及び 「高砂市情報公開・個人情報保護審査会条例」

「高砂市個人情報保護条例」及び
「高砂市情報公開・個人情報保護審査会条例」の改正について
皆さまのご意見を募集します
目次
・意見募集の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
・マイナンバー制度について・・・・・・・・・・・・・・・・・2
・条例改正の趣旨・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
・
「高砂市個人情報保護条例」の主な改正項目・・・・・・・・・ 4~9
・
「高砂市情報公開・個人情報保護審査会条例」の改正項目・・・ 10
・意見用紙・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
高砂市企画総務部
秘書広報広聴室
情報公開担当
意見募集の概要
この度、
「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関す
る法律(マイナンバー法)」が制定されたことに伴い、「高砂市個人情報保護条
例」及び「高砂市情報公開・個人情報保護審査会条例」の一部を改正する必要
が生じたため、改正の内容について皆さまのご意見を募集します。
1
意見募集期間
平成27年5月1日(金)から
2
同月22日(金)まで(必着)
意見募集対象者
市内に住所を有する方又は市内に通勤、通学している方
3
閲覧場所
・高砂市ホームページ
・高砂市役所本庁舎1階
情報公開コーナー
・各市民サービスコーナー(米田、中筋)
・各市民コーナー(高砂、荒井、曽根、阿弥陀、北浜)
4
意見の提出方法等
この資料の末尾に備えております意見用紙をご利用いただくか、ご意見のほ
かに住所、氏名及び電話番号を明記したものを提出してください。
提出は情報公開担当窓口、各市民サービスコーナー、各市民コーナーへ直接
ご持参いただくか、郵便、FAX又はEメールでお送りください。電話や口頭
では受付できませんので、ご了承ください。
いただいた個人情報は、この意見募集の内容確認にのみ利用します。
なお、ご意見に対して個別には回答いたしませんが、内容ごとに整理して、
市の考え方とあわせて後日公表します。
【問合せ先】
高砂市企画総務部
秘書広報広聴室
情報公開担当
〒676-8501 高砂市荒井町千鳥1丁目1番1号
TEL:079-443-9068
FAX:079-442-2229
Eメール:[email protected]
1
マイナンバー制度について
1
制度の目的及び効果
マイナンバーは、住民票を有する全ての方に1人1つの番号を付して、社
会保障、税、災害対策の分野で効果的に情報を管理し、複数の機関に存在す
る個人の情報が同一人の情報であることを確認するために活用されるもので
す。
マイナンバーは、行政を効率化し、国民の利便性を高め、公平かつ公正な
社会を実現する社会基盤であり、期待される効果としては、大きく3つがあ
げられます。
(1)行政機関や地方公共団体などで、様々な情報の照合、転記、入力など
に要している時間や労力が大幅に削減されます。複数の業務の間で連携が
進み、手続きが正確でスムーズになります。
(2)添付書類の削減など、行政手続きが簡素化され、国民の負担が軽減し
ます。行政機関が持っている自分の情報の確認や、行政機関から様々なサ
ービスのお知らせを受け取ることも可能になります。
(3)所得や行政サービスの受給状況を把握しやすくなり、負担を不当に免
れたり、給付を不正に受けたりすることを防止するほか、本当に困ってい
る人にきめ細やかな支援を行えるようになります。
2
制度のスケジュール
平成27年10月
マイナンバー通知
平成28年
マイナンバーカード(個人番号カード)の発行
1月
(希望者のみ)
マイナンバーの利用開始
平成29年
1月
国の機関間での情報連携開始
平成29年
7月
国と併せ地方公共団体の機関間でも情報連携開始
2
条例改正の趣旨
1
高砂市個人情報保護条例の一部改正について
マイナンバーは、高砂市個人情報保護条例上の個人情報に該当します。
マイナンバーはそれ以外の個人情報と比し強力な個人識別機能を有するこ
とから、マイナンバー法では、マイナンバーをその内容に含む個人情報であ
る「特定個人情報」について、従来の個人情報よりもさらに厳格な保護措置
を講じることとされています。
