロイト理論の概略、およびそれらに対するユングの批判と彼独
自の理論の展開の大要を理解する。加えて、それらを踏まえた上で、こころの “ しんどさ ” や “ 自己実現 ” に
ついての知見を得る。
③ 授業の内容・計画
第 1 回「はじめに」授業に関するオリエンテーション
第 2 回「意識とは何か?無意識とは何か?」フロイトの観点からの考察
第 3 回「コラージュ作成を体験する」自己表現に関する実習
第 4 回「夢について」無意識を夢から考えてみる
第 5 回「こころはどのような構造になっているのか?」フロイトの観点からの考察
第 6 回「自分のこころの状態を知る」心理検査を体験し、自分について考えてみる
第 7 回「こころはどのように発達するのか?①」乳幼児期に関するフロイトの観点からの考察
第 8 回「こころはどのように発達するのか?②」児童期・思春期に関するフロイトの観点からの考察
第 9 回「防衛機制」こころを “ 守る ” ことについて
第 1 0 回「こころにはどのようなタイプがあるのか?」ユングの観点からの考察
第 1 1 回「無意識のさらに奥底」ユングの観点からの考察
第 1 2 回「個の確立」ユングの観点からの考察
第 1 3 回「こころの “ しんどさ ”」心理的な疲労について考える
第 1 4 回「“ 自己実現 ” とは何か?」フランクルの観点からの考察
第 1 5 回「まとめ」授業内容の総括および質疑応答等
④ 授業時間外の学習
各講義前に、配布されたプリントをあらかじめ熟読しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
100%
0%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
⑥ 履修上の注意など
受講するにあたって相応しくない行為は認めない。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。随時プリントを配布する。
参考書:適宜紹介する。
− 11 −
人 間 関 係 論
(M11230)
2
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
1 後期
講 義
資格取得要件
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
必修
担当者名
研究室
永島 聡
7 号館 4 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
人間同士が互いにどのような関係のあり方を持つものなのか、その際何を考えかつ感じているのか、心理学的
な立場から検討する。またそれを通して、“ 自己 ” とは何か、“ 他者 ” とは何なのか、人間関係の中で生きてい
く意味とはいかなるものなのか、受講者とともに考察してゆく。
② 学習の到達目標
自我心理学、クライエント中心療法、対象関係論、ロゴセラピー等の基礎知識の獲得、ないしそれらへの批判
を通じて、人間関係のあり方を多面的に理解することを目指す。
③ 授業の内容・計画
第 1 回「はじめに」授業に関するオリエンテーション
第 2 回「“ わたし ” とは何か?」アイデンティティーについて考える
第 3 回「青年期における自己理解」エリクソンの観点からの考察
第 4 回「他者を共感的に理解するということ」傾聴し共感することについて
第 5 回「他者への無条件の尊重」ロジャーズの観点からの考察
第 6 回「自分の気持ちに正直になるということ」ロジャーズの観点からの考察
第 7 回「乳幼児期・児童期の人間関係①」クラインの観点からの考察
第 8 回「ほどよい関係とは?激しい関係とは?」クラインの観点からの考察
第 9 回「自己愛と対象愛」コフートの観点からの考察
第 1 0 回「乳幼児期・児童期の人間関係②」ウィニコットの観点からの考察
第 1 1 回「グループワーク」共同作業を通じて相互理解のあり方を体感する
第 1 2 回「“ 自己中心性 ” と “ 他者のもとにあるということ ”」フランクルの観点からの考察
第 1 3 回「人生の意味」フランクルの観点からの考察
第 1 4 回「成人期・老年期を迎えることについて」“ 人生の意味 ” から考える
第 1 5 回「まとめ」授業内容の総括および質疑応答等
④ 授業時間外の学習
各講義前に、配布されたプリントをあらかじめ熟読しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
100%
0%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
⑥ 履修上の注意など
受講するにあたって相応しくない行為は認めない。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。随時プリントを配布する。
参考書:適宜紹介する。
− 12 −
文 学 と 人 間
(M11240)
2
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
1 後期
講 義
資格取得要件
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
必修
担当者名
研究室
藪 葉子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
日本において、人の心が本格的に文章に表現され始めてきた平安時代の作品を中心に取り上げる。国宝「源氏
物語絵巻」も取り上げ、世界に誇る日本文学、日本美術を広く紹介する。
② 学習の到達目標
『竹取物語』『枕草子』『源氏物語』などの代表的な日本の古典文学に触れることを通して、いつの時代にも変
わらない人間の心を理解する。また、古典は現代の我々にとっても人生の糧(かて)となるものであることを理
解する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回『竹取物語』の物語構成と人間心理が生み出した話の型について(かぐや姫の誕生)。
第 2 回『竹取物語』の物語構成と人間心理が生み出した話の型について(かぐや姫の昇天)。
第 3 回『竹取物語』が日本文学に与えた影響について。
第 4 回『枕草子』に表われている作者(清少納言)の心理。
第 5 回『枕草子』「春はあけぼの」の章段の挑戦。
第 6 回『枕草子』「春はあけぼの」の章段に表われている作者の心理。
第 7 回『枕草子』「虫は」の章段に表われている作者の心理。
第 8 回『枕草子』「上にさぶらふ御猫は」の章段に表われている作者の心理。
第 9 回 国宝「源氏物語絵巻」についての概説。
第 1 0 回 国宝「源氏物語絵巻」に表われている人間心理(光源氏が描かれる絵について)。
第 1 1 回 国宝「源氏物語絵巻」に表われている人間心理(その他の絵について)。
第 1 2 回『土佐日記』『蜻蛉日記』『更級日記』などの日記文学に表われている人間心理。
第 1 3 回 現代における古典文学の影響について(『源氏物語』の影響)。
第 1 4 回 現代における古典文学の影響について(『源氏物語』以外の作品の影響)。
第 1 5 回 まとめ。
④ 授業時間外の学習
古典文学に関しては、イラストなどを載せた誰もが親しみやすい本もたくさん出版されている。そのような本
を読むなど、古典文学に親しむ姿勢をもってほしい。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:学期末に筆記試験を行う。
「平常点」:授業に積極的に参加したことなどを評価する。
⑥ 履修上の注意など
古典の文章を読むための古典文法などの知識は必要ない。メディア資料もたくさん使い、誰にでも分かりやす
い授業を行う。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:適宜、授業中に紹介する。
− 13 −
社 会 と 人 間
(M11250)
2
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
1 前期
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
◎佐野 光彦 7 号館 2 階
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修 A.Horvat 非常勤講師
必修
S.K.Rai 控室
① 授業の概要・ねらい
社会生活の中で直面するであろう諸問題を、自らの問題として考える訓練をする。国際社会において人のつな
がりの問題を考察する講義が、3 回組み入れられている。なお、この科目は医療検査学科、看護学科の合同科目
である。
② 学習の到達目標
身の回りで起こるすべての問題に立ち向かえる、思考の基盤をつくる。それらに対して、自らの納得解を考え
出すことができるようになる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 経済と社会の問題①:グローバル化と格差問題1(国際編)
(担当者:佐野)
第 2 回 経済と社会の問題②:グローバル化と格差問題2(国内編)
(担当者:佐野)
第 3 回 経済と社会の問題③:グローバル化と国際理解
(担当者:佐野)
第 4 回「いのち」の問題①:優生学と生殖医療について考える
(担当者:佐野)
第 5 回 50 万人のユダヤ人はどのようにしてハンガリー人になったか −少子化対策としての言語政策−
(担当者:A.Horvat)
第 6 回 歴史は果たして「民族の物語」なのか−多民族大陸ヨーロッパの「歴史の共有」への長い道−
(担当者:A.Horvat)
第 7 回「いのち」の問題②:家族の問題(虐待、介護等)を考える
(担当者:佐野)
第 8 回 An introduction to Nepalese society - a colorful and harmonious society-
(担当者:S. K.Rai)
第 9 回 差別の問題①:人種差別について考える
(担当者:佐野)
第 1 0 回 差別の問題②:障がい者の問題について考える(貧困と障がい)
(担当者:佐野)
第 1 1 回 差別の問題③:ジェンダー問題(性差からの問題)について
(担当者:佐野)
第 1 2 回 宗教の問題:イスラムについて考える
(担当者:佐野)
第 1 3 回 環境の問題:環境問題は何が問題かを考える
(担当者:佐野)
第 1 4 回 政治と社会の問題①:日本の政治問題を考える
(担当者:佐野)
第 1 5 回 政治と社会の問題②:次世代につながる諸問題、格差、原発、戦争等について (担当者:佐野)
④ 授業時間外の学習
新しい事件やトピックスも講義の中で取り上げるので、世の中の出来事をテレビのニュースや新聞などでチェ
ックして下さい。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:レポート、コメントペーパー、授業中の質疑・発表
⑥ 履修上の注意など
講義時にレジュメ、資料等を配布しますので、紛失しない様に保管して下さい。また、レジュメには講義の内
容をどんどん書き込んで下さい。現代日本や国際社会の様々な問題を共に考えましょう!
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しません。
参考書:講義中に提示します。
− 14 −
国 際 文 化 比 較
(M11260)
2
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
時間数
/単位
15
開講 卒業
時期 要件
1 後期
講 義
資格取得要件
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
必修
担当者名
研究室
児島建次郎
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
文明の道とは何か。2300 年前のアレクサンドロス大王の東方遠征。人類の衝突の歴史がそこから始まった、
といっていいほどの出来事でした。こうした行動の一方で「共存」や「融合」を探りました。授業では(1)ヨ
ーロッパ文明の基層をなすギリシア文化(2)大王の遠征(3)ヘレニズム文化の 3 点をキーワードに進めます。
そして、激動する世界情勢にも目をむけ、現代社会に生きる英知を見つけ出したいと思います。
② 学習の到達目標
ユーラシア大陸の歴史をぬりかえた文明の道、シルクロードに民族興亡や交流の姿を見て文明とは何かを知る。
アレクサンドロス大王の東方遠征という壮大な人類の物語を通して、新たな文明を生み出していくあり様を理
解する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション 授業の展開とこの科目のめざすもの
第 2 回 バルバロイと呼ばれたマケドニアが、どうして世界帝国を築いたか
第 3 回 アレクサンドロス大王を東方遠征にかりたてたペルシア戦争とは
第 4 回 ギリシア文明・都市国家、アテネとスパルタ
第 5 回 アテネ黄金期のシンボル・人間を刻んだパルテノン神殿それはルネッサンスへ
第 6 回 アレクサンドロス大王の少年時代と家庭教師アリストテレス・ギリシア哲学
第 7 回 ロマンチストか、冷酷な政治家か・大王の東方へのまなざし
第 8 回 イッソスの戦い・エジプトで神の子の神託を受ける
第 9 回 世界最大の宮殿・ペルシア帝国の都ペルセポリス
第 1 0 回 アレクサンドロス大王は、何故ペルセポリスを破壊したか
第 1 1 回 アレクサンドロス大王・インドから帰還バビロンで死す
第 1 2 回 ユーラシア大陸に展開されたヘレニズム王朝の興亡とシルクロード
第 1 3 回 仏像誕生はヘレニズム文化の影響によるものか
第 1 4 回 現代にもつづく文明の衝突と融合をめぐって
第 1 5 回 21 世紀・地球文明の潮流とキーワード
④ 授業時間外の学習
教科書をよく読んで内容を理解するとともに、関連する本などにも目を通し、知的好奇心を持続させて下さい。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
10%
0%
40%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加、レポート
「その他」:論文(2000 字)作成
⑥ 履修上の注意など
新聞やテレビで紹介される文化のニュースに関心を持ち、グローバルな世界の動きに目を向けて下さい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『未来への遺産・シルクロードのドラマとロマン』児島建次郎著 雄山閣出版
参考書:『ユーラシア文明とシルクロード・ペルシア帝国とアレクサンドロス大王の謎』児島建次郎 雄山閣出版
− 15 −
健康スポーツ科学
(M11301)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
1 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
実 技
研究室
◎柳 敏晴 7 号館 4 階
柳本 有二
研究室
① 授業の概要・ねらい
現代社会の便利な日常生活は、運動不足・ストレス等により、私達の身体的、精神的、情緒的、社会的健康を脅か
している。心とからだの健康に関しウエルネスの視点から、自らの健康を自律した人間としてコントロールできるようにする。
運動・スポーツの実践を通し、コミュニケーション能力を高めるとともに、基礎的技能を習得し、ルール・マナーを遵守
する態度を身につける。健康で幸福な生活を楽しむ基礎となる、体力、運動能力、コミュニケーション力を養い、運動・
スポーツを行う習慣を身につける。授業全体を通し、チームワークや協力、個性の尊重や役割分担、マネジメントを学ぶ。
② 学習の到達目標
・個人がウエルネスの考え方を理解し、自律して体力や健康の保持増進ができる能力を身につける。
・各種スポーツの特性を理解し、スポーツの実践を習慣化するために必要な態度や能力を育成する。
・健康のために必要な体力や、その保持増進の重要性を理解し実践する。
・ウエルネスを理解し、生涯スポーツへの導入とするだけでなく、ライフスタイルの変革を目指す。
③ 授業の内容・計画
生涯学習・スポーツへの動機づけは、現代社会で重要な課題である。ウエルネスを基本として、運動・スポ
ーツの重要性や健康に必要な体力についての小講義を加え、ストレッチング、ソフトボール、サッカー、テニ
ス、ニュースポーツを中心とする活動を行う。チームワークを基本として、併せて体力づくりを行う。
第1グループ(担当者:柳)
第2グループ(担当者:柳本)
第 1回 オリエンテーション
第 1回 オリエンテーション
第2・9回 球技の基本 1(野球型)
第2・9回 講義(ニュースポーツ)
第3・10回 球技の基本 2(野球型)
第3・10回 ユニホック、ラダー他
第4・11回 球技の基本 3(野球型試合)
第4・11回 クォーターテニス
第5・12回 球技の基本 4(サッカー型)
第5・12回 バドミントン
第6・13回 球技の基本 5(サッカー型)
第6・13回 インディアカ、ペタンク
第7・14回 球技の基本 6(サッカー型試合)
第7・14回 T- ボール、フットサル
第8・15回 アルティメットの導入と試合
第8・15回 ノルディックウォーク、ダーツ
通常第1グループはグランド、第2グループは体育館で行う。雨天の場合は体育館で行う。
④ 授業時間外の学習
・ウエルネスについて文献等で調べ、基礎理解を進める。
・球技(野球型、サッカー型、ラケット型等)におけるスポーツの総合的な基礎技術を復習する。
・ニュースポーツの意味と種目を調べ、生涯スポーツの意義をまとめる。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
25%
25%
「平常点」:受講態度
「製作物・実技など」:授業への積極的な取組
「その他」:提出レポート
⑥ 履修上の注意など
・大学指定のポロシャツを着用する。
・運動に適した服装と靴(屋外用・屋内用)を着用する。
・自分自身で体調管理を行う。
・授業への積極的な取組を重視する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『基礎から学ぶスポーツリテラシー』 大修館書店
参考書:『最新スポーツ理論改訂版』 大修館書店
− 16 −
災 害 と 生 活
(M11320)
2
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
1 前期
講 義
資格取得要件
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
必修
担当者名
研究室
日野 孝雄
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
阪神淡路大震災を事例に取り上げ、災害の実態、災害が市民や都市にどのような影響を与えたか、災害時に医
者、看護師等の医療従事者はどのように活動したか、生活や都市の復興はどのようになされたかを学び、さらに
神戸という都市の成り立ちや都市が抱えている問題を学ぶ。災害を疑似体験するため映像をフルに活用し、「人
と防災未来センター」の見学を行う。各自講義終了後、感想レポートにまとめる。
なお、この科目は看護学科、医療検査学科の合同科目である。
② 学習の到達目標
・災害時における医療従事者の心構えを学ぶこと。
・災害時における医療機関の対応方法と専門知識を理解する。
・防災の専門知識を修得する。
・巨大地震到来のメカニズムと人類の進化の関わり等を学び、落ち着いて対応できる専門知識を身につける。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 災害とは何か、私の災害体験(各学生発表)
第 2 回 阪神淡路大震災の概要
第 3 回 超巨大地震の到来(東海、東南海、南海の三連続巨大地震)
第 4 回 東日本大震災について
第 5 回 直下型地震と海溝型地震
第 6 回 地球は生きている(超巨大地震、大陸移動、生命の進化、人類の進化)
第 7 回 被害者の死亡原因(家屋倒壊と耐震化の課題、高齢者と女性に被害集中)
第 8 回 クラッシュ症候群、PTSD、トリアージについて
第 9 回 トリアージの課題(トリアージをする人、される人の悩み)
第 1 0 回 大震災における救命救急活動(神戸市消防局救急救命士の演習)
第 1 1 回 震災直下の医療機関の課題と地域連携
第 1 2 回 阪神淡路大震災その時看護は その瞬間看護師はどう動いたか
第 1 3 回 阪神淡路大震災その時看護は 地震直後の救命救急活動
第 1 4 回 阪神淡路大震災その時看護は 病院機能の維持
第 1 5 回 災害その時私は 医療従事者の心構え 学生の発表
④ 授業時間外の学習
新聞を読んで、災害に関する記事をチェックし、事前に学習しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
10%
0%
10%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度
「その他」:講義後のレポート
⑥ 履修上の注意など
講義ごとに学生から意見感想を求めます。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。資料を適宜配布する。震災の状況を実体験してもらうための震災関係ビデオを活用する。
参考書:『石巻災害医療の全記録』 講談社ブルーバックス
『ボランティア学のはじまり(新しい街づくりを目指して)』 六甲出版
− 17 −
地 球 環 境 論
(M11330)
2
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
1 前期
講 義
資格取得要件
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
必修
担当者名
研究室
笹井 隆邦
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
現在、地球を取り巻く環境が深刻な状況になってきている。例えば地球温暖化、森林破壊、砂漠化などである。
また、我々の周りには健康を脅かす様々な化学物質、電磁波等が溢れている。それらについて、現状、原因物質、
影響、対策等を紹介し、環境問題について理解を深めたい。
なお、この科目は医療検査学科、看護学科の合同科目である。
② 学習の到達目標
学習の到達目標 さまざまな環境問題について理解を深める。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 はじめに 酸性雨
第 2 回 生態系と生物多様性
第 3 回 共生と寄生
第 4 回 外来生物
第 5 回 種の絶滅と生物多様性
第 6 回 地球温暖化
第 7 回 熱帯林の減少と砂漠化
第 8 回 ゲンジボタルの生息環境
第 9 回 里山・ビオトープ
第 1 0 回 食品添加物
第 1 1 回 合成洗剤と化粧品
第 1 2 回 環境ホルモン
第 1 3 回 シックハウス・電磁波
第 1 4 回 自然エネルギー
第 1 5 回 補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
次回のテーマについて調べておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度等
⑥ 履修上の注意など
特になし
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:適宜紹介する。
− 18 −
国 際 関 係 論
(M11340)
2
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
1 前期
講 義
資格取得要件
担当者名
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修 富岡 宣之*
必修
研究室
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
国家や西欧国際体系などの基本概念を学び、国際関係の構造と国際関係の諸課題を概観して、国際関係論の基
礎的な知識を得ることができるようにする。また、必要に応じ、国際関係と健康に関わるテーマについても取り
上げて考察する。
② 学習の到達目標
近現代史の国際関係を見渡すことにより、国際社会への理解を深め、社会人として欠かせない国際的な感覚を
養うこと。健康と国際関係との関わりへの視野を拡げること。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 国際関係と国際関係論
第 2 回 西欧国際体系の「内の原理」と「外の原理」
第 3 回 西欧国際体系の原理の修正・否定の過程
第 4 回 グローバル化と国際体系、グローバル・ガヴァナンス
第 5 回 国際関係のさまざまな見方
第 6 回 戦争、テロ
第 7 回 平和
第 8 回 人権の国際的保護
第 9 回 国連と非政府組織 NGO
第 1 0 回 人間の安全保障
第 1 1 回 地域機構
第 1 2 回 医療従事者の国際移動、医療ツーリズム
第 1 3 回 国連ミレニアム宣言
第 1 4 回 2016 年から 30 年までの国連開発目標:持続可能な開発目標
第 1 5 回 政府開発援助
④ 授業時間外の学習
次回授業内容の関連資料が配布された際には、受講前に一読すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加、授業態度、レポート
⑥ 履修上の注意など
毎回の出席カードに講義の感想・質問を書くことを義務づける。これが平常点の一部になる。また、質問につ
いては、必要があれば、次回の授業で回答する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しないが、講義用資料を配布する。
参考書:随時紹介する。
− 19 −
基 礎 化 学
(M11990)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
研究室
ー
栗岡 誠司
7 号館 4 階
研究室
1 前期 自由
講 義
① 授業の概要・ねらい
本講義は、化学が物質に関する科学であることから、物質の構造と性質、物質が他の物質へと変化する現象を
理解するために行う。生物を含め地球上のあらゆる物質は、原子で構成されていることから、原子について詳細
を理解した上で、原子から作られる分子やイオンの構造や性質、それらの変化について系統的に学び理解するこ
とが目的である。高等学校レベルでの化学の修得を中心として,大学での化学系専門基礎科目(有機化学・無機
化学・生化学など)への橋渡しを行うことを本講義のねらいとする。
② 学習の到達目標
1)原子・分子・イオンの基本的構造について説明できる。
2)各種の化学結合について説明できる。
3)物質の状態変化と、それぞれの状態における性質を説明できる。
4)化学変化や化学反応の意味を理解している。
5)物質量について理解すると共に、溶液の各種濃度の計算ができる。
6)酸・塩基について理解し、それらの反応について定性的・定量的な理解ができている。
7)酸化と還元について、電子の授受を含めて説明できる。
8)身の回りの無機物質・有機化合物について性質などを理解している。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 化学の概観、物質とは何か?
第 2 回 物質の構成
第 3 回 周期律と周期表
第 4 回 化学結合(1)電子配置と化学結合
第 5 回 化学結合(2)有機化合物における化学結合
第 6 回 物質量と化学反応式
第 7 回 物質の状態(1)物質の三態
第 8 回 物質の状態(2)溶液の性質
第 9 回 化学反応の種類と進み方
第 1 0 回 酸と塩基
第 1 1 回 酸化還元反応(1)酸化還元反応の定義と酸化剤 ・ 還元剤
第 1 2 回 酸化還元反応(2)身の回りの酸化還元反応
第 1 3 回 身の回りの無機物とその性質
第 1 4 回 身の回りの有機物とその性質(1)鎖式炭化水素と酸素を含む化合物
第 1 5 回 身の回りの有機物とその性質(2)芳香族化合物
④ 授業時間外の学習
自宅などで行う課題を課すので,演習などを十二分に行うこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:学修内容についての筆答試験によって評価する。
「平常点」:学修態度や課題提出状況,小テストなどにより評価する。
⑥ 履修上の注意など
講義に集中することと、復習を怠らないこと。
高校時代の化学基礎・化学の科書もしくは参考書を入手しておくこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:指定しない。講義資料を配付する。
参考書:必要に応じて、講義の進行に合わせて紹介することがある。
− 20 −
基 礎 生 物
(M11991)
1
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
時間数
/単位
開講 卒業
時期 要件
15
資格取得要件
担当者名
研究室
ー
松元 英理子
7 号館 2 階
研究室
1 前期 自由
講 義
① 授業の概要・ねらい
この科目は、高等学校の生物学と、大学での生物系専門基礎科目(生物学、生化学など)との接続を目的とし
た科目である。履修対象者は、高等学校で生物学を充分学んでこなかった学生とし、同時開講(1 年前期)の「生
物学(必修)」を理解するために必要な下記の内容を中心に学び、理解できるようになることを目的とする。
② 学習の到達目標
1)細胞の基本的な構造と機能について説明できる。
2)遺伝子の構造と、複製・転写・翻訳の基本的なしくみを説明できる。
3)細胞分裂の概要を説明できる。
4)細胞内のエネルギー生産の基本的なしくみを説明できる。
5)遺伝の基本的なしくみを理解し応用できる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 細胞の構造
第 2 回 遺伝子の構造と機能① ~核酸の構造、複製~
第 3 回 遺伝子の構造と機能② ~転写と翻訳~
第 4 回 細胞の分裂
第 5 回 生命体の受精と成長
第 6 回 生体とエネルギー
第 7 回 遺伝のしくみ 第 8 回 まとめ
④ 授業時間外の学習
授業内容を整理する目的の課題を毎回出すので、復習に充分な時間をかけること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
65%
35%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:課題、授業参加など
⑥ 履修上の注意など
同時開講の「生物学」の基盤となる内容のため、定期試験前にまとめて勉強するのでは遅い。授業後すぐに復
習して、「生物学」の授業に活かしてほしい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『やさしい基礎生物学 第 2 版』 南雲保 編 羊土社
参考書:『理系なら知っておきたい生物の基本ノート 細胞生物学・遺伝学編』 伊藤和修 中経出版
『理系なら知っておきたい生物の基本ノート 生化学・分子生物学編』 山川吉輝 中経出版
− 21 −
基 礎 数 学
(M11992)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
研究室
ー
髙松 邦彦
5 号館 3 階
研究室
1 前期 自由
講 義
① 授業の概要・ねらい
この科目の目的は、高等学校の履修状況の違いなどにより、数学を十分に学んでこなかった学生のために、そ
れまでに身につけた数学の知識を大学で学ぶ数学系科目に接続することにある。特に、実験などでよく利用する
濃度計算、対数、割合などを通して、基礎的な数学の面白さ、奥深さを感じ取ってもらいたい。講義は、アクテ
ィブ・ラーニング型で行う。
② 学習の到達目標
臨床検査技師として必要な能力は多岐にわたる。数学では論理的思考力を養うことを第1の目標とするが、他
に計算力、推理力を養うことも重要である。コンピュータと結びつけて、理論だけでなく実際のデータ解析がで
きることも目標の一つである。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 基礎力テスト
第 2 回 暗算の中にある数学的論理
第 3 回 数列とは
第 4 回 面積と体積
第 5 回 場合の数とは
第 6 回 自然数・整数・有理数・実数とは
第 7 回 指数法則とは
第 8 回 対数とは
第 9 回 写像とは
第 1 0 回 放物線とは
第 1 1 回 三角関数とは
第 1 2 回 比例式とは
第 1 3 回 Σの数学とは
第 1 4 回 位相とは
第 1 5 回 まとめと演習
④ 授業時間外の学習
使用する教科書をシラバスの内容に従い、前もって熟読しておくこと。前回に学修したことを復習し、練習問
題などを解いておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:課題など
⑥ 履修上の注意など
各回の授業について、高等学校で学修した関連する内容を復習しておくこと。シラバスをよく読み、使用する
教科書をシラバスの内容に従い、前もって熟読しておくこと。前回に学修したことを復習し、練習問題などを解
いておくこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『楽しい算数 ・ 数学読み物』 川純一
参考書:適宜紹介する。
− 22 −
数
学
(M12000)
1
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
1 後期
講 義
資格取得要件
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
必修
担当者名
研究室
髙松 邦彦
5 号館 3 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
この授業では、理学部や理工学部の大学 1 年生レベルおよびそれ以上の内容を学修する。数学に興味が強い人
のみに受講してほしい。毎回、授業のまとめを課題とする。内容が難しいので、最後までやり抜く覚悟をもって
受講すること。定期試験は、授業中に説明したものと全く同一の証明などは出さないので、深く学び、応用でき
るようにしておくこと。
② 学習の到達目標
臨床検査技師として必要な能力は多岐にわたる。ここでは、将来、数学を独学で学ぶ際の基礎力を身につける
ことを目標とする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 導入
第 2 回 微分積分学とは
第 3 回 解析学とは
第 4 回 線形代数学とは
第 5 回 幾何学とは
第 6 回 基礎数学とは
第 7 回 数理統計学とは
第 8 回 まとめと演習
④ 授業時間外の学習
毎回(全 8 回)授業のまとめを課題として出し、それを平常点に含める。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:課題など
⑥ 履修上の注意など
内容が難しいので、受講後、次回までに、必ず習ったことを復習して理解しておくこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『数学』 川純一
参考書:適宜紹介する。
− 23 −
物
理
学
(M12010)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
1 前期
講 義
資格取得要件
担当者名
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修 田中 正義*
必修
研究室
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
物理学は自然の仕組みを総合的に理解し、応用する学問である。本科目では、単なる知識の習得ではなく、様々
な自然現象に対して「なぜそうなるのか?」考え、それらの現象の裏にある本質に迫る物理的思考の熟達に重点
を置き、更に、臨床検査への応用を念頭に講義を進める。
② 学習の到達目標
物理学の基本的知識の習得と物理学の考え方に習熟する。知識の丸暗記をするのではなく、いろいろな現象に
対して「なぜそうなるのか?」という疑問を発し、論理的にその答えを見出してゆく。また、数式の展開、数式
計算に熟達し、将来、医療分野で活躍する人材になることを目指す。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 単位と次元、ベクトルとスカラー
第 2 回 速度、加速度、力
第 3 回 ニュートンの法則(慣性の法則、f=mα、作用反作用の法則)
第 4 回 仕事とエネルギー
第 5 回 力のモーメントとてこの原理
第 6 回 変形する物体の力学
第 7 回 流体の力学(圧力、パスカルの原理、ベルヌーイの原理)
第 8 回 熱学Ⅰ(熱とは何か・比熱・熱伝導率)
第 9 回 熱学Ⅱ(熱力学・非可逆過程)
第 1 0 回 波動Ⅰ(波とは何か・波の種類・波の伝播・波の干渉、回折、うなり、屈折、ドップラー効果)
第 1 1 回 波動Ⅱ(幾何光学)
第 1 2 回 電磁気学Ⅰ(静電気)
第 1 3 回 電磁気学Ⅱ(直流現象)
第 1 4 回 電磁気学Ⅲ(交流現象)
第 1 5 回 まとめ
④ 授業時間外の学習
日頃から新聞やテレビ・ラジオで物理学だけでなく、自然科学や医学に関連したニュースを聞くようにし、わ
からない場合は先生方、図書館、インターネット等で調べる習慣を身につける。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度、レポート、小テスト
⑥ 履修上の注意など
予習・復習を怠らないこと
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床検査学講座 物理学』 嶋津秀昭・石山陽事・石川敏三 ほか著 医歯薬出版
参考書:『医系の物理』 電磁気学上・下 吉岡書店
『医歯薬系の物理学』 丸善株式会社
− 24 −
有 機 化 学
(M12020)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
1 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
担当者名
研究室
栗岡 誠司
7 号館 4 階
研究室
講 義
① 授業の概要・ねらい
有機化学は、医療検査に必要な基礎である生化学などの基本の修得を目的とする。本来の有機化学は,有機化
合物の合成法、有機反応電子論、構造決定に重点が置かれるべきものであるが、優れた医療人となることをゴー
ルに据え、臨床検査に携わることを目標とする者にとって重要な生化学や臨床化学に登場する複雑な化学構造式
にたじろがないようになることをねらいの一つとする。さらにはその構造式から化合物の性質を推し測れる力を
つけることをこの授業の目的とする。
② 学習の到達目標
有機化学の基本の規則、約束ごとを正しく理解したうえで、生体関連物質などにおける化学構造式や働きが理
解できるようになることを目標とする。具体的には(1)有機化合物の基本言語に相当する IUPAC 命名法(組
織命名法)のつけ方を理解している。(2)代表的な有機化学における反応の仕組みを理解している。(3)生体
関連物質の構造と働き、性質を理解していることなどがあげられる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 原子の構造の基本と電子配置
第 2 回 電子軌道と化学結合
第 3 回 有機化合物の構造と特性
第 4 回 有機化合物の分類、構造式の書き方
第 5 回 有機化合物の名称、IUPAC 命名法
第 6 回 有機化合物の異性体と反応形式
第 7 回 脂肪族炭化水素
第 8 回 芳香族炭化水素
第 9 回 環式炭化水素と複素環式化合物
第 1 0 回 アルコール、フェノール、エーテル
第 1 1 回 カルボニル化合物
第 1 2 回 アミン化合物、ニトロ化合物、含硫化合物
第 1 3 回 糖質
第 1 4 回 アミノ酸、タンパク質,核酸
第 1 5 回 脂質、ホルモン、ビタミン、まとめ
④ 授業時間外の学習
講義の内容をより深く理解するために、演習などを中心としてよく復習をすること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
25%
0%
5%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:小テスト、受講態度など
「その他」:授業中に課すレポート課題の提出状況
⑥ 履修上の注意など
理解を助け、より深めるために講義中に随時演習問題を取り入れるが、これらは実際に自らが紙に書いて再現できる
ようにする努力が必要である。また、図書館で参考書を調べるなどして自らが疑問点を解決する姿勢を身につけて欲しい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床検査講座・化学』 岡崎三代 著 医歯薬出版(後期に無機化学・分析化学実習でも使用)
参考書:必要に応じて、講義の進行に合わせて紹介することがある。
− 25 −
無 機 化 学
(M12030)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
1 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
担当者名
研究室
栗岡 誠司
7 号館 4 階
研究室
講 義
① 授業の概要・ねらい
化学は、“ 物質に関する科学 ” であり、“ 物質学 ” とも言い換えられる学問 ・ 研究体系である。医療検査の現場にお
いて、無機物質・有機物質といった物質の知識は不可欠である。将来優れた医療人となるために必要な無機化学に関
わる基礎知識および基本的な専門知識を修得することをねらいとする。本講義では、無機物質を対象としてその構
造や性質を学ぶ無機化学を中心として、物質間に共通にみられる現象を対象とする物理化学の分野を融合した内容
を取り扱う。すなわち、無機物質を軸とし、現代の化学の理解に必要な諸法則、諸概念に精通することを主眼とする。
② 学習の到達目標
1)あらゆる物質を構成する元素について、電子配置などと関連づけて系統的に理解し説明できる。
2)自然界にみられる多種多様な物質について、構成する元素と結びつけ系統的に理解し説明できる。
3)物質の状態や化学変化について、化学平衡・反応速度論など支配する基本法則を理解し説明できる。
4)日常生活や地球環境を考える上で重要な無機化学物質について、理解を深め説明できる。
5)生命を支える無機化合物や元素についての基本的知識について、理解を深め説明できる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 原子の構造:原子の構造と電子構造
第 2 回 元素の周期性と周期表
第 3 回 原子核反応と放射線
第 4 回 化学結合(1):イオン結合と共有結合
第 5 回 化学結合(2):配位結合、水素結合,極性
第 6 回 化学結合(3):金属結合と結晶の構造
第 7 回 典型元素と遷移元素
第 8 回 典型元素の性質:典型元素の金属と非金属
第 9 回 遷移金属元素(1):配位結合と配位化合物
第 1 0 回 遷移金属元素(2):有機金属錯体、触媒の化学
第 1 1 回 無機化学プレゼンテーション
第 1 2 回 溶液の化学:溶液の濃度 ・ 浸透圧
第 1 3 回 反応速度と化学平衡:反応速度,平衡定数、解離定数平衡と温度の関係、平衡の移動
第 1 4 回 酸・塩基の概念、電離平衡、pH、緩衝液の理論
第 1 5 回 電気化学:酸化と還元
④ 授業時間外の学習
講義に集中することと、復習を怠らないこと。高校時代の化学基礎・化学の教科書もしくは参考書などを入手
しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
20%
5%
5%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:普段の学修態度、小テスト
「製作物・実技など」:授業中に課すレポート・ppt の内容
「その他」:授業中に課すレポート課題の提出状況
⑥ 履修上の注意など
理解を助け、より深めるために講義中に随時演習問題を取り入れるが、これらは実際に自らが紙に書いて再現できるよ
うにする努力が必要である。また、図書館で参考書を調べるなどして自らが疑問点を解決する姿勢を身につけて欲しい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床検査講座・化学』 岡崎三代 著 医歯薬出版 (分析化学実習でも使用)
参考書:必要に応じて、講義の進行に合わせて紹介することがある。資料として、プリントを配布
− 26 −
生
物
学
(M12040)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
1 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修 松元 英理子
講 義
研究室
7 号館 2 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
この授業の目標は「生命現象の根底にある、基本的なしくみを理解する」ことにある。一見多様で複雑怪奇にみえる
生命現象を、単なる知識の羅列ではなく根底から理解すれば、これを発展させて生物や人体のさまざまな現象について
考える力となる。授業の内容は、医療検査の専門科目を学ぶ上での基礎となる分野に重点を置くが、同時に、複雑か
つシンプルな生命現象の理解を通じて「生物(いきもの)のすばらしさ」を感じてもらいたい。また、これから医療職を
目指して「人間」中心の勉学を進める皆さんが、「ヒトという生物」を広い視野で捉え考える機会ともしたい。
② 学習の到達目標
生命現象の基本的なしくみが理解できる。
1)細胞の形態と、細胞増殖・代謝などの機能の概略について説明できる。
2)遺伝子の構造と機能について説明できる。
3)遺伝のしくみについて理解し、応用できる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 生物学の基礎:生物とは、生物の分類、ヒトという生物
第 2 回 細胞①:生物の最小単位である細胞の形態と機能について概観する(核、細胞膜)
第 3 回 細胞②:細胞の形態と機能(細胞小器官)
第 4 回 細胞③:細胞内輸送、細胞骨格と細胞運動
第 5 回 遺伝子の構造と機能①:細胞の形や機能を決める遺伝子の本体と構造を知る(遺伝子、DNA)
第 6 回 遺伝子の構造と機能②:遺伝子の暗号通りタンパク質をつくるしくみ(転写)
第 7 回 遺伝子の構造と機能③:遺伝子の暗号通りタンパク質をつくるしくみ(翻訳)
第 8 回 細胞の増殖①:細胞周期、体細胞分裂
第 9 回 中間試験
第 1 0 回 細胞の増殖②:DNA の複製
第 1 1 回 遺伝のしくみ①:遺伝の基礎
第 1 2 回 遺伝のしくみ②:いろいろな遺伝
第 1 3 回 遺伝のしくみ③:ヒトの遺伝
第 1 4 回 細胞内の代謝:…外界から取り入れた物質からエネルギーを得るしくみ
第 1 5 回 グループワーク 「伝える~生きるしくみ」
④ 授業時間外の学習
高等学校で「生物」を履修した学生は毎回の授業前に関連する項目の復習をしてくること。履修していない学
生は1年前期開講の「基礎生物」を受講して基礎知識を身につけた上で授業に臨むこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
20%
0%
40%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:課題、グループワークへの参加
「その他」:授業期間の中程に実施する中間試験
⑥ 履修上の注意など
課題等の提出物が一定数以上提出されていることを、成績評価の条件とする。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『理系総合のための生命科学 第 3 版』東京大学生命科学教科書編集委員会 羊土社
参考書:『アメリカ版 大学生物学の教科書 第①巻 細胞生物学」D. サダヴァ 講談社ブルーバックス
『アメリカ版 大学生物学の教科書 第②巻 分子遺伝学」D. サダヴァ 講談社ブルーバックス
− 27 −
分 子 生 物 学
(M12050)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
1 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修 松元 英理子
講 義
研究室
7 号館 2 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
分子生物学は、生物を構成する分子、特に核酸(遺伝子)とタンパク質を中心に生命現象を解明する学問であ
る。現代の医学・生物学では分子生物学の新たな知見を基にさまざまな生命現象や発病メカニズムなどが解明さ
れ、医療検査の分野でもこの知見の上に成り立つ検査が不可欠となっている。この授業では、まず遺伝子の構造・
遺伝子の複製・遺伝子発現とその調節などの「生命を維持する基本システム」について学ぶ。その後、細胞の増
殖などを例に、生命現象がこの基本システムによって見事にコントロールされているしくみについて概観する。
単に分子のはたらきを知るだけではなく、それを通して生命現象そのものを理解することが目標である。
② 学習の到達目標
重要な生命現象を分子レベルで理解する。
1)遺伝子やそれを構成する核酸の構造について説明できる。
2)DNA複製や遺伝子発現などの基本的なしくみについて分子レベルで説明できる。
3)細胞増殖・細胞死・シグナル伝達等の生命現象や、がんの成り立ちについて分子レベルで説明できる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 分子生物学とは / 分子生物学を理解するための基礎知識
第 2 回 遺伝子の発現:転写(DNA から RNA へ)
第 3 回 遺伝子の発現:翻訳①(RNA からタンパク質へ)
第 4 回 遺伝子の発現:翻訳②(タンパク質のプロセッシング)
第 5 回 遺伝情報の保存:DNA の複製①
第 6 回 遺伝情報の保存:DNA の複製②
第 7 回 遺伝子発現の調節① 原核生物の発現調節
第 8 回 中間試験
第 9 回 遺伝子発現の調節② 真核生物の発現調節
第 1 0 回 ゲノム / 遺伝子の変異と修復
第 1 1 回 細胞増殖の制御
第 1 2 回 細胞の死
第 1 3 回 シグナル伝達
第 1 4 回 がんの分子生物学
第 1 5 回 グループワーク 「伝える~生命科学の話題」(課題発表会)
④ 授業時間外の学習
授業前に前期「生物学」で学んだ遺伝子の構造と機能・細胞の増殖について充分復習してくること。授業後に
は新たに学んだ専門用語について整理しておくこと。また、各自で生命科学に関連する新聞記事を選び、これを
題材とした課題を提出してもらう。日頃から生命科学関連のニュースに興味を持ってほしい。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
45%
20%
0%
35%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:小テスト、課題、グループワークへの参加
「その他」:授業期間の中程に実施する中間試験
⑥ 履修上の注意など
課題等の提出物が一定数以上提出されていることを、成績評価の条件とする。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『理系総合のための生命科学 第 3 版』 東京大学生命科学教科書編集委員会 羊土社
参考書:『分子生物学講義中継 Part 0〜3』 井出利憲 羊土社
その他、適宜紹介する。
− 28 −
分 析 化 学 実 習
(M12060)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
1 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
実 習
研究室
◎栗岡 誠司 7 号館 4 階
酒井 健雄 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
病院や検査会社の検査室では最新の技術を応用した臨床検査機器が使われている。しかし、これらの機器に組み込
まれた原理や技術は、 永年にわたり研究され確立した分析法や技術を積み上げてシステム化したものである。分析化学
実習では、医療検査の実践に必要な基本的技術として、 化学分析の基礎・基本となる知識および技術を、実習を通じ
て身につけることを目的とする。このような技術が臨床検査にどのように応用活用されているかを考えながら進める。
② 学習の到達目標
基本的な実験実習操作について習熟し、各種機器、器具を正しく取り扱うことができる。実習に関して問題を
発見する能力や問題解決能力を身につけることが望ましい。
③ 授業の内容・計画
第 1 回(A クラス)化学天秤の原理と質量の精密測定・実験器具の取扱方
第 2 回(B クラス)化学天秤の原理と質量の精密測定・実験器具の取扱方
第 3 回(A クラス)各種薬品の調製
第 4 回(B クラス)各種薬品の調製
第 5 回(A クラス)滴定操作の基本実験器具の取扱と中和滴定の基本操作
第 6 回(B クラス)滴定操作の基本実験器具の取扱と中和滴定の基本操作
第 7 回(A クラス)中和滴定(pH メーターによる滴定曲線作成、アルカリ混液の濃度決定)
第 8 回(B クラス)中和滴定(pH メーターによる滴定曲線作成、アルカリ混液の濃度決定)
第 9 回(A クラス)沈澱滴定(海水中、各種醤油中の塩分測定)
第 1 0 回(B クラス)沈濃滴定(海水中、各種醤油中の塩分測定)
第 1 1 回 滴定操作等の実技についての確認