そのため、マイナンバー法の趣旨に沿って高砂市個人情報保護条例の一部
を改正することとします。
2
高砂市情報公開・個人情報保護審査会条例の一部改正について
マイナンバー法において、特定個人情報の保護対策のひとつとして、地方
公共団体の機関等には「特定個人情報保護評価」の実施が義務付けられまし
た。
「特定個人情報保護評価」とは、特定個人情報ファイルを保有しようとす
る又は保有する国の行政機関や地方公共団体等が、個人のプライバシー等の
権利利益に与える影響を予測した上で、特定個人情報の漏えいその他の事態
を発生させるリスクを分析し、そのようなリスクを軽減するための適切な措
置を講ずることを宣言するものです。
地方公共団体の機関は、「特定個人情報保護評価」の実施に当たり、特定
個人情報ファイルの対象人数や取扱者数によって、評価書を作成する必要が
あります。この評価書については、パブリックコメント等により広く住民等
の意見を求めるとともに、個人情報の保護に関する学識経験のある者を含む
者で構成される合議制の機関等による第三者点検を受けることとされていま
す。
高砂市においては、この評価書に対する第三者点検を高砂市情報公開・個
人情報保護審査会により実施することとするため、高砂市情報公開・個人情
報保護審査会条例の一部を改正することとします。
3
「高砂市個人情報保護条例」の主な改正項目
1 特定個人情報(情報提供等記録を除く。)の目的外での利用を厳しく
制限します。
現行規定
個人情報をその目的を超えて利用することを原則禁止し、目
的を超えて利用できる場合を次の6項目に限定しています。
① 本人の同意があるとき。
② 法令又は条例に定めがあるとき。
③ 出版、報道等により公にされているとき。
④
個人の生命、健康、生活又は財産を保護するため、緊急か
つやむを得ないと認められるとき。
⑤ 同一実施機関内で利用する場合又は国等若しくは他の実
施機関へ提供をする場合において、当該個人情報を使用す
ることに相当の理由があり、かつ、本人の権利利益を不当
に害するおそれがないと認められるとき。
⑥ ①から⑤までに掲げるもののほか、実施機関が審査会の意
見を聴いて、公益上の必要その他相当の理由があると実施機
関が認めるとき。
見直しの内容
特定個人情報については、目的を超えて利用できる場合を、
「個人の生命、健康、生活又は財産を保護するために必要で
ある場合であって、本人の同意があり、又は本人の同意を得
ることが困難であるとき」に限定します。
※ ただし、特定個人情報を利用目的以外の目的のために自ら
利用することによって、本人又は第三者の権利利益を不当に
侵害するおそれがあるときは、利用できません。
施行期日:平成28年1月1日
4
2
情報提供等記録の目的外での利用を禁止します。
現行規定
個人情報をその目的を超えて利用することを原則禁止し、目
的を超えて利用できる場合を次の6項目に限定しています。
① 本人の同意があるとき。
② 法令又は条例に定めがあるとき。
③ 出版、報道等により公にされているとき。
④ 個人の生命、健康、生活又は財産を保護するため、緊急か
つやむを得ないと認められるとき。
⑤ 同一実施機関内で利用する場合又は国等若しくは他の実
施機関へ提供をする場合において、当該個人情報を使用す
ることに相当の理由があり、かつ、本人の権利利益を不当
に害するおそれがないと認められるとき。
⑥ ①から⑤までに掲げるもののほか、実施機関が審査会の意
見を聴いて、公益上の必要その他相当の理由があると実施機
関が認めるとき。
見直しの内容
情報提供等記録については、目的外での利用を禁止します。
施行期日:マイナンバー法附則第1条第5号に掲げる規定の施行の日
※
「情報提供等記録」とは、特定個人情報の情報連携を行った際に記録する
情報照会者・提供者の名称や照会・提供された特定個人情報の項目等につい
ての情報をいいます。
5
3
特定個人情報の外部提供ができる理由を厳しく制限します。
現行規定
実施機関が、他の実施機関又は市以外の者へ個人情報の提供
をできる場合を次の6項目に限定しています。
① 本人の同意があるとき。
② 法令又は条例に定めがあるとき。
③ 出版、報道等により公にされているとき。
④ 個人の生命、健康、生活又は財産を保護するため、緊急か
つやむを得ないと認められるとき。
⑤
同一実施機関内で利用する場合又は国等若しくは他の実施