第 1 2 回(A クラス)キレート滴定(金属イオンの定量、地下水の硬度の測定)
第 1 3 回(B クラス)キレート滴定(金属イオンの定量、地下水の硬度の測定)
第 1 4 回(A クラス)酸化還元滴定(COD の測定)
第 1 5 回(B クラス)酸化還元滴定(COD の測定)
④ 授業時間外の学習
実習に臨むに当たっては,事前に前期に履修した検査学入門実習であつかった検査機器類の操作法を確認しておくこ
と。また,無機化学の講義と連動させ,溶液の濃度表示、中和反応、酸化還元反応など化学の基礎知識を復習しておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
10%
30%
10%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:実習態度
「製作物・実技など」:提出されたレポートの内容,実技についての確認内容など
「その他」:レポートの提出状況、滴定操作等の器具の取り扱い状況
⑥ 履修上の注意など
実習テーマ毎に、プリントを配布するので、ファイルに整理して保存すること。また、実習開始前に熟読し理
解に務めること。実習は 2 〜 3 人のグループで行なう共同実験になるので、皆で協力することが必要である。実
験台は整理整頓に心がけること。実習中の出来事,データなど実験ノートを作成し細かく記録のこと。実験中は
安全について細心の注意を払うこと。実験終了後は、後始末を完全にすること。実験終了後、提出期日までに、
クラウド型教育支援システム manaba にてレポートを必ず提出すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床検査講座・化学』岡崎三代 他 医歯薬出版(有機化学・無機化学でも使用)
『臨床検査講座・検査機器総論』 三村邦彦 他 医歯薬出版
実習用配布プリント
参考書:常には使用しない。必要に応じて紹介することがある。
− 29 −
臨 床 検 査 入 門
(M12101)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
1 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
講 義
研究室
◎坂本 秀生 7 号館 2 階
他 M 科教員
研究室 他
① 授業の概要・ねらい
医療検査に必要な基礎知識をこれから修得するに際し、臨床検査入門を通して臨床検査全体像を把握する。
臨床検査が近代医療に導入され、検査値を元にして患者の病態を客観的に把握し、診断、治療が行われるよう
になって半世紀が過ぎ、臨床検査なしに医療が成り立たないほど臨床検査は重要である。臨床検査の役割や意義
を理解したのち、M 科教員引率により病院を訪問し、臨床検査だけでなく医療現場を見学する。その後、臨床
検査各分野の概要を理解し、臨床検査技師として必要な基礎知識を学修する。
② 学習の到達目標
臨床検査の概要や医療現場での位置付け、重要性を 1 年次の早い時期に把握し、臨床検査技師を目指す学修意
欲を引き出す。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 臨床検査の役割および病院見学ガイダンス
(担当者:坂本)
第 2 回 A クラス : 病院見学
(担当者:M 科教員)
B クラス : 臨床検査の医療に対する貢献
(担当者:坂本)
第 3 回 A クラス : 臨床検査の医療に対する貢献
(担当者:坂本)
B クラス : 病院見学
(担当者:M 科教員)
第 4 回 病院見学の成果についてグループワークを行う
(担当者:坂本他)
第 5 回 臨床検査医から見た医学・医療の進歩と臨床検査の発展。
(担当者:佐守)
第 6 回 微生物学的検査の基本的な知識の習得を目指す。
(担当者:柳田)
第 7 回 一般検査の役割と内容についてわかりやすく解説し学習上の導入とする。
(担当者:新谷)
第 8 回 血液検査学がどの様に役立てられているか、具体的な疾患をあげながら教授する。 (担当者:井本)
第 9 回 疾病の診断・治療などの中で生理機能検査が果たす役割の重要性を解説する。 (担当者:松田)
第 1 0 回 免疫の果たす役割と「免疫検査」でわかることを解説する。
(担当者:鈴木)
第 1 1 回 病理検査の概要を今後の授業内容と医療現場での実際の関係から解説する。
(担当者:岩井)
第 1 2 回 輸血・移植療法の重要性を、歴史的経緯も含めて解説する。
(担当者:井本)
第 1 3 回 遺伝子検査の概要を学び、遺伝子検査の結果がどのような意味を持つか考える。
(担当者:松元)
第 1 4 回 生化学(臨床化学)検査は生体内での変化をどのように反映しているか解説する。
(担当者:坊垣)
第 1 5 回 臨床検査の必要性を理解するため、患者の病因・病態から検査の意義を講義する。 (担当者:野村)
④ 授業時間外の学習
1年次からの各科目がその後の専門科目へと繋がるので、何事にも好奇心を持って学修すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
10%
10%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:病院見学およびグループワークの態度
「製作物・実技など」:病院見学およびグループワークの提出物
⑥ 履修上の注意など
病院見学では実際に患者さんが診療を受けており、医療現場や患者さんに迷惑をかけない様に注意する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しません。適時資料などを配布
参考書:随時紹介する。また臨床検査に関係する書籍が図書館に多数用意されており、それらを活用すること。
− 30 −
検 査 入 門 実 習
(M12111)
1
実 習
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
研究室
◎坊垣美也子
布引 治
7 号館 2 階
1 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修 栗岡 誠司
研究室 他
酒井 健雄
溝越 祐志
① 授業の概要・ねらい
本実習は、多くの検査学実習で共通して必要になる基本的技術の修得を目指すものである。すなわち、各種ピ
ペット類などの体積計の正しい取り扱い方や、正確な濃度の溶液の調製法を身につけること、さらには遠心器、
pH メーター、分光光度計、顕微鏡などの器具・装置の基本原理を理解し、その取り扱い方法などに習熟するこ
とを目的とする。受講者各人が自ら体験的にこれらの技術を習得することが必要であるので、全体をA、B、C
の3グループに分け、テーマごとにそれぞれ別の実習室で実習を行う。
② 学習の到達目標
各種の秤量器具、体積計、遠心機、pH メーター、顕微鏡、分光光度計、マイクロピペットなどを正しく取り
扱うことができること、正確な濃度の溶液の調製法など基本的技術を習得することを目標とする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回(合同)実習に関する諸注意(実験・実習、レポート作成上の注意)
第 2 回 各種秤量器具の取り扱い、試薬の調製法
第 3 回 メスピペット、メスフラスコ等の体積計の取り扱い方法
第 4 回 緩衝溶液の働きとpHメーターの取り扱い方法
第 5 回 遠心分離器の原理と取り扱い方法
第 6 回 顕微鏡の原理と注意点
第 7 回 光学顕微鏡の基本操作
第 8 回 光学顕微鏡を用いた標本観察方法
第 9 回 実体顕微鏡の取り扱い方法
第 1 0 回 比色分析の原理と分光光度計の構造および取り扱い方法(1)
第 1 1 回 分光光度計の取り扱い方法(2)吸収曲線の作成
第 1 2 回 比色分析によるサンプル濃度測定とマイクロピペットの取り扱い方法
第 1 3 回 比色分析によるサンプル中のグルコース濃度測定
第 1 4 回 実技試験1、2
第 1 5 回 実技試験3 まとめの講義
(担当者:全員)
(担当者:栗岡、酒井)
(担当者:栗岡、酒井)
(担当者:栗岡、酒井)
(担当者:栗岡、酒井)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:坊垣・溝越)
(担当者:坊垣・溝越)
(担当者:坊垣・溝越)
(担当者:坊垣・溝越)
(担当者:全員)
(担当者:全員)
④ 授業時間外の学習
事前に配布する検査機器に関するプリントを読んで、予習しておくこと。
(第2回~第5回)、
(第6回~第9回)、
(第 10 回~第 13 回)の各実習では実習内容(原理、操作、結果、考察、課題など)をまとめる実習レポートを課す。
各担当者の指示に従って作成すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
20%
10%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:実習態度、実習レポートの提出状況および内容の充実度
「製作物・実技など」:実技試験
⑥ 履修上の注意など
第1回で説明する諸注意に従って受講すること。基本技術の習得度を確認するために、第 14 および 15 回に
3項目(第 2 ~ 5 回、6 ~ 9 回、10 ~ 13 回の各実習内容)の実技試験を実施する。各実習に積極的に取り組み、
確実に技術を習得するよう心がけること。実習レポートは各担当者の指示に従い期日を守って提出すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『最新臨床検査学講座 検査機器総論』 三村邦裕 他編 医歯薬出版
参考書:『臨床検査学講座 化学』 岡崎三代、奈良雅之 著 医歯薬出版
− 31 −
医 学 総 論
(M12121)
1
講 義
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
研究室
◎松田 正文
坂本 秀生 7 号館 2 階
1 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
野村 秀明
研究室 他
甲斐 俊朗*
① 授業の概要・ねらい
医学概論を講義する。本学科専門課程における基礎教育として、医学の歴史を概観し医学・医療の概念を講義
するだけでなく、基礎医学から臨床医学まで広い範囲を概観する。また、医学関連の話題を提供するなどしなが
ら学生諸君と意見交換を行い、学生諸君の医学に対する興味を引き出し、将来目標設定に資するものとする。
さらに、本講のねらいはこれらに止まるものではなく、医療人にふさわしい倫理観や対人関係形成能力、将来
に向けての自己研鑽能力などの育成を図ることにある。
② 学習の到達目標
医学・医療の概念把握、医療における倫理観の形成を目標とする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 開講に当たって:ヒトの誕生
第 2 回 内部環境とホメオスターシス
第 3 回 成長と老化
第 4 回 医学の歴史
第 5 回 保健対策
第 6 回 予防医学
第 7 回 薬剤
第 8 回 人工臓器
第 9 回 遺伝子治療、再生医療など
第 1 0 回 移植医療(骨髄移植)
第 1 1 回 チーム医療
第 1 2 回 緩和医療
第 1 3 回 救急医療
第 1 4 回 医療における危機管理
第 1 5 回 医療制度・本講義のまとめ
(担当者:松田)
(担当者:松田)
(担当者:松田)
(担当者:松田)
(担当者:松田)
(担当者:野村)
(担当者:松田)
(担当者:松田)
(担当者:坂本)
(担当者:甲斐)
(担当者:野村)
(担当者:野村)
(担当者:野村)
(担当者:松田)
(担当者:松田)
④ 授業時間外の学習
予習・復讐を怠らないことが重要である。さらに、医療に携わるものとしては、幅広い感性(単に教養とか倫
理観とかいう言葉では表現されない)が求められる。新聞などで、社会(政治、経済、医療など)に関心を持つ
とともに、専門課程はその上にあるという考えで、文学、映画、演劇などにも目を向けてもらいたい。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験(繰越再試験は行わない)
「平常点」:小試験、レポートなど
⑥ 履修上の注意など
専門教育に進む際の基礎となる重要な講義である。シラバスを参考に予習し、質問を準備して授業に臨むとい
った積極さが求められる。
⑦ 教科書・参考書
教科書:特に定めない。
参考書:講義中に紹介される文献等に注意すること。
− 32 −
解
剖
学
(M12133)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
1 前期 必修
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
第一種衛生管理者資格取得必修
新谷 路子
7 号館 2 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
解剖学は、人体の正常な形態と構造を学ぶ学問であり、医学の最も基礎となる領域である。生理学や病理学、
さらに専門科目を修得する上で、解剖学の知識は必要不可欠である。本科目では、人体を構成する細胞・組織、
器官系の構造と機能、諸臓器の体内での位置関係について理解することを目的とする。
② 学習の到達目標
(1)人体の概要について理解する。
(2)細胞、組織、臓器、器官系について説明できる。
(3)諸臓器の形態と機能について説明できる。
(4)内臓諸臓器の体内での位置関係について説明できる(骨性指標、基準線の理解)。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 器官とその系統、人体を構成する組織(上皮組織、結合・支持組織、筋組織、神経組織)
第 2 回 人体の概要(外形と構成)骨格系
第 3 回 人体の概要(外形と構成)筋系
第 4 回 脈管系Ⅰ:心臓と血管、胎児循環
第 5 回 脈管系Ⅱ:動脈、静脈、リンパ系
第 6 回 消化器系Ⅰ:口腔、咽頭、食道
第 7 回 消化器系Ⅱ:胃、小腸、大腸
第 8 回 消化器系Ⅲ:肝臓、膵臓
第 9 回 呼吸器系:気道、肺
第 1 0 回 泌尿器系:腎臓、尿路
第 1 1 回 生殖器系:精巣・精路・付属腺、卵巣・卵管・子宮
第 1 2 回 内分泌系:下垂体、甲状腺、副腎、膵ランゲルハンス島
第 1 3 回 神経系Ⅰ:中枢神経系
第 1 4 回 神経系Ⅱ:末梢神経系
第 1 5 回 感覚器系:視覚、聴覚、嗅覚、味覚、皮膚
④ 授業時間外の学習
修得すべき内容は膨大であるため、教科書の熟読等、充分な予習と復習をすること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
100%
0%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
⑥ 履修上の注意など
解剖学を暗記科目と考えると苦しいが、講義中に板書するイラストをノートに描き写しながら覚えていこう。
色ペン(4色程度)があれば便利。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『入門人体解剖学』 藤田恒夫 南江堂
参考書:『入門組織学』 牛木辰男 南江堂
− 33 −
生 理 学 Ⅰ
(M12151)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
1 前期 必修
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
第一種衛生管理者資格取得必修
澤田 浩秀
7 号館 2 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
生理学は生命の正常な機能、メカニズムについて学ぶ学問である。生体現象を器官別に、また細胞レベルから組織、
臓器のようにミクロからマクロへと異なった視点から見ていくため、履修すべき知識は膨大である。講義としては臨床検査
と関連の深い内容に絞るが、さまざまな生体現象について “ 理解 ” することが重要である。生理学Ⅰでは、生体の恒常
性維持をはじめ、体液、体温、循環、呼吸、消化・吸収、尿排泄といった静的な生命のしくみの基礎的知識を修得する。
② 学習の到達目標
(1)本教科は生理機能検査学の他、生化学、血液学、免疫学、臨床病態学などと関連が深いため、これらの教
科を学ぶための基礎的知識を修得する。
(2)本教科では循環、呼吸、筋収縮などの生体現象を科学的に説明できることが必要であり、そのため単なる
暗記ではその目標に到達することはできない。
(3)生理現象を説明するのに、図、表、グラフ等をよく用いる。これらを読み取ることができること。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 生理学総論:生理学とは、細胞の構造と機能、生体の系統と機能、生体の恒常性
第 2 回 体液と血液:体液組成、血液成分、血液細胞の機能
第 3 回 体温の調節:体温調節、熱出納、発汗
第 4 回 興奮性細胞の生理学:細胞の一般生理、興奮性細胞と膜電位、活動電位
第 5 回 筋収縮:骨格筋、筋収縮機構
第 6 回 循環:循環器系の構成、心臓の機械的機能と電気的活動
第 7 回 循環:血管系の機能
第 8 回 循環:血圧および循環調節
第 9 回 呼吸:呼吸器系の構成、換気機能、肺胞機能
第 1 0 回 呼吸:血液によるガス運搬、肺と酸塩基平衡
第 1 1 回 呼吸:呼吸調節
第 1 2 回 消化と吸収:消化管運動、消化管機能の調節
第 1 3 回 消化と吸収:消化液分泌、栄養素の吸収
第 1 4 回 尿の生成と排泄:糸球体および尿細管機能、尿の生成と調節
第 1 5 回 尿の生成と排泄:腎における酸塩基平衡、体液調節、排尿
④ 授業時間外の学習
講義内容をよく理解するには、講義前の予習も必要であるが、むしろ講義後にその内容を充分復習することが
重要である。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度、積極性などの総合的評価
⑥ 履修上の注意など
(1)生理学は履修範囲が広く、内容もかなり多いため、毎回の予習と特に復習を充分に行う必要がある。
(2)解剖学の知識を必要とするため、当教科について充分学習を行う必要がある。
(3)教科書以外に参考書、図書館蔵書などを活用し、講義内容が不充分な理解のまま終わらないようにすること。
(4)板書したことのみならず、口頭で述べたことも必要に応じてできるだけノートにとるようにすること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『シンプル生理学(改訂第6版)』 貴邑冨久子 他 南江堂
参考書:『トートラ 人体の構造と機能(第2版)』 大野忠雄 他 丸善出版
講義ごとに図、表を中心としたプリントを配布する。
− 34 −
生 理 学 Ⅱ
(M12152)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
1 後期 必修
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
第一種衛生管理者資格取得必修
澤田 浩秀
7 号館 2 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
生理学は生命の正常な機能、メカニズムについて学ぶ学問である。生体現象を器官別に、また細胞レベルから組織、臓
器のようにミクロからマクロへと異なった視点から見ていくため、履修すべき知識は膨大である。講義としては臨床検査と関
連の深い内容に絞るが、さまざまな生体現象について“ 理解 ”することが重要である。生理学Ⅱでは、内分泌および神経活
動による生体の調節機構を中心に、生殖、感覚、運動などの機能を含んだ動的な生命のしくみの基礎的知識を修得する。
② 学習の到達目標
(1)本教科は生理機能検査学の他、生化学、臨床病態学などと関連が深いため、これらの教科を学ぶための基
礎的知識を修得する。特に脳波、筋電図などの生理機能検査学の基礎となる内容を多く含んでいるため、そ
の基礎的内容をよく理解していないと、生理機能検査学の理解も難しくなる。
(2)本教科では内分泌、神経機能、感覚機能などの生体現象を科学的に説明できることが必要であり、そのた
め単なる暗記ではその目標に到達することはできない。
(3)生理現象を説明するのに、図、表、グラフ等をよく用いる。これらを読み取ることができること。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 内分泌:ホルモンの定義と種類、分泌調節、作用機序
第 2 回 内分泌:視床下部および下垂体ホルモン、甲状腺ホルモン
第 3 回 内分泌:副腎皮質・髄質ホルモン、膵臓ホルモン
第 4 回 内分泌、生殖:生殖ホルモン、生殖機能
第 5 回 神経細胞の基礎:神経細胞の構造と機能、グリア細胞
第 6 回 神経細胞の基礎:神経伝導、シナプス伝達、神経伝達物質と受容体
第 7 回 自律神経系、脳神経:交感神経と副交感神経、自律神経の調節、脳神経の機能
第 8 回 感覚機能:感覚と受容器、視覚
第 9 回 感覚機能:聴覚、平衡感覚
第 1 0 回 感覚機能:体性感覚、痛覚、味覚、嗅覚
第 1 1 回 運動機能:運動神経、脊髄の機能、反射
第 1 2 回 運動機能:運動神経伝導路、大脳基底核、小脳と運動調節
第 1 3 回 中枢神経系:大脳皮質の機能局在、視床下部、大脳辺縁系、脳幹の機能
第 1 4 回 中枢神経系:脳の可塑性、記憶と学習、睡眠と覚醒
第 1 5 回 まとめ(時間が許せば、神経系の研究や最新のニューロサイエンストピックスについて紹介)
④ 授業時間外の学習
講義内容をよく理解するには、講義前の予習も必要であるが、むしろ講義後にその内容を充分復習することが重要である。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度、積極性などの総合的評価
⑥ 履修上の注意など
(1)生理学は履修範囲が広く、内容もかなり多いため、毎回の予習と特に復習を充分に行う必要がある。
(2)解剖学の知識を必要とするため、当教科について充分学習を行う必要がある。
(3)教科書以外に参考書、図書館蔵書などを活用し、講義内容が不充分な理解のまま終わらないようにすること。
(4)板書したことのみならず、口頭で述べたことも必要に応じてできるだけノートにとるようにすること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『シンプル生理学(改訂第6版)』 貴邑冨久子 他 南江堂
参考書:『トートラ 人体の構造と機能(第2版)』 大野忠雄 他 丸善出版
講義ごとに図、表を中心としたプリントを配布する。
− 35 −
生 化 学 Ⅰ
(M12170)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
1 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修 坊垣 美也子
講 義
研究室
7 号館 2 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
私たちは摂取した栄養素からエネルギーを得るとともに、体を構成する物質を作り生命を維持している。さらにこのよう
な物質の変化(代謝)は、精巧なしくみによって常に調節されている。生化学はこのような生命現象を化学の面から解
明しようとする学問である。医学の分野における生化学は、代謝やその調節機構の破綻によって引き起こされる疾患を理
解するための、また生化学検査学などの検査学を学ぶための基礎となるものである。生化学Ⅰでは(1)生体を構成す
る物質としてタンパク質、糖質、脂質、核酸(ATP 他)の構造と化学的性質(2)化学反応の触媒-酵素の働きや性
質(3)ビタミンの働き(4)生体膜の構造と働き(5)栄養素の消化と吸収のしくみを学ぶ。
② 学習の到達目標
上にあげた項目-生体物質、酵素、ビタミン、生体膜および消化吸収-について理解し、生化学Ⅱおよび生化
学実習の学修に必要な基本知識を修得することを目標とする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 生化学の概説-生化学とは?生化学と検査医学
第 2 回 糖質1 グルコースをはじめとする単糖とその誘導体の構造と性質
第 3 回 糖質2 糖の結合と二糖および多糖の構造と性質
第 4 回 脂質1 脂肪酸と中性脂肪の構造、性質および働き
第 5 回 脂質2 リン脂質、コレステロールなどの構造、性質および働き
第 6 回 タンパク質を構成するアミノ酸の構造・分類
第 7 回 タンパク質を構成するアミノ酸の性質
第 8 回 タンパク質の構造(一次~四次構造)と性質、変性等
第 9 回 高エネルギー化合物- ATP などの構造と働き
第 1 0 回 酵素1 酵素の働きと性質
第 1 1 回 酵素2 酵素反応と補酵素
第 1 2 回 酵素3 酵素反応速度論、酵素の阻害
第 1 3 回 ビタミン 脂溶性ビタミン、水溶性ビタミンの構造と働き
第 1 4 回 生体膜 生体膜の構造と物質の輸送
第 1 5 回 栄養素の消化吸収
④ 授業時間外の学習
事前学習:予め授業の資料(プリント)を配布するので、教科書の該当項目とあわせて目を通しておくこと。
事後学習:項目毎に配布する「到達目標と課題」を参考に、授業内容を復習してまとめを作成すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
0%
0%
40%
「定期試験」:筆記試験
「その他」:授業期間の中程で行う筆記試験
⑥ 履修上の注意など
生化学を理解するためには生物学、無機化学および有機化学の基礎知識が必要である。前期の生物学、有機化
学の内容を復習しておくこと。特に化学の基礎知識を欠くと、理解することが難しい。化学を苦手とする学生は
自己学習によって不足を補うことが求められる。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『シンプル生化学改訂第 6 版』 林 典夫、廣野治子 編 南江堂
参考書:『ハーパー・生化学原書 29 版』上代淑人 監訳 丸善出版
『ストライヤー生化学第 7 版』入村達郎 他監訳 東京化学同人
その他生化学に関する分かりやすい解説書が図書館に用意されているので参考にするとよい。
− 36 −
病
理
学
(M12201)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
1 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
担当者名
研究室
新谷 路子
7 号館 2 階
研究室
講 義
① 授業の概要・ねらい
病理学は、病気の機構(病因、経過、転帰)を研究する学問であり、解剖学や生理学といった基礎医学と臨床
医学を橋渡しする分野に位置する。病理学の理解は、臨床医学、臨床検査学等を修得する上で極めて重要である。
本講義では、前半 9 回で病理学総論を、後半 5 回で各論を、最後に総まとめとして、主要な病態・疾患について
知識の整理を行う。
② 学習の到達目標
(1)疾病の原因(病因)について理解する。
(2)種々の病態や疾患の成り立ちを理解し、病因、臨床症状、診断に必要な検査法、予後などを説明すること
ができる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 病理学とは何か、病理学の領域、病理診断
第 2 回 細胞・組織の障害と修復、適応: 変性、細胞死、再生、化生、委縮、肥大、過形成
第 3 回 代謝異常: タンパク質代謝異常症、脂質代謝異常症、糖質代謝異常症
第 4 回 循環障害: 局所的循環障害、全身的循環障害
第 5 回 炎症: 炎症とは、急性炎症、慢性炎症
第 6 回 感染症: 病原体の種類、感染の成立、感染防御機構
第 7 回 免疫異常: 液性免疫と細胞性免疫、アレルギー疾患、自己免疫性疾患
第 8 回 腫瘍: 腫瘍の組織学的分類、腫瘍の発生、癌の病理診断
第 9 回 先天異常・遺伝子疾患、老化と老年病
第 1 0 回 各論Ⅰ: 循環器系、呼吸器系
第 1 1 回 各論Ⅱ: 消化器系①上部消化管
第 1 2 回 各論Ⅲ: 消化器系②下部消化管、肝臓、胆道、膵臓
第 1 3 回 各論Ⅳ: 泌尿器系、生殖器系
第 1 4 回 各論Ⅴ: 内分泌系、その他
第 1 5 回 総まとめ
④ 授業時間外の学習
病理学を学ぶ上で、人体の正常の構造や機能の理解は必須である。必要に応じて解剖学や生理学の教科書を読
みなおすこと。また、病理学の学習範囲は広く量が多いため、充分な予習・復習を心がけること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
100%
0%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
⑥ 履修上の注意など
病理学を学ぶ上で重要なポイントの 1 つは、形態学的変化を理解することである。そこで、講義ではイラスト
を描き説明するので、学生は必ず手描きでノートに写すこと。色ペン等があれば便利。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『シンプル病理学』 笹野公伸 他 南江堂
参考書:『病理学 / 病理検査学』 松原修 他 医歯薬出版
− 37 −
微 生 物 学
(M12240)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
1 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修 柳田 潤一郎
講 義
研究室
7 号館 2 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
病原微生物学の基礎の修得をめざす。ヒトと微生物のかかわりを身近な話題から取り上げる。ヒトとの共生、
発酵食品、自然界での物質循環や感染症などの話題から入門を試みる。次に、微生物の大まかな分類、構造・代
謝などの基本事項の理解、さらに実習に備え、微生物の発育条件や培養法などの知識の修得も目標にする。
② 学習の到達目標
微生物に関する基礎知識と微生物を取り扱うための心構えができることを目標にする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 微生物とは? 身の回りの微生物
第 2 回 微生物とは? 発酵、物質循環、感染症
第 3 回 微生物の発見と微生物学史
第 4 回 分類 微生物の大まかな分類
第 5 回 分類 原生動物、真菌、細菌、ウイルス
第 6 回 細菌の形態と構造
第 7 回 細菌の代謝と発育
第 8 回 細菌の変異と遺伝
第 9 回 細菌の培養法
第 1 0 回 正常微生物叢
第 1 1 回 今、話題の微生物(細菌)
第 1 2 回 今、話題の微生物(真菌、ウイルス)
第 1 3 回 消毒と滅菌
第 1 4 回 化学療法剤
第 1 5 回 まとめ、質疑応答
④ 授業時間外の学習
配布資料等を十分に読む。雑誌、新聞等で微生物関連記事を探し読む。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
0%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験
「製作物・実技など」:数回のレポート
⑥ 履修上の注意など
教科書だけではなく、各種資料や参考図書も利用する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床検査講座 微生物学 / 臨床微生物学 第 3 版』 岡田淳 他著 医歯薬出版
参考書:講義中に適宜紹介する。
− 38 −
公 衆 衛 生 学 Ⅰ
(M12301)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
1 前期 必修
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
第一種衛生管理者資格取得必修
栃倉 匡文
5 号館 3 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
公衆衛生とは『地域社会の組織的な努力を通じて疾病を予防し、寿命を延長し、身体的ならびに精神的健康と
能率の増進を図る科学であり、技術である』と定義される。本講義では、前半は健康の考え方、疫学の基本と技
法、健康の指標などについて学修する。さらには、現在直面している環境汚染、地球温暖化に伴う環境破壊に焦
点を当て、現状での課題および今後の対応策について考える。後半はわが国の医療保障制度の特色および仕組み
について学修し、公衆衛生活動の中での医療従事者の役割についても理解を深める。
② 学習の到達目標
・公衆衛生の概念について説明することができる。
・疫学調査、保健統計の意義について説明することができる。
・現代の環境汚染の特徴について例を挙げて説明することができる。
・私たちの健康に影響を与える環境因子を挙げ、説明することができる。
・わが国の医療保障制度の概要について説明することができる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 公衆衛生の概念
第 2 回 疫学①(疾病量の把握)
第 3 回 疫学②(疫学の方法)
第 4 回 疫学③(因果関係の評価)
第 5 回 保健統計①(健康指標)
第 6 回 保健統計②(人口統計)
第 7 回 環境保健①(環境汚染)
第 8 回 環境保健②(水質問題・温熱環境)
第 9 回 環境保健③(住環境の安全・土壌汚染)
第 1 0 回 環境保健④(環境ホルモン・公害)
第 1 1 回 保健医療①(医療保険)
第 1 2 回 保健医療②(高齢者医療)
第 1 3 回 保健医療③(介護保険)
第 1 4 回 地域保健活動①(地域保健法)
第 1 5 回 地域保健活動②(医療制度の仕組み)
④ 授業時間外の学習
授業を理解するために、予習・復習を心がけること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度
⑥ 履修上の注意など
日頃から公衆衛生に関する情報に関心を持つようにしてほしい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『わかりやすい公衆衛生学 第 4 版』 清水忠彦、佐藤拓代 ヌーヴェルヒロカワ
参考書:『サブノート保健医療・公衆衛生 2015』
メディックメディア
− 39 −
公 衆 衛 生 学 Ⅱ
(M12302)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
1 後期 必修
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
第一種衛生管理者資格取得必修
栃倉 匡文
5 号館 3 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
本講義では、前半は感染症に焦点を当てる。感染症の成立要因と伝播様式を理解し、代表的な感染症について
流行状況や感染予防対策について学修する。さらに、私たちの日常生活の中で身近な食中毒問題、ペットブーム
の影響から現在関心が高まっている動物由来感染症などについても事例を通して学修する。後半は生活環境の変
化に伴う肥満や生活習慣病など健康問題について考える。また、少子高齢化が進む中で直面している母子保健・
高齢者医療の課題と今後の動向ついても理解を深める。
② 学習の到達目標
・感染症の成立要因と伝播様式の具体例を挙げ、予防対策について説明することができる。
・食中毒の主な原因ならびに予防対策について説明することができる。
・生活習慣病の発症要因を挙げ、説明することができる。
・母子保健、高齢者医療の現状と今後の課題について説明することができる。
・健康教育とヘルスプロモーションの概念や具体的な取り組み方について説明することができる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 感染症とその予防①(成立要因、感染症法)
第 2 回 感染症とその予防②(主要な感染症)
第 3 回 感染症とその予防③(血液媒介感染症、動物由来感染症)
第 4 回 感染症とその予防④(予防接種)
第 5 回 食品保健①(細菌性食中毒、ウイルス性食中毒)
第 6 回 食品保健②(自然毒食中毒、化学性食中毒)
第 7 回 食品保健③(食品衛生管理)
第 8 回 食品保健④(健康食品)
第 9 回 生活習慣病①(概念と現状)
第 1 0 回 生活習慣病②(生活習慣改善)
第 1 1 回 高齢者医療、難病対策
第 1 2 回 母子保健
第 1 3 回 学校保健
第 1 4 回 健康教育とヘルスプロモーション
第 1 5 回 産業保健
④ 授業時間外の学習
授業を理解するために、予習・復習を心がけること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度
⑥ 履修上の注意など
日頃から公衆衛生に関する情報に関心を持つようにしてほしい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『わかりやすい公衆衛生学 第 4 版』 清水忠彦、佐藤拓代 ヌーヴェルヒロカワ
参考書:『サブノート保健医療・公衆衛生 2015』
メディックメディア
− 40 −
公衆衛生学実習
(M12311)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
1 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
実 習
研究室
◎栃倉 匡文 5 号館 3 階
鈴木 高史
研究室
① 授業の概要・ねらい
公衆衛生活動とは国民の健康維持・増進を念頭においた総合科学的な活動である。本実習では公衆衛生学講義
で学んだ知識をもとに、実習を通して基本的な理論や技術を修得する。さらに、実験結果から考えられる公衆衛
生学的背景にも言及し、考察できる能力を養う。
② 学習の到達目標
・機器類や製品の取り扱いに注意を払い、実験を安全に実施することができる。
・測定原理を理解し、得られた結果を正しく評価することができる。
・実験記録をつけ、レポートにまとめて報告することができる。
・統計・疫学・スクリーニングの基本的な考え方を理解し、各種データを評価することができる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 ガイダンス
第 2 回 室内環境①(気温・気湿・気流)
第 3 回 室内環境②(不快指数)
第 4 回 室内環境③(感覚温度)
第 5 回 水質検査①(pH、残留塩素)
第 6 回 水質検査②(大腸菌試験)
第 7 回 学校環境衛生検査(ダニアレルゲン)
第 8 回 アルコールの生体影響(アルコールパッチ試験)
第 9 回 保健統計①(概論)
第 1 0 回 保健統計②(相関と回帰)
第 1 1 回 検定①(パラメトリック検定法)
第 1 2 回 検定②(ノンパラメトリック検定法)
第 1 3 回 疫学研究①(疫学指標、曝露効果)
第 1 4 回 疫学研究②(疫学研究の方法)
第 1 5 回 スクリーニング
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
④ 授業時間外の学習
実習内容を理解するために、予習・復習を心がけること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
45%
10%
45%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:実習態度
「製作物・実技など」:実習レポート
⑥ 履修上の注意など
レポートの提出は必須である。
各回の進度や理解度により、本シラバスの内容は変更する場合がある。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『公衆衛生学実験・実習』 角野猛、須崎尚 建帛社
適宜プリントを配布する。
参考書:『公衆衛生学』 眞野喜洋、片山博雄 医歯薬出版
− 41 −
医 療 工 学 Ⅰ
(M12400)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
1 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
講 義
担当者名
研究室
関 雅幸
7 号館 4 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
生体で発生する様々な物理的、化学的、電気的な信号を電気的信号に変換して増幅し、解析し、記録するのが、
医療検査機器である。この講義ではその原理を理解するためにエレクトロニクスの基礎知識の修得を目的とする。
電磁気の基礎を学び、三角関数や複素数など数学的予備知識を基に、交流理論の解説を行い、交流と直流の違
い、生体信号と交流信号との関係、インピーダンスの物理的意味等を理解する。さらに現代エレクトロニクスの
理解にとって重要な半導体の物理的基礎やダイオード、トランジスタの原理や動作を学ぶ。
② 学習の到達目標
物理的および数学的基礎知識の上に立って、医療工学に必要な電磁気学、エレクトロニクスの基礎を理解する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 生体と電気の関わり
第 2 回 クーロンの法則、静電場①(電場、電気力線、電位)
第 3 回 静電場②(静電誘導)、ガウスの法則、コンデンサ
第 4 回 静磁場、電流による磁場の発生、電磁誘導
第 5 回 直流と交流の違い、直流回路(オームの法則、キルヒホッフの法則)
第 6 回 三角関数と複素数①:三角関数のグラフ、周期、周波数、角周波数、位相
第 7 回 三角関数と複素数②:複素数の極座標表示、指数関数表示
第 8 回 交流の数学的表現
第 9 回 インピーダンス①:複素インピーダンス、コンデンサ、抵抗、インダクターのインピーダンス
第 1 0 回 インピーダンス②:合成インピーダンス、共振回路
第 1 1 回 真空管、ブラウン管オシロスコープ
第 1 2 回 半導体、ダイオード
第 1 3 回 バイポーラトランジスタ
第 1 4 回 増幅回路、FET
第 1 5 回 補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
授業前には事前に指示した内容を調べたり、教科書の該当箇所を読んでくること。事前配布物がある場合はそ
れを読んでくること。授業後はプリント等を見直し、よくわからない点などを教科書やインターネット等で調べ
ること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
0%
0%
30%
「定期試験」:筆記試験
「その他」:課題
⑥ 履修上の注意など
数式を理解するには実際に手を動かして式を書いてみること、さまざまな現象を理解するには図やグラフを 手で描いてみることが大切である。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床検査学講座 医用工学概論』 医歯薬出版
参考書:『ライフサイエンス物理学[第 2 版]』 廣川書店
− 42 −
医 療 工 学 Ⅱ
(M12410)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
1 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
講 義
担当者名
研究室
関 雅幸
7 号館 4 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
心電計や脳波計などの医療検査機器を中心に、それらの動作原理や実践面での問題等を学ぶ。これらを修得す
るために、増幅器、ロハ器、論理回路等の原理を学び、生体信号がいかに観測可能な電気信号に変換されてゆく
のかを理解する。次に、生体からの電気的、化学的、物理的信号のピックアップに使われる生体トランスジュー
サーの動作原理を学ぶ。最後に、最新の医療検査機器である CT(コンピュータトモグラフィ)、PET、MRI 等
の原理や、病気の診断・治療に用いられるレーザーについて学ぶ。
② 学習の到達目標
医療工学Ⅰの基礎の上に立って、医療工学に用いられるエレクトロニクス、生体トランスジューサー等の基礎
知識を修得する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 微分回路・積分回路
第 2 回 ロハ器
第 3 回 増幅回路①〔RC 結合増幅回路、負帰還増幅回路〕
第 4 回 増幅回路②〔差動増幅回路、演算増幅回路(オペアンプ)〕
第 5 回 電源回路〔整流回路、平滑回路、直流電圧安定化回路〕
第 6 回 論理回路①〔AND 回路、OR 回路、NAND 回路、NOR 回路等〕
第 7 回 論理回路②〔加算器〕、マルチバイブレータ
第 8 回 変調、生体物性、生体情報計測、電極
第 9 回 雑音、心電計、脳波計、筋電計
第 1 0 回 生体トランスジューサー①〔圧力、音を利用するもの〕
第 1 1 回 生体トランスジューサー②〔光、熱、その他を利用するもの〕
第 1 2 回 電撃、安全対策
第 1 3 回 記録装置、超音波診断装置
第 1 4 回 最新の医療機器〔CT、PET、MRI〕
、レーザー
第 1 5 回 補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
授業前には事前に指示した内容を調べたり、教科書の該当箇所を読んでくること。授業後はプリント等を見直
し、よくわからない点などを教科書やインターネット等で調べること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
0%
0%
30%
「定期試験」:筆記試験
「その他」:課題
⑥ 履修上の注意など
理解できないことがあれば、必ず友人、担当教員に質問するか、図書館やインターネットで調べること。
医療工学Ⅰを履修したことを前提として授業を進める。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床検査学講座 医用工学概論』 医歯薬出版
参考書:『ライフサイエンス物理学[第 2 版]』 廣川書店
『生体用センサと計測装置』 コロナ社
− 43 −
医動物学・同実習
(M13051)
2
講義・実習
時間数
/単位
45
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
研究室
◎栃倉 匡文
5 号館 3 階
1 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修 鈴木 高史
研究室 他
澤村 暢
① 授業の概要・ねらい
寄生虫は原虫類および蠕虫類に代表される宿主内部に寄生する内部寄生虫と、節足動物を主とした衛生動物に
代表される外部寄生虫とに大別される。本講義では、これら寄生虫のヒトへの感染経路、ヒト・寄生虫の相互関
係、寄生虫の生活環、ヒトへの病害等について学修する。
実習では講義で学んだ知識に加え、虫体や虫卵、病理組織標本などを使って診断手技を修得する。
② 学習の到達目標
臨床検査技師として備えるべき医動物学知識の理解を深めるとともに、実習を通して疾病診断に必要な技術を
身につける。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 講義①医動物学総論
第 2 回 実習①ガイダンス
第 3 回 講義②原虫類各論
第 4 回 実習②原虫類(赤痢アメーバ、ランブル鞭毛虫などの観察)
第 5 回 実習③原虫類(トキソプラズマ、マラリアなどの観察)
第 6 回 講義③線虫類各論(回虫、アニサキスなど)
第 7 回 講義④線虫類各論(糞線虫、施尾線虫など)
第 8 回 実習④線虫(アニサキス)の検出・観察
第 9 回 実習⑤線虫類(線虫卵、虫体、病理標本の観察)
第 1 0 回 講義⑤吸虫類各論
第 1 1 回 実習⑥吸虫類(吸虫卵、虫体、病理標本の観察)
第 1 2 回 講義⑥条虫類各論
第 1 3 回 実習⑦条虫類(条虫卵、虫体、病理標本の観察)
第 1 4 回 講義⑦衛生動物
第 1 5 回 実習⑧衛生動物の標本観察
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
④ 授業時間外の学習
実習内容を理解するために、予習・復習を心がけること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
45%
10%
45%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:実習態度
「製作物・実技など」:実習レポート
⑥ 履修上の注意など
レポートの提出は必須である。
各回の進度や理解度により、本シラバスの内容は変更する場合がある。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『医動物学 改訂6版』 吉田幸雄、有薗直樹 南山堂
適宜プリントを配布する。
参考書:使用しない。
− 44 −
基 礎 検 査 学 Ⅰ
(M13261)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
1 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
担当者名
研究室
新谷 路子
7 号館 2 階
研究室
講 義
① 授業の概要・ねらい
臨床検査の歴史は、人体から排泄された尿を観察することから始まり、今日では種々の検査領域(生化学的検
査、免疫学的検査、微生物学的検査ほか)が加わり細分化し発展してきた。一般検査とは、尿や糞便、脳脊髄液
などを用いた定性・定量検査や、尿沈渣などの形態学的検査のことをいい、スクリーニング検査として重要な役
割を果たしている。基礎検査学Ⅰでは、臨床検査の発展の歴史、検体の採取や保存法、安全な採血法、検査の臨
床的意義等について学修する。
② 学習の到達目標
(1)臨床検査の発展の歴史を学び、臨床検査技師の使命と役割について認識する。
(2)検体の採取および保存法について理解する。
(3)採血法について正しく理解する。
(4)検査結果がどのような病態を反映するか理解する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 臨床検査の歴史、臨床検査技師の役割と使命
第 2 回 採血法Ⅰ: 採血行為の範囲、注意事項
第 3 回 採血法Ⅱ: 採血の手技
第 4 回 検体の取扱いⅠ: 尿、糞便、喀痰
第 5 回 検体の取扱いⅡ: 血液、胃液、十二指腸液、脳脊髄液、穿刺液、精液、その他
第 6 回 一般検査とは
第 7 回 腎臓の構造と機能、尿の生成と組成
第 8 回 尿の一般的性状: 尿量、外観、尿比重、尿浸透圧、pH
第 9 回 尿定性試験紙の取扱い
第 1 0 回 尿検査法Ⅰ: 尿タンパクとは
第 1 1 回 尿検査法Ⅱ: 尿糖とは
第 1 2 回 尿検査法Ⅲ: 血尿とは
第 1 3 回 尿検査法Ⅳ: 尿の形態学的検査法(尿沈渣)
第 1 4 回 予防医学とスクリーニング検査、POCT、OTC 検査
第 1 5 回 尿検査の基礎まとめ
④ 授業時間外の学習
参考書としては、臨床検査技師のバイブルとも云える「臨床検査法提要」が在学中~卒後も参考になる。
検査法の原理を理解するには、化学の知識が必要となるので、必要に応じて確認をすること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
100%
0%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
⑥ 履修上の注意など
臨床検査の発展の歴史を学び、これからの臨床検査技師像について展望する機会としてほしい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床検査講座「臨床検査総論」』 医歯薬出版
参考書:『一般検査技術教本』 (社)日本臨床衛生検査技師会編
『臨床検査法提要』 金井泉 金原出版
− 45 −
− 46 −
英語コミュニケーションⅠ
(M11081)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
2 後期
演 習
資格取得要件
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
必修
担当者名
研究室
小西 千鶴
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
日本の文化を英語でどう紹介すればよいのか。先ず、海外でもよく知られている日本の行事や習慣を、絵図を
見ながら短い質問に簡単に英語で答えてもらう。それから本題に入る。主にアメリカ社会での関心事・社会問題
をテーマに、事例を紹介しながら理解を図り、各自の意見や考えを述べてもらう。ねらいは、テーマに応じた特
定の単語やフレーズ、そして特有の表現を学び、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能を実践的に修得するこ
とにある。
② 学習の到達目標
進学や留学、仕事に向けて、また検定試験対策として実用的英語の理解と使用ができる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 Beauty Is in the Mind of the Beholder(倫理問題)
第 2 回 A Boy’s Shelter for Street People(チャリティについて)
第 3 回 Attached to Crime(貧困と犯罪)
第 4 回 Their Old Lifestyle Is Worth Keeping(異文化との交流について)
第 5 回 The Bible Hospital(愛用品と自己との関係)
第 6 回 The Baby Beeper(必要は発明の母?)
第 7 回 If It Smells Like Fish, Forget It(広告の信用性)
第 8 回 Home Instead(高齢化社会と介護の問題)
第 9 回 Living through Divorce(時事問題)
第 1 0 回 Meet You on the Air(現実と理想の違い)
第 1 1 回 When Does Life Begin?(医療問題)
第 1 2 回 The Global Village(移民問題)
第 1 3 回 Medical Insurance in America(医療保険)Part 1
第 1 4 回 Medical Insurance in America(医療保険)Part 2
第 1 5 回 The Right to Die VS the Right to Life(尊厳死とは)
④ 授業時間外の学習
必要に応じて指示をする。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
50%
0%
10%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:小テスト、課題(授業時に提示)への取り組み
「その他」:予備知識の共有
⑥ 履修上の注意など
英語(社会)とは話す文化であることを念頭において提示されたテーマと積極的に向き合い考えること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。プリントを随時配布する。
参考書:随時紹介する。
− 47 −
時間数
/単位
医 療 英 語
(M11110)
1
演 習
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
研究室
◎山﨑麻由美
坂本 秀生
野村 秀明 4 号館 3 階
2 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
澤田 浩秀 研究室 他
松元英理子
髙松 邦彦
① 授業の概要・ねらい
医療の現場で英語は必要不可欠である。検査を実施する時の会話から専門用語にいたるまで幅広い英語力が求
められる。この授業のねらいは医療に関する様々な英語に触れ、臨床検査技師に必要な英語を学ぶことである。
② 学習の到達目標
医療の現場で用いる英語を学び、臨床や研究で使うことができるようになることが到達目標である。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション、医療の専門用語
第 2 回 専門の文書を読む
第 3 回 論文の構成
第 4 回 論文の表現
第 5 回 専門の文献を読む(留意すべき点)
第 6 回 専門の文献を読む(検査に関する文書を読む)
第 7 回 専門の文献を読む(医療系の記事を読む)
第 8 回 臨床で必要な会話表現1:血液検査、尿検査 第 9 回 臨床で必要な会話表現 2:便検査、心電図検査
第 1 0 回 臨床で必要な会話表現 3:超音波検査、その他
第 1 1 回 臨床で使う表現(会話・文書)の復習と応用
第 1 2 回 研究・学会発表
第 1 3 回 海外で臨床検査技師として働く
第 1 4 回 海外での医療現場
第 1 5 回 海外の医療事情・現状
(担当者:山﨑)
(担当者:松元)
(担当者:山﨑)
(担当者:山﨑)
(担当者:澤田)
(担当者:山﨑)
(担当者:山﨑)
(担当者:山﨑)
(担当者:山﨑)
(担当者:山﨑)
(担当者:山﨑)
(担当者:高松)
(担当者:坂本)
(担当者:野村)
(担当者:山﨑)
④ 授業時間外の学習
予習・復習は必ずすること。与えられた課題は仕上げること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
20%
10%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度、課題の提出
「製作物・実技など」:Review 用紙の提出
⑥ 履修上の注意など
授業には必ず辞書を持参すること。与えられた課題は仕上げること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:随時紹介する。
− 48 −
生 命 と 倫 理
(M11200)
2
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
2 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
担当者名
研究室
上田 國寛
本館 3 階
学長室
講 義
① 授業の概要・ねらい
医学とバイオサイエンスの進歩は近年著しく、これまで神のみに許されていた生命の領域に人の手が入りはじめている。
それは命の芽生え(受精)から終焉(死)にまで及び、医学のすべての領域を含む。こうした状況にあって、生命のメカニ
ズムを理解し、
「いのち」のあるべき姿を求める努力は時代の生命観と個人の人生観を支えるものと言える。それは当
然医療の根幹、看護や医療検査の本質にも関わり、これに携わる者一人ひとりが自分の答えを求められる課題である。
本講義では、生命倫理に関わるテーマの中から、尊厳死、安楽死、脳死、臓器移植、再生医療、薬害と公害、
遺伝子診断、遺伝子治療などを取り上げて解説するとともに、日常目にする新聞やテレビのニュースの中から関
連するテーマを取り出して、生命倫理が一般の社会生活にも深く関わっている実態を明らかにする。
なお、この科目は医療検査学科、看護学科の合同科目である。
② 学習の到達目標
医療に携わる者の視点から、生命倫理について十分理解し、自らの考えを導き出せるようになる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 生命倫理…ヒトと人、いのちの尊厳、死生観、いのちの二元論、科学と宗教
第 2 回 生命倫理の変遷…ヒポクラテスの誓い、医療の社会性、功利主義、ホロコースト
第 3 回 生命倫理の確立…自己決定権、インフォームドコンセント、ニュルンベルク綱領、ヘルシンキ宣言
第 4 回 生命倫理学の方法…原則論、手順論、物語論、医療倫理の四原則
第 5 回 終末期医療…医療と死、死の自己決定権、尊厳死、安楽死、ホスピス
第 6 回 臓器移植…臓器提供、ドナーカード、脳死判定、臓器売買、移植ツアー
第 7 回 再生医療…細胞移植、組織移植、ES 細胞、iPS 細胞、mGS 細胞
第 8 回 遺伝子工学…クローン動物、遺伝子組み換え作物、生物の多様性、エピジェネティクス
第 9 回 遺伝子診断…保因者診断、出生前診断、遺伝カウンセリング、遺伝差別、3 省指針
第 1 0 回 遺伝子治療…遺伝子補填医療、遺伝子組み換え医薬、ゲノム編集、人間改造、デザインベビー
第 1 1 回 生殖補助医療…人工授精、試験管ベビー、胚の選別、ヒト胚クローニング、代理母
第 1 2 回 性と倫理…二種類の性(ジェンダーとセックス)、性差医療、性同一性障害、性分化異常症
第 1 3 回 薬害…薬効と副作用、サリドマイド禍、エイズ禍、イレッサ騒動、臨床試験(治験)
第 1 4 回 公害と災害…企業の責任、行政の責任、環境破壊、災害障害、石綿禍、格差社会
第 1 5 回 社会福祉…差別と区別、個人と社会、障害者の支援、資源の分配、競合と共生
④ 授業時間外の学習
初回授業の前日と前々日の新聞(朝日、毎日、読売、産経、神戸のどれでもよい)に目を通しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
0%
0%
20%
「定期試験」:筆記試験
「その他」:レポート、プレゼンテーション
⑥ 履修上の注意など
日常目にするマスコミ情報の中から生命倫理に関するものを集め(新聞の切り抜き、インターネット情報など)、
レポートやプレゼンテーションの資料とすること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。講義プリントを配布する。
参考書:『生命倫理と医療倫理』 伏木信次・樫 則章・霜田求編 金芳堂
『医療倫理学の方法:原則・手順・ナラティヴ』宮坂道夫著 医学書院
− 49 −
組 織 学・ 同 実 習
(M12134)
2
時間数
/単位
45
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
2 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
講義・実習
研究室
◎岩井 重寿 7 号館 2 階
布引 治 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
組織学・同実習は解剖学で修得したマクロ的知識を基本として各種臓器の組織構築について講義と顕微鏡観察
で学修する。これらの科目は臨床病理検査学や細胞検査学はもとより臨床検査を学ぶ上で必須の基礎知識である。
組織学的特徴を見極めることでそれぞれの形態と機能分化を修得する。
② 学習の到達目標
1.正常の組織名が判別できる
2.組織構築する細胞が理解できる
3.各種の臓器を構築する組織学的特徴が説明できる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 基本組織Ⅰ(上皮組織)
第 2 回 基本組織Ⅱ(支持組織)、感覚器(皮膚)
第 3 回 循環器系(心臓、大動脈)
第 4 回 免疫系(胸腺、脾臓)
第 5 回 消化器系Ⅰ(食道、胃)
第 6 回 消化器系Ⅱ(十二指腸、空腸・回腸)
第 7 回 消化器系Ⅲ(大腸)
第 8 回 消化器系Ⅳ(肝臓、膵臓)
第 9 回 呼吸器系(気管、肺)
第 1 0 回 泌尿器系(腎臓、膀胱)
第 1 1 回 内分泌系(下垂体、甲状腺,副腎)
第 1 2 回 脳・神経系(大脳、小脳)
第 1 3 回 生殖器系Ⅰ(精巣、前立腺)
第 1 4 回 生殖器系Ⅱ(卵巣、卵管、子宮)
第 1 5 回 総括
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:岩井)
④ 授業時間外の学習
予習は教科書で行い、復習はスケッチから各種の組織学的特徴を再認識すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
10%
10%
0%
「定期試験」:筆記試験(組織画像を含む)
「平常点」:受講態度および積極性
「製作物・実技」:レポート、スケッチ
⑥ 履修上の注意など
1.スケッチをとりますので A4 版スケッチブックと 12 色程度の色鉛筆を持参のこと。
2.スケッチは組織構築とともに構成細胞の種類と形態も含めて描写すること。
3.授業ごとにスケッチの確認をします。また、提出を求めることがあります。
4.manaba を活用することがあります。
5.顕微鏡画像の撮影は許可しますが、撮影画像は個人利用に限定します。
6.繰越再試験は実施しません。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『Fiore 人体組織図譜』 原著者 Eroschenko, V.P.(訳:藤田 恒夫) 南江堂
参考書:適宜紹介します。
− 50 −
生 理 学 実 習
(M12160)
1
時間数
/単位
45
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
2 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
実 習
研究室
◎杉山 育代 2 号館 2 階
今西麻樹子
研究室
① 授業の概要・ねらい
生理学で学んだ内容のうち、主に循環、呼吸および筋運動を取り上げて、実際に人体の生理活動を捉え、その
機能と調節機構についての理解を深め、医療検査に必要な基礎知識を修得する。また、実習を通して危機管理を
考え患者と医療従事者にとって安全な検査を行う心構えを作る。
② 学習の到達目標
(1)身体の生理現象を理解する。
(2)検査機器の基礎的な取り扱いを習得する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 安静時心電図①(心臓の解剖と刺激伝導系)
第 2 回 安静時心電図②(四肢誘導)
第 3 回 安静時心電図③(波形の成り立ち)
第 4 回 安静時心電図④(波形計測)
第 5 回 血圧測定(体位変換)、心音・脈波、脳血流測定(脳活動時他)
第 6 回 肺気量分画①(肺の解剖)
第 7 回 肺気量分画②(肺の生理)
第 8 回 パルスオキシメーター(SpO2 と PaO2)
第 9 回 筋電図(M 波・H 波)
第 1 0 回 筋応答・熱画像
第 1 1 回 超音波機器の取り扱い方
第 1 2 回 超音波で見る呼吸のメカニズム①(横隔膜の移動を見る)
第 1 3 回 超音波で見る呼吸のメカニズム②(血管径、血流速度の変化を見る)
第 1 4 回 超音波で計る動静脈血流速度の違い
第 1 5 回 平衡感覚
④ 授業時間外の学習
実習書を配布。実習書を熟読し、綿密な予習を行い、実習内容を理解した上で実習に臨むこと。
実習日に必ずデータ整理を行い、その週のうちにレポート作成を行うこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
0%
40%
0%
「定期試験」:筆記試験
「製作物・実技など」:実習前課題、レポート
⑥ 履修上の注意など
実習室には、実習書、参考書、筆記用具のみの持ち込みとする。名札を付けた白衣着用のこと。指輪、携帯電
話は、不可。安全について細心の注意を払うこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:実習書『心電図ドリル』 杉浦 哲朗 監修 土居忠文、宮尾恵示 著 ベクトル・コア
『標準臨床検査学 生理検査学・画像検査学』医学書院
参考書:『シンプル生理学(改訂第6版)』 貴邑 冨久子
『入門人体解剖学』 藤田 恒夫
− 51 −
生 化 学 Ⅱ
(M12180)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
2 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修 坊垣 美也子
講 義
研究室
7 号館 2 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
生化学Ⅰでは私たちが摂取している栄養素や体を構成する物質、これらの物質の変化(代謝)に関わる酵素に
ついて学んだ。これらの生体物質は私たちの体の中でどのように代謝され、それはどのようなしくみによって調
節されているのであろうか、また代謝やその調節機構の破綻はどのような疾患をもたらすのか。これらを理解す
るために生化学Ⅱでは(1)糖質、脂質、アミノ酸、タンパク質等の代謝とその調節のしくみ、(2)核酸を構
成する塩基の合成と分解、(3)ヘムの合成と分解および(4)ホルモンの構造と働きを学ぶ。
② 学習の到達目標
上にあげた項目(1)~(4)について理解して基本知識を修得し、その知識を 2 年生後期以降に開講される
臨床化学検査学の学習や疾患の理解に役立てることを目指す。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 糖質代謝1 解糖、グリコーゲンの合成と分解 第 2 回 糖質代謝2 TCA回路、糖新生
第 3 回 糖質代謝3 ペントースリン酸経路、糖の相互変換
第 4 回 脂質代謝1 リポタンパク質とその代謝
第 5 回 脂質代謝2 脂肪酸の動員とβ酸化による分解
第 6 回 脂質代謝3 ケトン体の合成と分解、脂肪酸の合成
第 7 回 脂質代謝4 リン脂質、コレステロールの代謝
第 8 回 電子伝達系と酸化的リン酸化
第 9 回 アミノ酸代謝1 脱アミノ反応とアミノ酸の分解・尿素サイクル
第 1 0 回 アミノ酸代謝2 脱炭酸反応と生理活性アミン、クレアチンの合成
第 1 1 回 糖質・脂質・アミノ酸代謝の相互関係と調節
第 1 2 回 核酸 核酸の構造とモノヌクレオチドの合成と分解
第 1 3 回 ヘムの合成と分解
第 1 4 回 ホルモン1 ホルモンによる生体の調節と作用機構
第 1 5 回 ホルモン2 各ホルモンの構造とはたらき
④ 授業時間外の学習
事前学習:予め授業の資料(プリント)を配布するので、教科書の該当項目とあわせて目を通し、さらに各項
目に関係する生化学Ⅰの範囲を復習しておくこと。
事後学習:項目毎に配布する「到達目標と課題」を参考に、授業内容を復習してまとめを作成すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
0%
0%
40%
「定期試験」:筆記試験
「その他」:4 回の小テスト
⑥ 履修上の注意など
生化学Ⅱは生化学Ⅰよりもさらに難しくなる。生化学Ⅱを理解するためには生化学Ⅰの内容を十分に理解しておくこと
が必要である。不足している知識は授業の前に自己学習で補うこと。生化学Ⅰを履修したことを前提として授業を進める。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『シンプル生化学改訂第 6 版』 林 典夫、廣野治子編 南江堂
参考書:『イラストレイテッド ハーパー・生化学原書 29 版』 上代淑人監訳 丸善
『リッピンコットシリーズ イラストレイテッド生化学第 6 版』 石崎泰樹他監訳 丸善
その他生化学に関する分かりやすい解説書が図書館に用意されているので参考にするとよい。
− 52 −
生 化 学 実 習
(M12190)
1
時間数
/単位
45
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
2 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
実 習
研究室
◎坊垣美也子 7 号館 2 階
澁谷 雪子 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
生化学実習は生化学検査学実習につながる、生化学的分析の基礎知識・基礎技術の修得を主な目標とする科目
である。実習では生化学Ⅰで学んだ糖質、脂質、タンパク質などの生体物質の構造や物理化学的性質に基づき 1)
生体成分の定量分析、2)クロマトグラフィー、3)電気泳動などによる生化学的な分析を行う。これらの実験を
通じて分析方法の原理を理解するとともに、分析の基礎技術を修得する。また、酵素に関しては活性測定の方法、
性質などについて実習を通じて理解を深める。さらに実験結果を考察し、結論を導き出す論理的思考力および問
題解決能力を養う。
② 学習の到達目標
1)生体物質の構造や、物理化学的な性質に基づく分析原理・方法を理解していること
2)用途に適した器具を選ぶことを始めとして分析に必要な基本的技術を修得すること
3)得られた結果を論理的に分析・考察し、レポートにまとめられること
③ 授業の内容・計画
第 1 回 実習オリエンテーション 実習に関する諸注意および基礎知識の確認
第 2 回 糖質および酵素1 酵素法による糖質の定量と酵素の特異性の検討
第 3 回 タンパク質1 塩析による血清タンパク質の分離および定量
第 4 回 タンパク質2 電気泳動によるタンパク質の分析
第 5 回 タンパク質3 カラムクロマトグラフィーによるタンパク質の分離
第 6 回 酵素2 酵素活性における温度およびpHの影響の検討
第 7 回 酵素3 酵素のKmの測定
第 8 回 脂質 薄層クロマトグラフィーによる脂質の分離と同定
④ 授業時間外の学習
事前学習:実習対象の生体物質の構造や性質を復習するための課題を課すので、必ず仕上げて期限までに提出
すること。また円滑に作業が進められるように、予め配布された実習の測定・分析原理、操作法を
熟読しておくこと。
事後学習:各回実習レポート作成マニュアルに従ってレポートを作成し、期限までに提出すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
30%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:各回作成するレポートおよび課題の提出状況および評価
⑥ 履修上の注意など
実習では実際に自ら実験操作を行うことでその実験の意味を理解し、技術を身につけることが可能になる。ま
た実習レポートをまとめることによって、より深い理解や、論理的思考力が得られる。従って、毎回欠かさず出
席し積極的に実習に取り組み、適切なレポートを作成して期限までに提出すること。レポートを提出することが
成績評価の前提である。生化学Ⅰを履修したことを前提として実習を進める。
⑦ 教科書・参考書
教科書:実習内容の解説、操作法などをまとめた冊子を配布する。
参考書:随時紹介する。
− 53 −
免
疫
学
(M12220)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
2 前期 必修
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
第一種衛生管理者資格取得必修
鈴木 高史
5 号館 3 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
免疫とは、ウイルス、細菌、真菌、寄生虫などの病原微生物による感染から体を守る仕組みであり、自己と非
自己を識別する機構がその根幹をなしている。免疫の仕組みは、近年の分子生物学の進歩により分子レベルで解
明されつつあり、免疫学は新たな概念が生まれる魅力ある分野となっている。免疫学では生命科学的な視野で免
疫の仕組みを学ぶ。
② 学習の到達目標
免疫の仕組み、免疫応答に関わる細胞、因子について医療検査に必要な基本的な知識を修得する。
具体的には以下。
(1)自然免疫、獲得免疫の概念を充分に理解し、重要な用語について説明できる。
(2)抗原提示のシステムについて説明できる。
(3)抗体の構造、種類、役割について充分に理解し説明できる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 免疫とは何か イントロダクション
第 2 回 免疫系の進化
第 3 回 自然免疫 免疫担当細胞
第 4 回 補体
第 5 回 獲得免疫 免疫担当細胞・器官
第 6 回 獲得免疫 抗原の認識・HLA
第 7 回 獲得免疫 抗原情報の伝達
第 8 回 T 細胞 ①(T細胞の活性化メカニズム)
第 9 回 T 細胞 ②(T細胞受容体の多様性と遺伝子の再構成)
第 1 0 回 B 細胞 ①(抗体産生のメカニズム)
第 1 1 回 B 細胞 ②(免疫グロブリンの多様性と遺伝子の再構成)
第 1 2 回 抗体の構造、種類と役割
第 1 3 回 自己免疫疾患とアレルギー
第 1 4 回 医療と免疫学
第 1 5 回 まとめ
④ 授業時間外の学習
本講義は各回の内容をもとにそれ以降の内容が展開するため、各回での復習を要する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度等
⑥ 履修上の注意など
毎回の講義を真剣に聴講し、理解していくことが最も重要である。不明な点は積極的に質問すること。各回の
進度、理解度により、本シラバスの内容は変更する場合がある。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『免疫系のしくみ - 免疫学入門 -』Lauren Sompayrac(桑田啓貴・岡橋暢夫 訳)東京化学同人
参考書:『もっとよくわかる!免疫学』 河本宏 羊土社
− 54 −
血
液
学
(M12230)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
2 前期 必修
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
3 号館 3 階
井本 しおん
第一種衛生管理者資格取得必修
研究室
① 授業の概要・ねらい
1)血球の機能、止血・血栓形成の制御機構など、血液学の基礎を理解し、医療検査に必要な基礎知識を身に
つける。
2)重要な血液疾患の発生機序や病態を理解し、基本的な専門知識を身につける。
② 学習の到達目標
1)血球産生の調節機構とそれぞれの血球の機能を理解する。
2)貧血、白血病、血小板減少症など、血球の異常を来す代表的な疾患についての知識を身につける。
3)凝固・線溶系の機能を理解し、血友病など止血機構の異常をきたす疾患についての知識を身につける。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 血液学の基礎知識① 血液学とは? 血球の産生
第 2 回 血液学の基礎知識② 血球の役割
第 3 回 血液学の基礎知識③ 血小板と凝固因子
第 4 回 赤血球の異常:ヘモグロビン合成障害による貧血
第 5 回 赤血球の異常:造血障害による貧血
第 6 回 赤血球の異常:溶血性貧血
第 7 回 白血球の異常:白血球の数と機能の異常(非腫瘍性疾患)
第 8 回 白血球の異常:急性白血病
第 9 回 白血球の異常:骨髄増殖性腫瘍、骨髄異形成症候群
第 1 0 回 白血球の異常:リンパ系腫瘍
第 1 1 回 血小板の異常:血小板減少と血小板機能異常
第 1 2 回 凝固の異常:血友病、出血性素因
第 1 3 回 凝固・線溶・血小板の異常:播種性血管内凝固症候群など
第 1 4 回 血管の異常、血栓性素因
第 1 5 回 血液学のまとめ
④ 授業時間外の学習
授業の中で課題を提示し、レポートや小テスト、発表などで評価する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
30%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:レポート、授業中の発表など
⑥ 履修上の注意など
授業中の配布資料を基に、教科書で復習・予習すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『標準臨床検査学:血液検査学』 矢富裕・遠山薫 医学書院
『臨床検査学講座:血液検査学 第 3 版』 奈良信雄 他 医歯薬出版
『血液検査ノート - 形態速習アトラス-』 巽 典之 文光堂
参考書:必要に応じ授業中に提示する。
− 55 −
分子細胞生物学
(M12250)
1
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
2 前期
講 義
資格取得要件
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
必修
担当者名
研究室
坂本 秀生
7 号館 2 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
ヒトを代表とした動物細胞である真核細胞の理解に的を絞る。細胞は生命現象の基本であり、細胞内にある核
を初めとした構造物の機能、細胞内代謝、遺伝子発現、細胞間相互作用について理解する。履修済みの分子生物
学的知識と技術を培養細胞に用いる事で、生命現象が細胞レベルから成り立っている事を修得し、医療の発展に
寄与できる自己研鑚力を身につける。
② 学習の到達目標
分子的に細胞機能を理解し、分子細胞生物学が臨床検査にも生かされる事を理解する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 分子細胞生物学の概要
第 2 回 細胞を用いた研究
第 3 回 生体内での物質輸送
第 4 回 核膜と小胞体
第 5 回 細胞内での情報伝達
第 6 回 細胞骨格
第 7 回 細胞周期とガン
第 8 回 細胞の結合様式
④ 授業時間外の学習
本講義は実習が無いので、細胞を用いて研究している教員を訪ね、実際の研究現場に関わるとより効果的。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度及び授業中の応答
⑥ 履修上の注意など
用いる図表は教科書中心に行うので、板書を書き取るより内容を理解しながら履修すると効果的。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『分子細胞生物学』 多賀谷光男 朝倉書店
参考書:『細胞の分子生物学』 Bruce Alberts(著) 中村桂子(訳) ニュートンプレス
− 56 −
遺
伝
学
(M12260)
1
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
2 前期
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
◎髙松 邦彦 5 号館 3 階
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
森 正敬 研究室 他
必修
① 授業の概要・ねらい
染色体検査もしくは、家系図から遺伝子表現型としての疾患を予測し、臨床検査として治療に役立たせる事が
可能である。これらは遺伝学を臨床現場へ導入した一部であり、メンデルの遺伝法則、優性遺伝と劣性遺伝、遺
伝子の存在箇所、DNA と遺伝子に関わる分子遺伝学、遺伝情報伝達の基礎であるセントラルドグマについて理
解する事で検査を正しく遂行できる。遺伝学の基礎を習得後、遺伝子表現型と病因性の関係につき理論的に理解
し、古典的遺伝学と分子遺伝学の相互関係を説明できること目標とする。
② 学習の到達目標
古典遺伝学だけでなく、分子遺伝学まで含めた遺伝学を理解する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 はじめに(遺伝と環境、単一遺伝子病、多因子遺伝病、遺伝形式)
(担当者:森)
第 2 回 常染色体優性遺伝病
(遺伝形式、ハプロ不全、構造遺伝子異常、神経難病、ミスフォールディング病)
(担当者:森)
第 3 回 常染色体劣性遺伝病、遺伝子変異
(遺伝形式、先天性代謝異常症、遺伝子変異、多因子遺伝病、双生児解析)
(担当者:森)
第 4 回 X,Y染色体連鎖遺伝病
(性染色体、X染色体、伴性遺伝、X染色体不活性化、Y染色体、染色体異常)
(担当者:森)
第 5 回 非メンデル遺伝
(ミトコンドリア DNA、ミトコンドリア病、エピジェネティックス)
(担当者:森)
第 6 回 集団遺伝学(ベイズの定理など)
(担当者:高松)
第 7 回 集団遺伝学(ハーディ・ワインバーグの法則など)
(担当者:高松)
第 8 回 遺伝情報データーベースの利用法
(担当者:高松)
④ 授業時間外の学習
各回の授業について、高等学校で学習した関連する内容を復習しておくこと。シラバスをよく読み、使用する
教科書をシラバスの内容に従い、前もって熟読しておくこと。前回に学習したことを復習し、練習問題などを解
いておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:課題など
⑥ 履修上の注意など
課題等の提出物が一定数以上提出されていることを、成績評価の条件とする。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『遺伝学概説』クロー ,J.F. 培風館
参考書:『ヒトの分子遺伝学』村松正實 メディカル・サイエンス・インターナショナル
− 57 −
環 境 生 理 学
(M12290)
1
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
2 前期
講 義
資格取得要件
選択 臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
必修 第一種衛生管理者資格取得必修
担当者名
研究室
澤田 浩秀
7 号館 2 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
環境生理学は、生理学ⅠおよびⅡの基礎知識を基に、労働などを含めた環境条件の変化よる人体の健康に及ぼ
す影響について学修する。衛生管理者資格取得に必須の科目であるが、疲労やストレス、および物理的因子の生
体への影響について扱う科目であり、生理学、医療工学等の知識を深めるために重要な科目でもある。ライフサ
イクル、労働による人体機能の変化についての学修をはじめ、温熱、光、音、気圧、振動、電離放射線、非電離
放射線による人体への影響および健康障害について学ぶとともに、サーカディアンリズムとその変調、疲労、ス
トレスによる人体への影響およびその対策についての基礎知識および基本的専門知識を修得する。
② 学習の到達目標
(1)ライフサイクル、労働による人体機能の変化について理解できること。
(2)温熱、騒音、放射線などの物理的環境要因による人体への影響および健康障害について理解できること。
(3)ストレス、疲労の現象とその対策、および職業適性について理解できること。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 人体の構造および機能:神経系および内分泌系を中心とした調節機構
第 2 回 ライフサイクルと人体機能の変化:加齢、妊娠、出産後の人体機能の変化
第 3 回 労働による人体機能の変化:労働による循環器、神経、骨格筋、感覚器などへの影響
第 4 回 物理的環境要因と人体機能の変化:温熱環境、気圧、騒音、振動による生体への影響
第 5 回 物理的環境要因と人体機能の変化:電離放射線、非電離放射線による生体への影響
第 6 回 ストレスとその対策:ストレスの原因、ストレス反応、ストレス対策、サーカディアンリズム
第 7 回 疲労とその予防:疲労の定義、種類、評価とその対策
第 8 回 職業適性: 快適職場づくり、適正配置、雇用・修業規則と健康管理
④ 授業時間外の学習
講義内容をよく理解するには、講義前の予習も必要であるが、むしろ講義後にその内容を充分復習することが
重要である。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度、積極性などの総合的評価
⑥ 履修上の注意など
(1) 生理学Ⅰおよび生理学Ⅱに関する基礎知識を必要とするため、これらの科目を十分理解した上で受講する
ことが望まれる。
(2) 板書したことのみならず、口頭で述べたことも必要に応じてできるだけノートにとるようにすること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『衛生管理 第1種用 上(改訂5版)』 中央労働災害防止協会
参考書:講義ごとに図、表を中心としたプリントを配布する。
− 58 −
医 療 工 学 実 習
(M12420)
1
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
時間数
/単位
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
2 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
45
実 習
研究室
◎関 雅幸 7 号館 4 階
武川 公* 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
医療工学機器の原点であるエレクトロニクスの基礎知識修得に重点を置き、直流回路、半導体素子の静特性、パ
ルス回路、増幅器特性、レーザー光実験等のさまざまな実習を行う。そのための準備として、エレクトロニクスの
基本測定器であるテスターやオシロスコープの使い方を学ぶ。そののち、各テーマの実習を行っていく。
② 学習の到達目標
現代の医療機器は最高精度の検査を可能にするよう高度な技術で支えられているが、一歩間違えると、誤った
測定を気づかずに行ったり、患者を傷つけたりする恐れがある。本実習を通して、エレクトロニクスの原理に熟
達することによって、どのような先端技術を駆使した医療機器でも正しく測定することができるという自信を身
につけたい。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション:オシロスコープの使い方、テスターの使い方
第 2 回 オリエンテーション:電子部品の取り扱い、実習上の諸注意
第 3 回 実習Ⅰ -1 回目
第 3 回〜 14 回は下の(1)〜(9)の中からいずれか 6 つの実習を行う。
第 4 回 実習Ⅰ -2 回目
(1)オームの法則、コンデンサーの充放電特性
第 5 回 実習Ⅱ -1 回目
(2)周波数変化による位相・インピーダンス変化
第 6 回 実習Ⅱ -2 回目
(3)電源回路(整流回路)、エミッタ接地増幅回路
第 7 回 実習Ⅲ -1 回目
(4)低周波増幅器の特性Ⅰ
第 8 回 実習Ⅲ -2 回目
(5)微分回路・積分回路・論理回路・マルチバイブレータ実習、
第 9 回 実習Ⅳ -1 回目
LED・フォトトランジスタを利用した論理回路実習
第 1 0 回 実習Ⅳ -2 回目
(6)論理回路、加算器、エンコーダー、デコーダー
第 1 1 回 実習Ⅴ -1 回目
(7)低周波増幅器の特性Ⅱ
第 1 2 回 実習Ⅴ -2 回目
(8)半導体素子等の静特性
第 1 3 回 実習Ⅵ -1 回目
(9)レーザーによる光学実習
第 1 4 回 実習Ⅵ -2 回目
第 1 5 回 総復習
④ 授業時間外の学習
実習前には配布資料等を読んで準備をすること。実習後はデータ整理やレポート作成を行い、次回以降の実習
をスムースに行うにはどうしたらよいか考えること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:レポート、実習態度
⑥ 履修上の注意など
実習ノートを各自持参すること。そこには実習のデータだけではなく、実習中に起こったことを常にメモする
ようにする。電卓は各自用意すること。医療工学Ⅱを履修したことを前提として授業を進める。
⑦ 教科書・参考書
教科書:実習プリントを配布する
参考書:『臨床検査学講座 医用工学概論』 医歯薬出版
『基礎からの電磁気学』 学術図書出版
『生体用センサと計測装置』 コロナ社
− 59 −
検 査 機 器 総 論
(M12430)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
2 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
担当者名
研究室
坂本 秀生
7 号館 2 階
研究室
講 義
① 授業の概要・ねらい
医療検査に必要な機器類の基礎知識を養うため、検査機器総論で基本的な機器の知識を習得する。臨床検査機
器は多くが自動化されており、大量の検体を短時間に処理することが可能となってきている。信頼できる検査値
を提供するため、正常に機器が作動し、常に正確な結果が出せるよう機器に関する充分な知識が必要である。
本教科では、基本となる機器の構造と原理を理解し、機器の正確な使用法と適切な保守管理法を学修する。
② 学習の到達目標
(1)臨床検査に必要な基本的機器に関し使用目的、構造、原理、機器の特徴、使用上の注意点を理解する。
(2)今後発展が予測される機器に関して、機器の基本的知識とその応用例について理解する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 概論:検査機器の役割、検査機器取扱いの注意と心構え、検査機器の将来
第 2 回 化学容量器:各種化学容量器とその取り扱い、検定公差
第 3 回 秤量装置:天秤に関する用語、天秤の種類と原理
第 4 回 分離装置(1):遠心分離装置、電気泳動装置
第 5 回 分離装置(2):ガスクロマトグラフィ、液体クロマトグラフィ
第 6 回 撹拌装置、恒温装置、保冷装置、浸透機、粉砕装置、乾燥器、冷蔵庫、冷凍庫など
第 7 回 滅菌装置:オートクレーブ、乾熱滅菌器、ガス滅菌装置
第 8 回 精製水製造装置:蒸留水製造装置、イオン交換装置など
第 9 回 電気化学装置:pH メーター、イオン選択性電極、酸素電極
第 1 0 回 測光装置(1):光に関する基礎的性質
第 1 1 回 測光装置(2):吸光光度法の原理、分光光度計
第 1 2 回 測光装置(3):炎光光度計、原子吸光光度計、蛍光光度計
第 1 3 回 顕微鏡装置(1):光学顕微鏡の原理と性能、レンズの種類と性能
第 1 4 回 顕微鏡装置(2):実体顕微鏡、位相差顕微鏡、偏光顕微鏡
第 1 5 回 顕微鏡装置(3):蛍光顕微鏡、共焦点レーザー顕微鏡、その他顕微鏡
④ 授業時間外の学習
講義内容の充分な復習、これまでに扱った機器類の使用方法の復習をすること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度、積極性などの総合的評価
⑥ 履修上の注意など
機器について学ぶ教科であり、物理学や化学の基礎知識を必要とする。
機器の原理等について暗記するのではなく理解するよう努めることが重要である。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床検査学講座 検査機器総論』 三村邦裕 他 医歯薬出版
参考書:臨床検査学に関する他科目の教科書
− 60 −
医 療 統 計 学
(M12440)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
2 後期
講 義
資格取得要件
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
必修
担当者名
研究室
栃倉 匡文
5 号館 3 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
日常の診療から先端医療に至るまで、治療効果や薬効の客観的評価は全て科学的根拠に基づいている。従って、
その根拠を与える方法論の必要性は大きく、その主体を成すのが医療統計学である。本講義では、医療データの
統計解析に必要な基礎知識および基本的な専門知識を修得する。