機関へ提供をする場合において、当該個人情報を使用するこ
とに相当の理由があり、かつ、本人の権利利益を不当に害す
るおそれがないと認められるとき。
⑥ ①から⑤までに掲げるもののほか、実施機関が審査会の意
見を聴いて、公益上の必要その他相当の理由があると実施機
関が認めるとき。
見直しの内容
特定個人情報については、マイナンバー法第19条各号に該
当する場合を除き提供しません。
施行期日:平成27年10月5日
6
4 特定個人情報の開示・訂正・利用停止の請求について、任意代理人も
できるようにします。
現行規定
見直しの内容
個人情報の開示、訂正及び利用停止の請求ができるものにつ
いて、
「未成年者又は成年被後見人の法定代理人は、本人に代わ
って開示請求をすることができる。」としています。
特定個人情報については、本人の委任による任意代理人によ
る請求も認めるようにします。
施行期日:平成28年1月1日
5
特定個人情報の開示について、他の法令等による開示の実施との重複
を認めます。
現行規定
見直しの内容
他の法令等に開示、訂正、削除又は利用停止の手続が定めら
れている場合は、個人情報保護条例を適用しません。
特定個人情報については、他の法令等に規定があっても、個
人情報保護条例での開示を認めるようにします。
施行期日:平成28年1月1日
7
6
特定個人情報(情報提供等記録を除く。)の利用停止について、マイ
ナンバー法又は条例に違反した場合、請求することができるようにしま
す。
現行規定
個人情報の利用停止の請求をすることができる場合について、
次のとおり規定しています。
① 収集の制限規定に違反して収集されたものであるとき、又は
利用の制限規定に違反して利用されているとき。
② 提供の制限規定に違反して提供されているとき。
見直しの内容
特定個人情報の利用停止の請求については、次の場合に認め
るようにします。
① 改正項目1の利用の制限規定に違反して利用されていると
き。
② マイナンバー法の規定に違反して収集され、又は保管され
ているとき。
③ マイナンバー法の規定に違反して作成された特定個人情報
ファイルに記録されているとき。
④
改正項目3の提供の制限規定に違反して提供されたとき。
施行期日:平成28年1月1日
※
「特定個人情報ファイル」とは、個人番号をその内容に含む個人情報の集
合物で、特定個人情報を検索できるように体系的に構成したもの(データベ
ース)をいいます。
8
7
情報提供等記録の利用停止について、請求を認めないようにします。
現行規定
個人情報の利用停止の請求をすることができる場合につい
て、次のとおり規定しています。
① 収集の制限規定に違反して収集されたものであるとき、又
は利用の制限規定に違反して利用されているとき。
② 提供の制限規定に違反して提供されているとき。
見直しの内容
情報提供等記録の利用停止については、請求を認めないよう
にします。
施行期日:マイナンバー法附則第1条第5号に掲げる規定の施行の日
9
「高砂市情報公開条例・個人情報保護審査会条例」の改正項目
特定個人情報保護評価書に対する第三者点検を、高砂市情報公開・個人
情報保護審査会の所掌事務に追加します。
現行規定
審査会は、次のことについて調査審議します。
① 高砂市情報公開条例及び高砂市個人情報保護条例に基づく
不服申立てに関すること。
② 情報公開及び個人情報保護に関する重要なこと。
見直しの内容
審査会は、
「マイナンバー法に規定する特定個人情報評価書に
記載された特定個人情報ファイルの取扱いに関すること」につ
いても調査審議します。
施行期日:平成27年7月1日
10
高砂市役所 企画総務部 秘書広報広聴室 情報公開担当 行
TEL 079-443-9068
FAX 079-442-2229
「高砂市個人情報保護条例」及び「高砂市情報公開・個人情報保護
審査会条例」の改正についての意見用紙
平成 27 年
5月
日提出
(ふりがな)
氏名又は団体名
〒
住所又は所在地
住所地が高砂市外の場合(該当に○) 高砂市に 通勤・通学
意見内容
※個人情報の利用目的・範囲について
本用紙に記載された個人情報については、市民意見公募の目的のためのみに使用し、
その取扱いには十分留意し、他の目的には使用いたしません。
※公表する際には、氏名、住所及び電話番号については公表いたしません。
事務局処理欄
平成 27 年 5 月
日受付
11