② 学習の到達目標
・医療統計を学ぶ意義について説明することができる。
・統計解析の方法について説明することができる。
・統計学的な検定について説明することができる。
・得られたデータを評価し、考察することができる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 医療統計とは
第 2 回 尺度
第 3 回 標本と母集団
第 4 回 度数分布
第 5 回 連続分布①(正規分布)
第 6 回 連続分布②(指数分布)
第 7 回 離散分布①(二項分布)
第 8 回 離散分布②(ポアソン分布)
第 9 回 検定①(概論)
第 1 0 回 検定②(t 検定)
第 1 1 回 検定③(カイ二乗検定)
第 1 2 回 点推定、区間推定
第 1 3 回 相関、回帰
第 1 4 回 スクリーニング検査①(検査の意義)
第 1 5 回 スクリーニング検査②(評価)
④ 授業時間外の学習
授業を理解するために、予習と復習を心がけること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度
⑥ 履修上の注意など
基礎統計学を学んだ上で受講してほしい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:医療・看護のためのやさしい統計学(基礎編)山田 覚 東京図書
参考書:看護・保健・医療のための新楽しい統計学 中野正博 ヘリシティ出版
− 61 −
臨床病理検査学
(M13001)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
2 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
担当者名
研究室
岩井 重寿
7 号館 2 階
研究室
講 義
① 授業の概要・ねらい
病理診断は病理組織診断と細胞診に大別される。医療現場では正確な診断を可能とする各種標本作製と細胞 判定が臨床検査技師に強く求められている。臨床病理検査学ではこれらを達成可能とする様々な形態学的手技・
手法と理論を理解し、専門知識としての病理形態検査の意義と役割を修得する。
② 学習の到達目標
1.一般的な病理組織標本作製方法が説明できる。
2.診断目的別に必要な標本作製法の意義、作製法および特徴が説明できる。
3.細胞レベルでの病理学的な意義、標本作製法および細胞判定法が説明できる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 病理組織細胞学の概要と臨床応用、病理組織像:腺癌、扁平上皮癌、結核、肝硬変
第 2 回 病理組織標本作製法Ⅰ(切り出し、固定)
第 3 回 病理組織標本作製法Ⅱ(脱灰、脱水・包埋、封入)
第 4 回 病理組織標本作製法Ⅲ(パラフィン切片と凍結切片)
第 5 回 染色理論、H-E 染色
第 6 回 アーチファクト
第 7 回 特殊染色Ⅰ(結合組織の染色)
第 8 回 病理組織標本作製法Ⅱ(多糖体とアミロイドの染色)
第 9 回 病理組織標本作製法Ⅲ(病原微生物、無機物、生体色素の染色)
第 1 0 回 病理組織標本作製法Ⅳ(神経内分泌、神経系、脂肪の染色)
第 1 1 回 組織化学:酵素組織化学、免疫組織化学、in situ hybridaization
第 1 2 回 電顕顕微鏡
第 1 3 回 病理解剖と病理管理
第 1 4 回 細胞診概論
第 1 5 回 総括
④ 授業時間外の学習
1.ヒト組織の正常構造とそれらを構築する細胞について
2.生体物質の性状と局在について
3.酵素、抗体、遺伝子の基礎について
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
100%
0%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験(画像を含む)
⑥ 履修上の注意など
1.これまでに修得した他科目の知識とあわせて横断的に理解することが重要である。
2.繰越再試試験は実施しません。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床検査学講座 病理学 / 病理検査学』 松原修・丸山隆・他 医歯薬出版
『新染色法のすべて』 メディカルテクノロジー別冊 医歯薬出版
参考書:図書館所蔵の本を参考にされたい。
− 62 −
臨床病理検査学実習Ⅰ
(M13011)
1
時間数
/単位
45
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
2 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
実 習
研究室
◎岩井 重寿 7 号館 2 階
布引 治 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
臨床病理検査学で学修した項目について病理組織標本の作製と観察を行う。細胞・組織の形態異常、生体物質
や病原微生物の証明方法などを実践することで、医療検査に必要な専門知識を身につける。
② 学習の到達目標
1.標本作製方法とその実際が説明できる。
2.疾患における物質局在や組織構築異常の証明方法と局在の関係を述べることができる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 実習ガイダンス、標本作製法の実技解説;視聴覚教材
第 2 回 病理標本観察Ⅰ(扁平上皮癌、腺癌)
第 3 回 病理標本観察Ⅱ(結核、肝硬変)
第 4 回 切出し、包埋操作
第 5 回 薄切
第 6 回 試薬作製法:hematoxylin、他
第 7 回 Hematoxlylin-Eosin 染色と観察(含、アーチファクト)
第 8 回 特殊染色観察Ⅰ(渡辺の鍍銀、azan、elastic van Gieson)
第 9 回 特殊染色観察Ⅱ(orcein、Victria blue)
第 1 0 回 特殊染色観察Ⅲ(PAM、PTAH)
第 1 1 回 特殊染色観察Ⅳ(PAS、Alcian blue、Congo red)
第 1 2 回 特殊染色観察Ⅴ(Grocott、Ziehl-Neelsen)
第 1 3 回 特殊染色観察Ⅵ(Berlin blue、Kosssa)
第 1 4 回 特殊染色観察Ⅶ(Grimelius、Gomori’s aldehyde-fucsin)
第 1 5 回 特殊染色観察Ⅷ(Klüver-Barrera、Bodian)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:布引)
(担当者:岩井・布引)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
④ 授業時間外の学習
1.組織学と病理学を復習する。
2.生体物質の種類や機能を再認識する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
10%
10%
0%
「定期試験」:写真画像を含む筆記試験
「平常点」:実習態度および積極性
「製作物・実技」:レポート、スケッチ
⑥ 履修上の注意など
1.解剖学と病理学を履修したことを前提に授業を進める。
2.A4サイズのスケッチブックと色鉛筆が必要です。
スケッチは
授業時間内に達成度を確認します。
また、
レポートの形でスケッチの提出を求めることがあります。
3.薄切操作はナイフを
使用しますので思わぬケガをすることがあります。実習に先立って注意事項を記した資料を熟読してください。
また、機器
操作の口頭説明とデモンストレーションを行いますので取り扱い方法を十分に理解のうえで臨むこと。遅刻者は本実習
を受けられません。
4.繰越再試験は実施しません。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床検査学講座 病理学 / 病理検査学』 松原修・丸山隆・他 医歯薬出版
『新染色法のすべて』メディカルテクノロジー別冊 医歯薬出版
参考書:図書館所蔵の本を参考にされたい。
− 63 −
血 液 検 査 学
(M13030)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
2 後期 必修
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
3 号館 3 階
井本 しおん
第一種衛生管理者資格取得必修
研究室
① 授業の概要・ねらい
1)血液検査に必要な採血・検体の取扱い方法、検査法の原理など、医療検査に必要な基本的専門知識を修得する。
2)血液疾患の診断に必要な検査方法についての知識を修得する。
3)検査データから疾患名や病態を推定できる能力、問題解決力を身につける。
② 学習の到達目標
1)血算の基準値を記憶し、赤血球指数を計算することができる。
2)普通染色による形態観察の要点を理解し、正常白血球の識別ができる。
3)主要な形態異常についての知識を修得する。
4)白血病の診断に必要な特殊染色についての知識を身につけ、白血病診断に結び付けることができる。
5)凝固・線溶の検査、血小板機能検査の要点を理解し、検査結果を診断に結び付けることができる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 採血、抗凝固剤、血算
第 2 回 赤血球指数、末梢血塗抹標本の作成と普通染色法
第 3 回 形態観察:白血球、赤血球、血小板
第 4 回 骨髄検査法
第 5 回 白血病の診断に必要な検査 1:ペルオキシダーゼ染色、エステラーゼ染色など
第 6 回 白血病の診断に必要な検査 2:好中球アルカリホスファターゼ染色、鉄染色など
第 7 回 白血病の診断に必要な検査 3:表面マーカー、遺伝子検査など
第 8 回 凝固・線溶系の検査 1:PT, APTT
第 9 回 凝固・線溶系の検査 2:交差混合試験、FDP、線溶マーカーなど
第 1 0 回 血小板機能検査:出血時間、血小板凝集能など
第 1 1 回 血小板と凝固・線溶系のまとめ
第 1 2 回 出血性素因、血栓性素因の検査
第 1 3 回 赤沈、溶血性疾患の検査
第 1 4 回 自動血球計数器による血球数の測定
第 1 5 回 血液検査学の重要ポイントまとめ
④ 授業時間外の学習
授業の配布資料を基に、学んだ検査を前期の血液学で学習した疾患と対比させ理解を深めること
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
30%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:課題レポート、授業中の発表、小テストなど
⑥ 履修上の注意など
前期に血液学を履修したこと、を前提として授業を進める。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『標準臨床検査学:血液検査学』 矢富裕・遠山薫 医学書院
『臨床検査学講座:血液検査学 第 3 版』 奈良信雄他 医歯薬出版
『血液検査ノート - 形態速習アトラス-』 巽 典之 文光堂
参考書:必要に応じ授業中に紹介する予定である。
− 64 −
臨床化学検査学Ⅰ
(M13201)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
2 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修 片山 善章*
講 義
研究室
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
生体成分分析法(臨床化学分析法)によって生体試料中の成分を測定したデータを用いて生化学的に病態を解
明し、診断・治療方針の決定、または健康に見える人の発症前の疾患のスクリーニングに役立つ応用学問を学ぶ。
臨床化学分析法によって各種疾患の臨床診断学的意義を追及し病因を解明する臨床生化学あるいは臨床化学を修
得する。
総論では臨床化学分析の基礎知識と各検査種目の基本的な臨床化学分析法について解説し、各論では、それぞ
れの生体成分の測定法を詳細に述べて、その成分が異常を示す場合の疾患について解説する。
② 学習の到達目標
臨床化学分析法の原理と特徴を理解できるとともに、測定されたデータを生化学的手法によって疾病の解明と
診断、治療、予防医学にも役立つことが理解できる。総論では臨床化学分析の基礎知識と応用および基本的な臨
床化学分析の原理と特徴を理解し、各論ではそれぞれの生体成分の代謝と病気との関係と測定法について学ぶ。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 臨床化学とは、臨床化学分析とその特徴
第 2 回 臨床化学的分析法Ⅰ(分光光度分析法、免疫学的測定法、炎光光度計・原子吸光分析法)
第 3 回 臨床化学的分析法Ⅱ(電気泳動法、クロマトグラフィ、自動分析法、簡易検査法、その他の基本技術)
第 4 回 無機質の概要
第 5 回 ナトリウム、カリウムの臨床診断的意義
第 6 回 ナトリウム、カリウムの測定法
第 7 回 クロール、重炭酸イオンと炭酸ガス分圧の臨床診断的意義
第 8 回 クロール、重炭酸イオンの測定法
第 9 回 カルシウム、マグネシウム、無機リンの臨床診断的意義と測定法
第 1 0 回 血清鉄、血清銅の臨床診断的意義と測定法
第 1 1 回 血清亜鉛、その他の無機質の臨床診断的意義と測定法
第 1 2 回 糖質の代謝と病気
第 1 3 回 血糖の測定法
第 1 4 回 ヘモグロビン A1c、グリコアルブミン、1,5AG の臨床診断的意義と測定法
第 1 5 回 その他の糖代謝物の臨床診断的意義と測定法
④ 授業時間外の学習
臨床化学検査学は生体試料中の目的成分を測定して、疾病の解明と診断、そして治療に役立つことを理解する
ためには予習をしておくことが重要である。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:小テスト
⑥ 履修上の注意など
生化学、検査機器学、臨床病態学の知識が必要なので、それらの科目についても復習をしておくこと。
なお、繰越再試験は行わないから、再試験で単位を修得すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『新版 臨床化学』第 3 版 片山善章 他著 講談社サイエンティフィック(第 2 刷 2015 年)
参考書:『薬学生のための臨床化学』改訂第 4 版 藤田芳一・眞野成康 南江堂(2015 年)
『生化学ガイドブック』改訂第 3 版増補 遠藤克己・三輪一智 南江堂(2006 年)
− 65 −
遺伝子・染色体検査学Ⅰ
(M13241)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
2 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修 松元 英理子
講 義
研究室
7 号館 2 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
医学の進歩に伴い、多くの疾患が何らかの形で遺伝子と関わりをもつことが明らかとなった。遺伝性疾患は
もちろん、生活習慣病のように環境要因の影響を大きく受ける疾患でも、遺伝子との関連が解明され、現在も常
に新たな知見が加えられている。遺伝子・染色体検査はこのような背景の中で生まれた新しい分野の検査である。
それだけに日々進歩する検査技術に適応するため、確固とした基礎知識と柔軟な応用力が必要とされる。本講義
では、まず遺伝子および染色体の基本的な検査原理について充分理解した上で、固形腫瘍・造血器腫瘍などへの
応用について、その検査原理だけでなく検査の目的や結果の解釈などに関して理解を深める。また代表的な疾患
について、遺伝子の変異や染色体の異常が疾患に結びつくメカニズムを解説する。
② 学習の到達目標
1)基本的な遺伝子・染色体検査法の原理と技術を理解し説明できる。
2)応用的な遺伝子検査法の原理を理解できる。
3)固形腫瘍・造血器腫瘍の遺伝子検査について、検査の原理・目的・結果の解釈について説明できる。
4)代表的な疾患について、染色体異常や遺伝子変異が疾患に結びつくメカニズム理解できる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 遺伝子検査を学ぶための基礎①:遺伝子の構造とはたらき、核酸の性質
第 2 回 遺伝子検査を学ぶための基礎②:遺伝子の変異と疾患
第 3 回 遺伝子増幅①:PCR 法
第 4 回 遺伝子増幅②:RT-PCR 法
第 5 回 電気泳動法、ハイブリダイゼーション法①サザンハイブリダイゼーション法
第 6 回 ハイブリダイゼーション法②ノザンハイブリダイゼーション法
第 7 回 塩基配列決定法
第 8 回 染色体の構造と機能、染色体異常の種類と生成機構:染色体の数的異常と構造異常
第 9 回 染色体の検査法:染色体分染法、FISH 法
第 1 0 回 染色体異常と疾患
第 1 1 回 遺伝子検査の全体像:遺伝子検査の対象と目的
固形腫瘍の遺伝子検査①:がん遺伝子
第 1 2 回 固形腫瘍の遺伝子検査②:がん抑制遺伝子、DNA マイクロアレイ法
第 1 3 回 造血器腫瘍の遺伝子・染色体検査①:白血病・悪性リンパ腫と染色体・遺伝子異常
第 1 4 回 造血器腫瘍の遺伝子・染色体検査②:慢性骨髄性白血病の遺伝子・染色体検査法
第 1 5 回 まとめ
④ 授業時間外の学習
授業前には、「生物学」「分子生物学」で学修した遺伝子の構造と機能・細胞分裂のしくみ、更に他の分野で
学修した固形腫瘍や造血器腫瘍などに関する基礎知識を復習してくること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
30%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:小テスト、課題
⑥ 履修上の注意など
課題等の提出物が一定数以上提出されていることを、成績評価の条件とする。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『最新臨床検査学講座 遺伝子・染色体検査学』 奈良信雄 他 医歯薬出版
参考書:『遺伝子検査技術』 日本臨床検査同学院遺伝子分析科学認定士制度委員会 宇宙堂八木書店
− 66 −
基 礎 検 査 学 Ⅱ
(M13271)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
2 前期 必修
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
第一種衛生管理者資格取得必修
新谷 路子
7 号館 2 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
基礎検査学Ⅱでは、基礎検査学Ⅰで学んだ基礎的な知識を土台とし、一般検査の各項目について具体的な測定
原理・測定方法・結果の判定方法・臨床的意義について学習する。また、各検査法の測定原理から、偽陽性や偽
陰性を呈する原因について理解する。
② 学習の到達目標
(1)尿・便・体液の各検査について、検査目的・原理・方法・結果の判定・臨床的意義が説明できる。
(2)各法について偽陽性・偽陰性を呈する原因について理解する。
(3)正確な検査結果を出すことの重要性、検査結果が示す意味の重大性を認識できる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 尿検査基礎知識
第 2 回 尿タンパク検査
第 3 回 尿糖検査
第 4 回 ケトン体、ビリルビン、ウロビリン体の検査
第 5 回 ポルフィリン体、フェニルケトン体、アルカプトンの検出法
第 6 回 血尿およびヘモグロビン尿・ミオグロビン尿
第 7 回 VMA、メラノゲン、脂肪、インジカン
第 8 回 妊娠反応、腎機能検査、細菌尿の定性検査、尿中白血球検査
第 9 回 尿沈渣Ⅰ: 尿沈渣標本の作製法
第 1 0 回 尿沈渣Ⅱ: 尿沈渣中に見られる成分
第 1 1 回 糞便検査
第 1 2 回 脳脊髄液検査、喀痰検査、
第 1 3 回 胃液検査、十二指腸液検査、穿刺液検査
第 1 4 回 精液検査、CAPD 排液検査、その他の体液検査
第 1 5 回 総まとめ
④ 授業時間外の学習
検査法の原理を理解するには化学の知識が必要である。特に水溶液、濃度、イオン、酸化還元反応等について
復習しておくことが望ましい。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
100%
0%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
⑥ 履修上の注意など
基礎検査学Ⅰの講義内容を充分に理解しておくこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床検査講座「臨床検査総論」』 医歯薬出版
参考書:『一般検査技術教本』(社)日本臨床衛生検査技師会編
『臨床検査法提要』 金井泉 金原出版
− 67 −
基礎検査学実習
(M13281)
1
時間数
/単位
45
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
2 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
実 習
研究室
◎新谷 路子 7 号館 2 階
酒井 健雄 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
本実習を通じて基礎検査学Ⅰ・Ⅱで学んだ知識を定着させ、一般検査に必要な基礎的技術を身につける。古典
的な方法と最新の方法までを実習することで、基本的な原理が最新技術にも活かされていることを理解する。
実習では自分の尿や便を用いることで患者心理理解の一助とする。
② 学習の到達目標
各種試薬や器具・検査機器を正しく取り扱うことができる。測定結果を正確に判定し、臨床的意義を説明する
ことができる。偽陽性や偽陰性の原因について理解する。尿沈渣成分について臨床的意義を説明できる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 実習の一般的注意、遠心分離機の使い方、尿の一般的性状(色調、清濁、pH、比重、浸透圧)
第 2 回 尿タンパクの定性検査と定量法
第 3 回 尿糖の定性検査
第 4 回 簡易血糖測定
第 5 回 ケトン体、ウロビリノゲン、ビリルビン検査
第 6 回 尿潜血反応、VMA 検査
第 7 回 尿試験紙自動読み取り機(オーションアナライザー)
第 8 回 髄液検査(細胞数の算定、グロブリン反応)
第 9 回 免疫学的便潜血反応(自動機器)
第 1 0 回 尿沈渣Ⅰ: 染色法概要、標本作製とステルンハイマー染色法
第 1 1 回 〃 Ⅱ: 赤血球観察、白血球のプレスコット・ブロディ染色
第 1 2 回 〃 Ⅲ: 上皮細胞等観察
第 1 3 回 〃 Ⅳ: 円柱・塩類等鏡検
第 1 4 回 尿中有形成分自動分類装置
第 1 5 回 まとめ
④ 授業時間外の学習
各実習前には教科書に目を通しておくこと。尿沈渣鏡検については、日頃から時間があるときに「尿沈渣検査
法 2010」を見ておくとよい。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:レポート
⑥ 履修上の注意など
実習室にテキストやノート以外のものは持ち込まない(荷物やコートはロッカーに入れておく)。
ハイヒール等は転倒などの危険を伴うので必ず運動靴等に履き替えて実習に臨むこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床検査講座「臨床検査総論」』 医歯薬出版
『尿沈渣検査法 2010』
(社)日本臨床衛生検査技師会編
参考書:『一般検査技術教本』 (社)日本臨床衛生検査技師会編
『臨床検査法提要』 金井 泉 金原出版
− 68 −
免 疫 検 査 学 Ⅰ
(M13300)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
2 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
講 義
研究室
◎鈴木 高史 5 号館 3 階
栃倉 匡文
研究室
① 授業の概要・ねらい
免疫反応(抗原抗体反応)は感度・特異性が高く、感染症における抗原の特定や抗体の測定に利用されるほか、
各種ホルモンや腫瘍マーカーなどの微量生理活性物質の測定などにも幅広く利用されている。免疫検査学Iでは
免疫学で学んだ免疫の基礎的な知識 ・ 理論をもとに、免疫反応(抗原抗体反応、補体反応など)の理解と、これ
らを利用した検査法について学び、多岐にわたる各種検査方法について、目的、原理、手技、結果の解釈の仕方
を理解する。これらを通して、医療検査に必要な基礎知識および専門知識を修得する。
② 学習の到達目標
免疫学的検査法の目的・原理・反応形態・判定方法などを理解し、説明することができる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 免疫学復習、免疫検査学イントロダクション
第 2 回 免疫グロブリンの構造
第 3 回 沈降反応
第 4 回 オクタロニー法
第 5 回 免疫電気泳動法
第 6 回 直接凝集反応
第 7 回 間接凝集反応
第 8 回 梅毒の診断
第 9 回 肝炎の診断
第 1 0 回 凝集抑制試験・溶解反応
第 1 1 回 特別な溶解反応、標識抗原抗体法
第 1 2 回 ウェスタンブロット法、HIV、HTLV の診断
第 1 3 回 アレルギー
第 1 4 回 自己免疫疾患
第 1 5 回 まとめの演習
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:鈴木)
④ 授業時間外の学習
本講義は各回の内容をもとにそれ以降の内容が展開するため、各回での復習を要する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度等
⑥ 履修上の注意など
前期に履修した免疫学を基礎とした上での講義内容である。免疫反応を用いた検査法は多岐にわたり、原理・
手技・結果の解釈などその基本的概念の把握は難しいため、毎回の講義を真剣に聴講することが最も重要である。
不明な点は、積極的に質問すること。各回の進度、理解度により、本シラバスの内容は変更する場合がある。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『新版 臨床免疫学 第 3 版』 山田俊幸 他 講談社
参考書:『標準臨床検査学 免疫検査学』 編集 折笠道昭 医学書院
− 69 −
病原微生物検査学Ⅰ
(M13350)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
2 後期 必修
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
第一種衛生管理者資格取得必修
森松 伸一
7 号館 3 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
病原ウイルスを中心に病原微生物について、臨床微生物学を理解するために必要な知識と考え方など講義し、
新しい臨床検査法や技術を自ら修得できる能力を養うことを目的とし、多種多様な微生物検査において適切な判
断を下せるようになることをねらいとする。
② 学習の到達目標
・病原微生物をよく理解し、それぞれについての感染症(疾患)およびその検査法が説明できる。
・感染症の診断に必要な基本的な微生物検査法の原理をよく理解し説明ができる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 病原微生物の分類(感染症と起因微生物)、標準予防策
第 2 回 病原微生物診断法、抗微生物薬(選択毒性)
第 3 回 ウイルスの分類(形態・核酸)と増殖過程、ウイルス観察法(偏細胞寄生性・エンベロープ)
第 4 回 ポックス・ヘルペスウイルス科のウイルスと疾患(顕性発症・潜伏感染・回帰発症)
第 5 回 ヘルペス・アデノ・パピローマ・ポリオーマ・パルボウイルス科のウイルスと疾患(内因感染・
STD・眼科院内感染)
第 6 回 ヘパドナウイルス科 HBV と疾患(血液媒介感染症)
第 7 回 オルソミキソウイルス科インフルエンザウイルス A ~ C(インフルエンザ・HA・NA)
第 8 回 パラミキソウイルス科のウイルスと疾患(院内感染・遅発性ウイルス感染症)
第 9 回 トガ・フラビウイルス科のウイルスと疾患(媒介節足動物・増幅動物)
第 1 0 回 ピコルナ・レオ・コロナ・ラブドウイルス科のウイルスと疾患(ポリオワクチン・A 型肝炎・
SARS・MARS・狂犬病)
第 1 1 回 アレナ・ブニヤ・フィロウイルス科のウイルスと疾患(アフリカ・南米出血熱・感染症法)
第 1 2 回 レトロウイルス科・異常プリオン(HTLV-1,2・HIV-1,2・プリオン病)、ATL・AIDS・CJD
第 1 3 回 医真菌学総論(真菌の分類・増殖、真菌の滅菌と消毒)
第 1 4 回 医真菌学各論1(表在性真菌症・菌腫性真菌症、よく見られる真菌症)
第 1 5 回 医真菌学各論2(深在性真菌症、日和見真菌症)
④ 授業時間外の学習
上表の項目について事前学習(予習)が必要であるが、復習も各自自覚を持って行うこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業では毎回タスクを課すが、学習態度をより重視する(興味あることについてのレポート提出)。
⑥ 履修上の注意など
講義内容に基づき予・復習を含め、質問や自学自習(質問も含める)する必要がある。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『メディカルサイエンス微生物検査学』 大学検査学専攻微生物学教員懇談会編 近代出版
参考書:『病原微生物学』 矢野郁也・内山竹彦・熊沢義雄 編 東京化学同人
『微生物学基礎から臨床へのアプローチ』 神谷茂・河野茂監訳
メディカルサイエンスインターナショナル
− 70 −
病原微生物検査学実習Ⅰ
(M13371)
1
時間数
/単位
45
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
2 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修 柳田 潤一郎
実 習
研究室
7 号館 2 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
微生物を取り扱うときに注意すべきことは、目的微生物以外のものが混入すると正しい結果を得ることが出来
ない、すなわち無菌操作を正しく行うことが出来る、ということと、病原性のある微生物を取り扱う場合、感染
の危険を避けなければならない、ということである。
実習Ⅰでは、微生物(主に細菌を中心にして)の取り扱い手技の初歩(基本的な無菌操作)と微生物の培養法、
培地の作り方、顕微鏡での標本観察法などの修得をめざす。
② 学習の到達目標
実習を通して、微生物の取り扱い方、特に無菌操作、培養法、標本作製法と顕微鏡操作の修得をめざす。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 実習内容説明、スケジュール、諸注意、無菌操作(A クラス)
第 2 回 実習内容説明、スケジュール、諸注意、無菌操作(B クラス)
第 3 回 培地調製法、各種培養法、滅菌と消毒、手指の衛生実験(A クラス)
第 4 回 培地調製法、各種培養法、滅菌と消毒、手指の衛生実験(B クラス)
第 5 回 標本の作り方、各種染色法、顕微鏡観察(A クラス)
第 6 回 標本の作り方、各種染色法、顕微鏡観察(B クラス)
第 7 回 生菌数測定法(A クラス)
第 8 回 生菌数測定法(B クラス)
第 9 回 薬剤(抗生物質)感受性試験(A クラス)
第 1 0 回 薬剤(抗生物質)感受性試験(B クラス)
第 1 1 回 各種分離培地および確認培地の観察(A クラス)
第 1 2 回 各種分離培地および確認培地の観察(B クラス)
第 1 3 回 グラム陽性球菌の分離・同定法(1. ブドウ球菌)(A クラス)
第 1 4 回 グラム陽性球菌の分離・同定法(1. ブドウ球菌)(B クラス)
第 1 5 回 まとめの講義、質疑応答等(A クラス、B クラス合同)
(第1回 B クラス、第2回 A クラスの場合があります、以下同様)
④ 授業時間外の学習
教科書および実習資料で、実習項目該当部分を予習する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
0%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験
「製作物・実技など」:実習報告書(実習レポート)
⑥ 履修上の注意など
実習報告書は必ず提出する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床検査講座 微生物学 / 臨床微生物学 第 3 版』 岡田淳 他著 医歯薬出版
参考書:実習中に適宜紹介する。
− 71 −
病原微生物検査学実習Ⅱ
(M13372)
2
時間数
/単位
45
実 習
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
研究室
◎柳田潤一郎
7 号館 2 階
2 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修 澤村 暢
研究室 他
溝越 祐志
① 授業の概要・ねらい
正しい無菌操作(実習Ⅰで修得した)を基に、代表的な病原微生物の分離・同定技術を修得することにより、
それぞれの微生物の形態、生物化学的性質や病原性などを理解する。
また、実際に検体を用いて、目的微生物の検出を試み、分離・同定技術の理解を深める。
② 学習の到達目標
代表的な病原微生物の分離・同定技術を修得し、講義で学習した知識を定着させる。
実際に検体を検査することにより、検査の流れや意義を理解する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 グラム陰性桿菌の分離・同定法(1. 腸内細菌科)(A クラス)
第 2 回 グラム陰性桿菌の分離・同定法(1. 腸内細菌科)(B クラス)
第 3 回 グラム陰性桿菌の分離・同定法(2. 腸内細菌科と緑膿菌)(A クラス)
第 4 回 グラム陰性桿菌の分離・同定法(2. 腸内細菌科と緑膿菌)(B クラス)
第 5 回 グラム陰性桿菌の分離・同定法(3. サルモネラなど病原菌種を含めて)(A クラス)
第 6 回 グラム陰性桿菌の分離・同定法(3. サルモネラなど病原菌種を含めて)(B クラス)
第 7 回 検便検査、細菌同定キット、細菌の血清型別(A クラス)
第 8 回 検便検査、細菌同定キット、細菌の血清型別(B クラス)
第 9 回 グラム陽性球菌の分離・同定法(2. ブドウ球菌とレンサ球菌)(A クラス)
第 1 0 回 グラム陽性球菌の分離・同定法(2. ブドウ球菌とレンサ球菌)(B クラス)
第 1 1 回 真菌の培養と観察、咽頭粘液の検査(A クラス)
第 1 2 回 真菌の培養と観察、咽頭粘液の検査(B クラス)
第 1 3 回 抗酸菌の培養と観察、嫌気性菌の培養と観察(A クラス)
第 1 4 回 抗酸菌の培養と観察、嫌気性菌の培養と観察(B クラス)
第 1 5 回 まとめの講義、質疑応答(A クラス、B クラス合同)
(第1回 B クラス、第2回 A クラスの場合があります、以下同様)
④ 授業時間外の学習
教科書、実習資料で、実習項目を予習・復習する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
0%
30%
0%
「定期試験」:筆記試験
「製作物・実技など」:実習報告書(実習レポート)
⑥ 履修上の注意など
実習報告書は必ず提出する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床検査学講座 微生物学 / 臨床微生物学 第 3 版』 岡田淳 他著 医歯薬出版
参考書:実習中に適宜紹介する。
− 72 −
生理機能検査学ⅠA
(M13401)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
2 前期 必修
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
第一種衛生管理者資格取得必修
松田 正文
7 号館 2 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
生命は多くの臓器の統合された機能の上に成立する。生命維持に重要なのが内部環境の恒常性である。循環器
は血液を循環させることによって内部環境維持に貢献している。本講義では、心臓の電気現象から循環器機能を
評価する検査(心電図)とそれに関連する検査機器とについて講義し、それらが充分に理解されることを目指す。
同時に、授業を通して人としての基礎を形成する liberal arts にも意識が向くようにする。
② 学習の到達目標
循環器の構造と機能との関係を理解し、循環器機能検査のなかでも重要な心電図について、原理・方法から臨
床応用までを理解することが目標である。更に、検査で得られた循環器機能に関する情報を収集整理し、解析・
評価し、検査結果から正常・異常のみならず病態、疾患を推定あるいは理解できることも目標とする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 細胞の構造と機能、血管の構造と機能
第 2 回 心臓の構造と機能、心筋の電気生理学(刺激伝導系、心起電力)
第 3 回 心電計(構造・安全対策)、心電図の基礎:誘導法
第 4 回 心電図:正常調律・正常波形
第 5 回 不整脈心電図:刺激生成異常
第 6 回 不整脈心電図:刺激伝導異常、刺激生成異常と伝導異常との併存
第 7 回 不整脈心電図:洞結節不整脈・心房不整脈
第 8 回 不整脈心電図:接合部不整脈・心室不整脈
第 9 回 不整脈心電図:心ブロック
第 1 0 回 不整脈心電図演習
第 1 1 回 虚血性心疾患と心電図
第 1 2 回 その他の心電図:ホルター心電図、運動負荷心電図など
第 1 3 回 その他の心電図:His 束心電図、加算平均心電図など
第 1 4 回 心電図演習
第 1 5 回 心電図自動解析・検査時の救急対応および補遺
④ 授業時間外の学習
第1回、第2回の講義内容に関して、事前に充分に高校理科(生物)の復習をしておく。本講義全体としては
生理学に加えて基礎物理学を復習しておく。毎回の授業後、復習を怠らない。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90 %
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験(繰越再試験は行わない)
「平常点」:授業の中で不定期に行う小試験など
⑥ 履修上の注意など
内部環境維持機構の一部を担う臓器としての循環器を、機能と構造との関連から理解することが最も重要で ある。積極的な受講を期待する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『標準臨床検査学 生理検査学・画像検査学』 谷口信行 編 医学書院
参考書:講義中に必要に応じて紹介する。
− 73 −
生理機能検査学ⅠB
(M13402)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
2 前期 必修
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
第一種衛生管理者資格取得必修
松田 正文
7 号館 2 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
循環器は血液を循環させることによって、生命を維持する上で重要な内部環境の恒常性維持に貢献している。
本講義では物理的情報から循環器機能を評価する検査について講義する。従って、この授業でまず目標とするの
は循環器生理学を理解し、進歩の著しい検査機器にも精通することである。同時に、検査結果を介して患者や医
療従事者との関係も生まれることから、人としての基礎を形成する liberal arts に意識が向くようにする。
② 学習の到達目標
循環器の構造と機能との関係を理解し、その上で循環器機能検査法の原理・方法も理解する。検査で得られた
循環器機能に関する情報を収集整理し、解析・評価することができる。検査結果から、正常・異常のみならず病
態、疾患を推定あるいは理解できる。
③ 授業の内容・計画
概ね教科書に基づくものの教科書に沿った講義ではない。機会があれば、循環器に関する新しい話題を提供
したり、テーマを定めてレポート提出・発表を求めたりすることもある。
第 1 回 心音図:心周期と心音
第 2 回 心音図:心疾患と心音
第 3 回 脈波:脈波の基礎、指尖脈波、加速度脈波、脈波伝播速度など
第 4 回 脈波:血管疾患との関連 附:血管内皮機能検査
第 5 回 心エコー:音の物理学
第 6 回 心エコー:超音波検査の基礎、超音波診断装置
第 7 回 心エコー:超音波像とアーチファクト
第 8 回 心エコー:基本的な心臓超音波像
第 9 回 核磁気共鳴画像:電磁気学の基礎
第 1 0 回 核磁気共鳴画像:磁気共鳴MRの基礎Ⅰ:共鳴と励起
第 1 1 回 核磁気共鳴画像:磁気共鳴MRの基礎Ⅱ:緩和
第 1 2 回 核磁気共鳴画像:磁気共鳴MRの基礎Ⅲ:傾斜磁場
第 1 3 回 インピーダンス・カルディオグラム 画像診断の進歩:概説
第 1 4 回 血管検査(機能・形態)概説
第 1 5 回 検査時の患者急変への対応・補遺
④ 授業時間外の学習
生理学に加えて、講義に関係する基礎物理学の復習が重要である。特に、音、電磁気に関する基礎(高校理科
あるいは本学の1年次で学んだこと)を予め復習し、授業の後は授業そのものを復習することで理解が進む。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90 %
10 %
0%
0%
「定期試験」:筆記試験(繰越再試験は行わない)
「平常点」:授業の中で不定期に行う小試験など
⑥ 履修上の注意など
内部環境維持機構の一部を担う臓器としての循環器を、機能と構造との関連から理解することが最も重要であ
る。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『標準臨床検査学 生理検査学・画像検査学』 編集:谷口信行 医学書院
参考書:講義中に必要に応じて紹介する。
− 74 −
生理機能検査学ⅡA
(M13411)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
2 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
担当者名
研究室
澤田 浩秀
7 号館 2 階
研究室
講 義
① 授業の概要・ねらい
本科目は、一年後期に学習した神経系の生理学の基礎的知識をもとに、実際に臨床検査で行われる神経生理検
査について講義する。興奮性細胞である筋および神経細胞は、活動電位を発生しさらに隣接する細胞に興奮を伝
えることによって動的な活動を営む。生体で発生した活動電位は、心電図、脳波、筋電図などの生体情報として
外から捉えることができる。本科目では、脳波、筋電図などについて、その発生機序から、正常または各種疾患
における検査情報の特徴を理解し、正しく検査を行うための基本的な専門知識を修得する。
② 学習の到達目標
(1)神経系の構造と機能との関係を理解し、その上で各種神経生理検査法の原理、方法を理解できること。
(2)各種神経生理検査から得られる所見について、アーチファクトと鑑別し、正確に理解できること。
(3)各種神経生理検査における異常所見から、その病態、疾患を推定あるいは理解できること。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 臨床神経生理検査概論:臨床神経生理検査の意義と展望、神経生理検査の概要
第 2 回 中枢神経系の基礎事項:神経の興奮と伝導、脳の機能局在、睡眠と覚醒、反射
第 3 回 脳波検査:脳波の発生機序、脳波計、脳波の導出法
第 4 回 脳波検査:脳波の基礎的要素、正常脳波、睡眠脳波、年齢と脳波との関係
第 5 回 脳波検査:異常脳波、異常脳波の出現する疾患
第 6 回 脳波検査:脳波賦活法、脳波のアーチファクト、脳死と脳波
第 7 回 誘発電位:視覚誘発電位、聴性脳幹反応
第 8 回 誘発電位:体性感覚誘発電位、事象関連電位
第 9 回 特殊な脳波検査:終夜睡眠ポリグラフ、術中モニタリング、脳磁図、近赤外光トポグラフィ
第 1 0 回 筋電図検査:末梢神経および筋収縮の基礎事項、筋電計、筋電図の導出法
第 1 1 回 筋電図検査:針筋電図検査、正常筋電図
第 1 2 回 筋電図検査:異常筋電図、異常筋電図所見と疾患
第 1 3 回 神経伝導速度検査:運動神経伝導速度、感覚神経伝導速度
第 1 4 回 神経伝導速度検査:F 波伝導検査、H 反射、経頭蓋磁気刺激検査、反復神経刺激検査
第 1 5 回 認知症の検査、まとめ(時間が許せば、最新のニューロサイエンストピックス等について紹介)
④ 授業時間外の学習
講義内容をよく理解するには、講義前の予習も必要であるが、むしろ講義後にその内容を充分復習することが
重要である。当然ながら、神経系を中心とした生理学の基礎知識をよく復習することが必須となる。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験、但し再試験を最終とする(繰越再試は行わない)
「平常点」:受講態度、積極性などの総合的評価
⑥ 履修上の注意など
(1)神経系の構造と機能について、生理学Ⅱを履修したことを前提として授業を進める。
(2)脳波、筋電図を中心とした各種検査の原理を十分に理解し、正常所見および各種疾患において異常所見が
現れる理由を説明できるようにする。
(3)患者に検査について説明すること、各種疾患を抱えた患者の心理を理解して検査に臨むことを意識し、学
習する必要性がある。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床検査学講座 生理機能検査学(第3版)』大久保喜朗 他 医歯薬出版
『標準臨床検査学 生理検査学・画像検査学』 谷口信行 編 医学書院
参考書:『脳波判読 step by step 入門編(第4版)
』 大熊輝雄 他 医学書院
『神経伝導検査と筋電図を学ぶ人のために(第2版)』 木村淳 他 医学書院
その他講義中に適宜紹介する。
− 75 −
生理機能検査学ⅡB
(M13412)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
2 後期 必修
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
臨床検査技師国家試験受験資格取得必修 ◎松田 正文 7 号館 2 階
第一種衛生管理者資格取得必修 澤田 浩秀
研究室
① 授業の概要・ねらい
感覚器系(聴覚、平衡感覚、味覚、嗅覚)及び呼吸器系の機能を講義し、その上で、物理的・生化学的手法を
用いた、感覚機能および呼吸機能を評価する検査について講義する。検査を介して健常者から患者あるいは医療
関係者まで様々な人間関係が生まれ、チーム医療の一員として活躍することになる。感覚生理学および呼吸生理
学を理解し検査機器に精通することを目標とするが、豊かな人間性の基礎となる liberal arts についても述べる。
② 学習の到達目標
(1)感覚器系(聴覚、平衡感覚、味覚、嗅覚)および呼吸器系の構造と機能との関係を理解し、その上で感覚
機能および呼吸機能検査法の原理・方法も理解する。
(2)検査で得られた感覚機能および呼吸機能に関する情報を収集整理し、解析・評価することができる。
(3)検査結果から、正常・異常のみならず病態、疾患を推定あるいは理解できる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 平衡機能検査:前庭機能、重心動揺検査
(担当者:澤田)
第 2 回 平衡機能検査:眼球運動検査、電気眼振図、温度刺激検査
(担当者:澤田)
第 3 回 聴覚・その他感覚機能検査:標準純音聴力検査、インピーダンス検査、味覚検査、嗅覚検査
(担当者:澤田)
第 4 回 呼吸器の構造と機能
(担当者:松田)
第 5 回 呼吸の物理学・化学:基礎
(担当者:松田)
第 6 回 換気機能検査:スパイロメトリー
(担当者:松田)
第 7 回 換気機能検査:機能的残気量
(担当者:松田)
第 8 回 換気機能検査:肺コンプライアンスと気道抵抗・呼吸抵抗
(担当者:松田)
第 9 回 肺胞換気機能検査
(担当者:松田)
第 1 0 回 換気機能と疾病
(担当者:松田)
第 1 1 回 血液ガス:血液ガス分析
(担当者:松田)
第 1 2 回 血液ガス:酸塩基平衡
(担当者:松田)
第 1 3 回 呼吸調節
(担当者:松田)
第 1 4 回 エネルギー代謝と呼気ガス分析
(担当者:松田)
第 1 5 回 呼吸機能と内部環境
(担当者:松田)
④ 授業時間外の学習
講義前には教科書を読んで予習し、講義後には充分に復習することが重要である。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験(繰越再試験は行わない)
「平常点」:受講態度、レポートなど
⑥ 履修上の注意など
感覚器系および呼吸器系を、機能と構造との関連から理解することが最も重要である。検査について他者に説
明できる、ということを目標にするとよい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『標準臨床検査学 生理検査学・画像検査学』編集:谷口信行 医学書院
第1回から第3回までは生理機能検査学ⅡAにおいて指示した教科書も使用する。
参考書:講義中に適宜紹介する。
− 76 −
生理機能検査学実習Ⅰ
(M13430)
1
時間数
/単位
45
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
2 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
実 習
研究室
◎杉山 育代 2 号館 2 階
今西麻樹子
研究室
① 授業の概要・ねらい
生理機能検査学講義で学んだ検査を実際に行い、検査の基本原理や、測定機器の動作原理について理解を深め、
医療検査の実践に必要な基本的技術を修得する。心電図検査、超音波検査、脳波検査、筋電図検査を行う。
② 学習の到達目標
検査の基礎原理を十分に理解し、データ解析、正常波形、異常波形の分析が出来ること。
③ 授業の内容・計画
実習は1クラスを3班に分けて行う。お互いに検者、被検者になり実習を行う。
第 1 回 安静時心電図①(記録手順)
第 2 回 安静時心電図②(波形の成り立ち)
第 3 回 安静時心電図③(四肢誘導波形計測、胸部誘導波形計測)
第 4 回 安静時心電図④(標準12誘導心電図記録実技試験)
第 5 回 加算平均心電図
第 6 回 心エコー①(傍胸骨左室長軸 エコーから考える心周期・心音図)
第 7 回 心エコー②(傍胸骨短軸画像 エコーから考える心周期・心音図)
第 8 回 心エコー③(Mモードエコーから考える心周期・心音図)
第 9 回 腹部エコー①(解剖学的な位置から考える膵の描出門脈系について)
第 1 0 回 腹部エコー②(解剖学的な位置から考える肝・胆・腎の描出)
第 1 1 回 脳波①(誘導法)
第 1 2 回 脳波②(覚醒時閉眼および開眼脳波、睡眠脳波)
第 1 3 回 脳波③(課題脳波より異常脳波波形を抽出する)
第 1 4 回 筋電図①(MCV、SCVを実際に測定する)
第 1 5 回 筋電図②(針筋電図、反復刺激検査について模擬検査を行い、異常波形を考える)
④ 授業時間外の学習
実習書を熟読し、綿密な予習を行い、実習内容を理解した上で実習に臨むこと。
課題は実習前に考えたり、調べたりしてくること。実習日に必ずデータ整理を行うこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
0%
40%
0%
「定期試験」:筆記試験
「製作物・実技など」:実習前課題、レポート・実技試験・心電図判読試験
⑥ 履修上の注意など
実習室には、教科書、実習書、筆記用具のみの持ち込みとする。名札を付けた白衣着用のこと。指輪、携帯電
話は、不可。安全について細心の注意を払うこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:実習書『心電図ドリル』 杉浦 哲朗 監修 土居忠文、宮尾恵示 著 ベクトル・コア
『標準臨床検査 生理検査学・画像検査学』 医学書院出版
参考書:『臨床検講座生理機能検査学 第 3 版』 大久保義朗 他 医歯薬出版
『心エコーハンドブック別巻心臓聴診エッセンシャルズ』 坂本二哉 金芳堂
− 77 −
労 働 衛 生 学 Ⅰ
(M13800)
2
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
2 前期
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
◎澤田 浩秀
7 号館 2 階
選択 臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
栃倉 匡文
研究室 他
必修 第一種衛生管理者資格取得必修
鈴木 高史
① 授業の概要・ねらい
衛生管理者は、労働者の業務上疾病を予防し、健康管理を行うとともに、労働者の職場における作業環境を監視、
評価、改善を行い、また、作業内容および作業方法についても評価、改善し、労働者の健康を守らなければなら
ない。本科目では、労働衛生管理統計、物理的および化学的要因による職業性疾病、作業要員と健康障害、健康
管理、健康診断、健康保持増進対策、労働衛生教育、などについての基礎知識および基本的専門知識を修得する。
② 学習の到達目標
(1)労働衛生管理統計、労働衛生教育について理解できること。
(2)じん肺をはじめ、物理的および化学的要因、作業要員に由来する職業性疾病について理解できること。
(3)健康管理、健康診断、健康保持増進対策について理解できること。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 健康保持増進対策:Total Health Promotion Plan、健康保持増進計画
第 2 回 労働衛生管理統計:労働衛生統計の特徴
第 3 回 労働衛生管理統計:労働災害および業務上疾病の発生状況
第 4 回 職業性疾病:じん肺による健康障害
第 5 回 職業性疾病:金属による健康障害
第 6 回 職業性疾病:有機溶剤、酸・アルカリによる健康障害
第 7 回 職業性疾病:ガスその他化学物質による健康障害、職業がん、職業アレルギー
第 8 回 職業性疾病:呼吸器、血液媒介などによる感染症、海外における感染症
第 9 回 職業性疾病:温熱環境、気圧、騒音、振動による健康障害
第 1 0 回 職業性疾病:電離放射線、非電離放射線による健康障害
第 1 1 回 職業性疾病:作業要因と健康障害、作業関連疾患
第 1 2 回 健康管理:職場における健康管理、健康管理に関する連携
第 1 3 回 健康診断:一般健康診断、特殊健康診断
第 1 4 回 労働衛生教育:労働衛生教育の計画、手法、評価
健康保持増進対策:メンタルヘルス対策
第 1 5 回 まとめ
(担当者:澤田)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:澤田)
(担当者:澤田)
(担当者:鈴木)
(担当者:澤田)
(担当者:鈴木)
(担当者:澤田)
(担当者:澤田)
(担当者:澤田)
(担当者:澤田)
(担当者:澤田)
(担当者:澤田)
(担当者:澤田)
④ 授業時間外の学習
講義内容をよく理解するには、講義前の予習も必要であるが、むしろ講義後にその内容を充分復習することが重要である。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度、積極性などの総合的評価
⑥ 履修上の注意など
(1)本科目は、特に基礎統計学、公衆衛生学ⅠおよびⅡで学習した内容と関係が深いため、これらの科目を十
分理解した上で受講することが望まれる。
(2)板書したことのみならず、口頭で述べたことも必要に応じてできるだけノートにとるようにすること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『衛生管理 第1種用 上(改訂5版)』 中央労働災害防止協会
参考書:『産業保健マニュアル(改訂6版)』 和田功監修 南山堂
講義ごとに図、表を中心としたプリントを配布する。
− 78 −
労 働 基 準 法
(M13820)
1
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
2 前期 自由
資格取得要件
担当者名
研究室
第一種衛生管理者資格取得必修
松村 歌子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
講 義
① 授業の概要・ねらい
私たちの多くは、労働者として就労して賃金を得て生活している。労働法は、当事者が雇用契約(労働契約)
を締結することによって成立した労働関係を対象とした法分野であり、特に労働基準法は、最低基準の労働条件
を保障するものである。この講義では、私たちの日々の生活において非常に身近な法律である労働基準法を中心
に、労働法分野において最低限知っておくべき法律知識を学ぶ。
② 学習の到達目標
自分が日頃意識せずに行っている行為と法律との関連を考え、世の中の動きや政治に関するニュース・新聞を、
自分の学んだことと関連づけて、積極的に視聴するようになる。これから社会に出て行くにあたって、雇用の現
場で必要となる最低限の知識や考え方を身に付ける。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 法律の体系、法の一般原則、労働法の基本内容と適用対象
第 2 回 生存権と労働基本権、憲法の私人間効力
第 3 回 労働契約の成立と労働契約上の権利義務
第 4 回 就業規則
第 5 回 賃金
第 6 回 労働時間
第 7 回 休憩・休日
第 8 回 労働契約の終了、まとめ
④ 授業時間外の学習
授業をしっかり聞き、自分なりのノートを作成して欲しい。
毎時間、理解度を確認するための問題(小テスト)を出題するので、復習の時間として活用して欲しい。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:小テスト
⑥ 履修上の注意など
日頃からニュースや新聞などを見聞きするクセをつけ、自分の学びと結びつけて考えて欲しい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『労働法』 小畑史子、緒方桂子、竹内寿 著 (有斐閣ストゥディア、2013 年) 参考書:『有斐閣判例六法 平成 28 年版』、『デイリー六法』、『ポケット六法』などの六法を持参して欲しい。
その他の参考書は、適宜指示する。
− 79 −
− 80 −
英語コミュニケーションⅡ
(M11091)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
3 前期
演 習
資格取得要件
担当者名
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修 C.K.Dallos
必修
研究室
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
The focus of this course will be to enhance the students’ communicative use of spoken English.Emphasis will
be placed upon language acquisition, with the aim of utilizing this skill as a tool for students to fulfill their own
personal goals.
② 学習の到達目標
The class will consist of oral / aural tasks striving to improve these abilities with concentration placed on
conversation. Priority will be placed on listening and speaking.
③ 授業の内容・計画
第 1 回 Syllabus and Class Rules Explanation / Short Presentation Explanation / Personal Introductions /
Pronunciation Exercise
第 2 回 Following Directions
第 3 回 More Work on Following Directions
第 4 回 Following Directions Quiz
第 5 回 Numbers
第 6 回 More Work on Numbers
第 7 回 Additional More Work on Numbers
第 8 回 Numbers Quiz
第 9 回 Picture Puzzle Listening Exercise, Listening to Music Exercise
第 1 0 回 Family
第 1 1 回 More Work on Family
第 1 2 回 Family Quiz
第 1 3 回 Short Presentations
第 1 4 回 Look and Discuss Teacher’s Photos
第 1 5 回 Review for Final Exam
④ 授業時間外の学習
It will be informed in class when necessary.
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
30%
0%
20%
「定期試験」:writing and listening
「平常点」:participation, homework and quizzes
「その他」:quizzes
⑥ 履修上の注意など
The class evaluation will be based on participation, homework, quizzes, and the final exam. Students are
required to bring pens, pencils and paper to all classes.
⑦ 教科書・参考書
教科書:Materials will be provided by the instructor.
参考書:Not Applicable
− 81 −
薬 理 と 検 査
(M12271)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
3 前期
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
◎澁谷 雪子 2 号館 1 階
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
國友 勝* 研究室 他
必修
① 授業の概要・ねらい
薬物(医薬品)が検査値に影響を与える場合があり、薬物による疾病の予防・治療を実現する上で、臨床検査
分野の果たす役割に大きな期待が寄せられている。本講義では、薬理学に関する基本的理論を学習し、医療現場
でチーム医療の一員として適正な薬物治療を行うために役立つ知識を修得する。
② 学習の到達目標
適正な薬物治療に役立つ薬理学の基礎知識を修得するため、
1.薬物の体内動態(吸収、分布、代謝、排泄)を理解する。
2.薬物の生体に及ぼす作用(薬理作用:主作用と副作用)および作用機序について理解する。
3.薬理作用と病態改善作用との関連性について理解する。
4.薬物の臨床検査値に及ぼす影響を理解する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 薬理学総論①:薬理学の概念、薬の役割、薬理作用、薬の投与方法、体内動態と薬効
第 2 回 薬理学総論②:副作用、薬物相互作用、薬効に影響する因子、有害作用、薬物乱用、新薬の開発
第 3 回 抗感染症薬、院内感染
第 4 回 抗がん薬、免疫治療薬
第 5 回 抗アレルギー薬・抗炎症薬
第 6 回 末梢神経系(交換神経系、副交感神経系、運動神経系、知覚神経系)に作用する薬
第 7 回 中枢神経系に作用する薬物 第 8 回 心臓・血管系に作用する薬物
第 9 回 呼吸器・生殖器系に作用する薬物
第 1 0 回 消化器系に作用する薬物、物質代謝に作用する薬物
第 1 1 回 血液学検査(白血球、血小板、血液凝固系)に影響する薬物
第 1 2 回 生化学検査に影響する薬物
第 1 3 回 内分泌学検査に影響する薬物
第 1 4 回 尿一般検査に影響する薬物
第 1 5 回 肝機能・腎機能障害をきたす薬物、代謝に影響する薬物、測定法に影響する薬物
担当者:第1~ 10 回(國友)、第 11 ~ 15 回(澁谷)
④ 授業時間外の学習
授業前:授業計画に記載されている語句について簡単に調べてくること。
授業後:学習した専門用語や知識を記憶するには反復することが大切であり、自分なりに整理してまとめてお
くこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
100%
0%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
⑥ 履修上の注意など
解剖学、生理学、生化学、病理学、微生物学、免疫学および血液学で学修した知識が必要不可欠である。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『系統看護学講座 薬理学(疾病のなりたちと回復の促進(3))』大鹿英世・吉岡充弘 医学書院
参考書:『今日の治療薬』 浦部晶夫・他 南江堂
『薬の影響を考える 臨床検査値ハンドブック 第 2 版』木村聡 じぼう
− 82 −
栄
養
学
(M12280)
1
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
3 後期
講 義
資格取得要件
選択 臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
必修 第一種衛生管理者資格取得必修
担当者名
研究室
野村 秀明
7 号館 2 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
臨床検査技師として必要不可欠な臨床栄養学の基礎を学ぶ。「医食同源」という言葉に表されるように、病は
食によりおこり、また食により癒される。過栄養がメタボリックシンドローム(生活習慣病)を引きおこす一方
で、低栄養は全身の免疫不全や創傷治癒遅延をまねき、原疾患の治療を妨げる。「栄養療法は、すべでの疾患治
療に共通する基本医療である」ことを修得することがねらいである。
② 学習の到達目標
栄養学の基礎(蛋白、炭水化物、脂質などの栄養素材とその代謝)から臨床栄養(経口、経腸、経静脈栄養)
へと結びつく講義を展開の疾患別栄養管理について学ぶ。また、昨今「チーム医療」の重要性が叫ばれており、
臨床のベッドサイドで実践する栄養支援チーム(NST)や臨床検査技師として必要な栄養アセスメント法につい
ても理解を拡げる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 栄養学総論、人体の働きと栄養素の消化吸収
第 2 回 糖質代謝(構造と種類、消化と吸収)
第 3 回 脂質代謝
第 4 回 タンパク代謝(構造と種類、消化と吸収)
第 5 回 ビタミン・ミネラル・水・食物繊維、核酸・エネルギー代謝
第 6 回 疾患と栄養(消化器疾患、生活習慣病)
第 7 回 臨床栄養(経静脈栄養・経腸栄養)
第 8 回 チーム医療(栄養サポートチーム)・まとめ
④ 授業時間外の学習
無機・有機化学、生化学、生理学および病態学の知識整理と統合を必要とする。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
30%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度等
⑥ 履修上の注意など
臨床栄養学のトピックスや、ダイエット、サプリメント、栄養食品などの話題も取り入れた多様な講義を展開
するので、積極的な授業参加を期待する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:教科書は指定しない。授業時プリントを配布します。
参考書:『よくわかる専門基礎講座…栄養学』 津田とみ 著 金原出版
『よくわかる栄養学の基本としくみ』 中谷豊 著 秀和システム
− 83 −
保健医療福祉総論
(M12320)
1
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
時間数
/単位
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
3 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
30
担当者名
研究室
酒井 健雄
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
講 義
① 授業の概要・ねらい
保健医療福祉総論は医療社会学の分野で、医療の歴史、制度、法律について学ぶ科目である。医療の歴史を通じて医
療に携わる者として倫理観や円滑な人間関係を形成できる能力を養う。また今日の臨床検査の基礎となった知識や技術
を歴史を通して知ることで、臨床検査技師に求められる基礎的知識や基本的技術習得の一助となるはずである。医療に
限らず進歩は新たな問題を派生するのが常である、医療関係法規の学修を通じてこれら諸問題の解決能力を有し、日々
自己研鑚に励むことができる医療従事者として社会に貢献できること。
② 学習の到達目標
医療従事者としての倫理観がもてること。事象に対する批判的な物事の見方ができること。臨床検査技師の歴史と業務
内容の変遷及び今日の臨床検査技師の在り方について自分の見解が述べられること。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 健康と病気、医学と医療・介護・福祉、キュアとケア、ホスピタルの起源
第 2 回 医学の歴史(古代)ヒポクラテスの誓い
第 3 回 〃 (中世)
第 4 回 〃 (近世)
第 5 回 〃 (日本の医学)
第 6 回 病院の各部門の役割
第 7 回 わが国の医療制度と関係職種
第 8 回 医療供給体制と関連法規
第 9 回 医療法と医療職関係法規
第 1 0 回 医療保険制度と関連法規
第 1 1 回 社会保障と医療財政
第 1 2 回 病院医療の質の維持と向上
第 1 3 回 患者の心理
第 1 4 回 医の倫理と医療従事者
第 1 5 回 まとめ
④ 授業時間外の学習
社会保障や医療過誤などについて新聞等メディアの報道を真に受けるのではなく、疑問点や背景まで踏み込ん
で考えること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度・課題提出
⑥ 履修上の注意など
欠席、遅刻は極力しないように。
⑦ 教科書・参考書
教科書:臨床検査講座「保健医療福祉概論」星和夫 医歯薬出版
臨床検査講座「関係法規」 医歯薬出版 編 医歯薬出版
参考書:特になし。
− 84 −
ロボティクス演習
(M12450)
1
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
3 後期
演 習
資格取得要件
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
必修
担当者名
研究室
関 雅幸
7 号館 4 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
医療検査の現場では自動分析装置、検体搬送システム、自動染色装置、自動分注システムなどの機器が利用さ
れており、これらは一種のロボットとも言える。この授業では教育版レゴ ® マインドストーム ®EV3 を教材と
して用いる。マイコンが組み込まれた大きなブロック(EV3 ブロック)、ギヤ、モーター、いろんなセンサーや
その他のブロックを用いて、センサーのついたロボットの作成や、そのロボットを制御するためのプログラム作
成を行う。これらの演習を通じて問題解決について学び、また、現場にある機器の仕組みを理解すること。
② 学習の到達目標
センサーを用いたロボットについて、プログラムを用いて制御することを目標とする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 ロボットについて
第 2 回 メインとなる部品(EV3 ブロック)の特徴を知る、ロボットの作成
第 3 回 ソフトウェアの作成
第 4 回 各種センサーの利用について
第 5 回 オリジナルロボットの作成Ⅰ:グループごとにセンサーを用いたオリジナルロボットを作成する
第 6 回 オリジナルロボットの作成Ⅱ:ロボットの制御プログラムを作成する
第 7 回 オリジナルロボットの作成Ⅲ:ハード・ソフトの改善によりロボットの完成度を上げる
第 8 回 補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
PC 教室内のコンピュータやインターネット上には様々な資料があるので、授業前に調べること。授業後は時
間内にできなかった点について取り組み、次回に備えること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
30%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:課題、授業への取り組みなど
⑥ 履修上の注意など
この授業ではロボットだけではなく、PC を用いてプログラムも作成する。これらのことが上達するには自分
の手を使ってやってみることが大切である。人に聞いて終わりではなく、手を動かすこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:適宜紹介する。
− 85 −
臨床病理検査学実習Ⅱ
(M13021)
1
時間数
/単位
45
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
3 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
担当者名
研究室
布引 治
3 号館 3 階
研究室
実 習
① 授業の概要・ねらい
病理検査において臨床検査技師の第一義的役割は病理組織標本の作製である。標本作製過程をすべて機械化又
は自動化は困難なので、現在でも個人的な技術の優劣が大きな意味をもっている。そのため、優良な標本を作製
するのにはかなりの熟練を要するが、大学での実習はその基本的な技術を身につけることにある。
② 学習の到達目標
臨床病理検査学実習Ⅰで学んだ知識を基礎として、特殊染色、免疫組織化学染色など現場で実施されている技
術を実習する。染色理論と実践的技術が身に付いているかを到達目標とする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 実習に関する諸注意と基本操作の説明
第 2 回 多糖類の染色 Periodic acid Shiff(PAS)reaction(中性粘液、粘液蛋白、グリコーゲン)
第 3 回 多糖類の染色 Alcian blue stain(酸性粘液)
第 4 回 アミロイドの染色 Congo red stain
第 5 回 組織内病原体の染色 Grocott's variation(真菌)
第 6 回 結合組織の染色 Elastica van Gieson stain(弾性線維)
第 7 回 結合組織の染色 Masson trichrome stain(膠原線維)
第 8 回 結合組織の染色 Watanabe's method for reticulum(細網線維)
第 9 回 結合組織の染色 Periodic acid-mehtenamine-silver(PAM)stain(腎基底膜、膠原線維)
第 1 0 回 神経染色 Kluver-Barrera method for myelin and nerve cells(神経細胞、髄鞘)
第 1 1 回 脂肪染色・凍結切片作製法 Sudan III, Sudan black stain
第 1 2 回 免疫組織化学染色 Immunohistochemistry(IHC)stain
第 1 3 回 パパニコロウ染色 Papanicolaou stain
第 1 4 回 電子顕微鏡(超薄切法の手技について)
第 1 5 回 総括
④ 授業時間外の学習
1.細胞・組織学の基本的な正常の構造と機能について
2.疾病とその原因について
3.染色液、試薬の成分とその取扱い方法
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
10%
30%
0%
「定期試験」:筆記試験(繰越再試験は実施しません)
「平常点」:遅刻がなく積極的な授業参加を評価する。
「製作物・実技など」:課題、スケッチをレポートと共に提出。提出期限厳守のこと。
⑥ 履修上の注意など
実習は実際にやってみてはじめて身につくもので、ただ見ているだけでは全く無意味である。
従って出席を特に重視し、必要に応じてミニテストを行い、染色手技とその染まり方、疾患との関連について
理解度を確認する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床検査学講座 病理学/病理検査学』 医歯薬出版
『新染色法のすべて』 メディカルテクノロジー別冊 医歯薬出版
参考書:必要に応じて紹介します。
− 86 −
血液検査学実習Ⅰ
(M13041)
1
時間数
/単位
45
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
3 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
実 習
研究室
◎井本しおん 3 号館 3 階
澤村 暢 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
1)静脈血採血、凝固・線溶検査、血小板機能検査、血球計数、など医療検査に重要な血液検査の知識と技術を
修得する。
2)実験結果を適切にレポートにまとめることができる。
3)課題に対し、
自分で情報を収集し論理的にまとめることができる。問題解決能力、
自己研鑚力を身につける。
② 学習の到達目標
1)正しい手順で静脈血採血ができる。
2)PT, APTTなど主要な凝固・線溶検査が用手法でも実施でき、異常値の意味を理解できる。
3)目視法による血球計数を正しく実施することができる。
4)自動血球計数器による測定の原理を理解し、どのような場合に誤差が生じるか正しく理解できる。
5)網赤血球測定が正しく実施でき、異常値の意味を理解できる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 針刺し事故と感染、医療廃棄物処理手順など基本項目
第 2 回 採血の基本手技、採血副作用
第 3 回 採血実技。赤沈、毛細血管抵抗試験
第 4 回 凝固系と凝固検査①。採血実技、APTT(用手法、自動測定法)
第 5 回 凝固系と凝固検査②。採血実技、PT(用手法)
第 6 回 凝固と線溶、DIC について。採血実技、フィブリノゲン定量、FDP 半定量
第 7 回 循環抗凝血素について。採血実技、交差混合試験
第 8 回 凝固検査のまとめと演習
第 9 回 赤血球数の測定、赤血球指数について。採血実技、目視法、自動血球計数器による赤血球数算定
第 1 0 回 白血球数の測定。採血実技、目視法、自動血球計数器による白血球数算定
第 1 1 回 血小板数の測定。採血実技、目視法、自動血球計数器による血小板数算定
第 1 2 回 血小板凝集能の測定。採血実技、血小板凝集計による血小板凝集能の測定
第 1 3 回 溶血関連検査について。採血実技、赤血球膜抵抗性試験
第 1 4 回 網赤血球数の測定について。採血実技、網赤血球算定
第 1 5 回 まとめと演習。学生による発表
④ 授業時間外の学習
毎回実習内容と関連する課題を提示し、レポート提出させる。2 年次に学習した血液学、血液検査学の内容を
復習させることと、必要な情報を検索・収集する能力を身につけることを目指している。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
60%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:実習レポートおよび課題レポート、発表内容など
⑥ 履修上の注意など
血液学、血液検査学を履修し基本的な知識を修得していることを前提として授業を進める。
無断の欠席、レポート未提出は大幅に減点する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床血液学実習書』 神戸常盤大学 医療検査学科
『臨床検査学講座:血液検査学 第 3 版』奈良信雄 他 医歯薬出版
参考書:必要に応じ授業中に提示する予定である。
− 87 −
血液検査学実習Ⅱ
(M13042)
1
時間数
/単位
45
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
3 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
実 習
研究室
◎井本しおん 3 号館 3 階
澤村 暢 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
血球形態学の領域を取り扱う。血球形態観察という医療検査に重要な基本的技術を身につけること、末梢血お
よび骨髄の正常血球の識別ができること、白血病の診断に必要な検査法について理解し診断と結び付けられるよ
うになること、をめざす。形態観察では、スケッチだけでなく適宜実技テスト(顕微鏡試験)を実施し、形態観
察力の育成を図る。
② 学習の到達目標
1)塗抹標本の作成と普通染色が正しく実施できる。
2)形態観察により、末梢血および骨髄の正常血球を識別できる。
3)特殊染色の意味を理解し、診断と結び付けることができる。
4)代表的な疾患を、形態観察によってある程度診断することができる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 血液塗抹標本の作製①。採血実技、普通染色
第 2 回 血液塗抹標本の作製②。採血実技、普通染色
第 3 回 血液塗抹標本の観察①。形態観察、スケッチおよび実技テスト
第 4 回 血液塗抹標本の観察②。形態観察、スケッチおよび実技テスト
第 5 回 特殊染色法:ペルオキシダーゼ染色。検査手技
第 6 回 特殊染色法:ペルオキシダーゼ染色。形態観察、スケッチおよび実技テスト
第 7 回 特殊染色法:エステラーゼ染色。検査手技
第 8 回 特殊染色法:エステラーゼ染色。形態観察、スケッチおよび実技テスト
第 9 回 特殊染色法:好中球アルカリホスファターゼ染色。検査手技
第 1 0 回 特殊染色法:好中球アルカリホスファターゼ染色。形態観察、スケッチおよび実技テスト
第 1 1 回 骨髄標本の観察① 形態観察、スケッチおよび実技テスト
第 1 2 回 骨髄標本の観察② 形態観察、スケッチおよび実技テスト
第 1 3 回 異常標本の観察① 形態観察、スケッチおよび実技テスト
第 1 4 回 異常標本の観察② 形態観察、スケッチおよび実技テスト
第 1 5 回 形態観察のまとめと演習
④ 授業時間外の学習
毎回実習内容に関連した課題を出し、自分で調べてレポート提出させる。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
30%
40%
30%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:実習レポート・スケッチおよび課題レポート
「製作物・実技など」:顕微鏡試験
⑥ 履修上の注意など
血液学、血液検査学を履修したことを前提として授業を進める。
無断の欠席、レポート未提出は大幅に減点する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床血液学実習書』 神戸常盤大学 医療検査学科
『臨床検査学講座:血液検査学 第 3 版』 奈良信雄 他 医歯薬出版
『血液検査ノート - 形態速習アトラス-』 巽典之 文光堂
参考書:必要に応じ授業中に提示する予定である。
− 88 −
細 胞 検 査 学
(M13110)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
3 前期 必修
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
臨床検査技師国家試験受験資格取得必修 ◎岩井 重寿 7 号館 2 階
細胞検査士養成課程履修要件
布引 治 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
細胞検査学は悪性腫瘍を細胞単位で見出す病理形態検査の一部を担い、細胞診と称されている。細胞形態的変
化は千差万別であることから個々の疾患の知識を背景として捉えることが必須である。細胞学的判定の実践に必
要な専門的基礎知識を修得する。
② 学習の到達目標
1.臨床検査技師国家試験レベルの細胞判読ができる。
2.細胞検査士養成課程における基礎知識が修得できる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 細胞診と臨床
第 2 回 細胞診検体と出現細胞
第 3 回 正常細胞Ⅰ(炎症細胞、扁平上皮細胞)
第 4 回 正常細胞Ⅱ(腺細胞、中皮細胞)
第 5 回 細胞判定の分類法
第 6 回 細胞像判読法の基礎Ⅰ(背景と推定疾患)
第 7 回 細胞像判読法の基礎Ⅱ(出現様式)
第 8 回 細胞像判読法の基礎Ⅲ(細胞単位)
第 9 回 良性異型細胞の捉え方
第 1 0 回 悪性細胞判読法の基礎Ⅰ(出現様式)
第 1 1 回 悪性細胞判読法の基礎Ⅱ(細胞単位)
第 1 2 回 悪性細胞判読法の基礎Ⅲ(婦人科)
第 1 3 回 悪性細胞判読法の基礎Ⅳ(呼吸器)
第 1 4 回 悪性細胞判読法の基礎Ⅴ(体腔液)
第 1 5 回 悪性細胞判読法の基礎Ⅵ(消化器)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:布引)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:岩井)
(担当者:布引)
④ 授業時間外の学習
解剖学、組織学、病理学を復習すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
100%
0%
0%
0%
「定期試験」:画像を含む筆記試験
⑥ 履修上の注意など
1.細胞診の基礎固めとなる授業のためここで十分に理解することが必要です。
2.繰越再試験は行いません。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床検査学講座 病理学 / 病理検査学』 松原 修・丸山 隆・他 医歯薬出版
『ポケット細胞診アトラス』 土屋 眞一 監修 医療科学社
参考書:資料を配布します。図書館所蔵の本を参照されたい。
− 89 −
細胞検査学演習
(M13071)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
3 後期 選択
演 習
資格取得要件
担当者名
研究室
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択 ◎布引 治 3 号館 3 階
細胞検査士養成課程履修要件
岩井 重寿 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
細胞診断学において細胞判読を行うにあたり最も基本的な事項を教授する。本科目は細胞検査学で学んだこと
の応用をふまえ、身体を構築する各種の正常細胞と疾病に伴う細胞異型の形態的相違点が鑑別できる基礎能力を
修得する。各臓器における正確な細胞判読が遂行可能となるよう演習を行う。
② 学習の到達目標
良性細胞と悪性細胞の形態的特徴の概念を理解する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 細胞診断学概説
第 2 回 正常細胞の形態(炎症性疾患)
第 3 回 良性細胞と悪性細胞の形態的特徴Ⅰ(背景所見)
第 4 回 良性細胞と悪性細胞の形態的特徴Ⅱ(クラスター所見)
第 5 回 良性細胞と悪性細胞の形態的特徴Ⅲ(集塊形成と出現様式の所見)
第 6 回 良性細胞と悪性細胞の形態的特徴Ⅳ(細胞質の特徴所見)
第 7 回 良性細胞と悪性細胞の形態的特徴Ⅴ(核所見)
第 8 回 良性細胞と悪性細胞の形態的特徴Ⅵ(クロマチンと核小体の所見)
第 9 回 スクリーニング(婦人科1)
第 1 0 回 スクリーニング(婦人科2)
第 1 1 回 スクリーニング(呼吸器1)
第 1 2 回 スクリーニング(呼吸器2)
第 1 3 回 スライドカンファレンス1(良性を中心に)
第 1 4 回 スライドカンファレンス2(悪性を中心に)
第 1 5 回 総括
(担当者:布引)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
④ 授業時間外の学習
1.基本的な細胞像の把握
2.細胞診で用いる基本的な専門用語の理解
3.良性細胞と悪性細胞の形態的特徴の違いについて
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
10%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験(再試験は実施しません)
「平常点」:受講態度
「製作物・実技など」:スケッチを行います。
⑥ 履修上の注意など
本科目は4年生での細胞検査士養成課程の受講資格要件に該当します。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床検査技師を目指す学生のための細胞診 改訂新版』土屋眞一、金子千之 医療科学社
参考書:資料を配布します。
− 90 −
臨床化学検査学Ⅱ
(M13211)
2
時間数
/単位
22.5
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
3 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修 片山 善章*
講 義
研究室
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
臨床化学検査学Ⅰに引き続き、各種の臨床化学分析法によって生体試料中の目的成分を測定し、そして測定さ
れたデータを用いて生化学的に疾病の診断、解明、治療についての知識を学ぶ。具体的には蛋白、非蛋白性窒素、
酵素、脂質、ホルモン、薬物、ビタミンのそれぞれについての代謝と疾患との関係を解説し、特に、肝、腎、内
分泌機能検査の理解を求める。
② 学習の到達目標
臨床化学分析の原理と特徴が理解できるとともに、測定されたデータを生化学的手法によって疾病の解明と診
断・治療、または予防医学にも役立つことが理解できる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 蛋白質の代謝と病気、血清総蛋白質の臨床診断的意義および測定法
第 2 回 アルブミンならびにA/ G 比の臨床診断的意義および測定法
第 3 回 蛋白分画の臨床診断的意義および測定法
第 4 回 アミノ酸、免疫グロブリン代謝と臨床診断的意義
第 5 回 糖蛋白および急性相反応物質、膠質反応およびその他の蛋白質(フェリチン、低分子蛋白、ベンス・
ジョーンズ蛋白の臨床診断的意義および測定法
第 6 回 窒素代謝と病気について概説
第 7 回 アンモニア、尿素の臨床診断的意義および測定法
第 8 回 クレアチン・クレアチニンの臨床診断的意義および測定法
第 9 回 尿酸、ビリルビンの臨床診断的意義および測定法
第 1 0 回 酵素と疾患、酵素活性測定法
第 1 1 回 乳酸デヒドロゲナーゼ、トランスアミナーゼの臨床診断的意義および測定法
第 1 2 回 クレアチンキナーゼ、γ - グルタミルトランスフェラーゼの臨床診断的意義および測定法
第 1 3 回 コリンエステラーゼ、酸性およびアルカリ性ホスファターゼ臨床診断的意義および測定法
第 1 4 回 アミラーゼ、リパーゼ、その他の酵素の臨床診断的意義および測定法
第 1 5 回 脂質代謝と疾患について概説
第 1 6 回 リポ蛋白、アポ蛋白代謝の臨床診断的意義および測定法
第 1 7 回 コレステロール代謝と臨床診断的意義および測定法
第 1 8 回 トリグリセリドの代謝と臨床診断的意義および測定法
第 1 9 回 リン脂質の臨床診断的意義および測定法
第 2 0 回 遊離脂肪酸、過酸化脂質の臨床診断的意義および測定法 第 2 1 回 ホルモンの臨床診断的意義および測定法 第 2 2 回 薬物・毒物測定意義、ビタミンの種類と臨床診断的意義
第 2 3 回 機能検査(肝・胆道系、膵、腎、内分泌)
④ 授業時間外の学習
臨床化学検査学は生体試料中の目的成分を測定して、疾病の解明と診断、そして治療に役立つことを理解する
ためには、予習をしておくことが重要である。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:小テスト
− 91 −
⑥ 履修上の注意など
生化学、検査機器学、臨床病態学の知識が必要なので、それらの科目についても復習をしておくこと。
なお、繰越再試験は行わないから、再試験で単位を修得すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:
『新版 臨床化学』第 3 版 片山善章・栢森裕三・長村洋一 講談社サイエンティフィック(第 2 刷 2015 年)
適宜、資料を配布する。
参考書:『薬学生のための臨床化学』改訂第 4 版 藤田芳一・眞野成康 南江堂(2015 年)
『生化学ガイドブック』改訂第 3 版増補 遠藤克己・三輪一智 南江堂(2006 年)
− 92 −
臨床化学検査学実習
(M13221)
2
時間数
/単位
45
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
3 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
実 習
研究室
◎坊垣美也子 7 号館 2 階
澁谷 雪子 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
生化学検査学(臨床化学)は臨床検査で最も項目数が多く、データを主に数値で表現し、疾病の治療や経過観
察に不可欠である。検査室ではほとんど自動化されているが、基本的な検査方法の原理・特徴の理解、検査方法
の選択および精度管理が重要である。実習を通じてこれらのことを学修する。
② 学習の到達目標
(1)検体の取り扱い、測定反応系の原理や特徴、測定項目の臨床的意義について理解を深め、実習を通じて見
出した問題を解決する能力を養う。
(2)臨床化学検査の実践に必要な基本的技術を体験し会得する。
(3)試薬の調製方法および測定法の評価方法を理解する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 基礎事項 分光光度分析の基礎、器具・試薬・試料およびデータの取り扱い、レポートの書き方
第 2 回 脂質(1) 総コレステロール、HDL- コレステロール、中性脂肪、LDL- コレステロール
第 3 回 脂質(2) リポ蛋白電気泳動法
第 4 回 無機質 Na、K、Cl、血清鉄、総鉄結合能、不飽和鉄結合能
第 5 回 非蛋白性窒素 尿素窒素、クレアチニン、クレアチニンクリアランス
第 6 回 ビリルビン
第 7 回 検査データの読み方(グループワーク)
第 8 回 酵素(1) ALP による酵素反応曲線、酵素量と反応速度の関係、阻害剤および活性化剤の影響
第 9 回 酵素(2) ALP、4-PNP の分子吸光係数
第 1 0 回 酵素(3) AST、NAD、NADH の吸収曲線、NADH の分子吸光係数
第 1 1 回 酵素(4) LD、LD アイソザイム
第 1 2 回 測定試薬調製 アルブミン測定用 BCP 試薬の調製、直線性および同時再現性
第 1 3 回 測定法評価(1) BCG 法と BCP 法の比較(相関図、相関係数、回帰方程式)
第 1 4 回 測定法評価(2) 総蛋白測定法・共存物質の影響、グルコース・添加回収試験
第 1 5 回 機能検査 ICG試験(停滞率、消失率)、ブドウ糖負荷試験
④ 授業時間外の学習
分析化学実習、検査学入門実習および生化学実習で修得した技術と、生化学Ⅰ・Ⅱ、生化学検査学Ⅰ・Ⅱおよ
び検査管理総論を復習しておくこと。実習日程表により教科書の当該個所を復習し、各実習の予習をしておくこ
と。各実習終了後、レポートを作成し、期限までに提出すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
75%
25%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験(繰越再試験は実施しない)
「平常点」:実習レポート、実習態度
⑥ 履修上の注意など
グラフ用紙や電卓を持参すること。欠席せず積極的に実習に取り組み、実習レポートは毎回必ず提出すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床化学の手引き』 神戸常盤大学
参考書:『新版 臨床化学 第3版』 片山善章他 編 講談社サイエンティフック
『臨床検査学講座 臨床化学検査学 第3版』 浦山修他 編 医歯薬出版
『標準臨床検査学 臨床化学 第 1 版』 前川真人 編 医学書院
− 93 −
放射性同位元素検査学
(M13230)
1
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
時間数
/単位
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
3 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
15
講 義
研究室
7 号館 2 階
◎橋本 信雄
非常勤講師
田中 正義*
控室
① 授業の概要・ねらい
臨床検査・診断に用いられる放射性同位元素(RI)の性質や精製、放射線の性質やその測定法について述べ、
それらの安全な取扱法とその法規について理解を深める。次に in vitro、in vivo 検査の理論と実際及びその臨床
的意義について理解を含める。
② 学習の到達目標
RI の基礎である原子核の構造や原子核崩壊を学び、放射線の測定原理や放射線被曝を理解する。更に RI がど
のような検査に用いられているのか、また、それらの検査法がどのような原理に基づいて用いられているのかを
深く理解する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 放射性同位元素の性質と精製について
第 2 回 放射線測定、放射線被ばくについて
第 3 回 放射性同位元素を用いた検査法の概説
第 4 回 試料測定法(in vitro)の原理と各種検査法について①(RI標識の抗原抗体反応系)
第 5 回 試料測定法(in vitro)の原理と各種検査法について②(非RI標識の抗原抗体反応系)
第 6 回 体外計測法(in vivo)の原理と各種核医学画像①(甲状腺摂取率・肝・心臓・肺)
第 7 回 体外計測法(in vivo)の原理と各種核医学画像②(腎臓・骨・腫瘍)
第 8 回 安全取扱いと関係法規
(担当者:田中)
(担当者:田中)
(担当者:橋本)
(担当者:橋本)
(担当者:橋本)
(担当者:橋本)
(担当者:橋本)
(担当者:橋本)
④ 授業時間外の学習
教科書に沿って授業を行うので、予習・復習を忘れないように。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業出席、受講態度
⑥ 履修上の注意など
丸暗記でなく常に原理に立ち戻って考える姿勢で受講すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床検査学講座 放射性同位元素検査技術学』 藤井張生 他著 医歯薬出版
参考書:『ラジオアイソトープ講義と実習』 日本アイソトープ協会
『放射性同位元素検査技術』 南山堂
『核医学検査技術(インビトロ編 改定3版)』日本核医学技術学会編 通商産業出版社
− 94 −
遺伝子・染色体検査学Ⅱ
(M13242)
1
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
3 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
講 義
研究室
◎松元英理子 7 号館 2 階
上田 國寛 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
「遺伝子・染色体検査学Ⅰ」に引き続き、腫瘍・遺伝性疾患の臨床検査や、遺伝子多型解析のオーダーメイド
医療や個人識別などへの応用について、その検査原理だけでなく検査の目的や結果の解釈などに関して理解を深
める。また代表的な疾患について、遺伝子の変異や染色体の異常が疾患に結びつくメカニズムを解説する。
また、遺伝子・染色体検査で得られる結果は、被検者だけでなくその家族や子孫にも影響を及ぼす可能性がある。
遺伝子・染色体検査に携わる者は、自らの出した検査結果が与える影響にも十分注意しなければならない。講義
では、検査の実施および結果の取り扱いについて配慮すべき点や各種ガイドライン等について解説し、倫理的な
面からも考察する。
② 学習の到達目標
1)腫瘍・遺伝性疾患等の遺伝子検査について、検査の目的、検査法の原理および結果の解釈について説明で
きる。
2)代表的な疾患について、染色体異常や遺伝子変異が疾患に結びつくメカニズムを理解する。
3)生活習慣病・薬剤代謝・個人識別と遺伝子多型解析との関わりについて理解する。
4)遺伝子・染色体検査の倫理的側面について考察できる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 固形腫瘍の検査①:癌遺伝子
第 2 回 固形腫瘍の検査②:癌抑制遺伝子
第 3 回 遺伝性疾患の検査①:遺伝子異常と疾患
第 4 回 遺伝性疾患の検査②:遺伝性疾患の検査法
第 5 回 遺伝子多型:生活習慣病、薬剤代謝、個人識別
第 6 回 遺伝子検査に関するトピックス
第 7 回 遺伝医療と倫理
第 8 回 グループワーク
(担当者:松元)
(担当者:松元)
(担当者:松元)
(担当者:松元)
(担当者:松元)
(担当者:松元)
(担当者:上田)
(担当者:松元)
④ 授業時間外の学習
授業前には「生物学」「分子生物学」「遺伝子・染色体検査学Ⅰ」で学修した、遺伝のしくみ、細胞増殖のしく
み、遺伝子の変異と修復、細胞内シグナル伝達型、基本的な遺伝子解析法などについて充分復習の上授業に臨む
こと。また、固形腫瘍、遺伝性疾患などの遺伝子検査については、「病理学」など、他の分野で学修した内容の
復習も必要となる。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:小テスト、課題、グループワークへの参加
⑥ 履修上の注意など
課題等の提出物が一定数以上提出されていることを、成績評価の条件とする。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『最新臨床検査学講座 遺伝子・染色体検査学』 奈良信雄 他 医歯薬出版
参考書:『遺伝子検査技術』 日本臨床検査同学院遺伝子分析科学認定士制度委員会 宇宙堂八木書店
− 95 −
遺伝子・染色体検査学実習
(M13250)
1
時間数
/単位
45
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
3 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
実 習
研究室
◎松元英理子 7 号館 2 階
溝越 祐志 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
遺伝子検査の歴史は他の検査に比べ新しく急速な進歩を遂げつつある分野で、新しい検査原理や技術の開発も
盛んに行われている。本実習では「基礎的な実習を通じて、遺伝子・染色体検査の基本原理と基本技術を修得す
る」ことを目的とするが、これは基本的な原理・技術を確実に理解し身につけることにより、今後の遺伝子検査
の発展にも対応できるからである。
また、遺伝子・染色体検査によって得られるデータは、被検者のみならずその家族にもかかわる重要な情報で
あり、検査技師は責任を持って正確なデータを提供しなければならない。そのためにも「原理の理解に基づいた、
実験に対する細やかな心配り」が要求される。「なぜこうなるのか?なぜこうしなければならないか?」の「なぜ」
を理解することにより、正確なデータが得られ新しい検査法の理解も可能になる。
② 学習の到達目標
1)代表的な遺伝子検査法・染色体検査法の原理を理解した上で実習ができる。
2)遺伝子検査の技術的な注意点に気を配りながら実習ができる。
3)誤った実験結果が得られたときの解決法を考察することができる。
4)試薬調整のための濃度計算ができる。
5)わかりやすい実験報告書が書ける。
6)実習で行った遺伝子検査法の原理と結果の解釈について説明できる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 染色体検査:染色体標本の作製と核型分析
第 2 回 遺伝子検査実習全体の説明、遺伝子検査の基礎技術
第 3 回 遺伝子検査①:DNA 抽出
PCR-RFLP 法による ALDH2 遺伝子多型解析
第 4 回 遺伝子検査②:PCR 法
Multilx PCR 法による MRSA の検査
第 5 回 遺伝子検査③:制限酵素処理、核酸の電気泳動
第 6 回 遺伝子検査④:RNA 抽出、逆転写反応
RT-PCR 法による BCR/ABL1 mRNA 検出
第 7 回 遺伝子検査⑤:RT-PCR 法
第 8 回 まとめ
④ 授業時間外の学習
実習は、原理や操作法を理解した上で自らの手を動かしたときに、初めて意味のあるものとなる。授業前には「遺
伝子・染色体検査学Ⅰ・Ⅱ」で学んだ検査原理の復習と、配布する実習マニュアルの予習を必ず行ってから実習に
参加すること。また授業後には、実験結果をレポートにまとめることと、実習内容の理解を助けるための課題を課す。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
30%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:実習レポート、課題、実習への積極的な参加
⑥ 履修上の注意など
レポート、課題等の提出物が一定数以上提出されていることを成績評価の条件とする。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床検査学実習書シリーズ 遺伝子検査学実習書』 日本臨床検査学教育協議会 監修 医歯薬出版
『最新臨床検査学講座 遺伝子・染色体検査学』 奈良信雄 他 医歯薬出版
参考書:『バイオ実験イラストレイテッド ①分子生物学実験の基礎 ②遺伝子解析の基礎』中山広樹 他 秀潤社
その他、随時紹介する。
− 96 −
免 疫 検 査 学 Ⅱ
(M13310)
1
時間数
/単位
15
講 義
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
研究室
◎鈴木 高史
5 号館 3 階
3 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修 栃倉 匡文
研究室 他
畑中 道代
① 授業の概要・ねらい
多くの疾患の病態発現には免疫反応が関わっているこれらの中で臨床的に重要な項目を学習する。感染症、免
疫不全症、自己免疫疾患、補体異常症などの病態の発現機構、および各病態での検査の実際について学修する。
3 人の教員の様々な切り口によるオムニバス形式での講義となる。
② 学習の到達目標
①にあげた学習内容について理解し、医療検査に必要な知識を身につけるとともに、医学・医療における臨床
検査技師の役割を認識する。具体的には
(1)免疫反応の関わる主な病態で、免疫反応がどのように関連するかを説明できる。
(2)病態での各種の抗原と抗体について、それぞれが検出された場合の臨床的意義について説明できる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 補体検査
第 2 回 補体関連疾患
第 3 回 抗核抗体検査
第 4 回 自己免疫疾患
第 5 回 腫瘍免疫
第 6 回 感染症の検査
第 7 回 ウイルス疾患の免疫学的検査
第 8 回 リンパ球の検査
(担当者:畑中)
(担当者:畑中)
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
④ 授業時間外の学習
本講義は免疫関連の講義のなかで臨床に直結する内容となっており、臨床化学、微生物学、病態学など他の講
義で学修した内容と関連する。そのためこれまでに学修した内容との結びつきを一考しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:受講態度
⑥ 履修上の注意など
2年次開講の免疫学・免疫検査学Iを基礎とした講義内容である。免疫反応を用いた検査法は多岐にわたり、
原理・手技・結果の解釈などの基本的概念の把握のためには、毎回の講義を真剣に聴講することが重要である。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『新版 臨床免疫学 第 3 版』山田俊幸 他
参考書:『標準臨床検査学 免疫検査学』編集 折笠道昭 医学書院
− 97 −
免疫検査学実習
(M13320)
2
実 習
時間数
/単位
45
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
研究室
◎鈴木 高史
栃倉 匡文 5 号館 3 階
3 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
北野 悦子 研究室 他
溝越 祐志
① 授業の概要・ねらい
臨床検査の現場では、機器による検査が主体になりつつあるが、その背景にある理論の把握なしに、検査デー
タを適切に解析することは不可能である。本実習では、補体反応、免疫電気泳動、ELISA 法、凝集法など広範
囲にわたる免疫学的検査法を実施することにより、医療検査の実践に必要な基礎となる理論を理解する。実験器
具の使用方法、血清の保存方法、操作を正確に行う手技などについても修得するとともに、得られた結果を解析
し考察できる能力を養成する。3 回のレポート発表会では、質疑・討論を行うことにより、自ら問題点を見いだ
し論理的に説明する能力を養う。
② 学習の到達目標
(1)各検査の原理、特長、検査結果の判定、検査の意義を理解する。
(2)(1)を報告書としてまとめることができる。
(3)各検査で感染防止を心がけ、安全かつ正確な操作ができる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 実習にあたっての注意と基礎知識(感染防止、試薬の調製方法)
第 2 回 補体 ①(補体の性質)
第 3 回 補体 ②(補体価(CH50)の測定)
第 4 回 免疫電気泳動 -1(試薬調製、電気泳動解析)
第 5 回 免疫電気泳動 -2(データ解析)
第 6 回 学生によるレポート発表会①
第 7 回 梅毒血清反応
第 8 回 HBs 抗原の測定
第 9 回 赤血球凝抑制反応:風疹ウイルス
第 1 0 回 学生によるレポート発表会②
第 1 1 回 標識抗原抗体反応:ELISA 法
第 1 2 回 フローサイトメトリー
第 1 3 回 蛍光抗体法
第 1 4 回 抗核抗体検査
第 1 5 回 学生によるレポート発表会③
(担当者:鈴木)
(担当者:栃倉)
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:栃倉)
(担当者:栃倉)
(担当者:鈴木・栃倉)
④ 授業時間外の学習
実習書のプロトコールをよく読み、作業手順を整理し、実習に臨むこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
45%
15%
40%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:実習、発表への取り組み状況
「製作物・実技など」:レポート点
⑥ 履修上の注意など
実習レポート、課題は必ず提出すること。本シラバスの内容は変更する場合がある。
⑦ 教科書・参考書
教科書:実習書(プリント)
参考書:『新版 臨床免疫学 第 3 版』山田俊幸 他 講談社
− 98 −
輸血・移植検査学
(M13330)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
3 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
講 義
研究室
7 号館 2 階
◎押田眞知子
非常勤講師
甲斐 俊朗*
控室
① 授業の概要・ねらい
輸血は疾患に伴う貧血、また外傷や手術に伴う出血に対する不可欠な補充療法である。しかしながら輸血には
免疫性・感染性の副作用のリスクも存在する。また、造血幹細胞移植や臓器移植も行われており、HLA や移植
の際の輸血に関しても正しい知識が必要となってきている。
本授業では、安全でかつ効果的な輸血療法を行うために必要な知識・検査技術の修得を目的とする。
② 学習の到達目標
輸血・移植に関する正しい知識と検査技術の修得を目標とする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 輸血の歴史、血液製剤の種類と特性
第 2 回 輸血の適応と製剤の選択、輸血療法に関する法律、ガイドライン
第 3 回 輸血療法や輸血検査に必要な基礎知識
第 4 回 ABO 血液型と検査法、ABO 血液型の精査
第 5 回 Rh 血液型と検査法
第 6 回 ABO、Rh 以外の血液型
第 7 回 不規則抗体とその検査法
第 8 回 交差適合試験と適合血の選択
第 9 回 直接抗グロブリン試験、母児不適合妊娠、新生児・胎児溶血性疾患
第 1 0 回 HLA 抗原、血小板抗原、顆粒球抗原
第 1 1 回 輸血副作用
第 1 2 回 自己血輸血
第 1 3 回 骨髄移植
第 1 4 回 臓器移植
第 1 5 回 医療機関での輸血業務、まとめ
(担当者:押田)
(担当者:押田)
(担当者:押田)
(担当者:押田)
(担当者:押田)
(担当者:押田)
(担当者:押田)
(担当者:押田)
(担当者:押田)
(担当者:押田)
(担当者:押田)
(担当者:押田)
(担当者:甲斐)
(担当者:甲斐)
(担当者:押田)
④ 授業時間外の学習
配布資料に目を通すなど、予習・復習を必ず行うこと。不明点はその都度確認し理解するよう努める事。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
100%
0%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験(繰越再試験は行わない)
⑥ 履修上の注意など
輸血・移植検査学には免疫学や血液学などについての知識も必要で範囲も広い。配布資料に目を通し、予習・
復習を必ず行うこと。不明点はその都度確認し理解するよう努める事。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『MT 標準臨床検査学 免疫検査学』 折笠道昭 編集 医学書院
適宣、資料を配布する。
参考書:適宜、紹介する。
− 99 −
輸血・移植検査学実習
(M13340)
1
時間数
/単位
45
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
3 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
実 習
担当者名
研究室
◎押田眞知子
北野 悦子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室 他
① 授業の概要・ねらい
安全な輸血を実施するために最低限必要な血液型検査、不規則抗体検査、交差適合試験、適合血の選択、間接
抗グロブリン試験、直接抗グロブリン試験などに関して正しい知識と技術の修得を行う。
② 学習の到達目標
安全な輸血を実施するための輸血検査に関する知識・技術の修得を目標とする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 輸血検査の流れ、検体・器具の取り扱い方の基本的注意事項。ABO、Rh(D)血液型検査(試験管
法)、ABO、Rh(D)血液型検査(スライド法、カラム凝集法)。
第 2 回 Rh(D)血液型の精査、ABO 血液型の精査(吸着解離試験)
第 3 回 抗体価の測定、ABO 血液型の精査(唾液を用いた血液型検査)
第 4 回 不規則抗体スクリーニング検査、不規則抗体同定検査
第 5 回 交差適合試験と適合血の選択
第 6 回 直接抗グロブリン試験、直接抗グロブリン試験陽性時の精査(抗体解離と結合抗体の特異性の決定)
第 7 回 実技試験
第 8 回 まとめ
④ 授業時間外の学習
予習・復習(講義・実習資料の確認)およびレポート作成を通じて検査の目的、正しい知識・技術を理解する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
0%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験(繰越再試験は行わない)
「製作物・実技など」:レポート評価、実技試験
⑥ 履修上の注意など
輸血検査時の間違いは臨床上重大な事態を招きかねないことを念頭に、実習を通じて輸血検査に関する正しい
知識と技術の習得に努めること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『MT 標準臨床検査学 免疫検査学』 折笠道昭 編集 医学書院
適宣、資料を配布する。
参考書:適宜、紹介する。
− 100 −
病原微生物検査学Ⅱ
(M13360)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
3 前期 必修
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
第一種衛生管理者資格取得必修
森松 伸一
7 号館 3 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
病原細菌を中心にリケッチア、クラミジア、マイコプラズマを含めた病原微生物について、臨床微生物学を理
解するために必要な知識と考え方などを講義し、新たに導入される臨床検査法や技術を自ら修得できる能力を養
うことを目的とする。将来、多種多様な微生物検査を行うに当っても適切な判断を下すことができるようになる
ことをねらいとする。
② 学習の到達目標
・病原微生物をよく理解し、それぞれについての感染症(疾患)とその検査法が説明できる。
・感染症の診断に必要な基本的な微生物検査法の原理をよく理解し説明ができる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 基礎微生物学1(細菌の特徴と分類、染色法と観察法、Gram Stain 法など)
第 2 回 基礎微生物学2(細菌の構造と機能・増殖、代謝を利用した細菌検査法(培地・培養法)と鑑別 ・
同定法、細胞壁、線毛、鞭毛、莢膜)
第 3 回 グラム陽性球菌1(ブドウ球菌属、レンサ球菌属、黄色ブドウ球菌、CNS、化膿レンサ球菌、その他)
第 4 回 グラム陽性球菌2(グラム陽性嫌気性球菌など、亜急性心内膜炎)
第 5 回 グラム陰性球菌(淋菌、髄膜炎菌、嫌気性球菌、STI、VRE)
第 6 回 グラム陽性芽胞形成桿菌(バシラス属、クロストリジウム属、芽胞、毒素型食中毒)
第 7 回 グラム陽性無芽胞桿菌1(コリネバクテリウム属、ジフテリア)
第 8 回 グラム陽性無芽胞桿菌2
(リステリア属、ラクトバシラス属、プロピオニバクテリウム属、細胞内寄生菌)
第 9 回 抗酸菌1(結核菌、空気感染)
第 1 0 回 抗酸菌2(非結核性抗酸菌、らい菌、ノカルジア、アクチノミセス、環境細菌)
第 1 1 回 グラム陰性桿菌1(好気性桿菌、院内感染、院内環境)
第 1 2 回 グラム陰性桿菌2(通性嫌気性細菌、嫌気性菌、腸内細菌科、感染型食中毒)
第 1 3 回 マイコプラズマ、リケッチア(マイコプラズマ肺炎、リケッチア症、ベクター)
第 1 4 回 クラミジア(クラミジア、クラミドフィラ、STI、上行感染)
第 1 5 回 化学療法剤(抗生物質 ・ 抗菌剤)の分類と特徴(殺菌作用と静菌作用)
④ 授業時間外の学習
上表の予習項目について予習をしてくること以外に復習が必要である。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業では毎回タスクを課すが、学習態度をより重視する(興味があることについてレポート提出)。
⑥ 履修上の注意など
講義のみでは全てを網羅できない。従って、講義内容に基づき予・復習を含め質問や自学自習する必要がある。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『メディカルサイエンス微生物検査学』大学検査 学専攻微生物学教員懇談会 編 近代出版
参考書:『病原微生物学』矢野郁也・内山竹彦・熊沢義雄 編 東京化学同人
− 101 −
画 像 検 査 学
(M13420)
時間数
/単位
1
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
3 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
講 義
研究室
◎杉山 育代 2 号館 2 階
田中 静吾* 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
画像検査法とは直接目に見えない人体各所の内部構造を画像として映し出し、病気の診断に役立たせる検査法
である。本授業においては、超音波検査・熱画像検査・眼底検査・磁気共鳴画像検査・X 線検査・CT 検査・核
医学検査・PET などの画像検査法について、その基本原理と臨床応用について解説する。これによって、正常
な画像データをもとに病的な状態でどのように画像が変化するかを理解し、得られた画像から機能の異常を導き
出せる思考力を養う。また、機器の安全性についても触れる。
② 学習の到達目標
超音波検査・熱画像検査・眼底検査・磁気共鳴画像検査・X 線検査・CT 検査・核医学検査・PET などの画像
検査法の基本原理と臨床応用を理解する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 超音波検査の原理、超音波の安全性、画像調整
第 2 回 アーチファクト、ハーモニックと超音波造影、腹部超音波検査①(肝)
第 3 回 腹部超音波検査②(膵・胆・その他)
第 4 回 心臓超音波検査①(心周期と超音波像)
第 5 回 心臓超音波検査②(左室収縮能評価)
第 6 回 心臓超音波検査③(左室拡張能評価)
第 7 回 心臓超音波検査④(心内圧推定)
第 8 回 心臓超音波検査⑤(心内圧推定)
第 9 回 甲状腺波検査、乳腺超音波検査
第 1 0 回 血管超音波検査(頸動脈、下肢動静脈、腎動脈)
第 1 1 回 超音波像を読んでみよう!
第 1 2 回 熱画像検査、眼底検査の原理と臨床応用
第 1 3 回 磁気共鳴画像検査(MRI)の原理と臨床応用
第 1 4 回 X 線検査、CT 検査の原理と臨床応用
第 1 5 回 核医学検査、PET の原理と臨床応用
④ 授業時間外の学習
毎回予習復習を行い、その方法は授業内容にあたる部分の教科書を読み理解を深めること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
100%
0%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
⑥ 履修上の注意など
繰越再試験は行わない。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『≪標準臨床検査学≫生理検査学・画像検査学』 医学書院
参考書:『臨床検査学講座 第 3 版 生理機能検査学』 医歯薬出版
『絵で見る超音波 改訂第 2 版』 南江堂
『腹部超音波テキスト』 ベルトコア
『臨床心エコー図学(第3版)』 吉川 純一 編 文光堂
− 102 −
(担当者:杉山)
(担当者:杉山)
(担当者:杉山)
(担当者:杉山)
(担当者:杉山)
(担当者:杉山)
(担当者:杉山)
(担当者:杉山)
(担当者:杉山)
(担当者:杉山)
(担当者:杉山)
(担当者:田中)
(担当者:田中)
(担当者:田中)
(担当者:田中)
生理機能検査学実習Ⅱ
(M13440)
1
実 習
時間数
/単位
45
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
研究室
◎杉山 育代
2 号館 2 階
3 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修 松田 正文
研究室 他
今西麻樹子
① 授業の概要・ねらい
生理機能検査学・生理機能検査学実習Ⅰを基礎として、一歩踏み込んだ実習を行う。つまり、様々な検査デー
タを総合的に考えて行う生理機能検査を学び、医療の発展に寄与できる応用力を養う。負荷心電図、肺機能、心
臓・腹部超音波、ABR等を実習する。また緊急時の対応にも触れる。
② 学習の到達目標
正しい検査データを出し解析・診断でき臨床にどのように役立っていくのかを考えることができる。
③ 授業の内容・計画
実習は1クラスを3班に分けて行う。お互いに検者、被検者になり実習を行う。
第 1 回 実習説明と諸注意。心電図、超音波、肺機能のいずれかの講義
第 2 回 負荷心電図①(負荷前診断)
第 3 回 負荷心電図②(マスター階段法)
第 4 回 負荷心電図③(トレッドミル)
第 5 回 ABI(血圧脈波検査)
第 6 回 FMD(血流依存性血管拡張反応)検査
第 7 回 呼吸機能検査①(肺気量分画・フローボリューム)
第 8 回 呼吸機能検査②(クロージングボリューム)
第 9 回 呼吸機能検査③(残気量)
第 1 0 回 呼吸機能検査④(拡散能の模擬検査・パルスオキシメータ)
第 1 1 回 ABR(聴性脳幹反応)
第 1 2 回 心エコー①(左室拡張能)
第 1 3 回 心エコー②(心内圧の推定)
第 1 4 回 腹部エコー①(生化学検査データから考えて行う腹部エコー肝臓)
第 1 5 回 腹部エコー②(生化学検査データから考えて行う腹部エコー胆嚢)、頸動脈エコー
④ 授業時間外の学習
実習書を熟読し、綿密な予習を行い、実習内容を理解した上で実習に臨むこと。また、実習前に課題について
調べたり、考えたりすること。実習日に必ずデータ整理を行うこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
0%
40%
0%
「定期試験」:筆記試験
「製作物・実技など」:実習前課題、レポート ⑥ 履修上の注意など
(1)実習室には、教科書、実習書、筆記用具のみの持ち込みとする。名札を付けた白衣着用のこと。
(2)生理機能検査学実習Ⅰを履修したことを前提として授業を進める。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『心電図ドリル』杉浦 哲朗 監修 土居忠文、宮尾恵示 著 ベクトル・コア
『≪標準臨床検査学≫生理検査学・画像検査学』 医学書院
参考書 :『検査室での手順がわかる心エコー検査マニュアル』 谷内 亮水 著 南江堂 『ウェスト 呼吸生理学入門』 堀江 孝至 訳 メディカル ・ サイエンス ・ インターナショナル
『関連図で理解する 呼吸機能学と呼吸器疾患の仕組み』 安倍 紀一郎、森田 敏子 日総研出版
− 103 −
生理機能検査学演習
(M13450)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
3 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
演 習
研究室
◎松田 正文 7 号館 2 階
杉山 育代 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
物理学・生物学・生理学、生理機能検査学講義・実習を総合した問題解決型演習である。生体から得られる情
報は、電気的・音響的など様々であるが、画像を含むそれらの情報と臓器の形態・機能との関連を理解するのが
本演習の目的である。従って、病態把握に直結する、極めて実際的な演習である。臓器によっては、いくつかの
検査を関連づけて評価することも行う。
② 学習の到達目標
画像を含む、様々な情報を蒐集・解析することにより臓器の構造と機能とを把握し、異常の有無・程度を推定
できる。検査結果の正常・異常を評価するだけでなく、その背景にあるさまざまな病態・疾患を理解できる。
③ 授業の内容・計画
A クラス 1~7回(担当:松田)、8 ~ 14 回(担当:杉山) B クラス 1~7回(担当:杉山)、8 ~ 14 回(担当:松田)
第 1 回 心電図:調律
第 1 回 脳波波形判読 1(正常波・睡眠ステージ)
第 2 回 心電図:波形
第 2 回 脳波波形判読 2(異常波)、聴力検査
第 3 回 心電図:負荷心電図など
第 3 回 筋電図波形判読 1(針筋電図)
第 4 回 心音図、脈波
第 4 回 筋電図波形判読 2(反復刺激検査・MCV)
第 5 回 肺機能:肺気量分画、換気機能
第 5 回 心エコー図 1(左室機能)
第 6 回 肺機能:肺胞換気機能
第 6 回 心エコー図 2(先天性心疾患)、腹部超音波
第 7 回 肺機能:血液ガス、酸塩基平衡、など
第 7 回 腹部、乳腺、甲状腺、頸動脈、下肢血管エコー
第 8 回 脳波波形判読 1(正常波・睡眠ステージ) 第 8 回 心電図:調律
第 9 回 心電図:波形
第 9 回 脳波波形判読 2(異常波)、聴力検査
第 1 0 回 筋電図波形判読 1(針筋電図) 第 1 0 回 心電図:負荷心電図など
第 1 1 回 筋電図波形判読 2(反復刺激検査・MCV) 第 1 1 回 心音図、脈波
第 1 2 回 心エコー図 1(左室機能)
第 1 2 回 肺機能:肺気量分画、換気機能
第 1 3 回 心エコー図 2(先天性心疾患)、腹部超音波 第 1 3 回 肺機能:肺胞換気機能
第 1 4 回 腹部、乳腺、甲状腺、頸動脈、下肢血管エコー 第 1 4 回 肺機能:血液ガス、酸塩基平衡、など
第15回
まとめ講義(AB クラス合同授業)
④ 授業時間外の学習
事前に出された課題を確実に予習する(授業は、その課題について学生諸君が発表するところから始まる)。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験(繰越再試験は行わない)
「平常点」:授業の中で行う課題発表、授業態度を評価する。
⑥ 履修上の注意など
1.記憶に頼ることなく、生理学・病態を基に生理機能検査から得られる情報を読み、臓器の機能と構造とを推定する
能力を身につけることが肝要である。自ら学習する姿勢を忘れてはならない。積極的な受講を期待する。
2.生理機能検査学Ⅰ A・B、生理機能検査学Ⅱ A・B、生理機能検査学実習Ⅱを履修したことを前提として授
業を進める。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『≪標準臨床検査学≫生理検査学・画像検査学』 医学書院
参考書:『臨床検査講座 生理機能検査学 第 3 版』 大久保 善朗 他 医歯薬出版
必要に応じて講義中に紹介する。
− 104 −
臨床検査学演習
(M13501)
1
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
3 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
演 習
研究室
◎坂本 秀生 7 号館 2 階
他 M 科教員
研究室 他
① 授業の概要・ねらい
これまでは各専門分野のごとに学修してきたが、本演習では、それらの基礎知識と基本的な専門知識を利用し、
複数の臨床検査データから疾患または臓器の状態を考える。言い換えれば、専門性を積み重ねて縦につなげて広
げた知識を横断的に結びつけ、問題解決能力を鍛えることをねらいとする。
② 学習の到達目標
臨床検査データを検査項目別に判断するだけでなく、検査結果から疾患や臓器別に考える能力を身に付ける事
を目標とする。
クラス
クラス
③ 授業の内容・計画
最初の講義時に本演習の進め方を説明し、グループ分けと発表担当グループを発表し、それぞれ課題の課題を
マナバにも掲載して発表する。その後にグループごとに集まり、発表に向けて担当課題を調べプレゼンテーショ
ンソフト等で発表用資料を作成し、2回目以降の授業で班ごとに発表を行う。
第1回と第8回は AB 合同授業とするが、2~7回の演習は A・B クラス別に行い、各グループに与えられた
課題について順次発表を行い、その後に質疑応答を行う。
第 1 回 授業の概要説明
(担当者:坂本)
第 2 回
神経系疾患
(担当者:澤田)
腫瘍性疾患
(担当者:布引)
第 3 回 A 腫瘍性疾患
(担当者:布引) B 神経系疾患
(担当者:澤田)
循環器系疾患と消化器系疾患 (担当者:杉山)
呼吸器泌疾患
(担当者:今西)
第 4 回
循環器系疾患と消化器系疾患 (担当者:杉山)
第 5 回
呼吸器泌疾患
(担当者:今西)
第 6 回
腎・肝疾患、栄養評価
(担当者:澁谷)
血液疾患と感染性疾患
(担当者:澤村)
第 7 回
血液疾患と感染性疾患
(担当者:澤村)
腎・肝疾患、栄養評価
(担当者:澁谷)
第 8 回 医療現場での臨床検査技師の役割
(担当者:林)
④ 授業時間外の学習
課題を元に各班で発表用資料作成に取り組むこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
20%
40%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:発表時以外の積極的な取り組み、授業態度が良いと加算対象とする
「製作物・実技など」:課題発表と質問への応答
⑥ 履修上の注意など
グループ別のプレゼンテーション作成に積極的に参加すること。
発表者は各グループ全員が交代で行うこと。
発表者以外の学生も必ず課題は授業前に自主学習を行い、授業時に質問をして、積極的に授業参加すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:特に指定しない。
参考書:各種授業で使用した教科書、参考書
− 105 −
1
講 義
時間数
/単位
30
学年
授業形態
臨 床 病 態 学 Ⅰ
(病因・病態)
(M13510)
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
研究室
◎松田 正文
井本しおん
7 号館 2 階
3 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修 野村 秀明
研究室 他
岩越 美恵
森松 伸一
① 授業の概要・ねらい
疾患の成り立ち、疾患が全身にもたらす変化、これらを概ね臓器系統別に学ぶ。医療検査学科および看護学科
に所属する臨床の専門医がオムニバス形式で臓器系統別に主要疾患を解説するが、本学科の性格上、検査との関
連、チーム医療などを意識して講義を行う。
② 学習の到達目標
いかなる検査を選択すべきか、検査の異常が疾患の診断と治療にどのように利用されるか、これらを理解して、
臨床検査の役割とともに、その限界をも説明できることを教育目標とする。チーム医療の中では臨床検査技師と
して検査を組み立てながら、その役割と限界を自らが理解すると同時に、それをチームのメンバーや患者に説明
できなければならないからである。医療倫理面の思考も要求される。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 開講にあたって(疾患と臨床検査)
第 2 回 アレルギー疾患
第 3 回 膠原病・自己免疫疾患
第 4 回 感染症
第 5 回 呼吸器疾患
第 6 回 循環器疾患
第 7 回 泌尿器・生殖器疾患
第 8 回 血液疾患
第 9 回 消化管・腹膜疾患
第 1 0 回 肝臓・胆嚢・膵臓の疾患
第 1 1 回 神経系疾患
第 1 2 回 運動器・感覚器・精神疾患・中毒
第 1 3 回 栄養代謝異常・ビタミン欠乏症
第 1 4 回 内分泌疾患
第 1 5 回 まとめ
(担当者:松田)
(担当者:井本)
(担当者:井本)
(担当者:森松)
(担当者:松田)
(担当者:松田)
(担当者:松田)
(担当者:井本)
(担当者:野村)
(担当者:野村)
(担当者:岩越)
(担当者:岩越)
(担当者:野村)
(担当者:松田)
(担当者:松田)
④ 授業時間外の学習
総合的な教科であり、関連分野の知識を必要とする。事前に、既に学んだ教科の復習をすること、事後にこの
教科で新たに学んだことを復習することが重要である。講義の内容は、どうしても確立されたものになることが
多い。新聞などによって新しい知識、問題などに接し、それについて質問するという態度も必要である。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90 %
10 %
0%
0%
「定期試験」:筆記試験(繰越再試験は行わない)
「平常点」:講義への出席と積極的な参加を評価する。
⑥ 履修上の注意など
関連分野の知識を必要とする総合的な学問である。自ら疑問点、テーマを持ち、得た知識を自ら確認すること
が求められる。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床病態学』 佐藤良暢監修 南江堂
参考書:必要に応じて授業中に紹介する。
− 106 −
1
講 義
時間数
/単位
30
学年
授業形態
臨 床 病 態 学 Ⅱ
(病態解析)
(M13520)
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
研究室
◎井本しおん
松田 正文
3 号館 3 階
3 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修 野村 秀明
研究室 他
岩越 美恵
岡田 淳*
① 授業の概要・ねらい
臨床病態学Ⅰで学んだ疾患の診断・治療から見た検査の位置づけを踏まえ、それぞれの臨床検査がどのような
病態を把握するために必要であるかを学修する。すなわち臓器疾患別に系統立てた臨床病態学 1 に対して、本
講では各種の臨床検査ごとに、異常値・異常所見と疾患の関わりを理解する。
何れの検査であってもその結果が治療方針の決定に重要な役割を果たし、臨床検査が患者の人生を左右しうる
事を学ぶ。各検査の持つ重要性を認識し、正確な検査を行う心構え、さらには医療人にふさわしい倫理観を養う
ことを本講義の目標にする。
② 学習の到達目標
1)検査所見の異常から該当する疾患を推定できる。
2)異常値の意味を理解し、どう対応すべきか判断できる。
3)診断確定のために必要な検査を挙げることができる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 臨床検査の概要
第 2 回 免疫学検査と疾患①細菌・真菌感染症と検査
第 3 回 免疫学検査と疾患②ウイルス感染症と検査
第 4 回 免疫学検査と疾患③自己免疫疾患・膠原病と検査
第 5 回 血液疾患と検査
第 6 回 腫瘍マーカー
第 7 回 化学検査と疾患①(血清蛋白、電気泳動を含む)
第 8 回 化学検査と疾患②(血清酵素)
第 9 回 化学検査と疾患③(代謝異常の指標)
第 1 0 回 化学検査と疾患④(窒素・電解質・酸塩基平衡)
第 1 1 回 化学検査と疾患⑤(消化液とホルモン)
第 1 2 回 画像診断と疾患①(X 線検査・CT)
第 1 3 回 画像診断と疾患②(MRI・超音波・内視鏡)
第 1 4 回 遺伝子・染色体検査と疾患
第 1 5 回 まとめ
(担当者:井本)
(担当者:岡田)
(担当者:岡田)
(担当者:井本)
(担当者:井本)
(担当者:野村)
(担当者:松田)
(担当者:井本)
(担当者:野村)
(担当者:松田)
(担当者:野村)
(担当者:野村)
(担当者:野村)
(担当者:岩越)
(担当者:井本)
④ 授業時間外の学習
担当教員から課題を提示し、レポートや発表などで評価する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
30%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業中の発表内容、課題レポートなど
⑥ 履修上の注意など
講義内容は、医学総論および臨床病態学 I を履修したことを前提として授業を進める。
授業の順番は、担当者の都合等で変更されることがある。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床病態学』 佐藤良・吉村学 編集 南江堂
参考書:『からだの構造と機能』 A. シェフラー・S. シュミット 著 三木明徳・井上貴央 監訳 西村書店
− 107 −
検 査 管 理 総 論
(M13540)
1
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
3 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
担当者名
研究室
林 伸英*
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
講 義
① 授業の概要・ねらい
臨床検査は迅速かつ正確な検査結果を診療側に提供する使命がある。個々の検査または検査室に共通した基本
的事項について修得する。具体的には臨床検査の意義、検査部(室)組織のあり方、病院検査部(室)と登録衛
生検査所、日常検査と緊急検査、検査機器や設備の使用方法と管理、検体の取扱い(採血を含む)、検査依頼か
ら報告までのフロー、精度管理、基準範囲、検査情報処理、臨床的意義の考え方、測定方法の信頼性評価などを、
臨床経験を交えて講義する。また必要に応じて演習を行う。
② 学習の到達目標
検査部(室)の組織・管理・運営等および精度管理技法、検査項目の評価法等を理解し、それが臨床検査技師
として医療の質の向上に寄与することに繋がることを理解する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 臨床検査の意義、検査管理の概念、検査部門の組織と業務
第 2 回 検査部門の管理と運営(1)
第 3 回 検査部門の管理と運営(2)、検査の受付と報告
第 4 回 精度管理(1)
第 5 回 精度管理(2)
第 6 回 検査情報の判断基準(1)
第 7 回 検査情報の判断基準(2)、検査情報の活用(1)
第 8 回 検査情報の活用(2)、生涯教育と資格
④ 授業時間外の学習
業務管理、精度管理、基準範囲、臨床判断基準等はほとんどすべての専門科目に関連し、各教科の理解度が要
求されるので併せて理解すること。また臨床検査はほとんどすべての医療に関係するので、普段から新聞やテレ
ビの医療関係記事等に興味を持って欲しい。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:演習・小テスト、受講態度
⑥ 履修上の注意など
演習では関数電卓を使用するので予め取扱説明書を読んで関数が使えるようにしておくこと。また情報処理 演習や医療統計学を復習しておくこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床検査学講座 検査管理総論 第4版』 大澤進 他著 医歯薬出版
参考書:『標準臨床検査学 検査機器総論・検査管理総論 第1版』 横田浩充 他編 医学書院
− 108 −
病院・医療情報管理総論
(M13550)
1
講 義
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
研究室
◎高岡 裕
7 号館 2 階
大田 美香
非常勤講師
3 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
菅野 亜紀
控室
中町 祐司
① 授業の概要・ねらい
1.病院・医療機関の構成、組織、各部門の役割分担と地域連携を説明する。
2.医療情報のシステム化の技術基盤、病院情報システムを解説する。
3.適時ムービーも用い、臨場感のある講義にする。
② 学習の到達目標
我が国の医療制度、医療機関の組織構成と各部門および各専門職の役割を理解した上で、医療情報の扱い、病
院情報システムの役割や構成、それらの技術基盤の理解を目標とする。また、国家試験に出題されるこの分野の
設問への対応を可能にする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 講義ガイダンス及び我が国の医療制度と医療機関
第 2 回 病院の組織と部門の役割、病院の運営と委員会
第 3 回 病院情報システムの歴史と全体像:診療録電子化の基盤、記載、保管
第 4 回 検査部門システム
第 5 回 各部門のシステム(サブシステム)
第 6 回 医療現場での個人情報保護とセキュリティ
第 7 回 医療事務と医療安全
第 8 回 病院・医療情報管理総論まとめ:必要となる医療情報の知識
(担当者:高岡)
(担当者:高岡)
(担当者:菅野)
(担当者:中町)
(担当者:菅野)
(担当者:大田)
(担当者:高岡)
(担当者:高岡)
④ 授業時間外の学習
授業後に復習し、知識の定着を図ること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:講義への質問、課題等
⑥ 履修上の注意など
専門の医療職の資格を持つ医療人になる自覚を持って講義に臨むこと。例えば飲食物は机上に置かない、講義
中に携帯を触らない、私語は慎む等、医療職として病院に勤務していると想定し、常識に則ること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『病院の教科書』 編集 今中雄一 医学書院
参考書:『医療情報サブノート』 篠原出版新社
『医療情報学入門』 共立出版
情報関連については参考書とし、必要な資料を配布する予定である。
− 109 −
医 療 安 全
(M13560)
1
講 義
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
研究室
◎松田 正文
井本しおん
7 号館 2 階
3 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修 後藤 武*
研究室 他
吉田 弘之
岡光 幸代*
① 授業の概要・ねらい
およそ半世紀前、アヴェディス・ドナベディアンは次のように述べている。
「医療の質は医療機器やスタッフ
の数などといったストラクチャー(構造)、診療内容などのプロセス(過程)、診療の成果であるアウトカム(結
果)という三つの面から評価できる」。医療の質はこうした面から評価できるとして、それを高め、良好に維持
し発展させて行くには医療行政、医療機関、医療従事者、その他医療に関わる全ての人々のたゆみない努力が必
要である。一方で、医療の安全を脅かすものも存在する。それは、服薬事故など臨床現場での事象に限らず、国
内行政あるいは国際的な問題などである。本講では、臨床検査や看護を含む医療の中での安全について視野広く
総合的に、また、具体的・実践的に講義する。チーム医療という言葉が聞かれるようになって久しいが、看護学
科および医療検査学科の合同授業として本講を実施することの狙いは、全ての受講生に、総合的医療安全を考え
る中での問題解決能力・自己研鑽力、医療人にふさわしい倫理観・対人関係形成能力を育てることにある。
② 学習の到達目標
医療の安全を広い視野で捉え、それへの対応を自ら考えることができて、他職種・他業種の人々と協力して医
療の安全に関する情報を収集整理し、解析・評価することができるようにすることである。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 医療安全総論:医療事故の歴史と現状
第 2 回 医療安全総論:医療事故防止概論
第 3 回 医療安全と行政
第 4 回 医療安全と看護
第 5 回 輸血・移植における医療安全
第 6 回 院内感染とその予防対策
第 7 回 透析医療における医療安全
第 8 回 まとめ
(担当者:後藤)
(担当者:後藤)
(担当者:後藤)
(担当者:岡光)
(担当者:井本)
(担当者:吉田)
(担当者:松田)
(担当者:松田)
④ 授業時間外の学習
日頃から、新聞、テレビなどによる医療に関する報道に関心を持ち、それについて考える姿勢が大切である。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験(繰越再試験は行わない)
「平常点」:授業中に不定期に行われる小試験など
⑥ 履修上の注意など
講義の聴講のみに終わることなく、復習を充分にし、④に示したことに注意する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『医療安全とリスクマネジメント』 嶋森好子・任和子編 ヌ-ヴェルヒロカワ
参考書:講義中に必要に応じて紹介する。
− 110 −
感 染 制 御 学
(M13580)
1
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
3 後期 必修
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
第一種衛生管理者資格取得必修
森松 伸一
7 号館 3 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
臨床検査技師は医療機関において一般臨床検査のみならず、病原体の検出 ・ 診断疫学を行うことから、感染制
御チーム(ICT)においても重要な位置を占める。また検査に当って感染症患者に由来する検体などを直接取り
扱うということは、常に感染の危険性に曝されているということを十分に認識する必要がある。このため検査室
における個人を含めた安全と、標準予防策を含めた感染制御学を理解 ・ 実践するために必要な知識と考え方を講
義し、従来の臨床検査学的技術だけでなく、バイオセーフティー技術を自ら実践 ・ 応用できる能力を養うことを
目標と する。これにより将来、多種多様な微生物検査を行うにあたっても躊躇することなくこれらに取り組み、
適切な判断を下すことができるようになることをねらいとする。
② 学習の到達目標
・標準予防策および感染制御の意義をよく理解し、病原微生物について感染経路別対策を講じることができ
る。
・Good Laboratory Techniqueをよく理解し、説明および実践ができる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 スタンダードプリコーション(標準予防策、手指衛生、PPE、医療従事者に必要なワクチン対策)
第 2 回 感染経路別対策(主要な感染経路)
第 3 回 個人防護具(PPE)、滅菌と消毒
第 4 回 バイオセーフティーとバイオセーフティーレベル(BSL)、安全キャビネット
第 5 回 バイオハザードと病原体の危険度分類1(ウイルス P1 ~ P4 レベル)
第 6 回 バイオハザードと病原体の危険度分類2(細菌、真菌など P1 ~ P3 レベル)
第 7 回 Good Laboratory Technique(GLT)、Good Microbiological Technique(GMT)
第 8 回 血液媒介微生物、抗微生物薬、医療従事者に必要なワクチン対策(HBV、HIV、エアゾル感染)
④ 授業時間外の学習
上表の予習項目についての予習と共に復習が必要である。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業では毎回タスクを課すが学習態度をより重視する(興味あることについてのレポート提出)。
⑥ 履修上の注意など
講義内容に基づき予・復習を含め、自学自習(質問も含める)する必要がある。成績評価は筆答試験結果に基
づいて行うが、積極的な講義の出席とともに授業中の学習態度(レポート提出)も評価に加える。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床検査学講座・微生物学/臨床微生物学(第3版)』 岡田 淳 他編 医歯薬出版
参考書:『メディカルサイエンス微生物検査学』大学検査学専攻微生物学教員懇談会 編 近代出版
『病原微生物学』 矢野郁也・内山竹彦・熊沢義雄 編 東京化学同人
『スタンダード微生物学』 土肥義胤・山本容正・宇賀昭二 編 文光堂
『動物由来感染症マニュアル』 河野公一・佐野浩一他 編 金芳堂
『微生物学 基礎から臨床へのアプローチ』神谷繁他 監訳 メディカルサイエンスインターナショナル
− 111 −
臨 地 実 習
(M13610)
7
時間数
/単位
45
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
3 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
実 習
研究室
◎坂本 秀生 7 号館 2 階
他 M 科教員
研究室 他
① 授業の概要・ねらい
臨床検査技師としてチーム医療に貢献することを自覚し、医療職業人としての向上をはかる。そのために、学
内で学んだ知識・技術が臨床現場でどのように応用展開されているか知り、学内実習の補完をはかる。さらに、
知識・技術のみならず医療における検査の位置や他部門との協調・連携、患者との人間関係を学ぶ過程で、医療
人にふさわしい倫理観、対人関係を身につける。
② 学習の到達目標
1.臨床検査の現場で、臨床検査技師としての基本的な知識・技術、患者への適切な対処を学ぶ。
2.臨床検査情報の意義、精度管理の必要性、疾患と検査情報との関係について理解を深める。
3.チーム医療に占める臨床検査技師の役割と責任を自覚し、医学研究での臨床検査の重要性を認識する。
③ 授業の内容・計画
本学の指定学校概況で届け出た医療関連施設にて1月~3月、1施設あたり1名~5名にて、主として以下の
事項を実習する。
1.臨床検査の実践的技術・技能、臨床検査機器の測定原理・操作法・保守管理・精度管理、臨床検査と病態解析
生体検査:循環機能検査(心電図、脈波等)、呼吸機能検査、神経機能検査(脳波、筋電図)、感覚機能検
査(平衡、聴覚、視覚等)、画像検査(超音波、磁気共鳴、熱画像等)
検体検査:病理検査、血液検査、一般検査、化学検査、遺伝子検査、微生物検査、免疫検査、輸血検査
2.患者への適切な対応や検査の内容についての説明(インフォームド・コンセント)
3.医療チームの一員であることの認識・責任、医療職としての自覚、杜会人としてマナー
4.検査部門の管理運営・他部門との連携:検査総合管理:臨床検査及び検査室の運営・管理(検査情報、精度管理
を含む)、病院内施設(病棟・外来、 診療科・薬剤部、院内管理、情報管理、病歴室、事務部等)、検査セ
ンター、ブランチラボ、地域医療情報センター等
④ 授業時間外の学習
医療現場での実習を認識し、患者に迷惑をかけない意識が重要であり、実習予定を把握して事前事後の学習を
すること。また、臨地実習先に迷惑をかけないよう注意し、積極的に医療施設の仕組みを理解するよう務める。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
50%
0%
「製作物・実技など」:実習施設からの評価、出席状況、実習記録を総合して成績評価と単位認定を行う。
1.実習先でのクレームは、その内容により臨地実習単位を認めない場合がある。
例:実習先が実習の停止(実習受け入れ拒否)、あるいはこれに相当する判断をした場合。
2.出席簿に実習施設の指導者の押印をもって実習出席とする。病気・忌引き、公的な証明書のある事故、
その他正当な事由による欠席については事情を考慮することがある。
3.実習時間が満たされない場合、関係部署と協議の上で補習実習を行うこともある。
⑥ 履修上の注意など
臨地実習の履修要件を満たしていること。
臨地実習の履修は、自身と患者さんを医療感染から守るため「本学の定めた各種抗体価検査」や「実習施設固有の検
査」の要件を満たした証明書が必須である。履修が行えるよう各自がキャリア支援課で証明書の提出状況確認を行い、そ
の対応をすること。
実習施設は通常検査業務を行いながら教育を行っており、機器操作や検体取り間違え等で不正確な結果を出すと、施
設と患者に大きな迷惑をかける。万一過誤を起こした場合は遅滞なく実習指導者に報告し指示を受ける。
実習ノートに記載されている服装や言葉遣いに関する注意事項を参考にし、失礼にならないよう心がけ、実習指導者が
割く貴重な時間をよく活用して教えを請い、質問することが礼儀である。
⑦ 教科書・参考書
参考書:『臨床検査臨地実習マニュアル』 狩野元成 他 医歯薬出版
必要に応じて、学内の講義・実習で使用した教科書・参考書を活用する。
− 112 −
国際保健医療活動Ⅱ
(M13640)
1
演 習
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
研究室
◎坂本 秀生
野村 秀明
森松 伸一 7 号館 2 階
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
3 前期
黒野利佐子 研究室 他
必修
柳田潤一郎
S.K.Rai
① 授業の概要・ねらい
アメリカ、ネパールもしくはフィリピンを選択して訪問する。日本は衛生面、医療面でも世界的に恵まれてお
り、国外にて自らの目で見て体で感じることで、問題解決能力と自己研鑽力を養えるようにする。
アメリカは先進国として先端医療技術を用い、高度な医療を提供しているにも関わらず、高額医療費故に十分
な医療を受けられない人もいる。ネパールはアジアの開発途上国の中でも最貧国とされ、医療施設及び保健施設
も日本と比較して整っていない。フィリピンは都市部と地方で大きな差があり、都市部での医療水準は比較的良
いが、地方はまだ整備が整ってない地域もある。それぞれに文化的、社会的に全く異なる国から 1 カ国のみの訪
問であるが、事前学習と訪問報告及び討論会を通じて学生は日本を含めた4カ国の保健医療状況を学ぶ。
② 学習の到達目標
実際に海外を体験し、日本と比較しながら体全体で違いを感じ国際貢献できる点、日本に必要な点を理解する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 海外研修の意義及び過ごしかたについて
第 2 回 アメリカ、ネパール、フィリピンの医療について
第 3 回 アメリカ、ネパール又はフィリピンにて研修 1(現地オリエンテーション)
第 4 回 アメリカ、ネパール又はフィリピンにて研修 2(現地の大学病院等大型医療施設にて研修)
第 5 回 アメリカ、ネパール又はフィリピンにて研修 3(がん、感染症等の専門領域医療施設にて研修)
第 6 回 アメリカ、ネパール又はフィリピンにて研修 4(保健所等の地域医療に関わる施設にて研修)
第 7 回 アメリカ、ネパール又はフィリピンにて研修 5(医療施設外で医療・保健に関わる施設にて研修)
第 8 回 研修報告及び討論会
④ 授業時間外の学習
1)研修先の情報を事前に調べ、日本の医療制度を外側から確認する。
2)日本でもこれから有用と思われる事項を認識する。
3)自分自身が国際社会にも貢献できることを知る。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
20%
15%
15%
「定期試験」:口頭プレゼンテーションおよび研修報告書
「平常点」:事前学習や事後学習での質疑応答
「製作物・実技など」:事前学習及び研修報告用資料
「その他」:訪問前の準備状況
⑥ 履修上の注意など
課題等の提出物が一定数以上提出されていること、訪問前の準備状況なども成績評価の条件とする。
往復の交通費、宿泊費、食費等の実費は自己負担とする。(過去の例:アメリカ 28 万円、フィリピン 18 万円、
ネパール 約 23 万円)
⑦ 教科書・参考書
教科書:適宜、資料を配付。
参考書:『アメリカ医療の光と影』 李 啓充 著 医学書院
『途上国における国際医療』 NGO Global Health 著 ふくろう出版
− 113 −
対人援助技術演習
(M13650)
1
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
3 後期
演 習
資格取得要件
担当者名
研究室
選択 臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修 ◎中田 康夫 7 号館 3 階
必修 第一種衛生管理者資格取得必修 松田 正文 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
臨床検査技師は、どちらかというと検体検査のイメージが強いため、対人援助職であるといわれるとピンとこ
ないかもしれない。しかし、生理検査では、人(患者)と直接関わり検査を行う。多くの患者がさまざまな不安
等を抱えながら検査を受けているが、このような心理状況の中で正確な検査結果を得るためには、患者に安心し
て安全・安楽(快適)に検査を受けてもらうことが最重要である。その要となるのが患者との信頼関係(ラポー
ル)の構築であり、この信頼関係を意図的に作り出すための技術が対人援助技術である。つまり、対人援助技術
を用いて患者と接することは、信頼関係を意図的に作り出そうという姿勢・態度の実現に他ならず、本授業では
これができるようになることを主に目指す。併せて、検査を円滑に行うための患者の移動・移乗・移送の技術の
修得に加え、救急蘇生法と応急手当の基礎的技と知識を学ぶ。
② 学習の到達目標
・コミュニケーションに関する自分自身の「強み」「弱み」を把握する。
・自己のコミュニケーション力が向上する。
・安全・安心・安楽(快適)な移動技術を実践することができる。
・基本的な救急蘇生法と応急手当ができる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 オリエンテーション なぜ臨床検査技師に対人援助技術が求められるのか?
第 2 回 コミュニケーションとは?
第 3 回 患者・家族が求める医療従事者のコミュニケーション力
第 4 回 コミュニケーション力の構成要素
第 5 回 臨床で必要な技術 車椅子・ストレッチャーへの移乗と移送
第 6 回 自己のコミュニケーション力を知ろう 前半まとめ
第 7 回 救急蘇生法:心肺蘇生、AED 等
第 8 回 応急手当:胸痛、呼吸困難、腹痛、中毒等
(担当者:中田)
(担当者:中田)
(担当者:中田)
(担当者:中田)
(担当者:中田)
(担当者:中田)
(担当者:松田)
(担当者:松田)
④ 授業時間外の学習
特に復習(学習内容の振り返り)に努めること。また、疑問があればうやむやにせず、時間外に積極的に教員
を活用し、その解決に努めること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
100%
0%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
⑥ 履修上の注意など
・患者から真に信頼される臨床検査技師になりたいと心の底から望んでいる学生に履修してもらいたい。
・患者に検査技師の意図を正確に伝えられなければ、それは伝えたとはいえず、伝えたつもりになっていると
いう単なる自己満足に終わってしまう。したがって、患者に意図を正確に伝えるためのコツが対人援助技術
だといえば、少しは興味を持って学修できるかもしれない。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:適宜紹介する。
− 114 −
予 防 医 学 概 論
(M13660)
1
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
3 後期
講 義
資格取得要件
選択 臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
必修 第一種衛生管理者資格取得必修
担当者名
研究室
野村 秀明
7 号館 2 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
医療は「病を癒す」ことから「未病のうちに病を断つ」予防医学へと変遷し、その重要性が注目されている。
予防医学の概念、予防医学の実際、食、身体運動、メンタルヘルスケア、そして予防医学における補完代替医
療(CAM)、さらに社会と予防医学、健康政策として厚生労働省より発表されている国民健康づくり「健康日本
21」や国際保健医療についても学ぶ。予防医学に基づいた救急蘇生法と応急処置についても学習する。
② 学習の到達目標
予防医学の重要性を認識し、現代社会における検診医療や人間ドッグ医学を、臨床検査学の観点から見つめる。
疫病の予防についての理解を深めるとともに、一次救命処置、外傷応急処置についても理解する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 予防医学とは何か?疾病とその歴史
第 2 回 健康科学における疫病、人口統計と衛生統計
第 3 回 環境と健康、疾病の発生と予防(総論)
第 4 回 悪性疾患、生活習慣病、および感染と予防
第 5 回 予防医学における代替医療、人間ドック学(メタボリック検診、がん検診)
第 6 回 社会と予防医学(健康政策、「健康日本 21」)、国際保健医療、まとめ
第 7 回 救急蘇生法(心肺蘇生、AED)
第 8 回 応急処置(外傷、熱中症、ショック、意識障害、痙攣)
④ 授業時間外の学習
予防医学、救急医療の理解のため、病態生理学、病理学、臨床病態学の基礎知識の整理を必要とする。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
20%
10%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講姿勢による評価
「製作物・実技など」:レポート提出
⑥ 履修上の注意など
予防医学における公衆衛生学、社会学、保健学、栄養学、スポーツ医学、救急医学などを展開するので、多角
的視点から、積極的授業参加を期待する
⑦ 教科書・参考書
教科書:教科書は指定しない。授業時プリントを配布します。
参考書:『21 世紀の予防医学・公衆衛生』 町田和彦・岩井秀明 編 杏林書院
『予防医学のストラテジー』 医学書院
『予防医学からみた肥満、糖尿病、がん』丸善プラネット
『実践 救急医療』日本医師会雑誌 第 135 巻 特別号
− 115 −
遺 伝 子 工 学
(M13670)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
3 後期
講 義
資格取得要件
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
必修
担当者名
研究室
坂本 秀生
7 号館 2 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
遺伝子工学は、遺伝子の本体である DNA を生体外で人工的に操作し、遺伝子の機能解明もしくは利用する技
術である。組換え遺伝子の作成、プラスミドを用いた大腸菌の形質転換等、基本となる遺伝子操作を理解する。
この過程で、医療の発展に寄与できるよう問題解決能力を養う。
倫理と使用法を遵守した遺伝子工学は実用化され、例えば臨床検査の現場でも使われるリコンビナント物質の
由来を知り、使用時の留意点を理解する。
遺伝子操作は自然界に存在しない物を作り出す事が可能であり、遺伝子操作の危険性の把握もねらいとする。
② 学習の到達目標
基礎となる遺伝子工学技術を理解し、遺伝子工学技術の応用が医療現場にて利用可能なことを理解する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 ゲノムについて
第 2 回 遺伝子工学とは
第 3 回 遺伝子の構造
第 4 回 遺伝子のクローニンク
第 5 回 核酸の抽出と精製
第 6 回 組換え DNA 実験の基本
第 7 回 DNA 増幅方法
第 8 回 ゲノム DNA の構造解析
第 9 回 mRNA の定量
第 1 0 回 遺伝子導入法
第 1 1 回 遺伝子の発現
第 1 2 回 組換えタンパク質発現方法
第 1 3 回 遺伝子発現解析
第 1 4 回 遺伝子組換え
第 1 5 回 第遺伝子工学の応用
④ 授業時間外の学習
本講義は実習が無いが、遺伝子・染色体実習とほぼ同時期であり、あわせて学修すると効果的である。また、
遺伝子工学手法を用いて研究している教員を訪ね、実際の研究現場に関わるのもよい。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講状況
⑥ 履修上の注意など
教科書の図表を中心に用いるので、板書を書き取るより内容を理解しながら履修すると効果的。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『基礎から学ぶ遺伝子工学』 田村 隆明 著 羊土社
参考書:『新遺伝子工学ハンドブック』 村松正實,山本 雅,岡崎康司 編 羊土社
− 116 −
文 献 講 読
(M13680)
1
演 習
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
研究室
◎坂本 秀生
鈴木 高史 7 号館 2 階
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
3 後期
澤田 浩秀 研究室 他
必修
髙松 邦彦
① 授業の概要・ねらい
4年次の「卒業研究」では、英語の専門書や科学論文の的確な把握および理解に必要な能力が必要となる。授
業では少人数の4グループにわかれ、それぞれに教員 1 名がつき指導する。その前段階として、医学・生命科学
の英語の論文に慣れることをねらいとし、問題解決能力を養う。
② 学習の到達目標
実際の英語論文などをテキストとして、論文構成、論文特有の英語の言い回し、読み方のコツなどをつかみ、
全体の流れを把握する力を身につける。また、目的とする文献の検索方法、収集法についても学ぶ。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 文献種類の解説と文献購読の必要性、文献検索方法について理解する。
第 2 回 文献購読を抄読会系形式で発表する方法についての解説。
第 3 回 要旨部分から文献の全体像を理解する。
第 4 回 導入部分から文献の背景を理解する。
第 5 回 文献のポイントとなる事項を把握する。
第 6 回 結語から論旨を明確にする。
第 7 回 文献全体を通じて自身の関心ある項目を発表。
第 8 回 抄読した論文内容を全員で討議する。
④ 授業時間外の学習
4年次の卒業研究に必要な英語文献の検索方法、英文の読解力を養うための演習であるから、担当教員の指導、
指示に従う。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:受講態度、積極性、事前学習などの総合的評価
⑥ 履修上の注意など
辞書もしくは電子辞書を持参すること。
与えられた課題は必ず行う。
⑦ 教科書・参考書
教科書:各教員から配布する。
参考書:『英語医薬論文の読みかた・訳しかた 改訂増補版』 鈴木 伸二 著 薬事日報社
『医学英語論文 わかりません !!』 石野祐三子・秋田カオリ 著 東京図書
− 117 −
チ ー ム 医 療 論
(M13710)
1
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
3 前期
講 義
資格取得要件
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
必修
担当者名
研究室
野村 秀明
7 号館 2 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
医療は、医師、臨床検査技師、看護師、放射線技師、理学療法士、その他コ・メディカルとの連携のとれたチ
ーム医療により達成される。本科目では、チーム医療実践のために必要なチーム・専門職のあり方、社会心理学
的・倫理学的側面からのチーム医療の概念、その実践例について学ぶ。機能を最も発揮するには、チームとして
どのように考え、行動すべきかという視点から、それぞれの医療専門職の役割と連携について考察する。
なお、本授業は、チーム医療論の学習目的の観点からも望ましいと考え、受講対象も学科横断的にして、医療
検査学科と看護学科の合同授業という形態で行う
② 学習の到達目標
総合医療をめざすチームの成員相互の共働関係を理解する。特にチーム医療における臨床検査技師の役割につ
いての理解を深める。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 チーム医療とは何か?
第 2 回 チーム医療における患者医療者関係
第 3 回 チーム医療の倫理、チーム構成職種の理解
第 4 回 チーム医療の実際(Ⅰ)病院におけるチーム医療
第 5 回 チーム医療の実際(Ⅱ)在宅医療におけるチーム医療
第 6 回 チーム医療の実際(Ⅲ)外国でのチーム医療の現況
第 7 回 チーム医療に未来はあるか?
第 8 回 チーム医療と臨床検査 まとめ
④ 授業時間外の学習
生命と倫理、人間関係論の知識に則った医療人としての基盤に関する学習などの準備が必要である。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
20%
10%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度等
「製作物・実技など」:レポート提出
⑥ 履修上の注意など
臨床における実際のチーム医療(NST、ICT、
がん集学治療など)を紹介するので、積極的な授業参加を期待する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:授業時プリントを配布する。
参考書:『チーム医療論』 鷹野和美 編 医歯薬出版
『実践チーム 医療論』 水本清久 他著 医歯薬出版
− 118 −
時間数
/単位
先進医学検査学Ⅰ
(M13731)
1
15
講 義
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
研究室
◎坂本 秀生
野村 秀明
栃倉 匡文
鈴木 高史 7 号館 2 階
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
3 後期
岡田 淳* 研究室 他
必修
八木由香子
木下 承皓
水田 真平
① 授業の概要・ねらい
ポストゲノム時代に入った21世紀初頭の臨床検査技師が果たすべき役割を理解するために、進歩する技術の
臨床応用には倫理的制約という責任を伴う事を踏まえた上で、最新の医学・医療の進歩について学ぶ。医の倫理
を基本に、科学的に証明された Evidence-Based-Medicine(EBM)に基づいて検査や治療などの診療行為が行わ
れる事を理解する。
本授業を通し、医療の発展に寄与できる自己研鑚力を身に付けることもねらいとする。
② 学習の到達目標
研究室でスタートする臨床研究が先進医学の出発点となるが、その成果が現在の医療の現場で如何様に生か されているか知ると共に、近い将来の医療現場の姿を予想する事、それらへの対応策を講じる事が出来る。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 テーラーメイド(個別化)医療とコンパニオン診断
第 2 回 病理画像情報の最先端
第 3 回 感染症の最新情報
第 4 回 先進検査医学がもたらす未来
第 5 回 抗 AIDS 薬剤評価モデルとしてのネコ免疫不全ウイルス(FIV)
第 6 回 熱帯感染症の新規コントロールツール開発
第 7 回 胚培養士の実際
第 8 回 質量分析器を用いた最新の細菌検査法
(担当者:坂本)
(担当者:八木)
(担当者:岡田)
(担当者:野村)
(担当者:栃倉)
(担当者:鈴木)
(担当者:水田)
(担当者:木下)
④ 授業時間外の学習
この授業では、第一線でその道に秀でた多くの研究者・臨床家に学外担当者としての講義をお願いしている。
シラバスを参考に、最新の医療・医学に伴う検査の内容をについて、図書館やインターネット等で検索を行い、
ある程度の知識を持って講義に出席すること。不明な点については、積極的な質問を受け付ける。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
30%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:受講態度
⑥ 履修上の注意など
講義時間には制約があり、講義のみですべてを網羅することはできない。前もってシラバスに記載されている
講義内容に基づき、図書館やインターネットで下調べを行ない、質問・疑問点を考えて講義に出席するための自
学自習が必要。
⑦ 教科書・参考書
教科書:特に指定しない。
参考書:随時紹介する。
− 119 −
バイオインフォマティクス
(M13790)
1
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
3 後期
講 義
資格取得要件
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
必修
担当者名
研究室
髙松 邦彦
5 号館 3 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
近年、情報学と生物学の学祭領域の学問、バイオインフォマティクス(情報生物学)が確立してきた。この授
業の目的は、バイオインフォマティクスの概論を理解することである。限られた時間内で、遺伝子等のデータベ
ースの利用方法や、ゲノムデータを使用した配列解析方法などを学ぶことで、将来、実験データをバイオインフ
ォマティクスの手法で解析する必要がでてきた場合、どのように学べばよいかを修得する。
② 学習の到達目標
代表的なデータベースや解析方法について学ぶ。各解析方法の目的や方法を通して概論を学ぶ。到達目標は、
バイオインフォマティクスの基本的な部分を理解することである。さらに、バイオインフォマティクスがなぜ必
要になったのか、生物の研究にどのように役立つのかを説明できるようにする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 バイオインフォマティクスの歴史と生物学
第 2 回 遺伝子配列が似ていることの本質と配列比較法概論
第 3 回 遺伝子配列が似ていることの本質と配列比較法:具体例を通して学ぶ
第 4 回 生物進化の系統解析(分子進化)概論
第 5 回 生物進化の系統解析:具体例を通して学ぶ
第 6 回 遺伝子発現解析(働く時期や場所をみる)概論
第 7 回 遺伝子発現解析(働く時期や場所をみる):具体例を通して学ぶ
第 8 回 まとめ(各種データベースの詳細・連携)
④ 授業時間外の学習
使用する教科書をシラバスの内容に従い、前もって熟読しておくこと。前回に学修したことを復習し、練習問
題などを解いておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:課題など
⑥ 履修上の注意など
課題等の提出物が一定数以上提出されていることを、成績評価の条件とする。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『バイオインフォマティクス ゲノム配列から機能解析へ 第 2 版』 マウント デービッド W.(著)
岡崎 康司、坊農 秀雅 監訳
参考書:『バイオインフォマティクス入門』 日本バイオインフォマティクス学会
− 120 −
プレゼンテーション技法
(M11070)
1
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
時間数
/単位
開講 卒業
時期 要件
15
4 前期
講 義
資格取得要件
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
必修
担当者名
研究室
髙松 邦彦
5 号館 3 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
専門職者として実験結果や実践報告、研究成果などを他者にわかりやすく伝えることは重要である。本科目で
は、効果的なプレゼンテーションに必要な基本的技法について学修し、 存在感のあるプレゼンテーターとなる素
養を身につけることをめざす。具体的には、以下の通り。
①地域コーディネータに協力していただいて地域に出てフィールドワークを行う。
②その内容をプレゼンテーションの論理構成や視覚物の活用技法、質疑応答の技法、さらにあがり克服法や聞き
手をひきつける技法などを学ぶ。
③発表は、地域へ出向き、地域の方々に対して行い、助言をいただく。
④自分の発表を動画に撮影し、後にそれをみて自己分析することで、プレゼンテーションのスキルアップを目
指す。
② 学習の到達目標
研究発表を行う能力を身につける。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 プレゼンテーションとは
第 2 回 プレゼンテーション作成の基本技術Ⅰ ポストイットを用いたブレインストーミング
第 3 回 プレゼンテーション作成の基本技術Ⅱ マインドマップを用いたブレインストーミング
第 4 回 プレゼンテーションの作成―Ⅰ 基礎データ作成
第 5 回 プレゼンテーションの作成―Ⅱ ストーリー作成
第 6 回 プレゼンテーションの発表―Ⅰ 発表と自己評価(受講者の半数)
第 7 回 プレゼンテーションの発表―Ⅱ 発表と自己評価(受講者の残半数)
第 8 回 発表の振り返りと改善点の発見
④ 授業時間外の学習
発表の準備をきちんとすること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:課題提出など
⑥ 履修上の注意など
各自が興味を持って、積極的にプレゼンテーションを行うことが大切なので、出席することが大事である。
⑦ 教科書・参考書
教科書:必要に応じて紹介する。
参考書:必要に応じて紹介する。
− 121 −
薬
理
学
(M12270)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
4 前期
講 義
資格取得要件
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
必修
担当者名
研究室
國友 勝*
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
薬物(医薬品)が検査値に影響を与える場合があり、薬物による疾病の予防・治療を実現する上で、臨床検査
分野の果たす役割に大きな期待が寄せられている。本講義では、薬理学に関する基本的理論を学習し、医療現場
でチーム医療の一員として適正な薬物治療を行うために役立つ知識を習得する。
② 学習の到達目標
適正な薬物治療に役立つ薬理学の基礎知識を習得するため、以下を理解する。
1.薬物の体内動態(吸収、分布、代謝、排泄)を理解する。
2.薬物の生体に及ぼす作用(薬理作用:主作用と副作用)について理解する。
3.疾病からの回復を促進する薬物の作用機序について理解する。
4.薬物の臨床検査値に及ぼす影響を理解する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 薬理学総論①:薬理学の概念、薬の役割、薬理作用、薬の効くメカニズム
第 2 回 薬理学総論②:薬の投与方法、体内動態と薬効、副作用、薬物相互作用
第 3 回 薬理学総論③:薬効に影響する因子、有害作用、薬物乱用、新薬誕生
第 4 回 抗感染症薬:抗菌薬、抗結核薬、抗真菌薬、抗ウイルス薬、院内感染
第 5 回 抗がん薬:抗がん作用のしくみ、抗がん薬の種類
第 6 回 免疫治療薬:免疫抑制薬、免疫増強薬
第 7 回 抗アレルギー・抗炎症薬:抗ヒスタミン薬、関節リウマチ・痛風・片頭痛の各治療薬
第 8 回 末梢神経系(交感神経系、副交感神経系)に作用する薬物
第 9 回 末梢神経系(運動神経、知覚神経)に作用する薬物
第 1 0 回 中枢神経系に作用する薬物:全身麻酔薬、催眠薬、抗不安薬、統合失調症治療薬
第 1 1 回 中枢神経系に作用する薬物:抗うつ薬、パーキンソン病治療薬、抗てんかん薬、鎮痛薬
第 1 2 回 心臓・血管系に作用する薬物:抗高血圧薬、狭心症治療薬、心不全治療薬、抗不整脈薬、利尿薬
第 1 3 回 呼吸器・生殖器系に作用する薬物:気管支喘息治療薬、鎮咳薬、子宮収縮薬
第 1 4 回 消化器系に作用する薬物:消化性潰瘍治療薬、制吐薬、下剤、潰瘍性大腸炎治療薬
第 1 5 回 物質代謝に作用する薬物:糖尿病治療薬、抗甲状腺薬、骨粗鬆症治療薬
④ 授業時間外の学習
授業中に学習した専門用語や知識を記憶するには反復することが大切であり、要点を自分なりに整理しノート
にまとめておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
100%
0%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
⑥ 履修上の注意など
解剖学、生理学、生化学、病理学、微生物学、免疫学および血液学で学習した知識が必要である。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『系統看護学講座 薬理学(疾病のなりたちと回復の促進[3])』吉岡充弘 他著 医学書院
参考書:『今日の治療薬』浦部晶夫 他著 南江堂
− 122 −
医 療 安 全
(M13560)
1
講 義
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
研究室
◎松田 正文
井本しおん
7 号館 2 階
4 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修 後藤 武*
研究室 他
吉田 弘之
岡光 幸代*
① 授業の概要・ねらい
およそ半世紀前、アヴェディス・ドナベディアンは次のように述べている。
「医療の質は医療機器やスタッフ
の数などといったストラクチャー(構造)、診療内容などのプロセス(過程)、診療の成果であるアウトカム(結
果)という三つの面から評価できる」。医療の質はこうした面から評価できるとして、それを高め、良好に維持
し発展させて行くには医療行政、医療機関、医療従事者、その他医療に関わる全ての人々のたゆみない努力が必
要である。一方で、医療の安全を脅かすものも存在する。それは、服薬事故など臨床現場での事象に限らず、国
内行政あるいは国際的な問題などである。本講では、臨床検査や看護を含む医療の中での安全について視野広く
総合的に、また、具体的・実践的に講義する。チーム医療という言葉が聞かれるようになって久しいが、看護学
科および医療検査学科の合同授業として本講を実施することの狙いは、全ての受講生に、総合的医療安全を考え
る中での問題解決能力・自己研鑽力、医療人にふさわしい倫理観・対人関係形成能力を育てることにある。
② 学習の到達目標
医療の安全を広い視野で捉え、それへの対応を自ら考えることができて、他職種・他業種の人々と協力して医
療の安全に関する情報を収集整理し、解析・評価することができるようにすることである。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 医療安全総論:医療事故の歴史と現状
第 2 回 医療安全総論:医療事故防止概論
第 3 回 医療安全と行政
第 4 回 医療安全と看護
第 5 回 輸血・移植における医療安全
第 6 回 院内感染とその予防対策
第 7 回 透析医療における医療安全
第 8 回 まとめ
(担当者:後藤)
(担当者:後藤)
(担当者:後藤)
(担当者:岡光)
(担当者:井本)
(担当者:吉田)
(担当者:松田)
(担当者:松田)
④ 授業時間外の学習
日頃から、新聞、テレビなどによる医療に関する報道に関心を持ち、それについて考える姿勢が大切である。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業中に不定期に行われる小試験など
⑥ 履修上の注意など
講義の聴講のみに終わることなく、復習を充分にし、④に示したことに注意する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『医療安全とリスクマネジメント』嶋森好子・任和子 編 ヌ-ヴェルヒロカワ
参考書:講義中に必要に応じて紹介する。
− 123 −
時間数
/単位
検査リスクマネジメント論
(M13570)
1
講 義
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
研究室
◎岩井 重寿
井本しおん
澤田 浩秀
栃倉 匤文 7 号館 2 階
4 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
鈴木 高史 研究室 他
柳田潤一郎
杉山 育代
新谷 路子
① 授業の概要・ねらい
医療の一環である臨床検査は人命を大きく左右する要因の一つである。本授業では各種の検査におけるリスク
を例に、その原因と回避策をとおして現場で起きるかもしれない危険を理解することで、検査部門の最大機能を
発揮できるような管理に応用可能な知識を修得する。
② 学習の到達目標
1.医療現場における一連の流れのなかでヒトや環境で発生するリスクを理解できる。
2.リスク回避をシステムとして捉えられる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 一般検査でのリスクマネジメント
第 2 回 感染症検査でのリスクマネジメント
第 3 回 熱帯寄生虫疾患の検査リスクマネジメント
第 4 回 微生物検査でのリスクマネジメント
第 5 回 病理・細胞診部門でのリスクマネジメント
第 6 回 血液・採血検査でのリスクマネジメント
第 7 回 検査機器によるリスクマネジメント
第 8 回 生理検査部門でのリスクマネジメント
(担当者:新谷)
(担当者:栃倉)
(担当者:鈴木)
(担当者:柳田)
(担当者:岩井)
(担当者:井本)
(担当者:澤田)
(担当者:杉山)
④ 授業時間外の学習
3 年次の検査管理総論、4 年次の医療安全、医療コミュニケーション演習などと重複する部分があるので、相
互に関連付けて理解すること。また普段から新聞やテレビなどの医療関連ニュースに注意して関心を持つことが
重要である。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
100%
0%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
⑥ 履修上の注意など
1.臨床検査技師が患者の診断・治療にかかわる検査情報を提供する医療人であることを、臨地実習での見聞
ともリンクしながら真剣に考えて下さい。
2.繰越再試験は実施しません。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しません。
参考書:『ゼロから学ぶリスク論』 田辺 和俊 日本評論社
『リスクマネジメントの基礎理論と実例』 亀井 克之 関西大学出版部
『臨床検査学講座 検査管理総論 第 4 版』大澤 進 他著 医歯薬出版
『臨床検査室におけるインシデント・アクシデント』 臨床検査 50 巻 4 号 2006 年 医学書院
『臨床生理機能検査におけるリスクマネジメント』 臨床検査 55 巻 7 号 2011 年 医学書院
『病理・細胞診検査の安全管理』 メディカルテクノロジー 42 巻 1 号 2015 年 医歯薬出版
− 124 −
医療コミュニケーション演習
(M13590)
1
演 習
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
研究室
◎井本しおん
3 号館 3 階
4 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修 今西麻樹子
研究室 他
澤村 暢
① 授業の概要・ねらい
現在の医療は患者を中心として、各専門医療職員ばかりでなく病院スタッフ全員がチームで診療を行っている。
臨床検査技師は、患者とのコミュニケーションはもちろん各専門医療職員や病院スタッフとの連携が重要である。
コミュニケーションの本質とは何かから始まり、様々な事例について演習し、臨床検査技師がチーム医療の一構
成員であることの自覚を促し、医療人にふさわしい倫理観、対人関係形成能力を身につけることをめざす。
② 学習の到達目標
医療コミュニケーションは単に「誰とでも会話ができる」ではない。医療現場で臨床検査技師(臨床検査室)
と患者や他部門職員との接し方を演習することで、臨床検査技師としての倫理観や対人関係をも修得する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 コミュニケーションとは何か
第 2 回 コミュニケーションはスキルだけか
第 3 回 医療コミュニケーションの必要性
第 4 回 チーム医療とコミュニケーション
第 5 回 患者との接し方、採血や採尿の説明(ロールプレイ)
第 6 回 患者との接し方、生理機能検査(心電図、肺機能)の説明(ロールプレイ)
第 7 回 異常検査値の扱い方、医師への報告、連絡方法(ロールプレイ)
第 8 回 コンサルテーション、検査相談
④ 授業時間外の学習
医療人としてのコミュニケーションの仕方を普段から考えておくことが重要である。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:演習態度
⑥ 履修上の注意など
臨地実習を履修していることを前提として授業を進める。
患者や他部門の専門医療職員の立場になって演習を行うので、臨地実習での見聞も参考にしていろいろな事例
を考えておくこと。また積極的にロールプレイに臨むこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しません。
参考書:『医療コミュニケーション:「スキル」を学ぶ前に読む本』岩堀禎廣 他著 薬事日報社
『患者さんに伝える臨床検査の説明マニュアル』櫻林郁之介 他編 医歯薬出版
『臨床検査コンサルテーション/診療支援』臨床検査 53 巻 3 号 2009 年、医学書院
− 125 −
総合医学検査演習
(M13600)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
4 後期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
演 習
研究室
◎坂本 秀生 7 号館 2 階
他 M 科教員
研究室 他
① 授業の概要・ねらい
臨床検査技師には基礎的学問から細分化された臨床検査学の専門分野を始めとする、幅広い知識が必要である。
卒業するまでにそれらを理解し、臨床検査技師となる最低限の知識を有し、問題解決能力を付ける。
本演習では各教科の内容を理解、展望し、他教科との関連性を把握できるよう演習しながら知識を集約し、医
療検査の実勢に必要な基本的技術の取得を目指す。演習問題の取り組みを通じ、総合的説明、解説を行いながら
問題解決に向けた思考力と判断力を身に付け、臨床検査技師として最低限の知的基準を得ることをねらいとする。
② 学習の到達目標
臨床検査技師になり得るだけの学力を身につけ、全科目で総合的に知識の整理ができるようにする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 医療施設、登録衛生検査所、企業で働く際も臨床検査技師資格が有用である事を再認識する。
第 2 回 第 1 回総合演習問題:9 月中旬 全国規模の模擬試験問題にて復習効果の確認を行う。
第 3 回 第 1 回総合演習問題を解析し、自己学習では補えない項目の把握、弱点を補える方向性を明確にする。
第 4 回 第2回総合演習問題:10 月中旬 本学教員が作成した演習問題で復習状況の確認を行う。
第 5 回 第 2 回総合演習問題を解析し、自己学習では補えない項目を認識し、不足している点を明確にする。
第 6 回 少人数セミナーで問答式の演習を通じ、各科目での要点を述べることができるよう演習を行う。
第 7 回 第 3 回総合演習問題:11 月中旬 全国規模の模擬試験問題で全国レベルと客観的に習熟度の確認。
第 8 回 学生自身で科目毎に問題作成する機会を与え、問題作成の意図から重要事項を汲み取る訓練を行う。
第 9 回 演習問題に基づいた少人数セミナーを通し、ディスカッションで思考するトレーニングを行う。
第 1 0 回 第 4 回総合演習問題:12 月中旬 習熟度を考慮し本学教員による演習問題で重要点の確認を行う。
第 1 1 回 演習問題に基づいた少人数セミナーを通し、ディスカッションで思考するトレーニングを行う。
第 1 2 回 臨床検査の意義について科目を超えて説明でき、臨床病態を検査値から説明できるように演習する。
第 1 3 回 第 5 回総合演習問題:1 月初旬 全国模擬試験で全国レベルでの仕上がりを客観的に判断する。
第 1 4 回 臨床検査値から臨床病態を推察する能力を養えるよう、科目間を網羅して演習を行う。
第 1 5 回 履修してきた知識を整理し、臨床検査技師として必須知識を有すことが出来たか再確認を行う。
④ 授業時間外の学習
演習問題を解くだけでなく、選択肢から出題意義を汲み取る問題解決能力を確保できるよう、総合的知識を養
う。過去に出題された国家試験問題を1問ごと、B6 サイズの厚手用紙表面に記載もしくは添付し、裏面には各
選択肢の解説を含め要点を簡潔に記述する。B6 サイズの限られたスペースに重要事項をまとめる過程で、思考
力が高まるだけでなく、重要事項の確認が容易になる。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
30%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験(国家試験形式で実施する)繰越再試験は行わない。
「平常点」:定期試験以外に5回の総合演習問題を国試形式で実施し、成果及び受験状況を平常点とする。
「製作物・実技など」:演習問題を行ったのちに課題を与え、その課題についても評価対象とする。
⑥ 履修上の注意など
本演習は臨床検査技師国家試験受験資格必修科目で、単位が取得出来なければ、臨床検査技師国家試験受験が
出来ない。そのため、一回の定期試験で合否を判断せず、演習問題5回も成績評価の対象とする。
⑦ 教科書・参考書
教科書:各科目の履修時に使用した教科書。
参考書:『医学領域における臨床検査学入門』藤田保健衛生大学「臨床検査学入門」編集委員会 KTC 中央出版
− 126 −
卒 業 研 究
(M13620)
4
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
4 通年 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修
演 習
研究室
◎坂本 秀生 7 号館 2 階
他 M 科教員
研究室 他
① 授業の概要・ねらい
臨床検査技師として活躍するため、学んだ知識や技術を応用し発展させることが必要である。臨床現場でも研
究を行う機会は多く、卒業研究を通して研究の進める力を養い、必要に応じて新たな知識や技術を習得する能力、
実験結果を判定できる能力、問題解決能力などの応用力を養うことを目的とする。
② 学習の到達目標
(1)研究目的を明確にし、研究テーマに沿って実験を計画し、実行できること。
(2)研究に必要な文献検索と文献内容を理解し、研究を進めて考察に結びつけられること。
(3)実験で得られた結果を正しく評価し、まとめ、考察ができること。
(4)研究内容をプレゼンテーションとして発表できること、報告書にまとめること。
③ 授業の内容・計画
場 所:5 号館 4 階実習室、2 号館 2 階実習室、1号館2階実習室他
配属人数:下記の卒業研究指導教員に対し、各 4 〜 6 人づつ
卒業研究指導教員及び研究テーマ
1.松田 正文
若年者動脈の硬化性変化と生活習慣との関係、透析患者の血管変化
2.杉山 育代
睡眠と血管内皮機能の関連、スマートフォン使用が脳血流および疲労に及ぼす影響、運
動や笑いが脳血流および血管内皮機能に及ぼす影響
3.澤田 浩秀
神経変性疾患モデルマウスを用いた神経変性疾患の分子病理学的研究、近赤外光分析法
(NIRS)を用いた認知症の評価に関する研究
4.坂本 秀生
細胞周期を調整する Cables の機能解析
5.松元英理子
白血病細胞の分化・アポトーシス誘導のメカニズム解明
6.坊垣美也子
血管内皮細胞の機能および単球との相互作用に関する研究
7.栗岡 誠司
クラウド型教育支援システムにおける “ 臨床検査技師養成教育 ” に資するコンテンツ開
発とその教育効果の検証
8.野村 秀明
臨床栄養代謝の研究、検査検体としての唾液の有用性
9.柳田潤一郎
食品の微生物学的安全性に関する研究
10.井本しおん
血小板と白血球の相互作用の検討
11.鈴木 高史
電位依存性 Na+ channel 発現細胞の作製と解析、ディフェンシン分子の抗菌活性解析
12.栃倉 匡文
ネコ免疫不全ウイルス(FIV)を用いた HIV 評価系としての動物モデルの確立
13.関 雅幸
ブロックセットを用いたロボットならびにその制御プログラムの作成
14.高松 邦彦
遺伝子実験解析とバイオインフォマティクスを用いたゲノム解析
15.岩井 重寿
体腔液細胞診における中皮系細胞の鑑別向上にむけて
16.布引 治
Single Nucleotide Polymorphism(SNP)を用いた遺伝子多型の解析
17.新谷 路子
諸臓器における細胞周期・細胞死関連蛋白の発現に関する免疫組織化学的研究
④ 授業時間外の学習
卒研期間内は授業以外の全てが卒研に与えられた時間と理解すること。教員からの資料以外にも学生自らが図
書館の書籍やデータベース、インターネット等を利用して積極的に検索するなど、主体的に研究へ取り組む。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
50%
0%
「平常点」:卒業研究へ取り組む姿勢、態度、積極性など
「製作物・実技など」:卒業研究内容に関する論文提出、プレゼンテーションによる発表
− 127 −
⑥ 履修上の注意など
・卒業研究の履修要件を満たしていること、すなわち臨地実習の単位を修得していること。
・怪我、汚染、感染など自己管理に十分注意して研究し、特に共有機器はお互いに譲り合いながら使用する。
・研究は直ぐ結果が出ないので根気よく行い、科学的思考を身につけるよう内容を理解しながら行うこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書、参考書:教科書、参考書等は各卒業研究指導教員が必要に応じて使用する。
− 128 −
国際保健医療活動Ⅰ
(M13630)
1
講 義
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
研究室
◎坂本 秀生
野村 秀明
7 号館 2 階
4 前期 必修 臨床検査技師国家試験受験資格取得必修 森松 伸一
研究室 他
柳田潤一郎
S.K.Rai
① 授業の概要・ねらい
医療の発展に寄与できるよう、国際保健医療に関する疾病、福祉、貧困などの諸問題を理解し、その解決法を
考えるきっかけを作る。それぞれの課題について世界観に基づく多角的な視野を持って対応し、真の国際保健医
療活動の実現に向けて、国際的に活躍できる人材の基礎知識を養う。
習慣、社会、文化が日本と異なるアメリカ、ネパール、フィリピンを例として医療保険制度、福祉制度を通し
保健医療の課題について学ぶ。3ヶ国の事情を学習することで、日本の状況を客観的に判断することが可能とな
り、日本が海外から学ぶ点、日本が海外に貢献出来る点を理解できることをねらいとする。
② 学習の到達目標
医療に市場原理を導入している点、先進国の例としてアメリカ、開発途上国の例としてネパール、その中間に
ある国としてフィリピンを取り上げて講義を進める。それぞれの国の状況と制度の理解を通じ、あらためて日本
と比較し、日本の医療保健制度を理解し、こらから自分達が何を日本で行い、何を国際社会に貢献できるか思考
できるようにする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 国際保健医療活動の基礎知識
第 2 回 ネパールの基礎情報と医療保健制度
第 3 回 ネパールにおける医療職
第 4 回 海外における保健医療活動の現況
第 5 回 アメリカにおける医療職と医療保健制度
第 6 回 フィリピンの基礎情報と医療保健制度
第 7 回 フィリピンにおける医療職
第 8 回 国際的視野からみた保健医療活動
(担当者:坂本)
(担当者:柳田)
(担当者: Shiba Kumar Rai)
(担当者: Shiba Kumar Rai)
(担当者:坂本)
(担当者:森松)
(担当者:森松)
(担当者:野村)
④ 授業時間外の学習
海外の状況を日本と比較できるよう、日本における平均寿命、疾患頻度、健康保険制度など一般的な情報を学
修しておく。その上で、他国の状況を学べば授業内容をより効果的に修得できる。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
30%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:受講態度、講義中の質疑応答
⑥ 履修上の注意など
この授業は看護科と医療検査学科の学生が同一教室で学ぶ。異なった職種につく学生同士の意見や考えを知り、
あらためて専門職に就く自覚と目的を確認する機会でもある。他国の保健医療状況を学び日本の状況を再確認す
ると同様に、他者の意見や考えも参考にする。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『途上国における国際医療』 NGO Global Health 著 ふくろう出版
参考書:『アメリカ医療の光と影』 李 啓充 著 医学書院
− 129 −
臨床病態学演習Ⅱ
(M13690)
1
演 習
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
担当者名
研究室
◎松田 正文
野村 秀明 7 号館 2 階
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
4 後期
井本しおん 研究室 他
必修
岩越 美恵
① 授業の概要・ねらい
臨床病態学演習Ⅱは、他の教科で修得した知識が患者診療の場でどのように役立てられているかを体験するこ
とを目指す。臨床病態学Ⅰ・Ⅱ、臨床病態学演習Ⅰとともに、病気が患者個人の全身臓器にどのような形態の変
化と機能の異常とを引き起こすかを学ぶのであるが、病気の進行や治療によって起こる症状や臨床データの変化
や修飾を、さらに深く学ぶ。
② 学習の到達目標
医療における臨床検査の役割を学び、病気の診断と治療、予後推定において臨床検査の役割が説明できること
を目標とする。チーム医療の中で、あるいは患者に対しての説明では自己研鑚の結果が現れる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 開講にあたって:臨床病態学演習Ⅱで学ぶこと
第 2 回 腫瘍性疾患の診断と治療
第 3 回 血液疾患の診断と治療①:赤血球、白血球の異常
第 4 回 血液疾患の診断と治療②:血小板・凝固・線溶の異常
第 5 回 呼吸器疾患の診断と治療
第 6 回 消化器疾患の診断と治療
第 7 回 肝胆膵疾患の診断と治療
第 8 回 循環器疾患の診断と治療
第 9 回 泌尿器疾患の診断と治療
第 1 0 回 運動器(筋肉)・脳神経疾患の診断と治療
第 1 1 回 内分泌疾患の診断と治療
第 1 2 回 代謝性疾患の診断と治療
第 1 3 回 精神疾患の診断と治療
第 1 4 回 障害児の診断と治療
第 1 5 回 まとめ
(担当者 : 松田)
(担当者 : 野村)
(担当者 : 井本)
(担当者 : 井本)
(担当者 : 松田)
(担当者 : 野村)
(担当者 : 野村)
(担当者 : 松田)
(担当者 : 松田)
(担当者 : 岩越)
(担当者 : 松田)
(担当者 : 野村)
(担当者 : 岩越)
(担当者 : 岩越)
(担当者 : 松田)
④ 授業時間外の学習
すべての教科にまたがる統合的学習を目指した演習であるので、テーマを見つけて自学自習することが基本と
なる。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:演習・討議への積極的参加など、受講時の態度を評価する。
⑥ 履修上の注意など
疾患をどのように評価し、診断を進めていくか、臨床検査がどのように利用されるかを学ぶ。すべての教科に
またがる統合的学習を目指した演習であるので、多くの教科書で知識を確認する習慣をつける。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『臨床病態学』佐藤良暢 監修 南江堂
参考書:必要に応じて紹介する。
− 130 −
医 療 経 済 学
(M13700)
1
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
時間数
/単位
開講 卒業
時期 要件
15
4 前期
講 義
資格取得要件
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
必修
担当者名
研究室
山口 有美
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
本講義の目的は、日本の少子高齢社会の構造や問題点を社会的視点、経済学的視点から理解すること。そして、
医療経済学の基礎、及び医療保障制度についての概要を学ぶことである。
② 学習の到達目標
・日本の少子高齢社会の構造、問題点を社会的、経済学的視点から説明できる。
・医療保険、医療保障制度、社会保障制度について経済学的視点から説明できる。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 経済学の基礎
第 2 回 医療経済学の基礎
第 3 回 日本の少子高齢社会(概要)
第 4 回 日本の少子高齢社会(医療経済学の視点から)
第 5 回 医療保険制度
第 6 回 医療保障制度
第 7 回 社会保障制度
第 8 回 まとめ
④ 授業時間外の学習
日ごろから、医療、経済、社会情勢に関心を持ち新聞等を利用し、予備知識を得た上で受講することが望ましい。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
10%
0%
30%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:学習態度
「その他」:課題レポート1回(授業の中で、提示する)
⑥ 履修上の注意など
特になし。
⑦ 教科書・参考書
教科書:適宜、資料を配布する。
参考書:授業の中で紹介する。
− 131 −
チ ー ム 医 療 論
(M13710)
1
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
4 前期
講 義
資格取得要件
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
必修
担当者名
研究室
野村 秀明
7 号館 2 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
医療は、医師、臨床検査技師、看護師、放射線技師、理学療法士、その他コ・メディカルとの連携のとれたチ
ーム医療により達成される。本科目では、チーム医療実践のために必要なチーム・専門職のあり方、社会心理学
的・倫理学的側面からのチーム医療の概念、その実践例について学ぶ。機能を最も発揮するには、チームとして
どのように考え、行動すべきかという視点から、それぞれの医療専門職の役割と連携について考察する。
なお、本授業は、チーム医療論の学習目的の観点からも望ましいと考え、受講対象も学科横断的にして、医療
検査学科と看護学科の合同授業という形態で行う
② 学習の到達目標
総合医療をめざすチームの成員相互の共働関係を理解する。特にチーム医療における臨床検査技師の役割につ
いての理解を深める。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 チーム医療とは何か?
第 2 回 チーム医療における患者医療者関係
第 3 回 チーム医療の倫理、チーム構成職種の理解
第 4 回 チーム医療の実際(Ⅰ)病院におけるチーム医療
第 5 回 チーム医療の実際(Ⅱ)在宅医療におけるチーム医療
第 6 回 チーム医療の実際(Ⅲ)外国でのチーム医療の現況
第 7 回 チーム医療に未来はあるか?
第 8 回 チーム医療と臨床検査 まとめ
④ 授業時間外の学習
生命と倫理、人間関係論の知識に則った医療人としての基盤に関する学習などの準備が必要である。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
20%
10%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度等
「製作物・実技など」:レポート提出
⑥ 履修上の注意など
臨床における実際のチーム医療(NST、ICT、
がん集学治療など)を紹介するので、積極的な授業参加を期待する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:授業時プリントを配布する。
参考書:『チーム医療論』 鷹野和美 編 医歯薬出版
『実践チーム医療論』 水本清久 他著 医歯薬出版
− 132 −
チーム医療と臨床検査
(M13720)
1
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
4 前期
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
◎野村 秀明 7 号館 2 階
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
坂本 秀生
研究室
必修
① 授業の概要・ねらい
チーム医療の重要性については既に「チーム医療論」で学んでいるので、本講義では患者教育の重要性と共に、
チーム医療における医師、看護師、栄養士、臨床検査技師の役割と相互連携、人間関係の構築について学び、広
く活動できる医療人をめざす。
② 学習の到達目標
「臨床検査室」から飛びだし、実際に患者さんの顔の見えるベットサイドや在宅でのチーム医療に参加できる
臨床検査技師を目指す。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 糖尿病患者管理におけるチーム医療
第 2 回 栄養管理におけるチーム医療
第 3 回 生活習慣病患者、がん患者管理におけるチーム医療
第 4 回 感染症コントロールにおけるチーム医療
第 5 回 外来・在宅医療、災害医療におけるチーム医療
第 6 回 ポイントオブケア(POC)検査で果たす臨床検査技師の役割
第 7 回 医療施設外での臨床検査技師の役割
第 8 回 臨床検査技師にとってのチーム医療、まとめ
(担当者:野村)
(担当者:野村)
(担当者:野村)
(担当者:野村)
(担当者:野村)
(担当者:坂本)
(担当者:坂本)
(担当者:野村)
④ 授業時間外の学習
生化学、栄養学、臨床病態学と臨床検査学との統合的知識の整理が必要である。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
30%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度等
⑥ 履修上の注意など
積極的な授業参加態度を希望する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:特に指定しない。授業時プリントを配布します。
参考書:『実践 チーム医療論』 水本清久 他著 医歯薬出版
− 133 −
先進医学検査学
(M13730)
1
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
4 前期
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
◎坂本 秀生 7 号館 2 階
選択
臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修
他 M 科教員
研究室 他
必修
① 授業の概要・ねらい
ポストゲノム時代に入った 21 世紀初頭の臨床検査技師が果たすべき役割を理解するために、進歩する技術の
臨床応用には倫理的制約という責任を伴う事を踏まえた上で、最新の医学・医療の進歩について学ぶ。医の倫理
を基本に、科学的に証明された Evidence-Based-Medicine(EBM)に基づいて検査や治療などの診療行為が行わ
れる事を理解する。
本授業を通し、医療の発展に寄与できる自己研鑚力を身に付けることもねらいとする。
② 学習の到達目標
研究室でスタートする臨床研究が先進医学の出発点となるが、その成果が現在の医療の現場で如何様に生かさ
れているか知ると共に、近い将来の医療現場の姿を予想する事、それに対応できる策を講じるよう考える事が出来る。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 授業に関するオリエンテーション、遠隔画像診断を含む術中迅速診断
第 2 回 in silico 解析と解析と数理モデル化
第 3 回 生殖補助医療
第 4 回 治験コーディネーター
第 5 回 プロテオミックス技術を応用した診断法やマーカーの開発
第 6 回 医学・医療に対する行政管理
第 7 回 胚培養士の実際
第 8 回 災害医療最前線(DMAT)
第 9 回 補体系の構成と機能
第 1 0 回 一酸化窒の生体での機能 第 1 1 回 先進検査医学がもたらす未来
第 1 2 回 抗 AIDS 薬剤評価モデルとしてのネコ免疫不全ウイルス(FIV)
第 1 3 回 熱帯感染症の新規コントロールツール開発
第 1 4 回 止血機能異常の臨床と止血機能検査
第 1 5 回 テーラーメイド(個別化)医療とコンパニオン診断
(担当者:坂本)
(担当者:高岡)
(担当者:塩谷)
(担当者:山田)
(担当者:松浦)
(担当者:後藤)
(担当者:水田)
(担当者:中山)
(担当者:北村)
(担当者:森)
(担当者:野村)
(担当者:栃倉)
(担当者:鈴木)
(担当者:佐守)
(担当者:坂本)
④ 授業時間外の学習
この授業では、第一線でその道に秀でた多くの研究者・臨床家に学外担当者としての講義をお願いしている。
シラバスを参考に、最新の医療・医学に伴う検査の内容をについて、図書館やインターネット等で検索を行い、
ある程度の知識を持って講義に出席すること。不明な点については、積極的な質問を受け付ける。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
30%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:受講態度
⑥ 履修上の注意など
講義時間には制約があり、講義のみですべてを網羅することはできない。前もってシラバスに記載されている
講義内容に基づき、図書館やインターネットで下調べを行ない、質問・疑問点を考えて講義に出席するための自
学自習が必要。
⑦ 教科書・参考書
教科書:特に指定しない
参考書:随時紹介する。
− 134 −
細胞検査学特論Ⅰ
(M13740)
2
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
4 前期
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
選択 臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修 ◎岩井 重寿 7 号館 2 階
必修 細胞検査士認定試験受験資格取得必修 布引 治 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
細胞検査学特論Ⅰは細胞検査学特論Ⅱとともに、細胞検査士養成コース受講生を対象とした科目である。この
2教科を取得し、細胞検査士養成コースを修了した者に、細胞検査士資格認定試験受験資格が与えられる。本科
目をとおして細胞診の実践に寄与できる専門知識を修得する。
② 学習の到達目標
細胞検査士認定試験に焦点を合わせた講義、実習により構成されているが、細胞検査実務に役立つ知識、技術
を修得することを教育目標とする。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 細胞診の歴史
第 2 回 細胞診総説 第 3 回 腫瘍の原因と特色
第 4 回 腫瘍の増殖と進展
第 5 回 腫瘍の診断学
第 6 回 細胞診の用語Ⅰ(細胞小器官)
第 7 回 細胞診の用語Ⅱ(細胞周期)
第 8 回 細胞診の用語Ⅲ(感染症)
第 9 回 細胞診の用語Ⅳ(癌の統計学)
第 1 0 回 腫瘍病期と予後
第 1 1 回 症例提示Ⅰ(婦人科感染症)
第 1 2 回 症例提示Ⅱ(婦人科子宮頸部腫瘍)
第 1 3 回 症例提示Ⅲ(婦人科子宮体部腫瘍)
第 1 4 回 婦人科病理学
第 1 5 回 呼吸器病理学
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:布引)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
④ 授業時間外の学習
授業内容にあわせて修得した知識と画像の整理を行うこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業・実習での評価を行う。
⑥ 履修上の注意など
1.総合的な学問であり、解剖学、組織学、微生物学、病理学、病態学、病理検査学など多くの知識を基盤と
して構成されています。疑問点は教科書、図書館、および養成課程の資料などで常に確かめる習慣をつけて
ください。
2.模擬試験を適宜行います。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『基礎から学ぶ 細胞診のすすめ方』 西 国広 近代出版
『細胞検査士細胞像試験問題集』 公益社団法人日本臨床細胞学会 編 医歯薬出版
参考書:適宜資料を配布します。
− 135 −
細胞検査学特論Ⅱ
(M13750)
2
時間数
/単位
15
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
4 前期
講 義
資格取得要件
担当者名
研究室
選択 臨床検査技師国家試験受験資格取得選択必修 ◎布引 治 3 号館 3 階
必修 細胞検査士認定試験受験資格取得必修 岩井 重寿 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
細胞検査士試験受験希望者を対象とする科目である。細胞検査士養成課程を受講する上で基礎を学ぶ構成とし
ている。この科目を修得した上で細胞検査士養成課程を修了すれば細胞検査士資格認定試験の受験資格が与えら
れる。この科目は細胞検査学特論Ⅰで修得した知識を元に各領域の細胞観察を行い、症例ディスカッションを行
いながら総括的な細胞形態判読能力の向上を目指す。最終的に試験合格を目標とするが、細胞検査士として仕事
をする際、実践に役立つ知識や技術を習得することも目的とする。
② 学習の到達目標
細胞検査士に必要な知識や技術を習得する。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 基礎(1):扁平上皮細胞の異常
第 2 回 基礎(2):腺系細胞の異常
第 3 回 基礎(3):小円形細胞腫瘍
第 4 回 症例(1):婦人科
第 5 回 症例(2):呼吸器
第 6 回 消化器病理
第 7 回 症例(3):唾液腺
第 8 回 症例(4):消化器
第 9 回 症例(5):尿路上皮
第 1 0 回 症例(6):リンパ節
第 1 1 回 症例(7):造血臓器
第 1 2 回 症例(8):漿膜、体腔液
第 1 3 回 症例(9):骨・軟部
第 1 4 回 症例(10):神経・脳脊髄液
第 1 5 回 内分泌病理
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:岩井)
(担当者:布引)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:岩井)
(担当者:岩井)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
(担当者:布引)
④ 授業時間外の学習
・疾患の臨床概念を十分理解してください。
・疾患と細胞所見の関係を整理してください。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:学修意欲
⑥ 履修上の注意など
・幅広い分野におよびますので自学自修を欠かさないよう、目標をたてて取り組むことを会得してください。
・模擬試験を適宜行います。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『基礎から学ぶ 細胞診のすすめ方』 西国広 近代出版
『細胞検査士細胞像試験問題集』 公益社団法人日本臨床細胞学会 編 医歯薬出版
参考書:資料を配布します。
− 136 −
総合医学検査特論
(M13760)
2
時間数
/単位
30
学年
授業形態
単位数
授業科目名
(コード番号)
開講 卒業
時期 要件
資格取得要件
4 後期 選択
担当者名
研究室
◎坂本 秀生 7 号館 2 階
他 M 科教員
研究室 他
ー
講 義
① 授業の概要・ねらい
4年前期までに学んだ内容を総復習して問題解決能力を養い、基礎知識と基本的専門知識を総合的に理解出来るよう
にする。
それぞれの教科内容の相互点検を行い、 事項の重要性、 重複関係を整理した後、各検査学の要点を有機的に学修する。
② 学習の到達目標
確実な知識を身に付け、臨床検査技師になり得る十分な実力と応用力を養う。
③ 授業の内容・計画
第 1 回 腫瘍マーカー、免疫、アレルギー、自己免疫疾患、ホルモン
第 2 回 酸塩基平行と電解質、ネフローゼ、尿毒症、呼吸不全、心不全
第 3 回 消化器疾患、黄疸、代謝栄養疾患、ビタミン異常
第 4 回 放射生同位元素の基礎
第 5 回 血液関連疾患
第 6 回 臨床基礎検査学の検査法の原理と病態との関係を総復習する。
第 7 回 臨床管理学総論として精度管理を中心に総復習する。
第 8 回 生理学的検査の基礎となる生体現象を総復習する。
第 9 回 生化学の基礎的知識を整理する。
第 1 0 回 臨床化学の検査法および診断学的意義を総復習する。
第 1 1 回 放射性同位元素検査について総復習する。
第 1 2 回 臨床検査に使用されている各種機器に対する医用工学原理について総復習する。
第 1 3 回 臨床検査に使用される各種機器について総復習する。
第 1 4 回 疾病予防と疫学調査法、衛生統計を中心とした公衆衛生学の知識を整理する。
第 1 5 回 循環機能検査Ⅰ、Ⅱ:心電図心音図、脈波
第 1 6 回 呼吸機能Ⅰ , Ⅱ:換気機能、血液ガスと酸 - 塩基平衡
第 1 7 回 超音波Ⅰ:心臓
第 1 8 回 超音波Ⅱ:腹部、その他
第 1 9 回 細菌学、真菌学、その検査法と化学療法
第 2 0 回 ウイルス学、その検査法と化学療法
第 2 1 回 免疫担当細胞についての知識の整理をする。
第 2 2 回 免疫グロプリンの構造と機能についての知識の整理をする。
第 2 3 回 各種免疫学的測定法の原理の理解と応用例について学ぶ。
第 2 4 回 血液型判定と輸血、HL A と移植について知識を整理する。
第 2 5 回 解剖組織学:国試問題を例に解き方の解説、関連した事項を整理する。
第 2 6 回 病理検査学:国試問題を例にして解き方の解説、関連事項を整理する。
第 2 7 回 病理学:国試問題を例にして解き方の解説、関連事項について知識を整理する。
第 2 8 回 血液検査学:国試問題を例にした解き方の解説、関連事項について整理する。
第 2 9 回 医動物学:国試問題を例にした解き方の解説、関連事項の整理。
第 3 0 回 遺伝子の構造と働き、遺伝子検査・染色体検査の原理について整理する。
④ 授業時間外の学習
履修済み科目の見直しに加え各授業の復習を通して必要な知識を会得する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験(再試験・追試験は行わない)
「平常点」:受講態度
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(担当者:野村)
(担当者:野村)
(担当者:野村)
(担当者:田中)
(担当者:井本)
(担当者:新谷)
(担当者:向井)
(担当者:澤田)
(担当者:坊垣)
(担当者:片山)
(担当者:橋本)
(担当者:関)
担当者:坂本)
(担当者:栃倉)
(担当者:松田)
(担当者:澤田)
(担当者:杉山)
(担当者:杉山)
(担当者:森松)
(担当者:柳田)
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:鈴木)
(担当者:押田)
(担当者:新谷)
(担当者:岩井)
(担当者:布引)
(担当者:井本)
(担当者:栃倉)
(担当者:松元)
⑥ 履修上の注意など
臨床検査技師となるため、積極的に知識の整理・復習を行い理解し、知識を確実にする。
⑦ 教科書・参考書
教科書:各科目の履修時に使用した教科書
参考書:医学領域における臨床検査学入門 藤田保健衛生大学「臨床検査学入門」編集委員会 KTC 中央出版
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